【艦これ】漣「提督が基地に着任しました」【安価あり】
【艦これ】古鷹「提督が基地に着任しました」【安価あり】
16: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/08(日) 17:24:21.02 ID:KsK8osHc0
【33日目:金曜日】
0630:朝食
――ブイン基地、艦娘部隊施設 食堂
不知火「……」
女「どうしたのよ、点呼の時から不機嫌そうな顔だったけど」
不知火「……」
不知火「訴訟」
女「いきなりね!?」
本日の秘書艦
古鷹、那珂、大淀、雪風、島風、浜風、加賀の中から
↓2
0630:朝食
――ブイン基地、艦娘部隊施設 食堂
不知火「……」
女「どうしたのよ、点呼の時から不機嫌そうな顔だったけど」
不知火「……」
不知火「訴訟」
女「いきなりね!?」
本日の秘書艦
古鷹、那珂、大淀、雪風、島風、浜風、加賀の中から
↓2
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/08(日) 17:26:09.59 ID:59PXDfBO0
島風
21: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/08(日) 17:34:17.11 ID:KsK8osHc0
女「今日の秘書艦だけど……」
島風「私がやりますー!」
女「あら、じゃあ任せちゃおうかしら」
島風「がんばります!」
女「よろしく」ニコッ
島風「私がやりますー!」
女「あら、じゃあ任せちゃおうかしら」
島風「がんばります!」
女「よろしく」ニコッ
22: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/08(日) 17:34:45.82 ID:KsK8osHc0
1000:執務中
――ブイン基地、艦娘部隊施設 司令官執務室
女「島風、お茶を淹れて頂戴」
島風「むー……」
女「島風?」
島風「あ、はいっ!」
女「お茶、入れてくれる?」
島風「はーい!」タタタタ
女「ゆっくりよー」
女「……あら……あの子、不備もなく出来てるじゃない」
コンコンコン
女「はいはい、どちら様?」
入ってきた艦娘
古鷹、那珂、大淀、雪風、浜風、加賀、瑞鶴の中から
↓2
――ブイン基地、艦娘部隊施設 司令官執務室
女「島風、お茶を淹れて頂戴」
島風「むー……」
女「島風?」
島風「あ、はいっ!」
女「お茶、入れてくれる?」
島風「はーい!」タタタタ
女「ゆっくりよー」
女「……あら……あの子、不備もなく出来てるじゃない」
コンコンコン
女「はいはい、どちら様?」
入ってきた艦娘
古鷹、那珂、大淀、雪風、浜風、加賀、瑞鶴の中から
↓2
24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/08(日) 17:35:27.37 ID:V8+kE3ezO
瑞鶴
26: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/08(日) 17:41:00.98 ID:KsK8osHc0
>>24瑞鶴
用件
↓2
用件
↓2
28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/08(日) 17:46:39.38 ID:59PXDfBO0
1人部屋が寂しいから誰か一緒の部屋にして欲しい
30: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/08(日) 18:04:44.36 ID:KsK8osHc0
「瑞鶴よ」
女「入っていいわよ」
瑞鶴「失礼します」ガチャ
瑞鶴「相談、良い?」
女「どうぞ。聞くだけね」
瑞鶴「一人部屋って寂しいのよ。誰か一緒の部屋にしてほしいわ」
女「誰か……って言っても、貴女の部屋は確かベッドが二つあるタイプだったわね?」
瑞鶴「うん。二段じゃないやつ」
女「うーん……じゃあ、加賀? 川内も普通のベッドの部屋だったわね」
女「大淀は……あら? 記録上は二人になってるわ」
女「……見ない名前ね。名簿にもないから……」
女「過去の名簿を見たら分かるかしら」
瑞鶴「あぁ、それは……」
本来大淀と同室の艦娘、重巡または軽巡のみ
↓3
女「入っていいわよ」
瑞鶴「失礼します」ガチャ
瑞鶴「相談、良い?」
女「どうぞ。聞くだけね」
瑞鶴「一人部屋って寂しいのよ。誰か一緒の部屋にしてほしいわ」
女「誰か……って言っても、貴女の部屋は確かベッドが二つあるタイプだったわね?」
瑞鶴「うん。二段じゃないやつ」
女「うーん……じゃあ、加賀? 川内も普通のベッドの部屋だったわね」
女「大淀は……あら? 記録上は二人になってるわ」
女「……見ない名前ね。名簿にもないから……」
女「過去の名簿を見たら分かるかしら」
瑞鶴「あぁ、それは……」
本来大淀と同室の艦娘、重巡または軽巡のみ
↓3
33: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/08(日) 18:07:05.83 ID:0eLugtPuO
プリンツ
36: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/08(日) 18:25:54.15 ID:KsK8osHc0
瑞鶴「……プリンツよ」
女「プリンツ? えぇと……」パラパラ
女「……これかしら。艦名、プリンツ……ユージン?」
瑞鶴「それで“オイゲン”って読むの」
女「……失踪、って書いてあるわ」
女「MIA(行動中行方不明)じゃないのね」
瑞鶴「うん。前任の提督の更迭の理由かな」
女「どういうこと?」
瑞鶴「プリンツはドイツから来たの」
瑞鶴「……ドイツの状況は……知ってるよね?」
女「イギリスが壊滅的被害を受けて、難民がヨーロッパ本土に押し寄せたんだっけ」
女「ドイツは一番の難民受け入れ先として凄く期待されて……」
女「確か、ドイツの西部地域は経済が破綻する程受け入れたんだっけ?」
女「それで難民受け入れの差し止めを行って、EUで揉めたとか」
瑞鶴「うん。結局欧州はまた割れてるよね」
瑞鶴「プリンツもいつも悲しんでたわ」
女「……そんな地球の裏側から、遥々ここで何をしていたの?」
瑞鶴「本土で色々実験したんだって。それで、ドイツに帰される予定だったんだけど……」
女「今欧州なんて行けないわね。ロクに太平洋も越えられないのに」
瑞鶴「うん。それで、取り敢えずここに預けられた、って形」
女「形?」
瑞鶴「指揮権は完全にこっちにあって、ドイツ側も無理に送らなくて良いって連絡してきてたらしいわ」
女「インド洋を越えられずに撃沈されて喪失するよりマシだってだけでしょ」
女「その子が、なんで失踪なんて表記になってて前の提督の更迭の原因になるのよ」
女「プリンツ? えぇと……」パラパラ
女「……これかしら。艦名、プリンツ……ユージン?」
瑞鶴「それで“オイゲン”って読むの」
女「……失踪、って書いてあるわ」
女「MIA(行動中行方不明)じゃないのね」
瑞鶴「うん。前任の提督の更迭の理由かな」
女「どういうこと?」
瑞鶴「プリンツはドイツから来たの」
瑞鶴「……ドイツの状況は……知ってるよね?」
女「イギリスが壊滅的被害を受けて、難民がヨーロッパ本土に押し寄せたんだっけ」
女「ドイツは一番の難民受け入れ先として凄く期待されて……」
女「確か、ドイツの西部地域は経済が破綻する程受け入れたんだっけ?」
女「それで難民受け入れの差し止めを行って、EUで揉めたとか」
瑞鶴「うん。結局欧州はまた割れてるよね」
瑞鶴「プリンツもいつも悲しんでたわ」
女「……そんな地球の裏側から、遥々ここで何をしていたの?」
瑞鶴「本土で色々実験したんだって。それで、ドイツに帰される予定だったんだけど……」
女「今欧州なんて行けないわね。ロクに太平洋も越えられないのに」
瑞鶴「うん。それで、取り敢えずここに預けられた、って形」
女「形?」
瑞鶴「指揮権は完全にこっちにあって、ドイツ側も無理に送らなくて良いって連絡してきてたらしいわ」
女「インド洋を越えられずに撃沈されて喪失するよりマシだってだけでしょ」
女「その子が、なんで失踪なんて表記になってて前の提督の更迭の原因になるのよ」
40: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/08(日) 19:16:23.31 ID:KsK8osHc0
瑞鶴「……ある日消えたのよ。忽然とね」
女「忽然と?」
瑞鶴「うん。誰にも何も言わず」
女「私物なんかは?」
瑞鶴「全部残ってる。工廠にはまだ艤装もあるわ」
女「要するに、本人だけが行方不明になったのね」
瑞鶴「そういうこと」
島風「てーとく! お茶淹れました!」
女「あら、ありがと」
女「ゆっくり、確実に持ってきたのね」ナデナデ
島風「ふふーん♪」
女「瑞鶴、相部屋の話だけどね」
瑞鶴「え、うん」
女「加賀か川内との相部屋が嫌なら、一人部屋で我慢して」
女「午後、課業終了までに答えを出しておいてね」
瑞鶴「り、了解」
女「あと、プリンツ・オイゲンについてはこっちでも色々調べてみるわね」
瑞鶴「……うん」
女「忽然と?」
瑞鶴「うん。誰にも何も言わず」
女「私物なんかは?」
瑞鶴「全部残ってる。工廠にはまだ艤装もあるわ」
女「要するに、本人だけが行方不明になったのね」
瑞鶴「そういうこと」
島風「てーとく! お茶淹れました!」
女「あら、ありがと」
女「ゆっくり、確実に持ってきたのね」ナデナデ
島風「ふふーん♪」
女「瑞鶴、相部屋の話だけどね」
瑞鶴「え、うん」
女「加賀か川内との相部屋が嫌なら、一人部屋で我慢して」
女「午後、課業終了までに答えを出しておいてね」
瑞鶴「り、了解」
女「あと、プリンツ・オイゲンについてはこっちでも色々調べてみるわね」
瑞鶴「……うん」
41: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/08(日) 19:22:24.30 ID:KsK8osHc0
1200:昼食
――ブイン基地、艦娘部隊施設 食堂
女「問題は山積してるわね……」
島風「?」
女「午後からの執務も、よろしくね」
島風「はーい!」
隣に座った艦娘
古鷹、那珂、大淀、雪風、浜風、加賀の中から
↓2
――ブイン基地、艦娘部隊施設 食堂
女「問題は山積してるわね……」
島風「?」
女「午後からの執務も、よろしくね」
島風「はーい!」
隣に座った艦娘
古鷹、那珂、大淀、雪風、浜風、加賀の中から
↓2
43: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/08(日) 19:23:07.86 ID:w/eIP1UyO
大淀
45: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/08(日) 19:29:56.34 ID:KsK8osHc0
大淀「お隣よろしいですか?」
女「丁度良かったわ。座って」
大淀「? 失礼します」ストン
女「プリンツ・オイゲンのことは聞いたわ」
大淀「……誰から聞いたんですか?」
1.はぐらかす
2.本当の事を言う
3.嘘を吐く
4.その他
↓2
女「丁度良かったわ。座って」
大淀「? 失礼します」ストン
女「プリンツ・オイゲンのことは聞いたわ」
大淀「……誰から聞いたんですか?」
1.はぐらかす
2.本当の事を言う
3.嘘を吐く
4.その他
↓2
47: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/08(日) 19:30:20.41 ID:WrvnK7wrO
2
50: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/08(日) 22:42:28.79 ID:KsK8osHc0
女「瑞鶴から聞いたのよ。あとは過去の資料類も少々ね」
大淀「……そうですか」
女「彼女の私物はそのままの状態で残っているの?」
大淀「……はい」
女「そう……」
女「艤装も、私物も全部そのままなのね?」
大淀「はい」
女「えーと……」
1.「本土にプリンツの艤装を使用できる新しい子を要望してみようと思うの」
2.「貴女は別の誰かと一緒の部屋になる気はないの?」
3.「詳しく聞いても良い?」
4.その他
↓2
大淀「……そうですか」
女「彼女の私物はそのままの状態で残っているの?」
大淀「……はい」
女「そう……」
女「艤装も、私物も全部そのままなのね?」
大淀「はい」
女「えーと……」
1.「本土にプリンツの艤装を使用できる新しい子を要望してみようと思うの」
2.「貴女は別の誰かと一緒の部屋になる気はないの?」
3.「詳しく聞いても良い?」
4.その他
↓2
52: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/08(日) 22:44:36.63 ID:9I81ydeYO
3
56: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/08(日) 23:09:32.21 ID:cv0lcHjy0
女「詳しく聞いても良い?」
大淀「お答えできる範囲なら」
女「そう。じゃあ聞くわね」
女「はっきりと言うけど、決して脱柵や逃亡じゃないのね?」
大淀「当然です」
女「ある日の朝、何の前触れもなく忽然と消えたっていうけど」
大淀「……同室の私も全く気が付きませんでした」
女「当然、捜索隊は出たわよね?」
大淀「陸戦守備隊の方々の間でも顔が知れていましたから……」
女「そう……」
女「前任の提督が更迭されたのは?」
大淀「……元々、本土でも上層部の受けが良くない方だったので……」
大淀「彼女の行方不明で責任を追及されて……その後貴女が来るまでに捜索も中止に……」
女「……特務辺りが一枚噛んでそうね」
女「ありがとう。えーと……」
1.「本土にプリンツの艤装を使用できる新しい子を要望してみようと思うの」
2.「貴女は別の誰かと一緒の部屋になる気はないの?」
3.「他に何か気になることとか」
4.その他
↓2
大淀「お答えできる範囲なら」
女「そう。じゃあ聞くわね」
女「はっきりと言うけど、決して脱柵や逃亡じゃないのね?」
大淀「当然です」
女「ある日の朝、何の前触れもなく忽然と消えたっていうけど」
大淀「……同室の私も全く気が付きませんでした」
女「当然、捜索隊は出たわよね?」
大淀「陸戦守備隊の方々の間でも顔が知れていましたから……」
女「そう……」
女「前任の提督が更迭されたのは?」
大淀「……元々、本土でも上層部の受けが良くない方だったので……」
大淀「彼女の行方不明で責任を追及されて……その後貴女が来るまでに捜索も中止に……」
女「……特務辺りが一枚噛んでそうね」
女「ありがとう。えーと……」
1.「本土にプリンツの艤装を使用できる新しい子を要望してみようと思うの」
2.「貴女は別の誰かと一緒の部屋になる気はないの?」
3.「他に何か気になることとか」
4.その他
↓2
58: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/08(日) 23:13:35.31 ID:8J3HiyQWO
1
59: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/08(日) 23:20:26.01 ID:cv0lcHjy0
女「そうね……」
女「本土にプリンツの艤装を使用できる新しい子を要望してみようと思うの」
大淀「……本気ですか?」
女「来ることどころか返答があることすら望み薄よ」
女「万が一来たとしても、貴女と彼女の部屋はそのまま。新しい子は川内辺りと一緒にさせるわ」
大淀「……」
女「それに、折角艤装があるんだし、どうせなら使わなきゃ損じゃない?」
大淀「そうですね……」
女「と、そろそろ時間かしらね」
1.「貴女は別の誰かと一緒の部屋になる気はないの?」
2.「他に何か気になることとか」
3.会話を終了する
4.その他
↓2
女「本土にプリンツの艤装を使用できる新しい子を要望してみようと思うの」
大淀「……本気ですか?」
女「来ることどころか返答があることすら望み薄よ」
女「万が一来たとしても、貴女と彼女の部屋はそのまま。新しい子は川内辺りと一緒にさせるわ」
大淀「……」
女「それに、折角艤装があるんだし、どうせなら使わなきゃ損じゃない?」
大淀「そうですね……」
女「と、そろそろ時間かしらね」
1.「貴女は別の誰かと一緒の部屋になる気はないの?」
2.「他に何か気になることとか」
3.会話を終了する
4.その他
↓2
61: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/08(日) 23:23:08.84 ID:stjxuRI/0
1
62: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/08(日) 23:34:19.29 ID:cv0lcHjy0
女「駆け足になるけど、貴女は別の誰かと一緒の部屋になる気はないの?」
大淀「……」
大淀「ありません。彼女は……」
女「……いいわ。そうね、彼女はまだ“居る”んだものね」
大淀「……すいません」
女「いいのよ。取り敢えず、分かったわ。ありがとう」
女「……あ、それと、部屋にはなるべく帰った方が良いわよ。電信室で寝泊まりするのはあまり良くないと思うの」
大淀「はい」
女「じゃあね」
大淀「……」
大淀「ありません。彼女は……」
女「……いいわ。そうね、彼女はまだ“居る”んだものね」
大淀「……すいません」
女「いいのよ。取り敢えず、分かったわ。ありがとう」
女「……あ、それと、部屋にはなるべく帰った方が良いわよ。電信室で寝泊まりするのはあまり良くないと思うの」
大淀「はい」
女「じゃあね」
63: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/08(日) 23:35:27.71 ID:cv0lcHjy0
1500:執務中
――ブイン基地、艦娘部隊施設 司令官執務室
女(戦闘の経験も豊富ね……)
女(結構激戦にも参加してるじゃない)
島風「てーとく! お茶淹れました!」
女「あら……気が利くのね。早いわ」
島風「ふふーん♪ はっやーい!」
女「はっやーい」クスクス
コンコンコン
女「あら誰かしら?」
入ってきた艦娘
古鷹、那珂、雪風、浜風、加賀の中から
↓2
――ブイン基地、艦娘部隊施設 司令官執務室
女(戦闘の経験も豊富ね……)
女(結構激戦にも参加してるじゃない)
島風「てーとく! お茶淹れました!」
女「あら……気が利くのね。早いわ」
島風「ふふーん♪ はっやーい!」
女「はっやーい」クスクス
コンコンコン
女「あら誰かしら?」
入ってきた艦娘
古鷹、那珂、雪風、浜風、加賀の中から
↓2
65: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/08(日) 23:36:42.85 ID:59PXDfBO0
浜風
67: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/08(日) 23:38:37.90 ID:cv0lcHjy0
>>65浜風
用件
↓2
用件
↓2
68: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/08(日) 23:50:26.65 ID:stjxuRI/0
雪風がどこかに行ったまま戻ってこない
70: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/09(月) 00:16:57.72 ID:vdowgDkG0
「浜風です」
女「どうぞ、入って」
浜風「失礼します」ガチャ
浜風「……ここにも居りませんか」
女「誰か捜してるの?」
浜風「あ、はい。雪風を見ていませんか?」
浜風「どこかに行ったまま戻ってこないんです」
女「雪風? 見かけていないわね」
女「夕食の時間になったら帰ってくるとは思うけど……」
島風「ゆっきーどっか行っちゃったの?」
女「きっとどこかで遊んでいるのね」
女「宿舎と工廠は確認した?」
浜風「はい。艤装を使ったりはしていないようです」
浜風「宿舎は彼女の部屋のみを確認しました」
女「そう……そうね、一応捜してみましょうか」
浜風「すいません……」
捜す場所
1.食堂及び間宮
2.大浴場
3.宿舎の雪風以外の部屋
4.司令部棟内
5.埠頭
6.その他
↓2
女「どうぞ、入って」
浜風「失礼します」ガチャ
浜風「……ここにも居りませんか」
女「誰か捜してるの?」
浜風「あ、はい。雪風を見ていませんか?」
浜風「どこかに行ったまま戻ってこないんです」
女「雪風? 見かけていないわね」
女「夕食の時間になったら帰ってくるとは思うけど……」
島風「ゆっきーどっか行っちゃったの?」
女「きっとどこかで遊んでいるのね」
女「宿舎と工廠は確認した?」
浜風「はい。艤装を使ったりはしていないようです」
浜風「宿舎は彼女の部屋のみを確認しました」
女「そう……そうね、一応捜してみましょうか」
浜風「すいません……」
捜す場所
1.食堂及び間宮
2.大浴場
3.宿舎の雪風以外の部屋
4.司令部棟内
5.埠頭
6.その他
↓2
72: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/09(月) 00:19:11.92 ID:3zJKTB/hO
2
73: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/09(月) 00:32:22.14 ID:vdowgDkG0
――ブイン基地、艦娘部隊施設 大浴場
女「居ない、わね」
島風「ゆっきーあんまりお風呂入りたがらないからね」
女「夜だけ、って感じね」
浜風「そうですね」
女「他を当たりましょ」
捜す場所
1.食堂及び間宮
2.宿舎の雪風以外の部屋
3.司令部棟内
4.埠頭
5.その他
↓2
女「居ない、わね」
島風「ゆっきーあんまりお風呂入りたがらないからね」
女「夜だけ、って感じね」
浜風「そうですね」
女「他を当たりましょ」
捜す場所
1.食堂及び間宮
2.宿舎の雪風以外の部屋
3.司令部棟内
4.埠頭
5.その他
↓2
75: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/09(月) 00:32:48.47 ID:wvra8MjQo
4
77: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/09(月) 00:35:56.68 ID:vdowgDkG0
――ブイン基地、艦娘部隊施設 埠頭
浜風「居ませんね」
女「コンテナの陰とか……居ないわね」
島風「でもここかくれんぼとかでしか来ないよね」
女「まぁ見てて面白い物ではないかもね」
捜す場所
1.食堂及び間宮
2.宿舎の雪風以外の部屋
3.司令部棟内
4.その他
↓2
浜風「居ませんね」
女「コンテナの陰とか……居ないわね」
島風「でもここかくれんぼとかでしか来ないよね」
女「まぁ見てて面白い物ではないかもね」
捜す場所
1.食堂及び間宮
2.宿舎の雪風以外の部屋
3.司令部棟内
4.その他
↓2
79: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/09(月) 00:36:41.99 ID:wvra8MjQo
1
81: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/09(月) 00:44:32.31 ID:vdowgDkG0
――ブイン基地、艦娘部隊施設 甘味処“間宮”
那珂「あ、提督。こんにちはー」
女「那珂。雪風見てないかしら?」
那珂「雪風ちゃん? さっきまで居たんだけど……」
那珂「戻ってたとしたら、もう部屋じゃないかなー」
女「そう。ありがとう」
那珂「いえいえー」
捜す場所
1.宿舎
2.司令部棟内
3.その他
↓2
那珂「あ、提督。こんにちはー」
女「那珂。雪風見てないかしら?」
那珂「雪風ちゃん? さっきまで居たんだけど……」
那珂「戻ってたとしたら、もう部屋じゃないかなー」
女「そう。ありがとう」
那珂「いえいえー」
捜す場所
1.宿舎
2.司令部棟内
3.その他
↓2
83: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/09(月) 00:46:04.14 ID:NzQmUaULO
1
84: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/09(月) 00:52:21.17 ID:vdowgDkG0
――ブイン基地、艦娘部隊施設 二階廊下
女「雪風と島風の部屋はここだけど……」ガチャ
島風「ゆっきー居ないね」
浜風「別の誰かの部屋でしょうか」
女「そうね。誰か別の子の部屋かしらね」
誰の部屋を当たる?
古鷹、那珂、大淀、川内、漣、浜風、加賀、瑞鶴の中から
↓2
女「雪風と島風の部屋はここだけど……」ガチャ
島風「ゆっきー居ないね」
浜風「別の誰かの部屋でしょうか」
女「そうね。誰か別の子の部屋かしらね」
誰の部屋を当たる?
古鷹、那珂、大淀、川内、漣、浜風、加賀、瑞鶴の中から
↓2
86: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/09(月) 00:53:52.71 ID:qsOVILz5O
瑞鶴
87: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/09(月) 00:55:51.13 ID:vdowgDkG0
女「瑞鶴、居る?」コンコンコン
女「……」
浜風「……留守でしょうか」
女「開けるわよ」ガチャ
女「……留守ね」
島風「ゆっきーも居ないね」
女「他を当たろうかしらね」
誰の部屋を当たる?
古鷹、那珂、大淀、川内、漣、浜風、加賀の中から
↓2
女「……」
浜風「……留守でしょうか」
女「開けるわよ」ガチャ
女「……留守ね」
島風「ゆっきーも居ないね」
女「他を当たろうかしらね」
誰の部屋を当たる?
古鷹、那珂、大淀、川内、漣、浜風、加賀の中から
↓2
89: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/09(月) 00:56:57.82 ID:VGgSat8oO
浜風
91: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/09(月) 01:00:46.83 ID:vdowgDkG0
女「貴女の部屋ね」
浜風「えぇ」ガチャ
浜風「……居ないようです」
島風「もう、ゆっきーどこ居るの?」
女「誰も居ない部屋には居ない可能性が高いわね」
誰の部屋を当たる?
古鷹、大淀、加賀の中から
↓2
浜風「えぇ」ガチャ
浜風「……居ないようです」
島風「もう、ゆっきーどこ居るの?」
女「誰も居ない部屋には居ない可能性が高いわね」
誰の部屋を当たる?
