1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/02(水) 23:57:28.22 ID:LLDskkge0
杏「やっぱり事務所にコタツ持ってきて良かったよ……」
杏「温かいね……」
杏「テレビもあるし、ゲームは持ってきたし……」
杏「…………」
ゲームに夢中な杏。
小一時間ほど進めると、一段落付いたのかコントローラーを床に置く。
杏「ふぅ……とりあえずこんなところかな。素材も集まったし、休憩しよう」
杏「お腹減ったな……この辺りに……あれ?」
コントローラーとは反対側の床。そこに置かれたコンビニの袋の中を探る杏。
2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/02(水) 23:59:36.07 ID:LLDskkge0
杏「あれ? カップ麺がここに……あれ?」
杏「ない? あれ? どこ?」
杏「……一緒に買ったお菓子はあるのに?」
杏「おーい」
杏は対面にいるはずのもう一人に呼び掛ける。
杏「起きてる? 起きて。起きて、きらり」
きらり「zzz」
杏「きーらーりー?」
きらり「zzz」
杏「きらり、起きてよ」
きらり「……にょ」
杏「きーらーりー」
杏「ない? あれ? どこ?」
杏「……一緒に買ったお菓子はあるのに?」
杏「おーい」
杏は対面にいるはずのもう一人に呼び掛ける。
杏「起きてる? 起きて。起きて、きらり」
きらり「zzz」
杏「きーらーりー?」
きらり「zzz」
杏「きらり、起きてよ」
きらり「……にょ」
杏「きーらーりー」
3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/03(木) 00:01:39.40 ID:3jdUrUPE0
きらり「にょわ……ん……ん? おひゃーよー☆ 杏ちゃん」
杏「目覚めた?」
きらり「ばっちしお目覚めにょ。杏ちゃん、おっひゃー☆」
杏「うん、おはよう」
きらり「zzz」
杏「いや、起きてよ」
きらり「?」
杏「ちょっと聞きたいんだけど」
きらり「?」
杏「きらり、カップ麺持っていった?」
きらり「きらりは知らにゃあね。杏ちゃん、カップ麺ないない?」
杏「目覚めた?」
きらり「ばっちしお目覚めにょ。杏ちゃん、おっひゃー☆」
杏「うん、おはよう」
きらり「zzz」
杏「いや、起きてよ」
きらり「?」
杏「ちょっと聞きたいんだけど」
きらり「?」
杏「きらり、カップ麺持っていった?」
きらり「きらりは知らにゃあね。杏ちゃん、カップ麺ないない?」
5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/03(木) 00:03:42.34 ID:3jdUrUPE0
杏「この中にあったはずなんだけどね」
きらり「ラーメン盗難不思議事件だにぃ」
杏「重罪だよ。これは」
きらり「犯人さん、捕まえゆ?」
杏「当然。しかるべき報いを喰らわせねばならないよ」
そこへ第三の声。
???「あ、いたいた」
杏「ん?」
きらり「にょわ?」
???「やっぱりここだったッスね」
きらり「ラーメン盗難不思議事件だにぃ」
杏「重罪だよ。これは」
きらり「犯人さん、捕まえゆ?」
杏「当然。しかるべき報いを喰らわせねばならないよ」
そこへ第三の声。
???「あ、いたいた」
杏「ん?」
きらり「にょわ?」
???「やっぱりここだったッスね」
6: >>4 貯めてるよ 2013/01/03(木) 00:05:43.73 ID:3jdUrUPE0
杏「比奈さん?」
荒木比奈であった。
きらり「比奈ちゃんおっすおっす」
比奈「はいはい、おッスおッス」
そそくさとコタツに入る比奈。
比奈「外は寒いよ、くぁー、コタツはいいッスねぇ」
比奈「こっちにいるって聞いたからさ、はいこれ」
差し出すコンビニ袋の中身はカップ麺と飴。
そしてアイスクリーム。
杏「おおー」
荒木比奈であった。
きらり「比奈ちゃんおっすおっす」
比奈「はいはい、おッスおッス」
そそくさとコタツに入る比奈。
比奈「外は寒いよ、くぁー、コタツはいいッスねぇ」
比奈「こっちにいるって聞いたからさ、はいこれ」
差し出すコンビニ袋の中身はカップ麺と飴。
そしてアイスクリーム。
