4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/19(水) 17:23:57.18 ID:FyLJiU3B0
ボーア「はい、先生」

アインシュタイン「ワシに逆らおうとするとは、若造が」

ボーア「今日は新技を引っさげて来ました」

アインシュタイン「面白い」

ボーア「先生の、相対論を超える技です」

アインシュタイン「ワシの一般相対論を超える技が、そうそうあるかな」

8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/19(水) 17:30:41.80 ID:FyLJiU3B0
ボーア(あのニュートンさえも超えたといわれるアインシュタイン先生)

ボーア(僕に倒せるのか?)

ボーア(いや、僕がやらなきゃだめなんだ)

ボーア(彼は、プランク先生と彼が開いた流派量子論を、自らの手で潰そうとしている)

ボーア(そんなことは、防がなくては)

11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/19(水) 17:37:55.01 ID:FyLJiU3B0
ボーア「行きますよ、先生」

アインシュタイン「来い。この無敗のワシを倒してみせよ!」

ボーア「破ァァァァァ」

アインシュタイン「ふんぬうううううううううう」

ボーア「コペンハーゲン解釈!」

アインシュタイン「ボース・アインシュタイン凝縮!」

ガシイイイイイイイイイイイイイイイイイン

13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/19(水) 17:41:01.40 ID:FyLJiU3B0
アインシュタイン「……グッ」

ボーア「か、勝った?」

アインシュタイン「お、己、そんな理論、あってたまるか……」

ボーア「……」

アインシュタイン「ワシはその理論を認めぬ、絶対にな!」

ボーア「絶対に、説得してみせる……」

第一部・完

15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/19(水) 17:47:38.47 ID:FyLJiU3B0
第二部
プランク「あのアインシュタインが負けたか……」

シュレディンガー「ええ。そのようです」

プランク「コペンハーゲン解釈。力の衰えたワシにはどうにも出来ぬ」

シュレディンガー「問題ありません。ワタシが新しい技を開発しています。まだ途中ですが」

プランク「頼んだ」

シュレディンガー「はッ」

17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/19(水) 17:50:51.82 ID:FyLJiU3B0
プランク「量子論の父と呼ばれた儂が量子論を潰そうとするとは」

プランク「儂とアインシュタインが時代遅れなのか」

プランク「たしかに、儂らは随分と老け込んでしまった」

プランク「かつての時代の通り、もう若い者が物理学のかじを切る時代か」

プランク「……」

20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/19(水) 18:04:51.10 ID:FyLJiU3B0
ハイゼンベルグ「ボーアさんがアインシュタイン先生に勝った」

ハイゼンベルグ「これは量子論の、量子力学の勝利だ」

ハイゼンベルグ「そして、この俺の、行列力がの勝利でもある……」

ザ……

ハイゼンベルグ「貴様、何者だ……?

21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/19(水) 18:10:38.34 ID:FyLJiU3B0
ド・ブロイ「今は何者かわからないだろうよ……」

ド・ブロイ「俺は、アインシュタイン師匠の密命を受けてきた……」

ド・ブロイ「さらば……」

ハイゼンベルグ「な、それは……」

ド・ブロイ「御託はいらねえ!」

ハイゼンベルグ「グハアアアアアアアアアアアアアア」

23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/19(水) 18:13:23.42 ID:FyLJiU3B0
ハイゼンベルグ「ま、まさか物質は全て波と粒子の二重性だと……」

ド・ブロイ「そう。これが俺の切り札。そして、アインシュタイン師匠の光量子理論の発展形だ」

ハイゼンベルグ「し、しかし……残念だったな……俺も、新しい原理を作っている」

ド・ブロイ「何……!? そんなデータはどこにもない」

ハイゼンベルグ「そうだろうさ、俺はどこにも発表してねえからな」

ド・ブロイ「そんな、まさか!?」

24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/19(水) 18:16:07.31 ID:FyLJiU3B0
ハイゼンベルグ「ボーア師匠の切り札、コペンハーゲン解釈を支える柱」

