1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/29(火) 20:54:00.99 ID:0qfPiYCX0
京楽「なんだいそれは?」

黒崎「浦原さんが作ったんだとよ。いま隊長決めるの苦労してるみてぇだから
   コレ使ったらどうかって。」

浮竹「それはなかなかいいアイデアじゃないか?どうです総隊長?」

山本「儂はかまわん」

剣八「おいさっさと始めようぜ!」

恋次「はいはい。ではいまから始めましょう!」

6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/29(火) 21:00:19.57 ID:0qfPiYCX0
黒崎「えーと今居るのは・・隊長は10人だけですか?」

浮竹「3番隊と5番隊は現世に出張で・・・・あれ?9番隊は?」

檜佐木「六車隊長?さっきまで居たんですけどね。」

浮竹「まあ彼は後で計ればいいよ。」

恋次「そうですね。」

石田「じゃあ早速総隊長から計って行きましょうか。」

7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/29(火) 21:04:10.01 ID:0qfPiYCX0
山本「うむ。」

黒崎「えーとこれを当てて、おお!総隊長の霊圧53万です。」

山本「それはそんなにすごいのかの?」

黒崎「そうですね。だいたいギリアンが5000前後ですのでそれに比べると遥かにデカいです。」

石田「じゃあ次は卯の花隊長お願いします。」

卯の花「分かりました。これをここに当てれば良いんですか?」

石田「そうです。じゃあ始めます。卯の花隊長は・・・・すごい!36万です。」

恋次「総隊長には及びませんがスゴイっすよ!」

日番谷(さすがだ卯の花・・・あいつが36万なら俺は40万くらいだな。うん)

8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/29(火) 21:06:07.03 ID:0qfPiYCX0
黒崎「じゃあ次は京楽、浮竹両隊長です。」

京楽「僕らかい?困ったねぇもう年だから。」

浮竹「ぼくも病気がちだし。」

石田「心配ありませんよ。これは体の状態が良いときの霊力を測定出来ますから・・。」

狛村(ここだな・・・この二人はかなりのベテラン。だがおそらく霊圧だけなら勝てそうだ・・・
   助かった・・・隊長からは滑り落ちなくて良さそうだ)
黒崎「じゃあ計ります・・・・」

日番谷&狛村(頼む!せめて10万台なら勝ち目はある!)

石田「京楽隊長33万、浮竹隊長32万5000です。」

狛村(30オーバー・・・・だと?)

12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/29(火) 21:15:06.15 ID:0qfPiYCX0
狛村(そんなはずはない!卯の花隊長は総隊長に次ぐ大ベテランだから仕方ないとしてあの二人が30オーバーなんて・・・
    勝ち目がないかもしれない・・・・)

浮竹「京楽に僅差で負けたか・・・次は負けないぞ。」

京楽「望むところだよ。」 

チャド(霊圧か・・・)

黒崎「次は・・剣八!」

剣八「こうすればいいのか?」

黒崎「ああ。じっとしててくれ・・・・よいしょ・・・おお!33万2000だって!」

砕蜂(あの男がこのくらいの霊圧なら・・・少なくてもガキに犬にあの訳の分からない科学者は
   余裕だな・・・たわいもない)

13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/29(火) 21:23:11.89 ID:0qfPiYCX0
恋次「やっぱり暫定トップは総隊長か・・・じゃあ次・・涅隊長お願いします。」

涅「私はあまり時間がないんだヨ。早くしたまえヨ。」

黒崎「ああはいはい・・・えーっと・・」

日番谷(ここが分かれ目だな・・おそらくあの野郎は鍛錬もロクに積んでないはずだ・・・
    知力は相当だが霊圧はさほどではないだろう。斬魄刀も俺に比べればたいした事ないしな!」

黒崎「31万です。」

日番谷&狛村&砕蜂(影の実力者・・・・だと・・・?)

16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/29(火) 21:31:24.69 ID:0qfPiYCX0
日番谷(そんなはずはない!俺が40万という仮定はくずれた・・・涅よりも上だろうから俺は32万くらいか?)

黒崎「じゃあ次に・・・「ああちょっと待ってくれ。」

黒崎「あんたは・・・」

檜佐木「六車隊長!戻っておられたんですか?」

六車「俺をさきに計ってくれ・・・・」

石田「まあいいですけど・・・・じゃあ配置に付いてください」

砕蜂(馬鹿な男だ・・・所詮奴は噛ませ犬・・・逃げれば良かったのに・・飛んで火にいる夏の虫とはこのことだな!)

