【東方】幻想入りして1年が経ちます【安価】 前編

597: ◆TpifAK1n8E 2015/09/24(木) 21:24:07.57 ID:4eWeifzM0
――――――2日目 夜――――――


貴方は神社へと帰宅しました。
ただいま、と、貴方が声をかければ、「おかえり」と言ってくれる神社の皆さんです。
何でも無いようなことが幸せだったと思える瞬間です。


―――守矢一家食事中…


さて、晩御飯を終えましたので、自由時間です。

598: ◆TpifAK1n8E 2015/09/24(木) 21:25:55.64 ID:4eWeifzM0
安価↓2

1.片付けをしましょう。早苗さんの所へ行きます。
2.なんだかお疲れの様子。神奈子様の所へ行きます。
3.もうおねむでしょうか。諏訪子様の所へ行きます。

600: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/24(木) 21:27:29.28 ID:128OdzUdO
2

602: ◆TpifAK1n8E 2015/09/24(木) 21:53:08.07 ID:4eWeifzM0
2.なんだかお疲れの様子。神奈子様の所へ行きます。

神奈子「うーん…あら、【貴方】。恥ずかしい所見せちゃったわね」

しかめた顔で肩を回しながら、貴方にそう言う神奈子です。
貴方は、どうかされましたか?と、聞きますと。

神奈子「なんだか疲れが溜まってね…一日中ダラダラしてたら、余計疲れちゃったのよ」

あはは、と、苦笑いする彼女でした。
貴方にとっては痛いほどよく分かる話でした。幻想入りする前はそのような休日を過ごしたこともありましたから。
そんな共感を持ってか、貴方は、じゃあマッサージでもしましょうか。と、提案しました。
それに対して神奈子は、

神奈子「え!?い、いやその、それはー…」

と、どうも落ち着かない様子です。貴方はそこで、しまった、と、気が付きました。
相手は女性であり、それ以前に神様であります。貴方の発言は、どちらの面で見てもAUTOです。
よかれと思って口に出しましたが、それは余りに不敬な発言でしたので、貴方は慌てて謝罪しました。

神奈子「あ、違うのよ。嫌とかじゃなくてね…あー、もう」

と、貴方の提案自体は否定しない様子な神奈子です。

603: ◆TpifAK1n8E 2015/09/24(木) 22:02:00.04 ID:4eWeifzM0
神奈子「ええい。人の子よ。我にマッサージを頼むぞ」

と、仕事モードな神奈子の口調に圧倒され、はい、と、勢いよく返事をする貴方でした。


神奈子「ん…」

貴方は結局マッサージを始めました。
時折、ツボに効いて気持ちがいいのか、声を出す神奈子です。
ですが、少し体が強張っているので、多少のやり辛さを感じる貴方でした。
そこで貴方は、リラックスして大丈夫ですよ、と、声をかけましたが、

神奈子「うー、分かってるけど、それは結構難しい…」

と、困った様な顔で呟く神奈子です。
リラックスが難しいというのは、マッサージではよく分からないと感じる貴方でした。
貴方のマッサージ技術が低いわけでは無いのですが。

神奈子「その、何か話してくれたら大丈夫になるかも」

と、神奈子からの提案が来ました。
それには当然答えなくてはなりません。

604: ◆TpifAK1n8E 2015/09/24(木) 22:02:37.63 ID:4eWeifzM0
リラックスさせるために何かしましょう。


安価 ↓1~3

適当に彼女に話題や質問や行動をお願いします。

605: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/24(木) 22:03:29.38 ID:ea9i1LOio
諏訪子さんとは親戚なの?

606: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/24(木) 22:05:47.44 ID:13Cr2bGjo
いいスタイルしてますよね

607: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/24(木) 22:08:20.67 ID:VpgyrisAo
何歳なの

609: ◆TpifAK1n8E 2015/09/24(木) 22:26:00.10 ID:4eWeifzM0
>>諏訪子さんとは親戚なの?

神奈子「いいや。元戦争相手」

さらりと恐ろしい単語を口にする神奈子です。
思わず貴方は手を止め、戦争ですと、と、聞き返しました。

神奈子「あはは、ずーっと昔の話よ。今はごらんの通りの仲だから」

と、笑いながら答える神奈子でした。
彼女の言う、ごらんの通りの仲は、貴方が見る限りとても仲は良さそうでした。
実は水面下でいがみあってるのかも知れませんが。


>>何歳なの

神奈子「確か36万…いえ、1万4千だったかしら…」

余りにもバラつきのある解答をする神奈子です。
答える気が無いか、はたまた本当に忘れてるのかは分かりませんが。

神奈子「まあ、実はそこまで年は重ねてないけど。1000年以上は生きてることは確かね」

いずれにせよ、考えもつかないほどの年月を生きている彼女です。
しかし、4ケタ以上の長寿は幻想郷では普通のことなのでしょうか。

610: ◆TpifAK1n8E 2015/09/24(木) 22:27:08.68 ID:4eWeifzM0
>>いいスタイルしてますよね

神奈子「ま、マッサージ終わり!」

ガバッ、と、体を起こし貴方から距離を置く神奈子です。
しかし、確かに彼女の体つきは素晴らしいものです。
いい体です。感動的です。無意味ではありません。

神奈子「そんなこと考えてたのね、がるるる…」

と、犬の様に唸って貴方を警戒する神奈子です。
思えば貴方は、女性に、神様に対して、マッサージをしたと思えば年齢を尋ね、
挙句の果てにセクハラ発言という不敬不敬アンド不敬な行動、及び発言の連発です。
普通なら斬刑に処されても文句は言えません。

神奈子「…まー、冗談でしょうけど。余りそういう発言はよして頂戴ね」

と、寛大なお言葉を頂き、怒りを鎮めてくださった貴方でした。
冗談半分ですが、もう半分は冗談では無いのかもしれません。

613: ◆TpifAK1n8E 2015/09/24(木) 22:31:42.13 ID:4eWeifzM0
一騒動あった貴方達でしたが、とにかくマッサージは終了しました。
どうやらそこそこ効いた様子で、神奈子は少し楽になった顔つきになりました。

神奈子「ふぅ。気持ちよかったわ。ありがとね」

と、恐れ多くもお礼の言葉を貰う貴方でした。
どういたしまして。またいつでもしてあげますよ。と、告げ、部屋を後にします。

神奈子「いやーしばらくはごめんかな…」

と、貴方が居なくなってから呟く神奈子でした。


そして―――

614: ◆TpifAK1n8E 2015/09/24(木) 22:32:21.46 ID:4eWeifzM0
好感度上昇値 ↓1

コンマ下1桁の数値

1・2・・・+1
3~5・・・+2
6~8・・・+3
9・0・・・+4

615: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/24(木) 22:32:42.32 ID:13Cr2bGjo

618: ◆TpifAK1n8E 2015/09/24(木) 22:41:12.82 ID:4eWeifzM0
好感度上昇+1

神奈子「いやはや、気が気で無かったわー…」

と、疲れが取れた様に見えて、実は余計に疲れている神奈子です。
どうにも、男性に体を触られるという経験の無い彼女にとって、
マッサージは一つの試練に値するものだったのかも知れません。

しかし、単純な好意でやってくれると言われた以上、断れもしない彼女でした。ですが、

神奈子「…単純な好意でいいのよね?あれ」

と、先ほどのスタイルいいね発言がどうにも引っ掛かる神奈子でした。

620: ◆TpifAK1n8E 2015/09/24(木) 22:46:02.92 ID:4eWeifzM0
貴方は小屋へと帰宅しました。

貴方は人里で聞いた情報のことを考えていました。
何でも、3日後に秋祭りがあるとの話です。
秋祭り、というもの自体よく分かりませんでしたが、
貴方にとって祭りとは、好意を抱く存在でした。興味以上の対象ということです。


それではお休みなさい。

621: ◆TpifAK1n8E 2015/09/24(木) 22:47:29.72 ID:4eWeifzM0
――――――Result――――――


:二日目終了時点 好感度:


東風谷早苗:2

八坂神奈子:9→10

洩矢諏訪子:2

犬走椛:1

河城にとり:9→12

鍵山雛:3


――――――Result――――――

624: ◆TpifAK1n8E 2015/09/26(土) 23:09:58.90 ID:giPZu92B0
 


・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・

・・・・



――――――3日目 朝――――――


ボボボボボ


貴方は目を覚ましました。
身支度を済ませいつも通り神社へと上がれば、既に居間には通称、守矢一家の三人がいました。
話によれば、本日も参拝客が来るとのことで、すっかり仕事モードに入っている三人でした。

邪魔にならないよう、朝食を頂いた後、買い物へと出向きましょう。ついでに知り合いと会いましょう。


さて、貴方は今日は―――

625: ◆TpifAK1n8E 2015/09/26(土) 23:12:06.61 ID:giPZu92B0
安価↓2

1.今日は仕事でしょうか。椛ちゃんに会いに行きます。
2.時計を直して貰いましょう。にとりちゃんに会いに行きます。
3.厄を祓って貰いましょう。雛さんに会いに行きます。

627: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/26(土) 23:12:37.81 ID:NeTwW0wZO

628: ◆TpifAK1n8E 2015/09/26(土) 23:25:02.07 ID:giPZu92B0
2.時計を直して貰いましょう。にとりちゃんに会いに行きます。

貴方は、そういえば、と、壊れていた腕時計を持っていることを思い出しました。
かつて貴方が幻想入りした時に付けていたアナログ式のものです。
最近まで動いていたのですが、突然と動かなくなってしまっていたのです。

デジタルなら、環境上修復は難しいでしょうが、これならにとり程の腕があれば直すことも容易でしょう。
貴方はそう思い、人里へ買い物へと行く前に、彼女の住む小屋へと出向きました。


彼女の住まいに着いた貴方は、早速時計の修理を依頼しました。

にとり「成程ねえ。ま、この位ならすぐに直せるぞ」

と、貴方の時計を見て、さも簡単だと言った様に、受諾するにとりです。
受け取った後、椅子にひょい、と座り、すぐに工具を取出し、
貴方の時計の修理を始めてくれました。

629: ◆TpifAK1n8E 2015/09/26(土) 23:38:22.61 ID:giPZu92B0
にとり「かっぱっぱーかっぱっぱーにーとりー」

随分と素っ頓狂な歌を口ずさみながら、相変わらず卓越した技術で時計を解体して行くにとりです。
彼女曰く「こんな修理、胡瓜舐めながらだって私には出来る」との事です。
胡瓜は普通は舐めないとは思いますが。

しかし、自信たっぷりの発言に違わぬ時計解体ショーは、貴方の目を釘付けにします。
じい、と、目を離さずに彼女の手先を見つめる貴方でしたが、
当のにとり本人は、ビンビンに視線を感じてどうにもやり辛い様子です。
自分の技術力を褒めて貰えるのは嬉しい彼女でしたが、見られるのは慣れていないみたいです。
一人で黙々と取り組むタイプなのでしょう。

にとり「あー、なあ、【貴方】。退屈だから何か話でも振ってくれよ」

と、少し困った様な顔をして、貴方に提案するにとりです。
貴方も、少し見過ぎてたか、と、反省し、彼女の提案を飲むつもりです。
しかし、話しながらでも大丈夫か、と、貴方は尋ねると、

にとり「大丈夫だって。まぁ見てなw」

と、彼女は笑いながら答えました。
何故だか彼女の言葉に不安を覚える貴方でした。

630: ◆TpifAK1n8E 2015/09/26(土) 23:40:41.76 ID:giPZu92B0
作業を邪魔しない程度に何かしましょう。


安価 ↓1~3

適当に彼女に話題や質問や行動をお願いします。

631: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/26(土) 23:54:07.13 ID:31/fJvNCo
さっきの歌って誰が作ったの?

632: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/26(土) 23:54:42.61 ID:VJzH2VWmo
皿はあるのか

633: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/27(日) 00:07:50.60 ID:4SOUxGHVO
きゅうりどうぞ

634: ◆TpifAK1n8E 2015/09/27(日) 00:22:45.23 ID:eCreirWO0
>>さっきの歌って誰が作ったの?

にとり「…自分」

顔を俯かせて答えるにとりです。
歌を作るのは別にいいのですが、自分の名前を歌詞に含めるのは勇気がいる行為だと思いました。
その事を貴方は彼女に言うと、

にとり「何が可笑しい!!」

と、物凄い形相で怒鳴られました。別にからかうつもりはありませんでしたが。


>>皿はあるのか

にとり「お前の河童はそのイメージなのか?皿なんて無いぞ」

と、貴方の疑問は一蹴されてしまいました。
貴方の中では、河童と言えば頭に皿があるイメージでしたので、
失礼かと思いつつも聞いてみましたが、そんなことは無かったようです。

しかし、その後でにとりは、

にとり「本当に無いからな。絶対頭に触るなよ、絶対だぞ」

と、続けるのでした。言わなければいい事を素直に言う彼女です。
何故触ってはいけないのかは結局分からず仕舞でした。

635: ◆TpifAK1n8E 2015/09/27(日) 00:23:11.97 ID:eCreirWO0
>>きゅうりどうぞ

にとり「お、サンキュー」

と、貴方の土産にしていた胡瓜を受け取り、礼を述べるにとりです。
そして受け取った胡瓜をそのまま、ポリポリを食べ始めました。

にとり「ガシャガシャ。ぐァつぐァつぐァつ。この胡瓜がまた…」

豪快な食べっぷりをしながらも、片手は時計を直しています。
先ほどの胡瓜舐めながら修理できる発言が嘘では無かったことが証明されました。

しかし、半分程食べきった所で、ピタリと彼女の手は止まりました。
そしてその顔は、やっちゃったと言わんばかりの顔つきです。

にとり「…」

硬直したまま、だんだんと顔が赤くなって行きます。
それもその筈、つい先日、目の前で食べるのがはしたないと言ったばかりなのに、もうそれを破ってます。
他のことに夢中になると、どうもそれ以外が疎かになりがちになる質だったみたいです。

結局、その食べてない半分を仕舞って、再び黙々と修理を始めました。

636: ◆TpifAK1n8E 2015/09/27(日) 00:31:48.72 ID:eCreirWO0
それから少し経ちまして、どうやら時計は再び正常に動き始めたようです。

にとり「さ、終わったぞ」

にとりはほら、と、貴方に腕時計を帰しました。
ありがとう、と、貴方は礼を述べ受け取ります。
元の腕時計に比べるとやけにコーティングがされていますが。

にとり「ついでに時計に妖怪探知機を付けておいた。まあ、用途はその名の通りだな」

と、随分ありがたく思える装置が取り付けられたようです。
どうやら力のある妖怪が近づくと、付いてあるランプが光る模様。もう本来の機能がおまけです。
とにかく、貴方はお礼の言葉と代金を置き、小屋を後にしました。


そして―――

637: ◆TpifAK1n8E 2015/09/27(日) 00:32:48.26 ID:eCreirWO0
好感度上昇値 ↓1

コンマ下1桁の数値

1~4・・・+1
5~7・・・+2
8・9・・・+3
0・・・+4

638: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/27(日) 00:33:19.62 ID:7agVKBdfO
あい

641: ◆TpifAK1n8E 2015/09/27(日) 00:42:32.16 ID:eCreirWO0
好感度上昇 +1

にとり「ううう、まさか目の前で赤っ恥を…」

机に突っ伏しながら頭を抱えるにとりです。
貴方が帰った後、先ほどの胡瓜を貪り食うのを貴方の目の前で晒したことを後悔しているのでした。

にとり「うーん…前は別に目の前で食べるのも平気だったんだけどなあ」

なんでだろう、と、疑問に思う彼女です。
羞恥心、と言うものは勿論彼女にもありますが、
その行為が何故羞恥となる様になったのかが分からない彼女でした。

642: ◆TpifAK1n8E 2015/09/27(日) 00:44:26.09 ID:eCreirWO0
――――――2日目 夜――――――


貴方は神社へと帰宅しました。
本日もやはり盛況だった様子で、そしてやはりほくほく顔なお三方なのでした。
しかし、多少の疲れはある様子でしたので、今日の晩御飯は貴方が作ります。


―――守矢一家食事中…


さて、晩御飯を終えましたので、自由時間です。

643: ◆TpifAK1n8E 2015/09/27(日) 00:48:44.31 ID:eCreirWO0
安価↓2

1.お風呂を沸かしましょう。早苗さんの所へ行きます。
2.洗濯物を畳んでいます。神奈子様の所へ行きます。
3.晩酌のおつまみを作っています。諏訪子様の所へ行きます。

645: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/27(日) 00:49:10.59 ID:e5Hazg+eo

647: ◆TpifAK1n8E 2015/09/27(日) 00:56:26.86 ID:eCreirWO0
2.洗濯物を畳んでいます。神奈子様の所へ行きます。

居候の身で図々しくも暇な貴方は、神奈子の部屋に行きました。

神奈子『【貴方】か。入っていいぞ』

部屋の前で声をかけると、入室の許可を下さる神奈子です。
貴方は静々と襖を開け、部屋に入りますと、洗濯物を畳んでいる彼女が目に入りました。
さながらその姿は、母の様な暖かさを感じる光景でした。

神奈子「丁度良かった。手伝ってくれるか?」

と、貴方に頼む神奈子です。
貴方は二つ返事で了解し、彼女の手伝いを始めました。
暇だと自分で認識している以上、断る道理はありません。

648: ◆TpifAK1n8E 2015/09/27(日) 01:07:30.85 ID:eCreirWO0
それにしても、仕事モードな口調は継続中の様です。
女性を感じさせる柔らかな口調では無く、格上であろう存在を示す、堅い口調でした。
一度どちらかの口調になると、少しの間戻らない様です。

神奈子「まっ!この口調は気にしないでくれ」

貴方のその考えを読み取られたか、神奈子は先手で口調に関して言及しました。
貴方自身、仕事と休日で口調が変わる人を何人か知っているので、
彼女の望む通り、別に気にすることはありませんでした。

しかし、神様が洗濯物を畳むなんて家庭的なこともするんですね、と、貴方は尋ねました。
それに神奈子は、

神奈子「そりゃそうさ。早苗に家事を全部任せる訳には行かないだろう」

と、答えました。
神様らしく無い、と、一瞬貴方は考えましたが、そもそも神様らしいとは何か、と、次に考え始める貴方でした。
しかし、難しいことを考えるのは面倒な貴方でしたのですぐに考えるのを辞めました。

649: ◆TpifAK1n8E 2015/09/27(日) 01:09:01.51 ID:eCreirWO0
畳んでいる合間にに何かしましょう。


安価 ↓1~3

適当に彼女に話題や質問や行動をお願いします。

650: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/27(日) 01:10:22.25 ID:e5Hazg+eo
洗濯物を畳んでいる姿って
なんかこう、いいですよね

651: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/27(日) 01:11:32.89 ID:EzOvASi40
どんな人が好きなんですか?

