セルゲイ「キミ達、良いバトルだったよ。」

アンドレイ「まさか私達が敗れることになろうとは…」

瑞鳳「セルゲイさん、アンドレイさん…」

マリー「今度はリベンジしたいわね。ほら、ヴェルも。」

ヴェル「次は… 次こそは負けない…!」

吹雪「望む所だよ!」

瑞鳳「マリーさん、ヴェールヌイちゃん…」

アレルヤ「僕達の分まで頑張って欲しいね。」

瑞鳳「誰ですか?」

アレルヤ「」

大鳳「ほ、ホラ!アレルヤさんでしょ!面識ないけど!」

アレルヤ「」グサッ

愛宕「あ、突っ込んで自爆した人ね。」

アレルヤ「」グサッ

ユキカゼ「普通予測されてるって考えないんですかね?」

アレルヤ「」グサッ

マリー「あ、アレルヤ?」

アレルヤ「あぁ、世界の悪意が見えるようだよ… 
第一僕がロシアからこっち着いたのだって一番遅いから温泉行ってたなんて知らなかったし、パーティの参加だって忘れられるし、色々ハブられるし…」ブツブツ

夕張「命名:ハブラレルヤ。」

400「プッ」

浜風「ププッ…」

アレルヤ「僕の名前で遊ぶの止めてもらえないかな!?」

491: ≫1 2014/11/24(月) 22:18:09.27 ID:PK79+6q60
瑞鳳「あ、飛龍さん達だ。」

402「割と早かったな。」

イク「皆凄かったのね!」

飛龍「お疲れさm…」

「フハハハハハハハハハハハ!」

全員「!?」

飛龍「この変な笑い声は…!」

グラハム「まずはおめでとう、と言っておこう。チーム・エンガノの諸君!」

大鳳「グラハム・エーカー!」

グラハム「よもや2回戦で戦う事になろうとはこのグラハム、今猛烈に神に感謝している…!」

飛龍「うっわぁ… 予想してたけど最悪の事態じゃない…!」



グラハム「そこで宣戦布告だ!私はキミ達に勝ち、飛龍にプロポーズさせてもらう!」



飛龍「当事者の決定も無しに話を進めないで貰えないかな!?」

グラハム「私は勝利し、見事に己が欲するモノを掴み取って見せよう!

ではサラバだ!フハハハハハハハハハハハハ!」スタスタ


瑞鳳「…負けられない理由、出来ちゃいましたね。」

飛龍「これだけは本当に絶対負けられない…!」

492: ≫1 2014/11/24(月) 22:26:43.90 ID:PK79+6q60
《その夜》

瑞鳳「ふぅ、こんくらいかな。」

瑞鳳(グナイゼナウの調整、やっと終わった。)

瑞鳳「…誰かの所に行こうかな?」



夜会話選択 直下
1.吹雪
2.飛龍
3.愛宕&ユキカゼ
4.400
5.夕張
6.その他
7.スヤァ…

今夜は:あと3回(吹雪を最後にするとイベント有り)

493: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/24(月) 22:28:13.10 ID:z3lnwM0so

494: ≫1 2014/11/24(月) 22:50:33.99 ID:PK79+6q60
愛宕&ユキカゼ


瑞鳳「まさか二人共エース級相手に無被弾なんて凄い…」

愛宕「偶偶よ。予測しやすい相手だったからすぐに手玉に取れたわ。」

ユキカゼ「そして両方とも自爆同然で突っ込んできたので狙い易い相手でした。」

愛宕「連携なら私達の方が上手なんだから。ね~♪」

ユキカゼ「はい♪」

瑞鳳(ユキカゼちゃんは多分本当のことを話してない… もし話したらこの関係が…)

愛宕「それにしてもメンタルモデルって、本当に人間と何も変わらないのね~」プニプニ

ユキカゼ「頬っぺつつくの止めてくださいよ、も~…」

瑞鳳「へ?」

ユキカゼ「どうかしました?」

瑞鳳「今サラッととんでも無いこと聞こえたんだけど!?」

愛宕「知ってるわよ。この子が人間じゃないって言うのは。」

瑞鳳「いつから!?」

愛宕「えっと、箱根に行った直後くらいかな?まぁ、出会いの時点で少し疑ってたんだけど。」

ユキカゼ「すみません… 一応秘密って言われて…」

愛宕「この子、ちょっと素振りが怪しかったから一晩くすぐり続けて教えて貰ったのよ。」

瑞鳳「ユキカゼちゃん、一体何してたの…」

ユキカゼ「ナノマテリアルで衣服の構成をしてました…」

愛宕「ユキカゼちゃんが私の見たこと無い洋服着てたからね。」

瑞鳳「お姉ちゃんは何も思わなかったんですか?ユキカゼちゃんが人間じゃ無いってことで…」

愛宕「思わないわよ?だってユキカゼちゃんはユキカゼちゃんってことは変わらないんだから。」

ユキカゼ「それで話した後くらいからモヤモヤみたいなのが無くなって連携が取りやすくなったんです。」

瑞鳳「そういう事…」

瑞鳳(秘密なんてお互いに無くなって、相手を無条件で信じ合えるようになったからここまで強いんだ…)

ユキカゼ「あ、この事は400達にはオフレコでお願いします。」

愛宕「これは私達だけの秘密だからね~。」

夜会話選択 直下
1.吹雪
2.飛龍
3.400
4.夕張
5.その他
6.スヤァ…

今夜は:あと2回(吹雪を最後にするとイベント有り)

495: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/24(月) 23:48:28.15 ID:9zB5emfDO
2

498: ≫1 2014/11/25(火) 18:21:43.42 ID:sBEp2heI0
飛龍


飛龍「あぁ… 憂鬱だぁ…」

瑞鳳「まぁまぁ…」

飛龍「なんで違う世界に来てまでストーカーに追い回されてプロポーズされなきゃなんないのよ!」

瑞鳳「けど何で飛龍さんなんでしょうね?」

飛龍「私なんかより絶対イセとかの方がモテそうなのに…」

瑞鳳「飛龍さんも美人だし、好みがジャストだったとか?」

飛龍「私って美人なのかねぇ?」

瑞鳳「私からみたら充分美人ですよ。スタイル良いし、顔も整ってるし。」

飛龍「んな事言ったら瑞鳳だってモテそうな顔だよ?」

瑞鳳「私は背が小さいし趣味がアレだからモテませんよ。それに普通の男性より腕力強いんですから不気味がって寄り付きませんよ。」

飛龍「まぁ、そこは仕方が無いと言うかなんと言うか…

取り敢えず絶対に公衆プロポーズだけは避けないと!」

瑞鳳「そうですね。絶対に負けないようにしましょう!」


夜会話選択 直下
1.吹雪
2.400
3.夕張
4.その他
5.スヤァ…

500: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/25(火) 18:31:34.19 ID:jMZkTeVSO
んじゃあここは1の吹雪でしょ

501: ≫1 2014/11/25(火) 19:34:53.68 ID:sBEp2heI0
吹雪(イベント)


コンコン

瑞鳳「は~い。」

ガチャ

瑞鳳「あれ、吹雪ちゃん。まだ起きてたの?」

吹雪「あはは… まだ寝付けなくて…」

瑞鳳「ま、入って良いよ。今少し換気するから。」

吹雪「換気ですか?」

瑞鳳「うん。ちょっと塗料使ってたからね。」

吹雪「誰かの艦プラの塗り直しでも?」

瑞鳳「400ちゃんのレウナン用対圧シェルのね。ボロボロだから予備のに変更して塗り直ししてたの。」

吹雪「戦艦2隻の砲撃を受け続けてましたからねぇ…」

瑞鳳「グラーフの甲板の予備換装よりは楽だから良いけど。だからシンナー臭くてゴメンね。」

吹雪「あ、いえ!元々私が押しかけたのが悪いんですから。」

瑞鳳「それでどうしたの?私に何かあるの?」

吹雪「あの… その、ですね…」

今日、私がヴェールヌイちゃんと戦った時に言った言葉覚えてますか?」

瑞鳳「自分の為、皆の為って?」

吹雪「はい。前にヴェールヌイちゃんに負けて塞ぎ込んだ時、私を瑞鳳さんが励まして前を向かせてくれた…

けど実はあの後も自分に自信が持てなくて辞めようかなって思った時があったんです。あの時はリベンジ出来たけど、次に戦った時に負けるのが怖くて…」

瑞鳳「吹雪ちゃん…」

吹雪「でも、それでも私が戦おうって思ったのは瑞鳳さんが居てくれたからなんです。

いつも笑顔で皆を励まして、時に厳しく叱ってくれて、そしてとても優しくて…」

瑞鳳「私はそんな出来た人間じゃ無いよ… 

私だって飛龍さんが居なかったら前に進めなかった弱い人間なんだから。」

吹雪「それでも、私を前に進ませてくれたのは瑞鳳さんなんです。だから言わせて下さい…

ありがとうございます。そして…」




吹雪「瑞鳳さん、貴女の事が好きです。」





502: ≫1 2014/11/25(火) 19:45:09.79 ID:sBEp2heI0
瑞鳳「私… 女だよ?」

吹雪「同性同士だけど、この想いだけは変わりません。

恋愛なんてした事無いから感情を勘違いしてるのかもしれません。だけど、瑞鳳さんの事が好きなんです。

私の中で瑞鳳さんの存在がどんどん大きくなって、想いが溢れそうで…」

瑞鳳「吹雪ちゃん、私は…」

吹雪「答えは言わないでください。ここで答えを聞いてしまうと、残る戦いへの覚悟に迷いが生まれるから…

けど代わりに… 一度で良いんです、一回きりで良いから…」



吹雪「私を抱いてください。」




どうする? ↓3までアンケート
1.抱く
2.抱かない

507: ≫1 2014/11/25(火) 21:14:51.44 ID:sBEp2heI0
吹雪「やっぱり、駄目でしょうか…?」

瑞鳳「本当は駄目なんだろうけどね… 良いよ。」

吹雪「えっ… んんっ…!」

瑞鳳「んっ…!」

吹雪「え、あ、あの…///」

瑞鳳「不慣れだからちょっと乱暴かもしれないけど、我慢してね。」



――――我、夜戦ニ突入ス――――

511: ≫1 2014/11/26(水) 00:47:15.78 ID:6XobIemi0
《翌日》

グラハム「来たか…!」

飛龍「ええ!横須賀基地からの因縁、断ち切らせてもらうわ!」

グラハム「しかし今までの我々とは違う… そう、我々は既に『オーバーフラッグス隊』では無い!」

瑞鳳「オーバーフラッグス隊じゃ無い…?」

ハワード「そう、今の俺達は!」

ダリル「『オーバーフラッグス隊』では無く…」

グラハム「『ソルブレイヴス隊』だ!因みに私は少佐に昇進している!」

大鳳「昇進早っ!?」

グラハム「そして新たな部下を紹介しよう…!ジョシュア・エドワーズ、アキラ・タケイだ!」

アキラ「…」サッ※原作のオーバーフラッグス生き残りで、ソルブレイヴスの一員(ただし台詞も無い)

イセ(あ、同類の匂いを感じる)※セリフが無い

ジョシュア「チッ… こんな連中相手に呼ばれたってのかよ…」

ハワード「仕方無いだろう。横須賀で我々は圧倒されたのだ。」

ジョシュア「女一人に惚れ込んで戦うとは、上官殺しの名が廃るなぁ?」

ダリル「貴様ァ!」

グラハム「良い、ダリル。ジョシュア、この汚名は戦いで晴らしてみせよう。」

ジョシュア「期待してますよ、少佐?」



浜風「コホン… それでは編成を発表します。」


メインファイター選択
・飛龍(固定)
・2人目 直下
・3人目 ↓2
・4人目 ↓3
・5人目 ↓4

編成条件:特になし
選択可能ファイター
イセ、大鳳、イク、402、夕雲

512: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/26(水) 00:51:16.66 ID:wFqg6CZDO
大鳳

513: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/26(水) 09:54:39.66 ID:ALJep0jSO
イセ

514: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/26(水) 11:41:30.55 ID:BF2Myu9hO
402

515: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/26(水) 17:27:39.78 ID:wFqg6CZDO
イク、今度こそ彼女に挽回のチャンスを。

516: ≫1 2014/11/26(水) 18:36:38.98 ID:6XobIemi0
浜風「今回は一度戦った経験のある飛龍さんを中心にイセさん、大鳳さん、402とイクでメインファイターを固定します。

本来ならば交戦経験のある夕張さんと瑞鳳さん、そして私も参加したかったのですが…」

瑞鳳「夕張ちゃんは1回戦に出て、私と浜風ちゃんの艦プラは調整中だからね。」

浜風「そして飛龍さんにはグラハム・エーカーの相手をして貰います。」

飛龍「気が進まないけど…」

大鳳「けどグラハム・エーカーを崩してもあのダリル・ダッジとハワード・メイスンってのは中々の連携だったハズよ?」

浜風「しかし今回、彼らは『地雷』を抱えています。それも強力な。」

イセ『強力な地雷?』

浜風「はい。ジョシュア・エドワーズ、アキラ・タケイの二人です。」

イク「どういう事なのね?」

浜風「二人は恐らく連携の練度がダリル・ダッジ、ハワード・メイスンに比べて劣るのは確実。そして何より…」

吹雪「何より?」

浜風「ジョシュア・エドワーズは性格上他者との連携が苦手な筈です。」

夕雲「先程もリーダーであるグラハム・エーカーを挑発していた以上確実でしょう。」

402「しかしあの自信、何処から来ている…」

浜風「どうかしましたか、402?」

402「ああ。少し違和感があってな。」

400「違和感?」

402「強気過ぎる気がする。自信過剰なナルシストであれば扱いは容易いだろうが。」

浜風「何かあると?」

402「私の勘違いであれば良いが… 取り敢えず気には留めておいてくれ。」

浜風「わかりました。ではサブファイターの選出に移りましょう。」


サブファイター選択
・飛龍:瑞鳳(固定)
・大鳳 直下
・イセ ↓2
・402 ↓3
・イク ↓4

選択可能:夕張、吹雪、愛宕、ユキカゼ、400、浜風、夕雲

517: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/26(水) 18:43:08.25 ID:wFqg6CZDO
夕張

518: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/26(水) 18:45:10.87 ID:ALJep0jSO
ユキカゼ

519: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/26(水) 19:19:21.03 ID:gwF50GLqo
400

520: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/26(水) 19:21:31.78 ID:wFqg6CZDO
浜風

521: ≫1 2014/11/26(水) 19:41:54.90 ID:6XobIemi0
浜風「飛龍さんには瑞鳳さん、大鳳さんには夕張さんを。」

瑞鳳「わかった。」

夕張「任せて!」

浜風「イセさんにはユキカゼ、402に400、そしてイクには私が付きます。」

400「了解。」

ユキカゼ「わかりました。」

浜風「瑞鳳さん、調整は?」

瑞鳳「バッチリだよ。」

艦プラ
・飛龍 グナイゼナウ・クロイツZwei
・イセ 扶桑・天
・イク 熊野・天


専用艦安価

・大鳳 正規空母(ただし日本艦、グラーフツェペリン級は使用不可) 直下

・402 重巡洋艦(青葉型、高雄型、最上型、A・ヒッパー級は使用不可)or巡洋・高速戦艦(シャルンホルスト級不可、レウナン級は可)↓3

改造内容は必ず明記してください

526: ≫1 2014/11/26(水) 23:57:43.18 ID:6XobIemi0
使用艦 グナイゼナウ・クロイツZwei (メイン:飛龍 サブ:瑞鳳)
艤装
・28.3cm3連装砲3基
・15cm連装砲6基
・37mm連装高射機関砲8基
・20mm連装高射機関砲5基
・増設艦首水上魚雷発射管4門
・RGシステムtype-Z
・ディスチャージ (1式 徹甲弾 2式 粒子歪曲フィールド 3式 拡散弾 4式 ???)

扶桑・クロイツ(メイン:イセ サブ:ユキカゼ)
艤装
・41cm連装砲3基6門
・15.5cm連装副砲
・Mk 12 5インチ砲8基(VT信管)
・12cm30mm噴進砲12基
・増設甲板(偵察機8機)
・レーダー(アイオワ級搭載型)
・RG システムtype-Z
・ディスチャージ(1式『粒子圧縮弾頭』、2式『粒子攪乱フィールド』、3式『粒子拡散砲弾』)

熊野・天 (メイン:イク サブ:浜風)
艤装
・20.3cm連装砲4基
・12.7cm連装高角砲4基
・25mm3連装機銃8基
・25mm連装機銃4基
・61cm3連装魚雷発射管4基
・ロケットアンカー『マガノシラホコ』2基
・RGシステムtype-Z
・ディスチャージ(1式『粒子圧縮加速』、2式『粒子阻害フィールド』、3式『粒子拡散砲弾』)

ヨークタウン・フェネクス(メイン:大鳳 サブ:夕張)
艤装
・5インチ砲10基
・40mm機銃32基
・20mm機銃46基
・4連装酸素魚雷発射管4基(艦首2基・両舷1基ずつ)
・RGシステムtype-Z
・ディスチャージシステム(1式『粒子攪乱フィールド』、2式『粒子阻害フィールド』、3式『粒子硬質化壁』)
艦載機
・F8Fベアキャット 40
・SBDドーントレス 36
・TBFアヴェンジャー 18
大鳳の専用艦でエセックス級ヨークタウンをベースに装甲甲板への換装とハリケーンバウ化を施し装甲空母化した艦プラ。
徹底して防御カに特化した改修が施されておりダメコンも過剰なまでに強化され、ディスチャージも粒子フィールドなど防御型のみ実装されている。それは大鳳が抱く『謎の強迫観念』に対抗する為である。
更に艦首及び左右両舷に酸素魚雷発射管を装備しており対艦近接防御及び艦載機を失った際の最終手段としての使用が想定されており単艦での近接防衛能力はチーム内の空母の中で一番高い。
大鳳本人の希望により船体及び艤装の大部分が彼女の手で制作されておりアブゾーブやRG関連など瑞鳳しか手を出せない部分のみ瑞鳳が手掛けている。それは大鳳が瑞鳳に負担を掛けたくないと言う理由、『自らの艦プラの力で親友と共に戦い抜く』と言う彼女自身が持つ『意志』の現れ。 その為に瑞鳳は大鳳専用のディスチャージ『粒子硬質化壁』を実装した。
『粒子硬質化壁』は船体全てに変質したプラフスキー粒子を纏って硬化させる能力で大鳳の強固な『意志』を体現している。『フェネクス』の名前通り決して沈む事なく最後まで足掻き、以前の何もかも諦めていた自分と決別する『覚悟』を表している。

レパルス改(メイン:402 サブ:400)
艤装
・38.1cm連装砲3基
・11.4cm連装高角砲10基
・4cm8連装ポンポン砲3基
・12.7mm四連装機銃4基
・53.3cm四連装水上魚雷発射管2基
・対水圧用シェル
・RGシステムtype-Z
・ディスチャージシステム(1式『粒子圧縮弾頭』、2式『粒子開放衝撃破』、3式『粒子拡散弾頭』)
概要
巡洋戦艦レパルスをベースに402専用の調整を加えた艦プラ。
本来潜水艦のメンタルモデルである402に合わせて作られた艦プラで艤装は通常艦と大差は無いが、対水圧用シェルを展開することで潜水を可能にした。対水圧用シェルを展開することで防御力も向上するが展開した場合反撃する手段が無い事を懸念した402の提案でディスチャージの2式を変更した点が400のレウナンとの違いである。粒子開放衝撃破はアブゾーブにより溜め込んだ粒子を一気に放出し衝撃破を発生させるもので、対圧用シェルが発生装置の役割を持っている。
これは霧の大戦艦『キリシマ』をモデルとしており、瑞鳳がそのデータを元に作り上げている。因みに瑞鳳は一部の霧の艦隊についてのデータを402から受け取っており吹雪の『山嵐』や瑞鳳と飛龍の艦プラに搭載されている『ある武装』、そして防御系ディスチャージは全てそれを参考にしている。

528: ≫1 2014/11/27(木) 00:28:59.79 ID:eyf+GReu0
瑞鳳「まず飛龍さんのグナイゼナウ・クロイツZweiです。『アレ』の調整は終わってますが仕様上一発しか使えないので注意してください。」

飛龍「わかった。使わなくても私なら大丈夫よ。」

瑞鳳「次に扶桑です。粒子コーティングの調整で索敵範囲が上がっていますが少し防御が低下しているので注意を。」

イセ『了解。当たらなきゃ良いんでしょ?』

瑞鳳「ま、そうですけどね。次、熊野。『マガノシラホコ』の速度上がってるからそこ注意ね。」

イク「了解なのね!」

瑞鳳「大鳳のヨークはコーティング調整済ませたけど… これで良いの?」

大鳳「ええ。あまり瑞鳳に負担掛けちゃ悪いし、私だってやれる所見せないと。」

瑞鳳「なら良いけど… じゃあ最後はレパルス。コーティング調整でレスポンス上がってるけど大丈夫?」

402「問題無い。それよりディスチャージの件は?」

瑞鳳「ちゃんと実装したよ。」

402「そうか。ありがとう、手間をかけたな。」

ユキカゼ「…珍しい。」

402「どうかしたか?」

浜風「402が他人を労った…」

吹雪「あの無愛想で何を考えてるかわからなかった402ちゃんが…」

夕雲「そこまで愛想無かったのですか?箱根に来た時は特にそうでも無かったような…」

400「この子が感情を出すようになったのは全国大会の決勝直前くらいですよ。」

イク「最初の頃は特に誰とも話さないでボッチ寸前…」

402「余計なこと言うな。あとイク、隙見せたら後ろから撃ってやるから覚悟しろ。」

イク「ごめんなさいすみませんでした。」

夕張「じょ、冗談だよね?」

402「私が冗談を言うと?」

愛宕「まぁまぁ…」

瑞鳳「仲間割れはそこまでにして、行きましょ。」

529: ≫1 2014/11/27(木) 00:52:16.61 ID:eyf+GReu0
400「あと提案です。私達のレウナンとレパルス、名前の変更をしたいのですが。」

402「ああ。『改』だけでは味気無い。」

大鳳「言われてみればね。」

瑞鳳「そうだねぇ… 希望は?」

402「話し合って考えてみたのだが隠者の意味を持つ『ハーミット』やアシカの英名『シーライオン』など良いんじゃないか?」

夕張「ガンダム的に言えば『トルペード』や『スペルビア』ってとこかしら。」

吹雪「何故00寄り?」

夕張「趣味よ。」キッパリ

夕雲「あとは『アビス』や『ヴォーテクス』とか?」

大鳳「やっぱり夕雲ちゃん… 貴女…」

夕雲「ち、違います!『アビス』とか『ヴォーテクス』とか偶然の一致です!」

瑞鳳(誰も『アビス』と『フォビドゥンヴォーテクス』なんて一言も言ってないんだけどなぁ…)

400「色々出てきますね…」

飛龍「決めるなら早く決めて。もうすぐ試合なんだから。」


名前変更? 直下
1.ハーミット
2.アビス
3.トルペード
4.シーライオン
5.ヴォーテクス
6.スペルビア
7.変えない
8.その他

530: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/27(木) 01:46:19.43 ID:Q8hrAiyDO
5で、アビスはこの二人にとってはあまり縁起が良くないし(アルスノヴァ的な意味で)

532: ≫1 2014/11/27(木) 19:11:14.20 ID:eyf+GReu0
402「私は『ヴォーテクス』で良いと思うが。」

400「わかりました。では『ヴォーテクス』で登録しましょう。」

瑞鳳「わかった。KPベースのセッティングやっておくね。」

夕雲「ホッ…」

夕張「…フォビドゥン。」

夕雲「!?」ギクッ

大鳳「ゲシュマイディッヒ・パンツァー。」

夕雲「な、なんの事でしょうか?」

吹雪「やっぱり夕雲ちゃん…」

夕雲「ち、違います!ガンダムなんて知りませんから!」

浜風(誰もガンダムとは言っていない。)

ユキカゼ(墓穴掘りましたね。)

533: ≫1 2014/11/27(木) 19:50:40.21 ID:eyf+GReu0
Please set your KP Base

飛龍「流石瑞鳳、完璧な調整ね。これで、グラハム・エーカーとも渡り合える!」

瑞鳳『必ず勝ちましょう!』

Beginning plavsky particle dispersal

ユキカゼ『402の言っていた事、気になりますか?』

イセ《引っ掛かるモノはある。けど私には飛龍の方が気になる。》

ユキカゼ『グラハム・エーカーにどう応えるか…』


イク「は、浜風。後方警戒頼むのね!」

浜風『撃たないとは思いますが…』

イク「アイツ、やると言ったらやるから怖いのね…」

Please set your KANPLA

大鳳「今回は逆のパターンね。夕張ちゃん、しっかり頼むわよ。」

夕張『お任せください。しかし、船体艤装がここまで複雑な火器管制システムだと…』

大鳳「大丈夫よ。この程度、瑞鳳の負担を考えたらまだマシなんだから。」


400『402、何故先程あんな事を…』

402「私の予想が外れてくれれば良い。だが当たっていれば…」

400『当たっていれば?』

402「最悪の事態に陥るかもしれん。だから警戒しておく必要はある。」

Battle start!

飛龍「よしっ!グナイゼナウ・クロイツZwei、飛龍!出撃します!」

イセ(扶桑・天、イセ!抜錨する!)

イク「熊野・天!イク、行くの!」

大鳳「ヨークタウン・フェネクス、大鳳!出撃します!」

402「イ402。レパルス・ヴォーテクス、出す!」

ステージセレクト 直下
1.通常海域
2.暴風海域(命中低下 回避低下 高波転覆有り)
3.流氷海域(魚雷発射不可 命中上昇 コマンド『流氷破壊』追加)
4.岩礁海域(潜水不可 命中上昇 障害物有り)

534: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/27(木) 19:52:29.57 ID:HPYcUoSNo

535: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/27(木) 21:24:34.61 ID:eyf+GReu0
飛龍「『通常海域』ね…」

浜風『では全艦、事前に決めた通りにお願いします。』

402「了解。400、シェル展開後潜行開始。」

400『了解。シェル展開を確認、潜行します。』

402「私は海中で待機し、所定のポイントを敵艦隊が通過次第強襲をかければ良いのだろう?」

浜風『はい。では始めましょう。』


行動選択 直下
1.索敵を行う
2.飛龍を先行、グラハムをおびき出す
3.制空権の確保をする
4.その他

536: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/27(木) 21:25:13.39 ID:HPYcUoSNo

537: ≫1 2014/11/27(木) 21:54:36.25 ID:eyf+GReu0
浜風『予定通り飛龍さんは先行、グラハム・エーカーをおびき出してください!』

飛龍「了解!瑞鳳、行くわよ!」

瑞鳳『はい!』

イク「私達はどうするのね?」

浜風『敵の艦隊が来るまで暫く待機です。』

イセ『「わかった」』



視点選択 直下
1.飛龍
2.402

538: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/27(木) 21:56:16.84 ID:HPYcUoSNo

539: ≫1 2014/11/27(木) 22:12:01.16 ID:eyf+GReu0
飛龍「どう?」

瑞鳳『今、イセさんからデータを受領しました。敵の1隻がこちらに突出して来ます。』

飛龍「艦種は?」

瑞鳳『アイオワ級のカスタムタイプ、恐らくファイターは…』

グラハム「会いたかった… 会いたかったぞ、飛龍!」

飛龍「グラハム・エーカー…!」

グラハム「こんな舞台で合間見えようとは… やはり私とキミは運命の赤い糸で結ばれていたようだな!」

飛龍「瑞鳳お願い、私に力を貸して。この戦いだけは、私が決着をつける!」

瑞鳳『わかりました!行きますよ、飛龍さん!』

グラハム「それでこそだ!」


飛龍「グナイゼナウ・クロイツZwei!」

グラハム「アイオワ・スサノオ!」

飛龍「飛龍!」

グラハム「グラハム・エーカー!」

飛龍「行きます!」

グラハム「参る!」


行動選択 直下
1.遠距離からの砲撃
2.接近し雷撃
3.高速で翻弄する
4.その他

540: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/27(木) 22:13:54.11 ID:HPYcUoSNo

541: ≫1 2014/11/27(木) 22:46:47.94 ID:eyf+GReu0
飛龍「艦首魚雷発射管装填開始、近接戦で決めるわよ!」

瑞鳳『装填開始、機関出力80%。増速します!』

飛龍はグナイゼナウを加速させ、アイオワを肉薄するが…

グラハム「接近戦を挑むか… しかし!」

グラハムは砲撃で牽制し、グナイゼナウを迎撃しようとする!

グラハム「そう易々と接近はさせん!」

飛龍「流石に弾幕が厚い…!」

瑞鳳『けど丁度良いレンジです!』

飛龍はグナイゼナウの艦首魚雷4門を一斉に放つ!


命中判定 直下
60以上で命中

542: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/27(木) 23:05:20.78 ID:Q8hrAiyDO
ぬい

543: ≫1 2014/11/28(金) 00:16:26.32 ID:IyKBDvty0
グナイゼナウの放った魚雷はアイオワの追加艤装に直撃し、炸裂する!

瑞鳳『直撃2!しかし本体にダメージは無いようです。』

飛龍「あのユニット、装甲にもなってるのね…」

グラハム「追加艤装ユニットとは言え私に直撃を与えるとは…」

飛龍「瑞鳳、あのユニットをどうにかする方法は!」

瑞鳳『今考えてます!』

飛龍「早く!」

グラハム「ではこちらからもやらせてもらう!」

瑞鳳『砲撃来ます!』


回避判定 直下
45以上で回避(命中時:アブゾーブ チャージ1)

544: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/28(金) 00:32:24.98 ID:KDTRwVKco
とぉ

545: ≫1 2014/11/28(金) 00:48:15.85 ID:IyKBDvty0
飛龍「くっ…!」

飛龍は紙一重でアイオワの砲撃を回避する!

飛龍「やっぱりなんて命中精度… グナイゼナウじゃ無かったら確実にやられてた…!」

グラハム「早い!だがこれではどうかな!」

グラハムは追加艤装の武装を使用する!

飛龍「なっ!?」

瑞鳳『「魚雷、感35!?』

グラハム「これぞ我が友が作りし奥義、『スサノオ』だ!」

飛龍「完全に『山嵐』じゃない…!」

瑞鳳『弾着まであと45!』


回避判定 直下
65以上で回避(命中時:小破、アブゾーブチャージ1)

546: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/28(金) 06:14:34.80 ID:xmENXL2DO
ぬい

548: ≫1 2014/11/28(金) 22:50:28.13 ID:uPuDI+sH0
《観客席》

エイフマン「しかしあの艤装ユニット、強力だな。」

ビリー「ええ。元々設計自体は完成していましたがどうにもデータが揃わなくて…

しかし日本代表が同様の装備を開発していたのでそのデータを流用させて頂きました。」

エイフマン「強力だからと言って、彼が使いこなせなければ意味は無いがね。」

ビリー「大丈夫ですよ。グラハムなら… 自らの技術で敗北するが良い、日本代表。」


瑞鳳『このホーミングパターンなら… 飛龍さん!』

飛龍「吹雪のホーミング操作より精度は低い… そして固まり過ぎなのよ!」

飛龍は機銃を水面に向かって乱射しする!

グラハム「何をする気だ?」

そして飛龍の放った機銃は一番前を進む魚雷の信管に直撃し、炸裂させた!

グラハム「なんだとっ!?」

そして炸裂の影響で後続する魚雷が誘爆を引き起こし、全滅する!

瑞鳳『狙い通りです!』

飛龍「どぉよ!」

グラハム「馬鹿な… ホーミングパターンを読んで正確に打ち抜いた上に全魚雷を誘爆させるなど…!」

瑞鳳『ホーミングパターンの精度が低く、密集していればすぐに誘爆する… それが「山嵐」の唯一の弱点!』

飛龍「そして事前のデータだけに頼りすぎたオートのホーミングパターン。こんなの『山嵐』のイミテーション… いえ完全なデッドコピーよ!」

グラハム「我が友の奥義をデッドコピー扱いするとは…!」

飛龍「そもそも瑞鳳と吹雪の血の滲むような努力の結晶を真似しようってのが間違いなのよ!」

グラハム「くっ…!」

400『聞こえますか、二人共!』

瑞鳳『どうしたの!』

402「マズイ事態だ!あのジョシュアとか言う男、アキラ・タケイの艦プラを破壊してそっちへと向かっている!」

飛龍「どういうこと!?友軍誤射?」

400『わかりません。完全に暴走してるとしか…』

ダリル「隊長!アキラがジョシュアにヤられました!」

グラハム「どういうことだ!」

ハワード「わかりません!しかし戦闘中、いきなり…」

402「どうやら私の予想が完全に嫌な方向へ的中したらしい…!」

瑞鳳『どういうこと?』

549: ≫1 2014/11/28(金) 22:51:53.89 ID:uPuDI+sH0





402「『ナイトロ』だ!」





550: ≫1 2014/11/28(金) 23:13:59.32 ID:uPuDI+sH0
瑞鳳『「ナイトロ」ですって!?』

飛龍「何、その『ナイトロ』って…」

400『後で説明します!』

402「現在米軍チームのファイターと共同で奴を追撃している!

しかし何らかの方法で加速し、追いつく事が出来ない!」

ジョシュア「あっはっはっはっはっはっはっは!随分と手こずってるようですね、グラハム・エーカー?」

グラハム「何のつもりだ、ジョシュア!」

ジョシュア「気付いたんですよ… アンタを倒せば自分がエースになれるってなぁ!」

グラハム「そんな事の為に味方を撃ったと言うのか!」

ジョシュア「どうせこれは遊びです。命の心配など要らない、そうでしょう?グラハム・エーカーさんよぉぉぉぉぉぉ!」

グラハム「堪忍袋の緒が切れた…!飛龍、暫く休戦だ。私には討たねばならぬ敵が出来た。」


飛龍の選択 直下
1.助力する
2.傍観する

551: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/28(金) 23:24:45.49 ID:pf7p8FWSO


552: ≫1 2014/11/28(金) 23:49:06.69 ID:uPuDI+sH0
飛龍「…瑞鳳、良い?」

瑞鳳『私は飛龍さんの決定に従います。』

飛龍「わかった… グラハム・エーカー、助太刀するわ。」

グラハム「手出しは無用。部下のケジメは私が付ける!」

飛龍「じゃあ私はこっちで好きにやらせて貰うわ。バトルを滅茶苦茶にする無粋な相手を許せる程私は寛容じゃないのよね…!」

グラハム「…付いて来れるか?」

飛龍「私を誰だと思ってるの?」

グラハム「では行くぞ…!」

瑞鳳『これより共同作戦を開始します。接敵まであと45!』

グラハム「こちらの戦力は?」

瑞鳳『どんな状況?』

400『アキラ・タケイの艦を除く全艦健在。しかし大鳳さんの「ヨークタウン・フェネクス」はスクリューに直撃を受け航行不可。イセの「扶桑・天」が曳航し、離脱行動を取っています。残る「レパルス・ヴォーテクス」及び「熊野・天」は米軍のダリル・ダッジ、ハワード・メイスンと共同で現在追撃中。』

402「私達が到達するまで約300。気をつけろ、ヤツはイクの『マガノシラホコ』を回避し大鳳の『フェネクス』を一撃で航行不可に追い込んだ。ヤツは特殊な方法で私たちを引き離している。」

瑞鳳『特殊な方法?』

402「わからない。だがRGに近いモノだと思う。」

飛龍「わかった。」

グラハム「来るぞ!」



行動選択 直下
1.飛龍が牽制砲撃、グラハムが雷撃
2.飛龍とグラハムが砲撃で足を止める
3.相手の行動を伺う
4.その他

553: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/28(金) 23:50:35.93 ID:yaxKYBiio
1

554: ≫1 2014/11/29(土) 00:00:57.61 ID:3kpg3QZn0
飛龍「瑞鳳、グラハム・エーカーに『山嵐』のホーミングデータを送って。」

瑞鳳『…わかりました。送信します。』

グラハム「受領した。これをセットすれば良いのだな?」

飛龍「ええ。残弾は?」

グラハム「35、ジャスト一斉射分だ。」

飛龍「一撃で足を止める必要があるわ。私が砲撃を行って牽制するから雷撃で足を止めて!」

グラハム「了解した!」

ジョシュア「見つけたぞグラハムゥゥゥゥゥゥゥ!」

瑞鳳『インレンジ!』

飛龍「主砲、1番から3番一斉射!」

グラハム「受けろ、我が友の奥義を!」


命中判定 直下
35以上で命中

555: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/29(土) 00:03:05.31 ID:MGZ6zz5DO
ぬい

557: ≫1 2014/11/29(土) 00:29:53.46 ID:3kpg3QZn0
しかしその砲撃と雷撃をジョシュアは掻い潜った!

飛龍「なっ!?」

グラハム「馬鹿な… これ程とは…!」

ジョシュア「あっはっはっは!その程度かぁ、グラハムゥゥゥゥ!」

飛龍「艦種わかる?」

瑞鳳「恐らく大型巡洋艦アラスカ級です!」

ジョシュア「食らえ、グラハムゥゥゥ!」

ジョシュアはグラハムに向かって砲撃を放つ!


回避判定 直下
25以上で回避

558: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/29(土) 00:32:03.55 ID:3x1MFBZHo
ほい

559: ≫1 2014/11/29(土) 00:39:53.27 ID:3kpg3QZn0
グラハムはギリギリの所で砲撃を回避する!

グラハム「これが『ナイトロ』とやらの力か…!だが!」

ジョシュア「チィッ!」

グラハム「今日の私は、阿修羅すらも凌駕する存在だ!」

グラハムは回避運動を取りながら砲撃をすかさず加える!


命中判定 直下
35以上で命中

560: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/29(土) 01:10:57.29 ID:MGZ6zz5DO
ぽい

561: ≫1 2014/11/29(土) 02:22:04.83 ID:3kpg3QZn0
しかしその攻撃すらもジョシュアは回避して見せた!

グラハム「やはり反応速度が尋常では無い…!」

飛龍「完全に人間の域を超えてるわ、コイツ…!」

ジョシュア「ほらほらぁ?もっと足掻いてみせろよぉ!」

瑞鳳『これが「ナイトロ」の力なの?』

ジョシュア「そうだ!やっぱり『ナイトロ』ってのは最高だ!」

グラハム「こんなものが最高であるものか!」

ジョシュア「こちとらナイトロの力でここまで来たんだよ!『人間から兵器になる』って感覚は最高だぜぇ?」

飛龍「…ざけんな!」

ジョシュア「何言ってんだ?」

飛龍「ふざけんなって言ってんの!何が『人間から兵器になる』のが最高よ!そんな馬鹿げた話がある訳無いでしょうが!」

瑞鳳(そうだ… 飛龍さんは人間から兵器にされて、ずっと戦わされて…)

飛龍「望んで戦いたくない人間だって居る… なのにそれを無視して無理矢理人間を兵器に作り変えるのが『ナイトロ』と言う『歪み』なら… その『歪み』、私が断ち切る!」

グラハム「良くぞ言った、飛龍!」

400『到着まであと120!』

浜風『持ちこたえてください!』


行動選択 直下
1.RGシステムを使って圧倒する
2.グラハムと連携をとる
3.牽制しつつ友軍の到着を待つ
4.その他

562: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/29(土) 10:06:54.65 ID:Ry2t+THSO


ってかグラハムと因縁の相手になったせいなのか飛龍が刹那っぽくなったなw

563: ≫1 2014/11/29(土) 14:58:17.81 ID:3kpg3QZn0
飛龍「RGは?」

瑞鳳『短時間なら!』

飛龍「よしっ…!RGシステム、起動!」

瑞鳳『了解!粒子制御スタート、RGシステム起動!』


飛龍:RGシステムtype-Z 起動(残り2ターン)


グラハム「何だ、この蒼い光は…」

飛龍「ジョシュア・エドワーズ!私の、私達のこの力でアンタを倒してみせるんだから!」

ジョシュア「やってみせろってんだよぉぉぉぉぉぉ!」

ジョシュアはグナイゼナウに砲撃を加えるが…


回避判定 直下
10以上で回避

564: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/29(土) 15:57:47.73 ID:AJo97r+2o
ほい

565: ≫1 2014/11/29(土) 16:36:09.78 ID:3kpg3QZn0
その砲撃を飛龍のグナイゼナウは高速で回避する!

