1: ◆1BrjSSUSHI 2013/01/23(水) 21:24:23.66 ID:y8g6zRJ+0
ガラッ

森夏「こんにちはーっと」

くみん「あー、モリサマちゃん」

森夏「あら、あんた一人?」

くみん「六花ちゃんも富樫くんも寄るとこあるってぇ」

森夏「なるほど、デートね」

森夏「もう最近は人目もはばからずよね」

くみん「ラブラブだよねぇ」

森夏「恥ずかしいからラブラブとかゆーな!」

3: ◆1BrjSSUSHI 2013/01/23(水) 21:29:15.57 ID:y8g6zRJ+0
森夏「それで、中坊は?」

くみん「それ聞いたら帰っちゃった」

森夏「もういい加減、慣れろっつーの」

くみん「あれ、一色くんは?」

森夏「えーっと」

森夏「なんかの当番って言ってたような、言ってなかったような」

くみん「・・・覚えてないの?」

4: ◆1BrjSSUSHI 2013/01/23(水) 21:33:18.29 ID:y8g6zRJ+0
森夏「どうせあんたは寝るんでしょ?」

森夏「だったらわたし、帰ろっかな」

くみん「モリサマちゃん、一緒に寝よう!」

森夏「遠慮しときます」

くみん「えー?」

くみん「枕だって一杯あるのにぃ」

ガチャン

森夏「ロッカー開けちゃダメー!」

くみん「え?」

ドサドサドサーッ

5: ◆1BrjSSUSHI 2013/01/23(水) 21:37:21.87 ID:y8g6zRJ+0
森夏「ったく、なんでわたしが枕の片付けなんか」

くみん「ごめんねぇ」

森夏「それにしても持って来すぎでしょ」

森夏「一体、何個あるのよ?」

くみん「えっと、一つ、二つ・・・」

森夏「数えなくていい!」

びしっ

くみん「モリサマちゃん叩いたぁ、先輩なのにぃ」

9: ◆1BrjSSUSHI 2013/01/23(水) 21:43:18.19 ID:y8g6zRJ+0
森夏「だからいつも言ってるでしょ」

森夏「先輩らしくしなさーいって」

くみん「モリサマちゃんは、もう少しわたしを大事にすべきだと思うなぁ」

森夏「なんでわたしがあんたなんかを!」

くみん「モリサマちゃん、わたしを嫌いなんだぁ」

森夏「なんでそうなんのよ!」

くみん「だったら好き?」

森夏「ぐっ!///」

ぱしーんっ

11: ◆1BrjSSUSHI 2013/01/23(水) 21:49:27.27 ID:y8g6zRJ+0
くみん「今度は思いっきり叩いたぁ!」

森夏「叩かれるようなことゆーからでしょ!」

くみん「わたし、そんなこと言ったぁ?」

森夏「くぅぅぅぅぅっ!///」

森夏「帰る!」くるっ

くみん「待ってよ、モリサマちゃあん」

森夏「いくら甘えた声出してもダメだか・・・」

くみん「くぁぁぁぁぁっ!」

森夏「え?」

くみん「くっ、六花ちゃんに返したはずの邪王神眼」

くみん「その残りカスが、わたしの中で暴れているっ!」

13: ◆1BrjSSUSHI 2013/01/23(水) 21:52:46.01 ID:y8g6zRJ+0
森夏「はぁ?」

くみん「こ、このままだとモリサマちゃんの過去だとか」

森夏「!?」ぴくっ

くみん「あることないこと、話してしまいそうな気がする!」

森夏「ダメーーーーー!!!」

くみん「・・・・・・」にやり

森夏「あ、あんた性格悪くなって来たわね」

15: ◆1BrjSSUSHI 2013/01/23(水) 21:58:02.04 ID:y8g6zRJ+0
森夏「それでどうすんのよ」

くみん「一緒に寝・・・」

森夏「却下!」

くみん「早いよぉ」

森夏「だいたい寝るんなら一緒じゃなくてもいいじゃない」

くみん「せっかくモリサマちゃんと親睦深めようと思ったのにぃ」

森夏「まったく」

森夏「だったら、わたしの家に来る?」

森夏「今日は家族居ないから気兼ねすることないわよ」

くみん「えー、いいのぉ?」

17: ◆1BrjSSUSHI 2013/01/23(水) 22:02:08.09 ID:y8g6zRJ+0
くみん「お邪魔しまぁす」

森夏「だから誰も居ないって言ったでしょ」

くみん「でも、人の家に上がる時はお邪魔しますじゃない?」

森夏「あー、はいはい」

ガチャ

森夏「はい、どうぞ」

くみん「んー、モリサマちゃんの匂いだぁ」

ばこーんっ

くみん「はぅっ!」

森夏「ななな、なに言ってんのよー!///」

くみん「クッションで叩いたぁ!」

19: ◆1BrjSSUSHI 2013/01/23(水) 22:04:55.62 ID:y8g6zRJ+0
くみん「ほら、人の家ってそれぞれ匂いが違うでしょ?」