652: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/27(日) 01:18:22.02 ID:ZTeZuFKQO
終わったら諏訪子様と一緒に晩酌でもしませんか?

653: ◆TpifAK1n8E 2015/09/27(日) 01:41:18.54 ID:eCreirWO0
>>洗濯物を畳んでいる姿って なんかこう、いいですよね

神奈子「ふふ、そうかい?」

くすっ、と笑って、貴方の感想に答える彼女です。
貴方は、なんか、母の様な暖かさを感じます。と、続けて感想を言いました。
すると神奈子は、

神奈子「…母、か」

なんだか少しだけ落ち込んだ様子で、ポツリと呟きました。
神様に母、と言うなどと、これは失礼な言葉だったのでしょうか。
貴方は彼女の様子から、今の母親みたい発言は失言だったと判断し、謝りました。
しかし、

神奈子「あぁ、いや。別に怒っちゃいないんだよ。誤解させて済まない」

と、逆に謝られてしまいました。
貴方は、では何故落ち込んだんですか?とは何となく雰囲気から聞けず、
別の話題を出して少しだけ変になった空気を戻すことにしました。

654: ◆TpifAK1n8E 2015/09/27(日) 01:41:50.53 ID:eCreirWO0
>>どんな人が好きなんですか?

神奈子「そうだな。素直で、正直な奴が好きだ」

と、惜しげも無く情報を流してくださる神奈子です。
これはいい事を聞いた、と、満足顔を浮かべる貴方でした。

神奈子「変な【貴方】だな、そんなに嬉しそうにして」

と、満足そうにする貴方を見て少しだけ訝しげな顔をする神奈子でした。


>>終わったら諏訪子様と一緒に晩酌でもしませんか?

神奈子「ほっほーう。お前から誘うのは珍しいな」

と、ニヤリと口元を吊り上げ、乗り気な彼女です。
ついさっき、諏訪子がおつまみを作っているのを見かけて提案した貴方でしたが、
彼女達の酒豪っぷりを思い出し早くも後悔する貴方でした。
まずった、と思い、洗濯物を畳み終えた貴方は席を立ち逃げようとしましたが、

神奈子「逃がさん、お前だけは」

と、ガシリと腕を掴まれる貴方でした。
ヤメテクダサーイ、シニタクナーイ、と、貴方のか細い懇願も虚しく、諏訪子と合流させられる貴方でした。
地獄の宴の始まりです。

655: ◆TpifAK1n8E 2015/09/27(日) 01:50:20.73 ID:eCreirWO0
さて、おつまみも無くなって晩酌を終える三人です。
フラフラな貴方を見て、

神奈子「布団もあるから泊まってってもいいんだぞ?」

と、有り難いお言葉をくださる神奈子です。
しかしつい三日前もお世話になったばかりなので、大丈夫です、帰ります。
と、あちこちに体をぶつけながらも帰宅する貴方でした。

神奈子「大丈夫じゃ無いだろうに全く…」

と、千鳥足で小屋に帰る貴方を見て、やれやれ、と、溜息をつく神奈子でした。


そして―――

656: ◆TpifAK1n8E 2015/09/27(日) 01:51:10.33 ID:eCreirWO0
好感度上昇値 ↓1

コンマ下1桁の数値

1~4・・・+1
5~7・・・+2
8・9・・・+3
0・・・+4

657: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/27(日) 01:51:20.11 ID:+n+r49A9O

658: ◆TpifAK1n8E 2015/09/27(日) 02:01:37.48 ID:eCreirWO0
好感度上昇 +1

神奈子「…母、か」

洗濯物を畳んでいる際、貴方から言われた言葉を反芻する神奈子です。
やはり母の様だ発言を気にしているようでした。
その理由は、単に自分をおかん呼ばわりされたくなかった、という物では無く、

神奈子「やっぱり、親の元を離れると、恋しくなるものなのか?」

と、誰かに母性を求めているのか否か、と、疑問に思ったからでした。
そして続けて、こう呟きました。

神奈子「…そうなのか?…早苗」

勿論、今、出てきた名の本人は此処にはいません。
しかし、貴方と同じく親元を離れ、一人この世界に来た少女の名を言わずにはいられない神奈子でした。

659: ◆TpifAK1n8E 2015/09/27(日) 02:04:51.12 ID:eCreirWO0
貴方は小屋へと帰宅しました。

散々飲まされた事で残り少ないヒットポイントで、何とか布団を敷くことに成功しました。
そしてすぐにゴロンと、布団に横になる貴方です。
大きな星が点いたり消えたりしている、と、見えもしない星を幻覚で見た後で意識を失う貴方でした。


それではお休みなさい。

660: ◆TpifAK1n8E 2015/09/27(日) 02:10:21.72 ID:eCreirWO0
――――――Result――――――


:三日目終了時点 好感度:


東風谷早苗:2

八坂神奈子:10→11

洩矢諏訪子:2

犬走椛:1

河城にとり:12→13

鍵山雛:3


――――――Result――――――

665: ◆TpifAK1n8E 2015/09/27(日) 19:55:04.63 ID:eCreirWO0
 


・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・

・・・・



――――――4日目 朝――――――

チュンチュン チュンチュン


貴方は目を覚ましました。
昨夜に散々飲まされたせいか、一時間ほど寝過ごしてしまってから慌てて神社に向かう貴方です。
居間に入ると、机の上には、貴方の分の朝食と、買い物に行って貰うことをお願いする言葉と買う品物のリストが書かれているメモが乗ってありました。

貴方は申し訳無く思いつつも、朝食を頂いた後、買い物に出かける事にしました。知り合いに会うことは忘れません。


さて、貴方は今日は―――

666: ◆TpifAK1n8E 2015/09/27(日) 19:55:52.79 ID:eCreirWO0
安価↓2

1.今日は暇な様です。椛ちゃんに会いに行きます。
2.また泳いでいるのでしょうか。にとりちゃんに会いに行きます。
3.随分と調子よさそうですねぇ。雛さんに会いに行きます。

668: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/27(日) 19:56:15.58 ID:MpO3UgswO
2

669: ◆TpifAK1n8E 2015/09/27(日) 20:26:44.81 ID:eCreirWO0
2.また泳いでいるのでしょうか。にとりちゃんに会いに行きます。

秋の到来も近づきつつありますが、まだ少しばかり暑い日が続きます。
そんな時は川原で涼むのがベストです。その間、にとりに会うのはいけないことでしょうか。
と、買い物をすぐに済ませた貴方は、にとりの小屋まで向かうことにしました。

川原に着くと、彼女の小屋の傍らの川でのびのびと泳ぐ、にとりの姿を見つけられました。
水かきらしきものは見当たらないのに、とてもゆっくりな動作なのに早いスピードで泳ぎます。
そんな素敵な泳ぎをする彼女の姿に、声もかけずに眺めている貴方でした。
すると、

にとり「…!おうい、【貴方】ー!」

と、貴方の姿を見つけたにとりは、水に浸かりつつブンブンと手を大きく振り、貴方の名を呼びました。
それに貴方も手を振って答えます。
そして、涼みに来たんだけど、いいかな?と、尋ねました。

にとり「勿論!【貴方】もこっちにおいでよ!」

と、彼女は快諾してくれます。一緒に涼みましょう。

670: ◆TpifAK1n8E 2015/09/27(日) 20:47:24.36 ID:eCreirWO0
にとり「ねぇ、涼みに来たなら一緒に泳がない?」

川の近くの岩場に腰を下ろした貴方に、にとりは提案を挙げました。
確かに、涼しくなるならば川に入れば最も手っ取り早いでしょう。
しかし、裸になるわけにも行かず、服を着たまま入るわけにも行かず、入りたくても入れない状況です。
そのことを彼女に伝え、やんわりと断ろうとする貴方でしたが、

にとり「んー?服着たまま入っても大丈夫だよ」

と、何でも無いと言った風に貴方に泳ぐよう催促するにとりです。
貴方は、落ち着きたまえ^^;と、彼女を宥めますが、もう既に彼女の中では一緒に泳ぐのは決定しているようです。
ぐいぐいと貴方の服を引っ張りながら川へと連れて行きます。

にとり「じゃ、レッツゴー!」

貴方を連れて、川へとダイブするにとりです。にとりに連れられて、川へとダイブさせられる貴方です。
あっという間に服に水が浸み込み、川の中なのにズシンと体が重くなります。
浸水だと、これが私の最後と言うか。と、貴方は少々慌てますが、

にとり「ほら、私が支えてあげるから」

と、にとりに抱えられて事なきを得ました。何故涼むのにこんなにスリルがいるのでしょうか。
貴方は彼女に文句を言おうとしますが、楽しそうに笑顔を見せる彼女を見ると、その気も失せてしまいます。
取りあえず今は楽しむこととする貴方でした。

671: ◆TpifAK1n8E 2015/09/27(日) 20:49:10.81 ID:eCreirWO0
ただ泳ぐだけのも飽きますので何かしましょう。


安価 ↓1~3

適当に彼女に話題や質問や行動をお願いします。

672: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/27(日) 20:53:38.43 ID:rxT3o/Bxo
にとりちゃんも着衣水泳が基本なんですね

673: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/27(日) 21:04:40.45 ID:EzOvASi40
後でちゃんと、服を乾かしてね?

674: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/27(日) 21:08:03.61 ID:XooY/XcYo
その服濡れてね?

675: ◆TpifAK1n8E 2015/09/27(日) 21:26:59.10 ID:eCreirWO0
>>にとりちゃんも着衣水泳が基本なんですね
>>その服濡れてね?

にとり「この服は水を完全に弾くんだよ。だから着たまま入っても平気なの」

と、彼女の来ている服を自慢げに見せつけながら語るにとりです。
少しだけその生地を触らせてもらうと、なんという不思議な肌触りでしょか。
さらさらで心地よい肌触りなのに、水が染みる気配は全く見せません。

にとり「ふふ、河童の技術力って凄いでしょ?」

またも、そう自慢げにするにとりです。どうやら褒めて欲しいようです。
貴方は、うん。凄いなあ、と、彼女を褒めてあげると、やはり満面の笑みを浮かべるのでした。
しかし貴方は、濡れ透けが完全に封じられるこの服が幻想郷に浸透して欲しくは無い、
と、いかがわしい心配をせずにはいられませんでした。

676: ◆TpifAK1n8E 2015/09/27(日) 21:35:39.79 ID:eCreirWO0
>>後でちゃんと、服を乾かしてね?

にとり「任せて任せて。自動乾燥機なるものがこの家にはあるんだ」

と、随分と先進的なものがあることを教えてくれました。
しかし、電気が無くて大丈夫なのでしょうか。
そのことをにとりに尋ねますと、

にとり「電気?まぁ、よく分からないけど、私の持っているものはそんなのは要らないよ」

と、やはり自身あり、と言う表情で答えました。
貴方は、それは便利だね、助かるよ。と、彼女に言いますと、

にとり「でも、12時間くらい自転車を漕がなきゃ使えないんだけど、頑張ってくれる?」

と、まさかの人力発電を依頼されました。
貴方は当然、それなら濡れたまま帰るよ、と、言いますが、その言葉に少しだけしょんぼりするにとりでした。

しかし、12時間で乾燥機が使えるのは凄いのか、そもそも人力発電出来るのは凄いのか、
と言うより自転車はこの世界にあったのか、と、様々な疑問が浮かぶ問答でした。

678: ◆TpifAK1n8E 2015/09/27(日) 21:55:17.39 ID:eCreirWO0
さて、一しきりたっぷり泳ぎますと、もう神社に着く頃には夕方になる時間まで来ていました。
貴方は川から上がり、上着だけ軽く絞って、結局びしょ濡れのまま帰ることにしました。
その様子を見て、少し申し訳なさそうな顔をしたにとりは、

にとり「ごめんね…つい、気分が高揚しちゃって…」

貴方を川へとダイブさせたことに罪悪感を抱いたのか、謝るにとりでした。
今となってはもう気にしていない貴方は、楽しかったよ。と、彼女を責めず、結果として楽しめたことを伝えます。
その言葉を聞いて、ぱあ、と、明るくなるにとりでした。

貴方は、歩いているうちに乾くだろう、と、そのまま帰ることにしました。


そして―――

679: ◆TpifAK1n8E 2015/09/27(日) 21:56:08.07 ID:eCreirWO0
好感度上昇値 ↓1

コンマ下1桁の数値

1・2・・・+1
3~5・・・+2
6~8・・・+3
9・0・・・+4

680: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/27(日) 21:56:36.47 ID:ZTeZuFKQO

685: ◆TpifAK1n8E 2015/09/29(火) 22:52:30.97 ID:k3Vk7P6W0
 


好感度上昇+3

にとり「い、一緒に泳いじゃった」

濡れ鼠で帰る貴方を見送った後で、ほう、と溜息をつきながらそう呟くにとりです。
今思えば随分大胆な事をした、と、少し反省する彼女でしたが、
共に泳いだ、というのは、彼女にとって大切な思い出となるようでした。

にとり「次は何をしようかな…一緒にお昼寝とかしちゃおうかな…」

一般的には泳ぐよりもハードルは低いかも知れませんが、彼女にとってのそれは高い模様です。
その後も暫くの間、貴方と何をしようかと妄想にふける彼女でした。




※【河城にとり】の個別ルートが解禁されました※

686: ◆TpifAK1n8E 2015/09/29(火) 22:53:38.10 ID:k3Vk7P6W0
――――――4日目 夜――――――


貴方は神社へと帰宅しました。
歩いているうちにすっかり服は乾いたようで、特に守矢の皆さんに心配をかけることはありませんでした。
しかし、乾くまでの数時間を休まずに山を登り続ける貴方はやはり普通の人間では無いのか知れません。


―――守矢一家食事中…


さて、晩御飯を終えましたので、自由時間です。

687: ◆TpifAK1n8E 2015/09/29(火) 22:54:44.14 ID:k3Vk7P6W0
安価↓2

1.片付けをしましょう。早苗さんの所へ行きます。
2.企んだ顔で貴方を見ています。神奈子様の所へ行きます。
3.もうおねむでしょうか。諏訪子様の所へ行きます。

689: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/29(火) 22:55:32.29 ID:eSIImwghO
2

691: ◆TpifAK1n8E 2015/09/29(火) 23:16:13.17 ID:k3Vk7P6W0
2.企んだ顔で貴方を見ています。神奈子様の所へ行きます。

神奈子「来たわね…【貴方】」

と、言いながら鋭い眼光で貴方を見る神奈子です。
さっきからビンビンに感じる視線に根負けして彼女の所に行く貴方でしたが、
行かなければよかったかも知れないと後悔するのは数秒遅い話でした。

神奈子「フフフ、怖いかしら?」

手をわきわきさせながら貴方ににじり寄る彼女に戦々恐々する貴方です。
何をさせられてしまうのかと、驚き九分九厘、期待九割一分一厘で緊張しています。

少しビビり顔になる貴方をニヤ、と、邪悪な笑いを浮かべつつ、

神奈子「この前のマッサージのお礼をマッサージで返してあげるわ!そこに寝なさい!」

と、腕まくりをしながらびし、と、寝っころがるよう床を指刺す神奈子でした。
大袈裟な演出をしてやってくれることは、恐れ多くも神様直々のマッサージでした。
或いは前回のセクハラ発言に対するお礼なのでしょうか。

693: ◆TpifAK1n8E 2015/09/29(火) 23:30:07.69 ID:k3Vk7P6W0
神奈子「ほら、どう?上手いでしょう」

グイグイと、体重をかけつつ指圧をかけて頂いております。
ツボを重点的に捉えた彼女のマッサージは、成程自分で上手いと言うだけのことはあります。
しかし、相手は神様。貴方も流石に緊張してしまいます。

神奈子「んー?ほらー、体が固いわよ。リラックスリラックス」

この前と人物が入れ替わっただけで、ほぼ全く同じシチュエーションです。
なので貴方はそれに沿って、何か話して頂けると大丈夫かもしれません。と、言いました。
するとやはり神奈子も同じシチュエーションに沿って、

神奈子「ふふ、貴方、いいスタイルしてるわね」

と、少し笑った声で答えました。セクハラ発言を同じセクハラ発言で返されました。
しかし、女性のその発言はセクハラっぽく無いのはどうしてなのでしょうか。
そんなことを考えていると、

神奈子「…本当に、いい体つきね」

と、マッサージも止めてペタペタと貴方の体を触る彼女です。
首だけ動かして彼女を見ると、真剣な顔つきで貴方の体を触っています。
マッサージはどこに行ったのでしょうか。

694: ◆TpifAK1n8E 2015/09/29(火) 23:30:43.15 ID:k3Vk7P6W0
何か変なふいんき(変換出来ない)ので何かしましょう。


