1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/02(水) 15:51:03.50 ID:DzHQBTa40
杏「……だるい」
きらり「杏ちゃんどしたー?」
杏「ん、きらり? おはよ」
きらり「おっすおっすー☆ 杏ちゃんおはゆー!」
杏「相変わらず元気だね」
きらり「にゅふふん、きらりんパワーは今日もぜっこーちょーなんだにぃ☆」
杏「そりゃよかった」
きらり「うん! 杏ちゃんにもあえてとってもハピハピ!」
杏「ふーん、そう」
きらり「うん!」
2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/02(水) 15:59:39.94 ID:DzHQBTa40
杏「あー、だるい……」
きらり「杏ちゃんだいじょぶ?」
杏「んー、まぁね」
きらり「元気ない? 杏ちゃん……」
杏「別に、いつものことだよ」
きらり「なでなですぅ?」
杏「いいよ、別に」
きらり「でも元気ないから心配だにぃ」
杏「いつものことだってば」
きらり「にょ……」
杏「……」
きらり「……」
杏「きらりは過保護だなぁ」
きらり「……そんなことないにぃ?」
きらり「杏ちゃんだいじょぶ?」
杏「んー、まぁね」
きらり「元気ない? 杏ちゃん……」
杏「別に、いつものことだよ」
きらり「なでなですぅ?」
杏「いいよ、別に」
きらり「でも元気ないから心配だにぃ」
杏「いつものことだってば」
きらり「にょ……」
杏「……」
きらり「……」
杏「きらりは過保護だなぁ」
きらり「……そんなことないにぃ?」
3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/02(水) 16:10:17.80 ID:DzHQBTa40
杏「だいたい、だるいのだってさ」
きらり「うんうん」
杏「もう仕事だから憂鬱なだけだし」
きらり「お仕事たのすぃーよー?」
杏「きらりはそうだろうけど、私は嫌なの」
きらり「にょ……」
杏「……そんなに楽しい?」
きらり「うん、とっても!」
杏「いいねぇ、きらりは」
きらり「杏ちゃんは楽しくない?」
杏「疲れるしね」
きらり「そっかー……」
きらり「うんうん」
杏「もう仕事だから憂鬱なだけだし」
きらり「お仕事たのすぃーよー?」
杏「きらりはそうだろうけど、私は嫌なの」
きらり「にょ……」
杏「……そんなに楽しい?」
きらり「うん、とっても!」
杏「いいねぇ、きらりは」
きらり「杏ちゃんは楽しくない?」
杏「疲れるしね」
きらり「そっかー……」
4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/02(水) 16:23:04.98 ID:DzHQBTa40
きらり「……にょわっ! きらりひらめいちゃったー☆」
杏「ん、どうしたの?」
きらり「杏ちゃん、動くのいや?」
杏「まぁね、めんどくさいし」
きらり「だったら……にゅっ!」
杏「う、わわぁっ!?」
きらり「うぇへへへ……杏ちゃんかるーい☆」
杏「お、おぉ……お姫様スタイル……」
きらり「こうやってー、いっしょにお仕事に行けばへーきだにぃ?」
杏「……いや、嫌だっていうのはそういうのじゃなくてさ」
きらり「にょ?」
杏「……ま、いいや」
きらり「杏ちゃんおちつくぅー?」
杏「まぁまぁかな」
きらり「うぇへへ、そかそかー」
杏「ん、どうしたの?」
きらり「杏ちゃん、動くのいや?」
杏「まぁね、めんどくさいし」
きらり「だったら……にゅっ!」
杏「う、わわぁっ!?」
きらり「うぇへへへ……杏ちゃんかるーい☆」
杏「お、おぉ……お姫様スタイル……」
きらり「こうやってー、いっしょにお仕事に行けばへーきだにぃ?」
杏「……いや、嫌だっていうのはそういうのじゃなくてさ」
きらり「にょ?」
杏「……ま、いいや」
きらり「杏ちゃんおちつくぅー?」
杏「まぁまぁかな」
きらり「うぇへへ、そかそかー」
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/02(水) 16:30:53.93 ID:DzHQBTa40