ハイゼンベルグ「不確定性原理だ!」

ド・ブロイ「そ、そんなまさか!? ぐああああああああああああああああああああ」

ドサッ

ハイゼンベルグ(ボーア師匠、後は頼みましたよ)

ハイゼンベルグ、死去※史実とは関係ありませんこれはフィクションです

26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/19(水) 18:21:45.20 ID:FyLJiU3B0
シュレディンガー「カス共め……」

 一方コペンハーゲン

ボーア「ハイゼンベルグがやられた!?」

パウリ「ええ。事実のようです。こうなれば俺の相補性原理で……」

ボーア「やめておけ、ハイゼンベルグがやられたのであれば、お前でも、恐らく、私でも勝てるかどうか……」

パウリ「クソッ!」

29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/19(水) 18:25:09.63 ID:FyLJiU3B0
アインシュタイン「ハイゼンベルグがやられたか……」

エルザ「そのようです。あなたの研究もあともう少しだわ」※

※(アインシュタイン第二の妻になる人物。ここでは結婚していると扱う)

アインシュタイン「誰も見ぬ統一場理論……もう少しで、もう少しで……」

アインシュタイン(しかし、私をあそこまで傷めつけたコペンハーゲン解釈……)

アインシュタイン(あれを打破する方法……まさか……この方法で行けるのでは……?)

30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/19(水) 18:30:44.54 ID:FyLJiU3B0
アインシュタイン「見つけたぞ、ボーアよ……ぬははははは」

エルザ「あ、あなた……?」

アインシュタイン「ふん、よい……」

アインシュタイン「この統一場理論とパラドックス、二つの剣で貴様を滅ぼしてやろう」

31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/19(水) 18:34:18.06 ID:FyLJiU3B0
シュレディンガー「このパラドックスで全てを葬ってくれる……」

シュレディンガー「たとえ私が  コンであろうともな……」

しかし、時代は、二人の天才を待たねばならない

量子力学を完成させた、二人の男を

ディラック「……」ドドドドドドドドド

ノイマン「待たせたな」ゴゴゴゴゴゴゴゴ

32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/19(水) 18:38:10.53 ID:FyLJiU3B0
第三部 最終決戦
マスコミ「アインシュタインが統一場理論発表するらしいぜ」

マスコミ「マジか……期待できるわ」

マスコミ「まだかなあ」

マスコミ「誕生日じゃね?」

マスコミ「そうだ、誕生日だ!」

マスコミ「これは注目する必要があるな……」

33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/19(水) 18:40:02.32 ID:FyLJiU3B0
アインシュタイン「完成したぞ、ふふ……ボーアよ、期待して待っていろ」

アインシュタイン「誕生日に、貴様の息の根を止めに行く」

そして、誕生日

ボーア「統一場理論……一体どんな理論なんだ……」

ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン

ボーア「!?」

34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/19(水) 18:41:55.99 ID:FyLJiU3B0
ボーア「パウリ! どうしたと言うのだ!」

パウリ「分かりません! いきなり爆発がッ──」

ビー

ボーア「パウリ! パウリ! 返事をしろ!」

ボーア「通信機が……壊れている……」

ボーア「まさか、アインシュタイン先生が……?」

35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/19(水) 18:43:14.27 ID:FyLJiU3B0
アインシュタイン「グヌウウ」シュウウウウウ

パウリ「ど、どうだ! 俺の相補性原理は! スピンは! 俺は最強だ!」

パウリ(やった、アインシュタインを倒した! こ、この俺が!)

