1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/07(日) 07:18:32.31 ID:wAodlh2n0
ごらく部室
京子「だから、ゆい~ラムレーズン買って~」
結衣「はいはい。お金は京子が出せよ」
京子「え~っ、結衣のけちー」
結衣「私そんなに余裕ないんだぞ」
京子「やさしい結衣さんのことだから、うん、いいよって二つ返事してくれるかと思ったのにー」
結衣「おだてたって駄目だ」
京子「えぇー」
結衣(去年は買い出し行くときついてきたら、買い物かごいっぱいに乗せたからな。まじでかんべんしてほしい)
京子「だから、ゆい~ラムレーズン買って~」
結衣「はいはい。お金は京子が出せよ」
京子「え~っ、結衣のけちー」
結衣「私そんなに余裕ないんだぞ」
京子「やさしい結衣さんのことだから、うん、いいよって二つ返事してくれるかと思ったのにー」
結衣「おだてたって駄目だ」
京子「えぇー」
結衣(去年は買い出し行くときついてきたら、買い物かごいっぱいに乗せたからな。まじでかんべんしてほしい)
3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/07(日) 07:24:14.78 ID:wAodlh2n0
ちなつ「京子先輩、結衣先輩に迷惑かけないでください!」
京子「結衣はこれくらいで迷惑がるほど心せまくないもん」
結衣「あのな」
あかり「でも、まだまだアイスおいしいよね。あかり、昨日駅前のセブンティーアイス買って食べたよ」
京子「うー、今のセブンティーアイスじゃラムレーズンないし。去年はラムレーズンのあったけどさ」
ちなつ「ほんとー? 結衣先輩はどうですか?」
結衣「私は、あまり買わないかな?」
ちなつ「そうなんですか?」
京子「ふふん、結衣は自作でアイスを作っているのだ」
結衣「なんでおまえが得意げなんだ」
ちなつ「すごーい! 結衣先輩の作ったアイス食べたい!」
あかり「あかりもあかりも!」
結衣「じゃあ、今度作ってあげるよ。あでも、今材料ないんだよね」
京子「結衣はこれくらいで迷惑がるほど心せまくないもん」
結衣「あのな」
あかり「でも、まだまだアイスおいしいよね。あかり、昨日駅前のセブンティーアイス買って食べたよ」
京子「うー、今のセブンティーアイスじゃラムレーズンないし。去年はラムレーズンのあったけどさ」
ちなつ「ほんとー? 結衣先輩はどうですか?」
結衣「私は、あまり買わないかな?」
ちなつ「そうなんですか?」
京子「ふふん、結衣は自作でアイスを作っているのだ」
結衣「なんでおまえが得意げなんだ」
ちなつ「すごーい! 結衣先輩の作ったアイス食べたい!」
あかり「あかりもあかりも!」
結衣「じゃあ、今度作ってあげるよ。あでも、今材料ないんだよね」
4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/07(日) 07:26:53.91 ID:wAodlh2n0
京子「きゅぴーん!!」
結衣「……はいはい、トッピングで買うからそれでいいだろ」
京子「きゃは!! 結衣のてっづくりらむれーずん!!」
結衣「でも今日はちょっと用事が」
京子「ラムレーズン! ラムレーズン!」
結衣「……」
京子「ラムレーズンあいす! ラムレーズンあいす! ゆいさんゆいさんはぁはぁ」
あかり「京子ちゃん、なんだか怖い」
結衣「……はいはい、トッピングで買うからそれでいいだろ」
京子「きゃは!! 結衣のてっづくりらむれーずん!!」
結衣「でも今日はちょっと用事が」
京子「ラムレーズン! ラムレーズン!」
結衣「……」
京子「ラムレーズンあいす! ラムレーズンあいす! ゆいさんゆいさんはぁはぁ」
あかり「京子ちゃん、なんだか怖い」
5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/07(日) 07:29:37.85 ID:wAodlh2n0
ちなつ「用事ですか?」
結衣「うん、ちょっと実家に寄ってかないといけないから」
京子「ついてく!」
結衣「ふざけるな」
ちなつ「京子先輩、結衣先輩が迷惑がってるんですからだめです!」
京子「いいじゃんけちー」
ちなつ「じゃあ結衣先輩、楽しみにしてますね」
ちなつ(結衣先輩の手作りアイス……)
結衣「うん、ちょっと実家に寄ってかないといけないから」
京子「ついてく!」
結衣「ふざけるな」
ちなつ「京子先輩、結衣先輩が迷惑がってるんですからだめです!」
京子「いいじゃんけちー」
ちなつ「じゃあ結衣先輩、楽しみにしてますね」
ちなつ(結衣先輩の手作りアイス……)
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/07(日) 07:33:25.37 ID:wAodlh2n0
<<ちなつ妄想>>
結衣「ちなつちゃあ~ん、私が食べさせてあげるよ、あーん」
ちなつ「ゆいせんぱい……あーん」
ぱく