古鷹、大淀、加賀の中から
↓2
93: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/09(月) 01:02:06.27 ID:vFZkAWGT0
古鷹
94: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/09(月) 01:09:35.20 ID:vdowgDkG0
女「古鷹、居るかしら?」コンコンコン
「はーい! 今出ますー!」
女「居るかしらね」
古鷹「どうぞ!」ガチャ
女「ん、雪風来てない?」
古鷹「あ、はい。来てますよ」
雪風「はーい! お呼びですか!」
瑞鶴「私も居まーす」
女「お茶かしら?」
雪風「はいっ!」
女「そう。取り越し苦労だったわね」
浜風「ご迷惑をおかけしました……」
女「良いのよ。さ、雪風の顔を見れたし、戻りましょ」
浜風「あ、私はここに居ます」
女「そう。じゃあね」
浜風「はい」
島風「じゃあね、ゆっきー」
雪風「うん、後で」
「はーい! 今出ますー!」
女「居るかしらね」
古鷹「どうぞ!」ガチャ
女「ん、雪風来てない?」
古鷹「あ、はい。来てますよ」
雪風「はーい! お呼びですか!」
瑞鶴「私も居まーす」
女「お茶かしら?」
雪風「はいっ!」
女「そう。取り越し苦労だったわね」
浜風「ご迷惑をおかけしました……」
女「良いのよ。さ、雪風の顔を見れたし、戻りましょ」
浜風「あ、私はここに居ます」
女「そう。じゃあね」
浜風「はい」
島風「じゃあね、ゆっきー」
雪風「うん、後で」
95: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/09(月) 01:10:59.94 ID:vdowgDkG0
1900:夕食
――ブイン基地、艦娘部隊施設 食堂
女「なんだかどっと疲れちゃったわ」ナデナデ
島風「おぅっ!?」
島風「なんですかー、てーとくー」
女「ごめんごめん」
島風「べ、別に撫でるのをやめなくてもいいんですけどー」
女「そう?」クスクス
隣に座った艦娘
古鷹、鈴谷、那珂、北上、大淀、川内、漣、雪風、雷、島風、浜風、不知火、加賀、瑞鶴の中から
↓2
――ブイン基地、艦娘部隊施設 食堂
女「なんだかどっと疲れちゃったわ」ナデナデ
島風「おぅっ!?」
島風「なんですかー、てーとくー」
女「ごめんごめん」
島風「べ、別に撫でるのをやめなくてもいいんですけどー」
女「そう?」クスクス
隣に座った艦娘
古鷹、鈴谷、那珂、北上、大淀、川内、漣、雪風、雷、島風、浜風、不知火、加賀、瑞鶴の中から
↓2
97: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/09(月) 01:11:27.92 ID:+bV+2+kAO
古鷹
98: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/09(月) 01:17:38.60 ID:vdowgDkG0
古鷹「あ、提督。お隣良いですか?」
女「えぇ、構わないわ」
古鷹「失礼します」ストン
女「前々から思ってたけど、古鷹って結構面倒見が良いわよね?」
古鷹「そうですか?」
女「えぇ。良いお姉ちゃんしてるもの」
古鷹「なんだか照れちゃいます」
古鷹「あ、じゃあ私のお姉さんは提督ですね」
女「そうかしらね」クスッ
古鷹「はい。提督のようなお姉さんが欲しいです」
女「ふふふ、ありがと」ニコッ
女「えぇ、構わないわ」
古鷹「失礼します」ストン
女「前々から思ってたけど、古鷹って結構面倒見が良いわよね?」
古鷹「そうですか?」
女「えぇ。良いお姉ちゃんしてるもの」
古鷹「なんだか照れちゃいます」
古鷹「あ、じゃあ私のお姉さんは提督ですね」
女「そうかしらね」クスッ
古鷹「はい。提督のようなお姉さんが欲しいです」
女「ふふふ、ありがと」ニコッ
99: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/09(月) 01:18:19.15 ID:vdowgDkG0
2130:入浴
――ブイン基地、艦娘部隊施設 大浴場脱衣場
女「……誰か入ってるわね」
女「この服は確か……」
置いてある服の持ち主
鈴谷、那珂、北上、川内、浜風、不知火、加賀の中から
↓2
――ブイン基地、艦娘部隊施設 大浴場脱衣場
女「……誰か入ってるわね」
女「この服は確か……」
置いてある服の持ち主
鈴谷、那珂、北上、川内、浜風、不知火、加賀の中から
↓2
101: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/09(月) 01:19:37.51 ID:wvra8MjQo
那珂
105: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/09(月) 01:41:24.23 ID:vdowgDkG0
カラカラカラ
女「那珂か川内だと思うけど……」
那珂「あれ? 提督?」
女「那珂ね」
那珂「お先してまーす」
那珂「あ、背中流してあげよっか?」
女「そうね、頼むわ」
那珂「じゃあ座ってー」
女「はいはい」
女「那珂か川内だと思うけど……」
那珂「あれ? 提督?」
女「那珂ね」
那珂「お先してまーす」
那珂「あ、背中流してあげよっか?」
女「そうね、頼むわ」
那珂「じゃあ座ってー」
女「はいはい」
106: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/09(月) 01:41:51.60 ID:vdowgDkG0
女「ふぅ……」カポーン
那珂「うーん、いーきもちぃ」カポーン
女「髪を解くと印象変わるわね」
那珂「そう?」
女「えぇ。うなじが見えて、色気があるわ」
那珂「ありがと。提督も色っぽいよ?」
女「そう、かしら?」
那珂「うんうん、ほんとに」
女「ふふ、悪い気はしないわ」
那珂「照れてる?」
女「かもね」
那珂「うーん、いーきもちぃ」カポーン
女「髪を解くと印象変わるわね」
那珂「そう?」
女「えぇ。うなじが見えて、色気があるわ」
那珂「ありがと。提督も色っぽいよ?」
女「そう、かしら?」
那珂「うんうん、ほんとに」
女「ふふ、悪い気はしないわ」
那珂「照れてる?」
女「かもね」
107: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/09(月) 01:42:31.48 ID:vdowgDkG0
女「那珂はどうして艦娘になったのかしら?」
那珂「え? あー、えっとねー……」
女「……話しにくいなら、別に」
那珂「那珂はね、昔からアイドルになりたかったんだ」
那珂「でも、高校卒業してから、アイドルになれなくて……」
那珂「おとーさんとおかーさんにすっごく怒られて……」
那珂「そのまま海軍に入っちゃった」
女「……そう。でも、今立派なアイドルじゃない」
女「南方では結構有名よ。少なくとも、フィリピンに居た私も知ってた」
那珂「……うん、ありがと」
那珂「え? あー、えっとねー……」
女「……話しにくいなら、別に」
那珂「那珂はね、昔からアイドルになりたかったんだ」
那珂「でも、高校卒業してから、アイドルになれなくて……」
那珂「おとーさんとおかーさんにすっごく怒られて……」
那珂「そのまま海軍に入っちゃった」
女「……そう。でも、今立派なアイドルじゃない」
女「南方では結構有名よ。少なくとも、フィリピンに居た私も知ってた」
那珂「……うん、ありがと」
108: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/09(月) 01:43:33.92 ID:vdowgDkG0
那珂「そろそろ上がるね」ザバッ
女「えぇ」
那珂「じゃあねー」
那珂「……あ、提督。その……誰も、気にしないと思うよ……身体の事」
女「……そうかしらね」
那珂「うん」
カラカラカラ
女「……」
【33日目:金曜日】終了
女「えぇ」
那珂「じゃあねー」
那珂「……あ、提督。その……誰も、気にしないと思うよ……身体の事」
女「……そうかしらね」
那珂「うん」
カラカラカラ
女「……」
【33日目:金曜日】終了
119: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/09(月) 09:31:47.19 ID:pXVeVFpf0
【34日目:土曜日】
0630:朝食
――ブイン基地、艦娘部隊施設 食堂
女「アメリカとの連絡路、ね……」
鈴谷「今朝の新聞?」
女「昨日のよ。空軍が先に読んだのがこっちに回ってくるから」
鈴谷「なんか曜日感覚狂っちゃうよね」
女「そうね」
鈴谷「で、今日はあれ? 北方の……」
女「えぇ。米国との連絡路を失ったそうよ」
女「正しくは、アメリカがウナラスカ島を失陥して、ダッチハーバーが使えなくなったのね」
鈴谷「どっこも大変だねー」
女「ここに居る限りあんまり感じないけどね」
本日の秘書艦
鈴谷、北上、川内、漣、雷、不知火、加賀、瑞鶴の中から
↓2
0630:朝食
――ブイン基地、艦娘部隊施設 食堂
女「アメリカとの連絡路、ね……」
鈴谷「今朝の新聞?」
女「昨日のよ。空軍が先に読んだのがこっちに回ってくるから」
鈴谷「なんか曜日感覚狂っちゃうよね」
女「そうね」
鈴谷「で、今日はあれ? 北方の……」
女「えぇ。米国との連絡路を失ったそうよ」
女「正しくは、アメリカがウナラスカ島を失陥して、ダッチハーバーが使えなくなったのね」
鈴谷「どっこも大変だねー」
女「ここに居る限りあんまり感じないけどね」
本日の秘書艦
鈴谷、北上、川内、漣、雷、不知火、加賀、瑞鶴の中から
↓2
121: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/09(月) 09:39:57.89 ID:+bV+2+kAO
北上
122: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/09(月) 09:45:30.93 ID:pXVeVFpf0
女「北上、貴女秘書艦をしたことは?」
北上「えー……」
女「はっきり答える」
北上「ありますよー、ありますけどー……」
女「何?」
北上「もう一年も事務仕事とかしてないっていうか……」
女「なら大丈夫ね。今日頼むわ」
北上「……あーい」
北上「えー……」
女「はっきり答える」
北上「ありますよー、ありますけどー……」
女「何?」
北上「もう一年も事務仕事とかしてないっていうか……」
女「なら大丈夫ね。今日頼むわ」
北上「……あーい」
123: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/09(月) 09:46:51.90 ID:pXVeVFpf0
1000:執務中
――ブイン基地、艦娘部隊施設 司令官執務室
北上「電文ですよー」
女「ん、ありがと」
コンコンコン
北上「誰ー?」
入ってきた艦娘
鈴谷、川内、漣、雷、不知火、加賀、瑞鶴の中から
↓2
――ブイン基地、艦娘部隊施設 司令官執務室
北上「電文ですよー」
女「ん、ありがと」
コンコンコン
北上「誰ー?」
入ってきた艦娘
鈴谷、川内、漣、雷、不知火、加賀、瑞鶴の中から
↓2
125: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/09(月) 09:53:32.60 ID:+a6pPF970
川内
126: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/09(月) 09:54:47.64 ID:pXVeVFpf0
>>125川内
用件
↓2
用件
↓2
128: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/09(月) 09:57:49.52 ID:x0I+e6ocO
間宮に行こうぜ
130: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/09(月) 10:05:04.01 ID:pXVeVFpf0
「川内だよ!」
女「入って良いわよ」
川内「失礼します!」ガチャ
川内「提督! 間宮行こ、間宮!」
女「急ね」
川内「いーじゃん! 行こーよ!」
女「そうねぇ……」チラッ
北上「……あー、あたしは提督に合わせますよー」
女「そう言ってくれて嬉しいわ」
1.行く
2.行かない
3.その他
↓2
女「入って良いわよ」
川内「失礼します!」ガチャ
川内「提督! 間宮行こ、間宮!」
女「急ね」
川内「いーじゃん! 行こーよ!」
女「そうねぇ……」チラッ
北上「……あー、あたしは提督に合わせますよー」
女「そう言ってくれて嬉しいわ」
1.行く
2.行かない
3.その他
↓2
132: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/09(月) 10:08:10.70 ID:y5mf5rsCO
1
133: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/09(月) 10:16:33.45 ID:pXVeVFpf0
女「じゃ、行きましょ」
北上「やったね」
女「貴女行きたそうな顔してたもの」
北上「そう?」
女「そうよ」
川内「そうと決まれば、早く行こーよ!」
女「もう、一体何が貴女をそんなに掻き立てるの?」
北上「やったね」
女「貴女行きたそうな顔してたもの」
北上「そう?」
女「そうよ」
川内「そうと決まれば、早く行こーよ!」
女「もう、一体何が貴女をそんなに掻き立てるの?」
134: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/09(月) 10:17:12.17 ID:pXVeVFpf0
――ブイン基地、艦娘部隊施設 甘味処“間宮”
間宮「いらっしゃいませ。甘味処“間宮”へようこそ」
女「どうしようかしらね」
川内「何食べる?」
北上「あたしは結構来るからねーもう決まったよ」
川内「私も。提督は?」
女「んー、決めたわ」
川内「じゃ、頼もっか」
女、北上、川内の注文
↓2、↓3、↓4
間宮「いらっしゃいませ。甘味処“間宮”へようこそ」
女「どうしようかしらね」
川内「何食べる?」
北上「あたしは結構来るからねーもう決まったよ」
川内「私も。提督は?」
女「んー、決めたわ」
川内「じゃ、頼もっか」
女、北上、川内の注文
↓2、↓3、↓4
136: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/09(月) 10:25:32.10 ID:yKM+I6bUO
間宮羊羹
137: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/09(月) 10:26:43.98 ID:wvra8MjQo
善哉
138: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/09(月) 10:27:25.58 ID:AR1sO3hFO
根性焼き
139: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/09(月) 11:02:13.81 ID:pXVeVFpf0
川内「すいませーん」
間宮「はーい」トタトタ
川内「根性焼きをお願いします。提督は?」
女「この間宮羊羹ってのを食べてみたいわね」
北上「あたしは善哉」
間宮「畏まりました。暫くお待ちください」トタトタ
北上「この待つ時間もいいよねー」
女「分かるわ」
川内「そうかなー」
女「この待ち遠しい気持ちが心地良いんじゃない」
間宮「はーい」トタトタ
川内「根性焼きをお願いします。提督は?」
女「この間宮羊羹ってのを食べてみたいわね」
北上「あたしは善哉」
間宮「畏まりました。暫くお待ちください」トタトタ
北上「この待つ時間もいいよねー」
女「分かるわ」
川内「そうかなー」
女「この待ち遠しい気持ちが心地良いんじゃない」
140: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/09(月) 11:16:20.16 ID:pXVeVFpf0
間宮「お待たせしました」
間宮「間宮羊羹、善哉、根性焼きになります」
女「ん、ありがと」
女「さて……根性焼き、って本当に見た目今川焼なのね」
川内「そーだよ。大体どこの間宮にもあるみたい」
女「そうなの?」
川内「トラックにもあったもん」
女「へぇ」
間宮「間宮羊羹、善哉、根性焼きになります」
女「ん、ありがと」
女「さて……根性焼き、って本当に見た目今川焼なのね」
川内「そーだよ。大体どこの間宮にもあるみたい」
女「そうなの?」
川内「トラックにもあったもん」
女「へぇ」
141: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/09(月) 11:23:07.64 ID:pXVeVFpf0
北上「んー、やっぱ美味しいよねー、これ」
川内「前々から思ってたけど、それさ、お汁粉じゃないの?」
北上「んん? 善哉でしょ」
川内「だって、善哉ってこう……お餅に餡子かけたやつじゃん」
北上「?」
女「えーと……私の認識でもこれは善哉よ?」
川内「ええっ?」
女「妙なこと言うのね」
判定
コンマ40以下、00は100扱い
直下
川内「前々から思ってたけど、それさ、お汁粉じゃないの?」
北上「んん? 善哉でしょ」
川内「だって、善哉ってこう……お餅に餡子かけたやつじゃん」
北上「?」
女「えーと……私の認識でもこれは善哉よ?」
川内「ええっ?」
女「妙なこと言うのね」
判定
コンマ40以下、00は100扱い
直下
142: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/09(月) 11:24:19.15 ID:8caxGfEFO
あ
144: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/09(月) 11:36:14.67 ID:pXVeVFpf0
カラカラカラ
間宮「いらっしゃいませ、甘味処“間宮”へようこそ」
不知火「……」ペコリ
不知火「司令、と北上さんと川内さん」
女「あら、不知火。貴女も利用するのね」
不知火「甘い物は嫌いではありませんから」フンス
不知火「すいません、間宮あんみつの並をお願いします」
間宮「はい、畏まりました」
不知火「何をお話しされてしたのですか?」
川内「あ、そうだ。不知火、これってお汁粉よね?」
不知火「……そうですね。お汁粉です」
北上「えぇ? 善哉じゃん」
不知火「善哉はかき氷では?」
女「それは冷やし善哉でしょ」
不知火「?」
北上「なーんか、話がこんがらがってきたねぇ……」
間宮「いらっしゃいませ、甘味処“間宮”へようこそ」
不知火「……」ペコリ
不知火「司令、と北上さんと川内さん」
女「あら、不知火。貴女も利用するのね」
不知火「甘い物は嫌いではありませんから」フンス
不知火「すいません、間宮あんみつの並をお願いします」
間宮「はい、畏まりました」
不知火「何をお話しされてしたのですか?」
川内「あ、そうだ。不知火、これってお汁粉よね?」
不知火「……そうですね。お汁粉です」
北上「えぇ? 善哉じゃん」
不知火「善哉はかき氷では?」
女「それは冷やし善哉でしょ」
不知火「?」
北上「なーんか、話がこんがらがってきたねぇ……」
145: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/09(月) 11:38:21.92 ID:pXVeVFpf0
女「まぁ、良いわ。多分地域が違うとかでしょ」
女「食事は楽しんでなんぼよ」
北上「さんせーい」
川内「そうだね」
間宮「お待たせしました、間宮あんみつ並盛です」
不知火「おや、来ました」
北上「ところでさ、提督」
女「何?」
北上「その羊羹も好きなんだよねー……一口分けてくれない?」
北上「ほら、こっちの善哉も一口あげるからさー」
女「じゃあ貰おうかしら」
北上「交渉成立だね」
北上の行動
1.普通にスプーンを貸す
2.あーんして食べさせる
3.その他
↓2
女「食事は楽しんでなんぼよ」
北上「さんせーい」
川内「そうだね」
間宮「お待たせしました、間宮あんみつ並盛です」
不知火「おや、来ました」
北上「ところでさ、提督」
女「何?」
北上「その羊羹も好きなんだよねー……一口分けてくれない?」
北上「ほら、こっちの善哉も一口あげるからさー」
女「じゃあ貰おうかしら」
北上「交渉成立だね」
北上の行動
1.普通にスプーンを貸す
2.あーんして食べさせる
3.その他
↓2
147: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/09(月) 11:38:39.73 ID:wiM5R2qhO
3口移し
150: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/09(月) 11:48:24.76 ID:pXVeVFpf0
北上「じゃああげるよ」パク
女「えぇ」
北上「よっ」ガタ
女「?」
北上「んちゅ」ガシッ チュッ
女「んんっ!?」
川内「!?」
女「んーっ!」パタパタ
北上「ぷぇあ」
女「んっ、んっ……」
北上「どお?」
女「……美味しいわ」
女「でも、次があったら普通の手段で食べさせてほしいわね」
北上「あー、うん」
川内「こんなところでいきなり何してんのさ!」
北上「口移し。美味しかったでしょ?」
女「……えぇ」
川内「えー……」
北上「じゃ、羊羹頂戴」
女の行動
1.普通にあげる
2.あーんして食べさせる
3.口移しで仕返し
4.その他
↓2
152: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/09(月) 11:50:03.64 ID:RkKbxYtv0
2
154: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/09(月) 11:56:21.62 ID:pXVeVFpf0
女「はいはい」ヒョイ
女「はい、あーん」
北上「あーん、む」パクッ
北上「んむんむ」
女「美味しいかしら?」
北上「勿論美味しいよー」
北上「いつもより美味しいかもね」ニヤッ
女「その顔やめて」クスクス
川内「すっごい居辛いんだけど」
女「悪いわね」
北上の行動
1.川内にも善哉を一口あげる(普通にスプーンを貸す)
2.川内にも善哉を一口あげる(あーんして食べさせる)
3.その他
↓3
女「はい、あーん」
北上「あーん、む」パクッ
北上「んむんむ」
女「美味しいかしら?」
北上「勿論美味しいよー」
北上「いつもより美味しいかもね」ニヤッ
女「その顔やめて」クスクス
川内「すっごい居辛いんだけど」
女「悪いわね」
北上の行動
1.川内にも善哉を一口あげる(普通にスプーンを貸す)
2.川内にも善哉を一口あげる(あーんして食べさせる)
3.その他
↓3
157: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/09(月) 12:00:14.51 ID:+bV+2+kAO
2
160: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/09(月) 12:21:59.64 ID:pXVeVFpf0
北上「んじゃ、はい」
川内「えっ」
北上「あーん」
川内「あ、あーん」パクッ
川内「んん……」
北上「どーよ?」
川内「……美味しい」
北上「でしょ?」
川内「うん」
川内「でも、口移しは衝撃的だったね」
北上「川内もしてほしいの?」
川内「や、いやっ、そんなことないよっ!?」
北上「そっか」クスクス
女「可愛いんだから」クスクス
川内「もうっ、からかわないでよー!」
不知火(不知火は蚊帳の外ですね)モグモグ
川内「えっ」
北上「あーん」
川内「あ、あーん」パクッ
川内「んん……」
北上「どーよ?」
川内「……美味しい」
北上「でしょ?」
川内「うん」
川内「でも、口移しは衝撃的だったね」
北上「川内もしてほしいの?」
川内「や、いやっ、そんなことないよっ!?」
北上「そっか」クスクス
女「可愛いんだから」クスクス
川内「もうっ、からかわないでよー!」
不知火(不知火は蚊帳の外ですね)モグモグ
163: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/09(月) 12:28:53.25 ID:pXVeVFpf0
1200:昼食
――ブイン基地、艦娘部隊施設 食堂
女「なんだかんだ楽しかったわね」
北上「提督はキスとか普通なんだねー」
女「まぁ、ね……」
隣に座った艦娘
鈴谷、漣、雷、不知火、加賀、瑞鶴の中から
↓2
――ブイン基地、艦娘部隊施設 食堂
女「なんだかんだ楽しかったわね」
北上「提督はキスとか普通なんだねー」
女「まぁ、ね……」
隣に座った艦娘
鈴谷、漣、雷、不知火、加賀、瑞鶴の中から
↓2
165: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/09(月) 12:31:12.76 ID:vSMiUY5Zo
鈴谷
167: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/09(月) 12:41:15.34 ID:pXVeVFpf0
鈴谷「提督、隣いいかな?」
女「いいわ」
鈴谷「せんきゅ」ストン
鈴谷「間宮でなんか騒いでたらしいじゃん?」
女「誰から聞いたのかしら」
北上「あたし」
女「お前かよ」
鈴谷「不知火も言ってたよ」
女「すぐ噂話にするのね」
鈴谷「他に何話題があんのさ」
女「ほら、新聞とか読むでしょ?」
鈴谷「読むけど、明るいニュースなんかないしねー?」
北上「そうだねー」
北上「あ、連絡路の話は聞いたよ」
女「話題になってるじゃない」
女「いいわ」
鈴谷「せんきゅ」ストン
鈴谷「間宮でなんか騒いでたらしいじゃん?」
女「誰から聞いたのかしら」
北上「あたし」
女「お前かよ」
鈴谷「不知火も言ってたよ」
女「すぐ噂話にするのね」
鈴谷「他に何話題があんのさ」
女「ほら、新聞とか読むでしょ?」
鈴谷「読むけど、明るいニュースなんかないしねー?」
北上「そうだねー」
北上「あ、連絡路の話は聞いたよ」
女「話題になってるじゃない」
168: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/09(月) 12:50:28.87 ID:pXVeVFpf0
鈴谷「あれさ、どうなってんの?」
鈴谷「アメリカさんはもうちょっと頑張れるって話だったじゃん」
女「いくらなんでも通常艦をぶつけるのは無理よ」
女「精々100km先から、当たるかどうかもダメージが通るかどうかもよく分からないミサイル撃つくらいだわ」
鈴谷「そっか……やっぱり母港空襲とか受けたら厳しいんだろうね」
女「でしょうね。でも北方に艦娘を置かなかったのは明らかに米海軍の采配ミスだわ」
鈴谷「アメリカさんの物量を以てしても無理かぁ」
女「ま、暫くはまたウナラスカ島の奪還作戦が行われるんでしょうね」
北上「だろうねー」
鈴谷「あっちはアメリカさん主導でしょ? こっちにはあんまり関係ないよね」
北上「明日のご飯の心配してるもんね、あたしら」クスクス
女「違いないわ」クスクス
鈴谷「アメリカさんはもうちょっと頑張れるって話だったじゃん」
女「いくらなんでも通常艦をぶつけるのは無理よ」
女「精々100km先から、当たるかどうかもダメージが通るかどうかもよく分からないミサイル撃つくらいだわ」
鈴谷「そっか……やっぱり母港空襲とか受けたら厳しいんだろうね」
女「でしょうね。でも北方に艦娘を置かなかったのは明らかに米海軍の采配ミスだわ」
鈴谷「アメリカさんの物量を以てしても無理かぁ」
女「ま、暫くはまたウナラスカ島の奪還作戦が行われるんでしょうね」
北上「だろうねー」
鈴谷「あっちはアメリカさん主導でしょ? こっちにはあんまり関係ないよね」
北上「明日のご飯の心配してるもんね、あたしら」クスクス
女「違いないわ」クスクス
169: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/09(月) 12:51:10.36 ID:pXVeVFpf0
1500:執務中
――ブイン基地、艦娘部隊施設 司令官執務室
女「北上、お茶を淹れてくれる?」
北上「はいはいー」
コンコンコン
北上「んあ? どちらさんー?」
入ってきた艦娘
鈴谷、川内、漣、雷、不知火、加賀、瑞鶴の中から
↓2
――ブイン基地、艦娘部隊施設 司令官執務室
女「北上、お茶を淹れてくれる?」
北上「はいはいー」
コンコンコン
北上「んあ? どちらさんー?」
入ってきた艦娘
鈴谷、川内、漣、雷、不知火、加賀、瑞鶴の中から
↓2
171: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/09(月) 12:58:52.40 ID:u7Ed/RlpO
加賀
172: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/09(月) 13:00:01.70 ID:pXVeVFpf0
>>171加賀
用件
↓2
用件
↓2
175: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/09(月) 13:11:30.86 ID:UUGjyI6DO
ずいかくとよりを戻したい
177: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/09(月) 13:22:10.43 ID:pXVeVFpf0
「……加賀です」
女「入って」
加賀「失礼します」ガチャ
加賀「あの……相談事なのですが」
女「良いわよ」
加賀「……」
加賀「瑞鶴と……よりを戻したいのですが」
女「……そう」
加賀「相談に、乗っていただけますか?」
女「……」
女「……悪いわね」
加賀「そう、ですか」
女「多少アドバイスくらいなら出来るかもしれないから……」
女「……まず、何か行動を起こしなさいな」
加賀「……」
加賀「……はい」
女「……用事はそれだけ?」
加賀「はい」
加賀「……ご迷惑をおかけしました」
女「いいのよ。吉報を期待してるわ」
加賀「……はい」
女「入って」
加賀「失礼します」ガチャ
加賀「あの……相談事なのですが」
女「良いわよ」
加賀「……」
加賀「瑞鶴と……よりを戻したいのですが」
女「……そう」
加賀「相談に、乗っていただけますか?」
女「……」
女「……悪いわね」
加賀「そう、ですか」
女「多少アドバイスくらいなら出来るかもしれないから……」
女「……まず、何か行動を起こしなさいな」
加賀「……」
加賀「……はい」
女「……用事はそれだけ?」
加賀「はい」
加賀「……ご迷惑をおかけしました」
女「いいのよ。吉報を期待してるわ」
加賀「……はい」
178: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/09(月) 13:23:13.88 ID:pXVeVFpf0
1900:夕食
――ブイン基地、艦娘部隊施設 食堂
北上「いいの、あれで?」
女「良いのよ。ああいうのは案外手を出さない方が上手くいくかもね」
北上「そーいうもんかねぇ」
女「そーいうもんなの」
漣「何の話ですか?」
女「貴女には関係ないわ」
漣「ぶぅ」
隣に座った艦娘
古鷹、鈴谷、那珂、北上、大淀、川内、漣、雪風、雷、島風、浜風、不知火の中から
↓2
――ブイン基地、艦娘部隊施設 食堂
北上「いいの、あれで?」
女「良いのよ。ああいうのは案外手を出さない方が上手くいくかもね」
北上「そーいうもんかねぇ」
女「そーいうもんなの」
漣「何の話ですか?」
女「貴女には関係ないわ」
漣「ぶぅ」
隣に座った艦娘
古鷹、鈴谷、那珂、北上、大淀、川内、漣、雪風、雷、島風、浜風、不知火の中から
↓2
180: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/09(月) 13:24:16.24 ID:DjOZtjL5O
浜風
181: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/09(月) 13:44:11.84 ID:pXVeVFpf0
浜風「……お隣、失礼します提督」ストン
女「ん」
女「……どうしたの?」
浜風「提督、今日北上さんと間宮に行かれたそうですね」ジェラッ
女「え、えぇ。不知火からかしら?」
浜風「はい。不知火姉さんが行っていました」
浜風「口移しまでされたとか」
女「そんなことまで聞いたのね……」
浜風「……提督、今晩は共にお風呂に入りましょう」
浜風「ゆっくりと、ねっとりと……」
女「え、えーと……」
女(嫉妬、してるのかしら……)
1.「……分かったわ」
2.「ごめん」
3.その他
↓2
女「ん」
女「……どうしたの?」
浜風「提督、今日北上さんと間宮に行かれたそうですね」ジェラッ
女「え、えぇ。不知火からかしら?」
浜風「はい。不知火姉さんが行っていました」
浜風「口移しまでされたとか」
女「そんなことまで聞いたのね……」
浜風「……提督、今晩は共にお風呂に入りましょう」
浜風「ゆっくりと、ねっとりと……」
女「え、えーと……」
女(嫉妬、してるのかしら……)
1.「……分かったわ」
2.「ごめん」
3.その他
↓2
183: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/09(月) 13:46:06.10 ID:US44TGPLO
1
184: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/09(月) 14:00:23.72 ID:pXVeVFpf0
女「……分かったわ」
浜風「良かったです」
浜風「提督が入るまで、お風呂の前でお待ちしていますね」
女「え、えぇ……」
浜風「……」
女「……まだ何かあるのかしら?」
浜風「いえ……」
浜風(……見られてる? 誰かが私を見ている?)キョロキョロ
浜風「良かったです」
浜風「提督が入るまで、お風呂の前でお待ちしていますね」
女「え、えぇ……」
浜風「……」
女「……まだ何かあるのかしら?」
浜風「いえ……」
浜風(……見られてる? 誰かが私を見ている?)キョロキョロ
185: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/09(月) 14:07:08.05 ID:pXVeVFpf0
2200:入浴
――ブイン基地、艦娘部隊施設 大浴場脱衣場
浜風「お待ちしておりました、提督」ニコッ
女「えぇ」
女(時間を遅らせたのは完全に裏目に出たわね……)
浜風「?」
女「もうちょっと待ってね……」シュルシュル
浜風「待ちます」
――ブイン基地、艦娘部隊施設 大浴場脱衣場
浜風「お待ちしておりました、提督」ニコッ
女「えぇ」
女(時間を遅らせたのは完全に裏目に出たわね……)
浜風「?」
女「もうちょっと待ってね……」シュルシュル
浜風「待ちます」
186: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/09(月) 14:12:17.71 ID:pXVeVFpf0
浜風「背中、お流しします」
女「じゃあ、頼むわ」
浜風「はい」
浜風「……どうですか?」ヌルヌル
女「ん、気持ち良いわ」
女(なんだ、普通じゃない……)
浜風(言わなきゃ……言わなきゃ……)ヌルヌル
浜風(でも、勇気が出ない……)ヌルヌル
浜風の次の行動、あんまりぶっとんでない限り自由
ただしコンマ30以下である人が入ってくる、00は0扱い
↓2
女「じゃあ、頼むわ」
浜風「はい」
浜風「……どうですか?」ヌルヌル
女「ん、気持ち良いわ」
女(なんだ、普通じゃない……)
浜風(言わなきゃ……言わなきゃ……)ヌルヌル
浜風(でも、勇気が出ない……)ヌルヌル
浜風の次の行動、あんまりぶっとんでない限り自由
ただしコンマ30以下である人が入ってくる、00は0扱い
↓2
188: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/09(月) 14:13:22.11 ID:MMg3casyO
提督に告白する
192: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/09(月) 14:18:59.07 ID:pXVeVFpf0
浜風(勇気を出して! 覚悟を決めて! 浜風!)
