6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/12(木) 02:02:42.65 ID:4XwHhrLM0
提督「加賀さんはデレてなんてくれない」
加賀「何言ってるんですか当たり前のことを」
提督「わかってた。わかってましたよ加賀さん…でもツンデレ的な流れでしょ?」
加賀「何言ってるんですか?頭を明石に修理してもらったほうが良いのでは?」
提督「相変わらず酷い!せめて少しぐらい優しくしてくれたっていいじゃない!」
加賀「提督に?何のために?」
提督「ほら…俺の豆腐メンタルを崩壊させないため?」
加賀「むしろ崩壊して欲しいところね」
提督「酷い!酷いよ!デレてとは言わないからせめて少しは優しく!」
加賀「嫌です」
提督「即答ですか!わかってたよちくしょう!」
加賀「そんなことよりも早くそこの書類の山を片付けてください」
提督「はい…わかりましたよ…あ、でも加賀さんが少し優しくしてくれたらモチベーションも上がるかなー」
加賀「5分で書類の山を片付けたなら考えます」
提督「この山を…5分だと…?無理ゲーにも程がある!」
加賀「じゃあ諦めてください」
提督「ちくしょう…でも手伝ってはくれるのね?」
加賀「秘書艦ですので」
提督「そんな加賀さんが大好きです愛してます!」
加賀「気持ち悪いのでやめてください」
提督「オブラートに包んでよ…」
加賀「キモいのでやめてください」
提督「ねぇ、それどこをオブラートに包んだの?」
加賀「私の心を守るのに使いました」
提督「オブラート程度で俺の愛が止められるのか?」
加賀「既に鉄板を張ってあるのでご心配なく」
提督「そこまでかよ…」
加賀「提督、誰か来たみたいですよ、秘書艦変えるつもりはありませんか?」
提督「秘書艦変えるつもりはありません!」
金剛「テイトクゥー!いるんでショ?入っていいですカ?」
提督「ん、金剛か、入ってきていいよー!」
金剛「失礼しマース!」
提督「んで、どしたの金剛?」
金剛「提督とティータイムでもと思っテ!」
提督「あれ?もうそんな時間?加賀さん今何時か見える?」
加賀「3時を回ったところです。」
提督「もうそんな時間か…少し休憩にしようか」
加賀「何言ってるんですか当たり前のことを」
提督「わかってた。わかってましたよ加賀さん…でもツンデレ的な流れでしょ?」
加賀「何言ってるんですか?頭を明石に修理してもらったほうが良いのでは?」
提督「相変わらず酷い!せめて少しぐらい優しくしてくれたっていいじゃない!」
加賀「提督に?何のために?」
提督「ほら…俺の豆腐メンタルを崩壊させないため?」
加賀「むしろ崩壊して欲しいところね」
提督「酷い!酷いよ!デレてとは言わないからせめて少しは優しく!」
加賀「嫌です」
提督「即答ですか!わかってたよちくしょう!」
加賀「そんなことよりも早くそこの書類の山を片付けてください」
提督「はい…わかりましたよ…あ、でも加賀さんが少し優しくしてくれたらモチベーションも上がるかなー」
加賀「5分で書類の山を片付けたなら考えます」
提督「この山を…5分だと…?無理ゲーにも程がある!」
加賀「じゃあ諦めてください」
提督「ちくしょう…でも手伝ってはくれるのね?」
加賀「秘書艦ですので」
提督「そんな加賀さんが大好きです愛してます!」
加賀「気持ち悪いのでやめてください」
提督「オブラートに包んでよ…」
加賀「キモいのでやめてください」
提督「ねぇ、それどこをオブラートに包んだの?」
加賀「私の心を守るのに使いました」
提督「オブラート程度で俺の愛が止められるのか?」
加賀「既に鉄板を張ってあるのでご心配なく」
提督「そこまでかよ…」
加賀「提督、誰か来たみたいですよ、秘書艦変えるつもりはありませんか?」
提督「秘書艦変えるつもりはありません!」
金剛「テイトクゥー!いるんでショ?入っていいですカ?」
提督「ん、金剛か、入ってきていいよー!」
金剛「失礼しマース!」
提督「んで、どしたの金剛?」
金剛「提督とティータイムでもと思っテ!」
提督「あれ?もうそんな時間?加賀さん今何時か見える?」
加賀「3時を回ったところです。」
提督「もうそんな時間か…少し休憩にしようか」
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/12(木) 02:08:41.12 ID:4XwHhrLM0
金剛「少し待っててくださいネ!ティーセットとスコーンを持ってきマス!」
提督「じゃあ机の上を片付けておくよ」
加賀「金剛のスコーンと紅茶…気分が高揚します」
提督「金剛の紅茶美味しいからなぁ…」
金剛「紅茶とスコーン、お持ちしましたデース!」
提督「お、ありがとな!」
金剛「いえいえ、ところでお味はいかがですカ?」
提督「うん、いつも通り美味しいよ」
金剛「そうですカ?よかったネ!加賀はどうデス?」
加賀「とても美味しいわ」
金剛「それはよかったデース!沢山あるので食べてくださいネー!」
加賀「ごめんなさい、少し席を外すわ」
提督「ん、わかった」
金剛「どうかしたんでしょうカ?」
提督「トイレとかじゃない?」
金剛(加賀は出ていったネ…)
金剛「ところで提督、加賀との仲はどうですカ?」
提督「どうもこうもいつも通りだよ…」
金剛「そうですカ…提督、諦めて私に乗り換えませんカ?」
提督「悪いけどさ…俺加賀さん一筋だから…」
金剛「わかってたデース…だからそんな申し訳なさそうな顔しないで欲しいデス!」
提督「そうか…悪いな…」
金剛「そうやってすぐ謝るのは提督の悪い癖デース!一途なのはとてもいい事なんですヨ?もっと胸を張ってくだサイ!」
提督「そうか、わかった。」
金剛「そうデース!それでいいデス!私、提督の事は好きですガ、提督と加賀の事は応援してるんデス!」
提督「ありがとうな、金剛」
金剛「いえいえデース!」
提督「じゃあ机の上を片付けておくよ」
加賀「金剛のスコーンと紅茶…気分が高揚します」
提督「金剛の紅茶美味しいからなぁ…」
金剛「紅茶とスコーン、お持ちしましたデース!」
提督「お、ありがとな!」
金剛「いえいえ、ところでお味はいかがですカ?」
提督「うん、いつも通り美味しいよ」
金剛「そうですカ?よかったネ!加賀はどうデス?」
加賀「とても美味しいわ」
金剛「それはよかったデース!沢山あるので食べてくださいネー!」
加賀「ごめんなさい、少し席を外すわ」
提督「ん、わかった」
金剛「どうかしたんでしょうカ?」
提督「トイレとかじゃない?」
金剛(加賀は出ていったネ…)
金剛「ところで提督、加賀との仲はどうですカ?」
提督「どうもこうもいつも通りだよ…」
金剛「そうですカ…提督、諦めて私に乗り換えませんカ?」
提督「悪いけどさ…俺加賀さん一筋だから…」
金剛「わかってたデース…だからそんな申し訳なさそうな顔しないで欲しいデス!」
提督「そうか…悪いな…」
金剛「そうやってすぐ謝るのは提督の悪い癖デース!一途なのはとてもいい事なんですヨ?もっと胸を張ってくだサイ!」
提督「そうか、わかった。」
金剛「そうデース!それでいいデス!私、提督の事は好きですガ、提督と加賀の事は応援してるんデス!」
提督「ありがとうな、金剛」
金剛「いえいえデース!」
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/02/12(木) 02:09:17.95 ID:4XwHhrLM0
加賀「戻ったわ、外してごめんなさいね」
金剛「ちょうどいいタイミングで帰ってきましたネー!」
加賀「?どういうことかしら?」
金剛「丁度話が1つ終わったところだったのデース!」
加賀「なんの話だったのかしら?」
金剛「見た夢の話デース!昨日加賀はどんな夢を見たんですカ?」
加賀「そうね…昨日は提督に延々と追いかけられるだけの夢だったわ」
提督「えっ、何その夢!?」
加賀「さぁ?私が聞きたいところね。おかげさまで起きて早々嫌な気分になったわ」
提督「ごめんなさい……ってこれ俺の責任じゃなくね?」
加賀「提督が出てきた以上提督の責任よ」
提督「なにそれ酷い」
金剛(相変わらずネー…少し探りでも入れてみますカ…)
金剛「正直言って加賀は提督のことどう思ってるんですカ?」
加賀「どう、とは?」
金剛「好きだとか、愛してるとカ?」
加賀「そうですね…上司として、信頼はしています。今の所轟沈はここの鎮守府ではありませんし」
提督「これからもさせるつもりはない」
金剛「では、恋愛対象としてはどうですカ?」
加賀「ないですね」
金剛「清々しいまでの即答ネー…それはまたどうしてですカ?」
加賀「どうして、と言われてもただこの人に恋愛対象として見るまでの魅力がないとしか」
提督「メンタルがガリガリ削られていくんですが…」
金剛「提督は後で慰めてあげマース!」
提督「うわぁ〜ん、金剛〜!」
加賀「提督、気持ち悪いです。」
金剛「どストレート直球ど真ん中ネー…」
提督「オブラートに包んでくださいお願いだから!」
金剛「まぁ、提督がいるから話しにくいという線も有り得なくはないデース!今度加賀の部屋に行ってもいいですカ?」
加賀「そんなことはないけれど…いいわよ、いつでも来て。」
金剛「ありがとうございマース!…結構時間経ってますネ…今日のところは失礼しマース!また明日くるネ!」
提督「うん、わかった、明日も期待して待ってるよ、ねっ、加賀さん?」
加賀「提督と一緒に待つのは不本意ですが紅茶とスコーンのためです。期待して待っています。」
金剛「oh......加賀は辛辣ネー…じゃあ、期待して待っててネ!」
提督「さてと、金剛も帰ったし、残りの書類を片付けようか。」
加賀「そうね。早く終わらせましょう」
金剛「ちょうどいいタイミングで帰ってきましたネー!」
加賀「?どういうことかしら?」
金剛「丁度話が1つ終わったところだったのデース!」
加賀「なんの話だったのかしら?」
金剛「見た夢の話デース!昨日加賀はどんな夢を見たんですカ?」
加賀「そうね…昨日は提督に延々と追いかけられるだけの夢だったわ」
提督「えっ、何その夢!?」
加賀「さぁ?私が聞きたいところね。おかげさまで起きて早々嫌な気分になったわ」
提督「ごめんなさい……ってこれ俺の責任じゃなくね?」
加賀「提督が出てきた以上提督の責任よ」
提督「なにそれ酷い」
金剛(相変わらずネー…少し探りでも入れてみますカ…)
金剛「正直言って加賀は提督のことどう思ってるんですカ?」
加賀「どう、とは?」
金剛「好きだとか、愛してるとカ?」
加賀「そうですね…上司として、信頼はしています。今の所轟沈はここの鎮守府ではありませんし」
提督「これからもさせるつもりはない」
金剛「では、恋愛対象としてはどうですカ?」
加賀「ないですね」
金剛「清々しいまでの即答ネー…それはまたどうしてですカ?」
加賀「どうして、と言われてもただこの人に恋愛対象として見るまでの魅力がないとしか」
提督「メンタルがガリガリ削られていくんですが…」
金剛「提督は後で慰めてあげマース!」
提督「うわぁ〜ん、金剛〜!」
加賀「提督、気持ち悪いです。」
金剛「どストレート直球ど真ん中ネー…」
提督「オブラートに包んでくださいお願いだから!」
金剛「まぁ、提督がいるから話しにくいという線も有り得なくはないデース!今度加賀の部屋に行ってもいいですカ?」
加賀「そんなことはないけれど…いいわよ、いつでも来て。」
金剛「ありがとうございマース!…結構時間経ってますネ…今日のところは失礼しマース!また明日くるネ!」
提督「うん、わかった、明日も期待して待ってるよ、ねっ、加賀さん?」
加賀「提督と一緒に待つのは不本意ですが紅茶とスコーンのためです。期待して待っています。」
金剛「oh......加賀は辛辣ネー…じゃあ、期待して待っててネ!」
提督「さてと、金剛も帰ったし、残りの書類を片付けようか。」
加賀「そうね。早く終わらせましょう」
17: ◆and2h/yWHc 2015/02/12(木) 09:05:27.34 ID:4XwHhrLM0
提督「うん、これで今日は終わりかな?」
加賀「ですね。」
提督「手伝ってくれてありがとう!」
加賀「一応秘書艦ですので」
提督「それでも、だよ」
加賀「そうですか。では今日はもう帰っていいんですか?」
提督「うん。いいよ、お疲れ様!」
加賀「お疲れ様でした」
提督「さて、鳳翔さんの店にでも行こうかな…」
提督(今日も加賀さんとは相変わらずだったな…金剛が部屋に行くみたいなこと言ってたけど…どうなのか…デレてとは言わないけどどうやったら優しくしてもらえるのかねぇ…)
提督「っと、着いた。こんばんは〜」
鳳翔「あら?提督、いらっしゃいませ、今日はどうしたんです?」
提督「いやー、久々に呑みたくて…」
鳳翔「わかりました、加賀に何か言われたんですね?」
提督「さすが鳳翔さん。当たりですよ…何か言われてるのはいつもですけどね…」
鳳翔「それで、今日は何と言われたんですか?」
提督「恋愛対象として見るまでの魅力がないと…論外だと…」
鳳翔「あらあら、それは…」
鳳翔(提督がアピールしすぎなのが原因だとわかってないんですね…)
提督「まぁ、ある意味わかってましたよ魅力ないのは…しかし真正面から言われるとねぇ…」
鳳翔「確かに、そうですね…」
提督「どうしたもんかなぁ…」
鳳翔(どうすれば提督がアピールを控えるようになるんでしょう…直接言うしかやっぱりないんでしょうか…)
那智「鳳翔さん!ビールを!」
鳳翔「わかりました」
提督「店に入って早々ビールを注文とは相変わらずだなぁ、那智は」
那智「むっ、貴様か、呑んでいるとは珍しいな?」
提督「たまには呑みたくもなるもんさ…」
加賀「ですね。」
提督「手伝ってくれてありがとう!」
加賀「一応秘書艦ですので」
提督「それでも、だよ」
加賀「そうですか。では今日はもう帰っていいんですか?」
提督「うん。いいよ、お疲れ様!」
加賀「お疲れ様でした」
提督「さて、鳳翔さんの店にでも行こうかな…」
提督(今日も加賀さんとは相変わらずだったな…金剛が部屋に行くみたいなこと言ってたけど…どうなのか…デレてとは言わないけどどうやったら優しくしてもらえるのかねぇ…)
提督「っと、着いた。こんばんは〜」
鳳翔「あら?提督、いらっしゃいませ、今日はどうしたんです?」
提督「いやー、久々に呑みたくて…」
鳳翔「わかりました、加賀に何か言われたんですね?」
提督「さすが鳳翔さん。当たりですよ…何か言われてるのはいつもですけどね…」
鳳翔「それで、今日は何と言われたんですか?」
提督「恋愛対象として見るまでの魅力がないと…論外だと…」
鳳翔「あらあら、それは…」
鳳翔(提督がアピールしすぎなのが原因だとわかってないんですね…)
提督「まぁ、ある意味わかってましたよ魅力ないのは…しかし真正面から言われるとねぇ…」
鳳翔「確かに、そうですね…」
提督「どうしたもんかなぁ…」
鳳翔(どうすれば提督がアピールを控えるようになるんでしょう…直接言うしかやっぱりないんでしょうか…)
那智「鳳翔さん!ビールを!」
鳳翔「わかりました」
提督「店に入って早々ビールを注文とは相変わらずだなぁ、那智は」
那智「むっ、貴様か、呑んでいるとは珍しいな?」
提督「たまには呑みたくもなるもんさ…」
18: ◆and2h/yWHc 2015/02/12(木) 09:06:38.65 ID:4XwHhrLM0
那智「加賀と何かあったんだな?そんな顔をしていては変わるものも変わらんぞ?」
提督「そう言うもんかねぇ…」
鳳翔「ビール、どうぞ」
那智「ありがとう鳳翔さん!」
提督「鳳翔さん俺にもお願い…」
鳳翔「はい、ただいま」
那智「大体貴様はアピールしすぎなんじゃないか?」
鳳翔(あっ、さすが那智さん、直接言いましたね…)
提督「アピールのしすぎ?」
那智「そうだ。私達と話している時と加賀と話している時の差は酷いぞ?外野から見ていても面倒くさいと思うレベルだ。」
提督「マジかよ…鳳翔さんもそう思う?」
鳳翔「まぁ、確かにそういう節はありますね…」
那智「そう言う事だ。少しアピールを控えてみてはどうだ?」
提督「アピールを控える、ねぇ…」
鳳翔「艦隊の指揮をしている時や私達と話している時と同じようにしてみては?」
提督「うーん…そうだなぁ…やって見る価値はあるかな…」
鳳翔(これで一歩前進。でしょうか…)
那智「それでダメならもうどうしようもないかもな!」
提督「そうなればいっそ清々しいな…っと、そろそろ帰ろうかね…」
那智「もう帰るのか?」
提督「明日起きられないのは嫌だしな…あれ?財布忘れた…今度まとめてでいいですか…?」
鳳翔「わかりました。次に来た時に、ですね?その時はいい報告も持ってきてくださいね?」
提督「ありがとうございます鳳翔さん…まぁ、頑張ってみますよ」
那智「アピールのしすぎは控えるんだぞ?」
提督「わかったわかった。それじゃ、またな」
鳳翔「またのお越しを。」
提督「そう言うもんかねぇ…」
鳳翔「ビール、どうぞ」
那智「ありがとう鳳翔さん!」
提督「鳳翔さん俺にもお願い…」
鳳翔「はい、ただいま」
那智「大体貴様はアピールしすぎなんじゃないか?」
鳳翔(あっ、さすが那智さん、直接言いましたね…)
提督「アピールのしすぎ?」
那智「そうだ。私達と話している時と加賀と話している時の差は酷いぞ?外野から見ていても面倒くさいと思うレベルだ。」
提督「マジかよ…鳳翔さんもそう思う?」
鳳翔「まぁ、確かにそういう節はありますね…」
那智「そう言う事だ。少しアピールを控えてみてはどうだ?」
提督「アピールを控える、ねぇ…」
鳳翔「艦隊の指揮をしている時や私達と話している時と同じようにしてみては?」
提督「うーん…そうだなぁ…やって見る価値はあるかな…」
鳳翔(これで一歩前進。でしょうか…)
那智「それでダメならもうどうしようもないかもな!」
提督「そうなればいっそ清々しいな…っと、そろそろ帰ろうかね…」
那智「もう帰るのか?」
提督「明日起きられないのは嫌だしな…あれ?財布忘れた…今度まとめてでいいですか…?」
鳳翔「わかりました。次に来た時に、ですね?その時はいい報告も持ってきてくださいね?」
提督「ありがとうございます鳳翔さん…まぁ、頑張ってみますよ」
那智「アピールのしすぎは控えるんだぞ?」
提督「わかったわかった。それじゃ、またな」
鳳翔「またのお越しを。」
19: ◆and2h/yWHc 2015/02/12(木) 09:08:34.88 ID:4XwHhrLM0
~加賀の部屋~
金剛『加賀ー、入ってもいいですカ?』
加賀「どうぞ。散らかっているけど気にしないで。」
金剛「失礼しマース!あれ?赤城はどうしたんですカ?」
加賀「瑞鳳が玉子焼きを作りすぎたみたいでそれを食べに行っているわ」
金剛「なるほど…赤城らしいデス…」
加賀「それで、何の用かしら?」
金剛「ティータイムの時の話の続きデース!」
加賀「…提督についての?」
金剛「その通りデース!ぶっちゃけ、提督に対してどう思ってるんですカ?」
加賀「あの時言った通りよ。恋愛対象として見るまでの魅力はないわ。信頼はしているけれど。」
金剛「信頼…ですカ…ということは指揮をしている時の提督は少しは魅力を感じるト?」
加賀「まぁ…私と話している時の気持ち悪くて面倒な提督よりは…」
金剛(やっぱり提督アピールしすぎデース、でも少しはほんの少しは光があるみたいですネ…)
加賀「私が話すことは後はもうないわ、他にも何かあるの?」
金剛「いえ、もう特にないデース!今日はもう失礼するデース!お邪魔しまシタ!」
加賀「そう。ならいいわ。おやすみなさい」
金剛「goodnightネ!」
金剛(やっぱり提督と加賀の距離を近づけるには提督にアピールを控えてもらうしかないネ…どうしましょうカ…やっぱり直接ですネ…明日の朝にでも言いまショウ…)
金剛『加賀ー、入ってもいいですカ?』
加賀「どうぞ。散らかっているけど気にしないで。」
金剛「失礼しマース!あれ?赤城はどうしたんですカ?」
加賀「瑞鳳が玉子焼きを作りすぎたみたいでそれを食べに行っているわ」
金剛「なるほど…赤城らしいデス…」
加賀「それで、何の用かしら?」
金剛「ティータイムの時の話の続きデース!」
加賀「…提督についての?」
金剛「その通りデース!ぶっちゃけ、提督に対してどう思ってるんですカ?」
加賀「あの時言った通りよ。恋愛対象として見るまでの魅力はないわ。信頼はしているけれど。」
金剛「信頼…ですカ…ということは指揮をしている時の提督は少しは魅力を感じるト?」
加賀「まぁ…私と話している時の気持ち悪くて面倒な提督よりは…」
金剛(やっぱり提督アピールしすぎデース、でも少しはほんの少しは光があるみたいですネ…)
加賀「私が話すことは後はもうないわ、他にも何かあるの?」
金剛「いえ、もう特にないデース!今日はもう失礼するデース!お邪魔しまシタ!」
加賀「そう。ならいいわ。おやすみなさい」
金剛「goodnightネ!」
金剛(やっぱり提督と加賀の距離を近づけるには提督にアピールを控えてもらうしかないネ…どうしましょうカ…やっぱり直接ですネ…明日の朝にでも言いまショウ…)
24: ◆and2h/yWHc 2015/02/12(木) 21:10:27.33 ID:4XwHhrLM0
提督「酒飲んでたからかよく眠れた…今日も1日頑張ろ…」
提督(昨日言われた事を守りながらとりあえず1日過ごしてみるとしよう…あれ?執務室前に誰かいるな…)
金剛「あ、提督!goodmorningネ!」
提督「金剛か、おはよう、どしたの?」
金剛「提督に少し話がありましテ…」
提督「話?なんの?」
金剛「とりあえずここじゃ何ですから向こうデ!」
提督「わかった」
提督「んで?話って?」
金剛「加賀との会話についてデース!アピールを減らしてみてくださイ!」
提督「アピールを減らせか…昨日鳳翔さんと那智にも言われたよ…」
金剛「そうなんですカ?ならみんな考えてることは一緒と言うことネ…」
提督「みたいだな…今日から減らしてみようとは思ってるけど」
金剛「本当ですカ?なら今日のティータイムの時に感触を聞かせてくださいネ?」
提督「ん、了解」
金剛「じゃあ頑張ってくださいネ!またネ!」
提督「おう、またなー!」
提督「っと、加賀さんもう来てるな、ごめん待たせて」
加賀「いえ、ついさっき来たところですので。」
提督(アピール控え目に控え目に…)
提督「今日も結構書類あるけど、頑張ろうか!」
加賀「そうですね。早く終わらせましょう」
提督「………」
加賀「………」
提督(やばい、話すことがない…いつもならここでなんやかんや言い合いながらやってるんだが…)
加賀「提督、その書類こっちにください」
提督「ん?ああ、はいよ」
加賀「どうも」
提督(何か会話…会話…アピールじゃなくて会話…)
提督(昨日言われた事を守りながらとりあえず1日過ごしてみるとしよう…あれ?執務室前に誰かいるな…)
金剛「あ、提督!goodmorningネ!」
提督「金剛か、おはよう、どしたの?」
金剛「提督に少し話がありましテ…」
提督「話?なんの?」
金剛「とりあえずここじゃ何ですから向こうデ!」
提督「わかった」
提督「んで?話って?」
金剛「加賀との会話についてデース!アピールを減らしてみてくださイ!」
提督「アピールを減らせか…昨日鳳翔さんと那智にも言われたよ…」
金剛「そうなんですカ?ならみんな考えてることは一緒と言うことネ…」
提督「みたいだな…今日から減らしてみようとは思ってるけど」
金剛「本当ですカ?なら今日のティータイムの時に感触を聞かせてくださいネ?」
提督「ん、了解」
金剛「じゃあ頑張ってくださいネ!またネ!」
提督「おう、またなー!」
提督「っと、加賀さんもう来てるな、ごめん待たせて」
加賀「いえ、ついさっき来たところですので。」
提督(アピール控え目に控え目に…)
提督「今日も結構書類あるけど、頑張ろうか!」
加賀「そうですね。早く終わらせましょう」
提督「………」
加賀「………」
提督(やばい、話すことがない…いつもならここでなんやかんや言い合いながらやってるんだが…)
加賀「提督、その書類こっちにください」
提督「ん?ああ、はいよ」
加賀「どうも」
提督(何か会話…会話…アピールじゃなくて会話…)
25: ◆and2h/yWHc 2015/02/12(木) 21:15:01.60 ID:4XwHhrLM0
提督「加賀さん、最近赤城はどう?」
加賀「赤城さんですか。いつも通りですよ、良くも悪くも」
提督「あいつの食費をどうにか減らしたいんだがな…」
加賀「それは無理かと」
提督「ですよねぇ…」
加賀「………」
提督「………」
提督(やばい、話が止まった…他に…何か…)
提督「あ、そういえば、艦載機についてなんだけど…」
加賀「新型の配備をするつもりですか?」
提督「そろそろ紫電改二じゃきついかなってさ…ボーキサイトも貯まってきたし烈風の数を揃えようかと…」
加賀「そうね。この先制空権を確保するのが厳しくなるわ。今でも少しギリギリな所もあるぐらいだから」
提督「となると、開発か…加賀さん頼める?」
加賀「わかりました。任せてください。」
提督「んじゃあ早速工廠に行って始めようか。先に行っててくれる?この書類を片付けたら行くから」
加賀「わかりました。ではお先に」
提督(なかなかいい感じに進んでるのかな…?会話をもう少し頑張れば大丈夫かな…)
提督「っと、片付いたし工廠へ向かうとしましょうかね」
~工廠~
加賀「提督、遅いです。」
提督「ごめん、ちょっと長引いて…」
加賀「まぁいいです、ところで使う資材はどれぐらいにしますか?」
提督「燃料20弾薬60鋼材10ボーキ110で」
加賀「わかりました……これは、天山ですね…」
提督「天山か、次行ってみよう」
加賀「提督、何回程開発をするつもりですか?」
提督「とりあえず最高でも15回、烈風が3個もし出来たらそこで終了かな?」
加賀「わかりました。では2回目を……これは彗星一二甲ですね」
提督「ほう、狙いじゃないがいいな!」
加賀「では3回目……零式水偵ですね」
提督「零式水偵は配備行き届いてるから大丈夫なんだが…次行ってみよう」
加賀「4回目ですね………烈風です」
提督「よっし!さすが加賀さん!」
提督(危ない。危うく言い過ぎるところだった…)
加賀「5回目ですね……流星ですね。」
提督「おお、流星改の配備は間に合ってないからそれまでのつなぎとして重要だな」
加賀「赤城さんですか。いつも通りですよ、良くも悪くも」
提督「あいつの食費をどうにか減らしたいんだがな…」
加賀「それは無理かと」
提督「ですよねぇ…」
加賀「………」
提督「………」
提督(やばい、話が止まった…他に…何か…)
提督「あ、そういえば、艦載機についてなんだけど…」
加賀「新型の配備をするつもりですか?」
提督「そろそろ紫電改二じゃきついかなってさ…ボーキサイトも貯まってきたし烈風の数を揃えようかと…」
加賀「そうね。この先制空権を確保するのが厳しくなるわ。今でも少しギリギリな所もあるぐらいだから」
提督「となると、開発か…加賀さん頼める?」
加賀「わかりました。任せてください。」
提督「んじゃあ早速工廠に行って始めようか。先に行っててくれる?この書類を片付けたら行くから」
加賀「わかりました。ではお先に」
提督(なかなかいい感じに進んでるのかな…?会話をもう少し頑張れば大丈夫かな…)
提督「っと、片付いたし工廠へ向かうとしましょうかね」
~工廠~
加賀「提督、遅いです。」
提督「ごめん、ちょっと長引いて…」
加賀「まぁいいです、ところで使う資材はどれぐらいにしますか?」
提督「燃料20弾薬60鋼材10ボーキ110で」
加賀「わかりました……これは、天山ですね…」
提督「天山か、次行ってみよう」
加賀「提督、何回程開発をするつもりですか?」
提督「とりあえず最高でも15回、烈風が3個もし出来たらそこで終了かな?」
加賀「わかりました。では2回目を……これは彗星一二甲ですね」
提督「ほう、狙いじゃないがいいな!」
加賀「では3回目……零式水偵ですね」
提督「零式水偵は配備行き届いてるから大丈夫なんだが…次行ってみよう」
加賀「4回目ですね………烈風です」
提督「よっし!さすが加賀さん!」
提督(危ない。危うく言い過ぎるところだった…)
加賀「5回目ですね……流星ですね。」
提督「おお、流星改の配備は間に合ってないからそれまでのつなぎとして重要だな」
26: ◆and2h/yWHc 2015/02/12(木) 21:17:20.01 ID:4XwHhrLM0
加賀「6回目です……彩雲ですね」
提督「レア物が続いてるな…この調子で行けるか?」
加賀「7回目…烈風です」
提督「よしよし、あと1個出れば…」
加賀「8回目…爆戦ですね」
提督「なかなかいい調子だな」
加賀「9回目……烈風です。これで終わりですね?」
提督「まさか10回以内で3個も作れるとは驚いた…ありがとう、加賀さん」
加賀「いえいえ」
提督「なかなかいい調子だな」
加賀「9回目……烈風です。これで終わりですね?」
提督「まさか10回以内で3個も作れるとは驚いた…ありがとう、加賀さん」
加賀「いえいえ」
提督「烈風はまたこれからぼちぼち開発していくとして、書類の片付けに戻ろうか…」
加賀「そうね。昼までに少しでも終わらせましょう。」
提督「加賀さんお昼はどうするの?」
加賀「赤城さんと外で食べることにしてあります。」
提督「そう、わかった」
加賀「ついて来ないでくださいね?」
提督「さすがにそこまではしないよ…」
加賀「どうだか…」
提督「少し早いけどお昼に行ってきていいよ、ゆっくりして来てね」
加賀「ではお言葉に甘えて、お先に」
提督「レア物が続いてるな…この調子で行けるか?」
加賀「7回目…烈風です」
提督「よしよし、あと1個出れば…」
加賀「8回目…爆戦ですね」
提督「なかなかいい調子だな」
加賀「9回目……烈風です。これで終わりですね?」
提督「まさか10回以内で3個も作れるとは驚いた…ありがとう、加賀さん」
加賀「いえいえ」
提督「なかなかいい調子だな」
加賀「9回目……烈風です。これで終わりですね?」
提督「まさか10回以内で3個も作れるとは驚いた…ありがとう、加賀さん」
加賀「いえいえ」
提督「烈風はまたこれからぼちぼち開発していくとして、書類の片付けに戻ろうか…」
加賀「そうね。昼までに少しでも終わらせましょう。」
提督「加賀さんお昼はどうするの?」
加賀「赤城さんと外で食べることにしてあります。」
提督「そう、わかった」
加賀「ついて来ないでくださいね?」
提督「さすがにそこまではしないよ…」
加賀「どうだか…」
提督「少し早いけどお昼に行ってきていいよ、ゆっくりして来てね」
加賀「ではお言葉に甘えて、お先に」
41: ◆and2h/yWHc 2015/02/25(水) 17:00:29.91 ID:akrbs60d0
提督side
提督「午前中は頑張った…大丈夫だったよね?って誰に聞いてるんだか…」
提督「昼飯は食堂でいいか…」
〜食堂〜
提督「腹へった腹へった…あ、日替わり一つ」
間宮「お疲れですね提督?」
提督「まぁね…でも、出撃や遠征をしてる皆の方が疲れてると思うよ。ってことで今日の夕食の時には皆に間宮アイス出してもらえる?」
間宮「わかりました、提督もお疲れならきちんと休んでくださいね?」
提督「善処します…」
吹雪「司令官の善処しますは信じられませんね…」
提督「そんなこというな吹雪よ…」
吹雪「善処しますって言葉何度聞いてきたことか数えるのもやめましたよ…」
提督「そんなに言ってる?」
吹雪「そんなに言ってますよ!司令官の口癖じゃないですか!」
提督「だって、ねぇ…」
吹雪「だってじゃありません!大体司令官はいつもいつも頑張りすぎなんです!」
提督「俺なんかより皆の方がずっと頑張ってるさ、そんな皆を誰一人失わないためならなんでもやるさ。」
吹雪「全く…こんな時だけイケメンみたいなこと言わないでください!」
提督「俺今それなりにいいこと言ったよね!?」
吹雪「いいこと言いましたけどそれとこれとは話が違います!こんなに私達の事を考えてくれる司令官だから疲労で倒れられたらって皆心配なんですよ?」
提督「そりゃまたありがたい話だな…」
吹雪「新しく来た子も、昔からいる子も、皆司令官の事は信頼してますよ」
提督「そりゃ提督冥利に尽きるな…」
提督「しかしこの鎮守府も大きくなったもんだよなぁ…」
吹雪「本当にその通りですね…私と司令官しかいなかった頃が懐かしいものですね…」
提督「あの頃は何にも知らなかったしな…っと、時間大丈夫か?」
吹雪「そろそろ遠征の時間ですね…司令官!今度昔話でもしましょうね!」
提督「そうだな!遠征、いつもありがとうな、頑張ってくれ!」
吹雪「はい!頑張ります!司令官はきちんと休んでくださいね?」
提督「わかったわかった、きちんと休むよ…」
吹雪「言いましたからね!絶対ですよ!」
提督「ああ、わかったよ、んじゃ、また今度な!」
吹雪「はい!また今度!」
提督(久々吹雪と話したな…元気だよなぁ吹雪は…元気を分けてもらえるな…)
提督「さて、午後の執務も頑張りますか!」
提督「午前中は頑張った…大丈夫だったよね?って誰に聞いてるんだか…」
提督「昼飯は食堂でいいか…」
〜食堂〜
提督「腹へった腹へった…あ、日替わり一つ」
間宮「お疲れですね提督?」
提督「まぁね…でも、出撃や遠征をしてる皆の方が疲れてると思うよ。ってことで今日の夕食の時には皆に間宮アイス出してもらえる?」
間宮「わかりました、提督もお疲れならきちんと休んでくださいね?」
提督「善処します…」
吹雪「司令官の善処しますは信じられませんね…」
提督「そんなこというな吹雪よ…」
吹雪「善処しますって言葉何度聞いてきたことか数えるのもやめましたよ…」
提督「そんなに言ってる?」
吹雪「そんなに言ってますよ!司令官の口癖じゃないですか!」
提督「だって、ねぇ…」
吹雪「だってじゃありません!大体司令官はいつもいつも頑張りすぎなんです!」
提督「俺なんかより皆の方がずっと頑張ってるさ、そんな皆を誰一人失わないためならなんでもやるさ。」
吹雪「全く…こんな時だけイケメンみたいなこと言わないでください!」
提督「俺今それなりにいいこと言ったよね!?」
吹雪「いいこと言いましたけどそれとこれとは話が違います!こんなに私達の事を考えてくれる司令官だから疲労で倒れられたらって皆心配なんですよ?」
提督「そりゃまたありがたい話だな…」
吹雪「新しく来た子も、昔からいる子も、皆司令官の事は信頼してますよ」
提督「そりゃ提督冥利に尽きるな…」
提督「しかしこの鎮守府も大きくなったもんだよなぁ…」
吹雪「本当にその通りですね…私と司令官しかいなかった頃が懐かしいものですね…」
提督「あの頃は何にも知らなかったしな…っと、時間大丈夫か?」
吹雪「そろそろ遠征の時間ですね…司令官!今度昔話でもしましょうね!」
提督「そうだな!遠征、いつもありがとうな、頑張ってくれ!」
吹雪「はい!頑張ります!司令官はきちんと休んでくださいね?」
提督「わかったわかった、きちんと休むよ…」
吹雪「言いましたからね!絶対ですよ!」
提督「ああ、わかったよ、んじゃ、また今度な!」
吹雪「はい!また今度!」
提督(久々吹雪と話したな…元気だよなぁ吹雪は…元気を分けてもらえるな…)
提督「さて、午後の執務も頑張りますか!」
52: ◆and2h/yWHc 2015/02/28(土) 23:15:45.79 ID:idmTjoi40
加賀side
加賀「お昼ね…赤城さんはどこにいるかしら…」
赤城「加賀さーん!」
加賀「あら、ちょうど良かった」
赤城「もしかして今終わったとこですか?」
加賀「ええ、ちょうど今、ね。」
赤城「ほんとにちょうどよかったですね!じゃあ行きましょうか!」
加賀「今日もいつもの所に?」
赤城「そうです!」
加賀「そうですか…さすがに気分が高揚します」
〜店の前〜
赤城「あれ?誰か店の前にいますね、何をしてるんですかね?」
加賀「あれは…秋月?」
赤城「声をかけてみましょうか」
加賀「そうね…」
赤城「秋月さん?」
秋月「は、はいっ!?」
赤城「やっぱり秋月さんね、こんな所でどうしたの?」
秋月「一航戦のお二人でしたか…実は外に食べに来たのはいいんですがこんなに食べていいものかと…」
赤城「あら?そんなことで悩んでたんですか?外で話すのもなんですので中でどうですか?」
秋月「いっ、いえ、でも…」
赤城「まぁまぁ、そう言わずに、ね?」
加賀「そうね、それとも私達とお昼は嫌かしら?」
秋月「いえ!そんなことはないですけど…」
赤城「じゃあ一緒に食べましょう?お代は私達が持つから、ね?」
加賀「お昼ね…赤城さんはどこにいるかしら…」
赤城「加賀さーん!」
加賀「あら、ちょうど良かった」
赤城「もしかして今終わったとこですか?」
加賀「ええ、ちょうど今、ね。」
赤城「ほんとにちょうどよかったですね!じゃあ行きましょうか!」
加賀「今日もいつもの所に?」
赤城「そうです!」
加賀「そうですか…さすがに気分が高揚します」
〜店の前〜
赤城「あれ?誰か店の前にいますね、何をしてるんですかね?」
加賀「あれは…秋月?」
赤城「声をかけてみましょうか」
加賀「そうね…」
赤城「秋月さん?」
秋月「は、はいっ!?」
赤城「やっぱり秋月さんね、こんな所でどうしたの?」
秋月「一航戦のお二人でしたか…実は外に食べに来たのはいいんですがこんなに食べていいものかと…」
赤城「あら?そんなことで悩んでたんですか?外で話すのもなんですので中でどうですか?」
秋月「いっ、いえ、でも…」
赤城「まぁまぁ、そう言わずに、ね?」
加賀「そうね、それとも私達とお昼は嫌かしら?」
秋月「いえ!そんなことはないですけど…」
赤城「じゃあ一緒に食べましょう?お代は私達が持つから、ね?」
53: ◆and2h/yWHc 2015/02/28(土) 23:16:45.84 ID:idmTjoi40
秋月「いえいえ!そんな!お代は私が払いますよ!」
赤城「私達の方が先輩なんだから奢りますよ、ね、加賀さん」
加賀「そうね、気にすることはないわ」
秋月「じゃあ…ご馳走になります!」
赤城「じゃあ入りましょうか!」
大鯨「あら、赤城さんに加賀さんと秋月さん、いらっしゃい!」
赤城「大鯨さん!いつものでお願いします!」
大鯨「はぁい、加賀さんもいつものでいいですか?」
加賀「ええ、お願いします」
大鯨「わかりました!秋月さんはどうしますか?」
秋月「えっと…あの潜水艦おにぎりを一つ…」
大鯨「はぁい、わかりました!」
赤城「秋月さん、そんなに少なくていいんですか?遠慮しなくていいんですよ?」
秋月「いえ!奢って頂くのにそんな…」
赤城「大鯨さん!潜水艦おにぎりじゃなくて伊号定食を!」
大鯨「はぁい、わかりました!じゃあ少しお待ちくださいね」
秋月「えっ、いや!そんないいですよ!」
赤城「ダメですよ?そんなに遠慮ばっかりでは!損をしてしまいますよ?」
加賀「赤城さんの言う通りよ、赤城さんにもう奢らないと言わせるぐらい食べてもいいのよ?」
赤城「私にそこまで言わせたら本物ですね!」
秋月「そういうものなのですか…?」
加賀「ええ、そういうものよ」
大鯨「お待たせしました!」
赤城「来ましたね!」
加賀「そうですね、さすがに気分が高揚します。」
大鯨「いつもの2つと、伊号定食です!」
秋月「えっ、こんな豪華な物をたくさん食べていいんですか…?」
加賀「何を言っているの?食べられる時に食べたい物を食べるのは良いことでしょう?」
赤城「そうですよ、加賀さんの言う通りです!今は昔とは違いますからね、食べたい物を食べられる事に感謝しなきゃダメですね……っと涎が」
加賀「赤城さん、最後ので全部台無しよ」
赤城「あはは…しょうがないじゃないですか!もう我慢できないんです!いただきます!」
加賀「赤城さんは食が関わらなければ基本的に抜け目のない人なのだけれどね…意外でしょ?」
赤城「私達の方が先輩なんだから奢りますよ、ね、加賀さん」
加賀「そうね、気にすることはないわ」
秋月「じゃあ…ご馳走になります!」
赤城「じゃあ入りましょうか!」
大鯨「あら、赤城さんに加賀さんと秋月さん、いらっしゃい!」
赤城「大鯨さん!いつものでお願いします!」
大鯨「はぁい、加賀さんもいつものでいいですか?」
加賀「ええ、お願いします」
大鯨「わかりました!秋月さんはどうしますか?」
秋月「えっと…あの潜水艦おにぎりを一つ…」
大鯨「はぁい、わかりました!」
赤城「秋月さん、そんなに少なくていいんですか?遠慮しなくていいんですよ?」
秋月「いえ!奢って頂くのにそんな…」
赤城「大鯨さん!潜水艦おにぎりじゃなくて伊号定食を!」
大鯨「はぁい、わかりました!じゃあ少しお待ちくださいね」
秋月「えっ、いや!そんないいですよ!」
赤城「ダメですよ?そんなに遠慮ばっかりでは!損をしてしまいますよ?」
加賀「赤城さんの言う通りよ、赤城さんにもう奢らないと言わせるぐらい食べてもいいのよ?」
赤城「私にそこまで言わせたら本物ですね!」
秋月「そういうものなのですか…?」
加賀「ええ、そういうものよ」
大鯨「お待たせしました!」
赤城「来ましたね!」
加賀「そうですね、さすがに気分が高揚します。」
大鯨「いつもの2つと、伊号定食です!」
秋月「えっ、こんな豪華な物をたくさん食べていいんですか…?」
加賀「何を言っているの?食べられる時に食べたい物を食べるのは良いことでしょう?」
赤城「そうですよ、加賀さんの言う通りです!今は昔とは違いますからね、食べたい物を食べられる事に感謝しなきゃダメですね……っと涎が」
加賀「赤城さん、最後ので全部台無しよ」
赤城「あはは…しょうがないじゃないですか!もう我慢できないんです!いただきます!」
加賀「赤城さんは食が関わらなければ基本的に抜け目のない人なのだけれどね…意外でしょ?」
54: ◆and2h/yWHc 2015/02/28(土) 23:17:21.83 ID:idmTjoi40
秋月「確かに、ただ鎮守府で過ごすだけならわからないかも知れないですね……それと…あの…言いにくいんですが…」
加賀「どうしたのかしら?」
秋月「加賀先輩も涎が…」
加賀「あっ、しまった…見苦しいところを見せたわね…」
赤城「加賀さんも人の事ばかり言ってられませんね!」
加賀「そうね…」
赤城「普段の加賀さんならこんなとこ見られませんからね、珍しい所を見ましたね秋月さん♪」
秋月「確かにそうかもしれないですね…」
加賀「他言無用でお願いできるかしら?」
秋月「わかりました、じゃあ私と先輩達との秘密ですね!」
赤城「秋月さんも大分慣れてきたみたいですね!」
秋月「はい、おかげさまで!」
加賀「よかったわ、今のあなたの方が私達も話しやすいもの」
秋月「そうですか?」
加賀「ええ、そうね、前の様に肩肘を張られていてはこちらも肩肘を張ってしまうから」
秋月「確かに…そうかもしれないですね…」
赤城「だから秋月さん、他の子達にも同じ様に接してあげてくださいね?」
秋月「はい!」
赤城「そう言えば、加賀さん時間の方はいいんですか?」
加賀「そうね、まだ少しあるけれど遅れたくはないからお先させてもらうわ」
秋月「え?もう食べたんですか?」
加賀「ええ、赤城さんももう食べ終わってるわよ?」
赤城「ゆっくりでいいんですよ秋月さん?」
秋月「お二人とも速いんですね…」
加賀「ではお先に、赤城さん、秋月さん、また食べに来ましょうね?」
赤城「近いうちにまた!その時には秋月さんも誘いますね?」
秋月「ありがとうございます!楽しみにしてます!」
加賀「では、大鯨さん、今日も美味しかったわ、ごちそうさま」
大鯨「よかったです!またいらしてくださいね!」
加賀「ええ、秋月さんと赤城さんと、また」
大鯨「お待ちしております!ありがとうございました!」
加賀(まだ少し余裕があるから急ぐ必要はないわね…ゆっくり行きましょうか)
加賀「どうしたのかしら?」
秋月「加賀先輩も涎が…」
加賀「あっ、しまった…見苦しいところを見せたわね…」
赤城「加賀さんも人の事ばかり言ってられませんね!」
加賀「そうね…」
赤城「普段の加賀さんならこんなとこ見られませんからね、珍しい所を見ましたね秋月さん♪」
秋月「確かにそうかもしれないですね…」
加賀「他言無用でお願いできるかしら?」
秋月「わかりました、じゃあ私と先輩達との秘密ですね!」
赤城「秋月さんも大分慣れてきたみたいですね!」
秋月「はい、おかげさまで!」
加賀「よかったわ、今のあなたの方が私達も話しやすいもの」
秋月「そうですか?」
加賀「ええ、そうね、前の様に肩肘を張られていてはこちらも肩肘を張ってしまうから」
秋月「確かに…そうかもしれないですね…」
赤城「だから秋月さん、他の子達にも同じ様に接してあげてくださいね?」
秋月「はい!」
赤城「そう言えば、加賀さん時間の方はいいんですか?」
加賀「そうね、まだ少しあるけれど遅れたくはないからお先させてもらうわ」
秋月「え?もう食べたんですか?」
加賀「ええ、赤城さんももう食べ終わってるわよ?」
赤城「ゆっくりでいいんですよ秋月さん?」
秋月「お二人とも速いんですね…」
加賀「ではお先に、赤城さん、秋月さん、また食べに来ましょうね?」
赤城「近いうちにまた!その時には秋月さんも誘いますね?」
秋月「ありがとうございます!楽しみにしてます!」
加賀「では、大鯨さん、今日も美味しかったわ、ごちそうさま」
大鯨「よかったです!またいらしてくださいね!」
加賀「ええ、秋月さんと赤城さんと、また」
大鯨「お待ちしております!ありがとうございました!」
加賀(まだ少し余裕があるから急ぐ必要はないわね…ゆっくり行きましょうか)
59: ◆and2h/yWHc 2015/03/02(月) 01:07:25.91 ID:V6b4O2qx0
〜執務室〜
提督「午後だ、頑張るずい!」
加賀「変なこと言ってないでやりますよ」
提督「あ、そう言えば金剛が来るとか言ってた…」
加賀「金剛とお茶していて執務が終わらなくても手伝いませんからね」
提督「まぁ、それは俺の責任だからいいんだけどね…そんなことにならないように頑張りましょうか」
加賀「ええ、それが一番ですね」
提督「あれってどこに置いたっけ?」
加賀「演習の書類ならそこの棚です」
提督「ん、ありがとう」
加賀「提督、あれは」
提督「あの書類は向こうの棚だよ」
加賀「ありがとうございます」
〜ドアの前〜
金剛(テイトクが気になって早く来てしまったけどあれで伝わってるってすごいネ…)
金剛(なんだかんだ言って加賀はこの鎮守府でもかなりの古株だからネ…その上秘書艦も一番やってるからネー…)
金剛(前に私がやっても全然わかってくれなかったデース…)
金剛(私五番目に来た艦娘なのにネー…」
加賀「誰かいるのかしら?」ガチャ
金剛「あっ」
加賀「金剛、何をしているのかしら?」
金剛「暇だったから来たら早すぎたみたいだったのでドアの前でまってたんデース!」
加賀「そう…いつまでもそこにいるのもなんだから入ってきていいわ」
金剛「いいんですカ?」
加賀「ええ、来てしまったなら仕方ないもの」
金剛「サンキューね加賀!じゃあ今から紅茶を淹れてきマース!」
提督「およ、金剛もう来たのか」
金剛「暇すぎて早く来すぎたんデス!」
提督「なるほど、納得だな」
金剛「テイトク、少し後で席を外してくれますカ?」ヒソヒソ
提督「え?いいけど、なんで?」ヒソヒソ
金剛「加賀に午前中の提督の様子について聞きたいんデス」ヒソヒソ
提督「了解、後でどんな感じだったか教えてね」ヒソヒソ
金剛「もちろんネー」ヒソヒソ
加賀「提督、金剛が淹れ終わるまでに少しでも片付けておきましょう」
提督「ん、そうだね、後で困りたくないしね」
加賀「その通りです」
提督「明後日の演習の旗艦、頼める?」
加賀「ええ、大丈夫です、お任せください」
提督「ありがとう、じゃあ明後日の演習は加賀さん、山城、金剛、北上、赤城、夕張でお願いするよ」
提督「午後だ、頑張るずい!」
加賀「変なこと言ってないでやりますよ」
提督「あ、そう言えば金剛が来るとか言ってた…」
加賀「金剛とお茶していて執務が終わらなくても手伝いませんからね」
提督「まぁ、それは俺の責任だからいいんだけどね…そんなことにならないように頑張りましょうか」
加賀「ええ、それが一番ですね」
提督「あれってどこに置いたっけ?」
加賀「演習の書類ならそこの棚です」
提督「ん、ありがとう」
加賀「提督、あれは」
提督「あの書類は向こうの棚だよ」
加賀「ありがとうございます」
〜ドアの前〜
金剛(テイトクが気になって早く来てしまったけどあれで伝わってるってすごいネ…)
金剛(なんだかんだ言って加賀はこの鎮守府でもかなりの古株だからネ…その上秘書艦も一番やってるからネー…)
金剛(前に私がやっても全然わかってくれなかったデース…)
金剛(私五番目に来た艦娘なのにネー…」
加賀「誰かいるのかしら?」ガチャ
金剛「あっ」
加賀「金剛、何をしているのかしら?」
金剛「暇だったから来たら早すぎたみたいだったのでドアの前でまってたんデース!」
加賀「そう…いつまでもそこにいるのもなんだから入ってきていいわ」
金剛「いいんですカ?」
加賀「ええ、来てしまったなら仕方ないもの」
金剛「サンキューね加賀!じゃあ今から紅茶を淹れてきマース!」
提督「およ、金剛もう来たのか」
金剛「暇すぎて早く来すぎたんデス!」
提督「なるほど、納得だな」
金剛「テイトク、少し後で席を外してくれますカ?」ヒソヒソ
提督「え?いいけど、なんで?」ヒソヒソ
金剛「加賀に午前中の提督の様子について聞きたいんデス」ヒソヒソ
提督「了解、後でどんな感じだったか教えてね」ヒソヒソ
金剛「もちろんネー」ヒソヒソ
加賀「提督、金剛が淹れ終わるまでに少しでも片付けておきましょう」
提督「ん、そうだね、後で困りたくないしね」
加賀「その通りです」
提督「明後日の演習の旗艦、頼める?」
加賀「ええ、大丈夫です、お任せください」
提督「ありがとう、じゃあ明後日の演習は加賀さん、山城、金剛、北上、赤城、夕張でお願いするよ」
60: ◆and2h/yWHc 2015/03/02(月) 01:09:04.61 ID:V6b4O2qx0
加賀「わかりました。そろそろ遠征の子達が帰ってきますがそのまま同じ様にでよろしいですか?」
提督「いや、ここ最近ボーキサイトが減ってきてるからボーキサイトを取ってきてもらおうかな」
加賀「わかりました、ではそのように」
提督「うん、ありがとう」
金剛「ヘーイ!テイトク!加賀!紅茶が入ったネー!」
提督「お、ありがとう金剛、一旦お茶にしようか」
加賀「そうですね、そうしましょう」
金剛「どうですカどうですカ?」
提督「うん、いつもどおり美味しいよ、いつもありがとう」
加賀「とても美味しいわ」
金剛「それはよかったネー!
提督「遠征の子達が帰ってくる時間だな、迎えに出てくるよ」
加賀「いえ、私が行きます」
提督「いや、いいよ、ただでさえ最近迎えにも出られてないからね、出られる時に出ないと」
加賀「そうですか」
提督「うん、もしかしたら少し長くなるかも」
加賀「わかりました。」
提督「んじゃあ行ってくる」ガチャ
提督「いや、ここ最近ボーキサイトが減ってきてるからボーキサイトを取ってきてもらおうかな」
加賀「わかりました、ではそのように」
提督「うん、ありがとう」
金剛「ヘーイ!テイトク!加賀!紅茶が入ったネー!」
提督「お、ありがとう金剛、一旦お茶にしようか」
加賀「そうですね、そうしましょう」
金剛「どうですカどうですカ?」
提督「うん、いつもどおり美味しいよ、いつもありがとう」
加賀「とても美味しいわ」
金剛「それはよかったネー!
