モバマスP「すいません、アイドルとかに興味ってありませんか?」 

モバマスP「そろそろレッスンも終わる頃か。」

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 21:14:10.05 ID:knaZiaE/0
裕美「え? 私?」

P「そうだ、やったな裕美!」

イヴ「おめでとうございます裕美ちゃん!」

あい「おめでとう、裕美」

裕美「そんな……私なんかに……」

P「おいおい……そんな卑下しなくてもいいじゃないか」

裕美「そんなこと言われても……」

P「約束、忘れたのか?」

あい「約束……?」

裕美「……そうだね、うん……やってみるよ」




4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 21:20:54.04 ID:knaZiaE/0
P「それでこそ俺が見込んだ裕美だ。 じゃあ、先方にOK入れてくる」

裕美「うん、頑張るね」

がちゃ ばたん

あい「……裕美」

裕美「どうしました?」

あい「Pくんと約束? って何の話だろう……」

イヴ「ああ! あいさんはあの時まだ事務所に居ませんもんねぇ」

裕美「あっ、そうか」

6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 21:27:19.34 ID:knaZiaE/0
あい「……ふむ、良かったら聞かせてくれないかな?」

イヴ「じゃあ、今夜はミーティングですね☆」

裕美「あのお店に行くの?」

あい「わかったよ」

がちゃ ばたん

P「裕美ー、今から軽い顔合わせに行くぞー」

裕美「うん、じゃあ2人とも……頑張ってくるね」

あい「いってらっしゃい」

イヴ「頑張ってくださぁい」

9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 21:40:35.96 ID:knaZiaE/0
あい「……」

イヴ「裕美ちゃん、すごいですねぇ」

あい「……約束、か」

イヴ「あいさん? どうしたんですかぁ」

あい「私も、Pくんと約束の一つでもしておけば良かったかなってね……ふふ」

イヴ「あ、あいさんが微笑みましたぁ♪」

あい「……むぅ」

イヴ「♪」

――――――

――――

――

10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 21:46:02.87 ID:knaZiaE/0
P「只今戻りました」

裕美「戻りました」

あい「お疲れ様、帰ってきて即行で悪いがPくん」

P「なんだ?」

あい「今日はミーティングをしようと思ってね」

P「ふむ、してその心は?」

あい「色々と聞きたいことがあるんだよ」

P「……お前何にジェラシー妬いてるの?」

11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 21:54:33.51 ID:knaZiaE/0
あい「今日はミーティングをしようと思ってね」

P「わかった、わかったよ」

あい「最初からそう言えばいいんだよ」

イヴ「わぁ☆ じゃあ準備してきますぅ☆」

裕美「私も、親に連絡するね」

P「了解……んじゃ、俺はデスクワーク有るから適当に晩飯でも食べて来い」

あい「出前を頼もうじゃないか」

P「経費で落とす」

13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 22:00:02.40 ID:knaZiaE/0
ちひろ「私も混ぜてくれるなら落としますよー」

裕美「……いいの?」

あい「いいんじゃないか?」

P「事務員がああ言ってるだからいいんじゃない?」

ちひろ「混ぜるってのは晩御飯だけじゃなくてミーテングもですよー?」

イヴ「わぁ♪ 一緒にお話しましょう!」

裕美「……いいの?」

あい「いいんじゃないか?」

P「事務員だからいいんじゃない?」

15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 22:05:51.15 ID:knaZiaE/0
ちひろ「それで、何にしましょう」

P「ラーメンでいいな」

イヴ「ミソチャーシューメンでお願いしますぅ」

あい「塩野菜」

P「はいよ、裕美は?」

裕美「醤油ラーメンスープ薄め麺細め」

P「……そんなオプションあったか? 俺はチャーハンセット醤油で」

ちひろ「それでは電話かけちゃいますね」






17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 22:14:11.19 ID:knaZiaE/0
ごちそうさまでした

