◆ ガブリエル本社 / ロビー


奥谷「ヴァジュランダでダイレクトだ」

黒服「ぐあああああっ……」 LP:1800→0 ピ――――ッ


奥谷(これで十数人……まったく、底なしか、こいつらは……)

   (だが、どいつもこいつも実力の底は浅い……まだいい方、か……)


奥谷「…………しかし、安倍の話では路地裏に戦力を向けることが確かになっていた」

   「つまり、これに手引きする者がいれ然るべき……だろうが」

   「あるいは内通者か、それとももっと別の……裏切り者だか、内情を知る者がいなきゃならん」

   「……となれば、自ずとその『犯人』の正体は知れると思うが……どうだ?」

??「………………」 スタスタ…

奥谷「……なあ、魑遊さん」

魑遊「………………」

463: ◆/7w/ijckWc 2015/02/05(木) 23:40:32.58 ID:hJooL6lOo


奥谷「……アンタが魅行を産んでから一年も経たずに路地裏から消えたときは参ったよ」

   「俺も若い時期だったからな……あ、いや……若いと言うならアンタも若かったか」

   「互いに16の頃だったが…………」

魑遊「……16の頃のことなんて覚えてないわ。そんな時代のことなんて……」

   「何も知らない。そんなこと知らない。子供なんて産んだ覚えも無いわ……」

奥谷「……18年……いや、正確には17年と半年ってところか。久方ぶりだが……」

   「言葉は無粋か? それとも、質問でもした方がいいか?」

魑遊「何も話したくはないわ……気持ち悪い」

奥谷「……そうか」

魑遊「それよりも、何をしに来たの」

奥谷「俺の生徒の因縁にケリを付けに来た」

魑遊「……フン……人間でもないくせに人間らしい口をきく……」

奥谷「生憎俺は俺を人間と認識しているからな、それらしいことを口にくらいする」

魑遊「人間モドキの鳥類モドキが……」  ギリ

奥谷「……ああ。そしてアンタの娘も『人間モドキ』だ」

魑遊「娘なんていない! いないって言ってるでしょ!!」

奥谷「いいや、アンタには確かに娘がいる。18年前に捨てた娘が」

   「事実を認めたくないのは勝手だが、18年待っている娘がいる事実は確かに存在している」

魑遊「そんなの知らないわよ!!」

465: ◆/7w/ijckWc 2015/02/05(木) 23:49:34.81 ID:hJooL6lOo


奥谷「……アンタの娘はな、俺の生徒を助けるためにこのビルに突入してるよ」

魑遊「何が言いたいのよ!!」

奥谷「今頃デュエルをしているか。勝ったか、あるいは負けたか……」

   「安倍を前に進ませるためにどうしたか。倒れたか。それとも前に進んだか……」

   「傷だらけだろうか。それとも無傷だろうか……気にはならないか」

魑遊「そんなの気になんてならないわよ!! いつまでぐちゃぐちゃ喋ってるの!?」

奥谷「威嚇すれば自分の都合の悪いことが遠ざかるとでも思っているのか」

魑遊「知らないって言ってるでしょ!!」

奥谷「相変わらずキンキン喧しいことだ……冗談だと言いたいところだが、どうにもな……」

   「魑遊さん、アンタが実の娘の『異形』を嫌い、憎んだことは……知っている」

   「だが、それを拡大して俺たちの住処を焼き払おうという考えはどうだ? 何故、そこまでする必要がある?」

魑遊「汚らしいものを浄化する、それが普通でしょ……!!」

奥谷「……その後でどうする。自己満足のために殺すのか、アンタの娘を! かつて愛したもの諸共!」

魑遊「娘じゃない! 娘なんていない!! 言ってるでしょ! そんなの知らないわよ!!」

奥谷「いつまで目を背けてやがるこの大馬鹿がッ!」

470: ◆/7w/ijckWc 2015/02/06(金) 00:02:06.45 ID:p+MDRAhqo


奥谷「アンタの愛情を誰よりも欲している女の子がいる! 愛すべき存在を誰よりも欲していた女の子がいる!」

   「ちっとその愛情が行き過ぎちまったせいで迷惑被ってるやつもいないじゃないが」

   「そんなふうに歪んじまったのは、愛情を受けられず……愛情を向ける相手もいないせいだろうが……!?」

   「そんな歪みを生み出した張本人が! 無遠慮に無造作に捨てることができるほど腐ったか!」

魑遊「最初っからいないって……言ってるでしょぉぉぉ!!」

奥谷「いないわけがあるか、この分からず屋が……ッ!!」

   「魅行はな、だからテメェ自身の異形を嫌っちまった! 同じ『異形』を持つ俺たちまでもをな!」

   「なんとか折り合いをつけられるようになったのが最近だ。俺の生徒のおかげでな……!」

魑遊「もういい、黙ってよ!!」

奥谷「黙っていられるか、こっちは18年も言いたいこと溜めてきてんだこのボケッ!!」

   「どうしても黙らせたいなら実力行使でやってみろ!」

魑遊「後悔しないでよ……!」 ガシャッ

奥谷「……お前はもっと後悔しろ!」 ガシャンッ


    「「デュエル!!」」




◆ 闇堂魑遊と奥谷遊翔とのデュエルが行われます
   奥谷のデッキは【ドラグニティ】、闇堂魑遊のデータは以下です。
   判定は明日行います。


   なお、ドラゴネクロは仕様上決闘竜のため「特別なカード」の枠に入りますが、
   今回に限ってはOKということにしたいと思います。


●名前:闇堂魑遊(あんどう ちゆ)
性別:女
年齢:34
職業:ガブリエル構成員
特徴:目の下の濃い隈と長い黒髪が特徴の陰気な女性。魅行の母。嫉妬深くすぐヒステリーを起こす。魅行を化け物呼ばわりし毛嫌いしてる。
デッキ:ドラゴネクロ軸アンデット族

496: ◆/7w/ijckWc 2015/02/07(土) 00:03:56.37 ID:4E4h11JOo
【ドラグニィティは墓地利用もするが装備状態の事も多いので、アンデットに利用される事が少ない】
 →最近のドラグニティデッキの主流は墓地利用型。装備しっぱなしということは滅多にないはず(±0)

【奥谷先生は知り合いなので魑遊のデッキを知ってる可能性がある。そのため透破抜きをサイドに入れてるかも】
 →知り合いゆえの対策。しかし、透破抜きで無効にしたカードは除外されるが、
   アンデット族デッキを使用しているなら帰還系カードも備えている可能性も高い(+5)

【トレミスM7はドラグと相性がいいのでエクストラに入っている可能性が高い。
 トレミスM7は墓地のカードも手札に戻せるので墓地利用をある程度阻害できる】
 →レベル6からエクシーズされた場合にはトレミスの効果はすぐに発動できる。
   効果もよく刺さるため、活躍は期待できる。(+10)

【ドラグニティは調和の宝札や竜の渓谷が採用されデッキが回転しやすく、サイクロンなどの除去を引ける確率は高い】
 →デッキ圧縮の術はあって然るべき。しかし、ドラグニティは主に除去をモンスター効果に割く傾向があると思われる。
   入っているにしても展開の妨害を防ぐための札が多いので、魔法・罠の除去はそれほど多くないのでは(+5)

【ドラグニティは元々の攻撃翌力は高くないが効果によって攻撃翌力を上げる為ドラゴネクロのトークンで致命傷を受けにくい】
 →ドラグニティモンスター自体はそれほど攻撃力は高くないものの、主力はシンクロモンスター。
   ランク6エクシーズも使用するが、ヴァジュランダ経由のレベル8が主力であることには違いなく、
   打点をこれで補っているため、致命傷を受けにくいとは言い難い(±0)

【アキュリスの効果で手札からレギオンを出せば2枚破壊できる】
【神槍の効果でデッキからドラグニティモンスターを装備して効果を使える】
 →アキュリス+レギオンのコンボが成立さえすれば確実にアドバンテージを取れ、アンデットワールドも破壊できる可能性は高い。(+10)
   また、神槍の効果はドラグニティ指定だけなので、種族に左右されない。が、いかんせんレギオン以外で活かせるカードが少ない。



0+5+10+5+0+10=30

基本値【50】

今回の勝率は80%です

497: ◆2NndnL4dB6 2015/02/07(土) 00:04:41.74 ID:4E4h11JOo
◆ 勝率は80%となります。判定において【80以下】が出た場合に勝利です。
   トリップに数字を隠しました。0~99の好きな数値を選択してください。

↓1

498: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/07(土) 00:06:28.38 ID:ZKzX1SW2o
87

504: ◆/7w/ijckWc 2015/02/07(土) 21:26:04.89 ID:4E4h11JOo


魑遊「ふん、私のターン。《アンデットワールド》!」

奥谷「いきなりか……」


《アンデットワールド/Zombie World》
フィールド魔法
このカードがフィールド上に存在する限り、フィールド上及び墓地に存在する全てのモンスターをアンデット族として扱う。
また、このカードがフィールド上に存在する限り、アンデット族以外のモンスターのアドバンス召喚をする事はできない。


ウォォォォォォォォォ……


奥谷「俺の出方がそんなに気になるか」

魑遊「喧嘩でも売ってるのかしら?」 チッ

奥谷「……冗談だ。あまりカリカリするな。しわが取れなくなるぞ」

魑遊「……モンスターとカードをセットしてターンエンド」 イライラ 手札:2

奥谷「なら……俺のターン!」 手札:5→6

   「俺は《テラ・フォーミング》を発動する」


《テラ・フォーミング/Terraforming》
通常魔法
デッキからフィールド魔法カード1枚を手札に加える。

505: ◆/7w/ijckWc 2015/02/07(土) 21:30:43.28 ID:4E4h11JOo


奥谷「俺が手札に加えるのは《竜の渓谷》だ」

魑遊「加えればいいじゃない。早くしなさいよ……!」

奥谷「そう急くな……《竜の渓谷》を発動!」


《竜の渓谷/Dragon Ravine》
フィールド魔法(制限カード)
1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に手札を1枚捨て、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●デッキからレベル4以下の「ドラグニティ」と名のついたモンスター1体を手札に加える。
●デッキからドラゴン族モンスター1体を墓地へ送る。


奥谷(アイツのデッキはアンデットデッキ……下手に墓地に送れば逆用されかねん)

   (発動はしたが……サーチも含めて今は置いておいた方がいいかもしれんな)


奥谷「《BF-精鋭のゼピュロス》を召喚する」


《BF-精鋭のゼピュロス/Blackwing - Zephyros the Elite》
効果モンスター
星4/闇属性/鳥獣族/攻1600/守1000
「BF-精鋭のゼピュロス」の効果はデュエル中に1度しか使用できない。
(1):このカードが墓地に存在する場合、自分フィールドの表側表示のカード1枚を持ち主の手札に戻して発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚し、自分は400ダメージを受ける。


奥谷「バトル。セットモンスターに攻撃する!」

魑遊「《ゴブリンゾンビ》の効果発動」


《ゴブリンゾンビ/Goblin Zombie》
効果モンスター
星4/闇属性/アンデット族/攻1100/守1050
(1):このカードが相手に戦闘ダメージを与えた場合に発動する。相手のデッキの一番上のカードを墓地へ送る。
(2):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動する。
デッキから守備力1200以下のアンデット族モンスター1体を手札に加える。

506: ◆/7w/ijckWc 2015/02/07(土) 21:34:53.38 ID:4E4h11JOo


魑遊「《ゾンビ・マスター》を手札に加えるわ」


魑遊:デッキ→手札
《ゾンビ・マスター》

手札:3


奥谷(ゾンビ・マスター……やはり、下手にチューナーを落とすなどすれば逆用されるか)

   (仕方がない。アンデットワールドが存在することも含め、今はどうしようも無い……)


奥谷「カードをセットし、ターンエンド」 手札:3

魑遊「ドロー」 手札:3→4

   「《ゾンビ・マスター》を召喚するわ」


《ゾンビ・マスター/Zombie Master》
効果モンスター
星4/闇属性/アンデット族/攻1800/守 0
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、手札のモンスター1体を墓地へ送る事で、
自分または相手の墓地のレベル4以下のアンデット族モンスター1体を選択して特殊召喚する。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。


魑遊「効果発動。《馬頭鬼》を墓地に送り、ゴブリンゾンビを蘇生」


魑遊:手札→墓地
《馬頭鬼》

墓地→場
《ゴブリンゾンビ》


奥谷「………………」

魑遊「ふん、どうせその伏せもポーズだけでしょ。ゾンビ・マスターでゼピュロスを攻撃!」


ドギャアアアアアアアッ


奥谷「っ…………」 LP:4000→3800

魑遊「ゴブリンゾンビでダイレクトアタック!」

奥谷「ぐっ……」 LP:3800→2700


魑遊(本当に何も反撃が無い……?)

508: ◆/7w/ijckWc 2015/02/07(土) 21:39:40.46 ID:4E4h11JOo


奥谷「この程度のライフならくれてやる。問題はそこじゃあないからな」

魑遊「涼しい顔してんじゃないわよ、腹立たしい!」

奥谷「"光栄"だ。フ……それとも、冗談だとでも言えばいいか?」

魑遊「そういうところが……18年まえから腹が立つ!」

奥谷「ゴブリンゾンビの効果を処理しなければな。デッキトップを墓地へ送る」


奥谷:デッキ→墓地
《ドラグニティアームズ-レヴァテイン》


奥谷(………………)


魑遊「ハッ、ざまぁないわね! ターンエンド!」 手札:2

奥谷「18年前から喧しさは変わらんな。ドロー!」 手札:3→4

魑遊「」 イラッ

奥谷「俺は《ドラグニティ-アキュリス》を召喚する!」


《ドラグニティ-アキュリス/Dragunity Aklys》
チューナー(効果モンスター)
星2/風属性/ドラゴン族/攻1000/守 800
このカードが召喚に成功した時、手札から「ドラグニティ」と名のついたモンスター1体を特殊召喚し、
このカードを装備カード扱いとして装備する事ができる。
モンスターに装備されているこのカードが墓地へ送られた時、フィールド上に存在するカード1枚を選択して破壊する。


奥谷「そして、アキュリスの効果で《ドラグニティ-レギオン》を特殊召喚!」


《ドラグニティ-レギオン/Dragunity Legionnaire》
効果モンスター
星3/風属性/鳥獣族/攻1200/守 800
このカードが召喚に成功した時、自分の墓地のレベル3以下の
「ドラグニティ」と名のついたドラゴン族モンスター1体を選択し、装備カード扱いとしてこのカードに装備できる。
また、自分の魔法&罠カードゾーンに表側表示で存在する
「ドラグニティ」と名のついたカード1枚を墓地へ送って発動できる。
相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して破壊する。

509: ◆/7w/ijckWc 2015/02/07(土) 21:43:12.83 ID:4E4h11JOo


魑遊「!」

奥谷「墓地からの装備はできんからな、こちらから攻めさせてもらう。アキュリスをレギオンに装備する」

   「そして、レギオンの効果を発動。アキュリスを墓地に送り、《ゾンビ・マスター》を破壊する!」


奥谷:場→墓地
《ドラグニティ-アキュリス》

魑遊:場→墓地
《ゾンビ・マスター》


奥谷「……ん?」

魑遊「何その顔、うざったい……」

奥谷「いや。アキュリスの効果を発動。墓地に送られたことで、アンデットワールドを破壊!」


魑遊:場→墓地
《アンデットワールド》


奥谷(妨害が無い……? コイツなら何かしらをしでかして然るべき、はず……)

   (……破壊されても構わないと言うのか? だが、そうなると……まさか!)


奥谷「……ゼピュロスの効果――――――」

魑遊「……勘のいいヤツ! アンデットワールドが墓地に送られたタイミングで《ポップルアップ》発動!」

   「デッキから直接《アンデットワールド》を発動する!」


《ポップルアップ/Pop-Up》
速攻魔法
「ポップルアップ」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):相手のフィールドゾーンにカードが存在し、自分のフィールドゾーンにカードが存在しない場合に発動できる。
デッキからフィールド魔法カード1枚を発動する。

魑遊:デッキ→場
《アンデットワールド》

511: ◆/7w/ijckWc 2015/02/07(土) 21:48:27.32 ID:4E4h11JOo


奥谷:場→手札
《竜の渓谷》

墓地→場
《BF-精鋭のゼピュロス》


奥谷「クッ……タッチの差で間に合わなかったか……」

魑遊「チッ、何でバレたのよ……! 18年前もそう……!」

奥谷「アンタと『アイツ』を見ていれば嫌でもな、勘は良くなる」

魑遊「口を開くな、鬱陶しいのよ!!」

奥谷「……だが、依然俺が不利なままだがな」

魑遊「」 ギリギリ

奥谷「そう眉根を寄せるな。更に陰気に見えるぞ。冗談ではなく、な」

   「バトル! ゼピュロスでゴブリンゾンビを攻撃!」


魑遊:場→墓地
《ゴブリンゾンビ》


魑遊「ゴブリンゾンビの効果発動……。デッキから《ゾンビキャリア》を手札に」 LP:4000→3500

奥谷「だがまだ攻撃は残っている。レギオンでダイレクトアタック!」

魑遊「チッ……!」 LP:3500→2300

奥谷「ターンエンドだ」 手札:3

魑遊「私のターン……!」 手札:3→4

512: ◆/7w/ijckWc 2015/02/07(土) 21:51:40.09 ID:4E4h11JOo


魑遊「魔法カード、《生者の書-禁断の呪術-》!」


《生者の書-禁断の呪術-/Book of Life》
通常魔法
自分の墓地に存在するアンデット族モンスター1体を選択して特殊召喚し、
相手の墓地に存在するモンスター1体を選択してゲームから除外する。


奥谷「むっ……」

魑遊「アキュリスを除外。ゾンビマスターを特殊召喚!」


奥谷:墓地→除外
《ドラグニティ-アキュリス》

魑遊:墓地→場
《ゾンビ・マスター》


魑遊「ゾンビ・マスターの効果! 手札を墓地に送り……」


魑遊:手札→墓地
《ゾンビキャリア》


魑遊「……そのまま特殊召喚!」


魑遊:墓地→場
《ゾンビキャリア》


《ゾンビキャリア/Plaguespreader Zombie》 †

チューナー・効果モンスター
星2/闇属性/アンデット族/攻 400/守 200
(1):このカードが墓地に存在する場合、手札を1枚デッキの一番上に戻して発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。


奥谷(予め墓地にモンスターが存在していなければできない荒業か)

   (手札のモンスターをそのまま特殊召喚するに等しいな。そしてこの二体ということは――――)

513: ◆/7w/ijckWc 2015/02/07(土) 21:55:49.56 ID:4E4h11JOo


魑遊「レベル4のゾンビ・マスターにレベル2のゾンビキャリアをチューニング!!」

   「レベル6、《デスカイザー・ドラゴン》!!」


《デスカイザー・ドラゴン/Doomkaiser Dragon》
シンクロ・効果モンスター
星6/炎属性/アンデット族/攻2400/守1500
「ゾンビキャリア」+チューナー以外のアンデット族モンスター1体以上
このカードが特殊召喚に成功した時、相手の墓地のアンデット族モンスター1体を選択し、
自分フィールド上に表側攻撃表示で特殊召喚できる。
このカードがフィールド上から離れた時、そのモンスターを破壊する。


奥谷「来たか、デスカイザー……」

魑遊「デスカイザーの効果! アンタの墓地のレヴァテインをいただくわ!!」


奥谷:墓地→魑遊:場
《ドラグニティアームズ-レヴァテイン》


《ドラグニティアームズ-レヴァテイン/Dragunity Arma Leyvaten》
効果モンスター
星8/風属性/ドラゴン族/攻2600/守1200
このカードは自分フィールド上に表側表示で存在する「ドラグニティ」と名のついたカードを
装備したモンスター1体をゲームから除外し、手札または墓地から特殊召喚する事ができる。
このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、「ドラグニティアームズ-レヴァテイン」以外の
自分の墓地に存在するドラゴン族モンスター1体を選択し、装備カード扱いとしてこのカードに装備する事ができる。
このカードが相手のカードの効果によって墓地へ送られた時、
装備カード扱いとしてこのカードに装備されたモンスター1体を特殊召喚する事ができる。


魑遊「バトル! デスカイザーでレギオンに攻撃!!」


ゴシャアアアッ!


奥谷「ぐ、む……!」 LP:2700→1500

魑遊「レヴァテインでゼピュロスに攻撃!」


ドガアアアアアアアアアッ!!


奥谷「う、おおっ……!!」 LP:1500→500

514: ◆/7w/ijckWc 2015/02/07(土) 22:00:41.65 ID:4E4h11JOo


魑遊「所詮……人間モドキなんてこんなものよ! これ以上私の視界に入らないで!!」

   「カードをセットしてターンエンド!!」 手札:1

奥谷「……好き好んで視界に入っているつもりは無いさ。それに――――最初はアンタが望んだんだろう」

魑遊「!!」

奥谷「望んで近づいて、恋に落ち、アンタから迫って魅行を産んで――――」

魑遊「喋るなあああああああああああッ!!」

奥谷「……俺のターン」 手札:3→4

   「魔法カード、《調和の宝札》を発動」


《調和の宝札/Cards of Consonance》
通常魔法
手札から攻撃力1000以下のドラゴン族チューナー1体を捨てて発動できる。デッキからカードを2枚ドローする。


奥谷「ファランクスを墓地に送り、カードを2枚ドロー」 手札:2→4

   「渓谷を再発動! そして《ドラグニティ-ブランディストック》を墓地に送り、レギオンを手札に!」

   「レギオンを召喚……!」


奥谷:手札→場
《ドラグニティ-レギオン》


奥谷「装備魔法発動、《ドラグニティの神槍》! これをレギオンに装備――――」


《ドラグニティの神槍/Dragunity Divine Lance》
装備魔法
「ドラグニティ」モンスターにのみ装備可能。「ドラグニティの神槍」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):装備モンスターは、攻撃力が装備モンスターのレベル×100アップし、罠カードの効果を受けない。
(2):自分メインフェイズにこの効果を発動できる。デッキからドラゴン族の「ドラグニティ」チューナー1体を選び、
このカードの装備モンスターに装備カード扱いとして装備する。


魑遊「カウンタートラップ! 《ツタン仮面》発動!!」

奥谷「!」


《ツタン仮面/Tutan Mask》
カウンター罠
フィールド上に表側表示で存在するアンデット族モンスター1体を対象にする
魔法・罠カードの発動を無効にし破壊する。

516: ◆/7w/ijckWc 2015/02/07(土) 22:05:36.25 ID:4E4h11JOo


魑遊「はは……ははははは!! ひかっかったわね! その冷めたツラが歪んだわ!!」

奥谷「……成程、装備魔法は対象を取る効果。そして、アンデットワールド適用化では……」

魑遊「そう!! レギオンも変わりない! アンデット族よ!!」

奥谷「……いや、ある意味で想定通りだ」

魑遊「はぁ?」

奥谷「もうツタン仮面は無いだろう。《ガルドスの羽根ペン》を発動!」


《ガルドスの羽根ペン/Quill Pen of Gulldos》
通常魔法
自分の墓地に存在する風属性モンスター2体を選択してデッキに戻し、
フィールド上に存在するカード1枚を選択して持ち主の手札に戻す。


魑遊「!?」

奥谷「俺を徹底的に封殺したいのだろうがな、悪いがそう簡単にさせてはやれんよ」

   「ブランディストックとレギオンをデッキに戻し、デスカイザーをエクストラデッキに戻す!」


奥谷:墓地→デッキ
《ドラグニティ-ブランディストック》
《ドラグンティ-レギオン》

魑遊:場→EX
《デスカイザー・ドラゴン》


魑遊「なっ……」

奥谷「そして、デスカイザーの効果で特殊召喚されていたレヴァテインも破壊される」


魑遊:場→奥谷:墓地
《ドラグニティアームズ-レヴァテイン》

518: ◆/7w/ijckWc 2015/02/07(土) 22:10:37.85 ID:4E4h11JOo


奥谷「……バトル! レギオンでダイレクトアタック!」


クェェェェェェッ!


魑遊「くっ……!」 LP:2300→1100

奥谷「ターンエンド。さあ、お前のターンだ!」 手札:0

魑遊「……ドロー!」 手札:1→2

   「……ふ、ふふふ! なら、とっとと終わらせようじゃない……」

   「《龍の鏡》!! これで墓地のゴブリンゾンビ、そしてゾンビ・マスターを除外!」


魑遊:墓地→除外
《ゴブリンゾンビ》
《ゾンビ・マスター》


奥谷「……!? 何だ、この召喚条件は……」

魑遊「ふん……知らないでしょうね、知っているわけもないわ!!」

   「あなたたちのような人間モドキなどに理解できるはずもない!!」

   「出でよ、《冥界龍 ドラゴネクロ》!!」


《冥界龍 ドラゴネクロ/Dragonecro Nethersoul Dragon》
融合・効果モンスター
星8/闇属性/ドラゴン族/攻3000/守 0
アンデット族モンスター×2
このカードは融合召喚でのみエクストラデッキから特殊召喚できる。
このカードと戦闘を行うモンスターはその戦闘では破壊されない。
また、このカードがモンスターと戦闘を行ったダメージステップ終了時、
そのモンスターの攻撃力は0になり、そのモンスターの元々のレベル・攻撃力を持つ
「ダークソウルトークン」(アンデット族・闇・星?・攻?/守0)1体を自分フィールド上に特殊召喚する。
「冥界龍 ドラゴネクロ」は自分フィールド上に1体しか表側表示で存在できない。


奥谷「ドラゴ……ネクロ……? 何だ、こいつは……!?」

519: ◆/7w/ijckWc 2015/02/07(土) 22:15:04.10 ID:4E4h11JOo


魑遊「ある日、突然手に入ったのよ……! 会社の実験に付き合ってたらね!」

奥谷「実験だと!? 魑遊、お前――――」

魑遊「得体のしれないものを受け入れる感覚は最悪だけど……ふん、今は清々しいものよ……!」

   「侵入者のガキと同じ因子を注入されてるのよ、私は! 結局これしか手に入れられなかったけどね!!」


奥谷(侵入者のガキ……? 安倍か!)

