3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/29(木) 12:40:10.48 ID:bVDlTkZ10
――――765プロ前

真「それで、ハッピーエンドになったんだよ」

雪歩「へ~素敵だね」

真「こんど雪歩にも貸してあげるからね」

雪歩「うん、ありがとう真ちゃん」

ガチャ

真「おはようございまーす」

雪歩「おはようございますぅ」

P「おっ!おはよう」

真「あっプロデューサー、おはようございます」

雪歩「プロデューサー、おはようございます」

P「今日は二人とも早いな」

真「へへへ、新曲のダンスレッスンをしようと思って」

雪歩「私も真ちゃんと一緒にレッスンをしに」

P「そうか二人とも頑張ってるな」

4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/29(木) 12:45:40.61 ID:bVDlTkZ10
真「へへへ、褒められた!やーりぃー」

雪歩「えへへ」///

ガチャ

美希「あふぅ、おはようなの」

雪歩「あっおはよう美希ちゃん」

真「おはよう美希」

P「どうした美希?今日は早いな」

美希「む~ハニーが打ち合わせがあるから早く来てくれって言ったの」

P「あ~そうだったな、悪い悪い」

美希「ハニーには慰謝料払ってもらうの」

P「慰謝料?」

とてとて

美希「ハニーには体で慰謝料を貰うの」ぎゅー

5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/29(木) 12:48:52.94 ID:bVDlTkZ10
P「こら、美希離れろ」

美希「嫌なの、昨日はぎゅって出来なかったから、昨日の分もぎゅっとするの」ぎゅぎゅー

真「こら美希!プロデューサーが困ってるだろ早く離れろよ」

美希「ハニーは困ってないの、嬉しいはずなの」

真「その自信はどこからくるんだよ」

雪歩「あうあう」わたわた

P「あ~もう、抱きついたままでもいいから、美希打ち合わせるすぞ」

美希「やった~」

バタバタ

雪歩「・・・・・」

雪歩「いいな美希ちゃんが羨ましい・・・」ボソ

7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/29(木) 12:54:38.66 ID:bVDlTkZ10
真「ん?何か言った雪歩」

雪歩「な、なんでもないよ」ぶんぶん

真「じゃあ、レッスンに行こうか」

雪歩「うん・・・」

――――― 雪歩宅

「はぁ・・・真ちゃんにはなんでもないって言ったけど」

「やっぱり美希ちゃんが羨ましいな・・・」

「あんなに簡単にプロデューサーに抱きついたりできるし」

「私なんてメールで精一杯なのに・・・」

「それに歌もダンスもうまくて」

「胸も大きくて・・・」

9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/29(木) 12:58:54.11 ID:bVDlTkZ10
「すごく可愛いし・・」

「ひんそーでちんちくりんな私とは大違いだよ」

「はぁ・・・・・そうだ!」

「美希ちゃんをよく観察すれば、私も美希ちゃんみたいになれるかもしれない」

「よし!そうと決まれば、明日から実行だよ。頑張れわたし!」

――――― 翌日765プロ

ジーー

雪歩(朝から美希ちゃんをずっと観察してるけど)

美希「むにゃ・・・なの・・・」zzzzz

雪歩「ずっと寝てるだけだよ」

雪歩「時々、寝言を言うくらいで、何の変化もないし」

雪歩「本当に、観察してるだけで美希ちゃんみたいになれるのかな・・・」

10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/29(木) 13:01:03.74 ID:bVDlTkZ10
雪歩「うんん、なんでもはじめの一歩が肝心なんだよね、コレぐらいでへこたれたら駄目だよね」

ガチャ

P「おはよー」

雪歩「あっおはようございますプロデューサー」

P「おう、今日は雪歩と・・・美希だけか」

雪歩「はい、他のみんなはレッスンに行ってます」

P「そうか・・・ちなみに美希はどれ位寝てるんだ」

雪歩「えっと、私が来たときには寝てたらか、二時間以上は寝てると思います」

P「まったく、毎度の事ながらよくこんだけ寝られるな」

雪歩「ふふ、ホントそうですね」

P「おい!美希そろそろ起きろ」ゆさゆさ

雪歩(あっ事務所で寝るとプロデューサーが起こしてくれるんだ)

11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/29(木) 13:03:02.91 ID:bVDlTkZ10
P「美希!美希!」

美希「むにゃ、・・・・あふぅ~」

P「やっと起きたか」

美希「ん~~ハニーだ!」ダキ

P「わわ、こら美希!」

美希「えへへ、お目覚めのハグなの」

P「分かったから、離れろ!」

雪歩(そうか、私もああすればプロデューサーに・・・)

