現在の主人公のステータス

名前:神威遊一
性別:男
年齢:18
職業:高校生
特徴:ガタイが良く肉体派。学校をサボることが多く、金髪という外見もあり不良と見られることが多い。
ガラが悪く、なにかと言って口も悪いが、実際の性格は冷静沈着で几帳面。また、妹を溺愛している。
海上都市におりながら「空を飛ぶ」ことを夢見ており、機械いじりに傾倒している。そのためか、妙に手先が器用。
趣味と呼んでも差し支えないほどに家事と炊事が得意。
所持デッキ
【セフィラ】(シャドール+竜星)
【アーティファクト】
【幻獣機】
【竜星】

ステータス
【運命力】:4+1  【戦略】:3  【洞察力】:7  【精神力】:4+1  【構築】:4

現在経験値:0

特殊技能
「シスコン」……【精神力】に+1補正
「空への夢」……【運命力】に+1補正

所持品
銀色の鍵
白紙のカード



◆ 交友関係
・神威亜鈴:30
・活火山:14
・ユミカ:33
・廼亜琉楽:23
・戌井白音:19
・九渧頼亜:5
・アドン・マルクス:13
・藍野直人:7
・八幡誉:12
・望月刹那:58
・迷宮有子:33
・小倉風乃:7
・駕汰乃流星:0
・イース・エルトダウン:7
・赤里潤:0
・烏羽宗次:2
・星御怜奈:0
・ヒイロ:0
・龍天河涼:22
・宮本雅:0
・東宮渥実:0

6: ◆/7w/ijckWc 2015/04/06(月) 22:29:51.88 ID:zVlMzpkRo


◆ イース宅付近の公園


イース「Hi、お元気ですカー!」

遊一「……元気に見えっか」

イース「Oh……It's very distressing……」(※ とても悲惨だ)

遊一「……悪い、何て言ったんだ?」

イース「とっても、Uh……ヤバい」

遊一「分かりやすい解説どうも助かる」

イース「それで、どうしたの?」

遊一「……ちっと前、良くねえ奴らとカチ合った」

イース「?」

遊一「……あー、と……魔導書持ってる悪い奴らとデュエルした」

イース「Wow!?」

遊一「そん時、魔導書見せられたんだがよ。ちと気になってな」

イース「Hmmm……どんな魔導書、だった?」

7: ◆/7w/ijckWc 2015/04/06(月) 22:38:13.95 ID:zVlMzpkRo


遊一「『黄衣の王』」

イース「!」

遊一「知ってっか?」

イース「Uh……Really?」

遊一「表紙にはそう書いてあった。当然、フェイクの可能性も否めねえ」

イース「Uh……どうなるか、分かんないけど……Hm、気を付けてネ」

    「The King in Yellow……ウチに無い、数少ない、魔導書だから」

遊一「分かった。重々気を付けることにする」

イース「ところでカムイ。たまには楽しいTopicにしようヨ!」

遊一「楽しい……あー……話題?」

イース「Yes! 暗い話題ばっかりじゃ、To feel depressed! ……気が、エト、仏滅!」

遊一「滅入る、か?」

イース「そう、ソレ! 気が消える!」

遊一「何かおかしかねえか」

9: 今回の投下終わりにちょい考えます ◆/7w/ijckWc 2015/04/06(月) 22:46:38.90 ID:zVlMzpkRo


遊一「つってもよ……楽しい話題なんざねえぞ、俺は」

イース「カムイのNormal……普段のコトが聞きたい!」

遊一「俺の普段……っつってもな。スクラップ置き場にずっといるだけだぞ」

イース「スクラップ? カード?」

遊一「違ェよ。つーか山ほど『スクラップ』カードがあるとかどんな山だ」

イース「へェー……カムイはEngineerなの?」

遊一「比較的そっちに近いっちゃ近い」

イース「Wow! 何作ってるの!?」

遊一「ヒコーキ」

イース「ひこ……Uh……Plane?」

遊一「そんなトコだ」

イース「じゃあカムイはPilotなんだね!」

遊一「パイロット? ……確かに、それもそうだな」

10: ◆/7w/ijckWc 2015/04/06(月) 22:54:04.42 ID:zVlMzpkRo


イース「でも、Satellite Cannonがあるから……ちょっとコワいね」

遊一「だからこそやる価値があるんだろ」

イース「?」

遊一「誰ももう空に夢なんて抱きやしねえ。昔は自由の象徴、なんて言われてたくらいなのにな」

   「だから俺が飛ぶんだ。まだ人は自由に飛べるって示すために」

イース「……Uh……ちょっとムズかしいね!」

遊一「……そうかよ」

イース「でもカムイのHeartは伝わったよ! 夢、叶うといいよネ!」

遊一「ありがとよ」

イース「Not at all……気にシナイで!」

遊一「そういうノーテンキな発言も、助けられるヤツがいるからな」

イース「なんかバカにされたっぽい」

遊一「気にすんな」

イース「むぅ~……」


◆ イース・エルトダウンの好感度が上昇しました
コンマ1の位で判定
1,2,3 : 5
4,5,6 : 6
7,8,9 : 7
0,   : 9
↓1

11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/06(月) 22:54:22.10 ID:Y/2ajmJBo

12: ◆/7w/ijckWc 2015/04/06(月) 22:56:15.48 ID:zVlMzpkRo


◆ 以下のように変動しました


・イース・エルトダウン:7→16



遊一「それじゃあな。また何か見つけたら頼むわ」

イース「魔導書なんて見つからないのがBestなんだケドね。けどOK!」


◆ 一日が終了しました

65: ◆/7w/ijckWc 2015/04/10(金) 21:12:46.75 ID:/bQSu7rdo


◆ 29日目 / 病院 / 遊一の病室


遊一(その日、病室に戻ると――――――)


刹那「これあんまりおいしくないですねー」

有子「病院食がそう美味いという話は聞いたことが無いが」


遊一(見知った顔が、俺の昼飯を奪っているのを見かけた)


遊一「かなり待て」

有子「む、遊一君。今までどこに行っていたんだ」

遊一「外だよ」

刹那「もう、遅いですよー。ついつい食べちゃったじゃないですか」

遊一「何で当然のように食べちゃってるんだよお前は」

有子「二十分ほど前から食事が運び込まれてね……見ていられなかった」

遊一「アンタかよ許可出したのは」

有子「君が外に出ていたのが悪いと思うことにしてくれ」

遊一「寝たきりになったわけじゃねんだから出歩くくらいするだろ」

刹那「センパーイ、もっとおいしいものをー……」

遊一「お前はマイペース過ぎんだよ!」

67: ◆/7w/ijckWc 2015/04/10(金) 21:17:52.90 ID:/bQSu7rdo


有子「あれだよ。まあ、若さだと思えばいい」

遊一「若さって何だよ」

有子「躊躇わ……」

刹那「それ以上はいけません」

遊一「あ……?」

刹那「え、いえ、今頭の中で何かが……」

遊一「……つーか望月は何しに来たんだよ。館長もっすけど」

刹那「なんとなくですかねー」

遊一「………………」

有子「私は……何だ。例の連中と会ったと聞いてね」

遊一「……あぁ」

有子「だが、ねえ」

遊一「まあ……」


遊一(……望月がいるときに例の話するわけにゃいかねえよな、まあ……)

68: ◆/7w/ijckWc 2015/04/10(金) 21:24:09.95 ID:/bQSu7rdo


有子「せめて事情を知っている者同士で、ということにしよう」

刹那「え、何ですか、何ですかー?」

遊一「バイトの話だ。気にすんな」

刹那「え? ですかー?」

有子「この子妙に鋭くはないか……?」 ヒソヒソ

遊一「無駄に野性的勘が働くんすよ、コイツ……」 ヒソヒソ

有子「……まあ、欲求に素直な感じはあるが」

刹那「?」

遊一「メシはねーぞ」

刹那「ええええええええええええええええ」

有子「いや、あると思うのかね君は」

刹那「こんな大きな病院だから少しくらいはー……」

遊一「倉庫でも襲う気かよお前」

刹那「」 ハッ

遊一「いらんこと言った気がする」

69: ◆/7w/ijckWc 2015/04/10(金) 21:33:13.36 ID:/bQSu7rdo


有子「彼女は私が連れて帰ろう」

遊一「……頼んます」

刹那「えー」

遊一「えーじゃねえよ帰れ」

刹那「食は命より重い……ッ」

遊一「どこで覚えたんだよンな台詞」

有子「というか食べなければ生きていけないだろうに」

刹那「私にとっては食べることは生き甲斐なんですよー」

遊一「わーったから帰れ。ここにいても良いモンは出ねえよ」

刹那「ぬー……」

有子「では、私たちはこれでお暇しよう。ではな」

遊一「……うっす」


◆ 一律で刹那と有子の好感度が3ずつ上昇しました。

・望月刹那:58→61
・迷宮有子:33→36


行動・行き先選択

1.カードショップ「ゴールデン・ハインド」
2.スクラップ置き場
3.学校
4.掲示板を確認する
5.知り合いについて調べる
6.情報屋
7.埠頭
8.アルバイト
9.デュエル
10.自由安価

↓2

71: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/10(金) 21:42:09.54 ID:9sfGSey30
2

72: ◆/7w/ijckWc 2015/04/10(金) 21:48:20.66 ID:/bQSu7rdo


◆ スクラップ置き場


遊一(……さて、とりあえず御託はこの際置いとこう)

   (何をすっかな……)


1.航空機の設計
2.活火を呼んで作業する
3.何か落ちていないか探しにいく
4.同好会のアジトを探す
5.自由安価

↓2

74: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/10(金) 21:52:52.41 ID:P2/0y/jd0
3

75: ◆/7w/ijckWc 2015/04/10(金) 21:56:51.67 ID:/bQSu7rdo


遊一(……落し物は何ですか、っと……)

   (まあ、何落ちてても適当に拾ってくるつもりではあるが)

   (流石に前みたいなことにはなってくれんなよ……)

◆ コンマ判定を行います。

1の位の数によって得られる物が変化します

1, 何も見つからなかった
2, 機械類
3, カード
4, 機械類
5, 何も見つからなかった
6, 機械類
7, カード
8, 機械類
9, 何も見つからなかった
0, 謎の本

↓1

76: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/10(金) 21:57:59.64 ID:o1fAPdRg0
ほい

78: ◆/7w/ijckWc 2015/04/10(金) 22:09:28.56 ID:/bQSu7rdo


ゴツ……


遊一「あ?」


遊一(こりゃ……何だこりゃ?)

   (……潜水艦……なわけねえか。船……の、船体だな)

   (当然だが、船の外装はそれにふさわしいだけの耐久性はある……)

   (活火のヤツの要求に応えられるだけのモノかどうかは分からねえが)

   (今のトコ、【外装として使用できるもの】だということは間違いねえな)


◆ 「活火を呼ぶ」における作業において、
   二番目の【外装を組み立てる+耐久性テスト】の達成度が20増加しました(残り:20/80)
   なお、この作業は【設計図を完成させる】を終了させなければ進行できません。(現在:6/30)

79: ◆/7w/ijckWc 2015/04/10(金) 22:12:50.47 ID:/bQSu7rdo


遊一(……まあ、当然だが切り出す作業も必要になるが……)

   (こんだけデカい鉄の塊だ。少人数用の潜水艇に使うなら、失敗しても少々は大丈夫だろ……)


行動・行き先選択

1.カードショップ「ゴールデン・ハインド」
2.スクラップ置き場
3.学校
4.掲示板を確認する
5.知り合いについて調べる
6.情報屋
7.埠頭
8.アルバイト
9.デュエル
10.コミュ
11.自由安価

↓2

82: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/10(金) 22:15:50.82 ID:oJ3Tlzj/0
6

83: ◆/7w/ijckWc 2015/04/10(金) 22:26:43.20 ID:/bQSu7rdo


◆ ヒイロの情報屋

ガチャッ


遊一「……よォ」

ヒイロ「何だ、来たのか」

遊一「まァ、な。やるべきことは達したし……礼を言いに来た」

ヒイロ「やめろ。そんな筋合いはない」

遊一「アンタは筋通したろォが。筋合が無いなんて言ったところで事実は変わりやしねえ」

   「次は俺が筋通す番だろ」

ヒイロ「ふん。通す筋も無いというのによく言う」

遊一「一番分かりやすいのがあるだろ」

ヒイロ「何?」

遊一「金だよ。出来高で払うっつー話になってたろ。今払う」

ヒイロ「子供が何を言うんだか」

遊一「ガキから金も受け取れねえでプロ気取んなよ」

84: ◆/7w/ijckWc 2015/04/10(金) 22:38:45.46 ID:/bQSu7rdo


遊一「商売しようってのに対価受け取れねえなんて、それこそ筋が通りやしねえ」

   「他の同業が同じような振る舞いを求められちまうだろ」

ヒイロ「俺と同じように? ふん、馬鹿め。俺は金のためにしか動かん」

    「お前に情報を流したのも、結局は俺のためであり金のためだ」

遊一「ほォ?」

ヒイロ「いいか。重要なのは『この情報屋の情報で誰かの命が助かった』という事実だ」

    「その情報が喧伝されれば、この店も繁盛する。つまり金が集まる」

    「お前にせよいずれまた利用することになるだろう。その時改めて集金させてもらう」

遊一「そりゃま、使わない理由もねえけどよ」

ヒイロ「結局は俺の利になるわけだ。それに……」

遊一「あん?」

ヒイロ「あの情報も水物でしかない。あの日、あの瞬間にしか意味のない代物だ」

    「ふん、その程度のもので俺はボロ儲けというわけだ。笑いが止まらないな!」

85: ◆/7w/ijckWc 2015/04/10(金) 22:40:29.01 ID:/bQSu7rdo


遊一「……アンタさ」

ヒイロ「何だ」

遊一「いや。何でもねェ」

ヒイロ「そうか」

遊一「それよりも……」


1.情報をくれ
2.邪魔したな
3.自由安価

↓2


87: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/10(金) 22:49:49.76 ID:6qko26RNo

89: ◆/7w/ijckWc 2015/04/10(金) 22:56:32.02 ID:/bQSu7rdo


遊一「そういうことなら邪魔したな。そろそろ行く」

ヒイロ「ふん、欲しい情報をちゃんと見極めてから来るんだな」

    「正しく、情報の方向性を考えなければ本当に必要なものは得られん」

遊一「よォーく頭に入れとくよ」

ヒイロ「そうでなくては困る。お前も上客の一人になり得る人間だからな」

遊一「そうかよ」

ヒイロ「それから」

遊一「ンだよ」

ヒイロ「挨拶に来るつもりなら……包帯が取れてからにしておけ」

遊一「……余計なお世話だ」


◆ ヒイロの好感度が上昇しました
コンマ1の位で判定
1,2,3 : 7
4,5,6 : 8
7,8,9 : 9
0,   : 11
↓1

90: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/10(金) 22:58:03.00 ID:6qko26RNo
ふん

92: ファッ!? ◆/7w/ijckWc 2015/04/10(金) 23:03:39.86 ID:/bQSu7rdo


◆ 以下のように変動しました


ヒイロ:0→17 (11+(11/2)切り上げ)


ヒイロ(自分の身の安全を顧みることなく、ただ知り合いという女の子のためだけの戦いに行く……)

    (格好のいい話だ。実際……気に食わない話だが、気に入った)

    (そのくらいできるヤツになら、気前よく情報を与えてもいいんだがな……)


◆ 一日が終了しました

105: ◆/7w/ijckWc 2015/04/11(土) 20:52:37.89 ID:Nv3h9xL9o


◆ 29日目 / 病院


遊一(アドンのおっさんはまだ退院は許さん、と言ってたが……)

   (俺自身は退院したって特に問題ないように思えるんだよな)

   (おっさんが心配性なだけなのか、それとも医者にしか分からんものがあるのか)

   (……まあ、後者だろうけどよ。割と自由に出歩いちゃいるが、それでも従うしかねーよな)


行動・行き先選択

1.カードショップ「ゴールデン・ハインド」
2.スクラップ置き場
3.学校
4.掲示板を確認する
5.知り合いについて調べる
6.情報屋
7.埠頭
8.アルバイト
9.デュエル
10.コミュ
11.自由安価

↓2

106: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/11(土) 20:53:32.97 ID:AA7awSW2O
9
デュエルの特訓だ

108: ◆/7w/ijckWc 2015/04/11(土) 20:59:20.38 ID:Nv3h9xL9o


遊一(近頃デュエルをする機会が増えつつあるが……)

   (そのデュエルの多くが色々とヤバいものだ。正直、今の俺の実力じゃ不足がありすぎる)

   (元々、そんなにデュエル必要でもなかったしな……)

   (ただ、デュエルするにしても相手を誰にするかっつー問題がある)

   (その辺も含めてどうすっかね。まず、やることやってからでもいいが……)


1.一心不乱のデュエルを
2.先に行動を済ませてからデュエルを
3.自由安価

↓2

110: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/11(土) 21:00:46.64 ID:jnBbaU1eO
2

112: ◆/7w/ijckWc 2015/04/11(土) 21:02:06.33 ID:Nv3h9xL9o


遊一(ま、すぐすぐやらなくてもいいだろ)

   (先にやることやってから挑みに行くとすっか)

   (で、何をするか……)


◆ 二度目の行動が「デュエル」に固定されました


行動・行き先選択

1.カードショップ「ゴールデン・ハインド」
2.スクラップ置き場
3.学校
4.掲示板を確認する
5.知り合いについて調べる
6.情報屋
7.埠頭
8.アルバイト
(×)9.デュエル
10.コミュ
11.自由安価

↓2

114: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/11(土) 21:02:44.51 ID:AA7awSW2O
4

115: ◆/7w/ijckWc 2015/04/11(土) 21:10:45.46 ID:Nv3h9xL9o


遊一(……確か、今んとこ二つ依頼受けてたよな)


※ 鉱山の採掘及び精霊が見える人について


遊一(鉱山の方はあと1~2度で終わるが、精霊の件についちゃ手をつけてねえ)

   (いくらなんでも一度請けといて未達成なのは不義理だろう。結構時間も経ってるし……)

   (今からじゃ受けるにしても【1件】が限度ってところだろうな)

   (それでもいいなら見に行くが、どうするか……)


1.構わない。このまま見に行く
2.他の行動を選択する(直接行動を指定しても可)

↓2

117: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/11(土) 21:13:37.67 ID:YLoQCTLTo
2

119: ◆/7w/ijckWc 2015/04/11(土) 21:14:43.60 ID:Nv3h9xL9o

行動・行き先選択

1.カードショップ「ゴールデン・ハインド」
2.スクラップ置き場
3.学校
(×)4.掲示板を確認する
5.知り合いについて調べる
6.情報屋
7.埠頭
8.アルバイト
(×)9.デュエル
10.コミュ
11.自由安価

↓2

121: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/11(土) 21:16:00.80 ID:MDuPOKLUO
8

122: ◆/7w/ijckWc 2015/04/11(土) 21:20:51.77 ID:Nv3h9xL9o


遊一(……先にバイト処理しよう)

   (ま、それほどヤバいこともねーだろ。どっちにするか……)


1.「精霊が見える人」
2.「鉱山の発掘」

↓2

124: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/11(土) 21:21:37.81 ID:2igMjnb60

125: 怪我を気にせず積極的に重労働するスタイル ◆/7w/ijckWc 2015/04/11(土) 21:31:34.48 ID:Nv3h9xL9o


◆ ??????の島


龍天河「なあ神威。再々聞くみたいだけど、お前大丈夫か?」

宗次「そうだよ、遊一兄。今日はやめといた方が……」

遊一「大袈裟に包帯巻いてあるだけだっつの。いちいち気にすんな」

宗次「いや、普通そういうの関係なく包帯巻いてあったらヤバいんじゃ」

遊一「むしろ汗吸って動きやすいんじゃねーか」

龍天河「そういう用途じゃないだろ!?」

遊一「知るかよ。とっととやるぞ」

龍天河「ま、まあ……そう言うなら、そろそろ始めよう」


◆ コンマ判定を行います。コンマ1の位によって拾得物が変化 (1/4)

1, 何も無かった
2, カード
3, 鉱石
4, カード
5, *おおっと* (0/2)
6, 鉱石
7, 何も無かった
8, カード
9, 鉱石
0, *おおっと* (0/2)

↓1

126: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/11(土) 21:33:18.94 ID:dYQbKW0No
ささやき えいしょう いのり ねんじろ

127: ◆/7w/ijckWc 2015/04/11(土) 21:39:58.11 ID:Nv3h9xL9o


◆ 「ダストン」カードを複数枚入手しました


宗次「あ、遊一兄。ここ、こんなにダストンのカードあるよ」

遊一「あぁ……まあ、そうだな」

龍天河「この場所に多く群生してるのかもしれないな!」

遊一「カードが群生って何なんだよ……」

宗次「……ボクもう考えるのやめようと思うんだ」


遊一(実際、群生っつっても変わりねえほどだ。何でこんなに……)

   (……あんまり深く考えるとヤバいような気もするな……今は作業に没頭すっか)


◆ コンマ判定を行います。コンマ1の位によって拾得物が変化 (2/4)

1, 鉱石
2, イベント* (1/2)
3, カード
4, 鉱石
5, 鉱石
6, 何も無かった
7, カード
8, 何も無かった
9, 鉱石
0, イベント* (1/2)

↓1

128: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/11(土) 21:40:11.18 ID:YLoQCTLTo
ほい

129: ◆/7w/ijckWc 2015/04/11(土) 21:45:57.81 ID:Nv3h9xL9o

◆ 何も起こらなかった


遊一「…………っ」 ガキン… 

龍天河「どうしたんだ、神威?」

遊一「何でもねえよ。気にすんな……」 ズキッ

宗次「でも遊一兄、けっこう辛そうだよ?」

遊一「余計なこと気にすんな」

宗次「でも……」

龍天河「言うのは結構だが、それで作業効率が落ちちゃどうしようもない」

     「少し休んでから作業を再開しよう。焦っても仕方ないしな」

遊一「…………」

宗次「そうだよ、少し休も。ね!」

遊一「………………悪ィ」

龍天河「気にするな。体調が悪いときなんて誰でもある」

◆ コンマ判定を行います。コンマ1の位によって拾得物が変化 (3/4)

1, 鉱石
2, カード
3, 鉱石
4, 鉱石
5, イベント* (1/2)
6, 鉱石
7, カード
8, 何も無かった
9, 鉱石
0, イベント* (1/2)

↓1

130: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/11(土) 21:46:59.92 ID:cb2b6pTfo

133: ◆/7w/ijckWc 2015/04/11(土) 21:52:33.73 ID:Nv3h9xL9o


◆ 「ダストン」カードを複数枚入手しました


宗次「遊一兄」

遊一「そろそろ勘弁してくれねェか」

龍天河「採れ過ぎだな……」

遊一「そろそろこれ、デッキ作れるんじゃねえのか」

龍天河「ああ。と言っても、効果が特徴的過ぎて……」

遊一「……ビート向きじゃあねえな」

宗次「面白そうな効果でもあるけどねー……」

遊一「コスモロックや何やに使う奴は出てきそうだがな」

龍天河「典型的なロックバーンか」

遊一「あァ。コイツの処理方法が少ねェからな」


◆ ほぼ「ダストン」のカードの収集を完了しました。判定から削除します。

◆ コンマ判定を行います。コンマ1の位によって拾得物が変化 (3/4)

1, 鉱石+イベント
2, 鉱石
3, 鉱石
4, イベント* (1/2)
5, 鉱石
6, 鉱石
7, 鉱石+イベント
8, 何も無かった
9, 鉱石
0, イベント* (1/2)

↓1

134: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/11(土) 21:54:33.45 ID:dYQbKW0No
ほい

136: ◆/7w/ijckWc 2015/04/11(土) 22:04:21.39 ID:Nv3h9xL9o


◆ 鉱石採取状況(81/150)→(126/150)


ガキーン……ガキーン……


遊一「……今度はだいぶ掘れたな」

宗次「うん、あとちょっとかな?」

龍天河「当初の予定の80%と言ったところだな」

遊一「覚えてるだろうな、龍天河」

龍天河「ああ、余りが出たら神威に提供するんだったな」

遊一「それから、俺もこの鉱石の研究に協力する」

宗次「コレってそんなに凄いものなんだっけ?」

遊一「捉え方によるな。俺にとっちゃ有益な研究材料だが、そうじゃなけりゃゴミだ」

龍天河「そこまで言うか……」

遊一「人間の認識っつーのはそんなモンなんだよ」

137: ◆/7w/ijckWc 2015/04/11(土) 22:13:56.56 ID:Nv3h9xL9o


遊一「カードだってそうだろ。あるやつにとっちゃ大事なカードでも、そうじゃないヤツには紙切れだ」

宗次「うーん……ボクはそこまで割り切れないかも」

遊一「割り切り過ぎるのも人間らしくねえ。お前はそれでいいだろ」

龍天河「そんなものか?」

遊一「そんなモンだ」

宗次「うーん、それじゃあなんか、遊一兄が人間らしくないみたいな」

遊一「かもな」

龍天河「おいおい……」


◆ 今回の鉱石の採取の回数が上限に達しました。街に戻ります。

138: ◆/7w/ijckWc 2015/04/11(土) 22:16:18.63 ID:Nv3h9xL9o


◆ 二度目の行動としてデュエルを行います。
   対戦相手について選択してください。

1.既登場キャラ
2.未登場キャラ

↓2

140: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/11(土) 22:17:16.91 ID:DxoFd4sto

141: ◆/7w/ijckWc 2015/04/11(土) 22:24:27.09 ID:Nv3h9xL9o

◆ 1~11の間で数字を選択してください

↓1

142: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/11(土) 22:25:06.54 ID:9d11FQFqO
7

143: ◆/7w/ijckWc 2015/04/11(土) 22:32:45.23 ID:Nv3h9xL9o


◆ カードショップ「ゴールデン・ハインド」


遊一「………………」


遊一(デュエルならショップだ、と思ってここまで来たのはいいものの……)

   (今の俺の見た目が……あー……端的に言って異様なこともあってか)

   (話しかけてくるような相手は滅多といねえ。店主やらとは話したが)

   (そこはそれ、知り合いだからっつーだけの話だしな……そうでなきゃ話すこともねえよって)

   (選択をマズったか……さて、そうなるとどうしたモンだか……)


???「おひとりですかぁ?」

遊一「あ……?」


遊一(……女?)


145: ◆/7w/ijckWc 2015/04/11(土) 22:37:14.46 ID:Nv3h9xL9o


???「もしかして、デュエルの相手をお探しですかぁ?」

遊一「……まあ、な」

???「よろしければ、そのぉ……デュエルしていただけません?」

遊一「俺と?」

???「はい!」

遊一「………………」


遊一(断るような理由はねえ。が……)

   (なんかキナ臭ェんだよな……いや、ここンとこアブない女見すぎたせいか)

   (流石に、この前のガスマスク女ほどヤバいやつも、そうそういねえだろ)


遊一「……分かった」

???「良かったですぅ! あ、お名前なんて言うんですか?」

遊一「……神威、遊一だ」

久留美「わたし、縫井久留美です。よろしくお願いしますねぇ」

遊一「……あァ」


148: ◆PUizazg3qE 2015/04/11(土) 22:43:50.01 ID:Nv3h9xL9o

◆ 縫井久留美とデュエルを行います。
   まず、互いのステータスを比較します。

遊一
【運命力】:4+1  【戦略】:3  【洞察力】:7  【精神力】:4+1  【構築】:4


久留美
【運命力】:4  【戦略】:6+1  【洞察力】:5  【精神力】:3  【構築】:4

特殊技能
「黒胆」……「戦略」に+1補正


【運命力】→d
【戦略】→s
【洞察力】→i
【精神力】→m
【構築】→b

トリップに上記の文字列を隠しました
左から順に1、2、3、4、5と設定します
1~5の数字を二つ選択してください

↓1

149: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/11(土) 22:44:10.97 ID:cb2b6pTfo
35

152: ◆/7w/ijckWc 2015/04/11(土) 22:49:28.98 ID:Nv3h9xL9o

#914ibmds933
→i b m d s
指定→3,5
→m s

◆ 今回は【精神力】及び【戦略】で比較を行います。


遊一
【戦略】:3  【精神力】:4+1

久留美
【戦略】:6+1  【精神力】:3


◆ 戦略の劣勢が【4】、精神力の優位が【2】。よって合計し、劣勢【2】として計算を行います。
   今回の基本値を【14】に設定します。


◆ 遊一の使用するデッキを選択してください
1.【セフィラ】(シャドール+竜星)
2.【アーティファクト】
3.【幻獣機】
4.【竜星】

↓3

155: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/11(土) 23:02:45.17 ID:YLoQCTLTo
九留美じゃなかったっけ?
デッキは4

174: ◆/7w/ijckWc 2015/04/12(日) 12:56:47.15 ID:sgqxRzkco
そんじゃ判定の方に移行します

【竜星は全員がリクルート効果持ちである為、ファーニマルの主力であるシザータイガーやシザーウルフに対して強い】
【ファーニマルの主力であるタイガーに対して竜星の効果をタイミングを逃さず発動できるため戦線が崩壊しない。】
 →ワンショットキル狙いが多い【ファーニマル】にとって、リクルート効果であっても妨害手があると厳しい。(+10)

【ファーニマルは融合を主力にしているため消費が激しく、アドバンテージの面において有利に立てる】
 →《魔玩具融合》があるとは言っても手札融合を行わないということはまず無い。
   手札消費もそれほど多くなく、ディスアドバンテージを軽減する効果を持つ竜星が優位なのは確か(+10)

【ジョクトを素材としたチョウホウでエクシーズを使わない限り突破力がガクンと落ちる】
 →こちらのデッキならチョウホウは比較的シンクロ召喚しやすく、
   相手の主力カードをほぼ封殺できるというのは非常に強力。無論、突破方法が無いではないが(+10)

【ファーニマルはスキルドレインを打たれるとただの低打点のデッキとなる。】
 →スキルドレインが効果的なのは間違いない。ただ、ビシキを中心とした構築に縛られるため、
   少々扱いの難しい部分も無くは無い。また、ビシキ素材以外のシンクロが縛られる(+5)

【神樹の守護獣-牙王はシザータイガーの対象にならず、戦闘破壊も難しいため突破されにくい】
 →対象を取る効果が多いため、場合によっては詰む。複数体のシザー・タイガーが存在する場合でもなければ突破は難しく、
   耐性を付与して強化したら手が付けられない。(+10)


10+10+10+10+5=45

基本値【14】

今回の勝率は59%です

◆ 確率上昇のストックを使用しますか?(残り:2)
↓1~3

176: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/12(日) 13:07:06.80 ID:dwIZzi7Yo
使わない

178: ◆GmX.sXjusU 2015/04/12(日) 13:11:36.78 ID:sgqxRzkco


◆ 勝率は59%となります。判定において【59以下】が出た場合に勝利です。
   トリップに数字を隠しました。0~99の好きな数値を選択してください。

↓1

179: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/12(日) 13:12:41.79 ID:IUACHClH0
92

180: ◆/7w/ijckWc 2015/04/12(日) 13:21:48.83 ID:sgqxRzkco

◆ 指定数値【92】でデュエルを行います。


一応、流れができたら今日中にやるつもりです

187: ◆/7w/ijckWc 2015/04/12(日) 21:30:12.80 ID:sgqxRzkco


◆ ゴールデン・ハインド / デュエル用ルーム


九留美「それじゃあ、デュエルにしましょ?」 バシッ

遊一「……あァ」


遊一(外見や見かけの性格からは反してデッキの扱いが荒いな)

   (俺も割と勢いよくホルダーに収める方だが…………)


九留美「どうかしましたぁ?」

遊一「気にすんな。やるぞ」 フィィィン

九留美「はぁい。ではー……」


   「「デュエル!!」」

188: ◆/7w/ijckWc 2015/04/12(日) 21:43:11.93 ID:sgqxRzkco


遊一「俺が先攻だ。モンスターをセット、カードを2枚セットし、ターンエンド」 手札:2

九留美「じゃ、わたしのターンでぇす。ドロー!」 手札:5→6

     「《ファーニマル・ライオ》、召喚でぇす」


ぽふふんっ


《ファーニマル・ライオ/Fluffal Leo》
効果モンスター
星4/地属性/天使族/攻1600/守1200
(1):このカードの攻撃宣言時に発動する。
このカードの攻撃力はバトルフェイズ終了時まで500アップする。


遊一「……ファーニマル……?」

九留美「かわいいモンスターですよねぇ★ それじゃあバトルでぇす」

     「ライオちゃんで、裏守備モンスターに攻撃ぃ!」

     「この時、攻撃力が500ポイントアップしまぁす」


《ファーニマル・ライオ》
攻撃力:1600→2100


遊一(……縫いぐるみのライオン……一般的な観点からすりゃそりゃかわいいもんではある)

   (問題は、何で縫いぐるみ如きがあんなステータス持ってんのかっつー部分だが……)


ずばばばばばっ!