杏「たださ、きらり?」
きらり「どしたー?」
杏「だっこはきらりの手が疲れるんじゃない?」
きらり「そ、そんなことないにぃー?」
杏「うそ。ぷるぷるしてるよ」
きらり「にょっ……」
杏「ばかだなぁ、いくら軽くても人だよ?」
きらり「でもきらりならだいじょぶかなって……」
杏「だいじょばないじゃん」
きらり「むぇー……」
杏「だから、一回おろして」
きらり「……りょーかいだにぃ」
きらり「どしたー?」
杏「だっこはきらりの手が疲れるんじゃない?」
きらり「そ、そんなことないにぃー?」
杏「うそ。ぷるぷるしてるよ」
きらり「にょっ……」
杏「ばかだなぁ、いくら軽くても人だよ?」
きらり「でもきらりならだいじょぶかなって……」
杏「だいじょばないじゃん」
きらり「むぇー……」
杏「だから、一回おろして」
きらり「……りょーかいだにぃ」
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/02(水) 16:42:05.48 ID:DzHQBTa40
杏「ふぃー、さてと」
きらり「杏ちゃん、どうするの?」
杏「背中」
きらり「おせなか?」
杏「おんぶしてよ」
きらり「……うん!」
杏「さ、しゃがんで」
きらり「りょーかい☆」
杏「……おぉー、なかなかだね」
きらり「うぇへへ、そーかな?」
杏「うん、ほめてつかわそう」
きらり「にゅふふふ……ほめられちゃった、うれしー!」
杏「よかったね」
きらり「うん!」
きらり「杏ちゃん、どうするの?」
杏「背中」
きらり「おせなか?」
杏「おんぶしてよ」
きらり「……うん!」
杏「さ、しゃがんで」
きらり「りょーかい☆」
杏「……おぉー、なかなかだね」
きらり「うぇへへ、そーかな?」
杏「うん、ほめてつかわそう」
きらり「にゅふふふ……ほめられちゃった、うれしー!」
杏「よかったね」
きらり「うん!」
10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/02(水) 16:53:43.12 ID:DzHQBTa40
杏「んー」
きらり「杏ちゃん、どーお?」
杏「うん、まぁ……これなら仕事にもいってあげなくもないかな」
きらり「そかそか、うぇへへへ」
杏「でも大丈夫?」
きらり「なにがー?」
杏「重くないの?」
きらり「杏ちゃんはかるーいにぃ?」
杏「はぁ……すごいねぇ」
きらり「きらりんパワーできゅんきゅんしちゃうの! そしたらもうむゃーってなって、元気いっぱいだにぃ?」
杏「謎パワーだねぇ」
きらり「きらりんパワーだよ?」
杏「だからそれが謎だって……」
きらり「?」
杏「ま、いっか」
きらり「杏ちゃん、どーお?」
杏「うん、まぁ……これなら仕事にもいってあげなくもないかな」
きらり「そかそか、うぇへへへ」
杏「でも大丈夫?」
きらり「なにがー?」
杏「重くないの?」
きらり「杏ちゃんはかるーいにぃ?」
杏「はぁ……すごいねぇ」
きらり「きらりんパワーできゅんきゅんしちゃうの! そしたらもうむゃーってなって、元気いっぱいだにぃ?」
杏「謎パワーだねぇ」
きらり「きらりんパワーだよ?」
杏「だからそれが謎だって……」
きらり「?」
杏「ま、いっか」
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/02(水) 17:04:15.16 ID:DzHQBTa40
きらり「いくにぃー☆」
杏「おー」
きらり「しゅっぱーつ!」
杏「……」
きらり「これでいっしょにおしごとできるもんねー☆」
杏「ん? 今日の現場って別じゃないの」
きらり「にょっ!?」
杏「……」
きらり「……にょゎ」
杏「ま、いいや。現場近くにおいてくれればいくよ」
きらり「ほんと!?」
杏「もう事務所でちゃったし、寒いしね」
きらり「きらりはあったかいにぃー」
杏「そうだね、きらりの背中はなかなかあったかいから」
きらり「杏ちゃんのお腹もあったかーい☆」
杏「おー」
きらり「しゅっぱーつ!」
杏「……」
きらり「これでいっしょにおしごとできるもんねー☆」
杏「ん? 今日の現場って別じゃないの」
きらり「にょっ!?」
