ナイトメア操縦技量強さ目安(>>1の独断と偏見)


ギアス呪いスザク
最終決戦カレン、マリアンヌ
ビスマルク
超エース(2期カレン、2期スザク、星刻、ジノ)
エース(他ラウンズ、最終オレンジ)
ベテラン(1期スザク)
準ベテラン(1期最終カレン、コーネリア)
中堅(初期カレン、藤堂、ギルフォード)
準中堅(四聖剣、C.C.)
熟練兵(初期オレンジ、最終決戦玉城)
新兵強
新兵中(モブブリタニア軍人、ルルーシュ)
新兵弱(モブ日本人レジスタンス)
民間人(ニーナ他)



現在の俺
操縦技量:超エース級
身体能力:R2スザク並み(最強)
戦略知能:ルルーシュ並み



現在所持アイテム
巻き戻し権利(1枚)
99権利(1枚)
コンマ振り直し権利(1枚)

43: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/08/04(水) 00:05:54.94 ID:X9RmGcFQO
中庭

俺「シャーリー…必ず君の記憶は、取り戻してみせる… 」

シャーリー「…えっ…と…?」

俺「それが俺にとって君──」バクッ

シャーリー「俺の…?」

タバタッチ「俺足「」」デンッ

シャーリー「えっ!?」

タバタッチ目「」ぱちぱち

シャーリー「何ですか貴方!?」



タバタッチ内

俺「か、カレン…?いきなり何を…」

カレン「…シャーリーの事、未だ好きだったの?」

俺「それは…」


スザク『あ、シャーリー!』

シャーリー『あ、スザク君と会長?』

ミレイ『そっちでアーサー見なかった?』



俺「なっ…!?スザクだ!逃げろカレン!」

カレン「くっ…こんな時に!!」ガシッ

俺「のわっ!?」ブラッ




中庭

タバタッチ「俺「」」バクバク

シャーリー「あぁっ!?食べちゃった!?」

タバタッチ「」タッタッタッ

シャーリー「あっ!待ちなさい!」タッタッタッ

51: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/08/04(水) 00:28:47.08 ID:X9RmGcFQO
トマトコンテナ前

ルルーシュ「V.V.?スザクにもギアスを?」

C.C.「いや、それは無いようだ。それよりお前の側に──」

タバタッチ「」タッタッタッ

ルルーシュ「…何だ?」

シャーリー「あ、ルルー!その人形捕まえて!」タッタッタッ

ルルーシュ「うん?人形って?」ブンッ

C.C.「あっ…」」

トマトコンテナ「C.C.「わっ!?」」グチャッ

スザク「あ、ルルーシュ!こっちの方でアーサー見なかった?」

ルルーシュ「スザク…?」カチッ

蓋「」ウイ-ン  

C.C.「んうっ!」蹴り「コンテナ壁」ドガッ

スザク「まさかこの中に?」

ルルーシュ「いや、猫とトマトはセットでは…」

ガニメデ「コンテナ」ガシッ

ルルーシュ「はっ!?」

ジノ「スタート地点はここなんだろ?」

スザク「まさか…ジノ!?」

ジノ「ああ、面白いな庶民の学校は!」ドウッ

ルルーシュ「なっ…待て!」タッタッタッ

52: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/08/04(水) 00:29:19.10 ID:X9RmGcFQO
タバタッチ内

胸「」ムニュッ

カレン「ちょ、ちょっと!?こんな時に何処触ってんのよ!この変 !?///」タッタッタッ

俺「うぐぐっ…好きで触った訳じゃ…うわっ!?」グラグラグラッガシッ

尻「」モ ッ

カレン「わあぁっ!?///」ガッ

俺「あっ───」ブワッ

タバタッチ「」ドサッ

俺「」ヒュ-ン...
  