安価 ↓1~3

適当に彼女に話題や質問や行動をお願いします。

695: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/29(火) 23:32:52.29 ID:sjbY2gZxo
貴方ほどではありませんよ(ニッコリ)

696: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/29(火) 23:33:22.16 ID:ngHFm9Hgo
(驚き九分九厘、期待九割一分一厘だと足すと十割超えちゃうよね)

マッサージ抜きにそう触られるとなんだかドキドキしてしまいますね

697: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/29(火) 23:33:47.71 ID:7ZspXMN60
あなたのほうが魅力的ですよ

698: ◆TpifAK1n8E 2015/09/29(火) 23:58:10.12 ID:k3Vk7P6W0
>>貴方ほどではありませんよ(ニッコリ)
>>あなたのほうが魅力的ですよ

神奈子「比較出来るものじゃないでしょ?」

と、苦笑いしつつ答える神奈子です。
勿論相変わらず貴方の体を触りつつです。
ペタペタと少しづつ触ってた手つきは、少しづつ大胆になって来ています。

神奈子「へぇー。意外に筋肉があるのね…」

ぐいぐいと、躊躇無く貴方の腕や背中を揉みます。
揉むとはいえ、その手つきは最早マッサージではありません。
貴方は少しくすぐったくなり、逃げようとしますが、

神奈子「もう、動かないでよ」

と、ガシリと神奈子に体を押さえつけられる貴方でした。
状態としては、うつ伏せになる貴方に跨りながら体を触る神奈子です。
マッサージとして見ればそう見えるかもしれません。
神奈子の体の殆どが貴方の背中に密着していなかったらですが。

699: ◆TpifAK1n8E 2015/09/30(水) 00:01:21.33 ID:layS/p5R0
>>マッサージ抜きにそう触られるとなんだかドキドキしてしまいますね

神奈子「うん?…うん!?」

貴方のその発言に、1オクターブ高い声を出して硬直する神奈子です。
これまでの大胆なボディタッチは天然だったのでしょうか。
いつの間にかマッサージでは無く、変な店っぽい雰囲気になってる事にようやく気付く彼女でした。

神奈子「~~~ッ!」

ひっくり返った声を出しながら飛びずさってその勢いでひっくり返る神奈子です。
貴方は、随分な勢いで飛んだ彼女を心配して、大丈夫ですか?と、言いながら手を貸そうとしましたが、

神奈子「い、いらない!」

パッシィアと手を弾かれてしまいました。貴方は深い悲しみに包まれました。
しかし、当の本人は依然パニック状態のまま、

神奈子「ま、マッサージ終わりー!」

ピシャリ、と、非常に残念な宣言をするのでした。
その様子を見て、貴方は、ヘタな事を言わなければ良かった。と、しょげかえるのでした。

700: ◆TpifAK1n8E 2015/09/30(水) 00:07:35.72 ID:layS/p5R0
後半部分は妖しい雰囲気でしたが、前半部分のマッサージは効いた様子。
貴方は何となく体が軽くなった様な感覚がしました。
貴方は、気持ちよかったですよ。ありがとうございました。と、お礼を述べますが、

神奈子「気持ちよかった!?…あ、マッサージね、マッサージよね」

と、まだ動揺が収まらない様子の彼女でした。
マッサージで無ければなんなのでしょう。
ともかく貴方は、次はまた此方がして差し上げますね。と、言い、部屋に戻るのでした。

神奈子「堪忍して欲しいわ…」

と、やはり貴方が居なくなってから呟く神奈子でした。


そして―――

701: ◆TpifAK1n8E 2015/09/30(水) 00:08:03.24 ID:layS/p5R0
好感度上昇値 ↓1

コンマ下1桁の数値

1・2・・・+1
3~5・・・+2
6~8・・・+3
9・0・・・+4

702: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/30(水) 00:08:34.68 ID:rEf+Pb1fo

704: ◆TpifAK1n8E 2015/09/30(水) 00:23:18.94 ID:layS/p5R0
好感度上昇 +3

神奈子「うああ、なんてことを…」

と、未だに部屋で頭を抱えながらジタ…ジタ…と、床に寝転がりながら手足をバタつかせて猛省する神奈子です。
勿論、下心は全く無く、男性の体の"構造"に興味津々だった彼女でしたが、
客観的に考えると、確実に目的を勘違いされる行為だと認識してしまっていました。

神奈子「…でも、ガッチリしてて…鋼鉄の体がこんなにソフト…」

と、訳の分からない表現をして評論する自分がいたことに気付き、
再びジタバタと猛省する神奈子でした。

その後も、貴方の体つきが手の触感から離れず、本人にしか分からない苦しみを続けるのでした。

706: ◆TpifAK1n8E 2015/09/30(水) 00:28:10.99 ID:layS/p5R0
貴方は小屋へと帰宅しました。

今日の人里は随分と賑わっていることを思い出した貴方です。
そう、秋祭りという一大イベントが明日あるとのことです。
一人で行くのも悪くありませんが、やはり仲のいい子と一緒に行きたいところです。
そんな考えを持つ貴方は、あの人を誘おう、と、心に決めて、床につく事にしました。


それではお休みなさい。

707: ◆TpifAK1n8E 2015/09/30(水) 00:29:13.08 ID:layS/p5R0
――――――Result――――――


:四日目終了時点 好感度:


東風谷早苗:2

八坂神奈子:11→14

洩矢諏訪子:2

犬走椛:1

河城にとり:13→16【恋慕】

鍵山雛:3


――――――Result――――――

711: ◆TpifAK1n8E 2015/09/30(水) 23:36:56.54 ID:layS/p5R0
 


・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・

・・・・



――――――5日目 朝――――――


ピーチク ピーチク


貴方は目を覚ましました。
さて、本日は人里で秋の豊作祈願お祭りフェスティバルがあるとのことです。
貴方は具体的な催しは分かりませんが、祭りと聞けば居ても立っても居られない男でした。
参加させて頂くのは勿論、どうせなら楽しみは共有したい、と、考えている貴方です。

そして貴方は、寝る前に決めたあの子を誘う事にしました。


貴方は……

712: ◆TpifAK1n8E 2015/09/30(水) 23:40:21.75 ID:layS/p5R0
安価↓1~5の多数決にしてみます。

1.早苗さんを誘ってみることにしました。
2.諏訪子様を誘ってみることにしました。
3.神奈子様を誘ってみることにしました。
4.椛ちゃんを誘ってみることにしました。
5.にとりちゃんを誘ってみることにしました。
6.雛さんを誘ってみることにしました。

714: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/30(水) 23:40:47.99 ID:hI3fyud9o

723: ◆TpifAK1n8E 2015/10/03(土) 20:55:13.34 ID:jM381/OB0
前回突然辞めてしまって申し訳ありませんでした。
 


3.神奈子様を誘ってみることにしました。

貴方は、ここ数日で体を触り合った仲である神奈子様をお誘いすることにしました。
しかし、本日も参拝客が来るとのことで、部屋で身嗜みを整えているようです。
人前には出ないのですが、心構えというものでしょう。

祭りが本格的に始まるのは夕方以降です。
きっと夜には予定は空いている頃でしょう。

やってやる、やってやるぞ。と、貴方は自分を奮い立たせ、彼女のいる部屋へと向かいました。


場面はすぐに変わり、早くも神奈子の部屋の前です。
貴方は、神奈子様、いらっしゃいますか。と、部屋の前で尋ねます。すると、

神奈子「あぁ、いるよ。用があるなら入れ」

と、威圧感のある、堂々とした声で貴方を招きました。
さて、うまくお誘い出来るのでしょうか。できらぁ。

724: ◆TpifAK1n8E 2015/10/03(土) 20:58:27.40 ID:jM381/OB0
神奈子「珍しいね、朝にお前が来るなんて」

部屋に入れば、キッチリと身嗜みを整え、やはり神様であることを思わせる威風堂々とした姿の神奈子がいます。
普段の親しみ易い彼女とは違う、遥か格上の存在を感じ取れます。
誘うなら休日モードのうちに誘っておくべきだったのかも知れませんが、後悔先に立たずです。

とにかく貴方は、少し話したいことがあります。と、話を始めました。
それを聞いて神奈子は、

神奈子「ほう、何か相談か。良いだろう。聞いてやろうぞ」

と、逐一圧力のある言い方で返します。
マッサージでくんずほぐれつになってる彼女とはどえらい変わり様ですが、
これもある意味普段の彼女と言えるでしょう。

とりあえず、祭りの話題を出さなくてはなりません。


貴方は―――

725: ◆TpifAK1n8E 2015/10/03(土) 21:00:56.84 ID:jM381/OB0
安価↓3

1.真っ直ぐ行ってぶっ誘う。ストレートに祭りに誘いました。←好感度+?
2.まだあわあわわあわわわ。まだ慌てずに祭りに誘いました。←好感度+?

728: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/03(土) 21:02:08.77 ID:DuSkQAKuo
2

730: ◆TpifAK1n8E 2015/10/03(土) 21:17:34.61 ID:jM381/OB0
2.まだあわあわわあわわわ。まだ慌てずに祭りに誘いました。

落ち着いて一本行きましょう。まだ慌てる様な時間ではありません。
とにかく貴方は、今日の夜には暇があるかを尋ねました。

神奈子「夜か?まぁ、参拝客もとうに帰る頃だろうし、空いていると言えば空いているな」

第一関門クリアです。貴方は心の中でガッツポーズを決めました。
それでは次に貴方は、では本日、人里で秋祭りというものがあることを知っているか尋ねました。

神奈子「ああ。豊作祈願の為のお祭りだろう?意味はあるかは知らないが…」

第二関門クリアです。貴方は心の中で小躍りを始めました。
更に次に貴方は、その祭りに興味はあるかを尋ねました。

神奈子「まあな。と、言うよりも、お前が来る前の祭りも一応は行っているしな」

第三関門クリアです。貴方は心の中でブレイクダンスを始めました。
勝ったな。と、分かり易い敗北フラグを立てる貴方です。

731: ◆TpifAK1n8E 2015/10/03(土) 21:24:02.56 ID:jM381/OB0
さあ、いよいよ本題です。
貴方は、では、今日の祭り、一緒に行きませんか。と、尋ねました。
さて、返答の程はと言うと、

神奈子「勿論。お前が行く気なら、最初から一緒に行くつもりだったよ」

ニコリ、と、笑い、とても嬉しい返事をしてくださいました。
最終関門クリア―――

神奈子「今日は四人で回れるからな。楽しみだよ」

―――では無いのかもしれません。
どうやら彼女は、守矢一家+αで祭りを回ることを検討している様子です。
貴方は当然、二人きりで回る。言わばデートに誘うつもりでした。
それを訂正して言おうとしましたが、

神奈子「おっと、参拝客が来たようだ。では、また夜に楽しみにしておこうな」

と、さっさと行ってしまわれました。なんてこったいです。


その後、結局、早苗と諏訪子に気を使われたのか、二人で回るよう神奈子に提案してくれたそうです。
貴方は二人に圧倒的感謝を述べました。


1.真っ直ぐ行ってぶっ誘う。ストレートに祭りに誘いました。←好感度+1
2.まだあわあわわあわわわ。まだ慌てずに祭りに誘いました。←好感度+0

732: ◆TpifAK1n8E 2015/10/03(土) 21:44:28.36 ID:jM381/OB0
・・・・・・・・・・・・・・・

人里での買い物も終え、守矢神社に帰宅する頃にはもう夕暮れでした。
人里から遠く離れたこの妖怪の山の奥では分かりませんが、もう祭りは始まっている時間でしょう。
貴方は玄関で、一緒に祭りを周ることを約束してくれた神奈子を待っていました。

待ってる間、部屋の奥からは、きゃいきゃいと女性陣の可愛らしい声が聞こえてきます。
貴方はその輪に入ることを早苗と諏訪子の二人に許可しないィと言われ、こうして待ち惚けています。
キャッキャウフフ出来なく、歯がゆい思いをするのと同時に、何を盛り上がっているのだろうと
期待と不安が入り混じった心境で、本命のご婦人を待っていました。

そうして十分ほど待つと、どうやらお目当ての方が来てくれたようです。
そこには―――

神奈子「お、お待たせー…」

と、顔を真っ赤にして、普段から想像できない細々とした声で神奈子がやってきました。
普段の服装である赤を主体としたカラーリングの着物を着ており、とてもふつくしいです。
しかしそれよりも真っ先に目に着いたのは、彼女の髪型が後ろでゴムか何かで括っていたことでした。
本日の彼女は世間一般で言う、ポニーテールと言う髪型をしていました。

神奈子「その、この髪は、早苗と諏訪子がね…人込みを歩くのに普段の髪型じゃ威圧感出し過ぎとか言って…」

最後が尻すぼみになって行く神奈子の発言です。
威圧感云々との話でしたが、件の二人の胸中は、その方が可愛いとかそういった理由で変えたのでしょう。
しかし、グッジョブ。と、貴方は心の中で二人に礼を言いました。
とにかく貴方は、お似合いですよ。とても可愛らしいです。と、感想を言うと、

神奈子「あ、ありが…もう、行くわよ!」

と、典型的なツンデレっぽい発言で返して頂きました。貴方はほっこりしました。

733: ◆TpifAK1n8E 2015/10/03(土) 21:54:05.36 ID:jM381/OB0
さて、メインイベントのお祭り会場に着きました。
成程確かに賑わっており、人と人との間隔も狭いものがあります。
パーソナルスペースの確保は絶望的でしょう。

ですがしかし、何故か神奈子の周りだけ開いており、必然的に隣に並ぶ貴方も空いています。

神奈子「前に来た時もこうだったのよねー。やっぱり神様パワーを感じちゃうのかしらね?」

と、今の状況をそう言って苦笑いする神奈子でした。
果たして神であるオーラを感じているからこその距離なのか、はたまた途方も無い美人だからこその距離なのか。
隣を歩く貴方を刺すような妬みの視線は後者寄りである可能性は高いです。

神奈子「ま、とにかく楽しみましょうか!」

パン、と、手を叩いて、そう宣言する神奈子です。
貴方も、お近づきになるには絶好の機会だと、いつも以上に張り切っています。

実は、貴方が祭りの前にシミュレーションしていた、
『人込みで逸れない為に手を繋いで行動しよう』作戦が早くも崩れ去っていたことは神奈子は当然知りません。


さて、出店がたくさんある場所まで来ました。
何をしましょうか―――

734: ◆TpifAK1n8E 2015/10/03(土) 21:59:58.23 ID:jM381/OB0
安価↓3

1.この勝負、運否天賦じゃない…。くじ引きをしましょう。←好感度+?
2.我はついに手に入れたぞ、永遠の命を。お面を買いましょう。←好感度+?
3.筋肉モリモリマッチョマンの変 雲だ。綿菓子を食べましょう。←好感度+?

737: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/03(土) 22:04:35.09 ID:tKAAgwVAO

742: ◆TpifAK1n8E 2015/10/04(日) 13:47:11.56 ID:46pfmC0x0
 


1.この勝負、運否天賦じゃない…。くじ引きをしましょう。

貴方はふと、くじ引きをやっている露店を発見しました。
箱の中に入っている小さく折られた紙を取り、その中に書かれている1位、2位など書かれており、
その順位に応じた景品を貰えるようです。
貴方もこの手のくじ引きは、幻想入りする前からよくやっていた方でした。
当然と言うか、ほとんど貴方にとって無価値な景品ばかりでしたが。

神奈子「くじを引くの?…まぁ、やってもいいけど」

と、少しばかり苦笑いな表情をする神奈子です。全く期待して無いのでしょうか。
そう言われると俄然やる気を出す貴方です。目に物を見せてくれてやりましょう。


貴方はくじ引きをしました。結果だけ言えば、特賞と書かれたくじを引いてしまったようです。
それもその筈、一年も数々の神々と接してきた貴方は、それはそれは素晴らしい運を味方に付けていたようです。
店員さんはぐにゃあと言った効果音が似合う顔をしていました。

神奈子は、「まあ、こうなるわよね」と、ぼそっと言いましたが、それは貴方に届かなかった様子。


店員さんがぐぬぬと言った表情で持ってきてくれた景品は、綺麗な装飾のされた指輪でした。
客引きの為に飾って置いたそれがこうもあっさり取られるとは思いも寄らなかったようです。
とにかく、有り難く頂いておくことにしましょう。

743: ◆TpifAK1n8E 2015/10/04(日) 13:54:41.54 ID:46pfmC0x0
神奈子「あんなに悔しがるなら最初から置かなきゃいいのに…ま、おめでと」

と、貴方に祝辞を贈ってくださる神奈子です。
そこで貴方はティンと来て、おもむろに、そっと彼女の手を取りました。

神奈子「え、え、【貴方】?どう、したの?」

急に手を取られて吃驚してか、酷く動揺する神奈子です。
貴方はそんな彼女の指に、先ほどの指輪を、スッ、と、嵌めました。奇跡的にサイズはぴったりだった模様です。

神奈子「あ…私に、くれるの?」

顔を赤くして貴方と指輪を交互に見ながら、そう言う神奈子です。
貴方は当然、プレゼントです。と、KOOLに述べました。

神奈子「あ、ありがとう!嬉しいわ」

そう、笑顔でお礼を言う神奈子でした。
店員さんの指輪のおかげで好感度を上げされてくれてありがとう。


1.この勝負、運否天賦じゃない…。くじ引きをしましょう。←好感度+2
2.我はついに手に入れたぞ、永遠の命を。お面を買いましょう。←好感度+0
3.筋肉モリモリマッチョマンの変 雲だ。綿菓子を食べましょう。←好感度+1




※【八坂神奈子】の個別ルートが解禁されました※

745: ◆TpifAK1n8E 2015/10/04(日) 13:57:40.85 ID:46pfmC0x0
さて、こうして体感時間で二時間ほど出店という出店を周って遊んでいると、

神奈子「お…そろそろ時間かしらね」

ふと、神奈子が貴方に言いました。
貴方は、何の時間です?と尋ねようとしますが、その声は突如放たれた轟音にかき消されました。
そして同時に貴方と神奈子の後ろの地面に影を作り出す強烈な光が空に浮かびます。

何の光!?と、貴方は空を見上げますと、

神奈子「祭りの締めはやっぱり花火よねぇ」

と、その音と光の正体の答えを出してくれました。
そう、花火の時間だったようです。

神奈子「こっちで見るのは初めてよね?どう、幻想郷の花火も綺麗なものでしょう?」

と、空を見上げる貴方を横目で見ながら、感想を聞く神奈子です。


貴方は、今日の感想を神奈子に返します。

746: ◆TpifAK1n8E 2015/10/04(日) 14:03:45.33 ID:46pfmC0x0
安価 ↓3

1.花火よりもお綺麗でございますよ。←好感度+?
2.次も二人で行きましょう。←好感度+?
3.今日のデートは楽しかったでしょうか。←好感度+?

