アルファ・ロメオ

陸奥「アルファ・ロメオ...ねぇ」

長門「どうだ、この赤いのがかわいいだろ。」

陸奥「か、かわいいねぇ...。（かっこいいの間違いじゃないかしら...）」

長門「さあ、いくぞ」ｸﾞｲｯ

陸奥「あ、え、ちょっと待って！」


～アルファロメオの店　鎮守府前店～

陸奥「アルファロメオって、どの車がいいのよ。」

長門「これだ！」

>>１０　アルファロメオの歴代車種で

ミト

長門「この、ミトというやつだ！丸っこくてかわいいだろ！！」

陸奥「え、えぇ。いいじゃない...（姉さんの趣味はよくわからないわね...）」

長門「特にこの後ろのまんまるテールランプが」ﾊｧﾊｧ

陸奥「（あ、スイッチ入っちゃった）姉さん、愛でるのは買ってからにしましょう。店員さんもちょっと引いてるわよ...」

長門「ﾊｯ、そ、そうだな...」

>>15「あ、長門さんと陸奥さん」

大和

大和「どうしてここに？」

長門「車を買うんだ。免許を取得したのでな。」

大和「そうなのですか。ところでどんな車を？」

長門「これだ」ﾐﾄｰﾝ

大和「アルファですか、よいご趣味ですね。」

陸奥（よいご趣味...？）

長門「そうだろう、そうだろう。かわいくてよいだろう。」

大和「かわいいといえば、長門さんには>>19や>>20や>>22なんかもお似合いですよ」ﾌﾌﾌ

>>19 >>20 >>22 長門にお似合いな車　できれば車種まで

ヴェルファイア

Ｎ-BOX＋

ミツオカ オロチ

長門「トヨタのヴェルファイア、ホンダのN-BOX＋、ミツオカ・オロチか...」

大和「ヴェルファイアなんか大きいから駆逐艦の子の遠足にも使えて、提督も喜びますよ。」

長門「！！...遠足....いいかもしれないな...うん、いいな！」

陸奥（まーたはじまった...姉さんの駆逐艦LOVEが...）

大和「N-BOX＋も中々いいですよ。」

長門「うーん、軽自動車はなぁ、窮屈そうだし...。」

大和「長門さん、今の軽自動車は侮れませんよ、これを見てください」ﾊﾞﾝ

長門「なんと！自転車を２台も載せられるのか！」

大和「おまけにドライビングポジションも高いから若葉マークの長門さんも安心できますよ。」

長門「ふむ、これは一考の価値ありだな。」

長門「で、ミツオカ...あまり聞いたことのないメーカーだな」

大和「光岡は日産とかのメーカーの自動車をベースにして作るメーカーですね。」

長門「なるほど...これはかっこいい車だな。」

大和「そうでしょう。長門さんの力強さを表したようなボディです。（力強いのはスタイリングだけだけど...）」

長門「きっと素晴らしい性能の車であるだろうな。」

大和「え、えぇ...まぁ...」

陸奥「で、姉さん。どの車を選ぶの？」

長門「これに決めよう！」

>>30まで下の1～4で多いやつ

　

4

　
それからひと月ほどたって.....

～鎮守府～

陸奥「姉さん、今日が待ちに待った納車の日ね。」

長門「うむ、今まで任務の危険手当を全部つぎこんで最高グレードにしたからな。」

長門「きっとすばらしい車であろう...。」

～鎮守府玄関～

電「新しい自動車がやってきたのです。」

五月雨「長門さんが買ったんだって～。」

霰「かっこいい...」

ｶﾞﾔｶﾞﾔ　ﾜｲﾜｲ

長門「ああ、この優越感。車を手に入れた人しかわからないだろうな。」ﾎｸﾎｸ

大和「ついに納車ですか、長門さん」

長門「ああ、これも大和のアドバイスのおかげだな」

大和「いえ、そんなこと...。」

長門「ところで、あの日車屋にいたってことは、大和も自家用車を？」

大和「ええ、もちろん、あと>>35と>>38も持っていますよ。」

長門「ふむ、興味深いな...。」

>>35と>>38、車持ってそうな艦娘

ぜかまし

北上

ぜかまし絶対18歳いってないだろ...