黒崎「じゃあ行きますよ!・・・出た!・・うわ・・これは・・・」

恋次「どうした? どれどれ・・・っ・・・・・!」

六車「どうしたんだよ!早く言え!!」

黒崎「行っていいスか?」

六車「ああ!」

黒崎「7万です。」

六車「一桁・・・・・だと?」

18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/29(火) 21:34:31.10 ID:0qfPiYCX0
六車「嘘・・・・だろ・・・・一桁?俺が?あああああああああああああああああああああああ!」

檜佐木「ちょっ・・どこ行くんですか六車隊長!」

六車「ああああああああ!うわわああああああああああ!」

檜佐木「待ってくださいって!」

日番谷「やめろ檜佐木追うな!」

23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/29(火) 21:41:30.12 ID:0qfPiYCX0
檜佐木「日番谷隊長・・」

日番谷「あいつの霊圧が低い・・・それだけのことだ・・・ほっておけ・・・」

檜佐木「ですが・・・・」

狛村「見苦しいぞ檜佐木!奴の鍛錬が足りなかっただけだ!自分の過ちを認めずに
   喚く奴など放っておけ!」

砕蜂「おい黒崎一護、提案があるのだが。」

黒崎「なんすか?」

砕蜂「これからあの男が出した7万という数字を基準にしないか?それより低い奴は
   隊長失格ということにしたら分かりやすいんじゃないか?」

石田「成る程・・・どうですか総隊長?」

山本「儂は構わんぞ」

黒崎「じゃあ続けましょうか」

30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/29(火) 21:46:25.09 ID:0qfPiYCX0
黒崎「次はじゃあ白哉だな!・・・・あれ?白哉は?」

京楽「さっきまでボクの隣に・・・いない?ん?書き置きがあるね。」

「済まぬ。」

恋次「謝って逃げた・・・だと?」

39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/29(火) 21:56:16.87 ID:0qfPiYCX0
恋次「朽木隊長!どこいったんスか?」

ルキア「兄さま!」

砕蜂「刑軍に追わせよう。すぐに手配をする。」

日番谷「別にいいじゃねぇか!ビビって逃げたんだろ。卍解もパクられて霊圧測定もできないような隊長格は
    ほっておけよ。とっとと次行こうぜ。」

黒崎「そうだな。残っているのは白哉を抜くと狛村隊長、砕蜂隊長、冬獅郎の3人か」

石田「誰から行くんですか?」

日番谷&砕蜂&狛村(このなかで一番弱い奴から計っていく方がいいから・・・」

日番谷「砕蜂から!」 砕蜂「狛村から!」 狛村「日番谷隊長からだな!」

黒崎「ああもう誰でもいいから早くしてくださいよ!」

51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/29(火) 22:06:36.09 ID:0qfPiYCX0
刑軍「お話中申し訳ありません。朽木白哉は見つかりませんでしたが浦原喜助様より
   霊圧測定器をいくつか受け取りました次第です。」

砕蜂「ごくろう。続けて朽木白哉捜索を続けてくれ」

刑軍「了解致しました。では・・」

恋次「おお!これで一辺に計れるじゃねぇか!」

黒崎「じゃあ3人ともここに並んで。」

ザッ・・・

黒崎&恋次&石田「それでは計ります!」

黒崎「冬獅郎・・・・5412」

恋次「砕蜂隊長・・・・5698」

石田「狛村隊長・・・・5234」

日番谷&砕蜂&狛村(嘘・・・・・だろ・・・・・・)

71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/29(火) 22:29:19.50 ID:0qfPiYCX0
日番谷「おい!そんなはずないだろ!てめぇ黒崎!」

黒崎「で・・・でもよこの装置にはそう出て・・・・」

砕蜂「死にたいようだな黒崎一護・・・」

黒崎「ま・・・待て!」

石田「アレ?ちょっとまって。」

恋次「どうした石田?」

石田「これ壊れてるよ。だってほら京楽さんに当てても5234だし。」

恋次&黒崎「あ!ほんとだ」

黒崎「なんだよ浦原さん欠陥品渡して来たのか。 新しいのはまだ3つあるな。」

恋次「すいませんお三方、ちょっと機械に不備が出てまして・・」

砕蜂「メンテナンスと確認くらい始めにしておけ!この阿呆ども!」

日番谷「まったくだ!なんだ5412って!おれはその60倍はあるぞ!」

黒崎「わ、悪かったからそんなに怒んなよ。」

恋次「よし不備はない・・・全部準備オッケーだ一護、石田」

石田「じゃあ改めて計るんでもう一回並んでください」

81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/29(火) 22:37:44.28 ID:0qfPiYCX0
黒崎「では・・・・冬獅郎・・・っ!え?は?いや嘘だろ・・・」

恋次「砕蜂隊長は・・・あれ?さっきメンテナンスしたはずなんだけどな・・・」

石田「狛村隊長・・・ん?なんだこれ」

日番谷「おいさっさと言え!気になるだろ!」

恋次「言っていいスか・・・?」

狛村「無論だ」

黒崎「冬獅郎・・・・988」

恋次「砕蜂隊長・・・1066」

石田「狛村隊長・・・1001」

日番谷&砕蜂&狛村(アラウンド野口英世だと・・・・?)