190: ◆/7w/ijckWc 2015/04/12(日) 21:50:00.88 ID:sgqxRzkco


遊一「リバースモンスターは《風竜星-ホロウ》だ」


《風竜星-ホロウ/Pulao, Wind of the Yang Zing》
効果モンスター
星1/風属性/幻竜族/攻 0/守1800
「風竜星-ホロウ」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。
デッキから「風竜星-ホロウ」以外の「竜星」モンスター1体を攻撃表示で特殊召喚する。
(2):1ターンに1度、相手のメインフェイズ及びバトルフェイズに発動できる。
自分フィールドの「竜星」モンスターのみをS素材としてS召喚する。
(3):このカードをS素材としたSモンスターは、魔法カードの効果を受けない。


遊一「ホロウが破壊されたことにより、コイツの効果を発動する」

   「来い、《炎竜星-シュンゲイ》!」


《炎竜星-シュンゲイ/Suanni, Fire of the Yang Zing》
効果モンスター
星4/炎属性/幻竜族/攻1900/守 0
「炎竜星-シュンゲイ」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。
デッキから「炎竜星-シュンゲイ」以外の「竜星」モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。
(2):1ターンに1度、相手のメインフェイズ及びバトルフェイズに発動できる。
自分フィールドの「竜星」モンスターのみをS素材としてS召喚する。
(3):このカードをS素材としたSモンスターは、攻撃力・守備力が500アップする。


九留美「おぉ~……すごいですねぇ」

遊一「………………」

九留美「うふふっ。では、カードを3枚セットして、ターンエンドですぅ」

191: ◆/7w/ijckWc 2015/04/12(日) 21:54:01.82 ID:sgqxRzkco


遊一「俺のターン」 手札:2→3


遊一(態度の通りの考え方じゃあなさそうだな、コイツ)

   (伏せカード3枚……迂闊に飛び込むのは流石に致命的だ)

   (さて、どうするのが最善か……)


遊一「俺はリバースカードを発動。《強化蘇生》!」


《強化蘇生》
永続罠
自分の墓地からレベル4以下のモンスター1体を選択して特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターのレベルは1つ上がり、
攻撃力・守備力は100ポイントアップする。
そのモンスターが破壊された時、このカードを破壊する。


遊一「ホロウのレベルを一つ上げ、蘇生する!」


遊一:墓地→場
《風竜星-ホロウ》★1→2


九留美「あらあらぁ」

遊一「更に、手札から《光竜星-リフン》を召喚」


《光竜星-リフン/Chiwen, Light of the Yang Zing》
チューナー・効果モンスター
星1/光属性/幻竜族/攻 0/守 0
「光竜星-リフン」の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):自分フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。
デッキから「光竜星-リフン」以外の「竜星」モンスター1体を特殊召喚する。
(2):このカードが墓地に存在し、自分フィールドの「竜星」モンスターが
戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合除外される。

192: ◆/7w/ijckWc 2015/04/12(日) 21:59:17.26 ID:sgqxRzkco


遊一「レベル4のシュンゲイと、レベル2となったホロウに、レベル1のリフンをチューニング」

   「来い、《邪竜星-ガイザー》!」


《邪竜星-ガイザー/Yazi, Evil of the Yang Zing》
シンクロ・効果モンスター
星7/闇属性/幻竜族/攻2600/守2100
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
「邪竜星-ガイザー」の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードは相手の効果の対象にならない。
(2):自分フィールドの「竜星」モンスター1体と
相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。
(3):自分フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。
デッキから幻竜族モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。


九留美「!」

遊一「ホロウの効果により、ガイザーは魔法を受け付けず、シュンゲイの効果により攻守を500アップさせる」


《邪竜星-ガイザー》
攻 2600 /守 2100 →攻 3100 / 守 2600


遊一「バトルだ。ガイザーでライオを攻撃する!」

九留美「あぁっ……!」 LP:4000→2500

遊一「………………」


遊一(この時点で、ガイザーは魔法への耐性を持ち……更に、元の効果で対象に取られない)

   (そうそう突破はできねえわけだが……さて)


193: ◆/7w/ijckWc 2015/04/12(日) 22:09:19.36 ID:sgqxRzkco


遊一「俺はこれでターンを終了する」 手札:2

九留美「チッ…………わたしのターンですぅ」 手札:2→3

遊一「………………」

九留美「それじゃあ、《神の居城-ヴァルハラ》を発動しますねぇ」


《神の居城-ヴァルハラ/Valhalla, Hall of the Fallen》
永続魔法
(1):1ターンに1度、自分メインフェイズにこの効果を発動できる。
手札から天使族モンスター1体を特殊召喚する。
この効果は自分フィールドにモンスターが存在しない場合に発動と処理ができる。


遊一「ヴァルハラだと……?」


遊一(前回に引き続きまたか、クソが……放置するのはマズいか……)


九留美「それではぁ……《ファーニマル・ドッグ》、召喚でぇす」


《ファーニマル・ドッグ/Fluffal Dog》
効果モンスター
星4/地属性/天使族/攻1700/守1000
「ファーニマル・ドッグ」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが手札からの召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。
デッキから「エッジインプ・シザー」1体または
「ファーニマル・ドッグ」以外の「ファーニマル」モンスター1体を手札に加える。

194: ◆/7w/ijckWc 2015/04/12(日) 22:14:45.28 ID:sgqxRzkco


九留美「ファーニマル・ドッグの効果で、デッキから《ファーニマル・マウス》を手札に加えますねぇ」

遊一「………………」 ピッ


遊一(効果確認……ファーニマル・ドッグの効果は、ファーニマルカードのサーチもそうだが……)

   (もう一種、サーチできるカードが存在している。《エッジインプ・シザー》……)

   (亜鈴だったらこのカードのことも分かンだろうが……チッ。知識が浅いとどうもな)

   (だが、趣向が異なるカードだっつーのは間違いねェ。てェことは、何か手を隠してやがる……)


九留美「《ファーニマル・マウス》を召喚しまぁす」


《ファーニマル・マウス》
効果モンスター
星1/地属性/天使族/攻 100/守 100
このカードの効果を発動するターン、自分は「デストーイ」モンスターしかエクストラデッキから特殊召喚できない。
(1):このカードがフィールドに表側表示で存在する限り1度だけ
自分メインフェイズに発動できる。デッキから「ファーニマル・マウス」を2体まで特殊召喚する。


マウス<きゅうぅぅ

九留美「そして、ファーニマル・マウスの効果でぇ……」

     「二体のファーニマル・マウスを、デッキから守備表示で特殊召喚しますねぇ」


九留美:デッキ→場
《ファーニマル・マウス》×2


マウス<よばれて

マウス<とびでて

196: ◆/7w/ijckWc 2015/04/12(日) 22:21:10.04 ID:sgqxRzkco


遊一「レベル1のモンスターが3体……」

九留美「あ、エクシーズは興味ないですぅ。わたし、《団結の力》を発動しますねぇ」


《団結の力/United We Stand》
装備魔法
装備モンスターの攻撃力・守備力は、
自分フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体につき800ポイントアップする。


遊一「……場のモンスターは……4体、か……!」

九留美「これをファーニマル・ドッグに装備しまぁす」


《ファーニマル・ドッグ》
攻撃力:1700→4900


遊一「チッ……!」

九留美「それじゃあ、ファーニマル・ドッグでガイザーに攻撃しまぁす!」


アォォォォォォォォォォォォン!!


遊一「ッ……」 LP:4000→2200

九留美「やったぁ、大ダメージですぅ!」

遊一「……ガイザーの効果発動だ。デッキから幻竜族を特殊召喚する」

197: ◆/7w/ijckWc 2015/04/12(日) 22:27:31.25 ID:sgqxRzkco


遊一「来い、《闇竜星-ジョクト》……!」


《闇竜星-ジョクト/Jiaotu, Darkness of the Yang Zing》
チューナー・効果モンスター
星2/闇属性/幻竜族/攻 0/守2000
「闇竜星-ジョクト」の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):自分フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。
デッキから「闇竜星-ジョクト」以外の「竜星」モンスター1体を攻撃表示で特殊召喚する。
(2):自分フィールドにこのカード以外のモンスターが存在しない場合、
手札の「竜星」カード2枚を墓地へ送って発動できる。
デッキから攻撃力0と守備力0の「竜星」モンスターを1体ずつ特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに除外される。


九留美「それじゃあ、これでターンエンドしまぁす」 手札:0

遊一「俺のターン!」 手札:2→3

   「ジョクトの効果発動。手札の『竜星』2枚を墓地に送る」


遊一:手札→墓地
《地竜星-ヘイカン》
《竜星の気脈》


遊一「そして、デッキから2体の竜星モンスターを特殊召喚する」

   「来い、シュンゲイ、ビシキ!」


遊一:デッキ→場
《炎竜星-シュンゲイ》
《水竜星-ビシキ》


《水竜星-ビシキ/Bixi, Water of the Yang Zing》
効果モンスター
星2/水属性/幻竜族/攻 0/守2000
「水竜星-ビシキ」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。
デッキから「水竜星-ビシキ」以外の「竜星」モンスター1体を攻撃表示で特殊召喚する。
(2):1ターンに1度、相手のメインフェイズ及びバトルフェイズに発動できる。
自分フィールドの「竜星」モンスターのみをS素材としてS召喚する。
(3):このカードをS素材としたSモンスターは、罠カードの効果を受けない。

199: 風呂行ってきます ◆/7w/ijckWc 2015/04/12(日) 22:31:48.89 ID:sgqxRzkco


遊一「――――――これで場は整った」

   「レベル2のビシキとレベル4のシュンゲイに、レベル2のジョクトをチューニング!」

   「来い、レベル8! 《輝竜星-ショウフク》!」


《輝竜星-ショウフク/Baxia, Brightness of the Yang Zing》
シンクロ・効果モンスター
星8/光属性/幻竜族/攻2300/守2600
チューナー+チューナー以外の幻竜族モンスター1体以上
(1):このカードがS召喚に成功した時、
このカードのS素材とした幻竜族モンスターの元々の属性の種類の数まで、
フィールドのカードを対象として発動できる。
そのカードを持ち主のデッキに戻す。
(2):1ターンに1度、自分フィールドのカード1枚と
自分の墓地のレベル4以下のモンスター1体を対象として発動できる。
そのフィールドのカードを破壊し、その墓地のモンスターを特殊召喚する。


遊一「ショウフクの効果発動! コイツの素材とした幻竜族カードの属性は闇、水、炎!」

   「よって三枚のカードをデッキに戻す。選択するのはドッグ、ヴァルハラ、そして伏せカードの3枚!」

九留美「ッ……チェーン発動しまぁす。《デストーイ・カスタム》!」


《デストーイ・カスタム》
通常罠
(1):自分の墓地の、「エッジインプ」モンスター
または「ファーニマル」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターを融合素材とする場合、
「デストーイ」モンスターとして扱う事ができる。


九留美「ファーニマル・ライオをもう一度場に蘇らせまぁす」


九留美:墓地→場
《ファーニマル・ライオ》→「デストーイ」としても扱う

200: ◆/7w/ijckWc 2015/04/12(日) 22:50:31.03 ID:sgqxRzkco


遊一(……デストーイ…………か)

   (デストーイ。ファーニマル。エッジインプ……これがキーワードだな)

   (間違いなく、あの女は実力を隠してやがる。ここでその実力を出す必要が無いっつーこともあるかもしれんが)

   (……つまりナメてかかってるってことだ。テメェ自身をそこまで高く見積もる気はねえ、が……)

   (重要なのは、コイツが手ェ抜いてるってことだ。はっきり言って、気に入らねえ)


遊一「バトル! ショウフクでライオを攻撃!」


ドゴオオオオオッ!!


九留美「ライオさんがぁ……」

     「………………」 チッ

遊一「次だ! ショウフクの効果! 場に残留した《強化蘇生》を破壊し、シュンゲイを蘇生させる!」


遊一:場→墓地
《強化蘇生》

墓地→場
《炎竜星-シュンゲイ》


遊一「……これでターンエンド……と、行きたいところだが」

九留美「?」

遊一「一つだけ――――――言わせてもらう」

九留美「何ですぅ?」





遊一「その似合わねえ喋り方とっととやめろ」


202: ◆/7w/ijckWc 2015/04/12(日) 23:04:59.70 ID:sgqxRzkco


九留美「何言っんですかぁ?」

遊一「ボロ出てんぞ」

九留美「…………」

遊一「さっきから違和感があンだよ。デュエルの中身といい、喋り方といい」

   「ホントはもっとできることがあんのにそれをしてねえ、ような感じだ」

   「それに、聞こえてんだよ、舌打ち」

九留美「………………」

遊一「……本気でやれ。ナメてんじゃねえぞ」

九留美「……キヒッ」

遊一「………………」



九留美「三流デュエリスト如きが、よくもまあこのクルミ様にデカい口叩いてるじゃない」



遊一「………………」 ニィ

九留美「こっちが下手に出て甘く甘ぁく、理想的な人格演じてやってんのにごちゃごちゃ文句つけてんじゃないわよ!」

     「あ゛――――――……でも、まあ……もういっか。キヒッ」

遊一「ターンエンド。……こっから本気で来いや」 手札:1

九留美「偉そうに言ってくれるじゃあないのよド三流!」 手札:2→3

204: ◆/7w/ijckWc 2015/04/12(日) 23:08:56.20 ID:sgqxRzkco


九留美「《融合徴兵》発動!」

遊一「!」


《融合徴兵》
通常魔法
「融合徴兵」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):エクストラデッキの融合モンスター1体を相手に見せ、
そのモンスターにカード名が記されている融合素材モンスター1体を
自分のデッキ・墓地から選んで手札に加える。
このカードの発動後、ターン終了時まで自分はこの効果で手札に加えたモンスター及び
その同名モンスターを通常召喚・特殊召喚できず、そのモンスター効果は発動できない。


九留美「《デストーイ・シザー・タイガー》の素材となる《エッジインプ・シザー》を手札に!」


九留美:デッキ→手札
《エッジインプ・シザー》


遊一「来るか……!」

九留美「望み通りにしてやるッ! 《融合》発動!」


《融合/Polymerization》
通常魔法
(1):自分の手札・フィールドから、
融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、
その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。

205: ◆/7w/ijckWc 2015/04/12(日) 23:12:13.45 ID:sgqxRzkco


九留美「シザーと場のマウス2体を素材に! 現れ出でよ、《デストーイ・シザー・タイガー》!!」


《デストーイ・シザー・タイガー》
融合・効果モンスター
星6/闇属性/悪魔族/攻1900/守1200
「エッジインプ・シザー」+「ファーニマル」モンスター1体以上
(1):「デストーイ・シザー・タイガー」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
(2):このカードが融合召喚に成功した時、このカードの融合素材としたモンスターの数まで、
フィールドのカードを対象として発動できる。そのカードを破壊する。
(3):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分フィールドの「デストーイ」モンスターの攻撃力は、
自分フィールドの「ファーニマル」モンスター
及び「デストーイ」モンスターの数×300アップする


グルルルルルルルルルル……


九留美「タイガーの効果発動! 素材としたのはシザーとマウス2体の合計3体!」

     「よって3体のカードを破壊! 選択するのはシュンゲイ、ショウフク、そして残る1枚の伏せカード!」


遊一:場→墓地
《炎竜星-シュンゲイ》
《輝竜星-ショウフク》
《竜星の極み》


遊一「シュンゲイの効果発動! ヘイカンを特殊召喚する!」


《地竜星-ヘイカン/Bi'an, Earth of the Yang Zing》
効果モンスター
星3/地属性/幻竜族/攻1600/守 0
「地竜星-ヘイカン」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。
デッキから「地竜星-ヘイカン」以外の「竜星」モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。
(2):1ターンに1度、相手のメインフェイズ及びバトルフェイズに発動できる。
自分フィールドの「竜星」モンスターのみをS素材としてS召喚する。
(3):このカードをS素材としたSモンスターは、戦闘では破壊されない。

207: ◆/7w/ijckWc 2015/04/12(日) 23:17:41.93 ID:sgqxRzkco


九留美「くだらない効果でいつまでもしがみ付くな!」

     「タイガーは自身の効果で攻撃力がアップする!その程度のモンスター如き!」


《デストーイ・シザー・タイガー》
攻撃力:1900→2500


九留美「切り刻みなさい、シザー・タイガー!」


ズバババババァッ!!


遊一「じゃあ『その程度』のモンスターに防がれてもらおうじゃねえかよ。ヘイカンの効果発動!」

   「デッキからリフンを特殊召喚する!」


遊一:デッキ→場
《光竜星-リフン》


九留美「続けてライオで攻撃!」

遊一「リフンの効果発動ォ! デッキからトウテツを特殊召喚する!」


《魔竜星-トウテツ/Taotie, Shadow of the Yang Zing》
効果モンスター
星5/闇属性/幻竜族/攻2200/守 0
「魔竜星-トウテツ」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。
デッキから「魔竜星-トウテツ」以外の「竜星」モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。
(2):1ターンに1度、相手のメインフェイズ及びバトルフェイズに発動できる。
自分フィールドの「竜星」モンスターのみをS素材としてS召喚する。
(3):このカードをS素材としたSモンスターは、コントロールを変更できない。

208: ◆/7w/ijckWc 2015/04/12(日) 23:25:55.77 ID:sgqxRzkco


九留美「何枚雑魚を展開したって……」

遊一「ハッ、じゃあそのザコにキャンキャン言わされりゃざまあねえよなァ!」

   「続けてリフンの効果をチェーン発動! リフンを自己再生する!」


遊一:墓地→場
《光竜星-リフン》


九留美「自己再生効果持ちのチューナーですってェ……!?」

遊一「本気でやろォぜ。こっちも出し惜しみしやしねェ。テメェも全力でやれ!」

九留美「指図するんじゃあねェわよ!」

遊一「じゃあオネガイの方がいいかよ」

九留美「キヒ……それもいいわね、ほら跪きなさいよ三流デュエリスト!」

遊一「お断りだ一流サマ! やることねェならターンエンドしてろ!」

九留美「それしか無いけど……生意気……!」 手札:1

遊一「俺のターンッ!」 手札:1→2

   「俺は《竜星の輝跡》を発動!」


《竜星の輝跡/Yang Zing Path》
通常魔法
「竜星の輝跡」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分の墓地の「竜星」モンスター3体を対象として発動できる。
そのモンスター3体をデッキに戻してシャッフルする。
その後、自分はデッキから2枚ドローする。


遊一「墓地のショウフク、ガイザー、そしてシュンゲイをデッキに戻し、2枚ドロー!」 手札:1→3

209: ◆/7w/ijckWc 2015/04/12(日) 23:30:24.43 ID:sgqxRzkco


遊一「ヘイカンを召喚する!」


遊一:手札→場
《地竜星-ヘイカン》


九留美「!」

遊一「レベル3のヘイカンとレベル5のトウテツに、レベル1のリフンをチューニング!」

   「来やがれレベル9! 《幻竜星-チョウホウ》ッ!!」


《幻竜星-チョウホウ》
シンクロ・効果モンスター
星9/光属性/幻竜族/攻2800/守2200
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
(1):S召喚したこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、
相手はこのカードのS素材とした「竜星」モンスターと
元々の属性が同じモンスターの効果を発動できない。
(2):S召喚したこのカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。
デッキからチューナー1体を手札に加える。
(3):1ターンに1度、相手フィールドのモンスターが戦闘・効果で破壊された時に発動できる。
そのモンスター1体と元々の属性が同じ幻竜族モンスター1体を
自分のデッキから守備表示で特殊召喚する。


遊一「属性さえ知れりゃ問題はねえ。チョウホウの素材としたのは地属性、闇属性、光属性!」

   「よって、この属性のモンスターは効果を発動できない――――――」

九留美「キヒヒヒヒヒイ! だァから三流だってンじゃないのよ! 《神の宣告》ゥ!!」


《神の宣告/Solemn Judgment》
カウンター罠(制限カード)
(1):LPを半分払って以下の効果を発動できる。
●魔法・罠カードが発動した時に発動できる。その発動を無効にし破壊する。
●自分または相手がモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚する際に発動できる。
それを無効にし、そのモンスターを破壊する。

210: ◆/7w/ijckWc 2015/04/12(日) 23:38:47.95 ID:sgqxRzkco


遊一「!」

九留美「シンクロ前なら破壊時の効果も使えない。その上このターンの召喚権も使い切った!」

     「キヒヒハハハハヒハハッ……いィ―――――ザマ」

遊一「ハッ……」

九留美「……なぁ――――に笑ってンのよこの三流デュエリスト」

遊一「……いや、ちっと思うことがあってな」


遊一(でなきゃならねえ。じゃなきゃやる意味がねえ)

   (こういう危機でも乗り越えられなきゃ……同好会との戦いも超えられねえ)


遊一「カードを1枚セットし、ターンエンド。テメェのターンだ」

九留美「ドロー!」 手札:1→2

     「手札1枚をデッキトップへ! 《エッジインプ・シザー》を蘇生!」


《エッジインプ・シザー/Edge Imp Sabres》
効果モンスター
星3/闇属性/悪魔族/攻1200/守 800
「エッジインプ・シザー」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが墓地に存在する場合、手札を1枚デッキの一番上に戻して発動できる。
このカードを墓地から守備表示で特殊召喚する。

211: ◆/7w/ijckWc 2015/04/12(日) 23:43:20.78 ID:sgqxRzkco


九留美「《デストーイ・ファクトリー》を発動!」


《デストーイ・ファクトリー》
永続魔法
「デストーイ・ファクトリー」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地から「融合」魔法カードまたは「フュージョン」魔法カード1枚を除外してこの効果を発動できる。
自分の手札・フィールドから、「デストーイ」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、
その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。
(2):このカードが墓地へ送られた場合、除外されている自分の「魔玩具融合」1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。


ウィイイイイイイイイイン……


遊一「!」

九留美「墓地の《融合徴兵》を除外し、シザーとライオで融合を行う!」

     「現れろ2体目! 《デストーイ・シザー・タイガー》!」


九留美:EX→場
《デストーイ・シザー・タイガー》


遊一「二体目……!」

九留美「キヒヒヒ……ッ……さぁ、ブッ潰れろ! タイガーの効果発動ォ!」

     「その最後の伏せカードを破壊するッ!」

212: ◆/7w/ijckWc 2015/04/12(日) 23:50:31.81 ID:sgqxRzkco


遊一「そうだ、殺す気で来いッ! でなきゃ戦う意味がねえ!」

   「チェーン発動、《竜魂の幻泉》! 墓地のヘイカンを特殊召喚する!」


《竜魂の幻泉/Oasis Of Dragon Souls》
永続罠
(1):自分の墓地のモンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
特殊召喚したそのモンスターの種族は幻竜族になる。
このカードがフィールドから離れた時にそのモンスターは破壊される。
そのモンスターがフィールドから離れた時にこのカードは破壊される。


墓地→場
《地竜星-ヘイカン》


遊一「源泉が破壊されたことにより、連動してヘイカンも破壊される」

   「そして、シュンゲイの効果も発動する! 来い、シュンゲイ!」


遊一:デッキ→場
《炎竜星-シュンゲイ》


九留美(面倒な……あのカードを破壊したらまたタイミングを計ってリフンが特殊召喚される)

     (いちいち破壊してやる必要も無い……わね)


九留美「ターンエンド。ターンくらいくれてやるわ、三流」

遊一「あぁ、ありがたくいただくさ、一流サマ」 シュッ  手札:1→2

213: ◆/7w/ijckWc 2015/04/12(日) 23:55:13.99 ID:sgqxRzkco


遊一「そんで――――勝つのは俺だ! 《竜星の気脈》を発動ォ!」

九留美「!!」


《竜星(りゅうせい)の気脈(きみゃく)/Yang Zing Prana》 †

永続魔法
(1):自分の墓地の「竜星」モンスターの属性の種類の数によって以下の効果を得る。
●2種類以上:自分フィールドの「竜星」モンスターの攻撃力は500アップする。
●3種類以上:自分フィールドの「竜星」モンスターが戦闘・効果で破壊される場合、
代わりにこのカードを墓地へ送る事ができる。
●4種類以上:相手はモンスターをセットできず、
相手フィールドの表側表示モンスターは全て攻撃表示になる。
●5種類以上:このカードを墓地へ送って発動できる。フィールドのカードを全て破壊する。


遊一「俺の墓地の『竜星』カードの属性の種類は光、闇、風、炎、水、そして地の六種!」

   「よって気脈の最後の効果を発動――――――全てのカードを破壊するッ!!」

九留美「なァッ……!!」


九留美:場→墓地
《デストーイ・シザー・タイガー》×2

遊一:場→場
《炎竜星-シュンゲイ》


遊一「シュンゲイの効果発動ッ!」

九留美「けれどもうデッキにはロクなモンスターがいないはず……ッ!」

     「高レベルのトウテツは入っていて1枚! シュンゲイの効果でシュンゲイは喚べない!」

214: ◆/7w/ijckWc 2015/04/13(月) 00:01:02.81 ID:Kp9p2DpLo


遊一「何勘違いしてやがる。竜星は――――あの六種類だけじゃあねえッ!」

九留美「!?」

遊一「来い、《秘竜星-セフィラシウゴ》!!」


《秘竜星-セフィラシウゴ》
ペンデュラム・効果モンスター
星6/地属性/幻竜族/攻 0/守2600
【Pスケール:青7/赤7】
(1):自分は「竜星」モンスター及び「セフィラ」モンスターしかP召喚できない。この効果は無効化されない。
【モンスター効果】
「秘竜星-セフィラシウゴ」のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがP召喚に成功した時、
または自分のモンスターゾーンのこのカードが戦闘・効果で破壊された時に発動できる。
デッキから「竜星」魔法・罠カードまたは「セフィラ」魔法・罠カード1枚を手札に加える。


遊一「レベル6のセフィラシウゴに、レベル1のリフンをチューニング!」

   「来やがれ、《邪竜星-ガイザー》ッ!!」


遊一:EX→場
《邪竜星-ガイザー》


九留美「そんな、こんなこと……ッ!?」

遊一「ハナッから人のことナメてなきゃこうはなってなかったかもなァ!」

   「バトル! ガイザーでダイレクトアタック!」


ズオオオオオオオオオオオオオッッ!!


九留美「ッ……うあああああああっ!!」 LP:2500→0   ピィ――――――――ッ





勝率:59
トリップ→#nui38nui
指定数値→92

38+92=130 (30)

◆ デュエルに勝利しました

233: ◆/7w/ijckWc 2015/04/13(月) 20:23:58.34 ID:Kp9p2DpLo


九留美「ちっ……く、しょ……ォ……!!」

遊一「…………」

九留美「三流如きに……この……ッッ!!」

遊一「はン。よォ一流サマ。今どんな気分だよ」

九留美「最ッッッ悪だよクソ野郎……」

遊一「そりゃ重畳。煽った甲斐があるってモンだ」

九留美「ふざけんなッ!!」

遊一「ふざけてねェよ。お前、煽らなきゃ本気でヤる気なかったろ」

九留美「あァん?」

遊一「つーかそもそもデュエル本気でやるつもりねェだろ」

九留美「何勝手なことをベラベラと……」

遊一「まァ当て推量っつーことには違いねえがよ。じゃあとっとと否定してくれや」

九留美「………………」

遊一「否定できねえのか。ま、それはそれで構いやしねえけどよ。当て推量ついでにもう一つ言わせてくれや」

234: ◆/7w/ijckWc 2015/04/13(月) 20:38:24.52 ID:Kp9p2DpLo


遊一「お前が何で最初っから本気でデュエルしねえのかってことを考えたんだがよ」

   「そうしなきゃ対戦相手がいねェんじゃねえのか?」

九留美「はぁ? そ、そんなわけ無いし」

遊一「本当に無いのか? あんな猫被って近づいてきてよォ」

   「それなら別に、周りから浮いてる俺を相手にするこたねーだろ」

九留美「ンなのカワイソーなド三流の相手してやっただけだっつーの!!」

遊一「おう、ありがとよ一流サマ。でも、そんな風に人を貶すってこたァ自分の実力によっぽど自信があるってこった」

   「本気でデュエルしたら誰にも彼にも勝っちまう。思うに、もうデュエルするような相手いねェんじゃないのか?」

九留美「ご評価のほどありがとサン! でも友達ぐらいいますゥゥ――――――ッ!!」

遊一「最後まで聞けよ。それから――――だ。実力隠して猫被って……でもなきゃ対戦相手もいなかった」

   「ただ、見たとこお前相当負けず嫌いみてェだからよ、どっかで本性表しちまって相手ボコボコにして」

   「ンで、どこのショップでも戦う相手いなくなっちまった、とかな」

九留美「…………」 ギリ

236: ◆/7w/ijckWc 2015/04/13(月) 20:47:35.32 ID:Kp9p2DpLo


遊一「新顔っぽくて誰ともツルんでる風に見えねえ俺は格好の相手だっただろうな」

   「実際、ここのショップじゃ店長かアドンのおっさんくらいしか知らねえし」

   「ホイホイデュエル受けちまったわけでもあるし、目論見通りっちゃその通りだ」

九留美「何が言いたいんだよオメェーは!」

遊一「あ?」

九留美「何かモノが欲しいのかよ、それとも従順な下僕にでもしようってか!?」

遊一「ンなクソ野郎みたいな真似するわけねェだろ」

九留美「アタシの事情に踏み込んでくる時点でクソに違いねェーだろ!!」

遊一「……それもそうだな。ただよ、お前、結構酷く言わなきゃ聞くこともねーだろ」

九留美「じゃあ何したいって……」

遊一「俺とデュエルしろ」

九留美「は?」

遊一「聞こえなかったか? 俺とデュエルしろっつったんだ」

九留美「ボケ老人かオメーは! 今デュエルしたばっかだろ!」

遊一「――――手加減してたじゃねえか、テメー」

237: ◆/7w/ijckWc 2015/04/13(月) 20:55:46.52 ID:Kp9p2DpLo


遊一「そんなことでデュエルしたとは認めやしねェ。もう一度、俺とデュエルしろ」

九留美「………………ヒ」

遊一「あ?」

九留美「キッヒヒヒハハハ!! 馬鹿じゃねェ――――のォ!?」

遊一「あン?」

九留美「オメーとこのクルミ様が最初ッから本気でデュエルすりゃ一瞬でカタつくに決まってンだろ!」

     「次やったらアタシが勝つ! 決まりきったことを試すことなんざねェーだろ!」

遊一「決まりきったことか?」

九留美「決まりきったことだよォ!!」

遊一「じゃあ何でお前さっきのデュエルで負けてンの?」

九留美「……えっ」

遊一「本気出せば一瞬なんだろ。だったらあれで勝てないってことは一流サマの実力もその程度ってワケだ」

   「テメーにはアホほど不確定要素があったが、俺は最初っから【竜星】だって割れてて」

   「え? 何で勝てないのお前。本職エンジニアの三流デュエリストに負けるのお前」

九留美「」 プッツーン

241: ◆/7w/ijckWc 2015/04/13(月) 21:06:39.33 ID:Kp9p2DpLo


九留美「喧嘩売ってるんなら買ってやんよこのクソ野郎ォォォ!!」

遊一「言ったな」

九留美「あっ」

遊一「テメーがどんな人格してようが滅茶苦茶にデュエルが強かろうが知ったことじゃねえ」

   「三流が一流に食らいついちゃいけねェ理由はねえ。俺ァ何度でもやるぞ」

九留美「ぐ……ぐにゅ……」

遊一「次、俺が負けることが決まりきってたとしても、その次は分からねえ」

   「だからデュエルってのは面白いんだろ」

九留美「………………」

遊一「お前もそれ分かってっから、デュエルしたいんじゃねえのか」

   「本当に相手がいなくて、つまんねェデュエルしかできないようになったら……」

   「対戦相手探しにショップに来たりっつーこともねェだろうしよ」

九留美「……分かったようなこと言いやがって」

遊一「悪ィな。違ってンならそりゃ申し訳ねえ」

九留美「どうだっていいっつゥ――――の。殺すぞチンピラ」

遊一「お前の口調も充分チンピラだぞ」

九留美「うるさいうるさいうるさい! 次やったらこのクルミ様が絶対に勝つからなバァ――――――カッッ!!」


ダダダダダダダダダダッ……

244: ◆/7w/ijckWc 2015/04/13(月) 21:11:30.37 ID:Kp9p2DpLo


遊一「…………ガキみてェな奴だな、ホント」

頼亜「あ、終わった?」

遊一「どもっす、店長。一応」

頼亜「面白いでしょ、彼女」

遊一「あァ。ちなみに……一応聞きますけど」

   「一応、プロの店長から見たアイツの評価は?」

頼亜「それを言ったら、面白くないでしょ」

遊一「じゃ、また今度聞かせてもらうっつーことで」

頼亜「それじゃあ、そういうことにさせてもらうわ」



◆ 「縫井九留美」が交友関係に追加されました。

◆ 経験値を「2」入手しました。(現在値:2)

245: ◆/7w/ijckWc 2015/04/13(月) 21:13:07.54 ID:Kp9p2DpLo

◆ ボーナスを取得します。以下のいずれかから選択してください。

1.「交友関係」の好感度上昇(全体・効果小)
2.「交友関係」の好感度上昇(個人・効果中)
3.カード追加(デュエル中のカードプール増)
4.ランダム要素の成功確率上昇(ストック:現在2)
5.成長ポイントの取得(数値はランダムで1~5)
6.自由安価(「全て」など、バランスに関わる内容は不可)

↓3

248: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/13(月) 21:29:03.03 ID:nu/4QDZu0
3

249: ◆/7w/ijckWc 2015/04/13(月) 21:34:25.78 ID:Kp9p2DpLo

◆ 欲しいカードの幅を選択してください

1.デッキが欲しい
2.デッキのパーツが欲しい
3.カード単体

↓2

251: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/13(月) 21:38:36.26 ID:kZKgrro+0
2

253: ◆/7w/ijckWc 2015/04/13(月) 21:40:54.75 ID:Kp9p2DpLo
◆ 以下のうち、一つを選択してください

1.【テラナイト】のパーツ
2.【霊獣】のパーツ
3.【影霊衣】のパーツ
4.【シャドール】のパーツ
5.【セイクリッド】のパーツ
6.【先史遺産】のパーツ
7.【幻獣】のパーツ
8.その他特定のデッキのパーツ(指定)
9.選択しなおし

↓2

255: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/13(月) 21:46:09.17 ID:HrzmVmGAO
5

256: ◆/7w/ijckWc 2015/04/13(月) 21:52:20.93 ID:Kp9p2DpLo


◆ 「セイクリッド」のデッキパーツを入手しました。
   以降、【アーティファクト】の派生として【AFセイクリッド】を使用できます。


遊一(その後、スクラップ置き場に立ち寄ると、またしてもカードが落ちていた)

   (この街の人間はカード粗末に扱いすぎじゃないのか)

   (いや、勿論邪神関係の連中とか、廼亜の可能性もあるが)

   (…………まあ、気にしすぎたらいけないな)


◆ 一日が終了しました。

257: ◆/7w/ijckWc 2015/04/13(月) 21:57:07.28 ID:Kp9p2DpLo


◆ 30日目 / 学校


遊一(……カミサマ関係の連中に関しちゃ、正直どうすっかなーと思う部分はある)

   (あの時奴らはユミカを人質に取って、生贄にされかけたが……)

   (あくまで尖兵のやったこと、っつーことかもしれねえ。あるいは、裏側の奴らも真っ黒か……)

   (……どっちにしても、ああいう奴らが近くにいるっつー時点で対策は必須だ)

   (俺はまだ、強くなる必要がある。せめて、昨日の……クルミに「二流」程度に認められる程度に)

   (……一応、学校でもデュエルの勉強はできる。覚えといて損は無いだろう)


行動・行き先選択

1.カードショップ「ゴールデン・ハインド」
2.スクラップ置き場
3.学校
4.掲示板を確認する
5.知り合いについて調べる
6.情報屋
7.埠頭
8.アルバイト
9.デュエル
10.コミュ
11.自由安価

↓2

259: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/13(月) 21:57:56.30 ID:henyT4ai0
それは学校でデュエルの勉強しろということですね?

260: ◆/7w/ijckWc 2015/04/13(月) 22:00:22.61 ID:Kp9p2DpLo


◆ 学校


遊一(……で、だ。学校でできることっつーのは……)

   (基本がデュエルの勉強、それと……図書室での調べものか)

   (どっちにするのがいいかね、と)


1.デュエルの勉強をする(経験値取得)
2.図書室で調べもの
3.自由安価

↓2

262: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/13(月) 22:02:04.14 ID:W7inLA7Do

266: ◆/7w/ijckWc 2015/04/13(月) 22:10:36.26 ID:Kp9p2DpLo


◆ 一つ正答につき【10】を加算

1.シュンゲイとビシキ、ホロウ、リフンを素材としたショウフクが場に存在する。
  更に《竜星の気脈》を発動、《シンクロ・ストライク》を発動し、
  相手モンスターとのバトルの際に《竜星の凶暴化》を発動した場合の攻撃力。


2.ヴェノミナーガを処理する方法を「4種類」(カード名で可)


3.過去、最も多い新規カードを収録したストラクチャーデッキは?


◆ 解答 【3分以内】

267: ◆/7w/ijckWc 2015/04/13(月) 22:12:13.97 ID:Kp9p2DpLo
あ、「1」の問題は墓地に竜星属性2種の状態で、チェーンは組んでいません

273: ◆/7w/ijckWc 2015/04/13(月) 22:25:48.21 ID:Kp9p2DpLo

◆ コンマ【30】ごとに【1】の経験値を取得します。
   なお、ゾロ目が出た場合は1.5倍として算定します。

↓1

274: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/13(月) 22:30:42.36 ID:afVe6ySCO
あ゛っ……(凡ミスに頭を抱える)

275: ◆/7w/ijckWc 2015/04/13(月) 22:36:45.78 ID:Kp9p2DpLo


遊一(……チェーン、逆順処理……あー……と)

   (ゲイルの効果適用範囲と……ブラック・ガーデンと……くそっ)

   (もうわけわかんねえ……これどうすりゃいいんだよ毎度毎度……)

   (結局わけわかんねえで、ある程度ノリに任せてる部分もあるし)

   (……亜鈴に聞くのが一番早ェのかな、これは……)


◆ コンマ【36】、補正として【20】の数値が加算されます。
   経験値を【1】取得しました。(現在値:3)
   なお、次回デュエルの勉強を行う場合、端数の【26】が加算されます。

276: ◆/7w/ijckWc 2015/04/13(月) 22:37:59.46 ID:Kp9p2DpLo
◆ 2度目の行動パートに移ります。

行動・行き先選択

1.カードショップ「ゴールデン・ハインド」
2.スクラップ置き場
3.学校
4.掲示板を確認する
5.知り合いについて調べる
6.情報屋
7.埠頭
8.アルバイト
9.デュエル
10.コミュ
11.自由安価

↓2

278: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/13(月) 22:42:08.21 ID:ZzhWlNg20
8鉱山

280: ◆/7w/ijckWc 2015/04/13(月) 22:46:25.39 ID:Kp9p2DpLo

◆ ??????の鉱山


遊一「……そろそろ終わらせンぞ……」

宗次「流石にもうどうにかなるでしょ……」

龍天河「それはどうかな……確かに埋蔵量は多いけど」

遊一「……あとは運次第か。うし、掘るぞ」

宗次「りょうかーい」


◆ コンマ判定を行います。コンマ1の位によって拾得物が変化 (3/4)

1, 鉱石
2, 何も無かった
3, 鉱石
4, イベント* (1/2)
5, 鉱石
6, 何も無かった
7, 鉱石+イベント
8, 何も無かった
9, 鉱石
0, イベント* (1/2)

↓1

281: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/13(月) 22:47:22.33 ID:hxprLzreo
ドロー

282: ◆/7w/ijckWc 2015/04/13(月) 22:54:02.29 ID:Kp9p2DpLo

◆ ゾロ目ボーナス

◆ 鉱石採取状況(126/150)→(176/150)


ガチン、ガチン……!


