2: ◆2HPZifHYFA 2015/08/11(火) 16:18:21.37 ID:w8ie/joE0
最上静香 編




『お疲れ様です、プロデューサー』


『こんな時間までご苦労様です』


『えっ?な、なんですか…私がプロデューサーに労いの言葉をかけるのはそんなに変…』


『え?違う?なんでまだ事務所に残っているのか?』


『それは………プロデューサーに会いたくて……』


『なんて言いませんよ?』

3: ◆2HPZifHYFA 2015/08/11(火) 16:19:27.39 ID:w8ie/joE0
『私は事務所に忘れ物をしてしまって…』


『帰ろうとしたところに』


『偶然、プロデューサーが来たと』


『ええ、なぜかカギは開いてましたから』


『本当に無用心ですね、気をつけないと』


『プロデューサーはこんな時間までお仕事ですか?』

4: ◆2HPZifHYFA 2015/08/11(火) 16:20:43.87 ID:w8ie/joE0
『そうですか……あのプロデューサー?』


『手を貸してくれませんか?少しの間でいいので』


『ありがとうございます、では失礼しますね』


『プロデューサーの手…とても冷たい』


『私が温めますからじっとしてください』


『……………』

5: ◆2HPZifHYFA 2015/08/11(火) 16:22:00.39 ID:w8ie/joE0
『どうですか?暖かくなってきましたか?』


『そうですか…良かった』


『え…手を?あぁ、別に私は気にしませんけど』


『ふふっ、わかりました。 そこまで言うなら離しますよ』


『今だけ』

6: ◆2HPZifHYFA 2015/08/11(火) 16:23:10.42 ID:w8ie/joE0
『いいえ、何も言ってませんよ?』


『それよりプロデューサーはまだお仕事が残ってるんですよね?』


『それなら私も一緒にいていいですか?』


『邪魔はしません』


『ただ隣で見てるだけですから』


『それなら構いませんよね?』

7: ◆2HPZifHYFA 2015/08/11(火) 16:24:16.42 ID:w8ie/joE0
『それにもう夜中ですし…帰りはプロデューサーが送ってくれると助かります』


『どうですか?』


『ふふっ、ありがとうございますプロデューサー』


『では………え?何をって扉にカギをかけただけですよ』


『最近はいろいろと物騒ですから』


『用心はしておかないと』

8: ◆2HPZifHYFA 2015/08/11(火) 16:25:44.96 ID:w8ie/joE0
『プロデューサーは気にせず仕事を続けてくださいね?』


『……………』


『……………』


『プロデューサー。一息いれませんか?お茶をいれたので』


『どうぞ』

9: ◆2HPZifHYFA 2015/08/11(火) 16:26:51.20 ID:w8ie/joE0
『それにしてもプロデューサーのお仕事ってこんなにも大変なんですね』


『もう、こんな時間ですよ』


『私なら構いません、プロデューサーが終わるまで待ってますので』


『それで今は何の資料を作ってるんですか?』


『え?わ、私の新曲ですか!?』


『嬉しい…あのっ!いつ歌えるんでしょうか』

10: ◆2HPZifHYFA 2015/08/11(火) 16:28:02.22 ID:w8ie/joE0
『そうですか、歌えるのは少し先なんですね……』


『いえっ、確かに残念ですけど…その分時間をかけてトレーニングが出来るので気にしてません』


『ふふっ、でも私の新曲なんて……楽しみです』


『どんな歌なんでしょうか……』


『私…とっても甘いラブソングとか歌ってみたいです』


『今なら心から歌える気がするから…』

11: ◆2HPZifHYFA 2015/08/11(火) 16:28:53.06 ID:w8ie/joE0
『プロデューサーとのデュエットでもいいですけど?』


『ふふっ、冗談ですよプロデューサー』


『すみません、なんだか…今日のプロデューサーは凄く頼りなくて』


『可愛いくて』


『少し意地悪をしたくなりますね、ふふっ』


『普段より弱々しく見えるのはプロデューサーが疲れているからでしょうか…』

12: ◆2HPZifHYFA 2015/08/11(火) 16:29:56.16 ID:w8ie/joE0
『…私になにか出来ませんか?』


『プロデューサーの力になりたいんです』


『気持ちだけ……そうですか』


『なら、大人しく待っていま…きゃっ』


『ぷ、プロデューサー…急に頭を撫でないでくださいっ!』


『まったく……あっ』


『あの…プロデューサー?なんで撫でるのを止めたんでしょうか』

13: ◆2HPZifHYFA 2015/08/11(火) 16:31:00.64 ID:w8ie/joE0
『嫌なんて言ってません!ただ少しビックリしただけで……まだ撫でていて欲しいです』


