1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/25(木) 16:57:47.08 ID:wHBvugAu0
ほむら「・・・え?」

まどか「あっ!ほむらちゃんおはよ!」QBをギュゥゥゥ

ほむら「…えっ」

QB「ギュップィ…」ギュゥゥゥ

まどか「んーー!やっぱりキュゥべえはかわいい!」

ほむら「…あ、あの、まどか」

まどか「んー?」ニッコニコ ギュゥゥ

QB(ほむら…!暁美ほむら!)

ほむら「!」

QB(助けてくれ、暁美ほむら)ギュゥゥ



QB(く、くるしい…)


3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/25(木) 17:02:16.62 ID:wHBvugAu0
まどか「♪」

ほむら(どうしよう…なんで、なんでまどかがQBをいとおしげに抱きしめているの?)

ほむら「ま、まどか!目を覚まして!」

まどか「?」

ほむら「あなた…自分が何をしているか、わかっているの?」

まどか「え…?」

QB(いいぞ、その調子だ…。僕が新しいスペアの身体になってしまう前になんとかしてくれ)ギュゥ



ほむら「」ゴゴゴゴゴゴゴ

まどか「…ほむらちゃん、どうしたの?」ギュッ

QB(まどかが怯えて一層抱きしめが強くなってるよ!暁美ほむら!)ギュゥゥ


5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/25(木) 17:08:46.84 ID:wHBvugAu0

まどか「・・・!」

まどか「も、もしかしてほむらちゃん!」

ほむら「・・・」




まどか「ほ、・・・ほむらちゃんも、キュゥべえのこと・・・ぎゅってしたいの?」

ほむら「違うわ」

まどか「う、嘘・・・」

まどか「・・・そうだよね、確かにキュゥべえ、可愛いもん」

まどか「こんなに白いし、不自然に長い耳を振り回すさまはとってもキュートだし」

ほむら「あの、まどか」

まどか「しなやかな肢体は猫のようだし、まんまるい瞳は見つめられるだけで青い稲妻が僕を攻める
し」ウルウル

ほむら「あの」

まどか「身体ほどもあるもっふもふのしっぽがゆらゆらさせているのなんてもはや反則だし」ギュウウ

QB(グエエエエエエエ)ギュップィィン

まどか「・・・こんなに可愛いのに・・・。皆だってキュゥべえを抱きしめたいって思うはずだよ」ギ
ュウウ 

ほむら「違うの、まどか、まずは聞いて」

まどか「キュゥべえ・・・っ!」ギュウウ

QB(ちょ マジ 暁美ほむら・・・)

ほむら「聞きなさい」



6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/25(木) 17:20:16.90 ID:wHBvugAu0

まどか「うっ…ひっく…」ポロポロ

ほむら(もう私にどうしろっていうの!?ふざけないでインキュベーター、あなたのせいよ!!)


QB(僕のせいにするっていうのかい!?起きた瞬間まどかにずっと抱きしめられてる僕の気持ちにもなっ
てくれよ!)

ほむら(羨ましい限りじゃないの!それと起きた瞬間ってなに?なんでまどかのベッドにいるのよ!)

QB(それも僕のせいじゃない!まどかを誘いに窓辺まできたらかっさられたんだよ!まどかがニコニコ
笑顔で手を伸ばしてきてそのまま強制的にベッドにインさ!)

ほむら(ふざけないで!さっきから自慢しているのね、そうやって遠まわしに私を傷つけている訳
ね?)

ほむら(っていうか、あなたから言えばいいじゃない、はなしてほしいって!)