アインシュタイン「……」

ドゴォン! ドゴォン! ドガガガガガガガガガ

パウリ「!?」

36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/19(水) 18:44:48.61 ID:FyLJiU3B0
アインシュタイン「温い……温すぎる……」

パウリ「ば、バカな、俺の相補性原理を……まともにくらって生きている……?」

アインシュタイン「蚊に刺されたのかと思うたわ」

パウリ「あ、あわわわわわわ」

アインシュタイン「青二才が──」

ドギャアアアアアアアアアアアアアアアアン

39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/19(水) 18:48:44.30 ID:FyLJiU3B0
アインシュタイン「コンプトン効果によって証明された儂の光量子仮説」

アインシュタイン「その一撃でこの有様か」

アインシュタイン「雑魚が」ガシッ

パウリ(実験に因って証明された理論は、証明されてない理論よりも強い……)

パウリ(クソ……ここまでか)

アインシュタイン「ほれ、もう一発だ」
ドガアアアアアアアアアアアアアアアアアアア

パウリ「……」ドサッ

パウリ、死去※史実とは一切これっぽっちも関係ありません

41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/19(水) 18:52:57.34 ID:FyLJiU3B0
アインシュタイン「先を、急ぐぞ……」

ドガアアアアアアアアアアアアアン

アインシュタイン「む……?」

ディラック「どうも……」

アインシュタイン「貴様、何者だ」

ディラック「ボーア師匠に代わり、この不毛な戦争をおわらせに来ました」

42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/19(水) 18:57:08.14 ID:FyLJiU3B0
アインシュタイン「ボーアよ、ここまで落ちぶれたか……」ス……

ディラック「終わらせますよ……一撃でね……」ス……

アインシュタイン「抜かせ」スッタタタタタタタ

ディラック「スピードではない、圧倒的パワー!」

ディグウウン──

ディラック(やったか……)ホッ

44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/19(水) 19:02:24.42 ID:FyLJiU3B0
アインシュタイン「……なるほど……」バッシャアアアアアアアアアアアアアア

ディラック「そ、そんなまさか!?」

アインシュタイン「これで、殺せると思うたか? 若造」

ディラック「そ、そこまで流血しているのに、どうして……!」

アインシュタイン「貴様が使った技、あれは儂には効果が半減する」

ディラック「そ、そんな……はッ──」

45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/19(水) 19:04:48.74 ID:FyLJiU3B0
ディラック(大本の理論を発表した相手に対して、その理論から派生した技を使った場合)

ディラック(効果が半減する……!)

アインシュタイン「確かに、量子力学を完成させたのは素晴らしい」

アインシュタイン「ただ、儂に対して相対論的量子力学は、少々驕りが過ぎたのう……」

アインシュタイン「終わりじゃ……」ダッ

ディラック「クソオオオオオオオオオオオオ」ガシッ

47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/19(水) 19:06:39.04 ID:FyLJiU3B0
アインシュタイン「儂の腕を掴んでどうするつもりだ!」

ディラック「こうするのです!」ディギュウウウン

アインシュタイン「──!?」

ディラック「効果が半減しようとも、連射をすれば、確実なダメージへとつながる!」

アインシュタイン「グッ、小賢しい」ガシッ

ディラック(胸に掴まれていない方の腕を押し当てた!?)

48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/19(水) 19:10:00.29 ID:FyLJiU3B0
ディラック「クッソオオオオオオオオオオオオオオ」

ディラック(相手に見せた新理論は、最早相手にとって新しくはなくなる)

ディラック(たとえ俺が見せた魅せる理論でも、効果は四分の一……)

ディラック(更に、相対論を産んだアインシュタイン先生に対しては、もともとの威力は更に半減される……)

ディラック(よって、本来の威力より八分の一……)

ディラック(だけど──!)

49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/19(水) 19:12:47.85 ID:FyLJiU3B0
ディラック(八回連射したらもとの威力と同じになる──!)

ディラック(これで……三回目!)

アインシュタイン「……」ニヤリ

ディラック「──!?」ゾクッ

ディラック(おかしいなんで、なんで反撃しないんだ!」

ディラック(こ、このままじゃ、自分の右腕が消えてなくなるかもしれないんだぞ!?)

50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/19(水) 19:15:02.53 ID:FyLJiU3B0
アインシュタイン「やはり──未完成の理論は、打ち出すまでに時間がかかるわい……」

ディラック(み、未完成の理論だと!? そんなものでこの俺を殺せると!?)

