ゼロ「ついに手に入れたぜ…ラブライブのBD全巻を!」
ウルトラマンベリアル「喜べ人間共、俺様が安価でμ'sを絶望させてやろう」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/04(水) 23:23:53.99 ID:J3A+Rmn90
〈マイティベース〉
ダレヨリ ゴー ゴー トオクヘトンデミヨウカ♪
ゼロ「……」ボケー
ゴー ゴー ムリナンテイワセナインダヨ♪
ゼロ(5thライブ最高だったな……まだ余韻が冷めないぜ)
ミラーナイト「ゼロはライブが終わってからずっとあの調子ですね……」
グレン「くぅ〜っ本当羨ましいぜ!!俺も行きたかったってのによ!」
ゼロ「悪いな、俺だけ当たっちまって」ニヤ
ダレヨリ ゴー ゴー トオクヘトンデミヨウカ♪
ゼロ「……」ボケー
ゴー ゴー ムリナンテイワセナインダヨ♪
ゼロ(5thライブ最高だったな……まだ余韻が冷めないぜ)
ミラーナイト「ゼロはライブが終わってからずっとあの調子ですね……」
グレン「くぅ〜っ本当羨ましいぜ!!俺も行きたかったってのによ!」
ゼロ「悪いな、俺だけ当たっちまって」ニヤ
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/04(水) 23:27:46.24 ID:LcUQ/n6K0
ゼロ「でもまだファンミーティングツアーがあるだろ?お前達光の国会場当選したのか?」
ミラーナイト「……」
グレン「……」
ゼロ「え?」
グレン「駄目だったぜ……」
ミラーナイト「光の国のラブライブ!人気が凄まじく……」
ゼロ「そ、そうか……」
グレン「ゼロオォォ!お前はどうだったんだよ!!」
ミラーナイト「……」
グレン「……」
ゼロ「え?」
グレン「駄目だったぜ……」
ミラーナイト「光の国のラブライブ!人気が凄まじく……」
ゼロ「そ、そうか……」
グレン「ゼロオォォ!お前はどうだったんだよ!!」
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/04(水) 23:30:38.12 ID:LcUQ/n6K0
ゼロ「言っていいのか?」
グレン「あっ待ってやっぱり聞きたくない」
ゼロ「……当選した」
ミラーナイト「……」
グレン「またかよ……」
ゼロ「まあまだ二次申込があるだろ、気を落とすなよ」
グレン「きい〜っ!なんかムカつく態度だな!!」
ミラーナイト「……」ズーン
ゼロ「へへ……じゃ俺はパトロールに行ってくるぜ!」
グレン「チクショおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」
グレン「あっ待ってやっぱり聞きたくない」
ゼロ「……当選した」
ミラーナイト「……」
グレン「またかよ……」
ゼロ「まあまだ二次申込があるだろ、気を落とすなよ」
グレン「きい〜っ!なんかムカつく態度だな!!」
ミラーナイト「……」ズーン
ゼロ「へへ……じゃ俺はパトロールに行ってくるぜ!」
グレン「チクショおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/04(水) 23:38:38.45 ID:J3A+Rmn90
〈宇宙〉
ゼロ「つよいつよいねがいごとが〜♪」キーン
《ゼロちゃん!》
ゼロ「……」
ゼロ(そういえば穂乃果達は元気にしてるんだろうか……あのパーティから1度も会ってない)
ゼロ(もしかしたらもう2度と会うことはないかもしれないな……)
ゼロ(もっともその方があの地球や穂乃果達にとって幸せなことだろう、怪獣や星人なんかいない平和な世界で暮らすことが)
《私たち!永遠に友達だよ!》
ゼロ「……ああ!」キーン
ゼロ「つよいつよいねがいごとが〜♪」キーン
《ゼロちゃん!》
ゼロ「……」
ゼロ(そういえば穂乃果達は元気にしてるんだろうか……あのパーティから1度も会ってない)
ゼロ(もしかしたらもう2度と会うことはないかもしれないな……)
ゼロ(もっともその方があの地球や穂乃果達にとって幸せなことだろう、怪獣や星人なんかいない平和な世界で暮らすことが)
《私たち!永遠に友達だよ!》
ゼロ「……ああ!」キーン
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/04(水) 23:42:07.95 ID:iQLlEXjV0
〈光の国〉
80「……」ピク
メビウス「80兄さん?どうかしましたか?」
80「……何か邪悪な気配を感じる……マイナスエネルギーとはまた別の、異質な気配を」
メビウス「……邪悪な、気配?」
マン「80お前も感じるか」バサ
80「はい……しかしこの感じは一体」
ゾフィー「うむ……」
メビウス「まさかヤプール!!」
80「……」ピク
メビウス「80兄さん?どうかしましたか?」
80「……何か邪悪な気配を感じる……マイナスエネルギーとはまた別の、異質な気配を」
メビウス「……邪悪な、気配?」
マン「80お前も感じるか」バサ
80「はい……しかしこの感じは一体」
ゾフィー「うむ……」
メビウス「まさかヤプール!!」
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/04(水) 23:46:52.30 ID:J3A+Rmn90
エース「いや、これは違う……ヤプールじゃない!」
ゾフィー「いずれにせよ、詳しく調査する必要があるな」
父「それならば心配はいらない」バサァ
母「既にウルトラ戦士に調査を任せてあります」
メビウス「えっ!?そのウルトラ戦士とは一体誰なんです?」
父「私の息子だ」
ゾフィー「いずれにせよ、詳しく調査する必要があるな」
父「それならば心配はいらない」バサァ
母「既にウルトラ戦士に調査を任せてあります」
メビウス「えっ!?そのウルトラ戦士とは一体誰なんです?」
父「私の息子だ」
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/04(水) 23:51:24.46 ID:4ZmDu0MX0
〈宇宙〉
ギュイン
ワームホール「」シュイン
??「ギィィ!」バサァ
ゼロ「……」キーン
??「ギイイッ!!」ビュン
ゼロ「……まさかいきなりおでましとはな」
??「イイイッ」
ギュイン
ワームホール「」シュイン
??「ギィィ!」バサァ
ゼロ「……」キーン
??「ギイイッ!!」ビュン
ゼロ「……まさかいきなりおでましとはな」
??「イイイッ」
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/05(木) 00:05:09.43 ID:LFfsGNq10
ゼロ「俺を後ろから襲うつもりみたいだが気づかねえとでも思ってんのか!」
ゼロ「しぇあ!」ゼロスラッガー
ヒュンヒュンヒュン
??「ギイ……」ブン
ガキンガキン
ゼロ「ちっ……弾かれたか」パシュン
ゼロ「だったらこいつで!」ゼロワイドショット
ゼロ「しぇあ!」ゼロスラッガー
ヒュンヒュンヒュン
??「ギイ……」ブン
ガキンガキン
ゼロ「ちっ……弾かれたか」パシュン
ゼロ「だったらこいつで!」ゼロワイドショット
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/05(木) 00:09:17.43 ID:Zx4b5PMH0
??「」ガパア
ゼロ「何!?」ビイイイ
??「ィィィ……」シュウウウウ
ゼロ「こいつ俺の光線技を吸収してやがる!」
??「ギイ!」ハネカエシ
ゼロ「なっ」
ドガァン!
ゼロ「うぐ……はね返してきやがった」ウルトラゼロディフェンダー
ゼロ「何!?」ビイイイ
??「ィィィ……」シュウウウウ
ゼロ「こいつ俺の光線技を吸収してやがる!」
??「ギイ!」ハネカエシ
ゼロ「なっ」
ドガァン!
ゼロ「うぐ……はね返してきやがった」ウルトラゼロディフェンダー
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/05(木) 00:12:11.88 ID:IypcXo9B0
??「……」
ゼロ「!? いつの間に俺の後ろに」
??「ギイイイッッ!」ザシュン
ゼロ「ぐはあああっ!!」
??「……」光の玉
ゼロ「俺のエネルギーが……」
??「ギイッ!」バジュン
ゼロ「がはあっ!!」シュウウウウ
ゼロ「!? いつの間に俺の後ろに」
??「ギイイイッッ!」ザシュン
ゼロ「ぐはあああっ!!」
??「……」光の玉
ゼロ「俺のエネルギーが……」
??「ギイッ!」バジュン
ゼロ「がはあっ!!」シュウウウウ
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/05(木) 00:14:26.07 ID:IypcXo9B0
ゼロ(全身の力が……っ)
ゼロ(ちくしょう……)シュウウウウ
《ゼロちゃん》ニコッ
ゼロ「穂乃果……」
シュウウウウ
ブリッツブロッツ「ギイッ!」ビュン
ワームホール「」シュイン
ゼロ(ちくしょう……)シュウウウウ
《ゼロちゃん》ニコッ
ゼロ「穂乃果……」
シュウウウウ
ブリッツブロッツ「ギイッ!」ビュン
ワームホール「」シュイン
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/05(木) 00:19:11.93 ID:IypcXo9B0
〈地球〉
〜音ノ木坂学院 二年生教室〜
穂乃果「うわああああああああああああああっ!!!!」ガバ
穂乃果「はあっ……はあっ……ゼロちゃん」
先生「高坂?」ポカーン
穂乃果「あっ」
ヒデコ「穂乃果?」
フミコ「穂乃果ちゃん?」
先生「……大丈夫か?」
〜音ノ木坂学院 二年生教室〜
穂乃果「うわああああああああああああああっ!!!!」ガバ
穂乃果「はあっ……はあっ……ゼロちゃん」
先生「高坂?」ポカーン
穂乃果「あっ」
ヒデコ「穂乃果?」
フミコ「穂乃果ちゃん?」
先生「……大丈夫か?」
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/05(木) 00:24:50.41 ID:VAV2EdtU0
穂乃果「え、えっと!」アセアセ
穂乃果「すっすいませんでした!」
先生「なんだか顔色が悪いみたいだが……具合でも悪いのか?」
穂乃果「い、いえ……」
ことり「穂乃果ちゃん大丈夫!」
海未(穂乃果?)
穂乃果「うん……」
穂乃果「すっすいませんでした!」
先生「なんだか顔色が悪いみたいだが……具合でも悪いのか?」
穂乃果「い、いえ……」
ことり「穂乃果ちゃん大丈夫!」
海未(穂乃果?)
穂乃果「うん……」
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/05(木) 00:27:20.94 ID:VAV2EdtU0
〜休み時間〜
海未「穂乃果、どうしたんです?いきなり授業中に叫ぶなんて」
ことり「本当に大丈夫なの?」
穂乃果「あはは、ちょっと嫌な夢を見ちゃって」
海未「夢……ですか」
穂乃果「うん……ウルトラマンが……ゼロちゃんが消えちゃう夢」
海未「穂乃果、どうしたんです?いきなり授業中に叫ぶなんて」
ことり「本当に大丈夫なの?」
穂乃果「あはは、ちょっと嫌な夢を見ちゃって」
海未「夢……ですか」
穂乃果「うん……ウルトラマンが……ゼロちゃんが消えちゃう夢」
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/05(木) 00:31:05.06 ID:VAV2EdtU0
海未「ウルトラマンが消える夢……」
穂乃果「そう……っ」ジワ
ことり「穂乃果ちゃんよしよし」ナデナデ
海未「穂乃果……大丈夫ですよ。ウルトラマンはそう簡単に負けないことはあなたが1番良く知っているではありませんか」ナデナデ
ことり「そうだよ!ウルトラマンにかかれば悪いのはみんなやられちゃうんだからっ」
穂乃果「そう……っ」ジワ
ことり「穂乃果ちゃんよしよし」ナデナデ
海未「穂乃果……大丈夫ですよ。ウルトラマンはそう簡単に負けないことはあなたが1番良く知っているではありませんか」ナデナデ
ことり「そうだよ!ウルトラマンにかかれば悪いのはみんなやられちゃうんだからっ」
21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/05(木) 00:33:10.48 ID:VAV2EdtU0
穂乃果「ことりちゃん……海未ちゃん」
海未「案外前のパーティの時みたいにひょっこり現れるかもしれませんよ」
穂乃果「そっか……そうだよね」
ことり「だから穂乃果ちゃん元気だしてっ!」
穂乃果「……うん!」
キンコンカンコン〜♪
海未「案外前のパーティの時みたいにひょっこり現れるかもしれませんよ」
穂乃果「そっか……そうだよね」
ことり「だから穂乃果ちゃん元気だしてっ!」
穂乃果「……うん!」
キンコンカンコン〜♪
22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/05(木) 00:35:34.00 ID:aVLsWNIK0
〈屋上〉
〜放課後〜
海未「はい、ワンツー!ワンツー!」パンパン
穂乃果「ほっ、ほっ」
真姫「はっ、はっ」
海未「穂乃果!今のところ少し遅れています!」
穂乃果「わかった!」
海未「ラストー!」パンパン
〜放課後〜
海未「はい、ワンツー!ワンツー!」パンパン
穂乃果「ほっ、ほっ」
真姫「はっ、はっ」
海未「穂乃果!今のところ少し遅れています!」
穂乃果「わかった!」
海未「ラストー!」パンパン
23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/05(木) 00:37:19.13 ID:aVLsWNIK0
穂乃果「ふぃ〜」クタビレ
真姫「お疲れ様、穂乃果」
穂乃果「真姫ちゃんもお疲れさま〜」
海未「……」
絵里「良かったわ、海未」
海未「そうですね……あれから1カ月近くたちますが穂乃果の身体能力はウルトラマンがいなくなってからは元通りになっています」
真姫「お疲れ様、穂乃果」
穂乃果「真姫ちゃんもお疲れさま〜」
海未「……」
絵里「良かったわ、海未」
海未「そうですね……あれから1カ月近くたちますが穂乃果の身体能力はウルトラマンがいなくなってからは元通りになっています」
24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/05(木) 00:40:49.15 ID:aVLsWNIK0
絵里「つまりあの時は穂乃果が無茶をして身体能力を無理矢理あげたとかじゃなかったってことね」
海未「ウルトラマンと合体した時点で十分無茶ですよ……穂乃果は」
絵里「……そうね」
海未「あんなにボロボロになるまで戦って……」
穂乃果「こっとりちゃーん!」ギュ
ことり「ええっ ///」
穂乃果「やったね!最後のステップうまくいったよ〜」
海未「ウルトラマンと合体した時点で十分無茶ですよ……穂乃果は」
絵里「……そうね」
海未「あんなにボロボロになるまで戦って……」
穂乃果「こっとりちゃーん!」ギュ
ことり「ええっ ///」
穂乃果「やったね!最後のステップうまくいったよ〜」
25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/05(木) 00:43:35.50 ID:aVLsWNIK0
にこ「あんたは毎回抱きついてばかりね」
穂乃果「ほらほらにこちゃんも〜」グイ
にこ「ちょ、ちょっと離しなさいよ!」
海未「……本当に、良かったです。穂乃果が無事で」
花陽「ええええええええええええええええっ!!!!?」
穂乃果「ほらほらにこちゃんも〜」グイ
にこ「ちょ、ちょっと離しなさいよ!」
海未「……本当に、良かったです。穂乃果が無事で」
花陽「ええええええええええええええええっ!!!!?」
26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/05(木) 00:46:30.76 ID:aVLsWNIK0
凛「た、大変にゃ……」
希「花陽ちゃん!どうしたん?」
穂乃果「うわあっ!?」ビク
にこ「なっなに花陽!」ビク
花陽「みんな……これを見てください!」パソコン
希「花陽ちゃん!どうしたん?」
穂乃果「うわあっ!?」ビク
にこ「なっなに花陽!」ビク
花陽「みんな……これを見てください!」パソコン
27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/05(木) 00:49:14.07 ID:sEntXuTv0
穂乃果「どれどれ?」ヒョイ
真姫「何よ花陽」ヒョイ
絵里「?」ヒョイ
ことり「えっ……」
海未「これは……」
全員「「「「ええええええええええええっ!?」」」」
真姫「何よ花陽」ヒョイ
絵里「?」ヒョイ
ことり「えっ……」
海未「これは……」
全員「「「「ええええええええええええっ!?」」」」
29: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/06(金) 18:00:25.54 ID:jpGf9VpP0
〈部室〉
花陽「つまり!地上波テレビ出演です!」
絵里「……地上波」ゴク
にこ「嘘……地上波ってあの地上波よね」
真姫「他に何の地上波があるのよ」カミノケクルクル
凛「凄いにゃー!」
ことり「テレビ放送……前に穂乃果ちゃん達が出たハロウィンイベントの時はたしか……」
花陽「つまり!地上波テレビ出演です!」
絵里「……地上波」ゴク
にこ「嘘……地上波ってあの地上波よね」
真姫「他に何の地上波があるのよ」カミノケクルクル
凛「凄いにゃー!」
ことり「テレビ放送……前に穂乃果ちゃん達が出たハロウィンイベントの時はたしか……」
30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/06(金) 18:03:17.54 ID:jpGf9VpP0
海未「全国ネットではありませんでしたから、全国で私達が放送されるのは初めてになります」
穂乃果「すっごぉい!!全国のテレビのみんなが見てる中で私達の歌を聞いてもらえるなんて!」
花陽「あ、えっと……穂乃果ちゃん」
穂乃果「え?」
花陽「実はこの新しくはじまるスクールアイドルカーニバルって番組なんだけど……」
穂乃果「すっごぉい!!全国のテレビのみんなが見てる中で私達の歌を聞いてもらえるなんて!」
花陽「あ、えっと……穂乃果ちゃん」
穂乃果「え?」
花陽「実はこの新しくはじまるスクールアイドルカーニバルって番組なんだけど……」
31: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/06(金) 18:06:20.52 ID:yVgqh3II0
穂乃果「?」
花陽「えっと、私達はライブをするわけじゃなくて学校にテレビの方が来て私達の練習風景なんかを撮るだけみたいなんです」
花陽「μ'sの出演する回のメインはA-RISEみたいで私達はその……脇役というか」
絵里「つまりA-RISEのオマケということ?」
花陽「そうです……テレビには出られるので知名度は上がるのは間違いないんですけど」
にこ「やっぱりそう甘い話なわけじゃないってことね」
花陽「えっと、私達はライブをするわけじゃなくて学校にテレビの方が来て私達の練習風景なんかを撮るだけみたいなんです」
花陽「μ'sの出演する回のメインはA-RISEみたいで私達はその……脇役というか」
絵里「つまりA-RISEのオマケということ?」
花陽「そうです……テレビには出られるので知名度は上がるのは間違いないんですけど」
にこ「やっぱりそう甘い話なわけじゃないってことね」
32: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/06(金) 18:08:59.26 ID:yVgqh3II0
穂乃果「そんな……」
ことり「そのテレビの方はいつ来るの?」
花陽「3日後です!」
穂乃果「……確かにA-RISEは凄いけど、せめて私達のライブを見てくれたらなぁ、ちょっと悔しいね」
花陽「うん……」
絵里「でもいいチャンスなことは変わりないわ。みんな!気を引き締めて練習に励みましょう!」
全員「「「おおーっ!!」」」
ことり「そのテレビの方はいつ来るの?」
花陽「3日後です!」
穂乃果「……確かにA-RISEは凄いけど、せめて私達のライブを見てくれたらなぁ、ちょっと悔しいね」
花陽「うん……」
絵里「でもいいチャンスなことは変わりないわ。みんな!気を引き締めて練習に励みましょう!」
全員「「「おおーっ!!」」」
33: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/06(金) 18:11:41.57 ID:sLCDIA+30
〈穂むら〉
穂乃果「たっだいまー!」
雪穂「おかえりー」
穂乃果「ねえ雪穂!聞いて聞いて!」
雪穂「何?」
穂乃果「私達またテレビに出るよ!」
雪穂「へぇ〜、凄いじゃん」
穂乃果「たっだいまー!」
雪穂「おかえりー」
穂乃果「ねえ雪穂!聞いて聞いて!」
雪穂「何?」
穂乃果「私達またテレビに出るよ!」
雪穂「へぇ〜、凄いじゃん」
34: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/06(金) 18:14:07.85 ID:sLCDIA+30
穂乃果「地上波全国ネットで!」
雪穂「えっ本当!?」ガバ
穂乃果「うんうん凄いよね!」
雪穂「おかぁぁさーん!!」ダダダ
ほのママ「何雪穂?今仕事中……」
雪穂「お姉ちゃんが全国放送のテレビに出るって!」
ほのママ「うええええええ!?」ガタ
雪穂「えっ本当!?」ガバ
穂乃果「うんうん凄いよね!」
雪穂「おかぁぁさーん!!」ダダダ
ほのママ「何雪穂?今仕事中……」
雪穂「お姉ちゃんが全国放送のテレビに出るって!」
ほのママ「うええええええ!?」ガタ
35: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/06(金) 18:17:08.38 ID:sLCDIA+30
〈ラーメン屋〉
蘭花「ヘイ、おまち」
凛「いただきまーす」パキッ
花陽「いただきますっ!」パキッ
真姫「いただきます」パキッ
凛「う〜ん美味しい!部活帰りのラーメンは最高にゃ〜」ズルズル
蘭花「ヘイ、おまち」
凛「いただきまーす」パキッ
花陽「いただきますっ!」パキッ
真姫「いただきます」パキッ
凛「う〜ん美味しい!部活帰りのラーメンは最高にゃ〜」ズルズル
36: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/06(金) 18:19:46.03 ID:sLCDIA+30
真姫「……ここのラーメン結構美味しいわね」ズルズル
花陽「はふはふ」モグモグ
凛「でしょ〜!凛1度ここに来てみたかったんだー!」
真姫「花陽はごはんだけでいいの?」
花陽「うん……今月お小遣いピンチだから」
真姫「別にそれぐらい出すわよ、あっあのっ……ちょっといいですか」
蘭花「ハイ?」
花陽「ま、真姫ちゃんいいよ……悪いよぉ」
花陽「はふはふ」モグモグ
凛「でしょ〜!凛1度ここに来てみたかったんだー!」
真姫「花陽はごはんだけでいいの?」
花陽「うん……今月お小遣いピンチだから」
真姫「別にそれぐらい出すわよ、あっあのっ……ちょっといいですか」
蘭花「ハイ?」
花陽「ま、真姫ちゃんいいよ……悪いよぉ」
37: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/06(金) 18:22:09.23 ID:sLCDIA+30
テレビ『本日の夜は流星群が観測されると予想されており』
蘭花「しょうゆラーメンネ」
真姫「お願い」
花陽「うぅ……」
凛「へー、今日は流星群が見える日なの?」
花陽「凛ちゃん?」
凛「かよちんほら、あそこのテレビで言ってるにゃ」
蘭花「しょうゆラーメンネ」
真姫「お願い」
花陽「うぅ……」
凛「へー、今日は流星群が見える日なの?」
花陽「凛ちゃん?」
凛「かよちんほら、あそこのテレビで言ってるにゃ」
38: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/06(金) 18:25:52.37 ID:sLCDIA+30
花陽「あっ本当だ」
真姫「見ると中々綺麗よ。私も何回か見たことがあるわ」
凛「本当?」
真姫「ええ」
凛「そうだ!真姫ちゃん、かよちん一緒に流星群を見に行こうよ!」
花陽「えっ!?」
真姫「見ると中々綺麗よ。私も何回か見たことがあるわ」
凛「本当?」
真姫「ええ」
凛「そうだ!真姫ちゃん、かよちん一緒に流星群を見に行こうよ!」
花陽「えっ!?」
39: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/06(金) 18:28:54.56 ID:eE82TFi70
真姫「明日は土曜日で特に練習もない日だし……別にいいけど」
凛「流星群って凛見たことないからどんな感じなのか見てみたいにゃ!」
花陽「うん……わかった」
凛「それじゃ今日は真姫ちゃん家にお泊まりするにゃー!」
真姫「・えぇ、私の家に!?」
凛「流星群って凛見たことないからどんな感じなのか見てみたいにゃ!」
花陽「うん……わかった」
凛「それじゃ今日は真姫ちゃん家にお泊まりするにゃー!」
真姫「・えぇ、私の家に!?」
40: ヴええ です 2015/03/06(金) 18:35:35.14 ID:eE82TFi70
〈スーパー〉
ことり(穂乃果ちゃん何のお菓子作ったら喜んでくれるかなぁ)キョロキョロ
ことり(怖い夢見ちゃったみたいだから元気づけてあげたい……)
《ことりちゃんこれすっごく美味しいよ!》ニコ
ことり(ふふっ♪)
ガヤガヤ
ことり(……あれ?あそこにいるのって)
ことり(穂乃果ちゃん何のお菓子作ったら喜んでくれるかなぁ)キョロキョロ
ことり(怖い夢見ちゃったみたいだから元気づけてあげたい……)
《ことりちゃんこれすっごく美味しいよ!》ニコ
ことり(ふふっ♪)
ガヤガヤ
ことり(……あれ?あそこにいるのって)
41: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/06(金) 18:39:10.96 ID:eE82TFi70
店員「卵タイムサービス!98円です!」
ウワアア!
おばさんA「私のものよぉお〜!!」ドスンドスン
おばさんB「いひいいいいいいっ!!」ドスンドスン
にこ「ふっふっふ……」
ハネジロー「ぱむぅ」
にこ「さああんたの出番よ!行きなさいハネジロー!」ビシ
ハネジロー「ぱむぱむ!」フワフワ
ウワアア!
