【艦これ】提督「この平和な鎮守府の日常」 前編
【艦これ】提督「この平和な鎮守府の日常」 中編
736: ◆aKZmxL4TCc 2015/03/15(日) 22:03:04.11 ID:p2a3fNzO0
【ロマン】
―昼、???―
提督「大和、俺はお前を俺達の艦隊の仲間に加えるのが夢だったんだ」
大和「……」
提督「何でそんなにお前を望んでいたのか、その理由が聞きたいか?」
大和「……はい」
提督「元々の戦艦・大和は、世界最強の軍艦とも言われている。その火力、装甲はどの艦にも劣らないものだ」
大和「……」
提督「そんな、世界最強の軍艦…改め艦娘は、男のロマンでもある」
大和「……それは、恐縮です」
提督「そして、資料でお前の写真を見た時、お前はとても美しかった。まさに大和撫子という感じだった」
大和「……ありがとうございます」
提督「俺はそんな強く美しいお前を仲間にしたかった。言ってしまえば、その強さと美しさに俺は打ち負かされたとも言える」
大和「……」
提督「そして長い時を経て仲間に入れたお前は、その強さと美しさが俺達の心の支えになってくれた」
大和「……」
提督「お前を仲間にするために、何度も建造をした。莫大な資材を溶かしてきた」
大和「……」
提督「つまり何が言いたいかと言うとな…」
大和「……」
提督「その世界最強の戦艦娘・大和が、特別海域でワンパン大破されてウチの資材を食い尽くしやがってコノヤロー、と言う事だ」
大和「……すみません…不覚でした。まさか、あんな軽巡ト級に大破させられるなんて…(入渠中)」
提督「入渠時間33時間とはどういう事だ…。おまけに妖精さんから受け取った修復資材の請求書、なんだ鉄が1000って」
大和「本当にすみません…。私は厚い装甲を持つゆえ、それが一度撃ち抜かれるともう一度厚い装甲にするために大量の鉄が必要なのです…」
提督「燃料もガバガバ飲んじまうし…」
大和「お腹が空いてしまって…」
提督「資材は無限にあるわけじゃないんだぞ。コストがバカ高いお前がそんな簡単に大破させられるとこっちも困るんだ。以後気を付けるように」
大和「…はい。精進していきます…」
【END】
―昼、???―
提督「大和、俺はお前を俺達の艦隊の仲間に加えるのが夢だったんだ」
大和「……」
提督「何でそんなにお前を望んでいたのか、その理由が聞きたいか?」
大和「……はい」
提督「元々の戦艦・大和は、世界最強の軍艦とも言われている。その火力、装甲はどの艦にも劣らないものだ」
大和「……」
提督「そんな、世界最強の軍艦…改め艦娘は、男のロマンでもある」
大和「……それは、恐縮です」
提督「そして、資料でお前の写真を見た時、お前はとても美しかった。まさに大和撫子という感じだった」
大和「……ありがとうございます」
提督「俺はそんな強く美しいお前を仲間にしたかった。言ってしまえば、その強さと美しさに俺は打ち負かされたとも言える」
大和「……」
提督「そして長い時を経て仲間に入れたお前は、その強さと美しさが俺達の心の支えになってくれた」
大和「……」
提督「お前を仲間にするために、何度も建造をした。莫大な資材を溶かしてきた」
大和「……」
提督「つまり何が言いたいかと言うとな…」
大和「……」
提督「その世界最強の戦艦娘・大和が、特別海域でワンパン大破されてウチの資材を食い尽くしやがってコノヤロー、と言う事だ」
大和「……すみません…不覚でした。まさか、あんな軽巡ト級に大破させられるなんて…(入渠中)」
提督「入渠時間33時間とはどういう事だ…。おまけに妖精さんから受け取った修復資材の請求書、なんだ鉄が1000って」
大和「本当にすみません…。私は厚い装甲を持つゆえ、それが一度撃ち抜かれるともう一度厚い装甲にするために大量の鉄が必要なのです…」
提督「燃料もガバガバ飲んじまうし…」
大和「お腹が空いてしまって…」
提督「資材は無限にあるわけじゃないんだぞ。コストがバカ高いお前がそんな簡単に大破させられるとこっちも困るんだ。以後気を付けるように」
大和「…はい。精進していきます…」
【END】
737: ◆aKZmxL4TCc 2015/03/15(日) 22:18:17.82 ID:p2a3fNzO0
【イメージ】
―消灯時間後、駆逐艦寮―
摩耶「あーくっそ…当直勤務も楽じゃねぇなぁ…。眠れる時間減るし…朝も眠いし…」
ザワ・・・ザワ・・・
摩耶「んん?何か話し声が聞こえるな…。あの部屋は…村雨と夕立の部屋か…」
コショコショ…
摩耶「…ちょっくら注意するか」
コンコン
摩耶「おいお前ら!もう消灯時間過ぎてるぞー!」
夕立「わわっ!?」
ガシャァン!!
摩耶「ど、どうしたんだ!?」ガチャ
夕立「わわっ、ごめんなさいっぽいー!!」
摩耶「お、おい…花瓶が割れてるけど…」
村雨「そ、それは、摩耶さんが突然ドアをノックしてきたからびっくりして棚に足が当たっちゃって、そして花瓶が…」
摩耶「何だ…そんな事か…」
夕立「ごめんなさい!ホントにごめんなさい!消灯時間過ぎても話しててごめんなさい!」ドゲザ
摩耶「いや…もういいから…」
村雨「お願いですから、どうか命だけは取らないでください!」ドゲザ
摩耶「そこまでしねぇからな!?」
白露「何々、どうしたの―って摩耶さんの前で夕立と村雨が土下座してる!?」ヒョコッ
摩耶「あっ…誤解するなよ!?これはだな…!」
涼風「何だ何だ喧嘩か?楽しそうだねぇ!」
摩耶「話聞けって!」
―翌朝、執務室―
摩耶「…提督、アタシもう当直勤務やりたくない…」
提督「…何があったんだ?」
【END】
―消灯時間後、駆逐艦寮―
摩耶「あーくっそ…当直勤務も楽じゃねぇなぁ…。眠れる時間減るし…朝も眠いし…」
ザワ・・・ザワ・・・
摩耶「んん?何か話し声が聞こえるな…。あの部屋は…村雨と夕立の部屋か…」
コショコショ…
摩耶「…ちょっくら注意するか」
コンコン
摩耶「おいお前ら!もう消灯時間過ぎてるぞー!」
夕立「わわっ!?」
ガシャァン!!
摩耶「ど、どうしたんだ!?」ガチャ
夕立「わわっ、ごめんなさいっぽいー!!」
摩耶「お、おい…花瓶が割れてるけど…」
村雨「そ、それは、摩耶さんが突然ドアをノックしてきたからびっくりして棚に足が当たっちゃって、そして花瓶が…」
摩耶「何だ…そんな事か…」
夕立「ごめんなさい!ホントにごめんなさい!消灯時間過ぎても話しててごめんなさい!」ドゲザ
摩耶「いや…もういいから…」
村雨「お願いですから、どうか命だけは取らないでください!」ドゲザ
摩耶「そこまでしねぇからな!?」
白露「何々、どうしたの―って摩耶さんの前で夕立と村雨が土下座してる!?」ヒョコッ
摩耶「あっ…誤解するなよ!?これはだな…!」
涼風「何だ何だ喧嘩か?楽しそうだねぇ!」
摩耶「話聞けって!」
―翌朝、執務室―
摩耶「…提督、アタシもう当直勤務やりたくない…」
提督「…何があったんだ?」
【END】
738: ◆aKZmxL4TCc 2015/03/15(日) 22:30:23.43 ID:p2a3fNzO0
【ウグイス】
―昼下がり、散歩道―
提督「ふむ…いい天気だな…」テクテク
提督「こんな日は昼寝がしたいけど仕事が多すぎてできない…ん?」
鳥海「……」
提督(あのベンチに座ってる頭にアンテナがある奴…鳥海か?何してるんだ…)
鳥海「…スー…スー…」コックリコックリ
提督(何だ寝てるのか…まあこんないい天気と温度だから、昼寝したくなるのも無理はないか…)
鳥海「…スー…スー…」コクッコクッ
ウグイス「」パタパタ
提督「ん…?ウグイスが…」
ウグイス「」ピタッ
提督(…鳥海のアンテナにとまる…だと?)
鳥海「…スゥ…スゥ…」コクリコクリ
ウグイス「」キョロキョロ
提督(鳥海気づいていない…。ウグイスも頭が揺れてるのに平気なのか…)
鳥海「…スゥ…スゥ…」コクッ
ウグイス「」ハネナオシ
提督(何か面白いし、写真撮っとこ)
提督「携帯のカメラでカシャッとな」カシャッ
ウグイス「ホーホケキョッ!」
提督「おっ」
鳥海「ふぇっ!?」ハッ
ウグイス「」パタパタ
提督「あ…」
鳥海「あ…司令官さん…。ごきげんよう」メガネナオシ
提督「あ、ああ。いやぁ、春が来たんだなぁ~」」
鳥海「そうですね…。私もうっかり、こんな外でうたた寝をしてしまってました…」
提督「特になんかウグイスの鳴き声聞くと、まさに春が来たんだなあって感じがするよなぁ~」
鳥海「そうですね…。何かさっき、物凄い近くでウグイスが鳴いたような感じがしたんですけどね…」
提督(黙っとこ…)
青葉「青葉、見ちゃいました!」
【END】
―昼下がり、散歩道―
提督「ふむ…いい天気だな…」テクテク
提督「こんな日は昼寝がしたいけど仕事が多すぎてできない…ん?」
鳥海「……」
提督(あのベンチに座ってる頭にアンテナがある奴…鳥海か?何してるんだ…)
鳥海「…スー…スー…」コックリコックリ
提督(何だ寝てるのか…まあこんないい天気と温度だから、昼寝したくなるのも無理はないか…)
鳥海「…スー…スー…」コクッコクッ
ウグイス「」パタパタ
提督「ん…?ウグイスが…」
ウグイス「」ピタッ
提督(…鳥海のアンテナにとまる…だと?)
鳥海「…スゥ…スゥ…」コクリコクリ
ウグイス「」キョロキョロ
提督(鳥海気づいていない…。ウグイスも頭が揺れてるのに平気なのか…)
鳥海「…スゥ…スゥ…」コクッ
ウグイス「」ハネナオシ
提督(何か面白いし、写真撮っとこ)
提督「携帯のカメラでカシャッとな」カシャッ
ウグイス「ホーホケキョッ!」
提督「おっ」
鳥海「ふぇっ!?」ハッ
ウグイス「」パタパタ
提督「あ…」
鳥海「あ…司令官さん…。ごきげんよう」メガネナオシ
提督「あ、ああ。いやぁ、春が来たんだなぁ~」」
鳥海「そうですね…。私もうっかり、こんな外でうたた寝をしてしまってました…」
提督「特になんかウグイスの鳴き声聞くと、まさに春が来たんだなあって感じがするよなぁ~」
鳥海「そうですね…。何かさっき、物凄い近くでウグイスが鳴いたような感じがしたんですけどね…」
提督(黙っとこ…)
青葉「青葉、見ちゃいました!」
【END】
739: ◆aKZmxL4TCc 2015/03/15(日) 22:45:21.70 ID:p2a3fNzO0
【商船】>>2レス続きます
―夜、執務室―
提督「…んあーっ!やっと仕事終わったー!」ノビーッ
提督「さっさと風呂入って―お?」
隼鷹『………』
提督「あのボラードに座ってるの、隼鷹か?」
―鎮守府内波止場―
隼鷹「………」
提督「…隼鷹?」
隼鷹「お?なんだ、提督か」
提督「こんな時間にこんな所で何してるんだ?」
隼鷹「いや、ちょっとね…」
ボーッ
提督「…あれは、客船か」
隼鷹「ああ。ちょっと、眺めていたんだ」
提督「そうか…」
隼鷹「………」
提督「…商船から改造されて、空母になったけど、どう思ってるんだ?」
隼鷹「…そりゃ、アタシは商船になってたらどんな感じになってたんだろう、って何度も思ったよ」
提督「………」
隼鷹「前までは、商船になりたかったなぁ…って思ってたよ」
提督「…やっぱりか」
隼鷹「でも今は、もうそんな気持ちも吹っ切れたさ」
提督「?」
隼鷹「空母に生まれ変わったから、国を守るために戦う事もできたし、こうして女の姿になって転生できて、千歳や那智とかと酒が飲めるようになれて、
皆とワイワイできるようになったんだ。そして、お前って言う素晴らしい提督にも出会えたんだ」
提督「………」
隼鷹「だからさ、アタシはもう未練もないよ。もし商船になってたら、こんな楽しい事に巡り合える事も無かったってな。それだけさ。でもたまに、
商船が恋しくなってこうして眺める事もあるけどね」ヒヒッ
提督「…そうか」
隼鷹「…今日みたいな日には、客船がいくつも見えるから、こうやって波止場に来て眺めていたんだ」
提督「…ちょっと待ってろ」タタッ
隼鷹「?」
―夜、執務室―
提督「…んあーっ!やっと仕事終わったー!」ノビーッ
提督「さっさと風呂入って―お?」
隼鷹『………』
提督「あのボラードに座ってるの、隼鷹か?」
―鎮守府内波止場―
隼鷹「………」
提督「…隼鷹?」
隼鷹「お?なんだ、提督か」
提督「こんな時間にこんな所で何してるんだ?」
隼鷹「いや、ちょっとね…」
ボーッ
提督「…あれは、客船か」
隼鷹「ああ。ちょっと、眺めていたんだ」
提督「そうか…」
隼鷹「………」
提督「…商船から改造されて、空母になったけど、どう思ってるんだ?」
隼鷹「…そりゃ、アタシは商船になってたらどんな感じになってたんだろう、って何度も思ったよ」
提督「………」
隼鷹「前までは、商船になりたかったなぁ…って思ってたよ」
提督「…やっぱりか」
隼鷹「でも今は、もうそんな気持ちも吹っ切れたさ」
提督「?」
隼鷹「空母に生まれ変わったから、国を守るために戦う事もできたし、こうして女の姿になって転生できて、千歳や那智とかと酒が飲めるようになれて、
皆とワイワイできるようになったんだ。そして、お前って言う素晴らしい提督にも出会えたんだ」
提督「………」
隼鷹「だからさ、アタシはもう未練もないよ。もし商船になってたら、こんな楽しい事に巡り合える事も無かったってな。それだけさ。でもたまに、
商船が恋しくなってこうして眺める事もあるけどね」ヒヒッ
提督「…そうか」
隼鷹「…今日みたいな日には、客船がいくつも見えるから、こうやって波止場に来て眺めていたんだ」
提督「…ちょっと待ってろ」タタッ
隼鷹「?」
740: ◆aKZmxL4TCc 2015/03/15(日) 22:54:43.62 ID:p2a3fNzO0
―数分後―
トクトク
隼鷹「おとと。どーも、提督」
提督「こんな風に、夜風に当たって外で飲むって言うのもいいもんだよな」
隼鷹「酒の肴は、夜の静かな海に、海に漂う商船か。いい雰囲気だねぇ」
提督「まったくだな」
隼鷹「んん…」ゴクッ
提督「…隼鷹」
隼鷹「ん?」
提督「俺達の艦隊に来てくれてありがとう。そして、俺みたいな男の事を素晴らしい提督って言ってくれてありがとう」
隼鷹「……何だい、改まって」
提督「いや…今なら、2人っきりで静かに話せるからな。せめてこの時だけに言っておこうかなと」
隼鷹「…そうかい」
サーッ
提督「あ…雲が晴れて…」
隼鷹「…うぉ、綺麗な月だねぇ」
提督「ああ…。本当にな」
隼鷹「…なあ、提督」
提督「ん?」
提督が隼鷹の方に向き直った時―
隼鷹「……ん」チュッ
提督「…ん…」
隼鷹は提督にそっと口づけした。
提督「じゅ、隼鷹…?」
隼鷹「………今のは酔ってやっちまったんだ。気の迷いさ。そう言う事にしてくれ///」
提督「…じゃあ、そう言う事にするよ」
隼鷹「…よろしい」
提督(深く聞くのは男が廃るしな)
そして2人は、波止場で、日付が変わるあたりまで2人きりで酒を酌み交わした。
【END】
トクトク
隼鷹「おとと。どーも、提督」
提督「こんな風に、夜風に当たって外で飲むって言うのもいいもんだよな」
隼鷹「酒の肴は、夜の静かな海に、海に漂う商船か。いい雰囲気だねぇ」
提督「まったくだな」
隼鷹「んん…」ゴクッ
提督「…隼鷹」
隼鷹「ん?」
提督「俺達の艦隊に来てくれてありがとう。そして、俺みたいな男の事を素晴らしい提督って言ってくれてありがとう」
隼鷹「……何だい、改まって」
提督「いや…今なら、2人っきりで静かに話せるからな。せめてこの時だけに言っておこうかなと」
隼鷹「…そうかい」
サーッ
提督「あ…雲が晴れて…」
隼鷹「…うぉ、綺麗な月だねぇ」
提督「ああ…。本当にな」
隼鷹「…なあ、提督」
提督「ん?」
提督が隼鷹の方に向き直った時―
隼鷹「……ん」チュッ
提督「…ん…」
隼鷹は提督にそっと口づけした。
提督「じゅ、隼鷹…?」
隼鷹「………今のは酔ってやっちまったんだ。気の迷いさ。そう言う事にしてくれ///」
提督「…じゃあ、そう言う事にするよ」
隼鷹「…よろしい」
提督(深く聞くのは男が廃るしな)
そして2人は、波止場で、日付が変わるあたりまで2人きりで酒を酌み交わした。
【END】
741: ◆aKZmxL4TCc 2015/03/15(日) 23:02:16.16 ID:p2a3fNzO0
【第1回~艦娘知識試験~その29】
ジャンル:社会
問29.『主にホテル・レストラン業界や観光業界で用いられる言葉で、顧客に提供する個々のサービスに対し、それらの質を高める考え方の事を、
"( )・マインド"と言うか』
・隼鷹の答え 『ホスピタリティ』
提督のコメント:正解です。この考え方の根幹は、"おもてなしの心"です。戦いを強いられている私達も、この心を忘れないようにしましょう。
・雷の答え 『思いやり』
提督のコメント:主旨は間違っていませんが。
・天龍の答え 『スピリット』
提督のコメント:スピリット・マインド→魂の心?
ジャンル:社会
問29.『主にホテル・レストラン業界や観光業界で用いられる言葉で、顧客に提供する個々のサービスに対し、それらの質を高める考え方の事を、
"( )・マインド"と言うか』
・隼鷹の答え 『ホスピタリティ』
提督のコメント:正解です。この考え方の根幹は、"おもてなしの心"です。戦いを強いられている私達も、この心を忘れないようにしましょう。
・雷の答え 『思いやり』
提督のコメント:主旨は間違っていませんが。
・天龍の答え 『スピリット』
提督のコメント:スピリット・マインド→魂の心?
747: ◆aKZmxL4TCc 2015/03/16(月) 21:50:08.94 ID:v5e/yrls0
【来客】
―10時、鎮守府正門前―
吹雪「あっさりーしっじみーはーまぐーりさーん♪」サッサッ
吹雪「…あれ?」
??「…………」チラッチラッ
吹雪(あの門に寄り掛かっている女の人…どうしたんだろ…。何か鎮守府の様子を窺ってるみたいな…)
??「あ、あのすみません」
吹雪「あ、はい!何ですか?」
??「南関東第参鎮守府って言うのは、この建物でよろしいのですか?」
吹雪「ええ、そうですけど…」
??「それとこの鎮守府って、○○って方が提督ではありませんか?」
吹雪「ど、どうしてそれを!?」
??「その方、私の知り合いでしてね」
吹雪「あ、あなたは一体…?」
女友達「あ、私は提督の中学校での同級生で友達なんです」
吹雪「そのお友達の方が…なぜ、こんな所に?」
女友達「んー…そうですね…強いて言うならば…」ウーン
女友達「会いたかったから…かな?」
吹雪「」
女友達「それで、提督にお会いしたいのだけれど―って、聞いてる?」
吹雪「」
女友達「おーい?」
【続く】
―10時、鎮守府正門前―
吹雪「あっさりーしっじみーはーまぐーりさーん♪」サッサッ
吹雪「…あれ?」
??「…………」チラッチラッ
吹雪(あの門に寄り掛かっている女の人…どうしたんだろ…。何か鎮守府の様子を窺ってるみたいな…)
??「あ、あのすみません」
吹雪「あ、はい!何ですか?」
??「南関東第参鎮守府って言うのは、この建物でよろしいのですか?」
吹雪「ええ、そうですけど…」
??「それとこの鎮守府って、○○って方が提督ではありませんか?」
吹雪「ど、どうしてそれを!?」
??「その方、私の知り合いでしてね」
吹雪「あ、あなたは一体…?」
女友達「あ、私は提督の中学校での同級生で友達なんです」
吹雪「そのお友達の方が…なぜ、こんな所に?」
女友達「んー…そうですね…強いて言うならば…」ウーン
女友達「会いたかったから…かな?」
吹雪「」
女友達「それで、提督にお会いしたいのだけれど―って、聞いてる?」
吹雪「」
女友達「おーい?」
【続く】
748: ◆aKZmxL4TCc 2015/03/16(月) 22:02:22.75 ID:v5e/yrls0
【再会】
―執務室―
提督「分かった。じゃあ、1時間後にそっちへ行くから」
明石『よろしくお願いしますねー』
ガチャン
提督「ふぅ…新建造艦は軽巡洋艦か…」
執務妖精「まだ来ていない子っていましたっけー?」
提督「ううむ、まだいたのか…」
コンコン
提督「どうぞー」
吹雪「し、失礼します司令官」ガチャ
提督「どうしたんだ?何か焦ってるみたいだけど」
吹雪「それが、今しがた司令官にお会いしたいとおっしゃる方がいらっしゃいまして…」
提督「誰?」
吹雪「それが、司令官の中学生時代の同級生っておっしゃってまして…」
提督「…んー…誰か来るってアポ取った奴もいないし…。ま、ここまで来たんだから無下に返すわけにもいかんし、通してくれ」
吹雪「は、はい。わかりました!」
パタン
提督「誰だろうか…一体…」
執務妖精(女のニオイがしますねー…)
―数分後―
コンコン
提督「吹雪か?」
吹雪「はい、お客様を連れて参りました!」ガチャ
提督「じゃ、入れてくれ」
吹雪「はい。では、どうぞお入りください」
女友達「失礼します…」
提督「…………あ、え?」
女友達「やっほ、久しぶり♪」
提督「…サキ!?」
サキ「そ、中学時代の友達、サキさんだぞー?」
吹雪(サキ…さん?あだ名かな?それとも名前かな…?)
執務妖精(髪長いなー…)
―執務室―
提督「分かった。じゃあ、1時間後にそっちへ行くから」
明石『よろしくお願いしますねー』
ガチャン
提督「ふぅ…新建造艦は軽巡洋艦か…」
執務妖精「まだ来ていない子っていましたっけー?」
提督「ううむ、まだいたのか…」
コンコン
提督「どうぞー」
吹雪「し、失礼します司令官」ガチャ
提督「どうしたんだ?何か焦ってるみたいだけど」
吹雪「それが、今しがた司令官にお会いしたいとおっしゃる方がいらっしゃいまして…」
提督「誰?」
吹雪「それが、司令官の中学生時代の同級生っておっしゃってまして…」
提督「…んー…誰か来るってアポ取った奴もいないし…。ま、ここまで来たんだから無下に返すわけにもいかんし、通してくれ」
吹雪「は、はい。わかりました!」
パタン
提督「誰だろうか…一体…」
執務妖精(女のニオイがしますねー…)
―数分後―
コンコン
提督「吹雪か?」
吹雪「はい、お客様を連れて参りました!」ガチャ
提督「じゃ、入れてくれ」
吹雪「はい。では、どうぞお入りください」
女友達「失礼します…」
提督「…………あ、え?」
女友達「やっほ、久しぶり♪」
提督「…サキ!?」
サキ「そ、中学時代の友達、サキさんだぞー?」
吹雪(サキ…さん?あだ名かな?それとも名前かな…?)
執務妖精(髪長いなー…)
749: ◆aKZmxL4TCc 2015/03/16(月) 22:13:21.81 ID:v5e/yrls0
提督「何で…お前が…?」
サキ「いやね、中学卒業から一回も会ってないじゃん?だから、どうしてるかなーって」
提督「…なら電話でも…」
サキ「私アンタの番号知らないし」
提督「そういや交換した覚えないな…」
サキ「でしょ?」
提督「…で、何で来たの」
サキ「アンタ中学卒業する時に海軍に入るって言ってたじゃん。それで、アンタがこの鎮守府で提督やってるって言うのを風の便りで聞いて、
んで気になったから来てみた」
提督「そんな突然…来るんなら来るって言ってくれないと、心の準備がだな…」
サキ「それでついでにさ、海軍の事なんてあんまり知らないから、この鎮守府を案内してほしいなーって」
吹雪「」ピクッ
執務妖精(やばいですねーこれはー…)
提督「ああ、その程度なら別に構わんけど…」
執務妖精(バカー!そんな事したら他の艦娘達が色々誤解しちゃうでしょうがよー!)ワチャワチャ
サキ「ところで、この吹雪ちゃん、だっけ?この子も艦娘なの?」
提督「ああ、そうだけど」
サキ「へえ~…これが艦娘…人類の敵"深海棲艦"を倒せる唯一の存在か…」ジロジロ
吹雪「あ、あの…?」
サキ「…ありがとね。私達の事を守ってくれて」
吹雪「え、あ、どうも…」
コンコン
提督「あ、はーい」
加賀「失礼します、提督―あら?」ガチャ
執務妖精(あ、やな予感…)
提督「加賀か、あの書類見つかった?」
加賀「いえ、書物庫にはありませんでした」
提督「じゃあやっぱり、あの戸棚か…まあいいや。ありがとな」
加賀「いえ、お気になさらず。…ところで、この方は?」
提督「ああ、俺の中学時代の同級生で友達の…サキだ」
加賀「サキさん…ですか?その、サキさんがなぜこの鎮守府に?」
提督「どうやら、俺に会いに来たらしい…」
加賀「…会いに来た?」
執務妖精(あ、これヤバい。逃げよう!)ピューン
サキ「いやね、中学卒業から一回も会ってないじゃん?だから、どうしてるかなーって」
提督「…なら電話でも…」
サキ「私アンタの番号知らないし」
提督「そういや交換した覚えないな…」
サキ「でしょ?」
提督「…で、何で来たの」
サキ「アンタ中学卒業する時に海軍に入るって言ってたじゃん。それで、アンタがこの鎮守府で提督やってるって言うのを風の便りで聞いて、
んで気になったから来てみた」
提督「そんな突然…来るんなら来るって言ってくれないと、心の準備がだな…」
サキ「それでついでにさ、海軍の事なんてあんまり知らないから、この鎮守府を案内してほしいなーって」
吹雪「」ピクッ
執務妖精(やばいですねーこれはー…)
提督「ああ、その程度なら別に構わんけど…」
執務妖精(バカー!そんな事したら他の艦娘達が色々誤解しちゃうでしょうがよー!)ワチャワチャ
サキ「ところで、この吹雪ちゃん、だっけ?この子も艦娘なの?」
提督「ああ、そうだけど」
サキ「へえ~…これが艦娘…人類の敵"深海棲艦"を倒せる唯一の存在か…」ジロジロ
吹雪「あ、あの…?」
サキ「…ありがとね。私達の事を守ってくれて」
吹雪「え、あ、どうも…」
コンコン
提督「あ、はーい」
加賀「失礼します、提督―あら?」ガチャ
執務妖精(あ、やな予感…)
提督「加賀か、あの書類見つかった?」
加賀「いえ、書物庫にはありませんでした」
提督「じゃあやっぱり、あの戸棚か…まあいいや。ありがとな」
加賀「いえ、お気になさらず。…ところで、この方は?」
提督「ああ、俺の中学時代の同級生で友達の…サキだ」
加賀「サキさん…ですか?その、サキさんがなぜこの鎮守府に?」
提督「どうやら、俺に会いに来たらしい…」
加賀「…会いに来た?」
執務妖精(あ、これヤバい。逃げよう!)ピューン
750: ◆aKZmxL4TCc 2015/03/16(月) 22:19:31.44 ID:v5e/yrls0
サキ「ねえ、この人は?」
提督「ああ、正規空母の加賀だ。ウチの航空戦力のエースとも言える、頼れるやつだよ」
加賀「…自己紹介が遅れました。航空母艦、加賀です」
サキ「提督の中学時代の同級生、サキです。以後、よろしくお願いしますね」
加賀「…ちなみにお二方はどのような関係で?」
提督「そうだな…友だ―」
サキ「そうですねー…友達以上恋人未満ってトコかな?」
加賀&吹雪「!?」
提督「お、おい!」
サキ「え、どこか間違ってた?」
提督「いや、確かに間違ってはいないけれども―あ」
加賀「提督…どういう事ですか…」ピクピク
吹雪(怒りを必死で抑えてる…。頑張れ理性!)
提督「いや、確かに間違ってはいないけれどもなぁー…って、それは別にどうでもいいじゃないか!」
加賀「…わかりました…。"今は"深く尋ねない事にします」
吹雪(今は…?)
サキ「ふふっ」ニコッ
提督「よ、よし。じゃあ、早速案内するとしますかねぇ」
提督「ああ、正規空母の加賀だ。ウチの航空戦力のエースとも言える、頼れるやつだよ」
加賀「…自己紹介が遅れました。航空母艦、加賀です」
サキ「提督の中学時代の同級生、サキです。以後、よろしくお願いしますね」
加賀「…ちなみにお二方はどのような関係で?」
提督「そうだな…友だ―」
サキ「そうですねー…友達以上恋人未満ってトコかな?」
加賀&吹雪「!?」
提督「お、おい!」
サキ「え、どこか間違ってた?」
提督「いや、確かに間違ってはいないけれども―あ」
加賀「提督…どういう事ですか…」ピクピク
吹雪(怒りを必死で抑えてる…。頑張れ理性!)
提督「いや、確かに間違ってはいないけれどもなぁー…って、それは別にどうでもいいじゃないか!」
加賀「…わかりました…。"今は"深く尋ねない事にします」
吹雪(今は…?)
サキ「ふふっ」ニコッ
提督「よ、よし。じゃあ、早速案内するとしますかねぇ」
751: ◆aKZmxL4TCc 2015/03/16(月) 22:30:03.22 ID:v5e/yrls0
サキ「やたっ♪」
加賀「提督、案内をするのは別に構いませんけど、仕事は誰が片づけるんですか?」
提督「………加賀、頼むわ」
加賀「…見返りは?」
提督「…俺一応上司なのに見返り求めてくるか…。まあいいや、今日の夜、≪居酒屋・鳳翔≫で夕飯奢ってやる」
加賀「いいでしょう。ですが明日はしっかりしてくださいね」
提督「分かってるって」
サキ「提督の仕事ってのも、大変そうだねぇ」
提督「ほっとけ。じゃ、吹雪も行くぞ」
吹雪「えっ、私もですか?」
提督「ああ。この鎮守府には、俺よりも艦娘の方が知ってるような事が多いだろうし、最古参のお前がいれば安心だからな」
吹雪「分かりました。では、ご一緒させていただきますね」
提督「よし、じゃ行くか」
サキ「いえーい♪」
吹雪(この人ノリが軽いようなそんな感じが…)
バタン
加賀「…ハァ。この胸の痛みは、嫉妬…でしょうか」
加賀(この私が、そんな感情を…)
―廊下―
青葉「なーにかネータは無ーいかなっと♪」スタスタ
青葉「おりょ?」
提督「――。―」
サキ「―。―――?」
吹雪「―――。―――」
青葉「司令官が吹雪さんと見慣れない女性と一緒に談笑しながら歩いてる…スクープの予感!」
大和「見慣れない女性が鎮守府にいる!?」
天龍「アイツが知らない女と一緒に鎮守府を周ってる!?」
金剛「テートクがアンノウンなレディーと仲睦まじく歩いていルー!?」
青葉「そこまで言ってはいませんけど…」
【続く】
加賀「提督、案内をするのは別に構いませんけど、仕事は誰が片づけるんですか?」
提督「………加賀、頼むわ」
加賀「…見返りは?」
提督「…俺一応上司なのに見返り求めてくるか…。まあいいや、今日の夜、≪居酒屋・鳳翔≫で夕飯奢ってやる」
加賀「いいでしょう。ですが明日はしっかりしてくださいね」
提督「分かってるって」
サキ「提督の仕事ってのも、大変そうだねぇ」
提督「ほっとけ。じゃ、吹雪も行くぞ」
吹雪「えっ、私もですか?」
提督「ああ。この鎮守府には、俺よりも艦娘の方が知ってるような事が多いだろうし、最古参のお前がいれば安心だからな」
吹雪「分かりました。では、ご一緒させていただきますね」
提督「よし、じゃ行くか」
サキ「いえーい♪」
吹雪(この人ノリが軽いようなそんな感じが…)
バタン
加賀「…ハァ。この胸の痛みは、嫉妬…でしょうか」
加賀(この私が、そんな感情を…)
―廊下―
青葉「なーにかネータは無ーいかなっと♪」スタスタ
青葉「おりょ?」
提督「――。―」
サキ「―。―――?」
吹雪「―――。―――」
青葉「司令官が吹雪さんと見慣れない女性と一緒に談笑しながら歩いてる…スクープの予感!」
大和「見慣れない女性が鎮守府にいる!?」
天龍「アイツが知らない女と一緒に鎮守府を周ってる!?」
金剛「テートクがアンノウンなレディーと仲睦まじく歩いていルー!?」
青葉「そこまで言ってはいませんけど…」
【続く】
752: ◆aKZmxL4TCc 2015/03/16(月) 22:34:10.63 ID:v5e/yrls0
今日はここまでにします。
ギスギス来訪者編は明日も続けますので、よろしくお願いします。
この話に登場させてほしい艦娘の方がいれば、お書きくだされば登場させます。
また、感想等があれば、そちらもどうぞお書きください。
それではまた明日。
一般人を名前付きで登場させるって、ヤバいですかね?(ちなみにサキは現実の人物とは一切関係ありません)
ギスギス来訪者編は明日も続けますので、よろしくお願いします。
この話に登場させてほしい艦娘の方がいれば、お書きくだされば登場させます。
また、感想等があれば、そちらもどうぞお書きください。
それではまた明日。
一般人を名前付きで登場させるって、ヤバいですかね?(ちなみにサキは現実の人物とは一切関係ありません)
762: ◆aKZmxL4TCc 2015/03/17(火) 21:47:05.43 ID:qzhc46Fz0
【来訪者の見学~道中】
―廊下―
提督「さてと…どこから案内するかね…どこか見たいところとかあるか?」
サキ「えー…私海軍の事なんてなんにも知らないから、どこに何があるのかなんて分からないんだけど…」
提督「そりゃそうか…」
吹雪「でしたら、無難にまず食堂とかから…」
榛名「あれ、提督?」
提督「あ、榛名か」
榛名「丁度良かったです。昨日の出撃の報告書を出そうと…って、そちらの女性は?」
提督「ああ、俺の中学時代の同級生の、サキって人だよ」
サキ「初めまして、サキです」
榛名「あ、こちらこそ。榛名と申します。どうぞよろしくお願いします」ペコリ
榛名(ん?サキ?それって苗字?それとも名前?はたまたあだ名?だとしたら、提督はこの方とそれなりに密な関係を持ってるって事で…)モンモン
提督「あの…榛名…?」
榛名(密な関係って…密な関係って…それってもしかして…相思相愛!?)ハッ
サキ「榛名さん?どうしたんですか?」
榛名(もしそうだとしたら…もしそうだとしたら…榛名はもう…大丈夫でないどころか…闇に堕ちてしまいそうで…!!)