『ん…ありがとうございます、私のワガママに付き合ってもらって』


『あの、もう大丈夫です…すみませんお仕事の邪魔をしてしまって』


『私に構わずお仕事を続けてくださいプロデューサー』


『………』


『………』

14: ◆2HPZifHYFA 2015/08/11(火) 16:32:02.52 ID:w8ie/joE0
『お疲れ様でしたプロデューサー』


『でももう…日付が変わってしまいましたね』


『プロデューサー凄く疲れてますね…大丈夫ですか?』


『少し、仮眠室で休みましょうか』

15: ◆2HPZifHYFA 2015/08/11(火) 16:32:57.58 ID:w8ie/joE0
『もちろん私も一緒に』


『構いませんよね?』


『え…なぜダメなんですか?』


『プロデューサーが眠れるように傍で見てます』


『プロデューサーが眠れるように手を繋いでいます』


『プロデューサーが眠れるように子守唄だって歌えます』


『プロデューサーが寒くないように私の身体で温めます』

16: ◆2HPZifHYFA 2015/08/11(火) 16:34:40.31 ID:w8ie/joE0
『それでもダメなんですか?』


『いいですよね?』


『ふふっ、プロデューサーならそう言ってくれると思ってました』


『それでは…ほらプロデューサー?手を繋いで行きましょうか』


『プロデューサーの手、また少しだけ冷たくなってますよ?』

17: ◆2HPZifHYFA 2015/08/11(火) 16:36:13.34 ID:w8ie/joE0
『でも安心してください』


『私がまた温めてあげますから』


『はい、プロデューサー?ベッドへ横になってください』


『私もプロデューサーの隣に…』


『…幸せです』


『プロデューサーと夜を過ごせるなんて』

18: ◆2HPZifHYFA 2015/08/11(火) 16:38:06.37 ID:w8ie/joE0
『今夜はもうここで過ごしましょうか…その方がプロデューサーにとっても私にとっても』


『幸せですから』


『それでは寝ましょうプロデューサー、もちろん手は繋いだままですよ』


『それではまた夢の中で』


『おやすみなさい』


『私のプロデューサー…』

20: ◆2HPZifHYFA 2015/08/11(火) 16:40:18.27 ID:w8ie/joE0
高坂海美 編




『今日は私の誕生日!!』


『というわけでプロデューサー頭を撫でて?』


『あははっ、ありがと~』


『んー、気持ちいい…』


『あらっ?もう終わり?』

21: ◆2HPZifHYFA 2015/08/11(火) 16:41:36.58 ID:w8ie/joE0
『仕事が残ってるからまた今度?』


『えぇーっ……そっかぁ』


『じゃあお仕事終わるまで待ってるね!』


『大丈夫だよーっ!終わるまで大人しく待ってるからさ』


『それに待つのって女子力高いよねっ!』


『慎ましく』


『淑やかに』

22: ◆2HPZifHYFA 2015/08/11(火) 16:42:34.33 ID:w8ie/joE0
『お上品に女子力高めで待ってるよ!』







『…………………うーっ、もう我慢できないっ!』


『頑張れーっ!プロデューサー!』

23: ◆2HPZifHYFA 2015/08/11(火) 16:43:58.32 ID:w8ie/joE0
『まだかな~♪まだかな~♪』


『そうだ、撫でやすいようにセッティングしとくねっ!』


『さぁっ、P選手次の書類を取ったぁ!』


『これはややこしい感じの書類ですねぇ…どうでしょう解説のうみみさん』


『そうですねぇ…ですがP選手にかかれば恐らく問題ないですねっ!』


『ナデナデまであと少しと思われますよ!』



『………zzz』

24: ◆2HPZifHYFA 2015/08/11(火) 16:47:36.71 ID:w8ie/joE0

『へ?…んぅ……私寝てた?』


『……あぅ…ごめんごめん』


『途中まで応援してたのは覚えてるんだけど……』


『それよりっ!プロデューサーもう終わったの?』


『本当に?』

25: ◆2HPZifHYFA 2015/08/11(火) 16:49:25.92 ID:w8ie/joE0

『それじゃあ……はいっ』


『……んっ……えへへ』


『…んー……』


『私ね…プロデューサーに撫でてもらうの大好き』


『なんなら…ずっと撫でていいんだよ?』


『プロデューサーが嫌じゃなければ」

26: ◆2HPZifHYFA 2015/08/11(火) 16:50:21.80 ID:w8ie/joE0
『どこでも』


『いつでも』


『他の子なんて撫でないでいいからね?』


『プロデューサーに優しく撫でられるのは私だけでいいの』


『というわけで…プロデューサー?』


『もっと撫でていいよ?』

28: ◆2HPZifHYFA 2015/08/11(火) 16:51:30.13 ID:w8ie/joE0
『…いい気持ち~』


『このままずっと……ん…zzz』





『………んぅ、あれ?また私寝てた?』


『し、しかももう…こんな時間!?』


『プロデューサーはずっと撫でてくれてたの?』


『あははっ、優しいなぁ♪』

29: ◆2HPZifHYFA 2015/08/11(火) 16:53:34.20 ID:w8ie/joE0
『それじゃあ今度は私がプロデューサーを撫でてあげる』


