乙坂「アカデミア?」シャーロット&遊戯王 前編
乙坂「アカデミア?」シャーロット&遊戯王 中編
450: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/26(木) 14:17:27.15 ID:Eg2jQebAO
沢渡LP1300
手札:2
モンスター:なし
魔法・罠:なし
伏せカード:なし
万丈目LP1800
手札:3
モンスター:竜魔人 キングドラグーン(攻撃力2400)
魔法・罠:なし
伏せカード:なし
沢渡「俺のターン!」
沢渡(よし、来たぜ!)
沢渡「俺はスケール3の《妖仙獣 左鎌神柱》とスケール5の《妖仙獣 右鎌神柱》でペンデュラムスケールをセッティング!」
沢渡「さらに、ウレンシンチュウのペンデュラム効果!」
沢渡「もう片方のペンデュラムゾーンに妖仙獣が存在する時、スケールをターン終了時まで11にする!」
沢渡「ペンデュラム召喚!」
沢渡「現れろ、《魔妖仙獣 大刃禍是》!」
攻撃力3000
沢渡「ダイバカゼが召喚・特殊召喚に成功した時、フィールドのカードを二枚まで持ち主の手札に戻せる!」
万丈目「無駄だ! キングドラグーンが存在する限り、相手はドラゴン族モンスターを魔法・罠・モンスター効果の対象にする事はできん!」
沢渡「ちっ…ならバトルだ! ダイバカゼで、キングドラグーンを攻撃!」
万丈目「ぐっ!」
万丈目LP1200
沢渡「俺はターンエンドだ。そしてエンドフェイズ、ダイバカゼは手札に戻す」
手札:2
モンスター:なし
魔法・罠:なし
伏せカード:なし
万丈目LP1800
手札:3
モンスター:竜魔人 キングドラグーン(攻撃力2400)
魔法・罠:なし
伏せカード:なし
沢渡「俺のターン!」
沢渡(よし、来たぜ!)
沢渡「俺はスケール3の《妖仙獣 左鎌神柱》とスケール5の《妖仙獣 右鎌神柱》でペンデュラムスケールをセッティング!」
沢渡「さらに、ウレンシンチュウのペンデュラム効果!」
沢渡「もう片方のペンデュラムゾーンに妖仙獣が存在する時、スケールをターン終了時まで11にする!」
沢渡「ペンデュラム召喚!」
沢渡「現れろ、《魔妖仙獣 大刃禍是》!」
攻撃力3000
沢渡「ダイバカゼが召喚・特殊召喚に成功した時、フィールドのカードを二枚まで持ち主の手札に戻せる!」
万丈目「無駄だ! キングドラグーンが存在する限り、相手はドラゴン族モンスターを魔法・罠・モンスター効果の対象にする事はできん!」
沢渡「ちっ…ならバトルだ! ダイバカゼで、キングドラグーンを攻撃!」
万丈目「ぐっ!」
万丈目LP1200
沢渡「俺はターンエンドだ。そしてエンドフェイズ、ダイバカゼは手札に戻す」
451: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/26(木) 14:19:50.87 ID:Eg2jQebAO
万丈目「少しはやるな…だがこの程度、この汚れなきアカデミアの戦士である俺様には追い詰められた内にも入らん!」
沢渡「ふざけんじゃねぇ!」
万丈目「なんだと? 貴様、アカデミアを侮辱する気かっ」
沢渡「んな事はいい! 汚れなきとはよく言ったもんだぜ。てめぇの制服、醤油の染みだらけじゃねぇか!」
万丈目「何!?」
沢渡「しかも昨日今日のじゃねぇ。てめぇの制服、半年以上洗ってねぇんだろ!」
万丈目「な!? 何故わかった!?」
沢渡「わかるさ。俺だっていつも醤油のこぼれたのを袖で拭いてたからな! だが俺は一ヶ月が限界だったぜ」
万丈目「貴様、熊は冬眠するとき、自らの手に蜂蜜を塗り込むことを知らんのか!」
沢渡「んなもん理由になるか!」
「そこまでだ、万丈目」
万丈目「!?」
沢渡「あ? なんだお前は」
「準備は整った。これよりユウとセレナを確保する」
沢渡「ふざけんじゃねぇ!」
万丈目「なんだと? 貴様、アカデミアを侮辱する気かっ」
沢渡「んな事はいい! 汚れなきとはよく言ったもんだぜ。てめぇの制服、醤油の染みだらけじゃねぇか!」
万丈目「何!?」
沢渡「しかも昨日今日のじゃねぇ。てめぇの制服、半年以上洗ってねぇんだろ!」
万丈目「な!? 何故わかった!?」
沢渡「わかるさ。俺だっていつも醤油のこぼれたのを袖で拭いてたからな! だが俺は一ヶ月が限界だったぜ」
万丈目「貴様、熊は冬眠するとき、自らの手に蜂蜜を塗り込むことを知らんのか!」
沢渡「んなもん理由になるか!」
「そこまでだ、万丈目」
万丈目「!?」
沢渡「あ? なんだお前は」
「準備は整った。これよりユウとセレナを確保する」
452: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/27(金) 17:36:17.49 ID:BunUFCoPO
ロジェ「くっ…」
セレナ「やはり、記憶がなくなっても実力は変わらずか」
奈緒「むしろ、ナメプがなくなった分強くなってるとも言えますね」
黒咲「ふん…当然だ。奴は俺が認めた倒す価値のある男、これくらいは出来て当たり前だ」
隼翼「有宇の勝ちだ、悪いが大人しく帰ってもらおうか」
ロジェ「おのれ…」
「不甲斐ないな、ロジェ」
ロジェ「っ!?」
セレナ「お前はっ」
「久しぶりだね、セレナ、そしてユウ。まさか君がスタンダードに居たとは」
吹雪「プロフェッサー!?」
黒咲「っ…貴様、瑠璃は!? 瑠璃はどうした!?」
沢渡「HA☆NA☆SE! 俺を誰だと思ってやがる!? パパに言いつけてやる!」
有宇「沢渡…!」
白柳「これは!?」
奈緒(10、20、30…いや、下手をすれば50人は居るか? これじゃあ…)
吹雪「あらら、万事休すかなぁ…」
プロフェッサー「大人しく投降すれば手荒な真似はしない。我々と一緒に来てくれるね?」
有宇「くっ…」
セレナ「やはり、記憶がなくなっても実力は変わらずか」
奈緒「むしろ、ナメプがなくなった分強くなってるとも言えますね」
黒咲「ふん…当然だ。奴は俺が認めた倒す価値のある男、これくらいは出来て当たり前だ」
隼翼「有宇の勝ちだ、悪いが大人しく帰ってもらおうか」
ロジェ「おのれ…」
「不甲斐ないな、ロジェ」
ロジェ「っ!?」
セレナ「お前はっ」
「久しぶりだね、セレナ、そしてユウ。まさか君がスタンダードに居たとは」
吹雪「プロフェッサー!?」
黒咲「っ…貴様、瑠璃は!? 瑠璃はどうした!?」
沢渡「HA☆NA☆SE! 俺を誰だと思ってやがる!? パパに言いつけてやる!」
有宇「沢渡…!」
白柳「これは!?」
奈緒(10、20、30…いや、下手をすれば50人は居るか? これじゃあ…)
吹雪「あらら、万事休すかなぁ…」
プロフェッサー「大人しく投降すれば手荒な真似はしない。我々と一緒に来てくれるね?」
有宇「くっ…」
453: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/27(金) 17:43:53.97 ID:BunUFCoPO
アカデミア
オベリスクフォース「さあ、中に入りな!」
奈緒「いてっ」
オベリスクフォース「それじゃあな、お前らの処分はプロフェッサーが決める。まあ飯くらいは食わせてやるから安心して待ってな」ガチャ
沢渡「ちょっと待てこら! ここはどこなんだ!? 答えろ!」
隼翼「落ち着け沢渡君、騒いだところで何の解決にもなりはしない」
沢渡「ちっ…」
黒咲「閉じ込められたな」
吹雪「やはり、有宇君とセレナは別部屋か…」
白柳「プロフェッサーは、二人を使って何をしようとしてるんでしょう?」
吹雪「わからない。何故彼はあそこまで二人に定着するのか」
奈緒「それに、黒咲さんの妹を誘拐した理由も明らかになってませんね」
黒咲「くそ…同じアカデミアに居るというのに、これでは…!」
隼翼「…少し危険な賭けになるが、考えならある」
黒咲「考えだと?」
隼翼「ここから出してくれ」
月影「承知」ガチャ
沢渡「ってお前、いつの間に外に出てんだ!? しかもちゃっかり鍵まで持ってるし!」
奈緒「流石忍者何でもありっすね」
454: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/28(土) 03:21:39.28 ID:0gYJFeRA0
「ユウとセレナ様を連れて参りました」
プロフェッサー「ご苦労だった。君達は下がってくれ。二人には私が話す」
「はっ」
セレナ「くそっ」
有宇「奈緒達はどうした…?」
プロフェッサー「安心するといい、無事だ。自由の身ではないがな」
有宇「あなたは、僕達に何をさせたいんだ?」
プロフェッサー「世界を一つにする、その為に力を貸して頂きたい」
セレナ「一つにするだと?」
有宇「…それは、ハートランドを滅ぼし、アカデミアのデュエリストを暗示にかけてまでするべき事なのか?」
プロフェッサー「そうだ」
有宇「っ…」
プロフェッサー「些細な犠牲だ。君達ランサーズにはその手伝いをしてもらう」
有宇「ランサーズに?」
プロフェッサー「そして、彼女とセレナは目的の為に必要なピース」
瑠璃「………」
セレナ「っ!」
有宇「あれはっ」
有宇(セレナにそっくり…まさか、彼女が黒咲の妹!?)
プロフェッサー「今は何を話しかけても答える事はない。彼女を救いたいなら、今は黙って私の言う事に従うのが一番だと思うがね」
有宇「くっ…」
「プロフェッサー! 軟禁していたランサーズのメンバーが脱走しました!」
プロフェッサー「!?」
有宇「奈緒達が…!?」
プロフェッサー「ご苦労だった。君達は下がってくれ。二人には私が話す」
「はっ」
セレナ「くそっ」
有宇「奈緒達はどうした…?」
プロフェッサー「安心するといい、無事だ。自由の身ではないがな」
有宇「あなたは、僕達に何をさせたいんだ?」
プロフェッサー「世界を一つにする、その為に力を貸して頂きたい」
セレナ「一つにするだと?」
有宇「…それは、ハートランドを滅ぼし、アカデミアのデュエリストを暗示にかけてまでするべき事なのか?」
プロフェッサー「そうだ」
有宇「っ…」
プロフェッサー「些細な犠牲だ。君達ランサーズにはその手伝いをしてもらう」
有宇「ランサーズに?」
プロフェッサー「そして、彼女とセレナは目的の為に必要なピース」
瑠璃「………」
セレナ「っ!」
有宇「あれはっ」
有宇(セレナにそっくり…まさか、彼女が黒咲の妹!?)
プロフェッサー「今は何を話しかけても答える事はない。彼女を救いたいなら、今は黙って私の言う事に従うのが一番だと思うがね」
有宇「くっ…」
「プロフェッサー! 軟禁していたランサーズのメンバーが脱走しました!」
プロフェッサー「!?」
有宇「奈緒達が…!?」
455: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/28(土) 03:31:46.54 ID:0gYJFeRA0
「居たぞ!」
「絶対に逃がすな!」
黒咲「邪魔だ!」
どすっ! ドカッ! べしっ!
バタン。
沢渡「相変わらず容赦ないっすね」
吹雪「しかもリアルファイトで殲滅とは恐れ入った」
黒咲「プロフェッサーは何処にいる!?」
「うっ…あ…」
白柳「やり過ぎです、完全に気を失ってますよ」
黒咲「ちっ…」
奈緒「とりあえず、有宇君を探しましょう。後の話はそれからです」
隼翼「吹雪さんならアカデミアに詳しいだろ? 何か方法はないのか?」
吹雪「何処に居るかまでは流石に。心当たりを手当たり次第探し回るしかないね、なるべく隠密行動で行くよ」
万丈目「残念ながら、隠密行動は早速失敗ですよ」
白柳「っ!」
沢渡「てめぇは、万丈目!」
万丈目「万丈目サンダーだ!」
奈緒「それに、オベリスクフォース…今度は10人か」
隼翼「今度は倒せない数じゃないが…今は有宇とセレナを探すのが先だ。逃げるぞ!」
万丈目「また逃げるか! 今度はそう簡単に――」
プロフェッサー「よせ、万丈目」
「絶対に逃がすな!」
黒咲「邪魔だ!」
どすっ! ドカッ! べしっ!
バタン。
沢渡「相変わらず容赦ないっすね」
吹雪「しかもリアルファイトで殲滅とは恐れ入った」
黒咲「プロフェッサーは何処にいる!?」
「うっ…あ…」
白柳「やり過ぎです、完全に気を失ってますよ」
黒咲「ちっ…」
奈緒「とりあえず、有宇君を探しましょう。後の話はそれからです」
隼翼「吹雪さんならアカデミアに詳しいだろ? 何か方法はないのか?」
吹雪「何処に居るかまでは流石に。心当たりを手当たり次第探し回るしかないね、なるべく隠密行動で行くよ」
万丈目「残念ながら、隠密行動は早速失敗ですよ」
白柳「っ!」
沢渡「てめぇは、万丈目!」
万丈目「万丈目サンダーだ!」
奈緒「それに、オベリスクフォース…今度は10人か」
隼翼「今度は倒せない数じゃないが…今は有宇とセレナを探すのが先だ。逃げるぞ!」
万丈目「また逃げるか! 今度はそう簡単に――」
プロフェッサー「よせ、万丈目」
456: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/28(土) 03:34:46.13 ID:0gYJFeRA0
万丈目「プロフェッサー!?」
黒咲「っ!」
隼翼「くっ…またか!」
黒咲「瑠璃はどこだ!?」
奈緒「有宇君は? ついでにセレナさんも」
セレナ「誰がついでだ!」
沢渡「あぁ? セレナ居るじゃねぇか。それに有宇も」
プロフェッサー「瑠璃に手荒な真似などしていない、無事だ」
黒咲「今すぐ瑠璃を渡せ!」
プロフェッサー「それはできない」
黒咲「ならば貴様をここで始末する!」
隼翼「落ち着け黒咲」
黒咲「くっ…!」
プロフェッサー「どうしても返して欲しいなら、ここは公式戦で決めようではないか」
白柳「公式戦?」
プロフェッサー「アカデミアとランサーズ、どちらが上か決着をつける時だ。舞台は明日までに完成させる。今日はゆっくりと休むがいい」
奈緒「どういう意味ですか?」
プロフェッサー「詳しい話はユウに聞くといい。連れて行け」
「はっ」
沢渡「な!? またか! HA☆NA☆SE!」
黒咲「っ!」
隼翼「くっ…またか!」
黒咲「瑠璃はどこだ!?」
奈緒「有宇君は? ついでにセレナさんも」
セレナ「誰がついでだ!」
沢渡「あぁ? セレナ居るじゃねぇか。それに有宇も」
プロフェッサー「瑠璃に手荒な真似などしていない、無事だ」
黒咲「今すぐ瑠璃を渡せ!」
プロフェッサー「それはできない」
黒咲「ならば貴様をここで始末する!」
隼翼「落ち着け黒咲」
黒咲「くっ…!」
プロフェッサー「どうしても返して欲しいなら、ここは公式戦で決めようではないか」
白柳「公式戦?」
プロフェッサー「アカデミアとランサーズ、どちらが上か決着をつける時だ。舞台は明日までに完成させる。今日はゆっくりと休むがいい」
奈緒「どういう意味ですか?」
プロフェッサー「詳しい話はユウに聞くといい。連れて行け」
「はっ」
沢渡「な!? またか! HA☆NA☆SE!」
457: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/28(土) 14:20:05.10 ID:lZTnYio9O
沢渡「くそっ、また牢獄行きか!」
白柳「今度はそれなりに広いし、ベッドもあります。生活する分には困りませんね」
隼翼「有宇、どういう事だ? プロフェッサーは何を企んでいる?」
奈緒「二人を捕まえた時点で私達を始末しなかった…それだけでもおかしいです」
吹雪「そうだね、あれだけのオベリスクフォースが居たなら、僕達をカード化する事も難しい事ではなかった。あえて生かしたと考えるべきだね」
白柳「彼らはハートランドを数の暴力で滅ぼした…しかし、今回は公式戦を挑んできた。それについてもです」
有宇「わからない。僕が聞いたのは、アカデミアとランサーズのデュエリストが一対一で戦い、先に五勝した方が勝率。そしてこの試合に勝ったなら、今後僕達に手は出さないと約束されたくらいだ」
黒咲「俺達全員とデュエルだと?」
沢渡「ランサーズのメンバー9人とやり合うつもりって訳か…」
隼翼「奈緒ちゃんや白柳さんも言ったが、何故そんな回りくどい事をするのか」
奈緒「よほどの自信があるんですかね。それとも…」
セレナ「世界を一つにする、その為の儀式とプロフェッサーは言った」
吹雪「考えても仕方ない。もう寝よう、疲れはデュエルの判断を鈍らせるからね」
隼翼「そうだな…みんな、明日は必ず勝とう。五勝とは言わず、全勝を目指すんだ」
白柳「今度はそれなりに広いし、ベッドもあります。生活する分には困りませんね」
隼翼「有宇、どういう事だ? プロフェッサーは何を企んでいる?」
奈緒「二人を捕まえた時点で私達を始末しなかった…それだけでもおかしいです」
吹雪「そうだね、あれだけのオベリスクフォースが居たなら、僕達をカード化する事も難しい事ではなかった。あえて生かしたと考えるべきだね」
白柳「彼らはハートランドを数の暴力で滅ぼした…しかし、今回は公式戦を挑んできた。それについてもです」
有宇「わからない。僕が聞いたのは、アカデミアとランサーズのデュエリストが一対一で戦い、先に五勝した方が勝率。そしてこの試合に勝ったなら、今後僕達に手は出さないと約束されたくらいだ」
黒咲「俺達全員とデュエルだと?」
沢渡「ランサーズのメンバー9人とやり合うつもりって訳か…」
隼翼「奈緒ちゃんや白柳さんも言ったが、何故そんな回りくどい事をするのか」
奈緒「よほどの自信があるんですかね。それとも…」
セレナ「世界を一つにする、その為の儀式とプロフェッサーは言った」
吹雪「考えても仕方ない。もう寝よう、疲れはデュエルの判断を鈍らせるからね」
隼翼「そうだな…みんな、明日は必ず勝とう。五勝とは言わず、全勝を目指すんだ」
459: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/29(日) 01:43:54.63 ID:abhbEh2j0
深夜
奈緒「………」
『このメッセージを聞いているという事は、対アカデミアの特殊舞台ランサーズが倒すべきアカデミアに囚われたって訳か…僕がいないだけでこの様たぁ、情けないねぇ』
奈緒「」カチン
『ハートランドの時と同じく、数の暴力で捕まったか? 何人かは知らねえが、安心しろ。残っているお前らを始末する理由ないだろう。生かされているからには必ず役割が与えられるはずだ』
『この際、負けてみるのもいいかもしれん。勝ちにいくという事は、プロフェッサーの思い通りに計画が進む事になるだろうぜ』
『必ずな』
奈緒「っ…」
『じゃ、そういう事で』
奈緒(こいつはエスパーなのか? 未来予知の能力でも持ってんのか?)
『あ、そうだ。これ聞いてエスパーだの未来予知とか思ってるんならお前らの行動単純すぎな。これ以降は読まれないように頑張れよ〜』
奈緒(UZEEEEEE!!)
奈緒「………」
『このメッセージを聞いているという事は、対アカデミアの特殊舞台ランサーズが倒すべきアカデミアに囚われたって訳か…僕がいないだけでこの様たぁ、情けないねぇ』
奈緒「」カチン
『ハートランドの時と同じく、数の暴力で捕まったか? 何人かは知らねえが、安心しろ。残っているお前らを始末する理由ないだろう。生かされているからには必ず役割が与えられるはずだ』
『この際、負けてみるのもいいかもしれん。勝ちにいくという事は、プロフェッサーの思い通りに計画が進む事になるだろうぜ』
『必ずな』
奈緒「っ…」
『じゃ、そういう事で』
奈緒(こいつはエスパーなのか? 未来予知の能力でも持ってんのか?)
『あ、そうだ。これ聞いてエスパーだの未来予知とか思ってるんならお前らの行動単純すぎな。これ以降は読まれないように頑張れよ〜』
奈緒(UZEEEEEE!!)
460: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/29(日) 03:25:48.87 ID:abhbEh2j0
奈緒「本当、信用されてないっすね…」
有宇「奈緒…眠れないの?」
奈緒「ああ、起こしちゃいました?」
有宇「ううん、僕も寝られなかったから。明日の事を考えるとどうにもね」
奈緒「………」
有宇「奈緒?」
『さっきあなたは私を疑心暗鬼と言いましたが、それはお互い様っすよね?』
『あなたこれまで、たった一度でも他人を信じた事があるんですか?』
奈緒「少し、話を聞いてもらってもいいですか?」
有宇「うん、いいけど…」
奈緒「私がまだハートランドに居た頃です…アカデミアに故郷を壊された時、泣いていても誰も来てはくれなかった。 どれだけ母を呼んでも兄を呼んでも誰ひとり来てはくれなかった」
奈緒「その時から私は誰も信用しないと心に誓ったんです
奈緒「それが、友利奈緒という人間です」
有宇「………」
奈緒「あなたにこれを話すのは二度目ですが、”今の'あなたには初めてなのでもう一度言います。私は最初、駒にしようとしてあなたに近づきました。スタンダード次元において、腕の立つデュエリストを集める為に」
奈緒「その力は期待以上でしたよ。私はおろか隼翼さんですらあなたには勝てなかった訳ですし。吹雪さんの言うように、ランサーズの中でも間違いなく最強でしょう。人間性は女たらしの屑野郎でしたけど」
461: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/29(日) 18:52:20.26 ID:qVbZvLr4O
奈緒「自分は何も信じてないくせに、私に初めて人を信じる気持ち教えてくれた人」
奈緒「正直に言うとですね、私は心のどこかであなたに憧れてたと思うんす。前のあなたは天衣無縫・泰然自若と言える程どんな状況でも態度を変えることはなかった。しかも、私にできない事を平然とやってみせる。そんな憎たらしい奴でした」
奈緒「いつかこいつのように強くなって、私に振り向かせる。認めさせてやると思うようになったんです」
有宇「…そっか」
奈緒「誤解しないで下さいね、あなたが悪いと言ったつもりではありません。デュエルの実力は変わってませんし、人間性としてなら今の有宇君の方がずっと上です」
有宇「…前の僕なら、この状況を打開する事も出来たのかな?」
奈緒「さぁ? 録音ファイルを聞く限り、少なくとも想定はしていたんでしょう。単純な行動、でしたしね!」
有宇「その…ごめん?」
奈緒「あなたが謝る必要はありません。実は記憶がそのままで私達を試してるだけとかだったら今すぐぶん殴りますけど」
有宇「あはは…それはいくらなんでもないって」
\誰か止めて下さーい!/
有宇「え?」
ガチャァァァン!!
奈緒「っ!?」
黒咲「なんだ!?」
セレナ「こんな夜中に騒々しい!」
「…あれ? あなたは!」
有宇「え…」
「乙坂有宇君? アカデミア伝説のデュエリストのユウ君じゃないですか!」
奈緒「正直に言うとですね、私は心のどこかであなたに憧れてたと思うんす。前のあなたは天衣無縫・泰然自若と言える程どんな状況でも態度を変えることはなかった。しかも、私にできない事を平然とやってみせる。そんな憎たらしい奴でした」
奈緒「いつかこいつのように強くなって、私に振り向かせる。認めさせてやると思うようになったんです」
有宇「…そっか」
奈緒「誤解しないで下さいね、あなたが悪いと言ったつもりではありません。デュエルの実力は変わってませんし、人間性としてなら今の有宇君の方がずっと上です」
有宇「…前の僕なら、この状況を打開する事も出来たのかな?」
奈緒「さぁ? 録音ファイルを聞く限り、少なくとも想定はしていたんでしょう。単純な行動、でしたしね!」
有宇「その…ごめん?」
奈緒「あなたが謝る必要はありません。実は記憶がそのままで私達を試してるだけとかだったら今すぐぶん殴りますけど」
有宇「あはは…それはいくらなんでもないって」
\誰か止めて下さーい!/
有宇「え?」
ガチャァァァン!!
奈緒「っ!?」
黒咲「なんだ!?」
セレナ「こんな夜中に騒々しい!」
「…あれ? あなたは!」
有宇「え…」
「乙坂有宇君? アカデミア伝説のデュエリストのユウ君じゃないですか!」
462: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/29(日) 19:45:15.35 ID:qVbZvLr4O
奈緒「伝説って?」
「はい! 僕、ユウくんの大ファンなんです!」
有宇「えっと…君は?」
真月「失礼しました! 僕は真月零! アカデミアのデュエリストです!」
隼翼「アカデミアの?」
吹雪(初めて見る子だな…名前も初耳だ)
有宇「真月君か、よろしく」
真月「はい! それより何かお困りの様子ですね! 僕に出来る事なら良かれと思ってお助けします!」
白柳「これは、もしかしたら大チャンスではないでしょうか?」
有宇「アカデミアのデュエリストだし、聞いてみようか。真月君はプロフェッサーが今どこに居るから知らない?」
真月「!?」
黒咲「…知っているようだな」
真月「では、皆さんがアカデミアに公式戦を挑んできたというランサーズですか? ユウ君もその一人…」
沢渡「そんな噂が流れてんのかよ」
真月「お願いします! アカデミアを、アカデミアを元に戻して下さい!」
「はい! 僕、ユウくんの大ファンなんです!」
有宇「えっと…君は?」
真月「失礼しました! 僕は真月零! アカデミアのデュエリストです!」
隼翼「アカデミアの?」
吹雪(初めて見る子だな…名前も初耳だ)
有宇「真月君か、よろしく」
真月「はい! それより何かお困りの様子ですね! 僕に出来る事なら良かれと思ってお助けします!」
白柳「これは、もしかしたら大チャンスではないでしょうか?」
有宇「アカデミアのデュエリストだし、聞いてみようか。真月君はプロフェッサーが今どこに居るから知らない?」
真月「!?」
黒咲「…知っているようだな」
真月「では、皆さんがアカデミアに公式戦を挑んできたというランサーズですか? ユウ君もその一人…」
沢渡「そんな噂が流れてんのかよ」
真月「お願いします! アカデミアを、アカデミアを元に戻して下さい!」
463: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/29(日) 19:46:40.45 ID:qVbZvLr4O
真月「アカデミアの中心…プロフェッサーはそこに居ます」
奈緒「見張りは三人ですね…」
沢渡「大した数じゃねぇ、一気に潰しちまおうぜ」
隼翼「そう簡単には行かない。見張り全員を倒せたとしても、増員の可能性も大きいあるだろうからね」
有宇「ありがとう真月君、後は僕達に任せてくれ」
真月「ユウ君ならきっとアカデミアを元に戻せると信じています! 必ず戻って来て下さーい!」
黒咲「騒々しい奴だ」
吹雪「………」
セレナ「どうした?」
吹雪「いや、何でもない」
真月「………ぷっ!?」
真月「俺が? アwカwデwミwアww」
真月「いやぁ、笑いを堪えるってのがこんなにも大変だとは思わなかったぜェww後はユウがプロフェッサーをぶっ殺せば全て計画通りって訳だww」
真月「しっかり潰しあってくれよ、後は俺がww」
真月「ウヒャヒャヒャヒャwwww最高だぜさいっっこぉぉぉwww」
奈緒「見張りは三人ですね…」
沢渡「大した数じゃねぇ、一気に潰しちまおうぜ」
隼翼「そう簡単には行かない。見張り全員を倒せたとしても、増員の可能性も大きいあるだろうからね」
有宇「ありがとう真月君、後は僕達に任せてくれ」
真月「ユウ君ならきっとアカデミアを元に戻せると信じています! 必ず戻って来て下さーい!」
黒咲「騒々しい奴だ」
吹雪「………」
セレナ「どうした?」
吹雪「いや、何でもない」
真月「………ぷっ!?」
真月「俺が? アwカwデwミwアww」
真月「いやぁ、笑いを堪えるってのがこんなにも大変だとは思わなかったぜェww後はユウがプロフェッサーをぶっ殺せば全て計画通りって訳だww」
真月「しっかり潰しあってくれよ、後は俺がww」
真月「ウヒャヒャヒャヒャwwww最高だぜさいっっこぉぉぉwww」
465: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/29(日) 21:34:08.59 ID:qVbZvLr4O
隼翼「さて、どうするか」
黒咲「ふん…真正面から行けばいい」
奈緒「おい、勝手に行くな!」
「な!? 貴様らはっ」
「逃げたのか!?」
「今すぐ捕まえろ!」
吹雪「あーあ…」
白柳「仕方ない…この人達の相手は私がします。行って下さい」
隼翼「すまないな、二度までも」
有宇「ごめん白柳さん、恩に着るよ!」
黒咲「ふん…真正面から行けばいい」
奈緒「おい、勝手に行くな!」
「な!? 貴様らはっ」
「逃げたのか!?」
「今すぐ捕まえろ!」
吹雪「あーあ…」
白柳「仕方ない…この人達の相手は私がします。行って下さい」
隼翼「すまないな、二度までも」
有宇「ごめん白柳さん、恩に着るよ!」
466: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/29(日) 21:36:56.94 ID:qVbZvLr4O
「侵入者! 直ちに奴らをデュエルで拘束せよ!」
セレナ「警報か!?」
黒咲「構うな! 走れ!」
万丈目「またか…よく逃げ出す奴らだな」
明日香「本当に、お行儀の悪い人達ね」
沢渡「お前ら!」
エド「非常識な時間に叩き起こされこっちはいい迷惑だ。それ相応の罰は受けてもらうよ」
吹雪「万丈目君! 明日香!」
隼翼「エド・フェニックス…!」
明日香「キング吹雪…私にとって自慢の兄さんだったのに、どこまで私を失望させれば気が済むの? ここは妹の私が制裁を加えてあげるべきかしら?」
吹雪「明日香…」
隼翼「…エドとは俺が戦う」
有宇「兄さん…」
隼翼「彼は熊耳の仇、その報いは必ず受けさせてやる」デュエルディスクセット
沢渡「なら決まりだな。万丈目、決着をつけようぜ!」
万丈目「万丈目サンダーだ! よかろう」
明日香「吹雪兄さん、逃げないわよね?」
奈緒「大丈夫なんですか?」
吹雪「ああ、これは僕がやるべき事なんだ。君達は先に行き、プロフェッサーを倒してくれ。そうすれば、明日香達も…」
セレナ「そこまでの覚悟があるなら、私は何も言わん」
有宇「行こう、みんな」
セレナ「警報か!?」
黒咲「構うな! 走れ!」
万丈目「またか…よく逃げ出す奴らだな」
明日香「本当に、お行儀の悪い人達ね」
沢渡「お前ら!」
エド「非常識な時間に叩き起こされこっちはいい迷惑だ。それ相応の罰は受けてもらうよ」
吹雪「万丈目君! 明日香!」
隼翼「エド・フェニックス…!」
明日香「キング吹雪…私にとって自慢の兄さんだったのに、どこまで私を失望させれば気が済むの? ここは妹の私が制裁を加えてあげるべきかしら?」
吹雪「明日香…」
隼翼「…エドとは俺が戦う」
有宇「兄さん…」
隼翼「彼は熊耳の仇、その報いは必ず受けさせてやる」デュエルディスクセット
沢渡「なら決まりだな。万丈目、決着をつけようぜ!」
万丈目「万丈目サンダーだ! よかろう」
明日香「吹雪兄さん、逃げないわよね?」
奈緒「大丈夫なんですか?」
吹雪「ああ、これは僕がやるべき事なんだ。君達は先に行き、プロフェッサーを倒してくれ。そうすれば、明日香達も…」
セレナ「そこまでの覚悟があるなら、私は何も言わん」
有宇「行こう、みんな」
467: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/30(月) 02:39:05.45 ID:t+fXWjVi0
ユーリ「やあ、待っていたよ。ユウ、それにセレナ」
黒咲「貴様は…」
セレナ「ユーリ…!」
ユーリ「この部屋の奥、そこにプロフェッサーとヘルカイザーは居る」
有宇「ヘルカイザー…」
セレナ「ならさっさと開けろ! 私達はプロフェッサーに用がある!」
ユーリ「残念だけど、こっちからは開かないよ。開けたいなら、僕をデュエルで倒すんだね」
セレナ「なんだと?」
有宇「君のライフを0にすれば、扉を開けられるって事か?」
ユーリ「飲み込みが早いじゃん。この扉と僕のライフはリンクしている。デュエルで僕を倒さない限り、扉は開かないって訳だ」
奈緒「めちゃくちゃな理屈ですが、要はデュエルがしたいんすね、あなたは」
ユーリ「そうだ、今こそあの時の借りを返してあげるよ…!」デュエルディスクセット
黒咲「有宇を倒すのはこの俺だ。貴様などに手柄を横取りされる訳にはいかんな」
有宇「黒咲?」
ユーリ「何、まずは君が僕の相手をするって訳?」
黒咲「貴様が有宇に借りを返したいなら、それは俺も同じだ」
黒咲「貴様は俺の妹を連れ去り、有宇の記憶を奪った。その懺悔はしてもらう!」デュエルディスクセット
ユーリ「ふーん。いいよ、ユウと戦う前の肩慣らしにさせてもらうよ、あの二人のようにね」
「「デュエル」」
468: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/30(月) 02:57:53.58 ID:t+fXWjVi0
黒咲LP4000
ユーリLP4000
ユーリ「僕からやるよ。僕は《カオス・コア》を召喚!」
攻撃力0
ユーリ「さらに一枚伏せて、ターンエンド」
ユーリ・伏せカード:一枚
奈緒「攻撃力0を攻撃表示?」
セレナ「攻撃力0なら守備表示だろ!」
月影「伏せカードに絶対の自信があるのか? それとも…」
黒咲「俺のターン!」