吹雪(これは…まずいですね…)
榛名「…榛名は…大丈夫です…!」フルフル
提督「い、いや…大丈夫そうには見えないんだが…」
吹雪「し、司令官!私達は行きましょう!おそらくサキさんも長居はできないでしょうから!榛名さん、報告書は執務室の加賀さんに出してください!」
榛名「…了解しました…」
吹雪「さあさあ司令官、サキさん!行きましょう!」
提督「お、おう」
サキ「うん、じゃあそうしようか」
吹雪「じゃあ榛名さん!また!」
榛名「波動砲とか撃てそうです…」
霧島「!?」
【続く】
―廊下―
提督「さてと…どこから案内するかね…どこか見たいところとかあるか?」
サキ「えー…私海軍の事なんてなんにも知らないから、どこに何があるのかなんて分からないんだけど…」
提督「そりゃそうか…」
吹雪「でしたら、無難にまず食堂とかから…」
榛名「あれ、提督?」
提督「あ、榛名か」
榛名「丁度良かったです。昨日の出撃の報告書を出そうと…って、そちらの女性は?」
提督「ああ、俺の中学時代の同級生の、サキって人だよ」
サキ「初めまして、サキです」
榛名「あ、こちらこそ。榛名と申します。どうぞよろしくお願いします」ペコリ
榛名(ん?サキ?それって苗字?それとも名前?はたまたあだ名?だとしたら、提督はこの方とそれなりに密な関係を持ってるって事で…)モンモン
提督「あの…榛名…?」
榛名(密な関係って…密な関係って…それってもしかして…相思相愛!?)ハッ
サキ「榛名さん?どうしたんですか?」
榛名(もしそうだとしたら…もしそうだとしたら…榛名はもう…大丈夫でないどころか…闇に堕ちてしまいそうで…!!)
吹雪(これは…まずいですね…)
榛名「…榛名は…大丈夫です…!」フルフル
提督「い、いや…大丈夫そうには見えないんだが…」
吹雪「し、司令官!私達は行きましょう!おそらくサキさんも長居はできないでしょうから!榛名さん、報告書は執務室の加賀さんに出してください!」
榛名「…了解しました…」
吹雪「さあさあ司令官、サキさん!行きましょう!」
提督「お、おう」
サキ「うん、じゃあそうしようか」
吹雪「じゃあ榛名さん!また!」
榛名「波動砲とか撃てそうです…」
霧島「!?」
【続く】
763: ◆aKZmxL4TCc 2015/03/17(火) 21:59:23.13 ID:qzhc46Fz0
【来訪者の見学~食堂~】>>2レス続きます
―食堂―
提督「でまあ、食堂についたわけだけど」
サキ「随分と広いねぇ」
吹雪「この鎮守府には100人を超える艦娘が所属していますし、その100人が一斉に食事を摂るのですからこれぐらいの広さは無ければ」
サキ「…それにしても、何だかいい匂いがするね…」
提督「そうだな…この匂いは…」
瑞鳳「あれ、提督?」
提督「ああ、瑞鳳か。って事は、この匂いは卵焼きか?」
瑞鳳「うん、そうだけど」
鳳翔「あら、提督。ごきげんよう」
提督「鳳翔さんもいらっしゃったんですか。こんにちは」
瑞鳳「…ところで提督」
鳳翔「…その方は?」
提督「ああ、俺の中学時代の同級生、サキです」
サキ「サキです。よろしくお願いしますね」ニコッ
瑞鳳「へぇ~…」ギラリ
鳳翔「そうなんですか…」ギラリ
提督(何だ何だ…。突然目つきが鋭くなった…)
瑞鳳(おそらく、こんな鎮守府を訪ねてまで提督に会いに来たって事は、提督とはそれなりに付き合いが深い人のはず…)
鳳翔(ならば…)
瑞鳳&鳳翔(若いうちに摘んでおかないと)
瑞鳳「あ、そうだ。私卵焼き作ったんですけど、よろしかったら食べますか?」
サキ「え、いいんですか?ありがとうございます。私卵焼き好きなんですよね」
瑞鳳「ではすぐに持ってきますので、待っててくださいね~」スタスタ
鳳翔「では、私はお茶を淹れましょうかねぇ~…」スタスタ
サキ「艦娘にも料理ができる人っているんだね?」
提督「俺はそれに対してもう違和感感じなくなったな…」
提督(瑞鳳と鳳翔、なんか変な感じだったけど…大丈夫かな…)
吹雪「…ちょっと様子見てきますね」タタタ
瑞鳳「卵焼きの中に唐辛子を混ぜて…」
吹雪「やめてくださいよ!」
鳳翔「緑茶の茶葉とコーヒーの粉末をブレンドして…」
吹雪「美味しかったら流行るでしょうけど今はやめてください!」
―食堂―
提督「でまあ、食堂についたわけだけど」
サキ「随分と広いねぇ」
吹雪「この鎮守府には100人を超える艦娘が所属していますし、その100人が一斉に食事を摂るのですからこれぐらいの広さは無ければ」
サキ「…それにしても、何だかいい匂いがするね…」
提督「そうだな…この匂いは…」
瑞鳳「あれ、提督?」
提督「ああ、瑞鳳か。って事は、この匂いは卵焼きか?」
瑞鳳「うん、そうだけど」
鳳翔「あら、提督。ごきげんよう」
提督「鳳翔さんもいらっしゃったんですか。こんにちは」
瑞鳳「…ところで提督」
鳳翔「…その方は?」
提督「ああ、俺の中学時代の同級生、サキです」
サキ「サキです。よろしくお願いしますね」ニコッ
瑞鳳「へぇ~…」ギラリ
鳳翔「そうなんですか…」ギラリ
提督(何だ何だ…。突然目つきが鋭くなった…)
瑞鳳(おそらく、こんな鎮守府を訪ねてまで提督に会いに来たって事は、提督とはそれなりに付き合いが深い人のはず…)
鳳翔(ならば…)
瑞鳳&鳳翔(若いうちに摘んでおかないと)
瑞鳳「あ、そうだ。私卵焼き作ったんですけど、よろしかったら食べますか?」
サキ「え、いいんですか?ありがとうございます。私卵焼き好きなんですよね」
瑞鳳「ではすぐに持ってきますので、待っててくださいね~」スタスタ
鳳翔「では、私はお茶を淹れましょうかねぇ~…」スタスタ
サキ「艦娘にも料理ができる人っているんだね?」
提督「俺はそれに対してもう違和感感じなくなったな…」
提督(瑞鳳と鳳翔、なんか変な感じだったけど…大丈夫かな…)
吹雪「…ちょっと様子見てきますね」タタタ
瑞鳳「卵焼きの中に唐辛子を混ぜて…」
吹雪「やめてくださいよ!」
鳳翔「緑茶の茶葉とコーヒーの粉末をブレンドして…」
吹雪「美味しかったら流行るでしょうけど今はやめてください!」
764: ◆aKZmxL4TCc 2015/03/17(火) 22:07:33.59 ID:qzhc46Fz0
―数分後―
サキ「美味しいです!卵焼きもお茶も!」
瑞鳳「そ、そうですか?」
鳳翔「お茶ぐらいで、そんな…ありがとうございますね」
サキ「いや、2人ともその道のベテランって感じがするくらい美味しいです!」キラキラ
瑞鳳「そ、そこまで褒められると…///」テレテレ
鳳翔「正直…恥ずかしいですね…///」
提督(大丈夫…なのか?)
提督「じゃ、そろそろ移動するか」
サキ「あ、そうだね」
吹雪「では、私達は失礼しますね」
瑞鳳「うん、それじゃ!」
鳳翔「ではまた、お会いする機会があれば」
サキ「はい!ご馳走様でした!」
サキ「ねえ、提督。あのお茶を出してくれた髪の長い人って、何歳なの?」
提督「……お前には何歳に見える?」
サキ「大体、30代前半くらい?」
提督「……それ、あの人の前で言わなくてよかったな」
吹雪「多分…消されるでしょうからね…」
サキ「?」
鳳翔「…何だか…私の事をおばさん呼ばわりしているような感じがします…」
瑞鳳「?」
【続く】
サキ「美味しいです!卵焼きもお茶も!」
瑞鳳「そ、そうですか?」
鳳翔「お茶ぐらいで、そんな…ありがとうございますね」
サキ「いや、2人ともその道のベテランって感じがするくらい美味しいです!」キラキラ
瑞鳳「そ、そこまで褒められると…///」テレテレ
鳳翔「正直…恥ずかしいですね…///」
提督(大丈夫…なのか?)
提督「じゃ、そろそろ移動するか」
サキ「あ、そうだね」
吹雪「では、私達は失礼しますね」
瑞鳳「うん、それじゃ!」
鳳翔「ではまた、お会いする機会があれば」
サキ「はい!ご馳走様でした!」
サキ「ねえ、提督。あのお茶を出してくれた髪の長い人って、何歳なの?」
提督「……お前には何歳に見える?」
サキ「大体、30代前半くらい?」
提督「……それ、あの人の前で言わなくてよかったな」
吹雪「多分…消されるでしょうからね…」
サキ「?」
鳳翔「…何だか…私の事をおばさん呼ばわりしているような感じがします…」
瑞鳳「?」
【続く】
765: ◆aKZmxL4TCc 2015/03/17(火) 22:23:03.20 ID:qzhc46Fz0
【来訪者の見学~入渠ドック~】>>2レス続きます
―入渠ドック―
提督「ここは入渠ドック」
サキ「入渠って?」
吹雪「簡単に言えば、傷ついた艦娘の損傷を治すところですね。中はお風呂みたいな感じになってます」
サキ「へぇ~…」
提督「…って、あの休憩所の奴…」
足柄「プハーッ!やっぱり入渠の後の牛乳は最高よね!」
提督(やばい…この状況を見られるとヤバい奴だ…)
サキ「あの人は?」
提督「重巡洋艦の足柄だ。昨日の夜の出撃でひどい傷を喰らってな、約10時間の入渠だったんだ」
足柄「あら?」
吹雪(あ、ロックオンされた…)
足柄「ごきげんよう、提督!」
提督「おう、どうだ傷の具合は」
足柄「もうすっかり治ったわよ!流石は妖精さんの力ね!」
提督「すまなかったな。昨夜は無茶な作戦に出しちまって…」
足柄「大丈夫だって!でも、次からは気を付けてね?私は砲雷撃が好きだけど、あまり無茶な作戦は嫌だから…」
提督「ああ、分かった」
足柄「ところで…そちらの女性は?」
提督「ああ、元同級生の―」
サキ「提督の元同級生のサキです。よろしく」ダキッ
足柄&吹雪「!?」
提督「ちょっ、なぜ腕に抱き付くんだ!?」
サキ「いや、何か気分で。普通に自己紹介を繰り返すのも何だかアレだし、ちょっと気分を変えようかと」
提督「だからって、コイツの前では…」
足柄「あ…あうあ…」ピクピク
吹雪(やっぱり…)
足柄(腕に抱き付く→それなりに深い関係→友達or恋人→友達の場合この後進展するかもしれない→友達だろうが恋人だろうがどのみち提督は結婚する→
どうあがいても足柄はハッピーにはなれない)
足柄「ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…」ガクッ
提督「足柄!?たて…立て…!立つんだ足柄ー!!」
足柄「燃えたよ…燃え尽きた…」
サキ「…何コレ?」
吹雪「…いつもの茶番ですので、お気になさらず」
―入渠ドック―
提督「ここは入渠ドック」
サキ「入渠って?」
吹雪「簡単に言えば、傷ついた艦娘の損傷を治すところですね。中はお風呂みたいな感じになってます」
サキ「へぇ~…」
提督「…って、あの休憩所の奴…」
足柄「プハーッ!やっぱり入渠の後の牛乳は最高よね!」
提督(やばい…この状況を見られるとヤバい奴だ…)
サキ「あの人は?」
提督「重巡洋艦の足柄だ。昨日の夜の出撃でひどい傷を喰らってな、約10時間の入渠だったんだ」
足柄「あら?」
吹雪(あ、ロックオンされた…)
足柄「ごきげんよう、提督!」
提督「おう、どうだ傷の具合は」
足柄「もうすっかり治ったわよ!流石は妖精さんの力ね!」
提督「すまなかったな。昨夜は無茶な作戦に出しちまって…」
足柄「大丈夫だって!でも、次からは気を付けてね?私は砲雷撃が好きだけど、あまり無茶な作戦は嫌だから…」
提督「ああ、分かった」
足柄「ところで…そちらの女性は?」
提督「ああ、元同級生の―」
サキ「提督の元同級生のサキです。よろしく」ダキッ
足柄&吹雪「!?」
提督「ちょっ、なぜ腕に抱き付くんだ!?」
サキ「いや、何か気分で。普通に自己紹介を繰り返すのも何だかアレだし、ちょっと気分を変えようかと」
提督「だからって、コイツの前では…」
足柄「あ…あうあ…」ピクピク
吹雪(やっぱり…)
足柄(腕に抱き付く→それなりに深い関係→友達or恋人→友達の場合この後進展するかもしれない→友達だろうが恋人だろうがどのみち提督は結婚する→
どうあがいても足柄はハッピーにはなれない)
足柄「ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…」ガクッ
提督「足柄!?たて…立て…!立つんだ足柄ー!!」
足柄「燃えたよ…燃え尽きた…」
サキ「…何コレ?」
吹雪「…いつもの茶番ですので、お気になさらず」
766: ◆aKZmxL4TCc 2015/03/17(火) 22:32:24.34 ID:qzhc46Fz0
那智「む、どうしたんだ司令官、足柄」
提督「あ、那智か。って、那智は昨夜傷を負ってなかったはずだけど…」
那智「いや、私は隣の浴場に入っていたんだ」
提督「まったく…」
那智「ときに貴様、そこの女性は誰だ?」
提督「あ―」
サキ「提督の中学時代の同級生、サキです!」ダキッ
提督「…だよ」
那智「…ほう。私は那智。よろしく頼む」
サキ「はい!」
那智(…ううむ…この司令官に多分人生の伴侶となり得る女性がいたとは…驚きだな…)ジロジロ
サキ「?」
那智(容姿も申し分ない。性格は少々明る過ぎと言った感じだが、大丈夫そうだな。ならば私は、何も言う事は無い。司令官を快く祝福するまでだ)
提督「あー、那智。いいか?」
那智「どうした?」
提督「ちょっと、足柄頼んでいいか?」
足柄「」チーン
那智「…大体の事情は分かった」
提督「よし、じゃサキ、吹雪。行くぞ?」
サキ「はーい」
吹雪「分かりました!」
提督「じゃあな那智!また、いつか一緒に飲もうな?」
那智「ああ、楽しみにしてるぞ?」
那智(しかしなぜだろうか…アイツが幸せになる事に不快な感じは抱かないのだが…なぜ、胸が痛む?)
【続く】
提督「あ、那智か。って、那智は昨夜傷を負ってなかったはずだけど…」
那智「いや、私は隣の浴場に入っていたんだ」
提督「まったく…」
那智「ときに貴様、そこの女性は誰だ?」
提督「あ―」
サキ「提督の中学時代の同級生、サキです!」ダキッ
提督「…だよ」
那智「…ほう。私は那智。よろしく頼む」
サキ「はい!」
那智(…ううむ…この司令官に多分人生の伴侶となり得る女性がいたとは…驚きだな…)ジロジロ
サキ「?」
那智(容姿も申し分ない。性格は少々明る過ぎと言った感じだが、大丈夫そうだな。ならば私は、何も言う事は無い。司令官を快く祝福するまでだ)
提督「あー、那智。いいか?」
那智「どうした?」
提督「ちょっと、足柄頼んでいいか?」
足柄「」チーン
那智「…大体の事情は分かった」
提督「よし、じゃサキ、吹雪。行くぞ?」
サキ「はーい」
吹雪「分かりました!」
提督「じゃあな那智!また、いつか一緒に飲もうな?」
那智「ああ、楽しみにしてるぞ?」
那智(しかしなぜだろうか…アイツが幸せになる事に不快な感じは抱かないのだが…なぜ、胸が痛む?)
【続く】
767: ◆aKZmxL4TCc 2015/03/17(火) 22:43:15.77 ID:qzhc46Fz0
【来訪者の見学~工廠~】
提督「ああ、そうだった。新造艦ができたから明石に呼ばれてるんだった」
サキ「?」
吹雪「じゃあ、次は工廠に行きますか」
提督「ああ、そうしよう」
―工廠―
提督「すまんな、明石」
明石「いえいえ、時間通りですよ―って、その女性は?」
サキ「初めまして、提督の中学時代の同級生のサキです!」ペコリ
明石「ええ、こちらこそ。私は工廠責任者兼≪万屋・明石≫の店長兼工作艦の明石です」
サキ「えっと…どれが本業?」
明石「…どれでしょうね?」
提督「それくらい把握しとけ!」
明石「工廠の見学ですか?」
サキ「はい」
明石「ここはですね、艦娘に装備する艤装を開発したり、新たな戦力となる艦娘を建造したり、結構重要な所ですよ?」
サキ「…艦娘を建造って…どういう意味?」
提督「俺にもわからん。そう言えば、新造艦はどこに?」
明石「あ、あちらに」
鬼怒「きたきたぁ!鬼怒、いよいよ到着しましたよ!」
提督「鬼怒って言うのか。俺は提督、よろしく頼む」
鬼怒「あ、よろしくお願いしまーす!って、およそ海軍の人とは思えないような女性が…。もしかして彼女!?」
提督「いや、そう言うんじゃ―」
サキ「あははは、そんなんじゃありませんよー」
提督「…ああ、そうだな」
吹雪「…?」
明石(においますね…)
鬼怒「?」
【続く】
提督「ああ、そうだった。新造艦ができたから明石に呼ばれてるんだった」
サキ「?」
吹雪「じゃあ、次は工廠に行きますか」
提督「ああ、そうしよう」
―工廠―
提督「すまんな、明石」
明石「いえいえ、時間通りですよ―って、その女性は?」
サキ「初めまして、提督の中学時代の同級生のサキです!」ペコリ
明石「ええ、こちらこそ。私は工廠責任者兼≪万屋・明石≫の店長兼工作艦の明石です」
サキ「えっと…どれが本業?」
明石「…どれでしょうね?」
提督「それくらい把握しとけ!」
明石「工廠の見学ですか?」
サキ「はい」
明石「ここはですね、艦娘に装備する艤装を開発したり、新たな戦力となる艦娘を建造したり、結構重要な所ですよ?」
サキ「…艦娘を建造って…どういう意味?」
提督「俺にもわからん。そう言えば、新造艦はどこに?」
明石「あ、あちらに」
鬼怒「きたきたぁ!鬼怒、いよいよ到着しましたよ!」
提督「鬼怒って言うのか。俺は提督、よろしく頼む」
鬼怒「あ、よろしくお願いしまーす!って、およそ海軍の人とは思えないような女性が…。もしかして彼女!?」
提督「いや、そう言うんじゃ―」
サキ「あははは、そんなんじゃありませんよー」
提督「…ああ、そうだな」
吹雪「…?」
明石(においますね…)
鬼怒「?」
【続く】
768: ◆aKZmxL4TCc 2015/03/17(火) 22:57:14.62 ID:qzhc46Fz0
【来訪者の見学~空母練習場~】
―昼食挟んで廊下―
サキ「お昼ご飯まで食べちゃって、迷惑だったかな?」トコトコ
提督「いや、そんな事は無いよ」スタスタ
サキ「でもなんか、他の人たちが何かこっちを見てヒソヒソ話してたから…」
吹雪(それは多分他の要因があるんじゃ…)テクテク
サキ「ところで、あの弓道場みたいな場所は?」
提督「ああ、あそこは空母の練習場だよ。見ていくか?」
サキ「じゃあそうしよっかなー?」
―空母練習場―
提督「よう、蒼龍」
蒼龍「あ、提督。こんにちは」
提督「昼食に来なかったのは、ひょっとして練習に打ち込んでいて気付かなかったからか?」
蒼龍「え?あ、もうこんな時間!どうしよう、昼ごはん残ってるかな?」
提督「多分、間宮さんに言えば軽いモノでも作ってやれると思うけど…」
蒼龍「そっか、よかった…そう言えば、その女の方は?」
提督「俺の友達のサキ」
サキ「ちょっと紹介が雑になってない?」
提督「気にするな」
蒼龍「へー、提督に女の友達なんていたんだ」
提督「何だその言い方は」
蒼龍「いや、意外だなーって」
提督「女の友達…そうだよな…」
蒼龍「…え?」
蒼龍(え、何この反応。何、提督とこの人との間にどんな関係が!?)
提督「蒼龍、食堂へ行くか?」
蒼龍「え、い、いいや。私はもうちょっとここで練習してようかなーって…」
提督「そうか、じゃ」
サキ「失礼しますね」
吹雪「…頑張ってくださいね」
蒼龍「…うん」
蒼龍(提督のあの反応…もしかしてサキさんはただの友達じゃない…?まさか提督…)キリキリ
流星妖精「ちょちょっと蒼龍さん!壁、壁!どこに向けて撃とうとしてるんですか!?ぶつかっちゃいますって!」
蒼龍(提督…もしかしてあの人と進展していって最後には結婚するのかな…?だとしたら…何か嫌だなぁ…)
流星妖精「タンマタンマ!死ぬ!私死んじゃいますから!撃たないでええええええええええ!!!」
【続く】
―昼食挟んで廊下―
サキ「お昼ご飯まで食べちゃって、迷惑だったかな?」トコトコ
提督「いや、そんな事は無いよ」スタスタ
サキ「でもなんか、他の人たちが何かこっちを見てヒソヒソ話してたから…」
吹雪(それは多分他の要因があるんじゃ…)テクテク
サキ「ところで、あの弓道場みたいな場所は?」
提督「ああ、あそこは空母の練習場だよ。見ていくか?」
サキ「じゃあそうしよっかなー?」
―空母練習場―
提督「よう、蒼龍」
蒼龍「あ、提督。こんにちは」
提督「昼食に来なかったのは、ひょっとして練習に打ち込んでいて気付かなかったからか?」
蒼龍「え?あ、もうこんな時間!どうしよう、昼ごはん残ってるかな?」
提督「多分、間宮さんに言えば軽いモノでも作ってやれると思うけど…」
蒼龍「そっか、よかった…そう言えば、その女の方は?」
提督「俺の友達のサキ」
サキ「ちょっと紹介が雑になってない?」
提督「気にするな」
蒼龍「へー、提督に女の友達なんていたんだ」
提督「何だその言い方は」
蒼龍「いや、意外だなーって」
提督「女の友達…そうだよな…」
蒼龍「…え?」
蒼龍(え、何この反応。何、提督とこの人との間にどんな関係が!?)
提督「蒼龍、食堂へ行くか?」
蒼龍「え、い、いいや。私はもうちょっとここで練習してようかなーって…」
提督「そうか、じゃ」
サキ「失礼しますね」
吹雪「…頑張ってくださいね」
蒼龍「…うん」
蒼龍(提督のあの反応…もしかしてサキさんはただの友達じゃない…?まさか提督…)キリキリ
流星妖精「ちょちょっと蒼龍さん!壁、壁!どこに向けて撃とうとしてるんですか!?ぶつかっちゃいますって!」
蒼龍(提督…もしかしてあの人と進展していって最後には結婚するのかな…?だとしたら…何か嫌だなぁ…)
流星妖精「タンマタンマ!死ぬ!私死んじゃいますから!撃たないでええええええええええ!!!」
【続く】
769: ◆aKZmxL4TCc 2015/03/17(火) 23:03:46.44 ID:qzhc46Fz0
【別れ】>>2レス以上続きます
―夕方、鎮守府正門―
サキ「今日はありがとね。突然来ちゃって、しかも案内までしてくれて」
提督「ああ、別にいいって事よ。じゃあまた、いつか会う機会があれば」
サキ「うん。連絡先も交換したし。それじゃあね」
提督「ああ、じゃあな」
スタスタ
提督「…さてと…執務室に戻るか」
―執務室―
提督「ただいまー」
加賀「…お帰りなさい」
提督「すまんな。突然仕事押し付けちゃって」
加賀「その分、今夜の夕食は弾んでくださいね」
提督「はいはい」
加賀「…サキさん、お帰りになられましたか」
提督「…ああ。帰ったよ」
加賀「…ちなみに提督」
提督「何だ?」
加賀「あの方とは、どういった関係なんですか」
提督「…ただの友達…ってだけじゃ納得しないよな」
加賀「当然です」
提督「…やっぱりか」
加賀「私だけではありません。恐らく、この鎮守府のほとんどの艦娘達が、真意を求めているでしょう」
提督「仕方ないな…言うしかないか。これは相当恥ずかしいんだけど…」
加賀「?」
提督「アイツはな…」
加賀「……」
―夕方、鎮守府正門―
サキ「今日はありがとね。突然来ちゃって、しかも案内までしてくれて」
提督「ああ、別にいいって事よ。じゃあまた、いつか会う機会があれば」
サキ「うん。連絡先も交換したし。それじゃあね」
提督「ああ、じゃあな」
スタスタ
提督「…さてと…執務室に戻るか」
―執務室―
提督「ただいまー」
加賀「…お帰りなさい」
提督「すまんな。突然仕事押し付けちゃって」
加賀「その分、今夜の夕食は弾んでくださいね」
提督「はいはい」
加賀「…サキさん、お帰りになられましたか」
提督「…ああ。帰ったよ」
加賀「…ちなみに提督」
提督「何だ?」
加賀「あの方とは、どういった関係なんですか」
提督「…ただの友達…ってだけじゃ納得しないよな」
加賀「当然です」
提督「…やっぱりか」
加賀「私だけではありません。恐らく、この鎮守府のほとんどの艦娘達が、真意を求めているでしょう」
提督「仕方ないな…言うしかないか。これは相当恥ずかしいんだけど…」
加賀「?」
提督「アイツはな…」
加賀「……」
770: ◆aKZmxL4TCc 2015/03/17(火) 23:17:00.93 ID:qzhc46Fz0
提督「…俺が中学時代に好き"だった"奴だよ」
加賀「…え」
提督「…今は、ただの友達だよ」
加賀「…どういう事ですか」
提督「…出会いは音楽の授業だっけか。たまたま隣に座って、必死にリコーダーを吹いているあいつが可笑しくって笑ってたら、
コノヤローってあっちが反撃してきて」
加賀「………」
提督「そこから、互いに話すようになってきて、いつの間にか俺はそいつの事が好きになったんだ」
加賀「………」
提督「そして卒業する時に、意を決して告白したんだ」
加賀「……その返事は?」
提督「…その時には返ってこなかった。ただ、『嬉しいよ』って言ってたんだ」
加賀「………」
提督「そして、ずっと返ってこなかった。よく、『沈黙は肯定とみなす』って言うけど、これは違うと俺は思った。つまり、俺はフラれたんだよ」
加賀「……ご愁傷様です」
提督「どーも。でだ、フラれたと言う事がわかったら、アイツが好きだったって言う感情も冷めた。それ以来、俺はそいつが"ただの友達"になった」
加賀「…そうでしたか」
提督「だから安心しろ。俺とサキに、お前達が考えているような関係は無い。現に、アイツにはもう別の彼氏がいる」
加賀「…そうでしたか」
提督「いい気なもんだよな。振った女が、振られた側の男に会いに来るなんて。こっちがあまり会いたくないって気持ちも知らず」
加賀「………」
提督「ちなみに、お前達がサキを邪険にしてたのは気づいてた」
加賀「気づかれていたんですか…」
提督「ああ。あまり、嫉妬深い感情を表に出さない方がいいぞ」
加賀「そうですね…」
提督「でもま、誰かに話せた事でやっと吹っ切れたよ。ありがとうな、加賀」
加賀「そんな私は…何も…」
提督「いや、話を聞いてくれただけでも嬉しいさ」
771: ◆aKZmxL4TCc 2015/03/17(火) 23:21:53.50 ID:qzhc46Fz0
加賀「…提督」
提督「ん?」
加賀「…今日の夕飯、≪居酒屋・鳳翔≫で提督の奢りって話でしたよね」
提督「ああ、そうだったな」
加賀「…割り勘にしましょう」
提督「…どうした、急に」
加賀「…何だか、私が頑張らなければならないな、と」
提督「?」
那智「そうか…司令官とサキとやらはそんなに深い関係ではなかったのか」
足柄「よかった…」
鳳翔「ちょっと、ホッとしましたね…」
蒼龍「なんだ…杞憂だったか…」
明石「よかったなーと思う反面残念だなーとも」
吹雪「何にせよ、これで明日からは心配なく頑張れますね」
瑞鳳「そうだね!」
全員(つまりこれで提督はフリーって事に…!)
さらなる波乱が起きるかもしれないし起きないかもしれない。
【END】
提督「ん?」
加賀「…今日の夕飯、≪居酒屋・鳳翔≫で提督の奢りって話でしたよね」
提督「ああ、そうだったな」
加賀「…割り勘にしましょう」
提督「…どうした、急に」
加賀「…何だか、私が頑張らなければならないな、と」
提督「?」
那智「そうか…司令官とサキとやらはそんなに深い関係ではなかったのか」
足柄「よかった…」
鳳翔「ちょっと、ホッとしましたね…」
蒼龍「なんだ…杞憂だったか…」
明石「よかったなーと思う反面残念だなーとも」
吹雪「何にせよ、これで明日からは心配なく頑張れますね」
瑞鳳「そうだね!」
全員(つまりこれで提督はフリーって事に…!)
