星空みゆき「本を開いたらRPGの世界に迷い込んでしまった」 前編

341: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/11/12(木) 23:25:35.76 ID:3/vN613y0
バトル開始

ピース「しまったあ!ゲイザーだあ!」

マーチ「今までの奴よりもおぞましい姿をしている・・・」

ビューティ「・・・っ!いけません!攻撃が来ています!」

シュルルルル

5人「わあああああ!!」

サニー「またこれかーい!!」

ハッピー「毒がまわってくるよ・・・」

ビューティ「何度も同じ手をくらうなんて・・・」

ビューティ「いけません・・・霧が・・・毒の霧が・・・」

サニー「そして自爆なんてもう見飽きたわ・・・」

サニー「宙吊り状態で自爆されたってことは・・・」

ピューー

サニー「またこれやーー!!」

ドーーン

あかね「いったった・・・」

なお「また・・・同じ・・・パターン・・・だったね・・・」

342: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/11/12(木) 23:31:52.98 ID:3/vN613y0
やよい「急いでアンチドーテで毒を治そう・・・」

れいか「ええ」

みゆき「毒が治ったよ」

あかね「あとは・・・」

なお「HPも回復しないと・・・」

やよい「モンスター来たよ!」

みゆき「わああ!ちょっと待ってよ!回復させてよ!はっぷっぷ~!」

れいか「最悪のタイミングで来られてしまいました・・・!」

やよい「絶体絶命だよ・・・みんなのHP1だし・・・」

やよい「しかも剣士とコカトリスが2体ずつ・・・」

れいか「決死の覚悟を持つしかありませんね・・・!」

343: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/11/12(木) 23:36:06.05 ID:3/vN613y0
バトル開始

ビューティ「先制攻撃が来ました!くっ・・・!はっ・・・!」

ビューティ「一発たりともくらうわけにはいきません!」

サニー「なんとかかわせたわ」

マーチ「こっちも大丈夫だったよ」

ハッピー「どうしよう・・・これじゃデコル技使えないよ・・・」

ピース「さっきのゲイザーにMPを0にされたしね・・・」

ピース「いくよ・・・コカトリスが全体技を使ってくる前に・・・」

ピース「プリキュア・ピースサンダーハリケーン!!」

サニー「頼む・・・!一人残らずしびれさせてや・・・」

344: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/11/12(木) 23:41:17.74 ID:3/vN613y0
ビューティ「大丈夫です。敵全員の動きを止めました」

サニー「ナイスやピース」

ピース「あー緊張したよぉ・・・」

ビューティ「では、フルポーションを使いましょう」

ハッピー・サニー・マーチ「うん」

ピース「あー!待ってー!わたしにも回復させて~!」

ピース「ふぅ、なんとか全回復したけど・・・」

ピース「って、みんなMPまで回復させたの?」

ビューティ「では、総攻撃をかけましょう、時間がありません」

サニー「せやな」

ピース「わー!みんな待ってー!」

345: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/11/12(木) 23:55:03.66 ID:3/vN613y0
そして

れいか「何とか倒せました」

やよい「結局大技かけたあとは回復以外何もできなかったよ・・・」

れいか「やよいさん、あなたがもし必殺技を決めていなければ私達はここで全滅していました」

やよい「それはそうだけど・・・」

みゆき「みんな、テツクラヴィレッジ寄ろう」

なお「賛成」

あかね「せやな」

やよい「宿屋に泊まれるかな?」

なお「そういえば前来た時は空いてる部屋なくて入れなかったんだよね・・・」

やよい「今度はどうだろう・・・」

みゆき「村に行くよ」

347: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/11/15(日) 22:04:47.58 ID:meRymVg30
テツクラヴィレッジに行ったが・・・

あかね「なんやねん、まだ空いてる部屋ないのかい」

れいか「想像以上に混んでますね・・・」

やよい「ここの宿屋といいおでん倶楽部といい混んでる場所が多すぎるよ・・・」

なお「この村一段と繁栄しているね」

みゆき「じゃあマジックウォーターをみんなで2つずつ使おう」

あかね「せやな」

やよい「アイテム屋寄ってそれからこの村出よう、
    マジックウォーターの補充だけでいいと思う」

れいか「念のため99個そろえましょう」

やよい「うん」

れいか「買うのはマジックウォーターだけにして金貨を温存しましょう」

348: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/11/15(日) 22:32:28.53 ID:meRymVg30
テツクラヴィレッジを出て

みゆき「しゅっぱ~つ」

れいか「モンスターに気をつけましょう」

やよい「って、言ってるそばからモンスター来たよ」

れいか「変身ですね」

やよい「しかもオークとインプが4体ずつ来てるよ」

みゆき「え~!?合計8体もいるの!?」

あかね「相当な覚悟を持って戦わなあかん」

なお「直球勝負!あたしはそれでも逃げないよ!!」

みゆき「みんな!いこう!!」

349: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/11/15(日) 22:45:50.01 ID:meRymVg30
バトル開始

ハッピー「わああ!先制攻撃くらった!」

サニー「ぐわ!アイスに当たってもうた・・・ぎゃあ!また・・・!」

ビューティ「ぐっ・・・!たいしたダメージではなくとも数による蓄積で危機に陥ってしまいますね・・・」

ピース「レベルがこれだけ上がってダメージ少なくなってもハッピーとサニーが危ない」

マーチ「わあ!全員くらってしまった?」

ピース「わたし達はたいした被害をこうむらなかったけどハッピーはクリティカルくらったから・・・」

サニー「反撃開始や!ステートデコルで電撃や!!」

サニー「あ、あかん!動き止められへんかった・・・」

ハッピー「わたしも電撃いくよ!」

ハッピー「あー、誰もしびれてくれない・・・」

サニー「ウチの二の舞やな・・・」

350: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/11/15(日) 23:02:51.93 ID:meRymVg30
ビューティ「数を減らすことが先決です。ウィンドデコルでトルネードを出します!」

マーチ「あたしはファイアデコルで火の玉攻撃するよ!」

ピース「わたし、ここでサンダーデコル使っちゃう、MPはなくなってしまうけど・・・」

ピース「あ、全滅させた・・・」

ハッピー「わたしHPの半分以上を失っちゃった・・・」

そして

れいか「では、スーパーヒーリングデコルでリカバーを使い、みなさんのHPを回復させます」

れいか「みゆきさんにはさらにヒールを使います」

みゆき「れいかちゃんありがとう」

なお「先に進もう」

やよい「クリエイトカントリーには寄らなくていいね」

351: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/11/15(日) 23:10:17.93 ID:meRymVg30
しばらくして

やよい「モンスターに遭遇しなかったね」

れいか「何回も言いますが油断は禁物ですよ」

なお「じゃあ橋を渡るよ」

やよい「そのあと左に向かうよ」

あかね「橋を渡りきった途端にモンスターなんてことが・・・」

みゆき「わああ!渡り終わった途端にモンスター来た!」

あかね「って、ホンマに来たんかい!!」

れいか「予想はしていました。戦闘態勢に入ります!!」

352: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/11/15(日) 23:18:44.77 ID:meRymVg30
バトル開始

ピース「ミミックが3体も来たよ!」

ハッピー「わあ!」

ビューティ「ぐうっ!」

サニー「あかん!ハッピーとビューティが先制攻撃をくらってもうた!」

ピース「オークやインプと違ってダメージこのレベルになっても大きいんだね・・・」

サニー「もう何もさせへんで!電撃や!!」

サニー「よっしゃ、みんなしびれさせたで!」

ハッピー「わたしも使うよ」

サニー「あ、ハッピーはしびれさせられへんかったな・・・」

サニー「もしウチが決めへんかったらやばいことになってもうたわ・・・」

ビューティ「好機ですね、いきましょう!」

353: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/11/15(日) 23:51:07.27 ID:meRymVg30
ピース「それ!あー外した・・・」

マーチ「ここは直接攻撃でいくよ!」

5人「だああああ!!」

サニー「倒したで」

マーチ「全滅させたね」

ピース「なんとかクリティカル出して倒せた」

♪チャラララ~

ピース「あ、みんなのレベルが上がったよ」

ピース「ビューティのレベルが21に、それ以外は20になったね」

ビューティ「いけません!またモンスターです!」

サニー「連戦かい!」

ピース「今度は・・・あれはサハギンだね、2体来たよ!」

サニー「まさかあの川の中から半魚人なんてことが・・・」

355: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/11/17(火) 20:36:19.28 ID:Jn2QeppD0
再びバトル開始

サニー「電撃をくらわすで!」

サニー「なんやねん・・・これ一発で十分やん・・・」

ピース「しかも経験値も金貨もたくさん手に入れたよ」

ピース「あ、また来た。今度はサハギン1体だね」

サニー「よっしゃ、こいつも電撃で倒したるで!」

再びバトル開始、ところが・・・

ビュオオオオオ!

5人「わあああああ!!」

ピース「ブリザード使ってくるの?このモンスター」

ビューティ「結構威力が高いですね・・・」

ハッピー「わああ!足が凍りついてる・・・」

サニー「あ、ホンマや・・・!」

ピース「動けないよ~!」

マーチ「油断しちゃったね・・・」

ビューティ「みなさん・・・!」

356: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/11/17(火) 20:42:50.28 ID:Jn2QeppD0
ビューティ「くっ、動けるのは私だけですか・・・!」

ビューティ「なら私も・・・」

ビューティ「プリキュア・ビューティブリザード!」

ビューティ「なんとか凍らせましたが動けるようになる前にみなさんのHPを回復させる必要がありますね」

ビューティ「リカバーを使います!」

ビューティ「これでは時間がかかりそうですね・・・」

ビューティ「一応攻撃!」

ビューティ「いけません!サハギンが動けるようになりました・・・!」

357: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/11/17(火) 20:54:31.36 ID:Jn2QeppD0
ハッピー「あ、動けるようになった」

サニー「ウチもや」

ピース「ラッキー・・・」

マーチ「反撃開始といきたいところだけど・・・」

ビューティ「みなさんも動けるようになりましたね」

ビュオオオオオ!

5人「ぎゃああああ!!」

ハッピー「うわあ~!また凍っちゃった・・・」

ピース「最悪だよお~!」

マーチ「くうっ・・・!」

サニー「幸いウチは凍らへんかったな」

ビューティ「動けるのは私とサニーだけです、ここはフルポーションでハッピーのHPを回復させます」

サニー「ステートデコルで電撃や!」

サニー「倒したで」

ビューティ「苦しい戦いでした・・・」

ハッピー「動けるようになったよ」

ピース「戦いが終わると動けるようになるんだね」

マーチ「モンスターが来たよ!」

サニー「またかい!!」

358: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/11/17(火) 20:57:41.70 ID:Jn2QeppD0
またまたバトル開始

ピース「ひゃああああ!!ゲイザー・・・!」

サニー「わああ!最悪やあああああ!!!」

グルグルグル

5人「いやあああああ!!!」

ハッピー「またこれ~!?」

バリバリバリ

ハッピー「自爆しちゃった・・・」

ハッピー「でもこれじゃああああ!!」

ピューーーー!

ドオン!

みゆき「いったった・・・」

みゆき「ウルトラはっぷっぷ~だよ・・・」

359: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/11/17(火) 21:03:22.84 ID:Jn2QeppD0
みゆき「とにかく・・・アンチドーテで・・・毒を治療しよう・・・」

みゆき「治療完了」

みゆき「あとは・・・みんな戦闘不能になっちゃった?」

みゆき「じゃあみんなにスティミュラントを使うよ」

あかね「はぁ・・・」

なお「もういや・・・」

れいか「またやってきそうですね・・・」

やよい「MPも0になっちゃったよ~」

みゆき「次は回復だね」

やよい「ハイポーションを2つずつ、ポーションを1つずつ使おう」

やよい「でもわたしはハイポーション2つでHPをほぼ全回復できるからポーションはいいや」

360: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/11/17(火) 21:09:28.31 ID:Jn2QeppD0
そして

やよい「ハイポーションを10個、ポーションを4つ使っちゃった、でもマジックウォーターは
    もっと使うことになるよ、2つずつ使って10個消費したあと
    みゆきちゃんとあかねちゃんに追加で1つずつあげるからさらに2つ消費するよ」

れいか「マジックウォーターの数は残り87ですが
    これではいくつあっても足りないという事態になりかねませんね・・・」

なお「とにかく進んでみよう」

みゆき「うん」

少しした後で

あかね「モンスターや!」

れいか「戦闘態勢に入りましょう!」

みゆき「うん!」

361: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/11/17(火) 21:20:58.14 ID:Jn2QeppD0
バトル開始

ピース「オーガが3体も来たよ!」

ビューティ「これは攻撃させないほうがよろしいですね・・・」

ピース「そうだね、あの巨体じゃ一撃だけでHPの半分以上を奪われそうだし・・・」

ビューティ「っ・・・!ぐううっ!!」

ハッピー「ビューティ!!」

ビューティ「ぐう・・・・まともに・・・くらってしまいました・・・!」

ハッピー「やばい!とにかく電撃!」

ハッピー「1体しか動き止められなかった!」

サニー「ウチも電撃や!」

サニー「よっしゃ、全員しびれさせたで」

ビューティ「ウィンドデコルを使います!」

マーチ「ファイアデコルを使うよ!」

ピース「わたしはサンダーデコル!」

ビューティ「では、私はハイポーションを使います」

ハッピー「じゃあわたしが決める、プリキュア・ハッピーシャワーシャイニング!!」

ハッピー「全滅させたよ」

♪チャラララ~

ピース「みんなのレベルが上がったね、ビューティのレベルが22に、
    ビューティ以外のレベルが21になったよ」

ピース「って、またモンスター来た!」

362: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/11/17(火) 21:36:30.09 ID:Jn2QeppD0
再びバトル開始

ピース「今度はミミックが2体だね」

ハッピー「電撃使うよ」

サニー「ウチもや!2体ともしびれさせたで!」

ビューティ「ここでダメージを受けるわけにもいきません。一気にいきましょう!」

5人「だああああ!!」

ピース「倒したね」

マーチ「ノーダメージで倒せたのはこれで何回目だろう・・・」

サニー「って、またモンスター来たで!」

ビューティ「気が抜けませんね・・・」

363: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/11/17(火) 21:58:29.23 ID:Jn2QeppD0
またまたバトル開始

ピース「キマイラが来たよ」

マーチ「1体だけでも油断はでき・・・」

5人「ぐううっ!!」

ピース「みんなして先制攻撃をくらっちゃった・・・」

ピース「でも負けないよ!プリキュア・ピースサンダー!」

マーチ「あたしも負けてられない!プリキュア・マーチシュート!」

ビューティ「動きが止まったようですね、一気にいきたいところですが私はリカバーでみなさんのHPを回復させます」

ハッピー「いくよ!」

5人「だああああ!!」

ビューティ「倒しました」

ピース「1体だけでも十分強いのに複数来られたら・・・」

ピース「なるべくダメージを受けないようにしよう」

364: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/11/17(火) 22:17:29.12 ID:Jn2QeppD0
そして

みゆき「手ごわい敵が何回も来るようになったよ」

やよい「となるとこの世界も後半に差し掛かったのかな?」

やよい「これだけ強い敵が何度も来るようになったらゲームが進んでるってことだしさ」

れいか「十分に気を引き締めなければいけませんね・・・」

なお「どんな敵が来てもあたしは負けないよ!」

あかね「この世界のゲイザーにはもう会いたくあらへん・・・」

しばらくして

みゆき「あ」

やよい「誰かいる」

みゆき「行ってみよう」

366: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/11/19(木) 21:15:27.52 ID:hVGR/dEm0
やよい「あ、スミスさんと・・・」

やよい「ゆっくり実況とHMO団だったかな?あ、HMO団のみんなが倒れてる」

スミス「あ、ちょうどいいところに来ました。HMO団のみなさんが毒にやられて動けない状態です」

スミス「アン・・・えっと、あのアイテム何というのか忘れてしまいました」

きめぇ丸「アンチドーテだよ」

ゆっくり「アンチドーテならさっき切らしてしまったよ」

旦那「お前らアイテム浪費しすぎだ」

スミス「そうです、アンチドーテです」

やよい「アンチドーテ?わたし達がいっぱい持ってるよ」

スミス「本当ですか!?助かりました!」

367: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/11/19(木) 21:22:29.70 ID:hVGR/dEm0
スミス「では、HMO団のみなさん、これ、使ってください」

クライ「お、助かった」

どっこい「くそ、油断しちまったぜ・・・」

お茶君「アウスレティアスを抜け出しても油断は禁物だったな・・・」

夜刀「俺らとしたことが・・・」

ゆっくり「ま、アウスレティアスで生き残れたのは俺らだけだけどな」

きめぇ丸「俺たちはほとんどやられっぱなしだったけどな」

旦那「ほとんどHMO団任せじゃないか!!」

スミス「あの時は生きた心地がしませんでした・・・
    生還者がいないという空間に閉じ込められてしまった時は・・・」

やよい「え?」

368: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/11/19(木) 21:33:00.18 ID:hVGR/dEm0
やよい「もしかしてスミスたちはアウスレティアスに・・・」

スミス「そうなんです・・・」

旦那「あの空間内ではゲイザーだらけで気味悪かったんだけどね」

5人「ええ!?」

なお「あの世界には行きたくない・・・」

スミス「ですがHMO団には助けられました。
    まさか彼らが何度もアウスレティアスを抜け出せた実況者だったとは思いませんでした」

ゆっくり「あいつらは強くはないが名の知れたゲイザーハンターだしな」

クライ「だが・・・アウスレティアスを抜け出した途端
    別のゲイザーに不意を突かれた」

きめぇ丸「俺たちはギリギリで触手から逃れられたんだが・・・」

旦那「HMO団のみんなが触手に巻きつかれ、毒をもらった・・・」

どっこい「幸い自爆してくれてよかったんだけどな・・・」

スミス「一難去ってまた一難でした・・・またもうダメかと思いました」

スミス「解毒剤がなくてどうしようと思ったとき・・・」

スミス「あなた達がいてくれて助かりました」

れいか「どういたしまして」

クライ「そうか・・・お前らだったのか・・・アンチドーテをくれたのは・・・」

クライ「感謝する」

369: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/11/19(木) 21:43:11.60 ID:hVGR/dEm0
クライ「スミス、申し訳ないが俺たちでもアウスレティアスについては
    知らないんだ。何度も行ってるからといって何でも知ってるとは限らないぞ」

スミス「そうですか・・・あの世界は謎だらけですね・・・」

クライ「ああ、元涅槃の海だったこの場所についての資料も
    ずっと前に捨てられてしまったしな・・・」

スミス「どうしてあんな貴重なものを簡単に捨てられるのでしょうか?」

スミス「物を簡単にポイポイ捨てる悪い人がいるものですね」

スミス「まったく・・・ポイッ!ポイッ!としないでほしいものです」

どっこい「ああ、まったくだよ」

夜刀「もったいないことをするもんだ」

スミス「もったいない、もったいない」

370: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/11/19(木) 21:50:15.93 ID:hVGR/dEm0
クライ「よし、ブラッサムに行ってお花めぐりをするか」

どっこい「おー!」

お茶君「楽しみだなあ」

夜刀「もはや恒例行事になってるな」

クライ「俺たちはいつだってブラッサムにある花をめっちゃ応援するぞ!」

ゆっくり「じゃあ俺たちは先に向こうの洞窟に行ってるぜ」

きめぇ丸「またな」

旦那「はぁ・・・こいつらが心配だ・・・」

みゆき「みんな、わたし達もブラッサムへ行こう」

やよい「わたしもお花見たい」

れいか「そうですね、では、私達も行きましょう」

371: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/11/19(木) 21:57:51.48 ID:hVGR/dEm0
ブラッサム

みゆき「相も変わらずきれいな花だね。見てるだけでウルトラハッピーになれるよ」

スミス「あ、パステルくんがいますね」

やよい「本当だ、ゆきりぃやまるもいる」

なお「笑いあってるね」

あかね「めっちゃおもろいことあったんか?腹抱えとるで」

れいか「行ってみましょうか」

みゆき「お花をみんなで見てみよう」

372: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/11/19(木) 22:32:31.74 ID:hVGR/dEm0
そして

ゆき「あ、プリキュアのみんな、そしてHMO団も」

クライ「ゆき、みんなとけんかしたとはいうがもう仲直りしたのか?」

ゆき「うん」

りぃ「ごめんね・・・さっきはひどいこと言って・・・」

ymd「ゆきのこと全然考えていなかった・・・」

まるこ「つらかったよね・・・」

ゆき「うん・・・」

ゆき「泣いたときもあった、ケンカして辛かった・・・」

ゆき「でもあたし達はそれでも離れない」

ゆき「みんな最高の友達だよ」

りぃ・ymd・まるこ「きゃはははは」

ゆき「あはははは」

みゆき「みんな笑ってウルトラハッピーだね」

れいか「そうですね」

パステルくん「どのお花もきれいだな~」

373: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/11/19(木) 22:38:09.45 ID:hVGR/dEm0
れいか「こうしていろんな角度から見ていても眺めがとてもきれいです」

スミス「・・・・・」

スミス「あ、失礼しました」

れいか「どうかしましたか?」

スミス「それは・・・」

どっこい「スミスのやつ、あんたに見とれていたな」

れいか「まあ」

スミス「あなたもブラッサムの花のようでしたから・・・」

スミス「どこから見ても花のようできれいです」

スミス「あなたは立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花のようでしたので・・・」

れいか「うふっ」

374: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/11/19(木) 22:43:20.11 ID:hVGR/dEm0
そして

クライ「時が過ぎるのが早いな、でもまだまだ見ていたい」

れいか「みなさん、そろそろ洞窟へ向かいましょう」

あかね「せやな」

やよい「あ、早くキャンディを助けないと・・・」

なお「洞窟でもモンスターには負けないよ」

みゆき「じゃあ洞窟に向けてしゅっぱ~つ!」

ブラッサムを出て

みゆき「ここが洞窟の入り口だね」

れいか「気をつけていきましょう」

やよい「中はどうなってるのかな?」

みゆき「入ってみよう」

376: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/11/22(日) 22:34:35.68 ID:7T1DtkNg0
洞窟に入ると・・・

みゆき「うわ!モンスターだ!」

あかね「いきなりかい!!」

やよい「入った途端に!?」

なお「変身するよ!」

れいか「ええ!!」

みゆき「いくよ!」

377: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/11/22(日) 22:41:00.60 ID:7T1DtkNg0
バトル開始

ピース「サハギン!?」

サニー「なんで魚が洞窟内におるんや!?」

サニー「とにかくステートデコル使って電撃や!」

ハッピー「倒したね」

マーチ「サニー一人で倒しちゃったね・・・」

♪チャラララ~

ハッピー「あ、レベル上がってる」

ピース「本当だ。わたしとハッピーのレベルが22になったね」

378: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/11/22(日) 22:48:52.07 ID:7T1DtkNg0
そして

あかね「まさか洞窟に入った途端に襲われるとは思わへんかった・・・」

なお「今後もモンスターには気をつけたほうがいいよ」

れいか「念のためスーパーヒーリングデコル使ってリカバーでみなさんを回復させます」

みゆき「れいかちゃんありがとう」

やよい「みんなHP全快したね」

やよい「でもMPが足りなくなってきてるから・・・」

やよい「って、モンスター来た!」

みゆき「ええ~!?これから先に進もうとしてたのに~!」

379: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/11/22(日) 22:53:47.74 ID:7T1DtkNg0
バトル開始

ピース「やあああ!ゲイザーだああああ!!」

ハッピー・サニー・マーチ「ええ!!?」

ビューティ「みなさん!立ち止まっては・・・!」

シュルルルル

5人「いやああああ!!」

サニー「ま~たこうなるんかい!!」

ピース「ぐぐぐ・・・毒が入り込んできてる・・・」

ビューティ「ぐううっ・・・!」

マーチ「どうしよう・・・意識が・・・」

ハッピー「わあああ!」

ピース「お願い・・・口には・・・入れないで・・・」

ピシャアアアア

サニー「そんで自爆ーー!!」

ピューーーー

5人「あああああ!」

ドガーーン

あかね「いったった・・・」

やよい「変身・・・解けちゃった・・・こんなお約束いやだよぉ・・・」

380: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/11/22(日) 23:00:39.71 ID:7T1DtkNg0
やよい「とにかくアンチドーテを・・・」

れいか「これですね・・・」

れいか「では、みなさんにも与えます」

みゆき「助かったよ・・・」

あかね「あとはHP回復やな」

やよい「あかねちゃんとなおちゃんとれいかちゃんにはハイポーションを3つずつ、
    わたしとみゆきちゃんはポーションを1つずつ使った後ハイポーションを2つ使うよ」

みゆき「って、わたしだけ全回復してないじゃん!」

やよい「じゃあポーション追加で1つあげる」

れいか「ハイポーションを一度に13個も使ってしまいましたね・・・
    フルポーションを温存したいとはいえ・・・」

やよい「次はMP回復」

381: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/11/22(日) 23:07:16.84 ID:7T1DtkNg0
そして

やよい「一気に25個もマジックウォーター使っちゃったけどまだまだ62個もあるから・・・」

れいか「やよいさん、そんな調子ではすぐになくなってしまいますよ」

れいか「危なくなったときは仕方がありませんが使用は計画的にお願いします」

みゆき「じゃあ気を取り直してしゅっぱ~つ」

あかね「やっと一歩を踏み出せたわ・・・」

少しした後で

れいか「幸い一本道になっているようですね、よほどのことがなければ迷わないとは思いますが・・・」

やよい「あ、誰かいる」

あかね「あ、あいつらまだここにいたんかい」

れいか「あの時『先にこの洞窟に行ってる』とか言っていましたが・・・」

みゆき「話しかけてみる?」

382: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/11/22(日) 23:18:14.85 ID:7T1DtkNg0
そして

ゆっくり「い、今どこにいるんだ~!?」

きめぇ丸「どこからどこに来たんだっけ?」

旦那「ここは一本道だぞ!ここで迷うとかありえない話だな・・・」

旦那「あっちに行けばいいだけじゃないか、全くおまえらは・・・」

みゆき「あ、ゆっくり実況のみんな」

旦那「お、プリティーキュアだったっけ?また会ったな」

ゆっくり「ここは道に迷いやすいから何があっても集団で・・・」

きめぇ丸「ここで迷うなんてことねえから!」

旦那「お前が言うな!」

みゆき「あ、そうだ、一緒に行動しよう。みんなで行けば不可能も可能になるしさ」

ゆっくり「大賛成だ。迷わないようにしないと・・・」

旦那「プリティーキュアの5人をお前と一緒にすな!!」

れいか「・・・っ!モンスターが来たようです!」

きめぇ丸「共闘だな、腕が鳴るぜ!」

383: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/11/22(日) 23:37:08.39 ID:7T1DtkNg0
バトル開始