おばさんA「私のものよぉお〜!!」ドスンドスン
おばさんB「いひいいいいいいっ!!」ドスンドスン
にこ「ふっふっふ……」
ハネジロー「ぱむぅ」
にこ「さああんたの出番よ!行きなさいハネジロー!」ビシ
ハネジロー「ぱむぱむ!」フワフワ
42: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/06(金) 18:45:10.45 ID:eE82TFi70
おばさんB「とった!卵とったわあ!!」
おばさんA「ああああああ!!」
ハネジロー「ぱむ!」バシ
おばさんB「やったや……あれ!?無いいっ!」
おばさんA「最後の1個はいただきよぉ!」
にこ「よくやったわハネジロー」ナデナデ
ハネジロー「ぱむぱむぅ!」
ことり「……にこちゃん?」
にこ「ひゃあっ!……ってなんだことりじゃない」
おばさんA「ああああああ!!」
ハネジロー「ぱむ!」バシ
おばさんB「やったや……あれ!?無いいっ!」
おばさんA「最後の1個はいただきよぉ!」
にこ「よくやったわハネジロー」ナデナデ
ハネジロー「ぱむぱむぅ!」
ことり「……にこちゃん?」
にこ「ひゃあっ!……ってなんだことりじゃない」
43: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/06(金) 18:51:00.54 ID:eE82TFi70
にこ「穂乃果の食べそうなお菓子ねぇ」カートガラガラ
ハネジロー「ぱむ」フワフワ
ことり「ふふ……」トコトコ
にこ「ことり?なんで笑ってんの?」
ことり「え?」
ことり(カートを押すにこちゃんがちょっとかわいかっただけなんて言えませんっ)
44: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/06(金) 18:57:16.75 ID:eE82TFi70
にこ「穂乃果ならなんでも喜ぶんじゃない?嫌いなものあるの?」
ことり「穂乃果ちゃんはピーマンが嫌いなんだよ、昔給食に出たらすぐ海未ちゃんにおしつけたりしてたこともあったし」
ハネジロー「ぱむ……」
にこ「へえ、さすがに穂乃果のことよく知ってるわね。だったらにこにわざわざ聞かなくてもいいんじゃない?」
ことり「他の人の意見も聞きたいなって思って♪にこちゃんもそういう時ない?」
ことり「穂乃果ちゃんはピーマンが嫌いなんだよ、昔給食に出たらすぐ海未ちゃんにおしつけたりしてたこともあったし」
ハネジロー「ぱむ……」
にこ「へえ、さすがに穂乃果のことよく知ってるわね。だったらにこにわざわざ聞かなくてもいいんじゃない?」
ことり「他の人の意見も聞きたいなって思って♪にこちゃんもそういう時ない?」
45: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/06(金) 19:03:25.14 ID:eE82TFi70
にこ「あー……確かにそういう時あるわ、今日の献立なんかで困った時は絵里や希に相談したりするし……」
にこ「う〜ん難しいわね……あっ!」ピーン
にこ「たまごボーロとかどう?」
ことり「たまごボーロかぁ」
にこ「あれ油もバターも全然使わないから健康にもいいし、材料も手軽ですぐ揃うわよ」
にこ「う〜ん難しいわね……あっ!」ピーン
にこ「たまごボーロとかどう?」
ことり「たまごボーロかぁ」
にこ「あれ油もバターも全然使わないから健康にもいいし、材料も手軽ですぐ揃うわよ」
46: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/06(金) 19:08:16.77 ID:eE82TFi70
ことり「うん、いいかも!」
ことり「たまごボーロなんて思いつきもしなかったよ〜、にこちゃんありがとう」
にこ「別にお礼なんていいわよ、それじゃあにこは行くわね」
ハネジロー「ぱむぱむ」フワフワ
ことり「またねにこちゃん、ハネジローちゃん」
ことり「たまごボーロなんて思いつきもしなかったよ〜、にこちゃんありがとう」
にこ「別にお礼なんていいわよ、それじゃあにこは行くわね」
ハネジロー「ぱむぱむ」フワフワ
ことり「またねにこちゃん、ハネジローちゃん」
47: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/06(金) 19:12:25.72 ID:0EgQ+ZEj0
〈真姫ハウス〉
凛「真姫ちゃん家のソファーふかふかにゃー!」ボフッ
真姫ママ「あらあらみなさんいらっしゃい、はいお茶とお菓子よ」コト
凛「あっすいません……」
真姫ママ「いいのよ〜元気いっぱいね」
花陽「あの……ありがとうございます」
凛「真姫ちゃん家のソファーふかふかにゃー!」ボフッ
真姫ママ「あらあらみなさんいらっしゃい、はいお茶とお菓子よ」コト
凛「あっすいません……」
真姫ママ「いいのよ〜元気いっぱいね」
花陽「あの……ありがとうございます」
48: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/06(金) 19:15:22.53 ID:0EgQ+ZEj0
真姫ママ「あの子がこんなにいっぱいお友達を連れてきてしかもお泊まりだなんて、うふふっ」
真姫「ちょっとママ!」
真姫ママ「それじゃみんなくつろいでいってね〜」
真姫「うう恥ずかしい……」
花陽「ふふっ」ニコニコ
真姫「ちょっとママ!」
真姫ママ「それじゃみんなくつろいでいってね〜」
真姫「うう恥ずかしい……」
花陽「ふふっ」ニコニコ
49: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/06(金) 19:17:58.95 ID:0EgQ+ZEj0
凛「ま〜きちゃあん!」ガシ
真姫「ヴぇぇ?何よ凛!」
凛「凛達真姫ちゃんとこれからもずっとお友達だにゃ〜!」
真姫「は、恥ずかしいったら!もう……///」
真姫「ヴぇぇ?何よ凛!」
凛「凛達真姫ちゃんとこれからもずっとお友達だにゃ〜!」
真姫「は、恥ずかしいったら!もう……///」
50: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/06(金) 19:21:16.84 ID:0EgQ+ZEj0
〈園田家〉
電話『うちのお母さんすごく驚いちゃっていきなりお化粧しに行ったりしたんだよ〜』
海未「穂乃果のお母さんらしいです」
穂乃果『話を聞いてたお客様も喜んでくれてたよ!出たら絶対見るって言ってた!』
海未「だとすればより、気合いが入りますね」
穂乃果『練習風景だけなんてケチだよね。ライブも映してくれればいいのに』
海未「……そうですね」
電話『うちのお母さんすごく驚いちゃっていきなりお化粧しに行ったりしたんだよ〜』
海未「穂乃果のお母さんらしいです」
穂乃果『話を聞いてたお客様も喜んでくれてたよ!出たら絶対見るって言ってた!』
海未「だとすればより、気合いが入りますね」
穂乃果『練習風景だけなんてケチだよね。ライブも映してくれればいいのに』
海未「……そうですね」
51: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/06(金) 19:24:09.99 ID:0EgQ+ZEj0
穂乃果『あはは!話し込んじゃった!それじゃあね海未ちゃん』
海未「穂乃果、その……」
穂乃果『え?』
海未「夢のことはあまり気にしない方がいいですよ」
穂乃果『……』
海未「いきなり私に電話をかけてきて……本当はまだ不安なんですよね?」
海未「穂乃果、その……」
穂乃果『え?』
海未「夢のことはあまり気にしない方がいいですよ」
穂乃果『……』
海未「いきなり私に電話をかけてきて……本当はまだ不安なんですよね?」
52: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/06(金) 19:26:01.37 ID:0EgQ+ZEj0
穂乃果『あはは、バレちゃった……』
海未「何年あなたと一緒にいると思っているんですか。穂乃果の考えてることぐらいお見通しです」
穂乃果『海未ちゃん……』
海未「夢は所詮ただの夢、あまり気にしないで今日はゆっくり休んでください」
穂乃果『うん……ありがとう』
海未「何年あなたと一緒にいると思っているんですか。穂乃果の考えてることぐらいお見通しです」
穂乃果『海未ちゃん……』
海未「夢は所詮ただの夢、あまり気にしないで今日はゆっくり休んでください」
穂乃果『うん……ありがとう』
53: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/06(金) 19:30:39.33 ID:0EgQ+ZEj0
〈神田明神神社〉
凛「ここで見るの?」
真姫「ええ、ここは何気に星が見やすいのよ」
真姫「……流星群が見える時間までもうそろそろね」
花陽「一体どんな感じなのかな?」
凛「あっ!」
シュン シュン
凛「ここで見るの?」
真姫「ええ、ここは何気に星が見やすいのよ」
真姫「……流星群が見える時間までもうそろそろね」
花陽「一体どんな感じなのかな?」
凛「あっ!」
シュン シュン
54: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/06(金) 19:33:36.24 ID:0EgQ+ZEj0
真姫「きたわね」
凛「わあっ!すごい!」
シュン シュン シュン シュン
花陽「綺麗……」
真姫「そうね……」
凛「よーし!お願いごとをするにゃ!」オイノリ
花陽「うん」オイノリ
真姫「……」オイノリ
凛「わあっ!すごい!」
シュン シュン シュン シュン
花陽「綺麗……」
真姫「そうね……」
凛「よーし!お願いごとをするにゃ!」オイノリ
花陽「うん」オイノリ
真姫「……」オイノリ
55: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/06(金) 19:37:59.16 ID:0EgQ+ZEj0
凛「真姫ちゃんは何を3回お願いしたの?」
真姫「秘密よ」
凛「気になるにゃ〜」
真姫「凛こそ何をお願いしたの?」
凛「凛はテレビの取材が成功しますように!ってお願いしたよ!」
凛「かよちんは?」
花陽「……私はこの幸せな日々がいつまでも続きますようにって……」
シュン シュン
真姫「秘密よ」
凛「気になるにゃ〜」
真姫「凛こそ何をお願いしたの?」
凛「凛はテレビの取材が成功しますように!ってお願いしたよ!」
凛「かよちんは?」
花陽「……私はこの幸せな日々がいつまでも続きますようにって……」
シュン シュン
56: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/06(金) 19:40:40.31 ID:0EgQ+ZEj0
花陽「私どうしてもあの1カ月前のことが忘れられなくて……」
真姫「今考えても信じられない事件よね……怪獣が現れて音ノ木坂を消そうとするなんて」
凛「でもその怪獣はウルトラマンがみんなやっつけちゃったにゃ!」
花陽「本当に良かった……みんなも音ノ木坂も無事で」
キラン
真姫「花陽、ほらあれを見なさい」
真姫「今考えても信じられない事件よね……怪獣が現れて音ノ木坂を消そうとするなんて」
凛「でもその怪獣はウルトラマンがみんなやっつけちゃったにゃ!」
花陽「本当に良かった……みんなも音ノ木坂も無事で」
キラン
真姫「花陽、ほらあれを見なさい」
57: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/06(金) 19:42:38.23 ID:0EgQ+ZEj0
花陽「あの流星は……」
凛「今まで1番大きくて光ってるにゃ!」
真姫「きっと私達の願いをお星様がわかったって言ってくれてるのよ」
ゴゴゴゴゴ
花陽「本当だ……いつまでもずっと光ってて……こっちに落ちてくる」
ゴゴゴゴゴゴゴ
凛「本当だにゃ〜」
凛「今まで1番大きくて光ってるにゃ!」
真姫「きっと私達の願いをお星様がわかったって言ってくれてるのよ」
ゴゴゴゴゴ
花陽「本当だ……いつまでもずっと光ってて……こっちに落ちてくる」
ゴゴゴゴゴゴゴ
凛「本当だにゃ〜」
58: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/06(金) 19:44:51.86 ID:jpGf9VpP0
真姫「……!?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
真姫「ちょっと!あれ本当にこっちに落ちてくるわよ!」
凛「えっ?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
花陽「ひいっ!?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
真姫「ちょっと!あれ本当にこっちに落ちてくるわよ!」
凛「えっ?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
花陽「ひいっ!?」
59: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/06(金) 19:47:41.69 ID:jpGf9VpP0
真姫「急いで逃げるわよ!」
凛「わかった!」
ヒューン
花陽「だ、誰か助けてええええええええ!!」
真姫「……」
凛「……?」
真姫「近くで見ると……なんか小さくない?」
凛「わかった!」
ヒューン
花陽「だ、誰か助けてええええええええ!!」
真姫「……」
凛「……?」
真姫「近くで見ると……なんか小さくない?」
60: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/06(金) 19:49:02.62 ID:jpGf9VpP0
ヒューン ボスッ
凛「あっ!あの建物の中に落ちた!」
真姫「行ってみましょ!」
花陽「いくのぉ!?」
凛「本物の隕石かもしれないにゃあー!」ダダダ
凛「あっ!あの建物の中に落ちた!」
真姫「行ってみましょ!」
花陽「いくのぉ!?」
凛「本物の隕石かもしれないにゃあー!」ダダダ
61: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/06(金) 19:52:43.89 ID:iJ8KvxE00
〈神社の建物〉
箱「」ポウ
真姫「どうやらこの箱の中に入ったようね」
凛「なんだかうっすら光ってるにゃ!」
花陽「す、すごい……」
凛「それじゃ開くよー」ガチャ
謎の物体「……」
凛「え?何これ」ヒョイ
箱「」ポウ
真姫「どうやらこの箱の中に入ったようね」
凛「なんだかうっすら光ってるにゃ!」
花陽「す、すごい……」
凛「それじゃ開くよー」ガチャ
謎の物体「……」
凛「え?何これ」ヒョイ
62: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/06(金) 19:55:29.29 ID:iJ8KvxE00
花陽「隕石じゃないの?」
真姫「見たことない形してるけど……」
凛「?」
トコトコトコ
真姫「誰か来るわ!とりあえず早く帰りましょ!」
花陽「うっうん!」
真姫「見たことない形してるけど……」
凛「?」
トコトコトコ
真姫「誰か来るわ!とりあえず早く帰りましょ!」
花陽「うっうん!」
63: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/06(金) 19:58:47.62 ID:iJ8KvxE00
凛「わかったにゃ」ピカッ
凛「にゃあああああああああああああ!??」
真姫「ちょっと凛!いきなりどうしたのよ!」
凛「凛の手が……」
ガララ
花陽「あっ……」
希「あれっみんな?一体ここで何やっとるん?」
凛「にゃあああああああああああああ!??」
真姫「ちょっと凛!いきなりどうしたのよ!」
凛「凛の手が……」
ガララ
花陽「あっ……」
希「あれっみんな?一体ここで何やっとるん?」
64: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/06(金) 20:05:32.96 ID:iJ8KvxE00
〈帰り道〉
花陽「希ちゃんごめんなさい……勝手に神社の建物の中に入っちゃいけなかったよね」トコトコ
希「ええよええよ、倉庫みたいな場所やから」トコトコ
希「それよりその話もっと聞かせて?」
真姫「降ってきた流星の中の一つがあの建物の中に落ちたのよ……それが凛の持ってるあれ」
凛「これだよ希ちゃん」スッ
花陽「希ちゃんごめんなさい……勝手に神社の建物の中に入っちゃいけなかったよね」トコトコ
希「ええよええよ、倉庫みたいな場所やから」トコトコ
希「それよりその話もっと聞かせて?」
真姫「降ってきた流星の中の一つがあの建物の中に落ちたのよ……それが凛の持ってるあれ」
凛「これだよ希ちゃん」スッ
65: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/06(金) 20:07:49.01 ID:0EgQ+ZEj0
希「変な形やな……少なくとも隕石ではないようやけど」
凛「しかもこれを持ったら凛の手の甲が6角形に光ったんだにゃ!」
希「6角形に?」
真姫「凛はこう言ってるんだけど……私達が持っても光らないのよね」
花陽「なんでかな?」
希「でも素敵な話やね」
凛「……素敵?」
凛「しかもこれを持ったら凛の手の甲が6角形に光ったんだにゃ!」
希「6角形に?」
真姫「凛はこう言ってるんだけど……私達が持っても光らないのよね」
花陽「なんでかな?」
希「でも素敵な話やね」
凛「……素敵?」
66: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/06(金) 20:13:00.32 ID:+3Jo5Bru0
希「ほら凛ちゃんの名字は星空って言うやん?」
凛「うん!」
希「なんというか凛ちゃんがその流星と巡りあったのは実は運命やった!ふふっなーんて」
真姫「……ロマンチックな話ね」
花陽「そうだね……」
凛「えっどういう意味?」
凛「うん!」
希「なんというか凛ちゃんがその流星と巡りあったのは実は運命やった!ふふっなーんて」
真姫「……ロマンチックな話ね」
花陽「そうだね……」
凛「えっどういう意味?」
67: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/06(金) 20:18:37.22 ID:+3Jo5Bru0
〈??〉
穂乃果《ん……》パチ
穂乃果《ここはどこ……》キョロキョロ
穂乃果《夜の音ノ木坂?》
穂乃果《あっ……え!?》
天使《……》パアアァ
穂乃果《うわあ……天使だ!》
穂乃果《私初めて見たよ……すごい綺麗だなあ〜》
穂乃果《ん……》パチ
穂乃果《ここはどこ……》キョロキョロ
穂乃果《夜の音ノ木坂?》
穂乃果《あっ……え!?》
天使《……》パアアァ
穂乃果《うわあ……天使だ!》
穂乃果《私初めて見たよ……すごい綺麗だなあ〜》
68: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/06(金) 20:21:25.05 ID:+3Jo5Bru0
天使《……》
穂乃果《おーい!天使さぁん!》ブンブン
ギュイイイン
穂乃果《えっ何?急に目の前が赤くなった!》
シュン
穂乃果《……今度はどこだろうここ?》
穂乃果《なんか変な場所に来ちゃったよ……さっきまで音ノ木坂にいたのに》
巨人《……》ジー
穂乃果《おーい!天使さぁん!》ブンブン
ギュイイイン
穂乃果《えっ何?急に目の前が赤くなった!》
シュン
穂乃果《……今度はどこだろうここ?》
穂乃果《なんか変な場所に来ちゃったよ……さっきまで音ノ木坂にいたのに》
巨人《……》ジー
69: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/06(金) 20:23:13.62 ID:+3Jo5Bru0
穂乃果《わっ!びっくりした!》
巨人《……》
穂乃果《……ウルトラマン?でもゼロちゃんじゃない……あの時一緒に戦ったウルトラマンとも違うし》
……ん
巨人《……》
……ちゃん
穂乃果《あなたは一体?》
巨人《……》
穂乃果《……ウルトラマン?でもゼロちゃんじゃない……あの時一緒に戦ったウルトラマンとも違うし》
……ん
巨人《……》
……ちゃん
穂乃果《あなたは一体?》
70: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/06(金) 20:24:55.69 ID:n7pPEfsP0
〈穂むら〉
雪穂「お姉ちゃん!!」
穂乃果「……んあ?」
雪穂「もう朝だよ!ごはんとっくにできてるよ!」
穂乃果「ゆきほぉ……あえ?」ムクリ
雪穂「お姉ちゃん!!」
穂乃果「……んあ?」
雪穂「もう朝だよ!ごはんとっくにできてるよ!」
穂乃果「ゆきほぉ……あえ?」ムクリ
71: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/06(金) 20:27:26.86 ID:EM/ixQKS0
穂乃果「お母さんはお店?」トコトコ
雪穂「うん」
穂乃果「はむ」モグモグ
雪穂「お姉ちゃん、私今日亜里沙と商店街に買い物行ってくるから」モグモグ
穂乃果「わかったぁ……」ウトウト
雪穂「休みの日だからって寝てばかりじゃ駄目だからね!」
穂乃果「わかってるよ……」ウトウト
穂乃果(それにしても変な夢だったな……)
72: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/06(金) 20:32:13.36 ID:EM/ixQKS0
穂乃果(昨日はゼロちゃんが消えちゃう夢は見るし……今回はまだ嫌な夢じゃないだけ良かったけど)
穂乃果(天使さんは綺麗だったな〜)
巨人《……》ジー
穂乃果(それにしてもあの巨人さん……私のことをずっと見つめてたけどなんでだろ?)
ピロリン
穂乃果「ん?」
穂乃果(天使さんは綺麗だったな〜)
巨人《……》ジー
穂乃果(それにしてもあの巨人さん……私のことをずっと見つめてたけどなんでだろ?)
ピロリン
穂乃果「ん?」
78: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/09(月) 22:33:17.25 ID:dPke3DXS0
〈真姫ハウス〉
絵里「みんなおはよう、昨日は真姫の家に泊まっていたのね」
真姫「いらっしゃい絵里」
絵里「それで、見せたいものがあるってなんなのかしら?メールはメンバー全員に送ってたみたいだけど」
凛「絵里ちゃんこれ持ってみて!」スッ
絵里「何これ?」ガシ
絵里「みんなおはよう、昨日は真姫の家に泊まっていたのね」
真姫「いらっしゃい絵里」
絵里「それで、見せたいものがあるってなんなのかしら?メールはメンバー全員に送ってたみたいだけど」
凛「絵里ちゃんこれ持ってみて!」スッ
絵里「何これ?」ガシ
79: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/09(月) 22:35:20.13 ID:dPke3DXS0
絵里「……」シーン
花陽「駄目みたいだね……」
真姫「そうね……まるで駄目だわ」
凛「うん……」
絵里「えっ」
花陽「駄目みたいだね……」
真姫「そうね……まるで駄目だわ」
凛「うん……」
絵里「えっ」
80: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/09(月) 22:39:13.47 ID:dPke3DXS0
〜3時間後〜
海未「なるほど、これに凛が触れたら手の甲が光ったと……」
希「あの後は結局光らなかったん?」
真姫「ええ、凛がもう一度触っても駄目みたい」
ことり「でもすごいね〜、流星が落ちてくるなんて」ツンツン
ピンポーン
インターホン『にっこにっこにー♡』
インターホン『あっにこちゃんずるい!私がインターホン押そうと思ってたのに!』
インターホン『別にどっちでもいいじゃないの……』
真姫「にこちゃんと穂乃果が来たわね」
凛「これでみんなそろったにゃ!」
海未「なるほど、これに凛が触れたら手の甲が光ったと……」
希「あの後は結局光らなかったん?」
真姫「ええ、凛がもう一度触っても駄目みたい」
ことり「でもすごいね〜、流星が落ちてくるなんて」ツンツン
ピンポーン
インターホン『にっこにっこにー♡』
インターホン『あっにこちゃんずるい!私がインターホン押そうと思ってたのに!』
インターホン『別にどっちでもいいじゃないの……』
真姫「にこちゃんと穂乃果が来たわね」
凛「これでみんなそろったにゃ!」
81: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/09(月) 22:42:23.38 ID:dPke3DXS0
穂乃果「ひどいよ海未ちゃんことりちゃん!私を置いて先に行っちゃうなんて!」プンスカ
海未「てっきり先に行ったと思っていたのですよ……すいません」
にこ(ああ、歩いてるにこにいきなり抱きついてきたのはそういうこと……)
ことり「ごめんね穂乃果ちゃん……これをあげるから機嫌を直して?」スッ
穂乃果「何これ!?すっごい美味しい!」モグモグ
ことり「たまごボーロだよ〜、昨日穂乃果ちゃんが元気ないみたいだったから少しでも元気になればって思って」
穂乃果「ことりちゃんありがとう!」ニコニコ
にこ(機嫌直るのはや!)
海未「てっきり先に行ったと思っていたのですよ……すいません」
にこ(ああ、歩いてるにこにいきなり抱きついてきたのはそういうこと……)
ことり「ごめんね穂乃果ちゃん……これをあげるから機嫌を直して?」スッ
穂乃果「何これ!?すっごい美味しい!」モグモグ
ことり「たまごボーロだよ〜、昨日穂乃果ちゃんが元気ないみたいだったから少しでも元気になればって思って」
穂乃果「ことりちゃんありがとう!」ニコニコ
にこ(機嫌直るのはや!)
82: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/09(月) 22:45:52.75 ID:dPke3DXS0
花陽「穂乃果ちゃん、これを持ってみて?」
穂乃果「ふぇ?うん」モグモグ
穂乃果「……」ガシ シーン
希「……光らないみたいやな」
凛「穂乃果ちゃんならもしかしてと思ったんだけど……」
にこ「あんた達何やってんの?」
花陽「あっにこちゃん、にこちゃんもこれ持ってみて?」
にこ「見せたいものってこれ?ウルトラマンの玩具じゃないの」ハア
花陽「そうウルトラマンの玩具……ん?」
にこ「光らないわねこれ、電池入ってないんじゃない?」ガシ
穂乃果「ふぇ?うん」モグモグ
穂乃果「……」ガシ シーン
希「……光らないみたいやな」
凛「穂乃果ちゃんならもしかしてと思ったんだけど……」
にこ「あんた達何やってんの?」
花陽「あっにこちゃん、にこちゃんもこれ持ってみて?」
にこ「見せたいものってこれ?ウルトラマンの玩具じゃないの」ハア
花陽「そうウルトラマンの玩具……ん?」
にこ「光らないわねこれ、電池入ってないんじゃない?」ガシ
83: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/09(月) 22:48:30.46 ID:dPke3DXS0
真姫「にこちゃん?玩具とか電池とかさっきから何を言ってるの?」
にこ「だからこれウルトラマンの玩具よ。こたろうも同じの持ってるから」
凛「へ〜、そうなんだ」
花陽「……」
真姫「……」
凛「……」
まきりんぱな「「「「うそおおおおおおおっ!?」」」
にこ「だからこれウルトラマンの玩具よ。こたろうも同じの持ってるから」
凛「へ〜、そうなんだ」
花陽「……」
真姫「……」
凛「……」
まきりんぱな「「「「うそおおおおおおおっ!?」」」
84: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/09(月) 22:56:41.66 ID:dRAHPss40
にこ「なんでそんなに驚いてるのよ」
花陽「で、でも……」
真姫「にこちゃん、実はこれ昨日流星になって神社の建物に落ちてきたものなのよ」
にこ「流星に!?そんなことあるの?」
凛「うん!」
にこ「……もしかしてみんなでにこをからかってる?」
凛「本当なんだにゃ!」
絵里「待って、これが本当に玩具だとしたら電池を入れる場所があるんじゃないかしら」
にこ「そうね……」ジー
花陽「……どう?」
花陽「で、でも……」
真姫「にこちゃん、実はこれ昨日流星になって神社の建物に落ちてきたものなのよ」
にこ「流星に!?そんなことあるの?」
凛「うん!」
にこ「……もしかしてみんなでにこをからかってる?」
凛「本当なんだにゃ!」
絵里「待って、これが本当に玩具だとしたら電池を入れる場所があるんじゃないかしら」
にこ「そうね……」ジー
花陽「……どう?」
85: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/09(月) 23:06:33.29 ID:PllLYxCT0
にこ「あれ?……ここの部分にカバーがあるはずなんだけど……見当たらないわね」
凛「やっぱり玩具じゃないんだよこれ!」
にこ「さすがにそれは……でも奇妙ね」
穂乃果「さっきウルトラマンの玩具ってにこちゃん言ってたよね?何の玩具なの?」
にこ「変身道具よ、ソフビ人形の足を先っちょにつけると」
にこ「ウルトライブ☆って言って色々な音声が流れるの」
真姫「ふーん……」ジト目
にこ「本当よ!」
凛「やっぱり玩具じゃないんだよこれ!」
にこ「さすがにそれは……でも奇妙ね」
穂乃果「さっきウルトラマンの玩具ってにこちゃん言ってたよね?何の玩具なの?」
にこ「変身道具よ、ソフビ人形の足を先っちょにつけると」
にこ「ウルトライブ☆って言って色々な音声が流れるの」
真姫「ふーん……」ジト目
にこ「本当よ!」
86: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/09(月) 23:11:55.13 ID:b4d/MkB00
穂乃果「だったらソフビ人形を買ってきて先っちょにくっつけてみようよ!」
凛「そうにゃそうにゃ!」
絵里「そうね、やってみましょうか」
希「にこっちその人形は何円ぐらいなん?」
にこ「たしか商店街の玩具屋さんで600円ぐらいで買えるはずよ」
海未「……」
凛「そうにゃそうにゃ!」
絵里「そうね、やってみましょうか」
希「にこっちその人形は何円ぐらいなん?」
にこ「たしか商店街の玩具屋さんで600円ぐらいで買えるはずよ」
海未「……」
87: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/09(月) 23:14:42.86 ID:b4d/MkB00
ことり「海未ちゃん……」
海未「わかっています……」
海未「もしあれが本当にウルトラマンの変身道具だとすれば」
アハハハ
オモチャヤサンニイックニャー!
海未(この音ノ木坂に何かがまた起ころうとしているのでしょうか……)
海未「わかっています……」
海未「もしあれが本当にウルトラマンの変身道具だとすれば」
アハハハ
オモチャヤサンニイックニャー!
海未(この音ノ木坂に何かがまた起ころうとしているのでしょうか……)
88: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/09(月) 23:23:52.36 ID:CRh5kTX60
〈商店街〉
雪穂「ありがと亜里沙。買い物に付き合ってくれて」
亜里沙「ううんそんな、こっちこそありがとう」
雪穂「そうだ!もうそろそろお昼だし何か食べに……」
雪穂「……ねえ亜里沙」
亜里沙「何?」
雪穂「あれ何だろう……」
ワームホール「」ゴゴゴゴゴ
ザワザワザワザワ
オイ!ナンダアレ!
ヒイッ……
ブリッツブロッツ「……」バサァ
雪穂「ありがと亜里沙。買い物に付き合ってくれて」
亜里沙「ううんそんな、こっちこそありがとう」
雪穂「そうだ!もうそろそろお昼だし何か食べに……」
雪穂「……ねえ亜里沙」
亜里沙「何?」
雪穂「あれ何だろう……」
ワームホール「」ゴゴゴゴゴ
ザワザワザワザワ
オイ!ナンダアレ!
ヒイッ……
ブリッツブロッツ「……」バサァ
89: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/09(月) 23:23:54.99 ID:b4d/MkB00
〈商店街〉
雪穂「ありがと亜里沙。買い物に付き合ってくれて」
亜里沙「ううんそんな、こっちこそありがとう」
雪穂「そうだ!もうそろそろお昼だし何か食べに……」
雪穂「……ねえ亜里沙」
亜里沙「何?」
雪穂「あれ何だろう……」
ワームホール「」ゴゴゴゴゴ
ザワザワザワザワ
オイ!ナンダアレ!
ヒイッ……
ブリッツブロッツ「……」バサァ
雪穂「ありがと亜里沙。買い物に付き合ってくれて」
亜里沙「ううんそんな、こっちこそありがとう」
雪穂「そうだ!もうそろそろお昼だし何か食べに……」
雪穂「……ねえ亜里沙」
亜里沙「何?」
雪穂「あれ何だろう……」
ワームホール「」ゴゴゴゴゴ
ザワザワザワザワ
オイ!ナンダアレ!
ヒイッ……
ブリッツブロッツ「……」バサァ
90: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/09(月) 23:28:08.21 ID:b4d/MkB00
亜里沙「なんだか気持ち悪い……」
雪穂「……ヤバい予感がする」
雪穂「亜里沙!逃げよう!」ガシ
亜里沙「え、雪穂っ!?」
ブリッツブロッツ「ギィィ……」
雪穂「……ヤバい予感がする」
雪穂「亜里沙!逃げよう!」ガシ
亜里沙「え、雪穂っ!?」
ブリッツブロッツ「ギィィ……」
91: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/09(月) 23:30:49.37 ID:b4d/MkB00
〈街道〉
花陽「……」トコトコ
凛「かよちんどうしたの?」トコトコ
花陽「もしそれがウルトラマンの変身道具だとしたら……凛ちゃんがウルトラマンになっちゃうの?」
凛「えっ?」
花陽「私はあまり嬉しくないな……あの時の穂乃果ちゃんみたいにボロボロになっちゃうんじゃ……」
花陽「……」トコトコ
凛「かよちんどうしたの?」トコトコ
花陽「もしそれがウルトラマンの変身道具だとしたら……凛ちゃんがウルトラマンになっちゃうの?」
凛「えっ?」
花陽「私はあまり嬉しくないな……あの時の穂乃果ちゃんみたいにボロボロになっちゃうんじゃ……」
92: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/09(月) 23:35:57.29 ID:b4d/MkB00
真姫「花陽……」
凛「でもかよちん、もし、もし本当に凛が変身できたとしても怪獣も何も出てこないんだから使うことないよ?」
花陽「だと……いいんだけど」
穂乃果「大丈夫だよ!」
絵里「穂乃果?」
穂乃果「だってもし怪獣が出てきてもゼロちゃんが来てくれるもん!だから凛ちゃんは変身することないよ!」
凛「でもかよちん、もし、もし本当に凛が変身できたとしても怪獣も何も出てこないんだから使うことないよ?」
花陽「だと……いいんだけど」
穂乃果「大丈夫だよ!」
絵里「穂乃果?」
穂乃果「だってもし怪獣が出てきてもゼロちゃんが来てくれるもん!だから凛ちゃんは変身することないよ!」
93: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/09(月) 23:38:43.96 ID:H01p6FDN0
海未「……っ」
ことり「穂乃果ちゃん……」
にこ「てゆうかそもそも、まだそれが本当に変身道具かわからないのにあんた達色々考えすぎじゃない?」
ウワアアアアアアア!