QB(それはできない)

ほむら(何故)

QB(だってそういうと、まどかが泣くんだよ)

ほむら「何で変なところで紳士なの」

まどか「え?」グスグス

ほむら(し、しまった、声に出してしまったわ)パッ

まどか「うええん…キュゥべえー…」ギュウウン

QB(べつに適度に抱きしめられる分には問題ないけど、加減と言うものがあるよまどか…)グルシィィ

ほむら「まどか…一度落ち着いて、もう少し力を緩めなさい」

まどか「そ、そうしたら、キュゥべえのことさらうんでしょ…?」

ほむら(さらわないわよ、もらったとしても全力でゴミ箱にインするわよ)

QB(それはひどすぎるよ)



ほむら「…そんなに強く抱きしめていたら、そいつも苦しいと思うのだけれど」

まどか「ハッ…」パッ

QB(気づくのが遅すぎるよ)

QB(なんにせよ助かった)

まどか「ごめん!ごめんね、キュゥべえ!苦しかった!?」ポロポロ

まどか「思わず全力で抱きしめちゃってた…!」ポロポロ

QB「ああ、強すぎると言わざるを得なかったし、あと一歩で代替わりすぐところだったけどセーフだ
ったよ」

QB「次からはもっと優しくしてくれればいいさ」




7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/25(木) 17:21:21.62 ID:wHBvugAu0
まどか「キュゥべえ…ッ!!」ギュゥゥン

QB「ちょ、それ、そ…」ギュップィ



ほむら「もうやっていられないわ」





9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/25(木) 17:25:14.31 ID:wHBvugAu0
まどか「♪」キュゥゥ

QB「…」

まどか「♪♪」キュゥゥ

QB「…まどか」

QB「前々から思っていたんだが、何故君は僕を抱きしめたがるんだい?」

まどか「え?」キョトン

まどか「そうだなあー…」

QB(まあ、抱く力の強さは調節できるようになったみたいだけど)

まどか「キュゥべえを抱きしめてると、なんだか、ふわっとするというか」


まどか「とにかく、癒されるの…」しっぽにモフッ

QB「うーん、理解しかねるなあ」

まどか「へへー♪」耳にスリスリ

まどか「キュゥべえ、あったかい…」

QB「まあ君がそれでいいならいいけどさ」キュップィ



14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/25(木) 17:31:25.91 ID:wHBvugAu0

 

ガチャ!

まどか「ふー、いいお湯だったあ…」フキフキ

まどか「…ん?」

まどか「キュゥべえ?」

部屋シーン

まどか「…?」

まどか「どこ…」キョロキョロ

まどか「キュゥべえ?」

シーン

15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/25(木) 17:32:29.41 ID:wHBvugAu0

まどか「…!」

まどか「…っ」ウルッ

まどか「キュゥべえ…っ」

まどか「どこ…?どこ?」ガッサゴソ

まどか「やだ…っ!ねえ、キュゥべえ!」人形ヲ、チギッテハナゲ!チギッテハナゲ!

まどか「うそ、うそだっ…!さっきまでは、部屋に…」箪笥ヲ、アケテハシメ!アケテハシメ!

まどか「う……っ、なんでえ?どこいっちゃったの…」ウルウル

まどか「キュゥべええ…っ!!」ガタタ!!

まどか「うっ…ううっ…」


シーン…

QB(ちょっと驚かすつもりで隠れてみたのに大惨事だよ…)

18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/25(木) 17:35:02.46 ID:wHBvugAu0
 

まどか「キュゥべえの♪キュゥの字は♪」ルンタルンタ

QB「……」

まどか「キュゥーっ♪と抱きしめたいのキュゥなんだ♪」ルンタルンタ

QB「……」

まどか「キュゥべえの♪べえの字は♪」ルンタルンタ

QB「……」

まどか「べえーっ!とあっかんべをしても♪」ルンタルンタ

QB「……」

まどか「可愛いいいいい!!!……のべえなんだ♪」ルンタルンタ

QB「……」

19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/25(木) 17:39:50.06 ID:wHBvugAu0
まどか「ねえねえキュゥべえ!私は?私は?」

QB「??」

まどか「まどかの字は、どんな字?」ワクワク

QB「……」

QB「まどかの まの字は」

まどか「うんうん!」ワクワク

QB「まにあってますの まなんだ」

まどか「…え?」

QB「まどかの どの字は」

まどか「……」


20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/25(木) 17:40:23.04 ID:wHBvugAu0
QB「どうしてそんな風なんだい?理解できないよ」

QB「……のどなんだ」

QB「まどかの かの字は」

QB「……まどか?」

QB「どうして黙っているんだい」

まどか「絶対分かってやってるでしょ……キュゥべえ……」グスングスン

21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/25(木) 17:42:55.55 ID:wHBvugAu0
 

まどか「…ねえ、キュゥべえ?」

QB「ん?」キュップィ?