749: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/04(日) 14:11:23.46 ID:B/GS3Eo+O

750: ◆TpifAK1n8E 2015/10/04(日) 14:41:43.60 ID:46pfmC0x0
3.今日のデートは楽しかったでしょうか。

神奈子「デッ…!?」

今日は動揺することの多い神奈子は、またも貴方のデート発言に動揺しました。

神奈子「こ、これはデートじゃないでしょ?だって」

だって、の後が詰まっている模様。
デートじゃない要素が無い今日の夜でしたので、否定出来る根拠はありません。
ですが、デートと言う事実が恥ずかしいのか、うぅ、と、唸りながら抗議する神奈子でした。
しかし、そうして少しだけ唸った後で、

神奈子「…楽しかったわよ。とっても」

と、観念したかの様に、ポツリと貴方に呟きました。
貴方も、こちらも、、とても楽しかったですよ。と、神奈子に言うと、
貴方に照れながらも笑顔で返し、再び花火を見始めるのでした。


1.花火よりもお綺麗でございますよ。←好感度+1
2.次も二人で行きましょう。←好感度+2
3.今日のデートは楽しかったでしょうか。←好感度+3

751: ◆TpifAK1n8E 2015/10/04(日) 21:50:12.26 ID:46pfmC0x0
その後、守矢神社に帰宅すると、

早苗「チューとかしちゃいました!?」

諏訪子「やった!?」

と、二人から大歓迎状態でした。
実際の所、結局手を繋ぐことすらせずに終わりと言う、初心いにも程がある結果となってましたが。
そんな怒涛の質問攻めに神奈子は、

神奈子「ああもう、何もしてないから!」

と、貴方にとって少し寂しい言葉を二人に告げるのでした。

こうして、二人からの追及をなんとか退ければ、もう夜も遅い時間です。
なので、貴方と神奈子はもう寝ることにしました。


そして―――

752: ◆TpifAK1n8E 2015/10/04(日) 21:51:12.33 ID:46pfmC0x0
好感度上昇値 ↓1

コンマ下1桁の数値

1~4・・・+1
5~7・・・+2
8・9・・・+3
0・・・+4

753: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/04(日) 21:51:27.97 ID:ul+0E+gkO

754: ◆TpifAK1n8E 2015/10/04(日) 22:07:31.16 ID:46pfmC0x0
好感度上昇+2

神奈子「はぁ…」

部屋に戻れば、先ほどの二人の質問攻めの疲れからでしょうか。溜息を出してしまう神奈子です。
と、思いきや、どうやらその溜息はそれだけの意味で出された物ではない様子です。

神奈子「…」

無言で、じい、と、手を見つめています。
正確には、貴方から嵌めて貰った指輪を見ています。

神奈子「はぁ…」

またも溜息を出して、呆けた顔でそれを見続ける神奈子です。
貴方にとっては単なるプレゼントでしたが、彼女はこの指輪の意味をどう捉えているのでしょうか。

755: ◆TpifAK1n8E 2015/10/04(日) 22:11:39.98 ID:46pfmC0x0
貴方は小屋へと帰宅しました。

着替えて布団を敷いた瞬間、その上に、どっ、と倒れこんでしまう貴方です。
それもその筈、人里と妖怪の山を今日だけで二往復です。
流石に足もくたくたなので、もうこのまま寝ることにしました。
今日は神奈子様に喜んでいただけて良かった。と、思いながら。


それではお休みなさい。

756: ◆TpifAK1n8E 2015/10/04(日) 22:12:39.76 ID:46pfmC0x0
――――――Result――――――


:五日目終了時点 好感度:


東風谷早苗:2

八坂神奈子:14→21

洩矢諏訪子:2

犬走椛:1

河城にとり:16【恋慕】

鍵山雛:3


――――――Result――――――

759: ◆TpifAK1n8E 2015/10/05(月) 22:32:41.90 ID:cn8qjTJc0
 


・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・

・・・・



――――――6日目 朝――――――

チュンチュン チュンチュン


貴方は目を覚ましました。
昨日の疲れも一晩寝ただけで取れる、妖怪めいた回復力を見せる貴方です。
その反面、神奈子はどうやら随分とお疲れだったようですが、単に体力的な意味では無いみたいです。

今日も何となく人里に買い物に行って、帰りに何となく知り合いと会いましょう。


さて、貴方は今日は―――

760: ◆TpifAK1n8E 2015/10/05(月) 22:34:57.87 ID:cn8qjTJc0
安価↓2

1.今日は暇な様です。椛ちゃんに会いに行きます。
2.昼寝にはいい天気な日です。にとりちゃんに会いに行きます。
3.随分と調子よさそうですねぇ。雛さんに会いに行きます。

762: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/05(月) 22:35:16.28 ID:GUWWinpeO

763: ◆TpifAK1n8E 2015/10/05(月) 22:52:16.68 ID:cn8qjTJc0
2.昼寝にはいい天気な日です。にとりちゃんに会いに行きます。

またまた今日もにとりに会いに行く為、川へと行く貴方です。
里へ行き川へ行き山へ行きと、休みを全力で楽しんでいる様にすら見えます。
最も、幻想入りしてからほぼ毎日を全力で過ごしていますが。

川へと着くと、岩場に腰を下ろして足をプラプラさせているにとりを発見しました。
今日は珍しく貴方から、こんにちは、にとりちゃん。と、挨拶をしました。

にとり「…あ!こんにちは、【貴方】!」

貴方の声に気付いたにとりは、やはり笑顔で手を振って歓迎してくれます。盛大にです。
貴方は、今日は泳がないんだ。と、聞くと、

にとり「うん。いい天気だからちょっとお昼寝をしようと思って…」

と、実に平和な答えが帰って来ました。
ですが成程、今日は涼しい風が吹き、太陽が暖かく差している、絶好のお昼寝日和です。
貴方はハイパーお昼寝タイムを邪魔しては行けないと思い、来たばかりですが別れの言葉を切り出そうとしましたが、

にとり「あ、あの!君も一緒にお昼寝とか、しない?」

と、素敵なアイディアを出されました。
貴方はDOKIDOKIしながらも、その提案に頷くのでした。

764: ◆TpifAK1n8E 2015/10/05(月) 23:02:01.80 ID:cn8qjTJc0
にとり「……」

現在、二人で隣り合わせに岩場に寝そべっています。
にとりは自分の手を、貴方はそこらにあった岩を枕にしてみています。猛反発枕です。
ですが、いざ寝ようとすると寝られないのが昼寝という物。
寧ろ授業中とか仕事中といったデスクワーク中に寝るのが至高です。

にとり「ね、寝た?寝て…ないよね」

少し笑いながら貴方に語りかけるにとりです。
彼女と会うときには黙りっぱなしと言う事はほとんどないので、こういう雰囲気には慣れてないのでしょう。
ならば何故このような提案をしたのか分かりませんが、貴方と一緒に居たかったと言うのならば、
こんなに嬉しいことは無いでしょう。

にとり「ちょっとだけ、お話ししようか。その内に眠れるかも知れないし…」

やはり、このままだと落ち着かないようなので、貴方に話しかけるにとりでした。
実は少しだけ眠くなって来た貴方でしたが、彼女が話したいと言うのならば拒む理由はありません。
寝るまででの少しの間、話すことにしました。

765: ◆TpifAK1n8E 2015/10/05(月) 23:04:01.98 ID:cn8qjTJc0
子供を寝かしつける要領で何かしましょう。


安価 ↓1~3

適当に彼女に話題や質問や行動をお願いします。

766: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/05(月) 23:08:34.82 ID:TdKJTWgeo
最近何か面白いこととかあった?

767: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/05(月) 23:10:21.05 ID:7ARwTaLao
今まででの最高傑作は?

768: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/05(月) 23:11:05.68 ID:Bvr9LQheO
案外風が涼しいというか冷たいので少しにとりに近づく

769: ◆TpifAK1n8E 2015/10/05(月) 23:35:01.05 ID:cn8qjTJc0
>>最近何か面白いこととかあった?

にとり「うん。昨日ね、人里で祭りがあったんだよ!」

なんとタイムリーな話題でしょう。貴方も昨日行って来たばかりです。
彼女の話に寄れば、迷彩スーツで姿を隠しつつ、雰囲気だけを楽しんでいたとのことです。
貴方は自分も祭りに来ていたことを話しました。

にとり「そうなの!?会えなかったなあ…」

と、残念そうにするにとりでした。貴方にとって、果たして良かったのか残念だったのか。


>>今まででの最高傑作は?

にとり「この、のびーるアームって奴かな」

そう言うと、にとりは近くに置いてあった鞄をごそごそと漁り始めました。
すると、鞄から、ずずいと紐の様なもので括りつけられた手が出てきました。
そしてその手がそっと、貴方の手を握ります。優先式サイコミュも吃驚です。

にとり「精密な動きが出来るんだよ。生卵だって割らずに掴めるしね」

と、いつだったかの全自動胡瓜食事機とは比較にならない傑作です。
しかしあくまで貴方目線の傑作なので、彼女の価値観で測れば実はそう変わらないかも知れませんが。

770: ◆TpifAK1n8E 2015/10/05(月) 23:44:31.06 ID:cn8qjTJc0
>>案外風が涼しいというか冷たいので少しにとりに近づく

こうして涼みながら横になっていましたが、川の近くということもあってか、
少し風が冷たいと貴方は感じ始めました。
そこで貴方は、風邪を引かない為にもこれは仕方ないことなのだ。と、自分に言い聞かせて、にとりに近づくことにしました。

にとり「……すー…」

ふと、横にいるにとりを見ると、どうやら寝息を立てている様子。
貴方と少し話をして眠くなってしまったようです。近づくなら今のうちです。

にとり「……」

接近成功です。と、少しばかり接近し過ぎたのか、だらりと横に出していた彼女の右手に、
貴方の左手がちょこんと触れてしまいました。

にとり「…!す、すー!…」

ピクリと体が反応して、顔も赤くなり、更に寝息っぽい息遣いも荒くなったにとりです。
狸寝入りしているのは確定的に明らかですが、それでも続ける彼女でした。
ファハハハ。アカチャン。カワイイ女の子です。

772: ◆TpifAK1n8E 2015/10/05(月) 23:51:27.32 ID:cn8qjTJc0
気が付くと、貴方は眠っていたようです。
はっ、と、貴方は目を覚ましますと、その寝顔をニヤニヤしながら眺めているにとりがいました。

にとり「ふふ。おはよう…じゃないね」

にとりは貴方より早く起きていたようです。
貴方は取りあえず挨拶として、おそよう。と、返しておきました。

にとり「君の寝顔、なんだか可愛かったよ」

と、まさかの可愛いと言われる側になってしまった貴方でした。言いたい側の筈でしたが。
どうでもいいですし今更ですが、彼女は休日だと二人称が「君」になるようです。
と、関係ない事を考えていると、もうそろそろいい時間の様子。
貴方は、じゃあ私守矢神社に行くね。と、にとりに別れを告げました。

にとり「あ…うん。ばいばい!」

と、寝起きの貴方をニコニコ顔で見送るにとりでした。


そして―――

773: ◆TpifAK1n8E 2015/10/05(月) 23:52:17.15 ID:cn8qjTJc0
好感度上昇値 ↓1

コンマ下1桁の数値

1・2・・・+1
3~5・・・+2
6~8・・・+3
9・0・・・+4

774: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/05(月) 23:52:36.75 ID:LQsD+GQ0O

776: ◆TpifAK1n8E 2015/10/06(火) 00:05:08.96 ID:OaNoAjDr0
好感度上昇+2

にとり「添い寝して貰っちゃった・・・!す、凄かった…」

先ほど昼寝していた岩場でゴロゴロと転がって悶えるにとりです。
彼女にとって添い寝と言うのは、とてもハードルが高かったようで、
完遂した達成感と充実感が押し寄せて来ていました。

にとり「それに、【貴方】から近づいて来てくれた…どうしよう。もう、なんだか、どうしよう!」

随分とでかい独り言ですが、それ程嬉しさを抑えきれない様です。
「次は、次は…」と、また次に貴方に会うときにしたい事の計画を練るにとりでした。

778: ◆TpifAK1n8E 2015/10/06(火) 22:46:23.75 ID:OaNoAjDr0
 


――――――6日目 夜――――――


貴方は神社へと帰宅しました。
お昼寝の効果もあってか、いつも以上にバイタリティに満ち溢れている貴方です。
とはいえ、その力を発揮する場所は現在無いのですが。


―――守矢一家食事中…


さて、晩御飯を終えましたので、自由時間です。

779: ◆TpifAK1n8E 2015/10/06(火) 22:49:19.06 ID:OaNoAjDr0
安価↓2

1.片付けをしましょう。早苗さんの所へ行きます。
2.耳の中が痒いそうです。神奈子様の所へ行きます。
3.もうおねむでしょうか。諏訪子様の所へ行きます。

781: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/06(火) 22:49:46.32 ID:zc/rbUOyo
3

784: ◆TpifAK1n8E 2015/10/06(火) 23:06:08.35 ID:OaNoAjDr0
3.もうおねむでしょうか。諏訪子様の所へ行きます。

諏訪子「だるーん…」

変な声を出しながら居間でゴロゴロするのは、守矢神社二柱の一人、諏訪子です。
あのおぞましい様な可愛い様な帽子はもう取っており、お休みスタイルに入っている様子です。
貴方は、なんだか怠そうですね、と語りかけました。

諏訪子「お?おー…【貴方】じゃん、近う寄れ近う寄れ」

横になりながら貴方を手招きする諏訪子です。
貴方は苦笑いしながら彼女に近づくと、

諏訪子「ちょっと座ってね~…うん、胡坐かいていーよ」

貴方に座るよう指示を出されました。なんだろう、と、取りあえず言われた通り胡坐をかいて座ると、

諏訪子「んしょ…あー、なんかこの姿勢楽ちん…」

諏訪子は貴方のももに顎を載せ、恍惚の表情を見せました。
蛙では無く猫か犬の様なリアクションです。

785: ◆TpifAK1n8E 2015/10/06(火) 23:22:46.32 ID:OaNoAjDr0
諏訪子「いやー中々いい太ももしているねぇ」

ぐりぐりと顎を貴方のももに押し付ける諏訪子です。見た目以上に子供に見えます。
なんだかその仕草が可愛らしくて、貴方は何となく彼女の頭を撫でました。

諏訪子「むう…神様の頭を気安く撫で無いのー。もっと有り難く撫でてー」

頭を撫でたことを咎めるのでは無く、撫で方を咎める諏訪子でした。
有り難い撫で方を知らない貴方は、取りあえずありがたやー、と呟きつつ撫でることにしました。

諏訪子「今の新参は昔の信仰の仕方を知らないから困る…まあ、いっか」

と、再び撫でられるままになる諏訪子でした。
それにしても何やらお疲れの様子で、このままにしていると眠っちまいそうなスローな息遣いです。
貴方は、このまま寝てもいいですよ?と、彼女に言うと、

諏訪子「そーお?…じゃ、寝るまでの間、何かお話ししてくりゃれ」

急に廓詞が飛び出して来ました。思考が鈍ると彼女の場合少し言葉遣いが変になるのでしょうか。
ともかく、誰かを寝かしつけてあげるのは本日二回目です。
手慣れた寝かしつけテクニックを見せてあげましょう。

786: ◆TpifAK1n8E 2015/10/06(火) 23:24:37.40 ID:OaNoAjDr0
神様を寝かしつけるために何かしましょう。


安価 ↓1~3

適当に彼女に話題や質問や行動をお願いします。

787: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/06(火) 23:25:37.94 ID:4F5iHzb1o
何故それほどまで気だるそうなのですか

788: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/06(火) 23:26:05.21 ID:0kuOX/Tbo
ねーんねーん、ころーりーよ(低音)

789: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/06(火) 23:26:21.81 ID:orGnwNA30
諏訪子さまと神奈子さまと早苗さん、誰が一番料理が上手いですか?

790: ◆TpifAK1n8E 2015/10/06(火) 23:50:04.66 ID:OaNoAjDr0
>>何故それほどまで気だるそうなのですか

諏訪子「中途半端な時間に寝ちゃってねー…頭がぼーっとするんでありんす」

休日のあるあるを言う神様の諏訪子です。
しかし、まだ夜も十時ごろ。朝も貴方が神社を覗いた時も起きて無かったようです。
貴方は、今日一体何時間位寝たんですか?と、少し失礼に思いながらも尋ねると、

諏訪子「…じゅ、十二時間位…」

まさかの丸々半日を睡眠に費やす、赤ちゃんの様な睡眠時間を取った諏訪子でした。
信仰される事が仕事だとすれば24時間労働と言ってもいいのかも知れませんが。


>>ねーんねーん、ころーりーよ(低音)

諏訪子「ぷふっ!」

貴方のデスボイスに吹き出す諏訪子でした。
低音な上に腹から声を出して無駄にいい声の子守唄は、睡眠効果は薄いことが判明しました。

諏訪子「歌うならもう少し優しく歌ってよぉ」

と、歌を辞めろでは無くまさかのリクエストが来ました。
なので、貴方は自慢のカナリヤの様な裏声で子守唄の追加攻撃をすることにしました。

諏訪子「ぷふふっ!」

どっちにしろ吹き出す諏訪子でした。
ナゼ、スワコガコンナ歌ニヤブレタノダ…。

791: ◆TpifAK1n8E 2015/10/06(火) 23:58:21.40 ID:OaNoAjDr0
諏訪子さまと神奈子さまと早苗さん、誰が一番料理が上手いですか?