木「」ガサッ

タバタッチ頭「」

カレン「あいたたた…。くぅ…あの変 のせいで…」

シャーリー「えっ!?まさかカレン!?」

カレン「はっ!?」スッ

タバタッチ顔「」ガシッ

タバタッチ「」タッタッタッ

シャーリー「あ…」

シャーリー「…カレン。もしかしてこの学園に戻ってきたかったのかしら?」

シャーリー(でも今のがカレンだとしたら、さっきの男の人っていったい…)

シャーリー(カレンの知り合いって事は黒の騎士団の…?でも何か、様子がおかしかったような…)




木の中

枝「俺「」」ブランッ

俺「……はぁ」

俺(ルルーシュの奴、多分俺にシャーリーと会って欲しかったんだろうな…)





俺(その後、俺が木の上でグッタリしてる間にピザ作りは色々あって再び失敗に終わった)

53: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/08/04(水) 00:40:44.50 ID:X9RmGcFQO
屋上

ルルーシュ「兄上、来てくれたんですね」

俺「ああ…。1年振りにリヴァルやシャーリーと会ったよ…」

ルルーシュ「そうですか…。なら良かった…」

俺「…。」

俺「…記憶の無いシャーリーと仲良くなる事に罪悪感を感じてたんだろう?」

ルルーシュ「…。」

俺(ルルーシュと俺にはユフィの件もあるから、慎重になるのは分かるが…)

ルルーシュ「兄上はシャーリーの事…」

俺「記憶を取り戻したいと思ってる…どうにかして…」

ルルーシュ「ええ…あの男を殺して記憶が思い出せるなら話は早いですが…」

俺「…ナナリーの事もある。居場所が分かるまで慎重にやるしか無いか」

ルルーシュ「そうです…。ここにはナナリーが居ない…」

俺「いや、ニーナも居ないけど」

ルルーシュ「…。」

俺「ナナリーの行方はスザクが何か知っているようだった」

ルルーシュ「スザクが…?」

俺「彼奴は俺達をゼロじゃ無いかとかなり疑ってる…。ルルーシュもスザクには気を付けろよ」

ルルーシュ「ええ…」

俺「それじゃ俺はもう時間も無いし、行くよ」スッ

ルルーシュ「分かりました…。わざわざ来てくださりありがとうございます…」

俺「いや、楽しかったよ…。久々の学園生活みたいで」スタスタ

ルルーシュ「フッ…なら良かった…」

ルルーシュ(そうだ…。皆んなの記憶を取り戻したとしても、未だナナリーが居ない…)

ルルーシュ(ナナリーを早く見つけなければ…)

56: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/08/04(水) 04:16:06.34 ID:VUkgjyYPO
中華連邦総領事館

レイラ「心配してたのよエリザ」ナデナデ

エリザ「ニャ-」

俺(あの後、ルルーシュから早速連絡があった…)

俺(死んだカラレス総督に代わり、このエリア11の新総督にブリタニア本国から俺達の妹…。ナナリーが派遣されてくると…)

俺「くっ…ナナリー…」グッ

レイラ「俺…」

俺(ナナリーの為の黒の騎士団…ナナリーの為のゼロ…)

俺(俺達がゼロと言う記号を作ったのは、全てはナナリーの為…)

俺(ルルーシュは早速行動を開始し、ナナリーを連れてくる太平洋上の航空艦隊に向けナナリーを捕まえる為の奇襲作戦を発動した…)

俺(俺だって直ぐに行きたい所だったが、俺は今この状況だ…)

俺(…黒の騎士団を総領事館の中華連邦が匿う代わりに俺とレイラが人質として置かれている)

俺(ルルーシュの連れ出す作戦が上手く行く事を祈るしか無い…)




───しかし…


太平洋上

ランスロットコンクエスター「ナナリー「」」ドウッ

ゼロ「ナナリー!!!」ブワッ

紅蓮可翔式「」ドウッ


俺(参戦して来たスザクを含むナイトオブラウンズ3機の妨害により、ルルーシュの作戦は失敗し…ナナリーを捕まえる事はできなかった…)


