1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/23(日) 22:45:06.16 ID:QZ8tyxaX0
勇者「怪物退治ですか...」

王「そうだ、頼まれてくれんかね」

勇者「王の命とあれば」

王「すまぬ、頼んだぞ」

勇者「それで、怪物とは...」

王「......」

王「ゴーレムだ」


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2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/23(日) 22:48:48.29 ID:QZ8tyxaX0
勇者「(ゴーレムか....)」

勇者「よう、やってるか?」カランカラン

酒場のマスター「おお、勇者さん、お久しぶりです」

勇者「久しぶりだな、なかなか元気にやってるじゃないか」

マスター「おかげさまで」

勇者「聞きたいことがる」

マスター「私がわかることですかね」

勇者「巷で噂のゴーレムについてだ」

3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/23(日) 22:52:12.26 ID:QZ8tyxaX0
マスター「ゴーレム...最近噂になっていますね。なんでも町を破壊する化けものだとか」

勇者「そのゴーレムだ」

マスター「確か、大きさが3メートルほどもあり...石でできてるとか」

マスター「兵士の話では、銃もきかないらしいです」

勇者「銃がきかないのか」

勇者「場所はわかるか...生息地だ」

マスター「うーん...なんでも西の砂漠からやってくるとか」

勇者「十分だ、協力感謝する」


4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/23(日) 22:57:07.08 ID:QZ8tyxaX0
西の砂漠

勇者「ここか...」

勇者「んー、見たところ怪しいものはないな」

勇者「もう少し進んでみるか...」

砂漠の森 深部

勇者「ここまで来てもいないか...いったん帰って様子を」ズン

勇者「なんの音だ?」

ゴーレム「コォォ」ズドン

勇者「ゴーレム!そうか...砂の中に!」

ゴーレム「コォォォ」ブンッ

勇者「うわっ!」バタッ

勇者「まずい...意識が...」






5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/23(日) 22:59:55.95 ID:QZ8tyxaX0
勇者「ぐ...」

ゴーレム「コォォ」

魔女「...起きたかい」

勇者「貴様は...」

魔女「こいつの飼い主さ」

勇者「ゴーレム!!」

魔女「まて、今は攻撃しやしないよ」

勇者「くっ!」

ゴーレム「コォォ」

魔女「さて...勇者」

魔女「ちょっとやってもらいたいことがあるんだがねえ」

6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/23(日) 23:02:22.65 ID:QZ8tyxaX0
勇者「なんだ...」

魔女「そう身構えるな...とは言わないけど、やらなきゃどっちみち生きて返す気は無いよ」

勇者「くそっ!」ガキンッ

魔女「魔力をこめた拘束具がそんなに簡単にはずれるかねえ」

勇者「ぐ...!」ガキンッ

魔女「ひっひっひ」

魔女「さて、やってほしいことは...」

魔女「実験のお手伝いさ」

7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/23(日) 23:04:54.53 ID:QZ8tyxaX0
勇者「やめろ!はなせ!!やめろ!!!」

魔女「そんなに嫌かい」

勇者「なにをする気だ!放せ!!」

魔女「耐久度...防御力をあげる実験さ」

勇者「なぜそんなことを...!」

魔女「もしやってくれたらこのゴーレムを町に放すのはやめる」

勇者「!」

魔女「あたしは嘘はつかないよ」ヒッヒッヒ

魔女「もともとあんたをおびき寄せるためでもあったんだからねえ...」ヒッヒッヒ

8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/23(日) 23:06:44.89 ID:QZ8tyxaX0
勇者「なぜ俺なんだ!」

魔女「おっと...勇者様らしくない発言だねえ...」

勇者「他のものを犠牲にする気もない!!」

魔女「いっひっひ...まあ、あんたが強いからだねえ」

勇者「ぐあっ!放せ!やめろ!」

魔女「すぐ終わる」

勇者「うあっ!」バタン

9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/23(日) 23:08:04.89 ID:QZ8tyxaX0
勇者「う...」

勇者「ここは...砂漠」

勇者「そうだ、あの魔女は!!」

勇者「出て来い!!!魔女!!」

勇者「...くっ、俺は何をされたんだ」

勇者「魔女の言葉が本当なら...」

10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/23(日) 23:10:10.59 ID:QZ8tyxaX0
王「...勇者!」

勇者「帰還いたしました」

王「無事であったか、で。ゴーレムのほうはどうなった」

勇者「はっ、恥ずかしながら初撃で気を失ってしまい...」

王「な...では奴は」

勇者「逃がしてはいません...がしとめてもいません」

王「詳しく説明してくれるかの?」

勇者「はっ!」

11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/23(日) 23:13:03.99 ID:QZ8tyxaX0
王「なんと...そんなことが」

王「体のほうは大丈夫か、勇者」

勇者「はい、特に問題ありません」

王「そうか、魔女の話が本当ならゴーレムは詣もうでないと」

勇者「信じられません、もう一度見てきます」

王「だめだ、精鋭の医療チームに一度体を検査してもらえ」

勇者「しかし!」

王「勇者、そなたはこの国の希望なのだ...」

勇者「...はっ」

王「手配する、すぐに向かえ」

12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/23(日) 23:15:07.88 ID:QZ8tyxaX0
医者「うーん、体のほうに以上はありませんでした」