杏「……」
きらり「……にょゎ」
杏「ま、いいや。現場近くにおいてくれればいくよ」
きらり「ほんと!?」
杏「もう事務所でちゃったし、寒いしね」
きらり「きらりはあったかいにぃー」
杏「そうだね、きらりの背中はなかなかあったかいから」
きらり「杏ちゃんのお腹もあったかーい☆」
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/02(水) 17:19:42.72 ID:DzHQBTa40
杏「じゃ、いってらっしゃい」
きらり「うん……杏ちゃんだいじょぶ?」
杏「んー、だるい」
きらり「やっぱりきらり、杏ちゃんのお仕事ついていったほうが……」
杏「いらないよ、きらりだって仕事でしょ」
きらり「そうだけど……」
杏「仕事は楽しいんじゃないの?」
きらり「うん、とっても!」
杏「じゃ、いかなきゃ。サボるのは杏に任せてよ」
きらり「でもでも、杏ちゃん……」
杏「あー。仕事終わったあととか寒そうだなぁ」
きらり「にょ?」
杏「……わかんない? 終わってから迎えに来てって言ってるんだけど」
きらり「……うん! お迎え任せて!」
杏「それじゃ、あとでね」
きらり「うん……杏ちゃんだいじょぶ?」
杏「んー、だるい」
きらり「やっぱりきらり、杏ちゃんのお仕事ついていったほうが……」
杏「いらないよ、きらりだって仕事でしょ」
きらり「そうだけど……」
杏「仕事は楽しいんじゃないの?」
きらり「うん、とっても!」
杏「じゃ、いかなきゃ。サボるのは杏に任せてよ」
きらり「でもでも、杏ちゃん……」
杏「あー。仕事終わったあととか寒そうだなぁ」
きらり「にょ?」
杏「……わかんない? 終わってから迎えに来てって言ってるんだけど」
きらり「……うん! お迎え任せて!」
杏「それじゃ、あとでね」
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/02(水) 17:25:05.29 ID:DzHQBTa40
――――
――
杏「あー、疲れた……」
きらり「杏ちゃーん!」
杏「あ、きらり。そっちはもう終わってたんだ」
きらり「うん! あのねあのね、監督さんもすごーいって褒めてくれたんだにぃー☆」
杏「そりゃよかった。やるじゃん」
きらり「やっぱりお仕事とーってもたのしーの! にゅふふー」
杏「……ま、こっちもそれなりかな」
きらり「杏ちゃんも楽しかったの?」
杏「だからそれなり、だよ」
きらり「そかそかー、ぎゅー」
杏「あぁ、もう……なに」
きらり「杏ちゃんも楽しかったみたいだからよかったーって思ったんだにぃー?」
杏「……ふーん、そう。楽しそうだったかな」
――
杏「あー、疲れた……」
きらり「杏ちゃーん!」
杏「あ、きらり。そっちはもう終わってたんだ」
きらり「うん! あのねあのね、監督さんもすごーいって褒めてくれたんだにぃー☆」
杏「そりゃよかった。やるじゃん」
きらり「やっぱりお仕事とーってもたのしーの! にゅふふー」
杏「……ま、こっちもそれなりかな」
きらり「杏ちゃんも楽しかったの?」
杏「だからそれなり、だよ」
きらり「そかそかー、ぎゅー」
杏「あぁ、もう……なに」
きらり「杏ちゃんも楽しかったみたいだからよかったーって思ったんだにぃー?」
杏「……ふーん、そう。楽しそうだったかな」
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/02(水) 17:29:46.85 ID:DzHQBTa40
杏「よっこらせ」
きらり「のりましたかー?」
杏「のりましたよー、っと」
きらり「ではでは、きらりん☆ちょーとっきゅーでご帰宅しちゃう? やっちゃうー?」
杏「んー、超特急ねぇ」
きらり「うん、いや?」
杏「嫌じゃないけど、それじゃきらりが疲れそうだからゆっくりでいいよ」
きらり「そーお?」
杏「そう」
きらり「じゃあおしとやかーに歩くね?」
杏「うん。ま、疲れたら言ってね」
きらり「よゆーだにぃ」
杏「すごいね、きらり」
きらり「うん、だーいすきなことしてると元気いっぱいだもん!」
杏「……ふーん、いいね」
きらり「のりましたかー?」
