1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/21(水) 21:56:03.12 ID:fofJ14HE0
少女「あ、こんなところにダンボールが」
少女「誰かが捨てちゃったのかな……ってあれ?ダンボールに何か書いてある」
少女「何々、誰かもらってください、だって」
猫「みゃー……」
少女「猫さんか、可哀想だけどお母さんがダメって言うだろうし……」
猫「みゃおーん」
少女「ごめんね、ウチでは飼えないよ、じゃあね」
少女「誰かが捨てちゃったのかな……ってあれ?ダンボールに何か書いてある」
少女「何々、誰かもらってください、だって」
猫「みゃー……」
少女「猫さんか、可哀想だけどお母さんがダメって言うだろうし……」
猫「みゃおーん」
少女「ごめんね、ウチでは飼えないよ、じゃあね」
3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/21(水) 21:58:11.10 ID:fofJ14HE0
少女「はあ……結局家に帰ってきちゃったけど、猫さん大丈夫かな」
少女「誰か拾ってくれるといいけど……」
母親「少女~ご飯よ~」
少女「はーい」
母親「今日はカレーね」
少女「うん、えっとねお母さん一つ聞いてもいいかな?」
母親「なあに?」
少女「うんとね、ウチで猫さん飼いたいんだけど……」
母親「ウチはダメよ、大体ペット一匹を育てるのにいくらかかると思ってんの」
少女「だよね……」
少女「誰か拾ってくれるといいけど……」
母親「少女~ご飯よ~」
少女「はーい」
母親「今日はカレーね」
少女「うん、えっとねお母さん一つ聞いてもいいかな?」
母親「なあに?」
少女「うんとね、ウチで猫さん飼いたいんだけど……」
母親「ウチはダメよ、大体ペット一匹を育てるのにいくらかかると思ってんの」
少女「だよね……」
4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/21(水) 22:00:15.56 ID:fofJ14HE0
母親「あら急に雨が、お母さん洗濯物入れてくるからね」
少女「雨……?どれくらい降ってるのかな」
少女「うわ、沢山降ってるよ、猫さん大丈夫かな」
母親「ふー、いきなり降ってくるもんだからびっくりしたわ」
少女「ごめんお母さん!帰ってきてからご飯食べるね!」ダッ
母親「あ、ちょっと待ちなさいどこ行くの!」
母親「ってもういないし、全く少女は優しく育ったわね」
少女「雨……?どれくらい降ってるのかな」
少女「うわ、沢山降ってるよ、猫さん大丈夫かな」
母親「ふー、いきなり降ってくるもんだからびっくりしたわ」
少女「ごめんお母さん!帰ってきてからご飯食べるね!」ダッ
母親「あ、ちょっと待ちなさいどこ行くの!」
母親「ってもういないし、全く少女は優しく育ったわね」
5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/21(水) 22:02:25.01 ID:fofJ14HE0
少女「猫さーん、大丈夫?」
猫「みー……」
少女「こんなに濡れちゃって……」
少女「……仕方ないよね、お母さんに内緒で自分の部屋で飼おう」
少女「ほら、猫さん私の家に行こう」
猫「みゃー!」
猫「みー……」
少女「こんなに濡れちゃって……」
少女「……仕方ないよね、お母さんに内緒で自分の部屋で飼おう」
少女「ほら、猫さん私の家に行こう」
猫「みゃー!」
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/21(水) 22:05:58.08 ID:fofJ14HE0
母親「少女、どこ行ってたの?」
少女「え、えーと学校のうさぎさんが濡れてないか見てきたの」
母親「そう、ほら少女ご飯全部食べちゃいなさい」
少女「はーい、その前に濡れちゃったから着替えてくるね」
少女「(ふぅ、服の中に隠してたけどバレなくてよかった)」
少女「え、えーと学校のうさぎさんが濡れてないか見てきたの」
母親「そう、ほら少女ご飯全部食べちゃいなさい」
少女「はーい、その前に濡れちゃったから着替えてくるね」
少女「(ふぅ、服の中に隠してたけどバレなくてよかった)」
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/21(水) 22:06:40.05 ID:fofJ14HE0
少女「うんしょっと、猫さんちょっとここで待っててね」
猫「みゃー?」
少女「ご飯食べてくるから、猫さんの分もできたら持ってくるね」
猫「みゃー!」
立てる時間ミスったかな
猫「みゃー?」
