提督「加賀さんはデレてなんかくれない」 前編

532: ◆and2h/yWHc 2015/08/18(火) 23:59:40.36 ID:kn+aCEfP0
☆魔境の地ニホン☆

プリンツ「日本については天津風に聞けってadmiralに言われました!」

天津風「あんの…絶対適当に思い付いた私をとりあえずって感じで言ったわね…」

プリンツ「ということでよろしくお願いします!天津風!」

天津風「まぁいいわ!今日はいい風来てるしね!」

プリンツ「日本はいいところですよね、皆さん親切ですし、admiralも優しいし」

天津風「それはよく言われてるわね。でも中には危ない人もいるから気をつけてね?特にプリンツみたいな人は」

プリンツ「わかりました!」

天津風「とりあえず何か聞きたいことは?」

プリンツ「日本の!日本の文化について!」

天津風「うーん、そうねぇ…日本の文化についてと言われても日本の歴史は長いし…」

プリンツ「じゃあ現代の話でもいいですよ!現代でも残っているオショウガツ…セツブン…あと、サブカルチャーなんかも!」

天津風「じゃあ最初に上がったお正月から解説しましょうか。お正月と言うのは旧年、つまり前の年が無事に終わったことと新年を祝う行事ね」

プリンツ「カドマツとかもでてますよね!今年見ました!」

天津風「そうね!それに加えて料理のおせち料理、後は鏡餅、年賀状、門松とか色々あるけど子供の1大行事と言えばお年玉ね!」

プリンツ「オトシダマ…ですか?」

天津風「そうそう、今年もみんな貰ってたでしょ?プリンツも貰ったはずよ」

プリンツ「あ、あのお金が入ってるの?」

天津風「そう!あれがお年玉!」

プリンツ「なるほど…」

天津風「ちなみにあれはみんな貰えるものじゃないのよ、ここではみんな貰えたけど」

プリンツ「そうなの?」

天津風「基本的に歳上の人が歳下にあげるものなの。ここの提督は何を血迷ったか全員にあげたけど他の所では駆逐艦達だけってところが多いわ」

プリンツ「…全員同じ額なのかな?」

天津風「…多分」

プリンツ「…admiralの財布の中、寒そう」

天津風「本人の前で言っちゃダメよ…」

プリンツ「大丈夫かなぁ…」

天津風「きっと大丈夫よ、なんだかんだで少将なんだしお給料は高いはず…」

プリンツ「ならいいけどなぁ…」

天津風「まぁ切り替えて次行きましょう!」

533: ◆and2h/yWHc 2015/08/19(水) 00:00:08.74 ID:gaa2GXPA0
プリンツ「次はなんですかー?」

天津風「さっき言ってた節分にしましょう!」

プリンツ「セッツブーンですね!」

天津風「元々は立春、立夏、立秋、立冬の前日のことみたいなんだけど、最近は立春の前日、2月4日頃のことね」

プリンツ「そうだったんですか!?」

天津風「最近と言っても江戸時代後らしいけど…まぁそこは置いといて、一般によく知られてるのは『鬼は外福は内』と言って豆を投げる習慣ね」

プリンツ「あ、それやりました!」

天津風「来年は間違っても長門さんに投げちゃダメよ?後、投げた後は年齢と同じ数か1つ多く豆を食べるの」

プリンツ「食べるんですか?」

天津風「厄除けね!体が丈夫になって風邪をひかないって習わしがあるのよ」

プリンツ「厄除けですかぁ…」

天津風「あと恵方巻きも食べるわ」

プリンツ「エホーマキ?ですか?」

天津風「ほら、巻き寿司の長い奴よ、今年食べたでしょ?」

プリンツ「あ!あのadmiralさん達が作ってくれたあれですか!」

天津風「そうそう、それよ!食べ方としてその年の恵方を向いて願い事を頭に浮かべながら無言で食べるのよ」

プリンツ「それはadmiralに教えてもらいました!」

天津風「まぁ節分はこんな感じね、じゃあサブカルチャー行きましょうか」

プリンツ「日本のサブカルチャーはドイツでも大人気でした!」

天津風「日本が世界に誇るサブカルチャー!アニメやマンガ、ゲームね!」

プリンツ「私も日本のサブカルチャー大好きです!」

天津風「まぁ多分この辺は秋雲、夕張、提督、明石あたりが詳しいと思うけど…」

プリンツ「ふんふん…後で聞きに行ってみます!」

天津風「それがいいわ。まぁ日本のアニメやマンガ、ゲームなんかは海外に輸出されてそれぞれ評価されてるし、見てみるといいわ」

プリンツ「天津風のおすすめはありますか?」

天津風「私!?私は…アニメやマンガならSLAM DUNKね、やっぱり。あれはアニメと原作両方見る事をおすすめするわ。あとゲームなら私はテイルズシリーズね、他の有名なFF、DQよりも私は好き!」

プリンツ「SLAM DUNKにテイルズシリーズですね…」

天津風「両方とも提督が持ってると思うから貸してもらうといいわ」

プリンツ「本当ですか!?」

天津風「本当よ、提督マンガもアニメもゲームも好きだし…やる時間見る時間が無いって嘆いてるけど」

プリンツ「そうなんですか…」

天津風「あとついでに小説も借りるといいわよ、ライトノベル、純文学。提督は読書好きだから色々と揃ってるはずよ!」

プリンツ「それは楽しみです!」

天津風「と、色々説明しては見たけど。他に何かあったらまた聞きに来て!」

プリンツ「はい!ありがとうございます!天津風!」

天津風「どう致しまして、プリンツ」

プリンツ「それじゃあまず夕張の所に行ってみますね!」

天津風「はーい、行ってらっしゃいな」



天津風「それはそうと提督は適当に私を指名したお仕置きをきちんとしないとね…」

536: ◆and2h/yWHc 2015/08/21(金) 23:20:26.64 ID:blvEnfi20
☆邂逅への一歩☆

吹雪「司令官!空母棲姫さんから通信です!」

提督「目的の相手は見つけたか?」

空母棲姫『ああ、思った通り、いたよ。こんな大規模な作戦に参加していないはずはないからな…だが気になるのはなぜ前線にいないか、だがな』

提督「…その辺は考えていても仕方ないだろう。接触できるか?」

空母棲姫『ああ、接触は可能だ。今すぐにでも始めるか?』

提督「周辺に敵艦は」

空母棲姫『居ないようだ。居るとしても、戦艦棲姫かタ級だな』

提督「それは居ないことを祈ろうか」

空母棲姫『そうだな…では接触を始める』

提督「了解した。吹雪、第三艦隊に通信を繋いでくれ」

吹雪「わかりました」

提督「あー、北上、聞こえるか」

北上『はいはーい、聞こえてますよー』

提督「今から空母棲姫がターゲットに接触を図る。その間周辺の索敵を頼んでいいか」

北上『了解。ターゲットが裏、こちら側にこなかった場合は?』

提督「空母棲姫と合流しターゲットを沈めろ。もしも可能ならば鹵獲してもらえれば嬉しいが、くれぐれも無理はするな。無理だと思ったならば沈めて構わん」

北上『了解しました提督殿、っと。それじゃあ第三艦隊は周辺海域の索敵に入りますよ』

提督「ああ、頼んだ」

吹雪「司令官、加賀さんから通信です」

提督「ん、繋いでくれ」

加賀『こちら連合艦隊旗艦加賀です』

提督「ああ、どうかしたか?何かトラブルでも?」

加賀『いえ、今しがたソロモン海東部海域における作戦が完了しましたので1度補給に戻ろうかと』

提督「そうか、第六作戦が完了したか。了解した、気をつけて帰ってきてくれ。迎えの艦隊をだそう」

加賀『了解、鎮守府に戻る途中に合流します』

提督「あぁ、気を抜くなよ」

加賀『ええ、もちろん。それでは』

提督「…吹雪、第五艦隊を迎えに出してくれ」

吹雪「了解しました」

提督「…この厳しい戦いの中で件の戦艦棲姫とタ級は前線に出てこなかった。これが何を意味しているか…」

【海上】

空母棲姫「久しぶりだな、戦艦棲姫」

戦艦棲姫「あれ、空母棲姫?」

空母棲姫「ああ、私だ」

戦艦棲姫「急にいなくなって心配してたよ!?今どこで何してるの!?生活に困ってない!?」

タ級「あの、落ち着いて下さい戦艦棲姫様」

戦艦棲姫「ああ、うん、そうね…」

空母棲姫「心配をかけたことは謝る。先程の質問についてだが今はとある鎮守府で世話になっている。生活にも困ってない、むしろ満ち足りている」

戦艦棲姫「え?鎮守府に?」

タ級「ちなみに、空母棲姫様それはどこの鎮守府でしょう?」

空母棲姫「佐世保だよ」

タ級「佐世保、ですか…」

537: ◆and2h/yWHc 2015/08/21(金) 23:21:46.10 ID:blvEnfi20
戦艦棲姫「ふーん…なるほど。あそこの人なら優しくしてくれてるのかな?」

空母棲姫「ああ、良くしてもらってる」

戦艦棲姫「まぁ元気そうで良かったよ!急にいなくなった時はもう実験の被検体にされたのかと…」

空母棲姫「それが嫌で居なくなったんだ」

戦艦棲姫「なるほどねぇ…で、こんな所まで何しにきたのかな、ただ昔話と現状報告しに来たわけじゃないんでしょ?」

空母棲姫「お察しのいいことで。今回来たのは戦艦棲姫達を仲間に引き入れようと思ってな」

戦艦棲姫「ふーん、仲間に引き入れる、ね」

空母棲姫「お前は戦いは好きではないだろう?」

戦艦棲姫「まぁね、戦いは勝ちばっかりじゃないし戦えば戦う程仲間を失うから」

空母棲姫「それで、どうだ。私達の所へ来ないか?」

戦艦棲姫「メリットは?」

空母棲姫「和平条約」

戦艦棲姫「…へぇ」

空母棲姫「お前が前線に出て来ないということは立場的に上の方に居るんだろう?だからこそおいおいと前線に出られない」

戦艦棲姫「や、全くもってその通りだよ!さすがね!」

空母棲姫「なぜ立場を欲していなかったお前が上の方に居る?」

戦艦棲姫「そこは私が望んだことじゃないんだけどね〜、タ級ちゃん説明よろしくっ!」

タ級「空母棲姫様がいなくなられたあと実験に関わった上層を片っ端から消していってたんです。そうすれば戦艦棲姫様は上層の仲間入り、少し考えればわかる流れですね」

空母棲姫「なるほどな、具体的にお前は何番手だ?」

戦艦棲姫「2番手ってとこかな」

空母棲姫「上は1人、か」

戦艦棲姫「私1人じゃ勝てないけど、空母棲姫となら、勝てるよ」

空母棲姫「そうやすやすと私が考えてることを先に言うな」

戦艦棲姫「だってそれが『最善』でしょ?」

空母棲姫「何をもって最善とするかはわからんが、私にとってもそれは最善だろうな」

戦艦棲姫「この辺をうろちょろしてる艦娘さんにも手伝って貰えれば尚いいけどね〜」

空母棲姫「北上達か、そのあたりならばなんとかしてもらおう」

戦艦棲姫「そっちじゃなくて、加賀がいる方だよ」

空母棲姫「…戦力がわかっているのか」

戦艦棲姫「わかってても勝てないけどネ、佐世保の提督に指揮されたら敵わないよ」

空母棲姫「…とりあえず加賀達に協力は取り付けよう」

戦艦棲姫「あ、通信なら少し私に話させてくれる?」

空母棲姫「ああ、わかった。…こちら空母棲姫、提督、聞こえているか」

提督『聞こえているぞ、どうかしたか?』

空母棲姫「あー、ターゲットが提督と話をしたいそうだから通信、変わるぞ」

提督『…俺とか?わかった、変わってくれ』

戦艦棲姫「どーもー!戦艦棲姫でーす!」

提督『…あの、本当にコイツ?」

戦艦棲姫「失礼だなぁ佐世保の提督さんは」

提督『まぁ今のは冗談と取ってくれ』

戦艦棲姫「はいはいわかりましたよー」

提督『で、用件があるんだろう?』

戦艦棲姫「そこは説明が面倒だからタ級に代わるヨ」

538: ◆and2h/yWHc 2015/08/21(金) 23:23:49.64 ID:blvEnfi20
提督『ん、ああ、わかった』

タ級「代わりましたタ級です」

提督『佐世保鎮守府、提督だ」

タ級「存じ上げております。この度は私達に和平条約の締結を望んでおられるとか」

提督『その通り、和平条約が結ばれれば艦娘は犠牲にならない。ならば俺は和平の道を歩もうって事だよ』

タ級「噂通りの艦娘想いの提督だことで。我々としても和平条約は是非に結びたいのですがいくつか条件があります」

提督『聞こう』

タ級「まずは今後出来る限り深海棲艦を殺さないこと」

提督『出来る限り、か』

タ級「ええ、そちらに死者が出そうな場合には殺しても構いません。しかし出来る限り殺すのは控えて欲しいということです」

提督『ああ、出来る限りの範囲だが薬草しよう』

タ級「次に私達、戦艦棲姫様、私、そしてヲ級を貴方の鎮守府に置いていただきたい」


提督『…ヲ級?』

タ級「ええ、空母棲姫様が居なくなったあとに私達と行動を共にしています」

提督『そう、か。まぁ心配ないだろう』

タ級「ええ、万が一にも裏切る、艦娘を襲う、なんてことはないでしょう」

提督『それならいい。その条件に関しても飲もう』

539: ◆and2h/yWHc 2015/08/21(金) 23:24:31.31 ID:blvEnfi20
タ級「最後に、もしこの先、同志が出来たならば、貴方の鎮守府に置いていただきたい」

提督『同志、というのはヲ級の様なか?』

タ級「ええ」

提督『…まぁ了承しよう』

タ級「もちろん私達は貴方の鎮守府で暴れる、なんて事はありませんのでご安心を」

提督『ああ、わかった』

タ級「これらが和平条約を結ぶ最低条件です」

提督『全て了承しよう。足りない所はおいおいに詰めていこう』

タ級「ええ、それとお願いがあるのですがよろしいでしょうか」

提督『内容による』

タ級「簡単なことです。貴方の第一艦隊に私達に頭領を沈めて欲しい」

提督『その頭領の位置は』

タ級「そう遠くありません。第七作戦海域の少し先です」

提督『何故それを知っているか聞きたいところだが、まぁいい。その頭領の周辺は?』

タ級「たいした戦力はありません。貴方の艦隊ならばほぼ損害無し、ということも可能かと」

提督『そう、か。了解した、伝えておこう』

タ級「ありがとうございます。私と戦艦棲姫様は今からそちらへと移動を始めます。ヲ級については後で合流させますので」

提督『わかった。受け入れ準備をしておこう』

タ級「ご協力感謝致します」

提督『こちらこそ』

タ級「では」

戦艦棲姫「あ、終わったー?」

タ級「ええ、終わりました」

戦艦棲姫「どう?」

タ級「全て了承を頂きました」

戦艦棲姫「そっか、それならよかった…」

空母棲姫「移動、始めるんだろう?」

タ級「ええ」

空母棲姫「北上、聞こえるか」

北上『はいはい?』

空母棲姫「話は終わった。これから鎮守府に移動を始める」

北上『りょーかいりょーかい。そっちに合流しますよーっと』

空母棲姫「戦艦棲姫、タ級、移動を始めようか」

戦艦棲姫「はーいはーいっ」

タ級「了解です」

542: ◆and2h/yWHc 2015/08/24(月) 01:20:08.57 ID:uUr6pHVN0
☆邂逅☆

提督「初めましてだな」

戦艦棲姫「私の方は知ってはいたけどね」

提督「ほう」

戦艦棲姫「腕のいい提督と聞いてるよ」

提督「俺は艦娘を失いたくない。ただそれだけだよ」

戦艦棲姫「シンプルな動機は強い力を生むんだよ?知らなかった?」

提督「さぁ、どうだろうか」

戦艦棲姫「面白いね、提督さんは」

提督「それはどうも」

タ級「そろそろ本題に入りましょうか」

戦艦棲姫「それもそだね。まずは通信でタ級が話した条件については」

提督「ああ、問題はない。加賀たちにも既に作戦は伝えてある」

戦艦棲姫「そう?それなら安心ね。じゃあ結構重要な深海棲艦を殺すのを控えて欲しいって奴だけど」

提督「こちらに危険が及ぶようなら殺すのも止むなし、と言った解釈をしたが間違っていないか?」

戦艦棲姫「そだねー、まぁ間違ってないけどこちらとしては実害が出てからにしてもらうのが1番いいかな」

提督「それも出来るだけ配慮しよう。出来る限り殺す事は控える」

戦艦棲姫「あと、近づいてきた深海棲艦にはまず私達に接触させて欲しいの」

提督「と、言うと」

戦艦棲姫「まぁ、友好的であるようならここに一緒にいられたらいいかなー、なんてね?」

提督「友好的ならばそれも認めよう」

戦艦棲姫「…!ほんとに!?」

提督「ああ、危害を加えて来ないならばな」

戦艦棲姫「っ、ありがとう!」

提督「どういたしまして」

タ級「その、1つ疑問なんですが」

提督「なんだ?」

タ級「何故貴方は私達をそんなに信用しているのですか?」

提督「…お前達、元艦娘だろう?」

タ級「…ええ、私も戦艦棲姫様も元艦娘ですが」

提督「元"艦娘"だろう。艦娘であったなら、俺は信じてもいいと思っている。それに、空母棲姫が信用に足ると言っているからな」

タ級「…そうですか。やはり、貴方は」

戦艦棲姫「貴方は狂信者、ね」

提督「はは、その喩えはある意味正しいな」

戦艦棲姫「でも私、そういうの嫌いじゃないよ。貴方の事はむしろ好きよ」

提督「それはどうも」

543: ◆and2h/yWHc 2015/08/24(月) 01:20:34.49 ID:uUr6pHVN0
タ級「艦娘という存在を信仰している」

提督「信仰、と言うのはどうだろうな。ただあいつらの為になら喜んで死ねるよ」

戦艦棲姫「ほーらやっぱり狂信者。貴方も私と同じ狂信者」

提督「お前も狂信者、ね。仲間じゃないか」

戦艦棲姫「そ、仲間。だから仲良くしよ?」

提督「それは嬉しい提案だな。俺と仲良くなるついでにここの奴らとも仲良くしてやってくれ」

戦艦棲姫「もちろん!そのつもりだよ!ね、タ級?」

タ級「えっと、私は…」

提督「ふむ、タ級の方はあまり人付き合いが得意でないと見た」

戦艦棲姫「ご名答!」

提督「んじゃあそこは同じ戦艦の金剛あたりに任せるとしますか」

タ級「うっ…が、頑張ります…」

戦艦棲姫「そんなに緊張しなくていいってばー!ここに来るまでのあいだもみんな親切だったでしょ?」

タ級「そうですが、昨日まで敵だったんですよ?」

提督「昨日の敵は今日の友、ってな」

戦艦棲姫「お、提督いいこと言うじゃん!」

タ級「…わかりました、覚悟を決めましょう」

戦艦棲姫「うんうん、たのしくなりそうだねぇ」

提督「ああ、そうだな」

戦艦棲姫「そういえばさっきの和平の話ってさ、そっちからは何も無いの?」

提督「ん、そうだな。特にないぞ。ただ平和であって欲しい、これだけだ」

戦艦棲姫「ふーん、そっかそっか!」

提督「さて、と。大本営に行かなきゃな…」

戦艦棲姫「あー、あそこ面倒だよネ」

提督「行ったことあるのか?」

戦艦棲姫「これでも秘書艦やってたからねー」

提督「お前も秘書艦やってたのか?」

戦艦棲姫「そだよ、後、タ級と同じ鎮守府だったよ」

544: ◆and2h/yWHc 2015/08/24(月) 01:21:14.51 ID:uUr6pHVN0
提督「へぇ…」

戦艦棲姫「もっとも、私が誰でタ級が誰だったかも思い出せないけどね」

提督「…話しにくい事かと思うが、何故お前達は深海棲艦に堕ちたんだ?」

戦艦棲姫「単純な話だよ。まだ生きたかった、それだけ」

タ級「私も同じです」

提督「そうか…そうか、だからか、なるほどな」

戦艦棲姫「だからこんなに戦うことを嫌うんだよ?」

提督「納得がいったよ」

戦艦棲姫「ま、ここのみんなの為になら戦ってもいいかなって思うけどね」

提督「それは心強いな」

タ級「私は戦いますよ。ここ、なんだかんだ言っても空気が好きですから」

戦艦棲姫「あら、タ級ちゃん成長して…」

タ級「茶化さないでください!」

提督「お父さん嬉しいぞ…」

タ級「貴方にまでボケられたら私はどうすればいいんですか!」

戦艦棲姫「あれ、提督さんボケもいけるクチ?」

提督「たまにな」

戦艦棲姫「そっかそっかぁ…これはおもしろくなってきたねぇ…」

タ級「これ以上は私が持ちませんからね!提督、大本営に行くなら早く行ったほうがいいんじゃないですか!」

提督「そうだなっと、じゃあ案内とかは空母棲姫に任せておくからゆっくりしててくれ」

戦艦棲姫「はいはーい、いってらっしゃーい」

タ級「いってらっしゃいませ」

提督「はいよ、いってきます」



提督 (そう言えばあいつらナチュラルに俺のこと提督って呼んでたな、まぁそっちの方が俺としてもいいがな)

547: ◆and2h/yWHc 2015/08/29(土) 00:42:14.84 ID:3DnINa5v0
☆平和☆

戦艦棲姫「ということで戦艦棲姫でーっす!よろしくぅー!」

那珂「艦隊のアイドル!那珂ちゃんだよー!よっろしくぅー!」

提督「な?通じるところがあるだろ?まぁそういう事で仲良く頼む」

瑞鶴「拝啓翔鶴姉、私の提督はずいぶんぶっ飛んでるようです」

翔鶴「大丈夫よ瑞鶴。私の提督もそうだから」

提督「アイドル繋がりだからとりあえず文化に慣れてもらうためにアイドル○スターを見てもらおうと思うが、ラブ○イブの方がいいか?」

那珂「那珂ちゃんのドキュメンタリーは?」

提督「はっはっは。そんなものまだ存在していないだろう」

那珂「まだが付いたってことは希望ありだね!」

瑞鶴「ナチュラルにアニメ見せようとしない!」

戦艦棲姫「ていうかアイドル○スターとラブ
○イブは両方見た事あるよ?」

瑞鶴「ファッ!?」

提督「ふむ…見たことあるのか…じゃあアイドル物から外れて行こうか」

戦艦棲姫「そこは提督の趣味に任せるよ〜」

加賀「提督の趣味に任せると初心者はついていけないから私が選ぶわ」

翔鶴「…加賀さんもアニメ見るんですね」

加賀「ええ、まぁ提督と一緒に、だけれど」

空母棲姫「私も行っても?」

戦艦棲姫「あ、おいでおいでー!」

タ級「…こんな戦艦棲姫様ですがよろしくお願い致します…」

金剛「あ、あなたがタ級ネー、提督から聞いてるからしばらく金剛型の部屋に来るといいヨ!」

548: ◆and2h/yWHc 2015/08/29(土) 00:43:28.29 ID:3DnINa5v0
タ級「あ、あの…」

提督「金剛頼んだ」

金剛「イッエース!任せるネ!」

タ級「私の意志は!?」

提督「ハメ外してきなさい」

金剛「すぐ慣れるから大丈夫ヨー」

タ級「ええええええ…」

瑞鶴「ねぇ、翔鶴姉、ここの人達すごいね」

翔鶴「そうね。でもここは佐世保鎮守府だから」

瑞鶴「それ言っちゃったらおしまいのような気がするよ…」

翔鶴「ふふ、そうね」

瑞鶴「この前空母棲姫が来たと思ったら次は和平条約引っさげて戦艦棲姫とタ級だよ…」

翔鶴「増えるかもしれないらしいわよ?」

瑞鶴「…まだ増えるの?」

提督「まだ増えるかもだぞ。今のうちに増築始めないとな」

瑞鶴「…お金は?」

提督「…なんとかなるだろ」

吹雪「家具職人さんに任せればいいんじゃないですか?」

提督「…家具職人さんに?増築を?」

吹雪「暇だーって言ってましたしやってくれると思いますよ?」

提督「あー、じゃあ頼んでみるか…」

明石「あ、私も手伝いますよ」

夕張「私もやる!」

提督「ああ、頼んだ」

戦艦棲姫「提督ー!先行ってるよー!」

提督「はいよ、先行っといてくれ」

瑞鶴「…もう、考えたら負けかな」

翔鶴「慣れるしかないわ…」

提督「和平条約は結んだがこれからはしばらく何かと忙しくなると思うから覚悟しておけ!あとたまにメンバー増えると思うがよろしく頼むぞ!仲良くしてやってくれ!」

549: ◆and2h/yWHc 2015/08/29(土) 00:44:46.80 ID:3DnINa5v0
☆加賀とかが☆

提督「『護衛艦かが』が進水、だそうだ」

加賀「遂に私の名を継ぐ護衛艦が進水しましたか」

提督「個人的に潜水艦を期待していたが」

加賀「………」

提督「そんなにゴミを見るような目で見るな!」

加賀「まぁいいですが」

提督「しかしまぁ感慨深いものがあるな」

加賀「全長はほぼ私と同じ、ですか」

提督「その上全通甲板だ」

加賀「さっきあきつ丸からカ号を貰いましたよ」

提督「あきつ丸はこのニュース知ってたか」

加賀「あの子は元祖ヘリ空母と言われているものね」

提督「何か感じたんだろうな…」

加賀「飛鷹からもおめでとうと言われたわ」

提督「いずも型だからか?」

加賀「あぁ、なるほど…」

提督「これで日本のDDHはひゅうが型といずも型で総計4隻、か」

加賀「…シルエットだけ見ると空母ね」

提督「まぁ艦載機も飛ばせそうだな」

加賀「確かにそうね」

提督「ま、これで平和を保てるならいいさな」

加賀「次は、次こそは平和の為に戦います」

提督「いい意気込みだ」

加賀「私の、私の乗組員の力は平和の為に」

提督「ま、それは今代のかがに期待だな」

加賀「ええ、そうね」

提督「進水式行きたかった…」

加賀「仕方ないわ、執務があるんだもの」

提督「そこは吹雪とかに…」

加賀「そろそろ吹雪も怒るわよ?ところで、吹雪にいつものお礼、考えているの?」

提督「あー、お礼って言えるかわからんが今度実家に戻る時に連れていこうかと思ってな。あ、もちろんお前も」

加賀「ご挨拶…提督の実家はどんなところなのかしら」

提督「山の方だな、すぐ近くに川も流れてる」

加賀「川、ね」

提督「そういうことで水着持参だ」

加賀「ええ、わかったわ」

提督「吹雪にはサプライズ形式にして叢雲に吹雪の持ち物辺りの用意は任せる。んで当日白雪に俺達のところまで連れてきてもらって行くって算段だ」

加賀「ふふ、吹雪は驚きそうね」

提督「あいつは素直だからな、サプライズの仕掛けがいがあるってもんだ」

加賀「さ、その休みがきちんと取れるようにキリキリ働いてください」

提督「はいよ、頑張るとしますかね」

558: ◆and2h/yWHc 2015/08/31(月) 02:01:56.06 ID:No8l0hyW0
☆比叡のワクワク料理教室☆

タ級「ということでどうぞ!」

提督「へぇ、綺麗に出来てるじゃないか」

タ級「でしょう?結構料理は自信あるんですよ!」

提督「艦娘の頃よく作ってたのか?」

タ級「ええ、まぁ料理は特技でしたから!」

提督「へぇ…」

タ級「でもまぁ深海棲艦になった今できるか不安でしたので御教授願いましたが」

提督「誰に教えてもらったんだ?」

タ級「比叡さんです!」

提督「へ、へぇ、比叡か…まぁ金剛型の部屋にいてもらってるしいい選択だなぁ…」

提督 (いや、大丈夫だよな?昔は比叡もかなりアレだったけど今では店持ってもいいレベルだし比叡に教えてもらってた磯風は店出したし大丈夫だよな?)

タ級「どうしました?」

提督「い、いやーちょっと比叡にも話を聞きたいかなー、なんて」

タ級「あ、そうですか?じゃあ呼んできますね」

提督「あ、ああ」

提督 (今のうちにちょっと色々対策を…)

タ級「あ、比叡さーん!ちょっと来てください!」

比叡「あ、タ級ちゃん!今行きますよ!」

提督「早いよお前!なんでこんなとこにいるんだよ!」

比叡「ひえぇえ!?なんですか司令!?」

提督「あ、いやなんでもない…」

提督 (対策を講じる時間はなくなったが…)

比叡「あ、今からタ級ちゃんの料理食べるんですか?」

提督「あ、うん」

比叡「タ級ちゃん凄いんですよ!私より全然料理上手いですから!」

タ級「そんな…まだまだですよ…」

提督 (比叡より料理が上手い…安心していいのか、これは…?)

タ級「どうしました?難しい顔して」

提督「えっ、あ、いや、この美味そうな料理を1人で食べるのは勿体ないから他にも誰か呼ぼうかと思ってな」

比叡「さすが司令!優しいですね!」

タ級「ではその辺を通りかかった方を…」

赤城「美味しそうな匂いですね!」

559: ◆and2h/yWHc 2015/08/31(月) 02:02:30.29 ID:No8l0hyW0
提督 (釣れたッッッッ!)

秋月「あ、赤城さーん」

提督 (秋月は…少し…罪悪感…)

吹雪「秋月ちゃーん!」

提督 (吹雪…まぁいわゆるコラテラルダメージだな)

吹雪 (いきなり人をコラテラルダメージ扱いしないでください)

提督 (こいつ直接脳内に…!)

大淀「あ、吹雪さんちょっと」

提督 (役者は揃った…)

大淀 (何の役者ですか)

提督 (こいつも直接脳内に…!)

タ級「あ、みなさんどうです?私、料理作ってみたのですがいかがです?食べていきませんか?」

比叡「タ級ちゃんすごい料理上手いんですよ!」

赤城「頂きます!ね、秋月さん!」

秋月「はい!」

吹雪 (比叡さんの推し…?)

大淀 (比叡さん今では料理うまいですし安心していいかと思いますが)

提督 (その思考は既に俺がと思った道だ)

吹雪 (まぁ、もうどうせ逃げられませんよね?)

提督 (うん、逃げたら全力で追いかけるから)

大淀 (鬼が出るか蛇が出るか…)

提督 (それどっちにしろマズイよな)

タ級「どうしました?もしかして今はお腹いっぱいとか?」

吹雪「あ、いえ!食べます、ね!大淀さん!」

大淀「ええ、頂きます」

提督「さぁ、頂くとしようか」

タ級「ええ、召し上がれ!」

提督「むぐ…うん…」

吹雪「ん…あ…」

大淀「………」

提督「…タ級、俺、料理出来るからさ、今度は俺とやろうな…ぐふっ…」

タ級「て、提督ー!?」

吹雪「……タ級さん、あの、筋はいいと思います。しっかり提督に習ってくださいね…」

タ級「ふ、吹雪さん!?」

大淀「……………私も、教えますから、レシピ持ってきますから…」

タ級「お、大淀さーん!?」

赤城「みんななんで倒れていくんですかね?」

秋月「うーん、そうですねぇ」

比叡「ひえぇ…」

タ級「わ、私ちゃんと料理勉強しますからー!目を覚ましてくださーい!」

565: ◆and2h/yWHc 2015/09/03(木) 01:02:25.75 ID:ClJPhoVE0
☆ジェンガ☆

時津風「野分ー!ジェンガやろー!」

野分「ジェンガ?いいけれど」

時津風「ていうかなんでみんないないのさー!しれーもしれーでいないしー!」

野分「仕方ないわ、みんな忙しいんだもの。私も昨日は忙しかったし」

時津風「雪風ですら忙しいんだよ?あたしは全然忙しくないのに!」

野分「司令が明後日時津風姉さんの日って言ってたわ」

時津風「ほんと?やったー!」

野分「さ、ジェンガやるならやるわよ」

時津風「ジェンガ久しぶりだなー、本当は4人ぐらいでやるのが1番盛り上がるんだけどなー」

野分「それはまた今度、ね」

時津風「そだねー…」

野分「はい、出来たわ」

時津風「んじゃあここー」

野分「じゃあ私はここで」

時津風「じゃあ次は…」

〜5分後〜

野分「次…っは、ここを…」

時津風「攻めるねぇ…あたしは…ここ…」

野分「ぐぬぬ…じゃあここ…あっ!?」

時津風「やった!勝った!」

野分「悔しいわ…」

時津風「やー!野分つよいねー、またやろう!」

野分「えぇ、負けっぱなしは嫌だわ」

提督「ただいま、ジェンガやってたのか?」

野分「あ、司令。おかえりなさい」

時津風「ねーねーしれー!聞いてよ!野分強いんだよジェンガ!」

提督「ほう、そうなのか」

野分「お疲れ様でした、司令。お荷物お持ち致します」

提督「ん、すまんな。助かるよ」

野分「いえ、いいんですよ」

時津風「しれー、お土産は?」

提督「雪風が持ってる袋に入ってるから手を洗って来い、みんなで食べるぞ」

雪風「しれぇ!先に持って行ってますね!」

提督「ん、頼む」

野分「司令、明日のご予定は」

提督「明日は不知火に頼もうと思ってる」

野分「…そうですか」

提督「まぁそう落胆するな。お前の事は陽炎型の中でもかなり信頼してる方だ、近い内にまた頼むよ」

野分「…はい!野分にお任せください!」

提督「さぁ、荷物を片付けていこうか」

野分「はい!」


571: ◆and2h/yWHc 2015/09/05(土) 02:14:39.07 ID:qH17Yepq0
☆酒盛り?☆

あきつ丸「祝!着任でありますよ!」

長月「なぜ今更着任祝いだ?」

あきつ丸「まぁそれは置いといて飲むであります!今日はいい酒が陸軍から入ったでありますよ!」

長月「ほう!」

あきつ丸「まぁ細かいことは気にしないでぱーっと行くでありますよ!ぱーっと!」

長月「ぱーっと行こう!」

〜2時間後〜

あきつ丸「らから…ここは…」

長月「zzz……」

あきつ丸「あ!提督殿!」

提督「うわ、酒臭い」

あきつ丸「いい酒が入ってるんであります!如何でありますか?」

提督「そうだな…まぁ執務も終わったし、飲むか」

あきつ丸「すぐ用意するであります!」

長月「…ん、司令官」

提督「大丈夫か長月。今水持ってくる」

長月「…ありがとう」

提督「ほら、水だ」

長月「…あー、頭が」

提督「飲み過ぎだ…」

あきつ丸「提督殿!どうぞでありますよ!」

提督「それじゃあ頂こうか」

〜2時間後〜

あきつ丸「zzz…」

提督「煙草が不味い」

長月「そもそも煙草は美味い物ではないだろう」

提督「それを言っちゃあお終いよ」

加賀「ていと…あ、酒の匂いが…」

提督「お、加賀。どうした」

加賀「いえ、どこにも姿が見当たらなかったから」

提督「寂しかったか?」

加賀「…違うわ」

長月「とりあえず加賀さんも飲もう。いい酒がある」

加賀「まぁ、いただきます」

572: ◆and2h/yWHc 2015/09/05(土) 02:15:43.55 ID:qH17Yepq0
〜2時間後〜

加賀「これでも人並みに寂しさは覚えるわ」

提督「うん、そうだな」

長月「加賀さんも1人の女だものな」

加賀「なのにどこに行ってもイメージは難い女だとか無口だとか…」

提督「他のところの奴も大変だろうな。うん」

長月「横須賀の加賀さんは元気だろうか」

加賀「私だってこれでも女ですよ。艦娘ですから。結婚もしてるんですからね」

提督「そうだな」

あきつ丸「zzz…ぐふっ」

長月「あきつ丸…残念な奴だ…」

神通「あ、皆さん」

長月「神通さん、神通さんも一緒にどうだ?」

提督「なかなか美味いぞ、この酒」

あきつ丸「当然であります…陸軍からの贈り物でありますから…」

加賀「あら、起きたわね。水持ってくるわ」

あきつ丸「一緒にいかがでありますか?」

神通「…ええ、ご一緒させて頂きます」

〜2時間後〜

神通「…提督…好きです…」

加賀「提督は私の旦那よ」

提督「あの」

長月「あまり口を出すなよ?」

あきつ丸「ただでさえ提督殿はモテるでありますからなぁ」

提督「口出すなってさぁ…」

神通「それでも…好きです…」

加賀「それでも私の旦那よ」

提督「2人共酔ってるから恥ずかしげも無く言うからさ、俺が恥ずかしいんだ」

長月「というか司令官酒に強いな」

あきつ丸「私も長月殿も1度ダウンしたのに提督殿はまだダウンしてないでありますからな」

提督「ぶっ倒れられるならそうしたいが」

神通「提督!私は…」

提督「あー、その先は酔いが覚めてからにしてくれ」

神通「む…」

あきつ丸「神通殿が少しむくれているでありますなぁ…かわいいでありますな」

長月「やはり神通さんも1人の女だと言うことだな」

あきつ丸「そういう長月殿はどうなんでありますか?」

長月「そういう感情がない事はないが、それよりも信頼だ」

573: ◆and2h/yWHc 2015/09/05(土) 02:16:24.50 ID:qH17Yepq0
あきつ丸「ふーん…であります」

加賀「ですから、この人は私の旦那で」

提督「落ち着け加賀」

加賀「至って冷静よ」

提督「お前完璧に酔ってるから。お前次の日も記憶あるから明日はろくなことにならんぞ」

加賀「…確かに」

提督「大人しく水飲んで寝ろ。それがいい」

加賀「では、お先に失礼致します」

提督「おやすみ」

〜3時間後〜

鳳翔「ちょっと、皆さん…」

提督「鳳翔、おはよう」

鳳翔「おはようございます提督。ところでこの惨状はどうされたんですか?」

提督「あきつ丸、長月、神通。以下3名は飲んで飲んで気持ちよさそうに眠りについた。加賀は途中離脱。俺はご覧の通り煙草吸ってるだけだ」

鳳翔「あの神通さんが酔って寝るなんて…」

提督「こいつらかなり強い方なんだがな…」

鳳翔 (何故提督は平然と起きているんでしょう…)