長門「北上と島風？」

大和「ええ、噂をすれば、帰ってきましたよ。」

ﾄﾞﾙﾄﾞﾙﾄﾞﾙﾄﾞﾙﾄﾞﾙ　ｳﾞｫｱｧ

島風「あーもーっ！また負けたよぅ！」

北上「往路では私には絶対かてないヨ。」

長門「」

大和「二人ともまた一晩中走ってきたの？」

北上「もちろん、週末の楽しみだからね。」

島風「あれー、なんで玄関にこんな人集まってるのー？」

北上「あ、くちく、あれ見ろヨ。」

島風「ヴェルファイア、新型じゃん。」

長門「わ、私が買ったんだ」

島風「へー長門さん免許持ってたんだ。」

長門「島風、君が自家用車を持っていたことにも驚いたよ。」

大和「まあ、私たちは本来、海上にいるものですから。」

大和「陸のものに興味がある人は少ないんでしょうね...。」

北上「まあ、それが普通の考えだろうね...」

長門「ところで北上、君の車は..なんというか...不思議なオーラがあるな。」

北上「あー、これは↓2ってゆーんです。」

長門「なるほど、で、島風。君は実に君らしい車を持ってるね。」

島風「↓5っていう名前だヨ。」

↓2　北上の愛車

↓5　島風の愛車　

ロータス・エリーゼ111R

GT-R NISMO

　

大和「北上さんのエリーゼは、車体がものすごく軽いんですよ。ほら」ﾋｮｲ

陸奥「軽々と持ち上げちゃったよ....。」

北上「ちょっと大和さーん、持ち上げちゃだめだよー！」

大和「あらごめんなさいね。」ﾄﾞｽﾝ

大和「でもこのエリーゼ、エンジンはトヨタ製なんですよ。」

長門「なるほど、ここは私の車と共通だな」

北上「そんなとこだね。（あんなのと私のロータスを一緒にしないでほしいね...）」

大和「島風ちゃんの車は...」

長門「知ってるぞ、プリンス・スカイラインだろ。」

北上、大和（古っ）

大和「え、ええ...そのプリンスと合併した日産がスカイラインに更なる進化をさせた車...。」

大和「それにNISMOというお店が更なる改造を施した、いわば近代化改修モデルです。」

大和「更に明石さん特製のチャイルドシートをとりつけた、名付けてGTR-NISMO-ぜかましスペシャル！」

島風「チャイルドシートじゃないもん！レカロのシートだもん！」

大和「そうだったわね、ごめんなさいね。」

島風「ねー長門さん。」

長門「なんだ。」

島風「今日納車だったんでしょ。」

長門「ああ、それがどうした？」

島風「じゃあ>>56しようよ！」

長門「.......よし。やるか.....」

ドライブ

長門「ちょうどいい、新車の慣らし運転もしたかったところだ。」

島風「北上さんはー？」

北上「あたしはパス、これからオイル交換やるから」

島風「大和さんはー？」

大和「えぇ..私も少し用事が...」

島風「ちぇーつまんないのー。」

長門「まあいいじゃないか、二人でランデブー走行でも楽しもうじゃないか。」

島風「....うん...（ランデブー、ね...）」

ｷｭﾝｷｭﾝｷｭﾝ　　ｷﾞｭｲｲｰｰｰﾝ　

島風（この島風についてこれればね.....）

～鎮守府前大通り～

ﾌﾞｲｨｲｲｲｲｲｲｲ
陸奥「私は付き合う必要なかったんじゃない？」

長門「いや、姉妹でこの瞬間を堪能したいんだ。」

長門「機械、いや兵器として生まれた私たちが」

長門「欲求を満たし、満足感を得られることを...。」

陸奥「.......」

信号　赤
Ki!
長門「.......」

陸奥「..........」ｷﾞｭｨｲｲｲﾝ　ｷﾞｭｨｲｲｲｲﾝ

陸奥「!...姉さん、島風ちゃんが」

長門「シグナルグランプリか...面白い...」

陸奥「姉さん！やめて！」

↓2　コンマ９５以上で長門の勝ち
　　　コンマ９４以下で島風の勝ち　

はい

　

