ハマーン「ラジオ『キュベレイステーション』」
ハマーン「ラジオ『キュベレイステーション』第2回」
ハマーン・オードリー「ラジオ『キュベレイステーション』」
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/24(月) 23:24:55.28 ID:NkyWUdJX0
マリーダ「今日はクリスマスイヴですよ。姉さん起きてください」
プル「やーだぁー!今日、休みじゃん!」
プルツー「今日はグレミーが家に来るって言ったろ」
プル「えー……帰って貰ってよぉ……プル、グレミーきらーい」
マリーダ「そんなこと言うもんじゃありませんよ姉さん。少ない身内の一人なんですから」
プル「……身内ならジンネマンおじさんだけでいいよ。寝る」
マリーダ「ジュドー兄さんも来ますよ」
プル「えっ!ジュドーも来るの!!」ガバッ
プルツー「……プル」
プル「やーだぁー!今日、休みじゃん!」
プルツー「今日はグレミーが家に来るって言ったろ」
プル「えー……帰って貰ってよぉ……プル、グレミーきらーい」
マリーダ「そんなこと言うもんじゃありませんよ姉さん。少ない身内の一人なんですから」
プル「……身内ならジンネマンおじさんだけでいいよ。寝る」
マリーダ「ジュドー兄さんも来ますよ」
プル「えっ!ジュドーも来るの!!」ガバッ
プルツー「……プル」
3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/24(月) 23:25:43.91 ID:NkyWUdJX0
マリーダ「プル姉さんはジュドー兄さんが大好きですもんね」
プル「うん!頑張っておめかししなくっちゃ!」
マリーダ(かわいそうな元マスター)
私はマリーダ。
年の割には大人びて見えますが、エルピー家の三女です。
逆にプル姉さんとプルツー姉さんは私より10は下に見えそうなものなのですが、私よりも年上なのです。
血縁関係は色々複雑ですが、とりあえず三人で仲良く暮らしています。
プル「うん!頑張っておめかししなくっちゃ!」
マリーダ(かわいそうな元マスター)
私はマリーダ。
年の割には大人びて見えますが、エルピー家の三女です。
逆にプル姉さんとプルツー姉さんは私より10は下に見えそうなものなのですが、私よりも年上なのです。
血縁関係は色々複雑ですが、とりあえず三人で仲良く暮らしています。
4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/24(月) 23:26:27.70 ID:NkyWUdJX0
ピンポーン
プル「キャー!いらっしゃーい!」ガバッ
グレミー「ハハハハ、そんなに私に会いたかったかプル!」
プル「ギャアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!」
プル「グレミーに抱きついちゃったよぉ~……」
プルツー「よしよし……かわいそうになプル……」
グレミー「ええー…………」
プル「キャー!いらっしゃーい!」ガバッ
グレミー「ハハハハ、そんなに私に会いたかったかプル!」
プル「ギャアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!」
プル「グレミーに抱きついちゃったよぉ~……」
プルツー「よしよし……かわいそうになプル……」
グレミー「ええー…………」
5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/24(月) 23:27:47.06 ID:NkyWUdJX0
マリーダ「すみません……元マスター」
グレミー「……別に気にしていない。これ、ラカンが焼いたクッキーだ。良く焼けたと騒いでいた」
マリーダ「ありがとうございます。あの人、見た目の割には器用ですよね」
プル「マッチョで怖そうなおじさんなのにねー」
グレミー「我が部下ながら少しキモいけれどな……」
プル「じゃあグレミー!バイバイ!」
プルツー「ラカンにお礼言っといてくれ。バイバイ」
グレミー「ひどい!!」
グレミー「……別に気にしていない。これ、ラカンが焼いたクッキーだ。良く焼けたと騒いでいた」
マリーダ「ありがとうございます。あの人、見た目の割には器用ですよね」
プル「マッチョで怖そうなおじさんなのにねー」
グレミー「我が部下ながら少しキモいけれどな……」
プル「じゃあグレミー!バイバイ!」
プルツー「ラカンにお礼言っといてくれ。バイバイ」
グレミー「ひどい!!」
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/24(月) 23:28:44.45 ID:NkyWUdJX0
ピンポーン
ジュドー「お邪魔しまーす」
プル「キャアアア!!いらっしゃーいジュドー!!!プルプルーッ!」ダキッ
プルツー「待ってたぞ、ジュドー!」ダキッ
ジュドー「ちょっとちょっと、いきなり抱きついてくるなよな!ほれ、お土産にリィナが焼いたクッキー」
プル「わぁー!リィナお料理上手なんだよねー!!大好きジュドー!」ちゅっちゅっ
ジュドー「やめなさい!女の子がはしたない!」
プル「ほっぺだからセーフだもんねー♪」
キャッキャッキャッキャッキャッキャッキャッキャッ
グレミー「ナンデ……ナンデ…………ナンデ……」
マリーダ「………元マスター」
ジュドー「お邪魔しまーす」
プル「キャアアア!!いらっしゃーいジュドー!!!プルプルーッ!」ダキッ
プルツー「待ってたぞ、ジュドー!」ダキッ
ジュドー「ちょっとちょっと、いきなり抱きついてくるなよな!ほれ、お土産にリィナが焼いたクッキー」
プル「わぁー!リィナお料理上手なんだよねー!!大好きジュドー!」ちゅっちゅっ
ジュドー「やめなさい!女の子がはしたない!」
プル「ほっぺだからセーフだもんねー♪」
キャッキャッキャッキャッキャッキャッキャッキャッ
グレミー「ナンデ……ナンデ…………ナンデ……」
マリーダ「………元マスター」