さらなる波乱が起きるかもしれないし起きないかもしれない。
【END】
780: ◆aKZmxL4TCc 2015/03/18(水) 22:04:00.76 ID:nKvs1NfQ0
【本気】
―昼、執務室―
提督「すまなかったな、木曾」
球磨「クマ~離すクマ~…」
木曾「ったく…また電気カーペットで昼寝とは…」
(球磨の首根っこを掴む木曾の図)
球磨「そんな事言われても、心地よかったんだから仕方ないクマ」
木曾「んな事言ったって、ここは提督の部屋だぞ?提督が部屋で真面目に仕事してる横で、姉ちゃんは横でのんべんだらりと昼寝かよ。恥ずかしくないのか」
提督「…木曾…お前ってヤツは…」
球磨「ムー…」
提督「…と言うかぶっちゃけ、球磨って本当に木曾とかの姉なのか?」
球磨「なっ、それはつまり私に姉としての貫録が無いとでもいうのかクマ!?」
提督「うん」
球磨「クッ…そんなあっさりと…」
提督「だってお前よく木曾に怒られたりするし、妹の多摩とよくケンカするし、食事は全部魚系で栄養バランス粉々だし…」
球磨「ぐっ…否定できないクマ…!」
提督「しかもお前、妹の北上と大井からもナメられてるじゃないの」
球磨「それは、分け隔てなく接する事が出来ていると言ってほしいクマ!」
提督「隔てなさすぎだろ」
木曾「そう言えばそうだな…俺、こんなのの妹だったのか…再認識して何かがっかりした…」
球磨「こんなの!?」
提督「確かに…木曾の方が何か多摩とかレ…ゴホッ。北上と大井よりも年上っぽいよなぁ…。もう木曾が姉でいいんじゃね?」
木曾「ホ、ホントか!」
球磨「…いい加減にしろぉぉぉぉぉ!!!」
提督&木曾「!?」
球磨「さっきっから聞いてりゃ、私の事を姉じゃないだのナメられてるだのと…!テメェらの方こそナメてんじゃねぇのか!?」
提督&木曾「」
球磨「こちとら妹達の健康状態、人間関係、その他もろもろを熟知してんだぞ!しかも、出撃や遠征の時は随伴艦の損傷状況だの疲労状態だのを、
毎回毎回毎回毎回毎回毎回管理してんだぞぉ!その影の功績はテメェらには分からねぇだろうがなぁ!!!」
提督&木曾「」
球磨「と!に!か!く!今後一切私が姉じゃないだの精神年齢が低いだのと抜かすんじゃねぇぞ!もし言ったら、そいつを海の藻屑にしてやる…!」
提督&木曾「」
球磨「分かったか!返事は、か・し・こ・ま・り・ま・し・た、だ!分かったか!?」
提督&木曾「分かりました」ドゲザ
球磨「ったく!」
バタン
提督&木曾「………………………………………………………………………え?」
【END】
―昼、執務室―
提督「すまなかったな、木曾」
球磨「クマ~離すクマ~…」
木曾「ったく…また電気カーペットで昼寝とは…」
(球磨の首根っこを掴む木曾の図)
球磨「そんな事言われても、心地よかったんだから仕方ないクマ」
木曾「んな事言ったって、ここは提督の部屋だぞ?提督が部屋で真面目に仕事してる横で、姉ちゃんは横でのんべんだらりと昼寝かよ。恥ずかしくないのか」
提督「…木曾…お前ってヤツは…」
球磨「ムー…」
提督「…と言うかぶっちゃけ、球磨って本当に木曾とかの姉なのか?」
球磨「なっ、それはつまり私に姉としての貫録が無いとでもいうのかクマ!?」
提督「うん」
球磨「クッ…そんなあっさりと…」
提督「だってお前よく木曾に怒られたりするし、妹の多摩とよくケンカするし、食事は全部魚系で栄養バランス粉々だし…」
球磨「ぐっ…否定できないクマ…!」
提督「しかもお前、妹の北上と大井からもナメられてるじゃないの」
球磨「それは、分け隔てなく接する事が出来ていると言ってほしいクマ!」
提督「隔てなさすぎだろ」
木曾「そう言えばそうだな…俺、こんなのの妹だったのか…再認識して何かがっかりした…」
球磨「こんなの!?」
提督「確かに…木曾の方が何か多摩とかレ…ゴホッ。北上と大井よりも年上っぽいよなぁ…。もう木曾が姉でいいんじゃね?」
木曾「ホ、ホントか!」
球磨「…いい加減にしろぉぉぉぉぉ!!!」
提督&木曾「!?」
球磨「さっきっから聞いてりゃ、私の事を姉じゃないだのナメられてるだのと…!テメェらの方こそナメてんじゃねぇのか!?」
提督&木曾「」
球磨「こちとら妹達の健康状態、人間関係、その他もろもろを熟知してんだぞ!しかも、出撃や遠征の時は随伴艦の損傷状況だの疲労状態だのを、
毎回毎回毎回毎回毎回毎回管理してんだぞぉ!その影の功績はテメェらには分からねぇだろうがなぁ!!!」
提督&木曾「」
球磨「と!に!か!く!今後一切私が姉じゃないだの精神年齢が低いだのと抜かすんじゃねぇぞ!もし言ったら、そいつを海の藻屑にしてやる…!」
提督&木曾「」
球磨「分かったか!返事は、か・し・こ・ま・り・ま・し・た、だ!分かったか!?」
提督&木曾「分かりました」ドゲザ
球磨「ったく!」
バタン
提督&木曾「………………………………………………………………………え?」
【END】
781: ◆aKZmxL4TCc 2015/03/18(水) 22:23:39.24 ID:nKvs1NfQ0
【正規空母には】
―工廠―
祥鳳「ありがとうございます。これなら、正規空母にだって負けません!」
飛鷹「よし、これなら正規空母並みの戦力を発揮できます!やるわ♪」
千代田「ありがとう!これなら、正規空母並みよね!」
飛龍「よしっ、これなら一航戦にも負けませんねっ」
龍驤「ありがとう♪これで、赤城や加賀に負けないかな?って……そりゃ無理か、あはははは……」
―夕方、空母寮・談話室―
加賀「…あの、皆さん」
祥鳳「はい?」
加賀「なぜ、艦載機を替える時、私達正規空母、または私や赤城さんの事を口にするのですか?」
飛鷹「あー…それは何と言うか…」
千代田「私達軽空母は、正規空母よりも少し劣っている所がいろいろあるじゃない?だから、少しでも正規空母の皆さんに近づけるようにという…、
つまり意気込みです!」
龍驤「ウチら軽空母は若干舐められてるような雰囲気があるから、出撃でいっちょ戦果を挙げて目にもの見せたいっちゅうワケや!」
加賀「…そう。なら、別にいいのだけれど。慢心はしないようにね」
祥鳳「当然です」
加賀「それより、飛龍さん。なぜあなたまで?」
飛龍「えーっと、それはですね。正規空母と言えば一航戦の加賀さんと赤城さんじゃないですか。だから、二航戦も頑張ってるんだぞって言うところを、
アピールしようとしてたんです!」
加賀「…そうだったの。でも、二航戦の貴方達も戦果は十分に上がってるらしいわよ」
提督「その通りだよ」
祥鳳「提督!?」
飛龍「え、私達の戦果が上がってるって、ホントですか!?」
提督「ああ、本当だ。それと、これからは少し正規空母の出撃は控えてもらうつもりだよ」
飛鷹「え、何で?」
提督「正規空母を出撃させ過ぎて、ボーキサイトが少し足りなくなったんだ。だから、軽空母のお前達の力も借りたいんだ。今後の戦果に、期待するぞ?」
龍驤「任せときーや!」ドン
提督「…でもま、絶対に正規空母に勝てないところもありそうだけど…」チラッ
龍驤「死ねぇ!!」
ガスッ
【END】
―工廠―
祥鳳「ありがとうございます。これなら、正規空母にだって負けません!」
飛鷹「よし、これなら正規空母並みの戦力を発揮できます!やるわ♪」
千代田「ありがとう!これなら、正規空母並みよね!」
飛龍「よしっ、これなら一航戦にも負けませんねっ」
龍驤「ありがとう♪これで、赤城や加賀に負けないかな?って……そりゃ無理か、あはははは……」
―夕方、空母寮・談話室―
加賀「…あの、皆さん」
祥鳳「はい?」
加賀「なぜ、艦載機を替える時、私達正規空母、または私や赤城さんの事を口にするのですか?」
飛鷹「あー…それは何と言うか…」
千代田「私達軽空母は、正規空母よりも少し劣っている所がいろいろあるじゃない?だから、少しでも正規空母の皆さんに近づけるようにという…、
つまり意気込みです!」
龍驤「ウチら軽空母は若干舐められてるような雰囲気があるから、出撃でいっちょ戦果を挙げて目にもの見せたいっちゅうワケや!」
加賀「…そう。なら、別にいいのだけれど。慢心はしないようにね」
祥鳳「当然です」
加賀「それより、飛龍さん。なぜあなたまで?」
飛龍「えーっと、それはですね。正規空母と言えば一航戦の加賀さんと赤城さんじゃないですか。だから、二航戦も頑張ってるんだぞって言うところを、
アピールしようとしてたんです!」
加賀「…そうだったの。でも、二航戦の貴方達も戦果は十分に上がってるらしいわよ」
提督「その通りだよ」
祥鳳「提督!?」
飛龍「え、私達の戦果が上がってるって、ホントですか!?」
提督「ああ、本当だ。それと、これからは少し正規空母の出撃は控えてもらうつもりだよ」
飛鷹「え、何で?」
提督「正規空母を出撃させ過ぎて、ボーキサイトが少し足りなくなったんだ。だから、軽空母のお前達の力も借りたいんだ。今後の戦果に、期待するぞ?」
龍驤「任せときーや!」ドン
提督「…でもま、絶対に正規空母に勝てないところもありそうだけど…」チラッ
龍驤「死ねぇ!!」
ガスッ
【END】
782: ◆aKZmxL4TCc 2015/03/18(水) 22:39:11.63 ID:nKvs1NfQ0
【進撃の…】>>2レス続きます
―夜、???―
ガッシャァン
大淀「第一艦隊、消滅!金剛&吹雪・瀕死、大和・大破、長門・中破、赤城&加賀・小破!」
提督「くそっ…大和でも大破させられるのか…!」
赤城「この私が…」グフッ
提督「医療艦隊の明石、あきつ丸、間宮、伊良湖、まるゆを呼べ!負傷者を曳航するんだ!」
大淀「分かりました!」
ドンガラガッシャァン
霧島「第二艦隊、壊滅!榛名&浦風・瀕死!武蔵・大破!陸奥&飛龍・中破!蒼龍&筑摩・小破!」
提督「バカなっ、筑摩が小破で済むだとっ!?」
筑摩「大丈夫…です。利根姉さんのおかげで、鍛えられていますから…!」グッ
グシャッ
鳥海「第三艦隊も撃破されました!長良&川内・瀕死!リットリオ・大破!鳳翔・中破!龍驤&響、小破!」
提督「響、よくやったな…!」
響「不死鳥の異名は…伊達じゃないさ…っ!」ガクッ
ガキャァァァン
大淀「ダメです!第四艦隊も突破されました!扶桑、翔鶴、摩耶、那珂、陽炎、瑞鶴!全員瀕死です!」
提督「クソッ…!こうなったら俺が…!」
大淀「だ、ダメです!危険すぎます!」
霧島「いくら提督といえど、アレに立ち向かうのは無謀です!」
鳥海「やるんなら…私達が…!」
提督「ダメだ!それは、お前達の上司である俺が断じて認めない!」
マジェンダ「なら、私が行くわ」
提督「マジェンダ!?お前…正気か!?」
マジェンダ「大丈夫よ。私のは結構硬いからね」
提督「…生きて帰ってこれる自信はあるか?」
マジェンダ「確証はないけど、多分大丈夫よ」
提督「分かった…なら、お前に俺達の想いを託す!」ビシッ
マジェンダ「ええ。貴方達の想い、受け取ったわ。それと、提督」
提督「…何だ?」
マジェンダ「もし、この戦いから帰ってこれたら…いえ、それは帰ってきてから話すわ」ダッ
提督「…マジェンダ、死ぬなよ…!」
―夜、???―
ガッシャァン
大淀「第一艦隊、消滅!金剛&吹雪・瀕死、大和・大破、長門・中破、赤城&加賀・小破!」
提督「くそっ…大和でも大破させられるのか…!」
赤城「この私が…」グフッ
提督「医療艦隊の明石、あきつ丸、間宮、伊良湖、まるゆを呼べ!負傷者を曳航するんだ!」
大淀「分かりました!」
ドンガラガッシャァン
霧島「第二艦隊、壊滅!榛名&浦風・瀕死!武蔵・大破!陸奥&飛龍・中破!蒼龍&筑摩・小破!」
提督「バカなっ、筑摩が小破で済むだとっ!?」
筑摩「大丈夫…です。利根姉さんのおかげで、鍛えられていますから…!」グッ
グシャッ
鳥海「第三艦隊も撃破されました!長良&川内・瀕死!リットリオ・大破!鳳翔・中破!龍驤&響、小破!」
提督「響、よくやったな…!」
響「不死鳥の異名は…伊達じゃないさ…っ!」ガクッ
ガキャァァァン
大淀「ダメです!第四艦隊も突破されました!扶桑、翔鶴、摩耶、那珂、陽炎、瑞鶴!全員瀕死です!」
提督「クソッ…!こうなったら俺が…!」
大淀「だ、ダメです!危険すぎます!」
霧島「いくら提督といえど、アレに立ち向かうのは無謀です!」
鳥海「やるんなら…私達が…!」
提督「ダメだ!それは、お前達の上司である俺が断じて認めない!」
マジェンダ「なら、私が行くわ」
提督「マジェンダ!?お前…正気か!?」
マジェンダ「大丈夫よ。私のは結構硬いからね」
提督「…生きて帰ってこれる自信はあるか?」
マジェンダ「確証はないけど、多分大丈夫よ」
提督「分かった…なら、お前に俺達の想いを託す!」ビシッ
マジェンダ「ええ。貴方達の想い、受け取ったわ。それと、提督」
提督「…何だ?」
マジェンダ「もし、この戦いから帰ってこれたら…いえ、それは帰ってきてから話すわ」ダッ
提督「…マジェンダ、死ぬなよ…!」
783: ◆aKZmxL4TCc 2015/03/18(水) 22:48:31.00 ID:nKvs1NfQ0
―数十分後―
マジェンダ「…ただいま」
提督「…どうだった?」
マジェンダ「問題なかったわ。全て片づけたわ」
提督「…ありがとう…!お前は俺達の英雄だ!」
大淀「マジェンダさん…ありがとうございます!私達の艦隊を全滅から救ってくれて…!」
マジェンダ「別に大したことは無いわ。それにしても…そこまで強烈だったのかしら…」キョロキョロ
マジェンダ「比叡のカレー」
比叡「やっと…私のカレーを完食してくれる人が現れてくれた…っ!」オロローン
提督「いやだって…ホントに前食ったら三途の川が見えたくらいなんだぞ…」
鳥海「私なんて…一度食べたらなぜかお花畑の情景以外何も考えられなくなって…」
霧島「それぐらいなんて事ないじゃないですか…。私なんて…頭の中が真っ黒になって、何も考えられなくなって…」
大淀「私は…しばらくの間、字の読み書きができなくなりました…」
マジェンダ「それは…確かにすごいわね…」
間宮「しかし…この死屍累々は…」
(食堂中に倒れている艦娘達)
提督「…彼女達勇敢なる挑戦者(チャレンジャー)は、医務室へ運んでくれ。彼女達には1週間の休暇を与えよう」
明石「でも、彼女たちは目覚めるのに3日から4日は…」
提督「入院している間の日数は含まないよ。退院してから1週間、彼女たちに休暇を与えるのさ」
まるゆ「た、体調…なんという優しいお方ですか…!」
あきつ丸「提督殿…一生ついていきます!」
提督「おう…俺でよければ!」
マジェンダ「と言うか、比叡に食事当番を任せなければいいだけの話じゃないの?」
全員「」ハッ
【END】
マジェンダ「…ただいま」
提督「…どうだった?」
マジェンダ「問題なかったわ。全て片づけたわ」
提督「…ありがとう…!お前は俺達の英雄だ!」
大淀「マジェンダさん…ありがとうございます!私達の艦隊を全滅から救ってくれて…!」
マジェンダ「別に大したことは無いわ。それにしても…そこまで強烈だったのかしら…」キョロキョロ
マジェンダ「比叡のカレー」
比叡「やっと…私のカレーを完食してくれる人が現れてくれた…っ!」オロローン
提督「いやだって…ホントに前食ったら三途の川が見えたくらいなんだぞ…」
鳥海「私なんて…一度食べたらなぜかお花畑の情景以外何も考えられなくなって…」
霧島「それぐらいなんて事ないじゃないですか…。私なんて…頭の中が真っ黒になって、何も考えられなくなって…」
大淀「私は…しばらくの間、字の読み書きができなくなりました…」
マジェンダ「それは…確かにすごいわね…」
間宮「しかし…この死屍累々は…」
(食堂中に倒れている艦娘達)
提督「…彼女達勇敢なる挑戦者(チャレンジャー)は、医務室へ運んでくれ。彼女達には1週間の休暇を与えよう」
明石「でも、彼女たちは目覚めるのに3日から4日は…」
提督「入院している間の日数は含まないよ。退院してから1週間、彼女たちに休暇を与えるのさ」
まるゆ「た、体調…なんという優しいお方ですか…!」
あきつ丸「提督殿…一生ついていきます!」
提督「おう…俺でよければ!」
マジェンダ「と言うか、比叡に食事当番を任せなければいいだけの話じゃないの?」
全員「」ハッ
【END】
784: ◆aKZmxL4TCc 2015/03/18(水) 22:55:29.83 ID:nKvs1NfQ0
【第1回~艦娘知識試験~ラスト】
問30.『あなたの夢は何ですか?』
・鳳翔の答え 『小さな料理店を営む』
提督のコメント:貴方の料理の腕と優しさがあれば、成功するでしょう。いつか私も行ってみたいです。これからも、料理の鍛錬を頑張ってください。
・天龍の答え 『剣術を極める』
提督のコメント:貴方の戦闘スタイルは白兵戦のような近接戦闘でしたね。貴方の腕なら、その夢の実現も夢じゃないでしょう。鍛錬を怠らず、
夢の実現に向けて頑張ってください。
・金剛の答え 『提督のお嫁さんになって幸せな家庭を築く』
提督のコメント:頑張ってください。
・大井の答え 『北上さんのお嫁さんになって幸せな家庭を築く』※不正解になりました
提督のコメント:早く新しい夢を見つけてください。
問30.『あなたの夢は何ですか?』
・鳳翔の答え 『小さな料理店を営む』
提督のコメント:貴方の料理の腕と優しさがあれば、成功するでしょう。いつか私も行ってみたいです。これからも、料理の鍛錬を頑張ってください。
・天龍の答え 『剣術を極める』
提督のコメント:貴方の戦闘スタイルは白兵戦のような近接戦闘でしたね。貴方の腕なら、その夢の実現も夢じゃないでしょう。鍛錬を怠らず、
夢の実現に向けて頑張ってください。
・金剛の答え 『提督のお嫁さんになって幸せな家庭を築く』
提督のコメント:頑張ってください。
・大井の答え 『北上さんのお嫁さんになって幸せな家庭を築く』※不正解になりました
提督のコメント:早く新しい夢を見つけてください。
785: ◆aKZmxL4TCc 2015/03/18(水) 22:59:32.74 ID:nKvs1NfQ0
【一日1人、キャラ紹介】
≪球磨≫
球磨型軽巡洋艦一番艦。個性的な球磨型姉妹を束ねる姉。姉のような振る舞いは普段は見せず、誰にも見られないようなスタイルを貫き通す。そのせいで、
皆はだらけているような印象しか抱かない。魚や肉などが大好きで、野菜は嫌い。そのせいで栄養バランスはやや崩れ気味。それを木曾に諭される。
本気でキレると提督や木曾も怖気づくほど覚醒し、ヤク○の様な感じになる。そうなったらもう誰にも止められない。自然に止まるのを待つしかねぇ。
好きな言葉は『漁夫の利』(意味は知らない)。
≪球磨≫
球磨型軽巡洋艦一番艦。個性的な球磨型姉妹を束ねる姉。姉のような振る舞いは普段は見せず、誰にも見られないようなスタイルを貫き通す。そのせいで、
皆はだらけているような印象しか抱かない。魚や肉などが大好きで、野菜は嫌い。そのせいで栄養バランスはやや崩れ気味。それを木曾に諭される。
本気でキレると提督や木曾も怖気づくほど覚醒し、ヤク○の様な感じになる。そうなったらもう誰にも止められない。自然に止まるのを待つしかねぇ。
好きな言葉は『漁夫の利』(意味は知らない)。
815: ◆aKZmxL4TCc 2015/03/19(木) 21:45:18.47 ID:uT2I1lDJ0
【結果発表】
―朝、講堂―
提督「えー、先日開催した、艦娘知識試験の採点が全て終了した」
艦娘「おー!」
提督「しかし、満点を取った奴が1人もいなかったので、予定を変更して1位の者にご褒美をあげる事にした!」
ざわ…ざわ…
夕立「誰が1位かなー?」
金剛「フフフ…たぶんmeネ!」
大和「私かもしれませんね…。私の答えには自信があります…!」
提督「では発表します!第1回艦娘知識試験にて、1位の座に輝いた者は―ッ!」
艦娘「………」
工廠妖精「デレレレレレレレレレレレレレレレレレレレレレレレ…(ドラムロールのマネ)」
執務妖精「デーン!」
提督「総得点97点、足柄です!おめでとう!」
艦娘「何いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!?」
足柄「ええっ!?私!?」
提督「そして2位はビスマルク!なんとまさかの1点差で足柄に敗北!」
ビスマルク「くっ…絶対イケたと思ったのに…!」←96点
足柄(…自分の中じゃ、多分60点そこそこ、よくて大体70点かと思ったけど…まさか97点も取った上に1位なんて…)
提督「さてと、足柄。1位のご褒美として、何を望む?」
足柄「あ…え…と…」
提督「…足柄?」
足柄「あの…えと、ごめんなさい。ちょっといきなりすぎて、そんな私が1位になれたなんて未だに信じられなくって…。そんなご褒美なんて、
今すぐには思いつかないの…」
提督「…そうか。じゃあ、決まったら俺に言ってくれ」
足柄「ええ。分かったわ」
提督「あ、ちなみにドベは総得点20点の天龍な」
天龍「その情報今の状況で明らかにいらねぇだろ!」←20点
龍田「…ふふっ♪」←84点
【ご褒美イベント編に続く】
―朝、講堂―
提督「えー、先日開催した、艦娘知識試験の採点が全て終了した」
艦娘「おー!」
提督「しかし、満点を取った奴が1人もいなかったので、予定を変更して1位の者にご褒美をあげる事にした!」
ざわ…ざわ…
夕立「誰が1位かなー?」
金剛「フフフ…たぶんmeネ!」
大和「私かもしれませんね…。私の答えには自信があります…!」
提督「では発表します!第1回艦娘知識試験にて、1位の座に輝いた者は―ッ!」
艦娘「………」
工廠妖精「デレレレレレレレレレレレレレレレレレレレレレレレ…(ドラムロールのマネ)」
執務妖精「デーン!」
提督「総得点97点、足柄です!おめでとう!」
艦娘「何いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!?」
足柄「ええっ!?私!?」
提督「そして2位はビスマルク!なんとまさかの1点差で足柄に敗北!」
ビスマルク「くっ…絶対イケたと思ったのに…!」←96点
足柄(…自分の中じゃ、多分60点そこそこ、よくて大体70点かと思ったけど…まさか97点も取った上に1位なんて…)
提督「さてと、足柄。1位のご褒美として、何を望む?」
足柄「あ…え…と…」
提督「…足柄?」
足柄「あの…えと、ごめんなさい。ちょっといきなりすぎて、そんな私が1位になれたなんて未だに信じられなくって…。そんなご褒美なんて、
今すぐには思いつかないの…」
提督「…そうか。じゃあ、決まったら俺に言ってくれ」
足柄「ええ。分かったわ」
提督「あ、ちなみにドベは総得点20点の天龍な」
天龍「その情報今の状況で明らかにいらねぇだろ!」←20点
龍田「…ふふっ♪」←84点
【ご褒美イベント編に続く】
816: ◆aKZmxL4TCc 2015/03/19(木) 21:59:00.93 ID:uT2I1lDJ0
【卵】
―昼、執務室―
提督「ちくしょう…書類が全く片付かない…」
コンコン
瑞鳳「てーいとく!」ガチャ
提督「瑞鳳か、どうしたんだ?」
瑞鳳「はい、卵焼きの差し入れ!食べりゅ?」スッ
提督「おお、サンキューな。丁度小腹が空いてたんだよ」モグモグ
提督「ん。やっぱり美味い」
瑞鳳「へへー、どうも♪」
提督「ところでさ、お前って他に料理作れないの?」
瑞鳳「へ?」
提督「イヤ、お前っていつも卵焼き差し入れにくれるけど、他のものは見た事ないなーって思ってさ」
瑞鳳「つ、作れるよ!」
提督「とか言ってホントは作れなかったりして」ムフフ
瑞鳳「もー!作れるもん!今から作ってくるもん!」ダッ
提督「おお…」
―数十分後―
瑞鳳「失礼するよ、提督!」バーン
提督「おお…って、何だそのワゴン!」
瑞鳳「ふふっ、私の料理のレパートリーの多さを見せつけようと思って!」
提督(スゲー量だな…でも男として、全部食わなくっちゃな)
瑞鳳「えーっとね、料理はオムライス、オムレツ、かに玉、ピータン、親子丼、スクランブルエッグ…」
提督「全部卵料理じゃねぇか!それと短時間でよくそんなに作れたな!」
―翌日朝10時、食堂―
加賀「まったく…昨日は提督が書類に吐瀉物を…処理が大変だったんですよ。挙句今日は執務ができるような体調じゃないなんて…」
明石「それと、医療妖精さんに言われて検査したら、提督、卵アレルギーになっちゃったみたいですね」
間宮「困ったわね…これじゃスイーツを食べてもらえない…」
明石「あ、でも卵料理だけが嫌いになっただけで、材料に卵を使うスイーツとかカツとかなら平気だそうですよ」
鳳翔「けど、これからの献立で迂闊に卵料理が出せなくなったから…献立を組み直さないと…」
加賀「まったく…なんでこんな事になったのだか…」
祥鳳「…まったく、なんでこんな事になっちゃったのかしらね?ず・い・ほ・う?」
瑞鳳「」メソラシ
【END】
―昼、執務室―
提督「ちくしょう…書類が全く片付かない…」
コンコン
瑞鳳「てーいとく!」ガチャ
提督「瑞鳳か、どうしたんだ?」
瑞鳳「はい、卵焼きの差し入れ!食べりゅ?」スッ
提督「おお、サンキューな。丁度小腹が空いてたんだよ」モグモグ
提督「ん。やっぱり美味い」
瑞鳳「へへー、どうも♪」
提督「ところでさ、お前って他に料理作れないの?」
瑞鳳「へ?」
提督「イヤ、お前っていつも卵焼き差し入れにくれるけど、他のものは見た事ないなーって思ってさ」
瑞鳳「つ、作れるよ!」
提督「とか言ってホントは作れなかったりして」ムフフ
瑞鳳「もー!作れるもん!今から作ってくるもん!」ダッ
提督「おお…」
―数十分後―
瑞鳳「失礼するよ、提督!」バーン
提督「おお…って、何だそのワゴン!」
瑞鳳「ふふっ、私の料理のレパートリーの多さを見せつけようと思って!」
提督(スゲー量だな…でも男として、全部食わなくっちゃな)
瑞鳳「えーっとね、料理はオムライス、オムレツ、かに玉、ピータン、親子丼、スクランブルエッグ…」
提督「全部卵料理じゃねぇか!それと短時間でよくそんなに作れたな!」
―翌日朝10時、食堂―
加賀「まったく…昨日は提督が書類に吐瀉物を…処理が大変だったんですよ。挙句今日は執務ができるような体調じゃないなんて…」
明石「それと、医療妖精さんに言われて検査したら、提督、卵アレルギーになっちゃったみたいですね」
間宮「困ったわね…これじゃスイーツを食べてもらえない…」
明石「あ、でも卵料理だけが嫌いになっただけで、材料に卵を使うスイーツとかカツとかなら平気だそうですよ」
鳳翔「けど、これからの献立で迂闊に卵料理が出せなくなったから…献立を組み直さないと…」
加賀「まったく…なんでこんな事になったのだか…」
祥鳳「…まったく、なんでこんな事になっちゃったのかしらね?ず・い・ほ・う?」
瑞鳳「」メソラシ
【END】
817: ◆aKZmxL4TCc 2015/03/19(木) 22:29:03.19 ID:uT2I1lDJ0
【素顔】
―執務室―
加賀「提督、何をのんびりしてるんですか。そんな暇があるのでしたら、コチラの書類を片付けてください」
提督「えー…ちょっとそれは無いんじゃないのかなぁ…?」
加賀「提督がそんな態度じゃ、艦隊の士気にも乱れが生じますから、あなたがしっかりしてくれないと困るんです」
提督「へいへい…」
―夜、食堂―
赤城「加賀、また提督をたしなめたの?」
加賀「たしなめた、と言うよりは注意したって感じかしら」
赤城「あなたはいつも提督には厳しいわね。あ、ご飯大盛りで」
加賀「あのだらけた提督を見てると、何だか放って置けない気がするのよ。こっちはご飯特盛りで」
赤城「…ホント、厳しいわね。提督にも、自分にも」
加賀「…自覚はしているわ」
―翌日、散歩道―
加賀「少し、私は不愛想かしら」
赤城「どうしたの?唐突に」
加賀「確かに昨日あなたが言った通り、私は提督には厳しく接するし、自分にも厳しくしている。そして、鎮守府にはそんな私の事を、
怖いと言っている人もいる」
赤城「………」
加賀「それはつまり、私が不愛想だから皆にそんな印象を抱かせてるんじゃないか、と思ったわ」
赤城「…確かに、あなたはちょっと感情を表に出さなすぎよね。それは、過剰と言うくらいに」
加賀「………」
赤城「だけど、あなたはいつも通りの加賀でいていいのよ。無理に感情を表に出そうとしても、きっと上手くいかないわ」
加賀「…そうかしら…」
赤城「それに、何だかんだ言ってもここの皆は貴方の事を信頼しているのよ。それが、突然あなたが変わったように表情豊かになったら、
皆も接しにくくなるでしょうから」
加賀「……そうね」
赤城「あ、だけど提督は、ニコニコ笑う加賀を見たいのかもね?」
加賀「…そんな言葉で、私は狼狽えたりは…」
猫「にゃあ~」
赤城「あら、野良猫かしら?」
加賀「…可愛いわね///」ニッコリ
赤城「………え?」
加賀「………あ。な、何でもないわ」キリッ
赤城「え、加賀、今にっこりと笑ったわよね!?ちょっと、もう一回笑って!」
加賀「し、知りません///」スタスタ
赤城「加賀ー!」
【END】
―執務室―
加賀「提督、何をのんびりしてるんですか。そんな暇があるのでしたら、コチラの書類を片付けてください」
提督「えー…ちょっとそれは無いんじゃないのかなぁ…?」
加賀「提督がそんな態度じゃ、艦隊の士気にも乱れが生じますから、あなたがしっかりしてくれないと困るんです」
提督「へいへい…」
―夜、食堂―
赤城「加賀、また提督をたしなめたの?」
加賀「たしなめた、と言うよりは注意したって感じかしら」
赤城「あなたはいつも提督には厳しいわね。あ、ご飯大盛りで」
加賀「あのだらけた提督を見てると、何だか放って置けない気がするのよ。こっちはご飯特盛りで」
赤城「…ホント、厳しいわね。提督にも、自分にも」
加賀「…自覚はしているわ」
―翌日、散歩道―
加賀「少し、私は不愛想かしら」
赤城「どうしたの?唐突に」
加賀「確かに昨日あなたが言った通り、私は提督には厳しく接するし、自分にも厳しくしている。そして、鎮守府にはそんな私の事を、
怖いと言っている人もいる」
赤城「………」
加賀「それはつまり、私が不愛想だから皆にそんな印象を抱かせてるんじゃないか、と思ったわ」
赤城「…確かに、あなたはちょっと感情を表に出さなすぎよね。それは、過剰と言うくらいに」
加賀「………」
赤城「だけど、あなたはいつも通りの加賀でいていいのよ。無理に感情を表に出そうとしても、きっと上手くいかないわ」
加賀「…そうかしら…」
赤城「それに、何だかんだ言ってもここの皆は貴方の事を信頼しているのよ。それが、突然あなたが変わったように表情豊かになったら、
皆も接しにくくなるでしょうから」
加賀「……そうね」
赤城「あ、だけど提督は、ニコニコ笑う加賀を見たいのかもね?」
加賀「…そんな言葉で、私は狼狽えたりは…」
猫「にゃあ~」
赤城「あら、野良猫かしら?」
加賀「…可愛いわね///」ニッコリ
赤城「………え?」
加賀「………あ。な、何でもないわ」キリッ
赤城「え、加賀、今にっこりと笑ったわよね!?ちょっと、もう一回笑って!」
加賀「し、知りません///」スタスタ
赤城「加賀ー!」
【END】
822: ◆aKZmxL4TCc 2015/03/20(金) 21:43:01.39 ID:Z5kEt/oQ0
【露出】
―昼、執務室―
雲龍「う…んしょ…」ガサゴソ
提督「あったか?」
雲龍「ありませんね…提督が仰ってた書類…」
提督「そうか…すまんな。手伝わせちゃって」
雲龍「いえ、お気になさらず。秘書艦ですから…。それよりも提督」
提督「ん?」
雲龍「………なぜずっと私から目を逸らしているのですか?」
提督「……仕方ないだろう。だってさ…」
雲龍「?」
提督「お前の服って他の艦娘よりも露出が激しいし…特に後ろなんて…」
雲龍「?私は別に気にしていませんけど…」
提督「俺が気にするんだ。と言うか、他の皆も気にしてると思うぞ?」
雲龍「そうなんですか―くしゅっ」
提督「寒いのか?」
雲龍「そうですね…」
提督「その恰好はやっぱり体調にも影響を及ぼすか…」
雲龍「けど、この程度の寒さは耐えられますから…」
提督「いや、恐らくこのままだと出撃に影響を及ぼすだろうし、それに雲龍の体の事が心配だから、何か普通の服を着せてやろうと思うんだが…」
雲龍「提督…」
提督(よし。これで雲龍に露出の少ない服を着させる口実ができた)
提督「誰かから服を借りれないかな…」
―数時間後―
提督「加賀からお下がりの服を貰ってきたよ。弓道着みたいな服だけど、明石に言ってサイズを調整してもらったり、色を替えてもらったり、その他色々、
お前のイメージと体形に合うようにしてもらったから、出撃以外で非番の時はこれを着ていると良い」
雲龍「…前は青地だった所が緑になっているんですね。私なんかの為に、ありがとうございます」
提督「これなら大分暖かくなるだろ?」
雲龍「そうですね…。けど…」
提督「けど?」
雲龍「…いつも肌を露出させてるせいか…こんな布生地の多い服を着ると何だか変な感じがするんですよね…」
提督「痴女か!」
【END】
―昼、執務室―
雲龍「う…んしょ…」ガサゴソ
提督「あったか?」
雲龍「ありませんね…提督が仰ってた書類…」
提督「そうか…すまんな。手伝わせちゃって」
雲龍「いえ、お気になさらず。秘書艦ですから…。それよりも提督」
提督「ん?」
雲龍「………なぜずっと私から目を逸らしているのですか?」
提督「……仕方ないだろう。だってさ…」
雲龍「?」
提督「お前の服って他の艦娘よりも露出が激しいし…特に後ろなんて…」
雲龍「?私は別に気にしていませんけど…」
提督「俺が気にするんだ。と言うか、他の皆も気にしてると思うぞ?」
雲龍「そうなんですか―くしゅっ」
提督「寒いのか?」
雲龍「そうですね…」
提督「その恰好はやっぱり体調にも影響を及ぼすか…」
雲龍「けど、この程度の寒さは耐えられますから…」
提督「いや、恐らくこのままだと出撃に影響を及ぼすだろうし、それに雲龍の体の事が心配だから、何か普通の服を着せてやろうと思うんだが…」
雲龍「提督…」
提督(よし。これで雲龍に露出の少ない服を着させる口実ができた)
提督「誰かから服を借りれないかな…」
―数時間後―
提督「加賀からお下がりの服を貰ってきたよ。弓道着みたいな服だけど、明石に言ってサイズを調整してもらったり、色を替えてもらったり、その他色々、
お前のイメージと体形に合うようにしてもらったから、出撃以外で非番の時はこれを着ていると良い」
雲龍「…前は青地だった所が緑になっているんですね。私なんかの為に、ありがとうございます」
提督「これなら大分暖かくなるだろ?」
