1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/23(金) 20:44:10.00 ID:vVSQoUZ40
ルルーシュ「こんなギアスではブリタニアを倒すことなどできない……」

C.C「それをナナリーに使えばいいじゃないか」

ルルーシュ「なに?そんな事をしなくてもナナリーと俺の絆は日本海よりも深い」

C.C「ちなみに私との絆はどのくらいだ?」

ルルーシュ「萌え一色のアニメのストーリーより浅い」

C.C「……」

5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/23(金) 20:45:02.93 ID:vVSQoUZ40
ルルーシュ「そんなことはどうでもいいんだ、
このギアスをどうすれば治る?」

C.C「知らん」

ルルーシュ「おいC.C何を拗ねている?」

C.C「拗ねてなどいない」

ルルーシュ「このギアスはお前にも効くみたいだぞ?かけて聞き出そうか?」

C.C「……使えばいいじゃないか」

ルルーシュ「確かにお前には効くみたいだが、誰がお前になんか使うか」

C.C「……」

ルルーシュ「治す方法を教えろ」

C.C「適当に使っていればいいんじゃないか?」

ルルーシュ「適当に、か」

7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/23(金) 20:45:48.95 ID:vVSQoUZ40
ルルーシュ「人に好かれるのは嫌いなんだが仕方ないか」

ルルーシュ「どうせなら好かれてもうざくない奴にするか」

ルルーシュ「そういう点ではナナリーが最適なのだが、
ナナリーにそんな事はできない」

ルルーシュ「咲世子とかはどうだろうか」

ルルーシュ「特別めんどくさそうでも無い」

ルルーシュ「よし、咲世子に決まりだ」

9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/23(金) 20:46:40.97 ID:vVSQoUZ40
ルルーシュ「咲世子、ちょっといいか?」

咲世子「なんでしょうルルーシュ様」

ルルーシュ「(すまない咲世子、これもギアスを元に戻すため)」キュピーン

咲世子「ルルーシュ様!愛しております!
今夜は私と一緒に寝ていただけませんか!」

ルルーシュ「す、すまない咲世子、俺は忙しいんだ」

咲世子「そんな!ルルーシュ様……想い人がいらっしゃるのでしょうか?」

ルルーシュ「いや、そういう訳では無いが……」

咲世子「わかりました、この咲世子、振り向いて頂けるまで、
いつまでもお待ちしております」

ルルーシュ「あ、ああ、じゃあ俺は出かけるから」

10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/23(金) 20:47:24.91 ID:vVSQoUZ40
ルルーシュ「ふぅ、思わず生徒会室まで逃げてきたが」

ルルーシュ「あんなに効き目があるというのか、
これはかける相手を選ばなくてはいけないな」

ルルーシュ「ふと思ったがこのギアスは男には効くのだろうか」

ルルーシュ「一度試してみるか」

12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/23(金) 20:48:19.03 ID:vVSQoUZ40
ガラガラ

スザク「やあルルーシュ、ここで何をしてるんだい?」

ルルーシュ「(スザクッ、いいところに)」

ルルーシュ「忘れ物を取りに来たんだ、スザクはどうしたんだ?」

スザク「僕も忘れ物を取りに来たんだよ」

ルルーシュ「(すまないスザク)」キュピーン

14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/23(金) 20:50:25.34 ID:vVSQoUZ40
スザク「……ルルーシュって好きな人はいるのかい?」

ルルーシュ「いや、いないが」

スザク「じゃあ僕と付き合ってくれない?」

ルルーシュ「遠慮しておく……」

スザク「なんでだよ!?僕のどこがいけないって言うんだ!!」

ルルーシュ「(こいつ、咲世子よりもめんどくさいタイプかっ……!)」

スザク「ねえ!どうして答えられないのさ!?」

16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/23(金) 20:52:19.17 ID:vVSQoUZ40
ルルーシュ「す、すまないスザク急用を思い出して――」

スザク「逃げるのかい?そうやって君はいつも逃げるんだ」

ルルーシュ「悪いスザク」

スザク「逃がさないよ」バッ

ルルーシュ「離せスザク!俺は用事があるんだ」

スザク「僕と付き合ってくれるまでは絶対離さないよ」

ルルーシュ「何を言っているスザク!お前はユフィを忘れるのか!?」

スザク「ユフィ?名前を間違っているよ、お花畑皇女だろ?、
それにもう死んでいる、僕はあんなのに興味はないよ、興味があるのは君だけさ」

19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/23(金) 20:54:12.03 ID:vVSQoUZ40
ルルーシュ「やめろ!!!離すんだ!!」