くみん「それを言いたかったんだよぉ」

森夏「言い方がおかしいでしょ!」

くみん「そっかなぁ」

森夏(つ、疲れる)

森夏(天然の相手は疲れる)

22: ◆1BrjSSUSHI 2013/01/23(水) 22:08:55.53 ID:y8g6zRJ+0
森夏「ごめん、ちょっと横になるわ」

くみん「結局、寝るんだぁ」

森夏「うっさい!」

森夏「ほら、買って来たジュースとかで適当にやってて」

くみん「わたしも横で寝ちゃダメかなぁ」

森夏「はぁ」

森夏「いいわよ、一緒に寝れば?」

くみん「やったぁ♪」

23: ◆1BrjSSUSHI 2013/01/23(水) 22:12:14.43 ID:y8g6zRJ+0
~数時間後~

森夏「ふわぁ」

森夏「なぁにぃ、なんかムズムズす・・・る!?」





くみん「うーん」

くみん「やっぱりモリサマちゃん大きいなぁ」

も も っ





森夏「なななななっ」

森夏「なにやってんのよーーーーーっ!///」

25: ◆1BrjSSUSHI 2013/01/23(水) 22:15:19.09 ID:y8g6zRJ+0
くみん「柔らかそうだったから、つい」

森夏「ついじゃない!」

森夏「あんたもしかして、そういう趣味が!?」

くみん「そういう趣味って?」

森夏「カマトトぶるなー!」

くみん「カマトトぉ?」

森夏「くっ」

森夏「あまりのことに、あんたが天然ってこと忘れてたわ」

27: ◆1BrjSSUSHI 2013/01/23(水) 22:19:46.51 ID:y8g6zRJ+0
森夏「わたしが言いたいのは、つまり」

森夏「女の子が女の子を・・・その、なんだ」

くみん「あー」

くみん「同性愛者じゃないかってこと?」

森夏「なんでそこはハッキリ答えが返ってくんのよ!」

くみん「ムネの触りっこくらいするでしょ?」

くみん「女のコ同士なんだもん」

森夏「しないから!」

28: ◆1BrjSSUSHI 2013/01/23(水) 22:23:53.49 ID:y8g6zRJ+0
くみん「日本人って、そういうとこダメだと思うなぁ」

森夏「・・・天然の上に帰国子女とか」

森夏「どんだけマンガちっくな設定なのよ、ほんと」

くみん「なにか言ったぁ?」

森夏「なーんにも!」

森夏「とにかく、女のコ同士でそんなことしないから!」

くみん「そっかなぁ?」

くみん「普通に中学とかお友達居たら、したと思うけどなぁ」

森夏「!?」ぐさーーーっ

30: ◆1BrjSSUSHI 2013/01/23(水) 22:28:33.28 ID:y8g6zRJ+0
中学時代の思い出

*・゜゚・*:.。..。.:*・゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*

森夏『ふふっ』

森夏『また精霊がささやいているわ』

   『また丹生谷がなんかやってるよ?』

   『しっ、ほっときなって』

*・゜゚・*:.。..。.:*・゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*

森夏(うぁぁぁぁぁ!)

森夏(消え去れ、黒歴史ー!!!)

31: ◆1BrjSSUSHI 2013/01/23(水) 22:34:22.86 ID:y8g6zRJ+0
森夏「とととと、ところで」

森夏「それはほんとに正しい女のコ同士の姿なのかしら!?」

くみん「モリサマちゃん、汗かいてるよ?」

森夏「うっさい!」

森夏「それは正しい姿なのかって聞いてんの!」

くみん「少女コミックとかでよく見るけど」

森夏「はぁ?」

森夏「マンガが情報源なわけ?」

くみん「だってマンガでもさ」

くみん「全然やらないことを書いたりしないと思うよぉ?」

森夏(うぐっ!)

