1: 宇宙中怪獣 ◆Kp7kkegHpY 2012/11/23(金) 22:17:50.58 ID:DXRozaRG0
ペガッサ星人「我々の住処であるペガッサシティは、地球防衛軍に爆破された」
ノンマルト「俺達も今の地上人どもに陸地を追われ、海底に住まざるをえなくなったからな。その海底都市も壊滅させれた」
ザンパ星人「こっちも同胞をジェノサイドされちまったぜ…」
ノンマルト「俺達も今の地上人どもに陸地を追われ、海底に住まざるをえなくなったからな。その海底都市も壊滅させれた」
ザンパ星人「こっちも同胞をジェノサイドされちまったぜ…」
2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/23(金) 22:18:54.06 ID:DXRozaRG0
ウルトラセブン「みんな、来てくれたんだな。今回の慰労会に」
ノンマルト「ウルトラ警備隊などににめちゃくちゃにされた同士が集まるこの慰労会」
ペガッサ星人「お前の立場で主催してくれるのはそれなりに感謝してはいるが…」
ザンパ星人「正直あんまり慰めになってないんだよなあ…」
ウルトラセブン「そうだよな…」
ノンマルト「ウルトラ警備隊などににめちゃくちゃにされた同士が集まるこの慰労会」
ペガッサ星人「お前の立場で主催してくれるのはそれなりに感謝してはいるが…」
ザンパ星人「正直あんまり慰めになってないんだよなあ…」
ウルトラセブン「そうだよな…」
3: 宇宙中怪獣 ◆Kp7kkegHpY 2012/11/23(金) 22:19:57.43 ID:DXRozaRG0
ペガッサ星人「まあ、なんだかんだで私たちが地球で暮らせてるのは、セブンのおかげなんだ」
ノンマルト「地球人による虐殺被害者の面倒を見てくれてるし…」
ザンパ星人「セブンの支援が無けりゃ、私たちはなれない異星での生活はままならなかっただろう」
ペガッサ星人「まあ、今日はセブンの好意にしたがって、一緒に食事をしよう」
ウルトラセブン「食材は私が買ってきた。このアパートのちゃぶ台を囲み、鍋でもしよう」
ノンマルト「地球人による虐殺被害者の面倒を見てくれてるし…」
ザンパ星人「セブンの支援が無けりゃ、私たちはなれない異星での生活はままならなかっただろう」
ペガッサ星人「まあ、今日はセブンの好意にしたがって、一緒に食事をしよう」
ウルトラセブン「食材は私が買ってきた。このアパートのちゃぶ台を囲み、鍋でもしよう」
4: 宇宙中怪獣 ◆Kp7kkegHpY 2012/11/23(金) 22:20:58.73 ID:DXRozaRG0
ノンマルト「それにしても、お前の上司であるキリヤマ隊長の鬼畜度は異常だ」
ウルトラセブン「うーん、心当たりがあるのが何とも…」
ノンマルト「我々の海底基地を潜水艦で攻撃して、
『ノンマルトの海底基地は完全粉砕した! われわれの勝利だ! 海もわれわれ人間のものだ!
われわれの海底開発を邪魔する者は二度と現れないだろう!』
と、言ってのけたからな…。あの攻撃で我が民族は多くの犠牲者を出した。一般市民も含めて…」
ウルトラセブン「うーん、心当たりがあるのが何とも…」
ノンマルト「我々の海底基地を潜水艦で攻撃して、
『ノンマルトの海底基地は完全粉砕した! われわれの勝利だ! 海もわれわれ人間のものだ!
われわれの海底開発を邪魔する者は二度と現れないだろう!』
と、言ってのけたからな…。あの攻撃で我が民族は多くの犠牲者を出した。一般市民も含めて…」
6: 宇宙中怪獣 ◆Kp7kkegHpY 2012/11/23(金) 22:22:05.74 ID:DXRozaRG0
ザンパ星人「全くだ。私の時は、キリヤマとクラタが、私たちのことを、
キリヤマ『そうだなぁ…。そうだ、あれはヘルメス惑星のザンパ星人を全滅させた、あれ以来だな…』
クラタ『あの時の戦いに比べりゃあ、楽な仕事だ』
と、笑顔で語り合っていた。惑星を全滅させた虐殺行為を笑いながら話せるなんて、どうかしてるよ…」
ウルトラセブン「ま、まあ、キリヤマ隊長は私にとってはいい上司だったし…」
キリヤマ『そうだなぁ…。そうだ、あれはヘルメス惑星のザンパ星人を全滅させた、あれ以来だな…』
クラタ『あの時の戦いに比べりゃあ、楽な仕事だ』
と、笑顔で語り合っていた。惑星を全滅させた虐殺行為を笑いながら話せるなんて、どうかしてるよ…」
ウルトラセブン「ま、まあ、キリヤマ隊長は私にとってはいい上司だったし…」
9: 宇宙中怪獣 ◆Kp7kkegHpY 2012/11/23(金) 22:23:21.45 ID:DXRozaRG0
ペガッサ星人「地球防衛軍のジェノサイド主義はどうにかならなかったのか? ペガッサシティも爆破されたし…」
ウルトラセブン「君たちの時のキリヤマ隊長は、最後まで一般市民を救おうと努力していたぞ。通信障害で無理だったが…」
ペガッサ星人「そもそも、地球人はペガッサシティを壊せる科学力がありながら、何故惑星の軌道変更ぐらいできない?」
ウルトラセブン「それは難易度が高すぎるだろう…」
ノンマルト「いや、ゴラスの時は確か南極に巨大ロケット装置を造って、軌道を逸らしただろう?」
ザンパ星人「あの妖星から逃れたのか…」
ウルトラセブン「君たちの時のキリヤマ隊長は、最後まで一般市民を救おうと努力していたぞ。通信障害で無理だったが…」
ペガッサ星人「そもそも、地球人はペガッサシティを壊せる科学力がありながら、何故惑星の軌道変更ぐらいできない?」
ウルトラセブン「それは難易度が高すぎるだろう…」
ノンマルト「いや、ゴラスの時は確か南極に巨大ロケット装置を造って、軌道を逸らしただろう?」
ザンパ星人「あの妖星から逃れたのか…」
12: 宇宙中怪獣 ◆Kp7kkegHpY 2012/11/23(金) 22:24:52.67 ID:DXRozaRG0
ウルトラセブン「ゴラスの時は時間をかけて基地を造り、百時間使って地球を移動させたんだ。ペガッサシティは急に来たから…」
ペガッサ星人「それで爆破せざるを得なくなったと。うーん、でも…」
ザンパ星人「納得できねえよなあ…。同胞を殺された立場からすると」
ノンマルト「全くだ。ただ殺しただけはなく、おまけで畜生発言までついてくる。はっきり言ってキリヤマはやばすぎる」
