1: ◆Vysj.4B9aySt 21/07/25(日)23:49:41 ID:gbxw
――それは数日前

――二人の愛の巣(二人は同棲中)

 

藍子「はぁはぁ……エアコンがないとやっぱり暑いですね……ふぅ…」

藍子P(以下P)「藍子、ちょっといいか?」

藍子「あ、はい。何でしょうか?」

P「今度の藍子の誕生日、買物に行かないか?」

藍子「え?……いいですけど?」

「えっと……プレゼントが決まってないとかですか?それなら私、全然気にしませんから……」

P「いや……その……プレゼントは買ってあるんだが……」

藍子「?」





P「夏の藍子の姿が見てみたくてな……是非、プロデュースさせてくれないか?」

藍子「えっと……」

「はい!喜んでプロデュースされちゃいますね」ニコッ

P「」ズキューン



「藍子好き……」バタン

藍子「わわわわっ、プロデューサーさぁぁぁぁん!!」



3: ◆Vysj.4B9aySt 21/07/26(月)00:25:11 ID:MoyL
――誕生日当日

――帝都

P「五輪の影響があるから人が結構いるが……」
藍子「ふふっ、女の子は髪型を変えたりして少し変わるだけで、普段とは別の魅力を出せるんですよ」

P(今日の藍子は頭を解いてストレートに大きなリボンをしているが)

(少し大きいありすみたいだな……)









ありす「へくしゅん!」

雪美「風邪……?」

ありす「違います……誰か噂をしたんじゃないですか?」

由愛「また……柚さんか悠貴ちゃんかな?」

ありす「かもしれませんね」ニチャア

雪美「……ありす……悪い顔をしてる……」

由愛「またいちごパスタかなぁ……」

4: ◆Vysj.4B9aySt 21/07/26(月)00:33:53 ID:MoyL
藍子「あ、そういえば、みんなが今日の誕生会は20時って言ってましたが……」