スザク「じゃあ僕と付き合ってくれるかい?」

ルルーシュ「わかった、わかった!付き合うから離すんだ!」

スザク「やったー!今日からルルーシュと恋人同士だね!」パッ

ルルーシュ「(逃げるなら今しかない!)」ダダッ

スザク「今日から僕たちカップルだよー!!!」

21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/23(金) 20:55:44.82 ID:vVSQoUZ40
ルルーシュ「はぁはぁ……なんだこれは……」

ルルーシュ「まともな奴はいないのか?」

ルルーシュ「そうだ、黒の騎士団内の人間で……」

ルルーシュ「藤堂辺りでいいだろう、恋愛等には全く興味がなさそうだし、
惚れると言っても、程度がしれているだろう」

23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/23(金) 20:56:28.69 ID:vVSQoUZ40
ゼロ「藤堂!少し私の部屋で話がある」

藤堂「次の作戦についてか?」

ゼロ「ああそうだ、藤堂に聞いて欲しい事がある」

藤堂「わかったすぐ行こう」

28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/23(金) 20:58:07.21 ID:vVSQoUZ40
ゼロ「(よし、部屋の中なら誰にも見られない)」

ゼロ「藤堂!今一番大事な人は誰だ?」

藤堂「大事な人……黒の騎士団の皆だ」

ゼロ「ほう、恋人などはいないのか?」

藤堂「当たり前だ、こんな時にうつつを抜かしている場合ではないだろう」

ゼロ「(なら、すまない藤堂、仮面の目の部分を開けてギアスをかける!)」キュピーン

藤堂「……ゼロ!なんでも言うことを聞こう」

ゼロ「(予想通りだ!ほとんど変わりはない!)」

ゼロ「何も聞かなくていい、強いて言うなら、今後も黒の騎士団を引っ張っていってくれ」

32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/23(金) 21:00:07.00 ID:vVSQoUZ40
藤堂「違う!そんなことを聞くと言っているのではない!
どんなxxxでもするぞ、と言っているのだ!」

ゼロ「なんだと!?」

藤堂「さあゼロ!この藤堂鏡志朗、どんなxxxでも受けよう!」

ゼロ「……そんなことはしなくていい、今すぐ部屋を出るんだ!」

藤堂「それは出来ない……ゼロに一発でも殴って貰うまでは……」

ゼロ「(駄目だこいつ……早くなんとかしないと……)」

藤堂「愛の鉄拳を!!」

ゼロ「(仕方ない、一発殴って部屋を出て行って貰うか)」

ゼロ「歯を食いしばれ!」ポコ

36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/23(金) 21:01:52.94 ID:vVSQoUZ40
藤堂「ああぁあぁ!!いい!いいぞゼロ!!もっとだもっと殴ってくれ!!」

ゼロ「一回だけだ、早く出て行くんだ!」

藤堂「じゃあ俺の上に乗れ!」

ゼロ「何を寝転んでいる!」

藤堂「乗れば変わるぞ!ゼロも、ゼロの世界も…!」

ゼロ「もういい藤堂!今日は用事があるんだ、明日にしよう」

藤堂「わかった、明日またここに来る」

39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/23(金) 21:03:19.55 ID:vVSQoUZ40
ルルーシュ「藤堂までこんなだとは……これでは咲世子が一番マシじゃないか」

ルルーシュ「くっまだギアスは戻らない……」

ルルーシュ「次は誰にする?もう男は懲り懲りだ」

ルルーシュ「神楽耶か?まだおとなしそうではあるが……」

ルルーシュ「よし、次は神楽耶だ」

40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/23(金) 21:04:49.20 ID:vVSQoUZ40
プルルルル

ゼロ「神楽耶様ですか?」

神楽耶「どうしましたか?ゼロ様」

ゼロ「いや、お茶でもどうかと思いましてね」

神楽耶「あら、やっと私の魅力にお気づきになりましたか?」

ゼロ「ははは、随分と前から気づいてますよ、ではそちらに伺いますね」

41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/23(金) 21:06:09.96 ID:vVSQoUZ40
神楽耶「ゼロ様、お待ちしておりましたわ」