諏訪子「早苗!…ともーじゃん?」

貴方もやはり、と、思った矢先、別の答えを諏訪子が持っているようです。
と言うよりも、早苗以外に料理をしている姿を見たことが無いので当然と言えば当然ですが。

諏訪子「実はね、神奈子が一番上手いんだよ。意外でしょ?」

何と、彼女が出した答えは、神奈子との事でした。
しかし思えば成程、早苗さんが神社に住む前はお二人が自炊していたんだな、と、貴方は思いました。
では、諏訪子様の料理の腕前の程は如何なのでしょう?と、流れ的に当然の質問をすると、

諏訪子「……」

まさかの答えは沈黙でした。
貴方はその答えに、あっ…。と、察して黙っていましたが、

諏訪子「…黙れ小僧!貴様に私を救えるか!」

と、黙ってたのに黙れと言われてしまいました。
後々早苗から聞いた所に寄ると、酒のおつまみ位なら作れるとのことでした。
枝豆とか。

792: ◆TpifAK1n8E 2015/10/07(水) 00:06:22.94 ID:Nhn0dA620
諏訪子「…すー…すー…」

こうして少しの間話していると、彼女の息遣いが規則正しくリズムを刻み始めました。
どうやら夢の彼方へさあ行くぞ状態になったらしいです。
折角眠ってしまったのを起こすのも可哀想なので、貴方はそっとお姫様だっこで彼女を寝室に運ぶことにしました。

諏訪子「ん…」

ギュッ、と貴方の服を握るその姿はとてもあざといのですが、
単純な貴方はその仕草を可愛らしいと思うのでした。


結局彼女の寝室に着いて、彼女を布団に寝かせても服を離さない状態でしたので、
貴方は、仕方ないなあ、と、彼女を抱き寄せて今日は寝ることに

出来ませんので、服を器用に脱ぎ捨て、この場を立ち去るのでした。


そして―――

793: ◆TpifAK1n8E 2015/10/07(水) 00:06:49.69 ID:Nhn0dA620
好感度上昇値 ↓1

コンマ下1桁の数値

1・2・・・+1
3~5・・・+2
6~8・・・+3
9・0・・・+4

794: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/07(水) 00:09:25.02 ID:Q7paVMdxo
でん

795: ◆TpifAK1n8E 2015/10/07(水) 00:17:47.78 ID:Nhn0dA620
好感度上昇+1

諏訪子「…ん」

今は丑三つ時、かどうかは分かりませんが、とにかく夜中です。
そんな時間に、諏訪子はふと、目を覚ますのでした。

諏訪子「あれ、私の部屋…運んできてくれたんだ」

寝る前の記憶を頼りに、貴方の行動を推測する彼女です。
そこでふと、手に何かを握っている感触を覚えました。

諏訪子「ん?これ、【貴方】の服?…うわ、握ってたんだ…申し訳ない事したわー…」

と、恥ずかし乙女になる諏訪子でした。
彼女はヤンデレではないので仕舞い込むことも無く翌日、貴方に謝りつつ服を返すのでした。

796: ◆TpifAK1n8E 2015/10/07(水) 00:19:32.27 ID:Nhn0dA620
貴方は小屋へと帰宅しました。

貴方は諏訪子に服を奪取されたので、現在上半身裸です。
帰宅途中で神社の誰かに目撃されなかったのは僥倖と言って差し支えないでしょう。
兎に角替えの寝巻を着て、今日はもう寝ることにしました。


それではお休みなさい。

797: ◆TpifAK1n8E 2015/10/07(水) 00:20:54.51 ID:Nhn0dA620
――――――Result――――――


:六日目終了時点 好感度:


東風谷早苗:2

八坂神奈子:21【恋慕】

洩矢諏訪子:2→3

犬走椛:1

河城にとり:16→18【恋慕】

鍵山雛:3


――――――Result――――――

801: ◆TpifAK1n8E 2015/10/07(水) 23:24:38.49 ID:Nhn0dA620
 


・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・

・・・・



――――――7日目 朝――――――

チュンチュン チュンチュン


貴方は目を覚ましました。
先日は昼に寝ていたこともあってか、いつもより朝早くに目を覚ましたようです。
神社の皆さんはまだ寝ているようでした。
折角なので、朝食を人数分作って置くことにし、その後は少し早めに買い物に行くことにしました。


さて、貴方は今日は―――

802: ◆TpifAK1n8E 2015/10/07(水) 23:26:23.72 ID:Nhn0dA620
安価↓2

1.今日は仕事でしょうか。椛ちゃんに会いに行きます。
2.妖怪探知機を改修して貰いましょう。にとりちゃんに会いに行きます。
3.厄を祓って貰いましょう。雛さんに会いに行きます。

804: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/07(水) 23:28:46.93 ID:XrdqvfQ6O
3

805: ◆TpifAK1n8E 2015/10/07(水) 23:44:01.92 ID:Nhn0dA620
3.厄を祓って貰いましょう。雛さんに会いに行きます。

貴方は人里の帰り道、少し道を外れた所へと足を踏み入れました。
本来ならば道の無い場所を通るのは、ただの山でさえ非常に危険な行為です。
更に頭に"妖怪の"と着くならば、まさに鴨葱です。ヨウカイアナタマルカジリされてしまいます。

ですが、多少の危険を犯しても貴方は鍵山雛に会う必要がありました。
理由は勿論、貴方の周りに纏わりついている『厄』とやらをお祓いして貰うためです。

こうして何十分か道無き道を歩いていると、

雛「まわるーまわるーよ時代ーはまわるー♪」

やっぱりクルクル回って飛びながら歌を歌う、雛を見つけました。
しかし前回と言い一体どこでそんな歌を覚えたのでしょうか。
そんな彼女に貴方は、こんにちは、雛さん。と挨拶しました。
すると、

雛「あ…あら、【貴方】さん。こんにちは。厄を祓いに来たのね」

体の回転を止めて貴方に挨拶を返してくれました。
と、同時に貴方の要件を先に察してくれており、話は早いです。

806: ◆TpifAK1n8E 2015/10/07(水) 23:55:52.05 ID:Nhn0dA620
雛「随分溜まっているようね。ほら、来なさい。スッキリさせてあげるから」

少々言葉が足りないせいで間違った意味で伝わってしまいそうですが、
ここの主題は言うまでも無く『厄』の話です。
貴方は他の意味合いで捉えて色々と捗らしていますが。

雛「あ、でも近すぎ過ぎたらダメよ。この前みたいなことになったら大変だもの」

前回、貴方が飛びだして近づいたせいでぶっ倒れた件についてです。
近づかないと厄を祓えないとはいえ、近づき過ぎても厄が移る。
その限界のギリギリさがきっと厄払いを発動させるのです。

貴方は彼女の制止が来るまで近づきます。
そして立ち止まると、雛はクルクルと回り始めました。
別にこの行為自体に意味は無いらしいのですが、何となく祓いやすい気がするとのことでした。

雛「それにしても結構厄が纏わりついているのに、問題無く生活出来ているみたいね」

雛は貴方が厄と言う不幸を背負っていても健康男児でいることを不思議に思っているようです。
これも二柱+一人の神様のご加護あってのことでしょうか。改めて有り難く感じておきましょう。

807: ◆TpifAK1n8E 2015/10/07(水) 23:56:49.68 ID:Nhn0dA620
このまま黙ってお祓いされるのも退屈なので何かしましょう。


安価 ↓1~3

適当に彼女に話題や質問や行動をお願いします。

808: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/07(水) 23:57:40.93 ID:w8acEkdmO
触りたくても触れないのって何だか寂しい

809: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/07(水) 23:59:01.12 ID:gzE4OJreo
どこで歌を覚えたんですか。噂に聞くスキマ妖怪からですか

810: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/08(木) 00:05:22.46 ID:iTdOUGLwo
目は回らないんだろうか
なんとなく対抗して同じように回転してみせる

811: ◆TpifAK1n8E 2015/10/08(木) 00:20:11.08 ID:9HNdDMzo0
>>どこで歌を覚えたんですか。噂に聞くスキマ妖怪からですか

雛「妖精が時々歌っているのを聞いて覚えたのよ」

説明書を読んだのよと言わんばかりに歌の出所を話してくれました。
しかし妖精が知っているのも不思議な話です。その歌は貴方の世界でも日本では有名な歌ですから。
貴方は、もしかしてスキマ妖怪さんが持ってきたのかも知れませんね、と話すと、

雛「そうかもね。でも、私にぴったりな歌だと思わないかしら?」

と、得意げに話す雛でした。
確かに、常にかどうかは分かりませんが、クルクル回る彼女に非常にマッチしているな、と感じる貴方でした。


>>目は回らないんだろうか なんとなく対抗して同じように回転してみせる

雛「…あら?私の真似かしら?」

貴方は彼女の回転への対抗心で、その場でクルクルと回り始めました。
彼女の回転とは逆の回転を描いています。反対の回転で打ち消すつもりではありませんが。

雛「面白いわ。本場の回転を見せてあげましょう!」

回る貴方に更に対抗して、回転するスピードを上げる雛です。
美しくも激しい彼女の回転です。流石は本場です。本場とは何かよく分かりませんが。
そして貴方も更にそれに対抗して

三半規管が限界を迎えてぶっ倒れました。雛さん一勝目です。

812: ◆TpifAK1n8E 2015/10/08(木) 00:29:27.20 ID:9HNdDMzo0
>>触りたくても触れないのって何だか寂しい

雛「っ…そう、ね。寂しいと思うわ。私も」

彼女は一瞬、酷く悲しんだ顔をしてから、いつも通りの表情に戻りました。
貴方は、彼女個人に触れられないのを寂しいと思いましたが、
彼女にとってはあらゆる誰とも触れることが出来ないことについての寂しさがありました。

その悲しい表情に気付いた貴方は、すみません、軽率でした。と、すぐに謝りました。

雛「…ふふ。すぐに謝ることが出来るのは貴方のいい所ね」

すると、雛は貴方に軽く微笑み、褒めてくれました。
そして、

雛「でも、貴方には感謝しているのよ」

と、加えて感謝の言葉を頂いてしまいました。
しかし、貴方にとってはその感謝される意味はよく分かりません。
厄を祓って貰って頂いている以上、貴方は彼女に感謝してもし足りない程ですが、
彼女に感謝される理由はありません。貴方はそれについて問うと、

雛「…ま、色々とね」

と、魔法の言葉、色々が出て来てしまいました。
どうやら理由は話してはくれないそうです。

813: ◆TpifAK1n8E 2015/10/08(木) 00:32:42.23 ID:9HNdDMzo0
さて、こうして話していると、

雛「…よし!もう大丈夫よ。きちんとお祓いできたわ」

雛がお祓い完了の程を伝えてくれました。
貴方は何となく、体が軽くなった様な気がしました。
貴方は彼女に、今日もありがとうございます、雛さん。と、感謝の言葉を送ります。

雛「困ったときはお互い様よ。それよりも、日が暮れないうちに帰った方がいいわ」

雛は貴方の身を案じてか、早く帰るよう催促しました。
貴方としても、道の外れた妖怪の山にいつまでもいるわけには行きません。
貴方はもう一度感謝の言葉を述べ、早々に神社までの道へと戻ることにしました。


そして―――

814: ◆TpifAK1n8E 2015/10/08(木) 00:33:17.44 ID:9HNdDMzo0
好感度上昇値 ↓1

コンマ下1桁の数値

1~4・・・+1
5~7・・・+2
8・9・・・+3
0・・・+4

815: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/08(木) 00:33:29.23 ID:iTdOUGLwo

818: ◆TpifAK1n8E 2015/10/10(土) 17:58:12.10 ID:gC3pOHKU0
 


好感度上昇+1

雛「あーあ。行っちゃった」

貴方を見送った後で、雛はつまらなそうに呟きました。
早く帰る様に催促したのは彼女自身でしたが、実の所もっとお話ししたかった様子です。

雛「…厄が集まるのを知ってて相変わらず私に近づきたがるなんて、やっぱり変な人」

変な人、とは言いつつも、彼女の表情は少しだけにこやかでした。
彼女は厄神。あらゆる厄を周りに集め、人間を不幸から守ってくれています。
でも、彼女に近づけばその厄が振りかかり、瞬く間に不幸となる為、忌むべき存在として知られています。
その癖、彼女自身は人と話したがる性格なので、割と困ったちゃんでした。

雛「だから、気兼ねなく話してくれる貴方に、感謝しています」

先ほどの「色々」には、そんな意味があったのでしょう。

819: ◆TpifAK1n8E 2015/10/10(土) 18:00:00.15 ID:gC3pOHKU0
――――――7日目 夜――――――


貴方は神社へと帰宅しました。
二日に一回の聖地巡礼、みたいな雰囲気で行われる神社参拝ですが、相変わらずの好評のようです。
どこぞの神社も同じことをすれば参拝客も増えるでしょうが、そこの巫女の性格からして、
「後で 今なんだかだるい」とか言うタイプなので成功することは無いと思われます。



―――守矢一家食事中…


さて、晩御飯を終えましたので、自由時間です。

820: ◆TpifAK1n8E 2015/10/10(土) 18:02:11.45 ID:gC3pOHKU0
安価↓2

1.お風呂を沸かしましょう。早苗さんの所へ行きます。
2.酒、飲まずにはいられない。神奈子様の所へ行きます。
3.晩酌のおつまみを作っています。諏訪子様の所へ行きます。

822: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/10(土) 18:04:15.71 ID:CK3QtTmio
1

826: ◆TpifAK1n8E 2015/10/10(土) 18:27:29.89 ID:gC3pOHKU0
>>1.お風呂を沸かしましょう。早苗さんの所へ行きます。

貴方は風呂場へと向かいました。勿論覗きが主目的ではありません。
これからお風呂を沸かさなくてはならないので、その前の掃除を手伝おうと思いました。

早苗「【貴方】さん?すみません、お風呂まだなんです」

浴室に着くと、これから掃除を始めようとする早苗の姿がいました。
裾が濡れないためにロングなスカートを膝元まで捲り上げて縛っているのがグッドです。
そんな事を考えつつ貴方は、掃除の手伝いに来たよ。と、彼女に言いました。

早苗「まあ、助かります!それでは、宜しくお願いしますね」

と、貴方の手伝いを快く受け入れてくれました。

しかし流石は神様も入る浴槽。足も広々と伸ばせるほどの広さがあります。
この貴方が生まれた時代は体育座りしか出来ませんでした。貴方の家限定の話ですが。
そのことを早苗に話すと、

早苗「そうなのですか?…失礼ですが、もしかして貧乏さんな家だったのです?」

裕福では無い、とか、オブラートに包まずに言う彼女です。
び、び、び、び、貧乏ちゃうわ。と、激しく動揺して貴方は反論しました。

827: ◆TpifAK1n8E 2015/10/10(土) 18:42:59.27 ID:gC3pOHKU0
早苗「そういえば、【貴方】さんっていつもお風呂には最後に入りますよね」

掃除をしながら、早苗は不思議そうに貴方に言いました。
しかし貴方からして見ればそれは至極当然の話です。
居候である以上、先に風呂に入って湯を汚すわけには行きませんし、ご飯も三杯目のお替りはそっと茶碗を出します。
早苗にそう話すと、

早苗「そういう意味だったのですか!なぁんだ。別の理由で最後に入っているのかと思ってましたよ」

納得。と言った表情で貴方に返す早苗でした。
しかし別の理由とは何でしょうか。貴方はその事について尋ねると、

早苗「啜っているのかと」

とんでもない発言をぶちかましてきやがりました。
彼女にとって貴方はアブノーマルな行動をする面妖な変 居候どもだったらしいです。
寧ろそう勘違いしていて一年近くそれを黙認している彼女も大概です。
兎に角、貴方は、ないない、それはない。と全力で否定しました。

早苗「でも、神様二人に現人神一人の入ったお湯って飲んだらご利益ありそうじゃ無いですか?」

まるで貴方に残り湯を啜ることを進めるかの様な発言をする早苗です。
もし貴方がそれを信じて本当に飲んだらどうするつもりなのでしょうか。

828: ◆TpifAK1n8E 2015/10/10(土) 18:44:03.70 ID:gC3pOHKU0
掃除を続けながら何かしましょう。


安価 ↓1~3

適当に彼女に話題や質問や行動をお願いします。

829: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/10(土) 18:46:52.64 ID:l2QHCXdPo
あんなところに石鹸が落ちてますね
もし踏んでしまったら滑って危なそうですね

830: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/10(土) 18:49:14.12 ID:pF46K8tpO
逆の立場なら啜っていましたか?

831: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/10(土) 18:57:24.68 ID:YwziZTfAo
あの二人には言えないですけど、普段からお話させていただいてるだけでも御利益が有りそうですよ
実際に出てるかはわからないですが

832: ◆TpifAK1n8E 2015/10/10(土) 19:08:28.97 ID:gC3pOHKU0
>>あんなところに石鹸が落ちてますね もし踏んでしまったら滑って危なそうですね

早苗「え?どこ…!」

と、次の瞬間!貴方の予想通りと言うか期待通りと言うか、見事に石鹸に足を取られて滑る早苗でした。
「きゃっ」と短い悲鳴を上げ、転倒しそうになる彼女でしたが、
こういう時にだけ発揮するファインプレーで彼女を支えることに成功しました。

早苗「あ…!あ、ありがとうございます…!」

少し照れて貴方にお礼を言う早苗です。
恥ずかしそうにしているのはこけたからか、貴方に支えられたからか。
いずれにせよ石鹸トラップ死すべし。慈悲は無い。


>>逆の立場なら啜っていましたか?