※ここで区切りとなります(これより前へ戻れなくなります)

60: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/08/04(水) 05:48:13.22 ID:VUkgjyYPO
総領事館
客室

俺(ナナリーがかかった行動により、ルルーシュが行ったナナリー奪還の為の太平洋奇襲作戦はいつものような綿密さを欠き…)

俺(その結果、皇帝最強の騎士ナイトオブラウンズ達の加勢も有り太平洋での作戦は完全敗北…)

俺(黒の騎士団は紅蓮以外のナイトメアを全機失うと言う壊滅状態へと追い込まれた…)

俺(しかし、それだけじゃ無い…。黒の騎士団が敗れてもルルーシュにはギアスがある)

俺(ナナリーをその場所から連れ出す事さえできれば、強制的に盤上をひっくり返し勝ちを得る事ができる力があったのだが…)




ゼロ『間違っているのはブリタニアだ』

ゼロ『皇帝は強さこそ絶対の価値と考えているが、君もそれに賛同するのか?』

ナナリー『それは…』

ゼロ『ナナリー総督。君は利用されているだけだ』

ナナリー『目も足も不自由なわたくしなら、皆んなの同情を引けると?…違います』

ゼロ『…うん?』

ナナリー『わたくしは自ら望んだのです』

ルルーシュ(なっ…!?)

ゼロ『…望んだ?』

ナナリー『世界は、もっと平和に…優しく変えていけると思うんです』

ナナリー『わたくしのお兄様も…きっとそれを望んで、ブリタニア軍に居た筈ですから…』

ルルーシュ(馬鹿な…!?ナナリーは兄上がブリタニア軍に居た事も知っていた?…)




俺(ナナリーはいつ知ったのか、それとも誰から聞いたのかは定かでは無いが、俺が過去にブリタニア軍に在籍していた事を知っていた…)

俺(それを知った上で俺の意思を汲み、俺の前では何も知らないフリをしてくれていた…)

俺(ナナリーはその時の俺やユフィの意思を継いで…)



ナナリー『わたくしはそんなお兄様と…乱心為される前のユフィ姉様の意思を継ぎ、もう一度行政特区日本を…』

ゼロ『復活させると!?』

ナナリー『ゼロ…貴方もそこに、参加して貰えませんか?…』スッ

ナナリー手「」

過去のユフィ『わたくしと一緒に、行政特区日本を』スッ


ルルーシュ「なっ…!?」ビクッ!!


ナナリー『やり直せる筈です…人は!』

61: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/08/04(水) 06:01:21.88 ID:VUkgjyYPO
客室

俺(ルルーシュに手が出せる訳が無かった…)

俺(今のナナリーは利用された訳じゃなく自らの意思でそこに居る…)

俺(…それに、手を出せば俺がブリタニアに居た過去を…全て否定する事となる)



ゼロ『…。』

ルルーシュ(どうすればいい…。ゼロの正体を明かす訳には…)

ルルーシュ(だが強引に連れて行けば、ナナリーの意思を捻じ曲げるだけじゃなく…兄上の積み上げて来た物すら俺は全て否定する事になる…)

ランスロットコンクエスター『壁』ドガ-ン!!

ゼロ『なっ…スザク!?』タッタッタッ

ナナリー『あぁっ!?』ブワッ

ゼロ『逃げるぞ!俺と!』タッタッタッ

スザク『ナナリー!!』

ランスロットコンクエスター『』ドウッ

ナナリー『はっ…!スザクさーん!!』

ゼロ『…!?』ブワッ

ルルーシュ(違う…!そいつは俺を皇帝に売り払った…!!)

ナナリー『スザクさん!』スッ

スザク『怖かったかい?ごめん。もう大丈夫だから』

ランスロットコンクエスター『』ガシッ

ゼロ『ぐあっ!?』ブワッ

ルルーシュ(はっ…!ナナリーがスザクと…!)

スザク(ゼロ…今は…!)

