1: 名無しで叶える物語(はんぺん) 2021/10/07(木) 22:56:14.33 ID:05qnN6xG
海未「新聞屋さんやお蕎麦屋さんが使ってるオートバイですよね?」

穂乃果「そうだけどそうじゃなくて!穂乃果たちと同じ高校生がカブに乗るアニメがあるんだよ」

海未「はぁ……それが?」

穂乃果「えっへへー、すっごい面白いんだよ?みんなでカブに乗って九州行ったり富士山登ったりするんだ!」

海未「へえ、楽しそうですね」

穂乃果「それでね?じゃーん!買っちゃったんだ!カブ!」

海未「そうですか、ってえええ!?」

ことり「すごーい、可愛い!キレイな色!」

海未「え、いや、穂乃果、免許はどうしたのですか」

穂乃果「実はこの間取ってきたんだ!学科は4回も落ちたけどちゃんと取れたよ?」

ことり「穂乃果ちゃん、学科の勉強がんばってたもんね」

穂乃果「これで穂乃果もいざ九州へ!いや南極へ!」

海未「南極は無理でしょう……」

2: 名無しで叶える物語(はんぺん) 2021/10/07(木) 22:57:55.02 ID:05qnN6xG
凛「あ、穂乃果ちゃんだ!ってなにこれ!カッコいいにゃ!」

花陽「かっ……可愛いですっ」

穂乃果「えへへ、これはね、スーパーカブ、の仲間のリトルカブって言うんだ」

凛「なんか違うのかにゃ?」

穂乃果「えっと、なんか小さいんだよ、どこだっけ?」

海未「またいい加減な」

ことり「でも穂乃果ちゃんらしいよ?」

花陽「でも、音ノ木坂って免許取って良かったのでしょうか……」

凛「確かに、学校の許可ァ?認められないワァ?っていわれるに違いないにゃ!」

「ごちん!」

凛「い、痛い!誰か叩いた!」

3: 名無しで叶える物語(はんぺん) 2021/10/07(木) 22:59:14.28 ID:05qnN6xG
絵里「凛!勝手なこと言わないの」

凛「でも叩くなんてひどーい!」

絵里「なにこれ……可愛い……」

絵里「……そうじゃなくて!音ノ木坂の校則に免許取得に関する項目は無いわ」

絵里「但し道交法違反をした場合、行政の処罰の有無を問わずなにかしらのペナルティはあるわよ」

花陽「どういう意味でしょう……?」

希「警察に捕まっても捕まらなくても、悪いことしたらキツーいオシオキがあるってことやで~~?」ワシワシ

ことり「あ、絵里ちゃん、希ちゃん!」

絵里「なにかに熱中するのはいいけど、音ノ木坂の生徒として恥ずかしくない振る舞いをしてね」

希「まあまあエリチもそこまでにしとき。で……」

4: 名無しで叶える物語(はんぺん) 2021/10/07(木) 22:59:51.07 ID:05qnN6xG
希「これリトルカブやん、インジェクションやから後期の型や」

希「セル付きだから4速、ええの買ったね」

希「セル無し3速もええけど実用性ならやっぱ4速」

花陽「希ちゃん知ってるの?」

希「一時期バイク屋でお手伝いしてたからね」

希「90年代のカブブームのときにお洒落で可愛いカブってことで作られたんや」

穂乃果「すごーい!希ちゃんもバイク乗ったことあるの?」

希「サテライトチームやけどファラオラリーに出たことあるよ?」

一同「(なんだかよくわからない……)」

5: 名無しで叶える物語(はんぺん) 2021/10/07(木) 23:00:26.28 ID:05qnN6xG
海未「ところで穂乃果!」

穂乃果「え!(ビクッ)な、なに?」

海未「前に高校生がバンド始めるアニメを観てはまってましたよね」

海未「あれはどうしたのですか」

穂乃果「やだなー海未ちゃん、ガルパはやめてD4DJにしたよ?」

海未「そうじゃなくて!「これからはバンドだよ!」って言って左利きベース買ってましたよね!?」

穂乃果「あー、やっぱ穂乃果はみんなでダンスして歌ったほうが楽しいから止めた!」

海未「あなたって人は……」

6: 名無しで叶える物語(はんぺん) 2021/10/07(木) 23:01:24.29 ID:05qnN6xG
希「まあまあ。せっかく免許取ったんやしええやん」

海未「希は穂乃果に甘過ぎます!だいたい……」

ぶるるん、るん、すとっ

ツバサ「あら、ずいぶんと騒がしいのね」

穂乃果「あ、ツバサさん、これ!スーパーカブで礼子ちゃんが乗ってた」

希「MD90、カブ系とは違うCS系から派生したエンジンを搭載した郵政専用の車体やね」

希「ヘッド左側に点火系を設けてメンテナンス性をあげてるんや」

ツバサ「詳しいのね」

希「フフっ、それほどでも。でもなんでMD90?」

ツバサ「そう、私達はラブライブ予選であなた達に負けた」

ツバサ「でも……排気量では負けないわ!」

穂乃果「ッ!私たち!μ'sも!勝つのは私たちです!」

凛(穂乃果ちゃんなにと戦ってるにゃ?)