勇者「そうか、よかった」

医者「一応経過を見ますので、しばらくは病院に」

勇者「しかし...」

医者「お願いします、国王からの命なのです」

勇者「そうか、わかった。世話になるよ」

医者「ありがとうございます」

13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/23(日) 23:19:15.41 ID:QZ8tyxaX0
勇者「ふう...」

勇者「(見つからなくてよかったというべきか)」

勇者「さすがにこれは伝えられまい...」

勇者「...」メキメキメキ

ゴーレム勇者「まさか体が石になるとは...」

ゴーレム勇者「...」シュゥゥゥ

勇者「はあ...どうすればよいというのだ」

勇者「あの魔女のせいなのか...」

医者「失礼します、どうかされましたか?」

勇者「いや、なんでもないよ」

14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/23(日) 23:22:03.14 ID:QZ8tyxaX0
医者「そうですか、失礼します」

勇者「ああ」

勇者「あの時...」

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勇者「砂漠...魔女は何処だ!!」

勇者「くそっ、いったん帰って体制を整えないと」

魔物「グルルルル」

勇者「くっ!こんなときに!」

勇者「はぁぁ!!」メキ

勇者「!?」

勇者「な、これは...」

勇者「はああ!!!」メキメキメキ

勇者「そんな...ばかな...」

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15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/23(日) 23:23:43.08 ID:QZ8tyxaX0
勇者「力を入れると石になる呪い、あの魔女もなかなかやってくれたな」

勇者「なんとしてもあいつを倒して元に戻す!」

勇者「(まだ童貞だからな...)」

勇者「それに職務もあるし...おっと、最近はひとり言が多いな」

勇者「もうねるか」

16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/23(日) 23:30:32.61 ID:QZ8tyxaX0
1週間後

勇者「では、世話になったな」

医者「はい、体に以上はありませんでした」

勇者「うむ、ありがとう」

医者「お気をつけて」

勇者「ああ、そちらもな」


王「おう勇者よ、帰ったか」

勇者「はっ」

王「だが今は歓迎もしていられぬ状態になってしまった...」

勇者「なにかあったのですか?」

王「冥界からの宣戦布告だ」

勇者「冥界!?」

王「ああ、3日前、ここにハデスがやってきて」

王「すべての条件がそろったとき、ここにクラーケンを放つ...と」

勇者「クラーケン!?」

17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/23(日) 23:34:07.83 ID:QZ8tyxaX0
王「ああ、しかしなぜ今更ハデスが...」

勇者「しかし、本当にくるならば」

王「...心苦しいが勇者よ...退治をお願いできるか...」

勇者「はっ!!」

王「まずは冥界にたって、メドゥーサの首を持ち帰るのだ!!」

勇者「メドゥーサですか...」

王「ああ、あやつの目は見たものを石にする」

王「あの首があればクラーケンも倒せるであろう」

勇者「任せてください!」




18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/23(日) 23:36:26.42 ID:QZ8tyxaX0
勇者「しかし...冥界にたて、とは死ねということでは?」

王「いや、生きたまま行く方法もある」

勇者「その方法とは」

王「冥界の門へ行き、門番と戦い」

勇者「勝ったものは通れる...と?」

王「ああ、じゃがいままで生きて帰ってきたものはいない...」

勇者「...」

王「勇者よ、どうか生きて...どうか生きて戻ってきてくれ!」

勇者「私は...」

勇者「王の命とあれば喜んで命さえ差し出します」

勇者「あなたは私の恩人だ」

19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/23(日) 23:40:06.55 ID:QZ8tyxaX0
冥界の門

勇者「ここが....」

門番「...」

勇者「あいつか...」

勇者「おい、ここをあけてくれないか」

門番「...」

勇者「いやというのならば、私は剣をn」ギィィィィィ

門番「...」

勇者「な、あいた!?」

勇者「なんだかわからないが無駄な犠牲は控えたい」

勇者「協力感謝する」

20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/24(月) 00:07:21.66 ID:BZnAhLeM0
お風呂はいってた

勇者「ここが冥界...」

勇者「下の落ちたときは...考えたくもないな」

勇者「まずはメドゥーサを探すか」

メドゥーサ「フフフ」

勇者「!」

勇者「どこだ!!」

メドゥーサ「フフフフ」シュルルル

勇者「どこにいる...どこだ!!」

メドゥーサ「シャァァ!」

勇者「そこか!」

勇者「しまった!目が」

メドゥーサ「シャァ!」ニヤリ

21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/24(月) 00:11:01.02 ID:BZnAhLeM0
メドゥーサ「!?」

メドゥーサ「なぜ石にならない...」

勇者「それは、俺が....」

勇者「石だからだ」メキメキメキメキ

勇者「はああっ!!」ブンッ

メドゥーサ「ぐあっ!ぁあ!」ブンッ

勇者「きかんな!」カキン

メドゥーサ「はじっ...」スパッ

メドゥーサの首「...」

勇者「すまんな」

22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/24(月) 00:13:32.56 ID:BZnAhLeM0
ぶっちゃけ >>21 が描きたかっただけ

勇者「王よ、メドゥーサの首を持ち帰りました!!」

王「すまぬ、これでクラーケンを倒せる」

勇者「早速襲ってきました!」

勇者「迎え撃ちます」

メドゥーサの首「シャァ」ギロ

クラーケン「」

王「勇者よありがとう」


勇者「さて、魔女殺して童貞捨てるかな」



END

引用元: ゴーレム勇者「怪物退治か...」