ランスロットコンクエスター『』ドウッ



俺(…更にそのナナリーが自分では無く、皇帝に自分を売り払ったスザクを選んだ事でルルーシュは大きく精神的ダメージを受ける事となった)

62: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/08/04(水) 06:18:54.32 ID:VUkgjyYPO
総領事館
客室

携帯「」

俺「そうか…。辛かったな…」

ルルーシュ『いえ…。とりあえず、ナナリーの事は…』

俺「分かった…。今は休め…」

ルルーシュ『ええ…。すみませんが…そうさせて貰います…』プツッ

俺「…。」

俺「ッ…」グッ...

俺(あのルルーシュが弱り切っていた…。起きた事を事細かく報告し、俺に何か助言でも求めていたかのように…)

俺(…だが俺も、兄として何も助言は出来なかった)

俺(俺自身も、今は気持ちがグチャグチャで分からなかったから…)

俺「ナナリー…」

俺(ナナリーは今、過去に俺やユフィが求めた事を代わりに行ってくれようとしている…)

俺(世界は、もっと平和に…優しく変えていける…)

俺(…それは、俺がブリタニア軍に居た時に考えていたやり方だ)



翌日

レイラ「この子が俺の妹の…」

俺「…。」

テレビ「」

ナナリー『皆さん初めまして。わたくしはブリタニア皇位継承第87位…ナナリー・ヴィ・ブリタニアです』

ナナリー『先日亡くなられたカラレス総督に代わり、このエリア11の総督に任じられました』



俺(今のナナリーは過去に俺が取り戻そうとした皇位継承権をも取り戻している…)

俺(つまり、ナナリーが今居る場所は…ユフィにギアスがかかっても、それでも尚…それを信じ続けブリタニアに居続けた俺の未来そのもの…)

63: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/08/04(水) 07:10:51.20 ID:VUkgjyYPO
客室

俺(ナナリーは再び行政特区日本を開こうとした。だがそれは問題じゃ無い)

俺(過去の行政特区日本は日本人からしたらユフィの突然の意味の分からないムーブにより破壊され、無くなった…)

俺(その為、今回もまたどうせ騙すだけと言う疑いが強い為に行政特区へ参加しないと黒の騎士団が潰れると言うような)

俺(平和の敵になってしまう認識は国民にとって薄いだろう…。今回の場合は参加せずとも黒の騎士団は存続できる…)

俺(だが、今回に至っては黒の騎士団のトップ…ゼロであるルルーシュとその共犯者俺にとって戦う意味を失う有効な手だった…)



レイラ「…。」

俺「俺とルルーシュが初めにゼロを作ったのは、ナナリーが望む世界…ナナリーが望む明日…優しい世界を作ってやる為だったんだ…」

俺「だけど皮肉な事にナナリーは俺達の想いとは反対に、過去の俺を習いブリタニアの中から変えて行く事を自ら選んだ…」

俺「その為にはテロリストの黒の騎士団は邪魔な存在でしかない…」

俺「ナナリーの身の安全だって、かつて俺達が敗北したブリタニア軍とスザクがついてる…」

俺「俺達はかつてスザクをナナリーの騎士にしようとしたが、それが違う形で実現してしまった…」

レイラ「…。」

俺「ナナリー自身がゼロであるルルーシュじゃなく、皇帝に親友を売ったスザクを選んだ」

俺「…恐らくルルーシュはもう戦えない。…これ以上ゼロとして戦う利用が無い」

64: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/08/04(水) 07:20:03.38 ID:VUkgjyYPO
客室