ゼロ「早速お聞きしたいことが」

神楽耶「何ですか?」

ゼロ「今、意中の方はいらっしゃいますか?」

神楽耶「ゼロ様ですわ」

ゼロ「他にはいないということですね?」

神楽耶「当たり前じゃないですか、私はゼロ様一筋ですわ」

ゼロ「(なら、ギアスをかける!)」キュピーン

44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/23(金) 21:08:11.65 ID:vVSQoUZ40
神楽耶「ゼロ様はいますの?」

ゼロ「私はいませんよ」

神楽耶「じゃあ私と付き合っていただけます?」

ゼロ「日本を奪還してから考えますよ」

神楽耶「そうですか……」

ゼロ「(よかった、普通じゃないか)」

ゼロ「では今日はこれで、次の作戦を考えねばならないので」

神楽耶「では、また近い内にいらっしゃってください」

46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/23(金) 21:10:16.23 ID:vVSQoUZ40
ゼロ「(よし、この部屋を出れば神楽耶にしばらく会わない)」ウィーン

ゴーン

ゼロ「……痛っ……なんだこれは、扉の上から何か落ちてきたぞ」

神楽耶「おーほっほっほっほ、かかりましたわね」

ゼロ「なんですと、神楽耶様、おふざけはご遠慮願いたい」

神楽耶「おふざけではありませんわ!トラップと言ってくださいます?」

ゼロ「(なんだこれは……無視して帰るぞ)」

ドンッ
ガシュッ
グサッ

神楽耶「トラップコンボの妙技とくと味わうがいいですわ!」

50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/23(金) 21:11:41.80 ID:vVSQoUZ40
ルルーシュ「なんとか逃げ切ったが……なんだあれは、
好きな人を散々痛めつけるなんて」

ルルーシュ「人の愛には様々な形があると言うことか、
シャーリーは、パワーだと言っていたな」

ルルーシュ「パワー……シャーリーには絶対にこのギアスをかけない事にしよう」

ルルーシュ「次は誰がいいか」

ルルーシュ「……わかった!わかったぞ!最善の方法が!!」

ルルーシュ「恋愛のれの字の知らないほど純粋そうな子にかけるんだ!これしかない」

ルルーシュ「ならば早速、アーニャから」

52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/23(金) 21:13:41.49 ID:vVSQoUZ40
アーニャ「こんなとこまで来て、ゼロが何の用?」

ゼロ「なんてことはない、少しあなたとお話がしたくてね」

アーニャ「何の」

ゼロ「こういうことさ」キュピーン

アーニャ「ゼロ、好き」ピト

ゼロ「(ふふふハハハハ、やはりなやはりこういう感じになる、
俺の作戦は間違ってなかった!!)」

54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/23(金) 21:15:09.14 ID:vVSQoUZ40
アーニャ「ねえゼロ」

ゼロ「なんだ?」

アーニャ「抱っこ」

ゼロ「それくらいは、いいだろう」ヒョイ

アーニャ「ありがと」

ゼロ「では、私はそろそろ帰るとしよう」

アーニャ「ばいばい」

56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/23(金) 21:16:31.66 ID:vVSQoUZ40
ルルーシュ「よしうまくいったな、次もこの作戦でいこう」

ルルーシュ「駄菓子菓子、他に純粋そうな子はいるか?」

ルルーシュ「天子は駄目だシンクーに殺されかねない」

ルルーシュ「いない、な、仕方ない、次は遊びでリヴァルにかけてやるか」

60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/23(金) 21:18:04.69 ID:vVSQoUZ40
リヴァル「もしもしルルーシュ?どうかした?」

ルルーシュ「いや、今日は暇だから一緒にチェスでもしよう思ってさ」

リヴァル「えー!?ルルーシュとしてもボロ負けするじゃないか」

ルルーシュ「手加減するから、じゃあ今から生徒会室……はダメだから、
俺の家に来てくれ」

リヴァル「りょーかい」

61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/23(金) 21:19:07.82 ID:vVSQoUZ40
ルルーシュ「早かったなリヴァル」

リヴァル「飛ばしてきたからな」

ルルーシュ「ま、中に入れよ」

リヴァル「おじゃましまーす」

64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/23(金) 21:20:47.26 ID:vVSQoUZ40
ルルーシュ「リヴァル、お前ミレイ会長が好きだったな」