杏「おおー」
8: >>7 屋上 2013/01/03(木) 00:07:46.06 ID:3jdUrUPE0
きらり「きゃう、比奈ちゃん大好きぃ☆ アイスでハピパピきゅんすぅ、早速食べゆ?」
杏「や、ここはとりあえずカップ麺で」
きらり「お湯湧かすにぃ」
比奈「あ、四人分よろしく~」
杏「四人?」
比奈「もう一人来るよ、さっき外で偶然会ってさ」
きらり「おっすおっす」
比奈「おッスおッス」
杏「なにそれ」
比奈「何が?」
杏「や、ここはとりあえずカップ麺で」
きらり「お湯湧かすにぃ」
比奈「あ、四人分よろしく~」
杏「四人?」
比奈「もう一人来るよ、さっき外で偶然会ってさ」
きらり「おっすおっす」
比奈「おッスおッス」
杏「なにそれ」
比奈「何が?」
10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/03(木) 00:09:51.93 ID:3jdUrUPE0
杏「おっすおっす」
比奈「おッスおッス?」
杏「それ」
比奈「なに杏ちゃん、どうしたの、突然」
杏「比奈さんって、きらりと仲良かったっけ?」
比奈「いや、別に、普通かな」
杏「……そういえばきらりはそんな奴だった……」
比奈「嫉妬乙、由里子が喜ぶッスよ。もうすぐ来るけど」
杏「あー、一応私もきらりも女性だから……由里子さんが来るのか」
比奈「あの子、最近百合もイケるようになったっぽい」
杏「マジで?!」
比奈「おッスおッス?」
杏「それ」
比奈「なに杏ちゃん、どうしたの、突然」
杏「比奈さんって、きらりと仲良かったっけ?」
比奈「いや、別に、普通かな」
杏「……そういえばきらりはそんな奴だった……」
比奈「嫉妬乙、由里子が喜ぶッスよ。もうすぐ来るけど」
杏「あー、一応私もきらりも女性だから……由里子さんが来るのか」
比奈「あの子、最近百合もイケるようになったっぽい」
杏「マジで?!」
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/03(木) 00:11:58.55 ID:3jdUrUPE0
比奈「この前ね、熱い目で見てたッスよ」
杏「誰を」
比奈「765さんとこの、やよいおり」
杏「おおお……」
謎の感動にうち震える杏にかけられる、第四の声。
由里子「こら、人の属性を勝手に変えるな」
比奈「あ、来たッスか」
由里子「いや、あんたが呼んだんでしょ」
比奈「記憶はある」
由里子「私は百合に目覚めてないし、そもそも生ものに手を出すつもりはないの」
杏「誰を」
比奈「765さんとこの、やよいおり」
杏「おおお……」
謎の感動にうち震える杏にかけられる、第四の声。
由里子「こら、人の属性を勝手に変えるな」
比奈「あ、来たッスか」
由里子「いや、あんたが呼んだんでしょ」
比奈「記憶はある」
由里子「私は百合に目覚めてないし、そもそも生ものに手を出すつもりはないの」
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/03(木) 00:14:08.21 ID:3jdUrUPE0
比奈「じゃあアレは何? まさか純粋にアイドルとしての興味だと?」
由里子「甘い甘い」
比奈「?」
由里子「男体化、という裏技が」
比奈「ごめん、ほんとごめん」
由里子「実の兄弟とも争う財閥の若き美青年と、逆境に負けない明るい少年。青年の心の癒しとなる少年……クルわよね」
比奈「マジすんませんでした、カンベンしてください」
由里子「精進しなさい」
比奈「いや、ちょっとそっち方面は……」
きらり「比奈ちゃん、お湯が……由里子ちゃん、おっひゃー☆」
由里子「甘い甘い」
比奈「?」
由里子「男体化、という裏技が」
比奈「ごめん、ほんとごめん」
由里子「実の兄弟とも争う財閥の若き美青年と、逆境に負けない明るい少年。青年の心の癒しとなる少年……クルわよね」
比奈「マジすんませんでした、カンベンしてください」
由里子「精進しなさい」
比奈「いや、ちょっとそっち方面は……」
きらり「比奈ちゃん、お湯が……由里子ちゃん、おっひゃー☆」
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/03(木) 00:16:10.73 ID:3jdUrUPE0