遊一「っしゃあ!」 ゴトッ

龍天河「結構な数掘れたな……」

宗次「これだけあればだいぶいいんじゃないかな?」

龍天河「うん、確かにウチの会社で使う分には十分なほど採れた」


遊一(問題は、俺が使う分だ)

   (普通に使う分の4/5……200でもあれば俺が使うには充分だろう)

   (エンジンの研究にしても随分進むかもしれねえ)

   (ここで打ち切ることもできるが……)


1.もう少しやる
2.もう帰ろう

↓2


284: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/13(月) 22:56:59.34 ID:TxeaS6U+O
1

285: ◆/7w/ijckWc 2015/04/13(月) 23:02:01.24 ID:Kp9p2DpLo


遊一「もうしばらくやってみて構わねえか?」

龍天河「ああ、それは大丈夫だ。どうした?」

遊一「俺の研究材料分に取っておきたい」

宗次「遊一兄、結構欲張りだよね……」

龍天河「それも良いところなんじゃないか、ある意味ではさ」

宗次「自己中心的というか、自分を貫き通すというか……」

遊一「感謝はしてんだよ、感謝はな」


◆ コンマ判定を行います。コンマ1の位によって拾得物が変化 (2/4)

1, 何も無かった
2, 鉱石+イベント
3, 鉱石
4, 鉱石
5, 何も無かった
6, 鉱石
7, イベント* (1/2)
8, 何も無かった
9, 鉱石
0, イベント* (1/2)

↓1

286: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/13(月) 23:03:38.01 ID:FXlFqXzQo
終わらせる

288: ◆/7w/ijckWc 2015/04/13(月) 23:08:42.90 ID:Kp9p2DpLo


ガチコーン…ガチコーン……


遊一「……オイ、今度は出ねェぞ」

龍天河「……お、おかしいな……」

宗次「ここ、採りつくしたんじゃない?」

遊一「かもな。いや、正確なこと分かんねえが……」


遊一(唐突に資源が消えてなくなる……ことはあるかもしれねえが)

   (それにしたって、さっきまで出てた鉱石が急に採れなくなることはねえ)

   (……もしかすると……いや、まさかな。何度もここに来てるが、今までそんなこと無かったしな……)


◆ コンマ判定を行います。コンマ1の位によって拾得物が変化 (3/4)

1, 鉱石+イベント
2, 鉱石
3, イベント* (1/2)
4, 鉱石
5, 何も無かった
6, 何も無かった
7, 鉱石
8, 鉱石+イベント
9, 何も無かった
0, イベント* (1/2)

↓1

289: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/13(月) 23:09:23.55 ID:bb9Fw1t+0

304: ◆/7w/ijckWc 2015/04/14(火) 20:49:19.99 ID:qnj0PP3Po


◆ ??????の鉱山


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……


遊一「……あン?」

宗次「わ、わわっ! ゆ、遊一兄、地震だよ!」

龍天河「地震って何だ!?」

遊一「あー……そうか、これ地震か」

宗次「何で遊一兄そんなに落ち着いてるのさぁ!?」

遊一「慌てたってしょうがねえだろ。珍しいモン体験したくらいには思うけどよ」

龍天河「そうだぞこういう時は落ち着いてワンダーランドの入り口を探すんだ!!」

宗次「この人はダメだ」

遊一「さぁて」 ガキンッ

宗次「遊一兄は取り乱さな過ぎだよぉぉ!」

遊一「つーか地震自体もう止んでるじゃねえか。これで慌てろっつーのも……」

305: ◆/7w/ijckWc 2015/04/14(火) 20:54:31.61 ID:qnj0PP3Po


パキパキパキキィ……


遊一「……あ?」

龍天河「な、何だ、今のは……」

遊一「さぁな」

宗次「じ、地盤が崩れたとかだったらどうしよう……」

遊一「それならもっとスゲェ音のはずだろ」

宗次「う、うん。まあ、それもそっか……」

龍天河「しかし、あれが地震……」

遊一「海の上に住んでりゃ知れねえモンだな」

宗次「消波装置あるからね、多少は問題ないし」


パキパキパキパキ……


龍天河「神威、また何か妙な音が……」

遊一「ン……あぁ。近くなってんな」


遊一(万が一にも地盤がどうのとかいう状況になっても困るしな……)

   (そうなると、そろそろ切り上げんのが得策か。コイツらも恐がってるし)

306: ◆/7w/ijckWc 2015/04/14(火) 21:03:27.15 ID:qnj0PP3Po


遊一「……もうだいぶ掘れてるしな……」 (259/150)

   「龍天河、こんだけありゃ上等だろ」

龍天河「そうだな、そろそろ帰るとしようか」

宗次「ん、うぅん…………っと、疲れたー!」

遊一「さて、と――――――」


バキバキバキバキィィィ!!


遊一「!!」

龍天河「何だ!?」

宗次「うぇ!?」


パキパキパキパキパキパキッ!


遊一「水晶……だと!?」

宗次「ゆ、遊一兄! なんか生きてるみたいにこっち来る!」

龍天河「ど、どういうことだよ!? 一体何が起きて――――神威ッ!」

遊一「!!」


遊一(槍みてぇに一直線に俺に向かって――――――)

307: ◆/7w/ijckWc 2015/04/14(火) 21:08:28.90 ID:qnj0PP3Po


遊一「らァァァッ!!」


ゴシャアアアッ!!


龍天河「うおっ!?」

宗次「ツルハシで叩き落としたぁ!?」

遊一「チッ……ボサッとしてんなお前ら、逃げるぞ!」 ポイッ

龍天河「あ、ああ!」


パキパキパキ……


遊一(ッ……!? ツルハシがあの結晶体に呑みこまれ……いや、結晶体そのものになってる……のか?)

   (手放して正解だったか……だが……クソッ。物理的手段じゃあの結晶はどうしようもねえ!)

   (だいいち、ありゃ一体何なんだ。あれは――――――――)


宗次「な、なんかあのカードを包んでた水晶に似てない!?」

遊一「それだ!」

龍天河「どういうことだ神威!」

308: ◆/7w/ijckWc 2015/04/14(火) 21:16:28.80 ID:qnj0PP3Po


ダダダダダッ……


遊一「この鉱山、かつて人の手が入ってた割に資源が潤沢にありすぎる」

   「普通は採り尽くすほど採ってくモンだろ、だが――――」

龍天河「人が手を入れたという形跡があるだけで、人の姿すら見えなかった!」

遊一「さっきツルハシでぶん殴ったら、殴ったトコからあの結晶体に浸食されてた!」

   「明確に俺を狙って飛んできたし、何らかの意志があることは明白だ!」

   「――――あの結晶体が人を食ったっつーことは考えられねえか!?」

宗次「えぇぇぇぇぇぇ!?」

龍天河「なんだそのトンデモ生物!?」

遊一「だがそう考えたら辻褄も合うだろ! あのカードにせよ!」

宗次「カード……あっ!」

遊一「これ見よがしに掘り出せる希少なカード! ありゃ撒き餌だ!」

   「資源に、カード、そのどちらもか!? それを狙って来た人間を取り込む!」

   「そして自分の一部にするっつー……そういう生物だっつー風に考えた方が!」

龍天河「考えやすいし、実情に合ってる、か……!」

遊一「あとは……」

宗次「何、遊一兄!」

遊一「何でもねえ!」

309: ◆/7w/ijckWc 2015/04/14(火) 21:24:30.67 ID:qnj0PP3Po


パキパキパキパキパキ……


遊一(あの結晶体――――カミサマっつーヤツじゃねえのか!?)

   (廼亜のヤローの話を信じるなら、あいつらはデュエルを挑まれれば受けなければならないはずだ)

   (つまり最低限足止めはできるし、勝ちさえすりゃ退けることも可能……なはずだ)

   (だが、廼亜の言うことがホラなら立ち止まった挙句死ぬ……)

   (……だがこのまま漫然と逃げ続けて生き残れる保証は無い!)

   (どうする、俺の勝ちを信じて奴に勝負を挑むか、それとも出口を目指して突っ走るか――――)


1.このまま出口を目指して走り続ける
2.デュエルを挑む
3.自由安価

↓1~3

311: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/14(火) 21:30:26.91 ID:4KD5syTpO
2

312: ◆/7w/ijckWc 2015/04/14(火) 21:39:39.59 ID:qnj0PP3Po


ザザザザザッ!


龍天河「神威!?」

宗次「遊一兄!?」

遊一「…………チッ!」 シュィィィィン

龍天河「何でデュエルディスクを掲げるんだ!?」


パキパキパキパキ……パキッ……


宗次「えっ……」

龍天河「と、止まった……?」

遊一「…………」 フゥ


遊一(とりあえず、コイツはここで止まった……だが、予断を許すような状況でもねえ)

   (いつ、どのタイミングで動き出すかも分からねえ。眼を離したら次の瞬間にも動き出すかもしれねえ)

   (――――――それ以前に、コイツ、どうやってデュエルすんだ?)

314: ◆/7w/ijckWc 2015/04/14(火) 21:47:10.23 ID:qnj0PP3Po


シュイイイイイイインッ


遊一「!」

宗次「ひゃあああっ」

龍天河「デカいカードが出てきたぞ!?」

遊一「……成程、アレがヤツのデッキっつーことか」


遊一(触手……触手? つーか、あの水晶体動かしてるような様子はねえが)

   (特殊な念力的な何かで動かしてンのか……?)

   (……あークソッ、考えれば考えるだけアタマおかしくなりそうだ!)


遊一「時間稼ぐ。お前らは逃げろ」

龍天河「神威は!?」

宗次「まさかそれとデュエルするって言うの!?」

遊一「そうだ。でなきゃ逃げたくても逃げられやしねえ」

   「可能性は低いがソイツに賭ける! コイツ倒して行くから、お前らは待ってろ!」

龍天河「ッ……」

宗次「そんなの!」

龍天河「烏羽!」

315: ◆/7w/ijckWc 2015/04/14(火) 21:57:28.08 ID:qnj0PP3Po


宗次「何なんだよ龍天河君!?」

龍天河「神威の意志を尊重してやれ。でなきゃ……気になって集中もできないだろ」

遊一「……そういうこった。行け!」

宗次「…………っっ」

遊一「龍天河ッ!」

龍天河「あぁ……! 烏羽、強引にでも連れて行くぞ!」

宗次「やだよ! ボクらだけ逃げるなんてそんなの、遊一兄!」

遊一「――――言ったろ、先に行けって。『先に』――――だ!」

   「コイツをブッ倒して、追いつく。心配すんな」

宗次「……っ」

龍天河「行こう、烏羽!」

宗次「ぜ、絶対だよ、絶対!」

遊一「あァ。絶対だ」


たたたたたたたっ……

318: ◆/7w/ijckWc 2015/04/14(火) 22:06:40.41 ID:qnj0PP3Po


遊一(ピンチの時こそ、態度はデカく――――――)

   (ビビってちゃ前に踏み出せねェ。それに……)


遊一「この程度の修羅場、切り抜けなきゃ……亜鈴に会わす顔が無いだろォがッ!!」


ピキピキピキピキ……


◆ デュエルが行われます。




◆ なお、今回のデュエルにおいては、ちょっとしたゾロ目のボーナスを設けております。


◆ 対戦相手の情報は以下の通りです。


● クィス=アズ(触腕)

デッキ:【ダストン】

【運命力】:7  【戦略】:5  【洞察力】:3  【精神力】:XX  【構築】:5
特殊技能
「超越精神」……判定において【精神】の判定を行えない

319: ◆c/2mDSDve. 2015/04/14(火) 22:09:40.84 ID:qnj0PP3Po
【運命力】→d
【戦略】→s
【洞察力】→i
【構築】→b

トリップに上記の文字列を隠しました
左から順に1、2、3、4と設定します
1~4の数字を二つ選択してください

↓1

320: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/14(火) 22:10:14.95 ID:S/PKSEFLO
34

322: ◆/7w/ijckWc 2015/04/14(火) 22:16:10.05 ID:qnj0PP3Po
#743dbis196
指定→3,4
dbis→i、s

◆ 【洞察力】と【戦略】にて比較を行います。

遊一:【戦略】:3  【洞察力】:7
クィス=アズ:【戦略】:5  【洞察力】:3

◆ 戦略の劣勢が「2」、洞察力の優位が「4」のため合計して優位【2】
   今回の基本値は【30】としてデュエルを行います。



◆ 遊一の使用するデッキを選択してください

1.【セフィラ】(シャドール+竜星)
2.【アーティファクト】
3.【AFセイクリッド】
4.【幻獣機】
5.【竜星】

↓3

325: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/14(火) 22:19:39.92 ID:qWhySkbe0
1

327: ◆/7w/ijckWc 2015/04/14(火) 22:26:41.77 ID:qnj0PP3Po
◆ 【セフィラ】でデュエルを行います。

   白紙のカードをデッキに投入しますか?

↓1~3

329: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/14(火) 22:29:55.10 ID:07jiJUoE0
するする

345: ◆/7w/ijckWc 2015/04/15(水) 22:03:49.21 ID:/UnR9yY/o
【セフィラの神撃を3積み出来る為ダストンのキーカードであるハウスダストンの効果を止め易い】
【ダストンの弱点である効果無効カードである神撃が刺さる】
 →ハウスダストンのみならず宇宙の収縮などの致命的なカードの発動も防げる。
   相手が相手だけにエクストラデッキにセフィラカードが溜まるかという問題はあるが
   マストカウンターに対してある程度手があるのは重要(+10)

【そもそも撒き餌がダストンだったので相手のカード効果・戦術について有る程度一方的に知っている】
 →相手の戦略を知っているのは貴重なアドバンテージ。
   ただ、相手が超常の存在である以上こちらの手も把握されている可能性はある。
   それを差し引いても戦術面で思考の材料があるのは重要(+5)

【ダストンは相手フィールドを制圧しなくてはならないが、そのスピードは普通P召喚を主軸とするセフィラにはかなり劣る。そのため速度負けしやすい。】
【セフィラはダストンより早く自分の場に非悪魔族を2体以上展開できるため、ダストンの戦術を阻害できる】
【P召喚でフィールドを埋め尽くされた場合、ダストンの対抗策は非常に限られる。】
 →Pゾーンにもカードを展開していく関係上、《宇宙の収縮》を使いづらくなる点も好相性(+10)

【ミドラーシュやシェキナーガ、或いはリフン素材のチョウホウ等を立たされるとダストンは半壊しかねない。】
【キーカードのハウスダストンは効果を使うために表側表示で破壊される必要があるため、バウンス餅のショウフクである程度対処できる】
【セフィラでは比較的ランク4が出しやすいため、プトレマイオスからのノヴァインフィニティや
 プレアデスでの制圧を初期に行いやすい。これらはいずれもハウスダストンの効果頼りであるダストンに刺さる。】
 →どの型であってもハウスダストンを展開の中軸とするダストンデッキにとっては、特殊召喚や効果を封じられるのは苦しい。
   自身のカードの効果によって破壊されたのでは(例として《デストラクト・ポーション》など)発動できないため、
   上記三種の対策はいずれにしても有効(+10)


有効な対策として重複するものが3つずつあるため+20補正とします。

10+5+10+10+20=55

基本値【30】

今回の勝率は85%です

◆ 確率の上昇ストックを使用しますか?

↓1~3

347: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/15(水) 22:12:39.74 ID:Fzf0elo/o
使用

355: ◆/7w/ijckWc 2015/04/17(金) 20:50:34.98 ID:Ww23UIgso


ピキピキピキ……


フィイイン


クィス=アズ
モンスター:セット
カード:2枚セット

→ターンエンド


遊一「……宣言くらいしてくれなきゃ困ンだけどな。俺のターン!」 手札:5→6

   「俺は《テラ・フォーミング》を発動!」


《テラ・フォーミング/Terraforming》
通常魔法
デッキからフィールド魔法カード1枚を手札に加える。


遊一「この効果により、俺は《セフィラの神託》を手札に加える」

   「そして、フィールド魔法発動。《セフィラの神託》!」


《セフィラの神託》
フィールド魔法
「セフィラの神託」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):このカードの発動時にデッキから「セフィラ」モンスター1体を手札に加える。
(2):以下のモンスターを、「セフィラ」モンスターを使用して儀式召喚、
または「セフィラ」モンスターを素材として特殊召喚した時、
自分はそれぞれの効果を1ターンに1度ずつ発動できる。
●儀式:フィールドのモンスター1体をデッキに戻す。
●融合:手札のモンスター1体を特殊召喚する。
●S:デッキのモンスター1体をデッキの一番上に置く。
●X:デッキから1枚ドローし、その後手札を1枚捨てる。


遊一「この効果の処理時、デッキからモンスターを1枚手札に加える」

   「《秘竜星-セフィラシウゴ》を手札に」 パシッ


遊一:デッキ→手札
《秘竜星-セフィラシウゴ》

356: ◆/7w/ijckWc 2015/04/17(金) 20:54:05.11 ID:Ww23UIgso


遊一「行くぞ。スケール1の《イェシャドール-セフィラナーガ》と……」

   「スケール7の《影霊獣使い-セフィラウェンディ》でペンデュラムスケールをセッティング!」


キィィィィン……


《イェシャドール-セフィラナーガ》
ペンデュラム・効果モンスター
星2/闇属性/魔法使い族/攻 900/守 100
【Pスケール:青1/赤1】
(1):自分は「シャドール」モンスター及び「セフィラ」モンスターしかP召喚できない。この効果は無効化されない。
【モンスター効果】
「イェシャドール-セフィラナーガ」のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがP召喚に成功した場合、またはこのカードが墓地へ送られた場合、
自分または相手のPゾーンのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを持ち主の手札に戻す。
この効果は自分のPゾーンに「セフィラ」カードが存在する場合に発動と処理ができる。


《影霊獣使(えいれいじゅうつか)い-セフィラウェンディ》
ペンデュラム・効果モンスター
星3/風属性/サイキック族/攻1500/守1000
【Pスケール:青7/赤7】
(1):自分は「霊獣」モンスター及び「セフィラ」モンスターしかP召喚できない。この効果は無効化されない。
【モンスター効果】
自分は「影霊獣使い-セフィラウェンディ」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。
(1):このカードが召喚・P召喚に成功した時に発動できる。
自分のエクストラデッキから「影霊獣使い-セフィラウェンディ」以外の
表側表示の「セフィラ」モンスター1体を手札に加える。


遊一「これでレベル2から6の『セフィラ』が同時に特殊召喚可能!」


357: ◆/7w/ijckWc 2015/04/17(金) 20:58:39.55 ID:Ww23UIgso



遊一「ペンデュラム召喚! 来い、セフィラシウゴ!」


《秘竜星-セフィラシウゴ》
ペンデュラム・効果モンスター
星6/地属性/幻竜族/攻 0/守2600
【Pスケール:青7/赤7】
(1):自分は「竜星」モンスター及び「セフィラ」モンスターしかP召喚できない。この効果は無効化されない。
【モンスター効果】
「秘竜星-セフィラシウゴ」のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがP召喚に成功した時、または自分のモンスターゾーンのこのカードが
戦闘・効果で破壊された時に発動できる。デッキから「竜星」魔法・罠カードまたは「セフィラ」魔法・罠カード1枚を手札に加える。


遊一「セフィラシウゴの効果により、2枚目の神託を手札に!」


遊一:デッキ→手札
《セフィラの神撃》


遊一「更に《シャドール・ファルコン》を召喚する!」


《シャドール・ファルコン/Shaddoll Falco》
リバース・チューナー・効果モンスター
星2/闇属性/魔法使い族/攻 600/守1400
「シャドール・ファルコン」の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):このカードがリバースした場合、
「シャドール・ファルコン」以外の自分の墓地の「シャドール」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを裏側守備表示で特殊召喚する。
(2):このカードが効果で墓地へ送られた場合に発動できる。
このカードを墓地から裏側守備表示で特殊召喚する。


遊一「ファルコンはチューナーモンスター。よってこの二体でシンクロができる!」

358: ◆/7w/ijckWc 2015/04/17(金) 21:04:27.64 ID:Ww23UIgso
 


遊一「レベル6のセフィラシウゴに、レベル2のファルコンをチューニング!」

   「来い、《輝竜星-ショウフク》!」


《輝竜星-ショウフク/Baxia, Brightness of the Yang Zing》
シンクロ・効果モンスター
星8/光属性/幻竜族/攻2300/守2600
チューナー+チューナー以外の幻竜族モンスター1体以上
(1):このカードがS召喚に成功した時、このカードのS素材とした幻竜族モンスターの
元々の属性の種類の数まで、フィールドのカードを対象として発動できる。そのカードを持ち主のデッキに戻す。
(2):1ターンに1度、自分フィールドのカード1枚と
自分の墓地のレベル4以下のモンスター1体を対象として発動できる。
そのフィールドのカードを破壊し、その墓地のモンスターを特殊召喚する。


遊一「とっとと決めンぞ。ショウフクの効果発動! モンスターをデッキに戻す!」

パキパキパキッ……


クィス=アズ:場→デッキ
セットモンスター


遊一「更に神託の効果! セフィラビュートをデッキの一番上へ!」


遊一:デッキ→デッキトップ
《覚星輝士-セフィラビュート》


遊一「バトル! ショウフクでダイレクトアタック!」


グオオオオオオオオオオオッ!!


ピキッ


クィス=アズ
発動:《強制脱出装置》


《強制脱出装置/Compulsory Evacuation Device》
通常罠
(1):フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを持ち主の手札に戻す。


遊一「何ッ……」

360: ◆/7w/ijckWc 2015/04/17(金) 21:09:08.37 ID:Ww23UIgso


遊一:場→EX
《輝竜星-ショウフク》


遊一「チッ……」


遊一(一枚で判断するのは愚の骨頂だが、強制脱出装置……)

   (ここまでにコイツが撒き餌にしてきたカードのことを考えりゃ『ダストン』中心のデッキだろう)

   (だが、勝ち筋がちと見えづらい……あんなトリッキーなカード、どうやって勝ちに繋げンだ?)

   (確実にキーカードなのは大量展開を可能とする《ハウスダストン》。あの効果には警戒すべきだろうな)


遊一「カードを2枚セットし、ターンエンド」 手札:1


ピキィィィ……


クィス=アズ:ドロー(手札:2→3)

モンスター:セット

ターンエンド


遊一(随分消極的だな。カミサマの一種だからって常に攻撃して来いっつーわけじゃねえが……)

   (不気味なヤツだ。外見も含めて……。カミサマだっつーんなら人間の姿でも用意してこいっつーの)


遊一「俺のターン」 手札:1→2

362: ◆/7w/ijckWc 2015/04/17(金) 21:15:18.00 ID:Ww23UIgso


遊一「ペンデュラム召喚! 来い、セフィラビュート! セフィラシウゴ!」


遊一:手札→場
《覚星輝士-セフィラビュート》

EX→場
《秘竜星-セフィラシウゴ》


《覚星輝士(アステラナイト)-セフィラビュート》
ペンデュラム・効果モンスター
星4/光属性/悪魔族/攻1900/守 0
【Pスケール:青7/赤7】
(1):自分は「テラナイト」モンスター及び「セフィラ」モンスターしかP召喚できない。この効果は無効化されない。
【モンスター効果】
「覚星輝士-セフィラビュート」のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・反転召喚・P召喚に成功した場合、このカード以外の自分の
モンスターゾーン・Pゾーンの、「テラナイト」カードまたは「セフィラ」カード1枚と、
相手フィールドにセットされたカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。


遊一「セフィラビュートの効果発動、更にセフィラシウゴの効果をチェーン発動!」

   「《セフィラの神託》を手札に加える。そしてセフィラビュートの効果でセフィラシウゴとセットモンスターを破壊!」


遊一:デッキ→手札
《セフィラの神託》

場→EX
《秘竜星-セフィラシウゴ》


クィス=アズ:場→墓地
《ハウスダストン》


遊一「っし……!」

363: ◆/7w/ijckWc 2015/04/17(金) 21:21:57.79 ID:Ww23UIgso


遊一「バトル! セフィラビュートでダイレクトアタック!」


ズガアアアアッ!!


ピキキキピキィッ!  LP:4000→2100


遊一「よし、これで俺はターンエンド!」 手札:1

パキパキパキッ……


クィス=アズ:ドロー(手札:2→3)

召喚→《金華猫》


遊一「!」


《金華猫/Kinka-byo》
スピリットモンスター
星1/闇属性/獣族/攻 400/守 200
このカードは特殊召喚できない。召喚・リバースしたターンのエンドフェイズ時に持ち主の手札に戻る。
このカードが召喚・リバースした時、自分の墓地からレベル1モンスター1体を選択して特殊召喚できる。
このカードがフィールド上から離れた時、この効果で特殊召喚したモンスターをゲームから除外する。


遊一「ソイツの効果は……チッ! 通すわけにいくか! 《セフィラの神撃》発動!」


《セフィラの神撃》
カウンター罠
(1):モンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時、自分のエクストラデッキから
表側表示の「セフィラ」モンスター1体を除外して発動できる。その発動を無効にし破壊する。

364: ◆/7w/ijckWc 2015/04/17(金) 21:26:25.98 ID:Ww23UIgso
遊一:EX→除外
《秘竜星-セフィラシウゴ》


ピシイイイッ……


クィス=アズ:発動
《魔宮の賄賂》


《魔宮の賄賂/Dark Bribe》
カウンター罠
相手の魔法・罠カードの発動を無効にし破壊する。
相手はデッキからカードを1枚ドローする。


遊一「なッ……クソ……!」 手札:1→2


クィス=アズ:墓地→場
《ハウスダストン》


《ハウスダストン/House Duston》
効果モンスター
星1/光属性/悪魔族/攻 0/守1000
フィールド上に表側表示で存在するこのカードが相手によって破壊され墓地へ送られた時に発動できる。
自分の手札・デッキから「ダストン」と名のついたモンスターを任意の数だけ選び、お互いのフィールド上に特殊召喚する。
この時、お互いのフィールド上に特殊召喚する数は同じ数でなければならない。


バキバキバキッ


クィス=アズ
発動:《強制転移》


《強制転移/Creature Swap》
通常魔法
お互いはそれぞれ自分フィールド上のモンスター1体を選び、
そのモンスターのコントロールを入れ替える。
そのモンスターはこのターン表示形式を変更できない。


遊一「!?」

366: ◆/7w/ijckWc 2015/04/17(金) 21:31:39.81 ID:Ww23UIgso


遊一→クィス=アズ
《覚星輝士-セフィラビュート》

クィス=アズ→遊一
《金華猫》


遊一「野郎ォ……ッ!」

パキパキパキッ


クィス=アズ:バトルフェイズ突入
ハウスダストン:攻撃→金華猫


ばふっっ!!


遊一「ッ……」


パキパキパキパキィィィィ!!


クィス=アズ:デッキ→遊一:場
《レッド・ダストン》2
《イエロー・ダストン》

クィス=アズ:デッキ→場
《ハウスダストン》2
《ホワイト・ダストン》


《レッド・ダストン/Red Duston》
効果モンスター
星1/炎属性/悪魔族/攻 0/守1000
このカードはリリースできず、融合・シンクロ・エクシーズ召喚の素材にもできない。
フィールド上のこのカードが破壊された時、このカードのコントローラーは500ポイントダメージを受ける。
「レッド・ダストン」は自分フィールド上に1体しか表側表示で存在できない。

《イエロー・ダストン/Yellow Duston》
効果モンスター
星1/地属性/悪魔族/攻 0/守1000
このカードはリリースできず、融合・シンクロ・エクシーズ召喚の素材にもできない。
フィールド上のこのカードが破壊された時、
このカードのコントローラーは自分の墓地のモンスター1体を選択してデッキに戻す。
「イエロー・ダストン」は自分フィールド上に1体しか表側表示で存在できない。

367: ◆/7w/ijckWc 2015/04/17(金) 21:38:10.12 ID:Ww23UIgso


《ホワイト・ダストン/White Duston》
通常モンスター
星1/光属性/悪魔族/攻 0/守1000


クィス=アズ
LP:2100→2000


遊一(ご丁寧に、俺の場に特殊召喚したカードは攻撃表示、奴の場は守備表示……)

   (金華猫はスピリットモンスターだからこのエンドフェイズに奴の手札に戻る)

   (――――そういう勝ち筋かよ、畜生め!)


クィス=アズ:攻撃
《覚星輝士-セフィラビュート》→《レッド・ダストン》


遊一「づァッ……!!」 LP:4000→2100


効果発動:《レッド・ダストン》


ぼうっ!


遊一「ッ……うおっ!」 LP:2100→1600


遊一(そうか、レッド・ダストンの効果は破壊時のコントローラーにダメージを与えること)

   (ヤツの墓地に戻ってもダメージは俺が受けるっつーことか……!)

368: ◆/7w/ijckWc 2015/04/17(金) 21:43:08.19 ID:Ww23UIgso


クィス=アズ:場→墓地
《ハウスダストン》2
《ホワイト・ダストン》

手札→場
《スターダストン》


《スターダストン/Starduston》
効果モンスター
星1/闇属性/悪魔族/攻 ?/守 ?
このカードは通常召喚できない。
自分フィールド上に表側表示で存在する「ダストン」と名のついたモンスターを
任意の数だけ墓地へ送った場合のみ特殊召喚できる。
このカードの攻撃力・守備力は、墓地へ送ったそのモンスターの数×1000ポイントになる。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
相手はフィールド上にセットされた魔法・罠カードを発動できず、
相手はモンスターを反転召喚・特殊召喚できない。相手フィールド上のモンスターの数より、
自分フィールド上のモンスターの数が多い場合、このカードを破壊する。


バキバキバキバキィィィ……


《スターダストン》
攻?/守?→攻3000/守3000



遊一「なっ!?」


遊一(スター……何!? 何だ!? あんなカードあったか!?)

   (……カミサマ特権っつーことか? くそ、どっちにしても面倒臭ェカード出しやがって!)

   (魔法カードか、あるいは通常召喚できるモンスター……そのどっちかでしか対処できねえ)

   (まして普通の効果モンスターなら、《スキル・プリズナー》なんかで対処される……)

   (………………いや、だが、待てよ。あのカード……なら……?)


369: ◆/7w/ijckWc 2015/04/17(金) 21:49:20.87 ID:Ww23UIgso


パキキキキ……

遊一:場→クィス=アズ:手札
《金華猫》

→ターンエンド(手札:1)


遊一「………………」 スゥ

   「俺の……ターンッ!」 手札:2→3


遊一(――――まだか、くそッ……だが、今は耐えるしか……)


遊一「2体の『ダストン』を守備表示に変更。これでターンエンドだ」 手札:3


クィス=アズ:ドロー(手札:1→2)

召喚→《ミスティック・パイパー》


《ミスティック・パイパー/Mystic Piper》 †
効果モンスター
星1/光属性/魔法使い族/攻 0/守 0
このカードをリリースして発動する。
自分のデッキからカードを1枚ドローする。
この効果でドローしたカードをお互いに確認し、
レベル1モンスターだった場合、自分はカードをもう1枚ドローする。
「ミスティック・パイパー」の効果は1ターンに1度しか使用できない。

370: ◆/7w/ijckWc 2015/04/17(金) 22:00:30.30 ID:Ww23UIgso


遊一「レベル1デッキの……」

ピキピキピキ……


《ミステッィク・パイパー》:効果発動:場→墓地

クィス=アズ:ドロー(手札:1→2)

ドローカード開示:《ビッグ・ワン・ウォリアー》

クィス=アズ:ドロー(手札:2→3)


遊一「ッ……」


パキパキパキッ!


クィス=アズ:バトル
スターダストン→レッド・ダストン


レッド・ダストン:効果発動


遊一「チッ……!」 LP:1600→1100


クィス=アズ:カードセット

→ターンエンド


遊一「……今度は……俺のターンだ!」 手札:3→4

371: ◆/7w/ijckWc 2015/04/17(金) 22:06:17.32 ID:Ww23UIgso


遊一(――――来たッ!)