雲龍「そうですね…。けど…」
提督「けど?」
雲龍「…いつも肌を露出させてるせいか…こんな布生地の多い服を着ると何だか変な感じがするんですよね…」
提督「痴女か!」
【END】
823: ◆aKZmxL4TCc 2015/03/20(金) 22:15:44.59 ID:Z5kEt/oQ0
【お好み焼き】※浦風の口調は所々おかしいかもしれません。(広島弁に疎いので…)
―夜、執務室―
コンコン
黒潮「司令はーん!差し入れのお好み焼き、持ってきたで―」ガチャ
提督「…うん。広島風のお好み焼きも美味しいな」ムグムグ
浦風「じゃろ?ウチの作るお好み焼きは天下一品じゃけぇ?はい、あーん♪」
提督「あーん」パクッ
黒潮「ええええええええ…」
提督「ん?どうしたんだ黒潮?」
黒潮「浦風…司令はんに何してんの?」
浦風「何て…お好み焼きを食べさしとるところじゃが?」
黒潮「それは分かるわ。何や、"あーん"なんてしおって!図々しい!」
浦風「どう食べさせようとウチの勝手じゃないの」
黒潮「それに、お好み焼きやて?こんな夜中に?」
浦風「そうで。提督さんが徹夜になるって言うとるけぇ、腹の足しになるもんを作っちゃりたんで。お好み焼きってゆぅたら、広島が一番じゃけぇのぉ」
黒潮「そんなの認められへん!お好み焼き言うたら、やっぱ大阪の名物や!」
浦風「な、何!?お好み焼きゃぁ広島の誇る料理じゃ!大阪の奴なんかにとやかくゆわれる筋合やぁないね!」
黒潮「何をもってそんな根拠があるんや!」
浦風「何となくじゃ!」
黒潮「ほんなら証拠は無いも同じや!なら、丁度司令はんもおる事やし、司令はんにどっちのお好み焼きが美味しいか比べてもらおうやないか!」
浦風「そりゃおもろいのぉ。ええよ、その勝負受けて立とうじゃないの!」
黒潮「おっしゃ、じゃあ司令はん!今から関西の誇る最高に美味いお好み焼きを作ってくるから、そこで待っとってね!」
浦風「それならウチも、腕によりをかけて作り直すとするかねぇ。提督さん、待ちょぉってね!広島の方が一番だってゆう事を教えちゃりるけぇのぉ!」
バタン
提督「…俺の意志は…関係無しかーい…」
―翌日、執務室―
浦風「まさか…提督さんがお好み焼きの食べ過ぎによる腹痛で仕事ができなくなるなんてのぉ…」
黒潮「まさか…司令はんがお好み焼きの食べ過ぎによる腹痛で執務ができなくなるなんてな…」
加賀「貴方達の自分勝手な所業のせいですよ。ほら、提督の分の仕事をしてください。まだまだ書類はたくさんあるんですから」
浦風&黒潮「ヒエエエエエエ…」
【END】
―夜、執務室―
コンコン
黒潮「司令はーん!差し入れのお好み焼き、持ってきたで―」ガチャ
提督「…うん。広島風のお好み焼きも美味しいな」ムグムグ
浦風「じゃろ?ウチの作るお好み焼きは天下一品じゃけぇ?はい、あーん♪」
提督「あーん」パクッ
黒潮「ええええええええ…」
提督「ん?どうしたんだ黒潮?」
黒潮「浦風…司令はんに何してんの?」
浦風「何て…お好み焼きを食べさしとるところじゃが?」
黒潮「それは分かるわ。何や、"あーん"なんてしおって!図々しい!」
浦風「どう食べさせようとウチの勝手じゃないの」
黒潮「それに、お好み焼きやて?こんな夜中に?」
浦風「そうで。提督さんが徹夜になるって言うとるけぇ、腹の足しになるもんを作っちゃりたんで。お好み焼きってゆぅたら、広島が一番じゃけぇのぉ」
黒潮「そんなの認められへん!お好み焼き言うたら、やっぱ大阪の名物や!」
浦風「な、何!?お好み焼きゃぁ広島の誇る料理じゃ!大阪の奴なんかにとやかくゆわれる筋合やぁないね!」
黒潮「何をもってそんな根拠があるんや!」
浦風「何となくじゃ!」
黒潮「ほんなら証拠は無いも同じや!なら、丁度司令はんもおる事やし、司令はんにどっちのお好み焼きが美味しいか比べてもらおうやないか!」
浦風「そりゃおもろいのぉ。ええよ、その勝負受けて立とうじゃないの!」
黒潮「おっしゃ、じゃあ司令はん!今から関西の誇る最高に美味いお好み焼きを作ってくるから、そこで待っとってね!」
浦風「それならウチも、腕によりをかけて作り直すとするかねぇ。提督さん、待ちょぉってね!広島の方が一番だってゆう事を教えちゃりるけぇのぉ!」
バタン
提督「…俺の意志は…関係無しかーい…」
―翌日、執務室―
浦風「まさか…提督さんがお好み焼きの食べ過ぎによる腹痛で仕事ができなくなるなんてのぉ…」
黒潮「まさか…司令はんがお好み焼きの食べ過ぎによる腹痛で執務ができなくなるなんてな…」
加賀「貴方達の自分勝手な所業のせいですよ。ほら、提督の分の仕事をしてください。まだまだ書類はたくさんあるんですから」
浦風&黒潮「ヒエエエエエエ…」
【END】
824: ◆aKZmxL4TCc 2015/03/20(金) 22:29:23.57 ID:Z5kEt/oQ0
【開発】
―昼、工廠―
夕張「…明石さーん…」
明石「はい?どうしたんですか?」
夕張「ちょっと、装備の開発をしたいんだけど…」
明石「あ、いいですよ。提督からの許可証はありますか?」
夕張「無いです」
明石「…え?」
夕張「提督非公認の開発を要求します!」
明石「いやいやいや、ちょっと待ってくださいよ。え、非公認?なんでそんな事を…」
夕張「その…ウチの艦隊って、41㎝三連装砲とか火力に特化している装備が少ないじゃないですか?何だか、火力・回避・対空その他諸々のバランスがいい、
そんな感じの装備しか開発しませんよね?だから、もうちょっと火力とかに集中した装備を開発したいんですよ」
明石「それは…」
夕張「…提督、最近忙しそうで、装備開発に余裕を割いてられないみたいで…。だから、代わりに私がやってあげようって思ったんです」
明石「………」
夕張「…それに、私達の艦隊の子達も最近損傷を負って帰ってくる事も増えてきました…。だから、皆が傷つけられないような、守れるような、
皆の負担を減らすような…そんな装備を作りたいんです…」
明石「…わかりました。開発してみましょう」
夕張「…良いんですか?」
明石「私も、そんな兵器を開発したいと常々思っていましたから。やってみましょう」
夕張「…はい!」
―数時間後、執務室―
提督「…で、10回開発して結果は何もなしか」
夕張「…はい」セイザ
提督「しかも、溶かした資材はそれぞれ300を超えたって?」
明石「…仰る通りです…」
提督「…でもま、お前達が俺らの事を思ってやったって事は嬉しいよ」
夕張&明石「!」パァァァァァァァァァ
提督「だが罰は与える。夕張、お前はしばらくの間工廠の出入り禁止な」
夕張「」
提督「それと明石。お前は頑張って中破の奴も修復できるようになれ」
明石「そ、そんな殺生なー!」
提督「ほ○やくコンニャクだのデュエルディスクだのが作れるんだからそれぐらい余裕だろうが!」
【END】
―昼、工廠―
夕張「…明石さーん…」
明石「はい?どうしたんですか?」
夕張「ちょっと、装備の開発をしたいんだけど…」
明石「あ、いいですよ。提督からの許可証はありますか?」
夕張「無いです」
明石「…え?」
夕張「提督非公認の開発を要求します!」
明石「いやいやいや、ちょっと待ってくださいよ。え、非公認?なんでそんな事を…」
夕張「その…ウチの艦隊って、41㎝三連装砲とか火力に特化している装備が少ないじゃないですか?何だか、火力・回避・対空その他諸々のバランスがいい、
そんな感じの装備しか開発しませんよね?だから、もうちょっと火力とかに集中した装備を開発したいんですよ」
明石「それは…」
夕張「…提督、最近忙しそうで、装備開発に余裕を割いてられないみたいで…。だから、代わりに私がやってあげようって思ったんです」
明石「………」
夕張「…それに、私達の艦隊の子達も最近損傷を負って帰ってくる事も増えてきました…。だから、皆が傷つけられないような、守れるような、
皆の負担を減らすような…そんな装備を作りたいんです…」
明石「…わかりました。開発してみましょう」
夕張「…良いんですか?」
明石「私も、そんな兵器を開発したいと常々思っていましたから。やってみましょう」
夕張「…はい!」
―数時間後、執務室―
提督「…で、10回開発して結果は何もなしか」
夕張「…はい」セイザ
提督「しかも、溶かした資材はそれぞれ300を超えたって?」
明石「…仰る通りです…」
提督「…でもま、お前達が俺らの事を思ってやったって事は嬉しいよ」
夕張&明石「!」パァァァァァァァァァ
提督「だが罰は与える。夕張、お前はしばらくの間工廠の出入り禁止な」
夕張「」
提督「それと明石。お前は頑張って中破の奴も修復できるようになれ」
明石「そ、そんな殺生なー!」
提督「ほ○やくコンニャクだのデュエルディスクだのが作れるんだからそれぐらい余裕だろうが!」
【END】
829: ◆aKZmxL4TCc 2015/03/21(土) 21:52:00.11 ID:ASTbu45a0
【憎悪】>>2レス続きます
―昼、カムラン半島―
龍田「みんな~?燃料とか弾薬とか、調子は大丈夫~?」
雷「まだ問題ないわ。十分よ」
電「こちらもまだ大丈夫なのです」
響「大丈夫だ。問題ない」
早霜「私も、同じく」
龍田「了解♪それじゃ、これからも気を抜かないでね~」
響「!」ピクッ
雷「どうしたの?」
響「対水上電探に感あり!敵艦隊との距離4000!」
龍田「っ…!全員、複縦陣!早霜ちゃんと電ちゃんは私の後ろに、響ちゃんは私の隣、雷ちゃんはその後に続いて!」
龍田以外「了解!」
雷(龍田先輩はいつもは気の抜けたような話し方だけど、こういう緊迫した感じになると口調が少しキリッとするようになるのね…)
響「雷危ない!左方から砲撃!」
雷「えっ―」
ズガァァァァァン
雷「キャァァァァァァァァッ!?」
龍田「雷!?大丈夫!?」
雷「くっ…油断したわ…伏兵がいたなんて…」中破
龍田「電ちゃん、雷ちゃんとと並走して護衛に意識を―」
ドゴォ
龍田「…今度は何!?」
早霜「くっ…やられました…」中破
龍田「なんてこと…私が少し列を外れたのを良い事に…」
電「キャッ!?」ドガッ
龍田「ッ!?」
電「後ろから…撃たれた…のです…」小破
龍田「…………………………………………う」グッ
響「龍田、先輩…?どうしたの…?」
龍田「うあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」ダッ
響「え、そんな敵に突っ込むなんて…」
早霜「無謀です!戻って来てください!」
龍田「私の仲間を…傷つけたアイツらが、憎い!許さない!もう、悲劇は繰り返させない!!」
響「あれが…いつもクールな龍田先輩…?」
電「…全員、龍田さんの援護射撃を、するのです…」
雷「…たとえ中破にされても、やれるだけの事は、やるべきよね…!」
―昼、カムラン半島―
龍田「みんな~?燃料とか弾薬とか、調子は大丈夫~?」
雷「まだ問題ないわ。十分よ」
電「こちらもまだ大丈夫なのです」
響「大丈夫だ。問題ない」
早霜「私も、同じく」
龍田「了解♪それじゃ、これからも気を抜かないでね~」
響「!」ピクッ
雷「どうしたの?」
響「対水上電探に感あり!敵艦隊との距離4000!」
龍田「っ…!全員、複縦陣!早霜ちゃんと電ちゃんは私の後ろに、響ちゃんは私の隣、雷ちゃんはその後に続いて!」
龍田以外「了解!」
雷(龍田先輩はいつもは気の抜けたような話し方だけど、こういう緊迫した感じになると口調が少しキリッとするようになるのね…)
響「雷危ない!左方から砲撃!」
雷「えっ―」
ズガァァァァァン
雷「キャァァァァァァァァッ!?」
龍田「雷!?大丈夫!?」
雷「くっ…油断したわ…伏兵がいたなんて…」中破
龍田「電ちゃん、雷ちゃんとと並走して護衛に意識を―」
ドゴォ
龍田「…今度は何!?」
早霜「くっ…やられました…」中破
龍田「なんてこと…私が少し列を外れたのを良い事に…」
電「キャッ!?」ドガッ
龍田「ッ!?」
電「後ろから…撃たれた…のです…」小破
龍田「…………………………………………う」グッ
響「龍田、先輩…?どうしたの…?」
龍田「うあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」ダッ
響「え、そんな敵に突っ込むなんて…」
早霜「無謀です!戻って来てください!」
龍田「私の仲間を…傷つけたアイツらが、憎い!許さない!もう、悲劇は繰り返させない!!」
響「あれが…いつもクールな龍田先輩…?」
電「…全員、龍田さんの援護射撃を、するのです…」
雷「…たとえ中破にされても、やれるだけの事は、やるべきよね…!」
830: ◆aKZmxL4TCc 2015/03/21(土) 22:05:57.38 ID:ASTbu45a0
―夜、執務室―
龍田「あ~あ…ちょっと派手にやられちゃった…」中破
提督「…損傷を負ってる場合は、報告は入渠が済んでからでいいと言ったはずなんだけどな…」
龍田「ちょっと、内容を忘れそうになっちゃうからねぇ~…」
提督「…雷や響から聞いたよ。皆がやられたのにキレて深海棲艦を倒したんだって?」
龍田「……私とした事が、そんな事で怒って我を忘れちゃうなんてねぇ~…」
提督「………」
龍田「…認めるわ。あの時私は、確かに怒りに身を任せて深海棲艦を根こそぎ倒した。まぁ、皆の援護もあって倒せたんだけどね…。でもね、
皆がやられるのを見るのはとても辛かった…。だから、相手を徹底的に倒したの。当然の報い、とも言えるわねぇ…」
提督「…本当にそうか?」
龍田「…?」
提督「確かにお前は、皆が傷を負ったのを見て怒り、その報復として敵を倒した。それは、人から見れば正当な目的で敵を倒したという感じだろう。
だけど、ただ怒りに任せて敵を倒すなんて、先にやった相手側と何も変わらない」
龍田「………」
提督「だから、恨み、怒りに燃えて敵を倒すなんてやめろ。そんなものは、虚しいだけだ」
龍田「……そうかもねぇ」
提督「………」
龍田「…ホント、私とした事が、何をしているんだろうねぇ」
提督「ああ。クールなお前に、怨嗟なんて言葉は似合わないよ」
龍田「まったくね…。でも、1つ言い訳をさせてもらってもいいかしら?」
提督「ん?」
龍田「彼女たちは、私の前世、私が"本当の"軽巡洋艦・龍田だった頃の仲間だったの。だから、なおさら許せなかったのかもね」
提督「………」
龍田「…あら、ちょっとしんみりさせちゃったわね~。ごめんなさい」
提督「ああ。じゃ、ドックへ行ってゆっくり傷を癒して来い」
龍田「了解♪それじゃ、失礼しま~す」
パタン
龍田「…そうね。怒りに身を任せて戦うなんて、私の柄じゃないわよね」ハァ
龍田(天龍ちゃんみたいに、少し戦いを楽しむって言うのも、いいかもしれないわね…)
【END】
龍田「あ~あ…ちょっと派手にやられちゃった…」中破
提督「…損傷を負ってる場合は、報告は入渠が済んでからでいいと言ったはずなんだけどな…」
龍田「ちょっと、内容を忘れそうになっちゃうからねぇ~…」
提督「…雷や響から聞いたよ。皆がやられたのにキレて深海棲艦を倒したんだって?」
龍田「……私とした事が、そんな事で怒って我を忘れちゃうなんてねぇ~…」
提督「………」
龍田「…認めるわ。あの時私は、確かに怒りに身を任せて深海棲艦を根こそぎ倒した。まぁ、皆の援護もあって倒せたんだけどね…。でもね、
皆がやられるのを見るのはとても辛かった…。だから、相手を徹底的に倒したの。当然の報い、とも言えるわねぇ…」
提督「…本当にそうか?」
龍田「…?」
提督「確かにお前は、皆が傷を負ったのを見て怒り、その報復として敵を倒した。それは、人から見れば正当な目的で敵を倒したという感じだろう。
だけど、ただ怒りに任せて敵を倒すなんて、先にやった相手側と何も変わらない」
龍田「………」
提督「だから、恨み、怒りに燃えて敵を倒すなんてやめろ。そんなものは、虚しいだけだ」
龍田「……そうかもねぇ」
提督「………」
龍田「…ホント、私とした事が、何をしているんだろうねぇ」
提督「ああ。クールなお前に、怨嗟なんて言葉は似合わないよ」
龍田「まったくね…。でも、1つ言い訳をさせてもらってもいいかしら?」
提督「ん?」
龍田「彼女たちは、私の前世、私が"本当の"軽巡洋艦・龍田だった頃の仲間だったの。だから、なおさら許せなかったのかもね」
提督「………」
龍田「…あら、ちょっとしんみりさせちゃったわね~。ごめんなさい」
提督「ああ。じゃ、ドックへ行ってゆっくり傷を癒して来い」
龍田「了解♪それじゃ、失礼しま~す」
パタン
龍田「…そうね。怒りに身を任せて戦うなんて、私の柄じゃないわよね」ハァ
龍田(天龍ちゃんみたいに、少し戦いを楽しむって言うのも、いいかもしれないわね…)
【END】
831: ◆aKZmxL4TCc 2015/03/21(土) 22:18:01.93 ID:ASTbu45a0
【身長】
―夕方、休憩室―
暁「ムムムムムムムムムム…」
ビスマルク「あら、どうしたの暁。そんな悩み込んで」ヒョコッ
暁「あ、ビスマルク。ちょっと、聞きたいんだけど…」
ビスマルク「何かしら?私で答えられる事ならいいけど」
暁「どうしたらビスマルクぐらいの身長になれるのかしら?」
ビスマルク「…何で私?」
暁「えっと、この前リットリオが私の事を『小っちゃいビス子みたーい!』って言ったから…」
ビスマルク(あいつ…後で尻を十回はたいてやる…)
暁「それはつまり、ビスマルクは私が大きくなった姿って事よね?」
ビスマルク「ま、まあそう言う事になるのかな…?」
暁「だから、どうすればあなたぐらいの身長に成長できるのかなって、聞いてみたいの!」
ビスマルク「ええ~…?人の身長の変わり具合なんて、それぞれだし…。私のやり方で身長が伸びるかどうかも分からないけど…」
暁「それでもいいの!参考までに聞かせてもらいたいの!」
ビスマルク「本当にいいの?」
暁「うん!」
ビスマルク「そうね…。まず牛乳を毎日飲むのは基本ね」
暁「それはやってるし」
ビスマルク「あとは…ヴルスト…つまりソーセージをよく食べてたわね」
暁「ソーセージ…分かったわ!」
ビスマルク「それと…フルーツは基本好き嫌いなく食べていたから…その結果がこれかしらね?」
暁「フルーツもね。よし!」
ビスマルク「まあ、大体これくらいかしら?」
暁「ありがとうね!早速今日から実践してみる!」
―数日後―
暁「…体重が、あっという間に、また増えた…」
響「ここ最近フルーツとかソーセージとか食べてばっかりだったからね…」
暁「身長を伸ばしたかっただけのに…」
提督(というか…艦娘って体重は増えるけど身長は伸びないものなんじゃ…?)
【END】
―夕方、休憩室―
暁「ムムムムムムムムムム…」
ビスマルク「あら、どうしたの暁。そんな悩み込んで」ヒョコッ
暁「あ、ビスマルク。ちょっと、聞きたいんだけど…」
ビスマルク「何かしら?私で答えられる事ならいいけど」
暁「どうしたらビスマルクぐらいの身長になれるのかしら?」
ビスマルク「…何で私?」
暁「えっと、この前リットリオが私の事を『小っちゃいビス子みたーい!』って言ったから…」
ビスマルク(あいつ…後で尻を十回はたいてやる…)
暁「それはつまり、ビスマルクは私が大きくなった姿って事よね?」
ビスマルク「ま、まあそう言う事になるのかな…?」
暁「だから、どうすればあなたぐらいの身長に成長できるのかなって、聞いてみたいの!」
ビスマルク「ええ~…?人の身長の変わり具合なんて、それぞれだし…。私のやり方で身長が伸びるかどうかも分からないけど…」
暁「それでもいいの!参考までに聞かせてもらいたいの!」
ビスマルク「本当にいいの?」
暁「うん!」
ビスマルク「そうね…。まず牛乳を毎日飲むのは基本ね」
暁「それはやってるし」
ビスマルク「あとは…ヴルスト…つまりソーセージをよく食べてたわね」
暁「ソーセージ…分かったわ!」
ビスマルク「それと…フルーツは基本好き嫌いなく食べていたから…その結果がこれかしらね?」
暁「フルーツもね。よし!」
ビスマルク「まあ、大体これくらいかしら?」
暁「ありがとうね!早速今日から実践してみる!」
―数日後―
暁「…体重が、あっという間に、また増えた…」
響「ここ最近フルーツとかソーセージとか食べてばっかりだったからね…」
暁「身長を伸ばしたかっただけのに…」
提督(というか…艦娘って体重は増えるけど身長は伸びないものなんじゃ…?)
【END】
832: ◆aKZmxL4TCc 2015/03/21(土) 22:27:25.44 ID:ASTbu45a0
【不幸②】
―朝、執務室―
提督「…じゃあ扶桑。1週間、秘書艦を頼むぞ」
扶桑「はい。お任せ下さいませ」
―数十分後―
扶桑「………」カキカキカキ
提督「………」カキカキカキバキッ
提督「あああああああ!お気に入りの万年筆が折れたぁ!?」
―さらに数十分後―
提督「よっと…あの書類…もうちょっとで…」グググ
扶桑「あの、提督?棚の上の箱ぐらい私が…」
提督「いや…もしお前がやったらたぶん踏み台が倒れるとかって言う不幸が起きるかもしれん…」グラッ
扶桑「あ」
提督「うおおおおおお!?」
ドンガラガッシャン
―昼、執務室―
提督「よし、じゃあ昼飯にしようか、扶桑」
扶桑「はい、わかりました」
提督「じゃあ早速食堂へ―」
長良「司令官、お昼ご飯食べよー!」バァン
提督「ゲエーッ!?」ガァン
扶桑「!?」
提督「」チーン
―夕方、執務室―
提督「…………」カキカキカキ
扶桑「…………」カキカキカキ
バリィン
提督「痛ってぇ!?ガラスの破片と何かボールみたいのが…」
天龍『あー、済まねぇ!かっ飛ばし過ぎたわ!』
扶桑「…………」
―夜、執務室―
提督「くっそ…ひどい1日だった…」
扶桑(もしかして、私がいるから提督に不幸が降りかかっているんじゃ…)
提督「痛たたたた…」
扶桑(ごめんなさい提督…。ちょっとの間、私を不幸から解放してくださいね…。1週間過ぎたら、何かお礼をして差し上げますから…)
【続くかも?】
―朝、執務室―
提督「…じゃあ扶桑。1週間、秘書艦を頼むぞ」
扶桑「はい。お任せ下さいませ」
―数十分後―
扶桑「………」カキカキカキ
提督「………」カキカキカキバキッ
提督「あああああああ!お気に入りの万年筆が折れたぁ!?」
―さらに数十分後―
提督「よっと…あの書類…もうちょっとで…」グググ
扶桑「あの、提督?棚の上の箱ぐらい私が…」
提督「いや…もしお前がやったらたぶん踏み台が倒れるとかって言う不幸が起きるかもしれん…」グラッ
扶桑「あ」
提督「うおおおおおお!?」
ドンガラガッシャン
―昼、執務室―
提督「よし、じゃあ昼飯にしようか、扶桑」
扶桑「はい、わかりました」
提督「じゃあ早速食堂へ―」
長良「司令官、お昼ご飯食べよー!」バァン
提督「ゲエーッ!?」ガァン
扶桑「!?」
提督「」チーン
―夕方、執務室―
提督「…………」カキカキカキ
扶桑「…………」カキカキカキ
バリィン
提督「痛ってぇ!?ガラスの破片と何かボールみたいのが…」
天龍『あー、済まねぇ!かっ飛ばし過ぎたわ!』
扶桑「…………」
―夜、執務室―
提督「くっそ…ひどい1日だった…」
扶桑(もしかして、私がいるから提督に不幸が降りかかっているんじゃ…)
提督「痛たたたた…」
扶桑(ごめんなさい提督…。ちょっとの間、私を不幸から解放してくださいね…。1週間過ぎたら、何かお礼をして差し上げますから…)
【続くかも?】
840: ◆aKZmxL4TCc 2015/03/22(日) 22:14:22.68 ID:f8s83yfO0
【衝突】
―演習中―
ズダダダダダダダダ
最上「マズイ…あの攻撃は避けないと…ッ!」ダッ
三隈「ああっ!?」
最上「げっ!?」
ドカッ
最上「三隈…なんでここに―」
ドゴォォン
―演習終了後、執務室―
提督「また三隈とぶつかったのか?」
最上「うん…。敵側の攻撃を避けようと思ったら、三隈に気がつかなくって…」
提督「そう言えば、前に出撃した時も三隈とぶつかったよな?」
最上「そうだね。それに、鎮守府でもよくぶつかる事があるね。食堂でだったり、風呂でもぶつかったり…」
提督「風呂でぶつかるってどういう事だよ」
最上「色々あるんだよ…」
提督「しかし、そこまでぶつかり過ぎると、最上の身がもたないだろうな…。仕方ないから、しばらくの間最上と三隈は別の艦隊にするか。
それでもいいか?」
最上「ボクは別に構わないけど…」
提督「よし、じゃあそういう事で。三隈にも言っといてくれ」
―翌日、モーレイ島―
最上「今日は那智さんと同じ艦隊ですね。お互い、がんばりましょう!」
那智「ああ。私も、力の限りを尽くすとしよう」
―数十分後―
最上「えっ?大鳳さんがピンチ?じゃあすぐにそっちへ―」クルッ
那智「お、おい急に振り返るな―」
最上「えっ、ちょっ、やばっ―!」
ゴッキィィィィィン
―帰投後、執務室―
提督「………敵と交戦していないのに中破、か…」
最上「ご、ごめんね…?」←中破
提督「もうお前しばらく出撃するな…」
最上「…悔しいけど、そうするよ…」
【END】
―演習中―
ズダダダダダダダダ
最上「マズイ…あの攻撃は避けないと…ッ!」ダッ
三隈「ああっ!?」
最上「げっ!?」
ドカッ
最上「三隈…なんでここに―」
ドゴォォン
―演習終了後、執務室―
提督「また三隈とぶつかったのか?」
最上「うん…。敵側の攻撃を避けようと思ったら、三隈に気がつかなくって…」
提督「そう言えば、前に出撃した時も三隈とぶつかったよな?」
最上「そうだね。それに、鎮守府でもよくぶつかる事があるね。食堂でだったり、風呂でもぶつかったり…」
提督「風呂でぶつかるってどういう事だよ」
最上「色々あるんだよ…」
提督「しかし、そこまでぶつかり過ぎると、最上の身がもたないだろうな…。仕方ないから、しばらくの間最上と三隈は別の艦隊にするか。
それでもいいか?」
最上「ボクは別に構わないけど…」
提督「よし、じゃあそういう事で。三隈にも言っといてくれ」
―翌日、モーレイ島―
最上「今日は那智さんと同じ艦隊ですね。お互い、がんばりましょう!」
那智「ああ。私も、力の限りを尽くすとしよう」
―数十分後―
最上「えっ?大鳳さんがピンチ?じゃあすぐにそっちへ―」クルッ
那智「お、おい急に振り返るな―」
最上「えっ、ちょっ、やばっ―!」
ゴッキィィィィィン
―帰投後、執務室―
提督「………敵と交戦していないのに中破、か…」
最上「ご、ごめんね…?」←中破
提督「もうお前しばらく出撃するな…」
最上「…悔しいけど、そうするよ…」
【END】
841: ◆aKZmxL4TCc 2015/03/22(日) 22:37:01.45 ID:f8s83yfO0
【ホットケーキ】
―昼、執務室―
提督「さてと、残り僅かの書類を片付けて…」
コンコン
提督「はい?」
蒼龍「失礼するね、提督?」ガチャ
提督「蒼龍か。何か用か?」
蒼龍「提督って、ホットケーキ作れますか?」
提督「何だ、急に」
蒼龍「私ってさ、ホットケーキが好きなんですよ。特に人に作ってもらったヤツが」
提督「つまり自分では作れないのか。酷いな」
蒼龍「自分で作ると何か失敗しちゃうんですよ。それは置いといて、今無性に食べたくなってきたんです」
提督「そんなの、鳳翔さんや間宮さんにでも作ってもらえばいいじゃないか」
蒼龍「いえ、あの2人のはもう食べた事があるから、提督のが食べてみたいんですよね~?」
提督「まあ…作れない事は無いけど…」
蒼龍「じゃ、今から作ってくれます?」
提督「…ケーキぐらいならまあいいか」
蒼龍「楽しみにしてますよ~♪」
提督「…仕方ない。作るか」
―1時間後、食堂―
提督「おい、蒼龍。できたぞ」
蒼龍「ホントですか?やったー!」
提督「ほれ」コトッ
蒼龍「うーん、この芳ばしい匂い…。美味しいそうですねぇ」
提督「早く食わないと、冷めるぞ」
蒼龍「そうですね。いただきまーす」パクッ
蒼龍「うん…。普通に美味しいです」
提督「そうかい。でも、何で俺の作ったのを食べたかったんだ?」
蒼龍「細かいことはいいじゃないですか、別に」
提督「ふーん…。ま、いいか」
蒼龍「そうそう」
提督(…もしかして…)チラッ
蒼龍「美味し~♪」プルン
提督(あの胸って…いや、まさかな…)
【END】
―昼、執務室―
提督「さてと、残り僅かの書類を片付けて…」
コンコン
提督「はい?」
蒼龍「失礼するね、提督?」ガチャ
提督「蒼龍か。何か用か?」
蒼龍「提督って、ホットケーキ作れますか?」
提督「何だ、急に」
蒼龍「私ってさ、ホットケーキが好きなんですよ。特に人に作ってもらったヤツが」
提督「つまり自分では作れないのか。酷いな」
蒼龍「自分で作ると何か失敗しちゃうんですよ。それは置いといて、今無性に食べたくなってきたんです」
提督「そんなの、鳳翔さんや間宮さんにでも作ってもらえばいいじゃないか」
蒼龍「いえ、あの2人のはもう食べた事があるから、提督のが食べてみたいんですよね~?」
提督「まあ…作れない事は無いけど…」
蒼龍「じゃ、今から作ってくれます?」
提督「…ケーキぐらいならまあいいか」
蒼龍「楽しみにしてますよ~♪」
提督「…仕方ない。作るか」
―1時間後、食堂―
提督「おい、蒼龍。できたぞ」
蒼龍「ホントですか?やったー!」
提督「ほれ」コトッ
蒼龍「うーん、この芳ばしい匂い…。美味しいそうですねぇ」
提督「早く食わないと、冷めるぞ」
蒼龍「そうですね。いただきまーす」パクッ
蒼龍「うん…。普通に美味しいです」
提督「そうかい。でも、何で俺の作ったのを食べたかったんだ?」
蒼龍「細かいことはいいじゃないですか、別に」
提督「ふーん…。ま、いいか」
蒼龍「そうそう」
提督(…もしかして…)チラッ
蒼龍「美味し~♪」プルン
提督(あの胸って…いや、まさかな…)
【END】
848: ◆aKZmxL4TCc 2015/03/23(月) 21:49:28.23 ID:0fr2w4Am0
【決定】
―夜、執務室―
提督「これが最後の書類か…。やっと終わる…」
コンコン
提督「ん?どうぞー」
提督(誰だ…?こんな夜に…)
足柄「失礼するわね」ガチャ
提督「足柄か。どしたの?」
足柄「この前の試験1位のご褒美、やっと思いついたのよ」
提督「おお、決まったのか。それで、何をご所望で?」
足柄「あのね…、明日って提督は暇?」
提督「明日か?あー…うん、特に予定はないな」
足柄「なら、明日ちょっと買い物に付き合ってくれない?」
提督「何だ、デートか?」
足柄「うーん…デートって言うか、そうでもないような…?」
提督「?」
足柄「ともかく、明日付き合ってくれるかしら?」
提督「まあ、別に構わないけど」
足柄「それじゃ、明日の10時に正門の前ね!行先は中心街のショッピングモール!」
提督「りょーかい」
足柄「それじゃあ、また明日!」
パタン
提督「…意外だな。ただのデートで済ますなんて」
提督(てっきり、『私の人生の伴侶になって!』とでも言うのかと思ったけど…)
【続く】
―夜、執務室―
提督「これが最後の書類か…。やっと終わる…」
コンコン
提督「ん?どうぞー」
提督(誰だ…?こんな夜に…)
足柄「失礼するわね」ガチャ
提督「足柄か。どしたの?」
足柄「この前の試験1位のご褒美、やっと思いついたのよ」
提督「おお、決まったのか。それで、何をご所望で?」
足柄「あのね…、明日って提督は暇?」
提督「明日か?あー…うん、特に予定はないな」
足柄「なら、明日ちょっと買い物に付き合ってくれない?」
提督「何だ、デートか?」
足柄「うーん…デートって言うか、そうでもないような…?」
提督「?」
足柄「ともかく、明日付き合ってくれるかしら?」
提督「まあ、別に構わないけど」
足柄「それじゃ、明日の10時に正門の前ね!行先は中心街のショッピングモール!」
提督「りょーかい」
足柄「それじゃあ、また明日!」
パタン
提督「…意外だな。ただのデートで済ますなんて」
提督(てっきり、『私の人生の伴侶になって!』とでも言うのかと思ったけど…)
【続く】
849: ◆aKZmxL4TCc 2015/03/23(月) 22:00:09.84 ID:0fr2w4Am0
【出発】
―翌朝、執務室―
提督「…と言うわけで、済まないが諸々の仕事は頼んだぞ?」
扶桑「そうでしたか…足柄さんが…」
提督「扶桑の負担が少し増えるかもしれないが、それだけはゴメンな?今度埋め合わせをするから」
扶桑「では、その埋め合わせを楽しみにしてますね?」クス
提督「それじゃ、行ってくる!」
パタン
―10時15分、鎮守府正門―
提督「分かってたよ。女の方が遅れてくるなんて事はよ」
足柄「ごめんなさい、遅れちゃった?」タタタ
提督「あ、いや。俺も今来たところ―おぅ」
足柄「ん?どうしたの?」
提督「意外だな。シックな感じの服とは。何と言うか、普段の制服とあまり変わらん」
足柄「ま、そうね。あまり着飾る必要もないと思ってね」
提督「でも、陸奥がワンピースを着た時なんてすごい驚いたぜー?」
足柄「えー?あの陸奥がワンピース?」クスッ
提督「ああ。初めて見た時はすごい意外だったけど、可愛かったぞ」
足柄「…提督」
提督「何だ?」
足柄「デートの時の鉄則って、知ってる?」
提督「?」
足柄「他の女の話はしない事」
提督「あー…すまん」
足柄「これからは気を付けてね?」ニコッ
提督「お、おう」
提督(あの笑顔…キュンと来る前に怖いと感じた)
足柄「さ、行きましょ!」
提督「ああ」
【続く】
―翌朝、執務室―
提督「…と言うわけで、済まないが諸々の仕事は頼んだぞ?」
扶桑「そうでしたか…足柄さんが…」
提督「扶桑の負担が少し増えるかもしれないが、それだけはゴメンな?今度埋め合わせをするから」
扶桑「では、その埋め合わせを楽しみにしてますね?」クス
提督「それじゃ、行ってくる!」
パタン
―10時15分、鎮守府正門―
提督「分かってたよ。女の方が遅れてくるなんて事はよ」
足柄「ごめんなさい、遅れちゃった?」タタタ
提督「あ、いや。俺も今来たところ―おぅ」
足柄「ん?どうしたの?」
提督「意外だな。シックな感じの服とは。何と言うか、普段の制服とあまり変わらん」
足柄「ま、そうね。あまり着飾る必要もないと思ってね」
提督「でも、陸奥がワンピースを着た時なんてすごい驚いたぜー?」
足柄「えー?あの陸奥がワンピース?」クスッ
提督「ああ。初めて見た時はすごい意外だったけど、可愛かったぞ」
足柄「…提督」
提督「何だ?」
足柄「デートの時の鉄則って、知ってる?」
提督「?」
足柄「他の女の話はしない事」
提督「あー…すまん」
足柄「これからは気を付けてね?」ニコッ