ピース「ラミアが来たよ!」

旦那「ラミア!?こいつはやばい!」

旦那「攻撃してきたぞ!絞めつける気だ!避けろ!」

5人「きゃああああ!!」

旦那「くそ・・・!プリティーキュアの奴ら間に合わなかったか・・・」

きめぇ丸「このままじゃあの子達絞め殺されるぞ!」

旦那「もう戦闘不能になったけどな・・・」

ゆっくり「じゃあいくか!」

きめぇ丸「ああ!」

旦那「おい!」

ゆっくり・きめぇ丸「デンジャラス・ツァーリボンバ!!」

ゆっくり・きめぇ丸「ぎゃあああああ!!!」

旦那「全く・・・あの子達を助けたはいいが戦闘不能になりやがった・・・これで戦えるのは私だけか」

384: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/11/22(日) 23:42:35.93 ID:7T1DtkNg0
旦那「幸い今の攻撃でラミアはバランスを崩している・・・
   体勢を立て直されるとやばいが・・・」

旦那「一か八かのレイズだ!私のレイズは全体呪文だからこれでみんなを復活させられる!」

シュウウウウウ

ゆっくり「助かったぜ」

きめぇ丸「ありがとな」

旦那「お前らに言われる礼などない!」

ハッピー「助かった・・・」

サニー「はぁ・・・はぁ・・・」

マーチ「まさか一撃でやられるなんて・・・」

ピース「TPはがっつり溜まったけどこれじゃ・・・」

ビューティ「復活させてくれたことに感謝します」

旦那「どういたしまして」

ゆっくり・きめぇ丸「ええ!?」

385: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/11/22(日) 23:51:48.23 ID:7T1DtkNg0
ゆっくり「俺達と彼女達とで扱い違すぎね!?」

きめぇ丸「俺達には冷たいのによ」

旦那「お前ら足引っ張りすぎだ」

旦那「敵は幸いまだバランスを崩している・・・この一撃に賭ける!!」

バシュウウッ

旦那「倒したぞ」

♪チャラララ~

ピース「何もできなかったのにレベル上がっちゃった・・・」

ピース「サニーとマーチのレベルが22に、ビューティのレベルが23になったね」

ゆっくり「見返りが大きいな」

きめぇ丸「経験値もお金もがっつりもらえたぜ」

旦那「この金貨はあの子達にやる。私が持っててもお前らに使われるだろうしな」

ゆっくり・きめぇ丸「ええ~!?」

386: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/11/22(日) 23:58:10.07 ID:7T1DtkNg0
そして

ゆっくり「回復ならエリクサーだ」

旦那「おい!ちょっと待て!!」

みゆき「わあ、傷が癒されていく・・・」

やよい「HP・MPが全快だね、誰かエリクサー使ったのかな?」

みゆき・あかね・なお・れいか「エリクサー?」

やよい「HPとMPを全快させるスペシャルアイテムだよ、ゆっくり実況のみんなエリクサー持ってたんだね」

れいか「また感謝しなければなりませんね、あなた達には感謝しております」

旦那「だがこれでエリクサーはもうなくなった。あいつらの浪費癖のせいでな」

5人「ええ!?」

れいか「とはいえ金貨を譲ってもらった上に回復までしてもらい、
    どうやって恩を返すべきかを考えなければなりません」

旦那「あまり気にすることはないぞ、共に進もうか」

れいか「はい」

388: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/11/23(月) 23:30:16.38 ID:Y9H08acP0
しばらくして

やよい「モンスターが来たよ!」

みゆき「あのモンスターは何?初めて見るよ」

やよい「あれはガーゴイルだよ。3体もいるよ!ガーゴイルは強敵だよ!」

ゆっくり「ここは俺が引き受けるぜ!」

きめぇ丸「いいや!ここは俺が!」

ゆっくり「だと?じゃあ・・・」

きめぇ丸「必殺だな」

ゆっくり・きめぇ丸「ひっさあああああああつ!!!!!」

ドオオオオン

みゆき「わ~すご~い」

なお「私達の出番なかったね・・・」

♪チャラララ~

やよい「そんでれいかちゃん以外のレベルが上がったしね」

やよい「みんなのレベルが23になったよ、れいかちゃんは次の戦いでレベル24になりそうだよ」

れいか「今度は私達がその恩を返さなければなりませんが・・・」

ゆっくり「決まったぜ」

きめぇ丸「ああ」

旦那「おい、あんたら何も考えずに必殺技使ったろ?MP見てみろ」

ゆっくり・きめぇ丸「あーーー!!!」

389: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/11/23(月) 23:34:31.48 ID:Y9H08acP0
ゆっくり「今のでMP使い果たしちまったー!」

きめぇ丸「俺もだ!」

ゆっくり「どうすんだよ!もうアイテム持ってねえぞ」

きめぇ丸「必殺技使おうとしたのは誰だよ!?」

ゆっくり「何のことかな?」

きめぇ丸「お前だよ!」

ゆっくり「いいや!お前が言い出したことだ!!」

旦那「両方だよこの野郎!!!」

ゆっくり・きめぇ丸「は、はい・・・」

旦那「自分のこと棚に上げるのもいい加減にしろよ!」

ゆっくり・きめぇ丸「その通りでした・・・」

390: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/11/23(月) 23:41:41.56 ID:Y9H08acP0
れいか「みなさん、今度は私達が引き受けます。恩を返したいんです」

旦那「ならこいつらにアイテムを分けてやってほしい。
   それならモンスター倒さなくたって・・・」

やよい「モンスター来たよ!」

みゆき「みんな!行くよ!!」

バトル開始

ピース「またガーゴイル来た・・・」

マーチ「1体しかいないけど油断はできないよ」

ゆっくり「じゃあ前みたいに・・・」

ビビビビビ

ゆっくり実況「しまったああああ!!!」

5人「きゃああああ!!!」

ハッピー「身体がしびれる・・・!」

ビューティ「くっ・・・!これでは・・・!」

サニー「あ・・・あかん・・・」

マーチ「身体が動かない・・・!」

ピース「え~!?わたし以外電撃で動けなくなっちゃったの!?」

391: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/11/23(月) 23:45:17.54 ID:Y9H08acP0
ピース「どうしよう・・・サンダーデコル!」

ピース「攻撃力を下げることはできたけど混乱させられなかった~!」

ビビビビビ

ピース「いやあああ!!また来たあああああ!!!」

ピース「ああああ!」

ピース「」ドタッ

サニー「あかん!動ける奴が倒れてもうた!」

ハッピー・マーチ・ビューティ「ピース!!!」

ゆっくり「げげげ・・・絶体絶命だ・・・」

きめぇ丸「このままじゃ全滅だ・・・」

旦那「万事休すか・・・」

392: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/11/23(月) 23:50:32.85 ID:Y9H08acP0
ビビビビビ

ゆっくり実況「ぐうっ!」ドタッ

ハッピー・サニー・マーチ・ビューティ「」ドタッ



「ん?ゆっくり実況の奴らと5人の女の子が倒れてやがるな、
 俺があのガーゴイルを倒してやるか」


「よし、倒した。じゃあスティミュラントを8個使うか、アイテムが底が尽きてしまったが
 そのときはそのときで当たって砕けようか」

「ん?あの子達の姿が変わったな、もしかして変身ヒロイン系のあれってやつか?」



ゆっくり「はぁ・・・」

きめぇ丸「どうやら誰かが助けてくれたようだ」

みゆき「わたし達生きている・・・」

旦那「あ」

393: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/11/23(月) 23:54:48.60 ID:Y9H08acP0
なな湖「よ」

旦那「なな湖じゃないか」

なな湖「ガーゴイルは俺が倒したぜ、電撃くらっちまったがあんなのでしびれさせられてたまるか」

れいか「ありがとうございます。おかげで助かりました」

なな湖「だが・・・MPがジリ貧だ・・・マジックウォーターを分けてくれないかなぁ・・・」

ゆっくり「あ、俺も」

きめぇ丸「頼む」

れいか「分かりました。分けましょう」

ゆっくり「助かった~」

きめぇ丸「じゃあ」

なな湖「一気に満タンにするか」

れいか「え?」

みゆき「ええ?」

あかね「あ、まさか・・・」

394: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/11/24(火) 00:00:16.38 ID:4vbQyVc/0
そして

なな湖「助かった~」

ゆっくり「ふっか~つ!」

きめぇ丸「こいつらいて助かったぜ」

あかね「あんたら~~~~~!!!」

あかね「人のもんハデに使いおって!!!いくら分けてやるいうてもな!
    ウチらの持ってるマジックウォーターの半分近くを使うなああああ!!!」

なお「こんなの筋が通ってないよ!」

あかね「それにウチらのHP回復もせなあかんで!」

なな湖「あ、うっかりしてた。エリクサー1つあった、これで全回復だ」

あかね「だったら先に言わんかい!!!」

ゆっくり「これで俺の恩もなな湖の恩も返したという形を取ろうぜ」

あかね「ふざけんなああ!!!」

396: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/11/24(火) 22:27:20.11 ID:Xi09iSNK0
少しした後で

なな湖「この洞窟を抜けてしばらく歩くとマウントヴァレイという村がある、
    ここのアイテム屋でアイテム補充しようぜ」

ゆっくり「ああ」

きめぇ丸「そうしたいところだ」

あかね「ウチらもそうしたいところや、あいつらにハデに使われたしな」

ゆっくり「悪い悪い」

やよい「あ、宝箱ある」

なな湖「よ~し、開けてみるぜ」

死神「待って!」

なな湖「?」

397: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/11/24(火) 22:46:41.31 ID:Xi09iSNK0
死神「この宝箱には罠が仕掛けられているよ、以前この宝箱を開けて
   その中のモンスターに襲われた人を見たことがあるんだ」

れいか「じゃあ開けないほうが賢明ですね」

死神「そうだよ、僕はこの宝箱を開ける人がいないかどうかで少し見張っていたんだ」

みゆき「そうだったんだ・・・」

れいか「私達は先に行ってます」

ゆっくり「じゃあ・・・」

なな湖「俺が開けるのか?」

きめぇ丸「頼む」

死神「もしものことがあった場合に備えてみんな残ってよう」

旦那「あの子達はもう行ってしまったけどな」

398: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/11/24(火) 23:10:15.18 ID:Xi09iSNK0
そしてみゆき達は

みゆき「モンスター出てこなかったね」

なお「ゆっくり実況達が心配だけど・・・」

あかね「あいつらなら大丈夫やと思うで、
    せやけど・・・罠やったら・・・」

やよい「宝箱開けちゃったのかな?」

れいか「人の忠告はきちんと聞くものです。先に洞窟を出ましょう」

なお「なんだろう・・・出口にしてはまぶしすぎない?」

れいか「あ、そういえば・・・」

シュウウウウウ

ズズズズズズズ

みゆき「わわっ・・・」

あかね「あかん・・・吸い込まれとる・・・!」

やよい「ひえええ・・・」

なお「何が起きてるの!?」

れいか「きゃああああっ!」

5人「ああああああ!!!」

399: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/11/24(火) 23:15:35.58 ID:Xi09iSNK0
その頃・・・

死神「ふぅ・・・何とか片付いた。君たちがいてこそ倒せたよ」

旦那「ああ」

ゆっくり「なな湖には悪いことしたけどレベルがっつり稼げたぜ」

きめぇ丸「なな湖だけ経験値もらえなかったな・・・」

死神「大丈夫、僕スティミュラント持ってるから復活させてあげる」

旦那「おい!お前ら!!」

死神「あとフルポーションもあげる」

旦那「そういうことじゃねえ!!」

旦那「俺をダシにしたな!!」

旦那「俺をダシにした奴全員正座!!!」

ゆっくり実況・死神「は、はい・・・」

400: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/11/24(火) 23:20:20.74 ID:Xi09iSNK0
なな湖「って!旦那!!なに勝手に俺の台詞を取っている!!」

なな湖「『俺をダシにした奴全員正座!!!』は俺の台詞だろが!!!」

旦那「はい?」

なな湖「お前だけ足がしびれるまで正座してろ!!」

旦那「私、もう足が・・・」

なな湖「逃げようとすんじゃねえ!!」

死神「なな湖怒らせるとやばいね・・・」

ゆっくり「ああ・・・」

きめぇ丸「いつまで正座していればいいんだろう・・・」

なな湖「お前ら絶対タダじゃ済まさないからな!!」

旦那「台詞取ってすみません・・・」

401: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/11/24(火) 23:42:41.82 ID:Xi09iSNK0
そしてみゆき達は・・・

みゆき「ここどこ~!?」

あかね「歯車だらけやんか」

なお「辺り一面気味の悪い緑と黒の世界だね・・・」

あかね「歯車は緑でも黒でもあらへんけどな」

やよい「ここって・・・量子の海じゃないのかな?」

れいか「量子・・・」

みゆき「やよいちゃん?わたし達海の中にはいないよ?」

やよい「あ、誰かいる」

あかね「こっちを見てるで」

402: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/11/25(水) 00:00:04.93 ID:WEkBpHjJ0
「あなた達は誰?」

「ここは誰であろうと来てはいけない」

みゆき「わわっ、龍がしゃべった?」

みゆき「あ、見て!あの女の子、鎖でつながれてる・・・」

やよい「えっと・・・あの龍の名前なんだったけ・・・?」

なお「ねえ!あなたはこの世界に閉じ込められているの?囚われてるの?」

「違うわ、ここは私の居場所、私の居場所はここしかないの、
 ここ以外の場所は人間達によって奪われたわ」

「私は人ならざる者として人間達に忌み嫌われた・・・」

「ここはあなた達人間の来るところじゃないわ、今すぐここから立ち去って!」

みゆき「どうして!?あなたも人間でしょ?」

「私は人ならざる者・・・」

やよい「量子ちゃん!話を聞いて!わたし達は急にこの世界に引きずり・・・」

「私はそんな名前じゃないわ!」

404: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/11/26(木) 22:28:31.64 ID:1lLSj3dT0
モード「私はモード、人間の前では名乗りたくなかったけど・・・」

モード「早くここから出て行って!ここを去らないのならリントヴルムと一緒にあなた達を始末するわ」

やよい「わわっ!ちょっと待って!」

なお「これは変身するしかないね」

れいか「ええ、行きましょう!」

みゆき「仕方がないけど・・・」

あかね「行くしかあらへん!」

やよい「リントヴルムという龍に気をつけないと・・・」

やよい「モードって子をできれば助けてあげたい・・・」

みゆき「それはわたしも同じだよ」

リントヴルム「早々に立ち去れ!!」

れいか「襲ってきました!」

5人「プリキュア・スマイルチャージ!!」

405: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/11/26(木) 22:42:02.71 ID:1lLSj3dT0
バトル開始

サニー「正攻法では危険やな、デコル技や!アイスデコルを使うで!」

マーチ「全然凍ってない・・・全体技しかないね、ファイアデコル!」

モード「・・・・・」

リントヴルム「今度は我の番だ!」

マーチ「ぐうううっ!」

ピース「わわっ、やっぱりすごい威力・・・」

ピース「サンダーデコルで能力を大幅に下げさせるよ!」

リントヴルム「ぐはあっ!だがこんなところで・・・」

モード「あなた達、リントヴルムと互角に渡り合うなんて、
    どこかの忌々しいドラゴンハンターと呼ばれた勇者を思い出すわ・・・」

ビューティ「ウィンドデコルでトルネード!」

ハッピー「電撃を使うよ」

リントヴルム「ぐっ・・・!」

モード「・・・・・」

モード「早々に立ち去って!お願い!!」

バガッ

ピース「きゃあああっ!」

ピース「やばい!バランス崩された・・・!」

406: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/11/26(木) 22:49:05.18 ID:1lLSj3dT0
ビューティ「ここはこれを使うしかないようですね・・・」

ビュオオオオ

モード「何をするつもりかしら?」

ビューティ「遊びはこれまでです!」

リントヴルム「剣を使うとは、だが、その剣も砕いてやる!」

ビューティ「ですがその剣はあなたと打ち合うためのものではありません」

ビューティ「」

ビュオオオオ

ビューティ「いきます!」

モード「剣が弓に・・・?」

ビューティ「プリキュア・ビューティブリザードアロー!」

リントヴルム「うおあああ!!」

ビューティ「・・・おかしい・・・確かに当たったはずですが・・・」

モード「」ビュッ

ビューティ「くっ!いけない!!ぐううっ!!」

モード「カウンターを受けてバランスを崩したようね」

ピース「わわわ・・・まだ体勢を立て直せない・・・ビューティまでスタン状態になっちゃった・・・」

407: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/11/26(木) 23:14:11.93 ID:1lLSj3dT0
サニー「電撃を使うで!」

ビューティ「サニー!モードには当たっていませんよ!」

サニー「ええ!?」

マーチ「たあああ!」

モード「当たってなんかいないわ!!」ドゴ

マーチ「しまった!!」

マーチ「ぐっ!」

ピース「今の当て身技!?しかも状態異常にさせるなんて・・・」

ハッピー「じゃあ・・・必殺技とデコル技しかないのかな?」

ハッピー「なら・・・プリキュア・ハッピーシャワーシャイニング!!」

リントヴルム「なんと・・・!」

モード「・・・・・」

モード「あなた達も私達を追い詰める存在・・・」

モード「どうして・・・また人間に居場所を奪われなきゃいけないの!?」

ビューティ「ハッピー!リントヴルムにしか必殺技が効いていないようです!」

ピース「モードって回避力すごくない!?」

サニー「そんなあほな・・・鎖でつながれとるのに・・・」

408: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/11/26(木) 23:27:51.00 ID:1lLSj3dT0
ピース「なんとか体勢を立て直せた・・・」

ビューティ「どうやらモードにはデコル技と必殺技が効かないようですね・・・」

ピース「じゃあ、リントヴルムに狙いを絞るよ。プリキュア・ピースサンダー!!」

リントヴルム「ぐおおおお!」

モード「リントヴルム・・・!どうして・・・」

ビューティ「リントヴルムを倒せましたが・・・問題はどうやってモードに攻撃を当てるかです」

ハッピー「あ、こんな使い方できるかな?」

ハッピー「電撃!」

モード「何がどうしたのかしら?」

モード「まさかわざと外したってことないよね?」

ピース「あ、鎖を狙ったんだ、ハッピーは」

ハッピー「だめ・・・この鎖・・・堅い・・・!」

モード「リントヴルムを倒せるなんて・・・また・・・私から全てを奪いに来たの!?」

モード「私からはもう奪えるものなんかないの!」

ハッピー「モード!お願い!わたしの話を聞いて!!」

モード「人間と話すことなんかないわ!」

409: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/11/26(木) 23:35:15.03 ID:1lLSj3dT0
ハッピー「わたしは・・・あなたを救いたい!
     わたしはあなたのことを守ってあげたいの」

ハッピー「だから・・・」

ハッピー「みんなの力で・・・この鎖を外そう!」

マーチ「あ、それなら私に任せて!」

マーチ「鎖めがけて・・・プリキュア・マーチシュート!!」

モード「」ドン

マーチ「え!?」

サニー「う、うそやろ・・・」

ピース「わわわ、こっちに来る・・・!」

ドオオオオン

サニー・ピース・マーチ「ぎゃああああああ!!!」

ハッピー「サニー!!ピース!!マーチ!!」

ビューティ「必殺技を跳ね返すなんて・・・!」

410: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/11/26(木) 23:54:03.90 ID:1lLSj3dT0
ピース・マーチ「」

ビューティ「いけません!ピースとマーチが倒れてしまいました!」

ビューティ「まずはヒーリングデコルでみなさんのHPを回復させます!」

ハッピー「たあ!!」

サニー「やあああ!!」

モード「どこを狙っているの?」

ハッピー「わたしは・・・わたしは・・・」

モード「その話はもう聞き飽きたわ!」

モード「いい加減にして!!」

シュッ

ハッピー「わわわっ!」

モード「どうしてよけるの?どうして倒れてくれないの?あの2人のように・・・!」

ハッピー「鎖でつながれているあなたがとてもかわいそうで・・・」

モード「人間とはもう分かり合えないわ!」

ハッピー「・・・っ」

412: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/11/28(土) 21:06:04.65 ID:LFHm+P+K0
ビューティ「マーチを復活させます」

サニー「ウチはピースやな」

ハッピー「だああああ!!!」

モード「」シュッ

ハッピー「」ゴッ

モード「ビシッ

ハッピー「」ビシュッ

サニー「えらい激闘や」

ピース「フルポーション使お・・・」

マーチ「あたしもそうする」

サニー「必殺技で援護・・・」

ビューティ「サニー、この状態での必殺技は危険です。下手をすればハッピーを巻き込みますよ」

ビューティ「ここは守りを固めましょう」

サニー「ならウチはポーション使うで」

413: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/11/28(土) 21:22:43.99 ID:LFHm+P+K0
ビューティ「あっ・・・!」

ハッピー・モード「」ドオン

マーチ「お互い吹き飛ばされたね・・・!」

バキャアン

サニー「鎖が外れたで!」

ピース「あ、本当だ!でも・・・!」

ハッピー「」ドッ

ハッピー「くっ・・・!」

ハッピー「あ・・・!モード!!」ダッ

ピース「このままじゃモードは・・・」

モード「ここにはもうこないで・・・」ピューー

ハッピー「モード・・・!モード!!」

ハッピー「どうして・・・!どうしてこんなかわいそうな子と戦わなきゃいけなかったの!?」

ハッピー「こんなの・・・こんなのひどいよ・・・」グス・・・

414: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/11/28(土) 21:36:36.09 ID:LFHm+P+K0
ピース「ハッピー」

マーチ「大丈夫?」

サニー「立てるか?」

ビューティ「モードは奈落の底へ落ちてしまいましたが・・・」

ハッピー「守れなかったものがあったなんて信じたくない・・・信じたくないよ・・・」

ハッピー「わたしはできればモードの心を救いたかったの・・・
     でも・・・わたしのせいで・・・彼女は奈落の底へ・・・」

ハッピー「ねえ!全てを守ってこそのプリキュアじゃなかったの!?
     こんなことがあっても・・・」

サニー「・・・なんや?あの光」

ビューティ「いけません!あれはさっきの・・・!」

ピース「また~!?」

ハッピー「え?え?」

パアアアアア

5人「きゃああああ!!」

415: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/11/28(土) 22:24:23.62 ID:LFHm+P+K0
そして

ハッピー「ここは・・・」

マーチ「さっきとおんなじ場所じゃない?」

サニー「背景が緑から赤に変わっとるな・・・」

ビューティ「なぜ私達はこのような場所に・・・」

ピース「あ、誰かこっちを見てる」

サニー「またこの展開かい」

マーチ「少女とドラゴンの・・・」

416: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/11/28(土) 22:37:14.89 ID:LFHm+P+K0
「あら?ここにいるのは人間達かしら?」

「人間達がここに来るなんて運が悪かったわね」

マーチ「なにっ!?」

「忌まわしき人間なんてレーヴァテインに焼き殺されればいいのよ。
 その光景が楽しみだわ、にゃはははっ」

サニー「誰や?あんた。随分と嫌な言い方しおって・・・!」

ピース「えっと・・・この子の名前を覚えていない・・・」

「あたしが誰かって?」

417: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/11/28(土) 23:02:59.11 ID:LFHm+P+K0
リリーゼ「あたしはリリーゼ、人間が憎いの、だからね、ここで人間達が殺されるのを見るのが楽しいの」

リリーゼ「あたしがどんな目遭ってきたか、今に思い知らせてやるわ」

レーヴァテイン「グルウウウ!」

サニー「あんた、えらい悪い趣味してんなぁ・・・!」

マーチ「気味の悪い人だね・・・!」

ピース「憎しみでこうなったという人は何人も見ているよ、漫画でもアニメでもゲームでも現実でも」

ピース「でもそれを許すわけにはいかない!」

ビューティ「ええ、私も同感です!」

ハッピー「みんな!いこう!」

リリーゼ「あ~なんかイライラしちゃうわ、あんたたちはもうおしまいよ!」

レーヴァテイン「グルウウウ!」

419: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/01(火) 22:17:10.70 ID:2SuGUFU10
バトル開始

レーヴァテイン「ガルアアアアア!!」

ゴオオオオ

5人「わああああ!!」

リリーゼ「あんた達はここで焼き殺されなさい!
      人間がここにいることは許さないわ」

ハッピー「くうっ!」

サニー「あかん・・・まともにくらうてもうた・・・!」

ピース「いきなりおわりじゃヒーロー失格だよね・・・」

マーチ「これくらいの熱さじゃ・・・まだ倒れない・・・!」

ビューティ「次の攻撃が来る前に手を打たなければ・・・」

420: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/01(火) 22:28:11.01 ID:2SuGUFU10
リリーゼ「何よ?まだ立てるの?いきなりやられない人間を久しぶりに見たわ。
      でもそれはそれでレーヴァテインを楽しめそうね」

サニー「こ、こいつ・・・!」

リリーゼ「まあいいわ、本当は倒れないことでイライラしてたけど
      ゆっくり遊んであげるわ。あんた達の気が済むまでね」

ピース「わわわ、この子恐ろしい発言したよね?」

マーチ「そんなの筋が通ってないよ!なぶり殺しなんか絶対にさせない・・・!」

リリーゼ「そんなこと言ってる場合かしら?」

レーヴァテイン「グルオアアアッ!!」

ハッピー「わわ、今度は爪攻撃・・・」

5人「がああああ!!」

421: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/01(火) 22:56:00.83 ID:2SuGUFU10
ピース「レーヴァテインの技はほとんど全体技だね・・・」

ハッピー「とにかくステートデコルで・・・これ使ってみようかな?」

サニー「考えてる暇はあらへんで」

ハッピー「使ってみる」

ダアアアン

リリーゼ「くっ・・・!」

レーヴァテイン「ゴオオオオ!」

ビューティ「相手をひるませることができたようですね。
       ですがこれではすぐに体勢を立て直されそうです・・・」

ビューティ「リカバーを使おうとしましたが使っておいて正解でしたね。
       デコル技やアイテムを使う際にも先を読むことが大事です」

マーチ「あたしは直接レバタスンとかいうドラゴンを・・・」

ピース「レーヴァテイン」

マーチ「そいつを攻撃するよ!たあ!!」

サニー「ウチも負けてへんで!」

レーヴァテイン「グルウ!」

サニー・マーチ「おっと」

リリーゼ「レーヴァテインの反撃をかわすなんて・・・
      楽しめそうでもイライラしちゃうわ」

422: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/01(火) 23:17:57.80 ID:2SuGUFU10
リリーゼ「やっと体勢を立て直せたようね、あの状態で反撃するなんて
      さすがはあたしのペットね、レーヴァテイン」