リヴァル「なにいきなり、でも……うん」

ルルーシュ「そうか、ま、それは諦めろ」キュピーン

リヴァル「何言って……俺、さっき会長が好きって言ったな?
あれは嘘だ、本当はルルーシュが好きだ」

ルルーシュ「ははは、俺も友達として好きだよ」

リヴァル「違う、そうじゃないんだ、男としてルルーシュが好きなんだ」

68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/23(金) 21:22:56.18 ID:vVSQoUZ40
ルルーシュ「そうか」

ルルーシュ「(なんだこいつ面白くないな)」

リヴァル「だから俺と――」

ルルーシュ「悪い、用事ができた、帰ってくれ」

リヴァル「え?……わかった」

70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/23(金) 21:25:50.97 ID:vVSQoUZ40
ルルーシュ「期待はずれだったな、今日は寝るか」

C.C「上手くいったのか?」

ルルーシュ「結構な人数にギアスをかけたがまだ治らない、
ってかベッドからどけ寝るから」

C.C「男は床で寝ろ」

ルルーシュ「黙れ魔女、お前が下だ」

C.C「なら一緒に寝ればいいだろう」

ルルーシュ「お前と一緒だと狭いんだよ、ピザばかり食べて太ったんじゃないか?」

71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/23(金) 21:27:50.23 ID:vVSQoUZ40
C.C「本当か?」

ルルーシュ「嘘だ、さあ早くどけ」バッ

C.C「何をするんだ、女の子を無理やり引きずり下ろすなんて」

ルルーシュ「女?バカを言うな、寝言は寝て言え、冗談は顔だけにしろ、」

C.C「……」

ルルーシュ「もう寝るぞ」

72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/23(金) 21:28:32.75 ID:vVSQoUZ40
ルルーシュ「……ん、もうこんな時間か学校に行かなければ」

73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/23(金) 21:30:40.56 ID:vVSQoUZ40
ルルーシュ「ふぅ面倒だな、この一時間目が終わったらさぼるか」

シャーリー「ねえルル、ルルってスザク君と付き合ってるの?」

ルルーシュ「なに?スザクの奴周りに言いふらしてるのか」

シャーリー「って事は、本当なんだ……」

ルルーシュ「違う!違うんだシャーリー、これには深い理由が」

75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/23(金) 21:31:37.37 ID:vVSQoUZ40
ガラガラ

スザク「おはよう!僕のフィアンセ、ルルーシュ!!」

ルルーシュ「スザァァク!お前何を言いふらして――」

咲世子「ルルーシュ様!やはり他に想い人が……」

ルルーシュ「咲世子!?どこから湧いた!?」

77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/23(金) 21:33:18.95 ID:vVSQoUZ40
ガラガラ

藤堂「ゼロ!!いやルルーシュ!!正体はカレンから聞いたぞ!!
今日こそ俺の身体にロウを垂らしてもらう!!!」

ルルーシュ「藤堂まで!!」

神楽耶「ゼロの正体はあなただったのですね!さあルルーシュ様、私と愛の逃避行を!!」

アーニャ「ゼロ=ルルーシュ、迎えに来た、私と行こう」

ルルーシュ「お前ら……」

79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/23(金) 21:35:19.93 ID:vVSQoUZ40
リヴァル「ルルーシュ!俺もお前が好きだ!!!!」

ルルーシュ「ええい黙れ黙れ!!この場は、逃げる!!」バババッ

神楽耶「一番最初に捕まえた人がルルーシュ様の恋人ですわ!!」ダッ

ギアス犠牲者全員「うおおおお!!!」ダダダッ

シャーリー「なんだかわからないけど、私も参加していいのかな」ダッ

カレン「私も、追いかけよう!!」

83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/23(金) 21:37:16.96 ID:vVSQoUZ40
ルルーシュ「お前ら!!どこまで追ってくる!!」

スザク「ルルーシュは僕のだ!」

ルルーシュ「何!?ランスロットに掴まれただと!?」

スザク「よし、捕まえた、もう逃がさないよ」

ルルーシュ「やめろ!!離すんだ!!ってあれはモルドレッド!?」

アーニャ「ルルーシュは私の」

ルルーシュ「ハドロン砲!?当たったら即死だ、スザク!避けろ!」

84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/23(金) 21:39:09.07 ID:vVSQoUZ40
スザク「余裕だよ」

カレン「この紅蓮ならいける!」

ルルーシュ「紅蓮まで!?スザァァク!逃げ切るんだ!」

藤堂「藤堂鏡志朗!まかりとおる!」

ルルーシュ「斬月……」

スザク「心配しないでルルーシュ、僕の機体にはフレイヤが積まれている」

86: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/23(金) 21:41:05.75 ID:vVSQoUZ40
ルルーシュ「そんなものを撃てば俺まで死んでしまう!!」