提督「お、おう」
提督(あの笑顔…キュンと来る前に怖いと感じた)
足柄「さ、行きましょ!」
提督「ああ」
【続く】
850: ◆aKZmxL4TCc 2015/03/23(月) 22:10:52.58 ID:0fr2w4Am0
【目的】
―11時、ショッピングモール―
提督「で、何をするんだ?」
足柄「へ?」
提督「何か目的があるんだろ?」
足柄「……」
提督「昨日、俺が『デートか?』って聞いたらお前は答えを少し濁らせただろう?つまり、ただのデートじゃない、何か理由があるってわけだ。違うか?」
足柄「…笑わないでくれる?」
提督「当たり前だろう」
足柄「…実はね、姉さん達と羽黒にプレゼントをしてあげようと思ってね」
提督「へえ?また何で」
足柄「(合コンで)失敗とか挫折とかをした時に、いつも3人に励まされてね…」
提督「へえ、お前が(出撃とか演習とかで)失敗や挫折ねぇ…」
足柄「それもあるし、生活の色々な面でもちょっと頼っちゃってるところもあるから、それらの感謝も込めて、ね」
提督「なるほどね…」
足柄「だから、それを買うために来たのよ」
提督「…俺いらなくね?」
足柄「そんなわけないわ」
提督「え?」
足柄「こういう時は、第三者からも意見を貰いたいのよね。特に姉妹で色々ある時は客観的にモノを見る事ができる男の意見も」
提督「…なるほど」
足柄「だから、お願いできるかしら?」
提督「…分かった。じゃあ、今11時だから、12時までどんなモノを買うのか決めて、昼飯を食べた後に買うって事にするか」
足柄「そうねぇ…。じゃあ、そうしましょう」
提督「よっし、じゃあ行くか」
足柄「ええ」
【続く】
―11時、ショッピングモール―
提督「で、何をするんだ?」
足柄「へ?」
提督「何か目的があるんだろ?」
足柄「……」
提督「昨日、俺が『デートか?』って聞いたらお前は答えを少し濁らせただろう?つまり、ただのデートじゃない、何か理由があるってわけだ。違うか?」
足柄「…笑わないでくれる?」
提督「当たり前だろう」
足柄「…実はね、姉さん達と羽黒にプレゼントをしてあげようと思ってね」
提督「へえ?また何で」
足柄「(合コンで)失敗とか挫折とかをした時に、いつも3人に励まされてね…」
提督「へえ、お前が(出撃とか演習とかで)失敗や挫折ねぇ…」
足柄「それもあるし、生活の色々な面でもちょっと頼っちゃってるところもあるから、それらの感謝も込めて、ね」
提督「なるほどね…」
足柄「だから、それを買うために来たのよ」
提督「…俺いらなくね?」
足柄「そんなわけないわ」
提督「え?」
足柄「こういう時は、第三者からも意見を貰いたいのよね。特に姉妹で色々ある時は客観的にモノを見る事ができる男の意見も」
提督「…なるほど」
足柄「だから、お願いできるかしら?」
提督「…分かった。じゃあ、今11時だから、12時までどんなモノを買うのか決めて、昼飯を食べた後に買うって事にするか」
足柄「そうねぇ…。じゃあ、そうしましょう」
提督「よっし、じゃあ行くか」
足柄「ええ」
【続く】
851: ◆aKZmxL4TCc 2015/03/23(月) 22:23:59.01 ID:0fr2w4Am0
【買うもの】
―13時、レストラン―
足柄「ちょっと…選ぶのに時間がかかり過ぎちゃったわね…」
提督「結局、妙高にはペンダント、那智には服、羽黒には髪留めって事にするんだな?」
足柄「ええ。あの3人には、このイメージが似合ってるかなーって思ったのよ」
提督「確かに、な。でも、妙高にペンダントって言うイメージはあまりないけどな…」
足柄「私も最初はそう思ったけど…妙高姉さんは何か、大人な雰囲気が漂ってるじゃない?それこそ、暁ちゃんの言う"レディ"って感じが。そこで、
そんなレディに似合うものは何かなーって思ったら、ペンダントに行きついたのよ」
提督「ふむ…。だが、那智に服って言うのは正直な…」
足柄「那智姉さんは、いつも真面目にきっちりしていて、女性らしさって言うのがあまり感じられないのよね…。休日でもじみーな感じの服だし」
提督(悔しいけど…想像できる)
足柄「だから、せめて服だけでも女性らしくできないかなって思って」
提督「なるほどなるほど…。羽黒に髪留めってのは?何かこれも地味な感じがするけど」
足柄「いや、それがね…」
提督「?」
足柄「…多分羽黒って、何か妙高姉さんとか那智姉さんとかにあげる大きなものを買ってあげたら、感動で咽び泣いちゃうんじゃないかと思って…」
提督「…簡単に想像できちまう」
足柄「だからまあ、そんな感じでいいかな?って思ったのよ」
提督「うん。俺も、そう言う感じでいいと思う」
足柄「よっし、じゃあ行きましょうか!」
提督「あ、そう言えば足柄…」
足柄「何?」
提督「…いや。なんでもない」
足柄「?」
【続く】
―13時、レストラン―
足柄「ちょっと…選ぶのに時間がかかり過ぎちゃったわね…」
提督「結局、妙高にはペンダント、那智には服、羽黒には髪留めって事にするんだな?」
足柄「ええ。あの3人には、このイメージが似合ってるかなーって思ったのよ」
提督「確かに、な。でも、妙高にペンダントって言うイメージはあまりないけどな…」
足柄「私も最初はそう思ったけど…妙高姉さんは何か、大人な雰囲気が漂ってるじゃない?それこそ、暁ちゃんの言う"レディ"って感じが。そこで、
そんなレディに似合うものは何かなーって思ったら、ペンダントに行きついたのよ」
提督「ふむ…。だが、那智に服って言うのは正直な…」
足柄「那智姉さんは、いつも真面目にきっちりしていて、女性らしさって言うのがあまり感じられないのよね…。休日でもじみーな感じの服だし」
提督(悔しいけど…想像できる)
足柄「だから、せめて服だけでも女性らしくできないかなって思って」
提督「なるほどなるほど…。羽黒に髪留めってのは?何かこれも地味な感じがするけど」
足柄「いや、それがね…」
提督「?」
足柄「…多分羽黒って、何か妙高姉さんとか那智姉さんとかにあげる大きなものを買ってあげたら、感動で咽び泣いちゃうんじゃないかと思って…」
提督「…簡単に想像できちまう」
足柄「だからまあ、そんな感じでいいかな?って思ったのよ」
提督「うん。俺も、そう言う感じでいいと思う」
足柄「よっし、じゃあ行きましょうか!」
提督「あ、そう言えば足柄…」
足柄「何?」
提督「…いや。なんでもない」
足柄「?」
【続く】
852: ◆aKZmxL4TCc 2015/03/23(月) 22:35:05.12 ID:0fr2w4Am0
【買い物中】
―アクセサリーショップ―
提督「これなんかいいんじゃないか?」
足柄「でも~…これは妙高姉さんのイメージとは何か違うような…」
提督「…じゃあ、これ?」
足柄「うーん…これも何か…」
提督「それじゃあ、コイツか?」
足柄「…ええ。これがいいかな?」
提督「よっし、じゃあこれにしよう」
―婦人服店―
足柄「これにしましょう」
提督「いやいや、これは何か女性的すぎるわ…」
足柄「でも、これぐらいにしないと…」
提督「そうか…。じゃあ1つ例えばの話をしよう」
足柄「?」
提督「このデザインとかがこてこての『THE・女の子』な服をあの那智にプレゼントしたとして、那智はどんな反応をするだろうな」
足柄「…ちょっとこの服戻してくるわ」
提督「思い直してくれたようで何よりだ」
―小物店―
提督「どれもいいデザインだな…」
足柄「この、太陽の形のヤツは?」
提督「いやいや、俺はこの三日月の形のヤツを勧めるぜ?」
足柄「それなら私はこの蝶の形のを!」
提督「ならば俺はバラの形のヤツを!」
足柄&提督「………」
足柄「…よく考えたら、髪飾りって姉さん2人の物よりも小さいし、値段もリーズナブルだから、2つくらい買っても問題ないわよね」
提督「じゃあ、蝶のヤツと三日月のヤツを買うか」
足柄「そうね」
提督「……………」チラッ
【続く】
―アクセサリーショップ―
提督「これなんかいいんじゃないか?」
足柄「でも~…これは妙高姉さんのイメージとは何か違うような…」
提督「…じゃあ、これ?」
足柄「うーん…これも何か…」
提督「それじゃあ、コイツか?」
足柄「…ええ。これがいいかな?」
提督「よっし、じゃあこれにしよう」
―婦人服店―
足柄「これにしましょう」
提督「いやいや、これは何か女性的すぎるわ…」
足柄「でも、これぐらいにしないと…」
提督「そうか…。じゃあ1つ例えばの話をしよう」
足柄「?」
提督「このデザインとかがこてこての『THE・女の子』な服をあの那智にプレゼントしたとして、那智はどんな反応をするだろうな」
足柄「…ちょっとこの服戻してくるわ」
提督「思い直してくれたようで何よりだ」
―小物店―
提督「どれもいいデザインだな…」
足柄「この、太陽の形のヤツは?」
提督「いやいや、俺はこの三日月の形のヤツを勧めるぜ?」
足柄「それなら私はこの蝶の形のを!」
提督「ならば俺はバラの形のヤツを!」
足柄&提督「………」
足柄「…よく考えたら、髪飾りって姉さん2人の物よりも小さいし、値段もリーズナブルだから、2つくらい買っても問題ないわよね」
提督「じゃあ、蝶のヤツと三日月のヤツを買うか」
足柄「そうね」
提督「……………」チラッ
【続く】
853: ◆aKZmxL4TCc 2015/03/23(月) 22:47:03.95 ID:0fr2w4Am0
【帰路】>>2レス続きます
―15時、ロビー―
足柄「ちょっと、集中し過ぎちゃったわね…」
提督「ああ。でも、いいプレゼントが買えたなぁ」
足柄「そうね。姉さん達と羽黒、喜んでくれるといいな…」クス
提督「………」
足柄「…?どうしたの、提督?」
提督「…すまん、ちょっと買うモノを思い出した。すぐ戻るから待っててくれ」
足柄「え、ええ」
提督「じゃ!」タタタタ
―十数分後―
提督「すまん、待たせたな」
足柄「ううん、別に大丈夫!」
提督「それじゃあ、帰りますかね」
足柄「ええ。そうしましょ」
―帰り道―
足柄「そう言えば提督、何を買ったの?」
提督「ああ、これか?」ガサッ
提督「別に、何でもないよ」
足柄「…じゃあ、お願い!試験1位のご褒美として、それを教えて?」
提督「おいおい。もう俺を買い物に付き合わせたじゃないか」
足柄「この程度の事、別にどうって事ないでしょ?」
提督「…はぁ…しょうがないな…」
足柄「?」
提督「ちょっと、場所を移そう」
足柄「何で?」
提督「何でもだ」
―公園―
足柄「提督?何でこんな所に?」
提督「それじゃ、お望みの買ったモノの正体を明かしますか」ガサゴソ
足柄「?」
提督「ほい」スッ
足柄「…へ?」
―15時、ロビー―
足柄「ちょっと、集中し過ぎちゃったわね…」
提督「ああ。でも、いいプレゼントが買えたなぁ」
足柄「そうね。姉さん達と羽黒、喜んでくれるといいな…」クス
提督「………」
足柄「…?どうしたの、提督?」
提督「…すまん、ちょっと買うモノを思い出した。すぐ戻るから待っててくれ」
足柄「え、ええ」
提督「じゃ!」タタタタ
―十数分後―
提督「すまん、待たせたな」
足柄「ううん、別に大丈夫!」
提督「それじゃあ、帰りますかね」
足柄「ええ。そうしましょ」
―帰り道―
足柄「そう言えば提督、何を買ったの?」
提督「ああ、これか?」ガサッ
提督「別に、何でもないよ」
足柄「…じゃあ、お願い!試験1位のご褒美として、それを教えて?」
提督「おいおい。もう俺を買い物に付き合わせたじゃないか」
足柄「この程度の事、別にどうって事ないでしょ?」
提督「…はぁ…しょうがないな…」
足柄「?」
提督「ちょっと、場所を移そう」
足柄「何で?」
提督「何でもだ」
―公園―
足柄「提督?何でこんな所に?」
提督「それじゃ、お望みの買ったモノの正体を明かしますか」ガサゴソ
足柄「?」
提督「ほい」スッ
足柄「…へ?」
854: ◆aKZmxL4TCc 2015/03/23(月) 22:53:01.56 ID:0fr2w4Am0
提督「俺からの、プレゼントだ」
足柄「え…何で…?」
提督「日ごろから、お前には出撃とかでも励ましてもらって元気を貰ってるからな。そのお礼さ」
足柄「…ありがとう」グスッ
提督「この程度の事で泣くなよ…」
足柄「開けてもいい…?」
提督「どうぞどうぞ」
足柄「あ…カチューシャ…」カパッ
提督「小物店に行った時に、お前に似合いそうだなーって思って」
足柄「…ありがと…」
提督「喜んでくれたようで、なによりだよ」
足柄「…ね、提督。カチューシャ、つけてくれる?」
提督「…もちろん」スッ
足柄「…どう?」
提督「十二分に似合う。可愛いよ」
足柄「…本当に、ありがとう」
提督「…さてと、じゃあ帰るか」
足柄「…そうね」ギュッ
提督「…何で腕に抱き付く?」
足柄「…せめてデートっぽく、ね」
提督「…ふっ」
足柄「…提督」
提督「ん?」
足柄「…私達の鎮守府の提督になってくれて、ありがとう」
【END】
855: ◆aKZmxL4TCc 2015/03/23(月) 23:02:14.27 ID:0fr2w4Am0
【泣き虫】
―数か月前、執務室―
提督「君が新しく加わった羽黒か」
羽黒「はい。妙高型重巡洋艦姉妹の末っ子です。あ、あの…ごめんなさいっ!」
提督「え、何で急に謝ってんの?」
羽黒「ひぃぃぃぇ、ご、ごめんなさいっ!これは癖って言うか…なんていうか…」
提督「いいからいいから、落ち着いて…。それは置いといて、もうすでに、妙高と那智と足柄は配属されてるから、君は足柄と同室に―」
羽黒「ごめんなさいっ!何か、一番遅く着任してしまって…」
提督「いや、別にそれは―」
羽黒「ごべんだざぃぃぃぃぃ~!!」ダッ
提督「あっ、ちょっと!?まだ色々説明する事とかがー…」
バタン
提督「えー…スゴいショック…。初対面の女の子が泣くなんて…」
コンコン
提督「はい?」
妙高「失礼しますぅ~…」ゴゴゴゴゴ
提督(あの…背中からにじみ出るオーラ…死ねるっ!)
妙高「何私の可愛い可愛い妹を会ったその日に泣かせてるんですか~…?」
提督「ちょっと待て、俺のせいか?俺のせいか!?」
妙高「問答無用ッ!」
提督「理不尽だべっ!?」
―現在、執務室―
提督「だから、そう自分を卑下して泣くな。俺の身が危なくなるから、な?」
羽黒「スゴイ自分勝手ですね…」
【END】
―数か月前、執務室―
提督「君が新しく加わった羽黒か」
羽黒「はい。妙高型重巡洋艦姉妹の末っ子です。あ、あの…ごめんなさいっ!」
提督「え、何で急に謝ってんの?」
羽黒「ひぃぃぃぇ、ご、ごめんなさいっ!これは癖って言うか…なんていうか…」
提督「いいからいいから、落ち着いて…。それは置いといて、もうすでに、妙高と那智と足柄は配属されてるから、君は足柄と同室に―」
羽黒「ごめんなさいっ!何か、一番遅く着任してしまって…」
提督「いや、別にそれは―」
羽黒「ごべんだざぃぃぃぃぃ~!!」ダッ
提督「あっ、ちょっと!?まだ色々説明する事とかがー…」
バタン
提督「えー…スゴいショック…。初対面の女の子が泣くなんて…」
コンコン
提督「はい?」
妙高「失礼しますぅ~…」ゴゴゴゴゴ
提督(あの…背中からにじみ出るオーラ…死ねるっ!)
妙高「何私の可愛い可愛い妹を会ったその日に泣かせてるんですか~…?」
提督「ちょっと待て、俺のせいか?俺のせいか!?」
妙高「問答無用ッ!」
提督「理不尽だべっ!?」
―現在、執務室―
提督「だから、そう自分を卑下して泣くな。俺の身が危なくなるから、な?」
羽黒「スゴイ自分勝手ですね…」
【END】
856: ◆aKZmxL4TCc 2015/03/23(月) 23:09:39.10 ID:0fr2w4Am0
【第1回~艦娘知識試験~番外編1】※もうちっとだけ続くんじゃ
ジャンル:世界史
問39.『第一次世界大戦敗北を契機として勃発した、ドイツ革命によって帝政ドイツが崩壊した後、1919年に制定されたドイツ国の共和政憲法の名前は何か』
・羽黒の答え 『ワイマール憲法』
提督のコメント:その通りです。この憲法の通称は『ヴァイマル憲法』ですが、英語読みが『ワイマール』なのでこちらの呼び方が浸透しているそうです。
・長良の答え 『ネイマール憲法』
提督のコメント:憲法はサッカーをしません。
・大和の答え 『マイワールド憲法』
提督のコメント:自分勝手極まりない憲法ですね。
※大和は世界史、世界地理の問題ができなくて満点を取れなかった。
ジャンル:世界史
問39.『第一次世界大戦敗北を契機として勃発した、ドイツ革命によって帝政ドイツが崩壊した後、1919年に制定されたドイツ国の共和政憲法の名前は何か』
・羽黒の答え 『ワイマール憲法』
提督のコメント:その通りです。この憲法の通称は『ヴァイマル憲法』ですが、英語読みが『ワイマール』なのでこちらの呼び方が浸透しているそうです。
・長良の答え 『ネイマール憲法』
提督のコメント:憲法はサッカーをしません。
・大和の答え 『マイワールド憲法』
提督のコメント:自分勝手極まりない憲法ですね。
※大和は世界史、世界地理の問題ができなくて満点を取れなかった。
865: ◆aKZmxL4TCc 2015/03/24(火) 22:07:38.02 ID:+NOh+91L0
【スクランブル】
―昼、休憩室―
ワイワイガヤガヤ
あきつ丸「ふぅ…やはり緑茶は美味、であります」
ビーッビーッ!
全員「!」
あきつ丸「熱っ!うっかりお茶を零してしまったであります…」
提督『北方海域でタンカーが深海棲艦から奇襲を受けた模様。これから告げる艦娘は直ちに艤装を装備し、執務室へ集合せよ。吹雪、深雪、夕立、卯月、
白露、あきつ丸』
吹雪「よし、行こう!」ダッ
深雪「任せとけって!」ダッ
夕立「素敵なパーティ始めるっぽい!」ダッ
卯月「頑張るぴょん!」ダッ
白露「白露がいっちばーん!」
あきつ丸「自分も出撃でありますか…頑張らねばっ。と、その前に机を拭かなければ…」グッ
提督『なお、次に告げる艦娘は艤装を装備した上で待機せよ。時雨、浦風、敷波、巻雲、那珂』
那珂「よーっし、がんばろー!」ダッ
時雨「よし、行こう!」ダッ
浦風「ウチに任しとき!」ダッ
敷波「さって、行きますかね~」ダッ
巻雲「司令官様のお役に立てるよう、頑張ります!」タタッ
―艤装引渡所―
ギャーギャー
明石「押さないで下さーい!順番に渡しますからー!」
吹雪「あれ?この艤装、夕立ちゃんのじゃない?」
夕立「あ、ホントっぽい!」
那珂「あっれー?那珂ちゃんの艤装が大きすぎる気が…」
明石「あ、しまった…それ最上さんのだった…」
―執務室―
提督「…で、一番早かったのはお前か」
あきつ丸「はい!自分の艤装は他の方々とは違う陸軍タイプの物でありますから、自分用の倉庫から引き出してきただけであります!」
提督「どうやって自分用の倉庫なんて確保したんだ?」
あきつ丸「妖精さんに間宮羊羹で手を打ったのであります!」
提督「安いなオイ!」
【END】
―昼、休憩室―
ワイワイガヤガヤ
あきつ丸「ふぅ…やはり緑茶は美味、であります」
ビーッビーッ!
全員「!」
あきつ丸「熱っ!うっかりお茶を零してしまったであります…」
提督『北方海域でタンカーが深海棲艦から奇襲を受けた模様。これから告げる艦娘は直ちに艤装を装備し、執務室へ集合せよ。吹雪、深雪、夕立、卯月、
白露、あきつ丸』
吹雪「よし、行こう!」ダッ
深雪「任せとけって!」ダッ
夕立「素敵なパーティ始めるっぽい!」ダッ
卯月「頑張るぴょん!」ダッ
白露「白露がいっちばーん!」
あきつ丸「自分も出撃でありますか…頑張らねばっ。と、その前に机を拭かなければ…」グッ
提督『なお、次に告げる艦娘は艤装を装備した上で待機せよ。時雨、浦風、敷波、巻雲、那珂』
那珂「よーっし、がんばろー!」ダッ
時雨「よし、行こう!」ダッ
浦風「ウチに任しとき!」ダッ
敷波「さって、行きますかね~」ダッ
巻雲「司令官様のお役に立てるよう、頑張ります!」タタッ
―艤装引渡所―
ギャーギャー
明石「押さないで下さーい!順番に渡しますからー!」
吹雪「あれ?この艤装、夕立ちゃんのじゃない?」
夕立「あ、ホントっぽい!」
那珂「あっれー?那珂ちゃんの艤装が大きすぎる気が…」
明石「あ、しまった…それ最上さんのだった…」
―執務室―
提督「…で、一番早かったのはお前か」
あきつ丸「はい!自分の艤装は他の方々とは違う陸軍タイプの物でありますから、自分用の倉庫から引き出してきただけであります!」
提督「どうやって自分用の倉庫なんて確保したんだ?」
あきつ丸「妖精さんに間宮羊羹で手を打ったのであります!」
提督「安いなオイ!」
【END】
866: ◆aKZmxL4TCc 2015/03/24(火) 22:19:32.62 ID:+NOh+91L0
【ぼんやり】
―昼、休憩所―
雲龍「…………」ポケー
提督(あ、雲龍だ…)
雲龍「…………」ポケー
提督「…………」ジー
雲龍「…………」ポケー
提督「…………」ジー
雲龍「…………」ポケー
提督「…………」ジー
雲龍「…………」ダラダラ
提督「…………」ジー
雲龍「………あの、提督?」
提督「何?」
雲龍「何か、御用でも?」
提督「いんや、ただ眺めていただけ」
雲龍「その…私なんかを眺めて…一体何が…?」
提督「ええとな、こう、今世間は深海棲艦との戦いでギスギスしている感じが若干あるだろ?」
雲龍「まあ、そんな感じもあるとテレビで言ってますね」
提督「そんな世の中で、雲龍みたいに世間に流されずにただただぼーっとしていて、平和そうにしてるのが、うらやましいなーって思っただけさ」
雲龍「そうですか…」
提督「あと、雲龍ってそれなりに美人だから、見続けても飽きないと思ったのさ」
雲龍「…よくもまあ提督って、そんな歯の浮くようなセリフを平然と言う事ができますね」
提督「え、そんな事言ったか?」
雲龍(しかも自覚なし…タチが悪いですね…)
【END】
―昼、休憩所―
雲龍「…………」ポケー
提督(あ、雲龍だ…)
雲龍「…………」ポケー
提督「…………」ジー
雲龍「…………」ポケー
提督「…………」ジー
雲龍「…………」ポケー
提督「…………」ジー
雲龍「…………」ダラダラ
提督「…………」ジー
雲龍「………あの、提督?」
提督「何?」
雲龍「何か、御用でも?」
提督「いんや、ただ眺めていただけ」
雲龍「その…私なんかを眺めて…一体何が…?」
提督「ええとな、こう、今世間は深海棲艦との戦いでギスギスしている感じが若干あるだろ?」
雲龍「まあ、そんな感じもあるとテレビで言ってますね」
提督「そんな世の中で、雲龍みたいに世間に流されずにただただぼーっとしていて、平和そうにしてるのが、うらやましいなーって思っただけさ」
雲龍「そうですか…」
提督「あと、雲龍ってそれなりに美人だから、見続けても飽きないと思ったのさ」
雲龍「…よくもまあ提督って、そんな歯の浮くようなセリフを平然と言う事ができますね」
提督「え、そんな事言ったか?」
雲龍(しかも自覚なし…タチが悪いですね…)
【END】
867: ◆aKZmxL4TCc 2015/03/24(火) 22:35:07.89 ID:+NOh+91L0
【第1回~艦娘知識試験~番外編2】
ジャンル:国語
問42.『次の一文は"走れメロス"の冒頭の部分である。( )に当てはまる漢字2文字を答えよ。
メロスは( )した。必ず、かの邪智暴虐の王を除かなければならぬと決意した。』
・長月の答え 『激怒』
提督のコメント:正解です。
・天龍の答え 『死亡』
提督のコメント:いきなり殺さないでください。
・夕張の答え 『絶望』
提督のコメント:絶望した!こんな邪智暴虐の王に絶望した!
※長月は文系の問題はパーフェクトだったが、やはり幼く知らない事も多く、得点は中の上程度だった。
夕張はアニメのネタを先に思い出してしまい、得点を落とす事が多かった。
天龍は言うに及ばず。
ジャンル:国語
問42.『次の一文は"走れメロス"の冒頭の部分である。( )に当てはまる漢字2文字を答えよ。
メロスは( )した。必ず、かの邪智暴虐の王を除かなければならぬと決意した。』
・長月の答え 『激怒』
提督のコメント:正解です。
・天龍の答え 『死亡』
提督のコメント:いきなり殺さないでください。
・夕張の答え 『絶望』
提督のコメント:絶望した!こんな邪智暴虐の王に絶望した!
※長月は文系の問題はパーフェクトだったが、やはり幼く知らない事も多く、得点は中の上程度だった。
夕張はアニメのネタを先に思い出してしまい、得点を落とす事が多かった。
天龍は言うに及ばず。
874: ◆aKZmxL4TCc 2015/03/25(水) 21:47:28.62 ID:ReUoa+k/0
【アイドル】
―昼、軽巡洋艦寮・那珂の部屋―
提督「おい、那珂。いいか?」コンコン
那珂「はいはーい、どうしたの?」ガチャ
提督「鎮守府の郵便受けにお前宛の手紙がたくさんあるんだが」ガサッ
那珂「あー、もしかしてあそこからの手紙?見せて見せてー!」
提督「ああ。しかし、誰からなんだ?」
那珂「えっとね、色々な場所から!」
提督「?」
那珂「那珂ちゃんは、タンカー護衛任務とか資源輸送任務とかで、タンカーの人や資源集積地の近くの島の人達と仲良くなったんだよねー」
提督「どうやって仲良くなったんだ?」
那珂「…どこかの誰かさんが那珂ちゃんを遠征にばっかり出しているせいで、タンカーの人とか島の人達が顔を覚えちゃったんじゃないかなー?」
提督「…すまん」
那珂「まあそれは置いといて、ひょんな事から那珂ちゃんの持ち歌を披露する事になって―」
―数か月前、港―
船員A『へー、那珂ちゃんってアイドル目指してるんだー』
那珂『そうだよー!いつか、艦娘初のアイドルになるんだー!』
船員B『持ち歌とかあるの?』
那珂『あるよ?』
船員A『おおー。じゃあ一曲歌ってみてくれない?』
那珂『りょーかい!じゃあ"恋の2-11-4"いっくぞー!』
~♪~♪
那珂『ふぅ…』
船員C『おお!すごい上手いなぁ!』パチパチ
那珂『え、ホント~?』
船員D『ああ、ホントホント!俺ファンになっちゃいそうだよ!』
那珂『ありがとー!』
―現在―
那珂「って感じだよ?」
提督「そんな事があるのか…と言う事は島の人達とも?」
那珂「うん。大体そんな感じだよ?」
提督「…普段は"解体のアイドル"とか言われてるけど、ホントは(超限定的だが)皆のアイドルになってたんだな…」
那珂「そうだよー!えっへん!と言うわけでー、今度鎮守府でライブやらせてー」
提督「……考えとくわ」
那珂「えっ」
この数日後、鎮守府で那珂のライブが行われ、那珂ちゃんの歌はバカウケしたという。
【END】
―昼、軽巡洋艦寮・那珂の部屋―
提督「おい、那珂。いいか?」コンコン
那珂「はいはーい、どうしたの?」ガチャ
提督「鎮守府の郵便受けにお前宛の手紙がたくさんあるんだが」ガサッ
那珂「あー、もしかしてあそこからの手紙?見せて見せてー!」
提督「ああ。しかし、誰からなんだ?」
那珂「えっとね、色々な場所から!」
提督「?」
那珂「那珂ちゃんは、タンカー護衛任務とか資源輸送任務とかで、タンカーの人や資源集積地の近くの島の人達と仲良くなったんだよねー」
提督「どうやって仲良くなったんだ?」
那珂「…どこかの誰かさんが那珂ちゃんを遠征にばっかり出しているせいで、タンカーの人とか島の人達が顔を覚えちゃったんじゃないかなー?」
提督「…すまん」
那珂「まあそれは置いといて、ひょんな事から那珂ちゃんの持ち歌を披露する事になって―」
―数か月前、港―
船員A『へー、那珂ちゃんってアイドル目指してるんだー』
那珂『そうだよー!いつか、艦娘初のアイドルになるんだー!』
船員B『持ち歌とかあるの?』
那珂『あるよ?』
船員A『おおー。じゃあ一曲歌ってみてくれない?』
那珂『りょーかい!じゃあ"恋の2-11-4"いっくぞー!』
~♪~♪
那珂『ふぅ…』
船員C『おお!すごい上手いなぁ!』パチパチ
那珂『え、ホント~?』
船員D『ああ、ホントホント!俺ファンになっちゃいそうだよ!』
那珂『ありがとー!』
―現在―
那珂「って感じだよ?」
提督「そんな事があるのか…と言う事は島の人達とも?」
那珂「うん。大体そんな感じだよ?」
提督「…普段は"解体のアイドル"とか言われてるけど、ホントは(超限定的だが)皆のアイドルになってたんだな…」
那珂「そうだよー!えっへん!と言うわけでー、今度鎮守府でライブやらせてー」
提督「……考えとくわ」
那珂「えっ」
この数日後、鎮守府で那珂のライブが行われ、那珂ちゃんの歌はバカウケしたという。
【END】
875: ◆aKZmxL4TCc 2015/03/25(水) 22:00:23.63 ID:ReUoa+k/0
【まだ】
―夜、執務室―
提督「よし、扶桑。今日は上がっていいぞ?」
扶桑「え、でも、まだ書類が残っているのでは?」
提督「いや、何だかお前やつれてるように見えるから。今日は休んで、明日から頑張ってくれよ」
扶桑「…わかりました。では、お先に失礼いたします」
提督「ああ。おやすみ」
パタン
提督「よし、じゃあ仕上げますかね…」カリカリ
ガチャ
提督「ん?」
日向「あ…君…まだいたんだ」
提督「…それは俺がこの鎮守府にいる事に対しての言葉か?」
日向「ふっ、そんなはずないじゃないか。冗談だよ」クスッ
提督「ひどい冗談だな」
日向「まあ、君がこんな時間になってもまだ執務室にいる事に対して、だが」
提督「?」
日向「最近、夜遅くまで書類仕事をしている事が多いそうじゃないか」
提督「………」
日向「そんなにたくさん、何を書いているんだ?」
提督「…社会に出ると、書くべき書類なんて腐るほど送り付けられてくるってもんだよ」
日向「………」
提督「別に他意は無いよ。事実だ。ただの資源に関する書類とか、上層部からの観艦式開催要求とか。まあ色々さ」
日向「そうか…観艦式か」
提督「いつか、ウチの鎮守府でもやるつもりだよ。その時が来たら、皆に伝えるからさ」
日向「…ああ」
【END】
―夜、執務室―
提督「よし、扶桑。今日は上がっていいぞ?」
扶桑「え、でも、まだ書類が残っているのでは?」
提督「いや、何だかお前やつれてるように見えるから。今日は休んで、明日から頑張ってくれよ」
扶桑「…わかりました。では、お先に失礼いたします」
提督「ああ。おやすみ」
パタン
提督「よし、じゃあ仕上げますかね…」カリカリ
ガチャ
提督「ん?」
日向「あ…君…まだいたんだ」
提督「…それは俺がこの鎮守府にいる事に対しての言葉か?」
日向「ふっ、そんなはずないじゃないか。冗談だよ」クスッ
提督「ひどい冗談だな」
日向「まあ、君がこんな時間になってもまだ執務室にいる事に対して、だが」
提督「?」
日向「最近、夜遅くまで書類仕事をしている事が多いそうじゃないか」
提督「………」
日向「そんなにたくさん、何を書いているんだ?」
提督「…社会に出ると、書くべき書類なんて腐るほど送り付けられてくるってもんだよ」
日向「………」
提督「別に他意は無いよ。事実だ。ただの資源に関する書類とか、上層部からの観艦式開催要求とか。まあ色々さ」
日向「そうか…観艦式か」
提督「いつか、ウチの鎮守府でもやるつもりだよ。その時が来たら、皆に伝えるからさ」
日向「…ああ」
【END】
876: ◆aKZmxL4TCc 2015/03/25(水) 22:08:39.99 ID:ReUoa+k/0
【カレー③】
―金曜日の夜、食堂―
鈴谷「やったー!カレーの日だー!」
提督「ホントに鈴谷はカレーが好きだな…」
鈴谷「当たり前じゃん!カレーは老若男女が食べられる国民的食じゃん!」
提督「まあ、それについては反論しないが」
鈴谷「今日は何カレーかな?ポーク?チキン?それとももしかしてビーフ?」
提督「残念ながらビーフカレーを作るほど、ウチの鎮守府はあまり裕福じゃないんだ」
鈴谷「まあ、カレーなら何でもいいけどねー」
提督「っと、今日の当番はリットリオか」
鈴谷「おほっ、ていう事はイタリア式のカレーが食べられるって事?よっしゃー!」
―数分後―
鈴谷「…………何でパスタ?」
リットリオ「え、何か変だった?」
提督「あのな…日本の海軍は金曜日にカレーを食べるっていう習慣があるんだよな」
リットリオ「え?そうなの!?知らなかった!」
提督「ま、知らなかったらパスタなんて作らないよな」
リットリオ「今日が初めての食事当番だから、腕によりをかけてパスタを作ったのに…何かごめん」
鈴谷「ああ…いいよ…別に…パスタも美味しいから…」モキュモキュ
提督(すんごい落ち込んでる…)
リットリオ「え?ホント?よかったー!」
提督「…後で、レトルトカレーやるよ」
鈴谷「…ありがと」
【END】
―金曜日の夜、食堂―
鈴谷「やったー!カレーの日だー!」
提督「ホントに鈴谷はカレーが好きだな…」
鈴谷「当たり前じゃん!カレーは老若男女が食べられる国民的食じゃん!」
提督「まあ、それについては反論しないが」
鈴谷「今日は何カレーかな?ポーク?チキン?それとももしかしてビーフ?」
提督「残念ながらビーフカレーを作るほど、ウチの鎮守府はあまり裕福じゃないんだ」
鈴谷「まあ、カレーなら何でもいいけどねー」
提督「っと、今日の当番はリットリオか」
鈴谷「おほっ、ていう事はイタリア式のカレーが食べられるって事?よっしゃー!」
―数分後―
鈴谷「…………何でパスタ?」
リットリオ「え、何か変だった?」
提督「あのな…日本の海軍は金曜日にカレーを食べるっていう習慣があるんだよな」
リットリオ「え?そうなの!?知らなかった!」
提督「ま、知らなかったらパスタなんて作らないよな」
リットリオ「今日が初めての食事当番だから、腕によりをかけてパスタを作ったのに…何かごめん」
鈴谷「ああ…いいよ…別に…パスタも美味しいから…」モキュモキュ
提督(すんごい落ち込んでる…)
リットリオ「え?ホント?よかったー!」
提督「…後で、レトルトカレーやるよ」
鈴谷「…ありがと」
【END】
877: ◆aKZmxL4TCc 2015/03/25(水) 22:19:22.98 ID:ReUoa+k/0
【第1回~艦娘知識試験~番外編3】
ジャンル:英語
問44.『次の英文を訳せ。
My sister was to like the big dog.』
・金剛の答え 『私の姉はその大きな犬を気に入った。』
提督のコメント:正解です。
・那珂の答え 『私の姉は喜ばしい事に大きな犬でした。』
提督のコメント:ちっとも喜ばしくございません。
・漣の答え 『( )←金剛さんと同じ答えを入れてね!』
提督のコメント:それは自分で書き入れるものでは?