少女「ご飯食べてくるから、猫さんの分もできたら持ってくるね」
猫「みゃー!」
立てる時間ミスったかな
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/21(水) 22:09:02.23 ID:fofJ14HE0
母親「着替えは終わった?片付けたいから早く食べなさい」
少女「うん」
少女「お母さん食べたよ」
母親「はい、牛乳置いておくから、部屋で飲みなさい」
少女「こんなに!?」
母親「牛乳は体にいいのよ」
少女「わかった……」
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/21(水) 22:11:40.09 ID:fofJ14HE0
少女「猫さん、お母さんが牛乳飲みなさいって」
少女「けど私は牛乳嫌いだから全部飲んでもいいよ」
猫「みゃおーん!」
少女「おーよしよし、今日は一緒のベッドで寝ようか」
猫「みゃー」
少女「くまさんとぱんださんのぬいぐるみと、一緒に寝ようね~」
少女「けど私は牛乳嫌いだから全部飲んでもいいよ」
猫「みゃおーん!」
少女「おーよしよし、今日は一緒のベッドで寝ようか」
猫「みゃー」
少女「くまさんとぱんださんのぬいぐるみと、一緒に寝ようね~」
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/21(水) 22:13:26.54 ID:fofJ14HE0
少女「……そんなの……入らないよぉ……」
猫「少女ちゃん!……起きて少女ちゃん!」
少女「……うーん、え?今誰かの声が」
猫「僕だよ少女ちゃん」
少女「猫さんが!喋った!?」
猫「昨日は助けてくれてありがとう」
少女「うん、どういたしまして、って何で喋ってるの?」
猫「僕は特別な猫なんだ、少女ちゃんとだけ話せるようになったんだよ」
猫「少女ちゃん!……起きて少女ちゃん!」
少女「……うーん、え?今誰かの声が」
猫「僕だよ少女ちゃん」
少女「猫さんが!喋った!?」
猫「昨日は助けてくれてありがとう」
少女「うん、どういたしまして、って何で喋ってるの?」
猫「僕は特別な猫なんだ、少女ちゃんとだけ話せるようになったんだよ」
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/21(水) 22:20:28.13 ID:fofJ14HE0
少女「そうなんだ、凄いねー」
少女「あ、学校行かなきゃ、じゃ猫さんこの部屋から出ちゃダメだよ」
猫「わかったよ、あ、待って少女ちゃん!」
少女「どうしたの?」
猫「今日……いつもと違う道で学校に行ったほうがいいよ」
少女「そんな時間ないよ!遅刻しちゃう!」
猫「いいから!理由は話せないんだけど、
いつもの道で行っちゃダメなんだよ!僕を信じて!」
少女「うーん、わかった猫さんの言うこと信じるよ、
じゃ行ってくるね」ダダダッ
猫「いってらっしゃい!」
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/21(水) 22:21:43.30 ID:fofJ14HE0
猫「危ないところだった……あの子今日が死期だったんだ……」
猫「あのままいつもの道で学校に行くと、
飲酒運転の車にはねられて死んじゃうところだったよ」
猫「少女ちゃんは僕がいる限り死なせたくないからね……」
猫「あんないい子を死なせてたまるもんか」
猫「あのままいつもの道で学校に行くと、
飲酒運転の車にはねられて死んじゃうところだったよ」
猫「少女ちゃんは僕がいる限り死なせたくないからね……」
猫「あんないい子を死なせてたまるもんか」
20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/21(水) 22:24:24.89 ID:fofJ14HE0
少女「ただいまー」
母親「おかえりなさい少女、今日通学路で事故があったんだってね、
少女は大丈夫だった?」
少女「うん、大丈夫だよ、今日はいつもと違う道で――」
少女「(あれ?猫さんが言ってたのって、このためだったのかな)」
母親「どうしたの?」
少女「ううんなんでもない、今日も牛乳飲むね」
母親「牛乳パックごともって行きなさい」
少女「う、うんありがとう」
母親「おかえりなさい少女、今日通学路で事故があったんだってね、
少女は大丈夫だった?」
少女「うん、大丈夫だよ、今日はいつもと違う道で――」
少女「(あれ?猫さんが言ってたのって、このためだったのかな)」
母親「どうしたの?」
少女「ううんなんでもない、今日も牛乳飲むね」
母親「牛乳パックごともって行きなさい」
少女「う、うんありがとう」