―――――翌日 765プロ

雪歩「えへへ、事務所に一番乗りしちゃった」

雪歩「今日はプロデューサーが朝早く来るってリサーチ済みだし」

雪歩「私も、事務所で寝てれば、昨日の美希ちゃんみたいに・・・」///

雪歩「早く寝たふりをしてプロデューサーを待とう」

12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/29(木) 13:06:12.30 ID:bVDlTkZ10
――――10分後

雪歩(プロデューサー早く来ないかな~)ワクワク

トントントン

雪歩(あ、足音が)

ガチャ

雪歩(わわわ、早く寝たふりしないと)

雪歩「スースー」

P「・・・・・あれ!?何で雪歩が」

雪歩(きた!プロデューサーだ)

雪歩「スースー」

P「・・・・・なんでこんな早くに」

雪歩「スースー」

P「・・・・・・」

テクテク

雪歩(こっちに来た!)ドキドキ

14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/29(木) 13:09:05.37 ID:bVDlTkZ10
P「・・・・・・」

テクテク

ファサ 

P「・・・・・・」

テクテク

雪歩(あれ!?起こしてくれない!?毛布かけられちゃったよ)

カタカタカタ

雪歩(あぁ、お仕事始めちゃったよ)

雪歩(ふえ~ん。プロデューサー起こして下さい~!)

P「・・・・・・」

カタカタカタ

雪歩(全然、起こしてくれる気配がないよ)

雪歩(ど、どうしよう、突然起きるわけにもいかないし・・・)

雪歩(しばらく、待つしかないよね)

15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/29(木) 13:11:34.02 ID:bVDlTkZ10
――――30分後

雪歩「すーすー」zzzzz

??「雪歩、雪歩」ゆさゆさ

雪歩「ん~むにゃ」

??「起きなさい、雪歩」

雪歩「ふにゃ、ぷ、プロデューサー」ダキ

??「ちょっと雪歩!」

雪歩「ふえ」

律子「ちょっと離れなさい雪歩」

雪歩「え!はわわわ、律子さん!ご、ごめんなさい!」

16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/29(木) 13:13:41.98 ID:bVDlTkZ10
律子「どうしたの雪歩こんな所で寝て」

雪歩「えっと、その、あの私・・・」

律子「はぁ、もういいわよ。とりあえずレッスンの時間だから早く行きなさいよ」

雪歩「あ、あの律子さん、プロデューサーは?」

律子「プロデューサー?もう営業に行ったわよ」

雪歩「そ、そうですか」

雪歩(うぅぅ、寝たふりしてたら、本当に寝ちゃったよ)

雪歩(作戦失敗だよ~)

17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/29(木) 13:15:40.70 ID:bVDlTkZ10
――――夜 雪歩宅

「はぁ、今日はアレからレッスンもダメダメだったし、全然うまくいかなかったよ」

「どうしたら、美希ちゃんみたいになれるのかな」

「いきなり美希ちゃんみたいに可愛くなれないし」

「・・・髪を美希ちゃんみたいに染めてみようかな」

「でも、お父さんに怒られちゃうよね」

「う~ん、すぐ私でも出来ること・・・・」

「そうだ、美希ちゃんのファッションならすぐ真似できる」

「明日、美希ちゃんにどこで、服買ってるかきいてみよう」

19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/29(木) 13:18:08.80 ID:bVDlTkZ10
――――翌日 765プロ

ガチャ

雪歩「おはようございます」

P「おう、雪歩おはよう」

雪歩「あっプロデューサー、昨日はすみません」

P「昨日?」

雪歩「あの私、事務所で寝てて。その毛布かけてもらったみたいで」

P「そういやそうだったな、でもどうしたんだあんな朝早くから」

雪歩「えっとあのその、あっ。レ、レッスンです。ダンスのレッスンしようと思って」

P「あんな朝早くから?」

雪歩「うぅぅ、そのもっとダンスうまくなりたくて・・・」

P「そうか、それで疲れて寝ちゃったのか」

雪歩「は、はいそうですぅ」

P「雪歩も頑張ってるな」なでなで

雪歩「あっえへへ」///

20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/29(木) 13:20:35.68 ID:bVDlTkZ10
雪歩(つい嘘ついちゃったけど、なでなでしてもらっちゃったよ)///