レイラ「弟の方が戦えなくなったら、じゃあ俺は…」

俺「…。」

俺「俺もまたそうだ…。過去にブリタニア軍に居た俺はルルーシュとナナリーの安全を願いながら」

俺「ルルーシュのやり方とは違う、世界をもっと平和に…優しく変えようと今のナナリーと同じ物を目指していた…」

俺「ユフィの暴走が無ければ、きっと今もそうなっていた筈…」

レイラ「…。」

俺「でも俺はギアスの暴走をキッカケにその道を諦め、弟を選んだ…」

俺「その結果ブリタニア軍に敗北し、全てを失ったがせめて弟や妹だけ助けたいと思いこの国に戻って来たが既にルルーシュの記憶は戻り、ナナリーの身の安全も確認できた…」

俺「今のナナリーを否定してこれ以上戦うと言う事は…過去の俺を全否定してしまうと言う事になる…」

レイラ「…。」

レイラ「…それじゃあもう、やめる?」

俺「え?」

レイラ「もう全て辞めて、これからは私と一緒に平和に…」ニコッ

俺「レイラ…」

俺(確かにレイラには俺がワガママを言ってE.U.からついて来て貰っているだけ…)

俺(レイラの身の安全を考えれば、E.U.に残り平和に暮らしている方が今のこの現状と比べると余程穏やかな生活を手に入れられただろう…)

俺(でも、レイラもそれを分かっていながら嫌だとは一言も言わずに俺に付き合ってくれている…)

俺(そんな俺を愛してくれている…。だったら俺もそんな恋人の想いに応えるべきなんじゃ無いだろうか…)

俺「…。」


1……だが俺は皇帝の事が憎い。奴を殺るまでは何があっても絶対に俺は戦う
2そうだな…。これからはレイラと共に平和な世界で生きるのも良いよな…


多数決下5まで

72: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/08/04(水) 07:52:34.48 ID:hk/jIA/D0
うーん分からないやっぱり2で

174: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/08/04(水) 14:45:59.67 ID:NOhLMf7LO
客室

俺「そうだな…。これからはレイラと共に平和な世界で生きるのも良いよな…」スッ

レイラ「ええ」トンッ

俺(俺は戦う理由を失った…)

俺(だったら、ここで終わるのが未だ綺麗な形で終わる事になるのかもしれない…)

俺(俺もルルーシュも、今終われば幸せに終わる事ができる…)

俺「…。」


コンマ下二桁
91以上カレン、此方には現れず
90以下カレン、此方に登場


安価下2

176: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/08/04(水) 14:47:30.44 ID:MeNYX7/R0
可憐なカレン

187: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/08/04(水) 15:07:38.80 ID:NOhLMf7LO
コンマ44
中華連邦総領事館

星刻「1日で良いから二人で共に外出がしたいと?」

俺「ああ…厳しいのは分かってるが、どうか認めて欲しい」

俺「貴方には色々と借りがある。なるべく争う事無く、穏便に済ませたいと思っている」

星刻「…。」

俺「…。」

星刻「…良いだろう。その言葉、信じよう」

俺「ありがたい」

星刻「だが、帰って来てからで良い。君に此方からも頼みがある」

俺「俺に…?」

星刻「ああ」

俺「…。」

俺(…そんな事を言われてももう、俺にはここに居る理由なんて)




東京租界

レイラ「意外にあっさり承諾してくれくれたわね」スタスタ

俺「ああ、何だかんだで信用されつつあったんだろう…」スタスタ

俺「まぁそれを裏切る形にはなってしまうが…」

レイラ「…。」

レイラ「本当に、良かったの?…」

俺「え?…」

レイラ「ここで終わる事になっても…」

俺「…。」

レイラ「…やり残した事とかは無い?」

俺「…。」



1いや、やり残した事は無い。このままレイラと共に海外へと逃走する
2最後にレイラと共にアッシュフォード学園へ行っておきたい


多数決下5まで

189: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/08/04(水) 15:08:54.41 ID:9jpRmMtyO
1

196: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/08/04(水) 15:45:19.47 ID:NOhLMf7LO
トウキョウ租界