杏「のりましたよー、っと」
きらり「ではでは、きらりん☆ちょーとっきゅーでご帰宅しちゃう? やっちゃうー?」
杏「んー、超特急ねぇ」
きらり「うん、いや?」
杏「嫌じゃないけど、それじゃきらりが疲れそうだからゆっくりでいいよ」
きらり「そーお?」
杏「そう」
きらり「じゃあおしとやかーに歩くね?」
杏「うん。ま、疲れたら言ってね」
きらり「よゆーだにぃ」
杏「すごいね、きらり」
きらり「うん、だーいすきなことしてると元気いっぱいだもん!」
杏「……ふーん、いいね」
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/02(水) 17:35:37.27 ID:DzHQBTa40
杏「んー」
きらり「杏ちゃん、杏ちゃん」
杏「どうしたの?」
きらり「見て見て、お空!」
杏「空? ……あぁ、星が出てるね」
きらり「お月様がまんまるなの! きれー」
杏「あー、ホントだ」
きらり「なんだかふわふわすぅ……」
杏「って上ばっか見てたらあぶないって、前見て前」
きらり「にょ、ごめんにぃ」
杏「……」
きらり「杏ちゃん?」
杏「やっぱりいっかいおろして?」
きらり「う、うん? わかった」
きらり「杏ちゃん、杏ちゃん」
杏「どうしたの?」
きらり「見て見て、お空!」
杏「空? ……あぁ、星が出てるね」
きらり「お月様がまんまるなの! きれー」
杏「あー、ホントだ」
きらり「なんだかふわふわすぅ……」
杏「って上ばっか見てたらあぶないって、前見て前」
きらり「にょ、ごめんにぃ」
杏「……」
きらり「杏ちゃん?」
杏「やっぱりいっかいおろして?」
きらり「う、うん? わかった」
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/02(水) 17:39:43.44 ID:DzHQBTa40
杏「ふぅ……」
きらり「杏ちゃん、どうしたの……?」
杏「ちょっとゆっくりしようか」
きらり「う、うん。わかったにぃ」
杏「……」
きらり「……」
杏「……」
きらり「……にゅ」
杏「……」
きらり「……にょゎー」
杏「あぁ、別におしゃべりしてもいいよ?」
きらり「そ、そうなの?」
杏「うん、そう」
きらり「そうなんだー……」
杏「ちょっとね、乗りっぱなしも悪いかなって思ったのもあるし」
きらり「杏ちゃん、どうしたの……?」
杏「ちょっとゆっくりしようか」
きらり「う、うん。わかったにぃ」
杏「……」
きらり「……」
杏「……」
きらり「……にゅ」
杏「……」
きらり「……にょゎー」
杏「あぁ、別におしゃべりしてもいいよ?」
きらり「そ、そうなの?」
杏「うん、そう」
きらり「そうなんだー……」
杏「ちょっとね、乗りっぱなしも悪いかなって思ったのもあるし」
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/02(水) 17:45:33.72 ID:DzHQBTa40
きらり「きらりはぜんぜんへーきだにぃ?」
杏「そう、でもさ」
きらり「にょ?」
杏「……きらり、ちょっといい?」
きらり「う、うん」
杏「よっこらせー」
きらり「うきゃっ!?」
杏「どうしたのさ?」
きらり「杏ちゃんがきらりのおひざに……」
杏「いや?」
きらり「んーん! とってもうれしーけど、なんで?」
杏「なんとなく」
きらり「そかそかー……なんとなくー?」
杏「うん、なんとなく」
杏「そう、でもさ」
きらり「にょ?」
杏「……きらり、ちょっといい?」
きらり「う、うん」
杏「よっこらせー」
きらり「うきゃっ!?」
杏「どうしたのさ?」
きらり「杏ちゃんがきらりのおひざに……」
杏「いや?」
きらり「んーん! とってもうれしーけど、なんで?」
杏「なんとなく」
きらり「そかそかー……なんとなくー?」
杏「うん、なんとなく」
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/02(水) 17:48:25.82 ID:DzHQBTa40
きらり「……きゅー」
杏「……なに?」
きらり「杏ちゃんをぎゅーってしたくなったの」
杏「そう、それで?」