ちなつ「んんんんん、あまくてつめたくておいしいですー」
結衣「ちなつちゃんのお口もおいしそうだよ」
ちなつ「えええええ、そんなこと言われたら、ちなつが食べさせてあげますー」
<<妄想終わり>>
ちなつ「なんて、なんてことに、いやああん」
京子「仕方ない、今日はちなちゅと」
ちなつ「いやです。ちなちゅなんていう人嫌いです」
京子「がーん」
京子「ううう、今日は結衣にもちなちゅにも避けられてる、きっと悪い日だ今日は」
結衣(ひどい被害妄想だ)
結衣「ちなつちゃあ~ん、私が食べさせてあげるよ、あーん」
ちなつ「ゆいせんぱい……あーん」
ぱく
ちなつ「んんんんん、あまくてつめたくておいしいですー」
結衣「ちなつちゃんのお口もおいしそうだよ」
ちなつ「えええええ、そんなこと言われたら、ちなつが食べさせてあげますー」
<<妄想終わり>>
ちなつ「なんて、なんてことに、いやああん」
京子「仕方ない、今日はちなちゅと」
ちなつ「いやです。ちなちゅなんていう人嫌いです」
京子「がーん」
京子「ううう、今日は結衣にもちなちゅにも避けられてる、きっと悪い日だ今日は」
結衣(ひどい被害妄想だ)
8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/07(日) 07:36:50.04 ID:wAodlh2n0
あかり「京子ちゃん、あかりは京子ちゃんを嫌いにならないよ」
あかり「だから元気だして」
京子「ぅぅぅ、あかりぃぃ。あんたほんとに天使だよぉ」
結衣「あ、ごめん、そろそろ時間だから」
ちなつ「あ、はい」
あかり「結衣ちゃん、また明日~」
結衣「ああ、それじゃあ……京子は、まあほっとけば立ち直るか」
京子「ひどい……結衣が何気にひどい……」
あかり「だから元気だして」
京子「ぅぅぅ、あかりぃぃ。あんたほんとに天使だよぉ」
結衣「あ、ごめん、そろそろ時間だから」
ちなつ「あ、はい」
あかり「結衣ちゃん、また明日~」
結衣「ああ、それじゃあ……京子は、まあほっとけば立ち直るか」
京子「ひどい……結衣が何気にひどい……」
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/07(日) 07:39:37.15 ID:wAodlh2n0
結衣、ごらく部を早退後。
京子「ちくしょお……」
ちなつ「京子先輩、結衣先輩にたかるのどうかと思いますけど?」
京子「いいんだもん、大丈夫だもん」
ちなつ「京子先輩! 結衣先輩にひどいことするならほんと口ききませんよ!」
あかり「ち、ちなつちゃん……」
京子「ちくしょお……」
ちなつ「京子先輩、結衣先輩にたかるのどうかと思いますけど?」
京子「いいんだもん、大丈夫だもん」
ちなつ「京子先輩! 結衣先輩にひどいことするならほんと口ききませんよ!」
あかり「ち、ちなつちゃん……」
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/07(日) 07:43:41.40 ID:wAodlh2n0
京子「ちなつちゃんがミラクるんしてくれれば大丈夫だもん」
ちなつ「やりません。てかどんな関係があるんですかそれ」
京子「ううう……」
あかり「京子ちゃん……あかりが京子ちゃんのラムレーズンアイス、買うから、今日はそれで我慢してくれると」
京子「あかりぃ」
ちなつ「あかりちゃんそんなこと」
あかり「いいんだよ。京子ちゃんも結衣ちゃんも、あかりの大事な人だから」
あかり「結衣ちゃんも、ほんとは京子ちゃんのこと」
京子「あかり、そんな無理しなくていいんだぞ、私はへーきだからさ」
あかり「ううん。そうさせてよ京子ちゃん」
ちなつ「やりません。てかどんな関係があるんですかそれ」
京子「ううう……」
あかり「京子ちゃん……あかりが京子ちゃんのラムレーズンアイス、買うから、今日はそれで我慢してくれると」
京子「あかりぃ」
ちなつ「あかりちゃんそんなこと」
あかり「いいんだよ。京子ちゃんも結衣ちゃんも、あかりの大事な人だから」
あかり「結衣ちゃんも、ほんとは京子ちゃんのこと」
京子「あかり、そんな無理しなくていいんだぞ、私はへーきだからさ」
あかり「ううん。そうさせてよ京子ちゃん」
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/07(日) 07:44:53.14 ID:wAodlh2n0
京子「あかりぃ」
ちなつ「うぁっ、あかりちゃんの後光がまぶしいぃ」
京子「っ、へぷちっ」
あかり「?」
京子(やば、あかりがまぶしすぎてくしゃみ出た)
ちなつ「うぁっ、あかりちゃんの後光がまぶしいぃ」
京子「っ、へぷちっ」
あかり「?」
京子(やば、あかりがまぶしすぎてくしゃみ出た)
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/07(日) 07:47:25.33 ID:wAodlh2n0
ごらく部、その後それほど時間おかずに解散する。