ちひろ「食器は私が洗っておきますね」

イヴ「お手伝いしますぅ……というのは建前で、家事のお勉強です」

ちひろ「ふふっ……じゃあやってみましょう」

イヴ「はいっ♪」

裕美「……」

P「どうした?」

裕美「……うん、緊張するなって……」

P「大丈夫だって」

裕美「……本当にそう思う?」

19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 22:20:47.00 ID:knaZiaE/0
P「思うよ」

なでなで よしよし

裕美「ん……わかった」

P「ああ、お前なら大丈夫さ」

裕美「……♪」

あい「……Pくん?」

P「なした?」

あい「今日は、Pくんの全面的なおごりだ」

P「は!? 何でそうなるよ!」

20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 22:25:20.19 ID:knaZiaE/0
あい「……ふん」

P「えー」

裕美「……??」

ちひろ「終わりましたよー」

イヴ「どんぶりの洗い方教えてもらいましたぁ」

P「よし、じゃあ移動するか」

イヴ「はぁい☆」

あい「……」

裕美「……あいさん?」

22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 22:34:38.42 ID:knaZiaE/0
あい「っと、どうしたのかな」

裕美「移動しますよ?」

あい「ああ、わかったよ」

社長「おお、ちひろ君まだ残っていたか」

ちひろ「え゛……なんでしょう?」

社長「ちょっと急務の事務作業が出来てしまってね、手伝ってもらうよ」

P「あ、じゃあ俺もですか?」

社長「君の手を借りるほど大きい仕事でもないよ、ちひろ君1人で十分だ」

ちひろ「そんなぁ~……」

P「南無」

23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 22:39:54.36 ID:knaZiaE/0
いつものらうんじばー

P「今日もお邪魔します」

マスター「いらっしゃい、CD聞かせてもらったよ」

P「どうです? 良い出来だと思うんですが」

マスター「素晴らしかったよ、あらためて良いと思った」

P「練習場所を提供して頂いて本当ありがとうございます」

マスター「彼女らの素晴らしい歌が聴けるなら安いものさ」

イヴ「いやん☆ ありがとうございますぅ」

あい「照れくさいね、ありがとうございます」

裕美「……ありがとうございます」

26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 22:46:16.28 ID:knaZiaE/0
マスター「うんうん、適当なジュースを出しておくからボックス席使ってね」

P「わかりました」

あい「いつもありがとう、マスター」

マスター「いやいや……頑張るんだよ?」

あい「……何の事?」

マスター「はいはい、行った行った」

あい「……からかわれる事が最近増えた気がする」

P「打ち解けた証拠じゃないか?」

あい「そうかな」

27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 22:52:35.68 ID:knaZiaE/0
イヴ「そうですよぉ」

あい「……むぅ」

P「まぁまぁ……で、ミーティングってのは?」

あい「それなんだが……」

P「あいにしては珍しく歯切れが悪いじゃないか」

あい「……えっとだな……」

イヴ「裕美ちゃんと何の約束をしたのか気になるみたいですよぉ☆」

裕美「え?」

P「……は?」

29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 22:58:38.76 ID:knaZiaE/0
あい「……気になったものは仕方ないだろう?」

イヴ「あいさんたらですね、私もyもごもご」

あい「……」

P「……」

あい「……」

P「……まあ、なんでイヴの口を押さえたのかは聞かないでおくよ」

あい「賢明だね」

P「だからもう離してやってくれ」

30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 23:04:39.72 ID:knaZiaE/0
~あいとPが出会う前の話~

※ 前々作の関ちゃんの口調には目をつぶってください><

ふりーまーけっと場

P「んー……」

「いらっしゃい」

P「あ、どうも」

「小物とかどう? うちの娘の手作りだよ」

P「へぇ……よく出来てる、これとこれくださいな」

「はい……ほら、裕美」

裕美「あ、ありがとう……ございます」

31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 23:12:41.31 ID:knaZiaE/0
P「君が作ったんだ? 器用だね」