きらり「でも思いっきりするとびっくりしちゃうからちょっぴりにしたの」
杏「そっか」
きらり「うん、そうなの」
杏「……もうちょい強くてもいいよ」
きらり「……うん。ぎゅっ」
杏「あー、いい感じ」
きらり「杏ちゃんかぁーいいにぃ……」
杏「ありがと、知ってる」
きらり「うぇへへへ……」
杏「あー、あったかい」
杏「……なに?」
きらり「杏ちゃんをぎゅーってしたくなったの」
杏「そう、それで?」
きらり「でも思いっきりするとびっくりしちゃうからちょっぴりにしたの」
杏「そっか」
きらり「うん、そうなの」
杏「……もうちょい強くてもいいよ」
きらり「……うん。ぎゅっ」
杏「あー、いい感じ」
きらり「杏ちゃんかぁーいいにぃ……」
杏「ありがと、知ってる」
きらり「うぇへへへ……」
杏「あー、あったかい」
27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/02(水) 17:53:52.69 ID:DzHQBTa40
きらり「……ねぇねぇ杏ちゃん」
杏「ん、なに?」
きらり「……」
杏「きらりー?」
きらり「んーとね、えーっと……」
杏「……」
きらり「むぅ……むむむ」
杏「……」
きらり「やっぱり、なんでもない……」
杏「ふーん、そう」
きらり「うん……」
杏「……よっと」
きらり「にょ……杏ちゃん?」
杏「あー、きらりは座ったままでいいから」
きらり「にょわ……」
杏「ん、なに?」
きらり「……」
杏「きらりー?」
きらり「んーとね、えーっと……」
杏「……」
きらり「むぅ……むむむ」
杏「……」
きらり「やっぱり、なんでもない……」
杏「ふーん、そう」
きらり「うん……」
杏「……よっと」
きらり「にょ……杏ちゃん?」
杏「あー、きらりは座ったままでいいから」
きらり「にょわ……」
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/02(水) 17:56:26.15 ID:DzHQBTa40
杏「そんでもってよっこらせー」
きらり「にょにょっ」
杏「きらりの背中はあったかいなぁ」
きらり「杏ちゃん、もう帰るの?」
杏「んーん、もうちょいこのまま」
きらり「……にょ」
杏「背中があったかいとさ、結構寒さ感じないらしいよ」
きらり「そーなの?」
杏「いや、知らないんだけどね。えへへ」
きらり「むぇー、だまされちゃったにぃ……」
杏「でもまぁ、ほら。経験則ってやつだよ。たぶんあってる」
きらり「そーお?」
杏「うん、そう」
きらり「そかそか……うん」
杏「だからこのままでいいの」
きらり「にょにょっ」
杏「きらりの背中はあったかいなぁ」
きらり「杏ちゃん、もう帰るの?」
杏「んーん、もうちょいこのまま」
きらり「……にょ」
杏「背中があったかいとさ、結構寒さ感じないらしいよ」
きらり「そーなの?」
杏「いや、知らないんだけどね。えへへ」
きらり「むぇー、だまされちゃったにぃ……」
杏「でもまぁ、ほら。経験則ってやつだよ。たぶんあってる」
きらり「そーお?」
杏「うん、そう」
きらり「そかそか……うん」
杏「だからこのままでいいの」
29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/02(水) 18:01:31.76 ID:DzHQBTa40
杏「ま、きらりはえらいよ」
きらり「そーかな?」
杏「こんなにお仕事がんばって、杏の面倒まで見てさ」
きらり「めんどーじゃないよ? いっしょにいられるととってもうれすぃーってなってね、それで……」
杏「あー、そういうのじゃなくて……」
きらり「じゃあどういうの?」
杏「んーと……」
きらり「うんうん」
杏「……まぁいいや」
きらり「にょっ!?」
杏「細かいことは気にするなってことー」
きらり「こまかいことかなのかにぃ……?」
杏「杏にとっては些細なことさ」
きらり「杏ちゃんかっこいー!」
杏「まぁねー」
きらり「そーかな?」
杏「こんなにお仕事がんばって、杏の面倒まで見てさ」
きらり「めんどーじゃないよ? いっしょにいられるととってもうれすぃーってなってね、それで……」
