1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/17(土) 12:34:15.29 ID:J+LvULSF0
一護「は、はぁ!?」

白哉「・・・・・・」

一護「聞き間違いか?」

白哉「いるの?」

一護「はぁ!?

白哉「・・・済まぬ」


4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/17(土) 12:41:49.14 ID:J+LvULSF0
白哉「・・・・・・」

一護「なんなんだよ一体」

一護「急に一人で現世に来たかと思ったら」

白哉「済まぬ。しばらく厄介になる」

一護「何日かいる気なのか!?」

白哉「頼む」

一護「ま、まあかまわねえけどよ」

白哉「恩にきる。ところで」

一護「?」

白哉「兄は今気になっている子はいるの?」

6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/17(土) 12:44:57.43 ID:J+LvULSF0
一護「だ、だから何なんだよ!」

白哉「・・・・・・」

一護「詰め寄ったらだんまりか」

白哉「済まぬ」

一護「別にいいけど、なんかあったのか?」

白哉「・・・あの戸はなんだ」

一護「あ、あれは押入れだけど」

白哉「ルキアの部屋か」

一護「まあそうだな」

白哉「私もあそこで眠る」

一護「いや、布団ぐらいちゃんと用意して」

白哉「頼む」

8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/17(土) 12:48:22.57 ID:J+LvULSF0
一護「そこまで言うならいいけど、お前には狭いんじゃないか?」

白哉「そんなことはない」グイグイ

一護「さっそく上がってるし・・・どうだ、眠れそうか?」

白哉「ふむ・・・」

白哉「悪くはな」ゴチン!

一護「ああ!?」

白夜「・・・・・・」プルプル

一護「だ、大丈夫か白哉!何か冷やすもの持ってくる!」ドタドタ

白夜「頼む・・・」プルプル

9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/17(土) 12:52:05.10 ID:J+LvULSF0
一護「ほら、これで冷やせ」

白哉「済まぬ・・・」ヒンヤリ

一護「はぁ、全く焦らせるなよな~」

白哉「・・・・・・」

白哉「兄は優しいのだな」

一護「いや、普通だと思うけど」

白哉「やはり兄しかおらぬ」

一護「え?」

白夜「おらぬ」

10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/17(土) 12:59:36.22 ID:G6/fD0iW0
一護「ル、ルキアの婿探し!?」

白哉「そうだ。見ての通り私はもう戦える体ではない」

白哉「もうルキアを守ることもかなわぬ」

白哉「そこでルキアに婿をとらせることにした」

一護「飛躍しすぎじゃね!?」

白哉「誰か身近にいるもので相応しい者はと考えた結果」

白哉「まず思いついたのが兄だった」

一護「俺まだ高校生なんですけど!」

白夜「構わぬ」

一護「俺が構うわ!」

14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/17(土) 13:04:53.76 ID:G6/fD0iW0
一護「だいたいルキアのやつが納得するはずが・・・」ピルルルル

一護「ん、誰だこんな時に。はいもしもし」

ルキア『い、一護!兄さまがそちらに行かれてはおらぬか!?』

一護「ルキアか!いるいる、さっきからおかしなこと言ってるよ」

白夜「・・・・・・?」

カリンチャーン ウットウシインダヨバカオヤジ!

白哉「家族か・・・」スッ

一護「早く引き取りに来てって、おいどこへ行く気だ!」

白哉「ご挨拶にうかがうだけだ」ガチャ

一護「おいやめろー!」ドタバタ

ルキア『一護、おい聞いておるのか!』

17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/17(土) 13:09:32.53 ID:G6/fD0iW0
一心「お父さんと仲良くしよう!」