提督「遠征の子達が帰ってくる時間だな、迎えに出てくるよ」
加賀「いえ、私が行きます」
提督「いや、いいよ、ただでさえ最近迎えにも出られてないからね、出られる時に出ないと」
加賀「そうですか」
提督「うん、もしかしたら少し長くなるかも」
加賀「わかりました。」
提督「んじゃあ行ってくる」ガチャ
64: ◆and2h/yWHc 2015/03/03(火) 00:45:04.96 ID:28BRPvYW0
金剛「テイトクも席を外したところデ…今日の提督アピール少なくなかったですカ?」
加賀「言われてみれば確かにそうかもしれないわね…金剛の入れ知恵?」
金剛「違いマスヨ…会話を聞いてて思ったことデース!」
加賀「そう…まぁどちらでもいいわ」
金剛「で、ぶっちゃけどうなんですカ?」
加賀「今の提督が?それとも昨日までの提督が?」
金剛「それはもちろん今の提督デス!」
加賀「そうね、信頼は出来るわ」
金剛「そうじゃなくテ!男としてデスよ男としテ!」
加賀「前よりはマシとだけ言っておくわ」
金剛「またまた〜、そんなこと言っちゃっテ…昔憧れていた頃の提督と重なって見えた、違いますカ?」
加賀「さぁ、なんのことかしら」
金剛「隠しても無駄ネー!私にはわかるヨ、加賀の気持ちも、憧れていた人が変わるのを見るのは辛いものネ、特に自分の前でだけ、なんてなると余計ネ」
加賀「それも推測にすぎないわ。確かに憧れていた時期はあったかもしれないけれど、もう昔の事よ」
金剛「あの事があってから、ですカ。しかしあれは提督にはなんの責任もありませんヨ」
加賀「わかっています。わかっていても、別なのよ」
金剛「許すつもりは、ないんですカ?」
加賀「そうね。私が許せる時は、また私が提督に、いえ、彼に憧れている時かもしれないわね」
金剛「そうですカ、難しいものですネ、加賀も、提督も」
加賀「そうね。でも、これが提督が選んだ道でしょう」
金剛「難儀なものですネー…」
加賀「私は、『提督』を信頼しています。しかし、『彼』は別です。」
金剛「提督も、難しい人ネ」
加賀「ええ、そうね」
金剛「加賀、あなたもネ」
加賀「ええ、そうかもしれないわね」
加賀「言われてみれば確かにそうかもしれないわね…金剛の入れ知恵?」
金剛「違いマスヨ…会話を聞いてて思ったことデース!」
加賀「そう…まぁどちらでもいいわ」
金剛「で、ぶっちゃけどうなんですカ?」
加賀「今の提督が?それとも昨日までの提督が?」
金剛「それはもちろん今の提督デス!」
加賀「そうね、信頼は出来るわ」
金剛「そうじゃなくテ!男としてデスよ男としテ!」
加賀「前よりはマシとだけ言っておくわ」
金剛「またまた〜、そんなこと言っちゃっテ…昔憧れていた頃の提督と重なって見えた、違いますカ?」
加賀「さぁ、なんのことかしら」
金剛「隠しても無駄ネー!私にはわかるヨ、加賀の気持ちも、憧れていた人が変わるのを見るのは辛いものネ、特に自分の前でだけ、なんてなると余計ネ」
加賀「それも推測にすぎないわ。確かに憧れていた時期はあったかもしれないけれど、もう昔の事よ」
金剛「あの事があってから、ですカ。しかしあれは提督にはなんの責任もありませんヨ」
加賀「わかっています。わかっていても、別なのよ」
金剛「許すつもりは、ないんですカ?」
加賀「そうね。私が許せる時は、また私が提督に、いえ、彼に憧れている時かもしれないわね」
金剛「そうですカ、難しいものですネ、加賀も、提督も」
加賀「そうね。でも、これが提督が選んだ道でしょう」
金剛「難儀なものですネー…」
加賀「私は、『提督』を信頼しています。しかし、『彼』は別です。」
金剛「提督も、難しい人ネ」
加賀「ええ、そうね」
金剛「加賀、あなたもネ」
加賀「ええ、そうかもしれないわね」
73: ◆and2h/yWHc 2015/03/10(火) 22:51:23.26 ID:jXk+P6ih0
提督「ただいま〜」
金剛「提督、早かったネ?」
提督「いやー、弥生にまだ執務終わってないなら早くやって後で間宮さんのとこに連れてってと言われたもんでなぁ」
加賀「弥生らしいわね」
金剛「じゃあ私はここで失礼するネー」
提督「ん、そうか、紅茶美味かったぞ、ありがとう」
加賀「金剛」
金剛「どうしたんですカ加賀?」
加賀「……今度、お茶をしに行きましょう」
金剛「Oh!お茶ですカ!いいですネ!ではいつにしますカ?」
加賀「それは、近いうちに」
金剛「わかりましタ、都合のいい時に呼んでくださいネ!」
加賀「ええ、わかったわ」
金剛「じゃ、提督も加賀も頑張ってネー!」
提督「うん、また来てね〜」
金剛「もちろんネー!じゃあsee you again!」バタン
加賀「提督、執務を再開しましょう。」
提督「いや、加賀さんは休んでていいよ、顔色も良くないし」
加賀「いえ、大丈夫よ、手伝います。」
提督「ダメだって、休んでてよ。かなり無理してるでしょ」
加賀「いえ、そんなことは」
提督「命令、休んでて。」
加賀「…わかりました」
提督「隣の仮眠室使っていいからね」
加賀「わかりました、では休ませていただきます」
提督「うん、ゆっくり休んで」
加賀「では失礼します」バタン
提督(加賀さんが顔色悪いなんて珍しいな、金剛が昔の話でも振ったかな)
提督「まったく、どうしたもんだかね」
提督「さて、加賀さんが戻って来るまでに残りを終わらせとこうかな」
金剛「提督、早かったネ?」
提督「いやー、弥生にまだ執務終わってないなら早くやって後で間宮さんのとこに連れてってと言われたもんでなぁ」
加賀「弥生らしいわね」
金剛「じゃあ私はここで失礼するネー」
提督「ん、そうか、紅茶美味かったぞ、ありがとう」
加賀「金剛」
金剛「どうしたんですカ加賀?」
加賀「……今度、お茶をしに行きましょう」
金剛「Oh!お茶ですカ!いいですネ!ではいつにしますカ?」
加賀「それは、近いうちに」
金剛「わかりましタ、都合のいい時に呼んでくださいネ!」
加賀「ええ、わかったわ」
金剛「じゃ、提督も加賀も頑張ってネー!」
提督「うん、また来てね〜」
金剛「もちろんネー!じゃあsee you again!」バタン
加賀「提督、執務を再開しましょう。」
提督「いや、加賀さんは休んでていいよ、顔色も良くないし」
加賀「いえ、大丈夫よ、手伝います。」
提督「ダメだって、休んでてよ。かなり無理してるでしょ」
加賀「いえ、そんなことは」
提督「命令、休んでて。」
加賀「…わかりました」
提督「隣の仮眠室使っていいからね」
加賀「わかりました、では休ませていただきます」
提督「うん、ゆっくり休んで」
加賀「では失礼します」バタン
提督(加賀さんが顔色悪いなんて珍しいな、金剛が昔の話でも振ったかな)
提督「まったく、どうしたもんだかね」
提督「さて、加賀さんが戻って来るまでに残りを終わらせとこうかな」
74: ◆and2h/yWHc 2015/03/10(火) 22:52:25.85 ID:jXk+P6ih0
〜2時間後〜
提督「終わった…一人はやっぱ辛い、精神的にも…」
提督「加賀さん起こして終わりにしようかね」
〜仮眠室〜
提督「加賀さん起きてるー?」ガチャ
提督「まぁ、寝てるよね」
提督「加賀さん、終わりの時間だよー」
加賀「赤城さ……提督でしたか」
提督「うん、書類とかも片付けたし今日は終わろうかとね」
加賀「そうですか。」
提督「うん、だいぶ顔色も良くなったみたいだしよかったよ」
加賀「お気づかいありがとうございます」
提督「いえいえ、じゃあお先に」
加賀「お疲れ様でした」
提督「加賀さんもお疲れ様」バタン
加賀「…少し、昔に戻ったような感じがするわね」
81: ◆and2h/yWHc 2015/03/12(木) 01:43:21.74 ID:DiGsfeAB0
〜居酒屋鳳翔〜
提督「こんばんは〜」ガラガラ
鳳翔「あら、提督今日は早いですね?」
提督「後で弥生達と間宮さんのとこにいく約束してるからね」
鳳翔「あら、そうなんですか?じゃあ何か軽い物をお作りしますね」
提督「うん、お願い」
鳳翔「今日はどうだったんですか?」
提督「言われた通りにしてみたけどどうなんだろうね、わかんないや」
鳳翔「少なくとも前よりは好印象だと思いますよ?」
提督「そうかねぇ…まあ多分そうなんだろうけどね」
鳳翔「こういったことは焦らず急がずゆっくりと、ですよ」
提督「やっぱりそうだよね…」
鳳翔「ええ、そうですよ。焦って急ぐと失敗しますからね?」
提督「肝に銘じておきます…」
鳳翔「はい、お待ちどうさまです」
提督「おお、美味そう…いただきます」
鳳翔「いかがですか?」
提督「うん、美味しいよ、さすが鳳翔さんだ」
鳳翔「よかったです!」
提督「そう言えばそろそろ酒飲み共が来そうな時間かな?」
鳳翔「そうですね、そろそろ隼鷹さんか千歳さんあたりが来そうですね」
提督「ふむ…来る前に帰らないと呑みに連れて行かれそうだな」
鳳翔「そうですね、弥生ちゃん達との約束もありますしそろそろ戻った方がいいんじゃないですか?」
提督「そうだね、じゃあ今日は帰るよ、美味しかったよご馳走様」
鳳翔「はい、ありがとうございました」
提督「んじゃあまた明日ね」
鳳翔「はい、お待ちしてます」
〜甘味処間宮〜
弥生「司令官、遅いです」
提督「や、ごめんごめん、酒飲み共に絡まれてさ」
弥生「そうですか、お疲れ様でした」
提督「うん、ありがとう、じゃあ入ろうか」
提督「こんばんは〜」
間宮「あら、提督さん珍しいですねお店まで来てくれるなんて」
提督「本当に久しぶりですね、中々来れなくてすみません」
間宮「いいんですよ、提督さんも忙しいでしょうしね?」
提督「そう言って頂けると助かります…」
間宮「それよりも向こうに待ってる子達がいるので早く行ってあげてくださいな」
提督「そうですね、ありがとうございます、弥生行こうか」
弥生「楽しみです…」
提督「こんばんは〜」ガラガラ
鳳翔「あら、提督今日は早いですね?」
提督「後で弥生達と間宮さんのとこにいく約束してるからね」
鳳翔「あら、そうなんですか?じゃあ何か軽い物をお作りしますね」
提督「うん、お願い」
鳳翔「今日はどうだったんですか?」
提督「言われた通りにしてみたけどどうなんだろうね、わかんないや」
鳳翔「少なくとも前よりは好印象だと思いますよ?」
提督「そうかねぇ…まあ多分そうなんだろうけどね」
鳳翔「こういったことは焦らず急がずゆっくりと、ですよ」
提督「やっぱりそうだよね…」
鳳翔「ええ、そうですよ。焦って急ぐと失敗しますからね?」
提督「肝に銘じておきます…」
鳳翔「はい、お待ちどうさまです」
提督「おお、美味そう…いただきます」
鳳翔「いかがですか?」
提督「うん、美味しいよ、さすが鳳翔さんだ」
鳳翔「よかったです!」
提督「そう言えばそろそろ酒飲み共が来そうな時間かな?」
鳳翔「そうですね、そろそろ隼鷹さんか千歳さんあたりが来そうですね」
提督「ふむ…来る前に帰らないと呑みに連れて行かれそうだな」
鳳翔「そうですね、弥生ちゃん達との約束もありますしそろそろ戻った方がいいんじゃないですか?」
提督「そうだね、じゃあ今日は帰るよ、美味しかったよご馳走様」
鳳翔「はい、ありがとうございました」
提督「んじゃあまた明日ね」
鳳翔「はい、お待ちしてます」
〜甘味処間宮〜
弥生「司令官、遅いです」
提督「や、ごめんごめん、酒飲み共に絡まれてさ」
弥生「そうですか、お疲れ様でした」
提督「うん、ありがとう、じゃあ入ろうか」
提督「こんばんは〜」
間宮「あら、提督さん珍しいですねお店まで来てくれるなんて」
提督「本当に久しぶりですね、中々来れなくてすみません」
間宮「いいんですよ、提督さんも忙しいでしょうしね?」
提督「そう言って頂けると助かります…」
間宮「それよりも向こうに待ってる子達がいるので早く行ってあげてくださいな」
提督「そうですね、ありがとうございます、弥生行こうか」
弥生「楽しみです…」
92: ◆and2h/yWHc 2015/03/18(水) 23:06:31.55 ID:aVHvmE1u0
天龍「お、提督遅かったじゃねぇか」
提督「酒飲み共に捕まったんだよ…」
天龍「そりゃご愁傷様だな…」
提督「みんなもう頼んだのか?」
天龍「いや、卯月待ちなんだよ。卯月?」
卯月「うーちゃんこれにするぴょん!」
弥生「結局いつもの…」
天龍「んじゃあ頼むぞ。間宮さーん、いつのもを全員分ー」
提督「あ、俺コーヒーで」
間宮「はーい、少しお待ちくださいねー」
提督「いつもので通るあたり結構通ってるな?」
卯月「みんな間宮さんのアイスは大好きぴょん!!」
吹雪「そうですねぇ、大規模作戦なんかの時には司令官が全員分用意してくれますからねー」
提督「まぁ、さすがにいつも全員分用意は出来ないからな…」
漣「ご主人様はケチですねぇ」
提督「ケチとかのレベルじゃないから!!」
龍田「天龍ちゃん遅れてごめんね、あら、提督お久しぶりです」
提督「お、久しぶりだな龍田」
龍田「うちの提督さんはなかなか顔出してくれませんからね〜」
提督「そう言うなって…この前の大規模作戦関連の書類が多くて忙しいんだよ…」
龍田「あら〜?そんなお忙しい提督がこんなとこでお茶会してていいんですか〜?」
提督「うぐっ…ま、まぁ、優秀な秘書がいるから…」
天龍「まぁまぁ龍田、その辺りにしといてやれよ」
龍田「そうね〜、天龍ちゃんもそう言ってるし〜」
提督「天龍ありがとう…」
天龍「いいってことよ」
提督「ま、みんな集まったしいつも言えてないお礼を言うよ。みんないつもありがとう、おかげで助かってるよ」
弥生「これが私達の仕事ですから…」
卯月「そうだぴょん!それにいつも天龍と龍田がアイス奢ってくれるから頑張れるんだぴょん!」
提督「ほう、そうか…」
漣「ケチなご主人様と違って太っ腹なんですよ?」
提督「ケチ言うな!」
漣「じゃあ次の大規模作戦の時はいいのを頼みますよ?」
提督「……仕方ない」
漣「キタコレ!!さすがご主人様!」
吹雪「漣ちゃん、欲張りすぎないの!」
漣「またまたー、吹雪さんも顔緩んでますよ〜?ご主人様がいるからですかねぇ〜?」
吹雪「そうかもしれないけどそうじゃない!!」
提督「何その曖昧なの…」
吹雪「と、ところで司令官!加賀さんとはどうなんですか!!」
提督「酒飲み共に捕まったんだよ…」
天龍「そりゃご愁傷様だな…」
提督「みんなもう頼んだのか?」
天龍「いや、卯月待ちなんだよ。卯月?」
卯月「うーちゃんこれにするぴょん!」
弥生「結局いつもの…」
天龍「んじゃあ頼むぞ。間宮さーん、いつのもを全員分ー」
提督「あ、俺コーヒーで」
間宮「はーい、少しお待ちくださいねー」
提督「いつもので通るあたり結構通ってるな?」
卯月「みんな間宮さんのアイスは大好きぴょん!!」
吹雪「そうですねぇ、大規模作戦なんかの時には司令官が全員分用意してくれますからねー」
提督「まぁ、さすがにいつも全員分用意は出来ないからな…」
漣「ご主人様はケチですねぇ」
提督「ケチとかのレベルじゃないから!!」
龍田「天龍ちゃん遅れてごめんね、あら、提督お久しぶりです」
提督「お、久しぶりだな龍田」
龍田「うちの提督さんはなかなか顔出してくれませんからね〜」
提督「そう言うなって…この前の大規模作戦関連の書類が多くて忙しいんだよ…」
龍田「あら〜?そんなお忙しい提督がこんなとこでお茶会してていいんですか〜?」
提督「うぐっ…ま、まぁ、優秀な秘書がいるから…」
天龍「まぁまぁ龍田、その辺りにしといてやれよ」
龍田「そうね〜、天龍ちゃんもそう言ってるし〜」
提督「天龍ありがとう…」
天龍「いいってことよ」
提督「ま、みんな集まったしいつも言えてないお礼を言うよ。みんないつもありがとう、おかげで助かってるよ」
弥生「これが私達の仕事ですから…」
卯月「そうだぴょん!それにいつも天龍と龍田がアイス奢ってくれるから頑張れるんだぴょん!」
提督「ほう、そうか…」
漣「ケチなご主人様と違って太っ腹なんですよ?」
提督「ケチ言うな!」
漣「じゃあ次の大規模作戦の時はいいのを頼みますよ?」
提督「……仕方ない」
漣「キタコレ!!さすがご主人様!」
吹雪「漣ちゃん、欲張りすぎないの!」
漣「またまたー、吹雪さんも顔緩んでますよ〜?ご主人様がいるからですかねぇ〜?」
吹雪「そうかもしれないけどそうじゃない!!」
提督「何その曖昧なの…」
吹雪「と、ところで司令官!加賀さんとはどうなんですか!!」
93: ◆and2h/yWHc 2015/03/18(水) 23:09:27.35 ID:aVHvmE1u0
提督「どう、と言われてもねぇ…」
漣「いつも通りご主人様が罵られて喜んでるんですか?」
提督「喜んでないから!!ないよね…?」
吹雪「疑問系にしないでください…」
提督「まぁ、今度執務室にお茶でもしに来ればいいよ、金剛と」
天龍「お、そりゃいいな」
提督「まぁ、しばらくしたら遠征の頻度も落とすつもりだしその時にでも、な?」
弥生「金剛さんの紅茶は好きです」
提督「お、そうなの?」
卯月「弥生は結構紅茶が好きなんだぴょん!!」
提督「へぇ、それは知らなかったな…」
吹雪「司令官はコーヒーでしたよね、いつも」
提督「そうだな、今でもそうだし」
吹雪「しかも微糖、砂糖の量も決めてましたしね…」
天龍「懐かしいなぁ、俺がコーヒー入れてた時期もあったもんだ」
漣「あの頃のご主人様は右も左もわからない新米でしたからねー」
提督「全くだ…」
漣「いつも通りご主人様が罵られて喜んでるんですか?」
提督「喜んでないから!!ないよね…?」
吹雪「疑問系にしないでください…」
提督「まぁ、今度執務室にお茶でもしに来ればいいよ、金剛と」
天龍「お、そりゃいいな」
提督「まぁ、しばらくしたら遠征の頻度も落とすつもりだしその時にでも、な?」
弥生「金剛さんの紅茶は好きです」
提督「お、そうなの?」
卯月「弥生は結構紅茶が好きなんだぴょん!!」
提督「へぇ、それは知らなかったな…」
吹雪「司令官はコーヒーでしたよね、いつも」
提督「そうだな、今でもそうだし」
吹雪「しかも微糖、砂糖の量も決めてましたしね…」
天龍「懐かしいなぁ、俺がコーヒー入れてた時期もあったもんだ」
漣「あの頃のご主人様は右も左もわからない新米でしたからねー」
提督「全くだ…」
94: ◆and2h/yWHc 2015/03/18(水) 23:12:36.02 ID:aVHvmE1u0
弥生「昔の話…ですか?」
提督「ん、弥生が来る少し前の話ぐらいだよ」
吹雪「弥生ちゃんも結構長いですよね」
提督「そうだなぁ…というかここにいるのは割と昔からいる子だろ?」
漣「まぁ、そうですね」
提督「昔、か。つい最近のような気がするけどな」
龍田「そうね〜、もう2年も前の話かしら〜」
提督「2年か、もうそんなに経つのか」
吹雪「そうですね…」
天龍「あの頃は俺もまだまだ青かったな…」
提督「大破なのに進撃させろだのフフ怖だの言ってたなぁ…」
弥生「私、もう一回フフ怖が聞きたいです」
提督「天龍が新しい子来てもフフ怖言わなくなったしなぁ…」
卯月「歓迎の恒例行事みたいな物だったぴょん…」
提督「懐かしいな…」
吹雪「司令官、時間はいいんですか?」
提督「ん、こんな時間か、昔話に花を咲かせすぎたか」
弥生「司令官、帰るんですか?」
提督「うん、明日朝が早くてね、早めに寝ないと」
吹雪「司令官は朝が苦手ですからね…」
提督「その通りです…」
漣「じゃあご主人様、今度お茶しに行きます!」
提督「ん、待ってる」
天龍「んじゃあな、提督」
提督「おう、またな、みんな風邪引くなよー」
〜店の外〜
間宮「提督、久しぶりに話してどうでした?」
提督「ま、やっぱ楽しいもんですね」
間宮「あの子達だけじゃなくてほかの子達の所にも行ってあげてくださいね?」
提督「ええ、そのつもりですよ。あと、今日の代金です」
間宮「ありがとうございます。提督?これ多いですよ?」
提督「もし足りなかった時用ですよ、足りたら次のあいつらが来た時にでもそこから払ってください」
間宮「はい、わかりました!」
提督「んじゃあ、また来ます」
間宮「はい、お待ちしています!」
〜暫く後〜
天龍「間宮さん、お会計〜」
間宮「提督から頂いてますよ」
天龍「そうなのか?」
間宮「ええ、次に天龍さん達が来た時に払う分も一緒に」
天龍「提督、かっこいいことしてくれるじゃねぇか」
提督「ん、弥生が来る少し前の話ぐらいだよ」
吹雪「弥生ちゃんも結構長いですよね」
提督「そうだなぁ…というかここにいるのは割と昔からいる子だろ?」
漣「まぁ、そうですね」
提督「昔、か。つい最近のような気がするけどな」
龍田「そうね〜、もう2年も前の話かしら〜」
提督「2年か、もうそんなに経つのか」
吹雪「そうですね…」
天龍「あの頃は俺もまだまだ青かったな…」
提督「大破なのに進撃させろだのフフ怖だの言ってたなぁ…」
弥生「私、もう一回フフ怖が聞きたいです」
提督「天龍が新しい子来てもフフ怖言わなくなったしなぁ…」
卯月「歓迎の恒例行事みたいな物だったぴょん…」
提督「懐かしいな…」
吹雪「司令官、時間はいいんですか?」
提督「ん、こんな時間か、昔話に花を咲かせすぎたか」
弥生「司令官、帰るんですか?」
提督「うん、明日朝が早くてね、早めに寝ないと」
吹雪「司令官は朝が苦手ですからね…」
提督「その通りです…」
漣「じゃあご主人様、今度お茶しに行きます!」
提督「ん、待ってる」
天龍「んじゃあな、提督」
提督「おう、またな、みんな風邪引くなよー」
〜店の外〜
間宮「提督、久しぶりに話してどうでした?」
提督「ま、やっぱ楽しいもんですね」
間宮「あの子達だけじゃなくてほかの子達の所にも行ってあげてくださいね?」
提督「ええ、そのつもりですよ。あと、今日の代金です」
間宮「ありがとうございます。提督?これ多いですよ?」
提督「もし足りなかった時用ですよ、足りたら次のあいつらが来た時にでもそこから払ってください」
間宮「はい、わかりました!」
提督「んじゃあ、また来ます」
間宮「はい、お待ちしています!」
〜暫く後〜
天龍「間宮さん、お会計〜」
間宮「提督から頂いてますよ」
天龍「そうなのか?」
間宮「ええ、次に天龍さん達が来た時に払う分も一緒に」
天龍「提督、かっこいいことしてくれるじゃねぇか」
109: ◆and2h/yWHc 2015/03/26(木) 01:57:37.33 ID:v4L5K13P0
提督私室〜
提督「朝か…」
提督「最近はあの夢は見ていなかったのにな、昨日昔の話をしたからか…」
提督「早いけど執務室に行くとしよう」
〜執務室〜
加賀「提督、今日は早いですね」
提督「加賀か、そっちこそ早いな」
加賀(加賀、ですか)
提督「どうした?」
加賀「いえ、なんでもありません。早く目が覚めただけです」
提督「そうか、じゃあ早く始めて早く終わろうか」
加賀「ええ、そうしましょう」
加賀(呼び方が昔に戻っているし喋り方も昔みたいね、大方昔の夢でも見たんでしょうね)
提督(加賀がいつもと少し違うようだな、何と言うか、昔の様な。昔の夢でも見たのか…)
提督「悪い、少し出てくる」
加賀「いつ頃お戻りになりますか?」
提督「昼前には戻ると思う、戻って来なかったら適当な所で切り上げて昼休憩でもしてくれ」
加賀「わかりました」
提督「頼んだ」ガチャ
〜港(提督side)〜
提督「どうにも、ここに来なきゃいかん気がしたなぁ…」
提督「話し方とか、昔に戻ってたかもな…」
提督「2年か…長いようで短かった、でもはっきりと覚えてる。あの時のことは、嫌な程鮮明に」
提督「あの頃は何もわからなかったし知らなかった、本当に新米だった。」
提督「忘れられない、いや忘れてはいけないのか」
提督「あの時のことは、絶対に」
吹雪「またそれですか司令官」
提督「吹雪、いつからそこに?」
吹雪「私はもう、ここにはいませんよ」
提督「どういうことだ…?」
吹雪「司令官は、2年前から、ずっとここにいるままです」
提督「…そんなことはないよ」
吹雪「いいえ、そうです。ここに縛られたまま。新しく来た子ならわからないですけどね、私なら、2年前を経験してる私達なら、わかります」
提督「…ここに、縛られているとして、何か悪いのか」
吹雪「悪いですよ」
提督「朝か…」
提督「最近はあの夢は見ていなかったのにな、昨日昔の話をしたからか…」
提督「早いけど執務室に行くとしよう」
〜執務室〜
加賀「提督、今日は早いですね」
提督「加賀か、そっちこそ早いな」
加賀(加賀、ですか)
提督「どうした?」
加賀「いえ、なんでもありません。早く目が覚めただけです」
提督「そうか、じゃあ早く始めて早く終わろうか」
加賀「ええ、そうしましょう」
加賀(呼び方が昔に戻っているし喋り方も昔みたいね、大方昔の夢でも見たんでしょうね)
提督(加賀がいつもと少し違うようだな、何と言うか、昔の様な。昔の夢でも見たのか…)
提督「悪い、少し出てくる」
加賀「いつ頃お戻りになりますか?」
提督「昼前には戻ると思う、戻って来なかったら適当な所で切り上げて昼休憩でもしてくれ」
加賀「わかりました」
提督「頼んだ」ガチャ
〜港(提督side)〜
提督「どうにも、ここに来なきゃいかん気がしたなぁ…」
提督「話し方とか、昔に戻ってたかもな…」
提督「2年か…長いようで短かった、でもはっきりと覚えてる。あの時のことは、嫌な程鮮明に」
提督「あの頃は何もわからなかったし知らなかった、本当に新米だった。」
提督「忘れられない、いや忘れてはいけないのか」
提督「あの時のことは、絶対に」
吹雪「またそれですか司令官」
提督「吹雪、いつからそこに?」
吹雪「私はもう、ここにはいませんよ」
提督「どういうことだ…?」
吹雪「司令官は、2年前から、ずっとここにいるままです」
提督「…そんなことはないよ」
吹雪「いいえ、そうです。ここに縛られたまま。新しく来た子ならわからないですけどね、私なら、2年前を経験してる私達なら、わかります」
提督「…ここに、縛られているとして、何か悪いのか」
吹雪「悪いですよ」
110: ◆and2h/yWHc 2015/03/26(木) 01:58:46.31 ID:v4L5K13P0
提督「なんでだよ…」
吹雪「司令官は、今の司令官は私の司令官じゃありません。いえ、私にとってだけでなく、2年前を経験した私達にとっても、加賀さんにとっても」
提督「……なら、どうしろと言うんだよ」
吹雪「自分を、司令官自身を許してあげてください」
提督「……無理だ。あれは俺の過失だった、事故なんかでもない。想定外の事態なんかでもなかった。」
吹雪「違います。司令官の責任じゃありません」
提督「違う、俺の責任だ。もっと注意深く考えていれば、もっと違う結果を…」
吹雪「いい加減にしてください!いいですか司令官!あの子は!電は!そんなこと望んでいません!いつまでも逃げないでください!」
提督「逃げてなんかないさ、逃げてなんか…」
吹雪「司令官は逃げてますよ!電がいない現実から目を逸らして!2年前に縛られて!挙句喋り方なんかも変わって!」
提督「喋り方関係あるか…?」
吹雪「ありますよ…わかってますよ。そうやって艦娘と自分の距離を離そうとしている事も」
提督「……けど加賀とは」
吹雪「そもそも昔の司令官のままなら加賀さんとはこんな関係になんてなってません。これも距離を離そうとしていますよ」
提督「けど、色々相談なんかもしてるぞ」
吹雪「そうですね。でも司令官はまた前の様に戻りますよ。きっと」
提督「……そんなことは」
吹雪「ないと言いきれますか?言い切れませんよね」
提督「だがそれは吹雪も同じじゃないのか?」
吹雪「そうですね。でも、わかります」
提督「なんでだよ」
吹雪「司令官の初期艦だからですよ。伊達に鎮守府最古参じゃありませんから」
提督「初期艦だから、ね…」
吹雪「ええ、そうですよ」
提督「……なぁ、吹雪、俺はどうしたらいいんだ」
吹雪「そんなことをわからない司令官じゃないでしょう?」
提督「ああ、そうだな、けど俺はお前の、吹雪の口から聞きたい」
吹雪「司令官、それは私の口から言うべきことではないです。もし、誰かに言って欲しいのなら、それは電の口から言ってもらうべきです。もう一度」
提督「もう一度…か」
吹雪「行きましょうか、電のところに」
提督「……ああ」
吹雪「司令官は、今の司令官は私の司令官じゃありません。いえ、私にとってだけでなく、2年前を経験した私達にとっても、加賀さんにとっても」
提督「……なら、どうしろと言うんだよ」
吹雪「自分を、司令官自身を許してあげてください」
提督「……無理だ。あれは俺の過失だった、事故なんかでもない。想定外の事態なんかでもなかった。」
吹雪「違います。司令官の責任じゃありません」
提督「違う、俺の責任だ。もっと注意深く考えていれば、もっと違う結果を…」
吹雪「いい加減にしてください!いいですか司令官!あの子は!電は!そんなこと望んでいません!いつまでも逃げないでください!」
提督「逃げてなんかないさ、逃げてなんか…」
吹雪「司令官は逃げてますよ!電がいない現実から目を逸らして!2年前に縛られて!挙句喋り方なんかも変わって!」
提督「喋り方関係あるか…?」
吹雪「ありますよ…わかってますよ。そうやって艦娘と自分の距離を離そうとしている事も」
提督「……けど加賀とは」
吹雪「そもそも昔の司令官のままなら加賀さんとはこんな関係になんてなってません。これも距離を離そうとしていますよ」
提督「けど、色々相談なんかもしてるぞ」
吹雪「そうですね。でも司令官はまた前の様に戻りますよ。きっと」
提督「……そんなことは」
吹雪「ないと言いきれますか?言い切れませんよね」
提督「だがそれは吹雪も同じじゃないのか?」
吹雪「そうですね。でも、わかります」
提督「なんでだよ」
吹雪「司令官の初期艦だからですよ。伊達に鎮守府最古参じゃありませんから」
提督「初期艦だから、ね…」
吹雪「ええ、そうですよ」
提督「……なぁ、吹雪、俺はどうしたらいいんだ」
吹雪「そんなことをわからない司令官じゃないでしょう?」
提督「ああ、そうだな、けど俺はお前の、吹雪の口から聞きたい」
吹雪「司令官、それは私の口から言うべきことではないです。もし、誰かに言って欲しいのなら、それは電の口から言ってもらうべきです。もう一度」
提督「もう一度…か」
吹雪「行きましょうか、電のところに」
提督「……ああ」
111: ◆and2h/yWHc 2015/03/26(木) 01:59:50.56 ID:v4L5K13P0
〜山奥の家〜
吹雪「電ちゃーん、来たよー!」ピンポーン
電『ちょっと待ってて欲しいのです。すぐ開けるのです!』
吹雪「はーい」
電「吹雪ちゃんお久しぶりなの…です…?」ガチャ
提督「…久しぶりだな、電」
電「司令官さん…」
吹雪「電ちゃん、頼みがあるの」
電「頼みってなんですか?」
吹雪「司令官に…2年前のあの時、言ったことをもう一度、言って欲しいの」
電「あの時言ったこと、ですか」
吹雪「うん。ごめんね、思い出させるようなことを…」
電「いいのです吹雪ちゃん。司令官さんに今、必要な事なんですよね?」
提督「……ああ、頼む電」
電「わかったのです。では、『司令官さんは何も悪くないのです。何一つ、だから、自分を責めないでください。自分を許してあげてください。私のお姉ちゃん達やみんなをお願いするのです。私は信じています司令官』」
提督「電…ありがとう、そして、すまなかった…」
電「それは、私がこうなってしまったことにですか?それとも、今までの自分の不甲斐なさですか?」
提督「…両方だ、そして何よりもお前が信じてくれた俺でいられなかったことに、だ」
電「司令官さん、許してあげられますか?自分自身を」
提督「……どうだろうな。けど、もう逃げないよ」
電「そうですか、それならそれでもいいのです。司令官さんに自分自身を許せ、なんて言っても無理だと思ってはいたのです。」
提督「じゃあ、なんで…」
電「言わなければ司令官さんは逃げ続けると思ったからなのです。」
提督「そう…だな…」
電「時には逃げていいんです。でも逃げ続ける事はダメなのです。いつまでも止まっていてはダメなのです。前に、前へと進んでください」
提督「ああ、わかったよ。ありがとう電」
電「どういたしまして、なのです。あと、たまにでいいですからここにも来てくださいね?寂しかったんですよ?」
提督「ああ、来るよ、必ず」
電「約束なのです、電との」
提督「ああ、約束だ」
吹雪「司令官」
提督「ああ、もう大丈夫だ」
吹雪「電ちゃん、ありがとうね」
電「いえいえ、なのです」
提督「鎮守府に戻ろうか」
吹雪「ええ。電ちゃん、また来るね!」
電「はい、楽しみにしているのです!」
吹雪「じゃあ、またね!」バタン
吹雪「司令官、答えは出ましたか?」
提督「ああ、出たよ。お陰でな。ありがとう吹雪」
吹雪「まだ早いですよ司令官、最後まできちんと終わらせましょう」
提督「…ああ、これからを進むためにも、きちんと、な」
吹雪「加賀さんのためにも、司令官のためにも、電ちゃんのためにも」
吹雪「電ちゃーん、来たよー!」ピンポーン
電『ちょっと待ってて欲しいのです。すぐ開けるのです!』
吹雪「はーい」
電「吹雪ちゃんお久しぶりなの…です…?」ガチャ
提督「…久しぶりだな、電」
電「司令官さん…」
吹雪「電ちゃん、頼みがあるの」
電「頼みってなんですか?」
吹雪「司令官に…2年前のあの時、言ったことをもう一度、言って欲しいの」
電「あの時言ったこと、ですか」
吹雪「うん。ごめんね、思い出させるようなことを…」
電「いいのです吹雪ちゃん。司令官さんに今、必要な事なんですよね?」
提督「……ああ、頼む電」
電「わかったのです。では、『司令官さんは何も悪くないのです。何一つ、だから、自分を責めないでください。自分を許してあげてください。私のお姉ちゃん達やみんなをお願いするのです。私は信じています司令官』」
提督「電…ありがとう、そして、すまなかった…」
電「それは、私がこうなってしまったことにですか?それとも、今までの自分の不甲斐なさですか?」
提督「…両方だ、そして何よりもお前が信じてくれた俺でいられなかったことに、だ」
電「司令官さん、許してあげられますか?自分自身を」
提督「……どうだろうな。けど、もう逃げないよ」
電「そうですか、それならそれでもいいのです。司令官さんに自分自身を許せ、なんて言っても無理だと思ってはいたのです。」
提督「じゃあ、なんで…」
電「言わなければ司令官さんは逃げ続けると思ったからなのです。」
提督「そう…だな…」
電「時には逃げていいんです。でも逃げ続ける事はダメなのです。いつまでも止まっていてはダメなのです。前に、前へと進んでください」
提督「ああ、わかったよ。ありがとう電」
電「どういたしまして、なのです。あと、たまにでいいですからここにも来てくださいね?寂しかったんですよ?」
提督「ああ、来るよ、必ず」
電「約束なのです、電との」
提督「ああ、約束だ」
吹雪「司令官」
提督「ああ、もう大丈夫だ」
吹雪「電ちゃん、ありがとうね」
電「いえいえ、なのです」
提督「鎮守府に戻ろうか」
吹雪「ええ。電ちゃん、また来るね!」
電「はい、楽しみにしているのです!」
吹雪「じゃあ、またね!」バタン
吹雪「司令官、答えは出ましたか?」
提督「ああ、出たよ。お陰でな。ありがとう吹雪」
吹雪「まだ早いですよ司令官、最後まできちんと終わらせましょう」
提督「…ああ、これからを進むためにも、きちんと、な」
吹雪「加賀さんのためにも、司令官のためにも、電ちゃんのためにも」
112: ◆and2h/yWHc 2015/03/26(木) 02:01:34.88 ID:v4L5K13P0
〜執務室(加賀side)〜
天龍『おーい、いるか?』
加賀「天龍、どうしたの?」
天龍『少し話がしたくてな』
加賀「今提督はいないわ」
天龍『知ってるよ。俺は加賀と話がしたいんだよ』
加賀「私に話が?いいけれど」
天龍『とりあえず中に入ってもいいか?』
加賀「ええ、どうぞ」
天龍「お邪魔しまーすっと」ガチャ
加賀「それで、話とは何かしら?」
天龍「まぁ、そう急ぐなよ。何か飲むか?」
加賀「いえ、いいわ」
天龍「そうか、まぁコーヒー入れるから少し待っててくれよ」
加賀「まぁいいけれど」
天龍「なぁ、今日が何の日か、わかるか?」
加賀「今日が何の日か、ね。」
天龍「ああ、思い当たることはあるだろ?」
加賀「……ええ」
天龍「あの時から2年だ、丁度な」
加賀「もう、そんなに経ったのね」
天龍「ああ、時の流れってのは早いもんだ。あの時から加賀、あんたは変わったな」
加賀「……変わらなかった人の方が少ないんじゃないのかしら?」
天龍「まぁ、そうかもしれねぇな。けど、俺が思うに特にあんたと提督は変わったよ」
加賀「…そうかしら」
天龍「ああ、そうだよ。まぁ2年前を経験してない奴はわからないだろうがな」
加賀「でも、何が変わったと言うのかしら」
天龍「何が、か。提督への感情か、提督へ向ける気持ちか、そんな所だろうな。もちろんそれだけじゃないがな」
加賀「…今の提督は提督じゃありませんから」
天龍「まぁ、それは俺も認めるけどな。けどそれ無しにしてもあんたは提督を許せてねぇだろ?」
加賀「…どうでしょうね」
天龍「まぁ、許せない気持ちがわからないわけではないけどな、特に加賀、あんたにとって電はとても大事な存在だったしな」
加賀「ええ、そうね。電は、私にとってとても大事な存在だったわ」
天龍「あれが提督のせいじゃないとわかってても許せない、そうだろ?」
加賀「……そうね」
天龍「その上提督は逃げ続けて昔の提督なんて見る影もない、なんてことなら余計にな」
加賀「…提督は、強い人でした。失敗しても失敗しても立ち上がって、私達を信じて、時に自分に力がない事を悔やみながらも誰も失わないように努力してくれました」
天龍「ああ、その通りだ、誰よりかっこいいと思ってるよ。今でもな」
天龍『おーい、いるか?』
加賀「天龍、どうしたの?」
天龍『少し話がしたくてな』
加賀「今提督はいないわ」
天龍『知ってるよ。俺は加賀と話がしたいんだよ』
加賀「私に話が?いいけれど」
天龍『とりあえず中に入ってもいいか?』
加賀「ええ、どうぞ」
天龍「お邪魔しまーすっと」ガチャ
加賀「それで、話とは何かしら?」
天龍「まぁ、そう急ぐなよ。何か飲むか?」
加賀「いえ、いいわ」
天龍「そうか、まぁコーヒー入れるから少し待っててくれよ」
加賀「まぁいいけれど」
天龍「なぁ、今日が何の日か、わかるか?」
加賀「今日が何の日か、ね。」
天龍「ああ、思い当たることはあるだろ?」
加賀「……ええ」
天龍「あの時から2年だ、丁度な」
加賀「もう、そんなに経ったのね」
天龍「ああ、時の流れってのは早いもんだ。あの時から加賀、あんたは変わったな」
加賀「……変わらなかった人の方が少ないんじゃないのかしら?」
天龍「まぁ、そうかもしれねぇな。けど、俺が思うに特にあんたと提督は変わったよ」
加賀「…そうかしら」
天龍「ああ、そうだよ。まぁ2年前を経験してない奴はわからないだろうがな」
加賀「でも、何が変わったと言うのかしら」
天龍「何が、か。提督への感情か、提督へ向ける気持ちか、そんな所だろうな。もちろんそれだけじゃないがな」
加賀「…今の提督は提督じゃありませんから」
天龍「まぁ、それは俺も認めるけどな。けどそれ無しにしてもあんたは提督を許せてねぇだろ?」
加賀「…どうでしょうね」
天龍「まぁ、許せない気持ちがわからないわけではないけどな、特に加賀、あんたにとって電はとても大事な存在だったしな」
加賀「ええ、そうね。電は、私にとってとても大事な存在だったわ」
天龍「あれが提督のせいじゃないとわかってても許せない、そうだろ?」
加賀「……そうね」
天龍「その上提督は逃げ続けて昔の提督なんて見る影もない、なんてことなら余計にな」
加賀「…提督は、強い人でした。失敗しても失敗しても立ち上がって、私達を信じて、時に自分に力がない事を悔やみながらも誰も失わないように努力してくれました」
天龍「ああ、その通りだ、誰よりかっこいいと思ってるよ。今でもな」
113: ◆and2h/yWHc 2015/03/26(木) 02:03:05.15 ID:v4L5K13P0
加賀「私も…そんな提督に憧れていました。しかし、今の提督は、ただ逃げているだけ」
天龍「ああ、全くその通りだ」
加賀「今の提督を許せと言われても、私には無理です。ただ逃げているだけの弱い提督を許すことはできません」
天龍「加賀、あんたの気持ちはよくわかったよ。今、提督のとこに吹雪が行ってるんだ」
加賀「吹雪が?」
天龍「ああ、吹雪がな。あいつは初期艦だ、鎮守府の最古参だ、誰よりも提督の事をわかってるだろうさ。」
加賀「…そうですね、その通りです」
天龍「そろそろ、提督も決着付けるだろうよ」
加賀「そうですかね」
天龍「ああ、絶対にな」
加賀「…なぜ絶対だと言い切れるんですか」
天龍「腐っても俺達の提督だからだろ。確かに提督は変わった。けど根っこは変わってないはずだろ?もしも根っこから変わっちまったんならもう俺は提督には着いていかねぇよ」
加賀「提督だから…ですか」
天龍「ああ、提督だからだ」
加賀「そうですか」
天龍「なぁ、加賀、あんたも提督を許してやろうぜ。あいつは戻って来る、必ず。だから、な?」
加賀「……私には、許せるかどうか、わかりません」
天龍「今すぐじゃなくてもいいさ、けどいつかは許してやれるように、な」
加賀「いつかは…ですか」
天龍「ああ」
加賀「…わかりました。善処します」
天龍「それでいいさ、さて、提督のお帰りだ。俺は失礼させてもらうぜ」ガチャ
加賀「…天龍、ありがとう」
天龍「なに、いいってことよ。じゃあな」バタン
天龍「ああ、全くその通りだ」
加賀「今の提督を許せと言われても、私には無理です。ただ逃げているだけの弱い提督を許すことはできません」
天龍「加賀、あんたの気持ちはよくわかったよ。今、提督のとこに吹雪が行ってるんだ」
加賀「吹雪が?」
天龍「ああ、吹雪がな。あいつは初期艦だ、鎮守府の最古参だ、誰よりも提督の事をわかってるだろうさ。」
加賀「…そうですね、その通りです」
天龍「そろそろ、提督も決着付けるだろうよ」
加賀「そうですかね」
天龍「ああ、絶対にな」
加賀「…なぜ絶対だと言い切れるんですか」
天龍「腐っても俺達の提督だからだろ。確かに提督は変わった。けど根っこは変わってないはずだろ?もしも根っこから変わっちまったんならもう俺は提督には着いていかねぇよ」
加賀「提督だから…ですか」
天龍「ああ、提督だからだ」
加賀「そうですか」
天龍「なぁ、加賀、あんたも提督を許してやろうぜ。あいつは戻って来る、必ず。だから、な?」
加賀「……私には、許せるかどうか、わかりません」
天龍「今すぐじゃなくてもいいさ、けどいつかは許してやれるように、な」
加賀「いつかは…ですか」
天龍「ああ」
加賀「…わかりました。善処します」
天龍「それでいいさ、さて、提督のお帰りだ。俺は失礼させてもらうぜ」ガチャ
加賀「…天龍、ありがとう」
天龍「なに、いいってことよ。じゃあな」バタン
114: ◆and2h/yWHc 2015/03/26(木) 02:03:55.82 ID:v4L5K13P0
〜執務室前〜
天龍「スッキリしたような顔だな、提督さんよ」
提督「ああ、おかげさまでな」
天龍「そりゃあ良かった」
提督「…天龍、ありがとう」
天龍「それはきちんと全部終わらせてから聞かせろよ」
提督「…了解した」
天龍「頑張れよ」
提督「ああ、もちろん」ガチャ
〜執務室〜
提督「加賀」
加賀「なんですか?」
提督「2年も世話かけたな」
加賀「全くです」
提督「すまなかった」
加賀「……許しませんよ」
提督「それでいい」
加賀「何か、分かりましたか?」
提督「ああ、色々とな」
加賀「そうですか、ならいいです」
提督「なぁ加賀」
加賀「なんですか?」
提督「俺と結婚してくれ」
加賀「お断りします」
提督「それでいい」
加賀「何を笑っているんですか気持ち悪い」
提督「スッキリしたよ、色々とな」
加賀「……提督」
提督「なんだ?」
加賀「しばらく、待ってください。私が、貴方を許せるようになるまで」
提督「ああ、いつまででも待つさ、いつまででもな」
加賀「……ありがとう、ございます」
天龍「スッキリしたような顔だな、提督さんよ」
提督「ああ、おかげさまでな」
天龍「そりゃあ良かった」
提督「…天龍、ありがとう」
天龍「それはきちんと全部終わらせてから聞かせろよ」
提督「…了解した」
天龍「頑張れよ」
提督「ああ、もちろん」ガチャ
〜執務室〜
提督「加賀」
加賀「なんですか?」
提督「2年も世話かけたな」
加賀「全くです」
提督「すまなかった」
加賀「……許しませんよ」
提督「それでいい」
加賀「何か、分かりましたか?」
提督「ああ、色々とな」
加賀「そうですか、ならいいです」
提督「なぁ加賀」
加賀「なんですか?」
提督「俺と結婚してくれ」
加賀「お断りします」
提督「それでいい」
加賀「何を笑っているんですか気持ち悪い」
提督「スッキリしたよ、色々とな」
加賀「……提督」
提督「なんだ?」
加賀「しばらく、待ってください。私が、貴方を許せるようになるまで」
提督「ああ、いつまででも待つさ、いつまででもな」
加賀「……ありがとう、ございます」
118: ◆and2h/yWHc 2015/03/27(金) 00:46:34.93 ID:eLbBPnZL0
吹雪「天龍さん、少しいいですか?」
天龍「おう、どうした吹雪?」
吹雪「明日が何の日か、わかりますよね?」
天龍「ああ、もちろん」
吹雪「明日、司令官は必ず港に行きます。その間に加賀さんと話をしてくれませんか?」
天龍「おいおい、少し待てよ、ちゃんと1から話してくれよ」
吹雪「あ、そうですね。では、まず明日、司令官を昔の司令官に戻そうと思います」
天龍「ほう、どうやってだ?」
吹雪「話をします。港で。そしてきっと電の所に行く事になると思います。そして電と話をして、司令官ならきっと、きっと戻ってくれます」
天龍「……確かに、あいつなら戻るはず、だな」
吹雪「ええ、ですから私と電が司令官と話している間に加賀さんと話をしていて欲しいんです」
天龍「話すっつっても何を話せばいいんだ?」
吹雪「話す内容については天龍さんに任せます」
天龍「おいおい任せるって言われたってよ…」
吹雪「天龍さん、加賀さんに思うところが無いわけではないでしょう?」
天龍「…まぁ、な」
吹雪「それを話してくれればいいんです。天龍さんだから頼めることなんです。お願いできますか?」
天龍「…そこまで言われちゃあやらない訳にはいかねぇな!天龍様に任せとけ!」
吹雪「ありがとうございます天龍さん!」
天龍「なに、いいってことよ!その代わり、提督のこと、頼むぜ?」
吹雪「はい!任せてください!」
〜翌日、執務室前廊下〜
吹雪「天龍さん、ありがとうございました」
天龍「おう、提督の方も上手くいったみたいでよかったよ」
吹雪「加賀さんの方も、上手くいったみたいですね?」
天龍「ああ、まぁ出来ることはやったよ」
吹雪「やっぱり、あの二人がお似合いですね…」
天龍「ああ、そうだな…」
ーケッコンシテクレ
ーオコトワリシマス
吹雪「あらら、振られちゃいましたよ司令官」クスッ
天龍「ま、あいつららしいと言えばあいつららしいな」クスッ
吹雪「もう、大丈夫ですかね」
天龍「ああ、あいつらなら大丈夫だろうさ、きっとな」
吹雪「じゃあ、見つかる前に退散しましょうか」
天龍「ああ、退散するとしよう」
天龍「おう、どうした吹雪?」
吹雪「明日が何の日か、わかりますよね?」
天龍「ああ、もちろん」
吹雪「明日、司令官は必ず港に行きます。その間に加賀さんと話をしてくれませんか?」
天龍「おいおい、少し待てよ、ちゃんと1から話してくれよ」
吹雪「あ、そうですね。では、まず明日、司令官を昔の司令官に戻そうと思います」
天龍「ほう、どうやってだ?」
吹雪「話をします。港で。そしてきっと電の所に行く事になると思います。そして電と話をして、司令官ならきっと、きっと戻ってくれます」
天龍「……確かに、あいつなら戻るはず、だな」
吹雪「ええ、ですから私と電が司令官と話している間に加賀さんと話をしていて欲しいんです」
天龍「話すっつっても何を話せばいいんだ?」
吹雪「話す内容については天龍さんに任せます」
天龍「おいおい任せるって言われたってよ…」
吹雪「天龍さん、加賀さんに思うところが無いわけではないでしょう?」
天龍「…まぁ、な」
吹雪「それを話してくれればいいんです。天龍さんだから頼めることなんです。お願いできますか?」
天龍「…そこまで言われちゃあやらない訳にはいかねぇな!天龍様に任せとけ!」
吹雪「ありがとうございます天龍さん!」
天龍「なに、いいってことよ!その代わり、提督のこと、頼むぜ?」
吹雪「はい!任せてください!」
〜翌日、執務室前廊下〜
吹雪「天龍さん、ありがとうございました」
天龍「おう、提督の方も上手くいったみたいでよかったよ」
吹雪「加賀さんの方も、上手くいったみたいですね?」
天龍「ああ、まぁ出来ることはやったよ」
吹雪「やっぱり、あの二人がお似合いですね…」
天龍「ああ、そうだな…」
ーケッコンシテクレ
ーオコトワリシマス
吹雪「あらら、振られちゃいましたよ司令官」クスッ
天龍「ま、あいつららしいと言えばあいつららしいな」クスッ
吹雪「もう、大丈夫ですかね」
天龍「ああ、あいつらなら大丈夫だろうさ、きっとな」
吹雪「じゃあ、見つかる前に退散しましょうか」
天龍「ああ、退散するとしよう」
125: ◆and2h/yWHc 2015/03/27(金) 13:58:19.31 ID:eLbBPnZL0
キャラ紹介
提督
鎮守府提督。加賀単婚提督。鎮守府全体から信頼され慕われている。加賀love。プロポーズまてしているが一度断られている。
加賀
秘書艦。建造されてからほぼ秘書艦を務めている。唯一のケッコンカッコカリをしている艦娘である。プロポーズされてガチ結婚も少しずつ考え始めている。
吹雪
初期艦。ある意味提督の事は加賀よりもわかっている理解者。アニメ主人公になってとても嬉しかった様子。二期も主人公になれるかが最近の悩み。
電
2番目に来た艦娘。2年前の事故の被害者であり怪我で退役し今は山奥の家で暮らしている。下半身不随のため車椅子を使っている。最近ゲームを始めてハマっている模様。
天龍
フフ怖。3番目に来た艦娘。駆逐艦から戦艦まで艦種を問わず人気。今でもたまにフフ怖と呼ばれる。でもなんだかんだ頼れる。最近はアニメ二期では出れるように策を練っている。
山城
初めて来た戦艦であり4番目に来た艦娘。出撃も無くて暇している。大抵北上とだらだらしている。アニメ吹雪が赤城にべったりで少し妬いていた。
金剛
5番目に来た艦娘。言わずと知れた提督love。自分では無理だと思っているので加賀を応援している。最近は紅茶よりもコーヒーに凝っているらしい。
赤城
6番目に来た艦娘。趣味は食べ歩き。自分で料理を作ることを覚えた。良く鳳翔と間宮に料理を教えてもらっている。最近秋月と仲がいい。
鳳翔
夜は居酒屋鳳翔を開いている。酒飲み共の溜まり場。出される料理は絶品である。昼間は空母達の鍛錬の監督をしていたりする。小さい菜園を作って野菜を育てたりその野菜を使った料理教室を開いたりなんかもしている。
間宮
甘味処間宮を開いている。駆逐艦達の憩いの場。たまに戦艦達も甘い物を求めてやってくる。最近伊良湖が入ってきて新人の教育に力を入れている。たまに変な創作甘味を作る。
提督
鎮守府提督。加賀単婚提督。鎮守府全体から信頼され慕われている。加賀love。プロポーズまてしているが一度断られている。
加賀
秘書艦。建造されてからほぼ秘書艦を務めている。唯一のケッコンカッコカリをしている艦娘である。プロポーズされてガチ結婚も少しずつ考え始めている。
吹雪
初期艦。ある意味提督の事は加賀よりもわかっている理解者。アニメ主人公になってとても嬉しかった様子。二期も主人公になれるかが最近の悩み。
電
2番目に来た艦娘。2年前の事故の被害者であり怪我で退役し今は山奥の家で暮らしている。下半身不随のため車椅子を使っている。最近ゲームを始めてハマっている模様。
天龍
フフ怖。3番目に来た艦娘。駆逐艦から戦艦まで艦種を問わず人気。今でもたまにフフ怖と呼ばれる。でもなんだかんだ頼れる。最近はアニメ二期では出れるように策を練っている。
山城
初めて来た戦艦であり4番目に来た艦娘。出撃も無くて暇している。大抵北上とだらだらしている。アニメ吹雪が赤城にべったりで少し妬いていた。
金剛
5番目に来た艦娘。言わずと知れた提督love。自分では無理だと思っているので加賀を応援している。最近は紅茶よりもコーヒーに凝っているらしい。
赤城
6番目に来た艦娘。趣味は食べ歩き。自分で料理を作ることを覚えた。良く鳳翔と間宮に料理を教えてもらっている。最近秋月と仲がいい。
鳳翔
夜は居酒屋鳳翔を開いている。酒飲み共の溜まり場。出される料理は絶品である。昼間は空母達の鍛錬の監督をしていたりする。小さい菜園を作って野菜を育てたりその野菜を使った料理教室を開いたりなんかもしている。
間宮
甘味処間宮を開いている。駆逐艦達の憩いの場。たまに戦艦達も甘い物を求めてやってくる。最近伊良湖が入ってきて新人の教育に力を入れている。たまに変な創作甘味を作る。
130: ◆and2h/yWHc 2015/03/30(月) 00:21:11.59 ID:UEZ1/9OU0
提督「加賀、今度電の所に行こう」
加賀「唐突ですね」
提督「まぁな。んで、どうする?」
加賀「……行きます」
提督「よし、決まりだな。明日でいいか?」
加賀「明日ですか、それはまた急な話ですね。執務はどうするおつもりですか?」
提督「吹雪に頼む」
加賀「……はぁ」
提督「明日、予定あったか?」
加賀「…いえ。今のうちに吹雪に頼みに行きましょうか」
提督「あぁ、そうしよう」
〜廊下〜
提督「吹雪!」
吹雪「どうしたんですか?司令官に加賀さん?」
提督「明日の代わりに執務やってくれないか?」
吹雪「えっ?」
加賀「提督、説明が足りません」
提督「明日、加賀と電のところに行くから執務やっといて欲しいんだ」
吹雪「電ちゃんの所に、ですか?」
提督「そうそう、電の所に」
吹雪「はぁ…わかりましたよ…」
提督「すまんな、吹雪」
吹雪「いいんですよ、司令官」
加賀「唐突ですね」
提督「まぁな。んで、どうする?」
加賀「……行きます」
提督「よし、決まりだな。明日でいいか?」
加賀「明日ですか、それはまた急な話ですね。執務はどうするおつもりですか?」
提督「吹雪に頼む」
加賀「……はぁ」
提督「明日、予定あったか?」
加賀「…いえ。今のうちに吹雪に頼みに行きましょうか」
提督「あぁ、そうしよう」
〜廊下〜
提督「吹雪!」
吹雪「どうしたんですか?司令官に加賀さん?」
提督「明日の代わりに執務やってくれないか?」
吹雪「えっ?」
加賀「提督、説明が足りません」
提督「明日、加賀と電のところに行くから執務やっといて欲しいんだ」
吹雪「電ちゃんの所に、ですか?」
提督「そうそう、電の所に」
吹雪「はぁ…わかりましたよ…」
提督「すまんな、吹雪」
吹雪「いいんですよ、司令官」
131: ◆and2h/yWHc 2015/03/30(月) 00:22:11.23 ID:UEZ1/9OU0
天龍「大変な仕事押し付けられちまったなぁ吹雪!」
提督「あ、あと吹雪、秘書に1人誰か好きに付けていいからな?天龍とか」
吹雪「あ、そうですか、じゃあ天龍さんにお願いしようかなぁ?」
天龍「はぁ!?ふざけんなよ!なんで俺が!?」
吹雪「そうですかぁ…手伝ってくれないですか…」
天龍「そ、そんな目をしてもダメだからな!」
吹雪「そうですか…でも執務をこなせる人なんて天龍さんぐらいしかいないんですよねぇ…」
天龍「……確かに」
吹雪「1人でやらなきゃダメなのかなぁ…大変だなぁ…」
天龍「…わかったよ!手伝ってやるよ!」
吹雪「天龍さんぐらいしかありがとうございます!」
提督「いやー、悪いな天龍」
天龍「お前帰ってきたらなんか奢れよ?」
提督「それぐらいならお安い御用だ」
加賀「2人ともありがとうございます」
吹雪「いいんですよ!電ちゃんによろしく伝えておいてくださいね」
提督「了解した、んじゃあ明日は頼むな、何かあったら連絡してくれ」
吹雪「はーい!」
〜甘味処間宮〜
提督「こんばんは〜」ガラガラ
間宮「あら、提督どうしたんですか?」
提督「少し頼みがあってな」
間宮「なんですか?」
提督「間宮饅頭、今作れるか?」
間宮「ええ、少しなら」
提督「そうか、なら作ってもらえるか?」
間宮「ええ、いいですが急にどうして?」
提督「明日電のとこに持って行く土産にと思ってな」
間宮「電ちゃんの所にですか…なら、気合い入れて作らないとダメですね!」
提督「急ですまんな、助かるよ」
間宮「いいんですよ!電ちゃん好きでしたもんね、間宮饅頭」
提督「ああ、そうだなぁ…」
間宮「明日、何時頃に出発するんですか?」
提督「9時頃には出るつもりだよ」
間宮「ではその前にお届けしますね!」
提督「何から何まですまんな、恩に着るよ」
間宮「いえいえ、電ちゃんの為ですから!」
提督「んじゃあ、頼んだ」ガラガラ
間宮「……よし、頑張らないと」
提督「あ、あと吹雪、秘書に1人誰か好きに付けていいからな?天龍とか」
吹雪「あ、そうですか、じゃあ天龍さんにお願いしようかなぁ?」
天龍「はぁ!?ふざけんなよ!なんで俺が!?」
吹雪「そうですかぁ…手伝ってくれないですか…」
天龍「そ、そんな目をしてもダメだからな!」
吹雪「そうですか…でも執務をこなせる人なんて天龍さんぐらいしかいないんですよねぇ…」
天龍「……確かに」
吹雪「1人でやらなきゃダメなのかなぁ…大変だなぁ…」
天龍「…わかったよ!手伝ってやるよ!」
吹雪「天龍さんぐらいしかありがとうございます!」
提督「いやー、悪いな天龍」
天龍「お前帰ってきたらなんか奢れよ?」
提督「それぐらいならお安い御用だ」
加賀「2人ともありがとうございます」
吹雪「いいんですよ!電ちゃんによろしく伝えておいてくださいね」
提督「了解した、んじゃあ明日は頼むな、何かあったら連絡してくれ」
吹雪「はーい!」
〜甘味処間宮〜
提督「こんばんは〜」ガラガラ
間宮「あら、提督どうしたんですか?」
提督「少し頼みがあってな」
間宮「なんですか?」
提督「間宮饅頭、今作れるか?」
間宮「ええ、少しなら」
提督「そうか、なら作ってもらえるか?」
間宮「ええ、いいですが急にどうして?」
提督「明日電のとこに持って行く土産にと思ってな」
間宮「電ちゃんの所にですか…なら、気合い入れて作らないとダメですね!」
提督「急ですまんな、助かるよ」
間宮「いいんですよ!電ちゃん好きでしたもんね、間宮饅頭」
提督「ああ、そうだなぁ…」
間宮「明日、何時頃に出発するんですか?」
提督「9時頃には出るつもりだよ」
間宮「ではその前にお届けしますね!」
提督「何から何まですまんな、恩に着るよ」
間宮「いえいえ、電ちゃんの為ですから!」
提督「んじゃあ、頼んだ」ガラガラ
間宮「……よし、頑張らないと」
137: ◆and2h/yWHc 2015/04/13(月) 22:04:46.64 ID:HKaznWTa0
〜翌日〜
間宮「提督ー!」
提督「ん、どしたの?」
間宮「昨日頼まれてた間宮饅頭、持ってきましたよ!」
提督「ああ、すまんな。呼んでくれれば取りに行ったのに…」
間宮「いいんですよ!」
提督「ありがとうな、電も喜ぶよ」
間宮「だと嬉しいですね!」
提督「よし、じゃあ行ってくる」
間宮「電ちゃんによろしく言っておいてくださいね!」
提督「了解了解」
〜鎮守府前〜
提督「すまん加賀、待たせたか?」
加賀「ええ、5分も待ちました」
提督「大して待ってねぇな!」
加賀「そんなことよりもどうやって行くんですか?」
提督「車を用意してるからそれでだな」
加賀「提督免許持ってたんですね」
提督「ああ、まぁな」
加賀「意外ですね」
提督「うちの実家は田舎だし車がないと大変なんだよ色々とな…っと、これだ」
加賀「……二人乗り」
提督「どうした加賀?」
加賀「いえ、なんでもありません」
提督「そうか?んじゃあまぁ、出発しますかね」
〜車内〜
加賀「どれぐらいで着くんですか?」
提督「そこまでかからないと思うぞ、まぁ1時間ってとこか」
加賀「そうですか」
間宮「提督ー!」
提督「ん、どしたの?」
間宮「昨日頼まれてた間宮饅頭、持ってきましたよ!」
提督「ああ、すまんな。呼んでくれれば取りに行ったのに…」
間宮「いいんですよ!」
提督「ありがとうな、電も喜ぶよ」
間宮「だと嬉しいですね!」
提督「よし、じゃあ行ってくる」
間宮「電ちゃんによろしく言っておいてくださいね!」
提督「了解了解」
〜鎮守府前〜
提督「すまん加賀、待たせたか?」
加賀「ええ、5分も待ちました」
提督「大して待ってねぇな!」
加賀「そんなことよりもどうやって行くんですか?」
提督「車を用意してるからそれでだな」
加賀「提督免許持ってたんですね」
提督「ああ、まぁな」
加賀「意外ですね」
提督「うちの実家は田舎だし車がないと大変なんだよ色々とな…っと、これだ」
加賀「……二人乗り」
提督「どうした加賀?」
加賀「いえ、なんでもありません」
提督「そうか?んじゃあまぁ、出発しますかね」
〜車内〜
加賀「どれぐらいで着くんですか?」
提督「そこまでかからないと思うぞ、まぁ1時間ってとこか」
加賀「そうですか」
138: ◆and2h/yWHc 2015/04/13(月) 22:05:48.61 ID:HKaznWTa0
提督「なんなら寝ててもいいぞ」
加賀「いえ、寝てしまったら何をされるかわかりませんので遠慮しておきます」
提督「酷い物言いだな…」
加賀「…煙草、吸っていましたね。昔は」
提督「ああ、そうだなぁ…」
加賀「よく電に怒られていましたね」
提督「そうだったな…『煙草は体に良くないのです!』ってな」
加賀「似てないですね」
提督「そりゃあ似てないだろうよ!」
加賀「懐かしいですね。私が着任して、最初に話しかけてくれたのも電でした」
提督「あぁ、そうだったな」
加賀「あの子がいなければ私は鎮守府に馴染めはしませんでしたね」
提督「意外とそうでもないかもよ?」
加賀「だとしても、かなりの時間がかかったはずです」
提督「ま、それはそうかもしれんな」
加賀「あの子は、こんな無愛想な私にも一生懸命話しかけてくれました」
提督「電は加賀の事を『無愛想に見えるけど感情豊かな人』だって言ってたなぁ…」
加賀「提督の事は『背伸びした子供』と言っていましたよ」
提督「まぁ、間違ってないかもなぁ…」
加賀「妥当ですね」
提督「ところで加賀よ」
加賀「なんですか?」
提督「最近赤城と秋月が仲がいいみたいだな」
加賀「ええ、前に一緒に食事をした時に仲良くなったみたいですね」
提督「良いことだ、本当によかった」
加賀「無駄な心配でしたね」
提督「そうだな、いらんお世話だったな」
加賀「全く、提督は心配症過ぎです」
提督「まぁ、そうだな」
加賀「どんなかすり傷でもすぐに入渠させますしね」
提督「そのかすり傷が轟沈に繋がる事があるかもしれんからな」
加賀「その可能性は否定出来ませんね」
提督「だろ?だからこそ、誰かを失う可能性は徹底的に排除しておくべきなんだ、全て」
加賀「そのためならなんでもやりかねませんね、提督は」
提督「なんでもはやらんさ、流石にな。けどまぁ、やれる事は全てやるな」
加賀「そんな提督だから、皆信頼して指揮を任せられるんですよ」
提督「ありがたい事だな、本当に…」
提督「っと、着いたな」
加賀「早かったですね。1時間もかかってないですよ?」
提督「道が空いてたからなぁ…っと、行くか」
加賀「はい」
加賀「いえ、寝てしまったら何をされるかわかりませんので遠慮しておきます」
提督「酷い物言いだな…」
加賀「…煙草、吸っていましたね。昔は」
提督「ああ、そうだなぁ…」
加賀「よく電に怒られていましたね」
提督「そうだったな…『煙草は体に良くないのです!』ってな」
加賀「似てないですね」
提督「そりゃあ似てないだろうよ!」
加賀「懐かしいですね。私が着任して、最初に話しかけてくれたのも電でした」
提督「あぁ、そうだったな」
加賀「あの子がいなければ私は鎮守府に馴染めはしませんでしたね」
提督「意外とそうでもないかもよ?」
加賀「だとしても、かなりの時間がかかったはずです」
提督「ま、それはそうかもしれんな」
加賀「あの子は、こんな無愛想な私にも一生懸命話しかけてくれました」
提督「電は加賀の事を『無愛想に見えるけど感情豊かな人』だって言ってたなぁ…」
加賀「提督の事は『背伸びした子供』と言っていましたよ」
提督「まぁ、間違ってないかもなぁ…」
加賀「妥当ですね」
提督「ところで加賀よ」
加賀「なんですか?」
提督「最近赤城と秋月が仲がいいみたいだな」
加賀「ええ、前に一緒に食事をした時に仲良くなったみたいですね」
提督「良いことだ、本当によかった」
加賀「無駄な心配でしたね」
提督「そうだな、いらんお世話だったな」
加賀「全く、提督は心配症過ぎです」
提督「まぁ、そうだな」
加賀「どんなかすり傷でもすぐに入渠させますしね」
提督「そのかすり傷が轟沈に繋がる事があるかもしれんからな」
加賀「その可能性は否定出来ませんね」
提督「だろ?だからこそ、誰かを失う可能性は徹底的に排除しておくべきなんだ、全て」
加賀「そのためならなんでもやりかねませんね、提督は」
提督「なんでもはやらんさ、流石にな。けどまぁ、やれる事は全てやるな」
加賀「そんな提督だから、皆信頼して指揮を任せられるんですよ」
提督「ありがたい事だな、本当に…」
提督「っと、着いたな」
加賀「早かったですね。1時間もかかってないですよ?」
提督「道が空いてたからなぁ…っと、行くか」
加賀「はい」
139: ◆and2h/yWHc 2015/04/13(月) 22:06:16.49 ID:HKaznWTa0
〜電の家〜
ピンポーン
電『どなたですか?』
提督「俺だよ、遊びに来たよ」
電『俺、ですか。オレオレ詐欺は勘弁なのです』
提督「提督ですよ!提督!」
電『わかっていたのですよ!今から開けますね』
加賀「完全に遊ばれましたね」
提督「あぁ、遊ばれてたな…」
電「司令官さんいらっしゃーい、なのです!」
提督「よう、電」
加賀「電、久しぶりね」
電「加賀さんも来てくれたんですね!上がって下さい!」
提督「お邪魔しますっと。電、台所借りるぞー」
電「わかったのです!」
加賀「……広いわね」
電「そうなんです。でも一人じゃ広すぎて…」
加賀「妖精も何人かいるんじゃないのかしら?」
電「今は皆少し出かけているのです!」
加賀「そう、出かけているのね」
電「加賀さん、どうぞ座ってくださいなのです!」
加賀「えぇ、それにしても広いわね…」
電「それはさっきも言ったのです!」
提督「お待たせ〜」
電「司令官さん何をしていたのですか?」
提督「お茶を淹れて来たんだよ」
電「台所の場所もそうですけどよくわかりましたね…」
提督「まぁ、台所は見えてたし綺麗に整頓してあったしな。ほら、お土産の間宮饅頭」
電「間宮饅頭!!ありがとうございます司令官さん!」
提督「間宮さんが食べたい時は提督に持たせるので遠慮なく言ってくださいね、だそうだ」
電「なら毎日でも頼みましょうか?」
提督「さすがにそれはやめてくれ…」
ピンポーン
電『どなたですか?』
提督「俺だよ、遊びに来たよ」
電『俺、ですか。オレオレ詐欺は勘弁なのです』
提督「提督ですよ!提督!」
電『わかっていたのですよ!今から開けますね』
加賀「完全に遊ばれましたね」
提督「あぁ、遊ばれてたな…」
電「司令官さんいらっしゃーい、なのです!」
提督「よう、電」
加賀「電、久しぶりね」
電「加賀さんも来てくれたんですね!上がって下さい!」
提督「お邪魔しますっと。電、台所借りるぞー」
電「わかったのです!」
加賀「……広いわね」
電「そうなんです。でも一人じゃ広すぎて…」
加賀「妖精も何人かいるんじゃないのかしら?」
電「今は皆少し出かけているのです!」
加賀「そう、出かけているのね」
電「加賀さん、どうぞ座ってくださいなのです!」
加賀「えぇ、それにしても広いわね…」
電「それはさっきも言ったのです!」
提督「お待たせ〜」
電「司令官さん何をしていたのですか?」
提督「お茶を淹れて来たんだよ」
電「台所の場所もそうですけどよくわかりましたね…」
提督「まぁ、台所は見えてたし綺麗に整頓してあったしな。ほら、お土産の間宮饅頭」
電「間宮饅頭!!ありがとうございます司令官さん!」
提督「間宮さんが食べたい時は提督に持たせるので遠慮なく言ってくださいね、だそうだ」
電「なら毎日でも頼みましょうか?」
提督「さすがにそれはやめてくれ…」
143: ◆and2h/yWHc 2015/04/20(月) 17:01:44.71 ID:W+T4uS9/0
電「ふふ、冗談ですよ」
提督「電はたまに本気で言ってるのか冗談なのかわからん…」
電「半分冗談半分本音ですから!」
提督「半分本音か、ならまた饅頭持ってこなきゃな」
電「是非お願いするのです!」
提督「しかし、広いよなここは」
電「確かに私と妖精の皆で生活していても広く感じます…」
提督「余裕が出来たらここに鎮守府慰安旅行しに来るか」
加賀「そうですね、ここなら静かですしいいと思います」
提督「よし、検討しておくか」
電「楽しみにしているのです!」
電「ところで司令官、戦況の方はどうなのですか?」
提督「それは話せないな」
電「何故ですか?」
提督「君はもう退役しているからな、部外者に戦況は教えられんさ」
電「そうですか…素直じゃないですね、司令官」
提督「さぁ、何のことやらな。だが、今まで誰も沈んでいないし、これからも沈ませるつもりはないとだけ言っておくよ」
電「そうですか、それならいいのです!」
加賀「提督、少し」
提督「ん、わかった。少し出てるよ」
電「…司令官さん今ので良くわかりましたね」
提督「まぁ、秘書艦だしな。そう言う電もわかっただろ?」
電「わかりましたよ。私と加賀さんの仲ですから!」
提督「そうだな、電と加賀の仲だからな」
加賀「少し恥ずかしいからやめてください…」
提督「加賀、話が終わったら連絡してくれ」
加賀「はい、わかりました」
電「あ、司令官さん、外に出るならついでにシュークリーム買ってきて欲しいのです」
提督「了解了解、シュークリームな。加賀はどうする?」
加賀「私はロールケーキでいいです」
提督「わかった、帰りに買ってくる」バタン
加賀「電、まず謝るわ。今まで来れなくてごめんなさい…」
電「いいのですよ、加賀さんが今ここにいてこうやって謝ってくれるから、許すのです」
加賀「ありがとう、電。私の事も、提督の事も…」
電「司令官さんの事は司令官自身が出した答えなのです。私は過去の鎖を解くための鍵を渡しただけなのです」
加賀「…私も、鎖を解けるかしら」
電「加賀さん1人だけでなら無理かもしれません。でも司令官と、天龍さんと、吹雪さんと、赤城さんと、鎮守府のみんなと、そして私。いつも自分だけで解決しようとするのは加賀さんの悪い癖です。だから皆を頼ってください」
提督「電はたまに本気で言ってるのか冗談なのかわからん…」
電「半分冗談半分本音ですから!」
提督「半分本音か、ならまた饅頭持ってこなきゃな」
電「是非お願いするのです!」
提督「しかし、広いよなここは」
電「確かに私と妖精の皆で生活していても広く感じます…」
提督「余裕が出来たらここに鎮守府慰安旅行しに来るか」
加賀「そうですね、ここなら静かですしいいと思います」
提督「よし、検討しておくか」
電「楽しみにしているのです!」
電「ところで司令官、戦況の方はどうなのですか?」
提督「それは話せないな」
電「何故ですか?」
提督「君はもう退役しているからな、部外者に戦況は教えられんさ」
電「そうですか…素直じゃないですね、司令官」
提督「さぁ、何のことやらな。だが、今まで誰も沈んでいないし、これからも沈ませるつもりはないとだけ言っておくよ」
電「そうですか、それならいいのです!」
加賀「提督、少し」
提督「ん、わかった。少し出てるよ」
電「…司令官さん今ので良くわかりましたね」
提督「まぁ、秘書艦だしな。そう言う電もわかっただろ?」
電「わかりましたよ。私と加賀さんの仲ですから!」
提督「そうだな、電と加賀の仲だからな」
加賀「少し恥ずかしいからやめてください…」
提督「加賀、話が終わったら連絡してくれ」
加賀「はい、わかりました」
電「あ、司令官さん、外に出るならついでにシュークリーム買ってきて欲しいのです」
提督「了解了解、シュークリームな。加賀はどうする?」
加賀「私はロールケーキでいいです」
提督「わかった、帰りに買ってくる」バタン
加賀「電、まず謝るわ。今まで来れなくてごめんなさい…」
電「いいのですよ、加賀さんが今ここにいてこうやって謝ってくれるから、許すのです」
加賀「ありがとう、電。私の事も、提督の事も…」
電「司令官さんの事は司令官自身が出した答えなのです。私は過去の鎖を解くための鍵を渡しただけなのです」
加賀「…私も、鎖を解けるかしら」
電「加賀さん1人だけでなら無理かもしれません。でも司令官と、天龍さんと、吹雪さんと、赤城さんと、鎮守府のみんなと、そして私。いつも自分だけで解決しようとするのは加賀さんの悪い癖です。だから皆を頼ってください」
144: ◆and2h/yWHc 2015/04/20(月) 17:03:12.93 ID:W+T4uS9/0
加賀「…そうね、そうするわ」
電「まだ、司令官さんの事を許してあげられませんか?」
加賀「そうね、提督が悪くないのはわかっているわ、でも」
電「加賀さん、自分に正直になった方がいいのです」
加賀「これでも、自分に正直だと思っているのだけれど…」
電「そんなことないのです。私にはわかりますよ、加賀さん。司令官さんの事、もう許せてあげてるんじゃないですか?」
加賀「……そうだとして、じゃあさっき何故提督を許せているか聞いたの?」
電「自分の口から言えるかどうか、聞いてみたかったのです」
加賀「自分の口から言えるかどうか、ね」
電「そうなのです。自分の口から言えたならきっと加賀さんはもう過去の鎖から解かれていたのです」
電「まだ、司令官さんの事を許してあげられませんか?」
加賀「そうね、提督が悪くないのはわかっているわ、でも」
電「加賀さん、自分に正直になった方がいいのです」
加賀「これでも、自分に正直だと思っているのだけれど…」
電「そんなことないのです。私にはわかりますよ、加賀さん。司令官さんの事、もう許せてあげてるんじゃないですか?」
加賀「……そうだとして、じゃあさっき何故提督を許せているか聞いたの?」
電「自分の口から言えるかどうか、聞いてみたかったのです」
加賀「自分の口から言えるかどうか、ね」
電「そうなのです。自分の口から言えたならきっと加賀さんはもう過去の鎖から解かれていたのです」
145: ◆and2h/yWHc 2015/04/20(月) 17:04:21.30 ID:W+T4uS9/0
加賀「言えなかったから解かれていないと?」
電「はい、まだ、鍵は近くにあるのに取れていない。そんな感じなのです」
加賀「…正しいかもしれないわね、その例えは」
電「だから、私が鍵を近づけてあげるのです。それでも届かないときには、司令官さんに、鎮守府のみんなにも手伝ってもらって」
加賀「それは、頼もしいわね」
電「はい!電の本気を見るのです!」
加賀「本当に、あなたには頼ってばかりね、今も昔も」
電「そんなことないのですよ?」
加賀「そうかしら?」
電「はい、そうなのです。だから私が返す番、なのです!」
加賀「ふふ、それでは頼らせてもらうわ」
電「ではまず、司令官さんのこと、どう思っていますか?」
加賀「そうね、今の提督は好きよ。ある意味昔の提督よりも、ね」
電「そこまでぶっちゃけられるのに最初から言わなかったんですか…」
加賀「あなたにだから、よ」
電「それは嬉しいのですけど…司令官さんには直接言ってないんでしょう?加賀さんのことですから」
加賀「提督どころかあなた以外誰にも言っていないわ。赤城さんにも、ね」
電「そうですか…でもこれで鍵にまた少し近づけましたね!」
加賀「ええ、そうね」
電「あとは加賀さん自身が司令官さんにその事を伝えられればいいんですが…」
加賀「そうね…」
電「はい、まだ、鍵は近くにあるのに取れていない。そんな感じなのです」
加賀「…正しいかもしれないわね、その例えは」
電「だから、私が鍵を近づけてあげるのです。それでも届かないときには、司令官さんに、鎮守府のみんなにも手伝ってもらって」
加賀「それは、頼もしいわね」
電「はい!電の本気を見るのです!」
加賀「本当に、あなたには頼ってばかりね、今も昔も」
電「そんなことないのですよ?」
加賀「そうかしら?」
電「はい、そうなのです。だから私が返す番、なのです!」
加賀「ふふ、それでは頼らせてもらうわ」
電「ではまず、司令官さんのこと、どう思っていますか?」
加賀「そうね、今の提督は好きよ。ある意味昔の提督よりも、ね」
電「そこまでぶっちゃけられるのに最初から言わなかったんですか…」
加賀「あなたにだから、よ」
電「それは嬉しいのですけど…司令官さんには直接言ってないんでしょう?加賀さんのことですから」
加賀「提督どころかあなた以外誰にも言っていないわ。赤城さんにも、ね」
電「そうですか…でもこれで鍵にまた少し近づけましたね!」
加賀「ええ、そうね」
電「あとは加賀さん自身が司令官さんにその事を伝えられればいいんですが…」
加賀「そうね…」
146: ◆and2h/yWHc 2015/04/20(月) 17:04:54.97 ID:W+T4uS9/0
電「でも、きっと加賀さんなら出来るのですよ」
加賀「どうしてかしら?」
電「それは加賀さんだからです!」
加賀「答えになってないような気がするのだけれど…」
電「いえ、なっていますよ、私の中では!」
加賀「そう…あなたの中では、ね」
電「はい!」
加賀「私だから出来る。そう思った理由を聞かせてもらってもいいかしら?」
電「加賀さんの笑った顔が、すごく自然だったのです。だからきっと加賀さんなら出来る。そう思ったのです!」
加賀「そう…、電がそういうならそうかも知れないわね」
電「私が思ってたよりもずっと鍵は近くにあって、加賀さんはずっと強い人だったのです」
加賀「私だけの力ではないわ、天龍や鎮守府のみんな、そして電、そして提督。みんなの力よ」
電「それを言える加賀さんはとても強い人なのです、加賀さん、頑張ってくださいね?」
加賀「ええ、一航戦の誇りにかけて、全力を尽くすわ」
電「それでこそ、加賀さんなのです!」
提督「よう、話は終わったか?」ガチャ
電「司令官さんっ!?話聞いてたんですか!?」
提督「いや、そろそろだと思ったから帰ってきただけだし聞いてねぇよ」
電「本当ですか…?」
提督「ああ、本当だよ本当」
電「ならいいですけど…」
加賀「提督、帰って来てすぐですがそろそろ鎮守府に戻らないといけないのでは?」
提督「もうそんな時間か…電、また来る。次もまた誰か連れてくるよ」
電「そうですか、楽しみに待っているのです!」
加賀「また来るわね」
電「次来る時は指輪つけて来てくださいね」ボソッ
加賀「えぇ…そうね…」
提督「加賀、早く帰ろう。吹雪の小言が長くなるぞ」
加賀「ええ、そうしましょう」
電「いつでも遊びに来てくださいね!」
提督「あぁ、また近いうちに来るよ、またな」
加賀「色々とお土産も持ってくるわ」
電「楽しみに待っています!」
加賀「どうしてかしら?」
電「それは加賀さんだからです!」
加賀「答えになってないような気がするのだけれど…」
電「いえ、なっていますよ、私の中では!」
加賀「そう…あなたの中では、ね」
電「はい!」
加賀「私だから出来る。そう思った理由を聞かせてもらってもいいかしら?」
電「加賀さんの笑った顔が、すごく自然だったのです。だからきっと加賀さんなら出来る。そう思ったのです!」
加賀「そう…、電がそういうならそうかも知れないわね」
電「私が思ってたよりもずっと鍵は近くにあって、加賀さんはずっと強い人だったのです」
加賀「私だけの力ではないわ、天龍や鎮守府のみんな、そして電、そして提督。みんなの力よ」
電「それを言える加賀さんはとても強い人なのです、加賀さん、頑張ってくださいね?」
加賀「ええ、一航戦の誇りにかけて、全力を尽くすわ」
電「それでこそ、加賀さんなのです!」
提督「よう、話は終わったか?」ガチャ
電「司令官さんっ!?話聞いてたんですか!?」
提督「いや、そろそろだと思ったから帰ってきただけだし聞いてねぇよ」
電「本当ですか…?」
提督「ああ、本当だよ本当」
電「ならいいですけど…」
加賀「提督、帰って来てすぐですがそろそろ鎮守府に戻らないといけないのでは?」
提督「もうそんな時間か…電、また来る。次もまた誰か連れてくるよ」
電「そうですか、楽しみに待っているのです!」
加賀「また来るわね」
電「次来る時は指輪つけて来てくださいね」ボソッ
加賀「えぇ…そうね…」
提督「加賀、早く帰ろう。吹雪の小言が長くなるぞ」
加賀「ええ、そうしましょう」
電「いつでも遊びに来てくださいね!」
提督「あぁ、また近いうちに来るよ、またな」
加賀「色々とお土産も持ってくるわ」
電「楽しみに待っています!」
147: ◆and2h/yWHc 2015/04/20(月) 17:05:38.59 ID:W+T4uS9/0
〜車内〜
提督「久々に電と話しただろ?どうだった?」
加賀「昔から変わってないわね、優しくて、強くて」
提督「ああ、俺もそう思うよ。あんな強さが俺にも欲しいもんだ」
加賀「提督、あなたにはあなたの強さがあるわ」
提督「本当に、そうならいいけどな」
加賀「提督、少し景色のいい所にでも行きましょう」
提督「景色のいい所、か?珍しいな」
加賀「だめかしら?」
提督「いや、加賀の望みとあらばどこへでも」
加賀「そう…ではお願いするわ」
提督「あの山、夕日がちょうど見えそうだな。あそこでいいか?」
加賀「えぇ、いいわ」
〜山の上〜
提督「ほら、着いたぞ」
加賀「綺麗ね…」
提督「ああ、そうだな…」
加賀「あら、そこは『加賀の方が綺麗だよ』ではないのかしら?」
提督「そんな歯の浮くようなセリフは言わんよ」
加賀「そうですか。まぁ本当に言われても困りますが」
提督「ならなんで言ったんだよ…」
加賀「さぁ、なんでかしらね?」
提督「まるで手の上で踊らされてる様だな…」
加賀「……こんな会話も、いつぶりかしら」
提督「さぁ、いつぶりだろうな…」
加賀「提督、あの時私は待って欲しいと言いましたね」
提督「あぁ、そうだな」
加賀「今、答えます」
提督「…そうか」
加賀「提督、私は貴方のことが好きです。許せるまで待って欲しいなんて言ったけれどもうとっくの前に許せていたんです。でも、前の逃げていた貴方を認めたくなくて、だから許してないと言っていたの。自分にも、貴方にも、天龍にも、電にも」
加賀「けれど貴方は逃げることをやめた。立ち向かった。だから私は、この気持ちと向き合います。提督、私は貴方が好き、今の貴方が。心の底から、好きです」
提督「そうか…なら、もう一回言おう」
提督「加賀、俺と結婚してくれ」
加賀「はい…よろしくお願いします…」
提督「加賀、待たせて悪かったな、今迄」
加賀「本当ですよ、提督。けど、いいです。許します」
提督「あぁ、ありがとうよ」
提督「久々に電と話しただろ?どうだった?」
加賀「昔から変わってないわね、優しくて、強くて」
提督「ああ、俺もそう思うよ。あんな強さが俺にも欲しいもんだ」
加賀「提督、あなたにはあなたの強さがあるわ」
提督「本当に、そうならいいけどな」
加賀「提督、少し景色のいい所にでも行きましょう」
提督「景色のいい所、か?珍しいな」
加賀「だめかしら?」
提督「いや、加賀の望みとあらばどこへでも」
加賀「そう…ではお願いするわ」
提督「あの山、夕日がちょうど見えそうだな。あそこでいいか?」
加賀「えぇ、いいわ」
〜山の上〜
提督「ほら、着いたぞ」
加賀「綺麗ね…」
提督「ああ、そうだな…」
加賀「あら、そこは『加賀の方が綺麗だよ』ではないのかしら?」
提督「そんな歯の浮くようなセリフは言わんよ」
加賀「そうですか。まぁ本当に言われても困りますが」
提督「ならなんで言ったんだよ…」
加賀「さぁ、なんでかしらね?」
提督「まるで手の上で踊らされてる様だな…」
加賀「……こんな会話も、いつぶりかしら」
提督「さぁ、いつぶりだろうな…」
加賀「提督、あの時私は待って欲しいと言いましたね」
提督「あぁ、そうだな」
加賀「今、答えます」
提督「…そうか」
加賀「提督、私は貴方のことが好きです。許せるまで待って欲しいなんて言ったけれどもうとっくの前に許せていたんです。でも、前の逃げていた貴方を認めたくなくて、だから許してないと言っていたの。自分にも、貴方にも、天龍にも、電にも」
加賀「けれど貴方は逃げることをやめた。立ち向かった。だから私は、この気持ちと向き合います。提督、私は貴方が好き、今の貴方が。心の底から、好きです」
提督「そうか…なら、もう一回言おう」
提督「加賀、俺と結婚してくれ」
加賀「はい…よろしくお願いします…」
提督「加賀、待たせて悪かったな、今迄」
加賀「本当ですよ、提督。けど、いいです。許します」
提督「あぁ、ありがとうよ」
148: ◆and2h/yWHc 2015/04/20(月) 17:06:08.20 ID:W+T4uS9/0
加賀「…煙草、ですか」
提督「あぁ、懐かしいだろ?」
加賀「えぇ、でも銘柄変えたのね」
提督「あぁ、もう過去には縛られないって決めたからな。俺が見るのは鎮守府のやつらとの未来、電との未来、そして何よりお前との未来だよ、加賀」
加賀「くさいセリフですね…でも、嫌いじゃないですよ。そのセリフ」
提督「そうかそりゃ良かった…っと、ライター」
加賀(昔好きだったこの横顔。煙草を咥えたこの横顔。変わっていない様で変わっているけれど、私はやっぱり、この人の横が、好き)
提督「げほっ!ごほっ!」
加賀「提督…カッコつけてた分かっこ悪いですよ…」
提督「げほっ!…あー、かなり久しぶりだから仕方ないだろ…」
加賀「無理に吸わなくてもいいんじゃないのかしら?」
提督「まぁ、そうかも知れないがな…お前昔さ、煙草吸ってる俺の横顔よく見てただろ?」
加賀「気付いていたの?」
提督「まぁな…だから少しかっこつけて見ようかなんて柄にもなく思ったんだよ」
加賀「それでその様なら駄目ね…」
提督「あぁ、全くだ…」
加賀「無理なことしなくてもいいのよ。私が惹かれたのは貴方の格好なんかじゃないんだから」
提督「ま、そうだな…ふぅ…」
加賀「まぁ、煙草を咥えている貴方をかっこいいと思ったのは否定しないわ」
提督「それなら、少しはかっこつけたかいがあったかな…」
加賀「そうかも知れないわね。提督、日も落ちて来ましたしそろそろ帰りましょう。鎮守府に」
提督「あぁ、そうしようか」
加賀「吹雪の小言が長くなるわね」
提督「まぁ、仕方ないだろう。お土産にケーキでも買って行ってやるか」
加賀「えぇ、そうしましょう」
提督「さて、行こうか」
加賀「提督」
提督「ん?」
提督「あぁ、懐かしいだろ?」
加賀「えぇ、でも銘柄変えたのね」
提督「あぁ、もう過去には縛られないって決めたからな。俺が見るのは鎮守府のやつらとの未来、電との未来、そして何よりお前との未来だよ、加賀」
加賀「くさいセリフですね…でも、嫌いじゃないですよ。そのセリフ」
提督「そうかそりゃ良かった…っと、ライター」
加賀(昔好きだったこの横顔。煙草を咥えたこの横顔。変わっていない様で変わっているけれど、私はやっぱり、この人の横が、好き)
提督「げほっ!ごほっ!」
加賀「提督…カッコつけてた分かっこ悪いですよ…」
提督「げほっ!…あー、かなり久しぶりだから仕方ないだろ…」
加賀「無理に吸わなくてもいいんじゃないのかしら?」
提督「まぁ、そうかも知れないがな…お前昔さ、煙草吸ってる俺の横顔よく見てただろ?」
加賀「気付いていたの?」
提督「まぁな…だから少しかっこつけて見ようかなんて柄にもなく思ったんだよ」
加賀「それでその様なら駄目ね…」
提督「あぁ、全くだ…」
加賀「無理なことしなくてもいいのよ。私が惹かれたのは貴方の格好なんかじゃないんだから」
提督「ま、そうだな…ふぅ…」
加賀「まぁ、煙草を咥えている貴方をかっこいいと思ったのは否定しないわ」
提督「それなら、少しはかっこつけたかいがあったかな…」
加賀「そうかも知れないわね。提督、日も落ちて来ましたしそろそろ帰りましょう。鎮守府に」
提督「あぁ、そうしようか」
加賀「吹雪の小言が長くなるわね」
提督「まぁ、仕方ないだろう。お土産にケーキでも買って行ってやるか」
加賀「えぇ、そうしましょう」
提督「さて、行こうか」
加賀「提督」
提督「ん?」
149: ◆and2h/yWHc 2015/04/20(月) 17:06:49.34 ID:W+T4uS9/0
加賀「愛しています。これからもよろしくお願いしますね」
提督「……あぁ、俺も愛してるよ、加賀。よろしくな」
162: ◆and2h/yWHc 2015/04/22(水) 20:37:22.19 ID:FFP9pdeP0
青葉「ども!恐縮です!青葉ですぅ!」
青葉「今日は私達の司令官とその嫁の加賀さんにドッキリサプライズを仕掛ける予定になっています!」
青葉「仕掛人はずばりこの鎮守府の艦娘全員!今からワクワクしてきました!」
青葉「ではこのドッキリを計画した吹雪さんに計画の内容と計画までの経緯を話してもらいます!どうぞ!」
吹雪「ご紹介いただきました吹雪です!まず計画の内容ですがずばり!」
吹雪「ド ッ キ リ 結 婚 式 で す !」
吹雪「あれは私に執務を全部押し付けて電ちゃんの所に加賀さんと行った日の話でした…」
吹雪「帰ってきたと思ったら加賀さんの左手の薬指に見慣れない指輪が!!そして問い詰めるとケッコンカッコガチしたと!!」
吹雪「まぁそれは私にとっても嬉しい出来事でした!しかし!結婚式は深海棲艦を倒して平和になってからあげると2人共言ってまして…」
吹雪「現状まだ何時になるかもわからないのに…ということで!私達でドッキリサプライズで仕掛けて結婚式をあげて貰おう!ということです!」
青葉「説明ありがとうございます吹雪さん!」
青葉「そろそろ始めましょう!ドッキリ!結婚式作戦!スタート!」
〜執務室〜
提督「加賀、そこの書類取ってくれるか?」
加賀「はい、どうぞ」
提督「ありがとう」
吹雪「司令官!!!!」
提督「吹雪…もっとドアに優しくしてやれ…」
吹雪「そんなことより!深海棲艦が多数この鎮守府に向かって進行して来ています!」
提督「何だと…了解した。加賀、出撃準備を頼む」
加賀「了解しました」
赤城「加賀さん!急ぎましょう!」
提督「吹雪、敵の規模は?」
吹雪「姫級、鬼級を中心とした100隻です!」
提督「多いな…通信室に急ごう」
吹雪「はい!」
青葉「今日は私達の司令官とその嫁の加賀さんにドッキリサプライズを仕掛ける予定になっています!」
青葉「仕掛人はずばりこの鎮守府の艦娘全員!今からワクワクしてきました!」
青葉「ではこのドッキリを計画した吹雪さんに計画の内容と計画までの経緯を話してもらいます!どうぞ!」
吹雪「ご紹介いただきました吹雪です!まず計画の内容ですがずばり!」
吹雪「ド ッ キ リ 結 婚 式 で す !」
吹雪「あれは私に執務を全部押し付けて電ちゃんの所に加賀さんと行った日の話でした…」
吹雪「帰ってきたと思ったら加賀さんの左手の薬指に見慣れない指輪が!!そして問い詰めるとケッコンカッコガチしたと!!」
吹雪「まぁそれは私にとっても嬉しい出来事でした!しかし!結婚式は深海棲艦を倒して平和になってからあげると2人共言ってまして…」
吹雪「現状まだ何時になるかもわからないのに…ということで!私達でドッキリサプライズで仕掛けて結婚式をあげて貰おう!ということです!」
青葉「説明ありがとうございます吹雪さん!」
青葉「そろそろ始めましょう!ドッキリ!結婚式作戦!スタート!」
〜執務室〜
提督「加賀、そこの書類取ってくれるか?」
加賀「はい、どうぞ」
提督「ありがとう」
吹雪「司令官!!!!」
提督「吹雪…もっとドアに優しくしてやれ…」
吹雪「そんなことより!深海棲艦が多数この鎮守府に向かって進行して来ています!」
提督「何だと…了解した。加賀、出撃準備を頼む」
加賀「了解しました」
赤城「加賀さん!急ぎましょう!」
提督「吹雪、敵の規模は?」
吹雪「姫級、鬼級を中心とした100隻です!」
提督「多いな…通信室に急ごう」
吹雪「はい!」
163: ◆and2h/yWHc 2015/04/22(水) 20:38:06.94 ID:FFP9pdeP0
〜加賀side〜
加賀「赤城さん、敵の規模がどれくらいか聞いていますか?」
赤城「姫級、鬼級を中心とした100隻だと聞いていますが…」
加賀「姫級鬼級を中心とした100隻…多いですね」
赤城「はい、だから急がないと…」
加賀「赤城さん!そっちは出撃ハンガーじゃ…」
赤城「夕張と明石が研究していた新兵器が出来ているんです!だから早くこっちに!」
加賀「わかりました!」
赤城「加賀さん!この部屋です!」
加賀「その新兵器はどれ…で…すか…?」
赤城「これです!」
加賀「どこからどう見てもウェディングドレスにしか見えないんですが…」
赤城「はい!ウェディングドレスです!」
加賀「これは…どういう…」
赤城「そういうことです!」
加賀「……深海棲艦は?」
赤城「そんなの来ていません!」
加賀「……明石と夕張の新兵器は?」
赤城「このウェディングドレスです!」
加賀「つまりこれは…ドッキリ?」
赤城「そういうことです!さぁさぁ加賀さん早く着替えて!」
加賀「……わかったわ…着替えます」
〜提督side〜
提督「まずいな…まさか攻め込んでくるとは思ってもいなかった…」
吹雪「全くです…深海棲艦が攻め込んでくるなんて前例もありませんし…」
提督「しかし予測は出来たはずだ…くそ…」
吹雪「司令官!こっちです!」
提督「おい!吹雪!そっちは通信室じゃ…」
吹雪「通信設備は大会議室に移してあるんです!だから早く!」
提督「そういうことは早く言え!」
吹雪「司令官!ここです!早く!」
提督「わかってい…る…?」
吹雪「早くあれに着替えて下さい!」
提督「吹雪、通信設備はどうした?」
吹雪「いつも通り通信室にあります!あとついでに言えば深海棲艦なんて来ていません!」
提督「……今は4月1日じゃないぞ?」
吹雪「わかってますから早く早く!とりあえずあれを着てください!」
提督「あれって、あのスーツをか?」
吹雪「はい!早くしてください!ほら!」
提督「わ、わかった…」
加賀「赤城さん、敵の規模がどれくらいか聞いていますか?」
赤城「姫級、鬼級を中心とした100隻だと聞いていますが…」
加賀「姫級鬼級を中心とした100隻…多いですね」
赤城「はい、だから急がないと…」
加賀「赤城さん!そっちは出撃ハンガーじゃ…」
赤城「夕張と明石が研究していた新兵器が出来ているんです!だから早くこっちに!」
加賀「わかりました!」
赤城「加賀さん!この部屋です!」
加賀「その新兵器はどれ…で…すか…?」
赤城「これです!」
加賀「どこからどう見てもウェディングドレスにしか見えないんですが…」
赤城「はい!ウェディングドレスです!」
加賀「これは…どういう…」
赤城「そういうことです!」
加賀「……深海棲艦は?」
赤城「そんなの来ていません!」
加賀「……明石と夕張の新兵器は?」
赤城「このウェディングドレスです!」
加賀「つまりこれは…ドッキリ?」
赤城「そういうことです!さぁさぁ加賀さん早く着替えて!」
加賀「……わかったわ…着替えます」
〜提督side〜
提督「まずいな…まさか攻め込んでくるとは思ってもいなかった…」
吹雪「全くです…深海棲艦が攻め込んでくるなんて前例もありませんし…」
提督「しかし予測は出来たはずだ…くそ…」
吹雪「司令官!こっちです!」
提督「おい!吹雪!そっちは通信室じゃ…」
吹雪「通信設備は大会議室に移してあるんです!だから早く!」
提督「そういうことは早く言え!」
吹雪「司令官!ここです!早く!」
提督「わかってい…る…?」
吹雪「早くあれに着替えて下さい!」
提督「吹雪、通信設備はどうした?」
吹雪「いつも通り通信室にあります!あとついでに言えば深海棲艦なんて来ていません!」
提督「……今は4月1日じゃないぞ?」
吹雪「わかってますから早く早く!とりあえずあれを着てください!」
提督「あれって、あのスーツをか?」
吹雪「はい!早くしてください!ほら!」
提督「わ、わかった…」
164: ◆and2h/yWHc 2015/04/22(水) 20:39:27.99 ID:FFP9pdeP0
〜結婚式会場外〜
提督「……加賀」
加賀「何ですか提督」
提督「あいつらいつからこんなの計画してたんだろうな」
加賀「吹雪の事ですから電の家に行った次の日には思いついて計画し始めたんでしょうね」
提督「とんでもない行動力だな…」
加賀「この鎮守府は祭りごとなんかは大好きですからね…」
提督「…加賀」
加賀「何ですか?」
提督「……似合ってるぞ」
加賀「……提督も似合ってますよ」
『新郎新婦の入場です!』
提督「…行くか」
加賀「はい」
〜結婚式会場内〜
霧島「今日の司会進行は私霧島と!」
大淀「私大淀が進めて参ります!」
霧島「新郎新婦の紹介は任務娘として!軽巡大淀として最も長く鎮守府を見てきた大淀さんにお願いします!」
大淀「はい!まずは新郎の紹介から!」
大淀「新郎の提督は他鎮守府では重婚が一般的な中!ケッコンカッコカリも加賀さん1人!ケッコンカッコガチも加賀さん1人ととても一途です!ここまでの道のりは色々な事がありました!しかしこうして2人が結ばれることは正に運命!!」
大淀「そして新婦の加賀さんは鎮守府が出来て最初期からの古参!これまた様々な事がありましたがこの場では語り切れません!やはりこの2人が結ばれたことは運命と言えるでしょう!」
霧島「大淀さんありがとうございました!」
霧島「次に初期艦の吹雪さんから挨拶を頂きます!」
吹雪「司令官!加賀さん!ご結婚おめでとうございます!」
吹雪「やっと結婚しましたね!やっと!これで2年間応援し続けた努力が報われるというものです!」
フブキーカタイゾー!ハヤクサケノマセロー!