   (安倍と同じ因子……つまりは、あいつの内にある「ハル」という人間と同じものを……)

   (では、ナンバーズでなく何故このカードが手に入った……?)

   (……安倍の順列が繰り下がった? いや、安倍と誤認されている……?)

   (どちらにせよ、コイツが「本来安倍に発現するはずだったカードを掠め取った」と認識すべきかもしれんな……)

   (だが、まさか、そんなことを――――――)


魑遊「バトル……! 死になさい!! ドラゴネクロでレギオンに攻撃!!」

奥谷「チッ! そういうわけにはいかん! 《風霊術-「雅」》!」


《風霊術-「雅」/Spiritual Wind Art - Miyabi》
通常罠
自分フィールド上に存在する風属性モンスター1体をリリースし、相手フィールド上に存在するカード1枚を選択して発動する。
選択した相手のカードを持ち主のデッキの一番下に戻す。


奥谷「レギオンをリリースし、ドラゴネクロをデッキに戻す!」

魑遊「クズが……!!」


魑遊:場→EX
《冥界龍 ドラゴネクロ》

521: ◆/7w/ijckWc 2015/02/07(土) 22:20:07.18 ID:4E4h11JOo


魑遊「カードをセットしてターンエンド……!」 手札:0

奥谷「俺のターン!」 手札:0→1

魑遊「はっ……でも結局手札は1枚ぽっち! それでどうにかしようって言うの!?」

奥谷「ふ……急くな。決着がつくなら、それが自然の成り行きだ」

   「だが、それは今じゃあない。カードをセットし、ターンエンドだ」 手札:0

魑遊「いちいちいちいち歯の浮くようなことを……私のターン!!」 手札:0→1

   「ふん、アンタのライフは残り500! なら、とっとと決着はつけさせてもらうわ!!」

   「《メタモルポット》を召喚!」

奥谷「なにっ……」


《メタモルポット/Morphing Jar》
効果モンスター(制限カード)
星2/地属性/岩石族/攻 700/守 600
リバース:お互いの手札を全て捨てる。その後、お互いはそれぞれ自分のデッキからカードを5枚ドローする。


魑遊「伏せはたった1枚! これで死になさい!」

奥谷「……ありがたい誤算だな。《月の書》を発動!」

魑遊「ぐっ……!?」


《月の書/Book of Moon》
速攻魔法(制限カード)
(1):フィールドの表側表示のモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを裏側守備表示にする。


奥谷「これでメタモルポットは伏せ状態。さあ、仕切り直しと行こうか」

魑遊「死にぞこないのくせに! 大きい口を!!」

奥谷「アンタも似たようなものだろう」

魑遊「……ターン……エンド……!!」 手札:0

522: ◆/7w/ijckWc 2015/02/07(土) 22:24:08.18 ID:4E4h11JOo


奥谷「俺のターン!」 手札:0→1

   「渓谷の効果! アキュリスを墓地に送り、《ドラグニティ-ドゥクス》を手札に」

   「そして《ドラグニティ-ドゥクス》を召喚!」


《ドラグニティ-ドゥクス/Dragunity Dux》
効果モンスター
星4/風属性/鳥獣族/攻1500/守1000
このカードの攻撃力は、自分フィールド上の「ドラグニティ」と名のついたカードの数×200ポイントアップする。
このカードが召喚に成功した時、自分の墓地のレベル3以下の「ドラグニティ」と名のついたドラゴン族モンスター1体を選択し、
装備カード扱いとしてこのカードに装備できる。


奥谷「バトル。ドゥクスでメタモルポットを攻撃!」


反転:《メタモルポット》


手札
奥谷:0→5

魑遊:0→5


奥谷「……ドロー合戦とはいかなかったな。俺は再び《ドラグニティの神槍》をドゥクスに装備する」

   「そして神槍の効果! ドゥクスにファランクスを装備し、装備解除!」


《ドラグニティ-ファランクス/Dragunity Phalanx》
チューナー・効果モンスター
星2/風属性/ドラゴン族/攻 500/守1100
(1):1ターンに1度、このカードが装備カード扱いとして装備されている場合に発動できる。
装備されているこのカードを特殊召喚する。


魑遊「ふん! ドラグニティナイトもシンクロできない状況で何を――――」

523: ◆/7w/ijckWc 2015/02/07(土) 22:28:01.06 ID:4E4h11JOo


奥谷「こうするんだ。レベル4のドゥクスにレベル2のファランクスをチューニング」

   「シンクロ召喚! 現れろ、《メタファイズ・ホルス・ドラゴン》!」


《メタファイズ・ホルス・ドラゴン/Metaphys Horus》
シンクロ・効果モンスター
星6/光属性/幻竜族/攻2300/守1600
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
(1):このカードがS召喚に成功した場合、そのS素材とした
チューナー以外のモンスターの種類によって、以下の効果をそれぞれ発動できる。
●通常モンスター:このターンこのカードは自身以外のカードの効果を受けない。
●効果モンスター:このカード以外のフィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。その効果を無効にする。
●Pモンスター:相手フィールドのモンスター1体を相手が選び、自分はそのコントロールを得る。
このターンそのモンスターは攻撃できない。


魑遊「!!」

奥谷「ホルス・ドラゴンの効果を発動。素材としたのは効果モンスターのドゥクス!」

   「よってアンデットワールドの効果を無効にする!」


《アンデットワールド》:効果無効


奥谷「この効果は永続効果……これで、呪縛から逃れられる。カードを2枚セットし、ターンエンドだ」

魑遊「……ドロー!」 手札:5→6

   「ふん、良い手を引き込んだのはアンタだけじゃないのよ。《アンデットワールド》を再発動!」

奥谷「!」


魑遊:場→墓地
《アンデットワールド》(無効)

手札→場
《アンデットワールド》

526: ◆/7w/ijckWc 2015/02/07(土) 22:35:45.88 ID:4E4h11JOo


奥谷「三枚目のアンデットワールド……手札にあったのか……!」

魑遊「あはははははは!! 更に《サイクロン》発動! 渓谷を潰すわ!」


《サイクロン/Mystical Space Typhoon》
速攻魔法
(1):フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。


奥谷「何……?」


奥谷(何故この局面でサイクロンを……? 少なくとも、今、渓谷に対して使う必要は無い)

   (……いや、こいつの今の状態を見れば……不自然なことでもない、か)

   (……そこまで盲目になるほど、追い詰められているのか、お前は)


魑遊「《おろかな埋葬》!」


《おろかな埋葬/Foolish Burial》
通常魔法(制限カード)
(1):デッキからモンスター1体を墓地へ送る。


魑遊「デッキから《真紅眼の不死竜》を墓地へ、そして《馬頭鬼》の効果!」

   「《真紅眼の不死竜》を特殊召喚!」


《真紅眼の不死竜(レッドアイズ・アンデットドラゴン)/Red-Eyes Zombie Dragon》
効果モンスター
星7/闇属性/アンデット族/攻2400/守2000
このカードはアンデット族モンスター1体をリリースして表側攻撃表示でアドバンス召喚する事ができる。
このカードが戦闘によってアンデット族モンスターを破壊し墓地へ送った時、
そのモンスターを自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。


奥谷「……!」

魑遊「更に《ピラミッド・タートル》を召喚!」


《ピラミッド・タートル/Pyramid Turtle》
効果モンスター
星4/地属性/アンデット族/攻1200/守1400
このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
自分のデッキから守備力2000以下のアンデット族モンスター1体を自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。


魑遊「そして手札を1枚デッキに戻し、《ゾンビキャリア》を特殊召喚!」


魑遊:墓地→場
《ゾンビキャリア》

527: ◆/7w/ijckWc 2015/02/07(土) 22:37:03.29 ID:4E4h11JOo


奥谷「おい……プレイングが雑になっているぞ」

魑遊「うるさい!! 話しかけないでよ!!」

奥谷「……不死竜がホルス・ドラゴンに攻撃し、奪えばライフも尽きるんだがな」

魑遊「うるさいって言ってるでしょ!! アンタのカードなんていらないわよ!!」

奥谷「……なら、もう何も言わんがな」

魑遊「ピラミッド・タートルにゾンビキャリアをチューニング! 来なさい《蘇りし魔王 ハ・デス》!」


《蘇りし魔王 ハ・デス/Revived King Ha Des》
シンクロ・効果モンスター
星6/闇属性/アンデット族/攻2450/守 0
「ゾンビキャリア」+チューナー以外のアンデット族モンスター1体以上
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、自分フィールド上のアンデット族モンスターが
戦闘で破壊した効果モンスターの効果は無効化される。


魑遊「バトル! 不死竜でホルス・ドラゴンに攻撃!」

奥谷「そうやって、すぐにヒステリーを起こして周りが見えなくなる。言ったぞ、18年前にも。迂闊だと……!」

   「シンクロモンスターのホルス・ドラゴンをリリースし、《波動障壁》を発動!」

魑遊「!?」


《波動障壁/Barrier Wave》
通常罠
相手モンスターの攻撃宣言時、自分フィールド上に存在するシンクロモンスター1体をリリースして発動する。
相手フィールド上に攻撃表示で存在するモンスターを全て守備表示にする。
その後、攻撃宣言をしたモンスターの守備力分のダメージを相手ライフに与える。


奥谷「不死竜とハ・デスを守備表示にし、不死竜の守備力分のダメージを与える! これで終わりだ!」

528: ◆/7w/ijckWc 2015/02/07(土) 22:40:56.96 ID:4E4h11JOo


魑遊「――――――まだぁあぁあ! リバースカード、《超融合》発動!!」

奥谷「何だと!?」


《超融合/Super Polymerization》
速攻魔法(制限カード)
このカードの発動に対して魔法・罠・モンスターの効果は発動できない。
(1):手札を1枚捨てて発動できる。自分・相手フィールドから融合モンスターカードによって
決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。


魑遊:手札→墓地
《ゾンビ・マスター》


魑遊「ひ……ひひ……守備力分のダメージ? でも、そのモンスターがいなければ問題ない、違う!?」

   「不死竜とハ・デスで融合! 再び現れなさい、《冥界龍 ドラゴネクロ》!!」


魑遊:EX→場
《冥界龍 ドラゴネクロ》


魑遊「今度こそ死になさい!! ドラゴネクロでダイレクトアタック!!」

奥谷「まだ……死ねん!! 《ロスト・スター・ディセント》を発動!」

魑遊「がああああああああああ!!」


《ロスト・スター・ディセント/Descending Lost Star》
通常罠
自分の墓地に存在するシンクロモンスター1体を選択し、自分フィールド上に表側守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化され、レベルは1つ下がり守備力は0になる。
また、表示形式を変更する事はできない。

531: ◆/7w/ijckWc 2015/02/07(土) 22:42:38.34 ID:4E4h11JOo


魑遊「だったらホルス・ドラゴンから片付けてあげるわよ!!」


ドグッシャアアアアアアアアアアッ!!


奥谷「ッ……!?」


魑遊:場(精製)
「ダークソウルトークン」(攻:2300)


《メタファイズ・ホルス・ドラゴン》
攻撃力:2300→0


奥谷「ホルス・ドラゴンが場に残っている……? それにあのトークンは、ホルス・ドラゴンの形を……」

魑遊「ふん、ドラゴネクロの攻撃ではモンスターは破壊されず、魂だけを抜き取られる」

   「その魂はダークソウルトークンとして私のしもべとなる。攻撃表示なら止めを刺していたけれど……」

   「いいわ、先に死になさい、ホルス・ドラゴン!!」


奥谷:場→墓地
《メタファイズ・ホルス・ドラゴン》


奥谷「っ…………」

魑遊「ターンエンド! あはははははははは!! そんなのでどうする気よ!!」

   「頼りの渓谷はもう無い! モンスターがいてもドラゴネクロにそう勝てるカードは無い!!」

   「凌ぐだけ!? だったらすぐに死んでよ! 今、ここで!!」

奥谷「………………」

魑遊「それとも壁になる雑魚モンスターもいないのかしら!?」

奥谷「―――――まあ、そうだな。ファランクスだけだ」

532: ◆/7w/ijckWc 2015/02/07(土) 22:46:23.72 ID:4E4h11JOo


魑遊「は、ははは!! 随分と潔いじゃあない。だったらとっととエンド宣言を」

奥谷「しないさ。終わるのはお前だ」

魑遊「何を――――――」


奥谷「ようやく理解できたよ。お前にとってあれはプレイングミスじゃあない」

   「あれは、俺に絶望感を味わわせるための演出だ。……そればかりを優先しすぎたきらいはあるが……」

魑遊「だから何を言ってるのよォォ!」

奥谷「お前のプレイングミスのおかげで、俺が勝ちを拾えたという話だ。ドロー!」 手札:2→3

   「俺は《死者蘇生》を発動!」


《死者蘇生/Monster Reborn》
通常魔法(制限カード)
(1):自分または相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを自分フィールドに特殊召喚する。


奥谷「俺が選択するカードは――――お前の墓地の《ゾンビ・マスター》!」

魑遊「―――――はッ!」


魑遊:墓地→奥谷:場
《ゾンビ・マスター》


奥谷「いくら頭に血が上っていても、自分の使うカードの効果くらいは理解できるだろう」

   「ゾンビ・マスターの効果! ファランクスを墓地に送り、『アンデット族』のドゥクスを蘇生!」


奥谷:墓地→場
《ドラグニティ-ドゥクス》


奥谷「レベル4、ドゥクスとゾンビ・マスターでオーバーレイ・ネットワークを構築!」

   「エクシーズ召喚!! 現れろ、《No.82 ハートランドラコ》ッ!!」


《No.82 ハートランドラコ/Number 82: Heartlandraco》
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/地属性/ドラゴン族/攻2000/守1500
レベル4モンスター×2
自分フィールド上に魔法カードが表側表示で存在する限り、相手はこのカードを攻撃対象にできない。
また、1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
このターン、このカード以外のモンスターは攻撃できず、このカードは相手プレイヤーに直接攻撃できる。

533: ◆/7w/ijckWc 2015/02/07(土) 22:51:58.46 ID:4E4h11JOo


魑遊「ナンバーズ、それにしては貧弱だこと……!」

奥谷「……まあ、な。ああ……いや、そういえば、お前は知らんか」

   「お前が消えて、あいつが死んで、それから、ナンバーズを発現したわけだからな……」

魑遊「だから、何を」

奥谷「ハートランドラコの効果を発動! ORUを取り除き――――相手プレイヤーへの直接攻撃を可能とする!」

魑遊「――――――!!」

奥谷「終わりだ! ハートランドラコでダイレクトアタック」

魑遊「う、あ……ぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああああっ!!」 LP:1100→0   ピ――――――ッ



勝率:80
トリップ→#his88teach
指定数値→87

88+87=175(75)

◆ デュエルに勝利しました

535: ◆/7w/ijckWc 2015/02/07(土) 22:55:25.46 ID:4E4h11JOo


奥谷「……………………」

魑遊「………………か、はっ……」

奥谷「…………俺の勝ちだ」

魑遊「……そうね」

奥谷「18年前と一緒だな。あの時も、お前はヒステリーを起こして周りが見えなくなり」

魑遊「彼を刺して逃げた」

奥谷「……………………」

魑遊「分かってるわよ……分かってるのよそんなこと!! けど、どうしようもないじゃない!!」

   「私はただの人間なのよ!? 何で生まれてくる子供に鱗なんて生えてるの!?」

   「混乱したってしょうがないじゃない!! 醜く思ったって仕方がないじゃない!!」

   「ただの人間がただの人間の感性のままでいちゃダメなの!? 何でそれを認めてくれないの!?」

奥谷「……あいつを好きになったというその口で、その言葉を吐いているという矛盾を、認められないからだ」

   「あいつだって、そういう『異形』はあったさ。だが、それを隠していたか?」

   「包み隠さず、お前にも話したろう。それを認めたから、それを理解したから、関係を迫ったんじゃないのか」

魑遊「………………」

奥谷「だから俺は、ある仮説を立てた」

539: ◆/7w/ijckWc 2015/02/07(土) 23:00:39.25 ID:4E4h11JOo


奥谷「お前はあの時、恋に恋をしていた」

   「恋をしている自分が大好きで、だから愛を騙った」

魑遊「………………ドラマチック、だものね」

奥谷「本来の人間の姿かたちと違うものとの交流と恋愛。ああ、ドラマチックな話だ」

   「……だが、多分、お前は生まれてきた子供を見て理解したんじゃないのか」

   「自分の内から生じたからこそ、感じたんだろう。より如実に」

   「『自分はただ、恋をしていると錯覚していただけだ』と」

魑遊「………………」

奥谷「だから……あいつにとっては気の毒な話だが。お前は急激に感情が冷めて」

   「魅行と同じような異形を持つあいつも同様に忌み嫌い始めて……そして、ヒステリーを起こし」

魑遊「もうやめて」

奥谷「……はっきり言わせてもらう。魅行が俺たちの異形を嫌うのはな。お前が魅行を捨てたせいだ」

魑遊「何を……」

奥谷「幼心に気付いていたんだよ、『お母さんが自分を捨てたのは、この異形のせいだ』ってな」

   「だから、帰って来てくれるんじゃないかって信じてたんだよ。異形さえ無いならって」

   「自ら鱗を引っぺがして、血を流して……いくら言ってもやめやしない。こんなのがあるから、ってさ」

540: ◆/7w/ijckWc 2015/02/07(土) 23:09:11.11 ID:4E4h11JOo


奥谷「……だが、結局18年間、お前は顔も見せやしなかった。それから歪んじまったよ、あいつは」

   「見かけるヤツみんなに牙を剥いて、皮肉しか語ろうとしなくて、『外』の『普通』にばかり憧れて」

   「だから、いないはずの『母親』を、その理想を安倍に重ねたんだろうな……だからってちとあれは過剰だが」

魑遊「知ったこっちゃないって……言ってるじゃない」

奥谷「……悪かったな。だが、だったらその有様は何だ」

   「あの時のお前も確かに喧しかったが、ここまでじゃあなかった」

魑遊「………………」

奥谷「本当に知ったこっちゃないんならな、路地裏の人間皆殺しにすることに心血注ぐことなんて無いんだよ」

   「嫌ってるにしても何にしても、無関心でいられないからこんなことになっちまってる」

魑遊「…………そうかもね。でも、どうすればいいのよ……!!」

   「あんなことしておいて、18年も逃げて……大ッ嫌いなあの子に会えって!?」

奥谷「ああ、そうだ」

魑遊「何でそんなことしなくちゃいけないのよ!?」

奥谷「……互いに、自分自身の人生を生きるためだ」

魑遊「はぁ!?」

541: ◆/7w/ijckWc 2015/02/07(土) 23:20:11.16 ID:4E4h11JOo


奥谷「魅行は未だに、心のどこかでお前の存在を望んでる」

   「お前は未だに、あの時のことを引きずっている」

   「母親に戻れなんて言わんさ。もうそんな時期は過ぎている」

   「だが、本当に『知ったこっちゃない』って言いたいなら、けじめをつけろ」

   「魅行にお前の本心を告げろ。自分が母親と明かしたうえでな。『お前なんて嫌いだ、死んでしまえばいい』と」

魑遊「はっ、馬鹿じゃないの? 傷つけるだけじゃないの」

奥谷「かもしれんな。だが、お前という存在を吹っ切ることはできる」

魑遊「………………」

奥谷「そしてお前はかつての自分の繋がりというものを断ち切れる。それで何もかも終わりだ」

   「俺もお前のことなんて知らん。どこへなりとも消えてしまえばいい」

   「だが、あの子のためを本当に思うならお前を魅行の前に引きずり出さなきゃ話にもならん……!」

魑遊「あの子のためを思って? で、傷つけるだけと。ははははは! 馬鹿ね!」

奥谷「馬鹿はお前だ」

魑遊「…………何よ」

奥谷「これだけ待たせて自分の前に現れた母親がこんなクズだと知れてみろ。間違いなく激怒する」

   「いくら歪んだ精神を持っていようと、そこに間違いはない。生まれてからずっと魅行を見ていた俺が保証してやる」

   「どんなに傷ついても自殺なんて真似はしないさ。安倍という心の支えがある限りはな。だがその上で」

545:  ◆/7w/ijckWc 2015/02/07(土) 23:28:01.25 ID:4E4h11JOo


奥谷「最低でも『一発』。殴られることだけは覚悟しておけ」

魑遊「何よ……一発くらい」

奥谷「ふ……」

魑遊「何よ……! 何笑ってるのよ!」

奥谷「……理解していないようだから、先に言っておいてやる」




   「――――――死ぬほど、痛いぞ」




魑遊「………………」

奥谷「一発で済むかも分からん。何か気まぐれを起こして何もせん、という可能性も、もちろんある」

   「だからその場合は俺がお前を殴り飛ばす。ケジメを付けさせるためにな」

   「だが前はそれだけのことをしていたんだと覚えておけ。それだけだ」

魑遊「………………そ、う」

奥谷「………………」

魑遊「……ねえ」

奥谷「何だ」

魑遊「何を……私は、間違えたの?」

奥谷「………………選択、だろうか」

魑遊「………………そう」



◆ 次に描写するキャラクターを選択してください


● 突入組
晴明(他のキャラの描写を打ち切って道灌戦に移ります)
英華

● 待機組
ナクア

↓2

546: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/07(土) 23:28:33.53 ID:2pvGAAFa0
英華

556: ◆/7w/ijckWc 2015/02/09(月) 21:22:51.44 ID:JpNvSVl/o


◆ ガブリエル本社 / 最下層へ向かう通路


タッタッタッタッタ……


魅行「晴明様、ご無事ですか!?」 シュタタタッ

晴明「……え、だ、だいじょ……あの、魅行さん、異様に速い……」

英華「魅行たまに私すら超越するよね」

魅行「音速すら突破できずして何がメイドか」

晴明「……いえ、あの……人体……」

英華「混血が強くなるっていうスーパー野菜人的な……」

魅行「愛ですよ」

晴明「………………」

英華「愛ならしゃーない」

晴明「……あの、英華さんも……乗らないで」

英華「まあそれはそれとして、どうやって追いついたのよ? 足止め喰らったとはいえ、こっちもそれなりに急いでたんだけど」

魅行「まあ、多少ショートカットを」

晴明「……ショートカット……?」

魅行「直線距離ならそれほどでもありませんでしたから」

晴明「……!?」

557: ◆/7w/ijckWc 2015/02/09(月) 21:26:57.24 ID:JpNvSVl/o


英華「ああ、机とかに上ってその上走ってったってことね!」


晴明(床を踏み抜いて来たのかと思った……)


魅行「道中また道を塞いでいた人もおりましたが……まあ、気にしないでおきましょう」

晴明「……えっ」

魅行「なに、問題はありません。いささか腹が黒くて絶対に殺されたくない相手に首コキャされて死にそうな女でしたが」

晴明「……えらくその、具体的な……」

魅行「そうでしょうか?」

英華「……ま、まあいいや、今どの辺!?」

晴明「……あ、えと……も、もうちょっとで社長室……の、はず、です」

魅行「晴明様の方は、いかがですか?」

晴明「……え?」

英華「そうだね、晴明ちゃんの精神状態っていうか、ホラ、自我の境界線がってやつ」

魅行「失礼ながら、ナンバーズの使用回数はどれほどですか?」

晴明「……いえ、そんな……使っても、2回くらいで……」

英華「ラプソディの分は? RUMを使うことと特殊召喚も含めたら、もう軽く5、6回は本気のデュエルで使ってるはずだよ!」

晴明「……時間が無いかも、ですね」

魅行「……兆候は出ているようにも見受けられます。急ぎましょう」

558: ◆/7w/ijckWc 2015/02/09(月) 21:30:39.99 ID:JpNvSVl/o


????「待ちなさい」

晴明「……敵……!」

英華「敵かっ!」 ブンッ!

晴明「……えっ」


ガッシャアアアアアアアアアン!!


????「あっぶ……危ないわね!? 何するのよ!」 ジジジジジジジジジ……

晴明「……あ、あれ……さっき、科学者の人が使ってた……電気牢、っていうのと、似てる……」

????「電磁シールド……プリンターを投げられた程度じゃ大丈夫のようね」

英華「通行の邪魔だよ、そこ退いて!」

魅行「いえ、交渉の余地はありません。実力行使でまかり通りましょう」

????「それでもあんたらデュエリスト!?」

魅行「たとえデュエリストであろうとも!」

英華「時にはそれ以外の手法も採らねばならない!」

晴明「……そ、それもどうかと……」

559: ◆/7w/ijckWc 2015/02/09(月) 21:37:31.54 ID:JpNvSVl/o


晴明「……あなたは?」

セーヴァ「ガブリエル幹部、セーヴァ・フィーネ。あんたらの足止めよ」

魅行「一人で足止めするおつもりですか?」

セーヴァ「うるっさいわね、私以外に人間がいないのよ。それに、結果的にそっちの……」

晴明「……私だけは、通してもいい、と」

セーヴァ「そういうこと。メンドーだからあんたはとっとと社長室まで行ってくれない?」

魅行「……御一人でなど行かせられません。押し通ります」

セーヴァ「……おっと」


バチバチバチィッ!