早苗「え、う、うーん…」

貴方の質問に困った様な顔をして言葉に詰まる早苗です。
流石にこの発言はセクシャルハラスメントポイントが高かったのでしょうか。
貴方は、今の発言無かったことにして。と苦笑いして言うと、

早苗「でも、女の子の残り湯ってだけでも飲みたくなりますよね?」

だったらご利益が無くても、と、真剣な表情で言う早苗です。
ならば貴方も真剣な表情でこう返します。貴方は何を言っているんだ。と。

833: ◆TpifAK1n8E 2015/10/10(土) 19:24:54.75 ID:gC3pOHKU0
>>あの二人には言えないですけど、普段からお話させていただいてるだけでも御利益が有りそうですよ
実際に出てるかはわからないですが

早苗「確かに、普通の人間である貴方が神様と生活しているなんてご利益バリバリ浴びてますよ」

貴方は一般人にも関わらず、普通は見る事すら出来ない筈の二人の神様と、
一緒に話して、食べて、飲んで、寝て…はいませんですが、生活しています。
その影響は目に見えて出てこないので、イマイチありがたみが良く分かりませんが。

早苗「確かにお二人からのご利益があるのは確かですが…もう一人、神様がいるのをお忘れで?」

わたし!わたし!と言いたそうな顔でに腰に手を当て胸を張る早苗です。そのバストは豊満でした。
時々忘れそうになる貴方ですが、彼女もまた現人神として崇められる一人です。
貴方は、早苗さんからも沢山ご利益を貰っているよ。と彼女に言うと、

早苗「むふふ。崇められてやっても構いませんよ?」

と、得意げになる早苗です。調子に乗るタイプなのでしょうか。
ドヤ顔にちょっと腹が立ったので、ありがたやー、と言いながらグリグリと乱暴に頭を撫でることにしました。

早苗「あはははは!もー止めてくださいよー!」

と、笑いながら貴方の有り難みを伝える手から逃れる早苗でした。

835: ◆TpifAK1n8E 2015/10/10(土) 19:32:30.25 ID:gC3pOHKU0
こうしてイチャコラしながら掃除をしていると、すっかり浴室は綺麗になっていました。
しかし二人でやっていたのに一人でやるのとそう変わらない時間で終わったようです。
これも全部リンゲルマン効果って奴の仕業なんです。

早苗「それじゃ、お風呂沸かしちゃいますね」

と、終わるなりもう水を入れ始める早苗です。
守矢神社のこのお風呂。地下からの熱で温めることが出来るそうです。
原理はよく分かりませんが、地底だとかそんなワードを聞いた様な気がしました。

早苗「今日はありがとうございました。もしよろしければまたお願いしますね?」

そう貴方にお願いする早苗です。
貴方は去り際、勿論。次は石鹸に気を付けてね。と、先ほどの彼女の失態を思い出しながら言いました。
その言葉に早苗はやはり少しだけ恥ずかしく思ったみたいです。


そして―――

836: ◆TpifAK1n8E 2015/10/10(土) 19:34:54.44 ID:gC3pOHKU0
好感度上昇値 ↓1

コンマ下1桁の数値

1~4・・・+1
5~7・・・+2
8・9・・・+3
0・・・+4

837: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/10(土) 19:35:22.12 ID:4hV0k5kJO

838: ◆TpifAK1n8E 2015/10/10(土) 19:42:28.62 ID:gC3pOHKU0
好感度上昇+1

早苗「でも、女の子の入った後のお風呂にも反応しないなんて…」

まだ残り湯の件について引き摺っているようです。
いくら美少女三人が入った後だとて普通は残り湯なんて啜らないでしょう。
啜らないでしょう?

早苗「もしかして【貴方】さんって、女の子に興味無いのかしら」

女の子の残り湯に興味が無い→女の子に興味が無い、という、
三段論法もびっくりの早苗論法が飛び出しました。
「でも、神奈子様とお祭りに行ってたし…」と、本気で頭を悩ます早苗でした。

839: ◆TpifAK1n8E 2015/10/10(土) 19:45:02.23 ID:gC3pOHKU0
貴方は小屋へと帰宅しました。

神様二人と現人神一人の入った後の有り難いお湯に浸かった後は、もう寝る体制に入る貴方です。
外は残暑が終わりを告げつつあり、少しだけ冷たい風が当たります。
神社と小屋の間の距離を歩く際に当たるその風が火照った体を冷やし、とてもいい体温で眠れそうです。


それではお休みなさい。

840: ◆TpifAK1n8E 2015/10/10(土) 19:46:33.21 ID:gC3pOHKU0
――――――Result――――――


:七日目終了時点 好感度:


東風谷早苗:2→3

八坂神奈子:21【恋慕】

洩矢諏訪子:3

犬走椛:1

河城にとり:18【恋慕】

鍵山雛:3→4


――――――Result――――――

841: ◆TpifAK1n8E 2015/10/10(土) 20:16:10.04 ID:gC3pOHKU0
・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・

・・・・



――――――8日目 朝――――――

ピーチク ピーチク


貴方は目を覚ましました。
神社に着けば、今日は参拝客もいないのに珍しく全員起きていました。
聞くところに寄ると、昨日は珍しく酒を飲まなかったからとの事です。
しかし休日に早起きしたらしたで何をすればいいか分からないと二柱の方々は言っていました。


さて、貴方は今日は―――

842: ◆TpifAK1n8E 2015/10/10(土) 20:17:59.43 ID:gC3pOHKU0
安価↓2

1.今日は暇な様です。椛ちゃんに会いに行きます。
2.もう水に入るには冷たい気温ですが。にとりちゃんに会いに行きます。
3.随分と調子よさそうですねぇ。雛さんに会いに行きます。

844: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/10(土) 20:18:35.49 ID:CK3QtTmio
1

847: ◆TpifAK1n8E 2015/10/10(土) 20:39:19.54 ID:gC3pOHKU0
1.今日は暇な様です。椛ちゃんに会いに行きます。

人里の帰り道、妖怪の山を神社とは別の道に入ります。
普段この道は通らないのですが、この辺りのテリトリーはある妖怪の哨戒の担当区域となっているらしいのです。
その妖怪とは、

椛「あ、やっぱり【貴方】さんでしたか。こんにちは」

と、普段とは違い、貴方に対し丁寧語で話す椛でした。
貴方は、こんにちは。今日は休みなの?と話すと、

椛「ええ。暇だったのですが…丁度いい時に貴方が来てくれましたね」

どうやら彼女にとって丁度良かったとの事です。
と、言うな否や彼女は貴方の手を取って歩き始めました。
どこへ行こうと言うのかね、と尋ねると、

椛「まあまあ。大丈夫です。ちょっとだけですから、ええ」

と、ゆらゆらと尻尾を振りながら問答無用で貴方を拉致して行きます。
妖怪に連れ去られる人間。普通に考えればムシャムシャしてやったとなるでしょう。
しかし自分より幼く見える女の子に手を引いて連れられる状況は、
貴方にとっては抵抗するほどのこともない、とるに足らない出来事というわけでした。

848: ◆TpifAK1n8E 2015/10/10(土) 21:20:01.21 ID:gC3pOHKU0
椛「将棋をしましょう」

ちょっとした小屋に連れて来られるや否や、バンと将棋盤を出して椛はそう言い放ちました。
成程、将棋を指す為に貴方を拉致監禁したと言う事です。
貴方は、それならそう言ってくれればいいのに。と、当然の抗議を言いました。

椛「すみませんでした。口より手が出る性格なんで…」

若干悪びれた表情をしましたが、本音は早く将棋したいという思いがにじみ出ています。
貴方にとっては妖怪や神様に振り回されることは稀によくあるのでそこまで気にはしませんが。

椛「でも、もう用事は済んでいるのでしょう?お願いですよ、一戦だけでいいですから」

手を合わせてお願いする椛です。貴方はそこまでお願いされて断る性格ではありません。
では、先攻は貰う!と宣言して、早速駒を動かし始める貴方でした。

椛「っ!ありがとうございます!」

ぱあ、と表情が明るくなる椛でした。現金な子です。


10分後、そこには元気無く劣勢に追い込まれる貴方の姿が。

椛「私の推測だと最低でもここからたっぷり36時間はこちらの攻勢が続きますね」

心が折れそうな貴方でした。

850: ◆TpifAK1n8E 2015/10/10(土) 21:21:18.13 ID:gC3pOHKU0
彼女の集中力を逸らす為に何かしましょう。


安価 ↓1~3

適当に彼女に話題や質問や行動をお願いします。

851: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/10(土) 21:22:13.24 ID:3eTEcpoCo
紅葉の季節がだいぶ近づいたな

852: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/10(土) 21:22:47.28 ID:ybXVAGpWo
尻尾もふもふ

853: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/10(土) 21:23:35.63 ID:l2QHCXdPo
耳もふもふ

854: ◆TpifAK1n8E 2015/10/10(土) 21:35:36.40 ID:gC3pOHKU0
>>紅葉の季節がだいぶ近づいたな

椛「え?…あ、紅葉ですね。「こうよう」ですね」

紅葉(もみじ)と椛(もみじ)でややこしいですが、貴方が話題に出したのは紅葉です。
夏も過ぎてそろそろ葉の色も緑から赤や黄に変わる季節が来る頃です。

椛「…どうでもいいですけど、紅葉狩りって聞くと少し怖いんですよね」

理由は言わずもがな、名前と同じ物を狩られると聞いていい気はしないでしょう。
椛狩り。ちょっと危ないイメージがあります。


>>耳もふもふ

椛「ちょ、ちょっと!?何してるんですかぁ!」

貴方の突然の耳を触る行為に、当然のごとく吃驚する椛です。
貴方は、駒が固いから柔らかい物で癒そうかと…。と、訳のわからない言い訳を始めました。

椛「意味分かりませんよ!」

ペシン、と貴方の手を払い除けました。当たりまえです。
しかし、将棋で攻められ続けて頭がフットーしそうなのでしょうか、
貴方は耳がダメなら、と、別の場所に手を伸ばしました。

855: ◆TpifAK1n8E 2015/10/10(土) 21:45:04.30 ID:gC3pOHKU0
>>尻尾もふもふ

椛「こ、こらっ!また尻尾撫でて…!」

彼女の立派な尻尾を優しく撫で始める貴方です。
さらさらの毛並が気持ちよく貴方の手を滑ります。
思わず恍惚の表情を浮かべて尻尾を撫で続ける貴方でした。

椛「あーもう…一分だけですよ?終わったらまた将棋指して貰いますからね」

呆れた様に、実際呆れているのですが、一分だけお触りOKのお許しを出す椛でした。
貴方はその優しさに感謝すると同時に、その尻尾の毛並の素晴らしさをたっぷり体感します。
それにしても素晴らしい毛並だね、と言うと、

椛「ま、まあ。手入れはしっかりやってますしね」

と、困ったようで、少し誇らしげな顔をしました。
触られるのはそこまで好きでは無い彼女ですが、それでも自慢の尻尾の様です。
それを褒められるのはやはり嬉しいのでしょう。

椛「…一分経ちましたが、もう三十秒だけいいですよ」

すると、時間が過ぎたと思いきやタイムを加算してくれると言う嬉しい誤算がありました。
どうやら尻尾を褒められて気を良くした様です。やったぜ。

856: ◆TpifAK1n8E 2015/10/10(土) 21:50:16.15 ID:gC3pOHKU0
椛「王手」

散々集中力を削いだ筈でしたが現実は非常でした。
王(マキシマム)を囲む彼女の軍勢は、とうとう逃げ場を全て塞いでしまいました。
詰みました。デレません。
貴方は、参りました。と負けを認めました。

椛「ふふ。お疲れ様でした。リベンジマッチはいつでも受け付けますよ」

と、さっぱりした表情で敗者となった貴方に声をかける椛でした。
さて、36時間とは行きませんでしたが、1時間ほど既に時間は経っていたので、
もうそろそろ帰るよ、と椛に告げます。

椛「あ、はい。今日はありがとうございますね」

と言って、帰り道に着く貴方を見送る椛でした。


そして―――

857: ◆TpifAK1n8E 2015/10/10(土) 21:50:54.50 ID:gC3pOHKU0
好感度上昇値 ↓1

コンマ下1桁の数値

1・2・・・+1
3~5・・・+2
6~8・・・+3
9・0・・・+4

858: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/10(土) 21:51:03.28 ID:Y6pf+ntbO

860: ◆TpifAK1n8E 2015/10/10(土) 22:03:22.77 ID:gC3pOHKU0
好感度上昇+3

椛「やれやれ…たっぷり尻尾撫でられちゃった…」

何となく貴方の手の感触が残っている尻尾を自分で撫でています。
貴方は彼女と友達になって以来、随分と尻尾に執着しているようです。
今日に限っては耳までもふられましたが。

椛「まあ、私も急に連れてきちゃったし…お相子ね、お相子」

一時間ほどの拉致監禁≒耳と尻尾もふもふ、だそうです。
普段は尻尾を触らせてくれない彼女ですが、多少の罪悪感から大人しく撫でられていました。
そうで無ければ三十秒追加なんてとてもありえません。

861: ◆TpifAK1n8E 2015/10/10(土) 22:08:42.87 ID:gC3pOHKU0
――――――8日目 夜――――――


貴方は神社へと帰宅しました。
昼にやった椛との試合を悔しく思うのか、帰る途中の道ではイメージトレーニングに励んでいました。
戦略よりも尻尾と耳をもふもふした感触しか思い出せませんでした。


―――守矢一家食事中…


さて、晩御飯を終えましたので、自由時間です。

862: ◆TpifAK1n8E 2015/10/10(土) 22:15:11.59 ID:gC3pOHKU0
安価↓2

1.片付けをしましょう。早苗さんの所へ行きます。
2.耳の中が痒いそうです。神奈子様の所へ行きます。
3.料理の練習でしょうか。諏訪子様の所へ行きます。

864: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/10(土) 22:16:10.35 ID:CK3QtTmio
1

868: ◆TpifAK1n8E 2015/10/11(日) 00:11:50.43 ID:fOcX19qO0
1.片付けをしましょう。早苗さんの所へ行きます。

貴方は食器の片付けをしている早苗の手伝いをすることにしました。
台所へ行けば、食器を洗っている早苗がいます。
貴方は彼女に話しかけると、

早苗「あ、【貴方】さん?どうしました?」

洗う手を止め、振り向いて貴方を見ました。
貴方は、手伝うよ。と言い、彼女の隣に立ちました。

早苗「あ、助かりますー。それでは食器洗いをお願いしますね」

と、貴方は先ほどまでの彼女の仕事を受け持ちました。
早苗はどうやら洗った食器を拭くことにしたようです。
四人も住んでいるのでその食器の数もそこそこ多く、一人では大変でしょう。
居候の身としては買い物以外にも家事を頑張らなくてはいけません。

869: ◆TpifAK1n8E 2015/10/11(日) 00:20:24.72 ID:fOcX19qO0
早苗「~♪」

鼻歌なんて歌いながらエプロン姿で台所に立つ姿は、さながらお母さんのような雰囲気です。
と言うよりも新婚の若妻のような雰囲気があります。
そんな事を考えてふと貴方は、早苗さんって結婚とか考えてるの?と尋ねました。

早苗「おぉっ…突然そんなこと聞くんですか」

大分貴方の発言に驚いているようです。動揺しても持っていた皿を落とさないのは流石です。
幻想郷の結婚適齢期は知りませんが、彼女なら嫁の貰い手に関しては事欠かないでしょう。
寧ろ高嶺の花過ぎて寄り付かないイメージがありますが。

早苗「考えたこと無いですね。まあ、私のお眼鏡に適う男性が未だいませんから!」

生意気な事を言う彼女の首元を食器洗いで濡れた手で触れると「ひゃう」と言って、水の冷たさに悶えていました。
抗議する早苗をスルーしつつ、それで、実際の所は?と再び尋ねると、

早苗「むぅ…結婚とか聞かれてもよく分かりません。第一、神に仕えている身ですしおすし」

と、ちょっと最後をぼやかしつつ答えました。
神様に仕えるのならば結婚とか出来ないのでしょうか。あの二人なら割とその辺は大らかな気はするのですが。

870: ◆TpifAK1n8E 2015/10/11(日) 00:21:03.04 ID:fOcX19qO0
食器を洗いながら何かしましょう。


安価 ↓1~3

適当に彼女に話題や質問や行動をお願いします。

871: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/11(日) 00:46:46.74 ID:MXMbZ1PRo
神様は結婚できない、?

872: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/11(日) 00:48:05.54 ID:Wwi722owO
結婚するには落ち着きが足りないかもしれない

873: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/11(日) 00:53:08.20 ID:IhTbIuMIo
結婚相手に求める条件

874: ◆TpifAK1n8E 2015/10/11(日) 01:26:39.48 ID:fOcX19qO0
>>神様は結婚できない?