花陽(なにと戦ってるんだろう)

7: 名無しで叶える物語(はんぺん) 2021/10/07(木) 23:03:01.01 ID:05qnN6xG
ツバサ「それはともかくせっかくカブが二台あるから一緒にツーリングはどうかしら?」

穂乃果「いいね!いこう!」

海未「ちょっと待って下さい」

穂乃果「海未ちゃん!もういったいなんなの?」

海未「ツバサさん、その格好は?」

ツバサ「私達A-RISEは常にスクールアイドルの頂点を走り続ける」

ツバサ「勿論ファッションには最大限の配慮をするわ」

ことり「これって……」

ツバサ「流石μ'sの衣装担当ね」

ことり「えっと……このブーツは?」

8: 名無しで叶える物語(はんぺん) 2021/10/07(木) 23:04:32.52 ID:05qnN6xG
ツバサ「気になる?コミネプロテクトスポーツショートライディングブーツよ」

凛「長いにゃ」

ツバサ「爪先バンクセンサー標準装備のギリギリまで攻めるための靴」

花陽 「さすがA-RISEです!」

ことり「それでこのパンツは?」

ツバサ「コミネレザーパンツサトゥルノ、これもバンクセンサーは必須」

絵里(この膝の丸いのなにかしら、チョコレートじゃないみたいだけど)

ことり「このジャケットは?」

ツバサ「コミネバイク用セーフティジャケットαよ」

9: 名無しで叶える物語(はんぺん) 2021/10/07(木) 23:05:35.97 ID:05qnN6xG
海未「それで穂乃果?」

穂乃果「なによぅ」

海未「靴は?」

穂乃果「学校指定の運動靴!」

海未「そのパンツとジャケットは」

穂乃果「学校指定のジャージ!」

海未「穂乃果!!!」

穂乃果「な、なに海未ちゃん、なんで怖い顔してるの?」

海未「凛、花陽」

凛・花陽「は、はい?」

海未「にこが使った剣道の防具一式が部室に置いてあります」

海未「急いで持ってきてください」

凛「わかったにゃ!」

花陽「わかりました!」

10: 名無しで叶える物語(はんぺん) 2021/10/07(木) 23:06:37.70 ID:05qnN6xG
海未「それから絵里、希」

希・絵里「へ?」

海未「最終予選の時につかったスノーブーツがどこかにあったはずです」

海未「探して持ってきて下さい」

希・絵里「(枕投げの顔してる……)」

絵里「希!」

希「いくで!」

12: 名無しで叶える物語(はんぺん) 2021/10/07(木) 23:08:43.79 ID:05qnN6xG
海未「さあ穂乃果!これを装備するのです!」

穂乃果「やだよ!かっこ悪いよぅ」

海未「怪我でもしたらどうするのですか!あなたはもっとリーダーとしての自覚を持って下さい!」

海未「凛!花陽!ヘルメット被せたらその上から面を!」

花陽「わかりました!」

凛「任せろにゃ!」

海未「絵里!希!胴をつけて下さい!」

絵里「えーっと?この紐をここに通して?」

希「これはここを通すんやで」

穂乃果「痛い痛い!」

海未「穂乃果、素手は危ないからこの籠手を」

穂乃果「なんか汗臭い!やだよ!」

海未「私はあなたのことを思って言ってるのです!」

海未「つけたらこの紐をこう引っ張って」ギチッ

穂乃果「こんなの全然アイドルぽくないよぉ!!」

15: 名無しで叶える物語(はんぺん) 2021/10/07(木) 23:13:11.83 ID:05qnN6xG
ツバサ「μ's、これこそ私達のライバルに相応しい」

英玲奈「これが人を惹きつけてなおやまない」

あんじゅ「完全にフルハウスね」


穂乃果「もー!早くカブに乗らせてよーー!!」



おしまい

17: 名無しで叶える物語(はんぺん) 2021/10/07(木) 23:15:20.98 ID:05qnN6xG
一方とある路上

19: 名無しで叶える物語(はんぺん) 2021/10/07(木) 23:18:05.10 ID:05qnN6xG
にこ「どう?楽しい?」

にこ「2人乗りは初めてだけどたのしいね!」

真姫(なんか思ってたのと違う)

真姫「バイクの後ろってなんか居心地悪い」

にこ「もう!なんでそんなこというのよ」

真姫「だって……」

にこ「それよりにこがバイクの免許取ってちょうど一年ってなんでわかったの?」

真姫「べ、べつに知らないわ、たまたまよ」

真姫(にこちゃんが免許取ったっていうから色々調べて)

真姫(二人乗りが出来るのが取得から1年後っていうから)

真姫(一昨日から二人乗り記念カウントダウンライブをひとりでやってたわよ!)