提督「まぁ、いわゆる酒盛りしてた訳だ」

鳳翔「見ればわかります」

提督「たまにはいいかなと思って」

鳳翔「その気持ちもわかります」

提督「そして今に至る」

鳳翔「…まぁ、たまにはいいですけどハメを外しすぎないでくださいね?」

提督「酔わなければ問題ない。それに一緒に飲んで酔うまで飲めるのは鳳翔だけだしな」

鳳翔「ですからほかの人の分もカバーしてあげてくださいと…」

提督「「善処する」

あきつ丸「zzz……烈風拳…であります…へへへ…zz…」

長月「zzz…うぅ…司令官…zz…」

神通「zzz…提督…ていとく…テイトク…zz…」

提督「まぁ、楽しかった」

鳳翔「…まぁ、今回は不問にします[

提督「助かる…」

鳳翔「ただし!この子達をそれぞれの部屋に運ぶこと!いいですね?」

提督「もちろん。それじゃあ早速行ってくるよ」

鳳翔「ええ、行ってらっしゃい」

あきつ丸「zzz…久しぶりの…酒盛りであります…zz…」

提督「こいつ、夢の中でも飲むのかよ…」

579: ◆and2h/yWHc 2015/09/07(月) 02:42:56.85 ID:mKZhD0jG0
☆ドキドキ!熱湯風呂我慢対決!☆

涼風「ふっろ〜、おっふっろ〜!」

江風「お、なンだ涼風も一緒か!」

涼風「お、江風の姉御!」

江風「涼風と風呂が一緒なのは初めてだなー」

涼風「江風の姉御は練度上げで今は忙しいからなー」

江風「そうだな、だから一番風呂ってのも初めてだ!」

涼風「一番風呂は気持ちいいぞ〜!あたいはいつもこの時間さ!」

江風「ンじゃあその気持ちいい一番風呂に入ろうぜ〜…って熱ぅっ!?」

涼風「はっはっはっ!江風の姉御!これが気持ちいいのさ!くぅ〜っ!」

江風「おぉ…気持ちよさそうな顔しやがって!負けてらンねぇなぁ!」

涼風「ほら!姉御も早く来なよ!」

江風「くぅ〜、熱い!けどそれが気持ちいいンだなぁ!」

涼風「わかってくれて嬉しいよ姉御!」

江風「あ゛ぁ゛〜気持ちいい…」

涼風「こうやって熱い風呂に浸かって、風呂上りに牛乳を飲むのさ…これがまた格別でねぇ…」

江風「おぉ…そりゃあまた美味そうだなぁ…」

涼風「あぁ美味いよ…普通の風呂に飲むよりもずっと美味いさ!」

江風「今から楽しみになってきたぜ…」

涼風「姉御ぉ〜、のぼせないでくれよ〜?」

江風「きひひ、大丈夫に決まってンだろ!」

580: ◆and2h/yWHc 2015/09/07(月) 02:44:56.72 ID:mKZhD0jG0
〜30分後〜

涼風「姉御ぉ〜大丈夫か〜?」

江風「大丈夫に決まってンだろ…?」

涼風「だいぶきつくなってきたんじゃないのか〜?」

江風「全然まだ大丈夫だかンな!そういう涼風もそろそろやばいンじゃねぇのか?」

涼風「あたいはいつもこのぐらい入ってるからまだ大丈夫さ!」

江風「そ、そうなのか…」

〜10分後〜

涼風「江風の姉御ぉ〜…まだ上がんないのかぁ〜?」

江風「まだ大丈夫だ…格別な牛乳を飲みたいンだ…それに負けてらンねぇ…」

涼風「何に負けるってのさぁ…」

江風「この熱湯風呂我慢対決さ…」

涼風「いつからやってたのさ…」

江風「最初からに決まってンだろ…」

涼風「えぇ〜…でも勝負やってるなら負けてらんないなぁ、てやんでぇい!」

江風「それでこそ涼風!」

〜10分後〜

涼風「…姉御、まだ上がんないのか」

江風「…涼風こそ」

涼風「あたいはまだ大丈夫だよ…」

江風「江風もまだ大丈夫だ…」

〜10分後〜

涼風「もうこうなったら」

江風「同時に上がって引き分けにしよう」

涼風「それじゃあ姉御、いっせーのー!」

江風「せっ!」

涼風「ふっ、姉御、これで引き分けだよ」

江風「なかなかの強敵だったぜ、涼風。また挑ンでやるからな…」

涼風「あたいはいつでも受けて立つよ…って姉御ーッ!?姉御が倒れたぁ!?」

金剛「Oh、どうしましたカ涼風?」

涼風「あ、金剛の姉御!江風の姉御がのぼせて倒れちまったんだ!」

金剛「それは大変ネ!急いで運ぶヨ!」

〜白露型私室〜

江風「ン…」

涼風「あ、江風の姉御。起きたかい?」

江風「ン、なンで江風ここにいンだ?」

涼風「上がった後姉御倒れたんだよ」

江風「あー、倒れちまったかァ。悪かったな涼風」

涼風「謝らないでくれよ姉御!なんともなかったみたいでよかったよ!」

江風「でも牛乳飲めなかったなァ…」

涼風「それは明日でもいいさ!明後日でも!これから毎日でも!まだ姉御が知らない楽しい事も沢山ある!だからひとつずつ体験していけばいいのさ!」

江風「…涼風、ありがとな」

涼風「どういたしまして!」

586: ◆and2h/yWHc 2015/09/10(木) 01:17:41.76 ID:tlPvWycI0
☆照月って?☆

瑞穂「照月さんはどういう方なのですか?」

秋月「照月ですか?」

瑞穂「ええ、秋月さんはいらっしゃいますが照月はいらっしゃいませんので…」

秋月「ああ、それは司令が…」

提督「いや、それについては何の申し開きも出来ない…正直すまんかった」

秋月「まぁ和平条約の件が忙しいのもわかってましたけど!」

提督「そう膨れないでくれ…」

秋月「あ、照月の話でしたね」

瑞穂「ええ、初めてお会いする前にすこし情報をいただいておこうかと思った次第でして」

秋月「そうですね…」

提督「横須賀のを見る限りなかなかに天真爛漫そうだったな」

秋月「確かにそういうところはありました」

提督「あとかわいい」

秋月「私は?」

提督「もちろんかわいい」

秋月「加賀さんは?」

提督「加賀は綺麗だな」

秋月「瑞穂さんは?」

瑞穂「わ、私ですか?」

提督「綺麗だ」

秋月「だいたいわかりましたよ傾向が…」

瑞穂「あ、あの…ありがとうございます…」

提督「なに、本当のことを正直に言っただけよ」

瑞穂「…秋月さん秋月さん」

秋月「どうしましたそんなに小さな声で」

瑞穂「…提督のあれは天然ですか?」

秋月「…あー、そうですよ。天然です」

瑞穂「…なかなかに厄介ですね」

秋月「…皆さん手を焼いてますよ…」

提督「何をそんなにコソコソ話してるんだ?」

587: ◆and2h/yWHc 2015/09/10(木) 01:18:21.95 ID:tlPvWycI0
秋月「いえ、何でもありませんよ!」

瑞穂「ええ、なんでもありません」

提督「ま、それはいいとして…照月ねぇ」

秋月「能力も私には劣らないはずです!」

提督「ここに来たあかつきには秋月型二番艦の力を見せてもらうとするか…」

瑞穂「演習を行われるのですか?」

提督「そうだな…空母だけの艦隊を加賀に率いてもらって、その相手をしてもらおうか」

秋月「いきなり加賀さんと演習ですか?」

提督「あいつ、なんか負けず嫌いっぽいから1度どん底まで叩き落としてそこから上がってきてもらおうと思ってな」

瑞穂「えげつないです…」

秋月「私でも、というか誰も加賀さんの相手はできませんよ…」

提督「他の鎮守府を見てみてもうちの加賀レベルの空母はそういないだろう」

秋月「加賀さんレベルがごろごろいたら困りますよ…」

瑞穂「加賀さんの艦載機は凄いですから…」

秋月「本当に圧巻の一言です…防空駆逐艦が体をなさないんですから…」

提督「うちの加賀相手にそんな秋月も他の鎮守府と比べればトップなんだがな」

秋月「私はまだまだです!最近赤城さんに稽古つけてもらってるんです」

提督「ほう」

秋月「瑞穂さんも千歳さんと千代田さんに色々教えて貰ってましたよね?」

瑞穂「はい、お2人とも良き先生であり良き仲間です」

提督「水上機母艦って艦種は少ないからな…」

瑞穂「えぇ…ですから、私も早く1人前にならないと、と思いまして」

提督「焦ることはないさ、瑞穂の素質ならそのうち千歳千代田の水上機母艦の頃を抜いてくれるはずだ」

瑞穂「…ありがとうございます」

提督「ここに来たからには他の鎮守府に引けを取らない実力を持てるはずだ」

秋月「ええ、みなさん優秀ですからね…」

提督「と、いうことで近々迎えるであろう照月も、今回ここに来た瑞穂、風雲、海風、江風、速吸についても同じだ。こういうとプレッシャーになるかもしれんが、期待しているよ」

瑞穂「ご期待に添えるよう精進致しますね」

提督「ん、頼むよ」

秋月「照月を迎えることもできるだけ早急にお願いします…」

提督「もちろんだ。妹がいないとお前も寂しいだろう?」

秋月「はい…みなさんはいますけど、やっぱり妹という存在は特別ですから」

提督「だろうな…まぁそこは早めに迎えられるようにしておくよ。照月を迎えてからまとめて歓迎会にしよう」

秋月「はいっ!」

590: ◆and2h/yWHc 2015/09/13(日) 01:37:25.72 ID:4RnLywzS0
☆神通の告白☆

-BAR isokaze-

提督「何か、嫌な予感がする」

磯風「何か良くないことでもあるんだろう」

提督「この忙しい時に…面倒な案件でなければいいが」

磯風「さぁ、そればかりは蓋を開けてみないとわからないだろうな」

提督「全くもってその通りだな」

磯風「まぁ、余程な案件でなければ加賀さんが手伝ってくれるだろう?」

提督「まぁな…秘書艦が優秀で助かるよ」

磯風「それに美人の嫁さんと来たら、幸せだな司令は」

提督「全くだ…」

神通「あら、提督」

提督「お、神通か。お疲れ様」

神通「提督もお疲れ様でした」

磯風 (司令の嫌な予感ってまさか…)

提督「最近ゆっくり飲む時間もなくてな…」

神通「仕方が無いです。提督が和平条約を結んだんですから」

提督「元帥のじっちゃんがやったって事にできなかったのかなぁ」

神通「ふふ、そういう訳にもいきませんよ」

提督「全く…おかげでゆっくり葉巻を吸う時間すらありはしない」

神通「葉巻、ですか」

提督「そう、葉巻だよ。あれはゆっくり時間をかけて吸うんだ」

神通「煙草と違いがあるものなんですか?」

提督「結構違う物だぞ…なんなら今度一本どうだ?」

神通「では、いただきます」

磯風「…ん?神通さんは煙草吸っていたか?」

神通「たまに…ですね」

提督「艦娘には依存症状も喫煙による弊害も無いからな…」

神通「それでも提督は止めるんでしょう?」

提督「それはそうだ」

神通「ふふ、優しいですね」

提督「そんな物じゃないさ」

磯風「というか司令の影響で煙草と酒始めたってのは多いんじゃないか?」

提督「青葉がそんなデータ出してたな…」

神通「提督は様になってますからね。憧れるんでしょう」

提督「そういう神通はどうなんだ?」

神通「私もそうですよ。提督の影響です」

提督「あー、しばらく禁煙しようかな…」

神通「なぜですか?」

提督「悪い影響与えすぎかなってな、さすがに駆逐艦の子まで煙草と酒始めたら見た目と言うか、な…」

神通「ふふ、もう遅い心配じゃないですか?」

磯風「私もそう思うぞ」

提督「はー…じゃあ遠慮なく吸うか…」

591: ◆and2h/yWHc 2015/09/13(日) 01:38:14.97 ID:4RnLywzS0
神通「ええ、それがいいと思いますよ」

磯風「私も司令が煙草吸っている所を見るのは好きだからな」

提督「そんなに何か違うものかね…」

神通「えぇ、それはもう」

磯風「街に出て煙草吸っている人を見るとこんなに違うものかと思うぐらいだよ」

提督「へぇ、そういう物かね」

神通「ええ、そういう物です」

提督「っと、そろそろご勘定と行きたいところだが、財布を忘れたようだ」

磯風「ふむ、それなら次のツケにしておくよ」

提督「ん、頼む」

神通「では私もご勘定を」

磯風「わかった」

〜店外〜

提督「…最近冷えてきたな」

神通「ええ、そうですね」

提督「一本、吸っても?」

神通「良ければ私にも一本下さい」

提督「ああ」

神通「ありがとうございます、提督」

提督「話、あるんだろう?」

神通「…ええ、お見通しでしたか?」

提督「伊達に2年も付き合ってないさ」

神通「…ふふ、そうですね」

提督「そういう事だ。俺はお前が言おうとしていることもわかってる」

神通「ええ。でもこれは私の口から、勢いでもなくきちんと言わないといけない。だから今日はお酒我慢したんですよ?」

提督「ま、それはまた今度一杯奢るよ」

神通「ええ、楽しみにしています」

提督「さて、本題入ろうか」

神通「ええ…そうですね」

提督 (神通、震えてるな。まぁ、実際逆の立場なら俺も震えるだろうが)

神通「提督…ずっと、ずっとあなたの事が好きでした。あなたには加賀さんがいる、わかっていてもあなたへの気持ちを止めることはできませんでした…」

提督「うん」

神通「初め、私は自分を兵器だと言いました。そんな私に光を、生き方を教えてくれたのはあなたでした。そして、気がついたらあなたの事ばかり考えて…でも、恋と気付くのには時間がかかりました」

提督「…そうだな」

神通「…もし、もしも私が自分の気持ちにもっと早く気付いて、あなたに伝えられたら、あなたの隣に私はいれたのだろうか、なんて考える事もあって…」

提督「…うん」

神通「私は…本当に、あなたの事が好きです。愛しています。この世界の何より、誰よりあなたの事が大切で…あなたの存在が私の糧なんです…」

提督「…そう、だな」

神通「提督はとても優しいです。でも、優しさは時に厳しい。そうでしょう、提督。答えを聞かせてください」

提督「…そうだな。気持ちはありがたい。お前の様な人に好かれるのは至極嬉しい物だ。けど、俺には加賀がいるんだ。他の鎮守府では半ば重婚が当たり前になっているが、俺は俺なりの道を通りたい、隣には加賀と、後ろに沢山の艦娘達を連れて」

神通「…はい」

592: ◆and2h/yWHc 2015/09/13(日) 01:39:06.78 ID:4RnLywzS0
提督「お前は言ったよな、自分の気持ちにもっと早く気付いていれば俺の隣にいれたのだろうか、と」

神通「…ええ」

提督「…多分、俺はそれでも加賀を選んだと思う。どれだけ嫌われて避けられていても加賀を選ぶと思う」

神通「…提督らしいです」

提督「そう言ってもらえるとありがたいが…きっと誰に告白されてもそうだ。響だとしても、羽黒だとしても、金剛だとしても、大淀だとしても、吹雪だとしてもな」

神通「…最後の最後まで提督らしいです」

提督「あぁ…そんな俺だから、悪い、神通。お前の気持ちには応えられない」

神通「…わかって、いました」

提督「…あぁ、そうだろうな」

神通「提督なら、きっとそう言ってくれると信じてました…私が1番望んでいて、1番望んでいないその言葉を言ってくれると」

提督「1番望んでいて、1番望んでいない言葉、か」

神通「…加賀さんは、私となら重婚でもいいと言っていました。提督もご存知でしょう?」

提督「…あぁ、加賀もお前の事を余程信頼しているんだろうな」

神通「えぇ、それはありがたい限りです…」

提督「でも、それは神通は望む事じゃない」

神通「ええ、そうです。そんな事、他の鎮守府の私は許しても、この私は許せません」

提督「だが」

神通「私はあなたの隣にいたかった」

提督「だから、1番望んでいて、1番望んでいない言葉」

神通「えぇ、その通りです」

提督「はは、全くもって神通らしい。それでこそ神通だ」

神通「そういう提督こそ、そんな提督だから私が好きになったんですよ」

提督「ありがとうな」

593: ◆and2h/yWHc 2015/09/13(日) 01:39:41.13 ID:4RnLywzS0
神通「こちらこそ」

提督「俺よりもいい奴を見つけろ、とは言わんぞ」

神通「私にはあなた以上の人はいませんから」

提督「ああ、そう言うと思った」

神通「ふふ…やっぱりあなたの事が好きです。これまでも、これからも」

提督「応えられないことについてはすまない」

神通「ここで応えてしまったら提督じゃありません」

提督「そうかもしれないな」

神通「私は、あなたを愛し続けます。だから、私を見ていてください。仲間として、友人として、あなたの事を愛する人として」

提督「ああ、これからもよろしく頼むよ。神通」

神通「こちらこそ、お願いしますね。提督」

提督「…やっぱり、お前は綺麗だ」

神通「ふふ、加賀さんに怒られますよ」

提督「綺麗なものを綺麗と言ったぐらいで怒るような奴じゃないさ」

神通「…では、そのついでに。手を繋いで頂けませんか?1度だけでいいですから」

提督「その程度なら、喜んで」

神通「…ふふ、何故でしょう。フラれたのに幸せです」

提督「幸せならいいんじゃないか?願わくばその幸せが長く続く事を祈ろうじゃないか」

神通「提督は、ずるいですね」

提督「割とよく言われる」

神通「フッた相手と手まで繋いで、加賀さんに怒られますよ」

提督「何、これぐらいは許してくれるだろう。多分」

神通「多分ですか…」

提督「まぁ加賀だ。俺が何を思ったかはわかってくれるだろう」

神通「ふふ、そうですね」

提督「…こうして、平和になったのもお前らのお陰だ」

神通「何をご謙遜を。提督の指揮があってこそです」

提督「…しかし、正直言って辛かったよ。何もできないことが」

神通「提督の指揮でなければ沈んだ娘もいたはずです。提督が後ろで指揮を執ってくれていたことが何よりの力だったんですよ」

提督「…確かに、そうかもしれない」

神通「それでも、提督は出来るならば前線に出るんでしょうね」

提督「…ああ、出来ることならな」

神通「本当に提督にそんな力がなくて良かったです」

提督「…艤装さえ完成していれば」

神通「なにか言いましたか?」

提督「いや、なんでもない」

神通「…鎮守府、ついてしまいましたね」

提督「そうだな」

神通「また今度呑みましょう。ではお先に失礼致しますね」

提督「ああ、おやすみ神通」

601: ◆and2h/yWHc 2015/09/17(木) 01:19:23.25 ID:ScyUqkKL0
☆赤城と葛城☆

赤城「葛城さん!焼肉行きましょう!焼肉!」

葛城「へっ?私ですか?」

赤城「はい!行きましょう!」

葛城「…はい!喜んで!」

〜焼肉屋〜

店長「奴が来た!!!!」

店員A「了解!」

店員B「宴の時間だ!」

赤城「こんにちはー!」

店長「いらっしゃいませェェェェェ!」

店員A「…いつもので宜しいんで?」

赤城「ええ!もちろん!」

店員B「いつもの入りまァァァァァァァす!」

店員C~L (このノリなんなの…)

葛城 (何この…何?)

赤城「さっ!行きましょう!」

葛城「あっ、はい!」

~店内 専用席~

葛城「専用席とかあるんですか…」

赤城「ここの店長さんとは仲良くてちょくちょく来てたら専用席作ってもらえました!」

葛城 (ちょくちょくの頻度がすごいんだろうな…)

店長「赤城ちゃんその子は新人?」

赤城「ええ!葛城です!」

葛城「あ、葛城です。どうも」

店長「ふむ…ということは新人歓迎かな?」

赤城「その通りです!」

店長「じゃあ葛城ちゃんには店長少しサービスしちゃう!」

葛城「えっ!?いいんですか!?」

店長「みんなには平和守ってもらってるからね!このぐらいさせてくれ!」

葛城「あ…ありがとうございますっ!」

店長「いいってことよ!」

赤城「それでは!今日も楽しみにしてますね!」

店長「はいよ!任せときな!」

葛城「ここの店長さん、いい方ですね…」

赤城「ええ!私達の人権が確立していない時にも優しくして頂きました…」

葛城「あ、そういえば…私達の人権を確立したのって提督なんですか?」

赤城「そうですよー!あの人は自分で自分の功績を語らないけれど、他にも色々やってるんですよ?」

葛城「…やっぱりうちの提督って規格外?」

赤城「ふふ、そうかもしれませんね」

葛城「はぁ…やっぱりそうなんですかね…」

赤城「ただ言えるのは私達の提督程私達を愛してくれている提督はいません!」

602: ◆and2h/yWHc 2015/09/17(木) 01:20:35.65 ID:ScyUqkKL0
葛城「それは、まぁ…」

赤城「あの人にとって自分より大事な物ですから…もう少し自分を大切にして欲しいですけど」

葛城「そうですねぇ…」

店長「ほんとにそうだよねぇ」

赤城「あ、店長もそう思います?」

店長「まぁね…なんつーか、生き急いでる感じがするよね」

葛城 (なんか流れるように会話入ってきたなこの店長…)

赤城「生き急いでる…ですか。それは言い得て妙ですね」

店長「まぁたまに飲みに行った時に会ったりするんだけどさ…彼は君達の為に死ねれば本望なんだろうね」

葛城「…私達の、為に?」

赤城「でしょうねぇ…」

店長「ま、面白い人だよね。あんな人はそうそうお目にかかれない」

赤城「ふふ、店長みたいな人もなかなかお目にかかれませんよ」

店長「そうかな?」

葛城「確かになかなか…」

店長「ま、何はともあれ…肉の準備はできたから存分に食べてくれ!」

赤城「待ってました!」

葛城「いただきますっ!」

~1時間後~

赤城「ふぅ…」

店長「赤城ちゃん、そろそろ」

赤城「そろそろ終わりですか?」

店長「この皿で今日仕入れた肉は終わりだよ」

葛城「赤城さんの食べる量が凄かった…」

店長「すっごい食べるよね…まぁ美味しそうに食べてくれるからいいんだけどね!」

赤城「美味しいものを美味しく食べられないのは損ですからね!」

店長「美食屋とか向いてるんじゃない?」

赤城「自分で食材を捕獲しに行くんですか?」

店長「そうそう、艦載機持って」

葛城 (それト○コだから!)

赤城「さて、そろそろお会計にしましょうか」

葛城「あ、半分払います」

赤城「いいんです!先輩に奢らせてください!」

葛城「…じゃあ、ご馳走様です!」

店長「葛城ちゃん、どうだった?美味しかった?」

葛城「はい!とても美味しかったです!」

店長「そっかそっか!それはよかった!」

赤城「それでは、また来ますね店長」

店長「はいはい、いい肉揃えて待ってるよ~」

~店外~
赤城「葛城さん、これが私達が守った平和なんですよ」

葛城「私達が守った平和、ですか」

赤城「ええ…だから艦娘である事に誇りをもって…何より、私達の提督の艦娘であったことを誇りに…さぁ!もう1件行きましょうか!」

葛城「とことん付き合います!」

608: ◆and2h/yWHc 2015/09/19(土) 23:59:28.49 ID:hegVpm4R0
☆やきう☆

瑞鳳「んぅ…暇だなぁ…」

黒潮「お、瑞鳳はん暇なん?」

瑞鳳「そうなのよ!提督には玉子焼き以外も覚えろって言われちゃったから玉子焼き以外を練習しなきゃダメだし…」

黒潮「司令はんに教えてもらええばええんやないの?」

瑞鳳「やっぱりそれがいいのかなぁ…」

黒潮「まぁ、なんや…そんなに暇なら野球観戦でも行かへん?」

瑞鳳「野球?」

黒潮「誘おうと思ってた龍驤はんが予定あるらしいから1枚チケット余ってるんや…」

瑞鳳「へー…」

黒潮「瑞鳳はんは野球は?」

瑞鳳「んー、詳しくはないけど見るのは好きだよ?」

黒潮「なら一緒に行かへん?」

瑞鳳「じゃあお言葉に甘えて行こうかなー」

黒潮「よっしゃ!じゃあ早速行きましょか!」

瑞鳳「はーい!」

〜球場外〜

黒潮「ちなみに瑞鳳はんはどこの球団が好きなん?」

瑞鳳「んー、私は提督の影響でソフトバンクかなぁ…」

黒潮「そういえばうちの鎮守府はソフトバンクのファン多いなぁ…」

瑞鳳「みんな提督の影響だろうね…」

黒潮「せやなぁ…ま、私はもちろん阪神や!ということで今日は阪神対DeNAや!」

〜球場内〜

瑞鳳「そういえばDeNAには加賀って選手がいたよね?」

黒潮「優秀な中継ぎやなぁ…」

瑞鳳「今日は出るのかなぁ」

黒潮「出るんやないかなぁ…」

〜以下ハイライト〜

黒潮「なんでや!なんでや!」

瑞鳳「がんばれ!がんばれ!」

〜ハイライトその2〜

黒潮「いよっしゃあ!よくやったで!」

瑞鳳「がんばれ!がんばれ!」

609: ◆and2h/yWHc 2015/09/20(日) 00:00:00.65 ID:HwP8bduo0
〜ハイライトその3〜

黒潮「あぁ…もう駄目や…」

瑞鳳「がんばれ!がんばれ!」

〜ハイライトその4〜

黒潮「逆転狙えるで!」

瑞鳳「がんばれ!がんばれ!」

〜ハイライトその5〜

黒潮「………………」

瑞鳳「がんばったがんばった…」

〜試合終了後〜

黒潮「なんでや…」

瑞鳳「まぁみんな頑張ってたよ…」

黒潮「せやかて勝負は勝たなきゃ…」

瑞鳳「まぁ残念だったねそこは…」

黒潮「…どうやった?楽しんでくれました?」

瑞鳳「うん!とっても楽しかったよ!」

黒潮「ほんなら一緒に来たかいがありましたわ…負けましたけど…」

瑞鳳「あはは…」

黒潮「瑞鳳はん、また今度一緒に来まへんか?次は阪神がきっと勝つ!」

瑞鳳「うん、喜んで!」

615: ◆and2h/yWHc 2015/09/23(水) 00:51:56.95 ID:kCbRDbki0
☆ラグビーって…☆

能代「不知火さん、何を見ているんですか?」

不知火「ラグビーですよ」

能代「ラグビー、ですか?」

不知火「ええ…見ているとなかなかに面白いんです」

能代「私にも魅力を教えて貰っても?」

不知火「えぇ、とりあえず座って下さい。お茶を持ってきましょう」

能代「あ、ありがとうございます」

不知火「ラグビーの魅力ですか…」

能代「はい」

不知火「選手の多様性、でしょうか」

能代「多様性ですか?」

不知火「はい。私達には様々な特徴があります。速力、攻撃力、防御力…等ですね。それと同じ様に選手達にも様々な特徴があるんです」

能代「なるほど…」

不知火「1チームあたり15人、2チームで30人ですが、それぞれが違う特徴を持って、それを活かしながらプレーをする。これが1つの魅力だと思いますよ」

能代「人数が多い分サッカーや野球よりも色々な特徴の選手が出てきそうですね…」

不知火「ええ、そしてその特徴を活かしながらプレーをしていると様々な試合展開が生まれるんです」

能代「確かに、それぞれの得意分野で勝負に持ち込みたいでしょうからね…」

不知火「その通りです。ですから見ていて飽きることがないんです」

能代「なるほど…同じ試合はない、と」

不知火「ええ、選手達が全力を尽くし、体を張って命を張って勝利を取りに行く。私達と似通う点があるとも思いますね」

能代「あのようなタックルなどしていたら確かに骨折とか多そうですからね…」

不知火「まぁ、百聞は一見にしかずです。1試合見てみませんか?」

能代「はい、是非!」

〜試合観戦後〜

能代「凄いですね…」

不知火「でしょう?」

能代「不知火さんの言ったとおり様々な選手達がいて、目を奪われました…」

不知火「タックルなんかも凄かったでしょう」

能代「ええ…凄い迫力でした…」

不知火「…今度、生で見てみませんか?」

能代「生で、ですか?」

不知火「今度試合観戦に行く予定があるのですが、一緒にどうでしょうか?」

能代「いいんですか?」

不知火「ええ、ラグビーファンが増えることは私にとっても嬉しいことなので」

能代「なら….是非お願いします!」

不知火「不知火にお任せを。日程等は追ってお知らせします」

能代「何から何までありがとうございます…」

不知火「いえいえ。ところでどうです?もう1試合程見ていかれますか?」

能代「はい!」

620: ◆and2h/yWHc 2015/09/25(金) 00:39:29.50 ID:QmPA0Qks0
☆でちとかもの死闘☆

伊58「苦くないよう!」

高波「高波には無理かもですぅ…」

伊58「ゴーヤは苦くないよう…」

高波「む、無理かもですぅ…」

伊58「むぅ…ならば!最終奥義、鳳翔さん召喚でち!」

鳳翔「はい、召喚されました」

伊58「高波に美味しいゴーヤ料理を食べさせてあげたいでち!鳳翔さん頼むでち!」

鳳翔「わかりましたっ!高波さんはゴーヤの苦味が苦手なんですよね?」

高波「そうかもですぅ…」

鳳翔「なら、苦味が無くなるような料理にしましょう!伊58さん手伝って貰えますか?」

伊58「もちろんでち!」

〜厨房〜

鳳翔「それでは作っていきましょう」

伊58「何を作るんでちか?」

鳳翔「シンプルにゴーヤサラダにしようかと」

伊58「シンプルイズベストでちね…」

鳳翔「それが1番素材の味を楽しめますしね」

伊58「高波!待ってるでちよ!」

高波「はいぃ…待ってるかもです…」

鳳翔「それではまず、新鮮なゴーヤを用意します」

伊58「ふむふむ」

鳳翔「次にそのゴーヤの中身を取り除きます。伊58さんも手伝ってくださいね」

伊58「任せるでち!」

鳳翔「そして中身を取り除いたら薄切りにカットします」

高波「薄切り…かも?」

鳳翔「薄切りの方がゴーヤの苦味は少ないですからね」

伊58「ほえー…」

鳳翔「そして薄切りに切ったゴーヤを熱湯でしっかりと茹でます」

伊58「しっかりと、でちねー」

鳳翔「はい、しっかりと茹でると苦味が少なくなりますから、しっかり茹でましょうね」

高波「そうだったんですか…知らなかったかも…」

鳳翔「そして、ザルに上げて水をかけて冷やして、その後きちんと水気を絞りましょう。サラダに水気は大敵ですからね」

伊58「はーい、でち!」

鳳翔「次にゴーヤの味付けをしましょう。だし醤油おおさじ2を加えて下味をつけます」

伊58「おおさじ2でちね…」

鳳翔「そして、マカロニ等と一緒にマヨネーズを加えて混ぜ合わせましょう。混ぜ合わせた後に花かつお2袋程度を散らすといいかも知れませんね」

高波「マカロニ…花かつお…」

鳳翔「最後にお皿に盛り付けて完成です!」

伊58「完成でちー!」

http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira089516.jpg

621: ◆and2h/yWHc 2015/09/25(金) 00:40:05.38 ID:QmPA0Qks0
〜食堂〜

伊58「実食でち!」

鳳翔「伊58さんの分を用意してありますからね」

伊58「やったでち!」

鳳翔「では、食べてみてください」

高波「いただきますかも」

伊58「いっただきまーす!」

鳳翔「高波さん、どうですか?」

高波「お、美味しい、かも…!」

伊58「OCでち!さすが鳳翔さんでち!」

鳳翔「ふふ、ありがとうございます」

伊58「どうでちか?ゴーヤ、美味しいでしょ?」

高波「はい、美味しいかもです!」

伊58「ふふん!これでまた1人ゴーヤ嫌いを克服させてやったでち!ゴーヤの勝利でち!」

627: ◆and2h/yWHc 2015/09/27(日) 00:17:13.25 ID:kxbSog3U0
☆大型建造☆

ゆー「大型建造…?」

隼鷹「そうそう、お前さんまだやったことないんだろ?」

ゆー「うん、やったことない…」

隼鷹「ということで迎えてない奴はいないけどとりあえず大型建造だ!ひゃっはー!」

ゆー「でも、やる意味って…」

隼鷹「あー、一応意味ならあるんだ。ビス子が出るかどうかってやつ」

ゆー「なるほど…」

隼鷹「なら行ってみよー!ひゃっはー!」

ゆー「ぽちっと…」

隼鷹「誰が出るかな、誰が出るかなぁーっと」

隼鷹2「商船改装空母!隼鷹でーす!ひゃっはー!」

隼鷹「おおう…私が出てきたか…」

隼鷹2「あり?私もういるの?」

ゆー「隼鷹が2人…」

隼鷹「んー、なんか出ないっぽいなー、じゃあ私、飲む?」

隼鷹2「飲む飲む!」

ゆー「隼鷹…まだ昼間だから…だめ」

隼鷹「ちぇーっ、じゃあとりあえず提督のところにでも行くとするかねー」

〜執務室〜

提督「ほう、隼鷹が2人になったか」

隼鷹2「で、私は何をすればいいの?」

提督「逆に聞こうか。お前は何をしたい?」

隼鷹2「えー、そんなにいきなり何をしたいって言われても…」

提督「何でもいいぞー。艦娘として戦いたいなら他の鎮守府に行ってもらう事になるがそれも出来る。人間として生きる為に解体する事も出来る。選択肢はいくらでもあるぞ」

隼鷹2「なるほどねぇ…」

隼鷹「ま、後悔しない事にしなよ、もう1人の私」

ゆー「後悔だけはしないように…」

隼鷹2「そうだねぇ…」

提督「まあ、すぐに決めろとは言わないからじっくり悩め」

隼鷹2「…いや、あのさ、無理だと思うんだけど…」

提督「とりあえず言ってみ」

隼鷹2「いや、私って商船改装空母じゃん?だから…ちょっとした料理屋とか、バーとかやってみたいかなって思ってさ」

隼鷹「へー、面白いじゃん!」

ゆー「提督…出来ますよね?」

提督「もちろん」

隼鷹2「へっ!?そんなに簡単にいいのか!?」

提督「ああ、いいぞ。解体はどうする?」

隼鷹2「あー、いや、しないで欲しい、かな」

628: ◆and2h/yWHc 2015/09/27(日) 00:17:46.39 ID:kxbSog3U0
提督「わかった。…しかし隼鷹が2人だと呼びにくいな…橿原丸でいいか?」

隼鷹2(以下橿原丸)「いいけどさ…こんなにぽんぽん話進めちゃっていいの?」

提督「いいんだよ。俺が何とかする」

隼鷹「よっ!提督の鏡!」

ゆー「提督…かっこいい…」

提督「それじゃ上と話つけてくる」

隼鷹「あいよ、いってらっしゃい」

〜1ヶ月後 食事処『橿原』〜

隼鷹「開店おめでとさーん」

ゆー「おめでと…」

橿原丸「いやー、本当に店持てるとは思ってなかったねぇ…」

提督「何とかすると言っただろ?」

橿原丸「いやー、期待はしてたけどね?まさか本当になるとはねー、少将殿」

提督「初めてこの階級が役に立ったよ」

隼鷹「まあ堅い話は置いといて飲もうじゃない!ひゃっはー!」

ゆー「ゆーはビール…」

隼鷹「私の好みはわかってるでしょ?」

橿原丸「任せときな!ひゃっはー!」

提督「俺は今日は日本酒で行こうか」

橿原丸「はいよ!」

隼鷹「ゆー!音頭取りな!」

ゆー「えー…」

提督「そう言わず、な?」

ゆー「提督かそう言うならやる…それじゃあ開店祝いに、かんぱーい」

提督「乾杯」

隼鷹「かんぱーい!ひゃっはー!」

橿原丸「ありがとさん!かんぱーい!」

橿原丸「それじゃついでに!これから食事処『橿原』をよろしく頼むよ!ご贔屓にね!」

632: ◆and2h/yWHc 2015/09/28(月) 23:02:23.92 ID:g/mSI2QC0
☆翔鶴姉改二おめでとう!☆

瑞鶴「翔鶴姉!」

赤城「改二!」

加賀「おめでとう」

提督「新しい鉢巻…よかったら使ってくれ」

翔鶴「提督…みなさん…ありがとうございます!」

瑞鶴「いやー、おめでたいね!翔鶴姉!」

提督「お前も改二まで秒読みだがな」

赤城「カタパルトは普通は1個しか持ってない?いえ、知らない設定ですねぇ…」

加賀「赤城さんどうかしました?」

赤城「いえいえ、なんでもないですよっ」

翔鶴「我がことながら…珍しい改二の形で…」

提督「そうだなぁ…改二からまた改装して改二甲になるとは予想していなかった」

瑞鶴「翔鶴姉がこうなったってことは私もだよねー…」

赤城「あら、瑞鶴どこを見て言ってるんですか?」

瑞鶴「どっ!?どどどどどど、どこってカタパルト!カタパルトだから!」

提督「………龍驤」

瑞鶴「…提督さん、夢ぐらい見させてよ」

加賀「ほら、2人とも今日は翔鶴の改二祝いなのよ」

提督「っと、そうだな。しかし…艦載数もかなり上がったな」

加賀「抜かれるかと思ったわ…」

翔鶴「まだまだ敵わなかったですね…」

加賀「何を言っているの、翔鶴。あなたには艦載数以外は負けている所の方が多いわ」

翔鶴「加賀先輩は改二もまだですし…」

加賀「でも今のあなたの実力はあなたの努力の結果よ。誇っていいわ」

翔鶴「先輩……」

瑞鶴 (羨ましい…)

提督 (羨ましい…)

赤城「こいつら考えてること同じですね」

提督「ゴホン…うちでは基本通常の改二状態で運用しようと思っているからよろしくな」

翔鶴「はい!頑張ります!」

赤城「しかし…やっぱり私に少し似てません!?」

加賀「そうね…」

瑞鶴「2人でデュエット曲出すぐらい仲はいいしね…」

提督「加賀と瑞鶴も出せばいいんじゃないか?」

瑞鶴「加賀さんは…ほら…加賀岬のCD化が控えてるし…」

翔鶴「あっ!そのCDに特典トラックとして2人のデュエット曲つけるとかどうでしょう!」

提督「その案貰った!」

633: ◆and2h/yWHc 2015/09/28(月) 23:03:01.46 ID:g/mSI2QC0
赤城「ふふふ…楽しみですねぇ…」

瑞鶴「わ、私が加賀さんとデュエット…」

加賀「…まぁ、いいんじゃないかしら」

翔鶴「ふふふ、2人の仲がいいみたいで良かったです」

提督「…そういえば1部界隈では瑞加賀ってCPが…」

翔鶴「あら、お似合いなんじゃないですか?ふふ」

赤城「赤翔、なんてのもあるらしいですよ?」

翔鶴「えっ!?私と赤城先輩ですか!?」

赤城「ふふ、そうみたいですよ?」

翔鶴「そんなのもあったなんて…」

提督「いいんじゃないか?なかなかお似合いだぞ?」

瑞鶴「私もそう思うー!」

提督「トリップから帰ってきたか」

瑞鶴「トリップしてないから!爆撃されたいの!?」

加賀「あら、少しはトんでたでしょう」

瑞鶴「加賀さぁん…」

翔鶴「あら?鉢巻の裏に…」

提督「お、気づいたか。色々メッセージ書いてあるぞ。さすがに全員分、とは行かないが」

加賀「こんな時の提督は気が回るわね」

提督「生憎今流行りの鈍感系じゃないんでな」

翔鶴「提督…ありがとうございます!」

提督「そんなに喜んでもらえたなら渡した甲斐があったってもんだな…」

瑞鶴「提督さんは鈍感系じゃないから逆にポイント高いところあるよねー」

加賀「鈍感系ならそもそも私を嫁に取ってないわね」

赤城「一理…いえ百理ぐらいありますね…」

翔鶴「あっ!提督はどうして加賀先輩の事が好きになったんですか?」

提督「おま」

赤城「お!いいですねぇ!」

加賀「ちょっと、ここは翔鶴の祝いの場であっ」

瑞鶴「聞きたい!!」

提督「言わんぞ」

翔鶴「どうか!提督!改二祝いにと思って!」

赤城「是非!」

加賀「…提督、恥ずかしいから言わないで」

瑞鶴「そんな事言わずに!」

提督「っはぁ…なんで翔鶴の改二祝いに加賀との惚気話しなきゃダメなんだよ…」

赤城「惚気話ってもう言っちゃってますし…」

提督「実際そうなるだろ?」

翔鶴「否定はしませんけどね…」

加賀「…今度の機会じゃダメかしら」

瑞鶴「提督さん逃げるの上手いからね!ダメ!」

加賀「…焼き鳥製造機の本領発揮しようかしら」

634: ◆and2h/yWHc 2015/09/28(月) 23:03:44.69 ID:g/mSI2QC0
瑞鶴「ぴいぃっ!?」

提督「加賀もああ言ってるし今度な」

翔鶴「えー!いいじゃないですかー!」

赤城「ぶー!意気地無しー!」

提督「何とでも言え!」

加賀「…意気地無し」

提督「なぜ加賀がそっちにまわった…」

瑞鶴「やーい意気地無し意気地無し!」

提督「よーし、お前は朝の弓の稽古の時間増やすぞ」

瑞鶴「ちょっ!?これ以上は!」

提督「はっはっはっ、もう遅いぞ。俺が稽古付けてやる」

瑞鶴「…え、提督さん弓引けるの?」

提督「まぁ、一応は?」

加賀「何言ってるんですか私より上手いくせに」

瑞鶴「加賀さんより上手いってどんな化物よ…」

提督「はっはっはっ、昔やってたからな」

翔鶴「あら、提督に稽古つけて頂けるなら私も行こうかしら…」

赤城「朝ごはんの量が増えるなら…」

635: ◆and2h/yWHc 2015/09/28(月) 23:05:07.58 ID:g/mSI2QC0
提督「お前これ以上食べるのか…」

赤城「朝ごはんは1日の活力!」

翔鶴「……あ゛っ」

瑞鶴「翔鶴姉どうしたの!?」

翔鶴「燃費が…悪くなるから…本格的に提督に稽古つけてもらおうかしら」

加賀「私がつけてもいいわよ?」

翔鶴「加賀先輩は厳しすぎて…いえ、むしろお願いします!」

加賀「任せなさい。きっちり続ければ効果は出るわ」

瑞鶴「私も…お願いすることになるのかな…」

提督「お前は心配ないだろ」

瑞鶴「提督さん何かしれっと言ったけど聞こえてるからね!」

赤城「ふふ、楽しいですねぇ…」

翔鶴「えぇ、そうですね…」

瑞鶴「なんだかんだ最近は提督さんも忙しいからねー。あんまり話す機会ないしねー」

提督「これでも一応深海棲艦との戦いを終結させた英雄だからな」

赤城「でもそんな柄じゃないんでしょう?」

提督「そういう事だ。横須賀の奴にでも手柄はやるつもりだったんだが…」

翔鶴「提督はその辺全く欲がありませんよね…」

提督「お前らと加賀さえいればいいからな」

瑞鶴「提督さん重婚しないの?」

提督「しない」

赤城「加賀さん愛されてますねぇ…!」

加賀「…恥ずかしいからやめてちょうだい」

提督「しかし、本当に良かった」

赤城「ええ、そうですね」

加賀「そうね」

瑞鶴「え?何が?」

提督「翔鶴、よく笑ってくれるからさ」

翔鶴「…提督の、ここのみんなのおかげです」

加賀「この提督ですからね。きっとそうなんでしょう」

瑞鶴 (私が来るよりも前の話、なのかな)