『住民の皆さん!ただちに避難してください!』
希「何か向こうの様子が変やな……」
絵里「どうしたのかしら?」
ことり「穂乃果ちゃん……」
にこ「てゆうかそもそも、まだそれが本当に変身道具かわからないのにあんた達色々考えすぎじゃない?」
ウワアアアアアアア!
『住民の皆さん!ただちに避難してください!』
希「何か向こうの様子が変やな……」
絵里「どうしたのかしら?」
94: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/09(月) 23:42:06.31 ID:H01p6FDN0
戦闘機『皆さん!ただちに避難してください!』ビュン
海未「あれは自衛隊の戦闘機ではないですか!?」
ことり「な、なんで……」
バヒュン!
戦闘機『ぐはっ!うわああああああああ!』ヒュウウウ
ドガアアアン!
花陽「きゃあああああああああ!!」
絵里「戦闘機が爆発した!?」
海未「あれは自衛隊の戦闘機ではないですか!?」
ことり「な、なんで……」
バヒュン!
戦闘機『ぐはっ!うわああああああああ!』ヒュウウウ
ドガアアアン!
花陽「きゃあああああああああ!!」
絵里「戦闘機が爆発した!?」
95: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/09(月) 23:44:56.10 ID:eswqjHuc0
ブリッツブロッツ「ギイ……」
凛「!!」
ことり「うそ……」
希「あれってまさか!」
花陽「やだ……なんでまた」
ブリッツブロッツ「ギィィッ!!」
穂乃果(あの夢に出てきた怪獣だ……!!)
凛「!!」
ことり「うそ……」
希「あれってまさか!」
花陽「やだ……なんでまた」
ブリッツブロッツ「ギィィッ!!」
穂乃果(あの夢に出てきた怪獣だ……!!)
96: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/09(月) 23:48:49.27 ID:eswqjHuc0
〈商店街〉
ブリッツブロッツ「ギィィ」コウダン
バヒュン! バヒュン! バヒュン!
ドカァァァァァン……
絵里「みんな!早く逃げるわよ!」
穂乃果「待って絵里ちゃん!」
雪穂《お姉ちゃん、私今日亜里沙と商店街に買い物行ってくるから》
穂乃果「雪穂と亜里沙ちゃんもここに来てるはずだよ!」
ブリッツブロッツ「ギィィ」コウダン
バヒュン! バヒュン! バヒュン!
ドカァァァァァン……
絵里「みんな!早く逃げるわよ!」
穂乃果「待って絵里ちゃん!」
雪穂《お姉ちゃん、私今日亜里沙と商店街に買い物行ってくるから》
穂乃果「雪穂と亜里沙ちゃんもここに来てるはずだよ!」
97: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/09(月) 23:52:02.06 ID:eswqjHuc0
絵里「あっ……」
穂乃果「雪穂、お願い!!」プルルルル
電話『おかけになった電話番号は現在使われていないか電源が入っておりません』
穂乃果「でない……」
穂乃果「絵里ちゃん!私2人を探してくる!!」ダダダ
絵里「穂乃果!?待ちなさい私も一緒に!」
ブリッツブロッツ「ギィィ!」
穂乃果「雪穂、お願い!!」プルルルル
電話『おかけになった電話番号は現在使われていないか電源が入っておりません』
穂乃果「でない……」
穂乃果「絵里ちゃん!私2人を探してくる!!」ダダダ
絵里「穂乃果!?待ちなさい私も一緒に!」
ブリッツブロッツ「ギィィ!」
98: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/09(月) 23:57:41.06 ID:eswqjHuc0
バヒュン!
ドガン
絵里「うっ……爆風で前が見えない!」
海未「絵里!穂乃果あっ!!」
希「えりち大丈夫!?」
絵里「ええ、私は大丈夫よ……でも穂乃果は行ってしまったわ……」
にこ「あのバカっ!」
海未「皆さんは先に避難してください!私が穂乃果を探してきます!」ダダダ
ドガン
絵里「うっ……爆風で前が見えない!」
海未「絵里!穂乃果あっ!!」
希「えりち大丈夫!?」
絵里「ええ、私は大丈夫よ……でも穂乃果は行ってしまったわ……」
にこ「あのバカっ!」
海未「皆さんは先に避難してください!私が穂乃果を探してきます!」ダダダ
99: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/10(火) 00:00:03.13 ID:zGa6Bmbr0
ことり「海未ちゃん私も一緒に行く!」ダダダ
真姫「花陽、私達も行くわよ!」
花陽「うん!凛ちゃんも……」クル
シーン
花陽「えっ……凛ちゃん?さっきまでここにいたのに」
真姫「凛?」
真姫「花陽、私達も行くわよ!」
花陽「うん!凛ちゃんも……」クル
シーン
花陽「えっ……凛ちゃん?さっきまでここにいたのに」
真姫「凛?」
100: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/10(火) 00:02:43.14 ID:SKe3DZIE0
〈廃墟〉
雪穂「う……」ムクリ
亜里沙「……」
雪穂「はっ!……亜里沙しっかり!」ユサユサ
亜里沙「……雪穂?」
雪穂「怪我はない?」
亜里沙「うん……」
雪穂「う……」ムクリ
亜里沙「……」
雪穂「はっ!……亜里沙しっかり!」ユサユサ
亜里沙「……雪穂?」
雪穂「怪我はない?」
亜里沙「うん……」
101: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/10(火) 00:07:42.98 ID:SKe3DZIE0
雪穂「まず助けを呼ばなきゃ!ってうわ……携帯めちゃくちゃになっちゃった」
雪穂「亜里沙は携帯使える?」
亜里沙「うん、大丈夫」
雪穂「とりあえず、それで……」
穂乃果「雪穂っ!亜里沙ちゃん!!」ダダダ
雪穂「えっお姉ちゃん!?どうしてここに?」
雪穂「亜里沙は携帯使える?」
亜里沙「うん、大丈夫」
雪穂「とりあえず、それで……」
穂乃果「雪穂っ!亜里沙ちゃん!!」ダダダ
雪穂「えっお姉ちゃん!?どうしてここに?」
102: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/10(火) 00:10:40.43 ID:SKe3DZIE0
穂乃果「無事で良かった!早く逃げよう!」
雪穂「お姉ちゃん……一体何が起きてるの?」
穂乃果「私にもわからない……」
穂乃果(大丈夫……あんな夢嘘っぱちだよ)
穂乃果(きっとすぐにゼロちゃんが来て私達を助けてくれる!)
ブリッツブロッツ「ギィ!!」ビュン
雪穂「お姉ちゃん……一体何が起きてるの?」
穂乃果「私にもわからない……」
穂乃果(大丈夫……あんな夢嘘っぱちだよ)
穂乃果(きっとすぐにゼロちゃんが来て私達を助けてくれる!)
ブリッツブロッツ「ギィ!!」ビュン
103: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/10(火) 00:13:19.95 ID:SKe3DZIE0
〈玩具屋〉
凛「えい!えい!」チョンチョン
凛「どうして……」
凛「どうしてウルトラマンになれないの!」ポイ
ゼロのソフビ「」コロン
凛「そんな……これはウルトラマンの変身道具でもなんでもなくて、にこちゃんが言ってた通りただの玩具だったの!?」
凛「えい!えい!」チョンチョン
凛「どうして……」
凛「どうしてウルトラマンになれないの!」ポイ
ゼロのソフビ「」コロン
凛「そんな……これはウルトラマンの変身道具でもなんでもなくて、にこちゃんが言ってた通りただの玩具だったの!?」
104: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/10(火) 00:17:17.63 ID:SKe3DZIE0
ウィーン
花陽「凛ちゃん!」
凛「かよちん……どうしてここに」
花陽「やっぱりウルトラマンになるつもりだったんだね……」
凛「うん……」
花陽「あのね凛ちゃん、今穂乃果ちゃんが雪穂ちゃんと亜里沙ちゃんを探してるの」
凛「穂乃果ちゃんが?」
花陽「だから私達も……」
ズズズズン……
凛「うわあ!?」グラグラ
花陽「凛ちゃん!」
凛「かよちん……どうしてここに」
花陽「やっぱりウルトラマンになるつもりだったんだね……」
凛「うん……」
花陽「あのね凛ちゃん、今穂乃果ちゃんが雪穂ちゃんと亜里沙ちゃんを探してるの」
凛「穂乃果ちゃんが?」
花陽「だから私達も……」
ズズズズン……
凛「うわあ!?」グラグラ
105: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/10(火) 00:19:31.61 ID:SKe3DZIE0
花陽「今まで1番強い衝撃……!?」グラグラ
ガシャン!
ギイイッ!
花陽「こっちに怪獣が迫ってきてるんだ……」
凛「かよちんとりあえずここから出るにゃ!」
花陽「うん!」
ガシャン!
ギイイッ!
花陽「こっちに怪獣が迫ってきてるんだ……」
凛「かよちんとりあえずここから出るにゃ!」
花陽「うん!」
106: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/10(火) 00:23:39.06 ID:SKe3DZIE0
〈廃墟〉
ブリッツブロッツ「ギィィ!」
穂乃果(この怪獣さっきから私達をしつこく追い回してくる!)
穂乃果(多分狙いは私だ……なんでかわからないけどこの怪獣は私がウルトラマンだったってことを知ってるんだ!)
雪穂「うっ……はあっ」ダダダ
亜里沙「はっ……ううっ」ダダダ
穂乃果(雪穂と亜里沙ちゃんの体力ももう限界……)
穂乃果(なら私がやらなきゃいけないことは……)
穂乃果「……」ピタ
雪穂「……お姉ちゃん?」
亜里沙「穂乃果さん走るのをやめちゃダメです!」
ブリッツブロッツ「ギィィ!」
穂乃果(この怪獣さっきから私達をしつこく追い回してくる!)
穂乃果(多分狙いは私だ……なんでかわからないけどこの怪獣は私がウルトラマンだったってことを知ってるんだ!)
雪穂「うっ……はあっ」ダダダ
亜里沙「はっ……ううっ」ダダダ
穂乃果(雪穂と亜里沙ちゃんの体力ももう限界……)
穂乃果(なら私がやらなきゃいけないことは……)
穂乃果「……」ピタ
雪穂「……お姉ちゃん?」
亜里沙「穂乃果さん走るのをやめちゃダメです!」
107: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/10(火) 00:26:17.18 ID:SKe3DZIE0
凛「穂乃果ちゃん!」タタッ
花陽「雪穂ちゃんと亜里沙ちゃん見つかったんだね!」ダダダ
穂乃果(花陽ちゃんと凛ちゃん……)
穂乃果(良かった……2人が来てくれて、これで雪穂と亜里沙ちゃんは大丈夫だね)
穂乃果「……」コク
花陽「穂乃果ちゃん?」
凛「……穂乃果ちゃん」
《私があれを引きつけるから凛ちゃんは花陽ちゃんと一緒に逃げて!》
凛「まさかまた!!」
凛「穂乃果ちゃん駄目だよ!」
花陽「雪穂ちゃんと亜里沙ちゃん見つかったんだね!」ダダダ
穂乃果(花陽ちゃんと凛ちゃん……)
穂乃果(良かった……2人が来てくれて、これで雪穂と亜里沙ちゃんは大丈夫だね)
穂乃果「……」コク
花陽「穂乃果ちゃん?」
凛「……穂乃果ちゃん」
《私があれを引きつけるから凛ちゃんは花陽ちゃんと一緒に逃げて!》
凛「まさかまた!!」
凛「穂乃果ちゃん駄目だよ!」
108: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/10(火) 00:29:03.67 ID:wMkT1n0Q0
穂乃果「雪穂!亜里沙ちゃん!私を置いて早く逃げて!」
雪穂「何言ってるのお姉ちゃん!?そんなことできない!」
亜里沙「はい!」
穂乃果「雪穂っ!!」
雪穂「お、お姉ちゃん……」ビク
穂乃果「花陽ちゃんと凛ちゃん、2人をおねが」
ブリッツブロッツ「ギイ!」バヒュン!
穂乃果「……え」
雪穂「何言ってるのお姉ちゃん!?そんなことできない!」
亜里沙「はい!」
穂乃果「雪穂っ!!」
雪穂「お、お姉ちゃん……」ビク
穂乃果「花陽ちゃんと凛ちゃん、2人をおねが」
ブリッツブロッツ「ギイ!」バヒュン!
穂乃果「……え」
109: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/10(火) 00:34:12.36 ID:AqnXi8nU0
穂乃果(私に光弾が飛んでくる……)
穂乃果(しかもあんなの食らったら……私だけじゃなくて雪穂や亜里沙ちゃんも……)
穂乃果(私が走るのをやめたことはかえって2人を巻き添えにしただけ……)
バヒュウウウ!
穂乃果「うそ、わたし……わたしのせいだ」ジワ
亜里沙「きゃああああ!!」
雪穂「いやああああああっ!」
穂乃果(しかもあんなの食らったら……私だけじゃなくて雪穂や亜里沙ちゃんも……)
穂乃果(私が走るのをやめたことはかえって2人を巻き添えにしただけ……)
バヒュウウウ!
穂乃果「うそ、わたし……わたしのせいだ」ジワ
亜里沙「きゃああああ!!」
雪穂「いやああああああっ!」
110: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/10(火) 00:37:32.03 ID:AqnXi8nU0
凛(凛はまた見てるだけなの……?)
《今までありがとね》
《穂乃果ちゃああああああん!》
凛(みんな死ぬしかないの……?)
凛「いや……そんなことないっ!!」ダダダ
花陽「凛ちゃん!?ま、まって……」
凛「このままじゃ穂乃果ちゃん達が死んじゃう!」ダダダ
《今までありがとね》
《穂乃果ちゃああああああん!》
凛(みんな死ぬしかないの……?)
凛「いや……そんなことないっ!!」ダダダ
花陽「凛ちゃん!?ま、まって……」
凛「このままじゃ穂乃果ちゃん達が死んじゃう!」ダダダ
111: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/10(火) 00:43:10.10 ID:8HK8T6NJ0
凛(もうあの時みたいな思いはしたくない!)
凛(凛は!穂乃果ちゃん達を助けるんだ!)
ギンガスパーク「」ピカァ
凛「わあっ!?」
ギンガのスパークドール「」シュウウ
凛「これって、まさか!」
ジャキイ!
ウルトラーイブ!ウルトラマンギンガ!
ドガァアァァン!
凛(凛は!穂乃果ちゃん達を助けるんだ!)
ギンガスパーク「」ピカァ
凛「わあっ!?」
ギンガのスパークドール「」シュウウ
凛「これって、まさか!」
ジャキイ!
ウルトラーイブ!ウルトラマンギンガ!
ドガァアァァン!
112: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/10(火) 00:49:06.20 ID:SKe3DZIE0
雪穂「……」
雪穂「あ、あれ……?」
亜里沙「雪穂、私達生きてる……」
アーアーアーアーアー
アーアーアーアーアーアー……
ウルトラマンギンガ「ショオオッ……」
《な、なれた!》
《ウルトラマンになれたにゃ!》
雪穂「あ、あれ……?」
亜里沙「雪穂、私達生きてる……」
アーアーアーアーアー
アーアーアーアーアーアー……
ウルトラマンギンガ「ショオオッ……」
《な、なれた!》
《ウルトラマンになれたにゃ!》
113: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/10(火) 00:52:37.23 ID:SKe3DZIE0
花陽「凛ちゃん!」タタッ
ウルトラマンギンガ「……」
《かよちん?》
花陽「絶対に私達のところに戻ってきてね……」
ウルトラマンギンガ「……」コク
凛《うん!いってくるにゃ!》
ウルトラマンギンガ「……」
《かよちん?》
花陽「絶対に私達のところに戻ってきてね……」
ウルトラマンギンガ「……」コク
凛《うん!いってくるにゃ!》
114: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/10(火) 00:56:09.33 ID:SKe3DZIE0
海未「四人とも!無事ですか!?」タタッ
ことり「大丈夫!?」
穂乃果「海未ちゃん……ことりちゃん」
花陽「ううっ、凛ちゃあん……」ポロポロ
海未「花陽……やはりあのウルトラマンは」
花陽「海未ちゃん!凛ちゃんが、凛ちゃんがあ!!」
花陽「ウルトラマンになっちゃったよぉ!うううっ……」ポロポロ
ことり「大丈夫!?」
穂乃果「海未ちゃん……ことりちゃん」
花陽「ううっ、凛ちゃあん……」ポロポロ
海未「花陽……やはりあのウルトラマンは」
花陽「海未ちゃん!凛ちゃんが、凛ちゃんがあ!!」
花陽「ウルトラマンになっちゃったよぉ!うううっ……」ポロポロ
115: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/10(火) 00:58:41.41 ID:DvOQkFih0
穂乃果「……」
ことり「穂乃果ちゃん!良かったあ……無事で」
穂乃果(私……さっき、雪穂達を、殺しかけた……)
穂乃果「ううっ……」ギュ
ことり「……穂乃果ちゃん?」
穂乃果「ことりちゃん……私っ、わたひっ!」ポロポロ
ことり「……」ナデナデ
ことり「穂乃果ちゃん!良かったあ……無事で」
穂乃果(私……さっき、雪穂達を、殺しかけた……)
穂乃果「ううっ……」ギュ
ことり「……穂乃果ちゃん?」
穂乃果「ことりちゃん……私っ、わたひっ!」ポロポロ
ことり「……」ナデナデ
116: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/10(火) 01:02:15.27 ID:1bBEbeN/0
にこ「ったくもう……穂乃果達はどこに行ったのよ!」ガラ
絵里「これ以上ここにいるのは危険だわ……早く見つけないと」
真姫(花陽……飛び出していっちゃったけど、凛は見つかったのかしら)
真姫(見つけたらすぐ連絡をちょうだいって言ったのに……)
ギュイイイイイイイイン
希「なんや!?」
にこ「ちょっとあれって!!」
ウルトラマンギンガ「……」
絵里「ウルトラマン……」
真姫(凛、まさかあなた!!)
絵里「これ以上ここにいるのは危険だわ……早く見つけないと」
真姫(花陽……飛び出していっちゃったけど、凛は見つかったのかしら)
真姫(見つけたらすぐ連絡をちょうだいって言ったのに……)
ギュイイイイイイイイン
希「なんや!?」
にこ「ちょっとあれって!!」
ウルトラマンギンガ「……」
絵里「ウルトラマン……」
真姫(凛、まさかあなた!!)
117: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/10(火) 01:05:16.06 ID:1bBEbeN/0
たった一人でも君を守りたい
ギンガ「ショウニャッ!」ダダダ
いつも いつも いつも いつも
《やああああっ!》
側にいるから
ブリッツブロッツ「ギィィ!」
ギンガ「ショウニャッ!」ダダダ
いつも いつも いつも いつも
《やああああっ!》
側にいるから
ブリッツブロッツ「ギィィ!」
118: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/10(火) 01:07:48.76 ID:1bBEbeN/0
どんなに辛くて
ギンガ「フッ!」キック
どんなに苦しくても
ブリッツブロッツ「ギィ……」ドサ
きっと きっと きっと きっと
《やった!》
ブリッツブロッツ「ギィィイイッ!」バヒュン!
ギンガ「オワアッ……」バゴォン
《うわあっ!!うっく……》
ゴールは近いから
ギンガ「フッ!」キック
どんなに苦しくても
ブリッツブロッツ「ギィ……」ドサ
きっと きっと きっと きっと
《やった!》
ブリッツブロッツ「ギィィイイッ!」バヒュン!
ギンガ「オワアッ……」バゴォン
《うわあっ!!うっく……》
ゴールは近いから
119: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/10(火) 01:10:28.65 ID:1bBEbeN/0
ブリッツブロッツ「ギィィッ!」パンチ
《!?》
星空に 輝けギンガ
ギンガ「《ギンガセイバー!》」ズバン
《え?何か勝手に喋っちゃったにゃ!》
ブリッツブロッツ「イイッ……!?」ボトッ
もう一度 君に会うために
《!?》
星空に 輝けギンガ
ギンガ「《ギンガセイバー!》」ズバン
《え?何か勝手に喋っちゃったにゃ!》
ブリッツブロッツ「イイッ……!?」ボトッ
もう一度 君に会うために
120: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/10(火) 01:12:32.10 ID:1bBEbeN/0
《よ、よーし!》
ギンガ「ショオオオ……」
ブリッツブロッツ「ギィィイイ!!」ダダダ
《こ、光線にゃ!》
ギンガ「《ギンガクロスシュート!》」ビイイ
ブリッツブロッツ「イイッ」ガパア
《胸が開いた!?》
ブリッツブロッツ「……」シュウウ
《吸い取られてるにゃ!うぐぐ……!》
ギンガ「ショオオオ……」
ブリッツブロッツ「ギィィイイ!!」ダダダ
《こ、光線にゃ!》
ギンガ「《ギンガクロスシュート!》」ビイイ
ブリッツブロッツ「イイッ」ガパア
《胸が開いた!?》
ブリッツブロッツ「……」シュウウ
《吸い取られてるにゃ!うぐぐ……!》
121: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/10(火) 01:14:51.38 ID:1bBEbeN/0
にこ「ちょっとあのウルトラマン大丈夫なの!」
希「光線技を吸い取られてる!?」
絵里「そんな……あの怪獣の強さは一体……」
真姫「大丈夫よ!」
にこ「真姫ちゃん……」
真姫(凛……勝ちなさい!死んだら許さないんだから!)ポロポロ
希「光線技を吸い取られてる!?」
絵里「そんな……あの怪獣の強さは一体……」
真姫「大丈夫よ!」
にこ「真姫ちゃん……」
真姫(凛……勝ちなさい!死んだら許さないんだから!)ポロポロ
122: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/10(火) 01:18:30.77 ID:DvOQkFih0
もしも いつか遠く
ギンガ「オオオオオオオォォ……!」ビイイイイ!
《負けてたまるかああああああああああああああ!》
離れたとしても笑顔と
ブリッツブロッツ「ギ…………」フラ
ギンガ「ゼヤアアアアアア!!」ビイイイイ!
《うわあああああああああああああああああ!!》
そのやさしさと 絆を忘れないで
ブリッツブロッツ「ギイイ……」バゴォン
ギンガ「オオオオオオオォォ……!」ビイイイイ!
《負けてたまるかああああああああああああああ!》
離れたとしても笑顔と
ブリッツブロッツ「ギ…………」フラ
ギンガ「ゼヤアアアアアア!!」ビイイイイ!
《うわあああああああああああああああああ!!》
そのやさしさと 絆を忘れないで
ブリッツブロッツ「ギイイ……」バゴォン
123: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/10(火) 01:21:14.01 ID:DvOQkFih0
にこ「 効いた!?」
希「そうか……!いくら吸い取れると言っても限界があるんや!」
ブリッツブロッツ「……ギィィ」ヨロッ
ギンガ「オオッ……」
《はあ……はあ……やった……今のうちに攻撃を》
ブリッツブロッツ「ギィィイイイイッ……!」ビュン
ギンガ「フッ!?」
ブリッツブロッツ「イイッ!」ザシュン
ギンガ「ウアッ……」
《うああああああっ……っくう!》
希「そうか……!いくら吸い取れると言っても限界があるんや!」
ブリッツブロッツ「……ギィィ」ヨロッ
ギンガ「オオッ……」
《はあ……はあ……やった……今のうちに攻撃を》
ブリッツブロッツ「ギィィイイイイッ……!」ビュン
ギンガ「フッ!?」
ブリッツブロッツ「イイッ!」ザシュン
ギンガ「ウアッ……」
《うああああああっ……っくう!》
124: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/10(火) 01:23:47.03 ID:DvOQkFih0
ことり「あの怪獣ウルトラマンのタイマーを狙ってるよ!」
花陽「凛ちゃん!!」
星空に 輝けギンガ
未来へと つづく道を
《か、かよちん……》
花陽「負けないで!!凛ちゃん!!」
花陽「凛ちゃん!!」
星空に 輝けギンガ
未来へと つづく道を
《か、かよちん……》
花陽「負けないで!!凛ちゃん!!」
125: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/10(火) 01:27:05.90 ID:DvOQkFih0
ギンガ「ゼャア……」
《……そうだ、凛はかよちんに》
《絶対戻ってくるって言ったんだ……》
もう一度 君に会うために
進めともに ウルトラマンギンガ
凛《だから……》
ギンガ「アアアアッ!」グググ
《こんなところでえええっ!!》
《……そうだ、凛はかよちんに》
《絶対戻ってくるって言ったんだ……》
もう一度 君に会うために
進めともに ウルトラマンギンガ
凛《だから……》
ギンガ「アアアアッ!」グググ
《こんなところでえええっ!!》
126: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/10(火) 01:30:33.64 ID:DvOQkFih0
ブリッツブロッツ「……!」
バチバチバチバチバチバチ
もう一度
ギンガ「《ギンガサンダーボルト!!》」バシュン
ブリッツブロッツ「……」ドサ
君に会うために
バゴォオオオオン!
ギンガ「……」
《やった……倒したあっ!!》
バチバチバチバチバチバチ
もう一度
ギンガ「《ギンガサンダーボルト!!》」バシュン
ブリッツブロッツ「……」ドサ
君に会うために
バゴォオオオオン!
ギンガ「……」
《やった……倒したあっ!!》
127: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/10(火) 01:33:12.65 ID:DvOQkFih0
ワアアアアアァァ……
海未「皆さんお待たせしました……」トコトコ
希「海未ちゃん……良かった、みんな無事やったんやな」
亜里沙「お姉ちゃあん!」
絵里「亜里沙!ケガはない?」
亜里沙「うん!」
海未「皆さんお待たせしました……」トコトコ
希「海未ちゃん……良かった、みんな無事やったんやな」
亜里沙「お姉ちゃあん!」
絵里「亜里沙!ケガはない?」
亜里沙「うん!」
128: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/10(火) 01:35:57.99 ID:DvOQkFih0
花陽「真姫ちゃん、心配かけちゃってごめんね」
真姫「花陽っ!」ギュ
花陽「まっ真姫ちゃん苦しいよぉ……」
真姫「馬鹿!本当に心配したんだから!」
ミンナー!
花陽「あ……」
凛「かーよちん!ただいまー」
花陽「凛ちゃん……!」
凛「やったよ、凛があいつを倒したよ!」
花陽「うん……うんっ!」
真姫「凛っ、あなた……!!」ガバ
凛「ま、真姫ちゃん!うにゃあっ!?」
真姫「花陽っ!」ギュ
花陽「まっ真姫ちゃん苦しいよぉ……」
真姫「馬鹿!本当に心配したんだから!」
ミンナー!