杏「あー、そういうのじゃなくて……」
きらり「じゃあどういうの?」
杏「んーと……」
きらり「うんうん」
杏「……まぁいいや」
きらり「にょっ!?」
杏「細かいことは気にするなってことー」
きらり「こまかいことかなのかにぃ……?」
杏「杏にとっては些細なことさ」
きらり「杏ちゃんかっこいー!」
杏「まぁねー」
31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/02(水) 18:06:05.67 ID:DzHQBTa40
杏「おっと、それでさ」
きらり「にゅ? 杏ちゃんどした?」
杏「……きらりの背中って結構乗り心地いいんだよね」
きらり「そーなんだ……うぇへへ、うれしー」
杏「なんかね、こうやってるの割と嫌いじゃないよ」
きらり「きらりも杏ちゃんがお背中にいるとね、ふにふにしてあったかかくてしあわせだにぃ!」
杏「そっか」
きらり「うん!」
杏「……」
きらり「杏ちゃん?」
杏「きらりは今日の空が綺麗って言ったけどさ」
きらり「まんまるなおつきさま、とーってもきれーだにぃ?」
杏「ふふん、まだまだ甘いなぁ」
きらり「にょ?」
きらり「にゅ? 杏ちゃんどした?」
杏「……きらりの背中って結構乗り心地いいんだよね」
きらり「そーなんだ……うぇへへ、うれしー」
杏「なんかね、こうやってるの割と嫌いじゃないよ」
きらり「きらりも杏ちゃんがお背中にいるとね、ふにふにしてあったかかくてしあわせだにぃ!」
杏「そっか」
きらり「うん!」
杏「……」
きらり「杏ちゃん?」
杏「きらりは今日の空が綺麗って言ったけどさ」
きらり「まんまるなおつきさま、とーってもきれーだにぃ?」
杏「ふふん、まだまだ甘いなぁ」
きらり「にょ?」
32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/02(水) 18:09:50.06 ID:DzHQBTa40
杏「杏の地元なんてもうこんなものじゃないよ。空を見上げたら星がいっぱいなんだから」
きらり「そーなの!?」
杏「そうだとも。どうだー、すごいだろう」
きらり「うん! すっごーい!」
杏「だからさ」
きらり「にょ?」
杏「……今度、星でも見に行ってみる?」
きらり「お星さま、見に?」
杏「……きらり、星見るの好きみたいだから」
きらり「いいの?」
杏「文句でもあるの?」
きらり「んーん! とってもうれすぃ!」
杏「ならいいでしょ」
きらり「……うん!」
きらり「そーなの!?」
杏「そうだとも。どうだー、すごいだろう」
きらり「うん! すっごーい!」
杏「だからさ」
きらり「にょ?」
杏「……今度、星でも見に行ってみる?」
きらり「お星さま、見に?」
杏「……きらり、星見るの好きみたいだから」
きらり「いいの?」
杏「文句でもあるの?」
きらり「んーん! とってもうれすぃ!」
杏「ならいいでしょ」
きらり「……うん!」
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/02(水) 18:14:10.25 ID:DzHQBTa40
杏「ふぃー……」
きらり「杏ちゃんだいじょぶ? おねむ?」
杏「仕事はやっぱり疲れるからね」
きらり「……おつかれさま」
杏「きらりもおつかれ」
きらり「きらりは元気いっぱいだにぃー」
杏「はいはい」
きらり「にゅ……」
杏「どうだー、撫でまわされる気分は」
きらり「なんか……むずむずすぅ……」
杏「いつもやられてるからおかえしだー。それそれ」
きらり「ゃーん! 杏ちゃんのえっちー」
杏「いつもやってるきらりもえっちだなー」
きらり「うきゃっ!?」
杏「だから遠慮なくまだまだやるぜー、おらおらー」
きらり「杏ちゃんだいじょぶ? おねむ?」
杏「仕事はやっぱり疲れるからね」
きらり「……おつかれさま」
杏「きらりもおつかれ」
きらり「きらりは元気いっぱいだにぃー」
杏「はいはい」
きらり「にゅ……」
杏「どうだー、撫でまわされる気分は」
きらり「なんか……むずむずすぅ……」
杏「いつもやられてるからおかえしだー。それそれ」
きらり「ゃーん! 杏ちゃんのえっちー」