裕美「うん……」

P「……ねえ、ちょっとこっち見てくれない?」

裕美「……何?」

P「……うん! 顔立ちもいいしスタイルも悪くない……」

裕美「な……何なの?」

「あの……?」

P「アイドルやってみない?」

裕美「……あいどる?」

32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 23:17:05.22 ID:knaZiaE/0
「え? ウチの子がですか?」

P「はい、私芸能プロダクションのプロデューサーをやっていまして、こういうものです」

裕美「……Pさん……」

P「うん、今日は名詞を渡すだけにしておくよ」

「ええ……はい」

P「気が向いたら電話してくれないかな?」

裕美「気が……向いたらね」

P「うん、それでいいんだ。 興味が沸いたらでいいよ」

裕美「……わかった」

34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 23:22:30.54 ID:knaZiaE/0
P「こんな所で失礼しました……邪魔ですね」

「いえ、アクセサリー大事にしてくださいね」

P「はい……じゃあ、連絡待ってるよ?」

裕美「……」

「こらっ……すいませんね」

P「いえいえ、それでは失礼します」

「ありがとうございました」

裕美「私が……アイドル?」

36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 23:28:10.48 ID:knaZiaE/0

「やってみる?」

裕美「こんな私が出来るとは思えないんだけど……」

「話だけでも聞いてみたら?」

裕美「……ちょっと、考える」

――――――

――――

――

38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 23:37:56.81 ID:knaZiaE/0
イヴ「あー! こんな所にいたんですかぁ!」

P「忘れてた、すまん」

イヴ「もうっ 1人にしないでくださいぃ」

P「誤解を招くような事を言うんじゃありません」

イヴ「え~……そのブレスレット、どうしたんですかぁ?」

P「フリマで見つけてね、いいものだから買った」

イヴ「私もそれ欲しいですぅ」

P「実はここにもう一つブレスレットがある」

イヴ「きゃあ☆ Pさんは優しいですねぇ♪」

P「ふふふふ」

イヴ「じゃあ、帰りましょー」

P「そうだな」

41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 23:43:48.20 ID:knaZiaE/0
~関ちゃんと初遭遇から数日後~

Prrrrr...

P「はい、Pです……電話してくれてありがとう……うん……じゃあ、○○町前の喫茶店で」

Pi

イヴ「前スカウトした人ですかぁ?」

P「うん、話は聞いてくれるみたいだ」

イヴ「私のお友達が出来るんですねぇ☆」

P「一緒にコンビ組んでもらう予定だからな」

イヴ「私も一緒に行っていいですかぁ?」

44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 23:51:44.17 ID:knaZiaE/0
P「だーめ」

イヴ「ぶー」

P「じゃあ、ちょっと出てきます」

ちひろ「わかりました、行ってらっしゃい」

イヴ「行ってらっしゃいですぅ☆」

45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 23:58:25.73 ID:knaZiaE/0
どこぞの駅前

P「お待たせ」

裕美「うん……」

P「とりあえず俺はアイスティー、君は?」

裕美「……レモネード」

「畏まりました」

P「ところで、親御さんは?」

裕美「1人で行って来いって……」

P「わー……」

46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 00:02:57.25 ID:2yGJRGrx0
裕美「あのね」

P「ん?」

裕美「私は断りに来たの」

P「……何でだい?」

裕美「私なんかにアイドルは無理だよ……目つきも悪いし、ブサイクだし……」

P「……」

裕美「いつもにらんでるんじゃないかって言われて、髪もこんなだし……」

P「……」

裕美「そんな私に、アイドルなんか無理だよ」

P「そっか……」

裕美「だから、断りに来たんだ……私にアイドルは無理……アンタもそう思うでしょ?」

P「それなら、電話で断ればよかったんじゃないかな?」

48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 00:07:29.71 ID:2yGJRGrx0
裕美「……うん」