吹雪「え?硬い?じゃあもう終わらせましょう!リア充末永くお幸せに!司令官!加賀さんを幸せにしてくださいね!以上です!」
霧島「ありがとうございました吹雪さん!ではケーキカットに行きましょう!」
提督「全く、よくもまぁこんな規模を隠して計画したもんだ…」
加賀「全くですね…」
霧島「司令官!初の共同作業ですよ!ほら早く入刀してください!」
提督「そんなに急かすなよ…加賀、いくぞ」
加賀「はい…」
赤城「入刀終わりましたね、食べていいんですかねあれ?」
霧島「まだダメです!」
大淀「次は乾杯です!金剛さんお願いします!」
金剛「ヘーイ!everyone!乾杯の準備は出来てますネ!?それでは提督と加賀のこれからの幸せを願って乾杯デース!」
カンパーイ!!!!
提督「怒涛の流れだな…」
加賀「やっと少しゆっくり出来ますね…」
大淀「加賀さんはお色直しですよ!」
加賀「休む間もないですね…では少し行ってきます」
提督「……加賀」
加賀「何ですか提督」
提督「あいつらいつからこんなの計画してたんだろうな」
加賀「吹雪の事ですから電の家に行った次の日には思いついて計画し始めたんでしょうね」
提督「とんでもない行動力だな…」
加賀「この鎮守府は祭りごとなんかは大好きですからね…」
提督「…加賀」
加賀「何ですか?」
提督「……似合ってるぞ」
加賀「……提督も似合ってますよ」
『新郎新婦の入場です!』
提督「…行くか」
加賀「はい」
〜結婚式会場内〜
霧島「今日の司会進行は私霧島と!」
大淀「私大淀が進めて参ります!」
霧島「新郎新婦の紹介は任務娘として!軽巡大淀として最も長く鎮守府を見てきた大淀さんにお願いします!」
大淀「はい!まずは新郎の紹介から!」
大淀「新郎の提督は他鎮守府では重婚が一般的な中!ケッコンカッコカリも加賀さん1人!ケッコンカッコガチも加賀さん1人ととても一途です!ここまでの道のりは色々な事がありました!しかしこうして2人が結ばれることは正に運命!!」
大淀「そして新婦の加賀さんは鎮守府が出来て最初期からの古参!これまた様々な事がありましたがこの場では語り切れません!やはりこの2人が結ばれたことは運命と言えるでしょう!」
霧島「大淀さんありがとうございました!」
霧島「次に初期艦の吹雪さんから挨拶を頂きます!」
吹雪「司令官!加賀さん!ご結婚おめでとうございます!」
吹雪「やっと結婚しましたね!やっと!これで2年間応援し続けた努力が報われるというものです!」
フブキーカタイゾー!ハヤクサケノマセロー!
吹雪「え?硬い?じゃあもう終わらせましょう!リア充末永くお幸せに!司令官!加賀さんを幸せにしてくださいね!以上です!」
霧島「ありがとうございました吹雪さん!ではケーキカットに行きましょう!」
提督「全く、よくもまぁこんな規模を隠して計画したもんだ…」
加賀「全くですね…」
霧島「司令官!初の共同作業ですよ!ほら早く入刀してください!」
提督「そんなに急かすなよ…加賀、いくぞ」
加賀「はい…」
赤城「入刀終わりましたね、食べていいんですかねあれ?」
霧島「まだダメです!」
大淀「次は乾杯です!金剛さんお願いします!」
金剛「ヘーイ!everyone!乾杯の準備は出来てますネ!?それでは提督と加賀のこれからの幸せを願って乾杯デース!」
カンパーイ!!!!
提督「怒涛の流れだな…」
加賀「やっと少しゆっくり出来ますね…」
大淀「加賀さんはお色直しですよ!」
加賀「休む間もないですね…では少し行ってきます」
165: ◆and2h/yWHc 2015/04/22(水) 20:41:37.90 ID:FFP9pdeP0
提督「あぁ、行ってこい」
隼鷹「よう提督!飲んでるかい?」
提督「おま、もうそんなに飲んでんのか…」
隼鷹「まだまだこれからだよ!ヒャッハー!」
飛鷹「こら隼鷹!すみません提督…」
提督「あぁ、いいんだ飛鷹…隼鷹、酒は飲んでも」
隼鷹「呑まれるな、だろ?わかってるよ!」
提督「ならいいんだ、楽しめよ」
隼鷹「わかってるよ!また来るからな!」
飛鷹「あっ、ちょっと隼鷹!…提督、おめでとうございます」
提督「あぁ、ありがとう飛鷹」
飛鷹「すみません提督!隼鷹を追いかけないと!また来ますね!」
提督「わかった、楽しめよ飛鷹!」
飛鷹「はい!ありがとうございます!」
長門「提督」
提督「ん?長門かどうした」
長門「いや、なんてことはないさ、おめでとう提督」
提督「あぁ、ありがとう長門」
長門「全く…やっと身を固めたか」
提督「あぁ、やっと固められたよ」
長門「これで鎮守府の心配事は一つ減ったな!」
提督「確かに、そうかもな」
長門「提督、また今度サシで飲みに行こう。いや、サシはまずいか?」
提督「いや、そんなことないさ。ま、近いうちに、な」
長門「あぁ、楽しみにしているよ。次は陸奥を連れてくる」
提督「わかった、待ってるよ」
長門「あぁ、提督も楽しめよ?」
提督「あぁ、わかってるさ」
長門「それならいいんだ、またな」
隼鷹「よう提督!飲んでるかい?」
提督「おま、もうそんなに飲んでんのか…」
隼鷹「まだまだこれからだよ!ヒャッハー!」
飛鷹「こら隼鷹!すみません提督…」
提督「あぁ、いいんだ飛鷹…隼鷹、酒は飲んでも」
隼鷹「呑まれるな、だろ?わかってるよ!」
提督「ならいいんだ、楽しめよ」
隼鷹「わかってるよ!また来るからな!」
飛鷹「あっ、ちょっと隼鷹!…提督、おめでとうございます」
提督「あぁ、ありがとう飛鷹」
飛鷹「すみません提督!隼鷹を追いかけないと!また来ますね!」
提督「わかった、楽しめよ飛鷹!」
飛鷹「はい!ありがとうございます!」
長門「提督」
提督「ん?長門かどうした」
長門「いや、なんてことはないさ、おめでとう提督」
提督「あぁ、ありがとう長門」
長門「全く…やっと身を固めたか」
提督「あぁ、やっと固められたよ」
長門「これで鎮守府の心配事は一つ減ったな!」
提督「確かに、そうかもな」
長門「提督、また今度サシで飲みに行こう。いや、サシはまずいか?」
提督「いや、そんなことないさ。ま、近いうちに、な」
長門「あぁ、楽しみにしているよ。次は陸奥を連れてくる」
提督「わかった、待ってるよ」
長門「あぁ、提督も楽しめよ?」
提督「あぁ、わかってるさ」
長門「それならいいんだ、またな」
166: ◆and2h/yWHc 2015/04/22(水) 20:42:17.46 ID:FFP9pdeP0
青葉「司令官ー!」
提督「よう主犯」
青葉「やだなー、そんな呼び方しないでくださいよ!」
提督「冗談だよ。まぁ感謝はしてるよ。ありがとな」
青葉「なんか、それはそれでむずがゆいですね…」
提督「しかし、よくもまぁこんな規模を企画したもんだな」
青葉「いやー、それは皆さんノリノリでしたからね!」
提督「そうだったのか…」
青葉「本当に、司令官だからこそですよ?あ、いえ、司令官と加賀さんだからこそ、ですね!」
提督「何だかむずがゆいな…」
青葉「皆感謝してるんです!もちろん私も!」
提督「本当か?」
青葉「そうですよ!青葉と言う艦娘は自分で言うのもなんですがあまり好かれやすくはないですからね…」
提督「盗撮なんかを自重すればいいだけだろう…」
青葉「あはは…それはそうなんですがね…そこはやはり青葉ですから!!」
提督「すごい説得力があるような気がする…」
青葉「でも、こうやって鎮守府の皆と仲良く出来て、青葉新聞なんてものも出せて…本当に感謝してるんですよ司令官には!」
提督「そうか…でも、鎮守府で仲良くやれてるのは俺のおかげじゃないよ、青葉自身の努力の結果だよ」
青葉「……そんなこと言ってるから皆から信頼されて好かれてるんですよ!全く….」
提督「と言われても、事実を述べただけだからな…」
青葉「本当に、司令官と加賀さんはお似合いです。ずっと応援してたんですから!悪いニュースを新聞に載せさせないでくださいね!」
提督「ああ、もちろんだ」
青葉「ならいいです!では別の所にも取材に行ってきます!」
提督「ああ、行ってらっしゃい。楽しめよ?」
青葉「わかってます!では失礼します!」
提督「よう主犯」
青葉「やだなー、そんな呼び方しないでくださいよ!」
提督「冗談だよ。まぁ感謝はしてるよ。ありがとな」
青葉「なんか、それはそれでむずがゆいですね…」
提督「しかし、よくもまぁこんな規模を企画したもんだな」
青葉「いやー、それは皆さんノリノリでしたからね!」
提督「そうだったのか…」
青葉「本当に、司令官だからこそですよ?あ、いえ、司令官と加賀さんだからこそ、ですね!」
提督「何だかむずがゆいな…」
青葉「皆感謝してるんです!もちろん私も!」
提督「本当か?」
青葉「そうですよ!青葉と言う艦娘は自分で言うのもなんですがあまり好かれやすくはないですからね…」
提督「盗撮なんかを自重すればいいだけだろう…」
青葉「あはは…それはそうなんですがね…そこはやはり青葉ですから!!」
提督「すごい説得力があるような気がする…」
青葉「でも、こうやって鎮守府の皆と仲良く出来て、青葉新聞なんてものも出せて…本当に感謝してるんですよ司令官には!」
提督「そうか…でも、鎮守府で仲良くやれてるのは俺のおかげじゃないよ、青葉自身の努力の結果だよ」
青葉「……そんなこと言ってるから皆から信頼されて好かれてるんですよ!全く….」
提督「と言われても、事実を述べただけだからな…」
青葉「本当に、司令官と加賀さんはお似合いです。ずっと応援してたんですから!悪いニュースを新聞に載せさせないでくださいね!」
提督「ああ、もちろんだ」
青葉「ならいいです!では別の所にも取材に行ってきます!」
提督「ああ、行ってらっしゃい。楽しめよ?」
青葉「わかってます!では失礼します!」
167: ◆and2h/yWHc 2015/04/22(水) 20:43:21.12 ID:FFP9pdeP0
〜別室〜
瑞鶴「加賀、さん」
加賀「どうしたの?」
瑞鶴「えっと…おめでとう…」
加賀「ええ、ありがとう。そんな所にいないでもう少しこっちに来たらどうかしら?」
瑞鶴「えっ!?あ、うん…」
加賀「何をそんなに怖がっているのかしら…」
瑞鶴「いや、その、私の事嫌いじゃないのかなーって…」
加賀「嫌い?なぜ?」
瑞鶴「だってほら、他の鎮守府では瑞鶴と加賀は大体仲が悪いって言うし…」
加賀「それは他の鎮守府の話でしょう?少なくとも私はあまり話した事もない子を嫌いと決めつけるような事はしないわ」
瑞鶴「それって話したら嫌いになることもあるって言ってない!?」
加賀「それは嫌いな人ぐらいいないはずがないし普通じゃないかしら?」
瑞鶴「やっぱ加賀さん怖い!」
加賀「ふふ、冗談よ」
瑞鶴「冗談か本気かわからないわよ…」
加賀「本当は貴女の事、待っていたのよ?ドロップもしないし建造でも出ないし」
瑞鶴「それは私に言われても困るけど…って待ってた?なんで?」
加賀「話をしてみたかったのよ。翔鶴がいつも瑞鶴瑞鶴言ってたからかしらね」
瑞鶴「翔鶴姉…」
加賀「それなのに貴女は私を避けていたからあまり話す機会も無くて…」
瑞鶴「うっ…」
加賀「でもここで話が出来てよかったわ。瑞鶴。ありがとう」
瑞鶴「うっ…加賀さぁん…ごめんなさい…私勘違いしてました…」
加賀「いいのよ。勘違いなんて誰にでもあるもの。そして私はそれを許す、これでいいでしょう?そしてそろそろ出てきていいですよ、赤城さん」
赤城「あれ、いつからバレてました?」
加賀「赤城さんのお腹が鳴っていた所からです…」
赤城「ハッ!?いつの間に…秋月さん、私お腹鳴ってた…?」
秋月「はい…結構大きめの音で…ね?初雪ちゃん」
初雪「私もお腹減ってきた…」
赤城「初雪さん…後で沢山食べましょうね…」
初雪「今日は本気出す…!」
秋月「あはは…加賀さん、この度は本当におめでとうございます!」
赤城「おめでとうございます、加賀さん」
初雪「おめでとう…ございます」
加賀「えぇ、みんなありがとう」
瑞鶴「赤城さん、ありがとうございました!」
赤城「いいのよ、瑞鶴」
瑞鶴「赤城さんに背中を押されてなかったら加賀さんの事勘違いしてました…」
秋月「確かに加賀さんは少し勘違いしやすいかもしれませんからね…」
瑞鶴「加賀、さん」
加賀「どうしたの?」
瑞鶴「えっと…おめでとう…」
加賀「ええ、ありがとう。そんな所にいないでもう少しこっちに来たらどうかしら?」
瑞鶴「えっ!?あ、うん…」
加賀「何をそんなに怖がっているのかしら…」
瑞鶴「いや、その、私の事嫌いじゃないのかなーって…」
加賀「嫌い?なぜ?」
瑞鶴「だってほら、他の鎮守府では瑞鶴と加賀は大体仲が悪いって言うし…」
加賀「それは他の鎮守府の話でしょう?少なくとも私はあまり話した事もない子を嫌いと決めつけるような事はしないわ」
瑞鶴「それって話したら嫌いになることもあるって言ってない!?」
加賀「それは嫌いな人ぐらいいないはずがないし普通じゃないかしら?」
瑞鶴「やっぱ加賀さん怖い!」
加賀「ふふ、冗談よ」
瑞鶴「冗談か本気かわからないわよ…」
加賀「本当は貴女の事、待っていたのよ?ドロップもしないし建造でも出ないし」
瑞鶴「それは私に言われても困るけど…って待ってた?なんで?」
加賀「話をしてみたかったのよ。翔鶴がいつも瑞鶴瑞鶴言ってたからかしらね」
瑞鶴「翔鶴姉…」
加賀「それなのに貴女は私を避けていたからあまり話す機会も無くて…」
瑞鶴「うっ…」
加賀「でもここで話が出来てよかったわ。瑞鶴。ありがとう」
瑞鶴「うっ…加賀さぁん…ごめんなさい…私勘違いしてました…」
加賀「いいのよ。勘違いなんて誰にでもあるもの。そして私はそれを許す、これでいいでしょう?そしてそろそろ出てきていいですよ、赤城さん」
赤城「あれ、いつからバレてました?」
加賀「赤城さんのお腹が鳴っていた所からです…」
赤城「ハッ!?いつの間に…秋月さん、私お腹鳴ってた…?」
秋月「はい…結構大きめの音で…ね?初雪ちゃん」
初雪「私もお腹減ってきた…」
赤城「初雪さん…後で沢山食べましょうね…」
初雪「今日は本気出す…!」
秋月「あはは…加賀さん、この度は本当におめでとうございます!」
赤城「おめでとうございます、加賀さん」
初雪「おめでとう…ございます」
加賀「えぇ、みんなありがとう」
瑞鶴「赤城さん、ありがとうございました!」
赤城「いいのよ、瑞鶴」
瑞鶴「赤城さんに背中を押されてなかったら加賀さんの事勘違いしてました…」
秋月「確かに加賀さんは少し勘違いしやすいかもしれませんからね…」
168: ◆and2h/yWHc 2015/04/22(水) 20:43:51.65 ID:FFP9pdeP0
加賀「あら、秋月それはどういうことかしら?」
秋月「人は見た目によらないってことですよ!」
加賀「言うようになったわね、秋月」
初雪「秋月…なかなかのツワモノ…」
加賀「全くね、今度第一艦隊に入れて出撃してみようかしら…」
赤城「あら、それはいいですね!」
秋月「望むところです!」
初雪「…秋月、頑張って…」
加賀「向上心があるのはいい事よ。ついでに瑞鶴も連れていきましょう」
瑞鶴「うえぇ!?私も!?」
加賀「あら、嫌かしら?」
瑞鶴「…いいえ!やってやりますよ!一航戦にも負けないってとこ!見せてあげます!」
赤城「その心意気や良し、ですね!」
秋月「初雪ちゃんも一緒にどう?」
初雪「私はもう練度99だし…めんどくさいし…」
瑞鶴「えっ!?この子が練度99?」
加賀「人は見た目によらずよ、瑞鶴。駆逐艦の中でもこの子はトップクラスよ」
瑞鶴「ほえぇ…吹雪型がねぇ…」
初雪「私もやる時はやるし…!」
秋月「本当にすごいんですよ、初雪ちゃんは…もっと私も精進しないと…」
赤城「加賀さん、そろそろ会場に戻った方がいいんじゃないですか?」
加賀「えぇ、そうね。では会場に戻るわ、皆も楽しんでね」
赤城「はい!存分に楽しみます!」
瑞鶴「あっ、はい!私も楽しみます!」
秋月「はい!私も楽しませてもらいます!」
初雪「私も本気だす…!」
加賀「赤城さんは食べすぎないように。秋月は遠慮しすぎないように。ではまた会場で」
赤城「そんなぁ……」
秋月「人は見た目によらないってことですよ!」
加賀「言うようになったわね、秋月」
初雪「秋月…なかなかのツワモノ…」
加賀「全くね、今度第一艦隊に入れて出撃してみようかしら…」
赤城「あら、それはいいですね!」
秋月「望むところです!」
初雪「…秋月、頑張って…」
加賀「向上心があるのはいい事よ。ついでに瑞鶴も連れていきましょう」
瑞鶴「うえぇ!?私も!?」
加賀「あら、嫌かしら?」
瑞鶴「…いいえ!やってやりますよ!一航戦にも負けないってとこ!見せてあげます!」
赤城「その心意気や良し、ですね!」
秋月「初雪ちゃんも一緒にどう?」
初雪「私はもう練度99だし…めんどくさいし…」
瑞鶴「えっ!?この子が練度99?」
加賀「人は見た目によらずよ、瑞鶴。駆逐艦の中でもこの子はトップクラスよ」
瑞鶴「ほえぇ…吹雪型がねぇ…」
初雪「私もやる時はやるし…!」
秋月「本当にすごいんですよ、初雪ちゃんは…もっと私も精進しないと…」
赤城「加賀さん、そろそろ会場に戻った方がいいんじゃないですか?」
加賀「えぇ、そうね。では会場に戻るわ、皆も楽しんでね」
赤城「はい!存分に楽しみます!」
瑞鶴「あっ、はい!私も楽しみます!」
秋月「はい!私も楽しませてもらいます!」
初雪「私も本気だす…!」
加賀「赤城さんは食べすぎないように。秋月は遠慮しすぎないように。ではまた会場で」
赤城「そんなぁ……」
169: ◆and2h/yWHc 2015/04/22(水) 20:44:22.06 ID:FFP9pdeP0
〜会場〜
加賀「提督、お待たせしました」
提督「ん、おかえり」
金剛「テートクゥー!!&加賀ー!」
金剛「おめでとうございマース!2人が結ばれて私はveryhappyネ!」
提督「あぁ、ありがとう金剛」
加賀「あなたには頼りっぱなしだったわね。本当にありがとう」
金剛「いえいえ、いいんデス!提督と加賀が幸せならそれで私もveryhappyネ!」
提督「本当に良い奴だなぁ…」
金剛「No!それでは都合のいい女みたいに聞こえマス!ですから!一人前のレディと呼んでくだサーイ!」
イチニンマエノレディー!?(ガタン
加賀「ふふ、まさに一人前のレディね」
提督「まぁ、なんだ、これからもなんだかんだ頼る事は多いと思うがよろしく頼むよ」
金剛「私に任せてくだサーイ!金剛型一番艦の名にかけて提督と加賀を全力でfollowしていきマース!」
加賀「それは頼もしいわね、これからもよろしく頼むわ」
金剛「Yes!加賀!今度お茶行きましょうネ!」
加賀「ええ、喜んで」
金剛「ではまた来ますネ!see you again!」
提督「全く、金剛には敵わんな…」
加賀「全くです…」
加賀「提督、お待たせしました」
提督「ん、おかえり」
金剛「テートクゥー!!&加賀ー!」
金剛「おめでとうございマース!2人が結ばれて私はveryhappyネ!」
提督「あぁ、ありがとう金剛」
加賀「あなたには頼りっぱなしだったわね。本当にありがとう」
金剛「いえいえ、いいんデス!提督と加賀が幸せならそれで私もveryhappyネ!」
提督「本当に良い奴だなぁ…」
金剛「No!それでは都合のいい女みたいに聞こえマス!ですから!一人前のレディと呼んでくだサーイ!」
イチニンマエノレディー!?(ガタン
加賀「ふふ、まさに一人前のレディね」
提督「まぁ、なんだ、これからもなんだかんだ頼る事は多いと思うがよろしく頼むよ」
金剛「私に任せてくだサーイ!金剛型一番艦の名にかけて提督と加賀を全力でfollowしていきマース!」
加賀「それは頼もしいわね、これからもよろしく頼むわ」
金剛「Yes!加賀!今度お茶行きましょうネ!」
加賀「ええ、喜んで」
金剛「ではまた来ますネ!see you again!」
提督「全く、金剛には敵わんな…」
加賀「全くです…」
170: ◆and2h/yWHc 2015/04/22(水) 20:44:57.20 ID:FFP9pdeP0
夕立「てーーとくーーー!」
提督「お、夕立に時雨か」
夕立「提督!加賀さん!おめでとうっぽい!」
時雨「提督、加賀さん、2人ともおめでとう」
提督「おう、ありがとうな2人とも」
加賀「ありがとう。夕立、時雨」
夕立「提督さん!こんな素敵なパーティー、きちんと楽しんでる?」
提督「あぁ、存分に楽しませてもらってるよ」
夕立「なら良かったっぽい!」
時雨「加賀さん、これ、僕からプレゼントだよ」
加賀「あら、ヘアバンドかしら、ありがとう」
時雨「どういたしまして。髪を結ぶときに、良かったら使ってね?」
加賀「ええ、ありがたく使わせてもらうわ」
夕立「ぽいぽいぽいー!」
提督「夕立テンション高いな…」
時雨「こんな大きな式だからね、仕方ないよ」
提督「特に夕立はパーティーなんかは好きだからな…」
時雨「そうだね…」
加賀(私に子供が出来たらこんな感じなのかしら…)
加賀(ハッ、そんな子供だなんてまだ早いわ…」
提督「何が早いって?」
加賀「あっ!?いえ、私の改二の実装はまだ早いかなと…」
提督「心待ちにしてるんだがなぁ…」
加賀「本当ですね…」
加賀(全部聞かれなくてよかった…)
提督「お、夕立に時雨か」
夕立「提督!加賀さん!おめでとうっぽい!」
時雨「提督、加賀さん、2人ともおめでとう」
提督「おう、ありがとうな2人とも」
加賀「ありがとう。夕立、時雨」
夕立「提督さん!こんな素敵なパーティー、きちんと楽しんでる?」
提督「あぁ、存分に楽しませてもらってるよ」
夕立「なら良かったっぽい!」
時雨「加賀さん、これ、僕からプレゼントだよ」
加賀「あら、ヘアバンドかしら、ありがとう」
時雨「どういたしまして。髪を結ぶときに、良かったら使ってね?」
加賀「ええ、ありがたく使わせてもらうわ」
夕立「ぽいぽいぽいー!」
提督「夕立テンション高いな…」
時雨「こんな大きな式だからね、仕方ないよ」
提督「特に夕立はパーティーなんかは好きだからな…」
時雨「そうだね…」
加賀(私に子供が出来たらこんな感じなのかしら…)
加賀(ハッ、そんな子供だなんてまだ早いわ…」
提督「何が早いって?」
加賀「あっ!?いえ、私の改二の実装はまだ早いかなと…」
提督「心待ちにしてるんだがなぁ…」
加賀「本当ですね…」
加賀(全部聞かれなくてよかった…)
171: ◆and2h/yWHc 2015/04/22(水) 20:45:29.75 ID:FFP9pdeP0
大淀「皆さんそろそろお時間が迫ってまいりました!」
霧島「駆逐艦の子達はそろそろ寝る時間ですよ!!」
時雨「霧島さんもああ言ってるし僕は戻るよ、またね提督、加賀さん」
夕立「また遊んで欲しいっぽい!」
提督「あぁ、いつでも来いよ、またな」
加賀「いつでも来てちょうだい」
大淀「さぁ!!今からは大人の時間です!!」
霧島「存分にお酒も楽しんでください!!」
大淀、霧島「二次会の開幕です!!!!!」
〜翌日〜
提督「……頭いてぇ…飲み過ぎた……」
加賀「提督…大丈夫ですか……」
提督「正直大丈夫じゃない……というか俺よりもこの死屍累々のこの状況がもっと大丈夫じゃない…」
加賀「……まさにその通りですね…私が記憶がない程飲まされるなんて…」
提督「お前相当強い方だからな……どんだけ飲まされたんだ…」
加賀「……樽3つぐらいですかね…」
提督「…量がおかしいなそりゃ…」
加賀「自分でもそう思います…」
提督「……今日は休みにするか」
加賀「この状況では何もできませんからね…」
提督「…ならもう少し寝ておくか…」
加賀「そうしましょうか…」
提督「おやすみ加賀…」
加賀「…おやすみなさい…」
青葉「幸せそうですねぇ……青葉新聞に載せさせてもらいますよ、司令官、加賀さん」パシャ
霧島「駆逐艦の子達はそろそろ寝る時間ですよ!!」
時雨「霧島さんもああ言ってるし僕は戻るよ、またね提督、加賀さん」
夕立「また遊んで欲しいっぽい!」
提督「あぁ、いつでも来いよ、またな」
加賀「いつでも来てちょうだい」
大淀「さぁ!!今からは大人の時間です!!」
霧島「存分にお酒も楽しんでください!!」
大淀、霧島「二次会の開幕です!!!!!」
〜翌日〜
提督「……頭いてぇ…飲み過ぎた……」
加賀「提督…大丈夫ですか……」
提督「正直大丈夫じゃない……というか俺よりもこの死屍累々のこの状況がもっと大丈夫じゃない…」
加賀「……まさにその通りですね…私が記憶がない程飲まされるなんて…」
提督「お前相当強い方だからな……どんだけ飲まされたんだ…」
加賀「……樽3つぐらいですかね…」
提督「…量がおかしいなそりゃ…」
加賀「自分でもそう思います…」
提督「……今日は休みにするか」
加賀「この状況では何もできませんからね…」
提督「…ならもう少し寝ておくか…」
加賀「そうしましょうか…」
提督「おやすみ加賀…」
加賀「…おやすみなさい…」
青葉「幸せそうですねぇ……青葉新聞に載せさせてもらいますよ、司令官、加賀さん」パシャ
178: ◆and2h/yWHc 2015/04/23(木) 21:30:14.12 ID:0cP3Ne/c0
提督「どういう事だァ!」
加賀「なんですか急に、うるさいです」
提督「2周年!70隻の艦娘に追加の限定ボイスらしいじゃないか!」
加賀「ええ、そうですね」
提督「なぜ加賀がいない!何故だ!正規空母でいないのは雲龍と天城と加賀だけじゃないのか!」
加賀「天城はあるんじゃないのかしら?」
提督「天城…後で聞いてみるよ…それはいいんだよ!加賀がないのは何故だ…」
加賀「ある意味いつものことじゃないかしら」
提督「まぁそうかもしれないけど…」
加賀「というか私にその話をしないで下さい」
提督「じゃあ加賀!2周年ボイスを今ここで俺に!」
加賀「えっ、嫌ですよ」
提督「頼む…頼む…」
加賀「……艦これ2周年おめでとうございます。来年といわずこれからもずっとよろしくお願いしますね、提督」
提督「加賀ァァァァァァァァァ!」
加賀「うるさいです!離れてください!」
青葉「明 日 の 一 面 い た だ き ま し た」
加賀「なんですか急に、うるさいです」
提督「2周年!70隻の艦娘に追加の限定ボイスらしいじゃないか!」
加賀「ええ、そうですね」
提督「なぜ加賀がいない!何故だ!正規空母でいないのは雲龍と天城と加賀だけじゃないのか!」
加賀「天城はあるんじゃないのかしら?」
提督「天城…後で聞いてみるよ…それはいいんだよ!加賀がないのは何故だ…」
加賀「ある意味いつものことじゃないかしら」
提督「まぁそうかもしれないけど…」
加賀「というか私にその話をしないで下さい」
提督「じゃあ加賀!2周年ボイスを今ここで俺に!」
加賀「えっ、嫌ですよ」
提督「頼む…頼む…」
加賀「……艦これ2周年おめでとうございます。来年といわずこれからもずっとよろしくお願いしますね、提督」
提督「加賀ァァァァァァァァァ!」
加賀「うるさいです!離れてください!」
青葉「明 日 の 一 面 い た だ き ま し た」
182: ◆and2h/yWHc 2015/04/24(金) 20:05:55.60 ID:SxumWT+T0
☆那珂ちゃんはアイドルしてる☆
提督「那珂ァ!」
那珂「は、はいっ!?」
提督「お前いつの間にCDなんか出してたんだ…」
那珂「知られてしまったなら仕方ないね…提督には内緒にしていたかったのに!」
提督「まず俺に相談しろよ…許可も下ろしてないだろ…」
那珂「許可なら下りてるよ!」
提督「どういう事だ?」
那珂「元帥のおじいちゃんから許可貰ったんだよ!」
提督「じっちゃんめ…勝手なことしやがって…」
那珂「ていうかなんで那珂ちゃんがCD出したの知ってたの!?」
提督「そりゃあまぁ自分の仲間の情報ぐらい…」
那珂「本当は?」
提督「CD借りに行ったらたまたま置いてあった」
那珂「くっ……なんで今日借りに行ったの!!」
提督「いいだろそれぐらい!」
那珂「明日提督の前で歌うつもりだったのに…」
提督「ていうか何で隠してたんだよ…」
那珂「だって…驚かせたかったし…」
提督「今でも充分驚いてるけどな…」
那珂「そうかもしれないけど!那珂ちゃんは提督を自分の歌声で感動させて驚かせたかったの!」
提督「そうか……じゃあ今頼むよ」
那珂「突飛すぎない!?」
提督「なら明日、記念パーティーでもやるか?」
那珂「そうじゃなくて!!私は提督に最初に聴いて欲しいの!あと加賀さんにも!!」
提督「そうか…」
那珂「わかってくれた?」
提督「ああ、わかったよ…」
那珂「提督と加賀さんは恩人だからね!那珂ちゃんがこうしてCD出したのも二人のおかげだからね!」
提督「俺は何もしてないさ、那珂が努力したから結果が出たんだよ」
那珂「でも提督の最初の一言がなかったら那珂ちゃんはここまで来れなかったと思うよ?『お前の笑顔と歌と声は鎮守府に笑顔を届けてくれる。立派な艦隊のアイドルだ』ってね!」
提督「恥ずかしいからやめて…」
那珂「それでも那珂ちゃんはあの言葉があったからここまで来れたんだよ!みんなに笑顔を届けるために!」
提督「成長したな、那珂。お前は立派なアイドルだよ」
那珂「ちょっと!頭そんなに撫でないでよ!」
提督「うむ、懐かしいな、この感覚も」
那珂「私はどんなに有名になっても、艦隊のアイドルだし鎮守府のアイドルだし、提督のアイドルだよ?きゃは!」
提督「那珂ァ!」
那珂「は、はいっ!?」
提督「お前いつの間にCDなんか出してたんだ…」
那珂「知られてしまったなら仕方ないね…提督には内緒にしていたかったのに!」
提督「まず俺に相談しろよ…許可も下ろしてないだろ…」
那珂「許可なら下りてるよ!」
提督「どういう事だ?」
那珂「元帥のおじいちゃんから許可貰ったんだよ!」
提督「じっちゃんめ…勝手なことしやがって…」
那珂「ていうかなんで那珂ちゃんがCD出したの知ってたの!?」
提督「そりゃあまぁ自分の仲間の情報ぐらい…」
那珂「本当は?」
提督「CD借りに行ったらたまたま置いてあった」
那珂「くっ……なんで今日借りに行ったの!!」
提督「いいだろそれぐらい!」
那珂「明日提督の前で歌うつもりだったのに…」
提督「ていうか何で隠してたんだよ…」
那珂「だって…驚かせたかったし…」
提督「今でも充分驚いてるけどな…」
那珂「そうかもしれないけど!那珂ちゃんは提督を自分の歌声で感動させて驚かせたかったの!」
提督「そうか……じゃあ今頼むよ」
那珂「突飛すぎない!?」
提督「なら明日、記念パーティーでもやるか?」
那珂「そうじゃなくて!!私は提督に最初に聴いて欲しいの!あと加賀さんにも!!」
提督「そうか…」
那珂「わかってくれた?」
提督「ああ、わかったよ…」
那珂「提督と加賀さんは恩人だからね!那珂ちゃんがこうしてCD出したのも二人のおかげだからね!」
提督「俺は何もしてないさ、那珂が努力したから結果が出たんだよ」
那珂「でも提督の最初の一言がなかったら那珂ちゃんはここまで来れなかったと思うよ?『お前の笑顔と歌と声は鎮守府に笑顔を届けてくれる。立派な艦隊のアイドルだ』ってね!」
提督「恥ずかしいからやめて…」
那珂「それでも那珂ちゃんはあの言葉があったからここまで来れたんだよ!みんなに笑顔を届けるために!」
提督「成長したな、那珂。お前は立派なアイドルだよ」
那珂「ちょっと!頭そんなに撫でないでよ!」
提督「うむ、懐かしいな、この感覚も」
那珂「私はどんなに有名になっても、艦隊のアイドルだし鎮守府のアイドルだし、提督のアイドルだよ?きゃは!」
187: ◆and2h/yWHc 2015/04/25(土) 20:58:56.87 ID:aDelZond0
☆金剛型に聞いてみた☆
〜金剛〜
金剛「提督と加賀について、ですカ?」
金剛「そうですネー!お似合いですよネ!」
金剛「2人とも不器用でネ…結婚するまでにこんなにかかるとは思わなかったヨ!」
金剛「でもまぁ、私が応援して来た結果というものデース!」
金剛「What?私が提督を好きじゃないのかっテ?」
金剛「of course!ケド、提督は加賀が好きで、加賀は提督が好き、入る隙なんてないでショウ?」
金剛「え?諦めているだけじゃないのかっテ?それは違いマス。もし提督と加賀が不仲になれば私は提督を遠慮なく狙いますヨ?まぁそんなことはないと思いますけどネ…」
金剛「提督が幸せなら私はいいんデス!提督が幸せなら私も幸せですからネ!」
金剛「でもきっと提督なら『俺に固執しないでもっと他の男も探してみろ。金剛なら俺よりいい奴を見つけられるはずだからな』なんていうと思いますネ!」
金剛「とことん女心がわからない提督ですケド、それでも私は好きですヨ」
金剛「最後に妹達について一言ですカ?」
金剛「うーん、比叡は料理のレパートリーを増やして欲しいデス。カレー美味しいんですケド…流石に毎回カレーはどうかと思いマス…」
金剛「榛名はとてもいい子ですネ!but、1人で溜め込む時があるのでその時は私や比叡や霧島を頼って欲しいデース!もちろん、提督でも他の子達でもいいんですけどネ?」
金剛「霧島は…テレビ映らない時に叩くのはやめませんカ?艦隊の頭脳ですよネ…あと背が高いデス。撫でにくいデス…」
金剛「以上デス!もう終わりですカ?」
金剛「いえいえ、こちらこそThank youネ!」
〜比叡〜
比叡「何ですか?加賀さんと提督について、ですか?」
比叡「あの2人は頼りになります!出撃となれば加賀さんはさすが練度鎮守府1ですし、司令の指揮は正確ですしね!」
比叡「あと2人とも料理が出来るのでお世話になりました!」
比叡「最初は試食した2人を医務室送りにしたりしてたんですけど、お陰様でカレーは作れるようになりました!」
比叡「え、自分で試食したこと無いのかって?」
比叡「ひえー…流石に試食したことぐらいありますよ…」
比叡「倒れましたよ…あんなの自分でも食べられません!」
比叡「これからはカレー以外も作れるようになるため!気合い!入れて!行きます!」
比叡「最後にお姉様と妹達についてですか?」
比叡「金剛お姉様は凛々しくもあり可愛らしくもあり美しくもあるお方です!」
比叡「憧れです!私もいつか金剛お姉様の様に…」
比叡「次は榛名ですね、榛名は…霧島にも言えることですが、私よりしっかりしているというか…」
比叡「ただ溜め込みがちなのでしっかり周りを頼ってください!」
比叡「霧島はまた今度カラオケ行きましょう!今度はお姉様や榛名も連れて!」
比叡「あと次の料理の研究も手伝って下さいね!!」
比叡「これで終わりですかね?」
比叡「いえいえ、こちらこそありがとうございました!」
〜金剛〜
金剛「提督と加賀について、ですカ?」
金剛「そうですネー!お似合いですよネ!」
金剛「2人とも不器用でネ…結婚するまでにこんなにかかるとは思わなかったヨ!」
金剛「でもまぁ、私が応援して来た結果というものデース!」
金剛「What?私が提督を好きじゃないのかっテ?」
金剛「of course!ケド、提督は加賀が好きで、加賀は提督が好き、入る隙なんてないでショウ?」
金剛「え?諦めているだけじゃないのかっテ?それは違いマス。もし提督と加賀が不仲になれば私は提督を遠慮なく狙いますヨ?まぁそんなことはないと思いますけどネ…」
金剛「提督が幸せなら私はいいんデス!提督が幸せなら私も幸せですからネ!」
金剛「でもきっと提督なら『俺に固執しないでもっと他の男も探してみろ。金剛なら俺よりいい奴を見つけられるはずだからな』なんていうと思いますネ!」
金剛「とことん女心がわからない提督ですケド、それでも私は好きですヨ」
金剛「最後に妹達について一言ですカ?」
金剛「うーん、比叡は料理のレパートリーを増やして欲しいデス。カレー美味しいんですケド…流石に毎回カレーはどうかと思いマス…」
金剛「榛名はとてもいい子ですネ!but、1人で溜め込む時があるのでその時は私や比叡や霧島を頼って欲しいデース!もちろん、提督でも他の子達でもいいんですけどネ?」
金剛「霧島は…テレビ映らない時に叩くのはやめませんカ?艦隊の頭脳ですよネ…あと背が高いデス。撫でにくいデス…」
金剛「以上デス!もう終わりですカ?」
金剛「いえいえ、こちらこそThank youネ!」
〜比叡〜
比叡「何ですか?加賀さんと提督について、ですか?」
比叡「あの2人は頼りになります!出撃となれば加賀さんはさすが練度鎮守府1ですし、司令の指揮は正確ですしね!」
比叡「あと2人とも料理が出来るのでお世話になりました!」
比叡「最初は試食した2人を医務室送りにしたりしてたんですけど、お陰様でカレーは作れるようになりました!」
比叡「え、自分で試食したこと無いのかって?」
比叡「ひえー…流石に試食したことぐらいありますよ…」
比叡「倒れましたよ…あんなの自分でも食べられません!」
比叡「これからはカレー以外も作れるようになるため!気合い!入れて!行きます!」
比叡「最後にお姉様と妹達についてですか?」
比叡「金剛お姉様は凛々しくもあり可愛らしくもあり美しくもあるお方です!」
比叡「憧れです!私もいつか金剛お姉様の様に…」
比叡「次は榛名ですね、榛名は…霧島にも言えることですが、私よりしっかりしているというか…」
比叡「ただ溜め込みがちなのでしっかり周りを頼ってください!」
比叡「霧島はまた今度カラオケ行きましょう!今度はお姉様や榛名も連れて!」
比叡「あと次の料理の研究も手伝って下さいね!!」
比叡「これで終わりですかね?」
比叡「いえいえ、こちらこそありがとうございました!」
193: ◆and2h/yWHc 2015/04/27(月) 00:47:16.96 ID:zr1OUuJu0
☆金剛型に聞いてみた!榛霧編☆
〜榛名〜
榛名「提督と加賀さん、ですか?」
榛名「とてもお似合いだと思います!」
榛名「え?私が提督の事を好きじゃなかったか、ですか?」
榛名「確かに、そうですけど…」
榛名「提督は榛名を大切に思ってくれています。榛名はそれだけで充分です!好きな人から大切に思われている、それだけで幸せです!」
榛名「やんでれ…ですか?なんですかそれは?」
榛名「え!?本当にそんな事する人がいるんですか!?」
榛名「いえ、榛名は違いますよ!?」
榛名「確かに依存すると思いますけど…それで提督を苦しめるなら本当の意味で幸せではないと思います」
榛名「榛名が依存することで苦しめるぐらいなら提督に幸せになった方が榛名は幸せです。他の榛名はどう考えているかわかりませんが…」
榛名「はい、提督の幸せは榛名の幸せです!」
榛名「最後にお姉様達と霧島について、ですか?」
榛名「金剛お姉様は…憧れです」
榛名「可愛いらしくて、でも凛々しくて頼りになって…」
榛名「私も、お姉様の様に強くなりたいです!」
榛名「比叡お姉様はお料理が上手になってとても安心しました…」
榛名「カレーの味なら榛名も勝てません…」
榛名「それととても元気が良くて明るくて羨ましいです…」
榛名「比叡お姉様に追いつけるように頑張ります!」
榛名「霧島は名実ともに艦隊の頭脳だと思いますけど…」
榛名「なんというか…霧島組と言われている理由がわかると言うか…」
榛名「とにかく、家電を叩いて直そうとするのはやめてください!」
榛名「あとカラオケでヘドバンするのも…」
榛名「ヘビメタ歌うところまでは許しますけど…」
榛名「それでも艦隊の頭脳とまで言われているところは参考にしたいです!」
榛名「以上です!」
榛名「いえいえ、こちらこそありがとうございました!」
〜榛名〜
榛名「提督と加賀さん、ですか?」
榛名「とてもお似合いだと思います!」
榛名「え?私が提督の事を好きじゃなかったか、ですか?」
榛名「確かに、そうですけど…」
榛名「提督は榛名を大切に思ってくれています。榛名はそれだけで充分です!好きな人から大切に思われている、それだけで幸せです!」
榛名「やんでれ…ですか?なんですかそれは?」
榛名「え!?本当にそんな事する人がいるんですか!?」
榛名「いえ、榛名は違いますよ!?」
榛名「確かに依存すると思いますけど…それで提督を苦しめるなら本当の意味で幸せではないと思います」
榛名「榛名が依存することで苦しめるぐらいなら提督に幸せになった方が榛名は幸せです。他の榛名はどう考えているかわかりませんが…」
榛名「はい、提督の幸せは榛名の幸せです!」
榛名「最後にお姉様達と霧島について、ですか?」
榛名「金剛お姉様は…憧れです」
榛名「可愛いらしくて、でも凛々しくて頼りになって…」
榛名「私も、お姉様の様に強くなりたいです!」
榛名「比叡お姉様はお料理が上手になってとても安心しました…」
榛名「カレーの味なら榛名も勝てません…」
榛名「それととても元気が良くて明るくて羨ましいです…」
榛名「比叡お姉様に追いつけるように頑張ります!」
榛名「霧島は名実ともに艦隊の頭脳だと思いますけど…」
榛名「なんというか…霧島組と言われている理由がわかると言うか…」
榛名「とにかく、家電を叩いて直そうとするのはやめてください!」
榛名「あとカラオケでヘドバンするのも…」
榛名「ヘビメタ歌うところまでは許しますけど…」
榛名「それでも艦隊の頭脳とまで言われているところは参考にしたいです!」
榛名「以上です!」
榛名「いえいえ、こちらこそありがとうございました!」
194: ◆and2h/yWHc 2015/04/27(月) 00:47:53.38 ID:zr1OUuJu0
〜霧島〜
霧島「提督と加賀さんについて、ですか?」
霧島「そうですね…2人の関係性を言うならお似合い。私からのイメージを言うと頼りになる、ですかね」
霧島「似た者同士ですからね、あの2人は…」
霧島「戦闘に出れば加賀さんは第一艦隊旗艦ですし司令の指揮は常に冷静で正確です」
霧島「あの2人がいれば向かうところ敵なし、ですかね?」
霧島「この霧島もまだまだ艦隊の頭脳として頑張ります!」
霧島「最後にお姉様達について、ですか?」
霧島「そうですねぇ、金剛お姉様は憧れです」
霧島「いつか隣に立てるような、そんな実力を持ちたいものです…」
霧島「いつも私達は後ろをついていくばかりですからね…」
霧島「比叡お姉様はお料理が上手になったので次の料理の研究を是非」
霧島「あとカラオケもまた行きたいですね…」
霧島「最後に榛名は、負けたくないですね!」
霧島「なんというか、負けたくないんです!」
霧島「なぜ、と言われても…」
霧島「でも榛名と切磋琢磨しながら金剛お姉様や比叡お姉様の隣に追いついて行けるようにしたいですね!」
霧島「以上です!」
霧島「終わりですか?いえいえ、こちらこそありがとうございました!」
霧島「提督と加賀さんについて、ですか?」
霧島「そうですね…2人の関係性を言うならお似合い。私からのイメージを言うと頼りになる、ですかね」
霧島「似た者同士ですからね、あの2人は…」
霧島「戦闘に出れば加賀さんは第一艦隊旗艦ですし司令の指揮は常に冷静で正確です」
霧島「あの2人がいれば向かうところ敵なし、ですかね?」
霧島「この霧島もまだまだ艦隊の頭脳として頑張ります!」
霧島「最後にお姉様達について、ですか?」
霧島「そうですねぇ、金剛お姉様は憧れです」
霧島「いつか隣に立てるような、そんな実力を持ちたいものです…」
霧島「いつも私達は後ろをついていくばかりですからね…」
霧島「比叡お姉様はお料理が上手になったので次の料理の研究を是非」
霧島「あとカラオケもまた行きたいですね…」
霧島「最後に榛名は、負けたくないですね!」
霧島「なんというか、負けたくないんです!」
霧島「なぜ、と言われても…」
霧島「でも榛名と切磋琢磨しながら金剛お姉様や比叡お姉様の隣に追いついて行けるようにしたいですね!」
霧島「以上です!」
霧島「終わりですか?いえいえ、こちらこそありがとうございました!」
200: ◆and2h/yWHc 2015/04/28(火) 00:34:52.02 ID:MZa83fUo0
☆ていとくのきゅうじつ☆
青葉「と言う事でぇ!」
青葉「密着!提督の休日ー!!!」
青葉「リポーターはこの青葉が!実況解説は加賀さんにお願いしまーす!!」
加賀「はぁ…何なのかしらこの企画は…」
青葉「タイトルの通りです!司令官って休日何してるんだろうという素朴な疑問から生まれたこの企画なんです!!」
加賀「それはわかったわ。けどなぜ私はここに呼ばれたのかしら」
青葉「?」
加賀「ここにいて当然のような顔しないでちょうだい」
青葉「司令官の嫁ですよね?いて当たり前じゃないですか!」
加賀「はぁ…そう言うことね…」
青葉「ちなみに後で吹雪さんも合流する予定です!」
加賀「吹雪も巻き込まれているのね…」
青葉「おぉっと!?司令官が起きたみたいです!午前10:27分!なかなか遅い時間ですね!」
加賀「あの人は朝が苦手というか何もないなら昼まで寝ているような人だからむしろ休日にしては早い方よ」
青葉「えぇー…昼まで寝てるんですか…それってどうなんですかねぇ…」
加賀「さぁ…ただ提督はそこまで気にしていないみたいよ」
青葉「まぁそこは人それぞれってとこですね…おっと、着替え始めましたね」
加賀「どうせジャージよ」
青葉「いや、これは違いますね!センスはまぁ…普通ってとこですかね?」
加賀「ジャージじゃないってことは外に行くつもりなのかしら」
青葉「かもしれませんね…あ、煙草吸い始めましたね。司令官って煙草吸ってました?」
加賀「昔は吸っていたわ。また吸い始めたみたいだけど」
青葉「なるほど…」
加賀「そろそろ朝食に行くみたいね」
青葉(なんだかんだノリノリの加賀さんである)
加賀「どうせコーヒーとパンでしょう」
青葉「おや、違うみたいですね。鳳翔さんと話し込んでいるので和食になるのでは?」
加賀「和食とは珍しい…」
青葉「あ、やっぱり和食ですねあれは」
加賀「あんなに朝から食べるのかしら」
青葉「司令官は朝はあまり食べませんからね」
加賀「やっぱり食べるの早いわね」
青葉「正直早すぎですね。もう少し噛んだ方が健康にいいと思うんですが…」
加賀「癖なんでしょうね…」
青葉「あ、食べ終わりましたね」
加賀「移動するみたいね」
青葉「現在10:45分です!お昼も近くなってきましたがどこに行くんでしょうね?」
加賀「TSUTAYAか本屋あたりじゃないかしら」
青葉「確かにそれはありえますね…」
吹雪「青葉さん!遅れました!」
青葉「おっと、ここで吹雪さんが合流です!」
青葉「と言う事でぇ!」
青葉「密着!提督の休日ー!!!」
青葉「リポーターはこの青葉が!実況解説は加賀さんにお願いしまーす!!」
加賀「はぁ…何なのかしらこの企画は…」
青葉「タイトルの通りです!司令官って休日何してるんだろうという素朴な疑問から生まれたこの企画なんです!!」
加賀「それはわかったわ。けどなぜ私はここに呼ばれたのかしら」
青葉「?」
加賀「ここにいて当然のような顔しないでちょうだい」
青葉「司令官の嫁ですよね?いて当たり前じゃないですか!」
加賀「はぁ…そう言うことね…」
青葉「ちなみに後で吹雪さんも合流する予定です!」
加賀「吹雪も巻き込まれているのね…」
青葉「おぉっと!?司令官が起きたみたいです!午前10:27分!なかなか遅い時間ですね!」
加賀「あの人は朝が苦手というか何もないなら昼まで寝ているような人だからむしろ休日にしては早い方よ」
青葉「えぇー…昼まで寝てるんですか…それってどうなんですかねぇ…」
加賀「さぁ…ただ提督はそこまで気にしていないみたいよ」
青葉「まぁそこは人それぞれってとこですね…おっと、着替え始めましたね」
加賀「どうせジャージよ」
青葉「いや、これは違いますね!センスはまぁ…普通ってとこですかね?」
加賀「ジャージじゃないってことは外に行くつもりなのかしら」
青葉「かもしれませんね…あ、煙草吸い始めましたね。司令官って煙草吸ってました?」
加賀「昔は吸っていたわ。また吸い始めたみたいだけど」
青葉「なるほど…」
加賀「そろそろ朝食に行くみたいね」
青葉(なんだかんだノリノリの加賀さんである)
加賀「どうせコーヒーとパンでしょう」
青葉「おや、違うみたいですね。鳳翔さんと話し込んでいるので和食になるのでは?」
加賀「和食とは珍しい…」
青葉「あ、やっぱり和食ですねあれは」
加賀「あんなに朝から食べるのかしら」
青葉「司令官は朝はあまり食べませんからね」
加賀「やっぱり食べるの早いわね」
青葉「正直早すぎですね。もう少し噛んだ方が健康にいいと思うんですが…」
加賀「癖なんでしょうね…」
青葉「あ、食べ終わりましたね」
加賀「移動するみたいね」
青葉「現在10:45分です!お昼も近くなってきましたがどこに行くんでしょうね?」
加賀「TSUTAYAか本屋あたりじゃないかしら」
青葉「確かにそれはありえますね…」
吹雪「青葉さん!遅れました!」
青葉「おっと、ここで吹雪さんが合流です!」
204: ◆and2h/yWHc 2015/04/29(水) 01:11:10.13 ID:qVaxOg3O0
☆ていとくのきゅうじつ 第二部ッッッ!☆
吹雪「あれ、司令官お出かけですか、珍しいですね?」
青葉「やっぱりそうですよね!超インドア派の司令官ですからね…」
加賀「でも提督はスポーツ好きよ?」
吹雪「そうですねぇ、テニスとかやってましたし」
青葉「テニスですか…意外ですね…」
吹雪「確かに…」
加賀「提督の車が止まったわ」
青葉「あそこは…蕎麦屋ですかね?」
吹雪「司令官の行きつけの店ですね!一度連れていってもらいました!」
青葉「美味しかったですか?」
吹雪「すごい美味しかったですよ!あの司令官行きつけですからね!」
加賀「あ、出てきました」
青葉「いくらなんでも早くないですか?」
吹雪「食べてないんでしょうか?」
加賀「あれは…そば粉?」
青葉「そば粉だけ買いに来たみたいですね」
加賀「自分で作るつもりかしら…」
吹雪「あ、また移動するみたいですよ?」
青葉「次はどこに行くんでしょうか…」
加賀「煙草吹かしに海の近くにでも行くんじゃないのかしら?」
青葉「なんでそう思うんです?」
加賀「なんとなく、ね」
吹雪「方向的には海岸方向ですね」
吹雪「あれ、司令官お出かけですか、珍しいですね?」
青葉「やっぱりそうですよね!超インドア派の司令官ですからね…」
加賀「でも提督はスポーツ好きよ?」
吹雪「そうですねぇ、テニスとかやってましたし」
青葉「テニスですか…意外ですね…」
吹雪「確かに…」
加賀「提督の車が止まったわ」
青葉「あそこは…蕎麦屋ですかね?」
吹雪「司令官の行きつけの店ですね!一度連れていってもらいました!」
青葉「美味しかったですか?」
吹雪「すごい美味しかったですよ!あの司令官行きつけですからね!」
加賀「あ、出てきました」
青葉「いくらなんでも早くないですか?」
吹雪「食べてないんでしょうか?」
加賀「あれは…そば粉?」
青葉「そば粉だけ買いに来たみたいですね」
加賀「自分で作るつもりかしら…」
吹雪「あ、また移動するみたいですよ?」
青葉「次はどこに行くんでしょうか…」
加賀「煙草吹かしに海の近くにでも行くんじゃないのかしら?」
青葉「なんでそう思うんです?」
加賀「なんとなく、ね」
吹雪「方向的には海岸方向ですね」
208: ◆and2h/yWHc 2015/04/30(木) 00:43:52.04 ID:2IJdW+7l0
☆ていとくのきゅうじつ だいさんぶっ!☆
青葉「あ、海岸でとまりましたよ」
加賀「やっぱりね」
吹雪「あ、降りましたね」
青葉「煙草ですね、加賀さんやっぱり当たってましたねぇ…」
吹雪「司令官の煙草吸ってる姿なんて久しぶりに見ました…」
青葉「なかなかに様になってますよね…」
加賀「提督がこっちを見ているわよ?」
青葉「あ、これ気づかれましたかね?」
吹雪「口が動いてますね、あれは『出て来い』ですかね」
青葉「あちゃー、見つかりましたか…」
提督「さて、お前らは何してんだ?」
青葉「いやー、司令官!ご機嫌いかがですか?」
提督「上々だな、まぁ青葉の回答次第で変わるかもしれんがな」
青葉「ひぇえ…」
提督「さて、改めて聞くが何やってんだ?」
青葉「企画ですよ企画!!その名も『ていとくのきゅうじつ』です!」
提督「俺の休日?」
青葉「そうです!司令官が休日何をしてるか気になるって人が結構いたのでこの際密着取材してみようかと!」
提督「隠れてか?」
青葉「それは…そうです!ほら!自然体でいてもらうためにですね!」
提督「はぁ…まぁいい。で、後ろの2人は?」
青葉「解説実況の2人です!」
提督「解説実況ねぇ……」
加賀「連れて来られただけだけれどね」
吹雪「司令官の休日、新鮮でした!」
青葉「そんなことよりも司令官!今からの予定は何ですか!!」
提督「今からの予定か、そうだな。鎮守府に戻って蕎麦を作る予定だな」
青葉「全員分ですか?」
提督「ああ、いつも皆には頑張って貰ってるからな。労いってとこだ」
青葉「へぇ…じゃあ皆さんに知らせなければ!お先に鎮守府に戻ってますね!では!」
提督「おい!青葉待て!」
加賀「逃げ足だけは速いわね」
吹雪「全くです…」
提督「はぁ…俺達も戻るか…」
加賀「そうですね」
吹雪「お蕎麦楽しみです!」
〜翌日青葉新聞〜
昨日行われた食事会では司令官の蕎麦が振る舞われました。大盛り上がりで美味しかったです!
やはり司令官は料理が上手いことを再認識しました。
皆さんの顔には笑顔が浮かんでいてとてもいい会であったと思います。
これからも皆で笑い合えるように誰一人欠けることなく平和を手にしましょう!
青葉「あ、海岸でとまりましたよ」
加賀「やっぱりね」
吹雪「あ、降りましたね」
青葉「煙草ですね、加賀さんやっぱり当たってましたねぇ…」
吹雪「司令官の煙草吸ってる姿なんて久しぶりに見ました…」
青葉「なかなかに様になってますよね…」
加賀「提督がこっちを見ているわよ?」
青葉「あ、これ気づかれましたかね?」
吹雪「口が動いてますね、あれは『出て来い』ですかね」
青葉「あちゃー、見つかりましたか…」
提督「さて、お前らは何してんだ?」
青葉「いやー、司令官!ご機嫌いかがですか?」
提督「上々だな、まぁ青葉の回答次第で変わるかもしれんがな」
青葉「ひぇえ…」
提督「さて、改めて聞くが何やってんだ?」
青葉「企画ですよ企画!!その名も『ていとくのきゅうじつ』です!」
提督「俺の休日?」
青葉「そうです!司令官が休日何をしてるか気になるって人が結構いたのでこの際密着取材してみようかと!」
提督「隠れてか?」
青葉「それは…そうです!ほら!自然体でいてもらうためにですね!」
提督「はぁ…まぁいい。で、後ろの2人は?」
青葉「解説実況の2人です!」
提督「解説実況ねぇ……」
加賀「連れて来られただけだけれどね」
吹雪「司令官の休日、新鮮でした!」
青葉「そんなことよりも司令官!今からの予定は何ですか!!」
提督「今からの予定か、そうだな。鎮守府に戻って蕎麦を作る予定だな」
青葉「全員分ですか?」
提督「ああ、いつも皆には頑張って貰ってるからな。労いってとこだ」
青葉「へぇ…じゃあ皆さんに知らせなければ!お先に鎮守府に戻ってますね!では!」
提督「おい!青葉待て!」
加賀「逃げ足だけは速いわね」
吹雪「全くです…」
提督「はぁ…俺達も戻るか…」
加賀「そうですね」
吹雪「お蕎麦楽しみです!」
〜翌日青葉新聞〜
昨日行われた食事会では司令官の蕎麦が振る舞われました。大盛り上がりで美味しかったです!
やはり司令官は料理が上手いことを再認識しました。
皆さんの顔には笑顔が浮かんでいてとてもいい会であったと思います。
これからも皆で笑い合えるように誰一人欠けることなく平和を手にしましょう!
214: ◆and2h/yWHc 2015/05/01(金) 01:04:43.72 ID:oFYGKBhR0
☆一人前のれでぃー☆
暁「なんちゃってれでぃーと言われ続けてはや4ヶ月」
暁「本物のレディーに私はなるわ!」
暁「とりあえずまずは金剛さんに聞いてみましょう!」
〜金剛型部屋〜
暁「金剛さんいる?」
金剛「暁ですカ?どうしましタ?」
暁「私が一人前のレディーになるために必要な事を教えて欲しいの!」
金剛「一人前のレディーですカ…」
暁「そうよ!」
金剛「と言ってもテーブルマナーや挨拶とかは私が教えてほぼ完璧と言えるほどですからネ…」
暁「じゃあどうしたらいいのかしら…」
金剛「ふむ…それは加賀に聞いてみるといいんじゃないんですカ?」
暁「加賀さんに?」
金剛「Yes!加賀は私も認める一人前のレディーデース!参考になるんじゃないですカ?」
暁「金剛さんが認める一人前のレディー…わかったわ!行ってくる!」
金剛「転ばないように歩いて行って下さいネ!」
暁「私が転ぶなんてことはな…へぶっ!」
金剛「oh......」
暁「なんちゃってれでぃーと言われ続けてはや4ヶ月」
暁「本物のレディーに私はなるわ!」
暁「とりあえずまずは金剛さんに聞いてみましょう!」
〜金剛型部屋〜
暁「金剛さんいる?」
金剛「暁ですカ?どうしましタ?」
暁「私が一人前のレディーになるために必要な事を教えて欲しいの!」
金剛「一人前のレディーですカ…」
暁「そうよ!」
金剛「と言ってもテーブルマナーや挨拶とかは私が教えてほぼ完璧と言えるほどですからネ…」
暁「じゃあどうしたらいいのかしら…」
金剛「ふむ…それは加賀に聞いてみるといいんじゃないんですカ?」
暁「加賀さんに?」
金剛「Yes!加賀は私も認める一人前のレディーデース!参考になるんじゃないですカ?」
暁「金剛さんが認める一人前のレディー…わかったわ!行ってくる!」
金剛「転ばないように歩いて行って下さいネ!」
暁「私が転ぶなんてことはな…へぶっ!」
金剛「oh......」
215: ◆and2h/yWHc 2015/05/01(金) 01:05:18.30 ID:oFYGKBhR0
〜執務室〜
暁「加賀さん!!」
加賀「どうしたの暁?少し怪我してるわね、転んだの?」
暁「うっ、確かに転んだけど…」
加賀「消毒してあげるわ、こっちに来なさい」
暁「はーい…」
加賀「提督、救急箱取ってください」
提督「はいよ」
加賀「ありがとうございます」
提督「ところで暁、何しにきたんだ?」
暁「そうよ!私は加賀さんに一人前のレディーになる為に必要な事を教えてもらいに来たのよ!」
加賀「私に?なぜ?」
暁「金剛さんが言ってたから!」
加賀「金剛ね……」
暁「それで加賀さん!一人前のレディーになる為に私には何が必要なのかしら!?」
加賀「そうね、暁はテーブルマナーや礼儀作法は出来ているし…」
暁「必死で練習したんだから!」
加賀「もう足りないものはないと思うけれど…」
暁「そんなはずないわ!」
加賀「けれど…」
提督「なぁ、俺が思うに心持ちだと思うんだが」
暁「心持ち?」
加賀「どういうことですか?」
提督「今暁は一人前のレディーになる為に努力してるだろ?その向上心は良いけどな、レディーって意識してなる物じゃないんじゃないか?」
暁「なるほ…ど?」
提督「例えば、加賀や金剛は一人前のレディーになる事を意識してるか?」
暁「してなさそうね!」
加賀「ええ、そうね」
提督「けど誰がどう見ても一人前のレディーだろ?」
暁「確かにそうね…」
提督「一人前のレディーになりたいと思って努力する事はいいんだがな、自然体でレディーらしく振る舞える事が一人前のレディーってもんじゃないか?」
暁「なるほど…!よくわかったわ!」
加賀「確かに一理あるような…」
暁「私はもう一人前のレディーを目指すことはやめるわ!代わりに!加賀さんみたいな立派な艦娘を目指すわ!」
提督「加賀、暫く駆逐艦の練習を見てやってくれ。特に暁の、な」
加賀「わかりました。私は厳しいわよ、着いてこれる?」
暁「頑張るわ!絶対に諦めないんだから!」
提督「その意気だ、成長に期待するよ」
加賀「最前線で戦えるレベルまで仕上げてみせます」
暁「加賀さんみたいな艦娘になるため、頑張るわ!!」
〜1週間後 青葉新聞〜
駆逐艦の訓練に加賀さんが付いたことで訓練が今まで以上に厳しくなって音を上げる子が増えています…その中でも暁ちゃんだけは絶対に最後まで弱音を吐かず諦めずやっているようです!暁ちゃんの今後の成長に期待がかかっていますね!
尚加賀さんへのインタビューでは暁ちゃんを最前線で戦えるレベルまで仕上げてみせる、との事でした、これからも厳しくなると思いますが、頑張ってくださいね!
