1: ◆Vysj.4B9aySt 21/12/04(土)23:36:23 ID:gxxN
パンパパーン

あさひ「冬優子ちゃん、お誕生日おめでとっす!」

「あ、誕生日プレゼントの蛸の形に剥いたみかんの皮っすよ」

冬優子「……いらないわよ、そんなの」

愛依「うちは高級そうなお酒だよ」ソッポムキ

冬優子「まぁ、まともなプレゼントよね」

「で、なんでそっぽ向いてんのかしら?」





愛依「こ、今年で何歳になったか確認してないじゃん?」

あさひ「あぁ、わかるっす!デビューして三年は経過したのに、まだ私は中学生っすから」

冬優子「やめなさい」

4: ◆Vysj.4B9aySt 21/12/04(土)23:45:45 ID:gxxN
P「で、何を……」

冬優子「えっと……これだったわよね」ガサゴソ

P「話を……って、何だ?そのでっかい段ボール箱は?!」

冬優子「ふふーん」



バリバリビリビリメリメリ

P「それは……?」

冬優子「ふふーん」



「コーヒーポットよ」



「多分世界で一番複雑のね」

5: ◆Vysj.4B9aySt 21/12/04(土)23:49:37 ID:gxxN
P「しかし……?」

冬優子「わからないのなら教えてあげるわ。これでどっかのコーヒーキチガイさんへ、毎日ふゆがコーヒーを容れてあげるっていうのよ」

P「お、おぅ……」

6: ◆Vysj.4B9aySt 21/12/04(土)23:52:36 ID:gxxN
ポーッ

シュゴシュゴ

ガタンガタン



P「……蒸気機関車?」

冬優子「うっさいわね。ビックワンの主砲を喰わせるわよ」

7: ◆Vysj.4B9aySt 21/12/04(土)23:54:59 ID:gxxN
コポコポッ

冬優子「はい、どうぞ」カチャ

P「あ、ありがとう……いただきます」

ズッ

ズズッ

「んっ?!」



「これが……今ので作ったコーヒーだと?」

冬優子「で……どうなのよ?感想は?」

8: ◆Vysj.4B9aySt 21/12/04(土)23:55:50 ID:gxxN
P「うーまーいーぞー!」

冬優子「古っ」



「でも……ありがとう……」

9: ◆Vysj.4B9aySt 21/12/04(土)23:58:52 ID:gxxN
P「でも何でまたコーヒーなんだ?」

冬優子「……ラビットハウスって喫茶店で、ある女の子に占って貰ったのよ」



~~~~~~~~~~~~ポヤポヤ

?(cv水瀬いのり)「今日、一番好きな人にコーヒーを飲ませると今後の人生に転機が訪れるみたいですね」

冬優子「えっ……す、好きな人って……(///)」

10: ◆Vysj.4B9aySt 21/12/05(日)00:01:30 ID:9Vj3
~~~~~~~~~~~~

冬優子「で……好きな人ってのが……」スッ





chu!



「……どうして……いつからこんな気持ちになったのかは、ふゆもわからないけど」

「ふゆの日常を変えた責任は取ってもらわないとね」

P「冬優子……俺は……」

11: 名無しさん@おーぷん 21/12/05(日)00:02:25 ID:9Vj3










冬優子「うるさい」

「アンタはここで……」

スッ

パサッ

「ふゆと……イクのよ」

12: 名無しさん@おーぷん 21/12/05(日)00:05:44 ID:9Vj3


■□■□■□■□■□■□■□
HAPPY BIRTHDAY MAYUZUMI HUYUKO
□■□■□■□■□■□■□■

お誕生日おめでとう

’iiiiii
'[━━━]
[========]

引用元: 【シャニマス】最高のプレゼントはふゆが決めるわ