浜風「あ、ああ、あの、提督っ!」
女「なぁに?」
浜風「私、私は……!」
浜風「てい、提督、貴女を……!」
カラカラカラ
川内「あれ? 提督と浜風? 今日は遅いね」
浜風「あ……」ボンッ
女「ど、どうしたの? 浜風?」
浜風「な、な……」
浜風「……ナンデモアリマセン……」
川内「……あれー? 私、なんか邪魔した?」
浜風「何でもないです、はい……」
女「そ、そう?」
浜風「あ、ああ、あの、提督っ!」
女「なぁに?」
浜風「私、私は……!」
浜風「てい、提督、貴女を……!」
カラカラカラ
川内「あれ? 提督と浜風? 今日は遅いね」
浜風「あ……」ボンッ
女「ど、どうしたの? 浜風?」
浜風「な、な……」
浜風「……ナンデモアリマセン……」
川内「……あれー? 私、なんか邪魔した?」
浜風「何でもないです、はい……」
女「そ、そう?」
193: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/09(月) 14:20:48.18 ID:pXVeVFpf0
女「はー……」カポーン
浜風「うー……」カポーン
川内「あー……」カポーン
女「さっきは何を言おうとしていたのかしら?」
浜風「えっとー……その……」
川内「あー、うん、もしかして私悪かったかも」
浜風「ううー……」
浜風の次の行動
↓2
浜風「うー……」カポーン
川内「あー……」カポーン
女「さっきは何を言おうとしていたのかしら?」
浜風「えっとー……その……」
川内「あー、うん、もしかして私悪かったかも」
浜風「ううー……」
浜風の次の行動
↓2
194: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/09(月) 14:22:51.84 ID:5JrS9JTIo
川内に「夜のあなたはほんとに素敵」
202: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/09(月) 14:37:06.78 ID:pXVeVFpf0
浜風「うー……川内さん……」
川内「おおう、こっちか。何?」
浜風「夜の……あなたはほんとに素敵です……」
川内「……」
女「……」
浜風「……」
川内「……えっ……?」
浜風(何言ってるんだ私はぁぁぁぁ!!?)
川内「えっ……ちょっ……何この空気……?」
女「……浜風」
浜風「……はい」
女「言いたいことがあるなら……はっきりと言ってほしいわね?」
女「多分、貴女が言いたかったのはあんなことじゃないと思うのだけど……」
浜風「あう……」
川内「え? これ私退場した方が良い? これ私出てったが良いの?」
川内「まだ十分に温まってないんだけど、ねぇ? 私出るのこれ?」
女「……」
浜風「……」
浜風「ふっ……!」パシンッ
浜風「すぅっ……はぁっ……」
浜風「……提督!」
コンマ40以下で告白、00は100扱い
↓2
川内「おおう、こっちか。何?」
浜風「夜の……あなたはほんとに素敵です……」
川内「……」
女「……」
浜風「……」
川内「……えっ……?」
浜風(何言ってるんだ私はぁぁぁぁ!!?)
川内「えっ……ちょっ……何この空気……?」
女「……浜風」
浜風「……はい」
女「言いたいことがあるなら……はっきりと言ってほしいわね?」
女「多分、貴女が言いたかったのはあんなことじゃないと思うのだけど……」
浜風「あう……」
川内「え? これ私退場した方が良い? これ私出てったが良いの?」
川内「まだ十分に温まってないんだけど、ねぇ? 私出るのこれ?」
女「……」
浜風「……」
浜風「ふっ……!」パシンッ
浜風「すぅっ……はぁっ……」
浜風「……提督!」
コンマ40以下で告白、00は100扱い
↓2
204: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/09(月) 14:38:29.04 ID:EamXZFVio
t
206: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/09(月) 14:48:03.84 ID:pXVeVFpf0
浜風「私はっ……」
浜風「私は、貴女のことが……」
浜風「貴女の事を!」
浜風「愛していますっ!」
女「……あら」
浜風「……」
浜風「あう……うー……!」
女「そこから先はないのね」
浜風「あっ、えっ、そ、それは……」
女「いいわよ。まぁすぐどうこうってことじゃないしね」
女「貴女の思いの丈が聞けただけで十分」
浜風「提督……っ!」
女「こっちに寄って」
浜風「はいっ」ザブ
女「んっ」チュッ
浜風「ひゃっ」
女「おでこにちゅーするのも何度目かしらね」
女「私も、貴女の事好きよ?」
浜風「て、照れます……」カーッ
川内(……上がろうかな)ブクブク
浜風「私は、貴女のことが……」
浜風「貴女の事を!」
浜風「愛していますっ!」
女「……あら」
浜風「……」
浜風「あう……うー……!」
女「そこから先はないのね」
浜風「あっ、えっ、そ、それは……」
女「いいわよ。まぁすぐどうこうってことじゃないしね」
女「貴女の思いの丈が聞けただけで十分」
浜風「提督……っ!」
女「こっちに寄って」
浜風「はいっ」ザブ
女「んっ」チュッ
浜風「ひゃっ」
女「おでこにちゅーするのも何度目かしらね」
女「私も、貴女の事好きよ?」
浜風「て、照れます……」カーッ
川内(……上がろうかな)ブクブク
207: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/09(月) 14:53:58.29 ID:pXVeVFpf0
浜風「あ、あの! 今晩、提督のお部屋にお邪魔しても……いいでしょうか!」
女「良いわよ」
女「……あ、でもちょっと飲むだけよ? それでお終い」
浜風「え……はい……」
女「もう……」
女「……そうね、川内。貴女もいらっしゃいな」
川内「うぇっ!?」バシャッ
川内「なんで!? なんで私!?」
女「保険よ」クスクス
浜風「あうー……」
女「それに、積もる話もあるしね」チラッ
女「……」
川内「……!」ザバッ
浜風「!」
女「遅いわよ」
川内「……どうすんのさ」
女「“積もる話”よ」
女「良いわよ」
女「……あ、でもちょっと飲むだけよ? それでお終い」
浜風「え……はい……」
女「もう……」
女「……そうね、川内。貴女もいらっしゃいな」
川内「うぇっ!?」バシャッ
川内「なんで!? なんで私!?」
女「保険よ」クスクス
浜風「あうー……」
女「それに、積もる話もあるしね」チラッ
女「……」
川内「……!」ザバッ
浜風「!」
女「遅いわよ」
川内「……どうすんのさ」
女「“積もる話”よ」
208: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/09(月) 15:02:18.56 ID:pXVeVFpf0
2230:消灯前
――ブイン基地、艦娘部隊施設 司令官執務室
女「飲めるかしら?」
川内「分かんない」
浜風「私も、飲んだことがないです……」
女「じゃあ、ちょっと話してからにしましょうか」
浜風「……はい」
女「さて……これからだけど」
女「浜風、貴女にはこれを渡そうと思うの」コトン
浜風「指輪……ですか? これって、もしかして……!?」
女「法律上結婚なんて出来ないからね。カッコカリで悪いけど」
女「貴女の練度がもっと上がったら、渡そうと思ってる」
浜風「提督と……ケッコン……!」
女「その時まで、取っておくわ」
女「次に、発生した問題の対処よ」
川内「……あの子だよね」
女「私もバカじゃないわ」
女「ズバリ、漣ね」
――ブイン基地、艦娘部隊施設 司令官執務室
女「飲めるかしら?」
川内「分かんない」
浜風「私も、飲んだことがないです……」
女「じゃあ、ちょっと話してからにしましょうか」
浜風「……はい」
女「さて……これからだけど」
女「浜風、貴女にはこれを渡そうと思うの」コトン
浜風「指輪……ですか? これって、もしかして……!?」
女「法律上結婚なんて出来ないからね。カッコカリで悪いけど」
女「貴女の練度がもっと上がったら、渡そうと思ってる」
浜風「提督と……ケッコン……!」
女「その時まで、取っておくわ」
女「次に、発生した問題の対処よ」
川内「……あの子だよね」
女「私もバカじゃないわ」
女「ズバリ、漣ね」
209: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/09(月) 15:11:43.76 ID:pXVeVFpf0
浜風「……彼女は……」
女「消灯後にこの部屋に来たことがあるのよ、あの子」
浜風「えっ……」
浜風「そ、その……」
女「どうしたの?」
浜風「……すいません、私も、したことあります……」
女「……そう。今度“懲罰”ね」
浜風「はい……」
浜風(……あれ? “懲罰”ってもしかして……?)
川内「消灯後は問題だね。私でも自重するのに」
女「自重の定義を辞書で引いてきなさい」
川内「さ、最近は静かでしょ!?」
女「……そうね」
女「兎に角、あの子をどうにかしないといけないわ」
浜風「説明して、納得してくれるかどうか……ですよね?」
女「えぇ」
女「それで納得してもらえれば、それでお終いよ」
女「消灯後にこの部屋に来たことがあるのよ、あの子」
浜風「えっ……」
浜風「そ、その……」
女「どうしたの?」
浜風「……すいません、私も、したことあります……」
女「……そう。今度“懲罰”ね」
浜風「はい……」
浜風(……あれ? “懲罰”ってもしかして……?)
川内「消灯後は問題だね。私でも自重するのに」
女「自重の定義を辞書で引いてきなさい」
川内「さ、最近は静かでしょ!?」
女「……そうね」
女「兎に角、あの子をどうにかしないといけないわ」
浜風「説明して、納得してくれるかどうか……ですよね?」
女「えぇ」
女「それで納得してもらえれば、それでお終いよ」
210: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/09(月) 15:12:37.40 ID:pXVeVFpf0
川内「じゃあ、大体こんなとこだね」
女「えぇ」
女「良い時間だし、飲みましょうか」
浜風「はいっ」
川内「ウイスキーだよね?」
女「えぇ。ダルマよ」
川内「初めてだし、少しだけ、ね」
女「はい」コトン
川内と浜風の酒の強さ、目安は大体50(50で女と同じくらい)、00は100扱い
川内↓1コンマ×0.8
浜風↓2コンマ×0.4
女「えぇ」
女「良い時間だし、飲みましょうか」
浜風「はいっ」
川内「ウイスキーだよね?」
女「えぇ。ダルマよ」
川内「初めてだし、少しだけ、ね」
女「はい」コトン
川内と浜風の酒の強さ、目安は大体50(50で女と同じくらい)、00は100扱い
川内↓1コンマ×0.8
浜風↓2コンマ×0.4
211: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/09(月) 15:13:15.45 ID:VmBVUw3bO
えい
212: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/09(月) 15:13:23.10 ID:aDnVi3imO
はい
214: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/09(月) 15:21:08.76 ID:pXVeVFpf0
川内の酒の強さ:36(ペースが悪くなければある程度は……慢心注意)
浜風の酒の強さ:04(下戸の中の下戸)
女「じゃ、乾杯」
浜風「かんぱいっ」
川内「かんぱーい」
カチチン
女「んっ」
浜風「んくっ」
川内「んんっ」
川内「うーん、舌を刺すね」
女「初の飲酒がウイスキーはちょっときつかったかしら」
女「……浜風?」
浜風「はぁっ……」コトン
浜風「なんですかぁ、ていとくぅ……」トローン
女「あー……」
浜風の酒の強さ:04(下戸の中の下戸)
女「じゃ、乾杯」
浜風「かんぱいっ」
川内「かんぱーい」
カチチン
女「んっ」
浜風「んくっ」
川内「んんっ」
川内「うーん、舌を刺すね」
女「初の飲酒がウイスキーはちょっときつかったかしら」
女「……浜風?」
浜風「はぁっ……」コトン
浜風「なんですかぁ、ていとくぅ……」トローン
女「あー……」
215: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/09(月) 15:29:02.19 ID:pXVeVFpf0
川内「一口で酔ったね……」
浜風「てーとく……はまかぜはぁ……しょうとーごにていとくのおへやにはいりましたぁ……」
浜風「わりゅいこのわらしに……ちょうばつを……あたえて……すー……すー……」
女「寝ちゃったわ」
女「んしょ」
川内「手伝おっか?」
女「いいわ。私がやる」
女「……ふふ、可愛い寝顔」
ボスン
浜風「んん……」
女「さて……川内、飲みましょ」
川内「うん。夜はまだまだ長いよ」
【34日目:土曜日】終了
浜風「てーとく……はまかぜはぁ……しょうとーごにていとくのおへやにはいりましたぁ……」
浜風「わりゅいこのわらしに……ちょうばつを……あたえて……すー……すー……」
女「寝ちゃったわ」
女「んしょ」
川内「手伝おっか?」
女「いいわ。私がやる」
女「……ふふ、可愛い寝顔」
ボスン
浜風「んん……」
女「さて……川内、飲みましょ」
川内「うん。夜はまだまだ長いよ」
【34日目:土曜日】終了
228: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/09(月) 19:50:11.67 ID:pXVeVFpf0
【35日目:日曜日】
0500:
――ブイン基地、艦娘部隊施設 司令官私室
女「……んあ」
女「うーん……」
女「机で寝ちゃったか……」
女「……川内も寝てるし……」
川内「んん……すー……すー……」
女「浜風はベッドね」
浜風「んにゅ……」ゴロン
浜風「すー……すー……」タユン
女「あら……浜風、脱いじゃったのね……」
女「……」
女の次の行動、あんまりぶっとんでない限り自由
↓2
0500:
――ブイン基地、艦娘部隊施設 司令官私室
女「……んあ」
女「うーん……」
女「机で寝ちゃったか……」
女「……川内も寝てるし……」
川内「んん……すー……すー……」
女「浜風はベッドね」
浜風「んにゅ……」ゴロン
浜風「すー……すー……」タユン
女「あら……浜風、脱いじゃったのね……」
女「……」
女の次の行動、あんまりぶっとんでない限り自由
↓2
230: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/09(月) 19:50:52.40 ID:v7cK2zziO
寝込みを襲う
231: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/09(月) 19:53:55.18 ID:pXVeVFpf0
判定
コンマ40以上、00は100扱い
直下
コンマ40以上、00は100扱い
直下
232: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/09(月) 19:54:06.87 ID:wvra8MjQo
k
233: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/09(月) 20:04:25.89 ID:pXVeVFpf0
女「……」
女「少しだけ……」ムニッ
浜風「ん……」
女「……」ムニムニ
浜風「んん……ていとく……」モゾモゾ
女「……ふふ……可愛い……」モニュモニュ
浜風「ん……ああ……」ピクンッ
川内「ふあー……もうあさぁ……?」
女「!」ビクッ
女「あ、あら、川内。起きたの」
川内「あれ……私提督の部屋で寝てたんだ」
川内「うー……頭痛い……」
女「二日酔いね……」
川内「うー……」フラフラ
女「そのままじゃ危ないわ」
女「ほら、掴まって。行くわよ」
川内「あーい……」
バタン
浜風「んん……む……ていとく……」
浜風「……んん……?」
女「少しだけ……」ムニッ
浜風「ん……」
女「……」ムニムニ
浜風「んん……ていとく……」モゾモゾ
女「……ふふ……可愛い……」モニュモニュ
浜風「ん……ああ……」ピクンッ
川内「ふあー……もうあさぁ……?」
女「!」ビクッ
女「あ、あら、川内。起きたの」
川内「あれ……私提督の部屋で寝てたんだ」
川内「うー……頭痛い……」
女「二日酔いね……」
川内「うー……」フラフラ
女「そのままじゃ危ないわ」
女「ほら、掴まって。行くわよ」
川内「あーい……」
バタン
浜風「んん……む……ていとく……」
浜風「……んん……?」
234: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/09(月) 20:06:47.13 ID:pXVeVFpf0
0630:朝食
――ブイン基地、艦娘部隊施設 食堂
川内「まだ気持ち悪いー……」
女「あんなに吐いたじゃないの」
川内「それでもー……」
浜風「あ、あの、提督……?」
女「あ、え、えぇ。分かってるわよ」
浜風「良かった……夢じゃないんだ……」
女「もう」
女「今日は秘書艦頼むわね」
浜風「はいっ」
――ブイン基地、艦娘部隊施設 食堂
川内「まだ気持ち悪いー……」
女「あんなに吐いたじゃないの」
川内「それでもー……」
浜風「あ、あの、提督……?」
女「あ、え、えぇ。分かってるわよ」
浜風「良かった……夢じゃないんだ……」
女「もう」
女「今日は秘書艦頼むわね」
浜風「はいっ」
235: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/09(月) 20:08:24.39 ID:pXVeVFpf0
1000:執務中
――ブイン基地、艦娘部隊施設 司令官執務室
浜風「お茶です」
女「あら、ありがとう」
浜風「あの……」
女「ん? ……あぁ」ナデナデ
浜風「んっ……ありがとうございます」
コンコンコン
女「あら、どちら様ー?」
入ってきた艦娘
古鷹、那珂、大淀、雪風、島風、加賀、瑞鶴の中から
↓2
――ブイン基地、艦娘部隊施設 司令官執務室
浜風「お茶です」
女「あら、ありがとう」
浜風「あの……」
女「ん? ……あぁ」ナデナデ
浜風「んっ……ありがとうございます」
コンコンコン
女「あら、どちら様ー?」
入ってきた艦娘
古鷹、那珂、大淀、雪風、島風、加賀、瑞鶴の中から
↓2
237: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/09(月) 20:09:05.71 ID:SOUxE6q6O
瑞鶴
238: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/09(月) 20:15:46.99 ID:pXVeVFpf0
>>237瑞鶴
用件
↓2
用件
↓2
240: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/09(月) 20:17:11.04 ID:4ByHpvhNO
提督さんのお陰で加賀さんと仲直り出来たよありがとう
242: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/09(月) 20:39:18.95 ID:pXVeVFpf0
「提督さん、瑞鶴だよ。入って良い?」
女「良いわよ」
瑞鶴「入るね」ガチャ
瑞鶴「提督さんのお陰で加賀さんと仲直り出来たよ。ありがとう」
女「私のお陰?」
瑞鶴「うん。昨日ね、加賀さんと一緒にお風呂入ったんだ」
瑞鶴「最初、お互いに何も言わなかったんだけど……」
瑞鶴「その内、加賀さんが謝ってきたの」
瑞鶴「私も謝って……それで仲直り」
瑞鶴「後で聞いたら、提督さんの助言があったらしいじゃん」
瑞鶴「それで、お礼言いに来たの」
女「そう。仲直り出来て良かったわね」
女「これからも仲良くやるのよ?」
瑞鶴「……うん」
女「?」
瑞鶴「その、提督さん、あのことは……」
女「誰にも言えないわよ、バカ」
瑞鶴「……ごめん」
女「ほら、さっさと前向く。歩き出しなさい」
瑞鶴「……うんっ」
女「良いわよ」
瑞鶴「入るね」ガチャ
瑞鶴「提督さんのお陰で加賀さんと仲直り出来たよ。ありがとう」
女「私のお陰?」
瑞鶴「うん。昨日ね、加賀さんと一緒にお風呂入ったんだ」
瑞鶴「最初、お互いに何も言わなかったんだけど……」
瑞鶴「その内、加賀さんが謝ってきたの」
瑞鶴「私も謝って……それで仲直り」
瑞鶴「後で聞いたら、提督さんの助言があったらしいじゃん」
瑞鶴「それで、お礼言いに来たの」
女「そう。仲直り出来て良かったわね」
女「これからも仲良くやるのよ?」
瑞鶴「……うん」
女「?」
瑞鶴「その、提督さん、あのことは……」
女「誰にも言えないわよ、バカ」
瑞鶴「……ごめん」
女「ほら、さっさと前向く。歩き出しなさい」
瑞鶴「……うんっ」
243: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/09(月) 20:40:20.41 ID:pXVeVFpf0
1200:昼食
――ブイン基地、艦娘部隊施設 食堂
浜風「あのこと、って何ですか?」
女「あのね、浜風。世の中には知らない方が良いことがいっぱいあるのよ」
浜風「……すいません」
女「分かればよろしい」
隣に座った艦娘
古鷹、那珂、大淀、雪風、島風の中から
↓2
――ブイン基地、艦娘部隊施設 食堂
浜風「あのこと、って何ですか?」
女「あのね、浜風。世の中には知らない方が良いことがいっぱいあるのよ」
浜風「……すいません」
女「分かればよろしい」
隣に座った艦娘
古鷹、那珂、大淀、雪風、島風の中から
↓2
245: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/09(月) 20:41:09.08 ID:wvra8MjQo
雪風
247: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/09(月) 21:07:44.78 ID:pXVeVFpf0
雪風「お隣よろしいですか!」
女「どうぞ」
雪風「ありがとうございます!」ストン
雪風「しれぇ、なんだか嬉しそうですね!」
女「え? えぇ、そう見えるかしら?」
雪風「はい!」
女「良いことがあったからかしらねー」
雪風「良いこと……ですか?」
女「えぇ。とっても良いことよ」
雪風「また良いことがあるといいですね!」
女「えぇ、そうね」ニコッ
女「どうぞ」
雪風「ありがとうございます!」ストン
雪風「しれぇ、なんだか嬉しそうですね!」
女「え? えぇ、そう見えるかしら?」
雪風「はい!」
女「良いことがあったからかしらねー」
雪風「良いこと……ですか?」
女「えぇ。とっても良いことよ」
雪風「また良いことがあるといいですね!」
女「えぇ、そうね」ニコッ
248: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/09(月) 21:11:02.10 ID:pXVeVFpf0
1500:執務中
――ブイン基地、艦娘部隊施設 司令官執務室
浜風「執務は大体終わりですか」
女「えぇ」
浜風「あの、提督……」
女「ん?」
浜風「……その…… てきちゃいました」
女「嘘でしょ……」
コンコンコン
女「Oh……」
浜風「す、すいません、仮眠室に引っ込んでます」タタタタ
女「だ、誰ー?」
入ってきた艦娘
古鷹、那珂、大淀、島風、加賀、瑞鶴の中から
↓2
――ブイン基地、艦娘部隊施設 司令官執務室
浜風「執務は大体終わりですか」
女「えぇ」
浜風「あの、提督……」
女「ん?」
浜風「……その…… てきちゃいました」
女「嘘でしょ……」
コンコンコン
女「Oh……」
浜風「す、すいません、仮眠室に引っ込んでます」タタタタ
女「だ、誰ー?」
入ってきた艦娘
古鷹、那珂、大淀、島風、加賀、瑞鶴の中から
↓2
250: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/09(月) 21:11:54.22 ID:Gj+GrDs40
大淀
252: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/09(月) 21:13:48.79 ID:pXVeVFpf0
>>250大淀
用件
↓2
用件
↓2
254: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/09(月) 21:14:57.61 ID:v2b5WXuAO
プリンツ捜索を再開したい
