2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/09(水) 20:58:10.86 ID:Jl93omof0
ミーナ「みなさん初めまして新しい担任のミーナです。よろしくねっ」
一同「「よろしくお願いします」」
ミーナ「はいっ。では最初なので質問タイムにしま~す。何かある人~」
宮藤「はいっ!先生は結婚されてますか?」
ミーナ「いいえ。してません。はい次」
宮藤「えっしてないんですか?いいとし」バン
ミーナ「はい次」
サーニャ「はい。どうやってその見た目をキープ」バン
ミーナ「はい。次」
エイラ「はいはいはい。先生ってとしはいく」バン
ミーナ「神様私この教室でやっていける気がしません」
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/09(水) 21:02:05.21 ID:Jl93omof0
ミーナ「はい。ではこの問題わかる人?」
一同「「はい」」
ミーナ「はい。坂本さん」
一同「「・・・」」
ミーナ「はい。ではこの問題わかる人?」
一同「「はい」」
ミーナ「はい。坂本さん」
一同「「・・・」」
ミーナ「はい。ではこの問題わかる人?」
一同「「・・・」」
ミーナ「はい。坂本さん」
坂本以外((私たちいる意味あるんだろうか))
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/09(水) 21:05:13.75 ID:Jl93omof0
ミーナ「・・・・・えっとみんな静かに・・・」
一同「「ガヤガヤガヤ」」
ダンッ
バルクホルン「お前たち静かにしないか!!」
一同「「シーン」」
ミーナ「トゥルーデ・・・」
バルクホルン「まったく。年配の方の言うことは聞くものだ」
ミーナ「トゥルーデ・・・」
バルクホルン「気にするな。ミーナ。とにかく静かになってよかった」
ミーナ「ちょっと指導室来なさい」
バルクホルン「・・・・・はい」
ピシャ
一同「「合掌」」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/09(水) 21:06:19.12 ID:Jl93omof0
バルクホルン「おいっ。リベリアン今日はお前が日直だろう!さっさと黒板を綺麗にしないか!」
シャーリー「あ~うるさいな。まだ放課の時間はあるんだから大丈夫だって」
バルクホルン「大丈夫なわけあるかっ!勝手気ままなリベリアンめっ!」
シャーリー「はんっ。流石は鋼鉄の学級委員長!そんなにゆうならお前がやればいいだろ」
宮藤「も~また始まったぁ」
エーリカ「いいじゃん。見てて面白いし」
美緒「あいつらには困ったものだ」
リーネ「とっ止めなくていいんですか?」
美緒「なんだ。止めたいのか?じゃあリーネ行ってこい」
リーネ「・・・ごめんなさい。無理です」
美緒「そうだろう」
コツコツ
宮藤「あっ先生だ」
ギャーギャー
ミーナ「はい。そこまで」
バルクホルンシャーリー「「邪魔するな」」
ミーナ「んっ?」
バルクホルンシャーリー「「あっ」」
ミーナ「あらっジャンクにでもされたいのかしら?」
一同((あの人絶対一人はやってるな))
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/09(水) 21:09:58.18 ID:Jl93omof0
シャーリー「スピード番長のシャーリー!」
ルッキーニ「狙撃番長のルッキーニ!」
エーリカ「突風番長のエーリカ!」
エイラ「回避番長エイラ!」
坂本「普通の番長坂本!」
5人「「5人揃ってゴバンジャー!!」
シャーリー「なぁルッキーニ。流石にゴバンジャーはないんじゃないか?」
ルッキーニ「え~かっくいいじゃ~ん」
エイラ「それに回避番長って一人だけ何か弱そうじゃないカ?」
坂本「私など普通だぞ」
ミーナ「はいはい。授業後にやりなさい。授業後に」
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/09(水) 21:22:38.50 ID:Jl93omof0