暁「加賀さん!!」
加賀「どうしたの暁?少し怪我してるわね、転んだの?」
暁「うっ、確かに転んだけど…」
加賀「消毒してあげるわ、こっちに来なさい」
暁「はーい…」
加賀「提督、救急箱取ってください」
提督「はいよ」
加賀「ありがとうございます」
提督「ところで暁、何しにきたんだ?」
暁「そうよ!私は加賀さんに一人前のレディーになる為に必要な事を教えてもらいに来たのよ!」
加賀「私に?なぜ?」
暁「金剛さんが言ってたから!」
加賀「金剛ね……」
暁「それで加賀さん!一人前のレディーになる為に私には何が必要なのかしら!?」
加賀「そうね、暁はテーブルマナーや礼儀作法は出来ているし…」
暁「必死で練習したんだから!」
加賀「もう足りないものはないと思うけれど…」
暁「そんなはずないわ!」
加賀「けれど…」
提督「なぁ、俺が思うに心持ちだと思うんだが」
暁「心持ち?」
加賀「どういうことですか?」
提督「今暁は一人前のレディーになる為に努力してるだろ?その向上心は良いけどな、レディーって意識してなる物じゃないんじゃないか?」
暁「なるほ…ど?」
提督「例えば、加賀や金剛は一人前のレディーになる事を意識してるか?」
暁「してなさそうね!」
加賀「ええ、そうね」
提督「けど誰がどう見ても一人前のレディーだろ?」
暁「確かにそうね…」
提督「一人前のレディーになりたいと思って努力する事はいいんだがな、自然体でレディーらしく振る舞える事が一人前のレディーってもんじゃないか?」
暁「なるほど…!よくわかったわ!」
加賀「確かに一理あるような…」
暁「私はもう一人前のレディーを目指すことはやめるわ!代わりに!加賀さんみたいな立派な艦娘を目指すわ!」
提督「加賀、暫く駆逐艦の練習を見てやってくれ。特に暁の、な」
加賀「わかりました。私は厳しいわよ、着いてこれる?」
暁「頑張るわ!絶対に諦めないんだから!」
提督「その意気だ、成長に期待するよ」
加賀「最前線で戦えるレベルまで仕上げてみせます」
暁「加賀さんみたいな艦娘になるため、頑張るわ!!」
〜1週間後 青葉新聞〜
駆逐艦の訓練に加賀さんが付いたことで訓練が今まで以上に厳しくなって音を上げる子が増えています…その中でも暁ちゃんだけは絶対に最後まで弱音を吐かず諦めずやっているようです!暁ちゃんの今後の成長に期待がかかっていますね!
尚加賀さんへのインタビューでは暁ちゃんを最前線で戦えるレベルまで仕上げてみせる、との事でした、これからも厳しくなると思いますが、頑張ってくださいね!
219: ◆and2h/yWHc 2015/05/02(土) 01:22:59.83 ID:Pue+Kcdt0
☆大規模作戦にいつもやること☆
〜大会議室〜
提督「あー、また大本営より大規模作戦があるとのお達しが来た」
加賀「それで主力が呼ばれた訳ですか」
提督「そうだ」
山城「それで?次の作戦は何ですか?」
提督「第十一次作戦だそうだ」
北上「第十一次作戦ねぇ…」
長門「やることはいつもと変わらんのだろう?」
提督「まぁな、作戦を完了させて全員帰ってきて祝賀会を開く。いつも通りだな」
赤城「祝賀会が今から楽しみです!」
秋月「私がこんなところにいていいんでしょうか…」
吹雪「大丈夫だよ秋月ちゃん!司令官が選ぶだけの実力があるってことだから自信持って!」
秋月「うぅ…がんばります…」
扶桑「秋月さん…私もここは初めてなの…一緒に頑張りましょう…」
秋月「扶桑さん…はい、頑張りましょう!」
提督「さて、今回は新しく扶桑と秋月に入ってもらった。秋月には対空を、扶桑には対戦艦、対鬼、対姫をしてもらおうと思う」
提督「まぁ初めての参加になるからサポートは頼む。扶桑と秋月は大規模作戦だからといって緊張しないこと、いつも通りにやってくれ、そうすれば戦果はついてくるさ」
秋月「提督…!はい、この秋月!訓練の成果を見せます!」
扶桑「私も扶桑型の本当の力、見せてあげます!」
提督「よし、そんじゃあ今から作戦の概要を説明していこうと思う」
〜2時間後〜
提督「以上だ。まだ質問があれば俺の所に来てくれ。んじゃあ解散、ゆっくり休んでくれ」
北上「あー…疲れた…」
山城「北上、戻って決着を付けるわよ」
北上「ちょっと休んでからにしない?」
山城「勝ち逃げはさせないわ、早く!」
北上「あー…わかったよ」
山城「今度こそ負けないんだから…」
加賀「秋月、少し訓練しましょう」
秋月「はいっ!是非宜しくお願いします!」
吹雪「私も御一緒していいですか?」
加賀「ええ、いいわよ。赤城さん、行きましょう」
赤城「えー、間宮さんのところに…」
加賀「行きますよ」
赤城「はーい…」
〜大会議室〜
提督「あー、また大本営より大規模作戦があるとのお達しが来た」
加賀「それで主力が呼ばれた訳ですか」
提督「そうだ」
山城「それで?次の作戦は何ですか?」
提督「第十一次作戦だそうだ」
北上「第十一次作戦ねぇ…」
長門「やることはいつもと変わらんのだろう?」
提督「まぁな、作戦を完了させて全員帰ってきて祝賀会を開く。いつも通りだな」
赤城「祝賀会が今から楽しみです!」
秋月「私がこんなところにいていいんでしょうか…」
吹雪「大丈夫だよ秋月ちゃん!司令官が選ぶだけの実力があるってことだから自信持って!」
秋月「うぅ…がんばります…」
扶桑「秋月さん…私もここは初めてなの…一緒に頑張りましょう…」
秋月「扶桑さん…はい、頑張りましょう!」
提督「さて、今回は新しく扶桑と秋月に入ってもらった。秋月には対空を、扶桑には対戦艦、対鬼、対姫をしてもらおうと思う」
提督「まぁ初めての参加になるからサポートは頼む。扶桑と秋月は大規模作戦だからといって緊張しないこと、いつも通りにやってくれ、そうすれば戦果はついてくるさ」
秋月「提督…!はい、この秋月!訓練の成果を見せます!」
扶桑「私も扶桑型の本当の力、見せてあげます!」
提督「よし、そんじゃあ今から作戦の概要を説明していこうと思う」
〜2時間後〜
提督「以上だ。まだ質問があれば俺の所に来てくれ。んじゃあ解散、ゆっくり休んでくれ」
北上「あー…疲れた…」
山城「北上、戻って決着を付けるわよ」
北上「ちょっと休んでからにしない?」
山城「勝ち逃げはさせないわ、早く!」
北上「あー…わかったよ」
山城「今度こそ負けないんだから…」
加賀「秋月、少し訓練しましょう」
秋月「はいっ!是非宜しくお願いします!」
吹雪「私も御一緒していいですか?」
加賀「ええ、いいわよ。赤城さん、行きましょう」
赤城「えー、間宮さんのところに…」
加賀「行きますよ」
赤城「はーい…」
220: ◆and2h/yWHc 2015/05/02(土) 01:23:40.07 ID:Pue+Kcdt0
長門「大和と武蔵は今回は温存か?」
大和「私達が出ることが無ければそれが一番なんですが…」
武蔵「でも実戦に出ないと艦娘になった意義が果たせないというものだろう?」
長門「しかし戦わなくていいに越したことはないだろう?」
大和「平和が一番ですから…」
武蔵「確かにここの平和な生活も嫌いじゃないぜ」
長門「こんな平和な生活を守るために戦う、そうだろう?」
大和「そうですね。鎮守府があるここを、提督やみんながいるここを守るために戦います」
武蔵「ああ、誰も失わないためにも、な」
長門「さぁ、今回の大規模作戦も誰一人欠けることなく終わらせるぞ!」
大和「はい!」
武蔵「おう!」
羽黒「あわわ…また主力…」
古鷹「羽黒ちゃん!頑張ろうね!」
羽黒「はい、皆さんを守るためにもがんばります…!」
古鷹「よし、その意気その意気!」
提督「よし、いい感じだな。このまま誰一人欠けることなく大規模作戦を終わらせて見せる」
提督「さて、頑張りますかね」
大和「私達が出ることが無ければそれが一番なんですが…」
武蔵「でも実戦に出ないと艦娘になった意義が果たせないというものだろう?」
長門「しかし戦わなくていいに越したことはないだろう?」
大和「平和が一番ですから…」
武蔵「確かにここの平和な生活も嫌いじゃないぜ」
長門「こんな平和な生活を守るために戦う、そうだろう?」
大和「そうですね。鎮守府があるここを、提督やみんながいるここを守るために戦います」
武蔵「ああ、誰も失わないためにも、な」
長門「さぁ、今回の大規模作戦も誰一人欠けることなく終わらせるぞ!」
大和「はい!」
武蔵「おう!」
羽黒「あわわ…また主力…」
古鷹「羽黒ちゃん!頑張ろうね!」
羽黒「はい、皆さんを守るためにもがんばります…!」
古鷹「よし、その意気その意気!」
提督「よし、いい感じだな。このまま誰一人欠けることなく大規模作戦を終わらせて見せる」
提督「さて、頑張りますかね」
224: ◆and2h/yWHc 2015/05/03(日) 00:03:55.82 ID:h5wh8GxbO
☆山城と北上☆
山城「……暇ね」
北上「…そだね」
山城「扶桑姉様はレベリング…」
北上「大井っちもレベリング…」
山城「…暇ね」
北上「…そだね」
山城「毎日このやり取りしている気がするわ」
北上「毎日やってるよ」
山城「練度も99だから出撃させてもらえないし…」
北上「仕方ないよ、提督は加賀さん一筋だからねー」
山城「ケッコンカッコカリだけでもしてもらえないかしら」
北上「山城って提督の事好きなの?」
山城「まさか、そんなこと…ないし」
北上「へぇ…まぁいいや、深くは聞かないでおいてあげるよ」
山城「それはどうも」
北上「しかしまぁ、私もケッコンカッコカリしてもらいたいねぇ」
山城「それは提督が好きだから?」
北上「さぁ、どうだろうね?」
山城「ま、深くは聞かないでおくわ」
北上「そりゃどうも」
山城「どういたしまして」
北上「潜水艦の子達が羨ましいね…」
山城「なんで?」
北上「99になっても普段から出撃できるじゃん?」
山城「けどいつもオリョールよ」
北上「まぁそうなんだけどね。うちは他の所ほどハードじゃないしね」
山城「ま、確かにそうね」
北上「うちの提督さんはお優しいですからね〜」
山城「全くね」
山城「……暇ね」
北上「…そだね」
山城「扶桑姉様はレベリング…」
北上「大井っちもレベリング…」
山城「…暇ね」
北上「…そだね」
山城「毎日このやり取りしている気がするわ」
北上「毎日やってるよ」
山城「練度も99だから出撃させてもらえないし…」
北上「仕方ないよ、提督は加賀さん一筋だからねー」
山城「ケッコンカッコカリだけでもしてもらえないかしら」
北上「山城って提督の事好きなの?」
山城「まさか、そんなこと…ないし」
北上「へぇ…まぁいいや、深くは聞かないでおいてあげるよ」
山城「それはどうも」
北上「しかしまぁ、私もケッコンカッコカリしてもらいたいねぇ」
山城「それは提督が好きだから?」
北上「さぁ、どうだろうね?」
山城「ま、深くは聞かないでおくわ」
北上「そりゃどうも」
山城「どういたしまして」
北上「潜水艦の子達が羨ましいね…」
山城「なんで?」
北上「99になっても普段から出撃できるじゃん?」
山城「けどいつもオリョールよ」
北上「まぁそうなんだけどね。うちは他の所ほどハードじゃないしね」
山城「ま、確かにそうね」
北上「うちの提督さんはお優しいですからね〜」
山城「全くね」
225: ◆and2h/yWHc 2015/05/03(日) 00:05:11.93 ID:h5wh8GxbO
北上「あーあ、暇だなぁ…」
山城「またそこに戻るの?」
北上「だってそうじゃん?」
山城「確かにそうだけど」
北上「ゲームでもやる?」
山城「望むところよ」
北上「よっしゃ、ギッタギッタにしてやりましょうかね!」
山城「はっ!その言葉そっくりそのままお返しするわ!」
北上「ふっふーん、そんなこと言っちゃってー、負けた時に言い訳しないでね?」
山城「私が負けることはないわ!…ないわよね?」
北上「お得意の不幸が無ければ五分五分じゃない?」
山城「ふふふ…あらゆる不幸をシュミレートしてあるわ…負けないわよ…」
北上(これは予想してない不幸が来るフラグですわ)
山城「ふふ…ふふふふふふ…」
〜ゲーム終了後〜
山城「なんでなのぉ!?」
北上「きっちりフラグ回収したね…」
山城「不幸だわ……」
北上「もう結構いい時間だね」
山城「そうね…そろそろ扶桑姉様も帰ってくるかしら」
北上「そうだねー、大井っちもそろそろ帰ってくるはず」
山城「じゃあ、また明日。明日こそはリベンジするわ」
北上「期待してるよ〜、んじゃまた明日ね」
山城「またそこに戻るの?」
北上「だってそうじゃん?」
山城「確かにそうだけど」
北上「ゲームでもやる?」
山城「望むところよ」
北上「よっしゃ、ギッタギッタにしてやりましょうかね!」
山城「はっ!その言葉そっくりそのままお返しするわ!」
北上「ふっふーん、そんなこと言っちゃってー、負けた時に言い訳しないでね?」
山城「私が負けることはないわ!…ないわよね?」
北上「お得意の不幸が無ければ五分五分じゃない?」
山城「ふふふ…あらゆる不幸をシュミレートしてあるわ…負けないわよ…」
北上(これは予想してない不幸が来るフラグですわ)
山城「ふふ…ふふふふふふ…」
〜ゲーム終了後〜
山城「なんでなのぉ!?」
北上「きっちりフラグ回収したね…」
山城「不幸だわ……」
北上「もう結構いい時間だね」
山城「そうね…そろそろ扶桑姉様も帰ってくるかしら」
北上「そうだねー、大井っちもそろそろ帰ってくるはず」
山城「じゃあ、また明日。明日こそはリベンジするわ」
北上「期待してるよ〜、んじゃまた明日ね」
233: ◆and2h/yWHc 2015/05/05(火) 03:01:20.20 ID:/9TuEWqo0
☆加賀がいない一日☆
〜執務室〜
提督「加賀は今日は休み、か」
神通「ええ、今日は加賀さんの除籍日ですから」
提督「それで、今日の秘書艦は神通、か」
神通「嫌でしたか?」
提督「いや、寧ろ神通で良かったよ」
神通「そうですか」
提督「ああ」
神通「でも提督、そんなこと私に言っていてもいいんですか?」
提督「これぐらいなら何の問題もないだろう?」
神通「あら、そうですか?」
提督「ああ、きっとそうだよ」
神通「まぁ、提督がなぜ私でよかったと思ったのか、それはすぐわかりますけどね」
提督「……わかっているなら手伝ってくれるよな?」
神通「ええ、もちろん。その代わりお願いを聞いてもらえますか?」
提督「内容によるがな」
神通「今日執務が終わってから一杯、どうですか?」
提督「わかった。どこの店がいい?」
神通「それは提督にお任せいたします」
提督「ふむ、ご満足頂けるように努力するよ」
神通「期待していますよ、提督」
提督「任せておけ」
神通「それでは、始めましょうか」
提督「ああ、早めに終わらせよう」
神通「終わらなくて提督と徹夜、なんてことも魅力的ですが」
提督「とてもじゃないが徹夜は魅力的じゃないね…」
神通「私にとっては提督といられる時間が魅力的なんですよ」
提督「それは嬉しい限りだな。今度書店巡りでも一緒にどうかな?」
神通「あら、嬉しいお誘いですが加賀さんはいいんですか?」
提督「加賀とはまた別日に回るさ。今日のお礼ということで、どうかな?」
神通「ならそのお誘い喜んでお受けします」
提督「それじゃ段取りなんかはまた後にでも」
神通「わかりました。ではまずは書類の山から片付けましょう」
提督「あぁ、そうしよう…」
〜二一〇〇〜
神通「提督、こちらの方片付きました」
提督「こっちも終わったよ。お疲れ様」
神通「提督も、お疲れ様でした」
提督「おう、んじゃあ飲みに行くか」
神通「どんなお店か楽しみですね」
〜執務室〜
提督「加賀は今日は休み、か」
神通「ええ、今日は加賀さんの除籍日ですから」
提督「それで、今日の秘書艦は神通、か」
神通「嫌でしたか?」
提督「いや、寧ろ神通で良かったよ」
神通「そうですか」
提督「ああ」
神通「でも提督、そんなこと私に言っていてもいいんですか?」
提督「これぐらいなら何の問題もないだろう?」
神通「あら、そうですか?」
提督「ああ、きっとそうだよ」
神通「まぁ、提督がなぜ私でよかったと思ったのか、それはすぐわかりますけどね」
提督「……わかっているなら手伝ってくれるよな?」
神通「ええ、もちろん。その代わりお願いを聞いてもらえますか?」
提督「内容によるがな」
神通「今日執務が終わってから一杯、どうですか?」
提督「わかった。どこの店がいい?」
神通「それは提督にお任せいたします」
提督「ふむ、ご満足頂けるように努力するよ」
神通「期待していますよ、提督」
提督「任せておけ」
神通「それでは、始めましょうか」
提督「ああ、早めに終わらせよう」
神通「終わらなくて提督と徹夜、なんてことも魅力的ですが」
提督「とてもじゃないが徹夜は魅力的じゃないね…」
神通「私にとっては提督といられる時間が魅力的なんですよ」
提督「それは嬉しい限りだな。今度書店巡りでも一緒にどうかな?」
神通「あら、嬉しいお誘いですが加賀さんはいいんですか?」
提督「加賀とはまた別日に回るさ。今日のお礼ということで、どうかな?」
神通「ならそのお誘い喜んでお受けします」
提督「それじゃ段取りなんかはまた後にでも」
神通「わかりました。ではまずは書類の山から片付けましょう」
提督「あぁ、そうしよう…」
〜二一〇〇〜
神通「提督、こちらの方片付きました」
提督「こっちも終わったよ。お疲れ様」
神通「提督も、お疲れ様でした」
提督「おう、んじゃあ飲みに行くか」
神通「どんなお店か楽しみですね」
234: ◆and2h/yWHc 2015/05/05(火) 03:02:50.14 ID:/9TuEWqo0
〜BAR isokaze〜
磯風「司令、待っていたぞ」
提督「すまんな、少し遅れた」
神通「へぇ…磯風さんお店を出していたんですね」
磯風「あぁ、鳳翔さん達に料理を教えてもらってから料理が好きになってな」
提督「磯風の料理は絶品だよ、お世辞抜きにな」
磯風「まだまだ鳳翔さんには及ばないがな」
神通「ふふ、楽しみですね」
磯風「お待ちどうさま、パスタだ。今度来るイタリア艦にも気に入って貰えるといいのだがな」
提督「きっと気に入って貰えるだろうさ、これだけ美味いんだからな」
神通「そうですね。とても美味しいですからきっと気に入って貰えますよ」
磯風「そうか…そうだといいな」
提督「しかしまた料理の幅を広げたな磯風」
磯風「あぁ、BARにしたからには洋食も作らなければな」
神通「前に食べた和食も美味しかったですがこれもとても美味しいですし、向上心があるところが尚いいですね」
磯風「常に進化を続けなければ鳳翔さんには辿り着けないからな、私にとっての目標は鳳翔さんだよ」
提督「へぇ、そりゃあ鳳翔もうかうかしてらんないな」
磯風「あぁ、うかうかしてもらっていては私が困るよ」
神通「とても良い向上心ですね。私にとっても見習うべきところもあります」
磯風「神通さんが料理を始めたら私は敵わないだろうな…」
神通「どうでしょうか…提督、今度私にも料理を教えてください」
提督「ん、わかった」
磯風「さぁ、次の料理が出来たぞ。どんどん食べてくれ」
提督「あぁ、そうさせてもらおう」
神通「私も、そうさせてもらいます」
〜3時間後〜
磯風「司令、待っていたぞ」
提督「すまんな、少し遅れた」
神通「へぇ…磯風さんお店を出していたんですね」
磯風「あぁ、鳳翔さん達に料理を教えてもらってから料理が好きになってな」
提督「磯風の料理は絶品だよ、お世辞抜きにな」
磯風「まだまだ鳳翔さんには及ばないがな」
神通「ふふ、楽しみですね」
磯風「お待ちどうさま、パスタだ。今度来るイタリア艦にも気に入って貰えるといいのだがな」
提督「きっと気に入って貰えるだろうさ、これだけ美味いんだからな」
神通「そうですね。とても美味しいですからきっと気に入って貰えますよ」
磯風「そうか…そうだといいな」
提督「しかしまた料理の幅を広げたな磯風」
磯風「あぁ、BARにしたからには洋食も作らなければな」
神通「前に食べた和食も美味しかったですがこれもとても美味しいですし、向上心があるところが尚いいですね」
磯風「常に進化を続けなければ鳳翔さんには辿り着けないからな、私にとっての目標は鳳翔さんだよ」
提督「へぇ、そりゃあ鳳翔もうかうかしてらんないな」
磯風「あぁ、うかうかしてもらっていては私が困るよ」
神通「とても良い向上心ですね。私にとっても見習うべきところもあります」
磯風「神通さんが料理を始めたら私は敵わないだろうな…」
神通「どうでしょうか…提督、今度私にも料理を教えてください」
提督「ん、わかった」
磯風「さぁ、次の料理が出来たぞ。どんどん食べてくれ」
提督「あぁ、そうさせてもらおう」
神通「私も、そうさせてもらいます」
〜3時間後〜
235: ◆and2h/yWHc 2015/05/05(火) 03:03:27.23 ID:/9TuEWqo0
磯風「司令、そろそろ神通さんが潰れてきたんじゃないか?」
提督「みたいだな…この量じゃいつもは酔ってないと思ったんだがな…」
磯風「場酔いもあるんじゃないか?司令と2人。まぁ私もいたが」
提督「その上こんな洒落た店と来たらな」
磯風「褒め言葉と受け取っておくよ。司令、お代はまた今度でいい、また来てくれ」
提督「ああ、わかった。また来るよ」
磯風「いつでも待っているよ。今度は加賀さんでも連れてきてくれ」
提督「了解、次来る時は加賀と来る」
磯風「それでは、またのご来店お待ちしております」
〜店の外〜
提督「神通、大丈夫か?」
神通「はい…大丈夫です…」
提督「そうか、それなら良かった」
神通「ありがとうございます…」
提督「いえいえ」
神通「提督…私は酔っています」
提督「ああ、そうだな」
神通「酔っぱらいの独り言は聞き流して下さい」
提督「…ああ、わかった」
神通「私は、提督が好きです。好きでした。でも、結ばれるなんてことは有り得ませんでした。万に一つもそんな可能性なんてありはしませんでした」
提督「…ああ」
神通「それでも、好きでした。私にとって提督は私が愛したただ一人の人。今までもこれからも、そんな人に、気持ちすら伝えられなかった」
神通「伝えたとしても、きっと優しい提督なら少し照れくさそうに笑った後真面目な顔で断ってくれたはず。わかっていたのに、伝えることすらできなかった。そしてそのまま私の最初で最後の恋は終わってしまった」
神通「提督ならきっと俺よりいい人はいるからいつまでも俺だけを見るな、なんて言うんでしょうが、そんな言葉すら私は聞く権利を得られなかった」
神通「提督…好きです。好きでした。ずっと、今までもこれからも…」
提督「………」
神通「……何か、聞こえていましたか」
提督「…いや、俺には聞こえなかったよ、独り言は」
神通「……そうですか、それなら、いいです」
提督「…ああ」
神通「…ここ迄でいいです。後は一人で帰れます」
提督「…そうか、気をつけろよ」
神通「…はい、今日はありがとうございました」
提督「…ああ、またな」
神通「…はい、また今度」
提督(いつか、神通の口から、俺はもう一度あのセリフを聞きたい。そうすれば、きっと神通は、強くなれる。だから最後に俺は言葉をかけようと思う)
提督「神通、今度は独り言じゃなくて、きちんと聞かせてくれ。答えが決まっていても、俺はその言葉を聞きたい」
神通「…わかりました。自分と、向き合います。提督と、向き合います。だからしばらく待ってください」
提督「あぁ、わかったよ」
提督(我ながらなかなか酷なことを言ったとも思う。けれど、神通には先に進んで欲しい。止まって欲しくない。無論それは神通にだけではないが)
提督「…頑張れよ、神通」
神通「…はい、頑張ります」
提督「みたいだな…この量じゃいつもは酔ってないと思ったんだがな…」
磯風「場酔いもあるんじゃないか?司令と2人。まぁ私もいたが」
提督「その上こんな洒落た店と来たらな」
磯風「褒め言葉と受け取っておくよ。司令、お代はまた今度でいい、また来てくれ」
提督「ああ、わかった。また来るよ」
磯風「いつでも待っているよ。今度は加賀さんでも連れてきてくれ」
提督「了解、次来る時は加賀と来る」
磯風「それでは、またのご来店お待ちしております」
〜店の外〜
提督「神通、大丈夫か?」
神通「はい…大丈夫です…」
提督「そうか、それなら良かった」
神通「ありがとうございます…」
提督「いえいえ」
神通「提督…私は酔っています」
提督「ああ、そうだな」
神通「酔っぱらいの独り言は聞き流して下さい」
提督「…ああ、わかった」
神通「私は、提督が好きです。好きでした。でも、結ばれるなんてことは有り得ませんでした。万に一つもそんな可能性なんてありはしませんでした」
提督「…ああ」
神通「それでも、好きでした。私にとって提督は私が愛したただ一人の人。今までもこれからも、そんな人に、気持ちすら伝えられなかった」
神通「伝えたとしても、きっと優しい提督なら少し照れくさそうに笑った後真面目な顔で断ってくれたはず。わかっていたのに、伝えることすらできなかった。そしてそのまま私の最初で最後の恋は終わってしまった」
神通「提督ならきっと俺よりいい人はいるからいつまでも俺だけを見るな、なんて言うんでしょうが、そんな言葉すら私は聞く権利を得られなかった」
神通「提督…好きです。好きでした。ずっと、今までもこれからも…」
提督「………」
神通「……何か、聞こえていましたか」
提督「…いや、俺には聞こえなかったよ、独り言は」
神通「……そうですか、それなら、いいです」
提督「…ああ」
神通「…ここ迄でいいです。後は一人で帰れます」
提督「…そうか、気をつけろよ」
神通「…はい、今日はありがとうございました」
提督「…ああ、またな」
神通「…はい、また今度」
提督(いつか、神通の口から、俺はもう一度あのセリフを聞きたい。そうすれば、きっと神通は、強くなれる。だから最後に俺は言葉をかけようと思う)
提督「神通、今度は独り言じゃなくて、きちんと聞かせてくれ。答えが決まっていても、俺はその言葉を聞きたい」
神通「…わかりました。自分と、向き合います。提督と、向き合います。だからしばらく待ってください」
提督「あぁ、わかったよ」
提督(我ながらなかなか酷なことを言ったとも思う。けれど、神通には先に進んで欲しい。止まって欲しくない。無論それは神通にだけではないが)
提督「…頑張れよ、神通」
神通「…はい、頑張ります」
242: ◆and2h/yWHc 2015/05/08(金) 23:37:52.50 ID:y2UgJd9D0
☆潜水艦娘達の日常☆
19「暇なのね…」
58「暇でち…」
168「暇ね…」
U-511(以下U)「暇です…」
8「はっちゃんは別にそうでもないけど…」
58「はっちゃん、そこは乗る流れでち」
8「えー、じゃあ私も暇」
19「今週もオリョクルは無しなの…」
168「毎日休む間もなくオリョクルさせられるブラックの鎮守府と比べたらずっとマシでしょ…」
58「それはそうだけど暇すぎるのもある意味きついでち」
8「娯楽なら揃ってるでしょ?」
58「そんな気分じゃないでち…」
U「ゆーはもっと日本の文化に慣れないと…」
58「ゆーはこのままでいいんでち!日本に染まりすぎないで!」
19「ごーやが必死なのね…」
168「まぁ、その気持ちもわからなくはないわ…」
8「というか提督も呂500にするつもりはないって言ってなかった?」
58「正確には今の段階では、でち」
168「もう一隻確保できたら呂500作るって言ってるようなものだしね…」
58「ていうかそう言ってたでち」
U「もう一隻出たら私はもう必要ないのかな…」
19「そんなことないのね!」
168「提督のことだから2人が仲良くできる環境まで作ると思うし…」
58「オリョクルの人数が増えていいでち。そこだけは」
8「あ、提督」
提督「よう、今週のオリョクル頼むわ」
19「ほんとなの!?」
提督「ああ、本当だよ」
提督「あ、それと168は第十一号作戦の方に来てもらうから」
168「えっ!?私が!?また!?」
提督「泊地水鬼の攻撃を…」
168「前回みたいなルート固定じゃなくて今回は囮ね…」
提督「こんなこと頼みたくはないんだがなぁ…」
168「いいの!それも潜水艦の役目よ!」
58「よっ!潜水艦の鏡でち!」
提督「よし、んじゃあ頼む」
168「はいっ!58達も頑張ってね!」
58「168も頑張るでち!」
19「お茶淹れてまってるのね〜」
8「シュトーレン作って待ってるよ」
U「えっと…あの…頑張って…ください!」
168「しっかりお役目果たしてくるわ!」
19「暇なのね…」
58「暇でち…」
168「暇ね…」
U-511(以下U)「暇です…」
8「はっちゃんは別にそうでもないけど…」
58「はっちゃん、そこは乗る流れでち」
8「えー、じゃあ私も暇」
19「今週もオリョクルは無しなの…」
168「毎日休む間もなくオリョクルさせられるブラックの鎮守府と比べたらずっとマシでしょ…」
58「それはそうだけど暇すぎるのもある意味きついでち」
8「娯楽なら揃ってるでしょ?」
58「そんな気分じゃないでち…」
U「ゆーはもっと日本の文化に慣れないと…」
58「ゆーはこのままでいいんでち!日本に染まりすぎないで!」
19「ごーやが必死なのね…」
168「まぁ、その気持ちもわからなくはないわ…」
8「というか提督も呂500にするつもりはないって言ってなかった?」
58「正確には今の段階では、でち」
168「もう一隻確保できたら呂500作るって言ってるようなものだしね…」
58「ていうかそう言ってたでち」
U「もう一隻出たら私はもう必要ないのかな…」
19「そんなことないのね!」
168「提督のことだから2人が仲良くできる環境まで作ると思うし…」
58「オリョクルの人数が増えていいでち。そこだけは」
8「あ、提督」
提督「よう、今週のオリョクル頼むわ」
19「ほんとなの!?」
提督「ああ、本当だよ」
提督「あ、それと168は第十一号作戦の方に来てもらうから」
168「えっ!?私が!?また!?」
提督「泊地水鬼の攻撃を…」
168「前回みたいなルート固定じゃなくて今回は囮ね…」
提督「こんなこと頼みたくはないんだがなぁ…」
168「いいの!それも潜水艦の役目よ!」
58「よっ!潜水艦の鏡でち!」
提督「よし、んじゃあ頼む」
168「はいっ!58達も頑張ってね!」
58「168も頑張るでち!」
19「お茶淹れてまってるのね〜」
8「シュトーレン作って待ってるよ」
U「えっと…あの…頑張って…ください!」
168「しっかりお役目果たしてくるわ!」
243: ◆and2h/yWHc 2015/05/08(金) 23:39:14.00 ID:y2UgJd9D0
☆ある日の執務室☆
加賀「提督、神通から告白されたらしいですね?」
提督「いや、俺が聞いたのは酔っ払いの独り言だよ」
加賀「全く…なんでそんなにモテるんですかね」
提督「もしかして妬いてるか?」
加賀「まさか、純粋な疑問です」
提督「遠まわしに魅力ないって言ってないか?」
加賀「さぁ、どうでしょう?ただ、私が好きになる程度の魅力はありますよ」
提督「加賀…」
加賀「…なんですか」
提督「顔真っ赤だぞ…」
加賀「黙っててくださいよ…」
提督「赤面した加賀とはなかなかレアだな、なぁ青葉?」
青葉「げぇっ!?気づいてたんですか!?」
提督「本当にいたのか…カマかけただけのつもりだったんだが…」
青葉「しまったァァァァァァ!?」
加賀「…青葉、カメラを出しなさい」
青葉「…壊さないでくださいね?高かったんですから…」
加賀「さすがにそこまでしないわ、写真を消すだけよ」
青葉「そんなこと言って写真を消すだけ(物理)なんでしょ!?そうなんでしょう!?」
加賀「それがお望みならそれでもいいけれど」
青葉「サーセンなんでも無いです」
提督「しかしお前どこから出てきたんだよ」
青葉「あそこの観葉植物の裏のところからですよ…」
加賀「提督、神通から告白されたらしいですね?」
提督「いや、俺が聞いたのは酔っ払いの独り言だよ」
加賀「全く…なんでそんなにモテるんですかね」
提督「もしかして妬いてるか?」
加賀「まさか、純粋な疑問です」
提督「遠まわしに魅力ないって言ってないか?」
加賀「さぁ、どうでしょう?ただ、私が好きになる程度の魅力はありますよ」
提督「加賀…」
加賀「…なんですか」
提督「顔真っ赤だぞ…」
加賀「黙っててくださいよ…」
提督「赤面した加賀とはなかなかレアだな、なぁ青葉?」
青葉「げぇっ!?気づいてたんですか!?」
提督「本当にいたのか…カマかけただけのつもりだったんだが…」
青葉「しまったァァァァァァ!?」
加賀「…青葉、カメラを出しなさい」
青葉「…壊さないでくださいね?高かったんですから…」
加賀「さすがにそこまでしないわ、写真を消すだけよ」
青葉「そんなこと言って写真を消すだけ(物理)なんでしょ!?そうなんでしょう!?」
加賀「それがお望みならそれでもいいけれど」
青葉「サーセンなんでも無いです」
提督「しかしお前どこから出てきたんだよ」
青葉「あそこの観葉植物の裏のところからですよ…」
244: ◆and2h/yWHc 2015/05/08(金) 23:39:52.47 ID:y2UgJd9D0
提督「そんなとこに隠れる場所あるか?」
青葉「よく見てくださいよ」
提督「うぉっ!?なんじゃこのスペース」
青葉「そこですよ!そこです!」
提督「いつの間にこんなスペース作ったんだよ…」
青葉「妖精さんに交渉しまして…」
提督「妖精か……それなら可能だな…」
青葉「妖精さんは謎だらけですからねぇ…」
提督「逃げようとするなよ青葉」
青葉「まっさかー!?逃げようとなんてしてませんよ!」
加賀「お詫びが欲しいところね、執務室を勝手に改造したお詫びと盗撮のお詫びが」
青葉「…な、何がお望みで?」
加賀「そうね…烈風を7機程かしら」
青葉「ちょっ!?私重巡ですよ!?しかも多過ぎ無いですか!?」
加賀「そうかしら?最悪解体も…」
青葉「烈風7機ですね了解です!!」
加賀「そう?ありがとう」
青葉「くっ…」
加賀「開発に必要な物は自分で買ってね」
青葉「あぁ…お給料が飛んでいく…」
提督「ま、頑張ってくれよ。来月の出撃は多めにしといてやるから」
青葉「ありがとうございます司令官…」
提督「ま、これに懲りて盗撮なんかはやめることだな…事前に言っとけばある程度はなんでもやってくれるはずだろみんな…」
青葉「まぁそうなんですが、スリルがないでしょう?」
提督「スリルを求めるなよ…」
青葉「…まぁ、これに懲りて控えますよさすがに…」
提督「ならいいんだけどな…」
加賀「提督は甘いですからね、色々と艦娘には」
提督「自覚はある」
加賀「自覚はあったんですね…」
青葉「司令官は他の鎮守府の司令官と比べても甘いですね、結構」
提督「やっぱり?」
青葉「まぁそこも含めて司令官の魅力と言うことで、1つ頼みがあるんですが…」
提督「なんだ?」
青葉「煙草吸ってる司令官の写真撮らせてください!多分高値でうゲフンゲフン、売れると思いますので!」
提督「おい、誤魔化せてない」
青葉「おや失礼しました」
提督「まぁいいよ、恥ずかしいけどな…」
青葉「じゃあ明日写真撮りに来ますね!では!」
加賀「相変わらず逃げ足の速いことで…」
提督「そうだな…あいつはあいつでいい奴なんだがなぁ…」
加賀「諸々含めてプラマイゼロってとこでしょうね」
提督「だよなぁ…」
青葉「よく見てくださいよ」
提督「うぉっ!?なんじゃこのスペース」
青葉「そこですよ!そこです!」
提督「いつの間にこんなスペース作ったんだよ…」
青葉「妖精さんに交渉しまして…」
提督「妖精か……それなら可能だな…」
青葉「妖精さんは謎だらけですからねぇ…」
提督「逃げようとするなよ青葉」
青葉「まっさかー!?逃げようとなんてしてませんよ!」
加賀「お詫びが欲しいところね、執務室を勝手に改造したお詫びと盗撮のお詫びが」
青葉「…な、何がお望みで?」
加賀「そうね…烈風を7機程かしら」
青葉「ちょっ!?私重巡ですよ!?しかも多過ぎ無いですか!?」
加賀「そうかしら?最悪解体も…」
青葉「烈風7機ですね了解です!!」
加賀「そう?ありがとう」
青葉「くっ…」
加賀「開発に必要な物は自分で買ってね」
青葉「あぁ…お給料が飛んでいく…」
提督「ま、頑張ってくれよ。来月の出撃は多めにしといてやるから」
青葉「ありがとうございます司令官…」
提督「ま、これに懲りて盗撮なんかはやめることだな…事前に言っとけばある程度はなんでもやってくれるはずだろみんな…」
青葉「まぁそうなんですが、スリルがないでしょう?」
提督「スリルを求めるなよ…」
青葉「…まぁ、これに懲りて控えますよさすがに…」
提督「ならいいんだけどな…」
加賀「提督は甘いですからね、色々と艦娘には」
提督「自覚はある」
加賀「自覚はあったんですね…」
青葉「司令官は他の鎮守府の司令官と比べても甘いですね、結構」
提督「やっぱり?」
青葉「まぁそこも含めて司令官の魅力と言うことで、1つ頼みがあるんですが…」
提督「なんだ?」
青葉「煙草吸ってる司令官の写真撮らせてください!多分高値でうゲフンゲフン、売れると思いますので!」
提督「おい、誤魔化せてない」
青葉「おや失礼しました」
提督「まぁいいよ、恥ずかしいけどな…」
青葉「じゃあ明日写真撮りに来ますね!では!」
加賀「相変わらず逃げ足の速いことで…」
提督「そうだな…あいつはあいつでいい奴なんだがなぁ…」
加賀「諸々含めてプラマイゼロってとこでしょうね」
提督「だよなぁ…」
245: ◆and2h/yWHc 2015/05/08(金) 23:41:21.08 ID:y2UgJd9D0
☆那珂ちゃんラジオ☆
那珂「はーい!今週の那珂ちゃんラジオの時間だよ!!」
那珂「この番組は毎週各鎮守府の那珂ちゃんが色んな情報だったりを発信する番組だよ!」
那珂「さて!今週は佐世保鎮守府からお送りしまーす!」
那珂「今週のゲストは第一回と言うことで提督だよー!よろしくぅー!」
提督「あー、よろしく…」
提督「と言うかなんで俺なんだよ…大和とか連れて来いよ…」
那珂「おっと提督、これ生だからね?」
提督「マジかよ…」
那珂「ほらほら!提督自己紹介自己紹介!」
提督「あー、えっと、佐世保鎮守府の提督です。よろしく」
那珂「なんか固いけどまぁそこは提督の性格と言うことで!!」
那珂「さてさて!恒例の質問コーナー!まずは前回放送の呉鎮守府の那珂ちゃんからの質問!」
那珂「『こっちの提督は色んな子と結婚してるけどそっちの提督はどうなの?複数の艦娘と結婚してるならぶっちゃけ誰が一番好き?』だってさ提督!答えてあげてよ!」
提督「あー、これマジで答えるの?」
那珂「当たり前じゃん!呉の提督も横須賀の提督も答えたんだよ?」
提督「えー…んじゃあ答えるよ…結婚してるのは加賀だけ。まぁ、だから好きなのは加賀だよ」
那珂「きゃー!提督かっこいー!」
提督「あー、恥ずかしい…」
那珂「でも単婚の提督ってなかなか少ないよね?なんで提督は加賀さんとしか結婚しなかったの?魅力的な子は他にも沢山いるよね?」
提督「まぁな…そりゃ魅力的な子は沢山いるよ。でもその中で加賀が一番魅力的に見えたから加賀と結婚した、それだけだよ」
那珂「……おー」
提督「なんか言えよ恥ずかしいだろ…」
那珂「ここに提督がモテる理由を見たり…って感じだね…」
提督「モテたくないんだがなぁ…」
那珂「でも妬いてる加賀さんとか見てみたいなぁ…」
提督「それは…まぁ…わからなくもない」
那珂「だよねぇ…」
那珂「さて、次のコーナー行ってみよう!」
那珂「はーい!今週の那珂ちゃんラジオの時間だよ!!」
那珂「この番組は毎週各鎮守府の那珂ちゃんが色んな情報だったりを発信する番組だよ!」
那珂「さて!今週は佐世保鎮守府からお送りしまーす!」
那珂「今週のゲストは第一回と言うことで提督だよー!よろしくぅー!」
提督「あー、よろしく…」
提督「と言うかなんで俺なんだよ…大和とか連れて来いよ…」
那珂「おっと提督、これ生だからね?」
提督「マジかよ…」
那珂「ほらほら!提督自己紹介自己紹介!」
提督「あー、えっと、佐世保鎮守府の提督です。よろしく」
那珂「なんか固いけどまぁそこは提督の性格と言うことで!!」
那珂「さてさて!恒例の質問コーナー!まずは前回放送の呉鎮守府の那珂ちゃんからの質問!」
那珂「『こっちの提督は色んな子と結婚してるけどそっちの提督はどうなの?複数の艦娘と結婚してるならぶっちゃけ誰が一番好き?』だってさ提督!答えてあげてよ!」
提督「あー、これマジで答えるの?」
那珂「当たり前じゃん!呉の提督も横須賀の提督も答えたんだよ?」
提督「えー…んじゃあ答えるよ…結婚してるのは加賀だけ。まぁ、だから好きなのは加賀だよ」
那珂「きゃー!提督かっこいー!」
提督「あー、恥ずかしい…」
那珂「でも単婚の提督ってなかなか少ないよね?なんで提督は加賀さんとしか結婚しなかったの?魅力的な子は他にも沢山いるよね?」
提督「まぁな…そりゃ魅力的な子は沢山いるよ。でもその中で加賀が一番魅力的に見えたから加賀と結婚した、それだけだよ」
那珂「……おー」
提督「なんか言えよ恥ずかしいだろ…」
那珂「ここに提督がモテる理由を見たり…って感じだね…」
提督「モテたくないんだがなぁ…」
那珂「でも妬いてる加賀さんとか見てみたいなぁ…」
提督「それは…まぁ…わからなくもない」
那珂「だよねぇ…」
那珂「さて、次のコーナー行ってみよう!」
246: ◆and2h/yWHc 2015/05/08(金) 23:42:46.15 ID:y2UgJd9D0
那珂「『うちの提督こんな人ー!』」
那珂「このコーナーは事前に鎮守府の艦娘数人にしてあるインタビューの映像を見てもらって、それについてトークしていこうってコーナー!」
那珂「事前にインタビューしてあるのは加賀さん、山城さんと北上さん、最後に私神通ちゃんと川内ちゃん!」
那珂「まず加賀さんのインタビューから行ってみよう!」
青葉『加賀さん!ズバリ提督の好きな所はどこですか?』
加賀『いきなり来たわね…そうね、私を、艦娘を大事にしてくれるところかしら』
青葉『ほう…確かに過保護気味の時がありますが司令官は艦娘を大事にしてくれてますね…』
加賀『一度戦闘中に漁船で突っ込んできた時もあったわね…』
青葉『あー、よく聞く奴ですね…すごい危ない状況だった時に司令官が漁船で突っ込んできた、と…』
加賀『そうね、それ以降そんなことはないけれど自分の命は大切にして欲しいものだわ』
青葉『ですねぇ…』
那珂「はいっ!これで加賀さんのインタビューは終わったけど…」
那珂「本当に漁船で突っ込んでたんだね…」
提督「あぁ…あれは実話だよ…」
那珂「その当時はまだいなかった那珂ちゃん達は作り話だとばっかり思ってたよ…」
提督「自分でも驚きだよ…気付いたら病院のベッドで寝てたんだからな…」
那珂「そもそもなんで突っ込むようなことになったの?」
提督「あれは新海域の最深部攻略中でな、その時無線が壊れて向こうの状況がわからかったんだよ」
提督「そんで少し聞こえてきた時に大破炎上って聞こえたんだよ。そして漁船に乗って海域に行って突っ込んだって感じだな」
那珂「加賀さんも言ってたけどもっと自分の命を大切にして欲しいよ…」
提督「その時はもうそれどころじゃなくてなぁ…目が覚めてからめちゃくちゃ言われたよ」
那珂「そりゃそうでしょ…」
提督「ま、誰も死ななかったし問題はないさ」
那珂「時々提督は本当に何をしでかすかわかんないよ…」
那珂「このコーナーは事前に鎮守府の艦娘数人にしてあるインタビューの映像を見てもらって、それについてトークしていこうってコーナー!」
那珂「事前にインタビューしてあるのは加賀さん、山城さんと北上さん、最後に私神通ちゃんと川内ちゃん!」
那珂「まず加賀さんのインタビューから行ってみよう!」
青葉『加賀さん!ズバリ提督の好きな所はどこですか?』
加賀『いきなり来たわね…そうね、私を、艦娘を大事にしてくれるところかしら』
青葉『ほう…確かに過保護気味の時がありますが司令官は艦娘を大事にしてくれてますね…』
加賀『一度戦闘中に漁船で突っ込んできた時もあったわね…』
青葉『あー、よく聞く奴ですね…すごい危ない状況だった時に司令官が漁船で突っ込んできた、と…』
加賀『そうね、それ以降そんなことはないけれど自分の命は大切にして欲しいものだわ』
青葉『ですねぇ…』
那珂「はいっ!これで加賀さんのインタビューは終わったけど…」
那珂「本当に漁船で突っ込んでたんだね…」
提督「あぁ…あれは実話だよ…」
那珂「その当時はまだいなかった那珂ちゃん達は作り話だとばっかり思ってたよ…」
提督「自分でも驚きだよ…気付いたら病院のベッドで寝てたんだからな…」
那珂「そもそもなんで突っ込むようなことになったの?」
提督「あれは新海域の最深部攻略中でな、その時無線が壊れて向こうの状況がわからかったんだよ」
提督「そんで少し聞こえてきた時に大破炎上って聞こえたんだよ。そして漁船に乗って海域に行って突っ込んだって感じだな」
那珂「加賀さんも言ってたけどもっと自分の命を大切にして欲しいよ…」
提督「その時はもうそれどころじゃなくてなぁ…目が覚めてからめちゃくちゃ言われたよ」
那珂「そりゃそうでしょ…」
提督「ま、誰も死ななかったし問題はないさ」
那珂「時々提督は本当に何をしでかすかわかんないよ…」
247: ◆and2h/yWHc 2015/05/08(金) 23:44:20.60 ID:y2UgJd9D0
那珂「じゃあ次!山城さんと北上さん!」
青葉『司令官について!色々この際ぶちまけちゃってください!』
北上『やー、提督ねー?』
山城『お世辞にもイケメンとは言えないわね。イケメンならよかったんだけど』
青葉『おやぁ?何がよかったんですかね?山城さん?』
山城『広報的な意味で、よ。提督はどこにでもいそうな顔だし』
北上『確かにねぇ…呉の提督ぐらいイケメンならよかったんだけど』
青葉『辛辣ですねぇ…』
山城『でも事実よ』
青葉『まぁそうですけど…』
北上『でもまぁ性格はいいしモテるんじゃない?顔面第一主義以外の人には』
山城『ま、確かにそれはそうね』
青葉『そこのとこ、お二人はどうなんですか?』
北上『おやぁ?青葉ちゃん、それを聞くなら自分も答えるしかないよ?』
山城『聞くだけ聞いて自分は言わないなんてないわよね?』
青葉『うっ…なら遠慮しておきます…』
北上『うんうん、それがいいよ』
青葉『司令官について!色々この際ぶちまけちゃってください!』
北上『やー、提督ねー?』
山城『お世辞にもイケメンとは言えないわね。イケメンならよかったんだけど』
青葉『おやぁ?何がよかったんですかね?山城さん?』
山城『広報的な意味で、よ。提督はどこにでもいそうな顔だし』
北上『確かにねぇ…呉の提督ぐらいイケメンならよかったんだけど』
青葉『辛辣ですねぇ…』
山城『でも事実よ』
青葉『まぁそうですけど…』
北上『でもまぁ性格はいいしモテるんじゃない?顔面第一主義以外の人には』
山城『ま、確かにそれはそうね』
青葉『そこのとこ、お二人はどうなんですか?』
北上『おやぁ?青葉ちゃん、それを聞くなら自分も答えるしかないよ?』
山城『聞くだけ聞いて自分は言わないなんてないわよね?』
青葉『うっ…なら遠慮しておきます…』
北上『うんうん、それがいいよ』
248: ◆and2h/yWHc 2015/05/08(金) 23:44:56.42 ID:y2UgJd9D0
青葉『じゃあ改めまして!お二人からの司令官の評価はずばり10点中何点?』
北上『私的には9点かなぁ』
山城『私は8点で』
青葉『おや、予想以上に山城さんが高かったですが北上さんから聞いていきましょうか』
青葉『何故9点なんですか?』
北上『それはまぁ、さっきも言った通り性格はいいし、私達のこと大切にしてくれてるしね、高得点な所は多いよ?』
青葉『その中で1点落としたのは何故ですかね?』
北上『いやー、最近ぶっちゃけ暇でさー。練度も99だし?結婚はしないしで出撃は大規模作戦の時に限られるからね』
青葉『ふむ…確かにそうですねぇ…』
北上『提督ゲーム上手いし遊びに来て欲しいんだけど暇じゃないみたいだしねー』
青葉『へぇ、司令官ゲーム上手いんですか…』
北上『そうだよ、なかなかやるんだよねこれが…』
青葉『ふむふむ…では次に山城さん!』
青葉『8点という意外な高得点!ズバリ何故?』
山城『そうね。まぁ最初期から私を使ってくれていたことね』
青葉『ほう…』
山城『今は改二になってるから色んな所で運用されてるけど改二になる前はお世辞にもそこまで強いとは言えなかったわ』
山城『そんな中でも私と、同じ航空戦艦の日向を使ってくれていた。今だから言うけど嬉しかったわ』
青葉『なるほど…』
山城『「お前が自分の力を信じるなら俺もお前の力を信じる。だから自分を信じろ、俺にお前を使いたいと思わせろ」』
青葉『司令官のセリフですか?』
山城『ええ、懐かしいわ』
北上『こういう事言えるからかっこいいんだよねぇ…』
青葉『確かにそれは言われたらやる気出ますね…』
青葉『ではでは、2点引かれた理由はどうしてですかね?』
山城『北上とほぼ同じ理由よ。暇だからね』
青葉『ふむ…練度が99になった人達の為に何か考えて欲しいって所ですね』
山城『そうね』
青葉『なるほど、お二人ともありがとうございました!!』
那珂「提督そんなこと言ってたんだ…」
提督「あぁ…今思うと恥ずかしい…」
那珂「そうかなぁ…かっこいいと思うけどなぁ…」
提督「それとこれとは別だろ…」
那珂「しかし山城さんたちいつも暇そうだからねー!今度カラオケに連れていこっと!」
提督「俺ももう少し何か考えないとな…」
那珂「では最後に神通ちゃんと川内ちゃんです!どうぞ!」
北上『私的には9点かなぁ』
山城『私は8点で』
青葉『おや、予想以上に山城さんが高かったですが北上さんから聞いていきましょうか』
青葉『何故9点なんですか?』
北上『それはまぁ、さっきも言った通り性格はいいし、私達のこと大切にしてくれてるしね、高得点な所は多いよ?』
青葉『その中で1点落としたのは何故ですかね?』
北上『いやー、最近ぶっちゃけ暇でさー。練度も99だし?結婚はしないしで出撃は大規模作戦の時に限られるからね』
青葉『ふむ…確かにそうですねぇ…』
北上『提督ゲーム上手いし遊びに来て欲しいんだけど暇じゃないみたいだしねー』
青葉『へぇ、司令官ゲーム上手いんですか…』
北上『そうだよ、なかなかやるんだよねこれが…』
青葉『ふむふむ…では次に山城さん!』
青葉『8点という意外な高得点!ズバリ何故?』
山城『そうね。まぁ最初期から私を使ってくれていたことね』
青葉『ほう…』
山城『今は改二になってるから色んな所で運用されてるけど改二になる前はお世辞にもそこまで強いとは言えなかったわ』
山城『そんな中でも私と、同じ航空戦艦の日向を使ってくれていた。今だから言うけど嬉しかったわ』
青葉『なるほど…』
山城『「お前が自分の力を信じるなら俺もお前の力を信じる。だから自分を信じろ、俺にお前を使いたいと思わせろ」』
青葉『司令官のセリフですか?』
山城『ええ、懐かしいわ』
北上『こういう事言えるからかっこいいんだよねぇ…』
青葉『確かにそれは言われたらやる気出ますね…』
青葉『ではでは、2点引かれた理由はどうしてですかね?』
山城『北上とほぼ同じ理由よ。暇だからね』
青葉『ふむ…練度が99になった人達の為に何か考えて欲しいって所ですね』
山城『そうね』
青葉『なるほど、お二人ともありがとうございました!!』
那珂「提督そんなこと言ってたんだ…」
提督「あぁ…今思うと恥ずかしい…」
那珂「そうかなぁ…かっこいいと思うけどなぁ…」
提督「それとこれとは別だろ…」
那珂「しかし山城さんたちいつも暇そうだからねー!今度カラオケに連れていこっと!」
提督「俺ももう少し何か考えないとな…」
那珂「では最後に神通ちゃんと川内ちゃんです!どうぞ!」
253: ◆and2h/yWHc 2015/05/10(日) 01:34:05.65 ID:USnpx3sy0
☆那珂ちゃんラジオ 後編☆
青葉『司令官について!どうぞぶっちゃけてください!』
川内『うーん、私は好きだよ?ね、神通?』
神通『はい。お慕いしています』
青葉『ほう、神通さんが司令官の事が好きなのはわかっていることですが川内さんは意外ですねぇ…』
川内『て言っても恋愛的にじゃないよ?提督として仲間として友人としてってところかな』
青葉『なるほど…川内さんらしいといえばらしいですね。ずばりその理由とは?』
川内『まぁ、夜戦はやらせてくれるし?色々相談なんかも乗ってくれるしさ、何より私達の事大切に思ってくれてるからだよね』
川内『だから私は提督になら安心して命を預けられるよ』
青葉『なるほど、川内さんらしいですね本当に…』
青葉『次に神通さん、提督の事が好きなのは有名な話ですが、どんなところが好きなんですか?』
神通『広めたのは青葉さんでしょう…』
青葉『あはは…あの頃はまだ青かったもので…』
川内『青葉だけに?』
青葉『違います!』
青葉『話を戻しますけど、どんなところが好きなんですか?』
神通『そう…ですね。姉さんも言いましたが私達を大切に思ってくれてる所、です』
神通『私達は兵器です。その私達が人権を持つまでには提督の努力がありました。もちろん提督だけの努力ではないですが…』
神通『私達が人権を持つ前から提督は兵器としてではなく、人として接してくれました。それが、自分を兵器と思っていた当時の私には、嬉しかったんです』
青葉『なるほど…そしてそこから…ということですか…』
神通『はい。私にとっては十分すぎるきっかけです』
青葉『その当時、言われたこととか覚えてたりします?』
神通『それは、一応…』
青葉『おお!聞かせてもらえます?』
神通『「お前は自分の事を兵器だと思っているようだがな、お前の様な悩む兵器なんかありはしない」』
青葉『なんというか…司令官らしい言葉ですね…』
川内『これにはまだ続きがあるんだよ』
青葉『え?そうなんですか?』
川内『そうそう、神通と那珂が部屋に戻ったあと私にだけ言ったことなんだけどね』
川内『「俺はお前達を兵器とは言わない。お前達は俺の仲間だ。戦友だ。だからお前達を兵器と扱う世間を俺は変える。平和になった後、お前達が過ごしやすいような世界を作ってやる。だから笑ってろ。何も心配なんかしなくていい」』
川内『くっさいセリフだよね。でも私はこのセリフを聞いたときこの人なら妹達の命も安心して預けられるって思ったよ』
青葉『司令官らしいですね、やっぱり…』
青葉『どうです?今ので惚れ直したりしました?』
神通『ええ、もう何度目かわからないくらいに惚れ直しましたよ…』
青葉『もうメロメロですねぇ…モテますぇ司令官…』
川内『なんだかんだ那珂も提督の事は好きだと思うよ?それが恋愛的になのかどうかはわかんないけどね』
青葉『ふむ…ではスタジオで突撃取材と行きましょう!』
青葉『司令官について!どうぞぶっちゃけてください!』
川内『うーん、私は好きだよ?ね、神通?』
神通『はい。お慕いしています』
青葉『ほう、神通さんが司令官の事が好きなのはわかっていることですが川内さんは意外ですねぇ…』
川内『て言っても恋愛的にじゃないよ?提督として仲間として友人としてってところかな』
青葉『なるほど…川内さんらしいといえばらしいですね。ずばりその理由とは?』
川内『まぁ、夜戦はやらせてくれるし?色々相談なんかも乗ってくれるしさ、何より私達の事大切に思ってくれてるからだよね』
川内『だから私は提督になら安心して命を預けられるよ』
青葉『なるほど、川内さんらしいですね本当に…』
青葉『次に神通さん、提督の事が好きなのは有名な話ですが、どんなところが好きなんですか?』
神通『広めたのは青葉さんでしょう…』
青葉『あはは…あの頃はまだ青かったもので…』
川内『青葉だけに?』
青葉『違います!』
青葉『話を戻しますけど、どんなところが好きなんですか?』
神通『そう…ですね。姉さんも言いましたが私達を大切に思ってくれてる所、です』
神通『私達は兵器です。その私達が人権を持つまでには提督の努力がありました。もちろん提督だけの努力ではないですが…』
神通『私達が人権を持つ前から提督は兵器としてではなく、人として接してくれました。それが、自分を兵器と思っていた当時の私には、嬉しかったんです』
青葉『なるほど…そしてそこから…ということですか…』
神通『はい。私にとっては十分すぎるきっかけです』
青葉『その当時、言われたこととか覚えてたりします?』
神通『それは、一応…』
青葉『おお!聞かせてもらえます?』
神通『「お前は自分の事を兵器だと思っているようだがな、お前の様な悩む兵器なんかありはしない」』
青葉『なんというか…司令官らしい言葉ですね…』
川内『これにはまだ続きがあるんだよ』
青葉『え?そうなんですか?』
川内『そうそう、神通と那珂が部屋に戻ったあと私にだけ言ったことなんだけどね』
川内『「俺はお前達を兵器とは言わない。お前達は俺の仲間だ。戦友だ。だからお前達を兵器と扱う世間を俺は変える。平和になった後、お前達が過ごしやすいような世界を作ってやる。だから笑ってろ。何も心配なんかしなくていい」』
川内『くっさいセリフだよね。でも私はこのセリフを聞いたときこの人なら妹達の命も安心して預けられるって思ったよ』
青葉『司令官らしいですね、やっぱり…』
青葉『どうです?今ので惚れ直したりしました?』
神通『ええ、もう何度目かわからないくらいに惚れ直しましたよ…』
青葉『もうメロメロですねぇ…モテますぇ司令官…』
川内『なんだかんだ那珂も提督の事は好きだと思うよ?それが恋愛的になのかどうかはわかんないけどね』
青葉『ふむ…ではスタジオで突撃取材と行きましょう!』
254: ◆and2h/yWHc 2015/05/10(日) 01:34:40.07 ID:USnpx3sy0
青葉「どうも!恐縮です!青葉ですぅ!」
那珂「ああああ!?ほんとに来たの!?」
青葉「そりゃあきますよ!艦隊のアイドル那珂ちゃんの恋愛事情!聞いてみたいですねぇ!」
那珂「うっ…那珂ちゃんはアイドルだからそのへんはダメかなーって…」
青葉「でも他の鎮守府では結婚してる那珂ちゃんもいますしねぇ、ぶっちゃけちゃっていいんじゃないですか?」
那珂「うー…」
青葉「さぁさぁ!!」
那珂「あーもう!好きだよ!提督の事は!」
青葉「それはどういう意味で!?」
那珂「提督としても男の人としてもだよぉ!」
青葉「公開告白キタァァァァァァァ!」
那珂「うぅ…言っちゃったし艦隊のアイドルなのに…」
青葉「ほらほら、司令官なんか言ってあげてくださいよ」
提督「その、なんだ、ありがとう」
青葉「むぅ…まぁいいでしょう。後は2人きりでお話下さい」
青葉「那珂ちゃんラジオ!今週は佐世保鎮守府からでした!来週はラバウル基地からお送りします!ではまた来週をお楽しみに!」
〜終了後〜
那珂「…提督、言ったからには返事聞かせてもらうからね」
提督「そうだな」
提督「あー、俺には加賀がいる。だから、すまんな。しかし那珂、お前は魅力的だ。だからこそ俺よりいい男見つけて俺より幸せになれ」
那珂「…全く提督は女心ってのがわかってないね…」
提督「よく言われるよ」
那珂「いいよ、でも。それでこそ提督だよ」
提督「そう言ってもらえると助かるよ」
那珂「…これからも、よろしくね」
提督「あぁ、よろしく頼む」
青葉「いやぁ、めでたしめでたし…」
提督「何がめでたしめでたしだよ」
青葉「いやー、あのままだったら那珂ちゃん言えてないですよね。言わないまま終わるなんて後悔しますからね」
提督「全くお前は…」
青葉「いやはやこれが性分なもので…」
提督「きっちり罰は受けてもらうぞ」
青葉「えー…」
提督「えー、じゃねぇよ…」
青葉「まぁ今回は甘んじて受け入れましょう…」
提督「はぁ…全く…」
那珂「ああああ!?ほんとに来たの!?」
青葉「そりゃあきますよ!艦隊のアイドル那珂ちゃんの恋愛事情!聞いてみたいですねぇ!」
那珂「うっ…那珂ちゃんはアイドルだからそのへんはダメかなーって…」
青葉「でも他の鎮守府では結婚してる那珂ちゃんもいますしねぇ、ぶっちゃけちゃっていいんじゃないですか?」
那珂「うー…」
青葉「さぁさぁ!!」
那珂「あーもう!好きだよ!提督の事は!」
青葉「それはどういう意味で!?」
那珂「提督としても男の人としてもだよぉ!」
青葉「公開告白キタァァァァァァァ!」
那珂「うぅ…言っちゃったし艦隊のアイドルなのに…」
青葉「ほらほら、司令官なんか言ってあげてくださいよ」
提督「その、なんだ、ありがとう」
青葉「むぅ…まぁいいでしょう。後は2人きりでお話下さい」
青葉「那珂ちゃんラジオ!今週は佐世保鎮守府からでした!来週はラバウル基地からお送りします!ではまた来週をお楽しみに!」
〜終了後〜
那珂「…提督、言ったからには返事聞かせてもらうからね」
提督「そうだな」
提督「あー、俺には加賀がいる。だから、すまんな。しかし那珂、お前は魅力的だ。だからこそ俺よりいい男見つけて俺より幸せになれ」
那珂「…全く提督は女心ってのがわかってないね…」
提督「よく言われるよ」
那珂「いいよ、でも。それでこそ提督だよ」
提督「そう言ってもらえると助かるよ」
那珂「…これからも、よろしくね」
提督「あぁ、よろしく頼む」
青葉「いやぁ、めでたしめでたし…」
提督「何がめでたしめでたしだよ」
青葉「いやー、あのままだったら那珂ちゃん言えてないですよね。言わないまま終わるなんて後悔しますからね」
提督「全くお前は…」
青葉「いやはやこれが性分なもので…」
提督「きっちり罰は受けてもらうぞ」
青葉「えー…」
提督「えー、じゃねぇよ…」
青葉「まぁ今回は甘んじて受け入れましょう…」
提督「はぁ…全く…」
258: ◆and2h/yWHc 2015/05/11(月) 00:42:23.23 ID:xDhezK1b0
☆最近の若者は!☆
青葉「否定が多過ぎません?」
提督「あぁ、まぁ…」
青葉「アニメやゲームが出るたびにつまらない面白くないetc…」
青葉「確かに否定の言葉が出ることは仕方ないんですよ。でも…私も作る側にいる訳ですけどきついんですよ、なかなか」
青葉「否定された所を直せば次はあそこだやっぱこうだ、前の方がよかった…どうしろと!?」
提督「落ち着け、青葉」
青葉「失礼しました…」
提督「まぁ青葉がいうこともわからなくはない」
青葉「ですよね?何事も楽しむ事が大切ですよ!人生楽しんだ者勝ちですから!」
提督「全くだ」
青葉「なのに粗探しをして大きな声でそれを言ってまた誰かがそれに同意してそれが広がっていく…」
青葉「負のスパイラルですよ!」
青葉「純粋に楽しめないですかねぇ…」
提督「まぁ、最近は否定意見の方が多く見ることはあるな」
青葉「ですです…作る側としては少し粗が出てしまうのは仕方ないんですよ、締切とか上の圧力とか他の仕事とかの関係で」
提督「まぁ…忙しいだろうからな」
青葉「否定するにしてもその意見を見て、どう感じるかを考えてから発言して欲しいです…」
提督「まぁそれがマナーとも言えるかもな」
青葉「そうですよ、相手の気持ちを考えるなんて基本中の基本ですよ!」
青葉「まぁ否定意見の中にはきちんとした物もありますしそれを反映させればもっと良くなりますから…言い方って物もありますね」
青葉「まぁきちんとしていない物も中にはある訳ですが…」
提督「と言ってもこの話自体否定をする話だけどな」
青葉「否定をしているというか、少し考えて欲しいというか…」
提督「まぁ最近は自分の考えを持たないで他人の考えに乗っかるだけの人もいるしな」
青葉「そこなんです!そこで青葉新聞や各種メディアを通じて自分の中で考えることを学んで欲しいんです!」
提督「ふむ、なるほど」
青葉「世の中は変わっていきますからね。その中で考えた事を自分の中に吸収する」
青葉「そしてその為に情報の見方を身につける」
青葉「こういったことが今後の教育において大切だと思うんですよ!」
提督「確かに、インターネットなんかの情報は嘘なんかも混じってるときが有るからな」
青葉「その通りです!ですからやっぱり新聞を是非読んで欲しいんです!」
提督「ほう」
青葉「新聞はまぁ嘘はほとんどないですよね?また様々なニュースが詰まっていますから興味がなかったジャンルにも興味が持てるんです!」
青葉「それと、紙の良さです。紙には温かさがありますし、画面にはない物があります!」
青葉「どうです?新聞の良さわかってもらえました?」
青葉「否定が多過ぎません?」
提督「あぁ、まぁ…」
青葉「アニメやゲームが出るたびにつまらない面白くないetc…」