夏梨「ああもう!一兄に言いつけるぞ!」

ドタバタドタバタ

白哉「挨拶をするだけだと言っている」

一護「それをやめろって言ってるんだ!」グイグイ

白哉「頼む。これから義理とはいえ家族になる間柄。一目会っておかねば」

一護「やめろっての!誤解されるだろうが!」

白哉「構わぬ」

一心「なんだぁ?」

夏梨「一兄の声だよね?」

18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/17(土) 13:14:26.11 ID:G6/fD0iW0
ガチャ

白哉「失礼する」

一護「うわ馬鹿!開けるな!」

遊子「ど、どちら様ですか?」

白哉「これは失礼した。私は朽木白哉、黒崎一護とは義兄弟となる仲だ」

一護「うおぉい!」

夏梨「ぎ、義兄弟?」

一心「おい一護、なんだってんだ?」

一護「ちょっとこいつ乱心気味でさ!すぐ連れてくから!」グイ

白哉「連れて行かれはせぬ」フンッ

一護「踏ん張るな!」

21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/17(土) 13:21:48.63 ID:G6/fD0iW0
白哉「黒崎一護の父上とお見受けする」

一心「あ、ああそうだが」

白哉「立派な息子をお持ちで」

一心「はぁ、どうも・・・」

白哉「ところで、黒崎一護を婿に出す予定は?」

一心「はぁ?」

一護「やめろって、親父困ってるだろ!」

白哉「いかがか?」

一心「家は息子だけは放任主義なんだ。そういうのはこいつ自身に任せる!」

白哉「では、息子が婚儀を執り行いたいと言えば、兄はその意思を尊重すると」

一心「おうよ!」

白哉「聞いたか黒崎一護。これで兄とルキアを阻む問題は消えた」

一護「何一つ消えてねえよ!」

23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/17(土) 13:26:40.51 ID:G6/fD0iW0
遊子「ルキアって、あのルキアちゃん?」

夏梨「一兄ルキアちゃんと結婚すんの?」

白夜「いかにも」

一護「しねえよ!」

一心「男らしくねえぞ一護!こうして身内の方が挨拶に来てるんだ、お前がそんなでどうする!」

一護「ええ!?」

遊子「そうだよ!そんなに嫌がったらルキアちゃんかわいそう!」

夏梨「この人にだって失礼だよ」

一護「俺!?俺が悪いの!?」

白哉「案ずるな黒崎一護。私は気分を害してなどおらぬ」

一護「うるさい!お前の気分なんか心配してないんだよ!」

24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/17(土) 13:31:56.07 ID:G6/fD0iW0
白哉「では、ご家族の方は了承ということでよろしいか」

一心「ああ、こんな馬鹿息子でよければ好きにしてくれ」

遊子「お兄ちゃんをよろしくおねがいします!」

夏梨「一兄も大人になったね」

一護「・・・・・・」

一護「誰か助けてくれー!!」

ピンポーン

一心「む、誰だこんなめでたい時に」

遊子「見てくるね。はーい!」パタパタ

一護「今のうちだ、ほら白夜部屋に戻るぞ!」グイグイ

白夜「兄のご家族と打ち合わせをせねば・・・」

一護「いいから!」

パタパタ

遊子「えへへ~お兄ちゃん、誰が来たと思う?」

一護「?」

26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/17(土) 13:36:32.46 ID:G6/fD0iW0
遊子「どうぞ!」

ルキア「は、ははは。御機嫌よう」

一護「ルキア!よかった、引き取りに来てくれたのか!」

白哉「・・・・・・」

一心「ルキアちゃーん!ああ、真咲うちにまた娘が増えるぞ!」

夏梨「久しぶりだね」

ルキア「ええ、ご無沙汰しておりますわ」

一護「まだそのキャラでいくのか・・・」

ルキア「さ、さあ兄さま!一緒に帰りましょう!」

白哉「帰らぬ」

31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/17(土) 13:45:28.87 ID:G6/fD0iW0
ルキア「兄さま、失礼は承知で言わせてもらいます」