英華「ゲッ…………」

セーヴァ「足止めだって言ったでしょ。そこの子だけは先に行ってもいいし、通してあげなくもないわ」

     「ケド、他の二人はダメ。安倍晴明が社長室に到着したら、デュエルでもなんでもしてあげるけど」

晴明「………………」

魅行「どうしますか。強行突破を……」

英華「……いやぁ、それ、ちょっとキツいかなぁ。さっき、あれと同じ拘束具に捕まったけど、出られなかったから……」

   「多分、先に進めないのは事実。あのちょっと小ジワ多そうな人がデュエルにでも応じない限り、先には進めないっぽい、かな」

晴明「……事実上、最後の関門、と言ったところ、です……ね」

560: ◆/7w/ijckWc 2015/02/09(月) 21:42:56.82 ID:JpNvSVl/o


晴明「……分かり、ました……行きます」

魅行「晴明様、わざわざ行くことは……」

晴明「……それを待ってる暇は……無いと思います。上で、あの……コシュタさんや、先生が頑張ってますけど……」

   「……いつまでも、もつわけじゃありませんから。先に進めないと……全滅も、ありうるかも、しれません」

英華「……ま、今のあの装置にバッテリー切れも無さそうだしね……なんかケーブル見えるし」

晴明「……時間切れ、する可能性があるのは……私たちです。なので、先に進んで……」

   「江都道灌を、討ってきます」

魅行「………………」

セーヴァ「相談は終わった?」

晴明「……はい。そこを通して、ください」

セーヴァ「こっちまで来なさい。その電気シールドの前よ……そう、そこで止まって」

晴明「…………」

セーヴァ「シールドは解除したわ。あなただけでとっとと社長室まで行きなさい」

晴明「…………」 チラッ

英華「…………」 コクッ

魅行「…………」 ハラハラ

晴明「……行ってきます」 タタタッ…

562: ◆/7w/ijckWc 2015/02/09(月) 21:46:19.29 ID:JpNvSVl/o

◆ 数分後


セーヴァ「…………そろそろ到達した頃ね」

魅行「そうですか。では、そろそろお相手していただけますか?」

英華「ちょっとの間とはいえ動けなかったからね、力は有り余ってるよ!」

セーヴァ「ふん……シールドを解除してほしかったらデュエルで勝ってみなさい」

魅行「そうですか。では、すぐにでも始めま――――」

セーヴァ「ただし、相手はそっちの学生服!」

英華「……私?」

セーヴァ「聞こえてるのよ! 小ジワが多そうですって!? 小娘にそんなこと言われて腹が立たないわけがないじゃない!」

英華「思ったこと言っただけなんだけどー」

セーヴァ「余計にムカつくのよ! いい!? 2vs1なんて受けないわ。そんなことになったら絶対にシールドなんて解除してあげないから!」

魅行「……英華様」

英華「んー……ま、しょーがないか。私もそろそろデュエルしとかないとーなんて思ってたところだし」

   「―――――いっちょやろうよオバハン。ま、最後の関門と考えたら役者不足だけど!」 ガシャコン

セーヴァ「いちいち口の減らない小娘ね……! 憎たらしい!」 ガシャン!


  「「――――デュエル!!」」




◆ セーヴァ・フィーネと英華とのデュエルを行います。
   英華のデッキは【ヴァンパイア】、セーヴァのデータは以下となります。


●名前:セーヴァ・フィーネ
性別:女
年齢:31
職業:ガブリエル幹部(位は一番下)
特徴:長身でスタイルのいい女子だが可愛い訳でもない
盲信者、自分の間違いは絶対に認めないタイプ
そのせいで多額の借金を背負っている
怒り沸点も低く、常にイライラしている
デッキ:次元斬をベースの【戦士族】

578: ◆/7w/ijckWc 2015/02/10(火) 17:11:31.35 ID:b/JRWpfeo
一応現時点での評定


【テーマデッキであるヴァンパイアとグッドスタッフの要素の強い次元斬ではシナージからのアドの差で有利】
 →カテゴリの専用カードが存在しないというだけで、種族及び効果の特徴などによって強いシナジーを形成している。
   速度はそれほどではないためそうした面で攻めることはできるが、アドバンテージ差が付くかは微妙(+5)


【ヴァンパイアは闇属性で統一されていて墓地のカードを除外して効果を発動するカードもいくつかある。
 英華が除外された闇属性を再利用するために闇次元の解放などを入れている可能性があるので、除外されてもある程度対処できる】
 →ダーク・アームド・ドラゴンに代表される闇属性のカードの効果により、カードが除外されることは日常茶飯事
   早期決着が比較的少ない遊戯王世界では除外後のアフターフォローはあって然るべき(+10)


【アンデットにとって除外は天敵。天敵と解っていながらなんの対策も取らない筈がなく、メタカードとして王宮の鉄壁を入れている可能性がある】
 →《王宮の鉄壁》は優秀な効果だが、同時にヴァンパイアにおいて、除外することで効果を発揮できる
   《ヴァンパイア・ソーサラー》や《馬頭鬼》の効果を阻害しかねない(±0)


【相手の主軸のモンスターは戦闘を介する除外効果。そしてこちらのヴァンパイアも戦闘を介して発動する効果を持つモンスターが多めである。
 故に、攻撃宣言時に《ブレイクスルー・スキル》《禁じられた聖杯》《禁じられた聖典》等を撃てればこちらのモンスターが除外される事なく効果が使用できる可能性がある】
 →除外効果持ち対策に効果無効は入っている可能性はある。《D.D.アサイラント》などのカードも
   全てフィールドで発動する効果のため、無効にした上で破壊できる(+10)


【墓守りの使い魔とヴァンパイア帝国のコンボが決まれば、戦闘を介す効果の多い戦士族のメタになる】
【ヴァンパイア帝国とのコンボに使う墓守りの使い魔は墓地メタとしてマクロコスモスを使用してきた場合にも効果を発揮する】
 →二枚のカードが必要になるが、戦闘を封じることのできる優秀なロックになりうる。
   突破可能なカードの少なさも含め、効果的。仮に【次元天斬】であっても対処が可能という意味では有効。(+10)


【現時点ですら爆発してるセーヴァは相手がヴァンパイアと知れば確実に舐めてくきたり上から見下す事請け合い
 その上でもおそらく態度がブレないだろう英華に激昂しプレイングは強引に雑になっていく】
 →デュエリストらしからぬ煽り耐性の低さ。相性は多少悪いものの、使用者の精神状態が悪ければそれだけプレイングも雑になる。
   対戦相手としてはこれ以上ないほど組しやすい相手(+10)




5+10+0+10+10+10=45

基本値【50】

キャップに到達しました
今回の勝率は95%です

580: ◆KuNJGs8S8s 2015/02/10(火) 17:40:33.82 ID:b/JRWpfeo
これだけ出せるなら40%くらいに落としても十分そうな気が




◆ 勝率は95%となります。判定において【95以下】が出た場合に勝利です。
   トリップに数字を隠しました。0~99の好きな数値を選択してください。

↓1

581: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/10(火) 17:43:23.34 ID:Er48P+aQO
85

605: オフトゥンあったかいナリィ… ◆/7w/ijckWc 2015/02/12(木) 21:16:02.64 ID:HkFzVCvXo


セーヴァ「私のターン。まずは《切り込み隊長》を召喚!」


《切り込み隊長/Marauding Captain》
効果モンスター
星3/地属性/戦士族/攻1200/守 400
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。手札からレベル4以下のモンスター1体を特殊召喚する。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、相手は他の戦士族モンスターを攻撃対象に選択できない。


セーヴァ「切り込み隊長の効果で二体目の切り込み隊長を特殊召喚!」


セーヴァ:手札→場
《切り込み隊長》


英華「いきなり切り込みロック……って、もしかしてオバサンビビり?」

セーヴァ「このガキ……カードをセットしてターンエンド」 イライラ 手札:2

英華「ま、いーけどね……私のターン!」 手札:5→6

   「どうせ攻撃もできないしねー。モンスターをセット。カードを2枚セットしてターンエンド」 手札:3

セーヴァ「自分で言っててそのザマって何よ!?」

英華「やだなー。私のは戦略だよ!」

セーヴァ「だったら私のだって戦略でしょうが……!!」 ビキビキ

606: ◆/7w/ijckWc 2015/02/12(木) 21:20:05.85 ID:HkFzVCvXo


セーヴァ「……ドロー!」 手札:2→3


セーヴァ(フン……それならとっとと攻撃に転ずるべきね……)


セーヴァ「二体の切り込み隊長でオーバーレイ! エクシーズ召喚!」

     「ランク3! 来なさい、《M.X-セイバー インヴォーカー》!」


《M.X(ミッシングエックス)-セイバー インヴォーカー/M-X-Saber Invoker》
エクシーズ・効果モンスター
ランク3/地属性/戦士族/攻1600/守 500
レベル3モンスター×2
(1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
デッキから、戦士族または獣戦士族の地属性・レベル4モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに破壊される。


英華「……フーン」

セーヴァ「何よその気の無い返事はァァァァァァ!!」

英華「ん? あ、別に」

魅行「しかしナチュラルに煽っておられますね……少々やりすぎでは?」

英華「どーだろーね。ま、簡単に動揺なんてしちゃった方が負けでしょー」 ケラケラ

セーヴァ「」 ピキピキ

607: ◆/7w/ijckWc 2015/02/12(木) 21:24:53.31 ID:HkFzVCvXo


英華(インヴォーカー……ってことは狙いは見えてる。オバサンの狙いは多分エクシーズ……)

   (いわゆるインヴォーカーブレードってやつかな? それとも、もっと別な目的が――――うん。あるだろうけどね)

   (安定性に関しては随一。けど、オバサンは煽り耐性が低い、と)

   (――――――じゃ、どこから崩そうかな☆)


セーヴァ「インヴォーカーの効果! ORUを一つ使い、デッキから地属性戦士族を特殊召喚!」

     「来なさい、《H・C エクストラ・ソード》!」


《H(ヒロイック)・C(チャレンジャー) エクストラ・ソード/Heroic Challenger - Extra Sword》
効果モンスター
星4/地属性/戦士族/攻1000/守1000
このカードを素材としたエクシーズモンスターは以下の効果を得る。
●このエクシーズ召喚に成功した時、このカードの攻撃力は1000ポイントアップする。


セーヴァ「次! 《忍者マスター SASUKE》を召喚!」


《忍者マスター SASUKE/Ninja Grandmaster Sasuke》
効果モンスター
星4/光属性/戦士族/攻1800/守1000
このカードが表側守備表示のモンスターを攻撃した場合、ダメージ計算を行わずそのモンスターを破壊する。


英華「レベル4のモンスターが2体……」

魅行「それも戦士族。英華様、お気を付けを」

英華「オーケーオーケー」

セーヴァ「暢気してる場合!? 私は二体のモンスターでオーバーレイ!」

610: ◆/7w/ijckWc 2015/02/12(木) 21:29:22.77 ID:HkFzVCvXo


セーヴァ「ランク4! 来なさい、《機甲忍者ブレード・ハート》ォ!」


《機甲忍者ブレード・ハート/Blade Armor Ninja》
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/風属性/戦士族/攻2200/守1000
戦士族レベル4モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、
自分フィールド上の「忍者」と名のついたモンスター1体を選択して発動できる。
このターン、選択したモンスターは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃する事ができる。


《機甲忍者ブレード・ハート》
攻撃力:2200→3200


英華「……ワオ」

セーヴァ「更に《一族の結束》を発動!」


《一族の結束/Solidarity》
永続魔法
(1):自分の墓地の全てのモンスターの元々の種族が同じ場合、
自分フィールドのその種族のモンスターの攻撃力は800アップする。


《M.X-セイバー インヴォーカー》
攻撃力:1600→2400

《機甲忍者ブレード・ハート》
攻撃力:3200→4000


英華「高攻撃力で制圧してく方向かー。いーね、オバサン。そういうの私好きだよ」

セーヴァ「上から目線で好きだの何だの言ってんじゃないわよ!」

611: ◆/7w/ijckWc 2015/02/12(木) 21:34:47.16 ID:HkFzVCvXo


セーヴァ「ブレード・ハートの効果! ORUを一つ使い、二回攻撃を可能とする!」


セーヴァ:ORU→墓地
《忍者マスターSASUKE》


セーヴァ「ブレード・ハートの攻撃力は4000! これでワンショットキルが成立ゥ!」

英華「あっはっは、言うねオバサン!」

セーヴァ「バトル! そのモンスターから消えなさい! インヴォーカーで攻撃!」


ズバッシャァアァア!


英華「《ヴァンパイア・ソーサラー》の効果発動ー」

セーヴァ「……ヴァンパイアデッキ」


《ヴァンパイア・ソーサラー/Vampire Sorcerer》
効果モンスター
星4/闇属性/アンデット族/攻1500/守1500
このカードが相手によって墓地へ送られた場合、デッキから「ヴァンパイア」と名のついた闇属性モンスター1体
または「ヴァンパイア」と名のついた魔法・罠カード1枚を手札に加える事ができる。
また、自分のメインフェイズ時、墓地のこのカードをゲームから除外して発動できる。
このターンに1度だけ、自分が「ヴァンパイア」と名のついた闇属性モンスターを召喚する場合に
必要なリリースをなくす事ができる。


英華「ま、そーゆーこと。ソーサラーの効果で《シャドウ・ヴァンパイア》を手札に加えるよー」


英華:デッキ→手札
《シャドウ・ヴァンパイア》


セーヴァ「くっ……アハハハハハハ! 《魂を削る死霊》だったら助かったのにね!」

英華「でもこういうのって定石じゃないの?」

セーヴァ「定石だろうと死ねば意味が無いじゃない! ブレード・ハートでダイレクトアタック!」

613: ◆/7w/ijckWc 2015/02/12(木) 21:39:29.02 ID:HkFzVCvXo


英華「じゃ、これも定石だよね。《終焉の焔》発動!」

セーヴァ「なっ……」


《終焉の焔/Fires of Doomsday》
速攻魔法
このカードを発動するターン、自分は召喚・反転召喚・特殊召喚できない。
自分フィールド上に「黒焔トークン」(悪魔族・闇・星1・攻/守0)2体を守備表示で特殊召喚する。
このトークンは闇属性モンスター以外のアドバンス召喚のためにはリリースできない。


英華:場
「黒焔トークン」×2  ボワッ……


英華「さ、どーぞ――――攻撃力4000の二回攻撃を喰らわせてあげてよ」

セーヴァ「」 ブチブチッ


バシッ、ズバアアアアアアッ!!


英華:場→消滅
「黒焔トークン」×2


魅行「御見事です」

英華「ま、この程度はね! できなきゃデカい口叩いた意味も無いっていうかー」

魅行「まあ、お気持ちは理解できます。私も大きなことを言った手前敗北してしまったことがありましたが……」

セーヴァ「……ターンエンドよ……!」 手札:1

英華「じゃ、私のターン!」 手札:4→5

614: ◆/7w/ijckWc 2015/02/12(木) 21:43:31.45 ID:HkFzVCvXo


英華「墓地のソーサラーの効果。ソーサラーを除外して、このターンの『ヴァンパイア』のリリースの必要が無くなる」

   「当然――――召喚するのは、《シャドウ・ヴァンパイア》!」


《シャドウ・ヴァンパイア/Shadow Vampire》
効果モンスター
星5/闇属性/アンデット族/攻2000/守 0
このカードが召喚に成功した時、手札・デッキから「シャドウ・ヴァンパイア」以外の
「ヴァンパイア」と名のついた闇属性モンスター1体を特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚に成功した場合、このターンそのモンスター以外の自分のモンスターは攻撃できない。
また、このカードをエクシーズ召喚の素材とする場合、
闇属性モンスターのエクシーズ召喚にしか使用できない。


英華「シャドウ・ヴァンパイアの効果! デッキから『ヴァンパイア』を特殊召喚するよ!」

   「私が特殊召喚するのは、《ヴァンパイア・デューク》!」


《ヴァンパイア・デューク/Vampire Duke》
効果モンスター
星5/闇属性/アンデット族/攻2000/守 0
「ヴァンパイア・デューク」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
このカードをX召喚の素材とする場合、闇属性モンスターのX召喚にしか使用できない。
(1):このカードが召喚に成功した時、自分の墓地の闇属性の「ヴァンパイア」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
(2):このカードが特殊召喚に成功した時、カードの種類(モンスター・魔法・罠)を宣言して発動できる。
相手は宣言された種類のカード1枚をデッキから墓地へ送る。


セーヴァ「……」 ピクッ

英華「デュークの効果発動だよ。宣言するのは『罠カード』! デッキから墓地に送ってね、オバサン!」

セーヴァ「オバサンオバサンって……私はまだ31よ!!」


セーヴァ:デッキ→墓地
《コピー・ナイト》

615: ◆/7w/ijckWc 2015/02/12(木) 21:48:08.93 ID:HkFzVCvXo


英華「16から見れば充分……」

セーヴァ「なんですってぇぇぇええええ!?」

英華「……あ、この二体でオーバーレイ。エクシーズ召喚!」

   「ランク5、《紅貴士-ヴァンパイア・ブラム》!」


《紅貴士(エーデルリッター)-ヴァンパイア・ブラム/Crimson Knight Vampire Bram》
エクシーズ・効果モンスター
ランク5/闇属性/アンデット族/攻2500/守 0
アンデット族レベル5モンスター×2
このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
相手の墓地のモンスター1体を選択して自分フィールド上に特殊召喚する。
「紅貴士-ヴァンパイア・ブラム」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。
この効果で特殊召喚に成功した場合、このターンそのモンスター以外の自分のモンスターは攻撃できない。
また、フィールド上のこのカードが相手によって破壊され墓地へ送られた場合、
次のターンのスタンバイフェイズ時にこのカードを墓地から表側守備表示で特殊召喚する。


英華「ブラムの効果! ORUを一つ使い――――」


英華:ORU→墓地
《ヴァンパイア・デューク》


セーヴァ「……!」

英華「オバサンの墓地のモンスター1体を特殊召喚するよ、と。SASUKEを特殊召喚!」


セーヴァ:墓地→英華:場
《忍者マスターSASUKE》


セーヴァ(……このガキの狙いは、まさか――――)


英華「ま、シャドウとブラムの効果でそもそも攻撃できないけど。しゃーなしだよね、っと。私は……」

   「カードを1枚セットして……ターンエンド、っと」

616: ◆/7w/ijckWc 2015/02/12(木) 21:53:49.84 ID:HkFzVCvXo


セーヴァ「私のターン……・!」 手札:1→2


セーヴァ(あの図太さと人をイラ立たせる言動の数々……このガキ、狙いは恐らく《ヴァンパイア・シフト》……)

     (《ヴァンパイア帝国》は、相手のデッキ、つまり私のデッキから墓地にカードが送られたときに発動する効果)

     (出す必要も無いブラムを立たせて、奪う必要のないSASUKEを奪ったのは……間違いない、デュークを墓地に送るため)

     (――――そうはいかないのよ! 延々と人をおちょくって……このクソガキ!)


セーヴァ「《ナイト・ショット》発動!」

英華「!」


《ナイト・ショット/Night Beam》
通常魔法
(1):相手フィールドにセットされた魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。セットされたそのカードを破壊する。
このカードの発動に対して相手は対象のカードを発動できない。


セーヴァ「アハハハハハ! あんたの浅い目論見なんて見えてるのよ! 砕け散りなさい!」

英華「え、いいの?」

セーヴァ「は……?」


英華:場→墓地
《荒野の大竜巻》

618: ◆/7w/ijckWc 2015/02/12(木) 21:59:16.57 ID:HkFzVCvXo


セーヴァ「な……にィ――――――ッ!!?」

英華「荒野の大竜巻の効果発動!」


《荒野の大竜巻/Wild Tornado》
通常罠
魔法&罠カードゾーンに表側表示で存在するカード1枚を選択して破壊する。
破壊されたカードのコントローラーは、手札から魔法または罠カード1枚をセットする事ができる。
また、セットされたこのカードが破壊され墓地へ送られた時、
フィールド上に表側表示で存在するカード1枚を選択して破壊する。


英華「相手の効果で墓地に送られたことで、第二の効果発動! ブレード・ハートを破壊!」


セーヴァ:場→墓地
《機甲忍者ブレード・ハート》


セーヴァ「ナンデ!? 《ヴァンパイア・シフト》じゃない!?」

英華「やだなー。誰も『ヴァンパイア・シフト』を使うなんて一言も言ってないじゃん!」

   「あ、これはホラ。《マクロコスモス》対策だよ。今回は結束潰しに使うつもりだったけどね」

魅行「流石にえげつなくございますね」

セーヴァ「この……ク、ソ、ガ、キ……!!」 ビキビキビキ…

英華「ま、いいんじゃない? 普通使うよ。こんな絶好のチャンスじゃね」

セーヴァ「フォローするなァ……!」


英華(――――もっとも、誤認させようとしたのは確かだけど)


セーヴァ「インヴォーカーの効果! デッキから《D.D.アサイラント》を特殊召喚!」


《D.D.アサイラント/D.D. Assailant》
効果モンスター
星4/地属性/戦士族/攻1700/守1600
(1):このカードが相手モンスターとの戦闘で破壊されたダメージ計算後に発動する。そのモンスターとこのカードを除外する。

619: ◆/7w/ijckWc 2015/02/12(木) 22:08:48.58 ID:HkFzVCvXo


《D.D.アサイラント》
攻撃力:1700→2500


セーヴァ「更に! 《コマンド・ナイト》を召喚!」


《コマンド・ナイト/Command Knight》
効果モンスター
星4/炎属性/戦士族/攻1200/守1900
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、自分フィールド上に
表側表示で存在する戦士族モンスターの攻撃力は400ポイントアップする。
また、自分フィールド上に他のモンスターが存在する場合、
相手は表側表示で存在するこのカードを攻撃対象に選択する事はできない。

《コマンド・ナイト》
攻撃力:1200→1600→2400

《D.D.アサイラント》
攻撃力:2500→2900

《M.Xセイバー インヴォーカー》
攻撃力:2400→2800


英華「ふぅん……?」

セーヴァ「まずアサイラントでブラムを攻撃!」


英華:場→墓地
《紅騎士-ヴァンパイア・ブラム》


英華「……っ」 LP:4000→3600

セーヴァ「次! コマンド・ナイトでSASUKEを攻撃!」


英華:場→セーヴァ:墓地
《忍者マスターSASUKE》

620: ◆/7w/ijckWc 2015/02/12(木) 22:13:58.61 ID:HkFzVCvXo


英華「モンスターが……!」

セーヴァ「あ、はははは! 無様ね! 張り切って出した割には!」

英華「オバサンオバサン、それかなりブーメラン」

セーヴァ「うるっさいわねぇ! インヴォーカーでダイレクトアタック!!」


ズギャアアアアアアアッ!!


英華「ぐっ!」 LP:3600→1000

魅行「……英華様」

英華「……つぅー……さ、流石に効いたぁ……」

セーヴァ「ざまあ見なさい……! じゃあ、コマンド・ナイトとアサイラントでオーバーレイ」

     「エクシーズ召喚! ランク4、《ガガガガンマン》!」


《ガガガガンマン/Gagaga Cowboy》
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/地属性/戦士族/攻1500/守2400
レベル4モンスター×2
(1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。このカードの表示形式によって以下の効果を適用する。
●攻撃表示:このターン、このカードが相手モンスターを攻撃するダメージステップの間、
このカードの攻撃力は1000アップし、その相手モンスターの攻撃力は500ダウンする。
●守備表示:相手に800ダメージを与える。


英華「!」

セーヴァ「もうあんたは虫の息……フン、二度効果が使えないのが惜しいわね」

     「ガンマンの効果! 800ポイントのダメージよ!」  ダァン!