ウルトラセブン「いや、あれで本当にいい人なんだって、キリヤマ隊長は。上司として本当に信頼できる。
M78星雲の恒点観測員の上司や、宇宙警備隊隊長のアレよりよっぽど優秀な方だしな」
ペガッサ星人「いい人であるのは、地球人や、お前のようなM78星雲人の前限定だけどな」
ペガッサ星人「それで爆破せざるを得なくなったと。うーん、でも…」
ザンパ星人「納得できねえよなあ…。同胞を殺された立場からすると」
ノンマルト「全くだ。ただ殺しただけはなく、おまけで畜生発言までついてくる。はっきり言ってキリヤマはやばすぎる」
ウルトラセブン「いや、あれで本当にいい人なんだって、キリヤマ隊長は。上司として本当に信頼できる。
M78星雲の恒点観測員の上司や、宇宙警備隊隊長のアレよりよっぽど優秀な方だしな」
ペガッサ星人「いい人であるのは、地球人や、お前のようなM78星雲人の前限定だけどな」
13: 宇宙中怪獣 ◆Kp7kkegHpY 2012/11/23(金) 22:26:38.25 ID:DXRozaRG0
ウルトラセブン「…まあ、そろそろ鍋でも作るとしよう。ツインテールの肉はうまいぞ。デザートにはケムジラのスイカ味の肉だ。
しかし、夕暮れのアパートでちゃぶ台を囲んでいると、あいつを思い出す」
ペガッサ星人「北川町の事件で暗躍した奴か」
ノンマルト「あいつは今の地球人のことをよくわかっていたな」
ザンパ星人「地球を侵略するための手段が、本当に上手だった」
???「それは私のことかね? どうやら話題にしてくれているみたいだが」
しかし、夕暮れのアパートでちゃぶ台を囲んでいると、あいつを思い出す」
ペガッサ星人「北川町の事件で暗躍した奴か」
ノンマルト「あいつは今の地球人のことをよくわかっていたな」
ザンパ星人「地球を侵略するための手段が、本当に上手だった」
???「それは私のことかね? どうやら話題にしてくれているみたいだが」
14: 宇宙中怪獣 ◆Kp7kkegHpY 2012/11/23(金) 22:27:44.11 ID:DXRozaRG0
ウルトラセブン「メトロン星人!? どうしてここに!?」
メトロン星人「落ち着きたまえ。そう警戒するものではない。今の私は君たちの会話に参加したくて来ただけだからな」
ウルトラセブン「しかし…」
メトロン星人「最早今の地球に大きな興味を抱いてはいないよ。侵略する価値もない星になってしまったからな」
ザンパ星人「ま、話に加わりたいなら座れよ」
ノンマルト「ほら、俺達の横に入りな」
メトロン星人「すまないな。同席させてもらおう」
ペガッサ星人「しかし、お前が来るとは意外だな」
メトロン星人「落ち着きたまえ。そう警戒するものではない。今の私は君たちの会話に参加したくて来ただけだからな」
ウルトラセブン「しかし…」
メトロン星人「最早今の地球に大きな興味を抱いてはいないよ。侵略する価値もない星になってしまったからな」
ザンパ星人「ま、話に加わりたいなら座れよ」
ノンマルト「ほら、俺達の横に入りな」
メトロン星人「すまないな。同席させてもらおう」
ペガッサ星人「しかし、お前が来るとは意外だな」
15: 宇宙中怪獣 ◆Kp7kkegHpY 2012/11/23(金) 22:29:02.79 ID:DXRozaRG0
メトロン星人「そうだな。だが、君たちの会話を聞いていたら、どうしても来たくなってしまった」
ペガッサ星人「盗み聞きしてたのか…」
ザンパ星人「悪趣味だな」
ノンマルト「ホントだよ」
メトロン星人「フフフ、まあな。しかし、君たちは地球人に恨みがあるようだが、それに関しては君たち自身の落ち度もないか?」
ウルトラセブン「どういうことだ?」
ペガッサ星人「盗み聞きしてたのか…」
ザンパ星人「悪趣味だな」
ノンマルト「ホントだよ」
メトロン星人「フフフ、まあな。しかし、君たちは地球人に恨みがあるようだが、それに関しては君たち自身の落ち度もないか?」
ウルトラセブン「どういうことだ?」
17: 宇宙中怪獣 ◆Kp7kkegHpY 2012/11/23(金) 22:30:03.21 ID:DXRozaRG0
メトロン星人「例えばノンマルト。君達は英国原潜のグローリア号を奪い、攻撃を加えたな?」
ノンマルト「う、それは…」
メトロン星人「しかも蛸怪獣ガイロスという立派な戦力を持ち、地上への攻撃を企てた」
ノンマルト「そ、それは地球先住民である我々が地上を取り戻すためで…」
メトロン星人「どんな名目があるにせよ、武力行使を行った以上、報復は免れないだろう?」
ノンマルト「う、それは…」
メトロン星人「しかも蛸怪獣ガイロスという立派な戦力を持ち、地上への攻撃を企てた」
ノンマルト「そ、それは地球先住民である我々が地上を取り戻すためで…」
メトロン星人「どんな名目があるにせよ、武力行使を行った以上、報復は免れないだろう?」
18: 宇宙中怪獣 ◆Kp7kkegHpY 2012/11/23(金) 22:31:07.21 ID:DXRozaRG0
メトロン星人「君たちに至っては、宇宙船団で先に侵攻をしようとしたじゃないか」
ザンパ星人「む…」
メトロン星人「そんな相手には、地球人は本気で殺しにかかってくるさ」
ザンパ星人「それを言われると…」
メトロン星人「君も、地球の軌道変更が無理だった場合は、この星を爆破しようとしただろう?」
ペガッサ星人「わ、私たちの都市を守るために…」
メトロン星人「結局は逆に爆破されてしまったな」
ザンパ星人「む…」
メトロン星人「そんな相手には、地球人は本気で殺しにかかってくるさ」
ザンパ星人「それを言われると…」
メトロン星人「君も、地球の軌道変更が無理だった場合は、この星を爆破しようとしただろう?」
ペガッサ星人「わ、私たちの都市を守るために…」
メトロン星人「結局は逆に爆破されてしまったな」
19: 宇宙中怪獣 ◆Kp7kkegHpY 2012/11/23(金) 22:32:10.76 ID:DXRozaRG0
ザンパ星人「じゃあお前は、地球人による虐殺を肯定する気なのか!?」
メトロン星人「そこまではしないさ。私はただ、君たちの非を指摘しているだけだ。非がある以上、代償はやむおえないだろう?」