由里子「おっはー。ってそんな時間だっけ?」
きらり「おっすおっす」
由里子「うん、おはよー」
きらり「うきゃー、それでカップ麺四人分、さっすが比奈ちゃんばっちしだにぃ」
割り箸が四膳と、ポットが一つ。そしてコンビニ袋を真ん中に。
比奈「ほらほら、好きなの選んで」
杏「んー、カップヌー○ルカレー味」
きらり「どんべぇちゃーん」
比奈「じゃ、アタシは焼きそばッス」
由里子「味噌ラーメン」
きらり「おっすおっす」
由里子「うん、おはよー」
きらり「うきゃー、それでカップ麺四人分、さっすが比奈ちゃんばっちしだにぃ」
割り箸が四膳と、ポットが一つ。そしてコンビニ袋を真ん中に。
比奈「ほらほら、好きなの選んで」
杏「んー、カップヌー○ルカレー味」
きらり「どんべぇちゃーん」
比奈「じゃ、アタシは焼きそばッス」
由里子「味噌ラーメン」
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/03(木) 00:18:12.77 ID:3jdUrUPE0
きらり「お湯があっつあっつで危ないよー」
……三分後
杏「ちゅるちゅる」
きらり「ちゅるりちゅるり」
比奈「はぐはぐ」
由里子「ずずっずっ」
杏「ねえねえ、きらり」
きらり「にょ?」
杏「牛乳あったっけ?」
きらり「あい。温かい牛乳だにぃ」
……三分後
杏「ちゅるちゅる」
きらり「ちゅるりちゅるり」
比奈「はぐはぐ」
由里子「ずずっずっ」
杏「ねえねえ、きらり」
きらり「にょ?」
杏「牛乳あったっけ?」
きらり「あい。温かい牛乳だにぃ」
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/03(木) 00:20:30.90 ID:3jdUrUPE0
杏「さすがきらり、見事だよ。……これを食べ終わったカレーヌードルの汁に入れて」
比奈「アタシはそれあんまり好きじゃないね」
由里子「カップリングと一緒で人それぞれ、否定しちゃ駄目だよ、比奈ちゃん」
比奈「何か良いこと言ってるんだけど、例えかたが駄目駄目だ!」
きらり「カップリングってなぁに?」
比奈「……ほら、食いついてきた、由里子の責任で教えるッスよ? ただし、あとからPさんに怒られないようにね」
由里子「えっと……ここに。Pさんがいると仮定してね?」
きらり「ふみゅふみゅ、Pちゃんおっすおっす」
由里子「それで、向こうには765Pさんが」
きらり「ナムPちゃん、おっすおっす」
比奈「アタシはそれあんまり好きじゃないね」
由里子「カップリングと一緒で人それぞれ、否定しちゃ駄目だよ、比奈ちゃん」
比奈「何か良いこと言ってるんだけど、例えかたが駄目駄目だ!」
きらり「カップリングってなぁに?」
比奈「……ほら、食いついてきた、由里子の責任で教えるッスよ? ただし、あとからPさんに怒られないようにね」
由里子「えっと……ここに。Pさんがいると仮定してね?」
きらり「ふみゅふみゅ、Pちゃんおっすおっす」
由里子「それで、向こうには765Pさんが」
きらり「ナムPちゃん、おっすおっす」
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/03(木) 00:23:01.53 ID:3jdUrUPE0
由里子「二人はライバルな訳よ」
きらり「……」
由里子「それで、互いにライバル意識を燃やして要るんだけど、相手の力量は認めている訳ね」
杏「こっちのPのほうが凄いと思うけどなぁ」
きらり「きらりもそう思うにぃ」
由里子「ある日ふと、気付くのよ。自分の相手への思いに」
比奈「よしわかった、そこまでだ」
由里子「えー、ここからが話の肝でしょ」
比奈「うん、私が悪かった。ていうか、あんた生もの駄目じゃなかったっけ?」
由里子「……というかね、思ったのよ。ここに来てから」
きらり「……」
由里子「それで、互いにライバル意識を燃やして要るんだけど、相手の力量は認めている訳ね」
杏「こっちのPのほうが凄いと思うけどなぁ」
きらり「きらりもそう思うにぃ」
由里子「ある日ふと、気付くのよ。自分の相手への思いに」
比奈「よしわかった、そこまでだ」
由里子「えー、ここからが話の肝でしょ」
比奈「うん、私が悪かった。ていうか、あんた生もの駄目じゃなかったっけ?」