アインシュタイン「ヌフゥ、意外だ、という表情だな……」

アインシュタイン「教えてやろう、この理論はな、まだ見果てぬ宇宙についての発見だ」

ディラック「う、宇宙!?」

アインシュタイン「そうだ……」

51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/19(水) 19:17:33.12 ID:FyLJiU3B0
ディラック「ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ」

ディラック(これで、四発目!)

アインシュタイン「別に、腕の一本貴様にくれてやるわい……」

アインシュタイン「ただ、貴様は大技を連発しすぎた」

アインシュタイン「たとえ、儂に対する効果が八分の一になろうとも、貴様がその技を打った度にかかる疲労は変わらぬ」

アインシュタイン「やがて疲労は体力を蝕んでいく。見たところ、貴様がその大技を打てるのは、後一回」

ディラック(──見ぬかれている──)

52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/19(水) 19:20:02.17 ID:FyLJiU3B0
アインシュタイン「かといって、儂も疲労はかかっておる……」

アインシュタイン「本来ならば並の科学者なら存在すらなかったことに出来るその大技」

アインシュタイン「効果が八分の一に減っているとはいえ、それを四回も喰らった」

アインシュタイン「流石の儂も、未完成の理論でもここまでチャージングがかかるのは初めて」

ディラック「──」ゴクリ

アインシュタイン「更に、儂は右腕がもはやない」

アインシュタイン「お互い、一発で決めようぞ」

ディラック「異存は、ありません」

53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/19(水) 19:21:04.23 ID:FyLJiU3B0
アインシュタイン「行くぞ……」

ディラック「……」コクッ

アインシュタイン「ぬおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」

ディラック「うわあああああああああああああああ」

ドギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン

54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/19(水) 19:22:48.67 ID:FyLJiU3B0
アインシュタイン「才能は惜しかったな──」

ディラック「クソッ……」ドサッ

アインシュタイン「アインシュタイン・ローゼンの橋」

アインシュタイン「未完成とはいえ、かなりの大技じゃ」

アインシュタイン「先を急ぐぞ……」

ディラック、死去※史実は何にも関係がありません

55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/19(水) 19:23:19.68 ID:FyLJiU3B0
いとしき電子レンジが呼んでいます
飯行ってきます。保守お願いします

58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/19(水) 19:41:24.91 ID:FyLJiU3B0
保守ありがとうございます!
再開します

60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/19(水) 19:45:15.30 ID:FyLJiU3B0
ボーア「この音は……」

ボーア「まさか、ディラックがやられた!?」

アインシュタイン「その通りだ……」

ボーア「先生……!」

アインシュタイン「情けないな……あれが貴様の代弁者か?」

ボーア「……」

ボーア(ここまでか)

62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/19(水) 19:47:44.80 ID:FyLJiU3B0
ディギュウウン

ボーア「この音は……!?」

プランク「儂じゃ……」

アインシュタイン「──!?」

ボーア「プランク──師匠?」

プランク「如何にも……」

63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/19(水) 19:51:19.74 ID:FyLJiU3B0
アインシュタイン「何をしにきたのです。ご老体に鞭を打ってまで」

プランク「なあ。アインシュタインよ。もうこの争いはやめにせんか?」

アインシュタイン「何を仰っている!」

プランク「もう、儂らの時代は終わったのじゃよ。なあ」

プランク「若いものに、譲ろうぞ。この物理学の道を」

アインシュタイン「それを言いにわざわざここまで来たのですか?」

64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/19(水) 19:55:22.79 ID:FyLJiU3B0
プランク「如何にも」

アインシュタイン「そうですか……」

プランク「なあ、アインシュタイン──!?]