P「ああ、聞いてるよ。5分前だとギリギリすぎるから、大体30分前に事務所に着くぐらいで大丈夫だよ」

藍子「そうですね」

P「じゃあ午前のうちに服を見に行くか」テサシノベ

藍子「はいっ!」ギュッ









藍子「と、ところで、買物が終わったら……その……(///)」

P「う、うん(///)……藍子と……その……4時間ぐらいは大丈夫だから……(///)」

藍子「うぅ(///)……4時間か……少し物足りないですね……」

P「そ、外だからな……(///)」

藍子「は、はい(///)……」

5: ◆Vysj.4B9aySt 21/07/26(月)00:38:18 ID:MoyL
――服屋

藍子「って、服屋って何ですか。せめてブティックとか言い方が……」

P「すまん。普段スーツばかりなんでな」

藍子「もう……」





「恥ずかしがって、『外で待つよ』とか言わないでくださいね」

P「それについては安心しろ」



「なんせ恋人の服選びに、彼氏が一緒に選ばないなんて選択肢はないからな」

藍子「もう……上手なんですから(///)」

「でも……」

「嬉しいです」

6: ◆Vysj.4B9aySt 21/07/26(月)00:43:48 ID:MoyL




藍子「んー、涼しげな恰好がいいとは思うんですけど」

P「そうだな……少し遠くから見てみると」ソソクサ



「その服だと、少し露出が多いかな?」

藍子「そうですか?夕美さんや志保さんとか、もっと大胆な恰好をしてますけど……」

P「…………」ポリポリ



「すまんな……独占欲が強くて」

「あまり  い恰好なんで、他の男に見せたく無くなるんだ……」

藍子「……」

「(///)」

「あ……えっと(///)……はい……その……」







店員A「リア充爆ぜろ」

店員B「ホントホント」

7: 名無しさん@おーぷん 21/07/26(月)00:47:08 ID:MoyL
アリガトーゴザイマシター

チーンガシャガシャ



P「腹は無事に買えたな」

「とりあえず、軽く何か食べるか?」

藍子「あ、その前にもう一軒いいでしょうか?」

P「おう、一軒だけじゃなくていいんだぞ」

藍子「ふふっ、ありがとうございます」

「でも、一軒だけでいいと思いますよ」ニカッ

P「?」

8: 名無しさん@おーぷん 21/07/26(月)00:51:08 ID:MoyL






――ランジェリーショップ







P「じゃあ、俺は外で待ってて「駄目です。デートなんですから一緒に来て下さい」……はい」



藍子「うん、これ可愛いな」

P「ソーデスネー」

藍子「うー、私に合うサイズがないですね……」

P「ソーデスネー」

藍子「ベビードールならこっちの藍色とオレンジとどっちがいいでしょうか?」

P「ソーデスネー」

藍子「……」

「ぷくぅ」







「これ、試着します!!」シャーッ

9: 名無しさん@おーぷん 21/07/26(月)00:58:10 ID:MoyL
シャーッ

藍子@ベビードール着用「あ、あの……Pさん……ど、どうですか?」

P「……」







「ブッピガン」サムズアップ

バタン

藍子「ぴ、Pさんっ?!」







夏美「なんか向こうが騒がしいね」

芽衣子「誰か倒れたみたいだって」

美里「彼女の下着姿を見て倒れた彼氏みたいだよ」

椿「大丈夫なの?……まぁ、その人はこっちに来ないだろうけど」

恵「ちょっと見てきます?」

夏美「どーせ、●●が彼女の 着姿に興奮して倒れたんでしょ。ほっとけほっとけ」

芽衣子「夏姐さんのゆーとーりだよっ。裸の女体ごときに耐えられない男によーじはねぇ!」

美里「それもそっか」

10: 名無しさん@おーぷん 21/07/26(月)01:05:08 ID:MoyL
――買うものは買って外に出ました

P「うぅ……面目ない」

藍子「大丈夫ですか?……このまま帰った方が……」



ガシッ

「え?」

P「せっかく俺の彼女が選んだ下着だ。全部見るでは帰らないから」

藍子「もぅ……」



「言ってることが●●●ですよ。普通の女の子なら引いちゃいますよ」

P「がーん」



藍子「でも……」



「あなたなら……全部見てたい……ですから……」

「えへへっ……」

P「藍子っ!」ギュッ

藍子「あ……Pさ……ん?」



P「好きだ」

藍子「ぴ、Pさんっ?こ、こ、こ、こんな所でっ!?」

P「産まれて来てありがとう……俺と出会ってくれてありがとう」



「そして、好きでいてくれてありがとう」クイッ

藍子「あ……」





――二人は幸せな口付けを交わしました

12: ◆Vysj.4B9aySt 21/07/30(金)17:17:17 ID:KgHI
藍子「♪~」

P「結局……買ったんだよな」

藍子「はい!ありがとうございます」

P「つまり……今日、また見ることになるのか」ボソッ

藍子「…………(//////)」

P「あ、すまん……(///)」

藍子「い、いえ(///)」

P「とりあえず軽くクレープでも食べないか?」

藍子「クレープですか?」

P「あぁ、この近くに最近話題の店があってな」

藍子「じゃあ……休憩する前のエネルギー補充ですねっ」