由里子「……というかね、思ったのよ。ここに来てから」
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/03(木) 00:25:02.40 ID:3jdUrUPE0
比奈「何を」
由里子「可愛い子ばっかりじゃない」
比奈「まあ、アイドル事務所ッスからねぇ……」
由里子「勿体ないでしょ。資源の無駄よ。萌える資源は大切にしないと」
比奈「目覚めたんスか」
由里子「目覚めたのよ。男体化に」
比奈「よし、黙れ」
杏「ねえ、きらり」
きらり「なぁにぃ?」
杏「由里子さんには近づかないほうがいいと思うよ」
由里子「可愛い子ばっかりじゃない」
比奈「まあ、アイドル事務所ッスからねぇ……」
由里子「勿体ないでしょ。資源の無駄よ。萌える資源は大切にしないと」
比奈「目覚めたんスか」
由里子「目覚めたのよ。男体化に」
比奈「よし、黙れ」
杏「ねえ、きらり」
きらり「なぁにぃ?」
杏「由里子さんには近づかないほうがいいと思うよ」
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/03(木) 00:27:04.01 ID:3jdUrUPE0
きらり「了解だにぃ」
比奈「アタシもそう思う」
由里子「腐女子は迫害には強いよ?」
由里子「それより比奈ちゃん、とっとと用件始めたら? きらりと杏しかいないって、タイミングバッチリでしょ」
杏「なんか狙われてる?」
きらり「杏ちゃんはきらりんぱわーでばっちし護りゅ?」
杏「疑問系?!」
きらり「ばっちしばっちし」
杏「信用してるよ、きらり」
きらり「大船に乗ったつもりで安心するにぃ」
比奈「アタシもそう思う」
由里子「腐女子は迫害には強いよ?」
由里子「それより比奈ちゃん、とっとと用件始めたら? きらりと杏しかいないって、タイミングバッチリでしょ」
杏「なんか狙われてる?」
きらり「杏ちゃんはきらりんぱわーでばっちし護りゅ?」
杏「疑問系?!」
きらり「ばっちしばっちし」
杏「信用してるよ、きらり」
きらり「大船に乗ったつもりで安心するにぃ」
20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/03(木) 00:29:06.51 ID:3jdUrUPE0
由里子「……あんきらはいいよね……」
比奈「そこの駄目な子、鼻血出すなよ」
由里子「……765の事務員さんじゃあるまいし」
比奈「マジか」
由里子「あの人時々、お店で会うのよね」
比奈「お店って」
由里子「まあ色々と」
比奈「……ま、いっか」
比奈「二人にお願いがあるんスけど」
杏「嫌だ」
比奈「そこの駄目な子、鼻血出すなよ」
由里子「……765の事務員さんじゃあるまいし」
比奈「マジか」
由里子「あの人時々、お店で会うのよね」
比奈「お店って」
由里子「まあ色々と」
比奈「……ま、いっか」
比奈「二人にお願いがあるんスけど」
杏「嫌だ」
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/03(木) 00:31:08.43 ID:3jdUrUPE0
杏、即答。
比奈「まだ何も言ってないッスよ?」
杏「めんどくさいのは嫌」
比奈「だからまだ何も……」
杏「オフの日に事務所まで来て、その上カップ麺と飴とアイスまで差し入れして、これでめんどくさくないわけがないよ」
その差し入れをさっさと食べた人間の台詞ではない。
由里子「単に、二人の絡みが見たいだけなんだけど」
きらり「にょわーーーーー☆」
真っ赤になって全身で嫌々ポーズのきらり。
きらり「比奈ちゃんも由里子ちゃんもxxxだにぃ!! きらりと杏ちゃんに何させる気だにぃ!!」
比奈「まだ何も言ってないッスよ?」
杏「めんどくさいのは嫌」
比奈「だからまだ何も……」
杏「オフの日に事務所まで来て、その上カップ麺と飴とアイスまで差し入れして、これでめんどくさくないわけがないよ」
その差し入れをさっさと食べた人間の台詞ではない。
由里子「単に、二人の絡みが見たいだけなんだけど」
きらり「にょわーーーーー☆」
真っ赤になって全身で嫌々ポーズのきらり。
きらり「比奈ちゃんも由里子ちゃんもxxxだにぃ!! きらりと杏ちゃんに何させる気だにぃ!!」