93: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/29(火) 22:45:44.94 ID:0qfPiYCX0
日番谷(くそ・・・こいつら殺してやる・・卍解は・・・今使えねえのか)

砕蜂「貴様らのめは節穴か!?確認が出来てないじゃないか!」

恋次「すいません!」

石田「ちょっと確認してみるね・・・総隊長ちょっとよろしいですか?」

山本「かまわん」

石田「?・・・・53万?正常じゃないか。壊れてないよ3個とも。」

黒崎「他の人で確認してみようぜ・・・・・・・・・・全部あってんな。」

石田「六車さんのときまで使ってた奴とまったく違うものを3個使って計ったし、さっきまで使ってた
  霊圧測定器に異常はなかった・・・つまり・・・」

黒崎&恋次&石田「これが本当の霊圧・・・・・」

103: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/29(火) 22:55:11.31 ID:0qfPiYCX0
日番谷「う・・・嘘だろ・・・・俺の・・今までの努力はなんだったんだよ・・」

恋次&石田「あああああ!すいません!とんでもないミスを犯してしまった!」

砕蜂「・・・・・もうよい・・・私たちの実力など・・・・所詮そんなものなんだ・・・・
   慰めはよしてくれないか・・・」

恋次「いや違うんスよ!今俺と石田は0を1つ見落としてまして・・・・」

石田「本当はお二方とも一万の位でした!喜んでください!」

砕蜂&狛村「一万の大台に乗った!」

黒崎「よかったですね二人とも」


日番谷「おい俺は?」

黒崎「えっ」

112: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/29(火) 23:03:43.54 ID:0qfPiYCX0
黒崎「え・・あ・・えっと・・・」

乱菊『ちょっと一護!やめなさいよ」

黒崎「乱菊さん。」

乱菊「0をつけなさい」

黒崎「いやでも嘘は・・・」

乱菊「いいから!」

日番谷「さっきから何話してるんだお前ら?」


黒崎「いやなんでもない・・・喜べ冬獅郎・・・俺も0を一つ見落としてた本当はお前は9880だ・・・」

日番谷「やった!やった!おれが・・・9880!婆ちゃん見ててくれたか?」

恋次「よかったっすね3人とも」

狛村「そうだ!貴公らも計ってみたらどうだ?」

黒崎「ああいいっすよ」

狛村「どれどれ・・・っ・・・・・・!」

恋次「どうしたんすか狛村隊長?」

狛村「51万・・・・だと?」

114: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/29(火) 23:06:16.75 ID:0qfPiYCX0
狛村「高すぎる・・・」

砕蜂「つ、ついでに貴様も計るとするか・・・」

石田「僕?」

砕蜂「31万6000・・・・・だと?」

118: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/29(火) 23:09:02.74 ID:0qfPiYCX0
黒崎「ま、まあそういうこともあるさ。なあ石田?」

石田「そ、そうだよ。今日はたまたま良かっただけだし。あ!そうだ茶渡君も計ったらどうだい?」

黒崎「そうだぜチャドお前も計れよ!」

チャド「オ・・・オレが?」

128: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/29(火) 23:19:53.83 ID:0qfPiYCX0
チャド「いやでもオレはほら」「いいからほら!」

石田「さあ計らせてもらうよ・・・・どれどれ・・・」

石田「ほう・・・6万8000か・・・」

黒崎「まあまあなんじゃねぇの六車さんくらいあるし。」

石田&黒崎「あれ?」

黒崎「今の見たか?」

石田「ああでも今は元に戻って・・・・ない!さっきから表示が消えたり着いたりしてるな?」

黒崎「ん?あっ・・・・・・・・」

石田「どうしたんだい?」

黒崎「チャドの霊圧が・・・・消えた?」

134: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/29(火) 23:34:33.26 ID:0qfPiYCX0
石田「茶渡君・・・・」

黒崎「チャド・・・・」

石田「ま、まあいいじゃないか!」

黒崎「そうだよな。霊圧が消えるなんて日常茶飯事だしな。」

チャド「・・・・・」

黒崎「ま、まあいいさ。じゃあ今回はコレでお開きです!」

石田「皆さんお疲れ様でした。」

山本「皆のものご苦労であった。新隊長は日を追って連絡する。」


一角「おい一護!オレのも計ってくれよ!」

弓親「僕のもお願い出来るかい?」

一護「ああいいぜ!」

わーわー

一角「ゲッ!おれ3万しかねぇ!」

弓親「僕は5万5000・・・美しい数字だ」

~その後計測合戦は続く~

138: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/29(火) 23:39:29.63 ID:0qfPiYCX0
~3日後~

日番谷は鍛錬に励んでいた・・・いつか隊長に返り咲く為に・・・・

一年かけて上がった霊圧はたったの200だったということは黙っておこう・・・

10番隊16席に格下げとなった日番谷冬獅郎の挑戦は終わらない。






駄文につき合ってもらってありがとうございました

引用元: 黒崎一護「霊圧測定器で霊圧測定を始めます」