ノンマルト「だからといって、今の人類の虐殺癖は異常だ」
ペガッサ星人「ウルトラマンもミクロ化して宇宙船に乗っているバルタン星人二十億三千万人を虐殺したからな…
地球人とM78星雲人、ジェノサイド魔として惹かれあう所があるのかもしれない」
ウルトラセブン「耳の痛い話だ…」
メトロン星人「そこまではしないさ。私はただ、君たちの非を指摘しているだけだ。非がある以上、代償はやむおえないだろう?」
ノンマルト「だからといって、今の人類の虐殺癖は異常だ」
ペガッサ星人「ウルトラマンもミクロ化して宇宙船に乗っているバルタン星人二十億三千万人を虐殺したからな…
地球人とM78星雲人、ジェノサイド魔として惹かれあう所があるのかもしれない」
ウルトラセブン「耳の痛い話だ…」
22: 宇宙中怪獣 ◆Kp7kkegHpY 2012/11/23(金) 22:33:19.24 ID:DXRozaRG0
メトロン星人「しかし、地球人は虐殺魔でも、地球は美しい。見たまえ、窓の外を。私はこの夕陽が大好きだ」
ザンパ星人「そりゃそうだ。だからこそ、私たちは地球を手に入れたかった」
ノンマルト「何としてでも、地上にもう一度住みたい。太陽の光を浴びたい。だから地上を攻撃したんだ」
ペガッサ星人「うん? なんだあれは? 夕焼け空に妙な文字が浮かんでるぞ?」
ウルトラセブン「あれは、ウルトラサイン!?」
ザンパ星人「そりゃそうだ。だからこそ、私たちは地球を手に入れたかった」
ノンマルト「何としてでも、地上にもう一度住みたい。太陽の光を浴びたい。だから地上を攻撃したんだ」
ペガッサ星人「うん? なんだあれは? 夕焼け空に妙な文字が浮かんでるぞ?」
ウルトラセブン「あれは、ウルトラサイン!?」
23: 宇宙中怪獣 ◆Kp7kkegHpY 2012/11/23(金) 22:34:33.36 ID:DXRozaRG0
ノンマルト「ウルトラサインって何だ?」
ウルトラセブン「我々が連絡用に用いる手段だ。あの文字を異星に送って、相手に知らせる。
何々、ゾフィー兄さんが冥王星の別荘で宇宙人達に襲われてるらしい。だから助けてくれと」
ザンパ星人「おいおい、そりゃ行かなきゃまずいんじゃないか?」
ペガッサ星人「慰労会は後でもいいよ。まずは向こうを助けてから、我々の愚痴を聞いてくれ」
ウルトラセブン「ゾフィーのことなんかいいよ」
メトロン星人「ハハハハハ! よく言うな、君も。宇宙警備隊隊長と不仲という噂を聞くが、本当なのかね?」
ウルトラセブン「我々が連絡用に用いる手段だ。あの文字を異星に送って、相手に知らせる。
何々、ゾフィー兄さんが冥王星の別荘で宇宙人達に襲われてるらしい。だから助けてくれと」
ザンパ星人「おいおい、そりゃ行かなきゃまずいんじゃないか?」
ペガッサ星人「慰労会は後でもいいよ。まずは向こうを助けてから、我々の愚痴を聞いてくれ」
ウルトラセブン「ゾフィーのことなんかいいよ」
メトロン星人「ハハハハハ! よく言うな、君も。宇宙警備隊隊長と不仲という噂を聞くが、本当なのかね?」
24: 宇宙中怪獣 ◆Kp7kkegHpY 2012/11/23(金) 22:35:44.07 ID:DXRozaRG0
ウルトラセブン「不仲って言うよりか、何とももう…」
ザンパ星人「…私たち相手にその発言は結構まずいんじゃないか?」
ペガッサ星人「宇宙警備隊のメンバーが隊長批判はダメだろう」
ノンマルト「早くいけって、さっきの言葉は聞かなかったことしてやるから」
ウルトラセブン「いいや、ゾフィーより今この場のことの方が大切だ」
メトロン星人「君にそこまで言わせるとはなかなかの隊長なんだな。よかったら、彼のことを聞かせてくれ」
ザンパ星人「…私たち相手にその発言は結構まずいんじゃないか?」
ペガッサ星人「宇宙警備隊のメンバーが隊長批判はダメだろう」
ノンマルト「早くいけって、さっきの言葉は聞かなかったことしてやるから」
ウルトラセブン「いいや、ゾフィーより今この場のことの方が大切だ」
メトロン星人「君にそこまで言わせるとはなかなかの隊長なんだな。よかったら、彼のことを聞かせてくれ」
25: 宇宙中怪獣 ◆Kp7kkegHpY 2012/11/23(金) 22:36:47.09 ID:DXRozaRG0
ペガッサ星人「ウルトラマンがゼットンに敗れたときには命を二つ持ってきてたが、お前が過労で倒れたときは来なかったな」
ウルトラセブン「あの時は仕方ない。私はただの恒点観測員で、宇宙警備隊所属じゃなかったからな」
ノンマルト「その癖によくあれだけボロボロになるまで戦ったもんだ」
ザンパ星人「地球愛もそこまで来ると感動するレベルだな」
メトロン星人「そのことを快く思わないものも、結構いるが」
ウルトラセブン「あの時は仕方ない。私はただの恒点観測員で、宇宙警備隊所属じゃなかったからな」
ノンマルト「その癖によくあれだけボロボロになるまで戦ったもんだ」
ザンパ星人「地球愛もそこまで来ると感動するレベルだな」
メトロン星人「そのことを快く思わないものも、結構いるが」
26: 宇宙中怪獣 ◆Kp7kkegHpY 2012/11/23(金) 22:37:53.77 ID:DXRozaRG0
ウルトラセブン「恒点観測員の私が一年通して戦えて、宇宙警備隊隊長のアレが何であそこまで弱いのかが理解できない」
ペガッサ星人「…そんなにひどいのか、ゾフィーは?」
ウルトラセブン「上手に戦えたと思うのは、エースとタッグを組んだアリブンタ、ギロン人戦ぐらいだ」
ノンマルト「あの時は凄かったな。コンバーター持ってきてエースのエネルギーを回復させて、これぞ隊長という感じだった」
ウルトラセブン「エースキラー戦は仕方ない。ヤプール人に騙されて、マン兄さん、ジャック、アレ、私と四人とも負けたし」
ザンパ星人「ヤプールは本当にえげつないからな。地球を狙った侵略者の中でも、屈指の悪質度を誇る。我々すら引くレベルだ」
メトロン星人「ウルトラ兄弟を騙して呼び出し、寒冷で追い込んで十字架に張り付ける作戦センスはさすがだがな」
ペガッサ星人「…そんなにひどいのか、ゾフィーは?」
ウルトラセブン「上手に戦えたと思うのは、エースとタッグを組んだアリブンタ、ギロン人戦ぐらいだ」