ジョシュア「なにっ!?」

グラハム「あれは… 我が友のもう一つの『奥義』だと…!?」

飛龍「違う… 瑞鳳が皆の為に一生懸命磨き上げた力、私達の絆の力よ!」

ジョシュア「ほざけぇぇぇぇぇ!」

ジョシュアは正確にグナイゼナウを狙った砲撃を繰り返すが、飛龍はそれを易々と回避して反転する!

飛龍「正確な砲撃… だけど今の私には通用しない!」

瑞鳳『魚雷発射管再装填!いけます!』

飛龍「受けなさい!私達の一撃を!」

飛龍は4連装艦首魚雷をアラスカに向けて放つ!

命中判定 直下
25以上で命中

566: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/29(土) 16:52:03.50 ID:T/uGQ6qR0
はい

567: ≫1 2014/11/29(土) 17:26:52.67 ID:3kpg3QZn0
ジョシュア「この俺が直撃だと!?」

飛龍「アンタは『ナイトロ』の力を過信し兵器に成ったつもりで驕り高ぶってるだけ…

そんなヤツに私と瑞鳳が作ったグナイゼナウを捉えることなんて出来るワケが無いのよ!」

ジョシュア「きぃさぁまああああああああああああああ!」

アラスカの船体が赤い光を纏い始め、輝きだす!

ジョシュア:TRANS-AM起動(残り4ターン)

グラハム「ちぃっ!TRANS-AMを発動されたか…!」

瑞鳳『「TRANS-AM」?』

グラハム「ああ、我が恩師が作り、友が昇華したもう一つの奥義… 艦プラ内のプラフスキー粒子を暴走させ、無理矢理性能を限界突破させる諸刃の刃だ!」

飛龍「『RG』の特性と真逆じゃない…!」

瑞鳳『そしてその方法は最悪艦プラの自壊を引き起こす… さっき402ちゃんは「RGに似た何かを使った」って言ってた…

連続で使用することで負荷がかかるとしたら、あのアラスカは自壊する寸前です!』

400『有視界戦闘域に突入。』

浜風『これよりアラスカ撃破作戦を開始します!』

イク「わかったのね!」

402「任せろ。」

ハワード「隊長、お待たせしました!」

ダリル「TRANS-AMを連続使用しているのか…!」


戦力到着
・レパルス・ヴォーテクス
・熊野・天
・インディアナポリス(ハワード)
・ボルチモア(ダリル)



飛龍「これで戦力差が開いたわね。」

グラハム「しかし気を抜くな、来るぞ!」


行動選択 直下
1.動きを抑え込み、一斉攻撃で撃破する
2.一気に追い込み、包囲する
3.自壊するまで持ちこたえる
4.

568: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/29(土) 17:31:50.97 ID:Ry2t+THSO

569: ≫1 2014/11/29(土) 18:25:21.48 ID:3kpg3QZn0
浜風『動きを止めます!イク、マガノシラホコを!』

イク「了解なのね!マガノシラホコ、発射なの!」

イクは接近してきたアラスカに向かってマガノシラホコを打ち込む!


命中判定 直下
25以上で命中

570: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/29(土) 18:36:35.88 ID:Ry2t+THSO
イクとダンスを踊るのね

571: ≫1 2014/11/29(土) 18:51:07.11 ID:3kpg3QZn0
マガノシラホコは装甲を貫き、アンカーを固定させる!

イク「さぁ、捕まえたのね!」

ジョシュア「しつけぇんだよぉぉ!」

ジョシュアは熊野から逃れようと機関出力を上げる!

CAUTION!

浜風『ダメ、逃げられる…!』

イク「浜風!RGなの!」

浜風『そうか…!RGシステム起動!』

イク:RGシステムtype-Z起動(2ターン)

イク「元の機関出力はイクのが上、相手も強化するならこっちも強化すればいいのね!」

ジョシュア「放しやがれぇぇぇぇ!」

イクから逃れるために砲撃を行おうとジョシュアは砲身を向けるが…

402「ナイスな展開だ、イク!これでさっきのは不問にしてやる!」

400『ディスチャージ1式セット、出力安定。』

ダリル「これで終わりだ、ジョシュア!」

ハワード「自らの行いを後悔しろ!」

グラハム「全艦、一斉砲撃開始!」

瑞鳳『ディスチャージ安定!一式、これで…!』

飛龍「終わりよ!」


撃沈判定 直下
10以上で撃沈

572: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/29(土) 18:54:57.62 ID:jgy7qZU7o
ほい

573: ≫1 2014/11/29(土) 19:18:13.45 ID:3kpg3QZn0
ジョシュアのアラスカに放たれた大量の砲弾が降り注ぎ、その船体を破壊した!

ジョシュア「馬鹿な… ナイトロを使ってるんだぞ!」

グラハム「残念だったな、ジョシュア。キミは優秀だったが野心を持ちすぎた。」

飛龍「そんなモンに頼ってるから負けるのよ!」

ジョシュア「畜生がぁぁぁぁぁぁぁぁ!」


大型巡洋艦アラスカ(ジョシュア):撃沈


グナイゼナウ・クロイツZwei:RG解除

熊野・天:RG解除


イク「さっきのでスクリューに負荷が掛かってもう動けないのね…」

402「こちらも最大船速を維持しすぎたようだ。あとは任せる。」

ダリル「自分ももうダメです。」

ハワード「あとはお二人で決着を。」

グラハム「では、決着をつけるとしよう… 行くぞ、飛龍!」

飛龍「来なさい、グラハム・エーカー!」


行動選択 直下
1.接近戦を挑む
2.遠距離から攻撃
3.相手の様子を伺う
4.その他

574: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/29(土) 19:20:50.34 ID:Ry2t+THSO

575: ≫1 2014/11/30(日) 00:10:45.50 ID:CAMMQR8j0
飛龍「接近してもあの追加艤装ユニットが邪魔ね…」

瑞鳳『いえ、アレの弱点がわかりました。』

飛龍「本当?」

瑞鳳『はい。追加艤装ユニットと本体を繋ぐ連結部、あそこのジョイントが脆いんです。

恐らく換装性能を優先し、その部分の装甲を削ったんだと思います。だからあの部分だけを的確に狙う事ができれば…』

飛龍「接近して攻撃しようにも仰角調整に無理が出る、遠距離からの砲撃を加えようにも的確に狙う必要がある…

どっちにしろ難しいわね…」

瑞鳳『どうします?』

飛龍「リスクを背負うなら少ない方が良い… 遠距離から狙うわ!」

瑞鳳『了解!主砲仰角マイナス2度、全門装填確認!風向きクリア、いけます!』

飛龍「主砲一斉射、薙ぎ払いなさい!」


命中判定 直下
15以上で命中

576: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/30(日) 00:11:53.55 ID:7nq+dLnEo
てい

577: ≫1 2014/11/30(日) 00:24:34.94 ID:CAMMQR8j0
飛龍の砲撃は装備している追加艤装ユニットのジョイント部分を的確に破壊し、アイオワを丸裸にする!

グラハム「よくぞ弱点を見抜いた… それでこそだ!」

飛龍「これでようやく同じ土俵。なら私の方に分がある!」

グラハム「それはどうかな!」

グラハムはグナイゼナウに照準をつけ、主砲を放つ。

グラハム「私の方が火力は上だ!いくら機動性が高いところで直撃すれば!」


回避判定 直下
35以上で回避

578: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/30(日) 01:46:19.06 ID:FS0p7/1DO
でち

579: ≫1 2014/11/30(日) 22:35:08.57 ID:CAMMQR8j0
イベント終わらねぇ… あと一回撃破でクリアなのに…


グナイゼナウにアイオワの砲弾が直撃し、炸裂する!

グラハム「これではその艦プラも無事では済むまい!」

飛龍「それはどうかしら!」

煙の中からグナイゼナウは無傷でその姿を現した!

瑞鳳『アブゾーブ・システム正常動作。粒子吸収を確認。』

グラハム「馬鹿な… 無傷だと!?」

飛龍「甘く見たわね!私のグナイゼナウは防御力も底上げしてるのよ!」

グラハム「しかしそこまでの防御力で何故機動性を維持できる!」

飛龍「原理は知らないけどね。プラフスキー粒子の塊が砲弾なら、私達には通用しないのよ!」

グラハム「こうも私を驚嘆させるとは… やはり私の目は間違いでは無かったようだ!」

飛龍「何?」

グラハム「キミはずっとそうだ… 横須賀で戦った時、私を圧倒したその力に私の心は奪われた。

そうだ… まさしく愛だ!」

飛龍「愛!?」

グラハム「だが愛を超越すればそれは羨望へと変わっていく。キミのようになりたいと、キミのようでありたいと!

キミには私に『足りないモノ』がある!それが欲しいのだよ、私は!」

飛龍「羨望、ね… それが私に固執して戦う理由なの?」

グラハム「軍人に戦いの意味を問うとは、ナンセンスだな!」

飛龍「確かに私は貴方に『足りないモノ』を持ってるのかもしれない… 

けどこうやって『軍人に戦いの意味を問う』くらいセンスが『足りない』のよね、私。」

グラハム「何だと?」

飛龍「誰にだって欠陥はある!けど大切な人が居るから、私は私で居られる!

グラハム・エーカー!貴方は周りが見えてない、だから貴方は…」

グラハム「そうさせたのはキミだ!キミと言う存在だ!」

飛龍「貴方まだ…!」

グラハム「地位や名誉などどうでも良い… 己の意志でキミを倒し、『足りないモノ』を手に入れてみせる!」

飛龍「どうやら言っても聞かないようね… なら、私が教えてあげる!その貴方に『足りないモノ』を!貴方を倒してね!」

グラハム「良くぞ言った、飛龍!」

飛龍「ゴメン瑞鳳、もう少しだけ付き合って。」

瑞鳳『はい。私はこの為にここに居るんですから。』

飛龍「行くわよ瑞鳳、そしてグナイゼナウ・クロイツZwei!」


行動選択 直下
1.『瑞鳳の力』を使う
2.『瑞鳳の力』を使わない

580: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/30(日) 23:01:31.62 ID:FS0p7/1DO
難しいけど飛龍の台詞から推察する限りは1かな。

581: ≫1 2014/11/30(日) 23:15:47.95 ID:CAMMQR8j0
飛龍「瑞鳳、RGシステムを!貴女の力を私に貸して!」

瑞鳳『はい!粒子循環安定、RGシステム起動!』

グナイゼナウ・クロイツZweiが蒼い光を纏い、輝き始める!

飛龍:RGシステム起動(残り3ターン)

グラハム「先ほどのシステムか… しかし先ほど使用して時間が経っていないから長く続かんだろう!」

飛龍「それはどうかしらね!」

グラハム「なにっ!?」

飛龍「RGは私と… いえ、私達と瑞鳳の絆!例えどんな突風が吹こうとその灯火は絶対に消えない!」

グラハム「では試してみるとしようか!」

瑞鳳『来ます!』

飛龍「来る前にやる!」

飛龍は増速を始め、アイオワに主砲の照準を合わせる!

飛龍「主砲一斉射!受けてみなさい!」


命中判定 直下
15以上で命中

582: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/30(日) 23:32:00.28 ID:GFIokfGpo
ほい

583: ≫1 2014/11/30(日) 23:58:54.30 ID:CAMMQR8j0
飛龍の放った全9発の砲弾はアイオワに直撃し、主砲の一部を破壊する!

グラハム「この私が直撃を受けただと!?」

瑞鳳『これで生きてる主砲は後部甲板の1門だけです!』

飛龍「ディスチャージ『4式』を… 私と瑞鳳の絆の力、その片方を使うわよ!」

瑞鳳『はい!コード・PBC、スタート!』

グラハム「何をする気か知らんが… 易々とやらせはせん!」

グラハムはアイオワの残る主砲をグナイゼナウに放つ!


回避判定 直下
55以上で回避

584: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/01(月) 02:07:26.56 ID:IQ3toQapo
ほい

585: ≫1 2014/12/01(月) 20:07:20.88 ID:IfGNcS2V0
砲弾はそのままグナイゼナウの艦橋に直撃すると思われたが…

瑞鳳『PBCtype-H、モードシフト!』

その瑞鳳の言葉と共にグナイゼナウの船体が左右に展開して、砲弾はその隙間を通り抜けていく!

グラハム「なんだと!?」


ビリー「馬鹿な!?船体が割れたと言うのか!」

エイフマン「ほう… シュウジ君に大鯨君。キミ達の娘は私の想像のはるか上を行っているようだな。」

東方不敗「でしょうな。儂の想像すらも凌駕していますからなぁ。」

大鯨「凌駕、と言うより斜め上の方向に向かってるだけですけど…」

サーシェス「はっはぁ!やっぱトンデモねぇな、瑞鳳の嬢ちゃんは!」

鳳翔「しかし、レギュレーション上大丈夫なのでしょうか…」

祥鳳「レギュレーション外の武装はシステム側で使用出来ないようになってるから多分大丈夫なやつだと思うけど…」


さらに展開した船体の中心部分からレンズのようなモノが現れ、その部分にプラフスキー粒子が収束して輝きだす!

瑞鳳『プラフスキー粒子圧縮、縮退域へ。ミラーレンズ、1番から4番まで展開。縮退まであと10%、トリガーを飛龍さんに譲渡!』

飛龍「了解!トリガー受領、ロック!もう逃げられないよ!」


RJ「なんやあの武装!?」

翔鶴「まるでビーム砲…」

瑞鶴「荷電粒子砲は使用禁止なんじゃ…」

バナージ「タクヤ、あれもしかして…」

タクヤ「荷電粒子砲は出来ないけど、プラフスキー粒子は使っちゃいけないってレギュレーションには無い…」

マリーダ「プラフスキー粒子砲だとでも言うのか!」

赤城「凄い… 私の遥か斜め上を行ってる発想ね…」

加賀「アブゾーブやディスチャージシステムの時点で恐ろしいものを感じましたがこれ程とは…」


夕雲「なんですか、アレ…」

愛宕「これが瑞鳳ちゃんの言ってた切り札なの…?」

吹雪「『山嵐』を凌ぐ切り札…」


イク「あれ、なのんなのね!?」

浜風『こんなの、私も知らない…』

大鳳「なんと言うか、親友ながら馬鹿げてるわ…」

夕張『馬鹿げてるって次元じゃ無い気がするんですけど!?』

ユキカゼ《あれ、完全に超重砲ですよね?》

400《402!》

402《…なぜバレた。》

イセ《ま た お 前 か !》


グラハム「馬鹿な… 一体これは…!」

瑞鳳『縮退、臨界!』

飛龍「プラフスキー・バスター・キャノン!薙ぎ払えぇぇぇぇぇぇぇ!」


撃沈判定 直下
01以上で撃沈

586: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/01(月) 20:18:10.70 ID:TJkIBuBao
そいやぁ

587: ≫1 2014/12/01(月) 20:29:18.82 ID:IfGNcS2V0
解き放たれた閃光をグラハムは回避しようとするが…

飛龍「逃がさない!」

グラハム「ホーミングしただと!?」

そしてグラハムはホーミングしたプラフスキー・バスター・キャノンを回避出来ず、船体の半分を閃光により消し飛ばされ敗北した。


Bttale END

Winner “Team ENGANO”


「ち、チーム・エンガノ!今度は新たな切り札を使い、見事にソルブレイヴスを撃破したぁぁぁぁ!」

ワァァァァァァァァ!

588: ≫1 2014/12/01(月) 22:18:22.02 ID:IfGNcS2V0
グラハム「…私の負けだな。」

飛龍「グラハム・エーカー…」

グラハム「飛龍か… 教えてくれ、私には何が足りなかった。」

飛龍「貴方は周りを見ることが足りなかった。私と貴方との勝敗を分けたのはコレよ。」

グラハム「周りが見えてなかったと言うことか…」

飛龍「そう。横須賀でも1人突出して、私のように味方の支援を使わず戦って負けた。今回だって私を『自分の力』だけで倒そうとして使えるはずの『友が作りしもう一つの奥義』ってのを使わなかった。

もし私がRGを使用中にTRANS-AMを使われたら危なかったもの。」

グラハム「しかし最後のアレは…」

飛龍「PBCにも弱点はあるわよ?」

グラハム「何?」

飛龍「PBCの弱点は後方からの攻撃。もっと貴方が連携を使っていれば使用時は無防備になるPBCを使わないもの。」

グラハム「しかしそれは可能性でしかない。そして私は連携を使うどころかジョシュアの暴走も見抜けなかった…」

飛龍「それは貴方がジョシュア・エドワーズの事をちゃんと見て、心にある闇の部分を気付いていれば要らぬ戦いは避けられたかもしれないわ。部下を信頼するのは良いとは言え、もっとコミュニケーションをとった方が良かったかもね。」

グラハム「結局、私の独りよがりが招いた結果か…」

飛龍「そう言うこと。私と貴方の違いはそれでしか無いんだから。」

グラハム「もう一つ教えてくれ。キミの戦う理由は?」

飛龍「軍人が戦う理由を問うなんてナンセンスね。ま、良いけど。

私が戦う理由なんてシンプルよ。」

グラハム「シンプル?」

飛龍「私が戦う理由はあの子。」

グラハム「瑞鳳と言う少女か。」

飛龍「そう。あの子が私に居場所をくれて、前を向かせてくれた。だからあの子の為に戦い抜く、それが私の戦う理由。」

グラハム「フッ… やはりキミには勝てないな。益々惚れた。」

飛龍「私なんかよりもっと良い女は居るわよ、きっと。」

グラハム「そうか… では、今度戦う時は負けん。必ず勝って見せよう。」

飛龍「楽しみにしてるわ。勿論勝つのは私達だけど。」

589: ≫1 2014/12/01(月) 22:31:49.65 ID:IfGNcS2V0
瑞鳳「た、大変です!」

飛龍「瑞鳳?」

グラハム「どうかしたのかね?」

瑞鳳「ジョシュア・エドワーズさんが…」

グラハム「ジョシュアがどうかしたのか!」



瑞鳳「倒れました!」



飛龍「なっ!?」

グラハム「ジョシュア!」

ハワード「しっかりしろ、ジョシュア!」

402「あまり動かすな。…まずいな、不整脈を起こしている。」

大鳳「AEDまだなの!」

ユキカゼ「イセ、ジョシュア・エドワーズの脇にこんなものが。」

イセ《これは… ブレスレッド?けどこれ、未知の反応がある…》

400《恐らくこれが『ナイトロ』の媒介となっているものね。私達が知り得ない材質みたいだけど。》

ダリル「クソッ!どうしてこんな事に…」

夕張「ストレッチャーとAEDとって来ました!」

浜風「早く運びましょう!」

590: ≫1 2014/12/01(月) 23:23:01.12 ID:IfGNcS2V0
瑞鳳(その後、ジョシュア・エドワーズは搬送された病院で亡くなった。グラハムさんは自分が気付けなかったと悔いながら基地へと部下と共に戻った。

その日の夜、ビリーさんから聞いた話によればジョシュア・エドワーズはアラスカにある実験部隊から転属しており、もしかしたらその実験と言うのが『ナイトロ』に関わるものかもしれないとの事だった。)

瑞鳳(そして運営側は死亡者が出たと言う事態に対し、3回戦をずらして2日後に行うとアナウンスがあった。恐らくそれはメイジン・チクマメンの『ナイトロ』に関連するものかもしれないが私にはわからない。そして私は…)



瑞鳳「…これが私の知ってる事。」

大鳳「なんで… なんでそんな大切な事黙ってたのよ!」

402「それに関してはお前達に要らぬ心配をさせたく無いから…」

浜風「…黙っていれば済む、と。巻き込まないで済むと思っているのですか?」

吹雪「浜風ちゃん、それは仕方の無いことだから瑞鳳さんも…」

夕雲「確かに仕方の無いことかもしれません。けど現状、私達はジョシュア・エドワーズの件で巻き込まれました。」

夕張「もう傍観は出来ない、当事者になっちゃってるのよ私たち。」

イク「最近隠し事と考え事が多いって思ったら案の定なの。」

愛宕「しかも一部とは言え、世界最大のビスト財団を敵に回してるなんて…」

イセ『隠してた私達にも非があるのも認めるわ。』

400「それに関しては謝罪させて頂きます。」

飛龍「…ゴメン、ちょっと考え事があるから戻らせて。」

大鳳「私も戻らせてもらうわ。ちょっと頭冷やしたいし。」

浜風「私も戻らせてもらいます。」

夕雲「私もです。」

吹雪「ごめんなさい、瑞鳳さん…」

愛宕「私も部屋に戻るわ。」

夕張「すみませんが私も戻らせてもらいます。」

イク「イクも戻るのね。」

瑞鳳「ごめん、なさい…」

視点選択↓4まで
1.大鳳
2.夕張
3.浜風
4.夕雲
5.吹雪
6.イク
7.愛宕
8.飛龍


591: ≫1 2014/12/02(火) 01:05:37.81 ID:zjiqeMTA0
なんか来ないから上から順で全員分をやっていくスタイル

side-大鳳-

大鳳「…」

私は怒っている。皆に黙っていたこと、私達が知らぬ間に厄介ごとに巻き込まれていたことに。

大鳳「…何が親友よ。」

ずっと信じて、親友だって思ってた。けど5人でグルになって私達に黙って何かを裏でやっていた。

巻き込みたく無いって配慮かもしれない。けど結果的に私たちは巻き込まれ、そのど真ん中に居る。

大鳳「…ダメだ。何も考えたくない。」

こういうときは作業をするのが一番気がまぎれて何も考えなくて良いから。けどやる作業なんて…

大鳳「フェネクス…」

ヨークタウン・フェネクス。さっきのバトルで傷ついた私の艦プラ。不死鳥なんて大層な名前だけどワンパンでスクリューが壊れて航行不能になった。作りこみが甘かったのかもしれない、他にも微妙なダメージを負っているかもしれない。直してあら捜ししないと…

大鳳「何で…」

私は何でフェネクスを修理しようとしてるのか。私はまだ戦おうとしてるのか。私を騙してた人間と、まだ一緒に戦おうと言うのか。馬鹿みたい…

大鳳「やめたやめた!直さない!」

私はフェネクスの修理も止めベッドに身を預け、なにか面白いものが無いかとスマホを取り出す。

大鳳「あ…」

私の視界にスマホに付いてるモノが映る。キーホルダーだ。瑞鳳がくれたキーホルダー、確か『連装砲キーホルダー』だったと思う。あの時、親友になった時にくれたものだ。

大鳳「何よ…」

瑞鳳はあの時言ってくれた。例え何があろうと、友達として私の側に居て私の味方になるって。

大鳳『…ええそうです。だけど私が居ると誰かが傷ついてしまうから…』

瑞鳳『それがどうしたって言うの?現にまだ誰も傷ついてない。

飛龍さんもイセさんも、愛宕さんも浜風ちゃんも、夕張ちゃんもイクも、吹雪ちゃんも龍驤も、瑞鶴と翔鶴さんも。そして私だってまだ傷一つ無い。』

大鳳『それは現状だけです… 今後も無いとは…』

瑞鳳『そうなったらその時。それに大鳳が原因だったとしても私は恨まないし憎まない。』

大鳳『それが全員とは限らないでしょう…』

瑞鳳『ええ、全員とは限らないわ。それでも誰かが貴女を恨むと言うのなら私は貴女の味方になる。』

大鳳「本当に良いんですか…?信じても…」

瑞鳳『うん。私は貴女の味方。約束する、何があっても私が助ける。』

大鳳『ありがとう…ございます…!』

瑞鳳『じゃあコレ。』

大鳳『これは…?』

瑞鳳『私達の約束の証。連装砲キーホルダーの片方。これは片方が欠けてもダメ。だから約束、私と友達で居て?』

大鳳『はい、瑞鳳…!』

そして瑞鳳は私達に黙っていることで私達を守ろうとした。余計なことに巻き込まないように…

大鳳「何よ… 味方になってくれるって言ってくれた人を私自身が信じられなくてどうするのよ…」

気が付いたら私の心は決まっていた。次に顔を合わせたらまず黙ってた事について一発ぶん殴る。そしたら私も謝る。疑って、信じられなくてごめんって。そしてもう一度信じる、瑞鳳を。一緒にこの戦い抜く、この大会を。

大鳳「フェネクス… 私と瑞鳳の絆、お願い… 私に瑞鳳と一緒に戦い抜く力を頂戴…!」

そうだ色々と改造しておこう。瑞鳳はバトルが苦手だから、瑞鳳を守れるように。

そう思いながら新しいカスタマイズについて思案に老け込んだ。

593: ≫1 2014/12/02(火) 01:59:29.78 ID:zjiqeMTA0
side-夕張-

夕張「これとこれ… あとこれ…」

私は一人帰り仕度をしていた。理由は簡単、これ以上厄介事に巻き込まれたくないからだ。薄情かもしれないが私だって死にたくないし流石にここまで来れれば私も満足している。私達は世界大会まで来た、それだけあれば実績では十分。この為にアルバイトも辞めてきたから新しく探さなきゃいけないからやる事はいっぱいだ。部屋については実家に帰ってその後で荷物だけ引き取れば良い。だけど何か心に引っかかっていた。

夕張「これで良いのかなぁ…」

このまま逃げて良いのだろうか。確かに命は大事だ。だけどここで逃げたら多分一生後悔する。それで良いのか、私?

夕張「瑞鳳さん、か。」

私の憧れ、羨望の的。私より背が小さいのに誰よりも強くて、誰よりも優しくて… 
瑞鳳さんに教わった事はいっぱいある。料理、洗濯、掃除、そして艦プラ製作技術。
いつだってそうだ。瑞鳳さんは私の前を進んで皆を導いて…
『霧』の件についてもそうだった。私は信じられなくて怒って八つ当たりしてたのに瑞鳳さんはあの4人を笑って許して受け入れると決めた。

夕張「ここで逃げたら絶対に私は瑞鳳さんを超えられない…」

そんな気がする。よくよく考えたら超えられる要素なんて無いのかもしれない。それでも、私はあの人の近くに居たい。超えられなくても良い、ただ隣に居て一緒に戦いたい。そう思えてきた。

夕張「最初は嫉妬だったのに…」

私が瑞鳳さんに抱いていた感情は嫉妬だ。超えられないってわかって、それでも超えようとして…
絶対に超えられないのに足掻いてた。そして瑞鳳さんは私にこう言った。

瑞鳳『う~ん… 私にだって出来ない事はいっぱいあるし夕張ちゃんにしか出来ないことは沢山あるよ。』

夕張『けど私なんて瑞鳳さんには勝てませんよ。』

瑞鳳『じゃあ、次は艦プラを教えてあげる!』

夕張『え?』

瑞鳳『私に敵わないって言うなら敵うまで作れば良い。努力すれば良いの。夕張ちゃんならきっと超えられる。』

夕張『私が瑞鳳さんを超える…』

瑞鳳『そう。いつか私を超えられるから。だから、今は一緒に戦いましょ?』

夕張『はい!』


夕張「わかってる… けど、もう少し足掻いてみようかしら。」

絶対に超えられないってのはわかってる。けどここで逃げたら私が私じゃ無くなる気がする。
黙っていた件については笑って許そう。瑞鳳さんが『霧』にそうしたように。
命が危ないって言うならその時はその時だ。だから…

夕張「絶対戦い抜いて、瑞鳳さんを超えてやるんだから…!」

そう宣言して私は纏め始めた荷物を全て取り出し始めるのだった。

597: ≫1 2014/12/02(火) 20:51:09.54 ID:zjiqeMTA0
side-浜風-

浜風「『ナイトロ』…」

私の頭の中でその単語が反芻する。
強さを与える代償に命を失う、まるでニトロ化合物が爆発して燃え尽きるようであると想像する。
その爆発は強力だがそれは一瞬だけ。そう、一瞬で全てが失われてしまう。

浜風「ふざけるな…!」

気が付くと私は拳を握りしめていた。理不尽すぎる。
こんなもの、存在そのものが絶対に間違っている。
私の心の奥底から怒りの感情が湧き上がってきて冷静さが失われていく。

浜風「駄目だ… 今ここで怒ったところで何にもならない…」

そう自分に言い聞かせて怒りを静める。

浜風「瑞鳳さんや402は何故黙っていたのでしょう…」

それは私達に対する彼女達の配慮かもしれない。
余計な事態に巻き込まれて、危険に晒されるよりは余程マシではある。
しかし一歩想像力が足りなかった。2代目メイジン以外にも『ナイトロ』使用者が居る事を想定していなかった。
そして私達にそれが露呈し、現在に至る。

浜風「何やってるんだ、私…」

あの場で瑞鳳さんや402を責めるのは間違いだ。彼女達は私たちを守ろうとして黙っていた。
けど結果的に私は感情に任せて責めてしまった。今は非常に後悔している。

浜風「瑞鳳さん…」

私と瑞鳳さんが出会ったのは4月の半ばだ。その時飛龍さんと大鳳さんも居たけど。
あの時の私は何も取り柄も無い、無愛想で周囲と関わるのを怖がった臆病な中学生だった。
友達も無く、誰とも関わらずクラスでも浮いた存在。けど偶然入った模型店に瑞鳳さんが居た。
知り合って、バトルを教えてもらった。そこからだ、私が変われたのは。
ある日私に瑞鳳さんはあるプラモデルをくれた。

浜風『これは?』

瑞鳳『戦艦ドレットノート。バトルでは使えないけど浜風ちゃんにピッタリの名前の艦だからね。』

浜風『艦名が?』

瑞鳳『ドレットノート。その意味は『勇敢なもの』。だから浜風ちゃんにはぴったりだよ。』

浜風『『勇敢なもの』…』

瑞鳳『勇気を振り絞れば必ず何かは変えられる。ドレットノートが大艦巨砲主義の先駆けとなった戦艦になったように、きっと浜風ちゃんなら何かを変えられるから。』

そのプラモデルを御守りのようにここに持ってきている。プレッシャーに押しつぶされないように、二度と臆病な私と決別するために…
私はドレッドノートをかばんの中から取り出し、見つめる。
勇気を振り絞れば必ず何かは変えられる。私は今もその言葉を信じている。

だから…

浜風「私は… 瑞鳳さんと共に戦い抜く…!『ナイトロ』だろうと何だろうと…!」

信じてるから…

浜風「ドレッドノート、私に勇気を…!あの人と一緒に全てと戦う覚悟を…!」

598: ≫1 2014/12/02(火) 21:58:18.92 ID:zjiqeMTA0
side-夕雲-

夕雲「仕方が無いと言うのは理解出来るのですが…」

仕方が無いでは済まない話にまで発展している現状、私は迷っています。
このまま大会で戦い続けても良いのか… 

夕雲「あの時の私と同じ心境かもしれません…」

私は箱根の実家に居た際、バートン財団の地上げに遭って両親が入院してしまいました。
なんとか従業員の皆さんを纏めて、旅館を守ろうとしたけど徐々に誰も居なくなって…
その時に訪れてきたのがチーム・エンガノの皆さんでした。余計な事に巻き込みたくなく、地上げについては話せずに…
そして夜、私はバートン財団に雇われた暴漢に襲われて命の危機に晒されて…

夕雲「あれがもう1ヶ月以上も前なんて…」

死ぬかもしれない恐怖… その時の私はそんな感情に支配されていて咄嗟に悲鳴を上げてしまった。
そして暴漢のナイフが私を襲おうとした瞬間、あの人が私を助けてくれました。
悲鳴を聞いて駆けつけてくれた瑞鳳さんが命を賭して私の事を不審者から守り、倒してくれて…

夕雲「あの人が居なかったら私は…」

今頃この場所には居ない。病院か、それともお墓の下か… そう考えると震えてきます。
そしてあの人は私の命を救っただけでなく、地上げに来た3人組を倒した上にバートン財団の当主であるデキム・バートンと対峙して財団ごと滅茶苦茶にして旅館も救ってくれました。

夕雲「私はどうすれば良いのでしょうか…」

その時、私の携帯が鳴りました。

夕雲「メール… 差出人は、巻雲さん?」

巻雲さんは私の1歳年下の従妹で、こうしてよくメールをくれます。
内容はこうでした。巻雲さんが地区大会で負けたのは私達チーム・エンガノであり、チーム・エンガノに私も参加している事に驚いている。そして世界大会を応援している。との事です。

夕雲「巻雲さん…」

私はそのメールに返信しました。応援ありがとうございます。絶対に戦い抜いてみせます、と。
さっきまで迷っていたのに、一瞬にして私の心は決まっていました。

夕雲「ありがとう、巻雲さん… 夕雲は、夕雲を救ってくれた恩人の為に、瑞鳳さんの為に全てを賭して戦います。」

その先に何が待っていようと私はもう迷いません。この命を賭してでも、私の命を救ってくれた人の為に全てを捧げ戦います。

600: ≫1 2014/12/03(水) 00:11:46.23 ID:tpRHqkyW0
side-吹雪-

吹雪「どうなるんだろう…」

今チーム内の空気は最悪だ。私達は『ナイトロ』を巡る事件に、ビスト財団のマーサ派との戦いに巻き込まれた。
マーサ派は予選の時点で妨害工作を何度も行ってきたからこちらに害を加える気は満々だろう。
そして米軍の実験部隊とPPSEのメイジンとの関わりは明らかだ。
恐らくジョシュア・エドワーズさんは『ナイトロ』の実験台にされ、メイジンの使う『ナイトロ』の生贄になったんだと思う。

吹雪「『ナイトロ』、か…」

『ナイトロ』は私達が良く知るガンダムシリーズに出てくるモビルスーツ『ガンダムデルタカイ』に使われてるシステムだったと思う。オールドタイプでもサイコミュ系兵装を使用可能にするそれが何故この世界に存在してるんだろうか…

吹雪「考えても仕方ないよね…」

今『ナイトロ』についてどうこう考えたって無駄なだけだ。
じゃあ何をすれば良い?それもわからない。

吹雪「練習でもしておこうかな?」

『ナイトロ』を使用したファイター『2代目メイジン』との戦闘は経験しているが、私は『青葉・天』を使って無いとは言え大敗を喫した。実力差は明確でこのままだと私は『ナイトロ』を使うファイターに勝つことは出来ないだろう。
けど私はもう『決断』してるから、大好きな瑞鳳さんの為に戦うって決めたから。
例え命が危険に晒されようと、私の決意は鈍ることは無い。私を支え、立ち直らせて、前を向かせてくれた人を今度は私が助ける番なんだから。


瑞鳳『誰だって壁にぶつかることがある。だから一度の失敗や敗北は後の糧にすれば良い。

私だって何度も壁にぶつかって来た。その度に乗り越えようと、壁を壊そうともがいてきた。』

瑞鳳『それに吹雪ちゃんは不要な存在なんかじゃない。私達には吹雪ちゃんが必要。誰かが困っている時にいつも支えてくれてる。それに私達は助けられてる。』

瑞鳳『浜風ちゃんもイクも、愛宕さんも夕張ちゃんも、イセさんも大鳳さんも、そして飛龍さんも私も。皆吹雪ちゃんの事が好き。それだけじゃダメなの?
それに貴女は捨てられたわけじゃない。そうじゃなかったら私に頭なんて下げないし心配して連絡なんてしてこない。』

瑞鳳『親御さんが言ってたよ。『いつも誰かの為になろうと必死だから支えて欲しい』って。』

瑞鳳『だから今度は私が貴女を支える番。私からお願いがあるの。貴女の壁を打ち破ることの支えをさせて。』

瑞鳳『いくらでも頼って。私はいつでも吹雪ちゃんの味方だから。』


私がヴェールヌイちゃんに負けてプライドをボロボロにされてもまた立ち上がれたのはこの言葉があったからだ。
そして今までずっと瑞鳳さんに支えられて戦ってきた。だから今度は私が支える番。
あの人の笑顔を支える為に、これ以上笑顔を曇らせない為に…

吹雪「マーサ派も『ナイトロ』も… みんな私がやっつけちゃうんだから…!」

601: ≫1 2014/12/03(水) 01:04:23.43 ID:tpRHqkyW0
side-イク-

イクは怒ってるのね。とてももの凄く。

イク「またイクに黙って勝手に余計な事態に首突っ込んで…」

いつもそうだ。瑞鳳姉は事件に巻き込まれてはイクにも黙って自分で解決しようとして、周囲にバレる。
いい加減学習して欲しいのね。高校時代もそれで退学寸前まで追い込まれてるのにまだわかってないのね。
けど周りを巻き込みたくないって気持ちもわかるの。しかもこれだけ大きな事態ならなおさら皆を巻き込みたくないのもわかるのね。

イク「けど402達を巻き込むくらいならイクを巻き込んで欲しかったの…」

イクだって戦えるの。瑞鳳姉ほどじゃないけど、お母さんほどじゃないけどイクだって…
艦プラバトルだってイクの『熊野・天』さえあれば戦えるのね。
『ナイトロ』だろうと何だろうと知らないけど戦えるの。けど…

イク「402…」

402は何か嫌な匂いがする。イクから瑞鳳姉を取って、何処かに連れて行きそうな匂いが…
400もユキカゼもイセも。皆イクから瑞鳳姉を…
イクはその考えをすぐに否定する。

イク「402は仲間、それ以上でもそれ以下でも無いのね。400もイセもユキカゼも皆仲間。」

瑞鳳姉は瑞鳳姉、それ以上でもそれ以下でも無い。
イクの大好きな瑞鳳姉がそこに居てくれればそれで良いの。
イクがミスしても優しく慰めてくれて、泣いたら涙を拭いてくれて、暖かい温もりをくれるを瑞鳳姉が居れば。

イク「だからイクも戦うの… あの性悪糞ババアをぶちのめして瑞鳳姉を守るの。」

あの優しい瑞鳳姉をこれ以上困らせない為にも、笑顔を曇らせないためにも。
何かして来るならマーサ・ビスト・カーバインなんてイクがぶちのめして東京湾の藻屑にしてやるの。
瑞鳳姉の笑顔は誰にも汚させない。イクが全て守り抜くの。

602: ≫1 2014/12/03(水) 02:23:31.08 ID:tpRHqkyW0
side-愛宕-

愛宕「お姉さん失格ね…」

瑞鳳ちゃんとユキカゼちゃん。私を姉と呼んでくれる2人の事だ。
2人とも私に隠し事があった。そしてそれを見抜けなかった。
『霧』の件も仕方が無いし『ナイトロ』の件も仕方は無いと言えば仕方ない。
せめて私にくらい打ち明けてくれても良かったはずだ。巻き込みたくないのかもしれないけど…

愛宕「もう、普通じゃ居られないのかな…」

『霧』について知ってしまった時点で普通では無いし、この事件に巻き込まれたことも普通じゃない。
自堕落な生活を送っていたあの頃には戻れないだろう。
だけど私は2人に、皆に出会えた事を嬉しく思っている。お陰で諦めかけてた夢をもう一度追う勇気をくれたから。
ダメな私を支えてくれる人が居るから。

瑞鳳ちゃんは自堕落な私を治してくれた。ユキカゼちゃんは私を本当の姉のように慕ってくれた。
飛龍さんとイセさんは下らない愚痴も聞いて励ましてくれた。吹雪ちゃんや浜風ちゃんも、夕張ちゃんやイクちゃんだって私を支えてくれてる。
多分皆、戦うことを選ぶと思う。皆、瑞鳳ちゃんの為に。

愛宕「どうすれば良いんだろ、私…」

私は未だに決断出来ていない。もしかしたら高雄姉さんや摩耶ちゃん、鳥海ちゃんに危害が及ぶことも考えられるから。
もしそうなったら私は後悔する。姉妹を傷つけてしまったら…
いつまでこうやってウジウジしてるつもりなんだろう。そうしてたって先に進めないし何も守れない…

愛宕「どうすれば良いの… 誰か教えてよ…」

そう言ったとき、私はあの会話を思い出した。


瑞鳳『それにしても愛宕さん教え方上手ですね。』

愛宕『これでも私、教職希望なの。』

瑞鳳『え?そうなんですか?』

愛宕『ふふ… 意外だった?』

瑞鳳『いえ、そう言う訳では!』

愛宕『だから教えるのはとっても得意なの~』


教える方になりたいのに教えられてどうするの…
自分で決めて、自分の道を進む。そう先生と約束したじゃない…
なら…!