アインシュタイン「同じ実在論的立場から量子論を批判していたのに」

アインシュタイン「今更量子論の肩を持つとは、見損なったよ。老いぼれ。君は、殴らなければ分からんらしい」

プランク「ぐぬううううううううううううう」ドバシュガアアアアアアアン

65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/19(水) 19:57:10.88 ID:FyLJiU3B0
ボーア(技を介さず拳のみで殴りあう……)

ボーア(今までの業績や、本人の知識量、思考力で判断される……)

ボーア(業績に関しては、悔しいがアインシュタイン先生の方が、遙かにある──)

ボーア(勝ち目は……ないのか……)

プランク「ヌオオオオオオオオオオオオオオオオオオ」

アインシュタイン「!?」

ボーア「!?」

66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/19(水) 20:00:37.49 ID:FyLJiU3B0
プランク「アインシュタインよ……。何のために儂がここに来たと思っている?」

プランク「確かに、業績では貴様のほうが上かもしれぬ」

プランク「しかし、儂は研究所の所長にまで上り詰めた圧倒的地位がある」

プランク「そして、前期量子論の道を拓いたのは、何よりも儂──!」

プランク「技を使わず儂を倒せると思うなよ──」

アインシュタイン「ふん──。ならばいいだろう……」

67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/19(水) 20:04:55.08 ID:FyLJiU3B0
アインシュタイン「見せてやるよ──」

プランク(おそらく、あいつが持ってきたのは、今見せる技と、先ほど使った技のみ)

プランク(後は既存の情報のみだ)

プランク(ならば、ここで儂が縦になれば、続くボーア君は逃げることが出来る!」

アインシュタイン「ぬはあああああああああああああああああああ」

ドゴ:アhrフィhフィオサエhグsレfjl;アエshbヴイsd;jcヴァ

68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/19(水) 20:06:50.49 ID:FyLJiU3B0
プランク「な、何だこの技は──!」

アインシュタイン「EPRパラドックス。貴様ら量子論が抱えている圧倒的矛盾」

アインシュタイン「絶望せよプランク。貴様が拓き、儂がたがやした道は、こんなにもちっぽけなのだ」

プランク「そ、そんな──」

プランク(量子論の父と呼ばれる私に対して、量子論を利用したパラドックスだと──!?)

プランク(効果は四分の一のはずなのに、どうしてここまで一撃が重い!)

69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/19(水) 20:09:37.32 ID:FyLJiU3B0
アインシュタイン「プランク、貴様h一つ思い違いをしている」

プランク「?」

アインシュタイン「貴様一人が、今の量子論を作ったわけではない」

プランク「──!?」

アインシュタイン「今の量子力学、量子論を作ったのは、紛れも無い、学者達!」

プランク「ま、まさか──」

70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/19(水) 20:11:29.55 ID:FyLJiU3B0
アインシュタイン「そう。貴様だけが生みの親ではないため、貴様に与えられるダメージは」

アインシュタイン「四分の一ではなく、半減だァァァァl!」

プランク「く、クソッ」

アインシュタイン「滅び行く中で失望し、絶望せよ」

プランク「己ええええええええ」

ドギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン

プランク、志望※史実とは(ry

72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/19(水) 20:14:45.51 ID:FyLJiU3B0
ボーア「プ、プランクさん……」

アインシュタイン「さあ、次は貴様の番だ」

ボーア「しかし、あなたは最早剣を失った。ここから先は、肉弾戦ですよ」

アインシュタイン「ふっふははははははははははははははは」

ボーア「な、何がおかしい!?」

アインシュタイン「まさか、貴様。あの未完成の理論を、儂が剣の中に収めたと思うとてか?」

ボーア「どういうことだ!?」

73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/19(水) 20:17:17.29 ID:FyLJiU3B0
アインシュタイン「アインシュタイン・ローゼンの橋など、脇差にしかならん」

アインシュタイン「お主がそうしてきたように、儂もまた、切り札を仕込ませておる」

ボーア「……。まさか」

アインシュタイン「……」

ボーア「と、とととと、統一場理論を完成させたというのか!」

アインシュタイン「……」ニヤリ

74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/19(水) 20:19:23.77 ID:FyLJiU3B0
ボーア「そ、そんな馬鹿な!あんなの出来るわけがない!」

アインシュタイン「これはまだ、発展途上じゃ」

アインシュタイン「そして、儂は今、大きな損傷を肉体に受けている」

アインシュタイン「しかし! 今なお! 統一場理論は貴様を殺すのには! 充分じゃあああああああ」

ボーア「ありえ……ない」

アインシュタイン「受けてみよ。儂の全力を……」

75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/19(水) 20:20:13.57 ID:FyLJiU3B0
ドゴガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン

ギャゴン!

ガスウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ

ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ

ギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャ

シュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ


ドコガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア

78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/19(水) 20:22:20.87 ID:FyLJiU3B0
ボーア「うわあああああああああああああああああああああああああああああああああ」

アインシュタイン「……、漸く、終わったか……」

ボーア「……」ガッシャーン

アインシュタイン「儂のあの攻撃を受けてもまだ形留めておるとは」

アインシュタイン「大した男……」

ドガアアアアアアン

アインシュタイン「グッフボロハア」ベチャベチャ

ボーア、死亡※史実(ry

79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/19(水) 20:24:18.53 ID:FyLJiU3B0
アインシュタイン(儂の心の臓より少しずらして撃った……)

アインシュタイン(何者じゃ……)

ノイマン「声も出せないようですね」

アインシュタイン「……」

ノイマン「私の名前はジョン・フォン・ノイマン。あなたを殺しに来た男」

アインシュタイン「……」

ノイマン「まあ、覚えても仕方のないことです」

81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/19(水) 20:26:33.45 ID:FyLJiU3B0
ノイマン「さあ、終わりにしましょうか」

アインシュタイン(ここまでか)

ノイマン「──さようn!?」

アインシュタイン「!?」

シュレディンガー「お待たせしました」

ノイマン「そんな、貴様は」

82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/19(水) 20:29:05.31 ID:FyLJiU3B0
シュレディンガー「殺したはず、と思ったか?」

ノイマン「そ、そうだ! 確かにあの時」

シュレディンガー「残念だったな。あの時の俺は、必殺技を使っていなかった」

ノイマン「バカな……!」

シュレディンガー「終わらせよう。全てをな」

84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/19(水) 20:31:42.84 ID:FyLJiU3B0
シュレディンガー「シュレディンガーの……猫!」

猫「ニャーゴ」

ノイマン「……ぶわはっはっはっはっは」

アインシュタイン「……」(まさか、君は)

シュレディンガー「アインシュタイン先生。逃げて下さい」

アインシュタイン「いいのかね」

シュレディンガー「任せて、下さい」

アインシュタイン「すまない……」ダッ

シュレディンガー「お元気で、先生──」

85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/19(水) 20:32:58.31 ID:FyLJiU3B0
ノイマン「逃がすか!」バシュウ

シュレディンガー「ハア!]

猫「ニャーゴ」

ノイマン「攻撃を吸収した……!?」

シュレディンガー「覚悟しろよ、ワタシの猫は、少しばかり、乱暴だぞ」

86: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/19(水) 20:34:27.24 ID:FyLJiU3B0
ノイマン「クッソ!」バシュウ

猫「ニャーゴ」

ノイマン「オラア!」ドガッ

猫「ニャーゴ」

ノイマン「何故だ! 何故何も効かない!」

シュレディンガー「無駄だ、貴様にこのパラドックスはときああかまい」

89: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/19(水) 20:37:01.28 ID:FyLJiU3B0
ノイマン「そうか」

シュレディンガー(……気付かれなかったか?)