シャーリー「スピード番長のシャーリーとは私のことだ!捕まえられるものなら捕まえてみろ~」ダダダダ
ルッキーニ「わ~シャーリーが置いてった~」
宮藤「わ~シャーリーさん流石に早いな~」
リーネ「ねっ。とても追いつけないや」
エイラ「ふへ~流石は学校一のスピード狂」
ミーナ「・・・・」
ミーナ「シャーリーさん・・・」
ミーナ「赤字の補修をサボりと。誰か明日あったら職員室に来るように伝えてください」
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/09(水) 21:34:46.93 ID:Jl93omof0
コソコソコソ
ルッキーニ「狙撃番長とは私のことだ~」
コソコソ
ルッキーニ「ということで。え~今日はこの狙撃銃でいつも机の中を掃除しろ~ってうるさいバルクホルンに・・・」
バルクホルン「」テクテク
ルッキーニ「狙撃してみたいと思います」
バルクホルン「」テクテク
ルッキーニ「ていっ」バンッ
ビスッ
ルッキーニ「よっし。ビンゴ~」
バルクホルン「ふっいつから前を歩いていると錯覚していた」
ルッキーニ「なっバルクホリュン!」
バルクホルン「変わり身だ」
ルッキーニ「そんな~」
バルクホルン「ゲルマン忍術を甘く見たな」
ギャーーーーーーー
ミーナ「ルッキーニさんは入院と」
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/09(水) 21:48:30.96 ID:Jl93omof0
不良1「ふふふ。やぁエーリカ」
不良2「この前のお礼はしっかり返してやるからな」
不良3「謝るんだったら今だぜ?」
不良4「へっここで突風番長を倒せば名が上がるってもんだぜ」
エーリカ「え~戦うの面倒くさ~い」
不良1「なんだったら立ってるだけでいいんだぜ?」
不良2「へへへ。俺たちがいじめてあげるからよぉ」
エーリカ「へ~じゃあ捕まえられるなら捕まえてみな!シュトルム!」
一同「「このアングルを見るために喧嘩売ってます」」
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/09(水) 22:13:18.14 ID:Jl93omof0
エイラ「それにしても回避番長はないよなぁ」テクテク
サーニャ「ふふ。結構お似合いの名前じゃない」
エイラ「え~そうかナ~」
サーニャ「ふふ。エイラちょっとこっち見て」
エイラ「んっ?なんダ?」
サーニャ「・・・」ジー
エイラ「・・・・・・うっ///」ヒョイ
サーニャ(ほら避けた。エイラのヘタレ)
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/09(水) 22:28:44.23 ID:Jl93omof0
坂本「う~む。普通の番長かぁ。私は普通なんだろうか」
ルッキーニ「う~ん。どうかな~」
坂本「おい。お前がつけた名前だろう」
ルッキーニ「え~そんなこと言ったって~」
坂本「はっ」
ルッキーニ「どったの?」
坂本「わかったぞ!ルッキーニ。髪型が普通なのがいけないのだ!」
ルッキーニ「ふ~ん。でっ?」
坂本「不良といえばリーゼント。よし。私もリーゼントにしよう!」もさもさ
ジャキーン
ルッキーニ「・・・普通だねっ」
坂本「・・・あぁ普通だな」
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/09(水) 22:37:29.71 ID:Jl93omof0
ミーナ「はぁ」
坂本「んっ?ミーナ先生どうした?」
ミーナ「あっ。美緒さん」
坂本「悩みか?」
ミーナ「ええ。私は教師に向いているのかしら」
坂本「はっはっはっ。私は口下手だから説明はできんが向いていると思うぞ?」
ミーナ「はぁ。ホントかしら」
坂本「うむ。あいつらがのびのびしているのはミーナ先生に甘えているからだろう」
ミーナ「・・・」
坂本「ゆえにあいつらは先生のことを嫌っていなんかいないと思うぞ?」
ミーナ「・・・そう・・・ねっ。」