その帰宅の中で。
京子「ない! ない! ない!」
あかり「ないね」
ちなつ「ないよね」
京子「これで3軒回ったのに、コンビニに置いてない!」
あかり「探すところ間違えたのかな」
京子「どうしてよぉ。確かに、発売されてるって書いてあったのに」
ちなつ「しかたありませんよ。あきらめて」
京子「いーやー! 諦めません買うまでは!」
その帰宅の中で。
京子「ない! ない! ない!」
あかり「ないね」
ちなつ「ないよね」
京子「これで3軒回ったのに、コンビニに置いてない!」
あかり「探すところ間違えたのかな」
京子「どうしてよぉ。確かに、発売されてるって書いてあったのに」
ちなつ「しかたありませんよ。あきらめて」
京子「いーやー! 諦めません買うまでは!」
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/07(日) 07:49:23.78 ID:wAodlh2n0
ちなつ「正直脚つかれちゃいました」
あかり「うん、あかりも」
京子「うー、らむれーずぅぅん」
あかり「京子ちゃん、もっと大きいお店なら置いてあると思うから、そっちに行ってみようよ」
京子「むぅ」
あかり「うん、あかりも」
京子「うー、らむれーずぅぅん」
あかり「京子ちゃん、もっと大きいお店なら置いてあると思うから、そっちに行ってみようよ」
京子「むぅ」
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/07(日) 07:59:52.92 ID:wAodlh2n0
ちょっと大きいお店からの帰り。
京子「~♪」
あかり「京子ちゃん買いすぎ……(お財布からっぽ)」
京子「まず一口っ……んー、ラムレーズンうめー!!」
京子「ねんがんの、ラムレーズンアイスを手に入れたぞ!」
ちなつ「……」
ゆずってくれ、たのむ!
殺してでもうばいとる
そう、かんけいないね
京子「~♪」
あかり「京子ちゃん買いすぎ……(お財布からっぽ)」
京子「まず一口っ……んー、ラムレーズンうめー!!」
京子「ねんがんの、ラムレーズンアイスを手に入れたぞ!」
ちなつ「……」
ゆずってくれ、たのむ!
殺してでもうばいとる
そう、かんけいないね
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/07(日) 08:03:25.73 ID:wAodlh2n0
京子「あかりぃすまんなぁ。お金出してもらっちゃってさー」
あかり(ううん、いいの。京子ちゃんのうれしそうな顔が見られればそれで)
あかり「ひどいよ京子ちゃん、あかりのお小遣い全部使いこんじゃうなんて」
ちなつ「あかりちゃん、もしかして本音と建前間違えてる?」
あかり「え? 何か変なこと言っちゃった?」
京子「ごめんごめん、あとでミラクるんの同人誌で返してあげよう」
あかり「ミラクるんの同人誌じゃアイス買えないよぉ」
あかり(ううん、いいの。京子ちゃんのうれしそうな顔が見られればそれで)
あかり「ひどいよ京子ちゃん、あかりのお小遣い全部使いこんじゃうなんて」
ちなつ「あかりちゃん、もしかして本音と建前間違えてる?」
あかり「え? 何か変なこと言っちゃった?」
京子「ごめんごめん、あとでミラクるんの同人誌で返してあげよう」
あかり「ミラクるんの同人誌じゃアイス買えないよぉ」
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/07(日) 08:05:00.71 ID:wAodlh2n0
京子「けど今、なんか変な選択肢が出たような気がしたけど気のせい?」
ちなつ「気のせいじゃない?」
ちなつ(っていうか、あれどういうことなの?)
ゆずってくれ、たのむ!
殺してでもうばいとる
そう、かんけいないね
ちなつ(突然頭の中に浮かんだけど、どうしたらいいんだろう)
ちなつ(>>21さん教えて!)
ちなつ「気のせいじゃない?」
ちなつ(っていうか、あれどういうことなの?)
ゆずってくれ、たのむ!
殺してでもうばいとる
そう、かんけいないね
ちなつ(突然頭の中に浮かんだけど、どうしたらいいんだろう)
ちなつ(>>21さん教えて!)
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/07(日) 08:15:03.90 ID:wAodlh2n0
ちなつ(そうだ……この選択肢の意味がわかった)
ちなつ(誰が教えてくれたかわからないけど、あのアイスが、あかりちゃんを貧乏にさせ、結衣先輩に迷惑をかけた)
ちなつ(あのアイスさえなくなれば。あのアイスを食べてる京子先輩さえいなくなれば!)
ちなつ(でもどうしたら……何で京子先輩を殺せばいいんだろう)
>>25さん教えて!
ちなつ(誰が教えてくれたかわからないけど、あのアイスが、あかりちゃんを貧乏にさせ、結衣先輩に迷惑をかけた)
ちなつ(あのアイスさえなくなれば。あのアイスを食べてる京子先輩さえいなくなれば!)
