卯月

卯月「しれいか～ん　はいっ！　いつものお礼にチョコ作ったっぴょん！」

提督（バレンタインは嫌いだがチョコは好きなんだよなぁ…）

提督「ううん…　怪しい」

卯月「ぴょん？」

提督「いたずら好きの卯月が俺に親切…？　はっ、俺も馬鹿じゃないぞ」

卯月「酷いっぴょん…　ならいいぴょん、自分で食べるしー…」

提督（クソ…わからん）

提督「冗談だって、そこまで言うなら貰う」

卯月「やったっ！　はいっ、どーぞ！」

提督「どんなチョコかなー」

卯月「それは食べてからのお・た・の・し・み♪」

提督「…　楽しみにしておくよ」







提督「さぁ、せっかくだから食ってみよう」



モグッ

提督「こ、このチョコは…　　>>24」

何これおいしすぎる…
嫁に来い

提督「なんだこれは…　美味い！！」

提督「甘くないんだけど苦くもない…　ミルクが混ざっているのか、とても優しい味…」

提督「ヤバい…毎日でも食いたいレベルだ…」


提督「卯月ィ！！　聞こえてたら戻ってこい！！」


ガチャッ

卯月「何っぴょん？」

提督「お前！！このチョコ！！」

卯月「えっ、えっ」

卯月（ど、どうしよ…不味かったっぴょん…？焦がしちゃったとか…　ミルクの分量間違えたとか…）


提督「美味いぞ！！俺が食った中で一番のチョコだ！！」

卯月「え」

提督「そうだな、毎朝味噌汁作ってくれ！！　いや、毎日チョコ作ってくれ！！　嫁に来い！！！」

卯月「え、嫌っぴょん」

提督「なんで！？どうしてだ！！」

卯月「幸薄そうだし、頭も薄くなりかけてるし、懐が寂しそうっぴょん」

提督「寂しくねえよ！！　一万…一万入って…　　一万しかなかった…」

卯月「でも嫌いじゃないっぴょん　いいとこもあるっぴょん　　じゃ、うーちゃんはこれで」ﾋﾞｼｯ



提督「憎いやつだぜ…」

提督「まあどうせこの鎮守府には男俺一人だし、また誰かは来るだろ」

提督「血の混ざったチョコとかなければいいけど」


>>36「提督！ハッピーバレンタイン！」

提督「やったぜ！」

初雪

初雪「ハッピーバレンタイン…」ﾎﾞｿｯ

提督「なんだ、幻聴か」

初雪「はい、これ」

提督「初雪とは予想外だな、いいことでもあったか？」

初雪「いいこと…　いや、べつに」

初雪「みんなの分（特型駆逐艦）作って余ったからついでに」

提督「余り物か…　そしてついでなのか、俺は…」ｽﾞｩｩｩﾝ

初雪「そんなに落ち込まれても困る…　ちゃんと手は加えたから」

提督「そっか！！」ﾊﾟｧｯ

初雪（なにこの温度差…）




提督「手を加えたとは言ったが、初雪が作るチョコか…どんなものか」

提督「特別好かれてる訳じゃないからな…　まぁ、期待しない程度に…」ﾊﾟｸﾊﾟｸ



提督「！！！　このチョコは…！　>>46」

本命チョコだ

提督「本命チョコだ！！！！！！」

提督「わかる！！俺にはわかる！！　初雪の愛が込められているに違いない！」

提督「これは返事をしてやるしかないな！　いやあ、モテすぎて辛いなぁ！！」

提督「初雪ー！！」





初雪「なに…」

提督「初雪…お前の気持ち、受け取るよ」

初雪「は？」

提督「いいぞ、俺はお前を受け入れる…」

初雪「何いってんの…気持ち悪い…」

提督「えっ…違うの？」

初雪「違うって…何が」

提督「…本命チョコじゃないの？」

初雪「なんでそう思ったの…それに違うし」

提督「えぇ！？　食った瞬間に確信したのに…」

初雪「あ、一応言っておくと義理だから　じゃ」　ﾊﾞﾀﾝｯ



提督「えぇ…違うのかぁ…義理かぁ…」

提督「ここまで二人にチョコを貰ったが本命ならず…か」

提督「金剛辺りなら持ってきそうだけどな」


>>78「提督！お待ちかねのチョコだよ！」

提督「やったぜ！！」

プリンツ

プリンツ「はーい！アドミラール！」

提督「やったあああプリンツちゃんだああ！！！！」

プリンツ「はいっ、どうぞ！」


提督「え、花？」

プリンツ「うん！あのね、ドイツのバレンタインは　ホントは男性から女性に花をおｋ」

提督「なるほど、これもチョコか」ﾓｿﾓｿ

プリンツ「…送るんだけど周りに合わせて私から花を…」

提督「｀;:ﾞ;｀;･(ﾟεﾟ )ﾌﾞｯ!!」


プリンツ「大丈夫…？アドミラル…」

提督「なぁプリンツ…」

プリンツ「なぁに？」

提督「変わったチョコだな」