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/03(木) 00:33:17.05 ID:3jdUrUPE0
比奈のツッコミ(物理)が由里子の脳天に一撃。
比奈「アンタ黙ってろ!!」
由里子「痛い。痛いじぇ……」
比奈「あのね、きらり、杏。勘違いしないでよ。要はモデルになって。てだけの話だからね」
由里子「身長差カップリングっていいよね。寡黙な大男と天真爛漫ちびっ子……うへへ」
比奈「お願いですから黙ってください」
きらり「ううう……由里子ちゃんから邪悪な気配を感じゆぅ……」
杏「きらりが怯えてるよ」
きらり「怖いにぃ」
杏「大丈夫だよ、きらり。あと、あれは怖いんじゃなくて気持ち悪いんだよ」
比奈「アンタ黙ってろ!!」
由里子「痛い。痛いじぇ……」
比奈「あのね、きらり、杏。勘違いしないでよ。要はモデルになって。てだけの話だからね」
由里子「身長差カップリングっていいよね。寡黙な大男と天真爛漫ちびっ子……うへへ」
比奈「お願いですから黙ってください」
きらり「ううう……由里子ちゃんから邪悪な気配を感じゆぅ……」
杏「きらりが怯えてるよ」
きらり「怖いにぃ」
杏「大丈夫だよ、きらり。あと、あれは怖いんじゃなくて気持ち悪いんだよ」
23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/03(木) 00:35:16.73 ID:3jdUrUPE0
由里子「酷いなぁ、杏ちゃん」
比奈「杏ちゃんに一票」
由里子「裏切り?」
比奈「少なくとも妄想をパンピー相手にひけらかす仲間になった覚えはないッス。自重して」
由里子「はい」
比奈「あのね、あんまり怯えないで。少なくとも私にそう言うつもりはないし、普通にまともなモデルになって欲しいだけだから」
きらり「……」
杏「しょーがないなぁ。わかったよ、比奈さんは信用するよ。飴くれたし」
由里子「ポイントはそこなの?」
きらり「わかったにぃ。杏ちゃんに従う」
比奈「杏ちゃんに一票」
由里子「裏切り?」
比奈「少なくとも妄想をパンピー相手にひけらかす仲間になった覚えはないッス。自重して」
由里子「はい」
比奈「あのね、あんまり怯えないで。少なくとも私にそう言うつもりはないし、普通にまともなモデルになって欲しいだけだから」
きらり「……」
杏「しょーがないなぁ。わかったよ、比奈さんは信用するよ。飴くれたし」
由里子「ポイントはそこなの?」
きらり「わかったにぃ。杏ちゃんに従う」
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/03(木) 00:37:45.28 ID:3jdUrUPE0
杏「それで、何のモデル?」
比奈「とりあえず、抱き合ってくれる?」
きらり「うきゃーーーっ!!」
杏「帰れ! 二人とも帰れ! よくも騙したなっ!! 行けっ! きらりっ!」
きらり「にょわっ!」
比奈「勘違いするなぁっ!!」
由里子「げふっ!! やめて、きらりんぱわー(物理)はやめてっ!!!」
比奈「別に貴方達の絡みが目的じゃないのよ、アタシは」
比奈「とりあえず、抱き合ってくれる?」
きらり「うきゃーーーっ!!」
杏「帰れ! 二人とも帰れ! よくも騙したなっ!! 行けっ! きらりっ!」
きらり「にょわっ!」
比奈「勘違いするなぁっ!!」
由里子「げふっ!! やめて、きらりんぱわー(物理)はやめてっ!!!」
比奈「別に貴方達の絡みが目的じゃないのよ、アタシは」
26: >>24 状況設定は前書いたモノの続きですが、話は独立してます 2013/01/03(木) 00:39:50.31 ID:3jdUrUPE0
由里子「はい、少しだけ期待してました……ごめんなさい、あの、きらりさん、私の頭蓋骨がみしみしと……あ、いえ、なんでもありません、はい」
比奈「身長差二人の構図が欲しいだけッスからねぇ、別に18禁内容じゃないんで」
由里子「はい。比奈ちゃんの話を聞いて、いいものが見れるかなと思って……はい、あの、足崩しても……あ、いえ、反省してます。はい」
比奈「ポーズ取ってくれたらデジカメで……ああ、データ残すのが嫌ならこの場で簡単にスケッチだけ」