翔鶴「それに、瑞鶴も来てくれましたから」

提督「それについては遅くなって悪かった。いや、本当に…」

翔鶴「いいんですよ。信じてました。きっと提督なら瑞鶴を連れてきてくれると」

瑞鶴「翔鶴姉…」

翔鶴「あなたが来てくれて本当に良かったわ、瑞鶴」

瑞鶴「ううっ…翔鶴姉ぇぇぇぇ!」

提督「まぁ…何はともあれ」

加賀「翔鶴」

赤城「改二」

瑞鶴「おめでとう!」

提督「これからもよろしくな、翔鶴」

翔鶴「…はいっ!瑞鶴と共に…みなさんと共に、提督と共に!平和の1歩を歩みます!」

641: ◆and2h/yWHc 2015/10/01(木) 01:42:32.34 ID:sPwWX6ZW0
☆二航戦サンド☆

谷風「お風呂〜お風呂〜っと」

飛龍「おっ、谷風!」

谷風「おお!飛龍!」

蒼龍「飛龍〜待ってよ〜…」

谷風「いやー、二航戦のお2人は仲がいいねぇ!」

飛龍「まぁね〜、っとやっぱり一番風呂はあっついねぇ」

蒼龍「はぁ…でもこの熱さが気持ちいいんだよねぇ」

谷風「わかるよ…一番風呂だからこそだよなぁ…」

飛龍「ふぅ…」

蒼龍「気持ちいいぃ…」

谷風「ふむ…」

飛龍「どしたの?」

谷風「いやー!やっぱり胸部装甲が立派だねーってよ!」

蒼龍「あはは…まぁよく言われるよね…」

飛龍「特に蒼龍はねー…」

谷風「羨ましいねぇ…」

蒼龍「大変だよ?肩は凝るし…」

谷風「持つ者特有の悩みってかぁ…」

飛龍「並ぐらいがなんでもちょうどいいんだよ、結局ねぇ…」

谷風「でも男どもはでかい方がやっぱ好きなんじゃないかい?」

蒼龍「男どもって言っても提督以外はそんなに知らないし…」

飛龍「提督は拘らないしね…」

谷風「そもそもあんなに加賀さん一筋だし…」

蒼龍「隙がないよねぇ、提督も…」

飛龍「加賀さんもだよね…」

谷風「…色仕掛けとか出来そうだけどねぇ」

飛龍「やったことあるよ、色仕掛けなら」

谷風「へ?本当かい!?」

蒼龍「ほとんど効果無かったけどね…」

谷風「ちなみに、どんなことをやったんだい?」

飛龍「私と蒼龍で前と後ろから挟んで…二航戦サーンド!ってね!」

谷風「おぉう…それは凄そう…」

蒼龍「これでもほとんど効果無しだったから一瞬提督は男の人が好きなのかもとか思っちゃったよ…」

飛龍「全くだよねぇ…」

谷風「本当に一途だねぇ、提督はさ…」

蒼龍「重婚もする気は皆無だし…」

飛龍「片思いはこっち側に沢山いるのにね」

谷風「残酷だねぇ…」

飛龍「なんであんな提督がモテるんだかねぇ…」

蒼龍「鎮守府の外では全然なのにね…」

谷風「命を預けてこそわかる良さがあるってか?」

飛龍「難儀な性格してるよねぇ…二航戦サンドにも靡かないぐらい」

642: ◆and2h/yWHc 2015/10/01(木) 01:43:12.99 ID:sPwWX6ZW0
蒼龍「地味にショックだったよね…」

谷風「他の所の二航戦も二航戦サンドやってたりするのかい?」

蒼龍「やった所は結構大きい反応が返ってきたってみんな言ってるよ…」

飛龍「反応がほぼ無しなのはここだけだよ…」

谷風「ありゃ…」

飛龍「こうさ…やっぱ少し自信無くなるよね…」

蒼龍「ここまで無反応だとね…」

谷風「鎮守府の外ではお2人はモテモテだろうけどねぇ…」

飛龍「かと言って外に出て恋愛なんて…ねぇ?」

蒼龍「提督よりいい人なんて見つけられない気がするし…」

谷風「みんなそう言ってるねぇ…」

飛龍「厄介な人に惚れたもんだよ…ねぇ?多聞丸」

蒼龍「多聞丸もきっとそう思ってるよ…」

谷風「…ちょっと1回二航戦サンドしてくれないかい?」

飛龍「へ?」

谷風「いやー、ちょっとどれほどのものかって気になってねぇ!1回でいいから頼むよ!」

蒼龍「うーん?」

飛龍「まぁ…いいんじゃない?」

谷風「本当かい!?」

飛龍「それじゃあ蒼龍」

蒼龍「はーい」

飛龍、蒼龍「「二航戦サーンド!!」」

谷風「むっ!?ぬおぉ…こ、こいつは…」

飛龍「どーよ?」

谷風「こいつは凄いねぇ…」

蒼龍「これに無反応の提督って…」

谷風「す、凄かった…」

飛龍「うーん…そろそろ上がろうかなっと」

蒼龍「私もー」

谷風「じゃあ谷風さんも上がるとしましょうかね〜」

飛龍「あー、気持ちよかった…」

谷風「その…よかったらまた今度二航戦サンドを…」

蒼龍「もしかして…」

谷風「想像以上に気持ちよくて癖になっちまった…」

飛龍「あらら…」

647: ◆and2h/yWHc 2015/10/03(土) 01:36:09.75 ID:DAfMfAmu0
☆勝負用☆

由良「大淀って大胆よね」

大淀「はい?」

由良「そのスリット」

大淀「あぁ、これですか…」

由良「大胆…」

大淀「つけたくてつけてる訳じゃじゃないんですけどね…」

由良「大淀ちゃんと   履いてる?」

大淀「履いてますよ!」

由良「そっか、ならいいよ」

大淀「履かないなんて選択肢あるんですか…」

由良「ないね」

大淀「ですよね…」

由良「でもそのスリットから   見えちゃうんじゃないの?」

大淀「あー、そう言われてみれば…提督にも見られてた…?」

由良「提督さんの事だから見えてもそんなに気にしてないと思うけどな…」

大淀「あー!恥ずかしい!私が気にします!」

由良「毎日勝負   でも履けばいいんじゃない?」

大淀「え…いやさすがにそれは…」

由良「そうしたら見られても…」

大淀「それとこれとは別ですっ!」

由良「そう…」

大淀「しかし勝負   …ですか」

由良「どうしたの?」

大淀「いえ、必要になる時が来るのかなーと思いまして」

由良「あー、なるほど…」

大淀「提督はあの調子ですからね…」

由良「そうだね…」

大淀「はぁ…我ながら厄介ですね…」

由良「大淀は誰よりも長く提督さんを見てきたからね…」

大淀「最初はごく普通な人が来たなーって思いましたよ、ええ」

由良「まぁ見た目は可もなく不可もなく普通だからねぇ…」

大淀「実際仕事を一緒にやっても最初は普通でしたし…頭はいいからすぐ覚えてましたけど…」

由良「伊達に養成学校首席じゃないね…」

大淀「提督の実力は…実際命を預けてこそわかるものですね。あの人以上に命を預けて安心できる人はいないと思います」

由良「そうだね…誰よりも私達のことを考えてくれるし」

大淀「まぁ、そうしたら恋心なんて芽生えても仕方ないでしょう…」

由良「吊り橋効果みたいなのもあるかもね…」

大淀「そんな提督に   見られてたなんて…」

由良「結局そこに回帰するんだね」

648: ◆and2h/yWHc 2015/10/03(土) 01:36:43.59 ID:DAfMfAmu0
大淀「見せパンとか用意した方が…」

由良「見せパン…」

大淀「でも明石は全然気にしてなさそう…」

由良「明石さんはタンクトップで提督さんの前に出るような人だし…」

大淀「ですよねぇ…」

由良「でもやっぱり私はいつも通りでいいと思うよ」

大淀「ですかね?」

由良「うん。だって提督さん相手だもん、今更着飾るよりもいつも通りがいいと思うよ」

大淀「すごい説得力…」

由良「でしょ?」

大淀「じゃあもう気にしません!私は私ですからね!」

由良「そう、いいよ大淀!」

大淀「敵は多いですし、ラスボスは何よりも強いですけどね…」

由良「勝てないかもしれないけど、私はそれでもいいよ」

大淀「ええ。私もです」

由良「似た者同士だね」

大淀「ここの艦娘の過半数がそうだと思いますよ」

由良「だよね…」

大淀「まったくもって敵は多し、同志も多しですね」

由良「心強くもあるし、手強くもある」

大淀「難儀なものです…」

由良「難儀だね…」

652: ◆and2h/yWHc 2015/10/05(月) 01:44:39.78 ID:viAdp0tY0
☆ヲ級、着任☆

ヲ級「ということでヲ級です。よろしく」

提督「ということだ。よろしく」

瑞鶴「予想はしてた」

翔鶴「でも思ったよりも遅かったですね?」

ヲ級「なんか、ゆっくりしてたらだいぶ時間経ってた」

瑞鶴「適当だなぁ…」

雲龍「何かシンパシー的なあれを感じる」

提督「何の説明にもなってないな」

加賀「雲龍はだいたいいつもそうよ」

提督「わかってはいるが…」

ヲ級「私もあなたに何かを感じる」

提督「…ふむ」

雲龍「あなたは私?」

ヲ級「わからない。私はあなた?」

雲龍「さぁ?」

瑞鶴「なんか頭が痛くなってきたわ…」

翔鶴「頑張って、瑞鶴…」

吹雪「しれいかーん。部屋とかはどうするんですかー」

提督「なんか投げやりだな」

吹雪「そりゃあ司令官が私に仕事投げやりですからね」

提督「それについては本当に済まないと思ってるから今度埋め合わせる」

吹雪「ならいいんです!」

提督「で、まぁ部屋についてはあんな感じだから雲龍型の部屋に入ってもらおうかと思うが、どうだ?」

ヲ級「うん。いいよ」

提督「よし、決まりだ」

加賀「それで、貴女は有事の時には前線に出てくれるのかしら?」

ヲ級「いいよ」

加賀「なら少し実力を見ておきたいわね。後で少し海に出るわよ」

ヲ級「わかった」

加賀「瑞鶴も来なさい」

瑞鶴「え、えぇ…」

加賀「来なさい」

瑞鶴「はい、わかりました…」

翔鶴「先輩、私は…」

加賀「そうね…じゃあ貴女も来なさい。改二の性能を引き出せるようにしておかないと」

翔鶴「わかりました!」

提督「やる気だな、加賀」

加賀「空母ですからね。私がいる限り半端な空母をこの鎮守府には置いておくつもりは無いわ」

提督「頼もしくて助かる」

加賀「今ではこの力も発揮する事は少ないけれど、使う事がないとは言えないから仕方ないわ」

吹雪「私も鈍らないようにしておかないと…」

提督「吹雪も他の奴と演習でもするといい」

653: ◆and2h/yWHc 2015/10/05(月) 01:46:06.47 ID:viAdp0tY0
ヲ級「私、吹雪と戦ってみたい」

吹雪「へ?」

提督「そうか…まぁじゃあ明日か明後日あたりに」

ヲ級「やった」

吹雪「正規空母相手ですか…厳しいですね」

提督「ヲ級のレベル次第か」

吹雪「ですね」

加賀「安心しなさい。演習までに吹雪に勝てるレベルには仕上げるわ」

吹雪「加賀さぁん…」

ヲ級「私、負けない」

提督「向上心もある、か」

ヲ級「発揮できる場所が少なくてちょっと残念だけどね。平和はいい事だから」

提督「そうだな」

ヲ級「まぁ実際戦ってた私達が言えることじゃないのかもしれないけど」

提督「いや、そんなことはないだろう」

ヲ級「そう?」

提督「そうだ」

ヲ級「…提督さん、優しいね」

提督「よく言われる」

654: ◆and2h/yWHc 2015/10/05(月) 01:46:45.50 ID:viAdp0tY0
瑞鶴「よく言われるってこの人…」

吹雪「実際そうだからイマイチ突っ込めないんですよね…」

翔鶴「事実を述べてるだけですからね…」

加賀「まぁ少しは遠慮するものだと思いますが」

提督「たまにはいいだろうたまには」

ヲ級「そう、たまにはいいんだよ」

提督「わかってくれるかヲ級」

ヲ級「うん。わかってあげられる。戦艦棲姫は自慢が多かったから面倒だったけどたまにはいいんだよ」

提督「戦艦棲姫ェ…」

瑞鶴「なんでこんなに深海棲艦は個性豊かなんだろうね…」

ヲ級「一部だけ。私も言わばイレギュラー」

加賀「なるほど」

雲龍「私も言わばイレギュラー」

瑞鶴「うわっ!?どこからまた出てきたの!?」

雲龍「瑞鶴の前のセリフから」

翔鶴「???」

加賀「雲龍。メタ発言は控えなさい」

提督「そういうのは番外編だけだ」

雲龍「ごめんね」

吹雪「充分たまにメタいですけどね」

ヲ級「疲れたから部屋に行っていい?」

提督「ん、あぁすまないな。少し長くなった」

ヲ級「ううん。楽しかったよ。ただ今は私がここまで来るのに疲れてしまってただけ」

提督「楽しかったならよかった。それじゃあ雲龍、部屋に案内してやってくれ」

雲龍「わかった」

ヲ級「じゃあ、またね」

加賀「ええ、また」

瑞鶴「…まぁ、あれね。もう慣れてきた自分が…」

翔鶴「ここにいれば適応力が高くなるわね、瑞鶴」

提督「適応力高くないとやっていけないからな。色々」

瑞鶴「提督さんもわかってるんだ…」

提督「それは自分の鎮守府の事だしな…それぐらい把握はしている」

瑞鶴「なんだかんだ優秀だから困る」

661: ◆and2h/yWHc 2015/10/09(金) 00:51:51.28 ID:03AySaby0
☆大潮と霰の☆

大潮「大潮です!今日は演劇をやります!小さな身体で大きなスケール!」

霰「今日は時代劇。大潮の名前と関連付けて役は大塩平八郎」

大潮「それじゃあまず大塩平八郎の予習をぱぱっとやってみましょう!」

霰「大塩平八郎と言ったらやはり大塩平八郎の乱」

大潮「米が無い…奉行所に買い占められる…うっ、庶民達は米を買う余裕すら無くなってしまう…」

霰「そんな中で自分の持っていた書物を売り払い、そのお金で庶民達にお米を買ってあげていた大塩平八郎ですが」

大潮「それを売名行為と呼ばれたり…そしてなんだかんだあって反乱を起こしました!そんな大塩平八郎の乱です!」

霰「後半適当…」

大潮「長くなりすぎたらダメですよね!演劇もぱぱっとやりますよ!」



霰(ナレーション)「時は江戸時代。大阪の話である」

大潮(大塩平八郎)「役所勤めしてたけど、隠居しました!」

霰「その年は大変な米の不作で、各地で百姓一揆が起こる中、大阪でも米不足が起こっていました」

大潮「米がないです…民衆も皆、米を買うことが出来ない…奉行所の方々!どうか民衆への救援を!」

霰「民衆のことを思い、大塩平八郎は奉行所に救援を求めましたが、奉行所はそれを拒否します」

大潮「うーん…奉行所も救援出してくれません…仕方ないから自分の蔵書5万冊を売ってそれでなんとかしましょう!」

霰「そうして大塩平八郎は蔵書を売った資金で民衆を救済していましたが、そんな大塩平八郎の救済行為を奉行所は売名行為と取りました」

大潮「奉行所が何もしないから私が救済していたのにそれが売名行為とは…」

霰「そんな世情の中、大阪の町奉行は大阪が困窮であるにも関わらず豪商から買った米を新将軍徳川家慶就任の儀式の為に送っていました」

大潮「ぐぬぬ…奉行所は民衆のことは考えず、自分達のことしか考えないですね…」

霰「そんな中、自分達の利益を求めて米の買占めをしていた豪商達に平八郎の怒り爆発」

大潮「こんなのやってられません!一揆します!反乱します!」

霰「そうして、覚悟を決めた平八郎は家財を全て売り払い、家族とも別れ、武器を用意しました。そして来るべき一揆の時のために私塾の師弟に軍事訓練を施し、近隣の農民に檄文を回し、参加者を募りました」

大潮「準備は整ってきました!他にも事がスムーズに進むように日時なども色々決めましょう!」

霰「そうして、大阪奉行所の不正や役人の汚職を訴える手紙を書き上げ、江戸の幕閣に送りました。そして日時は新任の西町奉行が東町奉行に挨拶に来る二月二十九日に決定しました」

大潮「作戦はしっかり練らなきゃダメですね!どかーんといきましょう!」

霰「計画は来るべき二月二十九日に両者を爆薬を持って襲撃というものでしたが…内通者がいて奉行所にバレました」

大潮「バレてしまったら仕方ない!まず自分の家に火を放って!決起です!決起!!」

霰「そうして決起した農民達は総勢300人にものぼり、豪商達を襲撃していきました」

大潮「民衆に救済を!」

霰「しかし半日で鎮圧されてしまいました」

大潮「半日で鎮圧されてしまうなんて…うう…」

霰「しかし、大塩平八郎のこの乱は、各地に影響を与えましたとさ」

大潮「以上!大まかに適当に!大塩平八郎の乱でした!」

霰「少しは、勉強になったかな…?」

大潮「次回もあったら次もアゲアゲでやりますよ!それじゃあまた次回もお楽しみに!」

霰「んちゃ」

666: ◆and2h/yWHc 2015/10/11(日) 02:14:21.65 ID:7elFNhDW0
☆対潜☆

響「それじゃあ、始めるよ」

19「はーい、なの」

響「本当なら夕張にやって欲しかったんだけど」

19「夕張は相手にならないのね」

響「夕張が強すぎてね」

168「あの潜水艦絶対殺すウーマンに勝つ方が無理よ…」

響「毎月の1-5と対潜に引っ張り出されるのはいつも夕張だからね…」

8「比較的最近来た私とゆーちゃんは響とも渡り会えないけどね」

19「それもある意味仕方ないのね」

響「単純にこなしてきた場数が違うだけさ」

ゆー「いつか、必ず追いつきます…」

響「うん。その意気だよ。ゆーなら必ず出来るさ」

19「響ー、とっとと始めるのね。間宮食べに行きたいの」

響「そうだね…イムヤも準備できたかい?」

168「もちろんよ!いつでも始められるわ」

響「それじゃあ始めようか」

〜潜水艦side〜

19「響はかなり手強いの。それこそ一発外したら終わりなの」

168「わかってるわよ。だから一発で確実に、でしょ?」

19「そうなの」

168「よしっ!海のスナイパーイムヤにお任せ!」

19「イクが前で囮になるのね。その隙に魚雷を当てるのね!」

168「了解よ。簡単にくたばらないでね?」

19「誰に言ってるの?そっちこそ外さないでね?」

168「そっちこそ誰に言ってるのよ」

19「それじゃあ作戦開始、なの!」

〜響side〜

響「まだ動きはないね。作戦会議中ってところだね」

響「2人共かなり優秀だからね…厄介だ」

響「私とも演習をした事もあるし場数も踏んでいる。そんな2人が立てる作戦は…」

響「そうだね…イクが前で囮、そしてイムヤがスナイプってところかな」

響「…うん、2人が立てそうな作戦で現実味もある。ほぼこの作戦で決まりかな」

響「となれば、イクは深追いはしないでイムヤを見つけることが先決、か」

響「やっぱり2人共優秀だね。これは負けていられないな」

響「…ソナーに反応、イクだね。さて、始めようか」

〜潜水艦side〜

19 (爆雷…!相変わらず響の対潜攻撃は精密なの…)

19 (イムヤの分時間稼がないと…)

168 (イク、あまり無理しないでね)

19 (わかってるの!)

19 (響ならこっちの作戦が筒抜け、なんてのもありえるのね…)

168 (それがありえるから恐ろしい相手なのよ…)

667: ◆and2h/yWHc 2015/10/11(日) 02:14:53.69 ID:7elFNhDW0
19 (イクが撃ってる魚雷も軽々と回避されてるし…)

168 (あと少し、粘って!)

19 (こっちもこっちでかなり、きついのね…っ!)

168 (響の対潜攻撃、精密すぎでしょ!)

19 (夕張の次にヤバイのね!)

168 (よしっ!位置についたわ!)

19 (あれ、爆雷攻撃が止まっ…イムヤ!響そっちに気づいてるの!)

168 (えっ!?あわわ、ごめんイク先に脱落しちゃっt)

19 (イムヤァー!あ、イクももうダメなのね…)

〜響side〜

響「ソナーの反応は1人、イクだね。イムヤはまだ見つかりそうにない」

響「まずはイクに釣られておこう」

響「…うん、前よりもずっと魚雷攻撃の精度も上がってる」

響「逆に私は少し鈍ったかな?」

響「やっぱり少し鈍ってるみたいだ。その上イク達も練度が上がってるからなかなか当たらないな…」

響「…未だイムヤの反応はなし」

響「そろそろ出てきてくれると思うんだけど」

響「…出てきたね。あくまで最初は反応しない。そして……少し油断したタイミングでっ!爆雷を!」

響「よし、命中。多分イクの方も事前に投げておいた爆雷が命中しているはず」

響「…うん、命中している」

響「それじゃあ私の勝ちだ、演習も終わりかな」

〜鎮守府 港〜

19「響強すぎなの!!!!おかしいの!!!!」

響「少し気が抜けたね、イムヤ。普段通りなら避けていたよ」

168「うぅ…反省反省…」

響「イクもイムヤがやられた事に動揺しすぎだよ。この状況下だからこそきちんと周りを見て」

19「わかったの…」

響「そのあたりは2人共ゴーヤについていくといいよ。きちんと学べるはず」

168「そういえばゴーヤは?」

響「遠征に出ているよ。本当は演習に入って欲しかったんだけどね」

19「まぁ遠征なら仕方ないのね」

8「イク、イムヤ、お疲れ様」

ゆー「お疲れ様…お水持ってきたよ」

19「おー

668: ◆and2h/yWHc 2015/10/11(日) 02:15:26.88 ID:7elFNhDW0
19「おー、ゆーは気が利くのね」

168「どこかのゴーヤとは大違いね!」

響「ふふ、そうだね」

8「凄かったわ…どっちも」

19「比べちゃなんだけど夕張はこんなもんじゃないのね」

168「こっちの作戦なんて知ったことじゃないって感じよね…」

響「とりあえず爆雷もって突っ込むからね…」

ゆー「夕張さん、少し怖いです…」

19「基本いい人なの…ただし対潜してる時は別なの…」

168「まるで鬼神ね、鬼神」

8「そんなに…」

響「さて、こんな所で反省会するのもいいけど、続きは間宮でどうかな?」

19「その提案乗った!なの!」

響「それじゃあ間宮に行こうか」

19「レッツゴー間宮!なの!!」

672: ◆and2h/yWHc 2015/10/13(火) 01:18:06.48 ID:C5T5fwnp0
☆香取先生☆

〜鎮守府外 飲食店〜

香取「提督、お待ちしていました」

提督「済まない、待たせた」

香取「いえ、大丈夫ですよ」

提督「そうか、それならいい」

香取「…さて、何か飲みましょうか」

提督「そうだな。わざわざ鎮守府の外の店に来た意味というのもあるんだろう」

香取「えぇ、まぁ」

提督「まず、それを聞きたい」

香取「……私の中にある疑問、その答えを知りたい」

提督「なるほど。お前らしい」

香取「私らしい、ですか?」

提督「ああ、実に香取らしい」

香取「そうですか…」

提督「1つ、言っておこうか」

香取「なんですか?」

提督「俺はきっと答えは与えられない」

香取「…どういう」

提督「おそらく香取が自分で解決出来ない疑問というのは簡単に答えが出るものでもないんだろう?きっとそれは自分で考え、悩んだ結果わかるものだ。だからこそ、答えは与えられない」

香取「…ふふ、提督らしいですね」

提督「よく言われるよ」

香取「提督の考えは正解です。きっと私の疑問は私が考え、悩まなければ答えは出ないでしょう」

提督「ああ、きっとそうだ」

香取「…駆逐艦の子達でさえ、わかりきっていることかもしれません。でも、私にはわからない。だから提督の考えを聞かせてください」

提督「ああ、それがお前のためになるなら」

香取「ありがとうございます」

提督「それで、何を話せばいいのか?」

香取「生きる理由、それを教えて欲しいんです」

提督「生きる理由、か…」

香取「はい。私達は艦の魂を持って、戦う為に生まれてきました。でも、もう戦いは終わった」

提督「ああ、終わらせた」

香取「そして考えたんです。今までは戦う為に生きてきた。ならばこれからは、と」

提督「…なるほど」

香取「提督の為に生きるという子達もきっといるでしょう」

提督「ああ、いるかもしれないな」

香取「私には、それはまだ出来ないんです」

提督「そんなに簡単に出来ることではないからな」

香取「だから、教えてください。提督は何の為に生きているんですか?提督は何の為に生きてきたんですか」

提督「そうだな…昔は、いや今でもか。今でも死ぬために生きているよ」

香取「…死ぬために?」

提督「ああ、それが1つ。もう1つは加賀の為に。そして最後に1つ、艦娘達の為だ」

香取「加賀さんの為、艦娘達の為というの理解できます。でも、死ぬためなんて…」

673: ◆and2h/yWHc 2015/10/13(火) 01:18:34.73 ID:C5T5fwnp0
提督「ある意味厨二病なんて厄介なものを患ってるからかも知れないが…」

香取「…それでも、教えてください」

提督「…そうだな。死ぬために生きる、と言うことはな、俺にとって最高の死に方をする為に努力する事なんだ」

香取「最高の死に方、ですか?」

提督「ああ。最高の死に方だ」

香取「最高の死に方って…どういう物なんでしょう」

提督「俺にとっての最高の死に方って言うのはな、死んだ時に誰かに悲しんでもらえることだ」

香取「…悲しんでもらえる、ですか」

提督「死んだ後の話になってしまっているがな。死に方自体はどうでもいい。安楽死だろうが事故死だろうが他殺だろうがな」

香取「どの死に方でも、誰かに悲しんでもらえれば満足だと言うことですか?」

提督「さすが香取だな、その通り」

香取「でも…提督、今貴方が死んでもきっと皆悲しむでしょう。だとしたらなぜ今生きているんですか?」

提督「そう、だからそこでさっき言った加賀の為、艦娘達の為だ」

香取「…というと?」

提督「確かに俺が今死んだとして悲しんでくれる奴は沢山いる。けど、そいつらは悲しんでいるからこそ、もっと生きていて欲しかったって望んでいるんだと思う」

香取「その望みがあるから、ですか?」

提督「そう。だからさっき言った死に方に自殺は含まなかったんだ。あいつらが俺が生きていることを望んでいるのに自殺なんかしたら俺の生きる理由に反しているからな」

香取「…なるほど。無茶苦茶に聞こえて、でも提督らしい」

提督「そりゃあ俺だからな」

香取「…エゴ、ですね」

提督「わかっているよ。他人が生きる理由になっているように見えて結局は自分の為なんだ」

香取「でも、好きですよ。そんな提督が」

提督「答えは見つかったか?」

香取「はい、提督は私にきちんとヒントをくれました」

提督「聞いても?」

香取「私は、私を必要としてくれる人の為に生きます」

提督「ほう」

香取「だから、1つ質問させてください。提督にとって…いえ、貴方にとって私は必要ですか?」

提督「ああ、必要だ」

香取「そう…なら、私は貴方の為に生きましょう。貴方の他にも私を必要としてくれる人がいるなら、その人の為に生きましょう」

提督「はは、香取らしい。実に香取らしい」

香取「ふふ、私は私ですからね」

674: ◆and2h/yWHc 2015/10/13(火) 01:19:27.73 ID:C5T5fwnp0
提督「だがその生き方はエゴだ」

香取「わかっています。でも、これが私の正解です」

提督「そうか。なら俺もそんな香取の事が好きだよ」

香取「あら、そんなに簡単に好きなんて加賀さん以外に言ってもいいんですか?」

提督「お前も意味がわかって言っているんだろうからタチが悪い…」

香取「たまにはいいじゃないですか。どういう意味でも好きって言われたら舞い上がるのも仕方ないでしょう?」

提督「さぁ?俺にはわからない領域かも知れない」

香取「ふふ、きっと加賀さんもそうですよ」

提督「そうかね?」

香取「そうですよ。だからたまにはストレートに好きだよって言ってあげてくださいね?」

提督「…あー、善処する」

香取「全く!長年付き添った夫婦みたいな雰囲気出してるのに!」

提督「それとこれとは別だろ…というかそんな夫婦こそあまり言わないだろう…」

香取「もう…本当にたまには言ってあげないと不安になりますよ?」

提督「そうだな…」

675: ◆and2h/yWHc 2015/10/13(火) 01:20:03.11 ID:C5T5fwnp0
香取「ただでさえ提督はこんなですからね!ほら!今から電話でもして!」

提督「は!?今から!?」

香取「今からです!善は急げです!」

提督「いや、ちょっと待て今からというのは…」

香取「提督の事ですから延ばし延ばしにして忘れるでしょう!ほら早く!」

提督「くっ…実際そうだから何も言えない…」

香取「じゃあ早く!」

提督「わかったよ…あー、と電話…」

加賀『なんですか、提督』

提督「…お前、出るの早くないか?」

加賀『たまたまです』

提督「そ、そうか…」

香取「は、や、く!」

提督「あー、その、なんだ加賀」

加賀『なんですか?浮気でもしてるんですか?』

提督「そんな訳ないだろう…」

加賀『まぁそれはわかってますが。で、なんですか?今は香取と飲みに行っているんでしょう?』

提督「ああ、まぁ」

加賀『香取と話す時間も大切でしょう?用件なら早めに済ませて色々話してあげてください』

提督「…その、だな、加賀」

加賀『なんですか』

提督「…いつもありがとう。愛している」

加賀『……わ、わたしもです』

提督「そ、それじゃあな!」

加賀『は、はい』

提督「……くはぁ」

香取「まさか愛しているとは…ごちそうさまでした」

提督「あー!恥ずかしい!」

香取「まぁまぁ、提督。夜は長いですし飲みましょう!」

提督「今日は奢ってもらうからな!」

香取「ええ、ええ。こんなにごちそうしてもらいましたから奢りますよ」

提督「ちくしょー!」

香取「さぁ!夜は長いですよ!」

681: ◆and2h/yWHc 2015/10/15(木) 01:36:36.17 ID:3cfqZt+F0
☆武蔵と清霜☆

清霜「あーあー、戦艦になりたいなぁー」

武蔵「ん、まだ言ってたのか清霜」

清霜「まだまだ言うよーずっと言っちゃうよー」

武蔵「だがもう戦いは終わっただろう?」

清霜「ふんふん…まだまだ武蔵さんは私のことわかってないね!」

武蔵「む…そこそこの期間一緒にいたつもりだったが」

清霜「武蔵さんは清霜検定3級合格程度だよー!」

武蔵「むぅ…いずれは1級合格、だな?」

清霜「頑張ってね!」

武蔵「それで…そう、何故まだ戦艦になりたいのかって話だ」

清霜「清霜にとって戦艦って言うのは人生の目標なの!」

武蔵「ほう…」

清霜「戦艦って凄いんだよ!敵の砲弾や魚雷を受けてもものともしないで!戦艦って強いんだよ!」

武蔵「さすがに厳しいと思うが…」

清霜「でもね、戦艦の本当の凄いところってね。みんなを守れることなんだよ!長門さんや大和さん。武蔵さんも、陸奥さんも金剛さんも扶桑さんも…みんな、みんなを守れる力を持ってるの!」

武蔵「……なるほど」

清霜「駆逐艦の清霜1人でみんなを守るなんてできないの。でも戦艦になればそれも出来る!だから私は戦艦になりたいの!みんなを守れる力が欲しいの!」

武蔵「清霜…立派だな、お前は」

清霜「うわわ、急に撫でないでよ武蔵さん…」

武蔵「私も、一度駆逐艦になりたいと思ったことがある」

清霜「え?武蔵さんが駆逐艦に?」

武蔵「ああ、私が駆逐艦にだ」

清霜「えー、なんでさ?」

武蔵「駆逐艦は姉妹艦が多いだろう?それが羨ましいと思ったこともある」

清霜「あー、確かに…大和型は大和さんと武蔵さんと、まだ清霜は見たことないけど信濃さんだけだもんね」

武蔵「ああ。だから姉妹が多いのが羨ましいと思ったな…」

清霜「他にもあるの?」

武蔵「ああ、勿論。駆逐艦は様々な海戦に出るだろう?」

清霜「うん」

武蔵「だが私は出られなかった。出たくてもな。そしてついた渾名は『武蔵御殿』に『武蔵旅館』だ。悔しかったよ」

清霜「……そっか」

武蔵「そしていざ海戦に出れば役に立てず、そして沈没だ。仲間が次々沈む中それを助けに行く事もできず、仇さえうてない。そんな自分が嫌だったね」

682: ◆and2h/yWHc 2015/10/15(木) 01:37:10.05 ID:3cfqZt+F0
清霜「だから、駆逐艦になりたかったの?」

武蔵「ああ。駆逐艦になれば海戦に出られる。自分の腕次第だが戦果を上げ、仲間を助け、仇をうつことも出来るからな」

清霜「…そっか」

武蔵「清霜が思う程戦艦もいいものじゃないぜ。けど、清霜が憧れる戦艦って言うのは本当の意味で『戦艦』なんだろう」

清霜「…武蔵さんは今でも、駆逐艦になりたい?」

武蔵「まさか。今は、いや深海棲艦と戦っている間は、この燃費があってなかなか出られはしなかったが…提督は私を必要としてくれた。そして私は仲間と共に海に出て戦果を上げ、仲間を守ることが出来た。だからもう思っていないさ」

清霜「…やっぱり、武蔵さんは戦艦だよ!清霜が夢見る戦艦!」

武蔵「そうか?」

清霜「うん!清霜にとっては、長門さんよりも、大和さんよりも、陸奥さんよりも、金剛さんよりも、扶桑さんよりも、どの戦艦よりも武蔵さんがかっこよく見えるから!」

武蔵「…そうか。私はかっこいい戦艦になれたのか」

清霜「うん!」

武蔵「それなら…戦艦として生まれたかいがあったな!」

清霜「うん!!」

武蔵「よし…清霜、トレーニングをしようか。戦艦になる為の!」

清霜「やる!」

武蔵「勉強もしなければダメだぞ?」

清霜「う…べ、勉強は苦手だけど、戦艦になる為なら!」

武蔵「ははは!気に入ったぞ!ならばこの武蔵に付いてこい!立派な戦艦にしてやる!」

清霜「はい!ししょー!」

689: ◆and2h/yWHc 2015/10/17(土) 01:18:07.02 ID:lEONPm6G0
☆まな板にしようぜ!☆

龍驤「第1回ー、    ビンタ大会ー!って誰に何言わせてんのかわかっとんのかァ!」

蒼龍「ま、まぁまぁ落ち着いて…」

龍驤「蒼龍はええのう!ええのう!そんな立派なものぶらさげて!あぁん!?」

蒼龍「………まな板にしようぜ」

龍驤「なんや!恨みでもあるんか!?」

蒼龍「こっちの台詞だよ…」

龍驤「はぁ…全く、なんでこんな企画あんねん…」

青葉「そりゃあ安価の導きとしか」

龍驤「メタはそこまでや」

蒼龍「けど、まぁ龍驤じゃ    ビンタなんてできないね(笑)」

龍驤「おい、なんで(笑)やねん。草じゃなくて(笑)て煽っとんのか」

蒼龍「いやぁ?そんなことないよ?一応先輩にそんなことできないよー!」

龍驤「こいつ…」

青葉「くじ引きで決まったんですよ。本当のところは!まさか龍驤さんが引くとは思いませんでしたけど」

蒼龍「さすが鎮守府のオチ担当」

龍驤「じゃあかしいわ!せめてネタ担当にせえや!」

青葉「どっちも大して変わらないんじゃないですか?」

龍驤「マリアナ海溝とエベレスト並の違いがあるで!」

青葉「あっ、長くなりそうなので説明とかはいいです」

蒼龍「お、辛辣ゥー!」

龍驤「蒼龍、キミもなかなか…」

青葉「まぁ、とりあえずちゃちゃっと企画入っちゃいましょう!」

龍驤「で、ルールとかはあるんか?」

青葉「それはもう単純明快!お互いに    ビンタしてKOされた方が負けです!」

龍驤「出来レースもええとこや…」

蒼龍「あ、あの…私には    以外のいいとこも沢山あるからねっ!」

龍驤「蒼龍のチャーハンうまいで」

青葉「チャーハンだけなら店出せますよね。チャーハンだけなら」

蒼龍「他のも練習してるの!」

青葉「鎮守府内4店舗目になりま…せんよね、さすがに」

蒼龍「あのレベル帯の中に店出す勇気は…」

龍驤「提督も店出せばええんや…」

青葉「忙しいでしょうあの人は。夜は加賀さんが…」

蒼龍「はーいはーい!その話題はここで終わり!加賀さんに聞かれたらしごかれるよ!」

青葉「おっとそうですね…」

龍驤「ほんじゃちゃちゃっとやるでー!」

青葉「それじゃお情けで龍驤さん先攻にしましょうか」

龍驤「お情けってキミィ…まぁええ…ほんならいくで!」

蒼龍「う、うん…」

龍驤「そいやぁぁぁぁっ!」

青葉「…………miss」

蒼龍「…ご、ごめんなさい」

690: ◆and2h/yWHc 2015/10/17(土) 01:18:43.18 ID:lEONPm6G0
龍驤「君達ィ!?揃いも揃ってぇ!ほら!蒼龍はよ来い!」