花陽「あ……」
凛「かーよちん!ただいまー」
花陽「凛ちゃん……!」
凛「やったよ、凛があいつを倒したよ!」
花陽「うん……うんっ!」
真姫「凛っ、あなた……!!」ガバ
凛「ま、真姫ちゃん!うにゃあっ!?」
129: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/10(火) 01:39:13.92 ID:DvOQkFih0
穂乃果「……」
雪穂「お姉ちゃん、帰ろ?」
穂乃果「雪穂……ごめんね」
雪穂「え?」
穂乃果「私……心のどこかできっとゼロちゃんが来てくれるから大丈夫って、思ってた……そしたらあんなことに……」
雪穂「ううん……お姉ちゃんは悪くないよ」
雪穂「お姉ちゃん、帰ろ?」
穂乃果「雪穂……ごめんね」
雪穂「え?」
穂乃果「私……心のどこかできっとゼロちゃんが来てくれるから大丈夫って、思ってた……そしたらあんなことに……」
雪穂「ううん……お姉ちゃんは悪くないよ」
130: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/10(火) 01:49:12.04 ID:2qnfMGX50
穂乃果「でも……」
雪穂「お姉ちゃんの気持ち、ちゃんと伝わったよ……私達を助けようとしてくれたんだよね」
雪穂「ありがと」
穂乃果「雪穂ぉ……」ウルウル
雪穂「ほら行こ?」
穂乃果「……うん」
穂乃果(ゼロちゃん……あの夢は本当の出来事じゃないよね……)
穂乃果(私、消えてないって信じてるから……)
To be continued
雪穂「お姉ちゃんの気持ち、ちゃんと伝わったよ……私達を助けようとしてくれたんだよね」
雪穂「ありがと」
穂乃果「雪穂ぉ……」ウルウル
雪穂「ほら行こ?」
穂乃果「……うん」
穂乃果(ゼロちゃん……あの夢は本当の出来事じゃないよね……)
穂乃果(私、消えてないって信じてるから……)
To be continued
131: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/10(火) 01:52:51.79 ID:2qnfMGX50
次回予告
ドンウォリー ドンウォリー イマカラチョウセンシャ?
花陽「ついにテレビの取材が始まった私達!」
ドンウォリー ドンウォリー マヨワズ ゴーゴー!
花陽「だけどその夜から急に音ノ木坂のみんなの様子がおかしくなっちゃったんです!」
ドンウォリー ドンウォリー ヘコタレナイデツマンナイ
花陽「早く逃げなきゃ!ってにこちゃん何をするつもりなのぉ!?」
ドンウォリー ドンウォリー マヨワズ ゴーゴー
花陽「次回 悪夢の音ノ木坂 ううっ誰か助けてえっ!」
ンフフッ
ドンウォリー ドンウォリー イマカラチョウセンシャ?
花陽「ついにテレビの取材が始まった私達!」
ドンウォリー ドンウォリー マヨワズ ゴーゴー!
花陽「だけどその夜から急に音ノ木坂のみんなの様子がおかしくなっちゃったんです!」
ドンウォリー ドンウォリー ヘコタレナイデツマンナイ
花陽「早く逃げなきゃ!ってにこちゃん何をするつもりなのぉ!?」
ドンウォリー ドンウォリー マヨワズ ゴーゴー
花陽「次回 悪夢の音ノ木坂 ううっ誰か助けてえっ!」
ンフフッ
134: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 10:48:26.18 ID:q991bYUb0
第2話 悪夢の音ノ木坂
〈真姫ハウス〉
真姫「……」カキカキ
真姫「そっちも……元気そうで」カキカキカキ
真姫「……うん」
真姫「書けた……」コト
真姫(このやりとりを始めてからしばらくたつけど……結局まだ会えてないのよね)
真姫(夏休みも冬休みも忙しかったみたいだし……私もμ'sの活動でなかなか……ウルトラマンや怪獣騒ぎなんかまで……)
真姫(このままだといずれ疎遠になっちゃうんじゃ……)
真姫(……)
真姫(メールアドレス……聞いておこうかしら)カキカキ
〈真姫ハウス〉
真姫「……」カキカキ
真姫「そっちも……元気そうで」カキカキカキ
真姫「……うん」
真姫「書けた……」コト
真姫(このやりとりを始めてからしばらくたつけど……結局まだ会えてないのよね)
真姫(夏休みも冬休みも忙しかったみたいだし……私もμ'sの活動でなかなか……ウルトラマンや怪獣騒ぎなんかまで……)
真姫(このままだといずれ疎遠になっちゃうんじゃ……)
真姫(……)
真姫(メールアドレス……聞いておこうかしら)カキカキ
135: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 10:50:38.05 ID:q991bYUb0
〈音ノ木坂学院 〉
〜1年生教室〜
花陽「凛ちゃん本当に大丈夫?ちゃんと眠れた?身体は痛くない?」
凛「うん!」
花陽「良かったあ」
凛「ねえ、かよちん凛思うんだけど」
花陽「なに?」
〜1年生教室〜
花陽「凛ちゃん本当に大丈夫?ちゃんと眠れた?身体は痛くない?」
凛「うん!」
花陽「良かったあ」
凛「ねえ、かよちん凛思うんだけど」
花陽「なに?」
136: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 10:51:48.87 ID:q991bYUb0
凛「かよちんは心配しすぎだよー、凛はもう大丈夫にゃ!」
花陽「でも……」
真姫「ふああ……っ」アクビ
凛「眠いの真姫ちゃん?」
真姫「ちょっとね」ウトウト
花陽「でも……」
真姫「ふああ……っ」アクビ
凛「眠いの真姫ちゃん?」
真姫「ちょっとね」ウトウト
137: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 10:53:17.20 ID:q991bYUb0
〜2年生教室〜
穂乃果「……」
海未「穂乃果」
ことり「穂乃果ちゃん?」
穂乃果「あっ、何?」
ことり「お昼ごはん食べにいこっ」
穂乃果「えっ!もうそんな時間?」
海未「ここ最近はずっと考えこんでますね」
穂乃果「えへへ……色々気になっちゃって」
穂乃果「……」
海未「穂乃果」
ことり「穂乃果ちゃん?」
穂乃果「あっ、何?」
ことり「お昼ごはん食べにいこっ」
穂乃果「えっ!もうそんな時間?」
海未「ここ最近はずっと考えこんでますね」
穂乃果「えへへ……色々気になっちゃって」
138: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 10:55:18.70 ID:q991bYUb0
〜中庭〜
海未「……」モグモグ
穂乃果「海未ちゃんは冷静だね……」
海未「いえ、私もどうすればいいのかわからないのです……」
海未「あの変身道具がまさか本物で……凛がウルトラマンになってしまうなど」
穂乃果「うん……」
海未「なんとか戦わないように説得したいのですが……」
海未「凛のことです。簡単に言って聞くはずはありませんし……」
海未「……」モグモグ
穂乃果「海未ちゃんは冷静だね……」
海未「いえ、私もどうすればいいのかわからないのです……」
海未「あの変身道具がまさか本物で……凛がウルトラマンになってしまうなど」
穂乃果「うん……」
海未「なんとか戦わないように説得したいのですが……」
海未「凛のことです。簡単に言って聞くはずはありませんし……」
139: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 10:58:04.30 ID:q991bYUb0
穂乃果「……でも私、凛ちゃんの気持ちわかるよ」
穂乃果「みんなを守りたいって気持ち……私もそうだったから」
海未「……ですが今度は凛が穂乃果みたいにボロボロになってしまうのではないか、と考えてしまうのです」
海未「ましてやこの前私達が見た敵は、今までの敵とはまるでケタ外れの強さを持っていました」
ことり《あの怪獣ウルトラマンのタイマーを狙ってるよ!》
ことり「……そうだね」
ことり「でも、なんで……怪獣がまた出てきたんだろう……」
海未「……わかりません」
穂乃果「みんなを守りたいって気持ち……私もそうだったから」
海未「……ですが今度は凛が穂乃果みたいにボロボロになってしまうのではないか、と考えてしまうのです」
海未「ましてやこの前私達が見た敵は、今までの敵とはまるでケタ外れの強さを持っていました」
ことり《あの怪獣ウルトラマンのタイマーを狙ってるよ!》
ことり「……そうだね」
ことり「でも、なんで……怪獣がまた出てきたんだろう……」
海未「……わかりません」
140: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 11:00:41.00 ID:q991bYUb0
〈部室〉
にこ「ついに今日テレビの取材が来るわ!」バン
希「そしてそろそろ部室に来てくださるはずや」
花陽「き、緊張してきたあ……」
穂乃果「どんな人が来るのかな?」
ことり「優しい人だといいねっ」
海未「いえ、わかりませんよ」
ことり「えっ?」
海未「相手はプロです!きっとそれなりの修羅場を潜り抜けてきているに違いありません!」
ことり「つまり?」
にこ「ついに今日テレビの取材が来るわ!」バン
希「そしてそろそろ部室に来てくださるはずや」
花陽「き、緊張してきたあ……」
穂乃果「どんな人が来るのかな?」
ことり「優しい人だといいねっ」
海未「いえ、わかりませんよ」
ことり「えっ?」
海未「相手はプロです!きっとそれなりの修羅場を潜り抜けてきているに違いありません!」
ことり「つまり?」
141: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 11:03:34.46 ID:q991bYUb0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
穂乃果《うおおおお!!行くよことりちゃん!》
ことり《うん穂乃果ちゃん!》
穂乃果《これが最後の戦いだ!》
海未《……》カメラジー
穂乃果《海未ちゃんは我々の勇姿を後世に伝えてくれ!》
海未《穂乃果……あなたのことは決して忘れません!》ムキムキ
穂乃果《海未ちゃん……すっかりたくましくなって……》
ドガァン
海未《敵が決ます!》
穂乃果《行くぞおっ!!》
ことり《おーっ》
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
穂乃果《うおおおお!!行くよことりちゃん!》
ことり《うん穂乃果ちゃん!》
穂乃果《これが最後の戦いだ!》
海未《……》カメラジー
穂乃果《海未ちゃんは我々の勇姿を後世に伝えてくれ!》
海未《穂乃果……あなたのことは決して忘れません!》ムキムキ
穂乃果《海未ちゃん……すっかりたくましくなって……》
ドガァン
海未《敵が決ます!》
穂乃果《行くぞおっ!!》
ことり《おーっ》
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
142: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 11:08:22.29 ID:q991bYUb0
海未「筋骨隆々でがっしりとした方が来る可能性もゼロではありません!」
真姫「いやさすがにそれはないから」
コンコン
にこ「来たあっ!!」
絵里「開けるわよ……」
全員「……」ゴクリ
真姫「いやさすがにそれはないから」
コンコン
にこ「来たあっ!!」
絵里「開けるわよ……」
全員「……」ゴクリ
143: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 11:12:16.90 ID:q991bYUb0
絵里「……どうぞ」ガチャ
にこ「にっこにっこにー♡大銀河宇宙ナンバーワンアイドルぅ矢澤にこで〜す♡にこの……」
ななか「こんにちは!」
朱美「お邪魔するわ!」
優香「失礼します」
にこ「……え?」
穂乃果「あれ?」
花陽「なんだか……若い?」
144: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 11:15:18.51 ID:q991bYUb0
海未「想像してた人とは全然違いますね」
ななか「そりゃあ私達高校生だからね」
にこ「はい?」
穂乃果「なるほど〜」
凛「お〜」
にこ「いやいやいや!あんた達も少しはおかしいと思いなさいよ!」
ななか「そりゃあ私達高校生だからね」
にこ「はい?」
穂乃果「なるほど〜」
凛「お〜」
にこ「いやいやいや!あんた達も少しはおかしいと思いなさいよ!」
145: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 11:18:17.23 ID:q991bYUb0
真姫「どういうこと?なんで高校生がテレビの取材にくるわけ?」
ななか「ほほー!真姫ちゃんいい質問だね!」
真姫「ヴぇ、なんで私の名前を……」
ななか「みーんな知ってるよっ?これでも番組進行を務めるのは私だから」
ななか「この番組はスクールアイドルカーニバルって言うのは知ってるでしょ?」
海未「はい」
ななか「だから取材する私達もスクールアイドルにしようって話らしいよん」
花陽「そうだったんですか……」
ななか「それに一応こう見えても私達みんな全国のスクールアイドルの中から選ばれたから腕は確かだと思うぞっ」
凛「全国から!?」
ななか「あっ私は森嶋ななか、よろしく!」
ななか「ほほー!真姫ちゃんいい質問だね!」
真姫「ヴぇ、なんで私の名前を……」
ななか「みーんな知ってるよっ?これでも番組進行を務めるのは私だから」
ななか「この番組はスクールアイドルカーニバルって言うのは知ってるでしょ?」
海未「はい」
ななか「だから取材する私達もスクールアイドルにしようって話らしいよん」
花陽「そうだったんですか……」
ななか「それに一応こう見えても私達みんな全国のスクールアイドルの中から選ばれたから腕は確かだと思うぞっ」
凛「全国から!?」
ななか「あっ私は森嶋ななか、よろしく!」
146: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 11:22:52.70 ID:fThrKzVS0
パシャリ!
ことり「?」
朱美「アキバのカリスマメイド、ミナリンスキーさんよね?」
ことり「えーっと」
朱美「今のいい表情!いただいたわ!」パシャリ!
ことり「ふええっ……」
希「このお方は?」
ななか「菊池朱美、私と同じ高校で一緒にスクールアイドルやってるんだ」
朱美「よろしくお願いするわ」
ことり「は、はい……」
ことり「?」
朱美「アキバのカリスマメイド、ミナリンスキーさんよね?」
ことり「えーっと」
朱美「今のいい表情!いただいたわ!」パシャリ!
ことり「ふええっ……」
希「このお方は?」
ななか「菊池朱美、私と同じ高校で一緒にスクールアイドルやってるんだ」
朱美「よろしくお願いするわ」
ことり「は、はい……」
147: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 11:26:20.70 ID:fThrKzVS0
優香「……」
穂乃果「こんにちは!あなたは?」ズイッ
優香「桐原優香です……アナウンサーとして頑張ります」プルプル
穂乃果「寒いの?」
優香「い、いえ!その、いつもは学校の放送部をやってるんですけどテレビ放送のアナウンサーなんて全然やったことなくて……さすがに緊張しますね」
にこ「大体の人はやったことないと思うけど……」
穂乃果「そっかあ〜、今日はよろしくね!」ニコ
優香「は、はい!」
真姫(……こんなんで本当に大丈夫なの?)
穂乃果「こんにちは!あなたは?」ズイッ
優香「桐原優香です……アナウンサーとして頑張ります」プルプル
穂乃果「寒いの?」
優香「い、いえ!その、いつもは学校の放送部をやってるんですけどテレビ放送のアナウンサーなんて全然やったことなくて……さすがに緊張しますね」
にこ「大体の人はやったことないと思うけど……」
穂乃果「そっかあ〜、今日はよろしくね!」ニコ
優香「は、はい!」
真姫(……こんなんで本当に大丈夫なの?)
148: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 11:29:14.97 ID:fThrKzVS0
〈屋上〉
朱美「重っ……」ビデオカメラズシ
ななか「さー、撮るぞ!」
朱美「普通のカメラがいいわ……」
優香『あー、あー』
絵里「とりあえず私達は打ち合わせ通りに焦らずやりましょう!」
全員「「「はい!!」」」
朱美「重っ……」ビデオカメラズシ
ななか「さー、撮るぞ!」
朱美「普通のカメラがいいわ……」
優香『あー、あー』
絵里「とりあえず私達は打ち合わせ通りに焦らずやりましょう!」
全員「「「はい!!」」」
149: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 12:16:14.85 ID:qGDQzNOp0
絵里「そして穂乃果、頼んだわよ……」
穂乃果「任せて!ばっちりインタビューに答えてみせるよ!」
真姫(穂乃果も心配だけど……一応μ'sのリーダーは穂乃果だから任せるしかないし)
海未「ううっ……」
凛「海未ちゃんどうしたの?」
海未「さ、さすがにテレビの取材の前での練習はきき、緊張しますね」ガチガチ
穂乃果「任せて!ばっちりインタビューに答えてみせるよ!」
真姫(穂乃果も心配だけど……一応μ'sのリーダーは穂乃果だから任せるしかないし)
海未「ううっ……」
凛「海未ちゃんどうしたの?」
海未「さ、さすがにテレビの取材の前での練習はきき、緊張しますね」ガチガチ
150: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 12:18:13.54 ID:qGDQzNOp0
希「海未ちゃん深呼吸や!」
海未「すぅー、はあー!!すぅうっ!はああっ!」
にこ「力みすぎよ!何か溜めてんの!?」
花陽「あうう」ガチガチ
真姫「……」
真姫(すごい不安……)
ななか「μ'sのみんな、もう準備はいいかな?」
穂乃果「はいっ!」
ななか「それじゃあ行くよー」
朱美「……」カメラジー
優香「……」ドキドキ
ななか「スタート!」
海未「すぅー、はあー!!すぅうっ!はああっ!」
にこ「力みすぎよ!何か溜めてんの!?」
花陽「あうう」ガチガチ
真姫「……」
真姫(すごい不安……)
ななか「μ'sのみんな、もう準備はいいかな?」
穂乃果「はいっ!」
ななか「それじゃあ行くよー」
朱美「……」カメラジー
優香「……」ドキドキ
ななか「スタート!」
151: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 12:20:17.07 ID:GWeNDfQg0
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優香『テレビの前の皆さん、こんばんは』
優香『スクールアイドルカーニバル、第1回目の今回は今話題沸騰中の超人気スクールアイドルA-RISE特集でお送りしています』
優香『それではA-RISEのライブシーンに入る前にここで別のスクールアイドルをご紹介したいと思います』
優香『音ノ木坂学院のスクールアイドル……』
優香『μ'sです!』
優香『早速リーダーである高坂穂乃果さんに色々話を聞いてみたいと思います』
穂乃果「よろしくお願いします!」
優香『テレビの前の皆さん、こんばんは』
優香『スクールアイドルカーニバル、第1回目の今回は今話題沸騰中の超人気スクールアイドルA-RISE特集でお送りしています』
優香『それではA-RISEのライブシーンに入る前にここで別のスクールアイドルをご紹介したいと思います』
優香『音ノ木坂学院のスクールアイドル……』
優香『μ'sです!』
優香『早速リーダーである高坂穂乃果さんに色々話を聞いてみたいと思います』
穂乃果「よろしくお願いします!」
152: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 12:24:25.52 ID:GWeNDfQg0
優香『まずμ'sというグループを作りあげたきっかけは何ですか?』
穂乃果「えっと、私達の通う音ノ木坂学院は入ってくる生徒の数が少なくて廃校の危機を迎えていました」
穂乃果「それをなんとかしたいと思ったのがきっかけです!」
優香『廃校の危機を救うためにスクールアイドル、立派ですね』
優香『では次の質問です……』
真姫(思ってたより全然いいわね……あのアナウンサーの子も頼りない感じだったけど、凄い真剣にやってるわ)
…………
……
…
優香『穂乃果さんありがとうございました』
穂乃果「えっと、私達の通う音ノ木坂学院は入ってくる生徒の数が少なくて廃校の危機を迎えていました」
穂乃果「それをなんとかしたいと思ったのがきっかけです!」
優香『廃校の危機を救うためにスクールアイドル、立派ですね』
優香『では次の質問です……』
真姫(思ってたより全然いいわね……あのアナウンサーの子も頼りない感じだったけど、凄い真剣にやってるわ)
…………
……
…
優香『穂乃果さんありがとうございました』
153: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 12:26:36.26 ID:GWeNDfQg0
優香『それでは最後にμ'sの皆さんの普段の練習風景をお送りします』
海未「今日は柔軟からやります!」
凛「行くよかよちん」
花陽「う、うん!」
凛「はっ」グイ
花陽「よっ……」ノビー
絵里「真姫、行くわよ」
真姫「ええ」
朱美「……」カメラジー
??「……クス」
海未「今日は柔軟からやります!」
凛「行くよかよちん」
花陽「う、うん!」
凛「はっ」グイ
花陽「よっ……」ノビー
絵里「真姫、行くわよ」
真姫「ええ」
朱美「……」カメラジー
??「……クス」
154: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 12:29:30.84 ID:q991bYUb0
真姫(? あのカメラの人の後ろに誰かいる)
??「……」
真 姫 ち ゃ ん
真姫(えっ!?)
真姫「……」ボー
絵里「真姫?どうかしたの?」
真姫「あ、ごめんなさい絵里」
真姫「……」チラ
朱美「……」カメラジー
真姫(いなくなった……?)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
??「……」
真 姫 ち ゃ ん
真姫(えっ!?)
真姫「……」ボー
絵里「真姫?どうかしたの?」
真姫「あ、ごめんなさい絵里」
真姫「……」チラ
朱美「……」カメラジー
真姫(いなくなった……?)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
155: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 12:31:30.32 ID:q991bYUb0
ななか「はいOK!」
優香「ふぅ……」
穂乃果「優香ちゃんお疲れ様!」
優香「穂乃果さんもありがとうございました」
海未「……終わったのですか」
花陽「ああ、緊張したあっ……」
凛「でも楽しかったにゃ!」
真姫「……」
ななか「じゃあ取材はこれで終わりっ、お疲れ様」
優香「ふぅ……」
穂乃果「優香ちゃんお疲れ様!」
優香「穂乃果さんもありがとうございました」
海未「……終わったのですか」
花陽「ああ、緊張したあっ……」
凛「でも楽しかったにゃ!」
真姫「……」
ななか「じゃあ取材はこれで終わりっ、お疲れ様」
156: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 12:34:57.64 ID:q991bYUb0
〈部室〉
絵里「なんとか撮影無事に終わって良かったわね」
にこ「最初はどうなることかと思ったわよ」
ことり「穂乃果ちゃん、かっこよかったよっ」
穂乃果「え?そうかなあ〜」
真姫「……」
絵里「真姫?さっきから様子が少し変だけど大丈夫なの?」
にこ「ほら、もう取材は終わったんだから安心しなさい」
真姫「あ……そうね」
真姫(さっきの声……私の名前を呼んでた)
絵里「なんとか撮影無事に終わって良かったわね」
にこ「最初はどうなることかと思ったわよ」
ことり「穂乃果ちゃん、かっこよかったよっ」
穂乃果「え?そうかなあ〜」
真姫「……」
絵里「真姫?さっきから様子が少し変だけど大丈夫なの?」
にこ「ほら、もう取材は終わったんだから安心しなさい」
真姫「あ……そうね」
真姫(さっきの声……私の名前を呼んでた)
157: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 12:36:45.67 ID:q991bYUb0
〈帰り道〉
真姫「……」トコトコ
凛「真姫ちゃん?」
真姫「あっ、ごめんなさい」
花陽「真姫ちゃんテレビの取材の後から元気ないけど……どうしたの?」
真姫「……実は」
真姫「……」トコトコ
凛「真姫ちゃん?」
真姫「あっ、ごめんなさい」
花陽「真姫ちゃんテレビの取材の後から元気ないけど……どうしたの?」
真姫「……実は」
158: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 12:38:41.10 ID:q991bYUb0
凛「ええーっ!?取材の時、カメラの人の後ろに変な人影がいた!?」
花陽「も、もしかしてそれって……」
真姫「幽霊」
花陽「ひいいっ!」
真姫「かもしれないわ」
花陽「うう、聞かなきゃ良かったよぉ……」
真姫「しかも喋ったのよ」
凛「喋った!?」
花陽「し、シャベッチャッタノォ!!?」
花陽「も、もしかしてそれって……」
真姫「幽霊」
花陽「ひいいっ!」
真姫「かもしれないわ」
花陽「うう、聞かなきゃ良かったよぉ……」
真姫「しかも喋ったのよ」
凛「喋った!?」
花陽「し、シャベッチャッタノォ!!?」
160: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 12:40:32.41 ID:q991bYUb0
凛「な、なんて?」
真姫「真姫ちゃんって」
凛「なんだか不気味だにゃ……」ゾク
花陽「こっ怖いね……」ゾク
真姫「はあ……私もなんだか」
クス……
真姫「!?」ガバ
真姫「真姫ちゃんって」
凛「なんだか不気味だにゃ……」ゾク
花陽「こっ怖いね……」ゾク
真姫「はあ……私もなんだか」
クス……
真姫「!?」ガバ
161: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 12:42:52.32 ID:q991bYUb0
凛「真姫ちゃん急にどうしたの!?」
真姫「今私の後ろに誰かいなかった!?」
凛「だ、誰もいないよ?」
花陽「ま、まさか……」
真姫「ごめんなさい花陽、怖がらせちゃったわね」
真姫「……なんだか私疲れてるのかも」ハア
真姫「今私の後ろに誰かいなかった!?」
凛「だ、誰もいないよ?」
花陽「ま、まさか……」
真姫「ごめんなさい花陽、怖がらせちゃったわね」
真姫「……なんだか私疲れてるのかも」ハア
162: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 12:45:16.43 ID:+lrj3v+U0
〈真姫ハウス〉
真姫「ただいまー」ガチャ
真姫「ママ?」
真姫(……どうやら病院の方に行ってるみたいね)
真姫「新しい曲でも考え……」
ピンポーン♡
真姫「……!」ビク
真姫「ただいまー」ガチャ
真姫「ママ?」
真姫(……どうやら病院の方に行ってるみたいね)
真姫「新しい曲でも考え……」
ピンポーン♡
真姫「……!」ビク
163: ピンポーン& ◆wLCaUdvU.g 2015/03/14(土) 12:49:22.57 ID:sY+YVUqm0
真姫(だ、誰!?)
真姫(この際居留守を使いましょう……あまり出る気分じゃないし)
インターホン『まきちゃん!』
真姫「……ってなんだ穂乃果じゃない、何の用?」
真姫(この際居留守を使いましょう……あまり出る気分じゃないし)
インターホン『まきちゃん!』
真姫「……ってなんだ穂乃果じゃない、何の用?」
164: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 12:50:35.64 ID:sY+YVUqm0
真姫(怖がって損したわ)
インターホン『穂乃果?ひどいよ真姫ちゃん、私のこと忘れちゃった?』
真姫「え?」
インターホン『久しぶりだね真姫ちゃん』
インターホン『私だよ』
インターホン『穂乃果?ひどいよ真姫ちゃん、私のこと忘れちゃった?』
真姫「え?」
インターホン『久しぶりだね真姫ちゃん』
インターホン『私だよ』
165: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 12:52:15.10 ID:sY+YVUqm0
〈街道〉
絵里「凛をウルトラマンにしないよう説得する……」
絵里「難しいわね……」
海未「ですが、あの時の穂乃果みたいになってしまってからでは遅いのです!」
海未「希、絵里、なんとか私達で凛を説得しましょう!」
プルルルル
絵里「……ちょっと待って、電話だわ」スッ
絵里「凛をウルトラマンにしないよう説得する……」
絵里「難しいわね……」
海未「ですが、あの時の穂乃果みたいになってしまってからでは遅いのです!」
海未「希、絵里、なんとか私達で凛を説得しましょう!」
プルルルル
絵里「……ちょっと待って、電話だわ」スッ
166: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 12:53:33.26 ID:sY+YVUqm0
プルルルル
海未「私もです」スッ
プルルルル
希「うちも?」スッ
絵里「はいもしもし……」
プルルルル…… プルルルル……プルルルル
海未「私もです」スッ
プルルルル
希「うちも?」スッ
絵里「はいもしもし……」
プルルルル…… プルルルル……プルルルル
167: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 12:56:36.36 ID:sY+YVUqm0
〈穂むら〉
プルルルル
穂乃果「ただいまー!」
シーン
穂乃果「あれ?誰もいない?」
雪穂「……」
穂乃果「うわあ!!」ビク
穂乃果「なっなんだ〜、雪穂いたんだ?びっくりしたあ」
プルルルル
穂乃果「ただいまー!」
シーン
穂乃果「あれ?誰もいない?」
雪穂「……」
穂乃果「うわあ!!」ビク
穂乃果「なっなんだ〜、雪穂いたんだ?びっくりしたあ」
168: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 12:58:22.44 ID:sY+YVUqm0
雪穂「お姉ちゃん」
穂乃果「そうそう聞いてよ雪穂!今日のテレビ取材大成功……」
雪穂「……」
穂乃果「雪穂?」
雪穂「……」ガバ
穂乃果「わあ!?いきなりどうしたの!」
雪穂「お姉ちゃん」グググ
穂乃果「いっいたい……」
雪穂「電話だよ」スッ
プルルル
穂乃果「そうそう聞いてよ雪穂!今日のテレビ取材大成功……」
雪穂「……」
穂乃果「雪穂?」
雪穂「……」ガバ
穂乃果「わあ!?いきなりどうしたの!」
雪穂「お姉ちゃん」グググ
穂乃果「いっいたい……」
雪穂「電話だよ」スッ
プルルル
169: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 12:59:52.15 ID:sY+YVUqm0
穂乃果「で、電話?」
穂乃果「本当だ……私のからも鳴ってる」
雪穂「お姉ちゃん、電話だよ」
雪穂「電話」
雪穂「電話だよ」
雪穂「電話」
穂乃果「ゆっ雪穂……?」ゾク
穂乃果「本当だ……私のからも鳴ってる」
雪穂「お姉ちゃん、電話だよ」
雪穂「電話」
雪穂「電話だよ」
雪穂「電話」
穂乃果「ゆっ雪穂……?」ゾク
170: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 13:02:17.56 ID:8X/G6bNm0
雪穂「お姉ちゃん」
雪穂「電話」グイ
穂乃果「は、離して!!」ドン
雪穂「……」ドサ
穂乃果「はあ、はあ……」
穂乃果「私!ちょっと出かけてくるから!」ダダダ
雪穂「……」ムクリ
雪穂「お姉ちゃん……」フラフラ
雪穂「電話」グイ
穂乃果「は、離して!!」ドン
雪穂「……」ドサ
穂乃果「はあ、はあ……」
穂乃果「私!ちょっと出かけてくるから!」ダダダ
雪穂「……」ムクリ
雪穂「お姉ちゃん……」フラフラ
171: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 13:05:34.16 ID:8X/G6bNm0
〈街道〉
穂乃果(どうしよう……雪穂が怖くて思わず突き飛ばしちゃった)ダッダッダ
穂乃果(後で謝らなきゃ……)
穂乃果(そういえば電話って言ってたけど)スッ
穂乃果(あ、雪穂に覆い被さられた時に落っことしちゃった)
ことり「……」フラフラ
穂乃果(あっことりちゃんだ!)