早苗「昔話で神様同士がご結婚なされた、という話はありますが、今はよく分からないですね」

うーん、と頭を悩ませますが、質問にうまく答えられないようです。
神と人間が結婚した。という話は通常有り得ないことです。
神が実体として存在するこの幻想郷では分かりませんが。

早苗「はっ…!もしかして諏訪子様か神奈子様にご結婚を申し込むつもりですか!?」

過程を吹っ飛ばして自分だけで納得した憶測を貴方に問い詰める早苗です。
どうやら、神様は結婚できない→神様と自分は結婚出来ない→いくえふめい、という考えを貴方がしていると思ったようです。
しかし誤魔化した方が面白いリアクションを取りそうなので、さあどうだろう、とぼかして返答しました。

早苗「え、え、え!どうやって堕としたんですか!?」

女の子が堕とすとか言うんじゃありません。


>>結婚相手に求める条件

早苗「私を愛してくれるなら、他に多くは望みません」

女性の鑑のような発言をする早苗です。
貴方は彼女の美しい発言に思わず拍手していました。
その拍手に早苗は少し照れながら、

早苗「い、いやー。他にイケメンで高学歴で高給取りで長身痩躯でお金持ちでさえいてくれれば…」

と、多くを望まない発言を真正面から否定する発言を放ちました。
貴方はにっこりと微笑みながら、からてチョップを彼女の頭に喰らわせました。
「夢くらい見てもいいじゃないですかー」と抗議していましたが、
もう数年経っても同じこと言っているならば手に負えないので今のうちに矯正しておくべきでしょう。

875: ◆TpifAK1n8E 2015/10/11(日) 01:44:48.34 ID:fOcX19qO0
>>結婚するには落ち着きが足りないかもしれない

早苗「うぐ…それは、そうかも知れませんが」

自分でも落ち着きの無さを自覚しているようで、ぐぬぬと言う表情をする早苗です。
元気で明るい性格は良い事なのですが、時折テンションのブレーキが外れる事もある彼女です。
とは言っても、彼女の年齢ならまだ可愛い物ですが。

早苗「…あの、【貴方】さんも結婚なされるなら落ち着きのある方ですか?」

少し口を尖らせて拗ねた表情をしながら貴方に尋ねます。
それに貴方は、自分を愛してくれるなら気にしないよ。と、男性の鑑のような答えを言いました。
先ほどの早苗の発言のオウム返しです。

早苗「ふーん…じゃあ、私みたいに落ち着きが無い子でも大丈夫なんですかー?」

落ち着きが足りないと指摘したのに、自分は気にしないと言う若干矛盾した貴方の発言に、
少しだけムッとして言う早苗です。
貴方は、早苗さんなら何時でもウェルカム、と冗談めいて答えました。

早苗「な…ちょっと【貴方】さん!!ふざけたこと言ってんじゃ…」

意外にも結構動揺している早苗さんでした。

876: ◆TpifAK1n8E 2015/10/11(日) 01:54:21.21 ID:fOcX19qO0
結婚という二人には少し似合わない主題で話しながら食器を洗っていると、
何時の間にか洗い終えていました。

早苗「あ、もう終わっていましたね。ありがとうございます」

ご丁寧に頭を下げてお礼を言う早苗です。
またいつでも手伝うよ。と、話して貴方は小屋に戻ることにしました。

早苗「はい、何時でもコキ使ってあげますね」

確かに居候なのでコキ使われても仕方ないのですが、まさか口に出されるとは思いませんでした。
この辺りが早苗クオリティなのでしょう。
出来るならお手柔らかに、と苦笑いして貴方は台所を後にしました。


そして―――

877: ◆TpifAK1n8E 2015/10/11(日) 01:55:16.44 ID:fOcX19qO0
好感度上昇値 ↓1

コンマ下1桁の数値

1・2・・・+1
3~5・・・+2
6~8・・・+3
9・0・・・+4

878: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/11(日) 01:55:45.45 ID:W2MrzNCao
\

884: ◆TpifAK1n8E 2015/10/11(日) 14:27:41.24 ID:fOcX19qO0
 


好感度上昇+2

早苗「うーん、【貴方】さんって割と女の子からは好かれてるよね…」

洗い物が終わった後でまだ台所にいる早苗は、貴方の評価をしていました。
結婚云々の話から転じて、貴方の女性との交流がどの様なものかを考えているようです。

早苗「ただあの人、女の子からは友達で止まっちゃいそうな性格よね」

所謂「いい人」と言う評価が下されたようです。
友達として付き合うならいいけど、男女の関係になるのはちょっと…と言う傷つく言葉でした。

早苗「仕方ない。お嫁さん探し位なら手伝ってあげよう」

誰も頼んでないのに余計なお世話をしようとする早苗でした。
これも、「親しい友人」としての義務だと考えたようです。

885: ◆TpifAK1n8E 2015/10/11(日) 14:28:50.90 ID:fOcX19qO0
貴方は小屋へと帰宅しました。

明かりを消してゴロン、と布団に横になり、ふと考え事をします。
なんだか明日で女の子と親しくなれるのは最後かも、と思いました。
特に理由は分かりませんが。

ラブコメばかりやってるわけにはいかないのです。


それではお休みなさい。

886: ◆TpifAK1n8E 2015/10/11(日) 14:30:09.75 ID:fOcX19qO0
――――――Result――――――


:八日目終了時点 好感度:


東風谷早苗:3→5

八坂神奈子:21【恋慕】

洩矢諏訪子:3

犬走椛:1→4

河城にとり:18【恋慕】

鍵山雛:4


――――――Result――――――

887: ◆TpifAK1n8E 2015/10/11(日) 14:41:58.20 ID:fOcX19qO0
・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・

・・・・



――――――9日目 朝――――――

ボボボボボ


貴方は目を覚ましました。
うーん、と体を伸ばしてストレッチをして、軽く解してから神社へと向かいます。
今日は二人の神様が起きて無い様で、貴方は彼女らを起しに行きました。
寝ぼけた二人からしがみ付かれましたが、今回はその状態で引きづりつつ居間へと連れ出しました。


さて、貴方は今日は―――

888: ◆TpifAK1n8E 2015/10/11(日) 14:45:18.14 ID:fOcX19qO0
安価↓2

1.今日は仕事でしょうか。椛ちゃんに会いに行きます。
2.妖怪探知機を改修して貰いましょう。にとりちゃんに会いに行きます。
3.またみょんな歌を歌うのでしょうか。雛さんに会いに行きます。

890: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/11(日) 14:46:38.97 ID:+JbtCCM8O
1

893: ◆TpifAK1n8E 2015/10/11(日) 14:59:00.97 ID:fOcX19qO0
1.今日は仕事でしょうか。椛ちゃんに会いに行きます。

貴方はもふもふしたい中毒が発症したので椛に会いに行くことにしました。
しかし、昨日は休日だったので恐らく今日は哨戒任務に就いていることでしょう。
果たしてうまく尻尾なり耳なりを触らせて貰えるのでしょうか。

そんなことを考えながら守矢神社への帰り道から少し外れた道を歩いていると、

椛「【貴方】。こっちに来たとは、何か用か?」

上空からフワリ、と、貴方の前に降り立つ椛が来ました。
上を向いていればスカートの中を覗けたかもしれないですが、惜しい限りです。
取りあえず貴方は、こんにちは。もふもふさせて。と挨拶しました。

椛「……」

ベシンと額に岩山両斬波を喰らってしまいました。
以前、挨拶をせずに尻尾を触って怒られたので、挨拶してから尻尾を触りたいと聞いたのにこの仕打ちです。
冷静に考えなくても当然の仕打ちです。

894: ◆TpifAK1n8E 2015/10/11(日) 15:17:54.40 ID:fOcX19qO0
椛「お前はここが妖怪の山ということを忘れているのか?」

正座させられて説教を喰らう貴方です。新しい快感に目覚めそうな貴方です。
説教の内容はと言うと、一般人が通常一人で出入り出来ない妖怪の山で尻尾を触りたいという理由だけで、
神社までの道を外れて危険な行動をするな、とのことでした。

椛「全く…私以外がお前を見つけていたらどうなっていたか分からないのだぞ」

呆れた様に溜息をつく椛です。
しかし言われた通り、もしも彼女以外の哨戒天狗に見つかったならば、どうなるか分かりません。
彼女は比較的物分かりは良い方でしたので、きちんと説明すれば分かってくれましたが、
頑固な天狗ポリスが貴方を見つけたならば弁解の余地なくしょっ引かれる事でしょう。

椛「…それで?仕事中だから余り話せないが、少しなら相手をしてやる」

と、一しきり説教した後は、何やらお話ししたいと言う椛でした。
尻尾を見れば少しだけふさふさと揺らしています。
仕事に真面目な彼女ですが、友人が訪ねてきたと言うのはどの様な理由でも嬉しいのでしょう。

貴方としても、ただ尻尾をもふりたいだけで無く彼女と色々と話したかった所です。

895: ◆TpifAK1n8E 2015/10/11(日) 15:18:38.49 ID:fOcX19qO0
お仕事中にちょっとだけ何かしましょう。


安価 ↓1~3

適当に彼女に話題や質問や行動をお願いします。

896: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/11(日) 15:22:31.96 ID:MXMbZ1PRo
じゃあ頭なでなでだっ

897: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/11(日) 15:22:41.51 ID:JzjRSDmko
その刀の切れ味は如何ほどで

898: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/11(日) 15:46:45.27 ID:8DRnz9OnO
哨戒中に何か面白いものを見たことはありますか

899: ◆TpifAK1n8E 2015/10/11(日) 15:49:19.03 ID:fOcX19qO0
じゃあ頭なでなでだっ

椛「やらせはせん、やらせはせんぞ」

じりじりと頭を撫でようと間合いを詰める貴方に対し、少しずつ後ろに後ずさる椛です。
貴方の剛の拳を柔の拳で対抗しています。
そして拮抗状態の一瞬の隙を突き、貴方はさっと頭に手を伸ばしました。

椛「ぬるいわ!」

しかし、彼女の一喝と同時に手を叩き落とされてしまいました。
どうやら彼女は剛の拳よりストロングな柔の拳だったそうです。


>>その刀の切れ味は如何ほどで

椛「む…実の所、あまり良くは無い」

彼女の性格からして、斬れぬものなど、あんまり無いとでも言うと思いきや、謙虚な答えが帰って来ました。
黒くて大きい立派な刀なのに。と貴方は不思議に思い尋ねましたが、それに対して椛は、

椛「飾りだよ。インパクトが大きい方が相手が委縮するだろう?」

と答えました。どうやら見た目よりはこけおどしの意味合いが強いようです。
貴方は、もっと切れ味のいい刀にはしないんだ。と聞きました。

椛「別に侵入者を殺すのが私達哨戒天狗の仕事では無いからな。ビビらせて山から去らせればそれでいい」

詰まる所適材適所と言う事らしいです。

900: ◆TpifAK1n8E 2015/10/11(日) 16:07:21.95 ID:fOcX19qO0
>>哨戒中に何か面白いものを見たことはありますか

椛「ん」

ん、と言って貴方を指差す椛です。それはそうです。
ラフな格好で毎日の様に山を上り下りする一般人と言えば、それは面白い事でしょう。
ですが、貴方は貴方以外の存在について聞いていました。

椛「お前以外で面白いと言えば…雛さんという厄神が山にいるのは知っているか?」

意外にも貴方が普段厄についてお世話になっている雛が出てきました。
確かにクルクル回りながら飛ぶ姿は面白いですが、よく会っているので新鮮味はありません。
貴方は、知っているし、よく会うよ。と言いました。

椛「なら、もしかして彼女に変な歌を教えたのはお前なのか?」

まさかの冤罪です。
確かに最近の彼女は、貴方の世界では有名な歌を歌っています。
そのいずれも「飛ぶ」とか「回る」というワードを含めた歌でしたが。
兎に角、貴方は、妖精だとかが歌ってたのを聞いて覚えたらしいよ。と、無罪を主張しました。

椛「本当か?お前なら何をしでかすか分からないしな」

毎度お騒がせ守矢神社に住むせいなのか、貴方自身の性格のせいなのか、
どうやら彼女には少し信頼が足りない模様。

901: ◆TpifAK1n8E 2015/10/11(日) 16:14:28.65 ID:fOcX19qO0
椛「さて、もうそろそろ仕事に戻らなくてはな」

雑談していると、もうそろそろいい時間が経っていた様子です。
貴方は、うん。またね。と言い、後ろを振り向いた彼女を見送ることにしました。
しかし、そのまま飛び去ると思いきや、そのまま椛は動こうとしません。

椛「どうした?」

首だけ後ろを向き、貴方に尋ねる椛です。
貴方からしてみれば、行かない彼女をどうしたと言いたいところです。
何が?と貴方が尋ねると、

椛「…尻尾、触りたかったんだろう」

一分だけな。と付け加え、軽く尻尾を揺らす椛です。
貴方はその短い時間、有り難くもふらせていただくことにしました。


そして―――

902: ◆TpifAK1n8E 2015/10/11(日) 16:15:13.37 ID:fOcX19qO0
好感度上昇値 ↓1

コンマ下1桁の数値

1~4・・・+1
5~7・・・+2
8・9・・・+3
0・・・+4

903: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/11(日) 16:15:39.07 ID:Opw5iT4i0
どうだ

904: ◆TpifAK1n8E 2015/10/11(日) 16:39:51.20 ID:fOcX19qO0
好感度上昇+2

椛「【貴方】さんって本当に尻尾が好きなんだなあ」

貴方と別れた後、哨戒の任務に戻った椛です。
しかし、一分間という短い時間で余すところなく尻尾を撫でられたせいか、若干落ち着かない様です。

椛「それに、尻尾だけじゃなくて耳とかも撫でてくるし…」

尻尾がダメなら、と、貴方は耳やら頭やらを撫でようとします。完全に犬扱いしています。
と、その事実に気付いた椛は、

椛「…犬じゃ無いってのに。【貴方】さんの馬鹿」

と、拗ねた口調で貴方に悪態をつくのでした。
実際の所、特に休日に関しての彼女は狼よりも犬の方がマッチする態度を取っていますが。

914: ◆TpifAK1n8E 2015/10/11(日) 20:43:26.23 ID:fOcX19qO0
――――――9日目 夜――――――


貴方は神社へと帰宅しました。
まだ夕食が出来ていなかった様ですので、貴方は料理をしている早苗を手伝います。
ようやく出来上がってから居間に行くと、諏訪子と神奈子が「まだー?」と言いながらお箸で茶碗を叩いて待っていました。
1000年以上生きているのにこの始末。はてさてこの先どうなりますことやら。


―――守矢一家食事中…


さて、晩御飯を終えましたので、自由時間です。

915: ◆TpifAK1n8E 2015/10/11(日) 20:45:09.01 ID:fOcX19qO0
安価↓2

1.本を見ているようです。早苗さんの所へ行きます。
2.酒、飲まずにはいられない。神奈子様の所へ行きます。
3.晩酌のおつまみを作っています。諏訪子様の所へ行きます。

917: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/11(日) 20:45:45.78 ID:e3/fbzMbo
3

921: ◆TpifAK1n8E 2015/10/11(日) 21:16:05.62 ID:fOcX19qO0
3.晩酌のおつまみを作っています。諏訪子様の所へ行きます。

台所へと行くと、どうやら諏訪子が何か作っているようです。
晩御飯も済んだのに何をしているんだろう、と、貴方は気になって声をかけました。

諏訪子「お、【貴方】。今おつまみ作ってんだよ」

成程、見れば枝豆を茹でているのが分かります。
しかし一言に茹でると言っても、彼女の茹で方は素晴らしいものです。
湯加減、火加減、枝豆の出し入れのタイミング。全く天才的な勘でやってのけています。
貴方はそのように褒めますと、

諏訪子「そ、そうかな?えへへ…」

照れる素振りを見せる諏訪子でした。勿論貴方に枝豆の上手い茹で方など分かりません。
単純な神様だなあ。と思ってましたが、

諏訪子「…いや、今のどんな褒め方だよ」

遅まきながら突っ込みを入れる神様でした。

922: ◆TpifAK1n8E 2015/10/11(日) 22:10:04.20 ID:fOcX19qO0
諏訪子「さ、出来たよ。ちょっと味見してみて」

と、茹であがった枝豆を一つつまみ貴方に差し出しました。
貴方は、あーん、と、口を開けて餌を貰えるのを待ってます。

諏訪子「…お前ってやっぱりあまり私を尊敬していないよね」

と、ブツブツ言いながらも、開けた口に入れてくれる諏訪子です。
尊敬してはいるのですが、見た目が子供ですのでどうも扱い方が雑になりがちな貴方でした。
ともかく、枝豆を咀嚼すると、とても美味しい風味が貴方の口一杯に広がります。
貴方は、うますぎる!と大袈裟に喜びました。

諏訪子「あ、はは…まあ、料理が出来ないからこれくらいはね…」

しかし、貴方の喜びようとは裏腹にあまり嬉しく思って無い様でした。
先日、料理の腕前について聞かれた事を根に持っているようです。

諏訪子「早苗や神奈子から「おつまみ"だけ"は上手い」とか言われるんだよ…悔しいビ ビ 」

ビ ビ とは何なのでしょう。とにかく料理下手なのを悔しがる諏訪子でした。

923: ◆TpifAK1n8E 2015/10/11(日) 22:12:06.60 ID:fOcX19qO0
ビ ビ する彼女の為に何かしましょう。


安価 ↓1~3

適当に彼女に話題や質問や行動をお願いします。

924: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/11(日) 22:12:47.09 ID:JzjRSDmko
じゃあ今度一緒に料理の練習しましょう

925: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/11(日) 22:13:03.83 ID:MXMbZ1PRo
一緒になにか作りませんか

926: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/11(日) 22:14:27.15 ID:8ZvlihlWo
味噌汁でも作ります?