青葉「後攻!蒼龍さん!」

蒼龍「それじゃあ……うりゃあっ!」

龍驤「いってててて!?」

青葉「criticalhit!!」

蒼龍「あ…ごめ」

龍驤「謝るなァ!」

青葉「おっと!強烈な一撃を受けてなお立ち上がるぅー!そして再び龍驤さんの攻撃っ!」

龍驤「どらぁぁぁぁぁぁあ!」

青葉「miss!!」

蒼龍「………出来レースもいいとこだね」

龍驤「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!」

青葉「再び攻撃戻って蒼龍さん!」

蒼龍「せーの…っ!はいぃっ!」

龍驤「あっかーん!!」

青葉「これはクリティカル!!」

蒼龍「だ、大丈夫…?」

龍驤「もうダメや…もうあかん…体よりも心がもうダメなんや…」

青葉「これは…TKO…ですかね…」

蒼龍「そこ特にこだわらなくてもいいんじゃないかな…」

龍驤「くっ…改二に期待してたけど全く何もなく…周りは順調に大きくなる中、私は据え置き…そして駆逐艦にも抜かれる始末や…」

青葉「駆逐艦はあの子達が凄すぎるだけですから仕方ないですよ…」

龍驤「でも…やっぱ…同じ軽空母の隼鷹見ても!くっ」

蒼龍「某72さんが思い浮かぶ…」

龍驤「もう嫌やー!うわぁぁぁぁぁ!」

青葉「あっ、龍驤さん待ってください!あ、速い!あの人なんかいつもより速い!」

蒼龍「あはは、頑張ってね…色々。色々ね…」

694: ◆and2h/yWHc 2015/10/19(月) 01:38:52.07 ID:CEtdAuAY0
☆連れ出し吹雪ドッキリ☆

提督「と言うことで用意は頼むぞ叢雲」

叢雲「吹雪姉さんの荷物の準備はできてるわ」

提督「上々だ。青葉の方は」

青葉「撮影機材の準備も完璧です」

提督「よし…」

加賀「これ…やる意味あるのかしら」

提督「意味を考えだしたら終わりだぞ」

加賀「そう…」

青葉「計画のおさらいをしましょう」

提督「初めはいわゆる寝起きドッキリだ。前後左右三段仕掛け。俺がやった後叢雲、加賀、青葉と時間差で続いてもらう」

叢雲「こんなのを受ける吹雪姉さんが可哀想ね」

提督「でも楽しみなんだろう?」

叢雲「まぁ否定はしないわ」

青葉「寝起きドッキリの後はどうするんですか?」

提督「車に詰め込んで実家にGOだ」

叢雲「なんと言うか…そこまで壮大でもないし適当ね」

提督「それは言わない約束だろ」

加賀「提督主催ならこんなものね」

青葉「ちゃんと私に任せればよかったものを」

提督「たまにはやりたかったんだよ…」

青葉「ま、いいですけどね!」

提督「じゃあ、今のうちに確認しておくけど叢雲。俺がいない間は頼むぞ」

叢雲「わかったわ。好きに人使っていいんでしょう?」

提督「ああ」

叢雲「全く…あんたは私を信頼しすぎなのよ」

提督「お前が信頼出来る奴だからこそ、だよ」

叢雲「そ、ありがと」

加賀「叢雲、悪いわね。私からもお願いするわ」

叢雲「加賀さんに言われたなら…きっちりやらないとダメね」

青葉「司令官、そろそろ始めましょう。何かの事故で吹雪さんが起きるとおじゃんですし、深雪さんと白雪さんも待ってますし」

提督「そうだな、始めようか」


〜吹雪型 私室〜

提督「準備OK?」

叢雲「OK」

加賀「OK」

青葉「青葉と撮影班もOKです」

提督「それじゃあ行くぞ…」

提督「 敵 襲 ー ! !」

吹雪「ふぇっ!て、てきしゅう!」

提督「おはよう吹雪君!」

吹雪「…?司令官?」

695: ◆and2h/yWHc 2015/10/19(月) 01:39:30.04 ID:CEtdAuAY0
提督「目、覚めたか?」

吹雪「ま、まぁ覚めましたけど…敵襲は?」

提督「うん。寝起きドッキリなんだ」

吹雪「司令官が目の前にいる時点で若干察してましたよ。ええ」

提督「そうか…残念だが…まぁかわいかったからいいとしよう」

吹雪「か、かわいかったって…」

叢雲「ああああああ!」

吹雪「ぎゃああああ!?」

提督「…くくく」

叢雲「ぎゃああああ!?だってさ!かわいいわね吹雪姉さん!」

吹雪「あぁ、叢雲ちゃんも!?」

叢雲「あー…これはなかなか楽しいわね」

提督「しょぼいのもなかなかだろ?」

叢雲「ある意味これぐらいが丁度いいわね」

吹雪「もー…叢雲ちゃんも司令官も!全くもう!」

加賀「あ゛っ!」

吹雪「ひぇっ!?」

叢雲「…っ、くく…」

提督「肩をバンと叩きながらとはテクニックを使ってきたな加賀…」

加賀「さすがに叢雲と一緒じゃつまらないでしょう?」

吹雪「加賀さぁん!」

加賀「ごめんなさいね、吹雪。でもかわいかったわよ?」

吹雪「むぅ…みんなして…どうせまだあとひ1人ぐらいいるんでしょ!青葉さんとか!青葉さんとか!」

提督「さすがにここで終わりだ」

叢雲「青葉を巻き込むとロクなことにならないわ」

加賀「だから今回は青葉はいないわ」

吹雪「んー…部屋の何処かにいる気がするんですよね…加賀さんと叢雲ちゃんは突然で気づけなかったけど…」

提督「いくら探してもいないだろう」

加賀「まぁいない人を探してる訳ですからね」

叢雲「無駄ってやつね」

吹雪「むぅ、いないみたいですね…」

提督「いないいない」

青葉「ばぁぁぁぁぁぁあ!!!」

吹雪「いやぁぁぁぁぁ!?いないんじゃなかったんですか!?」

青葉「いない訳ないじゃないですかこんな面白そうなこと」

吹雪「う、裏切られた…」

提督「悪かった悪かった。さ、行こうか」

吹雪「行く?」

加賀「行くわよ」

吹雪「え?」

提督「担ぐか」

青葉「いいですねそれ!」

叢雲「なら早く担ぐわよ!」

696: ◆and2h/yWHc 2015/10/19(月) 01:40:22.98 ID:CEtdAuAY0
提督「担げぇー!」

吹雪「ちょっ、叢雲ちゃん!?加賀さんに青葉さんも!?」

提督「車は鎮守府の玄関の所に停めてあるからそこまで行くぞ!」

加賀「青葉、叢雲。聞いたわね?行くわよ」

叢雲「よーし、やるわ!」

青葉「こういうのもなかなか悪くないですね!」

吹雪「悪いよ!悪いよ青葉さん!」

〜鎮守府玄関前〜

吹雪「降ろしてぇぇぇぇ!」

加賀「車に詰め込んでちょうだい」

叢雲「了解よ!」

青葉「はいはい吹雪さん頭気をつけてくださいねー」

吹雪「あ、はーい…じゃないですよ!なんで車に詰め込まれてるんですか!拉致ですか!誘拐ですか!」

加賀「まぁ、ある意味それに近いわね」

吹雪「肯定しないでくださいよ加賀さぁん!」

提督「入れたか?」

叢雲「入れ切ったわよ!」

提督「よしじゃあ出る!叢雲、あと頼むぞ!」

叢雲「任せなさい!」

青葉「司令官!写真撮ったら随時送ってくださいね!」

提督「わかった!じゃあいってくる!」

叢雲「安心して行ってきなさい!」

吹雪「あー!鎮守府が!遠ざかっていくー…」

〜車内〜

提督「ドッキリ大成功か?」

吹雪「ドッキリというより拉致誘拐じゃないですかこれ」

加賀「あながち間違ってないのが質悪いわ」

吹雪「どこに向かってるんですか今…」

提督「ん?俺の実家」

吹雪「司令官の実家!?」

提督「嫁連れてこいって言われたからな加賀連れて帰るんだ。吹雪は色々頼りっぱなしだったから休暇みたいなものだ」

吹雪「休暇って…わざわざなんでこんな事を…」

加賀「こうでもしないとなかなか貴女休まないでしょう?」

吹雪「そんなことありませんよ…」

提督「いいや、吹雪ならなんだかんだと言って断るだろうな」

吹雪「…何泊何日なんですか?」

提督「3泊4日」

加賀「まぁ私達がいなくても鎮守府は回るわ。戦争中ならともかくね」

吹雪「…わかりましたよ!全身全霊休暇を楽しみますよ!」

加賀「朝御飯におにぎりがあるわ。食べるかしら?」

吹雪「あ、はい。いただきます」

提督「2時間程度で作ると思うから景色でも楽しんでくれ」

加賀「楽しみましょうね」

700: ◆and2h/yWHc 2015/10/21(水) 02:34:09.26 ID:O29SrtoN0
☆実家到着☆

提督「着いたぞ」

吹雪「え、大きくないですか」

提督「まぁそこそこな」

加賀「……」

提督「そんなに緊張するな、さて下りようか」

メイド「あ、ご主人様。お帰りなさい」

提督「ただいま」

吹雪「め、めいどさん…」

メイド「お待ちしておりました。奥様が玄関でお待ちです」

加賀「………」

メイド「それほど緊張なさらなくとも良いかと」

加賀「…いえ、そういう訳には」

提督「大丈夫だよ。お袋も親父も姉さんもフランクだから」

加賀「そ、そう…」

吹雪「ほえぇ…大きい…」

メイド「さ、こちらに」

母「待ってたわよ!!」

提督「ただいまお袋」

母「おかえり我が息子。で、どっちが嫁さん?どっちも?」

提督「こっちだよ」

加賀「加賀です。よろしくお願い致します」

母「ほぉーう……美人じゃない!よかっわね!」

提督「全くだよ」

母「そっちの子は?私の孫?」

提督「違う。鎮守府で一番付き合いが長い奴だよ」

母「あー、初期艦って子?」

提督「そうそう」

吹雪「吹雪ですっ!よろしくお願いします!」

母「吹雪ちゃんね、元気で可愛いわねぇ…孫はまだ?」

提督「気長に頼むよ」

母「はいはい気長に待ってますよ。まぁそろそろ上がんなさいな。お父さんも居間にいるわよ」

提督「はいよ」

メイド「まず荷物を置きに行きましょうか。ご案内致します」

提督「俺はちょっと先に親父に会ってくるから2人共ついて行ってくれ」

加賀「わかりました」

吹雪「了解です!」

メイド「では行きましょう」

〜提督実家 廊下〜

加賀「それにしても、大きい家ですね」

メイド「ええ、まぁ。お掃除が大変で仕方ありませんけどね」

吹雪「やっぱりそうですよねぇ…」

加賀「私達がいる間は手伝いますので」

701: ◆and2h/yWHc 2015/10/21(水) 02:35:04.32 ID:O29SrtoN0
メイド「あら、本当ですか?助かります」

吹雪「加賀さん、よかったですね。司令官のお母さんいい方で!」

加賀「本当よ…ただまだ油断できないわ…」

メイド「大丈夫ですよ。旦那様も奥様も若奥様もご主人様が決めた方なら口なんて出さないと思いますし、その上あなたなら何の問題もないかと」

加賀「随分と買っていただけているようですね…」

メイド「ええ。姿勢、歩き方、礼、どれを取っても非の打ち所がない程でしたから」

加賀「…凄いですね」

メイド「メイドとしてつい見てしまうんですよ。職業病ってやつですね」

吹雪「凄いなぁ…」

メイド「吹雪さんも綺麗ですよ。元気さの中に丁寧さと礼儀があって、将来はいい女性になる事でしょう」

吹雪「て、照れますね…」

メイド「さ、着きました。この部屋にお荷物は置いてください。夜はご主人様と同じ部屋でもよろしいですが」

加賀「いえ、ここでいいです」

吹雪「えー、いいんですか?」

加賀「いいのよ」

メイド「ふむ…まぁご主人様なら妥当ですね。気が変わりましたらいつでも行っていただいて結構ですよ」

加賀「気が変わったら、ですね」

メイド「さて、居間の方に戻りましょう」

〜提督実家 居間〜

父「母さん、こいつの嫁はどうだった?」

母「文句の付け所はなかったわね、とりあえず。いい子よ!まぁ料理は今夜から教えるわ!」

提督「あぁ、料理は俺がもうだいぶ教えてるから基本はできてると思う」

母「あんたが教えたなら大丈夫そうねー、まぁこの家の味を再現できるようになってもらえればいいのよ!」

姉「ま、私は見てからじゃないとどうにもねって感じ。父さんは?」

父「母さんがここまでベタ褒めなら悪い子じゃないだろうし心配は特にないな」

メイド「お連れしました」

姉「噂をすればなんとやらってね」

加賀「加賀です。不束者ではありますがどうかよろしくお願い致します」

母「ふふん、ね?」

父「そうだなぁ」

姉「文句の付け所がないわねー…」

父「それで、そっちの子は?」

吹雪「吹雪です!司令官の初期艦で鎮守府で一番長くお付き合いさせて貰ってます!」

姉「へーぇ…ねね、この子も嫁?」

提督「違うよ…」

姉「あれ、んじゃ嫁さんは1人?」

提督「そうだよ」

父「珍しいな」

母「本当よねぇ」

姉「鎮守府の提督って言ったら重婚当たり前みたいな感じじゃない?」

提督「よそはよそ、うちはうちだろ?」

姉「ほう、あんたもなかなか一途見たいね…姉ちゃん嬉しいぞー!」

702: ◆and2h/yWHc 2015/10/21(水) 02:36:28.50 ID:O29SrtoN0
母「加賀ちゃん、吹雪ちゃん座って座って」

加賀「失礼します」

吹雪「ありがとうございますっ!」

母「あ、メイドちゃんお茶…いや、加賀ちゃんちょっとお茶いれてくれる?」

加賀「あ、わかりました。紅茶、緑茶どちらにしましょうか」

母「父さんどっちがいい?」

父「紅茶の気分かな。紅茶を頼めるかな?」

加賀「わかりました」

メイド「キッチンにお連れします。付いてきてください」

加賀「ええ、わかりました」

提督「いきなりテストとは人が悪いなお袋」

母「テストなんて大層なものじゃないわよー!どのぐらいできるのか見てみたいだけ!」

提督「それをテストって言うんじゃないのか…」

母「細かい事はいいのよ!」

姉「あ、吹雪ちゃんのほっぺた柔らかい、すごい気持ちいい」

吹雪「そうですか?」

姉「どうやったらこんなになるの…」

吹雪「うーん、特別な事は何もしていないです…」

姉「マジか…マジか…私も艦娘になりてぇ」

提督「無茶な…」

父「しかしまぁ美人だな、加賀さん」

提督「だろう?」

父「よく捕まえられたな」

提督「親父もよくお袋捕まえられたな」

父「逆だよ、俺は母さんに捕まったんだ!はっはっは!」

母「あらあら、そんな昔話…恥ずかしいっ」

姉「夫婦円満で私は安心だよ」

母「あんたもそろそろ結婚相手ぐらい見つけなさいよ」

姉「弟くんが結婚相手見つけられなかったら養ってもらおうと思ってたんだけどこうして連れてこられちゃあね…」

提督「姉さんを養うなんて…だいたいもう一生遊べるぐらいには稼いでるだろ」

姉「そういう問題じゃーないんだなー弟クン」

吹雪「お姉さんは何のお仕事をしているんですか?」

姉「お姉さん…お姉さん…うへへ…っは!あ、仕事ね。株とかその辺よその辺」

提督「飛ぶなよ姉さん…」

吹雪「株って難しそうです…」

姉「うんにゃ、慣れればそんな事ないよ」

提督「姉さんが天才なだけだろう」

姉「ま、そうかもね!」

母「働かないから出会いがないわねー、全く」

父「お前ぐらいなら別に彼氏作ろうと思えば作れるだろうに」

吹雪「お姉さん綺麗ですからねー、羨ましいです」

姉「あ、そう?やっぱりみんなそう思う?確かにそうなんだけどね!こうビビっと来る人がいないのよ」

提督「贅沢な悩みだ…」

703: ◆and2h/yWHc 2015/10/21(水) 02:37:14.65 ID:O29SrtoN0
姉「弟くんはそんなにモテなかったからねぇ。まぁ周りの女が見る目がなかったのよ」