由里子「はい、そうです。邪なこと考えて……はい、反省してます。あの、視界が赤くなってきたんですけど……あ、いえ、大丈夫です。はい」
きらり「きらりは別にいいよぉ」
杏「うーん。比奈さんに悪気がないのはわかるんだけど……なんだかなぁ……」
比奈「あー、やっぱ抵抗あるッスよねぇ、ここまでのノリだとねぇ……」
比奈「仕方ないかぁ。じゃあ、きらりちゃん、ちょっと来てくれるかな」
きらり「にょわ?」
比奈「身長差二人の構図が欲しいだけッスからねぇ、別に18禁内容じゃないんで」
由里子「はい。比奈ちゃんの話を聞いて、いいものが見れるかなと思って……はい、あの、足崩しても……あ、いえ、反省してます。はい」
比奈「ポーズ取ってくれたらデジカメで……ああ、データ残すのが嫌ならこの場で簡単にスケッチだけ」
由里子「はい、そうです。邪なこと考えて……はい、反省してます。あの、視界が赤くなってきたんですけど……あ、いえ、大丈夫です。はい」
きらり「きらりは別にいいよぉ」
杏「うーん。比奈さんに悪気がないのはわかるんだけど……なんだかなぁ……」
比奈「あー、やっぱ抵抗あるッスよねぇ、ここまでのノリだとねぇ……」
比奈「仕方ないかぁ。じゃあ、きらりちゃん、ちょっと来てくれるかな」
きらり「にょわ?」
28: >>27 そうです 2013/01/03(木) 00:42:24.98 ID:3jdUrUPE0
杏「ん?」
比奈「一緒に仁奈ちゃんの所行こうか」
杏「んん?」
比奈「ハッキリ言うと、必要なのは身長差だから、きらりちゃんの代わりは難しいけれど、杏ちゃんの代わりは一杯いるんスよ」
きらり「仁奈ちゃんもきゅんきゅん可愛いから、きらりはハピハピだよ」
杏「仁奈?」
杏「……」
比奈「じゃあ、行こうか、きらりちゃん。あの子なら喜んでモデルになってくれるだろうし」
比奈「きらりの抱っこなら仁奈ちゃんは嫌がらないんじゃないスかねぇ」
杏「……」
比奈「一緒に仁奈ちゃんの所行こうか」
杏「んん?」
比奈「ハッキリ言うと、必要なのは身長差だから、きらりちゃんの代わりは難しいけれど、杏ちゃんの代わりは一杯いるんスよ」
きらり「仁奈ちゃんもきゅんきゅん可愛いから、きらりはハピハピだよ」
杏「仁奈?」
杏「……」
比奈「じゃあ、行こうか、きらりちゃん。あの子なら喜んでモデルになってくれるだろうし」
比奈「きらりの抱っこなら仁奈ちゃんは嫌がらないんじゃないスかねぇ」
杏「……」
29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/03(木) 00:44:27.90 ID:3jdUrUPE0
杏「……嫌じゃないよ?」
比奈「ん?」
杏「勘違いしないでよ、嫌だなんて言ってないからね。モデルくらい杏がやってあげるよ。カップ麺と飴とアイスの恩だし」
比奈「ほほぅ」
杏「きらり」
きらり「にょ?」
杏「仁奈は可愛い?」
きらり「うん」
杏「……」
きらり「でもきらりは、杏ちゃんのほうが好きだにぃ」
比奈「ん?」
杏「勘違いしないでよ、嫌だなんて言ってないからね。モデルくらい杏がやってあげるよ。カップ麺と飴とアイスの恩だし」
比奈「ほほぅ」
杏「きらり」
きらり「にょ?」
杏「仁奈は可愛い?」
きらり「うん」
杏「……」
きらり「でもきらりは、杏ちゃんのほうが好きだにぃ」
31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/03(木) 00:46:49.47 ID:3jdUrUPE0
杏「しょ、しょーがないなぁ、きらりは。よし、杏が抱っこされてあげるよ」
きらり「うきゃー、杏ちゃん抱っこぉ」
杏「ほら」
きらり「ふふん、杏ちゃんは柔らかいにぃ」
比奈「なんだかんだといいカップルッスね」
杏「は、早く書いてよぉ」
由里子「すいませーん、そっち向いてもいいですか? あ、駄目ですか? あの、声だけ聞こえもつまらな……あ、ぃえ、ごめんなさい」
その後一週間の杏のおやつ代は、由里子持ちということで手打ちは終了。
二人は帰っていった。
きらり「うきゃー、杏ちゃん抱っこぉ」
杏「ほら」
きらり「ふふん、杏ちゃんは柔らかいにぃ」
比奈「なんだかんだといいカップルッスね」
杏「は、早く書いてよぉ」