『優しく、ずーっと撫でてあげるね』


『遠慮しなくていいよ?』


『私達の仲じゃない』


『プロデューサーもしてくれたし』


『お返しはしないとねっ』

30: ◆2HPZifHYFA 2015/08/11(火) 16:54:39.72 ID:w8ie/joE0
『きっとスゴく気持ちいいよ?』


『あーっ、ちょっとプロデューサー!何で逃げるの?』


『そんなに離れてたらナデナデできないでしょ?』


『ほらこっちに来て来て』


『もーっ!大人しく私に撫でられてよ』

31: ◆2HPZifHYFA 2015/08/11(火) 16:55:45.08 ID:w8ie/joE0




『…プロデューサー気持ちいい?』


『そっかそっかー♪』


『プロデューサーは働きすぎだよ?』


『頑張ってくれるのは嬉しいけどね』


『よーしっ、そろそろ帰ろうかプロデューサー!』


『続きはプロデューサーのお家でね』

32: ◆2HPZifHYFA 2015/08/11(火) 16:57:12.62 ID:w8ie/joE0
『私の膝枕とかどうかな?』


『好き?』


『好きなんだ…えへへ…正直だなぁプロデューサーは…』


『うん、じゃあお家着いたらしてあげるね』


『気にしないでいいよ?』


『プロデューサーは私のプロデューサーなんだから』


『優しくするのは当然でしょ』

33: ◆2HPZifHYFA 2015/08/11(火) 16:58:34.69 ID:w8ie/joE0
『だからプロデューサーも私だけに優しくしてね?』


『まぁ…とりあえずお話はここじゃなくても』


『プロデューサーのお家でいっぱいできるよね』


『それじゃあ早く帰ろうよ!』


『プロデューサーと一日中過ごせるなんて嬉しいなっ』


『それに今日は誕生日だし』


『きっと素敵な思い出になるよね!』


『ねっ?プロデューサー』

44: ◆2HPZifHYFA 2015/08/12(水) 17:00:31.14 ID:cMBJe+nm0
周防桃子 編



『お兄ちゃん!』


『ちょっとそこに座って』


『ちょっと桃子とお話』


『大丈夫、別に怒ったりしないよ』


『最近お兄ちゃん、桃子のことで忘れてる事があると思うんだけど』

45: ◆2HPZifHYFA 2015/08/12(水) 17:01:37.73 ID:cMBJe+nm0
『なんだかわかる?』


『…………』


『………本当にわからないの?』


『もう…しょうがないお兄ちゃん』


『あのね?桃子はお兄ちゃんより年下だけど』


『芸能界では桃子の方が先輩なの』

46: ◆2HPZifHYFA 2015/08/12(水) 17:03:15.47 ID:cMBJe+nm0
『そこはわかってるよね?』


『うんうん、ならいいよ』


『つまり何が言いたいかというとね』


『桃子をもっと…………うやまう?であってるかな?』


『とにかくお兄ちゃんは桃子を尊敬しないとダメだよ?』


『もちろん桃子もお兄ちゃんの事を尊敬してる』

47: ◆2HPZifHYFA 2015/08/12(水) 17:04:20.54 ID:cMBJe+nm0
『お互い大事なビジネスパートナーなんだから』


『わかった?お兄ちゃん』


『本当にわかってる?』


『あっ、今お兄ちゃん桃子から目をそらしたっ!』


『桃子はお兄ちゃんのことなら何でもお見通しなんだよ?』


『まったく…』

48: ◆2HPZifHYFA 2015/08/12(水) 17:05:19.19 ID:cMBJe+nm0
『それじゃあ、さっそく桃子の尊敬してるとこ言ってみて?』


『…………』


『すっ、ストップストップ!』


『……な、なんでそんなにスラスラ出てくるわけ?』


『お兄ちゃん桃子のこと見すぎ!』


『………嬉しいけど』

49: ◆2HPZifHYFA 2015/08/12(水) 17:08:30.92 ID:cMBJe+nm0
『でも、桃子もお兄ちゃんの尊敬するところパパッと言えるよ』