プリンツ「だからチョコじゃないですってばー！！」





提督「へぇ、ドイツではそういう風習なのね」

プリンツ「そう　女性から男性に送るのは日本だけなんです！」

提督「複雑だな…　わざわざ俺に…ありがとうな」

プリンツ「いえ！いつもお世話になっているので！」

提督「まあ…よしとしよう」

提督「まあ、予想外の花を貰ったが　個人的にはいろんなチョコが食ってみたいからなぁ…」

提督「そしたらドイツ艦がきたら花を貰うと考えたほうがいいか…　少し残念だ」


>>110「提督！チョコ持ってきたよ！」

提督「よし！！チョコ宣言だ！！」

秋雲

秋雲「ほ～ら、このチョコが欲しいか～？」

提督「欲しいってか渡すために来たんじゃないの」

秋雲「そーいうのつまんないよねぇ…　もっとこう、『欲しいです！秋雲様！』とかないの？」

提督「ねーよ、同人誌の読み過ぎだ」

秋雲「まぁそんな態度だったら渡さなくてもいいんだけど」

提督「嘘嘘嘘！！嬉しいよ！　チョコ好きだから！」

秋雲「そっかー、ならよかった…　はいどーぞ」

提督「重いな」

秋雲「ま…　チョコの食べ過ぎには気をつけといてねー…」

提督「虫歯になるなってか、忠告どうも」





提督「重いなとは思ったが、四角い枠にチョコがぎっしりつまってる…こりゃ重いわ」

提督「なんでこんな食べづらくしたんだよ…　全く」ﾎﾞﾘﾎﾞﾘ


提督「うっ…！！　このチョコはッ…！>>130」

金塊

提督「金塊じゃねーか！！！どうりで重いわ！！」


提督「って、ええ…　なんで金塊…？何故？どうして？」

提督「金塊をチョコでコーティングしてあったのか…」


提督「これどうすればいいんだ…？取っておくか、売り捌くか…　いや、おいておくか、取り敢えず」


提督「意図が全くわからないが…まぁ、秋雲なりの気持ちなの…か？　聞いてみよう」






秋雲「あ、もう食べたの？」

提督「なんだよ金塊って、なんでこんなもん渡してくんだ」

秋雲「いや、懐が寂しいから喜ぶと思って」

提督「こんな金もらっても困惑するだけだわ…」

秋雲「というよりそれ金じゃないんだけどね」

提督「は？　じゃあなんでこんなに固いんだよ」

秋雲「そりゃその中にチョコ流しこんだから」


提督「まさか…」

秋雲「金塊チョコでした」





提督「なんだこれ…普通に渡す選択肢はないのかよ…」

秋雲「遊び心あると言って欲しかったかな　そのまま金だと思い込んでれば幸せだったのにね」

提督「馬鹿にするな！　ああ、もういいよ　戻れ戻れ」

秋雲「へいへい」


提督「全く…バカにしやがって　というか、駆逐艦しか来てないな」


ガチャ
>>150「提督！バレンタインですっ！！」

提督「おう！ヴァレンティヌさんが撲殺された日だな！」

秋月

秋月「そんなこと言わないでくださいよ…」

提督「事実だからな　秋月もチョコ作ってきてくれたのか」

秋月「はいっ！　　…でも、買うには厳しかったので余り物を貰って作ったのですが…」

提督（健気だなぁ…）

秋月「あ、も、貰ってくれますか？」

提督「わざわざありがとうな　ちゃんと給料出せるように頑張るからな！」

秋月「あ、はい！　余り物といっても、ちゃんと自分なりに…」

提督「いい、もう言うな　わかってる、秋月は優しいからな」

秋月「い、いえ…」





提督「うん、余り物ってことはいろんなチョコが混ざっているかも…」

提督「いやいや、まずいことはないはずだ、チョコはチョコだ…」ﾊﾟｸﾊﾟｸ



提督「ぐあっ…こ、こいつは…！>>166」

食品サンプル

提督「食品サンプルじゃないか！！」

提督「余り物で食品サンプルを作った…？　どんな才能だよ…」

提督「てかプラスチックなんか溶かすやつ居るのか！？」

提督「…怖くなってきた」



ーーー

秋月「提督、喜んでくれたでしょうか」

秋月「ちょっとしたジョークです♪」



ーーー


提督「うーむ、サンプルといい、花といい　チョコが食えてないぞ」

提督「まあきっとまだ来ることだろうし、まだ慌てなくても…」


ガチャッ

>>175「失礼します！幸の薄い提督に幸せを分けてあげます！」

提督「ハッハー！そいつぁ最高だな！！」

漣

漣「というわけで幸せのハッピーバレンタインですよ、ご主人様」

提督「ぜんぜんハッピーじゃないんだよなぁ…」

漣「え？」

提督「いや、なんでもない　さあ、チョコを寄越せ！！」