ちなつ(でもどうしたら……何で京子先輩を殺せばいいんだろう)
>>25さん教えて!
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/07(日) 08:22:46.43 ID:Hnh8XUza0
アイスソード
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/07(日) 08:28:00.23 ID:wAodlh2n0
ちなつ(どうしよう、なんだかわからないけど、でもそうしなきゃだめだよね)
あかり「ちなつちゃん?」
ちなつ「ふぇ、あかりちゃんっ!?」
京子「ちなちゅどうしたの~?(らりらり)」
ちなつ「京子先輩、氏んでください!」
京子「ちょ、どうしたのちなちゅ!」
ちなつ「ちなちゅちなちゅって京子先輩うざいです!」ぶんっぶんっ
京子「てか、かばんじゃ私はしなねーぜ!」
ちなつ「くっ、でもでも私がやらなきゃ、結衣先輩が!」ぶんぶん
京子「ちなちゅー、そんなにまでして私を求めるたぁ、うれしいね」
ちなつ「確かに、かばんじゃ京子先輩を頃せない。何か刃物があれば……」
ずどんっ
アイスソード降下。
ちなつ「!!」
京子「!!」
あかり「!!」
あかり「ちなつちゃん?」
ちなつ「ふぇ、あかりちゃんっ!?」
京子「ちなちゅどうしたの~?(らりらり)」
ちなつ「京子先輩、氏んでください!」
京子「ちょ、どうしたのちなちゅ!」
ちなつ「ちなちゅちなちゅって京子先輩うざいです!」ぶんっぶんっ
京子「てか、かばんじゃ私はしなねーぜ!」
ちなつ「くっ、でもでも私がやらなきゃ、結衣先輩が!」ぶんぶん
京子「ちなちゅー、そんなにまでして私を求めるたぁ、うれしいね」
ちなつ「確かに、かばんじゃ京子先輩を頃せない。何か刃物があれば……」
ずどんっ
アイスソード降下。
ちなつ「!!」
京子「!!」
あかり「!!」
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/07(日) 08:32:35.48 ID:wAodlh2n0
ちなつ(これだ! これで京子先輩を!)
ずぶっと抜き取って。
ちなつ「アイスソード冷凍剣!」
京子「え!?」
ぴきぃぃぃんと京子がラムレーズンアイスごと凍結。
ちなつ「ってええええ! 私何言ってるの! しかも京子先輩……」
あかり「京子ちゃん……!?」
凍った京子は反応しない。
あかり「京子ちゃん息してない……心臓も止まっちゃってる」
ちなつ「と、当然の報いよ。京子先輩、あかりちゃんにも結衣先輩にも迷惑しかかけなかった」
ちなつ「氏んでも、仕方ないじゃない」
あかり「そんな、京子ちゃんは」
ずぶっと抜き取って。
ちなつ「アイスソード冷凍剣!」
京子「え!?」
ぴきぃぃぃんと京子がラムレーズンアイスごと凍結。
ちなつ「ってええええ! 私何言ってるの! しかも京子先輩……」
あかり「京子ちゃん……!?」
凍った京子は反応しない。
あかり「京子ちゃん息してない……心臓も止まっちゃってる」
ちなつ「と、当然の報いよ。京子先輩、あかりちゃんにも結衣先輩にも迷惑しかかけなかった」
ちなつ「氏んでも、仕方ないじゃない」
あかり「そんな、京子ちゃんは」
29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/07(日) 08:36:35.11 ID:wAodlh2n0
あかり「京子ちゃん! 嘘だよね! ちなつちゃんも嘘だって言って!」
ちなつ「あかりちゃんはいいの? 京子先輩に、今月のお小遣い全部使われちゃったんだよね」
あかり「そんなの来月になればまたもらえるからいいの。でもこれじゃ、これじゃ……京子ちゃん」
ちなつ「諦めてよ。京子先輩もう氏んじゃってるんでしょ」
アイスソード振りかざす
ちなつ「すっきりしたわよ。京子先輩ずっとずっと、うざかったし」
あかり「なんてこと言うのちなつちゃん! 京子ちゃんちょっとひどいことしたかもしれないけど、だからって頃すことなんか!」
ちなつ「仕方ないのよ。遅かれ早かれ、邪魔な京子先輩には消えてもらわなきゃならなかったんだから」
ちなつ「それと……あかりちゃんも」
ちなつ「あかりちゃんはいいの? 京子先輩に、今月のお小遣い全部使われちゃったんだよね」
あかり「そんなの来月になればまたもらえるからいいの。でもこれじゃ、これじゃ……京子ちゃん」
ちなつ「諦めてよ。京子先輩もう氏んじゃってるんでしょ」
アイスソード振りかざす
ちなつ「すっきりしたわよ。京子先輩ずっとずっと、うざかったし」
あかり「なんてこと言うのちなつちゃん! 京子ちゃんちょっとひどいことしたかもしれないけど、だからって頃すことなんか!」
ちなつ「仕方ないのよ。遅かれ早かれ、邪魔な京子先輩には消えてもらわなきゃならなかったんだから」
ちなつ「それと……あかりちゃんも」