遊一「永続魔法発動! 《セフィラの神託》!」

《セフィラの輝跡》
永続魔法
(1):自分のPゾーンに「セフィラ」カードが2枚存在し、
1と7のPスケールが適用されている場合にこのカードを発動できる。
自分フィールドに「セフィラ」モンスター以外のモンスターが存在する場合、
そのモンスターを全て持ち主のデッキに戻す。
(2):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、
お互いに手札・エクストラデッキからしかモンスターを特殊召喚できない。
(3):自分のPゾーンにカードが存在する限り、
このカードは効果の対象にならず、自分のPゾーンのカードが破壊された場合にこのカードは破壊される。

遊一「このカードの効果発動時、俺の場の『セフィラ』以外のカードは全てデッキに戻る」

   「よって残るダストンはデッキに戻る!」

遊一:場→クィス=アズ:デッキ
《イエロー・ダストン》


遊一「更に効果の制約上……スターダストンは俺の場にモンスターが存在しないことで自壊する」


クィス=アズ:場→墓地
《スターダストン》


遊一(よし、これで金華猫も腐る。ビッグ・ワン・ウォリアーが手札にあるのは懸念事項だが……)

   (少々のことで負けるっつーことは――――――)

パキ……


クィス=アズ:セットカード発動
《魔力の泉》


《魔力の泉/Magical Spring》
速攻魔法
「魔力の泉」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):相手フィールドの表側表示の魔法・罠カードの数だけ自分はデッキからドローする。
その後、自分フィールドの表側表示の魔法・罠カードの数だけ自分の手札からカードを選んで捨てる。
このカードの発動後、次の相手ターンの終了時まで、
相手フィールドの魔法・罠カードは破壊されず、発動と効果を無効化されない。


遊一「な……にィィィィ――――――ッ!?」

372: ◆/7w/ijckWc 2015/04/17(金) 22:07:40.65 ID:Ww23UIgso
あ、すみません。前のスターダストン→レッド・ダストンへの攻撃は無しで
セフィラビュートが相手の場にいるから自壊してしまいますので

376: ◆/7w/ijckWc 2015/04/17(金) 22:18:41.44 ID:Ww23UIgso


遊一(俺の場の魔法・罠カードは……ペンデュラムも含めると……)

   (ペンデュラム2枚、神託、そして輝跡の4枚……! 逆に、ヤツは魔力の泉1枚きり……)

パキパキッ……


クィス=アズ:ドロー(手札:3→7)
手札→墓地:《サイレント・ウォビー》


遊一「……だが、手札補充しただけで勝てるわけじゃあねえ!」

   「残るはセフィラビュート1枚……! 攻撃さえ通せば何とでもなる!」

   「まずは《連成する振動》を発動! セフィラウェンディを破壊しカードを1枚ドロー!」


《連成する振動/Echo Oscillation》
永続罠
「連成する振動」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分のPゾーンのカード1枚を対象としてこの効果を発動できる。
そのカードを破壊し、その後、自分はデッキから1枚ドローする。


遊一:Pゾーン→EX
《影霊獣使い-セフィラウェンディ》

手札:3→4


遊一「次だ。スケール7のセフィラセイバーでペンデュラムスケールを再セッティング」


《オルシャドール-セフィラセイバー》
ペンデュラム・効果モンスター
星4/闇属性/岩石族/攻 450/守1950
【Pスケール:青7/赤7】
(1):自分は「シャドール」モンスター及び「セフィラ」モンスターしかP召喚できない。この効果は無効化されない。
【モンスター効果】
「オルシャドール-セフィラセイバー」のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがP召喚に成功した場合、またはこのカードが墓地へ送られた場合、
「オルシャドール-セフィラセイバー」以外の自分のPゾーンの
「セフィラ」カード1枚を対象として発動できる。そのカードを特殊召喚する。

 

378: ◆/7w/ijckWc 2015/04/17(金) 22:22:44.80 ID:Ww23UIgso


遊一「《竜星因士-セフィラツバーン》を召喚!」


《竜星因士(イーサテラナイト)-セフィラツバーン》
ペンデュラム・効果モンスター
星4/光属性/戦士族/攻 0/守2100
【Pスケール:青1/赤1】
(1):自分は「テラナイト」モンスター及び「セフィラ」モンスターしかP召喚できない。この効果は無効化されない。
【モンスター効果】
「竜星因士-セフィラツバーン」のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・反転召喚・P召喚に成功した場合、このカード以外の
自分のモンスターゾーン・Pゾーンの、「テラナイト」カードまたは「セフィラ」カード1枚と、
相手フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。


遊一「セフィラツバーンの効果発動! ペンデュラムゾーンのセフィラセイバーを破壊!」

   「そしてテメェに奪われたセフィラビュートを破壊する!」


遊一:Pゾーン→EX
《剣聖の影霊衣-セフィラセイバー》

クィス=アズ:場→遊一:EX
《覚星輝士-セフィラビュート》


遊一「更に! スケール7のセフィラルーツでペンデュラムスケールを再セッティング!」

《オルシャドール-セフィラルーツ》
ペンデュラム・効果モンスター
星4/闇属性/岩石族/攻 450/守1950
【Pスケール:青7/赤7】
(1):自分は「シャドール」モンスター及び「セフィラ」モンスターしかP召喚できない。この効果は無効化されない。
【モンスター効果】
「オルシャドール-セフィラルーツ」のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがP召喚に成功した場合、またはこのカードが墓地へ送られた場合、
「オルシャドール-セフィラルーツ」以外の自分のPゾーンの
「セフィラ」カード1枚を対象として発動できる。そのカードを特殊召喚する。

379: ◆/7w/ijckWc 2015/04/17(金) 22:32:20.78 ID:Ww23UIgso


遊一「これで『シャドール』、『セフィラ』のモンスターを同時に特殊召喚可能……!」

   「ペンデュラム召喚! 来い、セフィラセイバー!」


遊一:EX→場
《剣聖の影霊衣-セフィラセイバー》


遊一「レベル4のセフィラセイバーとセフィラツバーンでオーバーレイ!」

   「来い、ランク4! 《暗遷士 カンゴルゴーム》!」


《暗遷士 カンゴルゴーム/Cairngorgon, Antiluminescent Knight》
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/闇属性/岩石族/攻2450/守1950
レベル4モンスター×2
フィールド上のカード1枚を対象にする魔法・罠・効果モンスターの効果が発動した時、
このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
その対象を自分・相手フィールド上の正しい対象となる別のカードに移し替える。


遊一「神託の効果発動。セフィラを素材としたエクシーズ召喚に成功したことにより……」

   「カードを2枚ドローし、1枚を捨てる」 手札:2→4→3


遊一:手札→墓地
《セフィラの聖選士》


遊一「バトル! これで終いだ! カンゴルゴームでダイレクトアタック!」

380: ◆/7w/ijckWc 2015/04/17(金) 22:40:19.62 ID:Ww23UIgso


ピキッ


クィス=アズ:発動
《バトルフェーダー》


《バトルフェーダー/Battle Fader》
効果モンスター
星1/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0
(1):相手モンスターの直接攻撃宣言時に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚し、その後バトルフェイズを終了する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。


遊一「な!?」


クィス=アズ:手札→場
《バトルフェーダー》


遊一(バトルフェーダーだと……!? ……こいつもレベル1か!)

   (つまり、コイツの狙いは、立て直しという以上にランク1のエクシーズ……!)

   (だが、今の状態じゃ場を繋ぐ以上の役割を果たせるようなカードは無いはずだ)

   (だが、苦し紛れっつーのも考えづらい。となると、ヤツは何を――――?)


遊一「……カードをセットし、ターンエンド」 手札:2

ピキ、ピキピキピキ……


クィス=アズ:ドロー(手札:5→6)

効果発動:《ビッグ・ワン・ウォリアー》


《ビッグ・ワン・ウォリアー/Big One Warrior》
効果モンスター
星1/光属性/戦士族/攻 100/守 600
自分のメインフェイズ時、このカード以外の手札のレベル1モンスター1体を
墓地へ送って発動する事ができる。このカードを手札から特殊召喚する。

381: ◆/7w/ijckWc 2015/04/17(金) 22:46:25.53 ID:Ww23UIgso


手札→墓地:《金華猫》


遊一(これで2枚……)


クィス=アズ:召喚
《アンノウン・シンクロン》


《アンノウン・シンクロン/Unknown Synchron》
チューナー・効果モンスター
星1/闇属性/機械族/攻 0/守 0
「アンノウン・シンクロン」の(1)の方法による特殊召喚はデュエル中に1度しかできない。
(1):相手フィールドにモンスターが存在し、自分フィールドにモンスターが存在しない場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。


遊一「チューナーだと!?」


遊一(いや、だからと言ってシンクロするとは限らない! これで素材は3体――――)

   (だがどうする気だ? コイツらで特殊召喚できるカードなんざ、たかが知れてる……)



ピキ


遊一「…………ッ」 ゾワ


遊一(何だ、今の悪寒……。ただ音が鳴っただけじゃねえか、それで何で――――)


バキ バキ バキ、バキバキバキバキ……


遊一「!」


クィス=アズ:エクシーズ召喚

383: ◆/7w/ijckWc 2015/04/17(金) 22:51:10.95 ID:Ww23UIgso
 
レッド・ダストンの1体を《グリーン・ダストン》に差し替えでお願いします


―――――――――――――――――――――――――


《No.54 反骨の闘士ライオンハート/Number 54: Lion Heart》
エクシーズ・効果モンスター
ランク1/地属性/戦士族/攻 100/守 100
レベル1モンスター×3
フィールド上に表側攻撃表示で存在するこのカードは戦闘では破壊されない。
このカードの戦闘によって自分が戦闘ダメージを受けた時、
受けた戦闘ダメージと同じ数値のダメージを相手ライフに与える。
また、このカードが相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時、
このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
その戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージは代わりに相手が受ける。


遊一「――――――はぁ!?」


遊一(ナンバーズだと!? 確か……あー……人間じゃねえ特徴持ちのヤツらが持ってたカードだった)

   (理屈は知れねえがアイツらしか持ってねえカードのはずだろ!?)

   (これもカミサマ特権ってのかよ! クソ……ワケわかんねえ!!)



クィス=アズ:攻撃
《No.54 反骨の闘士ライオンハート》→《暗遷士 カンゴルゴーム》


グオオオオオオオオオオオオオオオッッ!!


遊一「ッ!」


遊一(――――つーかそれどころじゃねえ! 今見えたヤツの効果は……!)

388: ◆/7w/ijckWc 2015/04/17(金) 23:25:29.12 ID:Ww23UIgso
再開

―――――――――――――――



遊一「リバースカード! 《禁じられた聖槍》!」


《禁じられた聖槍/Forbidden Lance》
速攻魔法
(1):フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターはターン終了時まで、攻撃力が800ダウンし、
このカード以外の魔法・罠カードの効果を受けない。


遊一「コイツでカンゴルゴームの攻撃力を800ポイント下げる!」


《暗遷士 カンゴルゴーム》
攻撃力:2450→1650


クィス=アズ:ORU→墓地
《アンノウン・シンクロン》


グオオオオオオオオオオオオオッ!!


遊一「ぐあああああああああああッッ!!」 LP:1600→50   ドッシャアアアアアアァァ

390: ◆/7w/ijckWc 2015/04/17(金) 23:32:21.78 ID:Ww23UIgso


遊一「くっ……ぐ……」


遊一(モンスターを守る目的で入れてた聖槍が、こういう形で役立つとはな……)

   (だが、正直なトコいっぱいいっぱいだ。アレに耐性が無いのはいいが)

   (ダストンのデッキ傾向からして、伏せてある二枚は多分、防御用のカード)

   (下手にモンスターを出せねえ上にあのカードの攻撃力は100。今の俺のライフさえ削り切れる)

   (逆転の手は、無いとも限らない。が、徹底的なくらいに可能性は低い)

   (さあ、ここから、どうするべきか――――――)


1.所持品が輝きを放つ(コンマ判定に以降)
2.無用な考えは振り払う

↓1~3

392: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/17(金) 23:33:31.52 ID:O7MK829to
判定上勝てるとは思うけど・・・どうせなら見てみたい


394: ◆/7w/ijckWc 2015/04/17(金) 23:38:05.78 ID:Ww23UIgso


◆ 判定を行います
   コンマ数値によって展開が変化します。
   なお、ボーナスの付与に従い、最良値の枠が多少広がっています。

01~34 : 白紙のカードが……
35~80 : 銀色の鍵が……
81~99orゾロ目 : Warning

↓1

395: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/17(金) 23:38:33.21 ID:0X6ibsQr0
1

398: ◆/7w/ijckWc 2015/04/17(金) 23:46:09.60 ID:Ww23UIgso

―――――――――――――――@*%!”‘#+


遊一「……ッ!?」


遊一(……何だ、今の……頭の中で、何かが……)



――――――――――――――――!>%‘%#>!%‘


遊一「……クソッ……が、うるせェよ、この……ッ」

   「人の集中乱してンじゃねえよ……クソッ」


パキバキピキバキバキ……

――――――――――――――――+>?>$!*}$!>‘%>

バキバキバキバキ!

――――――――――――――――!?*‘#?4@1・


遊一「」 ブチッ


遊一「う、るせェって……言ってんだろォがあアアアアアアアッッ!!」



カッッ!!

400: ◆/7w/ijckWc 2015/04/17(金) 23:52:32.62 ID:Ww23UIgso


◆ ??????


廼亜「ハ、ハ、ハ……ハハハ……ハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!」

   「新たなるステージへの進行だ!」

   「喝采せよ! 彼の者はその激情により、かの代物を呼び覚ました!」

   「この都市を巡る争いの中で、その“力”は実に有益だ」

   「そして何よりも、きみの成長により《それ》は新たな境地へと歩を進ませる!」

   「現在時刻を記録する。さぁ、破滅のモーメントを回し始めよう!」

   「――――――我がトラペゾヘドロンの覚醒によって!!」

402: ◆/7w/ijckWc 2015/04/17(金) 23:58:19.94 ID:Ww23UIgso


遊一「ッ――――――」


遊一(何だ、今の光は……エクストラから!?)

   (……これ、あの白紙のカード……だよ、な……。何でコレ、こんなことに……)

   (いや、今はそれよりも! 手が増えたんなら、コイツに賭けるしか!)


遊一「俺のタァァァン!」 手札:2→3

   「――――ペンデュラム召喚! 来いッ! セフィラフウシ、セフィラエグザ!」


《宝竜星-セフィラフウシ》
ペンデュラム・効果モンスター
星3/地属性/幻竜族/攻1500/守 0
【Pスケール:青1/赤1】
(1):自分は「竜星」モンスター及び「セフィラ」モンスターしかP召喚できない。この効果は無効化されない。
【モンスター効果】
「宝竜星-セフィラフウシ」のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがP召喚またはデッキからの特殊召喚に成功した場合、「宝竜星-セフィラフウシ」以外の
自分フィールドの、「竜星」モンスターまたは「セフィラ」モンスター1体を対象として発動できる。
このターン、その表側表示モンスターをチューナーとして扱う。
この効果を発動したこのカードは、フィールドから離れた場合に持ち主のデッキの一番下に戻る。


《炎獣の影霊衣-セフィラエグザ》
ペンデュラム・効果モンスター
星5/炎属性/ドラゴン族/攻2000/守1000
【Pスケール:青7/赤7】
(1):自分は「影霊衣」モンスター及び「セフィラ」モンスターしかP召喚できない。この効果は無効化されない。
【モンスター効果】
「炎獣の影霊衣-セフィラエグザ」のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが手札・墓地に存在し、「炎獣の影霊衣-セフィラエグザ」以外の
自分のモンスターゾーン・Pゾーンの、「影霊衣」カードまたは「セフィラ」カードが戦闘・効果で
破壊された場合に発動できる。このカードを特殊召喚する。

404: ◆/7w/ijckWc 2015/04/18(土) 00:06:11.75 ID:C93lTOT1o


遊一「セフィラフウシの効果発動! セフィラエグザをチューナーとして扱う!」


《炎獣の影霊衣-セフィラエグザ》→チューナー


遊一「レベル3のセフィラフウシに、レベル5のセフィラエグザをチューニング!」

   「――――――シンクロ召喚! 翔けろ、《閃光竜 スターダスト》ッ!!」


《閃光竜 スターダスト/Stardust Spark Dragon》
シンクロ・効果モンスター
星8/光属性/ドラゴン族/攻2500/守2000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
1ターンに1度、自分フィールド上に表側表示で存在するカード1枚を選択して発動できる。
選択したカードは、このターンに1度だけ戦闘及びカードの効果では破壊されない。
この効果は相手ターンでも発動できる。

408: ◆/7w/ijckWc 2015/04/18(土) 00:15:08.14 ID:C93lTOT1o


バキッ……バキバキバキバキ……


クィス=アズ:発動
《奈落の落とし穴》


《奈落の落とし穴/Bottomless Trap Hole》
通常罠(準制限カード)
(1):相手が攻撃力1500以上のモンスターを
召喚・反転召喚・特殊召喚した時に発動できる。
その攻撃力1500以上のモンスターを破壊し除外する。


遊一「――――スターダストの効果発動! このターン、一度だけ破壊されない!」

   「よって、奈落の落とし穴によって『破壊』されない!」


バキッ、バキバキバキバキ……


遊一「《連成する振動》の効果発動。セフィラナーガを破壊し、カードを1枚ドローする!」


遊一:Pゾーン→EX
《イェシャドール-セフィラナーガ》

手札:1→2


遊一「カードを2枚セットし、ターンエンド」 手札:0

410: ◆/7w/ijckWc 2015/04/18(土) 00:24:10.82 ID:C93lTOT1o


パキパキパキパキッ!!


クィス=アズ:ドロー(手札:0→1)

クィス=アズ:攻撃
《No.54 反骨の闘士ライオンハート》→《閃光竜 スターダスト》


遊一「させねェ! 《シューティング・スター》発動!」


《シューティング・スター/Shooting Star》
通常罠
(1):フィールドに「スターダスト」モンスターが存在する場合、
フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。


遊一「ライオンハートを破壊する!」


バキバキバキィッ!


クィス=アズ:発動
《魔宮の賄賂》


遊一「――――さっきはそれで散々ヤな目見せてくれやがったな」

   「カウンター罠、《神の宣告》を発動ォ! 魔宮の賄賂の効果は無効だ!」 LP:50→25


《神の宣告/Solemn Judgment》
カウンター罠(制限カード)
(1):LPを半分払って以下の効果を発動できる。
●魔法・罠カードが発動した時に発動できる。その発動を無効にし破壊する。
●自分または相手がモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚する際に発動できる。
それを無効にし、そのモンスターを破壊する。


クィス=アズ
《魔宮の賄賂》:無効

場→墓地
《No.54 反骨の闘士ライオンハート》

412: ◆/7w/ijckWc 2015/04/18(土) 00:37:26.16 ID:C93lTOT1o


バキッ……ビキビキビキッ……


クィス=アズ:
→ターンエンド


遊一「――――――それで終わりみたいだな。俺のターン!」 手札:0→1

   「バトル! スターダストでダイレクトアタック!」


バッキッィィィィィィィィィィィィ……


LP:2000→0






◆ デュエルに勝利しました

◆ 経験値を「2」入手しました。(現在地:5)
   ステータスを一つ上昇できます。

413: ◆/7w/ijckWc 2015/04/18(土) 00:38:07.61 ID:C93lTOT1o

◆ 上昇させるステータスを選択してください

【運命力】:4+1  【戦略】:3  【洞察力】:7  【精神力】:4+1  【構築】:4

↓2

415: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/18(土) 00:40:03.82 ID:AS6wguYA0
戦略

416: ◆/7w/ijckWc 2015/04/18(土) 00:43:46.27 ID:C93lTOT1o

◆ 以下のように変動しました

【戦略】:3→4



遊一「………………」 ゼェゼェ


パキィィィィィン…


遊一(最後の1枚が割れ……《死者蘇生》、か……)

   (確かに、セフィラの輝跡がありゃ発動はできねえ。後々になって効いたことになったか)

   (ただ……あそこで輝跡を発動できなきゃ、再度ライオンハートか何か出されてただろうな)

   (……薄氷の勝利っつーか。つーか、俺自身もどうなるか分かんなかったっつーか)


遊一「あ」


遊一(それより、このカードは……《閃光竜 スターダスト》……)

   (確か、あの白紙のカードからコイツになったんだったよな。意味わかんねえ)

   (それに、このサポートカード。今この世にあらわれたばっかなのに何で存在するんだよ……)

   (……その辺りも含めて、ヤツに話聞くのが良さそうだな。ったく、面倒撒いていきやがって……)

   (ただ、今回はコレが無いと勝てたか分からねえのも確かだが)

418: ◆/7w/ijckWc 2015/04/18(土) 00:46:24.69 ID:C93lTOT1o


遊一(……このカミサマも、動かなくなりがった)

   (追ってくるかどうかっつーとこでデュエルしてたから当然だろうが……)

   (……っと、何か落ちてるな。普通サイズの【ダストン】デッキか……)

   (……これに関しちゃ、また後々どうするか考えるとすっか)

   (さて――――と。龍天河も宗次も待たせてるし、そろそろ外出るか)

   (こんな危険な場所からは、とっとと出ていかねえと、だしな……)


◆ アルバイト「クィス=アズの鉱山の採掘」が終了しました

431: ◆/7w/ijckWc 2015/04/18(土) 22:03:13.93 ID:/80I9aeho


◆ クィス=アズの鉱山外


遊一「…………」 ザリ、ザリ…

宗次「あ、遊一兄!!」

龍天河「無事に戻ったのか、かむ……まったく無事じゃない!?」

遊一「あ? ……帰ってこれたんだから無事の範疇だろォが」 ダラダラ

宗次「血だらけだよ!!」

龍天河「確か前もこんなことが……いや、詮索はよそう」

     「すぐに医師を呼ぶ。それまで意識を保つんだ!」

遊一「あんまり大袈裟なこと言ってんじゃねえ」 ボタボタ

龍天河「どの辺が大袈裟だよ!!」 ガビーン

宗次「遊一兄ちょっと錯乱してるみたいだから強引に連れてっちゃってよもう」

龍天河「連れて行け!」 パチン

黒服's「「「イエッサ!」」」

宗次「わぁすごい御曹司っぽい」

遊一「いや、『わぁ』じゃなくな、そこまでされるようなこと」

龍天河「これも一種の労災だぞ、神威。ウチの会社は福利厚生を大事にしているんだ」

     「だのに怪我させたまま帰すなど言語道断!」

434: ◆/7w/ijckWc 2015/04/18(土) 22:10:53.37 ID:/80I9aeho


遊一「俺が勝手にやったことだろ」

龍天河「咄嗟の判断で何もできなかった俺にも責任はある!」

宗次「わぁこの人普通に言い切っちゃったよ」

龍天河「何か違うか?」

宗次「いや、普通あの場面じゃ何もできないでしょ……」

遊一「ったりめーだろ。俺だってヤツみたいなののこと聞かされてなきゃああはできねえ」

   「怪我だって俺の不始末だ。いちいち気にしてんな」

龍天河「そうはいかないぜ神威。言ったろ、怪我させたまま帰したら龍天河の名折れだ」

     「治してから帰れ!」

遊一「断るっつってんだろ。別にテメーらの名前も出しやしねえよ」

龍天河「そういうわけにはいかないんだよ!」

宗次「これ怪我した人を病院に入れるかどうかっていう話だよね……?」

435: ◆/7w/ijckWc 2015/04/18(土) 22:19:16.68 ID:/80I9aeho


龍天河「………………ぬぬぬ」 ジリ

遊一「………………」 ユラ

宗次「何でこの二人格闘ゲームさながらの間合いの取り合いしてるんだろう」

龍天河「しょうがないだろ……噂通りなら、押さえつけようと思っても神威はSP程度なら白兵戦で圧倒してしまう」

遊一「過大評価だろ」

宗次「本当にそうなのかなぁ」

龍天河「というか何で嫌がるんだお前」

遊一「俺の不始末は俺がカタつけるっつってんだろ。というかお前の性格上……」

   「いくら口外すんなっつっても、事細かにコトの詳細語るだろ。そういうの嫌いなんだよ」

龍天河「……アレは口外すべきじゃないものか?」

遊一「少なくともな」

龍天河「…………」

遊一「俺の素行考えりゃ、どういう怪我してても不思議なことねえ」

   「言い訳しきれねえ場所に放り込まれるよりマシだっつーことだ」

436: ◆/7w/ijckWc 2015/04/18(土) 22:24:54.42 ID:/80I9aeho


龍天河「神威……」

遊一「………………」 ダラダラダラダラ

龍天河「ものすごく説得力が無いぞ!!」

遊一「だから細かいこと気にしてんなっつってんだろ!」

宗次「ゆ、遊一兄、龍天河君の言う通りにしとこうよ……」

遊一「あ?」

宗次「口止めすれば大丈夫だよ、多分だけど……」

龍天河「そうだな、人が嫌がるのにむやみやたらに言いふらす気は無い」

遊一「………………」

龍天河「それに、人を頼らないっていうのは、決して格好の良いことじゃないぞ」

遊一「別にカッコつけてる気は……」

龍天河「それでもだ。龍天河の名前に誓って、絶対に口外はしないと確約する」

     「これでもダメか?」

遊一「…………チッ」

437: ◆/7w/ijckWc 2015/04/18(土) 22:31:22.71 ID:/80I9aeho


遊一「…………なら、頼む」

龍天河「ああ、任せろ!」

遊一「それから」

龍天河「何だ?」

遊一「報酬は」

龍天河「そっちか。大丈夫だ、好きな時に取りに来ればそれでいい」

遊一「……おう」

宗次「それより遊一兄、もうヤバいよ」

龍天河「うん、こんな話してる場合じゃない。早くガンガリティアに戻ろう」

遊一「…………あァ」


◆ 報酬を受け取りました

◆ 危険手当として、相当量のDPを入手しました。デッキをひとつ分購入可能です
   また、エンジンの研究が自動的に多少進行します

◆ 一日が終了しました。

439: ◆/7w/ijckWc 2015/04/18(土) 22:40:39.38 ID:/80I9aeho


◆ 数時間後 / 龍天河の部屋


――――――――――


遊一「コイツをブッ倒して、追いつく。心配すんな」


――――――――――


龍天河「………………」


龍天河(あの時の神威の行動……)

     (蛮勇だと罵る人間もいるだろうけど、結果的には全員が生き残った)

     (俺に、神威のような真似ができるだろうか? いや、できたとして……)

     (あんな気丈な態度を取れるのか? 不安があるのは違いないのに)

     (何より、あんな……化け物相手に、神威は勝利して帰ってきた)

     (デュエルで勝利して、だ)

     (……神威、遊一)

     (俺は――――――――)




明斬渡「戦いたい」

龍天河「!?」

441: ◆/7w/ijckWc 2015/04/18(土) 22:48:39.84 ID:/80I9aeho


明斬渡「神威遊一と戦いたい、か?」

龍天河「父さん……? いや、それより何で神威のこと」

明斬渡「そんな些末なことはどうでもいい。質問に答えろ」

龍天河「父さんこそ、質問に答えてくれ!」

明斬渡「彼とお前が行動していると、報告が入った」

     「今までになく長い期間、付き合いが続いている」

     「となればお前の思うことなど想像はつくというものだ」

龍天河「………………」

明斬渡「次は私の番だ。涼、答えろ」

     「神威遊一と戦いのだろう?」

龍天河「………………」

明斬渡「恥じることなど無い。ただ、お前が渇望しているのは知っている」

     「競い合う、ということを。あるいは、戦うことを――――特に、自らに比肩しうる存在とな」

龍天河「でも、友達です」

明斬渡「それが、どうした?」

龍天河「え?」

明斬渡「友情と言う欺瞞で己を押し留めたまま、渇望を満たすことをしないことは愚かではないのか」

442: ◆/7w/ijckWc 2015/04/18(土) 22:53:20.81 ID:/80I9aeho


明斬渡「ぬるま湯に浸りすぎるな、涼。覇を敷こうと言うのなら」

龍天河「覇を敷く、って……そんな大げさな」

明斬渡「同じだ。会社の中という小規模な集団であれ……」

     「その頂点に立つつもりならば、甘えは捨てろ」

龍天河「甘えなんかじゃ」

明斬渡「ほう、ならいつまでその渇望を留め置く。そうして何も得られないまま終わるか?」

龍天河「ッ」

明斬渡「その欲望を解放しろ。本当に私の後継者を目指すと言うなら」

龍天河「だとして、何をしろって言うんです」

明斬渡「…………フッ」




明斬渡「――――――彼と、全力で戦う舞台を用意してやろう」

443: ◆/7w/ijckWc 2015/04/18(土) 22:57:17.08 ID:/80I9aeho
◆ 龍天河涼及び烏羽宗次の好感度が上昇しました
コンマ1(龍天河)とコンマ10(宗次)の位で判定
1,2,3 : 8
4,5,6 : 9
7,8,9 : 10
0,   : 12
↓1

444: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/18(土) 22:58:51.80 ID:hG7bX/dJ0
ホイ

445: ◆/7w/ijckWc 2015/04/18(土) 23:00:30.07 ID:/80I9aeho


◆ 以下のように変動しました

烏羽宗次:2→12

龍天河涼:22→34


◆ 31日目 / ガンガリティア / 病院


亜鈴「今月これで何度目だと思ってるの?」

遊一「……いや、こっちにも事情があってよ」

亜鈴「流石に怒るよ」

遊一「いやお前、もう怒っ……何でもねェ」

亜鈴「ふん」 プンスコ

遊一(しかしこんだけ入院してて出席日数大丈夫かね……)

◆ 探索パートに入ります。行動・行き先を選択してください

行動・行き先選択

1.カードショップ「ゴールデン・ハインド」
2.スクラップ置き場
3.学校
4.掲示板を確認する
5.知り合いについて調べる
6.情報屋
7.埠頭
8.アルバイト
9.デュエル
10.コミュ
11.自由安価

↓2

447: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/18(土) 23:01:49.28 ID:AGgbQZCoo

450: ◆/7w/ijckWc 2015/04/18(土) 23:05:31.56 ID:/80I9aeho


◆ 埠頭


遊一「う……む」


遊一(今のところ、埠頭じゃ特にやることはねぇ)

   (できて海賊やらの情報収集くらいだが……)

   (ま、時間も取らねえし、一旦聞きに行くのもアリっちゃありだな)


※ 情報収集のみの場合、行動回数を消費しません


1.駕汰乃の海賊について
2.他の海賊について
3.近海の様子について
4.自由安価

↓2

452: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/18(土) 23:06:48.14 ID:hG7bX/dJ0

453: ◆/7w/ijckWc 2015/04/18(土) 23:13:25.19 ID:/80I9aeho


◆ 漁港


遊一「どもっす」

漁師「お、遊ちゃん……んだその格好」

遊一「……あー、その、色々あって」

漁師「包帯グルグル巻きとか縁起でもねェや。とっとと治せよ!」

   「ンで今日はどうしたぁ!」

遊一「ちとガンガリティア移動しましたよね。ンで、この辺のこと知りたいんスけど」

漁師「この辺のことだな。あー……っと、ちょっと待ってろ」

遊一「うす」

漁師「よっと。コイツが海図な」 バサッ

遊一「っす」

漁師「こっから……この辺までがちいと隆起してる地形な」

遊一「何かあるんすか」

漁師「この辺に海底遺跡があるとかなんとか、まー俺らにゃよー分からんわな」

   「漁礁にゃなるがその程度だしな。ガッハッハ!」

遊一「っすか……」

454: ◆/7w/ijckWc 2015/04/18(土) 23:19:33.75 ID:/80I9aeho


漁師「見たところ、かなり広くに隆起してんだよなぁ」

   「もしかしたら、過去に沈んだ大陸だったりしてな! がはは!」

遊一「……は、ははは……」


遊一(それがマジなら冗談じゃねえぞ、オイ……)


漁師「あ、それからよ、たまに海が荒れることあっから気を付けな」

遊一「天候、不安定なんすか?」

漁師「それがそこまででもねえのよ。何もねえのに波がたってたりなぁ」

   「クジラでも暴れてんのかね?」

遊一「お、おう……」

漁師「今はこんなとこだな。ま、何か気になったらまた聞きに来いや!」

遊一「う……うっす……」


◆ 海で何かヤバいことがアリアリなようです


行動・行き先選択

1.カードショップ「ゴールデン・ハインド」
2.スクラップ置き場
3.学校
4.掲示板を確認する
5.知り合いについて調べる
6.情報屋
(×)7.埠頭
8.アルバイト
9.デュエル
10.コミュ
11.自由安価

↓2

456: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/18(土) 23:22:26.11 ID:ZWKjelLy0
10 ユミカ 龍天河

458: ◆/7w/ijckWc 2015/04/18(土) 23:29:10.72 ID:/80I9aeho


◆ 遊一の病室


ガチャッ


ユミカ「あ、ユーイチ」

遊一「……お前何でいんの?」

ユミカ「また入院したって聞いたからだよ!」

遊一「……あー。そういや頻度高いな」

ユミカ「流石にちょっとその、おかしいんじゃないのかこの頻度!」

遊一「しゃーねーだろ。俺だって別に好き好んで怪我しに行く気はねーよ」

ユミカ「それはそうだが」

遊一「それより、お前は大丈夫なのかよ。あれから何もねーのか」

ユミカ「何も…………うん、何も……無い」

遊一「何かあったのか」

ユミカ「な、無い! 何も無い!」

遊一「あったんだな」

ユミカ「な、無いって……」

遊一「…………」 ギロ

ユミカ「う……」


460: ◆/7w/ijckWc 2015/04/18(土) 23:33:59.25 ID:/80I9aeho


ガチャッ


龍天河「神威、調子は……ん?」

ユミカ「あっ」

遊一「あん?」

龍天河「来てたのか、ユミカさん」

ユミカ「あ、ああ、来てたぞ! 確かリョウだったな!」 ホッ

龍天河「うん、どうも。君も何ともなかった?」

遊一「ソレ聞き出してるトコなんだよ」

ユミカ「い、言うなよぉ!」

遊一「思わせぶりなこと言うから聞いてんだろォが」

龍天河「何かあったのか?」

ユミカ「………………え、と……」

遊一「……なァ、別に怒ることじゃねえよ。できれば答えてくれって、それだけだ」

   「答えたくねえことをいつまでも詮索したくはねえが、これも重要なことだからよ」

ユミカ「………………その」

461: ◆/7w/ijckWc 2015/04/18(土) 23:39:55.83 ID:/80I9aeho


遊一「精霊の声が……」

龍天河「聞こえなくな…………あの、そもそも精霊って?」

遊一「カードの精霊だとよ」

ユミカ「……」 コクリ

龍天河「荒唐無稽……・あ、いや、って言うほどでもないか……」

遊一「……お前、確か生まれてからずっと精霊の声聞けてたんだったよな」

ユミカ「姿も、見えてた」

遊一「亜鈴と同じか。……世の中、そういうことできるヤツは割といるっぽいが……」

龍天河「そうなのか?」

遊一「あァ。少なくとも知り合いに数えるほどはいる」

龍天河「知らなかったそんなの……」

ユミカ「な、なぁ、ユーイチ。大人になると、見えなくなる、なんてこと……」

遊一「ねーよ。お前より年上の、俺の1コ下はそんな様子はねェ」

   「じゃなくても、そういうのは脳味噌のチャンネルの問題だろ」

   「一度開いて認識すりゃ、大人になっても変わるモンじゃねえと思うが」

464: ◆/7w/ijckWc 2015/04/18(土) 23:46:23.63 ID:/80I9aeho


遊一「……てェことは、外部要因があるはずだ」

ユミカ「外部要因……」

遊一「お前、やっぱあの時何かされてたろ」

ユミカ「え……ぅ」

龍天河「そうなのか!?」

遊一「としか思えねェんだよ」

ユミカ「………………え、と」

遊一「頼む」

ユミカ「……なんか、その。言われた。『お前の力があったら』みたいに……」

遊一「お前の力……?」

ユミカ「精霊が見える力なのか何なのか……とにかく、その後で魔法陣に乗せられて……」

    「それからずっとなんだ……ヒータもウィンも、何か話してるのは分かるのに……」

遊一「……獲られた、か?」

龍天河「人間に備わっている能力をか!?」

465: ◆/7w/ijckWc 2015/04/18(土) 23:52:52.72 ID:/80I9aeho


遊一「……魔法や何やなんてモンがあるなら、そういうことができても不思議はねえ」

ユミカ「…………うぅ」

遊一「その時のあいつらの言葉、思い出せるか」

龍天河「神威、あんまり詳しく聞くのは……」

遊一「聞かなきゃ何も始められねえだろ」

龍天河「それはそうだけど……」

ユミカ「あの……す、少し……私の昔に、関わることなんだが」

遊一「何だ」

ユミカ「……その、私、ここまで飛ばされてきたんだ」

遊一「飛ばされて……!?」

龍天河「いや、神威の思うことじゃないと思うけど」

遊一「どういうことだ!?」

ユミカ「そ、空飛んだわけじゃなくて……えっと、お母さんと喧嘩して……」

    「怒ってしまったら、いつの間にかこの街にいて……それで」

遊一「……そういうことか」

ユミカ「それで、あの、あいつらのことなんだが」

466: ◆/7w/ijckWc 2015/04/18(土) 23:58:42.50 ID:/80I9aeho


ユミカ「この精霊の力は、え、と……はす……はす、何だっけ……」

    「とにかく、その、はす何とかの、仲間の……いたか? っていうのを上手く利用できるとか」

    「精霊の力を使えば、自分たちの肉体も保護される、みたいなことを……言ってた」

遊一「……私欲か」

龍天河「要約しすぎだけど、まあ、本質的にはそうなるよな……」

ユミカ「これから私はどうなるんだろう……」

遊一「どうもこうも、流れに任せるしかねーだろ」

ユミカ「そんな……」

龍天河「そんな無責任なこと!」

遊一「無責任なことしか言えねえだろ。コイツにこんなことしたのは俺じゃねえ。アイツらだ」

   「下手に嘘ついたってしょうがねえ。本音で語るほかねーだろォが」

ユミカ「………………」

468: ◆/7w/ijckWc 2015/04/19(日) 00:10:57.18 ID:2pJ2Jtxqo


龍天河「だからってわざわざ傷つけるような言い方!!」

遊一「俺がこういう言い方しかできねェのは知ってんだろ」

ユミカ「………………」

遊一「慰めるならもっと適任なヤツがいる。そういうのは俺の役目じゃねえ」

   「俺は自己中心的で、テメェの感情に従ってしか動けねェんだよ」

龍天河「そんなの!」

遊一「だから」

ユミカ「……?」

遊一「人の絆をブチ壊すような輩は、この手で叩き潰す」

ユミカ「……!」

龍天河「神威……」

遊一「元々言ってたろ、奴らをブン殴るっつーのは」

   「背負うなんてガラじゃねえ。が、アイツらを殴りに行って……」

   「お前が精霊の声もう一度聞けるようになるなら、それも一つの結果だ」

ユミカ「ユーイチ……」

470: ◆/7w/ijckWc 2015/04/19(日) 00:17:06.97 ID:2pJ2Jtxqo


遊一「俺は気に入らねえヤツを殴りに行くだけだ。それ以上は関与しねェ」

   「本当にどうにかしたきゃどうにかする方法はテメェで探せ」

ユミカ「……う、うん。分かった」

龍天河「神威。お前……」

遊一「ンだよ」

龍天河「お前、本当に素直じゃないな……」

遊一「素直もクソも、正直な気持ちだよ」

ユミカ「手先以外は不器用なんだな」 クス

遊一「だから人のこと気にしてるわけじゃねーっつってんだろ」

龍天河「いや、お前は割と気にしてる」

遊一「……じゃあもうそういうことにしとけ。面倒臭ェ」

ユミカ「ユーイチ」

遊一「あん?」

ユミカ「……ありがとうっ」 ニコ

遊一「ケッ」


◆ ユミカの好感度が上昇しました
コンマ1の位で判定
1,2,3 : 7
4,5,6 : 8
7,8,9 : 9
0,   : 11
↓1

◆ 龍天河の好感度が上昇しました
コンマ1の位で判定
1,2,3 : 3
4,5,6 : 4
7,8,9 : 5
0,   : 7
↓2

471: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/19(日) 00:17:36.53 ID:EQTZfgcoo
ほい

472: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/19(日) 00:17:54.71 ID:SVQfEOU2o

473: ◆/7w/ijckWc 2015/04/19(日) 00:22:38.96 ID:2pJ2Jtxqo


◆ 以下のように変動しました


ユミカ:33→40

龍天河涼:34→37



遊一(「はすなんとか」に「いたか」か……後々館長にでも聞くか)

   (あるいは、一番知ってんのは廼亜……あの時の女、東宮も、あるいは……?)