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/21(水) 22:27:29.59 ID:fofJ14HE0
少女「猫さん!今日いつもの通学路で事故があったみたい」
猫「へえそうなんだ」
少女「猫さんが助けてくれたの?」
猫「そんな事は無いよ、たまにはいつもの道の方がいいかもって思ってね」
猫「でもまあ、結果的にはよかったみたいだね」
少女「うん!あ、ほら猫さんのために牛乳持ってきたよ」
猫「ありがとう、ではいただきます」
猫「へえそうなんだ」
少女「猫さんが助けてくれたの?」
猫「そんな事は無いよ、たまにはいつもの道の方がいいかもって思ってね」
猫「でもまあ、結果的にはよかったみたいだね」
少女「うん!あ、ほら猫さんのために牛乳持ってきたよ」
猫「ありがとう、ではいただきます」
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/21(水) 22:30:16.71 ID:fofJ14HE0
少女「猫さん、今日は学校がお休みだから一緒に出かけようよ」
猫「いいよ、でもお母さんに見つからないように外にでないと」
少女「大丈夫、今日はお母さんお友達と遊びに行ってるから」
猫「そっか、じゃあ僕らも遊びに行こうか」
少女「とりあえず外に出てから行き先を決めよっか」
少女「ほら、猫さんは私が抱っこしてあげるね」
猫「いいよ、でもお母さんに見つからないように外にでないと」
少女「大丈夫、今日はお母さんお友達と遊びに行ってるから」
猫「そっか、じゃあ僕らも遊びに行こうか」
少女「とりあえず外に出てから行き先を決めよっか」
少女「ほら、猫さんは私が抱っこしてあげるね」
23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/21(水) 22:32:22.94 ID:fofJ14HE0
少女「どこに行く?」
猫「少女ちゃんの好きなとこでいいよ」
少女「そんなのダメだよ、猫さんと二人で楽しみたいんだから」
猫「そっか、じゃあ公園でも行こうか」
少女「そうだね、猫さんがいたところの近くにある公園に行こうか」
猫「少女ちゃんの好きなとこでいいよ」
少女「そんなのダメだよ、猫さんと二人で楽しみたいんだから」
猫「そっか、じゃあ公園でも行こうか」
少女「そうだね、猫さんがいたところの近くにある公園に行こうか」
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/21(水) 22:34:30.81 ID:fofJ14HE0
少女「猫さんついたよ、何して遊ぶ?」
猫「さっきは僕が決めたから、次は少女ちゃんが決めてよ!」
少女「う~ん、ちょっとまってねバッグからおもちゃ出すから」
少女「これこれ、ほら猫さんとってきて」ポーイ
猫「ガウガウッ……って僕犬じゃないからボール投げても拾わないよ!」
少女「そっか……そうだよね、私バカだ……」
猫「は、はは、なーんてね、ほーら取ってきたよ」
少女「ありがとう!けど無理しなくてもいいよ、次の遊び考えるから」
猫「さっきは僕が決めたから、次は少女ちゃんが決めてよ!」
少女「う~ん、ちょっとまってねバッグからおもちゃ出すから」
少女「これこれ、ほら猫さんとってきて」ポーイ
猫「ガウガウッ……って僕犬じゃないからボール投げても拾わないよ!」
少女「そっか……そうだよね、私バカだ……」
猫「は、はは、なーんてね、ほーら取ってきたよ」
少女「ありがとう!けど無理しなくてもいいよ、次の遊び考えるから」
27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/21(水) 22:37:39.59 ID:fofJ14HE0
少女「これはどう?スコップ!これで泥んこ遊びするの」
猫「いいね、僕は人間みたいに手を使えないから、
少女ちゃんがしてるのを見るよ」
少女「えー、じゃあやめよっか」
猫「見てるだけで楽しいから!ね?泥んこ遊びしようよ」
少女「そう?じゃあしようか!」
猫「そうしようそうしよう」
猫「いいね、僕は人間みたいに手を使えないから、
少女ちゃんがしてるのを見るよ」
少女「えー、じゃあやめよっか」
猫「見てるだけで楽しいから!ね?泥んこ遊びしようよ」
少女「そう?じゃあしようか!」
猫「そうしようそうしよう」
31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/21(水) 22:41:14.14 ID:fofJ14HE0
少女「猫さん、抜け出してみて」
猫「うーん、うーん、無理だよ僕には」