レーヴァテイン「グル」

ピース「サンダーデコ・・・」

リリーゼ「あんたは何しようとしてたのよ」ドゴ

ピース「しまったあ!」

ピース「やばい!スタン状態になっちゃった・・・」

ビューティ「ここは・・・もし全体技がきたときに備えてもう一度リカバーを使います」

ハッピー「電撃を使うよ」

サニー「ウチもや」

リリーゼ「ぐっ、でもこれで終わりかしら?」

レーヴァテイン「グルウウウウ!」

サニー「あかん!動き止められへんかった!」

ハッピー「どうしよう・・・」

423: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/01(火) 23:34:22.20 ID:2SuGUFU10
レーヴァテイン「グオオオオオ!」

ゴオオオオ

5人「ぐあああ!」

ピース「しまった!ステートデコルで下げられるのは攻撃力だけだった・・・
    魔法力は下げられないんだったね・・・」

ピース「HPやばいよ・・・このままじゃ倒れちゃう・・・」

マーチ「ピースにハイポーション使うよ」

ピース「マーチ、ありがとう」

ビューティ「ですが私達の不利に変わりはありません」

ピース「やっと体勢立て直せたよ」

ハッピー「はぁ・・・はぁ・・・」

リリーゼ「なかなか楽しませてくれるじゃない」

425: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/03(木) 23:03:19.82 ID:xPP5F3+N0
リリーゼ「どう?楽しいでしょ?やるかやられるかの戦いは、
      もうすぐあんた達はここよりも楽しい場所へいけるのよ?」

リリーゼ「ほら、喜んでみなさいよ」

ビューティ「あなたという方は・・・!」

サニー「ふざけるのもいい加減にしろや!」

リリーゼ「ふうん?まだそんなこと言える気力はあるみたいね」

リリーゼ「でも言うだけムダってことじゃないの?にゃははっ」

サニー「くっ・・・!」

マーチ「あんたはなんて人なの!?」

ハッピー「こんなので楽しめるわけないよ!」

426: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/03(木) 23:28:49.00 ID:xPP5F3+N0
リリーゼ「人間はそうやって強がるものね」

ハッピー「わたしは絶対に負けない!」

マーチ「あんたはただのかわいそうな子だよ!
    そんなことして罪悪感とかはないの!?」

リリーゼ「罪悪感?そんなの人間達に奪われたわ。
      だからこうして楽しんでんじゃない」

サニー「・・・っ!あんたはホンマに救えへんわ・・・!」

ビューティ「あなたの心は本当にもろいものです!
       まるで心がない獣のようで哀れそのものです!」

リリーゼ「ふふっ、それが人間ね、もうすぐやられそうだという時に
      そうやって正論ぶっちゃって・・・」

ピース「・・・・・!」

リリーゼ「そろそろ終わりにしてやるわ!」

427: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/03(木) 23:32:10.49 ID:xPP5F3+N0
ピース「そうはさせない!」

リリーゼ「ふふっ、何をいまさら・・・」

ピース「プリキュア・ピースサンダーハリケーン!!」

リリーゼ「きゃああっ!!」

レーヴァテイン「グルウウウ・・・!」

リリーゼ「そんな・・・!まだあんな気力が残っていたなんて・・・!」

リリーゼ「くっ・・・!」

ビューティ「油断しましたね、リリーゼ」

ビューティ「あなたは私達を軽く見ていましたね」

リリーゼ「だから何よ・・・!」

428: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/03(木) 23:36:48.36 ID:xPP5F3+N0
ビューティ「ゆえに多大な隙が生まれたのです!」

ビューティ「強さゆえにその力にあなたは気づけなかったのです!」

リリーゼ「くうっ・・・!」

リリーゼ「あたしの身体!言うことを聞きなさい!」

サニー「そうはさせへんで!」

サニー「人間の殺戮なんかウチが止めたる!!」

サニー「プリキュア・サニーファイヤーバーニング!!」

リリーゼ「あああああっ!!」

レーヴァテイン「グルウウウ!!」

サニー「はぁ・・・はぁ・・・苦しい戦いやった・・・」

ピース「でもどうやって量子の海から出ようかな?」

429: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/03(木) 23:39:28.38 ID:xPP5F3+N0
レーヴァテイン「グル・・・グルウ・・・!」

マーチ「みんな!!戦いはまだ終わってないよ!!」

ピース「わ、本当だ!!レーヴァテインはまだ倒せていなかったんだ!」

レーヴァテイン「グルウウウウウウウ!!!」

ゴオオオオオ

5人「きゃああああ!!」

ピース「しまった!動きは止めても口から火を吹くことはできたんだった・・・!」

ビューティ「そういうことになりますね・・・」

430: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/03(木) 23:42:47.04 ID:xPP5F3+N0
ピース「一か八かの玉砕でいこう!」

ピース「怒り狂ったレーヴァテインの火力じゃ回復が間に合わないし・・・」

ビューティ「そうですね・・・この一撃に全てを賭けるしかありませんね・・・」

ビューティ「もう一発も攻撃を受けられません」

ハッピー「みんな!覚悟はいい?」

サニー「当たり前や!」

ピース「必ず当てるよ!」

マーチ「全力投球!」

ハッピー「いくよ!」

431: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/03(木) 23:46:59.93 ID:xPP5F3+N0
5人「だあああああ!!!」

レーヴァテイン「グルウウウウウ!!」

レーヴァテイン「グルウウ・・・」

サニー「倒したで」

ピース「これで全員新しい技を再び覚えたね」

マーチ「そうだね」

♪チャラララ~

ピース「みんなのレベルが24になったね」

マーチ「あ、何か落ちてる」

ピース「これエリクサーかな?使ってみるよ」

432: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/03(木) 23:49:54.59 ID:xPP5F3+N0
パアアアア

ピース「やっぱりエリクサーだったね、みんなのHP、MP、ともに全快だよ」

ビューティ「こういうときには助かりますね」

マーチ「・・・ん?」

ハッピー「わわわ、あれはさっきの・・・」

サニー「またあの光かい!」

ピース「わわわ、吸い込まれる!」

パアアアアアア

5人「きゃあああああ!!」

434: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/05(土) 23:18:02.13 ID:NCZPzAAJ0
そして

みゆき「ここは・・・」

やよい「実況ワールドに戻れたのかな?」

なお「そうだといいね」

れいか「宛てもなく進んで迷子にならないようにしなければなりませんね」

やよい「あ、近くに村がある」

みゆき「よかった~」

れいか「村人達から情報を集めましょう」

やよい「あれ?あかねちゃんは?」

みゆき「あ!本当だ!あかねちゃん!あかねちゃん!どこ~!?」

なお「そんな・・・」

れいか「これは非常事態ですね・・・」

435: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/05(土) 23:22:12.09 ID:NCZPzAAJ0
みゆき「とにかくあかねちゃんを探さないと・・・!」

れいか「みゆきさん、その気持ちは分かりますが
    気持ちが先走っては私達まで迷子になってしまいますよ」

れいか「あかねさんを放っておけないのは私も同じです」

なお「何の宛てもないしどうしよう・・・」

やよい「村に入ろう、とにもかくにも・・・」

みゆき「じゃあ・・・」

「待ってもらおうか!」

みゆき・やよい・なお・れいか「!!!」

436: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/05(土) 23:31:03.78 ID:NCZPzAAJ0
キネシス「そこにいたか、実況者に加担する奴らめ!」

やよい「オンスロート一族!」

れいか「こんなときに・・・!」

キネシス「お前らを始末した後はあの村を襲ってやる!
      あの村にもたくさんの実況者がいる。そこをどけ!!」

なお「そんなことはさせない!!」

みゆき「ねえ教えて!あなた達は実況者に何の恨みがあるの?」

キネシス「実況者に加担する奴に言うことなどない!」

437: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/05(土) 23:37:22.60 ID:NCZPzAAJ0
キネシス「このキネシス様の餌食になれ!実況者に加担する奴らめ!」

キネシス「あの村もろとも消し去ってやる!」

みゆき「あの村はわたし達が守る!そんなことハッピーが許さない!」

やよい「たとえ4人でもあの村を守ろう!」

なお「こんな筋の通らないことは絶対にさせない!」

れいか「ええ!みなさん!いきましょう!」

キネシス「無駄なことを・・・」

みゆき「あかねちゃんがいなくても村を守る!!」

438: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/05(土) 23:45:01.36 ID:NCZPzAAJ0
バトル開始

キネシス「ふんっ!」ブン

ハッピー「」ヒョイ

ピース「危ない」

マーチ「」サッ

ビューティ「当たるわけにはいきません!」

キネシス「」ブンッ

ハッピー「わっ、また来た!」

ハッピー「わわわ・・・」

ハッピー「なんとかよけれた・・・」

439: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/05(土) 23:48:00.02 ID:NCZPzAAJ0
ピース「おっと」

マーチ「こんなの当たらないよ!」

ビューティ「」サッ

ハッピー「たあ!」

マーチ「やあああ!!」

ビューティ「ええい!」

キネシス「・・・・・」

ピース「サンダーデコルを使うよ!」

ピシャアアアア

キネシス「・・・・・」

ピース「これ効いているよね・・・?」

440: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/05(土) 23:51:09.52 ID:NCZPzAAJ0
キネシス「ふん・・・」ブン

ハッピー「当たらないよ!」

ピース「動きが遅いよ」

マーチ「おっと」

ビューティ「攻撃を避けるのに体力を使ってはいけませんね・・・」

キネシス「・・・・・」

ハッピー・ピース・マーチ・ビューティ「だああああ!!」

キネシス「ぐ・・・・」

ハッピー「やあああ!!!」

マーチ「たあああ!!!」

ピース「とおりゃあ!!」

441: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/05(土) 23:54:29.56 ID:NCZPzAAJ0
ビューティ「てえい!!」

キネシス「・・・・・」

ビューティ「・・・!」

ビューティ「なんでしょう・・・この感覚は・・・?」

ビューティ「どうも怪しいですね・・・」

ビューティ「まるで私達を見ていないような・・・」

ビューティ「動きは遅いのですが・・・」

ビューティ「何か誘っているのでは・・・?」

ビューティ「こっちが優勢に見えるのですがもし・・・」

ビューティ「もしこれが策だったら・・・」

キネシス「・・・・・」

443: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/06(日) 22:59:29.29 ID:eukL7OP70
ビューティ「みなさん!キネシスから離れてください!」

ハッピー「え!?」

ピース「どうして?」

マーチ「何かがおかしいとでも?」

キネシス「そういうお前自身を気にしたらどうだ?」

ビューティ「・・・っ!」

ビュッ

ビューティ「ぐううううっ!!」

ハッピー「あっ!ビューティ!」

ピース「回復アイテム使うよ!」

マーチ「待ってて!」

ビューティ「い・・・いけません・・・!みなさん・・・」

444: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/06(日) 23:03:24.34 ID:eukL7OP70
キネシス「愚かな・・・」

キネシス「てえいっ!!」

ハッピー「わわっ!」

ピース「以前より速くなってる!」

マーチ「しまった!これでは・・・!」

ハッピー・ピース・マーチ「わあああああ!!」

キネシス「ふふふ、今までのが本気だと思ったか?」

キネシス「お前らごときを相手に全力使うまでもなかったってことだよ」

マーチ「・・・くっ!」

ビューティ「そういうこと・・・ですね・・・」

445: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/06(日) 23:06:23.14 ID:eukL7OP70
ビューティ「このままでは・・・」

ハッピー「アイテム使って回復を・・・」

マーチ「ポーション使って・・・」

ピース「阻まれる前に・・・」

キネシス「無駄だ」

キネシス「」ドオンッ

ハッピー・ピース・マーチ・ビューティ「ああっ!」

キネシス「俺はお前らに何もさせはしないぞ!」

446: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/06(日) 23:09:59.63 ID:eukL7OP70
ハッピー「わわわ・・・」

ピース「みんなバランス崩されちゃった!?」

マーチ「くうっ・・・!」

ビューティ「まだ体勢を立て直せない・・・!」

ピース「HPやばいのにスタン状態、絶体絶命だよ~」

マーチ「たとえ倒れても・・・あの村を・・・!」

ハッピー「あの村を守らないと・・・!」

キネシス「・・・その状態でか?」

447: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/06(日) 23:20:51.83 ID:eukL7OP70
キネシス「じゃあとどめを刺すか」

ハッピー「わたし達を倒しても実況者は滅ばないよ!」

ピース「ヒーローはいつだって負けない!
    この世界じゃ実況者がヒーローだよ!」

マーチ「あんた達の支配なんて長くは続かないよ!」

ビューティ「私達は倒れるまであなたに抗います!」

キネシス「ふん、それだから実況者を滅ぼしたいんだ!」

キネシス「大人しく潰されろ!話はもうおしまいだ!」

448: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/06(日) 23:26:29.02 ID:eukL7OP70
キネシス「ふんっ!」

ハッピー・ピース・マーチ・ビューティ「」ドシャアッ

キネシス「終わったな・・・」

キネシス「では、あの村、マウントヴァレイの奴らを根絶やしにするか」

キネシス「オンスロート様、邪魔者を1組倒しました。ですが
      それは序の口です。今からあの村を破壊します。朗報を期待してください・・・」

キネシス「・・・・・」

キネシス「では、いくか!」

449: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/06(日) 23:35:00.99 ID:eukL7OP70
ゴオオオオ

ドオンッ

キネシス「ぐおあああっ!!!」

キネシス「だ、誰だ!?」

サニー「この実況ワールドを・・・」

サニー「あんたらに奪わせへん!!!」

キネシス「ぬぬぬ、こしゃくな・・・!」

サニー「いくで!」

サニー「っと、その前に・・・あんたはどうすんや?」

パステルくん「ぼくは一緒に戦うよ」

サニー「そうか、じゃあ気を取り直していくで!!」

キネシス「2人まとめて葬ってやる!」

450: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/06(日) 23:41:47.06 ID:eukL7OP70
パステルくん「あ、そうだ、さっきの必殺技を使うならぼくと協力して」

サニー「ん?」

パステルくん「きみのバレーボール選手のような動きをもう一度見たいんだ」

パステルくん「もしかしたら火の玉と一緒にこれも打てそうだし・・・」

パステルくん「絶対にできると思うよ」

サニー「そのホッケーのチップもあいつにぶつけるんやな?」

サニー「こうするんか?」

パステルくん「その通り」

サニー「やってみるで」

キネシス「何をごちゃごちゃ言っている!」

キネシス「俺はお前らを待たんぞ!この技の餌食になれ!!」

451: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/06(日) 23:47:02.10 ID:eukL7OP70
パステルくん「襲ってきたよ!早く!」

パステルくん「いくよ!えいっ」

サニー「プリキュア・サニーファイヤー」

パステルくん「オブジェクト!!」

キネシス「馬鹿な・・・どこにその力が・・・ぐわああああ!!」

パステルくん「成功だね」

サニー「火の玉をチップにぶつけてそのチップも当てられるかは疑問だったんやけどな・・・」

サニー「でも倒せてよかったわ」

キネシス「くそ・・・!おぼえてろ!!」

パステルくん「あ~逃げられた・・・!」

452: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/06(日) 23:53:41.22 ID:eukL7OP70
パステルくん「それに経験値も金貨も手に入らなかったし・・・」

サニー「それよりみんなを助けるで」

パステルくん「あ、みんな戦闘不能になっちゃったのかな?」

サニー「そうみたいやな」

パステルくん「だったらこれ使って、ハイパースティミュラントだよ」

サニー「ハイパースティミュラント?」

パステルくん「これは何と一度に複数のパーティーをHP全快で復活させるだけじゃなく
         MPも半分回復させるというかなりの代物だよ」

パステルくん「気づいた時には手遅Rainy Daysになる前にみんなを復活させよう」

サニー「あんたも割とギャグ考えるんやな・・・」

サニー「あ、そんなこと言うてる場合やあらへん、みんなを復活させるで」

454: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/07(月) 22:37:11.76 ID:z1wAOxVD0
そして

みゆき「あ、あかねちゃん。探したよ」

やよい「あ、パステルくん、久しぶりだね」

パステルくん「うん、この子、あの洞窟を出た途端に急に空間から出てきたからびっくりしちゃったよ」

やよい「え?じゃあパステルくんもあの洞窟に行ったの?」

パステルくん「うん、でもみんなとは会わなかったよ」

パステルくん「途中で空の宝箱があったんだけど誰か開けちゃったのかな?
         中身はなんだったんだろう?すごく気になるよー」

れいか「『あの宝箱は罠だ』って死神さんが言っていました。中身はモンスターでしょう」

パステルくん「死神?あ、死神もあの洞窟に行ったんだ。
         ゆっくり実況のみんなが洞窟に入ったって話は聞いたけど・・・」

パステルくん「結局彼らを見ることなくこの洞窟を出たよ」

455: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/07(月) 22:51:40.06 ID:z1wAOxVD0
あかね「けど・・・何でウチだけ量子の海から脱出できたときに
    別の場所に飛ばされたんやろ?」

れいか「確かにそれは不明ですね・・・」

あかね「そんでみんなを探しに宛てもなく歩いてたらパステルくんと会ったで」

パステルくん「そうだよ」

みゆき「あ、量子の海で思い出した!モードは?モードのこと忘れてた・・・」

パステルくん「モード?あ、そういえばいつの間にか洞窟の出口の後ろにいたよ。
         でも彼女とリリーゼに気づいた途端に大きな地響きがして・・・」

あかね「でっかい岩にふさがれてあの洞窟に入れなくなってもうた・・・」

みゆき「よかった・・・モード生きていたんだ・・・」

みゆき「って、全然よくない!だってあの洞窟に閉じ込められたんでしょ?」

やよい「モードもリリーゼもいつの間に・・・」

456: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/07(月) 23:13:54.16 ID:z1wAOxVD0
みゆき「早く助けに行かなきゃ・・・!」

パステルくん「君がそうしたいなら一緒に行くよ」

みゆき「うん!お願い!」

あかね「来た道を戻るんやな。そういう事情があるならウチも行くで!」

なお「うん」

れいか「では、あかねさん、パステルさん、道案内をお願いします」

パステルくん「OK」

みゆき「早く行かないと・・・!」

457: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/07(月) 23:18:39.06 ID:z1wAOxVD0
すると

パステルくん「あれ?どうなってるの?」

あかね「んなアホな・・・洞窟なくなっとるで・・・」

みゆき「ええ~!?うそ~!?」

パステルくん「向こうに見えるのはブラッサムだよ」

やよい「じゃあ・・・」

れいか「この洞窟は幻だったということでしょうか?」

なお「ちょっと不気味だね・・・」

みゆき「そんなぁ・・・」

みゆき「モード・・・」

458: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/07(月) 23:24:37.12 ID:z1wAOxVD0
みゆき「わわわ!モンスター来た!」

やよい「わああ!黄金色のミミック7体とでっかいパペットが襲ってきたよ!」

なお「パペットの体中に爆弾があるね・・・」

あかね「近づかれたら終わりやな・・・」

れいか「用心しながら・・・」

ドガアアアアアアアン!!

あかね「なんや?自爆しおったわ・・・」

れいか「結局戦わずして勝ちましたね」

♪チャラララ~

やよい「しかもみんなのレベルが2つ上がって26になったよ」

みゆき「ウルトララッキー?」

459: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/07(月) 23:31:43.92 ID:z1wAOxVD0
みゆき「あ、そうだ、オンスロート一族のキネシスは!?」

パステルくん「キネシスなら僕らがやっつけたよ、でも取り逃がしちゃった」

みゆき「あ~よかった・・・わたし達やられちゃったから・・・」

あかね「めいっぱい急がなかったら大変なことになってたな・・・」

あかね「みんなを探してたらオンスロート一族にやられてみんな倒れてたからこれはあかんと思ったわ」

あかね「パステルくんいてホンマ助かったわ、道案内ありがとな」

パステルくん「えへへ」

やよい「あ、そうだ、HPを・・・あ、いつの間に回復している」

やよい「しかもMPまで・・・」

あかね「パステルくんがものすごいアイテム持ってたんや」

やよい「へえ」

460: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/07(月) 23:39:52.21 ID:z1wAOxVD0
パステルくん「ハイパースティミュラントのこと?」

パステルくん「ハイパースティミュラントは戦闘不能になったみんなのHPを全回復したあと
         戦闘不能になったみんなのMPを最大値の半分回復しながら
         復活させることができるレアアイテムだよ」

パステルくん「もちろん高いけど・・・」

やよい「それはそうでしょうね。レアアイテムだもん」

パステルくん「そのハイパースティミュラントがあそこにある村、
         マウントヴァレイに売ってたよ」

みゆき「本当!?早速買いに行こう!」

パステルくん「じゃあぼくはまたいろいろとぶら~っとしてくるよ」

やよい「パステルくん、またね」

みゆき「じゃあわたし達はマウントヴァレイに行こう」

463: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/10(木) 23:31:09.12 ID:9g4QTiBD0
その途中で

あかね「なんや?モンスター出てきまへんなぁ」

れいか「今にも来そうですよ」

なお「突然やってくるからね・・・」

やよい「もうすぐ着くよ」

みゆき「あ、宝箱ある」

あかね「あ、ホンマや」

464: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/10(木) 23:35:16.62 ID:9g4QTiBD0
なお「でもさっきはなかったよね?」

あかね「確かにそやな」

やよい「どうする?」

みゆき「開けちゃう?」

れいか「やめておきましょう、罠かもしれません」

なお「確かに突然出てきたものだもんね」

なお「じゃあさ、この宝箱は無視してマウントヴァレイへ向かおう」

みゆき「中身気になる~」

465: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/10(木) 23:39:37.53 ID:9g4QTiBD0
マウントヴァレイ

みゆき「ここがパステルくんの言ってたマウントヴァレイか」

れいか「のどかなところですね」

みゆき「あ!」

ライラ「みゆき、久しぶりだな」

みゆき「ライラ」

あかね「あ、この人達確か・・・」

みゆき「リプトンプラスだよ」

やよい「ウィケッドとアスラの魔の手から
    彼らを助けたんだよね。わたしも彼らのこと覚えているよ」

なお「あの時はみゆきちゃんやられてたら全滅だったんだけどね・・・」

れいか「こんなところで再会なんて偶然ですね」

466: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/10(木) 23:44:51.47 ID:9g4QTiBD0
VIVI「この村にはアイテム屋や宿屋などの
   最低限の建物しかないが一度は行ってみる価値があるぞ」

フェル「アイテム屋にはすごいものがあったが・・・」

デルタ「後先考えて買わないことにしたよ」

ライラ「とにかくハイパーヒーリングデコルだけは買ったけどな」

みゆき「みんな、アイテム屋へ行こう」

やよい「賛成」

ライラ「俺たちはこの村を出る、いつかまたどこかで会えるといいな」

みゆき「うん、わたしもそう思ってるよ」

ライラ「短い間だったがまたな」

みゆき「うん」

れいか「では、アイテム屋へ行きましょう」

467: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/10(木) 23:49:59.49 ID:9g4QTiBD0
アイテム屋

やよい「ハイパーヒーリングデコル買おう」

なお「ハイパースティミュラントもね」

れいか「金貨が4万枚あるとはいえ金貨を5000枚は残したいですね」

みゆき「このデコルは2000枚だしスティミュラントは3000枚だし・・・」

あかね「いくつ買うん?」

やよい「とにかくハイパースティミュラントを9つ買って
    ハイパーヒーリングデコルも買うよ」

やよい「フルポーション5つ、マジックウォーターを50個買うよ」

468: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/10(木) 23:55:52.35 ID:9g4QTiBD0
店を出て

れいか「結局金貨が5000枚を下回ってしまいましたね・・・」

やよい「でも何とかなるよ」

なお「無駄遣いしなければね」

れいか「ハイパーヒーリングデコルは私が持ちます」

なお「じゃあスーパーヒーリングデコルあたしが持つよ」

やよい「なおちゃんアタッカーとヒーラーの両方をやるんだね?」

なお「そういうことになるのかな?」

「わあああああ!!!」

みゆき「あ!外から声が・・・!」

れいか「村を出て声のした方へ向かいましょう!」

470: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/12(土) 23:26:29.77 ID:IOc682pr0
マウントヴァレイを出ると

ライラ「はぁ・・・はぁ・・・」

デルタ「なんとか倒せた・・・」

VIVI「DESTINYの力は4人の心が一つじゃないと発動しないというのを忘れてた・・・」

フェル「あれが発動しなかったらやられてた・・・」

ライラ「この宝箱は罠だったんだな・・・」

みゆき「あ・・・」

れいか「悲鳴は確かこちらの方から聞こえてきましたが・・・」

なお「リプトンプラスが宝箱を開けたみたいだね・・・」

あかね「ホンマや、あの宝箱が開けられとる」

れいか「やはりあの宝箱は罠だったようですね・・・」

やよい「どんなモンスターが出てきたんだろう・・・」

なお「とんでもなく強いモンスターだったと思うよ。
   あの4人でもかなり苦戦してたし、ほら、あの4人ボロボロだよ」

ライラ「あ、お前ら、いたのか」

471: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/12(土) 23:34:50.21 ID:IOc682pr0
みゆき「ライラ、大丈夫!?」

ライラ「ああ、宝箱を開けたらモンスターに襲われてさ」

デルタ「まさか宝箱からモンスターが出てくるなんてよ」

VIVI「しかも手強かったし・・・」

フェル「危うく全滅するところだったよ」

みゆき「よかったらこれ使ってよ」

フェル「大丈夫だ、回復アイテムは充分にそろえている」

ライラ「自分達の持ってるアイテムで回復するよ」

ライラ「さて、次は・・・ブラッサムでお花巡りするか」

VIVI「賛成」

デルタ「たまには花に癒されたいしな」

ライラ「みゆき、心配させてすまなかった。だが俺たちは大丈夫だ」

ライラ「さっきも言ったがまたどこかで会おう」

みゆき「うん」

472: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/12(土) 23:38:00.46 ID:IOc682pr0
そして

れいか「私達は彼らとは反対の道を進みます」

みゆき「そうだね」

れいか「未知の領域では毎度のこと充分に用心しながら進んでください」

なお「モンスターとはどこで遭遇するんだろう・・・」

やよい「エンカウント率が気まぐれになってるね」

あかね「いくで」

みゆき「うん」

れいか「慎重に行きましょう」

473: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/12(土) 23:44:13.45 ID:IOc682pr0
すると

ズン・・・ズン・・・

みゆき「?」

なお「何か聞こえてくる・・・」

あかね「何の音や?」

やよい「巨大なモンスターの足音かも・・・」

れいか「音が大きくなってきています」

れいか「間違いありません、これは・・・」

474: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/12(土) 23:46:25.21 ID:IOc682pr0
ゴアアアアアア!!