穂乃果「おーいことりちゃーん!」
ことり「……」
穂乃果(どうしよう……雪穂が怖くて思わず突き飛ばしちゃった)ダッダッダ
穂乃果(後で謝らなきゃ……)
穂乃果(そういえば電話って言ってたけど)スッ
穂乃果(あ、雪穂に覆い被さられた時に落っことしちゃった)
ことり「……」フラフラ
穂乃果(あっことりちゃんだ!)
穂乃果「おーいことりちゃーん!」
ことり「……」
172: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 13:08:23.62 ID:8X/G6bNm0
穂乃果「こんなとこで何やってるの?」
ことり「……穂乃果ちゃん」
穂乃果「なに?」
ことり「電話」
穂乃果「……え」
ことり「電話だよ穂乃果ちゃん」スッ
プルルルル
ことり「……」ジリジリ
穂乃果「う……ことりちゃん?」
ことり「電話だよ」
穂乃果「あはは、やっやだなあ……ことりちゃんまでなんかちょっと怖いよ……」
ことり「……穂乃果ちゃん」
穂乃果「なに?」
ことり「電話」
穂乃果「……え」
ことり「電話だよ穂乃果ちゃん」スッ
プルルルル
ことり「……」ジリジリ
穂乃果「う……ことりちゃん?」
ことり「電話だよ」
穂乃果「あはは、やっやだなあ……ことりちゃんまでなんかちょっと怖いよ……」
173: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 13:11:16.33 ID:8X/G6bNm0
穂乃果「ひっ!」
海未「穂乃果……電話ですよ」ジリジリ
穂乃果「海未ちゃんまで……」
ことり「穂乃果ちゃん……電話」
海未「穂乃果……電話です」
ことり「穂乃果ちゃん」
海未「穂乃果」
ことり「電話」
海未「電話」
プルルルルプルルルルプルルルルプルルルルプルルルルプルルルルプルルルル
穂乃果「うわあああああああああああああ!!」
海未「穂乃果……電話ですよ」ジリジリ
穂乃果「海未ちゃんまで……」
ことり「穂乃果ちゃん……電話」
海未「穂乃果……電話です」
ことり「穂乃果ちゃん」
海未「穂乃果」
ことり「電話」
海未「電話」
プルルルルプルルルルプルルルルプルルルルプルルルルプルルルルプルルルル
穂乃果「うわあああああああああああああ!!」
174: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 13:14:28.86 ID:8X/G6bNm0
凛「にゃあっ!」ドカ
海未「うっ……」ドサ
ことり「……」ドサ
凛「海未ちゃん、ことりちゃんごめんね!」
穂乃果「……え?」グス
花陽「穂乃果ちゃん大丈夫?」
穂乃果「凛ちゃん!それに花陽ちゃん!」
海未「うっ……」ドサ
ことり「……」ドサ
凛「海未ちゃん、ことりちゃんごめんね!」
穂乃果「……え?」グス
花陽「穂乃果ちゃん大丈夫?」
穂乃果「凛ちゃん!それに花陽ちゃん!」
175: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 13:17:54.49 ID:8X/G6bNm0
〈ホテル〉
優香「あれ……」カチカチ
朱美「どうしたの?」
優香「テレビが急に映らなくなっちゃったんです、故障でしょうかね?」
ななか「テレビが?」
ガヤガヤ ガヤガヤ
朱美「何か外がうるさいわね?」ノゾキ
朱美「きゃあ!」
ななか「どうした?」ノゾキ
ななか「!? なんだこれ……」
優香「あれ……」カチカチ
朱美「どうしたの?」
優香「テレビが急に映らなくなっちゃったんです、故障でしょうかね?」
ななか「テレビが?」
ガヤガヤ ガヤガヤ
朱美「何か外がうるさいわね?」ノゾキ
朱美「きゃあ!」
ななか「どうした?」ノゾキ
ななか「!? なんだこれ……」
176: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 13:20:06.89 ID:8X/G6bNm0
通行人A「電話っ……」フラフラ
通行人B「電話……」フラフラ
優香「ひいっ!」
ななか「電話……?」
プルルルル
朱美「は、はい……」スッ
ななか「まって」
通行人B「電話……」フラフラ
優香「ひいっ!」
ななか「電話……?」
プルルルル
朱美「は、はい……」スッ
ななか「まって」
177: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 13:21:36.06 ID:8X/G6bNm0
朱美「え?」
ななか「電話には出ない方がいいかもしれない」
ななか「あの外の人達が全員電話も持って外をうろついているのは何か怪しい」
朱美「そ、そうね……」
プルルルル
優香「うう、一体何が起きてるんでしょうか」
ななか「電話には出ない方がいいかもしれない」
ななか「あの外の人達が全員電話も持って外をうろついているのは何か怪しい」
朱美「そ、そうね……」
プルルルル
優香「うう、一体何が起きてるんでしょうか」
178: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 13:23:21.20 ID:8X/G6bNm0
〈スーパー近くの街道〉
通行人A「電話……」フラフラ
通行人B「電話……」フラフラ
にこ「ちょっとなんなのよこいつら!なんで追ってくるのよ!?」ダッダッダ
ハネジロー「ぱむ!」
サマーウィー!
にこ「さっきからうるさいわね!今電話なんかに出られる状況じゃないのよ!」
通行人A「電話……」フラフラ
通行人B「電話……」フラフラ
にこ「ちょっとなんなのよこいつら!なんで追ってくるのよ!?」ダッダッダ
ハネジロー「ぱむ!」
サマーウィー!
にこ「さっきからうるさいわね!今電話なんかに出られる状況じゃないのよ!」
179: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 13:25:16.28 ID:8X/G6bNm0
サマーウィー!
にこ「このままじゃ追いつかれる!……しかも今日は特売だったから家から遠目のスーパーに来ちゃったし」ダッダッダ
にこ「くっ!」カキカキ
にこ「ハネジロー!!」
ハネジロー「ぱむ?」
にこ「あんたはここから急いで帰ってこのメモをこころ達に見せて!家から1歩も出ないよう書いてあるから!」ヒョイ
にこ「頼んだわよ!」ダダッ
ハネジロー「ぱむぅ!ぱむぱむ!」
にこ「このままじゃ追いつかれる!……しかも今日は特売だったから家から遠目のスーパーに来ちゃったし」ダッダッダ
にこ「くっ!」カキカキ
にこ「ハネジロー!!」
ハネジロー「ぱむ?」
にこ「あんたはここから急いで帰ってこのメモをこころ達に見せて!家から1歩も出ないよう書いてあるから!」ヒョイ
にこ「頼んだわよ!」ダダッ
ハネジロー「ぱむぅ!ぱむぱむ!」
180: とりあえず用事があるのでまた夜に来ます 2015/03/14(土) 13:28:49.41 ID:8X/G6bNm0
〈公園〉
花陽「ここならしばらく見つからないと思う」
凛「ふぅ」
穂乃果「良かった!2人はおかしくなってないんだね」
凛「うん!凛達は……」
花陽「ここならしばらく見つからないと思う」
凛「ふぅ」
穂乃果「良かった!2人はおかしくなってないんだね」
凛「うん!凛達は……」
182: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 19:19:31.23 ID:q991bYUb0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〈バーガークイーン〉
凛「もぐもぐ」
花陽「真姫ちゃん帰っちゃったね……」
凛「うん……」
花陽「真姫ちゃん強がってたけど、すごい怖そうな顔してたから……心配」
凛「そうだね……うん、真姫ちゃんにもハンバーガー買っていってあげるにゃ!」
凛「それで帰りに寄って行って渡してあげよ!」
花陽「うん……」
〈バーガークイーン〉
凛「もぐもぐ」
花陽「真姫ちゃん帰っちゃったね……」
凛「うん……」
花陽「真姫ちゃん強がってたけど、すごい怖そうな顔してたから……心配」
凛「そうだね……うん、真姫ちゃんにもハンバーガー買っていってあげるにゃ!」
凛「それで帰りに寄って行って渡してあげよ!」
花陽「うん……」
183: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 19:22:04.56 ID:q991bYUb0
凛「……」ガサ
花陽「あっ、あれって……」
希「……花陽ちゃん」
絵里「……凛」
凛「絵里ちゃんと希ちゃんもハンバーガー食べに来たの?」
プルルルル
凛「えっ?」
絵里「凛……花陽、電話よ」フラフラ
希「電話や……」フラフラ
凛「どうしたの……なんか様子が変だよ?」
花陽「りっ凛ちゃんあれを見て!?」
花陽「あっ、あれって……」
希「……花陽ちゃん」
絵里「……凛」
凛「絵里ちゃんと希ちゃんもハンバーガー食べに来たの?」
プルルルル
凛「えっ?」
絵里「凛……花陽、電話よ」フラフラ
希「電話や……」フラフラ
凛「どうしたの……なんか様子が変だよ?」
花陽「りっ凛ちゃんあれを見て!?」
184: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 19:23:47.83 ID:q991bYUb0
通行人C「で、電話?」
通行人D「電話……」ガシ
通行人C「何をする!」ジタバタ
通行人D「……」ケイタイスッ
通行人C「うっ」ガク
凛「!?」
通行人D「電話……」ガシ
通行人C「何をする!」ジタバタ
通行人D「……」ケイタイスッ
通行人C「うっ」ガク
凛「!?」
185: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 19:26:35.18 ID:q991bYUb0
希「電話や……」ジリジリ
絵里「電話よ……」ジリジリ
通行人C「電話……」ジリジリ
通行人D「電話……」ジリジリ
花陽「な、なにこれぇ!?」
凛「かよちん!いっせーのせで真姫ちゃん家に向かって走るにゃ!」
花陽「凛ちゃん!?」
凛「いっせーの……」ダダダ
花陽「せぇえ!」ダダダ
絵里「電話よ……」ジリジリ
通行人C「電話……」ジリジリ
通行人D「電話……」ジリジリ
花陽「な、なにこれぇ!?」
凛「かよちん!いっせーのせで真姫ちゃん家に向かって走るにゃ!」
花陽「凛ちゃん!?」
凛「いっせーの……」ダダダ
花陽「せぇえ!」ダダダ
186: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 19:28:45.51 ID:q991bYUb0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〈公園〉
花陽「それで真姫ちゃん家に向かって走ってたら穂乃果ちゃんの叫び声が聞こえたの」
穂乃果「そうだったんだ……」
凛「鳴ってる電話を聞いたらみんなおかしくなっちゃうんだにゃ!」
穂乃果「きっと雪穂もことりちゃんも海未ちゃんもみんな電話を取って聞いちゃったんだ……」
凛「ことりちゃんも海未ちゃんも?」
花陽「そんな……」
トコトコトコ……
穂乃果「足音……!?」
〈公園〉
花陽「それで真姫ちゃん家に向かって走ってたら穂乃果ちゃんの叫び声が聞こえたの」
穂乃果「そうだったんだ……」
凛「鳴ってる電話を聞いたらみんなおかしくなっちゃうんだにゃ!」
穂乃果「きっと雪穂もことりちゃんも海未ちゃんもみんな電話を取って聞いちゃったんだ……」
凛「ことりちゃんも海未ちゃんも?」
花陽「そんな……」
トコトコトコ……
穂乃果「足音……!?」
187: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 19:30:05.07 ID:q991bYUb0
雪穂「電話あ……」フラフラ
希「電話や……」フラフラ
ことり「電話だよ……」フラフラ
凛「見つかった!」
花陽「ど、どうしよう……」
穂乃果「ううっ……」
希「電話や……」フラフラ
ことり「電話だよ……」フラフラ
凛「見つかった!」
花陽「ど、どうしよう……」
穂乃果「ううっ……」
188: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 19:33:52.25 ID:q991bYUb0
〈真姫ハウス〉
真姫「紅茶でいいかしら」コト
まこ「うん、ありがとう」
真姫「本当にこうやって会うのは久しぶりね……まこちゃん」
まこ「クスクス、まこちゃんって真姫ちゃんが呼んでくれるのは初めてだね。嬉しいな」
まこ「どう、オトノキのみんなとはうまくやってる?」
真姫「ええ……」
まこ「そっか」ニコ
真姫「紅茶でいいかしら」コト
まこ「うん、ありがとう」
真姫「本当にこうやって会うのは久しぶりね……まこちゃん」
まこ「クスクス、まこちゃんって真姫ちゃんが呼んでくれるのは初めてだね。嬉しいな」
まこ「どう、オトノキのみんなとはうまくやってる?」
真姫「ええ……」
まこ「そっか」ニコ
189: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 19:35:53.70 ID:q991bYUb0
真姫「まこちゃんこそどう?」
まこ「私は、ボチボチかな……」
真姫「そう……」
まこ「ごめん嘘」
真姫「え?」
まこ「真姫ちゃん!」ギュ
真姫「まっまこちゃん!?急にどうしたの?」
まこ「私は、ボチボチかな……」
真姫「そう……」
まこ「ごめん嘘」
真姫「え?」
まこ「真姫ちゃん!」ギュ
真姫「まっまこちゃん!?急にどうしたの?」
190: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 19:37:41.74 ID:q991bYUb0
真姫「!?……まこちゃん、この腕のアザと傷は……何?」
まこ「テヘヘ……」
まこ「実は私うまくいってないんだ……」ジワ
真姫「ま、まこちゃん!」ギュウウ
まこ「真姫ちゃん……」
真姫「ごめんなさい!こんな……こんなことになっていたなんて!私、手紙からは全く……」
まこ「どうしてこんな風になっちゃったんだろうね……」
真姫「まこ……ちゃん!」ポロポロ
まこ「真姫ちゃんはどうしてだと思う?」
まこ「テヘヘ……」
まこ「実は私うまくいってないんだ……」ジワ
真姫「ま、まこちゃん!」ギュウウ
まこ「真姫ちゃん……」
真姫「ごめんなさい!こんな……こんなことになっていたなんて!私、手紙からは全く……」
まこ「どうしてこんな風になっちゃったんだろうね……」
真姫「まこ……ちゃん!」ポロポロ
まこ「真姫ちゃんはどうしてだと思う?」
191: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 19:39:48.56 ID:q991bYUb0
真姫「えっ……」
まこ「人間のせいだよ」
真姫「まこちゃん……?」
まこ「自分達の勝手で自然を汚して地球を痛めつけて、あげくの果てには宇宙にまでその魔手を伸ばして……」
まこ「本当地球や宇宙にとって害虫、ゴミみたいな奴らだよね……早く消えてくれないかな」ギュウウ
真姫「ど、どうしたのまこちゃん……?」
まこ「人間のせいだよ」
真姫「まこちゃん……?」
まこ「自分達の勝手で自然を汚して地球を痛めつけて、あげくの果てには宇宙にまでその魔手を伸ばして……」
まこ「本当地球や宇宙にとって害虫、ゴミみたいな奴らだよね……早く消えてくれないかな」ギュウウ
真姫「ど、どうしたのまこちゃん……?」
192: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 19:42:39.31 ID:q991bYUb0
まこ「ねえ真姫ちゃん……私と一緒に来ない?真姫ちゃんだってこんなところうんざりしてるんだよね……」
真姫「一緒にって……?」
まこ「クスクス……私は全部わかってるんだよ」
まこ「真姫ちゃんの本当の気持ち……」
真姫「私の……気持ち?」
真姫「一緒にって……?」
まこ「クスクス……私は全部わかってるんだよ」
まこ「真姫ちゃんの本当の気持ち……」
真姫「私の……気持ち?」
193: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 19:46:22.74 ID:q991bYUb0
まこ「お母さん達、スクールアイドルを認めてくれて良かったね」
まこ「でも本当はどう思ってるんだろう?」
真姫「ど、どういう意味……」
まこ「クスクス……本当は真姫ちゃんのお母さんもお父さんも真姫ちゃんには失望してるよ」
真姫「なっ……」
まこ「だって真姫ちゃんは将来立派なお医者さんになる自慢の1人娘さんだよ」
まこ「なのにたった1人のゴミに感化されてまさか……まさかスクールアイドルなんてものを始めちゃうんだもん」
真姫「で、でもママは」
まこ「わからないよ?人が本当は何を考えてるかなんて……クスクス」
真姫「そんな……」
まこ「かわいそうな真姫ちゃん、親にもとっくに見放されて……」
まこ「本当は真姫ちゃん、将来お医者さんなんかになりたくないんじゃない?」
真姫「そんなことない!そんな……そんなことない!!」
まこ「でも本当はどう思ってるんだろう?」
真姫「ど、どういう意味……」
まこ「クスクス……本当は真姫ちゃんのお母さんもお父さんも真姫ちゃんには失望してるよ」
真姫「なっ……」
まこ「だって真姫ちゃんは将来立派なお医者さんになる自慢の1人娘さんだよ」
まこ「なのにたった1人のゴミに感化されてまさか……まさかスクールアイドルなんてものを始めちゃうんだもん」
真姫「で、でもママは」
まこ「わからないよ?人が本当は何を考えてるかなんて……クスクス」
真姫「そんな……」
まこ「かわいそうな真姫ちゃん、親にもとっくに見放されて……」
まこ「本当は真姫ちゃん、将来お医者さんなんかになりたくないんじゃない?」
真姫「そんなことない!そんな……そんなことない!!」
194: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 19:53:18.20 ID:fThrKzVS0
まこ「冬休みも終わって、もうすぐ私達は2年生だね」
真姫「……」
まこ「わかってるよね?今3年生のみんなはもうすぐいなくなっちゃうって」
真姫「それは……」
まこ「考えないようにしてたのかな?でもね、必ずその時は来るんだよ?」
まこ「クスクス……絵里ちゃんも希ちゃんもにこちゃんも……」
まこ「真姫ちゃんの前から完全にいなくなる日がね」
真姫「……」
まこ「わかってるよね?今3年生のみんなはもうすぐいなくなっちゃうって」
真姫「それは……」
まこ「考えないようにしてたのかな?でもね、必ずその時は来るんだよ?」
まこ「クスクス……絵里ちゃんも希ちゃんもにこちゃんも……」
まこ「真姫ちゃんの前から完全にいなくなる日がね」
195: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 19:56:01.08 ID:fThrKzVS0
まこ「でもね真姫ちゃん……私と来れば」
まこ「真姫ちゃんの大好きなピアノも……大好きなスクールアイドルのみんなともずっと一緒にいられるんだよ……」
真姫「ずっと……」
まこ「そう……ずっと、ずっとね……」ギュ
まこ「私は真姫ちゃんと一緒に行きたいなあ……」
真姫「……ほんとう?」
まこ「真姫ちゃんの大好きなピアノも……大好きなスクールアイドルのみんなともずっと一緒にいられるんだよ……」
真姫「ずっと……」
まこ「そう……ずっと、ずっとね……」ギュ
まこ「私は真姫ちゃんと一緒に行きたいなあ……」
真姫「……ほんとう?」
196: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 19:59:03.24 ID:fThrKzVS0
真姫「本当にみんなとずっと一緒にいられるの?ピアノも好きなだけできるの?」
まこ「うん」ニコ
真姫「わ、私……」
バン!
にこ「真姫ちゃん!」ゼーゼー
真姫「えっ……にこちゃん」
まこ「うん」ニコ
真姫「わ、私……」
バン!
にこ「真姫ちゃん!」ゼーゼー
真姫「えっ……にこちゃん」
197: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 20:01:50.27 ID:fThrKzVS0
まこ「……」
にこ「今、外が大変な状況なのよ!鍵開いてたから勝手に入って悪いけどちょっと隠れさせて!」
真姫「外が?」
まこ「ねえ真姫ちゃん」
真姫「え?」
まこ「これ」スッ
真姫「!?」
にこ「ちょっと誰あんた……ってそれ!?」
にこ「今、外が大変な状況なのよ!鍵開いてたから勝手に入って悪いけどちょっと隠れさせて!」
真姫「外が?」
まこ「ねえ真姫ちゃん」
真姫「え?」
まこ「これ」スッ
真姫「!?」
にこ「ちょっと誰あんた……ってそれ!?」
198: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 20:04:55.99 ID:fThrKzVS0
まこ「拳銃だよ。それで邪魔なあいつを殺して」
真姫「にこちゃんを……?」
真姫「そんなことできるわけないじゃない!」
まこ「早くしてよ」
真姫「無理よ!」
まこ「……やっぱり真姫ちゃんは私のこと本当は友達とも何とも思ってないんだね」
真姫「えっ……」
まこ「だからあの時、名前で呼んでくれなかった」
《真姫ちゃんは最後まで、私のこと尾崎さん、って呼ぶんだね》
真姫「にこちゃんを……?」
真姫「そんなことできるわけないじゃない!」
まこ「早くしてよ」
真姫「無理よ!」
まこ「……やっぱり真姫ちゃんは私のこと本当は友達とも何とも思ってないんだね」
真姫「えっ……」
まこ「だからあの時、名前で呼んでくれなかった」
《真姫ちゃんは最後まで、私のこと尾崎さん、って呼ぶんだね》
199: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 20:08:50.08 ID:fThrKzVS0
真姫「ちっ違うわ!」
まこ「私は真姫ちゃんのこと……本当に友達だって思ってたんだよ……」
真姫「私だって……」
まこ「だったら」
まこ「撃ってよ」
まこ「あいつを早く」
真姫「うう……ああああ」ガタガタガタ
まこ「私達友達だよね?」ニコ
まこ「私は真姫ちゃんのこと……本当に友達だって思ってたんだよ……」
真姫「私だって……」
まこ「だったら」
まこ「撃ってよ」
まこ「あいつを早く」
真姫「うう……ああああ」ガタガタガタ
まこ「私達友達だよね?」ニコ
200: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 20:11:07.88 ID:fThrKzVS0
《真姫ちゃん。私本当は、真姫ちゃんと一緒の学校に行きたかった。》
《真姫ちゃんと一緒にオトノキに行きたかったよ》
真姫「ああああっ!うあああああああああ!!!」
まこ「クスクス……人間って本当に馬鹿」
バシン
《真姫ちゃんと一緒にオトノキに行きたかったよ》
真姫「ああああっ!うあああああああああ!!!」
まこ「クスクス……人間って本当に馬鹿」
バシン
201: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 20:13:56.45 ID:fThrKzVS0
まこ「うあっ……?」ヒリヒリ
真姫「……にこ、ちゃん?」
にこ「あんたねぇ!黙って聞いてたら好き勝手言ってんじゃないわよ!」
にこ「友達っていう言葉はあんたみたいに自分がやりたくないことを人に押しつける便利な道具じゃない!!」
にこ「真姫ちゃん!この人は本当にこんな人なの!?」
真姫「えっ……」
にこ「真姫ちゃんが知ってるこの子は本当にこんな人なの!?」
真姫「あ……」
《真姫ちゃんと1度地元の話、したいと思ってたんだ〜》
《クスクス……真姫ちゃんらしい》
にこ「にこはこの子のことはよく知らないけど!真姫ちゃんにとって大事な人だってことは話を聞いてたらそれぐらいわかるわよ!」
真姫「……にこ、ちゃん?」
にこ「あんたねぇ!黙って聞いてたら好き勝手言ってんじゃないわよ!」
にこ「友達っていう言葉はあんたみたいに自分がやりたくないことを人に押しつける便利な道具じゃない!!」
にこ「真姫ちゃん!この人は本当にこんな人なの!?」
真姫「えっ……」
にこ「真姫ちゃんが知ってるこの子は本当にこんな人なの!?」
真姫「あ……」
《真姫ちゃんと1度地元の話、したいと思ってたんだ〜》
《クスクス……真姫ちゃんらしい》
にこ「にこはこの子のことはよく知らないけど!真姫ちゃんにとって大事な人だってことは話を聞いてたらそれぐらいわかるわよ!」
202: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 20:16:50.56 ID:fThrKzVS0
真姫「……」グス
ハネジロー「ぱむぱむ!」フワフワ
にこ「ハネジロー!伝えてきてくれたのね?」
ハネジロー「ぱむ!」
にこ「……あんたには不思議な力があるって前に穂乃果に聞かされたことがある」
にこ「それをここでにこに見せて!思いっきり!」
ハネジロー「ぱむぅ!」ピー
ハネジロー「ぱむぱむ!」フワフワ
にこ「ハネジロー!伝えてきてくれたのね?」
ハネジロー「ぱむ!」
にこ「……あんたには不思議な力があるって前に穂乃果に聞かされたことがある」
にこ「それをここでにこに見せて!思いっきり!」
ハネジロー「ぱむぅ!」ピー
203: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 20:25:13.42 ID:fThrKzVS0
まこ「うっ……」ブィン
真姫「……何これ、まこちゃんが変な青いものに……」
まこ【おのれぇ!!】ダダッ
にこ「!? こっちに来る……」
ハネジロー「ぱむぱむ!」
真姫「もう……もうやめて」
真姫「まこちゃんの姿で!私の大切な仲間を傷つけないでぇええっ!!」
バギュン!
??【う……ぐっ……?】
??【……】ドサ
真姫「……何これ、まこちゃんが変な青いものに……」
まこ【おのれぇ!!】ダダッ
にこ「!? こっちに来る……」
ハネジロー「ぱむぱむ!」
真姫「もう……もうやめて」
真姫「まこちゃんの姿で!私の大切な仲間を傷つけないでぇええっ!!」
バギュン!
??【う……ぐっ……?】
??【……】ドサ
204: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 20:29:45.13 ID:fThrKzVS0
??【……】ブィイィーン
にこ「どこかに行ったわね……」
真姫「良かった……」
にこ「真姫ちゃん……」
にこ「良かった!あれが……まこちゃんじゃなくて本当に良かった……ううっ」ポロポロ
にこ「……」ナデナデ
ハネジロー「ぱむ……」
通行人A「電話……」ガンガン!
にこ「……しまった!真姫ちゃん!奴らが来るわ!」
205: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 20:31:29.74 ID:fThrKzVS0
真姫「奴ら……?」
にこ「にこはあいつらに追われてたのよ!早く逃げないと……どこかいい出口はない?」
真姫「出口……車庫に繋がる道が一応あるけど……」
にこ「車庫?」ピーン
にこ「真姫ちゃんそれよ!」
真姫「えっ?」
にこ「にこはあいつらに追われてたのよ!早く逃げないと……どこかいい出口はない?」
真姫「出口……車庫に繋がる道が一応あるけど……」
にこ「車庫?」ピーン
にこ「真姫ちゃんそれよ!」
真姫「えっ?」
206: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 20:35:31.83 ID:fThrKzVS0
〈公園〉
凛「見つかった!」
花陽「ど、どうしよう……」
穂乃果「ううっ……」
??【】ブィイィーン
凛「何あれ!?変なのが空にあがってく!?」
《凛……あれがこの騒動の元凶だ》
凛《えっ?ウルトラマン!?》
凛「見つかった!」
花陽「ど、どうしよう……」
穂乃果「ううっ……」
??【】ブィイィーン
凛「何あれ!?変なのが空にあがってく!?」
《凛……あれがこの騒動の元凶だ》
凛《えっ?ウルトラマン!?》
207: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 20:37:53.34 ID:fThrKzVS0
凛《……なんかよくわかんないけどわかった!》
凛《あれを追えばいいんだね!》
凛「にゃああ!!」ダッ
穂乃果「凛ちゃん!」
凛「……」ウルトラーイブ!ウルトラマンギンガ!
ウルトラマンギンガ「ショォォ!」
凛《あれを追えばいいんだね!》
凛「にゃああ!!」ダッ
穂乃果「凛ちゃん!」
凛「……」ウルトラーイブ!ウルトラマンギンガ!