愛宕「何がなんでも守る、私の家族を…!」

まっすぐ前を向いて…!

愛宕「私を慕ってくれるユキカゼちゃんと瑞鳳ちゃんの為にも…!」

一歩先へと踏み出して…!

愛宕「私は戦う…!何を敵に回したとしても、戦ってみせるんだから…!」

604: ≫1 2014/12/03(水) 23:12:14.02 ID:nUlXNBRV0
side-飛龍-

飛龍「『ナイトロ』…」

命を代償に力を得る、『兵器』になるシステム。
使用した人間は攻撃衝動の塊となり情緒不安定になってしまう。
もしそうであれば説明はつく。

飛龍「蒼龍…」

私が居た世界で二航戦の相棒だった、私の大切な存在。
同じ艦娘として魂を人間の肉体に埋め込まれ、そこで私達はもう一度一緒に戦うことになった。
第二次世界大戦のとき『ミッドウェー海戦』で沈んだ私達が再び一緒に肩を並べることなど無いだろうと思ったのに。
そして何の因果か蒼龍と私は『MI作戦』に参加した。
しかしMI諸島沖の戦いで私達は分断され、そのまま蒼龍は…

飛龍「沈んだ、と思ったのに…」

私があの世界で光に包まれる前、最後に見たのは彼女が使っていた『弓』。
彼女は絶対に得物を手放さないのにその『弓』は私の目の前を漂っていた。
そこから導かれる結論は『死』だ。あの時私はもう一度『相棒』を失ってしまったと思った。
けどこの世界に私と同じで流れ着いたとすれば…

飛龍「けど… なんでメイジンなんか…」

もし蒼龍がメイジンだったとしたら命を削って戦っていることになる。
何故そこまでして戦うのだろうか…
現在2回戦時点でメイジンは残っている。このままいけば確実に私達とぶつかる事になるだろう。
私は蒼龍と戦えるのだろうか。大切な相棒と…

飛龍「どうすれば良いのよ…」

勿論蒼龍じゃない可能性だって残ってるの。けど現状最も疑わしいのは蒼龍だ。
メイジンは私を知っていた。そして私の知る蒼龍の声に似ていた…
蒼龍と戦う… 私は…

飛龍「瑞鳳…」

私を受け入れてくれた人。この世界でみつけた大切な人。
彼女の言葉が私の中で溢れ出てくる。

瑞鳳『けど飛龍さんが戦ってるのを見て、自分が自らの意志で戦い始めることで初めて気がつけたんです。私に足りなかったものを…』

瑞鳳『それが何なのか今でもわかりません。だけど皆が、いえ飛龍さんが居たからある事に気づけたんです。』

瑞鳳『飛龍さんに出会わなければ私は弱いままでしたから。私にそのことを教えてくれた飛龍さんに恩返しがしたいんです。』

瑞鳳『確かにひどい話かもしれません。元の魂の人にはひどいかもしれませんが私は『今の飛龍さん』に会えたことを凄く感謝しています。』

瑞鳳『私はあの日、飛龍さんに出会ってなければ他の人達に出会う事が無かったから… 変わることが出来なかったと思うから…
だから体の持ち主とか関係なく、『今の飛龍さんの魂』に言わせて下さい。ありがとう、と。』


瑞鳳『私は飛龍さんに傍にいて欲しい。私の恩人で、大切な人だから。だから居てください、私の近くに。』

そう、だよね…
私は何を躊躇しているのだろう。覚悟なんてとっくに出来てるじゃない…!

飛龍「私は瑞鳳の為にここに居る。だからどんな敵だって戦ってやるわよ…!例え『艦娘』の力を使うことになっても…

あの子と一緒に戦い抜いてみせる!それが私の『覚悟』…!」

蒼龍が敵ならブン殴ってでも目を覚まさせてやる…!
『ナイトロ』だか何だか知らないけど救いだしてみせる!
だって私は…!

飛龍「私は二航戦の飛龍…!ミッドウェー海戦で最後まで戦い抜いた空母なんだから!」

605: ≫1 2014/12/03(水) 23:23:53.52 ID:nUlXNBRV0
《翌朝》

瑞鳳「…やっぱり、誰も来ないか。」

瑞鳳(当たり前だ。昨日の事もあるから… 黙って、何もかも巻き込んで…
こんな私と…)


誰が来た? 直下
1.大鳳
2.夕張
3.浜風
4.夕雲
5.吹雪
6.イク
7.愛宕
8.飛龍

606: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/03(水) 23:32:47.30 ID:10QIZEwPo
3

607: ≫1 2014/12/03(水) 23:48:03.23 ID:nUlXNBRV0
浜風「おはようございます、瑞鳳さん。」

瑞鳳「あ…」

浜風「昨夜の件は申し訳ありませんでした。少し気が動転していたもので…」

瑞鳳「あれは私が悪いんだから…」

浜風「いえ。私達を守ろうとした人を責めてしまった、私はそんな自分自身が許せません。」

瑞鳳「けど私は…」

浜風「瑞鳳さん、お願いがあります。」

瑞鳳「お願い?」

浜風「私も戦わせてください。貴女と共に戦い抜かせてください。」

瑞鳳「ダメだよ!そんな事したら…」

浜風「覚悟の上です。それとも私は足手まといですか?」

瑞鳳「そんな事は…」

浜風「私はもう決めました。何がなんでも、例え拒否されたとしても貴女と共に戦い抜くと。」

瑞鳳「浜風ちゃん…」

浜風「貴女に出会わなければ私は臆病な自分から変われなかった… だから私は貴女と共に戦います。

『ナイトロ』だろうとなんだろうと、私が貴女に貰った『勇気』と『覚悟』で。」

瑞鳳「でも…」

浜風「それに、私だけじゃ無いみたいですよ。貴女と共に戦うと決めた人は。」

瑞鳳「え?」


誰が来た? 直下
1.大鳳
2.夕張
3.夕雲
4.吹雪
5.イク
6.愛宕
7.飛龍

608: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/04(木) 00:47:06.69 ID:nvBxJTSvo
1

609: ≫1 2014/12/04(木) 01:15:54.88 ID:UnxzNbAi0
大鳳「…」ツカツカ

瑞鳳「大鳳…」

パシィィィン

浜風「!?」

瑞鳳「…」

大鳳「反撃しないのね… ま、反撃されたら多分私の歯が全部へし折れるか頭蓋骨が陥没するだろうから嫌だけど。」

浜風「大鳳さん、一体何を!」

大鳳「これで黙ってた件についてはチャラにする。…ごめん、瑞鳳。疑って、信じてあげられなくて。」

瑞鳳「え…」

大鳳「私は親友だって、ずっと味方でいてくれるって約束してくれた人を信じられなかった。それが悔しいのよ。」

瑞鳳「大鳳…」

大鳳「お願い、私にもその重荷を背負わせて。」

瑞鳳「でも…」

大鳳「でも、じゃない。私は何があっても瑞鳳の親友で居る、味方で居る。

不幸って嘆いて前を見ることを拒んだ私を進ませてくれた瑞鳳の為に戦う。嫌ともダメとも言わせないわよ?」

浜風「大鳳さん…」

大鳳「私だけじゃ無い、浜風ちゃんだって居る。それに、これだけじゃ無いみたいよ?」


誰が来た? 直下
1.夕張
2.夕雲
3.吹雪
4.イク
5.愛宕
6.飛龍

610: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/04(木) 01:21:10.23 ID:/aDNbIc8o
6

611: ≫1 2014/12/04(木) 02:09:17.53 ID:UnxzNbAi0
飛龍「3人とも早いね。」

大鳳「おはようございます、飛龍さん。」

飛龍「おはよ。もしかして二人も?」

浜風「はい。もしかして飛龍さんも?」

飛龍「そう言うこと。私も戦うわよ。」

瑞鳳「飛龍さん…?」

飛龍「私を拾ってくれた恩もある。けどそれ以上に瑞鳳の事が大切だから、私も戦う。それに…」

浜風「それに?」

飛龍「あのメイジンってのがいけ好かないからブチのめす。あんだけ滅茶苦茶されたら、いくら『ナイトロ』で情緒不安定になってるとは言え流石に私の堪忍袋も限界よ。」

瑞鳳「あの… 怒ってないんですか…?」

飛龍「怒るわけ無いでしょ。仕方ない事だって理解してるし、私だって瑞鳳に黙ってた事があったからおあいこよ。」

大鳳「黙ってた事?」

飛龍「そ、まぁ今の所瑞鳳にだけ話してはいるけど後で皆にも話すから。」

瑞鳳「飛龍さん…」

飛龍「覚悟は決まってる。前に瑞鳳に言ったけど私にも戦う理由がある。戦う理由があるから、ここに居る。」

瑞鳳「戦う理由…」

飛龍「それに理由が1つ増えただけ。そう、瑞鳳の為に戦うって言う理由がね。」

大鳳「これで3人…」

浜風「いえ、恐らく402達も戦うことを選ぶはずです。」

飛龍「これでイセが居れば最初期メンバー勢ぞろいね。ま、後から来るだろうけど。」


誰が来た? 直下
1.夕張
2.夕雲
3.吹雪
4.イク
5.愛宕

612: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/04(木) 02:14:45.08 ID:97AyxgJDO
夕雲

613: ≫1 2014/12/04(木) 02:55:12.77 ID:UnxzNbAi0
夕雲「おはようございます、皆さん。」

飛龍「あ、おはよ。」

大鳳「夕雲ちゃんもなのね?」

夕雲「はい。夕雲も戦います。」

浜風「やはりですか。」

夕雲「瑞鳳さんはあの時私を身を挺して救ってくださいました。だから私も、夕雲も瑞鳳さんの為に戦います。」

瑞鳳「夕雲ちゃんまで…」

夕雲「本来私はあの時に死んでいてもおかしくはありませんでした。しかし今もこうして生きて、ここに居られるのは瑞鳳さんのお陰です。その御恩、返させていただきます。」

瑞鳳「あれは咄嗟のことで…」

夕雲「関係ありません。結果的に夕雲は貴女に助けられたのですから。命を救われ、実家を守ってくださって…

恩人である瑞鳳さんの為に戦う『覚悟』ならとっくに出来ています。私は今その為にここに居るのですから。」

飛龍「だってさ。どうやら私達だけじゃ無いみたいね。」

大鳳「大なり小なり瑞鳳は私達に影響を与えてる。夕雲ちゃんの場合、それが極端に大きいってのもあるけど。」

夕雲「私の運命を変えてくださったのです。だから例え何があろうとも夕雲の『覚悟』は変わりません。」

浜風「また誰か来たようですよ?」


誰が来た? 直下
1.夕張
2.吹雪
3.イク
4.愛宕

614: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/04(木) 03:20:55.37 ID:97AyxgJDO
1

616: ≫1 2014/12/04(木) 21:51:56.92 ID:UnxzNbAi0
夕張「あれ?もうこんなに集まってる。」

飛龍「あ、夕張ちゃん。」

夕雲「おはようございます。」

夕張「おはよう… って瑞鳳さん!頬の紅葉マークどうしたんですか!?」

飛龍「ホントだ… 気付かなかった。」

大鳳「あ、それ私。思いっきりビンタしたの。」

夕張「大鳳さんでしたか… ちょっと出遅れたかなぁ…」

浜風「出遅れた?」

夕張「本当ならもうちょっと早く降りてきたかったんだけど髪留めどっかいちゃってね。荷物しまわなきゃ良かった…」

大鳳「荷物?」

夕張「実はお恥ずかしながら昨日、どうしようか迷って帰る荷造りしちゃったんですよ。」

瑞鳳「そっか… だよね…」

浜風「夕張さんはその選択を…」

夕張「ちょっと!何で私が抜ける前提になってるの!?私も戦いますから!

だから荷解きして髪留め無くしちゃったんですよ!」

瑞鳳「え…?」

夕張「ここで逃げたら絶対に後悔しそうだし、私にだって戦う理由があるんですから。今更退けませんよ。」

瑞鳳「けど…」

夕張「危険になったら危険になったでその時はその時。そして一度決めたら通すのが私の主義です。

だから私も戦いますよ、瑞鳳さんと一緒に。」

夕雲「それで良いのですか?」

夕張「良いも何も自分の為だから。私が私の為に、そして瑞鳳さんの為に戦うって決めたの。これだけは譲れは無いんだから。」

大鳳「だ、そうよ。」

瑞鳳「夕張ちゃんまで…」


誰が来た? 直下
1.吹雪
2.イク
3.愛宕

617: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/04(木) 21:53:05.88 ID:RTdqYZ0vo
1

618: ≫1 2014/12/04(木) 22:12:38.10 ID:UnxzNbAi0
吹雪「…完全に出遅れた。」

浜風「おはようございます、吹雪。」

飛龍「出遅れって程じゃ無いと思うけど?」

吹雪「だって皆もう少し迷ってると思ったんですよ…」

大鳳「残念。私は昨日の夜のうちに決めたから。」

吹雪「そんな事言ったら私だってもう最初から決めてるんですから。」

夕張「最初から?」

吹雪「はい。ずっと瑞鳳さんに支えられて来たんですから今度は私が支える番です。私も戦います。」

夕雲「吹雪さんも、そう選んだのですね。」

吹雪「うん。俯いてた私を奮い立たせてくれた人、私の大切な人の為に戦うって決めたの。」

瑞鳳「吹雪ちゃん…」

大鳳「瑞鳳って結構皆に慕われてるわね。正直羨ましいわ。」

吹雪「当然です。だって瑞鳳さんなんですから。」

浜風「…その解答はどうなんでしょうか。」

吹雪「え、間違ってた?」

夕雲「間違いではありませんが…」

夕張「そうストレートに言える言葉じゃ無いような…」

誰が来た? 直下
1.イク
2.愛宕

619: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/04(木) 22:15:23.79 ID:RTdqYZ0vo

620: ≫1 2014/12/04(木) 22:37:52.85 ID:UnxzNbAi0
愛宕「あれ?もうこんなに集まってるの?」

大鳳「おはようございます、愛宕さん。」

愛宕「おかしいわ… 昨日はお酒も飲んでないから早起きしたはずなんだけど…」

夕雲「愛宕さんが…」

吹雪「お酒を飲んでいない…?」

浜風「嘘…」

愛宕「…私の認識ってどうなってるのかしら?」

飛龍「まぁ、あの飲みっぷりじゃ酒豪って呼ばれてもおかしくないから。」

愛宕「お二人程じゃないはずなんですけど… 少しショック…」

夕張「まぁまぁ… それで愛宕さんも?」

愛宕「ええ。私も戦うに決まってるじゃない。逃げ出すなら昨日の夜のうちに逃げてるから。」

瑞鳳「愛宕さん…」

愛宕「それとも、そんなにお姉さんが信用出来ない?」

吹雪「お姉さんって… 自分で言いますか、それ?」

愛宕「皆も呼んで良いのよ?」

夕張「遠慮しておきます…」

愛宕「つれないわねぇ… ま、私も『覚悟』の上でここに居るの。瑞鳳ちゃんとユキカゼちゃんの為に戦うわ。」

飛龍「当のユキカゼは?」

愛宕「部屋に居ないみたいで…」

夕雲「一体どこに…」

吹雪「後から来るんじゃないかな?」

621: ≫1 2014/12/04(木) 23:00:51.51 ID:UnxzNbAi0
吹雪「あれ… イクちゃん?」

イク「皆おはようなの。ちょっと出かけてくるの。」

大鳳「待ちなさい。その金属バットをどうする気?」ガシッ

イク「放してなの!あの性悪糞ババアをブチ殺してやるの!」

夕張「絶対ダメ!それだけは!」

夕雲「そうですよ!」

浜風「そうです!もっと念入りに策を練ってから…」

愛宕「そっち!?」

飛龍「なんでこうも短絡思考なのよ…!」

イク「ええい!放せぇぇぇぇなのぉぉぉ!」

10分後

愛宕「と言うか一体どこから金属バット持って来たの?」

イク「大鯨さんの鈍器シリーズ借りてきたの。」

夕雲「あの人トンファーだけじゃ無かったんですか…」

大鳳「で、何であんなことしようとしたの?」

イク「決まってるの。瑞鳳姉の為なの。瑞鳳姉を悲しませたあのババアはブチ殺さないと気が済まないの!」

瑞鳳「イク…」

吹雪「けど流石に殺しは…」

イク「殺すのがダメならアイツの顔に泥塗ったぐって土下座させてやるのね…!」

夕張「それなら良い、のかしら?」

飛龍「本当に焦った…」

622: ≫1 2014/12/05(金) 00:00:55.82 ID:tHszz8n60
瑞鳳「ねぇ… どうして?」

大鳳「どうかした?」

瑞鳳「私、皆に嘘ついて… 黙って、巻き込んで…

怒ってないの?」

愛宕「…やっぱり瑞鳳ちゃんって鈍感ね。」

飛龍「いざって時に鈍感だよね、本当。」

イク「ホント、鈍いのね。」

浜風「私達が先ほどまで言った言葉を忘れましたか?」

夕張「瑞鳳さん達は私達を守ろうとして黙っていてくれた。それを怒るなんてお門違いですよ。」

夕雲「昨日の件に関しては事態が急過ぎて気が動転しただけです。」

吹雪「そして私達は貴女に恩義を受けています。だから私達は瑞鳳さんと共に戦うと決めました。」

瑞鳳「でも…」

大鳳「はぁ… 瑞鳳、私達は『覚悟』の上でここに居る。貴女の重荷を全てを受け止める『覚悟』がある。

少しは私達を頼りなさいよ。貴女は一人じゃない、私達が一緒に戦うって言ってるのよ。」

瑞鳳「でも、もし何かあったら…」

大鳳「その時はその時。」

瑞鳳「ダメだよ… 私、守りきれないよ…」

「では我々を使え。」

「私達も貴女に恩義がある。貴女に使われるなら本望です。」

浜風「400、402!」

夕雲「一体何処に行っていたのですか!」

402「少し準備をしていた。」

400「付いて来てください。」

飛龍「イセとユキカゼは?」

402「問題無い。アイツらも向かう先に居る。」

夕張「一体何処に…」

400「ある公園、とでも言いましょうか。」

623: ≫1 2014/12/05(金) 00:34:33.94 ID:tHszz8n60
《若洲海浜公園》

ユキカゼ「…来ましたか。」

イセ『どうやら全員の覚悟が決まったようね。』

愛宕「イセさん、ユキカゼちゃん…」

夕雲「それで、こんな場所で何を?」

400「これは我々の『決断』です。」キィン

402「ああ。『我々の正体を明かし、そうした上でお前達人間と共に戦う』、それが我々の下した『決断』だ。」キィン

吹雪「どう言う、こと…?」

ユキカゼ「今こそ明かします、我々の正体を。」キィン

イセ「…」キィン

ドゴォォォォォォォォォォ

浜風「なっ!?」

夕張「な、何!?」

飛龍「これって… まさか…!」

イク「軍艦…?」

大鳳「伊号潜水艦、陽炎型駆逐艦、それに伊勢型戦艦…!」

イセ「あーあー… 修復プログラム完全動作。よし、これで喋れるわ。」

愛宕「え… 喋った!?」

イセ「今までは諸事情により喋れなかったけど、改めて自己紹介させて貰うわ。」


イセ「私は元東洋方面第一巡航艦隊・大戦艦イセ。そのメンタルモデルよ。」

400「潜水艦イ400。そのメンタルモデルです。」

402「潜水艦イ402。そのメンタルモデルだ。」

ユキカゼ「元総旗艦艦隊二水戦・駆逐艦ユキカゼ。それが本当の私です。」

624: ≫1 2014/12/05(金) 01:25:33.12 ID:tHszz8n60
402「瑞鳳、お前は『守りきれない』と言ったな。では我々を使え。」

400「我々は兵器。我々は貴女の命令次第で守る盾にも、敵を打ち倒す矛にもなります。」

ユキカゼ「我々は貴女の船として従い、戦いましょう。」

イセ「どうするかは瑞鳳次第よ。自分の為でも誰かを守る為でも好きに使いなさい。」

大鳳「…事態についていけないんだけど。」

夕張「これ人目に付いたらヤバイってレベルじゃ無い気が…」

402「問題無い。この周辺の半径15キロの海はハッキングで航行禁止エリアに指定しておいた。」

愛宕「凄く便利ね…」

吹雪「400ちゃんとか3人は出会いが微妙に怪しかったから納得出来るけど…」

飛龍「まさかイセまでとは…」

イセ「あら、そうかしら?」

浜風「これは第二次世界大戦の艦艇で…」

ユキカゼ「正確には違います。我々はそれを模しているだけの存在です。」

夕雲「けど現行の軍艦相手に…」

400「中身は完全に別物。恐らく現行の軍艦相手なら例え自衛隊全ての艦艇を以ってしても我々を沈めることは不可能。」

イセ「で、どうするの瑞鳳?これで『守る力』は手に入った。なら躊躇する必要は無いはずよ。」

瑞鳳「私は…」

402「全てはお前次第だ。全員がお前の為に戦うと言っている。」

大鳳「貴女はどうしたいの?」

飛龍「ここで諦めるか、守るために戦うか。どうするの?」


どうする? ↓3までアンケート
1.「私は戦う…!お願い、私に全てを預けて!」
2.「皆を巻き込みたくない…」

626: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/05(金) 06:13:16.69 ID:hFz+78qDO
1

629: ≫1 2014/12/05(金) 23:09:45.99 ID:tHszz8n60
瑞鳳「皆、ありがとう… 本当に私で良いんだね?」

大鳳「愚問よ。」

飛龍「ええ、瑞鳳と一緒に戦うわ。」

イセ「盾として、矛として。全てを貴女の為に。」

402「お前の為に我々は戦おう。」

浜風「瑞鳳さんに貰った『覚悟』と『勇気』で、貴女の為に。」

400「我々が貴女の力となります。」

夕張「『覚悟』ならとっくに出来てますよ。」

吹雪「何もかも終わらせましょう。」

イク「あの性悪ババアをぶっ飛ばすの!」

ユキカゼ「私達の道を阻むものは蹴散らします。」

愛宕「その為に私達が居るんだもの。」

夕雲「全ては貴女次第です、瑞鳳さん。」

瑞鳳「わかった…」




瑞鳳「私は戦う…!お願い、私に全てを預けて!」

「「「「「「「「「「「「了解!」」」」」」」」」」」」



第22話『超えるべき相手』 終

630: ≫1 2014/12/05(金) 23:10:48.94 ID:tHszz8n60



ルート『アンリミテッド』

631: ≫1 2014/12/05(金) 23:41:14.19 ID:tHszz8n60
ルート『アンリミテッド』
第23話『恐れぬ翼』

《準々決勝当日》

飛龍「ついに準々決勝ね…」

400「敵はドイツ代表『ビスマルクトリオ』。」

イセ(超戦艦ビスマルクのメンタルモデルと人間の『ビスマルク』による3人組…)

402「敵は3人。連携の練度は高い。」

「何?作戦会議?」

瑞鳳「ビスマルクさん…!」

ビス子「第二ピリオド以来ね、瑞鳳。へぇ…」ジロジロ

ユキカゼ「何か?」

ビス子「いえ?全員の面構えが変わってるから気になっただけよ。」

夕雲「私達の『覚悟』の現われ、とでも言いましょうか。」

ビスA「無駄よ。貴女達はこの戦いで消えるわ。」

ビスB「そう、私達に敗れ去ってね。」

夕張「それはどうかしらね?」

大鳳「私達の力、存分に味わってもらうわ。」

ビスA「面白そうね。」

ビスB「どうする、ビスマルク?」

ビス子「決まってるわ、戦って倒すだけよ。じゃあね、瑞鳳。フィールドで会いましょ。」



浜風「では今回は3人でのバトルで特に編成条件はありません。メインファイターは…」


メインファイター選択
1.瑞鳳(固定)
2.直下
3.↓2

出撃不可:飛龍、大鳳、402、イセ、イク

632: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/05(金) 23:43:09.87 ID:Tq2xnyFto
夕張

633: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/06(土) 00:01:41.96 ID:QMjQRVqDO
400

634: ≫1 2014/12/06(土) 00:11:46.29 ID:GUg9H+4I0
浜風「瑞鳳さんを中心に400、夕張さんに出てもらいます。」

瑞鳳「待って。空母2隻?」

浜風「いえ、瑞鳳さんにはtype-Bで出てもらいます。」

夕張「type-B?」

瑞鳳「私の『信濃』のもう一つの姿…」

400「アレですか。」

浜風「ええ。あれは飛龍さんのグナイゼナウとの連携を前提に製作されていますが単艦運用できないわけではありませんから。

次にサブファイターです。」


サブ選択
瑞鳳 直下
夕張 ↓2
400 ↓3

選択可能:大鳳、浜風、402、イセ、ユキカゼ、愛宕、吹雪、夕雲

635: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/06(土) 01:06:18.95 ID:KO5rqmLDo
大鳳

636: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/06(土) 01:40:21.91 ID:QMjQRVqDO
浜風。
そういやゾルダンはどこへ行ったんだろう?
来シーズンのドイツ代表とか?

637: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/06(土) 10:03:16.83 ID:dJAvI2HSO
イセ

638: ≫1 2014/12/06(土) 10:25:25.60 ID:GUg9H+4I0
浜風「瑞鳳さんには大鳳さん、400にはイセさんで夕張さんには私が付きます。」

イセ「了解したわ。」

大鳳「ま、やってみせるわ。」

瑞鳳「じゃあ次は艦プラだね。夕張ちゃんのグラーフは変更無し。」

夕張「そろそろMe262あたり欲しいですけどねぇ…」

瑞鳳「艦載機仕様って無いから自作になるし時間かかるのよねぇ… 決勝まではいけそうだけど。」

夕張「じゃあ今の所はBf109TKで頑張ってみますか。」

瑞鳳「次レナウン。レナウンはシェルを換装しといたから。」

400「わかりました。」

瑞鳳「ただコーティング3重にかけたから吸収効率は高いはずだよ。」

400「前回のような失態はしません。」

瑞鳳「そして私の『信濃』か…」

大鳳「甲板丸ごととっ変えて戦艦仕様にしてるんだっけ。」

瑞鳳「その分火器管制が面倒なのよねぇ…」


改造内容(信濃) ↓2

641: ≫1 2014/12/07(日) 00:02:55.50 ID:SA0jjOm60
グラーフツェッペリン・ラング(ファイター:夕張)
艤装
・15cm(55口径)連装砲8基、
・10.5cm(65口径)連装高角砲6基、
・37mm連装機関砲11基、
・20mm機銃28丁
・RGシステムtype-Z
・ディスチャージシステム(1式『粒子攪乱フィールド』、2式『粒子阻害フィールド』、3式『粒子圧縮加速』)
搭載機
・Bf109T改 35機
・Ju87C改 18機
・彩雲(ドイツ軍塗装) 8機

レナウン・ボーテクス (ファイター:400)
艤装
・38.1cm連装砲3基
・11.4cm連装高角砲10基
・4cm8連装ポンポン砲3基
・12.7mm四連装機銃4基
・53.3cm四連装水上魚雷発射管2基
・対水圧用シェル
・RGシステムtype-Z
・ディスチャージシステム(1式『粒子圧縮弾頭』、2式『粒子阻害フィールド』、3式『粒子拡散弾頭』)

信濃・天 戦艦型
艤装
・50.8cm3連装砲4基
・12cm30連装噴進砲10基
・10cm高角砲12基
・25mm3連装機銃18基
・RGシステムtype-Z
・ディスチャージシステム(1式『粒子圧縮弾頭』、2式『粒子阻害フィールド』、3式『粒子拡散弾頭』、4式『???』)

信濃・天の甲板を換装し、戦艦型にした姿。本来の姿である『改大和型』では無く『超大和型』をベースに製作されている為、主砲には50.8cm3連装砲を採用し圧倒的な火力を誇る艦プラ。
対空兵装も大量に積んでいるがその分火器管制が複雑で制御しにくいと言うネックも抱えているがそれでも高い性能で相手を圧倒することが出来る。
速力は空母型のときより落ちているが35ノットと誤差の範囲であり、作った当人でファイターである瑞鳳曰く『自分で作って自分で使うモノの癖にチートが過ぎる代物』らしい。
RGやディスチャージについてもキチンと出来るようになっており、瑞鳳が勝手に評価したチーム内で『最も戦いたくない艦プラ』1位に輝いている(因みに『青葉・天』と『グナイゼナウ・クロイツZwei』が同率2位、『プリンツ・オイゲン・クロイツ』が3位にノミネート。)。
50.8cm連装砲による圧倒的な火力、アブゾーブの併用と改造による防御力、見た目に反する高い速力によりチーム・エンガノ最終艦としてふさわしいものに仕上がった。
そして本来の運用方法は『グナイゼナウ・クロイツZwei』との共同運用で、2隻が揃ったときに『とんでもない切り札』を使用することが出来るらしい…(勿論単艦運用も可能)

643: ≫1 2014/12/07(日) 13:18:16.08 ID:SA0jjOm60
瑞鳳「やっぱりこれ、チートだよねぇ…」

大鳳「この前のプラフスキー・バスター・キャノンよりはチートじゃないと思うけど。」

イセ「あれよく撃てたわね…」

夕張「『荷電粒子砲がだめならプラフスキー粒子砲にすれば良いじゃない』って発想がもう…」

浜風「まさか信濃には積んでませんよね?」

瑞鳳「つ、積んでないよ!」

402「目を露骨に逸らすな。」

愛宕「やっぱり…」

瑞鳳「積んでませんって!PBCtype-Hは!」

400「何故『type-H』?」

瑞鳳「飛龍さんが使うから『H』って事。」

飛龍「あ、そういう事だったのね。」

瑞鳳「一応アレのプロトタイプと区別する為の名称だもの。」

ユキカゼ「プロトタイプが存在するという事は…」

瑞鳳「だからプロトタイプもtype-Hも積んでないって!」

吹雪「嫌な予感がする…」

夕雲「奇遇ですね。私もです。」


大鯨「ずいほ~!」

瑞鳳「お母さん?それに瑞鶴に翔鶴さんも…」

瑞鶴「次の試合、出るんだって?」

瑞鳳「うん。それが?」

大鯨「瑞鳳、覚悟は決まってるのね?」

瑞鳳「…うん。」

大鯨「やっぱり、実家に居た時より目が違うもの。良い仲間を持ったわね。」

翔鶴「大鯨さん、本当にやるんですか?」

大鯨「うん。と言う訳で瑞鳳、ちょっと寝てて♪」ブォン

瑞鳳「えっ?」

ドサッ

瑞鳳「」チーン

瑞鶴「…トンファーで鳩尾殴って気絶させなくても。」

大鯨「だって抵抗されると面倒だもの。さ、早く運びましょ?」

翔鶴「ごめんなさい、瑞鳳…」

644: ≫1 2014/12/07(日) 13:53:05.33 ID:SA0jjOm60
《女子トイレ》

瑞鳳「いたた… 何で私トイレに居るの?」

瑞鳳(あれ、私こんな服…)

瑞鳳「ってこれ私の胴着じゃない!」デーン

ピラッ

瑞鳳「張り紙?」

『服を返してほしければ勝ちなさい byおかーさん』

『ごめんなさい by翔鶴』

『今度学食奢るから許して by瑞鶴』

瑞鳳「後でぶっ飛ばしてやる…!」

ゲンカイナンテナーイ♪

瑞鳳「電話?もしも…」

大鳳『どこ行ってるのよ!試合始るわよ!』

瑞鳳「もうそんな時間!?今行くから!」



瑞鳳「ゴメン、お待たせ!」

大鳳「一体どこに… ブッ!」

402「…お前、コスプレでもしてたのか?」

瑞鳳「あっ…」←胴着(白)&袴(赤)

飛龍「…良いんじゃないかな?」

イセ「格好は自由だからね。」

瑞鳳「ち、違う!お母さんに無理矢理!」

夕張「もう時間が無いから行きましょうか。」

瑞鳳「人の話を聞いて~!」

647: ≫1 2014/12/07(日) 18:38:14.34 ID:SA0jjOm60
Please set your KP Base

夕張「で、今回はどう戦うの?」

浜風『信濃の火力を前面に展開、400のレナウンで後方から挟撃し一気に仕留めます。』

夕張「私出番無くない?」

浜風『夕張さんには索敵と挟撃の支援を行ってもらいます。』

Beginning plavsky particle dispersal

イセ『私達の役割は後方からの強襲よ。わかってる?』

400「了解。私のレナウンはその為に作られるから。」

イセ『相手は超戦艦ビスマルクよ、気を抜かないで。』

400「しかし戦闘経験値では我々に分が有り、相手は千早翔像の指揮下にない。ならば対応は容易い。」

Please set your KANPLA

大鳳『これ本当に火器管制複雑過ぎじゃないかしら。』

瑞鳳「だからあんま使いたく無いのに…」

大鳳『あとこれ明らかに積んでるわよね?』

瑞鳳「…バレたか。」

大鳳『私制御なんて出来ないわよ?』

瑞鳳「そしたらこっちで調整やるから。」

大鳳『わかった。任せるわ。』

Battle start!

夕張「グラーフツェペリン・ラング、夕張!出撃よ!」

400「レナウン・ヴォーテクス。イ400、出します。」

瑞鳳「信濃・天、瑞鳳!推して参ります!」

648: ≫1 2014/12/07(日) 19:45:30.18 ID:SA0jjOm60
フィールドセレクト

海域 直下
1.通常海域(補正無し)
2.流氷海域(命中率上昇、回避率低下、障害物あり、『流氷破砕』コマンドの追加)
3.岩礁海域(命中率上昇、回避率低下、障害物あり、魚雷の使用不可能)

戦闘開始時間 ↓2(一定時間で変更される)
1.昼戦(補正無し)
2.夜戦(命中率低下※ただし探照灯の使用により増加可能 ダメージ倍加)

650: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/07(日) 20:27:51.51 ID:wpMhsPCSO
まだ流氷ステージの夜戦見たこと無いから2で


651: ≫1 2014/12/07(日) 21:34:46.42 ID:SA0jjOm60
《流氷海域 夜戦》

浜風『夜戦ですか…』

夕張「ホントに何でフィールド固定にしないのかしら…」

400「こちらの偵察も無効、しかし相手も探照灯や照明弾を使わない限り無力。」

イセ『しかも流氷海域だからもし見えない大きな流氷に衝突したら一発で轟沈よ?』

大鳳『ホント厄介ね。』

瑞鳳「どうする?」


行動選択 直下
1.400を先行させて待機
2.探照灯を使う(400or瑞鳳を選択)
3.相手の様子を伺う
4.その他

652: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/07(日) 22:20:32.60 ID:pl5riL1DO
4、こんなこともあろうかとラングに積んでおいた夜間戦闘機仕様の震電(機首にレーダー、その下にガンポッド)で地形把握&偵察。
機体数は5~6機程度。

653: ≫1 2014/12/07(日) 22:56:58.07 ID:SA0jjOm60
瑞鳳「…しょうがない。夕張ちゃん、艦載機スロット62から68までの機体使って。」

夕張「え?スロットって61までしか…」

浜風『62から68… 『震電・夜間戦闘仕様』?』

夕張「いつの間に!?」

瑞鳳「隠し格納庫用意しといて良かったよ、ホント。」

大鳳『時々思うけど何でそう勝手に改造するかな?』

瑞鳳「戦力増強が一番だもの。Me262の生産中止して大量生産したから大鳳も積む?」

大鳳『検討しておく。』

夕張「ちょっと!今聞き捨てならない言葉聞いたんですけど!?」

瑞鳳「だってラングしかMe262扱えないし、汎用性も性能も高い震電を量産するのが当たり前でしょ。」

夕張「理不尽です!」

400「どうします?」

浜風『どうやらこの機体、レーダー積んでるみたいですね。飛ばして偵察に用いましょう。』

夕張「なんか腑に落ちないけど… 震電1番から6番まで発艦準備!コントロールを浜風ちゃんに譲渡!」

浜風『受領を確認。発艦開始!』



偵察判定 直下
25以上で捕捉

654: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/07(日) 23:03:55.70 ID:S6wB2b07o
ほい

655: ≫1 2014/12/07(日) 23:38:09.67 ID:SA0jjOm60
浜風『敵艦捕捉、海域データをプロットに表示します。』

瑞鳳「うっわぁ… 見事に流氷が多いわね。」

大鳳『下手に動いてたら危なかったわ。』

夕張「敵艦はどんな感じ?」

浜風『H級、ビスマルク級、シャルンホルスト級だと思います。』

イセ『戦艦三隻… そのH級ってまさか…』

浜風『十中八九H44だと思われます。』

400「H44…」

イセ(トラウマが…)


戦力判明
・H44級『ブリュンヒルド(命名:ビス子)』高速型
・ビスマルク級ティルピッツ雷装特化型(ビスA)
・シャルンホルスト級シャルンホルスト砲撃特化型(ビスB)


瑞鳳「どうする?」

浜風『迂闊に動けば敗北に繋がる… ここは…』


行動選択 直下
1.牽制砲撃
2.照明弾を撃つ
3.400を先行させる
4.その他

656: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/08(月) 09:37:57.74 ID:tC9rG5FSO

657: ≫1 2014/12/08(月) 19:03:26.86 ID:hmcOgYkQ0
浜風『レナウン潜行開始後敵の後方へ回り込み、敵艦隊に奇襲を掛けてください!』

400「了解。対水圧用シェル展開、潜行モードへ入ります。」

イセ『シェル展開及び密閉を確認。潜行開始。』

浜風『次に信濃、低速で敵艦隊の方角へ向かって航行開始。敵艦隊に対する牽制に!』

瑞鳳「わかった!」

大鳳『機関出力低に設定。15ノットで航行開始。』

夕張「私たちは?」

浜風『私たちはこの位置で待機です。今グラーフを動かせば敵に捕捉されかねません。』

夕張「やっぱ夜戦空母って邪魔なだけよねぇ…」

浜風『あと3分で昼戦になるので日が上り次第全ての艦載機で攻撃を開始します。それまでは我慢を。』

夕張「了解…」



大鳳『接敵まであと60!』

瑞鳳「来る…!」

ビス子「やっぱり…!その信濃、戦艦にも換装出来るのね!」

瑞鳳「ビスマルクさん…!」

ビス子「え、何その格好…」

大鳳『突っ込まれたわよ!』

瑞鳳「後で翔鶴さん以外ぶっ飛ばしてやる!」


ビス子の反応 直下
1.か、かわいい!
2.私を馬鹿にしてるの?
3.(お通夜のような沈痛な顔)
4.その他

658: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/08(月) 21:12:07.99 ID:iPsaHtXiO
1

659: ≫1 2014/12/08(月) 21:27:15.99 ID:hmcOgYkQ0
ビス子「か、可愛い!」

瑞鳳「え…?」

大鳳『え…?』

ビス子「何この子、自衛隊基地の時もこの前のレセプションパーティの時も可愛い格好して…

もう私どうにかなっちゃいそう!」ハァハァ

瑞鳳「!?!?」

ビスA「あ、その子外見が幼い女の子大好きなのよ。」

ビスB「因みに貴女の容姿、この子の好みにジャストミートよ。」

大鳳『余計な情報どうも!』

ビス子「決めた!勝ってこの子ドイツに持ち帰る!」

瑞鳳「ヒィッ!?」

大鳳『だってさ、どうする?』

瑞鳳「倒す!」


行動選択 直下
1.牽制砲撃
2.流氷の砕いて逃走経路の確保
3.反転逃走
4.その他

660: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/09(火) 02:13:44.74 ID:9PmJuXrDO
4、探照灯で目眩ましを仕掛けつつ砲撃しながら正面突破、そのまま煙幕を撒きつつ逃走、一端距離を取る。
400は潜航したまま魚雷で援護、瑞鳳離脱成功後は400も逃走。
その際2隻で恐らく装甲が薄いであろうシャルンを狙って行く。

661: ≫1 2014/12/09(火) 21:09:26.82 ID:60rGtpGB0
瑞鳳「夜明けまで待つって予定だったけど… 強行突破よ!」

大鳳『了解!主砲全門装填開始、装填まであと10!』

瑞鳳「機関出力上昇、400ちゃんに雷撃支援要請!」

400「待って下さい、作戦からズレては…」

イセ『作戦からずれるのは構わないけど最低でも一隻、戦果は上げないと。』

瑞鳳「目標はシャルンホルスト級、最も装甲が薄い相手を狙います!」

イセ『装甲が薄い相手を集中攻撃して撃沈、理にはかなってるわね。』

400「…了解。雷撃支援要請を受諾、全門装填開始。発射タイミングを信濃の砲撃から05後にセット。」

瑞鳳「探照灯照射開始!」

ビス子「探照灯!?」

ビスA「目くらましなど!」

ビスB「通用しない!」

大鳳『見え見えなのよ!照準補正、目標シャルンホルスト級!』

瑞鳳「よし… 主砲、撃てっ!」


命中判定 直下
34以上で命中

662: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/09(火) 21:22:30.40 ID:v0rDgsl4o
ほい

663: ≫1 2014/12/09(火) 21:36:58.55 ID:60rGtpGB0
シャルンホルストに放たれた砲弾が直撃し、炸裂する!