32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/07(日) 08:38:51.60 ID:wAodlh2n0
あかり「あかりも……!?」
ちなつ「あかりちゃん、結衣先輩とこの間一緒にいたよね」
あかり「それは、たまたま会ったから」
ちなつ「すごく仲よさそうだったよね」
あかり「ちなつちゃ、それとこれとは話が」
ちなつ「京子先輩も、なんだかんだいって結衣先輩に思われてた。それもすごく許せなかった」
ちなつ「そんな京子先輩ももう氷漬け。だから次は」
ちなつ「あかりちゃんの番!!」
ちなつ「あかりちゃん、結衣先輩とこの間一緒にいたよね」
あかり「それは、たまたま会ったから」
ちなつ「すごく仲よさそうだったよね」
あかり「ちなつちゃ、それとこれとは話が」
ちなつ「京子先輩も、なんだかんだいって結衣先輩に思われてた。それもすごく許せなかった」
ちなつ「そんな京子先輩ももう氷漬け。だから次は」
ちなつ「あかりちゃんの番!!」
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/07(日) 08:41:43.78 ID:wAodlh2n0
あかり「いやあああああ!!」
ちなつの冷凍剣であかりも氷漬け。
ちなつ「あかりちゃんも凍らせちゃった。あかりちゃんのこと、結衣先輩の次くらいに好きだったけどな」
ちなつ「けどこれ、どうして降ってきたんだろう。てか、私」
ちなつ「でも、でも、仕方ないんだよあかりちゃん」
ちなつ「あかりちゃん、今にも私のこと、京子先輩の敵みたいにしようとしたでしょ」
ちなつ「それで、私から……仕方なかったんだよ、仕方なかったんだよ!!」
結衣「ちなつちゃん?」
ちなつの冷凍剣であかりも氷漬け。
ちなつ「あかりちゃんも凍らせちゃった。あかりちゃんのこと、結衣先輩の次くらいに好きだったけどな」
ちなつ「けどこれ、どうして降ってきたんだろう。てか、私」
ちなつ「でも、でも、仕方ないんだよあかりちゃん」
ちなつ「あかりちゃん、今にも私のこと、京子先輩の敵みたいにしようとしたでしょ」
ちなつ「それで、私から……仕方なかったんだよ、仕方なかったんだよ!!」
結衣「ちなつちゃん?」
35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/07(日) 08:43:31.76 ID:wAodlh2n0
ちなつ「!?」
結衣「どうしたの? 氷のおもちゃの剣なんか持って……京子? あかり?」
ちなつ「ゆ、結衣先輩、どうしたんですか? もう用事終わったん、ですか?」
結衣「うん。今帰りで、明日にでもアイス作ろうと思って、材料買った帰りなんだけど……」
ちなつ(……!?)
結衣「どうしたの? 氷のおもちゃの剣なんか持って……京子? あかり?」
ちなつ「ゆ、結衣先輩、どうしたんですか? もう用事終わったん、ですか?」
結衣「うん。今帰りで、明日にでもアイス作ろうと思って、材料買った帰りなんだけど……」
ちなつ(……!?)
36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/07(日) 08:45:55.94 ID:wAodlh2n0
ちなつ「そ、そうなんだ」
結衣「これ、どういうことなんだ……?」
ちなつ「……」
結衣「京子! 京子!」
アイスを手にしたまま凍りついて動かない京子。
結衣「あかり!」
恐ろしいものを見たような格好で動かないあかり。
ちなつ「ふたりとも……」
結衣「何があったんだよちなつちゃん! どうして二人とも凍りついて!」
結衣「これ、どういうことなんだ……?」
ちなつ「……」
結衣「京子! 京子!」
アイスを手にしたまま凍りついて動かない京子。
結衣「あかり!」
恐ろしいものを見たような格好で動かないあかり。
ちなつ「ふたりとも……」
結衣「何があったんだよちなつちゃん! どうして二人とも凍りついて!」
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/07(日) 08:48:43.34 ID:wAodlh2n0
ちなつ「ふたりとも邪魔だったから、凍らせたんです」
結衣「えぇ!? ちなつちゃん何を」
ちなつ「だって。京子先輩いつも結衣先輩に甘えて、結衣先輩に迷惑かけているふりをして」
ちなつ「実は結衣先輩にそれだけ心を許せているってことでしょう」
ちなつ「あかりちゃんも、結衣先輩とふたりきりだと、いつになくいきいきしてた」
ちなつ「ふたりとも、結衣先輩のことが好きだって」
結衣「何、いってるんだ、ちなつちゃん」
ちなつ「でも、京子先輩うざいし、あかりちゃん空気だし!」
結衣「落ち着いてちなつちゃん、何があったか言って!」
結衣「えぇ!? ちなつちゃん何を」
ちなつ「だって。京子先輩いつも結衣先輩に甘えて、結衣先輩に迷惑かけているふりをして」