まどか「…最近、ずっとこうして私と一緒にいてくれるけど……」

QB「うん」

まどか「マミさんといっしょの時の方が良かった、って思う?」

QB「まどか」

QB「そんなことは思わないよ。マミにもまどかにも、お互いにいいところがあるからね」

QB「しいて言えば、まどかはマミよりも甘えすぎなところがあるけれど」

QB「慣れてしまえば、それほど悪くもないよ」

まどか「キュゥべえっ……!」キュンキュン

QB(チョロいね)

23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/25(木) 17:48:20.62 ID:wHBvugAu0
まどか「キュゥべえ断ちする!」

QB「ふうん」

まどか「協力してね、キュゥべえっ!」

QB「具体的に僕はどうすればいいんだい?」

まどか「え、…うーんと……」

まどか「……じゃ、じゃあ、今日は一日中家に居て!私、キュゥべえ無しで学校いってくるから!」

QB「そうかい、いってらっしゃい」ゴロン

まどか「いってきまーす!」

バタン!


24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/25(木) 17:51:25.38 ID:wHBvugAu0
学校

まどか「……」ボーッ

さやか「……なんか、まどか元気なくない?」

仁美「そうですわね、上の空というか…… ハッ!」

さやか「?」

仁美「もしや…、まどかさん、恋をなされたのでは…?」

さやか「ええ!?ま、まどかが!?まっさかあ…」

ほむら「…」ギリ…

さやか(しいて言うなら、今日はキュゥべえついてきてないんだよなー)

さやか(あのまどかが珍しいけど…)

まどか「……」ボーーー

まどか(あ、あの雲…キュゥべえににてる…しろいところが)ボーーー

27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/25(木) 17:54:19.32 ID:wHBvugAu0
ほむら「…まどか」ヌッ

まどか「へっ!?」ビクウ

まどか「…あ、なんだ、ほむらちゃんか…。どうしたの?」

ほむら「今日は、あの白い獣…ついてきていないみたいだけど」

まどか「あー…うん、私ね、キュゥべえ断ちしようと思うんだあ…」

ほむら(!!)キタコレホムッ

ほむら「そ、そう…。まあ、頑張って」

まどか「だからね、今、こうやって…雲を見て…」ジイイ

ほむら「雲…?」

まどか「キュゥべえを思い浮かべてるんだあ……」

ほむら「断ててない、断ててないわよまどか」

28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/25(木) 17:56:59.54 ID:wHBvugAu0
帰宅

さやか「バイバーイ!」

まどか「バイバイ、さやかちゃん」

まどか「はあ…」トボトボ

まどか(今日は結局、一日中、キュゥべえのこと考えっぱなしだったなあ…)

まどか(キュゥべえ断ちなんて、私には無理なのかな…)ドンヨリ

ヒュゥゥ…(風)

まどか「…ん?」

シュバーー

まどか(ッッ!?!?あ、あのものすごい速さで道路を横切った白いものは…ッ!?)

まどか「キュゥべえ!?迎えに来てくれ……ッ」タッ!

まどか「あ…」

まどか「……ビニール袋……」

32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/25(木) 18:05:01.64 ID:wHBvugAu0
部屋

まどか(どうかしてるよ、私…)

まどか「ただいまー…」ばたん

QB「お帰りまどか」トタタッ

QB「上手くいったかい、僕断ちは?」キュップィ?