ノンマルト「あの時は凄かったな。コンバーター持ってきてエースのエネルギーを回復させて、これぞ隊長という感じだった」
ウルトラセブン「エースキラー戦は仕方ない。ヤプール人に騙されて、マン兄さん、ジャック、アレ、私と四人とも負けたし」
ザンパ星人「ヤプールは本当にえげつないからな。地球を狙った侵略者の中でも、屈指の悪質度を誇る。我々すら引くレベルだ」
メトロン星人「ウルトラ兄弟を騙して呼び出し、寒冷で追い込んで十字架に張り付ける作戦センスはさすがだがな」
27: 宇宙中怪獣 ◆Kp7kkegHpY 2012/11/23(金) 22:39:25.30 ID:DXRozaRG0
ウルトラセブン「そのヤプールとエースの決戦の時は、あいつは南夕子を異次元に運んだんだ。
あの話であいつが活躍したのはそれぐらいなんだが、サブタイトルは『逆転 ゾフィ只今参上』。おかしいだろ」
ノンマルト「運んだだけでそんなドヤ顔されるのは…」
ウルトラセブン「のちの捏造センスがこの時点で現れてる。問題はヒッポリト星人戦からだ」
ペガッサ星人「ヒッポリト星人はものすごく強いから仕方ないだろう」
ザンパ星人「結局あのときは、大隊長のウルトラの父まで地球に来てたじゃないか」
ウルトラセブン「にしてもだ、やられ方にも格というものがあるだろう。あいつは地上に降り立ってすぐにブロンズ像にされやがった。
元観測員の私の方が善戦してるって、おかしいだろう?」
メトロン星人「君はヒッポリト星人相手にもそれなりに粘ってたからなあ…」
あの話であいつが活躍したのはそれぐらいなんだが、サブタイトルは『逆転 ゾフィ只今参上』。おかしいだろ」
ノンマルト「運んだだけでそんなドヤ顔されるのは…」
ウルトラセブン「のちの捏造センスがこの時点で現れてる。問題はヒッポリト星人戦からだ」
ペガッサ星人「ヒッポリト星人はものすごく強いから仕方ないだろう」
ザンパ星人「結局あのときは、大隊長のウルトラの父まで地球に来てたじゃないか」
ウルトラセブン「にしてもだ、やられ方にも格というものがあるだろう。あいつは地上に降り立ってすぐにブロンズ像にされやがった。
元観測員の私の方が善戦してるって、おかしいだろう?」
メトロン星人「君はヒッポリト星人相手にもそれなりに粘ってたからなあ…」
28: 宇宙中怪獣 ◆Kp7kkegHpY 2012/11/23(金) 22:40:43.08 ID:DXRozaRG0
ウルトラセブン「そしてバードン戦だ。もはやあの戦いは伝説といっていいだろう」
ペガッサ星人「ああ、あれか…」
ウルトラセブン「敗死したタロウに変わり、意気揚々と駆けつけたものの、必殺技すら使えずにカラータイマーが青の内に負けた」
ノンマルト「うん? あの戦いの時は、ウルトラ戦士一の威力を誇る、M87光線を使ってなかったのか?」
ウルトラセブン「あの時使ったのは、Z光線という別の技だ。しかも、やられるときに頭を燃やされると言うおまけつき」
ザンパ星人「だからミスターファイヤーヘッドと呼ばれるのか…」
ウルトラセブン「そのM87光線にしても、温度はせいぜい87万度だ。
たかがコンテストで最高値を叩きだしたからといって、自慢されても…」
メトロン星人「確かジャミラの吐く炎が百万度、ゼットンの火球に至っては一兆度だったな」
ペガッサ星人「ああ、あれか…」
ウルトラセブン「敗死したタロウに変わり、意気揚々と駆けつけたものの、必殺技すら使えずにカラータイマーが青の内に負けた」
ノンマルト「うん? あの戦いの時は、ウルトラ戦士一の威力を誇る、M87光線を使ってなかったのか?」
ウルトラセブン「あの時使ったのは、Z光線という別の技だ。しかも、やられるときに頭を燃やされると言うおまけつき」
ザンパ星人「だからミスターファイヤーヘッドと呼ばれるのか…」
ウルトラセブン「そのM87光線にしても、温度はせいぜい87万度だ。
たかがコンテストで最高値を叩きだしたからといって、自慢されても…」
メトロン星人「確かジャミラの吐く炎が百万度、ゼットンの火球に至っては一兆度だったな」
29: 宇宙中怪獣 ◆Kp7kkegHpY 2012/11/23(金) 22:41:22.93 ID:DXRozaRG0
ウルトラセブン「タイラント戦に至ってはお前なにしたのってレベルだ。私はウルトラサインを送ると言う最低限の仕事はこなしたが、
あいつは隊長のくせにそれすらできずに秒殺された」
ペガッサ星人「我々もある程度はゾフィーのことを聞き及んでいたが…」
ノンマルト「当事者から改めて詳細を説明されると…」
ザンパ星人「無様の一言だな…」
あいつは隊長のくせにそれすらできずに秒殺された」
ペガッサ星人「我々もある程度はゾフィーのことを聞き及んでいたが…」
ノンマルト「当事者から改めて詳細を説明されると…」
ザンパ星人「無様の一言だな…」
31: 宇宙中怪獣 ◆Kp7kkegHpY 2012/11/23(金) 22:42:27.00 ID:DXRozaRG0
ウルトラセブン「あいつは地球では自分と同じ大きさの敵に、ソロで勝ったことがない。そんな戦績のくせに、
自分主演の映画を作っている。しかもその中で、『安心しろ、ゼットンは倒した』と言いやがって…」
ペガッサ星人「ゼットンを倒したのは確か…」
ザンパ星人「科学特捜隊じゃなかったか?」
ノンマルト「俺達はあの件で、地上人の恐ろしさを改めて思い知ったんだが…」
ウルトラセブン「君たちの答えが真実だ。あいつは微妙に言葉を抜いて、わざと誤解されるような言い方をしたんだ。
自分はゼットンと戦ってすらいないのに…」
メトロン星人「ハハハッ!! 彼が捏造呼ばわりされる理由はそれか!!」
ウルトラセブン「その癖、自分より小さなサイズの円盤相手だと無双するからな…」
自分主演の映画を作っている。しかもその中で、『安心しろ、ゼットンは倒した』と言いやがって…」
ペガッサ星人「ゼットンを倒したのは確か…」
ザンパ星人「科学特捜隊じゃなかったか?」
ノンマルト「俺達はあの件で、地上人の恐ろしさを改めて思い知ったんだが…」
ウルトラセブン「君たちの答えが真実だ。あいつは微妙に言葉を抜いて、わざと誤解されるような言い方をしたんだ。