英華「くっ……!」 LP:1000→200

621: ◆/7w/ijckWc 2015/02/12(木) 22:19:46.45 ID:HkFzVCvXo


セーヴァ「ターンエンド!」 手札:0

英華「あたた……流石にやるね、オバサン。幹部ってだけはあるよ」

セーヴァ「褒められても何も嬉しくないわよクソガキ」

英華「素直に受け取ってもいいのに。じゃ、私のターン!」 手札:3→4

   「私は《闇の誘惑》を発動。カードを2枚ドローし……」 手札:3→5


《闇の誘惑/Allure of Darkness》
通常魔法(制限カード)
(1):自分はデッキから2枚ドローし、手札の闇属性モンスター1体を除外する。
手札に闇属性モンスターが無い場合、手札を全て墓地へ送る。


英華「闇属性モンスターを除外する」 手札:5→4


英華:手札→除外
《ヴァンパイア・ドラゴン》


英華「……さて、《ユニゾンビ》を召喚するよ!」


《ユニゾンビ/Uni-Zombie》
チューナー・効果モンスター
星3/闇属性/アンデット族/攻1300/守 0
「ユニゾンビ」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。手札を1枚捨て、対象のモンスターのレベルを1つ上げる。
(2):フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
デッキからアンデット族モンスター1体を墓地へ送り、対象のモンスターのレベルを1つ上げる。
この効果の発動後、ターン終了時までアンデット族以外の自分のモンスターは攻撃できない。


セーヴァ「何……? ユニ……?」


英華「ユニゾンビの効果。手札の《馬頭鬼》を墓地に送ってユニゾンビ自身のレベルを1つ上げる」


英華:手札→墓地
《馬頭鬼》

《ユニゾンビ》:★3→★4

622: ◆/7w/ijckWc 2015/02/12(木) 22:24:23.17 ID:HkFzVCvXo


英華「更にユニゾンビの効果! デッキからアンデット族の《ヴァンパイア・ソーサラー》を墓地に送り、レベル上昇!」


デッキ→墓地
《ヴァンパイア・ソーサラー》

《ユニゾンビ》:★4→★5


セーヴァ「これは……!」

英華「じゃ、ソーサラーを除外。これでヴァンパイアのリリースは必要無くなる」

   「――――――《ヴァンプ・オブ・ヴァンパイア》を召喚!!」


《ヴァンプ・オブ・ヴァンパイア/Vampire Vamp》
効果モンスター
星7/闇属性/アンデット族/攻2000/守2000
(1):このカードが召喚に成功した時、または自分フィールドに「ヴァンパイア」モンスターが召喚された時に、
このカードより攻撃力が高い相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを装備カード扱いとしてこのカードに装備する。この効果は1ターンに1度しか使用できない。
(2):このカードの攻撃力は、このカードの効果で装備したモンスターの元々の攻撃力分アップする。
(3):このカードの効果で装備カードを装備したこのカードが墓地へ送られた場合に発動する。このカードを墓地から特殊召喚する。


セーヴァ「なっ……!」

英華「ヴァンプ・オブ・ヴァンパイアの効果! 現時点で攻撃力がヴァンプを上回るインヴォーカーを吸収、装備する!」


セーヴァ:場→装備:《ヴァンプ・オブ・ヴァンパイア》
《M.Xセイヴァー インヴォーカー》


《ヴァンプ・オブ・ヴァンパイア》
攻撃力:2000→3600

623: ◆/7w/ijckWc 2015/02/12(木) 22:29:52.43 ID:HkFzVCvXo


英華「更に――――私のライフは残り200。よって《茫漠の死者》を特殊召喚できる!」


《茫漠の死者/Endless Decay》
効果モンスター
星5/闇属性/アンデット族/攻 ?/守 0
自分のライフが2000以下の場合、このカードは手札から特殊召喚する事ができる。
このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、このカードの攻撃力は相手のライフポイントの数値の半分になる。


《茫漠の死者》
攻撃力:?→2000


英華「レベル5となった二体のモンスターでオーバーレイ。エクシーズ召喚!」

   「いでよ、ランク5! 《終焉の守護者アドレウス》!」


《終焉の守護者アドレウス/Adreus, Keeper of Armageddon》
エクシーズ・効果モンスター
ランク5/闇属性/悪魔族/攻2600/守1700
レベル5モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、
相手フィールド上に表側表示で存在するカード1枚を選択して発動できる。選択したカードを破壊する。


英華「アドレウスの効果! ガガガガンマンを破壊!」

セーヴァ「チッ!」


英華:ORU→墓地
《ユニゾンビ》

セーヴァ:場→墓地
《ガガガガンマン》


英華「――――さて、バトル! ヴァンプでプレイヤーにダイレクトアタック!」

セーヴァ「チィ……ッ!」

624: ◆/7w/ijckWc 2015/02/12(木) 22:38:01.74 ID:HkFzVCvXo


セーヴァ「あまり使いたくなかったけれど! 《次元幽閉》!」

英華「え……!」


《次元幽閉/Dimensional Prison》
通常罠
相手モンスターの攻撃宣言時、攻撃モンスター1体を選択して発動できる。
選択した攻撃モンスターをゲームから除外する。


英華:場→除外
《ヴァンプ・オブ・ヴァンパイア》


英華「くっ……除外されたら蘇生はできない……!」

セーヴァ「だから使ったに決まってるじゃない……・!」

英華「ユニゾンビの効果を発動した今、アドレウスは攻撃できない。ターンを終了するよ」

セーヴァ「ふんっ……ドロー!」 手札:0→1

     「《貪欲な壺》。モンスター5枚をデッキに戻して1枚ドローするわ」


《貪欲な壺/Pot of Avarice》
通常魔法(制限カード)
(1):自分の墓地のモンスター5体を対象として発動できる。
そのモンスター5体をデッキに加えてシャッフルする。その後、自分はデッキから2枚ドローする。

セーヴァ:墓地→デッキ
《機甲忍者ブレード・ハート》
《切り込み隊長》×2
《H・C エクストラ・ソード》
《M.X-セイバー インヴォーカー》

手札:0→2


セーヴァ「ククッ……虫の息には丁度いいわね。特殊召喚するわ。《H・C 強襲のハルベルト》!」

英華「!」


《H・C 強襲のハルベルト》
効果モンスター
星4/地属性/戦士族/攻1800/守 200
(1):相手フィールドにモンスターが存在し、自分フィールドに
モンスターが存在しない場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
(3):このカードが相手に戦闘ダメージを与えた時に発動できる。デッキから「ヒロイック」カード1枚を手札に加える。


《H・C 強襲のハルベルト》
攻撃力:1800→2600

625: ◆/7w/ijckWc 2015/02/12(木) 22:45:11.64 ID:HkFzVCvXo


セーヴァ「そして! 《異次元の戦士》を召喚!」


《異次元の戦士/D.D. Warrior》
効果モンスター
星4/地属性/戦士族/攻1200/守1000
このカードがモンスターと戦闘を行った時、そのモンスターとこのカードをゲームから除外する。


《異次元の戦士》
攻撃力:1200→2000


英華「相討ちからのダイレクト――――!?」

セーヴァ「ふん……完膚なきまでに潰すに決まってるでしょ! この二体でオーバーレイ!」

     「来なさい、《H-C エクスカリバー》!」


《H-C エクスカリバー/Heroic Champion - Excalibur》
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/光属性/戦士族/攻2000/守2000
戦士族レベル4モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を2つ取り除いて発動できる。
このカードの攻撃力は、次の相手のエンドフェイズ時まで元々の攻撃力の倍になる。

《H-C エクスカリバー》
攻撃力:2000→2800


英華「!」

セーヴァ「エクスカリバーの効果! 攻撃力を元々の二倍に!」


《H-C エクスカリバー》
攻撃力:2800→4000


セーヴァ「無様に砕け散りなさい、クソガキッ! エクスカリバーでアドレウスに攻撃ィ!」

英華「――――――――――――」

626: ◆/7w/ijckWc 2015/02/12(木) 22:52:25.23 ID:HkFzVCvXo


英華「――――どうせ砕くならエースを砕こうよ。《エクシーズ・リベンジ・シャッフル》を発動!」

セーヴァ「!?」


《エクシーズ・リベンジ・シャッフル/Xyz Revenge Shuffle》
通常罠
自分フィールド上のエクシーズモンスターが攻撃対象に選択された時、
自分の墓地のエクシーズモンスター1体を選択して発動できる。
攻撃対象となったエクシーズモンスターを持ち主のエクストラデッキに戻す。
その後、選択したモンスターを墓地から特殊召喚し、このカードを下に重ねてエクシーズ素材とする。


英華「墓地のヴァンパイア・ブラムを守備表示で特殊召喚! そして、アドレウスをエクストラデッキに!」


英華:墓地→場
《紅騎士-ヴァンパイア・ブラム》

場→EX
《終焉の守護者 アドレウス》


英華「最後に、リベンジ・シャッフルをブラムのORUとする!」


英華:場→ORU
《エクシーズ・リベンジ・シャッフル》


セーヴァ「な………………」


ズダアアアアアアアアアアアアアン!!


英華:場→墓地
《紅騎士-ヴァンパイア・ブラム》

627: ◆/7w/ijckWc 2015/02/12(木) 22:59:50.11 ID:HkFzVCvXo


セーヴァ「ここで……こんな……ッ!!」

     「ッ……ターン、エンド……!!」

英華「私のターン!」 手札:0→1

セーヴァ「チッ……でも、エクスカリバーの攻撃力は未だ4000!」

     「生半可な攻撃じゃあ抜けない上に、私のライフも残り4000!」

     「手札1枚程度で何ができるのよォ!」

英華「さ、何ができるだろうね。私は破壊されたヴァンパイア・ブラムの効果発動!」

   「相手によって破壊された場合、このスタンバイフェイズにブラムは蘇る!」


英華:墓地→場
《紅貴士-ヴァンパイア・ブラム》


英華「そして――――私はフィールド魔法を発動。《ヴァンパイア帝国》!」


《ヴァンパイア帝国(エンパイア)/Vampire Kingdom》
フィールド魔法
フィールド上のアンデット族モンスターの攻撃力はダメージ計算時のみ500ポイントアップする。
また、1ターンに1度、相手のデッキからカードが墓地へ送られた時、自分の手札・デッキから「ヴァンパイア」と名のついた
闇属性モンスター1体を墓地へ送り、フィールド上のカード1枚を選択して破壊する。


ズオオオオオオオオオッ……


セーヴァ「ここで――――あっ!?」

英華「私は、ユニゾンビの効果で墓地に送った《馬頭鬼》の効果、発動」


《馬頭鬼/Mezuki》
効果モンスター(準制限カード)
星4/地属性/アンデット族/攻1700/守 800
(1):自分メインフェイズに墓地のこのカードを除外し、
自分の墓地のアンデット族モンスター1体を対象として発動できる。
そのアンデット族モンスターを特殊召喚する。

629: ◆/7w/ijckWc 2015/02/12(木) 23:04:40.04 ID:HkFzVCvXo


英華「蘇生させるカードは――――《ヴァンパイア・デューク》!」

セーヴァ「!!」


英華:墓地→場
《ヴァンパイア・デューク》


英華「デュークの効果! 宣言するのは『罠カード』! 墓地へ送ってもらうよ!」

セーヴァ「まさか……こんな……!?」


セーヴァ:デッキ→墓地
《激流葬》


英華「ヴァンパイア帝国の効果発動! 私はデッキから《ヴァンパイア・ソーサラー》を墓地へ送り……」

   「――――――エクスカリバーを、破壊する!!」


セーヴァ:場→墓地
《H-C エクスカリバー》


英華「バトル! ブラムとデュークでダイレクトアタックッ!!」

セーヴァ「――――――――ッくあああああっ!」 LP:4000→1000→0  ピ――――――ッ






勝率:95
トリップ→#36vampang
指定数値→85

36+85=121(21)

◆ デュエルに勝利しました

633: ◆/7w/ijckWc 2015/02/12(木) 23:12:02.60 ID:HkFzVCvXo


セーヴァ「ぐっ……でも、ナンバーズの攻撃でない以上、ダメージは――――」

英華「――――」 タンッ!

セーヴァ「えっ……」

英華「つーかまーえた」 ガシッ

セーヴァ「えっ」

魅行「御見事です」

セーヴァ「えっちょっと待って今軽く10メートルは」

英華「そんな距離あって無いもんじゃん」

セーヴァ「ファッ!?」

英華「これでも武闘派急先鋒なもんで、特に夜間ならこんな芸当くらいはできるわけ」

   「じゃ、晴明ちゃんの行先……っていうか社長室だっけ? ちょっと案内してもらうよ」

セーヴァ「な、何よ! どうせ今行ったところで――――」

英華「今行ったところで、じゃないの。行くんだよ」

セーヴァ「……っ」

魅行「英華様、どちらにせよ『この先』が社長室に続いていることは知れています」

   「拘束だけして私たちも向かいましょう。尋問などすればするだけ時間の無駄です」

英華「……あ、それもそーだね。じゃ、行こっか」

635: ◆/7w/ijckWc 2015/02/12(木) 23:21:13.93 ID:HkFzVCvXo


セーヴァ「何なのよ、あなた……そこまでする理由があるの!?」

英華「逆に聞くけど、無いと思うの?」

セーヴァ「………………」

英華「晴明ちゃんは基本、そういう人間じゃないし。やっても精々が説得程度でしょ」

   「江都道灌を倒したとしても、不屈の精神力で起き上がったりしたら……女の子が抵抗できると思う?」

   「じゃなくてもさ、1コ、絶対に行かなきゃなんない理由があるわけ」

セーヴァ「……何よ、それ」

英華「仇討ち」

セーヴァ「は……?」

英華「江都道灌は、私欲のために私たちの仲間を何人も殺した。だから、晴明ちゃんがダメだったら私がこの手で殺しに行く」

   「晴明ちゃんが江都道灌に負けて……例えば洗脳されてたりしたら、まあ、正気に戻るまでブッ飛ばす」

   「本来場違いな私がここまでついてきた理由がそれ。ま、一種のバックアップってとこカナー」

魅行「無論、晴明様の勝利は信じておりますが」

英華「それだけで上手くいくほど甘い世界でも無いしね。ま、保険はかけといて損は無いってとこじゃない?」

   「っと、これでしばらく動けないでしょ。じゃね、オバサン」

セーヴァ「………………」


タッタッタッタッタ……




◆ 描写するキャラを選択してください

1.ナクア
2.晴明(スキップして道灌戦へ)

↓2

637: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/12(木) 23:25:05.19 ID:o4baJqdi0
1.ナクア

638: ◆/7w/ijckWc 2015/02/12(木) 23:34:12.51 ID:HkFzVCvXo


◆ 路地裏 / 白藤の用意した隠れ家


ナクア(……安倍晴明に促され、非戦闘員の詰所に隠れて早数時間)

    (外の騒ぎは徐々に沈静化しつつあるけど……ここにいる人たちの緊張感は途切れない)

    (まあ、当然でしょうね。私も恐ろしいもの)

    (いつ、敵がここに襲ってくるか、皆は負けていないか。無事でいるか……)

    (……ああ、もう。私らしくもない。まったく、あの連中が負けるわけないじゃない)

    (安倍晴明も……ま、なんとかやるでしょ。多分……きっと。そうでないと困るわよ)

    (……あくまで奏が! そう、暗い顔させたりすると悪いから! ね!!)


コッ、コッ、コッ……


ナクア「……足音……?」


バタァン!!


住人1「!?」

ナクア「!」


??「ほっひっひ……こんな所に隠れてやがったか……」

住人2「う、うわあああああああ! 敵が来たあああああああ!」

ナクア「……まったく、最悪のタイミングで……!」


640: ◆/7w/ijckWc 2015/02/12(木) 23:42:23.23 ID:HkFzVCvXo


ナクア(周りの人たちはこの太った男がやってきたことでパニックに陥ってる……)

    (……ていうかあの豚鼻といい骨太を通り越した体形といい、ここの住人じゃないのよね)

    (騒いでるってことは多分そういうことよね。うん……)


王苦「ガタガタ喚くなクズどもォ! とっとと並んで外に出ろぉ! 俺の手を煩わせるなよ!」

住人3「な、何なんだアンタは一体!? いきなりやってきて!」

王苦「おォ? おい、そんな口きいていいのか? 俺はな……」 ガリッ

   「この通り、ちょいとデュエルディスクを扱えば貴様らを叩き潰せる状態なんだ」

   「あんまり怒らせるなよ。死にたくなければ並べェ!」

ナクア「……随分とまあ小物臭い豚ね」

王苦「ブヒィ!?」

住人2「お、おい、お嬢ちゃん! 刺激するな!」

ナクア「ふん、子供の言うことを真に受けて怒るような大人がどこにいるのかしら。というか、ブヒィなんて鳴くのね」

    「もしかしてここの住人か何かだったのかしら? 豚の形質が現れたとか? ということは裏切り者?」

王苦「」

ナクア「あ、でも豚って実は体脂肪率低いのよ。でも筋肉があるようには見えないし、やっぱり人間なのかしら」

    「もうちょっと鳴いてくれないかしら。あら、間違ったわ。喋ってくれない?」

王苦「」

644: ◆/7w/ijckWc 2015/02/12(木) 23:55:29.18 ID:HkFzVCvXo


王苦「可愛いロリがいると思ったらとんだ口の悪さじゃあないの……」

ナクア「あら。人語が解せたのね。でも私は思ったことを口にしてるだけよ」

    「それともこんな子供の言葉に傷つくの? 随分と脆い精神ね。ある意味感服だわ」

王苦「ぐ、く、く……お嬢ちゃァん、そんな口をきいていいのかなぁ?」

ナクア「知ったこっちゃないわね。部外者ならさっさと出て行ってくれない?」

    「あ、でもどうせ出てくなら牧場主を呼んでからにしてくれないかしら」

王苦「ど、ど、どこまで俺を馬鹿に……」

ナクア「あら。そういえば一か月間罵倒したリンゴと綺麗な言葉をかけ続けたリンゴの比較画像があったわね」

    「豚も理解できるのかしら。もしかしてアナタ罵倒され続けた一例だったりするの?」

王苦「人が下手に出ていれば好き放題言っちゃって! お嬢ちゃんから先に連れてってやろうか!」

ナクア「お断りよ。それと―――――」 スッ

王苦「その薬は!?」

ナクア「サンプルがあって助かったわ。これで――――対抗手段が無い、ってわけじゃあなくなるから」 カリッ

    「――――私の友人の留守を襲うなんて、躾のなってない家畜よね」

王苦「……ぶひっ!?」

ナクア「表に出なさい。仕置きしてあげるわ、豚」

王苦「ぶ、ぐ、ぐ、ぐ……!! その生意気な口を! 矯正してやる!」

ナクア「豚が人間の言葉を喋るな」


    「「デュエル!!」」


◆ ナクラ=ナクアと王苦参条のデュエルが行われます。
   ナクアのデッキは【蟲惑魔】、王苦のデータは以下です。



●名前:王苦 参条
性別:男
年齢:38
職業:係長
特徴:太ったハゲの中年男性。妙に小物臭い性格をしているがやるときはやる(やるときしかやらない)。
    好きな物はエルフ耳。嫌いな物はマッチョ。現在彼女募集中。
デッキ:【ゴブリン】

664: ◆/7w/ijckWc 2015/02/15(日) 20:29:35.26 ID:VPTKJp9bo

◆ 【蟲惑魔】が【ゴブリン】デッキに勝利する要素を書き込んでください。
   基本値は【50】、期間は今晩【23時まで】とします。


674: ◆.HDdnr9rTE 2015/02/15(日) 23:31:00.62 ID:VPTKJp9bo

◆ 勝率は85%となります。判定において【85以下】が出た場合に勝利です。
   トリップに数字を隠しました。0~99の好きな数値を選択してください。

↓1

675: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/15(日) 23:33:30.05 ID:CR7fAJSSO
09

677: ◆/7w/ijckWc 2015/02/15(日) 23:37:26.68 ID:VPTKJp9bo
では指定値【9】でデュエルを行います

なお、一応ですが二期(?)以降判定に際して新しくシステムを追加しようかと思っています
受け容れられるかは分かりませんが、とりあえず報告だけ

688: ◆/7w/ijckWc 2015/02/17(火) 21:08:37.65 ID:lgR/Fww4o


ナクア「先攻は貰ったわ。私は《トリオンの蟲惑魔》を召喚!」


《トリオンの蟲惑魔/Traptrix Myrmeleo》
効果モンスター
星4/地属性/昆虫族/攻1600/守1200
このカードは「ホール」または「落とし穴」と名のついた通常罠カードの効果を受けない。
このカードが召喚に成功した時、デッキから「ホール」または「落とし穴」と名のついた通常罠カード1枚を手札に加える事ができる。
また、このカードが特殊召喚に成功した時、相手フィールド上の魔法・罠カード1枚を選択して破壊する。


ナクア「この効果により、デッキから《奈落の落とし穴》を手札に加える」


ナクア:デッキ→手札
《奈落の落とし穴》


王苦「蟲惑魔か……ぶひひっ、可愛らしいなぁ!」

ナクア「カードを3枚セットしてターンエンド」 手札:2

王苦「ほひっ、三枚!?」

ナクア「臭いわ。不要に口を開かないでちょうだい」

王苦「こ、このがきんちょ……俺のターン!」 手札:5→6

   「モンスターをセット、カードを2枚セットでターンエンド……」 手札:3

689: ◆/7w/ijckWc 2015/02/17(火) 21:14:58.81 ID:lgR/Fww4o


ナクア「ふん。威勢の割に攻め手に欠けるわね。このエンドフェイズ、私は《ナチュルの神星樹》を発動!」


《ナチュルの神星樹/Naturia Sacred Tree》
永続罠
「ナチュルの神星樹」の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):自分フィールドの昆虫族・地属性モンスター1体をリリースして発動できる。
デッキからレベル4以下の植物族・地属性モンスター1体を特殊召喚する。
(2):自分フィールドの植物族・地属性モンスター1体をリリースして発動できる。
デッキからレベル4以下の昆虫族・地属性モンスター1体を特殊召喚する。
(3):このカードが墓地へ送られた場合に発動する。
デッキから「ナチュルの神星樹」以外の「ナチュル」カード1枚を手札に加える。


ナクア「昆虫族・地属性のトリオンをリリース。来なさい、《ナチュル・コスモスビート》!」


ナクア:場→墓地
《トリオンの蟲惑魔》


《ナチュル・コスモスビート/Naturia Cosmobeet》
チューナー(効果モンスター)
星2/地属性/植物族/攻1000/守 700
相手がモンスターの通常召喚に成功した時、このカードを手札から特殊召喚できる。


王苦「ほっ、弱小モンスター程度に何ができるんだ!」

ナクア「そう思うなら勝手にそう思ってなさいな。私のターン!」 手札:2→3

    「私は《超栄養太陽》を発動!」


《超栄養太陽/Super Solar Nutrient》
永続魔法
自分フィールド上のレベル2以下の植物族モンスター1体をリリースして発動できる。
リリースしたモンスターのレベル+3以下のレベルを持つ植物族モンスター1体を、手札・デッキから特殊召喚する。
このカードがフィールド上から離れた時、そのモンスターを破壊する。
そのモンスターがフィールド上から離れた時、このカードを破壊する。

691: ◆/7w/ijckWc 2015/02/17(火) 21:21:33.70 ID:lgR/Fww4o


王苦「超……栄養……?」

ナクア「知らないのかしら。ま、無理も無いかもしれないわね。そんな知能もなさそうですもの」

    「コスモスビートをリリース。そしてレベル3の《ローンファイア・ブロッサム》を特殊召喚!」


《ローンファイア・ブロッサム/Lonefire Blossom》
効果モンスター
星3/炎属性/植物族/攻 500/守1400
1ターンに1度、自分フィールド上に表側表示で存在する
植物族モンスター1体をリリースして発動できる。
デッキから植物族モンスター1体を特殊召喚する。


ナクア「ローンファイア・ブロッサムの効果発動。ローンファイア自身をリリースするわ」

王苦「ほひっ……大型モンスターのご登場か……」

ナクア「考える知能も無くしたのね、可哀想に。私は二体目の《ローンファイア・ブロッサム》を特殊召喚!」

王苦「ぶひっ!?」


ナクア:デッキ→場
《ローンファイア・ブロッサム》


ナクア「二体目のローンファイア・ブロッサムの効果発動。三体目を特殊召喚!」


ナクア:場→墓地
《ローンファイア・ブロッサム》

デッキ→場
《ローンファイア・ブロッサム》


王苦「で……デッキ圧縮か!」

ナクア「あら。流石にここまでやれば分かるのね。でも愚鈍に変わりはないわね」

692: ◆/7w/ijckWc 2015/02/17(火) 21:25:52.68 ID:lgR/Fww4o


ナクア「三体目の効果よ。《ギガプラント》を特殊召喚」


《ギガプラント/Gigaplant》
デュアルモンスター
星6/地属性/植物族/攻2400/守1200
このカードは墓地またはフィールド上に表側表示で存在する場合、通常モンスターとして扱う。
フィールド上に表側表示で存在するこのカードを通常召喚扱いとして再度召喚する事で、
このカードは効果モンスター扱いとなり以下の効果を得る。
●1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に発動できる。
自分の手札・墓地から昆虫族または植物族モンスター1体を選んで特殊召喚する。


ふしゅるるるるるる……


ナクア「ギガプラントを再度召喚。そしてギガプラントの効果発動!」

    「墓地に送られたトリオンを特殊召喚する――――」

王苦「そぉいつは待ってもらおうか! 《悪魔の嘆き》を発動!」

ナクア「……!」


《悪魔の嘆き》
通常罠
(1):相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを相手のデッキに戻す。
その後、自分のデッキから悪魔族モンスター1体を墓地へ送る事ができる。


王苦「勿論、デッキに戻すのは《トリオンの蟲惑魔》! ぶっひひひひひ!」

ナクア「チッ……」


ナクア:墓地→デッキ
《トリオンの蟲惑魔》


王苦「そして悪魔族の《ゴブリンエリート部隊》を墓地に送らせてもらおうか」


王苦:デッキ→墓地
《ゴブリンエリート部隊》

693: ◆/7w/ijckWc 2015/02/17(火) 21:30:49.74 ID:lgR/Fww4o


ナクア「……ま、いいわ。それなら、このままギガプラントで攻撃よ!」

王苦「おおっと、トラップ発動!」

ナクア「……攻撃反応! ちっ……」

王苦「《邪神の大災害》!」

ナクア「なっ……!?」


《邪神の大災害/Malevolent Catastrophe》
通常罠
相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。フィールド上の魔法・罠カードを全て破壊する。