P「電話までくれて直接来たってことは、ちょっとは興味あるでしょ」

裕美「興味はあるけど……私がなれるとは思わないんだ」

P「で、だ」

裕美「……え?」

P「掻い摘んで、アイドルの仕事を説明していくよ」

裕美「……う、うん」






49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 00:12:55.55 ID:2yGJRGrx0
P「概ねこんな感じだよ」

裕美「……」

P「どうかな?」

裕美「……」

P「興味は、ある?」

裕美「……うん」

P「そっか」

裕美「でも……」

P「じゃあ、事務所まで来てみる?」

裕美「え?」

51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 00:20:02.11 ID:2yGJRGrx0
P「見学だけだよ」

裕美「……わかった」

P「じゃあ、行こうか」

裕美「あ、お代……」

P「いいよ、俺持ちだ」

裕美「そんな」

P「話を聞いてくれたし、ここまで足を運んでくれたお礼だよ。 いい?」

裕美「……うん」

P「自己紹介がまだだったね、俺はP」

裕美「私は、関裕美」

P「じゃあ行こうか、裕美ちゃん」

裕美「うん」

――――――

――――

――

52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 00:25:51.27 ID:2yGJRGrx0
P「只今戻りました」

裕美「お……お邪魔します」

ちひろ「お帰りなさい、その子は?」

P「興味があって、見学です」

裕美「……こんにちは」

ちひろ「こんにちは、私はここで事務員をしている千川ちひろよ、よろしくね?……えーと」

裕美「あ……関裕美です」

ちひろ「裕美ちゃんね……プロデューサーさんは本当にすごい子を見つけましたね」

P「でしょう?」

裕美「……」

53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 00:29:08.90 ID:2yGJRGrx0
P「ああ、もう1人紹介しないといけないんだ」

裕美「え?」

P「俺が今メインでプロデュースしてる子だよ、イーヴー、いるかー?」

イヴ「はぁい☆ お帰りなさいPさん☆」

P「ただいま」

裕美「……この人が?」

P「うん」

イヴ「イヴ・サンタクロースですぅ。 イヴって呼んでくださぁい☆」

54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 00:34:46.81 ID:2yGJRGrx0
裕美「よろしく……イヴさん……?」

P「どうしたのかな?」

裕美「イヴさん……日本人じゃないよ?」

P「日本人じゃなくてもアイドルになったっていいじゃないか」

イヴ「そうですよぉ! アイドルになっちゃうんです~! いやん☆」

裕美「……Pさん」

P「何だ?」

裕美「わたしも、イヴさんみたいに明るく笑顔になれる?」

P「裕美ちゃんは元々顔立ち整ってるし、笑顔もかわいいと思うよ」

55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 00:39:53.47 ID:2yGJRGrx0
裕美「それなら……私、アイドルやってみるよ」

P「裕美ちゃん?」

裕美「私はこんな性格な自分が嫌だったし外見も自信が無い、でもイヴさんみたいな笑顔になれるなら頑張ろうと思うんだ」

P「……そっか」

裕美「これから宜しくね? プロデューサーさん」

P「ああ、よろしく……裕美」

裕美「……うん、イヴさん」

イヴ「なんですかぁ?」

裕美「私、どんな事でも頑張る、イヴさんみたいな笑顔で皆を元気にしたいんです」

イヴ「私の笑顔ですかぁ?」

56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 00:45:33.96 ID:2yGJRGrx0
裕美「うん、私もそんな笑顔になりたいから……よろしくお願いします」

イヴ「私からもよろしくお願いしますぅ☆」

P「お前らには、ユニットを組んでもらうからな」

イヴ「2人ですかぁ?」

P「いや、トリオだ」

裕美「……あと1人は?」

P「……まだ探してる最中だ、バランスを取るとなると……大人びた落ち着いた人かな」

裕美「ねぇ、プロデューサーさん」

P「どうした?」

57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 00:50:17.15 ID:2yGJRGrx0
裕美「私、こんなだけど……自信が持てるように頑張るね」