自分はゼットンと戦ってすらいないのに…」
メトロン星人「ハハハッ!! 彼が捏造呼ばわりされる理由はそれか!!」
ウルトラセブン「その癖、自分より小さなサイズの円盤相手だと無双するからな…」
32: 宇宙中怪獣 ◆Kp7kkegHpY 2012/11/23(金) 22:43:47.51 ID:DXRozaRG0
メトロン星人「しかし君も隊長としては、お世辞にもいい出来だったとは言えないと思うんだが…」
ウルトラセブン「…それは、認めざるを得ないな…」
ペガッサ星人「そういや、MACの隊長もやってたな」
ノンマルト「あの時は苦労しただろう? 目的のよく見えない通り魔的な宇宙人がよく地球に来て、暴れてたし」
ザンパ星人「しかも、母星の名前と自分の能力名の英語訳が一致してたりするしな。バイブ星人とか」
ウルトラセブン「…それは、認めざるを得ないな…」
ペガッサ星人「そういや、MACの隊長もやってたな」
ノンマルト「あの時は苦労しただろう? 目的のよく見えない通り魔的な宇宙人がよく地球に来て、暴れてたし」
ザンパ星人「しかも、母星の名前と自分の能力名の英語訳が一致してたりするしな。バイブ星人とか」
34: 宇宙中怪獣 ◆Kp7kkegHpY 2012/11/23(金) 22:45:41.16 ID:DXRozaRG0
ウルトラセブン「レオには、カネドラスの時とかは、機械を製作してもらって、それ相手への特訓をやらせたな…」
ペガッサ星人「あの特訓用のマシンは、誰が作ったんだ?」
ウルトラセブン「大村さんだ」
ノンマルト「大村? 誰だ、それ」
ウルトラセブン「私と親交のあった、城南スポーツセンターの責任者だ」
ザンパ星人「もろに一般人じゃないか。そんな人が怪獣と戦うための訓練をするマシンを造ったのか!?」
ペガッサ星人「あの特訓用のマシンは、誰が作ったんだ?」
ウルトラセブン「大村さんだ」
ノンマルト「大村? 誰だ、それ」
ウルトラセブン「私と親交のあった、城南スポーツセンターの責任者だ」
ザンパ星人「もろに一般人じゃないか。そんな人が怪獣と戦うための訓練をするマシンを造ったのか!?」
35: ◆Kp7kkegHpY 2012/11/23(金) 22:46:35.55 ID:DXRozaRG0
メトロン星人「カネドラスは巨大怪獣だろう? それに対して特訓を受けるウルトラマンレオは人間体だ」
ザンパ星人「確か地球じゃ、おおとりゲンって名前だったな」
ペガッサ星人「…その大村さんとやらは、怪獣とタイマンするための訓練用機械を、人間が使ってることに疑問を持たなかったのか?」
ウルトラセブン「…まあ、今にして思うと、気付かないふりをしてくれたんだろうな…」
ノンマルト「そりゃ感謝しないといけないな、お前もレオも」
ザンパ星人「確か地球じゃ、おおとりゲンって名前だったな」
ペガッサ星人「…その大村さんとやらは、怪獣とタイマンするための訓練用機械を、人間が使ってることに疑問を持たなかったのか?」
ウルトラセブン「…まあ、今にして思うと、気付かないふりをしてくれたんだろうな…」
ノンマルト「そりゃ感謝しないといけないな、お前もレオも」
36: 宇宙中怪獣 ◆Kp7kkegHpY 2012/11/23(金) 22:47:59.54 ID:DXRozaRG0
ペガッサ星人「私が聞いた話では、お前がレオに施した特訓の中で、一番苛烈だったのはカーリー星人の時だそうだが」
ザンパ星人「私もそれは知ってる。確かジープでレオを追い掛け回したんだろ?」
ウルトラセブン「…そうだ」
ペガッサ星人「え、なに、それは…」
メトロン星人「さすがの私でも、あれには引いた」
ザンパ星人「私もそれは知ってる。確かジープでレオを追い掛け回したんだろ?」
ウルトラセブン「…そうだ」
ペガッサ星人「え、なに、それは…」
メトロン星人「さすがの私でも、あれには引いた」
37: 宇宙中怪獣 ◆Kp7kkegHpY 2012/11/23(金) 22:49:06.17 ID:DXRozaRG0
ウルトラセブン「…言い訳になるかもしれないが、レオはL77星雲の王子で、拳法の心得があるとはいえ、
マグマ星人に故郷を滅ぼされてからはただの民間人だ」
ウルトラセブン「それを短期間の内に実戦で勝てるようにするには、無茶な特訓で鍛えるしかなかったんだ」
ペガッサ星人「なるほどな…」
ノンマルト「お前の言う事にも一理あるが、だからといってあの特訓は…」
ザンパ星人「やりすぎだよな…」
メトロン星人「…確かに君がレオに行った特訓は過激すぎたが、その際に言ったセリフである、
『その顔はなんだ、その目はなんだ、その涙はなんだ…! その涙でヤツが倒せるか?この地球が救えるか?』
は、結構好きだぞ、私は」
マグマ星人に故郷を滅ぼされてからはただの民間人だ」
ウルトラセブン「それを短期間の内に実戦で勝てるようにするには、無茶な特訓で鍛えるしかなかったんだ」
ペガッサ星人「なるほどな…」
ノンマルト「お前の言う事にも一理あるが、だからといってあの特訓は…」
ザンパ星人「やりすぎだよな…」
メトロン星人「…確かに君がレオに行った特訓は過激すぎたが、その際に言ったセリフである、
『その顔はなんだ、その目はなんだ、その涙はなんだ…! その涙でヤツが倒せるか?この地球が救えるか?』
は、結構好きだぞ、私は」
39: 宇宙中怪獣 ◆Kp7kkegHpY 2012/11/23(金) 22:50:32.10 ID:DXRozaRG0
ペガッサ星人「そもそも、なんで民間人であるレオに地球防衛を任したんだ?」
ザンパ星人「地球をレオに任せるのは、いくらなんでも荷が重すぎたんじゃないのか?」
ウルトラセブン「あの時期はM78星雲でかなり逼迫した事態が発生していたからな…。新たな宇宙警備隊員を派遣できなかった」
ノンマルト「そんな事情があったのか…」
メトロン星人「変身能力を奪われ、故郷の支援は受けられず、頼りになるのは民間人のみ。君は相変わらずの苦労人だな」
ザンパ星人「地球をレオに任せるのは、いくらなんでも荷が重すぎたんじゃないのか?」
ウルトラセブン「あの時期はM78星雲でかなり逼迫した事態が発生していたからな…。新たな宇宙警備隊員を派遣できなかった」
ノンマルト「そんな事情があったのか…」