ナクア:場→墓地
《奈落の落とし穴》
《ナチュルの神星樹》
《蟲惑の落とし穴》


王苦「ぶひひひっひひひ! かかったな小娘が! 攻撃を安全に通すにはなぁ! こうでもしなきゃいけないんだよ!」

ナクア「チッ……! 面倒なタイミングで狡い真似を……!」


王苦:場→墓地
《おねだりゴブリン》


《おねだりゴブリン/Scrounging Goblin》
効果モンスター
星4/地属性/悪魔族/攻1000/守2000
(1):このカードが相手に戦闘ダメージを与えた場合に発動する。
相手は手札を1枚このカードのコントローラーに渡してこの効果を無効にできる。
渡さなかった場合、自分はデッキから「ゴブリン」カード1枚を手札に加える。

694: ◆/7w/ijckWc 2015/02/17(火) 21:36:00.30 ID:lgR/Fww4o


ナクア「お、おねだりゴブリン……ですって……?」

王苦「ほっ、破壊されてしまった。残念だなぁ」


ナクア(地雷気味に伏せてたわね……クッ……破壊はできたからいいとしても)

    (そうなると、奴のデッキは「ゴブリン」カードで固めたデッキ……他に言いようはないけど)

    (打点だけは侮れないわね。半端なカードじゃ押し潰される……)


ナクア「こっちは神星樹の効果を発動させてもらうわ。《ナチュル・バタフライ》を手札に加える」


ナクア:デッキ→手札
《ナチュル・バタフライ》


ナクア「カードを1枚セットし、ターンエンド」 手札:2

王苦「ほひひっ……ドロー!」 手札:3→4

   「まずは《増援》を発動! これで《ゴブリンドバーグ》を手札に加えさせてもらおうか」


《増援/Reinforcement of the Army》
通常魔法(制限カード)
(1):デッキからレベル4以下の戦士族モンスター1体を手札に加える。

王苦:デッキ→手札
《ゴブリンドバーグ》


王苦「そしてぇ、《ゴブリンドバーグ》を召喚!」


《ゴブリンドバーグ/Goblindbergh》
効果モンスター
星4/地属性/戦士族/攻1400/守 0
このカードが召喚に成功した時、手札からレベル4以下のモンスター1体を特殊召喚できる。
この効果を使用した場合、このカードは守備表示になる。

695: ◆/7w/ijckWc 2015/02/17(火) 21:42:17.20 ID:lgR/Fww4o


王苦「ゴブリンドバーグの効果発動! 手札からもう一体のモンスターを特殊召喚!」


《ゴブリン暗殺部隊/Goblin Black Ops》
効果モンスター
星4/闇属性/獣戦士族/攻1300/守 0
このカードは相手プレイヤーを直接攻撃する事ができる。
このカードは攻撃した場合、バトルフェイズ終了時に守備表示になる。
次の自分のターン終了時までこのカードは表示形式を変更できない。


王苦「ふっほほほっほ! 二体のレベル4モンスターでオーバーレイ!」

ナクア「!」

王苦「現れ出でよ《ズババジェネラル》!」


《ズババジェネラル/Zubaba General》
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/地属性/戦士族/攻2000/守1000
レベル4モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
手札から戦士族モンスター1体を装備カード扱いとしてこのカードに装備する。
このカードの攻撃力は、この効果で装備したモンスターの攻撃力分アップする。


ナクア「ズババジェネラル!? まさか……」

王苦「その通――――り! ORUを一つ使って効果発動!」

   「手札の《ゴブリン突撃部隊》を装備し、その攻撃力を得る!」


《ズババジェネラル》
攻撃力:2000→4300


ナクア(コイツ……落とし穴が無い時に……!)

697: ◆/7w/ijckWc 2015/02/17(火) 21:47:58.90 ID:lgR/Fww4o


王苦「さぁバトルだぁ! 行け、ズババジェネラル!」

ナクア「くっ……!」


ズバッシャアアアアアアアアッ!!


ナクア「―――――っ、あ、ぐっ!」 LP:4000→2100

王苦「おぅやぁ? さっきの威勢の良さはどうした? ん?」

ナクア「……ハッ。多少有利になったからってすぐに相手を侮る。都合のいい頭ね」

王苦「馬鹿めが! 痛いだろうが、辛いだろうが! やせ我慢してるのは分かってるんだ!」

ナクア「そう。でも残念ね。衝撃だけの見かけ倒し。あなたの頭の薄さには丁度いいだろうけれど」

王苦「!?」

ナクア「で、それで終わり? たかだか1900程度で喜べるそのおめでたい頭には丁度いいでしょうけど」

    「何も無いならターンを渡しなさいな。それともブタ語じゃないと通じない?」

王苦「い、言わせておけば……カードを1枚セットしてターンエンド!」 手札:0


ナクア(……はぁ。これ多分後で安倍晴明に説教されるでしょうね)

    (啖呵は切ったけど、痛くないわけがないじゃない。正直、逃げた方がいいって分かってるわよ)

    (けど、ま……挑んじゃったんだし。我慢できなかったんだし)

    (――――勝てば、問題も無いわよ)


ナクア「私のターン!」 手札:2→3

王苦「おおっと待ったァ! 《ゴブリンの小役人》発動!」


《ゴブリンの小役人/Minor Goblin Official》
永続罠
相手のライフポイントが3000ポイント以下の場合に発動する事ができる。
相手のスタンバイフェイズ毎に相手ライフに500ポイントダメージを与える。


王苦「これで500のダメージを受けてもらうぞォ!」

ナクア「ふんっ………………!!」 LP:2100→1600

    「……ほら、500ダメージよ。嬉しい?」

王苦「ぐ、ぐぬぬぬぬ……」

699: ◆/7w/ijckWc 2015/02/17(火) 21:53:26.11 ID:lgR/Fww4o


ナクア「……私は《ナチュル・バタフライ》を召喚!」


《ナチュル・バタフライ/Naturia Butterfly》
チューナー(効果モンスター)
星3/地属性/昆虫族/攻 500/守1200
1ターンに1度、相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
自分のデッキの一番上のカード1枚を墓地へ送り、その攻撃を無効にする。


ナクア「カードを1枚セットしてターンエンドよ」 手札:1

王苦「……ほっ。ぶほほほほ! あれだけの口を叩いた割にそれで終わりか!?」

ナクア「ええ、終わりだけど。それが何か? それとも……」

    「ただ目先の事象にだけ囚われて大局も見られないほど視神経が薄弱なのかしら」

    「役に立たない眼球ね。あ、この場合は脳味噌かしら。ま、どっちでもいいわ」

王苦「こ、の……言わせておけば……! お、俺のターン……!」 手札:0→1

   「! ぶひひっ……《盗人ゴブリン》を発動!」


《盗人ゴブリン/Goblin Thief》
通常魔法
相手ライフに500ポイントダメージを与え、自分は500ライフポイント回復する。


ナクア「………………」

王苦「ライフポイントを頂くぞ、小娘が!」

ナクア「…………うっ……く」 LP:1600→1100

王苦「甘美甘美! ぶほほほほほほ!」 LP:4000→4500

ナクア「……気持ち悪いわね。たかが500程度のダメージで」

王苦「何とでも言うがいい! あと3度の効果発動でお前の負けなのだからな!」

ナクア「あら、じゃあ三度効果が発動する前に倒せばいいってことね。ゲームならイージーモードだわ」

王苦「ぐ、ぬ、ぬぬぬぬぬ……!」

700: ◆/7w/ijckWc 2015/02/17(火) 22:00:43.85 ID:lgR/Fww4o


王苦「おのれが! ジェネラルで攻撃!」

ナクア「させるわけがないでしょう。バタフライの効果! デッキから1枚墓地へ!」


ナクア:デッキ→墓地
《カズーラの蟲惑魔》


王苦「ぐぐ……ターンエンド」 手札:0

ナクア「私のターン!」 手札:1→2

王苦「スタンバイフェイズ! 小役人の効果でダメージを受けてもらうぞォォ!」

ナクア「…………ふ、……ん!」 LP:1100→600

王苦「本当は痛いくせに……やせ我慢は体にも良くないんだがなぁ」

ナクア「いつまでも言ってなさい。私は《ティオの蟲惑魔》を召喚!」


《ティオの蟲惑魔/Traptrix Dionaea》
効果モンスター
星4/地属性/植物族/攻1700/守1100
このカードは「ホール」または「落とし穴」と名のついた通常罠カードの効果を受けない。
このカードが召喚に成功した時、自分の墓地から「蟲惑魔」と名のついたモンスター1体を選択して表側守備表示で特殊召喚できる。
また、このカードが特殊召喚に成功した時、自分の墓地の「ホール」または「落とし穴」と名のついた
通常罠カード1枚を選択して自分フィールド上にセットできる。
この効果でセットされたカードは、次の自分のターンのエンドフェイズ時に除外される。
「ティオの蟲惑魔」のこの効果は1ターンに1度しか発動できない。


ナクア「この効果により、私は墓地のカズーラを特殊召喚!」


《カズーラの蟲惑魔/Traptrix Nepenthes》
効果モンスター
星4/地属性/植物族/攻 800/守2000
このカードは「ホール」または「落とし穴」と名のついた通常罠カードの効果を受けない。
自分が「ホール」または「落とし穴」と名のついた通常罠カードを発動した場合、
デッキから「カズーラの蟲惑魔」以外の「蟲惑魔」と名のついたモンスター1体を選び、手札に加えるか特殊召喚できる。
「カズーラの蟲惑魔」の効果は1ターンに1度しか発動できない。

701: ◆/7w/ijckWc 2015/02/17(火) 22:05:28.63 ID:lgR/Fww4o


ナクア「二体のモンスターでオーバーレイ。現れなさい! 《交響魔人マエストローク》!」


《交響魔人マエストローク/Maestroke the Symphony Djinn》
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/闇属性/悪魔族/攻1800/守2300
レベル4モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、
相手フィールド上に表側攻撃表示で存在するモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターを裏側守備表示にする。
また、このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
自分フィールド上の「魔人」と名のついたエクシーズモンスターが破壊される場合、
代わりにそのモンスターのエクシーズ素材を1つ取り除く事ができる。


王苦「!」

ナクア「マエストロークの効果よ。ズババジェネラルをセット状態に!」

ナクア:ORU→墓地
《ティオの蟲惑魔》

王苦:場
《ズババジェネラル》→裏守備表示に


ナクア「――――バトル! マエストロークでジェネラルに攻撃!」


バシイイイイッ!


王苦:場→墓地
《ズババジェネラル》
《ゴブリン突撃部隊》

ORU→墓地
《ゴブリン暗殺部隊》


ナクア「そして、バタフライでダイレクトアタック!」

王苦「ふひィ――――ッ!」 LP:4500→4000

702: ◆/7w/ijckWc 2015/02/17(火) 22:12:22.75 ID:lgR/Fww4o


ナクア「……これでターンエンドよ!」 手札:1

王苦「ぶひひ……言った割にたかが500! の、割りに喜んでるようだがねえ」

ナクア「あら、そうかしら。そう見えるならそうなのかもね。あなたの中では」

王苦「ぐぐっ……」

ナクア「……ふん、底が見えるわね」

王苦「この……《貪欲で無欲な壺》、発動!」


《貪欲で無欲な壺/Pot of Dichotomy》
通常魔法
メインフェイズ1の開始時に自分の墓地から
異なる種族のモンスター3体を選択して発動できる。
選択したモンスター3体をデッキに加えてシャッフルする。
その後、デッキからカードを2枚ドローする。
このカードを発動するターン、自分はバトルフェイズを行えない。


王苦「獣戦士族の暗殺部隊! 戦士族のゴブリンドバーグ! そして悪魔族のおねだりゴブリン!」

   「これらをデッキに戻して2枚ドロー!」


王苦:墓地→デッキ
《ゴブリン暗殺部隊》
《ゴブリンドバーグ》
《おねだりゴブリン》

手札:0→2


王苦「ひ……ぶひひひひっ! 勝った! 2枚目の《盗人ゴブリン》発動!」

ナクア「!」

王苦「500のLPを貰ったぁぁぁぁ!」

703: ◆/7w/ijckWc 2015/02/17(火) 22:17:40.61 ID:lgR/Fww4o


ナクア「――――――ッ……!」 LP:600→100

王苦「ぶははははははっははは!! 愉快愉快!」 LP:4000→4500

   「さっきから何を言ってるんだかこの小娘は! 一太刀報いはしたが……」

   「ただそれだけのこと! 500程度しかダメージを与えられていない!」

   「所詮は口だけの、力も無い小娘だったというわけだ! ぶっほほおほほほほほっ!」

ナクア「ハッ……言うわね。力も無い。口だけ、なんて」

王苦「ん、ん、んん~~~? どう見てもそうとしか見えないんだがぁ?」

ナクア「けれど、100残ったわよ」

王苦「次のスタンバイフェイズで無くなるだろぉぉ――――が!」

ナクア「さあ、それはどうかしらね。それとも、先の展開を自分の中で補完して悦に入る馬鹿なの?」

    「この展開から私に敗けたら、あなたこそ力も無い口だけの、家畜ってことね」

王苦「い、い、言わせて……おけば……!! モンスターをセットしてターンエンド!」 手札:0

ナクア「―――――――は、なら見てなさいな。口だけか。力も無いか、どうか」

    「私の……ターン!!」 手札:1→2

706: ◆/7w/ijckWc 2015/02/17(火) 22:24:16.15 ID:lgR/Fww4o


ナクア「………………」

王苦「ぶ……ぶひ……ぶひひひひひっ! 何も無いじゃあないかぁっ!」

   「ゴブリンの小役人の効果! くたばれぇぇぇぇ!」


ぐおおおおおおおおおおおお……


ナクア「トラップ発動! 《王宮のお触れ》!」

王苦「なっ………………!?」


《王宮のお触れ/Royal Decree》
永続罠
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、
このカード以外のフィールドの全ての罠カードの効果は無効化される。


ナクア「これで小役人の効果は無効になった。つまり、私のライフはゼロにはならない」

    「あら……さっき叩いてた大きな口はどこに行ったのかしら。ねえ、豚」

    「言っておくけどコレ、さっきから伏せてたカードなのだけれど。ねえ」

    「馬鹿みたいに大きなことを言って。恥ずかしくないのかしら?」

王苦「な、な、な…………あ、だ、だがッ!」

   「俺のライフは4500!! このセットモンスターを超えてどうする!」

   「そのデッキは展開には長けてないだろォ! それでどうするんだ!?」

ナクア「………………」 ハァ

709: ◆/7w/ijckWc 2015/02/17(火) 22:31:41.33 ID:lgR/Fww4o


ナクア「展開なんてね、どうとでもできるのよ。どんなデッキでも、ある程度はね」

王苦「はぁぁ~~~?」

ナクア「私の場なんて、既に二体のモンスターがいる。合計攻撃力は2300。あと2200足せば終わりでしょ」

王苦「ふん! お触れの効果でその伏せカードも役立たずだろうが!」

ナクア「本当に低能なのね。私はお触れにチェーンして《リビングデッドの呼び声》を発動!」

    「チェーン発動なら、蘇生は可能。そしてリビングデッドとの繋がりも途切れる……!」


《リビングデッドの呼び声/Call of the Haunted》
永続罠
(1):自分の墓地のモンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。
そのモンスターを攻撃表示で特殊召喚する。
このカードがフィールドから離れた時にそのモンスターは破壊される。
そのモンスターが破壊された時にこのカードは破壊される。


王苦「!?」

ナクア「《ローンファイア・ブロッサム》を特殊召喚!」


ナクア:墓地→場
《ローンファイア・ブロッサム》


ナクア「ローンファイアの効果! 自身をリリースし、デッキから《幻妖種ミトラ》を特殊召喚!」


ナクア:場→墓地
《ローンファイア・ブロッサム》


《幻妖種ミトラ/Mystic Macrocarpa Seed》
チューナー(効果モンスター)
星3/地属性/植物族/攻 500/守1000
このカードをシンクロ素材とする場合、地属性モンスターのシンクロ召喚にしか使用できない。
自分のメインフェイズ時、フィールド上の地属性モンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターのレベルを1つ下げる。「幻妖種ミトラ」の効果は1ターンに2度まで使用できる。

710: ◆/7w/ijckWc 2015/02/17(火) 22:36:50.98 ID:lgR/Fww4o


ナクア「レベル3、地属性のミトラとバタフライでオーバーレイ!」

    「エクシーズ召喚! 現れなさい、《メリアスの木霊》!」


《メリアスの木霊/Meliae of the Trees》
エクシーズ・効果モンスター
ランク3/地属性/植物族/攻1700/守 900
地属性レベル3モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●デッキから植物族モンスター1体を墓地へ送る。
●自分の墓地から植物族モンスター1体を選択して表側守備表示で特殊召喚する。


ナクア「メリアスの効果発動! ORUを一つ使って、墓地からローンファイア・ブロッサムを特殊召喚!」


ナクア:墓地→場
《ローンファイア・ブロッサム》


ナクア「更に! ローンファイア自身をリリースし、デッキから2体目の《ギガプラント》を特殊召喚!」


ナクア:場→墓地
《ローンファイア・ブロッサム》

デッキ→場
《ギガプラント》


王苦「ぶ……ぶひいいいいいいい!?」

ナクア「まだ私は1度の召喚権を残している。この意味が分かるかしら?」

王苦「だ、だが、モンスターが何かなんて」

ナクア「《D-HERO ディフェンドガイ》。《ビッグ・シールド・ガードナー》。《聖騎士の三兄弟》」

    「こんなところでしょ、ギガプラントの攻撃力を超えられる守備力の持ち主なんて」

    「そのどれかでも入っているようには見えないわ。戦闘破壊耐性も……想像できない」

王苦「ぐ……ぐ……!?」

711: ◆/7w/ijckWc 2015/02/17(火) 22:41:51.82 ID:lgR/Fww4o


ナクア「カードの操り方それ自体は特筆に値すべきことだけれど。あまりにも精神的に脆いわね」

    「ここまでにどれだけ怒ったの。どれだけ叫んだの? よくは分からないけれど」

王苦「お前が怒らせてるんじゃあないか、この小娘ェ!」

ナクア「そう。けれど、普通のデュエリストならこの程度、聞き流すくらいわけないわ」

    「精神が乱れれば、プレイングも雑になっていく。誰でもそんなことくらい知ってるはずだもの」

    「……あなた、どれだけの場数を踏んだのかしら」

王苦「……そ、そんなこと聞いて何に……」

ナクア「別に。ただ……思うのだけれど。こんな戦闘要員のいない場所に派遣されるだなんて」

    「どこまで、上の人間に、信用されてなかったのかしら――――――ねえ?」

王苦「……!!」 パクパク

ナクア「実力以上に思い上り、相手を侮り、精神をかき乱され……小娘にまでいいように言われっぱなし」

    「実力、という以上に精神的に問題があるからこそ、戦う可能性の低いこんな場所に送り込まれた」

    「……は、随分なことね。そんなのにさえ苦戦するなんて、自分の実力が悲しいわ」

王苦「お、お、ま、えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」

ナクア「でも、まだ成長の見込みがあるんだから、今は我慢してあげるわ――――けれど」

    「あなたは身の程を知りなさい、豚。戦う力を持たない人たちを蹂躙しようとしたこと――――」

    「決して、許されることではないのだから」

713: ◆/7w/ijckWc 2015/02/17(火) 22:47:40.26 ID:lgR/Fww4o


ナクア「《アトラの蟲惑魔》を召喚!」


《アトラの蟲惑魔(こわくま)/Traptrix Atrax》
効果モンスター
星4/地属性/昆虫族/攻1800/守1000
このカードは「ホール」または「落とし穴」と名のついた通常罠カードの効果を受けない。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
自分は手札から「ホール」または「落とし穴」と名のついた通常罠カードを発動できる。
また、このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
自分がコントロールする通常罠カードの発動と効果は無効化されない。


ナクア「バトル! ギガプラントで裏守備モンスターを攻撃!」


ズガシャアアアアアアッ!!


王苦:場→墓地
《おねだりゴブリン》


王苦「ゆッ……許し」

ナクア「許されると思ってるの? あなたのような下郎が」

    「――――躾のなってない家畜は、屠殺されて終い。でしょ」


ズドドドドドドドドドドッ!!


王苦「ぐぎゃあああああああああああッ!!」 LP:4500→2800→1000→0


ピ――――――――――――ッ……



勝率:85
トリップ→#nacha02ooo
指定数値→09

2+9=11

◆ デュエルに勝利しました

718: ◆/7w/ijckWc 2015/02/17(火) 22:54:06.67 ID:lgR/Fww4o


ナクア「…………」 ファサッ

王苦「――――――ッ」 ピクピク

住民1「……あ、や、やった……」

住民2「あいつをやっつけた……!」


わああああああああああああっ……


ナクア「…………ふふ……」 フラッ

住民3「あ、ちょっ……!」

ナクア「」 バターン!

住民1「た、倒れたぞ!」

住民2「誰か、女性! この子を早く室内へ! こっちの男は縛り付けろ!」


ナクア(……いくらなんでも100まで追い詰めさせることはなかったかしら……全身痛いわ)

    (ああ……もう。本当に……私にこんなことをさせたんだから、負けたら承知しないわよ)

    (……けれど……今回は、本当に、ガラでもないけれど)

    (……悪くないわね、誰かを守って戦うっていうのも)

719: ◆/7w/ijckWc 2015/02/17(火) 22:58:01.51 ID:lgR/Fww4o


ナクア(……しばらく相手を煽り倒すのはやめて、デュエルの腕の方に注力しましょ)

    (私らしくないけれど、今回のことで痛感してしまったわね……まだ非力だってことは)

    (……奏も安倍晴明も、相手を煽ってる姿を見てあまりいい気はしないでしょうし)

    (……まったく、牙を抜かれたような気分だわ。別にいいけれど)









◆ 全てのキャラクターの描写が終了しました。ラストバトルに移ります。

721: ◆/7w/ijckWc 2015/02/17(火) 23:00:36.16 ID:lgR/Fww4o


 ◆ 晴明が使用するデッキを選択してください

1.【デッキ破壊】
2.【昆虫族軸デッキ破壊】
3.【轟雷帝ザボルグ】
4.【水精鱗】
5.【フェンリルハンデス】(アトランティス)
6.【フェンリルハンデス】(水精鱗・海皇)


● 先に2票入ったデッキでデュエルを行います

723: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/17(火) 23:03:47.98 ID:PRj+5/u8o

735: ◆/7w/ijckWc 2015/02/18(水) 20:45:47.37 ID:GvqzICv1o


◆ ガブリエル本社 / 社長室前


晴明「…………ここが」

ハル『道灌の待ってる社長室、か』

晴明「………………」


ハル『晴明? ……やっぱり怖い?』

晴明(それは……・まあ。私の勝敗によって……多分、色々、変わっていくでしょうし)

   (勿論、何も変わらないかもしれません。路地裏の人たちが外に出ていくこともできないかもしれませんし)

   (私も、他の勢力から追われ続ける可能性だって否めません。そうやってむしろ悪い方に転がっていくかもしれない)

   (どれも世の常ですから。けれど、今目の前にある「最悪」をどうにかしなければ、それを考えるにも至れない)

   (怖いのは確かです。けど……そんなこと、考えてる場合じゃない)

ハル『……それ、ちょっと危ういと思うよ』

晴明(かもしれません。今はそれどころじゃない、って、他の感情を押しのけてるだけですから)

   (怖いです。けど、立ち止まるのは、もっと怖い。私だけの問題じゃないですから……)

ハル『……ん。大丈夫だよ。きっと……ううん。絶対、大丈夫』

   『そのためにここに来たんだから。ダメだなんて言わせない。私も、なんとかする』

晴明(……はい)


晴明「……行きます」

736: ◆/7w/ijckWc 2015/02/18(水) 20:48:54.18 ID:GvqzICv1o


ガチャッ


道灌「やあ、二人とも。待ち侘びたよ」

ハル『道灌……!』

晴明「………………」

道灌「まあ、掛けてくれ。ここまで疲れたろう」

晴明「……お話、してる暇は……ありません」

道灌「だろうね。しかし私としては、語りたいことが数えきれないほどにある」

ハル『………………』

晴明「……私は、話したくありません」

道灌「そうか。いや、自然なことかな。それだけの仕打ちをしたことには違いない」

晴明「……だったら……」

道灌「だがね、私にとっては関係の無いことなんだよ」

晴明「………………」

道灌「私はただ、ハルにもう一度会いたかった。彼女のいない世界など考えられなかった」

   「だから、もう一度会うために行動した。その結果、犠牲が出ることを厭わなかった……」

   「失ったはずの愛を求めるというのは――――批難されて然るべきことなのかな?」

晴明「……それ自体は、構いません。誰でも、求めるものがありますから」

   「……そういう感情を抱くこと、それ自体は誰でもあることだと思います」

   「……でも、だからって……」

道灌「何が問題なのかね?」

737: ◆/7w/ijckWc 2015/02/18(水) 20:52:01.09 ID:GvqzICv1o


ハル「そんなの、好き勝手に他人の命を弄ぶことに決まってるじゃない!」

道灌「それは……問題なのか?」

ハル「何を……」

道灌「人間の命はね、当人がそれと認めぬ限りは等しく無価値だよ」

   「ましてこの箱庭――――ピタゴラスなどと名付けはしたけれどね」

   「この街の住人であるなら、私にとっては尚更だよ」

ハル「どういう意味よ」

晴明(……………………)

