前回 モバP「だりやすかれんのネタ合わせ」

1: ◆5F5enKB7wjS6 21/11/01(月)21:21:52 ID:K4iU


―――事務所


P「ちひろさん、その資料見せてもらえます?」

ちひろ「ええどうぞ。あ、こっちが終わったら銀行へ行ってきますね」

P「了解です」


加蓮「……うーん」

泰葉「どうしたの? 腕組みして」

李衣菜「~♪」ジャララーン

加蓮「Pさん」

泰葉「?」

加蓮「Pさんを倒したい」

泰葉「へっ?」

李衣菜「ふえ?」ビィン

加蓮「Pさんを…………倒す!」グッ

「「おお~」」


ちひろ「なにやらまた面白いことが始まりますね」カタカタ

P「暗に休憩しろってことですかね、これは」カタカタ…

2: ◆5F5enKB7wjS6 21/11/01(月)21:22:36 ID:K4iU
李衣菜「Pさん……倒したいね」

泰葉「倒す。絶対に倒そう」

加蓮「罠を張ろう。落とし穴を仕掛けて一気に倒すの」

泰葉「誘導はどうするの?」

加蓮「食べ物で釣るんだよ。ポテトがいい。これ」シャカッ

李衣菜「シャカシャカポテトだね」

泰葉「メロンパンも使ってみて」ポン

加蓮「ありがとう、心強いよ!」

李衣菜「これならPさんもイチコロだね!」


P「そんなに卑しく見えますかね俺」

ちひろ「お昼抜いてませんでした? プロデューサーさん」

P「あ」グゥ

3: ◆5F5enKB7wjS6 21/11/01(月)21:23:17 ID:K4iU
P「うまい」モグモグ

ちひろ「私にも1本ください~」

P「ん、どうぞ」


李衣菜「罠仕掛けられなかったね」

泰葉「ビルの4階じゃ落とし穴は無理だね」

加蓮「シビレ罠があれば良かったかもしれない。反省点だよ」

泰葉「じゃあタル爆弾も必要じゃない?」

李衣菜「調合できる?」

加蓮「こんなこともあろうかと、タルを用意しておいたよ」ドン

李衣菜「おー、黒ひげの危機が一発するやつ!」

泰葉「私やりたい!」キラキラ


P「……ちょっと付き合ってきます」

ちひろ「はぁい」

4: ◆5F5enKB7wjS6 21/11/01(月)21:23:55 ID:K4iU
李衣菜「っょぃ……」

泰葉「かてなぃ……」

加蓮「くっ……Pさんやるじゃない……!」

P「いやみんな弱すぎじゃない? 俺の番が来る前に終わることすらあったぞ」

泰葉「数多の黒ひげさんが犠牲に……!」

李衣菜「絶対に仇は取るからね……!」

P「ふっ飛ばしたの君らなんだよなあ」

加蓮「こうなったらPさん……私は決闘を申し込むよ!」

P「決闘と書いてタイマンと読む……」

5: ◆5F5enKB7wjS6 21/11/01(月)21:24:45 ID:K4iU
李衣菜「加蓮! 無茶しないで!」

泰葉「そうだよ! 満身創痍じゃない!」

加蓮「大丈夫、私が必ずPさんを倒すから! ……ってことでPさん、今度一緒にデー」

泰葉「タイマン、でしょ?」

李衣菜「今やるんだよ?」

加蓮「ウス」

P「……うん、たまにはお出かけもいいかもな。もちろんみんなでだけど」

加蓮「! う、うん! ほら! 勝ったよ私!」

李衣菜「フーン」

泰葉「ホーン」

6: ◆5F5enKB7wjS6 21/11/01(月)21:25:27 ID:K4iU
P「ってことでちひろさん、来週辺りの調整を……」

ちひろ「仕方ありませんねぇ。任せてください、私アシスタントなので♪」


加蓮「か、勝ったから2人にも報酬が出たよ!」

泰葉「お情けで勝ちを譲ってもらって嬉しいの?」

李衣菜「Pさんを倒すなんて言って、その体たらくはなんなの?」

加蓮「風当たりがつよい」

泰葉「まだ真の意味でPさんを倒せてないんだよ。今もPさんは闇の中で蠢いている……」

李衣菜「ちょっと何言ってるか分かんないや」

泰葉「……オフの調整で四苦八苦してる」

加蓮「泰葉ってきっと美城の蘭子ちゃんと気が合うよね」

7: ◆5F5enKB7wjS6 21/11/01(月)21:26:22 ID:K4iU
泰葉「えへんおほん。つまりPさんを止められるのは私たちだけなんだよ」

加蓮「倒すんじゃなくて?」

李衣菜「Pさんは事情があって私たちと敵対してるんだよ」

加蓮「なんか話が壮大になってきた」

李衣菜「Pさんを助けたい!」

泰葉「Pさんは私たちの希望だから……!」

加蓮「Pさんごめーん、もうちょっと付き合って~?」


P「加蓮が始めた茶番だろー。まったくもう」

ちひろ「うふふ、いってらっしゃい」

8: ◆5F5enKB7wjS6 21/11/01(月)21:27:07 ID:K4iU
P「で、俺は何をすれば?」

泰葉「そこに立っててください。Pさんを倒しますので」

P「何をされるの俺」

加蓮「何するの私たち」

李衣菜「いちばん、リーナ! 行きますっ!」ダッ

P「うおっ……!?」


とんっ!