やよい「わああ!!巨大な魔物だああああ!!」

れいか「こっちを見て睨んでいますね・・・」

なお「だったら早く変身しようよ!」

あかね「せやな!」

みゆき「戦うしかないのなら行くよ!」

れいか「ええ、いきましょう!」

やよい「攻撃力高そう・・・」

476: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/14(月) 21:37:33.15 ID:b6j5tCER0
バトル開始

グルオアアアアア!!

5人「きゃああああ!!!」

ビューティ「くうっ!」

ピース「やばい!スタン状態になっちゃった・・・」

マーチ「ぐぐぐ・・・」

サニー「あかん・・・!」

ハッピー「バランス崩された・・・」

ビューティ「ですが何とか体勢を立て直せました」

マーチ「ここから反撃と行きたいけど・・・」

ハッピー「このままじゃやばい」

477: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/14(月) 22:35:19.37 ID:b6j5tCER0
ゴルオオア!

ハッピー「くっ!があっ!」

サニー「がっ!あかんっ!」

ピース「おっと!わあ!2回攻撃!?」

マーチ「ぐっ!くう!」

ビューティ「があっ!ぐううっ!」

ハッピー「はぁっ!はぁっ・・・!」

ピース「なんとか倒れずに済んだ・・・」

478: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/14(月) 23:15:34.71 ID:b6j5tCER0
ビューティ「では、ハイパーヒーリングデコルでリカバーを使います」

ピース「わあ、このリカバーすごい」

ハッピー「傷が完全に癒えていく」

サニー「次はこっちの番やな」

マーチ「とおっ!」

ハッピー「たあ!」

ピース「サンダーデコル!」

ピース「よし、魔物を混乱させた」

479: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/14(月) 23:20:43.06 ID:b6j5tCER0
グルオオオオ!グルアアア!

サニー「あいつ、自分を攻撃したで」

ピース「やばい!魔物が我に返っちゃった!」

ビューティ「そのようですね」

マーチ「ひるむわけにはいかない!たあ!」

サニー「ウチはステートデコルで電撃使うで」

ハッピー「わたしも」

サニー「あかん!しびれさせられへん!」

ハッピー「わたしも失敗したよ~」

480: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/14(月) 23:25:00.23 ID:b6j5tCER0
ビューティ「後ろに下がって守りを固めます」

ピース「たあ!」

ビューティ「みなさん!敵の攻撃が来ます!攻めてる場合じゃ・・・」

グルウウウアアアア!!!

5人「ぎゃああ!」

ハッピー「わああああああ!!!」

サニー「あ、ハッピーが大きくすっとばされたで!」

ピース「ハッピー!」

マーチ「あたしはバランスを崩されたよ」

ビューティ「ダメージを軽減できましたが・・・これでは少しの間ですが動けません」

481: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/14(月) 23:28:29.63 ID:b6j5tCER0
ピース「わわわ、また来る・・・」

ビューティ「くっ、こういう時に・・・」

グルウウウウ!

サニー・ピース・マーチ・ビューティ「がああっ!」

サニー「あ、あかん・・・このままじゃ倒れてまう・・・」

ピース「ハッピーが戦闘不能になってなきゃいいけど・・・」

マーチ「私達もやばい・・・」

ビューティ「敵は攻め手を緩める気がありません、このままでは確実に・・・」

482: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/14(月) 23:34:36.76 ID:b6j5tCER0
ピース「やばい・・・まだ体勢を立て直せない・・・!」

サニー「あかん、絶体絶命や!」


ハッピー「みんな・・・!いけない!このままじゃみんなやられちゃう!」

ハッピー「こうなったら必殺技を使うしかないよ」

ハッピー「ここで決めないとわたし達はもう終わっちゃう」

ハッピー「はああああ!!」


ピース「ハッピー、よかった、まだ倒れてなかったんだね」

マーチ「今必殺技使おうとしてるね」

サニー「え!?」

ビューティ「ええっ!?」

484: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/15(火) 22:31:46.28 ID:ki63oLkB0
サニー「ハッピー!!何考えとるんや!?」

ビューティ「いけません!今必殺技を打たれたら私達まで巻き込まれてしまいます!」

ピース「ええ!?ハッピー!必殺技やめて!!」

マーチ「だめ、聞こえてないみたい」

ピース「そんな・・・」

サニー「ハッピー!!ハッピー!!今必殺技使っちゃあかん!!」

サニー「ウチらも巻き込む気かい!!」

ビューティ「きちんと周りを見てください!」


ハッピー「ここで決める!」


ピース「わたし達の声が届いてない・・・これじゃ・・・」

485: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/15(火) 22:34:22.47 ID:ki63oLkB0
ハッピー「プリキュア・ハッピーシャワーシャイニング!!!」

グゴオオオオ・・・!

サニー・ピース・マーチ「ぎゃああああ!!!」

ビューティ「きゃああああ!!!」

ハッピー「何とか倒せた・・・」

ハッピー「ここで決められなかったらみんなやられてた・・・」

486: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/15(火) 22:49:00.26 ID:ki63oLkB0
そして

みゆき「あ、みんな倒れてる。間に合わなかったのかな?」

みゆき「でも今こそハイパースティミュラントを使うときだね」

みゆき「みんな、大丈夫?」

やよい「・・・・・」

なお「・・・・・」

れいか「・・・・・」

あかね「大丈夫じゃあらへん」

みゆき「え?」

あかね「大丈夫なわけあるかあああ!!!」

487: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/15(火) 23:23:00.69 ID:ki63oLkB0
みゆき「みんなごめん、わたしがもっと早くモンスターを倒せていたら・・・」

あかね「謝る箇所が全然ちゃうわ!!!」

やよい「違うでしょ?」

なお「自分が何したか分かってるの!?」

れいか「・・・・・」

みゆき「どういうこと?」

あかね「あんたという奴はあああ!!!」ドンッ

みゆき「きゃあ!」

あかね「ウチらに必殺技当てといてよう『大丈夫?』とか言えたもんやな!」

みゆき「ええっ!?」

488: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/15(火) 23:35:35.19 ID:ki63oLkB0
みゆき「わたしってもしかして・・・」

れいか「みゆきさん、周りをちゃんと見ないからこうなるのですよ」

やよい「危うく死にかけたんだよわたし達!」

なお「見損なったよ!!みゆきちゃん!!」

あかね「モンスター倒した云々の問題ちゃうわあああ!!!」

れいか「何の考えもなしに必殺技を出すから仲間を巻き込む結果となりました」

みゆき「でも必殺技使わなかったら・・・」

あかね「」カッチーン

489: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/15(火) 23:55:24.87 ID:ki63oLkB0
あかね「ふざけんなあああああ!!!」

みゆき「え?あかねちゃん、どうしてステートデコルを・・・?」

ピシャアアアア!

みゆき「あああああっ!!」

みゆき「あかね・・・ちゃん・・・」

あかね「ウチらにハッピーシャワーシャイニングくらわしたお返しや!!」

やよい「もうみゆきちゃんなんか知らない!」

なお「必殺技を味方に当てるなんてもうプリキュアなんかじゃないよ!!」

れいか「みゆきさん、そこで頭を冷やしてください」

みゆき「み・・・みんな・・・」


みゆき「みんな行っちゃった・・・」

みゆき「早くみんなを追いかけなきゃ」

みゆき「めいっぱい謝ろう」

490: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/15(火) 23:58:51.70 ID:ki63oLkB0
みゆき「えっと・・・分かれ道?みんなどこに行ったのかな?」

グルルル・・・

みゆき「わわ、モンスターいる、気づかれる前に逃げなきゃ」

みゆき「気づかれませんように・・・」

そして

みゆき「何とか気づかれずに済んだ・・・」

みゆき「でもみんなどこだろう・・・」

みゆき「みんなの姿見えないし・・・わたしもしかしてこのまま一人になっちゃうのかな?」

みゆき「そんなの・・・そんなのいや・・・」

492: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/17(木) 22:59:04.61 ID:SVrxtyIl0
みゆき「あれ?向こうに誰かいる・・・」

みゆき「2本足で歩くネコさんとか童話らしくて好きだなぁ」

みゆき「青いネズミさんの次は赤いネコさん」

みゆき「でもあのネコさん、おばけと会話してるけど・・・」

みゆき「怖くないのかなぁ・・・」


ジバニャン「♪ニャーッニャニャニャニャニャ~」

ウィスパー「♪うぃーっうぃうぃうぃうぃうぃ~す」


みゆき「あ、歌い始めた。うわあ、楽しそう」

みゆき「あのネコさんに話しかけようかな?」

493: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/17(木) 23:07:53.13 ID:SVrxtyIl0
ジバニャン「♪し~あわせは~歩いてこない~」

ウィスパー「♪だ~から歩いてゆくんだね~」

ジバニャン「♪一日一歩」

ウィスパー「♪三日で三歩」

ジバニャン・ウィスパー「♪三歩進んで二歩さがる~」

ウィスパー「♪人生はワン・ツー・・・」

ジバニャン「・・・もう先行ってるニャン」

ウィスパー「ちょっとーっ!まだ途中ですよーっ!!」


みゆき「あー行っちゃった、はっぷっぷ~・・・」

みゆき「後を追いかけよう、もうこの際不思議の国に迷い込んでもいいよ」

みゆき「きっとわたしは夢を見ているんだし・・・」

494: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/17(木) 23:14:37.60 ID:SVrxtyIl0
みゆき「あ~見失っちゃった・・・」

みゆき「あれれ?ここどこ?どこからここに来たんだっけ?」

みゆき「え~っと・・・」

みゆき「うわ~ん、迷子になっちゃったよ~」

みゆき「あっち行ったっけ?こっち行ったっけ?」

みゆき「どんどん変なところに来ているよ~・・・」

495: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/17(木) 23:28:35.23 ID:SVrxtyIl0
ザアアアア

みゆき「わわ、雨降ってきた・・・」

みゆき「ここには雨宿りできる場所ないし・・・」

みゆき「・・・・・」

ザアアアアアアア

みゆき「雨が強くなってきた・・・」

みゆき「はは、もうずぶぬれだよ・・・」

みゆき「でも・・・」

みゆき「なんでわたしぼーっとしてるんだろう?」

みゆき「熱出してもくらくらしてもしてないのに・・・」

496: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/17(木) 23:33:27.33 ID:SVrxtyIl0
みゆき「あ、雲の隙間から光が見える。この雨はすぐに止みそうだね」

みゆき「そしたら虹が見れそう・・・」

みゆき「・・・・・」



みゆき「わたしはもうどれくらいここに立ったままなんだろう・・・」

みゆき「いたずらに時を使ったまま・・・」

パチッパチッ

みゆき「・・・・・」

パチッパチッ

みゆき「なんだろう・・・まばたきするたびに輝きが失われていく気がする・・・」

みゆき「ま、気のせいだよね」

497: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/17(木) 23:47:40.26 ID:SVrxtyIl0
みゆき「こうして一人でいるのにも慣れてきちゃったかな?」

みゆき「ううん、わたしは一人なんかじゃない、
    わたしの中に素敵な世界があるなら」

みゆき「あ、雨止んだね」

みゆき「でも・・・なぜだか濡れた気にならない・・・」

みゆき「・・・・・ん?」

498: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/17(木) 23:50:31.94 ID:SVrxtyIl0
パアアアア

みゆき「あれは・・・洞窟で見たときと同じ光・・・!」

みゆき「またどこかに連れて行かれる・・・!」

みゆき「あかねちゃん・・・やよいちゃん・・・なおちゃん・・・れいかちゃん・・・」

パアアアア

みゆき「まぶしいっ!」

パアアアア

みゆき「きゃあああああ!!」

499: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/18(金) 00:00:50.47 ID:jCqCF93o0
そして

みゆき「ここは・・・?」

みゆき「なんか神様の世界のような感じがするんだけど・・・」

タタタタタ

みゆき「今度はうさぎさんが横切った。追いかけようかな?」

みゆき「あのうさぎさんすごく気になるし・・・」

すると

みゆき「また見失っちゃったよ~・・・」

みゆき「・・・あ、誰かいる」

目を黒い何かで覆っている黒いスーツの男「お前、ここの者ではないな?よそより迷い込んだ者か?」

みゆき「え?誰?」

501: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/20(日) 20:19:38.25 ID:zmp8JPXL0
黒い服着て漆黒の廃れた羽を生やした男「お前を放っておけない」

白い服着て天使の羽を生やし顔に包帯巻いた男「ここに来たのには事情があるな」

みゆき「え?わたしは突然光に包まれてそしたらここに・・・」

みゆき「それよりあなたたちは誰?」

リサ-リシア「私はリサ-リシア」

リサ-リシア「隣にいる黒くて目から赤い光を放つのがジョマンダ、
        白くて目から青い光を放つのがヴァリス-ネリアだ」

ジョマンダ「何か悲壮に満ちた感じがするな、お前から」

ヴァリス-ネリア「だが僕たちがお前のそばにいよう」

ジョマンダ「今は俺たちがついている」

みゆき「え?う、うん・・・」

リサ-リシア「では、我らの住処へ案内しよう」

502: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/20(日) 20:36:01.99 ID:zmp8JPXL0
そして

みゆき「わあ、大きな神殿、あなたたちはここに住んでるの?」

リサ-リシア「そういうことになるな、だが本当の住処はもうなくなった。
        天災により焼き払われ残骸となった・・・」

ジョマンダ「よってここが新たな住処となるな、この世界は自由でいい・・・」

ヴァリス-ネリア「自由を悪用する奴が蔓延んでるのが嘆かわしいな・・・」

みゆき「悲しいお話・・・」

みゆき「ねえ、自由な世界ならそのお話を変えるというのも自由なんじゃないのかな?」

リサ-リシア「む?」

503: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/20(日) 20:44:19.58 ID:zmp8JPXL0
みゆき「わたしね、世の中の悲しみをハッピーに、幸せに変えたいの」

みゆき「みんなが笑顔で過ごせる素敵な世界を作りたいんだ」

みゆき「今のお話のような悲しい出来事を全て消し去れるのなら・・・」

みゆき「わたしは何だってしたい。その気持ちでいっぱいなの」

リサ-リシア「そういうお前にも悲しみの感情が感じられるぞ」

ジョマンダ「それは俺が先に感じてた」

ヴァリス-ネリア「ばっか、お前、僕らがそれに気づかないと思ったのか?」

ジョマンダ「だったら先に言ってほしいな・・・」

ヴァリス-ネリア「あ、そうだ。君の名前は?人には必ず名前があるだろ?」

みゆき「わたしは星空みゆき、絵本とハッピーが大好きなんだ」

504: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/20(日) 20:51:11.56 ID:zmp8JPXL0
リサ-リシア「絵本か・・・我々も本によって喜怒哀楽を教えられたものだ」

ジョマンダ「古の出来事を教えてくれる先祖の知恵の書そのものだな、本というのは」

ヴァリス-ネリア「だがそれも天災により失われた・・・」

ジョマンダ「あれから幸などなにひとつなかったが・・・」

ヴァリス-ネリア「みゆきはこの世に幸を送る女神となりたいのかな?」

リサ-リシア「そんなものができるのなら神になるなど容易い・・・」

リサ-リシア「ん?」

505: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/20(日) 21:02:43.77 ID:zmp8JPXL0
リサ-リシア「お前が持ってる物は伝説のパクトとデコルセッターではないのか?」

みゆき「スマイルパクトを知ってるの?」

リサ-リシア「伝説と認められし者が持てるという伝説の代物だ。
        そしてデコルセッターは実況ワールドの者達が
        複数のデコルを装備できるようにできる傑作品だ」

みゆき「この世界でもわたし達の伝説が知られているんだ・・・」

リサ-リシア「ふっ、いろいろな世界の伝説は結構知ってるぞ」

ジョマンダ「それでも知らないことの方が多いけどな」

ヴァリス-ネリア「まさかお前が伝説の戦士の一人だったとは・・・」

みゆき「でもわたし・・・」

みゆき「この前ね・・・」

ジョマンダ「どうした?」

506: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/20(日) 21:08:30.25 ID:zmp8JPXL0
ササッスタタタタ

みゆき「あ、さっきのうさぎさん。隠れてないで出ておいで」

ジョマンダ「何があったのだ?話をそらさないでくれ」

ヴァリス-ネリア「兎なら僕の目にも見えたぞ」

みゆき「あ、そうだったね、実はわたし・・・」

リサ-リシア「ふむ」

507: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/20(日) 21:18:24.99 ID:zmp8JPXL0
みゆき「大切な仲間達に必殺技を当ててしまって・・・
    みんなから嫌われちゃった・・・」

リサ-リシア「伝説の戦士としての大失態を犯してしまったってわけだな」

みゆき「どうにかしてみんなと仲直りしたい・・・でも・・・」

みゆき「今はとてもそうすることができなさそう・・・」

ジョマンダ「ばっか、お前俺がついてるだろ?」

みゆき「ううん・・・これはわたしだけの問題だから・・・」

リサ-リシア「それで心が弱くなってるのか・・・」

リサ-リシア「これで伝説の戦士とかよくいえたものだな」

みゆき「・・・・・」

リサ-リシア「伝説の戦士とは常に周りを見て仲間を傷つけず、
        共に助け合い、常に一つとなってるものだ」

リサ-リシア「だが見失うときもある。とにかくその心を鍛えなければな・・・」

508: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/20(日) 21:49:57.32 ID:zmp8JPXL0
リサ-リシア「これより、お前にはこの神殿で戦士としての修行をしてもらう。
        伝説の戦士として足りないものがありすぎる。
        それは人に聞いて分かるものではない・・・」

みゆき「ええっ!?」

ジョマンダ「最初から音を上げるのか?」

みゆき「そんなことはないよ!絶対やってやるんだから!」

ヴァリス-ネリア「その返事を待っていた。なら早速はじめよう」

「待ったダニーーーーー!」タタタタタ

みゆき「うさぎさん!?」

USAピョン「その修行、ミーも受けるダニ!」

ジョマンダ「兎が修行?修行を甘く見るな」

USAピョン「ミーを甘く見てるダニか?ミーには『USAピョン』という名前があるダニ!」

みゆき「わあ、可愛らしい名前だね。一緒に苦難を乗り越えよう」

USAピョン「ミーはただただ上を目指していくだけダニ」

リサ-リシア「面白そうだな、よし、4人と1匹で修行といくか」

ヴァリス-ネリア「リサ-リシアは修行と言ってるがこれは修行という名の試練だ」

みゆき「そうなの?」

USAピョン「さっさとはじめるダニ!」

509: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/20(日) 22:00:40.47 ID:zmp8JPXL0
ヴァリス-ネリア「みゆき、そのパクトを使え、試練はそれからだ」

みゆき「うん」

みゆき「プリキュア・スマイルチャージ!」

USAピョン「ダニー!?変身したダニ!」

ハッピー「準備はできたよ」

リサ-リシア「だがまずは準備運動だ、まずは自分の戦い方を見せてくれ」

ハッピー「わかった」

USAピョン「ミーは早く試練を始めたいダニ!」

ジョマンダ「ばっか、お前、基礎舐めたら痛い目見るぞ」

リサ-リシア「とにかくまずは自分のやり方を我らに見せてくれ」

510: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/20(日) 22:17:10.43 ID:zmp8JPXL0
しばらくして

ジョマンダ「やるな」

ヴァリス-ネリア「なるほどな」

リサ-リシア「では、修行を本格的に始めるか」

リサ-リシア「」シュウウウウウ

ハッピー「わわ、モンスターがいっぱいでてきた」

USAピョン「数が多すぎるダニ」

USAピョン「っていうかヌルヌルしていて気持ち悪いダニ・・・」

ヴァリス-ネリア「このモンスターの群れを1分以内に片付けろ」

ジョマンダ「相手はスライムだ。何匹いようが瞬殺できなきゃこの修行をやる資格なんてない」

USAピョン「わかったダニ!やればいいんダニ!」

ハッピー「わたしもやるよ!ここで逃げたくないし・・・」

リサ-リシア「さあ、1分以内に全滅させられるかな?修行開始だ」

ハッピー(やっぱり試練になってるね・・・)

513: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/21(月) 21:42:42.42 ID:iDG4xNvP0
バトル開始と思いきや

ハッピー「わわわっ!次から次へと襲ってくる!」

ハッピー「わああ!このままじゃやられちゃう」

ビュビュビュビュッ

USAピョン「こんなの朝飯前ダニ」

ハッピー「あー助かった・・・」

USAピョン「これで最初のミッションは・・・」

ハッピー「あっ、USAピョン!危ない!」

USAピョン「ダニ!?」

ハッピー「やっ!はっ!たあっ!!」

USAピョン「まだ敵がいたダニか!?」

ハッピー「みんなやっつけたよ・・・」

514: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/21(月) 21:52:37.99 ID:iDG4xNvP0
ジョマンダ「はっはっは、雑魚相手でも油断は禁物だ」

ヴァリス-ネリア「これでファーストステージは2人の協力あっての合格だ」

リサ-リシア「2人とも危うく失格になりかけたけどな」

ハッピー・USAピョン「え!?」

リサ-リシア「前半はみゆきがやられかけ、後半はUSAピョンがやられかけた。
        どちらかがいなければスライムにも勝てずに不合格になっていた」

リサ-リシア「どうやらみゆきは土壇場で実力を発揮するタイプのようだな」

リサ-リシア「USAピョンは最初は敵を薙ぎ倒していったが
        油断しきっていたところを討ちもらしの敵に不意を突かれそうになった」

リサ-リシア「気を抜くとろくでもないことになるぞ。では、次だ」

ハッピー「今度も協力しよう」

USAピョン「今度は油断しないダニ!」

515: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/21(月) 22:27:11.52 ID:iDG4xNvP0
リサ-リシア「お前たちならいきなりレベルを上げてもよさそうだな。
        では、次は耐久力を試してもらうぞ」

USAピョン「耐久力ダニ?」

リサ-リシア「」フウッ

ハッピー「いきなり難しくなってない!?」

USAピョン「巨大なロボットが出てきたダニ」

リサ-リシア「お前らには一定時間こいつの猛攻に耐えてもらう」

ジョマンダ「リサ-リシア、向こうに2体目の巨人を配置しただろ?」

リサ-リシア「この修行は我々もやる。ジョマンダ、ヴァリス-ネリア、
        向こうの巨人の相手をするぞ。こっちのはこの2人に任せる。
        2人とも倒れていたら不合格ってわけだ」

ジョマンダ・ヴァリス-ネリア「はっ」

リサ-リシア「では、修行開始だ。健闘を祈る」

516: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/21(月) 22:33:03.42 ID:iDG4xNvP0
バトル開始

ハッピー「がああああっ!」

USAピョン「ダニ~!?巨大ロボの威力ってこんなに高いダニか!?」

USAピョン「こんなのくらうわけにはいかないダニ」

ハッピー「くううっ・・・!」

USAピョン「みゆきといったダニ?これで回復するダニ」

ハッピー「わあ、かわいいおにぎりだね、いただくよ」

ハッピー「あ、HPが全快した。ありがとう」

USAピョン「まずミーが注意をそら・・・」

ドオオン

USAピョン「わああ!それどころじゃないダニー!!」

USAピョン「これじゃ防戦一方ダニー!」

517: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/21(月) 22:55:30.90 ID:iDG4xNvP0
ハッピー「こうなったら・・・」

ハッピー「って、今は攻撃を避けるしかない!」

USAピョン「ダニ~!!」

USAピョン「来るな!来るな!」ダダダダダ

USAピョン「しまった~!技の硬直につけこまれたダニ~!!」

USAピョン「わあああっ!」

ハッピー「USAピョン!!」

ハッピー「回復アイテムを・・・」

ハッピー「あーっ!アイテムあかねちゃん達が持ってるんだったーっ!」

ハッピー「今は何も持ってな~い!!」

518: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/21(月) 23:00:26.71 ID:iDG4xNvP0
USAピョン「まだミーを狙ってるダニ~!!」

ハッピー「大変!このままじゃUSAピョンが・・・」

ハッピー「サンダーデコル!」

ピシャアアアア

ハッピー「動きを止められ・・・なかったー!」

USAピョン「ぎゃあああ!!」

USAピョン「はぁ・・・はぁ・・・」

ハッピー「あ、そういえばサンダーデコルは敵の攻撃力を大幅に下げるんだったね・・・」

ハッピー「忘れてた」

USAピョン「今度は海老天おにぎりを食べるダニ」

USAピョン「さすがに絶体絶命であることに変わりはないダニ・・・」

520: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/22(火) 21:49:02.23 ID:7aKgNcqU0
ハッピー「USAピョン!危ない!」

USAピョン「え?わわ!危なかったダニ、礼を言うダニ」

ハッピー「後ろはわたしに・・・」

ハッピー「がああっ!」

USAピョン「ユーだって後ろががら空きダニ・・・」

ハッピー「これ以上ダメージを受けるわけにはいかないよ」

USAピョン「もちろんダニ」

521: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/22(火) 21:52:44.52 ID:7aKgNcqU0
ハッピー「来るよ!」

USAピョン「ダニ!」

ハッピー・USAピョン「」ヒョイッ

ハッピー・USAピョン「」サッ

USAピョン「まさか2回攻撃してくるなんてダニ・・・」

USAピョン「でもうまくタイミングを合わせれば避けられるダニ」

ハッピー「わたしもうまくいったよ」

ハッピー「あ、わたしから離れて」

USAピョン「ダニ?」

522: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/22(火) 21:56:23.19 ID:7aKgNcqU0
ハッピー「はああああっ!」

USAピョン「必殺技を使うダニ?」

USAピョン「だったらミーも別の場所で必殺技を見せるダニ」

USAピョン「まずはみゆきから離れて・・・」

ハッピー「プリキュア・ハッピーシャワー!!」

ハッピー「あっ・・・」

ハッピー「しまった!外した~!」

ドガアアアアン

USAピョン「ダニーーー!!!」

523: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/22(火) 22:26:17.23 ID:7aKgNcqU0
ハッピー「あ、しまった!USAピョンに当てちゃった・・・」

ハッピー「ごめん・・・USAピョン・・・」

USAピョン「一体何が起きたダニ?」

USAピョン「わあああ!・・・はぁ・・・はぁ・・・なんとか避けれたダニ・・・」

USAピョン「でもこの状態でこれ以上狙われたら・・・」

USAピョン「わわわ・・・また来たダニ!」

524: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/22(火) 22:33:20.22 ID:7aKgNcqU0
ハッピー「危ないっ!」

ハッピー「がああっ!」

USAピョン「みゆき、ミーをかばってくれたダニ?」

ハッピー「当たり前だよ・・・」

ハッピー「必殺技USAピョンに当てちゃったしそのお詫びをやらないと・・・」

USAピョン「ダニー!?テメーのしわざだったダニかー!?」

ハッピー「ほんとダメだよ・・・」ボソッ

USAピョン「テ、テメーーー!!!今『ダメ』とか言いやがったダニかーー!!?」

ハッピー「あ、待って、『ダメ』というのは・・・」

ベイターモード

ハッピー「わわわわわ・・・」

525: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/22(火) 22:36:28.99 ID:7aKgNcqU0
USAピョン「ダニ?モードチェンジ失敗ダニ」

USAピョン「ミーはベイターモードではなくベイダーになるダニ!!」

ハッピー「お願い!話聞いて!!」

USAピョン「今度こそ!」

ベイダーモード!