   (イースも、魔導書持ってる関係上、知ってる可能性はある)

   (まあ、誰に聞くにしても、別に今すぐじゃなくていいな)

   (明日には聞いとくべきだろうが、な)


※ 次回物語の開始時に自動的に4人のうちの誰かに聞きに行きます。


行動・行き先選択

1.カードショップ「ゴールデン・ハインド」
2.スクラップ置き場
3.学校
4.掲示板を確認する
5.知り合いについて調べる
6.情報屋
(×)7.埠頭
8.アルバイト
9.デュエル
10.自由安価

↓2

475: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/19(日) 00:23:47.28 ID:Cfe+7uUl0
5あくみ

476: ◆/7w/ijckWc 2015/04/19(日) 00:29:08.62 ID:2pJ2Jtxqo


◆ 広場区画


遊一(東宮渥実……あの時俺に接触してきた同好会の女の姉)

   (実際のところ、俺はあいつの素性について「生ける炎」だという)

   (なんか人間なんだかそれ以外なんだかよく分からんことしか知らない)

   (もしかするといわゆる……小倉みてェなそれかもしれねえが)

   (……ま、今後接触する機会があるかもしれねえし、調べてみる価値はある、か)


↓1~  渥実について調べてみたいこと

481: ◆/7w/ijckWc 2015/04/19(日) 00:53:35.19 ID:2pJ2Jtxqo
◆ 今回は人物として特殊な立ち位置なので、通常の会話形式は取らずに一度に判定します


● 妹以外の人間関係
0~3 : 特に無し
4~6 : 友人はいるらしい
7~9 : 友人は多いらしい

↓1 1の位

● スリーサイズ
0~3 : つるぺた(ロリ体形)
4~6 : 普通(完全に年齢不詳)
7~9 : ないすばでー(大人体形)

↓1 10の位


● 最近何処で見かけたか
0,1 : 埠頭
2,3 : 居住区でばかり
4,5 : スクラップ置き場
6,7 : 広場の近く
8,9 : 学校

↓2 1の位

● 普段の行動
0   : ニート
1~3 : アルバイト
4~6 : 大学生
7,8  : 自宅で不労所得
9   : 公務員

↓2 10の位

● 使用デッキ(→【フレムベル】)
   デュエルの腕前
0~3 : あまり得意じゃない
4~6 : 中の上
7~9 : 超スゴイ

↓3 1の位

482: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/19(日) 00:55:56.30 ID:EQTZfgcoo
ほい

483: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/19(日) 00:56:18.33 ID:/bhuNQnzo
イヤーッ

484: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/19(日) 00:56:52.24 ID:dqlP68rn0
あれこの子

489: ◆/7w/ijckWc 2015/04/19(日) 01:09:39.14 ID:2pJ2Jtxqo


遊一(…………東宮渥実。外見は少女、というには幼いくらい。ただ、年齢は不明)

   (ヒイロの奴に聞いたら、スリーサイズまで詳しく答えやがったぞあの野郎)

   (上から72、55、75……だとか。身長は目測だが150あったか無かったか……)

   (普段は居住区の自宅……雑貨屋に引きこもってる)

   (デュエルの腕前に関しては、特に噂がねェな。公式戦記録は教えてもらったが)

   (……勝率は6割ってとこか。カミサマ関係の人間にしちゃ特に目立ったところがねえ)

   (いや、と言うよりは意図して目立たないようにしてんのか?)

   (友人を積極的に作ろうとするような様子は無し。家族もあの妹のみ)

   (カフェの店長と多少会話する程度で、普段、積極的に会話することも無い)

   (……すっげェコメントしづらいヤツだな……)

   (まあ、次会って話す時、何かの役には立つだろ)


◆ 次回、渥実とコミュを取る時に好感度の上昇量がアップします。

491: ◆/7w/ijckWc 2015/04/19(日) 01:13:39.80 ID:2pJ2Jtxqo


遊一「さ、て……と」


遊一(今日はこんなトコか。早めに戻って今日は休むとしよう)

   (何度も何度も亜鈴心配させても問題だしな……俺自身も割と疲れたし)

   (明日はどうするか……は、明日考えるとしよう)


◆ 一日が終了しました

497: ◆/7w/ijckWc 2015/04/19(日) 20:06:56.62 ID:2pJ2Jtxqo
その前にだけど先に安価取っときます


◆ 誰に話を聞く?

1.廼亜琉楽
2.迷宮有子
3.イース・エルトダウン
4.東宮渥実

↓2

499: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/19(日) 20:23:02.47 ID:EPbYCZNrO
1
とりあえず聞きたいことが多すぎるしぶん殴りたい

501: ◆/7w/ijckWc 2015/04/19(日) 20:53:14.82 ID:2pJ2Jtxqo


◆ 埠頭


ザザァン……


遊一「――――よォ、チクタクマン。この辺にいると思ったぜ」

廼亜「ん? 遊一君じゃあないか! どうしたんだい、私を探してたって」

   「あ、まさかあのカードのことかな? HAHAHA! それなら礼なんて必要な」

遊一「オラッ」 ズベシィッ

廼亜「あべしっ」 ゴギッ

遊一「これで良し」

廼亜「ナンデ!? 平手打ちナンデ!?」

遊一「いや、なんかこうしなきゃならねえような強迫観念が……」

廼亜「言っておくけど今かなり首が殺人的な音立てたからね、平手打ちなのに!?」

遊一「そうか。ならブチ込んだ甲斐があった」

廼亜「君ね、そうやって衝動に身を任せすぎるのはどうかと思うんだよ」

遊一「知ったことじゃあねえな」

廼亜「哀しきかな現代の若者」

遊一「お前ある程度自分の悪性を自覚した方がいいぞ」

廼亜「私は何も悪くない!」

遊一「少なくとも必要な時に必要な言葉を投げることがねえのは最悪だな」

504: ◆/7w/ijckWc 2015/04/19(日) 21:01:23.64 ID:2pJ2Jtxqo


廼亜「ははぁん、その様子だと色々聞きたいことが多そうだね」

遊一「ったりめーだタコ。無駄に饒舌なくせに説明不足なんて、タチ悪いってレベルじゃ括れねえぞ」

廼亜「え? 説明は(自分にだけ納得のいく程度に)したよ?」

遊一「セイヤッ」 フォッ

廼亜「アバッ!」 ズバッシャア

遊一「次行間に含み持たせたら目ェ狙う」

廼亜「アイエエエエエ……超コワイ……」

   「というか今のって何だい、左フック……?」

遊一「ジャブだ」

廼亜「一応言っておくけど、普通の人なら脳震盪起こしてるからね今の威力だと」

遊一「ほォそうか。それはどうでもいいからまず質問に答える姿勢を見せろ」

廼亜「アッハイ……で、何なんだい」

遊一「ここから数キロほど行ったトコに鉱山島がある。あそこにいたヤツは何だ」

廼亜「ん? 鉱山の島……にいたヤツ?」

遊一「見た目はまるきり結晶体。水晶の触腕を伸ばして襲い掛かってきた」

   「使用したデッキは【ダストン】。……デュエルを挑んだら動きが止まった」

507: ◆/7w/ijckWc 2015/04/19(日) 21:10:59.78 ID:2pJ2Jtxqo


遊一「加えて、勝利した時点でヤツはその場で動きを止めた」

   「……お前、前に言ってたよな。カミサマ関連の手合いはデュエルを断れない」

   「デュエルによって相手に行動を強制させることもできる、みたいなことを」

廼亜「そうだね」

遊一「つまりヤツは、いわゆる『神』の一種なワケだ」

   「ヤツのような存在の性質を事細かに語ってやがったお前が、アレのこと知らないとは思えねえ」

   「まずはコレについて答えろ」

廼亜「脅迫じみてること理解しているかい?」

遊一「重々にな。だが、テメェがこの状況から抜け出せねえとも思えねえ」

廼亜「まあ、そうだね。好きでこの場にいるし、いつでも君の質問を拒否できる」

   「ま、今はまだ答える気があると見てもらっても構わないよ」

遊一「それで、どうなんだ」

廼亜「うん。アレも神という存在の一種だ」

遊一「……やっぱりか」

廼亜「クィス=アズ。結晶状の鉱物生命体だ。アレはこの星とは別の惑星に棲息していてね」


508: ◆/7w/ijckWc 2015/04/19(日) 21:19:40.32 ID:2pJ2Jtxqo


廼亜「時折、あれは自身に適応する生命体にテレパシーで囁きかける」

   「そうして、特別に感覚が鋭敏な人間に憑依し、結晶化させる」

遊一「……結晶化」

廼亜「その様子だと、体感したようだね」

遊一「俺自身じゃねぇがな」

廼亜「何か投げたりしたのかな。まあ、君は元々洞察力が良いようだし」

   「実際に攻撃を受けたりせずとも理解はできるかもしれないがね」

遊一「…………」

廼亜「ちなみに、あれはあくまでクィス=アズの触手でしかない」

遊一「何……?」

廼亜「ははは、本体が顕現するようならもうとっくに地球は滅亡しているよ」

遊一「……まあ、だろォな」

廼亜「話を戻そう。あれに『種子』を植え付けられた人間は、いずれ結晶化し死に至る」

   「君は……まあ大丈夫だろう。見たところ、傷は多いが」

遊一「………………そうかよ」

廼亜「は、は、は……・」


廼亜(まあ、多少でも私が加護を与えている以上、種子を植え付けられなどもしないがね)

510: ◆/7w/ijckWc 2015/04/19(日) 21:29:12.15 ID:2pJ2Jtxqo


廼亜「さて、他には?」

遊一「『スターダスト』」

廼亜「ふむ?」

遊一「《閃光竜 スターダスト》……コイツは、あの白紙のカードから出てきたカードだ」

   「それに連動して、デッキの中に追加されてた『スターダスト』サポート」

   「クィス=アズの使ってた《スターダストン》もそのカテゴリに加わってるってことは……」

   「当然、何かあるはずだ」

廼亜「うん。まあ出自は似たようなものだしね」

遊一「……スターダスト、お前に手渡されたよな」

廼亜「でも私が創ったものとは限らないじゃあないか」

遊一「……そりゃまあ、デュエルディスクや、ディスクのシステムを総括するサーバー」

   「あの辺を騙すことができるようなカードを一個人が作れるとは思えねえが」

廼亜「いくら私が怪しいと言ってもねぇ?」

遊一「てェことはお前、カミサマに太いパイプがあんだな」

廼亜「うん、そんなところだね。ああ、別にそこまで気を付けなくてもいいよ。私はまだ敵になる気は無いから」

遊一「……まだ、な」

512: ◆/7w/ijckWc 2015/04/19(日) 21:38:23.64 ID:2pJ2Jtxqo


廼亜「さて、聞きたいのはこのくらいかな?」

遊一「いや、まだだ」

廼亜「え」

遊一「カード名から察するに、コイツの他に似たような名前のカードがある気がする」

   「例えば『なんとか竜なんとか』みたいにな。カテゴリじゃなく……」

   「固有のサポートカードがねえ、アンデット族の《蒼血鬼》や《紅血鬼》みてェに」

廼亜「ソンナコトナイヨー」

遊一「嘘くせェ」

廼亜「うん、まあ嘘だし」

遊一「目だ」 シュッ

廼亜「危なッ!?」 

遊一「躱しやがったか」

廼亜「今本気で目狙ったでしょ!? その後で耳と鼻削ぐ気だったでしょ!?」

遊一「狙ったのは確かだが、後半は知らん」

廼亜「ま、まあ……結論から言えば、そうだよ。いるよ」

遊一「……まだ世界にああいうのがあるっつーことだよな」

廼亜「あるね。色々。けど、手に入れられる人は極めて限られるよ」

514: ◆/7w/ijckWc 2015/04/19(日) 21:45:37.81 ID:2pJ2Jtxqo


廼亜「そのカード群は『決闘竜』と言ってね。精霊の世界に近しいカードなんだ」

遊一「じゃあ精霊も何も見えねえ俺が手に入れられるカードじゃねえだろ」

廼亜「それがそうでもない。神の力を使えばその辺りの事情は捻じ曲げられる」

   「法則を曲げられる人間なら、手に入れててもおかしくは無いが、でもそんな人間そうはいないよ」

遊一「……なァ。だったらやっぱりそのカミサマに近しい奴がいりゃ割と手に入るモンなんじゃ」

廼亜「え。あ、うんまあ」

遊一「俺が関わった人間でそういうのに近いヤツは割かしいるんだが」

   「となると、やっぱ似たようなカード持ってそうなヤツはアホかっつーくらい数いるんだが」

廼亜「……あっ」

遊一「気付いてなかったのかよ」

廼亜「ま、まあそれはそれだよ! ところで他に聞きたいことあるかい?」


↓1~ 何かあれば。無ければ無いでも大丈夫です

520: ◆/7w/ijckWc 2015/04/19(日) 21:59:41.37 ID:2pJ2Jtxqo


遊一「思ったこと適当に聞いてくぞ」

廼亜「いいよ。何だい?」

遊一「まず一つ、あの銀色の馬鹿デカい鍵はどんな代物だ」

廼亜「え? キミそんなの拾ってたの?」 ヒクッ

遊一「質問に答えろ。どうなんだ」

廼亜「あー……えーっとね……うーん」


遊一(今明らかにコイツの薄ら笑いが引きつったな。何かあると見てよさそうだ)

   (それもチクタクマンにとって致命的な何かが……)


廼亜「まあ……カギだね、うん……一応……」

遊一「はっきり答えろ」

廼亜「まあ、君の役には立つと思うよ。それは確かかな、うん……」

遊一「……チッ。じゃあ次だ。お前『同好会』については知ってるか」

廼亜「目的についてはさわり程度にかな」

遊一「何で知ってンだよ」

廼亜「知り合いが彼らのことを知っている、という程度に思ってくれればいいよ」

   「さて彼らについて……だね。一言で言うなら……」

   「世界平和を目指してる集団、って感じかな?」

遊一「あ゛?」

廼亜「どうしたんだい?」

遊一「人殺そうとしといて世界平和なんてほざいてんのか?」

525: ◆/7w/ijckWc 2015/04/19(日) 22:17:46.45 ID:2pJ2Jtxqo


廼亜「そこは気にしてもしょうがない。何せ、平和なんて屍の上にしか築かれないものだからね」

遊一「随分穿った見方だな」

廼亜「あれ、そう思わないのかい? 今のこの平和な世界だって、過去の戦争あってこそだよ」

   「衛星兵器の脅威を知ってしまったから、誰も兵器というものを持てない」

   「あの戦争で何億の人が死んだんだろうね? 私たちが立っているのは、結局はその屍の上なんだよ」

遊一「……その意見が間違ってるとは思わねえけど、よ」

廼亜「事実を指摘されるのは嫌かい? 失敬。でも真理に近いと思うよ」

   「人を殺しても、平和は為る。方法の如何はともかく、結果があれば世は納得する」

   「結果さ。彼らは単純にその結果にだけ固執しているというだけの話だよ」

遊一「………………そうかよ」

廼亜「彼らの意思に従うか叛くかは人間次第かな」

遊一「……質問を変える。奴らが『はす何とか』『いたか』とかなんとか言ってたが、これについては何か知ってるか」

廼亜「『ハスター』、『イタクァ』。名前だけは知ってるよ。彼らはそれを狙っているんだろう」

   「それらの『力』か、あるいは存在そのもの……いずれにせよ、ロクなことと思えないねぇ」

遊一「………………」

526: ◆/7w/ijckWc 2015/04/19(日) 22:29:28.52 ID:2pJ2Jtxqo


遊一「人間がカミサマの力をどうこう、か」

廼亜「逆じゃないかな。人を統べるものとして神を喚ぶ、とか――――」

遊一「何……?」

廼亜「おっと、口を滑らせた。ともかく、そういうものとして考えていいかもね」

遊一「……気に入らねえな。じゃあ、次だ。精霊と親和性の高いヤツがいる」

   「ソイツの力を、同好会の奴らが抜き取りやがった。その目的は何だ?」

廼亜「何だろう?」

遊一「オイ」

廼亜「別に私も全知というわけじゃあないんだよ。流石にそこまでは知れない」

   「まあ、予測はできるがね。ハスターもイタクァも、どちらも『風』の神格なんだ」

   「彼らの力を迂闊に借りるのは危険だ。その防護に使うために……とかね」

遊一「………………」 イラ

廼亜「イラつくのは分かるけどね、それを私に向けないでくれよ。ね?」

遊一「……テメェにイラついてるわけじゃねえ。ンなことしねェよ」

廼亜「本当かなぁ……」

遊一「で、そこまで無駄に色んなこと知ってるお前はカミサマとどう関係してんだ」

廼亜「ただちょっと物知りなだけさ」

遊一「………………」


遊一(多分はぐらかしてんな、コイツ。てことは、何かあるのは確実……と)

   (その何かが何かまでは知らねえが)

527: ◆/7w/ijckWc 2015/04/19(日) 22:36:58.98 ID:2pJ2Jtxqo


遊一「それから」

廼亜「何だい」

遊一「スターダストが現れる時、妙な声が聞こえたんだ」

廼亜「妙な声?」

遊一「あァ。何なんだありゃ。お前知ってるか」

廼亜「さぁ……何なんだろう」

遊一「一度は俺に理解できる声だったが、スターダストの時はまた別の……意味不明な言語だった」


廼亜(適当になにか奮起させる言葉をかけようと思ったら……何だろうね。クィス=アズと混線したか)

   (あの場に丁度いたからなぁ。テレパシーってのは混線しやすくていけない)

   (兄さんの方は、呼びかけに応じるだけだしね……あっちが声をかけることは無いと思うけど)


廼亜「それはちょっと分からない」

遊一「で、だ。何で俺にカード渡した?」

廼亜「何で……って?」

遊一「お前が俺にあの白紙のカード渡した理由だよ。何でだ?」

廼亜「面白そう、だけじゃいけないのかい? 餞別とでも言ってほしかったかな?」

遊一「真面目に答えろ」

528: ◆/7w/ijckWc 2015/04/19(日) 22:51:29.90 ID:2pJ2Jtxqo


遊一「『俺』に何かあるから、渡したっつーことは無いのか?」

廼亜「彼にあげるのは勿論白紙のカード。なぜなら彼もまた特別な存在だからで」

遊一「セイハッ」 シュゴッ

廼亜「目がッ!!」

遊一「真面目に答えろ」

廼亜「理由が無いといけないのかい!?」

遊一「フツー駄目だろ」

廼亜「いいじゃんたまには理由くらい無くったって!」

遊一「………………」


廼亜(カムイ……アイヌ語で「神霊」のことを指す。多くは八百万の神そのものを指すが……)

   (同時に気性の荒い荒魂、荒神のことも指す)

   (地に堕とされた神霊の魂が再び空を目指すというのも、洒落が効いていてなかなか乙かもしれないね)

   (もっとも、かつて『神』と呼ばれた存在が生まれ変わったモノだとして……)

   (彼がそれを自覚することは無いし、今は、輪廻に組み込まれた只人だ――――)

530: ◆/7w/ijckWc 2015/04/19(日) 23:01:04.32 ID:2pJ2Jtxqo


廼亜「ま、実際君はただの人間だよ。それじゃいけないのかい?」

遊一「……いけないわけじゃねえが」

廼亜「特別なものを求めようとしなくてもいいじゃないか。世の中、特別であろうとする人間が多すぎる」

   「ただの人間であろうとする人間ほど尊いものは無いというのにね?」

遊一「………………」

廼亜「君は『そう考えた方が考えやすいから』そう考えたいんだろう?」

遊一「まあ、否定はしねェよ」

廼亜「は、は、は。ま、何かの生まれ変わりだとしてもそれを理解したってしょうがないさ」

   「ミジンコが前世だったとして、それを知覚したら自分がみじめになるだけだろう?」

遊一「まあ、な……」

廼亜「他に何かあるかね?」

遊一「東宮渥実ってヤツだが」

廼亜「サヨナラ!!」 スタタタッ

遊一「あ、テメェこの野郎ォ逃げ……無駄に速ェなオイ!?」

   「分かったぞ分かったぞオイそこ追及されたら困ンだろお前ッ!」

廼亜「ははははははは! また会おう遊一君!」 ダカダカダカダカダカ

532: ◆/7w/ijckWc 2015/04/19(日) 23:05:31.49 ID:2pJ2Jtxqo


遊一「あの野郎ォ……」


遊一(また嵐のように去っていきやがった……色々情報は得られたが)

   (……ま、一旦考えるのはやめるか。少し部屋に戻ろう)

   (流石にヤツとの会話で疲れたし……な)


◆ 廼亜琉楽の好感度が僅かに上昇しました。


廼亜琉楽:23→26


◆ 引き続き次の行動に移ります

行動・行き先選択

1.カードショップ「ゴールデン・ハインド」
2.スクラップ置き場
3.学校
4.掲示板を確認する
5.知り合いについて調べる
6.情報屋
7.埠頭
8.アルバイト
9.デュエル
10.コミュ
11.自由安価

↓2

534: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/19(日) 23:07:45.58 ID:kHOjDjmD0
3

537: ◆/7w/ijckWc 2015/04/19(日) 23:09:44.73 ID:2pJ2Jtxqo


◆ 学校


遊一(……ここンとこあんま行けてないが、入院中な以上授業に出るわけにもいかねェし……)

   (どうすっかな……)


1.デュエルの勉強をする(経験値取得)
2.図書室で調べもの
3.自由安価

↓2

539: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/19(日) 23:10:53.52 ID:EQTZfgcoo
2、カードの精霊に関する本とか
だめなら1

540: ◆/7w/ijckWc 2015/04/19(日) 23:14:47.94 ID:2pJ2Jtxqo


遊一(……ユミカの例もあるし、亜鈴も心配だし……)

   (精霊に関する本が無いか、調べてみるのもアリ、か?)

   (ちっとばかしどうすりゃいいモンか分からねえな……)

   (……つーか具体的にどうしたモンか)

   (あー……と)


◆ デュエル関係の物事について調査するため、経験値が入ることがあります

◆ コンマ判定を行います。コンマ【60以上】で調査成功
   また、コンマ【40ごと】に経験値が1入ります。
   なお、経験値の判定については【26】が加算されますが、調査判定には影響しません

↓1

541: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/19(日) 23:15:37.11 ID:zdb8V2KPo
ヌッ

544: ◆/7w/ijckWc 2015/04/19(日) 23:20:45.38 ID:2pJ2Jtxqo


遊一(……歴史……と……あー……と……化学……えー……と)


遊一「……分かンねェ……」


遊一(マジで何も分からねえ……何がどういうことだ?)

   (そういうのがいるっつーことだけは理解できたが、理解できただけだ)

   (元々理解はしてたけど、なんつーか……そこに知識をプラスできてねェ、っつーか)

   (多少のデュエルの勉強くらいにはなったけどよ……そんだけか)


◆ コンマが【11】なので倍の【22】を入手します。

◆ 経験値を【1】入手しました

現在経験値:1→2

557: ◆/7w/ijckWc 2015/04/20(月) 20:09:44.28 ID:ka9p0LmLo


◆ 学校周辺


遊一(……分かんねえのは事実だ。もともと学があるわけじゃない)

   (その中でも何かできると思ったんだが、そうでもないのか……)

   (今は俺の理解力をホント恨むぞ……)


行動・行き先選択

1.カードショップ「ゴールデン・ハインド」
2.スクラップ置き場
3.学校
4.掲示板を確認する
5.知り合いについて調べる
6.情報屋
7.埠頭
8.アルバイト
9.デュエル
10.コミュ
11.自由安価

↓2

559: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/20(月) 20:11:07.74 ID:AEsQCZTpO
8

561: ◆/7w/ijckWc 2015/04/20(月) 20:17:05.87 ID:ka9p0LmLo


遊一(今ンとこ残ってる最後のバイト終わらすか)

   (最後のバイト……まあ、アレだ。精霊が見えるヤツ探しだな)

   (俺の知り合いで言えばまあ、割合いないわけじゃねえが)

   (誰を連れて行くのが一番いいか……)

   (……あぁ、今のユミカはちと無理だ。アイツを連れて行くのは酷だろ)

   (……ん? いや待てよ。そもそも今、候補なんて亜鈴以外いるか?)

   (誰かいるならそれはそれで構わねえが……)



1.亜鈴
2.他の誰か

↓2

564: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/20(月) 20:19:43.34 ID:FE8Fj6Lg0
ごめん1で

565: ◆/7w/ijckWc 2015/04/20(月) 20:26:07.90 ID:ka9p0LmLo


遊一(――――ま、順当に亜鈴だァな)

   (問題は、アイツが素直に承諾するかっつーとこだが……)

   (ま、無理なら頼み込んででもやってみっか……)


◆ 遊一の病室


遊一「つー訳なんだが」

亜鈴「嫌」

遊一「…………」

亜鈴「嫌」

遊一「……・まあ、そう言うだろうとは思ってたけどよ」

亜鈴「何で人の都合に付き合ってあげなきゃいけないの?」

遊一「これもバイトだから仕方ねえっつーか……精霊見えるヤツなんてお前くらいしか」

亜鈴「ユミカでいいじゃない」

遊一「アイツ見えはするが声聞こえなくなってんだよ」

亜鈴「嘘」

遊一「嘘じゃねえよなんなら本人に聞いてみろ」

566: ◆/7w/ijckWc 2015/04/20(月) 20:35:32.84 ID:ka9p0LmLo


亜鈴「何でそんなことになってるの」

遊一「……ミョーな事件に巻き込まれてな。ショックでそうなったっつー話だが」

亜鈴「ふぅん……まあ、いいけれど」

遊一「あー……と。頼まれちゃくれねぇか」

亜鈴「………………」


亜鈴(怪我で弱ってるとはいえ、兄さんがこうも頼んでくるなんて珍しい……)

   (……今回はそれに免じて許してあげよう)


亜鈴「いいけど、どんな人」

遊一「あー……と、確か、星見怜奈っつー女だったような」

亜鈴「は?」

遊一「あ?」

亜鈴「女?」

遊一「女」

亜鈴「また?」

568: ◆/7w/ijckWc 2015/04/20(月) 20:43:34.34 ID:ka9p0LmLo


遊一「またって何だ……あ、待てよ。館長に望月に……確かに割と女多いような」

亜鈴「また誑し込む気でしょ」

遊一「誰がいつ女誑かしたっつーんだよ……」

亜鈴「無意識」

遊一「無意識で女タラすとかクソ野郎じゃねえか」

亜鈴「兄さん割と無意識で相手の望むこと言うんだけど」

遊一「……俺そんなヤツだったのかよ……」

亜鈴「いいか悪いかは別にしてもね」

遊一「良い方であるように願うしかねーな」

亜鈴「ふん」


亜鈴(でも星見ってどこかで聞いたような)


遊一「ンじゃ、学校行くぞ。連絡すりゃ今からでも来るだろ」

亜鈴「兄さんの学校?」

遊一「1コ下だったからな」

569: ◆/7w/ijckWc 2015/04/20(月) 20:50:45.82 ID:ka9p0LmLo


◆ 遊一たちの学校


ガラッ


遊一「連れて来たぞ」

怜奈「もうレラちゃん、思い込みで相手のこと悪く言っちゃいけないって……あら」

   「あらどうも、先輩。来ていただけたんですね」

遊一「おゥ」

怜奈「それからそちらは……」

亜鈴「うげっ」

怜奈「あら、あらあらっ、この前の!」

亜鈴「兄さん、私帰る」

遊一「お前ら知り合いか何かか?」

亜鈴「街中で突然声かけてきた変な人」

怜奈「精霊と仲の良さそうな素敵な女の子だなぁって」

遊一「お、おう……認識に齟齬があるみてェだが」

570: ◆/7w/ijckWc 2015/04/20(月) 20:59:56.55 ID:ka9p0LmLo


遊一「……一応だが。星見。コイツは俺の妹の亜鈴」

亜鈴「…………」

怜奈「うふふっ」 ニコニコ

遊一「亜鈴。コイツ後輩で精霊が見えるらしい星見」

怜奈「よろしくね、亜鈴さんっ」

亜鈴「よろしくしたくない……」

怜奈「もうっ、この恥ずかしがり屋さんっ」 キャピッ

亜鈴「兄さんこの人怖い!!」

遊一「女って、同調できるヤツ見つけたらこんな感じじゃねえの」

亜鈴「少なくとも私はそういう人種じゃない!」

怜奈「もう、そんなに嫌がらなくてもいいのに。ねえレラちゃん」 スリスリ

亜鈴「えみりあぁぁぁぁぁこのひとなんとかしてぇぇぇ」


遊一(……亜鈴ってああいうのが苦手なのか。いや、つーか……マジでテンパったらああなるのか)

572: ◆/7w/ijckWc 2015/04/20(月) 21:17:28.06 ID:ka9p0LmLo


遊一「……まあ、俺精霊のことは知らねェし、あとは二人に任せる」

亜鈴「兄さん!!」

遊一「あー……何だ。お前、昔病気だったし、割りと奔放に育てた覚えはあるし」

   「実際ちっと我が儘な感じはあるからな、その、なんだ」

亜鈴「何!?」

遊一「合わねェ奴とも話せるように、訓練しといてくれ」

亜鈴「えっ」

怜奈「そんな邪険にしなくってもいいのに、レラちゃんも何か言ってよ。ね?」

亜鈴「何でこの人当然のように精霊が見えない人の前で精霊と話してるの……」

遊一「……あー……その、が、頑張れな、亜鈴」

亜鈴「待って兄さん、兄さんがヒいたら私吐血する」

怜奈「うふふっ。今までお友達とかできなかったけど、亜鈴ちゃんなら大丈夫な気がする」

   「こんな気持ち初めて……もう何も恐れるものが無いくらい……」

遊一「何か知らねえがその台詞はマズい」

574: ◆/7w/ijckWc 2015/04/20(月) 21:31:59.87 ID:ka9p0LmLo


遊一「実際よ、俺にゃ何もしてやれねェわけだ」

   「お友達紹介してやるので精一杯なんだよ。精霊だって見えねえし」

怜奈「あっ、お友達になってくれるなら先輩も歓迎ですよ?」

   「ただ、やっぱり気持ちを共有してくれる人がいるといいから……」

亜鈴「私分からないから」

怜奈「そんなこと無いよ、亜鈴ちゃん。ほーら理解できる理解できるぐーるぐーる……」

亜鈴「兄さんッッ!! この人催眠術かけようとしてゲホッゴホッ!!」

遊一「耐えろ」

怜奈「でも、何がそんなに嫌なのかなぁ?」

亜鈴「嫌に決まってるでしょ……普通の人に妙な目で見られるんだから」

怜奈「でも、レラちゃんもエミリアちゃんも、そこにいるんだよ?」

亜鈴「それはそうだけど」


575: ◆/7w/ijckWc 2015/04/20(月) 21:42:28.35 ID:ka9p0LmLo


怜奈「人間と同じだよ。そこにいるのに反応してあげないのは、哀しいよ」

   「みんな、私たちと一緒で感情があるんだから。ね、レラちゃん」

亜鈴「……分かってるけど」

遊一「………………」


遊一(感動的なこと言ってるんだろうが、俺に見えねえ以上無意味なのをどうにかしてくんねえかなァ)

   (ま、今回の件はある程度亜鈴に問題があるっちゃあるな)

   (原因はある意味、俺ではあるんだが……)


遊一「亜鈴」

亜鈴「何」

遊一「いつまでも俺に遠慮すんな」

亜鈴「……!」

怜奈「?」


576: ◆/7w/ijckWc 2015/04/20(月) 21:51:25.41 ID:ka9p0LmLo


怜奈「どういうことですか?」

遊一「ガキの頃はそりゃコイツのことが羨ましくてな」

   「精霊と話してンのを恨めしく見てたワケだ」

亜鈴「でも兄さん、私がエミリアと話してると気にする」

遊一「もうガキじゃねェんだ。羨ましくはあるが、そりゃお前が持って生まれたモンなんだ。もっと誇れ」

   「見えたってしょうがねェような奴だって、世の中にはいんだよ。俺がそういうヤツだ」

怜奈「そんなこと無いと思いますけど。ねえレラちゃん……こぉら、悪いように言わない」

遊一「俺ァ空目指すので精一杯なんだ。お前はもっと世の中見ろ」

   「自分で自分の可能性狭めることねェんだよ」

怜奈「あのぉ、先輩?」

遊一「あん?」

怜奈「割と先輩が先輩自身の可能性狭めるようなこと言ってると思うんですけど」

遊一「………………」

亜鈴「棚上げと自己評価の低さは兄さん、ある意味一流だから」

577: ◆/7w/ijckWc 2015/04/20(月) 22:01:41.69 ID:ka9p0LmLo


遊一「あー……何だ。お前は多少、友達と遊べ」

亜鈴「あ、遊んでるし……」

遊一「気付けばウチにいるのにそりゃねェだろ」

怜奈「それは良くないよ、亜鈴ちゃん。エミリアちゃんからも何か言ったら……あ、言ってる?」

亜鈴「ちょっと、エミリアも何言って……」

遊一「…………」


遊一(この調子なら大丈夫だろ。亜鈴も自分の周囲に自分のこと……)

   (精霊が見えるっつーこと言ってないわけはねェし、多少年上でも友達ができるなら越したこともねェ)