李衣菜「へへっ、リーナタックルです!」ギュッ

P「おふっ……!」

泰葉「効いてる、効いてるよ李衣菜!」

加蓮「抱きついただけじゃん!」

9: ◆5F5enKB7wjS6 21/11/01(月)21:27:54 ID:K4iU
李衣菜「Pさん……大丈夫です……私たちがきっと助け、ますから……。あとは頼んだよ、泰葉……加蓮……がくり」

P「えぇー。続けるのかこれ」

泰葉「次は私の番ですPさん……!」ググッ

P「クラウチングスタート!?」

加蓮「……いけー泰葉ー! 思いっきりやっちゃえー!」ソワソワ

李衣菜「どうやって抱きつこうか考えてるでしょ?」ムクリ

加蓮「そそそそそんなことないし?」

泰葉「行きます! やあああああ――あっ」コケッ


ど む っ !


P「ぐほああ゛ぁっ!!?」

李衣菜「ロケットずつきが決まったあああああああ」

加蓮「まんまる頭がお腹に突き刺さったあああああああ」

10: ◆5F5enKB7wjS6 21/11/01(月)21:28:33 ID:K4iU
泰葉「Pさん大丈夫ですかああああ!!」ユサユサ

P「ぉふっ、ふぐぉっ……!! い、いいんだ泰葉……つよく、なった……な…………」ナデナデ…

泰葉「ごめんなさい……本当にごめんなさいPさん……あぁぁ……!」

加蓮「図らずも洗脳されたPさんの意識を取り戻したみたいになった」

李衣菜「そして泰葉は哀しみを胸に全ての黒幕のもとへ行くやつだね」

P「いてて……どっこいしょ」ムクッ

泰葉「ゆる、さない……許さない……! Pさんをこんなふうにした……ちひろさんを!」

ちひろ「えっ私ですかぁ!?」

11: ◆5F5enKB7wjS6 21/11/01(月)21:29:19 ID:K4iU
泰葉「さて。お手伝いします、ちひろさん。スケジュール調整なら任せてくださいっ」

ちひろ「あら頼りになりますね♪ お願いしちゃいますっ」

李衣菜「寝返ったよ?」

加蓮「闇堕ち似合うしいいんじゃない?」

泰葉「失礼な」

P「ありがとな泰葉」

泰葉「ふふ、いえ。あとは加蓮と遊んであげてください♪」

P「ああ。さあ来い加蓮!」バッ

加蓮「えっ、していいの? タックルに頭突きまで食らったけど大丈夫?」

P「2人とも軽かったしそこまでかな。鍛えてるわけじゃないけど、加蓮に吹っ飛ばされるつもりもないぞ」

12: ◆5F5enKB7wjS6 21/11/01(月)21:30:02 ID:K4iU
加蓮「むっ……そう言われるとほんとに倒したくなっちゃうじゃん。覚悟してよ~?」

李衣菜「頑張れ加蓮っ。Pさんを倒せるのは加蓮だけだよ!」

泰葉「私たちの想いを乗せて……行って、加蓮!」

加蓮「李衣菜、泰葉……。うん、やってみせるよ――たぁぁぁああっ!!」タッ…!


ぽむっ


李衣菜(かるそう)

泰葉(かるい)

ちひろ(かわいい)

P「……き、効いたよ加蓮のこんしんのいちげき」

加蓮「私自分が情けないよPさん!」

13: ◆5F5enKB7wjS6 21/11/01(月)21:30:49 ID:K4iU
P「加蓮は俺を倒した。それでいいじゃないか」

加蓮「うっうっ……もっと鍛える……筋トレする……!」

李衣菜「腕立て全然できないもんねぇ」ケラケラ

泰葉「腹筋する時もぷるぷるだよね」クスクス

加蓮「……がるるるるぁっ!!」ダッ

「「きゃーっ♪」」テテテーッ


P「ということで倒されて、もとい癒やされてきました」

ちひろ「お疲れさまです♪ スケジュール調整、いい感じになりましたよ」

P「おー、ありがとうございます。泰葉もありがとな~」

14: ◆5F5enKB7wjS6 21/11/01(月)21:31:34 ID:K4iU
泰葉「はーいっ。ふふ、今回は私の勝ちだね♪」

李衣菜「いいなー、私もPさんの役に立ちたいなー」

加蓮「ぜぇ、はぁ……! こ、今度は泰葉を倒すぅ……!」

泰葉「加蓮ごときに倒される私ではない……ふふふふ」

李衣菜「私は泰葉についてくよ!」

加蓮「ちょ、2対1!? まずは腰巾着りーなをやっつける!」

李衣菜「ふっ、そんなのロックじゃないよ。寝首を刈るためにまずは味方のフリをするんだ!」

泰葉「三つ巴の戦いだね……!」

加蓮「アンタたちには絶対に負けないんだから!」


ちひろ「アイドルたちの闘いは続いていくんですね……!」

P「ステージの上でもたくさん競ってほしいものですねぇ」

15: ◆5F5enKB7wjS6 21/11/01(月)21:32:09 ID:K4iU
加蓮「Pさん! そろそろ爪の手入れとか必要じゃない? ぴかぴかにしてあげるよ♪」

泰葉「Pさん、私おすすめのスイーツがあるんです。ぜひ食べてくださいっ、メロンパンだけじゃないですよ」

李衣菜「えーとえーっと……あっそうだ! Pさんを応援するためにオリジナルソングを作ります!」

P「あ、あぁうんありがとうみんな……ちょ、押し合うなって――」


ちひろ「プロデューサーさん、一生みんなに勝てませんよね。うふふっ。……あ、銀行!」



おわり

引用元: モバP「だりやすかれんの打倒・俺」