坂本「うむ。言葉では伝わらないか。だがとりあえず、少なくとも私は先生が好きだぞ?」
ミーナ「・・・美緒」
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/09(水) 22:42:47.16 ID:Jl93omof0
職員室
カリカリ
ミーナ「それでも・・・やっぱり・・・向いてるかどうか考えてしまうわ」フゥ
カリカリ
ミーナ「あっ間違えた。えっと修正液は机の・・・」
ガサゴソ
ミーナ「あらっ?これは・・・色紙?えっと・・・これは!?」
ミーナ「・・・みんなありがとう」
ミーナ「まさか生徒から誕生日のプレゼントをもらえるなんて」
ミーナ「ふふ。シャーリーさん字もスピード任せに書いたわねっ。字が間違ってるわよ?」
ミーナ「これは美緒ねっ。なんて力強い誕生日おめでとうかしら」
ミーナ「この絵はルッキーニさんねっ。私かしら。もう少しスリムだと思うのだけど」
ミーナ「リーネさん。私を優しくて綺麗だなんて。ふふありがと」
ミーナ「トゥルーデさん私こそこれからよろしくねっ」
ミーナ「フラウはトゥルーデに同じって。あの子らしいわねっ」
ミーナ「宮藤、エイラさんは今度触らせてくださいって一体何をかしら」
ミーナ「サーニャさん。・・・ありがとう。私なんかを理想の先生だなんて」
ポタポタポタ
ミーナ「いけない。涙が・・・」
ミーナ「・・・・・・・・・・・・」
ミーナ「決めた。決めたわ。私が向いてるか向いていないかなんて関係ない。ただあの子達のために全力を尽くすわ」
ミーナ(みんな。本当にありがとう)
ミーナ「ふふ。一生の宝ができちゃった」
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/09(水) 22:51:30.30 ID:Jl93omof0
物陰
一同「「よかった」」
宮藤「ふふ。よかった。喜んでくれてるみたい」
リーネ「ふふ。先生の泣き顔見ちゃった」
ルッキーニ「ニヒヒ。写真はばっちりとったよぉ」
シャーリー「おっさすがはルッキーニ。後で私にもくれよ」
坂本「喜んでくれて何よりだ」
バルクホルン「まったくだ。先生に悩んだ顔は似合わないからな」
エーリカ「ヒューヒュー。イケメンだねぇ」
バルクホルン「からかうな」
エイラ「それより約束守ってくれるかなぁ」
サーニャ「エイラ。誕生日の贈る言葉があれではおかしいんじゃないかしら」
エイラ「まぁ書いちゃったもんはしょうがないさ」
坂本「しかし、慣れないことするとバランスがうまくいかないものだなぁ」
ルッキーニ「そだねっ。裏のおめでとう!!ミーナさん。じゅうきゅうさいが。
「おめでとう!!ミーナ」で上の部分は使い切っちゃって、さん、とじゅうきゅうさいが下の段に言っちゃったもんねぇ」
坂本「はっはっはっ。あればっかりはしょうがない。それこそ今更どうすることもできん」
ルッキーニ「だよねぇ。でもあれだとまるで三十九歳って書いてあるみたいだよねぇ」アハハ
一同「「えっ!?」」
宮藤「それってマズくないですか?」ガクガク
エーリカ「これは流石にヤバイんじゃ・・・」ブルブル
リーネ「私まだ死にたくありません」
シャーリー「みっ。みんな早く逃げるぞ」
エイラ「あっこっち向いた」
一同「「ひぃ」」
シャーリー「なに。このスピード番長のスピードを持ってすれば」
ミーナ「あらっみんなお揃いみたいね」ニコニコ
シャーリー「なっ回り込まれた!!早い!!」
ミーナ「みなさん。ありがとう。じゃあ少し体育館裏まで行きましょうか」ニコニコ
エイラ(あっ文字通り全員吊るされる未来予知が見えたんダナ)
一同「「ギャーーーーーー」」
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/09(水) 22:56:44.83 ID:Jl93omof0
後日
ミーナ(ふふ。でもみんな。本当にありがとう。あの贈り物は私の人生の宝よっ)
ミーナ(ふふ。これからはちゃんと美緒以外も当てなくっちゃwwww)
おわり
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