黒咲「俺は《RR-バニシング・レイニアス》を召喚!」
攻撃力1300
黒咲「このカードが召喚・特殊召喚に成功したターンのメインフェイズに1度、手札からレベル4以下のRR1体を特殊召喚する」
黒咲「俺はバニシング・レイニアスを特殊召喚!」
攻撃力1300
黒咲「二体目のバニシング・レイニアスを効果により、《RR-インペイル・レイニアス》を特殊召喚!」
攻撃力1700
セレナ「モンスターが三体!」
奈緒「合計の攻撃力は4300…これが決まればワンキルっすが」
有宇「………」
黒咲「バトルだ! バニシング・レイニアスで、カオス・コアを攻撃!」
ユーリ「カオス・コアの効果発動!」
ユーリ「攻撃表示のこのカードが相手モンスターの攻撃対象となった時、デッキから《神炎皇ウリア》《降雷皇ハモン》《幻魔皇ラビエル》を一体ずつ墓地へ送り、送った数だけ攻撃を無効にする!」
ユーリ「僕が送った幻魔は三体。よってバニシング・レイニアスの攻撃は無効」
470: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/30(月) 15:10:34.27 ID:t+fXWjVi0
黒咲「そういう事か…二体目のバニシング・レイニアスとインペイル・レイニアスで、カオス・コアへの攻撃!」
ユーリ「カオス・コアの効果により、二体のモンスターの攻撃を無効にする!」
黒咲「俺はカードを一枚伏せて、ターンエンド」
黒咲・伏せカード:一枚
奈緒「今のモンスター…攻撃を防ぐのだけが狙いじゃないっすね」
有宇「ああ…おそらく墓地から蘇らせる為のもの」
セレナ(ウリア、ハモン、ラビエル。その名前、どこかで…)
ユーリ「僕のターン!」
ユーリ「僕はカオス・コアをリリースし、《暗黒の召喚神》をアドバンス召喚!」
攻撃力0
月影「また攻撃力0…」
ユーリ「僕はねぇユウ、君を尊敬してたんだよ」
有宇「?」
ユーリ「私利私欲の為に犠牲を出し、自分の存在維持のために妹すらもカードにする」
ユーリ「試すような真似をした事は謝るけど…要するに、どれだけ大切な人をカードにしようが君の心には何も響かなかったってことだよね?」
有宇「っ!」
ユーリ「僕はそんな君を尊敬しているのさ。君も僕となんの変わりない…僕と君は似ているんだよ。自分のために何もかも犠牲にしてしまう。僕はそんな君と一緒にハンティングゲームをしたかったよ、ずっとね」
黒咲「貴様…」
ユーリ「ま、それも過去の話。この人を倒した後は君の相手をたっぷりしてあげるから」
黒咲「貴様に有宇と戦わせる気などない!」
ユーリ「そうかい? 誰も勝てやしないよ、この三幻魔にはね」
セレナ「三幻魔? まさかっ」
ユーリ「カオス・コアの効果により、二体のモンスターの攻撃を無効にする!」
黒咲「俺はカードを一枚伏せて、ターンエンド」
黒咲・伏せカード:一枚
奈緒「今のモンスター…攻撃を防ぐのだけが狙いじゃないっすね」
有宇「ああ…おそらく墓地から蘇らせる為のもの」
セレナ(ウリア、ハモン、ラビエル。その名前、どこかで…)
ユーリ「僕のターン!」
ユーリ「僕はカオス・コアをリリースし、《暗黒の召喚神》をアドバンス召喚!」
攻撃力0
月影「また攻撃力0…」
ユーリ「僕はねぇユウ、君を尊敬してたんだよ」
有宇「?」
ユーリ「私利私欲の為に犠牲を出し、自分の存在維持のために妹すらもカードにする」
ユーリ「試すような真似をした事は謝るけど…要するに、どれだけ大切な人をカードにしようが君の心には何も響かなかったってことだよね?」
有宇「っ!」
ユーリ「僕はそんな君を尊敬しているのさ。君も僕となんの変わりない…僕と君は似ているんだよ。自分のために何もかも犠牲にしてしまう。僕はそんな君と一緒にハンティングゲームをしたかったよ、ずっとね」
黒咲「貴様…」
ユーリ「ま、それも過去の話。この人を倒した後は君の相手をたっぷりしてあげるから」
黒咲「貴様に有宇と戦わせる気などない!」
ユーリ「そうかい? 誰も勝てやしないよ、この三幻魔にはね」
セレナ「三幻魔? まさかっ」
471: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/30(月) 15:20:53.30 ID:t+fXWjVi0
ユーリ「暗黒の召喚神の効果発動!」
ユーリ「このモンスターをリリースする事により、墓地にある《神炎皇ウリア》《降雷皇ハモン》《幻魔皇ラビエル》を無条件で特殊召喚する!」
黒咲「何!?」
ユーリ「さあ蘇れ、《神炎皇ウリア》!《降雷皇ハモン》!《幻魔皇ラビエル》!」
幻魔皇ラビエル(攻撃力4000)
降雷皇ハモン(攻撃力4000)
神炎皇ウリア(攻撃力0)
有宇「これが、三幻魔!」
セレナ「アカデミアの地下深くに封印されていると聞いていたが、奴が!」
奈緒(なんか一匹だけ場違いな攻撃力なんですが…)
ユーリ「安心しなよ。暗黒の召喚神によって呼び出した幻魔はこのターン戦闘はできない」
黒咲「ちっ…」
ユーリ「効果は使わせてもらうけどね。ウリア効果発動!」
ユーリ「1ターンに1度、相手の場にセットされたカードを破壊できる! この破壊効果にチェーンすることはできない」
ユーリ「トラップディストラクション!」
黒咲「くっ…!」
ユーリ「さらにフィールド魔法、《失楽園》を発動!」
ユーリ「フィールドに三幻魔のいずれか一体以上が存在している時、コントローラーは1ターンに1度だけデッキからカードを二枚ドロー!」
ユーリ「僕はカードを二枚伏せて、ターンエンド」
ユーリ・伏せカード:二枚
472: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/30(月) 15:47:37.28 ID:t+fXWjVi0
黒咲「俺のターン!」
奈緒「三幻魔…確かに強敵そうですけど、黒咲さんとは相性が悪かったっすね」
黒咲「俺はレベル4のバニシング・レイニアス二体とインペイル・レイニアスでオーバーレイ!」
黒咲「雌伏のハヤブサよ。逆境の中で研ぎ澄まされし爪を挙げ、反逆の翼翻せ!」
黒咲「エクシーズ召喚!」
黒咲「現れろ!ランク4! 《RR-ライズ・ファルコン》!」
攻撃力100
黒咲「ライズ・ファルコンのモンスター効果発動!」
黒咲「オーバーレイ・ユニットを1つ使い、 相手フィールドの特殊召喚されたモンスター1体の攻撃力だけこのモンスターの攻撃力をアップする!」
ユーリ「!!」
RR-ライズ・ファルコン(攻撃力4100)
セレナ「攻撃力4100!」
有宇「さらにライズ・ファルコンは、特殊召喚したモンスター全てに攻撃ができる。これが決まれば…」
黒咲「バトルだ! RR-ライズ・ファルコン! 全ての敵を引き裂け!」
黒咲「ブレイブクロー レボリューション!」
ユーリ「甘いよ! 罠発動! 《ブレイクスルー・スキル》!」
ユーリ「このカードは、相手フィールドの効果モンスター1体を選択して発動し、そのモンスターの効果をこのターンの間だけ無効にする!」
黒咲「なんだと!?」
RR-ライズ・ファルコン(攻撃力100)
奈緒「な!? 攻撃力が…!」
ユーリ「さあ、ハモン! ライズ・ファルコンを返り討ちにしちゃいな!」
ユーリ「失楽の霹靂!」
有宇「黒咲!」
473: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/01(火) 02:40:27.71 ID:/dFr01g+0
黒咲「墓地にある《RR-レディネス》の効果を発動!」
黒咲「このカードを除外し、このターンに俺が受けるバトルダメージを0にする!」
ユーリ「ちっ…ウリアの効果で破壊した罠か」
セレナ「全くヒヤヒヤさせる奴だ」
ユーリ「安心するのは早いよ。ハモンがバトルでモンスターを破壊した時、相手プレイヤーに1000ポイントのダメージを与える!」
ユーリ「地獄の贖罪!」
黒咲「ぐうっ」
黒咲LP3000
黒咲「俺はカードを二枚伏せて、ターンエンド」
黒咲・伏せカード:二枚
ユーリ「僕のターン! 失楽園の効果で、二枚のカードをドロー!」
ユーリ「さらに魔法カード、《手札抹殺》!」
ユーリ「お互いのプレイヤーは手札を全て捨て、その枚数分だけドローする」
ユーリ「僕が捨てるのは、《ファントム・オブ・カオス》《王宮の鉄壁》《モンスターゲート》《閃光を吸い込むマジック・ミラー》。よって四枚をドロー!」
黒咲「俺は一枚捨て、カードをドロー!」
黒咲「さらに、墓地に捨てたファジー・レイニアスの効果により、デッキから新たなファジー・レイニアスを手札に加える」
ユーリ「だがこれで僕の墓地に永続罠が三枚増えた事になり、ウリアの攻撃力アップ!」
神炎皇ウリア(攻撃力3000)
ユーリ「そしてウリアの効果により、君の場の伏せカードを一枚破壊する!」
黒咲「くっ…」
ユーリ「《ゴッドバードアタック》か…今はどうでもいいカードだね」
ユーリ「バトルだ! 神炎皇ウリアで、ダイレクトアタック!」
黒咲「速攻魔法、《コマンド・サイレンサー》!」
黒咲「相手の攻撃宣言時、バトルフェイズを強制終了させ、俺はデッキからカードをドローする!」
ユーリ「ちっ…僕はカードを一枚伏せ、ターンエンド」
474: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/01(火) 02:43:34.72 ID:/dFr01g+0
奈緒「何とか助かりましたけど、あいつの場には未だ幻魔が三体。あれを何とかしなきゃ勝ちは見えて来ませんね」
ユーリ「いつまで無駄な抵抗をするつもり?」
黒咲「俺は鉄の意志と鋼の強さを持って貴様を必ず叩き潰す!」
ユーリ「ご立派なことで。まあ、たまには難易度が高いハンティングゲームをやってみるのもいいかもね。ユウと戦う前のウォーミングアップにもなる」
黒咲「有宇は俺が倒す! 貴様の出る幕などない! 俺のターン!」
黒咲「俺は《RR-ネクロ・ヴァルチャー》を召喚!」
攻撃力1000
ユーリ「ラビエルの効果発動!」
ユーリ「相手がモンスターを召喚する度に自分フィールドに幻魔トークンを一体特殊召喚する!」
幻魔トークン(守備力1000)
黒咲「ネクロ・ヴァルチャーが存在する事により、手札のファジー・レイニアスを特殊召喚!」
攻撃力500
黒咲「俺はネクロ・ヴァルチャーとファジー・レイニアスをオーバーレイ!」
黒咲「冥府の猛禽よ、闇の眼力で真実をあばき、鋭き鉤爪で栄光をもぎ取れ!」
黒咲「エクシーズ召喚!」
黒咲「飛来せよ、ランク4!《RR-フォース・ストリクス》!」
攻撃力100
有宇「攻撃表示?」
黒咲「フォース・ストリクスは1ターンに1度、オーバーレイ・ユニットを使うことで、デッキから闇属性・鳥獣族・レベル4のモンスターを手札に加える」
ユーリ「永続罠、《手違い(ミステイク)》発動!」
ユーリ「このカードが存在する限り、お互いにドロー以外の方法でデッキからカードを手札に加える事はできない!」
セレナ「これではフォース・ストリクスとファジー・レイニアスのサーチ効果が!」
ユーリ「いつまで無駄な抵抗をするつもり?」
黒咲「俺は鉄の意志と鋼の強さを持って貴様を必ず叩き潰す!」
ユーリ「ご立派なことで。まあ、たまには難易度が高いハンティングゲームをやってみるのもいいかもね。ユウと戦う前のウォーミングアップにもなる」
黒咲「有宇は俺が倒す! 貴様の出る幕などない! 俺のターン!」
黒咲「俺は《RR-ネクロ・ヴァルチャー》を召喚!」
攻撃力1000
ユーリ「ラビエルの効果発動!」
ユーリ「相手がモンスターを召喚する度に自分フィールドに幻魔トークンを一体特殊召喚する!」
幻魔トークン(守備力1000)
黒咲「ネクロ・ヴァルチャーが存在する事により、手札のファジー・レイニアスを特殊召喚!」
攻撃力500
黒咲「俺はネクロ・ヴァルチャーとファジー・レイニアスをオーバーレイ!」
黒咲「冥府の猛禽よ、闇の眼力で真実をあばき、鋭き鉤爪で栄光をもぎ取れ!」
黒咲「エクシーズ召喚!」
黒咲「飛来せよ、ランク4!《RR-フォース・ストリクス》!」
攻撃力100
有宇「攻撃表示?」
黒咲「フォース・ストリクスは1ターンに1度、オーバーレイ・ユニットを使うことで、デッキから闇属性・鳥獣族・レベル4のモンスターを手札に加える」
ユーリ「永続罠、《手違い(ミステイク)》発動!」
ユーリ「このカードが存在する限り、お互いにドロー以外の方法でデッキからカードを手札に加える事はできない!」
セレナ「これではフォース・ストリクスとファジー・レイニアスのサーチ効果が!」
475: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/01(火) 02:47:41.90 ID:/dFr01g+0
黒咲「バトルだ! 俺はフォース・ストリクスで、ウリアを攻撃!」
奈緒「へっ!?」
月影「攻撃力100のモンスターで3000のウリアを…」
ユーリ「血迷ったかい? 返り討ちにしろ、ウリア!」
ユーリ「ハイパーブレイズ!」
黒咲「ぐうぅぅぅっ!」
黒咲LP100
黒咲「だが…俺は速攻魔法、《RUM-デス・ダブル・フォース》を発動!」
黒咲「このターンにバトルで破壊され墓地へ送られたRR1体を特殊召喚し、二倍のランクのエクシーズモンスターにランクアップさせる!」
有宇「二倍のランクアップ!?」
黒咲「勇猛果敢なるハヤブサよ。怒りの炎を巻き上げ、大地をも焼き尽くす閃光となれ!」
黒咲「ランクアップ・エクシーズチェンジ!」
黒咲「飛翔しろ、ランク8! 《RR-サテライト・キャノン・ファルコン》!」
攻撃力3000
黒咲「このカードがRRを素材としてランクアップに成功した時、相手フィールドの魔法・罠カードを全て破壊する!」
ユーリ「な!?」
セレナ「ユーリの魔法・罠カードを全て…!」
黒咲「さらに、サテライト・キャノン・ファルコンの効果発動!」
黒咲「オーバーレイ・ユニットを一つ使い、相手フィールドのモンスターの攻撃力を自分の墓地のRR数×800ダウンする!」
黒咲「俺はこの効果をウリアに発動する!」
神炎皇ウリア(攻撃力0)
ユーリ「くっ…!」
黒咲「バトルは継続中だ! サテライト・キャノン・ファルコンで、ウリアを攻撃!」
黒咲「エターナル・アベンジ!」
ユーリ「ぐあああぁぁぁっ!」
ユーリLP1000
奈緒「へっ!?」
月影「攻撃力100のモンスターで3000のウリアを…」
ユーリ「血迷ったかい? 返り討ちにしろ、ウリア!」
ユーリ「ハイパーブレイズ!」
黒咲「ぐうぅぅぅっ!」
黒咲LP100
黒咲「だが…俺は速攻魔法、《RUM-デス・ダブル・フォース》を発動!」
黒咲「このターンにバトルで破壊され墓地へ送られたRR1体を特殊召喚し、二倍のランクのエクシーズモンスターにランクアップさせる!」
有宇「二倍のランクアップ!?」
黒咲「勇猛果敢なるハヤブサよ。怒りの炎を巻き上げ、大地をも焼き尽くす閃光となれ!」
黒咲「ランクアップ・エクシーズチェンジ!」
黒咲「飛翔しろ、ランク8! 《RR-サテライト・キャノン・ファルコン》!」
攻撃力3000
黒咲「このカードがRRを素材としてランクアップに成功した時、相手フィールドの魔法・罠カードを全て破壊する!」
ユーリ「な!?」
セレナ「ユーリの魔法・罠カードを全て…!」
黒咲「さらに、サテライト・キャノン・ファルコンの効果発動!」
黒咲「オーバーレイ・ユニットを一つ使い、相手フィールドのモンスターの攻撃力を自分の墓地のRR数×800ダウンする!」
黒咲「俺はこの効果をウリアに発動する!」
神炎皇ウリア(攻撃力0)
ユーリ「くっ…!」
黒咲「バトルは継続中だ! サテライト・キャノン・ファルコンで、ウリアを攻撃!」
黒咲「エターナル・アベンジ!」
ユーリ「ぐあああぁぁぁっ!」
ユーリLP1000
476: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/03(木) 00:43:46.72 ID:6rQlBoxe0
黒咲「俺はカードを一枚伏せ、ターンエンド」
黒咲・伏せカード:一枚
ユーリ「やってくれたじゃないか‥!」
黒咲「貴様には瑠璃と有宇、ハートランドでカードにされた仲間達の恨みを受けてもらう!」
セレナ「まさに死闘というべきか‥互いに一歩も譲らない」
奈緒「でも‥」
ユーリ「僕のターン!」
ユーリ「サテライト・キャノン・ファルコンは相手フィールドのモンスターの攻撃力を自分の墓地のRR数×800ダウンする。しかし、その効果はオーバーレイ・ユニットがなければ発動しない。これで終わりにしてあげるよ」
ユーリ「僕はラビエルで、サテライト・キャノン・ファルコンを攻撃!
黒咲「罠発動! 《マジックアーム・シールド》!」
黒咲「相手フィールドにモンスターが二体以上存在する場合の攻撃宣言時、攻撃モンスター以外のモンスター1体のコントロールをバトルフェイズ終了時まで得る! 俺はハモンを選択!」
ユーリ「何?」
黒咲「さらに、攻撃対象をそのモンスターに移し替えてダメージ計算を行う!」
黒咲「よってラビエルの攻撃対象は、ハモンに変更!」
ユーリ「ちっ…幻魔を二体とも…!」
黒咲「こんなものではない。今のは仲間同士で戦わされた仲間の恨みの分だ!」
奈緒「仲間同士で戦わされた恨み…」
有宇「っ!」ズキッ
『じゃあ、二人のお兄ちゃんに一言だけいいですか?』
『嘘つき』
有宇「ぐっ…!」膝をつく
奈緒「っ!?」
セレナ「ユウ!? どうした!?」
奈緒(まさか、記憶が…!)
ユーリ「僕はカードを二枚伏せて、ターンエンド」
ユーリ・伏せカード:二枚
477: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/03(木) 00:46:24.47 ID:6rQlBoxe0
黒咲「俺のターン!」
黒咲「俺は魔法カード、《終わりの始まり》を発動!」
黒咲「自分の墓地に闇属性モンスターが七体以上存在する場合に発動し、墓地の闇属性モンスター五体をゲームから除外する事で、カードを三枚ドローする!」
黒咲「さらに俺は、《RUM-ソウル・シェイブ・フォース》を発動!」
黒咲「ライフポイントを半分払い、墓地のRRエクシーズモンスター1体を特殊召喚し、そのモンスターよりランクが2つ高いエクシーズモンスター1体を召喚する!」
黒咲「俺は墓地のフォース・ストリクスを特殊召喚し、オーバーレイ!」
黒咲LP50
黒咲「誇り高きハヤブサよ。英雄の血潮に染まる翼翻し、革命の道を突き進め!」
黒咲「ランクアップ・エクシーズ・チェンジ!」
黒咲「現れろ、ランク6!《RR-レヴォリューション・ファルコン》!」
攻撃力2000
ユーリ「さらなるランクアップ…!」
黒咲「このモンスターがRRエクシーズモンスターを素材としている時、相手モンスター1体を破壊し、その攻撃力の半分のダメージを与える! 俺は幻魔トークンを破壊!」
ユーリ「ちっ…!」
ユーリLP500
セレナ「これで、ユーリの場にモンスターはいない!」
黒咲「バトルだ! 飛翔せよ、サテライト・キャノン・ファルコン! ダイレクトアタック!」
黒咲「有宇、友利、セレナ、瑠璃…貴様に未来を奪われた者達全ての想い、その身に受けて砕け散れ!!」
黒咲「エターナル・アベンジ!」
ユーリ「うわあああぁぁぁっ!」
黒咲「俺は魔法カード、《終わりの始まり》を発動!」
黒咲「自分の墓地に闇属性モンスターが七体以上存在する場合に発動し、墓地の闇属性モンスター五体をゲームから除外する事で、カードを三枚ドローする!」
黒咲「さらに俺は、《RUM-ソウル・シェイブ・フォース》を発動!」
黒咲「ライフポイントを半分払い、墓地のRRエクシーズモンスター1体を特殊召喚し、そのモンスターよりランクが2つ高いエクシーズモンスター1体を召喚する!」
黒咲「俺は墓地のフォース・ストリクスを特殊召喚し、オーバーレイ!」
黒咲LP50
黒咲「誇り高きハヤブサよ。英雄の血潮に染まる翼翻し、革命の道を突き進め!」
黒咲「ランクアップ・エクシーズ・チェンジ!」
黒咲「現れろ、ランク6!《RR-レヴォリューション・ファルコン》!」
攻撃力2000
ユーリ「さらなるランクアップ…!」
黒咲「このモンスターがRRエクシーズモンスターを素材としている時、相手モンスター1体を破壊し、その攻撃力の半分のダメージを与える! 俺は幻魔トークンを破壊!」
ユーリ「ちっ…!」
ユーリLP500
セレナ「これで、ユーリの場にモンスターはいない!」
黒咲「バトルだ! 飛翔せよ、サテライト・キャノン・ファルコン! ダイレクトアタック!」
黒咲「有宇、友利、セレナ、瑠璃…貴様に未来を奪われた者達全ての想い、その身に受けて砕け散れ!!」
黒咲「エターナル・アベンジ!」
ユーリ「うわあああぁぁぁっ!」
478: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/03(木) 02:21:09.96 ID:6rQlBoxe0
ユーリ「なぁんてね」
黒咲「っ!」
ユーリ「僕を倒したとでも思ったのかい?」
ユーリLP500
セレナ「ライフが減ってない!?」
ユーリ「罠カード、《機械仕掛けのマジックミラー》」
ユーリ「相手モンスターの攻撃宣言時、相手の墓地に存在する魔法カードの効果を発動する」
ユーリ「これで君の墓地にある《コマンド・サイレンサー》を発動させ、バトルフェイズを強制終了させたという訳さ」
黒咲「くっ…」
有宇「…黒咲」
黒咲「俺はカードを二枚伏せ、ターンエンド」
黒咲・伏せカード:二枚
ユーリ「くっくっくっ…いやぁ、楽しかったよ、本当」
黒咲「?」
ユーリ「ユウ以外にもこんな奴が居たなんてね…でも惜しい、所詮なかなか止まり」
ユーリ「もう飽きたよ、そろそろ終わりにしよう! 僕のターン!」
黒咲「っ!」
ユーリ「僕を倒したとでも思ったのかい?」
ユーリLP500
セレナ「ライフが減ってない!?」
ユーリ「罠カード、《機械仕掛けのマジックミラー》」
ユーリ「相手モンスターの攻撃宣言時、相手の墓地に存在する魔法カードの効果を発動する」
ユーリ「これで君の墓地にある《コマンド・サイレンサー》を発動させ、バトルフェイズを強制終了させたという訳さ」
黒咲「くっ…」
有宇「…黒咲」
黒咲「俺はカードを二枚伏せ、ターンエンド」
黒咲・伏せカード:二枚
ユーリ「くっくっくっ…いやぁ、楽しかったよ、本当」
黒咲「?」
ユーリ「ユウ以外にもこんな奴が居たなんてね…でも惜しい、所詮なかなか止まり」
ユーリ「もう飽きたよ、そろそろ終わりにしよう! 僕のターン!」
479: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/03(木) 02:23:13.97 ID:6rQlBoxe0
ユーリ「永続罠発動! 《リビングデッドの呼び声》!」
ユーリ「墓地から《ファントム・オブ・カオス》を特殊召喚!」
攻撃力0
ユーリ「そしてこの瞬間、手札から速攻魔法、《地獄の暴走召喚》を発動!」
ユーリ「相手フィールドにモンスターが存在し、攻撃力1500以下のモンスター1体が特殊召喚に成功した時、特殊召喚したモンスターと同名モンスターを手札・デッキ・墓地から全て特殊召喚する!」
ユーリ「僕はデッキの《ファントム・オブ・カオス》二体を特殊召喚!」
奈緒「攻撃力0が三体…」
ユーリ「ファントム・オブ・カオスの効果!」
ユーリ「墓地に存在する効果モンスター1体をゲームから除外し、エンドフェイズまで選択したモンスターと同名カードとして扱い、 同じ攻撃力とモンスター効果を得る!」
ユーリ「僕が除外するのは、《神炎皇ウリア》!《降雷皇ハモン》!《幻魔皇ラビエル》!」
黒咲「!!」
セレナ「三幻魔を全て!?」
ユーリ「さらに、カード名が三幻魔となったファントム・オブ・カオスを除外する!」
黒咲「なんだと!?」
ユーリ「こいつは、自分フィールドに存在する三幻魔をゲームから除外した場合のみ、エクストラデッキから特殊召喚が可能!」
ユーリ「混沌の闇より出でよ! 《混沌幻魔アーミタイル》!」
攻撃力0
ユーリ「墓地から《ファントム・オブ・カオス》を特殊召喚!」
攻撃力0
ユーリ「そしてこの瞬間、手札から速攻魔法、《地獄の暴走召喚》を発動!」
ユーリ「相手フィールドにモンスターが存在し、攻撃力1500以下のモンスター1体が特殊召喚に成功した時、特殊召喚したモンスターと同名モンスターを手札・デッキ・墓地から全て特殊召喚する!」
ユーリ「僕はデッキの《ファントム・オブ・カオス》二体を特殊召喚!」
奈緒「攻撃力0が三体…」
ユーリ「ファントム・オブ・カオスの効果!」
ユーリ「墓地に存在する効果モンスター1体をゲームから除外し、エンドフェイズまで選択したモンスターと同名カードとして扱い、 同じ攻撃力とモンスター効果を得る!」
ユーリ「僕が除外するのは、《神炎皇ウリア》!《降雷皇ハモン》!《幻魔皇ラビエル》!」
黒咲「!!」
セレナ「三幻魔を全て!?」
ユーリ「さらに、カード名が三幻魔となったファントム・オブ・カオスを除外する!」
黒咲「なんだと!?」
ユーリ「こいつは、自分フィールドに存在する三幻魔をゲームから除外した場合のみ、エクストラデッキから特殊召喚が可能!」
ユーリ「混沌の闇より出でよ! 《混沌幻魔アーミタイル》!」
攻撃力0
481: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/03(木) 14:15:13.70 ID:DmvZjfR0O
奈緒「混沌幻魔‥!」
セレナ「アーミタイル…三幻魔の融合モンスター…!?」
ユーリ「アーミタイルは戦闘によっては破壊されない。そしてアーミタイルがフィールドに存在する限り、 このカードの攻撃力は自分ターンのみ10000ポイントアップする!」
混沌幻魔アーミタイル(攻撃力10000)
有宇「攻撃力10000!?」
ユーリ「さあ、そろそろこのハンティングゲームを終わらせてもらうよ」
黒咲「ちっ…だが罠発動! 《強制脱出装置》!」
黒咲「フィールドのモンスター1体を持ち主の手札に戻す!」
ユーリ「無駄だよ。僕は手札から、速攻魔法、《禁じられた聖槍》を発動!」
ユーリ「フィールドに存在するモンスター1体を選択し、そのモンスターの攻撃力を800ポイントダウンさせることで、このターン、このカード以外の魔法・罠カードの効果を受けない!」
混沌幻魔アーミタイル(攻撃力9200)
セレナ「くっ…これでは!」
有宇「黒咲のライフは50…このまま攻撃されたら」
黒咲「………」
黒咲「…有宇、ヘルカイザーは任せたぞ」
有宇「え…」
黒咲「どうやら俺はこの先には進めそうにない。だが、俺は必ず敵を殲滅する。貴様も必ず敵を倒せ」
奈緒「あなた、まさか…!」
黒咲「友利やセレナ、そして瑠璃を救ってくれ。頼んだぞ」
有宇「待っ…!」
ユーリ「別れの挨拶は終わったかい? 混沌幻魔アーミタイル! サテライト・キャノン・ファルコンを攻撃!」
黒咲「負けはしない、貴様だけは必ず倒す!」
482: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/03(木) 16:42:47.44 ID:DmvZjfR0O
黒咲「速攻魔法、《プリズム・ウォール》!」
黒咲「自分フィールドに存在するモンスター1体が効果の対象になった時、 または相手モンスターの攻撃対象になった時、その対象を自分の場の他のモンスター1体に移し替える!」
黒咲「俺はアーミタイルの攻撃対象を、レヴォリューション・ファルコンに変更!」
ユーリ「っ!?」
黒咲「さらに、移し替えたモンスターの攻撃力分のダメージを互いのプレイヤーは受ける!」
ユーリ「な!?」
有宇「黒咲!」
黒咲「騒ぐな! 貴様にはまだ倒すべき相手が居る!そして全てが終わった時、もう一度俺と戦ってくれ」
有宇「黒咲…!」
ユーリ「やめろ…やめろぉぉぉーーっ!!」
黒咲「いけ、レヴォリューション・ファルコン!」
黒咲「革命の炎で、全てを殲滅しろ! レヴォリューショナル・エアレイド!」
ユーリ「うわあああぁぁぁっ!」
黒咲(無言の微笑み)
黒咲LP0
ユーリLP0
黒咲「自分フィールドに存在するモンスター1体が効果の対象になった時、 または相手モンスターの攻撃対象になった時、その対象を自分の場の他のモンスター1体に移し替える!」
黒咲「俺はアーミタイルの攻撃対象を、レヴォリューション・ファルコンに変更!」
ユーリ「っ!?」
黒咲「さらに、移し替えたモンスターの攻撃力分のダメージを互いのプレイヤーは受ける!」
ユーリ「な!?」
有宇「黒咲!」
黒咲「騒ぐな! 貴様にはまだ倒すべき相手が居る!そして全てが終わった時、もう一度俺と戦ってくれ」
有宇「黒咲…!」
ユーリ「やめろ…やめろぉぉぉーーっ!!」
黒咲「いけ、レヴォリューション・ファルコン!」
黒咲「革命の炎で、全てを殲滅しろ! レヴォリューショナル・エアレイド!」
ユーリ「うわあああぁぁぁっ!」
黒咲(無言の微笑み)
黒咲LP0
ユーリLP0
483: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/04(金) 10:07:42.74 ID:t51aPMfB0
(無音のドアロック解除)
月影「開いたか」
ユーリ「おのれ…!」
黒咲「さあ行け! 振り返るな!」
セレナ「黒咲…」
奈緒「行きましょう、ここで立ち止まる事は彼の気持ちを踏みにじるだけです」
有宇「…わかった。行こう、プロフェッサーとヘルカイザーの元へ」
「随分と盛り上がってるみたいじゃん。こんな面白そうなパーティに僕を仲間外れにしてほしくないなぁ」
奈緒「っ!」
セレナ「おまえは、紫雲院素良!」
素良「残念だけど、君達をこの先に行かせる訳にはいかないよ」
有宇「くっ…」
月影(無言の割りこみ)
素良「?」
有宇「月影?」
素良「邪魔なんだけど」
月影「邪魔しに参った」
素良「ふーん。いい度胸じゃん」デュエルディスクセット
月影「ここは拙者が食い止める。今の内に先を急ぐのだ!」
黒咲「行け、有宇!」
有宇(黒咲…月影)
有宇「行こう、二人共。もう誰も失わせはしない!」
月影「開いたか」
ユーリ「おのれ…!」
黒咲「さあ行け! 振り返るな!」
セレナ「黒咲…」
奈緒「行きましょう、ここで立ち止まる事は彼の気持ちを踏みにじるだけです」
有宇「…わかった。行こう、プロフェッサーとヘルカイザーの元へ」
「随分と盛り上がってるみたいじゃん。こんな面白そうなパーティに僕を仲間外れにしてほしくないなぁ」
奈緒「っ!」
セレナ「おまえは、紫雲院素良!」
素良「残念だけど、君達をこの先に行かせる訳にはいかないよ」
有宇「くっ…」
月影(無言の割りこみ)
素良「?」
有宇「月影?」
素良「邪魔なんだけど」
月影「邪魔しに参った」
素良「ふーん。いい度胸じゃん」デュエルディスクセット
月影「ここは拙者が食い止める。今の内に先を急ぐのだ!」
黒咲「行け、有宇!」
有宇(黒咲…月影)
有宇「行こう、二人共。もう誰も失わせはしない!」
484: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/04(金) 10:11:24.11 ID:t51aPMfB0
万丈目「いけ、《光と闇の竜(ライトアンドダークネス・ドラゴン)》! シャイニングブレス!」
沢渡「うわああぁぁぁっ!」
沢渡LP500
エド「さあどうした? ボクを倒すんじゃなかったのか? そんなデュエルで仲間の無念を晴らすなんて無理だよ」
隼翼「くっ…」
明日香「《青氷の白夜龍(ブルーアイス・ホワイトナイツ・ドラゴン)》で、ダイレクトアタック!」
吹雪「カウンター罠、《攻撃の無力化》!」
吹雪「相手モンスターの攻撃を無効にし、バトルを終了させる!」
明日香「ちっ…いつまで守備で逃げ続けるつもり? キングともあろう人が…そんな事で私を倒せると思っているの?」
吹雪「明日香…」
吹雪(やはり今の明日香達には届かないか。彼らの暗示を消さない限りは…頼んだよ、有宇君)
奈緒「真っ暗っすね」
セレナ「居るのか、プロフェッサー? こそこそ隠れてないで出て来い!」
「ようこそ、我がサイバー流道場へ」
有宇「っ!」
セレナ「誰だ!?」
「アカデミアのヘルカイザー、丸藤亮。待っていた、最高の勝利を味わう為に」
サイバーダークのオリカとか出してもいい?
沢渡「うわああぁぁぁっ!」
沢渡LP500
エド「さあどうした? ボクを倒すんじゃなかったのか? そんなデュエルで仲間の無念を晴らすなんて無理だよ」
隼翼「くっ…」
明日香「《青氷の白夜龍(ブルーアイス・ホワイトナイツ・ドラゴン)》で、ダイレクトアタック!」
吹雪「カウンター罠、《攻撃の無力化》!」
吹雪「相手モンスターの攻撃を無効にし、バトルを終了させる!」
明日香「ちっ…いつまで守備で逃げ続けるつもり? キングともあろう人が…そんな事で私を倒せると思っているの?」
吹雪「明日香…」
吹雪(やはり今の明日香達には届かないか。彼らの暗示を消さない限りは…頼んだよ、有宇君)
奈緒「真っ暗っすね」
セレナ「居るのか、プロフェッサー? こそこそ隠れてないで出て来い!」
「ようこそ、我がサイバー流道場へ」
有宇「っ!」
セレナ「誰だ!?」
「アカデミアのヘルカイザー、丸藤亮。待っていた、最高の勝利を味わう為に」
サイバーダークのオリカとか出してもいい?