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/24(月) 23:29:54.66 ID:NkyWUdJX0
プル「ジュドー!」キャッキャッ
プルツー「おいジュドー!」キャッキャッ
マリーダ「ジュドー兄さんが来て嬉しいのは分かりますけど、ちょっとは落ち着いてくださいよ」
ジュドー「マリーダさんごめんね。なんかお邪魔だった?」
グレミー「ああ。邪魔だった、ジュドー・アーシタ」
プル「うるさいよ!グレミーに発言権なし!」
プルツー「むしろグレミーの方が邪魔」
グレミー「ええっ!」
マリーダ「ちょっと!姉さん達いい加減にしてください!元マスターが可哀想でしょう!」
グレミー「……その“元”マスターっていうのも微妙に傷つくんだが」
プルツー「おいジュドー!」キャッキャッ
マリーダ「ジュドー兄さんが来て嬉しいのは分かりますけど、ちょっとは落ち着いてくださいよ」
ジュドー「マリーダさんごめんね。なんかお邪魔だった?」
グレミー「ああ。邪魔だった、ジュドー・アーシタ」
プル「うるさいよ!グレミーに発言権なし!」
プルツー「むしろグレミーの方が邪魔」
グレミー「ええっ!」
マリーダ「ちょっと!姉さん達いい加減にしてください!元マスターが可哀想でしょう!」
グレミー「……その“元”マスターっていうのも微妙に傷つくんだが」
8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/24(月) 23:30:24.35 ID:NkyWUdJX0
ジュドー「そういやさ、グレミーさんとマリーダさん達ってどういう関係なのよ」
マリーダ「以前、私たちの保護者を叔父である元マスターがやってくれていたのですがが、色々大変だろうと言うことで、現マスターがそれを引き継いだんです」
グレミー「ジンネマンは大した男だ。自ら名乗り出たんだからな。まあ、めったに帰らないから私が時々様子を見に来ているのだが」
ジュドー「……それじゃあ保護者変えた意味、意味なかったんじゃないの」
マリーダ「元マスターは父親の器ではありませんから」
グレミー「………ひどい」
マリーダ「以前、私たちの保護者を叔父である元マスターがやってくれていたのですがが、色々大変だろうと言うことで、現マスターがそれを引き継いだんです」
グレミー「ジンネマンは大した男だ。自ら名乗り出たんだからな。まあ、めったに帰らないから私が時々様子を見に来ているのだが」
ジュドー「……それじゃあ保護者変えた意味、意味なかったんじゃないの」
マリーダ「元マスターは父親の器ではありませんから」
グレミー「………ひどい」
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/24(月) 23:31:02.74 ID:NkyWUdJX0
ジュドー「でもなんでマスターなんてよそよそしい呼び方するのよ」
マリーダ「だって“おじさん”って呼んだら怒ったから」
グレミー「そりゃそうだ。私はそんな年ではない!呼ぶなら“お兄ちゃん”だろう!」
ジュドー(確かに父親の器じゃないな………)
マリーダ「だって“おじさん”って呼んだら怒ったから」
グレミー「そりゃそうだ。私はそんな年ではない!呼ぶなら“お兄ちゃん”だろう!」
ジュドー(確かに父親の器じゃないな………)
10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/24(月) 23:32:49.82 ID:NkyWUdJX0
グレミー「君こそプル達とどういう関係だ」
ジュドー「別に、妹と友達だったプル達と俺も仲良くなっただけだよ」
グレミー「………ふぅん。本当にそれだけか?」
ジュドー「どう言う意味だよアンタ!!」
シャア「いや、怪しいものだなジュドー君」
一同「………」
シャア「どうした急に」
一同「ギャアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!」
ジュドー「別に、妹と友達だったプル達と俺も仲良くなっただけだよ」
グレミー「………ふぅん。本当にそれだけか?」
ジュドー「どう言う意味だよアンタ!!」
シャア「いや、怪しいものだなジュドー君」
一同「………」
シャア「どうした急に」
一同「ギャアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!」
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/24(月) 23:34:11.42 ID:NkyWUdJX0
ジュドー「あ、あ、アンタ!アンタ誰だよ!!」
シャア「シャア・アズナブルだが。メリークリスマス」
ジュドー「そう言うこと聞いてるじゃないのよ!!」
グレミー「ま、まさか……あの、大物政治家のシャア………!」
シャア「いかにも。私は大物政治家のシャア・アズナブルだが」
ジュドー「ま、まさか……そんな人とマリーダさんは知り合いなの!?」
マリーダ「いや……私は全く」
プル「私も」
プルツー「あたしも知らないよ」
シャア「ハハハハ!!それはそうだろう!!初対面だからな!!」
一同「あ、そうかー!」
一同「………」
シャア「シャア・アズナブルだが。メリークリスマス」
ジュドー「そう言うこと聞いてるじゃないのよ!!」
グレミー「ま、まさか……あの、大物政治家のシャア………!」
シャア「いかにも。私は大物政治家のシャア・アズナブルだが」
ジュドー「ま、まさか……そんな人とマリーダさんは知り合いなの!?」
マリーダ「いや……私は全く」
プル「私も」
プルツー「あたしも知らないよ」
シャア「ハハハハ!!それはそうだろう!!初対面だからな!!」
一同「あ、そうかー!」
一同「………」
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/24(月) 23:34:35.21 ID:NkyWUdJX0