   (……ユミカに対しても、そう悪い影響もねェだろ。星見のマイペースさを見るに)


遊一「じゃ、俺一旦帰るわ。星見、後は任せる」

怜奈「あ、はーい。任されますね」

亜鈴「帰ったら覚えといてよ、兄さん……」

遊一「へーへー」


◆ (とりあえず)アルバイトを完遂しました

◆ 星見怜奈の好感度が上昇しました
コンマ1の位で判定
1,2,3 : 9
4,5,6 : 10
7,8,9 : 11
0,   : 13
↓1

578: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/20(月) 22:02:03.33 ID:aQVeWfTCo

580: ◆/7w/ijckWc 2015/04/20(月) 22:05:40.26 ID:ka9p0LmLo


◆ ゾロ目ボーナスを取得します。
   以下のように変動しました。


星御怜奈:0→13


◆ 引き続き、翌日(32日目)の行動に移ります。


行動・行き先選択

1.カードショップ「ゴールデン・ハインド」
2.スクラップ置き場
3.学校
4.掲示板を確認する
5.知り合いについて調べる
6.情報屋
7.埠頭
8.アルバイト
9.デュエル
10.コミュ
11.自由安価

↓2

582: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/20(月) 22:06:23.72 ID:QezOcTfi0
10 館長

584: ◆/7w/ijckWc 2015/04/20(月) 22:23:51.71 ID:ka9p0LmLo


◆ 32日目 / 遊一の病室


有子「時に私は、君が被虐性癖でもあるのではないかと思い始めたよ」

遊一「ねえっす」

有子「それにしては怪我をしすぎではないかね。ん?」

遊一「俺だって別に好きで怪我してるわけじゃないですし」

有子「それはそうだがね」

遊一「最初のはともかく、今回のは事故みたいなモンっす」

有子「だとしてもだね……いや、もういいか。水掛け論にしかなるまい」

遊一「そりゃ勘弁っすわ」

有子「……で、どんな相手だった?」

遊一「話によると、カミサマの一種らしいっす」

有子「邪神の一種を退けたのか……豪胆と呼ぶべきか、愚かと呼ぶべきか……」

遊一「できりゃ褒めてほしいとこなんすけど」

587: ◆/7w/ijckWc 2015/04/20(月) 22:35:32.96 ID:ka9p0LmLo


有子「頭を撫でれば良いのかね? 残念だが背丈が足りんよ」

遊一「いや、別に望んでねえっすけど。やりたいんすか?」

有子「どうにもそういう経験に乏しくてね。憧れる思いはある」

遊一「何ならどうぞ」

有子「いや、やめておくよ。君もそういう歳ではあるまい」

遊一「そっすか」

有子「そうだよ」

遊一「で、館長もああいう手合いとやりあってたんじゃないんすか」

有子「いや、真正面から戦う気は無かったよ」

遊一「じゃあ、どうやって?」

有子「基本は逃走だよ。戦って無為に命を散らす意味は無い」

遊一「あぁ……」

有子「私は多少賢しいだけだからね。肉体的には見た目通りの力しかない」

588: ◆/7w/ijckWc 2015/04/20(月) 22:38:22.07 ID:ka9p0LmLo


遊一「……ところで思ったんすけど」

有子「何だい?」

遊一「館長いくつなんすか?」

有子「身長かね。体重かね?」

遊一「年齢っす」

有子「女性に問うのは失礼だね」

遊一「その辺の体裁を気にする人格じゃねえんで」

有子「まあ、そうだな。私もそこを気にするような人間じゃない」

遊一「で、おいくつで?」

有子「【↓2】だ」

590: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/20(月) 22:39:48.51 ID:aQVeWfTCo
あえて言おう、このレスのコンマだ…

594: ◆/7w/ijckWc 2015/04/20(月) 22:46:45.46 ID:ka9p0LmLo


有子「51歳だよ」

遊一「…………はぁ」

有子「君から聞いたのに気の無い返事だね」

遊一「いや、もうちょっと百とか行ってんのかと」

有子「もしかすると不死にでもなっているかもね」

遊一「と言うと?」

有子「魔導書の魔力に当たりすぎた。無駄に若い……いや、幼いのもそれが原因だよ」

   「まだ閉経もしていないようだし。どうもね。生きているだけ上々だが」

遊一「はあ」

有子「少々生々しい話だったかな?」

遊一「いや、妹いるんで……多少、女性のことについちゃ知ってるんすけど」

有子「まあ、引かないだけありがたい。これでも少々びくびくしながら言っていたからね」

597: ◆/7w/ijckWc 2015/04/20(月) 23:01:46.83 ID:ka9p0LmLo


遊一「館長でもビビるんすか」

有子「互いの事情についてある程度理解を示してくれる珍しい友人だからね」

   「これでも君の機嫌を損ねないかと内心おののいているよ」

遊一「お袋と同年代か……どうもな」

有子「リンゴでも剥こうかね?」

遊一「遠慮しときます」

有子「だろうね。君の方が巧いらしいし」

遊一「まあ」

有子「ところで」

遊一「?」

有子「私は『こう』成り果てたが。君も、君自身の身に何が起きるかは分からない」

   「先人として一つアドバイスを贈るけどね。『こう』ありたいと言うものはあるかね?」

   「自分というものを強く持たねば、神々の世界に足を突っ込むのは難しいよ」

遊一「そうっすね」


1.特に無い
2.神々にも勝ちたい
3.とりあえず殴りに行く
4.自由安価

↓2

599: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/20(月) 23:03:08.65 ID:U0M11erIo
3

600: ◆/7w/ijckWc 2015/04/20(月) 23:13:28.88 ID:ka9p0LmLo


遊一「深いことは考えてないっすけど」

有子「?」

遊一「俺は『俺』を通すことができりゃいいっす」

有子「君を?」

遊一「はい。極端なこと言えば、俺は徹頭徹尾『空を飛ぶ』っつー、それ以外考えてないんすよ」

   「何のために、とか、誰のために、とか、大義名分も何も無くて、テメーの我が儘のために生きてるって感じっすかね」

   「――――だから、障害を殴り飛ばすっつー意志さえ貫き徹すことができりゃ、それでいいっす」

有子「……」

遊一「どしたんすか?」

有子「君、結構他の人ができないこと平気でやるよね」

遊一「……? はあ」

有子「その意志さえあれば大丈夫さ。君は君でいられる」

601: ◆/7w/ijckWc 2015/04/20(月) 23:18:08.28 ID:ka9p0LmLo


遊一「……まあ、なんか。お褒めいただけたみたいで、光栄っす」

有子「…………」 フッ

遊一「ところで館長。このカードのこと知ってます?」 スッ

有子「閃光竜……? いや、私は特には……」

遊一「カミサマに近しい場所にいるんで何か、と思ったんすけど」

   「つーか館長って何か特殊なカードとか持ってたりしません?」

有子「特殊……ふぅむ?」


◆ コンマ判定
   40以上で……

↓1

602: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/20(月) 23:18:42.92 ID:7n5yEIS10


604: ◆/7w/ijckWc 2015/04/20(月) 23:29:34.35 ID:ka9p0LmLo


有子「これのことかな……」 ゴソゴソ

遊一「!」

有子「《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》というんだが……随分前に、探検……」

   「というか、神々の戦いに巻き込まれた先で手に入れたんだ」

遊一「……命名法則が違う。っつーことはコレの関係じゃない……」

有子「どうかしたかね?」

遊一「いえ。つーかフィールド関係の効果っすね」

有子「意識しなければいいだけのことだよ。一枚のカードのためにデッキを構築することも無い」

遊一「ま、それもそっすね……」

有子「じゃあ、私はそろそろお暇するよ。お大事に、遊一君」

遊一「あ、はい。んじゃまた、っす」


◆ 迷宮有子の好感度が上昇しました
コンマ1の位で判定
1,2,3 : 8
4,5,6 : 9
7,8,9 : 10
0,   : 12
↓1

605: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/20(月) 23:30:50.73 ID:aQVeWfTCo

607: ◆/7w/ijckWc 2015/04/20(月) 23:35:20.93 ID:ka9p0LmLo


◆ 以下のように変動しました


迷宮有子:36→44



遊一(決闘竜に限らず、また別の特殊なカードが存在してるっつーことはありうる話だ)

   (とはいえそれがどこにあるか……つーかチクタクマンの野郎)

   (身近なとこにいる館長がやっぱ持ってたじゃねーかよ。アイツホントあてにならねえ……)


行動・行き先選択

1.カードショップ「ゴールデン・ハインド」
2.スクラップ置き場
3.学校
4.掲示板を確認する
5.知り合いについて調べる
6.情報屋
7.埠頭
8.アルバイト
9.デュエル
10.自由安価

↓2

608: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/20(月) 23:36:26.65 ID:aQVeWfTC0
2

611: ◆/7w/ijckWc 2015/04/20(月) 23:40:46.12 ID:ka9p0LmLo


◆ スクラップ置き場


遊一(さて、亜鈴が何も言わないうちにやりたいこと済ませないとな……)

   (今からは何を始めるか……)


1.エンジンの設計
2.活火を呼んで作業する
3.何か落ちていないか探しにいく
4.同好会のアジトを探す
5.自由安価

↓2

613: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/20(月) 23:44:38.28 ID:lPBKZqBoO
1

626: ◆/7w/ijckWc 2015/04/21(火) 20:26:02.09 ID:F5qEgtW1o


遊一「……うし」


遊一(ひと悶着は会ったが、その甲斐あってかなりの材料手に入れることができた)

   (龍天河のとこの研究所に行けばそれなりに設備も整ってるだろうが……)

   (ま、ガラじゃねえわな。とりあえずは独力でなんとか研究してみよう)

   (今ある分が無くなったら泣きつくって感じか……ま、なんとかなるだろ)


◆ 今回を含めコンマ合計が【250】に到達することでエンジンが完成します。
   なお、鉱石を既に多量採取しているため、最初の数値に【50】ボーナスが付与されます。

↓1

627: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/21(火) 20:29:13.36 ID:FB2/cIe/0
ズィィ

628: ◆/7w/ijckWc 2015/04/21(火) 20:40:19.64 ID:F5qEgtW1o


◆ 86/250


ガチン、ガチン……


遊一(特に反応は見られねえ。が……最初はこんなモンか)

   (まずは状態を変化させて様子を見る。粉末状や液状……)

   (融点がどのくらいか、あるいは沸点……そうして面から見てみるか)

   (どうにもこうにも先は見えづらいが、多少は指針があるっつーだけで楽しいモンだな) バチッ

   (―――――ん? 何か今、妙な反応を……静電気か?)

   (にしては妙にデカいような……気のせい……じゃねえとは思うが)

   (……これも反応のひとつかもな。メモ取っとこう……)


◆ 多少研究が進みました

◆ 一日が終了しました

629: ◆/7w/ijckWc 2015/04/21(火) 20:45:10.55 ID:F5qEgtW1o

◆ 33日目 / 遊一の病室


亜鈴「…………」 ゲッソリ

遊一「……俺の方が入院してるはずなのに、お前ンが顔色悪いのは何でなんだろうな」

亜鈴「一日中あのテンションに付き合わされたらこうもなるから……」

遊一「そりゃお疲れさん」

亜鈴「兄さんは私の立場に立ってないからそんなこと言える……」

遊一「……いや、もっとヤバいヤツ知ってるし、それほどでも」

亜鈴「…………」


行動・行き先選択

1.カードショップ「ゴールデン・ハインド」
2.スクラップ置き場
3.学校
4.掲示板を確認する
5.知り合いについて調べる
6.情報屋
7.埠頭
8.アルバイト
9.デュエル
10.コミュ
11.自由安価

↓2

631: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/21(火) 20:50:08.63 ID:tAFt5Ty+O
4

632: ◆/7w/ijckWc 2015/04/21(火) 20:54:59.81 ID:F5qEgtW1o


◆ 広場


遊一(とりあえず……まあ、本当に「とりあえず」だが、あの辺の依頼は終わらすことができた)

   (そろそろ次の依頼を見に行ってもいいかもしれねえな……)

   (一応だが、掲示板はあくまで掲示板だ)

   (依頼だけじゃなく、連絡事項も混じってることに注意すべきだろうな)


◆ 掲示板を用意して来ますので依頼を考えながら少々お待ちください

633: ◆/7w/ijckWc 2015/04/21(火) 21:09:37.71 ID:F5qEgtW1o


【スクラップ置き場についてのお知らせ】
スクラップ置き場への立ち入りは制限しておりませんが、スクラップ等が崩れることがあります。
利用する方は充分に注意してご利用ください。


【怪我に気を付けましょう】
ここのところ、けが人が増えている傾向にあります。
原因になるものに近づくことはできるだけ避けましょう。


【大会のお知らせ】
当店「ゴールデン・ハインド」にて、隔週で大会を開催しております。
参加希望者は店長の頼亜まで。
          ◆ 九渧頼亜


【かみさまの召喚】
ずっとさがしてるかみさまがいるんですが、なかなか会えません
かみさまと会うやりかたとか、よびだす方法を知ってる人をさがしてます
あ、入信はいつでもいいですよ!
          ◆ オクトパス・エリーゼ




遊一(さて、他には……と)


↓4くらいまで、依頼内容をどうぞ
     (特定キャラからの依頼であればキャラ名も明記)

639: ◆/7w/ijckWc 2015/04/21(火) 21:36:25.53 ID:F5qEgtW1o


【Japaneseの勉強!!】
ホント難しいよネ、Japanese
誰か家庭キョーシになってくれないかな、Please!

         ◆ イース・エルトダウン

【神威遊一へ】
依頼を着実にこなしていってるようだ。市民の一人として敬意を払おう。
我がグループが建設中の施設があるのだが、その際の手続きが少々面倒なので漁業組合、レストラン、雑貨屋へある書類を渡してもらいたい。
報酬に関しては、市長として確約しよう。

         ◆ 龍天河明斬渡


【パトロールのお誘い】
近頃、ガンガリティア内で不審者が多数目撃されている
体力、デュエル力に自信のある方、パトロールにご協力ください

         ◆ ガンガリティア市役所:無月裏影


【人探し】
白髪で常にニヤニヤしている不可思議な雰囲気の男を探しています
商品の査定に関して少々問題が発生しました
出会ったら連れてくるよう、お願いします

         ◆ 東宮渥実

640: ◆/7w/ijckWc 2015/04/21(火) 21:40:22.56 ID:F5qEgtW1o


遊一(一部……俺を名指しで指名してきてるのがあるな)

   (裏があるならあるで構わねえが、無い方が好ましくはある)

   (まあ、受けるかは後で考えよう。名前としては……知らねえわけじゃなし)

   (で……知り合いが二人いんな、これ)

   (なんだかな……別に悪いとは言わねえが、コイツら……)

   (東宮に関しちゃこれ、確実に廼亜の野郎じゃねえか。なんだかな……)

   (……さて、どうするか……手詰まりっつーことにはなりたくねえし、請けても【2つ】までだな)


↓2

642: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/21(火) 21:41:02.08 ID:FwQrFEsWo
【かみさまの召喚】

646: ◆/7w/ijckWc 2015/04/21(火) 21:50:26.56 ID:F5qEgtW1o


遊一「これだな」


遊一(カミサマ……っつー言葉に最近敏感なのもあるが)

   (こないだのクィス=アズ……アイツみてェなのがそうホイホイ出てきちゃたまらねえ)

   (本気だっつーんならそれこそ「まさか」だが……)

   (「そういうもの」に関わっちまった先達として、注意を促すべきか、それとも……)

   (……具体的なとこは、依頼者に会ってから考えるとすっか)

   (字体から考えりゃ、相手はそれこそ精神的に未成熟な……ガキっつー可能性もある)

   (……そうじゃねェことを祈るのがいいだろォが)

   (それから……イース)

   (……お前、意外に気にしてたんだな)

   (まあ、いい。ともかくどっちも何とかやってみっか……)

648: ◆/7w/ijckWc 2015/04/21(火) 22:02:53.96 ID:F5qEgtW1o


◆ イースのマンション近く


イース「Hi! ……ってアレ? カムイ? どうしたの?」

遊一「……掲示板見たんだよ」

イース「じゃあ話は早いネ! ワタシあんまりJapanese上手くないから、Teach、Please!」

遊一「請け負っといてナンだが、俺も別に達者じゃねーぞ」

イース「No、problem! キホンくらいは知ってるからネ」

遊一「基本くらいは、な」

イース「教えテほしいのはそれ以上のUnitネ。hmm……抱擁?」

遊一「応用だ」

イース「こんな感じでお願いネー!」

遊一「……・要は俺の方でツッコミ入れながら注釈入れろ、と」

651: ◆/7w/ijckWc 2015/04/21(火) 22:12:02.02 ID:F5qEgtW1o


イース「Yes of course!」

遊一「……あー……こういう時は、『そうだよ』でいいんだよ」

イース「Hmm……難しいネ」

遊一「母国語なら難しいことねーんだがな」

イース「でも、Requestうけてくれたのがカムイで良かったヨー」

    「他の人だったら、チョットStrainだし」

遊一「……何だって?」

イース「Hmm……ンー……何だろ?」

遊一「……俺の方も英語の勉強しなきゃならねえくさいな」

イース「Smell?」

遊一「慣用句だ。本当に臭いわけじゃねえ」

イース「……ホントにPlease」

遊一「お願いします、だ」

イース「オネガイシマス?」

遊一「……まあ、本番は後でいいだろ。今はそこまで指摘しても仕方ねえ」

イース「Hmm……OK」


652: ◆/7w/ijckWc 2015/04/21(火) 22:18:13.56 ID:F5qEgtW1o


イース「それじゃあ、カムイ。オネガイシマス」

遊一「……まあ、任された」

イース「でも、イイノ?」

遊一「構いやしねえよ。普段世話ンなってる」

イース「そうカナ?」

遊一「魔導書のことに関しちゃ特にそうだ。今後も頼る可能性は大いにある」

イース「じゃあ、Win-Winダネ!」

遊一「……ま、そういうわけだ。暇がある時に教える」

イース「Thank you、カムイ!」

遊一「……ありがとう、でいいんだよ」

イース「アリガト!」

遊一「……おう」


◆ 次回以降、アルバイトで「イースと語学教室」を行えます。

654: ◆/7w/ijckWc 2015/04/21(火) 22:31:40.36 ID:F5qEgtW1o


◆ 埠頭


遊一「さて……と」


遊一(指定されたのはここだが……依頼者は、と)




金髪幼女「(」・ω・)」うー!(/・ω・)/にゃー!」




遊一「帰るか」

金髪幼女「あ! あなたが依頼を受けてくれたひとでしゅね!」


遊一(捕捉されちまった……)


エリーゼ「はじめまして。あたし、オクトパス・エリーゼっていいましゅ」

遊一「……神威遊一だ。あー……参考までに聞くが、さっきのは……」

エリーゼ「かみしゃまに捧げるダンスでしゅ!」

遊一「お、おう……」


遊一(見た目は……小学校高学年くらいか……? の割に随分舌足らずなヤツだな……)

662: ◆/7w/ijckWc 2015/04/21(火) 23:02:31.45 ID:F5qEgtW1o


エリーゼ「この辺にいた、白い髪の……変なお兄さんに教えていただきましてー」

遊一「……そ、そうか……」


遊一(テメーかよ。またテメーかよ廼亜)

   (しかしあの野郎ならノリノリでやりかねえねえと思っちまった……・)


遊一「で……お前、その……カミサマ? に会いたいって……」

エリーゼ「あ、説明不足でしゅね。昔、わたし変な場所に連れ去られて」

遊一「!」

エリーゼ「その時に助けていただいたのが、かみさまなんでしゅ」

遊一「……助けて……?」

エリーゼ「はい!」

遊一「……………………」


遊一(あいつらに善性があるようなヤツなんているのか……?)

   (いや、今までに会ったようなのがアレだし……思い込みすぎか……?)

664: ◆/7w/ijckWc 2015/04/21(火) 23:15:18.69 ID:F5qEgtW1o


遊一「なァ」

エリーゼ「何でしゅか?」

遊一「お前、カミサマに会ってどうしたい?」

エリーゼ「お礼を言いましゅ」

遊一「お、お礼……?」

エリーゼ「でしゅよ?」

遊一「それだけなのか?」

エリーゼ「でしゅ。それ以上求めるなんて畏れ多いでしゅよ」


遊一(……コイツのこれまでの言動を考えれば……こう言うのも不思議じゃない)

   (が……いや、今までに会ったヤツがアレなだけだ……たまにはこういうヤツがいてもいい……)


遊一「……だから、カミサマを呼ぶ方法を知りたい、と」

エリーゼ「でしゅ。どうか、よろしくお願いしましゅ」

遊一「………………」

665: ◆/7w/ijckWc 2015/04/21(火) 23:26:09.24 ID:F5qEgtW1o


遊一(決して、そう思うのは悪いことじゃねえ。ただ、その相手がな……)

   (これが過去の恩人だっつーんなら……いや、恩人ではあるが)

   (ともかく、カミサマの関係じゃねーなら、諸手を挙げて手伝ってやってたっつーのに)


遊一「……待てよ?」

エリーゼ「?」


遊一(コイツの言ってるのは本当に俺の思う「神」か?)

   (もしかすると、もっと違うモノの可能性も……)


遊一「その髪型、カミサマをリスペクトでもしてんのか?」

エリーゼ「でしゅ。神々しいでしゅよね!」

遊一「空飛ぶダイオウイカとかじゃなくてか」

エリーゼ「違いましゅ! そんな普通のじゃないでしゅ!」

遊一「ダイオウイカが普通か」

666: ◆/7w/ijckWc 2015/04/21(火) 23:35:40.46 ID:F5qEgtW1o


エリーゼ「というわけで、かみさまをお迎えするための教団。随時信者募集中でしゅ」

遊一「お、おう……」

エリーゼ「現在団員は2名でしゅ」

遊一「少ねェ」

エリーゼ「わたしと白い髪の人でしゅ」

遊一「しかも知り合いかよ……」

エリーゼ「この機にどうでしゅか?」

遊一「断り辛ェ」


遊一(……もっとも、第二第三の同好会にならないとは限らねえ)

   (ここは、潜り込む形で監視しとくべき、か……?)


遊一「……分かった、少しくらいは手ェ貸してやる」

エリーゼ「ほんとでしゅか!?」

遊一「バイトとして受けちまったんだ。断るわけにいかねえしな」

667: ◆/7w/ijckWc 2015/04/21(火) 23:41:57.12 ID:F5qEgtW1o


エリーゼ「これで交渉成立でしゅね。それじゃあ、今後ともよろしくお願いしましゅ!」

遊一「……言っとくが、俺ァそこまで手伝わねェぞ。肝心なトコは自分でしろ」

エリーゼ「それはもう、わたしがやることでしゅから!」

遊一「あァ……」


遊一(根はしっかりしてそうだし、はきはき明るいヤツではあるな……)

   (問題はカミサマ関係に傾倒してることだが……いや)

   (そうでなきゃこうも明るくなれなかった、か?)

   (縋るものがあれば、人間は心を強く保てる……とは言うが)

   (……良いも悪いも、一言じゃあ言えねえな、ホント……)


◆ オクトパス・エリーゼと知り合いました

◆ 次回以降、アルバイトとして「かみさまをよぶために」が実行できます

679: やりまふ ◆/7w/ijckWc 2015/04/22(水) 19:06:55.37 ID:CN4rTwTJo


遊一(……とりあえず、新たに二つのバイトを受けることになった)

   (これと言って緊急性があるわけじゃねえが、どっちもカミサマの関係者だ)

   (……まあ、あくまで「ぽい」なんだが。もっとも、気を付けるに越したことはねえだろう)


行動・行き先選択

1.カードショップ「ゴールデン・ハインド」
2.スクラップ置き場
3.学校
4.掲示板を確認する
5.知り合いについて調べる
6.情報屋
7.埠頭
8.アルバイト
9.デュエル
10.コミュ
11.自由安価

↓2

681: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/22(水) 19:07:50.44 ID:LyWHMmHPo

682: ◆/7w/ijckWc 2015/04/22(水) 19:13:54.96 ID:CN4rTwTJo


◆ スクラップ置き場


遊一(実に落ち着く)

   (掲示板には注意書きもあったが、よっぽどでもなければ崩れもしめえ)

   (俺にとっちゃ第二の住居みたいなモンだしな)


1.エンジンの開発
2.活火を呼んで作業する
3.何か落ちていないか探しにいく
4.同好会のアジトを探す
5.自由安価

↓2

684: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/22(水) 19:15:18.57 ID:yLNDHLmGO
4

685: ◆/7w/ijckWc 2015/04/22(水) 19:21:30.58 ID:CN4rTwTJo


遊一(さて――――と。ヤツらはこっちに移動してきてるらしいし)

   (ここらでもう一度、アジト探しでもすっか……)

   (もっとも、手がかりもそうそう見つかるとも思えねえが)

   (何もしねえよかよっぽどマシだろ)


◆ コンマ判定を行います(1/2)


1, 手がかりを発見
2, 何も見つからなかった
3, 敵を発見
4, 手がかりを発見
5, 手がかりを発見
6, カードを発見
7, 何も見つからなかった
8, 敵を発見
9, 何も見つからなかった
0, アーティファクトを発見

ゾロ目:???

↓1

686: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/22(水) 19:24:48.03 ID:G2Wtprz/o
コンマさえも決闘者が創造する

688: ◆/7w/ijckWc 2015/04/22(水) 19:31:00.37 ID:CN4rTwTJo

◆ 1~11で好きな数字を選択してください

↓1

689: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/22(水) 19:31:58.18 ID:FTXIQfVBO
2

690: ◆/7w/ijckWc 2015/04/22(水) 19:43:45.89 ID:CN4rTwTJo


◆ 敵を発見した


ザリッ


遊一(……っと!) サッ


??「………………」


遊一(女か……この辺りじゃ見ねェ女だな)

   (つーか……今の足音でようやく気付けたくらいで……)

   (あの女、気配らしい気配を感じねェ。どっかの筋モンか?)

   (迂闊にあの辺歩いてたら、そのままぶつかってたかもな)

   (なんつーか……【殺し屋みたいな雰囲気の女】だな)

   (……この辺の人間にも見えねえが……)


◆ どうしますか?

1.泳がせてアジトの場所を割り出す
2.デュエルでアジトの場所を吐かせる
3.この場は一旦やり過ごす
4.自由安価

↓2

692: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/22(水) 19:46:37.12 ID:FTXIQfVBO
1

694: ◆/7w/ijckWc 2015/04/22(水) 19:49:55.79 ID:CN4rTwTJo


遊一(妙に怪しいヤツ。となれば多分同好会の面子の一人だ)

   (この辺をウロウロしてるってことは、同好会のアジトに行こうとしてる可能性がある)

   (こっそり後をつけてってみるか……)


◆ コンマ判定を行います。
   20以下で気付かれる

↓1

695: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/22(水) 19:50:11.31 ID:x3EMc2DX0
たかく

696: 夕食いってきます ◆/7w/ijckWc 2015/04/22(水) 19:55:06.26 ID:CN4rTwTJo


??「…………」 スタスタスタ……


遊一(……動き出した。このまま後をつけていこう……)

   (もっとも、本当にアジトの場所が分かるような保証はねえ)

   (あくまで目安になる程度だな……)


??「………………」


◆ 二度目の判定を行います
   40以下で気付かれる

↓1

697: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/22(水) 19:58:34.44 ID:HiNbqiddo
スニーキング

700: ◆/7w/ijckWc 2015/04/22(水) 20:33:59.87 ID:CN4rTwTJo



??「………………」 スタスタスタ…

遊一「………………」


遊一(……随分歩いたが、この辺りにアジトがあるのか?)

   (それっぽいものは、今のところ見えてこないが……) カタン


遊一「…………!」

??「!!」 キッ


遊一(――――――まずッ……! チィッ!) バッ


ガシャァン……


??「ッ………………?」

   「……? …………??」 キョロキョロ

遊一「…………」

??「…………ちっ」 スタスタ…


遊一with高所(……懸垂するようなかたちになるが、なんとか見つからずに済んだか……)

   (どうも昔の構造物が廃棄されたモノのようだが、よじ登れる場所があって助かったな)

   (人間、上が死角だっつーのは事実らしい)

703: ◆/7w/ijckWc 2015/04/22(水) 20:40:39.58 ID:CN4rTwTJo


遊一(で、まあ……なんとか見つからずには済んだが、見失っちまったな)

   (だが、目安としてこの辺りにアジトがありそうなことは分かった。その辺は収穫だ)

   (……手がかりとしては、【あと2つ】見つけ出せばアジトも見つけられるかもな……)


◆ コンマ判定を行います(2/2)

1, 何も見つからなかった
2, 手がかりを発見
3, 何も見つからなかった
4, 敵を発見
5, 何も見つからなかった
6, カードを発見
7, 手がかりを発見
8, 敵を発見
9, 手がかりを発見
0, アーティファクトを発見

ゾロ目:???

↓1

704: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/22(水) 20:41:14.25 ID:LyWHMmHPo

706: ◆/7w/ijckWc 2015/04/22(水) 20:46:50.52 ID:CN4rTwTJo


◆ 特に何も見つからなかった


ガサゴソ……


遊一(……ねえな、手がかり)

   (いや、まあ。そうそう見つかるモンでもねえが、だからと言っても、なぁ……)

   (あー……うん、気長に探すとすっか。今はそれしかねえし……)


◆ 一日が終了しました

◆ 引き続き翌日の行動選択に移ります

707: ◆/7w/ijckWc 2015/04/22(水) 20:50:47.38 ID:CN4rTwTJo


◆ 34日目 / 遊一の病室


遊一(……昨日は結構ムリしちまったような気がするな、例の女に見つかりそうになった時といい……)

   (デュエル……は、まあ、なんとかなるだろ)

   (リアルダメージが発生……まあ。しても少々なんとかなる)



行動・行き先選択

1.カードショップ「ゴールデン・ハインド」
2.スクラップ置き場
3.学校
4.掲示板を確認する
5.知り合いについて調べる
6.情報屋
7.埠頭
8.アルバイト
9.デュエル
10.コミュ
11.自由安価

↓2

709: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/22(水) 20:53:03.51 ID:ba3pnm78O
1

710: ◆/7w/ijckWc 2015/04/22(水) 20:57:46.07 ID:CN4rTwTJo


◆ カードショップ「ゴールデン・ハインド」


ウィーン


頼亜「あら、いらっしゃ……どうしたの、その格好」

遊一「ここンとこ怪我続きなんすよ。動くのに問題はねえんで、気にしないでくれるとありがたいっす」

頼亜「そう……まあ、お大事にね」

遊一「うっす」


1.カードを購入する
2.デュエルの相手を探す
3.大会について聞く
4.自由安価

↓2

712: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/22(水) 20:59:08.78 ID:ba3pnm78O
3

713: ◆/7w/ijckWc 2015/04/22(水) 21:05:21.77 ID:CN4rTwTJo


遊一「大会について聞きたいんすけど」

頼亜「要綱は基本的に前回と同じね」


● 「ゴールデン・ハインド」 大会要項

・通常のデュエルと同様の形式での勝ち抜き戦

・16人トーナメント

・参加者は抽選によって決定 (※ 遊一以外は>>1の方でランダムに決定します)

・優勝者にはカードを贈呈 (※ ショップ選択肢の「カードを購入」と同一 or 特別なカード1枚)


頼亜「ただし、今すぐ開催っていうのは無理だから……」

   「そうね、参加するとしたら【三日後】になるわ」

遊一「となると、予約することになるんすか?」

頼亜「そうね。どうする?」


1.予約する
2.見送る
3.自由安価

↓1~ 二票先取

714: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/22(水) 21:06:26.30 ID:LyWHMmHPo
1でいいかな…

719: ◆/7w/ijckWc 2015/04/22(水) 21:15:06.87 ID:CN4rTwTJo


遊一「一応、予約だけはさせてもらっていいっすか」

頼亜「あら、出てくれるの?」

遊一「自分の実力のほどがどんなモンなのかも知っておきたいんで」

   「それに、一応抽選っすよね?」

頼亜「そうね、出場者が多いなら」

遊一「だから一応」

頼亜「出場ついでにカードの購入はいかが?」

   「デッキでの選択肢が増えると色々やりやすいと思うけれど」

遊一「商売っすね」

頼亜「こういう場面で売り込まないと」


1.カードを購入する
2.デュエルの相手を探す
3.店を出る
4.自由安価

↓2

721: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/22(水) 21:16:19.94 ID:LyWHMmHPo

722: ◆/7w/ijckWc 2015/04/22(水) 21:20:18.45 ID:CN4rTwTJo


遊一「そんじゃ、その思惑に乗ります」

頼亜「あら、嬉しい。それで何が欲しいの?」

遊一「あー……そっすね」


1.デッキのパーツが欲しい
2.新しいデッキが作りたい
3.もうちょっと考える(相談タイム)
4.おすすめは?
5.自由安価

↓3

725: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/22(水) 21:22:06.25 ID:EVfbH5bB0

736: ◆/7w/ijckWc 2015/04/22(水) 21:52:28.64 ID:CN4rTwTJo

◆ 時間になりましたので再度安価を取ります


1.デッキのパーツが欲しい
2.新しいデッキが作りたい
3.おすすめは?
4.自由安価

↓3

739: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/22(水) 21:54:49.70 ID:UIxIecYc0
一応聞きたい 3

741: ◆/7w/ijckWc 2015/04/22(水) 22:01:27.82 ID:CN4rTwTJo


遊一「ちなみに、おすすめはなんすか」

頼亜「【RR】とか」

遊一「レイド……?」

頼亜「最近になって出回るようになったシリーズでね。扱いはそう難しくは無いんだけど」

   「新しいシリーズなせいで使用者も少ないし、なんとなく君に合ってる気がする」

遊一「……レイニアス……百舌鳥っすか」

頼亜「よく知ってるね」

遊一「まあ……最近、英語の勉強しなきゃならないんで」

頼亜「まあ、あくまで私のおすすめだから、気にしないで」

   「ちなみに、基本要素は【鳥獣族】……エクシーズ召喚軸だけど、他の要素も取り入れられなくはないんじゃない?」

遊一「……まあ、判断材料にはしてみます」



1.デッキのパーツが欲しい
2.新しいデッキが作りたい
3.自由安価

↓3

744: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/22(水) 22:05:24.69 ID:UIxIecYc0

745: ◆/7w/ijckWc 2015/04/22(水) 22:06:46.37 ID:CN4rTwTJo


◆ 今回は安価方式でなく投票方式で行います。

↓4までデッキの候補を挙げてください

754: ◆/7w/ijckWc 2015/04/22(水) 22:24:21.19 ID:CN4rTwTJo

◆ 以下のうちのいずれかを選択してください

1.【シンクロン】
2.【クイックジャンクドッぺル】
3.【RR】
4.【チューナー】

↓1~ 3票先取

755: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/22(水) 22:24:56.07 ID:LyWHMmHPo

761: ◆/7w/ijckWc 2015/04/22(水) 22:37:57.79 ID:CN4rTwTJo


遊一「最近、主力に据えたいシンクロモンスターを手に入れたんすけど」

頼亜「じゃあ……これなんてどうかしら。【クイックジャンクドッペル】」

遊一「名前長ェ」

頼亜「シンクロモンスターを主力にする関係上、使いやすいのは確かね」

   「ただし、アドバンテージはシンクロモンスター頼りになるから気を付けて」

遊一「……封じられたらマズい、と」


遊一(他のデッキに関しても割とその傾向は強いけどな……)


頼亜「まあ、基本的には【シンクロン】の派生と思えばいいわ」

   「動き方もそれに準じてるから」

遊一「小粒なモンスターを召喚して、大型モンスターで押し潰す、と」

頼亜「頭を使う必要もあるからね……まあ、そこは頑張って」

遊一「……うす」


◆ デッキに【クイックジャンクドッペル】が追加されました

762: ◆/7w/ijckWc 2015/04/22(水) 22:40:47.61 ID:CN4rTwTJo


遊一(……アタマ使うデッキか……俺に使え……いや待て)