ノイマン「しかし、貴様のパラドックスには弱点があるな」

シュレディンガー「!」

シュレディンガー(気付かれていたかッ」

ノイマン「いくら攻撃を吸収できても、そちらからは攻撃ができない」

90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/19(水) 20:39:29.97 ID:FyLJiU3B0
ノイマン「見せてやるよ。数学と物理の融合を」

シュレディンガー「!?」

ノイマン「ハアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」

シュレディンガー「な、なんだこの地響きは!?」

ノイマン「オラアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」

シュレディンガー「猫よ!吸収──」

シュレディンガー(──駄目だ。間に合わない)

91: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/19(水) 20:41:16.43 ID:FyLJiU3B0
ノイマン「滅びよ! 量子力学の数学的基礎!」

シュレディンガー「──」

シュレディンガー(この光は……)

ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン

ノイマン「はあッ……はあッ……」ゼェゼェ

ノイマン「この技を使わせるとは、大した物理学者だぜ……」

92: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/19(水) 20:42:32.76 ID:FyLJiU3B0
ノイマン「アインシュタインは……」

ノイマン「逃したか……」

ノイマン「まあいい。ゆっくりと探してやるさ。命尽き果てるまでな……」

ノイマン「……」スタスタ

シュレディンガー、死亡※史実(ry

93: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/19(水) 20:45:20.16 ID:FyLJiU3B0
二日後
アインシュタイン「そうか。シュレディンガーが死んだか」

?「ええ」

アインシュタイン「……引っ越さなければな……」

エルザ「あなた……」

アインシュタイン「否、問題ない。きっとノイマンが攻めこんできても、彼が助けてくれるだろう」

アインシュタイン「のう、シュヴァルツシルト君」

シュヴァルツシルト「勿論です」ニヤリ

第三部 最終決戦 完

97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/19(水) 21:04:09.90 ID:DRwkVjkF0
おつかれ!
文系だから実は話がほとんど分からなかったんだけど、アインシュタインの相対性理論が不確定性原理によって否定されたの?

98: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/19(水) 21:11:42.15 ID:FyLJiU3B0
>>97
不確定性原理は、要するに、運動量とか質量とかが同時に二つ存在している場合、その二つの測定値は正確に測れないよという原理です
これとコペンハーゲン解釈はセットでよく語られます。要するに量子論の確率性というのをこの原理で確立したわけです

99: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/19(水) 21:20:28.81 ID:DRwkVjkF0
>>98
じゃあ別に否定してるわけじゃないのね
不確定性原理というかコペンハーゲン解釈ってつまりシュレディンガーの猫のアレだよね
観測した瞬間に結果が収束するとかなんとかってやつか
ただ、相対性理論をあんまり知らないから繋がりが分からないんだ

100: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/19(水) 21:23:30.84 ID:FyLJiU3B0
>>99
シュレディンガーの猫は、コペンハーゲン解釈、つまり仰られるような、観測した瞬間粒子なのか波なのか決定するという解釈を否定するためのパラドックスです
毒ガス室に送り込んだ猫が、うんたからかんたらであーたらこーたら(詳しくは自分も覚えていません)で、観測者が猫を観測するまで、生と死が重なっている状態である。こんなのはあり得ない、と指摘されたものです
実はこのパラドックスは本来ミクロの単位で扱われるべき量子論の解釈を、マクロの世界(猫という大きさは充分マクロです)に持ち込んでいるため、パラドックスではないと言われています

102: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/19(水) 21:28:40.96 ID:+dG3HaLi0
>>98
「正確に測れない」だと語弊がある
測定精度の範囲内で正確に同時測定はできる
その分布が広がりを持つと言う話
あと質量ではなく運動量と位置

103: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/19(水) 21:29:39.35 ID:FyLJiU3B0
>>102
あ、ミスってましたか。すみません。予備知識なしで挑んだもので。もっと勉強に励みます
指摘ありがとうございます!

104: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/19(水) 21:31:59.37 ID:+dG3HaLi0
相対論と量子論とは相容れないとよく言われるが
それは「一般相対論と」であって重力場の量子化が出来ていないという意味
特殊相対論と量子論の融合は既にできている

105: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/19(水) 21:33:08.93 ID:FyLJiU3B0
>>104
確かディラックですよね?

引用元: アインシュタイン「このワシに勝負じゃと……?」