青葉「確かに否定の言葉が出ることは仕方ないんですよ。でも…私も作る側にいる訳ですけどきついんですよ、なかなか」
青葉「否定された所を直せば次はあそこだやっぱこうだ、前の方がよかった…どうしろと!?」
提督「落ち着け、青葉」
青葉「失礼しました…」
提督「まぁ青葉がいうこともわからなくはない」
青葉「ですよね?何事も楽しむ事が大切ですよ!人生楽しんだ者勝ちですから!」
提督「全くだ」
青葉「なのに粗探しをして大きな声でそれを言ってまた誰かがそれに同意してそれが広がっていく…」
青葉「負のスパイラルですよ!」
青葉「純粋に楽しめないですかねぇ…」
提督「まぁ、最近は否定意見の方が多く見ることはあるな」
青葉「ですです…作る側としては少し粗が出てしまうのは仕方ないんですよ、締切とか上の圧力とか他の仕事とかの関係で」
提督「まぁ…忙しいだろうからな」
青葉「否定するにしてもその意見を見て、どう感じるかを考えてから発言して欲しいです…」
提督「まぁそれがマナーとも言えるかもな」
青葉「そうですよ、相手の気持ちを考えるなんて基本中の基本ですよ!」
青葉「まぁ否定意見の中にはきちんとした物もありますしそれを反映させればもっと良くなりますから…言い方って物もありますね」
青葉「まぁきちんとしていない物も中にはある訳ですが…」
提督「と言ってもこの話自体否定をする話だけどな」
青葉「否定をしているというか、少し考えて欲しいというか…」
提督「まぁ最近は自分の考えを持たないで他人の考えに乗っかるだけの人もいるしな」
青葉「そこなんです!そこで青葉新聞や各種メディアを通じて自分の中で考えることを学んで欲しいんです!」
提督「ふむ、なるほど」
青葉「世の中は変わっていきますからね。その中で考えた事を自分の中に吸収する」
青葉「そしてその為に情報の見方を身につける」
青葉「こういったことが今後の教育において大切だと思うんですよ!」
提督「確かに、インターネットなんかの情報は嘘なんかも混じってるときが有るからな」
青葉「その通りです!ですからやっぱり新聞を是非読んで欲しいんです!」
提督「ほう」
青葉「新聞はまぁ嘘はほとんどないですよね?また様々なニュースが詰まっていますから興味がなかったジャンルにも興味が持てるんです!」
青葉「それと、紙の良さです。紙には温かさがありますし、画面にはない物があります!」
青葉「どうです?新聞の良さわかってもらえました?」
259: ◆and2h/yWHc 2015/05/11(月) 00:42:51.56 ID:xDhezK1b0
提督「それはわかった。だがしかし盗撮は許さんぞ?」
青葉「ですからそこは情報の見方を…」
提督「そういう問題じゃなくてな…そもそも盗撮という行動の問題なんだよ…あと新聞に載せてやるな…」
青葉「ただのインタビューだけなんてスリルがないです!あと素顔に迫れません!」
提督「はぁ…お前週刊誌じゃないんだから…」
青葉「はっ!週刊誌!その手があった!」
提督「やめろよ!?」
青葉「いやー、冗談ですよさすがに…」
提督「お前ならやりかねん…」
青葉「さすがに新聞と週刊誌両方はきついんですよ…」
提督「まぁとりあえずだ、盗撮はやめるように。ちゃんと許可はとれ。OK?」
青葉「OKです!」
提督「次やったら青葉新聞しばらく休止な」
青葉「それはマズイですね…肝に銘じておきます」
提督「ああ、盗撮以外はせっかくいい記事なんだから台無しにするんじゃないぞ?」
青葉「はーい!ありがとうございます司令官!」
提督「あいよ…」
提督「本当にいい記事書くしいい奴なんだがなぁ…」
青葉「ですからそこは情報の見方を…」
提督「そういう問題じゃなくてな…そもそも盗撮という行動の問題なんだよ…あと新聞に載せてやるな…」
青葉「ただのインタビューだけなんてスリルがないです!あと素顔に迫れません!」
提督「はぁ…お前週刊誌じゃないんだから…」
青葉「はっ!週刊誌!その手があった!」
提督「やめろよ!?」
青葉「いやー、冗談ですよさすがに…」
提督「お前ならやりかねん…」
青葉「さすがに新聞と週刊誌両方はきついんですよ…」
提督「まぁとりあえずだ、盗撮はやめるように。ちゃんと許可はとれ。OK?」
青葉「OKです!」
提督「次やったら青葉新聞しばらく休止な」
青葉「それはマズイですね…肝に銘じておきます」
提督「ああ、盗撮以外はせっかくいい記事なんだから台無しにするんじゃないぞ?」
青葉「はーい!ありがとうございます司令官!」
提督「あいよ…」
提督「本当にいい記事書くしいい奴なんだがなぁ…」
265: ◆and2h/yWHc 2015/05/12(火) 01:21:29.09 ID:O0TfSIoA0
☆ティータイム☆
榛名「お姉様ー?」
金剛「榛名、どうしたネ?」
榛名「今日は色んな人がいないので誰がいるのかなーっと探していたんです」
金剛「なるほど、今日は月末だし色々忙しいネ」
榛名「お姉様はいいんですか?」
金剛「私は今月は特に大丈夫ですからネ、優雅にティータイムですヨー!」
榛名「私も御一緒していいですか?」
金剛「もちろんネ!榛名は何がいいですカ?」
榛名「何がありますか?」
金剛「今なら緑茶、紅茶、コーヒーがあるネ」
榛名「緑茶とコーヒーもあるんですか?」
金剛「Yes!前に提督が淹れてくれたのが美味しくてハマったのヨ」
榛名「なるほど…」
金剛「他の私もコーヒーと緑茶の良さを知るといいデス。紅茶ばっかり飲むから妖怪紅茶くれなんて言われるんですヨ」
榛名「まぁ金剛お姉様ですから紅茶好きは仕方ないかと…」
金剛「ま、それもそうだけどネー」
榛名「コーヒーも緑茶も結構凝ってるんですね」
金剛「勿論ネ、紅茶への愛と同等の愛を注いでるヨ。提督にはもっと注いでるけどネ」
榛名「榛名はそんな風に正直に言えるところが羨ましいです…」
金剛「んー、榛名は我慢しちゃうからネー、あんまり我慢は良くないヨ?」
榛名「わかってはいるんですが…」
金剛「この御時世私達がいつ死ぬかもわからないし提督が死ぬかもしれないからネー。今の内に言える事は言っとかないと後悔残るヨ」
榛名「確かに…そうですね」
金剛「私は死ぬ時には後悔したくないからネ。どうせなら満足してヴァルハラに行きたいネ」
榛名「確かに榛名も死ぬ時には後悔したくないです…」
金剛「ネ?まあ提督の指揮なら沈む事はないと思うんだけどいつ何が起こるかはわからないからネ」
榛名「いくら提督でも予測できないことはありますし…」
金剛「そうネ、だから叶わない想いでも伝えておくのがbestヨ。私が死んでも提督は覚えててくれるだろうしネ」
榛名「提督は優しいですからね」
金剛「そうネー、はいお待たせしましタ。緑茶ネ」
榛名「あれ?私緑茶がいいって言いましたっけ…」
金剛「oh?外れましタ?」
榛名「いえ、確かに緑茶が飲みたかったですが…」
金剛「最近昼間とかに榛名は鳳翔さんとよくいますよネ?だから緑茶を飲む機会が多くて緑茶がいいかなと思ったんですヨ」
榛名「知ってたんですか?」
金剛「妹のことですから知ってますヨ、と言うか鳳翔さんと話したときにも聞きましたしネ」
榛名「さすがお姉様です…」
榛名「お姉様ー?」
金剛「榛名、どうしたネ?」
榛名「今日は色んな人がいないので誰がいるのかなーっと探していたんです」
金剛「なるほど、今日は月末だし色々忙しいネ」
榛名「お姉様はいいんですか?」
金剛「私は今月は特に大丈夫ですからネ、優雅にティータイムですヨー!」
榛名「私も御一緒していいですか?」
金剛「もちろんネ!榛名は何がいいですカ?」
榛名「何がありますか?」
金剛「今なら緑茶、紅茶、コーヒーがあるネ」
榛名「緑茶とコーヒーもあるんですか?」
金剛「Yes!前に提督が淹れてくれたのが美味しくてハマったのヨ」
榛名「なるほど…」
金剛「他の私もコーヒーと緑茶の良さを知るといいデス。紅茶ばっかり飲むから妖怪紅茶くれなんて言われるんですヨ」
榛名「まぁ金剛お姉様ですから紅茶好きは仕方ないかと…」
金剛「ま、それもそうだけどネー」
榛名「コーヒーも緑茶も結構凝ってるんですね」
金剛「勿論ネ、紅茶への愛と同等の愛を注いでるヨ。提督にはもっと注いでるけどネ」
榛名「榛名はそんな風に正直に言えるところが羨ましいです…」
金剛「んー、榛名は我慢しちゃうからネー、あんまり我慢は良くないヨ?」
榛名「わかってはいるんですが…」
金剛「この御時世私達がいつ死ぬかもわからないし提督が死ぬかもしれないからネー。今の内に言える事は言っとかないと後悔残るヨ」
榛名「確かに…そうですね」
金剛「私は死ぬ時には後悔したくないからネ。どうせなら満足してヴァルハラに行きたいネ」
榛名「確かに榛名も死ぬ時には後悔したくないです…」
金剛「ネ?まあ提督の指揮なら沈む事はないと思うんだけどいつ何が起こるかはわからないからネ」
榛名「いくら提督でも予測できないことはありますし…」
金剛「そうネ、だから叶わない想いでも伝えておくのがbestヨ。私が死んでも提督は覚えててくれるだろうしネ」
榛名「提督は優しいですからね」
金剛「そうネー、はいお待たせしましタ。緑茶ネ」
榛名「あれ?私緑茶がいいって言いましたっけ…」
金剛「oh?外れましタ?」
榛名「いえ、確かに緑茶が飲みたかったですが…」
金剛「最近昼間とかに榛名は鳳翔さんとよくいますよネ?だから緑茶を飲む機会が多くて緑茶がいいかなと思ったんですヨ」
榛名「知ってたんですか?」
金剛「妹のことですから知ってますヨ、と言うか鳳翔さんと話したときにも聞きましたしネ」
榛名「さすがお姉様です…」
266: ◆and2h/yWHc 2015/05/12(火) 01:22:13.09 ID:O0TfSIoA0
金剛「何がさすがかわからないですガ…お味はどうですカ?」
榛名「とても美味しいです!今度淹れ方教えて頂けますか?」
金剛「Yes!もちろんネ!」
榛名「榛名感激です…!」
金剛「コーヒー美味しいネー…」
榛名「緑茶美味しいです…」
金剛「こんな時間もいいネ…」
榛名「ですね…」
金剛「今度山城と北上と羽黒と綾波を呼んでお茶会やる予定ですが榛名も来ますカ?」
榛名「いいんですか?」
金剛「もちろんネ!」
榛名「では喜んで参加させていただきます!」
金剛「人は多い程いいからネ、限度はあるケド」
榛名「さすがにあまりに多くなると大変ですからね…」
金剛「全くデス…毎日客と酔っ払いを捌いてる鳳翔さんはほんとにすごいネ…」
榛名「皆さん鳳翔さんのお店に夜は行きますからね…」
金剛「酒癖悪い奴らも多いですからネー…」
榛名「千代田さんとかですね…」
金剛「ですネ…千歳はあまり変わらないんですガ…」
榛名「姉妹でも違うところはやっぱり多いですね…」
金剛「まぁ、それも個性ってことですネ…」
榛名「個性…」
金剛「榛名が自分でいいと思っているところ、悪いと思っているところ。全部含めて榛名で榛名を構成する個性なんですヨ」
金剛「だから自分はダメなんて思っちゃダメだからネ?」
榛名「悪いところも榛名の個性…ですか」
金剛「その通りネ、提督なら全部含めてお前だ、なんて言うでしょうネー」
榛名「ふふ、確かにそうかもしれませんね」
提督『金剛、少しいいか?』
金剛「なんですカ?」
提督『出撃してもらいたくてな、今から大丈夫か?』
金剛「わかりましタ。会議室に行けばいいですカ?」
提督『ああ、俺は他の奴も呼んでくるから先に行っといてくれ』
金剛「了解デス」
提督『ありがとう、助かるよ』
金剛「いえいえ、これぐらいなんてことないですヨ」
金剛「さて、榛名ティータイムは終わりにしましょうカ」
榛名「そうですね…お姉様、頑張って下さいね」
金剛「もちろんネ!金剛型の本気見せてあげるネ!」
金剛「follow me!」
榛名「とても美味しいです!今度淹れ方教えて頂けますか?」
金剛「Yes!もちろんネ!」
榛名「榛名感激です…!」
金剛「コーヒー美味しいネー…」
榛名「緑茶美味しいです…」
金剛「こんな時間もいいネ…」
榛名「ですね…」
金剛「今度山城と北上と羽黒と綾波を呼んでお茶会やる予定ですが榛名も来ますカ?」
榛名「いいんですか?」
金剛「もちろんネ!」
榛名「では喜んで参加させていただきます!」
金剛「人は多い程いいからネ、限度はあるケド」
榛名「さすがにあまりに多くなると大変ですからね…」
金剛「全くデス…毎日客と酔っ払いを捌いてる鳳翔さんはほんとにすごいネ…」
榛名「皆さん鳳翔さんのお店に夜は行きますからね…」
金剛「酒癖悪い奴らも多いですからネー…」
榛名「千代田さんとかですね…」
金剛「ですネ…千歳はあまり変わらないんですガ…」
榛名「姉妹でも違うところはやっぱり多いですね…」
金剛「まぁ、それも個性ってことですネ…」
榛名「個性…」
金剛「榛名が自分でいいと思っているところ、悪いと思っているところ。全部含めて榛名で榛名を構成する個性なんですヨ」
金剛「だから自分はダメなんて思っちゃダメだからネ?」
榛名「悪いところも榛名の個性…ですか」
金剛「その通りネ、提督なら全部含めてお前だ、なんて言うでしょうネー」
榛名「ふふ、確かにそうかもしれませんね」
提督『金剛、少しいいか?』
金剛「なんですカ?」
提督『出撃してもらいたくてな、今から大丈夫か?』
金剛「わかりましタ。会議室に行けばいいですカ?」
提督『ああ、俺は他の奴も呼んでくるから先に行っといてくれ』
金剛「了解デス」
提督『ありがとう、助かるよ』
金剛「いえいえ、これぐらいなんてことないですヨ」
金剛「さて、榛名ティータイムは終わりにしましょうカ」
榛名「そうですね…お姉様、頑張って下さいね」
金剛「もちろんネ!金剛型の本気見せてあげるネ!」
金剛「follow me!」
273: ◆and2h/yWHc 2015/05/16(土) 01:14:38.74 ID:kC9fq2VM0
☆唐突な新婚旅行☆
提督「あー、加賀」
加賀「なんですか」
提督「ここ、どこ」
加賀「箱根…らしいですよ」
提督「……俺鎮守府で寝たと思ったんだけど」
加賀「…私も自分の部屋で寝たと思いますが」
提督「……なんで箱根にいるんだ」
加賀「さぁ…提督、携帯鳴ってます」
提督「あ?あぁ、もしもし」
青葉『どもぉ!』
提督「またお前がやったのか!」
青葉『いきなりそれですか!?』
提督「お前以外こんなことやるのは思いつかん」
青葉『ふっふー、残念ながら今回は私の計画じゃありませんよ、参加はしてますけど』
提督「え?じゃあ計画は誰なの?」
青葉『それは秘密です!』
提督「なんでだよ…」
青葉『司令官が帰ってきたら言いますよ!あ、1週間自由にしていいですからね!』
提督「待て!1週間も鎮守府を空けられる訳がないだろう!」
青葉『まぁまぁそう言わずに!何かあったら迎えに行きますから!』
提督「だけどな…」
青葉『楽しんできてくれないとストライキも辞さないとの伝言です』
提督「ストライキは…まずい…」
青葉『じゃ、お2人で楽しんできてくださいねー』
提督「わかったよ…」
青葉『では!1週間後にまた!』
加賀「青葉ですか」
提督「ああ…1週間休みを楽しんで来い、だとさ…」
加賀「随分長い休みですね」
提督「そうだな…」
加賀(考えたのは吹雪あたりかしら、新婚旅行に行かないのかと聞かれたし…)
提督「ま、何かあった時は迎えに来るとの事だからな…」
加賀「箱根からならそこまでかからないでしょう」
提督「まぁ、そうだな」
加賀「折角の休みですから楽しみましょうか」
提督「そうだな、2人揃っての休みは最近全く無かったからな」
加賀「そうですね」
提督「あー、加賀」
加賀「なんですか」
提督「ここ、どこ」
加賀「箱根…らしいですよ」
提督「……俺鎮守府で寝たと思ったんだけど」
加賀「…私も自分の部屋で寝たと思いますが」
提督「……なんで箱根にいるんだ」
加賀「さぁ…提督、携帯鳴ってます」
提督「あ?あぁ、もしもし」
青葉『どもぉ!』
提督「またお前がやったのか!」
青葉『いきなりそれですか!?』
提督「お前以外こんなことやるのは思いつかん」
青葉『ふっふー、残念ながら今回は私の計画じゃありませんよ、参加はしてますけど』
提督「え?じゃあ計画は誰なの?」
青葉『それは秘密です!』
提督「なんでだよ…」
青葉『司令官が帰ってきたら言いますよ!あ、1週間自由にしていいですからね!』
提督「待て!1週間も鎮守府を空けられる訳がないだろう!」
青葉『まぁまぁそう言わずに!何かあったら迎えに行きますから!』
提督「だけどな…」
青葉『楽しんできてくれないとストライキも辞さないとの伝言です』
提督「ストライキは…まずい…」
青葉『じゃ、お2人で楽しんできてくださいねー』
提督「わかったよ…」
青葉『では!1週間後にまた!』
加賀「青葉ですか」
提督「ああ…1週間休みを楽しんで来い、だとさ…」
加賀「随分長い休みですね」
提督「そうだな…」
加賀(考えたのは吹雪あたりかしら、新婚旅行に行かないのかと聞かれたし…)
提督「ま、何かあった時は迎えに来るとの事だからな…」
加賀「箱根からならそこまでかからないでしょう」
提督「まぁ、そうだな」
加賀「折角の休みですから楽しみましょうか」
提督「そうだな、2人揃っての休みは最近全く無かったからな」
加賀「そうですね」
280: ◆and2h/yWHc 2015/05/21(木) 07:43:51.00 ID:/Ki+G4kQO
☆新婚旅行と色々と☆
提督「さて、最初は何をしようか」
加賀「そうですね…」
提督「腹減ったし外に食べに出てみるか」
加賀「そうですね、そうしましょう」
提督「何か食べたい物、あるか?」
加賀「そうね…ラーメン、かしら」
提督「ラーメンか…」
加賀「ええ、赤城さんが美味しいところがあるって言っていたの」
提督「赤城の紹介なら外れはないだろう」
加賀「ええ、そうね」
提督「んじゃあその店に行くとするか」
加賀「ええ、楽しみね」
提督「ああ、そうだな」
〜ラーメン屋〜
加賀「ここね」
提督「あまり有名所じゃないみたいだな」
加賀「赤城さんは自分で新しい店を見つけていくのが好きだから…」
提督「なるほどな…」
加賀「まぁ、とりあえず入りましょうか」
提督「そうだな」
店員「いらっしゃいませー」
提督「……那智?」
店員「どうかしましたか?」
提督「いや、なんでもありません。ただ、少し知り合いと似ていたもので」
店員「なるほど、そうでしたか」
提督「ええ」
店員「ところで、注文の方は何に致しましょうか」
提督「俺は醤油で」
加賀「私は味噌で」
店員「かしこまりました」
提督「……なぁ、似ているよな」
加賀「那智に、ですね」
提督「あぁ、とても良く似ている」
店員「もしかして、お客さんどこかの提督ですか?」
提督「あ、あぁ一応佐世保で提督をしている」
店員「なるほど、佐世保の提督殿でしたか」
加賀「貴女、元艦娘ね」
店員「はい、でも艦娘の頃の記憶はありません」
加賀「艦娘の頃の記憶が無い?」
店員「はい、私が覚えているのは呉の鎮守府にいた事と、酒とラーメンが好きだったこと、これだけです」
提督「さて、最初は何をしようか」
加賀「そうですね…」
提督「腹減ったし外に食べに出てみるか」
加賀「そうですね、そうしましょう」
提督「何か食べたい物、あるか?」
加賀「そうね…ラーメン、かしら」
提督「ラーメンか…」
加賀「ええ、赤城さんが美味しいところがあるって言っていたの」
提督「赤城の紹介なら外れはないだろう」
加賀「ええ、そうね」
提督「んじゃあその店に行くとするか」
加賀「ええ、楽しみね」
提督「ああ、そうだな」
〜ラーメン屋〜
加賀「ここね」
提督「あまり有名所じゃないみたいだな」
加賀「赤城さんは自分で新しい店を見つけていくのが好きだから…」
提督「なるほどな…」
加賀「まぁ、とりあえず入りましょうか」
提督「そうだな」
店員「いらっしゃいませー」
提督「……那智?」
店員「どうかしましたか?」
提督「いや、なんでもありません。ただ、少し知り合いと似ていたもので」
店員「なるほど、そうでしたか」
提督「ええ」
店員「ところで、注文の方は何に致しましょうか」
提督「俺は醤油で」
加賀「私は味噌で」
店員「かしこまりました」
提督「……なぁ、似ているよな」
加賀「那智に、ですね」
提督「あぁ、とても良く似ている」
店員「もしかして、お客さんどこかの提督ですか?」
提督「あ、あぁ一応佐世保で提督をしている」
店員「なるほど、佐世保の提督殿でしたか」
加賀「貴女、元艦娘ね」
店員「はい、でも艦娘の頃の記憶はありません」
加賀「艦娘の頃の記憶が無い?」
店員「はい、私が覚えているのは呉の鎮守府にいた事と、酒とラーメンが好きだったこと、これだけです」
281: ◆and2h/yWHc 2015/05/21(木) 07:44:17.50 ID:/Ki+G4kQO
提督「…艦娘の頃の記憶が無いということは、退役したのはかなり前になるか」
店員「そうですね、3年前ぐらいになります」
提督「そうか…その頃ならまだ解体に関する技術が今程発展はしていなかったから解体の弊害として記憶がなくなった、か」
店員「おそらく、そうですね」
提督「…今の生活は楽しいか?」
店員「ええ、まぁ、お客は少ないですが常連さんもいてくれるし、楽しいですよ」
提督「そうか、それならいい。ラーメンも美味いしな」
加賀「そうですね、とても美味しいですし」
店員「ありがとうございます」
提督「ご馳走様。また機会があれば来るよ」
加賀「次は他の子も連れてこなくちゃね」
店員「お待ちしております」
〜店の外〜
提督「退役した艦娘を見るのは2人目だな」
加賀「そうですね。楽しそうで何よりね。でしょう?」
提督「ああ、本当に楽しそうで何よりだ」
提督「さて、次はどこに行こうか…」
店員「そうですね、3年前ぐらいになります」
提督「そうか…その頃ならまだ解体に関する技術が今程発展はしていなかったから解体の弊害として記憶がなくなった、か」
店員「おそらく、そうですね」
提督「…今の生活は楽しいか?」
店員「ええ、まぁ、お客は少ないですが常連さんもいてくれるし、楽しいですよ」
提督「そうか、それならいい。ラーメンも美味いしな」
加賀「そうですね、とても美味しいですし」
店員「ありがとうございます」
提督「ご馳走様。また機会があれば来るよ」
加賀「次は他の子も連れてこなくちゃね」
店員「お待ちしております」
〜店の外〜
提督「退役した艦娘を見るのは2人目だな」
加賀「そうですね。楽しそうで何よりね。でしょう?」
提督「ああ、本当に楽しそうで何よりだ」
提督「さて、次はどこに行こうか…」
286: ◆and2h/yWHc 2015/05/22(金) 01:07:35.51 ID:2J5al0I+0
☆山と艦娘と提督と☆
提督「箱根と言えば山、と言うことで来たぞ!」
加賀「何故そんなにテンションが高いのかしら」
提督「そもそも俺は海より山の方が好きなんだよ。久々に山に来てテンションも上がるさ!」
加賀「…そうだったのね」
提督「子供の頃に海で溺れかけたからな、そのトラウマって奴だ」
加賀「そんなことがあったのね…」
提督「ま、それは置いといて。登山鉄道に乗るとしようか」
加賀「平日だからそんなに混んでいないはずね」
提督「ま、そうだろうな…」
〜登山鉄道内〜
提督「平日だから混んでいないとはなんだったのか」
加賀「こんなに多いとは…思わなかったわ」
提督「全くだ…おっと、すみません」
加賀「終点までの我慢ね…」
提督「そこからはロープウェイだ…混んでなければいいが」
加賀「今から…ロープウェイの話をしても仕方ないわ…」
提督「そうだな…とりあえず今を乗り切るか」
加賀「ええ…そうしましょう…」
提督「箱根と言えば山、と言うことで来たぞ!」
加賀「何故そんなにテンションが高いのかしら」
提督「そもそも俺は海より山の方が好きなんだよ。久々に山に来てテンションも上がるさ!」
加賀「…そうだったのね」
提督「子供の頃に海で溺れかけたからな、そのトラウマって奴だ」
加賀「そんなことがあったのね…」
提督「ま、それは置いといて。登山鉄道に乗るとしようか」
加賀「平日だからそんなに混んでいないはずね」
提督「ま、そうだろうな…」
〜登山鉄道内〜
提督「平日だから混んでいないとはなんだったのか」
加賀「こんなに多いとは…思わなかったわ」
提督「全くだ…おっと、すみません」
加賀「終点までの我慢ね…」
提督「そこからはロープウェイだ…混んでなければいいが」
加賀「今から…ロープウェイの話をしても仕方ないわ…」
提督「そうだな…とりあえず今を乗り切るか」
加賀「ええ…そうしましょう…」
287: ◆and2h/yWHc 2015/05/22(金) 01:08:17.48 ID:2J5al0I+0
〜終点駅〜
提督「っはー…空気が美味い…」
加賀「確かに…そうですね…」
提督「少し休憩していくか…」
加賀「ええ…」
提督「頂上ではないけど、ここも綺麗だな」
加賀「そうね、列車の中から見る余裕なかったものね」
提督「山に来るのも本当に久しぶりだな…」
加賀「どれくらい振りなの?」
提督「そうだなぁ…4年振りぐらいか…」
加賀「それなら随分来ていなかったのね」
提督「ああ、実家にも帰ってないからな…」
加賀「実家は山なの?」
提督「そんなに高い所にある訳じゃないけどな」
加賀「そう…」
加賀(いつか私も挨拶に行く事になるのかしら)
提督「さ、ロープウェイに乗ろうか」
加賀「ええ、そうね」
〜山頂〜
提督「おー、ここから見る景色はまた終点で見た景色とは違う良さがあるな」
加賀「そうですね。とても綺麗です」
提督「紅葉の季節に来れればもっと綺麗なのかもな」
加賀「そうですね、紅葉の木も多いですし」
提督「じゃあ次は紅葉の季節に来るとするか」
加賀「ええ、そうしましょう」
提督「こんな所を守る為にも、勝たなきゃな」
加賀「…ええ、必ず」
提督「まぁ、どんな景色よりも。加賀が綺麗だよ」
加賀「誰の入れ知恵ですかそれ」
提督「さ、さぁ、なんのことやら」
加賀「そんな歯の浮くようなセリフを提督が自ら言うとは思えませんね。もう一度聞きます誰の入れ知恵ですか」
提督「…明石だよ、明石。あいつ暇だからってマンガ読み漁ってるんだとさ…」
加賀「…仕事を与えてあげなければいけませんね…」
提督「そうだな…っと、少し煙草吸ってくる」
加賀「わかりました」
加賀(提督は別段イケメンと言う訳でないけれど、煙草吸っていると絵になるわね)
加賀(絶対に提督には言わないけれど)
加賀(改めて私は提督の事が好きということを実感させられるわね)
提督「加賀、そろそろ下りて旅館に戻ろうか」
加賀「わかりました」
提督「箱根の温泉楽しみだな」
加賀「ええ、そうね」
提督「っはー…空気が美味い…」
加賀「確かに…そうですね…」
提督「少し休憩していくか…」
加賀「ええ…」
提督「頂上ではないけど、ここも綺麗だな」
加賀「そうね、列車の中から見る余裕なかったものね」
提督「山に来るのも本当に久しぶりだな…」
加賀「どれくらい振りなの?」
提督「そうだなぁ…4年振りぐらいか…」
加賀「それなら随分来ていなかったのね」
提督「ああ、実家にも帰ってないからな…」
加賀「実家は山なの?」
提督「そんなに高い所にある訳じゃないけどな」
加賀「そう…」
加賀(いつか私も挨拶に行く事になるのかしら)
提督「さ、ロープウェイに乗ろうか」
加賀「ええ、そうね」
〜山頂〜
提督「おー、ここから見る景色はまた終点で見た景色とは違う良さがあるな」
加賀「そうですね。とても綺麗です」
提督「紅葉の季節に来れればもっと綺麗なのかもな」
加賀「そうですね、紅葉の木も多いですし」
提督「じゃあ次は紅葉の季節に来るとするか」
加賀「ええ、そうしましょう」
提督「こんな所を守る為にも、勝たなきゃな」
加賀「…ええ、必ず」
提督「まぁ、どんな景色よりも。加賀が綺麗だよ」
加賀「誰の入れ知恵ですかそれ」
提督「さ、さぁ、なんのことやら」
加賀「そんな歯の浮くようなセリフを提督が自ら言うとは思えませんね。もう一度聞きます誰の入れ知恵ですか」
提督「…明石だよ、明石。あいつ暇だからってマンガ読み漁ってるんだとさ…」
加賀「…仕事を与えてあげなければいけませんね…」
提督「そうだな…っと、少し煙草吸ってくる」
加賀「わかりました」
加賀(提督は別段イケメンと言う訳でないけれど、煙草吸っていると絵になるわね)
加賀(絶対に提督には言わないけれど)
加賀(改めて私は提督の事が好きということを実感させられるわね)
提督「加賀、そろそろ下りて旅館に戻ろうか」
加賀「わかりました」
提督「箱根の温泉楽しみだな」
加賀「ええ、そうね」
291: ◆and2h/yWHc 2015/05/26(火) 01:20:47.53 ID:fTdSsP0O0
☆温泉と人と艦娘☆
提督「箱根といえば温泉」
加賀「ですね」
提督「というわけで風呂だ!」
加賀「上がったら部屋集合でいいのかしら」
提督「そうだな、ゆっくり入っていたいしそれで行こう」
加賀「わかりました。ではまた後で」
提督「ああ、また後でな」
〜浴場〜
提督「おー、さすが箱根、景色までいいとは…」
加賀「景色がいいわね…」
提督「加賀、カメラある?」
加賀「ないわ。ここは浴場よ?」
提督「だよなぁ」
加賀「で、何故ここにいるのかしら」
提督「さぁ、更衣室で着替えて出てきたらここだったよ」
加賀「男女間違えた可能性は?」
提督「間違えたなら加賀が気づいているだろう?」
加賀「そうね…」
提督「逆に加賀が間違えた可能性は?」
加賀「間違えたなら提督が気づくでしょう?」
提督「だよなぁ…」
加賀「一番可能性が高いのは」
提督「混浴の可能性か」
加賀「ええ」
提督「まぁ、他に誰もいないしまぁいいか…」
加賀「そういう問題かしら…」
提督「そういうもんだろ、ここにいる俺とお前は知らない仲でもあるまいし」
加賀「まぁ、そうね」
提督「じゃ、入るとするか」
加賀「ええ、久しぶりの温泉ね」
提督「そうだな…あー、気持ちいい…」
提督「箱根といえば温泉」
加賀「ですね」
提督「というわけで風呂だ!」
加賀「上がったら部屋集合でいいのかしら」
提督「そうだな、ゆっくり入っていたいしそれで行こう」
加賀「わかりました。ではまた後で」
提督「ああ、また後でな」
〜浴場〜
提督「おー、さすが箱根、景色までいいとは…」
加賀「景色がいいわね…」
提督「加賀、カメラある?」
加賀「ないわ。ここは浴場よ?」
提督「だよなぁ」
加賀「で、何故ここにいるのかしら」
提督「さぁ、更衣室で着替えて出てきたらここだったよ」
加賀「男女間違えた可能性は?」
提督「間違えたなら加賀が気づいているだろう?」
加賀「そうね…」
提督「逆に加賀が間違えた可能性は?」
加賀「間違えたなら提督が気づくでしょう?」
提督「だよなぁ…」
加賀「一番可能性が高いのは」
提督「混浴の可能性か」
加賀「ええ」
提督「まぁ、他に誰もいないしまぁいいか…」
加賀「そういう問題かしら…」
提督「そういうもんだろ、ここにいる俺とお前は知らない仲でもあるまいし」
加賀「まぁ、そうね」
提督「じゃ、入るとするか」
加賀「ええ、久しぶりの温泉ね」
提督「そうだな…あー、気持ちいい…」
292: ◆and2h/yWHc 2015/05/26(火) 01:21:32.47 ID:fTdSsP0O0
加賀「鎮守府で入渠するのとは全然違うわねやっぱり…」
提督「そうなのか?入渠なんて提督はしないからわかんないけどどんなもんなのよ」
加賀「そうね…あっちは修復材が入っているから少し粘り気があるの」
提督「ほう、なるほど」
加賀「体全体が温まって気持ちいいのだけれどね」
提督「なんか少し入ってみたくなった気もするなそれは…」
加賀「妖精さんに頼んで提督の私室の浴槽に入れてもらったらどうかしら?」
提督「そうだな…頼んでみるか…」
加賀「妖精さんは気まぐれよ、提督の事は気に入ってるみたいだけれど」
提督「妖精さんが居なくちゃ艤装の整備点検展開何一つ出来ないからな、妖精さんの待遇は気を使わないとなぁ…」
加賀「そう言うところが妖精さんに気に入られているのよ。私の烈風の子も流星の子も彩雲の子も彗星の子も提督はいい人って言ってるわ」
提督「そうか…ま、満足して貰えてるようでこっちとしては安心だよ」
加賀「それはそうと大和と武蔵が出撃させて欲しいと言っていたわよ」
提督「大和と武蔵か…出撃毎の燃料と弾薬の消費量が多いから本当にきつい海域でしか出せないんだよなぁ…」
加賀「まぁ、それは仕方ないわね…」
提督「本当はもっと色々なところに出して実戦経験を積んでもらいたいんだがな…」
加賀「大和と武蔵は演習が中心だものね…」
提督「そうなんだよな…大規模作戦に今まで何度か出てもらって今のところは何の問題もないけど、いつ何が起こるかわからんからな」
加賀「そうね。実際の戦場では何が起こってもおかしくないものね」
提督「そう、だからこそ実戦経験を積ませておきたいが如何せん資材との兼ね合いも考えるとな…」
加賀「資材配給量は増えないのかしら…」
提督「厳しいだろうな、今の状勢では」
加賀「これでも昔よりはずっとマシなのだけれどね…」
提督「そうだな…懐かしいな、少ない配給の資材をやりくりして段ボールの上で作業してたもんだ…」
加賀「随分出世しましたね…」
提督「そうだなぁ…」
加賀「こうやって、安心して温泉に浸かっていられる程鎮守府の艦娘達も成長していますし」
提督「全くだ…」
加賀「ですがこんな時こそ慢心が生まれます」
提督「その通り、悲劇を繰り返しはしない」
加賀「私達は守るために戦う」
提督「俺は守るために指揮を執る」
加賀「国のために、国民のために、提督のために」
提督「国のために、国民のために、艦娘のために」
加賀「そろそろ、上がりましょうか」
提督「もう随分と入っていたたな」
加賀「ええ」
提督「じゃあ着替えて外で落ち合うか」
加賀「わかりました、では後で」
提督「ああ、後でな」
提督「そうなのか?入渠なんて提督はしないからわかんないけどどんなもんなのよ」
加賀「そうね…あっちは修復材が入っているから少し粘り気があるの」
提督「ほう、なるほど」
加賀「体全体が温まって気持ちいいのだけれどね」
提督「なんか少し入ってみたくなった気もするなそれは…」
加賀「妖精さんに頼んで提督の私室の浴槽に入れてもらったらどうかしら?」
提督「そうだな…頼んでみるか…」
加賀「妖精さんは気まぐれよ、提督の事は気に入ってるみたいだけれど」
提督「妖精さんが居なくちゃ艤装の整備点検展開何一つ出来ないからな、妖精さんの待遇は気を使わないとなぁ…」
加賀「そう言うところが妖精さんに気に入られているのよ。私の烈風の子も流星の子も彩雲の子も彗星の子も提督はいい人って言ってるわ」
提督「そうか…ま、満足して貰えてるようでこっちとしては安心だよ」
加賀「それはそうと大和と武蔵が出撃させて欲しいと言っていたわよ」
提督「大和と武蔵か…出撃毎の燃料と弾薬の消費量が多いから本当にきつい海域でしか出せないんだよなぁ…」
加賀「まぁ、それは仕方ないわね…」
提督「本当はもっと色々なところに出して実戦経験を積んでもらいたいんだがな…」
加賀「大和と武蔵は演習が中心だものね…」
提督「そうなんだよな…大規模作戦に今まで何度か出てもらって今のところは何の問題もないけど、いつ何が起こるかわからんからな」
加賀「そうね。実際の戦場では何が起こってもおかしくないものね」
提督「そう、だからこそ実戦経験を積ませておきたいが如何せん資材との兼ね合いも考えるとな…」
加賀「資材配給量は増えないのかしら…」
提督「厳しいだろうな、今の状勢では」
加賀「これでも昔よりはずっとマシなのだけれどね…」
提督「そうだな…懐かしいな、少ない配給の資材をやりくりして段ボールの上で作業してたもんだ…」
加賀「随分出世しましたね…」
提督「そうだなぁ…」
加賀「こうやって、安心して温泉に浸かっていられる程鎮守府の艦娘達も成長していますし」
提督「全くだ…」
加賀「ですがこんな時こそ慢心が生まれます」
提督「その通り、悲劇を繰り返しはしない」
加賀「私達は守るために戦う」
提督「俺は守るために指揮を執る」
加賀「国のために、国民のために、提督のために」
提督「国のために、国民のために、艦娘のために」
加賀「そろそろ、上がりましょうか」
提督「もう随分と入っていたたな」
加賀「ええ」
提督「じゃあ着替えて外で落ち合うか」
加賀「わかりました、では後で」
提督「ああ、後でな」
293: ◆and2h/yWHc 2015/05/26(火) 01:22:04.94 ID:fTdSsP0O0
〜男子更衣室〜
提督「諸君、加賀が『きゃー!●●●ー!』とか言うのを期待していたかな?」
提督「残念ながらそれはない。だって大破とか中破とかで服破れるのが普通だし瑞鶴に至ってはもうあれ裸でしょ」
提督「というわけでなんだかんだ見慣れているし見られ慣れているんだよ、タオル巻いてるけどね」
提督「まぁ、そもそもこの程度のことで動揺する加賀ではないしな、少なくとも俺の鎮守府の加賀は」
提督「他の鎮守府では言ってくれる加賀がいるかもな」
加賀『提督、独り言がこっちまで聞こえてうるさいです』
提督「内容聞こえてないよね?」
加賀『ええ、まぁ』
提督「ならいいけど…」
加賀『とりあえず静かにしていてください』
提督「了解」
提督「諸君、加賀が『きゃー!●●●ー!』とか言うのを期待していたかな?」
提督「残念ながらそれはない。だって大破とか中破とかで服破れるのが普通だし瑞鶴に至ってはもうあれ裸でしょ」
提督「というわけでなんだかんだ見慣れているし見られ慣れているんだよ、タオル巻いてるけどね」
提督「まぁ、そもそもこの程度のことで動揺する加賀ではないしな、少なくとも俺の鎮守府の加賀は」
提督「他の鎮守府では言ってくれる加賀がいるかもな」
加賀『提督、独り言がこっちまで聞こえてうるさいです』
提督「内容聞こえてないよね?」
加賀『ええ、まぁ』
提督「ならいいけど…」
加賀『とりあえず静かにしていてください』
提督「了解」
299: ◆and2h/yWHc 2015/05/30(土) 23:38:52.84 ID:G7YkCPld0
☆最終日の憂鬱☆
提督「そうこうしてるうちに最終日だ」
加賀「短い様に感じましたね」
提督「そうだなぁ…一週間もあったのに…」
加賀「楽しかったからかしらね」
提督「だろうな…明日からまた書類が待ってると思うと憂鬱だなぁ…」
加賀「…嫌なことを思い出させないで」
提督「そう言えば今日までのはどうしてるんだろうな」
加賀「余程の物以外は吹雪辺りがやってるんじゃないかしら」
提督「やっぱそうなるよな…最近吹雪には世話になりっぱなしだな…」
加賀「今度吹雪を連れてどこかに行きましょうか」
提督「そうだな…電の所にも行く約束もしてるし吹雪も連れていくか…」
加賀「ええ、そうしましょう」
提督「…この休み、どうだった?」
加賀「楽しかったわ。貴方と一緒だったから、かしらね」
提督「…なんつーか、ずるいなぁお前…」
加賀「お互い様でしょう?」
提督「さぁ、何のことやらな」
加賀「貴方のそんなところ、嫌いじゃないわ」
提督「奇遇だな、俺もお前のそんなところ嫌いじゃない」
加賀「あら、とんだ偶然ね」
提督「全くだな」
加賀「ふふ、こうやって話すのは久しぶりな気がするわね」
提督「こういう話をしたのは本当に久しぶりだな」
加賀「私は好きよ?こんな会話、提督としか出来ないもの」
提督「ああ、俺も好きだな」
加賀「そう…なかなか気が合うわね」
提督「まぁ結婚までしてる仲だしな…」
加賀「ふふ、それもそうね」
提督「えらく上機嫌だな、加賀」
加賀「そうね、こんなに休みを貰えてその休みを貴方と過ごせたもの」
提督「そうかい…」
提督「そうこうしてるうちに最終日だ」
加賀「短い様に感じましたね」
提督「そうだなぁ…一週間もあったのに…」
加賀「楽しかったからかしらね」
提督「だろうな…明日からまた書類が待ってると思うと憂鬱だなぁ…」
加賀「…嫌なことを思い出させないで」
提督「そう言えば今日までのはどうしてるんだろうな」
加賀「余程の物以外は吹雪辺りがやってるんじゃないかしら」
提督「やっぱそうなるよな…最近吹雪には世話になりっぱなしだな…」
加賀「今度吹雪を連れてどこかに行きましょうか」
提督「そうだな…電の所にも行く約束もしてるし吹雪も連れていくか…」
加賀「ええ、そうしましょう」
提督「…この休み、どうだった?」
加賀「楽しかったわ。貴方と一緒だったから、かしらね」
提督「…なんつーか、ずるいなぁお前…」
加賀「お互い様でしょう?」
提督「さぁ、何のことやらな」
加賀「貴方のそんなところ、嫌いじゃないわ」
提督「奇遇だな、俺もお前のそんなところ嫌いじゃない」
加賀「あら、とんだ偶然ね」
提督「全くだな」
加賀「ふふ、こうやって話すのは久しぶりな気がするわね」
提督「こういう話をしたのは本当に久しぶりだな」
加賀「私は好きよ?こんな会話、提督としか出来ないもの」
提督「ああ、俺も好きだな」
加賀「そう…なかなか気が合うわね」
提督「まぁ結婚までしてる仲だしな…」
加賀「ふふ、それもそうね」
提督「えらく上機嫌だな、加賀」
加賀「そうね、こんなに休みを貰えてその休みを貴方と過ごせたもの」
提督「そうかい…」
300: ◆and2h/yWHc 2015/05/30(土) 23:39:46.37 ID:G7YkCPld0
青葉「あの、ラブラブしてるとこお邪魔しますけどそろそろ時間ですよ?」
提督「青葉ァ!?いつの間に?」
青葉「そうこうしてるうちに最終日ってところからです」
加賀「初めからね…」
青葉「いやー、はは、話しかけにくかったもので…」
提督「まぁ…それはいいとしてだ…どうやって帰るんだ?」
青葉「加賀さんには艤装札をお持ちしましたのでそれで!司令官は船を止めてありますので!司令官船運転できますよね?」
提督「危なくないかそれ…深海棲艦と遭遇するかもしれないぞ?」
青葉「その為に護衛も連れてきていますので安心してください!」
提督「因みにその護衛は?」
青葉「加賀さんと、青葉、夕張さん、山城さん、北上さん、赤城さんですね!」
提督「主力だな…」
加賀「私達がいない間に変わったことはあったかしら?」
青葉「特になかったですが近々司令官は大本営の方に呼び出されると思いますよ?」
提督「大本営に?」
青葉「まぁその辺の話は鎮守府に戻ってからにしましょうか」
提督「ああ…そうだな」
〜港〜
青葉「どうでした?青葉達のプレゼントは」
提督「あぁ…まぁ最高のプレゼントだったよ」
青葉「司令官と加賀さんは息抜きが下手ですからね!吹雪さんの提案なんですよ?」
提案「だろうとは思ってたよ…」
青葉「もう吹雪さんには頭が上がりませんね〜司令官?」
提督「その通りだ…」
青葉「それじゃあ、帰りましょうか!私達の鎮守府に」
提督「ああ、また騒がしい毎日だな…」
青葉「それを含めて佐世保鎮守府でしょ?」
提督「…ああ、そうだな。それでこそ佐世保鎮守府だな」
提督「青葉ァ!?いつの間に?」
青葉「そうこうしてるうちに最終日ってところからです」
加賀「初めからね…」
青葉「いやー、はは、話しかけにくかったもので…」
提督「まぁ…それはいいとしてだ…どうやって帰るんだ?」
青葉「加賀さんには艤装札をお持ちしましたのでそれで!司令官は船を止めてありますので!司令官船運転できますよね?」
提督「危なくないかそれ…深海棲艦と遭遇するかもしれないぞ?」
青葉「その為に護衛も連れてきていますので安心してください!」
提督「因みにその護衛は?」
青葉「加賀さんと、青葉、夕張さん、山城さん、北上さん、赤城さんですね!」
提督「主力だな…」
加賀「私達がいない間に変わったことはあったかしら?」
青葉「特になかったですが近々司令官は大本営の方に呼び出されると思いますよ?」
提督「大本営に?」
青葉「まぁその辺の話は鎮守府に戻ってからにしましょうか」
提督「ああ…そうだな」
〜港〜
青葉「どうでした?青葉達のプレゼントは」
提督「あぁ…まぁ最高のプレゼントだったよ」
青葉「司令官と加賀さんは息抜きが下手ですからね!吹雪さんの提案なんですよ?」
提案「だろうとは思ってたよ…」
青葉「もう吹雪さんには頭が上がりませんね〜司令官?」
提督「その通りだ…」
青葉「それじゃあ、帰りましょうか!私達の鎮守府に」
提督「ああ、また騒がしい毎日だな…」
青葉「それを含めて佐世保鎮守府でしょ?」
提督「…ああ、そうだな。それでこそ佐世保鎮守府だな」
305: ◆and2h/yWHc 2015/06/04(木) 00:43:53.63 ID:w9t60DGR0
☆腐った世界と選択☆
〜大本営 作戦会議室〜
提督「…よって、北方海域への進行についてはまだ時期尚早と思われます。しっかりと準備、練度を整えてから望むべきかと」
大将「腰抜けが。貴様は四の五の言わずに北方海域を攻略すればいいのだ」
提督「ですが先程述べました通り、今の状態で北方海域に進行しましても艦娘を損失し、結果的に戦力の低下に繋がります」
大将「だからなんだ。艦娘を失う程度で北方海域を手に入れられるなら安い物だろう?」
提督「っ…」
元帥(今は耐え給え。今は…)
中将「貴官の今までの戦績には目を見張る物がある。だからこそ貴官を北方海域の攻略に指名したのだ」
提督「…それに関しては光栄に思っています。しかし、私の戦績は私だけで積み上げたものでなく、艦娘達と協力する事によって成されたものです」
大将「艦娘と協力?はっ、笑わせるな。兵器とどうやって協力すると言うのだ」
少将「佐世保鎮守府提督殿、答えをおきかせ願いたい。我々には時間はあまりない。貴官もわかっているだろう?」
提督「はい…それは重々承知致しております」
大将「ならば早くありがたき幸せとでも答えろ」
提督「…出来ません」
大将「なんだと?もう一度言ってみろ」
提督「出来ません、と申し上げたのです」
大将「ほう?その言葉がもつ意味をわかっているのか?」
提督「ええ」
大将「その上で断ると?」
提督「はい、自分の意見は先程述べた通りですので」
中将「君は利口ではないね。もっと利口になりたまえよ」
提督「仲間を殺すような者にはなりたくないので」
少将「我々は仲間ではないと?」
提督「貴方達は内地の安全な所でふんぞり返っているだけでしょう。それを私は仲間とは呼びません」
大将「貴様、いい度胸をしているな」
提督「貴方は余程自分達の事が大切なようで」
大将「話にならんな。いいか、もう一度チャンスをやる。北方海域の攻略を明日より始め、2週間後には完遂させよ。いいな?」
提督「お断り致します」
〜大本営 作戦会議室〜
提督「…よって、北方海域への進行についてはまだ時期尚早と思われます。しっかりと準備、練度を整えてから望むべきかと」
大将「腰抜けが。貴様は四の五の言わずに北方海域を攻略すればいいのだ」
提督「ですが先程述べました通り、今の状態で北方海域に進行しましても艦娘を損失し、結果的に戦力の低下に繋がります」
大将「だからなんだ。艦娘を失う程度で北方海域を手に入れられるなら安い物だろう?」
提督「っ…」
元帥(今は耐え給え。今は…)
中将「貴官の今までの戦績には目を見張る物がある。だからこそ貴官を北方海域の攻略に指名したのだ」
提督「…それに関しては光栄に思っています。しかし、私の戦績は私だけで積み上げたものでなく、艦娘達と協力する事によって成されたものです」
大将「艦娘と協力?はっ、笑わせるな。兵器とどうやって協力すると言うのだ」
少将「佐世保鎮守府提督殿、答えをおきかせ願いたい。我々には時間はあまりない。貴官もわかっているだろう?」
提督「はい…それは重々承知致しております」
大将「ならば早くありがたき幸せとでも答えろ」
提督「…出来ません」
大将「なんだと?もう一度言ってみろ」
提督「出来ません、と申し上げたのです」
大将「ほう?その言葉がもつ意味をわかっているのか?」
提督「ええ」
大将「その上で断ると?」
提督「はい、自分の意見は先程述べた通りですので」
中将「君は利口ではないね。もっと利口になりたまえよ」
提督「仲間を殺すような者にはなりたくないので」
少将「我々は仲間ではないと?」
提督「貴方達は内地の安全な所でふんぞり返っているだけでしょう。それを私は仲間とは呼びません」
大将「貴様、いい度胸をしているな」
提督「貴方は余程自分達の事が大切なようで」
大将「話にならんな。いいか、もう一度チャンスをやる。北方海域の攻略を明日より始め、2週間後には完遂させよ。いいな?」
提督「お断り致します」
306: ◆and2h/yWHc 2015/06/04(木) 00:44:27.43 ID:w9t60DGR0
大将「そうか…折角のチャンスを棒に振りおって」
中将「残念だよ。君の戦績から見てこれからも活躍し、人類の英雄ともなれる人材だと思っていたのだが」
提督「仲間を殺して英雄を名乗るなんて滑稽な」
少将「本土への進行を許すかもしれないのだぞ?」
提督「それは確定事項ではありません」
少将「北方海域で艦娘が沈む事も確定事項ではあるまい?」
提督「確定事項です」
少将「なぜそう言いきれる」
提督「北方海域における敵戦力と自軍戦力を比べた結果、そういった結果に至ります」
少将「しかし奇跡が起こるかもしれないだろう?」
提督「奇跡という不確定要素に頼る事で艦娘をより多く失うのです」
大将「もういい。貴様には失望したよ。少しながら期待もしていたのだが」
提督「それはこちらもです」
大将「出ていけ。北方海域の攻略は別の鎮守府に行わせる」
提督「そうですか。では失礼致します」
〜大本営 元帥の部屋〜
元帥「…すまんな、儂は…」
提督「いいんです元帥殿。貴方は大将達とは違うことは私が一番知っていますから」
元帥「…そう言ってもらえれば少しは楽になるようだ」
提督「…元帥殿」
元帥「…君には、次の元帥を務めて欲しいと思っている」
提督「何を仰るんですか、まだ元帥殿は…」
元帥「儂もそう長くない、元帥としても、一人の人間としても。だからこそ、君に次期の元帥を務めてもらいたい」
提督「しかし、何故私が…」
元帥「…どこの鎮守府、基地、泊地、警備府の提督よりも艦娘の事を思っているからだよ」
提督「…そうとは限りません」
元帥「いや、そうだよ。それに、君だけなんだよ。君だけが、大本営に艦娘を殺されている」
提督「っ…」
元帥「厳密に言えば死んではいないがな、艦娘としては死んだと言えるだろう。2年前、特Ⅲ型駆逐艦4番艦『電』が下半身不随になった原因」
提督「…やはり、あれは」
元帥「ああ、想像の通り。君の予想以上の戦果を見て自分達の地位を危ぶんだ大将達の計画だよ。儂には止めることはできなかったな」
提督「…元帥殿」
元帥「儂が止めようとした証拠はない。疑ってくれてもいい。だが、この腐りきった状況を1番知っている君だからこそ、元帥になって欲しい。そして、海軍を、日本を、変えて欲しい。これが儂の願いだ」
提督「……そう、ですか」
元帥「ああ、他の誰でもなく、君にやって欲しい。君になら、全ての艦娘と日本を任せられる、そう思えるからね」
提督「…過大評価ですよ、それは」
元帥「そうかもしれん。だが儂はそう信じた。儂はそれでいい。あとは君次第だよ」
元帥「無論すぐに答えを出せとは言わん。しばらく考える時間も必要であろう?自分が納得する答えを出してくれ」
提督「…心遣い感謝致します」
元帥「君にとって最善の選択が出来ることを祈っているよ」
提督「…ありがとうございます。失礼致します」
元帥「うむ。ではな」
中将「残念だよ。君の戦績から見てこれからも活躍し、人類の英雄ともなれる人材だと思っていたのだが」
提督「仲間を殺して英雄を名乗るなんて滑稽な」
少将「本土への進行を許すかもしれないのだぞ?」
提督「それは確定事項ではありません」
少将「北方海域で艦娘が沈む事も確定事項ではあるまい?」
提督「確定事項です」
少将「なぜそう言いきれる」
提督「北方海域における敵戦力と自軍戦力を比べた結果、そういった結果に至ります」
少将「しかし奇跡が起こるかもしれないだろう?」
提督「奇跡という不確定要素に頼る事で艦娘をより多く失うのです」
大将「もういい。貴様には失望したよ。少しながら期待もしていたのだが」
提督「それはこちらもです」
大将「出ていけ。北方海域の攻略は別の鎮守府に行わせる」
提督「そうですか。では失礼致します」
〜大本営 元帥の部屋〜
元帥「…すまんな、儂は…」
提督「いいんです元帥殿。貴方は大将達とは違うことは私が一番知っていますから」
元帥「…そう言ってもらえれば少しは楽になるようだ」
提督「…元帥殿」
元帥「…君には、次の元帥を務めて欲しいと思っている」
提督「何を仰るんですか、まだ元帥殿は…」
元帥「儂もそう長くない、元帥としても、一人の人間としても。だからこそ、君に次期の元帥を務めてもらいたい」
提督「しかし、何故私が…」
元帥「…どこの鎮守府、基地、泊地、警備府の提督よりも艦娘の事を思っているからだよ」
提督「…そうとは限りません」
元帥「いや、そうだよ。それに、君だけなんだよ。君だけが、大本営に艦娘を殺されている」
提督「っ…」
元帥「厳密に言えば死んではいないがな、艦娘としては死んだと言えるだろう。2年前、特Ⅲ型駆逐艦4番艦『電』が下半身不随になった原因」
提督「…やはり、あれは」
元帥「ああ、想像の通り。君の予想以上の戦果を見て自分達の地位を危ぶんだ大将達の計画だよ。儂には止めることはできなかったな」
提督「…元帥殿」
元帥「儂が止めようとした証拠はない。疑ってくれてもいい。だが、この腐りきった状況を1番知っている君だからこそ、元帥になって欲しい。そして、海軍を、日本を、変えて欲しい。これが儂の願いだ」
提督「……そう、ですか」
元帥「ああ、他の誰でもなく、君にやって欲しい。君になら、全ての艦娘と日本を任せられる、そう思えるからね」
提督「…過大評価ですよ、それは」
元帥「そうかもしれん。だが儂はそう信じた。儂はそれでいい。あとは君次第だよ」
元帥「無論すぐに答えを出せとは言わん。しばらく考える時間も必要であろう?自分が納得する答えを出してくれ」
提督「…心遣い感謝致します」
元帥「君にとって最善の選択が出来ることを祈っているよ」
提督「…ありがとうございます。失礼致します」
元帥「うむ。ではな」
314: ◆and2h/yWHc 2015/06/07(日) 01:51:32.28 ID:VfWT5GgH0
☆2人で、皆で☆
〜BAR isokaze〜
提督「…はぁ」
磯風「司令、灰皿だ」
提督「あぁ、ありかとう」
磯風「しかし、司令がそんなにため息ばかりついているのは珍しいな」
提督「そうか?」
磯風「あぁ。司令、何かあったんだろう?」
提督「まぁな…」
磯風「まぁ、大方大本営の大将達の事だろう?」
提督「…驚いた、よくわかったな」
磯風「司令がそんなになる事は普通はないからな、普通じゃないことがあったと思うのは普通だろう?」
提督「しかしそれでも大将達の事だと一発で当てるとはな…恐れ入ったよ」
磯風「酒、今日は強めでいいか?」
提督「ああ、頼むよ…」
磯風「まぁ、たまには息抜きも必要だ。司令も、私達もな」
提督「全くだな…休暇をやれればいいんだがな…」
磯風「司令にも、な。いや、司令はこの前まで一週間の休暇だったか」
提督「そうだな…吹雪達のおかげでな…」
磯風「司令は息の抜き方が下手だからな」
提督「自分でもそう思うよ…」
磯風「お待たせ、強めで作ったぞ」
提督「あぁ、ありがとう」
磯風「どうだ?」
提督「っ…美味いな…」
磯風「そうか、口にあったようでよかったよ」
提督「さすが磯風だよ」
磯風「褒めても何も出ないぞ?」
提督「ふむ、つまみの1つでも出るかと思ったのだが」
磯風「…仕方が無い、何か作ろう。お疲れの司令のためにひと皿サービスだ」
提督「それでこそ磯風だ」
磯風「言ってくれるな…」
〜BAR isokaze〜
提督「…はぁ」
磯風「司令、灰皿だ」
提督「あぁ、ありかとう」
磯風「しかし、司令がそんなにため息ばかりついているのは珍しいな」
提督「そうか?」
磯風「あぁ。司令、何かあったんだろう?」
提督「まぁな…」
磯風「まぁ、大方大本営の大将達の事だろう?」
提督「…驚いた、よくわかったな」
磯風「司令がそんなになる事は普通はないからな、普通じゃないことがあったと思うのは普通だろう?」
提督「しかしそれでも大将達の事だと一発で当てるとはな…恐れ入ったよ」
磯風「酒、今日は強めでいいか?」
提督「ああ、頼むよ…」
磯風「まぁ、たまには息抜きも必要だ。司令も、私達もな」
提督「全くだな…休暇をやれればいいんだがな…」
磯風「司令にも、な。いや、司令はこの前まで一週間の休暇だったか」
提督「そうだな…吹雪達のおかげでな…」
磯風「司令は息の抜き方が下手だからな」
提督「自分でもそう思うよ…」
磯風「お待たせ、強めで作ったぞ」
提督「あぁ、ありがとう」
磯風「どうだ?」
提督「っ…美味いな…」
磯風「そうか、口にあったようでよかったよ」
提督「さすが磯風だよ」
磯風「褒めても何も出ないぞ?」
提督「ふむ、つまみの1つでも出るかと思ったのだが」
磯風「…仕方が無い、何か作ろう。お疲れの司令のためにひと皿サービスだ」
提督「それでこそ磯風だ」
磯風「言ってくれるな…」
315: ◆and2h/yWHc 2015/06/07(日) 01:52:28.52 ID:VfWT5GgH0
〜1時間後〜
提督「…いい感じに酔いが回ってきた」
磯風「あまり飲み過ぎるなよ?私が司令を部屋まで連れていかなければならなくなる」
提督「磯風なら余裕だろう?」
磯風「まぁ、そうだが」
加賀「提督、ここにいたんですか」
磯風「いらっしゃい、加賀さん」
加賀「提督、隣よろしいですか?」
提督「ああ、いいぞ」
加賀「磯風、私にも提督と同じ物を」
磯風「わかった」
加賀「全く…探しましたよ」
提督「…何故だ?」
加賀「大本営から戻って来たと思ったらすぐいなくなりましたから」
提督「ああ、そうだったか。心配かけたな」
加賀「本当ですよ…どこかに行くなら一言声をかけてください」
提督「あぁ、次からはそうする」
磯風「加賀さん、お待たせ」
加賀「ありがとう」
提督「磯風、灰皿替えてくれるか?」
磯風「ああ、わかった」
加賀「少し吸いすぎではないですか?」
提督「そんな気分なんだよ」
加賀「そう…」
磯風「ほら、新しい灰皿だ」
提督「ああ、ありがとう」
提督「…いい感じに酔いが回ってきた」
磯風「あまり飲み過ぎるなよ?私が司令を部屋まで連れていかなければならなくなる」
提督「磯風なら余裕だろう?」
磯風「まぁ、そうだが」
加賀「提督、ここにいたんですか」
磯風「いらっしゃい、加賀さん」
加賀「提督、隣よろしいですか?」
提督「ああ、いいぞ」
加賀「磯風、私にも提督と同じ物を」
磯風「わかった」
加賀「全く…探しましたよ」
提督「…何故だ?」
加賀「大本営から戻って来たと思ったらすぐいなくなりましたから」
提督「ああ、そうだったか。心配かけたな」
加賀「本当ですよ…どこかに行くなら一言声をかけてください」
提督「あぁ、次からはそうする」
磯風「加賀さん、お待たせ」
加賀「ありがとう」
提督「磯風、灰皿替えてくれるか?」
磯風「ああ、わかった」
加賀「少し吸いすぎではないですか?」
提督「そんな気分なんだよ」
加賀「そう…」
磯風「ほら、新しい灰皿だ」
提督「ああ、ありがとう」
316: ◆and2h/yWHc 2015/06/07(日) 01:53:46.10 ID:VfWT5GgH0
〜2時間後〜
加賀「…大体提督はいつも1人で抱え込みすぎです」
提督「そんなこと言ってもな…」
加賀「少しは私達を頼ってください。私は貴方の妻ですよ?」
提督「いや、それはわかってるんだが…」
加賀「では何故頼ってくれないのですか?」
提督「いや、それは…」
加賀「何故ですか」
提督「…お前達に、余計な心配をかけたくないから」
加賀「…今でも充分心配をかけているのが分からないんですか?」
提督「しかし話せば今以上に心配を…」
加賀「今の方がよっぽど心配をかけているのが分かりませんか?」
磯風 (2人共大分酔いが回ってるな…)
提督「しかし…」
加賀「しかしではありません。大体いつも提督は自分の事は誰にも相談もせずに1人で抱え込むから…」
提督「それは俺だけじゃないだろう?加賀、
お前もだろ」
加賀「私は違いますよ」
提督「いや、違わない。自分の事を棚に上げて俺の事ばかり言うがその前に自分を見てみた方がいい」
加賀「へぇ….提督、言うようになりましたね」
提督「こちらも負けてばかりではいられないのでな」
磯風 (燃えている…2人が燃えているのがわかる…)
加賀「そう言う事なら…私も負ける訳にはいきませんね、一航戦の誇りにかけて」
提督「はっ、一航戦の誇りなんてかけてもいいのか?俺に負けて失ってしまうぞ?」
加賀「その減らず口もそこまでです」
提督「…ごちゃごちゃ言わずに、始めよう」
加賀「私に喧嘩を売ったことを後悔させてあげます」
磯風「ちょっ!?加賀さん、艤装は…」
加賀「第一次攻撃隊発艦始めッ!」
提督「来いよ!」
加賀「…大体提督はいつも1人で抱え込みすぎです」
提督「そんなこと言ってもな…」
加賀「少しは私達を頼ってください。私は貴方の妻ですよ?」
提督「いや、それはわかってるんだが…」
加賀「では何故頼ってくれないのですか?」
提督「いや、それは…」
加賀「何故ですか」
提督「…お前達に、余計な心配をかけたくないから」
加賀「…今でも充分心配をかけているのが分からないんですか?」
提督「しかし話せば今以上に心配を…」
加賀「今の方がよっぽど心配をかけているのが分かりませんか?」
磯風 (2人共大分酔いが回ってるな…)
提督「しかし…」
加賀「しかしではありません。大体いつも提督は自分の事は誰にも相談もせずに1人で抱え込むから…」
提督「それは俺だけじゃないだろう?加賀、
お前もだろ」
加賀「私は違いますよ」
提督「いや、違わない。自分の事を棚に上げて俺の事ばかり言うがその前に自分を見てみた方がいい」
加賀「へぇ….提督、言うようになりましたね」
提督「こちらも負けてばかりではいられないのでな」
磯風 (燃えている…2人が燃えているのがわかる…)
加賀「そう言う事なら…私も負ける訳にはいきませんね、一航戦の誇りにかけて」
提督「はっ、一航戦の誇りなんてかけてもいいのか?俺に負けて失ってしまうぞ?」
加賀「その減らず口もそこまでです」
提督「…ごちゃごちゃ言わずに、始めよう」
加賀「私に喧嘩を売ったことを後悔させてあげます」
磯風「ちょっ!?加賀さん、艤装は…」
加賀「第一次攻撃隊発艦始めッ!」
提督「来いよ!」
317: ◆and2h/yWHc 2015/06/07(日) 01:54:18.44 ID:VfWT5GgH0
吹雪「それで、何を始めるつもりですか?2人共」
加賀「吹雪…ッ第一次攻撃隊が!?」
提督「吹雪…痛ッ!?」
吹雪「喧嘩は置いといて。加賀さんともあろう人が店で艤装を展開するとはどういうことですか?」
磯風 (吹雪から圧倒的なオーラを感じる…!)
加賀「いえ…これは…」
吹雪「この後に及んで言い訳ですか?」
加賀「……ごめんなさい」
吹雪「司令官も司令官です。こんな状況にまでなるなんてどれだけ酔ってるんですか?自制してください」
提督「……申し訳ない」
吹雪「喧嘩するのは結構ですがそれによって起こる被害を考えてください。と言うか喧嘩になるまで酔わないでください。酔わなければ喧嘩なんてしないでしょう?」
提督「仰る通りです…」
加賀「その通りです…」
吹雪「2人とも結婚までしてますし、色々ある事もわかります。しかし人様に迷惑かけてはダメなことは2人が一番わかってますよね?」
提督「はい…」
加賀「ええ…」
吹雪「なら、これに懲りて飲みすぎないこと。あと喧嘩の火種は酔が覚めた後に2人で話すこと、いいですね?」
提督「はい…」
加賀「わかったわ…」
吹雪「全く…いい大人が2人して…ほら、帰りますよ」
提督「磯風、お代は置いとくよ」
加賀「私もここに置いておくわ」
吹雪「磯風ちゃんごめんね?2人が迷惑かけて…」
磯風「ああ、いや、いいんだ…」
吹雪「あ、今度料理教えてね!じゃあまた明日!」
磯風「ああ…また明日…」
磯風「しかし…何者なんだ…吹雪は…本当に駆逐艦なのか…?」
磯風「さすが初期艦と言ったところか…」
加賀「吹雪…ッ第一次攻撃隊が!?」
提督「吹雪…痛ッ!?」
吹雪「喧嘩は置いといて。加賀さんともあろう人が店で艤装を展開するとはどういうことですか?」
磯風 (吹雪から圧倒的なオーラを感じる…!)