まどか「……!」

QB「まどか?」

まどか「キュッ……キュゥべえのばか!」

QB「?」尻尾フリフリ

まどか「ひどいよ…」フルフル

33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/25(木) 18:05:34.18 ID:wHBvugAu0
まどか「駄目だよ!帰ってくるなり話しかけてくるなんてっ…!」

まどか「愛しさが爆発するよ!」ダキカカエッ

QB「きゅっぷい」

まどか「どうして尻尾をフリフリするの!?そんなことされたら誰だって我慢できない!」キュウウウウ

QB「」サレルガママ

まどか「これじゃっ…これじゃ、いくらしたくたってキュゥべえ断ちなんてできないよーー!」グリグリ

QB「こういうのを意志薄弱というんだよ、まどか」


34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/25(木) 18:09:11.03 ID:wHBvugAu0


まどか「おやすみ、キュゥべえ…」

QB「おやすみまどか」ゴロリ

シーン

QB「……」

シーン

QB「……」

QB「まどか、僕断ちをするってことは、今日は僕を抱きしめないんだよね?」


35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/25(木) 18:09:52.69 ID:wHBvugAu0
まどか「うん…当たり前じゃない…」

QB「そうだよね。いや、いつも習慣だったものだから、聞いてみただけさ」

QB「じゃあ、おやすみまど…」手がヌッ

まどか「……」キュウッ

QB「!」

まどか「…やっぱりキュゥべえといっしょじゃないと、眠れないや……」

まどか「眠るときくらいは…いい、よね……」

QB「…」

QB「きゅっぷい」

まどか(あったかい)

QB「あったかいね」

まどか「うん…」キュッ

39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/25(木) 18:17:40.19 ID:wHBvugAu0
 
まどか「キュゥべえーー!」ガバッ

QB「凄い勢いでおはよう」

まどか「あっ…キュゥべえ!」

QB「なんだい?」

まどか「良かったあ…キュゥべえだあ…」

QB「怖い夢でも見たのかい?」

まどか「うん…。とっても、怖い夢」

まどか「あのね…QBは、私を魔法少女にさせるため、私といっしょにいるじゃない?」

まどか「夢の中でね、契約したの。魔法少女にして、って。そしたらね、私全然才能がなくって」

QB「…」

まどか「QBがガッカリしてたの…」

QB「それは僕としても嫌な夢だね」


40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/25(木) 18:18:24.07 ID:wHBvugAu0
まどか「私、だからね、キュゥべえにガッカリされないくらい、強いといいなあ、って思った…」

QB「契約してみれば分かるさ!」

まどか「あ、しないよ?それとこれとは別だから」

QB「君は矛盾してるよまどか…」キュップィ…

41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/25(木) 18:21:22.36 ID:wHBvugAu0
ほむら「まどか」

まどか「あ、ほむらちゃん!なあに?」

ほむら「どうなの、最近。あの雪白の化け物とは」

まどか(難しい言葉を知ってるなあほむらちゃん)

まどか「うん、今日もかわいかったよ!」

ほむら「……『断ち』をしてると聞いたのだけれど」イラッ

まどか「えへへ…それがね、やめちゃった…」

ほむら「!?」ガーーン

42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/25(木) 18:23:38.50 ID:wHBvugAu0
ほむら「な、何故」

まどか「私ね、わかったの…。あんまりキュゥべえ断ちすると、危ないんだって…」

ほむら「あ、あぶない?」

まどか「うん…。この前もまた、風に膨らんだビニール袋を追いかけて車にひかれそうになっちゃったし…
キュゥべえみたいな形の雲を見てたら、風に消されちゃってガチ泣きしたし…雪見大福は食べれないし…」

ほむら「重症ね、本当に」

落ちなし!

44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/25(木) 18:29:10.61 ID:wHBvugAu0
QB「」サンポチュウ

QB「!」

QB(あれは、暁美ほむら)

QB(この間←ギュップィ事件 は多少助けてもらったし、お礼でも言うか)

QB(ん…?何か持ってる…あれは…雪見大福?)

QB(なぜあんなに大量に持って…)

QB(パッケージをあけた…うん、それで両手でわしづかんで…?)

ほむら「」ムシャムシャ!!!ムシャムシャ!!!ベッチャコラ!!!!!

QB「暁美ほむ…」

ほむら「!?!?」ギンヌロォォォ!?