ガチャ

美希「あふぅ、おはようなの」

P「お~美希、おはよう」

美希「あっハニーおはようなの」

雪歩「お、おはよう美希ちゃん」

雪歩(うぅ、美希ちゃん今日もオシャレだな、小物も可愛いよ)

美希「ハニーみてみて、新しい服買ったの」

クルルッ

美希「ハニー、ミキ可愛いでしょ」

P「おう、よく似合ってるぞ」

美希「ぶ~、可愛いって言って欲しいの」

P「そうだな可愛いぞ」

美希「もー、そうだなもよけいなの」

22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/29(木) 13:23:03.04 ID:bVDlTkZ10
雪歩(いいな、美希ちゃん可愛いって言ってもらってる)

雪歩「み、美希ちゃん、ちょっと聞いてもいいかな?」

美希「ん?なに?」

雪歩「そ、その、えっと。ちょっとこっちに来て」

美希「?」とてとて

雪歩「あのね美希ちゃんが今日着てる服って、どこで買ってきたのか教えて欲しいの」

美希「服?」

雪歩「うん、わ、私も美希ちゃんみたいな服着てみたくて」

美希「う~んいいけど」

雪歩「けど?」

美希「ミキね雪歩は私みたいな服、似合わないなーって思うの」

雪歩「えぇ!」ガーン

美希「雪歩は、今のままで可愛いの、だから大丈夫なの」

雪歩「そ、そんな、でも私、美希ちゃんみたいな服が着てみたくて・・・」

美希「う~ん、じゃあ教えるけど、ミキはそのままのほうがいいと思うの・・・」

23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/29(木) 13:25:36.31 ID:bVDlTkZ10
―――― 服屋

雪歩「ここだよね、美希ちゃんが言っていたお店」

雪歩「なんだか、お店自体がすごくオシャレに見えるよ」ビクビク

雪歩「私みたいなちんちくりんが、入っても怒られないかな」

雪歩「でもでも、ここまで来たんだし、勇気をださないと」

雪歩「頑張れわたし!」グッ

ウィーン

店員「「「しゃぁやせー」」」

雪歩「・・・」

雪歩(店員さんなんで幸せって言ってるのかな?)

店員「しゃぁやせー、なんかおさがしっすか~」

雪歩(あっ!幸せじゃなくて、いらっしゃいませか)

雪歩「え、えとその・・・」

25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/29(木) 13:27:46.33 ID:bVDlTkZ10
店員「こちらなんて今オススメッですよ~」べらべら

雪歩「わ、わたし」

店員「こっちは今一番いちおしで~」べらべら

雪歩(どうしよう、この人しゃべりっぱなしで、全然話し聞いてくれないよ)

店員「これなんて、似合うとおもうんすけど~」べらべら

雪歩「えっと・・・あっ!」

雪歩(あそこに飾ってるの、美希ちゃんが着てた服にそっくり)

雪歩「す、すみませんあれ下さい」

店員「ありあとやんした~~」

雪歩「はぁ~やっと買えたよ」

27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/29(木) 13:30:05.77 ID:bVDlTkZ10
――――雪歩宅

「・・・・・全然似合わない」

「なんで?美希ちゃんが着てたらあんなに可愛いのに、私だと全然可愛くないよ」

「胸のところとかぶかぶかだし・・・」

「ぐすん、この服結構高かったのに」

「でもでも、せっかく買ったんだし」

「明日は着ていってみよう・・・」

28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/29(木) 13:32:10.14 ID:bVDlTkZ10
――――翌日 765プロ

雪歩(うぅ、この服でホントに大丈夫かな~)

雪歩(プロデューサー可愛いって言ってくれるといいけど)

ガチャ

雪歩「お、おはようございますぅ」

P「おう、おはよう。今日も早いな雪歩」

雪歩「は、はい」

P「今日もレッスンか?」

雪歩「えっと、その・・・み、見ててください」

雪歩(頑張れわたし!今日は服を見てもらいに来たんだから!)

クルッ

P「・・・・」

30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/29(木) 13:34:30.70 ID:bVDlTkZ10
雪歩「あ、あのどうですかプロデューサー?」

P「・・・雪歩、素直な感想言ってもいいか」

雪歩「は、はいお願いします」

P「正直言って、全然駄目だ」

雪歩「えぇ!」ガーン

雪歩(あんまり、似合って無いと思ってたけど、そんなに!)