ルキア「私はまだ結婚などというものに興味は・・・」

遊子「ええ!?ルキアちゃん、お兄ちゃんと結婚しないの?」

ルキア「え、ええ」

一心「そ、そんなあああああ!」ガックシ

ルキア「お、おじ様」

夏梨「残念だったね・・・」ポン

一護「何慰めてんだ!俺はこれでいいんだよ!」

白哉「ならぬ」

一護「は?」

ルキア「兄さま?」

白哉「お前達二人に、先達として言葉を授ける」

白哉「これと決まった相手がいるのなら、すぐにでもつがいになるべきだ」

白哉「私ももっと早くに緋真と出会えていれば・・・」

33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/17(土) 13:49:40.30 ID:G6/fD0iW0
ルキア「に、兄さま・・・」ジーン

一護「おい!何感化されてんだお前は!」

白哉「お前達二人には、長い間幸せをかみ締めて欲しい。私はそう思っている」

一心「・・・・・・」

一心「一護、いい兄貴を持てて羨ましいぞ」

一護「親父!?」

一心「俺も、いつかお前が嫁を貰う時には同じようなことを言おうと思ってたんだ」

一護「あ・・・」

一心「だから一護・・・孫の顔を早く見せてくれ!」

一護「ああ!?」

一心「なんだったら俺が夜の営みについてレクチャーして・・・」

一護「死ね!」

34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/17(土) 13:52:58.61 ID:G6/fD0iW0
一護「もういい!とにかく部屋戻るぞ白哉にルキア!」ズルズル

白哉「ではまた後で」

一心「おう!酒でも買ってくるかー」

ルキア「で、では」

遊子「ルキアちゃんまた後でねー!」

ガチャ、バタン

一護「・・・・・・」

ルキア「・・・・・・」

一護 ルキア「はぁ・・・」

白哉「溜息まで揃うとは。やはり似合いの二人」

一護「うっせえ!お前のせいで散々だこっちは!」

ルキア「・・・・・・」

37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/17(土) 13:58:27.32 ID:G6/fD0iW0
一護「一体なにがどうなってこんなことに・・・」

ルキア「兄さまはご自身がもう戦えないことを気にして、それで私を守ろうと」

一護「だからって結婚はないだろ!しかも何で俺!?」

ルキア「それは・・・」

白哉「それは兄が私の認めた唯一の男だからだ」

白哉「兄になら全てを託せると、そう判断した」

一護「恋次とかもいただろうが」

白哉「兄でなくてはならぬのだ」

一護「だから何でだよ!俺はルキアとはそういう仲じゃ・・・」

ルキア「・・・・・・」

ルキア「そんなに、嫌か?」

一護「え?」

42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/17(土) 14:02:54.02 ID:G6/fD0iW0
ルキア「わ、私と一緒になるのは、お前にとってそこまで嫌がるほどのことか?」

一護「え、いや、お前何言って」

ルキア「私は、私は・・・」

ルキア「兄さまが現世に向かって、お前に今回のことを伝えに言ったと聞いた時」

ルキア「も、もしお前がそれに了承してくれたらと・・・」ポロポロ

一護「ルキア、お前泣いて」

ルキア「だが、それは私の勝手な理想だったのだ。お前にとっては、迷惑な話だったな」

ルキア「あ、あははこれでは私が馬鹿みたいではないか」ポロポロ

43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/17(土) 14:06:27.46 ID:G6/fD0iW0
白哉「・・・・・・」

一護「ル、ルキア・・・」

ルキア「今日は、帰る。また、な。一護・・・」

一護「お、おい待てって!・・・行っちまった」

白夜「・・・・・・」

一護「そんな、あいつが俺をそんな風に思ってくれてたなんて・・・」

白哉「黒崎一護。私は、兄を強さと人柄だけで選んだわけではないのだ」

白哉「ルキアは、屋敷にいる時もよく兄の話を私にしてくれていた」

白哉「それは嬉しそうに」

一護「・・・・・・」

白哉「だから私は、ルキアの力になろうと、ここまで来たのだ」

一護「・・・・・・」

48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/17(土) 14:10:56.27 ID:G6/fD0iW0
一護「俺は、そんなにすごいやつなんかじゃない」