QB「あ、何でもないです」

46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/25(木) 18:31:39.87 ID:wHBvugAu0
QB(雪見大福になんの恨みがあればあんな風にぐちゃぐちゃにしてしまえるんだろう)

QB「理解できないよ、本当に」フゥ

QB「お」

QB(あれはまどかだ)

QB「まどか!偶然だね、今日はたまたま学校にいかなかったけど大丈……」

まどか「うっ…ひっく…う…」

QB(な、泣いている)

QB「どうしたんだい、まどか」

まどか「食べれない…ッ」

49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/25(木) 18:34:09.56 ID:wHBvugAu0
まどか「食べれないの…!」

QB「何が…」

QB(て、まどかも雪見大福を持っている)

QB(流行っているのかな?)

まどか「ゆきみだいふくが…っ!食べれないの……!」

QB「何故 まどか「もうキュゥべえに見えて仕方ないの!!」

QB「えっ」

まどか「うええ…!あんなにおいしいのに…!もう食べれないよっ…キュゥべえを食べることなんて出来ないよ!!」

QB「いや、僕じゃないけども」

QB(なるほどね、そういうことだったか、暁美ほむらよ)

QB(つくづく恐ろしい人間だよ)フゥ


ねたがつきてきた

52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/25(木) 18:37:20.71 ID:wHBvugAu0
レスありがとう
返せないけど超嬉しいです

まどか「zzz…」スヤスヤ

QB「zzz…」尻尾ヲフリ…フリ…

まどか「zz…んう…」スヤスヤ

QB「zzz…」フサフサ…

まどか「z……ひっ…っひひ…」スヤ…フルフル

QB「zzz…」フサフサ

まどか「はっくしょんっ!!!!!」

QB「!?!?!」ガバッ ビクウッ

54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/25(木) 18:43:32.81 ID:wHBvugAu0
 

まどか「キュゥべえに甘えられたら、私なんでもしちゃうかも!」

QB「契約もかい?」ピン!

まどか「それとこれとは別だよ!それとこれとは別!」

QB「残念だなあ…」ウナダレ

まどか「…」

QB「まどかは本当に素質がある…。きっと、宇宙を救う魔法少女になるだろうに」尻尾ユラユラ

まどか「…ッ」

QB「ねえまどか、真剣に考えてみて。僕との契約を…」キュップイ 首カシゲ

まどか「します!」

ほむら「おい」


57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/25(木) 18:49:16.76 ID:wHBvugAu0
マミ「あ、鹿目さん」

まどか「あっ…ま、マミさん」

まどか(どうしよう…、気まずい…)

まどか(今の私、マミさんから見たら、泥棒猫だもん…)

まどか(マミさんからキュゥべえを奪って…私っ…!)ギュッ

マミ「どう、キュゥべえとは仲良くやってる?」

まどか「えっ!あ、・・・はい」

マミ「ふふ。キュゥべえって、淡々としてるけど…いい子でしょ」

まどか「は、はい。とっても可愛いです」

マミ「少し食べ過ぎちゃうところがあるから、そこは注意してあげてね」

まどか「は、はい」

マミ「あと、深夜に目が覚めてよくうろちょろしてるけど、寝付けないだけなのよ、そっとしておいてあげて。
キュゥべえをよろしくね」ニコッ

まどか(お、お母さん…?)

59:  2012/10/25(木) 18:54:35.45 ID:wHBvugAu0
まどか「マミさんから、ワッフルもらったよ!手作りだって~!」

QB「それはいいね」

まどか「さっそく食べよ!」ガサリ

QB「半分こだね」

まどか「仲良くはんぶんこ!」ペイッ

QB「」モグモグ

まどか「なつかしい味?」

QB「味というより、生地の感触に懐かしさを覚えるね」

まどか「へー!今度私もつくってみよっかなあ」

QB「それは楽しみだね。是非期待しているよ」

まどか「ティヒヒ。黒こげになっちゃうかも!」

アハハ・・・アハハ・・・アハハ

63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/25(木) 19:02:22.90 ID:wHBvugAu0
まどか「ふう…」ギュムゥ