ジュドー「………よくよく考えたら不法侵入じゃないの」
プル「け、警察に通報したほうが………」
シャア「お気遣いなく」
プルツー「………なにいってんだよアンタ」
シャア「向かいに越してきたから挨拶にやってきただけだ。どうもヨロシク。ああこれクッキーだ」
マリーダ「ああ、どうもヨロシク……」
ジュドー「ちょっとマリーダさん!アンタ呑気に挨拶してる場合じゃないってば!」
ハマーン「シャアアアアアアアアア!!!!!」
一同「!?」
シャア「ヒィィッ!!」
プル「け、警察に通報したほうが………」
シャア「お気遣いなく」
プルツー「………なにいってんだよアンタ」
シャア「向かいに越してきたから挨拶にやってきただけだ。どうもヨロシク。ああこれクッキーだ」
マリーダ「ああ、どうもヨロシク……」
ジュドー「ちょっとマリーダさん!アンタ呑気に挨拶してる場合じゃないってば!」
ハマーン「シャアアアアアアアアア!!!!!」
一同「!?」
シャア「ヒィィッ!!」
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/24(月) 23:34:59.91 ID:NkyWUdJX0
ハマーン「貴様ァ!!私に黙って何を勝手に……」
ジュドー「……一応聞くけどマリーダさんの」
マリーダ「………全然知らない人です」
プルツー「って言うかどこから入って来たんだよコイツら……」
プル「なんか不思議ー!おもしろーい!!」きゃっきゃっ
グレミー「ヒィィッ!!」
プル「どうしたの急にグレミー」
グレミー「わ、私の上司だ!どうしよう仕事サボってここに来たと言うのに………」
マリーダ「……元マスター、あなたって人は」
ジュドー「……一応聞くけどマリーダさんの」
マリーダ「………全然知らない人です」
プルツー「って言うかどこから入って来たんだよコイツら……」
プル「なんか不思議ー!おもしろーい!!」きゃっきゃっ
グレミー「ヒィィッ!!」
プル「どうしたの急にグレミー」
グレミー「わ、私の上司だ!どうしよう仕事サボってここに来たと言うのに………」
マリーダ「……元マスター、あなたって人は」
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/24(月) 23:36:18.30 ID:NkyWUdJX0
ハマーン「お向かいに迷惑を掛けて………貴様は………」
マリーダ(あれ、なんだか意外にまともだな…この人)
シャア「す、すまないハマーン……あの……あの……」
ハマーン「殺す!!!!!」
グレミー・シャア「ひ、ヒィィッ!!!」
マリーダ(………全然まともじゃなかった)
マリーダ(あれ、なんだか意外にまともだな…この人)
シャア「す、すまないハマーン……あの……あの……」
ハマーン「殺す!!!!!」
グレミー・シャア「ひ、ヒィィッ!!!」
マリーダ(………全然まともじゃなかった)
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/24(月) 23:36:41.94 ID:NkyWUdJX0
マリーダ「あの」
ハマーン「……ああ、この家の奥方か」
マリーダ「いえ……あの、この家の娘です」
ハマーン「シャア……夫が迷惑を掛けて申し訳なかった……」
マリーダ「い、いえ……別に迷惑は特に………」
ハマーン「こちら、菓子折りだ。とって置いてくれ」
マリーダ「あ……ああ……どうも」
マリーダ(またクッキー……)
ハマーン「……ああ、この家の奥方か」
マリーダ「いえ……あの、この家の娘です」
ハマーン「シャア……夫が迷惑を掛けて申し訳なかった……」
マリーダ「い、いえ……別に迷惑は特に………」
ハマーン「こちら、菓子折りだ。とって置いてくれ」
マリーダ「あ……ああ……どうも」
マリーダ(またクッキー……)
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/24(月) 23:37:08.07 ID:NkyWUdJX0
ジュドー「シャアさん…なんでアンタここに?」
シャア「だって……ケンカして……逃げるところがなかったのだ………」
ハマーン「ケンカではない!お前が一方的に悪かったのだろう!!」
シャア「別に構わないだろう!結婚記念日に寧々さんとキスしたって!!」
一同「 」
ハマーン「貴様!!」
シャア「たかだかゲームに妬くとは地に落ちたな……ハマーン」
一同(………地に落ちてるのはアンタだよ)
シャア「だって……ケンカして……逃げるところがなかったのだ………」
ハマーン「ケンカではない!お前が一方的に悪かったのだろう!!」
シャア「別に構わないだろう!結婚記念日に寧々さんとキスしたって!!」
一同「 」
ハマーン「貴様!!」
シャア「たかだかゲームに妬くとは地に落ちたな……ハマーン」
一同(………地に落ちてるのはアンタだよ)
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/24(月) 23:37:33.40 ID:NkyWUdJX0
ハマーン「とにかく!今すぐ家に帰ってラブプラスとやらを自らで粉砕しろ、シャア!!」
シャア「帰らん!!」
ハマーン「帰る!」
シャア「帰らん!!」
ハマーン「帰るぞ!シャア!!」
シャア「……嫌だ。絶対嫌だ」
ハマーン「ほぅ……ならば私も考えがある」
シャア「何?」
ハマーン「お前が帰るまでここにいる」
シャア「えっ」
マリーダ(折角のクリスマスイヴが………)
シャア「帰らん!!」
ハマーン「帰る!」
シャア「帰らん!!」
ハマーン「帰るぞ!シャア!!」
シャア「……嫌だ。絶対嫌だ」
ハマーン「ほぅ……ならば私も考えがある」
シャア「何?」
ハマーン「お前が帰るまでここにいる」
シャア「えっ」
マリーダ(折角のクリスマスイヴが………)
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/24(月) 23:37:58.55 ID:NkyWUdJX0