信号　黄

長門「......」ﾌｨｨｨﾝ　ﾌｨｨｨﾝ

陸奥「姉さん！」

信号　青

長門「ッ！」ﾊﾟｯ

陸奥「ｩｯ！」
ｷﾞｬｷﾞｬｷﾞｬｷﾞｬ　ﾊﾞｧｧｧｧｧﾝ

島風「....！」ﾊﾟｯ
ｷﾞｬｧｧｧｧｧﾝ　

長門「....チッ....」ﾌﾞｧｧｧｧﾝ

陸奥「どんどん離される....まったく相手になってない....」

～鎮守府駐車場～

長門「......」

陸奥「........」

島風「....おっそーい。」

長門「......」

島風「やっぱり普通の車じゃあいくらビッグ７でもあいてにならないね。」

長門「......」

島風「じゃあ島風は朝ごはんいってきまーす。」ﾃｯﾃｯﾃ

長門「.......」

陸奥「....姉さん..」

長門「......悔しい....」

陸奥「.....!」

長門「.....勝ちたい....」

陸奥「........」

長門「私の一隻の戦艦の血が、そう言っている...。」

陸奥「.....」


>>69「私が力を貸しましょう。」

長門「...！」

明石

陸奥「明石さん...」

明石「長門さん、私に車をひと月預からせて下さい。」

長門「.....」

明石「島風ちゃんや北上さん、いえ、大和さんより速いマシンを作りましょう。」

長門「....できるのか？」

明石「ええ、鎮守府最速を約束します。」

明石「でも長門さん。あなたのドラテクがポンコツでは、豚に真珠です。」

長門「クッ....」

明石「でもマシンが完成するまでの一か月間、鎮守府最速のレーシングドライバーの演習を受けてもらいます」

長門「鎮守府....最速？」

明石「ええ、別名フライング・チンジュフ、>>75さんよ！」

>>75　鎮守府最速レーサー

金剛

金剛「フライング・チンジュフ、佐世保のヌボラーリとは、私のことデース！」

明石「他にもよく事故を起こすから壊し屋コンゴウ、サーキットの通り魔といった...」

金剛「あああ～！！なんでもない、なんでもないデスよ～。」

陸奥（大丈夫かなぁ....）

長門「金剛！鎮守府最速を目指して、よろしく頼むよ。」ガシッ

金剛「OK!ナガモーン！必ずYOUを鎮守府、いや連合艦隊最速にしてみせマ～ス！」ガシッ

陸奥（心配になってきた...）

長門「金剛、これからなにをするんだ？」

金剛「ん～、>>84ですネ～」

長門「....ｺﾞｸﾘ...」

峠攻め

金剛「とりあえず峠でもいってみますかネ～」

長門「お、オスッ」

金剛「とりあえず最初は私がＤｒｉｖｉｎｇシマース、ナガモンは助手席へドーゾー。」

長門「お、おいおい！この車シートベルトがないぞ！」

金剛「当たり前デスヨ。元々ついてないんですから。」

金剛の愛車　ジャギュワ　Ｄタイプ

～峠～

Guwaaaaaan GyaGyaGyaaa
長門「ギエエエエエエエエエエエエエ！目の前にガードレールがあああアァァァァァ！」

金剛「ヘイナガモーン！私のDriving、よく見といてくだサーイ！」
GUAAAAAAAAN!
長門「うげぇぇぇぇぇ！ぁぁ...走馬灯があぁぁぁ...」

～数十分後、鎮守府、金剛型のガレージ～

Guon! Ki!
金剛「よし、次はナガモンのー、って」

金剛「>>90デース...。」

>>90　長門の状態

失神

　

金剛「失神シテマース・・・。アレ？ナゼか大破してますネー。」

ﾅﾆｰｯ ﾅｶﾞﾄﾀｲﾊｰｯ? ｲﾍﾞﾝﾄﾁｭｳﾆﾅﾆﾔｯﾃﾝﾀﾞｧｰｯ！

金剛と大破した長門、そしてなぜか陸奥が怒られた。

...それからしばらくたって...

～峠～
Guwaaaaaaa Guom! GYuuu
長門「どうだ金剛！特訓に特訓を重ねた長門の姿は!」

金剛「さすがビッグ７デース！まだ私には到底及ばないけどGREATな上達ぶりデース！」

長門「もう助手席で失神した情けない戦艦とは一味違うぞ。」ﾊｯﾊｯﾊ

金剛 「その調子デース！」（失神どころか大破してオイル漏れ（意味深）まで起こしてたことは黙っててやるデース）

長門「あとは私の車が完成するのを待つだけだな！」

金剛「.....」

～夜、明石の工廠～

明石　「.....」ﾊﾞﾁﾊﾞﾁﾊﾞﾁｯ

金剛　「難航してるようネ。」

明石　「金剛さん...」

明石　「えぇ、実際世界を代表するスーパーカー相手にこの車ではどうしてもキツイものがありますね。」

金剛　「でもそのキツイのが良いんですヨネ？」

明石　「ええ...でもその感覚は私たちにとってはごく普通のことですから。」

金剛　「ごく普通、ネ....」

明石　「それはそうと、こんな夜中に来たってことは何か面白い話でも持ってきたんでしょう?」ﾆﾝﾏﾘ

金剛　「エェ...このマシンを、面白いものにする為のネ....」

>>103 金剛の長門マシン改造案

ターボエンジンとDS-ATCつき

ニトロ搭載＋零戦の如く軽量化

>>DS-ATCって鉄道のやつでいいのかな？

明石「何々、ニトロに超軽量化、それにターボエンジンにATC...」

明石 「なんだかよくわからないけど、とにかく速くはなりそうね！」

金剛　「こういうことは、とにかくなんでもTRYすることが大事デース！」

金剛　「私も手伝いますヨ。」

明石　「はい！」　

とりあえず空想で車を考えたので突っ込みどころ満載かもしれないですが...