スザク「ルルーシュ、君となら僕は……」

ルルーシュ「駄目だスザク!……お前とまだ何もしていない!!」

スザク「そうだね!全て避ける!!」

シャーリー「そんな……これじゃ太刀打ちできないよ、ルルが死んじゃう!!」

87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/23(金) 21:43:34.75 ID:vVSQoUZ40
ルルーシュ「斬月のスラッシュハーケン!?」

スザク「僕には当たらない!」

アーニャ「これなら」

スザク「4連ハドロン砲も見切っている!」

ルルーシュ「おいスザク!ワイド輻射波動がきたぞ!!」

スザク「大丈夫」

カレン「チッはずしたか」

リヴァル「バイクじゃ遅い!!」

89: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/23(金) 21:45:05.36 ID:vVSQoUZ40
咲世子「この時のために隠していたサザーランド・ジークで出撃!」

ルルーシュ「ジーク!!ジェレミアか?俺を助けろ!!」

咲世子「私ですルルーシュ様!!」

ルルーシュ「スザク!!逃げ切れ!!」

スザク「わかってるよ!!」

90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/23(金) 21:47:30.75 ID:vVSQoUZ40
神楽耶「この斑鳩(いかるが)でルルーシュ様を捕まえますわ!」

ルルーシュ「斑鳩まで!?」

スザク「ルルーシュ、スピードを上げるよ」

ルルーシュ「このランスロットの手から落ちれば俺は死ぬ……
何!?神虎(シェン・フー)だと!?一体誰が……」

シャーリー「なんだか知らないけど、これで私もルルを追いかけられる!」

リヴァル「バイクじゃ追いつかない!!」

92: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/23(金) 21:49:44.75 ID:vVSQoUZ40
ルルーシュ「シュゥアァァリィィィ!!!何故神虎を乗りこなしている!?」

スザク「天愕覇王荷電粒子重砲が!!ルルーシュ!しっかり捕まって!!」

ルルーシュ「全力で逃げるんだスザク!!!」

スザク「間一髪で避けたけど、そろそろきついね、フレイヤを撃つよ」

ルルーシュ「なんだと!!!やめろスザクゥゥゥ!!」

藤堂「フレイヤだと!?ここは引くか!」

アーニャ「あれはダメ」

シャーリー「なんだか知らないけど危なそう!逃げよう!」

カレン「フレイヤは流石に……」

リヴァル「バイクじゃ逃げきれない!ああああああ!!!!!」

ルルーシュ「うわああああああぁぁぁ!!!!!」

94: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/23(金) 21:53:02.62 ID:vVSQoUZ40
ルルーシュ「ランスロットから投げ出されて地面に垂直落下か……」

ルルーシュ「こんなことで死ぬとはな」

ルルーシュ「ん?あれは暁!誰でもいい助けてくれ!!!」

C.C「無様だなルルーシュ」

ルルーシュ「C.Cか!俺を助けろ」

C.C「お前に死なれては困るからな」ヒョイ

ルルーシュ「はぁぁはぁぁ、助かった、家に帰ろう、
おそらく皆はフレイヤに巻き込まれてボロボロだろう」

96: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/23(金) 21:54:25.82 ID:vVSQoUZ40
ルルーシュ「やっと家に帰れた」

C.C「お疲れのようだな」

ルルーシュ「当たり前だ、今日はもう寝る!」

C.C「おいルルーシュ!ギアスが暴走してるぞ!」

ルルーシュ「なんだと?ユフィの時みたいにか?」

C.C「ルルーシュ」ピト

ルルーシュ「やめろくっつくな!」

C.C「すまない、でもギアスのせいだ、私だってお前になんかくっつきたくない」

97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/23(金) 21:55:17.99 ID:vVSQoUZ40
ルルーシュ「なあC.C」

C.C「なんだ」ギュ

ルルーシュ「実は朝起きた時からギアスは元に戻っている」

C.C「……」

ルルーシュ「C.C――」

C.C「な、なーんてな、●●坊やが寂しいんじゃないかと思ってふざけただけだ」

ルルーシュ「ほう、ま、俺もたまには寂しいかもな」

おわりんりん

結果、C.Cは俺の嫁という事がわかりました

引用元: ルルーシュ「相手を自分に溺愛させるギアスだと!?」