486: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/04(金) 14:14:23.50 ID:uM6S21tlO
セレナ「ヘルカイザー…」
奈緒「地獄の皇帝ヘルカイザー亮、アカデミア最強のデュエリスト…わざわざ道場まで作ってお待ちですか」
ヘルカイザー「乙坂有宇、お前にはこの場で俺とデュエルをしてもらう」
有宇「望むところだ。念の為に聞くけど、君を倒せばプロフェッサーは僕達の前に現れるんだな?」
ヘルカイザー「そんなものはプロフェッサーの自由意志。俺はただ、お前から純粋な勝利を貰うのみ。俺とお前にはその権利がある」
有宇「純粋な勝利だと? 負けたデュエリストをカードに封じ込める行為がかっ」
ヘルカイザー「そうだ」
奈緒「っ…」
ヘルカイザー「敗者に存在価値などない。勝者となり快楽と壮観を得るか、敗者となりカードの中で屈辱と絶望を味わうか、それがデュエルだ」
有宇「そうか…そうだった。それこそがアカデミア…今更だよ」
セレナ「ユウ…」
有宇「もはや言葉はいらない。ただ決着をつけるだけ」デュエルディスクセット
ヘルカイザー「そうこなくてはな」デュエルディスクセット
「「デュエル」」
491: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/05(土) 04:00:09.91 ID:zubkWihF0
有宇LP4000
ヘルカイザーLP4000
ヘルカイザー「先行は俺がもらう。俺は手札から、魔法カード、《竜の霊廟》を発動!」
ヘルカイザー「このカードは、デッキからドラゴン族モンスター1体を墓地へ送る」
ヘルカイザー「俺は、《ハウンド・ドラゴン》を選択」
ヘルカイザー「さらに、墓地へ送ったモンスターがドラゴン族の通常モンスターだった時、デッキのドラゴン族モンスター1体を墓地へ送る事ができる。俺は再び、《ハウンド・ドラゴン》を墓地に」
有宇(同じドラゴン族モンスターを二体‥)
ヘルカイザー「そして俺は、《サイバー・ダーク・キール》を召喚!」
攻撃力800
奈緒「!?」
セレナ「サイバー・ダーク…!?」
ヘルカイザー「サイバー・ダーク・キールの効果発動!」
ヘルカイザー「このモンスターは召喚時、俺の墓地にあるレベル3以下のドラゴン族モンスターを装備カード扱いとして装備し、その攻撃力分だけ攻撃力をアップする」
ヘルカイザー「俺は竜の霊廟よって墓地に送った《ハウンド・ドラゴン》を眠りから引きずり出す!」
サイバー・ダーク・キール(攻撃力2500)
ヘルカイザー「俺はカードを一枚伏せて、ターンエンド」
ヘルカイザー・伏せカード:一枚
有宇「サイバー・ダーク‥」
『そう遠くない内に、彼と君は戦う事になるだろうからね。僕は彼を止められるのは君だけだと思ってるんだ』
『いずれわかるさ、いずれね』
有宇「そういう事か‥僕のターン!」
有宇「僕は《サイバー・ドラゴン》を特殊召喚!」
攻撃力2100
有宇「続いて、《融合呪印生物-光》を通常召喚!」
攻撃力1000
有宇「これにより、必要となる融合素材モンスターとこのカードをリリースすることで、リリースしたモンスターを素材とする光属性の融合モンスター1体を特殊召喚する!」
有宇「現れろ、《サイバー・ツイン・ドラゴン》!」
攻撃力2800
ヘルカイザー「やはりな‥」
ヘルカイザーLP4000
ヘルカイザー「先行は俺がもらう。俺は手札から、魔法カード、《竜の霊廟》を発動!」
ヘルカイザー「このカードは、デッキからドラゴン族モンスター1体を墓地へ送る」
ヘルカイザー「俺は、《ハウンド・ドラゴン》を選択」
ヘルカイザー「さらに、墓地へ送ったモンスターがドラゴン族の通常モンスターだった時、デッキのドラゴン族モンスター1体を墓地へ送る事ができる。俺は再び、《ハウンド・ドラゴン》を墓地に」
有宇(同じドラゴン族モンスターを二体‥)
ヘルカイザー「そして俺は、《サイバー・ダーク・キール》を召喚!」
攻撃力800
奈緒「!?」
セレナ「サイバー・ダーク…!?」
ヘルカイザー「サイバー・ダーク・キールの効果発動!」
ヘルカイザー「このモンスターは召喚時、俺の墓地にあるレベル3以下のドラゴン族モンスターを装備カード扱いとして装備し、その攻撃力分だけ攻撃力をアップする」
ヘルカイザー「俺は竜の霊廟よって墓地に送った《ハウンド・ドラゴン》を眠りから引きずり出す!」
サイバー・ダーク・キール(攻撃力2500)
ヘルカイザー「俺はカードを一枚伏せて、ターンエンド」
ヘルカイザー・伏せカード:一枚
有宇「サイバー・ダーク‥」
『そう遠くない内に、彼と君は戦う事になるだろうからね。僕は彼を止められるのは君だけだと思ってるんだ』
『いずれわかるさ、いずれね』
有宇「そういう事か‥僕のターン!」
有宇「僕は《サイバー・ドラゴン》を特殊召喚!」
攻撃力2100
有宇「続いて、《融合呪印生物-光》を通常召喚!」
攻撃力1000
有宇「これにより、必要となる融合素材モンスターとこのカードをリリースすることで、リリースしたモンスターを素材とする光属性の融合モンスター1体を特殊召喚する!」
有宇「現れろ、《サイバー・ツイン・ドラゴン》!」
攻撃力2800
ヘルカイザー「やはりな‥」
492: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/05(土) 04:04:02.28 ID:zubkWihF0
有宇「バトルだ! 僕はサイバー・ツイン・ドラゴンで、サイバー・ダーク・キールを攻撃!」
有宇「エヴォリューション・ツイン・バースト!」
ヘルカイザー「サイバー・ダーク・キールの効果発動!」
ヘルカイザー「装備モンスターを墓地に送ることで、サイバー・ダーク・キールの破壊を無効にする!」
有宇「が、ダメージ計算は行ってもらうよ」
ヘルカイザーLP3700
サイバー・ダーク・キール(攻撃力800)
有宇「二回目のバトル。もう一度サイバー・ダーク・キールを攻撃!」
有宇「エヴォリューション・ツイン・バースト!」
ヘルカイザー「ぐうぅっ!」
ヘルカイザーLP1700
有宇「僕はカードを一枚伏せて、ターンエンド」
有宇・伏せカード:一枚
セレナ「流石だな、早くもヘルカイザーのライフを半分以上削るとは」
奈緒「このまま押し切れればいいんすけど、そうもいかないでしょうね」
ヘルカイザー「俺のターン!」
ヘルカイザー「俺は手札から、《サイバー・ダーク・ブリザード》を召喚!」
攻撃力800
ヘルカイザー「このカードの召喚に成功した時、墓地にあるレベル3以下のドラゴン族モンスター1体を除外する事で、墓地のサイバー・ダーク1体を特殊召喚する」
ヘルカイザー「俺は墓地の《ハウンド・ドラゴン》を除外し、《サイバー・ダーク・キール》を特殊召喚!」
攻撃力800
ヘルカイザー「そして、サイバー・ダーク・ブリザードを融合素材とする場合、その素材モンスターをフィールドから墓地に送る事で、融合魔法なしで融合召喚ができる」
有宇「何?」
ヘルカイザー「俺はフィールドのサイバー・ダーク・ブリザード、キールで融合!」
ヘルカイザー「融合召喚!」
ヘルカイザー「出でよ、《サイバー・ダーク・ワイバーン》!」
攻撃力1000
493: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/05(土) 04:12:50.26 ID:zubkWihF0
セレナ「攻撃力1000の融合モンスターだと?」
ヘルカイザー「サイバー・ダーク・ワイバーンが融合召喚に成功した時、相手フィールドにあるエクストラデッキから特殊召喚されたモンスターを選択し、装備カード扱いとして装備する!」
有宇「な!?」
ヘルカイザー「俺はお前のフィールドにあるサイバー・ツイン・ドラゴンをサイバー・ダーク・ワイバーンに装備!」
有宇「くっ…!」
ヘルカイザー「そして、装備したモンスターの攻撃力分だけこのモンスターの攻撃力をアップする!」
サイバー・ダーク・ワイバーン(攻撃力3800)
奈緒「攻撃力3800…!」
ヘルカイザー「バトル! サイバー・ダーク・ワイバーンで、ダイレクトアタック!」
有宇「罠発動! 《重力解除》!」
ヘルカイザー「無駄だ。サイバー・ダーク・ワイバーンは1ターンに1度、相手の罠カードの発動を無効にして破壊する!」
有宇「なんだって!?」
ヘルカイザー「やれ、ダーク・スパイラル!」
有宇「うわあああぁぁぁっ!」
有宇LP200
セレナ「ユウ!」
奈緒「いきなり3800のダメージを…有宇君が…!」
ヘルカイザー「カードを一枚伏せて、ターンエンド」
ヘルカイザー・伏せカード:二枚
ヘルカイザー「どうした? もう終わりか?」
有宇「いいや…僕のターン!」
ヘルカイザー「ふ…」
有宇「僕は再び、《サイバー・ドラゴン》を特殊召喚!」
攻撃力2100
有宇「続いて、《サイバー・ドラゴン・ドライ》を通常召喚!」
攻撃力1800
有宇「サイバー・ドラゴン・ドライが召喚に成功した時、 自分フィールドにいる全てのサイバー・ドラゴンのレベルを5とする!」
サイバー・ドラゴン・ドライ(LV5)
有宇「僕はレベル5のサイバー・ドラゴンとドライでオーバーレイ!」
有宇「エクシーズ召喚!」
有宇「現れろ、ランク5! 《サイバー・ドラゴン・ノヴァ》!」
攻撃力2100
ヘルカイザー「来たか、エクシーズモンスターが」
有宇「さらに僕は、サイバー・ドラゴン・ノヴァをオーバーレイ・ユニットとしてオーバーレイ!」
有宇「偽りを捨て、機光龍の襲雷は終焉を迎える。革命と共に現れろ!」
有宇「エクシーズ召喚!」
有宇「ランク6! 《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》!」
攻撃力2100
ヘルカイザー「サイバー・ダーク・ワイバーンが融合召喚に成功した時、相手フィールドにあるエクストラデッキから特殊召喚されたモンスターを選択し、装備カード扱いとして装備する!」
有宇「な!?」
ヘルカイザー「俺はお前のフィールドにあるサイバー・ツイン・ドラゴンをサイバー・ダーク・ワイバーンに装備!」
有宇「くっ…!」
ヘルカイザー「そして、装備したモンスターの攻撃力分だけこのモンスターの攻撃力をアップする!」
サイバー・ダーク・ワイバーン(攻撃力3800)
奈緒「攻撃力3800…!」
ヘルカイザー「バトル! サイバー・ダーク・ワイバーンで、ダイレクトアタック!」
有宇「罠発動! 《重力解除》!」
ヘルカイザー「無駄だ。サイバー・ダーク・ワイバーンは1ターンに1度、相手の罠カードの発動を無効にして破壊する!」
有宇「なんだって!?」
ヘルカイザー「やれ、ダーク・スパイラル!」
有宇「うわあああぁぁぁっ!」
有宇LP200
セレナ「ユウ!」
奈緒「いきなり3800のダメージを…有宇君が…!」
ヘルカイザー「カードを一枚伏せて、ターンエンド」
ヘルカイザー・伏せカード:二枚
ヘルカイザー「どうした? もう終わりか?」
有宇「いいや…僕のターン!」
ヘルカイザー「ふ…」
有宇「僕は再び、《サイバー・ドラゴン》を特殊召喚!」
攻撃力2100
有宇「続いて、《サイバー・ドラゴン・ドライ》を通常召喚!」
攻撃力1800
有宇「サイバー・ドラゴン・ドライが召喚に成功した時、 自分フィールドにいる全てのサイバー・ドラゴンのレベルを5とする!」
サイバー・ドラゴン・ドライ(LV5)
有宇「僕はレベル5のサイバー・ドラゴンとドライでオーバーレイ!」
有宇「エクシーズ召喚!」
有宇「現れろ、ランク5! 《サイバー・ドラゴン・ノヴァ》!」
攻撃力2100
ヘルカイザー「来たか、エクシーズモンスターが」
有宇「さらに僕は、サイバー・ドラゴン・ノヴァをオーバーレイ・ユニットとしてオーバーレイ!」
有宇「偽りを捨て、機光龍の襲雷は終焉を迎える。革命と共に現れろ!」
有宇「エクシーズ召喚!」
有宇「ランク6! 《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》!」
攻撃力2100
494: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/06(日) 23:56:19.91 ID:MLcvgEpk0
ヘルカイザー「来たか、エクシーズモンスター」
有宇「そして、オーバーレイ・ユニットにつき攻撃力を200ポイントポイントアップ!」
サイバー・ドラゴン・インフィニティ(攻撃力2700)
有宇「さらにサイバー・ドラゴン・インフィニティはフィールドの攻撃表示モンスター1体をオーバーレイ・ユニットにできる! 僕はサイバー・ダーク・ワイバーンを選択!」
ヘルカイザー「サイバー・ダーク・ワイバーンの効果発動!」
ヘルカイザー「このカードが相手モンスター効果の対象となった時、発動したモンスターを破壊する!」
有宇「無駄だ! サイバー・ドラゴン・インフィニティは1ターンに1度、オーバーレイ・ユニットをひとつ使い、カード効果の発動を無効にして破壊する!」
サイバー・ドラゴン・インフィニティ(攻撃力2500)
セレナ「ヘルカイザーのライフは1700!」
奈緒「破壊した為吸収はできませんでしたが、攻撃力2500のサイバー・ドラゴン・インフィニティのダイレクトアタックが決まれば…」
有宇「バトルだ! サイバー・ドラゴン・インフィニティで、ダイレクトアタック!」
ヘルカイザー「罠発動! 《ドレインシールド》!」
ヘルカイザー「その効果により、サイバー・ドラゴン・インフィニティの攻撃を無効にし、その攻撃力分のライフを回復する!」
ヘルカイザーLP4200
有宇「くっ…」
奈緒「ライフがほとんど元に戻っちゃいましたか…」
有宇「僕はカードを一枚伏せて、ターンエンド」
有宇・伏せカード:一枚
有宇「そして、オーバーレイ・ユニットにつき攻撃力を200ポイントポイントアップ!」
サイバー・ドラゴン・インフィニティ(攻撃力2700)
有宇「さらにサイバー・ドラゴン・インフィニティはフィールドの攻撃表示モンスター1体をオーバーレイ・ユニットにできる! 僕はサイバー・ダーク・ワイバーンを選択!」
ヘルカイザー「サイバー・ダーク・ワイバーンの効果発動!」
ヘルカイザー「このカードが相手モンスター効果の対象となった時、発動したモンスターを破壊する!」
有宇「無駄だ! サイバー・ドラゴン・インフィニティは1ターンに1度、オーバーレイ・ユニットをひとつ使い、カード効果の発動を無効にして破壊する!」
サイバー・ドラゴン・インフィニティ(攻撃力2500)
セレナ「ヘルカイザーのライフは1700!」
奈緒「破壊した為吸収はできませんでしたが、攻撃力2500のサイバー・ドラゴン・インフィニティのダイレクトアタックが決まれば…」
有宇「バトルだ! サイバー・ドラゴン・インフィニティで、ダイレクトアタック!」
ヘルカイザー「罠発動! 《ドレインシールド》!」
ヘルカイザー「その効果により、サイバー・ドラゴン・インフィニティの攻撃を無効にし、その攻撃力分のライフを回復する!」
ヘルカイザーLP4200
有宇「くっ…」
奈緒「ライフがほとんど元に戻っちゃいましたか…」
有宇「僕はカードを一枚伏せて、ターンエンド」
有宇・伏せカード:一枚
495: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/08(火) 01:54:37.38 ID:1JlQWoCq0
ヘルカイザー「俺のターン!」
ヘルカイザー「俺は《サイバー・ダーク・ホーン》を召喚!」
攻撃力800
ヘルカイザー「このカードも召喚時、俺の墓地にあるレベル3以下のドラゴン族モンスターを装備扱いとして装備し、その攻撃力分だけ攻撃力をアップする」
有宇(これを通せば、サイバー・ダーク・ホーンの攻撃力2500。防ぐしかない)
有宇「サイバー・ドラゴン・インフィニティの効果発動!」
有宇「オーバーレイ・ユニットをひとつ使い、カード効果の発動を無効にして破壊!」
サイバー・ドラゴン・インフィニティ(攻撃力2300)
ヘルカイザー「だがこれてもうインフィニティの効果は発動しない」
ヘルカイザー「魔法カード、《オーバーロード・フュージョン》を発動!」
ヘルカイザー「フィールド・または墓地にある融合素材モンスターを除外し、機械族・闇属性の融合モンスター1体を特殊召喚する!」
セレナ「オーバーロード・フュージョンだと!?」
ヘルカイザー「俺は墓地のサイバー・ダーク・ホーン、ワイバーンを除外!」
ヘルカイザー「融合召喚!」
ヘルカイザー「現れろ、《サイバー・ダーク・ファルコン》!」
攻撃力1000
ヘルカイザー「俺は《サイバー・ダーク・ホーン》を召喚!」
攻撃力800
ヘルカイザー「このカードも召喚時、俺の墓地にあるレベル3以下のドラゴン族モンスターを装備扱いとして装備し、その攻撃力分だけ攻撃力をアップする」
有宇(これを通せば、サイバー・ダーク・ホーンの攻撃力2500。防ぐしかない)
有宇「サイバー・ドラゴン・インフィニティの効果発動!」
有宇「オーバーレイ・ユニットをひとつ使い、カード効果の発動を無効にして破壊!」
サイバー・ドラゴン・インフィニティ(攻撃力2300)
ヘルカイザー「だがこれてもうインフィニティの効果は発動しない」
ヘルカイザー「魔法カード、《オーバーロード・フュージョン》を発動!」
ヘルカイザー「フィールド・または墓地にある融合素材モンスターを除外し、機械族・闇属性の融合モンスター1体を特殊召喚する!」
セレナ「オーバーロード・フュージョンだと!?」
ヘルカイザー「俺は墓地のサイバー・ダーク・ホーン、ワイバーンを除外!」
ヘルカイザー「融合召喚!」
ヘルカイザー「現れろ、《サイバー・ダーク・ファルコン》!」
攻撃力1000
496: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/08(火) 02:01:07.56 ID:1JlQWoCq0
奈緒「また攻撃力1000…」
ヘルカイザー「このカードは、サイバー・ダーク・ワイバーンを含むサイバー・ダークを一体以上素材にした場合のみ融合召喚できる」
ヘルカイザー「そして召喚時、デッキからドラゴン族モンスター一体を墓地に送り、送った分の攻撃力をアップする!」
ヘルカイザー「俺はデッキの《ダーク・アームド・ドラゴン》を墓地に送り、攻撃力を2800ポイントアップ!」
サイバー・ダーク・ファルコン(攻撃力3800)
有宇「攻撃力3800…」
セレナ「ユウのライフは200…このまま攻撃を受ければ…!」
ヘルカイザー「サイバー・ダーク・ファルコンで、サイバー・ドラゴン・インフィニティを攻撃!」
ヘルカイザー(所詮、この程度か…)
有宇「罠発動! 《ガード・ブロック》!」
有宇「このカードは、僕への戦闘ダメージを一度だけ0にし、さらにカードを一枚ドローできる!」
ヘルカイザー「!!」
奈緒「凌ぎましたか…ハラハラさせんだから」
ヘルカイザー「サイバー・ダーク・ファルコンの効果発動!」
ヘルカイザー「このモンスターがバトルで相手モンスターを破壊した時、そのモンスターを装備カード扱いとして装備。そのモンスターの攻撃力分だけサイバー・ダーク・ファルコンの攻撃力をアップ!」
サイバー・ダーク・ファルコン(攻撃力5900)
有宇「攻撃力5900…!」
ヘルカイザー「それがお前の本気か?」
有宇「何?」
ヘルカイザー「今のエクシーズ召喚はお前がハートランドに居た時から持っていた力に過ぎん。まだまだ残っているはずだ、お前がアカデミアに軟禁された時に得た力が」
有宇「っ…!」ズキッ
『あー、イライラすんな。もう一発かましてやろうか!?』
『いいか? 勝負は勝つか負けるかだ。生きたければ勝て、負けは全ての終わりだ…それだけはちゃんと覚えておくんだな』
『必ずここから出る。その時は一緒にプロフェッサーを倒すぞ!』
有宇「ぐっ…!」
セレナ「ユウ!」
奈緒「やっぱり、過去の記憶が…」
ヘルカイザー「俺は最高のデュエル、最高の勝利を得る相手を待っていた。お前にはそれを期待している。ターンエンド」
ヘルカイザー「さあ、見せてみろ。俺に全力を出させたければな」
有宇「わかった、その挑発に乗ってやる。僕のターン!」
ヘルカイザー「このカードは、サイバー・ダーク・ワイバーンを含むサイバー・ダークを一体以上素材にした場合のみ融合召喚できる」
ヘルカイザー「そして召喚時、デッキからドラゴン族モンスター一体を墓地に送り、送った分の攻撃力をアップする!」
ヘルカイザー「俺はデッキの《ダーク・アームド・ドラゴン》を墓地に送り、攻撃力を2800ポイントアップ!」
サイバー・ダーク・ファルコン(攻撃力3800)
有宇「攻撃力3800…」
セレナ「ユウのライフは200…このまま攻撃を受ければ…!」
ヘルカイザー「サイバー・ダーク・ファルコンで、サイバー・ドラゴン・インフィニティを攻撃!」
ヘルカイザー(所詮、この程度か…)
有宇「罠発動! 《ガード・ブロック》!」
有宇「このカードは、僕への戦闘ダメージを一度だけ0にし、さらにカードを一枚ドローできる!」
ヘルカイザー「!!」
奈緒「凌ぎましたか…ハラハラさせんだから」
ヘルカイザー「サイバー・ダーク・ファルコンの効果発動!」
ヘルカイザー「このモンスターがバトルで相手モンスターを破壊した時、そのモンスターを装備カード扱いとして装備。そのモンスターの攻撃力分だけサイバー・ダーク・ファルコンの攻撃力をアップ!」
サイバー・ダーク・ファルコン(攻撃力5900)
有宇「攻撃力5900…!」
ヘルカイザー「それがお前の本気か?」
有宇「何?」
ヘルカイザー「今のエクシーズ召喚はお前がハートランドに居た時から持っていた力に過ぎん。まだまだ残っているはずだ、お前がアカデミアに軟禁された時に得た力が」
有宇「っ…!」ズキッ
『あー、イライラすんな。もう一発かましてやろうか!?』
『いいか? 勝負は勝つか負けるかだ。生きたければ勝て、負けは全ての終わりだ…それだけはちゃんと覚えておくんだな』
『必ずここから出る。その時は一緒にプロフェッサーを倒すぞ!』
有宇「ぐっ…!」
セレナ「ユウ!」
奈緒「やっぱり、過去の記憶が…」
ヘルカイザー「俺は最高のデュエル、最高の勝利を得る相手を待っていた。お前にはそれを期待している。ターンエンド」
ヘルカイザー「さあ、見せてみろ。俺に全力を出させたければな」
有宇「わかった、その挑発に乗ってやる。僕のターン!」
497: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/08(火) 02:19:09.06 ID:1JlQWoCq0
有宇「僕は《サイバー・ドラゴン・コア》を召喚!」
攻撃力400
有宇「このカードの召喚に成功した時、デッキからサイバーまたはサイバネティックと名のついた魔法・罠カードを手札に加える」
有宇「僕が選択するのは、《サイバー・リペア・プラント》。そしてこれを発動!」
有宇「墓地にサイバー・ドラゴンが存在する時、デッキから機械族・光属性モンスター1体を手札に加える」
有宇「僕が選ぶのは、《サイバー・ドラゴン》」
ヘルカイザー(これで奴の場と手札にサイバー・ドラゴンが二体…)
有宇「僕は手札から、魔法カード、《パワー・ボンド》を発動!」
有宇「手札・フィールドから融合素材モンスターを墓地に送り、機械族の融合モンスター1体を特殊召喚する!」
有宇「僕はフィールドと手札にある《サイバー・ドラゴン》二体を融合!」
有宇「融合召喚!」
有宇「殲滅せよ、《キメラテック・ランページ・ドラゴン》!」
攻撃力2100
奈緒「キメラテック・ランページ…ようやくエースモンスターご登場ですか」
有宇「パワー・ボンドの効果により、特殊召喚したモンスターの攻撃力は元々の攻撃力分アップする!」
キメラテック・ランページ・ドラゴン(攻撃力4200)
セレナ「攻撃力4200!」
ヘルカイザー「ふ…」
ヘルカイザー(こいつだ。こいつを待っていた!)
有宇「キメラテック・ランページ・ドラゴンの効果発動!」
有宇「融合召喚に成功した時、素材としたモンスターの数まで魔法・罠カードを破壊する!」
有宇「僕は装備カード扱いとなったサイバー・ドラゴン・インフィニティとその伏せカードを破壊!」
サイバー・ダーク・ファルコン(攻撃力3800)
有宇「キメラテック・ランページのさらなる効果発動!」
有宇「このモンスターは1ターンに1度、デッキから機械族・光属性モンスターを2体まで墓地へ送ることで、このターンに送った数だけ攻撃できる」
有宇「僕が送るのは《超電磁タートル》と《サイバー・ドラゴン・コア》。これにより、三回の連続攻撃を可能にする!」
奈緒(ヘルカイザーの場に伏せカードはない。これで決まる!)
有宇「バトルだ! キメラテック・ランページで、サイバー・ダーク・ファルコンを攻撃!」
有宇「アルティメット・エヴォリューション・バースト! ダイイチダァ!」
ヘルカイザー「サイバー・ダーク・ファルコンの効果! このモンスターは1ターンに2度まで破壊されない!」
奈緒「な!?」
有宇「が、バトルダメージは受けてもらう!」
ヘルカイザー「ぐっ!」
ヘルカイザーLP3800
攻撃力400
有宇「このカードの召喚に成功した時、デッキからサイバーまたはサイバネティックと名のついた魔法・罠カードを手札に加える」
有宇「僕が選択するのは、《サイバー・リペア・プラント》。そしてこれを発動!」
有宇「墓地にサイバー・ドラゴンが存在する時、デッキから機械族・光属性モンスター1体を手札に加える」
有宇「僕が選ぶのは、《サイバー・ドラゴン》」
ヘルカイザー(これで奴の場と手札にサイバー・ドラゴンが二体…)
有宇「僕は手札から、魔法カード、《パワー・ボンド》を発動!」
有宇「手札・フィールドから融合素材モンスターを墓地に送り、機械族の融合モンスター1体を特殊召喚する!」
有宇「僕はフィールドと手札にある《サイバー・ドラゴン》二体を融合!」
有宇「融合召喚!」
有宇「殲滅せよ、《キメラテック・ランページ・ドラゴン》!」
攻撃力2100
奈緒「キメラテック・ランページ…ようやくエースモンスターご登場ですか」
有宇「パワー・ボンドの効果により、特殊召喚したモンスターの攻撃力は元々の攻撃力分アップする!」
キメラテック・ランページ・ドラゴン(攻撃力4200)
セレナ「攻撃力4200!」
ヘルカイザー「ふ…」
ヘルカイザー(こいつだ。こいつを待っていた!)
有宇「キメラテック・ランページ・ドラゴンの効果発動!」
有宇「融合召喚に成功した時、素材としたモンスターの数まで魔法・罠カードを破壊する!」
有宇「僕は装備カード扱いとなったサイバー・ドラゴン・インフィニティとその伏せカードを破壊!」
サイバー・ダーク・ファルコン(攻撃力3800)
有宇「キメラテック・ランページのさらなる効果発動!」
有宇「このモンスターは1ターンに1度、デッキから機械族・光属性モンスターを2体まで墓地へ送ることで、このターンに送った数だけ攻撃できる」
有宇「僕が送るのは《超電磁タートル》と《サイバー・ドラゴン・コア》。これにより、三回の連続攻撃を可能にする!」
奈緒(ヘルカイザーの場に伏せカードはない。これで決まる!)
有宇「バトルだ! キメラテック・ランページで、サイバー・ダーク・ファルコンを攻撃!」
有宇「アルティメット・エヴォリューション・バースト! ダイイチダァ!」
ヘルカイザー「サイバー・ダーク・ファルコンの効果! このモンスターは1ターンに2度まで破壊されない!」
奈緒「な!?」
有宇「が、バトルダメージは受けてもらう!」
ヘルカイザー「ぐっ!」
ヘルカイザーLP3800
498: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/08(火) 02:36:56.06 ID:1JlQWoCq0
有宇「まだだ! キメラテック・ランページ・ドラゴン!ダイニダァ!」
ヘルカイザー「ぐうっ!」
ヘルカイザーLP3400
有宇「アルティメット・エヴォリューション・バースト! ダイサンダァ!」
ヘルカイザー「くっ…!」
ヘルカイザーLP3000
セレナ「ついにサイバー・ダーク・ファルコンを倒したぞ!」
奈緒「でも…」
ヘルカイザー「そう…パワー・ボンドの発動ターン終了時、プレイヤーは召喚したモンスターの元々の攻撃力分のダメージを受ける。つまり、お前は俺の勝利の糧となる」
有宇「それはどうかな?」
ヘルカイザー「何?」
有宇「僕は魔法カード、《一時休戦》を発動!」
有宇「この効果で、お互いのプレイヤーはデッキからカードを一枚ドロー。次の相手ターン終了時まで、お互いが受ける全てのダメージは0になる!」
ヘルカイザー「!!」
奈緒「これでパワー・ボンドのリスクはもちろん、次の彼のターン終了時までお互いが受けるダメージは全て0になる」
セレナ「一石二鳥という訳か」
有宇「僕はターンエンド」
ヘルカイザー「キメラテック・ランページ…それがアカデミアの力か」
有宇「…? なんの事だ?」
ヘルカイザー「俺にとって今のお前は、お下がりのデッキを使っている可愛い後輩という訳さ。お前は覚えていないかもしれないが、キメラテック・ランページ・ドラゴン…そのカードを与えたのはプロフェッサーだ」
ヘルカイザー「何より、サイバー流デッキ…それを最初に使っていたのは俺だ。この裏デッキを手に入れるまではな」
有宇「っ!」
奈緒「裏デッキ…?」
ヘルカイザー「【サイバー・ドラゴン】が表なら、それと対になるのがこの【サイバー・ダーク】…だが、足りん。その本当の切れ味を試させてくれる相手など一人としていない」
ヘルカイザー「しかし、お前は違う。少なくとも今のターンでかつての俺や吹雪と同等以上の実力は見せてくれた」
ヘルカイザー「もっとだ…もっともっと攻めてこい。そんなお前を倒す事で、俺は最高の勝利を得る!」
ヘルカイザー「俺のターン!」
ヘルカイザー「俺は魔法カード、《サイバーダーク・フュージョン》を発動!」
ヘルカイザー「このターンの通常召喚を封じる代わりに、デッキの《サイバー・ダーク・ホーン》《サイバー・ダーク・エッジ》《サイバー・ダーク・キール》を墓地に送り、エクストラデッキの《鎧黒竜-サイバー・ダーク・ドラゴン》を融合召喚する!」
有宇「!?」
セレナ「サイバー・ダーク・ドラゴンだと…!?」
ヘルカイザー「融合召喚!」
ヘルカイザー「現れろ、《鎧黒竜-サイバー・ダーク・ドラゴン》!」
攻撃力1000
499: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/17(木) 03:14:49.89 ID:iDhQz1pH0
ヘルカイザー「サイバー・ダーク・ドラゴンは召喚時、墓地にあるドラゴン族モンスター1体を装備し、その攻撃力を吸収。レベル制限はない」
ヘルカイザー「俺はサイバー・ダーク・ファルコンの効果で墓地に送った《ダーク・アームド・ドラゴン》を墓地から引きずり出す!」
鎧黒竜-サイバー・ダーク・ドラゴン(攻撃力3800)
セレナ「攻撃力3800!」
奈緒「それでもまだ、ランページの方が攻撃力は上…」
ヘルカイザー「サイバー・ダーク・ドラゴンの効果はまだある。俺の墓地にあるモンスター1体につきこのモンスターの攻撃力を100ポイントアップする!」
鎧黒竜-サイバー・ダーク・ドラゴン(攻撃力4500)
有宇「くっ…」
ヘルカイザー「サイバー・ダーク・ドラゴンで、キメラテック・ランページ・ドラゴンを攻撃!」
ヘルカイザー「フル・ダークネス・バースト!」
有宇「ぐぅっ…!」
セレナ「キメラテック・ランページが倒された!」
ヘルカイザー「一時休戦の効果でダメージは通らない…が、これでお前のモンスターは全滅、伏せカードは0。さあどうする?」
有宇「………」
ヘルカイザー「カードを一枚伏せて、ターンエンド」
ヘルカイザー・伏せカード:一枚
ヘルカイザー「だが、お前の事だ。まだ隠している力があるんじゃないのか? それを俺に見せてみろ。カードにされた者たちを救いたければな」
奈緒「っ…」
有宇「カードにされた人達を救う方法があるのか?」
ヘルカイザー「簡単な話だ。プロフェッサー、アカデミアを滅ぼせばそれでいい」
ヘルカイザー「我々アカデミアが人間をカードにするのは遊びではない。カードにされた者達の魂を使い、世界を一つにする為のもの」
有宇「っ!?」
ヘルカイザー「俺はサイバー・ダーク・ファルコンの効果で墓地に送った《ダーク・アームド・ドラゴン》を墓地から引きずり出す!」
鎧黒竜-サイバー・ダーク・ドラゴン(攻撃力3800)
セレナ「攻撃力3800!」
奈緒「それでもまだ、ランページの方が攻撃力は上…」
ヘルカイザー「サイバー・ダーク・ドラゴンの効果はまだある。俺の墓地にあるモンスター1体につきこのモンスターの攻撃力を100ポイントアップする!」
鎧黒竜-サイバー・ダーク・ドラゴン(攻撃力4500)
有宇「くっ…」
ヘルカイザー「サイバー・ダーク・ドラゴンで、キメラテック・ランページ・ドラゴンを攻撃!」
ヘルカイザー「フル・ダークネス・バースト!」
有宇「ぐぅっ…!」
セレナ「キメラテック・ランページが倒された!」
ヘルカイザー「一時休戦の効果でダメージは通らない…が、これでお前のモンスターは全滅、伏せカードは0。さあどうする?」
有宇「………」
ヘルカイザー「カードを一枚伏せて、ターンエンド」
ヘルカイザー・伏せカード:一枚
ヘルカイザー「だが、お前の事だ。まだ隠している力があるんじゃないのか? それを俺に見せてみろ。カードにされた者たちを救いたければな」
奈緒「っ…」
有宇「カードにされた人達を救う方法があるのか?」
ヘルカイザー「簡単な話だ。プロフェッサー、アカデミアを滅ぼせばそれでいい」
ヘルカイザー「我々アカデミアが人間をカードにするのは遊びではない。カードにされた者達の魂を使い、世界を一つにする為のもの」
有宇「っ!?」
500: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/17(木) 03:21:06.88 ID:iDhQz1pH0
セレナ「カードにされた者達を使って、世界を一つに!?」
有宇「お前…!」
ヘルカイザー「無論、その中にはお前の妹も含まれている。慕い続けた兄が行方不明になり、戻って来た時には避けられ、孤独を紛らわす為に自らの命をカードに封じ込める道を選んだ妹がな」
有宇「っ!?」ズキッ
奈緒「それが成功したら、封じ込められた人はどうなる!?」
ヘルカイザー「消え逝く魂の行方など知らん。だがおそらく…」
有宇「ぐっ…」
『…歩未は、ずっと一人だったんだ』
『自分が何の為に生きて来たかも分からなくなって、ただただ兄の帰りを待つ、信頼できる家族を奪われた悲しみ…お前もそうだったんじゃないのか?』
有宇「う…あ…あ…!」
『出会う人の全てが敵に見える環境の中に無理やり入れられ、理不尽な役目を放り出すことも出来ずに突き進んだ。それがどれだけの孤独だったか想像もできない。その重荷を背負わせたのは俺だという事は勿論わかっている。だがどうしてっ」
『どうして帰って来た時、歩未を突き放したっ!』
ヘルカイザー「死を意味するだろう」
友利「っ…」
『あいつはお前がいなくて寂しかったんだ。不安で泣きたくて一生懸命だったんじゃないのか!?』
有宇「うああああああぁぁぁっ!」
奈緒「!?」
セレナ「ユウ!?」
有宇「お前…!」
ヘルカイザー「無論、その中にはお前の妹も含まれている。慕い続けた兄が行方不明になり、戻って来た時には避けられ、孤独を紛らわす為に自らの命をカードに封じ込める道を選んだ妹がな」
有宇「っ!?」ズキッ
奈緒「それが成功したら、封じ込められた人はどうなる!?」
ヘルカイザー「消え逝く魂の行方など知らん。だがおそらく…」
有宇「ぐっ…」
『…歩未は、ずっと一人だったんだ』
『自分が何の為に生きて来たかも分からなくなって、ただただ兄の帰りを待つ、信頼できる家族を奪われた悲しみ…お前もそうだったんじゃないのか?』
有宇「う…あ…あ…!」
『出会う人の全てが敵に見える環境の中に無理やり入れられ、理不尽な役目を放り出すことも出来ずに突き進んだ。それがどれだけの孤独だったか想像もできない。その重荷を背負わせたのは俺だという事は勿論わかっている。だがどうしてっ」
『どうして帰って来た時、歩未を突き放したっ!』
ヘルカイザー「死を意味するだろう」
友利「っ…」
『あいつはお前がいなくて寂しかったんだ。不安で泣きたくて一生懸命だったんじゃないのか!?』
有宇「うああああああぁぁぁっ!」
奈緒「!?」
セレナ「ユウ!?」
501: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/17(木) 03:31:01.24 ID:iDhQz1pH0
『あなたこれまで、たった一度でも他人を信じた事があるんですか?』
『だからこそあなたは、自分自身が壊れしまわないようにひたすら強くなる道を無意識に選んだ。デュエルも、身も、精神も』
『という訳で、まずは私の事を信用してもらう事から始めましょう。あなたにはいずれ本当の意味で私を必要としてもらいますから」
『なんで、私を助けたんですか…? 勝者のあなたが刺される事なんてなかったのに…』
”僕”の物語はもう終わりだ
もし次があるなら、そこで頑張るとしようかね
できるのなら
こいつらと一緒に笑い合える
世界を創りに
有宇「なるほど…そういう事か」
奈緒「有宇君…?」
有宇「やっと戻って来れたぜ」
セレナ「え?」
ヘルカイザー「ふ…」
奈緒「まさか…!」
有宇「ああ、思い出した。今までの事」
セレナ(記憶が、戻ったのか…?)
奈緒「っ……っ……」
有宇「にしても、随分と無鉄砲な道を進んでるじゃねぇか。つか友利、いくらなんでも泣くことは――」
奈緒「友利じゃねぇ! 奈緒だ!」
有宇「悪魔でこだわるか…」
502: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/17(木) 14:17:49.28 ID:XmVkz9zUO
ヘルカイザー「ようやく本性を現したな」
有宇「ああ、そういやデュエル中だったか。アカデミアの帝王を相手に余所見なんてしている暇はないな」
ヘルカイザー「随分とキャラが変わったものだ。そう思うなら、早く始めてもらおう」
有宇「無益な戦いはしない主義なんだがな…まあいいだろ。記憶が戻った祝いにカイザーを打ち破った称号を貰うぜ」
奈緒「相変わらずっすね」
セレナ「だが、あれこそがユウだ…安心感が違う」
有宇「なぁんてな、悪いがこのデュエルはここで終わりだ」
ヘルカイザー「何?」
有宇「代わりにセレナはくれてやる、世界を一つにする儀式にするなり好きにしろ」
奈緒「へっ!?」
有宇「わかってるな?」
セレナ「ああ、56ファイルだな」
有宇「そういう事だ。行くぞ、奈緒」
奈緒「ちょっ…!」
ヘルカイザー「おい、待て!」
503: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/21(月) 14:17:29.03 ID:zuzEpkM5O
プロフェッサー「どこへ行く?」
有宇「っ…」
セレナ「プロフェッサー!」
奈緒(と、当然のようにそれを取り囲むオベリスクフォース数人っすか)
プロフェッサー「敵を前にして逃げるなど、君はそれでもデュエリストか?」
有宇「リアリストだ(キリッ」
奈緒「引くなっ」
プロフェッサー「だがこのデュエルは無効とする」
セレナ「何!?」
有宇(ま、そうだろうな)
プロフェッサー「亮、君も君だ。彼らとは公式戦で決着をつけてもらうと言ったはずだよ」
ヘルカイザー「申し訳ありません。彼らを止めるためにはこうするしか」
プロフェッサー「ランサーズにはまだやってもらわねばならない事がある。儀式の為にもな」
奈緒(儀式?)