白哉「・・・・・・」

一護「皆が助けてくれなけりゃ、俺はとっくに死んでる」

白哉「・・・・・・」

一護「それに、女心も分かってやれない馬鹿だ」

一護「それでも、本当にいいのか?俺が、ルキアと一緒になっても」

白哉「・・・言ったはずだ。兄は私が認めた唯一の男」

白哉「例え兄がどう思っていようとも、ルキアに相応しいのは兄しかおらぬ」

一護「白哉・・・」

白哉「ルキアを、追ってやってくれ」

白哉「頼む」

50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/17(土) 14:14:58.48 ID:G6/fD0iW0
ルキア「・・・・・・」ポロポロ

ルキア「はぁ、もう一護にあわせる顔が無い・・・」

ルキア「一護・・・」

一護「ルキア!!」

ルキア「なっ!」

一護「待ってくれー!」

ルキア「そ、そんな。どうして・・・!」シュンッ

一護「あ、くそ!待てってば!」

ルキア「このたわけ!その気もないくせに、どうして追いかけてくるのだ!」

一護「・・・・・・」

54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/17(土) 14:18:52.82 ID:G6/fD0iW0
ID変わってるけど俺やで

一護「その気があるからだっ!!」

ルキア「・・・・・・!」ピタッ

一護「ようやく止まってくれたな」

ルキア「ど、どういうことだ。あんなに嫌がっていたではないか」

一護「その、照れ臭かったし、それにお前が俺のことを思ってくれてるなんて知らなかったから」

ルキア「同情ならいらぬぞ!」

一護「同上なんかじゃねえよ!」

ルキア「ではなんだと言うのだ!」

一護「・・・一回しか言わない。よく聞けよ」

57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/17(土) 14:22:48.23 ID:G6/fD0iW0
ルキア「・・・・・・」ドキドキ

一護「ルキア、ごめんな。気付きもしないで酷いこと言って」

一護「けど、お前を傷つける気なんてちっともなかった」

ルキア「一護・・・」

一護「はぁ、緊張する。言うぞ・・・!」

ルキア「・・・・・・!」ドキドキドキドキ

一護「俺は、お前が・・・!」

一護「好きだっ!!」

ルキア「あ、え、へえ!?」

一護「ずっと前から好きだったあああ!!」

ルキア「あ・・・・・・」

58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/17(土) 14:26:32.58 ID:G6/fD0iW0
一護「正直、白哉がこの話を持ってきたときは胸が高鳴った!」

一護「け、けどお前の気持ちを考えたらどうなんだろうって・・・」

ルキア「・・・・・・」ポロポロ

一護「ええ!?泣くほど傷ついたのか!?」

ルキア「ふふ・・・このたわけ」ゴシゴシ

ルキア「嬉し涙に、決まっておろうが」ニコ

一護「ルキア・・・」

ルキア「嬉しいぞ一護。私は今、幸せだ」ギュッ

一護「・・・ああ、俺もだ」ギュッ

一護「ルキア」

ルキア「ん?」

一護「結婚しよう」

ルキア「!!」

ルキア「ああ、ああ勿論だ!」ポロポロ

66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/17(土) 14:33:00.76 ID:G6/fD0iW0
白哉「上手くいったか」

白哉「緋真、見ているか?ルキアが、笑っているぞ・・・」

数ヵ月後・・・

一護「な、なあ。本当にこんなごてごてした服で出るのか?」

白哉「これからは兄も貴族の一人として迎えられるのだ。堂々とした格好で望まねば」

一護「つってもなあ・・・似合ってるかこれ」

白哉「兄のためにしつらえた衣装だ。似合わぬはずがない」

白哉「胸をはれ、我が弟よ」

一護「・・・!ああ、兄貴」

恋次「おおい、そろそろだぞ。おう一護、随分勇ましいかっこうじゃねえか」ニヤニヤ

一護「わ、笑うな馬鹿!」

73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/17(土) 14:36:52.24 ID:G6/fD0iW0
一護「来てくれてありがとうな、恋次」