猫「(僕の身体を埋める遊びって、どんな遊びなんだ、
人間の中では普通なのかな)」
少女「あはは、猫さんおもしろい!」
猫「(少女ちゃんが喜んでるからいっか)」
猫「(ん!!この公園に通り魔が来る!そして少女ちゃんが殺される!)」
猫「少女ちゃん、帰ろうか」
少女「なんで?まだ5時になってないよ?」
猫「えーと、僕風邪ひいたみたいだから」
少女「そうなの?じゃあ仕方ないね」ウンショ
猫「ごめんね、また遊びに行こう」
少女「うん!」
猫「うーん、うーん、無理だよ僕には」
猫「(僕の身体を埋める遊びって、どんな遊びなんだ、
人間の中では普通なのかな)」
少女「あはは、猫さんおもしろい!」
猫「(少女ちゃんが喜んでるからいっか)」
猫「(ん!!この公園に通り魔が来る!そして少女ちゃんが殺される!)」
猫「少女ちゃん、帰ろうか」
少女「なんで?まだ5時になってないよ?」
猫「えーと、僕風邪ひいたみたいだから」
少女「そうなの?じゃあ仕方ないね」ウンショ
猫「ごめんね、また遊びに行こう」
少女「うん!」
32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/21(水) 22:44:19.71 ID:fofJ14HE0
少女「猫さん大丈夫?家についたけど」
猫「ああ、大丈夫だよ、身体中泥だらけだけどね」
少女「お風呂はいる?風邪ひいてるみたいだから、
ぱぱっと入っちゃう?」
猫「お風呂かぁ……」
少女「あ、ダメだよ猫さん、好き嫌いは」
猫「わかったよ少女ちゃん」
少女「じゃ用意してくるね」タタタッ
猫「(よかったーあのまま公園にいたら少女ちゃんが……)」
猫「ああ、大丈夫だよ、身体中泥だらけだけどね」
少女「お風呂はいる?風邪ひいてるみたいだから、
ぱぱっと入っちゃう?」
猫「お風呂かぁ……」
少女「あ、ダメだよ猫さん、好き嫌いは」
猫「わかったよ少女ちゃん」
少女「じゃ用意してくるね」タタタッ
猫「(よかったーあのまま公園にいたら少女ちゃんが……)」
35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/21(水) 22:47:50.62 ID:fofJ14HE0
少女「用意できたよ、さ、はいろっか」
猫「うん」
少女「猫さんは先に入ってて」ヌギヌギ
猫「やっぱりお風呂嫌だな……」
少女「だーめ、もう、抱っこしてあげるから、ほら入ろ?」
猫「う、うん」
猫「うん」
少女「猫さんは先に入ってて」ヌギヌギ
猫「やっぱりお風呂嫌だな……」
少女「だーめ、もう、抱っこしてあげるから、ほら入ろ?」
猫「う、うん」
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/21(水) 22:49:19.26 ID:fofJ14HE0
少女「は~いいお湯だったね~」
猫「僕はもう二度と入りたくないよ」
少女「そろそろお母さん帰ってきそうだから上行こっか」
僕「そうだね」
猫「僕はもう二度と入りたくないよ」
少女「そろそろお母さん帰ってきそうだから上行こっか」
僕「そうだね」
40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/21(水) 22:53:44.48 ID:fofJ14HE0
少女「今日も一日楽しかったー」
猫「そろそろ寝ないと明日起きられないよ」
少女「でも明日もお休みだよ?お母さんもお父さんとお出かけするみたいだし」
猫「でも規則正しい生活をしないと」
少女「猫さんってお母さんみたーい」
猫「お母さんも僕も少女ちゃんが好きって事なんだよ」
少女「そっかなあ、ほら猫さんこっちおいで」
猫「うん」
少女「今日はどのぬいぐるみとおねんねする?」
猫「猿とかえるがいいな!」
少女「うんわかった、ほらみんなで寝ようね~」
猫「おやすみ~」
猫「そろそろ寝ないと明日起きられないよ」
少女「でも明日もお休みだよ?お母さんもお父さんとお出かけするみたいだし」
猫「でも規則正しい生活をしないと」
少女「猫さんってお母さんみたーい」
猫「お母さんも僕も少女ちゃんが好きって事なんだよ」
少女「そっかなあ、ほら猫さんこっちおいで」
猫「うん」
少女「今日はどのぬいぐるみとおねんねする?」
猫「猿とかえるがいいな!」
少女「うんわかった、ほらみんなで寝ようね~」
猫「おやすみ~」
42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/21(水) 22:57:03.41 ID:fofJ14HE0
猫「ハッ今何時だろう」
猫「少女ちゃんは起きてるみたいだし」
猫「もう12時かー少女ちゃんに偉そうなこと言っておいて、