   (よく考えりゃ他のデッキだって割とアタマ使うデッキのオンパレードなような)

   (……いや、よそう。そこを考え始めるとキリがねえ)


行動・行き先選択

1.カードショップ「ゴールデン・ハインド」
2.スクラップ置き場
3.学校
4.掲示板を確認する
5.知り合いについて調べる
6.情報屋
7.埠頭
8.アルバイト
9.デュエル
10.コミュ
11.自由安価

↓2

764: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/22(水) 22:42:42.52 ID:HiNbqiddo
10 刹那

766: ◆/7w/ijckWc 2015/04/22(水) 22:58:48.99 ID:CN4rTwTJo


◆ 学校周辺


刹那「時にー」

遊一「あ?」

刹那「センパイは、好きなものとかありますかー?」

遊一「好き嫌いは無ェ」

刹那「なるほどー……え?」

遊一「好き嫌いは無ェ。嫌いなモンは無ェが、好きなモンも思い浮かばねえ」

刹那「ガーンですねー……出鼻をくじかれましたー……」

遊一「ンだよ」

刹那「こう、好きなものから話を広げていくのが会話というかー……」

遊一「そりゃまあそうだが」

767: ◆/7w/ijckWc 2015/04/22(水) 23:07:47.36 ID:CN4rTwTJo


遊一「逆に聞くが」

刹那「お肉ですねー」

遊一「早ェよ」

刹那「……確かにこれじゃ話が膨らみませんねー……」

遊一「広げられねえこともないっちゃないが」

刹那「広げられるんですかー?」

遊一「ここでどんな料理が好きか聞いたとして、お前なんて答える」

刹那「全部ですねー」

遊一「広がらねェ」

刹那「……由々しき事態ですねー」

遊一「いや、別に憂慮することねーだろ……」

刹那「由々しき事態ですよー!」

遊一「別に俺ァ少々話とかしなくても……」

768: ◆/7w/ijckWc 2015/04/22(水) 23:20:09.45 ID:CN4rTwTJo


刹那「センパイはお話とか嫌いなんですかー?」

遊一「そうじゃねェよ。ただ……」

刹那「ただ?」

遊一「……根本的に、苦手なだけだ」

刹那「そんな感じに見えませんけどー……」

遊一「一方向のコミュニケーションしか取ってなかったからな」


遊一(ンッダオラーッスッゾコラー言っとけばよかったような時期もあったしな)

   (……正味、話すことが得意な人間じゃあねえだろう。少なくとも)


刹那「それはちょっと……寂しいですねー」

遊一「寂しい……?」

刹那「わたしとしては、そのー、センパイと仲よくしたいですし……」

遊一「メシ作れるからな」

771: ◆/7w/ijckWc 2015/04/22(水) 23:34:18.04 ID:CN4rTwTJo


刹那「」 ぷくー

遊一「あ? お前、それ以外に理由でもあんのかよ」

刹那「センパイ、人の気持ちが分からないとか言われませんー……?」

遊一「亜鈴あたりによく言われる」

刹那「えっ」

遊一「亜鈴に言われる」

刹那「えぇ……」

遊一「何でお前ヒいてんだ」

刹那「あれいちゃんって……妹さんですよねー……」

遊一「あァ。どうかしたか?」

刹那「妹さんって、すごい大食いなんですねー……」

遊一「は?」

刹那「センパイの力を借りて、牛一頭分のお肉を食べたいなぁと……」

遊一「無茶苦茶言うなお前」

772: ◆/7w/ijckWc 2015/04/22(水) 23:44:51.92 ID:CN4rTwTJo

刹那「それにしても、最近学校に来ること少ないですねー」

遊一「……まあ、な」

刹那「大丈夫なんですかー?」

遊一「出席日数はちとヤバいかもしれねえ」

刹那「いえ、わたしのお弁当ー……」

遊一「ちょっとマジメな話になるかと思ったらそうなるんだなお前」

刹那「マジメな話ですー!」 プンスコ

遊一「……ま、死ななきゃ作ってやるよ」

刹那「約束ですよー! わたしより先に死んじゃダメですよー!」

遊一「無茶苦茶言いやがるなお前」


◆ 望月刹那の好感度が上昇しました
コンマ1の位で判定
1,2,3 : 6
4,5,6 : 7
7,8,9 : 8
0,   : 10
↓1


773: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/22(水) 23:45:43.97 ID:LyWHMmHPo

777: ◆/7w/ijckWc 2015/04/22(水) 23:49:20.52 ID:CN4rTwTJo


◆ 以下のように変動しました


望月刹那:61→69



刹那「それじゃあセンパイ、またお願いしますー」

遊一「……俺、一応入院患者なハズなんだがな……」


◆ 一日が終了しました

806: ◆/7w/ijckWc 2015/04/24(金) 22:23:20.76 ID:uXkoZpsGo

◆ 35日目 / スクラップ置き場


遊一(……なんとはなしにふと、スクラップの山の上に行きたくなった)

   (ここに立ってみても特に思い浮かぶことは無いが)

   (衝動に身を任せすぎることは良くないということだけは分かった)


行動・行き先選択

1.カードショップ「ゴールデン・ハインド」
2.スクラップ置き場
3.学校
4.掲示板を確認する
5.知り合いについて調べる
6.情報屋
7.埠頭
8.アルバイト
9.デュエル
10.コミュ
11.自由安価

↓2

808: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/24(金) 22:24:35.64 ID:LQrbboS7o
10、真昼、ヴィント、亜鈴
出会ってないキャラが無理だったら亜鈴だけ

809: ◆/7w/ijckWc 2015/04/24(金) 22:38:09.38 ID:uXkoZpsGo


◆ 遊一の病室


遊一「……………」

亜鈴「あ、兄さん」

ヴィント「あっお兄さん。ちーっす!」

真昼「あ、ゆ、遊一さん。お久しぶりです」

遊一「随分と大所帯だな」

亜鈴「私は別に……来てほしいなんて言ってないし」

遊一「………………」

亜鈴「兄さん、その優しげな表情やめて」

真昼「ご、ごめんなさい遊一さん。私たちが行きたいって言って……迷惑でしたか?」

遊一「そういうアレじゃねーよ……」

ヴィント「そーそーお兄さんはそういう小さいこと言わないよ」

亜鈴「兄さんの言葉を勝手に代弁しないで」

810: ◆/7w/ijckWc 2015/04/24(金) 22:46:31.03 ID:uXkoZpsGo


遊一「別に客が来るのは悪いことじゃねーだろ」

   「その辺にポットと粉あるから、適当にコーヒーでも作って飲んでけ」

真昼「あっ、お構いなく」

ヴィント「あざーっす!」

亜鈴「少しは遠慮しなさいよヴィント」

ヴィント「そーお? そういうのって逆にお兄さんに悪くない?」

遊一「別に気にすることねェよ。亜鈴も」

亜鈴「何」

遊一「友達がいるからっつって意地張るな」

亜鈴「張ってないから」

ヴィント「声震えてるよ亜鈴ー」

亜鈴「震えてない!」

遊一「……で、お前らはどうしたんだ」

真昼「あ、はい。遊一さんがここのところ立て続けに入院してると聞いて、お見舞いに……」

遊一「亜鈴がよく来るからな。お前たまにはコイツらと遊べ」

亜鈴「別に。必要無いし」

ヴィント「ヘイヘーイ」

亜鈴「ヴィント!」

811: ◆/7w/ijckWc 2015/04/24(金) 22:58:24.52 ID:uXkoZpsGo


真昼「あ、その。そういうんじゃなくって……」

遊一「俺に気ィ遣ったってしょーがねーだろ」

   「代わりに亜鈴と仲よくしてやってくれ。その方がコイツにも良い」

真昼「あっ、はい……」

ヴィント「真昼のヘタレ」

真昼「だ、だって……」

亜鈴「真昼にまだレースに参加する権利は無い」 ドヤァ

ヴィント「亜鈴はそもそもその権利を得る資格が無い……」

亜鈴「うるさい」

ヴィント「もー……しょうがないなあ。ヘイお兄さん!」

遊一「あ?」

ヴィント「あたしたち友達じゃーん? お見舞いにくらい来るさ!」 キラッ

遊一「何言ってんだお前」

ヴィント「このお兄さんセメント対応すぎない?」

亜鈴「いつものこと」

812: ◆/7w/ijckWc 2015/04/24(金) 23:09:07.51 ID:uXkoZpsGo


ヴィント「もうちょっとノリよく行こうよー」

遊一「気分で夢が叶うなら是非ともそうさせてもらう」

ヴィント「えー」

亜鈴「兄さんも夢想家のわりに変なところでリアリストだから」

真昼「も、もうヴィントったら……お兄さん、怪我してるんだし」

ヴィント「もー……姉ちゃんも最近付き合い悪いし、この年代ってだいたいそうなの?」

遊一「フツーは受験だろ」

真昼「ですよね……」

亜鈴「ていうかヴィントお姉さんいたんだ」

ヴィント「うん。シー姉って言うんだけど」

遊一「?」

ヴィント「ハストィータだからシー姉」

亜鈴「珍しい名前ね」


遊一(ハス……まさかな)

814: ◆/7w/ijckWc 2015/04/24(金) 23:18:03.44 ID:uXkoZpsGo


遊一「逆にお前らは受験いいのか」

ヴィント「大丈夫っしょー。いざという時には亜鈴いるし」

真昼「亜鈴ちゃんに頼りすぎるのは良くないよ……」

遊一「あァ。最終的には自分でやらなきゃ何もできねェぞ」

ヴィント「あーい……」


亜鈴(私が言うべきことを全部言われてしまった気がする……)


ヴィント「ほんじゃま、勉強するためにそろそろ帰りまーす」

真昼「え、もう?」

ヴィント「ついでだし亜鈴、教えてよー」

亜鈴「嫌よ」

ヴィント「そう言わずにさ! ね、ね!」 グイグイ

亜鈴「ちょ……ヴィント!」

816: ◆/7w/ijckWc 2015/04/24(金) 23:24:43.37 ID:uXkoZpsGo


真昼「……あれ?」 ポツーン

遊一「……森……は、いいか」

真昼「えっ」

遊一「お前に批評とかいらねェだろ」

真昼「は、はぁ……ですか……」

遊一「優等生ってこった。誇れ」

真昼「え、えぅ」

遊一「……ま俺に褒められても何とも思わねェか」

真昼「い、いえ、そんな」

遊一「なんだ、まあコーヒーでも飲んでけ」

真昼「あ。い、いただきますね……」


◆ ヴィント及び真昼とコミュが可能になりました

◆ 三人の好感度が上昇しました
コンマ1の位で判定
1,2,3 : 3
4,5,6 : 4
7,8,9 : 5
0,   : 7
↓1

817: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/24(金) 23:25:15.42 ID:lo5TeHpk0
ほい

820: ◆/7w/ijckWc 2015/04/24(金) 23:30:22.81 ID:uXkoZpsGo


◆ 以下のように変動しました


神威亜鈴:30→33

森真昼:0→3

ヴィント・クラリーマ:0→3


行動・行き先選択

1.カードショップ「ゴールデン・ハインド」
2.スクラップ置き場
3.学校
4.掲示板を確認する
5.知り合いについて調べる
6.情報屋
7.埠頭
8.アルバイト
9.デュエル
10.コミュ
11.自由安価

↓2

822: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/24(金) 23:32:57.22 ID:1q+eOcSDo
8 アルバイト
かみさましょうかん

826: ◆/7w/ijckWc 2015/04/24(金) 23:45:54.57 ID:uXkoZpsGo


◆ 埠頭


遊一「……よォ」

エリーゼ「あ、来てくれたんでしゅね! それじゃあ早速……」

遊一「は、いいんだが……何すんだ?」

エリーゼ「えっ?」

遊一「カミサマの召喚……とやらだろ? 基本、その神の全貌がつかめなきゃ……」

   「あるいは、召喚するような方法が無きゃどうしようもねェだろ」

エリーゼ「で、でしゅね……」

遊一「その媒体がカードやなんやなら、それを探し当てればなんとかなるかもしれねえが」

エリーゼ「今のところは分かりましぇん……」

遊一「……だろォな」

エリーゼ「なので信者の数を増やして人海戦術を取ろうかと思って……」

遊一「短絡的すぎるわ」

828: ◆/7w/ijckWc 2015/04/24(金) 23:57:26.25 ID:uXkoZpsGo


遊一「その神ってヤツはどんな姿かたち、恰好なんだ?」

エリーゼ「もじゃもじゃーって感じで……」

遊一「分からないことだけは分かった」

エリーゼ「じゃあ、どうするんでしゅか?」

遊一「まず文献を辿って神とやらの中の姿かたちで、お前の知ってるモンに合致するものを見つける」

   「そっから方法を見つけ出すんだ。多少時間はかかるかもしれねえが、一番確実だろ」

エリーゼ「なるほどでしゅ」

遊一「もっとも、俺もそこまで調べモンが得意なワケじゃねえんだが……」

エリーゼ「大丈夫でしゅ。なんとかなりましゅ。多分」

遊一「多分かよ……」


◆ 判定を行います。今回はいくつかの段階を踏み、複合した要素を満たしてもらいます。
   三度判定を経て、全てクリアした時点で依頼は完了です。
   また、一度の依頼受託で【3度】まで判定できます

   まず、コンマ判定を行います。【50以上】で成功です。

↓1

829: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/24(金) 23:57:53.47 ID:u0TYu7KQ0
神ィ

831: ◆/7w/ijckWc 2015/04/25(土) 00:02:52.55 ID:FCz+zAOno


◆ 図書館


遊一「………………」

エリーゼ「無いでしゅね」

遊一「あぁ……」


遊一(調べものと言えば図書館だと思ってこっちまで来たが……)

   (よく考えりゃカミサマの情報を調べるのに適してる場所か、ここは……?)

   (……何かすげェアホなことしてる気がする……)


◆ コンマ判定を行います。(2/3)
   コンマ【50以上で成功】

↓1

832: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/25(土) 00:04:16.06 ID:KyAtwHa/o
スッゾコラー!

833: ◆/7w/ijckWc 2015/04/25(土) 00:10:11.99 ID:FCz+zAOno


◆ 情報屋


遊一「……つーワケなんだが」

ヒイロ「具体的な名前も分からないのに情報を集められるかド阿呆」

遊一「ぐっ……」

ヒイロ「とりあえず、で情報屋に来ても望むものが得られるものじゃあない」

    「本当に有効活用したいならある程度元となる情報を寄越せ」

遊一「……そうだな、それもそうだ。すまねェ」

エリーゼ「ダメだったんでしゅか?」

遊一「準備不足だ」


◆ コンマ判定を行います。(3/3)
   コンマ【50以上】で成功

↓1

834: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/25(土) 00:10:40.65 ID:5Eli2zD5o
ゴウランガ!

837: ワッザ!? ◆/7w/ijckWc 2015/04/25(土) 00:24:03.79 ID:FCz+zAOno


◆ イース宅付近


イース「ン? モジャモジャなGod? 知ってるような知らないようナ」

遊一「本当か!?」

イース「多分、シュブ=ニグラス……カナ?」

エリーゼ「シュブ?」

遊一「ニグラス……?」

イース「Yes。でもFearfulだヨ?」

遊一「どう、ヤバい」

イース「色々かナ。単純にPowerfulなのもあるケド……Mother goddessなんだヨ」

遊一「マザーゴッデス……母なる神?」

イース「チボシン、って言うのかナ? そんな感じ」

遊一「…………」

エリーゼ「なるほど……やっぱりかみさまはすごいでしゅね!」


遊一(……コトがここに至ってかなりヤバいことになってきたような)


◆ (1/3) 「神の情報を得る」を完了しました

851: ◆/7w/ijckWc 2015/04/25(土) 20:18:34.03 ID:FCz+zAOno


◆ 36日目 / 遊一の病室


遊一(昨日は色々ヤバいようなことが発覚した気がするが)

   (今の入院期間なら自由に動けるから、それなりに対処も打ちやすくはある)

   (……一応、明日は大会か。今の内に準備もしとくべきかな……)


行動・行き先選択

1.カードショップ「ゴールデン・ハインド」
2.スクラップ置き場
3.学校
4.掲示板を確認する
5.知り合いについて調べる
6.情報屋
7.埠頭
8.アルバイト
9.デュエル
10.コミュ
11.自由安価

↓2

853: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/25(土) 20:21:49.85 ID:G+nomFMNo
10 麗 怪我の回復度合いと最近の患者の傾向を聞く

858: ◆/7w/ijckWc 2015/04/25(土) 20:41:01.59 ID:FCz+zAOno


◆ 遊一の病室


遊一(さて、と。そろそろ出てくか。今の時間帯なら誰も……)


ガチャッ


潤「あっ! 神威君また抜け出そうとして!」

遊一「ゲッ……」

潤「婦長さんたちのところから色々報告上がってるんだから!」

  「まったくもう、大人しくしてないといつまでも治らないのよ?」

遊一「っつってもよォ、センセー。動けるんだから自宅療養でも……」

潤「普通はその怪我で動ける人いないわよ」

遊一「つったって動けるし、治りはじめてるし」

潤「どうなってるの君のその体」

遊一「昔っから怪我の治りは早ェんだよ俺」

859: ◆/7w/ijckWc 2015/04/25(土) 20:53:57.91 ID:FCz+zAOno


潤「実はそういう『特徴』持ってたり……」

遊一「しねェよ。俺普通の人間」

潤「うーん……」

遊一「……いや、普通だぞ」

潤「普通の人は筋肉痛でも痛ければマトモに動けないから」

遊一「軟弱なだけじゃないっすか」

潤「そっちが普通なの!!」

遊一「はぁ……多少でも動くなら動かせるんじゃないすか」

潤「神威君、端的に言ってきみおかしい」

遊一「えっ」

潤「えっ、じゃなくて」

遊一「……俺がおかしいのか……?」

潤「肉体的には割と」

遊一「気合入れたら風邪くらい治んますよね?」

潤「それは無い」

遊一「そっすか……」

863: ◆/7w/ijckWc 2015/04/25(土) 21:06:37.68 ID:FCz+zAOno


遊一「……つーかセンセー。俺に構ってていいんすか。ホラ、他に患者とか」

潤「他の人は大人しく病室にいてくれるから」

遊一「………………」

潤「まったく、学生の時分だからこそ無茶の一つや二つくらいしてもいいとは言うけど……」

  「これは無茶っていうか、もうほとんど無茶苦茶っていうか……」

遊一「……もっと無茶苦茶な奴らがいんだよ」

潤「何か言った?」

遊一「別に。ところでセンセー、一つ聞きたいんすけど」

潤「ん?」

遊一「ここんとこ入院してくるような患者って、どういう症状の人間が多いんすか?」

潤「情報あんまり外に出しちゃ駄目なんだけど……」

遊一「傾向だけでもいいんすけど」

潤「まあ、そのくらいなら……? そうねぇ」


◆ コンマ判定を行います。1の位の数によって変動
1~3 : いつも通り
4~6 : 転倒などによる外傷が多い
7~9 : 気候の変化で体調を崩す人が増えた
0.   : 最近変な病気の患者が……

↓1

864: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/25(土) 21:08:03.04 ID:sx3MTaMso
ほい

865: ◆/7w/ijckWc 2015/04/25(土) 21:18:44.80 ID:FCz+zAOno


潤「ここのところ波が強いせいで、コケて怪我する人が増えてきてるかな」

遊一「そっすか……」

潤「どうかした?」

遊一「いや」


遊一(……漁師のおっちゃんの言ってた、最近海が荒れてるって件とは合致してるな)

   (原因の方は分からねえが……覚えておいても損は無さそうだな)

   (得することもねえかもしれねえが)


遊一「体幹がなってねえっすね」

潤「普通の人は揺れたら転ぶの!!」

遊一「生まれた時から海の上なのに」

潤「ガンガリティア自体浮島みたいなものじゃない……」

遊一「はぁ」

866: ◆/7w/ijckWc 2015/04/25(土) 21:24:40.72 ID:FCz+zAOno


潤「でも、その調子なら本当に退院しても大丈夫そうね……」

遊一「元から言ってるじゃないっすか」

潤「普通の人はそんな簡単に……ああ、もういいわ」

  「ともかく、アドン先生に言っておくから、それまで勝手に出ちゃ駄目よ」

遊一「うっす。……あ、午後と明日の大会とか」

潤「仕方ないから許可してあげる……」

遊一「あざっす」

潤「はぁ……仮にも医学者としてのプライドが打ち砕かれてる気分……」

遊一「大変っすね」

潤「君のせいだからね!?」


◆ 赤里潤の好感度が上昇しました
コンマ1の位で判定
1,2,3 : 6
4,5,6 : 7
7,8,9 : 8
0,   : 10
↓1

867: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/25(土) 21:28:15.54 ID:5dJhPl39O

869: ◆/7w/ijckWc 2015/04/25(土) 21:32:49.78 ID:FCz+zAOno

◆ 以下のように変動しました


赤里潤:0→7


遊一(とりあえず、午後からの外出と明日の大会に関しちゃ許可が貰えた)

   (これで一旦の憂いはねえって感じだな)


行動・行き先選択

1.カードショップ「ゴールデン・ハインド」
2.スクラップ置き場
3.学校
4.掲示板を確認する
5.知り合いについて調べる
6.情報屋
7.埠頭
8.アルバイト
9.デュエル
10.自由安価

↓2

871: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/25(土) 21:39:54.49 ID:nkEf1p3YO
8【Japaneseの勉強!!】

874: ◆/7w/ijckWc 2015/04/25(土) 21:52:20.06 ID:FCz+zAOno


◆ イース宅周辺


イース「Heyカムイ! How are you?」

遊一「こんにちは、だ」

イース「……こ、コニャチワ」

遊一「どっかの漫画のキャラみてェだな……」

イース「Very hardだネー……」

遊一「挨拶の初歩の初歩だぞ」

イース「他にハ?」

遊一「おはようございます」

イース「おハオウござます」

遊一「飛び道具使いそうだな……こんばんは」

イース「コンパンワ!」

遊一「………………」

879: ◆/7w/ijckWc 2015/04/25(土) 22:05:39.39 ID:FCz+zAOno


遊一「どれも微妙に合ってはいンだよ……」

イース「Oh really?」

遊一「……まあ、一応っつーか」

イース「でも少し違うんだヨネ」

遊一「ニュアンスっつーか発音っつーか……決して間違ってるとは言い難いんだが」

イース「Hmm……」

遊一「つーかコミュニケーションに不都合があるわけじゃねえんだよな」

イース「Yes、ゼンゼン? 分からないワケじゃないヨ」

遊一「まァ……表現しづらい部分を英語に置き換えるクセはあるみてェだよな」

イース「そうダネー」

遊一「……とりあえず、方向性を考えっか」


1.多少間違っててもいいから日本語を覚えさせる(忍殺風)
2.英国圏に合わせた方法を(デース風)
3.今の方向性で英語を減少させる方向で
4.自由安価

↓1~ 2票

880: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/25(土) 22:07:07.35 ID:EhF2E9Rn0
3

885: ◆/7w/ijckWc 2015/04/25(土) 22:22:05.36 ID:FCz+zAOno


遊一「ま、いちいち矯正したって仕方ねえ」

   「文節っつーか、文法は基本間違ってねェわけだ」

   「日常会話の何気ない言葉が英語に置き換わってるだけで」

イース「ちょっとカムイ、Earlyダヨ……」

遊一「悪ィ。ともかく、単純に英語をそのまま日本語に置き換えればいいわけだ」

   「例えば今のだと、『早すぎる』だ」

イース「ハヤスギる」

遊一「そうだ。英語使うたびにいちいち訂正入れていくからな」

イース「Oh……Don't be too hard on me, please……」

遊一「どん……?」

イース「エート……何だっけ?」

遊一「ちょっと待ってろ」 パラパラ

イース「Dictionary?」

遊一「俺の方が英語の意味知ってなきゃ修正も訂正もできねェしな」

886: ◆/7w/ijckWc 2015/04/25(土) 22:28:57.82 ID:FCz+zAOno


遊一「お手柔らかに、か」

イース「オテ!」

遊一「犬じゃねえんだぞ」

イース「おてゃーらかに」

遊一「……今どうやって発音したんだ」

イース「サぁ?」

遊一「まあ、いい。ともかく、気の長い話になりそうだ」

   「俺もできる限りのことはやるが、お前もできる限りはやれよ」

イース「Yes!」


◆ イースとの日本語の勉強を行います
   合計コンマが【200】を超えた時点で成功です。
   なお、一度のアルバイトにつき2度判定を行います。

↓1

887: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/25(土) 22:30:33.35 ID:cXfxTm2NO
ほい

889: ◆/7w/ijckWc 2015/04/25(土) 22:34:19.93 ID:FCz+zAOno


◆ 35/200


遊一「ありがとう」

イース「あいガト」

遊一「ごめんなさい」

イース「ゴミンニサイ」

遊一「…………何でこう微妙に間違えるんだ……」

イース「Soorry、カムイ!」

遊一「それこそゴメンナサイ、だ。難しけりゃごめん、だけでもいい」

イース「ゴミ!」

遊一「何が悲しくて笑顔で罵倒されなきゃならねえんだ」


◆ 二度目の判定を行います

↓1

890: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/25(土) 22:36:30.99 ID:5Eli2zD5o
ベイビーサブミッション

895: ◆/7w/ijckWc 2015/04/25(土) 22:51:43.73 ID:FCz+zAOno

◆ ゾロ目ボーナス!
   数値を二倍として扱います(223/200)



遊一「短縮形でも構わねえ、とにかく言葉と意味を結び付けろ」

イース「Yes……オーケー!」

遊一「それも英語だが慣用句としちゃ間違ってねェ」

イース「リョーカイ! ところでカンヨウクって?」

遊一「……Idiomだ」 ペラ

イース「オーケー、But……デモ?」

遊一「そうだ。Butの意味は『でも、しかし』だ」

イース「ンー……他に何かイイPlan無いカナ?」

遊一「……できるかどうか分かんねェから一旦置いといたんだが」

イース「?」

遊一「デュエルモンスターズのカードでお勉強……だ」

イース「Why? あ、エット……何デ?」

遊一「テキストは読めるだろ」

イース「ウン」

遊一「そこから紐づける。英文テキストのカード持ってンな?」

イース「Yes!」

900: ◆/7w/ijckWc 2015/04/25(土) 23:03:08.25 ID:FCz+zAOno


遊一「まずはコイツだ。《魔導師の力》」


《魔導師の力/Mage Power》
装備魔法
(1):装備モンスターの攻撃力・守備力は、
自分フィールドの魔法・罠カードの数×500アップする。

Equip Spell
The equipped monster gains 500 ATK and DEF for each Spell and Trap Card you control.


遊一「……俺にはちっと分からねえが、既に文法分かってるお前なら分かるだろ!」

イース「Yes off course……ダイジョブ!」

遊一「よし。後は任せる」

イース「エッ!?」

遊一「文章にまで行くと俺には分からねえんだよ」

イース「Booo……」

    「アレ? でも、youなのにジブン……?」

遊一「何……だと……」

イース「カムイ、どうしヨ!?」

903: ◆/7w/ijckWc 2015/04/25(土) 23:16:52.51 ID:FCz+zAOno


遊一「……カード自身が『あなたはこれをしてもよい』と呼びかけている、って感じか……?」

   「日本語版の場合は単純にルールが明記してあるだけ……」

   「いや、ルールが明記してあるっつー意味ではどっちも同じか……?」

イース「カムイー、Difficultに考えすぎダヨー」

遊一「……お、おう……?」

イース「Englishで『You』って呼びかけてるところは、Japaneseだと『自分は』になってるってコトでショ?」

    「そこのアタリ考えれバ、あんまり難しくナイと思うヨ」

遊一「それならいいんだが……」

イース「じゃ、他にカード見せテ!」

遊一「あ、あぁ。じゃあ通常モンスターの方がいいかもな……」

   「じゃあコイツだ。《ブラック・マジシャン》」


《ブラック・マジシャン/Dark Magician》
通常モンスター
星7/闇属性/魔法使い族/攻2500/守2100
魔法使いとしては、攻撃力・守備力ともに最高クラス。

The ultimate wizard in terms of attack and defense.

904: ◆/7w/ijckWc 2015/04/25(土) 23:27:58.74 ID:FCz+zAOno


◆ 数十分後


遊一「こんなモンでどうだ……」 ゼェゼェ

イース「オーケー……ケッコウ疲れたヨ……」

    「ケド、これダケやればオフコース!」

遊一「……俺がある程度理解したのもあるが、だいぶ分かりやすくなったな」

イース「Thank you、ユーイチ!」

遊一「普段使うのは平易な英語くらいにしとけよ。相手に伝わらないと意味ねェし」

イース「オーケー。わかッタ」

遊一「そんな感じだ。あと、ネイティブな発音だと伝わらねェ可能性高いからな。そこも気をつけろ」

イース「というカ」

遊一「あ?」

イース「ニホンゴ覚えられタから、いちいち聞き返すことも無くナッテ、いいネ!」

遊一「あァ、まあ……な。俺もいちいち訂正入れなくて済むし」

イース「ところデ、どうスル? リターン……ホーシュー? は考えてルけど」

遊一「あァ……そうだな」


1.DPで
2.カードで
3.その他何らかの情報
4.自由安価

↓2

910: ◆/7w/ijckWc 2015/04/25(土) 23:35:16.20 ID:FCz+zAOno
あ、元々少量DP+って感じだったから、DP無くていいならそれでもおkよ
ちなみにイースに聞きたい今欲しい情報

↓2

912: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/25(土) 23:38:22.00 ID:osp5x7qa0
カミサマ関連
同好会について

916: カミサマ関連ってのが抽象的なのでその部分は↓採用 ◆/7w/ijckWc 2015/04/25(土) 23:46:04.84 ID:FCz+zAOno



遊一「じゃあ、カミサマ関係について聞くくらいでいい」

イース「それダケでいいノ?」

遊一「あー……じゃあ、何だ。今度困ってたら助けてくれ。それでいい」

イース「カムイ、デブだネ!」

遊一「太っ腹、と言え。それでだが……」

   「生ける炎、ってのを知ってるか?」

イース「生きてるホノオ? ……クトゥグアかナ?」

遊一「……クトゥグア……とうぐあ……?」

917: ◆/7w/ijckWc 2015/04/25(土) 23:59:07.20 ID:FCz+zAOno


遊一「まあいい。ともかく、ソイツはカミサマの一種なんだな?」

イース「Yes、そうだネ。《セラエノ断章》に載ってル」

遊一「ソイツはどこにいるんだ?」

イース「フォーマルハウト。少なくとも地球にはいないはずダヨ」

遊一「……仮にいるとしたら?」

イース「召喚されたまま残存し続けテルか、もしくハ……」

遊一「……例えば、目的を果たせずに、ってのはどうだ?」

イース「ケーヤク? を、したのに、それが果たせなかったら、いる……カモ」

遊一「…………」


遊一(東宮渥実は確か、自分のことを生ける炎だと自称していた)

   (つまりヤツはクトゥグア……ってことになる。だが、地球にいる理由は何だ……?)