P「ぶふぅ!」

藍子「えへへっ!」

P「藍子さんや……いつからあなたはそんな小悪魔さんに……」

藍子「うふふっ、恋する女の子は私だけじゃないんですよ」



P「パッションなら夕美か愛梨か志保か、唯か心……?」

13: ◆Vysj.4B9aySt 21/07/30(金)17:19:34 ID:KgHI
――クレープ屋さん

パクッ

藍子「おいし~。シンプルでクリームたっぷりで甘くてイチゴもたくさん入ってて」パクッ

P「慌てなくてもクレープは逃げないからな」パクパク

藍子「はいっ!でも、本当においしいです」パクッ

P「ははっ、藍子は綺麗に食べるなぁ」

藍子「えっと……?」

P「こういう時、慌てて食べて鼻とかにクリームをつけて気がつかない子っているだろ」

藍子「あー、加奈ちゃんの悪口ですね」

「Pさんがそう言ってたって言い付けようかなぁ~」

P「ははっ、勘弁してくれ」クシャクシャ

藍子「あ、待ってください」

P「ん?」

藍子「そのクレープの紙に何かキャンペーンで抽選をやってるみたいですよ」

P「本当だ……どれどれ」ペラッ

藍子「私も……」ペラッ

14: ◆Vysj.4B9aySt 21/07/30(金)17:21:46 ID:KgHI
オメートーゴザイマース

P「よかったな」

藍子「はいっ。可愛い猫さんがクレープにくるまった、マスコットキャラの縫いぐるみが当たるなんて」ウキウキ

P「ちなみに俺はジュース無料引き換えだった」チュー

藍子「捨てなくてよかったですね」エヘヘッ

P「まったくだな」





藍子「じゃ、じゃあ……その……そろそろ……(///)」

P「あ……うん……(///)」

15: ◆Vysj.4B9aySt 21/07/30(金)17:24:51 ID:KgHI
――御休憩のち数時間経過

藍子「……あァァ、はぁハぁアッッッ──」

P「藍子……愛してるぞ」ダキッ

藍子「わ、私もですよ」ギュッ

P「そういえば、そろそろ時間だけど……大丈夫……じゃないか?」

藍子「ん……ハァ……もう少しだけ……このままで……」

P「あぁ……」グッ

藍子「アッ……」



chu!

「大好きです……(///)」

16: ◆Vysj.4B9aySt 21/07/30(金)17:28:35 ID:KgHI
――街路地





藍子「そ、そろそろ時間ですよね……」ヘッピリヘッピリ

P「……やっぱりタクシーを呼ぶぞ」

藍子「す、すみません……何か、いつも以上に歩きにくくて……」ヘッピリヘッピリ

「その……何か…………まだ入っているような違和感が……(///)」

P「うぅ……すまん(///)」

ヘイタクシー

スタンディングモードデオネガイシマス

17: ◆Vysj.4B9aySt 21/07/30(金)17:30:42 ID:KgHI
――事務所前



「1700円になります」

P「じゃあ……ちょうどで」

「毎度ありー」

ブロロー



藍子「あ、見てください。ちょうど6階の電気が消えてますよ」

P「バレバレなことをしやがって……」

「じゃあ、行くか?」テヲダス



藍子「はいっ!」ギュッ

「これからもずっと……私の隣にいてくださいね」



P「当然だ」

「俺の大切な女性(こいびと)だからな」

chu!

藍子「嬉しい……ん……」

chu!

18: ◆Vysj.4B9aySt 21/07/30(金)17:39:06 ID:KgHI


未央「あー、やっぱり玄関とこでイチャイチャしてるよ」

茜「馬に蹴られますか!?」

芳乃「あとはー、若い二人にー」

肇「あ、ちょっと……それは(///)」

ほたる「鹿さんがいませんし……」

茄子「そういう問題でもありませんよ……」



加奈「何かさっき悪口を言われた気がするんだけど……」

歌鈴「気のせいでしゅにょ…………あたたた、また噛んだぁ」

唯「あー、何か可愛い縫いぐるみ抱えてるネー☆」

心(あんなん抱えてホテルに行ったのか?)

ありす「このままでは始められませんから呼んできます!」

夕美「あー、もう少し。もう少しだけ待とうか」アセアセ

美波(いいなぁ(///)……パパがうるさいからなぁ……プロデューサーさんには、常にアプローチしているんだけどなぁ)

文香「……小説より濃い……恋の物語ですね……」



「御馳走様でした……」



HAPPY BIRTHDAY TAKAMORI AIKO



AND

27day

NITTA MINAMI AND NANAKUSA NITIKA

29day

KOMIYA KAHO

Today

JOUGASAKI RIKA AND IBUKI TUBASA



NEXT Day

TACHIBANA ARISU

19: 名無しさん@おーぷん 21/07/30(金)17:41:58 ID:KgHI
奥空心白「あ、あれ?26日……」

七草にちか「……間違えられてる!」



修正

26日誕生日

奥空心白&七草にちか

20: 名無しさん@おーぷん 21/07/30(金)17:43:01 ID:KgHI
最後で間違い発生

すまん、にちかと心白



では、読んで下さった方へいちごパスタを

引用元: 【モバマス】藍子「サンドイッチより海苔巻やいなり寿司が好きです」