道灌「この街を作ったのは私だ」

ハル「……は……?」

道灌「百年。随分と長かったものだ。基礎を組み立て、繁栄の流れまでをシミュレートし、実行に移す」

   「賊の襲来を跳ね除け、この街そのものの特異性を覆い隠すために巨大な城壁を構築した」

   「言わば、私はこの街そのものの創造主だ。私がいなければ、今、この街の住人の大半は生きてはいまい」

ハル「だからって……!」

道灌「同じ痛みを味わえば、誰しも同じように考えるだろう。意志を持つ生き物ならば」

   「私は、理不尽によって奪われたハルを取り戻したかった。それは――――批難されるべきことか?」

ハル「やり方を致命的に間違えてるって言ってるのよ!」

道灌「問題ない。私にとっては些末なことだ」

ハル「道灌ッッ!!」

738: ◆/7w/ijckWc 2015/02/18(水) 20:54:51.84 ID:GvqzICv1o


道灌「私には分からないよ、ハル。何が……問題なんだい?」

ハル「言ってることもやってることも全部よ! 私は、誰かを犠牲にして生きることなんてしたくない!」

道灌「……? いや、キミは何を言っているんだ?」

ハル「は……?」



道灌「私の行動は全て『私のため』だ」



ハル「………………自分で理解、してて……」

道灌「独善など理解しているさ。その上でキミを心底欲したから、『こう』した」

   「キミ自身が、恐らく誰かを犠牲にした上での生など望まないことなど、とうに知っているさ」

   「そういう人間だったからこそ、私も君を愛した」

ハル「…………」

道灌「その君が存在しない世界など、私には耐えられない。だから再びこうして出会えるよう、一計を案じた」

   「そして今、こうして君はここにいる。今は、はそれだけでも十分だ」

   「いずれは君の気持ちも私に向けて見せる」

ハル「道灌……分かってないよ。そんなの、もう無理だよ」

道灌「いいや、できる。可能性が絶無でない限り、諦めなければ望んだ未来を手にすることができる」

   「私は諦めないよ、ハル。晴明のことを気にしているのなら彼女もまた同様に振り向けて見せよう」

   「スタートラインに立つことさえできずにいたこれまでと比べれば――――天国に等しい」

739: ◆/7w/ijckWc 2015/02/18(水) 20:58:55.79 ID:GvqzICv1o


「――――――……だったら」

道灌「晴明かい」

晴明「……だったら、私のこの気持ちはどうなるんですか」

道灌「君の気持ち?」

晴明「……忘れたとは、言わせません。お父さんとお母さんを、殺したことを」

道灌「悲劇だった。しかし、なるべくしてなった犠牲だ。丁重に埋葬したよ」

   「望むなら、今から適合する人材を見繕って蘇生させる準備を――――――」

晴明「……それで、赦されると思っているんですか」

道灌「思わないよ。けれど君の気が済むのなら何でもしようと――――」

晴明「…………」 ギュッ

道灌「ん?」

晴明「……お父さんも、お母さんも、あなたに殺されました。その事実は永遠に覆りません」

   「……直接、手を下していないとしても、何も変わらない……あなたが、殺したんです」

   「……路地裏のみんなから平和を奪って。ハルさんからは尊厳を奪って」

   「……私からはお父さんとお母さんを。生きる自由そのものを。奪っていきました」

道灌「…………」

晴明「……この上、お父さんとお母さんが死んだってことまで奪っていくつもりなんですか」

   「私はあなたから全部奪い返すためにここまで来たんです。これ以上、何も奪わせなど、しない」

道灌「……そうか」

740: ◆/7w/ijckWc 2015/02/18(水) 21:01:54.44 ID:GvqzICv1o


晴明「……昔から、人を恨んだり、憎んだり、怒ったり。そういうことが苦手でした」

   「……けれど、ようやく、そういう気持ちを……思い出しました」

ハル『晴明……?』


晴明「――――――江都道灌。私はあなたを憎みます」


道灌「…………」

晴明「……私たちは既に、あなたの庇護なんて必要としていない。この街の人たちは、歩いていける」

   「……あなたを討ちます。私も――――私のために」

道灌「――――――素晴らしい」 ブルッ

ハル『!?』

道灌「いや、素晴らしい。ハルの器たる君もまた愛を注ぐべき対象と認識していたが――――間違ってはいなかった」

   「長らく負の感情に身を晒してきた私ですら身震いしてしまったよ」

   「愛するものから受ける負の感情――――こうも鮮烈なものなのか」


ハル『……晴明、多分もう道灌はダメだ』

晴明(……?)

ハル『人間にさ、百年はやっぱり長すぎたんだよ。精神も摩耗するし、魂が……多分、焼き切れてるんだ』

   『だから、唯一執着するもの以外の事象に対して、何も感じない。私は、死んだ頃からの続きだし大丈夫だけど』

   『多分、もう。終わらせてあげなきゃいけないんだと、思う』

晴明(――――――ええ)


晴明「……終わりに、しましょう」



◆ 江都道灌とのデュエルが行われます。
   晴明のデッキは【水精鱗】、道灌は【紋章獣】です。


◆ 現在時刻より本日0時までの書き込みによって基本値【40】に足して判定を行います。
   なお、集計のため、判定のための要素には 【】 ←で囲っていただけると助かります。

757: ◆/7w/ijckWc 2015/02/18(水) 23:02:16.81 ID:GvqzICv1o
【紋章獣はバウンスに弱く、アビス・ソルジャーを自然に入れられる水精鱗なら有利を取れる】
 →エクストラデッキから特殊召喚されるモンスターの弱点。紋章獣そのものにはそれほど刺さらないが
   主力のランク4エクシーズには通用する(+10)


【路地裏や学校での日常の皆を背負った最後の勝負、珍しく怒ってるせーちゃんと道灌との旧知のハルもいる、メンタル面はこれ以上無いほどに最高だろう】
 →当の道灌の精神状態もハイになっている。ただし、普段の晴明と比して考えれば相当なので+5相当


【紋章獣はランク4メインであるため、ディーヴァネプトからの2ハンデスフェルグラを突破することが非常に難しい。RUMですらフェルグラ効果を打たれると発動できない。】
 →フェルグラントは持っている可能性があるものの、この場合に動きの要となる《アクセル・シンクロン》が投入されているとは考えづらい。(±0)
   また、仮にアクセル・シンクロンが投入されていたとしても、「シンクロン」モンスターがデッキに投入されている可能性は低い。


【ランク4の打点は基本2800を下回り、効果の複数回発動は難しい。故にガイオアビスの突破が辛い。】
 →エクシーズメインのため、サポートカードを使用して打点を超えることはできなくもないが、
   そもそもガイオアビス自体出ると詰む部類のカードのため、強烈に働く(+10)


【紋章獣は墓地依存度が高く墓地から発動するモンスが多いので、深淵に潜むものが刺さる】
 →レオ、ユニコーンなどの主力がおおよそその傾向。エクシーズキラーに対処される可能性はあるがチェーンすればこともなし(+10)


【紋章獣は基本的にアンフィスバエナやハルベルトなどが無ければ展開が難しいため、紋章獣一体が立つだけで終わることが多々ある。
 このデュエルはライフ4000制であるので、メガロアビスや複数の大型を並べやすい水精鱗によりワンキルされる可能性が高い。】
 →おおよその場合、他のカードは展開の補助のために投入されているはず。ただし、プレイン・コートのみを立てて
   ターンを終了するなどの可能性は十分に高く、隙を突いてワンキルというのは充分視野に入れられる(+10)


【相手のデッキが紋章獣である事は分かっているので《デビリアン・ソング》《御前試合》のような比較的刺さるカードの投入を考慮に入れられる】
 →問題は「道灌のデッキが【紋章獣】だと知られていることを知っているだろう」という点。デビリアン・ソングの投入は検討できるが
   そのために一枠割くかは分からない。《御前試合》に関しては比較的多く投入されている地属性・風属性を利用し
   《電光千鳥》などの効果で排除することはできる。が、刺さることには間違いない(+5)


10+5+0+10+10+10+10
=55

基本値【40】

キャップに到達しました
今回の勝率は95%です

確率上昇のストックを使用しますか?(残り:2)

↓1~3

758: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/18(水) 23:02:58.14 ID:fRbYUkpAo
使う場面ここぐらいだろうし
使う

776: ◆/7w/ijckWc 2015/02/19(木) 19:20:01.92 ID:r5zDlI4Oo
とりあえずこんな感じ


● 基本値は一律【20】、キャップは常に【90%】とする。なお、常時最低【50%】の勝率を保証。

● デュエリストごとに5つのステータスを設け、その数値の差によって基本値から足し引きされる。
   ・全て上限値は【10】。デュエルの前にこれらの内2つを抜き出して比較する。
   ・主人公側が相手側のステータスを超えていた場合、数値【1】ごとに基本値に【5%】が加算される。
   ・相手側が主人公側のステータスを超えていた場合、数値【1】ごとに基本値から【3%】が引かれる。

● ステータスは人物の持つ【特殊能力】によって補強される。
   ・特殊能力を所有している場合に限り、ステータスの上限値を超えることができる。

● あとは従来通り主人公側の勝利要素を書き込み、適切なものから順に+10、+5、±0と判定が行われる


何か問題などありましたらじゃんじゃん言っていただければ

788: ◆/7w/ijckWc 2015/02/20(金) 21:21:20.05 ID:LbLNfa+ao


道灌「私のターン。私はカードを3枚セットしてターンエンド」 手札:2

ハル『ガン伏せ!?』

晴明(【紋章獣】はランク4中心のビートダウンデッキのはず……でも、速度は中堅程度……)

   (最初のターンでいきなり、というのが難しいのだろうけれど、それにしてもあれは……)

   (何かある。けれど、「何」かと言われれば難しい……)


晴明「……私のターン!」 手札:5→6

   「……私は、《深海のディーヴァ》を召喚します」


《深海のディーヴァ/Deep Sea Diva》
チューナー(効果モンスター)
星2/水属性/海竜族/攻 200/守 400
このカードが召喚に成功した時、デッキからレベル3以下の海竜族モンスター1体を特殊召喚できる。


晴明「……《深海のディーヴァ》の効果。デッキから……《海皇子 ネプトアビス》を特殊召喚」


《海皇子 ネプトアビス》
効果モンスター
星1/水属性/海竜族/攻 800/守 0
「海皇子 ネプトアビス」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):デッキから「海皇子 ネプトアビス」以外の「海皇」モンスター1体を墓地へ送って発動できる。
デッキから「海皇子 ネプトアビス」以外の「海皇」カード1枚を手札に加える。
(2):このカードが水属性モンスターの効果を発動するために墓地へ送られた場合、
「海皇子 ネプトアビス」以外の自分の墓地の「海皇」モンスター1体を対象として発動する。そのモンスターを特殊召喚する。


晴明「……ネプトアビスの効果。デッキから《海皇の竜騎隊》を墓地に送り、《海皇の狙撃兵》を手札に加えます」


晴明:デッキ→墓地
《海皇の竜騎隊》

デッキ→手札
《海皇の狙撃兵》

789: ◆/7w/ijckWc 2015/02/20(金) 21:26:10.11 ID:LbLNfa+ao


ハル『更に竜騎隊の効果発動!』


《海皇の竜騎隊/Atlantean Dragoons》
効果モンスター(準制限カード)
星4/水属性/海竜族/攻1800/守 0
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
自分フィールド上のレベル3以下の海竜族モンスターは相手プレイヤーに直接攻撃できる。
また、このカードが水属性モンスターの効果を発動するために墓地へ送られた時、
デッキから「海皇の竜騎隊」以外の海竜族モンスター1体を手札に加える。


晴明「……《氷霊神ムーラングレイス》を、手札に加えます」


晴明:デッキ→手札
《氷霊神ムーラングレイス》

手札:7


道灌「フフ……そういう手を打つか」

晴明「……ッ……レベル1のネプトアビスに、レベル2のディーヴァを……チューニング」

   「……レベル3……シンクロチューナー、《たつのこ》をシンクロ召喚……!」


《たつのこ》
シンクロ・チューナー・効果モンスター
星3/水属性/幻竜族/攻1700/守 500
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
S召喚したこのカードを素材としてS召喚をする場合、手札のモンスター1体もS素材にできる。
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、このカードはこのカード以外のモンスターの効果を受けない。


晴明「……更に、たつのこの効果により手札のレベル4の《水精鱗-アビスタージ》を素材に、チューニング」

   「――――レベル7、《氷結界の龍 グングニール》……!」



《氷結界の龍 グングニール/Gungnir, Dragon of the Ice Barrier》
シンクロ・効果モンスター
星7/水属性/ドラゴン族/攻2500/守1700
チューナー+チューナー以外の水属性モンスター1体以上
1ターンに1度、手札を2枚まで墓地へ捨て、
捨てた数だけ相手フィールド上のカードを選択して発動できる。選択したカードを破壊する。

791: ◆/7w/ijckWc 2015/02/20(金) 21:30:51.38 ID:LbLNfa+ao


晴明(伏せカードは3枚。狙撃兵の効果も含めれば全て破壊した上でワンショットキルが――――)


道灌「召喚時、私は《サンダー・ブレイク》を発動する」

晴明「……!」


《サンダー・ブレイク/Raigeki Break》
通常罠
(1):手札を1枚捨て、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。


道灌:手札→墓地
《紋章獣レオ》

晴明:場→墓地
《氷結界の龍 グングニール》


道灌「それは通さないよ。私はまだ……この至福の時間を味わわねばならない」

晴明「……ッ」

道灌「私は墓地に送られた《紋章獣レオ》の効果を発動」

ハル『しまった……!』


《紋章獣レオ/Heraldic Beast Leo》
効果モンスター
星4/地属性/獣族/攻2000/守1000
このカードを召喚したターンのエンドフェイズ時、このカードを破壊する。
また、このカードが墓地へ送られた時、
デッキから「紋章獣レオ」以外の「紋章獣」と名のついたモンスター1体を手札に加える。
「紋章獣レオ」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。


道灌「私はデッキから『紋章獣』のモンスター1枚を手札に加える」


道灌:デッキ→手札
《紋章獣ユニコーン》

792: ◆/7w/ijckWc 2015/02/20(金) 21:35:24.22 ID:LbLNfa+ao


ハル『晴明! ユニコーンは……』

晴明(分かってます。墓地に存在することで効果を発揮するカード……)

   (だからと言って何もしないような道理はありません)


晴明「――――私の墓地の水属性モンスターは5体」

道灌「……ほう!」

晴明「……よって、《氷霊神ムーラングレイス》を手札から特殊召喚します」


《氷霊神ムーラングレイス/Moulinglacia the Elemental Lord》
効果モンスター
星8/水属性/海竜族/攻2800/守2200
このカードは通常召喚できない。自分の墓地の水属性モンスターが5体の場合のみ特殊召喚できる。
このカードが特殊召喚に成功した時、相手の手札をランダムに2枚選んで捨てる。
「氷霊神ムーラングレイス」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。
このカードがフィールド上から離れた場合、次の自分のターンのバトルフェイズをスキップする。


晴明「……ムーラングレイスの効果。手札を2枚、墓地に送ってもらいます」

道灌「……いいだろう」


道灌:手札→墓地
《紋章獣ユニコーン》
《紋章獣アバコーンウェイ》

手札:2→0


ハル『よりによってあの二枚……!』

晴明(……ある程度、パターンは限定されている……けど、恐らく江都道灌はこうなるってことを察していたはず)

   (なら、あの1枚は――――――)


晴明「……ムーラングレイスでダイレクトアタック」

道灌「おっと、それは勘弁してくれ。《ガード・ブロック》を発動」


《ガード・ブロック/Defense Draw》
通常罠
相手ターンの戦闘ダメージ計算時に発動する事ができる。
その戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージは0になり、自分のデッキからカードを1枚ドローする。

道灌
手札:0→1

793: ◆/7w/ijckWc 2015/02/20(金) 21:40:13.25 ID:LbLNfa+ao


晴明(防御用のカード……)

ハル『あの馬鹿、こういうとこだけ無駄に凝ったことして……』

晴明(一体以上のダメージは防げませんからね。とはいえ、この状況には合致する……)

   (……改変能力付与の薬物か、それとも単に江都道灌の運か……)


晴明「……カードを2枚セット。ターンエンドです」

道灌「ふっ……私のターン」 手札:1→2

   「私は《高等紋章術》を発動」

晴明「……っ」


《高等紋章術(ハイ・メダリオン・アーツ)/Advanced Heraldry Art》
通常魔法
自分の墓地の「紋章獣」と名のついたモンスター2体を選択して発動できる。
選択したモンスター2体を特殊召喚し、その2体のみを素材としてエクシーズモンスター1体をエクシーズ召喚する。


道灌「墓地のレオ。そしてアバコーンウェイの二体でオーバーレイ」

   「出でよ、《恐牙狼 ダイヤウルフ》!」


《恐牙狼 ダイヤウルフ/Diamond Dire Wolf》
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/地属性/獣族/攻2000/守1200
レベル4モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、
自分フィールド上の獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスター1体と
フィールド上のカード1枚を選択して発動できる。選択したカードを破壊する。


道灌「更に私は永続魔法《補給部隊》を発動」


《補給部隊/Supply Squad》
永続魔法
(1):1ターンに1度、自分フィールドのモンスターが戦闘・効果で破壊された場合にこの効果を発動する。
自分はデッキから1枚ドローする。

794: ◆/7w/ijckWc 2015/02/20(金) 21:45:52.81 ID:LbLNfa+ao


ハル『ぐっ……こいつ、そんなにドローしたいのか……』

晴明(当たり前じゃないですか。でも、いくらダイヤウルフを出しやすいとはいえ、あのデッキに《補給部隊》……?)

   (必然的に殴り合いの増える状況ではあるけど、あのカードを採用する理由にはならないはず――――)

   (レオのアフターフォロー……にしては遅すぎる。となれば何かあるはず……)


道灌「私はダイヤウルフの効果を発動しよう。ダイヤウルフと、ムーラングレイスを選択し……破壊する!」


道灌:場→墓地
《恐牙狼 ダイヤウルフ》

ORU→墓地
《紋章獣レオ》
《紋章獣アバコーンウェイ》


晴明:場→墓地
《氷霊神ムーラングレイス》


道灌「補給部隊の効果で1枚ドロー!」 手札:0→1

   「更に、レオの効果によって《紋章獣アバコーンウェイ》を手札に加える」


道灌:デッキ→手札
《紋章獣アバコーンウェイ》


ハル『こんちきしょう……』

道灌「私は《紋章獣アバコーンウェイ》を召喚」


《紋章獣アバコーンウェイ/Heraldic Beast Aberconway》
効果モンスター
星4/風属性/ドラゴン族/攻1800/守 900
このカードが墓地に存在する場合、このカード以外の
自分の墓地の「紋章獣アバコーンウェイ」1体をゲームから除外して発動できる。
自分の墓地の「紋章獣」と名のついたモンスター1体を選択して手札に加える。
「紋章獣アバコーンウェイ」の効果は1ターンに1度しか使用できない。

795: ◆/7w/ijckWc 2015/02/20(金) 21:50:53.64 ID:LbLNfa+ao


道灌「更に、《蘇生紋章》を発動」


《蘇生紋章(リボーン・メダリオン)/Heraldry Reborn》
通常魔法
自分の墓地の「紋章獣」と名のついたモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターを特殊召喚する。


道灌「この効果により、私はレオを蘇生させる」

晴明「……また……!」

道灌「二体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築……エクシーズ召喚!」

ハル『っ……!?』

道灌「出でよ、《No.18 紋章祖プレイン・コート》!」


《No.18 紋章祖プレイン・コート》
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/光属性/サイキック族/攻2200/守2200
レベル4モンスター×2
フィールド上に同名モンスターが2体以上存在する場合、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
その同名モンスターの内の1体を選び、それ以外の同名モンスターを全て破壊する。この効果は相手ターンでも発動できる。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
相手はこの効果で選んだモンスターと同名のモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚できない。
また、このカードが墓地へ送られた場合、デッキから「紋章獣」と名のついたモンスター2体を墓地へ送る事ができる。


ハル『ハートアース以外のナンバーズですって!?』

道灌「私とて、何もしてこなかった訳ではない。君のナンバーズを扱うことができるようにするために、幾多の試行試作を重ねた」

   「ここから見せるのは、その結果だ――――受けてくれるね?」

晴明「……っ」

道灌「プレイン・コートでダイレクトアタック!」

晴明「……リバースカード、発動します。《アビスフィアー》……!」

道灌「ほう!」


《アビスフィアー/Abyss-sphere》
永続罠
デッキから「水精鱗」と名のついたモンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
また、このカードがフィールド上に存在する限り、自分は魔法カードを発動できない。
このカードがフィールド上から離れた時、そのモンスターを破壊する。
このカードは発動後、次の相手のエンドフェイズ時に破壊される。

796: ◆/7w/ijckWc 2015/02/20(金) 21:56:27.85 ID:LbLNfa+ao


晴明「……私はこの効果により、《水精鱗-アビスリンデ》を特殊召喚します」


《水精鱗(マーメイル)-アビスリンデ/Mermail Abysslinde》
効果モンスター
星3/水属性/水族/攻1500/守1200
フィールド上のこのカードが破壊され墓地へ送られた場合、
デッキから「水精鱗-アビスリンデ」以外の
「水精鱗」と名のついたモンスター1体を特殊召喚できる。
「水精鱗-アビスリンデ」の効果は1ターンに1度しか使用できない。


道灌「ふむ……どうしてもアビスリンデはエンドフェイズに破壊される。今、この時点で破壊せずとも意味は無し……」

   「ならば、攻撃させてもらうとしよう。プレイン・コートで攻撃!」


パキイイイイン……


晴明「……アビスリンデ、効果発動します。デッキから『水精鱗』を特殊召喚――――」

   「……私が特殊召喚するのは、《水精鱗-メガロアビス》です……!」


《水精鱗-メガロアビス/Mermail Abyssmegalo》
効果モンスター
星7/水属性/海竜族/攻2400/守1900
自分のメインフェイズ時、手札からこのカード以外の
水属性モンスター2体を墓地へ捨てて発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚に成功した時、デッキから「アビス」と名のついた魔法・罠カード1枚を手札に加える事ができる。
また、このカード以外の自分フィールド上に表側攻撃表示で存在する
水属性モンスター1体をリリースする事で、このターンこのカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃する事ができる。


道灌「なるほど……ならば私はこれでターンを終了するとしよう」 手札:0

晴明「……私のターン!」 手札:3→4

ハル『晴明! 今は……』

晴明(ムーラングレイスの効果で、バトルフェイズには入れない。けれど……)

ハル『その前にできることはある!』

晴明「……はい。私は《ダブルフィン・シャーク》を召喚します」


《ダブルフィン・シャーク》
効果モンスター
星4/水属性/魚族/攻1000/守1200
このカードが召喚に成功した時、自分の墓地からレベル3またはレベル4の
魚族・水属性モンスター1体を選択して表側守備表示で特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
この効果を発動するターン、自分は水属性以外のモンスターを特殊召喚できない。

797: ◆/7w/ijckWc 2015/02/20(金) 22:01:47.46 ID:LbLNfa+ao


晴明「……この効果により、《水精鱗-アビスタージ》を蘇生!」


《水精鱗-アビスタージ/Mermail Abyssturge》
効果モンスター
星4/水属性/魚族/攻1700/守1100
このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、手札の水属性モンスター1体を墓地へ捨てて発動できる。
自分の墓地からレベル3以下の水属性モンスター1体を選択して手札に加える。
「水精鱗-アビスタージ」の効果は1ターンに1度しか使用できない。


ハル『この二体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築!』

晴明「……エクシーズ召喚――――《No.101 S・H・Ark Knight》!」


《No.101 S・H・Ark Knight(サイレント・オナーズ・アーク・ナイト)/Number 101: Silent Honor ARK》
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/水属性/水族/攻2100/守1000
レベル4モンスター×2
このカードのエクシーズ素材を2つ取り除き、相手フィールド上に表側攻撃表示で存在する
特殊召喚されたモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターをこのカードの下に重ねてエクシーズ素材とする。
「No.101 S・H・Ark Knight」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。
また、フィールド上のこのカードが破壊される場合、
代わりにこのカードのエクシーズ素材を1つ取り除く事ができる。


ゴオオオオオオオオオオオオオッ……


道灌「フ……フフ……来たか、キミたち二人のナンバーズ!」

晴明「……アークナイトの効果です。ORUを二つ取り除くことで――――」


晴明:ORU→墓地
《ダブルフィン・シャーク》
《水精鱗-アビスタージ》


晴明「……そのモンスターを、ORUとして吸収します」

道灌「そうはいかない。私は《デストラクト・ポーション》を発動!」

晴明「……っ……!」


《デストラクト・ポーション/Destruct Potion》
通常罠
自分フィールド上に存在するモンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターを破壊し、破壊したモンスターの攻撃力分だけ自分のライフポイントを回復する。