吹雪「今ではモテモテですよもー」

姉「やっぱりか…まぁわかる人にはわかるんだろうね、うん。まぁ自慢の弟くんだしね!」

加賀「お待たせしました。紅茶、出来ました」

母「いい香り…」

父「どれ、ちょっと飲ませてもらおうかな」

加賀「お口に合うといいのですが…」

父「ん…美味い」

母「美味しいわねぇ」

姉「あ、ずるい!私と吹雪ちゃんにも!」

メイド「ご主人様、本当にいい方と結婚なさったようで」

提督「お前からみて加賀はどうだった?」

メイド「文句の付け所がありませんね。ちょっと悔しいですけど」

提督「そうか、お前から見てもそんなにか…」

メイド「ご主人様も紅茶、いかがです?私が淹れた分もありますので」

提督「ん、貰おうか」

メイド「わかりました」

姉「うーん、完璧ねぇ…味、香り。いいわねぇ…」

吹雪「相変わらず美味しいです…」

メイド「私は何もお手伝いしていませんからね。完全な実力です」

母「元々反対する気なんて更々なかったけど、むしろ引き止めなきゃいけないことになってきたわね」

父「全くだなぁ…こんないい子そうそう見つからない」

加賀「あ、ありがとうございます…」

姉「あ、赤くなったね!かっわいい!」

吹雪「加賀はストレートに好意伝えられたり褒められたりするとこんな感じなんですよ!」

姉「なにそれかわいすぎじゃない!」

加賀「…うう」

提督「まぁまぁ、そこまでにしてやってくれ。そろそろ頭から湯気が出る」

姉「弟くんがそういうなら仕方ないねー」

母「そう言えばもういい時間ねー。加賀ちゃん、良ければ夕食の準備手伝ってくれるー?」

加賀「あ、こちらこそお手伝いしたいです!」

母「うちの味を教えるわよ!さぁ付いてらっしゃいな!メイドちゃんも!」

メイド「かしこまりました」

加賀「提督、行ってきますね」

提督「ん、頑張って来い」

加賀「はい」

吹雪「加賀さんなら大丈夫ですよ!」

姉「弟くんに料理教えてもらったみたいだしねー」

父「提督にならなかったら料理店でも開けたんじゃないか?」

提督「そうだなぁ…それも考えてた」

704: ◆and2h/yWHc 2015/10/21(水) 02:38:20.78 ID:O29SrtoN0
吹雪「司令官、養成学校は次席でしたよね?」

提督「あぁ、そうだ」

吹雪「やっぱりなんか凄いなぁ…」

姉「私の弟くんだからね!」

吹雪「お姉さんもすごいですから…色々教えて欲しいです!」

姉「おっ、いいよ!今夜私の部屋に来な?」

吹雪「いいんですか?」

姉「もちのろんよ!」

吹雪「やったー!ありがとうございます!」

父「この子も元気で可愛いなぁ…」

提督「癒されるよな」

父「くそう、俺も提督になればよかったか…」

提督「そしたらお袋と出会ってないでしょうに」

父「あー、そうか。ならいいか…」

〜しばらくあと 提督実家 居間〜

母「はーい、夕餉が出来ましたよー!」

加賀「お待たせしました」

メイド「ここでも加賀さんの超絶料理スキルの発揮です。私出番ありませんでした。ご主人様慰めてください」

提督「お前の働きは俺が一番知ってるから頑張ってくれ…」

メイド「元気出ました」

母「メイドちゃんもかわいいわよねぇ…さ、皿並べるの手伝いなさい!」

父「はいはい、手伝いますよ」

姉「吹雪ちゃん、そこの棚に箸が入ってるから取ってくれる?」

吹雪「はーい」

母「並べ終わったわね?」

メイド「箸も行き渡りました」

母「それじゃ…まず、加賀ちゃんの料理が殆どです。正直教えることなんて何も無いわ!みんな味わって食べること!それじゃいただきます!」

「「「「「いただきます!」」」」」


父「……!?う、うーまーいーぞー!」

姉「あ、おいし。これは太る」

メイド「太ったら私がダイエットのお手伝いしますよ」

姉「……食べる量考えないと」

吹雪「加賀さんまた腕を上げましたね…」

加賀「ええ、沢山練習したもの」

提督「相変わらず美味い…」

加賀「あなたのおかげです」

姉「かーっ!惚気!いいわぁー!」

母「ビール!ビール開けるわ!」

吹雪「ビールですか!」

父「確か艦娘も飲めるんだよな、吹雪ちゃん飲めるのか?」

吹雪「はいっ!」

父「そうかそうか!では飲もうじゃないか!」

705: ◆and2h/yWHc 2015/10/21(水) 02:39:19.64 ID:O29SrtoN0
提督「死屍累々になる気しかしない」

加賀「私は飲みませんよ」

メイド「私もです」

加賀「提督は飲んでもいいですよ。運転疲れたでしょう」

提督「そう、だな…飲むか」

メイド「介錯はお任せ下さい」

提督「自制します」

メイド「よろしいです」

母「さぁ!みんなもっと飲みなさい!酒は買い込んであるから遠慮しちゃダメよ!」

〜 しばらくあと 提督実家 居間〜

母「zzz…」

父「……吹雪ちゃん良く飲むなぁ」

吹雪「鎮守府は酒好きばっかりで強くなっちゃうんですよ…」

姉「弟くーん…私を養ってー…」

提督「無理だ姉さん」

メイド「ご主人様の予想は半分あたりという事で」

提督「親父がそんなにペースあげなかったからだな」

メイド「まぁ旦那様も歳ですし」

提督「だよなぁ…」

加賀「食器片付けましょうか」

提督「ちょっと煙草吸ってくる」

メイド「あ、私もご一緒していいでしょうか」

提督「ん、勿論」

メイド「加賀さんも、よろしいですか?」

加賀「ええ、この程度の食器なら1人で大丈夫です」

メイド「申し訳ありません。ありがとうございます」

706: ◆and2h/yWHc 2015/10/21(水) 02:39:54.87 ID:O29SrtoN0
〜 提督実家 玄関外〜

提督「どうだ、加賀は」

メイド「あー、文句の付け所無いですね。本当に」

提督「2人の時ぐらい普通でいい」

メイド「あら、そう」

提督「久しぶりだからな、ここに帰ってくるのも」

メイド「ま、鎮守府ほっぽり出して来るわけにもいかないしね」

提督「そうなんだよ」

メイド「今はどうしてるの?鎮守府」

提督「代理に回してもらってる」

メイド「へー、優秀な部下に恵まれたみたいで安心した」

提督「全くだよ」

メイド「しっかし…戦争終わらせるなんてねぇ」

提督「自分でも驚きだよ」

メイド「ま、やる時はやるってわかってたよ」

提督「そりゃどうも」

メイド「ねぇ、キス、しようか」

提督「シガーなら」

メイド「あら、乗っちゃっていいの」

提督「シガーならって言ってるだろ」

メイド「わかってるわよ。私も元々そのつもりだし」

提督「ったく。めんどくさい奴が初恋だったもんだ」

メイド「お互い様でしょ、ばーか」

提督「ほら、もうちょい近くに来い」

メイド「はいはい」

提督「……っと、ついたか」

メイド「あー、全く。煙草なんて誰の癖がうつったんだかね」

提督「さぁ、誰だろうな」

メイド「めんどくさいやつね、きっと」

提督「そうだろうな」

メイド「ま、でもいい奴なんじゃないの」

提督「そうなのかもな」

メイド「…私もそろそろ相手見つけないとなぁ」

提督「紹介してやろうか?」

メイド「嫌よ。自分の結婚の相手ぐらい自分で見つけるわ」

提督「そうか、お前らしくていい」

メイド「…そろそろ煙草無くなるわね。これで最後」

提督「ま、一生の終わりなんてもんじゃないしいいだろう」

メイド「ま、そうね…っし。ご主人様、そろそろ戻りましょうか」

提督「ああ、そうだな」

707: ◆and2h/yWHc 2015/10/21(水) 02:40:36.73 ID:O29SrtoN0
〜提督実家 居間〜

加賀「お帰りなさい。2人共」

メイド「片付けをお任せして申し訳ありませんでした」

加賀「いいんですよ。積もる話もあるでしょうから」

メイド「あなたは本当に優しい方で…」

提督「吹雪と親父も寝てるな…」

メイド「運びましょうか」

提督「そうだな。俺は親父運ぶから」

メイド「わかりました」

加賀「私も手伝います」

メイド「では奥様をお願いします」

加賀「わかりました」

提督「それじゃ寝室に運ぶから加賀、ついてきてくれ」

加賀「わかりました」

メイド「若奥様、起きてください。さすがの私も2人は運べません」

姉「…あー、頭いて…ごめんちょっと水持ってきてくれない?」

メイド「わかりました」

姉「助かるぅ…」

吹雪「Zzz…」

姉「…ふふ、可愛いなぁ。妹がいたらこんな感じなのかな」

姉「あ、そういえば加賀ちゃんも義妹になるのか…」

姉「ふふ、楽しいなぁ…」

メイド「はい、持ってきましたよ」

姉「ん、ありがと」

メイド「私は吹雪さんを寝室まで運びますが、どうされますか?」

姉「大人しくもう寝るよ」

メイド「わかりました。いい夢を。おやすみなさい」

姉「ん、おやすみー」

〜提督実家 廊下〜

提督「お袋達も運び終わったし…俺達もそろそろ寝るか」

加賀「ええ、そうね」

提督「どこで寝る?」

加賀「その、良ければ提督の部屋で」

提督「ん、わかった。しかしいつになく積極的だな」

加賀「…ええ、そうね」

提督「何か言われたか?」

加賀「いえ、その、メイドさんとの…」

提督「…あぁ、なるほど。嫉妬したとか?」

加賀「っ、そうよ。羨ましかったわ。だいたいとはいえ嫁がいるのにシガーとはいえキスをほかの女性とするなんて全くもって…」

提督「悪かったよ本当に…」

加賀「まぁ、提督の事は私が一番わかってるつもりだから、これ以上言わないけれど。これでも私も女なの」

708: ◆and2h/yWHc 2015/10/21(水) 02:41:40.93 ID:O29SrtoN0
提督「あぁ、わかってる」

加賀「だから、その…」

提督「キス、してほしいか?」

加賀「…いいわ、まだ」

提督「…ここでヘタレるか」

加賀「いいのよ。私達はそんな即物的なものに縛られる必要なんてないわ」

提督「まぁ、そうだな」

加賀「だから、まだ。いずれ」

提督「気長に待つとしよう」

加賀「ありがとうございます」

提督「さて、寝るか。今日は疲れただろう?ゆっくり休め」

加賀「はい、お言葉に甘えさせてもらいます」

〜 夜中 提督実家 メイド私室〜

メイド「はぁ…あいつも結婚、ね」

メイド「いつまでも、あの頃じゃいられないね」

メイド「…はぁ、私も進まないとなぁ」

メイド「いつまでも、あいつに縛られてたらあいつが苦しむだけだからね」

メイド「…でも、今日ぐらいは。初恋が終わった今日ぐらいは泣いていいよね」

メイド「…ね、神様。少しでも可哀想だと思ったならいい人を私の前に寄越してよね」

〜最終日 提督実家 玄関前〜

吹雪「お世話になりました!」

加賀「とても楽しかったです」

父「ん、またいつでも来てくれ。歓迎するよ」

姉「吹雪ちゃぁん…寂しいよう…」

吹雪「お姉さん…また会いに来ますから、ね?」

姉「約束だかんね!絶対だよ!」

吹雪「はいっ!もちろんです!」

母「加賀ちゃんも、我が息子をよろしく頼むわよ!」

加賀「もちろんです」

父「君になら安心して任せられるからな」

加賀「ありがとうございます」

姉「ま、弟くんをよろしく!」

加賀「お任せ下さい」

メイド「加賀さん、ご主人様をよろしくお願いします」

加賀「ええ。もちろんです」

提督「挨拶終わったか?」

吹雪「はい!」

提督「そんじゃあ行こうか。みんな、また帰ってくるから」

母「待ってるわよ!」

父「今度はいいウィスキー入れておく」

姉「吹雪ちゃん連れてきてね!」

メイド「加賀さんに迷惑かけ過ぎないように」

提督「メイドは手厳しい…ま、みんなありがとな今回は。それじゃ、またな」

714: ◆and2h/yWHc 2015/10/24(土) 01:46:34.07 ID:QAiGcBCx0
☆不幸コンビ☆

山城「ああ、そういえば改二おめでとう」

翔鶴「ありがとうございます」

山城「かなり性能も上がったらしいじゃない?」

翔鶴「はい!これまで以上にお役に立てます!」

山城「ま、空母は余程のことがない限り加賀だけで事足りるけど…っと、危ないわね!」

翔鶴「どうかしました?」

山城「またつまづいたのよ…」

翔鶴「あぁ…こればかりは不幸艦の運命ですね…」

山城「せっかく鎮守府の外に来てるのに…」

翔鶴「あ、クレープ食べません?」

山城「……ろくなことがない気がするけど、美味しそうだから食べる」

翔鶴「何味にしますか?」

山城「私が買ってくるわよ。何味?」

翔鶴「あ、えっとじゃあいちごを」

山城「わかったわ」

翔鶴「大丈夫かしら…」

山城「………はい、どうも。翔鶴、買ってきたわ…よっ!?」

翔鶴「あああ危ない!」

山城「くっ…!あ、危ない…」

翔鶴「あ、あぁ…危なかった…」

山城「…早いところ座りましょ」

翔鶴「…そうですね」

山城「はい、翔鶴」

翔鶴「ありがとうございます」

山城「はぁ…不幸だわ…」

翔鶴「でも、幸せでしょ?」

山城「ま、そうだけど…」

翔鶴「ふふ…」

山城「どうしたのよ?」

翔鶴「いいえ、なんでも」

山城「何でもないことはないでしょ」

翔鶴「いいえ、なーんでもないですよ!」

山城「そ、まぁいいわ…」

翔鶴「ふふふ…妹がもう一人出来たみたい」

山城「妹より弱い姉なんて嫌ね」

翔鶴「あら、扶桑さんは?」

山城「私よりも強いわよ」

翔鶴「そう、そうかしら?」

山城「ええ、姉様だもの!私よりも弱いなんてないわ!」

翔鶴「そうですねぇ…」

山城「む、何よそれ」

715: ◆and2h/yWHc 2015/10/24(土) 01:47:09.21 ID:QAiGcBCx0
翔鶴「いえ、今の私なら勝てるかなー、なんて」

山城「…そうね。改二になって演習もしてないわね」

翔鶴「あら、否定しないんですか?」

山城「まだあんたの実力見てないのにそんな事言えないでしょ」

翔鶴「ふふ、やっぱり妹にしたいです!」

山城「嫌よ。私の姉は扶桑姉様だけ」

翔鶴「あら、フラれてしまいました」

山城「フラれたって何よ…」

DQN1「お、君たちかわいいね!」

DQN2「俺達と遊ばない?」

DQN3「奢ったげるよ!」

山城「……あ゛?」

翔鶴「申し出はありがたいですけれど、貴方達に興味はありませんので」

DQN1「ちょっとちょっと!釣れないね!」

山城「失せろって言ってたのよ。聞こえなかった?」

DQN2「こいつ…」

翔鶴「あら、手を出しますか?まぁいいですけれど、骨200本ぐらいは覚悟してくださいね?」

DQN3「…おい、そういえばこいつら艦娘じゃねぇか」

DQN1「はぁ!?お、おい!帰るぞ!」

DQN2「お、おう!」

山城「…はぁ、不幸だわ」

翔鶴「こればかりは同意です…」

山城「外出るとたまにあるから困るのよ」

翔鶴「たまに子供から飴もらったりしますけどね」

山城「そういうのは、嬉しいけど」

翔鶴「今みたいなのはもういいですよねぇ…」

山城「全くね…」

翔鶴「お互いもう想い人はいますし…」

山城「……どうかしらね」

翔鶴「まぁ叶わないも同然ですからね」

山城「不幸だわ…」

翔鶴「不幸ですね…」

山城「どこか行きたい所は?」

翔鶴「私は特に無いですけど…」

山城「そう…じゃあ適当に歩く?」

翔鶴「ええ、そうしましょうか」

山城「じゃあ行きましょ」

716: ◆and2h/yWHc 2015/10/24(土) 01:47:54.93 ID:QAiGcBCx0
〜3時間後 鎮守府中庭〜

山城「ふ、不幸だわ…」

翔鶴「いつもより疲れた気が…」

提督「ん?ああ、お前ら出かけてたのか」

山城「…何してるんですか?」

提督「芋焼いてるんだよ。焼き芋だ焼き芋」

翔鶴「あら、美味しそう」

提督「もうちょっと待ってろ。焼けるからな」

山城「食べるとは…言ってない…けど…」

提督「食べないのか?」

山城「…食べないとは言ってないです」

翔鶴「ふふ、かわいいですね」

提督「全く…無理するな。ツンデレは俺も対応しきれんぞ」

山城「誰がツンデレですか!」

提督「曙とか」

翔鶴「あぁ…」

山城「う、曙と同列には…」

提督「そんなに嫌か…っし、ほら焼けたぞ」

翔鶴「わ、あったかい」

山城「お、美味しそうです」

提督「さぁ食え食え。存分に秋を楽しめ」

翔鶴「ん、おいしーい!」

山城「甘い…」

717: ◆and2h/yWHc 2015/10/24(土) 01:48:28.09 ID:QAiGcBCx0
翔鶴「これ、買ってきたんですか?」

提督「いや、実家に帰った時に貰ってきた」

山城「へぇ…」

提督「ところで、外はどうだった?」

山城「不幸でした。不幸の連続。変な男に絡まれたりつまづいたり」

翔鶴「でも、1つ思った事があるんです」

提督「ん?」

翔鶴「私達が守ったものは、これなんだなって」

提督「…あぁ、そうだな」

山城「まぁ、楽しかったです」

提督「そうか、それなら良かったよ」

山城「次は誰か幸運艦を連れていきますけど」

翔鶴「そうですね、瑞鶴と時雨ちゃんと一緒に行きましょうか」

提督「はは、そりゃ楽しそうだ」

翔鶴「よければ一緒に如何です?」

提督「いいや、遠慮しとくよ」

山城「意気地無しですね」

提督「そういう問題かよ…」

山城「そろそろ私は戻ります」

提督「ん、わかった。風邪ひかないように」

翔鶴「あ、私もお先に戻りますね」

提督「わかった」

〜鎮守府 談話室〜

山城「はぁ…しばらくもう外に出たくないわ」

翔鶴「でも…提督を独り占め出来るなら」

山城「無理ね」

翔鶴「ですよね…でも、今日はあんなに話せましたから」

山城「外に出たかいはあったって?」

翔鶴「ええ!そうでしょう?」

山城「私は、別に」

翔鶴「……ふふ、そういうことにしておきます」

山城「はぁ、全く不幸だわ…」

723: ◆and2h/yWHc 2015/10/28(水) 00:32:53.57 ID:GoPB5V+o0
☆天使と天使☆

羽黒「うぅ…」

古鷹「なかなか大変ですね…」

羽黒「他の鎮守府の駆逐艦の面倒を見てくれ、なんて…」

古鷹「やっぱりうちの子達が特別なのかなぁ…」

羽黒「まぁ、場所が場所ですからそれもあるかも…」

古鷹「特に叢雲ちゃんとか…」

羽黒「ちょっと口悪くなっちゃいますけど、生意気って感じですよね…」

古鷹「口と実力が釣り合ってないっていうか…それ抜きにしても…」

羽黒「うぅ…帰りたいです…」

古鷹「でも、お仕事ですから…」

羽黒「ですけど…早くうちの叢雲ちゃんと会いたいです…」

古鷹「うちの叢雲は…いい子ですね…本当に…」

羽黒「せめて、ここの叢雲ちゃんも実力が伴うようにはしてあげないと…」

古鷹「提督から頼まれたことですから…」

羽黒「叢雲ちゃんだけじゃなく他の子達も…」

古鷹「神通さんに任せられたら一番良かったのに…」

羽黒「そうですよね…」

古鷹「でも、戦いが終わって尚艦娘でいる事を望む子がこんなにいたなんて…」

羽黒「……駆逐艦の子達は特に、普通の子になって欲しかったんですけどね」

古鷹「そうですね…」

羽黒「うぅ…やっぱり平和が一番ですね」

古鷹「駆逐艦の子達が戦わなきゃダメな時代はもう終わったはずなのに…」

羽黒「やっぱり、艦娘だから…」

古鷹「大人しくみんな艤装解体作業を受けてくれたら良かったのに…」

羽黒「ですね…」

古鷹「うぅ…言うこと聞いてくれませんね…」

羽黒「駆逐艦だからこそ、ですかね…」

724: ◆and2h/yWHc 2015/10/28(水) 00:33:28.70 ID:GoPB5V+o0
古鷹「かも知れません…」

羽黒「大変ですね…」

古鷹「お互い様です…」

羽黒「そう言えば、他の鎮守府はどうなんでしょうか」

古鷹「ほぼ同じ状況じゃないですか?ほとんどの艦娘が退役して提督と新しい生活を始めているらしいですし」

羽黒「やっぱりそうなんですね…」

古鷹「だからこそ退役してない艦娘の中で実戦経験が多い私達佐世保鎮守府所属が色々な所で残った艦娘の教官役をやってるんだと思います…」

羽黒「…お仕事だから仕方ないですけど」

古鷹「やっぱり帰りたいですね…」

羽黒「やっぱりうちの駆逐艦の子達は本当にいい子達ばっかりです…」

古鷹「ここの子達もいい子なのはいい子なんですけど…まだまだ世界を知らないというか…」

羽黒「やっぱり一人の人間として生きて欲しいですね…」

古鷹「ですねぇ…あ、月が綺麗」

羽黒「ふふ、死んでもいいわ。ですか?」

古鷹「提督に言いたいですね…」

羽黒「夢のまた夢ですけどね…」

古鷹「こういう知識も、知ってもらいたいですよね…」

羽黒「そうですね…」

古鷹「さ、そろそろ寝ましょうか。明日に備えて」

羽黒「そうですね。明日は冷えるらしいですから風邪ひかないようにしないと…」

古鷹「本格的に冬ですね…」

羽黒「はい…あ、帰ったらお鍋したいですね」

古鷹「重巡集めてやりましょうか!」

羽黒「楽しみです!」

古鷹「さて、明日からまた頑張っていきましょう!」

731: ◆and2h/yWHc 2015/10/30(金) 00:56:07.56 ID:gb6ILQd+0
☆名取クス☆

浦風「名取さん、何してるん?」

名取「あ、浦風ちゃん。日本舞踊だよ」

浦風「ほぇ…日本舞踊…」

名取「うん、日本舞踊」

浦風「綺麗やなぁ…」

名取「えへへ…ありがとう」

浦風「しかし、名取さんが日本舞踊やってたんは初めて知ったなぁ…」

名取「私、あんまり上手じゃないからおおっぴらに言うことでもないし…」

浦風「うーん、そうかねぇ…うちの目にはとても上手に見えたけどなぁ…」

名取「ありがとう、浦風ちゃん」

浦風「何か日本舞踊始めたきっかけとかあったん?」

名取「うん。日本舞踊には名取って言う称があってね、私の名前と同じだったから興味持ったんだ」

浦風「へぇ…自分と同じ名前の称…」

名取「まだまだその称は取れそうにないけどね…」

浦風「それって、どれぐらいで取れるものなん?」

名取「うーん、5年とかって聞いたかな…」

浦風「5年…大変な道のりじゃのう…」

名取「でも、楽しいよ。だから多分続けられる」

浦風「ふむ…ぶち羨ましいのう…」

名取「浦風ちゃんも一緒にやってみる?」

浦風「ええんか?」

名取「もちろん!仲間が増えるのは嬉しいかなって、えへへ」

浦風「そうやね…ならちと、こんど教えてもらおうかね…」

732: ◆and2h/yWHc 2015/10/30(金) 00:56:41.77 ID:gb6ILQd+0
名取「私はいつでもいいからね!」

浦風「他に誰か連れてきてもええ?」

名取「もちろん!」

浦風「それじゃあ浜風辺りを連れてくるき、よろしくお願いします!」

名取「こちらこそ、よろしくね?」

浦風「何か持ってきた方がええものとかは?」

名取「うぅん…浴衣、帯、白足袋かなぁ…白足袋は無かったら私のを貸すけど…」

浦風「了解しましたーっ、探しときます!」

名取「えへへ、もしかしたら日本舞踊仲間が増えるかも…」

浦風「楽しみやなぁ…趣味を作ると人生楽しくなるって言うしな…」

名取「うん、とっても楽しいよ」

浦風「あ、そういえば那珂ちゃんが日本舞踊は少しかじったって言ってたのう…」

名取「那珂ちゃんが?」

浦風「色々な踊りの勉強してる時に日本舞踊も練習したーって言うとったな」

名取「なるほど…那珂ちゃんらしいかも」

浦風「なんだかんだストイックやからなぁ…」

名取「誰よりも努力家だよね…」

浦風「本人曰くあるアニメを見てかららしいけど…」

名取「あ、私ちょっと思いついたかも…」

浦風「提督さんが好きなアニメやろうなぁ…」

名取「そうだね…那珂ちゃんが本気でアイドル目指したのもあのアニメを見てからだと思う…」

浦風「はぇ…それは興味出てきた…」

名取「今度提督にDVD借りにいこうか?」

浦風「ええなぁ!野分も呼ぶとしよ!」

名取「楽しみですね!」

浦風「ぶち楽しみやな!」

733: ◆and2h/yWHc 2015/10/30(金) 00:57:17.01 ID:gb6ILQd+0
☆ホークス優勝おめでとう!☆

提督「……勝った。勝ったぞ加賀!!二連覇だ!」

加賀「提督!二連覇ですよ!二連覇!」

提督「内川が怪我の中よく頑張った!!」

加賀「二連覇…調子いいですね…」

提督「下位打線も撃つからな…」

加賀「しかし、ヤクルトも強敵でしたね…」

提督「あれで二年連続リーグ最下位だったと言うんだからな…」

加賀「何だったんでしょうね…」

提督「しかし、今年はなんだかんだ忙しくてそこまで見れなかったのが痛いな…」

加賀「まぁ、仕方ないですね」

提督「来年はしっかりシーズン初めから見たいものだ…」

加賀「毎年言ってますよね」

提督「所謂ここまでテンプレって奴だ」

加賀「しかし、日本シリーズが終わると1年の終わりが近づいてくるのを感じますね」

提督「そうだな…」

加賀「年末は書類仕事が多くなりますから覚悟してくださいね」

提督「なに、毎年の事だろう。ところでどうだ、忙しくなる前に2人でゆっくり呑まないか?」

加賀「…いいですね。どこで呑みます?」

提督「まぁ、俺の部屋でいいだろう。酒は置いてあるし」

加賀「ですね。邪魔が入るのも嫌ですし」

提督「最近あれだな、加賀。自分の気持ちをストレートに投げてくるな」

加賀「こんな私は嫌いかしら?」

提督「…いいや、むしろ今の方が好きだ。さて、行こうか。善は急げだ」

加賀「ええ、そうしましょう」

737: ◆and2h/yWHc 2015/11/02(月) 01:07:15.50 ID:YQY7VGT/0
☆祝!瑞鶴改二☆

提督「瑞鶴!」

加賀「改二」

赤城「おめでとう!」

瑞鶴「ありがとうございますっ!」

翔鶴「頼もしくなったわね…」

提督「しかし…赤か」

赤城「赤ですね」

加賀「赤ね」

翔鶴「赤ですねぇ…」

瑞鶴「な、なに…」

提督「青じゃなかったか」

加賀「私のこと嫌いかしら」

瑞鶴「なわけないじゃないですか!好きですよ!大好きですよ!」

赤城「かわいいですねぇ…」

提督「うちはギスギスしてなくて本当に良かった。ギスギスしてたら俺の胃が死んでた」

翔鶴「私もですよ…」

加賀「まぁ、仕方ないわ。加賀と瑞鶴ですから」

瑞鶴「まぁ、仕方ないですね…」

提督「ま、とりあえずこれからの運用だが翔鶴同様通常改二で運用する事になると思う。まぁ、いい迷彩だ」

瑞鶴「ありがと、提督さん」

提督「しかし、まぁ。心配なかったな」

瑞鶴「どこ見て言ってんのよ!?あぁん!?」

加賀「龍驤も呼んだ方がよかったかしら」

赤城「あ、いいですね」

瑞鶴「えぇ…あの人が来るとフルフラット同盟にまた加盟させられる…」

翔鶴「大丈夫よ、どんな瑞鶴も私は好き!」

瑞鶴「あ、ありがと翔鶴姉…」

加賀「しかし…また艦載数負けそうになったわ」

提督「大鳳改二なんかきたらそろそろ抜かれそうだな」

瑞鶴「でも、まだ加賀さん改二してないし…っていうか改二してないのにその性能っていうのがおかしい!」

翔鶴「たしかに…」

赤城「ふふふ…私もまだあと一段階改造を残していますよ…この意味がわかりますか?」

提督「さらに加賀が化ける可能性がある、だな」

赤城「私もですよ!」

瑞鶴「さすがに2人が改二になったら敵わないでしょ…」

加賀「瑞鶴は才能派だものね」

瑞鶴「えっ?」

加賀「率直に言って才能ならこの中で一番あるわね。その次は赤城さん、その次に翔鶴」

提督「ほう」

加賀「私が一番才能はないわ」

瑞鶴「えぇ…そんなはず…」

翔鶴「でも意外としっくり来たかも…」

738: ◆and2h/yWHc 2015/11/02(月) 01:07:47.09 ID:YQY7VGT/0
赤城「ですね。加賀さんらしい正確な分析ですね」

加賀「努力が足りないのよ、努力が」

提督「加賀が言うと説得力が…」

瑞鶴「うぅ…精進します…」

提督「よっし!朝練追加だな!」

瑞鶴「うえぇ…朝練追加ぁ…」

加賀「あら、嫌とは言わないのね」

瑞鶴「加賀さんが努力して今の強さなら…才能ある私が努力したら勝てそうじゃないですか?」

加賀「言うようになったわね?」

瑞鶴「ふふん!改二ですから!」

赤城「まぁでも、文字通り血反吐はくまでやらないと追いつけないでしょうけどね」

翔鶴「そうですね…」

加賀「私も稽古つけてあげましょう」

瑞鶴「うっ、加賀さんの稽古は…」

提督「まぁ、痩せるぞ?」

瑞鶴「いいの!私は胸部装甲変わらずだから!いいの!」

提督「瑞鶴…お前…」

瑞鶴「こんな可哀想な私に今度提督さんの話を聞かせて欲しいな!!!」

加賀「あら、渡さないわよ?」

瑞鶴「そういうつもりじゃないですっ!」

加賀「あら、じゃあ何かしら」

瑞鶴「提督さんは私の事よくわかってくれてるけど、私は提督さんのこと全然知らないし…」

加賀「だそうよ、提督」

提督「そうだな、考えとく」

赤城「と言うことでここで改二祝いプレゼントー!」

提督「翔鶴には鉢巻だったからな、お前には髪留めだ」

加賀「私と同じ物よ」

翔鶴「よかったわね?瑞鶴」

瑞鶴「加賀さんとお揃いかぁ…へへ…」

加賀「瑞鶴、私にそっちの趣味はないわよ」

瑞鶴「なっ…私もないですよ!」

赤城「怪しいですねぇ」

提督「怪しいなぁ」

瑞鶴「もうっ!そういうのは大井だけで充分でしょ!?」

提督「………そうだな」

赤城「………ですね」

提督「ま、何はともあれおめでとう。これから平和を守る為に、その力貸してくれるか?」

瑞鶴「もちろんよ!提督さんになら命もこの力も安心して預けられるよ」

加賀「いい目をするようになったわね」

瑞鶴「もう、守られるだけでも、演習しか出来ないわけでもないからね!ま、そんなに使う機会はないほうがいいんだろうけど」

加賀「大丈夫よ。私がみっちり特訓組むから」

提督「俺も手伝うぞ」

瑞鶴「…うん!よろしくお願いしますっ!」

744: ◆and2h/yWHc 2015/11/05(木) 01:22:40.10 ID:qRoxkG7R0
☆野点☆

高波「はふぅ…」

夕立「美味しいっぽい〜…」

鳳翔「たまにはこういったのもいいですね」

夕立「お茶がこんなに美味しいなんて思ったこと無かったっぽい…」

高波「わたしもそうかもです…」

鳳翔「お茶の淹れ方も色々ありますし、何より景色がいいからでしょうね」

夕立「紅葉がすごく綺麗っぽい…」

高波「わたしの初めての秋です…とても綺麗かもです…」

鳳翔「もう少し提督にはこの子達に外の世界を見せてあげて欲しいんですけどね…」

夕立「提督さんは充分私達の事を考えてくれてるっぽい!」

高波「そうかもです…来たばっかりの時にも優しくしてくれて…」

鳳翔「…ふふ、そうですね」

夕立「でも最近忙しそうで心配で寂しいっぽい…」

高波「でも、仕方ないかもです…」

鳳翔「そうですね…店にもなかなか顔出してくれませんし」

夕立「鳳翔さんのお店にも行かないなんてかなり忙しいっぽいー…」

高波「磯風さんも同じこと言ってたかも…」

鳳翔「折角提督の好きな秋なのに勿体ないですね…紅葉も食もあまり楽しめていないでしょう」

夕立「…なんとか提督さんに休み取らせるっぽい!」

高波「わたしも手伝うかもです!」

鳳翔「あら、いいですね…」

夕立「それならやっぱり加賀さんにも手伝ってもらわないとダメっぽい?」

鳳翔「加賀ちゃんには私から言いますよ。きっと手伝ってくれます」

高波「何をしますか?」

夕立「……加賀さんが病気にかかった、ってシチュエーションなんてどう?」

鳳翔「いいですね。加賀ちゃんは演技派ですから騙せるでしょう」

高波「それからどうするかもです?」

夕立「加賀さんから提督さんに一緒にいてほしいって言ってもらうっぽい!」

高波「なるほどかもです…」

鳳翔「加賀ちゃんからの頼みなら提督は断らないでしょうね…」

夕立「そうっぽい!」

鳳翔「ふふ、いいですね」

745: ◆and2h/yWHc 2015/11/05(木) 01:23:24.41 ID:qRoxkG7R0
夕立「加賀さんの病室を作っておきたいっぽい…」

高波「専用の部屋かもです?」

夕立「そう!出来れば、眺めが良くて風が入ってきて気持ちよくて、紅葉が見える!そんな所がいいっぽい!」

鳳翔「それなら…鎮守府の4階の空き部屋がありましたね」

夕立「じゃあそこにするっぽい!」

高波「計画は出来たかもです?」

夕立「ぽい!後は時を見計らって実行するだけっぽい!」

鳳翔「ふふ、野点にしたかいがありましたね。鎮守府の中でしていたら計画がバレてしまいます」

夕立「結果オーライっぽい!!」

高波「お茶も美味しいですし幸せですぅ…」

鳳翔「お菓子も少しありますよ。外なので本当に少しですけどね」

夕立「やったー!嬉しいっぽい!!」

高波「和菓子大好きかもです!」

鳳翔「たまには洋菓子も作ってみましょうか…私もコーヒーは好きですし」

夕立「むっ…夕立はコーヒー飲めないっぽい」

高波「高波もです…」

鳳翔「大人になればきっと良さがわかりますよ」

夕立「そういうものっぽい?」

鳳翔「ええ、そういうものっぽいです」

高波「ゴーヤとかも食べれるようになるかも?」

鳳翔「ええ、なるかもです」

夕立「大人になるのが楽しみっぽい!」

高波「高波もですぅ!」

鳳翔「ふふ、今は焦らずゆっくり。今出来ることをきちんとやりましょうね」

夕立「頑張るっぽい!その為にもまず計画をしっかり成功させるっぽい!」

鳳翔「ふふ、そうですね」

高波「がんばるかもです!」

749: ◆and2h/yWHc 2015/11/07(土) 02:21:27.88 ID:bDcAFLnb0
☆2人呑み☆
〜提督私室〜

提督「いらっしゃい」

加賀「どうも」

提督「何飲むか?」

加賀「ウイスキーあるかしら」

提督「響から貰ったウイスキーが1本あるからそれを開けようか」

加賀「響から貰ったものなら外れはないわね。特にウイスキーなら」

提督「そういう事だ。加賀、グラス出しておいてくれるか」

加賀「ええ、わかったわ」

提督「よし、あったあった」

加賀「グラスも出しておいたわ」

提督「それじゃ、飲むか」

加賀「ええ」

提督「乾杯」

加賀「乾杯」

提督「しかし、こうして飲むのも久しぶりだな」

加賀「そうね。何だかんだで忙しい上に飲むとなると鳳翔さんの店か磯風の店が多いから」

提督「あいつらの店で飲むのもいいんだがな。ここまで落ち着いては飲めないな」

加賀「そうね…」

提督「2人きりと言うのも無理だからな」

加賀「磯風か鳳翔さんが必ずいるものね」

提督「まぁ、含めて3人以上で飲むのもまたいいもんだがな」

加賀「貴方と2人、これが1番好きよ」

提督「…お前は全く。随分とストレートに言ってくるようになったな」

加賀「えぇ。遠まわしに言うのもいいけれど、伝わらなかったら悲しいのよ」

提督「そこらの鈍感共と同じにするなよ?2年もここで指揮取ってるんだ」

加賀「ふふ、そうね。機微を感じ取れないといけないものね」

提督「それか極端に鈍感か、だ」

加賀「そして貴方は前者ね」

提督「前者でなければ加賀と結婚なんて出来ないだろう?」

加賀「ええ、そうね。私もそう思うわ」

提督「しかし、月が綺麗だな」

加賀「そうね…お月見もしたいわね」

提督「いい日本酒を入れておこう」

加賀「それは楽しみね」

提督「……幸せだな」

加賀「そうね」

提督「てっきり俺は戦いの中で死ぬ物だと思ってたんだがな…」

加賀「私がいるのに死ねると思うのかしら?」

提督「全くだな…」

加賀「自慢じゃないけれど、『加賀』の中では1番の練度なのよ?その上この鎮守府は強者揃いよ」

提督「本当に強者揃いだよ。ケッコンカッコカリしている同艦に勝つ様な奴がぞろぞろいる訳だしな」

加賀「当たり前じゃない。経験も心持ちも全て違うのよ」

750: ◆and2h/yWHc 2015/11/07(土) 02:22:36.37 ID:bDcAFLnb0
提督「さすがは最前線といったところか」

加賀「そうね…」

提督「…こうやってると生き残ってる事が本当に実感出来るな」

加賀「…そうね」

提督「2年。色々あったな。本当に色々」

加賀「この関係になるまでどれだけ遠回りもしたことか」

提督「遠回りどころの話じゃないな」

加賀「そうね…でも、結果オーライよ」

提督「まぁ、そうだな」

加賀「貴方は重婚するつもりもないみたいだし」

提督「そうだな」

加賀「私は別に重婚でもいいけれどね。ここの子達はみんないい子だもの」

提督「確かにいい子ばかりだ。けど、加賀と同等かそれ以上には愛せないだろうからな」

加賀「貴方らしいわね。嬉しいわ」

提督「俺からすれば重婚している横須賀や呉の気がしれんよ」

加賀「あそこの艦娘達は自分達が2番目でも、3番目でも妥協してしまうもの」

提督「だからこそ、か」

加賀「ここの子達は2番手じゃ妥協しないわよ」

提督「誰よりもわかってるつもりだよ」

751: ◆and2h/yWHc 2015/11/07(土) 02:23:07.03 ID:bDcAFLnb0
加賀「ふふ、そう」

提督「ふぅ…風が気持ちいいな」

加賀「秋、ね」

提督「肌寒くもなってきたな。そろそろこたつを出すか」

加賀「そうね。望月と初雪が既に意見具申して来ているわ」

提督「今週末に布団類を干してからだな」

加賀「そうね」

提督「冬が本格的に近づいてきたな…」

加賀「私は冬、好きよ」

提督「俺もだよ」

加賀「私の体温は高いから近くにいる理由ができるものね」

提督「確かに、それもあるな」

加賀「酒が入るともう少し体温上がるわよ?」

提督「ちょうど今みたいにか?」

加賀「ふふ、まさにそうね」

提督「いい感じに酔いも回ってきたんじゃないか?」

加賀「そうね。ちょうど気持ちいいぐらいね」

提督「なら気持ちいいぐらいで止めておいて寝た方がいい。ベッド使っていいぞ」

加賀「貴方は?」

提督「もう少し飲んでから寝るよ」

加賀「貴方も大概強いわよね。私よりも強いんじゃないかしら」

提督「さて、飲み比べしたことはないからな。どうだろう」

加賀「今度機会があればしてみましょうか」

提督「機会があれば、な」

加賀「じゃあ、お言葉に甘えてベッド借りるわ」

提督「ああ、朝また起こすよ」

加賀「ええ、お願い」

提督「おやすみ」

加賀「おやすみなさい」



提督「……こうやって、お前とおやすみと言い合えるのも後何度だろうな」

759: ◆and2h/yWHc 2015/11/09(月) 01:06:31.66 ID:RTCWEkhq0
☆ミサ☆

陸奥「ふーん、ミサねぇ…」

荒潮「あらあら?」

陸奥「あーんまりキリスト教とか宗教とか信じてないんだけどねぇ…」

荒潮「あら、それなら私もよ?」

陸奥「戦場で信じられるのは自分の腕と仲間だけってね」

荒潮「的を射てるわねぇ…」

陸奥「でも、こういうのを勉強してみるのも面白いじゃない?」

荒潮「私もそう思うわぁ」

陸奥「わざわざ提督が鎮守府の敷地内に教会建てた訳だし」

荒潮「司令もキリスト教徒って訳じゃないないのにねぇ」

陸奥「艦娘でキリスト教徒って言う人も少ないし、すっかりちょっと落ち着く場所みたいな感じよね」

荒潮「まぁ、司令が建てた理由なんてわかってるんだけどねぇ」

陸奥「ま、そうだけどね…」

荒潮「で、ミサってなんでしたっけ?」

陸奥「えーっと、確かワインとパンを頂く会とかそんな感じじゃなかった?」

荒潮「あら、だいぶ適当ねぇ…」

陸奥「まぁキリスト教徒じゃないし…」

荒潮「そうねぇ、私も人のことは言えないし」

陸奥「そこでここにパンとワインがあります」

荒潮「あります」

陸奥「ちょっとしたミサって言うのを体験してみようと思います」

荒潮「なるほど」

陸奥「2人じゃ寂しいので暇そうなのを呼んであるわ。そろそろ来ると思うけど」

タ級「あぁ、どうも…」

金剛「遅れたネー」

陸奥「いらっしゃーい」

荒潮「あらあら、いらっしゃーい」

タ級「ミサをやると聞きましたが」

陸奥「そんなに正式なものでも何でもないわ」

タ級「そうなんですか?」

金剛「ここにキリスト教徒はいないしネー。まぁ仕方ないヨ」

タ級「ヴァルハラも北欧神話の話ですしね」

金剛「そうなんですヨ!キリスト教徒だと勘違いされたくないネ!」

陸奥「まぁまぁ。さ、食べましょ?」

荒潮「ワインは久しぶりだわぁ」

タ級「というか飲んでいいんですか?」

荒潮「どこかの軽空母と違って私は自制できるしいいのよぉ」

金剛「朝潮型は飲める子が少ないしあまり飲む機会無さそうだネ?」

荒潮「そうなのよぉ…霞ちゃんぐらいよ」

タ級「あぁ、あの子なら提督殿と飲んでいるところを見た事があります」

陸奥「久しぶりに提督と飲みたいわねぇ…」

金剛「そうネー…」

760: ◆and2h/yWHc 2015/11/09(月) 01:07:07.07 ID:RTCWEkhq0
タ級「提督殿はお酒強いんですか?」

荒潮「司令はかなり強いわよぉ」

陸奥「この鎮守府で一番強いんじゃないかしら?」

金剛「そうネ、加賀と神通でも勝てそうにないネー」

タ級「神通さんよりも強いんですか…」

陸奥「普通におかしいわよね…」

荒潮「それよりも、早く開けましょ?」

金剛「そうネー、じゃあ開けるネ」

タ級「…おぉ、とてもいい香りが」

陸奥「ふふん、上物よ」

荒潮「ふとっぱらねぇ…」

金剛「一本じゃ足りな…ハッ!?いけないネ。我慢我慢ヨ」

陸奥「はい、注いだわよ。それじゃかんぱーい!」

荒潮「かんぱーい!」

タ級「これってミサって名目のただの飲みじゃ…乾杯」

金剛「細かい事は気にしないネ!かんぱーい!」

陸奥「ん…我ながらセンスいいわね。美味しい」

タ級「ですね。とても美味しいです」

荒潮「ワインなんて久しぶりだわぁ…美味しい…」

金剛「フム…いいですネー。とても美味しいネ」

陸奥「あー、今ネットでちょっと調べてみたけどミサって他にも色々やるのねぇ…」

タ級「それはそうでしょう…しかし、形式に縛られなくとも良いかと。我々はキリスト教徒という訳でもありませんし」

金剛「そうネー。縛られすぎるとストレスにしかならないネ。恋愛もそうだヨ!」

荒潮「あらあら、私達に恋愛なんて…」

金剛「もうする事ないでしょうネー」

タ級「提督殿はとても慕われているようですね…」

陸奥「タ級も実際あの人の指揮で戦いに出れば分かると思うんだけどねぇ」

タ級「そうなんですか?」

金剛「そうだヨー。あ、パン美味しいネ」

陸奥「私が焼いたのよ?」

荒潮「あらあら?今度教えてもらってもいいかしらぁ?」

陸奥「いいわよ」

タ級「あ、私にも良ければ教えて頂けますか?」

陸奥「もちろんよ」

金剛「フム…タ級にパン焼きは教えてなかったですネ」

タ級「金剛さんも焼けるんですか?」

金剛「もちろんネー。提督のお墨付きヨ?」

タ級「そうだったんですか…」

陸奥「あ、それなら金剛、私もちょっと教えて欲しいことあるから一緒にやらない?」

761: ◆and2h/yWHc 2015/11/09(月) 01:07:41.21 ID:RTCWEkhq0
金剛「そういうことならもちろんネ!」

荒潮「あら?もうワインないのかしらぁ」

陸奥「あらあら?意外と早く一本なくなっちゃったわね」

タ級「戦艦級が3人もいればペースも早いですね…」

金剛「そうネ…今から私の部屋に来ないですカ?霧島と榛名と比叡も含めて…いいウイスキーがあるんだけどネ」

荒潮「ウイスキーあるならお邪魔させてもらおうかしら」

タ級「私はどの道部屋が金剛型と一緒ですので御一緒します」

陸奥「なら私も行かせてもらうわ」

金剛「決定ネー!さ、部屋にレッツゴーネー!」

768: ◆and2h/yWHc 2015/11/11(水) 01:50:17.13 ID:vLAGWNGh0
☆布教☆

58「今日も今日とてゴーヤ料理布教でち」

浦風「それで、うちか?」

58「そういうことでち!」

浦風「ほお、なるほどのう」

58「今日もスペシャルバイザーの鳳翔さんに来てもらってるでち!」

鳳翔「スペシャルバイザーって…」

浦風「よろしくお願いします!」

58「それじゃあ早速調理にかかるでち!」

〜厨房〜

58「今日作るのはなんでちか?」

鳳翔「今日はゴーヤの豚バラ巻きにしようかと思います」

浦風「へぇ、ゴーヤの豚バラ巻き」

鳳翔「それでは、始めて行きましょうね」

58「はーい、でち!」

浦風「最初に何すればええん?」

鳳翔「まずゴーヤの種とわたを取りましょう」

58「それはこの前もやったからやっておいたでち!」

鳳翔「あら、ありがとうございますね、ゴーヤちゃん」

58「どういたしまして、でち!」

鳳翔「では次に細く棒状に切ってさっとゆでましょう」

浦風「縦に切るだけでええん?」

鳳翔「ええ。ゆでた後に6等分にします」

58「わかったでち」

浦風「ゴーヤ料理なんてなかなか食べんからのう…」

58「だからこそこうやって布教活動してるんでち」

鳳翔「はい、茹でましたよ。6等分に切るの手伝ってもらえますか?」

58「もちろんでち!」

浦風「もちろんや!」

鳳翔「ふふ、ありがとうございます」

58「で、切った後はどうするでち?」

鳳翔「豚バラに粒マスタードを塗ってゴーヤを巻きます」

浦風「なるほど、粒マスタードを使うんか…」

58「マスタード大好きでち」

鳳翔「巻いた後早速焼いていきましょう」

浦風「焼いてる間に何かすることは?」

鳳翔「はい。たれを作ります」

58「たれでち?」

鳳翔「しょうゆを大さじ2、みりんを大さじ2、ケチャップを大さじ1ですね。これを混ぜ合わせてたれを作ります」

浦風「ケチャップも混ぜるんか。それは思いつかんかったわ…」

58「じゃあゴーヤは豚バラ巻きゴーヤの様子みてるでち」

鳳翔「はい。お願いしますね」

浦風「それじゃたれは任しとき!」

769: ◆and2h/yWHc 2015/11/11(水) 01:50:42.97 ID:vLAGWNGh0
鳳翔「ふふ、頼もしいですね」

浦風「ふふん、鳳翔さんに料理教えてもらうことなんてなかなかないけぇな」

鳳翔「あら、言ってくれればいつでも教えますよ?」

浦風「ほんまか?なら教えて欲しいわ…」

鳳翔「浜風さん達も一緒にいいですよ」

浦風「ほんまか!?やった!」

鳳翔「ふふ、浦風さんは筋がいいみたいですから教えがいがありそうですね」

浦風「ぶち嬉しいのう…」

58「鳳翔さーん!焼けたでち!」

鳳翔「それでは、たれも出来てますし盛り付けましょうか」

浦風「ほんなら皿持ってくるわ」

58「へー、これがたれでちか…」

鳳翔「どうですか?」

58「鳳翔さんが作るものが美味しくないわけないでち!」

鳳翔「あら、嬉しいですね」

浦風「はーい、皿持ってきたで」

鳳翔「それでは盛り付けましょうか」

58「盛り付けたでち!」

鳳翔「それでは、完成です!」
 

浦風「ぶち美味しそうやな…」

58「実食!でち!」

〜食堂〜

58「やばいでち。よだれが止まらないでち」

鳳翔「ふふ、では食べましょうか」

浦風「いただきます!」

58「いただきます!」

鳳翔「いただきます」

浦風「これは…ぶち美味しいのう…それに苦くない…」

58「うまいでち!さすが鳳翔さんでち!」

鳳翔「ふふ、ありがとうございます」

浦風「これはゴーヤに対するイメージが変わったわ…」

58「今回も布教成功でち…」

浦風「うちもゴーヤ料理作ってみようかな…」

鳳翔「きちんとわたを取ると苦くないですよ」

浦風「ふむ…今度浜風に振る舞ってみるわ」

58「ゴーヤの美味しさが広まっていくでち…」

鳳翔「そうですね…」

浦風「鳳翔さん、ご馳走様でした」

58「ごちそうさまでち!」

鳳翔「ふふ、お粗末さまでした」

58「ふっふっふっ…まだまだゴーヤのゴーヤ布教はこんなところじゃ終わらないでちよーッ!」

浦風「浦風編、完ッ!」

775: ◆and2h/yWHc 2015/11/14(土) 02:34:17.45 ID:OyhZcNR10
☆時雨と山城☆

山城「あぁ…久しぶりの演習が夜間演習なんて不幸だわ…」

時雨「いいじゃないか。僕はこの季節の夜は好きだよ?」

山城「私も嫌いじゃないけど…こたつの方が好き」

時雨「それは比べちゃダメだよ。あれはブラックホールなんだから」

山城「そうね…」

時雨「そういえば川内がすごく羨ましがってたよ」

山城「年中夜戦したくてたまらなさそうだものね」

時雨「提督が今度の演習には入れるって言ってたけど…」

山城「果たして本当に入れるかどうか、ね」

時雨「だね…」

山城「まぁ、でもよく考えたら夏に夜戦するよりも冬がいいわね」

時雨「どうしてだい?」

山城「月も星も綺麗に見えるじゃない」

時雨「結構山城ってロマンチストだよね」

山城「うるさいわね」

時雨「ま、僕もそう思うよ。今度お月見でもしない?」

山城「お月見ね…ならいいお酒を入れておかないと」

時雨「提督も呼ぼうか」

山城「…そうね」

時雨「じゃあ加賀さんも呼ぼうか」

山城「いいわね」

時雨「ふふ、今から楽しみになってきちゃったよ」

山城「提督が来るならお酒は提督に任せればいいわね」

時雨「そうだね…じゃあ山城、僕とお月見だんご作らない?」

山城「鳳翔さんに教えてもらいながら?」

時雨「そうそう」

山城「まぁ、いいわよ。どうせ暇だし」

時雨「あ、じゃあ北上さんも誘おうか」

山城「そうね…あいつも暇そうだし。人手は多い方がいいでしょ」

時雨「そういえば、山城と北上さんっていつも昼間何してるの?」

山城「だいたいゲームよ。提督が強いのよ…」

時雨「それで勝つための練習、と」

山城「そう。負けっぱなしは悔しいのよ」

時雨「へー…」

山城「なによ」

時雨「いや、なんでもないよ」

山城「そう」

時雨「…山城って本当に提督好きだよねぇ」

776: ◆and2h/yWHc 2015/11/14(土) 02:34:51.33 ID:OyhZcNR10
山城「さぁ、どうかしら」

時雨「ツンデレってやつ?」

山城「デレが無いから間違ってるわね」

時雨「そうかな?」

山城「そうよ」

時雨「そっか…」

山城「…っていうか相手遅すぎじゃない?」

時雨「仕方ないよ…」

山城「さすがに中に入って待ってたいんだけど」

時雨「そろそろ来ると思うけど…」

山城「同じセリフを1時間前に聞いたわ」

時雨「あはは…」

山城「…まぁ、じゃあ後少しここで待ちましょ」

時雨「そうだね。ゆっくり星と月でも見ながら待ってようよ」

山城「煙草、1本吸ってもいい?」

時雨「うん、どうぞ」

山城「ありがと」

時雨「火が綺麗だね」

山城「そうかしら」

時雨「うん。幻想的」

山城「幻想的、ね。そんなこと思ったことなかったわ」

時雨「吸う側はわからないかもね」

山城「あんたも吸ってみれば?」

時雨「僕は遠慮しておくよ」

山城「そう」

時雨「…あ、来たみたい」

山城「タイミング悪いわね…なんで吸い始めた時に来るのよ…」

時雨「そういう時に限って、だよね」

山城「あぁ、もう、もったいない…」

時雨「さ、行こうか」

山城「この恨みはしっかり返すわよ」

時雨「そうだね。他の所に引けを取るわけにも行かないしね」

山城「佐世保の実力見せにいくわよ」

781: ◆and2h/yWHc 2015/11/16(月) 23:36:15.53 ID:OWC+QtgO0
☆●●はない(戒め)☆

那珂「那珂ちゃんラジオ!佐世保鎮守府ー!!」

提督「いきなり悪いけど、あのさぁ…」

青葉「なんです?」

那珂「どしたの?」

提督「久々に那珂ちゃんラジオが佐世保に回ってきたと思ったらなんだよ。このテーマ、読んでみろ」

那珂「あー、前回のパラオの那珂ちゃんから貰ったテーマね。提督と加賀さんの惚気を地上波放送!!」

青葉「単婚の佐世保にだからこそ振れる話題ですねぇ。他のところなら修羅場になりかねませんし」

加賀「まぁ前回の時に単婚って公表してますし」

提督「自業自得とでも言いたげだが…」

加賀「私が巻き込まれたのは正直頭にきました」

那珂「まぁまぁ加賀さん…」

青葉「ぶっちゃけ青葉的には加賀さんの圧倒的な強さには2人の絆の強さがあるんじゃないかと思うんです」

提督「……それで?」

青葉「他の鎮守府の戦力増強のアドバイスの為にも話していただきたいですねぇ?」

加賀「…くっ」

那珂「なかなかエグイところ攻めるね…で、本音は?」

青葉「惚気聞いて新聞のネタにしたい」

提督「お前…」

加賀「というか地上波で惚気をした所で誰も得しないでしょう」

那珂「そうでもないみたいだよ?リスナーさんから結構たくさん数聞いてみたいとかそういう声が…」

提督「なん…だと…」

加賀「嘘でしょう…」

青葉「本当ですよ!」

那珂「ということでまぁ行っちゃいましょう!」

青葉「ズバリ!2人の1日!」

那珂「2人で話せって言っても無理だろうから那珂ちゃん達から話題とか質問とか振っていくよ!」

青葉「リスナーさんからの質問もちょくちょく入れていきますよ!」

那珂「まず休日!この前の休日は何したの?」

提督「あー、ツーリング行ったな」

加賀「バイク久しぶりでしたね」

青葉「羨ましい…青葉も連れてってくださいよ…」

提督「じゃあ次行く時は誘うよ」

那珂「あっ、那珂ちゃんも!」

加賀「…艦娘は事故した時の事をあまり考えなくていいからいいわね」

提督「そうだな…アイドルが事故したら…なんて考えなくていいからな…」

青葉「話がずれましたね。ツーリング、どこまで行ったんですか?」

提督「長崎の方までだな」

加賀「写真撮ってあるから後で見せるわ」

青葉「くっ…撮りに行きたかった…」

那珂「で、泊まりだったんでしょ?」

提督「ああ。旅館は取っておいたからな」

加賀「温泉が気持ちよかったわ」

782: ◆and2h/yWHc 2015/11/16(月) 23:36:51.23 ID:OWC+QtgO0
青葉「こ滅セ」

提督「やめろ」

加賀「やめなさい」

那珂「実際どうだったの?やることやったの?」

提督「お前、自分がアイドルでこれがラジオで全国に流れてるってわかってるか?」

那珂「私は自分を偽らない」

加賀「それっぽいこと言っても無理よ」

青葉「まぁ青葉は那珂ちゃんとは違って下世話な事は聞きませんけど」

那珂「青葉ァー!貴様ーッ!」

提督「お前本当に大丈夫なのか…?」

青葉「あ、これでも全国の那珂ちゃんの中でもかなりトップ人気の方ですよ?いえ、むしろこれだからですかね?」

那珂「もっと褒めていいんだよ?」

提督「日々精進」

加賀「慢心したらすぐ落ちるわよ」

那珂「はい。頑張ります…」

青葉「で、どうなんです?今夜あたりこ滅セあったり?」

那珂「下世話なことは言わないんじゃ…」

青葉「青葉的には過去は振り返らない主義でして」

提督「余計なお世話だ」

加賀「あまり首を突っ込みすぎるとその首飛ぶわよ?」

青葉「はい。ごめんなさい」

那珂「結構話し込んじゃったね…」

提督「誰のせいだと」

加賀「思っているんだか…」

青葉「はい!じゃあ今回の那珂ちゃんラジオ佐世保鎮守府編はここまでです!」

那珂「次回は呉だよ!」

青葉「それでは!司令官と加賀さんはこ滅セということで!」

那珂「またねー!」

提督「青葉貴様ァー!」

加賀「頭にきました!」

789: ◆and2h/yWHc 2015/11/20(金) 00:07:16.16 ID:Axy4GzkN0
☆冬コミ行きたいです☆

秋雲「巻雲ちゃーん!」

巻雲「なんです?」

秋雲「手伝って!」

巻雲「嫌」

秋雲「そんな殺生な…」

巻雲「だいたい手伝いなら夕張さんと明石さんに頼めばいいじゃない!」

秋雲「今は大規模作戦展開中。後はわかるね?」

巻雲「それなら秋雲もそんなことしてる場合じゃないんじゃ」

秋雲「秋雲さんは今回は出番なしだろうから大丈夫」

巻雲「私は?」

秋雲「秋雲さんと同じぐらいの練度だし出番なしじゃない?」

巻雲「むぅ…」

秋雲「ということでお願いっ!」

巻雲「まぁ仕方ない…」

秋雲「いやー、毎度毎度悪いねー?」

巻雲「本当に毎度毎度だよ…」

秋雲「今回も収益の取り分は…」

巻雲「収益、出るといいね?」

秋雲「ぐっ…」

巻雲「まぁ、とりあえず始めましょー」

秋雲「おーけーおーけー…とりあえず作業部屋ね。そこで今回のテーマとか諸々の話は…」

巻雲「りょーかいりょーかい。結局いつも通りですねー」

秋雲「ま、そういうこと!よろしくね?相棒さん」

巻雲「まぁまぁ、任せなさい。相棒さん」

790: ◆and2h/yWHc 2015/11/20(金) 00:07:49.32 ID:Axy4GzkN0
☆(FXで有り金全て溶かした人の顔)☆

提督「……負けた」

加賀「……負けたわね」

瑞鶴「あぁ…」

赤城「これは…」

提督「…どうしてこうなった」

加賀「8回までは…勝ってましたよね?r

赤城「私も今回は勝てるなー、と思ってましたよ?」

瑞鶴「そしていざ9回」

提督「ノーアウト満塁」

加賀「逆転され」

赤城「9回裏、1点差を巻き返しきれず」

瑞鶴「負けた…」

提督「…どうしてこうなった…」

瑞鶴「ていうかあれ絶対デッドボールじゃないですよね!?素人目で見てもそう思いますけど!!」

加賀「そうね…確かにそう見えたけれど、実際球場にいたわけでもないし、真相は選手達のみぞ知る、ね…」

赤城「…本当に当たっていたのかも知れないし、はたまた当たっていなかったのかもしれない。でも審判の判定はデッドボールです」

提督「まぁ…うん…そこはもう…なんとも言えん…」

瑞鶴「しっかし…韓国に負けたのは悔しいなぁ…」

加賀「そうね…リーグの激戦を勝ち抜いたからこそ期待していたのだけれど…」

赤城「まだ…まだ3位決定戦がありますよ」

瑞鶴「そうよ…まだ、日本の戦いは終わってないのよ!」

提督「…確かにそうだな。まだ終わっちゃいない」

加賀「ここで諦めたら日本の名が泣くわ」

赤城「1歩でも前に」

瑞鶴「1つでも上に」

加賀「諦めず」

提督「最後まで全力を尽くす」

瑞鶴「よし!そうと決まったら応援しなきゃね!今度は勝ってもらわなきゃ!」

赤城「その意気よ瑞鶴。ついでに次はお酒とつまみを」

加賀「赤城さん…」

提督「よし…まぁ、大規模作戦も始まっていることだ。侍ジャパンに負けないぐらいの大戦果を残そうじゃないか」

瑞鶴「っしゃ!やるわよ!やって見せるわ!」

加賀「改二の力、見せてもらうわね」

赤城「期待、ですね」

瑞鶴「まっかせなさい!エースの座は奪ってみせるわ!」

799: ◆and2h/yWHc 2015/11/22(日) 23:57:29.49 ID:L87v0ORZO
☆●●は書かない(戒め)☆

大鯨「へぇ、映画ですか…」

瑞穂「1人も寂しいので…いかがですか?」

大鯨「そうですね…ご一緒します!」

瑞穂「では、私の部屋でよろしいですか?」

大鯨「はい!ところで何の映画を見るんですか?」

瑞穂「えぇと…それがわからないんです」

大鯨「え?」

瑞穂「秋雲さんから借りたものなんですが、パッケージも中身も黒塗りで何もわからなくて…」

大鯨「それってすごく怖くないですか…」

瑞穂「しかし、秋雲さんはとても面白かったとおっしゃってましたし…」

大鯨「秋雲さんは…」

瑞穂「まぁ、百聞は一見に如かずと言いますし…」

大鯨「そ、そうですね…」

瑞穂「では、行きましょうか」

大鯨「はい…」

〜瑞穂私室 映画鑑賞中〜

瑞穂「ひ、ひっ……」

大鯨「や、やっぱり怖いやつじゃないですか…」

瑞穂「で、でも面白いのは事実ですし…」

大鯨「た、確かにそうですけど…ひゃっ!?」

瑞穂「面白いですけど怖いですっ!」

大鯨「わ、私もです…」

瑞穂「しかも…結構スプラッタで…」

大鯨「これはR-18指定物ですね…」

瑞穂「間違いないです…」

大鯨「きゃっ!?」

瑞穂「もうっ!秋雲さんのおすすめは信じません!」

〜瑞穂私室 鑑賞後〜

瑞穂「もう秋雲さんのおすすめは絶対に信じません…」

大鯨「そうですね…」

800: ◆and2h/yWHc 2015/11/22(日) 23:58:08.29 ID:L87v0ORZO
瑞穂「被害者をこれ以上増やさないようにしないと…」

