1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/18(日) 22:17:12.55 ID:sBqLWg7RO
――765プロ事務所

P「もしも告白されるなら…」ボソッ

小鳥「えっ?」

P「ねぇ、小鳥さん?もしも…もしもアイドル達から告白されるなら…どんな感じになるんですかね」

小鳥「あ~。あの娘たちもお年頃ですからねぇ。ふふっ。プロデューサーさんったら、気が気じゃないんですね。
この間も、同じような妄想してましたもんね」クスクス

P「えぇ。万が一、俺が彼女達から告白されるとしたら、どんな風に告白されるか以前のも参考にしてもう一度考えてみたんですよ」

小鳥「ふふっ。プロデューサーさん、相変わらずそういうの考えるの好きですね」

3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/18(日) 22:18:30.04 ID:sBqLWg7RO
P「モテない野郎代表の俺なんです。妄想ぐらいしてもバチは当たりませんよ」

小鳥「はぁ…」ハァ...

P「それでですね?まずは伊織なんですけど…」

小鳥「あぁ、伊織ちゃんはツンデレ目デレツン科ですから、なんとなく想像つきます」

P「えぇ。実際、こんな感じになりました」

―――
――

6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/18(日) 22:20:26.10 ID:sBqLWg7RO
【もしも告白されるなら/伊織】

伊織「好きよ。付き合って」

伊織「はぁ…自分でも嫌になるわよ。最近は、ずっとアンタの事ばっか考えてるんだもの」

伊織「で、どうなの?私はちゃんと言ったわよ?次は、アンタの番よね?にひひっ♪」

伊織「…」ドキドキ

伊織「~ッ!」

伊織「ふっ、ふんっ!はっ、早く言いなさいよ!私が好きだって言ってんのよ?ほ、ほら!は、早く言って!」

伊織「…ッ」

伊織「こっ…怖くなんか、ない…んだから!」

伊織「…」モジモジ

伊織「ね、ねぇ…まだ?」チラッ

―――
――

7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/18(日) 22:21:55.20 ID:sBqLWg7RO
P「それでですね?その後はゆっくり抱き締めるんですよ。伊織の涙を拭いながら」

小鳥「ふふっ。どこかのゲームとかにありそうな展開ですね」

P「まぁ、実際そういうの好きですしね」

小鳥「でも、ツンデレな伊織ちゃんにはちょっとツンデレ分が足りないんじゃ?」

P「はぁ…」ハァ...

P「いいですか?小鳥さん」

小鳥「な、なんですか?」

P「伊織は、ツンデレじゃありません」

小鳥「えっ?」

P「伊織は、伊織なんです。伊織ちゃんぷりちー」キリッ

8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/18(日) 22:23:10.73 ID:sBqLWg7RO
小鳥「そ、そうですか」

P「さぁ、分かってくれたところでどんどん行きますよ。次は千早です」

小鳥「千早ちゃんですか。プロデューサーさんの中では、千早ちゃんからどんな告白をされたんですか?」

P「千早は一途ですからね。こんな感じになりました」

―――
――

9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/18(日) 22:24:51.39 ID:sBqLWg7RO
【もしも告白されるなら/千早】

千早「プロデューサー。いきなりお呼び立てして申し訳ありません」

千早「プロデューサーに、どうしても伝えたい事がありまして…」

千早「はい」

千早「私、誰かにこんな事を言うの初めてです」

千早「…」

千早「プロデューサー」

千早「好きです。愛してください」

千早「私を、お嫁さんにしてください」

千早「…」

千早「今夜は…帰りたくないんです。もう、一人は嫌…」

千早「だから」

千早「愛してください」

千早「私を、一生大切にしてください」

11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/18(日) 22:26:26.13 ID:sBqLWg7RO
千早「お願い…します…」グスッ

千早「私も、あなたを一生大切にしますから…」グスッ

千早「愛しますから…」ギュッ

千早「だから…」

千早「愛してください」

千早「私に貴方を、愛させてください」

千早「うっ…うぅっ…ぐすっ…」グスッ

―――
――

13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/18(日) 22:27:31.56 ID:sBqLWg7RO
小鳥「千早ちゃんの愛は重たそうですねぇ…」