『聞きたい?』


『し、仕方ないな……』


『ちょっとだけしか言わないからね?』


『や、優しいところ…とか………あと…』


『えぇっ?なんか足りない?』


『お兄ちゃん……後で覚えておいてよね』

50: ◆2HPZifHYFA 2015/08/12(水) 17:09:34.49 ID:cMBJe+nm0
『えっと……』


『桃子はお兄ちゃんの声が好き』


『優しくお兄ちゃんから名前を呼ばれるのが大好き』


『でも少し注意する時の厳しい声も大好き』


『あの声で桃子だけを呼んでほしいな』


『あと…桃子はお兄ちゃんの目も大好き』


『真剣な目で桃子を見つめるのが大好き』

51: ◆2HPZifHYFA 2015/08/12(水) 17:10:21.31 ID:cMBJe+nm0
『いっつも思ってるの』


『毎日、桃子のこと見てて欲しいのに…って』


『そしたら桃子、もっと頑張るよ?』


『あと尊敬するところはね……』


『えっ?もういいの?』


『別に桃子はもっと喋ってもいいけど』


『お兄ちゃんがそう言うならやめとくね、ふふん♪』

52: ◆2HPZifHYFA 2015/08/12(水) 17:12:06.98 ID:cMBJe+nm0
『そうだ!』


『すこし機嫌が良くなったから』


『桃子がお兄ちゃんにシールあげるね』


『これっ』


『桃子のお気に入りなんだけど』


『お兄ちゃんにあげる』


『嬉しい?』

53: ◆2HPZifHYFA 2015/08/12(水) 17:13:25.27 ID:cMBJe+nm0
『他の人にはあげないんだよ?』


『うんうん、そうだよね』


『あっ、お兄ちゃんまだ欲しそうな顔してる』


『ウソつかなくてもいいよ』


『欲しいでしょ?』


『桃子のシール』

54: ◆2HPZifHYFA 2015/08/12(水) 17:18:18.72 ID:cMBJe+nm0
『でも残念だったねお兄ちゃん』


『シールはもう持ってきて無いの』


『代わりに桃子がお仕事するお兄ちゃんを』


『見ててあげるね』


『でもお兄ちゃんは桃子へのご褒美に』

55: ◆2HPZifHYFA 2015/08/12(水) 17:21:54.20 ID:cMBJe+nm0
『後でホットケーキ作ってもらうからね!』


『これは責任重大だよお兄ちゃん』


『桃子のグルメな舌を満足させるまで帰さないんだから、ふふん♪』


『覚悟しててね!』


『お兄ちゃん』

56: ◆2HPZifHYFA 2015/08/12(水) 17:23:16.76 ID:cMBJe+nm0
>>41
画像ありがとうございます!

57: ◆2HPZifHYFA 2015/08/12(水) 17:25:24.29 ID:cMBJe+nm0
矢吹可奈 編



『プロデューサーさんおかえりなさい!』


『さっそくですが見てください、このエプロン姿の私』


『どこからどうみても新妻ですよねっ!』


『はれっ?プロデューサーさんスルーはやめてくださいよ~』


『うぅ…劇場に帰ってきたプロデューサーさんをエプロン姿でお出迎えしたくて待ってたのに…』


『酷いです…ぐすっ』


『え?新妻になってもいいんですか?』


『やったー!!』


『えへっ、ありがとうございます』

58: ◆2HPZifHYFA 2015/08/12(水) 17:26:27.20 ID:cMBJe+nm0
『こほん、では改めて……』


『お仕事でお疲れのプロデューサーさんを』


『新妻の私が癒してあげますっ』


『旦那さんはリビングで待っててくださいね』


『まずはご飯を作ります!』


『新妻の私にぜ~んぶ任せてください』


『プロデューサーさんの好みは全部わかってますからね』


『あとは……私の料理の腕を信じてください』


『き、今日は食べられるものが作れるはずなんですっ』

59: ◆2HPZifHYFA 2015/08/12(水) 17:27:34.34 ID:cMBJe+nm0
『それでは行ってきます!』


『…………きゃっ!』


『はわっ!』


『あっ………』


『…………地獄絵図?』





『あの……プロデューサーさん…き、今日は外食とか…えへへ』


『す、すみませんっ!』


『失敗しちゃいました………』

60: ◆2HPZifHYFA 2015/08/12(水) 17:28:51.48 ID:cMBJe+nm0
『うぅ…プロデューサーさんに美味しい料理を作れる日は来るのでしょうか……』


『こんなんじゃ…お嫁さん失格です……』


『えっ……食べてくれるんですか?』


『でも……わ、わかりました!持ってきますね』


『ど、どうぞ』


『プロデューサーさん……あの、そんなに食べたらお腹壊しちゃいますよっ?』


『それに………あの……ぐすっ…う、ぅぅ』

61: ◆2HPZifHYFA 2015/08/12(水) 17:30:18.18 ID:cMBJe+nm0
『プロデューサーさぁん!!』


『私、精一杯頑張りますから、だから…』


『みっ、見捨てないで……ぐすっ……くださぁ~い……』


『大丈夫……本当ですか?』


『えへっ……ありがとうございます』


『はれっ!?プロデューサーさんどこへ?』


『……あっ』


『もしかしなくても……トイレですか?』


『ごっ、ごめんなさ~いっ!!』

62: ◆2HPZifHYFA 2015/08/12(水) 17:32:26.52 ID:cMBJe+nm0
『あっ、おかえりなさいプロデューサー』


『あの…さっきのお詫びにマッサージとかどうですか?』


『私の手でプロデューサーさんの疲れを直接癒しちゃいます』


『へ?アイドルにそんなことさせられない?』


『私なら平気ですよ!』


『日頃お世話になってますからね、これくらいはさせてください』


『よーしっ、それじゃあプロデューサーさん!』


『脱いでください』

63: ◆2HPZifHYFA 2015/08/12(水) 17:33:47.47 ID:cMBJe+nm0
『あっ、ち、違いました』


『靴です!靴を脱いでください』


『何ってそれはもちろん…』


『足つぼマッサージですよ!』


『疲労回復に効果があるツボをぎゅっぎゅっと』


『えっ?つぼの場所?』


『……………』


『わかりません…えへへ…』

64: ◆2HPZifHYFA 2015/08/12(水) 17:34:58.92 ID:cMBJe+nm0
『でっ、でも大丈夫ですよ、続けていくうちに偶然押しちゃったり』