ビスB「私が直撃を受けた…!?ダメージコントロール、延焼を防ぐ!」

ビスA「第一ピリオドの時より迷いが無い!」

ビス子「面白いじゃない…!」

瑞鳳「再装填開始と同時に増速、肉薄するよ!」

大鳳『了解!主砲再装填まであと12!』

ビスA「なんのつもりか知らないけど!」

ビス子「そうそうやらせはしないわよ!」

シャルンホルストを除く2隻が一斉に砲撃を仕掛けてくる!

回避判定 直下
45以上で回避

664: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/09(火) 22:58:14.51 ID:0anBpRJBo
そい

665: ≫1 2014/12/09(火) 23:22:16.97 ID:60rGtpGB0
2隻の砲撃を瑞鳳は回避し続ける!

ビス子「当たらない!?」

ビスA「馬鹿な、第一ピリオド時点の実力でこんな事出来る筈が無い!」

瑞鳳「動きが手に取るようにわかる…!」

瑞鳳(そうだ… この胴着はいつもの修練で使ってたから戦いに集中出来る!

そして相手は格闘については素人、ならその動きは読みやすい!)

大鳳『目標まであと30!』

瑞鳳「400ちゃん!」

400「了解。」

イセ『敵艦ロック、雷撃スタンバイ完了。』

400「目標シャルンホルスト級、発射始め。」

命中判定 直下
20以上で命中

666: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/09(火) 23:26:25.99 ID:SL4YYY2ko
ほい

667: ≫1 2014/12/09(火) 23:33:44.45 ID:60rGtpGB0
シャルンホルストに400の放った魚雷が命中し、破壊する!

ビスB「このままでは…!」

大鳳『装填完了、今よ!』

瑞鳳「これでっ!」

瑞鳳は50.8cm連装砲を1基、斉射する!


撃沈判定 直下
05以上で撃沈

668: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/10(水) 06:21:07.54 ID:0C7VyXHDO
ぬい

669: ≫1 2014/12/13(土) 02:20:56.17 ID:SIRg+/6O0
瑞鳳の一撃はシャルンホルストの船体を簡単に破壊し、轟沈させた!

ビスB「ここまでね…」

ビスA「この短時間でシャルンが沈められるなんて…!」

ビス子「面白くなって来たわ…!私が惚れるだけあるじゃない!」

瑞鳳「全速で離脱するよ!」

大鳳『了解。後部主砲で牽制しつつ離脱を図るわよ!』

400「こちらも離脱します。」

イセ『グラーフをやらせるわけにはいかないわ。追撃は振り切っておいて。』

大鳳『了解。スモーク散布!』

瑞鳳「スモーク散布開始!」

離脱判定 直下
35以上で離脱

670: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/13(土) 07:38:15.56 ID:LyVgtZ/zO

671: ≫1 2014/12/13(土) 12:15:36.78 ID:SIRg+/6O0
ビスA「信濃ロスト。潜水艦も航跡が完全に無いわ。」

ビス子「けど逃げた方向はわかるわ。『アレ』使うわよ?」

ビスA「もう使うの?」

ビス子「相手は2隻で攻めてきた、つまり1隻は夜戦では役に立たない空母。

しかもあのファイター、一回戦でグラーフを使ってたファイターじゃなかったかしら?」

ビスA「確かに一回戦では使っていたけど軽率じゃない?」

ビス子「変えて後方で待機してる可能性も残ってるけど、潜水艦じゃなければ沈めることは可能じゃなない?」

ビスA「わかったわ。夜戦終了と同時に『アレ』を使うわ。」


浜風『で、作戦無視して攻撃を仕掛けたんですね?』

瑞鳳「ごめんなさい…」

浜風『はぁ… 1隻撃沈って戦果が無ければ怒ってますけど今回は不問にします。ただ早急に動きすぎたせいでプランの練り直しが…』

400「夜が明けます。」

イセ『これで2対3から3対2に形勢逆転ね。』

夕張「待って、あの方角から光が…」

大鳳『光?』

夕張「あの光、飛龍さんのPBCに似てる…」

400「まさか…!」

浜風『全艦緊急回避!プラフスキー・バスター・キャノンが来ます!』

瑞鳳「駄目!Type-Hの模造品ならホーミングするから逃げられない!」

大鳳『じゃあどうすれば良いのよ!』


行動選択 直下
1.『切り札』を使う
2.ラングの攪乱フィールドとヴォーテクスのシェルで防ぐ
3.その他

672: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/13(土) 15:44:54.47 ID:xKw4Pb/Ho
1

673: ≫1 2014/12/13(土) 19:28:37.03 ID:SIRg+/6O0
瑞鳳「あっちはアブゾーブは無い、だから収束までに時間はかかる… 上手くやれば相殺出来る!」

イセ『何をする気?』

瑞鳳「私の信濃に搭載してる『切り札』を使います。」

浜風『先程信濃にはPBCは搭載されていないと…』

瑞鳳「『プロトタイプ』と『Type-H』は搭載されてない。けど[『PBC』が搭載されてないとは言ってない。」

夕張「やっぱ積んでたんじゃないですか!」

瑞鳳「…てへ?」

400「しかし現状を打破出来る以上、使う他ないかと。」

浜風『仮に相手のPBCがtype-Hの完全な模造品としましょう。そちらの『切り札』の威力は?』

瑞鳳「type-Hより収束力と射程は上、けどホーミングはしないから正面の射線上の攻撃しか出来ないよ。。」

浜風『つまりぶつけられればかき消せる、しかしホーミングされたら一貫のおしまいと言う訳ですか。』

夕張「イチかバチか… どうする?」

浜風『ならそのイチに賭けます!『切り札』を使用してください!』


瑞鳳「了解!大鳳、コード・PBCの起動!」


大鳳『了解!コード・PBCスタート!』

瑞鳳「PBCtype-Zモードシフト!」

信濃の船体が上下に割れ、中から2本のバレルが左右に展開する!

大鳳『ロングバレル… これがPBCtype-Z…!』

瑞鳳「両舷バレル収束開始、バレルの角度調整お願い!」

大鳳『わかった!バレルロック、射線軸固定!』

瑞鳳「粒子圧縮縮退域へ、臨界まであと7%!」

大鳳『臨界点到達まであと3、2、1… 今よ!』



ビスA「プラフスキーバスター・キャノン、Feuer!」

瑞鳳「プラフスキー・バスター・キャノン、撃ち貫けぇぇぇぇぇぇ!」


判定 直下
20以上で相殺
55以上で貫通

674: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/13(土) 19:30:00.88 ID:3EORufXSO
どうなる!?

677: ≫1 2014/12/13(土) 20:30:11.43 ID:SIRg+/6O0
信濃の両舷バレルから放たれた2筋の閃光は、ティルピッツから放たれた閃光をかき消し直進する!

ビスA「馬鹿な… パワー負けしていると言うの!?」

ビス子「完全に模造した筈… なのに…!」

ビスA「しかし打ち負けたとしてもこちらには届かない…!」

瑞鳳「type-Hは『薙ぎ払う』力… だけどtype-Zは『撃ち貫く』力!

その閃光ごと撃ち貫いて、プラフスキー・バスター・キャノン!」

そして放たれた閃光がティルピッツに到達し、その船体を貫いた!

ビスA「何故だ… 何故我々がこうも簡単に!」

イセ『教えてあげましょうか?』

ビスA「大戦艦イセ…!」

イセ『外見だけ完全に模造したとしても『同じもの』には成れない。我々が人間の真似をしても人間に成れないのと一緒。ましてやPBCtype-Hは飛龍とあの子の絆、それを真似しようって発想が見当違いなのよね。』

ビスA「それと何の関係があると言うの!」

イセ『結局はアンタ達の想像力不足。データだけに頼り、想像出来ずあの子の強さを推し量り間違えたのが敗因よ。』

ビスA「認めない… 認めない!」


ティルピッツ:撃沈



瑞鳳「やったの…?」

400「敵艦の撃沈を確認しました。これで残るはH44一隻です。

大鳳『機関出力安定。通常戦闘可能域まで回復したわ。』


行動選択 直下
1.一気に畳み掛ける
2.瑞鳳に一騎打ちをさせる
3.その他

678: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/13(土) 20:34:54.52 ID:3EORufXSO



679: ≫1 2014/12/13(土) 23:43:15.01 ID:SIRg+/6O0
ビス子「たった一隻で私達を圧倒して戦艦二隻を沈めるなんて… 流石私が認めた相手なだけあるわ!」

瑞鳳「ビスマルクさん…!」

ビス子「私と一対一で勝負なさい!貴女だけは私の手で倒す!」

浜風『そんな馬鹿な話に…』

瑞鳳「浜風ちゃん、私にやらせて。」

浜風『瑞鳳さん!?』

瑞鳳「手伝って、大鳳。」

大鳳『任せなさい、親友!』

浜風『はぁ… わかりました。その代わり、支援は出来ませんからね?』

瑞鳳「わかってる。じゃあ行くわよ!」

夕張「…あれ、私って出撃した意味あった?」

イセ『索敵。』

400「サブの戦術指揮。」

夕張「私って居る意味あんまり意味が無い…」


ビス子「これでサシで戦えるわね…!」

瑞鳳「行きます…!」

ビス子「貴女を倒してドイツに連れて帰って国籍と永住権を取得させてウチに居候させて可愛がって…」

大鳳『ねぇ、この人危ない人なんじゃないの?』

瑞鳳「…考えないようにしてたのに!」


行動選択 直下
1.牽制砲撃
2.接近し、肉薄
3.相手の様子を伺う
4.その他

680: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/13(土) 23:45:41.94 ID:HtW4SUDKo
1

681: ≫1 2014/12/13(土) 23:50:19.71 ID:SIRg+/6O0
瑞鳳「牽制するよ!」

大鳳『了解!主砲、照準補正及び装填よし!』

瑞鳳「第一第二主砲一斉射!」

瑞鳳は50.8cm連装砲を6門放つ!

ビス子「そんな牽制攻撃、お見通しよ!」


命中判定 直下
55以上で命中


682: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/13(土) 23:54:40.82 ID:xKw4Pb/Ho
そい

684: ≫1 2014/12/14(日) 23:17:27.98 ID:5xK/WqCp0
H44級に砲撃が直撃し、砲弾が炸裂する!

ビス子「私が被弾した!?」

瑞鳳「流れさえ読めれば!」

ビス子「お返しよ!こっちの主砲も受けてみなさい!」

ビスマルクも負けじと砲撃で反撃する!


回避判定 直下
55以上で回避

685: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/14(日) 23:24:46.90 ID:xafQ6Pnco
ほい

686: ≫1 2014/12/15(月) 01:33:33.18 ID:VmSq4t8W0
しかしその砲撃は信濃に当たらず、周囲へと着弾する!

ビス子「何で当たらないのよ!」

瑞鳳「攻撃の気を読み、その気を受け流す… これが流派東方不敗の教えの一つ…!」

大鳳『機関増速開始、反転するわよ!』

瑞鳳「了解!」

ビス子「私だってここまで来たファイターなのよ…!なのにこうも単艦で気圧されるされるなんて!」

瑞鳳「相手のペースに呑まれるな、相手を呑み込め…!迷いは己を殺す、迷うな!」



行動選択 直下
1.RGを使い、肉薄する
2.遠距離からの攻撃をする
3.その他

687: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/15(月) 06:24:38.01 ID:LcOOQxDDO
1

688: ≫1 2014/12/15(月) 23:36:05.97 ID:VmSq4t8W0
瑞鳳「大鳳!RGの制御を!」

大鳳『了解!RGシステム起動!』

信濃は蒼い光を纏い、輝く!

信濃・天:RGシステムtype-Z起動(残り3ターン)

ビス子「例のシステム…!」

瑞鳳「肉薄する!主砲用意!」

大鳳『全門装填済み、行けるわよ!』

ビス子「舐めないで…!私だってドイツの代表なのよ!こんな事で負けてたまるかっ!」

そう言ってビスマルクは信濃に艦首を向け、増速する!

大鳳『まっすぐこっちに向かって来る… 特攻!?』

瑞鳳「構わないで!相手が全力で来るなら迎え撃つまでよ!」

ビス子「はぁぁぁぁぁぁぁ!」

ビスマルクは砲弾を乱射するが一発も当たらず、距離は詰まり…

瑞鳳「これが… 私の『覚悟』だぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

瑞鳳は衝突寸前の位置で砲撃を行った!


撃沈判定 直下
10以上で撃沈

689: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/15(月) 23:42:26.60 ID:9qVsQFzuo
ほい

690: ≫1 2014/12/16(火) 00:01:03.34 ID:GKKHQ3Zs0
放たれた砲弾は直撃し、H44級の船体を内部から炸裂した!

ビス子「嘘… なんで…」

瑞鳳「私はもう負けない。皆に貰った覚悟で、最後まで戦い抜く!」


Bttale END

Winner “Team ENGANO”

「手に汗握るギリギリの戦い、制したのはチーム・エンガノだぁぁぁぁぁぁぁ!」


ビス子「あ~あ、負けちゃったわね…」

ビスA「何故だ…」

ビスB「意志の力とでも言うの…?」


瑞鳳「や、やったぁ!」

浜風「お疲れ様です。」

大鳳「ホント、最後のアレは冷や汗モンだったわ。」

イセ「まさか甘く見てた一人に3隻全部沈められるなんて想定外でしょうね。」

夕張「どう言う事ですか?」

イセ「彼女たち、明らかに瑞鳳のこと過小評価してたもの。」

400「恐らく自分たちが負けるワケ無いと高をくくっていたのでしょうけど。」

浜風「慢心が綻びを生む、とはこの事ですね。」

ビス子「瑞鳳。」

瑞鳳「ビスマルクさん…」

ビス子「強くなったわね。まさか私たちがこうも敗れるなんて思ってなかったもの。」

瑞鳳「私だけじゃありません。皆が覚悟を私にくれたから、私は戦えたんです。」

ビス子「良い仲間に恵まれたわね。この私を倒したのよ、優勝しなかったら承知しないわ!」スッ

瑞鳳「ええ。そのつもりです。」ガシッ

ビス子「あぁ… 瑞鳳の手、綺麗… このままドイツに連れて帰ってイロイロしたい…」ハァハァ

瑞鳳「ひっ!?」

大鳳「最後の最後で台無しだよ!」

693: ≫1 2014/12/16(火) 21:09:16.27 ID:GKKHQ3Zs0
※現在瑞鳳は別行動


夕張「あー、疲れたぁ…」

大鳳「さっさと帰って休憩しましょうか。」

402「…全員、我々の後ろに下がれ。」

イク「えっ…?」

ユキカゼ「接近する反応1。この生体反応は『ナイトロ』使用者のものです。」

愛宕「どう言うこと…?」

400「402がジョシュア・エドワーズから感じたもの、それは『ナイトロ』使用者の独自の反応。」

402「通常であれば違和感を感じる程度のものだがデータ化するとその反応は異質になる。」

イセ「データ送っただけで解析して対策まで立ててくれるなんて流石私の姉妹艦ね。

で、そろそろ出てきたらどうなの、強化人間さん?」

メイジン「へぇ… わかっちゃうモンなんだね、霧のメンタルモデル。」

浜風「メイジン・チクマメン…!」

メイジン「あぁ、何処かで見た顔だと思ったらZEONで私に倒されたヤツか。よくもまぁあの程度の実力でここまで来れたこと。」

吹雪「…!」

402「随分とご挨拶だな、メイジン・チクマメン。」

イセ「何故お前は我々を知っている。」

メイジン「私はお前たちを知っている、イオナにヒュウガ。」

402「…え?」

イセ「…はぁ?」

メイジン「えっ、えっ…?」

400「見当違いも甚だしいね。」

ユキカゼ「個体としての差異があるのにどうやったら『蒼き艦隊』の連中と間違えるんですかねぇ?」

メイジン「ハルナとタカオが居ない時点で気付くべきだった…!」

400「何故ハルナの名前が…」

メイジン「コホン… ハルナも『蒼き艦隊』の所属、そうでしょう?」

ユキカゼ「何を言っているんですか?彼女は第一巡航艦隊・『派遣艦隊』の旗艦、『蒼き艦隊』に居るのはおかしい。」

メイジン「」

402「どうやらお前の知識は間違っているらしいな。」

イセ「それともお前が接触を持った『霧』が『我々とは別の霧』であるのか。どうでも良いことだけどね。

で、何をしに来たの?まさか自分の知識をひけらかしに来ただけ、じゃないでしょうね?」

メイジン「コホン… 挨拶よ。私を見捨てて、のうのうと生きて、こんな遊びに興じている…」



メイジン「飛龍にね!」



飛龍「ッ…!」

夕張「飛龍、さん…?」

夕雲「何故飛龍さんが…」

695: ≫1 2014/12/16(火) 21:41:57.27 ID:GKKHQ3Zs0
飛龍「認めたくは無かったけど…!」

吹雪「知っているんですか、メイジンを…」

飛龍「やっぱり逃げられないわね…」

メイジン「また逃げるつもりだったのね、飛龍!」

飛龍「…もう逃げない。私は戦うって決めた、前を向くって決めた!

どんな現実だろうと戦って見せる!メイジン・チクマメン、いい加減その悪趣味なお面を取りなさい!」

メイジン「どうせ次に戦うのは私、そしてお前たちのチームリーダーには多少恩義はある。
良いわ、アンタの覚悟に免じてお面を取ってあげる。」スッ



蒼龍「この素顔で会うのも久しぶりね、飛龍。」



飛龍「蒼龍…!」

大鳳「知り合い、なんですか?」

蒼龍「知り合い、なんてモンじゃ無い。飛龍の元親友にして元相棒、それが私。」

飛龍「4ヶ月も会わない間に随分と強気になったわね、蒼龍。」

蒼龍「私は力を手に入れた。『ナイトロ』と言う力を!私は強くなった、もう誰にも負けないわ!」

飛龍「あんなもの、力なワケが無い!アンタが手に入れた強さはまやかしでしか無いのよ!」

蒼龍「へぇ… 何も得られなかったアンタの強がりって醜いわねぇ。」

飛龍「力ならある…!私には皆が居てくれる、瑞鳳が居てくれる!それだけあれば私は戦えるんだから!」

蒼龍「準決勝は4日後、その場で決着をつけましょうか?」

飛龍「良いわ。アンタの『ナイトロ』の力と私の『絆』の力、どっちが強いか見せてあげる!」

蒼龍「楽しみね、アンタが負けてボロボロになって泣き喚く姿が…!」

飛龍「その言葉、そっくりそのまま返してあげる!」

夕張「何でこう言うときに限って瑞鳳さんが居ないのよ…!」

402「そもそもアイツは何処に行った?」


その頃

瑞鳳「まだまだぁ!」怒りのスーパーモード

ゴオォォォォン!!

大鯨「」
瑞鶴「」

翔鶴「もう止めて!もうとっくに瑞鶴と大鯨さんのライフはゼロよ!」ガシッ

瑞鳳「HA☆NA☆SE!」

翔鶴「だ、誰か止めてぇぇぇぇぇぇ!」

鳳翔「これは姉さんの自業自得ですし…」

祥鳳「もうこうなっちゃたら私達じゃ手に負えないし…」

サーシェス「触らぬ神に祟りなし、だぜ…」

東方不敗「大鯨、不甲斐ない儂を許せ…」

696: ≫1 2014/12/16(火) 21:59:46.30 ID:GKKHQ3Zs0
夜会話選択 直下
1.大鳳
2.400&402
3.浜風
4.夕張
5.飛龍

697: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/16(火) 22:00:39.77 ID:wFclgcGSo

699: ≫1 2014/12/16(火) 22:23:06.47 ID:GKKHQ3Zs0
400&402


400「何故彼女は我々を知っていたんだろう…」

402「イセの言うように『他の霧』との接触じゃないのか?お前はどう思う?」

瑞鳳「私?う~ん… 二人とも異世界から来たから別世界の存在と接触したって言えば否定は出来なくなるけど…」

400「考えた所で仕方ありません。事の真相はメイジン・チクマメンを倒して聞き出せば良い。」

402「ああ、だがヤツも『ナイトロ』使用者だ。戦闘後に『燃え尽きる』可能性があるな。」

瑞鳳「『ナイトロ』は命そのものを燃やす炎… どうすれば…」

400「…止められるかもしれません。」

402「何?」

瑞鳳「どう言うこと?」

400「先程ナチからデータが送られてきました。『ナイトロ』はあのお面に組み込まれ、あのお面自体は『エンボディ』となっています。」

402「それは既知の情報だろう。」

400「では『エンボディ』は外部からコントロール可能、と言う情報は?」

瑞鳳「なっ!?」

400「あれは外部コントロールにより出力を上下可能、そして私と402は諜報に特化した潜水艦。ハッキングはお手の物。」

402「そういう事か。我々がハッキングし、エンボディ自体の機能を停止させるのだろう?」

瑞鳳「出来るの?」

400「通信周波数さえわかれば出来ます。」

402「周波数の特定は船体を使えば容易だろうし、ハッキングも余裕で可能だ。」

400「我々に命令をください。」

402「命令をくれればやってみせよう。」

瑞鳳「『命令』はしない… 『お願い』、ハッキングで『エンボディ』と『ナイトロ』を止めて!」

400「『お願い』… わかりました。」

402「良いだろう。その『願い』、聞き届けた。」

瑞鳳「ありがとう…」

400「所で『お願い』と言うのは代償が必要、みたいですね。」

402「と言う訳で対価が欲しい。後払いで良いぞ?」

瑞鳳「…検討しておく。」

夜会話選択 直下
1.大鳳
2.浜風
3.夕張
4.飛龍

700: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/16(火) 22:24:54.18 ID:wFclgcGSo

702: ≫1 2014/12/16(火) 22:53:39.70 ID:GKKHQ3Zs0
大鳳


大鳳「で、メイジンと瑞鳳の関係って何?」

瑞鳳「どうしたの急に?」

大鳳「気になるのよ。私達だって関係あるし。」

瑞鳳「大したこと無いよ。ヤンチャな連中に連れ去られそうになってるの止めただけだし。」

大鳳「…それを大したこと無いって言える瑞鳳が羨ましいわ。」

瑞鳳「だってあんな連中一瞬で蹴散らせるし…」

大鳳「普通の人なら関わりたくないでしょ、そう言うの。」

瑞鳳「でも困ってる人を見捨てられるわけないじゃない。」

大鳳「本当に瑞鳳ってお人好しよね。沸点が低いのが玉に瑕だけど。」

瑞鳳「褒めてるの?貶してるの?」

大鳳「褒めてるのよ。…ねぇ、瑞鳳。私の時って、やっぱりその正義感からああ言ってくれたの?」

瑞鳳「私の時って?」

大鳳「友達になった日よ。『私の味方でいる』って言ってくれた事。あれもやっぱり…」

瑞鳳「違う。」

大鳳「えっ?」

瑞鳳「あれは私の本心から言ったことだよ。大鳳の事は絶対に何があっても守る、それが私の決めてる事だから。

誰に頼まれた訳じゃなく、正義感からでもない私の『意志』だから。」

大鳳「そう… やっぱりそう言うトコに惚れちゃったのかなぁ…」ボソッ

瑞鳳「えっ…?」

大鳳「何でも無いわよ。」


夜会話選択 直下
1.浜風
2.夕張
3.飛龍

703: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/16(火) 22:55:09.33 ID:wFclgcGSo

704: ≫1 2014/12/16(火) 23:19:07.69 ID:GKKHQ3Zs0
夕張



夕張「眠い…」ウトウト

瑞鳳「ほらまだあと12個残ってるよ。」

夕張「Me262の艦載機仕様量産って今日じゃなきゃ駄目なんですか…?」

瑞鳳「だって自分で頼んできたんじゃない。『早く量産してくれ』って。」

夕張「だからって予備も含めて60機も量産する必要ないでしょう…」

瑞鳳「鉄は早いうちに打て、だよ。」

夕張「ひぇぇぇぇぇ…」


瑞鳳「う~ん… 終わった終わったぁ。夕張ちゃん?」

夕張「すぅ…」

瑞鳳「寝ちゃってた… ま、今日ファイターだったから仕方無いか。」

夕張「むにゃ…」

瑞鳳「風邪引かないように… うんしょ、っと!」ヒョイ

トサッ

瑞鳳「よしっ。ベッドに移せば大丈夫でしょ。」

夕張「むにゃ… 瑞鳳さぁん…」

瑞鳳「私?」

夕張「にぇへへへ…」

瑞鳳「笑顔で寝てる… ま、良いか。お休み、夕張ちゃん。」


夜会話選択 直下
1.浜風
2.飛龍

705: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/16(火) 23:27:43.97 ID:TxA75dSWo
2

706: ≫1 2014/12/16(火) 23:56:15.08 ID:GKKHQ3Zs0
飛龍



飛龍「蒼龍…」

瑞鳳「蒼龍さんは飛龍さんと同じ世界の出身でしたっけ。」

飛龍「それだけじゃない。私達は同じ艦隊の所属で一緒に戦ってた相棒、そしてプライベートでも親友だった。」

瑞鳳「…」

飛龍「私ね、逃げてたのかもしれない。あの世界で戦うのが嫌でさ、私が気を抜いてして分断されなければ蒼龍はああならなかったのかもしれない…」

瑞鳳「飛龍さん…」

飛龍「何があってもあの子を守るって約束してたのにさ、結局その約束も守れないで…

私って本当なんだろう。一人じゃ何も出来ない、何が『航空母艦飛龍』よ…」

瑞鳳「飛龍さん、あまり自分を卑下しないでください。私は飛龍さんが居たからここまで来れたんです。」

飛龍「瑞鳳…」

瑞鳳「私は飛龍さんに支えられて前を向けた、なら今度は私が貴女を支える番です。私の、私達の力であの人を助けましょう。」

飛龍「ありがとう… ねぇ、ひとつ良いかな?」

瑞鳳「何ですか?」

飛龍「私のグナイゼナウ・クロイツZwei、改修して欲しいの。」

瑞鳳「改修…」

飛龍「この短期間じゃ無茶かもしれない。けど…」

瑞鳳「わかりました。やってみせます!」

飛龍「えっ?」

瑞鳳「可能性がある限り諦めない、それが私ですから。その代わり必ず勝ちましょう。勝ってあの人を救いましょう!」

飛龍「ええ!」

707: ≫1 2014/12/17(水) 00:32:59.33 ID:G09QcWuC0
浜風


瑞鳳「…」

浜風「どうですか?」

瑞鳳「理には適ってるけど… 無茶な案だね…」

浜風「やはりそうですか…」

瑞鳳「浜風ちゃんがくれた『扶桑・天』『高雄・天』そして『プリンツ・オイゲン・クロイツ』の改修案。

多分基礎設計からの作り直しになると思う…」

浜風「そこから…」

瑞鳳「あ、ちょっと待って。

これをこうして… こうすれば… これなら何とか決勝までには間に合いそう。」

浜風「本当ですか!?」

瑞鳳「うん。ただ『プリンツ・オイゲン・クロイツ』は出来ても完熟訓練は間に合わないと思う…」

浜風「たとえぶっつけ本番だったとしてもやってみます。」

瑞鳳「わかった。本当に良いんだね?」

浜風「ええ。指揮官として、チーム・エンガノのファイターとしてやってみせます。」

瑞鳳「OK!任せなさいって!」

浜風「ではお願いします。ところで瑞鳳さん…」

瑞鳳「どうかした?」

浜風「吹雪に告白されたそうですね?」

瑞鳳「ブッ!だ、誰に…」

浜風「様子がおかしかったので本人に問いただしたら顔真っ赤にしながら自白しましたよ。」

瑞鳳「oh…」

浜風「答えは保留にしたらしいそうですけどね。」

瑞鳳「戦いに集中出来なくなるって言ってね…」

浜風「では私にもチャンスはありますね。」

瑞鳳「一体何を…」

浜風「瑞鳳さん… 貴女が私に勇気をくれたからここまで戦って来れました。

だからその勇気を振り絞って言わせて貰います…」



浜風「私は、貴女のことが… 瑞鳳さんが好きです!」



瑞鳳「浜風ちゃん…」

浜風「私も答えは聞きません。伝えたいのはそれだけです。ではお休みなさい!」

バタン

瑞鳳「えっ!?えっ!?」


浜風「うぅ… 言っちゃったよ私… 明日から顔を合わせる…

ゆ、勇気… そ、そうだ!勇気があれば… ってやっぱり恥ずかしい///」


ユキカゼ(浜風が乙女の顔してる…)ノゾキ←通りすがり

愛宕(何かあったのかしらねぇ…)ノゾキ←通りすがり

708: ≫1 2014/12/17(水) 00:45:40.45 ID:G09QcWuC0
改修内容安価


・グナイゼナウ・クロイツZwei 直下
・プリンツ・オイゲン・クロイツ ↓3
・高雄・天 ↓5
・扶桑・天 ↓7


現在のスペック

グナイゼナウ・クロイツZwei
速力 42knot
艤装
・28.3cm3連装砲3基
・15cm連装砲6基
・37mm連装高射機関砲8基
・20mm連装高射機関砲5基
・増設艦首水上魚雷発射管4門
・RGシステムtype-Z
・ディスチャージ (1式 徹甲弾 2式 粒子歪曲フィールド 3式 拡散弾 4式 PBCtype-H)


高雄・天
速力 40knot 
艤装
・20.3cm三連装砲5基15門
・12.7cm連装高角砲4基
・25mm連装機銃4基
・13mm連装機銃4基
・61cm5連装魚雷発射管4基20門
・艦首隠匿式水上魚雷発射管6門
・カタパルト(偵察機4機)
・RGシステムtype-Z
・ディスチャージ(1式『粒子圧縮弾頭』、2式『粒子阻害フィールド』、3式『粒子拡散弾頭』)


プリンツ・オイゲン・クロイツ
速力35knot
艤装
・20cm連装砲塔4基。
・10.5cm連装高角砲塔6基
・53.3cm三連装魚雷発射管4基
・艦底部対潜拡散機雷散布装置2基
・後部対スクリュー用ネット発射装置2基
・対艤装用誘導式トリモチランチャー4基
・ワイヤー射出用甲標的2基
・RGシステムtype-Z
・ディスチャージ(1式『粒子圧縮砲弾』、2式『粒子阻害フィールド』、3式『粒子攪乱フィールド』)

扶桑・天
速力32knot
艤装
・41cm連装砲3基6門
・15.5cm連装副砲
・Mk 12 5インチ砲8基(VT信管)
・12cm30mm噴進砲12基
・増設甲板(偵察機8機)
・レーダー(アイオワ級搭載型)
・RG システムtype-Z
・ディスチャージ(1式『粒子圧縮弾頭』、2式『粒子攪乱フィールド』、3式『粒子拡散砲弾』)


714: ≫1 2014/12/17(水) 21:00:45.75 ID:G09QcWuC0
やっぱり数が多すぎた…


イセのは選択式にします

改修選択 直下
1.近接ブレード内蔵+高機動オプションパッケージ装着
2.PBC内蔵(イセ型仕様)+PBCオプション艦2隻(イツクシマ・ハシダテ仕様)
3.その他


あと蒼龍戦の際、GBFのメイジン戦のノリでやるかアイラ戦のノリでやるか…

715: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/17(水) 21:26:23.51 ID:XpD2odRoo
2

717: ≫1 2014/12/17(水) 23:20:26.19 ID:G09QcWuC0
改修艦

グナイゼナウ・クロイツDrei『シュツルム・ゼナウ・クロイツ』
艤装
・28.3cm3連装砲改3基
・15cm連装砲6基
・37mm連装高射機関砲8基
・ 5インチ両用砲(VT信管)8基
・増設艦首水上魚雷発射管4門
・RGシステムtype-Z
・ディスチャージ (1式 徹甲弾 2式 粒子歪曲フィールド 3式 拡散弾 4式 PBCtype-H)
外部接続式高機動パッケージ『シュツルムユニット』
・4連装魚雷ポッド5基×2
概要
飛龍と『2代目メイジン・チクマメン』こと蒼龍との最終決戦の為に改修したグナイゼナウ・クロイツの最終形態。
瑞鳳の持つ技術のすべてを集約しており、主砲の長砲身化による対艦火力、射程の強化と長砲身化した5インチ両用砲(VT信管)の追加で対空火力を強化、電探や音探等の索敵装置、装甲も改良し全体的な基本スペックの底上げが行われている。
またPBCtype-Hを使用する際に発生する隙をカバーする為に、瑞鳳が製作した最大の切り札『シュツルムユニット』を接続可能にしている。『シュツルムユニット』は大型スクリューと4連装魚雷ポッド5基を内蔵した駆逐艦サイズの大型フロートで左右に1基づつ装着する。 装着することで船体が少し浮きあがり水との設置面積が減り、水の抵抗も減少するので速力が向上するという仕組みである。 因みに重巡や軽空母以上のサイズならばジャンクションさえ用意出来れば全ての艦プラに装着可能である。勿論ファイター及びサブファイターの操作でパージ可能となっている。
パッケージ自体は完成していたものの、接続に対応出来る艦プラが存在していなくてお蔵入りとなりかけたが引っ張り出してグナイゼナウ・クロイツdreiへと接続した。この形態を『シュツルム・ゼナウ・クロイツ』と呼ぶ。
文字通り『疾風』の如き速度を得たグナイゼナウ・クロイツは飛龍にしか操れず瑞鳳にしか整備出来ない、まさに飛龍と瑞鳳の『絆』を体現している最強の艦プラへと進化した。

プリンツ・オイゲン・クロイツ Zwei
艤装
・20cm連装砲塔4基。
・10.5cm連装高角砲塔6基
・53.3cm三連装魚雷発射管4基
・艦底部対潜拡散機雷散布装置2基
・後部対スクリュー用ネット発射装置2基
・対艤装用誘導式トリモチランチャー4基
・ワイヤー射出用甲標的2基
・FuMO25レーダー
・対電子用レドーム
・RGシステムtype-Z
・ディスチャージ(1式『粒子圧縮砲弾』、2式『粒子阻害フィールド』、3式『粒子攪乱フィールド』)
概要
浜風専用艦プラ『プリンツ・オイゲン・クロイツ』を改修した姿。
『プリンツ・オイゲン・クロイツ』は最初期に製作された艦プラであり、現状のままでは決勝戦での戦闘に支障をきたす可能性があると考えた浜風のプランにより改修が施された。
指揮官である浜風専用の艦プラである為、指揮能力及び電子戦能力を強化している。
索敵能力の強化の為にFu025レーダーを搭載し、更に対電子用レドームを装備し広域の索敵を可能とした。
その為に各艤装の誘導能力も上がっているので戦闘・指揮ともに対応可能。
浜風の希望以上の仕上がりとなっており、浜風の持つ『勇気』と共に『プリンツ・オイゲン』の名前に通り勇猛果敢に戦うことが出来る。

高翌雄・天爾改
艤装
・20.3cm三連装砲5基15門
・12.7cm連装高角砲4基
・25mm連装機銃4基
・13mm連装機銃4基
・61cm5連装魚雷発射管4基20門
・艦首隠匿式水上魚雷発射管6門
・カタパルト(偵察機4機)
・RGシステムtype-Z
・ディスチャージ(1式『粒子圧縮弾頭』、2式『粒子阻害フィールド』、3式『粒子拡散弾頭』、4式『PBCtype-Y』)
概要
夕雲専用艦プラ『高翌雄・天』を改修した姿。
『高翌雄・天』がリカルド・フェリーニ戦で中破し修復が難航していたところに浜風からの改修案がもたらされ、改修を施された。
外観上の変化は殆ど無いが各部に調整が施されており、性能が上昇している。
また改修の際に霧のタカオ型の超重砲をベースに作り上げた『プラフスキー・バスター・キャノンtype-Y』が装備された。
type-Hやtype-Zの様な特殊性は無いが、それでも強力な艤装であり戦闘能力を最大限に引き出すことが出来る。
瑞鳳たちへの『恩義』の為、夕雲は新たな『高翌雄・天爾改』を駆って戦場に舞い上がる。

扶桑・天爾改
艤装
・41cm連装砲3基6門
・15.5cm連装副砲
・Mk 12 5インチ砲8基(VT信管)
・12cm30mm噴進砲12基
・増設甲板(偵察機8機)
・レーダー(アイオワ級搭載型)
・RG システムtype-Z
・ディスチャージ(1式『粒子圧縮弾頭』、2式『粒子攪乱フィールド』、3式『粒子拡散砲弾』、4式『PBCtype-I』、5式『PBC-typeIフルバースト』)
・オプション艦『アマテラス』『ツクヨミ』
概要
イセ専用艦プラ『扶桑・天』を改修した姿。
『扶桑・天』もまた度重なる戦闘により破損し、補修と共に改修が施された。
外観上の変化は乏しいが、性能は向上しており36ノットまで速度を出せるようになった。
そして霧のメンタルモデルであるイセの為にイセ型が装備している超重砲をベースに作り上げた『プラフスキー・バスター・キャノンtype-I』が装備され、『扶桑・天』が元々保有している広範囲索敵能力による遠距離狙撃が可能となった。
さらにヒュウガが作成したイ401用のオプション艦『イツクシマ』『ハシダテ』に相当するPBCオプション艦『アマテラス』『ツクヨミ』を運用可能にしている。2隻とも『伊-55』をベースに製作されているが、魚雷発射管などは使用不能になっており自身の防御能力は殆ど無く、自身でオプション艦も操作しなければならず負担は大きい。しかし3隻が連動し『フルバーストモード』になれば、PBCtype-Z以上の威力と射程を誇る強力な装備となっている。
かつて守る物など無かったイセ自身が『守るための力』として、『霧』としてでは無く『人』として扶桑・天爾改の力を行使する。

718: ≫1 2014/12/17(水) 23:28:20.60 ID:G09QcWuC0
瑞鳳「ふぅ… やっと終わった…」

瑞鳳(『シュツルム・ゼナウ・クロイツ』… この力があれば…)

ティロリン…ティロリン…

瑞鳳「メール?」ポチポチ

『差出人:不明 2200に都立潮波公園にて待つ』

瑞鳳「こんなアドレス知らない…」

瑞鳳(どうしよう…)


行動選択 直下
1.向かう
2.向かわない

719: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/18(木) 00:24:23.41 ID:23yUspLSo
1

720: ≫1 2014/12/18(木) 01:09:39.45 ID:Xr6CC5kG0
瑞鳳「この場所ならバイクで10分あれば行ける…」

瑞鳳(行ってみるかな…)

≪都立潮波公園≫

瑞鳳「指定の場所はここ…」

「や、早かったね。」

瑞鳳「あ、貴女… 蒼龍さん!?」

蒼龍「ごめんね、こんなところに呼び出しちゃって。けど今しか時間が無くてね、伝えたいことがあったから。」

瑞鳳「伝えたいこと?」

蒼龍「『リミット』。それだけ言えばわかるでしょ?」

瑞鳳「まさか…」

蒼龍「そ、私の命はそろそろ限界。多分準決勝終了と同時に『燃え尽きる』と思う。」

瑞鳳「何で…」

蒼龍「私ね、この世界に瀕死の状態で転移して死に掛けで一人彷徨ってた所をマーサ・ビスト・カーバインに拾われたの。そこで治療を受けると同時に『ナイトロ』の実験台にされて、一番情緒が安定してた私がメイジンになった。マーサ・ビスト・カーバインが創ろうとしてる理想社会の尖兵としてね。」

瑞鳳「理想世界?」

蒼龍「そう、アレが創ろうとしてるのは『自分が支配する女性中心の社会』。そして男や自身に反抗するものと対等に渡り合う術、滅ぼす術として持ち出したのが『ナイトロ』。この世界の技術系統から外れた『ナイトロ』を使い強化人間を量産して、理想世界を創る気よ。」

瑞鳳「待ってください。『この世界の技術系統から外れてる』ってどう言うことですか?」

蒼龍「言葉通りだよ。多分アレは本来『この世界』の技術じゃない、オーバーテクノロジー過ぎる『何か』を無理矢理使ってるに過ぎないの。おかげで私はこのザマ…」

瑞鳳「蒼龍さん…」

「それでも、まだ希望はあります。」

蒼龍「誰!」

瑞鳳「大和さん…!」

大和「はじめまして、2代目メイジン・チクマメン。私は大和、呉鎮ホテルグループの現当主です。」

蒼龍「…お嬢様って所ね。で、その当主ってのが私に何の用?」

大和「現在我々はプラフスキー粒子を医療に転用する方法を模索しています。『ナイトロ』の治療法も必ず…」

蒼龍「見つかる前に私は死ぬ。限界なのよね、もう。」

大和「しかし…!」

蒼龍「だから私はここに居る。貴女たちならきっと、マーサ・ビスト・カーバインの野望を阻止できるから。私はもう保たないけど、私と同じような存在が生まれないように希望を繋ぐことが出来る…」


会話選択 直下
1.「何故生きる事を諦めるんですか!」
2.「私、絶対に諦めませんから…!」
3.「…わかりました。きっと希望は繋ぎます。」
4.その他

721: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/18(木) 10:02:59.37 ID:+U3n1uhSO
1に続けて

それにあなたが死んだら飛龍さんが悲しむことくらいわからないんですか!?