恋次「ルキアとお前の婚儀だ。俺が来ないわけにはいかないだろ」

一護「正直、お前は来てくれないと思ってた」

恋次「馬鹿言うな。お前らが幸せだったら、俺はそれでいい。けどな」

恋次「ルキアを泣かしたら承知しねえからな」

一護「ああ、絶対に泣かせない。もう二度とな」

恋次「へへっ!男の顔するようになったじゃねえか、それでこそ六番隊隊長だ!」

一護「・・・その肩書き、恥ずかしいな」

恋次「朽木隊長直々にお前に任せるって言って、他の隊長も納得したんだ。誰も文句はねえよ」

74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/17(土) 14:40:24.17 ID:G6/fD0iW0
一護「これからよろしくな、阿散井副隊長」

恋次「任せてください、黒崎隊長」

一護「ぶっ、あっはははは」

恋次「へへへ!」

ルキア「い、一護!」

一護「おう、ルキア」

ルキア「ど、どうだ!?私のこの格好、おかしくはないか?」キラキラ

一護「よく似合ってる。綺麗だぞルキア」

ルキア「そ、そうかぁ」ニコニコ

恋次「お二人さん、そろそろ始まるぜ」

一護「ああ、じゃあ行こうルキア」

ルキア「うむ!」

77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/17(土) 14:45:47.56 ID:G6/fD0iW0
織姫「黒崎くーん!朽木さーん!おめでとー!」

チャド「む」フリフリ

石田「僕が死神の祝い事に参加か・・・けど、お幸せに黒崎、朽木さん!」

遊子「うわあ、私にもお兄ちゃんたちが見える!」

浦原「せっかくめでたい式ですから、妹さんにも見えるようにと特別な眼鏡を作っておきました」

一心「・・・・・・」

浦原「あれ?ひょっとして感慨にふけってます一心さん」

一心「ば、馬鹿言え!俺は、娘が増えることに喜んでるだけだ!」

夏梨「素直に寂しいって言えばいいのに」

83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/17(土) 14:50:57.64 ID:G6/fD0iW0
一護「井上にチャド、石田に親父たちに浦原さんたちまで・・・」

ルキア「恩人のお前に報いようと、隊長たちが尽力してくださったのだ」

一護「そうか、感謝しないとな」

ルキア「沢山の人に支えられているのだな」

一護「ああ」

浮竹「そろそろいいかい、二人とも」

ルキア「はい。ありがとうございます、浮竹隊長。こんなことまで引き受けてもらって」

浮竹「なあに、めでたい時なんだ。今日は隊長もいいし、任せてくれ」

浮竹「では新郎に新婦。永遠の愛を誓う口付けを」

一護「え、皆の前でか!?」

浮竹「それが慣わしなんだ。(京楽がさっき作った慣わしだけどね)」

86: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/17(土) 14:54:43.00 ID:G6/fD0iW0
ルキア「い、一護・・・」

一護「くっ、しゃあねえ!ルキア!」グイッ

ルキア「わあ!?」

一護「ずっと、これから先も俺の気持ちは変わらないからな」

ルキア「・・・・・・たわけ」

ルキア「私とて、同じだ」

一護「ルキア・・・」チュ

ルキア「んう・・・」

ワアアア オメデトウ ワンワン オシアワセニー!

白哉「・・・・・・」

白哉「黒崎一護、ルキアを頼む」

恋次「隊長邪魔邪魔、写真撮れないっすよ!」パシャパシャ

白哉「あ」

白哉「済まぬ」


引用元: 白哉「兄は今好きな人いるの?」