『そうですよね……やめておきます』


『はぁ…』



『今日はすみませんでした…あの……私』


『出来るようになるまで頑張りますから』


『あの…これからも……見守っててくださいね?』


『プロデューサーさんが居ないと私…』

65: ◆2HPZifHYFA 2015/08/12(水) 17:36:22.98 ID:cMBJe+nm0
『え?今日はもう帰るんですか?』


『いつもの出社時間より7分32秒ほど早いですね』


『あっ、そうか今日はあの人と会う日でしたね…確か買い物に付き合う予定?だったような』


『えへっ、忘れてました』


『でも直ぐに帰ってきてくださいね?』


『私はプロデューサーさんのお家…えへ、今は違いますね』


『私とプロデューサーさんのお家で待ってますから』

66: ◆2HPZifHYFA 2015/08/12(水) 17:37:17.87 ID:cMBJe+nm0
『今日は一緒にお風呂に入りましょうか』


『私が綺麗にしてあげますから』


『多分…色々、ついてると思うんです』


『嫌なもの』


『私のプロデューサーさんの身体になにかあったら大変ですからね』


『その後は私の事た~っぷり可愛いがってくださいね!』


『それじゃあ、気をつけていってらっしゃい』


『あなた』

73: ◆2HPZifHYFA 2015/08/13(木) 03:21:51.70 ID:An+jZBaeO
北沢志保 編



『プロデューサーさん』


『プロデューサーさん?』


『あっ、やっと気づきましたね』


『もう…しっかりしてください』


『私が挨拶してもずっと上の空で…』


『何回か呼び掛けたんですよ?』

74: ◆2HPZifHYFA 2015/08/13(木) 03:22:53.13 ID:An+jZBaeO
『それなのに…ん?』


『プロデューサーさん随分疲れた目をしてますね?』


『もしかして』


『何かあったんですか?』


『答えてください。プロデューサーさん』


『え?昨日は遅くまでドラマのDVDを見てたから眠い?』

75: ◆2HPZifHYFA 2015/08/13(木) 03:23:55.24 ID:An+jZBaeO
『…はぁ』


『子供じゃないんですからそういうのはキチンとしてください』


『体調管理もお仕事のうちです』


『そう言っていたのはプロデューサーさんじゃないですか』


『笑ってる場合じゃ…もういいです』


『まったく…』

76: ◆2HPZifHYFA 2015/08/13(木) 03:24:47.01 ID:An+jZBaeO
『それで何を見てたんですか?』


『プロデューサーさんのことですから』


『どうせ変な…』


『えっ…私が出てるドラマを?』


『………そ、そうですか』


『それなら…仕方ありませんね』


『…ふふっ』

77: ◆2HPZifHYFA 2015/08/13(木) 03:25:42.27 ID:An+jZBaeO
『あの、今度からはそういう時には私も呼んでください』


『その方がプロデューサーさんも指導しやすいと思うんです』


『私もその方が今後、役に対して深くアプローチできる気がします』


『なので次からは』


『二人っきりで』


『誰にも邪魔されない場所で』


『作品を見ましょう』

78: ◆2HPZifHYFA 2015/08/13(木) 03:26:40.87 ID:An+jZBaeO
『私は別に構いませんので、よろしくお願いしますね』


『え?あぁ、この絵本ですか?』


『そうでした、すみません…』


『本当に話したいのはこっちでした』


『ありがとうございます、プロデューサーさん』


『実はこれ絵本じゃないんです』


『表紙は海外の絵本のような雰囲気ですけど』

79: ◆2HPZifHYFA 2015/08/13(木) 03:27:38.51 ID:An+jZBaeO
『中はほら』


『日記になってるんです』


『昨日の帰りに偶然見つけて』


『普段は衝動買いとかはしないんですけど』


『これは惹かれて買ってしまいました』


『あっ、えっと……それで本題なんですけど』


『プロデューサーさんとこれを使って交換日記をしたいです』

80: ◆2HPZifHYFA 2015/08/13(木) 03:30:25.66 ID:An+jZBaeO
『交換日記と言うと…すこし気はずかしいですけど』


『連絡ノート?そんな感じで受け取ってくれると…』


『はぁ?電話やメールでいいじゃないかって…』


『まったく……』


『いいですか?プロデューサーさん』


『もちろん電話もします』


『メールもします』


『けど、まだ足りません』

81: ◆2HPZifHYFA 2015/08/13(木) 03:32:27.91 ID:An+jZBaeO
『最近はプロデューサーさんと離れてお仕事する機会が増えましたよね』