※金剛は英語系問題はパーフェクトだったが、国語の問題は出来が悪く得点が伸びなかった。
那珂は答えられた問題と答えられなかった問題の割合が半々。つまりそこそこ良かった。
漣はユーモアのある答えで特別点を貰おうと考えていたが、無理だった。
ジャンル:英語
問44.『次の英文を訳せ。
My sister was to like the big dog.』
・金剛の答え 『私の姉はその大きな犬を気に入った。』
提督のコメント:正解です。
・那珂の答え 『私の姉は喜ばしい事に大きな犬でした。』
提督のコメント:ちっとも喜ばしくございません。
・漣の答え 『( )←金剛さんと同じ答えを入れてね!』
提督のコメント:それは自分で書き入れるものでは?
※金剛は英語系問題はパーフェクトだったが、国語の問題は出来が悪く得点が伸びなかった。
那珂は答えられた問題と答えられなかった問題の割合が半々。つまりそこそこ良かった。
漣はユーモアのある答えで特別点を貰おうと考えていたが、無理だった。
883: ◆aKZmxL4TCc 2015/03/26(木) 22:04:48.10 ID:qwjRPszW0
【アニメ】
―朝、講堂―
提督「あー、どうやら俺達海軍と艦娘の世界をアニメにした作品が放送を終了したようだ」
吹雪「そんなのあったんですね…知りませんでした」
提督「そこでだ、上層部からも一応見ておけ言われたので、後で上映会をやろうと思います。と言うわけで、午後の出撃と演習は中止になります」
艦娘達「おおー」
提督「ちなみに俺も見た事が無いので楽しみである」
艦娘達「おおー」
―昼、講堂―
扶桑「すみません提督…コードが切れてしまいました…」←秘書艦
提督「ああもう…!」
明石「これでよしっと。繋がりましたー!」
提督「よし、じゃあ上映開始ー!」
艦娘達「わー」パチパチパチ
―上映終了後―
吹雪「やった…!私、主人公として出演していた…!やった…!」
間宮「私も正式に出演してたし、これでもうNPC娘とは言わせないわ…!」
響「私最初の方ハラショーしか言ってない…」
如月「………」
赤城(あのアニメに出ていた山盛りパフェ、食べたいなぁ~)
加賀(私も大食いと思われてるのでしょうか…)
長門「ふ、ふん。私は別に、可愛いものになんて興味はないぞぉ~…!」
陸奥(ウソ丸見えよ…)
明石「いやぁあの出撃の仕方はかっこいいなぁ~。ウチの鎮守府でもやってみようかなぁ~」
祥鳳(私の出番…大破炎上しているあれだけ…?)
島風「ぶー!私連装砲ちゃんとしか遊ばないなんて事は無いからね!」
足柄「私の行き遅れキャラはもう拭えないの…?」
霧島「…誰かが私の事を"艦隊の頭脳(笑)"と呼んだ気がしますけど」
金剛「」ビクッ
瑞鶴(加賀さん、リアルでもデレてくれないかな~…)
妙高「私妙高型のネームシップなのに出てこなかった…」
木曾「俺は、まあ、仕方ないかな…」
夕立「私ぽいぽい言い過ぎっぽいー!」
大井「いいわいいわいいわぁ~!北上さんとの絡みが描写されているのがまた何ともいいわぁ~…!」
大和(なぜ、私の大食い癖がアニメスタッフにバレたの…!?)
提督(……………俺は!?)
【続く】
―朝、講堂―
提督「あー、どうやら俺達海軍と艦娘の世界をアニメにした作品が放送を終了したようだ」
吹雪「そんなのあったんですね…知りませんでした」
提督「そこでだ、上層部からも一応見ておけ言われたので、後で上映会をやろうと思います。と言うわけで、午後の出撃と演習は中止になります」
艦娘達「おおー」
提督「ちなみに俺も見た事が無いので楽しみである」
艦娘達「おおー」
―昼、講堂―
扶桑「すみません提督…コードが切れてしまいました…」←秘書艦
提督「ああもう…!」
明石「これでよしっと。繋がりましたー!」
提督「よし、じゃあ上映開始ー!」
艦娘達「わー」パチパチパチ
―上映終了後―
吹雪「やった…!私、主人公として出演していた…!やった…!」
間宮「私も正式に出演してたし、これでもうNPC娘とは言わせないわ…!」
響「私最初の方ハラショーしか言ってない…」
如月「………」
赤城(あのアニメに出ていた山盛りパフェ、食べたいなぁ~)
加賀(私も大食いと思われてるのでしょうか…)
長門「ふ、ふん。私は別に、可愛いものになんて興味はないぞぉ~…!」
陸奥(ウソ丸見えよ…)
明石「いやぁあの出撃の仕方はかっこいいなぁ~。ウチの鎮守府でもやってみようかなぁ~」
祥鳳(私の出番…大破炎上しているあれだけ…?)
島風「ぶー!私連装砲ちゃんとしか遊ばないなんて事は無いからね!」
足柄「私の行き遅れキャラはもう拭えないの…?」
霧島「…誰かが私の事を"艦隊の頭脳(笑)"と呼んだ気がしますけど」
金剛「」ビクッ
瑞鶴(加賀さん、リアルでもデレてくれないかな~…)
妙高「私妙高型のネームシップなのに出てこなかった…」
木曾「俺は、まあ、仕方ないかな…」
夕立「私ぽいぽい言い過ぎっぽいー!」
大井「いいわいいわいいわぁ~!北上さんとの絡みが描写されているのがまた何ともいいわぁ~…!」
大和(なぜ、私の大食い癖がアニメスタッフにバレたの…!?)
提督(……………俺は!?)
【続く】
884: ◆aKZmxL4TCc 2015/03/26(木) 22:14:51.73 ID:qwjRPszW0
【当然の悩み】
―夜、執務室―
提督「………」カリカリカリ
コンコン
提督「はい?」
ガチャ
如月「…失礼します、司令官」
提督「…やっぱりか」
如月「その口ぶり、如月が来る事は予測していたんですか?」
提督「ああ。大方な」
如月「…なら、何で如月がここへ来たのかも、わかるのですか?」
提督「…あくまで予測だけど」
如月「………」
提督「アニメでの事は、あまり気にしない方がいい。あくまであれは創作だ。本当に現実でお前が沈むなんて事にはならない」
如月「……本当に?」
提督「ああ」
如月「……絶対に?」
提督「もちろん。俺が、そんな事はさせない」
如月「………」
提督「…と言っても、多分すぐには立ち直れないだろうな。画面の中の自分が、万が一の確率であり得るかもしれない未来を迎えるなんて、な。
1回も映っていない俺が言うのもなんだが」
如月「………」クスッ
提督「でも、これだけは言える。俺は絶対にお前を沈めたりはしない。約束だ」
如月「……はい」
提督「俺は、この海が平和になったら、皆でその喜びを分かち合いたいと思ってる。だから、誰かが欠けるなんて事は許さない。だから、
お前も生きるんだ」
如月「…はい!」
【続く】
―夜、執務室―
提督「………」カリカリカリ
コンコン
提督「はい?」
ガチャ
如月「…失礼します、司令官」
提督「…やっぱりか」
如月「その口ぶり、如月が来る事は予測していたんですか?」
提督「ああ。大方な」
如月「…なら、何で如月がここへ来たのかも、わかるのですか?」
提督「…あくまで予測だけど」
如月「………」
提督「アニメでの事は、あまり気にしない方がいい。あくまであれは創作だ。本当に現実でお前が沈むなんて事にはならない」
如月「……本当に?」
提督「ああ」
如月「……絶対に?」
提督「もちろん。俺が、そんな事はさせない」
如月「………」
提督「…と言っても、多分すぐには立ち直れないだろうな。画面の中の自分が、万が一の確率であり得るかもしれない未来を迎えるなんて、な。
1回も映っていない俺が言うのもなんだが」
如月「………」クスッ
提督「でも、これだけは言える。俺は絶対にお前を沈めたりはしない。約束だ」
如月「……はい」
提督「俺は、この海が平和になったら、皆でその喜びを分かち合いたいと思ってる。だから、誰かが欠けるなんて事は許さない。だから、
お前も生きるんだ」
如月「…はい!」
【続く】
885: ◆aKZmxL4TCc 2015/03/26(木) 22:24:02.59 ID:qwjRPszW0
【当然の悩み2】
―如月退室から数分後、執務室―
提督「………」カリカリ
コンコン
提督「はーい」
ガチャ
吹雪「失礼します、司令官!」
提督「吹雪か、どうした?」
吹雪「司令官。あなたが、私の事をあんな風に思ってくれているとは、思いませんでした!」
提督「あんな風…あっ!」
吹雪「私の、ウェディングドレス姿を夢で見て、私を選んでくれて…!」
提督「ちょいちょいちょい待って…」
吹雪「私、司令官となら…!」
提督「ちょいと待ったぁ!」
吹雪「へ?」
提督「いいか、あれはあくまでも創作だ!現実じゃない、架空だ!」
吹雪「………」
提督「お前と俺がケッコンカッコガチするとは限らない!それはまだ分からないんだ!」
吹雪「………」ジワッ
提督「架空の世界の自分を現実の世界の自分にすり替えるな!」
吹雪「……ふぇ」
提督「え?」
吹雪「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん…」ダッ
提督「……泣かせちゃった…やべぇ…」
結局吹雪は提督との一日デートで妥協した。
【続く】
―如月退室から数分後、執務室―
提督「………」カリカリ
コンコン
提督「はーい」
ガチャ
吹雪「失礼します、司令官!」
提督「吹雪か、どうした?」
吹雪「司令官。あなたが、私の事をあんな風に思ってくれているとは、思いませんでした!」
提督「あんな風…あっ!」
吹雪「私の、ウェディングドレス姿を夢で見て、私を選んでくれて…!」
提督「ちょいちょいちょい待って…」
吹雪「私、司令官となら…!」
提督「ちょいと待ったぁ!」
吹雪「へ?」
提督「いいか、あれはあくまでも創作だ!現実じゃない、架空だ!」
吹雪「………」
提督「お前と俺がケッコンカッコガチするとは限らない!それはまだ分からないんだ!」
吹雪「………」ジワッ
提督「架空の世界の自分を現実の世界の自分にすり替えるな!」
吹雪「……ふぇ」
提督「え?」
吹雪「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん…」ダッ
提督「……泣かせちゃった…やべぇ…」
結局吹雪は提督との一日デートで妥協した。
【続く】
886: ◆aKZmxL4TCc 2015/03/26(木) 22:33:25.10 ID:qwjRPszW0
【当然の悩み3】
―如月が執務室を訪れている頃、≪甘味処・間宮≫2階・間宮の部屋―
間宮「うーん…」
伊良湖「間宮さん、まだ起きてたんですか?」
間宮「ええ。ちょっと、悩んでいる事があってね…」
伊良湖「悩み、ですか?」
間宮「ええとね、昼に皆でアニメを見たじゃない?」
伊良湖「はい」
間宮「あのアニメを見終わった後、赤城さんや加賀さん、それに駆逐艦の皆から『アニメで作ってたあのパフェを作ってほしい!』って要望が…」
伊良湖「なら、作ればよろしいのでは?」
間宮「それはやまやまなんだけど、あのデカさのパフェを作るとなると、大量の材料が必要になるのよね。つまり、それ相応の代金が必要になるわけで…」
伊良湖「?」
間宮「私達艦娘はお給料を貰ってるけど、その作る予定のパフェは相当高額になるし、その給料の割に合わないものになりそうなのよねぇ…」
伊良湖「…ええと?」
間宮「でも、皆の期待に応えられるようにするのが商売人の定めだし…だけど、コストがぁ~…」
伊良湖「………」
間宮「もう、どうすればいいのよぉ…!」
伊良湖「………」
間宮「ハッ、それなら期間限定または数量限定にすれば…っ!」
伊良湖(思考が完全に商売人のそれですね…)
【続く】
―如月が執務室を訪れている頃、≪甘味処・間宮≫2階・間宮の部屋―
間宮「うーん…」
伊良湖「間宮さん、まだ起きてたんですか?」
間宮「ええ。ちょっと、悩んでいる事があってね…」
伊良湖「悩み、ですか?」
間宮「ええとね、昼に皆でアニメを見たじゃない?」
伊良湖「はい」
間宮「あのアニメを見終わった後、赤城さんや加賀さん、それに駆逐艦の皆から『アニメで作ってたあのパフェを作ってほしい!』って要望が…」
伊良湖「なら、作ればよろしいのでは?」
間宮「それはやまやまなんだけど、あのデカさのパフェを作るとなると、大量の材料が必要になるのよね。つまり、それ相応の代金が必要になるわけで…」
伊良湖「?」
間宮「私達艦娘はお給料を貰ってるけど、その作る予定のパフェは相当高額になるし、その給料の割に合わないものになりそうなのよねぇ…」
伊良湖「…ええと?」
間宮「でも、皆の期待に応えられるようにするのが商売人の定めだし…だけど、コストがぁ~…」
伊良湖「………」
間宮「もう、どうすればいいのよぉ…!」
伊良湖「………」
間宮「ハッ、それなら期間限定または数量限定にすれば…っ!」
伊良湖(思考が完全に商売人のそれですね…)
【続く】
887: ◆aKZmxL4TCc 2015/03/26(木) 22:47:21.92 ID:qwjRPszW0
【当然の悩み4】
―吹雪が執務室を訪れている頃、工廠―
明石「むむむむ…」
工廠妖精「あれー、明石さんどしたのー?」
明石「ああ、妖精さん。それがね、昼に私達でアニメを見ていたのよ」
工廠妖精「えー、いいなー」
明石「それが私達艦娘を描写していた作品なんだけど、出撃の仕方がめっちゃくゃカッコよくってね」
工廠妖精「どんな感じに?」
明石「艤装が艦娘の体に接続される時の効果音がブッピガン!みたいな感じでもいいと思うのに…。そこで私考えたのよ」
工廠妖精「何を?」
明石「出撃の仕方を、そのアニメみたいにしようって!」
工廠妖精「何で?」
明石「だって、技術者としては、新しいシステムを試してみたいから!」キラキラ
夕張「その話、乗ったわ!」タッ
明石「夕張さん!」
夕張「私も正直、あんなシステムで出撃してみたいと考えていたわ!私も技術者(?)の端くれ、その明石さんの考えに協力します!」
明石「よーっし、早速造りましょう!」
夕張「ラジャー!」
工廠妖精「…知ーらないっと」スタコラサッサ
―深夜―
提督「ZZZ…」
ズドォォォォォォォォォン
提督「な、何だ!?陸奥か日向か大鳳の爆発か!?」
―数分後、工廠"跡地"―
皆「」
(粉々に吹っ飛んでる工廠の図)
明石「大変申し訳ございません」ドゲザ
夕張「今後はこのようなことが無いよう、精進していきます」ドゲザ
提督「…反省してるようで何よりだ」
明石&夕張「…………」
提督「じゃあまずは工廠を元通りに直せ。2人だけで」
明石&夕張「いえっさー」ビシッ
【END】
―吹雪が執務室を訪れている頃、工廠―
明石「むむむむ…」
工廠妖精「あれー、明石さんどしたのー?」
明石「ああ、妖精さん。それがね、昼に私達でアニメを見ていたのよ」
工廠妖精「えー、いいなー」
明石「それが私達艦娘を描写していた作品なんだけど、出撃の仕方がめっちゃくゃカッコよくってね」
工廠妖精「どんな感じに?」
明石「艤装が艦娘の体に接続される時の効果音がブッピガン!みたいな感じでもいいと思うのに…。そこで私考えたのよ」
工廠妖精「何を?」
明石「出撃の仕方を、そのアニメみたいにしようって!」
工廠妖精「何で?」
明石「だって、技術者としては、新しいシステムを試してみたいから!」キラキラ
夕張「その話、乗ったわ!」タッ
明石「夕張さん!」
夕張「私も正直、あんなシステムで出撃してみたいと考えていたわ!私も技術者(?)の端くれ、その明石さんの考えに協力します!」
明石「よーっし、早速造りましょう!」
夕張「ラジャー!」
工廠妖精「…知ーらないっと」スタコラサッサ
―深夜―
提督「ZZZ…」
ズドォォォォォォォォォン
提督「な、何だ!?陸奥か日向か大鳳の爆発か!?」
―数分後、工廠"跡地"―
皆「」
(粉々に吹っ飛んでる工廠の図)
明石「大変申し訳ございません」ドゲザ
夕張「今後はこのようなことが無いよう、精進していきます」ドゲザ
提督「…反省してるようで何よりだ」
明石&夕張「…………」
提督「じゃあまずは工廠を元通りに直せ。2人だけで」
明石&夕張「いえっさー」ビシッ
【END】
888: ◆aKZmxL4TCc 2015/03/26(木) 23:03:14.16 ID:qwjRPszW0
【カラオケ】>>2レス続きます
―夕方、執務室―
川内「失礼するよー、提督」ガチャ
提督「何だ、川内?」
神通「私もいます」コソッ
那珂「私もいるよー!」ヒョコッ
提督「川内型三姉妹が、どうしたんだ?」
川内「私達、これから娯楽室でカラオケするんだけど、提督も来ない?」
提督「え、カラオケ?」
神通「はい、今日で私達三姉妹が揃った日から1年になるんです」
提督「そうか…確か、最後に来たのは那珂だっけ?」
那珂「そうだよ。だから、皆がそろった記念の日だから、那珂ちゃんの歌を披露するついでに皆の歌も聞いてみたいなーって思って」
提督「で、何で俺も?」
川内「私たち三姉妹を引き合わせてくれたのは、提督のおかげみたいなもんだからね」
神通「そのお礼として、提督をお誘いしたんです」
提督「そうか…。なら、ご一緒しようかな?」
那珂「やったー!」
―数十分後、カラオケルーム―
提督「まあ、明石だろうな。作ったのは。カラオケの基本的機能とか採点マシーンとか。最新の曲まで登録されてやがるし…」
川内「何でもいいって。それより、誰から歌う?」
那珂「そりゃーもちろん那珂ちゃんから!曲は"恋の2-4-11"!」
川内&神通&提督「おー」
~♪~♪
那珂「ふぅ、気持ちよかった!」
川内&神通&提督「おおおおお…」パチパチパチ
提督「これなら、本当にアイドルになれる日も近いだろうな」
那珂「ホント?わーい!」
川内「点数は…」
採点機「79点」テレーン
那珂「えー?持ち歌なのに点数ビミョー!」プンスカ
提督「まあまあ。俺に比べたら上出来だって」
神通「でも、まだ腕を磨く必要がありそうですね」ニコッ
那珂「ぶー…」
川内(神通さらっと那珂に訓練要求している…)
―夕方、執務室―
川内「失礼するよー、提督」ガチャ
提督「何だ、川内?」
神通「私もいます」コソッ
那珂「私もいるよー!」ヒョコッ
提督「川内型三姉妹が、どうしたんだ?」
川内「私達、これから娯楽室でカラオケするんだけど、提督も来ない?」
提督「え、カラオケ?」
神通「はい、今日で私達三姉妹が揃った日から1年になるんです」
提督「そうか…確か、最後に来たのは那珂だっけ?」
那珂「そうだよ。だから、皆がそろった記念の日だから、那珂ちゃんの歌を披露するついでに皆の歌も聞いてみたいなーって思って」
提督「で、何で俺も?」
川内「私たち三姉妹を引き合わせてくれたのは、提督のおかげみたいなもんだからね」
神通「そのお礼として、提督をお誘いしたんです」
提督「そうか…。なら、ご一緒しようかな?」
那珂「やったー!」
―数十分後、カラオケルーム―
提督「まあ、明石だろうな。作ったのは。カラオケの基本的機能とか採点マシーンとか。最新の曲まで登録されてやがるし…」
川内「何でもいいって。それより、誰から歌う?」
那珂「そりゃーもちろん那珂ちゃんから!曲は"恋の2-4-11"!」
川内&神通&提督「おー」
~♪~♪
那珂「ふぅ、気持ちよかった!」
川内&神通&提督「おおおおお…」パチパチパチ
提督「これなら、本当にアイドルになれる日も近いだろうな」
那珂「ホント?わーい!」
川内「点数は…」
採点機「79点」テレーン
那珂「えー?持ち歌なのに点数ビミョー!」プンスカ
提督「まあまあ。俺に比べたら上出来だって」
神通「でも、まだ腕を磨く必要がありそうですね」ニコッ
那珂「ぶー…」
川内(神通さらっと那珂に訓練要求している…)
889: ◆aKZmxL4TCc 2015/03/26(木) 23:13:45.75 ID:qwjRPszW0
川内「じゃあ次は提督が歌ってー!」
提督「お、俺がか!?」
川内「当たり前じゃない!何のためにカラオケ来たの?」
提督「いや、俺は、その…音痴だし…」
神通「大丈夫ですよ。私達は気にしませんから…」
那珂「笑わないってば!」
提督「そ、そうか…じゃあ一曲だけ…」
~♪~♪
提督「はぁ…はぁ…」
川内型三姉妹「」
提督「あ、あれ?」
川内「ひ、ひどい歌だった…」
神通「だ、大丈夫です…。人には不得意な事が1つや2つあるものですから…」
那珂「………」クスクス
提督「おいコラ解体のアイドル」
採点機「40点」テレーン
川内「じゃあ次は私が歌うねー」
神通&那珂&提督「おおー」
~♪~♪
川内「その血のさぁだぁめぇぇぇぇぇ!!ジョォォォォォォォォォォォォジョ!」
提督(川内ってこういう歌うたうんだ…)
神通(すごい力強い曲でした…)
那珂(カッコいいー!)
採点機「69点」テレーン
川内「ありゃー…じゃあ次は神通ね」
神通「あ、はい。では、少し恥ずかしいですけど…」
那珂「頑張れー」
提督(神通はどんな歌を歌うのか…ラブソングとか?それとも流行りの歌か?)
~♪~♪
神通「ああぁ~…津軽海峡冬景色ぃぃ~…」
川内&那珂&提督(意外!それは演歌ッ!!)
川内(ビブラートとか完璧だった…)
那珂(ていうか、歌い方が歌ってるご本人にめっちゃ似てる…)
提督(ぶっちゃけ、那珂よりうまい…)
神通「ふぅ。スッキリしました!」
採点機「96点」テレーン
川内&那珂&提督「」
【END】
提督「お、俺がか!?」
川内「当たり前じゃない!何のためにカラオケ来たの?」
提督「いや、俺は、その…音痴だし…」
神通「大丈夫ですよ。私達は気にしませんから…」
那珂「笑わないってば!」
提督「そ、そうか…じゃあ一曲だけ…」
~♪~♪
提督「はぁ…はぁ…」
川内型三姉妹「」
提督「あ、あれ?」
川内「ひ、ひどい歌だった…」
神通「だ、大丈夫です…。人には不得意な事が1つや2つあるものですから…」
那珂「………」クスクス
提督「おいコラ解体のアイドル」
採点機「40点」テレーン
川内「じゃあ次は私が歌うねー」
神通&那珂&提督「おおー」
~♪~♪
川内「その血のさぁだぁめぇぇぇぇぇ!!ジョォォォォォォォォォォォォジョ!」
提督(川内ってこういう歌うたうんだ…)
神通(すごい力強い曲でした…)
那珂(カッコいいー!)
採点機「69点」テレーン
川内「ありゃー…じゃあ次は神通ね」
神通「あ、はい。では、少し恥ずかしいですけど…」
那珂「頑張れー」
提督(神通はどんな歌を歌うのか…ラブソングとか?それとも流行りの歌か?)
~♪~♪
神通「ああぁ~…津軽海峡冬景色ぃぃ~…」
川内&那珂&提督(意外!それは演歌ッ!!)
川内(ビブラートとか完璧だった…)
那珂(ていうか、歌い方が歌ってるご本人にめっちゃ似てる…)
提督(ぶっちゃけ、那珂よりうまい…)
神通「ふぅ。スッキリしました!」
採点機「96点」テレーン
川内&那珂&提督「」
【END】
890: ◆aKZmxL4TCc 2015/03/26(木) 23:23:23.62 ID:qwjRPszW0
【第1回~艦娘知識試験~番外編4】
ジャンル:社会
問50.『スイスのように、将来もし多国間で戦争が起こってもその戦争の圏外に立ち、自国は中立の立場であることを宣言し、
他国がその中立を承認・保障している国を、何と言うか』
・響の答え 『永世中立国』
提督のコメント:その通りです。永世中立国は他にもオーストリア、ラオスなどがあります。
・利根の答え 『鎖国』
提督のコメント:古すぎますし国も違います。
・初雪の答え 『ひきこもり』
提督のコメント:あなたと一緒にしないでください。
※響はロシアに行っていたこともあるからか、外国関連には詳しい。しかし、点数は90点。駆逐艦では最高点数。
利根は日本史及び日本地理には詳しいが、それ以外があまりできていなかった。特に英語は全滅。
初雪は、いつも通り。
ジャンル:社会
問50.『スイスのように、将来もし多国間で戦争が起こってもその戦争の圏外に立ち、自国は中立の立場であることを宣言し、
他国がその中立を承認・保障している国を、何と言うか』
・響の答え 『永世中立国』
提督のコメント:その通りです。永世中立国は他にもオーストリア、ラオスなどがあります。
・利根の答え 『鎖国』
提督のコメント:古すぎますし国も違います。
・初雪の答え 『ひきこもり』
提督のコメント:あなたと一緒にしないでください。
※響はロシアに行っていたこともあるからか、外国関連には詳しい。しかし、点数は90点。駆逐艦では最高点数。
利根は日本史及び日本地理には詳しいが、それ以外があまりできていなかった。特に英語は全滅。
初雪は、いつも通り。
894: ◆aKZmxL4TCc 2015/03/27(金) 21:34:14.12 ID:WVj0rk650
【エスカルゴ】
―金曜日夜、食堂―
提督「今日の食事当番は…マジェンダか」
鈴谷「」ズーン
提督「どうした鈴谷、しょげた顔して。今日は金曜日、カレーの日だぞ?」
鈴谷「…マジェンダって、今日が初めて食事当番だよね」
提督「ああ。俺の記憶では、そうだったが」
鈴谷「…じゃあリットリオと同じくカレーじゃないものを作るって事も考えられるよね?」
提督「あー…確かにな」
鈴谷「はぁ…」
提督「ま、一週間後の当番は鳳翔さんだし、その日に期待したらいいんじゃない?」
鈴谷「…うん」
―数十分後―
鈴谷「分かってたさ…カレーじゃないって事はさ…」ムグムグ
提督「…何だこりゃ。見た事ない料理だけど…」モグモグ
マジェンダ「どうしたんですか、提督?」
提督「ああ、いや。何か、奇妙な色と食感がする料理だなーって思ってね」
マジェンダ「そうですか?」モクモク
扶桑「ですけど、この料理美味しいですね」
長門「うむ。これもまたフランス料理なのか?」
マジェンダ「ええ。エスカルゴ、と言う料理ですよ」
鈴谷「…エスカルゴ、でゲスか?」
提督「そりゃエスカルゴンだ。って…まさかこれって…」
マジェンダ「カタツムリです」
マジェンダ以外「ブ――――――――――――――――――――ッ!!!!」
マジェンダ「えっ、ちょっ、なぜ皆さん揃いも揃って吐き出すんですか!」
提督「……カタツムリって…」
鈴谷「……あの、雨降った後に葉っぱやコンクリートの壁にくっついてる…」
扶桑「…うっ」
長門「それは…汚いな…」
マジェンダ「汚くありませんよ!ちゃんと泥や臭みも取っていますし、そもそもこのエスカルゴはフランスからの支給物資ですし、
普通のカタツムリではなくリンゴマイマイという食用のカタツムリで!」
提督「フランスって…意外とえげつないもの食べてるんだな…」
鈴谷「…ちょっと、鈴谷のフランスに抱いていたイメージが…」
扶桑「……ああ、カタツムリなんかを食べるなんて、不幸だわ…」
長門「これも鍛錬と割り切って食べるか…」
マジェンダ「汚くありませんってば!」
【END】
―金曜日夜、食堂―
提督「今日の食事当番は…マジェンダか」
鈴谷「」ズーン
提督「どうした鈴谷、しょげた顔して。今日は金曜日、カレーの日だぞ?」
鈴谷「…マジェンダって、今日が初めて食事当番だよね」
提督「ああ。俺の記憶では、そうだったが」
鈴谷「…じゃあリットリオと同じくカレーじゃないものを作るって事も考えられるよね?」
提督「あー…確かにな」
鈴谷「はぁ…」
提督「ま、一週間後の当番は鳳翔さんだし、その日に期待したらいいんじゃない?」
鈴谷「…うん」
―数十分後―
鈴谷「分かってたさ…カレーじゃないって事はさ…」ムグムグ
提督「…何だこりゃ。見た事ない料理だけど…」モグモグ
マジェンダ「どうしたんですか、提督?」
提督「ああ、いや。何か、奇妙な色と食感がする料理だなーって思ってね」
マジェンダ「そうですか?」モクモク
扶桑「ですけど、この料理美味しいですね」
長門「うむ。これもまたフランス料理なのか?」
マジェンダ「ええ。エスカルゴ、と言う料理ですよ」
鈴谷「…エスカルゴ、でゲスか?」
提督「そりゃエスカルゴンだ。って…まさかこれって…」
マジェンダ「カタツムリです」
マジェンダ以外「ブ――――――――――――――――――――ッ!!!!」
マジェンダ「えっ、ちょっ、なぜ皆さん揃いも揃って吐き出すんですか!」
提督「……カタツムリって…」
鈴谷「……あの、雨降った後に葉っぱやコンクリートの壁にくっついてる…」
扶桑「…うっ」
長門「それは…汚いな…」
マジェンダ「汚くありませんよ!ちゃんと泥や臭みも取っていますし、そもそもこのエスカルゴはフランスからの支給物資ですし、
普通のカタツムリではなくリンゴマイマイという食用のカタツムリで!」
提督「フランスって…意外とえげつないもの食べてるんだな…」
鈴谷「…ちょっと、鈴谷のフランスに抱いていたイメージが…」
扶桑「……ああ、カタツムリなんかを食べるなんて、不幸だわ…」
長門「これも鍛錬と割り切って食べるか…」
マジェンダ「汚くありませんってば!」
【END】
896: ◆aKZmxL4TCc 2015/03/27(金) 21:45:21.46 ID:WVj0rk650
【シャワー】
―昼、執務室―
青葉「前々から思っていたんですけど、司令官」
提督「何だ?」
青葉「司令官って、風呂はどうしてるんですか?」
提督「唐突だな。どうしたんだ」
青葉「この鎮守府にはちゃんと私達艦娘用の浴場が設置されてますけど、司令官用の風呂場は見た事が無いんです。だから、どうしてるのかなって思って」
提督「何だ、そんな事か。俺はいつも、消灯時間を過ぎたらシャワールームでシャワーを浴びてるよ」
青葉「そうなんですか。じゃあ、全身お湯につかるって事はしないんですか?」
提督「いや、それは流石に汚いから、日曜とかに銭湯に行くんだ。ほら、俺日曜になるといない時ってあったじゃん?その時だよ」
青葉「そうだったんですか…」
提督「ほら、もうすぐ消灯時間だから、早く風呂入って寝る準備しとけ」
青葉「はーい」
青葉「」ニヤリ
―翌日朝、食堂―
青葉「―と言う話を昨日聞いたのです」
提督LOVE勢「……………」コクコク
青葉「そして昨夜、明石さんに頼んで小型カメラをシャワールームの前に設置しました」
提督LOVE勢「……………」フムフム
青葉「昨日、司令官が使用したシャワールームの番号も把握済みです」
提督LOVE勢「……………」ジーッ
青葉「そして、そのシャワールームの鍵が今、ここにあります」チャリン
提督LOVE勢「……………」ゴクリ
青葉「そのシャワールーム、昨日司令官が入った後、誰も入ってはいません」
提督LOVE勢「……………」
青葉「…この鍵、売ってあげてもいいですけど?」ニヤリ
提督LOVE勢「言い値で買おうじゃないか」
??「やった!」
青葉「毎度ありー、です」チャリン
天龍「お前ら、やってる事が変 レベルだぞ…」
【END】
―昼、執務室―
青葉「前々から思っていたんですけど、司令官」
提督「何だ?」
青葉「司令官って、風呂はどうしてるんですか?」
提督「唐突だな。どうしたんだ」
青葉「この鎮守府にはちゃんと私達艦娘用の浴場が設置されてますけど、司令官用の風呂場は見た事が無いんです。だから、どうしてるのかなって思って」
提督「何だ、そんな事か。俺はいつも、消灯時間を過ぎたらシャワールームでシャワーを浴びてるよ」
青葉「そうなんですか。じゃあ、全身お湯につかるって事はしないんですか?」
提督「いや、それは流石に汚いから、日曜とかに銭湯に行くんだ。ほら、俺日曜になるといない時ってあったじゃん?その時だよ」
青葉「そうだったんですか…」
提督「ほら、もうすぐ消灯時間だから、早く風呂入って寝る準備しとけ」
青葉「はーい」
青葉「」ニヤリ
―翌日朝、食堂―
青葉「―と言う話を昨日聞いたのです」
提督LOVE勢「……………」コクコク
青葉「そして昨夜、明石さんに頼んで小型カメラをシャワールームの前に設置しました」
提督LOVE勢「……………」フムフム
青葉「昨日、司令官が使用したシャワールームの番号も把握済みです」
提督LOVE勢「……………」ジーッ
青葉「そして、そのシャワールームの鍵が今、ここにあります」チャリン
提督LOVE勢「……………」ゴクリ
青葉「そのシャワールーム、昨日司令官が入った後、誰も入ってはいません」
提督LOVE勢「……………」
青葉「…この鍵、売ってあげてもいいですけど?」ニヤリ
提督LOVE勢「言い値で買おうじゃないか」
??「やった!」
青葉「毎度ありー、です」チャリン
天龍「お前ら、やってる事が変 レベルだぞ…」
【END】
897: ◆aKZmxL4TCc 2015/03/27(金) 21:55:02.61 ID:WVj0rk650
【第1回~艦娘知識試験~番外編5】
ジャンル:社会
問53.『2012年5月に電波塔・観光施設として開業した"東京スカイツリー"の高さは何mか』
・明石の答え 『634m』
提督のコメント:その通りです。これは語呂合わせで634(ムサシ=東京の旧国名)を表しています。このように覚えやすいのもいいですね。
・扶桑の答え 『666m』
提督のコメント:ケアレスミスだと信じたい不吉な答えです。
・摩耶の答え 『546m』
提督のコメント:それはムサシの相方です。
※明石は社会、数学・理科はほぼ正解できたが、国語の問題はあまり答えられなかった。
扶桑はケアレスミスが多く、取れるような問題も落としてしまった。ケアレスミスが無ければ、足柄と同等の点数が取れたかもしれない。
摩耶は暗記系の科目が苦手だった。
ジャンル:社会
問53.『2012年5月に電波塔・観光施設として開業した"東京スカイツリー"の高さは何mか』
・明石の答え 『634m』
提督のコメント:その通りです。これは語呂合わせで634(ムサシ=東京の旧国名)を表しています。このように覚えやすいのもいいですね。
・扶桑の答え 『666m』
提督のコメント:ケアレスミスだと信じたい不吉な答えです。
・摩耶の答え 『546m』
提督のコメント:それはムサシの相方です。
※明石は社会、数学・理科はほぼ正解できたが、国語の問題はあまり答えられなかった。
扶桑はケアレスミスが多く、取れるような問題も落としてしまった。ケアレスミスが無ければ、足柄と同等の点数が取れたかもしれない。
摩耶は暗記系の科目が苦手だった。
916: ◆aKZmxL4TCc 2015/03/28(土) 21:35:14.13 ID:A2ajC0Xm0
【犬?】
―昼、散歩道―
提督「桜も咲いたし、もうすっかり春だな…」テクテク
提督「……ん?」
ガサッガサッ
提督(何か、茂みの隙間から…動物の耳みたいのが見える…。まさか、野良犬?)