ハッピー「だーかーらー!話を・・・」

ハッピー「って、これじゃ近づけな~い!」

526: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/22(火) 22:46:41.31 ID:7aKgNcqU0
ハッピー「わたしってきっと全てをナメきってたのかも・・・」

USAピョン「テメー!!!ミーをナメてるダニー!?」

USAピョン「ナメ吉言うならその喧嘩買ってやるダニ!あのロボットを倒してやるダニ!!」

ハッピー「え?え?ナメ吉って何?」

♪ウスラカゲ ウスラカゲ~

USAピョン「♪ナメ吉呼ばわりするなよ~ベイダーモード火を噴くぜ~~~!」

ビシュウウウウウウッ

ドゴオオオオオン

ハッピー「す、すごい・・・」

527: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/22(火) 22:55:31.54 ID:7aKgNcqU0
USAピョン「どうだダニ!」

ハッピー「やっぱりわたしダメな人かも・・・」

ハッピー「あ、やっと元に戻ったんだね」

ハッピー「わたしダメよね・・・」

USAピョン「『ダメ』はユーのことを言ってたダニ?」

USAピョン「だったら先に言えダニ!」

ハッピー「だから、わたしは最初からUSAピョンをダメなうさぎだと思ってなんかいないって」


リサ-リシア「なんと・・・2人とも合格だ・・・」

ジョマンダ「まさかあの巨人を破壊するとは・・・」

ヴァリス-ネリア「おかげで壁の一部が壊されたな」

リサ-リシア「我々でも倒すことができないように作られたあの巨人を倒すとか・・・」

リサ-リシア「あいつらは何者だ・・・?」

ジョマンダ「とにかく彼らのところへ行こう」

529: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/24(木) 23:25:55.40 ID:xig0C3yj0
そして

リサ-リシア「試練をクリアしたようだな」

ジョマンダ「見事だ、まさかあの巨人を破壊するとは・・・」

ヴァリス-ネリア「あの巨人は僕たちでも倒せない、だが一定時間たつと自然に自爆する」

USAピョン「ダニ!?」

みゆき「ええっ!?」

リサ-リシア「私は『猛攻に耐えろ』と言ったがあの巨人を破壊できたのは君たちが初めてだ」

みゆき「そうなの!?USAピョンすご~い!」

USAピョン「そう言われるとミーが恐ろしく思えるダニ・・・」

USAピョン「次は何をすればいいダニか?」

リサ-リシア「今日は身体を休めろ。修行の続きは明日だ。明日は今日よりも厳しい修行が待ってるぞ」

USAピョン「望むところダニ!」

530: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/24(木) 23:35:20.67 ID:xig0C3yj0
みゆき「みんな一緒なら不可能も可能になるはず。
    バッドエンドもハッピーエンドに変えられるよ」

USAピョン「ミーもやってみせるダニ!」

リサ-リシア「では、神殿内で疲れを癒せ」

USAピョン「了解ダニ」

みゆき「あれれ・・・なんだかふらふら・・・」

みゆき「」ドタッ

USAピョン「みゆき!大丈夫ダニ!?」

ジョマンダ「どうやら体が著しく疲労しているようだな」

ヴァリス-ネリア「急いで寝室に運ばなければ・・・!」

リサ-リシア「無茶はそのうち身体を壊すだけじゃ済まなくなるぞ・・・」

531: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/24(木) 23:54:56.53 ID:xig0C3yj0
寝室

ジョマンダ「ここに寝かせろ」

ヴァリス-ネリア「もちろんさ」

USAピョン「みゆき、しばらく休むダニ」

リサ-リシア「我々も明日に備えよう」

USAピョン「みゆき・・・」

みゆき「」

USAピョン「みゆき!みゆき!返事をするダニ!!」

532: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/24(木) 23:57:01.22 ID:xig0C3yj0
みゆき「・・・・・」

みゆき「ここは・・・」

みゆき「・・・・・」

みゆき「わたし死んじゃったんだ・・・」

みゆき「わたしは死んじゃった・・・」

みゆき「わたし死んでしまった・・・」

みゆき「天国に行っちゃったんだ・・・」

みゆき「・・・・・」

みゆき「そんなわけないよね、だって・・・」

533: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/25(金) 00:01:01.61 ID:EMtjsTjl0
みゆき「だってそこにUSAピョンがいるんだもん・・・」

USAピョン「よかった!みゆき!生きてたダニね!」

みゆき「も~勝手に死んだことにしないでよ」

USAピョン「心配したダニ、突然倒れていったダニから・・・」

みゆき「ごめんね・・・USAピョン・・・」

USAピョン「明日に備えてゆっくり休むダニ」

みゆき「そうだね、一緒に休もう」

USAピョン「ユーとは気が合いそうダニ」

みゆき「USAピョン、ありがとう」

535: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/27(日) 23:33:24.17 ID:fjSTz5St0
翌日

リサ-リシア「体調は回復したんだな?みゆき」

みゆき「もちろんだよ。わたしはいつでも元気だよ」

USAピョン「今度の試練は何ダニ?」

リサ-リシア「今からお前たちをこの神殿のどこかに飛ばす。
        そして私のところにたどりついてみせよ」

リサ-リシア「そして私を倒せ。これが最後の試練だ」

ジョマンダ「俺たちも道中で待ってるぞ」

ヴァリス-ネリア「君たちがどこまでいけるかが楽しみだ」

536: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/27(日) 23:51:29.86 ID:fjSTz5St0
リサ-リシア「では、いくぞ!」

ゴオオオオ

リサ-リシア「はっ!」

シュアアアアア

みゆき・USAピョン「わああああ!!」

ジョマンダ「ふ」

リサ-リシア「では、我々も行くか」

ヴァリス-ネリア「ああ」

537: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/27(日) 23:53:43.52 ID:fjSTz5St0
そして

みゆき「ここは・・・」

USAピョン「ここどこダニー!?」

みゆき「わ~、ここ迷路のようだよ~」

USAピョン「分かれ道があるダニね」

みゆき「進んでみる?」

USAピョン「それしかないダニ」

538: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/27(日) 23:55:52.88 ID:fjSTz5St0
すると

みゆき「ここは行き止まりだね・・・」

USAピョン「じゃあそこをまっすぐ行くダニ」

みゆき「左に行きたいんだけど・・・」

USAピョン「そしたらスタート地点に戻ってしまうダニ!」

みゆき「あーっ!そうだった!」

USAピョン「しっかりしろダニ・・・」

みゆき「はっぷっぷ~」

539: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/27(日) 23:58:21.77 ID:fjSTz5St0
そして

みゆき「あれれ?ここも行き止まり?」

USAピョン「もしかしてミー達ここに閉じ込められたダニか?」

USAピョン「どこに行っても行き止まりダニ」

みゆき「ええ~!?」

USAピョン「わわわ!何か来たダニ!」

みゆき「モンスター来た!」

みゆき「変身するよ!」

USAピョン「ミーも戦闘態勢に入るダニ!」

541: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/29(火) 23:41:58.67 ID:Xqw2ObJD0
バトル開始

USAピョン「ゲイザーが来たダニ!!」

みゆき「プリキュア・スマイ・・・」

バッ!

みゆき「きゃあっ!」

みゆき「あっ、スマイルパクト落としちゃった・・・」

みゆき「拾い終わったらもう一度・・・」

USAピョン「危ないダニ!!」ビュビュビュ

みゆき「え?わっ、いつの間に・・・」

みゆき「USAピョン、ありがとう」

みゆき「じゃあ気を取り直して・・・」

みゆき「って、もう倒したんだ・・・」

USAピョン「変身前は無防備になるから気をつけるダニ・・・」

みゆき「うん」

みゆき「でも次はちゃんとモンスターが攻撃してくる前に変身するよ」

542: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/29(火) 23:44:45.87 ID:Xqw2ObJD0
シュウウウウ

みゆき「あ、あれ?」

USAピョン「今の音何ダニ?」

パアアアア

みゆき・USAピョン「わあああああ!!」


そして

USAピョン「また違うところに飛ばされたダニ」

みゆき「えっと・・・」

みゆき「もしかしていろんなところに飛ばされながら迷路を進むのかな?」

USAピョン「たぶんそう思うダニ」

543: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/29(火) 23:48:35.85 ID:Xqw2ObJD0
みゆき「モンスターが襲ってきたよ!」

USAピョン「来たダニね!」

バトル開始

ハッピー「巨大なクモが来たよ!」

USAピョン「攻撃される前に攻撃ダニ!!」

ハッピー「USAピョン!クモも攻撃してきたよ!」

ハッピー・USAピョン「」ヒョイ

USAピョン「危なかったダニ・・・」

ハッピー「たあっ!」

544: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/29(火) 23:51:30.25 ID:Xqw2ObJD0
USAピョン「ミーが倒すダニ!」

USAピョン「まだ倒れないダニね・・・」

ハッピー「わたしに任せて!ステートデコルで電撃使うよ!!」

ハッピー「倒した」

USAピョン「やったダニ」

ハッピー「ポーションとアンチドーテとマジックウォーターゲット」

そして

みゆき「マジックウォーター早速使うよ」

USAピョン「ここって一本道なんダニね、これなら迷うことはないダニ」

みゆき「ここには分かれ道はないんだね」

545: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/29(火) 23:56:26.57 ID:Xqw2ObJD0
みゆき「わ、モンスター!」

USAピョン「今度はヘビが来たダニ!」

USAピョン「来るなダニ!!」ビビビビビ

みゆき「まだ倒れてないよ。電撃使うよ」

USAピョン「倒したダニ」

USAピョン「って、まだ2匹目がいたダニ!今度こそしとめてやるダニ!」ビビビビビ

USAピョン「今度はミーが倒したダニ」

みゆき「プリキュアにならずに1匹目を倒しちゃったねわたし」

みゆき「USAピョンすごーい、一撃で倒すなんて・・・」

シュウウウウ

USAピョン「あれはさっきの・・・」

みゆき「またどこかに飛ばされるのかな?」

みゆき・USAピョン「わあああああ!!」

547: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/30(水) 22:41:51.68 ID:ZuFgIR/30
そして

みゆき「今度はどこに飛ばされたのかな?」

USAピョン「ダニ?なんかここ密室みたいダニ・・・」

みゆき「わわ!いきなりモンスター来た!」

USAピョン「囲まれてるダニ!!」

みゆき「とにかく変身するよ!」

USAピョン「そっちの敵は任せたダニ!」

みゆき「いくよ!!」

548: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/30(水) 22:46:18.83 ID:ZuFgIR/30
バトル開始

USAピョン「ダニー!!全員ミーを狙ってきたダニー!」

USAピョン「ダニダニ!」ビビビ

ハッピー「USAピョン!助けに行くよ!」

ハッピー「ステートデコルで電撃!!」

USAピョン「8匹中7匹を倒したダニね」

ハッピー「あと1体、2人で協力・・・」

USAピョン「危ないダニ!」

ハッピー「わ、いつの間に・・・!」

ハッピー・USAピョン「わああああっ!!」

549: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/30(水) 22:49:23.02 ID:ZuFgIR/30
USAピョン「またミー達の悪い癖が出たダニ・・・」

ハッピー「油断は禁物だね、よし!全力出すよ!」

USAピョン「ダニ!」

ビュッビュッビュッ

USAピョン「このオーク堅いダニ・・・」

ハッピー「やあっ!たあっ!」

ハッピー「わっ、攻撃が来た・・・!」

ハッピー「わあ!」ヒョイ

ハッピー「危なかった・・・」

ハッピー「っと、安心しちゃダメだよね」

550: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/30(水) 22:53:22.74 ID:ZuFgIR/30
USAピョン「ミーも負けてられないダニ!」ビュビュビュ

ハッピー「てえいっ!」

ハッピー「あっ、USAピョン!危ない!」

ハッピー「ぐうっ!」

USAピョン「ダニ!?」

USAピョン「ミーをかばったダニ?」

USAピョン「わっ、また攻撃してきたダニ!」

USAピョン「」サッ

USAピョン「これ以上ダメージを受けるわけにはいかないダニ!」

551: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/30(水) 23:00:36.47 ID:ZuFgIR/30
USAピョン「オークが標的を変えたダニね」

USAピョン「うめおにぎりで回復するダニ」

ハッピー「わわっ、危うく当たりそうに・・・」

ハッピー「わー!また来た!」

ハッピー「よけられない!ぎゃあああ!!」

USAピョン「みゆき!!」

USAピョン「早く倒さないとみゆきがやられちゃうダニ!」

552: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/30(水) 23:12:37.89 ID:ZuFgIR/30
ハッピー「ポーション使って回復・・・」

ハッピー「って、そんな場合じゃない!わああ!」ヒョイ

ハッピー「これじゃ逃げるので精一杯だよぉ・・・!」

USAピョン「ここで決めるダニ!みゆき!今助けるダニ!!」

USAピョン「極太USAビーム!!!」

バアアアン

ハッピー「た、助かった・・・」

553: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/30(水) 23:16:07.70 ID:ZuFgIR/30
USAピョン「って、まだ倒れてないダニ!」

USAピョン「今度はミーが危なくなったダニー!」

ハッピー「チャンス!たああっ!」

ドンッ

ハッピー「はぁ・・・はぁ・・・」

ハッピー「やっと倒せた・・・」

USAピョン「苦しい戦いだったダニ・・・」

ハッピー「そうだね・・・」

USAピョン「危うくみんなやられるところだったダニ」

ハッピー「USAピョンに助けられたよ・・・」

USAピョン「それはミーの台詞ダニ」

ハッピー「USAピョン、ありがとう」

554: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/30(水) 23:18:37.82 ID:ZuFgIR/30
そして

みゆき「モンスターの大群は倒したけどこの部屋から出れるのかな?」

USAピョン「早く出せダニ!」

パアアアア

みゆき「わ、また来た」

USAピョン「でもこれでここから出れるダニ」

みゆき「でもまた別の場所に・・・」

シュウウウウウ

みゆき・USAピョン「わああああ!!」

555: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/30(水) 23:23:16.01 ID:ZuFgIR/30
そして

みゆき「ここは・・・」

USAピョン「今度はどこに飛ばされたダニ?」

みゆき「進んでみる?」

みゆき「あ、その前にポーション使おう」

USAピョン「ここ一本道になってるダニ」

みゆき「あ、あそこに宝箱が見えるよ」

USAピョン「でもそこは行き止まりダニ・・・」

556: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/30(水) 23:25:47.87 ID:ZuFgIR/30
みゆき「宝箱開けに行こう」

USAピョン「それはもちろんダニ」

みゆき「中身は何だろう・・・」

少しした後で

みゆき「開けるよ」

USAピョン「楽しみダニ」

みゆき「回復アイテムがあればいいけど・・・」

USAピョン「新しい武器とか・・・」

みゆき「せーのっ!」

557: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/30(水) 23:57:39.17 ID:ZuFgIR/30
ガチャッ

みゆき「わあ、回復アイテムがいっぱいある」

USAピョン「これは大助かりダニ」

パアアアアア

みゆき「わ、また・・・」

USAピョン「早くアイテム回収するダニ」

みゆき「うん」

USAピョン「回収完了ダニ」

シュウアアアアア

みゆき・USAピョン「わああああ!!」

559: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/31(木) 22:08:33.38 ID:U0pwdkYh0
そして

みゆき「次はどこに飛ばされたんだろう・・・」

USAピョン「あっ・・・」

ジョマンダ「よくここまで来れたな」

みゆき「ジョマンダ」

ジョマンダ「お前たちには今から俺を倒してもらう」

ジョマンダ「覚醒なるδ(デルタ)の力、見せてやろう」

USAピョン「ここまできたからには負けないダニ!!」

みゆき「うん、今までの成果を見せよう!」

みゆき「いくよ!」

USAピョン「ダニ!」

ジョマンダ「さあ行くぞ!」

560: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/31(木) 22:13:44.02 ID:U0pwdkYh0
バトル開始

ジョマンダ「まずはどれくらい強くなったのかをこの身にささげてくれ」

USAピョン「ダニ?動かないダニか?」

USAピョン「テメー!ミーをナメるにもほどがあるダニ!!」

USAピョン「くらえダニーーー!!!」ビュビュビュビュビュ

ハッピー「ステートデコルでこれ使ってみようかな?」

ドオオオン

ジョマンダ「なるほど、音でスタンさせるのか・・・」

ジョマンダ「ばっか、効くわけないだろ」

USAピョン「ミーは攻め手を緩めないダニ!!」

ジョマンダ「ぐおっ・・・!」

561: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/31(木) 22:31:56.86 ID:U0pwdkYh0
ジョマンダ「なるほど・・・」

USAピョン「チャージショットダニ!」

ジョマンダ「っ・・・」

ジョマンダ「・・・・・」

ジョマンダ「少し油断したか・・・」

ジョマンダ「そろそろ俺の番だな」

ジョマンダ「」シュウウウウウ

ハッピー・USAピョン「?」

USAピョン「何か来るダニ!」

562: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/31(木) 22:36:24.25 ID:U0pwdkYh0
ジョマンダ「目覚めよ・・・我が力・・・」

ジョマンダ「」パアッ!


  ■
■■■■
  ■
  ■


USAピョン「がああああああっ!!!」

ハッピー「ぐうううううっ!!!」

USAピョン「ダ・・・ニ・・・」

ハッピー「くっ・・・ううっ・・・」

ジョマンダ「勝負あったか?まだ終わってないか?終わってないだろ?」

ハッピー「くっ・・・」

563: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/31(木) 22:45:22.42 ID:U0pwdkYh0
ハッピー「・・・ここで終わるわけには行かない・・・!」

ハッピー「わたしはここに来る前までずっと孤独と戦い続けてきた・・・!」

ハッピー「それでもただ笑っていたかった・・・!」

ハッピー「みんなの思いをひとつにする気持ちを持って進み続けると決めた!」

ハッピー「だからまだ倒れるわけにはいかないよ!」

ジョマンダ「精神的には成長したな」

ハッピー「いいや、いつもと変わらないままだよ」

ハッピー「でもそうでもいい!」

ハッピー「強い人だって時には弱みを見せる」

ハッピー「でもそれでこそ人間なんだよ!」

ハッピー「あきらめそうになって投げ出しても仕方ないとは思っている・・・」

564: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/31(木) 22:52:36.01 ID:U0pwdkYh0
ハッピー「でもわたしはその人の分まで戦い続けるよ」

ハッピー「その気持ちが最後まであきらめずに戦わせてくれるんだ!」

ハッピー「その想いを力尽きるまでぶつけてみる!」

ハッピー「わたしはまだ戦えるよ!」

ジョマンダ「よく言った!その想いを俺に捧げよ!」

USAピョン「ミーも同じダニ!」

USAピョン「まずはみゆきのHPを回復させるダニ」

ハッピー「だああああっ!」

ジョマンダ「」フッ

ハッピー「わっ、いつの間に・・・」

ジョマンダ「そら!」

ハッピー「危ない!」ヒョイ

565: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/31(木) 22:56:49.97 ID:U0pwdkYh0
USAピョン「ミーもその想いに応えるダニ!」

USAピョン「極太USAビーム!」

ジョマンダ「」ビインッ

USAピョン「なにーーー!?」

USAピョン「ダニーーー!!!」

USAピョン「ここで力尽きるなんて・・・ダニ・・・」ドサッ

ハッピー「あっ!USAピョン!!」

ジョマンダ「よそ見をするな!」

ハッピー「きゃあっ!」

566: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2015/12/31(木) 23:01:54.10 ID:U0pwdkYh0
ジョマンダ「復活させられそうだな・・・早めにケリをつける」

ハッピー「あーっ!回復アイテムはたくさん手に入ったけどスティミュラントはない!」

ジョマンダ「そうか・・・」

ジョマンダ「USAピョンはここで脱落だな」スッ

USAピョン「」シュウウッ

ハッピー「USAピョン・・・ごめん・・・」

ハッピー「でも・・・」

ハッピー「わたしがUSAピョンの分までがんばるよ!」

ハッピー「その前にハイポーション使おう」

ジョマンダ「ここからは1対1の勝負だな」

ジョマンダ「はああああ!!」

ハッピー「だああああ!!」

568: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/01(金) 19:00:53.20 ID:bK8DVLOb0
ハッピー「」シュッ、ダッ

ジョマンダ「」バッ、シャッ

ハッピー「やあ!」

ジョマンダ「とう!!」

キンッ

ハッピー「くっ・・・」

ジョマンダ「ぐ・・・」

ハッピー「」タッ

ジョマンダ「」ザッ

ハッピー・ジョマンダ「」バッ!

569: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/01(金) 19:03:44.28 ID:bK8DVLOb0
バッ!ダッ!ビシイッ!

ハッピー「たあああ!!」

ジョマンダ「だあああ!!」

バアアアッ!

ハッピー「」ハッ、フッ、ホッ

ジョマンダ「」シッ、シュッ、トッ

ハッピー「ええいっ!」

ジョマンダ「おおおっ!」

570: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/01(金) 19:07:22.05 ID:bK8DVLOb0
ジョマンダ「ここまで激闘になったのは初めてだな」

ハッピー「はぁ・・・はぁ・・・」

ハッピー「ここで止まったら何も変われない」

ハッピー「だあああ!!」

ジョマンダ「うおおおお!!」

バアアアンッ

ハッピー「っ・・・!」

ジョマンダ「っ!」

ハッピー・ジョマンダ「はぁ・・・はぁ・・・」

571: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/01(金) 19:13:51.35 ID:bK8DVLOb0
ジョマンダ「これで勝負を終わらせる!!」

ジョマンダ「覚醒せよ!!」


  ■
■■■■
  ■


ハッピー「ぐうううっ!!」

ハッピー「かぁっ・・・!」

ジョマンダ「まだ終わってないな、勝負は続行だ」

ジョマンダ「行くぞ!お前が倒れるまで!」

ハッピー「・・・・っ!」

572: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/01(金) 19:21:07.79 ID:bK8DVLOb0
ジョマンダ「必殺技の威力をキープできなかったようだ・・・」

ジョマンダ「だが・・・」

ジョマンダ「」フッ

ハッピー「ぐうっ!」

ジョマンダ「とどめだ!!」

ハッピー「」スッ

ハッピー「サンダーデコル!!」

ピシャアアア

ジョマンダ「ぐううっ!!」

ジョマンダ「しまっ・・・た・・・!」

573: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/01(金) 19:28:18.07 ID:bK8DVLOb0
ハッピー「負ける・・・わけには・・・いかないよ!」

ハッピー「やあああ!!」

ジョマンダ「ぐうっ!」

ジョマンダ「だあ!」

ハッピー「」ヒョイ

ハッピー「ええいっ!」

ジョマンダ「」ヒョイ

ハッピー「まだまだ・・・!」

ハッピー「たあああ!!」

ジョマンダ「っ!当たってたまるか!」スッ

ハッピー「くっ!」

574: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/01(金) 19:57:34.24 ID:bK8DVLOb0
ハッピー「えいっ!」

ジョマンダ「ここで・・・」

ジョマンダ「終わりにしてやろう!」

ハッピー「あっ、やばい・・・!」

ハッピー「」ピョーン

ジョマンダ「まだまだ!」

ジョマンダ「」シューッ!