258: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/09(月) 21:33:54.87 ID:pXVeVFpf0
「大淀です」
女「は、入って」
大淀「失礼します」ガチャ
大淀「……? どうかされましたか?」
女「いえ、何も。用件は何かしら?」
大淀「はい。本日は、折り入ってお願いしたいことがあって来ました」
女「聞くわ」
大淀「プリンツを……プリンツオイゲンの捜索を再開してくださいませんでしょうか」
女「……こっちでも色々調べたんだけどね」
女「前任の提督が更迭されてすぐに捜索は打ち切られたんだったわね?」
大淀「はい」
女「なら気になる点があるのよ」
女「空軍の輸送機に乗った人間のリストを見たんだけどね」
大淀「はい」
女「妙な名前の女性が一人乗ってる。日本人名じゃないのがね」
女「最初島民かと思ったんだけど、住民票と洗い直してみると名前も姓も該当者なし」
女「そもそもたった一人の女性の為に輸送機が飛ぶなんて変な話よね」
女「一応、他に貨物もあったみたいだけど」
大淀「も、もしや……」
女「空軍が絡んでるわ。多分後ろに居るのは特務機関」
女「それと、依然妙な部隊と会ったじゃない?」
大淀「貨物船の件ですか」
女「それ。あれね、どうも正体は陸軍じゃないか、って噂なのよ」
女「実は一個分隊が私がここに来る前から居たらしいの。つまり……」
大淀「……彼らも絡んできている可能性が?」
女「あくまで可能性の話だけどね。陸戦守備隊が何かした、っていう線は有力じゃないわ」
女「以上よ。後はまだまだ調べてみなきゃ」
大淀「……ありがとうございました」
大淀「彼女は、いつか必ず……」
女「えぇ」
女「は、入って」
大淀「失礼します」ガチャ
大淀「……? どうかされましたか?」
女「いえ、何も。用件は何かしら?」
大淀「はい。本日は、折り入ってお願いしたいことがあって来ました」
女「聞くわ」
大淀「プリンツを……プリンツオイゲンの捜索を再開してくださいませんでしょうか」
女「……こっちでも色々調べたんだけどね」
女「前任の提督が更迭されてすぐに捜索は打ち切られたんだったわね?」
大淀「はい」
女「なら気になる点があるのよ」
女「空軍の輸送機に乗った人間のリストを見たんだけどね」
大淀「はい」
女「妙な名前の女性が一人乗ってる。日本人名じゃないのがね」
女「最初島民かと思ったんだけど、住民票と洗い直してみると名前も姓も該当者なし」
女「そもそもたった一人の女性の為に輸送機が飛ぶなんて変な話よね」
女「一応、他に貨物もあったみたいだけど」
大淀「も、もしや……」
女「空軍が絡んでるわ。多分後ろに居るのは特務機関」
女「それと、依然妙な部隊と会ったじゃない?」
大淀「貨物船の件ですか」
女「それ。あれね、どうも正体は陸軍じゃないか、って噂なのよ」
女「実は一個分隊が私がここに来る前から居たらしいの。つまり……」
大淀「……彼らも絡んできている可能性が?」
女「あくまで可能性の話だけどね。陸戦守備隊が何かした、っていう線は有力じゃないわ」
女「以上よ。後はまだまだ調べてみなきゃ」
大淀「……ありがとうございました」
大淀「彼女は、いつか必ず……」
女「えぇ」
260: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/09(月) 21:37:56.64 ID:pXVeVFpf0
1900:夕食
――ブイン基地、艦娘部隊施設 食堂
女「結局午後まで仕事だったわね」
浜風「私は殆ど何もしていなかったのですが……」
女「えぇ。仕事与えてないもの」
女「私も仕事といっても、半分以上が調べ物だったけどね」
浜風「もう半分は考え事のようでしたが?」
女「ん、まぁね」
隣に座った艦娘
古鷹、鈴谷、那珂、北上、川内、漣、雪風、雷、島風、不知火、加賀、瑞鶴の中から
↓2
――ブイン基地、艦娘部隊施設 食堂
女「結局午後まで仕事だったわね」
浜風「私は殆ど何もしていなかったのですが……」
女「えぇ。仕事与えてないもの」
女「私も仕事といっても、半分以上が調べ物だったけどね」
浜風「もう半分は考え事のようでしたが?」
女「ん、まぁね」
隣に座った艦娘
古鷹、鈴谷、那珂、北上、川内、漣、雪風、雷、島風、不知火、加賀、瑞鶴の中から
↓2
262: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/09(月) 21:38:43.29 ID:Iv74E8TFo
雪風
268: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/10(火) 16:57:54.43 ID:wgaaovsz0
雪風「お隣、座ってもいいですか!」
女「どうぞ、座って」
雪風「しつれーします!」
女「……」
女「雪風は、プリンツオイゲンの件どう思う?」
雪風「プリンツさんですか?」
雪風「とっても良い人でした……居なくなっちゃって、とっても悲しいです」
雪風「でも、きっとどこかで元気にしていると思います」
雪風「また会いたいです」
女「そうね……きっとね」
女(雪風が言うと……っていうのを思い出しちゃったわ)
女「どうぞ、座って」
雪風「しつれーします!」
女「……」
女「雪風は、プリンツオイゲンの件どう思う?」
雪風「プリンツさんですか?」
雪風「とっても良い人でした……居なくなっちゃって、とっても悲しいです」
雪風「でも、きっとどこかで元気にしていると思います」
雪風「また会いたいです」
女「そうね……きっとね」
女(雪風が言うと……っていうのを思い出しちゃったわ)
269: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/10(火) 16:59:05.62 ID:wgaaovsz0
2130:入浴
――ブイン基地、艦娘部隊施設 大浴場
女「……ふぅ」バシャッ
女「……」
カラカラカラ
女「あら?」
入ってきた艦娘
鈴谷、那珂、北上、川内、漣、不知火の中から
ただし、コンマ40以下で浜風がついてくる、00は100扱い
↓2
――ブイン基地、艦娘部隊施設 大浴場
女「……ふぅ」バシャッ
女「……」
カラカラカラ
女「あら?」
入ってきた艦娘
鈴谷、那珂、北上、川内、漣、不知火の中から
ただし、コンマ40以下で浜風がついてくる、00は100扱い
↓2
271: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/10(火) 16:59:27.50 ID:hEma+3xdO
ぬいぬい
272: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/10(火) 17:30:14.82 ID:wgaaovsz0
不知火「不知火です」
女「いらっしゃい」コイコイ
不知火「何ですか?」
女「そこに座って」
不知火「はい」ストン
女「ん、素直でよろしい」ヌルヌル
不知火「むっ……」ピクンッ
不知火「背中を流してくださるのでしたら、そう言ってくだされば……」
女「いいじゃない」ヌルヌル
不知火「ん……」
不知火の次の行動、あんまりぶっとんでない限り自由
↓2
女「いらっしゃい」コイコイ
不知火「何ですか?」
女「そこに座って」
不知火「はい」ストン
女「ん、素直でよろしい」ヌルヌル
不知火「むっ……」ピクンッ
不知火「背中を流してくださるのでしたら、そう言ってくだされば……」
女「いいじゃない」ヌルヌル
不知火「ん……」
不知火の次の行動、あんまりぶっとんでない限り自由
↓2
274: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/10(火) 17:31:27.07 ID:zESCTn6kO
「浜風の事をよろしくお願いします」
276: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/10(火) 17:36:57.66 ID:wgaaovsz0
不知火「……司令」
女「何?」ヌルヌル
不知火「浜風の事をよろしくお願いします」
不知火「ご存知かと思いますが、あれで結構寂しがり屋ですので……」
女「……」
不知火「……」
女「勿論よ」
不知火「はい」
不知火の次の行動
↓2
女「何?」ヌルヌル
不知火「浜風の事をよろしくお願いします」
不知火「ご存知かと思いますが、あれで結構寂しがり屋ですので……」
女「……」
不知火「……」
女「勿論よ」
不知火「はい」
不知火の次の行動
↓2
278: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/10(火) 17:37:57.03 ID:iyEYK6wsO
「頭を撫でてください」
279: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/10(火) 17:57:18.39 ID:wgaaovsz0
女「んー……」カポーン
不知火「……あの」カポーン
女「うん?」
不知火「頭を撫でてください」
女「えぇ、良いわよ」ナデナデ
不知火「んっ……」
女「不知火も結構甘えたがりさんなのね」
不知火「不知火に、何か落ち度でも……?」
女「落ち度じゃないわ。可愛いもの」
不知火「むぅ」
不知火の次の行動
↓2
不知火「……あの」カポーン
女「うん?」
不知火「頭を撫でてください」
女「えぇ、良いわよ」ナデナデ
不知火「んっ……」
女「不知火も結構甘えたがりさんなのね」
不知火「不知火に、何か落ち度でも……?」
女「落ち度じゃないわ。可愛いもの」
不知火「むぅ」
不知火の次の行動
↓2
282: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/10(火) 17:57:46.40 ID:adpIozFao
「これからは提督は義妹みたいなものなので、私のことを『義姉さん』と呼んでくださって構いませんよ」(頭なでられながら
284: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/10(火) 18:36:41.25 ID:wgaaovsz0
不知火「これからは司令は義妹みたいなものなので、私のことを『義姉さん』と呼んでくださって構いませんよ」
女「そうね、不知火義姉さん」ナデナデ
不知火「はい、司令」
女「貴女からは何も変わらないのね」
不知火「そうですね」
女「少し悲しいわ」
不知火「……女さん」
女「……」クスッ
女「何ですか、不知火義姉さん」ナデナデ
不知火「……やはりやめましょう」
女「どうして?」ナデナデ
不知火「どうしてもです」
不知火(何故だか想像以上に恥ずかしい……)
不知火の次の行動
↓2
女「そうね、不知火義姉さん」ナデナデ
不知火「はい、司令」
女「貴女からは何も変わらないのね」
不知火「そうですね」
女「少し悲しいわ」
不知火「……女さん」
女「……」クスッ
女「何ですか、不知火義姉さん」ナデナデ
不知火「……やはりやめましょう」
女「どうして?」ナデナデ
不知火「どうしてもです」
不知火(何故だか想像以上に恥ずかしい……)
不知火の次の行動
↓2
286: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/10(火) 18:39:06.92 ID:OZp4jwLAO
最後に提督の胸を拝む
287: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/10(火) 19:08:06.67 ID:wgaaovsz0
不知火「……」ペコリ
女「?」
不知火「……」ペコリ
女「き、急にどうしたのかしら?」
不知火「……」パンッ パンッ
不知火「……」ペコリ
女「……私の胸は神社か何かかしら?」
不知火「どうか不知火にも豊かな を恵んでください……」
女(必死ね……)
女「?」
不知火「……」ペコリ
女「き、急にどうしたのかしら?」
不知火「……」パンッ パンッ
不知火「……」ペコリ
女「……私の胸は神社か何かかしら?」
不知火「どうか不知火にも豊かな を恵んでください……」
女(必死ね……)
288: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/10(火) 19:11:00.91 ID:wgaaovsz0
2200:消灯前
――ブイン基地、艦娘部隊施設 司令官私室
女「うーん……」
女「……ふあ……あ」
女「あら、もうこんな時間」
女「そろそろ寝ようかしらね」
コンマ
30以下で浜風訪問、00で奇跡発生
直下
――ブイン基地、艦娘部隊施設 司令官私室
女「うーん……」
女「……ふあ……あ」
女「あら、もうこんな時間」
女「そろそろ寝ようかしらね」
コンマ
30以下で浜風訪問、00で奇跡発生
直下
289: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/10(火) 19:11:49.19 ID:INPFXnzDO
せいや!
298: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/12(木) 01:41:40.24 ID:pk6ZYFeZ0
投下は10時以降を予定
健康には十分注意されたし
健康には十分注意されたし
301: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/12(木) 10:48:24.73 ID:pk6ZYFeZ0
【36日目:月曜日】
0630:朝食
――ブイン基地、艦娘部隊施設 食堂
漣「……」スンスン
女「……どうしたの?」
漣「ご主人様、雌の匂いがします」
女「……毎度思うけど、鼻が利くのね」
漣「そりゃご主人様のことですから」
女「……そう」
漣「ん……?」スンスン
浜風「?」スタスタ
漣「……浜風からも匂います」
浜風「!?」
女「課業開始前にシャワー浴びましょ」
浜風「そうします……」
漣「……」
本日の秘書艦
鈴谷、北上、川内、雷、不知火、加賀、瑞鶴の中から
ただし、コンマ60以下で漣、00は0扱い
↓2
0630:朝食
――ブイン基地、艦娘部隊施設 食堂
漣「……」スンスン
女「……どうしたの?」
漣「ご主人様、雌の匂いがします」
女「……毎度思うけど、鼻が利くのね」
漣「そりゃご主人様のことですから」
女「……そう」
漣「ん……?」スンスン
浜風「?」スタスタ
漣「……浜風からも匂います」
浜風「!?」
女「課業開始前にシャワー浴びましょ」
浜風「そうします……」
漣「……」
本日の秘書艦
鈴谷、北上、川内、雷、不知火、加賀、瑞鶴の中から
ただし、コンマ60以下で漣、00は0扱い
↓2
303: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/12(木) 10:53:52.72 ID:vNsX2a4mO
かわうち!
304: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/12(木) 11:12:09.19 ID:pk6ZYFeZ0
女「川内、今日秘書艦頼んでいい?」
川内「うん、いいよ」
女「じゃあ……」
女「今日、課業開始少し遅れるかもしれないから」
川内「先に執務室で待ってればいいんでしょ?」
女「えぇ」
川内「うんうん、待ってるね」
川内「うん、いいよ」
女「じゃあ……」
女「今日、課業開始少し遅れるかもしれないから」
川内「先に執務室で待ってればいいんでしょ?」
女「えぇ」
川内「うんうん、待ってるね」
305: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/12(木) 11:19:04.92 ID:pk6ZYFeZ0
1000:執務中
――ブイン基地、艦娘部隊施設 司令官執務室
女「手慣れてたわね」
川内「まーね」
女「そろそろ休憩にしましょ。お茶を淹れてくれる?」
川内「任せてよ」
コンコンコン
女「あら? 誰かしら?」
入ってきた艦娘
鈴谷、北上、漣、雷、不知火、加賀、瑞鶴の中から
ただし、コンマ00で奇跡起こる
↓2
――ブイン基地、艦娘部隊施設 司令官執務室
女「手慣れてたわね」
川内「まーね」
女「そろそろ休憩にしましょ。お茶を淹れてくれる?」
川内「任せてよ」
コンコンコン
女「あら? 誰かしら?」
入ってきた艦娘
鈴谷、北上、漣、雷、不知火、加賀、瑞鶴の中から
ただし、コンマ00で奇跡起こる
↓2
307: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/12(木) 11:20:35.38 ID:qxe9dWwJO
瑞鶴
308: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/12(木) 11:21:33.23 ID:pk6ZYFeZ0
>>307瑞鶴
用件
↓2
用件
↓2
310: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/12(木) 11:22:20.35 ID:1GyltnaXO
なんか漣の様子がおかしい
311: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/12(木) 11:38:20.23 ID:pk6ZYFeZ0
「瑞鶴よ。入って良い?」
女「瑞鶴? 良いわよ」
瑞鶴「失礼します」ガチャ
瑞鶴「提督さん、あの……」
女「どうしたの?」
瑞鶴「なんか漣の様子がおかしいんだけど……」
女「おかしい? 漣が?」
瑞鶴「うん……」
瑞鶴「午前中の訓練も出てこなかったし……」
女「体調不良で休んでるんだったわね」
瑞鶴「それで、雷がさっき相談してきて……」
女「部屋に居るの?」
瑞鶴「うん。部屋でベッドのカーテン閉めてずっと出てこないみたい」
女「ただの体調不良だとは思うけどね……」
女「一応、行ってみましょうか。川内」
川内「はいよー」
女「瑞鶴? 良いわよ」
瑞鶴「失礼します」ガチャ
瑞鶴「提督さん、あの……」
女「どうしたの?」
瑞鶴「なんか漣の様子がおかしいんだけど……」
女「おかしい? 漣が?」
瑞鶴「うん……」
瑞鶴「午前中の訓練も出てこなかったし……」
女「体調不良で休んでるんだったわね」
瑞鶴「それで、雷がさっき相談してきて……」
女「部屋に居るの?」
瑞鶴「うん。部屋でベッドのカーテン閉めてずっと出てこないみたい」
女「ただの体調不良だとは思うけどね……」
女「一応、行ってみましょうか。川内」
川内「はいよー」
312: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/12(木) 11:40:10.75 ID:pk6ZYFeZ0
――ブイン基地、艦娘部隊施設 宿舎二階 漣・雷の部屋
コンコンコン
「入るわよー」
雷「あ、司令官」
モゾッ
雷「入って入って」
女「はいはい」ガチャ
女「っと……漣は下ね」
雷「えぇ。起きた時は普通だったのに、朝食べてから急に元気がなくなって……」
女「朝食に何か入ってたかしら……?」
川内「ま、まぁ中りそうなものの心当たりは毎食あるけど……」
女「今更漣が中るとは考えにくいわね」
女「どうしたのかしら?」
1.出てくるよう促してみる
2.カーテンを開けてみる
3.雷に任せて執務室に戻る
4.その他
↓3
コンコンコン
「入るわよー」
雷「あ、司令官」
モゾッ
雷「入って入って」
女「はいはい」ガチャ
女「っと……漣は下ね」
雷「えぇ。起きた時は普通だったのに、朝食べてから急に元気がなくなって……」
女「朝食に何か入ってたかしら……?」
川内「ま、まぁ中りそうなものの心当たりは毎食あるけど……」
女「今更漣が中るとは考えにくいわね」
女「どうしたのかしら?」
1.出てくるよう促してみる
2.カーテンを開けてみる
3.雷に任せて執務室に戻る
4.その他
↓3
315: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/12(木) 11:44:32.27 ID:YvH+M8VcO
1
317: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/12(木) 12:16:09.75 ID:pk6ZYFeZ0
女「漣? どこか具合悪いの?」
川内(対応が姉か母親だ……)
瑞鶴(お母さんだ……)
「……ほっといてください」
女「そういうわけにもいかないわ」
女「部下の状態は把握しておかないと」
「……」
「……所詮は…………か」
女「?」
女「言いたいことがあるのなら、はっきりと言ってほしいのだけど」
「……もういいです」
女「何が“もういい”の?」
「午後の訓練は出ますから……」
「……一人にしてくださいよ」
女「……」
女「分かったわ。行きましょ」
川内「え、あ、うん」
女「雷、後頼むわね」ガチャ
雷「はーい」
バタン
漣「……っ……」
川内(対応が姉か母親だ……)
瑞鶴(お母さんだ……)
「……ほっといてください」
女「そういうわけにもいかないわ」
女「部下の状態は把握しておかないと」
「……」
「……所詮は…………か」
女「?」
女「言いたいことがあるのなら、はっきりと言ってほしいのだけど」
「……もういいです」
女「何が“もういい”の?」
「午後の訓練は出ますから……」
「……一人にしてくださいよ」
女「……」
女「分かったわ。行きましょ」
川内「え、あ、うん」
女「雷、後頼むわね」ガチャ
雷「はーい」
バタン
漣「……っ……」
318: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/12(木) 12:19:01.29 ID:pk6ZYFeZ0
1200:昼食
――ブイン基地、艦娘部隊施設 食堂
女「漣は……居ないわね」
瑞鶴「さっき雷と一緒に食べてたよ」
瑞鶴「すぐ出てったけど」
女「……そう」
川内「提督、やっぱり……」
女「一度しっかり話し合う必要があるわね」
隣に座った艦娘
鈴谷、北上、不知火、加賀、瑞鶴の中から
↓2
――ブイン基地、艦娘部隊施設 食堂
女「漣は……居ないわね」
瑞鶴「さっき雷と一緒に食べてたよ」
瑞鶴「すぐ出てったけど」
女「……そう」
川内「提督、やっぱり……」
女「一度しっかり話し合う必要があるわね」
隣に座った艦娘
鈴谷、北上、不知火、加賀、瑞鶴の中から
↓2
320: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/12(木) 12:20:42.59 ID:7NW1MvmvO
加賀
322: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/12(木) 12:35:45.96 ID:pk6ZYFeZ0
加賀「お隣、よろしいですか」
女「どうぞ」
加賀「失礼します」ストン
加賀「……浜風とのことは聞きました」
女「あら。誰から?」
加賀「瑞鶴からです」
女「?」
女「……私あの子に明確に教えたかしら?」
加賀「曰く『主に浜風が分かりやすい』らしいです」
女「浜風ェ……」
323: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/12(木) 12:38:53.95 ID:pk6ZYFeZ0
1500:執務中
――ブイン基地、艦娘部隊施設 司令官執務室
女「漣は大丈夫かしらね……」
川内「大丈夫だって、多分」
女「……だと良いけど」
女「お茶、淹れてくれる?」
川内「うん、分かった」
コンコンコン
女「あら、どちら様?」
入ってきた艦娘
鈴谷、北上、雷、不知火の中から
ただし、コンマ00で奇跡起こる
↓2
――ブイン基地、艦娘部隊施設 司令官執務室
女「漣は大丈夫かしらね……」
川内「大丈夫だって、多分」
女「……だと良いけど」
女「お茶、淹れてくれる?」
川内「うん、分かった」
コンコンコン
女「あら、どちら様?」
入ってきた艦娘
鈴谷、北上、雷、不知火の中から
ただし、コンマ00で奇跡起こる
↓2
325: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/12(木) 12:41:20.22 ID:bMq3ACnoO
不知火
326: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/12(木) 12:46:21.22 ID:pk6ZYFeZ0
>>325不知火
用件
↓3
用件
↓3
329: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/12(木) 12:50:54.39 ID:QFPq0jTAO
胸が少し大きくなりました!!ありがとうございます!