ちなつ「実は結衣先輩にそれだけ心を許せているってことでしょう」
ちなつ「あかりちゃんも、結衣先輩とふたりきりだと、いつになくいきいきしてた」
ちなつ「ふたりとも、結衣先輩のことが好きだって」
結衣「何、いってるんだ、ちなつちゃん」
ちなつ「でも、京子先輩うざいし、あかりちゃん空気だし!」
結衣「落ち着いてちなつちゃん、何があったか言って!」
38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/07(日) 08:49:40.77 ID:wAodlh2n0
ちなつ「落ち着いてますよ! 何があったか今言うんですよ」
ちなつ「実は、>>40があったんです」
結衣「!??」
ちなつ「実は、>>40があったんです」
結衣「!??」
41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/07(日) 08:59:45.96 ID:wAodlh2n0
ちなつ「結衣先輩のファーストキス! 京子先輩だったじゃないですか!」
結衣「ちなつちゃん? それがこれとどういう」
ちなつ「私が結衣先輩のはじめての人になりたかったのに! 京子先輩がいたから! だから」
結衣「まさか……」
ちなつ「結衣先輩のはじめてのキスを奪った人だから、私の手で、この剣の力でこうしました」
結衣「そう、なんだ……ちなつちゃんが」
ちなつ「結衣先輩、こんなぶっとんだ話でも、信じてくれるんですか」
ちなつ「こんな剣、ありえるわけないじゃないですか! 人ひとり、一瞬で凍らせる剣なんて!」
結衣「そうだよ。ありえない。京子やあかりが、凍りついて、氏んでるなんて」
結衣「ありえないだろ。ついさっきまで、ちょっとおちゃらけていたけど、なごやかに話していたんだぞ」
結衣「ちなつちゃん? それがこれとどういう」
ちなつ「私が結衣先輩のはじめての人になりたかったのに! 京子先輩がいたから! だから」
結衣「まさか……」
ちなつ「結衣先輩のはじめてのキスを奪った人だから、私の手で、この剣の力でこうしました」
結衣「そう、なんだ……ちなつちゃんが」
ちなつ「結衣先輩、こんなぶっとんだ話でも、信じてくれるんですか」
ちなつ「こんな剣、ありえるわけないじゃないですか! 人ひとり、一瞬で凍らせる剣なんて!」
結衣「そうだよ。ありえない。京子やあかりが、凍りついて、氏んでるなんて」
結衣「ありえないだろ。ついさっきまで、ちょっとおちゃらけていたけど、なごやかに話していたんだぞ」
42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/07(日) 09:02:53.60 ID:wAodlh2n0
結衣「それなのに……それなのに……」ウルッ
ちなつ「結衣先輩……」
結衣「きょうこぉぉぉ、あかりぃぃ」
ちなつ(ない、ない。結衣先輩こんなに、京子先輩やあかりちゃんのことで悲しませたりするとか)
ちなつ(ううん、私の、せいだ)
ちなつ(私がこんな剣を使ったから。この剣で、京子先輩やあかりちゃんのこと)
ちなつ「結衣先輩……」
結衣「きょうこぉぉぉ、あかりぃぃ」
ちなつ(ない、ない。結衣先輩こんなに、京子先輩やあかりちゃんのことで悲しませたりするとか)
ちなつ(ううん、私の、せいだ)
ちなつ(私がこんな剣を使ったから。この剣で、京子先輩やあかりちゃんのこと)
44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/07(日) 09:06:31.05 ID:wAodlh2n0
ちなつ(ごめんなさい、結衣先輩。結衣先輩を悲しませるのに、私、ふたりのこと)
ちなつ(そんな身勝手な女の子な私のこと、今まで少しでも気にかけてくれたこと、忘れません)
ちなつ「っ!」
剣で自分の心臓ひとつき。
結衣「ちなつちゃん!?」
ちなつ「か、は……い、いたぁ」
結衣「ちなつちゃん! どうしてこんなはやまったこと!」
ちなつ「だっ、て。仕方なかったんです。仕方、なかったんです……」
結衣「だめだ、しゃべるな!」
ちなつ「私、もう、たすかり、ません……だから、せめて、せめて意識のあるうちに……」
ちなつ(そんな身勝手な女の子な私のこと、今まで少しでも気にかけてくれたこと、忘れません)
ちなつ「っ!」
剣で自分の心臓ひとつき。
結衣「ちなつちゃん!?」
ちなつ「か、は……い、いたぁ」
結衣「ちなつちゃん! どうしてこんなはやまったこと!」
ちなつ「だっ、て。仕方なかったんです。仕方、なかったんです……」
結衣「だめだ、しゃべるな!」
ちなつ「私、もう、たすかり、ません……だから、せめて、せめて意識のあるうちに……」
46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/07(日) 09:08:28.63 ID:wAodlh2n0
結衣「ちなつちゃん!」
ちなつ「結衣先輩の口づけ、ください……」