P「でも、男からしたら一度は憧れるんですよ。重い愛ってやつに」

P「まぁこの後、ぎゅってしてイチャイチャするんですけどね。脳内では」

小鳥「一生、大切にしてください…か」

P「どうしました?」

小鳥「あっ、いぇ!何でもありません!」

P「そうですか?続けてもいいです?」

小鳥「どうぞどうぞ。何だか楽しくなってきました」

P「そうですか?それならよかったです。で、次はやよいなんですけどね?」

14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/18(日) 22:28:47.04 ID:sBqLWg7RO
小鳥「やよいちゃんですか。きっと、無邪気な告白なんでしょうね」クスクス

P「…」

P「いや、そうとは限りませんよ?」

小鳥「へっ?」

―――
――

16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/18(日) 22:30:40.84 ID:sBqLWg7RO
【もしも告白されるなら/やよい】

やよい「プロデューサー。私…悪い子なんです」シュン...

やよい「いけないって、思いました。でも、だめでした」

やよい「ずっと、ずっと考えちゃってるんです。プロデューサーのこと…」

やよい「…///」モジモジ

やよい「あっ、あのっ!」

やよい「すっ、すきでしゅっ!」

やよい「毎日、プロデューサーにご飯を作らせてください!」

やよい「あっ、あとお味噌汁も!」

20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/18(日) 22:32:35.48 ID:sBqLWg7RO
やよい「プロデューサーに、まいにち美味しいご飯を作ってあげられたらいいな、って…」

やよい「そ、それでいつも一緒にいられたらな、って…えへへ」

やよい「わっ、わがまま言ってごめんなさい!」

やよい「でも…でも…」

やよい「うっ…うぅ…」グスッ、グスッ

―――
――

22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/18(日) 22:34:42.19 ID:sBqLWg7RO
小鳥「抱き締めたくなっちゃいますねぇ…」

P「でしょう?やよいに「毎日ご飯を作らせてください」なんて言われて、それを断れる男なんていないですよ」

小鳥「しかも、ふるふる震えながら」

P「小動物的な可愛さもありますよね」

小鳥「ハムスターというか、リスというか」クスクス

P「なでなでしたい」

小鳥「で、次は?」

P「あぁ、すいません。次は…そうですねぇ…あずささんなんかどうですか?」

小鳥「あずささんですか」

P「大人の魅力です」

小鳥「私も、大人なんですけど…ね」ボソッ

―――
――

23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/18(日) 22:37:01.40 ID:sBqLWg7RO
【もしも告白されるなら/あずささん】

あずさ「…こんな、こんなお酒の席で言うのもズルいとは思います」

あずさ「けど、言っちゃいます」

あずさ「だって…もう我慢できないんですもの」クスクス

あずさ「ねぇ、プロデューサーさん?」

あずさ「プロデューサーさんの彼女になる娘が…私、じゃ…ダメ、ですか?」

あずさ「好きです…大好きです」

24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/18(日) 22:38:33.64 ID:sBqLWg7RO
あずさ「プロデューサーさんだけのアイドルになりたい…なんて思っちゃうのは、アイドル失格ですよね」

あずさ「うふふ。いいんです、私じゃプロデューサーさんの恋人になれないのは分かっていますから」クスクス

あずさ「だって…他に若い女の子もいっぱいいますし…」

あずさ「…でも」

あずさ「でもやっぱり、自分の気持ちには嘘はつけませんでした」クスッ

26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/18(日) 22:40:31.43 ID:sBqLWg7RO
あずさ「私を、プロデューサーさんのお嫁さんにしてほしいんです。結婚してほしいんです」

あずさ「ふふっ。びっくりしてる」クスクス

あずさ「でも…もっとびっくりさせちゃいます。だって私は…いけない娘ですから」クスクス

あずさ「…」スッ

あずさ「んむっ…」チュッ

あずさ「だいすきです」

あずさ「私の事を、愛してくださいますか?」

―――
――

29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/18(日) 22:42:01.62 ID:sBqLWg7RO
小鳥「大人ですねぇ…キス、しちゃいますか」

P「しちゃうでしょう。あずささんなら」

小鳥「やっぱり、あずささんには大人の魅力がありますよね」

P「えぇ。若手のアイドルにはない色気がありますよね」

小鳥「私も、大人の色気が」チラッ、チラッ

P「さて、次は貴音ですね」

小鳥「プロデューサーさん…」クスン...