ハマーン「……」
シャア「………」
マリーダ「………」
一同「……」
マリーダ「……どうしよう。気まずい」ひそっ
プル「………うん」
プルツー「……って言っても帰ってくれなさそうだし」
ジュドー「そうだ。マリーダさんさ、逆に俺達が外に出てくってのはどうよ」
マリーダ「……逆転の発想ですね」
シャア「………」
マリーダ「………」
一同「……」
マリーダ「……どうしよう。気まずい」ひそっ
プル「………うん」
プルツー「……って言っても帰ってくれなさそうだし」
ジュドー「そうだ。マリーダさんさ、逆に俺達が外に出てくってのはどうよ」
マリーダ「……逆転の発想ですね」
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/24(月) 23:38:17.96 ID:NkyWUdJX0
マリーダ「よし。姉さん達、出かけますよ」
プル「えっ、本当に!わーい!」
プルツー「でもマリーダ、知らないヤツら2人残して出かけるなんて危ないんじゃないのか?」
マリーダ「大丈夫ですよ。元マスターがお留守番してくれますから」
グレミー「え゛っ」
ハマーン「それはいい。我々が殴り合いのケンカをしても“優秀な”部下であるグレミーが止めてくれるとあらば」
シャア「頼んだ、グレミー君」
グレミー「ちょ……!」
マリーダ・プル・プルツー・ジュドー「いってきまーす」
グレミー「えっ!ちょ!ちょっ!」
プル「えっ、本当に!わーい!」
プルツー「でもマリーダ、知らないヤツら2人残して出かけるなんて危ないんじゃないのか?」
マリーダ「大丈夫ですよ。元マスターがお留守番してくれますから」
グレミー「え゛っ」
ハマーン「それはいい。我々が殴り合いのケンカをしても“優秀な”部下であるグレミーが止めてくれるとあらば」
シャア「頼んだ、グレミー君」
グレミー「ちょ……!」
マリーダ・プル・プルツー・ジュドー「いってきまーす」
グレミー「えっ!ちょ!ちょっ!」
20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/24(月) 23:38:48.74 ID:NkyWUdJX0
シャア「………」
ハマーン「…………」
グレミー「………」
グレミー(……仕事、サボるんじゃなかった)
シャア「………」
ハマーン「………」
グレミー「…………」
ハマーン「…………」
グレミー「………」
グレミー(……仕事、サボるんじゃなかった)
シャア「………」
ハマーン「………」
グレミー「…………」
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/24(月) 23:39:15.33 ID:NkyWUdJX0
ジンネマン「ふふっ、久々に帰ってきたぞ」
ジンネマン「マリーダ達、喜ぶだろうな」ニヨニヨ
ガチャ
ジンネマン「ただいま、プル!プルツー!マリーダ!」
ジンネマン「お前たちの大好きな葉巻クッキーを買ってきてやっt」
ハマーン「………」
シャア「………」
グレミー「………」
ジンネマン「 」
ジンネマン「マリーダ達、喜ぶだろうな」ニヨニヨ
ガチャ
ジンネマン「ただいま、プル!プルツー!マリーダ!」
ジンネマン「お前たちの大好きな葉巻クッキーを買ってきてやっt」
ハマーン「………」
シャア「………」
グレミー「………」
ジンネマン「 」
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/24(月) 23:39:43.78 ID:NkyWUdJX0
【そのころ】
♪ジングルベールジングルベール
プル「はああ……息が白いよ!」
プルツー「そりゃそうだ。冬なんだからな」
プル「ガオー!怪獣だぞー!煙吐いちゃうぞー!」
プルツー「バカだな」
プル「バカとはなんだよ!プルツーのバカ!」
ギャーギャーギャーギャーギャーギャーギャーギャーギャー
マリーダ「……もう、姉さん達ったら子供なんですから」
♪ジングルベールジングルベール
プル「はああ……息が白いよ!」
プルツー「そりゃそうだ。冬なんだからな」
プル「ガオー!怪獣だぞー!煙吐いちゃうぞー!」
プルツー「バカだな」
プル「バカとはなんだよ!プルツーのバカ!」
ギャーギャーギャーギャーギャーギャーギャーギャーギャー
マリーダ「……もう、姉さん達ったら子供なんですから」
23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/24(月) 23:40:21.59 ID:NkyWUdJX0
ジュドー「まあ、良いじゃないのよ。子供は風の子って言うしさ」
マリーダ「……だからああ見えて、私より年上なんですよ」
ジュドー「前々から聞きたかったんだけど、プル達って一体いくつなのよ……」
コッセル「シーマ様!シーマ様!補習サボリの生徒の取締、これで5人目ですぜ!!」
シーマ「その“シーマ様”ってのはやめないかい!“教頭”と呼びな!!」パシッ
コッセル「はうっ!!」
シーマ「気持ち良さそうな顔するんじゃないよ!!ヘン が!!」
マリーダ「……なんでしょうか、アレ」
マリーダ「……だからああ見えて、私より年上なんですよ」
ジュドー「前々から聞きたかったんだけど、プル達って一体いくつなのよ……」
コッセル「シーマ様!シーマ様!補習サボリの生徒の取締、これで5人目ですぜ!!」
シーマ「その“シーマ様”ってのはやめないかい!“教頭”と呼びな!!」パシッ
コッセル「はうっ!!」
シーマ「気持ち良さそうな顔するんじゃないよ!!ヘン が!!」
マリーダ「……なんでしょうか、アレ」
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/24(月) 23:40:47.51 ID:NkyWUdJX0
プル「あ、シーマ先生」
ジュドー「え……プル、知り合いなの?」