大鯨「そうですね…ホラー物、スプラッタな物が苦手な子には特に…」

瑞穂「暁ちゃんなんてすぐに泣いてしまいそうです…」

大鯨「そうですね…」

瑞穂「それはそうと…次の映画見ませんか?」

大鯨「次、ですか?」

瑞穂「次のものは提督からおすすめして頂いた物なので大丈夫かと…」

大鯨「提督のおすすめなら…」

瑞穂「いかがですか?」

大鯨「ご一緒します」

瑞穂「わかりました!では早速…」

〜瑞穂私室 2本目鑑賞後〜

瑞穂「て、提督…」

大鯨「やっぱりこうなるんですね!」

瑞穂「もう、これからは映画は自分で選びます!」

809: ◆and2h/yWHc 2015/11/26(木) 01:16:01.56 ID:csChcusg0
☆フミィ…フミィ…ウッ、クロシオ☆

グラーフ「ふむ…日本か…」

文月「どうしたのぉ?」

グラーフ「文月…だったか?」

文月「そうだよぉ!」

グラーフ「いやなに、先に来ていたビスマルク達は随分と日本に馴染んでいるようなのでな……特にU-511は」

文月「こっちではもう呂500だよ?」

グラーフ「あぁ、そうだったか…」

文月「それで、どうしたの?」

グラーフ「少し、日本の文化でも調べてみようかと思ってな」

文月「日本の文化…」

グラーフ「袖振り合うも他生の縁だ。何か教えてくれないか?」

文月「袖…振り合う…も多少の円…?袖を振った時に出来る扇形の面積でも求めるの?」

グラーフ「……いや、そういう意味ではない。要約すると…出会いは大切にしよう、とかそういう意味だ」

文月「へぇ……それで、なんだっけ?」

グラーフ「日本の文化だ」

文月「あっ、そうだった…うーん…」

グラーフ「何なら詳しい人を教えてくれれば私が直接会いに行こう。挨拶も兼ねてな」

文月「あ、それなら…鳳翔さんがお料理の事は沢山知ってるよ?あとは…名取さんが日本舞踊をやってたかなぁ」

グラーフ「ほう、日本舞踊か…実に興味深い」

文月「行ってみる?」

グラーフ「ああ。行ってみよう」

〜鎮守府稽古場 外 〜

文月「とうちゃく〜」

グラーフ「ほう…ここが稽古場…」

文月「剣術だったり武道だったり色んなことをここでやるよぉ。あとは向こう側に弓道場」

グラーフ「弓道か。日本の空母が発艦に用いるそうだな。後で見てみよう」

文月「それじゃあちょうど名取さんも練習してるみたいだし行ってみよ〜」

グラーフ「おー」

〜鎮守府稽古場 中 〜

名取「文月ちゃん、グラーフツェッペリンさん、いらっしゃい」

文月「おじゃましまーす」

グラーフ「失礼する。それと名取、私の名前は長いから好きに呼んでくれていい」

名取「えぇと…じゃあ、ツェペリさん?」

グラーフ「人間賛歌は「勇気」の賛歌ッ!」

文月「……?」

グラーフ「サブカルチャーも立派な文化だ。素晴らしい」

文月「そうだねぇ…?」

名取「それで、ツェペリさんは日本舞踊が気になったんだっけ?」

グラーフ「ああ。日本の文化を学ぼうと思いたち、名取が日本舞踊をしていると聞いて見てみたくなった」

名取「日本の文化に興味を示してくれるなんて…よし、頑張ります」

文月「私、名取さんの踊り好きだよ〜」

名取「ありがとう、文月ちゃん」

810: ◆and2h/yWHc 2015/11/26(木) 01:16:58.44 ID:csChcusg0
グラーフ「見せてもらおう。日本舞踊とやらを」

〜しばらく後〜

グラーフ「gro・artig…」

名取「えへへ、ありがとう…」

文月「…?なんて言ったの?」

グラーフ「素晴らしい、と言ったんだ」

文月「名取さんなんでわかったの…?」

名取「マックスちゃん達が来る前にほんの少しだけドイツ語を勉強したんだ」

グラーフ「ほう。優しいのだな、名取は」

文月「そうだよぉ。名取さんはとっても優しいの!」

名取「そ、そんな…」

グラーフ「私は、いい所に来たようだな」

文月「そうだよぉ!」

グラーフ「聞けばAdmiralは戦争を終わらせた張本人だそうじゃないか。そんな人が指揮する鎮守府に来られたとは実に幸運だ」

名取「凄い人だよ。本当に…」

グラーフ「上官が良き人物であるなら部下もまたいい人物ばかりだろう。少なくとも私が話した人物はいい人物ばかりだった」

文月「みんないい人で仲良しだよ!」

グラーフ「うむ…やはり日本に来て良かった。私も最前線に立てるようにより一層努力して見せよう!」

名取「私も手伝うよ!」

文月「私も!」

グラーフ「うむ!その前にまずはやはり日本の文化だ!文化の違いを知り、きちんとした生活を送らねば!」

名取「あ、じゃあ鳳翔さんの所に行きますか?」

グラーフ「鳳翔…世界初の航空母艦か。言うなれば私達の母のような存在だな。是非とも会ってみたい」

文月「鳳翔さんはみんなのお母さんだよぉ」

名取「それじゃあ行ってみましょう」

文月「おー!」

グラーフ「楽しみだ!」

816: ◆and2h/yWHc 2015/11/29(日) 02:28:27.96 ID:6NItqZMN0
☆魚雷談義☆

飛龍「魚雷ねぇ…空母にとっての魚雷ってつまり艦攻が積んでる奴だけど」

萩風「他の艦種と比べて特殊ですよね。空母の魚雷運用は」

飛龍「そうだね。魚雷を運用するって言うよりも艦攻を運用する感じだし」

萩風「ミッドウェーで運用出来ていれば、結果も変わったかも知れませんでしたね…」

飛龍「んー、どうだかねそれは。だけどまぁ、私達はあそこで沈む運命だったんだよ」

萩風「じゃあここにこうやっていることも運命ですね」

飛龍「そうだね!今度はいい運命を引き当てたねぇ」

萩風「はい!」

飛龍「んで、駆逐艦の萩風にとっての魚雷って?」

萩風「そうですね。駆逐艦が戦艦や空母を倒す為の艤装、ですね」

飛龍「確かに駆逐艦の火力じゃ軽巡までぐらいかな?夜戦でもなければ」

萩風「ですね。夜戦でなければせいぜい軽巡までですね…響さん達ならわかりませんけど…」

飛龍「響でも重巡中破ぐらいじゃない?さすがに…と思ったけど無理、とは言えないなぁ」

萩風「練度の差、ですね…」

飛龍「練度の差は私達空母の中でも結構あるからね…」

萩風「やっぱり1番は加賀さん、ですか?」

飛龍「そりゃもちろん。加賀さんの練度はケタ違いだもん…」

萩風「加賀さん凄いんですね…」

飛龍「まだ一緒に出撃してないんだっけ?」

萩風「はい。まだ」

飛龍「でも、加賀さんに結構気に入られてるよね。萩風はさ」

萩風「嬉しいことにそうですね…」

飛龍「やっぱり昔の事のおかげかな?いや、それ抜きにしてもか」

萩風「私も加賀さんは過去の事で贔屓はしないと思います」

飛龍「そうだね。うん、萩風のそういうところが気に入られたんだね」

萩風「えへへ…」

飛龍「かわいい…」

萩風「あ、ありがとうございますっ!」

飛龍「よーし!かわいい後輩の為にも何でも答えてあげよう!」

萩風「魚雷談義です!今回の議題です!」

飛龍「魚雷ね。最初の方にもちょっと話してたけどやっぱり艦攻だよね」

萩風「飛龍さんと言えば友永隊がありますね」

飛龍「そうだね!まぁさすがに雷撃の神様村田隊には勝てないけど、自慢の艦載機だよ!」

萩風「最近はネームド艦載機も増えてますからね…」

飛龍「性能が高いから私達としては嬉しいけどね」

萩風「私達としても心強いです!」

飛龍「あ、そう言えば魚雷といえばビス子は魚雷積めたよね」

萩風「ビスマルクさんですね。確かに積めましたね…」

飛龍「昔は日本の戦艦も魚雷発射管が着いてたんだけどね…」

萩風「取り外されましたからね…」

飛龍「ドイツ艦だからこそ、だね。同じ高速戦艦の金剛型とも違う運用が出来るし」

萩風「連合艦隊の第二艦隊に編成したり、ですね」

817: ◆and2h/yWHc 2015/11/29(日) 02:28:59.37 ID:6NItqZMN0
飛龍「そうだね…」

萩風「駆逐艦の夜戦カットインの火力もかなり高いですから…ビスマルクさんがやったらどうなるんでしょう…」

飛龍「火力と言えば…雷巡の魚雷カットインもかなりだね」

萩風「北上さん、大井さん、木曾さんですね…魚雷のスペシャリストと言っても過言ではないですね」

飛龍「先制雷撃から夜戦でのカットインまで…正直相手にいたら怖いよ」

萩風「ですね…」

飛龍「駆逐艦も夜戦まで残られたら厄介だけど、雷巡は恐怖でしかないよ…私達はツェペリを除いたら夜は何も出来ないわけだし」

萩風「雷巡の獲物になりかねませんからね…」

飛龍「その通り。だから先に沈めておきたいんだけどね、戦艦とかもいたらそうはいかない訳で…」

萩風「やはり、戦いは難しいものです…」

飛龍「ま、提督の指揮にきっちり従ってれば大丈夫だよ」

萩風「はい!司令の事は信頼していますから」

飛龍「こんなかわいい子に信頼されてもらえる提督は役得だねぇ…」

萩風「もちろん、飛龍さんもみなさんも信頼してますよ?」

飛龍「ええ子や…ええ子や…」

萩風「あの…もし良ければなのですが」

飛龍「ん?どうしたの?」

萩風「演習にお付き合い頂けませんか?加賀さんと実戦に出る事になった時に足を引っ張りたくはないので…」

飛龍「そんな事?私でいいならいくらでも付き合ってあげるよ!」

萩風「本当ですか!」

飛龍「もちろん!あ、じゃあ私からも1つお願いが」

萩風「なんでしょう?私に出来ることならなんでもします!」

飛龍「今夜、一緒に飲まない?飲めないなら付き合ってくれるだけでも…」

萩風「ご一緒します!私も飲めますから!」

飛龍「お、なら今夜は取っておいた酒を出そうかな…っと、じゃあ行こうかー!」

萩風「はい!」

824: ◆and2h/yWHc 2015/12/02(水) 01:27:53.70 ID:cRxDAyJH0
☆お風呂☆

夕張「ふぅ…きもちいー…」

矢矧「あら、夕張」

夕張「矢矧いらっしゃーい」

矢矧「湯加減はどう?」

夕張「もう完璧よ完璧…」

矢矧「最近寒くなってきたから余計にお風呂が気持ちいいわね…っと、本当に完璧ね」

夕張「でしょ?あ゛〜気持ちいい〜…」

矢矧「提督の前でもそんな声出せるの?」

夕張「出ちゃっても仕方ないかなーって割り切ってるよ」

矢矧「というかまず機会が無いわね」

夕張「そうそう、だから大丈夫大丈夫」

矢矧「そうねぇ…」

夕張「あ゛〜…」

矢矧「あ゛〜…」

夕張「冬のお風呂って…こたつ並みよね」

矢矧「特にここみたいな大浴場で温度も完璧ならね」

夕張「じっくり入っていたいから他の人と時間ずらして入る訳だしね」

矢矧「私は今日はたまたまね」

夕張「この時間はいいわ…そんなに人もこないからゆっくり出来るし…」

矢矧「そうね、私も明日からこの時間にしようかしら」

夕張「あー、じゃあ他言無用って事で…」

矢矧「そうね…」

夕張「ここも昔はまだまだ狭かったねぇ…」

矢矧「私が来た時には既に結構広かったけど」

夕張「矢矧が来る前はもっと狭かった時があったのよ…」

矢矧「大変ね、それは…」

夕張「提督は施設への投資はどんどんやってくれたからね…」

825: ◆and2h/yWHc 2015/12/02(水) 01:28:25.17 ID:cRxDAyJH0
☆お風呂☆

夕張「ふぅ…きもちいー…」

矢矧「あら、夕張」

夕張「矢矧いらっしゃーい」

矢矧「湯加減はどう?」

夕張「もう完璧よ完璧…」

矢矧「最近寒くなってきたから余計にお風呂が気持ちいいわね…っと、本当に完璧ね」

夕張「でしょ?あ゛〜気持ちいい〜…」

矢矧「提督の前でもそんな声出せるの?」

夕張「出ちゃっても仕方ないかなーって割り切ってるよ」

矢矧「というかまず機会が無いわね」

夕張「そうそう、だから大丈夫大丈夫」

矢矧「そうねぇ…」

夕張「あ゛〜…」

矢矧「あ゛〜…」

夕張「冬のお風呂って…こたつ並みよね」

矢矧「特にここみたいな大浴場で温度も完璧ならね」

夕張「じっくり入っていたいから他の人と時間ずらして入る訳だしね」

矢矧「私は今日はたまたまね」

夕張「この時間はいいわ…そんなに人もこないからゆっくり出来るし…」

矢矧「そうね、私も明日からこの時間にしようかしら」

夕張「あー、じゃあ他言無用って事で…」

矢矧「そうね…」

夕張「ここも昔はまだまだ狭かったねぇ…」

矢矧「私が来た時には既に結構広かったけど」

夕張「矢矧が来る前はもっと狭かった時があったのよ…」

矢矧「大変ね、それは…」

夕張「提督は施設への投資はどんどんやってくれたからね…」

826: ◆and2h/yWHc 2015/12/02(水) 01:29:03.55 ID:cRxDAyJH0
矢矧「あぁ、確かに…」

夕張「おかげさまで過ごしやすいよね、ここは」

矢矧「過ごしやすすぎると思うぐらいには、ね」

夕張「おかげで帰る場所が出来ました、っと」

矢矧「こんなに嬉しいことは無い、ね」

夕張「ララァ…って、誰に会いに行くんだろう」

矢矧「ほっぽちゃんじゃないかしら」

夕張「あぁ、ほっぽちゃん…」

矢矧「今年もプレゼント取りに行くのかしら…」

夕張「去年は…代わりに烈風をいくつかあげたけど…」

矢矧「……和平条約でどうにかならないかしら」

夕張「うちの提督ならなんとかしそう…」

矢矧「できるできないじゃなく、やるやらないだものね…」

夕張「それで実際出来るんだから…」

矢矧「本当に凄いわね…」

夕張「なんだかんだ言っても優秀よね…」

矢矧「そうね…指揮も優秀だし…」

夕張「はぁ…異動の話なんてありませんように」

矢矧「もう離れられないわよね」

夕張「そう!離れたくても離れられないっ!」

矢矧「難儀ねぇ…」

夕張「人の身に生まれてここに配属された運命を呪いなさい…」

矢矧「確かにある意味呪いね…」

夕張「はぁ…そろそろあがろうかしら」

矢矧「だいぶ入っていたものね」

夕張「のぼせちゃう…」

矢矧「そうなる前にあがるわ…っと」

夕張「この後ちょっと外行かない?缶コーヒー奢るからさ」

矢矧「湯冷めするわよ?」

夕張「冬の夜って好きなのよ…それにお風呂の後ならちょっと気持ちいいと思うし」

矢矧「ま、付き合うわ」

夕張「さっすが矢矧!ありがと!」

矢矧「ほら、そうと決めたら早く行くわよ。缶コーヒー奢ってもらうんだからね」

夕張「まっかせときなさい!」

833: ◆and2h/yWHc 2015/12/06(日) 01:38:07.30 ID:grql6HW/0
☆教鞭☆

鹿島「香取姉、ここの子達の戦力はどうなの?」

香取「……私たちの存在が必要かどうか」

鹿島「え?」

香取「みんな優秀よ。優秀すぎて仕事がない程に…」

鹿島「そ、そうなの?」

香取「雑学博士になるしかないのかしら…」

鹿島「そこまでなの!?」

香取「そうね…もし仕事があるならこれから合流してくる子達の指導ぐらいしか…」

鹿島「そこまでなの…」

香取「さすが最前線で活躍し続けただけあるわ…」

鹿島「私達が指導される立場なのかな…」

香取「そうね…その通りね…」

鹿島「香取姉はもう…?」

香取「しごかれたわ…ここ流のやり方で…」

鹿島「それって…?」

香取「ひたすら出撃。編成を変えながら色々な子達の技術を見て学べ。そうしたら自然と周りについていけるようになる」

鹿島「なんていうか…凄いね…」

香取「おかげさまで練習巡洋艦の中ではトップの戦力よ…」

鹿島「私も、なれるかなぁ…」

香取「なれるわ。というかなってからがスタートラインよ」

鹿島「そこがスタートラインなの!?」

香取「ええ。驚くことにそうなのよ…」

鹿島「私、大丈夫かなぁ…」

香取「大丈夫よ。提督もみんなも優しいし…厳しいけれど」

鹿島「うぅ…」

香取「とりあえず顔合わせしてみるといいわ。執務室行ってみましょうか」

〜執務室〜

鹿島「香取型練習巡洋艦二番艦、鹿島です!」

加賀「ふむ…素質がありそうね」

提督「加賀もそう思うか?」

834: ◆and2h/yWHc 2015/12/06(日) 01:38:39.92 ID:grql6HW/0
加賀「ええ。磨けば光るわね」

香取「私の妹ですからね」

鹿島「あの、えぇと…」

提督「自己紹介が遅れたな。俺がここの提督で、こっちが秘書艦の加賀だ」

加賀「ここはかなり特殊だけれど、楽しいところよ。よろしく」

鹿島「特殊…ですか?」

加賀「あら、まだ見てないかしら」

提督「ここには数人深海棲艦がいてな…と言っても友好的だからここの仲間だ」

鹿島「深海棲艦…というとイ級だとかですか?」

香取「そんなものじゃないわよ」

加賀「香取の言う通りよ」

提督「姫級2人とヲ級とタ級だな」

鹿島「え?姫級?」

提督「実に心強い仲間だ」

鹿島「姫級って…あの」

加賀「想像しているものであってるわ。あとで会いに行ってみなさい、意外とフレンドリーよ」

鹿島「え…えぇ…」

提督「まぁ、なんだ。ここに来たからには普通の常識は捨てた方がいいぞ?」

香取「提督の言う通りよ。そういう物だと思いなさい」

鹿島「は、はい…」

加賀「みんなに顔合わせもまだでしょう?行ってきていいわよ」

鹿島「わかりました…私、ここでやっていけるかなぁ…」

841: ◆and2h/yWHc 2015/12/10(木) 00:40:37.28 ID:ho/8pmTh0
☆身長ネタは慎重に☆

皐月「秋月って背、高いよね」

秋月「そうですか?」

皐月「ほんとは軽巡とかじゃないよね?」

秋月「れっきとした駆逐艦です!まぁ、ほかの駆逐艦よりも大きかったですが…」

皐月「ぐぬぬ…羨ましい…」

秋月「そうですか?」

皐月「持つ者に持たざる者の気持ちはわからないんだよ!」

秋月「…まぁ、確かにそうですね」

皐月「胸も…潮とか浜風ほどとは言わないけどあるし…」

秋月「胸はあの2人は大きすぎるんです…くっ…」

皐月「秋月はあの2人と比べたらないけど、僕と比べたらかなりあるからね?」

秋月「…もう少し身長が低ければ」

皐月「それ以上はダメだよ」

秋月「ですね…」

皐月「赤城さんたちと秋月が並んでたらかっこいいんだよねぇ…羨ましい!」

秋月「皐月さんが並べば可愛いですよ?」

皐月「そうやっておだてる気でしょ?かわいいね!」

秋月「そういってる皐月さんがやっぱりかわいいですね…」

皐月「ぐぬぬ…」

秋月「どうですか?間宮さんのところ行きませんか?奢りますよ」

皐月「えっ!?いいの!?」

秋月「もちろんです!」

皐月「やった!」

秋月「ふふ、やっぱり可愛いです」

皐月「あ!また言った!」

秋月「さて、行きましょうか」

皐月「奢りだからね!」

842: ◆and2h/yWHc 2015/12/10(木) 00:41:36.18 ID:ho/8pmTh0
☆秋イベ終了☆

提督「あー、今回も無事に終わった…」

戦艦棲姫「お疲れちゃーん」

空母棲姫「さすがの指揮だったな」

提督「そう言ってもらえると安心するよ…」

タ級「あなたを相手に戦っていたと考えると早めにこちらに来てよかったと思いますよ…」

ヲ級「ここの子達結構強いから…」

加賀「自慢の子達よ」

提督「そうだな…」

戦艦棲姫「未だにまだ深海棲艦は発生してきてるし…こればっかりは私じゃどうしようもないから、ごめんね?」

提督「いや、いいさ…仕方ない事だろう」

空母棲姫「私達が知らないような姫級も出てきている。もしかしたら私達の穴を埋めようとしているのかもしれんな…」

タ級「そう考えるのが自然ですね」

ヲ級「…そうしたら私達みたいなのがまた生まれるかもしれないでしょ?その子達、ここに来られるかなぁ」

提督「こちらとしては受け入れは出来るが…敵意と戦力を見ないと何とも言えんな…」

戦艦棲姫「ま、私達もいるしどうにかなるっしょ?」

提督「そうだな…その点かなり心強い」

加賀「その通りね。今回の作戦でも出てもらったし、本当に心強いわね…」

ヲ級「加賀に褒められると嬉しい…」

加賀「あなたもよくやっているわよ。もっと伸びるわ。頑張りましょうね」

ヲ級「ん…頑張る」

タ級「私はやっぱり金剛型の皆さんと一緒に訓練するのがいいですね…」

提督「そうだな。艤装の特性も金剛型に似ているし…もしかしたら金剛型だったのかもしれんな」

タ級「あぁ…それは考えたことがありませんでした。確かにありえますね…」

戦艦棲姫「私はやっぱり大和ちゃんと武蔵ちゃんかなー?まぁ、長門ちゃんとむっちゃんでもいいんだけど」

提督「さすが超火力超装甲」

空母棲姫「ダイソンと呼ばれるほどはあるな」

戦艦棲姫「どんな攻撃も吸ってあげましょう!」

加賀「厄介ね…」

提督「まぁ、何はともあれだ。今回も全員揃って作戦終了を迎えられた。これに勝る戦果はない」

空母棲姫「そうだな」

提督「これからも…誰も失わないように、全力を尽くそう」

加賀「御一緒します」

戦艦棲姫「カリスマだねぇ…私もついていくよー!」

タ級「私も御一緒致します」

ヲ級「提督になら…私も」

提督「よし!気を引き締め直して明日からも頑張っていこう!」

848: ◆and2h/yWHc 2015/12/12(土) 01:01:10.69 ID:9X8YmW8G0
☆クリスマス買出し☆

望月「加賀さんと2人ってのも珍しいよねー」

加賀「そうね、2人だけというのは珍しいわね」

望月「しっかしさぁ…盛り上がってるよね、クリスマスの準備」

加賀「そうね…1年に1度だもの。そういうあなたも楽しみでしょう?」

望月「ま、確かにそうだけどね」

加賀「たまにはこんな日もいいわ。みんな毎日戦っているんだから」

望月「最近は平和そのものだけどね」

加賀「油断はできないけれどね」

望月「慢心は死を招く、だね」

加賀「いつも言っているとおりよ」

望月「加賀さんも慢心してたら司令官取られちゃうんじゃない?」

加賀「私は提督を信頼してるわ。それだけで充分でしょう?」

望月「大人だねぇ…」

加賀「そんなことは無いわよ…」

望月「お、メール…」

加賀「何か追加で必要なものでもあるの?」

望月「いや?なんか、瑞鶴が機嫌悪いって…」

加賀「……あぁ、なるほど」

望月「やっぱ七面鳥料理出てるからかな」

加賀「そうね…十中八九それね」

望月「気にすることでもないと思うけどねぇ…」

加賀「そうね…もう全く気にしなくていいと思うわ」

望月「まぁ、誰がなんと言っても変わらなそうだし…毎年の恒例になるのかな」

加賀「そうね…」

望月「うー、寒っ…早く帰ってこたつで温まりたい…」

加賀「もう少しで買い物も終わるわ。後で何か暖かいもの、奢ってあげる」

望月「マジで!?やったー!」

加賀「…休暇が欲しいわね」

望月「言えば貰えるんじゃない?」

加賀「まぁ、私は貰えるでしょうね」

849: ◆and2h/yWHc 2015/12/12(土) 01:01:43.74 ID:9X8YmW8G0
望月「あ、あー…司令官か…」

加賀「そう。この前休み取っていたし…」

望月「私達は司令官居なくてもある程度大丈夫なんだけどね…」

加賀「まぁ、あれこれ言っても仕方ないわね。軍人だもの」

望月「ま、そうなんだけどね…」

加賀「こうしてクリスマス会なんて出来るだけでも幸せよ」

望月「そうだね…本当に司令官のおかげだよ」

加賀「稀代の変人として扱われそうね、のちのち」

望月「突拍子もないこと思いつくしね…」

加賀「深海棲艦との対話なんてその最たる例ね」

望月「まぁそのおかげで…って感じだけどね」

加賀「これで買うものはだいたい揃ったわね」

望月「早く帰ってこたつ入ろ?」

加賀「そうね…さすがに帰ったらこたつの吸引力には勝てないと思うわ」

望月「仕方ないよ…こたつはブラックホールなんだから…」

加賀「そうね…仕方ないわね…」

望月「さー、帰ろ帰ろっと」

加賀「温かい飲み物買うけれど、望月はどれにするかしら?」

望月「んーっと、んじゃあコーヒーで」

加賀「わかったわ」

望月「ありがとね、加賀さん」

加賀「いいのよ」

望月「さてさて、帰ろう帰ろうお家に帰ろーっと…」

850: ◆and2h/yWHc 2015/12/12(土) 01:03:12.71 ID:9X8YmW8G0
☆加賀さんクリスマスボイス!☆

加賀「メリークリスマス、か…」

提督「どうかしたか?」

加賀「いいえ、特に何も」

提督「そうか?その割には感慨深そうな感じだったが」

加賀「そうかしら?」

提督「ああ」

加賀「本当に特に何もなかったのだけれどね…あ、そういえば赤城さんは」

提督「あぁ、あいつはケーキの試食に回ってる」

加賀「まさに適材適所ね…」

提督「あいつでなければ務まらんからな…」

加賀「他の子では試食だけで満腹、なんてことも有り得ますからね」

提督「それではあんまりだからな」

加賀「私も少し行ってこようかしら」

提督「行くのか?」

加賀「どうしましょうか?」

提督「意地の悪い質問だな」

加賀「そうね。少し悪戯が過ぎたわ」

提督「かもな」

加賀「私は…」

提督「ん?」

加賀「こうやってまた来年もここで、みんなで同じ様にクリスマスを迎えられればいいと思います。そしてまた私は同じ様に感慨深そうに呟くと思いますよ」

加賀「メリークリスマス、か…と」

856: ◆and2h/yWHc 2015/12/16(水) 01:19:26.47 ID:bvkRbyUI0
☆大天使春雨☆

春雨「あのー、瑞鶴さん」

瑞鶴「ん、どうしたの?」

春雨「クリスマスパーティー用に料理の練習してたんですけど、ちょっと作りすぎちゃって…」

瑞鶴「あー、なるほどね…何作ってたの?」

春雨「七面鳥なんですけど…結構美味しく出来たと思うんです!」

瑞鶴「七面鳥…」

春雨「どうかしましたか?」

瑞鶴「…あー、ごめん。私パス」

春雨「七面鳥…嫌いでしたか?」

瑞鶴「…まぁそんなとこ」

春雨「……お、美味しいですよ?」

瑞鶴「…ごめん、食べれない」

春雨「…ぐす」

瑞鶴「あー!ごめん!ごめん春雨!本当にごめん!だから泣かないで!」

加賀「……何をしているの?」

春雨「か、加賀さぁん…」

瑞鶴「こ、これは…あの…」

加賀「情状酌量の余地はないわ。明日から訓練3倍よ」

瑞鶴「えっ…いや、それ死ぬんじゃ…」

加賀「足りなかったかしら?」

瑞鶴「いいえ!そんなことはございません!」

加賀「全く…それで、どうしたのかしら、春雨」

春雨「瑞鶴さんが七面鳥苦手だそうで…もったいないなぁって…」

加賀「七面鳥…ああ、なるほど。そういう事ね」

瑞鶴「恐らくお察しのとおりかと思われます!サー!」

加賀「馬鹿ね…そんなことを気にするなんて」

瑞鶴「うっ…」

加賀「だいたい昔のトラウマに引っ張られてばかりでどうするの」

瑞鶴「ぐぬぬ…」

加賀「今のあなたとあなたの艦載機はもう2度と七面鳥と揶揄される事なんてないわ。自信を持ちなさい」

瑞鶴「でも…」

春雨「あ、あの…難しい事はわかりませんけど…瑞鶴さんはとても強いと思います!」

瑞鶴「でも、まだまだ足りないんだよ…」

春雨「そうなんですか…?」

瑞鶴「他の鎮守府の『瑞鶴』より強くったって、『加賀』より強くったって…ここの!私の目の前にいる『加賀』に勝てないと意味がないのよ!」

加賀「いい意気込みね」

春雨「は、はぇ〜…」

瑞鶴「まだまだ現状勝てそうにもないし、それこそ加賀さん側から見たら七面鳥撃ちだけど…絶対!絶対勝つんだから!」

春雨「か、かっこいいですね…」

加賀「まぁ、そう簡単に負ける訳にはいかないわ。第一艦隊の旗艦を任されているからには、ね」

瑞鶴「ぐぬぬ…まずは赤城さんと翔鶴姉に勝てないと…」

加賀「そうね。あの2人に勝てない程度では…私に勝つなんて無理ね」

857: ◆and2h/yWHc 2015/12/16(水) 01:19:56.55 ID:bvkRbyUI0
瑞鶴「何も言い返せない…」

春雨「でも、毎日コツコツ努力していけば…きっと実を結ぶと思いますよ!」

加賀「春雨の言う通りよ。私の訓練はきついでしょう?その分ついてこれればトップクラスの仲間入りよ」

瑞鶴「自分の訓練がきついって自覚あったんだ…」

加賀「私と神通は鬼の訓練で有名よ…もっとも、ある意味では私よりも神通の方が怖いかも知れないわね」

瑞鶴「そこまで言わしめるとは…春雨は神通さんの訓練受けてたんだよね?」

春雨「はい。受けてました」

瑞鶴「どうだったの?」

春雨「……そうですね。一言で言えば地獄です」

瑞鶴「……えっ?」

春雨「笑顔で無理難題を突き付けられて、出来なければ訓練は終わらず…」

加賀「限界の少し上に目標設定するのが神通のやり方ね」

瑞鶴「それってつまり毎日自分の限界を突き破ってるってことじゃ…」

加賀「そうよ」

春雨「でも、そのおかげでみんなを守る力を持つことが出来ました!」

瑞鶴「新しく来る軽巡と駆逐艦の子達が心配になってきた…」

春雨「大丈夫ですよ!神通さん、優しいですから…」

加賀「優しいからこそ厳しいのね」

瑞鶴「…私、空母でよかったかも」

加賀「…そうね。今度少し神通に瑞鶴を預けてみようかしら」

瑞鶴「えっ」

春雨「空母の人が軽巡駆逐の訓練を受けるんですか?」

加賀「いえ…そこは神通がうまくやってくれるでしょう。的にするなり、訓練の相手役をやらせたり」

瑞鶴「で、でも…ほら、神通さんって軽巡だし空母の戦術とかは…」

加賀「詳しいわよ。作戦立案に関わったりしていたし、第一艦隊に入る時には空母と一緒に編成されるから動き方もわかっているはず」

瑞鶴「それってつまり基準点が加賀さんにあるってことじゃ…」

加賀「そうとも言えるわ」

瑞鶴「無理難題よ…」

春雨「でも、その無理難題をやれれば加賀さんと並べますよ?」

瑞鶴「…ぐっ、なるほど…」

加賀「せいぜい今のうちに食べれるだけ食べておきなさい。神通の訓練が始まってからじゃ…満足に好きな物も食べられないかもしれないわよ?」

春雨「あ、あの…」

加賀「七面鳥、私も頂くわ。瑞鶴、あなたも食べるでしょう?」

瑞鶴「…食べる!食べますよ!今のうちに食べれる物を食べとく!」

春雨「やった!用意してきますね!」

瑞鶴「あぁ…頑張らなくちゃ…」

863: ◆and2h/yWHc 2015/12/19(土) 00:57:36.77 ID:xHbX05600
☆手編み☆

叢雲「あ」

千代田「え?」

叢雲「あんた、それ手編み?」

千代田「え、うん。そうだけど…」

叢雲「へぇ…ついに市販品じゃサイズきつくなった?」

千代田「ちょっ…そんなんじゃないし!」

叢雲「冗談よ冗談」

千代田「ぐぬぬ…」

叢雲「あんたの事だし千歳にあげるついでなんでしょ?」

千代田「ご名答…」

叢雲「まぁ、あんたの事だしそんなことでしょうね。しっかし、まぁ良く出来てるわね」

千代田「叢雲もマフラー編んでたよね。すっごい上手かったじゃん」

叢雲「当たり前じゃない。私を誰だと思ってるのよ」

千代田「まぁどうせ提督さんにあげるついでだったんだろうけど」

叢雲「あれは違うわ」

千代田「あれは、ねぇ…」

叢雲「とりあえずあれは吹雪姉さんにあげる時についでに作ったやつよ」

千代田「へー、吹雪ちゃんにねぇ…」

叢雲「悪くないでしょ?たまには姉孝行してあげないと」

千代田「私も姉孝行を…」

叢雲「じゃあ姉離れね」

千代田「うえぇ…」

叢雲「ていうかシスコンが多すぎなのよ。山城を筆頭にしてね」

千代田「自覚はある」

叢雲「治す気はない」

千代田「我らが往くはシスコン道」

叢雲「何よそれ…」

千代田「セーターは作ったし次何作ろっかな〜…」

叢雲「露骨に話題そらしたわね…」

千代田「なんかいいのない?」

叢雲「手袋とか無難でいいんじゃない?」

千代田「それなら去年作ったよ」

叢雲「チッ…めんどくさいわね」

千代田「なんで舌打ちしたの!?」

叢雲「靴下とかいいんじゃない?足先とか冷えるし、あんたなら千歳の足のサイズぐらい知ってるでしょ」

864: ◆and2h/yWHc 2015/12/19(土) 00:58:10.58 ID:xHbX05600
千代田「靴下…そういうのもアリだね…」

叢雲「クリスマスの日には脱いだ靴下の中に酒でも入れとけば完璧じゃないの」

千代田「それはさすがにちょっと…最初から別に作るよ…」

叢雲「そっちの方が驚きよ…」

千代田「ステップアップしたいしまた鳳翔さんに教えてもらおうかな…」

叢雲「鳳翔さんはこの季節は忙しいわよ。あんたみたいに編物とか習いたいって言うのは沢山いるし」

千代田「だよねぇ…」

叢雲「司令官にでも習えばいいんじゃない?」

千代田「えっ、あの人できるの?」

叢雲「さぁ?大抵の事はできるしできるんじゃない?」

千代田「じゃあ気が向いたらで…」

叢雲「そんなんじゃ一生向かないわね」

千代田「そ、そんなことないもん!」

叢雲「ま、いいんじゃない。私には関係ないし」

千代田「あ、そうだ」

叢雲「何よ」

千代田「叢雲教えてよ」

叢雲「嫌よ、めんどくさい」

千代田「えー!いいじゃん!」

叢雲「大体教えることなんてないわよ。適当にやればいいじゃない」

千代田「適当にで済ませられる叢雲に教えてもらえればステップアップ間違いなし!」

叢雲「冗談よね、さすがに」

千代田「ね?お願い!お礼は…色々考えるから!」

叢雲「間宮」

千代田「ぐっ…」

叢雲「そうねぇ…羊羹1本、アイス2個でどう?」

千代田「ぐぬぬ…」

叢雲「譲歩はしないわよ」

千代田「くっ…わかったわ…」

叢雲「毎度ありー」

千代田「地味に痛い出費…」

叢雲「さぁ…やるからには完璧に仕上げるわよ!靴下なんて生ぬるい物じゃ終わらせないわ!」

千代田「っし!千歳お姉の為にも!」

叢雲「間宮羊羹とアイス分の働きはしてあげないとね!」

869: ◆and2h/yWHc 2015/12/23(水) 02:22:51.40 ID:DzdxDVic0
☆美しい日本語☆

グラーフ「日本語は美しいな…」

舞風「んー?どうしたのツェペリ」

グラーフ「いや、日本語というものは知れば知る程美しいと思ってな」

舞風「そーお?」

グラーフ「日本語だけではないな…日本の文化全体が美の極致にある」

舞風「美の…極致?」

グラーフ「例えばそう、舞風の好きなダンス…日本舞踊だな。名取に見せてもらったが私が見てきたものの中で最も美しかった」

舞風「あー、それは私も思うよ!」

グラーフ「かっこいい踊り、かわいい踊りは世界を探せばたくさんあるだろう…しかし、美しい踊りというのは少ないのではないか?まぁ、私はあまりダンスや踊りに詳しくはないから知らないだけかもしれないが」

舞風「確かにかっこいいのとかわいいのは最近のダンスに多いよねー」

グラーフ「話を戻そう。日本舞踊が美しいように日本語というのも美しいんだ」

舞風「ふんふん…」

グラーフ「日本語は習得するのが最も難しい言語だという話も聞く。実際私も苦労したしな」

舞風「日本で生まれた私達からしたら英語とかドイツ語の方がよっぽど難しいんだけどね」

グラーフ「幼い頃から聞きなれた言葉かどうかだろうな。私もドイツ語が難しいとは感じない」

舞風「そう考えると赤ちゃんとかの学習能力って凄いよね…」

グラーフ「全くだな…」

舞風「あ、また話逸らしちゃった」

グラーフ「まぁ、話が逸れていくのも話の楽しみだろう?」

舞風「だよねだよね!」

グラーフ「まぁ今回は話を戻すが…美しい日本語だ」

舞風「ツェペリ的にどこが美しいの?」

グラーフ「私が最も美しいと思うのは昔の日本語だな」

舞風「あー…いわゆる古典ってやつ?」

グラーフ「あぁ、そうだな」

舞風「んー…私はちょっと苦手かなー…」

グラーフ「それは学問として、だろう?」

舞風「そう、かも?」

870: ◆and2h/yWHc 2015/12/23(水) 02:23:24.15 ID:DzdxDVic0
グラーフ「美しいよ…日本語は。まだ私では理解出来ないところもあるが、それでもなお美しいと思える」