330: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/12(木) 13:29:45.62 ID:pk6ZYFeZ0
「不知火です。よろしいですか」
女「良いわよ」
不知火「失礼します」ガチャ
女「何用かしら?」
不知火「司令」
不知火「胸が少し大きくなりました。ありがとうございます」
女「……はあ?」
不知火「司令のお陰です。ありがとうございます」
女「いや、私何も……」
不知火「いいえ、きっと司令の 神様を拝んだからです」
女「待て、いつの間に私は神になった」
川内(そういえば滅茶苦茶気にしてたなぁ……それで拝んでたんだ)
女「良いわよ」
不知火「失礼します」ガチャ
女「何用かしら?」
不知火「司令」
不知火「胸が少し大きくなりました。ありがとうございます」
女「……はあ?」
不知火「司令のお陰です。ありがとうございます」
女「いや、私何も……」
不知火「いいえ、きっと司令の 神様を拝んだからです」
女「待て、いつの間に私は神になった」
川内(そういえば滅茶苦茶気にしてたなぁ……それで拝んでたんだ)
331: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/12(木) 13:36:13.43 ID:pk6ZYFeZ0
1900:夕食
――ブイン基地、艦娘部隊施設 食堂
漣「……」
女「午後の訓練はちゃんと出たみたいね」
女「……酷い顔よ?」
漣「うっせーです」
女「……悪かったわね」
漣「なんで謝るんですか」
女「私のせいだからよ」
漣「……悪いのはご主人様じゃないですよ」
女「じゃあ誰かしらね?」
漣「……」
隣に座った艦娘
古鷹、鈴谷、那珂、北上、大淀、川内、雪風、島風、浜風、不知火の中から
↓2
――ブイン基地、艦娘部隊施設 食堂
漣「……」
女「午後の訓練はちゃんと出たみたいね」
女「……酷い顔よ?」
漣「うっせーです」
女「……悪かったわね」
漣「なんで謝るんですか」
女「私のせいだからよ」
漣「……悪いのはご主人様じゃないですよ」
女「じゃあ誰かしらね?」
漣「……」
隣に座った艦娘
古鷹、鈴谷、那珂、北上、大淀、川内、雪風、島風、浜風、不知火の中から
↓2
333: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/12(木) 13:36:43.90 ID:zO37p+zUO
浜風
335: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/12(木) 13:46:03.64 ID:pk6ZYFeZ0
浜風「あ、提督。お隣、いいですか?」
女「良いわよ」
浜風「失礼します」ストン
浜風「あの……漣のことなんですが……」
女「分かってるわ。多分、あの子の言う“悪いの”は貴女を指してる」
女「でも、危害を加えようなんて思わないでしょうね」
浜風「何故そう言い切れるんですか?」
女「貴女達は陸上ではただの女の子に過ぎない。軍規の下に居るね」
女「つまり、私闘にあたる行為は全部処罰の対象で、私から処罰を受けることになる」
浜風「……私達が来た時、加賀さんと瑞鶴さんは謹慎中でしたね」
女「そう。それで仮に浜風にあの子が何かしたとして、私はそれを見逃すと思う?」
浜風「思いません」
女「その通り、私はあの子に何らかの処分を下す。相応の対応ね」
女「流石に殺されやしないでしょうから、堂々と構えてなさい」
浜風「……はい」
女「あ、勿論貴女も処罰の対象には入ってるから、軍紀違反はばしばし処罰していくわよ」
浜風「肝に銘じておきます」クスクス
女「良いわよ」
浜風「失礼します」ストン
浜風「あの……漣のことなんですが……」
女「分かってるわ。多分、あの子の言う“悪いの”は貴女を指してる」
女「でも、危害を加えようなんて思わないでしょうね」
浜風「何故そう言い切れるんですか?」
女「貴女達は陸上ではただの女の子に過ぎない。軍規の下に居るね」
女「つまり、私闘にあたる行為は全部処罰の対象で、私から処罰を受けることになる」
浜風「……私達が来た時、加賀さんと瑞鶴さんは謹慎中でしたね」
女「そう。それで仮に浜風にあの子が何かしたとして、私はそれを見逃すと思う?」
浜風「思いません」
女「その通り、私はあの子に何らかの処分を下す。相応の対応ね」
女「流石に殺されやしないでしょうから、堂々と構えてなさい」
浜風「……はい」
女「あ、勿論貴女も処罰の対象には入ってるから、軍紀違反はばしばし処罰していくわよ」
浜風「肝に銘じておきます」クスクス
336: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/12(木) 13:48:18.84 ID:pk6ZYFeZ0
2100:入浴
――ブイン基地、艦娘部隊施設 大浴場
女「……」ゴシゴシ
カラカラカラ
女「……あら?」
入ってきた艦娘
古鷹、鈴谷、那珂、北上、川内、不知火の中から
ただし、コンマ20以下で漣、80以上で浜風、00は100扱い
↓2
――ブイン基地、艦娘部隊施設 大浴場
女「……」ゴシゴシ
カラカラカラ
女「……あら?」
入ってきた艦娘
古鷹、鈴谷、那珂、北上、川内、不知火の中から
ただし、コンマ20以下で漣、80以上で浜風、00は100扱い
↓2
338: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/12(木) 13:48:30.69 ID:QFPq0jTAO
鈴谷
339: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/12(木) 13:51:47.89 ID:pk6ZYFeZ0
鈴谷「ちっす、提督」
女「鈴谷ね」
女「どうぞ、座って。背中流してあげる」
鈴谷「あ、うん、じゃあお願い」ストン
女「よっ……と」ヌルヌル
鈴谷「んっ……」
イベント判定
コンマ80以上、00は0扱い
直下
女「鈴谷ね」
女「どうぞ、座って。背中流してあげる」
鈴谷「あ、うん、じゃあお願い」ストン
女「よっ……と」ヌルヌル
鈴谷「んっ……」
イベント判定
コンマ80以上、00は0扱い
直下
340: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/12(木) 13:51:56.60 ID:i5mbTAWRO
はい
341: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/12(木) 14:09:57.26 ID:pk6ZYFeZ0
女「うーん……」カポーン
鈴谷「はー……」カポーン
鈴谷「てーとくー」
女「なにー?」
鈴谷「浜風とはどうよー?」
女「話広がるの早いなー……」
鈴谷「んー……まぁねー……」
鈴谷「ほら、漣とか提督大好きだったわけだしさー」
女「あの子はそれほど危険でもなさそうだったけど?」
鈴谷「どうだかねー……」
鈴谷「そりゃ、提督には何にもないだろうけどさ」
女「……あ、そういえばあの子関連で気になることがあったわ」
鈴谷「何さ?」
女「あの子、妙に色んな事知ってるのよ」
女「決して鼻が利くわけじゃなさそう」
鈴谷「そりゃ四六時中提督の事見てるみたいだしねー」
女「……そういうことか……」
鈴谷「ま、何かされない限り、気にしなくて良いんじゃない?」
女「そういうわけにもいかないわよ」
鈴谷「はー……」カポーン
鈴谷「てーとくー」
女「なにー?」
鈴谷「浜風とはどうよー?」
女「話広がるの早いなー……」
鈴谷「んー……まぁねー……」
鈴谷「ほら、漣とか提督大好きだったわけだしさー」
女「あの子はそれほど危険でもなさそうだったけど?」
鈴谷「どうだかねー……」
鈴谷「そりゃ、提督には何にもないだろうけどさ」
女「……あ、そういえばあの子関連で気になることがあったわ」
鈴谷「何さ?」
女「あの子、妙に色んな事知ってるのよ」
女「決して鼻が利くわけじゃなさそう」
鈴谷「そりゃ四六時中提督の事見てるみたいだしねー」
女「……そういうことか……」
鈴谷「ま、何かされない限り、気にしなくて良いんじゃない?」
女「そういうわけにもいかないわよ」
342: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/12(木) 14:27:50.56 ID:pk6ZYFeZ0
私室判定
コンマ80以上で漣、20以下で浜風、00は100扱い
直下
コンマ80以上で漣、20以下で浜風、00は100扱い
直下
343: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/12(木) 14:28:43.25 ID:ukNb7L+co
あ
344: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/12(木) 14:30:07.85 ID:pk6ZYFeZ0
2240:消灯前
――ブイン基地、艦娘部隊施設 司令官私室
女「……」
女「あら、もうこんな時間……」パタン
女「読書なんてするもんじゃないわね」
女「時間が経つのが早いわ」
【36日目:月曜日】終了
――ブイン基地、艦娘部隊施設 司令官私室
女「……」
女「あら、もうこんな時間……」パタン
女「読書なんてするもんじゃないわね」
女「時間が経つのが早いわ」
【36日目:月曜日】終了
350: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/13(金) 15:00:27.14 ID:tE5A1lfP0
【37日目:火曜日】
0630:朝食
――ブイン基地、艦娘部隊施設 食堂
女「漣? 今日の哨戒は出られそう?」
漣「……出ますよ」
女「それは良かったわ」
女「頑張ってね」
漣「……はい」
本日の秘書艦
古鷹、那珂、大淀、雪風、島風、浜風、加賀、瑞鶴の中から
ただし、コンマ50以下で浜風、00は100扱い
↓2
0630:朝食
――ブイン基地、艦娘部隊施設 食堂
女「漣? 今日の哨戒は出られそう?」
漣「……出ますよ」
女「それは良かったわ」
女「頑張ってね」
漣「……はい」
本日の秘書艦
古鷹、那珂、大淀、雪風、島風、浜風、加賀、瑞鶴の中から
ただし、コンマ50以下で浜風、00は100扱い
↓2
352: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/13(金) 15:01:04.29 ID:awjefzcwO
加賀
354: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/13(金) 15:24:16.24 ID:tE5A1lfP0
女「今日の秘書艦だけど……」
加賀「……」チラッ
女「浜風、頼むわ」
浜風「はいっ」
加賀「……」
瑞鶴「……」ニガワライ
加賀「……」チラッ
女「浜風、頼むわ」
浜風「はいっ」
加賀「……」
瑞鶴「……」ニガワライ
355: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/13(金) 15:29:04.11 ID:tE5A1lfP0
1000:執務中
――ブイン基地、艦娘部隊施設 司令官執務室
女「これでお終い、と」
浜風「あ、今お茶淹れますね」
女「よろしく」
コンコンコン
女「誰かしら?」
入ってきた艦娘
古鷹、那珂、大淀、雪風、島風、加賀、瑞鶴の中から
ただし、コンマ00で奇跡起こる
↓2
――ブイン基地、艦娘部隊施設 司令官執務室
女「これでお終い、と」
浜風「あ、今お茶淹れますね」
女「よろしく」
コンコンコン
女「誰かしら?」
入ってきた艦娘
古鷹、那珂、大淀、雪風、島風、加賀、瑞鶴の中から
ただし、コンマ00で奇跡起こる
↓2
357: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/13(金) 15:30:17.53 ID:o60BBcnZo
古鷹
360: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/13(金) 15:38:17.97 ID:tE5A1lfP0
>>357古鷹
用件
↓2
用件
↓2
367: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/13(金) 15:43:43.23 ID:FhW8yGWAO
島風と話す機会がよくあるが、最近つまらなそうにしている
もっと構ってやってはどうか
もっと構ってやってはどうか
373: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/13(金) 15:54:25.01 ID:tE5A1lfP0
「古鷹です」
女「古鷹? どうぞ」
古鷹「失礼します」ガチャ
古鷹「提督、相談なのですが……」
女「聞くわ」
古鷹「私、島風ちゃんとよく話すんです」
女「よく一緒に居るのは見かけるわね」
古鷹「はい。でも、最近つまらなそうにしてて……」
古鷹「提督も、もっと構ってあげたら……と思うんです」
女「あー……私じゃないと駄目かしら?」
女「ほら、古鷹はよく一緒に居るじゃない」
古鷹「それもそうですけど……やっぱり色んな人と接したいんじゃないでしょうか」
古鷹「いつも身近な年上といえば私か、那珂ちゃんだけですし……」
女「そういうことね……班の異動なんかも良さそうだけど、やっぱり私が何かしてあげた方がいいかしら」
女「ありがとうね、古鷹。考えとくわ」
古鷹「いえ……」
古鷹「失礼します」ガチャ
バタン
女「うーん……」
浜風「何か接する機会が必要ですね」
女「そうねぇ……」
女「古鷹? どうぞ」
古鷹「失礼します」ガチャ
古鷹「提督、相談なのですが……」
女「聞くわ」
古鷹「私、島風ちゃんとよく話すんです」
女「よく一緒に居るのは見かけるわね」
古鷹「はい。でも、最近つまらなそうにしてて……」
古鷹「提督も、もっと構ってあげたら……と思うんです」
女「あー……私じゃないと駄目かしら?」
女「ほら、古鷹はよく一緒に居るじゃない」
古鷹「それもそうですけど……やっぱり色んな人と接したいんじゃないでしょうか」
古鷹「いつも身近な年上といえば私か、那珂ちゃんだけですし……」
女「そういうことね……班の異動なんかも良さそうだけど、やっぱり私が何かしてあげた方がいいかしら」
女「ありがとうね、古鷹。考えとくわ」
古鷹「いえ……」
古鷹「失礼します」ガチャ
バタン
女「うーん……」
浜風「何か接する機会が必要ですね」
女「そうねぇ……」
374: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/13(金) 16:01:20.35 ID:tE5A1lfP0
1200:昼食
――ブイン基地、艦娘部隊施設 食堂
女「食事の時は流石に手袋を外すのね」
浜風「えぇ。食べにくいので」
女「私なんか冬服の時はめんどくさくてそのままだったこともあるのに」
浜風「冬服着る機会あったんですか?」
女「一時鹿屋に居たからね」
隣に座った艦娘
古鷹、那珂、雪風、島風、加賀、瑞鶴の中から
↓2
――ブイン基地、艦娘部隊施設 食堂
女「食事の時は流石に手袋を外すのね」
浜風「えぇ。食べにくいので」
女「私なんか冬服の時はめんどくさくてそのままだったこともあるのに」
浜風「冬服着る機会あったんですか?」
女「一時鹿屋に居たからね」
隣に座った艦娘
古鷹、那珂、雪風、島風、加賀、瑞鶴の中から
↓2
376: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/13(金) 16:02:29.14 ID:UdaQnCxw0
島風
378: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/13(金) 16:34:32.38 ID:tE5A1lfP0
島風「……」キョロキョロ
女「……島風」
島風「はい」クルッ
女「いらっしゃい」コイコイ
島風「はーいっ」ストン
女「最近は書類に不備が無くなったわね」
島風「そうですかー?」
女「そうです。秘書艦も任せられるもの」
島風「おぅっ!」
女「その時はよろしくね」
島風「任せてくださいっ」ピョコピョコ
女「落ち着きなさい」クスクス
島風「おぅっ……」
女「ふふっ」クスクス
浜風(こんなお姉ちゃんほしい)
女「……島風」
島風「はい」クルッ
女「いらっしゃい」コイコイ
島風「はーいっ」ストン
女「最近は書類に不備が無くなったわね」
島風「そうですかー?」
女「そうです。秘書艦も任せられるもの」
島風「おぅっ!」
女「その時はよろしくね」
島風「任せてくださいっ」ピョコピョコ
女「落ち着きなさい」クスクス
島風「おぅっ……」
女「ふふっ」クスクス
浜風(こんなお姉ちゃんほしい)
379: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/13(金) 16:35:08.23 ID:tE5A1lfP0
1500:執務中
――ブイン基地、艦娘部隊施設 司令官執務室
女「うーん……んん……」ノビ
浜風「そろそろお茶にしましょうか?」
女「そうね。ありがとう」
浜風「いいえ」
コンコンコン
女「誰かしら?」
入ってきた艦娘
古鷹、那珂、大淀、雪風、島風、加賀、瑞鶴の中から
ただし、コンマ15以下で緊急電、00は100扱い
↓2
――ブイン基地、艦娘部隊施設 司令官執務室
女「うーん……んん……」ノビ
浜風「そろそろお茶にしましょうか?」
女「そうね。ありがとう」
浜風「いいえ」
コンコンコン
女「誰かしら?」
入ってきた艦娘
古鷹、那珂、大淀、雪風、島風、加賀、瑞鶴の中から
ただし、コンマ15以下で緊急電、00は100扱い
↓2
381: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/13(金) 16:37:48.98 ID:FhW8yGWAO
那珂
383: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/13(金) 16:40:42.28 ID:tE5A1lfP0
>>381那珂
用件
↓2
用件
↓2
385: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/13(金) 16:45:26.16 ID:GOrj+rTQO
お茶菓子持ってきたよー
386: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/13(金) 17:20:11.85 ID:tE5A1lfP0
「那珂ちゃんだよー」
女「あら、どうぞ」
那珂「しっつれいしまーす!」ガチャ
那珂「提督、今からお茶?」
女「えぇ」
那珂「じゃあ丁度良かったね!」
那珂「じゃーん! 那珂ちゃんがー、お茶菓子持ってきたよー!」
女「あら、気が利くわね」
那珂「キャハッ☆」
浜風「では、みんなでお茶にしましょうか」
女「そうね」
那珂「あ、そだ。もう一人声かけたんだけど、良かったかな?」
女「先に言いなさい」
浜風「もう一人分、淹れてきます」
女「誰が来るのよ?」
那珂「それはねー、」
コンコンコン
女「……来たみたいね」
那珂が招いた艦娘
古鷹、大淀、雪風、島風、加賀、瑞鶴の中から
↓2
女「あら、どうぞ」
那珂「しっつれいしまーす!」ガチャ
那珂「提督、今からお茶?」
女「えぇ」
那珂「じゃあ丁度良かったね!」
那珂「じゃーん! 那珂ちゃんがー、お茶菓子持ってきたよー!」
女「あら、気が利くわね」
那珂「キャハッ☆」
浜風「では、みんなでお茶にしましょうか」
女「そうね」
那珂「あ、そだ。もう一人声かけたんだけど、良かったかな?」
女「先に言いなさい」
浜風「もう一人分、淹れてきます」
女「誰が来るのよ?」
那珂「それはねー、」
コンコンコン
女「……来たみたいね」
那珂が招いた艦娘
古鷹、大淀、雪風、島風、加賀、瑞鶴の中から
↓2
387: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/13(金) 17:20:46.73 ID:oaxrEucPo
雪風
389: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/13(金) 17:49:59.76 ID:tE5A1lfP0
「しれぇ! 雪風です!」
女「入ってー」
雪風「失礼します!」ガチャ
女「那珂に呼ばれたんだったわね」
雪風「はいっ! 美味しい最中が食べられると聞いて!」
女「そう。えーと、そこに座って」
那珂「失礼しまーす」ストン
雪風「那珂さん、お隣失礼しますね!」ストン
那珂「うんうん」
浜風「那珂さんと雪風姉さんの分です」コトン
那珂「ありがとー」
雪風「ありがとうございます!」
女「で、那珂が持ってきた最中だけど……」
女「美味しそうね。間宮かしら?」
那珂「うん」
女「じゃ、いただきます」
雪風「いただきます!」
女「入ってー」
雪風「失礼します!」ガチャ
女「那珂に呼ばれたんだったわね」
雪風「はいっ! 美味しい最中が食べられると聞いて!」
女「そう。えーと、そこに座って」
那珂「失礼しまーす」ストン
雪風「那珂さん、お隣失礼しますね!」ストン
那珂「うんうん」
浜風「那珂さんと雪風姉さんの分です」コトン
那珂「ありがとー」
雪風「ありがとうございます!」
女「で、那珂が持ってきた最中だけど……」
女「美味しそうね。間宮かしら?」
那珂「うん」
女「じゃ、いただきます」
雪風「いただきます!」
390: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/13(金) 17:55:02.55 ID:tE5A1lfP0
1900:夕食
――ブイン基地、艦娘部隊施設 食堂
女「そういえば食事に対して、甘味処の方はやけに安定してるわよね」
浜風「……何故でしょうか」
那珂「那珂ちゃん聞いたことあるよー」
女「なんて言ってた?」
那珂「軍機です、だってさ」
女「なんか怖いなぁ、それ」
隣に座った艦娘
古鷹、鈴谷、那珂、北上、大淀、川内、漣、雪風、雷、島風、浜風、不知火、加賀、瑞鶴の中から
↓2
――ブイン基地、艦娘部隊施設 食堂
女「そういえば食事に対して、甘味処の方はやけに安定してるわよね」
浜風「……何故でしょうか」
那珂「那珂ちゃん聞いたことあるよー」
女「なんて言ってた?」
那珂「軍機です、だってさ」
女「なんか怖いなぁ、それ」
隣に座った艦娘
古鷹、鈴谷、那珂、北上、大淀、川内、漣、雪風、雷、島風、浜風、不知火、加賀、瑞鶴の中から
↓2
392: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/13(金) 17:55:28.79 ID:93hRIy+hO
浜風
393: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/13(金) 18:04:28.52 ID:tE5A1lfP0
浜風「お隣、失礼しますね」ストン
女「はいな」
浜風「あの、今夜お部屋に行っても……?」
女「今夜?」
浜風「はい。お風呂の後に……」
女「んー……」
1.「悪いけど……」
2.「良いわよ」
3.その他
↓2
女「はいな」
浜風「あの、今夜お部屋に行っても……?」
女「今夜?」
浜風「はい。お風呂の後に……」
女「んー……」
1.「悪いけど……」
2.「良いわよ」
3.その他
↓2
395: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/13(金) 18:05:01.15 ID:UdaQnCxwo
1
397: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/13(金) 18:11:09.99 ID:tE5A1lfP0
女「悪いけど……今晩は駄目」
浜風「そう、ですか……」
浜風「あ、こちらこそすいませんでした」
女「またの機会にして頂戴、ごめんね」
浜風「はいっ」
浜風「そう、ですか……」
浜風「あ、こちらこそすいませんでした」
女「またの機会にして頂戴、ごめんね」
浜風「はいっ」
398: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/13(金) 18:12:09.79 ID:tE5A1lfP0
2130:入浴
――ブイン基地、艦娘部隊施設 大浴場脱衣場
女「あら? 誰か先に入ってる?」
女「この服は……」
置いてある服の持ち主
古鷹、鈴谷、那珂、北上、川内、漣、浜風、不知火、加賀、瑞鶴の中から
ただし、コンマ40以下で漣、00は100扱い
↓2
――ブイン基地、艦娘部隊施設 大浴場脱衣場
女「あら? 誰か先に入ってる?」
女「この服は……」
置いてある服の持ち主
古鷹、鈴谷、那珂、北上、川内、漣、浜風、不知火、加賀、瑞鶴の中から
ただし、コンマ40以下で漣、00は100扱い
↓2
400: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/13(金) 18:12:43.97 ID:4nsjltdkO
瑞鶴
402: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/13(金) 18:25:16.52 ID:tE5A1lfP0
カラカラカラ
瑞鶴「あ、提督さん」
加賀「……どうも」
女「最近は一緒に入ってるのね」
瑞鶴「まぁ、以前はよくやってたからね」
女「へぇ。で、その後は一緒に寝るのね?」
瑞鶴「うん。加賀さんたら結構可愛いんだよ?」
加賀「なっ……!」
女「ふーん、一度お目にかかりたいものね?」
瑞鶴「えっ……だ、駄目だってば!」
女「?」
瑞鶴「可愛い加賀さんは私だけのものなのっ」ギュッ
加賀「瑞鶴……」
瑞鶴「あ、提督さん」
加賀「……どうも」
女「最近は一緒に入ってるのね」
瑞鶴「まぁ、以前はよくやってたからね」
女「へぇ。で、その後は一緒に寝るのね?」
瑞鶴「うん。加賀さんたら結構可愛いんだよ?」
加賀「なっ……!」
女「ふーん、一度お目にかかりたいものね?」
瑞鶴「えっ……だ、駄目だってば!」
女「?」
瑞鶴「可愛い加賀さんは私だけのものなのっ」ギュッ
加賀「瑞鶴……」
403: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/13(金) 18:26:23.51 ID:tE5A1lfP0
2230:消灯前
――ブイン基地、艦娘部隊施設 司令官私室
女「……」ボスン
女「……よし、決めたわ」
女「……」ムクリ
女「……これでいいか」スッ
侵入者判定
コンマ40以上であり、00は0扱い
直下
――ブイン基地、艦娘部隊施設 司令官私室
女「……」ボスン
女「……よし、決めたわ」
女「……」ムクリ
女「……これでいいか」スッ
侵入者判定
コンマ40以上であり、00は0扱い
直下
404: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/13(金) 18:26:45.47 ID:FYxbE6KhO
あ
406: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/13(金) 18:30:38.70 ID:tE5A1lfP0
2350:
――ブイン基地、艦娘部隊施設 司令官私室
キィ パタン
?「……」キョロキョロ
?「……」キュッ
女「すー……すー……」
?「……?」スッ
?「あ……」
カランカラン
女「!」バッ
?「しまっ……!」
捕縛判定
コンマ80以下で成功、00は0扱い
直下
――ブイン基地、艦娘部隊施設 司令官私室
キィ パタン
?「……」キョロキョロ
?「……」キュッ
女「すー……すー……」
?「……?」スッ
?「あ……」
カランカラン
女「!」バッ
?「しまっ……!」
捕縛判定
コンマ80以下で成功、00は0扱い
直下
407: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/13(金) 18:31:29.64 ID:G9ViTNgCo
さ
408: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/13(金) 18:39:47.60 ID:tE5A1lfP0
女「待ちなさいっ」ガシッ
?「っ!」
女「ていっ」グイッ
ボスン
漣「っ……!」
女「……やっぱり貴女だったのね」
漣「……そうですよ。漣ですよ」
漣「またやりましたよ。また消灯後にここに入りました」
女「えぇ、そうね」
漣「懲罰でもなんでもしてくださいよ」
女「……今回、このことに関して懲罰は与えないわ」
漣「どうしてですか」
女「どうしてもよ」
女「それよりも、一応弁明を聞こうじゃない?」
漣「……」
?「っ!」
女「ていっ」グイッ
ボスン
漣「っ……!」
女「……やっぱり貴女だったのね」
漣「……そうですよ。漣ですよ」
漣「またやりましたよ。また消灯後にここに入りました」
女「えぇ、そうね」
漣「懲罰でもなんでもしてくださいよ」
女「……今回、このことに関して懲罰は与えないわ」
漣「どうしてですか」
女「どうしてもよ」