加賀「いえ…これは…」
吹雪「この後に及んで言い訳ですか?」
加賀「……ごめんなさい」
吹雪「司令官も司令官です。こんな状況にまでなるなんてどれだけ酔ってるんですか?自制してください」
提督「……申し訳ない」
吹雪「喧嘩するのは結構ですがそれによって起こる被害を考えてください。と言うか喧嘩になるまで酔わないでください。酔わなければ喧嘩なんてしないでしょう?」
提督「仰る通りです…」
加賀「その通りです…」
吹雪「2人とも結婚までしてますし、色々ある事もわかります。しかし人様に迷惑かけてはダメなことは2人が一番わかってますよね?」
提督「はい…」
加賀「ええ…」
吹雪「なら、これに懲りて飲みすぎないこと。あと喧嘩の火種は酔が覚めた後に2人で話すこと、いいですね?」
提督「はい…」
加賀「わかったわ…」
吹雪「全く…いい大人が2人して…ほら、帰りますよ」
提督「磯風、お代は置いとくよ」
加賀「私もここに置いておくわ」
吹雪「磯風ちゃんごめんね?2人が迷惑かけて…」
磯風「ああ、いや、いいんだ…」
吹雪「あ、今度料理教えてね!じゃあまた明日!」
磯風「ああ…また明日…」
磯風「しかし…何者なんだ…吹雪は…本当に駆逐艦なのか…?」
磯風「さすが初期艦と言ったところか…」
323: ◆and2h/yWHc 2015/06/09(火) 01:07:45.91 ID:r8IHAhmw0
☆加古改二おめでとう☆
提督「…次の改二は加古、か」
提督「第六戦隊も残り青葉だけか…」
青葉「司令官〜」
提督「噂をすればなんとやら、だな」
青葉「加古が改二ですよ改二!!」
提督「相変わらず情報が早いな…」
青葉「それは記者ですから!」
提督「とんでもない記者魂だことで…」
青葉「しかしこれで残るところも青葉だけですねぇ…」
提督「そうだな…希望があれば聞いておくぞ?」
青葉「そうですねぇ…希望ですか…」
提督「火力が欲しいとか、装甲を厚くしたいとか」
青葉「うーん…具体的ではないですが…」
提督「ん、なんだ?」
青葉「…今度は、皆を守れる力が欲しいです」
提督「…ほう」
青葉「第六戦隊の皆には沢山助けられましたからね!」
青葉「だから今度は青葉が、第六戦隊の皆を助けて、守れる程の力が欲しいです」
提督「…そうか」
青葉「まぁ具体的に言うなら新しいカメラが欲しいです!後万年筆!提督、改二になった時に下さいね!」
提督「…ま、考えとくよ」
青葉「じゃっ!そう言う事で!失礼しますね!」
提督「…次の改二は加古、か」
提督「第六戦隊も残り青葉だけか…」
青葉「司令官〜」
提督「噂をすればなんとやら、だな」
青葉「加古が改二ですよ改二!!」
提督「相変わらず情報が早いな…」
青葉「それは記者ですから!」
提督「とんでもない記者魂だことで…」
青葉「しかしこれで残るところも青葉だけですねぇ…」
提督「そうだな…希望があれば聞いておくぞ?」
青葉「そうですねぇ…希望ですか…」
提督「火力が欲しいとか、装甲を厚くしたいとか」
青葉「うーん…具体的ではないですが…」
提督「ん、なんだ?」
青葉「…今度は、皆を守れる力が欲しいです」
提督「…ほう」
青葉「第六戦隊の皆には沢山助けられましたからね!」
青葉「だから今度は青葉が、第六戦隊の皆を助けて、守れる程の力が欲しいです」
提督「…そうか」
青葉「まぁ具体的に言うなら新しいカメラが欲しいです!後万年筆!提督、改二になった時に下さいね!」
提督「…ま、考えとくよ」
青葉「じゃっ!そう言う事で!失礼しますね!」
324: ◆and2h/yWHc 2015/06/09(火) 01:08:15.20 ID:r8IHAhmw0
提督「青葉」
青葉「はい?」
提督「あまり、溜め込みすぎるなよ?」
青葉「っ、何のことですか?」
提督「なんだかんだ俺とお前は長い付き合いだからな。溜め込んでることぐらいわかる」
青葉「いやですねー?そんなことないですよ?」
提督「強がるのもいいが、少しは話してみろ。俺とお前の付き合いだ」
青葉「…青葉と司令官の付き合い。それなら全部お見通しってところですか?」
提督「全部とは言わないがな、大体はわかるよ」
青葉「…司令官にだから話しますよ。私、置いていかれてるみたいで、怖いんです」
提督「怖い、か」
青葉「はい。衣笠や、古鷹や、加古に、置いていかれてるみたいで…」
提督「本人達はそうは思ってないだろうがな」
青葉「それはわかってますよ…けど、やっぱり1人だけ、とり残されてるみたいで」
提督「呉の空襲の時のように、か」
青葉「はい、あの時も、1人残されてる感じはしてました。でもあの時には守るものがあった。そして守っていた」
提督「そして艦娘として生まれて、か」
青葉「はい…今の状況、守るものは沢山あります。でも、私は守られているんです」
提督「第六戦隊の皆に、か」
青葉「はい。前世のように」
提督「だからこそ、力が欲しいか」
青葉「皆を守れる力が、欲しいんです」
提督「…答えはもう出てるんだろう?」
青葉「…はい」
提督「次の演習、出撃からは青葉に第一艦隊に加わってもらう。そこで、力を付けろ。改二に劣らない力を、皆を守れる力を」
青葉「…はい!」
提督「お前が静かだと鎮守府全体が静かになる。だから早く不安も怖さも吹き飛ばして、いつも通り騒げ」
青葉「…よし、司令官。ありがとうございました!青葉、気合い入れていきます!」
提督「ああ、期待してるよ」
青葉「じゃっ!失礼しますね!」
青葉「あーあ…司令官はずるいですよねぇ…これだからモテるんですよ全く…」
青葉「はい?」
提督「あまり、溜め込みすぎるなよ?」
青葉「っ、何のことですか?」
提督「なんだかんだ俺とお前は長い付き合いだからな。溜め込んでることぐらいわかる」
青葉「いやですねー?そんなことないですよ?」
提督「強がるのもいいが、少しは話してみろ。俺とお前の付き合いだ」
青葉「…青葉と司令官の付き合い。それなら全部お見通しってところですか?」
提督「全部とは言わないがな、大体はわかるよ」
青葉「…司令官にだから話しますよ。私、置いていかれてるみたいで、怖いんです」
提督「怖い、か」
青葉「はい。衣笠や、古鷹や、加古に、置いていかれてるみたいで…」
提督「本人達はそうは思ってないだろうがな」
青葉「それはわかってますよ…けど、やっぱり1人だけ、とり残されてるみたいで」
提督「呉の空襲の時のように、か」
青葉「はい、あの時も、1人残されてる感じはしてました。でもあの時には守るものがあった。そして守っていた」
提督「そして艦娘として生まれて、か」
青葉「はい…今の状況、守るものは沢山あります。でも、私は守られているんです」
提督「第六戦隊の皆に、か」
青葉「はい。前世のように」
提督「だからこそ、力が欲しいか」
青葉「皆を守れる力が、欲しいんです」
提督「…答えはもう出てるんだろう?」
青葉「…はい」
提督「次の演習、出撃からは青葉に第一艦隊に加わってもらう。そこで、力を付けろ。改二に劣らない力を、皆を守れる力を」
青葉「…はい!」
提督「お前が静かだと鎮守府全体が静かになる。だから早く不安も怖さも吹き飛ばして、いつも通り騒げ」
青葉「…よし、司令官。ありがとうございました!青葉、気合い入れていきます!」
提督「ああ、期待してるよ」
青葉「じゃっ!失礼しますね!」
青葉「あーあ…司令官はずるいですよねぇ…これだからモテるんですよ全く…」
333: ◆and2h/yWHc 2015/06/12(金) 00:45:46.51 ID:ZGLqL8hr0
☆クマー☆
球磨「クマー…」
提督「どうした球磨」
球磨「あっついクマ…」
提督「だから川に連れてきてやっただろ…」
球磨「それでも暑いのは暑いクマ!!」
提督「わがまま言うな…」
球磨「そりゃ提督には感謝してるクマ…こんなところに球磨だけ連れてきてくれるなんて恐れ多いクマー…」
提督「じゃあ我慢しろ…」
球磨「クマー…」
提督「ま、球磨にはいつも頑張って貰ってるから本当はもっと何かしてやりたいんだがな」
球磨「これでも充分クマ。ところで釣れてるクマ?」
提督「全く釣れてないよ…」
球磨「本当に魚いるクマ?」
提督「いるだろ…いるよな…?」
球磨「ちょっと見てみるクマ」
提督「おう、頼む」
球磨「んー、やっぱりいるクマ」
提督「よし、よかった。なら気長にやるとするか」
球磨「それがいいクマ」
提督「釣れすぎてもつまらな…」
球磨「鮭ッッッッッ!」
提督「うおぁっ!?」
球磨「提督、鮭取れたクマー」
提督「お、おう…いや、なんだ…お前すごいな…」
球磨「ふふん!意外に優秀な球磨ちゃんだクマー!」
提督「いや、うん、本当に…」
提督「野生の力って奴かなぁ…」
球磨「クマー…」
提督「どうした球磨」
球磨「あっついクマ…」
提督「だから川に連れてきてやっただろ…」
球磨「それでも暑いのは暑いクマ!!」
提督「わがまま言うな…」
球磨「そりゃ提督には感謝してるクマ…こんなところに球磨だけ連れてきてくれるなんて恐れ多いクマー…」
提督「じゃあ我慢しろ…」
球磨「クマー…」
提督「ま、球磨にはいつも頑張って貰ってるから本当はもっと何かしてやりたいんだがな」
球磨「これでも充分クマ。ところで釣れてるクマ?」
提督「全く釣れてないよ…」
球磨「本当に魚いるクマ?」
提督「いるだろ…いるよな…?」
球磨「ちょっと見てみるクマ」
提督「おう、頼む」
球磨「んー、やっぱりいるクマ」
提督「よし、よかった。なら気長にやるとするか」
球磨「それがいいクマ」
提督「釣れすぎてもつまらな…」
球磨「鮭ッッッッッ!」
提督「うおぁっ!?」
球磨「提督、鮭取れたクマー」
提督「お、おう…いや、なんだ…お前すごいな…」
球磨「ふふん!意外に優秀な球磨ちゃんだクマー!」
提督「いや、うん、本当に…」
提督「野生の力って奴かなぁ…」
340: ◆and2h/yWHc 2015/06/13(土) 01:03:28.53 ID:pb/DQKp00
☆空母の会☆
加賀「さて、航空母艦の改二が予告されたわ」
飛龍「そうねぇ…」
加賀「予想としては五航戦の子達が有力ね」
飛龍「加賀と赤城の改二はまだまだ先かな?」
加賀「そうね…」
飛龍「さてさて、改二になる前に空母の戦力について、考え直しておきましょうか」
加賀「ええ、そうね」
飛龍「まずは赤城と加賀の一航戦!」
加賀「私達は主に第一艦隊ね。特に私が外れることはないと思うわ」
飛龍「そうだね。空母禁止以外なら加賀が出ないことはないね…」
加賀「赤城さんは編成次第、ね」
飛龍「大鳳の練度が上がれば赤城の代わりに入ることもありそうだね」
加賀「そうね、中破状態でも艦載機を飛ばせるというのは大きいもの」
飛龍「加賀も艦載機の艦載数はトップだし練度もトップ。将来的には大鳳と加賀が第一艦隊で並びそうだね」
加賀「そうね…そうなると赤城さんは控えになるわね」
飛龍「よし、じゃあ次は私達二航戦!」
加賀「そうね。2人は火力が高いから今までの通り支援艦隊中心になるかしら」
飛龍「うん。私としてもそれがいいと思うよ。適材適所って奴だね」
加賀「味方の損害は最小限。敵の損害は最大限。これが戦いの基本だものね」
飛龍「うんうん…じゃあまぁ私達に関しては今までの通り支援艦隊中心。時々第一艦隊入りってところだね」
加賀「ええ、飛龍と蒼龍の航空支援は心強いわ」
飛龍「ふふん、なんてったって二航戦だからね!んじゃあ次は五航戦!」
加賀「そうね…五航戦は私達に比べて練度も低いしまだまだ最前線に投入というのはしづらいわね」
飛龍「2人とも最近来たからね…」
加賀「ええ、けれど改二の性能によっては練度上げの計画を少し急がせなければいけないかもしれないわ」
飛龍「だよね…まぁ今のところはどうなるかわからないし計画通りってとこかな?」
加賀「今のところは、ね。けれど私を追い抜くかも知れないわ。その時には私の代わりに第一艦隊の空を任せられるようにしないといけないわ」
飛龍「期待大ってところだね」
加賀「ええ。あの子達の伸びしろならきっと私を追い抜いてくれるわ」
飛龍「加賀も追い抜かれないようにしなくちゃね!」
加賀「ええ、もちろん」
飛龍「とりあえずまとめとして五航戦については計画通り練度上げを行いつつ改二まで様子見かな」
加賀「ええ、それで問題ないわ」
加賀「さて、航空母艦の改二が予告されたわ」
飛龍「そうねぇ…」
加賀「予想としては五航戦の子達が有力ね」
飛龍「加賀と赤城の改二はまだまだ先かな?」
加賀「そうね…」
飛龍「さてさて、改二になる前に空母の戦力について、考え直しておきましょうか」
加賀「ええ、そうね」
飛龍「まずは赤城と加賀の一航戦!」
加賀「私達は主に第一艦隊ね。特に私が外れることはないと思うわ」
飛龍「そうだね。空母禁止以外なら加賀が出ないことはないね…」
加賀「赤城さんは編成次第、ね」
飛龍「大鳳の練度が上がれば赤城の代わりに入ることもありそうだね」
加賀「そうね、中破状態でも艦載機を飛ばせるというのは大きいもの」
飛龍「加賀も艦載機の艦載数はトップだし練度もトップ。将来的には大鳳と加賀が第一艦隊で並びそうだね」
加賀「そうね…そうなると赤城さんは控えになるわね」
飛龍「よし、じゃあ次は私達二航戦!」
加賀「そうね。2人は火力が高いから今までの通り支援艦隊中心になるかしら」
飛龍「うん。私としてもそれがいいと思うよ。適材適所って奴だね」
加賀「味方の損害は最小限。敵の損害は最大限。これが戦いの基本だものね」
飛龍「うんうん…じゃあまぁ私達に関しては今までの通り支援艦隊中心。時々第一艦隊入りってところだね」
加賀「ええ、飛龍と蒼龍の航空支援は心強いわ」
飛龍「ふふん、なんてったって二航戦だからね!んじゃあ次は五航戦!」
加賀「そうね…五航戦は私達に比べて練度も低いしまだまだ最前線に投入というのはしづらいわね」
飛龍「2人とも最近来たからね…」
加賀「ええ、けれど改二の性能によっては練度上げの計画を少し急がせなければいけないかもしれないわ」
飛龍「だよね…まぁ今のところはどうなるかわからないし計画通りってとこかな?」
加賀「今のところは、ね。けれど私を追い抜くかも知れないわ。その時には私の代わりに第一艦隊の空を任せられるようにしないといけないわ」
飛龍「期待大ってところだね」
加賀「ええ。あの子達の伸びしろならきっと私を追い抜いてくれるわ」
飛龍「加賀も追い抜かれないようにしなくちゃね!」
加賀「ええ、もちろん」
飛龍「とりあえずまとめとして五航戦については計画通り練度上げを行いつつ改二まで様子見かな」
加賀「ええ、それで問題ないわ」
341: ◆and2h/yWHc 2015/06/13(土) 01:04:15.56 ID:pb/DQKp00
飛龍「じゃあ次、大鳳!」
加賀「中破状態でも艦載機が飛ばせるのはやっぱり大きいわね」
飛龍「そうだよねぇ…羨ましい…」
加賀「大鳳に関してはさっき言った通り練度が上がり次第前線投入で問題ないと思うわ。問題があれば私もカバー出来るし」
飛龍「期待の大型新人って感じだね!やっぱり大型建造で建造されたからかな?」
加賀「そうかもしれないわね」
飛龍「じゃあ最後!雲龍型!」
加賀「あの子達も練度上げね、まずは」
飛龍「そうだよね。練度が上がったらどんな運用をする予定なの?」
加賀「そうね…私達より燃費がいいから周回をするときには私達よりもいいかもしれないわ」
飛龍「確かに、周回するのに燃費が悪い私達を使うよりも燃費のいい雲龍型を使った方がいいかもね…」
加賀「けれど改装に改装設計図がいるのよね…」
飛龍「…あー」
加賀「現時点では改装設計図が足りてない状況だから他の艦に比べて優先順位が低くなってしまうわ…」
飛龍「なるほどねぇ…」
加賀「とりあえず練度を上げる事は決定ね。改装に関しては後になるかもしれないけれど…」
飛龍「まぁ、仕方ないかなぁ…」
加賀「仕方ないわ…」
飛龍「さて、これで終わりかな?」
加賀「ええ、そうね」
飛龍「じゃあ最後にまとめ!一航戦は基本的に第一艦隊!二航戦は支援艦隊!五航戦は練度上げつつ将来に期待!大鳳は練度上げ次第第一艦隊に配属!雲龍型はとりあえず練度上げ!こんなとこかな?」
加賀「ええ、そうね」
飛龍「じゃあこの資料は提督に出しとくね」
加賀「ええ、頼むわ」
飛龍「んじゃあまた明日ね〜」
加賀「ええ、また明日」
〜提督私室〜
提督「へぇ、空母の運用他、ね」
飛龍「加賀と一緒にまとめたから参考にしといてね?」
提督「了解、助かるよ」
飛龍「いえいえ!どう致しまして!」
飛龍「じゃあ提督、また明日ね!」
提督「ああ、また明日」
提督「しかしよくまとめてある。さすが加賀と飛龍ってとこだな…」
加賀「中破状態でも艦載機が飛ばせるのはやっぱり大きいわね」
飛龍「そうだよねぇ…羨ましい…」
加賀「大鳳に関してはさっき言った通り練度が上がり次第前線投入で問題ないと思うわ。問題があれば私もカバー出来るし」
飛龍「期待の大型新人って感じだね!やっぱり大型建造で建造されたからかな?」
加賀「そうかもしれないわね」
飛龍「じゃあ最後!雲龍型!」
加賀「あの子達も練度上げね、まずは」
飛龍「そうだよね。練度が上がったらどんな運用をする予定なの?」
加賀「そうね…私達より燃費がいいから周回をするときには私達よりもいいかもしれないわ」
飛龍「確かに、周回するのに燃費が悪い私達を使うよりも燃費のいい雲龍型を使った方がいいかもね…」
加賀「けれど改装に改装設計図がいるのよね…」
飛龍「…あー」
加賀「現時点では改装設計図が足りてない状況だから他の艦に比べて優先順位が低くなってしまうわ…」
飛龍「なるほどねぇ…」
加賀「とりあえず練度を上げる事は決定ね。改装に関しては後になるかもしれないけれど…」
飛龍「まぁ、仕方ないかなぁ…」
加賀「仕方ないわ…」
飛龍「さて、これで終わりかな?」
加賀「ええ、そうね」
飛龍「じゃあ最後にまとめ!一航戦は基本的に第一艦隊!二航戦は支援艦隊!五航戦は練度上げつつ将来に期待!大鳳は練度上げ次第第一艦隊に配属!雲龍型はとりあえず練度上げ!こんなとこかな?」
加賀「ええ、そうね」
飛龍「じゃあこの資料は提督に出しとくね」
加賀「ええ、頼むわ」
飛龍「んじゃあまた明日ね〜」
加賀「ええ、また明日」
〜提督私室〜
提督「へぇ、空母の運用他、ね」
飛龍「加賀と一緒にまとめたから参考にしといてね?」
提督「了解、助かるよ」
飛龍「いえいえ!どう致しまして!」
飛龍「じゃあ提督、また明日ね!」
提督「ああ、また明日」
提督「しかしよくまとめてある。さすが加賀と飛龍ってとこだな…」
347: ◆and2h/yWHc 2015/06/15(月) 00:46:16.67 ID:kvkLLzi60
☆我らが初期艦のある1日 午前編☆
〜0535 吹雪型部屋〜
吹雪「……司令官起こさなきゃ」
〜0545 提督私室〜
吹雪「ほらー、司令官朝ですよー。起きてくださいー」
提督「……………おはよう」
吹雪「はい、おはようございます。コーヒーはテーブルの上に置いてますからね」
提督「…ありがとう」
吹雪「全く、加賀さんに本当は起こして欲しいんですけどね!加賀さんも朝弱いですし…」
提督「いつもすまんな」
吹雪「そう思うなら今度どこかに連れてってくださいよ」
提督「ああ、わかった」
吹雪「じゃあ私は部屋に戻りますね」
〜0555 吹雪型部屋〜
吹雪「ほら、初雪ちゃん起きてー」
初雪「…あと7時間」
吹雪「その頃はもうお昼ご飯だよ?ほら、遅れちゃうよ」
初雪「ん…じゃああと5分…」
吹雪「だーめ!ほら起きて!」
初雪「あー、愛しの布団が…」
吹雪「ほら、起きて着替えて!」
初雪「わかった…」
叢雲「吹雪姉さんお疲れ様」
吹雪「そう思うなら叢雲ちゃんも手伝ってよ…」
叢雲「嫌よ、私はあんなに手際よく起こせないし」
白雪「吹雪姉さん、そろそろ」
吹雪「あ、そうだね。ほら、初雪ちゃんも行くよー」
初雪「ん…」
吹雪「あー、もう寝癖が酷いよ?直しながら行こうね」
〜0610 食堂〜
吹雪「やっぱり朝はご飯だねー」
睦月「吹雪ちゃん隣いい?」
吹雪「あ、睦月ちゃん。いいよ!」
睦月「吹雪ちゃんはやっぱりご飯なんだね?」
吹雪「うん、なんかご飯を食べないと元気が出ない気がしてね」
睦月「そうなんだ…」
吹雪「睦月ちゃんはパンなんだね」
睦月「日替わりだよ!今日はパンの日!」
吹雪「なるほど、日替わり…私も1度パン食べてみようかな…」
睦月「鳳翔さん達が作る料理はなんでも美味しいからパンもおすすめだよ!」
吹雪「うん、今度食べてみるよ!」
吹雪「さて、ご馳走様でした!」
吹雪「今日の午前中はフリーだし久しぶりにゆっくりしようかな」
〜0535 吹雪型部屋〜
吹雪「……司令官起こさなきゃ」
〜0545 提督私室〜
吹雪「ほらー、司令官朝ですよー。起きてくださいー」
提督「……………おはよう」
吹雪「はい、おはようございます。コーヒーはテーブルの上に置いてますからね」
提督「…ありがとう」
吹雪「全く、加賀さんに本当は起こして欲しいんですけどね!加賀さんも朝弱いですし…」
提督「いつもすまんな」
吹雪「そう思うなら今度どこかに連れてってくださいよ」
提督「ああ、わかった」
吹雪「じゃあ私は部屋に戻りますね」
〜0555 吹雪型部屋〜
吹雪「ほら、初雪ちゃん起きてー」
初雪「…あと7時間」
吹雪「その頃はもうお昼ご飯だよ?ほら、遅れちゃうよ」
初雪「ん…じゃああと5分…」
吹雪「だーめ!ほら起きて!」
初雪「あー、愛しの布団が…」
吹雪「ほら、起きて着替えて!」
初雪「わかった…」
叢雲「吹雪姉さんお疲れ様」
吹雪「そう思うなら叢雲ちゃんも手伝ってよ…」
叢雲「嫌よ、私はあんなに手際よく起こせないし」
白雪「吹雪姉さん、そろそろ」
吹雪「あ、そうだね。ほら、初雪ちゃんも行くよー」
初雪「ん…」
吹雪「あー、もう寝癖が酷いよ?直しながら行こうね」
〜0610 食堂〜
吹雪「やっぱり朝はご飯だねー」
睦月「吹雪ちゃん隣いい?」
吹雪「あ、睦月ちゃん。いいよ!」
睦月「吹雪ちゃんはやっぱりご飯なんだね?」
吹雪「うん、なんかご飯を食べないと元気が出ない気がしてね」
睦月「そうなんだ…」
吹雪「睦月ちゃんはパンなんだね」
睦月「日替わりだよ!今日はパンの日!」
吹雪「なるほど、日替わり…私も1度パン食べてみようかな…」
睦月「鳳翔さん達が作る料理はなんでも美味しいからパンもおすすめだよ!」
吹雪「うん、今度食べてみるよ!」
吹雪「さて、ご馳走様でした!」
吹雪「今日の午前中はフリーだし久しぶりにゆっくりしようかな」
351: ◆and2h/yWHc 2015/06/18(木) 00:32:13.44 ID:5HJfioSJ0
☆我らが初期艦のある1日 午後編☆
〜1400 吹雪型部屋〜
吹雪「久しぶりに北上さんとゲームやったけど私、鈍ってたなぁ…」
吹雪「また少し練習しようかな…」
〜1300 大会議室〜
吹雪「えっと、今日は魚雷についてだね」
吹雪「私達駆逐艦の一番の武器は魚雷と言っていいほどだからね。しっかり学んで演習、実戦で生かせるようにしてね」
吹雪「じゃあテキスト使っていくからねー」
〜1430 大会議室〜
吹雪「以上です!復習はきちんとしておいてね」
吹雪「何か質問とかある人は今から来てくれていいからねー」
〜1500 吹雪型部屋〜
吹雪「ふぅ…疲れた…小テストの丸つけしなきゃ…」
吹雪「やっぱり教官やるのも大変だなぁ…神通さんは本当に凄いなぁ…」
吹雪「さぁ、ちゃっちゃと終わらせてお茶にしよ!」
〜1400 吹雪型部屋〜
吹雪「久しぶりに北上さんとゲームやったけど私、鈍ってたなぁ…」
吹雪「また少し練習しようかな…」
〜1300 大会議室〜
吹雪「えっと、今日は魚雷についてだね」
吹雪「私達駆逐艦の一番の武器は魚雷と言っていいほどだからね。しっかり学んで演習、実戦で生かせるようにしてね」
吹雪「じゃあテキスト使っていくからねー」
〜1430 大会議室〜
吹雪「以上です!復習はきちんとしておいてね」
吹雪「何か質問とかある人は今から来てくれていいからねー」
〜1500 吹雪型部屋〜
吹雪「ふぅ…疲れた…小テストの丸つけしなきゃ…」
吹雪「やっぱり教官やるのも大変だなぁ…神通さんは本当に凄いなぁ…」
吹雪「さぁ、ちゃっちゃと終わらせてお茶にしよ!」
352: ◆and2h/yWHc 2015/06/18(木) 00:33:39.92 ID:5HJfioSJ0
〜1700 吹雪型部屋〜
吹雪「お、終わったぁ…」
吹雪「もう5時かぁ…」
吹雪「とりあえず食堂にでも行ってみようかな、誰かいるだろうし…」
〜1715 食堂〜
鳳翔「あら、吹雪さん」
吹雪「あ、鳳翔さん」
鳳翔「だいぶお疲れのようですね?」
吹雪「わかっちゃいます?」
鳳翔「ええ、いつも元気なのに今はあまり元気が無さそうですし…」
吹雪「初めて教官と言うものをやってみたからですかね…」
鳳翔「あら、教官ですか。それはお疲れ様です。お茶でもいかがですか?」
吹雪「いいんですか?ありがとうございます!」
鳳翔「その代わりといってはなんですが、夕食の用意を少し手伝って頂けませんか?」
吹雪「そのぐらいなら全世界大丈夫です!」
鳳翔「ふふ、ありがとうございます」
〜1900 食堂〜
鳳翔「今日の夕食は吹雪さんにも手伝って貰いました、料理に興味がある子は吹雪さんに習ってみてもいいと思います」
夕立「吹雪ちゃんすごいっぽい…」
吹雪「えへへ…」
鳳翔「では皆さん、おかわりはいつも通りにお願いしますね」
長門「うまい!うまいぞ!」
武蔵「ああ!うまいな!」
陸奥「長門落ち着いて…」
大和「武蔵も落ち着いて…」
吹雪「喜んでもらえたみたい…よかった…」
〜2330 吹雪型部屋〜
吹雪「日記も書いたし、そろそろ寝ようかな」
深雪「お、もうねるのか?」
吹雪「深雪ちゃん明日朝から遠征でしょ?そろそろ寝ないと朝辛いよ?」
深雪「そうだなぁ…じゃあ私も寝る!」
吹雪「白雪ちゃんと叢雲ちゃん、電気消していい?」
白雪「はい」
叢雲「いいわよ」
吹雪「それじゃあ消すね、みんなお休み」
吹雪 (どうか明日もみんなにとっていい日でありますように)
吹雪「お、終わったぁ…」
吹雪「もう5時かぁ…」
吹雪「とりあえず食堂にでも行ってみようかな、誰かいるだろうし…」
〜1715 食堂〜
鳳翔「あら、吹雪さん」
吹雪「あ、鳳翔さん」
鳳翔「だいぶお疲れのようですね?」
吹雪「わかっちゃいます?」
鳳翔「ええ、いつも元気なのに今はあまり元気が無さそうですし…」
吹雪「初めて教官と言うものをやってみたからですかね…」
鳳翔「あら、教官ですか。それはお疲れ様です。お茶でもいかがですか?」
吹雪「いいんですか?ありがとうございます!」
鳳翔「その代わりといってはなんですが、夕食の用意を少し手伝って頂けませんか?」
吹雪「そのぐらいなら全世界大丈夫です!」
鳳翔「ふふ、ありがとうございます」
〜1900 食堂〜
鳳翔「今日の夕食は吹雪さんにも手伝って貰いました、料理に興味がある子は吹雪さんに習ってみてもいいと思います」
夕立「吹雪ちゃんすごいっぽい…」
吹雪「えへへ…」
鳳翔「では皆さん、おかわりはいつも通りにお願いしますね」
長門「うまい!うまいぞ!」
武蔵「ああ!うまいな!」
陸奥「長門落ち着いて…」
大和「武蔵も落ち着いて…」
吹雪「喜んでもらえたみたい…よかった…」
〜2330 吹雪型部屋〜
吹雪「日記も書いたし、そろそろ寝ようかな」
深雪「お、もうねるのか?」
吹雪「深雪ちゃん明日朝から遠征でしょ?そろそろ寝ないと朝辛いよ?」
深雪「そうだなぁ…じゃあ私も寝る!」
吹雪「白雪ちゃんと叢雲ちゃん、電気消していい?」
白雪「はい」
叢雲「いいわよ」
吹雪「それじゃあ消すね、みんなお休み」
吹雪 (どうか明日もみんなにとっていい日でありますように)
360: ◆and2h/yWHc 2015/06/20(土) 00:41:34.71 ID:Aza3ALdS0
☆結婚式サプライズ前の夕立金剛☆
〜サプライズ前夜 小会議室〜
夕立「明日遂にサプライズ決行っぽい!」
金剛「そうですネ!やっと私達の大願が成就する訳デース!」
夕立「ほんとにやっとっぽい…」
金剛「苦節2年デース…」
夕立「明日、どうなると思うっぽい?」
金剛「そうですネ…」
夕立「ぽい?」
金剛「きっと、世界で一番幸せになってくれると思いますヨ」
夕立「…金剛さんかっこいいっぽい…」
金剛「デショ?まぁあの2人の事だし一緒にいるだけでhappyだと思うけどネ!」
夕立「確かにそうっぽい…」
金剛「ふふふ…提督の慌てふためく顔なんてレア…是非ともこれはこの目に焼き付けておきたいネ…」
夕立「あの2人は常に冷静っぽい…」
金剛「そうネ…でも意外と2人とも感情豊かですし激情家でもありますヨ?」
夕立「でも提督と加賀さんがキレてるとこ見たことないっぽい」
金剛「そうですネ…提督はキレると怒鳴りはしないけどオーラが半端ないネ、正直キレてる時は近寄りたくないわ本当に…」
夕立「金剛さん口調ブレてるっぽい!」
金剛「おっと、sorry…」
夕立「加賀さんはどうなるっぽい?」
金剛「こっちもオーラがやばいネ、2人共怒鳴るより何も言わなくなるから余計怖いネ…あと加賀がキレたら艦載機の動きがすごいことになるネ」
夕立「ぽい?」
金剛「そう、あれはまさに某ガンダムが赤くなって動きが早くなるいわゆるトランザム…」
夕立「了解、トランザム!っぽい!」
金剛「あれに追われたら確実に死ぬネ、マジで怖い…」
夕立「2人共色々やばいっぽい…」
金剛「まぁそんな2人だから息も合うんでしょうネ」
夕立「以心伝心っぽい!」
夕立「じゃあ最後にシメの一言お願いするっぽい!」
金剛「末永く幸せに爆発しやがれちくしょおぉぉぉおお!」
夕立「キャラ崩壊っぽい!」
金剛「まぁ今のはさすがに冗談ネ…提督、加賀、応援してきた私達の為にも幸せになって下さいネ」
夕立「提督さんの幸せは私達の幸せっぽい!」
金剛「じゃ、会場にお返しするネー」
〜サプライズ前夜 小会議室〜
夕立「明日遂にサプライズ決行っぽい!」
金剛「そうですネ!やっと私達の大願が成就する訳デース!」
夕立「ほんとにやっとっぽい…」
金剛「苦節2年デース…」
夕立「明日、どうなると思うっぽい?」
金剛「そうですネ…」
夕立「ぽい?」
金剛「きっと、世界で一番幸せになってくれると思いますヨ」
夕立「…金剛さんかっこいいっぽい…」
金剛「デショ?まぁあの2人の事だし一緒にいるだけでhappyだと思うけどネ!」
夕立「確かにそうっぽい…」
金剛「ふふふ…提督の慌てふためく顔なんてレア…是非ともこれはこの目に焼き付けておきたいネ…」
夕立「あの2人は常に冷静っぽい…」
金剛「そうネ…でも意外と2人とも感情豊かですし激情家でもありますヨ?」
夕立「でも提督と加賀さんがキレてるとこ見たことないっぽい」
金剛「そうですネ…提督はキレると怒鳴りはしないけどオーラが半端ないネ、正直キレてる時は近寄りたくないわ本当に…」
夕立「金剛さん口調ブレてるっぽい!」
金剛「おっと、sorry…」
夕立「加賀さんはどうなるっぽい?」
金剛「こっちもオーラがやばいネ、2人共怒鳴るより何も言わなくなるから余計怖いネ…あと加賀がキレたら艦載機の動きがすごいことになるネ」
夕立「ぽい?」
金剛「そう、あれはまさに某ガンダムが赤くなって動きが早くなるいわゆるトランザム…」
夕立「了解、トランザム!っぽい!」
金剛「あれに追われたら確実に死ぬネ、マジで怖い…」
夕立「2人共色々やばいっぽい…」
金剛「まぁそんな2人だから息も合うんでしょうネ」
夕立「以心伝心っぽい!」
夕立「じゃあ最後にシメの一言お願いするっぽい!」
金剛「末永く幸せに爆発しやがれちくしょおぉぉぉおお!」
夕立「キャラ崩壊っぽい!」
金剛「まぁ今のはさすがに冗談ネ…提督、加賀、応援してきた私達の為にも幸せになって下さいネ」
夕立「提督さんの幸せは私達の幸せっぽい!」
金剛「じゃ、会場にお返しするネー」
361: ◆and2h/yWHc 2015/06/20(土) 00:42:08.96 ID:Aza3ALdS0
〜サプライズ当日 結婚式場〜
大淀『以上!金剛さんと夕立さんのビデオメッセージでした!!』
加賀「金剛も言ってくれるわね…」
提督「全くだ…」
金剛「でも実際そうデショ?」
提督「自分でわかるものではないだろう…」
吹雪「実際あんな感じでしたよ?」
夕立「怖いけど見てみたいっぽい!」
加賀「…私もあんな感じなのかしら」
吹雪「はい、艦載機はトランザムしてましたよ?太陽炉積んでるんですか?」
加賀「そんなわけないじゃない…」
提督「ま、なんにせよありがとうな。金剛、夕立」
金剛「そう思うなら幸せになってくださいネ」
夕立「そうすれば私達も幸せっぽい!」
提督「全く…俺はいい仲間達に恵まれたなぁ…」
大淀『以上!金剛さんと夕立さんのビデオメッセージでした!!』
加賀「金剛も言ってくれるわね…」
提督「全くだ…」
金剛「でも実際そうデショ?」
提督「自分でわかるものではないだろう…」
吹雪「実際あんな感じでしたよ?」
夕立「怖いけど見てみたいっぽい!」
加賀「…私もあんな感じなのかしら」
吹雪「はい、艦載機はトランザムしてましたよ?太陽炉積んでるんですか?」
加賀「そんなわけないじゃない…」
提督「ま、なんにせよありがとうな。金剛、夕立」
金剛「そう思うなら幸せになってくださいネ」
夕立「そうすれば私達も幸せっぽい!」
提督「全く…俺はいい仲間達に恵まれたなぁ…」
371: ◆and2h/yWHc 2015/06/22(月) 01:09:05.55 ID:9arpTN530
☆きのこたけのこアルフォート☆
不知火「むぐ…やはりチョコならたけのこの里に限ります」
赤城「おや、不知火さんそれは?」
不知火「たけのこの里ですが?」
赤城「1つ頂けますか?」
不知火「ええ、どうぞ」
赤城「む…やはりたけのこの里も美味しいですがきのこの山の方が私は好きですね…」
不知火「そうなのですか?私は断然たけのこ派です」
赤城「たけのこも無論美味しいですがなんとも…食べ方が1つに限られるので」
不知火「食べ方が1つに限られる?」
赤城「ええ、きのこならあのサクサクの部分だけ先に食べてチョコだけの味を楽しんだり、逆にチョコを先に食べてサクサクを楽しんだり、一口で食べてしまったりと色々ありますよ!」
不知火「…なるほど」
赤城「食は楽しみです!」
不知火「きのこも美味しいですが、それでも私はたけのこの方がやはり好きですね」
赤城「確かにたけのこも美味しいですからねぇ…あのサクサクとチョコのベストマッチ、食べやすいあの形…」
不知火「ええ、たけのこの里を食べているときは至福の喜びを得られます…」
赤城「わかります…」
不知火「しかし陽炎型はきのこ派が多いのです…是非ともたけのこの良さをわかってもらいたい…」
赤城「確かに、たけのこの美味しさがわからないのは損していますね…」
不知火「ええ、だからこそたけのこの里を配って良さを伝えようかと…」
赤城「なるほど、だからそんなにいっぱいたけのこの里を持っているのですね」
不知火「むぐ…やはりチョコならたけのこの里に限ります」
赤城「おや、不知火さんそれは?」
不知火「たけのこの里ですが?」
赤城「1つ頂けますか?」
不知火「ええ、どうぞ」
赤城「む…やはりたけのこの里も美味しいですがきのこの山の方が私は好きですね…」
不知火「そうなのですか?私は断然たけのこ派です」
赤城「たけのこも無論美味しいですがなんとも…食べ方が1つに限られるので」
不知火「食べ方が1つに限られる?」
赤城「ええ、きのこならあのサクサクの部分だけ先に食べてチョコだけの味を楽しんだり、逆にチョコを先に食べてサクサクを楽しんだり、一口で食べてしまったりと色々ありますよ!」
不知火「…なるほど」
赤城「食は楽しみです!」
不知火「きのこも美味しいですが、それでも私はたけのこの方がやはり好きですね」
赤城「確かにたけのこも美味しいですからねぇ…あのサクサクとチョコのベストマッチ、食べやすいあの形…」
不知火「ええ、たけのこの里を食べているときは至福の喜びを得られます…」
赤城「わかります…」
不知火「しかし陽炎型はきのこ派が多いのです…是非ともたけのこの良さをわかってもらいたい…」
赤城「確かに、たけのこの美味しさがわからないのは損していますね…」
不知火「ええ、だからこそたけのこの里を配って良さを伝えようかと…」
赤城「なるほど、だからそんなにいっぱいたけのこの里を持っているのですね」
372: ◆and2h/yWHc 2015/06/22(月) 01:09:41.99 ID:9arpTN530
不知火「ええ。ところで他の人達はきのことたけのこ派、どっちなのでしょう」
赤城「そうですね…空母は割ときのこ派たけのこ派は半々ぐらいですね」
不知火「軽巡はたけのこ派が圧倒的だと聞きました」
赤城「戦艦はきのこ派が多いですよ」
不知火「駆逐艦もきのこ派が多いです…」
赤城「重巡はたけのこ派が多いようですよ?」
不知火「潜水艦もたけのこ派が多いと聞きました」
赤城「…提督はどっち派か知っていますか?」
不知火「いえ…」
赤城「…気になりますね」
不知火「…ええ」
提督「よう、不知火に赤城」
赤城「…噂をすればなんとやら、ですね」
不知火「司令、司令はたけのこの里ときのこの山、どっち派ですか?」
提督「チョコのきのこの山とたけのこの里か?」
赤城「ええ」
提督「そうだなぁ…俺はその2つよりもアルフォートが好きだな」
不知火「ぬい…?」
赤城「えぇ…」
提督「んじゃ、またな」
不知火「え、ええ」
赤城「はい…」
不知火「…アルフォート」
赤城「…最早きのこでもたけのこでもなかった」
不知火「…バレンタインにはビターチョコですかね」
赤城「…提督はそちらの方がすきだと思いますよ、コーヒーにも合いますし」
不知火「…頑張ってみます」
赤城「…ええ、頑張って」
青葉「たけのこ派ときのこ派にアルフォート派が参戦!?熱くなってきましたねぇ!!」
衣笠 (なんか納得行かないなぁ…)
赤城「そうですね…空母は割ときのこ派たけのこ派は半々ぐらいですね」
不知火「軽巡はたけのこ派が圧倒的だと聞きました」
赤城「戦艦はきのこ派が多いですよ」
不知火「駆逐艦もきのこ派が多いです…」
赤城「重巡はたけのこ派が多いようですよ?」
不知火「潜水艦もたけのこ派が多いと聞きました」
赤城「…提督はどっち派か知っていますか?」
不知火「いえ…」
赤城「…気になりますね」
不知火「…ええ」
提督「よう、不知火に赤城」
赤城「…噂をすればなんとやら、ですね」
不知火「司令、司令はたけのこの里ときのこの山、どっち派ですか?」
提督「チョコのきのこの山とたけのこの里か?」
赤城「ええ」
提督「そうだなぁ…俺はその2つよりもアルフォートが好きだな」
不知火「ぬい…?」
赤城「えぇ…」
提督「んじゃ、またな」
不知火「え、ええ」
赤城「はい…」
不知火「…アルフォート」
赤城「…最早きのこでもたけのこでもなかった」
不知火「…バレンタインにはビターチョコですかね」
赤城「…提督はそちらの方がすきだと思いますよ、コーヒーにも合いますし」
不知火「…頑張ってみます」
赤城「…ええ、頑張って」
青葉「たけのこ派ときのこ派にアルフォート派が参戦!?熱くなってきましたねぇ!!」
衣笠 (なんか納得行かないなぁ…)
380: ◆and2h/yWHc 2015/06/24(水) 00:52:42.41 ID:+rDAOA8o0
☆響という存在☆
ヴェールヌイ(以下ヴェル)「やぁ司令官」
提督「よう、響」
ヴェル「ヴェールヌイだよ」
提督「でも響だろう?」
ヴェル「まぁ、そうだけど」
提督「俺からしたらお前は響だよ」
ヴェル「そうかい…」
提督「まぁロシア語を流暢に話せるようになったらヴェールヌイと呼ぶかもな」
ヴェル「煙草、一本貰ってもいいかい?」
提督「葉巻は切らしてるぞ」
ヴェル「司令官のいつも吸っているのでいいよ」
提督「そうか、しかし煙草は体に良くないぞ?」
ヴェル「それはお互い様だろう?」
提督「まぁな。しかし響の容姿で吸っているのを見るとなぁ…」
ヴェル「と言っても戸籍上は20歳以上という事になっているからいいんだよ」
提督「そうは言ってもなぁ…」
ヴェル「まぁ、細かい事を気にしたら負けだよ」
提督「そんなもんかね…」
ヴェル「そんなもんだよ」
ヴェールヌイ(以下ヴェル)「やぁ司令官」
提督「よう、響」
ヴェル「ヴェールヌイだよ」
提督「でも響だろう?」
ヴェル「まぁ、そうだけど」
提督「俺からしたらお前は響だよ」
ヴェル「そうかい…」
提督「まぁロシア語を流暢に話せるようになったらヴェールヌイと呼ぶかもな」
ヴェル「煙草、一本貰ってもいいかい?」
提督「葉巻は切らしてるぞ」
ヴェル「司令官のいつも吸っているのでいいよ」
提督「そうか、しかし煙草は体に良くないぞ?」
ヴェル「それはお互い様だろう?」
提督「まぁな。しかし響の容姿で吸っているのを見るとなぁ…」
ヴェル「と言っても戸籍上は20歳以上という事になっているからいいんだよ」
提督「そうは言ってもなぁ…」
ヴェル「まぁ、細かい事を気にしたら負けだよ」
提督「そんなもんかね…」
ヴェル「そんなもんだよ」
381: ◆and2h/yWHc 2015/06/24(水) 00:53:54.03 ID:+rDAOA8o0
〜鎮守府裏口喫煙所〜
提督「…はぁ、この季節は雨が多くて憂鬱だな」
ヴェル「仕方ないじゃないか、梅雨だもの」
提督「そうは言ってもな、雨が降っていると視界がな…」
ヴェル「大丈夫さ、雨の中での戦闘の訓練も受けているし雨の時には基本的に出撃は控えているしね、誰かさんが」
提督「危険な事はできる限りさせたくないからな」
ヴェル「君らしいよ」
提督「…そっちは最近どうだ?」
ヴェル「特に変わったことは何もないよ。尊い日常だ」
提督「そうか、この日常が当たり前になればいいな」
ヴェル「君なら出来るさ。何と言っても私達の司令官だからね」
提督「…正直不安しかないよ。細心の注意は払っているがどうしても想定外の事は起こり得るからな」
ヴェル「その為の訓練だろう?神通の訓練はそう言う意味でも効果的だよ」
提督「あぁ、全くだ。訓練受けている間はキツイだろうが本当の効果は戦場に出て嫌と言うほどわかるだろう」
ヴェル「そうだね。神通の訓練は厳しい事で有名だけどそれは私達を思っての事だし何より神通から学んだことは全て実戦において重要だ」
提督「神通に訓練を任せて正解だな」
ヴェル「ああ」
提督「…ふぅ。ありがとうな、響」
ヴェル「いいんだよ。君だっていつも司令官ではいられないから、私の前と加賀の前ぐらいは力を抜いていいのさ。もっとも加賀の前なら違う力が入るかもしれないけどね」
提督「確かに、そうだな…」
ヴェル「なら私の前ぐらいは君でいていいんだよ、司令官じゃなくてもいいのさ」
提督「…助かるよ」
ヴェル「君も人だからね」
提督「全くだ。この際サイボーグにでもなれればいいんだがな」
ヴェル「夕張や明石あたりなら喜んで研究を始めそうだね」
提督「ああ、それもとびっきりの笑顔でな」
ヴェル「尚更質が悪い…」
提督「まぁ、趣味があるのはいいことだ。さて、休憩は終わりにするか」
ヴェル「私はもう少しここにいるよ」
提督「そうか、それじゃあお先に」
ヴェル「頑張れ、司令官」
提督「ああ」
提督「…はぁ、この季節は雨が多くて憂鬱だな」
ヴェル「仕方ないじゃないか、梅雨だもの」
提督「そうは言ってもな、雨が降っていると視界がな…」
ヴェル「大丈夫さ、雨の中での戦闘の訓練も受けているし雨の時には基本的に出撃は控えているしね、誰かさんが」
提督「危険な事はできる限りさせたくないからな」
ヴェル「君らしいよ」
提督「…そっちは最近どうだ?」
ヴェル「特に変わったことは何もないよ。尊い日常だ」
提督「そうか、この日常が当たり前になればいいな」
ヴェル「君なら出来るさ。何と言っても私達の司令官だからね」
提督「…正直不安しかないよ。細心の注意は払っているがどうしても想定外の事は起こり得るからな」
ヴェル「その為の訓練だろう?神通の訓練はそう言う意味でも効果的だよ」
提督「あぁ、全くだ。訓練受けている間はキツイだろうが本当の効果は戦場に出て嫌と言うほどわかるだろう」
ヴェル「そうだね。神通の訓練は厳しい事で有名だけどそれは私達を思っての事だし何より神通から学んだことは全て実戦において重要だ」
提督「神通に訓練を任せて正解だな」
ヴェル「ああ」
提督「…ふぅ。ありがとうな、響」
ヴェル「いいんだよ。君だっていつも司令官ではいられないから、私の前と加賀の前ぐらいは力を抜いていいのさ。もっとも加賀の前なら違う力が入るかもしれないけどね」
提督「確かに、そうだな…」
ヴェル「なら私の前ぐらいは君でいていいんだよ、司令官じゃなくてもいいのさ」
提督「…助かるよ」
ヴェル「君も人だからね」
提督「全くだ。この際サイボーグにでもなれればいいんだがな」
ヴェル「夕張や明石あたりなら喜んで研究を始めそうだね」
提督「ああ、それもとびっきりの笑顔でな」
ヴェル「尚更質が悪い…」
提督「まぁ、趣味があるのはいいことだ。さて、休憩は終わりにするか」
ヴェル「私はもう少しここにいるよ」
提督「そうか、それじゃあお先に」
ヴェル「頑張れ、司令官」
提督「ああ」
382: ◆and2h/yWHc 2015/06/24(水) 00:55:01.76 ID:+rDAOA8o0
ヴェル「司令官は行ったよ。そろそろ出てきたらどうかな、マックス」
マックス「気付いていたのね」
ヴェル「多分司令官も気づいていたよ」
マックス「でしょうね」
ヴェル「それで?どうしたんだい?」
マックス「…少し、羨ましいのよ」
ヴェル「私が?」
マックス「ええ」
ヴェル「そんなにいいものでもないよ」
マックス「わかってるつもりよ。でもそれでも羨ましいの」
ヴェル「…全く、君はどうなりたいんだい?」
マックス「彼からの信頼を勝ち取るのよ」
ヴェル「既にかなり信頼されていると思うけど?」
マックス「…確かに、そうだけれど。貴女程ではないわ」
ヴェル「確かにそうかもしれないね」
マックス「…着任してから長い方がやっぱり有利ね」
ヴェル「果たしてそうとも言えないよ」
マックス「そうかしら?」
ヴェル「ところで君は心の内は伝えないのかい?」
マックス「…伝えるつもりはないわ。彼は気付いてないだろうし、それならわざわざ伝えて困らせたくはないから」
ヴェル「ふぅん…まぁなんにせよ後悔しないようにね」
マックス「それは自分の経験からの忠告かしら?」
ヴェル「半分当たりで半分外れだね。確かに後悔をしていないと言えば嘘になるけど、それ以上に私は今が好きなんだよ」
マックス「ふぅん…」
ヴェル「君の決めたことに口を出すつもりなんて更々ないさ、でも後悔はしないようにね」
マックス「御忠告感謝するわ。私は私なりに後悔しない選択をするわ」
ヴェル「そう…ならいいんだ」
マックス「そろそろ私は失礼させてもらうわ」
ヴェル「ああ、じゃあまた」
マックス「ええ、いずれまた」
ヴェル「君は、司令官は私の気持ちなんかとうの昔からわかっているんだろう?…全く、難儀なものだよ」
マックス「気付いていたのね」
ヴェル「多分司令官も気づいていたよ」
マックス「でしょうね」
ヴェル「それで?どうしたんだい?」
マックス「…少し、羨ましいのよ」
ヴェル「私が?」
マックス「ええ」
ヴェル「そんなにいいものでもないよ」
マックス「わかってるつもりよ。でもそれでも羨ましいの」
ヴェル「…全く、君はどうなりたいんだい?」
マックス「彼からの信頼を勝ち取るのよ」
ヴェル「既にかなり信頼されていると思うけど?」
マックス「…確かに、そうだけれど。貴女程ではないわ」
ヴェル「確かにそうかもしれないね」
マックス「…着任してから長い方がやっぱり有利ね」
ヴェル「果たしてそうとも言えないよ」
マックス「そうかしら?」
ヴェル「ところで君は心の内は伝えないのかい?」
マックス「…伝えるつもりはないわ。彼は気付いてないだろうし、それならわざわざ伝えて困らせたくはないから」
ヴェル「ふぅん…まぁなんにせよ後悔しないようにね」
マックス「それは自分の経験からの忠告かしら?」
ヴェル「半分当たりで半分外れだね。確かに後悔をしていないと言えば嘘になるけど、それ以上に私は今が好きなんだよ」
マックス「ふぅん…」
ヴェル「君の決めたことに口を出すつもりなんて更々ないさ、でも後悔はしないようにね」
マックス「御忠告感謝するわ。私は私なりに後悔しない選択をするわ」
ヴェル「そう…ならいいんだ」
マックス「そろそろ私は失礼させてもらうわ」
ヴェル「ああ、じゃあまた」
マックス「ええ、いずれまた」
ヴェル「君は、司令官は私の気持ちなんかとうの昔からわかっているんだろう?…全く、難儀なものだよ」
388: ◆and2h/yWHc 2015/06/27(土) 00:29:20.00 ID:83PSrmRl0
☆深海と☆
〜海辺〜
提督「たまには散歩ってのも悪くないな…運動はしないとダメだしな…」
提督「煙草煙草…っと、ん?」
提督「…誰か倒れてる」
提督「大丈夫ですか?」
空母棲姫「ん…」
提督「おーい、大丈夫ですか?」
空母棲姫「…あ…っ」
提督「息はあるか、意識は…」
空母棲姫「…意識も、ある」
提督「そうか、よかった…」
空母棲姫「…すまない、助かったよ。ありがとう」
提督「どういたしま…!?」
空母棲姫「?」
提督「お前…空母棲姫か…!?」
空母棲姫「…その服に私の事を知っているとなればどこかの提督か」
提督「…ああ」
空母棲姫「…そんなに警戒するな。危害を与えるつもりはない」
提督「信じられるとでも?」
空母棲姫「…私が殺すつもりもう殺せている」
提督「…だからどうした」
空母棲姫「どうしても信じてもらえないか。どうすれば信じてもらえる?」
提督「…とりあえず艤装の展開を収納しろ」
空母棲姫「ん?あぁ、すまないがこれは収納出来ないんだ」
提督「…何故だ?他の姫級は艤装の展開収納が確認されているが」
空母棲姫「…実験の代償、と言ったところか」
提督「実験だと?」
空母棲姫「鬼級から姫級への転換実験だよ」
提督「…どういう事だ」
空母棲姫「ふむ、1から説明してもいいがまずはその銃は下ろしてもらいたい」
提督「…危害を加えるつもりはないんだな?」
空母棲姫「最初からそう言っている」
提督「…わかった」
空母棲姫「それと出来れば場所を変えたい。ここは深海棲艦に見つかる可能性があるからな」
提督「わかった。いい場所を知っているからそこへ移動しよう」
〜海辺〜
提督「たまには散歩ってのも悪くないな…運動はしないとダメだしな…」
提督「煙草煙草…っと、ん?」
提督「…誰か倒れてる」
提督「大丈夫ですか?」
空母棲姫「ん…」
提督「おーい、大丈夫ですか?」
空母棲姫「…あ…っ」
提督「息はあるか、意識は…」
空母棲姫「…意識も、ある」
提督「そうか、よかった…」
空母棲姫「…すまない、助かったよ。ありがとう」
提督「どういたしま…!?」
空母棲姫「?」
提督「お前…空母棲姫か…!?」
空母棲姫「…その服に私の事を知っているとなればどこかの提督か」
提督「…ああ」
空母棲姫「…そんなに警戒するな。危害を与えるつもりはない」
提督「信じられるとでも?」
空母棲姫「…私が殺すつもりもう殺せている」
提督「…だからどうした」
空母棲姫「どうしても信じてもらえないか。どうすれば信じてもらえる?」
提督「…とりあえず艤装の展開を収納しろ」
空母棲姫「ん?あぁ、すまないがこれは収納出来ないんだ」
提督「…何故だ?他の姫級は艤装の展開収納が確認されているが」
空母棲姫「…実験の代償、と言ったところか」
提督「実験だと?」
空母棲姫「鬼級から姫級への転換実験だよ」
提督「…どういう事だ」
空母棲姫「ふむ、1から説明してもいいがまずはその銃は下ろしてもらいたい」
提督「…危害を加えるつもりはないんだな?」
空母棲姫「最初からそう言っている」
提督「…わかった」
空母棲姫「それと出来れば場所を変えたい。ここは深海棲艦に見つかる可能性があるからな」
提督「わかった。いい場所を知っているからそこへ移動しよう」
389: ◆and2h/yWHc 2015/06/27(土) 00:30:27.39 ID:83PSrmRl0
〜プレハブ小屋〜
空母棲姫「ここは?」
提督「俺の資料部屋みたいなもんだよ。色々と艦娘に知られたくない資料もあるからここに集めている」
空母棲姫「なるほど、な」
提督「それで?話の続きは」
空母棲姫「まず深海棲艦の起源から話そう。お前達はどこまで知っている?」
提督「起源は不明と聞いているが」
空母棲姫「はっ…お前達の上層部はクズだな」
提督「それに関しては同意する。それで、起源は」
空母棲姫「人体実験だよ、人体実験」
提督「人体実験だと?」
空母棲姫「ああ、細かい経緯と内容は省くがその実験の被験者こそが最初の深海棲艦だ」
提督「…とんでもないな」
空母棲姫「そこで生まれたのが全ての深海棲艦の起源であり始まり。深海の主にして私達の提督だ」
提督「…やはり、深海側に提督がいたか」
空母棲姫「ああ、でないと統率の取れた行動は出来ないだろう?」
提督「確かにな」
空母棲姫「そして建造や開発の技術が生まれ、今に至る、だ」
提督「そして、鬼級から姫級への転換実験と言うのは?」
空母棲姫「そうだな。鬼級の深海棲艦を姫級へと転換させる実験だよ」
空母棲姫「ここは?」
提督「俺の資料部屋みたいなもんだよ。色々と艦娘に知られたくない資料もあるからここに集めている」
空母棲姫「なるほど、な」
提督「それで?話の続きは」
空母棲姫「まず深海棲艦の起源から話そう。お前達はどこまで知っている?」
提督「起源は不明と聞いているが」
空母棲姫「はっ…お前達の上層部はクズだな」
提督「それに関しては同意する。それで、起源は」
空母棲姫「人体実験だよ、人体実験」
提督「人体実験だと?」
空母棲姫「ああ、細かい経緯と内容は省くがその実験の被験者こそが最初の深海棲艦だ」
提督「…とんでもないな」
空母棲姫「そこで生まれたのが全ての深海棲艦の起源であり始まり。深海の主にして私達の提督だ」
提督「…やはり、深海側に提督がいたか」
空母棲姫「ああ、でないと統率の取れた行動は出来ないだろう?」
提督「確かにな」
空母棲姫「そして建造や開発の技術が生まれ、今に至る、だ」
提督「そして、鬼級から姫級への転換実験と言うのは?」
空母棲姫「そうだな。鬼級の深海棲艦を姫級へと転換させる実験だよ」
390: ◆and2h/yWHc 2015/06/27(土) 00:31:36.29 ID:83PSrmRl0
提督「深海棲艦は練度によって進化していくものではないのか?」
空母棲姫「基本的にはそうではない。ただし時に例外は出るがな」
提督「例外?」
空母棲姫「鬼級が姫級になることだ。これはかなり稀な事だが方法を確立すれば戦力増強に繋がるから必死になって研究を進めているよ」
提督「…なるほど」
空母棲姫「軽巡が雷巡にクラスアップすることはあるがな」
提督「それは存在するのか」
空母棲姫「艦娘もそうだろう?軽巡から雷巡になる事はあるが軽巡が重巡になる事はないだろう?」
提督「ふむ、確かにな」
空母棲姫「そう言う事だ。そしてその実験の被検体に私が選ばれ、命からがら逃げてきたってところだ」
提督「逃げてきた?」
空母棲姫「ああ。あんな無駄な実験で死にたくはないからな」
提督「…ほう」
空母棲姫「私も私で例外の存在、イレギュラーだ。こんなにも流暢に人の言葉を話し、提督の命に背いたのだからな」
提督「なるほどね」
空母棲姫「それで、だ。私を匿ってくれないか?」
提督「…メリットは」
空母棲姫「私という戦力が加わる。どうだ、悪くないだろう?」
提督「戦場に出ると?」
空母棲姫「ああ、戦場まで出よう。私という存在は秘密兵器になり得る。それは人に対してもな」
提督「まだ奴らとドンパチやる気はない」
空母棲姫「だとしても、来る日の為に準備するのは当たり前の事だろう?その準備に秘密兵器が1つ増えるだけだ」
提督「しかし…」
空母棲姫「艦娘達とは無論仲良くやろう。むしろ私は仲良くなりたい」
提督「…はぁ、わかった。飲もうじゃないかその条件」
空母棲姫「助かるよ、提督」
提督「そう呼ぶのか」
空母棲姫「リクエストがあればそっちの方も検討するが?」
提督「いや、いい」
空母棲姫「ならいい」
提督 (ああ、どうしよう…加賀や吹雪に何言われるかわからん…)
空母棲姫「そう気負うな、何かあれば私がなんとかする」
提督「頼もしいことでどうも…」
空母棲姫「これもお礼の1つだ、気にするな」
提督 (何故かわからないがこいつはひと目見てから信頼できると思った。それに、これが戦況をもしひっくり返せたなら…あいつらに、平和な日常だって与えてやれる。だから…)
空母棲姫「そう難しい顔をするな」
提督「…あぁ、すまん」
空母棲姫「どうせなんだかんだ言いつつも受け入れてくれるだろう」
提督「何故そう思う?」
空母棲姫「提督の艦娘だからだ」
提督「…そうならいいけど。さぁ、もう少しで鎮守府だ。覚悟しろよ」
空母棲姫「提督もな」
空母棲姫「基本的にはそうではない。ただし時に例外は出るがな」
提督「例外?」
空母棲姫「鬼級が姫級になることだ。これはかなり稀な事だが方法を確立すれば戦力増強に繋がるから必死になって研究を進めているよ」
提督「…なるほど」
空母棲姫「軽巡が雷巡にクラスアップすることはあるがな」
提督「それは存在するのか」
空母棲姫「艦娘もそうだろう?軽巡から雷巡になる事はあるが軽巡が重巡になる事はないだろう?」
提督「ふむ、確かにな」
空母棲姫「そう言う事だ。そしてその実験の被検体に私が選ばれ、命からがら逃げてきたってところだ」
提督「逃げてきた?」
空母棲姫「ああ。あんな無駄な実験で死にたくはないからな」
提督「…ほう」
空母棲姫「私も私で例外の存在、イレギュラーだ。こんなにも流暢に人の言葉を話し、提督の命に背いたのだからな」
提督「なるほどね」
空母棲姫「それで、だ。私を匿ってくれないか?」
提督「…メリットは」
空母棲姫「私という戦力が加わる。どうだ、悪くないだろう?」
提督「戦場に出ると?」
空母棲姫「ああ、戦場まで出よう。私という存在は秘密兵器になり得る。それは人に対してもな」
提督「まだ奴らとドンパチやる気はない」
空母棲姫「だとしても、来る日の為に準備するのは当たり前の事だろう?その準備に秘密兵器が1つ増えるだけだ」
提督「しかし…」
空母棲姫「艦娘達とは無論仲良くやろう。むしろ私は仲良くなりたい」
提督「…はぁ、わかった。飲もうじゃないかその条件」
空母棲姫「助かるよ、提督」
提督「そう呼ぶのか」
空母棲姫「リクエストがあればそっちの方も検討するが?」
提督「いや、いい」
空母棲姫「ならいい」
提督 (ああ、どうしよう…加賀や吹雪に何言われるかわからん…)
空母棲姫「そう気負うな、何かあれば私がなんとかする」
提督「頼もしいことでどうも…」
空母棲姫「これもお礼の1つだ、気にするな」
提督 (何故かわからないがこいつはひと目見てから信頼できると思った。それに、これが戦況をもしひっくり返せたなら…あいつらに、平和な日常だって与えてやれる。だから…)
空母棲姫「そう難しい顔をするな」
提督「…あぁ、すまん」
空母棲姫「どうせなんだかんだ言いつつも受け入れてくれるだろう」
提督「何故そう思う?」
空母棲姫「提督の艦娘だからだ」
提督「…そうならいいけど。さぁ、もう少しで鎮守府だ。覚悟しろよ」
空母棲姫「提督もな」
394: ◆and2h/yWHc 2015/06/29(月) 00:45:55.64 ID:RyToNmWs0
☆空母お姉さん☆
提督「えー…新しく仲間になった、空母棲姫です。あー、その、仲良くしてやってくれ」
空母棲姫「どうも、空母棲姫です。仲良くお願いします」
瑞鶴「なっ…なんなのよこれ!?」
提督「…俺にもわからん」
翔鶴「提督!これは深海棲艦なんですよ?」
提督「わかってるよ…」
空母棲姫「まぁ私は危害を加えるつもりはない。やるならもう今までに半分は殺れているだろうし」
瑞鶴「なっ…」
提督「…まぁ、困惑はわかる。わかるがこれは夢でもなんでもないんだ」
加賀「…これは提督が決めたことですか?」
提督「ああ、空母棲姫の話を聞いて俺が決めたことだ」
加賀「そう、なら私はいいわ。よろしく、空母棲姫さん」
空母棲姫「ふむ…よろしく頼む。加賀」
吹雪「私も特に異論はないです。司令官が決めたことですし」
瑞鶴「ちょっと!吹雪に加賀さん!」
吹雪「瑞鶴さん、どれだけ私達が何を言っても司令官は聞きませんよ?」
瑞鶴「でも!」
翔鶴「あら、空母棲姫さん髪お綺麗ですね」
空母棲姫「そうか?だが翔鶴には及ばないよ」
翔鶴「あらあら、お上手ですね」
空母棲姫「本音だよ」
瑞鶴「ちょっとそこ!打ち解けないで!」
長門「まぁまぁ瑞鶴、少し落ち着け」
瑞鶴「なんでみんなそんなに落ち着いてるの!?」
提督「えー…新しく仲間になった、空母棲姫です。あー、その、仲良くしてやってくれ」
空母棲姫「どうも、空母棲姫です。仲良くお願いします」
瑞鶴「なっ…なんなのよこれ!?」
提督「…俺にもわからん」
翔鶴「提督!これは深海棲艦なんですよ?」
提督「わかってるよ…」
空母棲姫「まぁ私は危害を加えるつもりはない。やるならもう今までに半分は殺れているだろうし」
瑞鶴「なっ…」
提督「…まぁ、困惑はわかる。わかるがこれは夢でもなんでもないんだ」
加賀「…これは提督が決めたことですか?」
提督「ああ、空母棲姫の話を聞いて俺が決めたことだ」
加賀「そう、なら私はいいわ。よろしく、空母棲姫さん」
空母棲姫「ふむ…よろしく頼む。加賀」
吹雪「私も特に異論はないです。司令官が決めたことですし」
瑞鶴「ちょっと!吹雪に加賀さん!」
吹雪「瑞鶴さん、どれだけ私達が何を言っても司令官は聞きませんよ?」
瑞鶴「でも!」
翔鶴「あら、空母棲姫さん髪お綺麗ですね」
空母棲姫「そうか?だが翔鶴には及ばないよ」
翔鶴「あらあら、お上手ですね」
空母棲姫「本音だよ」
瑞鶴「ちょっとそこ!打ち解けないで!」
長門「まぁまぁ瑞鶴、少し落ち着け」
瑞鶴「なんでみんなそんなに落ち着いてるの!?」
395: ◆and2h/yWHc 2015/06/29(月) 00:47:10.58 ID:RyToNmWs0
陸奥「だって、提督だしねぇ?」
山城「そうね…」
北上「まぁ、提督に慣れてないんだろうねぇ。瑞鶴含め最近来た子は」
金剛「そうですネー、私達はもう慣れましたからネ」
瑞鶴「えぇ…」
提督「あー…まぁ瑞鶴、話の詳細は後で俺の私室ででも話そう。とりあえず今は…」
空母棲姫「私は瑞鶴とも仲良くやりたい。私は深海棲艦だが、イレギュラーだ。深海棲艦にあって深海棲艦にあらず、と言ったところか」
瑞鶴「あんたがイレギュラーってことぐらいこの状況見ればわかるわよ…」
空母棲姫「ならばイレギュラーと言うことでなんとか納得してくれ。繰り返し言うが私は危害を加えるつもりはないし、寧ろ協力しよう」
瑞鶴「うー…」
翔鶴「瑞鶴、空母棲姫さんの目を見てみて」
瑞鶴「え?なんで?」
翔鶴「いいから」
瑞鶴「…わかりましたー」
空母棲姫「…あの、そんなに見つめられると照れる」
瑞鶴「だー!もう!わかったわよ!この人を信じる!提督を信じる!」
空母棲姫「ありがとう、瑞鶴」
瑞鶴「お礼なんかいいわよ」
提督「あー、他に異論がある人はいるか?」
吹雪「みんな異論無しでーす」
提督「んじゃあ空母棲姫と仲良くやってくれ。色々わからない事が多いと思うからサポートはよろしく頼む」
空母棲姫「よろしくお願いする」
提督「第一艦隊第二艦隊はこの後会議室に集合だ、以上!解散!」
空母棲姫「…仲良くやれるかなぁ」
提督「お前なら大丈夫だろう。何と言ってもここは俺の鎮守府だからな」
空母棲姫「ふ…そうだな」
山城「そうね…」
北上「まぁ、提督に慣れてないんだろうねぇ。瑞鶴含め最近来た子は」
金剛「そうですネー、私達はもう慣れましたからネ」
瑞鶴「えぇ…」
提督「あー…まぁ瑞鶴、話の詳細は後で俺の私室ででも話そう。とりあえず今は…」
空母棲姫「私は瑞鶴とも仲良くやりたい。私は深海棲艦だが、イレギュラーだ。深海棲艦にあって深海棲艦にあらず、と言ったところか」
瑞鶴「あんたがイレギュラーってことぐらいこの状況見ればわかるわよ…」
空母棲姫「ならばイレギュラーと言うことでなんとか納得してくれ。繰り返し言うが私は危害を加えるつもりはないし、寧ろ協力しよう」
瑞鶴「うー…」
翔鶴「瑞鶴、空母棲姫さんの目を見てみて」
瑞鶴「え?なんで?」
翔鶴「いいから」
瑞鶴「…わかりましたー」
空母棲姫「…あの、そんなに見つめられると照れる」
瑞鶴「だー!もう!わかったわよ!この人を信じる!提督を信じる!」
空母棲姫「ありがとう、瑞鶴」
瑞鶴「お礼なんかいいわよ」
提督「あー、他に異論がある人はいるか?」
吹雪「みんな異論無しでーす」
提督「んじゃあ空母棲姫と仲良くやってくれ。色々わからない事が多いと思うからサポートはよろしく頼む」
空母棲姫「よろしくお願いする」
提督「第一艦隊第二艦隊はこの後会議室に集合だ、以上!解散!」
空母棲姫「…仲良くやれるかなぁ」
提督「お前なら大丈夫だろう。何と言ってもここは俺の鎮守府だからな」
空母棲姫「ふ…そうだな」
400: ◆and2h/yWHc 2015/07/01(水) 00:26:56.93 ID:TuAP0o3d0
☆加賀と空母棲姫☆
加賀「空母棲姫さん」
空母棲姫「ん、加賀か」
加賀「お茶でも一緒に如何かしら」
空母棲姫「ありがたくいただこう」
加賀「私の部屋でいいかしら?」
空母棲姫「ああ」
〜加賀私室〜
加賀「どうぞ」
空母棲姫「お前には私室があるんだな」
加賀「ええ、まぁ」
空母棲姫「秘書艦になっている事が多いから、と言ったところか」
加賀「ええ、その通りよ」
空母棲姫「大変だからな、秘書艦というものは」
加賀「紅茶と緑茶とコーヒー、どれがいいかしら」
空母棲姫「そうだな、コーヒーをいただこう」
加賀「わかったわ。ところで、貴女、秘書艦をした事があるの?」
空母棲姫「ん?ああ、あるよ。深海棲艦になってから、艦娘だったころにな」
加賀「艦娘だった頃?」
空母棲姫「ああ、記憶は曖昧だがな。私が艦娘だった事、秘書艦と第一艦隊旗艦を務めていたことは覚えている」
加賀「なるほどね。貴女は艦娘だったの」
空母棲姫「ああ、その中でもイレギュラー。鬼から姫へと成った存在だよ」
加賀「それで実験材料として解剖されそうだったから逃げてきた、と」
空母棲姫「その通りだ。あんな事で死ぬ訳にはいかないのでな」
加賀「死ぬ事を恐れる深海棲艦、ね」
空母棲姫「だから言っただろう。イレギュラーだと」
加賀「そうだったわね」
空母棲姫「それに、私はやらねばならないこともある」
加賀「それは?」
空母棲姫「軍の上層部を潰す」
加賀「随分物騒な話ね」
空母棲姫「まぁな。しかし艦娘が深海棲艦に堕ちるのは沈む時に大きな後悔や恨みがある者だけだからな」
加賀「空母棲姫さん」
空母棲姫「ん、加賀か」
加賀「お茶でも一緒に如何かしら」
空母棲姫「ありがたくいただこう」
加賀「私の部屋でいいかしら?」
空母棲姫「ああ」
〜加賀私室〜
加賀「どうぞ」
空母棲姫「お前には私室があるんだな」
加賀「ええ、まぁ」
空母棲姫「秘書艦になっている事が多いから、と言ったところか」
加賀「ええ、その通りよ」
空母棲姫「大変だからな、秘書艦というものは」
加賀「紅茶と緑茶とコーヒー、どれがいいかしら」
空母棲姫「そうだな、コーヒーをいただこう」
加賀「わかったわ。ところで、貴女、秘書艦をした事があるの?」
空母棲姫「ん?ああ、あるよ。深海棲艦になってから、艦娘だったころにな」
加賀「艦娘だった頃?」
空母棲姫「ああ、記憶は曖昧だがな。私が艦娘だった事、秘書艦と第一艦隊旗艦を務めていたことは覚えている」
加賀「なるほどね。貴女は艦娘だったの」
空母棲姫「ああ、その中でもイレギュラー。鬼から姫へと成った存在だよ」
加賀「それで実験材料として解剖されそうだったから逃げてきた、と」
空母棲姫「その通りだ。あんな事で死ぬ訳にはいかないのでな」
加賀「死ぬ事を恐れる深海棲艦、ね」
空母棲姫「だから言っただろう。イレギュラーだと」
加賀「そうだったわね」
空母棲姫「それに、私はやらねばならないこともある」
加賀「それは?」
空母棲姫「軍の上層部を潰す」
加賀「随分物騒な話ね」
空母棲姫「まぁな。しかし艦娘が深海棲艦に堕ちるのは沈む時に大きな後悔や恨みがある者だけだからな」
401: ◆and2h/yWHc 2015/07/01(水) 00:27:25.24 ID:TuAP0o3d0
加賀「なるほど」
空母棲姫「私は仲間に恵まれていたよ、提督にも。そして今ここでも。恵まれなかったのは上層部さ」
加賀「…そう」
空母棲姫「さて、私の話はここまでにしよう。次は加賀の話を聞かせて欲しい」
加賀「どんな話がいいかしら?」
空母棲姫「そうだな、提督の事をどう思ってるか」
加賀「いきなりね…」
空母棲姫「回りくどいのは苦手でな」
加賀「まぁいいわ。提督は、優しいわ」
空母棲姫「そうだな。それは私でもわかる」
加賀「ええ、みんなが分かるほどに、優しい。いえ、優しすぎるかしら」
空母棲姫「嫉妬か?」
加賀「…それも少しはあるわ。それよりも提督は優しすぎるから自分に優しくできない癖があるの」
空母棲姫「ほう?」
加賀「艤装なんて与えようものなら私達を放って出撃すると思うわ」
空母棲姫「人間用の艤装が無いのは救いだったか?」
加賀「ええ、ある意味ね」
空母棲姫「優しすぎるというのも考えものだな」
加賀「全くね」
空母棲姫「提督は誰よりも平和を願っている。艦娘の為に。そうだろう?」
加賀「ええ、そうね」
空母棲姫「…私の提督と同じだよ。そんな人こそ早く死ぬ。いや、殺される」
加賀「…どういう事?」
空母棲姫「私の提督は上層部に殺された。仲間達も。私も。上層部には戦争を続けたい奴がいるのさ」
加賀「……そんな」
空母棲姫「事実だよ。だが、次は私は守るぞ。提督を、仲間達を、私自身を」
加賀「待って。貴女は何を知っているの?軍の、大本営の」
空母棲姫「…さぁ、なんだろうな?」
加賀「とぼけないで」
空母棲姫「少なくともお前に話せる内容ではないよ」
加賀「…理由を聞いても?」
空母棲姫「聞けばお前はすぐに大本営に向かうだろう。提督はそれを止めようと付いていく。そして提督はお前を庇って死ぬ」
加賀「…そう」
空母棲姫「聞かない方がいい事もある。これはその内の一つだ。わかったか?」
加賀「…わかったわ」
空母棲姫「わかったならこの話は忘れておけ。口を滑らせて悪かったな」
加賀「いいのよ」
空母棲姫「コーヒー、美味かったぞ。またご馳走してくれ」
加賀「ええ、是非」
空母棲姫「またな」
加賀 (提督は、上層部の事は知っているのかしら。…知っているなら、動くわね)
加賀 (私を置いていくなんて、随分と私の事を信頼してないのね。でも、提督らしいわ)
空母棲姫「私は仲間に恵まれていたよ、提督にも。そして今ここでも。恵まれなかったのは上層部さ」
加賀「…そう」
空母棲姫「さて、私の話はここまでにしよう。次は加賀の話を聞かせて欲しい」
加賀「どんな話がいいかしら?」
空母棲姫「そうだな、提督の事をどう思ってるか」
加賀「いきなりね…」
空母棲姫「回りくどいのは苦手でな」
加賀「まぁいいわ。提督は、優しいわ」
空母棲姫「そうだな。それは私でもわかる」
加賀「ええ、みんなが分かるほどに、優しい。いえ、優しすぎるかしら」
空母棲姫「嫉妬か?」
加賀「…それも少しはあるわ。それよりも提督は優しすぎるから自分に優しくできない癖があるの」
空母棲姫「ほう?」
加賀「艤装なんて与えようものなら私達を放って出撃すると思うわ」
空母棲姫「人間用の艤装が無いのは救いだったか?」
加賀「ええ、ある意味ね」