プルツー「あたしたちの元担任だったんだよ」
ジュドー「………ふ、ふうん」
プル「どしたのジュドー。顔がまっっさおだけど」
ジュドー「い……いやあ………」
マリーダ「ジュドー兄さん、今日補習サボってうちに来たんでしょう」
ジュドー「ぅっ……」
プルツー「ったく、だからいつまでも頭が悪いままなんだよジュドーは」
ジュドー「し、失礼だな!俺だって勉強くらい……」
ジュドー「え……プル、知り合いなの?」
プルツー「あたしたちの元担任だったんだよ」
ジュドー「………ふ、ふうん」
プル「どしたのジュドー。顔がまっっさおだけど」
ジュドー「い……いやあ………」
マリーダ「ジュドー兄さん、今日補習サボってうちに来たんでしょう」
ジュドー「ぅっ……」
プルツー「ったく、だからいつまでも頭が悪いままなんだよジュドーは」
ジュドー「し、失礼だな!俺だって勉強くらい……」
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/24(月) 23:41:22.43 ID:NkyWUdJX0
プルツー「ふぅん。じゃあ、Iフィールドバリアーについて説明してみなよジュドー」
ジュドー「え゛っ」
プル「プルできるよ!」
プル「ビーム偏向フィールドや対ビームバリアーとも呼ばれる。対ビームバリアーを略して単にビームバリアーと呼ぶこともあるが、下記のビームバリアーとは別の物である。」
プル「Iフィールドの斥力による効果をミノフスキーエフェクトと呼び、それを応用した技術である。Iフィールドを指向性を持たせずに機体全体を包むように発生させるとビーム」
ジュドー「 」
ジュドー「え゛っ」
プル「プルできるよ!」
プル「ビーム偏向フィールドや対ビームバリアーとも呼ばれる。対ビームバリアーを略して単にビームバリアーと呼ぶこともあるが、下記のビームバリアーとは別の物である。」
プル「Iフィールドの斥力による効果をミノフスキーエフェクトと呼び、それを応用した技術である。Iフィールドを指向性を持たせずに機体全体を包むように発生させるとビーム」
ジュドー「 」
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/24(月) 23:42:06.11 ID:NkyWUdJX0
シーマ「流石はあたしの元生徒、優秀じゃないかい。感心するねぇ……なあジュドー?」
ジュドー「ゲッ!シーマ先生!?」
シーマ「ゲッ、じゃないさねジュドー…お前、連続何回遅刻してると思ってる?」
ジュドー「へへ……3ヶ月連続………」
シーマ「『へへ』じゃないよ!!その根性から叩きなおしてくれるさね!!!補習に連れて行くよコッセル!!!」
コッセル「へぇ!オイコラ!!シーマ様を困らせるんじゃねぇぞ!!!」ひょい
ジュドー「ギャー!!おろしてぇ!おろせぇ!!!」
シーマ「撤収!!お前たち、ジュドーは頂いていくよ!風邪には気をつけな!メリークリスマス!」
ギャーギャーギャーギャーギャーギャーギャー
プル「あーあー……」
プルツー「こりゃ地獄の連続15時間補習決定だな」
マリーダ「………うわあ」
ジュドー「ゲッ!シーマ先生!?」
シーマ「ゲッ、じゃないさねジュドー…お前、連続何回遅刻してると思ってる?」
ジュドー「へへ……3ヶ月連続………」
シーマ「『へへ』じゃないよ!!その根性から叩きなおしてくれるさね!!!補習に連れて行くよコッセル!!!」
コッセル「へぇ!オイコラ!!シーマ様を困らせるんじゃねぇぞ!!!」ひょい
ジュドー「ギャー!!おろしてぇ!おろせぇ!!!」
シーマ「撤収!!お前たち、ジュドーは頂いていくよ!風邪には気をつけな!メリークリスマス!」
ギャーギャーギャーギャーギャーギャーギャー
プル「あーあー……」
プルツー「こりゃ地獄の連続15時間補習決定だな」
マリーダ「………うわあ」
27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/24(月) 23:42:34.57 ID:NkyWUdJX0
プル「うー、ジュドーがいなくなっちゃった……」
プルツー「仕方ないだろ。こうなったら3人でご飯でも食べに行くぞ」
マリーダ「そうですね。そうしましょうよ姉さん」
プル「わぁい!じゃあプル、レストラン・ブライトがいいな!」
マリーダ「はいはい。ブライトキャプテンのレストランですね。わかりました。行きましょう」
プル「やったー♪」
プルツー「マリーダ、金…あるのか」
マリーダ「えっ……そう言えば…今日マスターがお金持って来てくれる日でした……」
プル「ええっ!」
プルツー「仕方ないだろ。こうなったら3人でご飯でも食べに行くぞ」
マリーダ「そうですね。そうしましょうよ姉さん」
プル「わぁい!じゃあプル、レストラン・ブライトがいいな!」
マリーダ「はいはい。ブライトキャプテンのレストランですね。わかりました。行きましょう」
プル「やったー♪」
プルツー「マリーダ、金…あるのか」
マリーダ「えっ……そう言えば…今日マスターがお金持って来てくれる日でした……」
プル「ええっ!」
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/24(月) 23:42:56.25 ID:NkyWUdJX0
プルツー「……マクダニエルバーガーで決定だな」
プル「いや!ハンバーガーなんかプル食べない!」
プルツー「ワガママ言うな!金が無いもんはないんだ!」
プル「ヤー!ぜっっっっっっったい」
プル「イヤッ!!」タッ
マリーダ「姉さん!」
プルツー「ほっときなよマリーダ。アイツは“年だけは”いい大人なんだからさ。先にマクダニエル行ってよう」
マリーダ「……はい」
プル「いや!ハンバーガーなんかプル食べない!」
プルツー「ワガママ言うな!金が無いもんはないんだ!」
プル「ヤー!ぜっっっっっっったい」
プル「イヤッ!!」タッ
マリーダ「姉さん!」
プルツー「ほっときなよマリーダ。アイツは“年だけは”いい大人なんだからさ。先にマクダニエル行ってよう」