21: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/10/07(木) 23:20:18.35 ID:bLP111IJ
にこ「これ乗りやすいね!ありがと!でもこんなバイク借りてお父さんに怒られない?」

真姫「誕生日プレゼントに欲しいものがなかったから仕方なくバイクを頼んだだけ」

真姫「これは私のだから別に気にしないで」

にこ「それよりこのバイク高いんじゃない?なんかピカピカで新車みたいだし」

にこ「いったいいくらするんだろ?」

真姫(ちらっと見えた請求書に確か2…2ってあったわよね)

真姫「200万くらいじゃないの?」

にこ「えええ!そんなするの!?傷つけたら修理代はらえないよ?」

にこ「楽しかったけど……帰ろ?」

真姫(まずい)

真姫「ふっ、二人乗り出来るように改造にしてもらったし他にも色々改造してもらったからそこに掛かってんの!」

真姫「こんなの元々は20万しないでしょ」

にこ「そっかぁ、それならツーリング続行だね!」

22: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/10/07(木) 23:21:21.82 ID:bLP111IJ
にこ「ねえ、このバイク大きくない?にこの免許だと400ccまでなんだけど大丈夫かなぁ」

真姫「それなら任せて!バイクのよこに『あーる しー にー いち さん えす ぶい』って書いてあったわ」

真姫「だからこのバイクは213ccよ」(フフン)

にこ「なあんだ、よかった。それにそのくらいのならにこにも買えそう!」

にこ「このバイク気に入っちゃった、バイト増やして同じの買っちゃおうかな!」

にこ(真姫ちゃんとお揃いのバイク)

にこ(えへへ)

真姫「す、好きにすれば!」

真姫(私をお嫁さんにしてくれれば私もバイクも全部にこちゃんの物っていうのがなんでわからないのよ……!)

真姫(もう我慢できない)ムラムラッ

24: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/10/07(木) 23:21:53.86 ID:bLP111IJ
にこ「ねえ!このまま海までいかな、きゃっ」

真姫「うーん、これは74……いや75になった?」モ モ 

にこ「ちょっと真姫!どこ  でるのよ!あぶないじゃない!」

にこ「74から変わってないわよ!」

にこ「それに……胸がコンプレックスって知ってるでしょ!?なんでそんなこと言うのよ……」グスッ

真姫「できらぁっ!」

にこ「えっ?」

真姫「にこちゃんの●●●●をもっと大きく出来るって言ってるんだよ!!」

にこ「へ!?」

真姫「もう我慢できないわ、電話する」

にこ「電話するって、誰によ!」

真姫「か、勘違いしないで!ゲーセンで知りあった女の子よ!」

真姫 プルルル……「あ、もしもし私!」

25: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/10/07(木) 23:22:20.47 ID:bLP111IJ
??「久し振り、なに?」

真姫「バイク改造してた時につけてもらったアレ」

真姫「いますぐ起動して!」

??「わかった、少し待って。遠隔操作で自動航行モードを起動する」

にこ「ちょっと?なにしてるの?」

??「バンクセンサーを電磁ステアリングダンパーにリンク」

??「電磁ステアリングダンパーをオートバランサーモードへシフト」

??「ブレーキアシスト及びスロットルバイワイヤをサーボモードへ」

??「灯火類のスイッチ全系統切断、自動航行モードの制御下へ」

??「あとは再起動して、できた」

にこ「あ、あれ?なんか変だよ?」

にこ「なんか勝手にうごいてない?」

26: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/10/07(木) 23:22:47.63 ID:bLP111IJ
??「あとは行き先の設定だけど……」

真姫「ホテルよ!」

??「?」

真姫「ここからいちばん近いホテルに設定して!」

??「わかった、GPS情報から検索していちばん近いホテルにセットする」

??「航行モードは?」

真姫「なによそれ」

??「いくつかある」

??「安全運転モード、道交法を尊主し安全運転に最大限配慮したモード」

??「通常モード、安全運転モードをベースに車の流れに合わせた運転をするモード」

??「あとは」

27: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/10/07(木) 23:23:50.31 ID:bLP111IJ
真姫「ああもう!いちばん速いやつにして!」

??「わかった、じゃあフルスペックモードにする」

真姫「ありがとう!」

??「でも気をつけて」

真姫「なにを?」

??「フルスペックモードはそのマシンの最大限のパフォーマンスになるモード」

真姫「ナニソレイミワカンナイ」

??「すぐにわかる」

RC213SV クォォォォォォォォォォ!!!!

真姫・にこ「ヴェ、ヴェェェエェェエェっ!!!!」

29: 名無しで叶える物語(はんぺん) 2021/10/07(木) 23:24:49.17 ID:05qnN6xG
おしまいです

引用元: 穂乃果「ねえ海未ちゃん、スーパーカブって知ってる?」