ハッピー「っ」サッ

ジョマンダ「しまった・・・!」

ボーーーン

ジョマンダ「」シュウウウ・・・

ハッピー「倒したのかな?でももう限界・・・」

シュウウッ

みゆき「はぁ・・・はぁ・・・」

575: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/01(金) 20:26:34.77 ID:bK8DVLOb0
ジョマンダ「・・・不覚を取ってしまったな・・・」

ジョマンダ「まさか自分の技にやられて勝負を終わらせる結果になるとは・・・」

みゆき「・・・・・」

ジョマンダ「見事だ!俺を倒すとは・・・」

ジョマンダ「残り一人になってしまったがUSAピョンの代わりは俺がやろう」

ジョマンダ「俺はヴァリス-ネリアに勝ったことがないんだ。
       正確に言えば一度だけ勝ったんだが協力者の助けがあっての勝利だった・・・」

ジョマンダ「みゆきにもその協力者のように俺を勝利に導いてほしい」

みゆき「うん、わたしも勝利の貢献者になりたい」

ジョマンダ「ありがとう、みゆき」

みゆき「よろしくね、ジョマンダ」

576: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/01(金) 20:30:04.76 ID:bK8DVLOb0
ジョマンダ「おっと、もうすぐあの空間が来るな」

みゆき「えっ!?」

パアアアア

ジョマンダ「来たか」

みゆき「わわわわわ・・・」

シュウウウウウ

みゆき「きゃああ!」

ジョマンダ「さあいくか」

ジョマンダ(ヴァリス-ネリア、みゆきを連れて勝ってみせるぞ)

577: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/01(金) 21:11:45.29 ID:bK8DVLOb0
そして

みゆき「ここは?誰もいないし・・・」

みゆき「あ、魔方陣がある。入ってみよう」

ジョマンダ「ああ」

みゆき「わあ、傷が癒えていく・・・」

ジョマンダ「この癒しの力はどんなものも癒す」

ジョマンダ「一度入ると消えてしまうけどな」

シュッ

みゆき「わっ、本当だ。消えちゃった・・・」

579: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/02(土) 22:10:53.79 ID:jpyGEuRh0
ジョマンダ「みゆき、もうすぐ何かが来るぞ」

みゆき「え?」

ジョマンダ「来た!」

みゆき「わ、モンスターだ!大勢いる・・・」

ジョマンダ「ここはお前だけでいってくれ、俺を倒したその力、もう一度見せてくれ」

みゆき「わかった!」

ジョマンダ「俺はこいつらを一撃でしとめられるがお前はどうだ?」

みゆき「わたしだけでも倒して見せるよ!」

ジョマンダ「その意気だ」

みゆき「うん!」

ジョマンダ「もし俺が倒した場合は失格にするぞ」

みゆき「そうなんないようにするもん!」

580: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/02(土) 22:14:47.69 ID:jpyGEuRh0
バトル開始

ハッピー「群がっている、ステートデコルで電撃!!」

ハッピー「よし、全滅させた」

ジョマンダ「4秒で決着がついたな」

そして

みゆき「電撃使ってよかった・・・」

ジョマンダ「判断が早かったな」

みゆき「うん」

ジョマンダ「迷えばすぐに敗北への道が開かれるぞ」

みゆき「わたしはもう迷わないよ!」

ジョマンダ「だが人間はいつまでもその状態ではいられない・・・」

581: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/02(土) 22:20:10.39 ID:jpyGEuRh0
みゆき「大丈夫だよ、そんなときこそ乗り越える力を持つんだよ」

ジョマンダ「ばっか、お前、ここまでに何回絶望したと思ってる?」

みゆき「確かにそうだけどわたしはあきらめないよ!」

ジョマンダ「絶望は希望になる、だが希望も絶望になる」

ジョマンダ「希望を持てなくても俺がついていきたい」

みゆき「わたしもだよ」

ジョマンダ「ふっ」

ジョマンダ「精神力が一段と強くなったな」

582: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/02(土) 22:24:55.74 ID:jpyGEuRh0
パアアアア

ジョマンダ「では、次の場所へ向かおうか」

みゆき「うん」

ジョマンダ「期待してるぞ」

みゆき「がんばるよ!」

ジョマンダ「よし」

みゆき「どこに飛ばされたって負けないよ!」

みゆき「いざ!!」

ジョマンダ「参る!」

シュウウウウウ

583: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/02(土) 22:31:18.14 ID:jpyGEuRh0
そして

ジョマンダ「着いたぞ」

みゆき「どこに着いたのかな?」

みゆき「あ・・・」

ヴァリス-ネリア「ジョマンダを倒したのか、みゆき」

みゆき「うん」

ジョマンダ「ヴァリス-ネリア、いつもどおり2対1でもいいよな?」

ヴァリス-ネリア「ばっか、お前僕が1人でも僕が勝つだろ」

ジョマンダ「そうかな?」

ヴァリス-ネリア「負ける気しないよ僕は」

584: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/02(土) 23:16:00.31 ID:jpyGEuRh0
ヴァリス-ネリア「ところでUSAピョンは?」

ジョマンダ「ああ、あいつは俺との戦いで脱落した」

ジョマンダ「だがみゆきがUSAピョンの分まで戦い、俺を倒した」

ヴァリス-ネリア「面白い、その力、僕にも見せてくれ」

ヴァリス-ネリア「みゆき、ジョマンダ、2人協力して僕を倒せ」

みゆき「うん!負けないよ!」

ジョマンダ「みゆき、協力は結構難しいぞ」

みゆき「協力あっての勝利だよ」

ジョマンダ「だが協力が敗北になることもある」

ヴァリス-ネリア「その通りだ。協力はひとつになれるかなれないかだ」

ヴァリス-ネリア「協力できない戦士なんて聞いたこともない。さあ、試練開始だ!」

586: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/03(日) 22:11:23.39 ID:XiV/oKFt0
バトル開始

ヴァリス-ネリア「いくぞ!」

ジョマンダ「来るぞ!よけろ!」

ハッピー「うん!」サッ

ジョマンダ「おい!同じ方向に逃げてどうする!」

ハッピー「え?」

ヴァリス-ネリア「チャーンス!」

ジョマンダ「やばい!」

ハッピー「え?え?」

ハッピー「ヴァリス-ネリア『チャンス』とか言ってたけど・・・」

587: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/03(日) 22:32:28.35 ID:XiV/oKFt0
ヴァリス-ネリア「目覚めよ!」


   ■
■■■■
  ■
  ■


ハッピー・ジョマンダ「わあああっ!!」

ジョマンダ「相手にチャンスを与えたようだな・・・」

ハッピー「ごめん・・・」

ジョマンダ「ヴァリス-ネリアめ、いきなり必殺技か・・・」

ジョマンダ「まずはリカバーを使うか、ヴァリス-ネリアも回復技を使ってくるから
       無闇に攻撃するのは危険だぞ」

ハッピー「じゃあまずはサンダーデコルで攻撃力を下げさせよう」

588: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/03(日) 22:36:26.88 ID:XiV/oKFt0
ピシャアアアア

ヴァリス-ネリア「ぐっ、今のは効いたな・・・これでどうだ!」

パアアッ

ジョマンダ「しまった!そう来たか!」

ハッピー「まぶしくて目を開けられない!」

ヴァリス-ネリア「今だ!」

ハッピー・ジョマンダ「ぐうっ!」

ヴァリス-ネリア「目が見えるようになる前にたたみかける!」

ハッピー・ジョマンダ「がああっ!」

589: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/03(日) 23:04:37.84 ID:XiV/oKFt0
ジョマンダ「これでは防戦一方だな、ヴァリス-ネリアにもダメージ与えられたとはいえ・・・」

ハッピー「ステートデコルで電撃!」

ヴァリス-ネリア「電撃技か、だが僕がしびれるものか」

ハッピー「しまった!足止めできなかった!」

ジョマンダ「もう一度リカバーだな、このままじゃ回復が追いつかないな」

ヴァリス-ネリア「僕はまだ攻め手を緩めないぞ!」

ジョマンダ「危ない!」

ハッピー「わっ!」サッ

ヴァリス-ネリア「間一髪でよけられたか・・・」

ジョマンダ「隙ができたぞ!」

ヴァリス-ネリア「なに!?」

590: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/03(日) 23:07:33.39 ID:XiV/oKFt0
ヴァリス-ネリア「ぐあああっ!」

ハッピー「今だ!だあああ!!」

ヴァリス-ネリア「まだまだ・・・!」

ジョマンダ「攻撃の隙を与えはしないぞ!」

ヴァリス-ネリア「ぐうっ!」

ヴァリス-ネリア「僕はまだ終わらないぞ。まだ戦える・・・!」

ジョマンダ「しまった!攻めきれなかったか・・・!」

ハッピー「え?」

591: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/03(日) 23:19:16.06 ID:XiV/oKFt0
ヴァリス-ネリア「」パアアッ

ジョマンダ「くっ!回復されたか・・・!」

ハッピー「ええっ!?」

ジョマンダ「あいつの回復力はすごい・・・」

ハッピー「え?じゃあ・・・」

ジョマンダ「あいつだけスタートに戻ったってことだ。俺たちはかなり不利だ」

ハッピー「そんなことはないよ!2人で乗り切ろうよ!」

ジョマンダ「ああ」

ジョマンダ「っと、そんなこと言ってる場合じゃないぞ!」

ハッピー「え?」

592: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/03(日) 23:22:57.72 ID:XiV/oKFt0
ヴァリス-ネリア「隙だらけだよ!」

ジョマンダ「しまった!これでは避けきれない!」

ハッピー「・・・っ」

ジョマンダ「がああっ!」

ハッピー「きゃあああっ!」

ジョマンダ「くっ・・・!まともにくらってしまった・・・」

ハッピー「かっ・・・はあっ・・・」

ヴァリス-ネリア「戦場でよそ見をしてる暇なんてないよ」

ヴァリス-ネリア「少しの隙が命取りだよ」

ジョマンダ「くっ、俺としたことが・・・!」

593: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/03(日) 23:32:10.75 ID:XiV/oKFt0
ヴァリス-ネリア「そういえば君たちは一度も必殺技を使ってないね・・・」

ヴァリス-ネリア「温存しているのなら使われる前に勝負をつけるよ!」

ヴァリス-ネリア「はあああっ!」

ジョマンダ「くっ・・・!また来る・・・!」

ハッピー「今の状態で使われたら・・・」

ヴァリス-ネリア「目覚めよ!」



   ■
■■■■

   ■

ハッピー「もうダメかな・・・?」

594: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/03(日) 23:35:17.23 ID:XiV/oKFt0
ヴァリス-ネリア「くっ・・・!相殺されたか・・・!」

ジョマンダ「間に合ったようだな・・・俺もお前と同じ技を使って相殺させた」

ジョマンダ「今度は俺がもう一度覚醒の技を使うぞ、玉砕覚悟でいく!」

ジョマンダ「はああっ!」

ハッピー「助かったのかな?」

ハッピー「ならわたしも勝利に貢献しないと・・・」

595: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/03(日) 23:39:00.75 ID:XiV/oKFt0
ジョマンダ「この身が砕けても・・・」

ジョマンダ「俺はこれに全てを賭ける・・・!」

ジョマンダ「目覚めよ!」



  ■
■■■■
   ■
  ■


ヴァリス-ネリア「しまったあ!」

ヴァリス-ネリア「完全に不意を突かれてしまった・・・!」

ジョマンダ「くっ・・・!俺はもう・・・戦えない・・・」ドタッ

ハッピー「ジョマンダ!!」

596: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/03(日) 23:42:34.58 ID:XiV/oKFt0
ジョマンダ「俺に・・・かまうな・・・」

ジョマンダ「勝機は・・・今しか・・・ないぞ・・・」

ジョマンダ「早くしろ・・・!!」

ハッピー「ジョマンダ・・・」

ハッピー「わかった・・・!」

ハッピー「ここで決めるよ!」

ジョマンダ「よく言った・・・」

ハッピー「わたし、あなたの分まで気合を入れるよ!」

ジョマンダ「ああ・・・」

597: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/03(日) 23:45:50.41 ID:XiV/oKFt0
ヴァリス-ネリア「まだ・・・体勢を立て・・・直せない・・・!」

ハッピー「いくよーっ!!」

ヴァリス-ネリア「くっ・・・だが持ちこたえられれば・・・!」

ハッピー「わたしはここで強くなった!絶望を希望にするなら今しかない!」

ハッピー「それを今証明するよ!!」

ハッピー「はあああっ!!」

ハッピー「ジョマンダ・・・ここで・・・ここで決めるよ・・・!」

ハッピー「いくよ!!」

598: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/03(日) 23:51:01.72 ID:XiV/oKFt0
ハッピー「プリキュア・ハッピーシャワーシャイニング!!」

ヴァリス-ネリア「ぐおあああああっ!!!」

ヴァリス-ネリア「まさかお前に倒されるとは・・・!」

ハッピー「ジョマンダ・・・ヴァリス-ネリア・・・」

ジョマンダ「・・・・・」

ジョマンダ「」コク

ハッピー「」コク

そして

ヴァリス-ネリア「合格だな、みゆき」

みゆき「二人で協力したからこそ合格できたんだよ」

ジョマンダ「ああ、結構協力に苦労したけどな」

ヴァリス-ネリア「あまり協力できてなかった気がするけどな」

みゆき「もう!なによ~!はっぷっぷ~!」

ヴァリス-ネリア「だが見事にやられた、まさかここもクリアするとは・・・」

600: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/04(月) 21:13:25.91 ID:Au3fYU070
ヴァリス-ネリア「次はいよいよ最終関門のリサ-リシア戦だな」

みゆき「みんなで協力しよう、強い相手ほどみんなの力が必要だよ」

ジョマンダ「ああ、今までにリサ-リシアを倒せた人はいなかったからな」

ヴァリス-ネリア「僕たちでさえ一度も勝ってない」

ジョマンダ「そろそろ誰の力を借りてでも白星をあげたいな」

みゆき「その白星、わたしがあげさせるよ」

ジョマンダ「ふっ、おまえなら言うと思ったぞ」

ヴァリス-ネリア「初めての白星を是非僕らにあげさせてくれ」

みゆき「うん!」

ジョマンダ「期待してるぞ」

ヴァリス-ネリア「お前を僕らの修行に最後までついていけた者にしてみせるぞ」

ジョマンダ「最後までついていけた者は今まで一人もいないけどな」

601: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/04(月) 21:21:05.46 ID:Au3fYU070
みゆき「わたし、最後までついていってみせるよ!」

みゆき「新しいわたしになりたい、今はその気持ちでいっぱいだよ」

みゆき「わたしはあなたたちに感謝している、
    だって何もかも信じられなくなっていたときにわたしの心を救ってくれたんだもん」

みゆき「だからあなた達にお礼をしたい。ありがとうの言葉以外のもので」

ジョマンダ「そうか」

ジョマンダ「お前に可能性が見えてきたぞ」

ヴァリス-ネリア「ああ、僕もだ」

みゆき「みんな、ありがとう」

602: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/04(月) 21:29:35.04 ID:Au3fYU070
ヴァリス-ネリア「じゃあ先に進む前に・・・」

パアアアアッ

みゆき「わあ、今までの疲れがうそのようだ~」

ジョマンダ「お前の回復術には助けられるな」

みゆき「あ、わたしマジックウォーターを3つ使うよ」

ヴァリス-ネリア「準備は万端じゃないとな」

ジョマンダ「では次の場所へ向かうか」

ヴァリス-ネリア「いくぞ!」

みゆき「うん!」

バシュウウウウウッ

603: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/04(月) 21:35:20.68 ID:Au3fYU070
そして

みゆき「ここが最後の舞台かな?」

ジョマンダ「ああ、そうだ」

ヴァリス-ネリア「ここに行けたのは久しぶりだ」

ジョマンダ「リサ-リシア、ここにたどり着けた者が現れたぞ」

リサ-リシア「みゆき、ここまでこれた者を久しぶりに見たぞ」

みゆき「うん、今までの修行のおかげだよ」

リサ-リシア「成長したな、では、最後の試練だ」

604: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/04(月) 21:42:50.31 ID:Au3fYU070
リサ-リシア「最後はもちろん私を倒すことだ」

リサ-リシア「ジョマンダ、ヴァリス-ネリア」

ジョマンダ・ヴァリス-ネリア「はっ」

リサ-リシア「私から白星をあげてみせよ!」

ジョマンダ「了解」

ヴァリス-ネリア「必ず」

みゆき「ジョマンダ、ヴァリス-ネリア、わたしが勝たせてあげる」

リサ-リシア「では、最終試練を始めようか」

606: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/05(火) 19:52:47.55 ID:8m/1PGsi0
バトル開始

ハッピー「やあああ!!」

ジョマンダ「おい、待て!」

ヴァリス-ネリア「無闇に突っ込むな!」

リサ-リシア「ふんっ!」

ハッピー「わああっ!」

リサ-リシア「まだまだ!」

ハッピー「がっ!」

リサ-リシア「」ビュッ

ハッピー「ぎゃあああっ!」

607: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/05(火) 19:57:29.41 ID:8m/1PGsi0
ジョマンダ「いかん!あいつなしでは勝利は難しい・・・!」

ヴァリス-ネリア「ああ、3人そろって勝ってこそ全員で白星をあげれるってものだ」

リサ-リシア「ヒールを急いでかけるぞ!」

ジョマンダ「なら俺は状態異常にかかりにくくするか」

パアアアア

ハッピー「助かった、ありがとう・・・」

リサ-リシア「」ヒュッ

ハッピー「わっ、危ない!」ヒョイ

608: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/05(火) 20:56:15.85 ID:8m/1PGsi0
ジョマンダ「援護するぞ!」

ヴァリス-ネリア「いったん離れるか、そして攻撃だ!」

リサ-リシア「くっ、初ダメージを受けたか・・・」

ハッピー「だああああ!!」

リサ-リシア「・・・・・」

リサ-リシア「好機!!」

ハッピー「きゃああっ!」

ジョマンダ「む!?」

ヴァリス-ネリア「しまった!」

609: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/05(火) 20:58:57.90 ID:8m/1PGsi0
ヴァリス-ネリア「みゆきが僕らのほうへと飛ばされたぞ!このままじゃ・・・」

ジョマンダ「・・・っ!」

ジョマンダ「そういうことか・・・!!」

ジョマンダ「何度もその手でやられてきたからわかる!」

ヴァリス-ネリア「全体技が来る・・・!」

リサ-リシア「今だ!」

ピシャアアアア

ハッピー・ジョマンダ・ヴァリス-ネリア「がああああっ!」

610: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/05(火) 21:39:52.97 ID:8m/1PGsi0
ハッピー「これは・・・わたしの持ってるサンダーデコルと同じ能力・・・」

ジョマンダ「全能力を下げられた・・・!」

ヴァリス-ネリア「みゆきのは相手の攻撃力しか下がらないだろ・・・」

ジョマンダ「ダメージも受けやすくなったぞ・・・」

リサ-リシア「だあっ!」

ジョマンダ「ぐうっ!」

ヴァリス-ネリア「がああっ!」

ハッピー「くうううっ!!」

611: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/05(火) 22:07:56.16 ID:8m/1PGsi0
リサ-リシア「もう終わりか?そうりゃ!」

ジョマンダ・ヴァリス-ネリア「リカバー!」

ハッピー「こんなところで終わるわけにはいかない!」サッ

ジョマンダ・ヴァリス-ネリア「ぐううっ!」

リサ-リシア「粘られたか・・・やられる直前で回復か・・・」

リサ-リシア「だが・・・」

リサ-リシア「」フォンッ

ハッピー「わああっ!」

ジョマンダ・ヴァリス-ネリア「」ピョン

ハッピー「うまく立てない・・・!」

612: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/05(火) 22:13:05.88 ID:8m/1PGsi0
リサ-リシア「やるな、今回はいつも以上に粘るな・・・」

ジョマンダ「そろそろお前から白星をあげたい」

ヴァリス-ネリア「今の僕らはいつも以上に本気だ」

ハッピー「ぐぐぐ・・・」

ジョマンダ「みゆきはスタン状態になったか・・・」

ジョマンダ「なら・・・」

ジョマンダ「俺が攻撃して引きつける」

リサ-リシア「何をするつもりかな?ヴァリス-ネリア。
       ジョマンダが攻撃してる間に仲間の状態異常を回復させる気か?」

リサ-リシア「させん!」

ジョマンダ「そうはいかない!」

リサ-リシア「ぐうっ!」

613: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/05(火) 22:16:56.93 ID:8m/1PGsi0
ジョマンダ「よし、今だ!」

ヴァリス-ネリア「今度のリカバーは一味違う・・・」

ヴァリス-ネリア「はっ!」

パアアアア

ハッピー「よし、体勢を立て直せた」

リサ-リシア「今までで一番持ちこたえているな、ジョマンダ、ヴァリス-ネリア」

リサ-リシア「よし・・・そろそろいくか」

ジョマンダ「・・・まずい!」

ヴァリス-ネリア「僕たちはあの技で勝負を決められてる・・・!」

614: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/05(火) 22:21:05.20 ID:8m/1PGsi0
リサ-リシア「」ギュイイイン

リサ-リシア「結晶よ、覚醒せよ!」

バアアアアアアン!!

ハッピー「」ダッ

ハッピー「があああああああああっ!!!」

ジョマンダ「なに・・・?」

ヴァリス-ネリア「まさかみゆきが僕らをかばって・・・?」

ハッピー「ぐ・・・は・・・かぁ・・・!」

ハッピー「・・・・っ・・・ぁ・・・」

リサ-リシア「なんと、我が技を一人で受けるとは・・・」

リサ-リシア「強い精神力を身につけたことを改めて知ったぞ」

ヴァリス-ネリア「ヒール!」

ハッピー「ヴァリス-ネリア、ありがとう」

リサ-リシア「強くなったな、お前たち」

616: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/07(木) 20:10:35.30 ID:thebjtwQ0
リサ-リシア「ならこれでどうだ!」

ジョマンダ「なに!?」

ヴァリス-ネリア「しまった!まさかここでまた雷を使ってくるとは・・・!」

ピシャアアアア

ジョマンダ「ぐうっ!」

ヴァリス-ネリア「ぐわあっ!」

ハッピー「きゃああっ!」

リサ-リシア「ふっ、油断大敵だ」

617: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/07(木) 20:36:16.64 ID:thebjtwQ0
リサ-リシア「ここで我に返られても困るな・・・」

リサ-リシア「ヒールを使うか」

ジョマンダ「だあっ!」

ヴァリス-ネリア「やああ!!」

ハッピー「わああ!わたしを攻撃しないで~!」

リサ-リシア「ふむ、みゆきだけ混乱の効果が切れたか・・・」

リサ-リシア「なら・・・」

ハッピー「ステートデコル!」

リサ-リシア「くっ・・・!」

618: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/07(木) 20:42:19.30 ID:thebjtwQ0
リサ-リシア「油断したか・・・!」

ジョマンダ「やあ!」

ヴァリス-ネリア「たあ!」

ジョマンダ・ヴァリス-ネリア「ぐうっ!」

リサ-リシア「動きを止められてる間に我に返られたか・・・」

ハッピー「そしてサンダーデコル!」

ピシャアアアア

リサ-リシア「ぐううっ!」

619: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/07(木) 20:45:00.73 ID:thebjtwQ0
ハッピー「今だ!たああ!」

ジョマンダ「MPを回復させてやるぞ」

ヴァリス-ネリア「リカバー!」

ハッピー「いくよ!」

ジョマンダ「ああ」

ヴァリス-ネリア「ここで勝負をつけなければな・・・」

ハッピー・ジョマンダ・ヴァリス-ネリア「だああああ!!」

リサ-リシア「がっ!」

ハッピー「まだまだ!」

620: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/07(木) 20:49:00.58 ID:thebjtwQ0
ハッピー「修行の成果を見せるためにもここで勝負を決める!」

ジョマンダ「だな」

ヴァリス-ネリア「僕らもリサ-リシアから白星をあげるため!」

ジョマンダ「必ず勝つ!」

ジョマンダ「白星をあげることは俺たちの夢でもあった・・・」

ハッピー「その夢がもうすぐかなうよ」

ヴァリス-ネリア「ああ」

ジョマンダ「ばっか、お前ら、まだ戦いは終わってないだろ」

ハッピー「そうだったね」

ハッピー「じゃあみんな!いくよ!」

621: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/07(木) 21:03:42.58 ID:thebjtwQ0
ジョマンダ「この一撃に・・・」

ヴァリス-ネリア「全てを賭ける!」

ハッピー「せーのっ!」

ハッピー・ジョマンダ・ヴァリス-ネリア「だあああああああ!!!」

リサ-リシア「・・・・・」

リサ-リシア「ふっ」

ドオオオオオン

ハッピー「があっ!」

ジョマンダ「ばかな・・・!」

ヴァリス-ネリア「何があった・・・!」

622: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/07(木) 21:07:59.63 ID:thebjtwQ0
リサ-リシア「私はもう動けるようになってたぞ」

ジョマンダ「なっ・・・!」

ヴァリス-ネリア「しまった・・・!」

ジョマンダ「迂闊だった・・・」

ヴァリス-ネリア「くっ・・・!」

ハッピー「そんな・・・」

リサ-リシア「ここまで私を追い詰めたことは褒めてやろう」

リサ-リシア「・・・・・」

リサ-リシア「だが・・・」

623: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/07(木) 21:11:34.89 ID:thebjtwQ0
リサ-リシア「まだまだだったようだな」

ジョマンダ「くうっ・・・!」

ヴァリス-ネリア「・・・!」

リサ-リシア「では・・・」

リサ-リシア「今度は私が『この一撃に全てを賭ける』を言うときだな」

リサ-リシア「結晶よ・・・!」

リサ-リシア「力を与え、この戦いを終わらせよ!」

パアアアア

624: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/07(木) 21:55:06.59 ID:thebjtwQ0
リサ-リシア「はああ!」

バアアアアアン

ハッピー「・・・・っ!」

ハッピー「」ダッ

リサ-リシア「なに?」

ハッピー「がふあああああああ!!!」

ハッピー「が・・・は・・・」

ハッピー「ぐぅ・・・・っ・・・!」

リサ-リシア「またこれか・・・」

625: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/07(木) 21:58:11.43 ID:thebjtwQ0
リサ-リシア「だが私はまだ結晶より得た力をまだ使えるぞ」

ジョマンダ「なに?」

ヴァリス-ネリア「くっ・・・!」

リサ-リシア「では・・・」

リサ-リシア「はああ!!」

ハアアアアアアン

ジョマンダ「ぐああああああ!!!」

ヴァリス-ネリア「があああああ!!!」

リサ-リシア「ふっ・・・」

リサ-リシア「む?」

ハッピー「・・・・・っ」

リサ-リシア「まだ終わってないようだな」

627: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/09(土) 18:32:10.61 ID:wUDKDeXO0
リサ-リシア「ふんっ!」

ハッピー「くっ・・・!」

ハッピー「やっぱり今の状態じゃよけきれなかった・・・」

ハッピー「でもわたしは最後までやる!!」

ハッピー「たとえここで果てようともみんなのために最後まで戦うよ!」

ハッピー「この絶望的な状況でも・・・」

ハッピー「ほんの少しだけでも希望にすることは不可能ではない!」

ハッピー「それを・・・今から証明するよ!」

ハッピー「どんなことがあっても絶望を希望に!
     不幸を幸せにしてみせる!!!」

リサ-リシア「なるほどな・・・」

628: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/09(土) 18:51:50.07 ID:wUDKDeXO0
リサ-リシア「だが今の状況ではそれを言うことで精一杯のようだな・・・」

リサ-リシア「不可能を可能にか・・・」

ハッピー「・・・・・」

パアアアアッ

リサ-リシア「む?何が起きている?」

ハッピー「・・・・・」

パアッ

リサ-リシア「姿が変わっただと!?」

リサ-リシア「そうか・・・お前も覚醒したか・・・」

リサ-リシア「どんなに絶望的な状況でも逃げ出さないその想いが彼女をそうさせたのか」

629: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/09(土) 19:20:34.33 ID:wUDKDeXO0
プリンセスハッピー「あ、あれ?どうしてわたしこの姿に・・・?」

プリンセスハッピー「あ、いつの間にプリンセスキュアデコルがはめこまれてる」

プリンセスハッピー「どこで出てきたんだろう・・・」

プリンセスハッピー「あ、そんなことより・・・」

プリンセスハッピー「リサ-リシア!この技でこの戦いを終わらせるよ!!」

リサ-リシア「むむっ!?」

プリンセスハッピー「はあああっ!!」

プリンセスハッピー「プリキュア・シンデレラ・ハッピーシャワー!!」

リサ-リシア「なにっ!?」

630: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/09(土) 19:29:36.36 ID:wUDKDeXO0
ドオオオオオオオン

リサ-リシア「まさかこれほどの力を得ていたとは・・・」

リサ-リシア「ぐああああああああ!!!」

リサ-リシア「・・・・っ!・・・!」

リサ-リシア「・・・合格・・・だ・・・」

リサ-リシア「といいたいとこだが・・・」

リサ-リシア「過去にも私を超える力を持つ技を使った奴がいた・・・」

リサ-リシア「だが私が倒れる前にその力に振り回され、自滅したというあっけない出来事があったな・・・」

リサ-リシア「その者のようになったなのなら不合格だ」

631: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/09(土) 20:07:36.82 ID:wUDKDeXO0
リサ-リシア「よって・・・」