女「それよりも、一応弁明を聞こうじゃない?」
漣「……」
409: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/13(金) 19:16:27.26 ID:tE5A1lfP0
漣「……今、嬉しいです」
女「何が?」
漣「提督に捕まって、提督に押し倒されてる」
漣「この状況が、嬉しいです」
女「……そう」
漣「このまま れたいです」
漣「……滅茶苦茶に」
女「悪いけど、その気はないわ」
漣「分かってます。あの“懲罰”は浜風限定ですもんね……」
女「なんで知ってるのかしら?」
漣「……」
女「……まぁ良いわ」
女「ここで私が瑞鶴にこんな風に捕縛されて、辱められたことも知ってるの?」
漣「……知ってますよ」
女「見てたのね?」
漣「聞いてました」
女「そう……」
判定
コンマ20以上で漣が想いを暴露、00は100扱い
直下
女「何が?」
漣「提督に捕まって、提督に押し倒されてる」
漣「この状況が、嬉しいです」
女「……そう」
漣「このまま れたいです」
漣「……滅茶苦茶に」
女「悪いけど、その気はないわ」
漣「分かってます。あの“懲罰”は浜風限定ですもんね……」
女「なんで知ってるのかしら?」
漣「……」
女「……まぁ良いわ」
女「ここで私が瑞鶴にこんな風に捕縛されて、辱められたことも知ってるの?」
漣「……知ってますよ」
女「見てたのね?」
漣「聞いてました」
女「そう……」
判定
コンマ20以上で漣が想いを暴露、00は100扱い
直下
410: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/13(金) 19:16:39.19 ID:j8oApQjgO
あ
412: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/13(金) 19:27:07.75 ID:tE5A1lfP0
漣「……」
女「……言いたいことは以上かしら?」
漣「……はい」
女「……涙出てるわよ」
漣「……出てないです」
女「出てるわ」
漣「出てないです……っ」
女「……」ギュッ
漣「うぇっ……なんで、なんで抱きしめるんですか……っ」ポロポロ
女「どうしても、よ」ギュウッ
漣「っ……消灯後に、部屋に侵入したじゃないですかっ……」ポロポロ
女「今回は不問よ」
漣「うううっ……ていとくっ……どうすれば……」ポロポロ
漣「漣……どうすればいいんですかぁっ……!」ポロポロ
女「……悪かったわね」
漣「うああぁぁあ……!」
女「……言いたいことは以上かしら?」
漣「……はい」
女「……涙出てるわよ」
漣「……出てないです」
女「出てるわ」
漣「出てないです……っ」
女「……」ギュッ
漣「うぇっ……なんで、なんで抱きしめるんですか……っ」ポロポロ
女「どうしても、よ」ギュウッ
漣「っ……消灯後に、部屋に侵入したじゃないですかっ……」ポロポロ
女「今回は不問よ」
漣「うううっ……ていとくっ……どうすれば……」ポロポロ
漣「漣……どうすればいいんですかぁっ……!」ポロポロ
女「……悪かったわね」
漣「うああぁぁあ……!」
413: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/13(金) 19:28:54.53 ID:tE5A1lfP0
漣「すん……すん……」
女「……寝ちゃったのね」
女「おやすみ、漣」チュッ
漣「ぐす……」
女「……明日から、こんなことしちゃ駄目よ?」
漣「すん……」
女「……私も寝ましょ」
【37日目:火曜日】終了
女「……寝ちゃったのね」
女「おやすみ、漣」チュッ
漣「ぐす……」
女「……明日から、こんなことしちゃ駄目よ?」
漣「すん……」
女「……私も寝ましょ」
【37日目:火曜日】終了
420: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/13(金) 19:38:30.89 ID:tE5A1lfP0
んー、じゃあ>>417みたいな人には悪いけど、後者やってくね
まぁ先に浜風エンド締めますけどね
まぁ先に浜風エンド締めますけどね
428: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/13(金) 20:07:08.34 ID:tE5A1lfP0
【?日目:】
0630:朝食
――ブイン基地、艦娘部隊施設 食堂
女「浜風、今日秘書艦頼むわね」
浜風「はいっ」
女「あー、川内」
川内「何?」
女「貴女昨日の訓練の報告が未だに上がってないんだけど」
川内「げっ……すぐ出すよー」
女「今日哨戒でしょうが、夜戦バカ」
川内「バカじゃないし」
浜風「違うんですか?」
川内「違うよ!?」
女「今日の課業終了までには出しなさいね」
0630:朝食
――ブイン基地、艦娘部隊施設 食堂
女「浜風、今日秘書艦頼むわね」
浜風「はいっ」
女「あー、川内」
川内「何?」
女「貴女昨日の訓練の報告が未だに上がってないんだけど」
川内「げっ……すぐ出すよー」
女「今日哨戒でしょうが、夜戦バカ」
川内「バカじゃないし」
浜風「違うんですか?」
川内「違うよ!?」
女「今日の課業終了までには出しなさいね」
429: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/13(金) 20:08:36.32 ID:tE5A1lfP0
1000:執務中
――ブイン基地、艦娘部隊施設 司令官執務室
女「うーん、もう少しね」
浜風「すいません、私が不甲斐ないばっかりに……」
女「良いのよ。そこまで戦闘のある基地じゃないし、演習も殆どしないわけだし」
コンコンコン
女「はいはーい」
「漣です。入っていーですか」
女「どうぞ」
漣「しつれーします」ガチャ
漣「なんか電文来てますよ」
女「うん、受け取るわ」
漣「しつれーしました」
バタン
女「大分丸くなったわよね」ペラッ
浜風「そうですね」
女「あら……? 新しい子が来るみたいね」
浜風「本当ですか?」
女「えぇ。基礎訓練終えたばかりみたいよ」
浜風「腕が鳴りますね」
女「そうね」クスクス
浜風「な、何ですか」
女「いや、来たばっかりの頃は貴女もそんな感じだったな、って」
浜風「もうっ」
――ブイン基地、艦娘部隊施設 司令官執務室
女「うーん、もう少しね」
浜風「すいません、私が不甲斐ないばっかりに……」
女「良いのよ。そこまで戦闘のある基地じゃないし、演習も殆どしないわけだし」
コンコンコン
女「はいはーい」
「漣です。入っていーですか」
女「どうぞ」
漣「しつれーします」ガチャ
漣「なんか電文来てますよ」
女「うん、受け取るわ」
漣「しつれーしました」
バタン
女「大分丸くなったわよね」ペラッ
浜風「そうですね」
女「あら……? 新しい子が来るみたいね」
浜風「本当ですか?」
女「えぇ。基礎訓練終えたばかりみたいよ」
浜風「腕が鳴りますね」
女「そうね」クスクス
浜風「な、何ですか」
女「いや、来たばっかりの頃は貴女もそんな感じだったな、って」
浜風「もうっ」
430: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/13(金) 20:09:18.27 ID:tE5A1lfP0
1200:昼食
――ブイン基地、艦娘部隊施設 食堂
鈴谷「新しい子来るらしーじゃん?」
女「耳が早いのね」
鈴谷「漣が言ってた」
鈴谷「また浜風が訓練つけるの?」
女「そのつもりよ?」
鈴谷「勘弁してよー、朝潮みたいになっちゃうじゃん」
鈴谷「犬すぎて扱いにくいんだよー、あの子」
浜風「人聞きが悪いですね」
女「後進の育成は結構なんだけど、忠犬に育て上げるのは流石と言わざるをえないわ」
浜風「ありがとうございます」
女「褒めてないのよ」
――ブイン基地、艦娘部隊施設 食堂
鈴谷「新しい子来るらしーじゃん?」
女「耳が早いのね」
鈴谷「漣が言ってた」
鈴谷「また浜風が訓練つけるの?」
女「そのつもりよ?」
鈴谷「勘弁してよー、朝潮みたいになっちゃうじゃん」
鈴谷「犬すぎて扱いにくいんだよー、あの子」
浜風「人聞きが悪いですね」
女「後進の育成は結構なんだけど、忠犬に育て上げるのは流石と言わざるをえないわ」
浜風「ありがとうございます」
女「褒めてないのよ」
431: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/13(金) 20:09:51.79 ID:tE5A1lfP0
女「さて……」
女「午後は少し出掛けましょうか?」
浜風「良いですね。どうします?」
女「お風呂……はやめといて、基地外に出かけましょ」チュッ
浜風「んっ」
浜風「では、そうしましょうか」ギュッ
女「ケッコンも早くしたいわね」ギュウッ
浜風「はいっ」
【63日目:日曜日】終了
女「午後は少し出掛けましょうか?」
浜風「良いですね。どうします?」
女「お風呂……はやめといて、基地外に出かけましょ」チュッ
浜風「んっ」
浜風「では、そうしましょうか」ギュッ
女「ケッコンも早くしたいわね」ギュウッ
浜風「はいっ」
【63日目:日曜日】終了
450: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/14(土) 13:00:31.39 ID:CkiXHd/60
【エンド:加賀A】
1200:執務中
――ブイン基地、艦娘部隊施設 司令官執務室
大淀「提督!」バンッ
女「ノックもなしにどうしたの?」
大淀「哨戒部隊が……哨戒部隊が敵艦隊を捕捉!」
大淀「敵は空母機動部隊! 航空機多数が防御をすり抜け基地に接近中!」
女「空軍に連絡は?」
大淀「もうしました!」
女「よっし、艦娘は全員艤装着装、戦闘用意」
女「大淀、貴女もよ。くれぐれも対空警戒を怠らないように」
大淀「了解!」
女「加賀!」
加賀「はい」
女「お茶はもういいわ。貴女も艤装を取りに行って」
加賀「了解しました」
カツカツカツカツ
1200:執務中
――ブイン基地、艦娘部隊施設 司令官執務室
大淀「提督!」バンッ
女「ノックもなしにどうしたの?」
大淀「哨戒部隊が……哨戒部隊が敵艦隊を捕捉!」
大淀「敵は空母機動部隊! 航空機多数が防御をすり抜け基地に接近中!」
女「空軍に連絡は?」
大淀「もうしました!」
女「よっし、艦娘は全員艤装着装、戦闘用意」
女「大淀、貴女もよ。くれぐれも対空警戒を怠らないように」
大淀「了解!」
女「加賀!」
加賀「はい」
女「お茶はもういいわ。貴女も艤装を取りに行って」
加賀「了解しました」
カツカツカツカツ
451: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/14(土) 13:01:51.30 ID:CkiXHd/60
――ブイン基地、艦娘部隊施設 対空砲陣地
女「防空隊!」
少尉「はいっ」
女「敵機の進行方向について、通報はあった?」
少尉「はっ、敵艦隊の位置は島より北方だと聞きましたので、北を重点的に対空警戒を」
女「敵航空隊は東側を迂回してくるとの通報よ。北側にはもう空軍とうちの航空隊が飛び立ってる」
女「それと、トロキナとアラワから陸軍の攻撃ヘリが飛んでくるそうよ。意味ないのにね」
少尉「えぇと、それでは……」
女「この施設の防空は貴方達に懸かってる。頼むわよ」
少尉「り、了解!」
少尉「すぅっ……はぁっ……!」
女「……実戦は初めてかしら?」
少尉「はい……任官されたばかりで」
女「すぐ慣れるわ。ここで指示を飛ばしてれば、いつの間にか終わってる」
少尉「……はいっ」
≪フタヒトよりフタマル、フタヒトよりフタマル。送れ≫
少尉「あ……こちらフタマル、どうした」
≪敵航空機第一波を確認。機数12、大型機なし。射撃許可求む≫
少尉「本当に東から来た……」
少尉「マルマルに転送しろ。フタヒト、繰り返せ」
防空隊員「了解」
女「っと、こうしちゃいられないわ。頑張ってね、少尉くん」タッ
少尉「あ、はいっ」
女「防空隊!」
少尉「はいっ」
女「敵機の進行方向について、通報はあった?」
少尉「はっ、敵艦隊の位置は島より北方だと聞きましたので、北を重点的に対空警戒を」
女「敵航空隊は東側を迂回してくるとの通報よ。北側にはもう空軍とうちの航空隊が飛び立ってる」
女「それと、トロキナとアラワから陸軍の攻撃ヘリが飛んでくるそうよ。意味ないのにね」
少尉「えぇと、それでは……」
女「この施設の防空は貴方達に懸かってる。頼むわよ」
少尉「り、了解!」
少尉「すぅっ……はぁっ……!」
女「……実戦は初めてかしら?」
少尉「はい……任官されたばかりで」
女「すぐ慣れるわ。ここで指示を飛ばしてれば、いつの間にか終わってる」
少尉「……はいっ」
≪フタヒトよりフタマル、フタヒトよりフタマル。送れ≫
少尉「あ……こちらフタマル、どうした」
≪敵航空機第一波を確認。機数12、大型機なし。射撃許可求む≫
少尉「本当に東から来た……」
少尉「マルマルに転送しろ。フタヒト、繰り返せ」
防空隊員「了解」
女「っと、こうしちゃいられないわ。頑張ってね、少尉くん」タッ
少尉「あ、はいっ」
452: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/14(土) 13:03:13.56 ID:CkiXHd/60
――ブイン基地、艦娘部隊施設 司令部棟戦闘指揮所
ビーッ ビーッ
≪基地管理隊各員は待避せよ! 管理隊各員は待避せよ!≫
加賀「……」
大淀「良いのですか?」
女「何が?」
大淀「加賀さんです。艦載機だけ飛ばして、ここに居させるなんて」
女「瑞鶴に着艦させることにしたわ。それに、どうせうちの港じゃ空母二隻も出せない」
女「いざとなったら加賀も大淀も艤装持って逃げてね。私も逃げるから」
大淀「そう……ですか」
女「それにしても、ここはよく見えるわね」
大淀「はい。簡易的なものですが、電信設備もあるので、今回のような戦闘の指揮には最適です」
女「まぁ元々この為の設備よね」
大淀「そうですね」
ビーッ ビーッ
≪基地管理隊各員は待避せよ! 管理隊各員は待避せよ!≫
加賀「……」
大淀「良いのですか?」
女「何が?」
大淀「加賀さんです。艦載機だけ飛ばして、ここに居させるなんて」
女「瑞鶴に着艦させることにしたわ。それに、どうせうちの港じゃ空母二隻も出せない」
女「いざとなったら加賀も大淀も艤装持って逃げてね。私も逃げるから」
大淀「そう……ですか」
女「それにしても、ここはよく見えるわね」
大淀「はい。簡易的なものですが、電信設備もあるので、今回のような戦闘の指揮には最適です」
女「まぁ元々この為の設備よね」
大淀「そうですね」
453: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/14(土) 13:04:22.70 ID:CkiXHd/60
古鷹≪敵艦隊捕捉。砲雷撃戦に入ります≫
女「了解」
女「大淀、敵艦隊の編成はどうだったかしら?」
大淀「空母2、巡洋艦2、駆逐艦2です」
大淀「空軍の通報によれば、更に空母1、戦艦1を含む艦隊も接近中です」
女「こんな小さな島によくもまぁそんな大戦力を差し向けてくれたものね」
女「護衛艦も来てるそうだけど?」
大淀「“あけぼの”と“ありあけ”ですね」
大淀「ブーゲンヴィル島より西北西に21カイリ、対潜警戒をしながら停泊中とのことです」
女「そう……」
ガンッ ガンッ
女「撃ち上げてるわね」
女「飛んでた頃は、味方のでもあの空の黒煙が怖くて仕方がなかったのに」
大淀「……敵爆弾投下!」
ズズン ドーン
女「っ……なんか吹っ飛んだ」
グーン
加賀「……!」
加賀「戦闘機!」バッ
女「!」バッ
グォォォン ドドドドドド
女「了解」
女「大淀、敵艦隊の編成はどうだったかしら?」
大淀「空母2、巡洋艦2、駆逐艦2です」
大淀「空軍の通報によれば、更に空母1、戦艦1を含む艦隊も接近中です」
女「こんな小さな島によくもまぁそんな大戦力を差し向けてくれたものね」
女「護衛艦も来てるそうだけど?」
大淀「“あけぼの”と“ありあけ”ですね」
大淀「ブーゲンヴィル島より西北西に21カイリ、対潜警戒をしながら停泊中とのことです」
女「そう……」
ガンッ ガンッ
女「撃ち上げてるわね」
女「飛んでた頃は、味方のでもあの空の黒煙が怖くて仕方がなかったのに」
大淀「……敵爆弾投下!」
ズズン ドーン
女「っ……なんか吹っ飛んだ」
グーン
加賀「……!」
加賀「戦闘機!」バッ
女「!」バッ
グォォォン ドドドドドド
454: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/14(土) 13:08:12.60 ID:CkiXHd/60
ガチャーン パリーン
女「いった……」ムクリ
女「初っ端でこんなところ狙ってくるなんて、サーモでもついてんのかしらね」
加賀「お怪我を……」
女「ただの破片よ。大したことないわ。状況」
加賀「私も大淀も無事です。通信設備は……」
大淀「大丈夫です。指揮に影響はありません」
≪格納庫に火災発生! 消火しろォ!≫
≪マルマル、マルマル、応答せよ。送れ!≫
≪守備隊陣地が吹っ飛んだ! 直撃だ!≫
大淀「艦隊……古鷹さん! 応答を!」
古鷹≪こちら古鷹! 重巡1の撃沈を確認!≫
古鷹≪あっ……今駆逐艦1撃沈! ですが、激しい航空攻撃にさらされています!≫
女「鈴谷!」
鈴谷≪はーい。こちらは援護位置について待機中でーす≫
女「作戦開始! 敵艦隊に支援攻撃を浴びせよ!」
鈴谷≪りょーかい。はいはい、艦隊各艦作戦開始ですよ。訓練どーりやればだいじょーぶ≫
鈴谷≪えー、距離よし、速度よし、風向きよし、装填よし、っと。はい撃ち方始めーい≫
女「能天気ね、まったく……」
女「いった……」ムクリ
女「初っ端でこんなところ狙ってくるなんて、サーモでもついてんのかしらね」
加賀「お怪我を……」
女「ただの破片よ。大したことないわ。状況」
加賀「私も大淀も無事です。通信設備は……」
大淀「大丈夫です。指揮に影響はありません」
≪格納庫に火災発生! 消火しろォ!≫
≪マルマル、マルマル、応答せよ。送れ!≫
≪守備隊陣地が吹っ飛んだ! 直撃だ!≫
大淀「艦隊……古鷹さん! 応答を!」
古鷹≪こちら古鷹! 重巡1の撃沈を確認!≫
古鷹≪あっ……今駆逐艦1撃沈! ですが、激しい航空攻撃にさらされています!≫
女「鈴谷!」
鈴谷≪はーい。こちらは援護位置について待機中でーす≫
女「作戦開始! 敵艦隊に支援攻撃を浴びせよ!」
鈴谷≪りょーかい。はいはい、艦隊各艦作戦開始ですよ。訓練どーりやればだいじょーぶ≫
鈴谷≪えー、距離よし、速度よし、風向きよし、装填よし、っと。はい撃ち方始めーい≫
女「能天気ね、まったく……」
455: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/14(土) 13:09:21.93 ID:CkiXHd/60
古鷹≪敵艦隊撤退中……≫
大淀「我々の勝利です」
大淀「基地上空の敵機も粗方撃墜されたようです」
女「残敵掃討。空軍からの報告を待ちましょう」
古鷹≪了解≫
大淀「はい」
グーン
加賀「……提督っ!」ダッ
大淀「まずいっ、まだ敵戦闘機が……!」
女「!」
グォォォン ドドドド
パリィン チューン ボシュッ ピューン
ガンッ ガンッ ドォン
大淀「げ、撃墜……」
大淀「提督、加賀さん、大丈夫ですか?」クルッ
大淀「我々の勝利です」
大淀「基地上空の敵機も粗方撃墜されたようです」
女「残敵掃討。空軍からの報告を待ちましょう」
古鷹≪了解≫
大淀「はい」
グーン
加賀「……提督っ!」ダッ
大淀「まずいっ、まだ敵戦闘機が……!」
女「!」
グォォォン ドドドド
パリィン チューン ボシュッ ピューン
ガンッ ガンッ ドォン
大淀「げ、撃墜……」
大淀「提督、加賀さん、大丈夫ですか?」クルッ
456: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/14(土) 13:11:19.94 ID:CkiXHd/60
大淀「てい……!」
女「はー……バカね……」
加賀「……」ドクドク
大淀「提督!」
大淀「……! 加賀さん……!」
加賀「」ゴロン
女「天下の正規空母様が……地上で死ぬこと……ないじゃないの……」ドクドク
女「なんだか、もういいわ……私も、死に損なうのは……」ドクドク
大淀「提督! 気をしっかり保ってください!」
女「……疲れ、ちゃった……もの……」チュッ
加賀「」
大淀「提督!」
女「あぁ……空が綺麗だわ……」ゴロン
女「」
大淀「提督! 提督!」
大淀「……!」
女「はー……バカね……」
加賀「……」ドクドク
大淀「提督!」
大淀「……! 加賀さん……!」
加賀「」ゴロン
女「天下の正規空母様が……地上で死ぬこと……ないじゃないの……」ドクドク
女「なんだか、もういいわ……私も、死に損なうのは……」ドクドク
大淀「提督! 気をしっかり保ってください!」
女「……疲れ、ちゃった……もの……」チュッ
加賀「」
大淀「提督!」
女「あぁ……空が綺麗だわ……」ゴロン
女「」
大淀「提督! 提督!」
大淀「……!」
458: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/14(土) 13:17:54.37 ID:CkiXHd/60
大淀「帰投して早々ですが、貴女達に残念なお知らせがあります……」
大淀「本日の戦闘後、残存していた敵機の攻撃により、提督は戦死なされました」
大淀「一緒に居て、提督を攻撃から庇おうとした加賀さんも戦死」
大淀「……私達は、重要な戦力と指揮官、なによりも掛け替えのない戦友を失いました」
北上「……んあ? 大淀っち」
大淀「……北上さん」
北上「新しい提督来るんだってね」
北上「今度は本土からって?」
大淀「……はい」
北上「あの子のことは残念だったけどさ」
北上「まぁ……解決は望めそうもないね」
大淀「……そうですね」
北上「……大淀っちはさ、提督の最期に立ちあったんでしょ?」
北上「最期……どんなこと言ってた?」
大淀「……“空が綺麗”」
北上「……ふーん……やっぱヒコーキ乗りだ、あの人」
北上「にしても、今際の際に空が綺麗、ね……」
北上「なんともしまらない最期だけど……」
北上「……幸せだったんかもね」
【エンド:加賀A】終了
大淀「本日の戦闘後、残存していた敵機の攻撃により、提督は戦死なされました」
大淀「一緒に居て、提督を攻撃から庇おうとした加賀さんも戦死」
大淀「……私達は、重要な戦力と指揮官、なによりも掛け替えのない戦友を失いました」
北上「……んあ? 大淀っち」
大淀「……北上さん」
北上「新しい提督来るんだってね」
北上「今度は本土からって?」
大淀「……はい」
北上「あの子のことは残念だったけどさ」
北上「まぁ……解決は望めそうもないね」
大淀「……そうですね」
北上「……大淀っちはさ、提督の最期に立ちあったんでしょ?」
北上「最期……どんなこと言ってた?」
大淀「……“空が綺麗”」
北上「……ふーん……やっぱヒコーキ乗りだ、あの人」
北上「にしても、今際の際に空が綺麗、ね……」
北上「なんともしまらない最期だけど……」
北上「……幸せだったんかもね」
【エンド:加賀A】終了
468: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/14(土) 15:07:02.65 ID:CkiXHd/60
【エンド:瑞鶴A】
1100:
――南太平洋、ソロモン諸島沖
瑞鶴「ついてないわ……」
女≪瑞鶴、航空攻撃を許可します≫
瑞鶴「了解!」
瑞鶴「第一次攻撃隊! 全機発艦!」
鈴谷≪電探に感あり、敵機接近中≫
鈴谷≪はいはい、もう戦闘は始まってますよ。対空戦闘、よーい≫カーン カーン カーン カーン
パッパラッパパッパラッパパーラッパラー→
パッパラッパパッパラッパパーラッパラー↑
不知火≪落ちろっ……!≫ドドドドドドド
グーン
ドーン バシャーン バシャーン
瑞鶴「いっつ……!?」
鈴谷≪瑞鶴さんだいじょーぶ?≫
瑞鶴「大丈夫! 発艦を続行するわ!」
北上≪おーっと、敵さん見えたよー≫
鈴谷≪よぉーし、対艦戦闘よーい!≫カーン カーン カーン カーン
漣≪ほいさっさー≫
1100:
――南太平洋、ソロモン諸島沖
瑞鶴「ついてないわ……」
女≪瑞鶴、航空攻撃を許可します≫
瑞鶴「了解!」
瑞鶴「第一次攻撃隊! 全機発艦!」
鈴谷≪電探に感あり、敵機接近中≫
鈴谷≪はいはい、もう戦闘は始まってますよ。対空戦闘、よーい≫カーン カーン カーン カーン
パッパラッパパッパラッパパーラッパラー→
パッパラッパパッパラッパパーラッパラー↑
不知火≪落ちろっ……!≫ドドドドドドド
グーン
ドーン バシャーン バシャーン
瑞鶴「いっつ……!?」
鈴谷≪瑞鶴さんだいじょーぶ?≫
瑞鶴「大丈夫! 発艦を続行するわ!」
北上≪おーっと、敵さん見えたよー≫
鈴谷≪よぉーし、対艦戦闘よーい!≫カーン カーン カーン カーン
漣≪ほいさっさー≫
469: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/14(土) 15:07:42.60 ID:CkiXHd/60
不知火≪沈め……沈めっ!≫ドーン
鈴谷≪そいやー≫ズドーン
漣≪これが、漣の本気なのです!≫ドーン
北上≪砲撃にはあんまり自信ないんだけどねー≫ドーン
雷≪ってー!≫ドーン
バシャーン バシャーン
不知火≪当たりませんね……≫
鈴谷≪こっちのは当たったみたいだよ? ほら、敵空母が煙吐いてる≫
瑞鶴「火が出てるみたいね……畳みかけるチャンスよ!」
鈴谷≪第二射、撃ち方はじめーい≫ズドーン
北上≪はいよー≫ドーン
漣≪はいほー≫ドーン
雷≪真面目にやりなさいよー!≫ドーン
不知火≪沈めっ……!≫ドーン
鈴谷≪そいやー≫ズドーン
漣≪これが、漣の本気なのです!≫ドーン
北上≪砲撃にはあんまり自信ないんだけどねー≫ドーン
雷≪ってー!≫ドーン
バシャーン バシャーン
不知火≪当たりませんね……≫
鈴谷≪こっちのは当たったみたいだよ? ほら、敵空母が煙吐いてる≫
瑞鶴「火が出てるみたいね……畳みかけるチャンスよ!」
鈴谷≪第二射、撃ち方はじめーい≫ズドーン
北上≪はいよー≫ドーン
漣≪はいほー≫ドーン
雷≪真面目にやりなさいよー!≫ドーン
不知火≪沈めっ……!≫ドーン
470: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/14(土) 15:08:45.09 ID:CkiXHd/60
瑞鶴「敵艦隊撤退中……」
女≪お疲れ様。追撃はなし、空軍に任せましょ≫
女≪帰投せよ≫
瑞鶴「了解。各艦帰投よ」
鈴谷≪うーい≫
瑞鶴「っと、艦載機も戻さなきゃね」
グーン キュッ
北上≪飛行甲板に結構大きな穴開いてるけど大丈夫なん?≫
瑞鶴「大丈夫よ。痛かったけど、平気。火災も鎮火したしね」
漣≪……ん?≫
漣≪あれは空軍ですかねー?≫
鈴谷≪どれ?≫
漣≪ほら、雲の上のあれ。あの影≫
鈴谷≪うーん……分かんない。連絡してみよーか≫
瑞鶴「はいはい、っと」
瑞鶴「こちらはブイン艦娘部隊、航空母艦瑞鶴。ブイン基地航空管制、応答せよ」
≪こちらはブイン・タワー。どうした≫
女≪お疲れ様。追撃はなし、空軍に任せましょ≫
女≪帰投せよ≫
瑞鶴「了解。各艦帰投よ」
鈴谷≪うーい≫
瑞鶴「っと、艦載機も戻さなきゃね」
グーン キュッ
北上≪飛行甲板に結構大きな穴開いてるけど大丈夫なん?≫
瑞鶴「大丈夫よ。痛かったけど、平気。火災も鎮火したしね」
漣≪……ん?≫
漣≪あれは空軍ですかねー?≫
鈴谷≪どれ?≫
漣≪ほら、雲の上のあれ。あの影≫
鈴谷≪うーん……分かんない。連絡してみよーか≫
瑞鶴「はいはい、っと」
瑞鶴「こちらはブイン艦娘部隊、航空母艦瑞鶴。ブイン基地航空管制、応答せよ」
≪こちらはブイン・タワー。どうした≫
471: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/14(土) 15:10:51.72 ID:CkiXHd/60
瑞鶴「現在上空……大体2,500から3,000メーター付近で航空機が飛行中である」
瑞鶴「あれは空軍のどの部隊か?」
≪こちらではまだ何も出していない。本当に確認されておられるのか?≫
漣≪じ、じゃあ、あれって……≫
鈴谷≪……あ、引っ繰り返った……急降下姿勢だ!≫
鈴谷≪対空戦闘用意!≫
パッパラッパパッパラッパパーラッパラー→
パッパラッパパッパラッパパーラッパラー↑
不知火≪目標は……瑞鶴さんっ!≫カーン カーン カーン カーン
グーン
漣≪間に合わない!≫ドドドドドド
グォォォン
瑞鶴「うっそ……!?」
ドォォォォン
瑞鶴「あれは空軍のどの部隊か?」
≪こちらではまだ何も出していない。本当に確認されておられるのか?≫
漣≪じ、じゃあ、あれって……≫
鈴谷≪……あ、引っ繰り返った……急降下姿勢だ!≫
鈴谷≪対空戦闘用意!≫
パッパラッパパッパラッパパーラッパラー→
パッパラッパパッパラッパパーラッパラー↑
不知火≪目標は……瑞鶴さんっ!≫カーン カーン カーン カーン
グーン
漣≪間に合わない!≫ドドドドドド
グォォォン
瑞鶴「うっそ……!?」
ドォォォォン
472: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/14(土) 15:13:44.21 ID:CkiXHd/60
――ブイン基地、艦娘部隊施設 埠頭
鈴谷「……報告します」