森夏(一理あるわね)

32: ◆1BrjSSUSHI 2013/01/23(水) 22:37:59.98 ID:y8g6zRJ+0
くみん「じゃあさ、じゃあさ」

くみん「試してみようよ」

森夏「は?」

くみん「よく、お風呂でキャーキャーするシーンとかあるじゃない?」

くみん「ああいうの、やってみたかったんだぁ」

森夏「なんでお風呂!?」

くみん「なんでって」

くみん「お風呂の方が自然だと思うけど」

森夏「ま、まぁ」

森夏「それは確かに」

34: ◆1BrjSSUSHI 2013/01/23(水) 22:42:24.71 ID:y8g6zRJ+0
シャーーーーーッ

森夏(流されてる)

森夏(流されちゃってる気がするー!)

くみん「一緒のお風呂は、六花ちゃんの田舎以来だねぇ」

森夏「そ、そうね」

くみん「!」きゅぴーん

くみん「そこだぁ、スキありー!」

むにむにっ

森夏「きゃぁぁぁぁぁ!///」

くみん「うんうん、いい反応だねぇ」

森夏「って、いきなりなの!?」

35: ◆1BrjSSUSHI 2013/01/23(水) 22:45:28.03 ID:y8g6zRJ+0
くみん「こういうのは予告しちゃ面白くないよぉ」

森夏「そ、それはそうかも・・・しれないけど」

くみん「むぅ」

くみん「やっぱり、けしからん大きさだ」

むにむにっ

森夏「あっ、ちょっ!」

くみん「ウエストもこんなに細いし」

さわっ

森夏「ふぅあっ!?」

36: ◆1BrjSSUSHI 2013/01/23(水) 22:48:28.68 ID:y8g6zRJ+0
くみん「ふぅあ?」

森夏「な、なんでもない!」

くみん「モリサマちゃん、体型維持するのになにかやってるの?」

森夏「べ、別にこれといって」

くみん「ほんとにぃ?」

も も っ

森夏「いちいち  ないでー!///」

38: ◆1BrjSSUSHI 2013/01/23(水) 22:51:52.49 ID:y8g6zRJ+0
くみん「嘘つきのモリサマちゃんには」

くみん「特別に手洗いのサービスをあげよう」

森夏「てっ、手洗い!?」

くみん「ボディソープをつけてぇ」

カシュッ

くみん「こうだ!」

ぬるぬるっ

森夏「ひぃあっ!?」

40: ◆1BrjSSUSHI 2013/01/23(水) 22:55:45.99 ID:y8g6zRJ+0
くみん「どしたの?」

森夏「なんでもないわよ!」

くみん「じゃあ、続行♪」

ぬるぬるっ

森夏「はっ・・・ふぁっ!」

森夏(こ、こいつ、わざとやってんのか)

森夏(わざとじゃないのか、見分けがつかない!)

45: ◆1BrjSSUSHI 2013/01/23(水) 23:00:38.85 ID:y8g6zRJ+0
くみん「優しく念入りに洗わないとね」

ぬるるんっ

森夏「んくっ・・・んっ」

森夏(ダメよ、声出したら負けな気がする)

くみん「ふんふんふーん♪」

ぬるぬるっ

森夏「ふぐっ・・・はっはっ・・・んぁ」

森夏(なにより)

森夏(万が一真正だったら、喜ばしちゃうだけじゃない)

50: ◆1BrjSSUSHI 2013/01/23(水) 23:04:33.50 ID:y8g6zRJ+0
森夏「んんっ・・・ふっ・・・あふ」

森夏(耐えろ、わたし)

森夏(耐えろー!)