メトロン星人「変身能力を奪われ、故郷の支援は受けられず、頼りになるのは民間人のみ。君は相変わらずの苦労人だな」
40: 宇宙中怪獣 ◆Kp7kkegHpY 2012/11/23(金) 22:52:05.51 ID:DXRozaRG0
ウルトラセブン「…仮に、M78星雲が逼迫していたとしても、そこら辺を上手く采配して、宇宙警備隊員を地球によこすのが、
隊長の仕事だろう? もうちょっとアレが優秀だったら、ババルウ星人の時も何とかなってたはずだ」
ペガッサ星人「その後のシルバーブルーメも…」
ウルトラセブン「そうだ。円盤生物の惨劇だって防げたかもしれない。アレ(25000)がきちんと仕事してくれれば…」
ノンマルト「お前がやたらとゾフィーに含むところがあるのは、MAC隊長時代の経験ゆえか…」
ザンパ星人「…まあ、きちんとしたウルトラ戦士が地球にいれば、MAC全滅も、レオへの過剰な負担もなかったかもしれないしな」
ウルトラセブン「マグマ星人とブラックギラス、レッドギラスと三対一で戦うのはやはりきつかった。それで変身できなくなったし」
メトロン星人「ハハハハハッ!! 私としては、君のそういう話を聞けただけで大満足だ」
隊長の仕事だろう? もうちょっとアレが優秀だったら、ババルウ星人の時も何とかなってたはずだ」
ペガッサ星人「その後のシルバーブルーメも…」
ウルトラセブン「そうだ。円盤生物の惨劇だって防げたかもしれない。アレ(25000)がきちんと仕事してくれれば…」
ノンマルト「お前がやたらとゾフィーに含むところがあるのは、MAC隊長時代の経験ゆえか…」
ザンパ星人「…まあ、きちんとしたウルトラ戦士が地球にいれば、MAC全滅も、レオへの過剰な負担もなかったかもしれないしな」
ウルトラセブン「マグマ星人とブラックギラス、レッドギラスと三対一で戦うのはやはりきつかった。それで変身できなくなったし」
メトロン星人「ハハハハハッ!! 私としては、君のそういう話を聞けただけで大満足だ」
41: 宇宙中怪獣 ◆Kp7kkegHpY 2012/11/23(金) 22:53:12.91 ID:DXRozaRG0
ウルトラセブン「あんなことがあっても、レオは私の息子、ゼロを鍛えてくれた。それは本当に感謝している」
メトロン星人「私の息子は、TACが防衛チームをやっていた時代の地球を襲撃したな」
ペガッサ星人「お前に息子がいたのか…」
ノンマルト「俺は知ってたぜ。結構有名だろ」
ザンパ星人「TACとエースを中々のところまで追い込んでたしな」
メトロン星人「私の息子は、TACが防衛チームをやっていた時代の地球を襲撃したな」
ペガッサ星人「お前に息子がいたのか…」
ノンマルト「俺は知ってたぜ。結構有名だろ」
ザンパ星人「TACとエースを中々のところまで追い込んでたしな」
42: 宇宙中怪獣 ◆Kp7kkegHpY 2012/11/23(金) 22:54:18.66 ID:DXRozaRG0
メトロン星人「山中隊員の婚約者を殺害して、乗り移るという手法は評価したい」
ノンマルト「けど、お前の息子はいまいち目的が良く見えなかったというか…」
ザンパ星人「ヤプールとの関係も分かりづらいし、
最後はエースに真っ二つにされて、血と臓物をくす玉のようにまき散らして惨殺されたしな」
ペガッサ星人「何それ怖い」
ウルトラセブン「エースは宇宙警備隊屈指の斬殺好きだからな。切断技が豊富だ。切り裂きジャックならぬ、切り裂きエースだ。
…まあ、ジャックの方も私がブレスレットを渡してからは大概だが」
ノンマルト「けど、お前の息子はいまいち目的が良く見えなかったというか…」
ザンパ星人「ヤプールとの関係も分かりづらいし、
最後はエースに真っ二つにされて、血と臓物をくす玉のようにまき散らして惨殺されたしな」
ペガッサ星人「何それ怖い」
ウルトラセブン「エースは宇宙警備隊屈指の斬殺好きだからな。切断技が豊富だ。切り裂きジャックならぬ、切り裂きエースだ。
…まあ、ジャックの方も私がブレスレットを渡してからは大概だが」
44: 宇宙中怪獣 ◆Kp7kkegHpY 2012/11/23(金) 22:55:36.29 ID:DXRozaRG0
メトロン星人「しかし、あの山中隊員という人物の、エースと一体化した地球人である、北斗星司への不信感はなんなんだ」
ペガッサ星人「その人なら私も知ってるぞ。ヤプールや超獣を相手にしてるのに、超常現象を信じたがらないんだよな」
ノンマルト「北斗や一般市民から、異常を報告されても信じず、挙句の果てには『ぶったるんどる!!』」
ザンパ星人「北斗の『本当なんです、信じてください!!』はもはや様式美だ」
ウルトラセブン「…その点、私は本当に地球での先輩や上司に恵まれたんだな…」
ペガッサ星人「その人なら私も知ってるぞ。ヤプールや超獣を相手にしてるのに、超常現象を信じたがらないんだよな」
ノンマルト「北斗や一般市民から、異常を報告されても信じず、挙句の果てには『ぶったるんどる!!』」
ザンパ星人「北斗の『本当なんです、信じてください!!』はもはや様式美だ」
ウルトラセブン「…その点、私は本当に地球での先輩や上司に恵まれたんだな…」
47: ◆Kp7kkegHpY 2012/11/23(金) 22:56:57.89 ID:DXRozaRG0
ペガッサ星人「M78星雲人、つまりウルトラマンの地球人との付き合い方もいろいろあるな」
ノンマルト「環境面でも、慣れないうちは大変だろう」
ザンパ星人「環境といえば、ペガ星人の奴は、地球の気圧に耐えられない体質なのに、
太陽系侵略の前線基地を地球に築こうとしてたな…」
メトロン星人「何なんだ、それは…。だが、ウルトラマンも大概だろう? 冬が無い星から来たのに、地球に常駐してるんだから。
地球人だって同じだ。呼吸もできない場所である宇宙や深海を開発したがる。そのせいで危機を被るものもいる」
ウルトラセブン「確かにそうだな…。ガンダーの時は大変だった。私たちは寒さに弱いし」
ノンマルト「環境面でも、慣れないうちは大変だろう」
ザンパ星人「環境といえば、ペガ星人の奴は、地球の気圧に耐えられない体質なのに、
太陽系侵略の前線基地を地球に築こうとしてたな…」