～そして完成の日～

長門　「こ、これが私の車だったのか...」

陸奥　「改造前の面影がない....」

明石　「とりあえず後ろのシートは引っぺがしてそこにエンジン乗っけました。」

明石　「で、ターボチャージャーを乗っけたのでパワーは凄まじいですよ！」

陸奥　「...ボディーがすごく安っぽくなったんだけど...」

明石　「ああ、ボディーは塩化ビニル、キューピー人形と同じ素材です。」

陸奥　「」

明石　「おかげでベース車の弱点が解消されましたよ!」

金剛　「私たちの努力の成果デース！」

　

明石　「で、4WDを採用しました。」

明石　「他にもいろいろなシステムが隠されていますが、乗ってるうちにわかるでしょう。」

長門　「...よし、早速走りに行こう」

長門　「この時間なら北上や島風もいるはずだ。」
　

陸奥　「.....」

長門　「よし、いくか....」ｷｭﾝｷｭﾝｷｭﾝｷｭﾝｷｭﾝ　ｸﾞﾜｧﾝ　ﾄﾞｯﾄﾞｯﾄﾞｯﾄﾞｯﾄﾞｯ

陸奥　「姉さん！」

長門　「なんだ。」

陸奥　「......気をつけてね...。」

長門　「....」ｂｻﾑｽﾞｱｯﾌﾟ
ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞｯ

陸奥　「......」

陸奥　（姉さんは今、この鎮守府で一番速く走る艦娘になるかもしれない....）

陸奥　（でも...あまりにも危険すぎる...）

陸奥　（なんで皆、こんな遊びに命を懸けるのかしら...）

陸奥　（....あぁ姉さん、生きて帰ってきて...）

>>111　ま、まあ空想の世界なのでね...許してください

～峠～

Guoooom
北上　「へへん、今日もあの駆逐を抑えたね。」

島風　「むううう！今日も追いつけないぃぃぃ！」ｷﾞﾘｷﾞﾘ

Dododododododo!
長門　「いた、まず島風からだ....」

島風「...！　なにあのへんな車...？」

ｸﾞﾜｧｧｧｧｧｯ！
島風「！？追いついてくる...。！！....長門さん..!」

ｷﾞｬｱｱｱｱｱｱﾝ
島風「あれが車の動き！？....それに長門さんのあの顔...」

島風（いつもの顔じゃない。完全にスピードに憑りつかれてる....）

北上「.....」

北上（見ない車が追ってきている）

北上（なんだ....？...長門さんか...！）

長門　「いたぞ、次は北上だ...」

GYAaaaaaan! DoHyun!

長門　「次の直線で抜くぞ..これでこの峠一位だ...」ﾊｧﾊｧﾊｧ

北上　（速い...抜かれるかな....）

Gyaaaaaaaan
長門　「......」

北上　（.....やられた、この峠でパスされたのは初めてだよ....）

Guaaaaan

北上　（あーあ、ぶっちぎられちゃったし今日はもう帰ろうかなぁ。）

Buaaaaaan

北上　（.....?あれ、煙....！！！）

北上　「ぁ、ぁ、ぁああああぁ！やばいよ！！長門さんが事故った！！」

～鎮守府～

明石「もしもし明石です。...北上さん？.......え？」

ﾅｶﾞﾄｻﾝｶﾞｼﾞｺｯﾀ！　ｸﾙﾏｶﾞﾓｴﾃﾙ！　ﾊﾔｸｼｮｳﾎﾞｳｼｬｦー！！

陸奥　「..........」

陸奥　（ほら、....いわんこっちゃない....）ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

↓２　長門の運命　コンマ10以下で轟沈
　　　　　　　　　コンマ10以上80以下で重傷ながらも生還
　　　　　　　　　コンマ80以上95以下で軽傷で生還
　　　　　　　　　コンマ95以上で無傷で生還

まぁ、そうなるな

ハードル下げたつもりなのにまさかの轟沈....

～長門の葬式の後～

北上　（あの後、私や島風、明石さんに金剛さんにはなんの処罰もなかった）

北上　（提督は「これがレースさ。」と言っただけだったし、陸奥さんも「あの時あの人をとめられる人はいなかった」
　　　　と言っていた）

北上　（金剛さんは、「これで三人目デス」と言って落ち着いてはいたが、目は死んでいた）

北上　（金剛さんはもう完全に車から引退するだろう）

北上　（しかし私はこの遊びをやめることはしない。いや、できないだろう。）

北上　（きっと島風もそうだろう。）

北上　（私たちはもう速さの快楽に溺れてしまってるんだ）

北上　（次に死ぬのは私かもしれない。）

北上　（それでも私は走るのをやめられない。）

北上　（そういうものなんだ。速さを求めることに幸せを感じるんだよ）

北上　（そうだろう、長門さん....。）

～大和の部屋～

大和「.....死にたくなければ、レースなんかやめてしまえばいいのよ.....」
大和の愛車　いすゞ　ベレット1600GT-R



艦