1: 名無しさん@おーぷん 21/08/09(月)23:32:55 ID:Y0oT
P「どうした急に……あと、雰囲気、な」
高坂海美「そんなことはいいの! 私もみんなみたいな感じになりたい!」
P「……どういうことだ?」
海美「みんな、プロデューサーと二人の時はすごくいい感じになってるのに、私は何か違うの」
2: 名無しさん@おーぷん 21/08/09(月)23:34:03 ID:Y0oT
P「そうか? そんな自覚はないけど」
海美「証拠があるんだからね!」
P「証拠?」
海美「うん! ここ何ヶ月かの4コマ!」
P「え?」
海美「例えば、このみちゃんは……」
3: 名無しさん@おーぷん 21/08/09(月)23:35:55 ID:Y0oT
『夢の話』
このみ『私をアイドルにしてくれて…ありがとね』
このみ『…いってきます』
……
海美「ステージが終わったら結婚するみたいじゃん!」
P「それは違う気がする」
このみ『私をアイドルにしてくれて…ありがとね』
このみ『…いってきます』
……
海美「ステージが終わったら結婚するみたいじゃん!」
P「それは違う気がする」
4: 名無しさん@おーぷん 21/08/09(月)23:42:10 ID:Y0oT
海美「でも、少なくともキュンキュンしちゃうよね?」
P「うーん……このみさんはいつもあんな感じだから」
海美「いいなー、私もあんな感じになりたい!」
P「……そうか」
海美「次は、えれなんね……」
5: 名無しさん@おーぷん 21/08/09(月)23:43:53 ID:Y0oT
『同じ空にいたから』
エレナ『あの日プロデューサーに見つけてもらえたから』
エレナ『こんなに幸せ』
……
海美「このあと花火をバックにチューするんでしょ!」
P「しないって」
エレナ『あの日プロデューサーに見つけてもらえたから』
エレナ『こんなに幸せ』
……
海美「このあと花火をバックにチューするんでしょ!」
P「しないって」
6: 名無しさん@おーぷん 21/08/09(月)23:48:58 ID:Y0oT
海美「どーみてもする場面だよ! プロデューサーおかしいよ!」
P「俺はおかしくないと思うけどなぁ」
海美「少女漫画だと100%だよ!」
P「ソースがおかしいよ」
海美「女子力焼きそばの悪口はやめて!」
P「そのソースじゃないから」
海美「良かったぁ。次は、バサバサね……」
7: 名無しさん@おーぷん 21/08/09(月)23:50:08 ID:Y0oT
『いつかのために』
翼『でも次ははぐらかさないでくださいね』
翼『次お願いするときは練習じゃないので♪』
……
海美「中学生にまで手を出すなんて!」
P「いや、出してないからな」
翼『でも次ははぐらかさないでくださいね』
翼『次お願いするときは練習じゃないので♪』
……
海美「中学生にまで手を出すなんて!」
P「いや、出してないからな」
8: 名無しさん@おーぷん 21/08/09(月)23:52:14 ID:Y0oT
海美「出してるじゃん! 頭をわしゃわしゃーって」
P「そういうのは一般に手を出すって言わないんだよ」
海美「こんな感じで、みんないいふいんきになってるよね」
P「いやあ、そう……かなぁ?」
海美「それで、私はどうだったかというと、こう!」
9: 名無しさん@おーぷん 21/08/09(月)23:53:30 ID:Y0oT
『全力ドキドキ』
海美『二人で浜辺を走るって、少女漫画みたいでドキドキするね…』
海美『……プロデューサーはどう? ドキドキしてる?』
海美『ってプロデューサー!? すごい心臓の音!しっかりして!!』
海美『たった三往復 浜辺を端から全力疾走しただけだよ!?』
……
海美「不満!!」
P「いや、これ海美のせいじゃない?」
10: 名無しさん@おーぷん 21/08/09(月)23:54:59 ID:Y0oT
海美「せっかく前半良かったのに、プロデューサーが倒れるからだよ!」
P「俺のせいなのかなぁ……」
海美「だからね、プロデューサーが倒れてない世界を、一生懸命考えてきたから。後半やり直したい!」
P「こういうのって、やり直すものなのか?」
海美「ほら、ここ座って! 座ってこっち向いてるだけでいいから!」
P「……こうか?」
海美「よーい、アクション!」
11: 名無しさん@おーぷん 21/08/09(月)23:55:41 ID:Y0oT
海美「二人で浜辺を走るって、少女漫画みたいでドキドキするね…」
海美「……プロデューサーはどう? ドキドキしてる?」
海美「えへへ、嬉しいな。じゃあ……」
12: 名無しさん@おーぷん 21/08/09(月)23:58:36 ID:Y0oT
海美「もう一往復、しよ(ハート)」
13: 名無しさん@おーぷん 21/08/10(火)00:00:16 ID:YJ8W
海美「カット! よしっ、カンペキ!」
P「……え?」
海美「ちょっと首を傾けながら言うのがポイントだって、少女漫画読んでわかったんだ」
P「……へえ」
海美「プロデューサー、どうだった? いいふいんきだったよね?」
P「……まぁ」
海美「良かった! それじゃあ、今から一緒に走ろう!」
P「勘弁してください」
おわり
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