杏「いつもやってるきらりもえっちだなー」
きらり「うきゃっ!?」
杏「だから遠慮なくまだまだやるぜー、おらおらー」
36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/02(水) 18:19:56.83 ID:DzHQBTa40
きらり「にょ……もうおよめさんにいけなくなっちゃったにぃ……」
杏「そりゃ大変だなー」
きらり「もー、杏ちゃんつめたーい!」
杏「ふゎぁ……ん。あったかいよ? ほら」
きらり「にょっ! お、おみみがー」
杏「おー、きらりのほっぺ冷たい」
きらり「杏ちゃんのおててあったかい……」
杏「きらり、ぼちぼち帰ろうか。あっためてあげるから」
きらり「うん!」
杏「そりゃ大変だなー」
きらり「もー、杏ちゃんつめたーい!」
杏「ふゎぁ……ん。あったかいよ? ほら」
きらり「にょっ! お、おみみがー」
杏「おー、きらりのほっぺ冷たい」
きらり「杏ちゃんのおててあったかい……」
杏「きらり、ぼちぼち帰ろうか。あっためてあげるから」
きらり「うん!」
40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/02(水) 18:23:41.65 ID:DzHQBTa40
きらり「杏ちゃん、杏ちゃん!」
杏「どうしたの?」
きらり「……なんでもなーい☆」
杏「ふーん、そう……なら」
きらり「にょ?」
杏「こうしてやるー」
きらり「ぁっ! ゃー! 杏ちゃんのえっちー!」
杏「へっへっへ、いいカラダしてんなー」
きらり「やめてー! んもー!」
杏「はいやめた」
きらり「も、もう……ほんとにお嫁さんになれなくなっちゃうにぃ……」
杏「その時は杏がもらってあげよう」
きらり「ほんと!?」
杏「……あ、家事と稼ぎはきらりに任せるね」
きらり「うん!」
杏「どうしたの?」
きらり「……なんでもなーい☆」
杏「ふーん、そう……なら」
きらり「にょ?」
杏「こうしてやるー」
きらり「ぁっ! ゃー! 杏ちゃんのえっちー!」
杏「へっへっへ、いいカラダしてんなー」
きらり「やめてー! んもー!」
杏「はいやめた」
きらり「も、もう……ほんとにお嫁さんになれなくなっちゃうにぃ……」
杏「その時は杏がもらってあげよう」
きらり「ほんと!?」
杏「……あ、家事と稼ぎはきらりに任せるね」
きらり「うん!」
41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/02(水) 18:28:24.52 ID:DzHQBTa40
きらり「お嫁さんなんてこまっちゃーう☆ もー!」
杏「……ノリノリだねぇ」
きらり「だって杏ちゃんが好きって言ってくれたってことだもん! きらり、とーってもハピハピすぅー!」
杏「あぁ、なるほど」
きらり「んふふふー」
杏「……きらり」
きらり「にょ? どしたー?」
杏「いつもありがとう。結構好きだよ」
きらり「そっかー」
きらり「……」
きらり「にょわっ!?」
杏「どうしたの?」
きらり「杏ちゃんが、きらりのことすきーって!」
杏「あー。めんどくさいから言わなかったけどさ、割とね」
きらり「……にょっわー! うっれしー! ハピハピすぅ!」
杏「……ノリノリだねぇ」
きらり「だって杏ちゃんが好きって言ってくれたってことだもん! きらり、とーってもハピハピすぅー!」
杏「あぁ、なるほど」
きらり「んふふふー」
杏「……きらり」
きらり「にょ? どしたー?」
杏「いつもありがとう。結構好きだよ」
きらり「そっかー」
きらり「……」
きらり「にょわっ!?」
杏「どうしたの?」
きらり「杏ちゃんが、きらりのことすきーって!」
杏「あー。めんどくさいから言わなかったけどさ、割とね」
きらり「……にょっわー! うっれしー! ハピハピすぅ!」
43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/02(水) 18:35:21.42 ID:DzHQBTa40
杏「ま、初めてあったころは変な奴だなって思ったけどさ」
きらり「そーかな?」
杏「そうだよ。迷惑で、嫌な奴だと思った」
きらり「にょ……」