798: ◆/7w/ijckWc 2015/02/20(金) 22:06:39.05 ID:LbLNfa+ao


道灌「プレイン・コートを破壊することで、2200のライフを得る」 LP:4000→6200

   「フフ……更に、プレイン・コート及びレオの効果を発動」

ハル『しまっ――――』

道灌「デッキからアバコーンウェイ、そしてユニコーンを墓地へ。更に《紋章獣アンフィスバエナ》を手札に!」


道灌:デッキ→墓地
《紋章獣アバコーンウェイ》
《紋章獣ユニコーン》

デッキ→手札
《紋章獣アンフィスバエナ》


道灌「……そして、補給部隊の効果で1枚ドロー」 手札:1→2

ハル『道灌のヤツ、そこまで狙って……! そ、それにアークナイトのORUが……』

晴明「……いえ、ですがそれだけです。まだ……戦えるなら、それで十分」

   「……私は手札の《瀑征竜-タイダル》の効果を発動」


《瀑征竜-タイダル/Tidal, Dragon Ruler of Waterfalls》
効果モンスター(制限カード)
星7/水属性/ドラゴン族/攻2600/守2000
自分の手札・墓地からこのカード以外のドラゴン族または水属性のモンスターを合計2体除外して発動できる。
このカードを手札・墓地から特殊召喚する。特殊召喚したこのカードは相手のエンドフェイズ時に持ち主の手札に戻る。
また、このカードと水属性モンスター1体を手札から墓地へ捨てる事で、デッキからモンスター1体を墓地へ送る。
このカードが除外された場合、デッキからドラゴン族・水属性モンスター1体を手札に加える事ができる。
「瀑征竜-タイダル」の効果は1ターンに1度しか使用できない。


晴明「……墓地の水属性モンスター2体を除外し、タイダルを特殊召喚……!」


晴明:墓地→除外
《氷霊神ムーラングレイス》
《水精鱗-アビスリンデ》

799: ◆/7w/ijckWc 2015/02/20(金) 22:11:57.15 ID:LbLNfa+ao


晴明「……フィールドにはレベル7のメガロアビスが存在しています。よって、この二体でオーバーレイ」

   「……エクシーズ召喚……! ランク7、《水精鱗-ガイオアビス》!」


《水精鱗-ガイオアビス/Mermail Abyssgaios》
エクシーズ・効果モンスター
ランク7/水属性/水族/攻2800/守1600
水属性レベル7モンスター×2
エクシーズ素材を持っているこのカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、レベル5以上のモンスターは攻撃できない。
また、1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
このカードの攻撃力よりも低い攻撃力を持つ相手フィールド上のモンスターの効果をターン終了時まで無効にする。
この効果は相手ターンでも発動できる。


ズオオオオオオオオオッ……


道灌「ふ……ふふははははは……! 素晴らしい! 確かに、ガイオアビスが存在することでモンスター効果の大半は封じられる」

   「そう、勝負はこうでなくては! さあ、その調子だ!」

晴明「……あなたは少し……喋りすぎです」

道灌「ふっ……喋る男は嫌いかね?」

晴明「……無駄口は、好きじゃありません。私はこれでターンエンド」 手札:2

道灌「手厳しいな。ドロー!」 手札:2→3

   「私は《蘇生紋章》を発動」

ハル『さっきの蘇生カード!』

道灌「再び、この効果によってレオを特殊召喚だ」


道灌:墓地→場
《紋章獣レオ》


道灌「《紋章獣アンフィスバエナ》を召喚!」


《紋章獣)アンフィスバエナ》
効果モンスター
星4/風属性/ドラゴン族/攻1700/守1100
自分のメインフェイズ時、手札からこのカード以外の
「紋章獣」と名のついたモンスター1体を捨てて発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。
また、1ターンに1度、手札から「紋章獣」と名のついたモンスター1体を捨てて発動できる。
このカードの攻撃力はエンドフェイズ時まで800ポイントアップする。

800: ◆/7w/ijckWc 2015/02/20(金) 22:16:37.27 ID:LbLNfa+ao


道灌「効果は封じられるとはいえ、特殊召喚が封じられるわけではない。この二体でオーバーレイ・ネットワークを構築!」

   「――――――出でよ、《No.8 紋章王ゲノム・ヘリター》!」


《No.8 紋章王ゲノム・ヘリター/Number 8: Heraldic King Genom-Heritage》
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/光属性/サイキック族/攻2400/守1800
「紋章獣」と名のついたレベル4モンスター×2
1ターンに1度、相手フィールド上のエクシーズモンスター1体を選択して発動できる。
このカードは選択したモンスターと同名カードとして扱い、同じ攻撃力と効果を得る。
その後、選択したモンスターの攻撃力は0になり、効果は無効化される。
このカードの効果はエンドフェイズ時まで適用される。


ハル『3枚目!?』

晴明「…………江都道灌……ッ!」

道灌「その憎悪を私一人が受けている……そう考えると実に心地良いな」

   「墓地のユニコーンの効果だ。ユニコーンを墓地から除外!」


《紋章獣ユニコーン/Heraldic Beast Unicorn》
効果モンスター
星4/光属性/獣族/攻1100/守1600
墓地のこのカードをゲームから除外し、自分の墓地のサイキック族エクシーズモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターを特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
「紋章獣ユニコーン」の効果は1ターンに1度しか使用できない。


道灌「蘇るがいい、プレイン・コート!」


道灌:墓地→場
《No.18 紋章祖プレイン・コート》


道灌「この効果によって特殊召喚されたプレイン・コートは効果が無効化される」

晴明「……墓地に送られた場合の効果である以上、無意味じゃあないですか……!」

道灌「その通り。これはそういうカードなのだよ」

802: ◆/7w/ijckWc 2015/02/20(金) 22:21:17.42 ID:LbLNfa+ao


道灌「私は《エクシーズ・ギフト》を発動」


《エクシーズ・ギフト/Xyz Gift》
通常魔法
自分フィールド上にエクシーズモンスターが2体以上存在する場合に発動できる。
自分フィールド上のエクシーズ素材を2つ取り除き、デッキからカードを2枚ドローする。


道灌「ゲノム・ヘリターのORUを二つ取り除くことでカードを2枚ドローさせてもらおう」


道灌:ORU→墓地
《紋章獣レオ》
《紋章獣アンフィスバエナ》

手札:0→2


道灌「そして、レオの効果で《紋章獣エアレー》を手札に」


道灌:デッキ→手札
《紋章獣エアレー》


晴明(レオを使いまわすことで延々と手札を補充していく……普通ならもう尽きていて自然なはずなのに!)


道灌「そして、《エクシーズ・ユニット》を発動。ゲノム・ヘリターに装備する!」


《エクシーズ・ユニット/Xyz Unit》
装備魔法
エクシーズモンスターにのみ装備可能。
装備モンスターの攻撃力は、装備モンスターのランク×200ポイントアップする。
また、自分フィールド上の装備モンスターがエクシーズ素材を取り除いて効果を発動する場合、
このカードは取り除くエクシーズ素材の1つとして扱う事ができる。


《No.8 紋章王ゲノム・ヘリター》
攻撃力:2400→3200


803: ◆/7w/ijckWc 2015/02/20(金) 22:25:43.39 ID:LbLNfa+ao


ハル『が、ガイオアビスの攻撃力を……』

道灌「超えさせてもらったよ……では、バトルだ! ゲノム・ヘリターでガイオアビスに攻撃!」


ズゴオオオオオオオオオオオッ!


晴明「……ッ!」 LP:4000→3600

道灌「続いて、プレイン・コートでアークナイトに攻撃!」

ハル『晴明!』

晴明(いえ、この状況では……!)

   (ゲノム・ヘリターの効果……確認できた範囲で考えれば今使うのはマズい)

   (特にエクシーズ・ユニットが存在している現状、アークナイトをランクアップさせても逆用されるだけ……!)


晴明「―――――く……!」 LP:3600→3500

道灌「私はカードを1枚セットし、ターンエンド。さあ、君のターンだ」 手札:2

晴明「……ドロー……!」 手札:2→3

   「……《サルベージ》を、発動……します」


《サルベージ/Salvage》
通常魔法
自分の墓地の攻撃力1500以下の水属性モンスター2体を選択して手札に加える。


晴明:墓地→手札
《ダブルフィン・シャーク》
《深海のディーヴァ》


晴明「……そして《強欲なウツボ》を発動……二枚のカードをデッキに戻し、3枚ドローします」


《強欲なウツボ/Moray of Greed》
通常魔法
手札の水属性モンスター2体をデッキに戻してシャッフルする。
その後、デッキからカードを3枚ドローする。


晴明:手札→デッキ
《ダブルフィン・シャーク》
《海皇の狙撃兵》

手札:1→4

804: ◆/7w/ijckWc 2015/02/20(金) 22:31:01.07 ID:LbLNfa+ao


晴明「……墓地の二体の水属性モンスターを除外します」

道灌「おや。確かにタイダルならばプレイン・コートは突破できるが」

晴明「……いえ。私が特殊召喚するのは――――《フェンリル》です」

道灌「!」


《フェンリル/Fenrir》
効果モンスター
星4/水属性/獣族/攻1400/守1200
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地の水属性モンスター2体をゲームから除外して特殊召喚する。
このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊した場合、
次の相手ターンのドローフェイズをスキップする。


晴明:墓地→除外
《海皇の竜騎隊》
《海皇子 ネプトアビス》


晴明「……更に《水精鱗-アビスパイク》を召喚……!」


《水精鱗-アビスパイク/Mermail Abysspike》
効果モンスター
星4/水属性/魚族/攻1600/守 800
このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、手札の水属性モンスター1体を墓地へ捨てて発動できる。
デッキからレベル3の水属性モンスター1体を手札に加える。
「水精鱗-アビスパイク」の効果は1ターンに1度しか使用できない。


晴明「……水属性のディーヴァを墓地に送ることで、《水精鱗-アビスグンデ》を手札に」


晴明:手札→墓地
《深海のディーヴァ》

デッキ→手札
《水精鱗-アビスグンデ》


晴明「――――二体のモンスターで、オーバーレイ・ネットワークを構築」

   「……エクシーズ召喚……! 《No.80 狂装覇王ラプソディ・イン・バーサーク》!」


《No.80 狂装覇王ラプソディ・イン・バーサーク/Number 80: Rhapsody in Berserk》
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/闇属性/悪魔族/攻 0/守1200
レベル4モンスター×2
自分のメインフェイズ時、自分フィールド上のこのモンスターを、
攻撃力1200ポイントアップの装備カード扱いとして
自分フィールド上のエクシーズモンスターに装備できる。
また、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
相手の墓地のカード1枚を選択してゲームから除外する。
「No.80 狂装覇王ラプソディ・イン・バーサーク」のこの効果は1ターンに2度まで使用できる。

805: ◆/7w/ijckWc 2015/02/20(金) 22:35:47.33 ID:LbLNfa+ao


道灌「ほう……また別のナンバーズか! いいぞ……! そうでなくては!」

晴明「……ここで……」

道灌「だが一手送ってもらおう。《激流葬》!」

晴明「……ぐっ……!」


《激流葬/Torrential Tribute》
通常罠
(1):モンスターが召喚・反転召喚・特殊召喚された時に発動できる。
フィールドのモンスターを全て破壊する。


晴明:場→墓地
《No.80 狂装覇王ラプソディ・イン・バーサーク》

道灌:場→墓地
《No.8 紋章王ゲノム・ヘリター》
《No.18 紋章祖プレイン・コート》


道灌「プレイン・コートの効果、そして補給部隊の効果を発動させてもらおう」


道灌:デッキ→墓地
《紋章獣レオ》
《紋章獣ユニコーン》

手札:2→3


道灌「更に、プレイン・コートの効果で墓地に送ったレオの効果だ。アンフィスバエナを手札に加える」


道灌:デッキ→手札
《紋章獣アンフィスバエナ》


ハル『マズい……ここからじゃ、巻き返しが……!』

晴明(だからって、諦める理由にもなりませんよ。まだ、手はあります……!)

807: ◆/7w/ijckWc 2015/02/20(金) 22:37:41.26 ID:LbLNfa+ao


晴明「……カードを1枚セットして、ターンエンドです」 手札:1

道灌「ならば、私のターン!」 手札:4→5

   「私はユニコーンの効果を発動。プレイン・コートを蘇生する!」


道灌:墓地→除外
《紋章獣ユニコーン》

墓地→場
《No.18 紋章祖プレイン・コート》


道灌「そして、手札の《紋章獣ツインヘッド・イーグル》を墓地に送ることで、《紋章獣アンフィスバエナ》を特殊召喚!」


道灌:手札→墓地
《紋章獣ツインヘッド・イーグル》

手札→場
《紋章獣アンフィスバエナ》


道灌「……これで、合計攻撃力は4000。さあ、どうするね晴明。ハル!」

   「プレイン・コートでダイレクトアタック!」

晴明「……っ……《リビングデッドの呼び声》……発動、です……!」


《リビングデッドの呼び声/Call of the Haunted》
永続罠
(1):自分の墓地のモンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。
そのモンスターを攻撃表示で特殊召喚する。
このカードがフィールドから離れた時にそのモンスターは破壊される。
そのモンスターが破壊された時にこのカードは破壊される。


晴明「……選択するのは、アークナイト!」


晴明:墓地→場
《No.101 S・H・Ark Knight》

810: ◆/7w/ijckWc 2015/02/20(金) 22:43:50.28 ID:LbLNfa+ao


ハル『晴明!? アークナイトじゃ……』

晴明「……もうエクシーズキラーはいません。なら、この状況……次のターン、確実に叩けます……!」

   「……《RUM-クイック・カオス》! アークナイトでオーバーレイ・ネットワークを再構築……」

   「……カオス・エクシーズ・チェンジ! 《CNo.101 S・H・Dark Knight》!」


《CNo.101 S・H・Dark Knight(サイレント・オナーズ・ダーク・ナイト)/Number C101: Silent Honor DARK》
エクシーズ・効果モンスター
ランク5/水属性/水族/攻2800/守1500
レベル5モンスター×3
1ターンに1度、相手フィールド上の特殊召喚されたモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターをこのカードの下に重ねてエクシーズ素材とする。
また、エクシーズ素材を持っているこのカードが破壊され墓地へ送られた時、
自分の墓地に「No.101 S・H・Ark Knight」が存在する場合、このカードを墓地から特殊召喚できる。
その後、自分はこのカードの元々の攻撃力分のライフを回復する。
この効果で特殊召喚したこのカードはこのターン攻撃できない。


道灌「来たかね黒騎士! 守護の槍! なるほど、次のターンで確実にダメージを与える算段か!」

晴明「……答える理由は、ありません……!」

道灌「だがね、バトルは中止! そして私は《紋章獣バジリスク》を召喚する!」


《紋章獣バシリスク/Heraldic Beast Basilisk》
効果モンスター
星4/地属性/獣族/攻1000/守1400
このカードが相手モンスターと戦闘を行ったダメージ計算後、その相手モンスターを破壊する。


道灌「そして場に二体の紋章獣がいることにより、《紋章獣エアレー》を特殊召喚!」


《紋章獣エアレー/Heraldic Beast Eale》
効果モンスター
星4/地属性/獣族/攻1000/守1800
自分フィールド上に「紋章獣」と名のついたモンスターが2体以上存在する場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。

812: ◆/7w/ijckWc 2015/02/20(金) 22:49:04.29 ID:LbLNfa+ao


道灌「ふふ……晴明。君は先の二体のナンバーズを見て『これ以上は無い』と思っているようだが」

ハル『……まさか!?』

道灌「あるのだよ、四体目のナンバーズ。それもエクシーズキラーがね!」

   「三体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築! 現れよ!」

   「《No.69 紋章神コート・オブ・アームズ》ッ!」


《No.69 紋章神(ゴッド・メダリオン)コート・オブ・アームズ/Number 69: Heraldry Crest》
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/光属性/サイキック族/攻2600/守1400
レベル4モンスター×3
このカードが特殊召喚に成功した時、このカード以外のフィールド上の全てのエクシーズモンスターの効果を無効にする。
また、自分のメインフェイズ時、このカード以外のエクシーズモンスター1体を選択して発動できる。
エンドフェイズ時まで、このカードは選択したモンスターと同名カードとして扱い、同じ効果を得る。
「No.69 紋章神コート・オブ・アームズ」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。


オオオオオオォォォォォォォォォ……


ハル『まさか……そんな!』

晴明(読み……違えた……ッ!)


道灌「コート・オブ・アームズの特殊召喚時、全てのエクシーズモンスターの効果を無効にする」

   「――――そして、その本領は……その効果にある。ダークナイトを選択!」

晴明「……!」

道灌「ダークナイトの効果を吸収。そして、吸収したその効果を発動」

   「――――ダークナイトをORUとする」


晴明:場→ORU
《CNo.101 S・H・Dark Knight》


ハル『そんな……馬鹿な……!』

晴明「…………ッ」

813: ◆/7w/ijckWc 2015/02/20(金) 22:54:37.71 ID:LbLNfa+ao


道灌「私は《紋章獣アバコーンウェイ》の効果を発動。同名カードを除外することで、墓地のアンフィスバエナを手札に加える」


道灌:墓地→除外
《紋章獣アバコーンウェイ》

墓地→手札
《紋章獣アンフィスバエナ》


道灌「カードを1枚セット。ターンエンドだ」 手札:1

   「ふふ……さあ、ここからどう出てくる! さあ、さあ! キミたちの切り札は私が奪い取った!」

   「足掻いてくれ。抗ってくれ! その姿もまた美しい!」

晴明「……勝手な、ことを……!」

ハル『でも、マズいよ晴明! ダークナイトに除去の多くを依存してる状況じゃ』

晴明「……全てが、ダークナイト頼りなわけじゃあありません。それに――――」

   「……奪われたのなら、奪い返すまでです……!」 手札:1→2

ハル『晴明……』

晴明「……《マジック・プランター》を発動……リビングデッドを墓地に送り、カードをドロー」


《マジック・プランター/Magic Planter》
通常魔法
自分フィールド上に表側表示で存在する永続罠カード1枚を墓地へ送って発動できる。
デッキからカードを2枚ドローする。

手札:1→3

815: ◆/7w/ijckWc 2015/02/20(金) 22:59:53.49 ID:LbLNfa+ao


晴明「――――来た。私は《アビス・ソルジャー》を召喚します!」


《アビス・ソルジャー/Abyss Soldier》
効果モンスター
星4/水属性/水族/攻1800/守1300
1ターンに1度、手札から水属性モンスター1体を墓地へ捨て、
フィールド上のカード1枚を選択して発動できる。選択したカードを持ち主の手札に戻す。


道灌「!」

晴明「……アビス・ソルジャーの効果! アビスグンデを墓地に送ることで……」

   「……コート・オブ・アームズには、エクストラデッキに戻ってもらいます」


道灌:場→EX
《No.69 紋章神コート・オブ・アームズ》

ORU→墓地
《紋章獣エアレー》
《紋章獣アンフィスバエナ》
《紋章獣バシリスク》

→晴明:墓地
《CNo.101 S・H・Dark Knight》


ハル『やった!』

晴明「……そして、アビスグンデの効果、発動です! メガロアビスを蘇生!」


《水精鱗-アビスグンデ/Mermail Abyssgunde》
効果モンスター
星3/水属性/水族/攻1400/守 800
このカードが手札から墓地へ捨てられた場合、自分の墓地から「水精鱗-アビスグンデ」以外の
「水精鱗」と名のついたモンスター1体を選択して特殊召喚できる。
「水精鱗-アビスグンデ」の効果は1ターンに1度しか使用できない。


晴明:墓地→場
《水精鱗-メガロアビス》

816: ◆/7w/ijckWc 2015/02/20(金) 23:06:10.10 ID:LbLNfa+ao


晴明「……更に、二体の水属性モンスターを除外することで、タイダルを蘇生……!」


晴明:墓地→場
《瀑征竜-タイダル》

墓地→除外
《フェンリル》
《たつのこ》


道灌「ほう……!」

晴明「……メガロアビスの効果……! アビス・ソルジャーをリリースし、このターン、二度の攻撃を可能とします」


晴明:場→墓地
《アビス・ソルジャー》


晴明「……バトル! タイダルでプレイン・コートを攻撃……!」


ズバシャアアアアアッ!


道灌「……ふっ、く……! くく……!」 LP:6200→5800

   「いい……いいぞ晴明、その調子だ! プレイン・コート及び補給部隊の効果!」

   「レオ、ツインヘッド・イーグルを墓地へ。更にカードドロー!」 手札:1→2

   「更にレオの効果でエアレーを手札に!」


道灌:デッキ→墓地
《紋章獣レオ》
《紋章獣ツインヘッド・イーグル》

デッキ→手札
《紋章獣エアレー》


晴明「――――メガロアビスで、二回攻撃です……!」

道灌「が……ッ!!」 LP:5800→3400→1000

817: ◆/7w/ijckWc 2015/02/20(金) 23:10:10.56 ID:LbLNfa+ao


晴明「……二体のレベル7モンスターでオーバーレイ。エクシーズ召喚……!」

   「……ランク7、《幻獣機ドラゴサック》……!」


《幻獣機ドラゴサック/Mecha Phantom Beast Dracossack》
エクシーズ・効果モンスター
ランク7/風属性/機械族/攻2600/守2200
レベル7モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
自分フィールド上に「幻獣機トークン」(機械族・風・星3・攻/守0)2体を特殊召喚する。
自分フィールド上にトークンが存在する限り、このカードは戦闘及びカードの効果では破壊されない。
また、1ターンに1度、自分フィールド上の「幻獣機」と名のついたモンスター1体をリリースして発動できる。
フィールド上のカード1枚を選択して破壊する。この効果を発動するターン、このカードは攻撃できない。


道灌「フ……フフ……なるほど、そう来たか……」

晴明「……ドラゴサックの効果発動。トークンを2体、特殊召喚」


晴明:場
「幻獣機トークン」×2


晴明「……そして、このトークンのうち1体をリリース。《補給部隊》を破壊します」


道灌:場→墓地
《補給部隊》


ハル『よっし、やっとあの厄介なカードが消えた!』

道灌「構わないよ。既に潤沢な手札がある」

晴明「…………私はカードを1枚セットして、ターンエンドです」

道灌「私のターン……ドロー!」 手札:3→4

   「私は《貪欲な壺》を発動。5枚のモンスターをデッキに戻し……カードを2枚ドロー」


道灌:墓地→デッキ
《紋章獣バシリスク》
《紋章獣エアレー》
《紋章獣アンフィスバエナ》×2
《恐牙狼ダイヤウルフ》

手札:3→5

819: ◆/7w/ijckWc 2015/02/20(金) 23:16:10.04 ID:LbLNfa+ao


道灌「私は《蘇生紋章》を発動。レオを特殊召喚!」


道灌:墓地→場
《紋章獣レオ》


ハル『また……!』

道灌「そして、《紋章獣エアレー》を召喚……これでモンスターは2体」

晴明「……エクシーズを……」

道灌「そうだね。いや、これだけではない。私は《影依の原核》を発動!」

ハル『《影依の原核》!?』


《影依の原核(シャドールーツ)/Shaddoll Core》
永続罠
(1):このカードは発動後、
効果モンスター(魔法使い族・闇・星9・攻1450/守1950)となり、モンスターゾーンに特殊召喚する。
この効果で特殊召喚されたこのカードは、「シャドール」融合モンスターカードに記された属性の融合素材モンスターの代わりにできる。
このカードは罠カードとしても扱う。
(2):このカードが効果で墓地へ送られた場合、
「影依の原核」以外の自分の墓地の「シャドール」魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。そのカードを手札に加える。


ハル『ちょ、ちょっと待ってよ。何でシャドールのカードを!? そんなの、意味が全く……』

道灌「無い、わけではないさ。このカードが存在しているおかげで私はこのカードを発動できる」

   「《ギャラクシー・クィーンズ・ライト》……! 全てのモンスターのレベルを9に揃える!」


《ギャラクシー・クィーンズ・ライト/Galaxy Queen's Light》
通常魔法
自分フィールド上のレベル7以上のモンスター1体を選択して発動できる。
自分フィールド上に表側表示で存在する
全てのモンスターのレベルはエンドフェイズ時まで選択したモンスターと同じレベルになる。

822: ◆/7w/ijckWc 2015/02/20(金) 23:21:38.95 ID:LbLNfa+ao


ハル『な……ッ』

道灌「レベル9のモンスター3体で、オーバーレイ・ネットワークを構築」

   「――――――エクシーズ召喚! 出でよ、《No.92 偽骸神龍 Heart-eartH Dragon》ッ!!」


《No.92 偽骸神龍 Heart-eartH Dragon(ハートアース・ドラゴン)/Number 92: Heart-eartH Dragon》
エクシーズ・効果モンスター
ランク9/闇属性/ドラゴン族/攻 0/守 0
レベル9モンスター×3
このカードは戦闘では破壊されず、このカードの戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージは代わりに相手が受ける。
相手のエンドフェイズ時、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除く事で、
相手フィールド上の、このターンに召喚・特殊召喚・セットされたカードを全てゲームから除外する。
エクシーズ素材を持っているこのカードが破壊された場合、このカードを墓地から特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚した時、このカードの攻撃力はゲームから除外されているカードの数×1000ポイントアップする。


グオオオオオオオオオオオオオオオオオッ……!!