プロフェッサー「今日は大人しく帰ってもらうよ。心配しなくても、公式戦は明日の午前11時に行う。我々は逃げも隠れもしない。それまでセレナを君達に預けておく事も許可しよう」
有宇「他の奴らは?」
プロフェッサー「すでに地下に移動させた。安心しろ、吹雪を含め誰一人としてカードにされたわけではない。全員無事だ」
有宇「あいつらもあんたにとっては大事な役割があるって訳か」
プロフェッサー「そういう事だ。連れて行け」
「はっ」
504: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/21(月) 14:22:48.61 ID:zuzEpkM5O
地下牢
隼翼「記憶が…戻った…?」
セレナ「薄々戻りかけているのはわかっていたが、デュエルの中で記憶を取り戻したようだな」
有宇「今からは正義、平和、博愛主義の三拍子揃った乙坂有宇さ。それに適した接し方で頼むぜ」
奈緒「あーそうですね、ではお望み通りまた女たらしのドS野郎として扱ってあげますよ」
白柳「このやりとりからして、本当に戻ったようですね」
黒咲「結構な事だ。真面目で謙虚な乙坂有宇など見ているだけでも反吐が出る」
沢渡「あのハゲ野郎、二度までも俺様のデュエルを中断させやがって…!」
隼翼「…悔しいが、あれは幸いだった」
吹雪「ああ、でもやはり変だね。ランサーズ9人と公式戦を行い、先に五勝した方が勝利。さっきも言ったが、僕達をカード化する事は難しい事ではなかった。彼は僕達に何をさせようとしているのか」
奈緒「どんな理由があろうと、私達は勝つしかありません。熊耳さんや高城達の為にも、必ず」
隼翼「っ…」
白柳「隼翼さん…」
隼翼「どうして…」
隼翼「どうして、彼らはカードにされなきゃなからなかったんだろうな…」
有宇「決まってる。弱かったからだろ」
隼翼「っ!」
隼翼「記憶が…戻った…?」
セレナ「薄々戻りかけているのはわかっていたが、デュエルの中で記憶を取り戻したようだな」
有宇「今からは正義、平和、博愛主義の三拍子揃った乙坂有宇さ。それに適した接し方で頼むぜ」
奈緒「あーそうですね、ではお望み通りまた女たらしのドS野郎として扱ってあげますよ」
白柳「このやりとりからして、本当に戻ったようですね」
黒咲「結構な事だ。真面目で謙虚な乙坂有宇など見ているだけでも反吐が出る」
沢渡「あのハゲ野郎、二度までも俺様のデュエルを中断させやがって…!」
隼翼「…悔しいが、あれは幸いだった」
吹雪「ああ、でもやはり変だね。ランサーズ9人と公式戦を行い、先に五勝した方が勝利。さっきも言ったが、僕達をカード化する事は難しい事ではなかった。彼は僕達に何をさせようとしているのか」
奈緒「どんな理由があろうと、私達は勝つしかありません。熊耳さんや高城達の為にも、必ず」
隼翼「っ…」
白柳「隼翼さん…」
隼翼「どうして…」
隼翼「どうして、彼らはカードにされなきゃなからなかったんだろうな…」
有宇「決まってる。弱かったからだろ」
隼翼「っ!」
505: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/21(月) 22:11:16.98 ID:zuzEpkM5O
セレナ「ユウ…」
有宇「美砂や高城、熊耳は単純に実力が足りないから負けたんだ。残された者に託して散って行ったと言えば聞こえはいいが、結局は自分の力で敵を討ち倒せなかった都合のいい言い訳に過ぎねぇ。ハートランドがアカデミアに滅ぼされたのと同じようにな」
奈緒「………」
沢渡「おいおい、いくらなんでも…」
黒咲「貴様…」有宇の胸倉を掴む
有宇「なんだ?」
黒咲「それが貴様の本性か? 記憶がなかった頃の貴様なら…」
『高城や美砂さん、もちろん熊耳さんだって僕達に全てを託して散って行ったんだ。今の僕達にやれる事はその思いを受け継ぐ事じゃないのか?』
『カードにされたみんなは死んだ訳じゃない。アカデミアを倒せば、必ず元に戻れる』
有宇「本性? それ以前の問題だろ。想いだけではデュエルでは勝てん。つーかそんなんで勝てれば誰だって苦労しやしねぇよ。もっと現実を見ろ」
有宇「大体、ランサーズは何ができた? 奴らを殲滅? アカデミアに来てからは一人たりとも倒せなかったどころか、今はお情けで生かされてる状態だ。確実に踊らされてるぜ、プロフェッサーの駒としてな」
奈緒「っ…」
黒咲「例えそうだとしても、俺は必ずアカデミアを殲滅する! そして必ず、瑠璃を奪い返す!」
有宇「そういう台詞は結果を出してからにするんだな」
黒咲「貴様――ぐっ!」
有宇「だから、結果を出してからにしろって言ったんだ」腹パン
有宇「美砂や高城、熊耳は単純に実力が足りないから負けたんだ。残された者に託して散って行ったと言えば聞こえはいいが、結局は自分の力で敵を討ち倒せなかった都合のいい言い訳に過ぎねぇ。ハートランドがアカデミアに滅ぼされたのと同じようにな」
奈緒「………」
沢渡「おいおい、いくらなんでも…」
黒咲「貴様…」有宇の胸倉を掴む
有宇「なんだ?」
黒咲「それが貴様の本性か? 記憶がなかった頃の貴様なら…」
『高城や美砂さん、もちろん熊耳さんだって僕達に全てを託して散って行ったんだ。今の僕達にやれる事はその思いを受け継ぐ事じゃないのか?』
『カードにされたみんなは死んだ訳じゃない。アカデミアを倒せば、必ず元に戻れる』
有宇「本性? それ以前の問題だろ。想いだけではデュエルでは勝てん。つーかそんなんで勝てれば誰だって苦労しやしねぇよ。もっと現実を見ろ」
有宇「大体、ランサーズは何ができた? 奴らを殲滅? アカデミアに来てからは一人たりとも倒せなかったどころか、今はお情けで生かされてる状態だ。確実に踊らされてるぜ、プロフェッサーの駒としてな」
奈緒「っ…」
黒咲「例えそうだとしても、俺は必ずアカデミアを殲滅する! そして必ず、瑠璃を奪い返す!」
有宇「そういう台詞は結果を出してからにするんだな」
黒咲「貴様――ぐっ!」
有宇「だから、結果を出してからにしろって言ったんだ」腹パン
506: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/21(月) 22:14:41.25 ID:zuzEpkM5O
有宇「それともなんだ? ストレスマッハで今や怒り狂うだけの不審者なのか、お前は?」デュエルディスクセット
隼翼「有宇、お前…」
有宇「お前と初めて戦った時は中断したからな、それにお前も僕と戦いたいと言ってたろ? 今からやってやるよ」
黒咲「この場で決着をつけるという事か…いいだろう」デュエルディスクセット
白柳「二人共、本気なんですか!?」
沢渡「おめぇら状況わかってんのか!? こんな時に何を――」
奈緒「やらせましょう」
沢渡「は?」
吹雪「いいのかい?」
奈緒「有宇君の本心を確かめるいい機会です。何より…」
黒咲「貴様は故郷を、俺の仲間を、自身の仲間をも侮辱した。その罪は敗北で償ってもらう」
有宇「やってみろ、出来るならな」
「「デュエル」」
隼翼「有宇、お前…」
有宇「お前と初めて戦った時は中断したからな、それにお前も僕と戦いたいと言ってたろ? 今からやってやるよ」
黒咲「この場で決着をつけるという事か…いいだろう」デュエルディスクセット
白柳「二人共、本気なんですか!?」
沢渡「おめぇら状況わかってんのか!? こんな時に何を――」
奈緒「やらせましょう」
沢渡「は?」
吹雪「いいのかい?」
奈緒「有宇君の本心を確かめるいい機会です。何より…」
黒咲「貴様は故郷を、俺の仲間を、自身の仲間をも侮辱した。その罪は敗北で償ってもらう」
有宇「やってみろ、出来るならな」
「「デュエル」」
507: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/24(木) 14:15:01.87 ID:ajLf1QitO
有宇LP4000
黒咲LP4000
黒咲「先行はもらった。俺は《RR-ネクロ・ヴァルチャー》を召喚!」
攻撃力1000
黒咲「さらに魔法カード、《RR-コール》を発動!」
黒咲「自分フィールドのRRと同名モンスター1体を手札・デッキから守備表示で特殊召喚する!」
黒咲「俺はデッキのネクロ・ヴァルチャーを特殊召喚!」
守備力1600
黒咲「レベル4のネクロ・ヴァルチャー二体でオーバーレイ!」
黒咲「エクシーズ召喚!」
黒咲「飛来せよ、ランク4!《RR-フォース・ストリクス》!」
守備力2000
黒咲「このカードは1ターンに1度、オーバーレイ・ユニットを一つ使うことで、デッキから闇属性・鳥獣族・レベル4のモンスターを手札に加える」
黒咲「選択したのは、《RR-バニシング・レイニアス》」
黒咲「俺はカードを一枚伏せて、ターンエンド」
黒咲・伏せカード:一枚
黒咲「さあ、来るがいい。今こそ貴様との因縁に決着をつけてやる!」
有宇「因縁ねぇ…ま、ご期待通りに。僕のターン!」
黒咲LP4000
黒咲「先行はもらった。俺は《RR-ネクロ・ヴァルチャー》を召喚!」
攻撃力1000
黒咲「さらに魔法カード、《RR-コール》を発動!」
黒咲「自分フィールドのRRと同名モンスター1体を手札・デッキから守備表示で特殊召喚する!」
黒咲「俺はデッキのネクロ・ヴァルチャーを特殊召喚!」
守備力1600
黒咲「レベル4のネクロ・ヴァルチャー二体でオーバーレイ!」
黒咲「エクシーズ召喚!」
黒咲「飛来せよ、ランク4!《RR-フォース・ストリクス》!」
守備力2000
黒咲「このカードは1ターンに1度、オーバーレイ・ユニットを一つ使うことで、デッキから闇属性・鳥獣族・レベル4のモンスターを手札に加える」
黒咲「選択したのは、《RR-バニシング・レイニアス》」
黒咲「俺はカードを一枚伏せて、ターンエンド」
黒咲・伏せカード:一枚
黒咲「さあ、来るがいい。今こそ貴様との因縁に決着をつけてやる!」
有宇「因縁ねぇ…ま、ご期待通りに。僕のターン!」
508: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/24(木) 14:17:15.67 ID:ajLf1QitO
有宇「相手の場だけにモンスターが存在する事により、僕は《サイバー・ドラゴン》を特殊召喚!」
攻撃力2100
有宇「サイバー・ドラゴンで、フォース・ストリクスを攻撃!」
有宇「エヴォリューション・バースト!」
黒咲「くっ…!」
隼翼(あっさり破壊された…?)
黒咲「速攻魔法、《RUM-デス・ダブル・フォース》発動!」
黒咲「このターンにバトルで破壊され墓地へ送られたRRを特殊召喚し、二倍のランクのエクシーズモンスターにランクアップさせる!」
黒咲「勇猛果敢なるハヤブサよ。怒りの炎を巻き上げ、大地をも焼き尽くす閃光となれ!」
黒咲「ランクアップ・エクシーズ・チェンジ!」
黒咲「飛翔しろ、ランク8! 《RR-サテライト・キャノン・ファルコン》!」
攻撃力3000
白柳「二倍のランクアップ…こんな序盤からサテライト・キャノン・ファルコンを召喚した!?」
有宇「初っ端から随分と飛ばすじゃねぇか。それとも頭に血が上って攻め急いでいるだけか?」
黒咲「俺はいつだって本気でデュエルしている。例え、その価値のない相手だとしてもな」
有宇「偉い言われようだな」
黒咲「しかし、貴様は別だ。俺の鉄の意志と鋼の強さで、必ず懺悔させてやる!」
有宇「そいつは楽しみだ。僕はカードを一枚伏せて、ターンエンド」
有宇・伏せカード:一枚
攻撃力2100
有宇「サイバー・ドラゴンで、フォース・ストリクスを攻撃!」
有宇「エヴォリューション・バースト!」
黒咲「くっ…!」
隼翼(あっさり破壊された…?)
黒咲「速攻魔法、《RUM-デス・ダブル・フォース》発動!」
黒咲「このターンにバトルで破壊され墓地へ送られたRRを特殊召喚し、二倍のランクのエクシーズモンスターにランクアップさせる!」
黒咲「勇猛果敢なるハヤブサよ。怒りの炎を巻き上げ、大地をも焼き尽くす閃光となれ!」
黒咲「ランクアップ・エクシーズ・チェンジ!」
黒咲「飛翔しろ、ランク8! 《RR-サテライト・キャノン・ファルコン》!」
攻撃力3000
白柳「二倍のランクアップ…こんな序盤からサテライト・キャノン・ファルコンを召喚した!?」
有宇「初っ端から随分と飛ばすじゃねぇか。それとも頭に血が上って攻め急いでいるだけか?」
黒咲「俺はいつだって本気でデュエルしている。例え、その価値のない相手だとしてもな」
有宇「偉い言われようだな」
黒咲「しかし、貴様は別だ。俺の鉄の意志と鋼の強さで、必ず懺悔させてやる!」
有宇「そいつは楽しみだ。僕はカードを一枚伏せて、ターンエンド」
有宇・伏せカード:一枚
509: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/24(木) 14:18:47.30 ID:ajLf1QitO
黒咲「俺のターン!」
黒咲「俺は《RR-トリビュート・レイニアス》を召喚!」
攻撃力1800
黒咲「このカードが召喚・特殊召喚に成功したターン、デッキのRRを墓地へ送る!」
黒咲「準備は整った…サテライト・キャノン・ファルコンのモンスター効果発動!」
黒咲「オーバーレイ・ユニットを一つ使い、相手フィールドのモンスターの攻撃力を墓地のRR数×800ダウンする!」
セレナ「墓地のRRは三体!」
沢渡「って事は…」
サイバー・ドラゴン(攻撃力0)
黒咲「バトルだ! サテライト・キャノン・ファルコンで、サイバー・ドラゴンを攻撃!」
黒咲「エターナル・アベンジ!」
有宇「ぐあああぁぁぁっ!」
有宇LP1000
隼翼「これで有宇の場はガラ空き…」
吹雪「攻撃力1800のトリビュート・レイニアスのダイレクトアタックを受ければ、有宇君は終わり」
黒咲「いけ、トリビュート・レイニアス! ダイレクトアタック!」
有宇「永続罠発動! 《リビングデッドの呼び声》!」
有宇「自分の墓地からモンスター1体を攻撃表示で特殊召喚する!」
有宇「蘇れ、《サイバー・ドラゴン》!」
攻撃力2100
黒咲「くっ…これでは…」
有宇「もう終わりか?」
黒咲「っ…俺はカードを二枚伏せて、ターンエンド」
黒咲・伏せカード:二枚
黒咲「俺は《RR-トリビュート・レイニアス》を召喚!」
攻撃力1800
黒咲「このカードが召喚・特殊召喚に成功したターン、デッキのRRを墓地へ送る!」
黒咲「準備は整った…サテライト・キャノン・ファルコンのモンスター効果発動!」
黒咲「オーバーレイ・ユニットを一つ使い、相手フィールドのモンスターの攻撃力を墓地のRR数×800ダウンする!」
セレナ「墓地のRRは三体!」
沢渡「って事は…」
サイバー・ドラゴン(攻撃力0)
黒咲「バトルだ! サテライト・キャノン・ファルコンで、サイバー・ドラゴンを攻撃!」
黒咲「エターナル・アベンジ!」
有宇「ぐあああぁぁぁっ!」
有宇LP1000
隼翼「これで有宇の場はガラ空き…」
吹雪「攻撃力1800のトリビュート・レイニアスのダイレクトアタックを受ければ、有宇君は終わり」
黒咲「いけ、トリビュート・レイニアス! ダイレクトアタック!」
有宇「永続罠発動! 《リビングデッドの呼び声》!」
有宇「自分の墓地からモンスター1体を攻撃表示で特殊召喚する!」
有宇「蘇れ、《サイバー・ドラゴン》!」
攻撃力2100
黒咲「くっ…これでは…」
有宇「もう終わりか?」
黒咲「っ…俺はカードを二枚伏せて、ターンエンド」
黒咲・伏せカード:二枚
510: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/24(木) 14:22:14.62 ID:ajLf1QitO
有宇「僕のターン!」
有宇「僕は《サイバー・ドラゴン・ドライ》を召喚!」
攻撃力1800
有宇「こいつが召喚に成功した時、 自分フィールドにいる全てのサイバー・ドラゴンのレベルを5とする」
サイバー・ドラゴン・ドライ(LV5)
有宇「僕はレベル5のサイバー・ドラゴンとドライでオーバーレイ!」
有宇「エクシーズ召喚!」
有宇「現れろ、ランク5! 《サイバー・ドラゴン・ノヴァ》!」
攻撃力2100
有宇「さらに、サイバー・ドラゴン・ノヴァをオーバーレイ・ユニットとしてオーバーレイ!」
有宇「偽りを捨て、機光龍の襲雷は終焉を迎える。革命と共に現れろ!」
有宇「エクシーズ召喚!」
有宇「ランク6! 《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》!」
攻撃力2100
黒咲「現れたな…」
有宇「オーバーレイ・ユニットにつき攻撃力を200ポイントポイントアップ!」
サイバー・ドラゴン・インフィニティ(攻撃力2700)
有宇「お前に説明するまでもないが、サイバー・ドラゴン・インフィニティはフィールドの攻撃表示モンスター1体をオーバーレイ・ユニットにできる。僕はサテライト・キャノン・ファルコンを選択!」
サイバー・ドラゴン・インフィニティ(攻撃力2900)
有宇「バトルだ! トリビュート・レイニアスを攻撃!」
有宇「エターナル・フェニックス・エヴォリューション!」
黒咲「ぐううぅぅっ!」
黒咲LP2900
有宇「僕はカードを一枚伏せ、ターンエンド」
有宇・伏せカード:一枚
有宇「僕は《サイバー・ドラゴン・ドライ》を召喚!」
攻撃力1800
有宇「こいつが召喚に成功した時、 自分フィールドにいる全てのサイバー・ドラゴンのレベルを5とする」
サイバー・ドラゴン・ドライ(LV5)
有宇「僕はレベル5のサイバー・ドラゴンとドライでオーバーレイ!」
有宇「エクシーズ召喚!」
有宇「現れろ、ランク5! 《サイバー・ドラゴン・ノヴァ》!」
攻撃力2100
有宇「さらに、サイバー・ドラゴン・ノヴァをオーバーレイ・ユニットとしてオーバーレイ!」
有宇「偽りを捨て、機光龍の襲雷は終焉を迎える。革命と共に現れろ!」
有宇「エクシーズ召喚!」
有宇「ランク6! 《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》!」
攻撃力2100
黒咲「現れたな…」
有宇「オーバーレイ・ユニットにつき攻撃力を200ポイントポイントアップ!」
サイバー・ドラゴン・インフィニティ(攻撃力2700)
有宇「お前に説明するまでもないが、サイバー・ドラゴン・インフィニティはフィールドの攻撃表示モンスター1体をオーバーレイ・ユニットにできる。僕はサテライト・キャノン・ファルコンを選択!」
サイバー・ドラゴン・インフィニティ(攻撃力2900)
有宇「バトルだ! トリビュート・レイニアスを攻撃!」
有宇「エターナル・フェニックス・エヴォリューション!」
黒咲「ぐううぅぅっ!」
黒咲LP2900
有宇「僕はカードを一枚伏せ、ターンエンド」
有宇・伏せカード:一枚
511: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/24(木) 14:23:53.26 ID:ajLf1QitO
吹雪「流石は有宇君、一気に盛り返したか」
奈緒「ですが、ここまでは私達も知るところ。黒咲さんも想定内のはずです」
有宇「見せてみろよ、お前の鉄の意志と鋼の強さとやらを。僕に懺悔させたいんだろう?」
黒咲「言われるまでもない。俺のターン!」
黒咲「罠発動! 《エクシーズ・リボーン》!」
黒咲「このカードは、墓地にあるエクシーズモンスター1体を特殊召喚する!」
有宇「無駄だ。お前の知っての通り、サイバー・ドラゴン・インフィニティは1ターンに1度、オーバーレイ・ユニットをひとつ使い、カード効果の発動を無効にして破壊する!」
サイバー・ドラゴン・インフィニティ(攻撃力2700)
黒咲「しかしそれは一度だけ! さらに罠発動! 《エクシーズ・リボーン》!」
セレナ「二枚共同じ罠…!」
黒咲「墓地の《RR-フォース・ストリクス》を特殊召喚!」
守備力2000
黒咲「オーバーレイ・ユニットとしたエクシーズ・リボーンを使い、デッキからさらなるバニシング・レイニアスを手札に加える」
黒咲「ここで俺は、手札から《RUM-レイド・フォース》を発動!」
黒咲「フォース・ストリクスを素材に、ランクの一つ高いRRにランクアップさせる!」
黒咲「獰猛なるハヤブサよ。激戦を切り抜けしその翼翻し、寄せ来る敵を打ち破れ!」
黒咲「ランクアップ・エクシーズ・チェンジ!」
黒咲「現れろ、ランク5!《RR-ブレイズ・ファルコン》!」
攻撃力1000
奈緒「ですが、ここまでは私達も知るところ。黒咲さんも想定内のはずです」
有宇「見せてみろよ、お前の鉄の意志と鋼の強さとやらを。僕に懺悔させたいんだろう?」
黒咲「言われるまでもない。俺のターン!」
黒咲「罠発動! 《エクシーズ・リボーン》!」
黒咲「このカードは、墓地にあるエクシーズモンスター1体を特殊召喚する!」
有宇「無駄だ。お前の知っての通り、サイバー・ドラゴン・インフィニティは1ターンに1度、オーバーレイ・ユニットをひとつ使い、カード効果の発動を無効にして破壊する!」
サイバー・ドラゴン・インフィニティ(攻撃力2700)
黒咲「しかしそれは一度だけ! さらに罠発動! 《エクシーズ・リボーン》!」
セレナ「二枚共同じ罠…!」
黒咲「墓地の《RR-フォース・ストリクス》を特殊召喚!」
守備力2000
黒咲「オーバーレイ・ユニットとしたエクシーズ・リボーンを使い、デッキからさらなるバニシング・レイニアスを手札に加える」
黒咲「ここで俺は、手札から《RUM-レイド・フォース》を発動!」
黒咲「フォース・ストリクスを素材に、ランクの一つ高いRRにランクアップさせる!」
黒咲「獰猛なるハヤブサよ。激戦を切り抜けしその翼翻し、寄せ来る敵を打ち破れ!」
黒咲「ランクアップ・エクシーズ・チェンジ!」
黒咲「現れろ、ランク5!《RR-ブレイズ・ファルコン》!」
攻撃力1000
512: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/29(火) 03:19:05.05 ID:WbsZsZ3l0
黒咲「ブレイズ・ファルコンの効果!」
黒咲「このカードにオーバーレイ・ユニットがある時、相手プレイヤーにダイレクトアタックできる!」
セレナ「ユウのライフは1000…このままでは!」
黒咲「バトルだ! ブレイズ・ファルコンで、ダイレクトアタック!」
有宇「速攻魔法、《神秘の中華なべ》発動!」
有宇「自分フィールドのモンスター1体をリリースし、リリースモンスターの攻撃力か守備力分の数値だけライフポイントを回復する!」
有宇LP3500
黒咲「ちっ…だが、ブレイズ・ファルコンの攻撃は続行される!」
有宇「くっ…!」
有宇LP2500
黒咲「やはり貴様は気に入らん」
有宇「あん?」
黒咲「アカデミアに故郷を破壊され妹を奪われたあの日から、俺は全てを奪い返すべく戦場を生きて来た。そこに居る貴様の兄や友利奈緒らもそうだったはずだ。家族を守る為、スタンダードを戦場にしない為に戦い続けている」
黒咲「セレナや白柳弓、月影、天上院吹雪にもアカデミアを打ち倒すのに十分な理由があるはずだろう」
有宇(沢渡ェ…)
黒咲「このカードにオーバーレイ・ユニットがある時、相手プレイヤーにダイレクトアタックできる!」
セレナ「ユウのライフは1000…このままでは!」
黒咲「バトルだ! ブレイズ・ファルコンで、ダイレクトアタック!」
有宇「速攻魔法、《神秘の中華なべ》発動!」
有宇「自分フィールドのモンスター1体をリリースし、リリースモンスターの攻撃力か守備力分の数値だけライフポイントを回復する!」
有宇LP3500
黒咲「ちっ…だが、ブレイズ・ファルコンの攻撃は続行される!」
有宇「くっ…!」
有宇LP2500
黒咲「やはり貴様は気に入らん」
有宇「あん?」
黒咲「アカデミアに故郷を破壊され妹を奪われたあの日から、俺は全てを奪い返すべく戦場を生きて来た。そこに居る貴様の兄や友利奈緒らもそうだったはずだ。家族を守る為、スタンダードを戦場にしない為に戦い続けている」
黒咲「セレナや白柳弓、月影、天上院吹雪にもアカデミアを打ち倒すのに十分な理由があるはずだろう」
有宇(沢渡ェ…)
513: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/29(火) 03:30:31.98 ID:WbsZsZ3l0
有宇「回りくどいな。何が言いたい?」
黒咲「貴様がアカデミアと戦う理由はなんだ? カードにされた妹を救う事か? それとも、自分の人生を変えたアカデミアの復讐なのか?」
有宇「もちろん歩未は助け出すさ。あいつがそれを望もうと望むまいとな」
黒咲「妹を助け出す? 心にもない事を言う男だ」
有宇(自分で言っといてそりゃあないだろ)
黒咲「貴様にとってランサーズは仲間でもなんでもない。そればかりか、妹や兄を家族などと思っていない。違うか?」
奈緒「………」
有宇「なるほど…奈緒といいお前といい、大した観察力だ。ま、80点ってとこだな」
隼翼「有宇…!」
黒咲「貴様にあるのは自分を壊したアカデミアへの復讐心だけ。だからこそ、俺は貴様を許せん! 今度は俺が貴様に教えてやる!」
有宇「何を教えてくれるのか知らねぇが、僕はそう簡単にはブレないぜ? 僕のターン!」
有宇「僕は再び、《サイバー・ドラゴン》を特殊召喚!」
攻撃力2100
有宇「さらに、《融合呪印生物-光》を通常召喚!」
攻撃力1000
有宇「この効果により、融合素材モンスターとこのカードをリリースすることで、光属性の融合モンスター1体を特殊召喚する!」
有宇「現れろ、《サイバー・ツイン・ドラゴン》!」
攻撃力2800
有宇「バトルだ! サイバー・ツイン・ドラゴンで、ブレイズ・ファルコンを攻撃!」
黒咲「トリビュート・レイニアスの効果で墓地に送った《RR-レディネス》の効果発動!」
黒咲「墓地にRRが存在する時、墓地のこのカードを除外し、自分が受ける全てのダメージを0にする!」
有宇「ま、そうだろうな」
有宇「僕はカードを一枚伏せ、ターンエンド」
有宇・伏せカード:一枚
514: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/29(火) 03:34:28.63 ID:WbsZsZ3l0
黒咲「俺のターン!」
黒咲「俺は手札から魔法カード、《貪欲な壺》を発動!」
黒咲「墓地に存在するモンスター五体をデッキに戻し、カードを二枚ドローする!」
黒咲「俺は墓地のネクロ・ヴァルチャー二体とサテライト・キャノン・ファルコン、トリビュート・レイニアス、ブレイズ・ファルコンをデッキに戻し、二枚をドロー!」
黒咲「《RUM-ソウル・シェイブ・フォース》発動!」
黒咲「ライフ半分を払い、墓地のRRエクシーズモンスター1体を特殊召喚し、そのモンスターよりランクが2つ高いエクシーズモンスター1体を召喚する!」
黒咲LP1450
黒咲「俺は墓地のフォース・ストリクスを特殊召喚し、オーバーレイ!」
黒咲「誇り高きハヤブサよ。英雄の血潮に染まる翼翻し 革命の道を突き進め!」
黒咲「ランクアップ・エクシーズ・チェンジ!」
黒咲「現れろ、ランク6!《RR-レヴォリューション・ファルコン》!」
攻撃力2000
黒咲「レヴォリューション・ファルコンの効果発動!」
黒咲「このモンスターがRRエクシーズモンスターを素材としている時、相手モンスター1体を破壊し、その攻撃力の半分のダメージを与える!」
有宇「ぐうっ!」
黒咲LP1100
黒咲「バトルだ! レヴォリューション・ファルコンで、ダイレクトアタック!」
沢渡「今度こそ決まるか!?」
黒咲「革命の火に焼かれて散れ、乙坂有宇!」
有宇「速攻魔法、 《ハーフ・シャット》!」
有宇「フィールドに存在するモンスター1体を選択。選択したモンスターはこのターンのバトルでは破壊されず、 攻撃力をエンドフェイズまで半分にする!」
RR-レヴォリューション・ファルコン(攻撃力1000)
有宇「ぐうぅぅ!」
有宇LP100
白柳「ライフ100…ですがギリギリ残りました」
黒咲「仕留め損なったか…俺はカードを一枚伏せ、ターンエンド」
黒咲・伏せカード:一枚
RR-レヴォリューション・ファルコン(攻撃力2000)
黒咲「俺は手札から魔法カード、《貪欲な壺》を発動!」
黒咲「墓地に存在するモンスター五体をデッキに戻し、カードを二枚ドローする!」
黒咲「俺は墓地のネクロ・ヴァルチャー二体とサテライト・キャノン・ファルコン、トリビュート・レイニアス、ブレイズ・ファルコンをデッキに戻し、二枚をドロー!」
黒咲「《RUM-ソウル・シェイブ・フォース》発動!」
黒咲「ライフ半分を払い、墓地のRRエクシーズモンスター1体を特殊召喚し、そのモンスターよりランクが2つ高いエクシーズモンスター1体を召喚する!」
黒咲LP1450
黒咲「俺は墓地のフォース・ストリクスを特殊召喚し、オーバーレイ!」
黒咲「誇り高きハヤブサよ。英雄の血潮に染まる翼翻し 革命の道を突き進め!」
黒咲「ランクアップ・エクシーズ・チェンジ!」
黒咲「現れろ、ランク6!《RR-レヴォリューション・ファルコン》!」
攻撃力2000
黒咲「レヴォリューション・ファルコンの効果発動!」
黒咲「このモンスターがRRエクシーズモンスターを素材としている時、相手モンスター1体を破壊し、その攻撃力の半分のダメージを与える!」
有宇「ぐうっ!」
黒咲LP1100
黒咲「バトルだ! レヴォリューション・ファルコンで、ダイレクトアタック!」
沢渡「今度こそ決まるか!?」
黒咲「革命の火に焼かれて散れ、乙坂有宇!」
有宇「速攻魔法、 《ハーフ・シャット》!」
有宇「フィールドに存在するモンスター1体を選択。選択したモンスターはこのターンのバトルでは破壊されず、 攻撃力をエンドフェイズまで半分にする!」
RR-レヴォリューション・ファルコン(攻撃力1000)
有宇「ぐうぅぅ!」
有宇LP100
白柳「ライフ100…ですがギリギリ残りました」
黒咲「仕留め損なったか…俺はカードを一枚伏せ、ターンエンド」
黒咲・伏せカード:一枚
RR-レヴォリューション・ファルコン(攻撃力2000)
515: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/29(火) 03:36:08.55 ID:WbsZsZ3l0
隼翼「有宇…黒咲…」
有宇「僕のターン!」
有宇「僕は魔法カード、《運命の宝札》を発動!」
有宇「サイコロを1回振り、出た目の数だけデッキからカードをドロー、その後、同じ数だけデッキの上からカードをゲームから除外する」
沢渡「有宇の野郎も手札増強魔法…!」
奈緒「てか、とんだぶっ壊れカードっすね」
有宇「サイコロの目は3。よって僕は三枚のカードをドローし、同じ数だけデッキのカードを除外する!」
有宇「さらに魔法カード、《融合》を発動!」
有宇「そしてこの瞬間、手札の速攻魔法、《サイバネティック・フュージョン・サポート》を発動!」
有宇「ライフを半分払い、 機械族の融合モンスターを召喚する際に1度だけ、 その素材モンスターを手札・フィールド・墓地から除外。これらを融合素材とする!」
有宇LP50
有宇「僕が融合するのは、サイバー・ドラゴン二体とサイバー・ドラゴン・ドライ!」
有宇「融合召喚!」
有宇「出でよ、《サイバー・エンド・ドラゴン》!」
攻撃力4000
有宇「僕のターン!」
有宇「僕は魔法カード、《運命の宝札》を発動!」
有宇「サイコロを1回振り、出た目の数だけデッキからカードをドロー、その後、同じ数だけデッキの上からカードをゲームから除外する」
沢渡「有宇の野郎も手札増強魔法…!」
奈緒「てか、とんだぶっ壊れカードっすね」
有宇「サイコロの目は3。よって僕は三枚のカードをドローし、同じ数だけデッキのカードを除外する!」
有宇「さらに魔法カード、《融合》を発動!」
有宇「そしてこの瞬間、手札の速攻魔法、《サイバネティック・フュージョン・サポート》を発動!」
有宇「ライフを半分払い、 機械族の融合モンスターを召喚する際に1度だけ、 その素材モンスターを手札・フィールド・墓地から除外。これらを融合素材とする!」
有宇LP50
有宇「僕が融合するのは、サイバー・ドラゴン二体とサイバー・ドラゴン・ドライ!」
有宇「融合召喚!」
有宇「出でよ、《サイバー・エンド・ドラゴン》!」
攻撃力4000
516: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/29(火) 03:37:13.35 ID:WbsZsZ3l0
吹雪「あれは亮の!」
有宇「さらに僕は、《アーマード・サイバーン》を召喚!」
攻撃力0
有宇「このモンスターは、サイバー・ドラゴン及びそれを素材とする融合モンスターに装備できる。そして1ターンに1度、装備モンスターの攻撃力を1000ポイントダウンさせ、 フィールドのモンスター1体を破壊する!」
黒咲「何!?」
有宇「僕はサイバー・エンドの攻撃力を1000下げ、レヴォリューション・ファルコンを破壊!」
サイバー・エンド・ドラゴン(攻撃力3000)
有宇「ジャッジメント・キャノン!」
黒咲「罠発動! 《デストラクト・ポーション》!」
黒咲「自分フィールドに存在するモンスター1体を破壊し、破壊したモンスターの攻撃力分だけライフポイントを回復する!」
黒咲LP3450
有宇「かわしたか…だがこれで、お前の場にモンスターはいない」
有宇「バトルだ! サイバー・エンド・ドラゴンで、ダイレクトアタック!」
有宇「エターナル・エヴォリューション・バースト!」
黒咲「うわあああぁぁぁっ!」
黒咲LP450
隼翼「黒咲!」
有宇「僕はカードを一枚伏せて、ターンエンドだ」
有宇・伏せカード:一枚
有宇「さらに僕は、《アーマード・サイバーン》を召喚!」
攻撃力0
有宇「このモンスターは、サイバー・ドラゴン及びそれを素材とする融合モンスターに装備できる。そして1ターンに1度、装備モンスターの攻撃力を1000ポイントダウンさせ、 フィールドのモンスター1体を破壊する!」
黒咲「何!?」
有宇「僕はサイバー・エンドの攻撃力を1000下げ、レヴォリューション・ファルコンを破壊!」
サイバー・エンド・ドラゴン(攻撃力3000)
有宇「ジャッジメント・キャノン!」
黒咲「罠発動! 《デストラクト・ポーション》!」
黒咲「自分フィールドに存在するモンスター1体を破壊し、破壊したモンスターの攻撃力分だけライフポイントを回復する!」
黒咲LP3450
有宇「かわしたか…だがこれで、お前の場にモンスターはいない」
有宇「バトルだ! サイバー・エンド・ドラゴンで、ダイレクトアタック!」
有宇「エターナル・エヴォリューション・バースト!」
黒咲「うわあああぁぁぁっ!」
黒咲LP450
隼翼「黒咲!」
有宇「僕はカードを一枚伏せて、ターンエンドだ」
有宇・伏せカード:一枚
517: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/29(火) 03:38:56.91 ID:WbsZsZ3l0
黒咲「くっ…」
有宇「立ち上がれないのか?」
黒咲「っ…」
有宇「想いだけではデュエルには勝てない。そう僕が言った言葉を覆したいのなら、この程度じゃまだまだ足りねぇよ。いくら頑張っても、デュエルは勝敗が全てだ」
有宇「どんなに追い詰められようとも生き延びる? それが本当にお前のスピリットなら、今ここで結果を出してみろ。それともアカデミアの奴らが言うように、エクシーズ次元はただの負け犬って事か?」
隼翼「有宇!」
黒咲「変わるしかなかった…」
有宇「?」
黒咲「俺達は、多くのものを失いすぎた…!」
黒咲「…しかし、まだ諦める訳にはいかない。失ったものは、必ず取り返してみせる!」
隼翼「黒咲…」
黒咲「俺は、負けん。 瑠璃を、仲間を、故郷を…貴様を救うまで! 決して!」
黒咲「革命の火はまだ消えていない! 俺のタァァァンッッ!」
有宇「立ち上がれないのか?」
黒咲「っ…」
有宇「想いだけではデュエルには勝てない。そう僕が言った言葉を覆したいのなら、この程度じゃまだまだ足りねぇよ。いくら頑張っても、デュエルは勝敗が全てだ」
有宇「どんなに追い詰められようとも生き延びる? それが本当にお前のスピリットなら、今ここで結果を出してみろ。それともアカデミアの奴らが言うように、エクシーズ次元はただの負け犬って事か?」
隼翼「有宇!」
黒咲「変わるしかなかった…」
有宇「?」
黒咲「俺達は、多くのものを失いすぎた…!」
黒咲「…しかし、まだ諦める訳にはいかない。失ったものは、必ず取り返してみせる!」
隼翼「黒咲…」
黒咲「俺は、負けん。 瑠璃を、仲間を、故郷を…貴様を救うまで! 決して!」
黒咲「革命の火はまだ消えていない! 俺のタァァァンッッ!」
518: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/29(火) 03:41:14.89 ID:WbsZsZ3l0
黒咲「俺は《RR-バニシング・レイニアス》を召喚!」
攻撃力1300
黒咲「このカードが召喚・特殊召喚に成功した事で、手札からもう一体のバニシング・レイニアスを特殊召喚!」
攻撃力1300
沢渡「バニシング・レイニアスが二体…!」
黒咲「二体目のバニシング・レイニアスの効果で、手札のミミクリー・レイニアスを特殊召喚!」
攻撃力1100
吹雪「レベル4のモンスターが三体…」
黒咲「俺はレベル4のバニシング・レイニアス二体とミミクリー・レイニアスでオーバーレイ!」
黒咲「雌伏のハヤブサよ。逆境の中で研ぎ澄まされし爪を挙げ、反逆の翼翻せ!」
黒咲「エクシーズ召喚!」
黒咲「現れろ!ランク4! 《RR-ライズ・ファルコン》!」
攻撃力100
白柳「!!」
隼翼「ここでライズ・ファルコンを召喚!?」
黒咲「ライズ・ファルコンの効果発動!」
黒咲「オーバーレイ・ユニットを1つ使い、 相手フィールドの特殊召喚されたモンスター1体の攻撃力だけこのモンスターの攻撃力をアップする!」
RR-ライズ・ファルコン(攻撃力3100)
吹雪「攻撃力3100…」
セレナ「今のサイバー・エンドの攻撃力は3000…ユウのライフは50…」
奈緒「………」
黒咲「バトルだ! RR-ライズ・ファルコン! サイバー・エンド・ドラゴンを、有宇を引き裂け!」
黒咲「ブレイブクロー レボリューション!」
有宇「黒咲、一ついいことを教えてやろうか」
黒咲「何?」
有宇「鉄も打てば曲がるし、鋼は意外に砕けやすいんだぜ?」
攻撃力1300
黒咲「このカードが召喚・特殊召喚に成功した事で、手札からもう一体のバニシング・レイニアスを特殊召喚!」
攻撃力1300
沢渡「バニシング・レイニアスが二体…!」
黒咲「二体目のバニシング・レイニアスの効果で、手札のミミクリー・レイニアスを特殊召喚!」
攻撃力1100
吹雪「レベル4のモンスターが三体…」
黒咲「俺はレベル4のバニシング・レイニアス二体とミミクリー・レイニアスでオーバーレイ!」
黒咲「雌伏のハヤブサよ。逆境の中で研ぎ澄まされし爪を挙げ、反逆の翼翻せ!」
黒咲「エクシーズ召喚!」
黒咲「現れろ!ランク4! 《RR-ライズ・ファルコン》!」
攻撃力100
白柳「!!」
隼翼「ここでライズ・ファルコンを召喚!?」
黒咲「ライズ・ファルコンの効果発動!」
黒咲「オーバーレイ・ユニットを1つ使い、 相手フィールドの特殊召喚されたモンスター1体の攻撃力だけこのモンスターの攻撃力をアップする!」
RR-ライズ・ファルコン(攻撃力3100)
吹雪「攻撃力3100…」
セレナ「今のサイバー・エンドの攻撃力は3000…ユウのライフは50…」
奈緒「………」
黒咲「バトルだ! RR-ライズ・ファルコン! サイバー・エンド・ドラゴンを、有宇を引き裂け!」
黒咲「ブレイブクロー レボリューション!」
有宇「黒咲、一ついいことを教えてやろうか」
黒咲「何?」
有宇「鉄も打てば曲がるし、鋼は意外に砕けやすいんだぜ?」
519: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/29(火) 03:46:50.62 ID:WbsZsZ3l0
有宇「速攻魔法、《リミッター解除》発動!」
有宇「自分フィールドに存在する機械族モンスター全ての攻撃力を二倍にする!」
黒咲「っ!?」
サイバー・エンド・ドラゴン(攻撃力6000)
黒咲「ば、バカなっ!」
有宇「すでにライズ・ファルコンの攻撃命令を取り下げる事は不可能! サイバー・エンド、ライズ・ファルコンを返り討ちにしろ!」
有宇「エターナル・エヴォリューション・バースト!」
黒咲「ぐあああぁぁぁっ!」
黒咲LP0
黒咲「ぐっ!」倒れ込む
セレナ「ユウ…」
隼翼「黒咲…」
有宇「言ったろ。想いの強さだけで進化しても、結果が出せなきゃ意味はねぇ。想いを貶した僕が勝ち、想いを引き継いだお前が倒れこんでいる。これが現実だ」
黒咲「っ…」
有宇「結局のところ、勝った奴が正義って訳さ。そろそろ寝ようぜ。明日の公式戦とやらに遅れる」
黒咲「俺は…必ず…!」
有宇「?」
黒咲「必ず…!瑠璃を…全てを奪い返す! そして最後には、貴様を倒す!」
有宇(…ま、その意気込みは良しか)
吹雪「にしても…まさか、ここまでとはね」
吹雪(あの状況でのリミッター解除、前のターンで使っていればその時点で勝つ事も出来たはず。出せる力の全てを見せた彼の鉄の意志を打ち砕く為にあえて伏せたのか…奈緒ちゃんの話以上だ。でも、彼なら…)
有宇「自分フィールドに存在する機械族モンスター全ての攻撃力を二倍にする!」
黒咲「っ!?」
サイバー・エンド・ドラゴン(攻撃力6000)
黒咲「ば、バカなっ!」
有宇「すでにライズ・ファルコンの攻撃命令を取り下げる事は不可能! サイバー・エンド、ライズ・ファルコンを返り討ちにしろ!」
有宇「エターナル・エヴォリューション・バースト!」
黒咲「ぐあああぁぁぁっ!」
黒咲LP0
黒咲「ぐっ!」倒れ込む
セレナ「ユウ…」
隼翼「黒咲…」
有宇「言ったろ。想いの強さだけで進化しても、結果が出せなきゃ意味はねぇ。想いを貶した僕が勝ち、想いを引き継いだお前が倒れこんでいる。これが現実だ」
黒咲「っ…」
有宇「結局のところ、勝った奴が正義って訳さ。そろそろ寝ようぜ。明日の公式戦とやらに遅れる」
黒咲「俺は…必ず…!」
有宇「?」
黒咲「必ず…!瑠璃を…全てを奪い返す! そして最後には、貴様を倒す!」
有宇(…ま、その意気込みは良しか)
吹雪「にしても…まさか、ここまでとはね」
吹雪(あの状況でのリミッター解除、前のターンで使っていればその時点で勝つ事も出来たはず。出せる力の全てを見せた彼の鉄の意志を打ち砕く為にあえて伏せたのか…奈緒ちゃんの話以上だ。でも、彼なら…)
520: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/29(火) 14:20:36.49 ID:HYYkjXMbO
一時間後
有宇(あっという間にぐっすりか…まあ、寝てる間に無理やり起こされた上、色々あったしな。疲れない方がおかしい)
黒咲「…っ……うぅ…瑠璃ぃぃ……俺だ! お兄ちゃんだ!!」
黒咲「瑠璃ィィィ! お前は俺にとっての新たな光だァァァ!!」
有宇(うるせぇぇぇ!! ていうかこいつらもこの耳障りな寝言の中でよく寝てられるな!)