『残念なことに』


『このままだと私がプロデューサーさんの事をキチンと見れなくなってしまいます』


『どうですか?』


『許されない事ですよね』


『酷いですよね』


『そんな、どうしようか迷ってた時にこれを見つけたんです』

82: ◆2HPZifHYFA 2015/08/13(木) 03:42:19.82 ID:An+jZBaeO

『縁というか…そういうものを感じました』


『そういう訳なので』


『やってくれますよね?』


『プロデューサーさん』


『それに、プロデューサーさんも私が現場でどうだったか知りたいと思いますし』


『………いえ、違いますね』

83: ◆2HPZifHYFA 2015/08/13(木) 03:43:29.04 ID:An+jZBaeO
『知らないといけません』


『プロデューサーさんは私の事をもっと知ってください』


『私も、もちろんプロデューサーさんの事を知りたいです』


『なので……あれ?』


『どうしたんですか』


『顔色が少し悪いです』

84: ◆2HPZifHYFA 2015/08/13(木) 03:44:17.13 ID:An+jZBaeO
『どこか熱でも…おでこ失礼しますよ?』


『……大丈夫みたいですね』


『良かった…』


『でも…プロデューサーさんってそんな顔も出来るんですね』


『また知れました…プロデューサーさんのこと』


『こんな顔、他の子は知らないですよね』


『ふふっ、嬉しい』

85: ◆2HPZifHYFA 2015/08/13(木) 03:45:16.08 ID:An+jZBaeO
『プロデューサーさん?下を向かないでください』


『ほら、私のこと見て?』


『大丈夫ですから、何もしません』


『プロデューサーさんには何もしませんから』


『だからそんなに震えなくてもいいんですよ?』


『さっそく今日から始めましょうか交換日記』


『先ずは私が書きますね』


『想いをこめて』

86: ◆2HPZifHYFA 2015/08/13(木) 03:47:05.40 ID:An+jZBaeO
『なので全部読んでほしいです』


『読んでくれますよね?』


『そして明日はプロデューサーさんが書いてください』


『そして次はまた私が…』


『そうやってずーっと続けていきましょう』


『難しいですか?』

87: ◆2HPZifHYFA 2015/08/13(木) 03:48:05.48 ID:An+jZBaeO
『大丈夫ですよね』


『私とプロデューサーさんならずっと』


『二人ならきっと』

92: ◆2HPZifHYFA 2015/08/13(木) 19:14:45.16 ID:AOYwrBct0
真壁瑞希 編



『おはようございますプロデューサー』


『やっと起きてくれました』


『プロデューサーは朝が弱いんですね。新発見です』


『ちなみに私はプロデューサーより2時間ほど早く目が覚めました』


『私の勝ちですね……あいあむちゃんぴおん』


『私の座が欲しければいつでも挑戦まってるぜ…ふははは』


『すみません。冗談です』

93: ◆2HPZifHYFA 2015/08/13(木) 19:15:49.67 ID:AOYwrBct0
『ホットミルクはいかがでしょうか』


『温かい飲み物を飲めばスッキリ起きれると思います』


『どうぞどうぞ。ぐいぐいっと』


『プロデューサー。すごいです』


『惚れ惚れする飲みっぷりでした』


『なでなで』


『ミルクをいっぱい飲んで大きくなるのよPくん』


『どうですか瑞希ママです。母性を感じましたか?』

94: ◆2HPZifHYFA 2015/08/13(木) 19:16:49.00 ID:AOYwrBct0
『あの。プロデューサー、そんな微妙な顔をしないでください』