これで

723: ≫1 2014/12/19(金) 00:55:53.14 ID:Cz6k3ZKL0
瑞鳳「何故生きる事を諦めるんですか!」

蒼龍「瑞鳳ちゃん…?」

大和「何を…」

瑞鳳「最初から諦めてしまっては何も変わらない…! 抗わないでそんな運命を受け入れるなんて、絶対間違ってる!」

蒼龍「でももう何も変えられない… 全てが遅かったのよ…」

瑞鳳「今からでも貴女自身の手でその連鎖を止める事も、生きて抗うことも出来る…!なのに…!」

蒼龍「私だって抗ったの!けど何も変わらなかった… どうせ私が死んだところでこの世界には…」

瑞鳳「それに貴女が死んでしまったら飛龍さんが悲しむ事くらい何でわからないんですか!?」

蒼龍「だって飛龍と私は決別して…」

瑞鳳「飛龍さん自身はそう思ってない、と私は本人から直接聞きました。飛龍さんは貴女を救い出す為に戦おうとしています。」

蒼龍「なんでそこまで…」

瑞鳳「私だって貴女が死んでしまったら悲しい… だからその『悲しみ』を避ける為に抗おうとしてる!」

蒼龍「優しいね… だけどその『優しさ』だけで何かを救えるとは限らないよ。」

瑞鳳「『優しさ』だけじゃ何も救えないってのは解ってるんです!でもその『優しさ』さえも無くしてしまったら本当に何も救えないし変えられない!だから私は…!」

蒼龍「やめて… 希望を持たせないでよ…!やっと覚悟が出来たのに、また怖くなっちゃうじゃない…」

瑞鳳「私だって怖いんです、ジョシュア・エドワーズさんが『ナイトロ』を使用して亡くなったのを見たから。もし蒼龍さんが『ナイトロ』新たな犠牲者になってしまったら私はきっと自分の無力を嘆く… 

自己満足の為なのかもしれない、けど私は貴女を救いたい!チーム・エンガノのリーダーとしてじゃない、一人の人間『瑞鳳』として私は貴女を救い出す!」

蒼龍「もう止めて!私だってまだ死にたくないのよ!
でも私の命は、『リミット』はもう限界なの!もう助からない所まで来てるのよ!」

瑞鳳「ッ…!」

蒼龍「…私はもうどの道助からない。だから最後にあの子と、飛龍と戦う。そして後に続く筈の負の連鎖を止める。

だから、もう私を迷わせないで…」ダッ

瑞鳳「待ってください!話はまだ!」

大和「待ちなさい、これ以上追っても無駄… でもメイジン…いえ、蒼龍さんを救う術はあります。」

724: ≫1 2014/12/19(金) 01:17:00.06 ID:Cz6k3ZKL0
瑞鳳「救う術…」

大和「ナチ、例のものを。」

ナチ「わかりました。どうぞ、これを…」スッ

瑞鳳「何これ… 大きな宝石…?」

大和「『アリスタ』、プラフスキー粒子の結晶体です。本来我がグループの研究班のものですが私の権限を使い、持ち出せました。」

瑞鳳「何でこんなものを…」

大和「『アリスタ』は人の『想い』に呼応し、様々な現象を引き起こすことが研究で判明しています。私や潮、夕立やアシガラが去年の世界大会決勝で『エンボディ』に操られていた筑摩を救い出せた様に…」

瑞鳳「あの光の発生源が、これなの…?」

大和「貴女達の『強い想い』があればきっと彼女を救う事が出来る。だから、必ず彼女を助けてください。」

瑞鳳「はい!」


その頃

《台場公園》

飛龍「何を迷ってるんだろ、私…」

ガサガサ…

飛龍「誰!」


誰が居た? 直下
1.アシガラ
2.大鯨
3.ミスター・ブシドー

725: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/19(金) 01:24:38.56 ID:FHV81O8Zo
2

727: ≫1 2014/12/20(土) 17:55:56.28 ID:HraetNUR0
大鯨「あら、バレちゃったみたい。」

飛龍「あ、大鯨さん?」

大鯨「確か飛龍ちゃん、だったわね。こんばんは。」

飛龍「ど、どうも…」

大鯨「今日は一人なの?」

飛龍「えと、少し考えごとで…」

大鯨「そうなの?なら少し話したいことがあったから、良いかな?」

飛龍「構いませんけど…」

大鯨「貴女、今無理してない?」

飛龍「無理、ですか…?」

大鯨「うん、私にはそう感じるから。何かあったの?」

飛龍「そんなことは…」

大鯨「嘘。私これでも瑞鳳のお母さんやってるからそれくらいは解るわよ。話したくないなら、それで良いけど。」


行動選択 直下
1.悩みを打ち明ける
2.打ち明けない
3.その他

728: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/20(土) 18:06:07.84 ID:oUknHiTSO

729: ≫1 2014/12/20(土) 19:28:16.32 ID:HraetNUR0
飛龍「もし、ですけど… 大鯨さんが瑞鳳ちゃんと戦う事になってしまったらどうします?」

大鯨「あの子と?そうねぇ… 私の得意な領域に持ち込んで手数で圧倒…」

飛龍「あ、戦い方じゃなくて覚悟出来るかと言うか…」

大鯨「覚悟、ね。多分躊躇はすると思うけど、必要であれば戦うわ。

でも例えば操られてたり、戦う事を強要されてるとしたら躊躇はしないで全力で戦って助ける。それが母親としての責務だから。」

飛龍「そう、ですか…」

大鯨「でもそれが夫でも妹の鳳翔でも、私の身近に居る相手でも変わらない。母親の責務とか関係なく誰が相手でもそうする。要は誰が相手だろうと間違った方向へ行こうとしたなら止め、助けるだけよ。

もし貴女が大切な人と戦うのだったら迷わないで戦って目を覚まさせなさい。『迷いは己を殺す、故に迷うな』、よ」

飛龍「でも…」

大鯨「あ、そうだ。貴女に渡したいものがあって後をつけてたんだった…」ガサゴソ

飛龍「渡したいもの?」

大鯨「本当なら瑞鳳に渡したかったけど貴女の方が良いかもしれないから。」

飛龍「これって…」

大鯨「あ、それコスプレじゃ無いからね?

元々は瑞鳳が大きくなった時の為に用意してたけどあの子あんまり大きくならなかったからお蔵入りになっちゃって。
貴女なら着れそうだし、ちゃんと貴女に合わせて手直ししておいたから。」

飛龍「で、でもこんなの受け取れませんよ!」

大鯨「やっぱり迷惑だったかな?」

飛龍「そう言う訳では…」

大鯨「貴女は瑞鳳を支えて、導いてくれた恩人。それを着る資格は十分にある。だから貴女は迷わないで、自分で自分がやりたいって思ったことを貫きなさい。

貴女は一人じゃない。瑞鳳が、そして貴女を信じて支えてくれる人が居ることを忘れないでね。」

730: ≫1 2014/12/20(土) 19:54:30.82 ID:HraetNUR0
飛龍「こんなの貰ってどうしろって言うのよ…」

ブロロロ…

瑞鳳「あれ、飛龍さん?」

飛龍「瑞鳳?どうして…」

瑞鳳「ちょっと出かけてました。あれ、その胴着…」

飛龍「さっき偶然大鯨さんに会って渡されたの。」

瑞鳳「どうやらお昼の折檻じゃ足りなかったようですねぇ…!」

飛龍「た、大鯨さんも悪気があってこれを渡したわけじゃないよきっと。」

瑞鳳「飛龍さんがそう言うなら…」

飛龍「…瑞鳳、私決めた。もう迷わない、そして蒼龍を救い出す!」

瑞鳳「なら、そのお手伝いをさせて頂きます!」

飛龍「待ってなさい、蒼龍…!私が、私達が絶対に助けてみせるんだから…!」


ルート『アンリミテッド』 第23話『恐れぬ翼』

731: ≫1 2014/12/20(土) 20:31:16.46 ID:HraetNUR0
ルート『アンリミテッド』第24話『煌く心の光』


≪準決勝当日≫

浜風「では予定通り今日は飛龍さんと瑞鳳さん、お願いします。」

飛龍「わかった。グナイゼナウの用意は?」

瑞鳳「問題ありません。調整も完了しています。」

浜風「わかりました。402、そちらは?」

402『量子通信良好。こちらも問題ない。』

400『いつでもハッキング可能です。』

イセ『念にも念を入れて私も待機しておくわ。妨害されちゃたまらないし、演算処理能力が足りなかったらサブプロセッサの役割だってこなせるもの。』

ユキカゼ『私も一応攻撃対策で待機しています。』

夕張『私は潜水艦の指示、愛宕さんは護衛2隻の指揮ですね。』

愛宕『攻撃されたら私がこっちで直接指示するから。』

浜風「わかりました。」

大鳳「まさか量子通信を使ってリアルタイム通信を行うなんてね。」

402『この方がリアルタイムで状況の報告が出来るからやりやすい。』

吹雪「量子通信ってSF世界だけだと思ってたんだけど流石霧の技術と言うか…」

400『その気になれば空間変異や重力操作すらも引き起こせるけどね。』

イク「規格外すぎなのね。」

イセ『我々はこの世界のイレギュラーだから仕方無いんじゃない?』

夕雲「今サラッととんでも無い事聞こえたんですけどね…」

ユキカゼ『まぁまぁ…』

浜風「相手はメイジン一人です。二人とも、どうか御武運を…」

瑞鳳・飛龍「了解!」

732: ≫1 2014/12/20(土) 21:05:27.29 ID:HraetNUR0
蒼龍「やっと来たわね… 何その格好?」

飛龍「アンタのお面程じゃないわ。ちょっとスカートが短いけどね。」←日の丸鉢巻&胴着(オレンジ)&スカート(緑)

蒼龍「馬鹿にしてるの?」

飛龍「違う、これは私の『勝負服』よ。私の『決意』見せてあげるわ!」

蒼龍「どうせ私には敵うはず無いわ。あのグナイゼナウで勝てると思わないことね。」

飛龍「どうかしらね?」

Please set your KP Base

Beginning plavsky particle dispersal

Please set your KANPLA

Battle start!

飛龍「ヨシッ!シュツルム・ゼナウ・クロイツ、飛龍!」

瑞鳳『瑞鳳!』

飛龍「出撃します!」



フィールドセレクト

海域 直下
1.通常海域(補正無し)
2.流氷海域(命中率上昇、回避率低下、障害物あり、『流氷破砕』コマンドの追加)
3.岩礁海域(命中率上昇、回避率低下、障害物あり、魚雷の使用不可能)

戦闘開始時間 ↓2(一定時間で変更される)
1.昼戦(補正無し)
2.夜戦(命中率低下※ただし探照灯の使用により増加可能 ダメージ倍加)

733: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/20(土) 21:12:24.92 ID:oUknHiTSO

735: ≫1 2014/12/20(土) 22:48:02.49 ID:HraetNUR0
瑞鳳『フィールドは「通常海域」です。遮るものは何もありません!』

飛龍「これなら対等… いえ、こっちの有利よ!」

蒼龍「それはどうかしらね!」

CAUTION!CAUTION!

瑞鳳『雷撃警報!数4接近!』

飛龍「落ち着いて、牽制よ。」

飛龍の言ったとおり、魚雷は全て逸れ明後日の方向で炸裂する!

蒼龍「下手に動いてくれれば一瞬だったんだけどね。」

飛龍「瑞鳳、艦種は?」

瑞鳳『恐らくキング・ジョージ5世級『プリンス・オブ・ウェールズ』の改造タイプと推定します。』

飛龍「あの時のと同じヤツね!」

敵艦
プリンス・オブ・ウェールズ改
艤装
・35.6cm4連装砲2基
・35.6cm連装砲塔1基
・40mm8連装ポムポム砲4基
・40mm4連装ポムポム砲2基
・40mm単装機銃1基
・20mm単装機銃7基
・増設魚雷発射管2基
・???

蒼龍「これはPPSEの総力を結集したもの。たかが個人で作ったもので勝てるわけが無いわ。」

瑞鳳『完成度は確かに高い… でも!』

飛龍「私達のシュツルム・ゼナウ・クロイツを舐めないで!」


行動選択 直下
1.高速で接近しつつ雷撃
2.主砲で牽制しつつ距離をとる
3.相手の動きを伺う
4.その他

736: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/20(土) 22:50:06.22 ID:oUknHiTSO

737: ≫1 2014/12/20(土) 23:00:29.05 ID:HraetNUR0
飛龍(さぁて、まずはどう動く…!)

蒼龍「じれったい…!こっちから行かせて貰うわよ!」

瑞鳳『来ます!』

蒼龍はウェールズの主砲を放ち、接近する!

飛龍「先に向こうが動いた…!」


回避判定 直下
20以上で回避

738: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/20(土) 23:09:22.83 ID:rwpCeK/ro
ほい

739: ≫1 2014/12/20(土) 23:40:20.49 ID:HraetNUR0
飛龍「シュツルムユニット駆動開始!」

瑞鳳『了解!シュツルムユニット起動を確認、ブーストスタート!』

ウェールズの砲撃を加速することによって飛龍は回避する!

蒼龍「図体が大きいくせに素早い…!ならこれでどう!」

蒼龍はさらに魚雷を4連装の増設魚雷を放つ!さらにその魚雷は加速しているグナイゼナウを追尾する!

瑞鳳『誘導魚雷…!』

飛龍「でも弾道操作が甘い!」


回避判定 直下
30以上で回避

740: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/20(土) 23:50:39.16 ID:jSnreCcDO
ぬい

742: ≫1 2014/12/21(日) 19:36:50.64 ID:8q/cdii40
しかし飛龍は魚雷の一発を回避出来ず、直撃を受けてしまう!

飛龍「一撃貰った…!」

瑞鳳『アブゾーブシステム正常動作、吸収を確認しました!』

蒼龍「粒子を消した… 対粒子コーティングなんか比じゃない、厄介な力だこと…!」

飛龍「瑞鳳、チャージは?」

瑞鳳『普段より多めに吸収してるので、今からRGを使っても5分は持ちます。』

飛龍「まだよ、まだRGは使うべきじゃない。」

瑞鳳『了解しました。』


行動選択 直下
1.雷撃しつつ加速し肉薄する
2.距離をとりつつ砲撃を行う
3.ディスチャージ2式(粒子シールド)を展開して接近

4.その他

743: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/21(日) 20:19:49.02 ID:/v0irLS8o
2

744: ≫1 2014/12/21(日) 20:31:14.70 ID:8q/cdii40
飛龍「ここは不用意に近づくべきじゃない… 距離をとって砲撃するわ!」

瑞鳳『了解。28.3cm連装砲装填開始、照準仰角マイナス2度。』

飛龍「捉えた…!主砲、全門一斉射!」

飛龍はグナイゼナウの主砲3基を一斉に放つ!

蒼龍「チィッ…!憎たらしい程正確な砲撃ね!」


命中判定 直下
40以上で命中

745: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/21(日) 21:03:12.16 ID:69qkWoUjo
そい

746: ≫1 2014/12/21(日) 21:30:23.10 ID:8q/cdii40
しかし、その砲撃は回避される!

飛龍「なっ!?」

蒼龍「残念、相手が粒子を使用してるなら全て『視える』のよ!」

瑞鳳『「エンボディ」…!』

蒼龍「そう、『エンボディ』よ!そして…!」

ウェールズの船体の一部がスライドし、蒼い炎があふれ出す!

飛龍「この『炎』、まさか…!」

蒼龍「そう、『ナイトロ』の力よ!」


浜風「『ナイトロ』が熾った… 402!」

402『了解、これより電波の解析に入る。』

400『現在、お台場全域で発生中の電波数296867。サーチスタート。』

夕張『うっへぇ… 聞いてるだけで嫌になる数ね…』

402『雑談してるほど余裕は無い。イセ、我々と量子リンクを。』

イセ『了解。量子リンク開始、処理能力を28%ずつ貸し与えるわ。』

ユキカゼ『現在のところ敵影及び通過する船舶反応ありません。』

愛宕『なるべく来ない方が良いけど…』

吹雪「これで大丈夫なのかな…」

大鳳「普通のコンピューター程度のハッキングは余裕だったとしてもこれだけの数、相当キツイわよ。」

夕雲「まずは電波を絞り込まない限り難しいですね…」

イク「あとは瑞鳳姉達の頑張り次第なの。」


飛龍「止めなさい!そんなモノ使ったら蒼龍が!」

蒼龍「それがどうした!私はアンタを倒すためならなんだってする!私を見捨ててのうのうと生きてる飛龍に復讐する為になら命が燃え尽きようが!」 

瑞鳳『そんな…!駄目です、そんな事悲し過ぎます!』

蒼龍「部外者が喋るなぁぁぁぁぁぁ!」

蒼龍は怒りながら、主砲を放つ!


回避判定 直下
40以上で回避

747: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/21(日) 21:35:21.93 ID:aFbnrZauo
えいっ

748: ≫1 2014/12/21(日) 21:54:37.28 ID:8q/cdii40
その砲撃を飛龍は回避し、もう一度砲塔を向ける!

飛龍「ちょっとは聞く耳ぐらい持ちなさいよこの頭でっかち!アンタは『ナイトロ』に呑み込まれてるだけよ!」

蒼龍「黙れ黙れ黙れぇぇぇぇぇぇぇぇ!」

飛龍「もう言葉は通じない…!どうやら捻じ伏せるしか無いようね!」

瑞鳳『駄目です飛龍さん!』

飛龍「わかってる…!それじゃ駄目だってのも、間違ってるってのも!だけど仕方無いじゃない…

向こうはもう会話も出来ない、もうこの道しか残って無いのよ!」

飛龍は魚雷発射官に魚雷を装填し、照準を合わせる!


瑞鳳「駄目ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」

コォォォォォォォォォ…!

瑞鳳「ポケットの中の『アリスタ』が…」


大和『『アリスタ』は人の『想い』に呼応し、様々な現象を引き起こすことが研究で判明しています。』

大和『貴女達の『強い想い』があればきっと彼女を救う事が出来る。だから、必ず彼女を助けてください。』


飛龍「なに、この光…」

瑞鳳「そうか… 私の、『二人を止めたいって想い』が… なら!」


瑞鳳の選択 ↓3まで
1.飛龍と共に説得を試みる
2.一人で説得を試みる

751: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/21(日) 22:19:13.21 ID:8q/cdii40
1

753: ≫1 2014/12/21(日) 22:51:21.06 ID:8q/cdii40
蒼龍「なんだ、この不愉快な光は…!」

瑞鳳「飛龍さん!」

飛龍「瑞鳳、何この光…」

瑞鳳「この石が、『アリスタ』が私の『想い』に反応して光が…」

飛龍「『アリスタ』…」

瑞鳳「飛龍さん、『アリスタ』を持つ方の私の手を握ってください!早く!」

飛龍「え、ええ…」

ギュッ

瑞鳳「行きますよ。『アリスタ』、私の想いに応えて… 私達にあの人を、『ナイトロ』から救う術を!」

飛龍「お願い!私達に蒼龍を助ける術を!」

コォォォォォォォ!

蒼龍「止めろ!私の中に入ってくるな!やめろぉぉぉぉぉぉ!」

瑞鳳「蒼龍さん、今助けます!」
飛龍「蒼龍、今行く!」



イク「な、なんなのね!?」

大鳳「赤とオレンジの光が広がって…」

吹雪「『サイコフィールド』!?それとも『トランザムバースト』!?」

夕雲「どちらも違うと思いますけど…」

浜風「まさかプラフスキー粒子が引き起こしているの!?」


402「な、なんだこのノイズは!通信障害だと!?」

400「システムエラー!?電子機器が一切使用不可能に…」

ユキカゼ「う、うそ… 量子リンクが… 維持、でき…」サラサラ

愛宕「ユキカゼちゃん!?」

ピタッ!

愛宕「崩壊が、止まった…?」

ユキカゼ「あ、あれ?リンクが途絶したのにメンタルモデルが…」

夕張「な、なにこの光…」

イセ「上から光が入ってくる… これは… 暖かい?」

ユキカゼ「ユニオンコアの内側から何かが…」

402「暖かい… これが『温もり』と言うやつなのか…?」

400「一体何が…」

754: ≫1 2014/12/21(日) 23:43:50.94 ID:8q/cdii40
《???》

瑞鳳「ここは…」

飛龍「一面真っ白な…」


「誰か…」


瑞鳳「この声は!?」

飛龍「蒼龍!」


「怖い… 助けて…」


飛龍「もしかして…」

瑞鳳「ここは蒼龍さんの心の中…」

飛龍「この声… こっちか!」

瑞鳳「行きましょう!蒼龍さんを助けに!」


瑞鳳「見つけた… でも…」

飛龍「これは… 鳥籠?」

蒼龍「そう… これは私を縛る鳥籠… そして…」

瑞鳳「鳥籠が燃えて…!」

蒼龍「これは私の命を燃やす『ナイトロ』…」

飛龍「待ってて蒼龍!今この鳥籠を壊して!」

蒼龍「無理よ… 希望なんて無いんだから…」

瑞鳳「希望ならまだ…!」

蒼龍「瑞鳳ちゃんも知ってるんでしょ?私達がどんな世界に居たのか。

あそこに希望なんて無かった。敵を倒しても溢れて、味方も斃れて、そして敵になって… それでも私達は『兵器』だから戦うしか無かった。」

瑞鳳「蒼龍さん…」

蒼龍「でも私には信じてたものがあった。信じてた人が居た… なのに私は裏切られて、見捨てられて…」

飛龍「違う!あれは…」

蒼龍「解ってる… でも、信じてた側はそう取るとは限らないの… そうしないと、憎まないと生きれなかった…

だからもう私の事は…」


会話選択 直下
1.「だからって諦める訳ないじゃないですか!」
2.「それでも… 私は助けられた!」
3.「ああもう!馬鹿じゃないですか!?」
4.その他

755: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/22(月) 00:27:27.02 ID:LXkF6B29o
1

756: ≫1 2014/12/22(月) 01:49:34.86 ID:qidPMbId0
瑞鳳「だからって諦める訳ないじゃないですか!」

蒼龍「えっ…?」

瑞鳳「諦めたら何も変わらない!希望が無いなら希望を生み出せば良い!だから私は諦めない!」

蒼龍「それが出来たなら絶望なんてしないわよ…!」

瑞鳳「そうやって最初から諦めてるから何も変わらないんですよ!出来ないって決め付けて、それで絶望して!」

蒼龍「瑞鳳ちゃんに私の何がわかるのよ!」

瑞鳳「わかりませんよ!いつまでもそうやって前を見ないで、何もかも諦めてる蒼龍さんの事なんて!」

蒼龍「ッ…!」

瑞鳳「希望は誰かに与えられるものじゃない、自らで掴み取るものです!」

蒼龍「簡単に言うけど出来る訳ないでしょ…!それに瑞鳳ちゃんは絶望なんてした事無いから解る訳が…」



会話選択 直下
1.「絶望ならしました!それも何度も!」
2.「それでも絶望に呑まれていては何も変わらない!」
3.「そうやって何もかも決め付けて…」
4.その他


757: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/22(月) 08:32:33.27 ID:RDT+WpARo
1

759: ≫1 2014/12/23(火) 20:31:14.82 ID:q8Gg+qPI0
瑞鳳「絶望ならしました!それも何度も!」

蒼龍「なによ、それ…」

瑞鳳「私は生まれてから… 家庭環境のせいで小さい頃からずっと修行させられて、筋肉達磨にされて、友達も出来ない、身長も伸びない、馬鹿にされる、健康診断の日に医者に特異な目で見られる… ずっとこんな人生だったんですよ!」

飛龍「…え?」

蒼龍「…え?」

瑞鳳「そしてバトルではずっと負けて、負け続けて、負けることに慣れて戦うのが嫌いになった…

私は自分の力の無さに絶望した。蒼龍さん、貴女は私が強いと言いましたね?でも私は強くもなんとも無い、弱い人間なんですよ。」

蒼龍「瑞鳳ちゃん…」

瑞鳳「でもあの日、私は飛龍さんに出会って助けられた。そして私は皆に出会って、ここまで来れた!

イセさん、大鳳、浜風ちゃん、愛宕さん、夕張ちゃん、吹雪ちゃん、イク、400ちゃん、402ちゃん、ユキカゼちゃん、夕雲ちゃん、そして飛龍さんが居たから… だから私は今ここに居る!皆と言う希望があるから私は戦える!」

蒼龍「ッ…!私は…!」

瑞鳳「蒼龍さん!」

飛龍「瑞鳳、もう良い。」

瑞鳳「でも…!」

飛龍「ありがとう。だけどここからは私の番、私には蒼龍に伝えたい事がいっぱいあるから。」

瑞鳳「わかりました…」

飛龍「蒼龍…」


飛龍の言葉(自由安価) 直下


760: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/23(火) 22:14:31.44 ID:9x3InH6DO
じゃあわりとありがちだけどな感じだけど。

奇跡みたいな確率で再会出来たのにも関わらずに会えてそうそう仲直りする間もなく死に別れとはあんまりだ、私は絶対に嫌だ、だから今から私が、私たちが今まで培ってきた全てを駆使してマーサをぶっ潰して蒼龍を救い出す。
そして私がこの世界で見知ったこと、感じたことを伝えたい、この世界で出来た友達を蒼龍に紹介したいし他にも二人で、みんなでやりたい事が一杯ある、でも今は、蒼龍とちゃんとした艦プラバトルがしたいな。スッゴク楽しいのよ~、だからこんなところで閉じこもってないで行こう!
私たちが手伝ってあげるから、ね。

そして檻の隙間から蒼龍に手を差し伸べる。

だいたいこんな感じかな。

761: ≫1 2014/12/23(火) 22:57:09.74 ID:q8Gg+qPI0
飛龍「私達は違う世界に飛ばされて、奇跡みたいな確率で再会出来たのに…

でも会えてそうそう仲直りも出来ないまま死に別れるなんてあんまりよ… そんなの私は絶対に嫌だ!」

蒼龍「飛龍…」

飛龍「だから私が、私達が今まで培ってきた全てを駆使してマーサ・ビスト・カーバインをぶっ潰して蒼龍を救い出す!

そして私がこの世界で見知ったこと、感じたことを伝えたい!この世界で出来た友達を蒼龍にも紹介したいし他にも二人で、皆でやりたいことが一杯ある!」

蒼龍「ッ…!」

飛龍「でも今は、蒼龍とちゃんとした艦プラバトルがしたいな。」

蒼龍「なんで、バトルなんて…」

飛龍「すっごく楽しいのよ、本気でするバトルは。だから、こんなところで閉じこもってないで行こう!」

蒼龍「でもこの鳥籠は…!」

瑞鳳「大丈夫ですよ。」



飛龍「私達が手伝ってあげるから、ね。」

スッ



蒼龍「飛龍、瑞鳳ちゃん…!」

ガシャァァァァァァァン!

蒼龍「鳥籠が…!」

瑞鳳「400ちゃん、402ちゃんがやってくれたみたいです。蒼龍さんを蝕んでいた蒼い炎も消えて『リミット』はもうありません。」

飛龍「さ、行きましょ?」

瑞鳳「大丈夫、貴女は一人じゃない。」


飛龍・瑞鳳「「私達が居るから。」」


蒼龍「うん…!」

ガシッ

コォォォォォォォォォォ

762: ≫1 2014/12/23(火) 23:24:26.90 ID:q8Gg+qPI0
吹雪「量子通信が回復しない…!」

大鳳「一体全体何がどうなってるのよ!」

402『ザザッ… 聞こ…える…か!応… しろ!』

浜風「402!聞こえます!」

402『不安…い…が…復し…な。』

浜風「我々は無事です!そちらはどうなりました!」

402『ハッ…グは成…した!繰…えす、…ング…功した!』

400『い…か…ら撤退…し…す。』

浜風「わかりました!でも油断はしないで、攻撃される可能性はまだ残ってます!」

ユキカゼ『わ…っていま…!』

イセ『安…ん…な…い、敵…いから!』

夕張『だい…ぶ…だと…うけど!』

愛宕『待っ…てて…!』

浜風「ふぅ…」

イク「ど、どうなったのね?」

浜風「作戦成功、6人は今から撤退するそうです!」

夕雲「一時はどうなるかと…」

大鳳「あとは瑞鳳と飛龍さん次第よ。この光は明らかに二人の色だもの。」

吹雪「でも、なんでこんなに暖かくて気持ち良いんでしょうか…」


東京湾洋上

イセ「やっぱり会場から発生してた光のようね。」

愛宕「でもこの光は一体…」

ユキカゼ「これはプラフスキー粒子に近いものだと…」

夕張「でも何で赤とオレンジなんだろうね?」

402「もしかして瑞鳳と飛龍が発生させているのかもしれないな。」

400「考えるのは後。今は撤退しないとバレるから。」

763: ≫1 2014/12/24(水) 01:26:56.35 ID:n/vNXTu80
マーサ「馬鹿な… 『エンボディ』の数値が0に!?しかも『ナイトロ』の制御プログラムも動作停止ですって!?」

アルベルト「あ、ありえない… 全てあの光が原因だと言うのか…?」

マーサ「どこまで私をコケにすれば気が済むの…!大和に筑摩、瑞鳳…!」

アルベルト「これで二代目メイジンは敗北してしまう… どうすれば…」

マーサ「…『彼ら』を投入するわ。」

アルベルト「ま、まさか…!」

マーサ「メイジンなんて不完全な強化人間じゃない、『本物の強化人間』を使う。

見てなさい、貴女達の希望を完膚泣きまでに叩き潰してあげるわ…!」


瑞鳳「戻った…!」

飛龍「そ、そうだ!蒼龍!」

蒼龍「嘘… 体が、元に…」

ピシッ… パリーン!

蒼龍「お面が、壊れた…?」

飛龍「やっと言えるわ… お帰りなさい、蒼龍。」

蒼龍「…ただいま、飛龍!」

瑞鳳「良かった… 本当に良かった…!」

飛龍「さて、始めましょうか!」

蒼龍「始めるって、何を…?」

飛龍「決まってるじゃない、本当の艦プラバトルに!」

瑞鳳「はい!」

蒼龍「わかった、やりましょう!」


飛龍「どう?」

瑞鳳『システム再起動。状況オールグリーン、戦えます!』

蒼龍「行くわよ…!」

飛龍「さぁ、来て見なさい!」


行動選択 直下
1.加速し雷撃を行い圧倒する
2.遠距離からの砲撃で戦う
3.相手の動きを伺う
4.その他

現状
・ディスチャージ(4式以外使用可能)
・RGシステムtype-Z使用可能(5ターン)

764: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/24(水) 01:31:49.13 ID:eSNEvQdTo
1

765: ≫1 2014/12/24(水) 01:43:33.70 ID:n/vNXTu80
飛龍「両舷4連装魚雷発射管ユニット全門装填、艦首発射管にも!」

瑞鳳『了解、全44門装填開始!完了まであと08!』

飛龍「『シュツルムユニット』… その本質を見せてあげる!」

飛龍はグナイゼナウの艦首をウェールズに向け、加速を始める!

蒼龍「速いッ!?」

瑞鳳『装填確認!照準合わせ、いけます!』

飛龍「よしっ!受けて見なさい、全44門が織り成す雷撃を!」

飛龍は全ての魚雷を一斉に放つ!

蒼龍「数、44…!?無茶苦茶じゃない!」


命中判定 直下
40以上で命中

766: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/24(水) 10:06:09.15 ID:kGqHjalSO
どうかな?

そしてこの後バトル終わったら蒼龍もBFのアイラみたいに仲間入りするのかな?


767: ≫1 2014/12/24(水) 18:32:54.52 ID:n/vNXTu80
蒼龍「数は多い… だけど!」

蒼龍は水面に向かって機銃を放ち、魚雷を狙う!

蒼龍「密集し過ぎなのよ!」

その機銃弾が命中し炸裂、誘爆を引き起こした!

飛龍「流石ね!私だってグラハム・エーカー戦の時に偶然出来ただけだってのに…!」

蒼龍「これでもメイジンやってたのよ!」

ウェールズの主砲をグナイゼナウへ向けて、照準を合わせる!

蒼龍「流石によく動く…!おかげで照準がブレブレだけど!」

そして蒼龍は主砲を放った!

蒼龍「予測位置に撃てば急制動は効かないでしょ!」


回避判定 直下
35以上で回避

768: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/24(水) 18:34:33.64 ID:kGqHjalSO
どれどれ?

769: ≫1 2014/12/24(水) 18:52:34.94 ID:n/vNXTu80
飛龍「瑞鳳!」

瑞鳳『スクリューモジュール駆動!制動開始!』

飛龍は制動をかけ、急速に反転を行い砲撃を回避した!

蒼龍「なっ!?」

飛龍「どぉよ!このシュツルムユニットは伊達じゃないのよ!」

蒼龍「想定以上に素早い!これが飛龍の力…!」

飛龍「私だけじゃない、これは私と瑞鳳の力よ!」

蒼龍「一人じゃなくて二人…!」

瑞鳳『そう言うことです!』

行動選択 直下
1.RGシステムを使い、圧倒する
2.ディスチャージ2式で防御しつつ接近
3.後退し様子を見る
4.その他

770: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/24(水) 18:53:53.35 ID:kGqHjalSO

772: ≫1 2014/12/24(水) 21:58:30.65 ID:n/vNXTu80
飛龍「瑞鳳!ディスチャージ2式を展開して!このまま突っ込む!」

瑞鳳『了解!バイパス開放、ディスチャージ2式展開開始!』

グナイゼナウの船体の一部がスライドし、プラフスキー粒子が放出される!

粒子歪曲フィールド:3ターン

蒼龍「どんな手品か知らないけど!」

蒼龍は砲身を再びグナイゼナウに照準を合わせる!

蒼龍「受けてみなさい、この攻撃!」

そして砲弾を一斉に放った!


回避判定 直下
65以上で回避

773: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/24(水) 22:16:09.06 ID:yL7in4nDO
ここは当たって置こうか

774: ≫1 2014/12/24(水) 22:32:10.85 ID:n/vNXTu80
砲弾は直撃コースに乗っていたが、着弾の寸前で砲弾がかき消される!

蒼龍「なっ!?直撃コースだったはずよ!」

飛龍「残念!私にはアブゾーブによる防御だけじゃなくてディスチャージ2式でガードも出来るのよ!」

蒼龍「つくづくチートね、そのグナイゼナウ…!」

瑞鳳『魚雷発射管ユニットパージ、機関出力最大!』

飛龍「一気に行くわよ!」

飛龍はグナイゼナウを加速させる!