結局僕の方がいっぱい寝てるよ」
猫「それにしても少女ちゃんはどこいったんだろう」
猫「少女ちゃんは起きてるみたいだし」
猫「もう12時かー少女ちゃんに偉そうなこと言っておいて、
結局僕の方がいっぱい寝てるよ」
猫「それにしても少女ちゃんはどこいったんだろう」
43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/21(水) 22:59:20.72 ID:fofJ14HE0
猫「え……少女ちゃんの死期が5分後……」
猫「今少女ちゃんはリビングでテレビを見てる、
このままだとこの家に入ってきた強盗に殺されてしまう」
猫「伝えなきゃ!!」
猫「くっ僕じゃ部屋の扉を開けられないっ……!」
猫「窓……も閉まってる!」
猫「どうしよう、もう3分しかない!」
猫「今少女ちゃんはリビングでテレビを見てる、
このままだとこの家に入ってきた強盗に殺されてしまう」
猫「伝えなきゃ!!」
猫「くっ僕じゃ部屋の扉を開けられないっ……!」
猫「窓……も閉まってる!」
猫「どうしよう、もう3分しかない!」
45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/21(水) 23:02:26.71 ID:fofJ14HE0
猫「……仕方ないか…………」
猫「神様お願いです、僕の命の代わりに少女ちゃんを助けてあげてください!」
神様「ほう、私は構わないが」
猫「ありがとうございます!!」
神様「しかし、そうした場合お前に関する記憶を、
彼女から消させてもらう」
猫「くっ、それ……でも……いい、それでもいいから少女ちゃんを!!」
神様「わかった、お前の命を生贄に、運命を変えてみせよう」
猫「神様お願いです、僕の命の代わりに少女ちゃんを助けてあげてください!」
神様「ほう、私は構わないが」
猫「ありがとうございます!!」
神様「しかし、そうした場合お前に関する記憶を、
彼女から消させてもらう」
猫「くっ、それ……でも……いい、それでもいいから少女ちゃんを!!」
神様「わかった、お前の命を生贄に、運命を変えてみせよう」
46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/21(水) 23:06:03.14 ID:fofJ14HE0
母親「少女!!」
少女「どうしたの?そんなに慌てて」
父親「お隣さんの家に強盗が入ったみたいだ、
お出かけ先でニュースになっていたから急いで帰ってきたんだが」
母親「大丈夫?怪我はない?」
少女「うん大丈夫だよ」
父親「そうか、少女、ちょっと上に上がってなさい」
少女「わかった~」
母親「牛乳もっていくかい?」
少女「何言ってるの、私牛乳嫌いだよ」
母親「え、ああそうかい」
少女「んじゃ上にいるね」タタタッ
母親「少女は上に行ったわ」
父親「そうかニュースを付けるぞ」
テレビ「本日強盗殺人が――」
少女「どうしたの?そんなに慌てて」
父親「お隣さんの家に強盗が入ったみたいだ、
お出かけ先でニュースになっていたから急いで帰ってきたんだが」
母親「大丈夫?怪我はない?」
少女「うん大丈夫だよ」
父親「そうか、少女、ちょっと上に上がってなさい」
少女「わかった~」
母親「牛乳もっていくかい?」
少女「何言ってるの、私牛乳嫌いだよ」
母親「え、ああそうかい」
少女「んじゃ上にいるね」タタタッ
母親「少女は上に行ったわ」
父親「そうかニュースを付けるぞ」
テレビ「本日強盗殺人が――」
47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/21(水) 23:10:46.62 ID:fofJ14HE0
少女「ごうとうって、怖い人だよね」
少女「よかったこの家に来なくて」
少女「それでも他のおうちに入るのも嫌だな……」
少女「ぐすん……何か涙が出てきた……」
少女「今日はもう寝ようかな」
少女「今日のぬいぐるみはっと」
少女「あれ?猫さんのぬいぐるみなんて私持ってたっけ……」
少女「ま、いっか、今日は猫さんと一緒に寝よっと」
少女「おやすみ猫さん」
完
少女「よかったこの家に来なくて」
少女「それでも他のおうちに入るのも嫌だな……」
少女「ぐすん……何か涙が出てきた……」
少女「今日はもう寝ようかな」
少女「今日のぬいぐるみはっと」
少女「あれ?猫さんのぬいぐるみなんて私持ってたっけ……」
少女「ま、いっか、今日は猫さんと一緒に寝よっと」
少女「おやすみ猫さん」
完
引用元: ・少女「死期が見える猫を拾った」
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