『それではプロデューサー。今日は日曜日ですので私と遊びましょう』


『何をして遊びましょうか』


『む?なんですかプロデューサー』


『今いるここはどこ?』


『あ…』


『私、プロデューサーに説明していませんでした』

95: ◆2HPZifHYFA 2015/08/13(木) 19:18:51.92 ID:AOYwrBct0
『うっかりですみません』


『ここは私の部屋です』


『そこに何故プロデューサーがいるのかというと』


『私が連れてきました』


『プロデューサーの部屋から運びだすのには一苦労でした……くたくたです』


『ですが無事に任務完了…やったぜ瑞希』


『プロデューサーをお家に招待できました』


『どうやって連れてきたか?』


『トリックを聞くのはルール違反です。プロデューサー』

96: ◆2HPZifHYFA 2015/08/13(木) 19:20:33.22 ID:AOYwrBct0
『イエローカードです…ぴぴーっ』


『なんで連れてきたか?』


『それにはお答えしましょう…プロデューサーを家に連れてきた理由』


『それは………』


『プロデューサーと遊びたかったからです』


『どうですか凄くまともな理由でしょう…そうでしょう』


『では疑問が片付いた所でさっそく遊びましょう』


『まずはこれです』


『ジェンガをプロデューサーとやってみよう』

97: ◆2HPZifHYFA 2015/08/13(木) 19:21:43.02 ID:AOYwrBct0
『今から私とジェンガをやっていただきます』


『ではさっそく…え?』


『な、なんですとー』


『負けたら罰ゲームですか』


『そ、その内容は?』


『勝ったほうが負けた方にコチョコチョの刑?』


『もし負けたらプロデューサーが私を…』


『い、いいでしょう』

98: ◆2HPZifHYFA 2015/08/13(木) 19:22:43.58 ID:AOYwrBct0
『では…始めます』


『決闘!』


『それでは私から……あー手が滑ったー』


『もう崩れてしまいましたね…残念です』


『ではプロデューサーコチョコチョお願いします』


『え?審議ですか』


『な、なにもやましいことはしてません……ドキドキ』


『それより早くお願いします』

99: ◆2HPZifHYFA 2015/08/13(木) 19:24:23.03 ID:AOYwrBct0
『あっ………んっ、ふ…やぁ』


『はぁはぁ…プロデューサーコチョコチョ恐るべしです』


『でもくすぐったいというよりも……とても不思議な感覚でした』


『プロデューサーはすごいですね』


『じゃあその勢いに乗って次は映画をみましょう』


『ポップコーンも準備完了です』


『それでは早速見ましょう。セッティングはもう済ませてますので』


『プロデューサー。隣に座ってもいいですか?』

100: ◆2HPZifHYFA 2015/08/13(木) 19:25:59.90 ID:AOYwrBct0
『ありがとうございます。それでは早速観ましょう…すいっちおん』


『……………』


『……………』


『どうでしたかプロデューサー』


『面白かったですか?』


『私が撮ったプロデューサーストーキング映像』






『あの…冗談です』


『すみませんプロデューサー。まさかそんなに怖がるとは……はい。反省してます』


『安心してください普通の映画なので』

101: ◆2HPZifHYFA 2015/08/13(木) 19:27:48.47 ID:AOYwrBct0
『あ、始まります』


『わぁ…』


『…………』


『……あの、どうでしたか』


『私はドキドキしすぎて映画の内容が入ってきませんでした』


『やはりプロデューサーと映画を見るのは私には難しいです』


『ごほん…ここで突然ですが』


『次はプロデューサークイズをしたいと思いますがどうでしょう?』

102: ◆2HPZifHYFA 2015/08/13(木) 19:29:17.22 ID:AOYwrBct0
『プロデューサーが私にクイズを出題する遊びです』


『ちなみに問題の内容は全てプロデューサーの事でお願いします』


『ではさっそく第一問を……』






『…ふぅ』


『まさかプロデューサーの嫌いな食べ物が第231問の伏線になっていたとは』


『悔しいです…』


『ではプロデューサー次の第232問をお願いします』


『わくわく』

103: ◆2HPZifHYFA 2015/08/13(木) 19:31:00.80 ID:AOYwrBct0
『プロデューサー?』


『…寝てしまいましたか』


『お昼寝とはプロデューサーよっぽど疲れていたみたい』


『起きたらまたホットミルクをいれてあげましょう』


『そうしたら褒められる……ふふ』


『プロデューサーの事、クイズでもっと知れたし』


『次はプロデューサーと何をしよう…あっ』


『ひらめいちゃった』

104: ◆2HPZifHYFA 2015/08/13(木) 19:32:41.27 ID:AOYwrBct0
『今度からはプロデューサーを金曜日の夜から招待しよう』