雪風「あーっ、時津風見ーつけた!」
提督「えっ」
時津風「あー、見つかっちゃったか…」ガサッ
雪風「茂みの隙間から犬みたいな髪の毛見えたらわかるって!」
提督「な、なんだ時津風か…」
時津風「あっ、司令、こんにちは!」
雪風「あ、ホントだ!しれぇ、こんにちは!」
時津風「あ、ああ。かくれんぼ?」
雪風&時津風「うん!」
―翌日昼、運動場―
提督「いかんな…気分転換に外に来たつもりが、寝ちまいそうだ…」
ピューン
提督「ん?フリスビー?」
時津風「待てー!」タタタタ
提督「…………」
時津風「もー、はふはへっはらほほふひほはひふひー!(もー、初風ったら遠くに飛ばし過ぎー!)」タタタタ
提督(なぜフリスビーを咥える…犬か)
初風「ごめんごめん、つい力を入れ過ぎちゃった」
―さらに翌日、廊下―
提督「おい時津風、今度の作戦についてなんだが…」
時津風「ふぁひ?」クルッ
提督「…なんで骨を咥えてるんだ」
時津風「えっと、朝食の後に間宮さんが『これを咥えてみて』って骨を差し出してきて、ソレを咥えて見せたら『可愛い!』って興奮しちゃって、
なんか時津風もいい感じーって思ってそのまま咥えてた!」
提督「お前は犬か!」
【END】
―昼、散歩道―
提督「桜も咲いたし、もうすっかり春だな…」テクテク
提督「……ん?」
ガサッガサッ
提督(何か、茂みの隙間から…動物の耳みたいのが見える…。まさか、野良犬?)
雪風「あーっ、時津風見ーつけた!」
提督「えっ」
時津風「あー、見つかっちゃったか…」ガサッ
雪風「茂みの隙間から犬みたいな髪の毛見えたらわかるって!」
提督「な、なんだ時津風か…」
時津風「あっ、司令、こんにちは!」
雪風「あ、ホントだ!しれぇ、こんにちは!」
時津風「あ、ああ。かくれんぼ?」
雪風&時津風「うん!」
―翌日昼、運動場―
提督「いかんな…気分転換に外に来たつもりが、寝ちまいそうだ…」
ピューン
提督「ん?フリスビー?」
時津風「待てー!」タタタタ
提督「…………」
時津風「もー、はふはへっはらほほふひほはひふひー!(もー、初風ったら遠くに飛ばし過ぎー!)」タタタタ
提督(なぜフリスビーを咥える…犬か)
初風「ごめんごめん、つい力を入れ過ぎちゃった」
―さらに翌日、廊下―
提督「おい時津風、今度の作戦についてなんだが…」
時津風「ふぁひ?」クルッ
提督「…なんで骨を咥えてるんだ」
時津風「えっと、朝食の後に間宮さんが『これを咥えてみて』って骨を差し出してきて、ソレを咥えて見せたら『可愛い!』って興奮しちゃって、
なんか時津風もいい感じーって思ってそのまま咥えてた!」
提督「お前は犬か!」
【END】
917: ◆aKZmxL4TCc 2015/03/28(土) 21:51:12.72 ID:A2ajC0Xm0
【2人で】>>2レス続きます
―夕方、執務室―
コンコン
提督「どうぞー」
千歳「失礼します、提督。遠征の報告書の提出に参りました」ガチャ
提督「おう、ご苦労さん」
千歳「それで提督~」
提督「…何だよ」
千歳「私、結構頑張って家具コインも見つけてきたし資材も1.5倍で持ってきたんだから、ご褒美が欲しいなぁ~」チラッチラッ
提督「…今晩、呑むか」
千歳「やたっ♪」
提督「じゃあ夜に、≪居酒屋・鳳翔≫で」
千歳「楽しみにしてまーす。あ、今日はサシで呑みましょうねぇ~」フリフリ
提督「りょーかいっと」
パタン
提督「…すまんな。扶桑も呼びたいと思ったんだけど、千歳にああ言われちゃ…」
扶桑「いえ、私の事は構わずに。それに、私はあまり酒には強くありませんので…」
提督「ホント、悪いな…」
扶桑「…それより提督、インクがこぼれていますけど…」
提督「…うあああああああ…」
―夜、≪居酒屋・鳳翔≫―
提督「じゃあ、入るか」
千歳「ええ、今日は思いっきり呑みましょうね」
ガラッ
那智「む、提督と千歳じゃないか」
隼鷹「おー、提督に千歳ー!ばんわー!」
千歳「………」
提督「おう、やっぱりお前らもいたか」
那智「どうだ、席を一緒に呑もうじゃないか」
隼鷹「そーしよーぜー」
提督「俺は構わんが、千歳?」
千歳「…え、ええ。私も、いいですけど」
提督「じゃあ、お隣失礼するぜ」
那智&隼鷹「どうぞどうぞ」
―夕方、執務室―
コンコン
提督「どうぞー」
千歳「失礼します、提督。遠征の報告書の提出に参りました」ガチャ
提督「おう、ご苦労さん」
千歳「それで提督~」
提督「…何だよ」
千歳「私、結構頑張って家具コインも見つけてきたし資材も1.5倍で持ってきたんだから、ご褒美が欲しいなぁ~」チラッチラッ
提督「…今晩、呑むか」
千歳「やたっ♪」
提督「じゃあ夜に、≪居酒屋・鳳翔≫で」
千歳「楽しみにしてまーす。あ、今日はサシで呑みましょうねぇ~」フリフリ
提督「りょーかいっと」
パタン
提督「…すまんな。扶桑も呼びたいと思ったんだけど、千歳にああ言われちゃ…」
扶桑「いえ、私の事は構わずに。それに、私はあまり酒には強くありませんので…」
提督「ホント、悪いな…」
扶桑「…それより提督、インクがこぼれていますけど…」
提督「…うあああああああ…」
―夜、≪居酒屋・鳳翔≫―
提督「じゃあ、入るか」
千歳「ええ、今日は思いっきり呑みましょうね」
ガラッ
那智「む、提督と千歳じゃないか」
隼鷹「おー、提督に千歳ー!ばんわー!」
千歳「………」
提督「おう、やっぱりお前らもいたか」
那智「どうだ、席を一緒に呑もうじゃないか」
隼鷹「そーしよーぜー」
提督「俺は構わんが、千歳?」
千歳「…え、ええ。私も、いいですけど」
提督「じゃあ、お隣失礼するぜ」
那智&隼鷹「どうぞどうぞ」
918: ◆aKZmxL4TCc 2015/03/28(土) 22:08:26.41 ID:A2ajC0Xm0
―数時間後―
那智「じゃあ、私達は帰るよ」
隼鷹「ZZZ…」
提督「おう。隼鷹運ぶの頑張れよ」
那智「千歳が提督に話があるって言うからな。じゃあ、また明日」
千歳「……ええ」
提督「おう、また明日」
―波止場―
提督「千歳、話ってのは何だ?」
千歳「…なぜ今日、提督とサシで呑みたかったのだと思いますか?」
提督「……すまんが、言われてすぐには分からないよ」
千歳「…私は、ある事を提督に伝えたかったんです」
提督「?」
千歳「私は、貴方の事がずっと好きでした」
提督「…え?」
千歳「私が着任した時からずっと。一目惚れでした。だから、私と付き合ってください」
提督「なっ…な…え…?」
千歳「…ふふっ、冗談ですよ」
提督「え」
千歳「ちょっと、提督の反応が見てみたくって、ついやっちゃいました♪」テヘッ
提督「ち、千歳ぇ~!!」
千歳「でも、提督の反応。初々しくて可愛かったですよ?」
提督「やめろぉ!!」
千歳「さ、提督。帰りましょう?」
提督「くっそぉ…」
千歳(……なんで、あんな出まかせ言っちゃったのかしら…)
千歳(私、本当に提督の事が好きだったのに…。サシで呑むのだって…告白しようと思っていたのに…)
千歳(それなのに、恥ずかしくって、ついウソを言っちゃって…)
千歳(恥ずかしくなったり、怖くなったりすると、ついウソをついちゃう…それが私の嫌いな所…)
千歳(でも、次はこんな事はしない…!次こそは提督に想いを伝える…)
【千代田「提督、千歳お姉ぇとナニしてたの…?」ゴゴゴ 提督「ひぃ!?」】
那智「じゃあ、私達は帰るよ」
隼鷹「ZZZ…」
提督「おう。隼鷹運ぶの頑張れよ」
那智「千歳が提督に話があるって言うからな。じゃあ、また明日」
千歳「……ええ」
提督「おう、また明日」
―波止場―
提督「千歳、話ってのは何だ?」
千歳「…なぜ今日、提督とサシで呑みたかったのだと思いますか?」
提督「……すまんが、言われてすぐには分からないよ」
千歳「…私は、ある事を提督に伝えたかったんです」
提督「?」
千歳「私は、貴方の事がずっと好きでした」
提督「…え?」
千歳「私が着任した時からずっと。一目惚れでした。だから、私と付き合ってください」
提督「なっ…な…え…?」
千歳「…ふふっ、冗談ですよ」
提督「え」
千歳「ちょっと、提督の反応が見てみたくって、ついやっちゃいました♪」テヘッ
提督「ち、千歳ぇ~!!」
千歳「でも、提督の反応。初々しくて可愛かったですよ?」
提督「やめろぉ!!」
千歳「さ、提督。帰りましょう?」
提督「くっそぉ…」
千歳(……なんで、あんな出まかせ言っちゃったのかしら…)
千歳(私、本当に提督の事が好きだったのに…。サシで呑むのだって…告白しようと思っていたのに…)
千歳(それなのに、恥ずかしくって、ついウソを言っちゃって…)
千歳(恥ずかしくなったり、怖くなったりすると、ついウソをついちゃう…それが私の嫌いな所…)
千歳(でも、次はこんな事はしない…!次こそは提督に想いを伝える…)
【千代田「提督、千歳お姉ぇとナニしてたの…?」ゴゴゴ 提督「ひぃ!?」】
924: ◆aKZmxL4TCc 2015/03/29(日) 21:52:36.13 ID:QUivlhsh0
【旅客機】
―昼、空母練習場―
バルルルルル
瑞鳳「うーん…烈風も流星改も使い心地はいいし可愛いけど、何か物足りないのよねぇ~…」
烈風&流星改妖精「ごめんなさい…」
瑞鳳「あ、ごめんね?変な事言っちゃって。貴女達は今のままでいいのよ?」
キーン…
瑞鳳「…ん?」テンアオギ
瑞鳳「……これだわ!」
烈風&流星改妖精「?」
―工廠―
明石「えっ?旅客機型の艦載機?」
瑞鳳「そうそう。旅客機ってカッコいいし、敵の眼をごまかして奇襲をかける事もできるじゃない?だから、作ってほしいの!」
明石「まぁ、作れない事は無いけど…一応やってみますね」
瑞鳳「やった!明石さんてホントすごい!」
―翌日、オリョール海域―
瑞鳳「敵艦発見!距離7000!」
長門「よし!全艦、輪形陣!空母は艦載機を飛ばせ!他の者は航空戦後の戦闘に備えよ!」
天龍&龍田「了解!」
瑞鶴「アウトレンジで、決めたいわね!」キリキリ
瑞鳳「よーし、今日の私は一味違うわよ!」キリキリ
瑞鶴&瑞鳳「はぁっ!!」ピシュ
バルルルルル
瑞鶴「よし――え?」
キイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイインン
瑞鳳「わー!!大きい!そしてカッコいい!あっ、ちゃんとコックピットに妖精さんもいる!可愛い!」ピョンピョン
瑞鳳以外「」ポカーン
―敵艦側―
軽空母ヌ級「エッ、ナンデじゃんぼじぇっとガ戦闘海域ニ!?」
駆逐イ級「ウォー!カッケー!」
ズガガガガガガガガガ
重巡リ級「何デ旅客機ガ爆撃シテクルノ!?マサカアレモ艦載機…?」撃沈
戦艦タ級「納得デキナイ!ソコハ現実ノト合ワセナサイヨ!」撃沈
他敵艦「ギャアアアアアアア…」撃沈
―鎮守府側―
長門「…全艦、撃沈」
瑞鳳「いえーい!」
瑞鳳以外「」ポカン
当然提督にバレてジャンボジェット型艦載機は使用禁止になった。
【加賀「ジャンボジェット型艦載機…使ってみたいわね…」 瑞鶴「えっ」】
―昼、空母練習場―
バルルルルル
瑞鳳「うーん…烈風も流星改も使い心地はいいし可愛いけど、何か物足りないのよねぇ~…」
烈風&流星改妖精「ごめんなさい…」
瑞鳳「あ、ごめんね?変な事言っちゃって。貴女達は今のままでいいのよ?」
キーン…
瑞鳳「…ん?」テンアオギ
瑞鳳「……これだわ!」
烈風&流星改妖精「?」
―工廠―
明石「えっ?旅客機型の艦載機?」
瑞鳳「そうそう。旅客機ってカッコいいし、敵の眼をごまかして奇襲をかける事もできるじゃない?だから、作ってほしいの!」
明石「まぁ、作れない事は無いけど…一応やってみますね」
瑞鳳「やった!明石さんてホントすごい!」
―翌日、オリョール海域―
瑞鳳「敵艦発見!距離7000!」
長門「よし!全艦、輪形陣!空母は艦載機を飛ばせ!他の者は航空戦後の戦闘に備えよ!」
天龍&龍田「了解!」
瑞鶴「アウトレンジで、決めたいわね!」キリキリ
瑞鳳「よーし、今日の私は一味違うわよ!」キリキリ
瑞鶴&瑞鳳「はぁっ!!」ピシュ
バルルルルル
瑞鶴「よし――え?」
キイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイインン
瑞鳳「わー!!大きい!そしてカッコいい!あっ、ちゃんとコックピットに妖精さんもいる!可愛い!」ピョンピョン
瑞鳳以外「」ポカーン
―敵艦側―
軽空母ヌ級「エッ、ナンデじゃんぼじぇっとガ戦闘海域ニ!?」
駆逐イ級「ウォー!カッケー!」
ズガガガガガガガガガ
重巡リ級「何デ旅客機ガ爆撃シテクルノ!?マサカアレモ艦載機…?」撃沈
戦艦タ級「納得デキナイ!ソコハ現実ノト合ワセナサイヨ!」撃沈
他敵艦「ギャアアアアアアア…」撃沈
―鎮守府側―
長門「…全艦、撃沈」
瑞鳳「いえーい!」
瑞鳳以外「」ポカン
当然提督にバレてジャンボジェット型艦載機は使用禁止になった。
【加賀「ジャンボジェット型艦載機…使ってみたいわね…」 瑞鶴「えっ」】
925: ◆aKZmxL4TCc 2015/03/29(日) 22:18:16.21 ID:QUivlhsh0
【胸】
―休憩室―
暁「ビス丸!聞きたい事があるの!」
ビスマルク「ビス丸言うな!誰からそんな呼び方教わったのよ!」
暁「リットリオだけど?」
ビスマルク(あいつ…!)
ビスマルク「で、今日は何が聞きたいの?」
暁「どうすればビスマルクぐらいの胸の大きさにできるか聞きたいの」
ビスマルク「…前から思っていたけど、何で私に聞くのかしら」
暁「リットリオが、私の事を"小さいビス子"って言ってたのよ。つまり、暁=小さいビスマルク=暁の成長した姿=ビスマルク、つまり暁=ビスマルク、
って事よね?」
ビスマルク「いやその理屈はおかしい」
暁「だから教えてほしいの、どうすれば胸は大きくなるのかしら?」
ビスマルク「…ちょっと、いいかしら?」
暁「?」
ビスマルク「そんな、他人に聞いてばっかりで、つまらなくないのかしら?」
暁「……どういう事?」
ビスマルク「他人に聞かないと何もできないようじゃ、それは他人の人生をなぞって人生を送るっていうのと同じ。それがつまらないの、ってわけよ」
暁「………」
ビスマルク「それに、例えあなたが胸を大きくしたとしても、周りの人達は以前のように貴方と接してくれるかしら?」
暁「へ?」
ビスマルク「恐らくの話だけど、もし胸が私と同じくらいになった暁を見たら、貴女の妹達は貴女と距離を取ろうとするかもしれない。それに、
龍驤とか大鳳とか胸が無い子は嫉妬もするでしょうしね」
暁「…それは、ちょっとイヤかも」
ビスマルク「それに、提督は暁の子供っぽさが気に入ってるのよ。貴女が無理に大人になろうとする姿が可愛いって前に言ってたわ」
暁「提督が?」
ビスマルク「それが、胸が大きくなって少し大人っぽくなった暁になったら、提督はいつものように頭を撫でたりしなくなったり、お子様ランチをあげる、
なんて事も無くなるでしょう」
暁「そんな…」
ビスマルク「だから、皆と今みたいに接したいって言うのなら、胸を大きくするのはやめといた方がいいわよ?」
暁「……そうね。なら、胸を大きくするのは諦める事にするわ」
ビスマルク「そう…。よかったわ」
暁「やっぱり、ビスマルクの方がずっとレディっぽいわね」
ビスマルク「…ありがと」
ビスマルク(なんとかハッタリで話を逸らす事はできたけど…どう胸を大きくするなんて分からないのよね。何か、自然に大きくなったって言うか)
【END】
―休憩室―
暁「ビス丸!聞きたい事があるの!」
ビスマルク「ビス丸言うな!誰からそんな呼び方教わったのよ!」
暁「リットリオだけど?」
ビスマルク(あいつ…!)
ビスマルク「で、今日は何が聞きたいの?」
暁「どうすればビスマルクぐらいの胸の大きさにできるか聞きたいの」
ビスマルク「…前から思っていたけど、何で私に聞くのかしら」
暁「リットリオが、私の事を"小さいビス子"って言ってたのよ。つまり、暁=小さいビスマルク=暁の成長した姿=ビスマルク、つまり暁=ビスマルク、
って事よね?」
ビスマルク「いやその理屈はおかしい」
暁「だから教えてほしいの、どうすれば胸は大きくなるのかしら?」
ビスマルク「…ちょっと、いいかしら?」
暁「?」
ビスマルク「そんな、他人に聞いてばっかりで、つまらなくないのかしら?」
暁「……どういう事?」
ビスマルク「他人に聞かないと何もできないようじゃ、それは他人の人生をなぞって人生を送るっていうのと同じ。それがつまらないの、ってわけよ」
暁「………」
ビスマルク「それに、例えあなたが胸を大きくしたとしても、周りの人達は以前のように貴方と接してくれるかしら?」
暁「へ?」
ビスマルク「恐らくの話だけど、もし胸が私と同じくらいになった暁を見たら、貴女の妹達は貴女と距離を取ろうとするかもしれない。それに、
龍驤とか大鳳とか胸が無い子は嫉妬もするでしょうしね」
暁「…それは、ちょっとイヤかも」
ビスマルク「それに、提督は暁の子供っぽさが気に入ってるのよ。貴女が無理に大人になろうとする姿が可愛いって前に言ってたわ」
暁「提督が?」
ビスマルク「それが、胸が大きくなって少し大人っぽくなった暁になったら、提督はいつものように頭を撫でたりしなくなったり、お子様ランチをあげる、
なんて事も無くなるでしょう」
暁「そんな…」
ビスマルク「だから、皆と今みたいに接したいって言うのなら、胸を大きくするのはやめといた方がいいわよ?」
暁「……そうね。なら、胸を大きくするのは諦める事にするわ」
ビスマルク「そう…。よかったわ」
暁「やっぱり、ビスマルクの方がずっとレディっぽいわね」
ビスマルク「…ありがと」
ビスマルク(なんとかハッタリで話を逸らす事はできたけど…どう胸を大きくするなんて分からないのよね。何か、自然に大きくなったって言うか)
【END】
926: ◆aKZmxL4TCc 2015/03/29(日) 22:35:27.02 ID:QUivlhsh0
【深海料理?】
―水曜日の夜、食堂―
提督「あー、腹減ったな…」
吹雪「そうですね。お腹が空いちゃいました」
赤城「私も演習で体力を使っちゃいましたし」
加賀「同じく」
長門「やはり、ビッグ7ともなると食事の量も増えるからなぁ。いやぁ困った困った」
提督「さてと、今日の食事当番は誰かなー…?」
提督「……わるさめ?」
ダダダダダダダダダッ!!!
提督「え、何で皆逃げるの!?」
吹雪「だって深海の料理なんてろくなものじゃないに違いありません!」ダッシュ
赤城「いくら私でもそんな得体のしれないものを食べるわけにはいきません!」ダダッシュ
加賀「私も、こんな所で腹痛なんて嫌です!」ダダダッシュ
長門「ビッグ7にも嫌いなものはあるのだ!」ビューン
ワー!キャー!
―数分後―
わるさめ「アレ、皆ハ?」
提督「あ、ああ。皆は何か用事だの腹痛だので夕食には出れないようだ」
鳳翔「あら、残念ですね」←監視役
間宮「そうね…とっても美味しそうなのに…」←監視役
わるさめ「ドウゾ」コトリ
提督「……刺身?」
わるさめ「私達深海棲艦ハ、海ニ居タ頃ハ魚ヲツカミ取リシテ捌イテ食ベテタカラ、コウイウ料理シカ分カラナクテ…」
提督「この魚はどこで買ったんだ?」
わるさめ「ソコノ海ニ潜ッテ取ッテキタ」
提督(軽く密漁なんだが…黙っとこ…)パク
提督「うん。美味しいよ」
わるさめ「本当?ヨカッタ…。皆ニモ食ベテ欲シカッタノニ…」
提督(惜しい事したな、皆)
提督「こういう事が出来るなら、海鮮丼とかもできそうだな。今度やってみるか?」
わるさめ「…マタ、食事当番ヤッテイイノ?」
提督「もちろん」
わるさめ「ヤッタ!」
【END】
―水曜日の夜、食堂―
提督「あー、腹減ったな…」
吹雪「そうですね。お腹が空いちゃいました」
赤城「私も演習で体力を使っちゃいましたし」
加賀「同じく」
長門「やはり、ビッグ7ともなると食事の量も増えるからなぁ。いやぁ困った困った」
提督「さてと、今日の食事当番は誰かなー…?」
提督「……わるさめ?」
ダダダダダダダダダッ!!!
提督「え、何で皆逃げるの!?」
吹雪「だって深海の料理なんてろくなものじゃないに違いありません!」ダッシュ
赤城「いくら私でもそんな得体のしれないものを食べるわけにはいきません!」ダダッシュ
加賀「私も、こんな所で腹痛なんて嫌です!」ダダダッシュ
長門「ビッグ7にも嫌いなものはあるのだ!」ビューン
ワー!キャー!