メトロン星人「何なんだ、それは…。だが、ウルトラマンも大概だろう? 冬が無い星から来たのに、地球に常駐してるんだから。
地球人だって同じだ。呼吸もできない場所である宇宙や深海を開発したがる。そのせいで危機を被るものもいる」
ウルトラセブン「確かにそうだな…。ガンダーの時は大変だった。私たちは寒さに弱いし」
50: 宇宙中怪獣 ◆Kp7kkegHpY 2012/11/23(金) 22:57:58.66 ID:DXRozaRG0
メトロン星人「というか、ガンダーの時は君がウルトラアイを落としてなかったらあそこまで追い込まれなかったんじゃないか?」
ウルトラセブン「…まあ、そうだったよ」
ペガッサ星人「…そういう話を聞くたびに思うが、変身アイテムってないほうがいいんじゃないか?」
ザンパ星人「確かジャックはそうだな。でも、どうしてだ?」
ノンマルト「単純に、無くしたり壊したりしたら大変だからだろ。セブンはマグマ星人戦後、片足に障害を負い、
ウルトラアイが溶けて変身不可能に陥ったし。まあその後、ウルトラの母に治療を受けたみたいだが」
ウルトラセブン「…まあ、そうだったよ」
ペガッサ星人「…そういう話を聞くたびに思うが、変身アイテムってないほうがいいんじゃないか?」
ザンパ星人「確かジャックはそうだな。でも、どうしてだ?」
ノンマルト「単純に、無くしたり壊したりしたら大変だからだろ。セブンはマグマ星人戦後、片足に障害を負い、
ウルトラアイが溶けて変身不可能に陥ったし。まあその後、ウルトラの母に治療を受けたみたいだが」
51: 宇宙中怪獣 ◆Kp7kkegHpY 2012/11/23(金) 22:59:00.41 ID:DXRozaRG0
メトロン星人「それにしても、ウルトラアイの紛失頻度は多すぎないか? 無くしたり、奪われたり…」
ペガッサ星人「私もそこら辺の話は耳にしてるぞ。ピット星人やゴドラ星人に奪われたことがあるんだよな?」
ザンパ星人「さっきの話でも出てたが、ポール星人とガンダーの時は吹雪の中に落としてた」
ノンマルト「マゼラン星人に盗まれたり、ユートムに拘束されたのはまだマシだな。サロメ星人の時は車に置き忘れてる」
ウルトラセブン「…ホント、我ながら迂闊すぎるな」
ペガッサ星人「私もそこら辺の話は耳にしてるぞ。ピット星人やゴドラ星人に奪われたことがあるんだよな?」
ザンパ星人「さっきの話でも出てたが、ポール星人とガンダーの時は吹雪の中に落としてた」
ノンマルト「マゼラン星人に盗まれたり、ユートムに拘束されたのはまだマシだな。サロメ星人の時は車に置き忘れてる」
ウルトラセブン「…ホント、我ながら迂闊すぎるな」
52: 宇宙中怪獣 ◆Kp7kkegHpY 2012/11/23(金) 23:00:01.94 ID:DXRozaRG0
ペガッサ星人「おっと、またウルトラサインが出ているようだな」
ザンパ星人「本当だ。窓の外を見てみろよ」
ウルトラセブン「どれどれ…」
ノンマルト「なんて書いてあるんだ」
ウルトラセブン「息子のゼロからのサインだ。…ゾフィーの救援に向かったから、私にも来てほしいとのことだ」
メトロン星人「ほう。で、行くのかね」
ザンパ星人「本当だ。窓の外を見てみろよ」
ウルトラセブン「どれどれ…」
ノンマルト「なんて書いてあるんだ」
ウルトラセブン「息子のゼロからのサインだ。…ゾフィーの救援に向かったから、私にも来てほしいとのことだ」
メトロン星人「ほう。で、行くのかね」
53: 宇宙中怪獣 ◆Kp7kkegHpY 2012/11/23(金) 23:01:02.24 ID:DXRozaRG0
ウルトラセブン「勿論だ。アレを助けるのは不本意だが、息子の支援となれば話は別だ」
ペガッサ星人「君も大概、親馬鹿だな」
ウルトラセブン「…まあ、冥王星がガチで攻略されたら、地球も危ないからな」
ザンパ星人「つまり地球のための行動だと」
ノンマルト「なるほどな」
メトロン星人「何故、君は地球人にそこまで肩入れするんだ?」
ペガッサ星人「君も大概、親馬鹿だな」
ウルトラセブン「…まあ、冥王星がガチで攻略されたら、地球も危ないからな」
ザンパ星人「つまり地球のための行動だと」
ノンマルト「なるほどな」
メトロン星人「何故、君は地球人にそこまで肩入れするんだ?」
54: 宇宙中怪獣 ◆Kp7kkegHpY 2012/11/23(金) 23:02:01.29 ID:DXRozaRG0
ペガッサ星人「これはウルトラマン全般に言えることだが、どうして地球人の味方ばかりする?」
サロメ星人「地球人ってそんなにいいものなのか?」
ノンマルト「…今の地上にいる人類は、私たちを海底に追いやった侵略者なんだぞ」
メトロン星人「…地球人は、ギエロン星獣、ムルロアの事件など、他星への侵略的な行為もやらかすようになったしな」
ウルトラセブン「それは…」
サロメ星人「地球人ってそんなにいいものなのか?」
ノンマルト「…今の地上にいる人類は、私たちを海底に追いやった侵略者なんだぞ」
メトロン星人「…地球人は、ギエロン星獣、ムルロアの事件など、他星への侵略的な行為もやらかすようになったしな」
ウルトラセブン「それは…」
55: 宇宙中怪獣 ◆Kp7kkegHpY 2012/11/23(金) 23:03:05.52 ID:DXRozaRG0
ペガッサ星人「敵対する宇宙人の武力に対抗するために、さらなる武力を地球人は身に付ける」
ザンパ星人「…その点に関しては、先に手を出した我々に咎める資格は無いな」
メトロン星人「私にもだ」
ノンマルト「俺はそれには声を大きくして異を唱えたい。お前の言葉を借りると、まさに血を吐きながら続ける苦しいマラソンだ」
ウルトラセブン「…それでも、私は地球が、そして人間が大好きなんだ」
ザンパ星人「…その点に関しては、先に手を出した我々に咎める資格は無いな」
メトロン星人「私にもだ」
ノンマルト「俺はそれには声を大きくして異を唱えたい。お前の言葉を借りると、まさに血を吐きながら続ける苦しいマラソンだ」
ウルトラセブン「…それでも、私は地球が、そして人間が大好きなんだ」
57: 宇宙中怪獣 ◆Kp7kkegHpY 2012/11/23(金) 23:04:03.11 ID:DXRozaRG0