プリンセスハッピー「はぁ・・・はぁ・・・」

リサ-リシア「なんと・・・」

リサ-リシア「あの力を使っても立てただと?」

リサ-リシア「これはこれは・・・」

リサ-リシア「ということは・・・ふっ」

リサ-リシア「星空みゆき、お前が初めての合格者だ!」

プリンセスハッピー「ジョマンダ・・・ヴァリス-ネリア・・・」

プリンセスハッピー「わたしは・・・やったよ・・・」

632: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/09(土) 20:16:44.28 ID:wUDKDeXO0
そして

ジョマンダ「みゆき、すごいじゃないか、この修行に最後までついていけるとは・・・」

ヴァリス-ネリア「だが僕たちはまた負けてしまった・・・」

ジョマンダ「ふっ、俺たちもまだまだだってことだな」

みゆき「そんなことないよ、だって・・・」

みゆき「2人がいてこそわたしは勝てたんだよ」

みゆき「もしあなたたちがいなかったらわたしは負けていたよ」

リサ-リシア「そうだろうな、だがそれが今のお前の話だったら
       我らがいなくても私並みの強敵にも太刀打ちできるだろう」

みゆき「そんな・・・わたしは・・・」

リサ-リシア「それにさっきの技は今までの6倍ほどの威力があったぞ」

リサ-リシア「それを使ってなお立つとは・・・」

リサ-リシア「お前はここに入るときのさらに2倍、つまり12倍も成長したってことだ」

みゆき「12倍!?」

633: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/09(土) 21:01:31.25 ID:wUDKDeXO0
リサ-リシア「では・・・」

リサ-リシア「」パアッ

みゆき「え?」

パアアアア

みゆき「わああっ!」


そして

みゆき「ここって・・・」

みゆき「神殿の元の場所に戻ったよね?」

ジョマンダ「ああ」

ヴァリス-ネリア「そうだ」

634: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/09(土) 21:04:25.54 ID:wUDKDeXO0
リサ-リシア「さて、話の続きだが・・・」

みゆき「話って・・・わたしが何十倍も成長したって話?」

リサ-リシア「そうだ」

リサ-リシア「だがその前に・・・」

リサ-リシア「はっ!」

パアアッ

みゆき「わ、何か出てきた」

ジョマンダ「回復の魔方陣だな」

ヴァリス-ネリア「あの術なら僕らも使えるぞ」

635: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/09(土) 21:07:35.83 ID:wUDKDeXO0
リサ-リシア「入れ、みゆき」

みゆき「え?うん・・・」

みゆき「わたし、今かなり疲れているから入りたい気分だよ」

みゆき「ふう~、癒される」

みゆき「ハッピーな気分になってきたよ」

リサ-リシア「そうか、それはよかったな」

みゆき「みんなも入ったら?」

リサ-リシア「その魔方陣は一人が入って出たら消える」

みゆき「ええ~!?」

みゆき「あ、魔方陣を出たら消えちゃった・・・」

636: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/09(土) 21:15:24.84 ID:wUDKDeXO0
リサ-リシア「我らのことはかまわん、さて、成長したという話をしよう」

リサ-リシア「お前のあの時の台詞には驚いた」

リサ-リシア「あの時まではただ言ってみただけだと思ってた・・・」

リサ-リシア「口ではなんとでも言えるからな・・・」

リサ-リシア「その時に突然姿が変わったから並ならぬ決意を感じた」

リサ-リシア「お前に一本とられるとは思いもしなかったぞ」

みゆき「さっきも言ったけどあれはジョマンダとヴァリス-ネリアあっての勝利だよ」

リサ-リシア「油断大敵とか言ってたがまさか私自身が言った言葉を戦いでそのまま返されるとは・・・」

リサ-リシア「戦士としての志が一段と増してきたな」

みゆき「みんながいたからだよ、人は一人じゃ生きていけないよ」

みゆき「一人がいいとか言ったらハッピーが逃げちゃうよ」

リサ-リシア「ふっ、お前は面白いな」

ジョマンダ・ヴァリス-ネリア「同感だ」

638: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/11(月) 23:08:30.29 ID:YB5zX2os0
リサ-リシア「星空みゆき、かつての伝説の戦士の仲間に言いたいことがあるのだろう?」

みゆき「『かつての』なんかじゃないもん!今もみんな仲間だよ!」

みゆき「あかねちゃんもやよいちゃんもなおちゃんもれいかちゃんも・・・
    必殺技を仲間に当ててしまって絶交されてもみんななら必ず分かってくれるよ!」

みゆき「今ならめいっぱいあやまれる!」

リサ-リシア「分かってくれる、か・・・」

リサ-リシア「人は感情に任せて怒ると罪悪感を持つからな、
       それのない者は・・・非情といえるかな?」

ジョマンダ「非情だ」

ヴァリス-ネリア「そうとも限らない」

ジョマンダ「いいや、人は非情だ、こうなると誰も分かってくれない・・・」

ヴァリス-ネリア「確かに僕らの生い立ちはよくなかったからな・・・」

639: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/11(月) 23:13:57.68 ID:YB5zX2os0
ヴァリス-ネリア「ジョマンダ、お前の考えは憎しみで前が見えない奴の考えだ」

ジョマンダ「・・・もうあの日には戻りたくない」

ジョマンダ「みゆき!」

みゆき「え?なに?」

ジョマンダ「お前の仲間達にお前のことを分かってもらえ」

ジョマンダ「手遅れになる前にな・・・」

ヴァリス-ネリア「だが彼らの居場所は分かるのかい?」

みゆき「あ・・・」

ジョマンダ「ぐ・・・」

640: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/11(月) 23:26:25.91 ID:YB5zX2os0
ジョマンダ「しまった・・・これでは・・・」

ジョマンダ「話にならないって事だな、ヴァリス-ネリア」

ヴァリス-ネリア「そういう事になるな」

みゆき「え~!?」

みゆき「だったら早くみんなを探さないと手遅れになっちゃうよ」

ジョマンダ「迂闊だった・・・」

ヴァリス-ネリア「僕らもまだまだ未熟だ・・・」

みゆき「しっかりしてよ、はっぷっぷ~!」

641: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/11(月) 23:32:43.70 ID:YB5zX2os0
リサ-リシア「そのことなら心配ない」

ジョマンダ「あ・・・・」

ヴァリス-ネリア「もしかして・・・」

ジョマンダ「まさかあの場所に・・・」

リサ-リシア「ああ、そうだ」

みゆき「え?なに?なに?」

みゆき「何言ってるのか分からないよ」

ジョマンダ「あの場所のことを忘れてた・・・」

ヴァリス-ネリア「ああ・・・そうだな・・・」

642: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/11(月) 23:36:02.04 ID:YB5zX2os0
リサ-リシア「よし、行くか」

みゆき「え?どこに?あの場所ってどこ?」

リサ-リシア「今から見させる」

ジョマンダ「空間を通って・・・」

ヴァリス-ネリア「彼女を導く・・・!」

リサ-リシア「はぁっ!」

パアアアア

ジョマンダ「」ギィンッ

ヴァリス-ネリア「」ギィンッ

リサ-リシア「」シュウウウウ

643: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/11(月) 23:54:10.99 ID:YB5zX2os0
バアアアアン

みゆき「きゃあああっ!」


そして

みゆき「ここは・・・?」

みゆき「もしかしてわたしに見せたいところって・・・」

みゆき「ここなのかな?」

ジョマンダ「そうだ」

ヴァリス-ネリア「ここがひみつの場所だ」

リサ-リシア「あれを見てくれ」

みゆき「え?」

644: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/11(月) 23:58:27.88 ID:YB5zX2os0
みゆき「あ、大きな鏡みたいなのがある」

リサ-リシア「あの鏡も空間を通っていろんなところにいける鏡だ」

リサ-リシア「まずは私があの鏡を・・・少し待ってくれ、お前の仲間の情報を聞きに行く」

みゆき「え?どうやって?」

リサ-リシア「お前が知ることではない・・・」

リサ-リシア「」スゥッ

みゆき「???」

リサ-リシア「む!?」

ジョマンダ・ヴァリス-ネリア「・・・・!」

みゆき「え?」

リサ-リシア「まずいことになったな・・・!」

みゆき「ええっ!?」

リサ-リシア「お前の仲間達のことだが・・・」

647: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/12(火) 20:48:37.78 ID:6Xk0ngBf0
リサ-リシア「今、絶体絶命の危機に陥っている」

みゆき「ええっ!?」

みゆき「大変じゃない!早くしないと・・・!」

リサ-リシア「ああ、あの鏡は完全に指定した場所に飛んでいけるとは限らない」

リサ-リシア「だがその場所の近くになら間違いなくいける!」

ジョマンダ「試練の結果を見せてやれ」

ヴァリス-ネリア「君に幸あれ」

みゆき「うん!」

648: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/12(火) 21:03:21.78 ID:6Xk0ngBf0
リサ-リシア「では、いくぞ・・・!」

リサ-リシア「はぁっ!」

パアアアア

みゆき「あかねちゃん・・・!やよいちゃん・・・!なおちゃん・・・!れいかちゃん・・・!」

みゆき「今行くから待ってて!!」

シュウウウウッ!

リサ-リシア「ふっ」

ジョマンダ「今のみゆきならどんなこともできそうだな」

ヴァリス-ネリア「成長したその力、ここから見ているぞ」

649: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/12(火) 21:19:00.03 ID:6Xk0ngBf0
そして実況ワールド内では・・・

プレルウィス「ははははは!その手段が僕に通じるとでも思ったのかい?」

ビューティ「くうっ・・・!」

プレルウィス「ほんっとうに詰めが甘いねぇ君は」

ビューティ「みなさん・・・申し訳ありません・・・」

ビューティ「まさか私自身の手でこのような結果を招く事になろうとは・・・!」

サニー「うそや・・・!」

ピース「ビューティの作戦がここまで外れたことなんてないよ」

マーチ「こんな奴に負けたくない・・・!」

650: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/12(火) 21:25:22.16 ID:6Xk0ngBf0
プレルウィス「そうだな・・・あ、そうだ」

プレルウィス「君たちにチャンスを与えよう、僕の攻撃をつぶせるかな?」

プレルウィス「やってみるよねぇ?」ノロ~っ

サニー「トロい動きを見せんな!バカにしとんのか!?」

ピース「ここまで遅いのなら誰でもつぶせるよ!」

マーチ「いくよ!やああああ!!」

ビューティ「・・・っ!みなさん!いけません!!」

サニー・ピース・マーチ「だああああ!!!」

プレルウィス「・・・・・」

651: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/12(火) 21:29:27.25 ID:6Xk0ngBf0
プレルウィス「はっははははははは!」

プレルウィス「はっはっは・・・!!」

プレルウィス「君たちは本当にバカだねえ」

ビュン

サニー・ピース・マーチ「があああああっ!!」

ビューティ「ぐうっ!」

プレルウィス「ふっ、そこの青いのも吹っ飛ばされた3人に巻き込まれたなぁ」

プレルウィス「ここまでうまくいくなんて思いもしなかったよ」

マーチ「ぐううううっ・・・!」

サニー「何が・・・あったんや・・・?」

ピース「一体どういうこと・・・?」

652: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/12(火) 21:38:10.97 ID:6Xk0ngBf0
プレルウィス「さーて、もう一度だけチャンスやろうかな?」

プレルウィス「僕に一撃食らわせるだけでもいいよ」

サニー「ふざけんな!!どこまでウチらをバカにする気か!!?」

ピース「これは罠だって事はもう分かったよ!」

マーチ「同じ手にはもうかからないよ!」

ビューティ「そういうあなたがかかってきたらどうですか?」

プレルウィス「ああいいよ、かかってきてあげる」

ビューティ「こっちですよ」

プレルウィス「こっちだね、今行くよ」

653: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/12(火) 21:45:04.97 ID:6Xk0ngBf0
ビューティ「動きが遅いですよ」

プレルウィス「じゃあもっと足を速くしなきゃだめだね」

ビューティ「早くこっちに来てください」

プレルウィス「もちろんそのつもりでいるよ」

ビューティ「まだ遅いくらいです」

プレルウィス「そういう君も先程のダメージが残って最初から動きが遅いよ」

ビューティ「あなたのほうが遅いです」

プレルウィス「じゃあ『我慢ならん!』と言ったほうがいいのかな?」

プレルウィス「では・・・」

654: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/12(火) 21:56:53.49 ID:6Xk0ngBf0
プレルウィス「実況者の分際でオンスロート一族の僕を愚弄するとは・・・!」

プレルウィス「この僕の動きが遅いだと!?」

プレルウィス「どこまで愚弄すれば気が済むのだ!?」

プレルウィス「貴様ら!!もう許さん!!」

プレルウィス「八つ裂きにしてくれる!!」

プレルウィス「そしてその残骸をオンスロート様に捧げ・・・!」

プレルウィス「あの世で泣いて後悔させてやる!!!」

プレルウィス「だああああ!!!」ダダダダダ

プレルウィス「」ダダダダダダダ

ビューティ「・・・・・」

655: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/12(火) 22:04:27.29 ID:6Xk0ngBf0
ビューティ「今です!!」

サニー「よっしゃ!」

ピース「かかったね」

マーチ「今度はこっちの番だよ!」

ピース「プリキュア・ピースサンダーハリケーン!!!」

サニー「プリキュア・サニーファイヤーバーニング!!!」

マーチ「プリキュア・マーチシュートインパクト!!!」

プレルウィス「・・・・!」

プレルウィス「っ」

656: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/12(火) 22:08:47.63 ID:6Xk0ngBf0
プレルウィス「ふっ、ふはははは!」

プレルウィス「この時を待っていたのだよ!」

プレルウィス「プレルウィス・プレールウィース!!!」

ザバアアアアアン!

サニー・ピース・マーチ「えええっ!?」

ビューティ「そんな・・・」

ピシャアアアアア

サニー・ピース・マーチ・ビューティ「ぎゃあああああああ!!!」

プレルウィス「ふっはっは、爽快だね」

プレルウィス「そして間抜けだね、自分の技を跳ね返されて自滅するなんてね」

657: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/12(火) 22:15:54.83 ID:6Xk0ngBf0
プレルウィス「あ、まさかとは思うけどぉ?」

プレルウィス「あの怒り狂ったときの僕の言葉、本気にしてたってことないよね?」

プレルウィス「大間違いだよ!」

ビューティ「くっ・・・!」

サニー(あかん・・・もうダメや・・・!)

ピース(もう体が動かない・・・)

マーチ(みゆきちゃん・・・ごめんね・・・みゆきちゃんの気持ちも考えずに・・・)

プレルウィス「いや~僕の演技最高だったよ。ああ言えば作戦が成功したと思って油断するからねぇ」

プレルウィス「読んでたんだよ、最初から全てね!」

ビューティ「・・・・!!」

658: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/12(火) 22:23:50.68 ID:6Xk0ngBf0
プレルウィス「君たちってやっぱりバカだね~」

プレルウィス「バカにバカって言って何が悪いのかな~?」

ビューティ(また・・・裏をかかれ・・・た・・・!)

プレルウィス「そういうバカには引っかかったふりが面白いほどに効くんだね♪」

プレルウィス「僕の方が思い通りに行ってしまったね」

ビューティ「・・・・っ!」

ビューティ(みなさん・・・私のせいで・・・)

プレルウィス「そうさせてしまった時の絶望感って相当なものだよね~」

ビューティ「ぅぅ・・・っ・・・!」

サニー・ピース・マーチ「・・・・!」

プレルウィス「君たちでは僕に勝てない!」

660: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/14(木) 22:29:11.49 ID:neIXDti/0
プレルウィス「あ、もう一度チャンスやろうかな?」

サニー「その手はもうくわないで・・・!」

マーチ「人を見くびるにもほどがあるよ・・・!」

ビューティ「・・・あなたはどこまで・・・!」

ピース「・・・・・っ・・・・」

プレルウィス「そうかい、じゃあ・・・」

ザアアアアン

サニー・ピース・マーチ・ビューティ「ぐううううっ!!!」

プレルウィス「遊びはもう終わりだね」

661: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/14(木) 22:32:55.49 ID:neIXDti/0
プレルウィス「忌々しい実況者どもに加担する人たちはみんな消えろ!」

プレルウィス「この程度の相手、必殺技を使うまでもなかったよ」

プレルウィス「じゃあこの程度の技でもいいな、覚悟してね」

プレルウィス「だああああああ!!」

ゴオオオオオ

プレルウィス「とどめだーーーー!!!」

サニー・ピース・マーチ・ビューティ「・・・・っ・・・」


ドオンッ

プレルウィス「終わった・・・な・・・?」

プレルウィス「なんだって!?」

662: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/14(木) 22:38:11.95 ID:neIXDti/0
プリンセスハッピー「みんなに手出しなんてさせない・・・!」

プリンセスハッピー「わたしの大切な友達もわたし達と仲良くしてくれたこの世界の実況者たちにも!」

プリンセスハッピー「大切なものを奪おうとするのならわたしはそれを許さない!!」

サニー「ハッピー・・・!」

ピース「そ、その姿は・・・」

マーチ「プリンセスフォーム・・・」

ビューティ「来てくれたのですね・・・信じていました・・・」

サニー「でもどこでプリンセスフォームになれたんやろ?」

プレルウィス「小ざかしいね、君も一緒に消し去ってやるよ」

プリンセスハッピー「そんなことは絶対にさせないよ!!」

663: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/14(木) 23:19:09.14 ID:neIXDti/0
プリンセスハッピー「悲しいことも辛いことも全てハッピーにする!」

プリンセスハッピー「みんなの笑顔を守るよ!」

プレルウィス「ふん、僕らの悲しみと辛さは実況者の手で起きたものだ。
         今度は実況者どもが悲しみ、苦しむ番だよ!」

プリンセスハッピー「人を苦しめるなんてそうはいかないよ!!」

プレルウィス「なにを!」

プリンセスハッピー「やああああ!!」

プレルウィス「だああああ!!」

シュッ、カンッ、キィン!

プレルウィス「ばかな・・・僕がこんな力に押されるなど・・・」

プリンセスハッピー「そんなのあなたには分からないよ!」

664: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/14(木) 23:24:13.15 ID:neIXDti/0
ビューティ「・・・っ!気をつけてください・・・プレルウィスのことです・・・
       押されたふりをして油断を誘っているかもしれません・・・!」

ピース「でもいけると思うよ」

マーチ「でも怪しい・・・」

サニー「ウチら何回も同じ手に引っかかったしなぁ・・・」

サニー「作戦はことごとく裏目、終始あいつのペースやったし・・・」

ビューティ「私のせいです・・・全て・・・」

サニー「ビューティ?あんたのせいちゃうで」

マーチ「誰にだって間違いや誤算はあるよ」

ビューティ「ですが・・・今はハッピーが心配で・・・」

665: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/14(木) 23:31:27.04 ID:neIXDti/0
プリンセスハッピー「わたしはこの力を得る前にとっても苦しんだ。悲しんだ!」

プリンセスハッピー「一人になって寂しくて・・・!でもそのままじゃいられなかったんだ!」

プリンセスハッピー「行く当てもなく彷徨い歩いていた・・・そして・・・雨に降られた・・・」

プリンセスハッピー「いつしか降り出したこの雨の意味さえ知らずただ濡れていた・・・」

プリンセスハッピー「雨の音にすら気づけなかったけど晴れると確信していた、だって・・・」

プリンセスハッピー「雲の隙間から太陽があったから」

プリンセスハッピー「わたしはずっと見ていた・・・」

プリンセスハッピー「雨音にすら気づかず見てた
            たった一つだけの雲の隙間を」

666: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/14(木) 23:35:21.17 ID:neIXDti/0
プリンセスハッピー「その後は本当に辛かった・・・何を信じたらいいのかも分からず・・・」

プリンセスハッピー「何もかも信じられずにいたずらに時が過ぎていった・・・」

プリンセスハッピー「でもそんな過去に背を向けようとした!」

プリンセスハッピー「それらの悲しみをもう終わりにして明日だけを見ようと!」

プリンセスハッピー「今のわたしの中には大きな翼がある」

プリンセスハッピー「きっと羽ばたける、この翼で・・・!」

プレルウィス「つまらなすぎるよ、君の話は全て!」

667: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/14(木) 23:42:27.94 ID:neIXDti/0
プレルウィス「戦いの途中でそんなくだらない話をしないでくれ!」

プレルウィス「」ゴオオオオ

プレルウィス「消え去れ!!!」

バアアアアン!

ビューティ「ああっ・・・!」

サニー・ピース・マーチ「ハッピー!」

プリンセスハッピー「・・・・・」

プレルウィス「ふん、くだらないことをしゃあしゃあと言うもんだ・・・」

プリンセスハッピー「・・・・・」

プレルウィス「なに!?受け止めただと!?」

669: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/17(日) 22:42:26.22 ID:9wFXhxUQ0
プリンセスハッピー「この思いをくだらないだなんて言わせない!」

プリンセスハッピー「わたしは涙の間を通り抜ける!!」

プレルウィス「くだらないって何回も言ってやるさ!!」

プリンセスハッピー「だああああ!!!」

プレルウィス「はああああ!!!」

ガン!バガンッ!ドガッ!

プリンセスハッピー「くっ・・・!」

プレルウィス「ばかな・・・!」

プレルウィス「だああ!」

プリンセスハッピー「」シュッ、ゴッ!

プレルウィス「ぐうっ!」

670: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/17(日) 22:46:09.88 ID:9wFXhxUQ0
プレルウィス「この程度の思いなんてすぐに消し去れるはず・・・!」

プレルウィス「なのに・・・!」

プレルウィス「この程度のものに打ちのめされるとは・・・!」

プリンセスハッピー「この思い、ちっぽけなものだけどあなたには負けはしない!」

プリンセスハッピー「どんなものだって無駄なものなんてないんだ!」

プリンセスハッピー「わたしは全てを信じる!どんなものだって!」

プレルウィス「くっ・・・!何をほざく・・・!」

671: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/17(日) 22:50:08.12 ID:9wFXhxUQ0
プリンセスハッピー「けれどあなたにも正しい言い分があるかもしれない」

プレルウィス「何をいまさら・・・!」

プリンセスハッピー「小さくて消えやすい輝きはもろい・・・」

プリンセスハッピー「確かにその通りだよ、オンスロート一族ならそう考えるでしょ?」

プレルウィス「そんなの当たり前さ、そんなん持ってたって無駄だよ」

プリンセスハッピー「でもわたしは違うと思うよ!」

プレルウィス「何だと・・・?」

プレルウィス「・・・・・!」

プレルウィス「大体君の話は無駄が過ぎるんだよ!」

672: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/17(日) 22:54:37.17 ID:9wFXhxUQ0
プレルウィス「君が言うその輝き、一瞬で消し去ってやる!」

プレルウィス「はああああ!!!」

ドオオオオン

プリンセスハッピー「があっ!」

プレルウィス「ふはは!思い知ったか!君の掲げたものは全て無駄だったんだよ!」

プレルウィス「さて・・・あとは実況者どもを・・・」

プレルウィス「・・・なに?」

プリンセスハッピー「・・・・・!」

プレルウィス「まだ立てるのかい?全く懲りないね・・・!」

673: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/17(日) 23:15:05.62 ID:9wFXhxUQ0
プリンセスハッピー「確かに今ので輝きは消えたように思える・・・」

プリンセスハッピー「あの時も感じたよ・・・」

プリンセスハッピー「目が痛くなってパチパチとした時に・・・」

プレルウィス「その話をやめろと言っている!」

プレルウィス「だああああ!!!」

プリンセスハッピー「・・・・・!」カァン!

プレルウィス「ぐっ・・・!」

プレルウィス「僕がこんな奴に負けるなど・・・!」

プレルウィス「なんて思ったかい?」

プリンセスハッピー「思ってないよ、まだ終わりじゃないとは思っていたよ」

プリンセスハッピー「でもわたしの話も終わってない」

674: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/17(日) 23:49:43.24 ID:9wFXhxUQ0
プリンセスハッピー「悲しみにくれて、目がにじんで目が痛くなったときに・・・」

プリンセスハッピー「いっぱいまばたきをした時感じたことがあった・・・」

プレルウィス「・・・またその話か・・・!」

プレルウィス「その話はもうやめてくれ!」

プリンセスハッピー「ひとつまばたきを重ねるたびに失われてく輝きがあるって・・・」

プレルウィス「ふっ、当然だ」

プリンセスハッピー「いくつ夜を越えたって消えゆくものに気づけもしなかった・・・」

675: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/17(日) 23:53:19.27 ID:9wFXhxUQ0
プリンセスハッピー「そして孤独と戦い続けた・・・」

プリンセスハッピー「孤独ほど辛いことはない・・・」

プリンセスハッピー「辛くて辛くて・・・」

プリンセスハッピー「それでもただ笑っていたかった・・・」

プリンセスハッピー「でも明日はある!明日の陽はまたわたしを照らす!」

プリンセスハッピー「だからわたしは信じて羽ばたく!」

プリンセスハッピー「だああああ!!!」

プレルウィス「全て消し去ってやる!!!」

ドオンッ

プレルウィス「なに?」

プリンセスハッピー「この思いは消せやしないよ!!」

676: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/17(日) 23:55:51.32 ID:9wFXhxUQ0
プレルウィス「黙れ!その思いも消してやる!」

プレルウィス「プレルウィス・プレールウィース!!!」

ザバアアアアン!

プリンセスハッピー「プリキュア・シンデレラ・ハッピーシャワー!!!」

プリンセスハッピー「って、わああああ!!!」

プレルウィス「ははははは!自ら波に突っ込んでいくとは・・・」

プレルウィス「バカの極みだね、ははははは!」

プレルウィス「はは・・・」

677: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/17(日) 23:59:56.40 ID:9wFXhxUQ0
プレルウィス「って、なにいいいい!?」

プリンセスハッピー「あああああ!!」

プレルウィス「波を突破しただと!?」

プレルウィス「ありえない・・・!ぎゃあああああ!!!!」

ドオオオオオオン

プレルウィス「くっ・・・!退くしかないようだね!」

プレルウィス「君たちのことは忘れないよ!」

プリンセスハッピー「な・・・なんとか倒せた・・・」

そして

♪チャラララ~

みゆき「あ、今になってレベルが上がった・・・一気に30になってる」

みゆき「あの時の修行の分まで経験値が上がったんだね」

みゆき「あ、そうだ、みんなに謝らないと・・・!」

679: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/18(月) 22:09:10.83 ID:5jMKHZUH0
みゆき「みんな・・・さっきはごめん・・・!」

みゆき「周りをちゃんと見ずに必殺技当てちゃって・・・」

みゆき「それなのに・・・っっ・・・」ウルッ

みゆき「何のことか分からずに・・・とぼけたような・・・言い方しちゃって・・・」グス

みゆき「それからずっと辛い思いをしたけど・・・ううっ・・・」

みゆき「こんなわたしじゃこんな目に遭って・・・当然だよ・・・ね・・・ぇ・・・」ポロポロ

みゆき「わたしなんて・・・ううっ・・・」

みゆき「こんなわたしだったから・・・」ポロポロ

みゆき「みんなを・・・みんなを・・・!」ポロポロ

みゆき「うっ・・・うあぁぁっ・・・」

680: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/18(月) 22:15:44.54 ID:5jMKHZUH0
あかね「み、みゆき!泣くことは・・・あらへんで」

みゆき「うううっ・・・」

あかね「ウチらな、みゆきがずーっと心配だったんや」

あかね「あの時はそらめっちゃ言うてもうたけどな・・・」

あかね「あの時から少しした後、頭冷やしてみんなしてみゆきを探したんや」

あかね「せやがどこにもおらへんかった・・・」

あかね「むしろ・・・うああっ・・・!」ポロッ

あかね「ウチらが泣きたい気分やあああああ!!!」うわあああん!