鈴谷「我々、ブイン機動艦隊は本日ヒトヒトマルゴーより敵艦隊と戦闘を開始」
漣「……」
鈴谷「敵空母1、重巡2を撃沈、敵空母1の大破ないし中破を確認。敵は退却」
鈴谷「……重巡鈴谷が小破、駆逐艦不知火が中破……空母瑞鶴が、戦没……」
女「……そう」
鈴谷「ごめん、提督……」ポロポロ
鈴谷「本当に、ごめんね、提督……私達、何も、出来なくて……」ポロポロ
女「……被害を受けた者は艤装を修理に出してお風呂」
女「……鈴谷、貴女は少し残ってくれるかしら?」
鈴谷「うんっ……」グズッ
漣「……はい」
北上「……了」
雷「はいっ……」グスグス
不知火「……了解」
スタスタ……
女「……聞かせて、瑞鶴の最期を」
鈴谷「……戦闘が終わった後、不明機が雲の上にいて……」
鈴谷「敵機だと気付いた時、もう遅かった……」
鈴谷「爆弾を抱えたままの艦爆が1機残ってたんだ……」
鈴谷「最初から、体当たりを狙ってたように……」
女「……そう」
女「轟沈、だったのね……?」
鈴谷「うん……格納庫に直撃を受けて、収容中の艦載機に誘爆……」
鈴谷「戦闘艤装を解除する間もなく……爆沈した」
女「そう……教えてくれて、ありがとう」
女「もう行っても良いわよ」
鈴谷「……ごめん」
タタタタ……
女「……」
鈴谷「……報告します」
鈴谷「我々、ブイン機動艦隊は本日ヒトヒトマルゴーより敵艦隊と戦闘を開始」
漣「……」
鈴谷「敵空母1、重巡2を撃沈、敵空母1の大破ないし中破を確認。敵は退却」
鈴谷「……重巡鈴谷が小破、駆逐艦不知火が中破……空母瑞鶴が、戦没……」
女「……そう」
鈴谷「ごめん、提督……」ポロポロ
鈴谷「本当に、ごめんね、提督……私達、何も、出来なくて……」ポロポロ
女「……被害を受けた者は艤装を修理に出してお風呂」
女「……鈴谷、貴女は少し残ってくれるかしら?」
鈴谷「うんっ……」グズッ
漣「……はい」
北上「……了」
雷「はいっ……」グスグス
不知火「……了解」
スタスタ……
女「……聞かせて、瑞鶴の最期を」
鈴谷「……戦闘が終わった後、不明機が雲の上にいて……」
鈴谷「敵機だと気付いた時、もう遅かった……」
鈴谷「爆弾を抱えたままの艦爆が1機残ってたんだ……」
鈴谷「最初から、体当たりを狙ってたように……」
女「……そう」
女「轟沈、だったのね……?」
鈴谷「うん……格納庫に直撃を受けて、収容中の艦載機に誘爆……」
鈴谷「戦闘艤装を解除する間もなく……爆沈した」
女「そう……教えてくれて、ありがとう」
女「もう行っても良いわよ」
鈴谷「……ごめん」
タタタタ……
女「……」
473: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/14(土) 15:16:09.55 ID:CkiXHd/60
「悪かったわね、瑞鶴」
「貴女のこと、好きだったのよ」
「……戻ってきたら、指輪渡そうと思ってたのよ」
「その矢先に、特攻紛いの攻撃で沈んでしまうなんて」
「友軍の死には相変わらず慣れないけど……」
「貴女の場合は、なんだか違うの」
「……何ででしょうね?」
「……何で、こんなに……」
「……この指輪、貴女以外に渡すつもりはないの」
「片方は私が。貴女のは……」
ヒュッ チャポン
「……海の底で、貴女に届きますように」
「いつか……貴女と一緒に、綺麗な空を見たいわ」
【エンド:瑞鶴A】
「貴女のこと、好きだったのよ」
「……戻ってきたら、指輪渡そうと思ってたのよ」
「その矢先に、特攻紛いの攻撃で沈んでしまうなんて」
「友軍の死には相変わらず慣れないけど……」
「貴女の場合は、なんだか違うの」
「……何ででしょうね?」
「……何で、こんなに……」
「……この指輪、貴女以外に渡すつもりはないの」
「片方は私が。貴女のは……」
ヒュッ チャポン
「……海の底で、貴女に届きますように」
「いつか……貴女と一緒に、綺麗な空を見たいわ」
【エンド:瑞鶴A】
480: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/14(土) 15:52:38.39 ID:CkiXHd/60
【エンド:北上】
――京都府、宮津市 某所
女「ただいまー」ガチャ
北上「んあ? お帰り」
北上「えーと、一週間ぶり?」
女「毎日電話したじゃない」
北上「まーね」
北上「いい加減舞鶴に異動したらどーなのさ」
女「それもいいんだけどね」
女「やっぱり、空飛ぶのが楽しくてやめられないのよ」
北上「戦争も終わって、平和だもんね」
女「えぇ。飛ぶなら平和な空が一番よ」
北上「……あ、嘘ついた」
女「……なんで分かるのかしらね」
――京都府、宮津市 某所
女「ただいまー」ガチャ
北上「んあ? お帰り」
北上「えーと、一週間ぶり?」
女「毎日電話したじゃない」
北上「まーね」
北上「いい加減舞鶴に異動したらどーなのさ」
女「それもいいんだけどね」
女「やっぱり、空飛ぶのが楽しくてやめられないのよ」
北上「戦争も終わって、平和だもんね」
女「えぇ。飛ぶなら平和な空が一番よ」
北上「……あ、嘘ついた」
女「……なんで分かるのかしらね」
481: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/14(土) 15:53:17.39 ID:CkiXHd/60
北上「案外分かりやすいよー、提督」
女「もう提督じゃないんだってば」
北上「うん、知ってるー」
女「もう」
北上「でもさ、ほんと実は寂しいんでしょ?」
女「……何が」
北上「空が広すぎて」
女「どうかしらね」
北上「またそーやってはぐらかすー」
女「お互い様よ」
女「進学決まったんですってね?」
北上「うん。決まったよー」
北上「大変でしたー」
女「良かったわ。学費だけど……」
北上「艦娘やってた頃の貯金が死ぬほど残ってるからだいじょーぶ」
北上「どうせ受け取る家族も居なかったわけだしねー」
女「……そうね」
北上「お風呂入ろっか」
女「そうしましょ」
女「もう提督じゃないんだってば」
北上「うん、知ってるー」
女「もう」
北上「でもさ、ほんと実は寂しいんでしょ?」
女「……何が」
北上「空が広すぎて」
女「どうかしらね」
北上「またそーやってはぐらかすー」
女「お互い様よ」
女「進学決まったんですってね?」
北上「うん。決まったよー」
北上「大変でしたー」
女「良かったわ。学費だけど……」
北上「艦娘やってた頃の貯金が死ぬほど残ってるからだいじょーぶ」
北上「どうせ受け取る家族も居なかったわけだしねー」
女「……そうね」
北上「お風呂入ろっか」
女「そうしましょ」
482: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/14(土) 15:53:47.31 ID:CkiXHd/60
女「よくこうしてお風呂入ったわよねー」カポーン
北上「もっとおっきかったけどねー」カポーン
女「新しい家買う?」
北上「やだよ。このくらい狭い方がいーの」
女「何でよ」
北上「こーしてくっつけるから」ピトッ
女「もうっ」
北上「ふふーん」モニュモニュ
女「やんっ、どこ触ってんのよ」
北上「良いではないかー、良いではないかー」モニュモニュ
女「んっ……やめてってばー」
北上「もっとおっきかったけどねー」カポーン
女「新しい家買う?」
北上「やだよ。このくらい狭い方がいーの」
女「何でよ」
北上「こーしてくっつけるから」ピトッ
女「もうっ」
北上「ふふーん」モニュモニュ
女「やんっ、どこ触ってんのよ」
北上「良いではないかー、良いではないかー」モニュモニュ
女「んっ……やめてってばー」
483: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/14(土) 15:54:19.30 ID:CkiXHd/60
北上「……あのさ」
女「何?」
北上「なんであたしのこと抱いてくれないのさ」
女「……シたいの?」
北上「や、別に強くそう求めてるわけじゃないけど……」
北上「やっぱり、こう……一回くらいは、さ」
女「……別に、貴女に魅力がないわけじゃないんだけどね」
女「でも、やっぱり勉強に集中してほしかった、ってのはあるかも」チュッ
北上「んっ……」
北上「……ちゅーもいっつもおでこだよね」
女「……不満?」
北上「……ちょっとだけ」
女「そう……んちゅっ」
北上「んむっ……ちゅっ……んんっ……」
女「ふあっ……これでいい?」
北上「むぅ……」
北上「……ん。今は」
女「そう。じゃあ、続きはいつか、ね。いつか」
北上「……うん」
女「さ、上がりましょ」
【エンド:北上】終了
女「何?」
北上「なんであたしのこと抱いてくれないのさ」
女「……シたいの?」
北上「や、別に強くそう求めてるわけじゃないけど……」
北上「やっぱり、こう……一回くらいは、さ」
女「……別に、貴女に魅力がないわけじゃないんだけどね」
女「でも、やっぱり勉強に集中してほしかった、ってのはあるかも」チュッ
北上「んっ……」
北上「……ちゅーもいっつもおでこだよね」
女「……不満?」
北上「……ちょっとだけ」
女「そう……んちゅっ」
北上「んむっ……ちゅっ……んんっ……」
女「ふあっ……これでいい?」
北上「むぅ……」
北上「……ん。今は」
女「そう。じゃあ、続きはいつか、ね。いつか」
北上「……うん」
女「さ、上がりましょ」
【エンド:北上】終了
490: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/14(土) 16:40:35.66 ID:CkiXHd/60
【エンド:鈴谷B】
1500:執務中
――ブイン基地、艦娘部隊施設 司令官執務室
女「鈴谷?」
鈴谷「ん、どしたの?」
女「こっちの台詞よ。ぼーっとしちゃって」
女「お茶淹れて。いい?」
鈴谷「あ、ごめん!」
女「まったくー……」
1500:執務中
――ブイン基地、艦娘部隊施設 司令官執務室
女「鈴谷?」
鈴谷「ん、どしたの?」
女「こっちの台詞よ。ぼーっとしちゃって」
女「お茶淹れて。いい?」
鈴谷「あ、ごめん!」
女「まったくー……」
491: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/14(土) 16:41:09.31 ID:CkiXHd/60
2130:入浴
――ブイン基地、艦娘部隊施設 大浴場
女「ふー……」カポーン
鈴谷「……」カポーン
鈴谷「あの、さ……提督?」
女「何?」
鈴谷「ケッコンカッコカリなんだけど……」
女「あぁ、あれね……」
女「この基地で一番練度が高かったのは誰だったかしら?」
鈴谷「……」
女「漣だったかしらね」
鈴谷「……私」
女「鈴谷? いや、貴女は練度不足よ」
鈴谷「私、欲しい」
女「練度が足りないわ」
女「まぁどうしても欲しいのなら貴女のために取っとくけど……」
鈴谷「うん……」
鈴谷「……鈴谷のこと、捨てないでね」
女「何言ってんの。捨てないわよ」
――ブイン基地、艦娘部隊施設 大浴場
女「ふー……」カポーン
鈴谷「……」カポーン
鈴谷「あの、さ……提督?」
女「何?」
鈴谷「ケッコンカッコカリなんだけど……」
女「あぁ、あれね……」
女「この基地で一番練度が高かったのは誰だったかしら?」
鈴谷「……」
女「漣だったかしらね」
鈴谷「……私」
女「鈴谷? いや、貴女は練度不足よ」
鈴谷「私、欲しい」
女「練度が足りないわ」
女「まぁどうしても欲しいのなら貴女のために取っとくけど……」
鈴谷「うん……」
鈴谷「……鈴谷のこと、捨てないでね」
女「何言ってんの。捨てないわよ」
492: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/14(土) 16:41:42.42 ID:CkiXHd/60
2250:消灯前
――ブイン基地、艦娘部隊施設 司令官私室
女「そろそろ寝なきゃね……」
コンコンコン
「提督……いい?」
女「鈴谷? 今何時だと思ってんのよ」
鈴谷「ごめん……」ガチャ
女「結局入るのね」
鈴谷「ごめん……鈴谷、邪魔だった?」
女「少なくとも今、ここに居るべきじゃないわ」
鈴谷「……時々ね。不安になるんだ」
女「不安に?」
鈴谷「うん」
鈴谷「提督に、捨てられたらどうしよう、って……」
女「……お風呂でも似たようなこと言ってたわね」
女「聞いてあげるわ。座って」
――ブイン基地、艦娘部隊施設 司令官私室
女「そろそろ寝なきゃね……」
コンコンコン
「提督……いい?」
女「鈴谷? 今何時だと思ってんのよ」
鈴谷「ごめん……」ガチャ
女「結局入るのね」
鈴谷「ごめん……鈴谷、邪魔だった?」
女「少なくとも今、ここに居るべきじゃないわ」
鈴谷「……時々ね。不安になるんだ」
女「不安に?」
鈴谷「うん」
鈴谷「提督に、捨てられたらどうしよう、って……」
女「……お風呂でも似たようなこと言ってたわね」
女「聞いてあげるわ。座って」
493: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/14(土) 16:42:33.05 ID:CkiXHd/60
鈴谷「……ケッコンカッコカリの指輪、欲しいって言ったじゃん」
女「えぇ」
鈴谷「ほんとはね、提督が欲しいんだ」
女「私?」
鈴谷「うん。だから、先に謝っとくね。ごめん」
女「ごめんって、何が……んむっ」
ボスン
鈴谷「んちゅっ、ちゅ、んっ……」
女「ぷあっ……」
女「いきなり何すんのよ……?」
鈴谷「提督……鈴谷ね、提督とずっと一緒に居たいんだ……」
鈴谷「鈴谷を、使って? ねぇ、鈴谷の身体、いっぱい使って……?」シュルシュル
女「落ち着きなさい……落ち着いて頂戴」
鈴谷「必要として……? 鈴谷を……いらない子にしないで……?」スルスル
女「いらない子になんかしないから、降りて頂戴……落ち着いて話しましょ?」
鈴谷「鈴谷には……提督が必要だからさ……んっ」
女「んんっ、んっ、んーっ」パタパタ
女「えぇ」
鈴谷「ほんとはね、提督が欲しいんだ」
女「私?」
鈴谷「うん。だから、先に謝っとくね。ごめん」
女「ごめんって、何が……んむっ」
ボスン
鈴谷「んちゅっ、ちゅ、んっ……」
女「ぷあっ……」
女「いきなり何すんのよ……?」
鈴谷「提督……鈴谷ね、提督とずっと一緒に居たいんだ……」
鈴谷「鈴谷を、使って? ねぇ、鈴谷の身体、いっぱい使って……?」シュルシュル
女「落ち着きなさい……落ち着いて頂戴」
鈴谷「必要として……? 鈴谷を……いらない子にしないで……?」スルスル
女「いらない子になんかしないから、降りて頂戴……落ち着いて話しましょ?」
鈴谷「鈴谷には……提督が必要だからさ……んっ」
女「んんっ、んっ、んーっ」パタパタ
494: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/14(土) 16:43:02.61 ID:CkiXHd/60
1000:執務中
――ブイン基地、艦娘部隊施設 司令官執務室
女「……指輪よ。貴女にあげる」
鈴谷「ほんと!?」
女「……つけてあげるわ。左手を出して」
鈴谷「うんっ」
女「……」スッ
鈴谷「……? 薬指じゃないの?」
女「本当に結婚するわけじゃないの。カッコカリなんだから」
鈴谷「……やだ」
女「え?」
鈴谷「薬指じゃないと……嫌……」
女「……」
女「……分かったわ」
――ブイン基地、艦娘部隊施設 司令官執務室
女「……指輪よ。貴女にあげる」
鈴谷「ほんと!?」
女「……つけてあげるわ。左手を出して」
鈴谷「うんっ」
女「……」スッ
鈴谷「……? 薬指じゃないの?」
女「本当に結婚するわけじゃないの。カッコカリなんだから」
鈴谷「……やだ」
女「え?」
鈴谷「薬指じゃないと……嫌……」
女「……」
女「……分かったわ」
495: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/14(土) 16:43:32.45 ID:CkiXHd/60
鈴谷「えへへ……これで、ずっと一緒だよね……?」
鈴谷「嬉しいなー……」ギュッ
女「……」
鈴谷「……愛してるよ、提督」
鈴谷「……言っちゃった、言っちゃったー」テレテレ
女「……」
鈴谷「提督は、鈴谷のこと愛してくれてる?」テレテレ
女「……えぇ」
鈴谷「良かったー」テレテレ
鈴谷「でも、なんだか照れちゃうなー」テレテレ
女「……」
鈴谷「ずっと一緒、ずっと一緒だよ?」ギュウッ
鈴谷「戦争が終わっても、終わる前に死んじゃっても」
鈴谷「ずっと、ずーっと……」
鈴谷「死んじゃう時も、死んじゃってからも、ずっと一緒だかんね?」
女「……えぇ」
【エンド:鈴谷B】終了
鈴谷「嬉しいなー……」ギュッ
女「……」
鈴谷「……愛してるよ、提督」
鈴谷「……言っちゃった、言っちゃったー」テレテレ
女「……」
鈴谷「提督は、鈴谷のこと愛してくれてる?」テレテレ
女「……えぇ」
鈴谷「良かったー」テレテレ
鈴谷「でも、なんだか照れちゃうなー」テレテレ
女「……」
鈴谷「ずっと一緒、ずっと一緒だよ?」ギュウッ
鈴谷「戦争が終わっても、終わる前に死んじゃっても」
鈴谷「ずっと、ずーっと……」
鈴谷「死んじゃう時も、死んじゃってからも、ずっと一緒だかんね?」
女「……えぇ」
【エンド:鈴谷B】終了
505: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/14(土) 17:43:45.55 ID:CkiXHd/60
【エンド:那珂】
――マラッカ海峡、ペナン島 ペナン小型艇基地
「今度慰問でアイドルが来るんだってさ」
「アイドルぅ? どーせ、“センソーのことはよく分かんないけど”だろ」
「それがさ、“南方のアイドル軽巡”とか言って、艦娘らしいぜ」
「艦娘? 俺見たことある!」
「俺もだぜ。可愛い子だったよなー。あんなのが軍艦になるとか信じらんなかったぜ」
「それで、アイドルって?」
「歌って踊って戦うアイドルだってさ」
「おっかねー」
「でも可愛いんだろ?」
「フィリピン方面やニューギニア方面では有名らしいぞ」
「早く見てーなぁ」
――マラッカ海峡、ペナン島 ペナン小型艇基地
「今度慰問でアイドルが来るんだってさ」
「アイドルぅ? どーせ、“センソーのことはよく分かんないけど”だろ」
「それがさ、“南方のアイドル軽巡”とか言って、艦娘らしいぜ」
「艦娘? 俺見たことある!」
「俺もだぜ。可愛い子だったよなー。あんなのが軍艦になるとか信じらんなかったぜ」
「それで、アイドルって?」
「歌って踊って戦うアイドルだってさ」
「おっかねー」
「でも可愛いんだろ?」
「フィリピン方面やニューギニア方面では有名らしいぞ」
「早く見てーなぁ」
507: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/14(土) 17:45:08.56 ID:CkiXHd/60
女「那珂、みんなお待ちかねよ」
那珂「うんっ」
女「気合い十分、思う存分踊ってね?」
那珂「うん、気合は入ってるよー」
那珂「後はー……提督のちょっとの愛が欲しいかなー、なんて」
女「もうっ」チュッ
那珂「んっ、ありがと」
那珂「みんなのアイドル、那珂ちゃんいきまーす!」
女「頑張ってね」
那珂「うんっ」
女「気合い十分、思う存分踊ってね?」
那珂「うん、気合は入ってるよー」
那珂「後はー……提督のちょっとの愛が欲しいかなー、なんて」
女「もうっ」チュッ
那珂「んっ、ありがと」
那珂「みんなのアイドル、那珂ちゃんいきまーす!」
女「頑張ってね」
508: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/14(土) 17:45:36.76 ID:CkiXHd/60
那珂『みんなー! 今日は見に来てくれてありがとー!』
<ワー ナカチャーン カワイイー
那珂『今日はー、操縦桿や小銃から少し手を離してー、いっぱい楽しんでいってねー!』
<ナカチャーン イエーイ ワーイ
那珂『じゃあ、一曲目、盛り上げていきましょー!』
那珂『恋の2-4-11、いきまーす!』
<イエーイ ワー ウオー
<ワー ナカチャーン カワイイー
那珂『今日はー、操縦桿や小銃から少し手を離してー、いっぱい楽しんでいってねー!』
<ナカチャーン イエーイ ワーイ
那珂『じゃあ、一曲目、盛り上げていきましょー!』
那珂『恋の2-4-11、いきまーす!』
<イエーイ ワー ウオー
509: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/14(土) 17:46:11.11 ID:CkiXHd/60
那珂「終わったー……」
女「お疲れ様」コトン
那珂「ありがと」
那珂「熱気凄いよー」
女「そりゃあね。ここには艦娘の基地もないし、空軍も殆ど助けてくれない」
女「その癖陸軍はすぐに救難要請を寄越してくるんだから、貧乏籤ばっかの基地よ」
那珂「うんうん、でも那珂が癒しになったんなら良かったー」
那珂「あー、でもちょっと疲れちゃったなー那珂ちゃんにも癒しほしーなー?」
女「……そうね。じゃ、少し外歩きましょうか」
那珂「ううん、そうじゃないの」
女「?」
那珂「普段はみんなのアイドルだけどー……」
那珂「今だけは提督だけのアイドルで居させて……ね?」ギュッ
女「……ふふっ、そうね」
女「甘えたがりの、私のアイドルさん」チュッ
【エンド:那珂】終了
女「お疲れ様」コトン
那珂「ありがと」
那珂「熱気凄いよー」
女「そりゃあね。ここには艦娘の基地もないし、空軍も殆ど助けてくれない」
女「その癖陸軍はすぐに救難要請を寄越してくるんだから、貧乏籤ばっかの基地よ」
那珂「うんうん、でも那珂が癒しになったんなら良かったー」
那珂「あー、でもちょっと疲れちゃったなー那珂ちゃんにも癒しほしーなー?」
女「……そうね。じゃ、少し外歩きましょうか」
那珂「ううん、そうじゃないの」
女「?」
那珂「普段はみんなのアイドルだけどー……」
那珂「今だけは提督だけのアイドルで居させて……ね?」ギュッ
女「……ふふっ、そうね」
女「甘えたがりの、私のアイドルさん」チュッ
【エンド:那珂】終了
540: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/15(日) 18:20:06.28 ID:8czNyts00
【エンド:古鷹A】
0630:朝食
――ブイン基地、艦娘部隊施設 食堂
女「……古鷹」
女「今日、秘書艦を頼むわ」
古鷹「はい、お任せくださいっ」
女「その……悪いんだけど、課業開始前に、出来れば15分前には来てくれるかしら?」
古鷹「え……はい、良いですよ」
女「渡したいものがあるのよ」
古鷹「渡したいもの、ですか?」
女「……まぁ、来てみてのお楽しみね」
0630:朝食
――ブイン基地、艦娘部隊施設 食堂
女「……古鷹」
女「今日、秘書艦を頼むわ」
古鷹「はい、お任せくださいっ」
女「その……悪いんだけど、課業開始前に、出来れば15分前には来てくれるかしら?」
古鷹「え……はい、良いですよ」
女「渡したいものがあるのよ」
古鷹「渡したいもの、ですか?」
女「……まぁ、来てみてのお楽しみね」
541: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/15(日) 18:21:02.58 ID:8czNyts00
0730:執務開始前
――ブイン基地、艦娘部隊施設 司令官執務室
女「……よっし、これで良い筈……」
コンコンコン
女「はいっ」ビクッ
「古鷹です。あの……」
女「あ、入って頂戴」
古鷹「失礼、します」ガチャ
古鷹「えっと、まだ……30分前ですが、来ちゃいました、えへへ……」
女「や、良いのよ。うん。ありがとね」
女「それで、渡したいものの件なんだけど……ドア、閉めてくれる?」
古鷹「はい」バタン
女「えーと、ね」
女「どこから話そうかしらね……」
――ブイン基地、艦娘部隊施設 司令官執務室
女「……よっし、これで良い筈……」
コンコンコン
女「はいっ」ビクッ
「古鷹です。あの……」
女「あ、入って頂戴」
古鷹「失礼、します」ガチャ
古鷹「えっと、まだ……30分前ですが、来ちゃいました、えへへ……」
女「や、良いのよ。うん。ありがとね」
女「それで、渡したいものの件なんだけど……ドア、閉めてくれる?」
古鷹「はい」バタン
女「えーと、ね」
女「どこから話そうかしらね……」
542: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/15(日) 18:21:59.13 ID:8czNyts00
女「貴方は、結構高い練度を持っているじゃない?」
古鷹「そう、でしょうか?」
女「えぇ。少なくとも……」
女「これを渡せるくらいには」コトン
古鷹「そ、それって……!」
女「ケッコンカッコカリの指輪よ」
女「実際に結婚なんて出来ないし、カッコカリなんて名前がついてるけど……わっ」
古鷹「提督、私……!」ギュッ
古鷹「今、今とっても幸せですっ!」
女「え、えぇ」
古鷹「提督が来た時、私とっても不安だったんです……」
古鷹「でも、提督の指揮下で戦って、いっぱい活躍出来て……」
古鷹「提督のお陰です! 提督のお陰で、私いっぱい頑張れました!」
古鷹「これからも頑張ります! いっぱい、いっぱい頑張ります! なので……」
古鷹「これからも重巡……いえ、古鷹の良い所、いっぱい知ってくださいっ!」
古鷹「愛しています、提督っ!」ギュウッ
女「……ん、よろしくね、古鷹」チュッ
――艦娘と、強い絆を結びました。
【エンド:古鷹A】終了
古鷹「そう、でしょうか?」
女「えぇ。少なくとも……」
女「これを渡せるくらいには」コトン
古鷹「そ、それって……!」
女「ケッコンカッコカリの指輪よ」
女「実際に結婚なんて出来ないし、カッコカリなんて名前がついてるけど……わっ」
古鷹「提督、私……!」ギュッ
古鷹「今、今とっても幸せですっ!」
女「え、えぇ」
古鷹「提督が来た時、私とっても不安だったんです……」
古鷹「でも、提督の指揮下で戦って、いっぱい活躍出来て……」
古鷹「提督のお陰です! 提督のお陰で、私いっぱい頑張れました!」
古鷹「これからも頑張ります! いっぱい、いっぱい頑張ります! なので……」
古鷹「これからも重巡……いえ、古鷹の良い所、いっぱい知ってくださいっ!」
古鷹「愛しています、提督っ!」ギュウッ
女「……ん、よろしくね、古鷹」チュッ
――艦娘と、強い絆を結びました。
【エンド:古鷹A】終了
550: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/15(日) 19:48:29.06 ID:8czNyts00
【エンド:雪風】
1500:執務中
――トラック泊地、艦娘部隊施設 司令官執務室
女「よし……っと」
雪風「しれぇ! 艦隊が帰投したみたいです!」
女「あら、ありがとう。埠頭に行きましょう」
雪風「はいっ!」
1500:執務中
――トラック泊地、艦娘部隊施設 司令官執務室
女「よし……っと」
雪風「しれぇ! 艦隊が帰投したみたいです!」
女「あら、ありがとう。埠頭に行きましょう」
雪風「はいっ!」
551: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/15(日) 19:49:01.52 ID:8czNyts00
1900:夕食
――トラック泊地、艦娘部隊施設 食堂
女「今日も勝利だったわね」
雪風「はいっ!」
女「最近は深海棲艦の動きも大分鈍ってきているらしいからね」
女「このままいけば近いうちに戦争は終わるみたいよ?」
雪風「本当ですか?」
女「えぇ」
女「雪風は、戦争が終わったらどうしたい?」
雪風「また学校に行きたいです!」
雪風「それで、お友達をいっぱい作りたいです!」
女「そっか」
女(この子の家族は確か……)
女「故郷に帰るのね?」
女(父親は海軍の輸送艦乗組員で、艦と運命を共に……母親は空襲で……)
雪風「はい!」
女(屈託のない笑みだけど……)
女「そう……」
女(この子は、きっと心のどこかで終戦を望んでいない)
女(軍隊に、居場所を求めている)
――トラック泊地、艦娘部隊施設 食堂
女「今日も勝利だったわね」
雪風「はいっ!」
女「最近は深海棲艦の動きも大分鈍ってきているらしいからね」
女「このままいけば近いうちに戦争は終わるみたいよ?」
雪風「本当ですか?」
女「えぇ」
女「雪風は、戦争が終わったらどうしたい?」
雪風「また学校に行きたいです!」
雪風「それで、お友達をいっぱい作りたいです!」
女「そっか」
女(この子の家族は確か……)
女「故郷に帰るのね?」
女(父親は海軍の輸送艦乗組員で、艦と運命を共に……母親は空襲で……)
雪風「はい!」
女(屈託のない笑みだけど……)
女「そう……」
女(この子は、きっと心のどこかで終戦を望んでいない)
女(軍隊に、居場所を求めている)
552: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/15(日) 19:49:27.41 ID:8czNyts00
1200:
――トラック泊地、艦娘部隊施設 集会場
≪……よって、本日を以て全ての戦争行為を終えるものとする≫
≪以降は止むを得ない場合を除いての戦争行為は禁ぜられ……≫
女(終わった……終わってしまった)
女(佐官以上の士官には、事前に伝えられていたことだけど……)
女(……戦争が終わった以上、艦娘には二つの選択肢が与えられる)
女(軍に残るか、退役して軍の監視下で民間人として暮らすか……)
雪風「……」
女(この子にとって、どちらが幸せなんだろう?)