舞風「例えばどんなところが?」

グラーフ「ふむ…そうだな。例えば雨の名前1つとっても、ここにいる何人かの名前になる時雨、白露、村雨、春雨、五月雨。他にも沢山の名前がある」

舞風「…なにがなんだかわかんなくなりそう」

グラーフ「確かにそうだ。しかし多少の苦労も日本語の美しさを際立たせるスパイスになり得る」

舞風「へー…」

グラーフ「日本語はその季節、情景によって呼び名を変えていたんだ。それによって読み手の頭の中で書いた人物が見ていた物を見ることが出来る」

舞風「な、なるほど…」

グラーフ「確かに修飾していけば日本語以外でも読み手に書き手の見ていたものを見させることは出来る。しかし…1語では伝えきれない」

舞風「確かに…」

グラーフ「しかし日本語はそれが出来る。そこに…なんとも言葉にできない物が見える」

舞風「ツェペリは私よりも日本語上手かもね…」

グラーフ「私はまだまだだよ…」

舞風「そうかな?」

グラーフ「ああ。まだまだだ。だからこそまだ学ぶべきことが沢山あるぞ」

舞風「なるほど…」

グラーフ「日本の文化は世界的に見ても珍しい物が多い。学ぶべきところは沢山ある」

舞風「ツェペリは勉強好きだよね」

グラーフ「学ぶことはいいことだろう?自分の世界が広がっていくんだ、そしてどれだけ自分がちっぽけなものかわかる。特に加賀を見た時はそうだった」

舞風「加賀さん?」

グラーフ「あぁ。自分は腕はある方だと思っていたが…まさに井の中の蛙大海を知らずだ」

舞風「地中海の軍艦太平洋を知らず…みたいな?」

グラーフ「はは、上手いじゃないか。まったくもってその通りだな」

舞風「でも、今はもう知ってるでしょ?」

グラーフ「ああ。しっかり上を見て前を向けた。目標ができたよ」

舞風「目標がないと頑張れないからね!ダンスも、訓練もねー!」

グラーフ「舞風…君が皆に好かれる理由がよくわかるよ」

舞風「私は私らしくあれーっ!てねっ!」

グラーフ「私は私らしくあれ、か…」

舞風「そうだよ!だからツェペリもツェペリじゃなきゃダメなんだよ?」

グラーフ「…ああ。もちろんだ。私は私以外の何者にもなり得ない」

舞風「よーし!それじゃあまた頑張って行きましょー!」

875: ◆and2h/yWHc 2015/12/27(日) 01:43:40.06 ID:/IUfeaF70
☆萩風と☆

萩風「カレー、いかがでしょうか?」

加賀「美味しいわね…」

提督「メシウマ艦だ…最初からだ…」

萩風「よかったです!」

提督「このケーキもかなりの物だ…美味い…」

萩風「健康を考えてお砂糖バター控えめのケーキですよ!」

加賀「砂糖とバター控えめながらもこの味わい…いいわね。とても嬉しいものだわ」

萩風「ありがとうございますっ!」

提督「料理上手が増えてくれて嬉しい限りだな…」

加賀「鳳翔さんも間宮さんもいなかった頃は提督も含めて当番制でしたからね」

萩風「そうだったんですか?」

提督「そうだったんだよ…2人が来てから厨房は任せてるけどな」

加賀「酷かったわ…あの頃は…」

提督「……思い出したくないな。話題を変えよう」

加賀「…そうね」

提督「ん、そういえば萩風もサイドテールだな」

萩風「はい、そうなんです!」

加賀「お揃いね」

萩風「えへへ、実は加賀さんとお揃いにしたくて…」

加賀「あら、嬉しいわね」

提督「いいよなぁ…サイドテール…」

加賀「私の影響かしら」

提督「かもなぁ…」

萩風「お望みならこれからもずっとサイドテールにしますよ?」

提督「是非頼む」

萩風「わかりました!」

加賀「…たまには下ろしてみようかしら」

提督「加賀はなんでも似合うだろうな」

加賀「…そう」

萩風「加賀さん綺麗ですよね…何かしてらっしゃるんですか?」

加賀「特に何もしてないわ」

萩風「えっ、何もしてないんですか!?」

加賀「え、ええ…」

萩風「羨ましい…」

提督「……よくよく思うと艦娘ってみんな綺麗だったり可愛いよな」

加賀「そうね」

提督「そこに男1人って…そもそも男1人しかいない時点でだいぶダメな気がするんだが」

加賀「いいじゃないかしら。こうして鎮守府は回っているし」

萩風「そうですね…男の人が苦手な子もいますし、最低限が一番いいのかもしれません」

提督「確かに…確かにそうだ…」

876: ◆and2h/yWHc 2015/12/27(日) 01:44:05.80 ID:/IUfeaF70
加賀「まぁ、同性がいないとできない話なんかもあるでしょうけどね。その点提督は1人ですからね」

萩風「男の人しかいないところに1人放り込まれるのと同じような感じですからね…辛そうです」

提督「男所帯に女の子が放り込まれるよりはマシだとは思うがな…」

加賀「たいした差はないでしょう?」

提督「どうなんだろうな…」

萩風「何はともあれ、司令はお疲れでしょうから…お酒お持ちしましょうか?」

提督「いいな…頼めるか?」

萩風「もちろんです!何をお飲みになりますか?」

提督「無難にビール…いや、ウィスキーでいこう。響にもらったのがある」

加賀「響に貰ったものなら外れないわね。特にウィスキーは」

提督「ついでに葉巻も貰ったんだが、まだ吸ってないんだ。何本かいるか?」

加賀「ええ、いただくわ」

萩風「どうぞ、グラスもお持ちしました」

提督「ありがとう。何から何まで…」

萩風「いえいえ、お役に立てるのは嬉しいですから!」

加賀「いい子ね、本当に…」

提督「こんないい子を戦いに出すなんて考えられんな」

加賀「それはあなたが終わらせたでしょう」

提督「おっと、そうだった」

萩風「私はこれからの平和の為に頑張ります。だから私にも色々教えてくださいね」

加賀「ふふ、あなたはきっと伸びるわ。私が保証するわ」

提督「そこまで言うか。まぁ俺も伸びるだろうとは思っているが」

萩風「お2人のお墨付きをいただいたからには…この鎮守府の駆逐艦全員に勝てるぐらいにはならないと、ですね」

提督「随分と大きく出たな。だがそれでいい」

加賀「吹雪の焦る顔がその内見れますね」

萩風「よーし、私、頑張ります!」

提督「その頑張りる気持ちに応えて…戦略を教えておこうか」

加賀「そうね…まだまだ夜は長いもの」

萩風「よろしくおねがいしますっ!」

883: ◆and2h/yWHc 2016/01/01(金) 03:21:53.42 ID:gfm3GqlkO
☆食べる(意味深)☆

陽炎「ねえ、まるゆ」

まるゆ「何でしょうか?」

陽炎「まるゆの艤装を近代化改修に使うと運が上がるらしいじゃない?」

まるゆ「は、はい…」

陽炎「へぇ…そう…へぇ…」

まるゆ「あ、あのぉ…」

陽炎「まるゆを食べれば…ゴクリ」

まるゆ「た、食べれませんよ!?」

陽炎「あっはっは!わかってるわよ!冗談冗談!そんな怖がらないでよ!」

まるゆ「だって顔が本気でしたもん…」

陽炎「そりゃあ運が上げられるものなら上げたいし…」

まるゆ「ひえぇ…」

陽炎「でも、まるゆがいなくなるのは寂しいからねー。まるゆも妹みたいなもんだし」

まるゆ「妹ですか?」

陽炎「そ、妹!陽炎型は多いしねー、妹の1人2人増えても全然大丈夫!」

まるゆ「お姉ちゃんが出来るんですか…」

陽炎「そうよ!まぁ、鎮守府のみんな家族みたいなものだけどね!」

まるゆ「そうですね…」

陽炎「だからいいのよ!お姉ちゃんって呼んでも!」

まるゆ「え、えぇ…?」

陽炎「ほら!お姉ちゃんって!」

まるゆ「お…お姉…ちゃん」

陽炎「こ、これは…し、不知火ー!不知火!来なさーい!」

不知火「何ですか…うるさいですね…」

陽炎「妹!妹が増えたわよ!」

まるゆ「あ、あの、えっと…」

不知火「あまりまるゆを困らせないであげて、陽炎」

陽炎「そんなことはいいのよ不知火!」

不知火「何がいいんですか…」

陽炎「まーるゆ、もう一回言ってみて?」

まるゆ「お、お姉ちゃん…」

不知火「……!!」

陽炎「わかった?わかったこの破壊力」

不知火「…まぁ、確かに破壊力は高いですね」

陽炎「…このポテンシャルよ」

不知火「でも、あまり迷惑はかけすぎないでくださいよ」

陽炎「わかってるわかってるー!」

まるゆ「あ、不知火さん帰っちゃうんですか?」

不知火「……もう少しいましょうか」

陽炎「不知火が墜ちた…」

まるゆ「もうすぐ年が変わりますね…」

陽炎「この前クリスマスだったのにね」

884: ◆and2h/yWHc 2016/01/01(金) 03:22:22.69 ID:gfm3GqlkO
不知火「時が経つのは早いですね」

まるゆ「本当ですね…」

陽炎「はー、来年が来るのよ…」

不知火「来年は今までとは違う年になりそうですね」

まるゆ「そうですね…」

陽炎「まぁ、でも平和な1年じゃないの?」

不知火「そうね。完全な平和とは言えないけど、再来年は完全な平和にしたいわね」

まるゆ「まるゆは…あまり力になれるかわかりませんが…」

陽炎「まるゆはいてくれるだけでいいのよ!ね!」

不知火「そうですね。いてくれるだけでいいんですよ、まるゆ」

まるゆ「そ、そうなんですか?」

陽炎「そうよ!ま、妹に無理させない為に頑張るのも姉の仕事ってね!」

不知火「そうですね。陽炎にしてはいいこと言いましたね」

陽炎「にしてはってのは無駄よ!」

まるゆ「陽炎さん…不知火さん…」

陽炎「まぁ、姉に任せなさい!」

不知火「陽炎が頼りないなら私もいますからね」

陽炎「頼りないは余計よ!」

まるゆ「陽炎さんも不知火さんも頼らせてもらいますっ!」

陽炎「まるゆはいい子ね…」

不知火「同意です…」

陽炎「こんな子を食べるなんてできないわねー」

まるゆ「え?」

不知火「は?」

陽炎「あ、いや、今のは違うのよ!?」

不知火「…まるゆ、行きましょうか。間宮でアイス奢りますよ」

まるゆ「はい!」

陽炎「ちょ、ちょっと!待って!待ってってばー!」

889: ◆and2h/yWHc 2016/01/09(土) 01:34:35.32 ID:E9eq6MoF0
☆料理☆

加賀「あの、鳳翔さん」

鳳翔「どうかしましたか?」

加賀「私に料理を教えていただけませんか?」

鳳翔「ふふ、ついにですか」

加賀「はい…」

鳳翔「提督に任せてばかりは嫌になりましたか?」

加賀「そうですね…料理をする時は限られてきますし、その限られてくる時には提督に任せっきりというのは…」

鳳翔「らしいですね。それでは厨房に行きましょうか」

加賀「わかりました」

〜厨房〜

鳳翔「さて、まず料理と一言に言っても様々な物があります」

加賀「えぇ」

鳳翔「ですけど、加賀は一応基本はきちんと押さえられていると思います」

加賀「比叡の惨事を体験しましたから…」

鳳翔「ええ。だからこそ、基本的な事は押さえているでしょう?きちんと味見をする事などですね」

加賀「はい。重々」

鳳翔「あとは…野菜の切り方なんかは大丈夫でしょう。魚のおろし方などは追々教えて行きましょう」

加賀「ありがとうございます。鳳翔さん」

鳳翔「いえいえ。さて、それでは今日は簡単な味噌汁を作ってみましょうか」

加賀「味噌汁ですか…」

鳳翔「はい。魚と肉を使うのは今度にして、今回は味噌汁です。味噌汁は簡単ですが奥が深いですからね」

加賀「わかりました」

鳳翔「今回は麦味噌を使って作りましょう。主に九州の方で使われる味噌ですね。武蔵さん達には馴染み深いと思います」

加賀「甘いと言われている味噌ですね」

鳳翔「そうですね。この味噌以外を使う地域の人からしたら甘いと思うかもしれませんね。中にはタバスコを味噌汁に入れる人もいるとか」

加賀「タバスコですか…わからないですね、それは」

鳳翔「私もやったことは無いですね。特に麦味噌が甘すぎると思ったこともないですし…」

加賀「まぁ、出来る機会があればということで…」

鳳翔「そうですね…」

加賀「それで、この先はどうするんですか?」

鳳翔「そうですね…ダシは今日は顆粒のカツオだしを使いましょうか。料理に慣れてきた頃にかつおぶしからダシを取りましょう」

加賀「顆粒ですね。わかりました」

鳳翔「顆粒ダシを入れる前に、水と揚げを入れて沸騰させましょう。沸騰したら顆粒ダシとエノキを入れて再沸騰させます」

加賀「そして味噌を溶かす、ですね」

鳳翔「その通りです。そしてまた沸騰寸前まで火にかけて、お好みでネギを散らして完成です」

加賀「結構簡単なのですね」

鳳翔「これはいわば基本ですからね。色々と工夫して好みに近づけるのがいいと思いますよ」

890: ◆and2h/yWHc 2016/01/09(土) 01:35:03.82 ID:E9eq6MoF0
加賀「なるほど…」

鳳翔「味噌汁は和食の定番ですからね。朝食から夕食までいつでも出せます。だからこそ工夫が必要なんですよ」

加賀「飽きを防ぐため、ですか」

鳳翔「その通りです。いくら美味しいものでも飽きてしまえばその美味しさを感じることができませんからね」

加賀「なるほど。さすが鳳翔さんです」

鳳翔「ふふ、間宮さんと伊良子さんにも言ってあげてくださいね」

加賀「間宮さんと伊良子さんの甘味は本当に美味しいですからね…」

鳳翔「私は甘味はあまり作らないので勉強ばかりですね…洋食も勉強ばかりです」

加賀「洋食といえば…磯風あたりですか」

鳳翔「そうですね。よく洋食の作り方は教えて貰ってます」

加賀「そういえば、イタリア料理の方も勉強されているとか」

鳳翔「イタリアの子達も来ましたからね…ドイツ料理も教えて貰ってますよ」

加賀「本当に鳳翔さんには頭が上がりませんね…」

鳳翔「私は前線に出ない分前線に出る子達を助けないとダメですからね…でも、料理は好きですし、美味しそうに食べてくれる顔はもっと好きです」

加賀「鳳翔さんらしいです」

鳳翔「ふふ…やっぱり、料理に1番大切なのは愛ですよ。食べてくれる人の笑顔を想像しながら作ると美味しくできますから」

加賀「愛…ですか」

鳳翔「ベタですけどね。何度もどこででも言われる理由はあるということですよ」

加賀「確かに、その通りです…」

鳳翔「きっと、提督もわかってくれますよ。加賀がどんな気持ちを込めて作ったか」

加賀「…そうですかね」

鳳翔「ええ。きっとわかりますよ」

加賀「やっぱり私は、感情表現が苦手ですね…」

鳳翔「そんな加賀を選んだ提督ですから。安心して大丈夫ですよ」

加賀「ええ…そうですね…」

鳳翔「さ、もう一度1からおさらいしてみましょうか。本番で失敗しないように」

加賀「はい。よろしくお願いします、鳳翔さん」

895: ◆and2h/yWHc 2016/01/14(木) 00:56:41.77 ID:Tie8doVd0
☆防寒☆

能代「最近また一段と寒いわね…」

時雨「そうだね…これでも例年より暖かいんだけどね」

能代「そうけどね…やっぱり寒いものは寒いわね」

時雨「僕は暑いよりはいいけど…」

能代「確かにそうよね…」

時雨「寒いのは対策できるけど暑いのはどうしようもないからね…」

能代「暑い時にはクーラーつけちゃうしかないし…寒い時には着込んで少し運動すればいいけど…」

時雨「能代は何か寒さ対策、してるかい?」

能代「そうねぇ…部屋なら阿賀野姉ぇと酒匂がいるからこたつと電気ストーブは常についてるようなものだし…」

時雨「それならあまり着込まなくても良さそうだね」

能代「そうね。隙間風もないし、快適ね!」

時雨「僕達の部屋も同じような感じだね。こたつに電気ストーブ。特にこたつはね」

能代「あれが出てきたおかげで阿賀野姉ぇも酒匂もこたつから出てこなくなって…阿賀野姉ぇまた太ったみたい…」

時雨「今年も加賀さんの新年特訓の対象かな…」

能代「ちゃんと適度に動いてれば新年特訓に参加させられることになんてならないのに…自堕落な生活を送って正月太りなんかするから…」

時雨「あの特訓も寒いだろうね…」

能代「阿賀野姉ぇは去年かなり着込んでカイロもいくつも貼って行ってたっけ…」

時雨「冬の海は寒いからね…正直この季節は本当に海に出たくないよ」

能代「それはみんなでしょうね…」

時雨「着込むとだいぶマシにはなるけどね…」

能代「でも着込みすぎると太ってるように見えるし…」

時雨「そこはもう割り切るしかないんじゃないかな。提督も分かってるだろうし、背に腹は変えられないよ…」

能代「やっぱりそうよね…私もちょっと正月太りしちゃったし痩せないと…」

時雨「能代は今ぐらいがちょうどいいと僕は思うけどな…というかみんな痩せすぎだと思うよ」

能代「そういう時雨もよ」

時雨「そうかな…やっぱり他の人から見ればそう見えるのかな」

能代「そうね…客観的に見た意見と主観的な意見はかなり変わってくるわね」

時雨「厄介だね…」

能代「厄介ね…」

時雨「…こたつは眠くなるね」

能代「こたつにどてらは破壊力高いわね…」

時雨「いつも賑やかな姉と妹もいないし」

能代「たまにはこうやってのんびりまったりもいいわねぇ…」

時雨「矢矧もしっかりしててそっちは良さそうだね…」

能代「でもこの季節は矢矧ですらだらけがちだから…まぁ、私もだけど…」

時雨「こっちには白露姉さんと夕立と涼風がいるから…」

能代「あー、あの3人元気だものね…」

時雨「大変だけど元気は貰ってるよ」

能代「羨ましいわね…うちの駄姉は寝てばっかりだから…」

時雨「あはは…そればっかりはどうしようもないね…」

能代「寒いだのなんのって言って動かないのよ…」

時雨「あー、だから防寒をさせて外に出したいと」

896: ◆and2h/yWHc 2016/01/14(木) 00:57:27.83 ID:Tie8doVd0
能代「その通り…さすが時雨ね」

時雨「それほどでもないよ」

能代「それで、何かいい手はない?」

時雨「やっぱり着込むのがベストだね。ベストを…」

能代「20点ね」

時雨「手厳しいね」

能代「ふふ、でも時雨がそんなことを言うとは思わなかったわ」

時雨「僕だってたまには言ってみたくなるさ」

能代「そうね」

時雨「さて、話は戻るけど…最近はヒートテックもあるし、ダウンジャケットなんかも軽いものが多いし…」

能代「そうね…重ね着よね、やっぱり。なんだかんだで阿賀野姉ぇはおしゃれだし…」

時雨「阿賀野はやる気になれば凄いタイプだと思うんだけどね…」

能代「やる気を出すのがね…」

時雨「まぁ…何はともあれまずは買い物に行ってみたらどうかな」

能代「そうね…次の冬にも使えそうなのを買っておけば…」

時雨「加賀さんに頼めばきっと一緒に来てくれるだろうしいいんじゃないかな?」

能代「そうね!それはいいわね!」

時雨「加賀さんは面倒見いいからね。もしかしたらついでに提督もついてくるんじゃない?」

能代「提督忙しいと思うけど…」

時雨「そこは…上手く休みを合わせてくれるんじゃないかな?」

能代「どうかしら…」

時雨「でも、提督が来るとなれば阿賀野のやる気はもっと上がるだろうね」

能代「そうね…そこは期待しようかしら」

時雨「その予定は後から詰めるとして…今はこのゆっくりした時間を満喫しようよ…」

能代「なかなかこんな時間ないものね…」

時雨「僕はちょっとみかん取ってくるよ」

能代「あら、悪いわね…」

時雨「能代は一応お客さんだからね」

能代「ならお客さんはお客さんらしくしてようかしら」

時雨「うん、そうだね。くつろいでくれてていいよ」

能代「しっかりしてるわね…時雨が妹だったら良かったのに…」

時雨「家族みたいなものじゃないか。僕と能代だけじゃなくて、みんな含めてね」

能代「ふふ…そうね…」

902: ◆and2h/yWHc 2016/01/18(月) 01:55:09.85 ID:cKK+i4qJ0
☆朝潮と不知火の正月☆

朝潮「はい、不知火お雑煮」

不知火「ああ、ありがとうございます」

朝潮「美味しく出来てると思うけど…」

不知火「朝潮の料理なら外れはないでしょう」

朝潮「私はまだまだよ…」

不知火「そう?まぁ、向上心があるのはいいと思うけれど」

朝潮「それで…どう?」

不知火「美味しく出来てるわ。さすがね」

朝潮「よし!」

不知火「色々任せて悪いわね」

朝潮「いいのよ。私も好きでやってるんだし」

不知火「さすが長女ね」

朝潮「でも不知火の落ち着きは羨ましい…」

不知火「そう?朝潮はもう少しはっちゃけてもいいと思うのだけど」

朝潮「そうかな…」

不知火「まぁ、真面目なところも含めて朝潮の良さなのだけど」

朝潮「そ、そんな…」

不知火「不知火は好きよ。朝潮の真面目なところ」

朝潮「…不知火ってイケメンよね」

不知火「割と言われるわ」

朝潮「というか陽炎型ってイケメン多くない?」

不知火「さぁ…あまり気にしたことがないからわからないわ」

朝潮「陽炎、不知火、磯風、嵐、野分…」

不知火「そう並べてみると、確かにそうかもしれないわね」

朝潮「私からしたらみんなかわいい妹だけどねー…」

不知火「朝潮型の次級は陽炎型だものね」

朝潮「それもあるけど…あ、みかん食べる?」

不知火「いただくわ」

朝潮「はーい」

不知火「しかし…正月にのんびりできてよかったわ」

朝潮「去年は不知火忙しそうだったわね」

不知火「そうね…」

朝潮「あ、灰皿持って来る?」

不知火「いえ、いいわ。朝潮は吸わないでしょう?」

朝潮「私のことは気にしなくていいのよ?」

不知火「私が気にするわ」

朝潮「そう?」

不知火「そうよ。自分の中でのルールを破るわけにはいかないのよ」

朝潮「どんなルール?」

不知火「非喫煙者の前では絶対に吸わない。吸うなら喫煙者しかいない所か喫煙所で」

朝潮「厳しい…の?」

903: ◆and2h/yWHc 2016/01/18(月) 01:55:44.39 ID:cKK+i4qJ0
不知火「さぁ?破ったことがないのでどうとも言えないわね」

朝潮「不知火は偉いわね…他の人の事をきちんと考えられて…」

不知火「回り回って自分に戻ってくることが分かってるからこそよ」

朝潮「それがわかってるのも凄いと思うけど…あ、そういえば余ってるおせち料理あるけど食べる?」

不知火「いただきます。何から何まで悪いわね」

朝潮「さっきも言ったけど好きでやってるんだしいいのよ!」

不知火「朝潮みたいな姉が欲しかったわ…」

朝潮「陽炎もいい子じゃない?」

不知火「陽炎ら思いついたように変なことをしだすから…後処理はやらさせられるし」

朝潮「あー…なるほど…」

不知火「他にも手伝ってくれる子がいるからまだしも、もし私1人だけなら早々に見限ってるわ」

朝潮「そうは言っても多分なんだかんだで見限らないでしょ?」

不知火「さて、どうでしょうか…」

朝潮「不知火は優しいからね」

不知火「…そう」

朝潮「照れるとかわいいけど」

不知火「あまり言われ慣れないことを言われると新鮮ね…」

朝潮「私は不知火のいいところたくさんわかってるからね」

不知火「…ありがとうございます」

朝潮「ふふ、いいのよ」

不知火「これ以上あまりボロを出したくないから少し寝ることにするわ…」

朝潮「そう?布団は?」

不知火「そんなに長く寝るつもりはないからここでいいわ」

朝潮「こたつで寝ると風邪ひくわよ?」

不知火「大丈夫よ」

朝潮「そう…じゃあいつごろ起こす?」

不知火「そうね…2時間後ぐらいに起きてなかったら起こしてくれる?」

朝潮「わかったわ。それじゃおやすみ」

不知火「えぇ、おやすみ」

朝潮「さて…私も洗い物したら少し寝ようかな…」

906: ◆and2h/yWHc 2016/01/25(月) 02:42:01.30 ID:diSgKD8Y0
☆提督達の正月☆

戦艦棲姫「あー…こたつきもちいー…」

タ級「だらしないですよ戦艦棲姫様…」

提督「正月ぐらいはいいだろう…」

ヲ級「こたつが全部悪い…」

空母棲姫「おい、酒を買ってきてやったぞ」

加賀「ああ、ありがとう」

空母棲姫「しかしなんだこれは、まるで死屍累々じゃないか…見回りに出ていた間に何があった?」

加賀「あなたが見回りに出た後に戦艦棲姫が酒を開けて飲んでご覧の通りよ」

空母棲姫「ふむ…タ級と加賀は大丈夫そうだが」

タ級「私は戦艦棲姫様が心配だったのであまり飲んでいませんので…」

加賀「私は強い方だから」

提督「…ああ、帰ってきたか空母棲姫」

空母棲姫「ああ」

提督「寒かっただろ、こたつ入れ」

空母棲姫「助かる」

戦艦棲姫「空母棲姫ちゃーん!もっとテンション上げなさいよー!」

ヲ級「戦艦棲姫、うるさい」

戦艦棲姫「あー!今うるさいって言ったねー!」

加賀「完全に酔ってるわねこれ」

空母棲姫「全く…」

提督「……あー、そうだ。料理出さなきゃな、空母棲姫腹減っただろ」

空母棲姫「今から作るのか?」

提督「おせちの余りとあとちょこっと何か作ろうか」

空母棲姫「いや、おせちの余りだけでいい。今の提督に料理はさせたくない」

提督「大丈夫大丈夫…」

加賀「大丈夫じゃないですから大人しく座っててください」

タ級「あ、じゃあ私が料理取ってきますね。レンジでチンしてきます」

加賀「ありがとうタ級」

タ級「いえいえ、大丈夫ですよ」

戦艦棲姫「あれ、タっちゃんどこ行くの?」

タ級「料理を取りに行くだけですよ」

戦艦棲姫「酒追加よろしくぅ!」

タ級「まだ飲むんですか…」

戦艦棲姫「飲む飲むー!」

ヲ級「そろそろ大人しく寝た方がいいと思う」

戦艦棲姫「えー、折角後のこと考えないで飲めるのに…飲める時に飲まなくちゃ!」

空母棲姫「ろくでもない酔っ払いだな」

加賀「大人しく寝てくれると楽なのだけれどね」

ヲ級「寝た方がいいと思うよ?」

907: ◆and2h/yWHc 2016/01/25(月) 02:42:27.85 ID:diSgKD8Y0
戦艦棲姫「だーかーらー!寝ないって言ってるでしょ!」

タ級「料理取ってきましたよ」

戦艦棲姫「タっちゃん酒はー?」

タ級「持ってきましたよ」

戦艦棲姫「タっちゃん大好き!」

タ級「はいはい…全く都合がいい人ですね」

空母棲姫「ほう…美味そうじゃないか」

提督「お手製だぞ。結構美味いと思うぞ」

加賀「美味しかったわね」

戦艦棲姫「お料理男子はいいよねー」

タ級「羨ましいです…」

ヲ級「美味しかったよ。食べすぎると太っちゃうよ」

空母棲姫「ふむ…まぁ、食べても太らない体質だから問題は無いが」

加賀「あら、なら気にしなくていいじゃない」

空母棲姫「ああ。余計なことを気にせず美味いものを味わえるというのは実にいい事だ」

加賀「食べすぎてもその分運動していれば太らないはずなのだけれどね」

タ級「なかなかそれが出来ない人が多いからこそじゃないですか?」

提督「難儀な事だな…」

ヲ級「提督は締まってるから大丈夫だね」

提督「だらしない体はしてられないからな」

空母棲姫「いい心がけだ」

戦艦棲姫「ほー…んで、提督って強いの?」

提督「お前達と比べるなら手も足も出ないだろう」

タ級「それはそうでしょう…」

加賀「艦娘相手に張り合える人間がいるなら見てみたいわね」

空母棲姫「是非手合わせ願いたいものだ」

提督「果たしてそれはもう人間と呼べるのか…」

タ級「厳しいところですね…」

戦艦棲姫「で、どうなのどうなの?人間の中ではどのぐらいなの?」

908: ◆and2h/yWHc 2016/01/25(月) 02:43:00.43 ID:diSgKD8Y0
提督「海軍の中でなら10番以内には入っていると思うが…」