蒼龍「来る気ね!」

飛龍「一方的にやられるのは好きじゃないのよね!主砲一斉射を受けなさい!」

飛龍は28.3cm連装砲改2門をウェールズに向けて放った!


命中判定 直下
45以上で命中

775: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/24(水) 22:35:49.73 ID:eSNEvQdTo
ほい

776: ≫1 2014/12/24(水) 22:43:51.50 ID:n/vNXTu80
放たれた砲弾はウェールズの第3砲塔へ直撃し、炸裂した!

蒼龍「やられた!第三砲塔はもう使えないか…!」

飛龍「よしっ!これで痛手は与えた!」

蒼龍「だけどただじゃやられないわよ!」

蒼龍は迂闊に接近したグナイゼナウに魚雷を発射した!

瑞鳳「しまっ…!?」

瑞鳳『避けて下さい!』


回避判定 直下
85以上で回避

777: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/24(水) 22:48:42.35 ID:yL7in4nDO
これは当たる

778: ≫1 2014/12/24(水) 22:58:27.87 ID:n/vNXTu80
放たれた魚雷は見事にシュツルムユニットのスクリューへ直撃し、破損させた!

飛龍「やられた…!シュツルムユニットの損害は!」

瑞鳳『左舷スクリュー大破!』

飛龍「これ以上は無理ね… ユニットパージ!」

瑞鳳『了解!ユニットパージ!』

グナイゼナウはシュツルムユニットを切り離す!

蒼龍「さぁて、これで同じ土俵よ?」

飛龍「やるじゃない…!でもここからが正念場よ!」


行動選択 直下
1.RGシステムで肉薄
2.PBC発射体制へ
3.相手の様子を伺う
4.その他

779: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/24(水) 23:04:27.74 ID:yL7in4nDO
4、機動力を活かして常に相手の艦尾に回り込みながら砲撃。

780: ≫1 2014/12/24(水) 23:35:46.52 ID:n/vNXTu80
瑞鳳『どうします?』

飛龍「艦尾に回りこんで砲撃する!」

瑞鳳『了解!主砲装填開始!』

飛龍はグナイゼナウを加速させて、ウェールズの背後につく!

飛龍「素のDreiでもZweiの時より機動力は上がってるんだから…!」

蒼龍「こっちの死角を…!」

飛龍「捉えた!主砲、砲撃開始!」

ウェールズの艦尾に向かって飛龍は主砲を放つ!


命中判定 直下
45以上で命中

781: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/24(水) 23:44:55.31 ID:eSNEvQdTo
ほい

782: ≫1 2014/12/25(木) 20:40:34.76 ID:VLTCraYs0
しかしその砲撃を蒼龍は回避する!

蒼龍「危ない危ない…」

飛龍「回避された…!次発装填を!」

瑞鳳『は、はい!』

蒼龍「一方的にはやられないわよ!」

蒼龍はウェールズを反転させて、グナイゼナウに主砲を放つ!


回避判定 直下
40以上で回避

783: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/25(木) 20:41:31.85 ID:yHDlrYOoo
それっ

784: ≫1 2014/12/25(木) 20:53:41.67 ID:VLTCraYs0
しかし飛龍は攻撃を機動力を生かして凌ぐ!

蒼龍「この状況で回避できるなんて流石ね…!」

飛龍「私だってここまで戦い抜いてるのよ!」

瑞鳳『そろそろ決着をつけないと夜戦に移行しますよ!』

飛龍「わかってるけどどうにも決定打が打てないのよね…!」

飛龍(実力は五分、性能はこっちの方が若干上…)

蒼龍(こっちは主砲が一つ無い手負い、そして飛龍達は奥の手をまだ隠してる…)

瑞鳳(戦闘経験は飛龍さんの方が圧倒的に上、でも蒼龍さんは実力でカバーしている…)



行動選択 直下
1.相手の様子を伺う
2.RGシステムを使って肉薄する
3.ディスチャージ(1式か3式)を使う
4.その他

785: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/25(木) 20:55:22.03 ID:yHDlrYOoo
2

786: ≫1 2014/12/25(木) 21:38:46.77 ID:VLTCraYs0
飛龍「瑞鳳、RGシステムを使って一気に決める!」

瑞鳳『了解!RGシステム、完全開放!』

グナイゼナウの各部が蒼い光を放ち、船体を包み込む!

蒼龍「蒼い光… でも『ナイトロ』と違って暖かい…!」

飛龍「受けてみなさい!魚雷一斉射よ!」

飛龍は艦首の増設魚雷発射管をウェールズに放った!


命中判定 直下
25以上で命中

787: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/25(木) 21:39:40.22 ID:yHDlrYOoo
とあっ

789: ≫1 2014/12/25(木) 23:45:08.67 ID:VLTCraYs0
彼女の放った魚雷は悉く回避された!

蒼龍「狙いが甘い… まさか!?」

飛龍「そのまさかよ!」

瑞鳳『次発装填完了です!』

飛龍「主砲、全門放てぇ!」

飛龍は主砲を直接ウェールズに叩き込む!


命中判定 直下
15以上で回避

791: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/25(木) 23:46:54.47 ID:QET0vmoko
ほい

792: ≫1 2014/12/26(金) 00:09:39.23 ID:1yzsls+20
ウェールズの艦尾に砲弾が命中し、その部分を抉り取る!

蒼龍「さっきとは威力が段違い… まさか全体的な能力だけじゃなくて火力も上がってるのね!」

飛龍「そう言うこと!あまり時間はかけたくない、一気に勝負を決めるわよ!」

瑞鳳『はい!』


武装選択 直下
1.PBCtype-H
2.ディスチャージ1式

793: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/26(金) 00:43:28.11 ID:saiZ2ldgo
2

794: ≫1 2014/12/26(金) 23:20:50.20 ID:1yzsls+20
飛龍「ディスチャージ1式の用意を!」

瑞鳳『了解!粒子圧縮開始、全バイパス解放!』

飛龍「敵艦ロック、照準補正!」

瑞鳳『圧縮弾装填、今です!』

飛龍「ヨシッ!いっけぇぇぇぇぇ!」

ディスチャージで圧縮された徹甲弾がウェールズに向かって放たれる!


撃沈判定 直下
15以上で撃沈

795: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/26(金) 23:28:23.06 ID:LJOuIbk9o
ほい

796: ≫1 2014/12/26(金) 23:37:11.03 ID:1yzsls+20
砲弾は命中するも、強固な装甲に弾かれてしまう!

飛龍「やっぱり硬い…!」

蒼龍「PPSEで特殊加工が施されてるんだから当然よ!」

飛龍「どこか脆い部分…」

飛龍(…あった!破損した第3砲塔の部分!)

飛龍「残弾は?」

瑞鳳『残り1です!』

飛龍「チャンスは一度… 的確に狙って…!」

そして飛龍は照準を合わせ…

飛龍「これで、終わりよ!」


撃沈判定 直下
10以上で撃沈

797: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/26(金) 23:41:59.46 ID:i7j90EmAO

798: ≫1 2014/12/26(金) 23:47:44.57 ID:1yzsls+20
損傷箇所に向かって圧縮徹甲弾が直撃する!

蒼龍「被弾した…!でも一発貰ったところで!」

飛龍「残念、私の勝ちよ!」

蒼龍「何を…」

そして圧縮されたプラフスキー粒子が解放され…

蒼龍「アラート!?な、なによ!?」

そしてウェールズの船体はひしゃげて、内部から爆発した!


Bttale END

Winner “HIRYU”


799: ≫1 2014/12/27(土) 00:31:45.88 ID:DU1MOlQ30
『準決勝を制したのは飛龍選手と瑞鳳選手!よって決勝に進出するのはチーム・エンガノだぁぁぁぁぁぁぁぁ!』

蒼龍「ふぅ… やっぱ勝てないわね、飛龍には。」

飛龍「けど良い粘りだったわよ。久しぶりに良い戦いだったわ。」

蒼龍「これでもメイジンやってたもの。…ありがとう、二人共。」

瑞鳳「蒼龍さん…」

蒼龍「私、やっぱり死ぬのが怖かったみたいでさ… 今更になって手が、体が震えてきて…」

飛龍「大丈夫よ。もう蒼龍は一人じゃない、私が、私達がここに居る。」ギュッ

蒼龍「ありがと… ごめん、もう少しこのままで居させて…」


大和「これで懸念材料が一つ消えた…」

ナチ「しかし会場どころかお台場中の電波が一時的に壊滅状態へと陥りました。アリスタとは一体…」

大和「現時点ではプラフスキー粒子の結晶体で強い想いに反応することしか判っていない。そっちの方は?」

ナチ「良くは無い状況です。超戦艦ビスマルクが行方不明となり、『蒼き艦隊』と『緋色の艦隊』も新たな動きをみせつつあります。」

大和「アリスタの力を悪用させてはいけない。…彼女達に全て預けるしか無い、か。」

ナチ「しかしそれでは…!」

大和「アリスタの力を正しく使えるのは潮を含む私達、そして彼女達だけ。なら残るアリスタは全て預けた方が良いわ。

あちらもメンタルモデルを4体も擁しているし、きっと最後の戦いでも何か役に立つはずよ。」

ナチ「わかりました。では研究している残りのアリスタは全てこちらに届くように手配します。」

大和「頼むわ、ナチ。」

802: ≫1 2014/12/28(日) 00:11:42.02 ID:qrnEANqP0
瑞鳳(その後蒼龍さんを病院に連れて行き、『ナイトロ』や『エンボディ』の後遺症の検査を行った。

結果としては『ナイトロ』によって拡張された一部感覚が元に戻らないとの事。それ以外には後遺症は無く、日常生活には影響は無いらしい。また蒼龍さんは身の振り方を決めるまではウチに下宿したいと希望したので許可した。飛龍さんが居た方が安心するだろうし、ちゃんと家賃も払うとの約束も散りつけたので断る理由はない。)


大和「ありがとうございます、瑞鳳さん。」

瑞鳳「い、いえ!私なんて何もしてませんから。」

大和「恐らくこれでマーサ・ビスト・カーバインも諦めるでしょう。」

瑞鳳「だと良いんですけど…」

大和「巻き込んでしまったお詫びです。貴女達にこれを…」スッ

瑞鳳「これは… 『アリスタ』ですか?」

大和「ええ。『アリスタ』の研究は全て凍結し、貴女達に託すことを決めました。」

瑞鳳「けどこれを医療に用いれば…」

大和「『アリスタ』は人の意志に反応する。しかし一歩間違えてしまえば悪用されてしまう危険も孕んでいる、なので強い意志を持つ貴女達に預けるほうが適任だと考えました。」

瑞鳳「わかりました。ではこれはお預かりして…」


「そう言う訳には。」

「いかないわ。」


大和「誰ッ!?」

ビスA「今晩は、お二人さん。」

ビスB「悪いけど渡して貰うわよ、それ。」

瑞鳳「超戦艦ビスマルク…!」

ビスA「イセ達に聞いていたようね。」

ビスB「なら私達の性能は知っているわね?」

大和「仮にここで『アリスタ』を奪ったところで、どうするつもりですか!」

ビスA「さぁ?」

ビスB「でもこれがあればコトノが何をしようと対抗できる。」

大和「コトノ?」

瑞鳳「総旗艦艦隊旗艦、超戦艦ヤマト… そのメンタルモデルの片割れ…」

ビスA「元総旗艦艦隊の連中が居れば知っているか。」

ビスB「と言うことで渡して貰うわ、それ。」

瑞鳳「来るっ…!」


戦闘判定

瑞鳳 直下 +前回までの数値:189
ビスマルク×2 ↓2×3

803: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/28(日) 00:12:51.26 ID:CNUWkHowO

806: ≫1 2014/12/28(日) 01:18:35.44 ID:qrnEANqP0
瑞鳳「たぁぁぁぁぁぁぁっ!」

ブォン!

ビスA「チッ…!クラインフィールド最大出力!」

キィン! バチバチ バシュ

瑞鳳「よしっ!」

ビスB「クラインフフィールドが飽和した!? 超戦艦級メンタルモデルと渡り合うなんて…」

ビスA「やっぱりイレギュラーね、貴女!」

瑞鳳「フィールドさえなければ!」

シュタッ ブォン グシャッ

ビスA「片腕が持っていかれた!?ナノマテリアルも不活性化して再生は無理ね…」

瑞鳳「これでどう!」

ビスB「貴女の動き、人間の『武術』ってやつね…!面白いじゃない…!」

ジジジ

ビスA「秘匿通信?ムサシか…」

キィィィィン

大和「智の紋章(イデア・クレスト)が浮かんでる!誰かと通信してるのね…!」

ビスB「…了解。今日の所は撤退するわ。」

ビスA「忠告しておくわ。我々『緋色の艦隊』だけじゃない、『蒼き艦隊』もヤマトもそれを狙ってる。」

ビスB「せいぜい気を抜かないことね。」

瑞鳳「敵に情報を教えるなんて…!」

ビスA「一応貴女はアドミラルが気に入ってるからね。」

ビスB「それに貴女に情報を与えれば他の連中も警戒しだすからメリットも大きい。」

ビスA「じゃあね。せいぜい気をつけなさい。」

シュタッ

瑞鳳「待ちなさい!」

大和「追う必要はありません。ウチの番犬に追わせるので。」

瑞鳳「番犬?」

大和「駄犬ですけどね。」

アシガラ「誰が駄犬だ!」

大和「アンタに決まってるでしょ、粗忽者。」

瑞鳳「粗忽者って…」

アシガラ「とにかく奴らを追えば良いんだな?」

大和「ええ。海に逃げるようなら船体を使って構わないわ。」

アシガラ「よっしゃ!行って来る!」

807: ≫1 2014/12/28(日) 01:43:20.13 ID:qrnEANqP0
大和「怪しい動きがあったとは言え、こうも早く接触してくるなんて…」

瑞鳳「敵もなかなかやりますね。でもアシガラさんだけで大丈夫ですか?」

大和「アシガラも色々と経験値は積んでるから大丈夫だとは思うけど。」

瑞鳳「そうですか…」

♪♪♪

大和「あら… アシガラ、もう連絡なんて…」 

アシガラ『すまない、奴らに逃げられた…』

大和「逃げられた!?だから貴女粗忽者なのよ!あの子に伝染したらどうするのよ!」

アシガラ『弁解ぐらいさせてくれよ!アイツら「サウンドクラスター魚雷」を使ってきた上にU-2501と大量のゼーフントを待機させてやがった!』

大和「『サウンドクラスター魚雷』?」

アシガラ『デカイ魚雷の中に詰めたスピーカーを海中にばら撒いてソナーを滅茶苦茶にする魚雷!』

大和「しかもゼーフントを待機させてるって事は… アシガラ、後退なさい!」

アシガラ『わかってる!流石にソナーが死んでる状態で潜水艦相手にする程粗忽者じゃない!』

大和「最悪船体は放棄しても構わない、何としても離脱するのよ!」

アシガラ『了解!』


瑞鳳「逃げられたんですか?」

大和「ええ… U-2501のクルーが大会を辞退したのはこの為だったのね。」

瑞鳳「その、『アリスタ』はどうしましょう…」

大和「貴女に預けますが、最悪の場合捨てて貰っても構いません。」

瑞鳳「わかりました。」

808: ≫1 2014/12/28(日) 01:52:12.95 ID:qrnEANqP0
夜会話選択
1.大鳳
2.イセ
3.夕張
4.イク
5.夕雲
6.愛宕&ユキカゼ
7.400&402
8.飛龍



810: ≫1 2014/12/28(日) 03:28:25.52 ID:qrnEANqP0
400&402

瑞鳳「こんな事で良いの?」

402「ああ。あまり多くを望む必要は無いからな。」

400「あまり負担にさせてもいけないので。」

瑞鳳「…何をお願いされるかと思ったら『ソフトクリームを一緒に食べたい』、なんて予想出来ないわよ。」

402「やはり解っていなかったか。」

400「愛宕さんの言うように鈍感だね。」

瑞鳳「どう言う意味よ、それ。」

402「別にソフトだろうが何であろうがどうでも良かった。」

400「ソフトクリームを選んだのはただの気分です。」

402「ただ私達はお前と一緒に居れれば良い、それだけだ。」

400「共に過ごせる時間が欲しかっただけです。」

瑞鳳「えっ…?」

402「お前と出会ってから2ヶ月、私達は様々な経験をして今ここに居る。」

400「その経験は私達に変化を促し、様々な感情を芽生えさせた。」

瑞鳳「様々な感情?」

402「その中には『好意』なんて感情も含まれている。」

400「率直に言います。」


400「好きです、瑞鳳さん。」

402「私はお前が好きだ、瑞鳳。」


瑞鳳「二人共…」

400「答えは焦る必要はありません。どちらかに絞ってもどちらを選ばなくても、私達は貴女の選択を受け入れます。」

402「ま、姉妹 なんて選択肢もあるがな。」

瑞鳳「わ、割とドライだね。もしかして恥ずかしいの…?」

402「さて、早く食べねばソフトが溶ける。」

400「そうだね。手にこぼれると面倒だから。」

瑞鳳「え、ちょ!?無視しないでって!」


夜会話選択
1.大鳳
2.イセ
3.夕張
4.イク
5.夕雲
6.愛宕&ユキカゼ
7.飛龍

814: ≫1 2014/12/29(月) 00:06:34.00 ID:U5wFnG7F0
イセ


瑞鳳「と、言うことがあったのですが…」

イセ「人間に恋愛感情を抱いた霧が居ない訳じゃない、とは言え私達は一応『女性』を模してるのよねぇ…」

瑞鳳「あ、居るんですね。」

イセ「ええ。『乙女プラグイン』なんて馬鹿げたプラグインを実装したアホが一隻。」

瑞鳳「お、乙女って…」

イセ「でも402はそのアホと行動を一緒にしていたから感情を抱くのは解るけど、400に関しては不思議ね。

あの子はズイカクと402ぐらいしか接触しない筈で、しかもここに居る霧の中で最も規範に固執したのは400だし。」

瑞鳳「へぇ…」

イセ「ともかく、前例が無い訳じゃないから正常なんじゃないかいしら?」

瑞鳳「そ、そうですか…」

イセ「そう言えば聞いてるわよ、瑞鳳。貴女今、吹雪と浜風にも告白されてるんですって?」

瑞鳳「だ、誰に!?」

イセ「402によ。多分急に告白した理由もそれかもね。」

瑞鳳「やっぱり…」

イセ「さて、私も立候補してもいいかしら?」

瑞鳳「えっ…?」



イセ「私も貴女の事が好きよ。貴女に従うと決めた日から、ずっと…」



瑞鳳「イセさんまで!?」

イセ「ま、返事は保留にしておいて。まだ他の子も告白するだろうし、チャンスは平等にしないと。」

瑞鳳「もしかして前例って…」

イセ「私に決まってるじゃない。貴女の事は多分あの子達より前から好きだもの。」


夜会話選択 直下
1.大鳳
2.夕張
3.イク
4.夕雲
5.愛宕&ユキカゼ
6.飛龍

815: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/29(月) 00:18:28.01 ID:2Eb/Diffo
1

817: ≫1 2014/12/30(火) 00:23:31.61 ID:mQHzyA030
大鳳



大鳳「悪いわね、私のフェネクスのテスト手伝って貰って。」

瑞鳳「でも本当に頑丈ね。私の信濃の砲撃も余裕で受け切るし。」

大鳳「この程度出来ないと私が自分で作った意味が無いもの、当然よ。」

瑞鳳「作った意味?」

大鳳「例えば夕張ちゃんのラングは甲板が長いから艦載機発艦までにラグがある。さらに言えば無防備になる発艦中に攻撃を受ければ大損害につながる。だから最悪盾になるように作ってるのよ、フェネクスは。」

瑞鳳「でも自分の艦を犠牲になんて…」

大鳳「ま、これは建前で本音は違うけどね。」

瑞鳳「本音?」

大鳳「…私が作った艦プラで、瑞鳳と一緒に戦いたかったの。」

瑞鳳「えっ…?」

大鳳「誰かの力じゃない、私自身の力で瑞鳳を支えたかった。だからフェネクスを作って瑞鳳を守りたかったの。」

瑞鳳「大鳳…」

大鳳「私ね、初めてなの。こんなに誰かを頼って一緒に居たいって願ったの。

ずっと私は一人で、失うのが怖いから周りを拒んで、自分が不幸だ不幸だって嘆いて、進むこともしないで俯いて…」

瑞鳳「…」

大鳳「でもあの日、瑞鳳の言葉で目が覚めた。瑞鳳は私の生き方全てをたった一言で全部否定して、側に居てくれるって言った。だから私はそれに応えようとフェネクスを作ったの。

ねぇ、私がいつか言った言葉覚えてる?」

瑞鳳「『私にはもう「幸運」と巡り合っている』って…?」

大鳳「そう。私が巡りあった幸運… それはね、瑞鳳なの。」

瑞鳳「私?」

大鳳「そう。だから言わせて…」



大鳳「私は、瑞鳳が好きです。ずっと私を、貴女の側に居させてください。」



瑞鳳「大鳳…」

大鳳「本当は大会が終わった後に言うつもりだったんだけど、色々ゴタゴタがあったからここで伝えておくわ。

女同士で気持ち悪いかもしれないけど、私は本気だから。」

瑞鳳「気持ち悪くなんか無いよ。」

大鳳「やっぱり瑞鳳は優しいわね。だから好きになったのかも…

返事は大会が終わった後に聞かせて。今聞いちゃうとどっちにしろ集中出来なくなりそうだから。」



夜会話選択 直下
1.夕張
2.イク
3.夕雲
4.愛宕&ユキカゼ
5.飛龍
6.浜風
7.吹雪


浜風と吹雪はもう告白したからいいと思ってたけど…

818: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/30(火) 00:44:36.13 ID:XGWexJWQO

819: ≫1 2014/12/30(火) 01:02:00.18 ID:mQHzyA030
吹雪


吹雪「…」

瑞鳳「…」

吹雪・瑞鳳(気まずい…)

吹雪(ど、どうしよう… 瑞鳳さんとあんな事シちゃったの覚えてて、顔を合わせられない…)

瑞鳳(な、何か会話が出来そうな…)

吹雪「あ、あの!」
瑞鳳「ね、ねぇ!」

吹雪「あ、瑞鳳さんから…」
瑞鳳「あ、吹雪ちゃんから…」

吹雪・瑞鳳(やっぱ気まずい…)

吹雪(こうなったら!)スッ

瑞鳳「!?」

吹雪「『例のクッキー』一気食い!」バッ

瑞鳳「だめぇぇぇぇぇぇぇぇ!」


どうなった? 直下
50以上で食べた…

820: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/30(火) 01:05:45.27 ID:LD+z758co
ほい

821: ≫1 2014/12/30(火) 01:22:30.05 ID:mQHzyA030
瑞鳳「こんなもの!」バッ

吹雪「きゃぁっ!」ドサッ

瑞鳳「ゴミ箱直行!」ポイッ

吹雪「ああっ!?クッキーが!」

瑞鳳「ふぅ… いい、吹雪ちゃん。あんなものに頼っちゃ… あっ…」←吹雪を押し倒している

吹雪「えっ…」←押し倒されている

瑞鳳「ご、ゴメン!今退くから!」バッ

吹雪「あっ…」

瑞鳳「ご、ごめん… じゃ、じゃあまた明日の朝ね!」ピューン

パタン

吹雪「行っちゃった… 嫌われちゃったのかな…?」

<あ、吹雪ちゃんの事は嫌いになってないから!

吹雪「な、なんだ… じゃあ、まだチャンスはあるよね…?

私なんて他の皆に比べたら魅力なんて無いかもだけど、瑞鳳さんが好きって事だけは絶対負けないんだから…!」



夜会話選択 直下
1.夕張
2.イク
3.夕雲
4.愛宕&ユキカゼ
5.飛龍
6.浜風

822: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/30(火) 01:25:43.47 ID:wtXovOtgO

824: ≫1 2014/12/30(火) 23:06:27.78 ID:ROVAVtTi0
浜風


瑞鳳「ねぇ、私のどこが良いの?」

浜風「突然どうかしました?」

瑞鳳「だって、チビで胸無いし、子供っぽいし、筋肉の塊だし。」

浜風「外見的要素ではありません。私は『瑞鳳さん』と言う人間に好意を持っているのですから。

私はこの4ヶ月、貴女の近くで色々な人と出会いました。そして多少の差異があるものの、貴女に関わった人は全員何かしらの変化が生まれています。」

瑞鳳「変化?」

浜風「はい。例えば大鳳さんは以前よりポジティブになり、愛宕さんも生活リズムが改善されています。

そして夕雲に至っては人生そのものを変えられたと言っても良いでしょう。」

瑞鳳「…」

浜風「そして臆病で逃げてばかり居た私に『勇気』をくれたのは瑞鳳さんです。だから好きになったんです。」

瑞鳳「浜風ちゃん…」

浜風「瑞鳳さん、こちらを真っ直ぐ見てください。」

瑞鳳「えっ…?」



浜風「むっ… んむっ…」チュッ

瑞鳳「んぐっ…!? んっ…」



浜風「ぷはっ… 私は本気です。本気であ、貴女をあ、愛して、います…!///」プシュー

瑞鳳「あっ…」

浜風「で、では瑞鳳さん。お、お休み…なさい…!」パタン


浜風(う、嘘… 私ついに、瑞鳳さんの唇を…///)



夜会話選択 直下
1.夕張
2.イク
3.夕雲
4.愛宕&ユキカゼ
5.飛龍
6.愛宕
7.ユキカゼ


愛宕とユキカゼを分けてみました

825: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/30(火) 23:09:09.87 ID:tN8N5J17o
4

826: ≫1 2014/12/30(火) 23:38:51.82 ID:ROVAVtTi0
愛宕&ユキカゼ



瑞鳳「何ですか相談って?」

愛宕「ねぇ、もしなんだけど… 私達二人が一緒の人が好きになっちゃったらどうする?」

瑞鳳「…えっ?」

ユキカゼ「だから私達が同じ人を好きになってしまったらどうすれば良いのでしょうか?」

瑞鳳「う~ん…」

愛宕「やっぱり同時に告白して、どっちか選んで貰う?」

ユキカゼ「それとも二股になってしまいますが、どっちも愛して貰うかですかね?」

瑞鳳「私的にはユキカぜちゃんの方を選んじゃうかな…」

愛宕「やっぱり?」

瑞鳳「まぁ、私優柔不断ですから。」

ユキカゼ「ならお姉ちゃん、丁度良いじゃないですか?」

愛宕「そうね。本人がそう言ってるんだから。」

瑞鳳「な、何を…」



愛宕「瑞鳳ちゃん、貴女の事が好きなの。だから、付き合ってください!」

ユキカゼ「瑞鳳さん、貴女の事が好きです。付き合ってください!」


瑞鳳「」

愛宕「それでね、二人で話し合ったんだけど…」

ユキカゼ「出来ればですけど…」



愛宕・ユキカゼ「「二人同時に、愛して貰えませんか?」」



瑞鳳「し、思考が追いつかない…」

愛宕「返事は大会の後でお願いできないかしら?」

ユキカゼ「今迷いや、他の人と確執を生むわけにはいきませんので。」

愛宕「だから、お願いね♪」




夜会話選択 直下
1.夕張
2.イク
3.夕雲
4.飛龍

827: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/30(火) 23:39:09.70 ID:nvof2YoLo

828: ≫1 2014/12/31(水) 00:34:05.63 ID:v3tXsNxu0
夕張


夕張「あぁ… 良い所がみつからないよぉ…」

瑞鳳「どうしたの?携帯と睨めっこして…」

夕張「前のバイト辞めちゃったから新しいバイト先探してるんですけど、どうも良い所が無くて…」

瑞鳳「あぁ… 受験は大丈夫なの?」

夕張「この前小沢大学のオーキャンに行った際に理事長に気に入られてしまったそうで… 推薦入学案内が届いて面接したらもう合格通知が来ちゃったんですよ…」

瑞鳳「嘘!?もう後輩になるの確定なの!?」

夕張「あ、アハハハ… まだ皆受験中なのに私だけ合格しちゃってる状態なんですよねぇ。」

瑞鳳「私もそんな感じだったなぁ…」

夕張「それで、どっか良いところ探してるんですけど私鉄の駅員とかぐらいしかロクなのが無いんですよねぇ…」

瑞鳳「それはダメ。おがくずで払い戻し(隠語)を掃除するだけの簡単なお仕事だけど。

でも、どうしてバイトを?」

夕張「…実は私も瑞鳳さんみたいなバイクが欲しくて、それで免許取ってバイクを買おうかなって。」

瑞鳳「う~ん… なら私の所で働いてみない?」

夕張「え、エンガノですか?」

瑞鳳「うん。勉学に支障が出ない程度なら雇えるし、夕張ちゃん知識も豊富だから。」

夕張「…魅力的なお話ですけど辞退させていただきます。」

瑞鳳「どうして?」

夕張「瑞鳳さん、私が前にバストアップ体操してたときのこと覚えてますか?」

瑞鳳「あ、あれか…」

夕張「瑞鳳さん、あの時私に何て言いましたっけ?」

瑞鳳「あっ…」

夕張「『私が責任とってお嫁さんに貰うから』でしたよね?

だから私は瑞鳳さんの所ではアルバイトはしません。でも…」



夕張「いつか、貴女の所に永久就職させてくださいね?」



瑞鳳「夕張ちゃん…」

夕張「私、本気ですから。瑞鳳さんの事、本当に好きです。

今は答えは要りません、でもいつか… いつかきっと、応えてください。」


夜会話選択 直下
1.イク
2.夕雲
3.飛龍

829: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/31(水) 00:35:32.57 ID:p/ZARLs3O

830: ≫1 2014/12/31(水) 01:23:14.85 ID:v3tXsNxu0
夕雲


瑞鳳「どうしたの?こんな所で…」

夕雲「え、えと… まだ瑞鳳さんに言えてない事がありまして…」

瑞鳳「言えてない事?」

夕雲「はい。あの時、夕雲が暴漢に襲われたときに助けて頂いてありがとうございます。」

瑞鳳「ううん。あれは偶々だったの。だから…」

夕雲「それでも瑞鳳さんは私を助けてくださいました。そして夕雲だけじゃなくて夕雲の家族の場所も守って…

もう瑞鳳さんには感謝してもし切れる恩ではありません。」

瑞鳳「夕雲ちゃん…」

夕雲「あの時、私は死んでしまうのだと思いました。家族の為に守ろうとしたものも守れず、何も出来ず無様なまま…

何があっても守ろうとしたのに… 怖くて竦んで… 動けないで…」

瑞鳳「違うよ。」

夕雲「えっ…?」

瑞鳳「夕雲ちゃんは弱くない。」

夕雲「私だけじゃ何も出来なかったんですよ!それでも…」

瑞鳳「夕雲ちゃんは私達が箱根に行く前まで、ずっとあの場所を守り続けてたんでしょ?」

夕雲「あ…」

瑞鳳「それは普通の人が決意した所で出来る並大抵のことじゃない。でも夕雲ちゃんはやった。

逃げないで、必死に抗って。ほら、それだけで充分強いじゃない?」

夕雲「瑞鳳さん…」
 
瑞鳳「だから、夕雲ちゃんは充分強い。力や武術なんかじゃない、『意志』の強さが夕雲ちゃんにはあるんだから。」

夕雲「『意志』の強さ…」

瑞鳳「だから夕雲ちゃん、絶対に夕雲ちゃんは弱くない。弱いって誰かが言うなら私がぶっ飛ばしてやるんだから!」

夕雲「まるでプロポーズみたいな台詞ですね…?」

瑞鳳「そ、そう言うわけじゃ無いよ!こ、これは…」

夕雲「では夕雲に言わせてください。」

瑞鳳「えっ…?」



夕雲「瑞鳳さん、夕雲は貴女の事が好きです。結婚を前提にお付き合い頂けないでしょうか?」



瑞鳳「夕、雲ちゃん…」

夕雲「答えは全て終わった後にお聞かせください。今は色々な事態を片付けないといけませんから。

だから私もお傍で力添えさせて頂きます。全力でこの夕雲が貴女の為に戦います。」


夜会話選択 直下
1.イク
2.飛龍

831: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/31(水) 01:27:39.13 ID:V/PUM1iuO

833: ≫1 2014/12/31(水) 22:29:00.15 ID:v3tXsNxu0
飛龍


飛龍「蒼龍は大丈夫だったの?」

瑞鳳「それが… 私生活には問題無いそうですが『ナイトロ』によって拡張された感覚がもう元には戻らないそうです。」

飛龍「それ以外、消耗した命とかは大丈夫なんでしょ?」

瑞鳳「はい。心臓とか命に関わる部分に異常は無い、と先生が言ってました。」

飛龍「なら良かった… 今度は死別、なんて嫌だから。今は病院?」

瑞鳳「あと2日入院して検査するそうです。今日は簡易の検査だけだったので明日から精密検査に入ると。」

飛龍「そう言えばもうちょっと私達ここに居ないといけないから蒼龍どこに泊めよう…」

瑞鳳「あ、お母さん達に事情を話して同じホテルを一室確保して貰いました。お母さんも蒼龍さんの事は気に入ってるみたいで早く打ち解けましたよ。」

飛龍「何から何まで悪いわね、全部面倒見てもらって。」

瑞鳳「私は何もしてませんよ。」

飛龍「思えば私も、4ヶ月前は面倒見てもらってばっかりだったわねぇ…」

瑞鳳「飛龍さんに、皆に出会ってもう4ヶ月も経つんですね…」

飛龍「やっぱり瑞鳳、少し大きくなった?」

瑞鳳「えっ!?本当ですか!」

飛龍「あ、身長とかの意味じゃ無いよ?」

瑞鳳「なんだぁ…」

飛龍「そうねぇ… なんか背中が大きくなったて言うかさ、4ヶ月前より色々強くなった気がするのよね。」

瑞鳳「そうですか?」

飛龍「今だからぶっちゃけて言うけど、最初の頃の瑞鳳は全然弱そうで少し頼りなかったかな。」

瑞鳳「そこまっでストレートに言われると傷つきますよ…」

飛龍「ごめんごめん、でも今は違うよ。私の背中に居たのが気が付いたら隣に居て、隣に居ると思ったら瑞鳳は私の前に居た。どんどん私なんて追い越しちゃって嬉しいのやら悔しいのやら…」

瑞鳳「…」

飛龍「でも変わらないところもある。どこまでも真っ直ぐで、馬鹿正直でお人好しな所とか…」

瑞鳳「それって褒めてるんですか?」

飛龍「褒めてるのよ。だからかな、蒼龍を助けることが出来たのは…」

瑞鳳「えっ…?」

飛龍「正直私だけじゃダメだったかも。でも瑞鳳が居てくれたから、説得出来たんだと思う。」

瑞鳳「い、いえ!私なんて蒼龍さんと会話のドッジボールしてただけですから…」

飛龍「でもそれが蒼龍を救うきっかけになった。だから… ありがとう。」

瑞鳳「飛龍さん…」

飛龍「好きだなぁ、その瑞鳳の真っ直ぐなところ…」

瑞鳳「えっ…?」

飛龍「だから瑞鳳の事好きになったのかもしれないね。」ギュッ

瑞鳳「な、何を…」


飛龍「私飛龍は、瑞鳳の事が好きです。私と一緒に居て貰えませんか?」


瑞鳳「飛龍、さん…?」

飛龍「ちょっと柄じゃなかったかな…?私はある意味人間じゃない、でも瑞鳳の事が好きって気持ちに嘘はつけないの…

答えは今は要らないから、出来ればもう少しだけこうさせて…」

834: ≫1 2014/12/31(水) 23:12:37.46 ID:v3tXsNxu0
イク


イク「なんか毎度の事忘れ去られてる気がするのね。」ヒザマクラ

瑞鳳「やっぱり印象薄いのかな…?」

イク「ううっ… やっぱりイクは吹雪と違ってネタが無いから影が薄いのね…」

瑞鳳「まぁまぁ…」

イク「そうやって優しくしてくれるのは瑞鳳姉だけなのね…」

瑞鳳「そりゃ従妹で妹みたいなものだからね。大切な妹分には優しくしないと。」ナデナデ

イク「…ねぇ、瑞鳳姉?何で水泳辞めたの?」

瑞鳳「そもそも私は水泳なんて殆どやってなかったし、イクに比べたら私の能力なんてたかが知れてるじゃない。」

イク「また勝ち逃げなの… いっつも小さい頃からずっと…」

瑞鳳「この前私イクに負けたけどね…」

イク「それはブランクのせいなのね。瑞鳳姉だってやれば…」

瑞鳳「あとね、私長い間水の中で泳げないの。ちょっと筋肉が一般の人より多くて、すぐ沈んじゃって深い場所だと沈んで浮き上がれなくなる。だから私に水泳は向いてないの。」

イク「瑞鳳姉… ねぇ、あの時の約束ってまだ有効?」

瑞鳳「…有効だよ。覚えてたんだね、まだ6歳の頃のことなのに。」

イク「忘れないの。これは瑞鳳姉とのたった一つの約束なの…」


イク「一番になったら、イクをお嫁さんにして欲しいのね。」


瑞鳳「それで、良いの?」

イク「うん。でも今は水泳だけじゃなくてやるべきことがいっぱいある。

水泳で一番になるだけじゃない、瑞鳳姉の一番になってからその約束は使うのね。」

835: ≫1 2014/12/31(水) 23:20:23.38 ID:v3tXsNxu0
瑞鳳「…やばい。全員に告白されてしまった。」

瑞鳳(どうしよう… 断ったら気まずくなるし…)

瑞鳳「かと言って12股はなぁ…」

瑞鳳(ま、今考えても無駄か… 霧のこともあるしマーサ・ビスト・カーバインも何か仕掛けてくるはず。)

瑞鳳「今は目の前の事に集中する!でも答えはいずれ出す!」

瑞鳳(何が相手でも戦う、そう決めたから。)

瑞鳳「戦い抜いてやるんだから…!」



ルート『アンリミテッド』第24話『煌く心の光』 終


843: ≫1 2015/01/01(木) 00:49:04.29 ID:7TOfsQLc0
『小さな粗忽者』

バシュゥゥゥ… ドゴォォォォ!

アシガラ「チッ!クラインフィールドが飽和したか… このままじゃ逃げ切るどころかやられる…!」

アシガラ(群狼戦術… タカオもこれに苦戦してたな、確か…)

バシュゥゥゥ

アシガラ「考えてる場合じゃなかった!クラインフィールド展開不可!?しまっ…」

ドゴォォォォォ!