『そうすれば長く一緒にいれてもっと楽しくなるはず』


『夏休み期間中ずっと招待してもいいな』


『我ながらナイスな案だ…でかした瑞希』


『この計画、起きたらプロデューサーにも話してあげよう』


『プロデューサー喜んでくれるかな…』


『ドキドキ』

107: ◆2HPZifHYFA 2015/08/14(金) 01:35:40.42 ID:TM8DywqrO
ジュリア 編



『よっ、プロデューサー』


『なんだよ?そんな驚いた顔して』


『あたしの顔に変なもんでもついてるか?』


『おっかしいなぁ…家から出てくる時何度も鏡でチェックしたんだけど』


『そうだ』


『この服、良い感じだろ?』


『あはは、そうじゃないって?』

108: ◆2HPZifHYFA 2015/08/14(金) 01:37:51.01 ID:TM8DywqrO
『まぁそう怒るなよ』


『って…まぁ当然か、もう夜だし』


『プロデューサーの家にアイドルが来るのもヤバいし』


『しかも一人で』


『あはは…色々無計画すぎるなあたし』


『ごめん謝るよ』


『けどさ、どうしてもプロデューサーに会いたくなった』

109: ◆2HPZifHYFA 2015/08/14(金) 01:38:59.39 ID:TM8DywqrO
『理由なんてそれで充分だろ?』


『分かってくれるよな?』


『おっ、流石あたしのプロデューサー』


『それじゃあ入ってもいいかな?』


『来る途中ワクワクしっぱなしでさ』


『ん?』


『えぇ~そりゃ無いんじゃないかな』

110: ◆2HPZifHYFA 2015/08/14(金) 01:39:54.47 ID:TM8DywqrO
『せっかく来たのに』


『少し話して帰るって』


『本当に』


『ふぅ~、やっぱり頑固だなプロデューサー』


『でも…そうだよな』


『ごめん、やっぱり帰るよ』


『じゃあまた明日』

111: ◆2HPZifHYFA 2015/08/14(金) 01:41:05.13 ID:TM8DywqrO
『………えっ?』


『いいの?』


『えへへ、ありがとっ!プロデューサーさん♪』


『ってやっぱ無理するもんじゃないな…』


『ごめん、ごめん普通に言うよ』


『ありがとうなプロデューサー』


『それじゃあ…お邪魔するよ』

112: ◆2HPZifHYFA 2015/08/14(金) 01:41:55.06 ID:TM8DywqrO
『へぇー、ふーん』


『えっ?あぁ悪い、部屋の中ジロジロ見ちゃって』


『にしてもプロデューサーの部屋って……』


『いや、あたしが勝手にハードル上げてたんだけどさ』


『案外普通だな』


『プロデューサーの事だからもっと』


『ドカーンとぶっ飛んだやつがあるのかと』

113: ◆2HPZifHYFA 2015/08/14(金) 01:43:26.75 ID:TM8DywqrO
『あははっ、悪い悪い』


『それじゃあ…ん?飲み物?』


『あんたと同じやつでいいよ』


『というか同じやつがいい』


『いちいち面倒くさいだろ?』


『うん、それでいい』


『にしてもアイドルに関係する本とかばっかりだな』

114: ◆2HPZifHYFA 2015/08/14(金) 01:44:29.65 ID:TM8DywqrO

『中にはプロデューサーの趣味のやつとか混ざってたり?』


『ははっ、隠さなくてもいいって』


『これとか?』


『……うーん違うみたいだな』


『どうやらここには無いみたい』


『となると…怪しいのは寝室かな?』


『ご、ごめん…そんなに慌てるとは』

115: ◆2HPZifHYFA 2015/08/14(金) 01:45:35.93 ID:TM8DywqrO
『もう探さないでおくよ、あはは』


『んー?CD?』


『あぁ、これあたしが好きなバンドのやつか』


『プロデューサーも買ってくれたんだな』


『結構いいだろ?』


『…他にも何かおすすめ?』


『うーん、あることはあるけど』

116: ◆2HPZifHYFA 2015/08/14(金) 01:46:21.95 ID:TM8DywqrO
『話すのは今度にしないか?』


『せっかくなんだし』


『それより音楽以外の話がしたいかな』


『プロデューサーもそんな離れてないで』


『あたしの隣に来たらどう?』


『そうそう、やっぱり隣にあんたが居るといいな』


『しっくりくる』

117: ◆2HPZifHYFA 2015/08/14(金) 01:47:53.73 ID:TM8DywqrO
『匂いとか』


『体温とか』


『息づかいとか』


『全部ひっくるめて』


『あんたが居ないと落ち着かないな』


『ほらっ、もっと近づいて』


『……落ち着く』

118: ◆2HPZifHYFA 2015/08/14(金) 01:49:36.31 ID:TM8DywqrO
『ギターを弾いてる時よりも』


『歌ってる時よりも』


『プロデューサーといる方がいいな』


『プロデューサーもそうだろ?』


『あー、言わなくても分かるよ』


『あたし達って感性が合うみたいだから』


『何でもわかるよ』

119: ◆2HPZifHYFA 2015/08/14(金) 01:50:30.10 ID:TM8DywqrO
『例えば…この飲み物入ってるマグカップ』


『プレゼントだろ?』


『女の子からの』


『どうだ?当たってたろ』


『ははっ、やっぱりな』


『まぁ、誰のプレゼントかはまだ分からないけどさ』


『気にすることでもないし』

120: ◆2HPZifHYFA 2015/08/14(金) 01:52:29.43 ID:TM8DywqrO
『あたしはプロデューサーが隣にいてくれたら何でもいい』


『でも少しイラッとしたから』


『もっとプロデューサーに近づくよ』


『まだ足りないな』


『もっと近づいてお互いの心臓の音が混ざりあうくらいに』


『逃げるなよ?』


『逃げたらロックなお仕置きだ』

121: ◆2HPZifHYFA 2015/08/14(金) 01:53:37.06 ID:TM8DywqrO
『あんたにそんなことしたくないけど』


『あたしから逃げるんだ』


『それくらいの覚悟はしてないとな』


『お?もう逃げるのは諦めたみたいだな』


『それでいいんだよ』


『ん…プロデューサー』


『もっと近くに』

122: ◆2HPZifHYFA 2015/08/14(金) 01:55:12.65 ID:TM8DywqrO
『…うん…ここだ…落ち着く……』


『あたしだけの場所』


『あたしさ、これからもここに居られるように』


『あんたにふさわしい女になるから』


『これからもプロデュースよろしく』


『大好きなプロデューサーさん♪』





『やっぱり…は、恥ずかしい……』

引用元: ミリP「一途な女の子ガシャ?」小鳥「はい」