黒咲「ぐっ!?」
有宇「?」
奈緒(無言の腹パン)
黒咲「瑠璃ぃぃ…」ガクッ
有宇(あっという間にぐっすりか…まあ、寝てる間に無理やり起こされた上、色々あったしな。疲れない方がおかしい)
黒咲「…っ……うぅ…瑠璃ぃぃ……俺だ! お兄ちゃんだ!!」
黒咲「瑠璃ィィィ! お前は俺にとっての新たな光だァァァ!!」
有宇(うるせぇぇぇ!! ていうかこいつらもこの耳障りな寝言の中でよく寝てられるな!)
黒咲「ぐっ!?」
有宇「?」
奈緒(無言の腹パン)
黒咲「瑠璃ぃぃ…」ガクッ
522: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/31(木) 03:21:02.36 ID:sHHXuRPu0
有宇「なんだ、起きてたのか。相変わらず乱暴だな」
奈緒「こんな時の腹パンですよ。あなたは大丈夫なんですか? 明日の相手は十中八九」
有宇「ま、あのヘルカイザーだろうな。心配はない、楽に倒せる相手じゃないのは確かだが」
奈緒「さっきのはとても主人公がやりそうなデュエルじゃなかったっすね」
有宇「僕はただ事実を突きつけただけさ。お前も僕が言った事が気に入らないならいつでも噛みついてきていいぞ」
奈緒「では遠慮なく」
パシン!
奈緒(無言のビンタ)
有宇(ま、そうだろうな)
奈緒「こんな時の腹パンですよ。あなたは大丈夫なんですか? 明日の相手は十中八九」
有宇「ま、あのヘルカイザーだろうな。心配はない、楽に倒せる相手じゃないのは確かだが」
奈緒「さっきのはとても主人公がやりそうなデュエルじゃなかったっすね」
有宇「僕はただ事実を突きつけただけさ。お前も僕が言った事が気に入らないならいつでも噛みついてきていいぞ」
奈緒「では遠慮なく」
パシン!
奈緒(無言のビンタ)
有宇(ま、そうだろうな)
523: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/31(木) 03:28:23.04 ID:sHHXuRPu0
奈緒「ごめん…なさい…」
有宇「え? 謝るの?」
奈緒「あのユーリとのデュエル…私が勝手な行動を取らなきゃあなたが記憶を失うことはなかった…」
奈緒「あなたが記憶を失わなきゃ、ランサーズがここまで追い詰められることも…高城や美砂さん、熊耳さんがカードにされることもなかったんです…っ…」
奈緒「前に言いましたよね? ”たった一度でも他人を信じた事があるんですか?”って。今じゃ、それで良かったとすら思えるんです…」
奈緒「粗野で極悪非道の女たらしですが、あなたはそれだけの実力がありました…。過去に縛られる事も、失う辛さを恐れる事もない…本当、憎たらしいですよ…だから――」
有宇「だから、なんだ?」
奈緒「私はあなたを認めません。私があなたを信じるようになったように、あなたには意地でも私の事を必要にしてもらいます」ニッ
有宇「ブレないな、お前も…つか僕のやり方を良かったと言っておいてどこをどうしたら今の結論になるんだ?」
奈緒「決まってんじゃないですか。悔しいからです」
有宇「悔しい?」
奈緒「あなたは私や隼翼さんが崖っぷちまで追い込まれる中、ただ目の前の事実を受け入れるだけ。それがどうしようもなく悔しいんです」
有宇「まるで意味がわからんぞ」
奈緒「あなたが本当の意味で私を愛おしく思ってくれてるなら、自ずと答えが出るはずです」
有宇「そりゃあ実に楽しみだ」
奈緒「はい」
有宇「なら、結果を出してみろ」
有宇「え? 謝るの?」
奈緒「あのユーリとのデュエル…私が勝手な行動を取らなきゃあなたが記憶を失うことはなかった…」
奈緒「あなたが記憶を失わなきゃ、ランサーズがここまで追い詰められることも…高城や美砂さん、熊耳さんがカードにされることもなかったんです…っ…」
奈緒「前に言いましたよね? ”たった一度でも他人を信じた事があるんですか?”って。今じゃ、それで良かったとすら思えるんです…」
奈緒「粗野で極悪非道の女たらしですが、あなたはそれだけの実力がありました…。過去に縛られる事も、失う辛さを恐れる事もない…本当、憎たらしいですよ…だから――」
有宇「だから、なんだ?」
奈緒「私はあなたを認めません。私があなたを信じるようになったように、あなたには意地でも私の事を必要にしてもらいます」ニッ
有宇「ブレないな、お前も…つか僕のやり方を良かったと言っておいてどこをどうしたら今の結論になるんだ?」
奈緒「決まってんじゃないですか。悔しいからです」
有宇「悔しい?」
奈緒「あなたは私や隼翼さんが崖っぷちまで追い込まれる中、ただ目の前の事実を受け入れるだけ。それがどうしようもなく悔しいんです」
有宇「まるで意味がわからんぞ」
奈緒「あなたが本当の意味で私を愛おしく思ってくれてるなら、自ずと答えが出るはずです」
有宇「そりゃあ実に楽しみだ」
奈緒「はい」
有宇「なら、結果を出してみろ」
524: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/31(木) 03:30:20.93 ID:sHHXuRPu0
奈緒「え?」
有宇「僕が興味のあるのは強い女だけだ。明日の公式戦でアカデミア相手に白星を挙げる事ができれば、僕はお前を認める。本当の意味でお前を愛すると約束する」
奈緒「原作の真逆っすね…美砂さんやセレナさんはどうするんですか?」
有宇「もちろん僕の女だ。中でもお前を特別な存在として見るというだけに過ぎん」
奈緒「相変わらずの女たらしっぷりですね…そこまで行くと感動すら覚えますよ」
有宇「よし、ならもう寝ろ。疲れはデュエルの判断を鈍らせるぞ」
奈緒「そうしますか。約束、守ってもらいますからね?」
有宇「僕が残した音声ファイルは聞いたんだろう? 勝ちに行くという事は、プロフェッサーの思惑通りになるということにもなるんだぞ」
奈緒「そこはあなたに任せします。どーせ私達には単純な行動しかできませんし〜? 今の有宇君ならプロフェッサーすらも驚かせるプランを用意できるでしょう」
有宇「そうだな…少なくとも黒幕を引っ張り出すくらいはしてやるよ」
奈緒(憎まれ口も変わらず…まあ、これこそが乙坂有宇。私が初めて隣に居たいと思った人なんですがね…)
有宇「僕が興味のあるのは強い女だけだ。明日の公式戦でアカデミア相手に白星を挙げる事ができれば、僕はお前を認める。本当の意味でお前を愛すると約束する」
奈緒「原作の真逆っすね…美砂さんやセレナさんはどうするんですか?」
有宇「もちろん僕の女だ。中でもお前を特別な存在として見るというだけに過ぎん」
奈緒「相変わらずの女たらしっぷりですね…そこまで行くと感動すら覚えますよ」
有宇「よし、ならもう寝ろ。疲れはデュエルの判断を鈍らせるぞ」
奈緒「そうしますか。約束、守ってもらいますからね?」
有宇「僕が残した音声ファイルは聞いたんだろう? 勝ちに行くという事は、プロフェッサーの思惑通りになるということにもなるんだぞ」
奈緒「そこはあなたに任せします。どーせ私達には単純な行動しかできませんし〜? 今の有宇君ならプロフェッサーすらも驚かせるプランを用意できるでしょう」
有宇「そうだな…少なくとも黒幕を引っ張り出すくらいはしてやるよ」
奈緒(憎まれ口も変わらず…まあ、これこそが乙坂有宇。私が初めて隣に居たいと思った人なんですがね…)
525: 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/03(日) 01:07:34.33 ID:yz8OMJzy0
翌日
「さあ、このアカデミア地下施設にて他次元とのデュエルが開催! 挑むのは我らアカデミアに壊滅されたエクシーズの残党が結成したランサーズだーっ!」
ワーッ… ワーッ…
プロフェッサー「約束通りに来てくれたようだね」
白柳「すごい観客の数ですね…」
黒咲「いざとなれば数の暴力で攻めるという事か? ハートランドにやったように」
沢渡「面白えじゃねぇか。公式戦なんて面倒な事やってねぇで掛かってきやがれ!」
プロフェッサー「彼らはただの見物人だ。君達ランサーズにはこれから代表者五人によるチーム戦を行ってもらう」
セレナ「チーム戦だと?」
プロフェッサー「ルールはこうだ。一人のプレイヤーが負けた場合、後継プレイヤーにバトンタッチが可能。この際フィールドのカードを継承し、ライフは4000にリセットしてスタートされる」
プロフェッサー「ちなみにプレイヤーが敗北した場合でも、そのターンのエンドフェイズまでは処理が続行される。この時カードを手札からプレイすることはお互いに出来ないが、手札以外の場所で発動する魔法・罠・モンスター効果は発動条件さえ満たしていれば発動することができる」
プロフェッサー「ライフを残した状態でバトンタッチしても、ゲームに再度参加することはできないから注意してくれ。バトンタッチすると墓地は共有されなくなり、墓地のカードや除外されたカードがない状態でスタートする。ただし、前のプレイヤーが残したカードは、墓地へ送られると現在のデュエリストの墓地へ送られる。このため自己再生ができるモンスターはチーム戦が終了するまで自己再生し続ける」
プロフェッサー「以上だ」
有宇「要するに、5D'sのWRGPみたいなもんか」
セレナ「しかしどういう事だ? 昨日はランサーズ全員と戦うつもりと言っていたじゃないか」
プロフェッサー「もう、その必要はなくなったからな」
吹雪「必要がなくなった?」
プロフェッサー「いずれ分かるさ、いずれな。デュエル開始は10分後、それまでに決めておいてくれ」
「さあ、このアカデミア地下施設にて他次元とのデュエルが開催! 挑むのは我らアカデミアに壊滅されたエクシーズの残党が結成したランサーズだーっ!」
ワーッ… ワーッ…
プロフェッサー「約束通りに来てくれたようだね」
白柳「すごい観客の数ですね…」
黒咲「いざとなれば数の暴力で攻めるという事か? ハートランドにやったように」
沢渡「面白えじゃねぇか。公式戦なんて面倒な事やってねぇで掛かってきやがれ!」
プロフェッサー「彼らはただの見物人だ。君達ランサーズにはこれから代表者五人によるチーム戦を行ってもらう」
セレナ「チーム戦だと?」
プロフェッサー「ルールはこうだ。一人のプレイヤーが負けた場合、後継プレイヤーにバトンタッチが可能。この際フィールドのカードを継承し、ライフは4000にリセットしてスタートされる」
プロフェッサー「ちなみにプレイヤーが敗北した場合でも、そのターンのエンドフェイズまでは処理が続行される。この時カードを手札からプレイすることはお互いに出来ないが、手札以外の場所で発動する魔法・罠・モンスター効果は発動条件さえ満たしていれば発動することができる」
プロフェッサー「ライフを残した状態でバトンタッチしても、ゲームに再度参加することはできないから注意してくれ。バトンタッチすると墓地は共有されなくなり、墓地のカードや除外されたカードがない状態でスタートする。ただし、前のプレイヤーが残したカードは、墓地へ送られると現在のデュエリストの墓地へ送られる。このため自己再生ができるモンスターはチーム戦が終了するまで自己再生し続ける」
プロフェッサー「以上だ」
有宇「要するに、5D'sのWRGPみたいなもんか」
セレナ「しかしどういう事だ? 昨日はランサーズ全員と戦うつもりと言っていたじゃないか」
プロフェッサー「もう、その必要はなくなったからな」
吹雪「必要がなくなった?」
プロフェッサー「いずれ分かるさ、いずれな。デュエル開始は10分後、それまでに決めておいてくれ」
526: 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/03(日) 01:23:06.69 ID:yz8OMJzy0
吹雪「さて、誰が出る?」
隼翼「有宇と吹雪さんは外せないとして、残り三人か…」
白柳「実力順で言うなら、黒咲さんと隼翼さんが適当かと」
沢渡「なら当然――」
奈緒「私がやります」
沢渡「うぉぉぉい!?」
セレナ「この私が補欠だと? お前達までもが私の力を認めないつもりか!?」
有宇「いいや、これでやる。セレナも我が儘言うな、少なくともプロフェッサーの一番の狙いはお前にあるんだからな」
セレナ「ちっ…まあ、ユウがそう言うなら仕方ない」
隼翼「月影、皆を頼む」
月影「承知している」
黒咲「決まったのならさっさと行くぞ」
隼翼「ああ…泣いても笑ってもこれが最後の戦いだ」
吹雪「………」
有宇(最後の戦い、ねぇ…)
隼翼「有宇と吹雪さんは外せないとして、残り三人か…」
白柳「実力順で言うなら、黒咲さんと隼翼さんが適当かと」
沢渡「なら当然――」
奈緒「私がやります」
沢渡「うぉぉぉい!?」
セレナ「この私が補欠だと? お前達までもが私の力を認めないつもりか!?」
有宇「いいや、これでやる。セレナも我が儘言うな、少なくともプロフェッサーの一番の狙いはお前にあるんだからな」
セレナ「ちっ…まあ、ユウがそう言うなら仕方ない」
隼翼「月影、皆を頼む」
月影「承知している」
黒咲「決まったのならさっさと行くぞ」
隼翼「ああ…泣いても笑ってもこれが最後の戦いだ」
吹雪「………」
有宇(最後の戦い、ねぇ…)
527: 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/03(日) 13:53:41.58 ID:jQB1TPauO
「さあ、選手の入場です! まずは我らアカデミアのデュエル女王、天上院明日香ーっ!!」
ワーッ… ワーッ…
「続いて、アカデミアのデュエルキングながらランサーズに魂を売った裏切り者、天上院吹雪ーっ!」
「ふざけるなキング!」
「あいつは敵だ!」
「この裏切り者ォォォォ!」
隼翼「よりによって妹が相手か…」
白柳「しかもこの言われよう…吹雪さんも心が痛いでしょうね」
奈緒「そうでもないみたいっすよ」
「吹雪様ーっ!」
「キャーッ! こっち向いてーっ!」
吹雪「HAHAHAHAHA!」
白柳「えっ?」
吹雪「久しぶりに盛り上がっていこうか。みんな、僕の指差す先に見えるのはっ?」
「「「天〜〜〜」」」
吹雪「ん〜〜〜…JOIN!!」
「「「「きゃあぁぁぁぁぁああああ!!」 」」」
「「「「痺れるぅぅ〜〜〜!」」」」
沢渡「って、めちゃめちゃノリノリじゃねぇか!」
セレナ「あれが私達のキングなのか…」ジド目
明日香「随分と調子が戻ったみたいね、兄さん」
吹雪「明日香…」
明日香「今度こそ見せてもらうわ、キングと呼ばれた力を」
吹雪「ああ…わかってるさ」
「「デュエル」」
ワーッ… ワーッ…
「続いて、アカデミアのデュエルキングながらランサーズに魂を売った裏切り者、天上院吹雪ーっ!」
「ふざけるなキング!」
「あいつは敵だ!」
「この裏切り者ォォォォ!」
隼翼「よりによって妹が相手か…」
白柳「しかもこの言われよう…吹雪さんも心が痛いでしょうね」
奈緒「そうでもないみたいっすよ」
「吹雪様ーっ!」
「キャーッ! こっち向いてーっ!」
吹雪「HAHAHAHAHA!」
白柳「えっ?」
吹雪「久しぶりに盛り上がっていこうか。みんな、僕の指差す先に見えるのはっ?」
「「「天〜〜〜」」」
吹雪「ん〜〜〜…JOIN!!」
「「「「きゃあぁぁぁぁぁああああ!!」 」」」
「「「「痺れるぅぅ〜〜〜!」」」」
沢渡「って、めちゃめちゃノリノリじゃねぇか!」
セレナ「あれが私達のキングなのか…」ジド目
明日香「随分と調子が戻ったみたいね、兄さん」
吹雪「明日香…」
明日香「今度こそ見せてもらうわ、キングと呼ばれた力を」
吹雪「ああ…わかってるさ」
「「デュエル」」
528: 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/04(月) 18:47:50.18 ID:Ky7/XHU/O
吹雪LP4000
明日香LP4000
吹雪「先行はもらったよ。僕は魔法カード、《紅玉の宝札》を発動!」
吹雪「手札からレベル7のレッドアイズモンスター1体を墓地へ送り、デッキから二枚ドローする!」
吹雪「僕は《真紅眼の黒竜(レッドアイズ・ブラックドラゴン)》を墓地に送り、二枚をドロー!」
吹雪「その後、デッキからレベル7のレッドアイズモンスター1体を墓地へ送る事ができる」
吹雪「さらに僕は、《伝説の黒石(ブラック・オブ・レジェンド)》を召喚!」
攻撃力0
吹雪「ブラック・オブ・レジェンドの効果!」
吹雪「このカードをリリースする事で、デッキからレベル7以下のレッドアイズモンスター1体を特殊召喚する!」
吹雪「現れろ、《真紅眼の黒竜(レッドアイズ・ブラックドラゴン)》!」
攻撃力2400
吹雪「僕はカードを一枚伏せて、ターンエンド」
吹雪・伏せカード:一枚
529: 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/04(月) 18:50:13.46 ID:Ky7/XHU/O
明日香「レッドアイズ…逃げてばかりの前回よりはやる気のようね。そうこなくちゃ」
明日香「私のターン、ドロー!」
明日香「私は《マンジュ・ゴッド》を召喚!」
攻撃力1400
明日香「このカードが召喚・反転召喚に成功した時、デッキから儀式モンスター1体または儀式魔法を手札に加える」
明日香「私は手札に加えた儀式魔法、《機械天使の儀式》を発動!」
セレナ「儀式魔法…?」
明日香「手札にある《光神テテュス》をリリース!」
明日香「儀式召喚!」
明日香「現れなさい、《サイバー・エンジェル-韋駄天-》!」
攻撃力1600
明日香「韋駄天の効果発動!」
明日香「このカードが特殊召喚に成功した時、自分の墓地から魔法カード1枚を手札に加える」
明日香「手札に戻した《機械天使の儀式》を再び発動!」
明日香「手札のレベル8、《終焉の王デミス》をリリース!」
明日香「儀式召喚!」
明日香「現れなさい、《サイバー・エンジェル-荼吉尼-》!」
攻撃力2700
沢渡「二回目の儀式召喚…攻撃力がレッドアイズを超えやがった!」
有宇「つーか融合しろよ融合次元」
明日香「私のターン、ドロー!」
明日香「私は《マンジュ・ゴッド》を召喚!」
攻撃力1400
明日香「このカードが召喚・反転召喚に成功した時、デッキから儀式モンスター1体または儀式魔法を手札に加える」
明日香「私は手札に加えた儀式魔法、《機械天使の儀式》を発動!」
セレナ「儀式魔法…?」
明日香「手札にある《光神テテュス》をリリース!」
明日香「儀式召喚!」
明日香「現れなさい、《サイバー・エンジェル-韋駄天-》!」
攻撃力1600
明日香「韋駄天の効果発動!」
明日香「このカードが特殊召喚に成功した時、自分の墓地から魔法カード1枚を手札に加える」
明日香「手札に戻した《機械天使の儀式》を再び発動!」
明日香「手札のレベル8、《終焉の王デミス》をリリース!」
明日香「儀式召喚!」
明日香「現れなさい、《サイバー・エンジェル-荼吉尼-》!」
攻撃力2700
沢渡「二回目の儀式召喚…攻撃力がレッドアイズを超えやがった!」
有宇「つーか融合しろよ融合次元」
530: 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/04(月) 18:55:18.80 ID:Ky7/XHU/O
明日香「荼吉尼が召喚に成功した時、相手フィールドに存在するモンスター1体を相手が選択して破壊する!」
吹雪「ならその前に、僕は永続罠、《真紅眼の鎧旋(リターン・オブ・レッドアイズ)》を発動!」
吹雪「自分フィールドにレッドアイズモンスターが存在する時、墓地の通常モンスター1体を特殊召喚する!」
吹雪「レッドアイズ・ブラックドラゴンを守備表示で特殊召喚!」
守備力2000
明日香「荼吉尼の効果で選択するのは?」
吹雪「もちろん、攻撃表示のレッドアイズだ」
隼翼(これで吹雪さんの場にあるのは守備表示のレッドアイズが一体…このままでは、マンジュ・ゴッドと韋駄天のダイレクトアタックを…)
明日香「バトル! 私は荼吉尼で、レッドアイズを攻撃!」
明日香「このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、その守備力を攻撃力が超えていれば、その数値だけ相手ライフにダメージを与える!」
吹雪「な!? ぐうぅぅ!」
吹雪LP3300
白柳「貫通効果まで…!」
明日香「サイバー・エンジェル-韋駄天で、ダイレクトアタック!」
吹雪「ぐああああぁぁぁっ!」
吹雪LP1700
明日香「これでラスト! マンジュ・ゴッドで、ダイレクトアタック!」
吹雪「うわあああぁぁぁっ!」
吹雪LP300
白柳「いきなり3700も…!」
セレナ「流石、キングの妹というべきか」
黒咲「………」
明日香「ターンエンド。さあ兄さん、次はあなたの番よ?」
吹雪「ならその前に、僕は永続罠、《真紅眼の鎧旋(リターン・オブ・レッドアイズ)》を発動!」
吹雪「自分フィールドにレッドアイズモンスターが存在する時、墓地の通常モンスター1体を特殊召喚する!」
吹雪「レッドアイズ・ブラックドラゴンを守備表示で特殊召喚!」
守備力2000
明日香「荼吉尼の効果で選択するのは?」
吹雪「もちろん、攻撃表示のレッドアイズだ」
隼翼(これで吹雪さんの場にあるのは守備表示のレッドアイズが一体…このままでは、マンジュ・ゴッドと韋駄天のダイレクトアタックを…)
明日香「バトル! 私は荼吉尼で、レッドアイズを攻撃!」
明日香「このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、その守備力を攻撃力が超えていれば、その数値だけ相手ライフにダメージを与える!」
吹雪「な!? ぐうぅぅ!」
吹雪LP3300
白柳「貫通効果まで…!」
明日香「サイバー・エンジェル-韋駄天で、ダイレクトアタック!」
吹雪「ぐああああぁぁぁっ!」
吹雪LP1700
明日香「これでラスト! マンジュ・ゴッドで、ダイレクトアタック!」
吹雪「うわあああぁぁぁっ!」
吹雪LP300
白柳「いきなり3700も…!」
セレナ「流石、キングの妹というべきか」
黒咲「………」
明日香「ターンエンド。さあ兄さん、次はあなたの番よ?」
531: 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/04(月) 19:00:02.83 ID:Ky7/XHU/O
『言ったろ。想いの強さだけで進化しても、結果が出せなきゃ意味はねぇ。想いを貶した僕が勝ち、想いを引き継いだお前が倒れこんでいる。これが現実だ。結局のところ、勝った奴が正義って訳さ』
吹雪(わかってるさ、君の言う事は正しい。僕達が負ければ、カードにされた者の命は永遠に戻る事はない。そればかりか、今のアカデミアが正義という事になる。だから僕は…)
吹雪「僕のターン!」
吹雪「僕は手札から、魔法カード、《思い出のブランコ》を発動!」
吹雪「墓地に存在する通常モンスター1体を特殊召喚する!」
吹雪「蘇れ、《真紅眼の黒竜(レッドアイズ・ブラックドラゴン)》!」
攻撃力2400
明日香「またレッドアイズ…」
吹雪「思い出のブランコ…明日香、君はこのカードが大好きだった。出来ることなら、君を相手にこのカードは使いたくなかった。でも決めたよ、君を…アカデミアを取り戻す為に、僕は使う。勝利が全てを解決すると信じる」
吹雪「リターン・オブ・レッドアイズの効果により、墓地の通常モンスター1体を特殊召喚する!」
吹雪「蘇れ、二体目のレッドアイズ・ブラックドラゴン!」
守備力2000
吹雪「僕はレベル7のレッドアイズ・ブラックドラゴン二体でオーバーレイ!」
奈緒「えっ!?」
黒咲「なんだと!?」
吹雪「二体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築!」
吹雪「エクシーズ召喚!」
吹雪「現れろ、《真紅眼の鋼炎竜(レッドアイズ・フレアメタルドラゴン)》!」
攻撃力2800
隼翼「吹雪さんが、エクシーズ召喚!?」
プロフェッサー「ほぅ…」
532: 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/04(月) 19:02:33.29 ID:Ky7/XHU/O
明日香「まさかアカデミアのキングが負け犬のエクシーズ召喚とは…どこまで堕ちれば気が済むのかしら?」
吹雪「思い出のブランコは僕と君の絆のカード…。なら、このレッドアイズ・フレアメタルドラゴンは僕とランサーズの絆…それを侮辱するのは許さない!」
吹雪「レッドアイズ・フレアメタルドラゴンの効果発動!」
吹雪「オーバーレイ・ユニットを一つ使い、自分の墓地のレッドアイズ通常モンスター1体を特殊召喚する!」
吹雪「もう一度蘇れ、レッドアイズ・ブラックドラゴン!」
攻撃力2400
吹雪「続いて魔法カード、《融合》を発動!」
吹雪「僕はフィールドのレッドアイズと手札の《デーモンの召喚》を墓地に送り、融合する!」
吹雪「融合召喚!」
吹雪「現れろ、《悪魔竜ブラック・デーモンズ・ドラゴン》!」
攻撃力3200
明日香「エクシーズから、さらに融合を!?」
有宇「やっと本気になったな」
吹雪「思い出のブランコは僕と君の絆のカード…。なら、このレッドアイズ・フレアメタルドラゴンは僕とランサーズの絆…それを侮辱するのは許さない!」
吹雪「レッドアイズ・フレアメタルドラゴンの効果発動!」
吹雪「オーバーレイ・ユニットを一つ使い、自分の墓地のレッドアイズ通常モンスター1体を特殊召喚する!」
吹雪「もう一度蘇れ、レッドアイズ・ブラックドラゴン!」
攻撃力2400
吹雪「続いて魔法カード、《融合》を発動!」
吹雪「僕はフィールドのレッドアイズと手札の《デーモンの召喚》を墓地に送り、融合する!」
吹雪「融合召喚!」
吹雪「現れろ、《悪魔竜ブラック・デーモンズ・ドラゴン》!」
攻撃力3200
明日香「エクシーズから、さらに融合を!?」
有宇「やっと本気になったな」
533: 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/04(月) 19:05:28.67 ID:Ky7/XHU/O
吹雪「バトルだ! レッドアイズ・フレアメタルドラゴンで、マンジュ・ゴッドを攻撃!」
明日香「ぐうぅぅ!」
明日香LP2600
吹雪「まだ終わりじゃない! 悪魔竜ブラック・デーモンズ・ドラゴンで、荼吉尼を攻撃!」
吹雪「メテオ・フレア!」
明日香「ぐうっ!」
明日香LP2100
吹雪「悪魔竜ブラック・デーモンズ・ドラゴンの効果!」
吹雪「融合召喚したこのカードが戦闘を行ったバトルフェイズ終了時、 墓地のレッドアイズ通常モンスター1体をデッキに戻し、そのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを与える!」
明日香「なんですって!?」
吹雪「僕が戻すのは、レッドアイズ・ブラックドラゴン。いけ、悪魔竜ブラック・デーモンズ・ドラゴン!」
明日香「きゃああああぁぁぁっ!!」
明日香LP0
吹雪(すまない、明日香…)
明日香「ぐうぅぅ!」
明日香LP2600
吹雪「まだ終わりじゃない! 悪魔竜ブラック・デーモンズ・ドラゴンで、荼吉尼を攻撃!」
吹雪「メテオ・フレア!」
明日香「ぐうっ!」
明日香LP2100
吹雪「悪魔竜ブラック・デーモンズ・ドラゴンの効果!」
吹雪「融合召喚したこのカードが戦闘を行ったバトルフェイズ終了時、 墓地のレッドアイズ通常モンスター1体をデッキに戻し、そのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを与える!」
明日香「なんですって!?」
吹雪「僕が戻すのは、レッドアイズ・ブラックドラゴン。いけ、悪魔竜ブラック・デーモンズ・ドラゴン!」
明日香「きゃああああぁぁぁっ!!」
明日香LP0
吹雪(すまない、明日香…)
534: 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/04(月) 22:00:11.20 ID:Ky7/XHU/O
「勝者は天上院吹雪! まずはランサーズが一歩リードといったところでしょうか!」
セレナ「4000あったライフを一気に削り切るとは、やはりキングだな」
黒咲「だが、安心するのはまだ早い」
奈緒「吹雪さんのライフは300…エド・フェニックス、ユーリ、それにヘルカイザー。まだまだ奥の強敵は残ってますからね」
明日香「」バタン
沢渡「へ?」
白柳「吹雪さんの妹さんが、倒れて…」
吹雪「………」
プロフェッサー「私だ。至急彼女を保健室へ」
535: 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/05(火) 03:14:26.63 ID:2+LEJkKQ0
隼翼「どういう事だ…」
奈緒「原因としては、プロフェッサーの暗示が解除されたと考える事もできますね」
白柳「では、このまま勝ち続ければ…」
有宇「ま、可能性はあるかもな」
「さあ、続いて現れるのは一度はあのカイザー、丸藤亮を打ち破り、ヘルカイザーとなるきっかけを作った若き天才デュエリスト、エド・フェニックスだーっ!」
隼翼「っ!」 カンコーン!
有宇(こりゃあ次のデュエルは面倒な事になりそうだ)
吹雪「まさか、こんなにも早く君が出て来るとはね」
エド「こっちもだ。こんな形でキング吹雪と戦うとは…しかしこれはチーム戦。崖っぷちだろうと容赦はしない」
「「デュエル」」
奈緒「原因としては、プロフェッサーの暗示が解除されたと考える事もできますね」
白柳「では、このまま勝ち続ければ…」
有宇「ま、可能性はあるかもな」
「さあ、続いて現れるのは一度はあのカイザー、丸藤亮を打ち破り、ヘルカイザーとなるきっかけを作った若き天才デュエリスト、エド・フェニックスだーっ!」
隼翼「っ!」 カンコーン!