QB「元気がないね、まどか。何かあったのかい?」

まどか「うん…。解けない謎があるの…」

QB「興味深いね。どんな謎なんだい、まどか」

まどか「うん…。」

まどか「なんでQBはこんなに白くて、やわらかいの?」

QB「それは、雪に紛れて敵を狩るためさ」

まどか「刈るんだ…。」

まどか「なんでQBのお目目はこんなに赤くて、丸いの?」

QB「暗闇で光るとかっこいいだろう?男の子層もバッチリ掴むためさ」

まどか「貪欲だね…。」

まどか「どうしてQBの耳はこんなに長くて、ぺらんぺらんとしてるの?」


64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/25(木) 19:03:10.66 ID:wHBvugAu0
QB「まどか、カッコイイものって何か知ってるかい?正解は、風に吹かれる長いものさ。
髪の長い人間が、ビルの屋上とかで強い風に髪をなびかせていたらカッコイイだろう。それといっしょさ」

まどか「あんまり長くて荒れ狂ってたら怖いけどね…。」

まどか「なんでキュゥべえのしっぽはこんなにモフモフしてて、私を誘うように緩やかに動くの?」

QB「僕が眠るとき、枕にするためさ。布団にも出来る」

QB「あと、まどかを誘ってはいないよ、まどかが勝手に誘われてるだけだよ」

まどか「ティヒヒ!ありがと、キュゥべえ!謎が解けたよ!」

QB「適当に言ったんだけどね」

65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/25(木) 19:08:18.38 ID:wHBvugAu0
まどか「とっとこー♪はしるよキュゥべえ♪」

まどか「しっぽをー♪ふりふりキュゥべえ♪」

まどか「だーいすきなのはー♪」

まどか「かーなめまd QB「大胆な捏造だね」

まどか「嫌いじゃないでしょう?」

QB「嫌いとか、好きとか、そういうのは僕にないよ。感情がないからね」

まどか「やっぱりー♪好きだよまどかちゃーん♪」

QB「お、無視ときたか」

ほむら「」ヌッ

ほむら「ゴッソリー 刈ろうね インキュベーター」最後の方は早口っ

ほむら「ぜんめつー 狙うわ インキュベーター」最後の方は早口っ

ほむら「まーどかの傍にー ちーかづかないでー」

QB「楽しそうで何よりだよ」

68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/25(木) 19:15:45.76 ID:wHBvugAu0
まどか「♪」ヌギヌギ

まどか「♪」キガエキガエ

QB「……」

QB「まどかは、僕の前で恥かしがらずに服を着替えるよね」

まどか「え?」

QB「普通、年頃の女の子は気にすると思うのだけど」

まどか「あー。あはは、ほら、だってキュゥべえ相手なら恥かしがる必要なんてないっていうか」

まどか「なんていうかペット感覚だから」

QB「きゅっぷい!」


69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/25(木) 19:22:19.32 ID:wHBvugAu0
まどか「キュゥべえーー!」

QB「まどかーー!」



まどか「ただいまー!」ギュウウッ!

QB「今日は遅かったね」キュップイ

まどか「えへへ!さやかちゃんと喫茶店にいってたの!今度キュゥべえも一緒に行く?」

QB「君たちがいいのなら別に構わないよ」

まどか「やったー!じゃあ約束ねっ」ルンタルンタ

QB「ご機嫌だなあ」

まどか「やっぱりキュゥべえはかわいいっ!」スリスリ

QB「きゅっぷい…。まどかの僕に対する態度の10分の一でも暁美ほむらに与えられたらねえ」

まどか「きっといつかほむらちゃんも気付くよ!だってキュゥべえ、こんなにかわいいんだもん♪」

QB「そうだといいんだけど」フゥ

まどか「幸せだなあー・・・」


71:   2012/10/25(木) 19:23:54.36 ID:wHBvugAu0
まどか「キュゥべえも?」

QB「幸せかどうかはわからないけど、まどかの腕の中は落ち着くよ」

まどか「えへへー…」ギュウウ

QB(抱きしめることで幸せになるなんて)

QB「やっぱり、人間はわけがわからないなあ」

fin

ねたが尽きたのでこれまでにさせてもらいます
レスくれてありがとう、またいつかネタでもたまったら書いてみる
ではでは

引用元: まどか「キュゥべえだーーい好き!」 QB「」キュップィィ