女(私には……分からない)
――トラック泊地、艦娘部隊施設 集会場
≪……よって、本日を以て全ての戦争行為を終えるものとする≫
≪以降は止むを得ない場合を除いての戦争行為は禁ぜられ……≫
女(終わった……終わってしまった)
女(佐官以上の士官には、事前に伝えられていたことだけど……)
女(……戦争が終わった以上、艦娘には二つの選択肢が与えられる)
女(軍に残るか、退役して軍の監視下で民間人として暮らすか……)
雪風「……」
女(この子にとって、どちらが幸せなんだろう?)
女(私には……分からない)
553: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/15(日) 19:50:10.31 ID:8czNyts00
雪風「……しれぇ」
女「何?」
雪風「戦争が、終わりました」
女「えぇ、知ってる」
雪風「雪風は……どうすれば良いですか?」
女「……知らない。でも、貴女にはしたいことが……」
雪風「ありません……」
雪風「雪風には、帰るおうちも、行く学校も……ありません……」
雪風「お父さんもお母さんも居なくて……したいことなんて、ありません……」
雪風「雪風には、海軍にしか、居場所がありません……」ポロポロ
女「何?」
雪風「戦争が、終わりました」
女「えぇ、知ってる」
雪風「雪風は……どうすれば良いですか?」
女「……知らない。でも、貴女にはしたいことが……」
雪風「ありません……」
雪風「雪風には、帰るおうちも、行く学校も……ありません……」
雪風「お父さんもお母さんも居なくて……したいことなんて、ありません……」
雪風「雪風には、海軍にしか、居場所がありません……」ポロポロ
554: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/15(日) 19:53:00.18 ID:8czNyts00
女「……」
女「……雪風」
雪風「? はい?」ポロポロ
女「帰る場所、たった今見つけたわ」
雪風「えっ……?」
女「うちにいらっしゃい」
女「兄と、妹、弟が居る。全員、雪風にとっては兄と姉だけど……」
女「うちの子になりなさい」
女「……どうしても、行く所が欲しいのなら」
女「うちに来たら、行く場所も、帰る場所も……」
女「……することも、したいことも、全部あげる」ギュッ
雪風「……はいっ!」ギュウッ
女(これが、本当に良いことなのかは分からない)
女(けど、私がこの子に出来るのは、きっとこうすることくらいだ)
【エンド:雪風】終了
女「……雪風」
雪風「? はい?」ポロポロ
女「帰る場所、たった今見つけたわ」
雪風「えっ……?」
女「うちにいらっしゃい」
女「兄と、妹、弟が居る。全員、雪風にとっては兄と姉だけど……」
女「うちの子になりなさい」
女「……どうしても、行く所が欲しいのなら」
女「うちに来たら、行く場所も、帰る場所も……」
女「……することも、したいことも、全部あげる」ギュッ
雪風「……はいっ!」ギュウッ
女(これが、本当に良いことなのかは分からない)
女(けど、私がこの子に出来るのは、きっとこうすることくらいだ)
【エンド:雪風】終了
562: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/15(日) 20:27:02.61 ID:8czNyts00
【エンド:雷】
女(戦争が終わって早1年)
女(私は退役する雷を、うちに来ないかと誘った)
女(しかし、雷はその誘いを蹴った)
女(その理由は、家に帰ってしなければならないことがある、ということだった)
女(私は彼女の実家に行き……面喰った)
女(なんと彼女はその年齢で8人姉妹の長女だったのだ)
雷「司令官、お帰りなさい!」
女「ただいま。もう司令官じゃないのよ」
「あ、しれーかん! おかえりー!」
女「もうっ、ただいま」
女(戦争が終わって早1年)
女(私は退役する雷を、うちに来ないかと誘った)
女(しかし、雷はその誘いを蹴った)
女(その理由は、家に帰ってしなければならないことがある、ということだった)
女(私は彼女の実家に行き……面喰った)
女(なんと彼女はその年齢で8人姉妹の長女だったのだ)
雷「司令官、お帰りなさい!」
女「ただいま。もう司令官じゃないのよ」
「あ、しれーかん! おかえりー!」
女「もうっ、ただいま」
563: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/15(日) 20:27:34.09 ID:8czNyts00
女(私は彼女の家の長女のように迎えられた)
女(といっても、彼女の母親とは姉妹と言った方が良いくらい歳が近いのだけど)
女(雷は歳の割に母性があるとは思っていた)
女(その理由は、彼女の家庭事情にあったのだ)
女(私の実家も子供は多い方だったと思う)
女(だけど、流石にここまでじゃあない)
雷「今日は司令官のためにすき焼きになったのよ!」
女「あら、嬉しいわね」
雷「私が作ったんだからね!」
女「美味しそうだわ」
女(といっても、彼女の母親とは姉妹と言った方が良いくらい歳が近いのだけど)
女(雷は歳の割に母性があるとは思っていた)
女(その理由は、彼女の家庭事情にあったのだ)
女(私の実家も子供は多い方だったと思う)
女(だけど、流石にここまでじゃあない)
雷「今日は司令官のためにすき焼きになったのよ!」
女「あら、嬉しいわね」
雷「私が作ったんだからね!」
女「美味しそうだわ」
564: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/15(日) 20:28:01.54 ID:8czNyts00
女(最初は大変だった)
女(まず家族の顔と名前を一致させるのに一苦労)
女(今でも順番がはっきりとしない子が居たりする)
女(でも、良いこともいっぱいある)
雷「司令官、聞いて」
雷「今日ね、テストが返ってきたの」
女「えぇ」
雷「とっても良い点数だったのよ」
雷「だから……」
女「……良く出来ました」チュッ
雷「んっ」
雷「えへへ、おやすみ。司令官」
女「えぇ、おやすみなさい」
女(彼女が甘えてくるのは寝る直前、私にだけ)
女(毎日が飽きない)
女(空を飛ぶこと以外にも、楽しみを見出しつつある)
【エンド:雷】終了
女(まず家族の顔と名前を一致させるのに一苦労)
女(今でも順番がはっきりとしない子が居たりする)
女(でも、良いこともいっぱいある)
雷「司令官、聞いて」
雷「今日ね、テストが返ってきたの」
女「えぇ」
雷「とっても良い点数だったのよ」
雷「だから……」
女「……良く出来ました」チュッ
雷「んっ」
雷「えへへ、おやすみ。司令官」
女「えぇ、おやすみなさい」
女(彼女が甘えてくるのは寝る直前、私にだけ)
女(毎日が飽きない)
女(空を飛ぶこと以外にも、楽しみを見出しつつある)
【エンド:雷】終了
601: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/16(月) 05:47:20.49 ID:mL4v6xDn0
【エンド:古鷹B】
0630:朝食
――ブイン基地、艦娘部隊施設 食堂
女「……古鷹」
女「今日、秘書艦を頼むわ」
古鷹「はい、お任せくださいっ」
女「その……悪いんだけど、課業開始前に、出来れば15分前には来てくれるかしら?」
古鷹「え……はい、良いですよ」
女「渡したいものがあるのよ」
古鷹「渡したいもの、ですか?」
女「……まぁ、来てみてのお楽しみね」
0630:朝食
――ブイン基地、艦娘部隊施設 食堂
女「……古鷹」
女「今日、秘書艦を頼むわ」
古鷹「はい、お任せくださいっ」
女「その……悪いんだけど、課業開始前に、出来れば15分前には来てくれるかしら?」
古鷹「え……はい、良いですよ」
女「渡したいものがあるのよ」
古鷹「渡したいもの、ですか?」
女「……まぁ、来てみてのお楽しみね」
602: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/16(月) 05:47:48.13 ID:mL4v6xDn0
0730:執務開始前
――ブイン基地、艦娘部隊施設 司令官執務室
女「……よっし、これで良い筈……」
コンコンコン
女「はいっ」ビクッ
「古鷹です。あの……」
女「あ、入って頂戴」
古鷹「失礼、します」ガチャ
古鷹「えっと、まだ……30分前ですが、来ちゃいました、えへへ……」
女「や、良いのよ。うん。ありがとね」
女「それで、渡したいものの件なんだけど……ドア、閉めてくれる?」
古鷹「はい」バタン
女「えーと、ね」
女「どこから話そうかしらね……」
――ブイン基地、艦娘部隊施設 司令官執務室
女「……よっし、これで良い筈……」
コンコンコン
女「はいっ」ビクッ
「古鷹です。あの……」
女「あ、入って頂戴」
古鷹「失礼、します」ガチャ
古鷹「えっと、まだ……30分前ですが、来ちゃいました、えへへ……」
女「や、良いのよ。うん。ありがとね」
女「それで、渡したいものの件なんだけど……ドア、閉めてくれる?」
古鷹「はい」バタン
女「えーと、ね」
女「どこから話そうかしらね……」
603: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/16(月) 05:49:17.45 ID:mL4v6xDn0
女「これ、渡そうと思うのよ」コトン
古鷹「!」
古鷹「それって……!」
女「えぇ、ケッコンカッコカリの指輪よ」
女「実際に結婚なんて出来ないから、せめてカッコカリでも……わっ」
古鷹「提督、私っ……!」ギュッ
古鷹「今、今とっても幸せですっ!」
女「え、えぇ」
古鷹「えへへ……提督と、ケッコン……」
古鷹「これからも、古鷹の良い所いっぱい教えちゃいますねっ!」
女「……ん、よろしくね、古鷹」チュッ
――艦娘と、強い絆を結びました。
【エンド:古
古鷹「!」
古鷹「それって……!」
女「えぇ、ケッコンカッコカリの指輪よ」
女「実際に結婚なんて出来ないから、せめてカッコカリでも……わっ」
古鷹「提督、私っ……!」ギュッ
古鷹「今、今とっても幸せですっ!」
女「え、えぇ」
古鷹「えへへ……提督と、ケッコン……」
古鷹「これからも、古鷹の良い所いっぱい教えちゃいますねっ!」
女「……ん、よろしくね、古鷹」チュッ
――艦娘と、強い絆を結びました。
【エンド:古
606: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/16(月) 08:22:37.83 ID:mL4v6xDn0
女「……あの、古鷹?」
古鷹「はい? 何でしょう?」
女「そろそろ離してくれないと、仕事にならないわ……」
古鷹「……課業開始はまだですよ」
女「……そう。じゃあ、課業開始時間には一度離してね」
古鷹「……」
女「返事は?」
古鷹「……はい」ギュウッ
女「……?」
古鷹「はい? 何でしょう?」
女「そろそろ離してくれないと、仕事にならないわ……」
古鷹「……課業開始はまだですよ」
女「……そう。じゃあ、課業開始時間には一度離してね」
古鷹「……」
女「返事は?」
古鷹「……はい」ギュウッ
女「……?」
607: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/16(月) 08:23:03.95 ID:mL4v6xDn0
1000:執務中
――ブイン基地、艦娘部隊施設 司令官執務室
コンコンコン
女「……あら?」
女「誰かしら?」
「浜風です。あの、良いですか?」
女「良いわよ」
古鷹「……」
浜風「失礼します」ガチャ
浜風「午前中の訓練の補給証明を持ってきました」
女「ん、ありがと」
女「お疲れ様」ナデナデ
浜風「んっ……」テレテレ
古鷹「……」ジェラッ
女「……那珂の弾薬の使用量が多いわ?」
古鷹「……何ででしょうね」
浜風「えっと、那珂さんは今日やたらと砲撃を外してて……」テレテレ
女「この前も似たようなことがあったわね。あの子、上がり下がり激しいのかしら」ナデナデ
女「……あ、浜風はもう下がって良いわよ」
浜風「あ……」
浜風「……し、失礼しました」
バタン
古鷹「……」
――ブイン基地、艦娘部隊施設 司令官執務室
コンコンコン
女「……あら?」
女「誰かしら?」
「浜風です。あの、良いですか?」
女「良いわよ」
古鷹「……」
浜風「失礼します」ガチャ
浜風「午前中の訓練の補給証明を持ってきました」
女「ん、ありがと」
女「お疲れ様」ナデナデ
浜風「んっ……」テレテレ
古鷹「……」ジェラッ
女「……那珂の弾薬の使用量が多いわ?」
古鷹「……何ででしょうね」
浜風「えっと、那珂さんは今日やたらと砲撃を外してて……」テレテレ
女「この前も似たようなことがあったわね。あの子、上がり下がり激しいのかしら」ナデナデ
女「……あ、浜風はもう下がって良いわよ」
浜風「あ……」
浜風「……し、失礼しました」
バタン
古鷹「……」
608: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/16(月) 08:23:35.49 ID:mL4v6xDn0
1200:昼食
――ブイン基地、艦娘部隊施設 食堂
加賀「提督、お隣よろしいかしら?」
女「えぇ」
加賀「失礼します」ストン
古鷹「……」
女「調子はどうかしら」
加賀「上々です。新しい艦載機にも慣れました」
女「それは良かったわ」ニコッ
古鷹「……」
加賀「……?」
加賀「私の顔に、何かついていて?」
古鷹「……いいえ?」
加賀「そう……なら、良いの」
古鷹「……」
――ブイン基地、艦娘部隊施設 食堂
加賀「提督、お隣よろしいかしら?」
女「えぇ」
加賀「失礼します」ストン
古鷹「……」
女「調子はどうかしら」
加賀「上々です。新しい艦載機にも慣れました」
女「それは良かったわ」ニコッ
古鷹「……」
加賀「……?」
加賀「私の顔に、何かついていて?」
古鷹「……いいえ?」
加賀「そう……なら、良いの」
古鷹「……」
609: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/16(月) 08:24:41.41 ID:mL4v6xDn0
1500:執務中
――ブイン基地、艦娘部隊施設 司令官執務室
コンコンコン
女「はーい」
「浜風です。入ってもいいですか」
女「良いわよー」
浜風「失礼します」ガチャ
浜風「あの、午前中の訓練の報告書を……」
女「ん、お疲れ様」
浜風「……」
浜風「……?」チラッ
女「うん? ……あぁ」
女「お疲れ様」ナデナデ
浜風「んっ……」テレテレ
古鷹「……」ジェラッ
――ブイン基地、艦娘部隊施設 司令官執務室
コンコンコン
女「はーい」
「浜風です。入ってもいいですか」
女「良いわよー」
浜風「失礼します」ガチャ
浜風「あの、午前中の訓練の報告書を……」
女「ん、お疲れ様」
浜風「……」
浜風「……?」チラッ
女「うん? ……あぁ」
女「お疲れ様」ナデナデ
浜風「んっ……」テレテレ
古鷹「……」ジェラッ
610: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/16(月) 08:25:27.59 ID:mL4v6xDn0
2230:消灯前
――ブイン基地、艦娘部隊施設 司令官私室
コンコンコン
女「うん? 誰?」
古鷹「私です……」キィ
女「古鷹? どうしたの?」
パタン
古鷹「提督……どうして……?」
古鷹「どうして古鷹以外にあんなことするんですか……」
女「……古鷹?」
古鷹「どうして……どうして?」
古鷹「お昼ご飯、加賀さんと一緒しましたよね? 微笑んで……」
古鷹「執務中も報告に来る浜風ちゃんにでれでれしちゃって……?」
古鷹「お風呂も瑞鶴さんと鈴谷と一緒してましたよね?」
女「色んな子と話さないと……ね?」サガル
古鷹「もっと古鷹を見てください……いいえ」カツカツ
古鷹「私を見て。私だけを見て」ガシッ
女「待って、痛い、痛いよ、古鷹!」
ボスン
古鷹「私以外を……見ないで」ギシッ
古鷹「私の提督……私だけの提督」グイッ
女「っ……!?」
古鷹「愛してます。愛してるんです」
古鷹「だから……だから」
ずっと、一緒ですよ?
【エンド:古鷹B】
――ブイン基地、艦娘部隊施設 司令官私室
コンコンコン
女「うん? 誰?」
古鷹「私です……」キィ
女「古鷹? どうしたの?」
パタン
古鷹「提督……どうして……?」
古鷹「どうして古鷹以外にあんなことするんですか……」
女「……古鷹?」
古鷹「どうして……どうして?」
古鷹「お昼ご飯、加賀さんと一緒しましたよね? 微笑んで……」
古鷹「執務中も報告に来る浜風ちゃんにでれでれしちゃって……?」
古鷹「お風呂も瑞鶴さんと鈴谷と一緒してましたよね?」
女「色んな子と話さないと……ね?」サガル
古鷹「もっと古鷹を見てください……いいえ」カツカツ
古鷹「私を見て。私だけを見て」ガシッ
女「待って、痛い、痛いよ、古鷹!」
ボスン
古鷹「私以外を……見ないで」ギシッ
古鷹「私の提督……私だけの提督」グイッ
女「っ……!?」
古鷹「愛してます。愛してるんです」
古鷹「だから……だから」
ずっと、一緒ですよ?
【エンド:古鷹B】
626: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/16(月) 09:28:41.86 ID:mL4v6xDn0
【エンド:不知火】
0800:課業開始
――ブイン基地、艦娘部隊施設 司令官執務室
鈴谷「てーとくー!」バンッ
女「どうしたの、騒々しい」
不知火「艤装の使用許可が下りていません」
鈴谷「泳いで哨戒しろっていうの!?」
不知火「いくら不知火でも、それは無理です」
女「あー、それね……」
女「今日、哨戒出なくていいわ。自室で待機」
鈴谷「えっ……何で急に?」
女「ごめん、朝伝え忘れてた」
女「1班の子達にはもう言ってあるから、2班も全員待機って言っといて」
鈴谷「え、あ、うん。分かった」
不知火「……」
バタン
0800:課業開始
――ブイン基地、艦娘部隊施設 司令官執務室
鈴谷「てーとくー!」バンッ
女「どうしたの、騒々しい」
不知火「艤装の使用許可が下りていません」
鈴谷「泳いで哨戒しろっていうの!?」
不知火「いくら不知火でも、それは無理です」
女「あー、それね……」
女「今日、哨戒出なくていいわ。自室で待機」
鈴谷「えっ……何で急に?」
女「ごめん、朝伝え忘れてた」
女「1班の子達にはもう言ってあるから、2班も全員待機って言っといて」
鈴谷「え、あ、うん。分かった」
不知火「……」
バタン
627: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/16(月) 09:29:24.49 ID:mL4v6xDn0
1200:
――ブイン基地、艦娘部隊施設 食堂
≪……よって、本日を以て全ての戦争行為を終えるものとする≫
≪以降は止むを得ない場合を除いての戦争行為は禁ぜられ……≫
女「……」
不知火「……」
鈴谷「……」
北上「……」
漣「……」
雷「……」
女(終わったわ……戦争が、終わった)
――ブイン基地、艦娘部隊施設 食堂
≪……よって、本日を以て全ての戦争行為を終えるものとする≫
≪以降は止むを得ない場合を除いての戦争行為は禁ぜられ……≫
女「……」
不知火「……」
鈴谷「……」
北上「……」
漣「……」
雷「……」
女(終わったわ……戦争が、終わった)
628: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/16(月) 09:29:51.35 ID:mL4v6xDn0
1330:
――ブイン基地、艦娘部隊施設 司令官執務室
コンコンコン
女「どうぞー」
不知火「失礼します」ガチャ
不知火「司令、質問があります」
女「続けて」
不知火「司令が、終戦を知ったのはいつですか」
女「今日の正午。何で?」
不知火「……嘘、ですね。それは嘘です」
不知火「今朝、哨戒を出さなかったのは、知っていたからですね?」
女「……えぇ」
不知火「その答えが聞けて、安心しました」
不知火「不知火はまだ、戦えなくなったわけではなかったということですね」
女「……いいえ? 貴女はもう戦うことはないわ?」
不知火「何故ですか」
女「戦争は終わったの。もう深海棲艦に攻撃しちゃ駄目よ?」
――ブイン基地、艦娘部隊施設 司令官執務室
コンコンコン
女「どうぞー」
不知火「失礼します」ガチャ
不知火「司令、質問があります」
女「続けて」
不知火「司令が、終戦を知ったのはいつですか」
女「今日の正午。何で?」
不知火「……嘘、ですね。それは嘘です」
不知火「今朝、哨戒を出さなかったのは、知っていたからですね?」
女「……えぇ」
不知火「その答えが聞けて、安心しました」
不知火「不知火はまだ、戦えなくなったわけではなかったということですね」
女「……いいえ? 貴女はもう戦うことはないわ?」
不知火「何故ですか」
女「戦争は終わったの。もう深海棲艦に攻撃しちゃ駄目よ?」
629: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/16(月) 09:31:02.55 ID:mL4v6xDn0
不知火「では、次の敵は何ですか」
女「居ないわよ、そんなもの」
女「……貴女、終戦が嬉しくないの?」
不知火「いえ……実感がなくて」
不知火「……不知火は、勝ったのですか?」
女「えぇ、まぁ……一応人類は勝利した、ってことらしいわね」
不知火「……」
不知火「……負け続けの不知火ですが、今度ばかりは不知火の勝ちですね」
女「えぇ」クスッ
女「貴女が生きてる限り、貴女の勝ちよ」
不知火「……はい」
不知火「……」
女「居ないわよ、そんなもの」
女「……貴女、終戦が嬉しくないの?」
不知火「いえ……実感がなくて」
不知火「……不知火は、勝ったのですか?」
女「えぇ、まぁ……一応人類は勝利した、ってことらしいわね」
不知火「……」
不知火「……負け続けの不知火ですが、今度ばかりは不知火の勝ちですね」
女「えぇ」クスッ
女「貴女が生きてる限り、貴女の勝ちよ」
不知火「……はい」
不知火「……」
630: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/16(月) 09:32:02.84 ID:mL4v6xDn0
――ブイン基地、艦娘部隊施設 埠頭
女「さて、と……これで全部かしらね」
女「悪いわね、手伝わせて」
不知火「いいえ。暇だったので」
女「そう。良かったわ」
女「この基地もただの空軍基地に逆戻りかしらね」
不知火「?」
女「貴女達は退役出来るわ。報奨金もたんまりよ」
不知火「そうですか……」
女「……艤装が恋しいのね?」
不知火「……そんなことは」
女「良いのよ。それが生き甲斐なら」
女「さて、と……これで全部かしらね」
女「悪いわね、手伝わせて」
不知火「いいえ。暇だったので」
女「そう。良かったわ」
女「この基地もただの空軍基地に逆戻りかしらね」
不知火「?」
女「貴女達は退役出来るわ。報奨金もたんまりよ」
不知火「そうですか……」
女「……艤装が恋しいのね?」
不知火「……そんなことは」
女「良いのよ。それが生き甲斐なら」
631: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/16(月) 09:32:38.63 ID:mL4v6xDn0
不知火「……不知火は、退役します」
女「どうして?」
不知火「思い出だけを持って、日本へ帰ります」
不知火「艤装は……もういりません」
不知火「戦いはもういりません」
不知火「平和な中で、新しい生き甲斐を探してみます」
女「……そっか。そうね、それがいいかも」
不知火「はい」
不知火「……」
不知火「すぅ……」
不知火「~♪」
女(彼女はまた歌い出す)
女(明るい曲調で、友の死を悼み、同時に慰め、そして……)
女「……新たな一歩を踏み出して、前を向くのね」
【エンド:不知火】終了
女「どうして?」
不知火「思い出だけを持って、日本へ帰ります」
不知火「艤装は……もういりません」
不知火「戦いはもういりません」
不知火「平和な中で、新しい生き甲斐を探してみます」
女「……そっか。そうね、それがいいかも」
不知火「はい」
不知火「……」
不知火「すぅ……」
不知火「~♪」
女(彼女はまた歌い出す)
女(明るい曲調で、友の死を悼み、同時に慰め、そして……)
女「……新たな一歩を踏み出して、前を向くのね」
【エンド:不知火】終了
637: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/16(月) 10:34:47.27 ID:mL4v6xDn0
【エンド:漣B】
1000:執務中
――ブイン基地、艦娘部隊施設 司令官執務室
女「さて、と……」
漣「お仕事終了ですねー」
女「午前中のはね……いや、まだ大仕事が残ってたわ」
漣「なんですか?」
女「……えーと」
女(真面目に言ったって、漣の事だし笑い飛ばされるのが目に見えてる……)
女(ていうか、この子の真面目な姿が目に浮かばない!)
女(いや、でも……はぐらかされることは覚悟の上よ!)
漣「?」
女「貴女に、渡したいものがあるわ」
1000:執務中
――ブイン基地、艦娘部隊施設 司令官執務室
女「さて、と……」
漣「お仕事終了ですねー」
女「午前中のはね……いや、まだ大仕事が残ってたわ」
漣「なんですか?」
女「……えーと」
女(真面目に言ったって、漣の事だし笑い飛ばされるのが目に見えてる……)
女(ていうか、この子の真面目な姿が目に浮かばない!)
女(いや、でも……はぐらかされることは覚悟の上よ!)
漣「?」
女「貴女に、渡したいものがあるわ」
638: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/16(月) 10:35:14.56 ID:mL4v6xDn0
漣「漣に、ですか?」
女「えぇ」
女「これよ」コトン
漣「えっ……それって……?」
女「ケッコンカッコカリ。分かるでしょ?」
漣「えっ……えっ?」
漣「さ、漣に……ですか? 本当に?」
女「本当に」
女「えぇ」
女「これよ」コトン
漣「えっ……それって……?」
女「ケッコンカッコカリ。分かるでしょ?」
漣「えっ……えっ?」
漣「さ、漣に……ですか? 本当に?」
女「本当に」
639: ノースポイント ◆.CzKQna1OU 2015/02/16(月) 10:37:02.87 ID:mL4v6xDn0
女「思えば、ここに来て初めて会った艦娘は、貴女だったわね」
女「こう書いて、“さざなみ”だったわね」フリフリ
女「地面に書かれた名前見たとき、本気で読めなかったわ」
女「基地施設を案内してくれたのもなんだかんだ貴女だったわね」
女「艦娘について詳しく教えてくれたのも」
女「そうそう、“こんなの”で悪かったわね。編成の仕方もろくに知らなくて」
女「でも、“こんなの”にここまでついてきてくれて……」
女「……本当に、ありがとう。そして、これからも……わっ」
漣「……」ギュウッ
漣「これからも、これからもよろしくお願いしますっ」ニコッ
女「……!」
女「こちらこそ」チュッ
――艦娘と、強い絆を結びました。
【エンド:漣B】終了
女「こう書いて、“さざなみ”だったわね」フリフリ
女「地面に書かれた名前見たとき、本気で読めなかったわ」
女「基地施設を案内してくれたのもなんだかんだ貴女だったわね」
女「艦娘について詳しく教えてくれたのも」
女「そうそう、“こんなの”で悪かったわね。編成の仕方もろくに知らなくて」
女「でも、“こんなの”にここまでついてきてくれて……」
女「……本当に、ありがとう。そして、これからも……わっ」
漣「……」ギュウッ
漣「これからも、これからもよろしくお願いしますっ」ニコッ
女「……!」
女「こちらこそ」チュッ
――艦娘と、強い絆を結びました。
【エンド:漣B】終了
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