マリーダ「……はい」
29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/24(月) 23:43:23.57 ID:NkyWUdJX0
……………
プル「なんで!なんで!クリスマスにハンバーガーなんか食べなきゃならないのよ!」
プル「ぅぅぅ……プル、絶対フルコースじゃないといやだもん」
少女「なぁ」
プル「なに!今プル泣くのに忙しいの!」
少女「そ…そうか……」しょぼん
少女「………」
プル「………」
プル「っていうか、なんでこの時間に子供がほっつき歩いてるのさ」
少女「それはお前も同じだろうに」
プル「ふふん!プルはこう見えてハタチなんだよ!」
少女「ふ……ふぅん」
プル「なんで!なんで!クリスマスにハンバーガーなんか食べなきゃならないのよ!」
プル「ぅぅぅ……プル、絶対フルコースじゃないといやだもん」
少女「なぁ」
プル「なに!今プル泣くのに忙しいの!」
少女「そ…そうか……」しょぼん
少女「………」
プル「………」
プル「っていうか、なんでこの時間に子供がほっつき歩いてるのさ」
少女「それはお前も同じだろうに」
プル「ふふん!プルはこう見えてハタチなんだよ!」
少女「ふ……ふぅん」
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/24(月) 23:43:56.39 ID:NkyWUdJX0
プル「で、なんであなたこんなところにいるワケ?」
少女「………家に誰もいなくて、寂しくて、家の人をさがしに外へ……」
プル「お父さんにお母さん、小さい子だけ家に残して出かけちゃったってワケ?」
少女「うん」
プル「なーんて無責任な親!プルが文句いってやる!」
少女「だからどこに行ったか分からなくて……」
プル「じゃあ探し出してプルがとっちめる!ねえ、あなた名前は!」
少女「わ……私は………」ぐぅぅ
少女「…………///」
少女「………家に誰もいなくて、寂しくて、家の人をさがしに外へ……」
プル「お父さんにお母さん、小さい子だけ家に残して出かけちゃったってワケ?」
少女「うん」
プル「なーんて無責任な親!プルが文句いってやる!」
少女「だからどこに行ったか分からなくて……」
プル「じゃあ探し出してプルがとっちめる!ねえ、あなた名前は!」
少女「わ……私は………」ぐぅぅ
少女「…………///」
31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/24(月) 23:44:17.59 ID:NkyWUdJX0
プル「お腹……すいてるの」
少女「うん……昼ご飯も夜ご飯もまだだから………」
プル「………」
少女「………」ぐぅぅ
プル「………我慢できない?」
少女「だいじょ……」ぐぅぅ
少女「………じゃない」
プル「………」
少女「うん……昼ご飯も夜ご飯もまだだから………」
プル「………」
少女「………」ぐぅぅ
プル「………我慢できない?」
少女「だいじょ……」ぐぅぅ
少女「………じゃない」
プル「………」
32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/24(月) 23:44:42.06 ID:NkyWUdJX0
【マクダニエル】
ヘンケン店長「あ、いらっしゃい」
マリーダ「こんにちは。あの、マクダニエルバーガーセット……」
ヘンケン店長「ああ……すまない、今日は店じまいなんだよ」
プルツー「はぁ?営業時間しか取り柄のないこの店が店じまい?まだ9時だよ!」
ヘンケン店長「う……うん……そうなんだが……今日は………」
マリーダ「なにかあったんですか」
ヘンケン店長「え………エマさんとデートする約束になっていて///」
マリーダ・プルツー「 」
ヘンケン店長「あ、いらっしゃい」
マリーダ「こんにちは。あの、マクダニエルバーガーセット……」
ヘンケン店長「ああ……すまない、今日は店じまいなんだよ」
プルツー「はぁ?営業時間しか取り柄のないこの店が店じまい?まだ9時だよ!」
ヘンケン店長「う……うん……そうなんだが……今日は………」
マリーダ「なにかあったんですか」
ヘンケン店長「え………エマさんとデートする約束になっていて///」
マリーダ・プルツー「 」
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/24(月) 23:45:20.83 ID:NkyWUdJX0
プルツー「ったくなんだよ!あのヒゲ!」
マリーダ「まあまあ……姉さん。まだセシリーさんとシーブックさんのパン屋とか開いてるでしょうから」
プルツー「……あの2人はクリスマス旅行に行ってて店は休みのはずだろ」
マリーダ「あっ……」
プルツー「タムラの店は塩が薄くてまずいし、ったく!もう!」
プル「………」
マリーダ「あ、姉さん」
プルツー「なんだ、戻ってたのかいプル。残念だけど店じまいだってさ」
プル「べ、別にプルが食べたくてもどってきたわけじないから!」
マリーダ「まあまあ……姉さん。まだセシリーさんとシーブックさんのパン屋とか開いてるでしょうから」
プルツー「……あの2人はクリスマス旅行に行ってて店は休みのはずだろ」
マリーダ「あっ……」
プルツー「タムラの店は塩が薄くてまずいし、ったく!もう!」
プル「………」
マリーダ「あ、姉さん」
プルツー「なんだ、戻ってたのかいプル。残念だけど店じまいだってさ」
プル「べ、別にプルが食べたくてもどってきたわけじないから!」
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/24(月) 23:45:42.38 ID:NkyWUdJX0
プル「この子が……」
少女「………」ぐったり
マリーダ「た、大変!」
プルツー「お腹が空きすぎてやつれちゃってるよ!」
少女「ぅぅぅ……」ぐぅぅ
マリーダ「と、とりあえずタムラに!」
キッチンタムラ