由里子「すいませーん、そっち向いてもいいですか? あ、駄目ですか? あの、声だけ聞こえもつまらな……あ、ぃえ、ごめんなさい」
その後一週間の杏のおやつ代は、由里子持ちということで手打ちは終了。
二人は帰っていった。
32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/03(木) 00:48:51.73 ID:3jdUrUPE0
杏「きらり、早速アイス食べよう」
きらり「んー」
杏「温かいおこたの中のアイスは最高だねぇ」
きらり「ハピハピすぅねぇ」
杏「んー、ごちそうさま」
きらり「杏ちゃん、ゴミちょーだい」
杏「ん」
きらり「こっちに棄てるね」
杏「あー、このままお仕事もなかったら幸せなのに」
きらり「杏ちゃんもキラキラするにぃ」
きらり「んー」
杏「温かいおこたの中のアイスは最高だねぇ」
きらり「ハピハピすぅねぇ」
杏「んー、ごちそうさま」
きらり「杏ちゃん、ゴミちょーだい」
杏「ん」
きらり「こっちに棄てるね」
杏「あー、このままお仕事もなかったら幸せなのに」
きらり「杏ちゃんもキラキラするにぃ」
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/03(木) 00:50:59.90 ID:3jdUrUPE0
杏「そこは嫌いじゃないんだけど。もぉ、リハーサルなんか要らないよねぇ。杏は全部本番でいいよ」
きらり「そんなことが出来ゆのは杏ちゃんだけって、Pちゃんが言ってたにぃ」
杏「ふっふー。杏は天才だよ」
きらり「杏ちゃんは天才」
杏「きらりはお仕事は?」
きらり「んー。もうすぐPちゃんが呼びに来るにぃ」
杏「杏の分まで頑張ってきてね」
きらり「あい」
きらり「そんなことが出来ゆのは杏ちゃんだけって、Pちゃんが言ってたにぃ」
杏「ふっふー。杏は天才だよ」
きらり「杏ちゃんは天才」
杏「きらりはお仕事は?」
きらり「んー。もうすぐPちゃんが呼びに来るにぃ」
杏「杏の分まで頑張ってきてね」
きらり「あい」
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/03(木) 00:53:09.27 ID:3jdUrUPE0
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36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/03(木) 00:55:13.13 ID:3jdUrUPE0
杏「……ん?」
杏「寝ちゃってたのか……」
杏「あれ、こたつの上に手紙?」
杏「Pからだ……なになに?」
P『気持ちよく眠っているみたいからしばらくは起こさないけれど、目が覚めたらちゃんと家に帰るように』
杏「家に帰ったら、もう一度ここに来るのが面倒くさいじゃないか」
杏「きらり、いつの間に帰ってきたんだろ」
きらり「zzz」
杏「寝てるのか」
きらり「zzz」
杏「寝ちゃってたのか……」
杏「あれ、こたつの上に手紙?」
杏「Pからだ……なになに?」
P『気持ちよく眠っているみたいからしばらくは起こさないけれど、目が覚めたらちゃんと家に帰るように』
杏「家に帰ったら、もう一度ここに来るのが面倒くさいじゃないか」
杏「きらり、いつの間に帰ってきたんだろ」
きらり「zzz」
杏「寝てるのか」
きらり「zzz」
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/03(木) 00:57:17.77 ID:3jdUrUPE0
杏「コタツは気持ちいいもんね」
きらり「zzz」
杏「きらりの隣に入ろうかな……うん」
きらり「zzz」
杏「お邪魔します」
きらり「zzz」
杏「コタツは温かいねぇ」
きらり「zzz」
杏「おやすみ、きらり」
きらり「zzz」
杏「zzz」
きらり「zzz」
杏「きらりの隣に入ろうかな……うん」
きらり「zzz」
杏「お邪魔します」
きらり「zzz」
杏「コタツは温かいねぇ」
きらり「zzz」
杏「おやすみ、きらり」
きらり「zzz」
杏「zzz」
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