俺「いや、やり残した事は無い。このまま一緒に平和な地へ行こう」スッ

レイラ「ええ、俺がそれで良いなら」ニコッ

俺手「レイラ手」ギュッ





大量のブリタニア軍艦「」ド-ンド-ンド-ン

1隻のタンカー「」ドガ-ンドガ-ンドガ-ン

俺(…しかし、俺達が逃げる為に使用しようとしていた港にはブリタニア軍が黒の騎士団と戦闘を行っていた)

レイラ「ブリタニア軍がどうしてここに…」

俺「恐らく、ナナリー奪取の為に太平洋へ向かった黒の騎士団のタンカーを捕獲する為、港に包囲網を張っていたんだろう…」

レイラ「でも今の黒の騎士団にはゼロは不在なんでしょう?…」

俺「ああ…。そうだと思う…」

俺「タンカーは囮、本命は潜水艦だと思うが…」

俺(…しかし、幾らこのまま潜水艦で逃れようとしても、黒の騎士団の戦いを見てきたスザクが居るならゼロ無しで逃げ切れるとは思えない)

俺(このままだと潜水艦は爆破して、黒の騎士団員は全滅する…)

レイラ「あ…」

俺「……。」



1……いいや、俺にはもう関係の無い事だ
2俺は黒の騎士団を助けたい…


多数決下5まで

198: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/08/04(水) 15:48:17.38 ID:8xcrK/s40
1

236: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/08/04(水) 16:46:31.68 ID:gDhXgv5rO
港区

俺「……いいや、俺にはもう関係の無い事だ」クルッ

ルルーシュ「兄上…。そうですか…それが兄上の出した答え…」

俺「あ…ルルーシュ?…」

レイラ(俺の弟…)

ルルーシュ「だとしたらここからは俺個人の戦い…」

俺「ルルーシュ…。お前は…」

ルルーシュ(兄上…貴方とナナリーだけは俺の分まで、平和に生きて貰いたい…)

ルルーシュ(だから…)グッ

ルルーシュ「ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが命じる。ブリタニア皇帝への憎しみ、俺やナナリーの事…全てを忘れて彼女と共に幸せに生きよ!」シュウウンッ

俺「待てルルーシュ!はっ…!?」キ-ン

俺「…。」

ルルーシュ(さようなら兄上…。幸せに生きて下さい…)スタスタ

レイラ「…ルルーシュ君。本当にそれで良かったの?」

ルルーシュ「ええ…。これでもう...兄上が悩んだり、苦しんだり、悲しい目に遭う事も無くなる…」

レイラ「愛しているのね…」

ルルーシュ「兄上の事を宜しくお願いします…」

レイラ「君は?…」

ルルーシュ「俺は未だ、ゼロとしてのギアスをかけ続けた責任を果たさなければならないから…」スタスタ

238: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/08/04(水) 16:47:30.43 ID:gDhXgv5rO
1年後
オレンジ農園

俺「おっ、これは良い出来だな」スッ

オレンジ「」チョキッ

太陽「」チリッ...

俺「ふぅ…アーニャ、こいつも運んでくれ」スッ

アーニャ「分かった」ガシッ



──世間ではやれゼロレクイエムだ、悪逆皇帝が死んだなどと言われているが…今の俺にはそんな事は関係無い



俺「よーし、それじゃあそろそろ休憩としよう」

オレンジ「お疲れ様です園長」スタスタ

レイラ「オレンジさん。アーニャ、私の分まで働かせてごめんね」スタスタ

アーニャ「レイラは安静にしとかないといけないから仕方ない」スタスタ

オレンジ「そうですよ若奥様。力仕事は我々にお任せ下さい」

レイラ「ありがとうオレンジさんも」ニコニコ

俺「来月だっけか…。楽しみだな」スッ

レイラ「そうね。アナタ」ニコッ

レイラ腹「」ボテッ

アーニャ「そろそろ名前、考えないと」

俺「そうだな…名前は───」

レイラ「え?…」



───俺は今、レイラや仲間達と共に幸せに暮らしているから



ハッピーEND

引用元: 【コードギアス】俺「安価でブリタニアと戦うR2」part10