空母棲姫「優しすぎるというのも考えものだな」
加賀「全くね」
空母棲姫「提督は誰よりも平和を願っている。艦娘の為に。そうだろう?」
加賀「ええ、そうね」
空母棲姫「…私の提督と同じだよ。そんな人こそ早く死ぬ。いや、殺される」
加賀「…どういう事?」
空母棲姫「私の提督は上層部に殺された。仲間達も。私も。上層部には戦争を続けたい奴がいるのさ」
加賀「……そんな」
空母棲姫「事実だよ。だが、次は私は守るぞ。提督を、仲間達を、私自身を」
加賀「待って。貴女は何を知っているの?軍の、大本営の」
空母棲姫「…さぁ、なんだろうな?」
加賀「とぼけないで」
空母棲姫「少なくともお前に話せる内容ではないよ」
加賀「…理由を聞いても?」
空母棲姫「聞けばお前はすぐに大本営に向かうだろう。提督はそれを止めようと付いていく。そして提督はお前を庇って死ぬ」
加賀「…そう」
空母棲姫「聞かない方がいい事もある。これはその内の一つだ。わかったか?」
加賀「…わかったわ」
空母棲姫「わかったならこの話は忘れておけ。口を滑らせて悪かったな」
加賀「いいのよ」
空母棲姫「コーヒー、美味かったぞ。またご馳走してくれ」
加賀「ええ、是非」
空母棲姫「またな」
加賀 (提督は、上層部の事は知っているのかしら。…知っているなら、動くわね)
加賀 (私を置いていくなんて、随分と私の事を信頼してないのね。でも、提督らしいわ)
405: ◆and2h/yWHc 2015/07/04(土) 00:23:56.22 ID:cdQOrIe10
☆提督と空母棲姫☆
提督「紅茶と緑茶とコーヒー、どれがいい?」
空母棲姫「コーヒーを」
提督「了解」
空母棲姫「あー、その。上層部の話を少し加賀にしてしまった」
提督「…どの程度だ?」
空母棲姫「上層部には戦争を辞めたくない奴らがいるとだけ」
提督「全く…あまり口を滑らせないでくれ」
空母棲姫「すまない、つい…」
提督「まぁいいさ。ところでどうだ?ここは」
空母棲姫「いいところだよ。瑞鶴も最初は反対していたが今は仲良くしてくれている。他のみんなもそうだ」
提督「そうか、それならいいんだ」
空母棲姫「束の間の平和、だな」
提督「そうだな。深海棲艦の脅威を退け、腐った上層部を掃除するまではな」
空母棲姫「…上層部を潰すのはいつにする?」
提督「もう少し後にしよう」
空母棲姫「やるならば早い方がいい。遅くなればなるほど情報漏洩の可能性は高くなる」
提督「そうだな、だがまだ今じゃない。今じゃないんだよ」
空母棲姫「…提督がそういうのならそれに従うよ。何か考えがあってのことだろう?」
提督「もちろん」
空母棲姫「そうか、それならいい」
提督「具体的に時期を提示するなら次の大規模合同作戦後だ」
空母棲姫「…ほう?」
提督「作戦も終了し疲弊しているところを奇襲する。大規模合同作戦となれば奴らも前線基地に出てこなければいかんからな。その時を狙う」
空母棲姫「あくまで流れ弾に見せかけて、か」
提督「その通り。だからお前が作戦の要だ」
提督「紅茶と緑茶とコーヒー、どれがいい?」
空母棲姫「コーヒーを」
提督「了解」
空母棲姫「あー、その。上層部の話を少し加賀にしてしまった」
提督「…どの程度だ?」
空母棲姫「上層部には戦争を辞めたくない奴らがいるとだけ」
提督「全く…あまり口を滑らせないでくれ」
空母棲姫「すまない、つい…」
提督「まぁいいさ。ところでどうだ?ここは」
空母棲姫「いいところだよ。瑞鶴も最初は反対していたが今は仲良くしてくれている。他のみんなもそうだ」
提督「そうか、それならいいんだ」
空母棲姫「束の間の平和、だな」
提督「そうだな。深海棲艦の脅威を退け、腐った上層部を掃除するまではな」
空母棲姫「…上層部を潰すのはいつにする?」
提督「もう少し後にしよう」
空母棲姫「やるならば早い方がいい。遅くなればなるほど情報漏洩の可能性は高くなる」
提督「そうだな、だがまだ今じゃない。今じゃないんだよ」
空母棲姫「…提督がそういうのならそれに従うよ。何か考えがあってのことだろう?」
提督「もちろん」
空母棲姫「そうか、それならいい」
提督「具体的に時期を提示するなら次の大規模合同作戦後だ」
空母棲姫「…ほう?」
提督「作戦も終了し疲弊しているところを奇襲する。大規模合同作戦となれば奴らも前線基地に出てこなければいかんからな。その時を狙う」
空母棲姫「あくまで流れ弾に見せかけて、か」
提督「その通り。だからお前が作戦の要だ」
406: ◆and2h/yWHc 2015/07/04(土) 00:26:33.45 ID:cdQOrIe10
空母棲姫「しかしその場合その大規模合同作戦には参加できないぞ」
提督「そこは俺達が凌ぐさ、今迄通り、何も変わらず」
空母棲姫「そうか、ではそれまでは私は極秘機密ということだな」
提督「その通り」
空母棲姫「今後派手な行動は控えよう」
提督「ああ、頼むよ」
空母棲姫「しかし、コーヒー美味いな。やはりインスタントとは違うな」
提督「ああ、丁度今は時間あるしな。久しぶりに豆から挽いてみたよ」
空母棲姫「はぁ…煙草一本貰えるか?」
提督「煙草吸うのか」
空母棲姫「あぁ、まぁな。艦娘だった頃に吸っていた思い出がある。無論深海には煙草という品物はなかったがな」
提督「まぁ、そうだろうな。パーラメントしかないがいいか?」
空母棲姫「あぁ、私は銘柄にはこだわらない主義でね」
提督「そうか、ならいい。ほら、パーラメント」
空母棲姫「パーラメントは初めて…だと思う」
提督「いつもは何を吸ってたんだ?」
空母棲姫「確かラッキーストライクだったな」
提督「はー、ラッキーストライクねぇ…」
空母棲姫「シガーキスってのをやってみるか?」
提督「いや、遠慮しとくよ。もし加賀に見られでもしたならどうなるかわかったもんじゃない」
空母棲姫「案外かわいい反応を見せてくれると思うがな」
提督「さぁ、どうなることやらね」
空母棲姫「ライター貸してくれ」
提督「はいよ」
空母棲姫「ありがとう」
提督「…ま、束の間の平和かもしれんが、平和は平和だ。楽しんでくれ」
空母棲姫「あぁ、そうさせてもらうよ。煙草とコーヒーご馳走様。またな」
提督「ああ、またな」
提督「そこは俺達が凌ぐさ、今迄通り、何も変わらず」
空母棲姫「そうか、ではそれまでは私は極秘機密ということだな」
提督「その通り」
空母棲姫「今後派手な行動は控えよう」
提督「ああ、頼むよ」
空母棲姫「しかし、コーヒー美味いな。やはりインスタントとは違うな」
提督「ああ、丁度今は時間あるしな。久しぶりに豆から挽いてみたよ」
空母棲姫「はぁ…煙草一本貰えるか?」
提督「煙草吸うのか」
空母棲姫「あぁ、まぁな。艦娘だった頃に吸っていた思い出がある。無論深海には煙草という品物はなかったがな」
提督「まぁ、そうだろうな。パーラメントしかないがいいか?」
空母棲姫「あぁ、私は銘柄にはこだわらない主義でね」
提督「そうか、ならいい。ほら、パーラメント」
空母棲姫「パーラメントは初めて…だと思う」
提督「いつもは何を吸ってたんだ?」
空母棲姫「確かラッキーストライクだったな」
提督「はー、ラッキーストライクねぇ…」
空母棲姫「シガーキスってのをやってみるか?」
提督「いや、遠慮しとくよ。もし加賀に見られでもしたならどうなるかわかったもんじゃない」
空母棲姫「案外かわいい反応を見せてくれると思うがな」
提督「さぁ、どうなることやらね」
空母棲姫「ライター貸してくれ」
提督「はいよ」
空母棲姫「ありがとう」
提督「…ま、束の間の平和かもしれんが、平和は平和だ。楽しんでくれ」
空母棲姫「あぁ、そうさせてもらうよ。煙草とコーヒーご馳走様。またな」
提督「ああ、またな」
412: ◆and2h/yWHc 2015/07/07(火) 00:44:10.21 ID:2/ZaPCKG0
☆比叡と鳳翔☆
比叡「ひえぇ…私が鳳翔さんに料理をですか?」
鳳翔「はい。恥ずかしながら私、和食以外作れないのでこの機に洋食も作れるようになろうかと…」
比叡「料理の師匠に料理を教える時が来るとは思っても見ませんでしたが…師匠の頼みとあらば!気合い!入れて!いきます!」
鳳翔「ありがとうございます、比叡さん」
比叡「いえいえ、こちらこそ!」
〜厨房〜
比叡「じゃあ今日はビーフシチューを作りましょう!」
鳳翔「はい、よろしくお願いします」
比叡「まずは、ボールにワインと牛肉を入れてラップをかけて一晩寝かせます!これは私が今日作ろうと思って昨日からやっていました!あ、つけ汁は捨てずに取っておいてくださいね!」
鳳翔「はい、わかりました」
比叡「次は下ごしらえです!玉ねぎは薄切りに、人参は皮をむいて食べやすい大きさにカットです!じゃがいもも同じ様に切って水にさらしておいてください」
鳳翔「なるほど」
比叡「次にブロッコリーを小房に分けてラップに包んでください!それを600Wのレンジで3分ほどチンしてください!」
鳳翔「ブロッコリーですか…」
比叡「玉ねぎを炒めていきます!先ほど切った玉ねぎをサラダ油を引いたフライパンでキツネ色になるまで炒めます!」
比叡「そして次に最初に寝かしていた牛肉を炒めます!フライパンにバターを加えて炒めましょう!牛肉に火が通ったら鍋に移してくださいね!」
鳳翔「なるほど1度炒めてからですか…」
比叡「次に煮ていきます!つけ汁、水、固形スープの素を加えて強火にかけてください!沸騰したら弱火にして灰汁を取って、蓋をしてから30分程煮ましょう!」
比叡「そして人参を加えてまた30分程煮ます!」
比叡「さらにまた水にさらしたじゃがいもを加えて10分程煮ましょう!」
比叡「最後にデミグラスソースを加えて、なじませるために15分程時々混ぜながら煮ましょう!」
鳳翔「なるほど…」
比叡「そして最後に塩、コショウで味を整えて、器に盛って完成です!ブロッコリーを添えて、生クリームも好みでつけてもらってお召し上がりください!」
鳳翔「なるほど…それ以外に何かコツはありますか?」
比叡「そうですねぇ…牛肉は赤ワインに漬けるのが一番いいですね。お肉がトロトロになって絶品です!漬ける時間がない時でも最低2時間は漬けるようにするといいです!」
鳳翔「赤ワイン、ですね。ありがとうございました比叡さん」
比叡「いえいえ、鳳翔さんの頼みですから!次は私に和食を教えてくださいね!」
鳳翔「ええ、喜んで」
比叡「ひえぇ…私が鳳翔さんに料理をですか?」
鳳翔「はい。恥ずかしながら私、和食以外作れないのでこの機に洋食も作れるようになろうかと…」
比叡「料理の師匠に料理を教える時が来るとは思っても見ませんでしたが…師匠の頼みとあらば!気合い!入れて!いきます!」
鳳翔「ありがとうございます、比叡さん」
比叡「いえいえ、こちらこそ!」
〜厨房〜
比叡「じゃあ今日はビーフシチューを作りましょう!」
鳳翔「はい、よろしくお願いします」
比叡「まずは、ボールにワインと牛肉を入れてラップをかけて一晩寝かせます!これは私が今日作ろうと思って昨日からやっていました!あ、つけ汁は捨てずに取っておいてくださいね!」
鳳翔「はい、わかりました」
比叡「次は下ごしらえです!玉ねぎは薄切りに、人参は皮をむいて食べやすい大きさにカットです!じゃがいもも同じ様に切って水にさらしておいてください」
鳳翔「なるほど」
比叡「次にブロッコリーを小房に分けてラップに包んでください!それを600Wのレンジで3分ほどチンしてください!」
鳳翔「ブロッコリーですか…」
比叡「玉ねぎを炒めていきます!先ほど切った玉ねぎをサラダ油を引いたフライパンでキツネ色になるまで炒めます!」
比叡「そして次に最初に寝かしていた牛肉を炒めます!フライパンにバターを加えて炒めましょう!牛肉に火が通ったら鍋に移してくださいね!」
鳳翔「なるほど1度炒めてからですか…」
比叡「次に煮ていきます!つけ汁、水、固形スープの素を加えて強火にかけてください!沸騰したら弱火にして灰汁を取って、蓋をしてから30分程煮ましょう!」
比叡「そして人参を加えてまた30分程煮ます!」
比叡「さらにまた水にさらしたじゃがいもを加えて10分程煮ましょう!」
比叡「最後にデミグラスソースを加えて、なじませるために15分程時々混ぜながら煮ましょう!」
鳳翔「なるほど…」
比叡「そして最後に塩、コショウで味を整えて、器に盛って完成です!ブロッコリーを添えて、生クリームも好みでつけてもらってお召し上がりください!」
鳳翔「なるほど…それ以外に何かコツはありますか?」
比叡「そうですねぇ…牛肉は赤ワインに漬けるのが一番いいですね。お肉がトロトロになって絶品です!漬ける時間がない時でも最低2時間は漬けるようにするといいです!」
鳳翔「赤ワイン、ですね。ありがとうございました比叡さん」
比叡「いえいえ、鳳翔さんの頼みですから!次は私に和食を教えてくださいね!」
鳳翔「ええ、喜んで」
413: ◆and2h/yWHc 2015/07/07(火) 00:44:56.36 ID:2/ZaPCKG0
〜執務室〜
提督「このシチュー美味いな…」
比叡「でしょう!鳳翔さんとつくったんですよ!」
提督「比叡も進歩したな…いや、これは進化と言うべきか…」
鳳翔「ええ…料理を練習させてよかったですね…」
提督「…あぁ、全くだ」
比叡「…自分でもそう思いますよ」
提督「ま、なにはともあれ美味いよ。さすが比叡に鳳翔だ」
比叡「ありがとうございます!司令!」
鳳翔「ありがとうございます、提督」
提督「お前達に料理を習いたいって奴は結構いるからな、暇があるときにでも色々と教えてやってくれ」
比叡「はい!気合い!入れて!いきます!」
鳳翔「私はいつでも教えられますよ。ね、加賀」
加賀「…是非お願いします、鳳翔さん」
鳳翔「提督が料理出来るからって頼ってばかりじゃダメよ。自分でも料理は出来るようにしないと」
加賀「はい…」
提督「ま、そう言う事だ。新しい事に挑戦するのはいい事だ、頑張ってみろ加賀」
加賀「…絶対美味いと言わせますから、見ていてください」
提督「よしよし、その意気だ。よろしく頼むぞ、比叡に鳳翔」
比叡「はい!お任せください!」
鳳翔「ええ、お任せください」
提督「このシチュー美味いな…」
比叡「でしょう!鳳翔さんとつくったんですよ!」
提督「比叡も進歩したな…いや、これは進化と言うべきか…」
鳳翔「ええ…料理を練習させてよかったですね…」
提督「…あぁ、全くだ」
比叡「…自分でもそう思いますよ」
提督「ま、なにはともあれ美味いよ。さすが比叡に鳳翔だ」
比叡「ありがとうございます!司令!」
鳳翔「ありがとうございます、提督」
提督「お前達に料理を習いたいって奴は結構いるからな、暇があるときにでも色々と教えてやってくれ」
比叡「はい!気合い!入れて!いきます!」
鳳翔「私はいつでも教えられますよ。ね、加賀」
加賀「…是非お願いします、鳳翔さん」
鳳翔「提督が料理出来るからって頼ってばかりじゃダメよ。自分でも料理は出来るようにしないと」
加賀「はい…」
提督「ま、そう言う事だ。新しい事に挑戦するのはいい事だ、頑張ってみろ加賀」
加賀「…絶対美味いと言わせますから、見ていてください」
提督「よしよし、その意気だ。よろしく頼むぞ、比叡に鳳翔」
比叡「はい!お任せください!」
鳳翔「ええ、お任せください」
420: ◆and2h/yWHc 2015/07/08(水) 00:53:41.40 ID:+FYfqP8N0
☆夏!水着!(着てないキャラもいるよ!)☆
〜執務室〜
雷「むー…なんでぼのには水着があって私にはないの?」
曙「だからぼの言うな」
雷「いいじゃない!曙って言うよりもぼのの方が可愛いし!」
曙「全く…」
雷「そう思うわよね?司令官も」
提督「ん?ああそうだな」
雷「ちゃんと話聞いてたの?全くもう…」
提督「で、なんの話だっけ?」
雷「なんでぼのには水着があって私にはないのかって話よ!」
提督「それを俺に言われてもなぁ…」
雷「どうせ司令官は加賀さんの追加ボイス来たからいいんでしょ!?私の季節限定グラはいつくるの!?」
曙「それ以上はいけない」
提督「メタ発言は慎め…」
雷「ぼのちんは恥ずかしがらないの!?水着だよ!他の鎮守府のぼのは大騒ぎしてるらしいよ!」
曙「今更水着をクソ提督に見せたぐらいなんなのよ…」
雷「ダメ!ここのぼのはもうダメよ!」
提督「とりあえず落ち着け…まぁ、水着なら鳳翔と一緒に買ってくるといい」
曙「鳳翔さんに頼めば失敗はないしね。クソ提督にしてはいい采配ね」
提督「はいはい、お褒めに預かり光栄です、と」
雷「何か違う…何か違うわ…こう…もっと…」
曙「何よ?」
雷「もっとぼのは『こっちみんなクソ提督!』ぐらいの勢いを出してくれないとダメなのよ!」
曙「何よそれ…」
雷「そして司令官が凹んだ時に私の水着で…」
提督「そう言う話は水着用意してから話そうなー」
〜執務室〜
雷「むー…なんでぼのには水着があって私にはないの?」
曙「だからぼの言うな」
雷「いいじゃない!曙って言うよりもぼのの方が可愛いし!」
曙「全く…」
雷「そう思うわよね?司令官も」
提督「ん?ああそうだな」
雷「ちゃんと話聞いてたの?全くもう…」
提督「で、なんの話だっけ?」
雷「なんでぼのには水着があって私にはないのかって話よ!」
提督「それを俺に言われてもなぁ…」
雷「どうせ司令官は加賀さんの追加ボイス来たからいいんでしょ!?私の季節限定グラはいつくるの!?」
曙「それ以上はいけない」
提督「メタ発言は慎め…」
雷「ぼのちんは恥ずかしがらないの!?水着だよ!他の鎮守府のぼのは大騒ぎしてるらしいよ!」
曙「今更水着をクソ提督に見せたぐらいなんなのよ…」
雷「ダメ!ここのぼのはもうダメよ!」
提督「とりあえず落ち着け…まぁ、水着なら鳳翔と一緒に買ってくるといい」
曙「鳳翔さんに頼めば失敗はないしね。クソ提督にしてはいい采配ね」
提督「はいはい、お褒めに預かり光栄です、と」
雷「何か違う…何か違うわ…こう…もっと…」
曙「何よ?」
雷「もっとぼのは『こっちみんなクソ提督!』ぐらいの勢いを出してくれないとダメなのよ!」
曙「何よそれ…」
雷「そして司令官が凹んだ時に私の水着で…」
提督「そう言う話は水着用意してから話そうなー」
421: ◆and2h/yWHc 2015/07/08(水) 00:54:59.16 ID:+FYfqP8N0
雷「現実を叩きつけないで司令官!」
曙「これが現実よ、受け入れなさい」
雷「ぼのはいいわよ!水着あるし!」
提督「まぁまぁ…」
雷「司令官は加賀さんに水着着てほしいと思わないの!?」
提督「…いや、それとこれとは」
雷「どうなの!」
提督「…えー、あの、はい、見てみたいです」
雷「でしょ!ならつまり私の水着が用意されてもいいじゃない!」
曙「それおかしいじゃない!?」
雷「とにかく!私に追加ボイスを!季節限定グラを!改二を!」
曙「あんまり贅沢言ってらんないわよ?」
提督「雷は人気が高いんだから…な?」
雷「何よ!結局司令官もメタい話してるじゃない!」
曙「クソ提督もメタ発言は控えなさい」
提督「前向きに検討しつつ善処しよう」
曙「控える気が全くないわね…」
提督「あ、そう言えばいい忘れてたが。水着似合ってるぞ、曙」
曙「…は?クソ提督今なんて言った?」
提督「いや、だから水着似合ってるぞって」
曙「……こ…こっちみんなクソ提督ぅぅぅぅぅ!クソ提督クソ提督クソ提督!!」
雷「あ、ぼの!そんなに走ると転ぶわよ!」
曙「うわっ!?」
雷「ほら!言わんこっちゃない!」
提督「曙、大丈夫か?」
曙「こっち来んな!こっちみんなクソ提督!」
雷「ちょっと!ぼのー!?」
曙「やっぱりクソ提督はクソ提督なのよぉぉぉぉ…!」
提督「……あれ、治ったと思ったんだけどなぁ」
提督「やっぱり人の性格は簡単に変わるもんじゃないなぁ…」
提督「しかし最初の方は大丈夫だったし…まぁなにはともあれ、ゆっくり慣れていってもらわないとな…」
提督「気長にやるとしますか…」
曙「これが現実よ、受け入れなさい」
雷「ぼのはいいわよ!水着あるし!」
提督「まぁまぁ…」
雷「司令官は加賀さんに水着着てほしいと思わないの!?」
提督「…いや、それとこれとは」
雷「どうなの!」
提督「…えー、あの、はい、見てみたいです」
雷「でしょ!ならつまり私の水着が用意されてもいいじゃない!」
曙「それおかしいじゃない!?」
雷「とにかく!私に追加ボイスを!季節限定グラを!改二を!」
曙「あんまり贅沢言ってらんないわよ?」
提督「雷は人気が高いんだから…な?」
雷「何よ!結局司令官もメタい話してるじゃない!」
曙「クソ提督もメタ発言は控えなさい」
提督「前向きに検討しつつ善処しよう」
曙「控える気が全くないわね…」
提督「あ、そう言えばいい忘れてたが。水着似合ってるぞ、曙」
曙「…は?クソ提督今なんて言った?」
提督「いや、だから水着似合ってるぞって」
曙「……こ…こっちみんなクソ提督ぅぅぅぅぅ!クソ提督クソ提督クソ提督!!」
雷「あ、ぼの!そんなに走ると転ぶわよ!」
曙「うわっ!?」
雷「ほら!言わんこっちゃない!」
提督「曙、大丈夫か?」
曙「こっち来んな!こっちみんなクソ提督!」
雷「ちょっと!ぼのー!?」
曙「やっぱりクソ提督はクソ提督なのよぉぉぉぉ…!」
提督「……あれ、治ったと思ったんだけどなぁ」
提督「やっぱり人の性格は簡単に変わるもんじゃないなぁ…」
提督「しかし最初の方は大丈夫だったし…まぁなにはともあれ、ゆっくり慣れていってもらわないとな…」
提督「気長にやるとしますか…」
425: ◆and2h/yWHc 2015/07/09(木) 00:52:18.17 ID:GzLTxP+30
☆祝!加賀初夏ボイス!☆
提督「なぁ加賀、海行かないか?」
加賀「嫌です」
提督「まぁいつも行ってるもんなぁ…」
加賀「まぁ、そうね」
提督「夏、嫌いか?」
加賀「ええ、一年の中でも一番嫌いよ」
提督「やっぱり暑いからか?」
加賀「そうね、ただでさえ体温も高いのに気温も高くなるから余計に暑いのよ」
提督「やっぱそうだよなぁ…」
加賀「…すごく残念そうね」
提督「そりゃあそうだろう。お前の水着姿なんて拝めるのは夏の海ぐらいなもんだ」
加賀「そんなにみたいの?」
提督「そりゃあな」
加賀「そう…」
提督「なんだ?着てくれるのか?」
加賀「そうね、考えておくわ」
提督「ほう、考えておくと来たか…」
加賀「…その、どうしてもと言うなら着るけれど」
提督「どうしてもだ!頼む!着てくれ!」
加賀「…仕方ないわね」
提督「なんだかんだ言いつつも着てくれる加賀が好きだ!愛してる!」
加賀「いつもと大分キャラが違うわよ」
提督「ある意味全ての加賀提督の代弁をしてるからな!少しぐらいいいだろう!」
加賀「少しどころではないと思うのだけれど…」
提督「とりあえず着替えて着替えて!水着は鳳翔さんと明石と舞風と那珂4人で決めてもらったから!」
加賀「…じゃあ、着替えてくるわ」
提督「なぁ加賀、海行かないか?」
加賀「嫌です」
提督「まぁいつも行ってるもんなぁ…」
加賀「まぁ、そうね」
提督「夏、嫌いか?」
加賀「ええ、一年の中でも一番嫌いよ」
提督「やっぱり暑いからか?」
加賀「そうね、ただでさえ体温も高いのに気温も高くなるから余計に暑いのよ」
提督「やっぱそうだよなぁ…」
加賀「…すごく残念そうね」
提督「そりゃあそうだろう。お前の水着姿なんて拝めるのは夏の海ぐらいなもんだ」
加賀「そんなにみたいの?」
提督「そりゃあな」
加賀「そう…」
提督「なんだ?着てくれるのか?」
加賀「そうね、考えておくわ」
提督「ほう、考えておくと来たか…」
加賀「…その、どうしてもと言うなら着るけれど」
提督「どうしてもだ!頼む!着てくれ!」
加賀「…仕方ないわね」
提督「なんだかんだ言いつつも着てくれる加賀が好きだ!愛してる!」
加賀「いつもと大分キャラが違うわよ」
提督「ある意味全ての加賀提督の代弁をしてるからな!少しぐらいいいだろう!」
加賀「少しどころではないと思うのだけれど…」
提督「とりあえず着替えて着替えて!水着は鳳翔さんと明石と舞風と那珂4人で決めてもらったから!」
加賀「…じゃあ、着替えてくるわ」
426: ◆and2h/yWHc 2015/07/09(木) 00:52:52.16 ID:GzLTxP+30
〜着替え後〜
加賀「…着替え終わりました。さすがに恥ずかしいです…」
提督「…いい。マーベラス…ディモールトベネ…」
加賀「そんなにジロジロと見ないでください…」
提督「しかしこんなに似合うとはあいつらのセンスはさすがと言ったところか…」
加賀「…恥ずかしい」
提督「加賀の良さを引き立てるパレオ…実にいい…よし、今度それ着て海に行こう」
加賀「…え?」
提督「と言うことは今の内からスケジュールを詰めて、執務も終わらせられる分は終わらせて、その日の提督代行を立てて…吹雪でいいか、後で頼みに行って…」
加賀「提督、少し待ってください。海に行くんですか?この水着で?」
提督「ん?もちろん」
加賀「絶対に嫌です!行きません!」
提督「何故だ!そんなに似合ってると言うのに!勿体無い!」
加賀「似合ってる似合ってないの問題ではないんです。恥ずかしいの…」
提督「……ずるいなぁ…ギャップ萌えっての?こう、いつも強気な加賀がしゅんとしてさ、頬を赤く染めて恥ずかしいなんてさ…」
加賀「語らないでください…」
提督「とりあえず結論加賀愛してる!」
加賀「こんな事があるから夏は嫌いなんです!」
提督「あ、今回はキャラ崩壊が多々あったがまぁそこはアレでアレと言うことで納得して頂きたい」
加賀「全然納得できない理由ね」
提督「まぁなんだ、今後こういうネタの時はキャラ崩壊がいつもより多目になると思うがそこは大目に見てくれ」
加賀「多目と大目をかけたの?」
提督「そこまで考えてねぇよ…」
加賀「…着替え終わりました。さすがに恥ずかしいです…」
提督「…いい。マーベラス…ディモールトベネ…」
加賀「そんなにジロジロと見ないでください…」
提督「しかしこんなに似合うとはあいつらのセンスはさすがと言ったところか…」
加賀「…恥ずかしい」
提督「加賀の良さを引き立てるパレオ…実にいい…よし、今度それ着て海に行こう」
加賀「…え?」
提督「と言うことは今の内からスケジュールを詰めて、執務も終わらせられる分は終わらせて、その日の提督代行を立てて…吹雪でいいか、後で頼みに行って…」
加賀「提督、少し待ってください。海に行くんですか?この水着で?」
提督「ん?もちろん」
加賀「絶対に嫌です!行きません!」
提督「何故だ!そんなに似合ってると言うのに!勿体無い!」
加賀「似合ってる似合ってないの問題ではないんです。恥ずかしいの…」
提督「……ずるいなぁ…ギャップ萌えっての?こう、いつも強気な加賀がしゅんとしてさ、頬を赤く染めて恥ずかしいなんてさ…」
加賀「語らないでください…」
提督「とりあえず結論加賀愛してる!」
加賀「こんな事があるから夏は嫌いなんです!」
提督「あ、今回はキャラ崩壊が多々あったがまぁそこはアレでアレと言うことで納得して頂きたい」
加賀「全然納得できない理由ね」
提督「まぁなんだ、今後こういうネタの時はキャラ崩壊がいつもより多目になると思うがそこは大目に見てくれ」
加賀「多目と大目をかけたの?」
提督「そこまで考えてねぇよ…」
432: ◆and2h/yWHc 2015/07/13(月) 00:03:31.20 ID:pX5VtWXc0
☆むっちゃんと那珂ちゃん☆
那珂「ねぇねぇむっちゃん」
陸奥「あら?何かしら?」
那珂「むっちゃんって陸奥になるビームが撃てるって本当?」
陸奥「…え?何それ?」
那珂「数々の提督を泣かせてきた大型建造5時間…長門さんでもなく、ビス子ちゃんでもなく、むっちゃんを出させるビームだよ!」
陸奥「本当に何よそれ…」
那珂「ラバウル基地では女神として信仰までされてるみたいだよ!アラアッラー教とかムツリムとか!」
陸奥「そんな話初耳よ!」
那珂「そっかぁ…知ってたら女神になるコツでも教えてもらおうと思ったんだけどなぁ…」
陸奥「女神になるのにコツも何もあるの…?」
那珂「あ、それじゃあり陸奥たかは?」
陸奥「何それ…」
那珂「ちょうどラバウルの那珂ちゃんから貰った写真があるんだけど…これこれ!」
陸奥「…えっ?なにこれ、私の艤装背負ったかたつむり…?」
那珂「そう、だからり陸奥たか!」
陸奥「本当に何なのよ…ラバウルって何なの…」
那珂「ラバウルは…うん…」
陸奥「急に黙らないでよ…」
那珂「まぁこの際ラバウルの事は置いといて!」
陸奥「置いておくのね…」
那珂「那珂ちゃん今日も可愛いィ〜!」
陸奥「付いていけないわ…」
那珂「むしろ那珂ちゃんに付いてこれたらすごいよ!」
陸奥「自覚はあるのね」
那珂「もちろん!艦隊のアイドルだもん!」
陸奥「えぇ…何よそれ…どういう事よ…」
那珂「那珂ちゃんご機嫌〜」
陸奥「もう何も怖くないわ…」
那珂「ねぇねぇむっちゃん」
陸奥「あら?何かしら?」
那珂「むっちゃんって陸奥になるビームが撃てるって本当?」
陸奥「…え?何それ?」
那珂「数々の提督を泣かせてきた大型建造5時間…長門さんでもなく、ビス子ちゃんでもなく、むっちゃんを出させるビームだよ!」
陸奥「本当に何よそれ…」
那珂「ラバウル基地では女神として信仰までされてるみたいだよ!アラアッラー教とかムツリムとか!」
陸奥「そんな話初耳よ!」
那珂「そっかぁ…知ってたら女神になるコツでも教えてもらおうと思ったんだけどなぁ…」
陸奥「女神になるのにコツも何もあるの…?」
那珂「あ、それじゃあり陸奥たかは?」
陸奥「何それ…」
那珂「ちょうどラバウルの那珂ちゃんから貰った写真があるんだけど…これこれ!」
陸奥「…えっ?なにこれ、私の艤装背負ったかたつむり…?」
那珂「そう、だからり陸奥たか!」
陸奥「本当に何なのよ…ラバウルって何なの…」
那珂「ラバウルは…うん…」
陸奥「急に黙らないでよ…」
那珂「まぁこの際ラバウルの事は置いといて!」
陸奥「置いておくのね…」
那珂「那珂ちゃん今日も可愛いィ〜!」
陸奥「付いていけないわ…」
那珂「むしろ那珂ちゃんに付いてこれたらすごいよ!」
陸奥「自覚はあるのね」
那珂「もちろん!艦隊のアイドルだもん!」
陸奥「えぇ…何よそれ…どういう事よ…」
那珂「那珂ちゃんご機嫌〜」
陸奥「もう何も怖くないわ…」
435: ◆and2h/yWHc 2015/07/14(火) 00:58:40.53 ID:vbIxuz0E0
☆1人と2人☆
〜鎮守府前港〜
提督「ふぅ…まだ朝は少し冷えるな」
加賀「そうね」
提督「ついて来なくてもよかったのに」
加賀「いいのよ」
提督「そうか」
加賀「ええ、そう」
提督「…ん、ライター切らしてたか。加賀、ライター持ってるか?」
加賀「私もマッチ1本しかないわ」
提督「そうか、なら我慢するか」
加賀「マッチ1本でも火をつける方法、あるわよ」
提督「…なるほど」
加賀「わかってもらえたかしら」
提督「…シガーキス、ね」
加賀「ふふ、私の憧れだったのよ。この時のために煙草を吸っていたと言っても過言ではないわ」
提督「そうかい…っと」
加賀「はい、どう…ぞ」
提督「よし、ついたついた。ありがとう」
加賀「いいえ、こちらこそ」
提督「随分と」
加賀「なんですか?」
提督「お前も素直になったし丸くなったな」
加賀「ええ、そうね。隠す必要もなくなったもの」
提督「そうか」
加賀「こんな私は嫌い?」
提督「いいや、どんなお前でも好きだよ」
加賀「よくもまぁ臆面もせずそんなセリフが言えるのね」
提督「正直穴があるなら入りたいよ」
加賀「ふふ、そう」
提督「ああ、言ってから失敗したと気づいた」
加賀「それが貴方の長所であり短所ね」
提督「全くだ、自分でもそう思う」
加賀「で、今度は何をしでかしてくれるのかしら。大本営の基盤を崩す?革命?それとも…」
提督「加賀」
加賀「何かしら」
提督「それ以上、口に出すな」
加賀「…そう、貴方がそう言うなら」
提督「…すまんな」
〜鎮守府前港〜
提督「ふぅ…まだ朝は少し冷えるな」
加賀「そうね」
提督「ついて来なくてもよかったのに」
加賀「いいのよ」
提督「そうか」
加賀「ええ、そう」
提督「…ん、ライター切らしてたか。加賀、ライター持ってるか?」
加賀「私もマッチ1本しかないわ」
提督「そうか、なら我慢するか」
加賀「マッチ1本でも火をつける方法、あるわよ」
提督「…なるほど」
加賀「わかってもらえたかしら」
提督「…シガーキス、ね」
加賀「ふふ、私の憧れだったのよ。この時のために煙草を吸っていたと言っても過言ではないわ」
提督「そうかい…っと」
加賀「はい、どう…ぞ」
提督「よし、ついたついた。ありがとう」
加賀「いいえ、こちらこそ」
提督「随分と」
加賀「なんですか?」
提督「お前も素直になったし丸くなったな」
加賀「ええ、そうね。隠す必要もなくなったもの」
提督「そうか」
加賀「こんな私は嫌い?」
提督「いいや、どんなお前でも好きだよ」
加賀「よくもまぁ臆面もせずそんなセリフが言えるのね」
提督「正直穴があるなら入りたいよ」
加賀「ふふ、そう」
提督「ああ、言ってから失敗したと気づいた」
加賀「それが貴方の長所であり短所ね」
提督「全くだ、自分でもそう思う」
加賀「で、今度は何をしでかしてくれるのかしら。大本営の基盤を崩す?革命?それとも…」
提督「加賀」
加賀「何かしら」
提督「それ以上、口に出すな」
加賀「…そう、貴方がそう言うなら」
提督「…すまんな」
436: ◆and2h/yWHc 2015/07/14(火) 00:59:15.39 ID:vbIxuz0E0
加賀「…正規空母加賀として言うなら貴方の考えてることは間違ってるわ」
提督「…わかってる」
加賀「…けれど、私として、貴方の加賀として言うならば、貴方らしくあって欲しい。いついかなる時も、貴方であって欲しい。私が惚れた貴方で」
提督「…ああ」
加賀「だから、その為の手伝いならなんでもするわ。例え艦娘として間違っているとしても、私は貴方の私でありたい」
提督「…俺らしくあって欲しい、か。なら尚更加賀は巻き込めないな」
加賀「そう…そういうと思ってたわ。貴方らしくて安心したわ」
提督「…そう、俺らしい、俺らしい、ね」
加賀「そう、貴方らしい」
提督「…ありがとう、加賀」
加賀「いいのよ。貴方は貴方らしく、貴方がやるべきことをやってください」
提督「ああ、必ずやり遂げる」
加賀「…頑張ってください」
加賀「…私は、いつも大事な時に隣には立てない。だからこそ、せめて、貴方の後姿を見ています。貴方の生き方を」
提督「…お前は、いつも隣に居てくれているよ。いつも寄り添ってくれている。だから必ず戻ってくる」
加賀「…それを世間一般では死亡フラグと言うんですよ?」
提督「その程度に負けるようなら俺もその程度だったという事だ」
加賀「…そう。そう言うからには戻ってきて下さい、必ず」
提督「もちろん。そしたら美味い酒でも飲みに行こう」
加賀「ふふ、それはいいわね」
提督「じゃあ、行ってくる」
加賀「ええ、いってらっしゃい」
提督「…わかってる」
加賀「…けれど、私として、貴方の加賀として言うならば、貴方らしくあって欲しい。いついかなる時も、貴方であって欲しい。私が惚れた貴方で」
提督「…ああ」
加賀「だから、その為の手伝いならなんでもするわ。例え艦娘として間違っているとしても、私は貴方の私でありたい」
提督「…俺らしくあって欲しい、か。なら尚更加賀は巻き込めないな」
加賀「そう…そういうと思ってたわ。貴方らしくて安心したわ」
提督「…そう、俺らしい、俺らしい、ね」
加賀「そう、貴方らしい」
提督「…ありがとう、加賀」
加賀「いいのよ。貴方は貴方らしく、貴方がやるべきことをやってください」
提督「ああ、必ずやり遂げる」
加賀「…頑張ってください」
加賀「…私は、いつも大事な時に隣には立てない。だからこそ、せめて、貴方の後姿を見ています。貴方の生き方を」
提督「…お前は、いつも隣に居てくれているよ。いつも寄り添ってくれている。だから必ず戻ってくる」
加賀「…それを世間一般では死亡フラグと言うんですよ?」
提督「その程度に負けるようなら俺もその程度だったという事だ」
加賀「…そう。そう言うからには戻ってきて下さい、必ず」
提督「もちろん。そしたら美味い酒でも飲みに行こう」
加賀「ふふ、それはいいわね」
提督「じゃあ、行ってくる」
加賀「ええ、いってらっしゃい」
439: ◆and2h/yWHc 2015/07/17(金) 00:14:21.18 ID:G6goJKrx0
☆本質☆
〜前線作戦指令本部 テント内〜
海兵「大将殿、佐世保鎮守府提督殿がご挨拶に参られていますがいかが致しましょう」
大将「佐世保の奴がか」
海兵「はい」
大将「どの面をさげて…まぁいい、心変わりすることもあるだろう。通せ」
中将「彼にもやっと我々の理想がわかってもらえたかな」
少将「我々の崇高な理想郷を」
〜テント外〜
海兵「大将殿が通せとの事ですのでどうぞ中へ」
提督「そうか、お勤めご苦労。では、今までお疲れ様」
海兵「じ、銃!?どこから…がっ…!?」
提督「…動くなよ、外したら余計苦しいだろう」
海兵「…貴様…」
提督「…墓は建てるよ。骨は拾おう。だから大人しく死んでくれ」
海兵「…がっ…あ…」
提督「…せめて、天国に逝ってくれ」
空母棲姫「提督、あまり無理をするな」
提督「無理はしていない」
空母棲姫「…そうか」
提督「ああ」
空母棲姫「…人を殺して、気分は悪いだろう」
提督「それはそうだ。しかしそれは必要な事なんだよ」
空母棲姫「そうだな。そうして割り切れるならいい」
提督「この場で一番足を引っ張るのは躊躇うことだからな」
空母棲姫「ああ、その通りだ。…さぁ、行こうか」
提督「ああ」
〜テント内〜
提督『佐世保提督です。入ってもよろしいでしょうか』
大将「入れ」
提督「失礼致します」
中将「今日はどうしたのかね、考えが変わったかな?」
提督「ええ、まぁ」
少将「そうか!君も利口な判断をしてくれたか!嬉しいよ!」
大将「ふん、あの場で判断しなかった事はこの際水に流してやろう」
中将「ようこそ、歓迎しよう」
提督「…歓迎の必要はない」
少将「今なんと?」
〜前線作戦指令本部 テント内〜
海兵「大将殿、佐世保鎮守府提督殿がご挨拶に参られていますがいかが致しましょう」
大将「佐世保の奴がか」
海兵「はい」
大将「どの面をさげて…まぁいい、心変わりすることもあるだろう。通せ」
中将「彼にもやっと我々の理想がわかってもらえたかな」
少将「我々の崇高な理想郷を」
〜テント外〜
海兵「大将殿が通せとの事ですのでどうぞ中へ」
提督「そうか、お勤めご苦労。では、今までお疲れ様」
海兵「じ、銃!?どこから…がっ…!?」
提督「…動くなよ、外したら余計苦しいだろう」
海兵「…貴様…」
提督「…墓は建てるよ。骨は拾おう。だから大人しく死んでくれ」
海兵「…がっ…あ…」
提督「…せめて、天国に逝ってくれ」
空母棲姫「提督、あまり無理をするな」
提督「無理はしていない」
空母棲姫「…そうか」
提督「ああ」
空母棲姫「…人を殺して、気分は悪いだろう」
提督「それはそうだ。しかしそれは必要な事なんだよ」
空母棲姫「そうだな。そうして割り切れるならいい」
提督「この場で一番足を引っ張るのは躊躇うことだからな」
空母棲姫「ああ、その通りだ。…さぁ、行こうか」
提督「ああ」
〜テント内〜
提督『佐世保提督です。入ってもよろしいでしょうか』
大将「入れ」
提督「失礼致します」
中将「今日はどうしたのかね、考えが変わったかな?」
提督「ええ、まぁ」
少将「そうか!君も利口な判断をしてくれたか!嬉しいよ!」
大将「ふん、あの場で判断しなかった事はこの際水に流してやろう」
中将「ようこそ、歓迎しよう」
提督「…歓迎の必要はない」
少将「今なんと?」
440: ◆and2h/yWHc 2015/07/17(金) 00:16:05.34 ID:G6goJKrx0
提督「歓迎の必要はないと言った」
大将「…ほう、理由を聞かせてもらおう」
提督「考えが変わったからといって貴様らの側に付くわけではない。貴様らの側に付くぐらいなら死んだほうがマシだ」
中将「貴様ッ…一度ならず二度までも!」
大将「では何がどう考えが変わったのだ」
提督「貴様らを殺す」
少将「…その判断は利口ではないな」
大将「はは、私達を殺すだと。面白い戯言だな。しかし戯言では済まさんぞ」
提督「…戯言?俺が何の準備もなくここに来るわけがないだろう。殺す準備ができたからここへ来た。貴様らの死は確定だ」
大将「奇跡に頼るのは愚かだと言ったのは自分だろう?」
提督「だから準備をしてきた。貴様らを殺すための準備を」
大将「面白い、見せてみろその準備を」
提督「…空母棲姫」
空母棲姫「ああ」
中将「深海棲艦…ッ!?」
少将「貴様、裏切ったのか?利口でないな、その判断は」
大将「ふふ…はは、面白い。深海棲艦と手を組むとは面白いぞ!」
提督「…最後に残す言葉はあるか、聞くだけ聞いてやろう」
中将「貴様…最後まで…」
提督「空母棲姫、殺れ」
空母棲姫「了解した」
中将「…がっ、は…」
提督「さて、次は大将。貴様だ」
大将「ふ…私を殺しても、意味はないぞ?腐敗は既に進んでいる。私達を殺したところで…」
提督「殺れ」
空母棲姫「了解」
大将「が…ふ…貴様…は…必ず…」
提督「…少将殿」
少将「…私は、少し利口になり過ぎたようだ」
提督「貴方は、何故」
少将「…昔の話だよ。艦娘を消耗品の様に扱った、この事実は変えようがない」
提督「…やはり、貴方は利口すぎた」
少将「…ふふ、その通りだ。そして大事な事を見失ってしまった。本末転倒だよ」
提督「…貴方は、失うには惜しい。しかし…」
少将「この後に及んで生き残るつもりはないよ。せめてもの贖罪にここで殺してくれ」
提督「…わかりました。空母棲姫」
空母棲姫「…貴様にせめてもの救いがある事を祈っていよう。では」
少将「あっ…がは…提督殿…君は、道を間違えないでくれ…この国の未来を…艦娘を…」
提督「…やはり、貴方は失うには惜しかった」
空母棲姫「哀れだな、人は」
提督「…ああ、哀れだ」
大将「…ほう、理由を聞かせてもらおう」
提督「考えが変わったからといって貴様らの側に付くわけではない。貴様らの側に付くぐらいなら死んだほうがマシだ」
中将「貴様ッ…一度ならず二度までも!」
大将「では何がどう考えが変わったのだ」
提督「貴様らを殺す」
少将「…その判断は利口ではないな」
大将「はは、私達を殺すだと。面白い戯言だな。しかし戯言では済まさんぞ」
提督「…戯言?俺が何の準備もなくここに来るわけがないだろう。殺す準備ができたからここへ来た。貴様らの死は確定だ」
大将「奇跡に頼るのは愚かだと言ったのは自分だろう?」
提督「だから準備をしてきた。貴様らを殺すための準備を」
大将「面白い、見せてみろその準備を」
提督「…空母棲姫」
空母棲姫「ああ」
中将「深海棲艦…ッ!?」
少将「貴様、裏切ったのか?利口でないな、その判断は」
大将「ふふ…はは、面白い。深海棲艦と手を組むとは面白いぞ!」
提督「…最後に残す言葉はあるか、聞くだけ聞いてやろう」
中将「貴様…最後まで…」
提督「空母棲姫、殺れ」
空母棲姫「了解した」
中将「…がっ、は…」
提督「さて、次は大将。貴様だ」
大将「ふ…私を殺しても、意味はないぞ?腐敗は既に進んでいる。私達を殺したところで…」
提督「殺れ」
空母棲姫「了解」
大将「が…ふ…貴様…は…必ず…」
提督「…少将殿」
少将「…私は、少し利口になり過ぎたようだ」
提督「貴方は、何故」
少将「…昔の話だよ。艦娘を消耗品の様に扱った、この事実は変えようがない」
提督「…やはり、貴方は利口すぎた」
少将「…ふふ、その通りだ。そして大事な事を見失ってしまった。本末転倒だよ」
提督「…貴方は、失うには惜しい。しかし…」
少将「この後に及んで生き残るつもりはないよ。せめてもの贖罪にここで殺してくれ」
提督「…わかりました。空母棲姫」
空母棲姫「…貴様にせめてもの救いがある事を祈っていよう。では」
少将「あっ…がは…提督殿…君は、道を間違えないでくれ…この国の未来を…艦娘を…」
提督「…やはり、貴方は失うには惜しかった」
空母棲姫「哀れだな、人は」
提督「…ああ、哀れだ」
441: ◆and2h/yWHc 2015/07/17(金) 00:18:18.14 ID:G6goJKrx0
空母棲姫「さぁ、仕上げといこう。付近の深海棲艦にここを砲撃させる」
提督「この付近に艦娘は居ないはずだ。すぐに終わらせて…」
吹雪(横須賀所属)「あ、あなたたち…っ!」
提督「っ!?」
空母棲姫「…どうする、提督」
吹雪「あなたは…佐世保の提督さん…それに、空母棲姫っ!」
空母棲姫「…殺すか」
提督「ダメだ」
空母棲姫「…何故だ、割り切ったのではないのか」
提督「艦娘には手を出さない。少将から託された思いもある、それに俺自身もそれを認められない」
空母棲姫「…ではどうする」
吹雪「あなたたちが…大将達を…」
提督「吹雪、お前は」
吹雪「質問に答えて!あなたたちが大将達を殺したの!?」
提督「…ああ」
吹雪「ここを深海棲艦に砲撃させるのも!?」
提督「…ああ」
吹雪「…っ!それでどれだけの人が死ぬと!」
提督「最小限まで被害は減らすつもりだ」
吹雪「でも!」
提督「ある程度の被害は致し方ない」
提督「この付近に艦娘は居ないはずだ。すぐに終わらせて…」
吹雪(横須賀所属)「あ、あなたたち…っ!」
提督「っ!?」
空母棲姫「…どうする、提督」
吹雪「あなたは…佐世保の提督さん…それに、空母棲姫っ!」
空母棲姫「…殺すか」
提督「ダメだ」
空母棲姫「…何故だ、割り切ったのではないのか」
提督「艦娘には手を出さない。少将から託された思いもある、それに俺自身もそれを認められない」
空母棲姫「…ではどうする」
吹雪「あなたたちが…大将達を…」
提督「吹雪、お前は」
吹雪「質問に答えて!あなたたちが大将達を殺したの!?」
提督「…ああ」
吹雪「ここを深海棲艦に砲撃させるのも!?」
提督「…ああ」
吹雪「…っ!それでどれだけの人が死ぬと!」
提督「最小限まで被害は減らすつもりだ」
吹雪「でも!」
提督「ある程度の被害は致し方ない」
442: ◆and2h/yWHc 2015/07/17(金) 00:20:13.08 ID:G6goJKrx0
吹雪「…それで何の罪もない人が死ぬんですよ!あなたの事は優しい提督だと聞いていたのに!」
提督「…俺は優しくなんてない。最低な奴だよ」
吹雪「ええ!その通りです!」
提督「だから躊躇わない。俺がやる事が間違ってるとは思わない」
吹雪「っ…!あなたは間違ってる!」
提督「だとしてもやらなければならない理由がある」
吹雪「…でも!」
空母棲姫「提督、これ以上は水掛け論だろう」
提督「ああ、そうだな。…吹雪、お前はどこの所属だ」
吹雪「…横須賀です。横須賀鎮守府所属!吹雪型1番艦吹雪です!」
提督「…そうか、横須賀か。覚えておこう」
吹雪「…私も、決してあなたを忘れません」
提督「早く退避しろ。俺達が離れればすぐに砲撃は始まる」
吹雪「…できるだけ多くの人を救います」
提督「…悪くない心構えだ、それもいいだろう。しかし巻き込まれるなよ」
空母棲姫「提督」
提督「ああ、行こうか。それではな、横須賀の」
吹雪「ええ」
吹雪 (何故、あの人は私の心配をしたんだろう…)
〜佐世保鎮守府 近海〜
提督「予想外の事態はあったが当初の目標は完了した」
空母棲姫「これで私の復讐も一先ずは終わりだ」
提督「今後の動きについてはこれからまた考えていくことになるが、お前には前線に出てもらいたい」
空母棲姫「わかっている。私も仲間の為に戦いたい」
提督「これからもよろしく頼む」
空母棲姫「ああ、こちらこそ」
提督「気付かれないように戻ろう。まぁ加賀には気付かれているだろうがな」
空母棲姫「ふ、加賀の奴は勘がいいからな」
提督「…俺は優しくなんてない。最低な奴だよ」
吹雪「ええ!その通りです!」
提督「だから躊躇わない。俺がやる事が間違ってるとは思わない」
吹雪「っ…!あなたは間違ってる!」
提督「だとしてもやらなければならない理由がある」
吹雪「…でも!」
空母棲姫「提督、これ以上は水掛け論だろう」
提督「ああ、そうだな。…吹雪、お前はどこの所属だ」
吹雪「…横須賀です。横須賀鎮守府所属!吹雪型1番艦吹雪です!」
提督「…そうか、横須賀か。覚えておこう」
吹雪「…私も、決してあなたを忘れません」
提督「早く退避しろ。俺達が離れればすぐに砲撃は始まる」
吹雪「…できるだけ多くの人を救います」
提督「…悪くない心構えだ、それもいいだろう。しかし巻き込まれるなよ」
空母棲姫「提督」
提督「ああ、行こうか。それではな、横須賀の」
吹雪「ええ」
吹雪 (何故、あの人は私の心配をしたんだろう…)
〜佐世保鎮守府 近海〜
提督「予想外の事態はあったが当初の目標は完了した」
空母棲姫「これで私の復讐も一先ずは終わりだ」
提督「今後の動きについてはこれからまた考えていくことになるが、お前には前線に出てもらいたい」
空母棲姫「わかっている。私も仲間の為に戦いたい」
提督「これからもよろしく頼む」
空母棲姫「ああ、こちらこそ」
提督「気付かれないように戻ろう。まぁ加賀には気付かれているだろうがな」
空母棲姫「ふ、加賀の奴は勘がいいからな」
445: ◆and2h/yWHc 2015/07/18(土) 00:29:40.97 ID:jPnZxSyp0
☆昇格☆
元帥「次期大将は横須賀の提督。中将は呉の提督に、少将は佐世保の提督だ」
元帥「前大将達が同時に戦死し、このように3人とも入れ替わり新体制となる。皆も色々とサポートを頼むぞ」
横須賀提督「まだまだ至らぬところはあると思いますが何卒よろしく」
呉提督「右に同じく」
提督「よろしくお願いする」
〜パーティー会場〜
提督「…はぁ、これだから来たくなかった」
横須賀提督「そう言うなよ、こうやってまた会えたんだからパーティー様々だろ?」
提督「…まぁ、確かにな」
横須賀提督「呉の奴は忙しいっつって先帰っちまったけどな」
提督「あいつは昔からそうだろう。面倒な事はとことん嫌っていた」
横須賀提督「お前も大概だかな!」
提督「自覚はある」
横須賀提督「ところで、少しいいか?」
提督「…わかった」
元帥「次期大将は横須賀の提督。中将は呉の提督に、少将は佐世保の提督だ」
元帥「前大将達が同時に戦死し、このように3人とも入れ替わり新体制となる。皆も色々とサポートを頼むぞ」
横須賀提督「まだまだ至らぬところはあると思いますが何卒よろしく」
呉提督「右に同じく」
提督「よろしくお願いする」
〜パーティー会場〜
提督「…はぁ、これだから来たくなかった」
横須賀提督「そう言うなよ、こうやってまた会えたんだからパーティー様々だろ?」
提督「…まぁ、確かにな」
横須賀提督「呉の奴は忙しいっつって先帰っちまったけどな」
提督「あいつは昔からそうだろう。面倒な事はとことん嫌っていた」
横須賀提督「お前も大概だかな!」
提督「自覚はある」
横須賀提督「ところで、少しいいか?」
提督「…わかった」
446: ◆and2h/yWHc 2015/07/18(土) 00:30:16.37 ID:jPnZxSyp0
〜パーティー会場外〜
横須賀提督「なぁ、お前大将達がいた島が砲撃された時にそこにいたらしいな」
提督「ああ、いたよ」
横須賀提督「隠すつもりも嘘をつくつもりもなし、ね」
提督「嘘をついたところで変わらないだろう?吹雪から聞いたのだろう」
横須賀提督「ああ、今まで半信半疑だったんだがな」
提督「俺に聞いて確定だ」
横須賀提督「そう言う事。で、あそこで何してた?」
提督「吹雪から聞いているんだろう?」
横須賀提督「まぁな。けど俺はお前の口から聞きたい。お前の口から出た事の方を信じる。なんせ俺とお前の仲だからな」
提督「…殺しに行ってたんだよ、大将共を」
横須賀提督「…そうか、でも」
提督「何故、とは聞かせないぞ。わかっているだろう」
横須賀提督「ああ、お前がそこまでやるのは艦娘の為だろう」
提督「そう言う事だ。あいつらは電を傷付けた。そしてその他の艦娘も多く消耗品の様に扱ってきた。そして俺はもう既に殺さない理由が無かった」
横須賀提督「…お前のそういう所、嫌いじゃないが行き過ぎてるな」
提督「自覚はあるよ、しかし俺はこうなんだ。変わる気もないし変える気もない」
横須賀提督「そこは長い付き合いだ、わかってる。…そして最後、深海棲艦と手を組んだというのは本当か?」
提督「その言い方では語弊がある。深海棲艦と手を組んだというよりも、空母棲姫が仲間に加わった、だな」
横須賀提督「…どういうことだ?」
提督「俺のところにいる空母棲姫は深海から逃げてきた。そして俺のところに来た、それだけだ」
横須賀提督「…そうかい、裏切る可能性は?」
提督「ない」
横須賀提督「言い切ったか…まぁお前がそう言うんならそうなんだろうな?」
提督「ああ」
横須賀提督「そいつは戦力になってくれるのか?」
提督「ああ、俺達と共に戦ってくれるよ」
横須賀提督「そうか、それは心強いな!」
提督「ああ、全くだ」
横須賀提督「これでお前に聞きたかったことは聞き終わった、お前は何かあるか?」
提督「いや、特にない。しかし1つ言うとするなら、お前の所の吹雪は実に正しい。このまま頑張ってくれと伝えてくれ」
横須賀提督「…そうか、わかった。伝えておくよ」
提督「ありがとう」
横須賀提督「何、いいってことよ!さぁ、会場に戻って飲み直そうぜ!」
提督「そんなに飲むのか…」
横須賀提督「なぁ、お前大将達がいた島が砲撃された時にそこにいたらしいな」
提督「ああ、いたよ」
横須賀提督「隠すつもりも嘘をつくつもりもなし、ね」
提督「嘘をついたところで変わらないだろう?吹雪から聞いたのだろう」
横須賀提督「ああ、今まで半信半疑だったんだがな」
提督「俺に聞いて確定だ」
横須賀提督「そう言う事。で、あそこで何してた?」
提督「吹雪から聞いているんだろう?」
横須賀提督「まぁな。けど俺はお前の口から聞きたい。お前の口から出た事の方を信じる。なんせ俺とお前の仲だからな」
提督「…殺しに行ってたんだよ、大将共を」
横須賀提督「…そうか、でも」
提督「何故、とは聞かせないぞ。わかっているだろう」
横須賀提督「ああ、お前がそこまでやるのは艦娘の為だろう」
提督「そう言う事だ。あいつらは電を傷付けた。そしてその他の艦娘も多く消耗品の様に扱ってきた。そして俺はもう既に殺さない理由が無かった」
横須賀提督「…お前のそういう所、嫌いじゃないが行き過ぎてるな」
提督「自覚はあるよ、しかし俺はこうなんだ。変わる気もないし変える気もない」
横須賀提督「そこは長い付き合いだ、わかってる。…そして最後、深海棲艦と手を組んだというのは本当か?」
提督「その言い方では語弊がある。深海棲艦と手を組んだというよりも、空母棲姫が仲間に加わった、だな」
横須賀提督「…どういうことだ?」
提督「俺のところにいる空母棲姫は深海から逃げてきた。そして俺のところに来た、それだけだ」
横須賀提督「…そうかい、裏切る可能性は?」
提督「ない」
横須賀提督「言い切ったか…まぁお前がそう言うんならそうなんだろうな?」
提督「ああ」
横須賀提督「そいつは戦力になってくれるのか?」
提督「ああ、俺達と共に戦ってくれるよ」
横須賀提督「そうか、それは心強いな!」
提督「ああ、全くだ」
横須賀提督「これでお前に聞きたかったことは聞き終わった、お前は何かあるか?」
提督「いや、特にない。しかし1つ言うとするなら、お前の所の吹雪は実に正しい。このまま頑張ってくれと伝えてくれ」
横須賀提督「…そうか、わかった。伝えておくよ」
提督「ありがとう」
横須賀提督「何、いいってことよ!さぁ、会場に戻って飲み直そうぜ!」
提督「そんなに飲むのか…」
451: ◆and2h/yWHc 2015/07/19(日) 00:23:49.07 ID:sgJaLvZTO
☆ぬいっ☆
不知火「むぐ…」
陽炎「あんた食べ物をあんまり美味しそうに食べないわよねぇ…」
不知火「何をいいますか、私は食材に感謝をしながら楽しみつつ食事をしていますよ」
陽炎「ふぅん…じゃあ何が好きなの?」
不知火「そうですね、蕎麦が好きです」
陽炎「蕎麦ねぇ、司令の影響?」
不知火「初めはそうでした」
陽炎「初めはねぇ…あんた司令の事大好きだからね」
不知火「ええ、まぁ」
陽炎「最近は隠す気すらなくてからかいがいがないわねぇ…」
不知火「そういう陽炎も最近は隠す気ないでしょう」
陽炎「まぁねぇ…隠したところでって感じだし…」
不知火「蕎麦にまた然りです。私は蕎麦が好きです、司令の影響もありますが今では蕎麦そのものの虜です」
陽炎「あんたそこまで蕎麦好きなのね…今度司令と手打ち蕎麦でも作れば?」
不知火「それです」
陽炎「え?」
不知火「それです陽炎!司令と一緒に手打ち蕎麦作り!」
陽炎「あちゃー、無駄なアイデアあげちゃったかぁ…」
不知火「ふふふ…そうと決まれば司令のスケジュールを確認して予定を決めてそこから材料を買いに行って…」
陽炎「ま、楽しそうでいいわね…」
不知火「どうしましたか?」
陽炎「いいえ、なんでも?ただ、あんたが楽しそうでよかったってね」
不知火「…陽炎」
陽炎「ほら、あんたその性格だし色々勘違いされやすいじゃない?実際他のとこではそんな不知火もいるしね」
不知火「ええ、まぁ自覚はあります」
陽炎「でもさ、ここの司令はそうじゃなかった。司令だけじゃなくて他のみんなも。司令は同じような性格してるしね」
不知火「ええ、だからこそ、ですか」
陽炎「そ。そして今あんたは楽しそうにしてるからよかった、ってね」
不知火「…陽炎」
陽炎「あー、なんか柄じゃないわねこんな事言うのは」
不知火「そんなことありません。そんなでも私の姉です。シャキッとしてください」
陽炎「そんなでも、ね。ふふ、あんたらしい」
不知火「ところで、一緒にどうです?」
陽炎「何が?」
不知火「司令と私と一緒に、手打ち蕎麦、どうです?」
陽炎「…いいの?」
不知火「ええ」
陽炎「そう…じゃあ遠慮なく参加させてもらうわ!」
不知火「それでこそです」
陽炎「よっしゃあ!この機会に司令との距離をもっと縮めるわよ!」
不知火「ええ、頑張りましょう」
陽炎「あんたにも、皆にも負けてらんないわ!」
不知火「むぐ…」
陽炎「あんた食べ物をあんまり美味しそうに食べないわよねぇ…」
不知火「何をいいますか、私は食材に感謝をしながら楽しみつつ食事をしていますよ」
陽炎「ふぅん…じゃあ何が好きなの?」
不知火「そうですね、蕎麦が好きです」
陽炎「蕎麦ねぇ、司令の影響?」
不知火「初めはそうでした」
陽炎「初めはねぇ…あんた司令の事大好きだからね」
不知火「ええ、まぁ」
陽炎「最近は隠す気すらなくてからかいがいがないわねぇ…」
不知火「そういう陽炎も最近は隠す気ないでしょう」
陽炎「まぁねぇ…隠したところでって感じだし…」
不知火「蕎麦にまた然りです。私は蕎麦が好きです、司令の影響もありますが今では蕎麦そのものの虜です」
陽炎「あんたそこまで蕎麦好きなのね…今度司令と手打ち蕎麦でも作れば?」
不知火「それです」
陽炎「え?」
不知火「それです陽炎!司令と一緒に手打ち蕎麦作り!」
陽炎「あちゃー、無駄なアイデアあげちゃったかぁ…」
不知火「ふふふ…そうと決まれば司令のスケジュールを確認して予定を決めてそこから材料を買いに行って…」
陽炎「ま、楽しそうでいいわね…」
不知火「どうしましたか?」
陽炎「いいえ、なんでも?ただ、あんたが楽しそうでよかったってね」
不知火「…陽炎」
陽炎「ほら、あんたその性格だし色々勘違いされやすいじゃない?実際他のとこではそんな不知火もいるしね」
不知火「ええ、まぁ自覚はあります」
陽炎「でもさ、ここの司令はそうじゃなかった。司令だけじゃなくて他のみんなも。司令は同じような性格してるしね」
不知火「ええ、だからこそ、ですか」
陽炎「そ。そして今あんたは楽しそうにしてるからよかった、ってね」
不知火「…陽炎」
陽炎「あー、なんか柄じゃないわねこんな事言うのは」
不知火「そんなことありません。そんなでも私の姉です。シャキッとしてください」
陽炎「そんなでも、ね。ふふ、あんたらしい」
不知火「ところで、一緒にどうです?」
陽炎「何が?」
不知火「司令と私と一緒に、手打ち蕎麦、どうです?」
陽炎「…いいの?」
不知火「ええ」
陽炎「そう…じゃあ遠慮なく参加させてもらうわ!」
不知火「それでこそです」
陽炎「よっしゃあ!この機会に司令との距離をもっと縮めるわよ!」
不知火「ええ、頑張りましょう」
陽炎「あんたにも、皆にも負けてらんないわ!」
454: ◆and2h/yWHc 2015/07/21(火) 00:41:16.86 ID:bpvUGgdc0
☆加賀岬☆
提督「加賀岬…ジュークボックスで曲はかけたし何度も聞いた、しかしやはり生で聞きたい!」
加賀「……」
提督「てことで歌ってくれるか?」
加賀「嫌ですよ恥ずかしい、と言うか何度も聞いているならいいでしょう」
提督「そういう問題じゃなくてだな!」
加賀「どういう問題ですか…」
提督「まぁ、なんだ、お前の歌を聞きたいんだよ、結局」
加賀「…そう」
提督「加賀が歌ってくれるなら俺も歌ってやろう!まぁ、この程度の条件じゃ…」
加賀「やります」
提督「だよなぁ…この程度の条件じゃあ…って、やるのか!」
加賀「提督、キャラがブレてます」
提督「こんな時ぐらいいいだろう!」
加賀「まぁいいですが、歌ってくれるんですね?」
提督「まぁ、加賀が歌ってくれればな…」
加賀「わかりました。さすがに気分が高揚します」
提督「そんなにか…」
加賀「では歌います。『加賀岬』」
提督「待ってました!」
青葉「よっ!一航戦の誇り!」
提督「お前いつ来た」
青葉「やだなぁ、今ですよ」
提督「流石というか何と言うか」
青葉「そんなに褒めないでくださいよ!」
加賀「この手に寄せる袱紗 朱の色
この目開いて その顔見れば
翼束ねて 鳩尾を超えてあげる
指を絡めて 抱きしめたなら
炎の海も怖くはないの
翼を放ち 戦の空へ駆ける
私とあなた 射掛ければ そう
おぼろ月夜が綺麗ね
今夜の勝負は
引くに引けない 譲れはしない
女心よ ねぇ
胸秘めた 想いひとつ
いいのよこのまま
心が残るのなら
海向かい 願いひとつ
百万石の 誇りよ加賀岬」
提督「加賀岬…ジュークボックスで曲はかけたし何度も聞いた、しかしやはり生で聞きたい!」
加賀「……」
提督「てことで歌ってくれるか?」
加賀「嫌ですよ恥ずかしい、と言うか何度も聞いているならいいでしょう」
提督「そういう問題じゃなくてだな!」
加賀「どういう問題ですか…」
提督「まぁ、なんだ、お前の歌を聞きたいんだよ、結局」
加賀「…そう」
提督「加賀が歌ってくれるなら俺も歌ってやろう!まぁ、この程度の条件じゃ…」
加賀「やります」
提督「だよなぁ…この程度の条件じゃあ…って、やるのか!」
加賀「提督、キャラがブレてます」
提督「こんな時ぐらいいいだろう!」
加賀「まぁいいですが、歌ってくれるんですね?」
提督「まぁ、加賀が歌ってくれればな…」
加賀「わかりました。さすがに気分が高揚します」
提督「そんなにか…」
加賀「では歌います。『加賀岬』」
提督「待ってました!」
青葉「よっ!一航戦の誇り!」
提督「お前いつ来た」
青葉「やだなぁ、今ですよ」
提督「流石というか何と言うか」
青葉「そんなに褒めないでくださいよ!」
加賀「この手に寄せる袱紗 朱の色
この目開いて その顔見れば
翼束ねて 鳩尾を超えてあげる
指を絡めて 抱きしめたなら
炎の海も怖くはないの
翼を放ち 戦の空へ駆ける
私とあなた 射掛ければ そう
おぼろ月夜が綺麗ね
今夜の勝負は
引くに引けない 譲れはしない
女心よ ねぇ
胸秘めた 想いひとつ
いいのよこのまま
心が残るのなら
海向かい 願いひとつ
百万石の 誇りよ加賀岬」
455: ◆and2h/yWHc 2015/07/21(火) 00:41:51.71 ID:bpvUGgdc0
提督「一気に行ったな…」
青葉「ですね…」
加賀「歌ったわよ」
提督「まぁ、何と言うか、流石というか…上手いよなやっぱり加賀は」
青葉「全くですね…今度鎮守府カラオケ大会でもやります?那珂ちゃんあたりと盛り上がりそうですけど」
提督「青葉その案もらった」
青葉「毎度あり!」
加賀「はぁ、やっぱり恥ずかしいわ」
提督「あんまり恥ずかしがることないと思うがなぁ…」
青葉「誇っていいレベルだと思いますよ!」
加賀「…そう、ありがとう」
提督「ま、何にせよ…青葉、音源CD化頼むぞ」
青葉「もちのろんです!」
加賀「青葉がいる時からそうなる事は予想してたからいいわ…ところで、提督も歌うのでしょう?」
提督「あ、それは今度の鎮守府カラオケ大会の時に…」
加賀「…まぁいいわ、特別にその時でも」
提督「…よかった」
青葉「いえしかしやはりここで歌うのが筋では…」
提督「青葉、例の件は」
青葉「はい!なんでもないです!」
加賀「とりあえず、歌ったしいいわよね?」
提督「うむ、実に良かった!CD化まだか!?」
青葉「すぐにでもやります!」
提督「楽しみだな!」
青葉「ですね!」
提督、青葉「はっはっはっはっは!」
加賀「はぁ…この連帯感はなんなのかしら…」
青葉「ですね…」
加賀「歌ったわよ」
提督「まぁ、何と言うか、流石というか…上手いよなやっぱり加賀は」
青葉「全くですね…今度鎮守府カラオケ大会でもやります?那珂ちゃんあたりと盛り上がりそうですけど」
提督「青葉その案もらった」
青葉「毎度あり!」
加賀「はぁ、やっぱり恥ずかしいわ」
提督「あんまり恥ずかしがることないと思うがなぁ…」
青葉「誇っていいレベルだと思いますよ!」
加賀「…そう、ありがとう」
提督「ま、何にせよ…青葉、音源CD化頼むぞ」
青葉「もちのろんです!」
加賀「青葉がいる時からそうなる事は予想してたからいいわ…ところで、提督も歌うのでしょう?」
提督「あ、それは今度の鎮守府カラオケ大会の時に…」
加賀「…まぁいいわ、特別にその時でも」
提督「…よかった」
青葉「いえしかしやはりここで歌うのが筋では…」
提督「青葉、例の件は」
青葉「はい!なんでもないです!」
加賀「とりあえず、歌ったしいいわよね?」
提督「うむ、実に良かった!CD化まだか!?」
青葉「すぐにでもやります!」
提督「楽しみだな!」
青葉「ですね!」
提督、青葉「はっはっはっはっは!」
加賀「はぁ…この連帯感はなんなのかしら…」
460: ◆and2h/yWHc 2015/07/23(木) 01:05:55.05 ID:tt15zI820
☆青葉の密着取材!若葉編!☆
青葉「と言うことで若葉さんの一日に密着取材です!もちろん本人には内緒!でないと面白くないですもんね!」
提督「全く…」
青葉「と言いつつも手伝ってくれる司令官が青葉は大好きです!」
提督「はいはい、じゃあまぁやりますか…」
青葉「それじゃあ密着取材!スタート!」
〜初春型部屋〜
若葉「はぁ…暇だ」
提督『暇そうだな』
青葉『ですね』
若葉「…行こうか」
提督『お、動くみたいだ』
青葉『追いますよ!』
〜喫煙所〜
若葉「…ふぅ、提督はいなかったか」
青葉『若葉さんって煙草吸うんですね』
提督『まぁな、あまり吸ってはいないが」
青葉『と言うかこの鎮守府で吸ってない人の方が少ないのでは?』
提督『いやぁ…さすがにそれは…どうだろ…』
青葉『今度調べておきますね!』
提督『頼んだ』
若葉「提督がいないなら長居することもないな、部屋に戻ろうか」
青葉『また部屋に戻るみたいですよ』
提督『俺達も戻ろうか』
〜初春型部屋〜
若葉「ゲームでもやろう、うむ。久しぶりだ」
提督『へぇ、若葉ゲームやるのか』
青葉『結構なゲーム好きですよ?』
提督『知らなかった…』
若葉「マリ○カートでタイムアタックでもやろう。あれなら時間はいくらでも潰せる」
青葉『…結構速いですね、タイム』
提督『…そうだな』
青葉「と言うことで若葉さんの一日に密着取材です!もちろん本人には内緒!でないと面白くないですもんね!」
提督「全く…」
青葉「と言いつつも手伝ってくれる司令官が青葉は大好きです!」
提督「はいはい、じゃあまぁやりますか…」
青葉「それじゃあ密着取材!スタート!」
〜初春型部屋〜
若葉「はぁ…暇だ」
提督『暇そうだな』
青葉『ですね』
若葉「…行こうか」
提督『お、動くみたいだ』
青葉『追いますよ!』
〜喫煙所〜
若葉「…ふぅ、提督はいなかったか」
青葉『若葉さんって煙草吸うんですね』
提督『まぁな、あまり吸ってはいないが」
青葉『と言うかこの鎮守府で吸ってない人の方が少ないのでは?』
提督『いやぁ…さすがにそれは…どうだろ…』
青葉『今度調べておきますね!』
提督『頼んだ』
若葉「提督がいないなら長居することもないな、部屋に戻ろうか」
青葉『また部屋に戻るみたいですよ』
提督『俺達も戻ろうか』
〜初春型部屋〜
若葉「ゲームでもやろう、うむ。久しぶりだ」
提督『へぇ、若葉ゲームやるのか』
青葉『結構なゲーム好きですよ?』
提督『知らなかった…』
若葉「マリ○カートでタイムアタックでもやろう。あれなら時間はいくらでも潰せる」
青葉『…結構速いですね、タイム』
提督『…そうだな』
461: ◆and2h/yWHc 2015/07/23(木) 01:07:05.68 ID:tt15zI820
〜5時間後〜
若葉「んっ…さすがに疲れた。そろそろ夕飯の時間か、食堂に行こう」
提督『結局ずっとタイムアタックしてたな』
青葉『よくやれますね…』
〜食堂〜
若葉「うん、今日の夕飯も美味しい。幸せだ」
提督『無表情に見えるが、あれはかなり嬉しそうだ』
青葉『ですね。普通の人には見分けられないでしょうけど』
提督『そこは仕方あるまい』
青葉『まぁ、そうですね』
若葉「ご馳走様でした」
提督『ん?もう食べ終わったのか』
青葉『司令官レベルで速い…』
〜初春型部屋〜
若葉「さて、さっきはベストタイムを抜けなかったが次は抜くぞ」
提督『またマ○オカートか…しかもタイムアタック…』
青葉『耐久みたいになってますね…』
〜翌日0600 提督私室〜
青葉『しれいかーん…起きてくださーい…』
提督『…なんで青葉』
青葉『若葉さんの密着取材中ですよ…』
提督『そうだった…』
青葉『結局ずっとタイムアタックしてましたね…』
提督『とてもじゃないが俺には無理だ…』
青葉『みんな無理だと思いますよ…』
提督『若葉は寝たか…』
青葉『…と言うことでまとめます。若葉さんの1日はほぼタイムアタック。あと少し煙草を吹かすぐらいでした…』
提督『今回はたまたまだろう…』
青葉『でももう若葉さんの密着取材したくありませんよ…』
提督『それに関しては同意する』
青葉『はい、まとめ終わり…司令官、ベッド貸してください…』
提督『別にいいが…』
青葉『やったー…そろそろ寝ないと…さすがの青葉も…』
提督『俺も寝る…おやすみ青葉』
青葉『ソファーで寝るなんて…ベッドで一緒にでもいいんですよ?』
提督『アホか。そんなことしたら俺がどうなるかわからん』
青葉『私もですよそれは…とりあえず、もう無理なんで寝ますよ。おやすみなさい…』
提督『ああ、おやすみ…』
若葉「んっ…さすがに疲れた。そろそろ夕飯の時間か、食堂に行こう」
提督『結局ずっとタイムアタックしてたな』
青葉『よくやれますね…』
〜食堂〜
若葉「うん、今日の夕飯も美味しい。幸せだ」
提督『無表情に見えるが、あれはかなり嬉しそうだ』
青葉『ですね。普通の人には見分けられないでしょうけど』
提督『そこは仕方あるまい』
青葉『まぁ、そうですね』
若葉「ご馳走様でした」
提督『ん?もう食べ終わったのか』
青葉『司令官レベルで速い…』
〜初春型部屋〜
若葉「さて、さっきはベストタイムを抜けなかったが次は抜くぞ」
提督『またマ○オカートか…しかもタイムアタック…』
青葉『耐久みたいになってますね…』