みゆき「あかねちゃああん・・・!」

あかね「み・・・みゆきいぃぃ・・・!」

みゆき「ごめんね・・・ごめんね・・・」

あかね「こっちが・・・そう言いたいわ・・・」

681: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/18(月) 22:26:56.21 ID:5jMKHZUH0
やよい「ひっく・・・ぐすっ・・・」

なお「みゆきちゃん・・・本当に・・・ごめん・・・ね・・・」ポロポロ

れいか「ぁ・・・ぁ・・・ぁぁ・・・・」

みゆき「み・・・・みんなぁぁぁぁぁ!!」わーん!

5人「ごめんねーーーー!!!」うわあああああん!!

みゆき「必殺技当てちゃってごめん・・・」ポロポロ

あかね「ひどいこと言うてもうてホンマすまん・・・わぁ・・・」ポロポロ

やよい「『もう知らない』とか言ってごめん・・・みゆきちゃん・・・」ポロポロ

なお「みゆきちゃんの・・・っ・・・気持ちも知らないで・・・ごめんなさい・・・」ポロポロ

なお「あたし達の方が・・・っ・・・」ポロポロ

なお「筋が・・・通って・・・ないよね・・・」ポロポロ

れいか「うっうああっ・・・」ポロポロ

みゆき「みんなぁ・・・」ポロポロ

みゆき「本当に・・・ごめん・・・そして・・・ありがとう・・・」ポロポロ

682: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/18(月) 23:07:49.24 ID:5jMKHZUH0
なお「じ、じゃあ・・・もうそろそろ・・・ぐすっ・・・」

なお「涙をふこう・・・」

あかね「ぐす・・・せやな・・・」

やよい「お願い・・・まだ泣かせて・・・ううっ」ウルウル

みゆき「もうちょっと待って・・・」ウルウル

れいか「ぁっ・・・ぁぁっ・・・」ポロッポロッ

みゆき「やっと涙が止まったよ。わたしの元気とハッピーがふっかーつ!」

やよい「そ・・・そうだね・・・」

やよい「じゃあわたしも・・・泣いていられないよね」

あかね「せやな、じゃあ・・・」

なお「・・・っ!」

みゆき「わわっ!」

683: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/18(月) 23:12:09.21 ID:5jMKHZUH0
ザザザッ

やよい「わああ!モンスターに囲まれてる・・・!」

なお「立ち直ったばかりでこれ?」

れいか「・・・・・」

あかね「あかん、れいかはまだ立ち直れてへんで!」

みゆき「あ、本当だ!れいかちゃん!モンスター来たよ!」

れいか「・・・・・」

みゆき「れいかちゃん!」

やよい「わたし達の声が聞こえないの?」

みゆき「このままじゃやられちゃうよ!」

れいか「・・・・・」

684: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/18(月) 23:29:41.89 ID:5jMKHZUH0
れいか「4人で・・・あなたたちだけで・・・っ・・・」ポロポロ

みゆき「えっ!?」

れいか「わたしを放っておいて戦ってください・・・」

なお「れいか!?何言ってるの!?」

あかね「プリキュアは5人いてこそのプリキュアや!何言うとんねん!」

れいか「先程の戦いでは・・・私のせいで敗北となりかけました・・・」

れいか「みゆきさんが・・・あの時来なかったら・・・」

れいか「私達はここで終わっていました・・・」

れいか「もう2度と・・・あのような過ちを・・・犯したくありません・・・」

れいか「もしあのときのように・・・判断を誤っては・・・」

れいか「ううっ・・・」ポロポロ

686: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/20(水) 22:38:58.90 ID:r4XL0BdG0
みゆき「わっ、モンスターが襲ってくるよ!ここはわたしに任せて!!」

ハッピー「そしてプリンセス・キュアデコル装着!」

プリンセスハッピー「一気に行くよ!」

プリンセスハッピー「はあ!!!」

ギインッ

  ■

■■■■

  ■

  ■

ドオオオオオオン!

687: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/20(水) 22:47:44.27 ID:r4XL0BdG0
あかね「なんや?今の・・・」

なお「ハッピーの左目がピンク色に光ったね・・・」

やよい「あ、これもしかして・・・」

やよい「いいなぁ、わたしも使いたい・・・」

やよい「使えたらまたスーパーヒーローへの道を一歩進めたりして・・・」

やよい「みゆきちゃん覚醒なるミッションデルタの力をどこで手に入れたんだろう・・・」

やよい「どうしよう・・・みゆきちゃんを傷つけた時の罪悪感がさらに増してきた・・・」

やよい「もしあの時みゆきちゃんをかくまっていたら・・・」

やよい「そしてみゆきちゃんのあとをもっと早く追っていたら・・・」

やよい「わたしもあの技を使えるようになってたかも・・・」

やよい「みゆきちゃんに味方すればよかった・・・」

688: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/20(水) 22:53:05.37 ID:r4XL0BdG0
シュウッ

ハッピー「はぁ・・・はぁ・・・何とか全滅させたかな?」

あかね「まだモンスターいるで!」

ハッピー「え?あ、いつの間に・・・!」

ハッピー「わあっ!」ヒョイ

ハッピー「反撃だ!」

ハッピー「倒した。今度こそ全滅させた・・・」

ハッピー「もう敵はいないし・・・」

みゆき「プリンセスフォームの力を使い果たしていつもの姿に戻っちゃったよ・・・」

なお「さあ、れいかを立ち直らせよう」

みゆき「そうだったね」

689: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/20(水) 22:58:54.81 ID:r4XL0BdG0
やよい「わあ!またモンスター来た!」

あかね「わ、ホンマや!!」

やよい「いやああ!!ゲイザー来たああああ!!!」

みゆき「ええっ!?」

シュルルルルル

みゆき・あかね・やよい・なお「わあああああああっ!!!」

やよい「れいかちゃん!!助けてーっ!!」

あかね「ウチらの声が聞こえるかーっ!!」

みゆき「はなしてーっ!!」

なお「れいかーーー!!!」

690: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/20(水) 23:05:35.56 ID:r4XL0BdG0
れいか「・・・っ・・・」

「助けてーーーっ!!!」

れいか「・・・はっ」

れいか「みなさん・・・!」

れいか「いけません!こうしてはいられないのですが・・・」

れいか「もしプレルウィスとの戦いのときのように判断を誤ってしまったら・・・」

れいか「今の自分を信じられない・・・っ・・・」

れいか「幸い私には気づいていない様子ですが・・・」

れいか「・・・・・」

パアッ

ビューティ「いきましょう、ですが気づかれたら・・・」

691: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/20(水) 23:10:48.89 ID:r4XL0BdG0
みゆき「か・・・身体が・・・しびれてくる・・・」

あかね「あ・・・あかん・・・めまいが・・・」

やよい「毒?・・・なんだか・・・熱くなって・・・」

なお「く・・・苦しい・・・れ・・・れいか・・・早く・・・」

ビューティ「い、いけません!こうしている間にみなさんが・・・!」

ビューティ「・・・はっ!」

ビューティ「もしかしたらあの目玉を撃ち抜けば倒せるかも知れません」

ビューティ「だとしたら急いで・・・」

ビューティ「敵が自爆することに期待はできませんね・・・では・・・」

692: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/20(水) 23:18:49.30 ID:r4XL0BdG0
ビューティ「近づいては触手の餌食になりますね・・・」

ビューティ「遠距離から技を当てなくてはなりません・・・」

ビューティ「みなさん・・・今から助けに行きます!」

ビューティ「」ガシンッガシンッ

ビューティ「プリキュア・ビューティブリザードアロー!!!」

バガアアアアン

ビューティ「自分を信じることを忘れかけていました・・・」

ビューティ「では、みなさんのところへ行きましょう」

693: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/20(水) 23:33:18.48 ID:r4XL0BdG0
そして

れいか「起き上がることができなくなっているようですね・・・」

れいか「ハイパースティミュラントを使います。
    わずかしか残っていませんので大切に使いたいのですが・・・」

みゆき「助かった~」

あかね「死ぬかと思ったわ・・・」

やよい「れいかちゃん・・・助けてくれてありがとう・・・」

なお「ごめんね、意識がなくなって立ち直ったれいかの姿を見れなくて・・・」

れいか「私が間違っていました。これは私のせいです・・・」

なお「そんなこと言わないでよ」

695: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/21(木) 21:43:17.97 ID:Ipn9JSmq0
れいか「私の決断が遅かったために温存するべきアイテムを使うことになりました。
    ハイパースティミュラントを使うのはまだまだ先にしたかったのですが・・・」

なお「そんなの仕方ないよ、やってしまったものはしょうがないんだしさ」

やよい「過ぎたことはもういいよ」

れいか「はい、自分を信じることをすっかり忘れていました・・・」

みゆき「そんなの誰にだってあるよ」

あかね「ウチらも何度もそうなったで」

みゆき「何度も逃げ出そうとしたよ」

なお「あたしたちだって同じだよ」

やよい「それはれいかちゃんだけじゃないんだよ」

みゆき「そう、みんな同じなんだよ」

れいか「みなさん・・・ありがとうございます」

696: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/21(木) 21:50:19.90 ID:Ipn9JSmq0
みゆき「じゃあ先に進もう」

あかね「まだ行ってへんのは向こうやな」

みゆき「じゃああっちに行ってみよう」

れいか「未知の場所では毎度のこと十分に用心してください」

みゆき「しゅっぱ~つ!」

なお「モンスターにも気をつけてね」

やよい「エンカウント率どうなってるんだろう・・・」

697: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/21(木) 22:27:32.00 ID:Ipn9JSmq0
少ししたあとで

やよい「ところでみゆきちゃん、モンスターに囲まれた時に使った技、
    どこで習得したの?わたしも使いたいんだけど・・・」

みゆき「習得?」

やよい「左目がビィンと光ったでしょ?その力、どこで手にしたの?」

みゆき「みんなから見放されてゆくあてもなくさまよってた時に光に包まれて
    そしたら神のような世界に来てしまったんだ」

みゆき「そこでジョマンダ、ヴァリス-ネリア、リサ-リシアと名乗る3人の男に会って
    そのあと大きな神殿で伝説の戦士としての修行をすることになって」

みゆき「厳しい修行の末、新たな力に目覚めたんだ。でもその力はもう使い果たしちゃったけど・・・」

れいか「その3人の名前はいずれも女性の名前ですね・・・男性なのですか?」

698: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/21(木) 22:33:37.48 ID:Ipn9JSmq0
やよい「ジョマンダ?ヴァリス-ネリア?リサ・・・」

やよい「はっ・・・」

やよい「やっぱりあの時みゆきちゃんを責めたりせずに
    『失敗や間違いは誰にだってある!』とか言ってみゆきちゃんをかくまえばよかった・・・」

やよい「わたし、なんてことをしちゃったんだろう・・・」

やよい「そしたらわたしも・・・」

れいか「なんてことをしてしまったのかというのは私も同じです。やよいさん」

みゆき「大丈夫だよ、やよいちゃん。わたしはもう大丈夫だよ」

やよい「DELTAの力・・・・」

やよい「手にできてたかもしれなかったのに・・・」

699: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/21(木) 22:42:13.80 ID:Ipn9JSmq0
やよい「みゆきちゃん、その3人は同じ顔してたでしょ?」

なお「いくらなんでもそれはないんじゃないのかなぁ・・・」

あかね「さすがにそれはあらへんな」

みゆき「う~ん・・・3人とも顔が似ていたかな?」

みゆき「ジョマンダは赤い目をしていて・・・」

みゆき「ヴァリス-ネリアは青い目で包帯のようなもので口を覆っていて・・・」

みゆき「そしてリサ-リシアは黒い物で目を覆っていたよ」

みゆき「輪郭は全く一緒だったよ」

あかね「そいつら兄弟か?」

なお「それとも3つ子?」

やよい「違うよ」

あかね「やよいには言うてへんで」

700: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/21(木) 22:49:46.95 ID:Ipn9JSmq0
みゆき「兄弟ではないよ」

みゆき「それはさておいて・・・」

みゆき「また彼らに会えたら・・・」

みゆき「今なにしているのかな?」

やよい「わたし、同じ顔した3人をこの目で見てみたい・・・」

やよい「あ、街に着いて宿に泊まったら3人の似顔絵かいてあげるよ」

みゆき「やよいちゃん?会ってもいないのに似顔絵なんて・・・」

やよい「大丈夫だよ、大体は分かる」

みゆき「わたしがさっき言った曖昧な特徴だけで描けるなんてやよいちゃんすごいなぁ・・・」

701: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/21(木) 23:05:44.52 ID:Ipn9JSmq0
みゆき「あれ?大きな海老天がある」

なお「本当!?いっただっきま~す!」ダッ

なお「大盛りの海老天丼・・・!ごっはん、ごはん~」

やよい「あれ?なおちゃん!モンスターかもしれないよ!」

れいか「隣にいる白飯のようなものもモンスターじゃないのでしょうか?」

あかね「なお、ごはんに夢中で聞こえてへん・・・」

みゆき「なおちゃんを追いかけよう」

あかね「モンスターやったらなおが危ないで」

703: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/24(日) 21:28:44.80 ID:tVN3n1ON0
「む?何奴!?」

「うらやましい~」

なお「いやあああ!!オバケ!!ご飯のオバケ出たああああ!!!」

なお「許して許してもうしません!!もうしません!!」

やよい「モンスターではなさそうだね」

あかね「モンスターにしてはヘンテコやな」

れいか「どうやら人間に害を与えるモンスターではないようですね」

みゆき「わたしこの人なら大丈夫だよ、オバケじゃなくて妖怪でしょ?小さな方の体型的に・・・」

みゆき「妖怪は大丈夫だよ、なおちゃん、後ろに下がってて」

やよい「あとはわたし達にまかせて」

なお「食べたりしません!食べたりしません!海老天丼見て急におなかがペコペコになってつい・・・」

「そうばい?」

704: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/24(日) 22:05:08.39 ID:tVN3n1ON0
プライ丼「ならこの海老を一つあげるばい」

プライ丼「腹ペコの子をそのままにするなんておいどんのプライドが許さないばい!」

なお「本当!?ありがと~!」

うらや飯「プライ丼ばっかりうらやましい~」

なお「わああ!ごめんなさいごめんなさい!」

なお「じゃあ一口いただきます・・・」

れいか「なお!食器もなしにはしたないですよ!」

なお「ご飯はごちそうさま、じゃあ海老をもらうよ、一個で5人分はある大きさだね」

みゆき「じゃあわたしも」

やよい「あ、そういえばわたしも急に・・・」

あかね「ウチはまだおなか減ってへんけどな」

れいか「みなさん・・・!」

705: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/24(日) 22:10:37.23 ID:tVN3n1ON0
みゆき「おいし~い」

やよい「これおいしいね」

なお「この味、今までの海老で最高の味だよ」

プライ丼「がっはっは、おいどんの丼は天下一でどの丼もおいどんには勝てんばい」

プライ丼「極上の味こそおいどんのプライドばい」

みゆき・やよい・なお「ごちそうさま~」

あかね「あんたなにもんや?」

れいか「みゆきさん、やよいさん、なお・・・」

プライ丼「おいどんはなぁ・・・」

♪~

あかね「なんやこの歌?ってかどこから流れとんねん」

706: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/24(日) 22:39:13.27 ID:tVN3n1ON0
プライ丼・うらや飯「♪どんぶりぶり、どんぶりぶり」

プライ丼・うらや飯「♪おれたちゃ憧れの~極上どんぶりさ~」

プライ丼・うらや飯「♪だけど食われりゃ~からっぽ~・・・」

「ひ~も~じ~ひ~も~じ~の~」

プライ丼・うらや飯(ギクッ!)

ひも爺「おお、たべものじゃあ~」タタタ

プライ丼・うらや飯「♪ただの器さ~~~!!!」ダダダダダダッ


あかね「なんだったんや?あいつら・・・」

れいか「・・・・・」

ひも爺「ひもじ~の~」タタタ

あかね「急に逃げ出しおったで・・・」

707: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/24(日) 22:49:07.34 ID:tVN3n1ON0
みゆき「あの人ぐっちの友達に似てない?」

やよい「Gっていったっけ?ぐっちのおとも」

なお「似てたね」

れいか「ですがGとは微妙に違います」

あかね「ってかあの歌の曲調どっかで聞いたことあるような気がするで・・・」

あかね「ウチ、たいやき食べたくなってきたわ~」

あかね「あの歌聴いて急に・・・」

れいか「それはさておきみゆきさん、やよいさん、なお、油物を手で食べて手がベトベトです」

れいか「手を洗いましょう」

708: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/24(日) 22:57:20.09 ID:tVN3n1ON0
なお「でもここには手を洗えるようなところが・・・」

れいか「こうなっては仕方がありません・・・これを使います」

やよい「え~!?マジックウォーターで!?」

みゆき「アイテムの無駄遣いだよ~」

れいか「では、油で汚れた手のまま進むのですか?」

れいか「口答えなどせずに洗ってください!」

みゆき「は~い・・・」

れいか「では、神社の手水の作法ではないのですが・・・まずは左手から洗いましょう」

709: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/24(日) 23:03:19.74 ID:tVN3n1ON0
れいか「次は右手です」

みゆき「余った水は飲んでいい?」

れいか「かまいませんが・・・」

みゆき「あ、少ししか飲まなくてもMP回復するんだね」

やよい「本当?じゃあ少し飲んだ後で・・・あれ?回復しない・・・」

やよい「手を洗おうかな?」

やよい「あ、全部使い切った時にMPが回復するようになってたんだ・・・」

なお「まさかマジックウォーターで手洗いなんて・・・」

710: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/24(日) 23:07:40.23 ID:tVN3n1ON0
そして

れいか「手がきれいになったようですね、では、進みましょう」

あかね「あ、ウチも使ってええか?」

れいか「あかねさんも?」

あかね「そういえばゲイザーにMP吸われたんや・・・」

あかね「マジックウォーターを4人で1つずつ使ってもうたが仕方あらへんな」

やよい「ゲイザーもう来ないで・・・」

みゆき「モンスターに気をつけて進もう」

711: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/24(日) 23:19:39.17 ID:tVN3n1ON0
やよい「ところであかねちゃん、MPはハイパースティミュラントでもMP最大値の半分を回復できるよ」

あかね「あ、そうやった・・・でもアイテムの無駄遣いにはなってへんで」

あかね「うっかり忘れてもうたとはいえ・・・」

みゆき「そういえばれいかちゃんに助けられたときHP全快、MP半分回復しながら復活したんだったね」

れいか「最悪の場合アイテムがいくつあっても足りないという事態になりまねません」

れいか「もっともそれは私が何度も何度も危惧してることなのですが・・・」

サササササッ

れいか「何奴!?モンスターですか!?」

ガサッ

なお「ひいいいい!!ここにもオバケがああああ!!!隣のネコさんは可愛いけどおお!」

やよい「わあ、2匹とも可愛いなぁ」

みゆき「あ、わたしこの2匹見たことある」

あかね「ホンマ!?」

713: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/25(月) 21:15:50.34 ID:fCK0yg5Y0
みゆき「みんなに絶交されて一人とぼとぼ歩いていたときに見かけたよ」

みゆき「楽しそうに歌っていたけど声かけようとしたときにどこかへ行ってしまったよ・・・」

みゆき「赤ネコさん、幽霊さん」

ジバニャン「ニャ?」

ウィスパー「えっ?誰ですか?もしかして私達が見えているのですか?」

みゆき「見えてるよ」

みゆき「見たもなにも少し前に君達を見たよ。楽しそうに歌ってたところを」

ジバニャン「ニャニャ?妖怪が見えるなんて何者ニャン?」

みゆき「え?あなたも妖怪?」

やよい「あ、よく見たらしっぽが妖怪であることを示しているよ」

みゆき「ひとだまの形は妖怪だね」

ジバニャン「オレっちは妖怪ニャン!」

なお「この妖怪なら・・・気に入った・・・かな?」

なお「隣のは怖くて嫌だけど・・・」

ウィスパー「ええ~!?」

714: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/25(月) 21:26:25.77 ID:fCK0yg5Y0
れいか「みなさん!モンスターです!」

みゆき「わ!いつの間に・・・!」

やよい「変身しよう!」

あかね「せやな」

なお「いくよーっ!」

バトル開始

ピース「って、またゲイザー来たああああ!!」

サニー「わー、最悪や・・・」

ハッピー「攻撃される前に何か手を打たないと・・・」

715: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/25(月) 21:55:31.06 ID:fCK0yg5Y0
♪~

サニー「またどこかから歌が流れてきたで」

ピース「さっきの妖怪も何か歌を歌ってたね」

マーチ「歌うのはネコさん?それともオバケかな?」

♪プリチー、プリチー、オーマイラブリー!プリチー!
 プリチープリチープリチー

ジバニャン「♪いまこそひゃくれつ肉球!でも今日はダルいからダメ~」

5人「えええええ~!!?」

ビューティ「・・・っ!」

シュルルルルル

5人「わあああああ!!!」

サニー「また巻きつかれたー!!」

716: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/25(月) 22:10:44.25 ID:fCK0yg5Y0
ジバニャン「ニャニャー!みんながあぶニャいニャン!オレっちダルいのに~!」

シュルシュル

ウィスパー「ノオオオオオオオ!!」

ジバニャン「ウィスパー!」

ジバニャン「・・・はさておいてあの大きな目玉を失明させるニャン!」

ジバニャン「くらえ!ひゃくれつ肉球!!」

ドーン

ジバニャン「にゃはは、オレっちにかかればこんなもんニャン♪」

ジバニャン「でもダルいニャン・・・」

717: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/25(月) 22:23:04.96 ID:fCK0yg5Y0
そして

ウィスパー「う・・・うぃす・・・体がしびれるでうぃす・・・」

ジバニャン「ニャニー!?あの触手に毒が入っていたのかニャ!?」

ウィスパー「そ・・・そのことなら・・・私が・・・この前通販で・・・買った・・・」

ジバニャン「あ、この薬のことニャンね?」

ウィスパー「そうでうぃす・・・そのドクガキエールで・・・」

ジバニャン「よーし」タタタ

ウィスパー「あー・・・ちょっとーっ!私の毒を治してくださ~い!」

718: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/25(月) 22:34:45.89 ID:fCK0yg5Y0
ジバニャン「みんなにこれをかけるニャン」

サラサラサラ

みゆき「あ、毒が消えていく・・・」

あかね「助かったわ・・・」

やよい「ゲイザー誰が倒してくれたのかな?あのネコさんかな?」

やよい「ネコさん、倒してくれてありがとう、解毒してくれたこともありがとう」

なお「でもさっき『ダルいからダメ』と歌ってたけど・・・?」

れいか「ぼんやりしていた私達にも責はあります」

やよい「あれ?あの白い幽霊さんも毒状態になっているのでは?」

やよい「ディスペルハーブあげるから幽霊さん助けてあげて!」

ジバニャン「わかったニャン」

719: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/25(月) 22:41:25.36 ID:fCK0yg5Y0
ジバニャン「」タタタタタ

ドサドサッ

みゆき「あ、何か落としていったよ」

やよい「チョコバーを落としたね」

あかね「あのネコ気づいてへんで・・・」

なお「拾ってあげよう」

れいか「どうしてネコがチョコを・・・?」

やよい「あ、これチョコバーじゃなくてチョコボーになってる・・・」

みゆき「じゃあそのチョコボーを届けよう」

れいか「・・・・・」

れいか「待ってください」

みゆき「え?」

720: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/25(月) 23:04:21.28 ID:fCK0yg5Y0
れいか「没収しましょう、その駄菓子を」

みゆき「ええ~!?」

なお「それはかわいそうなんじゃないのかな?」

れいか「ネコにはチョコの原料であるカカオ豆に含まれている成分の一つ、
    デオブロミンに耐性がありません。食べると中毒症状を引き起こします」

あかね「そら初めて知ったわ」

みゆき「そうなの?」

れいか「ですから・・・」

ジバニャン「あーありがとニャン♪まさか落としてたなんて知らなかったニャン」

ウィスパー「よかったですね~」

やよい「今度は気をつけてね」

れいか「やよいさん!?」

721: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/25(月) 23:14:53.04 ID:fCK0yg5Y0
れいか「今の話聞いてましたか!?」

やよい「ネコの話のこと?」

れいか「みゆきさん、あかねさん、なおにも言いましたがネコにはチョコの原料であるカカオ豆に
    含まれているデオブロミンという成分に耐性がありません」

れいか「デオブロミンがネコの体内に入ると中毒症状を起こして最悪死に至りますよ!」

やよい「そうなの?」

やよい「でもオバケには死も病気もないんだし大丈夫だって」

やよい「妖怪も死なないし病気もなんにもないよ。だってもともと死んでるし・・・」

れいか「もしかしたらそのデオブロミンで亡くなった可能性があります」

やよい「そうかな?あ、どうして妖怪になったのかを聞いてこよう」

やよい「あーどこかに行っちゃった・・・」

やよい「これじゃ話を聞けないよー」

722: HapeyHapey ◆0VYKhvB8ZY 2016/01/25(月) 23:19:25.76 ID:fCK0yg5Y0
みゆき「いつの間にいなくなってたの?」

あかね「あいさつもなしにいなくなってしもたか・・・」

なお「しょうがないから先に進もう」

みゆき「そうだね」

れいか「その前に回復しましょう、ハイポーションを3つずつ使った後
    マジックウォーターを4つずつ使いましょう」

そして

みゆき「さて、先に進もう」

れいか「十分に用心してください」

やよい「もうゲイザーはいや・・・」