P「貴音にですね?こんな風に告白されたいんですよ、俺は」

―――
――

31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/18(日) 22:44:09.47 ID:sBqLWg7RO
【貴音にこんな告白をされたい】

貴音「あなた様あなた様」クイクイ

貴音「ふふっ。少々、こちらを向いてください」

貴音「…ん~」

貴音「ちゅっ」チュッ

貴音「ふふっ…///」クスクス

貴音「きす…してしまいました…///」モジモジ

32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/18(日) 22:47:45.10 ID:sBqLWg7RO
貴音「なにもそんなに驚かずともよいではありませんか…」

貴音「わたくしは、あなた様をお慕い申しているのです。なので、何も問題はありません」クスクス

貴音「それとも…」

貴音「ご迷惑、でしたか?」チラッ

貴音「はい。あなた様ならば、そう言ってくださると、信じておりました」クスクス

貴音「ならばひとつ、お願いが」

貴音「はい」

35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/18(日) 22:50:36.75 ID:sBqLWg7RO
貴音「わたくしと同じ、四条となって頂けないでしょうか…」

37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/18(日) 22:53:12.11 ID:sBqLWg7RO
―――
――


P「貴音と一緒に、四条になりたい」

貴音「それでしたら、今すぐにでも」スッ

P「えっ?」

小鳥「」

P「貴音?いつからそこに?」

貴音「ふふっ。とっぷしーくれっと、にございます」クスクス

P「そ、そっか…」

貴音「良いですか?あなた様」

P「うん?なんだ?」

貴音「ふふっ。わたくしは、あなた様が思っている以上にしたたかなのですよ?」クスッ

P「…ははっ」

貴音「ふふっ」

小鳥「」

40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/18(日) 22:55:03.77 ID:sBqLWg7RO
P「じゃあ貴音、そろそろ行こうか(役所に)」

貴音「えぇ。どこまでも、あなた様にお供させていただきますとも」

P「では小鳥さん、ちょっと(役所に)出掛けてきます」

貴音「小鳥嬢、後の事は頼みますね」

――ガチャッ、バタン

小鳥「えっ?終わり?」

おわり

44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/18(日) 22:58:28.85 ID:sBqLWg7RO
【おまけ】

小鳥「プロデューサーさん!」

P「な、なんですか?」

小鳥「私だってね?そりゃあ独りは寂しいな、って思いますよ?」クピクピ

P「ちょっと…飲みすぎじゃないですか?」

小鳥「いーんです!だって…」

P「だって?」

小鳥「ふふっ。分かってるくせにぃ~///」ツンツン

P「はぁ…」

小鳥「…むぅ」ムスッ

小鳥「あなた様は…いけずですぅ…」

P「…似てませんよ?」

48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/18(日) 23:01:51.73 ID:sBqLWg7RO
小鳥「こーやって、女の子を酔わせてどうするつもりなんですかぁ?」クピクピ

小鳥「ぷぁっ。ぷろでゅーささんも、やっぱり男なんですねぇ」ニヤニヤ

P「…」

小鳥「ん~?どーしましたー?」

P「ここ、どこだか分かります?」

小鳥「へっ?」

P「ここ、小鳥さんの部屋ですよね?」

小鳥「そーですよー?ほらほら、私のアルバムでも見ますー?」

P「…」

49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/18(日) 23:03:57.28 ID:sBqLWg7RO
P「はぁ…もういいですよ。俺も飲み明かします」

小鳥「そーそー!それでいいんですよぅ!ほらほら、どーぞどーぞ」

P「ははっ。ありがとうございます」

小鳥「うふふ。今夜のお酒は、楽しいですねぇ」クスクス

おわり

引用元: P「もしも告白されるなら」