P「ターンするときに足が揃ってるから、綺麗に回れないんだ」

雪歩「ほえ?」

P「もっと、ターンするときには足を開いて、足が揃わないようにしないと」

31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/29(木) 13:36:38.27 ID:bVDlTkZ10
雪歩「あ、あのプロデューサー・・・」

P「どうした?」

雪歩「そ、その何の話をしてるんですか」

P「ん?だからダンスレッスンの話だろ?だから俺の前で回ったんだろ?」

雪歩「あう、えっとその・・」

P「レッスンの話じゃなかったのか?」

雪歩「そ、そうです・・・レッスンの話ですぅ」

P「うん、じゃあみんなが来るまで雪歩のレッスンにつきあってやるよ」

雪歩「あ、ありがとうございますぅ」///

雪歩(目的とは違うけど、なんだかうまくいったよぉ)

32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/29(木) 13:38:54.82 ID:bVDlTkZ10
――――翌日 765プロ

雪歩「プロデューサーどうぞお茶です」

P「おっ、ありがとう丁度飲みたいと思ったんだ」

律子「ありがと雪歩」

雪歩「えへへ、よかったですぅ」///

ガチャ

美希「あふぅ、おはようなの」

雪歩(来た!)

律子「こら、美希!遅いじゃない」

美希「はーい、ごめんなさいなの」

律子「も~しっかりしてよね」

雪歩「お、おはよう美希ちゃん」

美希「うん、おはようなの雪歩」

34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/29(木) 13:41:39.73 ID:bVDlTkZ10
P「ははは、あいかわらずだな美希は」

美希「あっハニー」ダダダッ

律子「こら、待ちなさい美希」ガシッ

美希「も~なに?律子」

律子「律子さんでしょ!それより早く打ち合わせに行くわよ」

美希「え~ハニーにぎゅっとして貰いたいなの」

律子「何言ってるの、もう時間がないのよ」

美希「昨日からハニーにぎゅっとして貰ってないから、ミキ、ハニー分が足りてないの」

律子「そんなもん足りなくったっていいのよ。先方を待たせる訳にはいかないんだから、さっさとしなさい」ぐい

美希「イヤ~ハニー!帰ったら絶対にぎゅっとしてなの~~~~」ズルズル

ガチャ

バタン

P「まったく、来て早々騒がしい奴だな」

35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/29(木) 13:43:08.66 ID:bVDlTkZ10
雪歩(ハニー分が足りてない・・・)

P「ん?どうした雪歩?」

雪歩「な、なんでもないですぅ」

雪歩(ど、ど、どうしよう、美希ちゃんの真似って、プロデューサーにぎゅっとして貰わないといけないの!)

雪歩(わ、私には、出来ないよぅ)

雪歩「うぅぅぅ」///

P「さっきから変だぞ雪歩?ホントに大丈夫か?」

雪歩「ほ、ホントに何でもないです。そ、そうだ、プロデューサーお茶入れてきますぅ」

P「そうか、それならお願いするよ」

雪歩「はい」

ばたばた

雪歩「あぅ~、なんか大変な事になっちゃったよ・・・」

雪歩「でもでも、美希ちゃんみたいになるには」

雪歩「プロデューサーにぎゅっとして貰わないと・・・」///

雪歩「うぅ、恥ずかしいよぉ」///

36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/29(木) 13:47:04.72 ID:bVDlTkZ10
カチャカチャ

雪歩「お、お待たせしましたぁ」

P「おっ!ありがとう」

ズズッ

P「うん、うまいよ」

雪歩「よかったですぅ」

P「しかし、いつも雪歩にはお茶を入れてもらって申し訳ないな」

雪歩「いえ、そんな好きでやってることですから・・・」

P「じゃあ、雪歩。雪歩のしたい事とかないか?」

雪歩「えっ!」

P「いつも、して貰ってるばかりだからな、たまにはお返しがしたいんだ」

雪歩「えっで、でも」

P「でも、難しいのは駄目だぞ」

37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/29(木) 13:51:31.79 ID:bVDlTkZ10
雪歩「そ、それなら・・・」

P「なんだ?」

雪歩(こんなに早くチャンスが来るなんて、ここで頑張らないと)

雪歩「あ、あの・・・」///

雪歩「あぅ、そのえっと、うぅぅぅ」///

P「ほら、雪歩遠慮しなくていいから」

雪歩「・・・ぎゅっとして貰いたいなの」ぼそ

P「えっ!」

雪歩「・・・・・・・・・」////// カーー

雪歩「な、な、な、なんでもないですぅー。わ、わ、わ、忘れてくださいぃ」///

雪歩(あうぅ、私なに言ってるんだろ、プロデューサーに嫌われちゃうよ)