漣「チョコは要求するものじゃありませんよ　はい、どうぞ」

提督「って言いながらもくれるのね」





提督「漣のことだからきっと甘ったるいチョコなんだろうな」

提督「あるいはホワイトチョコとか、そんなイメージ」ｶﾞｻｶﾞｻ


提督「見かけは普通　ハートの形…　ハッ！本命！？」


提督「なわけないかー」ﾎﾞﾘﾎﾞﾘ



提督「ぐうっ！？こ、このチョコ…　まさに>>182」

チョコじゃなくて餡子

提督「まさに…っ…　　　餡子…？」


提督「最近流行りのチョコあんだかあんチョコだか…　意外とイケるな、いやーまともなチョコでよかった」

提督「希望通りにひとひねりあるもので良かった良かった」ﾓｸﾞﾓｸﾞ



提督「あ、もう無い」


提督「いや、一番美味かったな…　また作って貰お」




コンコン

バタンッ！！

>>202「チョコです！！」

提督「まあそういう日だしな」


(餃子のほうがまだ面白かったかも知れない…)

朝潮

朝潮「あっ…　すいませんっ、失礼します！！」

提督「第一声から面白いこと言うな、朝潮」

朝潮「あぁぁいや、これはその間違いといいますか…な、なんといいますか…」

提督「どうした」

朝潮「じじじじつはですね、渡したいものがあ、あって…」

提督「チョコだな」

朝潮「あぁぁ…最初に言ってしまいましたっ…！」

朝潮「受け取ってくださいっ！！」ｻｯ

提督「緊張しすぎだろ　頭下げなくていいぞ」

朝潮「ごめんなさい…どうしても意識してしまって…」

提督「まあまあオープンになれよ、ありがとう」

朝潮「どういたしましてっ！」ﾊﾞｯ

提督「だから頭下げるのやめろって」






提督「ははは、片思い中の女子が男子にこれっきりの思いでチョコを渡すみたいだったなー」

提督「それで距離が縮まる、なーんて　　　くうううううううううっっ！！！」


提督「食べるか」ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ



提督「！！！！！　なんだこのチョコ…　まるで>>208」

味の宝石箱や

提督「味の宝石箱やぁ！！」




提督「はぁ…　なにやってんだろ」


ｶﾞﾀﾝｯ

提督「き、聞かれてた！？　誰だ！」

ｶﾞﾁｬｯ…

>>214「味の宝石箱…くっ、ふふふふｗｗ　面白すぎます…　あ、チョコ作ってきましたよ」

提督「えぇ…面白いのかよ…　てかこれウケるのか…」

春雨

春雨「はいっ、提督！　春雨、頑張りました！」

提督「やっぱりチョコ作るのも手間だからな」

春雨「あ、実はクッキーを作ったんです！」

提督「おっ」

春雨「提督のことですから、チョコをいっぱい貰ってると思ったので、クッキーにしてみたんです」

提督「天使かよ…」

春雨「まあ、バレンタインなのでチョコクッキーにしてみたんです」

提督（なんだか話がすべてスルーされている気がするのは気のせいだろうか）

春雨「はいっ、どうぞ　多かったら残しても大丈夫ですよ！」

提督「いやいや、ありがたく全部頂くよ、チョコ作るより面倒なことなのになぁ」

春雨「提督にはお世話になっていますから　では失礼しました！」





提督「今度はクッキーだった」

提督「まあ流石にチョコばっかりだと飽きるけど、実質まだ３つしか食ってないけどな…」

提督「まあいいや」ｻﾞｸｯ




提督「うっ、なんだこれ…　>>225」

春雨スープ(意味深)入り

提督「ｳ"ｰﾝ…　何だこの味…」

提督「変な味がする…」




……

春雨「…渡し、ちゃった」

春雨「…」

春雨「で、でも　今ならまだ間に合うかも…」



……


たったったっ

春雨「提督っ！！」　バタンッ



提督「お？」ﾎﾞﾘﾎﾞﾘﾎﾞﾘ

春雨「ぁ…」

提督「おー春雨　ちょっと変わった味がしたけど案外イケたぞ」

春雨「ぜ、ぜんぶ食べたんですか…？」

提督「え？　あぁ、まあな」

春雨「あ、ああっ…」

提督「？？」

春雨「ごめんなさあああい！！」たったったっ…

提督「…なんで謝られたんだ？」

提督「さて、もうバレンタインも終わったことだし…寝るか」


提督「思ったより貰えなかったし駆逐艦からしか…あ、プリンツがいたか」


提督「ま、残ったチョコは明日食うか…」

とりあえず終わり　
終わり方適当だったけど許してください

なんだこのレス数…（驚愕）
依頼出してきます