タムラ「すまない、今日は予約でいっぱいなんだ……」
アムロ「ベルトーチカアーン」
ベルトーチカ「やっだーアムロぉ!」
プル「つぎっ!」
プルツー「もうツケでいいからブライトさんのところにいけ!」
マリーダ「は……はい……」
少女「………」ぐったり
マリーダ「た、大変!」
プルツー「お腹が空きすぎてやつれちゃってるよ!」
少女「ぅぅぅ……」ぐぅぅ
マリーダ「と、とりあえずタムラに!」
キッチンタムラ
タムラ「すまない、今日は予約でいっぱいなんだ……」
アムロ「ベルトーチカアーン」
ベルトーチカ「やっだーアムロぉ!」
プル「つぎっ!」
プルツー「もうツケでいいからブライトさんのところにいけ!」
マリーダ「は……はい……」
35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/24(月) 23:46:02.60 ID:NkyWUdJX0
レストランブライト
ブライト「すまない……うちもカップルが……」
カクリコン「アメリア~」
マウアー「はい、ジェリドあーん」
ジェリド「は……はずかしいだろマウアー///」
プルツー「……チッ」
プル「……死ね」
マリーダ「ちょっと姉さん……」
ブライト「すまない……うちもカップルが……」
カクリコン「アメリア~」
マウアー「はい、ジェリドあーん」
ジェリド「は……はずかしいだろマウアー///」
プルツー「……チッ」
プル「……死ね」
マリーダ「ちょっと姉さん……」
36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/24(月) 23:46:24.03 ID:NkyWUdJX0
―そして―
マリーダ「レストランは壊滅、ファーストフードも軒並み売り切れですね……」
プル「……今から材料買って家で」
プルツー「スーパーはもう閉まってる」
少女「………」ぐぅぅぐぅぅぐぅぅ
プル「………」ぐぅぅ
プルツー「……」ぐぅぅ
マリーダ「……ひもじいですね」ぐぅぅ
マリーダ「レストランは壊滅、ファーストフードも軒並み売り切れですね……」
プル「……今から材料買って家で」
プルツー「スーパーはもう閉まってる」
少女「………」ぐぅぅぐぅぅぐぅぅ
プル「………」ぐぅぅ
プルツー「……」ぐぅぅ
マリーダ「……ひもじいですね」ぐぅぅ
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/24(月) 23:46:44.11 ID:NkyWUdJX0
プルツー「……もう外にいても仕方ないから家にかえるか」
マリーダ「そうですね。クッキーだけはたくさんありますからね」
プル「クッキーと牛乳だけだけどいい?」
少女「すまない……なんでもいい」ぐぅぅ……
プル・プルツー・マリーダ「………はぁ」
マリーダ「そうですね。クッキーだけはたくさんありますからね」
プル「クッキーと牛乳だけだけどいい?」
少女「すまない……なんでもいい」ぐぅぅ……
プル・プルツー・マリーダ「………はぁ」
40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/24(月) 23:47:06.30 ID:NkyWUdJX0
【そして】
マリーダ「ただいま……」
ガチャッ
ハマーン「死ね!シャアアアア!」
グレミー「ちょっとハマーン様!包丁を!包丁をおろしてくださぁい!!!」
シャア「ふん……だから三次の嫁は」
ハマーン「殺す!!!!!!!!!」
ジンネマン「ちょっと!落ち着いて!落ち着いてぇ!」
プル・プルツー・マリーダ「 」
マリーダ「ただいま……」
ガチャッ
ハマーン「死ね!シャアアアア!」
グレミー「ちょっとハマーン様!包丁を!包丁をおろしてくださぁい!!!」
シャア「ふん……だから三次の嫁は」
ハマーン「殺す!!!!!!!!!」
ジンネマン「ちょっと!落ち着いて!落ち着いてぇ!」
プル・プルツー・マリーダ「 」
41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/24(月) 23:47:50.88 ID:NkyWUdJX0
マリーダ「な……なんで……」
ジンネマン「おお、久しぶりだなお前たち。なんだか、殺し合いが始まってしまってな」
プルツー「う、うわあ……」
プル「なんてことぉ………」
グレミー「あっ……」
ハマーン「死ねええええ!!!!!!!!」
シャア「ま、まて!ハマーン!や、やめ!やめ!」
ハマーン「シャアアアアアアアア!!!!」
「やめい!!!!」バッ
一同「!?」
ジンネマン「おお、久しぶりだなお前たち。なんだか、殺し合いが始まってしまってな」
プルツー「う、うわあ……」
プル「なんてことぉ………」
グレミー「あっ……」
ハマーン「死ねええええ!!!!!!!!」
シャア「ま、まて!ハマーン!や、やめ!やめ!」
ハマーン「シャアアアアアアアア!!!!」
「やめい!!!!」バッ
一同「!?」
42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/24(月) 23:48:44.74 ID:NkyWUdJX0
「よそのお家でこのような騒ぎ……」
ミネバ「私!ミネバ・ザビは許さぬぞ!ハマーン!シャア!」
一同「………」
ハマーン・シャア「ハハァ………」
プル「えっ……」
ミネバ「どこへ行ったかと思えばこのような……ハマーン、シャア。夫婦間のことは夫婦のみで解決しろ」
ミネバ「それに今日はクリスマスイヴだ。ご近所に迷惑であろう」
ハマーン・シャア「申し訳ございませんでした……」ふかぶか
プルツー「……え、なに、なにこれ」
マリーダ「さ……さあ………」
ミネバ「私!ミネバ・ザビは許さぬぞ!ハマーン!シャア!」
一同「………」
ハマーン・シャア「ハハァ………」
プル「えっ……」
ミネバ「どこへ行ったかと思えばこのような……ハマーン、シャア。夫婦間のことは夫婦のみで解決しろ」