ウルトラマンギンガ「ショォォ!」
209: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 20:42:49.66 ID:fThrKzVS0
凛《かよちん、すぐ終わらせてくるから待ってて!》ビュン
花陽「あっ、凛ちゃん!!」
キキーッ!
にこ「あんた達この車に早く乗って!」ガタン
ハネジロー「ぱむ!」
真姫「逃げるわよ!」
穂乃果「真姫ちゃん!それににこちゃんにハネジローちゃん!」
海未「電話ですよ……」ジリジリ
絵里「電話……」ジリジリ
にこ「くっ!花陽早く乗って!」グイ
花陽「うう……」グス
真姫「にこちゃん発車!」
にこ「わかってるわよっ!!」グイ
ブゥゥゥゥン……
210: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 20:46:23.04 ID:fThrKzVS0
〈道路〉
ブゥゥゥゥ
にこ「ふぅ……なんとかなったわね、襲われてるあんた達を見つけてラッキーだったわ」
花陽「うっ……っ」ポロポロ
穂乃果「ごめんね花陽ちゃん」
穂乃果「私が、戦えれば良かったのに……」
花陽「だ、大丈夫……」
花陽「凛ちゃんは絶対に戻ってくるから……」グシグシ
真姫「そうよ花陽、凛ならきっと大丈夫よ……」
ブゥゥゥゥ
にこ「ふぅ……なんとかなったわね、襲われてるあんた達を見つけてラッキーだったわ」
花陽「うっ……っ」ポロポロ
穂乃果「ごめんね花陽ちゃん」
穂乃果「私が、戦えれば良かったのに……」
花陽「だ、大丈夫……」
花陽「凛ちゃんは絶対に戻ってくるから……」グシグシ
真姫「そうよ花陽、凛ならきっと大丈夫よ……」
211: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 20:48:47.40 ID:fThrKzVS0
穂乃果「ところで、さっきから気になってたんだけど……」
穂乃果「にこちゃんって運転できるの?免許持ってたの?」
にこ「ないけど」キッパリ
花陽「えええ!?」
にこ「まあこんなものカンよカン!」
ハネジロー「ぱむ……」
花陽「だ、誰か助けてええええっ!!」
にこ「さっき助けたじゃない」
穂乃果「にこちゃんって運転できるの?免許持ってたの?」
にこ「ないけど」キッパリ
花陽「えええ!?」
にこ「まあこんなものカンよカン!」
ハネジロー「ぱむ……」
花陽「だ、誰か助けてええええっ!!」
にこ「さっき助けたじゃない」
212: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 20:52:48.24 ID:fThrKzVS0
〈超空間〉
ギンガ「ショオオッ……」キョロキョロ
《追ってきたはいいけど……なんか変なところに来ちゃった……》
クインメザード「キアアアァ……」
《あっ見つけたにゃ!》
クインメザード「アアァ!」デンゲキ
ギンガ「ォアッ!?」バゴン
《うわ!ビリビリする!?》
ギンガ「ショオオッ……」キョロキョロ
《追ってきたはいいけど……なんか変なところに来ちゃった……》
クインメザード「キアアアァ……」
《あっ見つけたにゃ!》
クインメザード「アアァ!」デンゲキ
ギンガ「ォアッ!?」バゴン
《うわ!ビリビリする!?》
213: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 20:57:42.64 ID:fThrKzVS0
クインメザード【来たな】
《喋ったあ!?》
クインメザード【なぜいつも我々の邪魔をする】
《へ??》
クインメザード【もう少しでお前の友人はこちらに引きずりこめたところを】
《引きずりこむ??》
クインメザード【この愚か者め!】バシン
ズゴゴ
幻影ウルトラマンゼロ「……」ブィン
《え?ウルトラマン?穂乃果ちゃん?》
幻影ウルトラマンゼロ「しぇあ!」キック
ギンガ「ショオッ!」ガシ
《うわあっ!?なんで攻撃してくるにゃあ!》
《喋ったあ!?》
クインメザード【なぜいつも我々の邪魔をする】
《へ??》
クインメザード【もう少しでお前の友人はこちらに引きずりこめたところを】
《引きずりこむ??》
クインメザード【この愚か者め!】バシン
ズゴゴ
幻影ウルトラマンゼロ「……」ブィン
《え?ウルトラマン?穂乃果ちゃん?》
幻影ウルトラマンゼロ「しぇあ!」キック
ギンガ「ショオッ!」ガシ
《うわあっ!?なんで攻撃してくるにゃあ!》
214: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 20:59:29.31 ID:fThrKzVS0
〈道路〉
にこ「とりあえずどこに向かおうかしら」
真姫「そうね」
穂乃果「私、なんだか酔ってきちゃった……」ウプ
花陽「穂乃果ちゃん!?」
にこ「酔った?真姫ちゃんこの車に袋は……」
ガツン!
ハネジロー「ぱむ!?」グラグラ
にこ「な、なに!?」グラグラ
真姫「なにかがぶつかったのよ!」
にこ「とりあえずどこに向かおうかしら」
真姫「そうね」
穂乃果「私、なんだか酔ってきちゃった……」ウプ
花陽「穂乃果ちゃん!?」
にこ「酔った?真姫ちゃんこの車に袋は……」
ガツン!
ハネジロー「ぱむ!?」グラグラ
にこ「な、なに!?」グラグラ
真姫「なにかがぶつかったのよ!」
215: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 21:02:40.63 ID:fThrKzVS0
理事長の車「……」ブゥゥ
にこ「ちょっと嘘でしょ……」
真姫「あれは理事長の車だわ!」
理事長の車「……」ガツン!
花陽「きゃあ!」グラグラ
花陽「はっ!そういえば穂乃果ちゃんは!」
にこ「くうっ!」ハンドルグルグル
ガタンガタン
穂乃果「……」
花陽「ほ、穂乃果ちゃん……」
穂乃果「おえ」
にこ「ちょっと嘘でしょ……」
真姫「あれは理事長の車だわ!」
理事長の車「……」ガツン!
花陽「きゃあ!」グラグラ
花陽「はっ!そういえば穂乃果ちゃんは!」
にこ「くうっ!」ハンドルグルグル
ガタンガタン
穂乃果「……」
花陽「ほ、穂乃果ちゃん……」
穂乃果「おえ」
216: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 21:04:16.90 ID:fThrKzVS0
〈ホテル〉
ガンガンガンガンガン!
ななか「うーん、かなりまずい状況じゃないのさ」
朱美「ドアがもう持たないわ!」
優香「どうしましょう!」
ななか「あー……どうしよう?」
ガンガンガンガンガン!
ガンガンガンガンガン!
ななか「うーん、かなりまずい状況じゃないのさ」
朱美「ドアがもう持たないわ!」
優香「どうしましょう!」
ななか「あー……どうしよう?」
ガンガンガンガンガン!
217: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 21:06:23.08 ID:fThrKzVS0
〈超空間〉
ギンガ《……あれは偽物だ》
《そうなの?》
ギンガ《……》
《わかった!》
ギンガ「ショオニャッ!」キック
幻影ウルトラマンゼロ「ぐわあ!」ドサ
《だったら……まとめてやっちゃうにゃ!》
ギンガ《……あれは偽物だ》
《そうなの?》
ギンガ《……》
《わかった!》
ギンガ「ショオニャッ!」キック
幻影ウルトラマンゼロ「ぐわあ!」ドサ
《だったら……まとめてやっちゃうにゃ!》
218: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 21:09:51.76 ID:fThrKzVS0
ギンガ「《ギンガクロスシュート!》」ビイイッ
幻影ウルトラマンゼロ「うっ!?」ドガン
ギンガ「オオッ!」
《今だ!》
クインメザード「キアアッ!」バチバチ
ギンガ「《ギンガファイヤーボール!》」
ドゴンドゴンドゴン!
クインメザード「アアァ……」ドサ
バゴォオオオン!
幻影ウルトラマンゼロ「……」シュイン
凛《やった!》
凛《それにしてもこのウルトラマンギンガ?の力ってもの凄いにゃ!》
幻影ウルトラマンゼロ「うっ!?」ドガン
ギンガ「オオッ!」
《今だ!》
クインメザード「キアアッ!」バチバチ
ギンガ「《ギンガファイヤーボール!》」
ドゴンドゴンドゴン!
クインメザード「アアァ……」ドサ
バゴォオオオン!
幻影ウルトラマンゼロ「……」シュイン
凛《やった!》
凛《それにしてもこのウルトラマンギンガ?の力ってもの凄いにゃ!》
219: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 21:12:01.50 ID:fThrKzVS0
〈道路〉
理事長の車「……」ガッンガッン!
にこ「うっ!くっ!」
真姫「このままじゃ……」
穂乃果「……」ズーン
花陽「穂乃果ちゃん大丈夫だよ!そんなに量は無かったし……」
理事長の車「」ピタ
にこ「……え?」
真姫「止まった……」
花陽「凛ちゃん!?凛ちゃんがやったんだ!」
ハネジロー「ぱむぱむ!」
理事長の車「……」ガッンガッン!
にこ「うっ!くっ!」
真姫「このままじゃ……」
穂乃果「……」ズーン
花陽「穂乃果ちゃん大丈夫だよ!そんなに量は無かったし……」
理事長の車「」ピタ
にこ「……え?」
真姫「止まった……」
花陽「凛ちゃん!?凛ちゃんがやったんだ!」
ハネジロー「ぱむぱむ!」
220: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 21:13:19.09 ID:fThrKzVS0
〈ホテル〉
シーン
朱美「音が……やんだわ」
ななか「なんか解決したっぽいね」
優香「はあ、良かったです……」
ななか「しっかしこの騒ぎは一体なんだったんだろうね?」
朱美「ひどい目にあったわ……」
シーン
朱美「音が……やんだわ」
ななか「なんか解決したっぽいね」
優香「はあ、良かったです……」
ななか「しっかしこの騒ぎは一体なんだったんだろうね?」
朱美「ひどい目にあったわ……」
221: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 21:14:40.13 ID:fThrKzVS0
〈街道〉
雪穂「……あれ、私何を」
海未「うっ、うーん……」ムクリ
ことり「……なんで道の真ん中で寝てるんだろ?」
絵里「ふああ……」
希「あれ、海未ちゃんにことりちゃん?」
雪穂「……あれ、私何を」
海未「うっ、うーん……」ムクリ
ことり「……なんで道の真ん中で寝てるんだろ?」
絵里「ふああ……」
希「あれ、海未ちゃんにことりちゃん?」
222: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 21:17:22.06 ID:fThrKzVS0
〈真姫ハウス〉
〜朝〜
チュンチュンチュンチュン
真姫「今日の新聞……」ガサゴソ
真姫「あっ、これって……」スッ
凛「まーきちゃーん!おっはよー」
真姫「えっ、凛?こんな朝から何やってるのよ」
〜朝〜
チュンチュンチュンチュン
真姫「今日の新聞……」ガサゴソ
真姫「あっ、これって……」スッ
凛「まーきちゃーん!おっはよー」
真姫「えっ、凛?こんな朝から何やってるのよ」
223: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 21:19:59.69 ID:fThrKzVS0
凛「早く目が覚めちゃったからジョギングしてるんだ!」
真姫「ああ……」
凛「真姫ちゃん、凄い嬉しそうな顔してるけどどうしたの?」
真姫「ふふっ、そうかしら」
凛「そうだ!真姫ちゃんも一緒にジョギングしよう!」
真姫「ヴぇえ!?」
真姫「まったくもう……」
To be continued
真姫「ああ……」
凛「真姫ちゃん、凄い嬉しそうな顔してるけどどうしたの?」
真姫「ふふっ、そうかしら」
凛「そうだ!真姫ちゃんも一緒にジョギングしよう!」
真姫「ヴぇえ!?」
真姫「まったくもう……」
To be continued
224: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/14(土) 21:24:04.65 ID:fThrKzVS0
次回予告
ダカラワーオーワーオ!ユメナラバ
絵里「絢瀬絵里よ!」
ネネネ?ワーオーワーオー!サメナイデ
絵里「ある日宇宙から降ってきた隕石……」
キミヲズットズットスキナンダ フシギダヨナンデダ?
絵里「その正体は、えっと……なんだったかしら?」
スキスキ、スキスキプワプワ、プワプワスキスキ
絵里「じ、次回は……あなたもぷわぷわ だった気がするわ!」
プワプワシチャオウ!
ダカラワーオーワーオ!ユメナラバ
絵里「絢瀬絵里よ!」
ネネネ?ワーオーワーオー!サメナイデ
絵里「ある日宇宙から降ってきた隕石……」
キミヲズットズットスキナンダ フシギダヨナンデダ?
絵里「その正体は、えっと……なんだったかしら?」
スキスキ、スキスキプワプワ、プワプワスキスキ
絵里「じ、次回は……あなたもぷわぷわ だった気がするわ!」
プワプワシチャオウ!
230: そうですか…… 2015/03/20(金) 20:19:41.82 ID:35MQyzFP0
第3話 あなたもぷわぷわ
〈光の国〉
セブン「ゼロは大丈夫なのか!」
タロウ「はい、私が見つけた時にはほとんどの光が抜きとられていましたが腕のブレスレットが少量の光を繋ぎ止めていたようで時期に目を覚ますと思います」
セブン「そうか……それならいい」
タロウ「しかしゼロをあそこまで追い詰める敵とは一体何者なんでしょう……」
セブン「……この間から宇宙に漂う邪悪な気配がやはり関係しているのだろう」
〈光の国〉
セブン「ゼロは大丈夫なのか!」
タロウ「はい、私が見つけた時にはほとんどの光が抜きとられていましたが腕のブレスレットが少量の光を繋ぎ止めていたようで時期に目を覚ますと思います」
セブン「そうか……それならいい」
タロウ「しかしゼロをあそこまで追い詰める敵とは一体何者なんでしょう……」
セブン「……この間から宇宙に漂う邪悪な気配がやはり関係しているのだろう」
231: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/20(金) 20:21:52.83 ID:35MQyzFP0
タロウ「……そう考えるべきですね」
セブン「うむ……」
タロウ「私は引き続きこの気配の調査を続けてみます」
セブン「わかった。すまない、ゼロを助けてくれて」
タロウ「いえ、それでは」ビュン
セブン「うむ……」
タロウ「私は引き続きこの気配の調査を続けてみます」
セブン「わかった。すまない、ゼロを助けてくれて」
タロウ「いえ、それでは」ビュン
232: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/20(金) 20:23:45.26 ID:35MQyzFP0
〈穂むら〉
穂乃果「雪穂〜おちゃぁ〜」
雪穂「はいはい、たまには自分で入れてよね」
穂乃果「雪穂の入れたお茶が飲みたいんだよー」
穂乃果「……お?」
穂乃果「このお饅頭なあに?」ヒョイ
穂乃果「雪穂〜おちゃぁ〜」
雪穂「はいはい、たまには自分で入れてよね」
穂乃果「雪穂の入れたお茶が飲みたいんだよー」
穂乃果「……お?」
穂乃果「このお饅頭なあに?」ヒョイ
233: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/20(金) 20:26:38.42 ID:35MQyzFP0
雪穂「ああそれ?なんでも子供用に売り出すんだって」
雪穂「ウルトラマンのお饅頭「うるとら饅」」
穂乃果「へ〜、うるとら饅かあ」
穂乃果「すごいね!それぞれのウルトラマンの顔の顔が饅頭に書いてある!」
雪穂「色々お父さんが調べたりしたみたいだよ」
穂乃果「このお饅頭はゼロちゃんだ!私これにしよっと!」
雪穂「ウルトラマンのお饅頭「うるとら饅」」
穂乃果「へ〜、うるとら饅かあ」
穂乃果「すごいね!それぞれのウルトラマンの顔の顔が饅頭に書いてある!」
雪穂「色々お父さんが調べたりしたみたいだよ」
穂乃果「このお饅頭はゼロちゃんだ!私これにしよっと!」
234: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/20(金) 20:29:56.32 ID:35MQyzFP0
穂乃果「……あれ」
穂乃果「このお饅頭の顔……」
穂乃果「どこかで見たような……」
巨人《……》
《……ウルトラマン?でもゼロちゃんじゃない……あの時一緒に戦ったウルトラマンとも違うし》
穂乃果「あっ!!あの時私の夢に出てきたウルトラマンだ!」ダン!
穂乃果「このお饅頭の顔……」
穂乃果「どこかで見たような……」
巨人《……》
《……ウルトラマン?でもゼロちゃんじゃない……あの時一緒に戦ったウルトラマンとも違うし》
穂乃果「あっ!!あの時私の夢に出てきたウルトラマンだ!」ダン!
235: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/20(金) 20:33:07.27 ID:sj44k32T0
雪穂「どうしたのお姉ちゃん突然?」
穂乃果「雪穂!お父さんは今どこにいるかな?」
雪穂「厨房だけど……今あまり邪魔したら怒られるよ。なんでもそのお饅頭気合い入れて作ってる真っ最中みたいだから」
穂乃果「そっか……わかった!」ダダダ
雪穂「?」
穂乃果「雪穂!お父さんは今どこにいるかな?」
雪穂「厨房だけど……今あまり邪魔したら怒られるよ。なんでもそのお饅頭気合い入れて作ってる真っ最中みたいだから」
穂乃果「そっか……わかった!」ダダダ
雪穂「?」
236: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/20(金) 20:37:02.48 ID:sj44k32T0
〈園田家〉
穂乃果「海未ちゃあーん!」
海未「穂乃果……?どうしました?」
穂乃果「ちょっと聞きたいことがあるの!お邪魔しまーす!」
海未「聞きたいことですか?」
穂乃果「海未ちゃんってウルトラマンに結構詳しいでしょ?このウルトラマンは誰かわかる?」スッ
海未「お饅頭?」ヒョイ
穂乃果「海未ちゃあーん!」
海未「穂乃果……?どうしました?」
穂乃果「ちょっと聞きたいことがあるの!お邪魔しまーす!」
海未「聞きたいことですか?」
穂乃果「海未ちゃんってウルトラマンに結構詳しいでしょ?このウルトラマンは誰かわかる?」スッ
海未「お饅頭?」ヒョイ
237: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/20(金) 20:39:56.49 ID:sj44k32T0
海未「……うーん」
穂乃果「どう?どう?」
海未「すいません……私はいかんせん見るのは昭和のころ映っていたウルトラマンが主で……このウルトラマン……どこかで見た覚えはあるのですが……名前が出てきませんね」
穂乃果「あーっ……そっかあ」
海未「なんだかもやもやしますね……名前が出てこないというのは、ですがどうしたんです?いきなりこのようなことを聞いてくるなんて」
穂乃果「どう?どう?」
海未「すいません……私はいかんせん見るのは昭和のころ映っていたウルトラマンが主で……このウルトラマン……どこかで見た覚えはあるのですが……名前が出てきませんね」
穂乃果「あーっ……そっかあ」
海未「なんだかもやもやしますね……名前が出てこないというのは、ですがどうしたんです?いきなりこのようなことを聞いてくるなんて」
238: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/20(金) 20:43:03.88 ID:sj44k32T0
穂乃果「このウルトラマンね、前に夢で見たことがあるんだ」
海未「また夢ですか……?」
穂乃果「なんだかおかしい夢だったの、変なところにいきなり連れてこられて……そしたら」
海未「このウルトラマンがいた、という訳ですね」
穂乃果「あはは……私気になっちゃって」
海未「いえ、夢で見た物が実在していた……そうなれば気になるのは当たり前ですよ」
穂乃果「それともう1つ夢を見たの。そのウルトラマンの夢の前に見たんだけど……笑わないでね」
海未「また夢ですか……?」
穂乃果「なんだかおかしい夢だったの、変なところにいきなり連れてこられて……そしたら」
海未「このウルトラマンがいた、という訳ですね」
穂乃果「あはは……私気になっちゃって」
海未「いえ、夢で見た物が実在していた……そうなれば気になるのは当たり前ですよ」
穂乃果「それともう1つ夢を見たの。そのウルトラマンの夢の前に見たんだけど……笑わないでね」
239: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/20(金) 20:45:02.62 ID:sj44k32T0
海未「笑いませんよ」
穂乃果「ありがと海未ちゃん……私はね、夜の音ノ木坂に立ってたの」
穂乃果「そしたらそこに光り輝く綺麗な天使さんがいたんだ」
海未「天使……」
穂乃果「うん、そしてしばらくしたらさっき見たウルトラマンの場所に夢が移ったんだ」
海未「そうですか……」
穂乃果「うん……」
海未「ウルトラマンは夢の中でどんなことをしていたんですか?」
穂乃果「ありがと海未ちゃん……私はね、夜の音ノ木坂に立ってたの」
穂乃果「そしたらそこに光り輝く綺麗な天使さんがいたんだ」
海未「天使……」
穂乃果「うん、そしてしばらくしたらさっき見たウルトラマンの場所に夢が移ったんだ」
海未「そうですか……」
穂乃果「うん……」
海未「ウルトラマンは夢の中でどんなことをしていたんですか?」
240: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/20(金) 20:47:21.97 ID:ln6fOwEJ0
穂乃果「私をじっと見つめてた……」
海未「……もしかしたらそのウルトラマンは穂乃果に何か伝えたかったのかもしれません」
穂乃果「私に?」
海未「私の推測に過ぎませんが……天使の夢とそのウルトラマンの夢は無関係ではないような気がするんです」
穂乃果「……」
海未「まあ、前も言いましたが夢は所詮ただの夢……あまり深く考えすぎるのもおかしい話ですが」
穂乃果「でも夢のウルトラマンは本当にいた……」
プルルルル
海未「……もしかしたらそのウルトラマンは穂乃果に何か伝えたかったのかもしれません」
穂乃果「私に?」
海未「私の推測に過ぎませんが……天使の夢とそのウルトラマンの夢は無関係ではないような気がするんです」
穂乃果「……」
海未「まあ、前も言いましたが夢は所詮ただの夢……あまり深く考えすぎるのもおかしい話ですが」
穂乃果「でも夢のウルトラマンは本当にいた……」
プルルルル
241: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/20(金) 20:50:08.28 ID:ln6fOwEJ0
穂乃果「うひゃあ!」ビク
海未「どうしました穂乃果?」
穂乃果「あ、いや……ちょっとこの前色々あったから」
穂乃果「もしもし……」
にこ『あ、穂乃果?今暇?』
穂乃果「にこちゃん?」
にこ『新しく始めたバイトがてんてこまいで、にこ1人じゃちょーっと辛くなってきたの!良かったら』
海未「どうしました穂乃果?」
穂乃果「あ、いや……ちょっとこの前色々あったから」
穂乃果「もしもし……」
にこ『あ、穂乃果?今暇?』
穂乃果「にこちゃん?」
にこ『新しく始めたバイトがてんてこまいで、にこ1人じゃちょーっと辛くなってきたの!良かったら』
242: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/20(金) 20:52:59.92 ID:ln6fOwEJ0
穂乃果「にこちゃんだぁ!!」
にこ『なっ何よ急に』
穂乃果「わかった!すぐ行くね!」
にこ『場所は……だから』
穂乃果「うんうん!それじゃ待っててねー!」
海未「にこからの電話ですか?」
穂乃果「うん!にこちゃんだよ!にこちゃんならあのウルトラマンのこと何か知ってるかもしれない!」
海未「……なるほど、にこはこたろう君のことでそういうことは詳しいですからね」
穂乃果「それじゃ早く行こ!ことりちゃんも誘わなきゃ!」
海未「はい、わかりました!」
にこ『なっ何よ急に』
穂乃果「わかった!すぐ行くね!」
にこ『場所は……だから』
穂乃果「うんうん!それじゃ待っててねー!」
海未「にこからの電話ですか?」
穂乃果「うん!にこちゃんだよ!にこちゃんならあのウルトラマンのこと何か知ってるかもしれない!」
海未「……なるほど、にこはこたろう君のことでそういうことは詳しいですからね」
穂乃果「それじゃ早く行こ!ことりちゃんも誘わなきゃ!」
海未「はい、わかりました!」
243: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/20(金) 20:56:24.71 ID:ln6fOwEJ0
〈カレー屋〉
ことり「はいっ、辛口カレーがお一つですね?かしこまりました♪」
にこ「にっこにっこにー☆いらっしゃいませー!」
海未「……」
穂乃果「どうしたの海未ちゃん?」
海未「なんですかこれはぁ!!」
穂乃果「にこちゃんのバイトのお手伝いだよ?」
ことり「はいっ、辛口カレーがお一つですね?かしこまりました♪」
にこ「にっこにっこにー☆いらっしゃいませー!」
海未「……」
穂乃果「どうしたの海未ちゃん?」
海未「なんですかこれはぁ!!」
穂乃果「にこちゃんのバイトのお手伝いだよ?」
244: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/20(金) 20:58:06.93 ID:ln6fOwEJ0
海未「聞いてませんよ!?私はてっきりにこの家に行くとばかり思っていました!」
穂乃果「え?そうなの?」
スイマセーン
穂乃果「あっ、はーい!」
穂乃果「それじゃあ海未ちゃん今日はがんばろうね!」
海未「うう……」
穂乃果「え?そうなの?」
スイマセーン
穂乃果「あっ、はーい!」
穂乃果「それじゃあ海未ちゃん今日はがんばろうね!」
海未「うう……」
245: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/20(金) 21:01:22.30 ID:ln6fOwEJ0
ウィーン
海未「あ!?い、いらっしゃいませー」
絵里「あら海未、やってるわね」
希「その制服似合っとるよ」
海未「え、絵里に希ではないですか」
にこ「あっ2人共来てくれたのね!」
絵里「まあね……」
海未「あ!?い、いらっしゃいませー」
絵里「あら海未、やってるわね」
希「その制服似合っとるよ」
海未「え、絵里に希ではないですか」
にこ「あっ2人共来てくれたのね!」
絵里「まあね……」
246: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/20(金) 21:03:06.62 ID:ln6fOwEJ0
希「さあばんばん売っちゃおうやん!」
にこ「あ、待ちなさい。希はにことこっちよ」
希「えっ?」
にこ「厨房の人、少し抜けるみたいだからその間はにこ達で調理をするわ!」
希「ウチらが!?」
にこ「あ、待ちなさい。希はにことこっちよ」
希「えっ?」
にこ「厨房の人、少し抜けるみたいだからその間はにこ達で調理をするわ!」
希「ウチらが!?」
247: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/20(金) 21:05:34.79 ID:ln6fOwEJ0
〈花陽の家〉
凛「うにゃ〜、かよちーん……むにゃむにゃ」
花陽「凛ちゃん膝の上で寝ちゃった」ナデナデ
真姫「ええっ!?今から?」
真姫「……恥ずかしいから来ない?そんな訳ないでしょ!いいわよ行ってやろうじゃない!」
花陽「真姫ちゃんどうしたの?」
真姫「にこちゃんがバイトを手伝ってほしいみたいよ!」
花陽「どこのバイトかな?」
凛「うにゃ〜、かよちーん……むにゃむにゃ」
花陽「凛ちゃん膝の上で寝ちゃった」ナデナデ
真姫「ええっ!?今から?」
真姫「……恥ずかしいから来ない?そんな訳ないでしょ!いいわよ行ってやろうじゃない!」
花陽「真姫ちゃんどうしたの?」
真姫「にこちゃんがバイトを手伝ってほしいみたいよ!」
花陽「どこのバイトかな?」
248: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/20(金) 21:07:14.31 ID:ln6fOwEJ0
真姫「カレー屋さんらしいわ……」
凛「カレー!!」ガバッ
花陽「わあ凛ちゃん!」
凛「早く行くにゃあ!」
真姫「全く……」
花陽「でもカレーかあ……美味しそうだよね」
凛「カレー!!」ガバッ
花陽「わあ凛ちゃん!」
凛「早く行くにゃあ!」
真姫「全く……」
花陽「でもカレーかあ……美味しそうだよね」
249: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/20(金) 21:09:14.50 ID:ln6fOwEJ0
〈カレー屋〉
優香「すいません」
穂乃果「はいー!って優香ちゃん!?」
優香「あっ……穂乃果さん!」
穂乃果「優香ちゃんもカレーを食べに来てくれたの?」
優香「はい、泊まっているホテルから近かったので」
穂乃果「また会えるなんて思わなかったよー!嬉しいなあ!」ギュ
優香「えっ、あのその///」
優香「すいません」
穂乃果「はいー!って優香ちゃん!?」
優香「あっ……穂乃果さん!」
穂乃果「優香ちゃんもカレーを食べに来てくれたの?」
優香「はい、泊まっているホテルから近かったので」
穂乃果「また会えるなんて思わなかったよー!嬉しいなあ!」ギュ
優香「えっ、あのその///」
250: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/20(金) 21:11:33.46 ID:ln6fOwEJ0
絵里「こら穂乃果、いきなり抱きついたら迷惑よ?」
穂乃果「あっそっか。ごめんね優香ちゃん」
優香「いっいえ、そんなことは……」
絵里「それではご注文は何にしましょうか?」
優香「じゃあこの……にこにー特製♡スペシャルウルトラカレーをください」
絵里「にこにー特製♡スペシャルウルトラカレーですね……ってえええ!?」
穂乃果「あっそっか。ごめんね優香ちゃん」
優香「いっいえ、そんなことは……」
絵里「それではご注文は何にしましょうか?」
優香「じゃあこの……にこにー特製♡スペシャルウルトラカレーをください」
絵里「にこにー特製♡スペシャルウルトラカレーですね……ってえええ!?」
251: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/20(金) 21:14:25.29 ID:ln6fOwEJ0
穂乃果「あれ?すごいねにこちゃん、アルバイトなのにメニューを考えちゃうなんて」
絵里「明らかにこれおかしいわよ!メニューにボールペンで書いてあるし……」ヒソヒソ
優香「あの?」
絵里「あ、いえ!かしこまりました!」
穂乃果「にこにー特製♡スペシャルウルトラカレー1つ!」
絵里「明らかにこれおかしいわよ!メニューにボールペンで書いてあるし……」ヒソヒソ
優香「あの?」
絵里「あ、いえ!かしこまりました!」
穂乃果「にこにー特製♡スペシャルウルトラカレー1つ!」
252: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/20(金) 21:18:24.95 ID:fCsLTzvG0
〈厨房〉
にこ「来たわね!!」
希「なんやにこにー特製スペシャルウルトラカレーって?」
にこ「ふふん。にこが独自に編み出したスパイスを使って作る最高のカレー(店長非公認)よ!)」
希「へえ、さすがやなにこっち」
にこ「厨房を任されたからには本気でいかないとね……!」トントントントン
にこ「さあ作るわよ希!」ジュウウウウ
希「了解や!」シャッシャッ
にこ「来たわね!!」
希「なんやにこにー特製スペシャルウルトラカレーって?」
にこ「ふふん。にこが独自に編み出したスパイスを使って作る最高のカレー(店長非公認)よ!)」
希「へえ、さすがやなにこっち」
にこ「厨房を任されたからには本気でいかないとね……!」トントントントン
にこ「さあ作るわよ希!」ジュウウウウ
希「了解や!」シャッシャッ
253: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/20(金) 21:22:13.68 ID:fCsLTzvG0
〈カレー屋〉
穂乃果「お待たせ優香ちゃん!にこにー特製♡スペシャルウルトラカレーだよ」
優香「わああ……」
穂乃果(う……美味しそう)ゴク
優香「いただきます」パク
優香「〜〜〜〜〜っ!??」ガタン
穂乃果「ゆ、優香ちゃん!?」
優香「うんめええなあ!!これうんめえっ!」
穂乃果「お待たせ優香ちゃん!にこにー特製♡スペシャルウルトラカレーだよ」
優香「わああ……」
穂乃果(う……美味しそう)ゴク
優香「いただきます」パク
優香「〜〜〜〜〜っ!??」ガタン
穂乃果「ゆ、優香ちゃん!?」
優香「うんめええなあ!!これうんめえっ!」
254: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/20(金) 21:25:08.11 ID:fCsLTzvG0
優香「はぐっはぐはぐ!」ガツガツガツ
穂乃果「お、おおっ……なんか優香ちゃんがすごい」
優香「……はっ!」
優香「あっちが、違うんですこれは///」
穂乃果「さっきのって方言?うちのお客様にもそういう喋り方の人してる人見たことある!」
優香「地元で鹿児島の物産展が開かれたことがありまして……その時に鹿児島弁を勉強したんですけど、それからつい日常生活でも出るようになってしまって……」
穂乃果「そうなんだ〜!」
優香「はい……」
アレウマソウダナ
オレモニコニートクセイスペシャルウルトラカレーヒトツクダサイ!