有宇(こりゃあ次のデュエルは面倒な事になりそうだ)
吹雪「まさか、こんなにも早く君が出て来るとはね」
エド「こっちもだ。こんな形でキング吹雪と戦うとは…しかしこれはチーム戦。崖っぷちだろうと容赦はしない」
「「デュエル」」
536: 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/05(火) 03:16:45.73 ID:2+LEJkKQ0
吹雪LP300
手札:1
モンスター:悪魔竜ブラック・デーモンズ・ドラゴン(攻撃力3200)
モンスター:真紅眼の鋼炎竜(攻撃力2800)
魔法・罠:真紅眼の鎧旋(永遠罠)
伏せカード:なし
エドLP4000
手札:5
モンスター:サイバー・エンジェル-韋駄天-(攻撃力1600)
魔法・罠:なし
伏せカード:なし
エド「ボクのターン!」
エド「魔法カード、《デステニー・ドロー》を発動!」
エド「手札のDーHEROをセメタリーに送ることで、カードを二枚ドローする」
エド「 ボクは手札の《DーHERO ディアボリックガイ》を捨て、デッキからカードを二枚ドロー!」
吹雪「この瞬間、フレアメタルドラゴンの効果発動!」
吹雪「オーバーレイ・ユニットを持つ限り、相手が魔法・罠・モンスター効果を発動する度に500ポイントのダメージを与える!」
エド「ぐっ…!」
エドLP3500
手札:1
モンスター:悪魔竜ブラック・デーモンズ・ドラゴン(攻撃力3200)
モンスター:真紅眼の鋼炎竜(攻撃力2800)
魔法・罠:真紅眼の鎧旋(永遠罠)
伏せカード:なし
エドLP4000
手札:5
モンスター:サイバー・エンジェル-韋駄天-(攻撃力1600)
魔法・罠:なし
伏せカード:なし
エド「ボクのターン!」
エド「魔法カード、《デステニー・ドロー》を発動!」
エド「手札のDーHEROをセメタリーに送ることで、カードを二枚ドローする」
エド「 ボクは手札の《DーHERO ディアボリックガイ》を捨て、デッキからカードを二枚ドロー!」
吹雪「この瞬間、フレアメタルドラゴンの効果発動!」
吹雪「オーバーレイ・ユニットを持つ限り、相手が魔法・罠・モンスター効果を発動する度に500ポイントのダメージを与える!」
エド「ぐっ…!」
エドLP3500
537: 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/05(火) 03:22:25.82 ID:2+LEJkKQ0
エド「ボクは《DーHERO ダンクガイ》を召喚!」
攻撃力1200
エド「さらに、セメタリーに眠るディアボリックガイのエフェクト発動!」
エド「このカードを除外し、デッキから同名カードを特殊召喚!」
攻撃力800
吹雪「フレアメタルドラゴンの効果により、500ポイントのダメージを与える!」
エド「ぐうっ」
エドLP3000
エド「だがこれで…ボクは二体のDーHEROと韋駄天をリリース!」
エド「現れろ、《DーHERO ドグマガイ》!」
攻撃力3400
沢渡「攻撃力3400!?」
セレナ「吹雪の場に伏せカードはない。このままでは確実に負ける…」
エド「キング吹雪、あなたにはこの場から退場してもらおう」
エド「バトルだ! ドグマガイで、フレアメタルドラゴンを攻撃!」
吹雪「レッドアイズ・フレアメタルドラゴンの効果発動!」
吹雪「オーバーレイ・ユニットを一つ使い、墓地のレッドアイズ通常モンスター1体を特殊召喚する!」
吹雪「さらにリターン・オブ・レッドアイズの効果により、墓地の通常モンスター1体を特殊召喚!」
吹雪「これが今の僕に繋げられる全て…蘇れ、二体の《真紅眼の黒竜(レッドアイズ・ブラックドラゴン)》!」
真紅眼の黒竜(攻撃力2400)
真紅眼の黒竜(攻撃力2400)
エド「そんな手段で攻撃は止められん! デス・クロニクル!」
吹雪「ぐあああぁぁぁっ!」
吹雪LP0
538: 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/05(火) 14:22:35.86 ID:ieEBsPVCO
吹雪「すまない、あれが僕ができる精一杯だった」
奈緒「十分です」
隼翼「攻撃力2000以上のモンスターを三体残した上に、僅かだがダメージも与えた。吹雪さんじゃなければできなかった事だ。後は俺達に任せてくれ」
吹雪「頼む」
「さあ、続いてエド・フェニックスと戦うデュエリストは、あのユウの実の兄…乙坂隼翼ーーっ!」
隼翼「っ…」
有宇(やっぱりか…)
沢渡「マジかよ…吹雪さんの時も思ったが、この対戦カード仕組まれてんじゃねぇか?」
白柳「それも、順番ではなく状況によって対戦相手を指名している可能性も高いかもしれません」
隼翼(無言のデュエルディスクセット)
黒咲「…本人はやる気満々か」
隼翼「有宇」
有宇「なんだ?」
隼翼「例えお前がどう思おうと、俺は想いの強さを信じる。吹雪さんが託したこのフィールドと、熊耳の闘志が必ず勝利に繋がるとね」
有宇「そうかい。だったら…」
隼翼「無論、結果も出すさ。いつまでも弟に先を行かれる兄のままじゃ悔しいからな」
有宇「ま、期待してる。勝ってこい」
隼翼「ああ」
エド「やはり、君が相手か」
隼翼「昨日は有耶無耶になったが、今度は公式戦。どちらかが負けるまでデュエルは続く」
エド「無論、勝つのはボク達さ。アカデミアの崇高な目的の為に」
隼翼(無駄にはしない。必ず…)
「「デュエル」」
奈緒「十分です」
隼翼「攻撃力2000以上のモンスターを三体残した上に、僅かだがダメージも与えた。吹雪さんじゃなければできなかった事だ。後は俺達に任せてくれ」
吹雪「頼む」
「さあ、続いてエド・フェニックスと戦うデュエリストは、あのユウの実の兄…乙坂隼翼ーーっ!」
隼翼「っ…」
有宇(やっぱりか…)
沢渡「マジかよ…吹雪さんの時も思ったが、この対戦カード仕組まれてんじゃねぇか?」
白柳「それも、順番ではなく状況によって対戦相手を指名している可能性も高いかもしれません」
隼翼(無言のデュエルディスクセット)
黒咲「…本人はやる気満々か」
隼翼「有宇」
有宇「なんだ?」
隼翼「例えお前がどう思おうと、俺は想いの強さを信じる。吹雪さんが託したこのフィールドと、熊耳の闘志が必ず勝利に繋がるとね」
有宇「そうかい。だったら…」
隼翼「無論、結果も出すさ。いつまでも弟に先を行かれる兄のままじゃ悔しいからな」
有宇「ま、期待してる。勝ってこい」
隼翼「ああ」
エド「やはり、君が相手か」
隼翼「昨日は有耶無耶になったが、今度は公式戦。どちらかが負けるまでデュエルは続く」
エド「無論、勝つのはボク達さ。アカデミアの崇高な目的の為に」
隼翼(無駄にはしない。必ず…)
「「デュエル」」
539: 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/07(木) 16:22:27.22 ID:rkjdpxTgO
隼翼LP4000
手札:5
モンスター:悪魔竜ブラック・デーモンズ・ドラゴン(攻撃力3200)
モンスター:真紅眼の黒竜(攻撃力2400)
モンスター:真紅眼の黒竜(攻撃力2400)
魔法・罠:真紅眼の鎧旋(永続罠)
伏せカード:なし
エドLP4000
手札:4
モンスター:DーHERO ドグマガイ(攻撃力3400)
魔法・罠:なし
伏せカード:なし
隼翼「俺のターン!」
エド「ドグマガイのエフェクト発動!」
エド「相手のスタンバイフェイズ時、相手ライフを半分にする!」
エド「ライフ・アブソリュート!」
隼翼「ぐあああぁぁぁっ!」
隼翼LP2000
奈緒「いきなりライフが半分も…!」
隼翼「俺は手札から装備魔法、《団結の力》を悪魔竜に装備!」
隼翼「俺の場に存在するモンスター1体につき装備したモンスターの攻撃力は800ポイントアップする!」
悪魔竜ブラック・デーモンズ・ドラゴン(攻撃力5600)
沢渡「んな!?」
エド「攻撃力5600だと!?」
隼翼「俺は悪魔竜ブラック・デーモンズ・ドラゴンで、ドグマガイを攻撃!」
隼翼「メテオ・フレア!」
エド「ぐうっ!」
エドLP800
手札:5
モンスター:悪魔竜ブラック・デーモンズ・ドラゴン(攻撃力3200)
モンスター:真紅眼の黒竜(攻撃力2400)
モンスター:真紅眼の黒竜(攻撃力2400)
魔法・罠:真紅眼の鎧旋(永続罠)
伏せカード:なし
エドLP4000
手札:4
モンスター:DーHERO ドグマガイ(攻撃力3400)
魔法・罠:なし
伏せカード:なし
隼翼「俺のターン!」
エド「ドグマガイのエフェクト発動!」
エド「相手のスタンバイフェイズ時、相手ライフを半分にする!」
エド「ライフ・アブソリュート!」
隼翼「ぐあああぁぁぁっ!」
隼翼LP2000
奈緒「いきなりライフが半分も…!」
隼翼「俺は手札から装備魔法、《団結の力》を悪魔竜に装備!」
隼翼「俺の場に存在するモンスター1体につき装備したモンスターの攻撃力は800ポイントアップする!」
悪魔竜ブラック・デーモンズ・ドラゴン(攻撃力5600)
沢渡「んな!?」
エド「攻撃力5600だと!?」
隼翼「俺は悪魔竜ブラック・デーモンズ・ドラゴンで、ドグマガイを攻撃!」
隼翼「メテオ・フレア!」
エド「ぐうっ!」
エドLP800
540: 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/07(木) 16:25:07.64 ID:rkjdpxTgO
隼翼「まだ俺には二体のレッドアイズが残っている! いけ、ダーク・メガ・フレア!」
エド「ボクは手札から、罠カード、《女教皇の錫杖》を発動!」
隼翼「な!?」
セレナ「手札から罠だと!?」
エド「自分フィールドにモンスターが存在しない場合、モンスターの攻撃を無効にしてバトルフェイズを強制終了させる!」
エド「さらに、攻撃を無効にされたプレイヤーに500ポイントのダメージを与える!」
隼翼「くっ…!」
隼翼LP1500
隼翼「俺はカードを一枚伏せて、ターンエンド」
隼翼・伏せカード:一枚
白柳「すごいです、まだ始まったばかりでここまでライフポイントを…」
有宇「吹雪さん、確かあいつらは昨日にもデュエルしているんだったな。その時に決着はつかなかったのか?」
吹雪「ああ、僕と隼翼君のデュエルは決着前にプロフェッサーの邪魔が入った。勝敗がついたのは沢渡君だけだ」
奈緒「やっぱり負けたんすね」
沢渡「うるせぇ! たまたまだ!」
エド「ボクは手札から、罠カード、《女教皇の錫杖》を発動!」
隼翼「な!?」
セレナ「手札から罠だと!?」
エド「自分フィールドにモンスターが存在しない場合、モンスターの攻撃を無効にしてバトルフェイズを強制終了させる!」
エド「さらに、攻撃を無効にされたプレイヤーに500ポイントのダメージを与える!」
隼翼「くっ…!」
隼翼LP1500
隼翼「俺はカードを一枚伏せて、ターンエンド」
隼翼・伏せカード:一枚
白柳「すごいです、まだ始まったばかりでここまでライフポイントを…」
有宇「吹雪さん、確かあいつらは昨日にもデュエルしているんだったな。その時に決着はつかなかったのか?」
吹雪「ああ、僕と隼翼君のデュエルは決着前にプロフェッサーの邪魔が入った。勝敗がついたのは沢渡君だけだ」
奈緒「やっぱり負けたんすね」
沢渡「うるせぇ! たまたまだ!」
541: 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/07(木) 16:28:44.12 ID:rkjdpxTgO
エド「ボクのターン、ドロー!」
エド「ボクは、《クラスター・ペンデュラム》を召喚!」
攻撃力100
隼翼「ペンデュラムだと?」
エド「このカードが召喚に成功した時、 相手フィールドに存在するモンスターの数までペンデュラム・トークンを特殊召喚する事ができる」
ペンデュラム・トークン(攻撃力0)
ペンデュラム・トークン(攻撃力0)
ペンデュラム・トークン(攻撃力0)
黒咲「モンスターが四体…どちらかと言えばペンデュラムメタか」
エド「ボクは三体のペンデュラム・トークンをリリース!」
エド「見せてやろう、これこそが究極のダークヒーロー。君の親友をカードに封じ込めた力だ」
エド「カモン、《DーHERO Bloo-D》!」
攻撃力1900
隼翼「Bloo-D…!」
エド「モンスターエフェクト発動!」
エド「相手モンスター1体を指定して吸収。その攻撃力の半分を得る! ボクは悪魔竜ブラック・デーモンズ・ドラゴンを選択!」
エド「クラプティー・ブラッド!」
DーHERO Bloo-D(攻撃力3500)
エド「Bloo-D! レッドアイズを攻撃!」
エド「ブラッディ・フィアーズ!」
隼翼「ぐあああぁぁぁっ!」
隼翼LP400
白柳「隼翼さん!」
エド「ボクはカードを一枚伏せて、ターンエンド」
エド・伏せカード:一枚
エド「ボクは、《クラスター・ペンデュラム》を召喚!」
攻撃力100
隼翼「ペンデュラムだと?」
エド「このカードが召喚に成功した時、 相手フィールドに存在するモンスターの数までペンデュラム・トークンを特殊召喚する事ができる」
ペンデュラム・トークン(攻撃力0)
ペンデュラム・トークン(攻撃力0)
ペンデュラム・トークン(攻撃力0)
黒咲「モンスターが四体…どちらかと言えばペンデュラムメタか」
エド「ボクは三体のペンデュラム・トークンをリリース!」
エド「見せてやろう、これこそが究極のダークヒーロー。君の親友をカードに封じ込めた力だ」
エド「カモン、《DーHERO Bloo-D》!」
攻撃力1900
隼翼「Bloo-D…!」
エド「モンスターエフェクト発動!」
エド「相手モンスター1体を指定して吸収。その攻撃力の半分を得る! ボクは悪魔竜ブラック・デーモンズ・ドラゴンを選択!」
エド「クラプティー・ブラッド!」
DーHERO Bloo-D(攻撃力3500)
エド「Bloo-D! レッドアイズを攻撃!」
エド「ブラッディ・フィアーズ!」
隼翼「ぐあああぁぁぁっ!」
隼翼LP400
白柳「隼翼さん!」
エド「ボクはカードを一枚伏せて、ターンエンド」
エド・伏せカード:一枚
542: 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/07(木) 16:31:52.82 ID:rkjdpxTgO
吹雪「Bloo-Dがエドの場に存在する限り、隼翼君はフィールドのモンスター効果を使えない。ライフは僅か400…ピンチかなぁ」
有宇「いいや、おそらくここまではあいつの読み通りだろ」
吹雪「?」
有宇「むしろ、Bloo-Dのモンスター効果封じに一番最適なのもあいつだと言えるだろうぜ」
エド「どうした、君も持っているはずだ。彼と同じカードを。その力をボクにも使うがいい。今こそ決着をつけようじゃないか」
隼翼「決着か…そうだな。俺のターン!」
隼翼「俺は手札から魔法カード、 《召喚師のスキル》を発動!」
隼翼「デッキからレベル5以上の通常モンスター1体を手札に加える!」
隼翼「俺はスケール1の《クリフォート・アセンブラ》と手札に加えたスケール9の《クリフォート・ツール》でペンデュラムスケールをセッティング!」
隼翼「これでレベル2から8までのモンスターが同時に召喚可能」
隼翼「ペンデュラム召喚!」
隼翼「現れろ、《クリフォート・ゲノム》! 《クリフォート・アセンブラ》!」
クリフォート・ゲノム(攻撃力1800)
クリフォート・アセンブラ(攻撃力2400)
有宇「いいや、おそらくここまではあいつの読み通りだろ」
吹雪「?」
有宇「むしろ、Bloo-Dのモンスター効果封じに一番最適なのもあいつだと言えるだろうぜ」
エド「どうした、君も持っているはずだ。彼と同じカードを。その力をボクにも使うがいい。今こそ決着をつけようじゃないか」
隼翼「決着か…そうだな。俺のターン!」
隼翼「俺は手札から魔法カード、 《召喚師のスキル》を発動!」
隼翼「デッキからレベル5以上の通常モンスター1体を手札に加える!」
隼翼「俺はスケール1の《クリフォート・アセンブラ》と手札に加えたスケール9の《クリフォート・ツール》でペンデュラムスケールをセッティング!」
隼翼「これでレベル2から8までのモンスターが同時に召喚可能」
隼翼「ペンデュラム召喚!」
隼翼「現れろ、《クリフォート・ゲノム》! 《クリフォート・アセンブラ》!」
クリフォート・ゲノム(攻撃力1800)
クリフォート・アセンブラ(攻撃力2400)
543: 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/07(木) 16:34:28.58 ID:rkjdpxTgO
エド「来たか…」
隼翼「俺はクリフォート・アセンブラとゲノムをリリース!」
隼翼「現れろ、《クリフォート・ディスク》!」
攻撃力2800
隼翼「クリフォート・ディスクがクリフォートモンスターをリリースしてアドバンス召喚に成功した時、デッキからクリフォートモンスター二体を特殊召喚するが…」
エド「そう…Bloo-Dが存在する限り、モンスター効果は無効となる」
隼翼「だが無効になるのはフィールドのモンスター効果のみ。クリフォート・ゲノムの効果!」
隼翼「このモンスターがリリースされた場合、 フィールドの魔法・罠カード一枚を破壊する。俺はBloo-Dに吸収された悪魔竜ブラック・デーモンズ・ドラゴンを破壊!」
DーHERO Bloo-D(攻撃力1900)
有宇「あーあ…」
黒咲「馬鹿め…」
隼翼「バトルだ! クリフォート・ディスクで、Bloo-Dを攻撃!」
エド「ボクはクラスター・ペンデュラムをコストに、永続罠、《強制終了》を発動!」
エド「自分フィールドに存在するこのカード以外のカードを墓地に送り、このターンのバトルフェイズを終了する!」
隼翼「な!?」
エド「やれやれ…残念だよ。とんだプレイングミスだったな」
544: 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/08(金) 14:10:09.52 ID:2AJnrbGOO
隼翼「何?」
エド「今のターン、クリフォート・ゲノムの効果で破壊すべきはボクの伏せカードだったはずだろう。Bloo-Dの攻撃力は3500だが、クラスター・ペンデュラムは僅か100。そのまま攻撃していればボクに打つ手はなかったと思わないか?」
隼翼「っ!」
奈緒(隼翼さんらしくない…やっぱり熊耳さんの事で…)
有宇「おいおい、想いの強さがむしろ枷になってんじゃねぇかよ。情けねえ」
隼翼「…ターンエンド。そしてこの瞬間、クリフォート・アセンブラのペンデュラム効果発動!」
隼翼「エンドフェイズ、リリースしたクリフォートモンスターの数だけデッキからドローする。よって二枚のカードをドロー!」
エド「ボクのターン!」
エド「ボクは魔法カード、《マジック・プランター》を発動!」
エド「自分フィールドに存在する永続罠一枚をセメタリーへ送り、カードを二枚ドローする」
エド「ボクは強制終了をセメタリーに送り、カードを二枚ドロー!」
エド「さらに魔法カード、《戦士の生還》を発動!」
エド「そのエフェクトにより、墓地にあるドグマガイを手札に戻す!
エド「そして手札から、《融合》を発動!」
セレナ「融合…!?」
有宇「やっとか」
エド「ボクは手札の《DーHERO ドグマガイ》と場のBloo-Dを融合!」
エド「融合召喚!」
エド「カモン、《Dragoon DーEND》!」
攻撃力3000
エド「今のターン、クリフォート・ゲノムの効果で破壊すべきはボクの伏せカードだったはずだろう。Bloo-Dの攻撃力は3500だが、クラスター・ペンデュラムは僅か100。そのまま攻撃していればボクに打つ手はなかったと思わないか?」
隼翼「っ!」
奈緒(隼翼さんらしくない…やっぱり熊耳さんの事で…)
有宇「おいおい、想いの強さがむしろ枷になってんじゃねぇかよ。情けねえ」
隼翼「…ターンエンド。そしてこの瞬間、クリフォート・アセンブラのペンデュラム効果発動!」
隼翼「エンドフェイズ、リリースしたクリフォートモンスターの数だけデッキからドローする。よって二枚のカードをドロー!」
エド「ボクのターン!」
エド「ボクは魔法カード、《マジック・プランター》を発動!」
エド「自分フィールドに存在する永続罠一枚をセメタリーへ送り、カードを二枚ドローする」
エド「ボクは強制終了をセメタリーに送り、カードを二枚ドロー!」
エド「さらに魔法カード、《戦士の生還》を発動!」
エド「そのエフェクトにより、墓地にあるドグマガイを手札に戻す!
エド「そして手札から、《融合》を発動!」
セレナ「融合…!?」
有宇「やっとか」
エド「ボクは手札の《DーHERO ドグマガイ》と場のBloo-Dを融合!」
エド「融合召喚!」
エド「カモン、《Dragoon DーEND》!」
攻撃力3000
545: 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/08(金) 14:12:14.07 ID:2AJnrbGOO
白柳「攻撃力3000…ドグマガイよりも攻撃力が落ちている…?」
エド「正直君には失望したが、これはあくまでもチーム戦。最後のDの手で敗北する事を誇りに思うがいい」
エド「Dragoon DーENDのエフェクト発動!」
エド「1ターンに1度、相手モンスター1体を破壊し、そのモンスターの攻撃力分のダメージを相手ライフに与える!」
隼翼「何!?」
エド「ボクは、レッドアイズ・ブラックドラゴンを破壊する!」
エド「インビンシブル・D!」
隼翼「罠カードオープン! 《ホーリーライフバリアー》!」
隼翼「手札を一枚捨てる事で、発動ターンに相手から受ける全てのダメージを0にする!」
エド「往生際が悪いな。何故そこまで力に抗おうとする?」
隼翼「求めない力に負ける訳にはいかないからな」
エド「求めない力?」
隼翼「俺はこう思っている…力には二つある。誰も求めない力と、誰もが求める力がな」
隼翼「誰もが求める力は無限の勇気を与えてくれる。俺は今、想いを託して消えて行った人達が与えてくれた、勇気のおかげでここにいる!」
黒咲「っ!」
奈緒「想いを託した人達…」
エド「勇気か…その覚悟はいい。だが勝負とは常に強い者が上に立つ。つまり結果だ。ターンエンド」
エド「正直君には失望したが、これはあくまでもチーム戦。最後のDの手で敗北する事を誇りに思うがいい」
エド「Dragoon DーENDのエフェクト発動!」
エド「1ターンに1度、相手モンスター1体を破壊し、そのモンスターの攻撃力分のダメージを相手ライフに与える!」
隼翼「何!?」
エド「ボクは、レッドアイズ・ブラックドラゴンを破壊する!」
エド「インビンシブル・D!」
隼翼「罠カードオープン! 《ホーリーライフバリアー》!」
隼翼「手札を一枚捨てる事で、発動ターンに相手から受ける全てのダメージを0にする!」
エド「往生際が悪いな。何故そこまで力に抗おうとする?」
隼翼「求めない力に負ける訳にはいかないからな」
エド「求めない力?」
隼翼「俺はこう思っている…力には二つある。誰も求めない力と、誰もが求める力がな」
隼翼「誰もが求める力は無限の勇気を与えてくれる。俺は今、想いを託して消えて行った人達が与えてくれた、勇気のおかげでここにいる!」
黒咲「っ!」
奈緒「想いを託した人達…」
エド「勇気か…その覚悟はいい。だが勝負とは常に強い者が上に立つ。つまり結果だ。ターンエンド」
546: 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/08(金) 14:13:25.79 ID:2AJnrbGOO
隼翼「俺のターン!」
隼翼「俺は勝つ! そして必ず、歩未を、本当の有宇を奪い返す!」
隼翼「ペンデュラム召喚!」
隼翼「エクストラデッキから蘇れ、《クリフォート・ゲノム》! 《クリフォート・アセンブラ》!」
クリフォート・ゲノム(攻撃力1800)
クリフォート・アセンブラ(攻撃力2400)
沢渡「場に三体のモンスター…」
白柳「これは…!」
隼翼「俺はクリフォート・アセンブラ、ゲノム、ディスクをリリース!」
隼翼「現れろ、レベル10! 《アポクリフォート・キラー》!」
攻撃力3000
隼翼「俺は勝つ! そして必ず、歩未を、本当の有宇を奪い返す!」
隼翼「ペンデュラム召喚!」
隼翼「エクストラデッキから蘇れ、《クリフォート・ゲノム》! 《クリフォート・アセンブラ》!」
クリフォート・ゲノム(攻撃力1800)
クリフォート・アセンブラ(攻撃力2400)
沢渡「場に三体のモンスター…」
白柳「これは…!」
隼翼「俺はクリフォート・アセンブラ、ゲノム、ディスクをリリース!」
隼翼「現れろ、レベル10! 《アポクリフォート・キラー》!」
攻撃力3000
547: 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/08(金) 14:14:26.38 ID:2AJnrbGOO
奈緒(隼翼さんの最強モンスター!)
隼翼「アポクリフォート・キラーは特殊召喚できず、いかなる魔法・罠の効果を受けない。そして、このカードのレベルよりも元々のレベルまたはランクが低いモンスターが発動した効果も受けつけることはない」
隼翼「さらにこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、 特殊召喚されたモンスターの攻撃力・守備力は500ダウンする!」
Dragoon DーEND(攻撃力2500)
隼翼「アポクリフォート・キラーのさらなる効果発動!」
隼翼「1ターンに1度、相手は自身の手札・フィールドのモンスター1体を墓地へ送らなければならない!」
黒咲「奴の場のモンスターはDragoon DーENDが一体」
吹雪「手札にモンスターがいなければ、選択肢はDーENDのみ。隼翼君の勝ちが決まる」
エド「…ボクは手札の《D-HERO ダガーガイ》をセメタリーに送る」
沢渡「ちっ…手札にモンスターがありやがったか!」
隼翼「バトルだ!アポクリフォート・キラーで、Dragoon DーENDを攻撃!」
エド「ぐあああぁぁぁっ!」
エドLP300
隼翼「俺はカードを一枚伏せ、ターンエンド」
隼翼・伏せカード:一枚
隼翼「アポクリフォート・キラーは特殊召喚できず、いかなる魔法・罠の効果を受けない。そして、このカードのレベルよりも元々のレベルまたはランクが低いモンスターが発動した効果も受けつけることはない」
隼翼「さらにこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、 特殊召喚されたモンスターの攻撃力・守備力は500ダウンする!」
Dragoon DーEND(攻撃力2500)
隼翼「アポクリフォート・キラーのさらなる効果発動!」
隼翼「1ターンに1度、相手は自身の手札・フィールドのモンスター1体を墓地へ送らなければならない!」
黒咲「奴の場のモンスターはDragoon DーENDが一体」
吹雪「手札にモンスターがいなければ、選択肢はDーENDのみ。隼翼君の勝ちが決まる」
エド「…ボクは手札の《D-HERO ダガーガイ》をセメタリーに送る」
沢渡「ちっ…手札にモンスターがありやがったか!」
隼翼「バトルだ!アポクリフォート・キラーで、Dragoon DーENDを攻撃!」
エド「ぐあああぁぁぁっ!」
エドLP300
隼翼「俺はカードを一枚伏せ、ターンエンド」
隼翼・伏せカード:一枚
548: 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/08(金) 14:15:56.70 ID:2AJnrbGOO
隼翼「エンドフェイズ、クリフォート・アセンブラのペンデュラム効果により、カードを三枚ドロー!」
エド「ラストターンだ…ボクのターン、ドロー!」
エド「ボクはセメタリーにあるDragoon DーENDのエフェクト発動!」
エド「スタンバイフェイズにこのカードがセメタリーに存在する時、セメタリーのD-HERO一枚をゲームから除外する事で、 このカードを特殊召喚する!」
隼翼「な!?」
セレナ「ここでDragoon DーENDを復活っ?」
エド「ボクは《D-HERO ダガーガイ》を除外!」
エド「蘇れ、《Dragoon DーEND》!」
攻撃力2500
エド「DーENDは1ターンに1度、相手モンスター1体を破壊し、そのモンスターの攻撃力分のダメージを相手ライフに与える!」
エド「誰もが求める力も、どうやら誰も求めない力には勝てなかったようだね。インビンシブル・D!」
隼翼「………」
隼翼LP0
有宇(え? 負けんの? リーダーが一人も倒せないって…)
エド「ラストターンだ…ボクのターン、ドロー!」
エド「ボクはセメタリーにあるDragoon DーENDのエフェクト発動!」
エド「スタンバイフェイズにこのカードがセメタリーに存在する時、セメタリーのD-HERO一枚をゲームから除外する事で、 このカードを特殊召喚する!」
隼翼「な!?」
セレナ「ここでDragoon DーENDを復活っ?」
エド「ボクは《D-HERO ダガーガイ》を除外!」
エド「蘇れ、《Dragoon DーEND》!」
攻撃力2500
エド「DーENDは1ターンに1度、相手モンスター1体を破壊し、そのモンスターの攻撃力分のダメージを相手ライフに与える!」
エド「誰もが求める力も、どうやら誰も求めない力には勝てなかったようだね。インビンシブル・D!」
隼翼「………」
隼翼LP0
有宇(え? 負けんの? リーダーが一人も倒せないって…)
555: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/01/25(月) 02:02:39.93 ID:nrsRhBFU0
沢渡「おいおい、マジかよ隊長さん」
有宇「信じらんねえ。つーか笑えねえ、あんだけ格好つけときながら負けるか普通」
白柳「そんな言い方…」
隼翼「いいんだ、白柳さん。すまなかった…でかい口を叩いといてこの様だ。親友の仇も、仲間の無念も、何一つとして果たす事はできなかった…。笑うなら笑ってくれ」
奈緒「隼翼さん…」
吹雪「悔やむのは後だよ、君は全力で戦ったんだ」
セレナ「今までの流れからして、エドの後ろに残っているのはユーリ、万丈目、そしてヘルカイザーの三人。ここが正念場か」
プロフェッサー「吹雪に乙坂隼翼、まさかこれほどまでエネルギーが溜まるとはな。ここまで来ればもう」
プロフェッサー「私だ。至急彼女のカードを私の元へ」
有宇「信じらんねえ。つーか笑えねえ、あんだけ格好つけときながら負けるか普通」
白柳「そんな言い方…」
隼翼「いいんだ、白柳さん。すまなかった…でかい口を叩いといてこの様だ。親友の仇も、仲間の無念も、何一つとして果たす事はできなかった…。笑うなら笑ってくれ」
奈緒「隼翼さん…」
吹雪「悔やむのは後だよ、君は全力で戦ったんだ」
セレナ「今までの流れからして、エドの後ろに残っているのはユーリ、万丈目、そしてヘルカイザーの三人。ここが正念場か」
プロフェッサー「吹雪に乙坂隼翼、まさかこれほどまでエネルギーが溜まるとはな。ここまで来ればもう」
プロフェッサー「私だ。至急彼女のカードを私の元へ」
556: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/01/25(月) 02:02:39.93 ID:nrsRhBFU0
沢渡「おいおい、マジかよ隊長さん」
有宇「信じらんねえ。つーか笑えねえ、あんだけ格好つけときながら負けるか普通」
白柳「そんな言い方…」
隼翼「いいんだ、白柳さん。すまなかった…でかい口を叩いといてこの様だ。親友の仇も、仲間の無念も、何一つとして果たす事はできなかった…。笑うなら笑ってくれ」
奈緒「隼翼さん…」
吹雪「悔やむのは後だよ、君は全力で戦ったんだ」
セレナ「今までの流れからして、エドの後ろに残っているのはユーリ、万丈目、そしてヘルカイザーの三人。ここが正念場か」
プロフェッサー「吹雪に乙坂隼翼、まさかこれほどまでエネルギーが溜まるとはな。ここまで来ればもう」
プロフェッサー「私だ。至急彼女のカードを私の元へ」
有宇「信じらんねえ。つーか笑えねえ、あんだけ格好つけときながら負けるか普通」
白柳「そんな言い方…」
隼翼「いいんだ、白柳さん。すまなかった…でかい口を叩いといてこの様だ。親友の仇も、仲間の無念も、何一つとして果たす事はできなかった…。笑うなら笑ってくれ」
奈緒「隼翼さん…」
吹雪「悔やむのは後だよ、君は全力で戦ったんだ」
セレナ「今までの流れからして、エドの後ろに残っているのはユーリ、万丈目、そしてヘルカイザーの三人。ここが正念場か」
プロフェッサー「吹雪に乙坂隼翼、まさかこれほどまでエネルギーが溜まるとはな。ここまで来ればもう」
プロフェッサー「私だ。至急彼女のカードを私の元へ」
558: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/01/25(月) 02:05:58.25 ID:nrsRhBFU0
「さあ、記念すべきランサーズ三人目のデュエリストはーー」
「意外や意外、ここで選ばれたのは乙坂有宇ーーっ!」
黒咲「?」
セレナ「このタイミングで、ユウだと?」
有宇「やれやれ」
奈緒「がっかりしてますか?」
有宇「そうだな…実力が足りなかったならまだしも、こいつの場合は熊耳への想いが枷になって負けたようなもんだからな」
隼翼「っ…」
有宇「行ってくる」
奈緒「私はあなたを信じています」
有宇「」止まる
奈緒「例えあなたがどう思おうと、あなたはもう私から逃げられませんから」ニコッ
有宇「いや怖えよその笑顔」
エド「来たな、ユウ。兄の仇打ちという訳か」
有宇「そんな事はどうでもいい。お前らアカデミアがどれだけ居ようが、僕が全てを殲滅する」
「「デュエル」」
「意外や意外、ここで選ばれたのは乙坂有宇ーーっ!」
黒咲「?」
セレナ「このタイミングで、ユウだと?」
有宇「やれやれ」
奈緒「がっかりしてますか?」
有宇「そうだな…実力が足りなかったならまだしも、こいつの場合は熊耳への想いが枷になって負けたようなもんだからな」
隼翼「っ…」
有宇「行ってくる」
奈緒「私はあなたを信じています」
有宇「」止まる
奈緒「例えあなたがどう思おうと、あなたはもう私から逃げられませんから」ニコッ
有宇「いや怖えよその笑顔」
エド「来たな、ユウ。兄の仇打ちという訳か」
有宇「そんな事はどうでもいい。お前らアカデミアがどれだけ居ようが、僕が全てを殲滅する」
「「デュエル」」
559: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/01/25(月) 02:09:01.87 ID:nrsRhBFU0
有宇LP4000
エドLP300
有宇・手札:5
モンスター:なし
魔法・罠:クリフォート・アセンブラ(ペンデュラムスケール)
魔法・罠:クリフォート・ツール(ペンデュラムスケール)
魔法・罠:真紅眼の鎧旋(永遠罠)
伏せカード:一枚
エド・手札:1
モンスター:Dragoon DーEND(攻撃力3000)
魔法・罠:なし
魔法・罠:なし
伏せカード:なし
有宇「僕のターン!」
有宇「僕は《サイバー・ドラゴン》を特殊召喚!」
攻撃力2100
有宇「さらに手札の《サイバー・ドラゴン・コア》を墓地に送り、《銀河戦士(ギャラクシー・ソルジャー)》を特殊召喚!」
守備力0
有宇「このモンスターは、手札の光属性モンスター1体を墓地へ送り、守備表示で特殊召喚できる。そしてこのカードが特殊召喚に成功した時、 デッキからギャラクシー・ソルジャー1体を手札に加える」
エド「レベル5のモンスターが二体…」
有宇「僕はレベル5のサイバー・ドラゴンとギャラクシー・ソルジャーでオーバーレイ!」
有宇「エクシーズ召喚!」
有宇「現れろ、ランク5! 《サイバー・ドラゴン・ノヴァ》!」
攻撃力2100
エドLP300
有宇・手札:5
モンスター:なし
魔法・罠:クリフォート・アセンブラ(ペンデュラムスケール)
魔法・罠:クリフォート・ツール(ペンデュラムスケール)
魔法・罠:真紅眼の鎧旋(永遠罠)
伏せカード:一枚
エド・手札:1
モンスター:Dragoon DーEND(攻撃力3000)
魔法・罠:なし
魔法・罠:なし
伏せカード:なし
有宇「僕のターン!」
有宇「僕は《サイバー・ドラゴン》を特殊召喚!」
攻撃力2100
有宇「さらに手札の《サイバー・ドラゴン・コア》を墓地に送り、《銀河戦士(ギャラクシー・ソルジャー)》を特殊召喚!」
守備力0
有宇「このモンスターは、手札の光属性モンスター1体を墓地へ送り、守備表示で特殊召喚できる。そしてこのカードが特殊召喚に成功した時、 デッキからギャラクシー・ソルジャー1体を手札に加える」
エド「レベル5のモンスターが二体…」
有宇「僕はレベル5のサイバー・ドラゴンとギャラクシー・ソルジャーでオーバーレイ!」
有宇「エクシーズ召喚!」
有宇「現れろ、ランク5! 《サイバー・ドラゴン・ノヴァ》!」
攻撃力2100
560: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/01/25(月) 02:10:01.23 ID:nrsRhBFU0
沢渡「サイバー・ドラゴン・ノヴァを召喚したって事は…!」
奈緒「下敷きっすね」
有宇「僕はサイバー・ドラゴン・ノヴァをオーバーレイ・ユニットとしてオーバーレイ!」
有宇「偽りを捨て、機光龍の襲雷は終焉を迎える。革命と共に現れろ!」
有宇「エクシーズ召喚!」
有宇「出でよ、ランク6! 《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》!」
攻撃力2700
有宇「サイバー・ドラゴン・インフィニティのモンスター効果!」
有宇「1ターンに1度、フィールドの攻撃表示モンスター1体をこのモンスターのオーバーレイ・ユニットにできる!」
エド「なんだと!?」
有宇「僕はお前のDーENDをサイバー・ドラゴン・インフィニティのオーバーレイ・ユニットとする!」
サイバー・ドラゴン・インフィニティ(攻撃力2900)
エド「こんな事が…!」
有宇「バトルだ! やれ、サイバー・ドラゴン・インフィニティ! ダイレクトアタック!」
有宇「エターナル・フェニックス・エヴォリューション!」
エド「ぐああああぁぁぁっ!」
エドLP0
奈緒「下敷きっすね」
有宇「僕はサイバー・ドラゴン・ノヴァをオーバーレイ・ユニットとしてオーバーレイ!」
有宇「偽りを捨て、機光龍の襲雷は終焉を迎える。革命と共に現れろ!」
有宇「エクシーズ召喚!」
有宇「出でよ、ランク6! 《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》!」
攻撃力2700
有宇「サイバー・ドラゴン・インフィニティのモンスター効果!」
有宇「1ターンに1度、フィールドの攻撃表示モンスター1体をこのモンスターのオーバーレイ・ユニットにできる!」
エド「なんだと!?」
有宇「僕はお前のDーENDをサイバー・ドラゴン・インフィニティのオーバーレイ・ユニットとする!」
サイバー・ドラゴン・インフィニティ(攻撃力2900)
エド「こんな事が…!」
有宇「バトルだ! やれ、サイバー・ドラゴン・インフィニティ! ダイレクトアタック!」
有宇「エターナル・フェニックス・エヴォリューション!」
エド「ぐああああぁぁぁっ!」
エドLP0
561: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/01/25(月) 02:17:53.55 ID:nrsRhBFU0
「う……んん……」
プロフェッサー「気がついたかね?」
「あれ? ここは…あなたは…」
プロフェッサー「私の事を忘れたかい? 乙坂歩未」
歩未「っ!? 痛っ」飛び起きる
プロフェッサー「カード化から元に戻ったばかりなんだ、無理に身体を動かさない方がいい」
歩未「え? え…?」
プロフェッサー「今から君にいいものを見せてあげよう。地獄の皇帝と化け物のデュエルをね」
プロフェッサー「気がついたかね?」
「あれ? ここは…あなたは…」
プロフェッサー「私の事を忘れたかい? 乙坂歩未」
歩未「っ!? 痛っ」飛び起きる
プロフェッサー「カード化から元に戻ったばかりなんだ、無理に身体を動かさない方がいい」
歩未「え? え…?」
プロフェッサー「今から君にいいものを見せてあげよう。地獄の皇帝と化け物のデュエルをね」
562: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/01/25(月) 11:21:22.23 ID:nLCs1XIkO
白柳「やった!」
沢渡「でもよ、おかしくねぇか? 確か隊長さんのペンデュラム効果で、有宇の特殊召喚は封じられてるはずだぜ」
エド「…破壊したのか」
有宇「ああ、予め隼翼が伏せてあった《ツインツイスター》を使わせてもらった」
有宇「こいつは手札を一枚捨て、フィールドの魔法・罠カードを二枚まで破壊する」
黒咲「これでペンデュラムゾーンにあった二体のクリフォートモンスターを破壊したという訳か」
奈緒「なんだかめっちゃ後付け感ありますね…」
エド「こいつは驚いた。だが、キミならば――…」バタン
クリフォートモンスターのデメリットを忘れていた非力な私を許してくれ…
沢渡「でもよ、おかしくねぇか? 確か隊長さんのペンデュラム効果で、有宇の特殊召喚は封じられてるはずだぜ」
エド「…破壊したのか」
有宇「ああ、予め隼翼が伏せてあった《ツインツイスター》を使わせてもらった」
有宇「こいつは手札を一枚捨て、フィールドの魔法・罠カードを二枚まで破壊する」
黒咲「これでペンデュラムゾーンにあった二体のクリフォートモンスターを破壊したという訳か」
奈緒「なんだかめっちゃ後付け感ありますね…」
エド「こいつは驚いた。だが、キミならば――…」バタン
クリフォートモンスターのデメリットを忘れていた非力な私を許してくれ…
563: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/01/25(月) 12:26:18.40 ID:nLCs1XIkO
「なんと、エド・フェニックスが二人抜きを果たしたと思いきや、怒涛の展開! さあ、このまま押し切るかランサーズ!」
「次なるアカデミアのデュエル戦士はーー」
「これまた意外! 我らがカイザー、丸藤亮ーーっ!」
セレナ「やはり」
吹雪「相手が有宇君となれば、渡り合えるのは亮くらいなものだからね」
白柳セレナさんの言ったようにここが正念場です。もしも有宇さんが負けるような事があれば…」
黒咲「ふん…そうなれば、この俺が奴を倒してやるまでだ」
奈緒「………」
有宇「中盤にナンバーワンのお前がご登場とはな、本当にこの公式戦とやらを最後までやらせる気があるのかと聞きたくなるくらいだぜ」
ヘルカイザー「プロフェッサーの考えなど関係ない、強い相手と戦えるのならな。あの時は満たせなかった乾きを今こそ癒やしてもらおう」
有宇「…相変わらずのデュエル脳か。なら何も聞かん。さっさとご退場願おうか」
ヘルカイザー「先に言っておく。わざと負けるような真似は許さんぞ」
有宇「言ったろ、ご退場願うってな。さっさと始めようぜ」
ヘルカイザー「ふ…」デュエルディスクセット
「「デュエル」」
「次なるアカデミアのデュエル戦士はーー」
「これまた意外! 我らがカイザー、丸藤亮ーーっ!」
セレナ「やはり」
吹雪「相手が有宇君となれば、渡り合えるのは亮くらいなものだからね」
白柳セレナさんの言ったようにここが正念場です。もしも有宇さんが負けるような事があれば…」
黒咲「ふん…そうなれば、この俺が奴を倒してやるまでだ」
奈緒「………」
有宇「中盤にナンバーワンのお前がご登場とはな、本当にこの公式戦とやらを最後までやらせる気があるのかと聞きたくなるくらいだぜ」
ヘルカイザー「プロフェッサーの考えなど関係ない、強い相手と戦えるのならな。あの時は満たせなかった乾きを今こそ癒やしてもらおう」
有宇「…相変わらずのデュエル脳か。なら何も聞かん。さっさとご退場願おうか」
ヘルカイザー「先に言っておく。わざと負けるような真似は許さんぞ」
有宇「言ったろ、ご退場願うってな。さっさと始めようぜ」
ヘルカイザー「ふ…」デュエルディスクセット
「「デュエル」」
564: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/01/25(月) 14:18:13.55 ID:nLCs1XIkO
有宇LP4000
ヘルカイザーLP4000
有宇・手札:3
モンスター:サイバー・ドラゴン・インフィニティ(攻撃力2900)
魔法・罠:真紅眼の鎧旋(永遠罠)
伏せカード:なし
ヘルカイザー・手札:5
モンスター:なし
魔法・罠:なし
魔法・罠:なし
伏せカード:なし
ヘルカイザー「いくぞ、俺のターン、ドロー!」
ヘルカイザー「俺は速攻魔法、《月の書》を発動!」
ヘルカイザー「これにより、サイバー・ドラゴン・インフィニティを裏側守備表示にする!」
有宇「無駄だ。サイバー・ドラゴン・インフィニティは1ターンに1度、カードの効果が発動した時、オーバーレイ・ユニットをひとつ使い、その発動を無効にして破壊する!」
ヘルカイザー「わかっているさ。さらに永続魔法、 《未来融合-フューチャー・フュージョン》を発動!」
ヘルカイザー「デッキから融合素材モンスターを墓地へ送り、発動後2回目の自分のスタンバイフェイズ時に融合モンスターを特殊召喚!」
ヘルカイザー「俺はデッキの《サイバー・ダーク・ホーン》《サイバー・ダーク・エッジ》《サイバー・ダーク・キール》を墓地に送り、2ターン後、《鎧黒竜-サイバー・ダーク・ドラゴン》を融合召喚する!」
567: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/01/30(土) 14:13:47.59 ID:idKG86ajO
ヘルカイザー「さらに魔法カード、《竜の霊廟》を発動!」
ヘルカイザー「デッキからドラゴン族モンスター1体を墓地へ送る。俺が選ぶのは、《ハウンド・ドラゴン》」
ヘルカイザー「さらに、墓地へ送ったモンスターがドラゴン族の通常モンスターだった時、デッキのドラゴン族モンスター1体を墓地へ送る事ができる。二体目の《ハウンド・ドラゴン》を墓地へ」
ヘルカイザー「そして手札から、《サイバー・ダーク・ブリザード》を召喚!」
攻撃力800
ヘルカイザー「このカードの召喚に成功した時、墓地にあるレベル3以下のドラゴン族モンスター1体を除外する事で、墓地のサイバー・ダーク1体を特殊召喚する」
ヘルカイザー「俺は墓地の《ハウンド・ドラゴン》を除外し、《サイバー・ダーク・エッジ》を特殊召喚!」
攻撃力800
ヘルカイザー「さらにこのカードを融合素材とする時、素材モンスターをフィールドから融合召喚ができる」
ヘルカイザー「俺はフィールドのサイバー・ダーク・ブリザード、エッジで融合!」
ヘルカイザー「融合召喚!」
ヘルカイザー「出でよ、《サイバー・ダーク・ワイバーン》!」
攻撃力1000
ヘルカイザー「デッキからドラゴン族モンスター1体を墓地へ送る。俺が選ぶのは、《ハウンド・ドラゴン》」
ヘルカイザー「さらに、墓地へ送ったモンスターがドラゴン族の通常モンスターだった時、デッキのドラゴン族モンスター1体を墓地へ送る事ができる。二体目の《ハウンド・ドラゴン》を墓地へ」
ヘルカイザー「そして手札から、《サイバー・ダーク・ブリザード》を召喚!」
攻撃力800
ヘルカイザー「このカードの召喚に成功した時、墓地にあるレベル3以下のドラゴン族モンスター1体を除外する事で、墓地のサイバー・ダーク1体を特殊召喚する」
ヘルカイザー「俺は墓地の《ハウンド・ドラゴン》を除外し、《サイバー・ダーク・エッジ》を特殊召喚!」
攻撃力800
ヘルカイザー「さらにこのカードを融合素材とする時、素材モンスターをフィールドから融合召喚ができる」
ヘルカイザー「俺はフィールドのサイバー・ダーク・ブリザード、エッジで融合!」
ヘルカイザー「融合召喚!」
ヘルカイザー「出でよ、《サイバー・ダーク・ワイバーン》!」
攻撃力1000
568: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/01/30(土) 14:14:51.29 ID:idKG86ajO
沢渡「攻撃力1000だぁ?」
セレナ「これは、あの時と同じ…!」
ヘルカイザー「サイバー・ダーク・ワイバーンが融合召喚に成功した時、相手フィールドにあるエクストラデッキから特殊召喚されたモンスターを選択し、装備カード扱いとして装備! 装備したモンスターの攻撃力分だけこのモンスターの攻撃力をアップする!」
ヘルカイザー「俺は裏守備となったサイバー・ドラゴン・インフィニティをサイバー・ダーク・ワイバーンに装備!」
サイバー・ダーク・ワイバーン(攻撃力3100)
ヘルカイザー「バトル! サイバー・ダーク・ワイバーンで、ダイレクトアタック!」
ヘルカイザー「ダーク・スパイラル!」
有宇「ぐああぁぁぁっ!」
隼翼「有宇!」
有宇LP900
ヘルカイザー「俺はカードを一枚伏せ、ターンエンド」
ヘルカイザー・伏せカード:一枚
ヘルカイザー「以前と同じ戦術で大ダメージ…少々がっかりしたぞ」
有宇「ふ…僕のターン!」
セレナ「これは、あの時と同じ…!」
ヘルカイザー「サイバー・ダーク・ワイバーンが融合召喚に成功した時、相手フィールドにあるエクストラデッキから特殊召喚されたモンスターを選択し、装備カード扱いとして装備! 装備したモンスターの攻撃力分だけこのモンスターの攻撃力をアップする!」
ヘルカイザー「俺は裏守備となったサイバー・ドラゴン・インフィニティをサイバー・ダーク・ワイバーンに装備!」
サイバー・ダーク・ワイバーン(攻撃力3100)
ヘルカイザー「バトル! サイバー・ダーク・ワイバーンで、ダイレクトアタック!」
ヘルカイザー「ダーク・スパイラル!」
有宇「ぐああぁぁぁっ!」
隼翼「有宇!」
有宇LP900
ヘルカイザー「俺はカードを一枚伏せ、ターンエンド」
ヘルカイザー・伏せカード:一枚
ヘルカイザー「以前と同じ戦術で大ダメージ…少々がっかりしたぞ」
有宇「ふ…僕のターン!」
569: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/01/30(土) 14:15:50.19 ID:idKG86ajO
有宇「僕は《サイバー・ドラゴン・コア》を召喚!」
攻撃力400
有宇「このカードの召喚に成功した時、デッキからサイバーまたはサイバネティックと名のついた魔法・罠カードを手札に加える。僕が選択するのは、《サイバー・リペア・プラント》
有宇「お前のモンスター、使わせてもらうぜ。僕はエクストラデッキにある《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》の効果発動!」
有宇「自分フィールドの《サイバー・ドラゴン》及び機械族モンスターを融合素材としてこのモンスターを特殊召喚する!」
有宇「僕はサイバー・ドラゴン・コアとお前の場にあるサイバー・ダーク・ワイバーンで融合!」
有宇「現れろ、《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》!」
攻撃力2000
沢渡「相手モンスターを素材にした融合モンスター!」
有宇「そして僕はキメラテック・フォートレス・ドラゴンで、ダイレクトアタック!」
ヘルカイザー「ぐううぅぅぅっ!」
ヘルカイザーLP2000
有宇「僕はカードを一枚伏せ、ターンエンド」
有宇・伏せカード:一枚
攻撃力400
有宇「このカードの召喚に成功した時、デッキからサイバーまたはサイバネティックと名のついた魔法・罠カードを手札に加える。僕が選択するのは、《サイバー・リペア・プラント》
有宇「お前のモンスター、使わせてもらうぜ。僕はエクストラデッキにある《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》の効果発動!」
有宇「自分フィールドの《サイバー・ドラゴン》及び機械族モンスターを融合素材としてこのモンスターを特殊召喚する!」
有宇「僕はサイバー・ドラゴン・コアとお前の場にあるサイバー・ダーク・ワイバーンで融合!」
有宇「現れろ、《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》!」
攻撃力2000
沢渡「相手モンスターを素材にした融合モンスター!」
有宇「そして僕はキメラテック・フォートレス・ドラゴンで、ダイレクトアタック!」
ヘルカイザー「ぐううぅぅぅっ!」
ヘルカイザーLP2000
有宇「僕はカードを一枚伏せ、ターンエンド」
有宇・伏せカード:一枚
570: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/01/30(土) 14:17:41.33 ID:idKG86ajO
ヘルカイザー「やはり、そうこなくてはな…俺のターン!」
ヘルカイザー「俺は《サイバー・ダーク・エッジ》を召喚!」
攻撃800
ヘルカイザー「このモンスターは召喚時、墓地にあるレベル3以下のドラゴン族モンスターを装備カード扱いとして装備し、その攻撃力分だけ攻撃力をアップする」
ヘルカイザー「俺は竜の霊廟よって墓地に送った《ハウンド・ドラゴン》を眠りから引きずり出す!」
サイバー・ダーク・エッジ(攻撃力2500)
ヘルカイザー「サイバー・ダーク・エッジの効果発動!」
ヘルカイザー「攻撃力を半分にする事で、相手にダイレクトアタックができる!」
奈緒「な!?」
隼翼「サイバー・ダーク・エッジの攻撃力2500!」
吹雪「その半分は1250…有宇君のライフは900…」
白柳「この攻撃を受けたら…!」
ヘルカイザー「やれ、サイバー・ダーク・エッジ! ダイレクトアタック!」
有宇「速攻魔法、《サイクロン》発動!」
有宇「僕はこれで、ハウンド・ドラゴンを破壊する!