P「ああ、裕美はこんなブレスレットを作れる位器用なんだ、なんだってこなすさ」

裕美「……つけててくれてたんだ……」

P「うん、いいものだし……裕美との縁が出来たものだからね」

裕美「……ありがとう」

P「よし、レッスンに行くぞ!」

裕美「うん」

イヴ「はぁい☆」

59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 00:56:31.49 ID:2yGJRGrx0
~それからしばらくして~

裕美「プロデューサーさん……」

P「どうした?」

裕美「……私、アイドル辞め……ううん、なんでもない」

P「……」

裕美「……やっぱり……自信が無いよ……」

P「裕美はさ、レッスンが辛いか?」

裕美「うん……」

P「そりゃそうだな、トレーニングみたいなものだから」

裕美「笑顔の練習とかもしてみたけど、相変わらず顔はきついし」

P「……」

60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 01:02:16.21 ID:2yGJRGrx0
裕美「……私は、だめなのかなって」

P「裕美」

裕美「……なに?」

P「お前はアクセ作ってる時すごく良い感じに笑顔になってるぞ?」

裕美「……そう?」

P「ああ、多分意識しないところで笑顔になってるんだろうな、そのほうが自然だからな」

裕美「……自然に、笑顔に?」

P「そう、自然に、笑顔にだ」

裕美「……うん。 私、頑張ってみるね」

61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 01:06:24.70 ID:2yGJRGrx0
P「……裕美」

裕美「……何?」

P「今、良い笑顔してるぞ?」

裕美「……私が一番笑顔でいられるのは……プロデューサーさんの前でだから……」

P「うおっ!?」

裕美「……ふふっ……プロデューサーさん?」

P「ど、どうした?」

裕美「私、何でも楽しんでみる。 そして、自然な笑顔でいられるようになる」

P「……」

裕美「だから、その時までアイドルやめない……約束する」

62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 01:15:26.13 ID:2yGJRGrx0
P「わかったよ、その時まで俺も全力でサポートする」

イヴ「一緒に頑張りましょう~☆」

P「イヴ!? いつからそこにいた?」

イヴ「ずっといましたよぉ!」

裕美「……イヴさん」

イヴ「はい?」

裕美「……可愛い」

イヴ「いやん☆」

裕美「プロデューサーさん、私、この笑顔をモノにするよ」

P「わ、わかった」

裕美「それまで、一緒にいてよね?」

P「……おう!」

64: ごめん席外してた 2012/10/28(日) 01:29:32.50 ID:2yGJRGrx0
~現在~

P「……とまぁ、こんな感じ」

裕美「うん」

イヴ「そのブレスレットって、裕美ちゃんに会った時に買ったものだったんですねぇ」

P「ああ、そのときにどんな事でも楽しむって約束したんだ」

裕美「今は、アイドル楽しいよ……イヴさんもあいさんも良い人だし」

あい「そうか……嬉しいな」

裕美「プロデューサーさんもいるから、私は楽しめるんだ」

P「良かった、ありがとう」

なでなで よしよし

あい「……む」

66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 01:36:07.85 ID:2yGJRGrx0
裕美「ん……私、笑顔上手になってるかな」

P「ああ、魅力的だぞ」

イヴ「すごくかわいいですよ☆」

あい「私から見ても可愛いと思うよ」

裕美「良かった……そうだ、今度みんなの分のアクセも作るね」

イヴ「おそろいとかだと楽しそうですね☆」

裕美「うん、おそろいのブレスレットを作るね」

あい「それは楽しみだ」

67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 01:42:23.13 ID:2yGJRGrx0
P「いいな、皆で一緒のものをつけるってのも楽しそうだ」

あい「そういえば、仕事は何だったんだい?」

P「ハロウィンのイベントらしいよ、洋館でライブだ」

裕美「お客さんも私も、楽しめれば笑顔になるよね?」

P「勿論」

裕美「うん、楽しむ」


おわり

引用元: モバマスP「ついに仕事の依頼が来たぞ」