穂乃果「お、おおっ……なんか優香ちゃんがすごい」
優香「……はっ!」
優香「あっちが、違うんですこれは///」
穂乃果「さっきのって方言?うちのお客様にもそういう喋り方の人してる人見たことある!」
優香「地元で鹿児島の物産展が開かれたことがありまして……その時に鹿児島弁を勉強したんですけど、それからつい日常生活でも出るようになってしまって……」
穂乃果「そうなんだ〜!」
優香「はい……」
アレウマソウダナ
オレモニコニートクセイスペシャルウルトラカレーヒトツクダサイ!
255: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/20(金) 21:28:03.59 ID:fCsLTzvG0
〈厨房〉
希「えらい注文の数やー!」アタフタ
にこ「思ったより好評みたいね」グツグツ
にこ「でもさすがに2人じゃちょっとキツイわ……」
真姫「にこちゃん来たわよ!」ガチャ
にこ「あっ本当!?えーと……」チラ
希「えらい注文の数やー!」アタフタ
にこ「思ったより好評みたいね」グツグツ
にこ「でもさすがに2人じゃちょっとキツイわ……」
真姫「にこちゃん来たわよ!」ガチャ
にこ「あっ本当!?えーと……」チラ
256: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/20(金) 21:30:44.92 ID:fCsLTzvG0
凛「?」
にこ「……う」ジー
真姫「何よ……じっと見つめて」
にこ「……うう」ジー
花陽「え、にこちゃん?」
にこ「花陽おおおっ!!」
にこ「ちょっと厨房手伝って!今大変な状況なのよ!」
花陽「う、うん!」
凛「にゃ?」
真姫「……」
にこ「……う」ジー
真姫「何よ……じっと見つめて」
にこ「……うう」ジー
花陽「え、にこちゃん?」
にこ「花陽おおおっ!!」
にこ「ちょっと厨房手伝って!今大変な状況なのよ!」
花陽「う、うん!」
凛「にゃ?」
真姫「……」
257: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/20(金) 21:33:30.67 ID:WiXsOvw/0
〈カレー屋〉
ラクシャータ「ありがとうみんな、助かりました」
にこ「いや〜、たくさん売ったわね」ニンマリ
ことり「あはは……」
真姫「もう疲れたわよ……」
海未「穂乃果、あのことをにこに聞かなくては」コソ
穂乃果「あっそうだった!」
穂乃果「にこちゃーん!」
ラクシャータ「ありがとうみんな、助かりました」
にこ「いや〜、たくさん売ったわね」ニンマリ
ことり「あはは……」
真姫「もう疲れたわよ……」
海未「穂乃果、あのことをにこに聞かなくては」コソ
穂乃果「あっそうだった!」
穂乃果「にこちゃーん!」
258: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/20(金) 21:36:03.75 ID:WiXsOvw/0
にこ「何よ?」スッ
穂乃果「このお饅頭のウルトラマンのこと何か知らない?」
花陽「なんだかかわいいお饅頭だね」
にこ「このウルトラマン?」
にこ「ガイアよ」
穂乃果「がいあ……」
にこ「そう、地球のウルトラマン」
穂乃果「このお饅頭のウルトラマンのこと何か知らない?」
花陽「なんだかかわいいお饅頭だね」
にこ「このウルトラマン?」
にこ「ガイアよ」
穂乃果「がいあ……」
にこ「そう、地球のウルトラマン」
259: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/20(金) 21:38:22.10 ID:WiXsOvw/0
真姫「地球のウルトラマン?」
凛「でもウルトラマンって遠い宇宙の人達なんじゃ」
にこ「ガイアは地球の大地が遣わした光の巨人なのよ」
穂乃果「地球……大地……」
海未「地球が……」
にこ「それがどうしたの?」
穂乃果「う、ううんなんでもないよ!」
にこ「……そう?」
凛「でもウルトラマンって遠い宇宙の人達なんじゃ」
にこ「ガイアは地球の大地が遣わした光の巨人なのよ」
穂乃果「地球……大地……」
海未「地球が……」
にこ「それがどうしたの?」
穂乃果「う、ううんなんでもないよ!」
にこ「……そう?」
260: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/20(金) 21:40:47.37 ID:WiXsOvw/0
〈穂乃果の部屋〉
穂乃果「ガイア……ウルトラマンガイア……」ゴロン
穂乃果「地球のウルトラマンかぁ……」
《……もしかしたらそのウルトラマンは穂乃果に何か伝えたかったのかもしれません》
《私の推測に過ぎませんが……天使の夢とそのウルトラマンの夢は無関係ではないような気がするんです》
穂乃果(地球が私に伝えたいこと……?)
穂乃果(最近また怪獣が現れたことと何か関係があるのかな?)
穂乃果「ガイア……ウルトラマンガイア……」ゴロン
穂乃果「地球のウルトラマンかぁ……」
《……もしかしたらそのウルトラマンは穂乃果に何か伝えたかったのかもしれません》
《私の推測に過ぎませんが……天使の夢とそのウルトラマンの夢は無関係ではないような気がするんです》
穂乃果(地球が私に伝えたいこと……?)
穂乃果(最近また怪獣が現れたことと何か関係があるのかな?)
261: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/20(金) 21:44:18.93 ID:WiXsOvw/0
穂乃果(……でもさすがに天使はないよね)
穂乃果(海未ちゃんの言った通り考えすぎかな……)
チッチッチ
穂乃果「あ、もうこんな時間だ」
穂乃果「寝なきゃ……」
穂乃果(もしかしたらまたガイアちゃんが夢に出てくるかもしれないし、きたら色々聞いてみよっと)
穂乃果「すぅ……」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
穂乃果(海未ちゃんの言った通り考えすぎかな……)
チッチッチ
穂乃果「あ、もうこんな時間だ」
穂乃果「寝なきゃ……」
穂乃果(もしかしたらまたガイアちゃんが夢に出てくるかもしれないし、きたら色々聞いてみよっと)
穂乃果「すぅ……」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
262: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/20(金) 21:46:35.95 ID:ln6fOwEJ0
〈??〉
穂乃果《……》
穂乃果《……あ》パチ
穂乃果《この感じ……!》
穂乃果《ガイアちゃん!ガイアちゃんいない?》
ヒュウウウ……
穂乃果《いない……》
263: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/20(金) 21:53:17.62 ID:jwjWOhcw0
穂乃果《ここは砂漠かな……?でも全然暑くない!》スッ
穂乃果《砂がサラサラだー!》ヒョイ
穂乃果《……ん?》
穂乃果《なんだろ、これ……砂の下に何か……》ゴシゴシ
穂乃果《……!》
穂乃果《これゼロちゃんの……胸のタイマー!?》
穂乃果《ま、まさか……》ザッザッザ
穂乃果《……ああっ》
穂乃果《ぜ、ゼロちゃんが……》
穂乃果《砂漠の一部に……》
穂乃果《ま、まさか……》キョロキョロ
穂乃果《嘘……》
穂乃果《ゼロちゃんだけじゃない……あれはガイアちゃん……》
穂乃果《みんな……》
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
穂乃果《砂がサラサラだー!》ヒョイ
穂乃果《……ん?》
穂乃果《なんだろ、これ……砂の下に何か……》ゴシゴシ
穂乃果《……!》
穂乃果《これゼロちゃんの……胸のタイマー!?》
穂乃果《ま、まさか……》ザッザッザ
穂乃果《……ああっ》
穂乃果《ぜ、ゼロちゃんが……》
穂乃果《砂漠の一部に……》
穂乃果《ま、まさか……》キョロキョロ
穂乃果《嘘……》
穂乃果《ゼロちゃんだけじゃない……あれはガイアちゃん……》
穂乃果《みんな……》
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
264: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/20(金) 21:56:03.55 ID:jwjWOhcw0
〈穂乃果の部屋〉
チュンチュン
穂乃果「はぁ……はぁ……」
穂乃果「……うう」ムクリ
穂乃果(一体あの夢は何なの……?すごい気持ち悪かった……)
穂乃果「う、寝汗でぐっしょり……」
穂乃果「シャワーを浴びていこ……」
チュンチュン
穂乃果「はぁ……はぁ……」
穂乃果「……うう」ムクリ
穂乃果(一体あの夢は何なの……?すごい気持ち悪かった……)
穂乃果「う、寝汗でぐっしょり……」
穂乃果「シャワーを浴びていこ……」
265: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/20(金) 21:59:14.10 ID:jwjWOhcw0
〈穂むら〉
テレビ『昨夜、東京都に謎の隕石が観測されました』
雪穂「へー、なんだか最近は色々降ってくるね。」
ほのママ「本当ねー」
ほのパパ「……」
テレビ『なお……』
テレビ『……』シーン
テレビ『昨夜、東京都に謎の隕石が観測されました』
雪穂「へー、なんだか最近は色々降ってくるね。」
ほのママ「本当ねー」
ほのパパ「……」
テレビ『なお……』
テレビ『……』シーン
266: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/20(金) 22:02:36.62 ID:jwjWOhcw0
雪穂「テレビの人急に静かになっちゃったけどどうしたの?」
テレビ『この漢字なんて読むんだっけ?』
雪穂「えっ!?」
ほのパパ「……!」
テレビ『……皆様?皆様って読む……?』
テレビ『あ、ああそうだ!』
テレビ『あははは、ははは』
雪穂「番組としてどうなのこれ?」
ほのママ「チャンネル変えましょうか」
テレビ『この漢字なんて読むんだっけ?』
雪穂「えっ!?」
ほのパパ「……!」
テレビ『……皆様?皆様って読む……?』
テレビ『あ、ああそうだ!』
テレビ『あははは、ははは』
雪穂「番組としてどうなのこれ?」
ほのママ「チャンネル変えましょうか」
267: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/20(金) 22:05:37.93 ID:35MQyzFP0
〈音ノ木坂学院〉
〜2年生教室〜
先生「ここがこうなって……」
海未「……!?」カキカキ
穂乃果「……」ボー
ことり(穂乃果ちゃんが、眠らない!?)
海未(一体どうしたのですか穂乃果!)
穂乃果(あの夢……この前見た夢と何か関係があるのかな……)
穂乃果(夢……夢……)
〜2年生教室〜
先生「ここがこうなって……」
海未「……!?」カキカキ
穂乃果「……」ボー
ことり(穂乃果ちゃんが、眠らない!?)
海未(一体どうしたのですか穂乃果!)
穂乃果(あの夢……この前見た夢と何か関係があるのかな……)
穂乃果(夢……夢……)
268: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/20(金) 22:08:17.14 ID:35MQyzFP0
穂乃果(あれ……私、朝どんな夢を見たんだっけ?)
穂乃果(さっきまで思い出せてたはずなのに……思い出せないや)
先生「えーっと……」
先生「……」
ヒデコ「先生どうかしたんですか?」
先生「あ……いやなんでもない」キョウカショペラペラ
先生「そうだそうだ……こうだ」
穂乃果(さっきまで思い出せてたはずなのに……思い出せないや)
先生「えーっと……」
先生「……」
ヒデコ「先生どうかしたんですか?」
先生「あ……いやなんでもない」キョウカショペラペラ
先生「そうだそうだ……こうだ」
269: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/20(金) 22:48:15.30 ID:+21QtQAo0
〈屋上〉
〜放課後〜
海未「それではダンスの練習を始めます!」
海未「はい、ワンツー、ワン……えっと」
希「海未ちゃんどうしたんや?」
海未「あ……なんでもないです!ワンツー、ワンツー」
穂乃果「あれ?ここの振り付けどうやってやるんだっけ?」
ことり「確かこうだよ穂乃果ちゃん!」
真姫「いや違うわ、こうじゃなかったかしら」
〜放課後〜
海未「それではダンスの練習を始めます!」
海未「はい、ワンツー、ワン……えっと」
希「海未ちゃんどうしたんや?」
海未「あ……なんでもないです!ワンツー、ワンツー」
穂乃果「あれ?ここの振り付けどうやってやるんだっけ?」
ことり「確かこうだよ穂乃果ちゃん!」
真姫「いや違うわ、こうじゃなかったかしら」
270: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/20(金) 22:50:55.02 ID:+21QtQAo0
にこ「あんた達こんな振り付けも忘れたの?こうよこう!」
凛「えー違うよ絶対こうだにゃ!」
花陽「えっ……えーと」
絵里「みんな落ち着きなさい!」
希「振り付けやったら前撮ったライブの……」
穂乃果「ライブの?」
希「……なんやったっけ?」
凛「えー違うよ絶対こうだにゃ!」
花陽「えっ……えーと」
絵里「みんな落ち着きなさい!」
希「振り付けやったら前撮ったライブの……」
穂乃果「ライブの?」
希「……なんやったっけ?」
271: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/20(金) 22:54:32.18 ID:+21QtQAo0
〈部室〉
穂乃果「うん!今日もパンが美味い!」モグモグ
海未「また練習が終わったらそんな物食べて……太りますよ?」
穂乃果「大丈夫だよー!」
花陽「あーん、パクッ」
凛「あ、かよちんまたおにぎ……」
花陽「へ?」パンカジリ
真姫「ヴえええ!!?花陽、何食べてるのよ!?」
穂乃果「うん!今日もパンが美味い!」モグモグ
海未「また練習が終わったらそんな物食べて……太りますよ?」
穂乃果「大丈夫だよー!」
花陽「あーん、パクッ」
凛「あ、かよちんまたおにぎ……」
花陽「へ?」パンカジリ
真姫「ヴえええ!!?花陽、何食べてるのよ!?」
272: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/20(金) 23:06:45.81 ID:35MQyzFP0
ことり「花陽ちゃん!?」
希「嘘やろ!?花陽ちゃんどこか具合でも悪いんか?」
凛「かよちんなんでパンを食べてるの!?」
花陽「……あっ!?」
花陽「あああああああああああ!?」
バゴォオオオン
絵里「うるさいわね?」
希「えりちあれ見るんや!」
ミケ「ミャアアアッ……」
凛「怪獣だ!」ダッ
花陽「凛ちゃん!」
花陽「あれ……私今何を言おうと思ってたんだっけ?」
希「嘘やろ!?花陽ちゃんどこか具合でも悪いんか?」
凛「かよちんなんでパンを食べてるの!?」
花陽「……あっ!?」
花陽「あああああああああああ!?」
バゴォオオオン
絵里「うるさいわね?」
希「えりちあれ見るんや!」
ミケ「ミャアアアッ……」
凛「怪獣だ!」ダッ
花陽「凛ちゃん!」
花陽「あれ……私今何を言おうと思ってたんだっけ?」
273: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/20(金) 23:08:58.92 ID:35MQyzFP0
〈校庭〉
凛「ウルトラマンになるにゃ!」パシュウウン
ギンガのスパークドールズ「……」シュウウ
凛「……」
凛「どうやって変身するんだっけ……」
ミケ「ミャアアア!」
凛「ウルトラマンになるにゃ!」パシュウウン
ギンガのスパークドールズ「……」シュウウ
凛「……」
凛「どうやって変身するんだっけ……」
ミケ「ミャアアア!」
274: スパークドールです 2015/03/20(金) 23:10:43.71 ID:35MQyzFP0
〈穂むら〉
ほのパパ「……」
ほのママ「あなたどうしたの?」
ほのママ「お饅頭の作り方を忘れた?」
ほのママ「……あらやだ、どうやって作るんだっけ」
ほのパパ「……」アタマカカエ
ほのパパ「……」
ほのママ「あなたどうしたの?」
ほのママ「お饅頭の作り方を忘れた?」
ほのママ「……あらやだ、どうやって作るんだっけ」
ほのパパ「……」アタマカカエ
275: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/20(金) 23:14:50.41 ID:35MQyzFP0
〈校庭〉
凛「えっと……えっと……」アタフタ
凛「あああ……えっと……」アタフタ
ギンガ《凛……その先を私の足につけるんだ》
凛「あ!誰だっけ?」
凛「とりあえずうん!」ジャキイ
ギンガ《私の意識もライブすると恐らく1分も持たないだろう……》
凛「1分……1分……1分?」
ウルトラーイブ!ウルトマンギンガ!
ギンガ「ショオォ!」
穂乃果「あっ!ああ、えっと……えーっと!」
希「スピリチュアルマンや!」
凛「えっと……えっと……」アタフタ
凛「あああ……えっと……」アタフタ
ギンガ《凛……その先を私の足につけるんだ》
凛「あ!誰だっけ?」
凛「とりあえずうん!」ジャキイ
ギンガ《私の意識もライブすると恐らく1分も持たないだろう……》
凛「1分……1分……1分?」
ウルトラーイブ!ウルトマンギンガ!
ギンガ「ショオォ!」
穂乃果「あっ!ああ、えっと……えーっと!」
希「スピリチュアルマンや!」
276: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/20(金) 23:20:38.09 ID:35MQyzFP0
ギンガ「ショオニャ!」
凛《はっ……!思い出した!》
凛《さっきウルトラマンが言ってた!1分しか持たないって言うのはこのことだったんだにゃ!》
凛《あの怪獣、凛達の記憶を……忘れさせちゃうんだにゃ!》
ミケ「ミャアアアアアッ!」
ギンガ「ショオォ!」パンチ
ミケ「ミギャッ!?」ドガ
真姫「いいやん!」
ことり「ハラショー!ハラショーよ!」
にこ「いいよっ!」
穂乃果「あの巨人良い調子ですね」
凛《はっ……!思い出した!》
凛《さっきウルトラマンが言ってた!1分しか持たないって言うのはこのことだったんだにゃ!》
凛《あの怪獣、凛達の記憶を……忘れさせちゃうんだにゃ!》
ミケ「ミャアアアアアッ!」
ギンガ「ショオォ!」パンチ
ミケ「ミギャッ!?」ドガ
真姫「いいやん!」
ことり「ハラショー!ハラショーよ!」
にこ「いいよっ!」
穂乃果「あの巨人良い調子ですね」
277: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/20(金) 23:25:01.40 ID:Cxlcf+Pm0
ギンガ「《ギンガスラッシュ!》」シュババ
ミケ「アギッ!フギャッ!」バゴンバゴン
ミケ「フーッ!」カイコウセン
ギンガ「フッ……!」ドカン
凛《うぐ……あと30秒……》
00:30
ギンガ「《ギンガクロスシュ……!》」スッ
ミケ「アギッ!フギャッ!」バゴンバゴン
ミケ「フーッ!」カイコウセン
ギンガ「フッ……!」ドカン
凛《うぐ……あと30秒……》
00:30
ギンガ「《ギンガクロスシュ……!》」スッ
278: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/20(金) 23:26:49.96 ID:Cxlcf+Pm0
ミケ「ミャアアアン」フリン
凛《え……し、尻尾》
凛《しかもあの尻尾……怪獣は猫ちゃんだったにゃ!?》
00:25
??「フシャアアッ」カイコウセン
??「ミャーオ!」カイコウセン
ギンガ「ォアアアッ……」バチンバチン
凛《うああっ!?な、何?》
凛《え……し、尻尾》
凛《しかもあの尻尾……怪獣は猫ちゃんだったにゃ!?》
00:25
??「フシャアアッ」カイコウセン
??「ミャーオ!」カイコウセン
ギンガ「ォアアアッ……」バチンバチン
凛《うああっ!?な、何?》
279: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/20(金) 23:29:06.85 ID:Cxlcf+Pm0
00:20
タマ「シャア……!」
クロ「ミャー……」
凛《1体だけじゃなかったにゃ!》
00:15
希「あのスピリチュアルマン押されてる!うわあどーしよー!」
絵里「あわわ……どうしたらいいかな」
花陽「ちょっと!ガンバンなさいよ!」
タマ「シャア……!」
クロ「ミャー……」
凛《1体だけじゃなかったにゃ!》
00:15
希「あのスピリチュアルマン押されてる!うわあどーしよー!」
絵里「あわわ……どうしたらいいかな」
花陽「ちょっと!ガンバンなさいよ!」
280: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/20(金) 23:32:52.68 ID:Cxlcf+Pm0
00:13
凛《あと13秒……倒すのは無理にゃー……しかも猫ちゃん……》
凛《……そうだ!》
凛《よ、よし……やってみるにゃ、怪獣を倒すんじゃなくて……落ち着かせる》
ミケ「ミャアアアッ!」
タマ「シャアアッ!」
クロ「ミャーオ!」
ギンガ「《ギンガコンフォート……》」パアアァ
凛《あと13秒……倒すのは無理にゃー……しかも猫ちゃん……》
凛《……そうだ!》
凛《よ、よし……やってみるにゃ、怪獣を倒すんじゃなくて……落ち着かせる》
ミケ「ミャアアアッ!」
タマ「シャアアッ!」
クロ「ミャーオ!」
ギンガ「《ギンガコンフォート……》」パアアァ
281: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/20(金) 23:35:15.35 ID:Cxlcf+Pm0
00:10
ミケ「ミャ……」キラキラキラ
クロ「フシャ……」キラキラキラ
タマ「フーッ……」キラキラキラ
凛《さあ、元いた場所に帰る時間だよ!》
00:07
ミケ「ミャア……」ウナズキ
タマ「……」フワフワ
クロ「ミィ……」フワフワ
ミケ「ミャ……」キラキラキラ
クロ「フシャ……」キラキラキラ
タマ「フーッ……」キラキラキラ
凛《さあ、元いた場所に帰る時間だよ!》
00:07
ミケ「ミャア……」ウナズキ
タマ「……」フワフワ
クロ「ミィ……」フワフワ
282: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/20(金) 23:36:52.05 ID:Cxlcf+Pm0
絵里「三匹が上にあがっていきますうううっ!」
海未「やったにゃああああ!!」
にこ「……あんたら何やってんの?」
凛《ふぅ、危なかったにゃ……》
00:03
凛《あとちょっと遅れたら……凛もう戦えなかったよ》
海未「やったにゃああああ!!」
にこ「……あんたら何やってんの?」
凛《ふぅ、危なかったにゃ……》
00:03
凛《あとちょっと遅れたら……凛もう戦えなかったよ》
283: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/20(金) 23:40:15.42 ID:+21QtQAo0
〈絵里の家〉
〜夜〜
絵里「……」
希「……」
亜里沙「……」
亜里沙(また……)
絵里「……」スッ
希「……えりち、それは?」
〜夜〜
絵里「……」
希「……」
亜里沙「……」
亜里沙(また……)
絵里「……」スッ
希「……えりち、それは?」
284: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/20(金) 23:42:42.77 ID:+21QtQAo0
絵里「松坂牛よ」ポロポロ
亜里沙「お姉ちゃん……」
希「えりち……」
絵里「焼くわよっ!」
ジュウウウウ
希「……」ゴクリ
絵里「……ここまでは前回と同じ……だけど今回は秘密兵器があるのよ」ニヤリ
亜里沙「お姉ちゃん……」
希「えりち……」
絵里「焼くわよっ!」
ジュウウウウ
希「……」ゴクリ
絵里「……ここまでは前回と同じ……だけど今回は秘密兵器があるのよ」ニヤリ
285: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/20(金) 23:44:40.99 ID:+21QtQAo0
希「秘密兵器やって!?」
絵里「……」スッ
希「それは!!」
絵里「……割り下」
希「まさかえりち!」
亜里沙「わあ!」
絵里「……そう、今回は焼肉ではないわ」
絵里「すき焼きよおっ!!」バーン
絵里「……」スッ
希「それは!!」
絵里「……割り下」
希「まさかえりち!」
亜里沙「わあ!」
絵里「……そう、今回は焼肉ではないわ」
絵里「すき焼きよおっ!!」バーン
286: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/20(金) 23:49:34.48 ID:+21QtQAo0
希「すき……焼き」
絵里「ネギも加えて焼き!」ジャッジャッ
絵里「割り下を注ぎ込むっ!」トクトク
絵里「さらに、白菜!しめじ!えのきを投入!お肉から離して白滝も!」ボチャボチャ
希「な!」
絵里「あとは待つだけね……」グツグツ
希「なんていい匂いやあ〜……」
亜里沙「……」グゥ〜
絵里「ネギも加えて焼き!」ジャッジャッ
絵里「割り下を注ぎ込むっ!」トクトク
絵里「さらに、白菜!しめじ!えのきを投入!お肉から離して白滝も!」ボチャボチャ
希「な!」
絵里「あとは待つだけね……」グツグツ
希「なんていい匂いやあ〜……」
亜里沙「……」グゥ〜
287: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/20(金) 23:51:35.36 ID:+21QtQAo0
絵里「今の内に卵を割るわ」パカ
希「うちも」パカ
亜里沙「うん!」パカ
絵里「ふふ……」
希「どうしたんえりち?」
絵里「みんなで食べるご飯はやっぱり楽しいわね……」
希「……そやね」
希「うちも」パカ
亜里沙「うん!」パカ
絵里「ふふ……」
希「どうしたんえりち?」
絵里「みんなで食べるご飯はやっぱり楽しいわね……」
希「……そやね」
288: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/20(金) 23:53:41.02 ID:35MQyzFP0
ピンポーン
絵里「あら?」
ホノカイケマセン!メイワクデス!