   (それこそ、今言ったように、元々召喚されてたのが、残ってしまったのか……)

   (あるいは、もっと別な……明確な目的があるのか……)

918: ◆/7w/ijckWc 2015/04/26(日) 00:02:22.53 ID:gln84cLio


遊一「……だいたい分かった。他に、だが……」

イース「ン?」

遊一「同好会、って連中について知ってるか?」

イース「サークル? ンー……」


◆ イースが同好会について知ってる度合い
   コンマ判定

↓1

919: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/26(日) 00:03:42.69 ID:itMjWSUK0

920: ◆/7w/ijckWc 2015/04/26(日) 00:13:53.23 ID:gln84cLio


イース「ンー……かなりエキセントリックなヒトタチだってことは知ってるヨ」

遊一「エキセントリック……つーかお前、どんだけ知ってるんだ」

イース「前、すっごいカンユー? されてネ。ジキジキに、アー……アザ統帥? とか言うノに話しかけられたヨ」

遊一「アザ統帥……」

イース「それから、副会長なんて言ってル人と……」

遊一「どのくらい、人数がいた」

イース「ざっと10人前後カナ? そんなに多くないケド」

    「その分、セイエー、って言うの? そういう人が多いカンジ」

遊一「少数精鋭か……」

イース「チームとしてはちょっとバラバラみたいだケドね」

遊一「一人一人の意思が統制されてねェってことか」

イース「変ダヨねー。目的あるはずなノに」

遊一「となると、奴らも決して一枚岩とは言えない……」

921: ◆/7w/ijckWc 2015/04/26(日) 00:20:40.45 ID:gln84cLio


イース「カムイ、あの人タチと戦うノ?」

遊一「その……つもりだ」

イース「じゃあ、ワタシがそれ、手伝うヨ!」

遊一「あ? さっきのは別にそういうつもりで言ったんじゃ……」

イース「事情を知ってルっていうのは、大事だヨー。カムイ、仲間いるノ?」

遊一「オイ、お前俺が一人ぼっちみたいな言い方……いや、間違ってねェのか……?」

イース「でショ? ということでお役立チダヨー」

遊一「………………そうかよ」

イース「ホラホラ、もっと嬉しそうにしなヨー」

遊一「……こういう感覚が何なのか、分かんねえんだよ」

イース「チョットカムイ、それはサスガに……」


◆ 対同好会について、イースが協力してくれることになりました


◆ 一日が終了しました

922: ◆/7w/ijckWc 2015/04/26(日) 00:23:31.29 ID:gln84cLio


◆ 引き続き、37日目に移ります
   大会パートに入るため、この日は一日大会で終わります。

◆ 対戦表を作成します。少々お待ちください

925: ◆/7w/ijckWc 2015/04/26(日) 00:54:39.11 ID:gln84cLio


◆ カードショップ「ゴールデン・ハインド」


ワイワイガヤガヤ……


遊一「ちーっす……うおっ」

頼亜「あら、いらっしゃい」

遊一「随分な繁盛具合っすね……」

頼亜「えぇ。大会っていうのもあるけど……」 チラッ

遊一「?」


?「このノリ、悪くないかな……」

???「」 ギュイィィィーン


遊一「何だあのイロモノ」

頼亜「一人は人気ストリートミュージシャンで、もう一人はここの街の有名アイドルってヤツ?」

遊一「そんなのが出場するんスね」

頼亜「そういう人もいるかな、って程度だけど。あぁ、対戦表見る?」

遊一「お願いします」

926: ◆/7w/ijckWc 2015/04/26(日) 00:58:27.49 ID:gln84cLio


舞野グラ   ──┐              ┌── 活火山
             ├─┐      ┌─┤
神威遊一. ...──┘  │      │  └── 森真昼
戌井白音. ...──┐  ├┐  ┌┤  ┌── ミランダ
             ├─┘│  │└─┤
御社霞鎌. ...──┘    ├─┤    └── アドン・M
裏上和奈. ...──┐    │  │    ┌── ハストィータ・C
             ├─┐│  │┌─┤
迷宮有子 ....──┘  ├┘  └┤  └── 小倉風乃
イース ・ E  ──┐  │      │  ┌── 飛井ぽぷり
             ├─┘      └─┤
遊夜美唯. ...──┘              └── O・エリーゼ



遊一(割と知り合いも出場してんだな……つーかアドンのおっさん何してんだよ)

   (しかし……活火と俺と、アドンの御産と……それ以外全員女な気が)

   (いや、よそう。考えても肩身が狭くなっちまう……)

928: ◆WKg0prZvFw 2015/04/26(日) 01:18:03.59 ID:gln84cLio


??「もし」

遊一「あン?」

グラ「私、舞野グラと申します。あなた、神威遊一さんですね?」

遊一「舞野……? 一回戦の相手の?」

グラ「ええ。今回はよろしくお願いします」 ニコ

遊一「……あァ」

グラ「……フフ。あなたのお話は、従兄弟からよく聞いておりますよ」

遊一「いとこ……?」

グラ「ふふ。この話はまた後ほど。私たちの試合は第一試合ですから……そろそろ準備を致しましょう」

遊一「あァ。分かった」


頼亜『それでは第一試合を始めます。舞野グラさん、神威遊一さん、準備をお願いします』


遊一「……じゃ、行くか」


◆ 舞野グラとのデュエルが行われます。

◆ ステータスによる基本値の設定を行います。
   両者のステータスは以下です

遊一:【運命力】:4+1  【戦略】:4  【洞察力】:7  【精神力】:4+1  【構築】:4

グラ:【運命力】:4-1  【戦略】:5+1  【洞察力】:6  【精神力】:4  【構築】:3

特殊技能
「猟犬の主」……【戦略】に+1の補正
「嫌光体質」……【運命力】に-1の補正


【運命力】→d
【戦略】→s
【洞察力】→i
【精神力】→m
【構築】→b

トリップに上記の文字列を隠しました
左から順に1、2、3、4、5と設定します
1~5の数字を二つ選択してください

↓1

929: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/26(日) 01:19:13.09 ID:iue45HqCo
4、5

931: ◆/7w/ijckWc 2015/04/26(日) 01:21:52.95 ID:gln84cLio


#652mbids696
指定数値→4、5
→d、s

今回は【運命力】、【戦略】で判定を行います。

遊一:【運命力】:4+1  【戦略】:4

グラ:【運命力】:4-1  【戦略】:5+1

運命力の優位が【2】、戦略の劣位が【2】
互いに相殺し、今回の基本値は【20】となります。



舞野グラの使用するデッキは【レプティレス】です。

使用するデッキを選択してください

1.【セフィラ】(シャドール+竜星)
2.【アーティファクト】
3.【AFセイクリッド】
4.【幻獣機】
5.【竜星】
6.【クイックジャンクドッペル】

↓3

934: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/26(日) 01:59:11.72 ID:oloCmFJD0
5

942: ◆/7w/ijckWc 2015/04/26(日) 20:04:28.17 ID:gln84cLio
ここまで

【戦闘破壊を起点とする事が多い竜星と攻を0にして殴ってくる、つまりビートダウンがダメージソースのレプティレスとの相性は悪くない】
【レプティレスで一度攻撃翌力0にされて殴ってきても竜星の特徴であるデッキから特殊召喚する効果でリセットしやすいため切り返しがしやすい】
【リクルートとシンクロを扱う竜星はフィニッシャーをレプティレスより先に召喚でき、立て直しも容易】
 →攻撃力を0にしてダイレクトダメージを与えた直後に連続で直接攻撃されることを防げる。
   守備力が0の「竜星」、及びリフンなどの効果によってなら、後続を守備表示で特殊召喚できるため、
   ダメージを抑えることが可能。ただし、下記の通り、攻撃力を0にした直後の攻撃に対しての
   対処法が少ないため、一時しのぎ程度にも思われる(+5)

( 【ただ0にしてからダメージは半端じゃないので注意】 )

【レプティレスの殆どは闇属性であり、ジョクト素材のチョウホウが刺さる】
 →属性統一デッキにとって共通する弱点。近年のデッキの殆どは属性及び種族を統一したデッキが多いため、
   とりあえずチョウホウを立たせておけば解決するような気がせんでもない(+10)

【攻撃翌力を0にする効果は対象をとるものであり、ガイザーには効かない】
【シュンゲイを素材とすればダムドでも突破不可能】
 →ヘイカンを素材にした場合、戦闘破壊耐性を持たせられるため、こちらも有効。
   サンドバッグにされる可能性も否定できないが、ガイザーを自身の効果で破壊すれば
   サンドバッグ状態を免れ、後続を特殊召喚しつつ相手のカードを除去できる。(+10)

【レプティレスモンスターが効果が効かない上記2体はレプティレス上級モンスターの攻撃翌力を上回る為戦闘破壊も困難】
 →レプティレス単独でデッキを構成しているとは限らないものの、突破可能なカードとしては
   アナンタやヴェノミノンのようなカードが主体となり、それらに関しても効果への耐性は特に無い。
   二体とも、共通して相手にとって致命的な要素になりうる(+10)

【竜星は相手ターンのシンクロ召喚が可能であり、自陣の攻撃翌力0のモンスターを処理して上記のモンスターを召喚し制圧できる】
 →ただし、シンクロモンスター以外の非チューナー及びチューナーがいる場合か、
   チューナーと非チューナーが存在し、《竜星の極み》が場に存在する場合に限る。
   シンクロモンスターを主軸とする関係上、相手のターンで場に非チューナーとチューナーが
   同時に存在する状況は少ない。有用ではないわけではないものの、状況としては限定的(+5)

【レプティレスのキーカードであるレプティレス・ナージャが攻撃強制効果の竜星の極みと相性が良くないため大ダメージを狙える】
【竜星の気脈の守備封じ効果が攻撃翌力0が多いレプティレスに刺さる、竜星の凶暴化により更なる大ダメージも狙える】
 →ナージャ及びガードナー、バイパーに関しては確実に刺さる効果だが、
   バイパーはすぐにシンクロ素材とされ、ガードナーは《毒蛇の供物》の効果でアドバンテージを稼ぐ材料となる
   ゴルゴーンならば攻撃した相手の攻撃力を0にする効果があり、致命的なほどとは言えない(+5)

【竜星と相性の良い虹光の宣告者のおかげで、レプティレスの動きを妨害しやすい】
 →有効ではあるが、ネックとなるのはやはり奇襲性に欠けること。
   万能故にあらゆるデッキの動きを阻害できるという点で《神の宣告》に似た有用性を持ち、
   相手に《虹光の宣告者》が場に存在することを前提とする動きを強いることができるが、
   捨て札に効果を打たされた場合というのがやはり怖い(+5)

【竜星はブラックホールや激流葬を使用した場合リクルート効果で一方的にアドバンテージを取れる】
 →竜星特有の一方的にアドバンテージを取っていく戦法。破壊をトリガーとする
   カードを併用すればより優位に立つことができる。(+10)

有効な手が重複しているため、+5補正

5+10+10+10+5+5+5+10+5=65


基本値【20】

今回の勝率は85%です

943: ◆/7w/ijckWc 2015/04/26(日) 20:06:40.74 ID:gln84cLio

◆ 確率上昇のストックを使用しますか?(残り:1)

↓1~3

945: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/26(日) 20:14:27.92 ID:4TfbyUDmo
使わない

946: ◆/7w/ijckWc 2015/04/26(日) 20:15:52.22 ID:gln84cLio

◆ 勝率は85%となります。判定において【85以下】が出た場合に勝利です。
   トリップに数字を隠しました。0~99の好きな数値を選択してください。

↓1

947: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/26(日) 20:16:23.13 ID:Gut11wzpo
33

956: ◆/7w/ijckWc 2015/04/26(日) 22:00:38.50 ID:gln84cLio


ワアアアアアアアアア……


頼亜『それでは第一試合を行います!』


遊一「……じゃ、よろしく頼むわ」 フィイイン

グラ「えぇ、よろしくね。フフ」  フィン


頼亜『神威遊一対舞野グラ、デュエル開始!』


    「「デュエル!」」


遊一「……俺のターンからだ。まずはコイツを発動させてもらう。永続魔法、《補給部隊》!」


《補給部隊/Supply Squad》
永続魔法
(1):1ターンに1度、自分フィールドのモンスターが
戦闘・効果で破壊された場合にこの効果を発動する。自分はデッキから1枚ドローする。


遊一「俺のモンスターが破壊されることで、カードが1枚ドローできる」

   「俺はカードをセット、モンスターをセットし、ターンエンドだ」 手札:2

グラ「フフ……じゃあ、ドロー」 手札:5→6

957: ◆/7w/ijckWc 2015/04/26(日) 22:04:45.67 ID:gln84cLio


グラ「《レプティレス・スキュラ》を召喚」


《レプティレス・スキュラ/Reptilianne Scylla》
効果モンスター
星4/闇属性/爬虫類族/攻1800/守1200
このカードが戦闘によって攻撃力0のモンスターを破壊した場合、
そのモンスターを墓地から自分フィールド上に表側守備表示で特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。


遊一「!」

グラ「バトルよ。スキュラで裏守備モンスターを攻撃」

遊一「チッ……破壊されたのは《光竜星-リフン》だ」


《光竜星-リフン/Chiwen, Light of the Yang Zing》
チューナー・効果モンスター
星1/光属性/幻竜族/攻 0/守 0
「光竜星-リフン」の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):自分フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。
デッキから「光竜星-リフン」以外の「竜星」モンスター1体を特殊召喚する。
(2):このカードが墓地に存在し、自分フィールドの「竜星」モンスターが
戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。このカードを墓地から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合除外される。


グラ「攻撃力は0。スキュラの効果を発動して、その子、こっちに貰うわ」

遊一「リフンの効果と補給部隊の効果をチェーン発動だ」

   「カードを1枚ドロー、そして、デッキから《闇竜星-ジョクト》を特殊召喚!」 手札:2→3


遊一:デッキ→場
《闇竜星-ジョクト》

958: ◆/7w/ijckWc 2015/04/26(日) 22:11:13.59 ID:gln84cLio


《闇竜星-ジョクト/Jiaotu, Darkness of the Yang Zing》
チューナー・効果モンスター
星2/闇属性/幻竜族/攻 0/守2000
「闇竜星-ジョクト」の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):自分フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。
デッキから「闇竜星-ジョクト」以外の「竜星」モンスター1体を攻撃表示で特殊召喚する。
(2):自分フィールドにこのカード以外のモンスターが存在しない場合、
手札の「竜星」カード2枚を墓地へ送って発動できる。
デッキから攻撃力0と守備力0の「竜星」モンスターを1体ずつ特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに除外される。


グラ「こっちのターンなのに、結構に好き勝手してくれるのね」

遊一「そういうデッキなんでな」

グラ「フフ、それも面白いんだけれど。じゃ、最後にスキュラの効果を発動」

   「リフンを私の場に特殊召喚」


遊一:墓地→グラ:場
《光竜星-リフン》


グラ「良いチューナーをありがと。レベル4のスキュラにレベル1のリフンをチューニング」

   「来なさい、《幻層の守護者アルマデス》」


《幻層の守護者アルマデス/Armades, Keeper of Boundaries》
シンクロ・効果モンスター
星5/光属性/悪魔族/攻2300/守1500
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードが戦闘を行う場合、相手はダメージステップ終了時まで
魔法・罠・効果モンスターの効果を発動できない。

959: ◆/7w/ijckWc 2015/04/26(日) 22:16:46.13 ID:gln84cLio


グラ「カードを1枚セットしてターンエンド。アナタのターンよ」

遊一「……ドロー!」 手札:3→4


遊一(ヤツのデッキは【レプティレス】か。攻撃力か守備力か……)

   (リフンはそのどっちもだが、どっちかに降り切れてる俺のデッキじゃやり辛いか)

   (いや……攻撃力0のモンスターを残さなきゃいいだけだ)


遊一「俺は場のジョクトの効果を発動。手札を二枚墓地に送り――――」


遊一:手札→墓地
《風竜星-ホロウ》
《竜星の凶暴化》


遊一「来い、《魔竜星-トウテツ》、《水竜星-ビシキ》!」


《水竜星-ビシキ/Bixi, Water of the Yang Zing》
効果モンスター
星2/水属性/幻竜族/攻 0/守2000
「水竜星-ビシキ」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。
デッキから「水竜星-ビシキ」以外の「竜星」モンスター1体を攻撃表示で特殊召喚する。
(2):1ターンに1度、相手のメインフェイズ及びバトルフェイズに発動できる。
自分フィールドの「竜星」モンスターのみをS素材としてS召喚する。
(3):このカードをS素材としたSモンスターは、罠カードの効果を受けない。


《魔竜星-トウテツ/Taotie, Shadow of the Yang Zing》
効果モンスター
星5/闇属性/幻竜族/攻2200/守 0
「魔竜星-トウテツ」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。
デッキから「魔竜星-トウテツ」以外の「竜星」モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。
(2):1ターンに1度、相手のメインフェイズ及びバトルフェイズに発動できる。
自分フィールドの「竜星」モンスターのみをS素材としてS召喚する。
(3):このカードをS素材としたSモンスターは、コントロールを変更できない。

960: ◆/7w/ijckWc 2015/04/26(日) 22:22:26.63 ID:gln84cLio


遊一「レベル5のトウテツとレベル2のビシキに、レベル2のジョクトをチューニング!」

   「来やがれ、《幻竜星-チョウホウ》ッ!」


《幻竜星-チョウホウ》
シンクロ・効果モンスター
星9/光属性/幻竜族/攻2800/守2200
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
(1):S召喚したこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、相手はこのカードの
S素材とした「竜星」モンスターと元々の属性が同じモンスターの効果を発動できない。
(2):S召喚したこのカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。
デッキからチューナー1体を手札に加える。
(3):1ターンに1度、相手フィールドのモンスターが戦闘・効果で破壊された時に発動できる。
そのモンスター1体と元々の属性が同じ幻竜族モンスター1体を自分のデッキから守備表示で特殊召喚する。


グラ「あーら」

遊一「フン……」


遊一(ここのところ、妙に妨害される率が高かったが、今回はなんとかシンクロできたか……)

   (闇属性で固めてるはずのレプティレスにとっちゃ辛いカードのはずだ)


グラ「……フフ」

遊一「ヘラヘラ笑ってンな。チョウホウでアルマデスを攻撃!」


ズドオオオオオオオッ!!


グラ「んっ……」 LP:4000→3500

962: ◆/7w/ijckWc 2015/04/26(日) 22:27:33.62 ID:gln84cLio


遊一「チョウホウの効果発動! 破壊された相手モンスターと同属性のモンスターを……」

   「デッキから守備表示で特殊召喚する! 来い、リフン!」


遊一:デッキ→場
《光竜星-リフン》


遊一「これで俺はターンエンドする」 手札:2

グラ「私のターン」 手札:4→5

   「《スネーク・レイン》を発動」


《スネーク・レイン/Snake Rain》
通常魔法
手札を1枚捨てて発動できる。デッキから爬虫類族モンスター4体を墓地へ送る。


遊一「《スネーク・レイン》だと……?」

グラ「手札のカード1枚を墓地へ。それから、デッキの4枚の爬虫類族モンスターを墓地へ」

   「私が選択するのはこの4枚よ」


グラ:手札→墓地
《レプティレス・メデューサ》

デッキ→墓地
《レプティレス・メデューサ》
《レプティレス・ゴルゴーン》×2
《レプティレス・ガードナー》


963: ◆/7w/ijckWc 2015/04/26(日) 22:34:23.85 ID:gln84cLio


遊一(爬虫類族が5枚……いや、スキュラも含めれば6枚か……!)


グラ「墓地の6枚の爬虫類族を除外し、《邪龍アナンタ》を特殊召喚!」


《邪龍アナンタ/Evil Dragon Ananta》
効果モンスター
星8/闇属性/爬虫類族/攻 ?/守 ?
このカードは通常召喚できない。自分のフィールド上及び墓地に存在する
爬虫類族モンスターを全てゲームから除外する事でのみ特殊召喚する事ができる。
このカードの攻撃力・守備力は、特殊召喚時にゲームから除外した
爬虫類族モンスターの数×600ポイントになる。
このカードが自分フィールド上に存在する限り、
自分ターンのエンドフェイズ時にフィールド上のカード1枚を破壊する。


キシャアアアアアアアッッ!


遊一「チッ……召喚条件も永続効果も、チョウホウは無効にできねえ」

グラ「そう。ご教授ありがと。アナンタは自身の効果で除外したモンスターの数だけ攻撃力を変動させるわ」

   「今回除外したのは6枚、よって攻撃力と守備力は3600!」


《邪龍アナンタ》
攻 ?/守 ?→攻 3600 /守 3600


遊一「……!」

グラ「バトルよ。アナンタでチョウホウを攻撃!」


ズゴオオオオオオッ!!


遊一「クッ……!」 LP:4000→3200

964: ◆/7w/ijckWc 2015/04/26(日) 22:42:25.36 ID:gln84cLio


遊一「チョウホウの効果発動! コイツが破壊されたとき、デッキからチューナモンスターを手札に加える!」

   「更に、補給部隊と、リバースカードの《竜星の具象化》を発動!」


《竜星の具象化/Yang Zing Creation》
永続罠
(1):1ターンに1度、自分フィールドのモンスターが戦闘・効果で破壊された場合に
この効果を発動できる。デッキから「竜星」モンスター1体を特殊召喚する。
(2):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、
自分はSモンスター以外のモンスターをエクストラデッキから特殊召喚できない。


遊一「カードを1枚ドローし……」 手札:2→3

   「具象化の効果で《地竜星-ヘイカン》を特殊召喚!」


《地竜星-ヘイカン/Bi'an, Earth of the Yang Zing》
効果モンスター
星3/地属性/幻竜族/攻1600/守 0
「地竜星-ヘイカン」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。
デッキから「地竜星-ヘイカン」以外の「竜星」モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。
(2):1ターンに1度、相手のメインフェイズ及びバトルフェイズに発動できる。
自分フィールドの「竜星」モンスターのみをS素材としてS召喚する。
(3):このカードをS素材としたSモンスターは、戦闘では破壊されない。


遊一「更に、効果で《ジャンク・シンクロン》を手札に加える!」


遊一:デッキ→手札
《ジャンク・シンクロン》


グラ「へぇ」

遊一「………………」

グラ「それじゃあ、カードを2枚セットしてターンエンド」

966: ◆/7w/ijckWc 2015/04/26(日) 22:47:15.14 ID:gln84cLio


グラ「そしてこのエンドフェイズ、アナンタの効果が発動」

遊一「……!」

グラ「《補給部隊》は破壊させてもらうわ」


遊一:場→墓地
《補給部隊》


遊一「チッ……!」

グラ「もう補給はできないわね?」 手札:0

遊一「うるせェよ……! 俺のターン!」 手札:4→5

   「《ジャンク・シンクロン》を召喚!」


《ジャンク・シンクロン/Junk Synchron》
チューナー・効果モンスター
星3/闇属性/戦士族/攻1300/守 500
(1):このカードが召喚に成功した時、自分の墓地のレベル2以下のモンスター1体を
対象として発動できる。そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。


遊一「ジャンク・シンクロンの効果発動。墓地からビシキを特殊召喚する!」


遊一:墓地→場
《水竜星-ビシキ》


遊一「レベル2のビシキとレベル3のヘイカンに、レベル3のジャンク・シンクロンをチューニング!」

   「来いよ、《輝竜星-ショウフク》!」


《輝竜星-ショウフク/Baxia, Brightness of the Yang Zing》
シンクロ・効果モンスター
星8/光属性/幻竜族/攻2300/守2600
チューナー+チューナー以外の幻竜族モンスター1体以上
(1):このカードがS召喚に成功した時、このカードのS素材とした幻竜族モンスターの
元々の属性の種類の数まで、フィールドのカードを対象として発動できる。そのカードを持ち主のデッキに戻す。
(2):1ターンに1度、自分フィールドのカード1枚と自分の墓地のレベル4以下の
モンスター1体を対象として発動できる。そのフィールドのカードを破壊し、その墓地のモンスターを特殊召喚する。

967: ◆/7w/ijckWc 2015/04/26(日) 22:53:21.23 ID:gln84cLio


グラ「あーら」

遊一「ショウフクの効果発動……! アナンタと伏せカード1枚をデッキに戻す!」


グラ:場→デッキ
《邪龍アナンタ》
「伏せカード×1」


遊一「俺の場には既にリフンが存在している。コイツを対象に、ショウフクの効果発動!」

   「フィールドのリフンを破壊し、墓地のリフンを蘇生する!」


遊一:場→墓地
《光竜星-リフン》

墓地→場
《光竜星-リフン》


遊一「この破壊処理は同時に扱われている。よって具象化の効果を発動!」

   「更にリフンの効果をチェーンすることで、シュンゲイとビシキを特殊召喚!」


遊一:デッキ→場
《炎竜星-シュンゲイ》
《水竜星-ビシキ》


《炎竜星-シュンゲイ/Suanni, Fire of the Yang Zing》
効果モンスター
星4/炎属性/幻竜族/攻1900/守 0
「炎竜星-シュンゲイ」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。
デッキから「炎竜星-シュンゲイ」以外の「竜星」モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。
(2):1ターンに1度、相手のメインフェイズ及びバトルフェイズに発動できる。
自分フィールドの「竜星」モンスターのみをS素材としてS召喚する。
(3):このカードをS素材としたSモンスターは、攻撃力・守備力が500アップする。

968: ちょい風呂 ◆/7w/ijckWc 2015/04/26(日) 23:01:44.84 ID:gln84cLio


遊一「レベル4のシュンゲイとレベル2のビシキ――――――」

グラ「あら、まだダメよ。《裁きの天秤》を発動」


《裁きの天秤》
通常罠
「裁きの天秤」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):相手フィールドのカードの数が自分の手札・フィールドのカードの
合計数より多い場合に発動できる。自分はその差の数だけデッキからドローする。


遊一「何!?」

グラ「平衡に保たなきゃ。私の場には天秤を含め2枚。アナタの場は、リフン、シュンゲイ、ビシキ……」

   「それから、具象化とショウフクの合計5枚。よって私はカードを3枚ドロー」 手札:0→3

遊一「チッ……だが、ドローしただけだ! レベル1のリフンをチューニング!」

   「来やがれ、《邪竜星-ガイザー》ッ!」


《邪竜星-ガイザー/Yazi, Evil of the Yang Zing》
シンクロ・効果モンスター
星7/闇属性/幻竜族/攻2600/守2100
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
「邪竜星-ガイザー」の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードは相手の効果の対象にならない。
(2):自分フィールドの「竜星」モンスター1体と相手フィールドの
カード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。
(3):自分フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。
デッキから幻竜族モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。

グラ「随分と長いこと一人でやっちゃって……」

遊一「自分のターンだけで動いてねえだけで随分な言い草だな」

グラ「こっちもキツいってこと、分かってくれない?」

遊一「知るか、そんなこと。つーか、デュエルじゃそうするのが普通だろうが」

グラ「確かに、それもそうね」

遊一「シュンゲイの効果により、ガイザーの攻撃力、守備力がアップする!」

《邪竜星-ガイザー》
攻2600/守2100→攻3100/守2600

遊一「バトルだ……! ガイザーでダイレクトアタック!」

969: ◆/7w/ijckWc 2015/04/26(日) 23:22:54.52 ID:gln84cLio


グラ「おっと、そこは通さないわ。《終焉の焔》を発動」


《終焉の焔/Fires of Doomsday》
速攻魔法
このカードを発動するターン、自分は召喚・反転召喚・特殊召喚できない。
自分フィールド上に「黒焔トークン」(悪魔族・闇・星1・攻/守0)2体を守備表示で特殊召喚する。
このトークンは闇属性モンスター以外のアドバンス召喚のためにはリリースできない。


遊一「チッ……備えがあったか」

グラ「フフッ……この効果で、黒焔トークンを特殊召喚するわ」


グラ:場
「黒焔トークン」×2


遊一「だったら、ショウフクとガイザーで攻撃!」


グラ;場→消滅
「黒焔トークン」×2


グラ「あらあら……」

遊一「余裕綽綽だな、クソッ……」

グラ「そうでもないわ。これでもね」

985: ◆/7w/ijckWc 2015/05/03(日) 18:01:18.00 ID:mmRlxigvo


◆ カードショップ「ゴールデン・ハインド」


渥実「……というわけで」

遊一「何が『というわけ』なんだよ」

渥実「我が不肖の妹が迷惑を賭けたお詫びというわけで」

遊一「おう」

渥実「最新のパックを進呈する……」

遊一「……そりゃまあありがたいが、いいのかよそれ」

渥実「高校生が……遠慮をしない」

遊一「いや……まあ……というか、アンタに奢ってもらうと世間体が」

渥実「……」 ボッ

遊一「あッつ!?」

渥実「あまり私を怒らせない方がいい……」

遊一「アンタの逆鱗分かり辛ェよ……」

渥実「とりあえず……買えばいいと思う」

遊一「……じゃあ、とりあえず買ってくるわ……」

渥実「ついでに私のも」

遊一「なんか俺使い走りにされてる気がしてきたぞ」

渥実「気のせい」


※ 現実のパック(というかボックス)で何が当たったか判定したため、
   この世界線でのいわゆる「特別なカード」も混入しています。

986: ◆/7w/ijckWc 2015/05/03(日) 18:04:44.28 ID:mmRlxigvo


遊一「……で、金は払ったけどよ」

渥実「ご苦労」

遊一「俺の方は言われた通り最新弾で……アンタどうすんだ?」

渥実「DUEA」

遊一「何で今更?」

渥実「妹に頼んだら……別のものを買ってきた」

遊一「そ、そうか……」

渥実「自分の足で行かなければ……ダメだと、理解した」 チョキチョキ

遊一「……あんた、ハサミで切って開封するんだな」 ベリベリ

渥実「一気に開けやすい」

遊一「言われてみりゃまあ、確かにな。後で借りていいか?」

渥実「うむ」 コクリ

遊一「……っと、こんなとこか。そんで、出たのは……と」


CORE
SR
《真紅眼の黒炎竜》     《真紅眼の凶雷皇-エビル・デーモン》
《イグナイト・スティンガー》 《ライトロード・セイント ミネルバ》
《相生の魔術師》       《神風のバリア -エア・フォース-》

UR
《真紅眼の鋼炎竜》     《悪魔竜ブラック・デーモンズ・ドラゴン》
《インフェルノイド・ティエラ》

ULT
《DDD狙撃王テル》

SCR
《真紅眼の鋼炎竜》


DUEA
SR
《鳥銃士カステル》 《超重武者ビッグベン-K》
《烈風帝ライザー》 《魔力の泉》

UR
《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》
《星輝士 デルタテロス》  《エルシャドール・ネフィリム》

ULR
《No.86 H-C ロンゴミアント》


988: ◆/7w/ijckWc 2015/05/03(日) 18:09:25.17 ID:mmRlxigvo


遊一「龍天河かよ」

渥実「……?」

遊一「……なんでもねェ。つーかアイツの持ってるカード多すぎ……」

   「アンタは……割とバラけてんな」

渥実「……欲しいところは、手に入った」

遊一「あ? あー……カステルか」

渥実「それから、デルタテロス……ネフィリムはいらない」

遊一「まあ……禁止だしな……」

渥実「こっちはあげる」 つ オッP

遊一「あ? いいのかよ」

渥実「私は……使わない」

遊一「つってもな……タダでもらうのも悪いし」

渥実「エア・フォースと交換でいい……」

遊一「……じゃあ、そうすっか。悪いな」

渥実「ところで……他にめぼしいものは」

遊一「《臨時収入》《獄落鳥》、二体の『魔装戦士』と《エキセントリック・デーモン》……《揺れる眼差し》、あたりが使えそうだ」

渥実「羨ましい……何故《カバーカーニバル》が4枚も当たる……」

遊一「お、おう……よければ1枚もらうが」

渥実「ありがたい。処分に困るよりいい」

遊一「……おう」


◆ COREを買ってみた   終

990: ◆/7w/ijckWc 2015/05/03(日) 18:27:06.20 ID:mmRlxigvo


◆ 霞鎌の一日


5:30 起床

霞鎌の朝は早い。その割にやることは少ない。
早起きが習慣になっていると言ってもいいだろう。
風呂で冷たい水を浴び、簡素な食事を取った後は登校時刻まで横になる。
ただ、不意に意識が飛んでそのまま寝過ごしてしまうこともそう珍しいことではない。


9:50 寝過ごす

霞鎌の二度寝は長い。周りに人がいることが少ないこともあって、寝過ごしてしまうことが多い。
その場合、学校に遅刻の連絡を入れた後に大抵は昼から授業に出る。
昼間に学校以外の場所に出没するという噂は、つまるとこそういうことだ。
なお、そのため出席日数は遊一とどっこいどっこいであるということを示しておく。


10:20 おやつ

もうこうなると急いでも仕方が無いのでおやつを食べる。大抵は羊羹か饅頭だ。
甘いものは好きなタチらしく、日に羊羹一本を平らげてしまうこともある。
なお、たまに胸焼けして気分が悪くなっているらしい。


11:20 弁当を作りはじめる

流石に高校になってまで給食というものは無く、パンも好みでないため自分で適当に何かを作る。
大抵はおにぎり二個程度だが、たまに一合分のおにぎりを圧縮して持ってくることがある。
なお、食べきるのが死ぬほどつらいらしい。


991: ◆/7w/ijckWc 2015/05/03(日) 18:51:29.14 ID:mmRlxigvo


12:30 登校完了

ようやく学校に到着して一息つきながらおにぎりを一つ食べる。
大抵の場合、中身は海苔の佃煮か子持ち昆布かたらこであり、この三種類でローテーションが組まれていることが多い。
鮭は仕入れが難しく、海で獲れることが少ないため、金銭的に余裕のある時にしか入れられない。
明太子は辛いので苦手らしい。


13:00~ 学校

授業中は静かに授業を受けているが、普段身に着けている狐の面を注意されることもしばしば。
本人からすればアイデンティティの一部のような扱いをしている以上、外すのは落ち着かないらしい。
遅刻しがちであるとかそういう事情もあってか、教師からの評判はあまり良くない。
一方で地頭が良いためか、テストではそこまで悪い成績を取ることは無く、ある意味で悩みの種と言える。
休み時間にはたくあんをぽりぽりと口に運んでいる様子が見られる。


16:30 下校

部活動等には所属していないため、普通に下校。なお、リニアを降りた後も30分近く歩かなければならない。
その上帰ってもやることはあまりないため、街中をぶらぶらしていることが多い。
そうした中でも神秘的な雰囲気を放っているのは彼女の資質によるところが大きいだろうが、
そんな彼女が見ているのは大概にして料亭だったり和菓子屋だったり。
健啖家というわけではないのだろうが、娯楽が極端に「食」に傾いている人間だと言える。
つまるとこ、デュエル以外に遊びというものを知らなさすぎる。


18:30 帰宅

特にやることも無いのでそのまま帰宅。夕食の準備にかかる。
大抵は一汁一菜のバランスが取れた食事で、育ちの良さが垣間見える。
もっとも、ひとたび家元から離れた後のことはどうしようもないようだが。

992: ◆/7w/ijckWc 2015/05/03(日) 19:05:02.53 ID:mmRlxigvo


20:00~ デッキ調整と……

と言ってもデッキは一つしか持っていないので調整と言ってもそれほどやることは無い。
が、それ以外の事柄が本命となる。

霊能力の訓練である。

霞鎌自身も幼少の頃は知り得なかったが、彼女の中には何らかの特別な能力が眠っているという。
これを引き出すことに成功したのが数年の昔。それ以来、この訓練を欠かしたことは無い。
人間の内に眠る「力」を操ることで空気の流れを操り、風を巻き起こす。
この力は何に由来するというものもなく、ただ人類の持つ力を「極めた」ものである。
一種の気力とでも言おうか。神の領域に至ることなく、人として異能を発現させる。
ある意味で、精霊を知覚できる人間と性質を同じくしている。


――――――と言っても、それが日常生活及びデュエルに役立ったことは数えるほども無いのだが。


22:30 風呂

普段の健啖さからは想像もできないようなほっそりとした【以下検閲】


23:30 就寝

やることが無くなったので就寝。
なお、翌日に向けて目覚ましのようなものをセットしなくとも、ある程度は起きられるのでその類のものは手元には無い。
それが翌日の二度寝を招くということを、彼女は自覚していない――――。


◆ 霞鎌の一日   終

993: ◆/7w/ijckWc 2015/05/03(日) 19:22:00.61 ID:mmRlxigvo


◆ あゝ


○ ある日


刹那「」 ガジガジガジガジ

遊一「ぐああああああああああッお前足を咬むんじゃねェオイこらこの馬鹿!」

刹那「なー (ガブッ) んー (ガブッ) でー (ガブッ) わー (ガブッ) たー (ガブッ) しー (ガブッ) をー (ガブッ)」

   「パーティーに呼んでー (ガブッ) くれなかったんですかぁぁぁー!(ガブッ)」

遊一「仕方がねえだろ大会の打ち上げだったんだぞお前あの場にうぐぉぉぉ」

刹那「ごっくん!」

遊一「必殺技ブチかましそうな効果音はやめろ……!」

刹那「ヒッサーツ」

遊一「おいやめろ」


白音「ぐぬぬ」

亜鈴「ぐぬぬ」


○ またある日


遊一「……館長さぁ」

有子「何だね?」

遊一「いや……結構な大冒険、っつーの? してたんすよね」

有子「まあ、ね」

遊一「世界中を巡ったり?」

有子「そういうことがあったのも否定できない」

遊一「古代文明の遺跡とか見つけたり……」

有子「何か意図があるならはっきりと言いたまえ」


994: ◆/7w/ijckWc 2015/05/03(日) 19:29:58.54 ID:mmRlxigvo


遊一「空を飛ぶ方法、古代の遺跡とかに隠されてたりってことはあるのか、って」

有子「ふむ……まあ、そういうものがある……と、断言はできないが」

   「ない、とも断言はできないね。博物館に何か収蔵されているかもしれない」

遊一「見せてもらっても」

有子「構わないよ、観覧料さえ払えばね」

遊一「あー……じゃあ、ついでにバイトっていうのは」

有子「今の時期は募集していないよ」

遊一「そっすか……」

有子「そういうことなら、私の身の回りのことを頼もうか?」

遊一「はあ……?」

有子「これでも少しズボラな方でね、部屋がぐちゃぐちゃになってたりしてね……」

   「少し君に整理などを頼みたい。それでどうかね?」

遊一「ンで、見せてくれるっつーんなら」

有子「正当な報酬として、認めよう」


亜鈴「ぐぬぬぬぬ」

真昼「ぐ、ぐぬぬ」


○ またある日


エリーゼ「(」・ω・)」うー!(/・ω・)/にゃー!」

遊一「 (」 )」  → (/ )/」

エリーゼ「遊一しゃんももっと声を出して!」

遊一「……恥ずいんだが」

エリーゼ「これも儀式のうちでしゅよ!」

遊一「人づてのな。こう、これ何か違う気がすんだよ……」

エリーゼ「でしゅか?」

廼亜「Let's\(・ω・)/にゃー!」

遊一「えっ」



995: ◆/7w/ijckWc 2015/05/03(日) 19:38:54.47 ID:mmRlxigvo

○ 翌日 学校


遊一「……なァ」

活火「何だ?」

遊一「ここンとこ、うちの妹の服装がなんかおかしいんだが」

活火「と言うと?」

遊一「無駄に子供趣味っつーか……ゴス好きに更に追加されてるっつーか……」

活火「た、大変だな……」

遊一「それに戌井が」

活火「ああ」

遊一「昼飯で無茶苦茶な量食って吐いて寝込んじまって、何故か俺を恨めしそうな目で見ていた」

活火「何でなんだろうな……」

遊一「その上中等部の森なんだが」

活火「そろそろお前を叩いてもいいか?」

遊一「何でだよ!?」

活火「そうすることが世界の総意だと言う気がした」

遊一「そんな総意があってたまるか」


ガラッ

ぽぷり「遊一! そろそろ返事を聞かせてもらいに」

活火「そうしなければならないような確信がある」

遊一「俺にはその理屈がすっげェ理不尽な気がする」


◆ あゝ   終

引用元: 【遊戯王】主人公「海上都市で邪教と喧嘩(デュエル)」【安価・コンマ】