結衣「ちなつちゃん! そんな」
ちなつ「おねがい、します」
結衣「ああ、ああ、それくらいしてやる、何度だって。だからちなつちゃんもう」
ちなつ「約束、ですよ……」
結衣「ちなつちゃん」
ちなつ「…(かく)」
結衣「ちなつちゃん?」
ちなつ「結衣先輩の口づけ、ください……」
結衣「ちなつちゃん! そんな」
ちなつ「おねがい、します」
結衣「ああ、ああ、それくらいしてやる、何度だって。だからちなつちゃんもう」
ちなつ「約束、ですよ……」
結衣「ちなつちゃん」
ちなつ「…(かく)」
結衣「ちなつちゃん?」
48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/07(日) 09:11:41.65 ID:wAodlh2n0
ハーゲンダッツのアイスは賞味期限があるんだよな。
保存温度も、他のアイスが-18度なのに、あれだけ-26度なんだぞ。
結衣「ちなつちゃん! ちなつちゃん!」
ちなつ「……」
うっすら口をあけて、そこから少し血があふれて言切れている。
結衣「ちなつちゃんまで……どうして! これじゃ私ひとりぼっちじゃないか!」
結衣「こんなこと、こんなこと……」
京子「うあああああ! つめてえええええ!」
あかり「ぅぅぅさむいよぉさむいよぉ」
結衣「!?」
ちなつ(……)
保存温度も、他のアイスが-18度なのに、あれだけ-26度なんだぞ。
結衣「ちなつちゃん! ちなつちゃん!」
ちなつ「……」
うっすら口をあけて、そこから少し血があふれて言切れている。
結衣「ちなつちゃんまで……どうして! これじゃ私ひとりぼっちじゃないか!」
結衣「こんなこと、こんなこと……」
京子「うあああああ! つめてえええええ!」
あかり「ぅぅぅさむいよぉさむいよぉ」
結衣「!?」
ちなつ(……)
49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/07(日) 09:14:06.79 ID:wAodlh2n0
京子「いきなりなんだよこれ、めちゃくちゃ寒い!」
あかり「な、なにがなんだか、ちなつちゃんいきなり氏んでだなんて言われたら」
結衣「京子……? あかり……?」
京子「んー? なんかちなつちゃんが氏んでとか言って、アイスソードで氷漬けにしてきたんだけどさー」
京子「時間制だったみたいだね」
あかり「もおおお、びっくりしたよー」
結衣「なん、だよ、それ」
ちなつ(……)
あかり「な、なにがなんだか、ちなつちゃんいきなり氏んでだなんて言われたら」
結衣「京子……? あかり……?」
京子「んー? なんかちなつちゃんが氏んでとか言って、アイスソードで氷漬けにしてきたんだけどさー」
京子「時間制だったみたいだね」
あかり「もおおお、びっくりしたよー」
結衣「なん、だよ、それ」
ちなつ(……)
51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/07(日) 09:16:30.54 ID:wAodlh2n0
結衣「じゃ、あ……じゃあ、ちなつちゃんは!」
ちなつ(……)
京子「ん? え、ちな、ちゅ?」
あかり「ちなつちゃん! どう、して、どうして!!」
京子「ちなつっ!!」
結衣「何か責任感じて、はやまったことしたんだよ。でも、もうちなつちゃんは」
ちなつ(……)
はやとちりだった。
ちなつ(……)
京子「ん? え、ちな、ちゅ?」
あかり「ちなつちゃん! どう、して、どうして!!」
京子「ちなつっ!!」
結衣「何か責任感じて、はやまったことしたんだよ。でも、もうちなつちゃんは」
ちなつ(……)
はやとちりだった。
52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/07(日) 09:18:58.64 ID:wAodlh2n0
あかり「ちなつちゃん……」
結衣「どうしたらいいんだよこれ。どうしたら」
結衣、ちなつの心臓に刺さった剣を抜く。力なくだらだらと、大量の血が傷口からこぼれる。
結衣「ちなつちゃん」
京子「キスしたら目覚ますんじゃない?」
結衣「ねーからそんなこと!」
あかり「京子ちゃん不謹慎だよ!」
結衣「どうしたらいいんだよこれ。どうしたら」
結衣、ちなつの心臓に刺さった剣を抜く。力なくだらだらと、大量の血が傷口からこぼれる。
結衣「ちなつちゃん」
京子「キスしたら目覚ますんじゃない?」
結衣「ねーからそんなこと!」
あかり「京子ちゃん不謹慎だよ!」
53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/07(日) 09:21:52.22 ID:wAodlh2n0
京子「いや……だって、私らだって氏んでたし」
結衣「生きてるだろ」
京子「結衣のちゅっちゅで目が覚ませたし」
結衣「してねえから」
京子「おかげで結衣がしぬなって呼びかけてくれたから戻ってこれたし」