―数分後―
わるさめ「アレ、皆ハ?」
提督「あ、ああ。皆は何か用事だの腹痛だので夕食には出れないようだ」
鳳翔「あら、残念ですね」←監視役
間宮「そうね…とっても美味しそうなのに…」←監視役
わるさめ「ドウゾ」コトリ
提督「……刺身?」
わるさめ「私達深海棲艦ハ、海ニ居タ頃ハ魚ヲツカミ取リシテ捌イテ食ベテタカラ、コウイウ料理シカ分カラナクテ…」
提督「この魚はどこで買ったんだ?」
わるさめ「ソコノ海ニ潜ッテ取ッテキタ」
提督(軽く密漁なんだが…黙っとこ…)パク
提督「うん。美味しいよ」
わるさめ「本当?ヨカッタ…。皆ニモ食ベテ欲シカッタノニ…」
提督(惜しい事したな、皆)
提督「こういう事が出来るなら、海鮮丼とかもできそうだな。今度やってみるか?」
わるさめ「…マタ、食事当番ヤッテイイノ?」
提督「もちろん」
わるさめ「ヤッタ!」
【END】
931: ◆aKZmxL4TCc 2015/03/30(月) 22:05:31.48 ID:1ct5PQZN0
【作戦】
―昼、沖ノ島海域―
北上「作戦って?」
大井「いつかやった、北上さんと手をつないで円を描くように回って酸素魚雷を散らすように発射するの」
長門「なるほど。それなら広範囲に攻撃をする事ができるな」
赤城「確かに、それで敵を撃滅できれば戦艦級の方達の弾薬を節約する事もできます。いいアイデアですね」
大井「でしょう?」
北上「まー、やってみる価値はあるよね」
大井(っしゃぁ!これで合理的に北上さんと手をつなぐ事ができるぅ!)ガッツ
―数十分後―
赤城「制空権確保!重巡リ級撃沈!」
大井「よーし、北上さん、行くわよ!」ザザザザ
北上「ほいさっさー」ザザザザ
長門「上手くいくだろうか」
赤城「信じましょう。あの子達を」
大井「北上さん、手を!」スッ
北上「よしきたー!」スッ
パシィ
大井&北上「酸素魚雷、発射!!」バシュシュシュシュシュ
ズドドドドドド
長門「おお…全艦撃沈か…」
赤城「壮観ですね」
大井「やったわ北上さーん!」ダキッ
北上「いいねぇ、痺れるねぇ」
ズドォォォォン
赤城&長門「ゲヒイイイイイイイイイイイ!?」
大井「あ」
北上「…流れ弾か」
―帰投後、入渠ドック―
赤城「…………」←大破
長門「…………」←中破
提督「…何か、言い訳は?」
北上「大変申し訳ございません」ヒラアヤマリ
大井「作戦が悪いのよ…」チッ
提督「お前が立てた作戦じゃないのか?」
大井「…そう言えばそうでした」
【END】
―昼、沖ノ島海域―
北上「作戦って?」
大井「いつかやった、北上さんと手をつないで円を描くように回って酸素魚雷を散らすように発射するの」
長門「なるほど。それなら広範囲に攻撃をする事ができるな」
赤城「確かに、それで敵を撃滅できれば戦艦級の方達の弾薬を節約する事もできます。いいアイデアですね」
大井「でしょう?」
北上「まー、やってみる価値はあるよね」
大井(っしゃぁ!これで合理的に北上さんと手をつなぐ事ができるぅ!)ガッツ
―数十分後―
赤城「制空権確保!重巡リ級撃沈!」
大井「よーし、北上さん、行くわよ!」ザザザザ
北上「ほいさっさー」ザザザザ
長門「上手くいくだろうか」
赤城「信じましょう。あの子達を」
大井「北上さん、手を!」スッ
北上「よしきたー!」スッ
パシィ
大井&北上「酸素魚雷、発射!!」バシュシュシュシュシュ
ズドドドドドド
長門「おお…全艦撃沈か…」
赤城「壮観ですね」
大井「やったわ北上さーん!」ダキッ
北上「いいねぇ、痺れるねぇ」
ズドォォォォン
赤城&長門「ゲヒイイイイイイイイイイイ!?」
大井「あ」
北上「…流れ弾か」
―帰投後、入渠ドック―
赤城「…………」←大破
長門「…………」←中破
提督「…何か、言い訳は?」
北上「大変申し訳ございません」ヒラアヤマリ
大井「作戦が悪いのよ…」チッ
提督「お前が立てた作戦じゃないのか?」
大井「…そう言えばそうでした」
【END】
932: ◆aKZmxL4TCc 2015/03/30(月) 22:17:09.29 ID:1ct5PQZN0
【目隠れ】
―食堂―
早霜「今日のおかずは…サバの味噌煮?」
ガッシャァン
早霜「痛たた…」
提督「早霜、大丈夫か?」
早霜「…ちょっと、つまづいちゃいました」
―出撃中―
早霜「フッ!」ズドドドドドド
ズドォォォォォォォォォン
早霜「よし、敵艦撃沈…!」
ドゴォ
早霜「!?」
愛宕「早霜ちゃん!?大丈夫!?」
高雄「死角からの魚雷攻撃ですか…!」
早霜「…気づかなかった…」
―風呂場―
早霜「~♪」シャワシャワ
早霜「ふぅ…気持ちよかった…」
ツルン
早霜「痛い!?」ゴチン
島風「あー!早霜ちゃんが石鹸で滑って転んだー!」
―執務室―
提督「お前、右目が隠れてるから視界が狭いんじゃないのか?」
早霜「そうかもしれませんね…」
提督「その前髪を払ってみたらどうだ?」
早霜「やってみます」ハラリ
早霜「どうですか?」
提督「そうだな。その方が見やすいだろう?」
早霜「そうですね。でも…」
提督「?」
早霜「右目が開けません…。長い間日の目を見ていなかったので…」
提督「なら、目が隠れていた方がいいかもしれないしな」
早霜「そうします」ハラリ
提督(それに、目が隠れていた方が可愛いって思うけど、黙っとこう)
【END】
―食堂―
早霜「今日のおかずは…サバの味噌煮?」
ガッシャァン
早霜「痛たた…」
提督「早霜、大丈夫か?」
早霜「…ちょっと、つまづいちゃいました」
―出撃中―
早霜「フッ!」ズドドドドドド
ズドォォォォォォォォォン
早霜「よし、敵艦撃沈…!」
ドゴォ
早霜「!?」
愛宕「早霜ちゃん!?大丈夫!?」
高雄「死角からの魚雷攻撃ですか…!」
早霜「…気づかなかった…」
―風呂場―
早霜「~♪」シャワシャワ
早霜「ふぅ…気持ちよかった…」
ツルン
早霜「痛い!?」ゴチン
島風「あー!早霜ちゃんが石鹸で滑って転んだー!」
―執務室―
提督「お前、右目が隠れてるから視界が狭いんじゃないのか?」
早霜「そうかもしれませんね…」
提督「その前髪を払ってみたらどうだ?」
早霜「やってみます」ハラリ
早霜「どうですか?」
提督「そうだな。その方が見やすいだろう?」
早霜「そうですね。でも…」
提督「?」
早霜「右目が開けません…。長い間日の目を見ていなかったので…」
提督「なら、目が隠れていた方がいいかもしれないしな」
早霜「そうします」ハラリ
提督(それに、目が隠れていた方が可愛いって思うけど、黙っとこう)
【END】
942: ◆aKZmxL4TCc 2015/03/31(火) 22:18:31.58 ID:X61lFW1Z0
【写真】>>2レス以上続きます
―夕方、執務室―
青葉「失礼します、司令官」ガチャ
提督「来てくれたか、青葉」
青葉「この青葉に、何のご用でしょうか?」
提督「ああ。明日ちょっと、皆で写真撮影をしようと思ってね」
青葉「…あの、司令官。少々質問してもいいですか?」
提督「うん。何だ?」
青葉「その話をなぜ青葉に話すのですか?」
提督「ああ、お前は"デイリー青葉"を発刊しているだろう?それで記事に載せる写真も撮っているわけだ?」
青葉「ええ、あの写真は全て青葉が撮ったものですけど?」
提督「だから、写真の腕も相当なものだろうと思って、皆の写真の撮影役を頼みたいんだ」
青葉「それなら、構いませんけど。あと、もう1つ質問いいですか?」
提督「ん?」
青葉「なぜ、唐突に写真撮影をしようと考えたのですか?」
提督「…俺が着任した2年前から、この鎮守府ももう100人を超える大所帯になった。そこで、『そう言えば皆で写真を撮った事ってないなー?』って、
ふと思ったわけだ。思い立ったが吉日、そこで実行に移そうと思ってな」
青葉「そう言う事ですか」
提督「……それと、もし誰かが沈んだりしていなくなる前に、皆で写真を撮っておこうと―」
青葉「……あの、司令官」
提督「?」
青葉「そう言う理由があるのでしたら、青葉は写真を撮りたくないです…」
提督「……」
青葉「司令官が、『もし誰かが沈んだら…』なんて悲しい理由で写真を撮ろうとするなんて、何か、イヤです」
提督「……確かに、提督である俺がそんな事を考えているなんて、メンタル弱すぎだよな」
青葉「…まったくです」
提督「だけど、さっきの話には続きがある」
青葉「?」
提督「もしも、誰かが沈んでいなくなったりしたら、そいつが生きていた証を何かに残しておきたいと、そう思ったのさ」
青葉「………」
提督「だから、皆が揃っている、この時にその写真を撮っておきたいんだ」
青葉「…わかりました」
提督「だけど青葉、これだけは覚えておいてくれ。俺は、誰も沈めたりはしない。誰一人欠ける事なく、平和になった世界を迎えるつもりだ」
青葉「…はい」
提督「よし、じゃあ写真撮影は明日の昼頃にしよう。機材とか撮影場所とかはお前に任せる。今度間宮でスイーツを奢ってやるよ」
青葉「分かりました。間宮パフェ、期待してますから」
―夕方、執務室―
青葉「失礼します、司令官」ガチャ
提督「来てくれたか、青葉」
青葉「この青葉に、何のご用でしょうか?」
提督「ああ。明日ちょっと、皆で写真撮影をしようと思ってね」
青葉「…あの、司令官。少々質問してもいいですか?」
提督「うん。何だ?」
青葉「その話をなぜ青葉に話すのですか?」
提督「ああ、お前は"デイリー青葉"を発刊しているだろう?それで記事に載せる写真も撮っているわけだ?」
青葉「ええ、あの写真は全て青葉が撮ったものですけど?」
提督「だから、写真の腕も相当なものだろうと思って、皆の写真の撮影役を頼みたいんだ」
青葉「それなら、構いませんけど。あと、もう1つ質問いいですか?」
提督「ん?」
青葉「なぜ、唐突に写真撮影をしようと考えたのですか?」
提督「…俺が着任した2年前から、この鎮守府ももう100人を超える大所帯になった。そこで、『そう言えば皆で写真を撮った事ってないなー?』って、
ふと思ったわけだ。思い立ったが吉日、そこで実行に移そうと思ってな」
青葉「そう言う事ですか」
提督「……それと、もし誰かが沈んだりしていなくなる前に、皆で写真を撮っておこうと―」
青葉「……あの、司令官」
提督「?」
青葉「そう言う理由があるのでしたら、青葉は写真を撮りたくないです…」
提督「……」
青葉「司令官が、『もし誰かが沈んだら…』なんて悲しい理由で写真を撮ろうとするなんて、何か、イヤです」
提督「……確かに、提督である俺がそんな事を考えているなんて、メンタル弱すぎだよな」
青葉「…まったくです」
提督「だけど、さっきの話には続きがある」
青葉「?」
提督「もしも、誰かが沈んでいなくなったりしたら、そいつが生きていた証を何かに残しておきたいと、そう思ったのさ」
青葉「………」
提督「だから、皆が揃っている、この時にその写真を撮っておきたいんだ」
青葉「…わかりました」
提督「だけど青葉、これだけは覚えておいてくれ。俺は、誰も沈めたりはしない。誰一人欠ける事なく、平和になった世界を迎えるつもりだ」
青葉「…はい」
提督「よし、じゃあ写真撮影は明日の昼頃にしよう。機材とか撮影場所とかはお前に任せる。今度間宮でスイーツを奢ってやるよ」
青葉「分かりました。間宮パフェ、期待してますから」
943: ◆aKZmxL4TCc 2015/03/31(火) 22:29:26.48 ID:X61lFW1Z0
―翌日の昼、広場―
提督「おおー桜が綺麗に咲いてるねー」
青葉「はいはーい!駆逐艦・潜水艦の皆と提督は最前列の椅子に座ってくださーい!軽巡・重巡の方々は、2段目に!それ以外の戦艦・空母の方達は、
3段目に立ってくださーい!」
あきつ丸「青葉殿。私達は?」
青葉「ああ、あきつ丸さんや明石さん、間宮さんも3段目に立ってください!」
わるさめ「青葉、私達深海棲艦組ハ?」
青葉「貴方達も3列目で!」
工廠妖精「私達は?」
青葉「妖精さん達ですか。あなた達は2段目、3段目の方達の方に乗ってください。後で別っこでも撮りますけどね」
提督(こういう時青葉はすごい指揮能力があるなぁ)
―数十分後―
青葉「準備はいいですかー?」
皆「オッケー!」
青葉「ハイハイじゃあ、にっこり笑って―」
提督「おい青葉、お前もこっちで映ろうぜ?」
青葉「え、え、私もですか?」
提督「当たり前だろうが。それにそのカメラ、セルフタイマー機能付いているんだろ?」
青葉「あ、はい。付いてますけど」
提督「じゃあそれ使って、こっちに来い!」
「青葉さーん、早くー!」
青葉「……はいっ、わかりました!10秒後にシャッターが切られますから!」カチャリ
タタタタ
青葉「って、もう立つ場所が無い!?」
提督「あー、こりゃマズイな……」
青葉「…じゃあもう、ここに座ります!」チョコン
提督「おい何で俺の膝に座るんだ!」
金剛「ヘイ青葉ー!それはちょっといただけないネー!」
天龍「アイツっ、何抜け駆けしてやがる…!!」
長門「貴様、許さんぞ!」
青葉「あー、もうすぐシャッターが切られますよー!はい皆さん笑ってー!」
皆「」ニコリ
カシャッ
青葉「はいオッケーで―」
提督LOVE勢「よし、青葉死ねぇ!!!」
青葉「青葉、捕まるわけにはいきません!」ダダッ
提督「やれやれ…」
その青葉が提督LOVE勢から逃げ回る姿を見て、他の皆は苦笑したり、笑ったり。
皆、この時だけは戦いの事を忘れて、普通の女の子のように笑っていた。
【END】
提督「おおー桜が綺麗に咲いてるねー」
青葉「はいはーい!駆逐艦・潜水艦の皆と提督は最前列の椅子に座ってくださーい!軽巡・重巡の方々は、2段目に!それ以外の戦艦・空母の方達は、
3段目に立ってくださーい!」
あきつ丸「青葉殿。私達は?」
青葉「ああ、あきつ丸さんや明石さん、間宮さんも3段目に立ってください!」
わるさめ「青葉、私達深海棲艦組ハ?」
青葉「貴方達も3列目で!」
工廠妖精「私達は?」
青葉「妖精さん達ですか。あなた達は2段目、3段目の方達の方に乗ってください。後で別っこでも撮りますけどね」
提督(こういう時青葉はすごい指揮能力があるなぁ)
―数十分後―
青葉「準備はいいですかー?」
皆「オッケー!」
青葉「ハイハイじゃあ、にっこり笑って―」
提督「おい青葉、お前もこっちで映ろうぜ?」
青葉「え、え、私もですか?」
提督「当たり前だろうが。それにそのカメラ、セルフタイマー機能付いているんだろ?」
青葉「あ、はい。付いてますけど」
提督「じゃあそれ使って、こっちに来い!」
「青葉さーん、早くー!」
青葉「……はいっ、わかりました!10秒後にシャッターが切られますから!」カチャリ
タタタタ
青葉「って、もう立つ場所が無い!?」
提督「あー、こりゃマズイな……」
青葉「…じゃあもう、ここに座ります!」チョコン
提督「おい何で俺の膝に座るんだ!」
金剛「ヘイ青葉ー!それはちょっといただけないネー!」
天龍「アイツっ、何抜け駆けしてやがる…!!」
長門「貴様、許さんぞ!」
青葉「あー、もうすぐシャッターが切られますよー!はい皆さん笑ってー!」
皆「」ニコリ
カシャッ
青葉「はいオッケーで―」
提督LOVE勢「よし、青葉死ねぇ!!!」
青葉「青葉、捕まるわけにはいきません!」ダダッ
提督「やれやれ…」
その青葉が提督LOVE勢から逃げ回る姿を見て、他の皆は苦笑したり、笑ったり。
皆、この時だけは戦いの事を忘れて、普通の女の子のように笑っていた。
【END】
951: ◆aKZmxL4TCc 2015/04/02(木) 21:27:01.61 ID:t6iNJUj30
【衝突回避】
―朝、食堂―
深雪「よーっし、今日の朝飯は鮭の塩焼きだー!」ピョン
深雪「さって、吹雪や白雪はどこかなー…」トコトコ
電「え」
深雪「あ」
電「…………」ススス
深雪「…………」サササ
初雪「…どうしたの?」
深雪「い、いや。何かやな予感がして…」
―昼、運動場―
深雪「はーっ、はーっ、はーっ…」タタタタタ
神通「皆さん、頑張ってくださいねー」
白雪「神通先輩の訓練って、本当に厳しいです…」タタタ
深雪「まったくだぜ…ったく」タタタタタ
電「あっ」
深雪「えっ」
電「…………」ダダダダダダダダダ
深雪「…………」タッ、タッ、タッ、トコ、トコ
雷「ちょっと電、ペース上げ過ぎよ!」
白雪「どうしたの、深雪ちゃん。そんなにペース落して?」
深雪「いや、その…」
―夕方、執務室―
深雪「演習の報告書、できたぜ!」
提督「はい、ごくろうさん。字は綺麗かな?」
コンコン
提督「どうぞー」
電「失礼するのです―あ」ガチャ
深雪「うわぁ!?」ササッ
提督「気にしすぎだろ…」
【END】
―朝、食堂―
深雪「よーっし、今日の朝飯は鮭の塩焼きだー!」ピョン
深雪「さって、吹雪や白雪はどこかなー…」トコトコ
電「え」
深雪「あ」
電「…………」ススス
深雪「…………」サササ
初雪「…どうしたの?」
深雪「い、いや。何かやな予感がして…」
―昼、運動場―
深雪「はーっ、はーっ、はーっ…」タタタタタ
神通「皆さん、頑張ってくださいねー」
白雪「神通先輩の訓練って、本当に厳しいです…」タタタ
深雪「まったくだぜ…ったく」タタタタタ
電「あっ」
深雪「えっ」
電「…………」ダダダダダダダダダ
深雪「…………」タッ、タッ、タッ、トコ、トコ
雷「ちょっと電、ペース上げ過ぎよ!」
白雪「どうしたの、深雪ちゃん。そんなにペース落して?」
深雪「いや、その…」
―夕方、執務室―
深雪「演習の報告書、できたぜ!」
提督「はい、ごくろうさん。字は綺麗かな?」
コンコン
提督「どうぞー」
電「失礼するのです―あ」ガチャ
深雪「うわぁ!?」ササッ
提督「気にしすぎだろ…」
【END】
952: ◆aKZmxL4TCc 2015/04/02(木) 21:34:36.46 ID:t6iNJUj30
【ドレス】
―軽空母寮、飛鷹&隼鷹の部屋―
飛鷹「ふぅ…これでいらないものは全部かな?」
隼鷹「まめだねぇ。突然物置の中整理するなんて」
飛鷹「もう年度も変わったし、気持ちを改めないとね」
隼鷹「じゃ、アタシは食堂へ行ってるわ」
飛鷹「ええ。じゃあ後でね」
パタン
飛鷹「さて、もういらないものは無いかな?」ガサゴソ
飛鷹「あ、ドレス…」ファサ
飛鷹「商船改造艦だから、使うかもと思って買っておいたけど、結局使わなかったわね…」
飛鷹「ちょっと、着てみようかな…?」
飛鷹「もうすぐご飯だから急がないと…」シュルッ、プチッ、パサッ
飛鷹「初めて袖を通すけど…」スッ
飛鷹「え、ちょっと…背中のファスナーが…」グイグイ
飛鷹「くっ…閉まらない…ッ!」グイグイ
ガチャ
提督「おい、飛鷹。そろそろ夕食の―」
飛鷹「」
提督「」
飛鷹「」
提督「あ、すま―」
飛鷹「ノックぐらいしなさぁぁぁぁぁぁぁぁい!!!」
パァン
―数十分後、食堂―
提督「その時俺は見たんだよ。ドレス姿で背中オープンな飛鷹を」
隼鷹「えー、何かの見間違いじゃないの~?」ニヨニヨ
提督「そうかな…。でもなんか頬が痛い…」
隼鷹「でも、飛鷹のドレスかー…見てみたいねぇ?」チラッ
飛鷹「……………」
【END】
―軽空母寮、飛鷹&隼鷹の部屋―
飛鷹「ふぅ…これでいらないものは全部かな?」
隼鷹「まめだねぇ。突然物置の中整理するなんて」
飛鷹「もう年度も変わったし、気持ちを改めないとね」
隼鷹「じゃ、アタシは食堂へ行ってるわ」
飛鷹「ええ。じゃあ後でね」
パタン
飛鷹「さて、もういらないものは無いかな?」ガサゴソ
飛鷹「あ、ドレス…」ファサ
飛鷹「商船改造艦だから、使うかもと思って買っておいたけど、結局使わなかったわね…」
飛鷹「ちょっと、着てみようかな…?」
飛鷹「もうすぐご飯だから急がないと…」シュルッ、プチッ、パサッ
飛鷹「初めて袖を通すけど…」スッ
飛鷹「え、ちょっと…背中のファスナーが…」グイグイ
飛鷹「くっ…閉まらない…ッ!」グイグイ
ガチャ
提督「おい、飛鷹。そろそろ夕食の―」
飛鷹「」
提督「」
飛鷹「」
提督「あ、すま―」
飛鷹「ノックぐらいしなさぁぁぁぁぁぁぁぁい!!!」
パァン
―数十分後、食堂―
提督「その時俺は見たんだよ。ドレス姿で背中オープンな飛鷹を」
隼鷹「えー、何かの見間違いじゃないの~?」ニヨニヨ
提督「そうかな…。でもなんか頬が痛い…」
隼鷹「でも、飛鷹のドレスかー…見てみたいねぇ?」チラッ
飛鷹「……………」
【END】
960: ◆aKZmxL4TCc 2015/04/03(金) 21:50:15.59 ID:+MHEXhAi0
【幸運】>>2レス以上続きます
―夜、執務室―
提督「さて、1週間経ったから、扶桑ももう秘書艦の仕事は終わりだな」
扶桑「何だかごめんなさいね…?私が秘書艦でいる間に提督を不幸な目に遭わせちゃって…」
提督「なぁに、気にするな。頭の上にライトが落ちてきたり、瑞鶴に間違って爆撃されたり、比叡の作ったカレーを完食する羽目になったり。
その程度の事、屁でも無いさ」
扶桑(常人なら死んでますね…)
扶桑「それでですね、提督」
提督「うん?」
扶桑「その、私のせいで不幸な目に遭わせてしまったので、その、お詫びがしたいのですけど…」
提督「いや、いいよ、そんな事で」
扶桑「いいえ。私がしたいのです」
提督「む…」
扶桑「と言うわけで、明日私とお出かけしませんか?」
提督「お詫びじゃなかったのか」
扶桑「提督も、私のような美人と外出できるのだから、嬉しいのではありませんか?なんて―」
提督「…まあ、確かにな」
扶桑「え、ええ。でしょう?では、明日の10時に正門前で落ち合いましょう」
提督「ああ。分かった」
扶桑「では、また明日」
パタン
提督「…扶桑とお出かけ、か」
提督「山城にバレたらタダじゃすまないな…」
―夜、執務室―
提督「さて、1週間経ったから、扶桑ももう秘書艦の仕事は終わりだな」
扶桑「何だかごめんなさいね…?私が秘書艦でいる間に提督を不幸な目に遭わせちゃって…」
提督「なぁに、気にするな。頭の上にライトが落ちてきたり、瑞鶴に間違って爆撃されたり、比叡の作ったカレーを完食する羽目になったり。
その程度の事、屁でも無いさ」
扶桑(常人なら死んでますね…)
扶桑「それでですね、提督」
提督「うん?」
扶桑「その、私のせいで不幸な目に遭わせてしまったので、その、お詫びがしたいのですけど…」
提督「いや、いいよ、そんな事で」
扶桑「いいえ。私がしたいのです」
提督「む…」
扶桑「と言うわけで、明日私とお出かけしませんか?」
提督「お詫びじゃなかったのか」
扶桑「提督も、私のような美人と外出できるのだから、嬉しいのではありませんか?なんて―」
提督「…まあ、確かにな」
扶桑「え、ええ。でしょう?では、明日の10時に正門前で落ち合いましょう」
提督「ああ。分かった」
扶桑「では、また明日」
パタン
提督「…扶桑とお出かけ、か」
提督「山城にバレたらタダじゃすまないな…」
961: ◆aKZmxL4TCc 2015/04/03(金) 21:56:30.56 ID:+MHEXhAi0
―翌朝10時、正門―
提督「さて、約束の10時だが、多分扶桑も遅れて…」
扶桑「お待たせしました、提督」
提督「え、時間ぴったりに来た…」
扶桑「当たり前でしょう?常識ですもの」
提督「あ、ああ。だよな。…にしても、桜色の和服か…」
扶桑「いかがですか?」
提督「ああ。扶桑のイメージと相まって、すっごく可愛らしいよ」
扶桑「ありがとうございますね」
提督「そう言えば、その服着る時に山城から何か言われなかったか?」
扶桑「ああ。山城は、時雨ちゃんに押し付け―いえ、時雨ちゃんの訓練に付き合わせました」
提督(さらっと毒吐くな、扶桑…)
提督「で、目的地は決まってるのか?」
扶桑「ええ。私のお気に入りの場所です。行きましょう」ギュッ
提督「…手をつなぐのに、何か意見しても構わないかね?」
扶桑「却下です♪」
提督「ですよねー」
ガァン
提督「痛ぃ!電柱に!電柱にぃ~…!」
扶桑「…すみませんね。本当に」
提督「さて、約束の10時だが、多分扶桑も遅れて…」
扶桑「お待たせしました、提督」
提督「え、時間ぴったりに来た…」
扶桑「当たり前でしょう?常識ですもの」
提督「あ、ああ。だよな。…にしても、桜色の和服か…」
扶桑「いかがですか?」
提督「ああ。扶桑のイメージと相まって、すっごく可愛らしいよ」
扶桑「ありがとうございますね」
提督「そう言えば、その服着る時に山城から何か言われなかったか?」
扶桑「ああ。山城は、時雨ちゃんに押し付け―いえ、時雨ちゃんの訓練に付き合わせました」
提督(さらっと毒吐くな、扶桑…)
提督「で、目的地は決まってるのか?」
扶桑「ええ。私のお気に入りの場所です。行きましょう」ギュッ
提督「…手をつなぐのに、何か意見しても構わないかね?」
扶桑「却下です♪」
提督「ですよねー」
ガァン
提督「痛ぃ!電柱に!電柱にぃ~…!」
扶桑「…すみませんね。本当に」
962: ◆aKZmxL4TCc 2015/04/03(金) 22:05:31.97 ID:+MHEXhAi0
―数十分後、神社―
扶桑「着きました」
提督「神社?」
扶桑「よくお守りを買いに来たり、おみくじを引いたりしているんです」
提督「へぇ…。何で俺まで?」
扶桑「境内に立派な桜の木があるんです。それを提督と見たいなぁ、と思って」
提督「ほう…」
―境内―
扶桑「あの木ですよ」
提督「ほぉ…確かに立派だなぁ…」
扶桑「鎮守府の皆さんも連れてお花見でもしたいのですけど、ここは神社の敷地内ですから…」
提督「確かにな…」
扶桑「じゃあ、本殿でお参りをしましょう」
提督「そうだな」
―本殿―
提督「ふぅ…」
扶桑「提督は、何を願ったのですか?」
提督「そう言うものは、他人に言わないものらしいぞ?」
扶桑「あら、そうでしたか」
提督「俺よりもお前の方が来ているはずなのに、何で知らないんだよ」
扶桑「確かに、可笑しいですね」クスッ
提督「まったくだな」フフッ
扶桑「ふふっ」
提督「で、扶桑は何を願ったんだ?」
扶桑「自分で20秒前に言った事を思い出してください!?」
提督「冗談だって」
扶桑「もう…」
提督「いや、扶桑の反応が面白くてな。ついつい…」
扶桑「では最後に、おみくじを引きましょうか」
提督「お、そうだな」
扶桑「着きました」
提督「神社?」
扶桑「よくお守りを買いに来たり、おみくじを引いたりしているんです」
提督「へぇ…。何で俺まで?」
扶桑「境内に立派な桜の木があるんです。それを提督と見たいなぁ、と思って」
提督「ほう…」
―境内―
扶桑「あの木ですよ」
提督「ほぉ…確かに立派だなぁ…」
扶桑「鎮守府の皆さんも連れてお花見でもしたいのですけど、ここは神社の敷地内ですから…」
提督「確かにな…」
扶桑「じゃあ、本殿でお参りをしましょう」
提督「そうだな」
―本殿―
提督「ふぅ…」
扶桑「提督は、何を願ったのですか?」
提督「そう言うものは、他人に言わないものらしいぞ?」
扶桑「あら、そうでしたか」
提督「俺よりもお前の方が来ているはずなのに、何で知らないんだよ」
扶桑「確かに、可笑しいですね」クスッ
提督「まったくだな」フフッ
扶桑「ふふっ」
提督「で、扶桑は何を願ったんだ?」
扶桑「自分で20秒前に言った事を思い出してください!?」
提督「冗談だって」
扶桑「もう…」
提督「いや、扶桑の反応が面白くてな。ついつい…」
扶桑「では最後に、おみくじを引きましょうか」
提督「お、そうだな」
963: ◆aKZmxL4TCc 2015/04/03(金) 22:13:44.09 ID:+MHEXhAi0
―おみくじ―
提督「さてと、どうなってるか…?」ペラリ
提督「…吉か…。まあ、いい感じかな」
扶桑「私はどうかしら…。今まで凶と大凶しか引いた事が無いから…」
ペラ
扶桑「えっ…」
提督「どれどれ…?おお!」
扶桑「この私が、大吉を引くなんて…」
提督「すごいじゃないか。記念に取っておくといいぞ」
扶桑「そうですね。では、そうします」
提督「で、これからどうするんだ?」
扶桑「え?」
提督「まだ昼前だし、昼食も食べてない。このまま鎮守府に戻るか?」
扶桑「…提督は、どうしたいですか?」
提督「俺?そうだな…扶桑と出かけるのなんて初めてだから、もうちょっと外出を続けたいな」
扶桑「では、そうしましょう。中心街の方にも、行きつけの店がたくさんあるんです」
提督「それは楽しみだなぁ。じゃ、早速行こう」
扶桑「はい」
提督「さてと、どうなってるか…?」ペラリ
提督「…吉か…。まあ、いい感じかな」
扶桑「私はどうかしら…。今まで凶と大凶しか引いた事が無いから…」
ペラ
扶桑「えっ…」
提督「どれどれ…?おお!」
扶桑「この私が、大吉を引くなんて…」
提督「すごいじゃないか。記念に取っておくといいぞ」
扶桑「そうですね。では、そうします」
提督「で、これからどうするんだ?」
扶桑「え?」
提督「まだ昼前だし、昼食も食べてない。このまま鎮守府に戻るか?」
扶桑「…提督は、どうしたいですか?」
提督「俺?そうだな…扶桑と出かけるのなんて初めてだから、もうちょっと外出を続けたいな」
扶桑「では、そうしましょう。中心街の方にも、行きつけの店がたくさんあるんです」
提督「それは楽しみだなぁ。じゃ、早速行こう」
扶桑「はい」
964: ◆aKZmxL4TCc 2015/04/03(金) 22:19:13.35 ID:+MHEXhAi0
―夕方、執務室―
提督「ああ…ちょっと遊び過ぎたな…」
扶桑「そうですね。私もあんなにはしゃいだの、初めてでした」
提督「でも、比較的不幸な事にもならなかったよな」
扶桑「確かに、そうですね」
提督「しかし、遊びすぎて疲れた…眠い…」
扶桑「あ、それでしたら提督」
提督「ん?」
扶桑「膝枕、して差し上げます…」
提督「……Realy?」
扶桑「Yes」
―ソファ―
提督「じゃ、失礼します…」
扶桑「どうぞ、いらしてください」
提督「よ…っと」ポフ
扶桑「ん…」
提督「重くないか…?」
扶桑「大丈夫です」
提督「扶桑の膝って、柔らかくて丁度いい感じだなぁ…」
扶桑「ありがとうございます」
提督「い、いかん…本格的に眠くなってきた…」
扶桑「構いませんよ、お休みになられても…」
提督「そうか…じゃあ、ちょっと、だけ…zzz」
扶桑「あっという間に…本当に疲れていらしたんですね…」
提督「ああ…ちょっと遊び過ぎたな…」
扶桑「そうですね。私もあんなにはしゃいだの、初めてでした」
提督「でも、比較的不幸な事にもならなかったよな」
扶桑「確かに、そうですね」
提督「しかし、遊びすぎて疲れた…眠い…」
扶桑「あ、それでしたら提督」
提督「ん?」
扶桑「膝枕、して差し上げます…」
提督「……Realy?」
扶桑「Yes」
―ソファ―
提督「じゃ、失礼します…」
扶桑「どうぞ、いらしてください」
提督「よ…っと」ポフ
扶桑「ん…」
提督「重くないか…?」
扶桑「大丈夫です」
提督「扶桑の膝って、柔らかくて丁度いい感じだなぁ…」
扶桑「ありがとうございます」
提督「い、いかん…本格的に眠くなってきた…」
扶桑「構いませんよ、お休みになられても…」
提督「そうか…じゃあ、ちょっと、だけ…zzz」
扶桑「あっという間に…本当に疲れていらしたんですね…」
965: ◆aKZmxL4TCc 2015/04/03(金) 22:21:49.93 ID:+MHEXhAi0
提督「ZZZ…」
扶桑「………」
提督「ZZZ…」
扶桑「ちょっとだけなら…」
提督「ZZZ…」
チュ
扶桑「提督、愛しています…」
―ドアの外―
山城「」ビクンビクン
時雨「もしもし、明石さん?山城先輩が鎮守府のドアの前で白目をむいて泡を吐いて気絶しています。どうすればよいでしょう?」
明石『あー、すぐに回収に行きますので待っててくださいねー』
【END】
扶桑「………」
提督「ZZZ…」
扶桑「ちょっとだけなら…」
提督「ZZZ…」
チュ
扶桑「提督、愛しています…」
―ドアの外―
山城「」ビクンビクン
時雨「もしもし、明石さん?山城先輩が鎮守府のドアの前で白目をむいて泡を吐いて気絶しています。どうすればよいでしょう?」
明石『あー、すぐに回収に行きますので待っててくださいねー』
【END】
966: ◆aKZmxL4TCc 2015/04/03(金) 22:31:58.23 ID:+MHEXhAi0
【陰謀】
―夜、浴場・脱衣場―
提督「シャワールーム故障で、仕方なく艦娘用の浴場を使う、か」ヌギヌギ
―回想―
明石『ごめんなさいねー。でも、もうこんな遅くですから艦娘の皆さんはもう入っていないと思いますよー』ニヨニヨ
提督「やれやれ…でもあの笑いって何なんだ?」パサッ
ガラッ
提督「おお、これが艦娘用の浴場か…初めて入ったけど、広いな」
吹雪「え」
提督「」
吹雪「…な、なぜ司令官が…?」
―回想―
明石『艦娘の皆さんは入っていないと思いますよー(絶対入っていないとは言っていない)』ニヨニヨ
提督(あんにゃろおおおおおおおおおお!!!)
吹雪「あの、司令官?」
提督「あ、ああ、済まなかった吹雪!!」
吹雪「せめて、前は隠して…///」
提督「」
吹雪「///」
提督「もう、死にたい…」
吹雪「ま、まぁ私は構いませんから、湯船に浸かられたらどうですか?」
提督「いいのか?」
吹雪「え、ええ。お湯も濁ってますから見えませんし。…………多分」
提督「今多分って言ったな!多分て言ったよな!?遠慮しておくっ!」ダダッ
吹雪「あっ…。残念…」
―万屋・明石―
明石「さてさて、吹雪ちゃんは頑張ってますかね?」
明石(吹雪ちゃんが提督に好意を抱いている事は百も承知。そこで、シャワールームが故障したと偽って提督を艦娘浴場に行かせ、
吹雪ちゃんとばったり会わせて、夜戦をさせれば吹雪ちゃんの夢も成就…うん。私ッたら完璧に愛のキューピット!」
提督「だーれが愛のキューピットだってぇ?」
明石「あ」
理由ある暴力が明石を襲う!
【END】
―夜、浴場・脱衣場―
提督「シャワールーム故障で、仕方なく艦娘用の浴場を使う、か」ヌギヌギ
―回想―
明石『ごめんなさいねー。でも、もうこんな遅くですから艦娘の皆さんはもう入っていないと思いますよー』ニヨニヨ
提督「やれやれ…でもあの笑いって何なんだ?」パサッ
ガラッ
提督「おお、これが艦娘用の浴場か…初めて入ったけど、広いな」
吹雪「え」
提督「」
吹雪「…な、なぜ司令官が…?」
―回想―
明石『艦娘の皆さんは入っていないと思いますよー(絶対入っていないとは言っていない)』ニヨニヨ
提督(あんにゃろおおおおおおおおおお!!!)
吹雪「あの、司令官?」
提督「あ、ああ、済まなかった吹雪!!」
吹雪「せめて、前は隠して…///」
提督「」
吹雪「///」
提督「もう、死にたい…」
吹雪「ま、まぁ私は構いませんから、湯船に浸かられたらどうですか?」
提督「いいのか?」
吹雪「え、ええ。お湯も濁ってますから見えませんし。…………多分」
提督「今多分って言ったな!多分て言ったよな!?遠慮しておくっ!」ダダッ
吹雪「あっ…。残念…」
―万屋・明石―
明石「さてさて、吹雪ちゃんは頑張ってますかね?」
明石(吹雪ちゃんが提督に好意を抱いている事は百も承知。そこで、シャワールームが故障したと偽って提督を艦娘浴場に行かせ、
吹雪ちゃんとばったり会わせて、夜戦をさせれば吹雪ちゃんの夢も成就…うん。私ッたら完璧に愛のキューピット!」
提督「だーれが愛のキューピットだってぇ?」
明石「あ」
理由ある暴力が明石を襲う!
【END】
967: ◆aKZmxL4TCc 2015/04/03(金) 22:38:03.92 ID:+MHEXhAi0
【中断】
―夜、執務室―
提督「ふぅ…やっとできた…」
提督「観艦式の申請書…」
提督「後はこれを上に出して許可を貰い、皆の艤装と服を整えれば開催。晴れて皆も一人前になれるわけだ」
提督「さてと、じゃあ早速コイツを…」
コンコン
提督「ん?どうぞー」
大淀「失礼いたします、提督」
提督「大淀か。どうしたんだ?こんな夜に」
大淀「それが、上層部から特別海域攻略要請が…」
提督「………………………………………………」
大淀「提督…?」
提督「はぁ…。せっかく、この書類を出そうと思ったのに…」
大淀「?それは、何の書類ですか?」
提督「いや、何でもない」
大淀「そうですか。では、この要請書類に目を通しておいてください。私はこれで、おやすみなさい」
提督「ああ、おやすみ」
パタン
提督「……観艦式はまだ先、か」
提督「また、忙しくなるのか…」
提督(まぁ、ほのぼのと戦いが五分五分なのが、ウチの日常なんだけどな…)
【第一部、完】
―夜、執務室―
提督「ふぅ…やっとできた…」
提督「観艦式の申請書…」
提督「後はこれを上に出して許可を貰い、皆の艤装と服を整えれば開催。晴れて皆も一人前になれるわけだ」
提督「さてと、じゃあ早速コイツを…」
コンコン
提督「ん?どうぞー」
大淀「失礼いたします、提督」
提督「大淀か。どうしたんだ?こんな夜に」
大淀「それが、上層部から特別海域攻略要請が…」
提督「………………………………………………」
大淀「提督…?」
提督「はぁ…。せっかく、この書類を出そうと思ったのに…」
大淀「?それは、何の書類ですか?」
提督「いや、何でもない」
大淀「そうですか。では、この要請書類に目を通しておいてください。私はこれで、おやすみなさい」
提督「ああ、おやすみ」
パタン
提督「……観艦式はまだ先、か」
提督「また、忙しくなるのか…」
提督(まぁ、ほのぼのと戦いが五分五分なのが、ウチの日常なんだけどな…)
【第一部、完】
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