ウルトラセブン「私が地球を愛するようになったのは、今のこの姿のモデルになった、ある青年のおかげなんだ」
メトロン星人「ほう、興味深いな」
ノンマルト「詳しく聞かせてくれ」
ペガッサ星人「モロボシ・ダンの元となる人物か…」
ウルトラセブン「私の地球での姿は、薩摩次郎という青年を模したものだ。彼は登山中に、仲間を救うために、
自らのザイルを切ったんだ。それを見て感動した私は、彼を助け、地球にとどまることにした。彼の姿を借りてな」
ザンパ星人「そういういきさつか…」
メトロン星人「ほう、興味深いな」
ノンマルト「詳しく聞かせてくれ」
ペガッサ星人「モロボシ・ダンの元となる人物か…」
ウルトラセブン「私の地球での姿は、薩摩次郎という青年を模したものだ。彼は登山中に、仲間を救うために、
自らのザイルを切ったんだ。それを見て感動した私は、彼を助け、地球にとどまることにした。彼の姿を借りてな」
ザンパ星人「そういういきさつか…」
58: 宇宙中怪獣 ◆Kp7kkegHpY 2012/11/23(金) 23:05:02.92 ID:DXRozaRG0
ペガッサ星人「だが、その姿に感動したからといって、あそこまでボロボロになるまで戦ったのか?」
ザンパ星人「…私には少し、理解できない感覚だな」
ノンマルト「…侵略された側からすると、複雑な気分になるな…」
メトロン星人「…昔の地球人は、私の侵略が完全に成功するほどではなかったが、それなりにお互いを信頼し合っていた。
今の地球人と来たらどうだ? あの頃より技術は進歩したかもしれないが、他の面では確実に劣化している」
ウルトラセブン「それでも、私はこの星が好きだ。ここに住まう人々を愛している」
ザンパ星人「…私には少し、理解できない感覚だな」
ノンマルト「…侵略された側からすると、複雑な気分になるな…」
メトロン星人「…昔の地球人は、私の侵略が完全に成功するほどではなかったが、それなりにお互いを信頼し合っていた。
今の地球人と来たらどうだ? あの頃より技術は進歩したかもしれないが、他の面では確実に劣化している」
ウルトラセブン「それでも、私はこの星が好きだ。ここに住まう人々を愛している」
59: 宇宙中怪獣 ◆Kp7kkegHpY 2012/11/23(金) 23:06:01.38 ID:DXRozaRG0
ノンマルト「そういう行動を続けると、また暗黒星雲に閉じ込められるかもしれないぞ」
ウルトラセブン「…愛する者を守ろうとすることは、普遍的な真理だ」
ペガッサ星人「その為に、宇宙正義に背いてもいいのか?」
ウルトラセブン「覚悟はできている」
ザンパ星人「…分かった。お前の信念は買おう」
メトロン星人「その強固な意志が、幾多の宇宙人や怪獣を退けられた最大の要因か…」
ウルトラセブン「…愛する者を守ろうとすることは、普遍的な真理だ」
ペガッサ星人「その為に、宇宙正義に背いてもいいのか?」
ウルトラセブン「覚悟はできている」
ザンパ星人「…分かった。お前の信念は買おう」
メトロン星人「その強固な意志が、幾多の宇宙人や怪獣を退けられた最大の要因か…」
61: 宇宙中怪獣 ◆Kp7kkegHpY 2012/11/23(金) 23:07:01.88 ID:DXRozaRG0
ペガッサ星人「そこまで言えるのなら、もうとことん地球の味方をすればいい」
ノンマルト「何だかんだで、冥王星陥落、地球への大規模侵攻となったら、今の俺達もやばいしな」
ウルトラセブン「…ありがとう」サッ
ザンパ星人「ウルトラアイはちゃんとあるなw」
メトロン星人「ゴース星人との最終決戦を、少し思い出した」
ノンマルト「何だかんだで、冥王星陥落、地球への大規模侵攻となったら、今の俺達もやばいしな」
ウルトラセブン「…ありがとう」サッ
ザンパ星人「ウルトラアイはちゃんとあるなw」
メトロン星人「ゴース星人との最終決戦を、少し思い出した」
62: 宇宙中怪獣 ◆Kp7kkegHpY 2012/11/23(金) 23:08:21.88 ID:DXRozaRG0
ザンパ星人「よくあんな体調で戦えたな、あの時は…」
ノンマルト「そのことが正しいかどうかは分からないがな」
ペガッサ星人「しかし、パンドンとの戦いの前、アンヌ隊員との別れの時、どうして、
『西の空に明けの明星が輝く頃、一つの光が宇宙へ飛んで行く。それが、僕なんだよ!』
なんて言ってしまったんだ?」
メトロン星人「フフ、感動的な別れなのに、ちょっとした間違いのせいで少し残念なことになってしまったなw」
ウルトラセブン「…言い訳になるが、あの時は過労で頭がぼやけていたんだ。本当は違うことを言うはずだったんだが…」
ノンマルト「そのことが正しいかどうかは分からないがな」
ペガッサ星人「しかし、パンドンとの戦いの前、アンヌ隊員との別れの時、どうして、
『西の空に明けの明星が輝く頃、一つの光が宇宙へ飛んで行く。それが、僕なんだよ!』
なんて言ってしまったんだ?」
メトロン星人「フフ、感動的な別れなのに、ちょっとした間違いのせいで少し残念なことになってしまったなw」
ウルトラセブン「…言い訳になるが、あの時は過労で頭がぼやけていたんだ。本当は違うことを言うはずだったんだが…」
64: 宇宙中怪獣 ◆Kp7kkegHpY 2012/11/23(金) 23:10:14.16 ID:DXRozaRG0
ノンマルト「まあいい。さっさと変身するんだな」
ザンパ星人「早くしないと、ゾフィーが危ないぞ」
ペガッサ星人「息子も待ってるしな」
メトロン星人「慰労会は、後でまた開いてくれ。その時は、私も正式に参加したい。…ま、私の場合は被害者じゃないが」
ウルトラセブン「いいよ、参加してくれ。みんな、ありがとう。では、私は行く。デュワ!!!」
終わり
ザンパ星人「早くしないと、ゾフィーが危ないぞ」
ペガッサ星人「息子も待ってるしな」
メトロン星人「慰労会は、後でまた開いてくれ。その時は、私も正式に参加したい。…ま、私の場合は被害者じゃないが」
ウルトラセブン「いいよ、参加してくれ。みんな、ありがとう。では、私は行く。デュワ!!!」
終わり
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