P「・・・・雪歩」

P「・・・・これでいいか」ぎゅ

雪歩「ひゃうぅ」/////////

40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/29(木) 13:53:16.82 ID:bVDlTkZ10
P「イヤか?」

雪歩「しょ、しょんなこと、にゃいでしゅぅ」/////////

P「・・・・・・・」

雪歩「・・・・・」/////////

P「もう、いいか?」

雪歩「は、はい」///

P「・・・・・・・」

雪歩「・・・・・・」////// ぽー

P「雪歩なにかあったのか?」

雪歩「ほぇ」///

P「雪歩がこんな事言うなんて初めてだから」

雪歩「えっとその、わ、私自分を変えたくて・・・」

41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/29(木) 13:55:11.05 ID:bVDlTkZ10
P「うん」

雪歩「私、美希ちゃんみたいになりたくて、だから美希ちゃんみたいにプロデューサーに・・・」

P「ぎゅっとしてもらいたいと」

雪歩「はぅ、そうです」

P「そうだったのか・・・。雪歩これで変われたか?」

雪歩「えっと、その、前のままです・・・」

P「だろうな・・・雪歩、俺は雪歩は前のままで良いと思ってる」

雪歩「でも、私ダメダメでひんそーでちんちくりんだし」

P「変わろうとすることは悪い事じゃない、雪歩が美希にあこがれるのも分かるよ」

P「でもな、おっとりしてても、いつも笑顔でお茶を入れてくれる、そんな雪歩が俺は好きだぞ」

雪歩「はひ」///

P「雪歩は誰かになりたいと思うより、もっと自分に自信を持てばそれでいいんだよ」

42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/29(木) 13:57:38.64 ID:bVDlTkZ10
雪歩「プロデューサー」ぐすっ

P「ほら、泣くな」

雪歩「うぅぅ、プロデューサーわ、私、プロデューサーのことが・・・」

ガチャ

春香「あっおはよーございます!」

千早「おはようございます」

雪歩「きゃう!」

春香「えっなに雪歩!」

雪歩「な、な、なんでもないですぅ」

春香(あやしい・・・)

千早(あやしいわね・・・)

P「ほら二人とも、今日はTV局で打ち合わせだろ、送ってやるから、行くぞ」

43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/29(木) 14:00:23.22 ID:bVDlTkZ10
春香・千早「はーい」

P「じゃあ、雪歩行ってくるから」

雪歩「は、はい」

ガチャ

バタン

雪歩「・・・・・・」

雪歩(はうぅ、勢いに任せて私、プロデューサーに告白しようとしちゃったよぉ)

雪歩(でも、プロデューサー私のことす、好きって・・・)///

雪歩(でもでも、きっとプロデューサーそんな意味で言ったんじゃないよね。ラブじゃなくてライクの事だよね)

雪歩「それでも・・・好きって言われたら嬉しいよぉ」///

雪歩「それにプロデューサー美希ちゃんみたいにならなくてもいいって、私は私のままもっと自信を持てって・・・」

雪歩「うん、本当にそうだよね。もっと私自身頑張らないと駄目って事だよね」

雪歩「よし、頑張れわたし」

44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/29(木) 14:02:30.32 ID:bVDlTkZ10
――――数ヵ月後

スタッフ「はいOKでーす」

雪歩「お疲れ様でした」ペコペコ

P「雪歩、お疲れ」

雪歩「あ、プロデューサーお疲れ様ですぅ」

P「すごいじゃないか、一発OKだなんて」

雪歩「そんな、私なんて、周りの皆さんが助けてくれたから・・・」

P「そんなことないさ、ここ最近は雪歩も自信を持って演技してるように見えるよ」

雪歩「えへへ、ありがとうございます」

あの日以来、なんだか自分に自信が持てるようになって、なんでも頑張ってこれた。

美希ちゃんみたいにはなれないけど、私自身少しだけど変わった気がする

でも、やっぱり美希ちゃんには憧れちゃう。綺麗だし歌もうまいし

それに、プロデューサーにも積極的だし・・・

45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/29(木) 14:04:41.41 ID:bVDlTkZ10
P「今度、ドラマも決まったし。なにかご褒美やらないとな」

雪歩「ご褒美ですか?」

P「うん、もっと雪歩がやる気になれるなら、何でもするぞ」

雪歩「うーん・・・じゃ、じゃあ、ひ、ひとつだけいいですか」///

P「おう、なんだ」

雪歩「プロデューサーぎゅっとしてほしいなの」




引用元: 雪歩「いいな美希ちゃんが羨ましい・・・」