大和「アシガラとの連絡が途絶えたのはここから沖に数キロ…」

大和(まさかユニオンコアごと…)

「大和!」

大和「この声… アシガラ!無、事…?」クルッ

アシガラ(ミニサイズ)「どうした?」

大和「…え?アシガラよね?」

アシガラ「あ、ああ。撃沈されて構成するナノマテリアルの大半失ったからこうなっちゃったけどな。」

大和「どうやってここまで?」

アシガラ「海底歩いてきた。」

大和「完全にアシガラね… 何はともあれ無事で良かった…」

アシガラ「全然無事じゃないけど… 後でハグロとナチにナノマテリアル分けてもらうか。」

大和「待って。潮達にこのまま会わせてみましょうか。」

アシガラ「お、おい!」

大和「私だけじゃ勿体無いし、あの子達にも可愛い姿見せてあげましょ♪」

アシガラ「や、止めろ!それアタシが人形にされる未来しか…」

大和「善は急げ、よ!」

アシガラ「うわあああああああああああああああ!」

 


『小さな粗忽者』 終


844: ≫1 2015/01/01(木) 01:00:52.22 ID:7TOfsQLc0
『どうでしょう?』


誰がどうでしょうする? 直下
1.瑞鳳&飛龍&402
2.大鳳&愛宕&ユキカゼ
3.翔鶴&浜風&夕雲&イセ
4.瑞鶴&イク&400
5.RJ&吹雪&夕張


企画 ↓3
1.西表島24時間耐久釣り対決
2.四国八十八ヶ所
3.シェフ企画
4.その他

845: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/01(木) 01:02:05.20 ID:0EOn2JRCo

847: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/01(木) 01:45:28.63 ID:XJjbfBqoO

848: ≫1 2015/01/01(木) 16:35:20.77 ID:7TOfsQLc0
《瑞鳳&飛龍&402 四国八十八ヵ所》

瑞鳳「と言うことでやって参りました、四国は徳島県霊山寺から巡って行きたいと思います!」

飛龍「初っ端から意味不明過ぎてわからないわよ!」

402「そもそもこれは罰ゲーム企画だろう?何故我々が呼ばれることになった。」

大淀「えっとですね… 先日行われた『シェフRJ』の時の事なんです。あ、VTRどうぞ。」


~VTR~

RJ「出来たで、熊肉のステーキや!」

大鳳「まぁ、見た目は大丈夫そう… どうしたの瑞鳳?顔真っ青よ?」

瑞鳳「ご、ゴメン!私熊肉だけは…」ナミダメ

翔鶴「あ…」

瑞鶴「あぁ、あの件ね。」

RJ「ウチの飯が食えん言うのかい!」

瑞鳳「本当に熊肉だけは…」

RJ「良いから早よ食べや!」グイッ

瑞鳳「や、いや… ピィィィィィィィッ!」(マジ泣き

全員「!?」

瑞鳳「く゛ま゛に゛く゛た゛け゛は゛や゛め゛て゛ぇぇぇぇぇぇ!」(ガン泣き



大淀「この後暴れてスタジオが壊滅的な被害を…」

瑞鳳「ゴメンナサイ…」

飛龍「本当に泣いたのね…」

402「それで四国八十八ヵ所か。まぁ夏休みだから付き合うとしよう。」

大淀「では今回は74時間以内に八十八ヵ所巡りをしてもらいます!」

飛龍「無茶じゃない、これ?」

402「やるしか無いのだろう?やれば良い。」

大淀「ではスタートです!」

849: ≫1 2015/01/01(木) 17:03:27.70 ID:7TOfsQLc0
飛龍「で徳島って何個だっけ?」

402「23個。少なくともこれを終わらせないと今日は終われない。」

飛龍「うっへぇ… キツイわ、これ…」

瑞鳳「ではまず一番から行きましょう。」



瑞鳳「1番、霊山寺!」

飛龍「2番、極楽寺!」


大淀「良いペースですよ。13時から始まって今13時20分ですから、一個10分ペースでやれば3時間ちょっとで終わります。」

402「移動を含めて10分は不可能だがな。でも早めに終わって損は無い。」

瑞鳳「そうね。温泉でも行きましょうか。」

飛龍「温泉!?良いわね、それ!」

大淀「あ、3番札所に着きますよ?」

瑞鳳「よしっ!こうなったら祈り倒してやるんだから!」


402「3番、金泉寺。」

瑞鳳「4番、大日寺!」

飛龍「5番、地蔵寺!」

402「6番、安楽寺。」

瑞鳳「7番、十楽寺!」

飛龍「8番、熊谷寺!」

402「9番、法輪寺。」


移動イベント 直下

850: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/01(木) 17:07:34.82 ID:7A3dupx6O

852: ≫1 2015/01/01(木) 17:24:15.89 ID:7TOfsQLc0
瑞鳳「ん?あれは…」

402「どうかしたのか?」

飛龍「知り合いでも居た?」

瑞鳳「知り合いどころじゃない人が…」

飛龍・402「?」

東方不敗「ムッ?この気配… そこか!」バッ

ドゴォ

瑞鳳「おわっ!?」

402「な、なんだ?」

飛龍「ちょっと待って!なんか地面抉れたんだけど!」

東方不敗「なんじゃ、瑞鳳か。脅かしおって…」

瑞鳳「なんか行く先々で遭遇してる気がするけど… お父さん、この前お母さん怒ってたからね?『あんまり家を留守にするなって』。」

東方不敗「わかっておるわい。あと9箇所で終わるからとっとと帰るとしよう。と、その前に…」

瑞鳳「またやるのかぁ…」


東方不敗「流派東方不敗は!」バッ

瑞鳳「王者の風よ!」バッ

東方不敗「全新!」ズバババ

瑞鳳「系列!」バシバシバシ

東方不敗・瑞鳳「天破侠乱!見よ!東方は赤く燃えている!!」バァーン


東方不敗「ではな、瑞鳳。偶には実家に帰ってくるのだぞ?」

瑞鳳「わかってるってば。」

飛龍「やっぱ化け物よねぇ…」

402「私が言えた立場では無いがな」

853: ≫1 2015/01/01(木) 18:29:03.33 ID:7TOfsQLc0
瑞鳳「10番、切幡寺!」

飛龍「11番、藤井寺!」


なんだかんだで…


瑞鳳「23番、薬王寺!」



瑞鳳「これで一日目は終わり…」

大淀「お疲れ様です。旅館をとっているのでそちらに参りましょう。」

飛龍「車に揺られてるだけなのに結構疲れるモンね。」

402「本来であれば10日以上かけるプランを74時間でやろうと言うのだ、仕方ない。」



旅館イベント 直下

854: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/01(木) 18:30:52.77 ID:efpeMwZrO
皆がづほと夜戦をしようと部屋に突撃する

856: ≫1 2015/01/01(木) 19:05:19.69 ID:7TOfsQLc0
コンコン

瑞鳳「は~い。」

ガチャ

飛龍「あ、ゴメンね。もう寝るところだった?」

瑞鳳「飛龍さん?まだちょっと起きてようと思ったところですけど…」

飛龍「なら良かった。ねぇ、今からその… シない?」

瑞鳳「今はカメラは… 止まってる。OKですよ。」

飛龍「やたっ!」

瑞鳳「じゃあ電気を…」

ガチャ

402「瑞鳳、少し良いか?」

飛龍「うわぁっ!?ってなんだ402か…」

瑞鳳「せめてノックしてよ…」

402「何だ、二人でお楽しみでもしようとしてたのか?」

瑞鳳「…」メソラシ

飛龍「…」メソラシ

402「図星か。まぁ、私もそれが目的で来た訳だが。」

飛龍「402は昨日も てなかった?」

402「昨日は400も交えたxxだ。私だけなんてもう2週間は てない。」

飛龍「でも結局 てたんじゃない。いつも一緒に寝てるんだから譲っても良いんじゃない?」

402「最近ベッタリな奴に言われたくないな。しかも一昨日、お前 てただろう。それも二人っきりでイチャついて。」

飛龍「うっ… で、でも旅先では別と言うか…」

瑞鳳「ああ、もう!二人揃って喧嘩しないで!」

飛龍「じゃあ瑞鳳が選んでよ。」

402「今日の相手はどうする?」

瑞鳳「ど、どうしろって…」


誰を?
1.飛龍
2.402
3.xx

857: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/01(木) 19:09:05.84 ID:9luPCj6uO

858: ≫1 2015/01/01(木) 20:23:23.65 ID:7TOfsQLc0
瑞鳳「今日は先に来たから飛龍さんで。」

飛龍「なんか腑に落ちない選び方だけど… ま、良いよ。」

402「仕方無い… 私は、誰か近づかないように見張っておこう。その代わり、明日は譲れよ?」

飛龍「了解了解。」

パタン

飛龍「さぁて、今度こそゆっくり始められるね。」

瑞鳳「あまり大きな声を出すと大淀さんとかにバレちゃうので…」

飛龍「わかってるって。さ、電気消しましょ?」



判定 直下
80以上で夜戦

859: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/01(木) 20:23:52.49 ID:oQOVTs7dO

862: ≫1 2015/01/01(木) 21:42:02.76 ID:7TOfsQLc0
事後


飛龍「ちょっと汗かいちゃったね…」

瑞鳳「もう一回お風呂入ってきます?」

飛龍「そうね。あ、そうだ!このままお風呂でも…」

瑞鳳「流石にダメですよ。公衆浴場でなんて…」

飛龍「冗談だよ。そう言うのは家に帰ってからにしましょ?」

瑞鳳「そうですね。」

飛龍「やっぱりこうやって好きな人と一緒に て、一緒にお風呂入るのって良いわね。こんな幸せ、ちょっと前までは考えられなかったな…」

瑞鳳「まだまだ。ずっと戦って苦しんできたんですから、これ以上に幸せになる権利はありますよ。」

飛龍「じゃあさ、瑞鳳が私を幸せにしてくれる…?」

瑞鳳「はい、喜んで。」

飛龍「ありがと♪んっ…」チュッ

瑞鳳「んんっ…」

飛龍「さぁて、お風呂行きましょ?」

瑞鳳「はい!」

863: ≫1 2015/01/01(木) 22:17:30.16 ID:7TOfsQLc0
朝5時


瑞鳳「ええ、只今午前五時となっています。」

大淀「ねむ… あれ眠いの私だけ…」

飛龍「私は習慣がついてるので。」

402「私も瑞鳳に付き合って早起きしてるからもう馴れた。」

瑞鳳「…運転代わりましょうか?」

大淀「是非お願いします…」


飛龍「24番、 最御崎寺!」

402「25番、津照寺。」

瑞鳳「26番、金剛頂寺!」


大淀「坂道が多い…」

飛龍「今どのあたりだっけ?」

402「高知県室戸市だ。」

瑞鳳「今日はあと40くらいやらないと…」

大淀「すみません、少し酔ったみたいで…」

飛龍「あー… 瑞鳳、後で休憩お願い。ディレクターが酔った。」

瑞鳳「了解です。」


移動イベント 直下

864: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/01(木) 22:20:13.80 ID:a11W/vXQO
トランプやろうぜ

865: ≫1 2015/01/01(木) 22:39:42.99 ID:7TOfsQLc0
飛龍「まずは吐きそうな人に気を紛らわせないと…」

402「トランプならあるぞ?」

飛龍「402ってお湯持ち歩いたり用意周到よね、ホント。」

402「それほどでも。」

大淀「トランプ、ですか?」

飛龍「簡単なババ抜きでもやって気を紛らわせましょ?」

大淀「そ、そうですね…」

402「ではカードを配るぞ。」


勝利者 コンマ 直下
00~33 飛龍
34~66 402
67~99 大淀

866: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/01(木) 22:39:58.61 ID:V4EenBWJO

867: ≫1 2015/01/01(木) 22:53:22.55 ID:7TOfsQLc0
402「よし、上がりだ。」

飛龍「しまった!…イカサマしてるんじゃ無いの?」

402「出来ないことも無いが、面白みが無いだろう。」

大淀「負けてしまいました…」

瑞鳳「因みにウチの中だとユキカゼちゃんがぶっちぎりで強い。」

402「アイツは異常だ。

この前の全員参加ポーカー大会で、ロイヤルストレートフラッシュ乱発して全員の持分持って行ったり。」

飛龍「それで愛宕が買ったスクラッチくじをユキカゼにやらせたら一等でしょ?規格外すぎるでしょ。」

大淀「では何か402さんには優勝景品を…」


優勝景品 直下

868: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/01(木) 22:54:56.00 ID:qsBxSVuLo
鰹節一本丸ごと

869: ≫1 2015/01/01(木) 23:09:29.68 ID:7TOfsQLc0
大淀「では先程購入したこの高級鰹節丸々1本を…」

402「いや、こんなの貰っても嬉しく無いんだが… と言うか使用用途に困る。」

飛龍「と言うか何か臭うと思ったらソレだったのね。」

大淀「ピストル龍驤さんに使って貰おうと思って買ったのですけど。」

402「ピストル?ビストロじゃないのか?」

瑞鳳「龍驤ね、関西の粉物料理以外壊滅的に下手なのよ。それで食べた時の印象がピストルに撃たれたみたいだからピストル龍驤なの。」

飛龍「確かにお好み焼きは上手だったけど… そこまでなの?」

瑞鳳「受験終わって私と瑞鶴と翔鶴さん、そして龍驤でワカサギ釣りした時も大惨事引き起こしたのよね…」

大淀「そ、そこまでなんですね…」

402「…瑞鳳、これ使うか?」

瑞鳳「多分使おうと思えば使える。」

402「では一応貰っておこう。」


ショートカット…


飛龍「65番、三角寺!」


瑞鳳「あとは残すは香川のみですね。」

大淀「割とハイペースですね。」

402「道に迷わない上に渋滞が無いからな。」

飛龍「今日はホテルでしたっけ?」

大淀「はい。では行きましょう。」


ホテルイベント 直下

870: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/01(木) 23:12:40.44 ID:GZXDsXtDO
ホテルといったら相撲だろ。

871: ≫1 2015/01/01(木) 23:20:25.36 ID:7TOfsQLc0
瑞鳳「…相撲ってさ、やらなきゃダメですか?」

大淀「はい。企画的にやらないとダメです。」

402「若干1名最強のが居るがな。」

飛龍「勝てる気がしないんだけど…」

大淀「ま、まぁ!ダメもとで!私も参加しますから!」



相撲判定
瑞鳳 直下+50(チート補正)
飛龍 ↓2+20(艦娘補正)
402 ↓3+20(メンタルモデル補正)
大淀 ↓4(補正なし)

872: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/01(木) 23:21:34.19 ID:0EOn2JRCo
はい

873: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/01(木) 23:24:44.63 ID:GZXDsXtDO
ぬい

874: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/01(木) 23:34:30.61 ID:celaBC/8o
ほい

875: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/01(木) 23:50:08.10 ID:GZXDsXtDO
ダアッ!

878: ≫1 2015/01/02(金) 20:36:06.00 ID:xIHtmJvU0
飛龍「ぜぇぜぇ… よし、1位よ…!」

402「流石に体格差で競り負けたか。」

瑞鳳「飛龍さんどんだけフルパワーでやったんですか…」

飛龍「153000hpくらいかな?」

402「比喩じゃなくてそれなら本当に化け物以外のなんでも無いがな。」

瑞鳳「で、問題は…」

大淀「」チーン

402「…加減はしたはずなんだがな。」

飛龍「しょうがない、私が運んどくよ。」

瑞鳳「私がやりますよ?」

飛龍「良いの良いの。瑞鳳は優勝者としっぽり夜戦でもしてて。」

402「すまないな。」

飛龍「これで昨日の貸し借りはチャラね。じゃあ二人共ごゆっくり~。」

パタン

瑞鳳「…」

402「…」

瑞鳳「で、どうする?」

402「ヤるに決まってる。」

瑞鳳「だよね~。」


この後滅茶苦茶イチャイチャした

879: ≫1 2015/01/02(金) 22:33:12.04 ID:xIHtmJvU0
翌朝…


大淀「では3日目参りましょう。」

飛龍「よしっ!張り切って参ります!」

瑞鳳「今日中に終わらせて残りはゆっくりしましょ!」

402「おー」


402「66番、雲辺寺」

瑞鳳「67番、 大興寺!」

飛龍「68番、神恵院!」


飛龍「ここまでは順調ね。」

瑞鳳「残りは20、今日中に終わりそうですね。」

402「油断は出来んがな。キャンプ地とか勘弁してくれよ?」

大淀「あせらず行きましょうか。」



移動イベント 直下

880: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/02(金) 22:39:35.54 ID:XFmQMXRDO
車のタイヤがパンク

881: ≫1 2015/01/02(金) 22:56:54.71 ID:xIHtmJvU0
大淀「あれ…?」

飛龍「どうしました?」

402「この感じ… パンクだな。」

ガチャ

瑞鳳「うっわぁ… 後輪が酷いことになってるよ。」カチャァチャ

大淀「どうしましょう… レッカー呼んで代車借りますか?」

402「直せるか?」

瑞鳳「無理臭いね。タイヤ全取替えしかないよ。」

飛龍(ナノマテリアルでなんとかならない?)ヒソヒソ

402(空気が抜けてるし現状の保有ナノマテリアルでは自分のメンタルモデルの一部削らないと難しい。)ヒソヒソ



1時間後

瑞鳳「代車まだですか?」

大淀「レンタカーの業者に連絡はしたのですが…」

飛龍「どうしようねぇ?」


暇潰し 直下

882: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/02(金) 22:57:57.09 ID:MGzS6XKko
おにごっこ

883: ≫1 2015/01/02(金) 23:22:23.62 ID:xIHtmJvU0
大淀「おにごっこ、なんてどうでしょうか?」

飛龍「童心に返ってやってみる?」

瑞鳳「構わないけど…」

402「やるからには容赦しない。」



大淀「見つけましたよ、瑞鳳さん!」←鬼

バッ

瑞鳳「秘技!分身殺法・ゴォォォォッド・シャドォォォォ!」ババババ

大淀「分身!?」

瑞鳳「さぁ、見分けてみてください!」

大淀「」


大淀「飛龍さん、お覚悟を!」

飛龍「危ないなぁ?もっと慎重に近づいて大胆にトドメを刺さないと。」ヒョイ

大淀「素早い…!でも!」バッ

飛龍「見切れてるのよね。」ヒョイ

大淀「」


大淀「ぜぇぜぇ… 402さん、これで…!」バッ

402「クラインフィールド、目視不可能な程微弱かつ最低限の出力で展開。」キィン

大淀「ふ、触れられない!?」

402「どうした?私は何もしてないぞ?」

大淀「」

884: ≫1 2015/01/02(金) 23:41:25.37 ID:xIHtmJvU0
大淀「もうこの3人嫌だぁぁぁぁぁ…」

瑞鳳「ちょっと容赦なさすぎたかな?」

飛龍「す、少し大人げなかったかも?」

402「まぁ良いじゃないか。これで丁度時間も潰せて新しい車が来たんだ。」

瑞鳳「運転代わりますから機嫌直してください、ね?」

大淀「この中で一番年上私なのにこの仕打ち…」

402(そう言えばコイツ何歳なんだ?)コソコソ

飛龍(確か25歳らしいよ。)コソコソ

402(で、お前は?)

飛龍(一応23。)

402(なんだ、一応って。)

飛龍(一致してるかどうか不安なのよねぇ。元の人間の年齢から付け足してるだけだから。)

402(肉体的には23、ってことか。)



そして…

瑞鳳・飛龍・402「88番、大窪寺!」



瑞鳳「やっと終わったぁ…」

大淀「お疲れ様です。では今日は旅館をとってるので行きましょう。」

飛龍「せっかく香川なんだしうどん食べたいなぁ…」

402「うどん以外にも何かあれば良いがな。」


旅館イベント 直下

885: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/02(金) 23:53:36.95 ID:MGzS6XKko
温泉に入る

886: ≫1 2015/01/03(土) 00:21:06.20 ID:3OR2T33/0
カコーン

瑞鳳「やっぱ旅館と言えば温泉よねぇ…」

飛龍「夕雲の所も良かったけどここも中々ねぇ…」

402「今度は八十八ヵ所巡りではなく湯治の旅、なんてどうだ?」

大淀「あ、良いですね。上と掛け合ってみます。」

飛龍「ここで温泉に入りながらお酒、って言うのもアリかもしれないね。」

瑞鳳「まぁまぁ、後で晩酌付き合いますから。」

大淀「あ、お供させてもらいます。」

402「どうせ明日はする事が無いんだ。付き合うよ。」

ワイワイ

大淀「思えばあの戦いは私達の想像を遥かに超えてましたね。」

瑞鳳「あの戦い… 私達の最後の戦いですね。」

402「皆が傷ついて、ボロボロになったが最後の最後まで足掻いて今私達はここに居る。」

飛龍「そうね。私達は拓けたのよね、未来を。」

瑞鳳「そうですね… さぁて、上がりましょ?何か冷たい物奢りますよ。」



瑞鳳(こうして私と飛龍さんと402ちゃん、大淀さんの旅は終わりを迎えたのだった。)


『どうでしょう?』 終


895: ≫1 2015/01/03(土) 21:37:28.71 ID:3OR2T33/0
『妄想垂れ流し編』

飛龍「…」

イセ「…」

浜風「…」

大鳳「…」

吹雪「…」

イク「…」

愛宕「…」

400「…」

402「…」

ユキカゼ「…」

夕雲「…」

夕張「え、えと… なんでこんなに空気が重いんですか…?」

愛宕「そりゃ…ねぇ…?」

イセ「まさか全員が告白する、なんて思わなかったもの。」

402「で、告白された本人は?」

大鳳「家に工具取りに帰ったわ。」

イク「絶対予知して逃げたのね。」

400「取り合えず傍から見たらここの空気は異常なのでどうにかした方が良いかと。」

夕雲「…皆さんにお聞きしたいのですが、仮に皆さんの誰かが瑞鳳さんと結ばれたとしたらどうします?」

全員「!」ピクッ

吹雪「き、聞いて、どうするの…?」

夕雲「聞くだけです。現状の張り詰めた空気を打破するために、この際全員の本音をぶっちゃけた方が良いかと。」

ユキカゼ「一理ありますね。」

夕雲「題して… 『瑞鳳さんとイチャイチャ妄想垂れ流し大会』です。」

浜風「題名が不安しか感じないのですが… この張り詰めた空気では食事も喉を通りません。やってみるべき、かと。」

飛龍「じゃあ、最初の人はじゃんけんで決めて次の人からは指名制で。」

夕張「では行きますよ…!」


最初は誰? 直下

896: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/03(土) 21:38:06.42 ID:FKOcGfVcO
夕張

897: ≫1 2015/01/03(土) 21:53:20.28 ID:3OR2T33/0
夕張「…負けた。」

夕雲「では夕張さんからスタート、と言うことで。」

イセ「早くなさい、後がつっかえてるんだから。」

夕張「行きますよ…!」

全員「ゴクリ…!」


※夕張の妄想です


瑞鳳「夕張ちゃん。そろそろ天ぷら揚がるからお蕎麦の用意は?」

夕張「私の手打ち蕎麦も茹で上がってます!」

瑞鳳「うん。じゃあご飯にしよっか♪」



瑞鳳「う~ん!やっぱり夕張ちゃんの手打ち蕎麦、おいしいね!おつゆもお出汁が効いてて良い風味ね~」

夕張「お褒めに預かり光栄です♪この天ぷらも揚げたてで美味しいです。」

瑞鳳「あ、夕張ちゃん。ほっぺに葱付いてるよ?」

夕張「え、何処ですか?」

瑞鳳「ちょっと待ってね… んっ…!」パクリ

夕張「ちょ、瑞鳳さん!?」

瑞鳳「よし、取れた取れた。」

夕張「…いきなりするなんてズルいですよ。」

瑞鳳「ゴメンね?でも夕張ちゃん可愛くて。」



夕張「って感じで私はそれから…」

夕雲「はいストップです。このままやると埒があかないので。」

飛龍「なんか聞いてるだけでお腹いっぱいになってくる話ね…」

夕張「まだ半分も終わってないのに…」

吹雪「では次の人を指名してください。」


次の人 直下

898: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/03(土) 21:55:01.08 ID:FIIClzI50
吹雪

899: ≫1 2015/01/03(土) 22:05:22.13 ID:3OR2T33/0
夕張「吹雪ちゃん、貴女よ!」ビシッ

吹雪「え、私ですか!?」

浜風「なんか色んな意味で嫌な予感しかしないのですが。」

大鳳「奇遇ね、私もよ。」


※吹雪の妄想です

吹雪「え、あの… 瑞鳳、さん…?」

瑞鳳「ふふっ♪緊張してるのね?」

吹雪「すみません、何回もしてるのに慣れなくて…」

瑞鳳「徐々に慣らしていけば良いの。さ、始めましょ?」


瑞鳳「今日の 教…!」


イク「ストーップ!なのね!」

吹雪「ど、どうかした!?」

夕雲「これ放送禁止コードしか無い、ガチな妄想じゃないですか!」

402「これはダメだ。」

400「お粗相だね。」

吹雪「」ガーン

イセ「はい、次。」


次の人 直下

900: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/03(土) 22:06:19.09 ID:+amiLfIbo
大鳳

901: ≫1 2015/01/04(日) 00:01:22.40 ID:A/gKGfNy0
吹雪「じゃあ大鳳さんで…」

大鳳「私?面白みも何も無いわよ?」

飛龍「そう言えば大体いつも一緒に居るよね、大鳳。」

402「大学が同じだから仕方無い、と言う部分もあるがな。」

400「しかし休日も一緒に居る以上、明らかに何かあると考えても良いかも。」

大鳳「だから何も無いってば…」


※大鳳の妄想です


大鳳「ふぅ… こんな所まで来ちゃった。」

瑞鳳「随分と山の上まで登ったね。」

大鳳「でも登ってきただけの価値はあるみたいよ?」

瑞鳳「うわぁ…!綺麗な夜景だよ、大鳳!」

大鳳「ロマンチックね… 二人きりの夜景なんて楽しめる機会はそんなに無いから、楽しみましょ?」

瑞鳳「ねぇ大鳳、手握って良いかな?」

大鳳「うん。ほら…」

ギュッ

瑞鳳「やっぱり暖かい…」

大鳳「このまま、ずっと続けば良いのに…」

瑞鳳「今この時間は永遠には続かないけどさ、私との永遠ならあるよ?」

大鳳「えっ…?」

瑞鳳「親友としてでも、恋人としてでも無く… 伴侶になって欲しい。私と一緒に、永遠を共にして欲しい。

ダメ、かな…?」

大鳳「私で…良いの…?」

瑞鳳「大鳳じゃなきゃ、私嫌だよ。」

大鳳「はい… 瑞鳳…!」



飛龍「駄目だ… 甘すぎて胃もたれしてきた…」

大鳳「そんなにですか!?」

浜風「大鳳さんって意外に乙女…」

大鳳「どう言う意味よ!」

夕雲「まぁまぁ… 次行きましょうか。」


次の人 直下

902: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/04(日) 00:22:25.72 ID:M+TQXeLDO
イセ

903: ≫1 2015/01/04(日) 22:46:01.17 ID:KzFtdZYE0
大鳳「じゃあ私よりちょっと前に入ったイセさんはどうなんですか?」

愛宕「確か一番最初のメンタルモデルでしたよね?」

イセ「ええ。402達との出会いは夕雲以外全員は知ってるけど私達の出会いは飛龍しか知らない筈よ。」

夕張「どうやって入ったんです?」

イセ「私一応住み込みバイト扱いだから普通に面接して合格しただけよ。」

飛龍「瑞鳳は落とす気無かったみたいだったし、私も異存は無かったから即採用の即日入居だったよ。

後イセの適当なでっち上げ身の上話に瑞鳳泣いちゃってその場全員混乱したくらいじゃない?」

浜風「何と言うか、瑞鳳さんらしいと言うか…」

イセ「あのお人好しっぷりには脱帽したわ… まぁ、そこに惚れてるんだけど。」

夕雲「ノロケ話は後で聞くので本題を…」


※イセの(ry

瑞鳳「えと… いつまで私、イセさんの膝の上に乗っていれば…」

イセ「そうねぇ… 私が満足するまでかしら?」

瑞鳳「満足って…」

イセ「それとも私の膝の上は嫌?」

瑞鳳「そう言う訳では…」

イセ「じゃあもう少しこうしてくっついてましょ?暖かいし丁度良いじゃない。」

瑞鳳「そうですね。」

イセ「そう言う貴女の素直なところ、好きよ?」

瑞鳳「うぅ、ストレート過ぎて恥ずかしいですよ…」

イセ「その恥らう所も、この小さな体も、全部大好きなんだから…」サワサワ

瑞鳳「意地、悪、しなっ… ひゃうんッ!」

イセ「ここが良いのかしら?それっ!」

瑞鳳「ひぁっ!?」

イセ「こんなに興奮しちゃって… そんなところも可愛いわよ?」


イク「はいストップなのね。」

イセ「あら?」

400「やっぱりイセ型のメンタルモデルはロクなもんじゃないね。」

大鳳「その姉妹艦?のメンタルモデルってどんな感じなの?」

402「ただのメカフェチでオープンな変 だ。」

ユキカゼ「因みにヒュウガが惚れてるのは400と402の姉妹艦である401です。」

夕雲「あ、ちゃんと401も居るんですね。」

402「敵だけどな。と言う訳で次。」


次の人 直下


904: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/04(日) 22:49:41.38 ID:fgJP/iRLo
夕雲

905: ≫1 2015/01/05(月) 00:02:47.99 ID:Aa5MGewq0
イセ「そうね… ここは一番新入りである夕雲にしてみましょうか。」

夕雲「わ、私ですか?」

浜風「ええ。この企画を提案したにですから面白いものを期待していますよ?」

夕雲「あんまりハードルあげるの止めてください…」


※夕雲(ry

夕雲「お疲れ様です、瑞鳳さん。」

瑞鳳「ふぅ… やっぱり旅館の接客とお店の接客じゃ違いがあるね。」

夕雲「すぐ慣れますよ。今お茶を淹れるので休憩にしましょう。」

瑞鳳「そうだね。」

夕雲「どうぞ。」

瑞鳳「ありがと… やっぱり女将さんを継ぐのって夕雲ちゃんなの?」

夕雲「血縁的にはそうなりますが、ゆくゆくは瑞鳳さんも仕事を覚えて頂ければ女将の座に就けます。」

瑞鳳「じゃあ頑張らないとなぁ… 夕雲ちゃんの支えになれるように頑張らないと!」

夕雲「ふふっ… 期待してますよ、瑞鳳さん。」

瑞鳳「夕雲ちゃんと私の次の世代にも、次の次の世代にも残せると良いね。」

夕雲「そうですね。そう出来るように今は頑張りましょう。」



夕雲「と言う感じで。」

飛龍「…瑞鳳のこと箱根に拉致ったね?」

夕雲「ま、まぁ妄想ですから…」

イセ「でも面白味は無いわね。もうちょっとxxxを…」

400「もう喋らないで、場が混沌とするから。」

夕雲「…ではこうします?指名者はシチュエーションも指定出来、指定されればその内容に沿ったものでなければいけない。なんて言うのは?」

浜風「面白そうですね。試しにやってみましょう。」


次の人 直下
シチュエーションも指定可能

906: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/05(月) 00:29:54.37 ID:xKTprv/W0
400

907: ≫1 2015/01/05(月) 00:47:34.97 ID:Aa5MGewq0
夕雲「ではこの中でのツッコミ役こと400さんを指名します。」

400「シチュエーションは?」

夕雲「指定しますよ?お題はそうですね… 先ほどの吹雪さんのネタをお借りして『 教』と言うことで。」

400「!?」

吹雪「人の事散々扱き下ろして何それ!?」

浜風「指定は絶対とは言え…」

イク「ここには常識人は居ないのね?」

愛宕「いえ、その常識人を夕雲ちゃんは叩きのめそうとしてるのよ。」

飛龍「夕雲、恐ろしい子…!」

402「人では無いメンタルモデルが一番常識人とは皮肉だがな。取り敢えずさっさと始めろ。」

>>400(ry

400「私も、してください…」

瑞鳳「な、何を?」

400「そ、その… こっちの の方を…」

瑞鳳「え?」

400「お、お願いします!私の  を、貴女色に染めてください!」


400「駄目だこれ。これ以上何も思い浮かばない。」

夕雲「お題が悪かったようですね…」

大鳳「なんでお尻?」

イク「瑞鳳姉の   、尻なのね。」

ユキカゼ「知っていますが… 何故にそのチョイスなんですか?」

402「アレはなぁ…」← 教された

吹雪「ちょっと病みつきになりそう…」← 教された

イセ「そこの二人、後で尋問ね。はい次。」


次の人 直下
シチュエーションも指定可能

908: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/05(月) 01:05:19.31 ID:GXOF3Ae9o
402

909: ≫1 2015/01/05(月) 01:42:54.65 ID:Aa5MGewq0
400「402。指定なし、任せるわ。」

402「任された。」

大鳳「瑞鳳と同室で同じベッドで寝てる402ね…」

402「他の連中よりもアドバンテージは大きいぞ?」

夕雲「くっ…!羨ましい…!」

浜風「とにかく本題に入ってください。」


※妄想です

402「水深8000m。ここなら我々を阻むものは何も無く、ゆっくりと時を過ごせる。」

瑞鳳「ここが深海… 暗くて、まるで宇宙みたい…」

402「未開の場所、と言う意味では同じだろうな。だが私の艦内では暖房を効かせているから寒くは無いだろう。

だが…」

瑞鳳「うん。どうかしたの?」

402「…もしかしたら私もここへ沈む可能性があったかもしれないのか。」

瑞鳳「どう言うこと?」

402「蒼龍から聞いた話だ。蒼龍の接触した401の話では『イ402』と言う潜水艦は沈められたことになっている。

つまり私もそうなった可能性もあったのかもしれない。暗くて冷たい、深海に消える可能性が…」

瑞鳳「そんな…」

402「でも私はもう一人じゃない。お前が居てくれる、そうだろう?」

瑞鳳「402ちゃん… 大丈夫、絶対に貴女の事は守るから。貴女の事を絶対にこんな暗い場所に一人になんかさせないからね。」ギュッ

402「ありがとう… 私も、お前の事は絶対に守るよ。何があっても、この力を使って…」


402「ってな感じで。」

大鳳「なんだろう… 完全に貴女とイメージが合致しない。」

402「おい、どう言う意味だ。」

ユキカゼ「らしくない、と言うか…」

浜風「意外な一面…」

402「そんなに意外だったか?」

イセ「はっきり言って今までの妄想で一番マシよ。」

夕張「裏を返せばロクなのが居ないって意味ですけどね…」

愛宕「じゃあ、次どうぞ~」


次の人 直下
シチュエーションも指定可能

910: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/05(月) 01:43:33.87 ID:IJyv75cPO
浜風

911: ≫1 2015/01/05(月) 23:36:13.69 ID:Aa5MGewq0
402「浜風、任せた。お題は指定しないでおくよ。」

浜風「私ですか…」

吹雪「ムッツリ   候補の浜風ちゃん… ゴクリ」

イク「吹雪、もうお前喋るななの。」

浜風「では、参ります…!」


※妄想だよーん

浜風「あ、あの… お味はどうでしたか…?」

瑞鳳「うん、美味しいかったよ。」

浜風「良かった… 初めての料理だったので上手くいくか不安でしたが…」

瑞鳳「じゃあ今度一緒に作ってみようか。もっと色々作れるように教えてあげるから、ね?」

浜風「は、はい!」

瑞鳳「じゃあ、御褒美あげないとね。んっ…」チュッ

浜風「んんっ…」

瑞鳳「じゃあ御褒美に、いっぱい可愛がってあげるね?」


ユキカゼ「やっぱりムッツリでした。」

愛宕「ムッツリね。」

浜風「私ってムッツリなんですか!?」

イセ「大丈夫よ、ここオープンの変 が多いだけだから。」

夕張「やっぱりこのチームにロクな人は居ないのか…」

400「嘆いても仕方無い、次。」


次の人 直下
シチュエーションも指定可能

912: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/05(月) 23:38:10.26 ID:P+s9fsWTo
イセ

916: ≫1 2015/01/06(火) 21:12:48.16 ID:z3hFIL9q0
浜風「じゃあ飛龍さんで…」

飛龍「え、私?」

イク「イクを除くと一番の古参なのね。」

飛龍「って言ってもイセと大鳳とは誤差の範囲、でしかないけどね。」

402「しかしお前はアイツを前に進ませる理由を作った訳だがな。」

ユキカゼ「つまり今の状況を作った全ての元凶ですね。」

飛龍「元凶って… でも私が居なかったら皆瑞鳳に出会う可能性は殆ど無かったかもしれないじゃない。」

夕張「それに関しては感謝していますよ。ではどうぞ。」


※妄想です

飛龍「そうだねぇ… こんなドレスなんか良いんじゃないかな?」

瑞鳳「問題はサイズなんですよねぇ…」

飛龍「うわっ、Sサイズが無いじゃない…」

瑞鳳「何でもう悉く良いなって思ったドレスが壊滅するんですかねぇ…!」

飛龍「まぁまぁ… じゃあ着物なんてどうかな?」

瑞鳳「あ、これなんてどうですか?」

飛龍「あ、これは似合いそうね。そうだ、色違いで一緒の着物にしてみましょ!」

瑞鳳「おぉ!その手がありましたね!」

飛龍「うん、これならサイズはあるから大丈夫ね。」



飛龍「以上、私と瑞鳳の結婚式の衣装選びでした。」

イセ「夕雲の次ね、関係の発展度合いは。」

飛龍「夕雲なんて完全に嫁にしちゃったからね。」

夕雲「ま、まぁ妄想ですから…」

大鳳「でも現実的ではあるわね、一部以外。」

飛龍「どう言うこと?」

大鳳「ここに絶対口を出してくる姑が居ることをお忘れじゃないですか?」

大鯨「姑、って誰の事かな~?」

全員「!?」

大鳳「い、いつからそこに…?」

大鯨「全員が沈黙してるくらいからかな?面白そうだったからずっと聞かせてもらったわ。」

吹雪「ほぼ最初から!?」

大鯨「私だって娘の結婚衣装くらいは選ばせるわよ、一度は。」

夕雲「い、一度…?」

大鯨「うん。私が作った衣装で二回目もやってもらうに決まってるじゃない♪」

全員「」

大鯨「じゃあ次にの人行ってみよ~!」


次の人(大鯨を除く) 直下
シチュエーションも指定可能

917: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/07(水) 16:46:42.69 ID:ty6f4CVSO
イク

918: ≫1 2015/01/07(水) 23:39:38.91 ID:9AYUK/Nq0
飛龍「じゃあイクで。」

イク「ついにイクの番が…!」

400「確かイクとは従妹だったね。」

大鯨「フフフ、楽しみね…」

大鳳「…今更なんですけど、大鯨さんはこの状態をどう思ってるんですか?」

大鯨「特に何も?孫の顔は見たいけど瑞鳳がソッチの道なら私は認めるもの。」

夕張「そ、そうですか…」


※MOUSOUです!