ミネバ「それに今日はクリスマスイヴだ。ご近所に迷惑であろう」
ハマーン・シャア「申し訳ございませんでした……」ふかぶか
プルツー「……え、なに、なにこれ」
マリーダ「さ……さあ………」
43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/24(月) 23:49:08.86 ID:NkyWUdJX0
グレミー「バカ!ミネバ様といえば我々ジオングループの次期総裁であらせられる!」
ジンネマン「そうだ。あの年齢で2兆円の資産をお持ちになっている」
プル「な……なんでそんなすごい子が……あんなとこで……」
プルツー「……まさかウチにいることを見越してとか」
マリーダ「オートロックですからね。我が家に入るには私たちに接近するのが一番良い手段ですし」
プル「ふぇぇ………」
ミネバ「ではハマーンとシャアは仲良くするように」
ハマーン・シャア「………はい」
ジンネマン「そうだ。あの年齢で2兆円の資産をお持ちになっている」
プル「な……なんでそんなすごい子が……あんなとこで……」
プルツー「……まさかウチにいることを見越してとか」
マリーダ「オートロックですからね。我が家に入るには私たちに接近するのが一番良い手段ですし」
プル「ふぇぇ………」
ミネバ「ではハマーンとシャアは仲良くするように」
ハマーン・シャア「………はい」
45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/24(月) 23:49:53.35 ID:NkyWUdJX0
ミネバ「……今日はすまなかったな。お詫びにザビ家の顔が聞くレストランから急いでフルコースの配達をさせる」
プル「い、いいの?」
ミネバ「うむ……では我々はこれで。すまなかったな。」ぐぅぅ……
プル「………」
マリーダ「……クッキー、食べていきます?」
ミネバ「………うん」
一同「カンパーイ!!」
プル「い、いいの?」
ミネバ「うむ……では我々はこれで。すまなかったな。」ぐぅぅ……
プル「………」
マリーダ「……クッキー、食べていきます?」
ミネバ「………うん」
一同「カンパーイ!!」
47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/24(月) 23:50:25.90 ID:NkyWUdJX0
ミネバ「……よ、よいのか?一緒にご飯………」
プル「いいよ!賑やかなほうが楽しいから!!」むしゃむしゃ
ジンネマン「はぁぁ……マリーダぁ///」すりすり
マリーダ「ちょ、父さん………」
ジンネマン「えっ、今なんて」
マリーダ「別に……マスター」
グレミー「プルツーぅ………」すりすり
プルツー「気持ち悪いんだよ!」ぱちーん!!
プル「いいよ!賑やかなほうが楽しいから!!」むしゃむしゃ
ジンネマン「はぁぁ……マリーダぁ///」すりすり
マリーダ「ちょ、父さん………」
ジンネマン「えっ、今なんて」
マリーダ「別に……マスター」
グレミー「プルツーぅ………」すりすり
プルツー「気持ち悪いんだよ!」ぱちーん!!
49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/24(月) 23:52:39.98 ID:NkyWUdJX0
プル「そういえばあの二人は?」
ミネバ「先に帰ったがいいのだ」
ミネバ(がんばれハマーン)
…そのころ…
ハマーン「………」
シャア「……」
ハマーン「おいシャア」
シャア「なんだ」
ハマーン「……ミネバ様の御命令だから」
シャア「だからなんだ」
ハマーン「………きょ、今日は仲良くしてやる」
シャア「そうか」
ハマーン「ベッドルームにいくぞ!」
シャア「……ハマーン」
ハマーン「なんだ」
シャア「抱えていってやろう」
ハマーン「ちょ……やめっ………シャア///!」
ミネバ「先に帰ったがいいのだ」
ミネバ(がんばれハマーン)
…そのころ…
ハマーン「………」
シャア「……」
ハマーン「おいシャア」
シャア「なんだ」
ハマーン「……ミネバ様の御命令だから」
シャア「だからなんだ」
ハマーン「………きょ、今日は仲良くしてやる」
シャア「そうか」
ハマーン「ベッドルームにいくぞ!」
シャア「……ハマーン」
ハマーン「なんだ」
シャア「抱えていってやろう」
ハマーン「ちょ……やめっ………シャア///!」
51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/24(月) 23:53:34.40 ID:NkyWUdJX0
マリーダ「……ふう」
プルツー「なんだか今日は疲れたな」
マリーダ「いいじゃないですか。いいクリスマスになりましたよ」
プル「じゃあ!みんなあらためて!」
一同「メリークリスマス!!」
プルツー「なんだか今日は疲れたな」
マリーダ「いいじゃないですか。いいクリスマスになりましたよ」
プル「じゃあ!みんなあらためて!」
一同「メリークリスマス!!」
52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/24(月) 23:54:18.04 ID:NkyWUdJX0
そのころ
シーマ「何回言ったらわかるんだいウスノロ!!」パシーン!!
ジュドー「う゛ぅ……ルーと過ごすはずだてのにぃ………」
シーマ「あたしみたいな黒髪美人と過ごせて幸せだろう?」
ジュドー「………」
シーマ「幸せだろう!!」
ジュドー「はい!!」
――こんな世界も、あったかもしれない
おわり
シーマ「何回言ったらわかるんだいウスノロ!!」パシーン!!
ジュドー「う゛ぅ……ルーと過ごすはずだてのにぃ………」
シーマ「あたしみたいな黒髪美人と過ごせて幸せだろう?」
ジュドー「………」
シーマ「幸せだろう!!」
ジュドー「はい!!」
――こんな世界も、あったかもしれない
おわり
コメントする
このブログにコメントするにはログインが必要です。
さんログアウト
この記事には許可ユーザしかコメントができません。