サイバー・ダーク・エッジ(攻撃力800)
ヘルカイザー「カウンター・バーン!」
有宇「ぐうっ!」
有宇LP500
セレナ「上手い、装備カードを破壊する事で奴のモンスターの攻撃力を弱体化させライフを残した」
ヘルカイザー「ターンエンド」
歩未「はぁ…はぁ…お兄ちゃん…!」
571: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/01/31(日) 00:58:11.39 ID:LKUqiLg40
有宇「僕のターン!」
有宇「僕は手札から、《サイバー・ドラゴン・ツヴァイ》を召喚!」
攻撃力1500
有宇「バトルだ! 僕はサイバー・ドラゴン・ツヴァイで、サイバー・ダーク・エッジを攻撃!」
有宇「相手モンスターに攻撃するダメージステップの間、このカードの攻撃力は300ポイントアップする!」
ヘルカイザー「ぐうっ!」
ヘルカイザーLP1000
沢渡「よっしゃ行けるぜっ!」
有宇「トドメかな? キメラテック・フォートレスで、ダイレクトアタック!」
ヘルカイザー「罠カードオープン! 《パワー・ウォール》
ヘルカイザー「バトルダメージを受ける時、デッキの上から任意の枚数分のカード墓地へ送り、 送ったカードの枚数×100ポイントのダメージを軽減する!」
ヘルカイザー「俺はデッキから、20枚のカードを墓地に送る!」ばら撒き
黒咲「っ!?」
白柳「デッキのカードが!」
有宇「へ〜」
吹雪(亮…君はまたデッキを…カードをゴミ屑のように…)
有宇「面白い真似をするじゃねぇか。僕はカードを一枚伏せて、ターンエンド」
有宇・伏せカード:一枚
有宇「僕は手札から、《サイバー・ドラゴン・ツヴァイ》を召喚!」
攻撃力1500
有宇「バトルだ! 僕はサイバー・ドラゴン・ツヴァイで、サイバー・ダーク・エッジを攻撃!」
有宇「相手モンスターに攻撃するダメージステップの間、このカードの攻撃力は300ポイントアップする!」
ヘルカイザー「ぐうっ!」
ヘルカイザーLP1000
沢渡「よっしゃ行けるぜっ!」
有宇「トドメかな? キメラテック・フォートレスで、ダイレクトアタック!」
ヘルカイザー「罠カードオープン! 《パワー・ウォール》
ヘルカイザー「バトルダメージを受ける時、デッキの上から任意の枚数分のカード墓地へ送り、 送ったカードの枚数×100ポイントのダメージを軽減する!」
ヘルカイザー「俺はデッキから、20枚のカードを墓地に送る!」ばら撒き
黒咲「っ!?」
白柳「デッキのカードが!」
有宇「へ〜」
吹雪(亮…君はまたデッキを…カードをゴミ屑のように…)
有宇「面白い真似をするじゃねぇか。僕はカードを一枚伏せて、ターンエンド」
有宇・伏せカード:一枚
572: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/01/31(日) 00:59:46.73 ID:LKUqiLg40
ヘルカイザー「俺のターン! 忘れてないだろうな? 永続魔法、 フューチャー・フュージョンの効果発動!」
ヘルカイザー「出でよ、《鎧黒竜-サイバー・ダーク・ドラゴン》!」
攻撃力1000
ヘルカイザー「サイバー・ダーク・ドラゴンの効果発動!」
ヘルカイザー「召喚時、墓地にあるドラゴン族モンスター1体を装備し、その攻撃力を吸収する!」
ヘルカイザー「俺はパワー・フォールの効果で墓地に送った《Sin トゥルース・ドラゴン》を引きずり出す!」
鎧黒竜-サイバー・ダーク・ドラゴン(攻撃力6000)
セレナ「攻撃力6000だと!」
有宇(しかもSin トゥルース・ドラゴン…あれは以前に歩未が使ったモンスター。まさに勝つ為にはなんでもするってか)
ヘルカイザー「まだだ! 俺の墓地にあるモンスター1体につきサイバー・ダーク・ドラゴンの攻撃力は100ポイントアップする! よって攻撃力はナナセンハッピャクゥ!」
鎧黒竜-サイバー・ダーク・ドラゴン(攻撃力7800)
奈緒「な!?」
沢渡「今の有宇のライフじゃどっちかでも攻撃されたら終わりじゃねぇか!」
ヘルカイザー「サイバー・ダーク・ドラゴンで、キメラテック・フォートレスを攻撃!」
ヘルカイザー「フル・ダークネス・バースト!」
ヘルカイザー「出でよ、《鎧黒竜-サイバー・ダーク・ドラゴン》!」
攻撃力1000
ヘルカイザー「サイバー・ダーク・ドラゴンの効果発動!」
ヘルカイザー「召喚時、墓地にあるドラゴン族モンスター1体を装備し、その攻撃力を吸収する!」
ヘルカイザー「俺はパワー・フォールの効果で墓地に送った《Sin トゥルース・ドラゴン》を引きずり出す!」
鎧黒竜-サイバー・ダーク・ドラゴン(攻撃力6000)
セレナ「攻撃力6000だと!」
有宇(しかもSin トゥルース・ドラゴン…あれは以前に歩未が使ったモンスター。まさに勝つ為にはなんでもするってか)
ヘルカイザー「まだだ! 俺の墓地にあるモンスター1体につきサイバー・ダーク・ドラゴンの攻撃力は100ポイントアップする! よって攻撃力はナナセンハッピャクゥ!」
鎧黒竜-サイバー・ダーク・ドラゴン(攻撃力7800)
奈緒「な!?」
沢渡「今の有宇のライフじゃどっちかでも攻撃されたら終わりじゃねぇか!」
ヘルカイザー「サイバー・ダーク・ドラゴンで、キメラテック・フォートレスを攻撃!」
ヘルカイザー「フル・ダークネス・バースト!」
573: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/01/31(日) 01:05:09.61 ID:LKUqiLg40
有宇「永続罠、《ライフ・フォース》!」
有宇「ライフを400ポイント払い、僕が受けるバトルダメージを0にする!」
有宇LP100
セレナ「踏み止まったか!」
隼翼「だが、有宇のライフは100。もう永続罠の効果は使えない」
ヘルカイザー「ターンエンド。まだ準備運動を続けるつもりか?」
黒咲「っ!」
ヘルカイザー「もう十分なはずだ。サイバー流の表と裏、どちらが真の後継者となるに相応しいのか。これ以上勿体つけるようなら一気にケリをつける」
有宇「やけに上からの物言いじゃねぇか。それに今の言い方だといつでも僕を倒せるみたいに聞こえるな」
ヘルカイザー「言ったはずだ。俺は最高のデュエル、最高の勝利を得るためにここに立っていると。それを果たすには、全力を出すお前に勝たなければ意味はない」
有宇「相手をリスペクトするカイザーの面影もねぇな」
ヘルカイザー「勝負にリスペクトなどという甘っちょろい感情が入る余地など最初から有りはしない。俺はただ、勝利のみ得られれば…」
ヘルカイザー「言うなれば俺は、勝利をリスペクトする!!」
吹雪「亮…」
有宇「なるほどな…そのスピリットは結構。ならこっちも遠慮なく派手にやってやるぜ」
有宇「僕のターン!」
有宇「ライフを400ポイント払い、僕が受けるバトルダメージを0にする!」
有宇LP100
セレナ「踏み止まったか!」
隼翼「だが、有宇のライフは100。もう永続罠の効果は使えない」
ヘルカイザー「ターンエンド。まだ準備運動を続けるつもりか?」
黒咲「っ!」
ヘルカイザー「もう十分なはずだ。サイバー流の表と裏、どちらが真の後継者となるに相応しいのか。これ以上勿体つけるようなら一気にケリをつける」
有宇「やけに上からの物言いじゃねぇか。それに今の言い方だといつでも僕を倒せるみたいに聞こえるな」
ヘルカイザー「言ったはずだ。俺は最高のデュエル、最高の勝利を得るためにここに立っていると。それを果たすには、全力を出すお前に勝たなければ意味はない」
有宇「相手をリスペクトするカイザーの面影もねぇな」
ヘルカイザー「勝負にリスペクトなどという甘っちょろい感情が入る余地など最初から有りはしない。俺はただ、勝利のみ得られれば…」
ヘルカイザー「言うなれば俺は、勝利をリスペクトする!!」
吹雪「亮…」
有宇「なるほどな…そのスピリットは結構。ならこっちも遠慮なく派手にやってやるぜ」
有宇「僕のターン!」
574: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/01/31(日) 01:09:25.56 ID:LKUqiLg40
有宇「魔法カード、《サイバー・リペア・プラント》を発動!」
有宇「墓地にサイバー・ドラゴンが存在する時、デッキから機械族・光属性モンスター1体を手札に加える。僕は《サイバー・ドラゴン》を選択!」
有宇「サイバー・ドラゴン・ツヴァイのモンスター効果!」
有宇「手札の魔法カード一枚を相手に見せることで、このターン、カード名を《サイバー・ドラゴン》として扱える!」
有宇「僕がおまえに見せるのは、魔法カード、《パワー・ボンド》だ」
ヘルカイザー「パワー・ボンド…」
隼翼「来るかっ」
歩未「お兄ちゃんっ!」
奈緒「っ!?」
セレナ「な!?」
歩未「はぁ…はぁ…」
隼翼「歩……未……?」
有宇「僕は魔法カード、《パワー・ボンド》を発動!」
有宇「手札またはフィールド上から、融合素材モンスターを墓地に送り、機械族の融合モンスター1体を特殊召喚する!」
有宇「僕は手札の《サイバー・ドラゴン》とフィールドのサイバー・ドラゴン・ツヴァイを融合する!」
有宇「融合召喚!」
有宇「殲滅せよ、《キメラテック・ランページ・ドラゴン》!」
攻撃力2100
沢渡「ついに出やがった!」
ヘルカイザー「キメラテック・ランページ・ドラゴン…」
有宇「くっくっくっ…さあ、今度はこっちが狩らせてもらおうか」ゲス顔
有宇「墓地にサイバー・ドラゴンが存在する時、デッキから機械族・光属性モンスター1体を手札に加える。僕は《サイバー・ドラゴン》を選択!」
有宇「サイバー・ドラゴン・ツヴァイのモンスター効果!」
有宇「手札の魔法カード一枚を相手に見せることで、このターン、カード名を《サイバー・ドラゴン》として扱える!」
有宇「僕がおまえに見せるのは、魔法カード、《パワー・ボンド》だ」
ヘルカイザー「パワー・ボンド…」
隼翼「来るかっ」
歩未「お兄ちゃんっ!」
奈緒「っ!?」
セレナ「な!?」
歩未「はぁ…はぁ…」
隼翼「歩……未……?」
有宇「僕は魔法カード、《パワー・ボンド》を発動!」
有宇「手札またはフィールド上から、融合素材モンスターを墓地に送り、機械族の融合モンスター1体を特殊召喚する!」
有宇「僕は手札の《サイバー・ドラゴン》とフィールドのサイバー・ドラゴン・ツヴァイを融合する!」
有宇「融合召喚!」
有宇「殲滅せよ、《キメラテック・ランページ・ドラゴン》!」
攻撃力2100
沢渡「ついに出やがった!」
ヘルカイザー「キメラテック・ランページ・ドラゴン…」
有宇「くっくっくっ…さあ、今度はこっちが狩らせてもらおうか」ゲス顔
575: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/01(月) 14:04:18.70 ID:Wtp+OmBgO
黒咲「歩未…?」
白柳「それじゃあ…」
月影(隼翼殿の妹…)
隼翼「何故歩未がここに!? 逃げたのか? 自力で(カードから)脱出を!」
奈緒「んな訳あるか!」
プロフェッサー「これは私からユウへの償いだ」
セレナ「プロフェッサー!」
沢渡「償い?」
プロフェッサー「ユウの人生を狂わせたのは私だ。ならばせめて、この晴れ舞台を彼女に見せてやろうと思ったまで」
隼翼「何が晴れ舞台だ! 今まで有宇がどんな思いで…!」
プロフェッサー「悲しんでいると? それは君の勝手な思い込みだ。見ろ、今の有宇を」
有宇「キメラテック・ランページ・ドラゴンが融合召喚に成功した時、素材としたモンスターの数まで魔法・罠カードを破壊できる! 未来融合-フューチャー・フュージョンを破壊!」
ヘルカイザー「くっ…」
有宇「フューチャー・フュージョンがフィールドから離れた事により、サイバー・ダーク・ドラゴンも破壊される。さらに1ターンに1度、デッキから機械族・光属性モンスターを2体まで墓地へ送ることで、送った数だけ攻撃する」
有宇「僕が送るのは《超電磁タートル》と《サイバー・ドラゴン・ドライ》。これで僕は三回の攻撃ができる」
有宇「やれ、キメラテック・ランページ・ドラゴン! ヘルカイザー亮をダイレクトアタック!」
有宇「アルティメット・エヴォリューション・バースト!」
白柳「それじゃあ…」
月影(隼翼殿の妹…)
隼翼「何故歩未がここに!? 逃げたのか? 自力で(カードから)脱出を!」
奈緒「んな訳あるか!」
プロフェッサー「これは私からユウへの償いだ」
セレナ「プロフェッサー!」
沢渡「償い?」
プロフェッサー「ユウの人生を狂わせたのは私だ。ならばせめて、この晴れ舞台を彼女に見せてやろうと思ったまで」
隼翼「何が晴れ舞台だ! 今まで有宇がどんな思いで…!」
プロフェッサー「悲しんでいると? それは君の勝手な思い込みだ。見ろ、今の有宇を」
有宇「キメラテック・ランページ・ドラゴンが融合召喚に成功した時、素材としたモンスターの数まで魔法・罠カードを破壊できる! 未来融合-フューチャー・フュージョンを破壊!」
ヘルカイザー「くっ…」
有宇「フューチャー・フュージョンがフィールドから離れた事により、サイバー・ダーク・ドラゴンも破壊される。さらに1ターンに1度、デッキから機械族・光属性モンスターを2体まで墓地へ送ることで、送った数だけ攻撃する」
有宇「僕が送るのは《超電磁タートル》と《サイバー・ドラゴン・ドライ》。これで僕は三回の攻撃ができる」
有宇「やれ、キメラテック・ランページ・ドラゴン! ヘルカイザー亮をダイレクトアタック!」
有宇「アルティメット・エヴォリューション・バースト!」
576: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/05(金) 01:29:21.71 ID:bFyC8U930
ヘルカイザー「俺は墓地にある罠カード、《地獄の融合-セメタリー・フュージョン》を発動!」
ヘルカイザー「相手ターン中、墓地にある融合素材モンスターを除外。相手にカードを二枚ドローさせる事で、機械族モンスター二体を素材とするモンスターを特殊召喚する」
セレナ「このタイミングで融合召喚だと!?」
ヘルカイザー「俺は墓地のサイバー・ダーク・エッジ、ワイバーンを除外!」
ヘルカイザー「融合召喚!」
ヘルカイザー「出でよ、《サイバー・ダーク・ファルコン》!」
攻撃力1000
ヘルカイザー「そして召喚時、デッキからドラゴン族モンスターを墓地に送り、送った分の攻撃力をアップする!」
ヘルカイザー「俺はデッキの《ダーク・アームド・ドラゴン》を墓地に送り、攻撃力を2800ポイントアップ!」
サイバー・ダーク・ファルコン(攻撃力3800)
有宇「だがキメラテック・ランページの攻撃力はパワー・ボンドにより倍! サイバー・ダーク・ファルコンを攻撃!」
ヘルカイザー「ぐうっ!」
ヘルカイザーLP600
ヘルカイザー「サイバー・ダーク・ファルコンの効果により、1ターンに2度まで破壊はされない…」
ヘルカイザー「相手ターン中、墓地にある融合素材モンスターを除外。相手にカードを二枚ドローさせる事で、機械族モンスター二体を素材とするモンスターを特殊召喚する」
セレナ「このタイミングで融合召喚だと!?」
ヘルカイザー「俺は墓地のサイバー・ダーク・エッジ、ワイバーンを除外!」
ヘルカイザー「融合召喚!」
ヘルカイザー「出でよ、《サイバー・ダーク・ファルコン》!」
攻撃力1000
ヘルカイザー「そして召喚時、デッキからドラゴン族モンスターを墓地に送り、送った分の攻撃力をアップする!」
ヘルカイザー「俺はデッキの《ダーク・アームド・ドラゴン》を墓地に送り、攻撃力を2800ポイントアップ!」
サイバー・ダーク・ファルコン(攻撃力3800)
有宇「だがキメラテック・ランページの攻撃力はパワー・ボンドにより倍! サイバー・ダーク・ファルコンを攻撃!」
ヘルカイザー「ぐうっ!」
ヘルカイザーLP600
ヘルカイザー「サイバー・ダーク・ファルコンの効果により、1ターンに2度まで破壊はされない…」
577: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/05(金) 01:31:50.99 ID:bFyC8U930
有宇「二回目のバトル! キメラテック・ランページ・ドラゴン! サイバー・ダーク・ファルコンを攻撃しろ!」
ヘルカイザー「ぐああああぁぁぁっ!」
ヘルカイザーLP200
白柳「これで、敵の残りライフは200…」
セレナ「キメラテック・ランページにはまだ一回の攻撃が残っている。次が決まればユウの勝ちだ」
有宇「さあ、懺悔の用意は出来ているか!? なんてな」
歩未「っ…」
『…バトルだ! キメラテック・ランページ・ドラゴン!』
『歩未をダイレクトアタック!』
歩未「やめて下さい…」
有宇「三回目のバトル! やれ、キメラテック・ランページ・ドラゴン! 」
有宇「アルティメット・エヴォリューション・バースト!」
歩未「こんなのは、もう…!」
ヘルカイザー「俺は再び、墓地の罠カード、《フュージョン・エスケープ》を発動!」
ヘルカイザー「自分フィールドの融合モンスターが攻撃された時、墓地にあるこのカードを除外し、攻撃対象となったモンスターをリリースする事により、相手モンスターの攻撃を無効にする!」
578: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/05(金) 01:34:01.45 ID:bFyC8U930
沢渡「くっ…仕留め損なったか…」
有宇「なら僕は、手札から魔法カード、《一時休戦》を発動!」
有宇「互いのプレイヤーはデッキからカードを一枚ドロー。さらに次の相手ターン終了時まで、お互いが受ける全てのダメージは0になる!」
有宇「僕はカードを一枚伏せて、ターンエンド」
有宇・伏せカード:一枚
黒咲「有宇の奴め…」
白柳「すごい…まさに死闘ですね」
奈緒「ヘルカイザーの場にモンスターはなく、ライフは200。状況は有宇君にありますが」
歩未「………」
隼翼「歩未…」
ヘルカイザー「ふ…」
有宇「?」
ヘルカイザー「鬼にならねば見えぬ地平がある…」
有宇「はぁ?」
ヘルカイザー「だからこそ、俺は飢えている…渇いている…勝利に! お前の懐にある勝利を奪い取る!」
ヘルカイザー「俺のターン、ドロー!」
有宇「なら僕は、手札から魔法カード、《一時休戦》を発動!」
有宇「互いのプレイヤーはデッキからカードを一枚ドロー。さらに次の相手ターン終了時まで、お互いが受ける全てのダメージは0になる!」
有宇「僕はカードを一枚伏せて、ターンエンド」
有宇・伏せカード:一枚
黒咲「有宇の奴め…」
白柳「すごい…まさに死闘ですね」
奈緒「ヘルカイザーの場にモンスターはなく、ライフは200。状況は有宇君にありますが」
歩未「………」
隼翼「歩未…」
ヘルカイザー「ふ…」
有宇「?」
ヘルカイザー「鬼にならねば見えぬ地平がある…」
有宇「はぁ?」
ヘルカイザー「だからこそ、俺は飢えている…渇いている…勝利に! お前の懐にある勝利を奪い取る!」
ヘルカイザー「俺のターン、ドロー!」
579: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/05(金) 01:37:37.68 ID:bFyC8U930
ヘルカイザー「俺は速攻魔法、《異次元からの埋葬》を発動!」
ヘルカイザー「このカードは、ゲームから除外されているモンスター三体を墓地に戻す」
ヘルカイザー「俺が選択するのは、《サイバー・ダーク・ワイバーン》と《ハウンド・ドラゴン》」
ヘルカイザー「さらに魔法カード、《オーバーロード・フュージョン》を発動!」
ヘルカイザー「自分フィールド・または墓地にある融合素材モンスターを除外し、機械族の融合モンスター1体を特殊召喚する!」
ヘルカイザー「俺は《サイバー・ダーク・ワイバーン》《サイバー・ダーク・ファルコン》《鎧黒竜-サイバー・ダーク・ドラゴン》を除外!」
黒咲「何!?」
隼翼「サイバー・ダークの融合モンスターを全て!?」
ヘルカイザー「これが生き残る為の俺の足掻きだぁぁぁ!!」
ヘルカイザー「出でよ、《鎧黒竜-サイバー・ダーク・アルティメット・ドラゴン》!」
攻撃力2000
奈緒「これが…!」
有宇「アルティメット…ようやくボスキャラのお出ましだな」
ヘルカイザー「このカードは、ゲームから除外されているモンスター三体を墓地に戻す」
ヘルカイザー「俺が選択するのは、《サイバー・ダーク・ワイバーン》と《ハウンド・ドラゴン》」
ヘルカイザー「さらに魔法カード、《オーバーロード・フュージョン》を発動!」
ヘルカイザー「自分フィールド・または墓地にある融合素材モンスターを除外し、機械族の融合モンスター1体を特殊召喚する!」
ヘルカイザー「俺は《サイバー・ダーク・ワイバーン》《サイバー・ダーク・ファルコン》《鎧黒竜-サイバー・ダーク・ドラゴン》を除外!」
黒咲「何!?」
隼翼「サイバー・ダークの融合モンスターを全て!?」
ヘルカイザー「これが生き残る為の俺の足掻きだぁぁぁ!!」
ヘルカイザー「出でよ、《鎧黒竜-サイバー・ダーク・アルティメット・ドラゴン》!」
攻撃力2000
奈緒「これが…!」
有宇「アルティメット…ようやくボスキャラのお出ましだな」
580: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/05(金) 01:40:43.61 ID:bFyC8U930
ヘルカイザー「サイバー・ダーク・アルティメット・ドラゴンの召喚時、互いの墓地にあるドラゴン族モンスター1体を装備し、その攻撃力を吸収する!」
ヘルカイザー「今一度合体せよ、《Sin トゥルース・ドラゴン》!」
鎧黒竜-サイバー・ダーク・アルティメット・ドラゴン(攻撃力7000)
白柳「7000!」
ヘルカイザー「バトルだ! サイバー・ダーク・アルティメット・ドラゴンで、キメラテック・ランページ・ドラゴンを攻撃!」
ヘルカイザー「ファイナル・ダークネス・バースト!」
有宇「僕は墓地にある《超電磁タートル》のモンスター効果発動!」
有宇「相手ターンのバトル中、墓地のこのカードを除外し、このターンのバトルフェイズを強制終了する!」
セレナ「凌いだか!」
黒咲(一時休戦によりこのターンのダメージは0になる。それをわかった上でランページを守ったか…となれば、ほぼ間違いなくインフィニティに繋げる為のもの)
ヘルカイザー「ふ…甘い!!
ヘルカイザー「今一度合体せよ、《Sin トゥルース・ドラゴン》!」
鎧黒竜-サイバー・ダーク・アルティメット・ドラゴン(攻撃力7000)
白柳「7000!」
ヘルカイザー「バトルだ! サイバー・ダーク・アルティメット・ドラゴンで、キメラテック・ランページ・ドラゴンを攻撃!」
ヘルカイザー「ファイナル・ダークネス・バースト!」
有宇「僕は墓地にある《超電磁タートル》のモンスター効果発動!」
有宇「相手ターンのバトル中、墓地のこのカードを除外し、このターンのバトルフェイズを強制終了する!」
セレナ「凌いだか!」
黒咲(一時休戦によりこのターンのダメージは0になる。それをわかった上でランページを守ったか…となれば、ほぼ間違いなくインフィニティに繋げる為のもの)
ヘルカイザー「ふ…甘い!!
581: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/05(金) 01:44:04.32 ID:bFyC8U930
ヘルカイザー「ふ…甘い!! サイバー・ダーク・アルティメットのモンスター効果!」
ヘルカイザー「1ターンに1度、自分のターンのエンドフェイズ時に発動。エンドフェイズからバトルフェイズへ移行させ、このターンに戦闘を行ったモンスターはもう1度攻撃できる!」
有宇「な!?」
ヘルカイザー「やれ、サイバー・ダーク・アルティメット! 再びキメラテック・ランページを攻撃!」
ヘルカイザー「ファイナル・ダークネス・バーストォォォ!」
有宇「ぐううぅぅっ!」
ヘルカイザー「カードを一枚伏せて、ターンエンド」
ヘルカイザー・伏せカード:一枚
有宇「ターンエンドからバトルフェイズに戻すとか…とんだインチキモンスターだなおい」
吹雪(サイバー・ダーク・アルティメット・ドラゴンの攻撃力は7000…あれを上回るにはやはり…)
ヘルカイザー「さあ、見せろ! 貴様の命を今一度輝かせるカードを!」
有宇「仕方ねぇか…僕のターン!」
有宇「僕は魔法カード、《逆境の宝札》を発動!」
有宇「相手フィールドに特殊召喚されたモンスターが存在し、自分フィールドにモンスターが存在しない時、カードを二枚ドローする!」
有宇「魔法カード、《パワー・ボンド》発動!」
奈緒「…!」
ヘルカイザー「1ターンに1度、自分のターンのエンドフェイズ時に発動。エンドフェイズからバトルフェイズへ移行させ、このターンに戦闘を行ったモンスターはもう1度攻撃できる!」
有宇「な!?」
ヘルカイザー「やれ、サイバー・ダーク・アルティメット! 再びキメラテック・ランページを攻撃!」
ヘルカイザー「ファイナル・ダークネス・バーストォォォ!」
有宇「ぐううぅぅっ!」
ヘルカイザー「カードを一枚伏せて、ターンエンド」
ヘルカイザー・伏せカード:一枚
有宇「ターンエンドからバトルフェイズに戻すとか…とんだインチキモンスターだなおい」
吹雪(サイバー・ダーク・アルティメット・ドラゴンの攻撃力は7000…あれを上回るにはやはり…)
ヘルカイザー「さあ、見せろ! 貴様の命を今一度輝かせるカードを!」
有宇「仕方ねぇか…僕のターン!」
有宇「僕は魔法カード、《逆境の宝札》を発動!」
有宇「相手フィールドに特殊召喚されたモンスターが存在し、自分フィールドにモンスターが存在しない時、カードを二枚ドローする!」
有宇「魔法カード、《パワー・ボンド》発動!」
奈緒「…!」
582: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/05(金) 01:46:35.83 ID:bFyC8U930
有宇「さらに速攻魔法、《サイバネティック・フュージョン・サポート》!」
有宇「ライフポイントを半分払い、 機械族の融合モンスターを召喚する際に1度だけ、 その素材モンスターを手札・フィールド・墓地から除外し、 これらを融合素材とする!」
有宇LP50
有宇「僕は墓地にある《サイバー・ドラゴン》とコア、ドライを融合!」
有宇「融合召喚!」
有宇「現れろ、《サイバー・エンド・ドラゴン》!」
攻撃力4000
有宇「パワー・ボンドによって特殊召喚したサイバー・エンド・ドラゴンの攻撃力は二倍となる!」
サイバー・エンド・ドラゴン(攻撃力8000)
黒咲「サイバー・エンド…ドラゴン…」
歩未「お兄ちゃん…」
有宇「…最後のバトルだ! サイバー・エンド! サイバー・ダーク・アルティメット・ドラゴンを攻撃!」
セレナ「ヘルカイザーのライフは200!」
沢渡「攻撃力8000のサイバー・エンドの攻撃が決まれば、有宇の勝ちだぜ!」
奈緒(こんな時にフラグ立てんな!)