アッ……ツイオイシソウナニオイニツラレチャッテ
イキナリハシリダシチャウカラビックリシタヨー
絵里「松坂牛……」
希「あちゃー……」ニコニコ
亜里沙「お客さん?」
グツグツ
絵里「あら?」
ホノカイケマセン!メイワクデス!
アッ……ツイオイシソウナニオイニツラレチャッテ
イキナリハシリダシチャウカラビックリシタヨー
絵里「松坂牛……」
希「あちゃー……」ニコニコ
亜里沙「お客さん?」
グツグツ
289: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/20(金) 23:56:19.76 ID:35MQyzFP0
〈花陽の家〉
花陽「はむっ」オニギリモグモグ
凛「やっぱりかよちんはご飯じゃないとなんかしっくりこないにゃ!」
花陽「うん……ご飯はやっぱり美味しいね」
凛「凛もお腹すいてきちゃった!」
凛「かよちん、ひと口ちょーだい!」
花陽「うん!」
To be continued
花陽「はむっ」オニギリモグモグ
凛「やっぱりかよちんはご飯じゃないとなんかしっくりこないにゃ!」
花陽「うん……ご飯はやっぱり美味しいね」
凛「凛もお腹すいてきちゃった!」
凛「かよちん、ひと口ちょーだい!」
花陽「うん!」
To be continued
290: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/21(土) 00:01:30.91 ID:pqTJYnab0
次回予告
トードケテー セツナサニハー
穂乃果「絵里ちゃんが手にいれた不思議なカード」
ナマエヲツケヨウカ スノーハレーション
穂乃果「それは人を思い出の世界に連れていくといわれてるんだって!」
オモイガーカサナルマデーマテズニ
穂乃果「降り始める雪!」
クヤシイケドスキッテジュンジョウ!
穂乃果「だけどそのカードにはあるリスクがあって……」
ビネツノナカタメラッテモダメダネ トビコムユウキニサンセイ
穂乃果「次回 ユキノトビラ 行かないで希ちゃん!」
マモナクスタート!
トードケテー セツナサニハー
穂乃果「絵里ちゃんが手にいれた不思議なカード」
ナマエヲツケヨウカ スノーハレーション
穂乃果「それは人を思い出の世界に連れていくといわれてるんだって!」
オモイガーカサナルマデーマテズニ
穂乃果「降り始める雪!」
クヤシイケドスキッテジュンジョウ!
穂乃果「だけどそのカードにはあるリスクがあって……」
ビネツノナカタメラッテモダメダネ トビコムユウキニサンセイ
穂乃果「次回 ユキノトビラ 行かないで希ちゃん!」
マモナクスタート!
294: 拾いものです 2015/03/22(日) 18:31:31.29 ID:JjEa+qer0
第4話 ユキノトビラ
〈赤いサラファン〉
カラ〜ン
絵里「おばあちゃま!」タタッ
えりおば「おやおや、来たのかいエリーチカ?」
絵里「うん!お店は大丈夫?最近また怪獣が現れ始めたから、その……」
えりおば「向こうの商店街は壊滅しちゃったからねえ」
絵里「……」
〈赤いサラファン〉
カラ〜ン
絵里「おばあちゃま!」タタッ
えりおば「おやおや、来たのかいエリーチカ?」
絵里「うん!お店は大丈夫?最近また怪獣が現れ始めたから、その……」
えりおば「向こうの商店街は壊滅しちゃったからねえ」
絵里「……」
295: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/22(日) 18:34:49.68 ID:JjEa+qer0
えりおば「このお店は大丈夫さ、ねえイリーナ」
イリーナ「はい」
えりおば「それにウルトラマンもまた来てくれたんだろう」
絵里「……うん」
えりおば「何も心配することはないよ、ほらエリーチカこっちにおいで」
絵里「おばあちゃま……」ギュ
えりおば「一緒にピロシキでも作るかい?」
絵里「そうする!」
………
……
…
イリーナ「はい」
えりおば「それにウルトラマンもまた来てくれたんだろう」
絵里「……うん」
えりおば「何も心配することはないよ、ほらエリーチカこっちにおいで」
絵里「おばあちゃま……」ギュ
えりおば「一緒にピロシキでも作るかい?」
絵里「そうする!」
………
……
…
296: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/22(日) 18:37:34.34 ID:JjEa+qer0
絵里「どう?おばあちゃま!」
えりおば「ほう……」パク
えりおば「うーん、もう少しってとこかねえ」
絵里「う、やっぱりおばあちゃまの作るピロシキの味になるにはまだまだ遠いわね」
えりおば「でも美味しいよ、ありがとうエリーチカ」
絵里「本当?」
えりおば「本当さ」
キラン
えりおば「ほう……」パク
えりおば「うーん、もう少しってとこかねえ」
絵里「う、やっぱりおばあちゃまの作るピロシキの味になるにはまだまだ遠いわね」
えりおば「でも美味しいよ、ありがとうエリーチカ」
絵里「本当?」
えりおば「本当さ」
キラン
297: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/22(日) 18:40:49.47 ID:JjEa+qer0
絵里「?……おばあちゃま、これは何?」ヒョイ
えりおば「ん?」
絵里「カード……かしら?」
絵里「何か不思議な模様……雪の結晶の扉?」ジー
えりおば「ああ、それはね……私が昔、おじいさんからもらったカードさ」
絵里「へえ……」
えりおば「ん?」
絵里「カード……かしら?」
絵里「何か不思議な模様……雪の結晶の扉?」ジー
えりおば「ああ、それはね……私が昔、おじいさんからもらったカードさ」
絵里「へえ……」
298: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/22(日) 18:52:32.93 ID:mlj7MeyX0
えりおば「そういえば、おじいさんがそのカードの不思議な言い伝えを色々話してくれたね……」
絵里「不思議な言い伝え?」
えりおば「ああ……なんでも、そのカードの扉を開くとグラルファンが現れて、開いた人を思い出の世界に連れて行ってくれるとか……」
絵里「グラルファン?」
えりおば「とても寒い世界に住む聖獣さ、グラルファンが現れ始めるとこの世界にも雪が降ってたちまち冬になる……」
えりおば「そして現れると開いた人の心の奥にある大切な記憶を目の前に風景として蘇らせてくれるのさ」
絵里「風景に……」
えりおば「その風景の中に入るとグラルファンと一緒に思い出の世界に行くことができる……」
絵里「思い出の世界……」
絵里「不思議な言い伝え?」
えりおば「ああ……なんでも、そのカードの扉を開くとグラルファンが現れて、開いた人を思い出の世界に連れて行ってくれるとか……」
絵里「グラルファン?」
えりおば「とても寒い世界に住む聖獣さ、グラルファンが現れ始めるとこの世界にも雪が降ってたちまち冬になる……」
えりおば「そして現れると開いた人の心の奥にある大切な記憶を目の前に風景として蘇らせてくれるのさ」
絵里「風景に……」
えりおば「その風景の中に入るとグラルファンと一緒に思い出の世界に行くことができる……」
絵里「思い出の世界……」
299: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/22(日) 18:56:04.38 ID:mlj7MeyX0
えりおば「あと他にもなんだか言ってた気がするんだけど……忘れちゃったね」
絵里「ふふっ、面白い話ね」
えりおば「よければエリーチカにそれをあげようかい?」
絵里「え?」
えりおば「ここに置いてほこりをかぶすよりエリーチカが持ってた方がカードも喜ぶと思うよ」
絵里「ありがとうおばあちゃま!」
えりおば「いいさいいさ」
絵里「ふふっ、面白い話ね」
えりおば「よければエリーチカにそれをあげようかい?」
絵里「え?」
えりおば「ここに置いてほこりをかぶすよりエリーチカが持ってた方がカードも喜ぶと思うよ」
絵里「ありがとうおばあちゃま!」
えりおば「いいさいいさ」
300: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/22(日) 18:58:57.55 ID:kLBsWvrm0
〈音ノ木坂学院〉
絵里「おはよう希」
希「おはようえりち!」
絵里「近頃はすっかり暖かくなってきたわね」
希「せやな〜、まあまたすぐ寒くなるで」
絵里「ふふ、そうね……でも今日は一足先に春が来たみたいな感じよ」
絵里「おはよう希」
希「おはようえりち!」
絵里「近頃はすっかり暖かくなってきたわね」
希「せやな〜、まあまたすぐ寒くなるで」
絵里「ふふ、そうね……でも今日は一足先に春が来たみたいな感じよ」
301: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/22(日) 19:02:13.22 ID:kLBsWvrm0
希「……春か」
凛「にゃああーー!」ダダダ
花陽「り、凛ちゃん待ってえ〜」ダダダ
凛「今日はお日様ポカポカで気持ちいいにゃー!」
真姫「元気ね凛は……」ヘトヘト
希「真姫ちゃん、おはよ」
凛「にゃああーー!」ダダダ
花陽「り、凛ちゃん待ってえ〜」ダダダ
凛「今日はお日様ポカポカで気持ちいいにゃー!」
真姫「元気ね凛は……」ヘトヘト
希「真姫ちゃん、おはよ」
302: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/22(日) 19:03:37.74 ID:kLBsWvrm0
真姫「希、絵里おはよう……」ゼーゼー
絵里「ハラショー……真姫、大丈夫?」
真姫「ええ、もう疲れたわ……」ゼーゼー
凛「あ、絵里ちゃんに希ちゃんにゃー!」グルン
花陽「凛ちゃ〜ん……」ゼーゼー
絵里「ハラショー……真姫、大丈夫?」
真姫「ええ、もう疲れたわ……」ゼーゼー
凛「あ、絵里ちゃんに希ちゃんにゃー!」グルン
花陽「凛ちゃ〜ん……」ゼーゼー
303: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/22(日) 19:05:59.18 ID:kLBsWvrm0
〈生徒会室〉
絵里「ここに来るのも久しぶりね……」
希「うん……今日は用事があるんやったっけ?あの子達」
絵里「そうそう……」
希「まず何の仕事から片付けちゃう?」
絵里「あの子達がしっかりやってくれてるみたいだから私達が特別何かすることはないわね」
絵里「ここに来るのも久しぶりね……」
希「うん……今日は用事があるんやったっけ?あの子達」
絵里「そうそう……」
希「まず何の仕事から片付けちゃう?」
絵里「あの子達がしっかりやってくれてるみたいだから私達が特別何かすることはないわね」
304: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/22(日) 19:08:35.58 ID:kLBsWvrm0
希「じゃあ早く終わらせてみんなのとこに行こう!」
絵里「ええ……でもこうやって生徒会の業務をやってると色々思い出すわね」
絵里「希がいなかったら私は、生徒会長なんて大役を続けることはできなかったかもしれない」
絵里「感謝してるわ、希」
希「えりち……そんなことあらへんよ。それにまだそういうこと言う時期やない、ちょっと早いんちゃう?」
絵里「そうね……」
絵里「ええ……でもこうやって生徒会の業務をやってると色々思い出すわね」
絵里「希がいなかったら私は、生徒会長なんて大役を続けることはできなかったかもしれない」
絵里「感謝してるわ、希」
希「えりち……そんなことあらへんよ。それにまだそういうこと言う時期やない、ちょっと早いんちゃう?」
絵里「そうね……」
305: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/22(日) 19:11:05.77 ID:kLBsWvrm0
〈部室〉
にこ「はあ……」
希「にこっちどうしたん?みんなもう帰ったで?」
にこ「ちょっとね、考えてたのよ」
にこ「この大量のDVDと本をいつ持って帰ろうかしらって」
希「……にこっち、そんなこと言って最後の最後まで置きっ放しにしそうやけど」
にこ「はあ……」
希「にこっちどうしたん?みんなもう帰ったで?」
にこ「ちょっとね、考えてたのよ」
にこ「この大量のDVDと本をいつ持って帰ろうかしらって」
希「……にこっち、そんなこと言って最後の最後まで置きっ放しにしそうやけど」
306: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/22(日) 19:13:33.11 ID:yQueb1Vo0
にこ「置く場所がないのよね〜……」
希「まあまあ、いいから早く帰ろうやん?」グイグイ
にこ「希?」
希「そんなこと考えるのはまだ先やろ?」
にこ「まあそうだけど」
希「……うん」
希「まあまあ、いいから早く帰ろうやん?」グイグイ
にこ「希?」
希「そんなこと考えるのはまだ先やろ?」
にこ「まあそうだけど」
希「……うん」
307: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/22(日) 19:15:29.59 ID:yQueb1Vo0
〈通学路〉
にこ「それじゃにこはこころの授業参観に行かなきゃいけないからここで別れるわね」
絵里「ええ、また明日ねにこ」
希「にこっち〜!車には気をつけるんやで!」
にこ「わかってるわよ!また明日!」テクテク
希「……」
にこ「それじゃにこはこころの授業参観に行かなきゃいけないからここで別れるわね」
絵里「ええ、また明日ねにこ」
希「にこっち〜!車には気をつけるんやで!」
にこ「わかってるわよ!また明日!」テクテク
希「……」
308: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/22(日) 19:46:29.00 ID:vskDsUxB0
絵里「どうしたの希、なんだか元気ないみたいだけど……」
希「そんなことあらへんよ」
絵里「嘘……」
希「えりちの気のせいや」
絵里「……希、これから私の家に来ない?」
希「? ええけど……」
絵里「決まりね!行きましょうか!」グイッ!
希「えっえりち!?」
希「そんなことあらへんよ」
絵里「嘘……」
希「えりちの気のせいや」
絵里「……希、これから私の家に来ない?」
希「? ええけど……」
絵里「決まりね!行きましょうか!」グイッ!
希「えっえりち!?」
309: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/22(日) 19:51:59.94 ID:DFUedCdi0
〈絵里の家〉
希「今日は亜里沙ちゃんはおらんの?」キョロキョロ
絵里「ええ、穂むらに行って雪穂ちゃんと遊んでるみたい」
希「そう……」
絵里「それじゃあはい、早速食べてみて?」スッ
希「これは……ピロシキ?」モグ
希「美味しいなあ……えりちやっぱりロシア料理上手やね!」モグモグ
絵里「希、ちょっとは元気になったかしら……?」
希「今日は亜里沙ちゃんはおらんの?」キョロキョロ
絵里「ええ、穂むらに行って雪穂ちゃんと遊んでるみたい」
希「そう……」
絵里「それじゃあはい、早速食べてみて?」スッ
希「これは……ピロシキ?」モグ
希「美味しいなあ……えりちやっぱりロシア料理上手やね!」モグモグ
絵里「希、ちょっとは元気になったかしら……?」
310: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/22(日) 19:53:26.32 ID:DFUedCdi0
希「……えりち」
希「うん、ありがと……」
スッ コトン
絵里「あ、飾っておいたのに……落ちちゃったわ」
絵里「よいしょ」コト
希「……えりち、それは?」
希「うん、ありがと……」
スッ コトン
絵里「あ、飾っておいたのに……落ちちゃったわ」
絵里「よいしょ」コト
希「……えりち、それは?」
311: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/22(日) 19:55:24.58 ID:DFUedCdi0
絵里「え?ああこれ?」
絵里「おばあさまからもらったカードよ、なんでも人を思い出の世界に連れて行くとか」
希「思い出の……世界……?」
絵里「ええ、このカードに書かれている扉を開くと聖獣グラルファンが現れて連れて行ってくれるらしいわ」
絵里「まあ、ただのお伽話よ」
絵里「おばあさまからもらったカードよ、なんでも人を思い出の世界に連れて行くとか」
希「思い出の……世界……?」
絵里「ええ、このカードに書かれている扉を開くと聖獣グラルファンが現れて連れて行ってくれるらしいわ」
絵里「まあ、ただのお伽話よ」
312: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/22(日) 19:57:46.52 ID:DFUedCdi0
希「えりち!」
絵里「何?」
希「そのカードちょっとウチに貸してもらってもいい?」
絵里「い、いいけど……どうするつもり?」
希「ちょっと面白そうやん?試してみるわ」
絵里「何?」
希「そのカードちょっとウチに貸してもらってもいい?」
絵里「い、いいけど……どうするつもり?」
希「ちょっと面白そうやん?試してみるわ」
313: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/22(日) 19:59:13.82 ID:DFUedCdi0
絵里「さすがに眉唾だと思うけど」
希「まあまあ、開いたら連絡するな?」
絵里「……本気なの?」
希「まさか、冗談に決まっとるやん」
絵里「全く希はこういう不思議な話には興味津々なんだから……」
希「ふふ……」
希「まあまあ、開いたら連絡するな?」
絵里「……本気なの?」
希「まさか、冗談に決まっとるやん」
絵里「全く希はこういう不思議な話には興味津々なんだから……」
希「ふふ……」
314: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/22(日) 20:01:10.19 ID:DFUedCdi0
〈希の家〉
希(ウチやって、このカードの話が本当だとはあまり思ってへんでえりち)
希(少し、少し試してみるだけや)
希(でも試すといってもこれ、どうやったら扉が開くんやろ?)
希(わからんなあ……)
希(とりあえずみんなの曲でも聴きながらゆっくり考えようかな……)
希(ウチやって、このカードの話が本当だとはあまり思ってへんでえりち)
希(少し、少し試してみるだけや)
希(でも試すといってもこれ、どうやったら扉が開くんやろ?)
希(わからんなあ……)
希(とりあえずみんなの曲でも聴きながらゆっくり考えようかな……)
315: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/22(日) 20:04:32.90 ID:mlj7MeyX0
希「今日は何にしよう?」
希「決めた!これや!」ポチ
タシカナイマヨーリモー アタラシイユメツカマエタイ
希(ウチら9人が結成して、オープンキャンパスでやったライブの時に歌った曲)
希(あのライブは大成功やったな……)
希「決めた!これや!」ポチ
タシカナイマヨーリモー アタラシイユメツカマエタイ
希(ウチら9人が結成して、オープンキャンパスでやったライブの時に歌った曲)
希(あのライブは大成功やったな……)
316: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/22(日) 20:12:26.40 ID:mlj7MeyX0
《この学校だからこのメンバーに出会い、この9人が揃ったんだと思います》
《これからやる曲は私達が9人になって初めてできた曲です!》
《私達の、スタートの曲です!!》
希(本当に……μ'sのみんなはウチにとって奇跡……)
希(卒業なんて……嫌や!)
希(ウチはみんなともっと一緒にいたいんや……!)
《これからやる曲は私達が9人になって初めてできた曲です!》
《私達の、スタートの曲です!!》
希(本当に……μ'sのみんなはウチにとって奇跡……)
希(卒業なんて……嫌や!)
希(ウチはみんなともっと一緒にいたいんや……!)
317: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/22(日) 20:15:43.23 ID:mlj7MeyX0
カード「」スウッ
希「!」
希(カードの扉がほんの少しだけ開いた!?)
カード「」ヒュー
希「う、嘘や!」ガタ
希「本当にカードの扉が開くなんて……」
希「でもなんで……」
ナンドデモアキラメーズニ サガスコトガボクーラノチョウセン!
希「あ!」
希「そっか……」
希「もしかしてウチの思い出を……このカードに聞かせたから……?」
希「!」
希(カードの扉がほんの少しだけ開いた!?)
カード「」ヒュー
希「う、嘘や!」ガタ
希「本当にカードの扉が開くなんて……」
希「でもなんで……」
ナンドデモアキラメーズニ サガスコトガボクーラノチョウセン!
希「あ!」
希「そっか……」
希「もしかしてウチの思い出を……このカードに聞かせたから……?」
318: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/22(日) 20:18:55.07 ID:mlj7MeyX0
〈絵里の家〉
絵里「えっ、扉が開いた!?」
希『せや!まだほんの少しやけど!』
絵里「お伽話じゃなかったのね!」
希『ウチもう少し扉が開かんか試してみる!』
絵里「えっ、扉が開いた!?」
希『せや!まだほんの少しやけど!』
絵里「お伽話じゃなかったのね!」
希『ウチもう少し扉が開かんか試してみる!』
319: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/22(日) 20:20:40.08 ID:mlj7MeyX0
希『ほな!』
ツー、ツー
絵里「本当に扉が開いた……」
絵里(凄いわ!思い出の世界とこの世界を行き来できるようになるなんて)
絵里「おばあちゃまに知らせなきゃ!」ダッ
ツー、ツー
絵里「本当に扉が開いた……」
絵里(凄いわ!思い出の世界とこの世界を行き来できるようになるなんて)
絵里「おばあちゃまに知らせなきゃ!」ダッ
320: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/22(日) 20:25:54.73 ID:mlj7MeyX0
〈赤いサラファン〉
カラ〜ン
絵里「おばあちゃまあ!」
えりおば「どうしたんだい?そんなに血相を変えて」
絵里「あのカード!本物だったの!扉が少し開いたわ!」
えりおば「本当かい!!?」
絵里「え、ええ……おばあちゃま?どうしたの?」ビク
えりおば「そうか……じゃあそれ以上扉を開けてはいけないよ」
絵里「……え」
カラ〜ン
絵里「おばあちゃまあ!」
えりおば「どうしたんだい?そんなに血相を変えて」
絵里「あのカード!本物だったの!扉が少し開いたわ!」
えりおば「本当かい!!?」
絵里「え、ええ……おばあちゃま?どうしたの?」ビク
えりおば「そうか……じゃあそれ以上扉を開けてはいけないよ」
絵里「……え」
321: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/22(日) 20:30:49.06 ID:mlj7MeyX0
えりおば「思い出したのさ、おじいさんが言っていたこと」
えりおば「あのカードの扉を開いたものは、この世界の時間から消えてしまう」
絵里「……消え……る?」
えりおば「完全にね……だからそれ以上開けちゃ」
絵里「嘘……うそ!うそでしょおばあちゃまっ!!?」ガクガク
えりおば「エリーチカ!?」
絵里「ど、どうしようおばあちゃま!」
絵里「違うの!扉を開こうとしてるのは私の大切な親友なの!」
えりおば「あのカードの扉を開いたものは、この世界の時間から消えてしまう」
絵里「……消え……る?」
えりおば「完全にね……だからそれ以上開けちゃ」
絵里「嘘……うそ!うそでしょおばあちゃまっ!!?」ガクガク
えりおば「エリーチカ!?」
絵里「ど、どうしようおばあちゃま!」
絵里「違うの!扉を開こうとしてるのは私の大切な親友なの!」
322: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/22(日) 20:35:03.94 ID:mlj7MeyX0
えりおば「なんだって!?」
絵里「私、止めに行ってくる!!」ダッ
えりおば「エリーチカ!」
えりおば「いいかい……グラルファンが現れる時最初の雪のような光が見えたらすぐ目を閉じるんだよ……」
えりおば「いいね!目を閉じるんだ!」
絵里「……わかった!最初の雪のような光ね!」
絵里(希、扉を開けちゃ駄目よ!!)
絵里「私、止めに行ってくる!!」ダッ
えりおば「エリーチカ!」
えりおば「いいかい……グラルファンが現れる時最初の雪のような光が見えたらすぐ目を閉じるんだよ……」
えりおば「いいね!目を閉じるんだ!」
絵里「……わかった!最初の雪のような光ね!」
絵里(希、扉を開けちゃ駄目よ!!)
323: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/22(日) 20:38:39.21 ID:mlj7MeyX0
〈街道〉
ななか「何かスクープはないかなー」
ビュウウウ……
ななか「あ、雪だ」
朱美「本当ね」
ななか「おっ」
絵里「はあっ、はあ……希っ!!」ダダダ
朱美「あれって確かμ'sの……」
ななか「ほほう、何かスクープの匂いがするね」ニヤリ
朱美「ついて行ってみる?」
ななか「もちろん!行くよ!」
ななか「何かスクープはないかなー」
ビュウウウ……
ななか「あ、雪だ」
朱美「本当ね」
ななか「おっ」
絵里「はあっ、はあ……希っ!!」ダダダ
朱美「あれって確かμ'sの……」
ななか「ほほう、何かスクープの匂いがするね」ニヤリ
朱美「ついて行ってみる?」
ななか「もちろん!行くよ!」
324: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/22(日) 20:41:10.20 ID:mlj7MeyX0
〈希の家〉
絵里「希!希!いる!?」ドンドンドン!
絵里「家にもいない……さっき繋がった電話にも出ない……」
絵里「……こうなったら!」プルルルル
穂乃果『どうしたの絵里ちゃん?』
絵里「希を探すのを手伝って!」
ことり『えっ?』
絵里「希!希!いる!?」ドンドンドン!
絵里「家にもいない……さっき繋がった電話にも出ない……」
絵里「……こうなったら!」プルルルル
穂乃果『どうしたの絵里ちゃん?』
絵里「希を探すのを手伝って!」
ことり『えっ?』
325: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/22(日) 20:44:20.59 ID:mlj7MeyX0
花陽『どういうこと?』
絵里「詳しく説明する時間はあまりないんだけど、希を見つけなきゃ扉を開けてグラルファンとこの世界からいなくなっちゃうのよ!」
にこ『ちょ、ちょっと…いきなりすぎて訳がわからないわよ!?グラルファンって何!?扉??』
絵里「とにかく希を探して止めて!」
真姫『……わかったわよ。何か事情があるのね』
絵里「詳しく説明する時間はあまりないんだけど、希を見つけなきゃ扉を開けてグラルファンとこの世界からいなくなっちゃうのよ!」
にこ『ちょ、ちょっと…いきなりすぎて訳がわからないわよ!?グラルファンって何!?扉??』
絵里「とにかく希を探して止めて!」
真姫『……わかったわよ。何か事情があるのね』
326: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/22(日) 20:48:22.31 ID:mlj7MeyX0
凛『絵里ちゃんわかったよ!』
絵里「あとみんな最初の雪のような光が見えたら目を瞑って!」
海未『? 最初の雪のような光ですか?』
絵里「ええ!お願い!」
ななか「……」コソ
朱美「誰かを探してるみたいね?何かあったのかしら」コソ
ななか「メンバーの東條希さんじゃないかな」
ななか「なんだか大変そうだし私達も探そっか!」
朱美「そうね」
ビュウウウ……
絵里「あとみんな最初の雪のような光が見えたら目を瞑って!」
海未『? 最初の雪のような光ですか?』
絵里「ええ!お願い!」
ななか「……」コソ
朱美「誰かを探してるみたいね?何かあったのかしら」コソ
ななか「メンバーの東條希さんじゃないかな」
ななか「なんだか大変そうだし私達も探そっか!」
朱美「そうね」
ビュウウウ……
327: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/22(日) 20:52:17.55 ID:mlj7MeyX0
〈街道〉
穂乃果「希ちゃーんどこー!!」
ことり「希ちゃあーん!!」
穂乃果「どうしたんだろ絵里ちゃん……希ちゃんと何かあったのかな」
ことり「すごい焦ってたよね……」
海未「希がこの世界から消えてしまうとは一体……」
穂乃果「希ちゃーんどこー!!」
ことり「希ちゃあーん!!」
穂乃果「どうしたんだろ絵里ちゃん……希ちゃんと何かあったのかな」
ことり「すごい焦ってたよね……」
海未「希がこの世界から消えてしまうとは一体……」
328: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/22(日) 20:55:18.73 ID:mlj7MeyX0
ピカァ
海未「光!?穂乃果、ことり!目を閉じてください!」トジ
ことり「うん!」トジ
穂乃果「うわっ!」トジ
329: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/22(日) 20:58:17.30 ID:7pR9KR0S0
〈通学路〉
にこ「なんなのよもう!」トジ
真姫「眩しっ……」トジ
花陽「うう……」トジ
凛「……収まったかにゃ?」
真姫「!!」
通行人「」ピタ
車「」ピタ
草「」ピタ
にこ「なんなのよもう!」トジ
真姫「眩しっ……」トジ
花陽「うう……」トジ
凛「……収まったかにゃ?」
真姫「!!」
通行人「」ピタ
車「」ピタ
草「」ピタ
330: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/03/22(日) 20:59:57.41 ID:7pR9KR0S0
真姫「なっ何よこれ!?人や車がみんな動かなくなったわ」
凛「まるで時が止まったみたいにゃ……」
花陽「!? みんな携帯を見て!」
真姫「……嘘、本当に時が止まってるわ!」
にこ「本当に異常だわこれは……早く希を見つけましょ!」
凛「まるで時が止まったみたいにゃ……」
花陽「!? みんな携帯を見て!」
真姫「……嘘、本当に時が止まってるわ!」
にこ「本当に異常だわこれは……早く希を見つけましょ!」
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