結衣「話聞けよ」
あかり「ちなつちゃん……ちなつちゃん、あかりが、ちなつちゃんのこと傷つけたりしなかったらこんなこと」
あかり「ごめんね、ごめんねちなつちゃん」
ちなつ(……)
でも、まず手遅れに等しい。
結衣「生きてるだろ」
京子「結衣のちゅっちゅで目が覚ませたし」
結衣「してねえから」
京子「おかげで結衣がしぬなって呼びかけてくれたから戻ってこれたし」
結衣「話聞けよ」
あかり「ちなつちゃん……ちなつちゃん、あかりが、ちなつちゃんのこと傷つけたりしなかったらこんなこと」
あかり「ごめんね、ごめんねちなつちゃん」
ちなつ(……)
でも、まず手遅れに等しい。
54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/07(日) 09:24:32.07 ID:wAodlh2n0
結衣「ちなつちゃん」
(ちなつ「せめて、意識のあるうちに、口づけ、ください」)
結衣「ごめん、ちなつちゃんの願い、かなえてあげられなかった」
結衣「私が、至らないばかりにこんなこと」
結衣「ごめんね、ちなつちゃん」
ゆっくりと唇を近付けて、ちなつと唇どうしを重ね合わせる。
(ちなつ「せめて、意識のあるうちに、口づけ、ください」)
結衣「ごめん、ちなつちゃんの願い、かなえてあげられなかった」
結衣「私が、至らないばかりにこんなこと」
結衣「ごめんね、ちなつちゃん」
ゆっくりと唇を近付けて、ちなつと唇どうしを重ね合わせる。
56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/07(日) 09:28:24.31 ID:wAodlh2n0
ちなつ(……!?)
するとちなつの体が光に包まれて。傷がふさがり流れた血が輝いてちなつに集まって。
ちなつ「ん……ちゅ、ちゅぅ」
結衣「……っ!?」
ちなつ(結衣先輩の唇だ……夢みたい)
結衣「……んっ」
結衣(ちなつちゃ、頭から手離して、唇そんなに吸わないでっ!)
ちなつ「ちゅむ、ちゅむ」
ちなつ(結衣先輩とのキス、結衣先輩とのキスっ!)
あかり「うわぁ」
京子「ほらやっぱり」
結衣「~~~~~~~~~~~っ!」
結衣(きょうこぉ、やっぱりじゃなくて助けろおお)
ちなつ「ちゅう~♪」
ちなつ(やっぱり、結衣先輩は私の王子様ですっ!)
するとちなつの体が光に包まれて。傷がふさがり流れた血が輝いてちなつに集まって。
ちなつ「ん……ちゅ、ちゅぅ」
結衣「……っ!?」
ちなつ(結衣先輩の唇だ……夢みたい)
結衣「……んっ」
結衣(ちなつちゃ、頭から手離して、唇そんなに吸わないでっ!)
ちなつ「ちゅむ、ちゅむ」
ちなつ(結衣先輩とのキス、結衣先輩とのキスっ!)
あかり「うわぁ」
京子「ほらやっぱり」
結衣「~~~~~~~~~~~っ!」
結衣(きょうこぉ、やっぱりじゃなくて助けろおお)
ちなつ「ちゅう~♪」
ちなつ(やっぱり、結衣先輩は私の王子様ですっ!)
57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/07(日) 09:32:25.10 ID:wAodlh2n0
後日。
アイスクリーマーの回転を眺めつつ待つ面々。
京子「ラムレーズン♪ ラムレーズン♪」
ちなつ「結衣先輩のアイス♪ 結衣先輩のアイス♪」
あかり「あはは」
結衣「でも、なんだったんだろ、こないだの」
あかり「ちなつちゃんの?」
結衣「アイスソードって言っていたけど、あんなのどうして」
あかり「あかりはよくわからないけど」
京子「ラムレーズン♪ ラムレーズン♪」
ちなつ「結衣先輩のアイス♪ 結衣先輩のアイス♪」
あかり「ふたりとも楽しそうだよ」
結衣「そうだな」
アイスクリーマーの回転を眺めつつ待つ面々。
京子「ラムレーズン♪ ラムレーズン♪」
ちなつ「結衣先輩のアイス♪ 結衣先輩のアイス♪」
あかり「あはは」
結衣「でも、なんだったんだろ、こないだの」
あかり「ちなつちゃんの?」
結衣「アイスソードって言っていたけど、あんなのどうして」
あかり「あかりはよくわからないけど」
京子「ラムレーズン♪ ラムレーズン♪」
ちなつ「結衣先輩のアイス♪ 結衣先輩のアイス♪」
あかり「ふたりとも楽しそうだよ」
結衣「そうだな」
58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/07(日) 09:35:32.15 ID:wAodlh2n0
京子「ラムレーズンうめー!」
ちなつ「結衣先輩のアイス……(うっとり」
あかり(ああいうごたごたはちょっと苦手だけど、大団円、でいいのかな?)
おわり。
ちなつ「結衣先輩のアイス……(うっとり」
あかり(ああいうごたごたはちょっと苦手だけど、大団円、でいいのかな?)
おわり。
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