くみん「デリケートなとこも、ちゃんと洗わないとね」

森夏「!?」

森夏「ちょっ、待っ!」

にゅるるんっ

森夏「んぁぁぁぁぁーーーっ!?」

51: ◆1BrjSSUSHI 2013/01/23(水) 23:07:11.02 ID:y8g6zRJ+0
くみん「あれれ?」

くみん「もしかしてモリサマちゃん、気持ち良かった?」

森夏「そ、そんなわけないでしょ!///」

くみん「ふぅん」

森夏「・・・///」

くみん「・・・・・・」

森夏「な、なによ?」

くみん「キス、してみる?」

56: ◆1BrjSSUSHI 2013/01/23(水) 23:11:34.51 ID:y8g6zRJ+0
森夏「きききき、キス!?」

くみん「キス、いいよぉ?気持ちいいよぉ?」

森夏「で、でも」

くみん「弄られながらだと、特に気持ちいいよぉ?」

森夏「・・・・・・」

くみん「・・・・・・」

森夏「ほん・・・とに?」

くみん「もちろん♪」

くみん「じゃあ後は、わたしに任せて?」





森夏「ん"ん"ん"ん"ん"ーーー!!!」

59: ◆1BrjSSUSHI 2013/01/23(水) 23:19:16.99 ID:y8g6zRJ+0
~またまた数時間後~

森夏「・・・・・・」zzz

くみん「あれくらいで疲れて寝ちゃうなんて、かーわいい」

くみん「・・・・・・」

くみん「これでモリサマちゃんは堕とせたかなぁ」

くみん「あのねぇモリサマちゃん」

くみん「精霊も闇の力もないわけじゃないし、隠されてるわけでもないの」

くみん「絶対こんなとこあり得ないとかぁ」

くみん「絶対この人だけはあり得ないっていうのが、そうだったりするんだよぉ」くすっ

61: ◆1BrjSSUSHI 2013/01/23(水) 23:24:24.41 ID:y8g6zRJ+0
~後日~

勇太「え、今日は先輩が休むんですか?」

くみん「ごめんねぇ」

くみん「モリサマちゃんと買い物行く約束したんだぁ」

森夏「そ、そうなのよ」

くみん「それじゃあ」

勇太「はい、また明日」

六花「・・・うーん」

勇太「六花、どうしたんだよ?」

六花「いま、くみんの影が悪魔の形に見えた」

64: ◆1BrjSSUSHI 2013/01/23(水) 23:29:50.64 ID:y8g6zRJ+0
凸守「とうとう闇の正体を現したデスね!」

六花「凸守、追跡する!」

凸守「そうこなくちゃデース!」

勇太「やめとけ」

びしっ

六花「あぅっ!」

勇太「あの先輩があるわけないだろ」

六花「・・・確かに」

凸守「それもそーデス!」





勇太(あるわけない・・・よな?)

65: ◆1BrjSSUSHI 2013/01/23(水) 23:31:21.09 ID:y8g6zRJ+0
                          j{
              -‐…ァ' ¨¨¨¨¨¨¨` イ{ノ
           /: : : :イ: : : : : : : /: : : : : : :¨`ヽ
           .: : :/: : : / : : : : : /: : /: : : }: :\ : : :.
         /: : /: : : /: : : : : : : : : :./: : :} ハ: : : ゚,: : : :.
          /: : /: : : /: : : : : /: : : ィ⌒' // }:!、::゚,: : : :.
        ′:.:′: : ′: : : :/://}r/ /´   リ ト、::i:: :, ::}   へぇ、六花ちゃんには見えるんだぁ
        ;.:.: : i: : : ′: :.:{ /://斤㍉、    ∨゚,: ::,∧
        /}:.:|:.:|: : :i:. :. :..:{: /〈  |i{;}i|      ,x=ミ 'i: :.:.}: :}  そしたら次に堕とすのは六花ちゃんかなぁ
        :.:|:.:|: : :|:.:.: . :.{!′  .乂ツ     /|r{| 狄.:./ : }
          ゞ|:.:|: :/!:.:.、:..:リ   `¨     、ヒソ ノ:.:/:.: jリ  楽しみ、楽しみ くすっ
           リ{:.{ リ ) \:ヘ、          '  `¨厶ィ:./j/
          八\ __,、              ⌒´ ″
            ∨、:.:.:.ハ.、      ´`      ′
              }/ヾ:} \           /
                 }   >…―y ´
              /、>  { /二i¨´
      -========彳=ニ\  | / / /ー 、
    /=ニニニニニニニ二|ニ=/ ̄:.:{.  / r‐ ィ、__________
    .′=ニニニ\ニニニニ|/: : : : :∧     {、: : :\ニニニニヽ
    |ニニニニニニニ\ニニlト、:.:.:.:.:.:./ ∧   ‘,: : : : : ヽ二ニ∧
    |二ニニニニニニ∧ニニニヽ:.:./: : : :ヽ   〉: : : :r'′二ニ∧
    {ニニニニニニニニ=∧ニニ/:.ゞ:.:.:.:. : :/三二ヽ: /:}ニニニニjニニ}              END

引用元: くみん「モリサマちゃん叩いたぁ、先輩なのにぃ」