931: ◆TpifAK1n8E 2015/10/13(火) 11:00:33.68 ID:uK4LJQI30
 


>>じゃあ今度一緒に料理の練習しましょう
>>一緒になにか作りませんか

諏訪子「満漢全席とか作る?」

練習と言っているのに何をほざいているのでしょうか。
流石に冗談なのでしょうが、そもそも彼女の料理に対する常識を貴方は知りません。
そこで、お米の研ぎ方は分かりますか?と尋ねました。

諏訪子「あたり前田のクラッカー。そんなの常識だよ」

寒い以前に古すぎるギャグを言いのけましたが、米を研ぐことに関しては自信ありらしいです。
ですがその自身に不安を覚えた貴方は、じゃあ洗剤は使います?と問題を出しますと、

諏訪子「馬鹿言わないでよ。使う訳無いじゃん」

当然、と言った風に答える諏訪子です。流石にその辺りの常識は嫁マズとは一線を画します。

諏訪子「砥石一々使うのは面倒だけどね」

嫁マズとは一線を画しません。米の切れ味を上げてどうしようと言うのでしょうか。
兎に角、初心者向けの料理を提案しなければなりません。

932: ◆TpifAK1n8E 2015/10/13(火) 11:04:10.42 ID:uK4LJQI30
>>味噌汁でも作ります?

諏訪子「味噌汁か。それなら簡単そうだね」

貴方が諏訪子に提案したのは味噌汁でした。
本当はカレーを作りたいところでしたが、幻想郷でそれを作るならばまずカレー粉を探すところから始めなくてはなりません。
味噌汁ならば材料もあることですし、比較的簡単に作れると考えました。

諏訪子「まあ味噌汁位なら作れなくちゃね。もし「俺の為に毎日味噌汁を作ってくれ」って言われたら困るしねぇ」

なんとも、古風なプロポーズを挙げられました。幻想郷ではポピュラーなのでしょうか。
そこでふと貴方は、諏訪子様、毎日味噌汁を作ってくれませんか。と、先ほどの古風な求婚をしてみました。

諏訪子「だ、駄目よ【貴方】。私には神奈子と早苗が…」

そう言いながらいやんいやんと体をくねらせる諏訪子です。想像以上にノリのいい神様でした。
貴方は、いいじゃないですか奥さん!と彼女に迫ります。

諏訪子「嗚呼、ごめんなさい二人とも…私はいけない女ですわ…」

堕ちたようです。以上、昼下がりの団地妻ごっこでした。


その茶番を、様子を見に来た早苗と神奈子に見られてドン引きしていたことを知るのはもう少し後の話です。

933: ◆TpifAK1n8E 2015/10/13(火) 11:15:21.77 ID:uK4LJQI30
諏訪子「さ、枝豆持っていこうか」

料理+αの話にすっかり夢中になっていましたが、おつまみを作っていたのでした。
茹であがった枝豆を皿に盛り、持っていくこととします。

諏訪子「…あれだよね。最近は専業主夫ってのもいるから別に私が料理できなくても…」

中々料理をするという行為に食指が動かない諏訪子です。
1000年以上の苦手分野は克服しなくてもいいと考えているのでしょう。
強制することも出来ないので強くは言えません。
ただ、ご飯と味噌汁位は作れた方が安心しますよ。とだけ貴方は助言しました。

諏訪子「ま、前向きに検討した上で後日改めて善処したいと考える方針で行きたいと…」

非常に回りくどく「無理です」と言われてしまいました。


そして―――

934: ◆TpifAK1n8E 2015/10/13(火) 11:15:47.42 ID:uK4LJQI30
好感度上昇値 ↓1

コンマ下1桁の数値

1~4・・・+1
5~7・・・+2
8・9・・・+3
0・・・+4

935: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 11:19:36.00 ID:PRNYEaLXO

936: ◆TpifAK1n8E 2015/10/13(火) 11:43:01.57 ID:uK4LJQI30
好感度上昇+4

諏訪子「料理、料理かー…」

晩酌を終えて部屋へと戻った諏訪子は、一人考え事をしていました。
主題は当然、先ほどの料理の件についてです。
意外に言葉通り、前向きに検討しているようです。

諏訪子「まあ、少しだけ頑張ってみようか」

試食係は言い出しっぺの貴方に任せるつもりのようです。
いずれにせよ、意欲が湧いただけでも一歩前進です。

諏訪子「【貴方】が生きているうちに上達したら上々なもんでしょ」

数十年単位の大プロジェクトが始まるのでした。

937: ◆TpifAK1n8E 2015/10/13(火) 11:44:43.88 ID:uK4LJQI30
貴方は小屋へと帰宅しました。
明日で10日目。幻想入りして1年が経ちます。

貴方は幻想郷に来てからの思い出に浸りました。
お世話になった方々は、人妖問わずたくさんいます。
貴方にとって忘れることの出来ない、恩がある人々です。


その中でも、貴方にとって最も大切だと思った人は……

938: ◆TpifAK1n8E 2015/10/13(火) 11:46:40.20 ID:uK4LJQI30
――――――Result――――――


:九日目終了時点 好感度:


東風谷早苗:5

八坂神奈子:21【恋慕】

洩矢諏訪子:3→7

犬走椛:4→6

河城にとり:18【恋慕】

鍵山雛:4


――――――Result――――――

939: ◆TpifAK1n8E 2015/10/13(火) 11:53:14.18 ID:uK4LJQI30
※規定以上の好感度を持つヒロインが二人います※


どちらかのルートに入るかを多数決を取ります。二股はスゴイ・シツレイ!


1.【八坂神奈子】ルート

2.【河城にとり】ルート


安価↓1~9までの多数決

番号や名前以外のレスがあった場合は一つ下にずらした安価を取ります。

942: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 11:54:01.88 ID:r2+0w3d9O

948: ◆TpifAK1n8E 2015/10/13(火) 12:02:12.04 ID:uK4LJQI30
既に過半数を超えているようなので、ルートを決定しました。


※【河城にとり】ルートに入ります※


 

950: ◆TpifAK1n8E 2015/10/13(火) 22:06:55.09 ID:uK4LJQI30
 

・・・・・・・・・・・・・・

貴方は今、妖怪の山に流れている川原にいます。
というのも、ここには幻想郷でも有数な「エンジニア」が住んでいると聞き、
貴方が幻想郷に来る際に持っていた携帯を見て貰おうと思ったからです。

自分を拾って頂いた守矢神社の皆さんの話に寄れば、そのエンジニアとは河童とのこと。
種族全体が工学に長けており、それに関連したことについて聞くなら彼女等が一番手っ取り早いそうです。

しかし、川に来てから何やら視線を感じます。どういうわけか、幻想入りしてから勘が鋭くなっている貴方です。
そこで、突然後ろを振り返り、曲者め、と大声を出してみました。


すると、驚いて工学迷彩スーツの機能が解けたのか、可愛らしい少女が貴方の目の前に突然現れました。


にとり『い…痛い目に遭いたく無かったら持ち物置いてけコラ!』


河城にとりという、山賊紛いな行動をする少女が貴女の目の前に突然現れました。

951: ◆TpifAK1n8E 2015/10/13(火) 22:18:11.56 ID:uK4LJQI30
――――――10日目――――――


貴方は今、妖怪の山に流れている川原にいます。
幻想入りして今日で一周年。貴方は今までお世話になった方々に挨拶に周ろうと考えました。
その中でも、貴方が一番最初にその気持ちを伝えたいのは、河城にとりでした。

彼女とのファーストコンタクトは、まさしく最悪と言っても過言ではありませんでした。
まさかのストーカーからの略奪行為。結局、守矢神社に居候していることに免じて許して戴きました。
しかし後日、携帯は幻想郷では使い物にならないと分かったのであげることにしましたが。
それについてにとりは、「くれるなら最初から寄越せよ」という暴言。
女の子で無ければお仕置きしていたところです。健全な意味で。

ですが、その後も守矢神社の電化製品を直して貰いに尋ねる機会が増え、
何時しか用事が無くても遊びに行くようになり、彼女はそれを快く迎え入れてくれるようになりました。
そして、気が付けば貴方にとって最も信頼すべき女性となっていました。
 

貴方は今、にとりの小屋の前にいます。
この一年の感謝。そしてこれからも宜しくと伝える為、柄にも無く緊張しながらそのドアを軽くノックしました。

952: ◆TpifAK1n8E 2015/10/13(火) 22:33:56.67 ID:uK4LJQI30
にとり「あ…こ、こんにちは。【貴方】」

静々とドアを開けるにとりです。何時もはテンション高めな彼女ですが、今日は何やら慎ましやかな様子です。
貴方は挨拶をした後で、元気無さそうだけど、具合悪い?と尋ねました。

にとり「ううん!そんなこと無いよ!その、今日はどうしたの?」

ブンブンと首を横に振り、元気さを露骨にアッピルしてきます。
取りあえずは元気そうなので、今日はにとりちゃんに話があって、と本題を切り出そうとします。
すると、

にとり「え…あの、話って何?…待って。部屋に入ってから教えてよ。外は少し寒いから」

そう言って、貴方の手を引いて部屋に招き入れてくれます。
確かに、秋も次第に深くなって行く現在、外の気温は少しだけ肌寒いです。
アポ無しで訪れて女性の部屋に入るのは気が引けましたが、本人が良いと言っているので入りましょう。

953: ◆TpifAK1n8E 2015/10/13(火) 22:36:56.87 ID:uK4LJQI30
にとり「取りあえず、ベッドにでも座ってよ」

部屋に入ると、今日は工房が動いてないためか、何時もより静かな小屋でした。
そしてベッドに座るよう言われたので、貴方は女の子のベッドということで少し緊張しながら座りました。
貴方が座ったのを見ると、にとりもまた貴方の横へとちょこんと座りました。

にとり「……」

肩と肩が触れ合いそうな距離で、互いに座っています。
ちらりとにとりを見れば、少し顔を俯かせ、ほんのり顔を赤くしています。
いつもの彼女らしくなく、お淑やかな彼女の態度にドギマギしてしまいます。
なんだか変な雰囲気に貴方は中々話を切り出せず黙ってしまっていました。

にとり「…あのさ!…話って、何?」

とうとうその雰囲気に耐えられなかったのか、にとりが話しかけて来てくれました。
しかし、こちらから話があると言って尋ねてきたのに、黙りっぱなしと言うのは情けない。
気を使わせてしまったことを申し訳無く思いつつ、貴方は話し始めました。

貴方はまず本題に入る前に、少し昔の話をしようか。と、切り出しました。
にとりも、「うん」と言って、ここでようやく俯いていた顔を上げました。

954: ◆TpifAK1n8E 2015/10/13(火) 22:38:04.54 ID:uK4LJQI30
まずは、始めてあった時の思い出。
最初、山賊みたいなことしてたよね。とニヤニヤと笑いながら言いました。貴方にとってはもう笑い話ですが、

にとり「うあぁ、忘れて忘れて!あーもうあの時の私爆発しろ!」

と、頭を抱えながら悶えています。どうやら山賊王の彼女は黒歴史認定したようです。
以前は「そんな時も会ったねえ」などと彼女自体笑い話にしてたようでしたが。

次に、物を修理しにここに来るようになった時の思い出。
自身たっぷりで、その自身に違わぬ手つきで見事に様々な物を直してくれました。

にとり「あはは、それくらいしか取り柄がないからね…」

しかし、予想に反してそれを改めて褒めても今日は嬉しくなさそうです。
いつもなら笑顔で喜ぶはずなのですが。

そして、遊びに来るようになってからの思い出。
ここ最近でも、一緒に泳いだり昼寝したりと盛り沢山な日々を送っています。

にとり「う、うん…一緒に、寝ちゃった…よね」

ただの添い寝です。別の意味で寝たのでは決してありません。
ですが顔を真っ赤にしている彼女を見ると、第三者からは別の意味で捉えかねられません。

955: ◆TpifAK1n8E 2015/10/13(火) 22:40:00.92 ID:uK4LJQI30
そうして、一しきり思い出を語った後で、貴方はようやく本題に入ることにしました。

にとりちゃん。と、貴方は彼女を見つめます。

にとり「っ…はい」

思わず敬語を使う彼女でしたが、構わず貴方は続けます。

彼女とはこの一年で、色々な交流がありました。
一緒に遊んで、修理して貰って、新製品の実験台にもなったりして。
そうして過ごした日々の思い出は、貴方にとって掛け替えのない宝物となっています。
突然、幻想入りして多くの障害があったことは確かです。
でも、彼女と仲良くなれた事は障害があった以上に、幻想郷に来れて良かったと思えます。

だから、今まで本当にありがとう。

そう言って貴方は一呼吸置いてから、そして、これからもよろしくね。と言って締めようとしました。

にとり「待って」

ですが、その言葉は「そして」の部分で彼女によって遮られてしまいます。

956: ◆TpifAK1n8E 2015/10/13(火) 22:44:21.98 ID:uK4LJQI30
貴方は、どうしたの?と不思議そうに尋ねると、

にとり「あの…その先からは、私に言わせて欲しい」

その先を言わせて欲しい、とは何なのでしょうか。
よく理解していない貴方でしたが、真剣な表情をしている彼女を見て、黙って話を聞くことにしました。

にとり「私だって、君にとっても感謝してるよ」

にとり「最初にあんな失礼なことしても、会いに来てくれてるよね」

にとり「外の機械とか、胡瓜とか、色々持ってきてくれたのはとても嬉しかった」

にとり「でも、最近はそれよりも、君が来てくれるのが何よりも嬉しいと思っている」

にとり「【貴方】と居ることが、一番幸せな時間なの」

にとり「…【貴方】と会えて、良かった。今まで本当にありがとう」

そう言って、にとりは先ほどの貴方と同じ締め方で言い終えました。

957: ◆TpifAK1n8E 2015/10/13(火) 23:05:24.07 ID:uK4LJQI30
貴方は彼女の言葉に何時になく顔が熱くなってしまいました。
今日の彼女は、前に会った時までの明るく、やんちゃな子供のイメージではありません。
真剣な表情をし、頬を赤く染め、一言一言に気持ちを込めて話す彼女はまるで―――


にとり「そんな【貴方】のことが、私は、好きです」


―――まるで、告白をする少女そのものでした。

先ほどの「先に言う」発言は、どうやら、貴方が彼女に告白するのだと、にとりは思っていたからこその発言だったみたいです。
確かに、貴方も貴方でお礼を言うのに変に緊張して、思い出話なんぞを始めました。
最後には真剣な表情で語りかけるもんですから、告白をして締め。なんて思われても仕方無いのかも知れません。

ですが、ちょっとした勘違いとは言え彼女にここまで言わせておいて、
「そんなつもりじゃ無い」などと言えるはずはありません。
少し突然の出来事で狼狽えましたが、貴方自身、彼女の告白に対する返事は一つしか持っていません。


貴方は―――

958: ◆TpifAK1n8E 2015/10/13(火) 23:09:59.48 ID:uK4LJQI30
安価↓3

1.あぁぁいしてるんだぁぁぁぁ君たちをぉぉぉぉ! 告白します。
2.この野郎っ!ジーグブリーカー!しねぇっ!! 抱きしめます。

961: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 23:11:38.57 ID:lLQXdA7ZO
1

963: ◆TpifAK1n8E 2015/10/13(火) 23:34:50.86 ID:uK4LJQI30
1.あぁぁいしてるんだぁぁぁぁ君たちをぉぉぉぉ! 告白します。

にとりは、貴方の言葉をじい、と待っています。
目は緊張のあまりか潤み始め、今にも目尻から涙が零れてきてしまいそうです。
そんな彼女を見て、安心させるためにも貴方は一言。


好きだよ。にとりちゃん。と、簡潔に言いました。

にとり「…あ、う、あぁ…!嬉しい、よ…!」

貴方と両想いになれたことの嬉しさのあまりか、緊張が解けた反動か。
にとりはとうとう泣いてしまいました。
しかし、わんわんと声を上げて泣くのではなく、静かにはらはらと涙が零れるその姿は、
彼女の子供らしい見た目とは反し、美しいとすら思えました。

にとり「っ…ご、ごめんね。もう、涙が出るなんて、変なの…」

そう言ってごしごしと目を拭います。
嬉し涙、と言うのは、もしかしたら彼女にとって初めての経験なのかも知れません。
取りあえずと言うか、恋人同士になったから許されるだろうと貴方は考え、
涙を拭っている彼女の肩を抱くのでした。

964: ◆TpifAK1n8E 2015/10/13(火) 23:45:33.17 ID:uK4LJQI30
にとり「ん…ふふ、抱いて貰っちゃった…」

泣いたカラスが、なんて言いますが、泣いた河童ももう微笑んでいます。
にとりは貴方に抱かれたままで、ぐりぐりと顔を貴方の胸に押し付けてきます。
貴方はと言うと、彼女の胸が貴方の腕に当たって、思わず顔に出てしまいそうなのを必死に抑えています。

にとり「…ねえ、【貴方】。一緒に泳いで貰ったし、一緒に添い寝して貰ったよね」

にとり「もし、良かったら。今ここでもう一つ、我儘聞いて貰ってもいい?」

泳ぎと添い寝に関しては問答無用でご一緒させられましたが、今回は許可を貰おうとしています。
あまり無茶なことじゃ無ければ何でも。と貴方は言いました。
今何でもって言いましたが、前半に無茶なこと以外と付けているので問題ないでしょう。

にとり「そ、それじゃあね…これは、無茶なことに入る?」

と、おずおずと提案しようとするにとりです。その内容とは。


にとり「キス、してくれますか」


歓迎しましょう。盛大に。

965: ◆TpifAK1n8E 2015/10/13(火) 23:48:59.91 ID:uK4LJQI30
貴方は、彼女の肩を優しく抱いて。





―ずっと一緒だよ。にとりちゃん―


にとり「…ん…ふ、ぅ…好き…大好き…」





最初は奪う者と奪われる者。互いに敵対していました。

いつの間にか二人は友人に。

今では奪う者と奪われる者。互いに好き合っています。

966: ◆TpifAK1n8E 2015/10/13(火) 23:55:44.45 ID:uK4LJQI30






河城にとり編

~神奈子ぉ?誰それえ。私、にとり。鈍いなぁ私がメインヒロインだよォ!~ 終





 

引用元: 【東方】幻想入りして1年が経ちます【安価】