イク「瑞鳳姉~」スリスリ

瑞鳳「はいはい。」ナデナデ

イク「えへへへ…」

瑞鳳「どうしたの?そんなにニヤニヤして。」

イク「こうやって、二人で縁側でゆっくり出来るだけで幸せなのね。」

瑞鳳「そうだね。今日のご飯どうする?」

イク「瑞鳳姉が作ってくれればなんでも良いの。」

瑞鳳「まったく… 甘えんぼなんだから…」



飛龍「子供の理想、って感じね。」

イク「イクを子供扱いするな、なの!」

イセ「まんま子供よ、その思考。」

400「はい、次。」

次の人(大鯨を除く) 直下
シチュエーションも指定可能

 

920: ≫1 2015/01/08(木) 21:26:20.57 ID:Ck7i6qev0
イク「次、    魔人愛宕なの。」

愛宕「 、    魔人って…」

大鯨「でも大きいよね~。」

大鳳・夕張「…」

浜風「お二人の沈黙が怖い…」

飛龍「だから胸なんて肩こるだけなのに…」

大鳳・夕張「!」ギロッ

浜風・飛龍「ヒッ!?」

夕雲「あの~… 本題に…」


※もーそーです

愛宕「ふふっ、どうだった?私の授業は。」←女教師スタイル

瑞鳳「授業自体はわかりやすかったんですけど… 

こう言うのって現役の中高生にやってもらうのが普通じゃないんですか?」←学生服

愛宕「う~ん、ちょっとまだ恥ずかしくてね…」

瑞鳳「でも私は良いんですね。こんなコスプレ紛いのことまでして…」

愛宕「恋人だもの~。もう恥ずかしいところも曝け出しちゃった仲じゃない♪」

瑞鳳「な、なにを!///」

愛宕「やっぱりいつまで経っても初心よね、ず・い・ほ・う!」ギュッ

瑞鳳「むほっ!?」

愛宕「このまま女教師と女生徒のイケナイ関係ごっこ、でもしましょ?」

瑞鳳「!?」



大鳳「」

夕張「」

吹雪「可能性はある… 可能性はある…」サスサス

402「流石魔人、良い胸の使い方だ。」

愛宕「ほ、褒めてるの?」

大鯨「でも、あの子の学生服もう無いわよ?」

400「捨てたのですか?」

大鯨「改造して、今私が着てるもの♪」

全員「」

921: ≫1 2015/01/08(木) 21:59:01.35 ID:Ck7i6qev0
大鯨「それで残ってるのは…」

ユキカゼ「私、ですよね…?」

夕雲「純粋無垢、をそのまま人の形にしたようなユキカゼさん…」

愛宕「あぁ、ついに来てしまったのね… ユキカゼちゃんが穢れる時が…」

浜風「いつかいずれは来るものだけど、まさかこんな事態に…」

ユキカゼ「動揺しすぎですよ!?」

吹雪「でもこう言う子の妄想が。」

イセ「一番激しかったり。」

400「お前らもう喋るなこの変 共。」

402「落ち着け400。」


※妄想デス

瑞鳳「あぁ、暖かい…」←inコタツ

ユキカゼ「外は雪ですからね。」

瑞鳳「おミカン食べる?」

ユキカゼ「あ、食べます。」

瑞鳳「はいア~ン。」

ユキカゼ「あーん… ちょっとコレ酸味が強いですね。」

瑞鳳「皮と実の隙間が無いからね。こう言うのって少し隙間があったほうが甘いのよ。」

ユキカゼ「そうなんですか?」

瑞鳳「甘みが凝縮されるんだって。」

ユキカゼ「へ~…」

瑞鳳「あ、そうだ。お夕飯どうしよっか。」

ユキカゼ「寒いからお鍋とか良いんじゃないでしょうか?」

瑞鳳「そうだね。じゃあ仕込みするから手伝って。」

ユキカゼ「は~い。」


愛宕「そう、それで良いの…」

大鳳「穢れる必要は無いわ…」

飛龍「なんか、大袈裟になって無い?」

夕張「気のせい、なら良かったんですけどね。」

ユキカゼ「え、ダメでしたか?」

イク「ユキカゼにはこれくらいが丁度良いのね。」

夕雲「無理に変な感じにする必要はありません。ありのままで居てください。」

ユキカゼ「は、はぁ…」

922: ≫1 2015/01/08(木) 22:10:33.12 ID:Ck7i6qev0
夕雲「これで全員の妄想が揃ったわけですが…」

全員「…」

夕雲「…」

夕張「ねぇ、これ何がしたかったの?」

夕雲「空気を和ませたかっただけなんです… 沈黙するの止めてください…」

飛龍「ねぇ、協定結ばない?」

吹雪「協定ですか?」

飛龍「そう。恋愛感情とか切り離してこう言う場では賑やかに過ごす、ってヤツ。」

大鳳「でも瑞鳳が答えを出してしまったら…」

飛龍「そん時はそん時で新しく結べば良いのよ。あんまりこの関係を壊すのもアレだからね。」

夕張「まぁ、一理ありますね。」

ユキカゼ「では協定に反対は?」

402「異論は無いよ。」

愛宕「問題無いわよ~。」

400「賛成。」

イク「賛成なのね。」

飛龍「じゃあこれは締結、と言うことで。妄想はここまでにしてまずは決勝戦の話し合いをしないと。」

大鯨(瑞鳳の事だから、『誰かを選ぶ』って選択はしないと思うけどな~… 孫の顔が見れれば何でも良いや。)


『妄想垂れ流し編』終

923: ≫1 2015/01/08(木) 22:59:40.04 ID:Ck7i6qev0
『瑞鳳の生活ー日常編ー』※時系列は大会終了後です

AM4:30 起床

瑞鳳「ん~…!そろそろ起きないとね。」

402「スースー」

AM4:45 朝のマラソン

瑞鳳「さぁ、行きましょうか。」

大鳳「朝の運動は大切よね、やっぱり。」

愛宕「眠い…」

ユキカゼ「ほら、もっとシャキっとしてください。」

飛龍「ほら、ドンドン走るよ!」

AM5:30 朝の修練

瑞鳳「いやっ!たぁっ!」ブォン

イセ「朝からよく動けるわね。」

瑞鳳「イセさん、もっ!やって!みますか!」

イセ「止めとく。ナノマテリアルが保たなそう。」

AM6:30 朝食作り

夕雲「もうすぐお味噌汁が出来そうです。」

瑞鳳「わかった。おかずがもうちょっとかかりそう。」

夕雲「わかりました。流石に時間がかかりますね。」

瑞鳳「14人分だもの。仕方無いよ。」

AM7:00 全員で朝食へ

蒼龍「やっぱり美味しいわ…」

飛龍「ほら、そうやって食べ過ぎると太るわよ?」

蒼龍「もう遅い。体重がもうすぐ3キロ増しになりそう…」

愛宕「それはまた…」

瑞鳳「おかわり要ります?」

蒼龍「うぅ、自制が出来ない自分が恨めしい…」

AM8:00 開店準備

瑞鳳「じゃあこの棚の商品を新商品の置き場に変えて…」

イセ「その方が見栄えは良いわね。」

飛龍「じゃあちゃっちゃと始めましょ。」

瑞鳳「新商品は昨日のうちに入ってますよね?」

イセ「ええ。ピットロードの駆逐艦『時津風』と『春雨』、給油艦『足摺』が各10キット。あとは追加分でフジミの『高雄』と静岡模型協同組合の『第1水雷戦隊セット』が各5ずつ。

あとは『HG 1/144 ガンダムEz-SR』と『HGUC 1/144 クロスボーン・ガンダムX1』が各5ずつ、NゲージのTOMIX『5000系しまかぜ』の基本と増結が2ずつと限定の同梱セットが1つ。KATOの『E657系スーパーひたち』の基本・増結が2ずつね。」

瑞鳳「あれ、『E5はやぶさベーシックセット』は?」

飛龍「あ、昨日連絡があって納品が遅れるって。」

瑞鳳「わかりました。じゃあ陳列していいましょうか。」


924: ≫1 2015/01/09(金) 00:01:31.32 ID:keybHfc70
AM8:50 大学到着

瑞鳳「1限なんだっけ?」

大鳳「文章表現よ。」

瑞鳳「あれのパワーポイントの締め切りっていつまで?」

大鳳「確か1月の最初の授業だったと思うわ。私はもう終わったけど。」

瑞鳳「流石優等生。」


AM10:40 2限目(休講のため学内喫茶へ)

瑞鳳「こんにちは~。」

ジンネマン「いらっしゃい。お前ら2限はどうした?」

大鳳「今日は休講だったので、早めに来ました。」

瑞鳳「月曜日はここで何か飲まないと気合が入らなくて。」

バルトフェルド「嬉しいこと言ってくれるねぇ… で、注文は?」

瑞鳳「ニルギリとワッフルを。」

大鳳「ブルーマウンテンとチョコブラウニーを。」

ジンネマン「あいよ。ちょっと待ってな。」

AM11:20 図書館へ

カーディアス「おや、レポートの本探しか?」

瑞鳳「ええ、まぁ…」

大鳳「資料が必要だったので…」

カーディアス「ふむ。それは何の授業かね?」

瑞鳳「製図です。」

カーディアス「ほう… ではこの辺りだな。」

大鳳「ありがとうございます、理事長。」

PM12:10 昼食

瑞鶴「あ、相変わらずよく食べるわねぇ…」

加賀「これでも腹八分目でセーブしてます。」ドッサリ

翔鶴「いったいこのカロリーはどこに消えてるのかしら…」

大鳳「ギャル○根みたいな感じなのかしら?」

赤城「知らない人ですねぇ…」ガツガツ

RJ「でもこん中で一番カロリー消費が一番多いづほが小食ってのはなぁ…」

瑞鳳「別に私が消費カロリー多いって決まったわけじゃないでしょ?」

RJ「だってづほ、まだ朝の修練続けてるんやろ?」

瑞鳳「まぁ日課だしね。」

RJ「それ結構デカイやろ。流石筋肉達磨…」

瑞鳳「頭潰すよ?」パキポキ

RJ「ホンマすみませんでした。」

赤城「どう言うことですか?」

翔鶴「瑞鳳のご両親が格闘家で、それで瑞鳳も小さい頃から鍛えられてるの。」

加賀「なるほど、是非手合わせを…」

瑞鶴「止めなさい、アンタ確実に死ぬ。比喩じゃなくてマジで死ぬ。」

925: ≫1 2015/01/09(金) 00:43:03.19 ID:keybHfc70
PM16:15 部会へ

瑞鳳「そう言えば今週末学祭だけど…」

翔鶴「確か教室借りて艦プラの展示とバトルの講習会ね。」

大鳳「艦プラの数はあるから良いかもね。しかも私達、結構名前が売れてるから集客良さそう。」

瑞鶴「まぁ、そりゃ世界を相手に戦ったんだから有名よね。」

翔鶴「あと、世界大会で使った二人の艦プラを展示したいのだけど…」

瑞鳳「私の信濃と大鳳のヨークタウンを?」

大鳳「あまり人に見せたくは無いけど… 展示だけなら良いですよ。」

赤城「一応子供が触れないようにショーケースに入れて、見張りもつけたほうが良いかと。」

加賀「そうね。世界大会で使われたモノなら確実に盗む輩が居るかと。」

RJ「ま、んな事したらづほが確実にその場で肉片に変えるがな。」

瑞鳳「貴女の頭を潰すのは、林檎を潰すくらい簡単だけど?」

RJ「すいませんでした。」

バナージ「でも使える艦プラに限りがありますよね。」

タクヤ「ダメージレベルをCにしても蓄積するから厳しいですよ。」

瑞鳳「そこが問題よね…」


PM18:30 帰宅

ユキカゼ「あ、お帰りなさい。」

吹雪「遅かったですね。」

瑞鳳「ちょっと部会がね。今から夕飯作るから待っててね。」

夕張「あ、お手伝いします。」

402「手伝うよ。どうせ暇だから。」


PM19:20 夕飯

浜風「今日はビーフシチューですか。」

瑞鳳「最近寒くなってきたからねぇ。」

400「そう言えばホワイトシチューをご飯にかけている人を以前目撃したことが…」

大鳳「うっわぁ… そりゃ酷い…」

愛宕「それはちょっとアレね…」

イク「邪道が過ぎるのね。」


PM20:15 飛龍、蒼龍と近所の弓道場へ

飛龍「お見事。」

瑞鳳「お二人に比べたらまだまだですよ。」

蒼龍「構えも精度も上達してるよ、ちゃんと。」

瑞鳳「最初は自己流の構えだったから、通常の構えっていざやると難しいですよ。」

飛龍「確かにそうね。でも弓道の作法があるんだから、それに則ってやらないと。」

瑞鳳「やっぱり猟銃の方が向いてるのかなぁ…」

蒼龍「え、免許あるの?」

瑞鳳「はい。甲乙丙全部あります。協会からの推薦があれば18で乙もとれますから。」

蒼龍「やっぱこの子恐ろしいわ…」

926: ≫1 2015/01/09(金) 00:58:50.44 ID:keybHfc70
PM21:40 お風呂へ

瑞鳳「あぁ、癒しだわ…」

瑞鳳(なんか弓道教わり始めてからまた筋肉ついたかなぁ…)フニフニ

瑞鳳「だから筋肉達磨になってくのかぁ…」

瑞鳳(でも力を意識して入れない限り筋肉が堅くなることも無いし外見は筋肉がまったくない普通の女の子。

まぁ何というか、あの両親の元に生まれなかったらこんなある意味チートに生まれなかったかな。)

瑞鳳「そこは感謝しておこう…」

瑞鳳(でも外見の成長が14で止まったのは理不尽だと思う。)


PM22:20 課題をこなす

瑞鳳「やっぱレポート面倒ねぇ…」

402「そりゃそうだ。」

瑞鳳「宿題無いの?」

402「学校の自習時間に終わらせた。」

瑞鳳「真面目ねぇ…」

402「これでも優等生で通ってるって言っただろ。」


PM23:00 就寝

瑞鳳「じゃあ電気消すね。」

402「わかった。おやすみ。」

瑞鳳「おやすみ。」

カチャッ


瑞鳳(大体こんな感じである。まぁ、就寝以降に  いが来る日もあるけど…)


『瑞鳳の生活ー日常編ー』終

927: ≫1 2015/01/09(金) 01:16:35.43 ID:keybHfc70
『瑞鳳の生活ー異世界編ー』

瑞鳳「ご飯の材料は… これでよしっと!」

瑞鳳(あと買うものは…)

「あ、危ない!そこはマンホールが…」

瑞鳳「えっ…?」


瑞鳳「うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!?」

ヒュー

瑞鳳「え、これマンホールの深さじゃないよね!?もう200メートルくらい落ちてるんじゃない!?」

コォォォォォォォ

瑞鳳「え、何この光… の、呑まれる!」


転移先 ↓2
1.アルペジオ世界の『横須賀』
2.飛龍たちの元居た世界の『横須賀』
3.もう一人の瑞鳳達が暮らす世界
4.まったく無関係のファンタジー世界

929: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/09(金) 03:55:25.93 ID:KkuG6BwDO
出来れば全部、無理なら2で。

931: ≫1 2015/01/09(金) 21:56:43.27 ID:keybHfc70
『飛龍達が居た元の世界』

瑞鳳「う、ぁ…」

???「…」

瑞鳳「何、ここ… ベッド?」

瑞鳳(確かマンホールに落ちて… ッ、殺気!)

???「…」ジャキッ

瑞鳳「貴女、誰?」


誰? 直下
霞・満潮・野分・朝雲から一人

932: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/09(金) 21:57:04.17 ID:idr5mHSOo
野分

934: ≫1 2015/01/09(金) 22:15:10.00 ID:keybHfc70
野分「動かないでください。貴女は拘束させて頂きます。」

瑞鳳「その前に、貴女は誰?」

野分「そちらが名乗るべきでは?」

瑞鳳「…わかった。私は瑞鳳、ただのマンホールに落ちるくらいドジな学生よ。」

野分「野分、とでも名乗っておきましょうか。貴女は軍の施設内に侵入した罪に問われています。」

瑞鳳「軍?」

野分「貴女の事はこのまま拘束し、その目的を問わせていただきます。」

瑞鳳「話が見えないんだけど…」

野分「貴女の事はここ、『日本海軍横須賀基地』の敷地内にて倒れていた所を発見しました。」

瑞鳳「横須賀基地…?」

野分「さぁ、白状してください。何が目的で…」

瑞鳳「待って… 私はマンホールに落ちて、光に呑まれて…」

野分「マンホール?そこから進入した、と言う訳ですか。」

瑞鳳「ち、違う!私はマンホールに落ちて気が付いたらここに…!」

野分「惚けるな!貴女はここにスパイとして入った、それ以外に…」

瑞鳳「あ!私の荷物!」

野分「荷物…?」

瑞鳳「私の荷物、落ちてなかった?」

野分「…ありました。中身には不審なモノどころか食料くらいしか入っていませんでしたが。」

瑞鳳「その中に長財布が入ってたと思うけど…」

野分「確かにありました。そこに何があると言うのですか?」

瑞鳳「保険証とか身分証明になるものくらいは入ってる。」

野分「良いでしょう。今から取ってきますが、下手な動きをしたら即射殺します。」

935: ≫1 2015/01/09(金) 22:32:48.55 ID:keybHfc70
野分「これか… 『瑞鳳』1995年10月25日生まれ。

確かに身分証明書ですね。しかしこの紙幣や小銭、我々が使っているものではありません。」

瑞鳳「???」

野分「つまり貴女の財布に入ってる紙幣や小銭は偽物である、と言っているのです。」

瑞鳳「ん…?」

野分「あとは… 写真? これは…!」

瑞鳳「何か…」

野分「貴女にもう一つ問いたださねばならない事が出来ました…」

瑞鳳「えっと… 何?」


野分「何故貴女の持つ写真に『航空母艦・飛龍』が写っているのですか?」


瑞鳳「えっ… 飛龍さん…?」

野分「答えてください。彼女は3ヶ月前、ミッドウェー海域でMIAになったはずです。」

瑞鳳「…」

野分「答えろ!」

瑞鳳「…今繋がった。」

野分「何を…!」

瑞鳳「ここは、『飛龍さんが存在した世界』。そして私は… ここに転移した…?」

野分「は?」

瑞鳳「飛龍さんは戦闘中に『私の元の世界』、私が居る世界へ転移した。その時『光に呑まれた』って言っていた…

私が呑まれた光が『ソレ』と同じものなら辻褄は合う…!」

野分「…話を聞かせてください。」

936: ≫1 2015/01/09(金) 22:49:58.45 ID:keybHfc70
野分「確かにMI作戦時に『光』が発生した、と報告はあります。

そして貴女はマンホールに落ちた際同様の『光』に呑まれ、転移したと?」

瑞鳳「そう言うこと、だけど…」

野分「馬鹿馬鹿しい… と言いたいですが、この紙幣と小銭、そして『航空母艦・飛龍』が写った写真。

これだけ証拠があれば辻褄は合います。」

瑞鳳「信じて、くれた?」

野分「しかし貴女への疑いが晴れた訳ではありません。貴女の事は暫く監視させて貰います。」

瑞鳳「わかった。」

野分「…」

瑞鳳「…」

野分「…何か?」

瑞鳳「貴女以外には居ないの?」

野分「不満でも?」

瑞鳳「違うよ。貴女のような子供が軍の施設に居るのが…」

野分「そうせざるを得ないのがこの国の、世界の現状です。

最もシーレーンを断たれた影響で他国との国交などありませんが。」

瑞鳳「そう…」

野分「現在ここに、横須賀基地に居るのは数人だけ… 後は全員、死にました。」

瑞鳳「ッ…!」

ウーウー

瑞鳳「サイレン!?」

野分「敵襲…!貴女はこの部屋から一歩も出ないように!」

タッタッタッタ

瑞鳳「ここは建物の3階… 飛び降りれない高さじゃない…」


行動選択 直下
1.飛び降りる
2.部屋から出ない

937: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/09(金) 22:50:24.68 ID:9nsH6E3RO

938: ≫1 2015/01/09(金) 22:58:13.95 ID:keybHfc70
瑞鳳(あまり部屋から動く訳にはいかないわね…)

ヒュー… ドゴォォォ!

瑞鳳「この音… 本当に戦争をしてるんだ…」



瑞鳳「爆音が止んだ…」

瑞鳳(確かあの子、野分ちゃんって言ったかな… 無事なのかな…?)

???「…」

瑞鳳「誰…?」


誰が居た? 直下
荒潮、初風、山雲、敷波

939: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/09(金) 23:01:54.82 ID:vV5ESlTqo
初風

940: ≫1 2015/01/09(金) 23:14:24.45 ID:keybHfc70
初風「アンタが野分の言ってた『転移者』ね?」

瑞鳳「貴女は…?」

初風「初風、以後よろしく。今ここの基地に居る艦隊の旗艦を務めさせてもらってるわ。」

瑞鳳「私に何か?」

初風「付いて来なさい。アンタの監視は野分だけにやらせるよりここに居る全員でしたほうが手っ取り早いもの。」

瑞鳳「はぁ…」


≪ブリーフィングルーム≫

瑞鳳「ここに居るのが全員…」

野分「そうよ。」

瑞鳳「良かった、無事だったんだ…」

初風「何、自分を監視してた相手を心配してたの?」

瑞鳳「そうだけど…」

初風「アンタ、お人好しね。この世界じゃロクに生きていけないわよ?

ま、良いわ。以降この人間の監視を全員で行うことにするわ。変な素振りを見せたら容赦なく拘束なさい。」


初風の艦隊 ↓2まで

今まで未出の駆逐艦から


942: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/09(金) 23:15:21.15 ID:UNpBfVpYO
秋月

943: ≫1 2015/01/09(金) 23:16:35.94 ID:keybHfc70
瑞鶴… 駆逐艦じゃない上にメインなんですが…

最安価 直下

今まで未出の駆逐艦から

944: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/09(金) 23:17:38.26 ID:TXT4BUGWO
朝潮

945: ≫1 2015/01/09(金) 23:31:58.92 ID:keybHfc70
初風「こっちが朝潮、そしてこっちが秋月よ。」

朝潮「朝潮です。」

秋月「秋月です、宜しくお願いします。」

瑞鳳「はぁ… 瑞鳳です。」

初風「と、言う訳で早速…」


初風「ご飯よ。」


野分「は?」

瑞鳳「え?」

朝潮「なっ!?」

秋月「何故?」

初風「私達は戦闘明けよ。それに、またいつ敵襲があるかわかったものじゃないもの。

食べれるうちに食べないと、後でへばるわよ?」

朝潮「そう言うことなら…」

野分「仕方ないわね…」

瑞鳳(納得するのね。)

秋月「では本日の当番なので準備してきます。」

初風「そこの、確か瑞鳳って言ったわね?」

瑞鳳「あ、うん。」

初風「今から秋月がご飯を作るまで全員待機よ、この基地の誰かと必ず行動なさい。

でなければ命の保障はしないわよ?」

瑞鳳「はぁ…」

初風「私は仕事、野分は武術の訓練、秋月は料理、朝潮は大抵勉強をしてるから必ず誰かについて行きなさい。」


行動選択 直下
1.野分と武術の訓練
2.初風の手伝い
3.朝潮と勉強
4.秋月と料理

946: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/09(金) 23:33:39.54 ID:nG5VNn1aO

947: ≫1 2015/01/09(金) 23:50:25.80 ID:keybHfc70
秋月「では宜しくお願いします。」

瑞鳳「えと、ここにある食材は…」

秋月「お米、それに少量の野菜とお魚ですね。」

瑞鳳「これを5人で?」

秋月「今この世界では物資が不足していますから…」

瑞鳳「あ、そうだ…!」

秋月「一体何を?」

瑞鳳「私がこっちに転移したときに持ってきたモノ、使いましょ。」ドサッ

秋月「なっ!?こ、こんなに食料が…」

瑞鳳「13人分、しかも三日分だから39人分はあるよ。」

秋月「し、しかし…!」

瑞鳳「もし戻れなかったら腐るだけだもの。そんなの勿体無いから、ここで皆の為に使いましょ。」

秋月「は、はい!」


初風「えっ!?」

野分「なっ!?」

朝潮「こ、こんなに食料が…」

秋月「こんなに調理したの、初めてです…」

瑞鳳「さ、早く冷めないうちに食べましょ。」

初風「まさか毒とか入れてないわよね?」

秋月「毒見したので大丈夫です。」


全員「頂きます。」


朝潮「お、おいしい…!」

野分「こんな食事、初めて…」

初風「や、やるじゃない…!」

秋月「やっぱり、贅沢すぎます…」

瑞鳳「♪」ドヤッ


行動選択 直下
1.野分と武術の訓練
2.初風の手伝い
3.朝潮と勉強

948: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/09(金) 23:50:51.15 ID:C0CH+JgUO

949: ≫1 2015/01/10(土) 00:11:48.77 ID:NOKx96w00
朝潮「この世界の歴史について知りたいのですか?」

瑞鳳「うん。この世界について何も知らないし、頭に知識ぐらいは入れておいたほうが良いと思って。」

朝潮「わかりました。確かその関係の本は… この辺だったわね。」

瑞鳳「ありがとう。」



瑞鳳(古代史、は特に変化なし。平安、鎌倉、室町、安土桃山、江戸…

変化は無い…)ペラペラ

朝潮「そ、そんなに早く読んで頭に入るのですか?」

瑞鳳「重要な部分だけ抜き出して読んでるの。こうするのが一番覚えやすいから。」

朝潮「成るほど…」

瑞鳳(明治、大正、そして昭和… えっ?)

瑞鳳「第二次世界大戦の記述が、無い…」

朝潮「第二次世界大戦。私達が『あの戦争』と呼んでいるものですね。」

瑞鳳「ここでは起こって無いの?でも『艦娘』って存在は…」

朝潮「はい、『この世界』では第二次世界大戦は勃発していません。

しかし私達は『第二次世界大戦の船』の魂を埋め込まれた存在。矛盾しています。」

瑞鳳「もしかして…」

朝潮「はい。恐らく私達は『別の世界で発生した第二次世界大戦時の船の魂』を埋め込まれているのでしょう。」

瑞鳳「やっぱりこの世界、私達の世界と繋がってるんだ…」

朝潮「…貴女は確か飛龍さんとお知り合いでしたね。」

瑞鳳「うん。朝潮ちゃんだっけ、貴女も?」

朝潮「…あの人がMIAになった時、同じ艦隊に居ました。」

瑞鳳「そうだったんだ…」

朝潮「あの人は元気なのですか?」

瑞鳳「元気だよ。私がやってるお店で元気いっぱい働いてる。」

朝潮「良かった… あの人、自分自身が嫌いで重いものを背負ってましたから…」

瑞鳳「そうだったんだ…」


行動選択 直下
1.野分と武術の訓練
2.初風の手伝い

950: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/10(土) 00:12:16.01 ID:PUzuKmenO

951: ≫1 2015/01/10(土) 00:27:05.64 ID:NOKx96w00
初風「で、アンタは私に付いて来たってわけね。」

瑞鳳「うん。迷惑だった?」

初風「別に。どうせ上への報告書書くだけだから。あと補給の申請もね。」

瑞鳳「そう…」

初風「こっちが終わった書類を渡すから適当に押印してって。」

瑞鳳「わかった。」



初風「はぁ、やっぱり補充要因の申請は却下されたわね。横須賀もこれまでかしら…」

瑞鳳「ここには4人しか居ないの?」

初風「ええ、そうよ。さっきまで5人だったけど。」

瑞鳳「えっ?」

初風「さっきの戦いで、一人死んだわ… 

そして私以外に指揮をするはずだった提督も既にこの前の渾作戦で前線に出て、死んだ。」

瑞鳳「そんな…」

初風「こんなクソッタレすぎな世界よね、全く。アンタが居た世界、平和だったんでしょ?」

瑞鳳「そう、だけど…」

初風「聞かせてよ、アンタの世界の話。」

瑞鳳「でも…」

初風「わかってる。この世界で希望を抱くのが間違いってのもね…

だから、辛くても悲しくても押し潰れないように、希望が少しでもある話を聞きたいの。」

瑞鳳「わかった…」

952: ≫1 2015/01/10(土) 00:45:06.88 ID:NOKx96w00
野分「で、私の訓練に付いて来た所で面白いものなんて無いわよ。」

瑞鳳「ちょっと体を動かしたかっただけよ。そうでもしないと鈍りそうだし。」

野分「変わってるわね。ま、良いわ。」

瑞鳳「それで武術の訓練って?」

野分「深海棲艦は大型になっていくほど人に近い姿になっていく。なら武術が出来れば対抗出来るんじゃないかって思ったの。

まぁ、こんな場所に来るのは小型艦種ばかりだけど。と言う訳で、少し相手をしてもらうわよ。」

瑞鳳「えっ?」

野分「はぁっ!」ブォン

瑞鳳「おわっ!?」ヒョイ

野分「あら、不意打ちに近い形だったのによく避けたわね。」

瑞鳳「これでも武術は得意なのよ。」

野分「なら期待出来そう…!全力でやるから、そっちも全力で来なさい!」


10分後


野分「くっ…!何故こうもアッサリと!」ボロボロ

瑞鳳「だから、これでも武術は得意だって言ってるでしょ。」

野分「それにしても貴女本当に人間なの?私達は普通の人間より身体能力は上がってるのに…」

瑞鳳「育ってきた環境が、普通の人間にさせてくれなかったの…」

野分「一体どんな環境で育ったのよ…」

瑞鳳「小さい頃から山篭りして、父親には扱かれて、母親には色々仕込まれて…」

野分「…平和ボケしてそうだったけど、思いのほかそうでも無いみたいね。」


953: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/10(土) 01:07:24.44 ID:NOKx96w00
瑞鳳(こうして過ごすうちに3日が経った。4人共私への警戒を殆ど解いてくれているが未だに私に自由は殆ど無い。

しかし突如として、最悪の事態が起こった。)


初風「冗談じゃない…!上は、私達の命をなんだと思ってるの!」

瑞鳳「どうしたの、そんなに大きな声出して…」

初風「見てみなさい、これが私達に下った命令よ。」

瑞鳳「『近海に存在する敵泊地に攻撃を仕掛け、これを撃滅せよ』… そんな!」

初風「どうやら、本格的に世界は滅亡に向かうようね。ここももうお終いか…」

瑞鳳「…」

初風「瑞鳳、アンタは逃げなさい。逃げて、生き延びて。」

瑞鳳「私にはそんな事…!」

初風「お願い… 私達が生きてたって事を記憶して、それを覚えていて…」

瑞鳳「そんな…」

初風「そして元の世界に戻ったとき、飛龍に伝えて… 『もう一度、会いたかった』って。」

瑞鳳「初風ちゃん、まさか…」

初風「私も、飛龍と同じ艦隊に居たの… そしてMIAになった時、『あの光』を見たのも私よ。」

瑞鳳「初風ちゃん…」

初風「じゃあね。元の世界に帰っても、元気でやんなさいよ。」スタスタ

パタン

954: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/10(土) 01:34:01.48 ID:NOKx96w00
秋月「どうやらこれでお別れみたいですね、瑞鳳さん。」

朝潮「恐らく私達がこの世界に再び生まれて、この3日が一番楽しいときでした。」

瑞鳳「秋月ちゃん、朝潮ちゃん…」

野分「これでお別れなんて寂しいけど… 最初はごめんなさい、貴女を疑って。」

瑞鳳「野分ちゃん…」

野分「いつか、また… 貴女に会えると良いわね…」

瑞鳳「きっと、会える… またいつか、絶対会える!」

秋月「これで、もう一度生まれる理由が出来ましたね。」

朝潮「今度は、貴女の居る世界に生まれたいです。」

瑞鳳「きっと、きっと…!」

野分「じゃあ…」


野分「さようなら、瑞鳳。」

朝潮「さようなら、瑞鳳さん。」

秋月「また会いましょう、瑞鳳さん。」

パタン


瑞鳳「う、ううっ… 何で、何で…!こんな時だけ、私は何も出来ないのよ!

あんな小さい子達が命を捨てて、死ななきゃならないのよ…!」

「ここに居たか。探したよ。」

「どうかしましたか?」

瑞鳳「2人共、何で…」

「お前がいつまで経っても帰って来ないんでな。あれから三日、全員心配してるぞ?」

「貴女が何故か時空を超え、異世界へ転移した形跡をイセが発見したのでそれを辿って来ました。」

瑞鳳「そう…」

「でも、お前は納得してないようだな。こんな胸糞悪い結末は。」

「本来であれば別の世界へ干渉するのは避けるべき、だけど貴女の願いであればやりましょう。」

瑞鳳「2人共…」

「お前の力になれそうなモノならあるぞ?」

「『私達の力』と『貴女自身が持つ力』、それで彼女達を救出しハッピーエンドにしましょうか。」

瑞鳳「そうね…! お願い、あの子達を助ける力を貸して!400ちゃん、402ちゃん!」


402「了解。」

400「了解。」

955: ≫1 2015/01/10(土) 01:53:12.21 ID:NOKx96w00
ドゴォォォ!

初風「全員、無事!?」

秋月「中破、まだやれます!」

野分「無事だけど…!」

朝潮「このままじゃジリ貧です…!」

初風「チッ…!泊地までもう少しだってのに…!」

ドォォン!

秋月「野分さん!」

ドパァァァ

野分「あ…」

野分(ダメだ… もう… こいつらに、食われて…)


バシュゥゥゥ… 

シュパァン…… ドッゴオオオン!!


朝潮「なっ!?」

秋月「これは…」

初風「嘘… 『侵蝕魚雷』!?」

野分「これが噂の、『霧』…?」


ザッパアァァァァァーン

朝潮「イ400型が、2隻…」

初風「イオナじゃ、無いの…?」

「貴女たちを死なせはしない…!」

シュタッ

野分「なっ!?」

初風「何でアンタが…!」

「貴女達を絶対に守り抜いてみせるわ!」

朝潮「どうしてここに…」

秋月「しかも『霧』と…」


瑞鳳「それが私の決断だから!」

956: ≫1 2015/01/10(土) 02:38:40.43 ID:NOKx96w00
400『そこの艦娘と言うの。こちらは潜水艦イ400とイ402、これよりそちらの援護を行います。』

402『この薄気味悪い連中、全部消し飛ばしても良いのだろう?』

初風「え、ええ…」

秋月「危ない!」

瑞鳳「流派東方不敗が最終奥義!石破ッ!天驚けぇぇぇぇぇぇぇん!」

ドドドドドドド… ドゴオオオオオ! 

朝潮「軽巡級が、一撃で…」

野分「貴女、本当に一体何者…」

瑞鳳「瑞鳳、唯の人間で、学生で、模型店エンガノの店長よ!」



瑞鳳(その後、敵の拠点へ向かい大量の侵蝕魚雷を叩き込み全て焼き払った後『泊地棲姫』と言う化け物に向かって、石破天驚拳を放ち泊地まるごと消し飛ばすことに成功した。

そして4人は…)

野分「ここが、瑞鳳の暮らす世界…」

初風「凄い、色々なものがある…!」

秋月「ほぇぇぇ…」

朝潮「こんなにいっぱい、人が…!」

瑞鳳(4人は私達の暮らす世界へ来ることを望み、事情を話してお母さん達に引き取ってもらった。
お母さんは嫌な顔どころか更に娘が増えると喜んでいた。皆は戦いの無い平和な世界で暮らしていくことになるだろう。

そして私は…)


瑞鳳「あだだだだだだだだ!ギブッ!ギブッ…!」

イセ「…」グググ

飛龍「もうそのくらいに…」

ユキカゼ「あと15分、だそうです。今回の件は流石に怒ってるとの事で。」

大鳳「自業自得よ。連絡も無しに3日も行方不明になるなんて。」

イク「罰として60分耐久チョークスリーパーの刑なのね。」

瑞鳳「しっ、死ぬ!あだだだだだだだだだだだだだだだだ!」


『飛龍達が居た元の世界』 終

964: ≫1 2015/01/11(日) 01:34:00.41 ID:S21+WVij0
次回予告!


蒼龍を救い出し、ついに瑞鳳たちは決勝戦に臨む。
しかしそこにはマーサ・ビスト・カーバインが作り上げた強化人間軍団が待ち受ける!
戦いは最終局面を迎え、世界は破滅への一歩を辿ろうとしていた…


「貴女が一番自分自身の痛みを理解しないで、そんなものに逃避しているだけです!」

「チーム・エンガノ全艦、突撃!これですべてを終わらせます!」

「これで全部終わりにして、みんな笑顔で帰りましょう!」

「何があっても諦めないの!お前なんか沈んじまえ、なの!」

「私に出来ない事だってある… でも、私にしか出来ない事もあるのよ!」

「一人じゃ戦わせないわよ? お姉さんが、皆が貴女に力を貸すわ。」

「覚悟や信念も持たない輩如きが、私を止める事など不可能です!」


そしてマーサ派、霧を巻き込んだ最終決戦が今始まる!


「未来や運命なんてものは人間だろうと霧だろうとわからない… でも私は人間の可能性を信じるわ!」

「例え姉妹艦であるあんたが相手でも躊躇はしない… もうこの世界で生きる選択をしているから。」

「悪いが、こで沈むのはお前だ。全てが自分の思い通りになると思うなよ?」

「私達には絆がある… それは記録なんかじゃない、この手が憶えてます!」

「霧だろうがマーサ派だろうが、私達の生きる世界で好き勝手にさせるもんですか!」


掴み取れ、明日を!


「これがチーム・エンガノのリーダーとしての最後の指示です!」


切り拓け、未来を!


「暁の水平線に、勝利を刻め!」

 

969: ≫1 2015/01/11(日) 15:01:37.17 ID:S21+WVij0
『瑞鳳の日常-バイク屋編-』※こちらも本編終了後



夕張「…バイクの免許を取ったは良いものの。」

瑞鳳「どうしたの?」

夕張「どのバイクが良いかわからない!」

大鳳「あぁ… 良くあることね。」

瑞鳳「値段もそれぞれだし、普通免許だから乗れるのも限られてるし。」

夕張「どうすれば良いんですか…」

大鳳「こう言うのって本業に聞いたほうが良いんじゃない?」

夕張「本業?」

瑞鳳「行きつけのバイクショップがあるからそこに行ってみようか。」

大鳳「そうね。因みに軍資金は?」

夕張「両親が出してくれるので60万ほど…」

瑞鳳「なら大丈夫ね。早速行ってみみよー。」


瑞鳳「と言うことで、着いたよ。」

夕張「ここが…」

大鳳「私達の行きつけのバイクショップ『モトラッド』。」

瑞鳳「ここの店長さんにまず相談してみましょ。」



瑞鳳「こんにちは~…」

ドゥガー「お、君達は… 久し振りじゃないか。」

大鳳「お久し振りです、ドゥガー店長。」

瑞鳳「この人がドゥガーさん、ここの店長さんよ。」

ドゥガー「ドゥガー・イクだ。気軽にドゥガーと呼んでくれ。」

夕張「ゆ、夕張と言います。」

970: ≫1 2015/01/11(日) 16:25:25.82 ID:S21+WVij0
ドゥガー「それで初めてのバイクを選びの参考に、と?」

夕張「はい。それで、どんなバイクが良いのでしょうか?」

ドゥガー「そうだな… レンダ!」

レンダ「お呼びでしょうか?」

ドゥガー「この少女が新しくバイクを選びたいそうだ。どうだ、お前が選んでやれ。」

レンダ「わかりました。ではこちらに…」

夕張「はい。」

瑞鳳「じゃあ私達も…」

ドゥガー「いや、君達には少し話があるのだが。」

大鳳「話、ですか…?」


瑞鳳「え、レンダさんにプロポーズしようにもタイミングが思いつかない?」

大鳳「まだプロポーズ出来て無かったんですね…」

ドゥガー「そうなのだ… だから君達に手伝って欲しいのだよ。」

瑞鳳「手伝うとは何を?」

ドゥガー「その、何だ… プロポーズの台詞だ。」

大鳳「どうする?」

瑞鳳「ドゥガーさんには面倒見て貰ってたからね… 同じバイク乗りとして協力しましょう!」

ドゥガー「ありがとう!」

大鳳「プロポーズの台詞… 結婚して欲しい、とかでは駄目なのですか?」

ドゥガー「ああ。もう少しロマンチックな感じで、後は死亡フラグは止めて欲しい。」


プロポーズの台詞 直下

引用元: 【安価】瑞鳳「艦プラ!」飛龍「ビルド!」大鯨「ファイターズ~」夕雲「その4です」