晴明「……ハート……アース……!」

ハル『道灌ッ!』

道灌「そうだ……キミのカードだ。かつてキミを喪った私が心の拠り所としたもの!」

   「このカードによって私の物語の幕開けとしよう! ハル、晴明、君たち二人を連れての再出発だ!」

   「バトル! ハートアース・ドラゴンでドラゴサックを攻撃! このダメージは君たちが受ける!」


ズゴオオオオオオオッ!


晴明「なっ……く、あぐっ……あっ……!!」 LP:4000→1400

ハル『晴明!』

道灌「ああ……苦痛の表情もまた、良い……」

ハル『道灌ッッ!!』

道灌「フ……私はアバコーンウェイの効果を発動。レオを手札に戻す」


道灌:墓地→除外
《紋章獣アバコーンウェイ》

墓地→手札
《紋章獣レオ》

825: ◆/7w/ijckWc 2015/02/20(金) 23:29:42.83 ID:LbLNfa+ao


道灌「そして、《手札抹殺》……2枚の手札を墓地に送り、2枚ドロー」


《手札抹殺/Card Destruction》
通常魔法(制限カード)
お互いの手札を全て捨て、それぞれ自分のデッキから捨てた枚数分のカードをドローする。


道灌:手札→墓地
《紋章獣レオ》
《紋章獣アンフィスバエナ》

手札:0→2


道灌「レオの効果により、バシリスクを手札に」


道灌:デッキ→手札
《紋章獣バシリスク》


晴明「………………」 ゼェゼェ

道灌「ここからが……私の再誕となる。さあ、ラストターンにしよう。私はカードを2枚セットし、ターンエンドだ!」

晴明「……ラストターン……」

ハル『晴明、大丈夫!? そんな状態じゃ……』

晴明(このくらい。前にも似たようなことにはなりました。今は、まだ大丈夫)

ハル『でも……』

晴明(大丈夫です。痛いのなんて、慣れてます。辛いのなんて、前はいつだってそうだった)

   (ちゃんと立って。前を向いて。胸を張って―――――)


晴明「好き勝手――――言わせっぱなしでなんていられるかぁぁぁぁッ!!」

道灌「な……!?」

ハル『晴明……』

晴明「……私の、ターン、です……! ドローッ!!」 手札:0→1

827: ◆/7w/ijckWc 2015/02/20(金) 23:34:43.95 ID:LbLNfa+ao


晴明「……リバースカード、《エクシーズ・リボーン》! この効果により、ラプソディ・イン・バーサークを特殊召喚!」


晴明:墓地→場
《No.80 狂装覇王ラプソディ・イン・バーサーク》

場→ORU
《エクシーズ・リボーン》


晴明「マジックカード《エクシーズ・ギフト》! ラプソディとドラゴサックのORUを取り除いてカードを2枚ドロー!」

道灌「何っ!?」


晴明:ORU→墓地
《水精鱗-メガロアビス》
《エクシーズ・リボーン》

手札:0→2


ハル『晴明! ハートアース・ドラゴンの効果の性質上……』

晴明(そのまま攻撃しちゃいけない。効果を無効化した場合でも……)

ハル『何らかの効果で戻ってくる可能性は高い!』

晴明「……分かってます。まずは……ドラゴサックの効果発動! 幻獣機トークンをリリース!」

道灌「クッ……《エクシーズ・リフレクト》! その効果は無効だ!」


《エクシーズ・リフレクト/Xyz Reflect》
カウンター罠
フィールド上のエクシーズモンスターを対象にする
効果モンスターの効果・魔法・罠カードの発動を無効にし破壊する。
その後、相手ライフに800ポイントダメージを与える。


バシイイイイイインッ!


晴明「……ぐっ……! でも、まだ……!」 LP:1400→600

   「私は《RUM-ヌメロン・フォース》を発動!」

道灌「!!」

829: ◆/7w/ijckWc 2015/02/20(金) 23:41:31.11 ID:LbLNfa+ao


《RUM-ヌメロン・フォース/Rank-Up-Magic Numeron Force》
通常魔法
自分フィールド上のエクシーズモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターと同じ種族でランクが1つ高い
「CNo.」と名のついたモンスター1体を、選択した自分のモンスターの上に重ねて
エクシーズ召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。
その後、この効果で特殊召喚したモンスター以外の
フィールド上に表側表示で存在するカードの効果を全て無効にする。


晴明「……ラプソディ・イン・バーサークでオーバーレイ・ネットワークを再構築!」

   「カオス・エクシーズ・チェンジ! 《CNo.80 葬装覇王レクイエム・イン・バーサーク》!」


《CNo.80 葬装覇王レクイエム・イン・バーサーク/Number C80: Requiem in Berserk》
エクシーズ・効果モンスター
ランク5/闇属性/悪魔族/攻 0/守2000
レベル5モンスター×3
自分のメインフェイズ時、自分フィールド上のこのモンスターを、
攻撃力2000ポイントアップの装備カード扱いとして
自分フィールド上のエクシーズモンスターに装備できる。
装備モンスターが破壊される場合、代わりにこのカードを破壊する。
また、このカードが「No.80 狂装覇王ラプソディ・イン・バーサーク」を
エクシーズ素材としている場合、以下の効果を得る。
●このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
フィールド上のカード1枚を選択してゲームから除外する。


道灌「レクイエム……だと……? いや、認めん。そんなもの、私はッ……」

晴明「……いいえ、認めさせます。絶対に。あなたにだけは!」

   「……他ならぬハルさんがそれを望んでいる以上は、絶対に……!」

   「マジックカード発動! 《エクシーズ・リベンジ》!!」


《エクシーズ・リベンジ/Xyz Revenge》
通常魔法
相手フィールド上にエクシーズ素材を持ったエクシーズモンスターが存在する場合、
自分の墓地のエクシーズモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターを特殊召喚し、相手フィールド上のエクシーズ素材1つを、
選択したモンスターの下に重ねてエクシーズ素材とする。
「エクシーズ・リベンジ」は1ターンに1枚しか発動できない。

830: ◆/7w/ijckWc 2015/02/20(金) 23:48:33.71 ID:LbLNfa+ao


晴明「…………ダークナイト!」


晴明:墓地→場
《CNo.101 S・H・Dark Knight》

ORU:《No.92 偽骸神龍 Heart-eartH Dragon》→《CNo.101 S・H・Dark Knight》
《影依の原核》


晴明「レクイエム・イン・バーサークの効果! ORUを一つ使用し、伏せカードを除外します!」

道灌「っ……!!」


道灌:場→除外
《エクシーズ・リバーサル》


晴明「最後に――――――ハルさんのカード。返してもらいます」

道灌「あっ……」


場→ORU
《No.92 偽骸神龍 Heart-eartH Dragon》


道灌「だ……ダメだ。それは、それだけは、いけない、あ、ダメだ、消えるな!」

   「わ、私の……・僕の、ハルの! それは、それだけはぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」


バシイイイイイイイイイイッ!!


晴明「……………………これで」


場→装備
《CNo.80 葬装覇王レクイエム・イン・バーサーク》

《CNo.101 S・H・Dark Knight》
攻撃力:2800→4800


ハル『―――――うん』

晴明「全部、終わりです」


ズガッシャアアアアアアアアアアアアアッ!!


道灌「あ、あ、あ、うわああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!」 LP:1000→0

844: ◆/7w/ijckWc 2015/02/21(土) 21:34:47.07 ID:4uC9qqTho


ドサッ……


道灌「………………」

晴明「………………」

ハル『…………晴明』

晴明(……何ですか?)

ハル『体、借りるよ。ちょっとだけ……ううん』

   『これが、最後だから』

晴明「………………」

晴明(…………はい)

道灌「………………」

ハル「……道灌」

道灌「……は……ハル? あぁ……ハル! あぁ……そうか、僕は」

ハル「何錯乱してるのさ。道灌の負けだよ」

道灌「………………あぁ……そう、か」

ハル「ほんと、往生際悪いよね。昔っからそう。諦めだけは悪かった」

   「そのくせ人に修正してもらうまで最悪の道ばかり選び続けてさ。どれだけ困らせたかって」

道灌「……もう、百年も前の話だ……今更、いいだろう?」

ハル「百年たってもまだ最低の選択してるから言ってるんじゃん。バ――――カ」

道灌「……そうか……そう、だな。僕はいつも間違えてる」

   「それを正してくれたのは、いつも君だった。だから――――」

ハル「もう一度、って? それは誇らしいけど、それは流石に馬鹿なことだよ。死者は死者でしかないんだから」

   「心の片隅に置いて、ふとした瞬間に思い出してくれる……それだけで良かったんだよ」

846: ◆/7w/ijckWc 2015/02/21(土) 21:37:18.73 ID:4uC9qqTho


道灌「だけど、僕には君しか」

ハル「そりゃま出会いは劇的だったかもしれない。運命的だったかもしれない」

   「死に別れたっていうのも……確かに、劇的で運命的だよ。けれど」

   「私は、いつまでも私を想い続けることなんて望んでなかった」

道灌「……それは君の理論だよ」

ハル「うん。これは私の理屈。だけど、道灌の道の先に私の幸せはどこにも無い」

   「晴明も、路地裏の人たちも、この街の人たちも、道灌自身も、幸せになんてなれない」

   「だから、もう終わらせないといけないの」

道灌「そんなことは……」

ハル「自分以外の全てを犠牲にしてでも、己の目的を達したい……なんて、言うけどね」

   「その道の先には、道灌以外誰もいないよ」

道灌「………………」

ハル「……だから、もう終わろうよ。私は、もういないんだ」

道灌「…………手を延ばせば、届くのにか?」

ハル「幻想になんて、手を延ばすべきじゃあないよ」

道灌「……幻想」

ハル「死者が現世に、なんて。幻想でしょ」

道灌「……は、はは……確かに、幻想だ」

ハル「……夢は、覚めなきゃ。こんな悪い夢」



   「終わろう、道灌。一緒に――――――」

847: ◆/7w/ijckWc 2015/02/21(土) 21:41:34.26 ID:4uC9qqTho


晴明(気付いた時には、もう、江都道灌はこの部屋にはいなかった)

   (――――いや、この世に、と言うべきなのかもしれない)

   (江都道灌の肉体は、塵ひとつ残さず、この世から消え失せていた)

   (私は、口を挟むことができずにただ二人のやりとりを見ていた。けれど、その後の記憶は、無い)

   (……いつの間にか、ハルさんもまた、私の意識の中から完全に消失していた)

   (つまりは、そういうことなのだろう。私の人生を引っ掻き回した二人は、こんなにもあっけなく消えてしまった)

   (いくつかの痕跡は、ある。だけど、それをあの人たちがいたという証にするには――――あまりに、薄情な気がした)


ガチャッ……


魅行「晴明様! 戦いの方は―――――」

晴明「……あっ……」

英華「これ……えっと……何、この抜け殻みたいに放置してあるスーツ」

   「ていうか、ガブリエルのボスは……」

晴明「……倒しました。それで、多分……」

魅行「消えた……?」

英華「え、どこに?」

晴明「……………………」

849: ◆/7w/ijckWc 2015/02/21(土) 21:45:13.39 ID:4uC9qqTho


魅行「あの、晴明様のお体の方は……」

晴明「……問題、ありません」

魅行「ですが、お怪我を……」

晴明「……いいん、です」

魅行「そ、そうですか……?」

英華「……あ、あっちになんかいっぱいカード落ちてるじゃん。こっちはナンバーズだし……」

   「晴明ちゃん、これって」

晴明「……江都道灌のカードです」

英華「うげっ! 触っちゃった……」

魅行「ばい菌ではないのですから」

晴明「………………」 フラッ

魅行「ともあれ、このナンバーズは全て回収いたしましょう。立場の違いはあれ、全て出所は我々の方ですし……」

英華「……ん? あれ、晴明ちゃん?」

晴明「………………」 グラッ…


ドサッ……


魅行「晴明様!?」

英華「え!? ちょ、晴明ちゃん! 晴明ちゃん!?」



セイメイチャーン!! セイメイサマーッ!!


……………………

………………

…………

851: ◆/7w/ijckWc 2015/02/21(土) 21:50:44.56 ID:4uC9qqTho


晴明(二人の声を聞きながら、私の意識は途切れた)

   (心労もあるだろうし、ダメージもあるだろう。けど、一番大きいのは……)

   (多分、ハルさんがいなくなったことだ。自我の境界線が消えかけ、意識が融合しつつある中)

   (己のやるべきことを為したことで、成仏。それに引っ張られるかたちで、私の意識も一時失われた)

   (……そういう理屈なのだそうだ。私も、よくは分からないが)

   (ただ、おぼろげに、その時見た「夢」は覚えている)

   (お父さんと、お母さん。それから、江都道灌と……私と、同じ顔の女の人)

   (その「夢」は、ほんの数秒程度のものだった。けれど、あの人たちが私に微笑みかけてくれているのは分かった)

   (最後の最後でお父さんが江都道灌の方に向き直って拳を叩き込んでたような気もするけれど、今は置いておこう)

   (所詮は夢なのだから。私がそういう甘い夢を見たいから、見てしまった、ただの夢だ)

   (ともかく、そういう「精神的な問題」もあり、すぐに病院に運び込まれて一週間程度の入院を余儀なくされた)

   (――――――――と、いうのが、半年ほど前のことだ)

853: ◆/7w/ijckWc 2015/02/21(土) 21:59:04.99 ID:4uC9qqTho


◆ 半年後 / ガブリエル本社前


カーン…………カーン…………


晴明「………………」


晴明(例の件があって以降、ガブリエルは解体された)

   (表向き江都道灌という人間は過去、既に死んだ者と扱われていたらしく)

   (江都道灌やその立場に関しては騒動と呼べるような騒動は無かったが……)

   (どうも、彼は薬物や化学処理によって無理矢理にでも体を動かしていたらしく)

   (あのとき、消滅したように見えたのはその副作用……体組織の崩壊のため、だそうだ)

   (ガブリエルの部署は、その傘下の子会社に吸収された。無実の人間はそちらで働くそうだ)

   (元々科学メーカーとしては優秀な会社だったこともあってか、それなりにすんなりと受け入れられているらしい)

   (だけど……路地裏の人たちや、私のことを諦めていないような人もいるらしく)

   (常に安心して生活する、ということはできないかもしれない)

   (けれど、一時の安全は確保された……と。言っても良いのだろうか)

   (路地裏の人たちは未だ路地裏にいる。というのも、彼らのような外見の人間が「外」に出た場合)

   (少なくない混乱が予想されるだろうからだ。これに関しては仕方がない)

   (けれど、少しは安心できるようにはなったのではないか、と私は思う)

   (一時の、けれど、確かな平和だ)

   (いつか、どこかで誰かが陰謀を巡らせ、暗躍しようとするかもしれない)

   (けれど、それは「今」ではないし……この街ならば、ありえないことでもない)

   (私たちはその事実とも折り合いを付けて、生きていかねばならない)

854: ◆/7w/ijckWc 2015/02/21(土) 22:04:18.87 ID:4uC9qqTho


晴明「…………」

魅行「晴明様、そろそろ……」

晴明「……あ……はい。すみません。そろそろ、行きましょう」

魅行「何か、感じ入るものでも?」

晴明「…………まあ、はい。そう、ですね」

魅行「我々にとっては、色々な分岐点となった場所ですから、そう思うのも無理は無いかと」

晴明「……ええ。色々……ありました」

魅行「喋り方が多少明瞭になり、先日にはついに髪も切られて……私は未だに違和感が拭えません」

晴明「……まあ、急激なこと、でしたしね」

魅行「原因はハル様ですか」

晴明「……ハルさん……というか、あの時の環境、というか……色々、ですね」

   「……江都道灌に激怒したこともそう。ハルさんたちを見送ったこともそう」

   「……前を向いて、歩いていかなきゃって。ああして目線を覆い隠す必要も、もうありませんし」

魅行「ここまで来るといっそ誰だお前と言いたくもなりますが、我慢しておきましょうか」

晴明「……な、何ですか、それ……」

魅行「いえ。成長と受け取っておくと致しましょう。それでは、そろそろ学校へ参りましょうか」

晴明「……あ、はい。そうですね……」


晴明(……あの後、魅行さんは実の母親と再会した、らしい)

   (らしい、というのも、あくまで又聞きだからなのだけれど)

   (二、三言い争いをした後に魅行さんがその母親を殴り飛ばし……)

   (母親の側は、どうしたのかは知らない。が、その後路地裏で見ないというのはそういうことなのだろう)

856: ◆/7w/ijckWc 2015/02/21(土) 22:09:16.41 ID:4uC9qqTho


晴明(コシュタさんは時折街にふらっと現れてはバイクで爆走していく)

   (たまに、学校の登校の時に乗せて行ってくれることもある。基本的に面倒見の良い人だ)

   (英華さんは相変わらずあの二面的な生活を続けている。夜半の英華さんは相変わらずハイテンションだ)

   (昼間も、相変わらずローテンション。だけど、何気に頼りがいのあるところはどちらも共通だと思う)

   (白藤さんは、今は熱心に政治の勉強をしている。路地裏の人たちが普通に暮らせるように、とのことだ)

   (魅行さんや英華さんと同様、早くそうなれる日が来ればいいな、と思う。もっとも、私にできることは少ないのだけど)

   (ミカさんは……一応、役目から解放されたのだけど、だからと言って何をすればいいのかも分からないみたいだ)

   (それはまあ、理解できなくもない。今は学校に行くべきかどうかで迷ってるらしい)

   (オペラさんは、ガブリエルが解体されたおかげで自由になったものの、同時に無職に転落)

   (今後は無難に生きることを考え、なんとか公職に就けないかと試行錯誤しているらしい)

   (竜胆さんは――――――)


◆ アポリア学園


竜胆「遅いぞ、晴明」

晴明「……すみません。その、ちょっと……あの場所に」

竜胆「それは分かるが……まあ、程々にしておけ。では、行くぞ」

魅行「それでは、行ってらっしゃいませ、晴明様。あと武士系も」

竜胆「そろそろその呼び方はやめろ」


晴明(……そういうことだ。どうやら、ガブリエルのエージェントであると同時にアポリア学園の学生でもあったらしく……)

   (先生曰く、「休学から復帰」したとのこと。いつから休学していたかは定かでないが、今では先輩後輩の関係だ)

   (ただし、学力の方は……休学の期間を考えるとお察し、とのこと)

858: ◆/7w/ijckWc 2015/02/21(土) 22:16:13.64 ID:4uC9qqTho


◆ アポリア学園 / 晴明たちの教室前


竜胆「ということで、お前があのカードを使うのならば……」

晴明「……そこは勿論、留意してるんですが……」

ナクア「あら、ごきげんよう。遅かったのね」

晴明「……あ、おはようございます――――ナクアさん」

ナクア「ええ、おはよう。――――せ、晴明」

晴明「……はいっ」 ニコッ

ナクア「……毎度のようにこっちの名前呼ぶのはやめてくれない?」

竜胆「名前を呼んで返答せねば良いだけだろうに」 ククク

ナクア「うっさいわね!」

竜胆「フ……だが、決して悪いことではないさ。ではな、晴明。また」

晴明「……あ、はい。それでは」

ナクア「とっとと自分の教室へ去りなさい」

只野「ナクアさんもだと思うんだがそれは」

昴「只野君、また股間蹴り上げられるよ」

奏「え、えと、そこまでは、しないと思うけどっ」

晴明「……だ、大丈夫だと……思いますけどね」

遊聖「まあ、見たところそれほど膂力があるわけでもないですわね」

奥谷「そうだな。それからお前も教室に戻れ」

朝比奈「あなたも人のことを言えるんですかね。ホームルームなので早いところ全員着席!!」

859: ◆/7w/ijckWc 2015/02/21(土) 22:20:45.60 ID:4uC9qqTho


◆ カードショップ「スイッチ」


ウィーン……


楓「いらっしゃー……んぇ!?」

晴明「……こんにちは……えと、ど、どうかしましたか……?」

楓「せ、せーちゃん? だよね。えーっと……どしたの!?」

晴明「……ど、どしたの……って……イメージチェンジ……?」

祝呼「どうしたのよ楓ちゃん……あ、せーちゃん。髪切ったの? いいわね、似合ってるわよ」

晴明「……そ、そうですか? ありがとうございます」

清子「あ、ほんとだ。晴明来てる。久しぶり、晴明」

晴明「……お久しぶりです、清子さん」

清子「んー……なんかちょっと明るくなった?」

祝呼「キヨ、あんた私が言おうとしたことを……」

清子「んなの別にあたしが言っても変わんないじゃん……」

祝呼「私が言おうとしたことをッ!!」

清子「二度も言わんでよろしい」

楓「ほーらあんたらフリースペースに戻りなさいって。そんでせーちゃん」

晴明「……はい?」

楓「今日はどうする?」

晴明「……そうですね―――――」


晴明(平和は、いいことだ。けれど同時に、この街にとってはひどく、危ういものであることは否めない)

   (壁に囲まれてるのは、外敵を排除するためであると同時に、内から逃さぬため)

   (この街は、ずっと内に陰謀という魔物を飼い続けている)

   (けれど、「今」という平和が偽りであるとは、私は思わない。思えない)

   (これは、私たちが勝ち取ったものだ。奪い返したものだ。)

   (だから――――いつまでも。いつまでもこんな時間が続きますように)





                                      ――――――城砦都市「ピタゴラス」編  完

874: ◆/7w/ijckWc 2015/02/21(土) 22:41:07.63 ID:4uC9qqTho

 ◆ 第二期 海洋都市「ガンガリティア」編

    主人公についてのパーソナルデータを決定します
    主人公の性別は?

1.男
2.女

↓2~4

875: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/21(土) 22:41:27.38 ID:I3spzgYto

881: ◆/7w/ijckWc 2015/02/21(土) 22:43:27.91 ID:4uC9qqTho

◆ 「男」に決定しました。名前及び年齢を指定してください

↓3(名前) ↓5(年齢)

884: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/21(土) 22:44:44.34 ID:1ZiVKYGGO
神威 遊一

892: 君ら早すぎないかい ◆/7w/ijckWc 2015/02/21(土) 22:48:53.93 ID:4uC9qqTho
◆ 年齢:18 名前:神威遊一 に決定しました
   職業は? また、使用デッキについて範囲で安価を取ります

↓2(職業) ↓4~6(使用デッキ)

894: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/21(土) 22:49:19.99 ID:1vp9BgQoO
高校生

916: ◆/7w/ijckWc 2015/02/21(土) 22:56:02.93 ID:4uC9qqTho
すみません、極星見落としてました……
極星加えて改めて安価取らせてください。同数の場合↓のものも含めて数えます

1.【セフィラ】
2.【森羅】
3.【DD】
4.【極星】

↓1~5

917: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/21(土) 22:56:13.82 ID:q0S5hIn/o

927: ◆/7w/ijckWc 2015/02/21(土) 22:57:57.45 ID:4uC9qqTho

◆ 初期デッキを【セフィラ】に設定します。
   主人公の特徴を設定してください

↓2~5前後

964: ◆/7w/ijckWc 2015/02/21(土) 23:11:27.67 ID:4uC9qqTho
こんな感じになったよ!(白目)


名前:神威遊一
性別:男
年齢:18
職業:高校生
特徴:ガタイが良く肉体派。学校をサボることが多く、金髪という外見もあり不良と見られることが多い。
ガラが悪く、なにかと言って口も悪いが、実際の性格は冷静沈着で几帳面。
海上都市におりながら「空を飛ぶ」ことを夢見ており、機械いじりに傾倒している。そのためか、妙に手先が器用。
また、妹を溺愛している。
所持デッキ
【セフィラ】

982: ◆.g1dAMSJ9Y 2015/02/21(土) 23:32:31.11 ID:4uC9qqTho
範囲で5つくらいは大丈夫かな……


特殊技能は以下となります

「シスコン」……【精神力】に+1補正
「空への夢」……【運命力】に+1補正


次はステータスについて、↓1~5で、1桁の好きな数字を書き込んでください

トリップに5つの数字を隠しましたので、こちらと合算します
11以上になった場合は1から再度ループし、6以上10以下の数値の場合は全て6とします

988: ◆/7w/ijckWc 2015/02/21(土) 23:36:41.96 ID:4uC9qqTho
こんなんになりました
とりあえず、そろそろ次スレ立ててきます


#sis06551yu
→0・6・5・5・1
指定数値:4・7・3・7・2



名前:神威遊一
性別:男
年齢:18
職業:高校生
特徴:ガタイが良く肉体派。学校をサボることが多く、金髪という外見もあり不良と見られることが多い。
ガラが悪く、なにかと言って口も悪いが、実際の性格は冷静沈着で几帳面。
海上都市におりながら「空を飛ぶ」ことを夢見ており、機械いじりに傾倒している。そのためか、妙に手先が器用。
また、妹を溺愛している。
所持デッキ
【セフィラ】

ステータス
【運命力】:4+1  【戦略】:3  【洞察力】:6  【精神力】:2+1  【構築】:3

特殊技能
「シスコン」……【精神力】に+1補正
「空への夢」……【運命力】に+1補正

997: ◆/7w/ijckWc 2015/02/21(土) 23:44:43.01 ID:4uC9qqTho
埋めでお願いします
それはともかく、可能なら1~4で好きな数字を
↓1

998: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/21(土) 23:45:00.78 ID:q0S5hIn/o

引用元: 【遊戯王】主人公「荒廃世界のデュエリスト……その7です」【安価・コンマ】