〜翌日0600 提督私室〜
青葉『しれいかーん…起きてくださーい…』
提督『…なんで青葉』
青葉『若葉さんの密着取材中ですよ…』
提督『そうだった…』
青葉『結局ずっとタイムアタックしてましたね…』
提督『とてもじゃないが俺には無理だ…』
青葉『みんな無理だと思いますよ…』
提督『若葉は寝たか…』
青葉『…と言うことでまとめます。若葉さんの1日はほぼタイムアタック。あと少し煙草を吹かすぐらいでした…』
提督『今回はたまたまだろう…』
青葉『でももう若葉さんの密着取材したくありませんよ…』
提督『それに関しては同意する』
青葉『はい、まとめ終わり…司令官、ベッド貸してください…』
提督『別にいいが…』
青葉『やったー…そろそろ寝ないと…さすがの青葉も…』
提督『俺も寝る…おやすみ青葉』
青葉『ソファーで寝るなんて…ベッドで一緒にでもいいんですよ?』
提督『アホか。そんなことしたら俺がどうなるかわからん』
青葉『私もですよそれは…とりあえず、もう無理なんで寝ますよ。おやすみなさい…』
提督『ああ、おやすみ…』
468: ◆and2h/yWHc 2015/07/27(月) 00:33:21.12 ID:yjzo2XERO
☆由良と鬼怒の水着グラまだ?☆
由良「…提督さん」
提督「どうした由良」
由良「…私も水着、着たいな」
提督「そうだな…」
鬼怒「なんでそんなにテンション低いの!?祭りあるんだよ!お祭りだよ!」
由良「鬼怒はいいよね…お祭りで元気になれて…」
鬼怒「由良姉は元気にならない?」
由良「ならなくはないけど…」
提督「…祭り、花火、屋台」
鬼怒「提督?どうしたの?」
提督「…浴衣だよ。そう!浴衣だ由良!」
由良「…!浴衣!」
鬼怒「…?浴衣?」
提督「個人的に水着よりも浴衣が好きだ!」
由良「そうなのね提督さん!」
鬼怒「…由良姉急に元気になった!」
提督「水着も実に良いものだ…だがしかしそれ以上に俺は浴衣が好きなんだ…」
鬼怒「提督がいつも言わないようなこと言ってる…キャラ崩壊もいいとこだよ…」
由良「鬼怒、そこは言っちゃダメよ」
提督「水着の方が似合う子もいる。白露とかな。しかし由良は圧倒的に浴衣が似合うと思う。いや、水着ももちろん見てみたいが」
由良「…浴衣ならあったかな」
鬼怒「ねぇねぇ!提督私は?私は水着と浴衣どっち?」
提督「鬼怒は水着だな」
鬼怒「そっかぁ…水着かぁ…じゃあ新調しないとね!」
由良「あ、私も…」
由良「…提督さん」
提督「どうした由良」
由良「…私も水着、着たいな」
提督「そうだな…」
鬼怒「なんでそんなにテンション低いの!?祭りあるんだよ!お祭りだよ!」
由良「鬼怒はいいよね…お祭りで元気になれて…」
鬼怒「由良姉は元気にならない?」
由良「ならなくはないけど…」
提督「…祭り、花火、屋台」
鬼怒「提督?どうしたの?」
提督「…浴衣だよ。そう!浴衣だ由良!」
由良「…!浴衣!」
鬼怒「…?浴衣?」
提督「個人的に水着よりも浴衣が好きだ!」
由良「そうなのね提督さん!」
鬼怒「…由良姉急に元気になった!」
提督「水着も実に良いものだ…だがしかしそれ以上に俺は浴衣が好きなんだ…」
鬼怒「提督がいつも言わないようなこと言ってる…キャラ崩壊もいいとこだよ…」
由良「鬼怒、そこは言っちゃダメよ」
提督「水着の方が似合う子もいる。白露とかな。しかし由良は圧倒的に浴衣が似合うと思う。いや、水着ももちろん見てみたいが」
由良「…浴衣ならあったかな」
鬼怒「ねぇねぇ!提督私は?私は水着と浴衣どっち?」
提督「鬼怒は水着だな」
鬼怒「そっかぁ…水着かぁ…じゃあ新調しないとね!」
由良「あ、私も…」
469: ◆and2h/yWHc 2015/07/27(月) 00:35:01.73 ID:yjzo2XERO
加賀「で、提督はいつまでデレデレしているんです?」
提督「デレデレしている訳ではないぞ加賀。それに俺はお前の浴衣と水着を見たい」
加賀「水着はこの前着たじゃないですか」
提督「次は浴衣を…」
加賀「由良のを見ればいいじゃないですか」
由良「…加賀さん、もしかして妬いてたりするの?」
加賀「いいえ?ただ提督がデレデレしているのが気に食わなかっただけよ」
由良「それってつまり妬いてるってことじゃないの?」
加賀「違うわ」
鬼怒「加賀さんもかわいいところあるんだね!うんうん!」
加賀「はぁ…まぁいいわ」
提督「ま、由良も楽しそうだし俺としては嬉しい限りだ。折角の夏だし楽しんでもらいたいからな」
加賀「まぁ、そうね…」
提督「お前もだぞ、加賀」
由良「加賀さんは秘書艦だから私達よりも大変だし、ね?」
鬼怒「一緒に海とお祭り行きましょ!」
提督「そう言う事だ。たまには息抜きも必要だぞ?[
加賀「…わかったわ。浴衣の準備はしておくわ」
由良「じゃあ6時に加賀さんの部屋に迎えに来ますね」
加賀「ええ、わかったわ。じゃあ私は部屋に戻っているわ」
提督「……由良、ナイス」
由良「いいんじゃない?」
鬼怒「加賀さんの浴衣は…多分パナイ…」
提督「どちらに転んでも眼福…うむ、実にいいな夏は」
由良「提督さん、来年は私も水着着るから楽しみにしててね?」
鬼怒「鬼怒の水着でパナイって言わせるからね!」
提督「デレデレしている訳ではないぞ加賀。それに俺はお前の浴衣と水着を見たい」
加賀「水着はこの前着たじゃないですか」
提督「次は浴衣を…」
加賀「由良のを見ればいいじゃないですか」
由良「…加賀さん、もしかして妬いてたりするの?」
加賀「いいえ?ただ提督がデレデレしているのが気に食わなかっただけよ」
由良「それってつまり妬いてるってことじゃないの?」
加賀「違うわ」
鬼怒「加賀さんもかわいいところあるんだね!うんうん!」
加賀「はぁ…まぁいいわ」
提督「ま、由良も楽しそうだし俺としては嬉しい限りだ。折角の夏だし楽しんでもらいたいからな」
加賀「まぁ、そうね…」
提督「お前もだぞ、加賀」
由良「加賀さんは秘書艦だから私達よりも大変だし、ね?」
鬼怒「一緒に海とお祭り行きましょ!」
提督「そう言う事だ。たまには息抜きも必要だぞ?[
加賀「…わかったわ。浴衣の準備はしておくわ」
由良「じゃあ6時に加賀さんの部屋に迎えに来ますね」
加賀「ええ、わかったわ。じゃあ私は部屋に戻っているわ」
提督「……由良、ナイス」
由良「いいんじゃない?」
鬼怒「加賀さんの浴衣は…多分パナイ…」
提督「どちらに転んでも眼福…うむ、実にいいな夏は」
由良「提督さん、来年は私も水着着るから楽しみにしててね?」
鬼怒「鬼怒の水着でパナイって言わせるからね!」
475: ◆and2h/yWHc 2015/07/29(水) 01:16:28.21 ID:6wh7aTeL0
☆友達☆
提督「なぁ、お前深海で友達とかいなかったのか?」
空母棲姫「…なぜそんなことを聞く?」
提督「純粋な疑問だ。お前のその性格なら深海でも仲のいいやつの1人や2人いただろう?」
空母棲姫「基本的にあいつらは味方同士仲良くするという概念はない。もっとも、レ級、タ級、ヲ級、姫、鬼ぐらいしか言葉も喋れはしないがな」
提督「ふむ、やはりそうなのか」
空母棲姫「それと、いつも言う通り私はイレギュラーだ。同じ考えを持つ者などそうそういる物ではない」
提督「そうそういる物ではないってことはいたのか?」
空母棲姫「あいつは…私と同じ考えではなかったが、近かったな」
提督「ほう、どんな奴だ」
空母棲姫「戦艦棲姫とその部下のタ級だ。あいつらは戦うことに意味を感じていなかったからな、戦いを好んでいなかった。その点で艦娘と戦いたくなかった私と気が合ったんだろう」
提督「そいつらもイレギュラー、か?」
空母棲姫「そうだな、ある意味ではイレギュラーだった。もっとも、今では何をしているかわからんがな」
提督「…気になるな、仲間に引き入れられないか?」
空母棲姫「どうだろうな、引き入れられても戦いはしないかもしれない」
提督「情報は手に入る」
空母棲姫「確かにな」
提督「それに、お前の友達なんだろう?」
空母棲姫「…まぁな」
提督「まぁ、その戦艦棲姫とタ級については引き入れられそうなら引き入れたいな」
空母棲姫「引き入れるにも、さっき言った通りどこで何をしているかわからん」
提督「その2隻の戦績は?」
空母棲姫「かなりの物だ。1度戦場に出れば誰よりも戦果を上げてくる」
提督「と言うことは大規模な進行の時には参加してくる可能性が高いな」
空母棲姫「姿を見れば私はすぐにわかるぞ」
提督「じゃあ空母棲姫にはその時には出て見分けてもらおう。先にタ級と戦艦棲姫を見つける偵察任務を頼まなきゃいかんが…」
空母棲姫「索敵機でいいだろう」
提督「制空権を取れたならそれでいいが取れなかった場合そうは行かんからな」
空母棲姫「慎重な男だな、やはり」
提督「誰も失いたくないからな。慎重にもなるさ」
提督「なぁ、お前深海で友達とかいなかったのか?」
空母棲姫「…なぜそんなことを聞く?」
提督「純粋な疑問だ。お前のその性格なら深海でも仲のいいやつの1人や2人いただろう?」
空母棲姫「基本的にあいつらは味方同士仲良くするという概念はない。もっとも、レ級、タ級、ヲ級、姫、鬼ぐらいしか言葉も喋れはしないがな」
提督「ふむ、やはりそうなのか」
空母棲姫「それと、いつも言う通り私はイレギュラーだ。同じ考えを持つ者などそうそういる物ではない」
提督「そうそういる物ではないってことはいたのか?」
空母棲姫「あいつは…私と同じ考えではなかったが、近かったな」
提督「ほう、どんな奴だ」
空母棲姫「戦艦棲姫とその部下のタ級だ。あいつらは戦うことに意味を感じていなかったからな、戦いを好んでいなかった。その点で艦娘と戦いたくなかった私と気が合ったんだろう」
提督「そいつらもイレギュラー、か?」
空母棲姫「そうだな、ある意味ではイレギュラーだった。もっとも、今では何をしているかわからんがな」
提督「…気になるな、仲間に引き入れられないか?」
空母棲姫「どうだろうな、引き入れられても戦いはしないかもしれない」
提督「情報は手に入る」
空母棲姫「確かにな」
提督「それに、お前の友達なんだろう?」
空母棲姫「…まぁな」
提督「まぁ、その戦艦棲姫とタ級については引き入れられそうなら引き入れたいな」
空母棲姫「引き入れるにも、さっき言った通りどこで何をしているかわからん」
提督「その2隻の戦績は?」
空母棲姫「かなりの物だ。1度戦場に出れば誰よりも戦果を上げてくる」
提督「と言うことは大規模な進行の時には参加してくる可能性が高いな」
空母棲姫「姿を見れば私はすぐにわかるぞ」
提督「じゃあ空母棲姫にはその時には出て見分けてもらおう。先にタ級と戦艦棲姫を見つける偵察任務を頼まなきゃいかんが…」
空母棲姫「索敵機でいいだろう」
提督「制空権を取れたならそれでいいが取れなかった場合そうは行かんからな」
空母棲姫「慎重な男だな、やはり」
提督「誰も失いたくないからな。慎重にもなるさ」
476: ◆and2h/yWHc 2015/07/29(水) 01:16:58.46 ID:6wh7aTeL0
空母棲姫「提督のそういうところ、嫌いではないぞ」
提督「そりゃあどうも」
空母棲姫「まぁ何にせよ今の所は机上の空論だ、考えるだけ無駄だよ。情報を手に入れてからにしよう」
提督「そうだな」
空母棲姫「…そういえば、提督に友達はいるのか?」
提督「失礼な。友人ならいるぞ」
空母棲姫「ほう、それはどんな変わり者だ?」
提督「1人至って普通の奴さ、至って普通のエリート。当たり障りなくやってきたような奴だ。数少ない俺の理解者だがな」
空母棲姫「そうか、提督の理解者か。それは立派な変わり者だな」
提督「かもな」
空母棲姫「しかしエリートか、何をしている奴なんだ?」
提督「横須賀で提督をやっているよ」
空母棲姫「なるほど、同業か」
提督「そう言う事だ」
空母棲姫「しかし横須賀か、エリート中のエリートだな」
提督「ああ、その通りだ」
空母棲姫「佐世保にいる提督も相当な物だと思うがな?」
提督「生憎俺は特に地位も名声も欲しくないんでな」
空母棲姫「ふ、そんなことぐらいわかっている」
提督「そうかい…」
空母棲姫「しかし、やはりここはいいところだ…是非戦艦棲姫とタ級も連れてきたいな」
提督「敵意さえなければ是非友好関係を結びたいものだ」
空母棲姫「全くだ…」
提督「『深海棲艦も人間も艦娘も友達になれればいいのにな。』ある子供が言ったことだよ。全くその通りだと思わないか?」
空母棲姫「ああ…そうすれば戦いは終わり、これ以上の犠牲は無くなる」
提督「だが、そう上手くは行かないな。しかしお前の様な存在があるならば可能性は0ではない。そうだろう?」
空母棲姫「ああ、可能性としては存在しうる」
提督「ならその可能性を信じてみよう。深海棲艦と人間と艦娘が共存出来る可能性を」
提督「そりゃあどうも」
空母棲姫「まぁ何にせよ今の所は机上の空論だ、考えるだけ無駄だよ。情報を手に入れてからにしよう」
提督「そうだな」
空母棲姫「…そういえば、提督に友達はいるのか?」
提督「失礼な。友人ならいるぞ」
空母棲姫「ほう、それはどんな変わり者だ?」
提督「1人至って普通の奴さ、至って普通のエリート。当たり障りなくやってきたような奴だ。数少ない俺の理解者だがな」
空母棲姫「そうか、提督の理解者か。それは立派な変わり者だな」
提督「かもな」
空母棲姫「しかしエリートか、何をしている奴なんだ?」
提督「横須賀で提督をやっているよ」
空母棲姫「なるほど、同業か」
提督「そう言う事だ」
空母棲姫「しかし横須賀か、エリート中のエリートだな」
提督「ああ、その通りだ」
空母棲姫「佐世保にいる提督も相当な物だと思うがな?」
提督「生憎俺は特に地位も名声も欲しくないんでな」
空母棲姫「ふ、そんなことぐらいわかっている」
提督「そうかい…」
空母棲姫「しかし、やはりここはいいところだ…是非戦艦棲姫とタ級も連れてきたいな」
提督「敵意さえなければ是非友好関係を結びたいものだ」
空母棲姫「全くだ…」
提督「『深海棲艦も人間も艦娘も友達になれればいいのにな。』ある子供が言ったことだよ。全くその通りだと思わないか?」
空母棲姫「ああ…そうすれば戦いは終わり、これ以上の犠牲は無くなる」
提督「だが、そう上手くは行かないな。しかしお前の様な存在があるならば可能性は0ではない。そうだろう?」
空母棲姫「ああ、可能性としては存在しうる」
提督「ならその可能性を信じてみよう。深海棲艦と人間と艦娘が共存出来る可能性を」
481: ◆and2h/yWHc 2015/07/31(金) 00:29:06.25 ID:FMULSyKG0
☆夏バテ熱中症対策しっかり☆
文月「あついよぉ…」
菊月「…あまり暑いと言うな、心頭滅却すれば火もまた涼し、だぞ」
文月「しんと…ん??どういうこと?」
菊月「無心の境地に至れば火の中でも熱さを感じず涼しいって意味だ」
文月「へぇ〜、そうなんだぁ…菊月ちゃん良く知ってるね〜」
菊月「文月姉さんがぽわぽわしてるだけじゃ…」
文月「え?私がぽわぽわ?」
菊月「姉さんはそのままでいい…」
文月「よくわからないけど、いっか!」
菊月「文月姉さん、熱中症が多くなっているからきちんと水分補給はするんだぞ」
文月「クーラーつけてても熱中症になるからきちんと水分補給しなさいって司令官に言われたから大丈夫!」
菊月「さすが司令官…最初に文月姉さんの所に来たのか…?」
文月「夏はカルピスだよねぇ〜」
菊月「カルピスもいいがラムネも美味しいぞ」
文月「あ、ラムネも美味しいよね〜!大和さんの所に貰いに行こうかな〜」
菊月「大和さんのラムネは格別だからな…」
文月「そのあとに間宮さんの所にいって、司令官のところで食べよう!」
菊月「文月姉さん、司令官は忙しいんじゃないか?」
文月「ううん?今日は暇って言ってたよ〜」
菊月「そんな情報どこから…」
文月「うんとね〜?青葉さんが言ってた〜」
菊月「青葉さんか…」
文月「あ、でもやっぱり今日はやめた〜」
菊月「え?なんで?」
文月「ちょっと眠たくなってきたから〜、目がもっとぱっちりしてる時にいこうかな〜」
菊月「相変わらずマイペース…」
文月「じゃあ、菊月ちゃんおやすみぃ…」
菊月「ああ、姉さん!そんなところで寝たら風邪引くから布団で!」
文月「あ、菊月ちゃんありがとぉ…」
菊月「ほら、掛け布団も掛けて。文月姉さん寒くないか?」
文月「うん、寒くないよ〜」
菊月「ちょっと厚めの奴もここに出しとくから寒くなったら掛けてくれ」
文月「うん。わかった〜」
菊月「それじゃあおやすみ」
文月「うん、おやすみぃ…」
菊月「はぁ…一息つこう…」
文月「あついよぉ…」
菊月「…あまり暑いと言うな、心頭滅却すれば火もまた涼し、だぞ」
文月「しんと…ん??どういうこと?」
菊月「無心の境地に至れば火の中でも熱さを感じず涼しいって意味だ」
文月「へぇ〜、そうなんだぁ…菊月ちゃん良く知ってるね〜」
菊月「文月姉さんがぽわぽわしてるだけじゃ…」
文月「え?私がぽわぽわ?」
菊月「姉さんはそのままでいい…」
文月「よくわからないけど、いっか!」
菊月「文月姉さん、熱中症が多くなっているからきちんと水分補給はするんだぞ」
文月「クーラーつけてても熱中症になるからきちんと水分補給しなさいって司令官に言われたから大丈夫!」
菊月「さすが司令官…最初に文月姉さんの所に来たのか…?」
文月「夏はカルピスだよねぇ〜」
菊月「カルピスもいいがラムネも美味しいぞ」
文月「あ、ラムネも美味しいよね〜!大和さんの所に貰いに行こうかな〜」
菊月「大和さんのラムネは格別だからな…」
文月「そのあとに間宮さんの所にいって、司令官のところで食べよう!」
菊月「文月姉さん、司令官は忙しいんじゃないか?」
文月「ううん?今日は暇って言ってたよ〜」
菊月「そんな情報どこから…」
文月「うんとね〜?青葉さんが言ってた〜」
菊月「青葉さんか…」
文月「あ、でもやっぱり今日はやめた〜」
菊月「え?なんで?」
文月「ちょっと眠たくなってきたから〜、目がもっとぱっちりしてる時にいこうかな〜」
菊月「相変わらずマイペース…」
文月「じゃあ、菊月ちゃんおやすみぃ…」
菊月「ああ、姉さん!そんなところで寝たら風邪引くから布団で!」
文月「あ、菊月ちゃんありがとぉ…」
菊月「ほら、掛け布団も掛けて。文月姉さん寒くないか?」
文月「うん、寒くないよ〜」
菊月「ちょっと厚めの奴もここに出しとくから寒くなったら掛けてくれ」
文月「うん。わかった〜」
菊月「それじゃあおやすみ」
文月「うん、おやすみぃ…」
菊月「はぁ…一息つこう…」
487: ◆and2h/yWHc 2015/08/02(日) 01:05:49.37 ID:TpqMYY4K0
☆大丈夫、ですって!☆
提督「ドイツ料理?」
呂500「です!」
提督「ドイツ料理ねぇ…榛名は作れるか?」
榛名「ドイツ料理は…大丈夫じゃないかもです…」
提督「と言うかなんでまたドイツ料理を?」
呂500「でっち達と一緒に故郷の料理食べたくなっちゃって!」
提督「と言ってもなぁ…榛名、バウムクーヘンとか焼けるか?」
榛名「お店のもののように、とは行きませんが…」
提督「榛名になら任せられる、かな。バウムクーヘン作るの頼んでいいか?」
榛名「はい!榛名にお任せください!」
呂500「バウムクーヘン…楽しみですって!」
提督「でち達に食わせるついでにドイツ艦にも食べてもらって色々アドバイスは貰いたいところだな…」
呂500「じゃあマックスにも声かけてくるって!」
提督「そうだな…ビスマルクとプリンツとレーべは演習に出てるし…」
呂500「楽しみですって!楽しみですって!」
提督「それじゃあ、調理始めますか!」
提督「ドイツ料理?」
呂500「です!」
提督「ドイツ料理ねぇ…榛名は作れるか?」
榛名「ドイツ料理は…大丈夫じゃないかもです…」
提督「と言うかなんでまたドイツ料理を?」
呂500「でっち達と一緒に故郷の料理食べたくなっちゃって!」
提督「と言ってもなぁ…榛名、バウムクーヘンとか焼けるか?」
榛名「お店のもののように、とは行きませんが…」
提督「榛名になら任せられる、かな。バウムクーヘン作るの頼んでいいか?」
榛名「はい!榛名にお任せください!」
呂500「バウムクーヘン…楽しみですって!」
提督「でち達に食わせるついでにドイツ艦にも食べてもらって色々アドバイスは貰いたいところだな…」
呂500「じゃあマックスにも声かけてくるって!」
提督「そうだな…ビスマルクとプリンツとレーべは演習に出てるし…」
呂500「楽しみですって!楽しみですって!」
提督「それじゃあ、調理始めますか!」
488: ◆and2h/yWHc 2015/08/02(日) 01:06:39.26 ID:TpqMYY4K0
〜厨房〜
提督「よし、材料はあるな」
提督「それじゃ!チャーハン作るよ!」
間宮「え!?チャーハン!?ドイツ料理じゃなくて?」
提督「細かいことは以下略!てことで調理のところも以下略だ!」
間宮「えぇ!?そんなんでいいんですか!?」
提督「いいんです!はい完成!提督特製ハンバーグ!アウフラウフ!アイントプフ!」
間宮「ハンバーグ?ハンバーグってドイツ料理なんですか?」
提督「ハンバーグの起源はドイツらしいですよ?」
間宮「へぇ、そうだったんですか…」
提督「榛名ー、そっちは焼けたか?」
榛名「はい!完成しました!」
提督「おぉー、美味そうだな…」
榛名「提督の料理も美味しそうです!」
提督「ありがとよ、それじゃ運ぼうか」
榛名「はい!」
〜食堂〜
でち公「うまい!うまいでち!」
19「でっち落ち着くの!」
8「なんだが懐かしい味…」
ゆー「おいしい…」
マックス「美味しいわね、合格」
呂500「美味しいですって!」
榛名「とても美味しいです!提督!」
168「司令官、後で作り方教えてね!」
提督「ここまで喜ばれると嬉しいもんだなぁ…イムヤは後できちんと教えてやるから楽しみにしとけ」
でち公「と言うか遂に名前表示まででち公にされたでち!全面戦争も辞さないでち!」
19「そんなこと今はどうでもいいのね!」
でち公「でちぃ!?」
マックス「故郷の味を上手くアレンジしてあるわ、さすがね」
提督「さ、そろそろデザート行くか!榛名が焼いたバウムクーヘンだ!」
榛名「お口に合えばいいのですが…」
でち公「…うまいでち!これは毎日食べたいでち!」
19「はふぅ…美味しいのね…」
8「……食べ過ぎないようにしないと」
ゆー「美味しい…です」
呂500「榛名さん料理上手ですって!」
マックス「…私も少し作り方教えてもらおうかしら」
イムヤ「悔しいけど美味しい…負けてられないなぁ…」
でち公「うまぁい!てーれってれー!」
提督「自分でそこ言うな…」
榛名「お口に合ったようで良かったです…!」
呂500「皆仲良くなれて良かった!ですって!」
提督「よし、材料はあるな」
提督「それじゃ!チャーハン作るよ!」
間宮「え!?チャーハン!?ドイツ料理じゃなくて?」
提督「細かいことは以下略!てことで調理のところも以下略だ!」
間宮「えぇ!?そんなんでいいんですか!?」
提督「いいんです!はい完成!提督特製ハンバーグ!アウフラウフ!アイントプフ!」
間宮「ハンバーグ?ハンバーグってドイツ料理なんですか?」
提督「ハンバーグの起源はドイツらしいですよ?」
間宮「へぇ、そうだったんですか…」
提督「榛名ー、そっちは焼けたか?」
榛名「はい!完成しました!」
提督「おぉー、美味そうだな…」
榛名「提督の料理も美味しそうです!」
提督「ありがとよ、それじゃ運ぼうか」
榛名「はい!」
〜食堂〜
でち公「うまい!うまいでち!」
19「でっち落ち着くの!」
8「なんだが懐かしい味…」
ゆー「おいしい…」
マックス「美味しいわね、合格」
呂500「美味しいですって!」
榛名「とても美味しいです!提督!」
168「司令官、後で作り方教えてね!」
提督「ここまで喜ばれると嬉しいもんだなぁ…イムヤは後できちんと教えてやるから楽しみにしとけ」
でち公「と言うか遂に名前表示まででち公にされたでち!全面戦争も辞さないでち!」
19「そんなこと今はどうでもいいのね!」
でち公「でちぃ!?」
マックス「故郷の味を上手くアレンジしてあるわ、さすがね」
提督「さ、そろそろデザート行くか!榛名が焼いたバウムクーヘンだ!」
榛名「お口に合えばいいのですが…」
でち公「…うまいでち!これは毎日食べたいでち!」
19「はふぅ…美味しいのね…」
8「……食べ過ぎないようにしないと」
ゆー「美味しい…です」
呂500「榛名さん料理上手ですって!」
マックス「…私も少し作り方教えてもらおうかしら」
イムヤ「悔しいけど美味しい…負けてられないなぁ…」
でち公「うまぁい!てーれってれー!」
提督「自分でそこ言うな…」
榛名「お口に合ったようで良かったです…!」
呂500「皆仲良くなれて良かった!ですって!」
491: ◆and2h/yWHc 2015/08/04(火) 00:13:43.84 ID:tZ7wT1w30
☆龍田さん水着グラ実装おめでとう☆
提督「と言うことでおめでとう」
龍田「天龍ちゃんの時にはやらなかったのに私の時にはやるんですね〜?」
提督「まぁな…」
龍田「まぁいいですけど、天龍ちゃんには内緒ですよ?天龍ちゃん拗ねちゃうから〜」
提督「…本当にお前は優しいな」
龍田そんなことありませんよ?」
提督「いや、そうだよ。勘違いされやすいがお前は優しい。それはそれはとても、な」
龍田「提督程じゃありませんよ?」
提督「俺は優しくはないよ」
龍田「私達に優しくしてくれる、それだけで充分でしょう?」
提督「…あー、龍田には敵わんな、全く」
龍田「ふふ、私に勝とうなんてまだまだ早いんですよ〜」
提督「ま、それはそれとして。本当に似合ってるよ龍田」
龍田「ありがとうございます」
提督「昔はこんなこと言おうもんなら手が一つ飛んでたな」
龍田「ですね〜」
提督「否定しないあたりが龍田らしい…」
龍田「ふふ、それは私ですからね〜」
提督「そんな龍田だから俺は信頼してるよ」
龍田「あら、嬉しいですね〜…でも、あんまり言ってると加賀さんが拗ねちゃいますよ?」
提督「それはそれで俺としてはいいよ」
龍田「ふふ、加賀さん可哀想」
提督「全くだ」
龍田「まだ、水着を着れてない子もいるからみんな着れるといいですね〜」
提督「そうだな、由良とか楽しみにしてたしな…」
龍田「浴衣とかでもいいと思いませんか〜?天龍ちゃん似合いそうだわ〜」
提督「個人的には水着よりも浴衣が好きだからみんなに着てほしいな…」
龍田「じゃあ今度天龍ちゃんに着せて提督のとこに見せにいきますね〜」
提督「了解、楽しみにしてるよ」
提督「と言うことでおめでとう」
龍田「天龍ちゃんの時にはやらなかったのに私の時にはやるんですね〜?」
提督「まぁな…」
龍田「まぁいいですけど、天龍ちゃんには内緒ですよ?天龍ちゃん拗ねちゃうから〜」
提督「…本当にお前は優しいな」
龍田そんなことありませんよ?」
提督「いや、そうだよ。勘違いされやすいがお前は優しい。それはそれはとても、な」
龍田「提督程じゃありませんよ?」
提督「俺は優しくはないよ」
龍田「私達に優しくしてくれる、それだけで充分でしょう?」
提督「…あー、龍田には敵わんな、全く」
龍田「ふふ、私に勝とうなんてまだまだ早いんですよ〜」
提督「ま、それはそれとして。本当に似合ってるよ龍田」
龍田「ありがとうございます」
提督「昔はこんなこと言おうもんなら手が一つ飛んでたな」
龍田「ですね〜」
提督「否定しないあたりが龍田らしい…」
龍田「ふふ、それは私ですからね〜」
提督「そんな龍田だから俺は信頼してるよ」
龍田「あら、嬉しいですね〜…でも、あんまり言ってると加賀さんが拗ねちゃいますよ?」
提督「それはそれで俺としてはいいよ」
龍田「ふふ、加賀さん可哀想」
提督「全くだ」
龍田「まだ、水着を着れてない子もいるからみんな着れるといいですね〜」
提督「そうだな、由良とか楽しみにしてたしな…」
龍田「浴衣とかでもいいと思いませんか〜?天龍ちゃん似合いそうだわ〜」
提督「個人的には水着よりも浴衣が好きだからみんなに着てほしいな…」
龍田「じゃあ今度天龍ちゃんに着せて提督のとこに見せにいきますね〜」
提督「了解、楽しみにしてるよ」
492: ◆and2h/yWHc 2015/08/04(火) 00:15:20.83 ID:tZ7wT1w30
☆龍田さん水着グラ実装おめでとう☆
提督「と言うことでおめでとう」
龍田「天龍ちゃんの時にはやらなかったのに私の時にはやるんですね〜?」
提督「まぁな…」
龍田「まぁいいですけど、天龍ちゃんには内緒ですよ?天龍ちゃん拗ねちゃうから〜」
提督「…本当にお前は優しいな」
龍田そんなことありませんよ?」
提督「いや、そうだよ。勘違いされやすいがお前は優しい。それはそれはとても、な」
龍田「提督程じゃありませんよ?」
提督「俺は優しくはないよ」
龍田「私達に優しくしてくれる、それだけで充分でしょう?」
提督「…あー、龍田には敵わんな、全く」
龍田「ふふ、私に勝とうなんてまだまだ早いんですよ〜」
提督「ま、それはそれとして。本当に似合ってるよ龍田」
龍田「ありがとうございます」
提督「昔はこんなこと言おうもんなら手が一つ飛んでたな」
龍田「ですね〜」
提督「否定しないあたりが龍田らしい…」
龍田「ふふ、それは私ですからね〜」
提督「そんな龍田だから俺は信頼してるよ」
龍田「あら、嬉しいですね〜…でも、あんまり言ってると加賀さんが拗ねちゃいますよ?」
提督「それはそれで俺としてはいいよ」
龍田「ふふ、加賀さん可哀想」
提督「全くだ」
龍田「まだ、水着を着れてない子もいるからみんな着れるといいですね〜」
提督「そうだな、由良とか楽しみにしてたしな…」
龍田「浴衣とかでもいいと思いませんか〜?天龍ちゃん似合いそうだわ〜」
提督「個人的には水着よりも浴衣が好きだからみんなに着てほしいな…」
龍田「じゃあ今度天龍ちゃんに着せて提督のとこに見せにいきますね〜」
提督「了解、楽しみにしてるよ」
提督「と言うことでおめでとう」
龍田「天龍ちゃんの時にはやらなかったのに私の時にはやるんですね〜?」
提督「まぁな…」
龍田「まぁいいですけど、天龍ちゃんには内緒ですよ?天龍ちゃん拗ねちゃうから〜」
提督「…本当にお前は優しいな」
龍田そんなことありませんよ?」
提督「いや、そうだよ。勘違いされやすいがお前は優しい。それはそれはとても、な」
龍田「提督程じゃありませんよ?」
提督「俺は優しくはないよ」
龍田「私達に優しくしてくれる、それだけで充分でしょう?」
提督「…あー、龍田には敵わんな、全く」
龍田「ふふ、私に勝とうなんてまだまだ早いんですよ〜」
提督「ま、それはそれとして。本当に似合ってるよ龍田」
龍田「ありがとうございます」
提督「昔はこんなこと言おうもんなら手が一つ飛んでたな」
龍田「ですね〜」
提督「否定しないあたりが龍田らしい…」
龍田「ふふ、それは私ですからね〜」
提督「そんな龍田だから俺は信頼してるよ」
龍田「あら、嬉しいですね〜…でも、あんまり言ってると加賀さんが拗ねちゃいますよ?」
提督「それはそれで俺としてはいいよ」
龍田「ふふ、加賀さん可哀想」
提督「全くだ」
龍田「まだ、水着を着れてない子もいるからみんな着れるといいですね〜」
提督「そうだな、由良とか楽しみにしてたしな…」
龍田「浴衣とかでもいいと思いませんか〜?天龍ちゃん似合いそうだわ〜」
提督「個人的には水着よりも浴衣が好きだからみんなに着てほしいな…」
龍田「じゃあ今度天龍ちゃんに着せて提督のとこに見せにいきますね〜」
提督「了解、楽しみにしてるよ」
498: ◆and2h/yWHc 2015/08/05(水) 23:56:39.10 ID:9d9senwf0
☆あきつしまとあきつまる☆
秋津洲「ずるいかも!」
あきつ丸「む?どうしたでありますか、秋津洲殿」
秋津洲「あきつ丸には烈風拳とか紫電掌改とかあってずるいかも!」
あきつ丸「そう言われてもどうしようもないであります…」
秋津洲「二式大艇拳とか色々私も欲しいかも!!」
あきつ丸「私に言われましても…」
秋津洲「大体酷いかも!なんでこんなに強襲揚陸艦が強いのに私、水上機母艦が弱いのか!おかしいかも!」
あきつ丸「それを言われましても…」
秋津洲「酷いかもぉ…」
あきつ丸「元気を出すであります。必ず提督殿なら秋津洲殿の活躍出来る場所を見つけてくれるであります」
秋津洲「…ほんとかも?」
あきつ丸「本当であります!そうして私の活躍場所を見つけてくれたのは他でもない提督殿でありますから!」
秋津洲「なんだか楽しみになってきたかも!」
あきつ丸「そうでありましょう!次の大規模作戦ではきっと活躍できるであります!」
秋津洲「じゃあその時のために必殺技を考えるかも!」
あきつ丸「必殺技、でありますか?」
秋津洲「そうかも!あきつ丸の烈風拳とか紫電掌改とかそんな感じのが欲しいかも!」
あきつ丸「そうでありますなぁ…」
秋津洲「いいアイデア出るかも?」
あきつ丸「やはり秋津洲殿の相棒の二式大艇を使った技がいいと思うであります…」
秋津洲「さっき言った二式大艇拳とかかも?でもそれはざゃ捻りがなくてつまらないかも…」
あきつ丸「しかし烈風拳や紫電掌改もそのままでありますがなぁ…」
秋津洲「ずるいかも!」
あきつ丸「む?どうしたでありますか、秋津洲殿」
秋津洲「あきつ丸には烈風拳とか紫電掌改とかあってずるいかも!」
あきつ丸「そう言われてもどうしようもないであります…」
秋津洲「二式大艇拳とか色々私も欲しいかも!!」
あきつ丸「私に言われましても…」
秋津洲「大体酷いかも!なんでこんなに強襲揚陸艦が強いのに私、水上機母艦が弱いのか!おかしいかも!」
あきつ丸「それを言われましても…」
秋津洲「酷いかもぉ…」
あきつ丸「元気を出すであります。必ず提督殿なら秋津洲殿の活躍出来る場所を見つけてくれるであります」
秋津洲「…ほんとかも?」
あきつ丸「本当であります!そうして私の活躍場所を見つけてくれたのは他でもない提督殿でありますから!」
秋津洲「なんだか楽しみになってきたかも!」
あきつ丸「そうでありましょう!次の大規模作戦ではきっと活躍できるであります!」
秋津洲「じゃあその時のために必殺技を考えるかも!」
あきつ丸「必殺技、でありますか?」
秋津洲「そうかも!あきつ丸の烈風拳とか紫電掌改とかそんな感じのが欲しいかも!」
あきつ丸「そうでありますなぁ…」
秋津洲「いいアイデア出るかも?」
あきつ丸「やはり秋津洲殿の相棒の二式大艇を使った技がいいと思うであります…」
秋津洲「さっき言った二式大艇拳とかかも?でもそれはざゃ捻りがなくてつまらないかも…」
あきつ丸「しかし烈風拳や紫電掌改もそのままでありますがなぁ…」
499: ◆and2h/yWHc 2015/08/05(水) 23:58:11.32 ID:9d9senwf0
秋津洲「むぅ…」
あきつ丸「むぅ…」
秋津洲「思いつかないかも…」
あきつ丸「…そう言えば秋津洲殿には秋津洲流戦闘航海術と言うのがあると聞いたのでありますが?」
秋津洲「あるかも!」
あきつ丸「それはどう言ったものでありますか?」
秋津洲「秋津洲流戦闘航海術って言うのは、両舷の錨を右舷側に寄せて長く伸ばしておいて、あるタイミングで前進一杯を号令すると急速に右舷側に移動するって物かも!」
あきつ丸「ふむ…ならばその特性を考えながらではどうでありますか?」
秋津洲「それいいかも!」
あきつ丸「方針は決まったでありますな!」
秋津洲「それじゃあ、秋津洲流戦闘航海術…二式廻転拳、なんてどうかも?」
あきつ丸「おお!いいでありますな!」
秋津洲「そうかも!かっこいいかも!」
あきつ丸「それじゃあ次の大規模作戦に向けて練習するであります!」
秋津洲「頑張るかも!」
あきつ丸「微力ながら私も手伝わせていただくであります!」
秋津洲「あきつ丸ありがとうかも!」
あきつ丸「さぁ!一緒に頑張って活躍するであります!」
秋津洲「おーっ!かも!」
提督 (ごめんなぁ…未だにレベル1で演習も何にもやらせてなくて入手したまんまでごめんなぁ…)
あきつ丸「むぅ…」
秋津洲「思いつかないかも…」
あきつ丸「…そう言えば秋津洲殿には秋津洲流戦闘航海術と言うのがあると聞いたのでありますが?」
秋津洲「あるかも!」
あきつ丸「それはどう言ったものでありますか?」
秋津洲「秋津洲流戦闘航海術って言うのは、両舷の錨を右舷側に寄せて長く伸ばしておいて、あるタイミングで前進一杯を号令すると急速に右舷側に移動するって物かも!」
あきつ丸「ふむ…ならばその特性を考えながらではどうでありますか?」
秋津洲「それいいかも!」
あきつ丸「方針は決まったでありますな!」
秋津洲「それじゃあ、秋津洲流戦闘航海術…二式廻転拳、なんてどうかも?」
あきつ丸「おお!いいでありますな!」
秋津洲「そうかも!かっこいいかも!」
あきつ丸「それじゃあ次の大規模作戦に向けて練習するであります!」
秋津洲「頑張るかも!」
あきつ丸「微力ながら私も手伝わせていただくであります!」
秋津洲「あきつ丸ありがとうかも!」
あきつ丸「さぁ!一緒に頑張って活躍するであります!」
秋津洲「おーっ!かも!」
提督 (ごめんなぁ…未だにレベル1で演習も何にもやらせてなくて入手したまんまでごめんなぁ…)
505: ◆and2h/yWHc 2015/08/08(土) 01:29:14.13 ID:0/KynShh0
☆かーっ、つらいわー☆
山城「幸運すぎてつらいわー…」
雪風「よかったですね!!」
提督「…で?」
山城「幸運なんですよ雪風といると!時雨とでもまぁ幸運ですけど、雪風が一番幸運ですね」
雪風「よく言われます!」
提督「へぇ、そりゃあよかったな」
山城「雪風、今度姉さまに1日付き合ってあげて?」
雪風「扶桑さんにですね!わかりました!」
提督「で、何がどう具体的に幸運なんだ?」
山城「まず今日は財布を落としませんでした」
雪風「財布を拾って交番に届けてきました!」
提督「偉いぞ雪風。しかしまぁ財布の落とすのが日常みたいな言い方だな」
山城「日常とまでは言いませんけど…一週間に2回3回程落とします」
提督「お前…よし、今度から扶桑姉妹と大鳳と陸奥あたりは給料と別にいくらか払うよ…」
山城「え!?いえいいですよ!」
提督「と言ってもそんなに落とすならなぁ…」
山城「ですから財布は手作り、中身もそんなに入れてませんし…結局落とす額は500円ぐらいですよ…」
提督「む…そうか、手作りか…」
雪風「山城さん!今度雪風も作ってください!」
山城「もちろんいいわよ、どんなものがいいかしら?」
雪風「んー…山城さんにお任せします!」
山城「そう…まぁ頑張るわ」
雪風「ありがとうございます!」
提督「こうして見ると似てないが母親と娘みたいだな…」
山城「…何言ってるんですか提督。自分が父親に見えるかなー?とか思ってるんですか?」
提督「そんなわけないだろ…」
山城「ま、いいですけど…」
提督「で、他には?」
山城「そうね、そこまで今日は転びませんでした」
提督「…お前らは大変そうだなぁ」
山城「…我がことながらそう思います」
提督「何か必要な物があれば言ってくれよ本当に…」
山城「今のところはだいじょ…そうですね、やっぱりまるゆが改修素材として欲しいです」
提督「…検討しておこう」
山城「雪風みたいに幸運ならいいんですけど…」
雪風「山城さんもきっとなれますよ!」
山城「そうかしら?」
雪風「はい!山城さんにも幸運の女神が来るようにお祈りしておきます!」
山城「ふふ、それは頼もしいわね」
提督「仲がいいのは実にいい事だ、本当にこの鎮守府は皆仲が良くてよかったよ…」
山城「女の喧嘩は面倒ですからね」
提督「俺には止めようがないだろうな…」
山城「幸運すぎてつらいわー…」
雪風「よかったですね!!」
提督「…で?」
山城「幸運なんですよ雪風といると!時雨とでもまぁ幸運ですけど、雪風が一番幸運ですね」
雪風「よく言われます!」
提督「へぇ、そりゃあよかったな」
山城「雪風、今度姉さまに1日付き合ってあげて?」
雪風「扶桑さんにですね!わかりました!」
提督「で、何がどう具体的に幸運なんだ?」
山城「まず今日は財布を落としませんでした」
雪風「財布を拾って交番に届けてきました!」
提督「偉いぞ雪風。しかしまぁ財布の落とすのが日常みたいな言い方だな」
山城「日常とまでは言いませんけど…一週間に2回3回程落とします」
提督「お前…よし、今度から扶桑姉妹と大鳳と陸奥あたりは給料と別にいくらか払うよ…」
山城「え!?いえいいですよ!」
提督「と言ってもそんなに落とすならなぁ…」
山城「ですから財布は手作り、中身もそんなに入れてませんし…結局落とす額は500円ぐらいですよ…」
提督「む…そうか、手作りか…」
雪風「山城さん!今度雪風も作ってください!」
山城「もちろんいいわよ、どんなものがいいかしら?」
雪風「んー…山城さんにお任せします!」
山城「そう…まぁ頑張るわ」
雪風「ありがとうございます!」
提督「こうして見ると似てないが母親と娘みたいだな…」
山城「…何言ってるんですか提督。自分が父親に見えるかなー?とか思ってるんですか?」
提督「そんなわけないだろ…」
山城「ま、いいですけど…」
提督「で、他には?」
山城「そうね、そこまで今日は転びませんでした」
提督「…お前らは大変そうだなぁ」
山城「…我がことながらそう思います」
提督「何か必要な物があれば言ってくれよ本当に…」
山城「今のところはだいじょ…そうですね、やっぱりまるゆが改修素材として欲しいです」
提督「…検討しておこう」
山城「雪風みたいに幸運ならいいんですけど…」
雪風「山城さんもきっとなれますよ!」
山城「そうかしら?」
雪風「はい!山城さんにも幸運の女神が来るようにお祈りしておきます!」
山城「ふふ、それは頼もしいわね」
提督「仲がいいのは実にいい事だ、本当にこの鎮守府は皆仲が良くてよかったよ…」
山城「女の喧嘩は面倒ですからね」
提督「俺には止めようがないだろうな…」
506: ◆and2h/yWHc 2015/08/08(土) 01:29:57.74 ID:0/KynShh0
山城「むしろ悪化するかもしれませんね」
提督「かもなぁ…やっぱり本当によかった…」
雪風「この鎮守府のみなさんは優しくて雪風は大好きです!」
提督「そうだな、皆優しいからな…一癖も二癖もある奴も多いが」
山城「…私の方見ないで下さいよ」
提督「姉さま〜姉さま〜って最初は大変だったからな…」
山城「仕方ないじゃないですか!もう姉さまはいると思ってたらいないんですから!」
提督「俺も扶桑はもっと早く鎮守府に来てくれると思っていたものだが…」
山城「最近も姉さまは演習メンバーの中心にいるから忙しそうですし…」
提督「そろそろ入れ替える予定だからしばらく待ってくれ…」
山城「…まぁ北上がいるから暇は潰せますけど」
提督「大井も扶桑と一緒に演習メンバーだからな…」
雪風「大井さんはとても優しいです!」
提督「そうだな、ああ見えて優しいからな、俺以外には」
山城「まぁ仕方ないですよ。あれはああいう性格ですから」
提督「わかってるよもちろん」
雪風「霞ちゃんや曙ちゃん、満潮ちゃんと叢雲ちゃんもしれぇには厳しいです…」
提督「確かにな…けど俺の為、皆の為を思ってくれてるからな…」
山城「いい部下を持ちましたね」
提督「全くだよ、お前達を含めていい部下に恵まれた」
雪風「しれぇが雪風達のしれぇでよかったです!」
山城「雪風の言う通りね。提督が私達の提督でよかったです」
提督「…そう言ってもらえれば提督冥利に尽きる」
山城「照れてますね」
提督「…照れてない」
山城「全く、子供っぽいですね、そういうところ」
提督「さぁ、どうかな。っと俺は執務に戻るとするよ」
雪風「しれぇ!頑張ってください!」
提督「ありがとうな、雪風」
山城「何かあれば手伝いますよ?」
提督「いや、もう残りも少ないし気持ちだけもらっておくよ」
山城「そうですか、それでは」
提督「ああ、またな」
山城 (今日一番の幸運はこうやって貴方と話せたこと、なんてね。柄じゃないわね)
雪風「山城さん、幸せそうでよかったです!」
山城「…わかっちゃう?」
雪風「はい!とてもニコニコしてましたから!」
山城「…そう、まぁ仕方ないわね」
雪風「仕方ないですね!」
提督「かもなぁ…やっぱり本当によかった…」
雪風「この鎮守府のみなさんは優しくて雪風は大好きです!」
提督「そうだな、皆優しいからな…一癖も二癖もある奴も多いが」
山城「…私の方見ないで下さいよ」
提督「姉さま〜姉さま〜って最初は大変だったからな…」
山城「仕方ないじゃないですか!もう姉さまはいると思ってたらいないんですから!」
提督「俺も扶桑はもっと早く鎮守府に来てくれると思っていたものだが…」
山城「最近も姉さまは演習メンバーの中心にいるから忙しそうですし…」
提督「そろそろ入れ替える予定だからしばらく待ってくれ…」
山城「…まぁ北上がいるから暇は潰せますけど」
提督「大井も扶桑と一緒に演習メンバーだからな…」
雪風「大井さんはとても優しいです!」
提督「そうだな、ああ見えて優しいからな、俺以外には」
山城「まぁ仕方ないですよ。あれはああいう性格ですから」
提督「わかってるよもちろん」
雪風「霞ちゃんや曙ちゃん、満潮ちゃんと叢雲ちゃんもしれぇには厳しいです…」
提督「確かにな…けど俺の為、皆の為を思ってくれてるからな…」
山城「いい部下を持ちましたね」
提督「全くだよ、お前達を含めていい部下に恵まれた」
雪風「しれぇが雪風達のしれぇでよかったです!」
山城「雪風の言う通りね。提督が私達の提督でよかったです」
提督「…そう言ってもらえれば提督冥利に尽きる」
山城「照れてますね」
提督「…照れてない」
山城「全く、子供っぽいですね、そういうところ」
提督「さぁ、どうかな。っと俺は執務に戻るとするよ」
雪風「しれぇ!頑張ってください!」
提督「ありがとうな、雪風」
山城「何かあれば手伝いますよ?」
提督「いや、もう残りも少ないし気持ちだけもらっておくよ」
山城「そうですか、それでは」
提督「ああ、またな」
山城 (今日一番の幸運はこうやって貴方と話せたこと、なんてね。柄じゃないわね)
雪風「山城さん、幸せそうでよかったです!」
山城「…わかっちゃう?」
雪風「はい!とてもニコニコしてましたから!」
山城「…そう、まぁ仕方ないわね」
雪風「仕方ないですね!」
513: ◆and2h/yWHc 2015/08/09(日) 23:41:35.82 ID:TDZWBzsa0
☆かわいい子に看病してもらいたい☆
叢雲「はぁ?風邪引いた?」
曙「体調管理がなってないわね」
吹雪「そんなに言わないであげてよ…」
叢雲「まぁ、姉さんも忙しそうだし私が様子見てるわ」
曙「吹雪も忙しそうだし私が看病しといてあげるわ」
叢雲、曙「え?」
叢雲「…いやいや、いいわよ、私がやるわ」
曙「いやいや、叢雲の手も煩わせられないでしょ?そういう訳だから私がやるわ」
叢雲「煩わしくなんてないからいいわ」
曙「むむむ…」
吹雪「2人とも落ち着いて…」
叢雲「姉さんはいいわよね、何かあれば頼られるのはいつも姉さんなんだから」
曙「吹雪はいいわね、素直になれるから」
吹雪「2人ともなんか切実…」
叢雲「と、に、か、く!私が行くから曙は休んでなさい」
曙「それはこっちのセリフよ!」
吹雪「もう!喧嘩しないで!2人とも行けばいいじゃない!」
叢雲「…それで妥協するわ。それでいいわよね?」
曙「…あんたも退きそうにないし、それでいいわ」
吹雪「じゃあ決まり!私はもう行くから2人共よろしくね!」
〜提督私室〜
叢雲「司令官、来たわよ」
曙「クソ提督、来てあげたわ」
提督「あぁ、すまんな…」
叢雲「全く、無理しすぎなのよいつも。何か飲む?」
提督「緑茶を頼めるか?」
叢雲「わかったわ」
曙「艦隊の士気に関わるんだから体調には気をつけなさいよね」
提督「ぐうの音も出ない…」
曙「で、何か必要な物は?」
提督「あー、そうだな、そこの棚から適当に一冊取ってくれないか」
叢雲「はぁ?風邪引いた?」
曙「体調管理がなってないわね」
吹雪「そんなに言わないであげてよ…」
叢雲「まぁ、姉さんも忙しそうだし私が様子見てるわ」
曙「吹雪も忙しそうだし私が看病しといてあげるわ」
叢雲、曙「え?」
叢雲「…いやいや、いいわよ、私がやるわ」
曙「いやいや、叢雲の手も煩わせられないでしょ?そういう訳だから私がやるわ」
叢雲「煩わしくなんてないからいいわ」
曙「むむむ…」
吹雪「2人とも落ち着いて…」
叢雲「姉さんはいいわよね、何かあれば頼られるのはいつも姉さんなんだから」
曙「吹雪はいいわね、素直になれるから」
吹雪「2人ともなんか切実…」
叢雲「と、に、か、く!私が行くから曙は休んでなさい」
曙「それはこっちのセリフよ!」
吹雪「もう!喧嘩しないで!2人とも行けばいいじゃない!」
叢雲「…それで妥協するわ。それでいいわよね?」
曙「…あんたも退きそうにないし、それでいいわ」
吹雪「じゃあ決まり!私はもう行くから2人共よろしくね!」
〜提督私室〜
叢雲「司令官、来たわよ」
曙「クソ提督、来てあげたわ」
提督「あぁ、すまんな…」
叢雲「全く、無理しすぎなのよいつも。何か飲む?」
提督「緑茶を頼めるか?」
叢雲「わかったわ」
曙「艦隊の士気に関わるんだから体調には気をつけなさいよね」
提督「ぐうの音も出ない…」
曙「で、何か必要な物は?」
提督「あー、そうだな、そこの棚から適当に一冊取ってくれないか」
514: ◆and2h/yWHc 2015/08/09(日) 23:43:17.62 ID:TDZWBzsa0
曙「本なんて読んでて大丈夫なの?」
提督「寝れないしな、本を読むぐらいしかする事もないのさ…」
曙「ふーん。まぁ治してくれればいいんだけど」
叢雲「はい、緑茶淹れてきたわよ」
提督「すまんな叢雲、助かるよ」
叢雲「どう致しまして。しかし不運な物ね、加賀さんは演習、吹雪姉さんもこれから遠征なんてね」
提督「そもそもこんな時に風邪を引く俺が悪いんだけどな…」
曙「そうね」
叢雲「全くね」
曙「けど、たまには休んでなさい、クソ提督」
叢雲「あんたは私達の為に尽くしてくれてるんだからたまには私達があんたに尽くすわよ」
提督「……あれ?鎮守府の中でもかなり厳しい方の曙と叢雲が優しい?夢か?風邪を引いてるから夢見てんのか?」
曙「失礼ね!」
叢雲「現実よ!」
提督「冗談だよ」
叢雲「あんたねぇ…まぁ、冗談言える程度に元気ならいいわ」
提督「…悪いな、心配かけた」
曙「そう思うなら体調管理ぐらいしっかりしなさい、クソ提督」
提督「肝に銘じておきます…」
曙「ま、たまにはいいわよ。ゆっくり休みなさい」
叢雲「何だかんだ休みも誰かに付き合ってるでしょ、あんた」
提督「…確かに、最近休みを一人で過ごした覚えがない」
叢雲「やっぱりね」
曙「私達が連れ回しすぎるのも問題ね」
提督「いや、俺も好きで付き合ってるんだから問題ない」
曙「そう、クソ提督がそう言うならいいけど」
叢雲「その本、もう読み終わってるんでしょ?何か買ってくるわよ?」
提督「…いや、いいよ。この本は何度でも読みたいんだ」
叢雲「ふぅん、あんたがそこまで言うなら私も読んでみたいわね」
提督「それなら今度貸すよ」
叢雲「そう?じゃあ楽しみにしてるわ」
提督「寝れないしな、本を読むぐらいしかする事もないのさ…」
曙「ふーん。まぁ治してくれればいいんだけど」
叢雲「はい、緑茶淹れてきたわよ」
提督「すまんな叢雲、助かるよ」
叢雲「どう致しまして。しかし不運な物ね、加賀さんは演習、吹雪姉さんもこれから遠征なんてね」
提督「そもそもこんな時に風邪を引く俺が悪いんだけどな…」
曙「そうね」
叢雲「全くね」
曙「けど、たまには休んでなさい、クソ提督」
叢雲「あんたは私達の為に尽くしてくれてるんだからたまには私達があんたに尽くすわよ」
提督「……あれ?鎮守府の中でもかなり厳しい方の曙と叢雲が優しい?夢か?風邪を引いてるから夢見てんのか?」
曙「失礼ね!」
叢雲「現実よ!」
提督「冗談だよ」
叢雲「あんたねぇ…まぁ、冗談言える程度に元気ならいいわ」
提督「…悪いな、心配かけた」
曙「そう思うなら体調管理ぐらいしっかりしなさい、クソ提督」
提督「肝に銘じておきます…」
曙「ま、たまにはいいわよ。ゆっくり休みなさい」
叢雲「何だかんだ休みも誰かに付き合ってるでしょ、あんた」
提督「…確かに、最近休みを一人で過ごした覚えがない」
叢雲「やっぱりね」
曙「私達が連れ回しすぎるのも問題ね」
提督「いや、俺も好きで付き合ってるんだから問題ない」
曙「そう、クソ提督がそう言うならいいけど」
叢雲「その本、もう読み終わってるんでしょ?何か買ってくるわよ?」
提督「…いや、いいよ。この本は何度でも読みたいんだ」
叢雲「ふぅん、あんたがそこまで言うなら私も読んでみたいわね」
提督「それなら今度貸すよ」
叢雲「そう?じゃあ楽しみにしてるわ」
515: ◆and2h/yWHc 2015/08/09(日) 23:44:03.33 ID:TDZWBzsa0
曙「叢雲だけずるい、私にも何か貸してよね」
提督「曙は普段本は読むか?」
曙「そんなに読まないわ」
提督「そうか、それじゃあ軽い物からがいいかもな…」
曙「提督が一番好きな本を貸して欲しいわ」
提督「俺が一番好きな本、ね…」
叢雲「あ、それ私も気になるわ」
提督「そうだな、『博士の愛した数式』だな。映画化なんかもされてるな。けどやはりあの作品は小説で読んで欲しい」
曙「へぇ…」
叢雲「あんたがそこまで言うなら面白いんでしょうね」
提督「ああ、曙、本は向こうの棚に入っているから戻るときに取って行ってくれ」
曙「わかったわ」
叢雲「…何か、必要な物はある?」
提督「特にない、と思う」
叢雲「そう、じゃあ私達は戻ってるわ。眠そうだしまた後で来るわ」
曙「ゆっくり休んでなさい」
提督「…ああ、ありがとう」
〜廊下〜
叢雲「…あいつの所に行ったら、どっちが看病するって争ってたのがバカみたいに思えてきたわ」
曙「…奇遇ね、私も」
叢雲「本当に司令官は本気で私達に接してくれるし平等に接してくれる。いい所に来たわね」
曙「ま、無理をしすぎるところはクソ提督だけど」
叢雲「それも含めてうちの司令官ってところね」
曙「そうね」
叢雲「…さて、せいぜいあいつが無理しすぎないように手伝って行かないとね」
曙「倒れられて困るのは私達だしね…」
提督「曙は普段本は読むか?」
曙「そんなに読まないわ」
提督「そうか、それじゃあ軽い物からがいいかもな…」
曙「提督が一番好きな本を貸して欲しいわ」
提督「俺が一番好きな本、ね…」
叢雲「あ、それ私も気になるわ」
提督「そうだな、『博士の愛した数式』だな。映画化なんかもされてるな。けどやはりあの作品は小説で読んで欲しい」
曙「へぇ…」
叢雲「あんたがそこまで言うなら面白いんでしょうね」
提督「ああ、曙、本は向こうの棚に入っているから戻るときに取って行ってくれ」
曙「わかったわ」
叢雲「…何か、必要な物はある?」
提督「特にない、と思う」
叢雲「そう、じゃあ私達は戻ってるわ。眠そうだしまた後で来るわ」
曙「ゆっくり休んでなさい」
提督「…ああ、ありがとう」
〜廊下〜
叢雲「…あいつの所に行ったら、どっちが看病するって争ってたのがバカみたいに思えてきたわ」
曙「…奇遇ね、私も」
叢雲「本当に司令官は本気で私達に接してくれるし平等に接してくれる。いい所に来たわね」
曙「ま、無理をしすぎるところはクソ提督だけど」
叢雲「それも含めてうちの司令官ってところね」
曙「そうね」
叢雲「…さて、せいぜいあいつが無理しすぎないように手伝って行かないとね」
曙「倒れられて困るのは私達だしね…」
521: ◆and2h/yWHc 2015/08/12(水) 02:10:52.02 ID:kuY9/i2V0
☆姉として、妹として☆
陽炎「あ、摩耶さん」
摩耶「お、陽炎じゃねぇか」
陽炎「演習の方じゃないんですね?」
摩耶「今日は高雄姉と愛宕姉が出てるから私は休みだよ」
陽炎「あら、そうなの」
摩耶「姉さん達だけ改二がまだだからなぁ…提督も気にして練度だけでも私達と揃えておこうとしてくれてるんだと」
陽炎「私の妹達は…多過ぎて揃えるのが大変そうね、それにまだ誰も改二は来てないし」
摩耶「陽炎型は多いからな…何隻だっけ?」
陽炎「まだここにいない子も含めて19隻ね」
摩耶「うひゃー…多いなぁ…」
陽炎「まぁね…でも皆かわいい子達ばっかりよ」
摩耶「そんだけ妹がいると長女は大変だろ?」
陽炎「まぁ、そうだけど楽しいわよ?特に私の妹達は人数が多い分色々いるし」
摩耶「磯風とかか?」
陽炎「まぁ代表格はそうね…後は秋雲だったり初風だったりね」
摩耶「はー、なるほど…でも楽しそうだな」
陽炎「楽しいわよ!磯風のご飯は美味しいし、秋雲は絵が上手いし、色々やってくれるから!」
摩耶「あとは…舞風のダンスは上手いよな!」
陽炎「そうね!野分とコンビを組んで踊らせるとすごいわよ!」
摩耶「へぇ…今度見てみてぇな!」
陽炎「今度言っておくわ!後は、黒潮の漫才かしら?」
摩耶「へぇ、1人でやるのか?」
陽炎「そうねぇ、1人の時もあるけど不知火とやったり、私とやったり、3人でやったりまちまちね」
摩耶「不知火!?」
陽炎「たまにやるわよ?1度司令の前でもやったし」
摩耶「意外だなぁ…」
陽炎「これだから不知火は面白いのよ!意外と思うことでもやる子だからね!」
摩耶「陽炎型楽しそうだな…」
陽炎「摩耶さんも1日陽炎型になってみる?」
摩耶「は?」
陽炎「衣装はどうにかするわよ?」
摩耶「いやいやいやいや!さすがにいいよ私は!」
陽炎「あら、そう?」
摩耶「…だって恥ずかしいし」
陽炎「…ふーん、じゃあ次は高雄型の話を聞かせてもらおうかなっ!」
摩耶「あん?高雄型の話?」
陽炎「そ!陽炎型の話はしたから高雄型の話を聞かせてちょうだい!」
摩耶「そうだなぁ…じゃあ誰から話そうか?」
陽炎「じゃあ高雄さん!」
摩耶「高雄姉か…高雄姉は天然っぽいな」
陽炎「え?高雄さんが?」
摩耶「ああ、愛宕姉が天然のイメージが強いと思うがあれは多分違う。本当の天然は高雄姉だ…」
陽炎「あ、摩耶さん」
摩耶「お、陽炎じゃねぇか」
陽炎「演習の方じゃないんですね?」
摩耶「今日は高雄姉と愛宕姉が出てるから私は休みだよ」
陽炎「あら、そうなの」
摩耶「姉さん達だけ改二がまだだからなぁ…提督も気にして練度だけでも私達と揃えておこうとしてくれてるんだと」
陽炎「私の妹達は…多過ぎて揃えるのが大変そうね、それにまだ誰も改二は来てないし」
摩耶「陽炎型は多いからな…何隻だっけ?」
陽炎「まだここにいない子も含めて19隻ね」
摩耶「うひゃー…多いなぁ…」
陽炎「まぁね…でも皆かわいい子達ばっかりよ」
摩耶「そんだけ妹がいると長女は大変だろ?」
陽炎「まぁ、そうだけど楽しいわよ?特に私の妹達は人数が多い分色々いるし」
摩耶「磯風とかか?」
陽炎「まぁ代表格はそうね…後は秋雲だったり初風だったりね」
摩耶「はー、なるほど…でも楽しそうだな」
陽炎「楽しいわよ!磯風のご飯は美味しいし、秋雲は絵が上手いし、色々やってくれるから!」
摩耶「あとは…舞風のダンスは上手いよな!」
陽炎「そうね!野分とコンビを組んで踊らせるとすごいわよ!」
摩耶「へぇ…今度見てみてぇな!」
陽炎「今度言っておくわ!後は、黒潮の漫才かしら?」
摩耶「へぇ、1人でやるのか?」
陽炎「そうねぇ、1人の時もあるけど不知火とやったり、私とやったり、3人でやったりまちまちね」
摩耶「不知火!?」
陽炎「たまにやるわよ?1度司令の前でもやったし」
摩耶「意外だなぁ…」
陽炎「これだから不知火は面白いのよ!意外と思うことでもやる子だからね!」
摩耶「陽炎型楽しそうだな…」
陽炎「摩耶さんも1日陽炎型になってみる?」
摩耶「は?」
陽炎「衣装はどうにかするわよ?」
摩耶「いやいやいやいや!さすがにいいよ私は!」
陽炎「あら、そう?」
摩耶「…だって恥ずかしいし」
陽炎「…ふーん、じゃあ次は高雄型の話を聞かせてもらおうかなっ!」
摩耶「あん?高雄型の話?」
陽炎「そ!陽炎型の話はしたから高雄型の話を聞かせてちょうだい!」
摩耶「そうだなぁ…じゃあ誰から話そうか?」
陽炎「じゃあ高雄さん!」
摩耶「高雄姉か…高雄姉は天然っぽいな」
陽炎「え?高雄さんが?」
摩耶「ああ、愛宕姉が天然のイメージが強いと思うがあれは多分違う。本当の天然は高雄姉だ…」
522: ◆and2h/yWHc 2015/08/12(水) 02:11:18.44 ID:kuY9/i2V0
陽炎「へぇ…意外ね」
摩耶「次は愛宕姉か、愛宕姉はさっき言った通り天然じゃねぇな」
陽炎「じゃあなんなの?」
摩耶「説明しづらいがああいう性格だとしか…」
陽炎「ああいう性格が天然じゃないの?」
摩耶「若干違うな、そうだな、例えるなら世間を知らない本物の箱入り娘と世間をある程度知ってる箱入り娘ってところか…」
陽炎「あー、なんとなくわかった気がするわ…」
摩耶「そうか、ならいいけどよ…じゃあ最後に鳥海か」
陽炎「そうね」
摩耶「鳥海は霧島姐さんの一番弟子だからな…」
陽炎「…それは有名な話ね」
摩耶「霧島姐さんと良くお茶しに行ったりしてるな」
陽炎「一緒に出かけてるところをよく見るわね」
摩耶「あとは鳥海は頭の回転が速いことか…」
陽炎「さすが霧島さんの一番弟子…」
摩耶「まぁ後は知っての通りの火力だしな、多少暴走しやすい時があるな」
陽炎「へぇ、鳥海さんが暴走するの?」
摩耶「たまーにな?」
陽炎「ある意味見てみたいわね」
摩耶「色々大変だけど見てみた方が早いな、今度暴走した時は呼んでやるよ」
陽炎「楽しみにしておくわ!」
摩耶「とまぁこんなとこか?」
陽炎「高雄型も楽しそうね…」
摩耶「まぁ、なんだかんだ言っても楽しいよ」
陽炎「妹ってどんな感じなの?」
摩耶「あー、そうだなぁ…頼りになるけど頼りにならない手間のかかる姉がいたり、大変だな…」
陽炎「ふーん…」
摩耶「でもまぁ、頼りになる時は頼りになる姉と妹もいるしな、気楽でいいよ」
陽炎「そういうものなのね…」
摩耶「逆に姉ってどんな感じなんだ?」
陽炎「そうねぇ…まぁ責任感はあるわね」
摩耶「確かに、そうだろうなぁ…」
陽炎「でも、やっぱりやりがいはあるわ!姉だから頼られる事は多いし、かわいい妹達から頼られるのはやっぱり嬉しいし!」
摩耶「確かに私も良く高雄姉に頼ってるな…」
陽炎「私の妹達は個性的だから見てて楽しいしね!」
摩耶「はーん、なるほどなぁ…」
陽炎「っと、そろそろ時間ね!じゃあ陽炎型の衣装は用意しておくからね!」
摩耶「はぁ!?…んじゃあ高雄型の衣装も用意しといてやるからなー!」
摩耶「次は愛宕姉か、愛宕姉はさっき言った通り天然じゃねぇな」
陽炎「じゃあなんなの?」
摩耶「説明しづらいがああいう性格だとしか…」
陽炎「ああいう性格が天然じゃないの?」
摩耶「若干違うな、そうだな、例えるなら世間を知らない本物の箱入り娘と世間をある程度知ってる箱入り娘ってところか…」
陽炎「あー、なんとなくわかった気がするわ…」
摩耶「そうか、ならいいけどよ…じゃあ最後に鳥海か」
陽炎「そうね」
摩耶「鳥海は霧島姐さんの一番弟子だからな…」
陽炎「…それは有名な話ね」
摩耶「霧島姐さんと良くお茶しに行ったりしてるな」
陽炎「一緒に出かけてるところをよく見るわね」
摩耶「あとは鳥海は頭の回転が速いことか…」
陽炎「さすが霧島さんの一番弟子…」
摩耶「まぁ後は知っての通りの火力だしな、多少暴走しやすい時があるな」
陽炎「へぇ、鳥海さんが暴走するの?」
摩耶「たまーにな?」
陽炎「ある意味見てみたいわね」
摩耶「色々大変だけど見てみた方が早いな、今度暴走した時は呼んでやるよ」
陽炎「楽しみにしておくわ!」
摩耶「とまぁこんなとこか?」
陽炎「高雄型も楽しそうね…」
摩耶「まぁ、なんだかんだ言っても楽しいよ」
陽炎「妹ってどんな感じなの?」
摩耶「あー、そうだなぁ…頼りになるけど頼りにならない手間のかかる姉がいたり、大変だな…」
陽炎「ふーん…」
摩耶「でもまぁ、頼りになる時は頼りになる姉と妹もいるしな、気楽でいいよ」
陽炎「そういうものなのね…」
摩耶「逆に姉ってどんな感じなんだ?」
陽炎「そうねぇ…まぁ責任感はあるわね」
摩耶「確かに、そうだろうなぁ…」
陽炎「でも、やっぱりやりがいはあるわ!姉だから頼られる事は多いし、かわいい妹達から頼られるのはやっぱり嬉しいし!」
摩耶「確かに私も良く高雄姉に頼ってるな…」
陽炎「私の妹達は個性的だから見てて楽しいしね!」
摩耶「はーん、なるほどなぁ…」
陽炎「っと、そろそろ時間ね!じゃあ陽炎型の衣装は用意しておくからね!」
摩耶「はぁ!?…んじゃあ高雄型の衣装も用意しといてやるからなー!」
526: ◆and2h/yWHc 2015/08/14(金) 01:56:45.73 ID:mAIek12B0
☆誰かの幸せ☆
提督「加賀、何見てるんだ?」
加賀「甲子園ですよ、甲子園」
提督「そうか、もうそんな時期だったか…」
加賀「今年は大阪桐蔭が負けてますからね。大阪偕星に期待です」
提督「へぇ、去年の優勝校が負けたのか」
加賀「ええ、しかも大阪偕星は初出場ですからね。期待しています」
提督「面白い展開だな、去年の優勝校が負けて初出場の高校が出てくるとは」
加賀「同感です」
提督「やっぱり野球はいいな、燃える」
加賀「私も野球が好きですね。そこまで詳しくはありませんが」
提督「好きな選手は?」
加賀「DeNAの加賀繁ですね」
提督「だと思った…」
加賀「やはり同じ名前を持っているなら応援したくなるでしょう?」
提督「わからなくもない…」
加賀「提督は誰が好きですか?」
提督「そうだな、ソフトバンクの摂津かな」
加賀「やはりピッチャーですか…」
提督「悩んだのは巨人の阿部だな」
加賀「なるほど、それはなんとなく提督らしいですね…」
提督「しかしやはり高校野球には高校野球にしかない良さがあるな…」
加賀「えぇ、負ける悔しさ、勝つ嬉しさ。それは時にプロ達のそれを上回っていると思います」
提督「いいよなぁ、高校球児…」
加賀「ですね…」
提督「俺も野球やればよかったかな、上手くはならなかっただろうけど」
加賀「そうですか?」
提督「多分なー…」
加賀「提督は運動神経はいいですし出来ると思いますが」
提督「そうかね?」
加賀「何なら今度鎮守府内で野球でもやりますか?」
提督「それもいいな、皆のいいストレス解消になってくれればいいが」
加賀「ではチーム分けも考えなくてはダメですね…」
提督「加賀、何見てるんだ?」
加賀「甲子園ですよ、甲子園」
提督「そうか、もうそんな時期だったか…」
加賀「今年は大阪桐蔭が負けてますからね。大阪偕星に期待です」
提督「へぇ、去年の優勝校が負けたのか」
加賀「ええ、しかも大阪偕星は初出場ですからね。期待しています」
提督「面白い展開だな、去年の優勝校が負けて初出場の高校が出てくるとは」
加賀「同感です」
提督「やっぱり野球はいいな、燃える」
加賀「私も野球が好きですね。そこまで詳しくはありませんが」
提督「好きな選手は?」
加賀「DeNAの加賀繁ですね」
提督「だと思った…」
加賀「やはり同じ名前を持っているなら応援したくなるでしょう?」
提督「わからなくもない…」
加賀「提督は誰が好きですか?」
提督「そうだな、ソフトバンクの摂津かな」
加賀「やはりピッチャーですか…」
提督「悩んだのは巨人の阿部だな」
加賀「なるほど、それはなんとなく提督らしいですね…」
提督「しかしやはり高校野球には高校野球にしかない良さがあるな…」
加賀「えぇ、負ける悔しさ、勝つ嬉しさ。それは時にプロ達のそれを上回っていると思います」
提督「いいよなぁ、高校球児…」
加賀「ですね…」
提督「俺も野球やればよかったかな、上手くはならなかっただろうけど」
加賀「そうですか?」
提督「多分なー…」
加賀「提督は運動神経はいいですし出来ると思いますが」
提督「そうかね?」
加賀「何なら今度鎮守府内で野球でもやりますか?」
提督「それもいいな、皆のいいストレス解消になってくれればいいが」
加賀「ではチーム分けも考えなくてはダメですね…」
527: ◆and2h/yWHc 2015/08/14(金) 01:57:13.47 ID:mAIek12B0
提督「……いいな、この雰囲気」
加賀「…そうですね」
提督「こうしてお前と話してると深海棲艦と戦っていることなんて忘れてしまいそうだ」
加賀「…そうね。私もです」
提督「幸せだな、俺は」
加賀「提督はそんなこと言う柄でもないでしょうに」
提督「そうかもな、でも実際幸せなんだ。そうだろう?」
加賀「…ええ、私も幸せです」
提督「あいつらも、この高校球児達も、幸せかな」
加賀「ええ、きっと」
提督「…そうか、それならよかった」
加賀「本当に柄でもないですね」
提督「そうだな。でもな、たまに分からなくなるんだよ、何の為に艦娘達が傷ついて戦ってるのかってな」
加賀「『誰かの幸せを守るために戦う』そう言ったのは提督でしょう」
提督「まぁな…」
加賀「貴方の全てが正しいとは言わない。けれど貴方のこの言葉はきっと正しい」
提督「…それでこそ加賀だ」
加賀「私だもの」
提督「悪かったな、少し見失っていた様だ」
加賀「いいですよ。これでも私は、貴方の妻ですから」
提督「…そうだな、うん。そうだ」
加賀「…恥ずかしい」
提督「言った後に顔を赤らめるか…」
加賀「あまりこういう事は言わないから…」
提督「わかってるよ。全く、かわいい奴だ」
加賀「かっこつけ…」
提督「うるせぇ、嫁の前でぐらいかっこつけさせろ」
加賀「ふふ、あまりかっこついてないわよ」
提督「え、そうかなのか?」
加賀「えぇ、貴方は自然体が一番かっこいいから」
提督「…ばっか、恥ずかしい事言いやがって。お前こんなキャラだったか?」
加賀「たまにはいいでしょう。たまには」
提督「本当にたまに、だがな」
加賀「さて、提督、そろそろお時間です。戻りましょう」
提督「あぁ、そうだな。誰かの幸せを守るための戦いを始めよう」
加賀「…そうですね」
提督「こうしてお前と話してると深海棲艦と戦っていることなんて忘れてしまいそうだ」
加賀「…そうね。私もです」
提督「幸せだな、俺は」
加賀「提督はそんなこと言う柄でもないでしょうに」
提督「そうかもな、でも実際幸せなんだ。そうだろう?」
加賀「…ええ、私も幸せです」
提督「あいつらも、この高校球児達も、幸せかな」
加賀「ええ、きっと」
提督「…そうか、それならよかった」
加賀「本当に柄でもないですね」
提督「そうだな。でもな、たまに分からなくなるんだよ、何の為に艦娘達が傷ついて戦ってるのかってな」
加賀「『誰かの幸せを守るために戦う』そう言ったのは提督でしょう」
提督「まぁな…」
加賀「貴方の全てが正しいとは言わない。けれど貴方のこの言葉はきっと正しい」
提督「…それでこそ加賀だ」
加賀「私だもの」
提督「悪かったな、少し見失っていた様だ」
加賀「いいですよ。これでも私は、貴方の妻ですから」
提督「…そうだな、うん。そうだ」
加賀「…恥ずかしい」
提督「言った後に顔を赤らめるか…」
加賀「あまりこういう事は言わないから…」
提督「わかってるよ。全く、かわいい奴だ」
加賀「かっこつけ…」
提督「うるせぇ、嫁の前でぐらいかっこつけさせろ」
加賀「ふふ、あまりかっこついてないわよ」
提督「え、そうかなのか?」
加賀「えぇ、貴方は自然体が一番かっこいいから」
提督「…ばっか、恥ずかしい事言いやがって。お前こんなキャラだったか?」
加賀「たまにはいいでしょう。たまには」
提督「本当にたまに、だがな」
加賀「さて、提督、そろそろお時間です。戻りましょう」
提督「あぁ、そうだな。誰かの幸せを守るための戦いを始めよう」
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