加賀「弓なら勝てる人はいないんじゃないのかしら」

提督「そうだな…」

空母棲姫「提督の弓の腕前は見事としか言いようがないからな」

ヲ級「うん。とても真似なんて出来ない」

タ級「そんなに凄いんですか?」

空母棲姫「ああ、それはもう」

戦艦棲姫「提督ー!今度弓教えてー!」

提督「ああ、いいぞ」

加賀「弓道場がまた手狭になるわね…」

提督「いざとなれば職人妖精に頼んで広くしてもらうさ」

タ級「妖精ですか…ここに初めて来た時心底驚きましたね…」

戦艦棲姫「私達の艤装には妖精なんていないしねー」

ヲ級「妖精さん達かわいいよ?」

空母棲姫「姿はかわいらしいが、実に頼りになるな」

加賀「私達が戦えるのは妖精と提督のおかげよ」

空母棲姫「ふむ…勝てる道理がないな」

戦艦棲姫「想いの力ってやつ?案外シャレになんないよねー」

提督「ほう…興味深いなそれは」

ヲ級「想いが強い人は強いよ。こう…パーって光ってて」

タ級「抽象的ですが、まさにその通りとしか…」

加賀「なるほど…」

提督「なんか…ガンダムみたいだな」

戦艦棲姫「たかが石ころ一つガンダムで押し出してやる!ってな感じ?」

加賀「ああ、逆シャア見たのね」

戦艦棲姫「見たよ!」

ヲ級「シャアは  コン」

提督「シャア好きなんだがな…」

タ級「あれは擁護しようがありませんよ…」

空母棲姫「何の話だ…」

戦艦棲姫「今度一緒に見ようねー」

空母棲姫「何をだ」

戦艦棲姫「逆シャア」

空母棲姫「それは…そのガンダムという奴か」

タ級「百聞は一見にしかずですよ、空母棲姫様」

ヲ級「ファンネルが艦載機みたいでかっこいいよ」

空母棲姫「ふむ…ならば見てみようか」

加賀「どうせなら今から見る?」

提督「それがいいな、どうせ暇だしな」

戦艦棲姫「じゃあ準備しよー!善は急げだよ!」

タ級「了解です。じゃあ準備しますね」

空母棲姫「ふふ、楽しみだな…」

913: ◆and2h/yWHc 2016/01/31(日) 01:05:36.09 ID:JRAGP0f/O
☆霞改二おめでとう!☆

朝潮「おめでとー!」

荒潮「あらあら、おめでたいわねぇ」

朝雲「おめでと」

満潮「まぁ、おめでとう」

霞「みんなありがと」

朝潮「ということでパーティー!」

朝雲「山雲と霰と大潮は出撃してるから明日また開き直すけどね」

荒潮「そうねぇ〜…書き手の技量が足りないとかじゃないわよね〜」

満潮「荒潮姉メタ発言はそこまで!」

霞「…いつも通りね」

朝雲「特別なことして欲しいの?」

朝潮「それなら明日は鳳翔さんと間宮さんにも手伝って貰って…」

霞「そこまでしなくていいわよ!」

荒潮「霞ちゃんはこの雰囲気が好きなのよね〜?」

霞「相変わらずエスパーみたいに人の考えてること当ててくるわね…」

荒潮「あらあら、エスパーだなんて」

朝雲「でも本当にそうかと思っちゃうこと多いし」

満潮「時々それで救われてるしね」

朝潮「正直よく助かってる」

荒潮「あら?あらあら…」

朝潮「ま、それは置いといて!ほら、お姉ちゃん料理作ったから霞食べて?」

霞「しっかし…よくこんなに作ったわね。明日も作るつもりなんでしょ?」

朝潮「もちろん!」

朝雲「朝潮姉は凄いよね…」

満潮「親バカならぬ妹バカ?」

荒潮「いいじゃない?そこがいいところなのよ」

霞「明日は私も手伝うわよ」

朝潮「え?主役が手伝っちゃ…」

霞「そんなルールなんてないじゃないの」

満潮「あら、強引」

荒潮「あらあら、イケメン」

朝雲「きゃー、かっこいいー」

霞「なんなのよあんた達!!!」

朝潮「ふふ…じゃあ霞ちゃん明日は手伝ってくれる?」

霞「いいわよ。料理、嫌いじゃないしね」

荒潮「毎日練習してたからかしらね〜、誰かさんのために」

満潮「改二が来てデレ期入った?」

朝雲「ツンツンし過ぎる満潮姉よりはいいと思うけど」

914: ◆and2h/yWHc 2016/01/31(日) 01:06:11.57 ID:JRAGP0f/O
満潮「何か言った?」

朝雲「何も言ってません!!」

霞「朝潮型って個性的なの揃ってるわよね…まともに見える朝雲もよくよく見てみたらたまにおかしいし」

朝雲「おかしいって何よ!」

朝潮「みんなかわいい妹よ!」

荒潮「あらあら、妹バカの本領発揮ね〜」

満潮「霞も含めてみんな個性的ね」

朝雲「ツンデレも2人もいるしね」

霞「誰がっ!」

満潮「ツンデレよ!」

荒潮「あらあら〜…」

朝雲「誰も名指ししてないんだけどなー」

朝潮「ふふ、なかなか策士ね」

満潮「改二になっても全く進歩してないわね霞!」

霞「人のこと言えた立場かしら!?」

荒潮「似たもの同士ね〜」

朝潮「盛り上がるのはいいけど、ヒートアップし過ぎないようにね」

朝雲「さすがにこれ以上は燃料投下できないわねー」

霞「ったく…変わらないわね、みんな」

満潮「霞もね」

霞「そうね…」

朝潮「じゃあそんな霞ちゃんだけど…これからの抱負は?」

霞「そうねぇ…やっぱりここを守ることね。私が私でいられるこの居場所を守ること。今までより強い力を持って…私は絶対に守り抜くわよ」

荒潮「あらあら、霞ちゃんらしいわね」

満潮「…ふぅん」

朝雲「妹に守られてばっかりは…ねぇ?」

朝潮「よし!また訓練やりましょ!」

荒潮「あら、いいわね〜」

満潮「それなら…霞!あんたに実力不足を思い知らせてあげるわ!」

霞「上等よ!」

朝雲「ふふふ…朝潮型らしくなって来たわね!」

霞「なんなら今からやるわよ!パーティーは明日に回すわ!」

荒潮「あらあら〜?」

朝潮「じゃあ司令官のところに行って演習場使わせてもらえるように言ってくるわ!」

満潮「朝雲!艤装の準備やるわよ!」

朝雲「わかったわ!」

霞「さぁ!やるわよ!」

荒潮「あらあら…うふふ…」

919: ◆and2h/yWHc 2016/02/17(水) 01:32:18.16 ID:cb+LNyht0
☆ナイスレディ吹雪☆

吹雪「いいなぁ…」

摩耶「あん?何がだよ」

吹雪「ボン、キュッ、ボン!なボディですよ!」

摩耶「あー、なんだそんな事かよ」

吹雪「そんなこととは何ですか!」

摩耶「大体お前まだ成長期の身体だろ?」

吹雪「艦娘である限り成長しないじゃないですか!」

摩耶「まぁそうだけどよ…それならどうしようもねぇだろ…」

吹雪「ほら、何かないんですか…こう、成長とかじゃないバストアップの方法とか」

摩耶「あー、ねぇんじゃねぇの?知らねぇけど」

吹雪「まぁ、摩耶さんは困らなさそうですしねー」

摩耶「ていうかこれはこれで…」

吹雪「はいストップ!それは聞き飽きました!」

摩耶「んだよ…ったく」

吹雪「無いものねだりって言うのはわかってるんですけどねー」

摩耶「無いものだからこそねだっちまうんだろうなぁ」

吹雪「ご名答です。太ればダイエットしなきゃと思うように、平地は山になりたいの望むんですよ」

摩耶「微妙に例えがズレてる気もするが…まぁわかる」

吹雪「それにほら、好きな人の好きな体になりたいって思うじゃないですか」

摩耶「ありのままが好きとか言うだろうけど…そういうことじゃねぇんだろ?」

吹雪「さすが摩耶さんですね!高雄型の中で最も乙女だと名高いだけありますね!」

摩耶「うっせぇ!」

吹雪「そんな摩耶さんが私は好きですよ〜」

摩耶「あー、もうこいつは!」

吹雪「ふふーん」

摩耶「憎めねぇからタチが悪いんだよ…しかもそれを自覚してるから余計にな…」

吹雪「己を知り敵を知れば百戦危うからずですよ!」

摩耶「真理だな…」

吹雪「どんな戦いも大体これで勝てます!恋以外は」

摩耶「最後が厄介だな」

吹雪「全くもってその通りです…」

摩耶「そんな時には君子危うきに近寄らず、か」

吹雪「辛いですね…」

摩耶「ただの周りのヤツとして近くにいる事の方がよっぽど辛いと思うけどな」

吹雪「やっぱり摩耶さんとは仲良くなれそうですね!」

摩耶「十分仲は良いだろ…」

吹雪「まだまだですよ!今度一緒に小旅行なんかいかがですか?」

摩耶「お前そういうの企画するの好きだよな…」

吹雪「楽しいですからねー、何よりも私のプランでみんなが楽しんでくれるのが嬉しいですよ!」

920: ◆and2h/yWHc 2016/02/17(水) 01:32:44.08 ID:cb+LNyht0
摩耶「…お前ほんっといいヤツだよな」

吹雪「いやー、照れますね」

摩耶「ま、小旅行ぐらいなら一緒に行ってもいいぜ。吹雪となら楽しめそうだしな」

吹雪「摩耶さんもツンデレですねー。まぁそこがいいんですけど!」

摩耶「ばーか、んな事はもう言われ慣れたわ」

吹雪「あら…照れる摩耶さんを見れませんでしたね…」

摩耶「ところでどんな所行くとかぼんやりでもあんのか?」

吹雪「それはもうパワースポットですよ!こう、胸とかに効果ありそうなところ」

摩耶「まだこだわってたのかそこに…」

吹雪「一生こだわり続けますよ!女の子の永久の宿命です!」

摩耶「へぇ…そんなもんかね」

吹雪「摩耶さんには胸がしぼむ呪いをかけといてあげます」

摩耶「そんなもんがあるなら是非見てみたいね」

吹雪「ぐぬぬ…」

摩耶「ま、そう言いながらもあんまり執着心はねぇんだろ?」

吹雪「いいえ?ありますよ。バリバリありますよ!」

摩耶「あんのかよ…」

吹雪「ここを諦めたらダメなんですよ!…あっ、そうだ」

摩耶「あん?」

吹雪「摩耶さんバレンタインどうするんですか?」

摩耶「どうするも何も…どうもしねぇけど」

吹雪「せめて買いましょうよ…」

摩耶「めんどくせぇ…」

吹雪「そんな摩耶さんに提案があります」

摩耶「なんだよ」

吹雪「私はこの後チョコを手作りするつもりです。そこで一緒に作りませんか?」

摩耶「なんで作る必要があんだよ…」

吹雪「いつもお世話になってる人には贈るべきなんです!分かりますか!?」

摩耶「あー!わかったわかった!作りゃいいんだろ!」

吹雪「分かればいいんです!」

摩耶「あー、ちくしょ…また押し切られた…」

吹雪「さぁ、厨房行きますよ!摩耶さんの女子力をカンストさせるぞー!おー!」

摩耶「あ!?ちょっと待てよ!どういう事だよそれ!」

吹雪「そのまんまの意味ですよ!」

摩耶「てめぇ!待てコラ!」

吹雪「待てと言われて待つ人がいますか!いやいませんね!ということで先に厨房で待ってますよ!アデュー!」

摩耶「結局待ってんじゃねぇか…ったく…」

922: ◆and2h/yWHc 2016/03/02(水) 01:19:20.55 ID:uPGxcSj90
☆提督と加賀のバレンタイン☆

加賀「提督、甘いものはお好きですか?」

提督「あぁ、好きだぞ」

加賀「あら、意外ね」

提督「よく言われるよ。といっても甘過ぎるものは苦手だがな」

加賀「それは大抵の人がそうでしょう」

提督「そうだな…で、どうした?突然そんなことを聞いて」

加賀「最近料理を練習していると前に言いましたよね」

提督「ああ。言ったな」

加賀「それで、鳳翔さんとチョコレートを作ったんです。だからそれを味見して欲しいと思って」

提督「なるほどな。加賀と鳳翔が一緒に作ったものなら不味いなんてことはないと思うが」

加賀「一応、ね」

提督「是非いただこうか。もう用意してあるのか?」

加賀「ええ、用意してあるわ」

提督「じゃあ俺はコーヒーでも注いでくるとしよう」

加賀「お願いするわ」

提督「いつもと同じでいいか?」

加賀「ええ、いつもと同じで」

提督「了解した」

加賀「…相変わらず言葉が硬いわね。むしろ昔の方が言葉は柔らかかったわ」

提督「…あの頃の事は忘れてくれ」

加賀「お互い、ね」

提督「さて、こっちの準備は出来た」

加賀「こっちも出来たわ」

提督「…おお、形も綺麗じゃないか」

加賀「味の方は食べてみるまでわからないわ」

提督「そうだな…いただきます」

加賀「ええ、どうぞ」

提督「…美味いな!程よい苦味とこれは…ブランデーか?」

加賀「ええ」

提督「驚いたな…加賀は相変わらず上達が早いな」

加賀「鳳翔さんのおかげです」

提督「そして今日はバレンタイン、と」

加賀「特別な意味はないですよ」

提督「そうか、特別な意味はないか…」

加賀「その代わり、ありきたりな意味なら」

提督「……なかなか遠回りだな」

加賀「提督ならわかってくれると思ったのだけど」

923: ◆and2h/yWHc 2016/03/02(水) 01:19:49.45 ID:uPGxcSj90
提督「少し考えさせられたよ」

加賀「ありきたり過ぎるのはつまらないでしょう?」

提督「随分な変化球を投げてきたものだな…」

加賀「…その、私も直球過ぎるのは恥ずかしかったから」

提督「お前、こんなに可愛かったか…?」

加賀「うるさいです。それ以上口を開かないでください…」

提督「悪い悪い」

加賀「全く反省が感じられませんね…」

提督「そんなことは無いぞ?」

加賀「いいえ、むしろちょっといい事考えたぐらいの事を考えてますね」

提督「…お見通しという事か」

加賀「長い付き合いですから」

提督「長い付き合いだな…」

加賀「さて、ホワイトデーは期待してますよ」

提督「そうだな…任せとけ」

加賀「提督の任せておけ、は信頼出来ますからね」

提督「あまりプレッシャーを与えるな…」

加賀「ふふ、期待してます」

929: ◆and2h/yWHc 2016/03/04(金) 00:49:01.84 ID:DVCRLZy/0
☆雲龍と秋月の御飯☆

秋月「雲龍さーん、出来ましたよー」

雲龍「おー」

秋月「今日は司令官から頂いたカニの缶詰と豪勢に牛缶も開けてみましたよー」

雲龍「豪勢だね」

秋月「今の時代にとっては質素なんでしょうけどね…」

雲龍「やっぱり染みついたものだからね」

秋月「ですね…まぁ、豪華な物に慣れているよりはいいですし」

雲龍「そうだね…ちょっと豪華な物でも喜べるから私は嫌いじゃない」

秋月「むしろお得感ありますよねー」

雲龍「そうだねー」

秋月「ということで、改めて今日のお昼の献立はカニ缶、牛缶、おにぎり、味噌汁です!」

雲龍「ふふ…天城と葛城達には内緒ね」

秋月「今日は2人だけの秘密、ですね」

雲龍「それじゃあ、いただきます」

秋月「はーい、召し上がれ」

雲龍「うん…おいしいおいしい。やっぱり秋月は料理上手…うちの妹にこない?」

秋月「…それもいいかもしれませんね」

雲龍「照月と初月も一緒に」

秋月「ふふ、それは楽しそうですね」

雲龍「秋月、カニあげるからあーん」

秋月「自分で取れます!」

雲龍「はい、あーん」

秋月「もう…あー」

雲龍「ほいっと。美味しい?」

秋月「おいひいです…」

雲龍「秋月の幸せそうな顔好きよ」

秋月「雲龍さんってその辺躊躇いませんよね…」

雲龍「言わなきゃ伝わらないから…特に私は」

秋月「雲龍さんの表情の変化はわかりにくいって言われてますからねー…慣れればわかりやすいんですけど」

雲龍「私あんまりアウトドアな方でもないし…だいたい部屋に籠ってるから…」

秋月「あ、部屋といえばヲ級さんはどんな感じですか?」

雲龍「私がもう1人いる感じ?」

秋月「あー…大変そうですね、天城さんが」

雲龍「天城は凄い頑張ってくれてる」

秋月「葛城さんは?」

雲龍「堕落気味、こたつに負けてる」

秋月「あー、やっぱりどこも変わらないんですねー」

雲龍「初月も?」

秋月「多分葛城さんよりはマシだと思いますけどね」

雲龍「なんか意外」

秋月「初月は座りながら寝てますよ。ご飯時になるとふと目を覚ますんです」

雲龍「葛城は寝っ転がるから初月の方がマシだね…」

930: ◆and2h/yWHc 2016/03/04(金) 00:52:19.45 ID:DVCRLZy/0
秋月「でも本当にあの子犬みたいなんですよー」

雲龍「あの髪とか?」

秋月「それもありますけど、そろそろご飯作ろうかなーって時に私のところに献立とか聞きに来るんです」

雲龍「それまでは何してるの?」

秋月「本読んだり座りながら寝てたり色々ですねー」

雲龍「手伝っては?」

秋月「くれないですね…」

雲龍「犬っぽいなら芸を仕込むように料理を仕込めばいいんじゃない?」

秋月「あー、でもそんなに上手く行きますかね…」

雲龍「やってみないとなんとも…ね」

秋月「今度やってみます!」

雲龍「結果報告楽しみにしてる。ところで照月の方は何してるの?」

秋月「照月は…ダラダラしてますね…」

雲龍「長女がしっかりしてる反動かな…」

秋月「だから天城さんはしっかりしてるんですかね?」

雲龍「何気にちょっとディスってるでしょ。でも間違ってないと思う」

秋月「あはは、すいません」

雲龍「やっぱり長女は完璧過ぎちゃダメなの」

秋月「と言うと?」

雲龍「長女が完璧すぎたら下の子のお世話も完璧にこなしちゃうから」

秋月「あー、なるほど…だから下の子達は甘えてばかりになると」

雲龍「そういうこと」

931: ◆and2h/yWHc 2016/03/04(金) 00:52:55.74 ID:DVCRLZy/0
秋月「確かにそうだと思いますけど…まぁ限度はありますよね…」

雲龍「我ながらそう思う」

秋月「そう思うなら料理ぐらい作ってくださいよ…たまには雲龍さんの料理食べたいです」

雲龍「気が向いたらね」

秋月「そう言って向いた試しがないですよね…」

雲龍「はーい、カニあーん」

秋月「露骨に話題逸らしに…あー」

雲龍「都合の悪いことは気にしない主義なの」

秋月「いいですねそれ…雲龍さんだからこそですね」

雲龍「ふふ…積み上げてきたものが違うのよ」

秋月「私はしっかり者として積み上げてきましたからね…」

雲龍「私はそんな秋月が好きよ」

秋月「お世話してもらえるからですか?」

雲龍「それもあるけど、秋月は可愛いから好きよ」

秋月「はいはいありがとうございます」

雲龍「む…反応が今ひとつ」

秋月「雲龍さん、洗い物しますから手伝ってください」

雲龍「洗い物ぐらいなら…」

秋月「はーいじゃあ行きましょうね」

雲龍「ところで明日のお昼は何?」

秋月「そうですね…初月と照月も明日はいませんし…まぁ、ありあわせにしましょうか」

雲龍「ん、期待してる」

秋月「任せてください!」

936: ◆and2h/yWHc 2016/03/20(日) 00:16:33.61 ID:52fffP0yO
☆卒業式☆

ビスマルク「卒業シーズンね…この前ファミレス行ったら卒業式帰りらしい学生の集団見たわ…」

阿武隈「あー、もうそんな季節…」

ビスマルク「最初日本に来た年は卒業式なんか聞いてもピンと来なかったわね…」

阿武隈「ドイツには卒業式とかないんだっけ?」

ビスマルク「あるにはあるけど…日本みたいに硬っ苦しい物でもないしそもそも自由参加だったりね」

阿武隈「はえー…自由参加…」

ビスマルク「自由参加の方がやっぱり楽よね…あんな式出ても出なくても変わらないと思うけど」

阿武隈「あたし的にもそう思うけど…やっぱり必要なんじゃないかな」

ビスマルク「まぁ、確かに必要かも知れないわね…」

阿武隈「でもやっぱりめんどくさいものはめんどくさいよね…あたし達は出る必要ないんだけどね」

ビスマルク「大学に入れば出れるんじゃない?」

阿武隈「いやー…ビスマルクは大学に入りたいと思う?」

ビスマルク「そんなこと思うわけないじゃない」

阿武隈「でしょ?」

ビスマルク「勉強だけなら鎮守府の中でもある程度出来るし…まぁ専門的なことは無理だけど」

阿武隈「工学系なら…明石と夕張がいるし」

ビスマルク「あー…あの2人に色々教えてもらおうかしら」

阿武隈「あたし的にはあの2人に教えを請うとマッドサイエンティストになりそうで嫌かな…」

ビスマルク「あの2人のことをどう思ってるのよ…」

阿武隈「マッドサイエンティスト?」

ビスマルク「…あながち間違ってないわね」

阿武隈「あたし的にはこの季節にマッドサイエンティストを卒業して欲しいんだけど…」

937: ◆and2h/yWHc 2016/03/20(日) 00:17:11.87 ID:52fffP0yO
ビスマルク「まぁ…無理ね」

阿武隈「まぁ…そうだよね…」

ビスマルク「でもいいんじゃない?たまに面白い物作るし」

阿武隈「ろくでもない物の方が多いけど…」

ビスマルク「失敗は成功の母よ」

阿武隈「確かにそうだけど…」

ビスマルク「…まぁ、成功した物が使える物とは言えないけど」

阿武隈「せめて使える物だったら…」

ビスマルク「この前は何作ったんだったかしら」

阿武隈「…なんだったっけ」

ビスマルク「どうでも良すぎて忘れたわね」

阿武隈「あたし的にはかわいいもの作ってくれればいいんだけど…」

ビスマルク「かっこいい物なら作りそうね…ロマンとかいいながら」

阿武隈「確かに…」

ビスマルク「若干わからなくもないけどね」

阿武隈「えっ…ビスマルクもそっち側…?」

ビスマルク「違うわよ!」

阿武隈「なんだぁ…」

ビスマルク「さて、と…」

阿武隈「出撃?」

ビスマルク「マッドサイエンティストの片割れを連れてね」

阿武隈「頑張ってマッドサイエンティスト卒業させてきてね!」

ビスマルク「まぁ、無理だと思うけど…頑張るわ」

阿武隈「いってらっしゃーい」

ビスマルク「ええ、行ってくるわ」

942: ◆and2h/yWHc 2016/04/12(火) 01:05:33.21 ID:oJmAjWNc0
☆如月と初月☆

如月「あら、初月ちゃん」

初月「如月か」

如月「……うーん」

初月「どうしたんだい?僕の顔に何かついてる?」

如月「…月、ね」

初月「月?まだ出てないよ」

如月「いいえ、出ているわよ…私の目の前に、ね」

初月「…そういう意味なら僕の前にも月が出ているようだけど」

如月「そうね…同じ月が付く艦娘だものねぇ」

初月「そうだね。僕達の共通点だ」

如月「だからお姉ちゃん、って呼んでもいいのよ〜?」

初月「……え?」

如月「そうねぇ…お姉さまとか、姉さんでもいいのよ?」

初月「…いやいや、それはおかしいだろう」

如月「おかしくないわよ〜。だって同じ月がつく艦娘だし私の方が艦歴としても長いから」

初月「いやそういう問題ではなくてだな…」

如月「私の妹なんて…嫌?」

初月「ぐ…その表情は…ずるいぞ。如月…ね、姉さん」

如月「あらあらー…もう1人かわいい妹が増えちゃった」

初月「全く…」

如月「たまにはいいでしょう?こういう姉も」

初月「まぁ、照月姉さんとも秋月姉さんとも違うタイプだ…」

如月「うふふ…私も妹が出来てうれしいわ」

初月「僕も…姉が増えて嬉しいよ」

如月「あら、あらあら照れちゃうわね〜」

初月「如月姉さんには調子を崩されてばかりだ…」

如月「私相手に主導を握ろうなんて考えない方がいいわよ?」

943: ◆and2h/yWHc 2016/04/12(火) 01:05:59.76 ID:oJmAjWNc0
初月「自覚しているからこそタチが悪いんだ…」

如月「自分の長所を知っておくことは大切よ?」

初月「確かにそうだが…」

如月「でしょ?」

初月「やっぱりやり込められるな…」

如月「うふふ、だから言ったでしょう?私相手に会話の主導権を握るなんてまだ早いわ」

初月「まぁ…わかりきっていたことだr

如月「照月ちゃんや秋月ちゃんとは違うタイプなんだからね〜」

初月「違いすぎるぐらいにね…」

如月「さ、お姉ちゃんがなにか奢ってあげるわ。間宮にでも行きましょ?」

初月「それぐらいは自分で出すさ」

如月「む…妹はお姉ちゃんに大人しく奢ってもらいなさいね?」

初月「いや、さすがにそこまでは…」

如月「頑固ねぇ…」

初月「姉に甘えっぱなしじゃダメだからな」

如月「立派な妹ねぇ…でもたまには甘えていいのよ?」

初月「…折れそうにないな」

如月「当たり前じゃない」

初月「わかったよ。僕の負けだ、ごちそうになるよ」

如月「よろしいっ、じゃ行きましょ?」

初月「ああ、そうだな」

949: ◆and2h/yWHc 2016/05/18(水) 01:07:46.00 ID:tyDVwg+D0
☆夕張と五月雨☆

夕張「五月雨ちゃーん、お昼よー」

五月雨「はーい!」

夕張「じゃじゃーん!夕張特製蕎麦よ!」

五月雨「お蕎麦ですか!?」

明石「蕎麦!?夕張蕎麦作ったの!?」

夕張「明石どこから出てきたの…」

五月雨「あ、明石さんお疲れ様です」

明石「五月雨ちゃんもお疲れ様、手伝ってもらっちゃって悪いね」

五月雨「いえいえ、私達が使う物ですから…任せっぱなしは悪いですし」

明石「あー!五月雨ちゃんはいい子だなぁー!ねぇ夕張!」

夕張「そんなの当たり前じゃない!」

明石「だって五月雨ちゃんにもだからね!」

五月雨「そ、そんなことないですよ…」

夕張「さ、お話はこの辺にしてと。今日はちょっと趣向を凝らしてカレーそばにしてみましたよー」

明石「昨日の残りのカレー使いたかったんでしょ?」

夕張「あたり!」

五月雨「カレーそばなんて初めて見ました…カレーうどんみたいな味なんでしょうか?」

夕張「うーん、まぁそんな感じじゃない?」

明石「あれ、1回作ったことあるとかじゃないんだ」

夕張「そばが目に入ったから入れただけよ」

明石「わー、適当ー」

五月雨「でも美味しそうですよ?」

夕張「ふふん、自信作よ!」

明石「夕張の自信作はろくでもないときが多いから心配だなぁ」

夕張「そっちは開発の方でしょ!というか明石に言われたくない!」

五月雨「ま、まぁまぁ…麺が伸びちゃうといけないので食べませんか?」

明石「まぁせっかく夕張が作ったんだし美味しく食べれるうちに…いや美味しく食べれるかな…」

夕張「文句は食べてから言いなさい!」

五月雨「いただきます!」

明石「いただきまーす」

夕張「召し上がれ」

明石「…お、美味しい…」

夕張「ほら見なさい!ちゃんと料理は出来るんだからね!」

五月雨「これ、美味しいです!カレーうどんともまた一味違って…」

夕張「麺が細いからかしらね?」

明石「…んー、隠し味にチョコでも入れた?」

夕張「大正解、よくわかったわね」

五月雨「明石さん凄いですね…」

明石「ふふん、味見には自信あるのよ」

夕張「作りなさいよ」

明石「いやー、作ろうと思えば作れるけどね?」

五月雨「そうなんですか?でも私1度も明石さんが料理をしてるところを見たことは…」

950: ◆and2h/yWHc 2016/05/18(水) 01:10:37.15 ID:tyDVwg+D0
明石「いやー、作ろうと思えば作れるけどね?」

五月雨「そうなんですか?でも私1度も明石さんが料理をしてるところを見たことは…」

夕張「五月雨ちゃんそれ以上いけない!」

明石「やれば出来るもん…」

五月雨「あわわ…」

夕張「…私が手伝ってあげるから明日の夕飯一緒に作りましょ?」

明石「夕張…!」

五月雨「わ、私も手伝います!」

明石「五月雨ちゃん…!」

夕張「友達、でしょ?」

明石「夕張…ここぞとばかりに…」

夕張「はいそういうこと言わないの」

五月雨「ふふ…」

明石「楽しいね、やっぱりさ」

夕張「そうね…最近は戦いのことなんて考えなくてもいいしね」

五月雨「警戒はしなくちゃいけませんけど…」

明石「夜間の警備をどうにか楽にしたいんだけどねー…なんともうまく行かないね」

夕張「そうねぇ…」

五月雨「難しいところですね…」

明石「ま、それは今は置いといてカレーそばを美味しく頂かないとねー!」

五月雨「そうですね!」

夕張「やっぱり食べてくれる人が笑ってくれてるのが1番よね」

明石「ふーん…そういうものなの?」

夕張「そういうものよ。作る側になればよくわかるわ」

五月雨「間宮さんや伊良子さん、比叡さん、磯風さん、鳳翔さん…みなさん同じことを言ってますからね」

明石「確かに良く聞くわね…ということは笑顔で完食するのが作ってくれた人への感謝の表しということね」

夕張「そういうこと!」

五月雨「美味しいものを食べると自然と頬が緩んじゃいます…」

明石「五月雨ちゃんわかるわーそれ…」

夕張「最高級ランクの牛肉とか凄そうよねぇ…」

明石「…買っちゃう?」

五月雨「…買っちゃうんですか?」

夕張「…買っちゃおっか」

明石「よっしゃ!今夜は最高級ランク肉よ!」

夕張「さすがに私は調理しきれないわね…誰かに頼みましょ」

五月雨「比叡さんに頼みませんか?」

夕張「いいわねー、比叡なら豪快に焼いてくれそうね!」

明石「あー、今日の夜が楽しみだわ!」

五月雨「お昼ご飯食べながら夜ご飯の事を考えるなんて凄いですね…」

夕張「浮かんじゃったものは仕方ないわね!さぁ、やるべき事さっさと終わらせて買出し行きましょ!」

五月雨「私もお手伝いします!」

明石「おっと、その前に」

五月雨「いきますよ?せーのっ!」
夕張、明石、五月雨「「「ごちそう様でした」」」

957: ◆and2h/yWHc 2016/06/19(日) 01:09:58.37 ID:EXoklxjD0
曙「結構色々あって面白いのよ」

春雨「一番のお気に入りは?」

曙「そうねぇ…ジタンとか」

春雨「んー…聞いたことないですね」

曙「ここではメインに吸ってる人はいないわね。たまたま誰かが吸ってたのを貰ったのよ」

春雨「じゃあ帰ったら見せてくださいね」

曙「いいわよ」

春雨「ふーんふふふーんふーんふふーん…」

曙「…あんた来てるんじゃない?」

春雨「え?」

曙「魚よ」

春雨「あっ…あっ本当だ!」

曙「あんたねぇ!」

春雨「ぐ…ぬぬ…結構大き…」

曙「頑張りなさい!艦娘でしょ!」

春雨「でも…艤装つけてないですし…!」

曙「一緒に引っ張るから!ほら!」

春雨「ぐぬぬ…!」

曙「こ…れは結構でかいんじゃないかしら!」

春雨「そ、そろそろ上がりますかね?」

曙「網持ってくるわ!ちょっと待ってなさい!」

春雨「は、はい!」

曙「逃がすんじゃないわよ!」

春雨「もちろんです!」

春雨「ぐぬぬ…鳳翔さんの為にも逃がす訳には…」

曙「持ってきたわよ!まだ逃げてないわよね!?」

春雨「大丈夫です!」

曙「よし、よく頑張ったわ!それじゃ網で…!」

春雨「お願いします!」

曙「…よし!やったわよ!」

春雨「お、おお…大きい…」

曙「結構大きいわね…これはいい成果よ」

春雨「はぁ…もうクタクタです…」

曙「お疲れ様、今日のところはここまでね」

春雨「そうですね…鳳翔さんのところに持っていきましょう!」

曙「美味しく料理してくれるわよ!」

春雨「楽しみですね!」

966: ◆and2h/yWHc 2016/07/13(水) 01:06:18.57 ID:p4WlKmNZ0
☆釣り☆

曙「…暇ね」

春雨「釣れませんからね…」

曙「というか釣りなんて根本的な暇の解消にはならないんじゃない」

春雨「でも、元々暇でしたし…鳳翔さんが魚が欲しいって言ってましたし…」

曙「まぁ、そうだけど…」

春雨「いいじゃないですかたまにはこんな時間も」

曙「…そうね、春雨と2人きりなんてことは少ないしたまにはいいかもね」

春雨「なかなか2人きりっていうのは少ないですよね」

曙「誰かと一緒に、ならあるけどね」

春雨「姉妹艦というわけでもないですしね」

曙「…ん、来た!」

春雨「えっそんな急に」

曙「釣りってのはそんなもんでしょ…っと!」

春雨「おお…ここ本当に釣れるんですね」

曙「え?何?知らないで釣りしてたの?」

春雨「まぁ、釣れるかなぁ…って」

曙「呆れた…」

春雨「ま、まぁ釣れましたし結果オーライですよ!」

曙「釣れなかったらどうするつもりだったの…」

春雨「えーっと…鳳翔さんに謝って…」

曙「全く…」

春雨「ご、ごめんなさい…」

曙「もういいわよ、釣れたんだから。ほらそっちもちゃんと釣りなさい。釣れないと楽しくないでしょ?」

春雨「はい!…と言っても釣れるかどうかは魚の気分次第ですし」

曙「ま、そうね…どうせ暇だし気長に待つしかないわね」

967: ◆and2h/yWHc 2016/07/13(水) 01:06:56.56 ID:p4WlKmNZ0
春雨「曙さんは釣りはよくやるんですか?」

曙「ほとんどやらないわ。誘われたらやるぐらいね」

春雨「司令官とかにですか?」

曙「そうね。後は隼鷹とかね」

春雨「へぇ…意外ですね」

曙「あいつ酒瓶片手に釣りするのよ…」

春雨「あはは…らしいですね」

曙「そうね。らしいわね…」

春雨「隼鷹さんが全く酔ってないところを見る方が珍しいぐらいですからね…」

曙「橿原丸の方は真面目でいいんだけどね。改造されるうちに何があったのかよ」

春雨「でも橿原丸さんもお酒入ると…」

曙「橿原丸が飲んでるとこ見たことあるの?」

春雨「私は1度だけ…曙さんはないんですか?」

曙「ないわね。それで、どうなるの?」

春雨「隼鷹さんよりすごいことになります」

曙「あー…」

春雨「多分自制してるんだと思います…」

曙「じゃあ空母に改装してるうちに酒に対する自制という機能がなくなったのね」

春雨「かもしれないですね…」

曙「全く…酔ってる方が通常なんて普通おかしいわよ…」

春雨「でもそれで戦果も出してますし日常特に困ってることもないですし…」

曙「それがおかしいのよね」

春雨「不思議ですよね…」

曙「はぁ…」

春雨「…そういえば、煙草吸ってるんでしたっけ」

曙「吸ってないわ。パッケージが好きで集めてるのよ。幸いここには愛煙者が結構いるし」

春雨「パッケージだけ、ですか?」

曙「そうよ」

春雨「へー…」

968: ◆and2h/yWHc 2016/07/13(水) 01:07:47.97 ID:p4WlKmNZ0
曙「結構色々あって面白いのよ」

春雨「一番のお気に入りは?」

曙「そうねぇ…ジタンとか」

春雨「んー…聞いたことないですね」

曙「ここではメインに吸ってる人はいないわね。たまたま誰かが吸ってたのを貰ったのよ」

春雨「じゃあ帰ったら見せてくださいね」

曙「いいわよ」

春雨「ふーんふふふーんふーんふふーん…」

曙「…あんた来てるんじゃない?」

春雨「え?」

曙「魚よ」

春雨「あっ…あっ本当だ!」

969: ◆and2h/yWHc 2016/07/13(水) 01:08:22.98 ID:p4WlKmNZ0
曙「あんたねぇ!」

春雨「ぐ…ぬぬ…結構大き…」

曙「頑張りなさい!艦娘でしょ!」

春雨「でも…艤装つけてないですし…!」

曙「一緒に引っ張るから!ほら!」

春雨「ぐぬぬ…!」

曙「こ…れは結構でかいんじゃないかしら!」

春雨「そ、そろそろ上がりますかね?」

曙「網持ってくるわ!ちょっと待ってなさい!」

春雨「は、はい!」

曙「逃がすんじゃないわよ!」

春雨「もちろんです!」

春雨「ぐぬぬ…鳳翔さんの為にも逃がす訳には…」

曙「持ってきたわよ!まだ逃げてないわよね!?」

春雨「大丈夫です!」

曙「よし、よく頑張ったわ!それじゃ網で…!」

春雨「お願いします!」

曙「…よし!やったわよ!」

春雨「お、おお…大きい…」

曙「結構大きいわね…これはいい成果よ」

春雨「はぁ…もうクタクタです…」

曙「お疲れ様、今日のところはここまでね」

春雨「そうですね…鳳翔さんのところに持っていきましょう!」

曙「美味しく料理してくれるわよ!」

春雨「楽しみですね!」

970: ◆and2h/yWHc 2016/07/13(水) 01:09:19.82 ID:p4WlKmNZ0
☆皐月と五月雨の五月雨談義☆

皐月「最近は雨ばっかりだねぇ…」

五月雨「梅雨ですからねぇ…」

皐月「五月雨って言うのかな?」

五月雨「五月雨は旧暦の5月に降る雨の事ですねー、ほぼ梅雨と言ってもいいですね」

皐月「でも五月雨って言うことはほとんどないよね」

五月雨「梅雨は5月には来ませんからねぇ…」

皐月「まさにだからだね…」

五月雨「ちなみに五月雨はさみだれともさつきあめとも読むそうですよ」

皐月「へー、さつきあめとも読むんだ」

五月雨「五月のところを旧暦のさつきで読むんですねー」

皐月「じゃあ僕と五月雨は密接な関係にあるわけだ!」

五月雨「ふふ、そうかも知れませんね」

皐月「まだまだ仲良くならないとねー!」

五月雨「ですね!」

皐月「どこかに五月雨と一緒に遊びにでかけたいんだけどなー、早く梅雨あけないかなー」

五月雨「雨の日は雨の日で情緒があって好きなんですけど、ここまで続かれるとさすがに…」

皐月「だよねー…たまに降る雨ぐらいならいいんだけど」

五月雨「まぁ梅雨だから仕方ないと言えば仕方ないんですけどね…」

皐月「明石か夕張が雨雲を吹き飛ばす装置でも作ってくれたらいいんだけどなー」

五月雨「さすがにそれは無理だと思いますけど…」

皐月「でも『私達は不可能を可能にするっ!』って言ってたけど」

五月雨「あの2人らしいですね…」

皐月「昨日も何かやっちゃったみたいで大淀に怒られてたけどね」

971: ◆and2h/yWHc 2016/07/13(水) 01:10:03.06 ID:p4WlKmNZ0
五月雨「そこもあの2人らしいですね…」

皐月「なんか悪の科学者みたいだよね!」

五月雨「何度怒られても失敗しても諦めないところとかですか?」

皐月「そうそう!いっつもゾンビみたいに起き上がってくるんだよねー」

五月雨「ゾンビみたいにって…」

皐月「でも本当にそんな感じじゃない?」

五月雨「まぁ…確かにそうですけど…」

皐月「夕張と明石が悪の科学者ならヒーローは誰なんだろうねー」

五月雨「流れで行くと大淀さんですか?」

皐月「んー、大淀は悪の科学者の上司みたいな感じ?」

五月雨「それじゃあ…由良さん?」

皐月「そうだ、由良だ!いっつもあの2人がろくでもないことしてるのを見つけるのは由良だし!」

五月雨「そして大淀さんに報告が行って…」

皐月「2人が怒られると。直接は倒してないけど結局倒してるから由良がヒーローってことで!」

五月雨「でも由良さんよく見つけますよね…あの2人も色々工夫して見つからないようにしてるのに」

皐月「知らないあいだに地下に部屋作ってた時は本当にびっくりしたよね」

五月雨「ですよね…」

皐月「今ではボク達のいい集い場になってるけどね」

五月雨「他にもあの手この手で隠れながらやってるのにバレますよね」

皐月「なんでなんだろうね…」

五月雨「今度聞いてみましょうか」

皐月「そうだね、ボクも気になるし!」

五月雨「…あ、雨止みましたね」

皐月「あ、本当だ…」

五月雨「お日様が見えますねー」

皐月「あ、見て見て!虹!」

五月雨「どこですか?」

皐月「ほら、あそこあそこ!」

五月雨「あ、本当ですね!」

皐月「よし!晴れたし虹を見に行こう!行くよ五月雨!」

五月雨「え?」

皐月「ほら、早く早く!」

五月雨「…はいっ!」

皐月「よーし、虹に向かって進めー!」

五月雨「行ってみましょう!」

977: ◆and2h/yWHc 2016/08/11(木) 00:58:08.27 ID:FGBEK+EUO
☆姉妹艦談義☆

衣笠「あら、山雲」

山雲「あら~、衣笠さん」

衣笠「菜園の様子はどう?」

山雲「いい感じですよ~」

衣笠「そう、よかったわ。ねぇ、もしよかったら出来た野菜ちょっと分けてもらえない?」

山雲「いいですけど、なんでですか~?」

衣笠「…最近青葉が偏った食事しかしてなくてねー」

山雲「なるほど~」

衣笠「〆切近くて焦ってるのはわかるけど、それで体を壊しちゃ元も子もないでしょ?だから新鮮な野菜でとびっきり美味しい料理を食べさせてあげようと思ってね!」

山雲「ふふ、衣笠さんは青葉さんが大好きなんですね~?」

衣笠「そ、そういうわけじゃないわよ!ただ心配で…」

山雲「ふふふ…」

衣笠「そ、そういう山雲は朝雲のこと大好きよね」

山雲「ええ、そうですよ~?」

衣笠「朝雲は手がかからなそうで羨ましいわ…」

山雲「そうですねぇ~、確かにあんまりかかりませんけどそういう意味では青葉さんみたいに手がかかる方が羨ましいですよ~?」

衣笠「手がかかっていい事なんて1つもないわよ?取材には無理やりついていかされるし〆切に間に合いそうにないときは手伝わされるし…」

山雲「でもそれだけ一緒にいられるじゃないですか~?」

衣笠「まぁ、不本意ながらね」

山雲「それが羨ましいんですよ~?」

衣笠「でも山雲も大抵朝雲と一緒にいるじゃない」

山雲「朝雲姉といられる時にはいますけど、今みたいにいられない時も多いんですよ~」

衣笠「ふーん…なるほどねぇ…それで、もっと一緒にいたいと」

山雲「そうですよ~」

衣笠「直接言ってみればいいんじゃない?それをさ」

山雲「駄目ですよ~。これ以上は朝雲姉の迷惑になっちゃいますから~」

衣笠「山雲、あなた大人ねぇ…」

山雲「いえいえそんなこと全然ないですよ~?」

978: ◆and2h/yWHc 2016/08/11(木) 00:58:44.18 ID:FGBEK+EUO
衣笠「そう?まだ自分は子供だと思う?」

山雲「そうですね~、まだまだ子供だと思いますよ~?」

衣笠「そう…それなら言っちゃいなさい!子供なんだから迷惑かけなさい!その後始末はこの衣笠さんにお任せ!ね?」

山雲「え…で、でも~」

衣笠「どうせ迷惑かけられるのは子供のうちよ!かけられるうちにかけときなさい!まぁ青葉みたいにいつまでも周りに迷惑かけるのはいるけど…ま、それに振り回されてくれる人がいるからいいのよ」

山雲「でも…」

衣笠「でもじゃない!普段山雲は我慢してることが多いでしょ?」

山雲「…はい~」

衣笠「たまにはいいのよ。心配事があるならそれは全部衣笠さんに任せなさい。それとも、衣笠さんには任せられない?」

山雲「…それは、ずるいですよ~」

衣笠「ふふ、大人はずるいものよ」

山雲「本当ですよ~。衣笠さんがこんなにずるい人とは思いませんでした~」

衣笠「ふふふ…衣笠さんは大人の女性なのよ」

山雲「秘密はいくつほどあるんでしょうか~」

衣笠「さぁ、いくつあるのかしらね?それもまた秘密よ」

山雲「大人の女性って感じですね~…」

衣笠「でしょう?さ、決まったら朝雲のところに行くわよ!善は急げってね!」

山雲「あ、衣笠さん待ってください~…」

982: ◆and2h/yWHc 2016/09/11(日) 03:25:48.83 ID:zSs7XSOA0
☆焼き鳥談義☆

~執務室~

提督「…暑いな」

加賀「夏ですし仕方ないかと」

提督「それはそうなんだがな…」

加賀「…執務終わったら1杯行きましょうか」

提督「よし乗った!」

加賀「それなら早く片付けてしまいましょう。あとどれくらい残っているの?」

提督「そうだな…2時間ほどで終わる量だな」

加賀「今からだと6時くらい、ですか」

提督「ちょうどいい時間帯じゃないか?」

加賀「ええ。そうですね」

提督「どうせなら仕事のことなんて忘れて飲みたいからな…しっかり終わらせてから行くとしよう」

~2時間後~

提督「あー…終わったぁー…」

加賀「お疲れ様です」

提督「加賀もお疲れ様」

加賀「さて…お店、どこに行きます?」

提督「うーむ…磯風や比叡の店もいいが…」

加賀「やはり鳳翔さんのところ、ですね?」

提督「そうだな!」

加賀「そうと決まったら急ぎましょう。席が空いているとも限りませんし」

~居酒屋鳳翔~

提督「鳳翔さーん、席空いてます?」

鳳翔「空いていますよ」

加賀「こんばんは」

鳳翔「あら、加賀も」

提督「最近暑いですし執務が終わったら飲みに行こうって話になったんですよ」

鳳翔「なるほど…それではビールで?」

提督「お願いします」

鳳翔「つまみはどうします?」

提督「加賀、何か食べたいものあるか?」

加賀「そうですね…では焼き鳥を」

鳳翔「焼き鳥ですね。わかりました」

提督「焼き鳥か…久しぶりに食べるな」

加賀「なんだか無性に食べたくなって」

提督「そういう時はある」

983: ◆and2h/yWHc 2016/09/11(日) 03:30:42.27 ID:zSs7XSOA0
鳳翔「焼き鳥につけるのはたれと塩、どちらにしますか?」

提督「たれで」

加賀「塩で」

提督「加賀は塩派か」

加賀「提督はたれ派ですか」

提督「…まぁ塩も悪くないと思うぞ。うん」

加賀「…ええ。たれも美味しいと思うわ。論争になるほどの問題じゃないわね」

鳳翔「塩もたれもそれぞれの良さがありますからね」

提督「塩は素材の味が出やすいからな」

加賀「たれは店にもよりますが、あれだけでご飯が食べられるほどですし」

鳳翔「ちなみにお2人は唐揚げにレモンは?」

提督「かける」

加賀「かけません」

提督「……」

加賀「……」

鳳翔「…お2人の時は唐揚げは別々に出しますね」

提督「…ありがとうございます」

鳳翔「さて、出来上がりました。こっちが塩でこっちがたれです」

提督「おお…」

加賀「…いただきます」

鳳翔「召し上がれ」

提督「…ぁー、うまい…ビールと焼き鳥、なんて罪な組み合わせだ…」

加賀「全くね…」

984: ◆and2h/yWHc 2016/09/11(日) 03:31:33.21 ID:zSs7XSOA0
鳳翔「ふふ、美味しいようでよかったです」

提督「鳳翔さんが作るもので不味いものなんてないでしょう…」

鳳翔「あら、私でもつい焦がしたりしちゃうことあるんですよ?」

提督「鳳翔さんでもそんな事あるんですね」

鳳翔「ありますよ。あ、加賀」

加賀「何ですか?」

鳳翔「焼き鳥焼く練習してみませんか?」

加賀「私が…ですか?」

鳳翔「そうですよ?」

加賀「…もしかして昔の話から」

鳳翔「それはどうでしょう?」

提督「鳳翔さん、目が泳いでます」

加賀「…どうせなら極めるまでやりましょう」

提督「え?」

加賀「焼き鳥製造機と呼ばれていた過去もありました。それならばいっそ焼き鳥焼きの名人と呼ばれた方がいいです」

鳳翔「ふふ、道は長いですよ?」

加賀「望むところです。一航戦の名にかけて、必ず焼き鳥焼きの名人と呼ばれるほどになって見せます」

提督「そこに一航戦の名をかけるのか…」

加賀「私がそれほど本気ということです」

鳳翔「それなら私も…居酒屋鳳翔の看板をかけましょうか」

提督「え?」

鳳翔「必ず加賀を焼き鳥焼きの名人へと育て上げて見せます。それが出来ないなら…居酒屋鳳翔は畳みます」

提督「何もそこまで…」

鳳翔「加賀は一航戦の名をかけたんです。私もこれくらいかけないと不公平でしょう?」

加賀「鳳翔さん、よろしくお願いします」

鳳翔「ええ。厳しくいきますよ」

提督「なんだこれ…なんだこれ!」

引用元: 提督「加賀さんはデレてなんかくれない」