杏「でも。まぁ……ひっぱりまわされたけどさ」
きらり「……」
杏「裏表のない、悪くないやつだなって思うようになったし」
きらり「……うん」
杏「だからまぁ、割と好きだよ。きらりのことも、きらりの背中も」
きらり「きらりのお背中?」
杏「なんとなく、乗ってるとどこまでもいける気がするんだよね」
きらり「杏ちゃんのお願いなら、きらりどこまでもいっちゃうにぃ?」
杏「たとえ話だってば」
きらり「そーかな?」
杏「そうだよ。迷惑で、嫌な奴だと思った」
きらり「にょ……」
杏「でも。まぁ……ひっぱりまわされたけどさ」
きらり「……」
杏「裏表のない、悪くないやつだなって思うようになったし」
きらり「……うん」
杏「だからまぁ、割と好きだよ。きらりのことも、きらりの背中も」
きらり「きらりのお背中?」
杏「なんとなく、乗ってるとどこまでもいける気がするんだよね」
きらり「杏ちゃんのお願いなら、きらりどこまでもいっちゃうにぃ?」
杏「たとえ話だってば」
44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/02(水) 18:39:17.02 ID:DzHQBTa40
きらり「ねぇねぇ杏ちゃん?」
杏「ん?」
きらり「きらりもね、杏ちゃんのことだーい好き!」
杏「知ってる」
きらり「うぇへへへ……」
杏「……」
きらり「杏ちゃん?」
杏「そういえば、言ってなかったかなって」
きらり「なにをー?」
杏「きらり、今年もよろしくね」
きらり「……うん! 杏ちゃんも!」
杏「あー。適度にね」
きらり「うん! いっぱいいっぱい、お仕事してー、一緒にハピハピすぅー!」
杏「ん?」
きらり「きらりもね、杏ちゃんのことだーい好き!」
杏「知ってる」
きらり「うぇへへへ……」
杏「……」
きらり「杏ちゃん?」
杏「そういえば、言ってなかったかなって」
きらり「なにをー?」
杏「きらり、今年もよろしくね」
きらり「……うん! 杏ちゃんも!」
杏「あー。適度にね」
きらり「うん! いっぱいいっぱい、お仕事してー、一緒にハピハピすぅー!」
45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/02(水) 18:42:59.66 ID:DzHQBTa40
杏「仕事かぁ……」
きらり「いやー?」
杏「気は進まないねー」
きらり「そっかー……」
杏「ま、適度にやるよ。適度に」
きらり「てきどってどれぐらい?」
杏「……きらりが杏の家に来る頻度ぐらい」
きらり「……」
杏「……なんてね?」
きらり「……にゅふふふ」
杏「えへへ」
きらり「いやー?」
杏「気は進まないねー」
きらり「そっかー……」
杏「ま、適度にやるよ。適度に」
きらり「てきどってどれぐらい?」
杏「……きらりが杏の家に来る頻度ぐらい」
きらり「……」
杏「……なんてね?」
きらり「……にゅふふふ」
杏「えへへ」
49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/02(水) 18:47:16.24 ID:DzHQBTa40
杏「さ、今日は終わったんだ。帰るぞー」
きらり「おー!」
杏「杏はきらりをあっためるのに全力を尽くすよ」
きらり「杏ちゃんにぎゅーってしてもらったらきらりんパワーもふるまっくすだにぃ!」
杏「よーし、きらり……」
きらり「うん!」
杏「……」
きらり「杏ちゃん?」
杏「やっぱり、背中もいいけど歩こうかな」
きらり「え?」
杏「ほら、背中だとさ」
杏「……きらりの顔、見えないから」
おわり
きらり「おー!」
杏「杏はきらりをあっためるのに全力を尽くすよ」
きらり「杏ちゃんにぎゅーってしてもらったらきらりんパワーもふるまっくすだにぃ!」
杏「よーし、きらり……」
きらり「うん!」
杏「……」
きらり「杏ちゃん?」
杏「やっぱり、背中もいいけど歩こうかな」
きらり「え?」
杏「ほら、背中だとさ」
杏「……きらりの顔、見えないから」
おわり
引用元: ・杏「きらりにのって」
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