583: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/05(金) 01:48:16.76 ID:bFyC8U930
ヘルカイザー「サイバー・ダーク・アルティメットの効果発動!」
ヘルカイザー「魔法・罠ゾーンに装備カードがある時、ライフポイントを半分払い、相手の墓地にあるエクストラデッキから特殊召喚したモンスターを任意の数だけ装備する!」
ヘルカイザーLP100
ヘルカイザー「俺はお前の墓地にある《キメラテック・ランページ・ドラゴン》《サイバー・ドラゴン・ノヴァ》《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》をサイバー・ダーク・アルティメット・ドラゴンに装備! 装備したモンスターの攻撃力分の数値をサイバー・ダーク・アルティメットに与える!」
鎧黒竜-サイバー・ダーク・アルティメット・ドラゴン(攻撃力13300)
黒咲「攻撃力13300だと!?」
ヘルカイザー「地獄をさまよい、築き上げたサイバー流の全力。くらうがいい、乙坂有宇!」
隼翼「有宇!」
歩未「お兄ちゃんっ!」
有宇「僕は手札から、速攻魔法、《リミッター解除》を発動!」
有宇「サイバー・エンド・ドラゴンの攻撃力を二倍にする!」
サイバー・エンド・ドラゴン(攻撃力160
00)
沢渡「なんだと!?」
セレナ「16000のサイバー・エンドだと!?」
ヘルカイザー「魔法・罠ゾーンに装備カードがある時、ライフポイントを半分払い、相手の墓地にあるエクストラデッキから特殊召喚したモンスターを任意の数だけ装備する!」
ヘルカイザーLP100
ヘルカイザー「俺はお前の墓地にある《キメラテック・ランページ・ドラゴン》《サイバー・ドラゴン・ノヴァ》《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》をサイバー・ダーク・アルティメット・ドラゴンに装備! 装備したモンスターの攻撃力分の数値をサイバー・ダーク・アルティメットに与える!」
鎧黒竜-サイバー・ダーク・アルティメット・ドラゴン(攻撃力13300)
黒咲「攻撃力13300だと!?」
ヘルカイザー「地獄をさまよい、築き上げたサイバー流の全力。くらうがいい、乙坂有宇!」
隼翼「有宇!」
歩未「お兄ちゃんっ!」
有宇「僕は手札から、速攻魔法、《リミッター解除》を発動!」
有宇「サイバー・エンド・ドラゴンの攻撃力を二倍にする!」
サイバー・エンド・ドラゴン(攻撃力160
00)
沢渡「なんだと!?」
セレナ「16000のサイバー・エンドだと!?」
584: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/05(金) 01:49:56.68 ID:bFyC8U930
奈緒「本当、バケモンっすね…お互いに」
ヘルカイザー「ここまでやるとは…面白い、お前とのデュエルは血の滾りを感じるぞぉ!!」
ヘルカイザー「ならばアカデミアのヘルカイザー、丸藤亮も最高の敬意で応えてやる!!」
ヘルカイザー「速攻魔法、《リミッター解除》!」
有宇「!?」
鎧黒竜-サイバー・ダーク・アルティメット・ドラゴン(攻撃力26600)
白柳「そんなっ」
有宇(やっべぇ…)
ヘルカイザー「…別れる前に礼を言っておこう」
ヘルカイザー「ここまでやるとは…面白い、お前とのデュエルは血の滾りを感じるぞぉ!!」
ヘルカイザー「ならばアカデミアのヘルカイザー、丸藤亮も最高の敬意で応えてやる!!」
ヘルカイザー「速攻魔法、《リミッター解除》!」
有宇「!?」
鎧黒竜-サイバー・ダーク・アルティメット・ドラゴン(攻撃力26600)
白柳「そんなっ」
有宇(やっべぇ…)
ヘルカイザー「…別れる前に礼を言っておこう」
585: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/05(金) 01:52:32.04 ID:bFyC8U930
有宇「礼だと?」
ヘルカイザー「俺は今まで、勝利する事だけに意味を見出していた。だが、お前とのデュエルではそのこだわりを捨てる事ができた」
ヘルカイザー「ただ、この瞬間を輝かせたい。そんな心境に達する事ができた。だからお前には礼を言う」
有宇「そりゃあ光栄だな。でも残念ながら、僕は敵であるお前を憎む事しかできない」
ヘルカイザー「それでいい。ならば一思いに地獄送ってやる」
ヘルカイザー「向かい撃て、サイバー・ダーク・アルティメット! ファイナル・ダーク・バーストォォォ!!!」
有宇「だが残念ながら、僕に本気を出させておいて勝ち逃げなんて許されないんだなぁこれが」
有宇「罠発動! 《決戦融合-ファイナル・フュージョン》!」
ヘルカイザー「っ!」
ヘルカイザー(…負けず嫌いが)
有宇「これにより、お互いのプレイヤーは融合モンスター二体の攻撃力の合計分のダメージを受ける!」
有宇「サイバー・エンドの攻撃力は16000、サイバー・ダーク・アルティメットは26600。よってその合計、42600ポイントのダメージを僕達は受ける!」
ヘルカイザー「ぐおおぉぉぉっ!!」
ヘルカイザーLP0
有宇「ぐあああぁぁぁっ!」
有宇LP0
589: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/06(土) 14:19:03.11 ID:tTTBRIrbO
白柳「ひ、引き分け…?」
隼翼「有宇…」
ヘルカイザー「デュエルはいい。俺がかつて味わった目くるめく様な興奮…それをお前は思い出させてくれた」背を向ける
有宇「聞いてた話と違うな。やっぱりお前だけは特別だったか」
ヘルカイザー「安心しろ、もうプロフェッサーに従う気はない。最強の敵と最高のデュエルをする…俺の目的は果たせた」
有宇「結構結構。なら、僕から一ついいか?」
ヘルカイザー「なんだ?」
有宇「僕は引き分けなんかで満足したりはしない。全てが終わったその時、本当の決着だ」
ヘルカイザー「ふ…」
吹雪「亮…」
吹雪(やっぱり、君はリスペクトの精神を忘れてはいなかった。どんなに否定しようと、君はしっかりと彼らの想いを引き継いでいるよ。ありがとう、有宇君)
隼翼「有宇…」
ヘルカイザー「デュエルはいい。俺がかつて味わった目くるめく様な興奮…それをお前は思い出させてくれた」背を向ける
有宇「聞いてた話と違うな。やっぱりお前だけは特別だったか」
ヘルカイザー「安心しろ、もうプロフェッサーに従う気はない。最強の敵と最高のデュエルをする…俺の目的は果たせた」
有宇「結構結構。なら、僕から一ついいか?」
ヘルカイザー「なんだ?」
有宇「僕は引き分けなんかで満足したりはしない。全てが終わったその時、本当の決着だ」
ヘルカイザー「ふ…」
吹雪「亮…」
吹雪(やっぱり、君はリスペクトの精神を忘れてはいなかった。どんなに否定しようと、君はしっかりと彼らの想いを引き継いでいるよ。ありがとう、有宇君)
590: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/06(土) 14:22:08.80 ID:tTTBRIrbO
歩未「お兄ちゃん…」
有宇「カードから戻ったか…どうやって?」
歩未「わかりません。気がついたらベッドに寝ていて…プロフェッサーさんに有宇お兄ちゃんのデュエルが始まると聞いて来たんです」
有宇「なるほど…ま、戻れて何よりだ」
歩未「お兄ちゃんは…」
有宇「?」
歩未「今度こそ、あゆを叱ってくれますか?」
隼翼「歩未…」
有宇「叱って欲しいのか?」
歩未「はい…」
有宇「我が妹ながら変わってるよな。よし、こっち来い」
歩未「え――って、いっ!?」
有宇(無言のデコピン)
歩未「お兄ちゃん、痛い!」
有宇「そりゃあそうだ。割と本気でやったからな」
歩未「酷いです! それがずっと避けてきた可愛い妹にする事でござるか!?」
有宇「前にも言っただろ。もう一度会う時にはゆっくりと説教って。ま、今はこんな状況だしな、お楽しみはスタンダードに帰ってからにしようぜ」
歩未「そんな都合のいい事言って、また逃げるつもりですねっ」
有宇「場合によっては」
歩未「そこは否定しろでござる!」
有宇「カードから戻ったか…どうやって?」
歩未「わかりません。気がついたらベッドに寝ていて…プロフェッサーさんに有宇お兄ちゃんのデュエルが始まると聞いて来たんです」
有宇「なるほど…ま、戻れて何よりだ」
歩未「お兄ちゃんは…」
有宇「?」
歩未「今度こそ、あゆを叱ってくれますか?」
隼翼「歩未…」
有宇「叱って欲しいのか?」
歩未「はい…」
有宇「我が妹ながら変わってるよな。よし、こっち来い」
歩未「え――って、いっ!?」
有宇(無言のデコピン)
歩未「お兄ちゃん、痛い!」
有宇「そりゃあそうだ。割と本気でやったからな」
歩未「酷いです! それがずっと避けてきた可愛い妹にする事でござるか!?」
有宇「前にも言っただろ。もう一度会う時にはゆっくりと説教って。ま、今はこんな状況だしな、お楽しみはスタンダードに帰ってからにしようぜ」
歩未「そんな都合のいい事言って、また逃げるつもりですねっ」
有宇「場合によっては」
歩未「そこは否定しろでござる!」
592: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/07(日) 13:33:00.74 ID:nIeMhT2oO
「両者二対二!どちらも譲らぬ攻防! さあ、次なる対戦カードは――」
「万丈目準VS黒咲隼!」
隼翼「黒咲か…」
奈緒「って事は、私が最後って訳っすね。やりにくいなぁ」
黒咲「アカデミアは必ず打ち倒す。貴様にバトンを回すつもりは最初からない」
奈緒「そいつは実に頼もしい。ですが、忘れないで下さい。あなたは一人で戦っている訳じゃありません。仲間がいます。私達ランサーズ、有宇君や隼翼さんも」
有宇「大層変わったもんだ」
黒咲「言われずとも、僕はまだ戦える。必ず全てを奪い返す」
593: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/07(日) 13:35:20.14 ID:nIeMhT2oO
万丈目! 万丈目! 万丈目!
万丈目「ここに登場する! 我らアカデミアに歯向かう愚かな者達を、たった一人で始末するその男の名は――」
万丈目「一!」
「十!」
「百!」
「千!
万丈目「万丈目――」
「サンダー! サンダー!」
「万丈目サンダァァァァァァ!!」
沢渡「おのれ万丈目、許さねぇ…! 俺よりも目立ってやがって!」
セレナ「あのおちゃらけっぷりはまさに黒咲とは間逆の相手だな」
吹雪「見た目に騙されちゃいけないよ。亮には劣るが、万丈目君の実力もアカデミアでは指折りだからね」
隼翼「大丈夫さ、黒咲はどんな相手だろうと手を抜く事はない。その価値があろうとなかろうとね」
万丈目「さあ、行ってみようか!」
黒咲(無言のデュエルディスク装備)
「「デュエル」」
万丈目「ここに登場する! 我らアカデミアに歯向かう愚かな者達を、たった一人で始末するその男の名は――」
万丈目「一!」
「十!」
「百!」
「千!
万丈目「万丈目――」
「サンダー! サンダー!」
「万丈目サンダァァァァァァ!!」
沢渡「おのれ万丈目、許さねぇ…! 俺よりも目立ってやがって!」
セレナ「あのおちゃらけっぷりはまさに黒咲とは間逆の相手だな」
吹雪「見た目に騙されちゃいけないよ。亮には劣るが、万丈目君の実力もアカデミアでは指折りだからね」
隼翼「大丈夫さ、黒咲はどんな相手だろうと手を抜く事はない。その価値があろうとなかろうとね」
万丈目「さあ、行ってみようか!」
黒咲(無言のデュエルディスク装備)
「「デュエル」」
594: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/09(火) 03:05:11.25 ID:DW0BghSM0
黒咲LP4000
万丈目LP4000
万丈目「先行は俺だ。モンスターを裏守備表示でセット!」
万丈目「さらにカードを一枚伏せて、ターンエンドだ」
万丈目・伏せカード:一枚
黒咲「俺のターン!」
黒咲「俺は手札から、《RR-バニシング・レイニアス》を召喚!
攻撃力1300
黒咲「自分の場にRRが存在する場合、手札の《RR-ファジー・レイニアス》を特殊召喚できる!」
攻撃力500
黒咲「バニシング・レイニアスの効果により、手札のミミクリー・レイニアスを特殊召喚!」
攻撃力1100
黒咲「さらに魔法カード、《RR-コール》!」
黒咲「これにより、同名モンスター1体を手札・デッキから守備表示で特殊召喚する!」
黒咲「俺はデッキのバニシング・レイニアスを特殊召喚!」
守備力1600
黒咲「俺はレベル4のバニシング・レイニアスとミミクリー・レイニアスでオーバーレイ!」
黒咲「エクシーズ召喚!」
黒咲「飛来せよ、ランク4!《RR-フォース・ストリクス》!」
攻撃力100
万丈目LP4000
万丈目「先行は俺だ。モンスターを裏守備表示でセット!」
万丈目「さらにカードを一枚伏せて、ターンエンドだ」
万丈目・伏せカード:一枚
黒咲「俺のターン!」
黒咲「俺は手札から、《RR-バニシング・レイニアス》を召喚!
攻撃力1300
黒咲「自分の場にRRが存在する場合、手札の《RR-ファジー・レイニアス》を特殊召喚できる!」
攻撃力500
黒咲「バニシング・レイニアスの効果により、手札のミミクリー・レイニアスを特殊召喚!」
攻撃力1100
黒咲「さらに魔法カード、《RR-コール》!」
黒咲「これにより、同名モンスター1体を手札・デッキから守備表示で特殊召喚する!」
黒咲「俺はデッキのバニシング・レイニアスを特殊召喚!」
守備力1600
黒咲「俺はレベル4のバニシング・レイニアスとミミクリー・レイニアスでオーバーレイ!」
黒咲「エクシーズ召喚!」
黒咲「飛来せよ、ランク4!《RR-フォース・ストリクス》!」
攻撃力100
595: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/09(火) 03:10:00.44 ID:DW0BghSM0
万丈目「攻撃力100? ふんっ、雑魚だな」
黒咲「このカードは1ターンに1度、オーバーレイ・ユニットを使うことで、デッキから闇属性・鳥獣族・レベル4のモンスターを手札に加える」
黒咲「俺が加えるのは、《RR-バニシング・レイニアス》」
黒咲「そして、オーバーレイ・ユニットとして墓地に送られたミミクリー・レイニアスを除外し、デッキのRRを手札に加える」
黒咲「二体目のバニシング・レイニアスの効果により、三枚目のバニシング・レイニアスを特殊召喚する!」
攻撃力1300
黒咲「俺の場にエクシーズモンスターが存在する事で、ミミクリー・レイニアスの効果でサーチした《RR-シンギング・レイニアス》を特殊召喚!」
攻撃力100
黒咲「俺はレベル4のシンギング・レイニアスとファジー・レイニアスでオーバーレイ!」
黒咲「エクシーズ召喚!」
黒咲「ランク4!《RR-フォース・ストリクス》!」
攻撃力100
黒咲「このカードは1ターンに1度、オーバーレイ・ユニットを使うことで、デッキから闇属性・鳥獣族・レベル4のモンスターを手札に加える」
黒咲「俺が加えるのは、《RR-バニシング・レイニアス》」
黒咲「そして、オーバーレイ・ユニットとして墓地に送られたミミクリー・レイニアスを除外し、デッキのRRを手札に加える」
黒咲「二体目のバニシング・レイニアスの効果により、三枚目のバニシング・レイニアスを特殊召喚する!」
攻撃力1300
黒咲「俺の場にエクシーズモンスターが存在する事で、ミミクリー・レイニアスの効果でサーチした《RR-シンギング・レイニアス》を特殊召喚!」
攻撃力100
黒咲「俺はレベル4のシンギング・レイニアスとファジー・レイニアスでオーバーレイ!」
黒咲「エクシーズ召喚!」
黒咲「ランク4!《RR-フォース・ストリクス》!」
攻撃力100
596: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/09(火) 03:11:58.44 ID:DW0BghSM0
白柳「二体目のフォース・ストリクス?」
吹雪「しかも両方共攻撃表示か。なら、彼の狙いは恐らく…」
黒咲「フォース・ストリクスの効果により、デッキの《RR-アベンジ・ヴァルチャー》を手札に」
黒咲「ファジー・レイニアスが墓地に送られた時、デッキから新たなファジー・レイニアスを手札に加える」
万丈目「えぇい! 貴様、いつまで続けるつもりだ!?」
有宇「一人でやってるよ〜」
黒咲「魔法カード、《RR-サンクチュアリー》発動!」
黒咲「俺の場にRRが三体以上存在する時、カードを二枚ドロー!」
黒咲「さらに、《RR-ペイン・レイニアス》を特殊召喚!」
攻撃力100
黒咲「このカードは、自分フィールドのRRの攻撃力か守備力の内、 低い方の数値分のダメージを受ける事で特殊召喚ができる。この効果で特殊召喚したペイン・レイニアスのレベルは、対象のモンスターのレベルと同じになる」
黒咲LP2700
黒咲「俺が効果ダメージを受けた事で、手札に加えたアベンジ・ヴァルチャーを特殊召喚!」
攻撃力1700
黒咲「俺はペイン・レイニアスとアベンジ・ヴァルチャーをオーバーレイ!」
黒咲「ランク4!《RR-フォース・ストリクス》!」
攻撃力100
597: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/09(火) 03:13:21.41 ID:DW0BghSM0
黒咲「モンスター効果で、《RR-インペイル・レイニアス》をサーチ」
黒咲「三枚目のバニシング・レイニアスにより、インペイル・レイニアスを特殊召喚!」
攻撃力1700
黒咲「フォース・ストリクスの効果により、その攻撃力・守備力は、このカード以外の鳥獣族モンスターの数×500ポイントアップする!」
RR-フォース・ストリクス(攻撃力2100)
RR-フォース・ストリクス(攻撃力2100)
RR-フォース・ストリクス(攻撃力2100)
セレナ「攻撃力2100が三体!」
黒咲「準備は整った」
有宇「あ、終わった?」スマホいじり中
隼翼「そうか! 黒咲は最初からワンキルを」
黒咲「バトルだ! 俺はフォース・ストリクスで、裏守備モンスターを攻撃!」
黒咲「三枚目のバニシング・レイニアスにより、インペイル・レイニアスを特殊召喚!」
攻撃力1700
黒咲「フォース・ストリクスの効果により、その攻撃力・守備力は、このカード以外の鳥獣族モンスターの数×500ポイントアップする!」
RR-フォース・ストリクス(攻撃力2100)
RR-フォース・ストリクス(攻撃力2100)
RR-フォース・ストリクス(攻撃力2100)
セレナ「攻撃力2100が三体!」
黒咲「準備は整った」
有宇「あ、終わった?」スマホいじり中
隼翼「そうか! 黒咲は最初からワンキルを」
黒咲「バトルだ! 俺はフォース・ストリクスで、裏守備モンスターを攻撃!」
598: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/09(火) 03:15:01.81 ID:DW0BghSM0
仮面竜(守備力1100)
万丈目「破壊はされるが…マスクド・ドラゴンの効果発動!」
万丈目「こいつがバトルによって破壊された時、デッキから攻撃力1500以下のドラゴン族モンスターを特殊召喚する!」
万丈目「現れろ、《ウィッシュ・ドラゴン》!」
攻撃力700
沢渡「あれは…!」
黒咲「二体目のフォース・ストリクスで、ウィッシュ・ドラゴンを攻撃!」
万丈目「罠発動! 《聖なるバリアーミラーフォース》!」
黒咲「な!?」
沢渡「うっそ〜〜んっ!」
万丈目「このカードは、相手フィールドに攻撃表示で存在するモンスター全てを破壊する!」
黒咲「ぐうっ」
奈緒「五体のRRが一瞬で…!」
万丈目「はっはっはっはっ! 残念、張り切ってモンスターを並べたのになぁ」
黒咲「俺はカードを二枚伏せ、ターンエンド」
黒咲・伏せカード:二枚
万丈目「破壊はされるが…マスクド・ドラゴンの効果発動!」
万丈目「こいつがバトルによって破壊された時、デッキから攻撃力1500以下のドラゴン族モンスターを特殊召喚する!」
万丈目「現れろ、《ウィッシュ・ドラゴン》!」
攻撃力700
沢渡「あれは…!」
黒咲「二体目のフォース・ストリクスで、ウィッシュ・ドラゴンを攻撃!」
万丈目「罠発動! 《聖なるバリアーミラーフォース》!」
黒咲「な!?」
沢渡「うっそ〜〜んっ!」
万丈目「このカードは、相手フィールドに攻撃表示で存在するモンスター全てを破壊する!」
黒咲「ぐうっ」
奈緒「五体のRRが一瞬で…!」
万丈目「はっはっはっはっ! 残念、張り切ってモンスターを並べたのになぁ」
黒咲「俺はカードを二枚伏せ、ターンエンド」
黒咲・伏せカード:二枚
599: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/09(火) 03:15:56.80 ID:DW0BghSM0
万丈目「俺のターン! ウィッシュ・ドラゴンの効果発動!」
万丈目「このカードをリリースすることで、俺の場にドラゴン・トークン二体を守備表示で特殊召喚できる!」
ドラゴン・トークン(守備力0)
ドラゴン・トークン(守備力0)
隼翼「トークンが二体…リリース要員、それとも融合素材か?」
吹雪「まさか…!」
万丈目「見せてやる、俺の最強のドラゴン!」
万丈目「俺は二体のドラゴン・トークンをリリース!」
万丈目「光と闇の狭間から現れろ、《光と闇の竜(ライトアンドダークネス・ドラゴン)》!」
攻撃力2800
万丈目「このカードをリリースすることで、俺の場にドラゴン・トークン二体を守備表示で特殊召喚できる!」
ドラゴン・トークン(守備力0)
ドラゴン・トークン(守備力0)
隼翼「トークンが二体…リリース要員、それとも融合素材か?」
吹雪「まさか…!」
万丈目「見せてやる、俺の最強のドラゴン!」
万丈目「俺は二体のドラゴン・トークンをリリース!」
万丈目「光と闇の狭間から現れろ、《光と闇の竜(ライトアンドダークネス・ドラゴン)》!」
攻撃力2800
600: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/09(火) 03:48:37.67 ID:DW0BghSM0
万丈目「さらにこの瞬間――」
RR-バニシング・レイニアス(攻撃力1300)
黒咲「バカな!?」
白柳「バニシング・レイニアスが、黒咲さんのフィールドに!?」
万丈目「ソルティアタイムで気づかなかったか? 前のターン、自分の場のモンスターが一体消えていた事に」
万丈目「すでに俺は前のターンで、手札の《イリュージョン・ドラゴン》の効果を発動していたのさ」
黒咲「なんだと?」
有宇(いや宣言しろよ…つか気付かなかったっておかしいやろ…)
万丈目「相手ターン中、手札にあるこのカードを除外し、相手のエクストラデッキ以外から特殊召喚したモンスター1体を除外する! そして、俺の場にアドバンス召喚したドラゴン族モンスターが召喚された時、そのカードを元の表示形式で相手の場に戻すのだ!」
黒咲「くっ…」
隼翼(黒咲のライフは2700…わざわざ壁を作るような真似をするのか…?)
万丈目「バトルだ! ライトアンドダークネス・ドラゴンで、バニシング・レイニアスを攻撃!」
黒咲「ぐあああぁぁぁっ!」
黒咲LP1200
万丈目「ターンエンド」
602: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/11(木) 03:13:06.11 ID:Q4d1qe670
有宇「あらら…」
吹雪「冷静さを失ってるね」
有宇「せっかく人が置き土産を残してやったってのになぁ」
沢渡「置き土産?」
奈緒「ライフ・フォースっすね」
隼翼「そうか…あのカードを発動していれば、400ポイントのライフをコストにダメージを無効にできた」
万丈目「ライフ1200に比べ、俺様は無傷の4000。まさに圧倒的だな」
「万丈目の兄貴、すっかり変わっちまってーー」
黒咲「っ!?」
万丈目「どうした? お前の番だぜ?」
黒咲(今のは幻聴か?)
黒咲「俺のターン!」
黒咲「俺は《RR-トリビュート・レイニアス》を召喚!」
攻撃力1800
黒咲「このカードが召喚・特殊召喚に成功したターンの自分メインフェイズ、デッキからRRカードを墓地へ送る」
万丈目「無駄だ! ライトアンドダークネス・ドラゴンの効果発動!」
万丈目「モンスター効果・魔法・罠カードの発動を無効にする!」
黒咲「なんだと!?」
万丈目「この効果でカードの発動を無効にする度に、 ライトアンドダークネスの攻撃力と守備力は500ポイントダウンするがな」
光と闇の竜(攻撃力2300)
吹雪「冷静さを失ってるね」
有宇「せっかく人が置き土産を残してやったってのになぁ」
沢渡「置き土産?」
奈緒「ライフ・フォースっすね」
隼翼「そうか…あのカードを発動していれば、400ポイントのライフをコストにダメージを無効にできた」
万丈目「ライフ1200に比べ、俺様は無傷の4000。まさに圧倒的だな」
「万丈目の兄貴、すっかり変わっちまってーー」
黒咲「っ!?」
万丈目「どうした? お前の番だぜ?」
黒咲(今のは幻聴か?)
黒咲「俺のターン!」
黒咲「俺は《RR-トリビュート・レイニアス》を召喚!」
攻撃力1800
黒咲「このカードが召喚・特殊召喚に成功したターンの自分メインフェイズ、デッキからRRカードを墓地へ送る」
万丈目「無駄だ! ライトアンドダークネス・ドラゴンの効果発動!」
万丈目「モンスター効果・魔法・罠カードの発動を無効にする!」
黒咲「なんだと!?」
万丈目「この効果でカードの発動を無効にする度に、 ライトアンドダークネスの攻撃力と守備力は500ポイントダウンするがな」
光と闇の竜(攻撃力2300)
603: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/11(木) 03:14:01.36 ID:Q4d1qe670
白柳「あらゆる種類のカード効果を無効にするモンスター…強敵ですね」
隼翼「現在のライトアンドダークネスの攻撃力は2300、守備力は1900。残る効果は三回」
黒咲「ターンエンド」
万丈目「俺のターン!」
万丈目「ライトアンドダークネス! 奴を攻撃しろ!」
万丈目「シャイニングブレス!」
黒咲「罠発動! 《RR-レディネス》!」
万丈目「ライトアンドダークネスの効果により、罠の発動を無効にする!」
黒咲「だがこれで、貴様のモンスターの攻撃力はさらに下がる!」
光と闇の竜(攻撃力1800)
セレナ「攻撃力が並んだ!」
黒咲「トリビュート・レイニアス! ライトアンドダークネスを向かい撃て!」
万丈目「ぐうっ!」
隼翼「現在のライトアンドダークネスの攻撃力は2300、守備力は1900。残る効果は三回」
黒咲「ターンエンド」
万丈目「俺のターン!」
万丈目「ライトアンドダークネス! 奴を攻撃しろ!」
万丈目「シャイニングブレス!」
黒咲「罠発動! 《RR-レディネス》!」
万丈目「ライトアンドダークネスの効果により、罠の発動を無効にする!」
黒咲「だがこれで、貴様のモンスターの攻撃力はさらに下がる!」
光と闇の竜(攻撃力1800)
セレナ「攻撃力が並んだ!」
黒咲「トリビュート・レイニアス! ライトアンドダークネスを向かい撃て!」
万丈目「ぐうっ!」
604: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/11(木) 03:15:08.78 ID:Q4d1qe670
隼翼「相打ちか…しかしこれで…」
吹雪「いいや、まだだよ」
万丈目「この瞬間、ライトアンドダークネスの効果発動!」
万丈目「このカードが破壊され墓地へ送られた時、 墓地に存在するモンスター1体を選択。自分フィールドのカードを全て破壊し、選択したモンスター1体を特殊召喚する!」
万丈目「蘇れ、《仮面竜(マスクド・ドラゴン)》!」
攻撃力1400
万丈目「当然、これはバトル中による特殊召喚。この攻撃で終わりだ!」
黒咲「罠発動! 《エクシーズ・リボーン》!」
黒咲「この効果により、墓地のエクシーズモンスターを特殊召喚できる!」
黒咲「蘇れ、《RR-フォース・ストリクス》!」
守備力2000
黒咲「そしてエクシーズ・リボーンは、フォース・ストリクスのエクシーズ素材となる!」
万丈目「俺はカードを一枚伏せて、ターンエンド」
万丈目・伏せカード:一枚
吹雪「いいや、まだだよ」
万丈目「この瞬間、ライトアンドダークネスの効果発動!」
万丈目「このカードが破壊され墓地へ送られた時、 墓地に存在するモンスター1体を選択。自分フィールドのカードを全て破壊し、選択したモンスター1体を特殊召喚する!」
万丈目「蘇れ、《仮面竜(マスクド・ドラゴン)》!」
攻撃力1400
万丈目「当然、これはバトル中による特殊召喚。この攻撃で終わりだ!」
黒咲「罠発動! 《エクシーズ・リボーン》!」
黒咲「この効果により、墓地のエクシーズモンスターを特殊召喚できる!」
黒咲「蘇れ、《RR-フォース・ストリクス》!」
守備力2000
黒咲「そしてエクシーズ・リボーンは、フォース・ストリクスのエクシーズ素材となる!」
万丈目「俺はカードを一枚伏せて、ターンエンド」
万丈目・伏せカード:一枚
605: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/11(木) 03:16:18.38 ID:Q4d1qe670
万丈目「しぶとい奴め、ライトアンドダークネスを攻略したのは褒めてやるが、すでに貴様と俺様には圧倒的な差があるんだぜ?」
黒咲「そんな事は関係ない。俺は鉄の意志と鋼の強さをーーっ!」
『黒咲、一ついいことを教えてやろうか』
『鉄も打てば曲がるし、鋼は意外に砕けやすいんだぜ?』
黒咲「くっ…」
万丈目「言い返す言葉すら見つからんか?」
「ナーーダンーー」
「オイラの声ーー聞こえてるーーんだろ?」
黒咲「っ…何者だ!?」
有宇「あ?」
隼翼「黒咲?」
「おぉっ、やっぱり聞こえてる! オイラだよ! おジャマ・イエロー!」
黒咲「そんな事は関係ない。俺は鉄の意志と鋼の強さをーーっ!」
『黒咲、一ついいことを教えてやろうか』
『鉄も打てば曲がるし、鋼は意外に砕けやすいんだぜ?』
黒咲「くっ…」
万丈目「言い返す言葉すら見つからんか?」
「ナーーダンーー」
「オイラの声ーー聞こえてるーーんだろ?」
黒咲「っ…何者だ!?」
有宇「あ?」
隼翼「黒咲?」
「おぉっ、やっぱり聞こえてる! オイラだよ! おジャマ・イエロー!」
606: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/11(木) 03:17:20.11 ID:Q4d1qe670
黒咲「おジャマ…イエローだと?」
吹雪「 おジャマだって?」
白柳「黒咲さん?」
沢渡「あいつ何を」
セレナ「おい、こんな時にふざけている場合かっ」
黒咲「き、貴様らには見えないのか!?」
奈緒「は? 何が?」
黒咲「このちっこくてギョロ目で悪趣味な を履いている物体だ」
隼翼「はぁ…」
有宇「…お前はきっと心労とストレスでおかしくなったんだ。今からでも他のランサーズに代われうんそれがいい」
黒咲「なんだその可哀想な物を見る目は!?」
607: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/11(木) 14:14:51.07 ID:x5+Vqh3GO
おジャマ・イエロー「お願い旦那! 万丈目の兄貴を正気に戻して!」
黒咲「万丈目を正気に?って、えぇい…!」
沢渡「また独り言かよ…」
白柳「あの…なんなら、私が代わりにデュエルしましょうか?」
黒咲「俺のターン!」
黒咲「俺はフォース・ストリクスの効果により、デッキの《RR-ブースター・ストリクス》を手札に加える!」
黒咲「手札から、《RUM-スキップ・フォース》を発動!」
黒咲「フォース・ストリクスを素材に、ランクが2つ高いRRにランクアップアップさせる!」
黒咲「誇り高きハヤブサよ。英雄の血潮に染まる翼翻し 革命の道を突き進め!」
黒咲「ランクアップ・エクシーズ・チェンジ!」
黒咲「出でよ、ランク6!《RR-レヴォリューション・ファルコン》!」
攻撃力2000
黒咲「レヴォリューション・ファルコンの効果!」
黒咲「このモンスターがRRエクシーズモンスターを素材としている時、相手モンスター1体を破壊し、その攻撃力の半分のダメージを与える!」
万丈目「ぐうっ!」
万丈目LP3300
黒咲「万丈目を正気に?って、えぇい…!」
沢渡「また独り言かよ…」
白柳「あの…なんなら、私が代わりにデュエルしましょうか?」
黒咲「俺のターン!」
黒咲「俺はフォース・ストリクスの効果により、デッキの《RR-ブースター・ストリクス》を手札に加える!」
黒咲「手札から、《RUM-スキップ・フォース》を発動!」
黒咲「フォース・ストリクスを素材に、ランクが2つ高いRRにランクアップアップさせる!」
黒咲「誇り高きハヤブサよ。英雄の血潮に染まる翼翻し 革命の道を突き進め!」
黒咲「ランクアップ・エクシーズ・チェンジ!」
黒咲「出でよ、ランク6!《RR-レヴォリューション・ファルコン》!」
攻撃力2000
黒咲「レヴォリューション・ファルコンの効果!」
黒咲「このモンスターがRRエクシーズモンスターを素材としている時、相手モンスター1体を破壊し、その攻撃力の半分のダメージを与える!」
万丈目「ぐうっ!」
万丈目LP3300
608: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/11(木) 14:16:38.46 ID:x5+Vqh3GO
黒咲「そして俺は、レヴォリューション・ファルコンで、ダイレクトアタック!」
万丈目「罠発動! 《リビングデッドの呼び声》!」
万丈目「再び蘇れ、《仮面竜(マスクド・ドラゴン)》!」
攻撃力1400
黒咲「そんなものは一時凌ぎにもならん。レヴォリューション・ファルコンが特殊召喚モンスターとバトルする時、そのモンスターの攻撃力・守備力は0になる!」
万丈目「なんだと!?」
黒咲「いけ、レヴォリューション・ファルコン! レヴォリューショナル・エアレイド!」
万丈目「ぐあああぁぁぁっ!」
万丈目LP1300
万丈目「しかし…マスクド・ドラゴンの効果により、俺はデッキの《神竜 ラグナロク》を特殊召喚!」
攻撃力1500
おジャマ・イエロー「さっすが! ここは心を鬼にして旦那を全力で応援しちゃうんだから!」
黒咲「横からゴチャゴチャうるさい!」
セレナ「あいつ、本当に大丈夫なのか?」
有宇「故郷を壊され、妹を奪われ、奪え返すべく決意した鉄の意志と鋼の強さすらもズタボロにされたんだ。そりゃあストレスマッハだろうよ」
奈緒「って、彼の意志をズタボロにしたのはあんたっすよね?」
万丈目「罠発動! 《リビングデッドの呼び声》!」
万丈目「再び蘇れ、《仮面竜(マスクド・ドラゴン)》!」
攻撃力1400
黒咲「そんなものは一時凌ぎにもならん。レヴォリューション・ファルコンが特殊召喚モンスターとバトルする時、そのモンスターの攻撃力・守備力は0になる!」
万丈目「なんだと!?」
黒咲「いけ、レヴォリューション・ファルコン! レヴォリューショナル・エアレイド!」
万丈目「ぐあああぁぁぁっ!」
万丈目LP1300
万丈目「しかし…マスクド・ドラゴンの効果により、俺はデッキの《神竜 ラグナロク》を特殊召喚!」
攻撃力1500
おジャマ・イエロー「さっすが! ここは心を鬼にして旦那を全力で応援しちゃうんだから!」
黒咲「横からゴチャゴチャうるさい!」
セレナ「あいつ、本当に大丈夫なのか?」
有宇「故郷を壊され、妹を奪われ、奪え返すべく決意した鉄の意志と鋼の強さすらもズタボロにされたんだ。そりゃあストレスマッハだろうよ」
奈緒「って、彼の意志をズタボロにしたのはあんたっすよね?」
609: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/15(月) 14:13:20.02 ID:ZiK4WVBKO
黒咲「俺はターンエンド」
万丈目「俺のターン!」
万丈目「俺は、《融合呪印生物-闇》を召喚!」
攻撃力1000
万丈目「融合呪印生物-闇の効果発動!」
万丈目「このカードを含む融合素材モンスターをリリースする事で、闇属性の融合モンスター1体を特殊召喚する!」
万丈目「俺は融合呪印生物-闇と《神竜 ラグナロク》を融合!」
万丈目「現れろ、《竜魔人 キングドラグーン》!」
攻撃力2400
万丈目「キングドラグーンの効果発動!」
万丈目「1ターンに1度、手札からドラゴン族モンスター1体を特殊召喚できる!」
万丈目「俺は手札のチューナーモンスター、《ガード・オブ・フレムベル》を特殊召喚!」
攻撃力100
万丈目「俺のターン!」
万丈目「俺は、《融合呪印生物-闇》を召喚!」
攻撃力1000
万丈目「融合呪印生物-闇の効果発動!」
万丈目「このカードを含む融合素材モンスターをリリースする事で、闇属性の融合モンスター1体を特殊召喚する!」
万丈目「俺は融合呪印生物-闇と《神竜 ラグナロク》を融合!」
万丈目「現れろ、《竜魔人 キングドラグーン》!」
攻撃力2400
万丈目「キングドラグーンの効果発動!」
万丈目「1ターンに1度、手札からドラゴン族モンスター1体を特殊召喚できる!」
万丈目「俺は手札のチューナーモンスター、《ガード・オブ・フレムベル》を特殊召喚!」
攻撃力100
610: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/15(月) 14:16:24.04 ID:ZiK4WVBKO
黒咲「なんだと!?」
隼翼「チューナーモンスター!?」
奈緒「ってことは…」
万丈目「俺はレベル7のキングドラグーンに、レベル1のガード・オブ・フレムベルをチューニング!」
万丈目「深き闇の中より蘇りし漆黒の竜!」
万丈目「シンクロ召喚!」
万丈目「現れろ、《ダークエンド・ドラゴン》!」
攻撃力2600
吹雪「万丈目君が、シンクロ召喚を!?」
万丈目「ダークエンドの効果発動!」
万丈目「1ターンに1度、このカードの攻撃力・守備力を500ポイントダウンし、相手フィールドに存在するモンスター1体を墓地へ送る!」
ダークエンド・ドラゴン(攻撃力2100)
万丈目「ダーク・イヴァポレイション!」
歩未「レヴォリューション・ファルコンが…!」
黒咲「くっ…」
有宇「おい黒咲、一つ忠告してやる」
黒咲「いらぬ世話だ。黙って見ていろ!」
有宇「まぁ聞け。お前、これがチーム戦だって事忘れてないよな?」
黒咲「そんな事は百も承知だ! それがなんだ!?」
有宇「いいや、それだけだ」
万丈目「バトルだ! ダークエンド・ドラゴンで、ダイレクトアタック!」
黒咲「墓地の――っ!?」
有宇(気付いたか?)
黒咲「俺は永続罠、ライフ・フォースの効果発動!」
黒咲「ライフを400ポイント払い、バトルダメージを0にする!」
隼翼「チューナーモンスター!?」
奈緒「ってことは…」
万丈目「俺はレベル7のキングドラグーンに、レベル1のガード・オブ・フレムベルをチューニング!」
万丈目「深き闇の中より蘇りし漆黒の竜!」
万丈目「シンクロ召喚!」
万丈目「現れろ、《ダークエンド・ドラゴン》!」
攻撃力2600
吹雪「万丈目君が、シンクロ召喚を!?」
万丈目「ダークエンドの効果発動!」
万丈目「1ターンに1度、このカードの攻撃力・守備力を500ポイントダウンし、相手フィールドに存在するモンスター1体を墓地へ送る!」
ダークエンド・ドラゴン(攻撃力2100)
万丈目「ダーク・イヴァポレイション!」
歩未「レヴォリューション・ファルコンが…!」
黒咲「くっ…」
有宇「おい黒咲、一つ忠告してやる」
黒咲「いらぬ世話だ。黙って見ていろ!」
有宇「まぁ聞け。お前、これがチーム戦だって事忘れてないよな?」
黒咲「そんな事は百も承知だ! それがなんだ!?」
有宇「いいや、それだけだ」
万丈目「バトルだ! ダークエンド・ドラゴンで、ダイレクトアタック!」
黒咲「墓地の――っ!?」
有宇(気付いたか?)
黒咲「俺は永続罠、ライフ・フォースの効果発動!」
黒咲「ライフを400ポイント払い、バトルダメージを0にする!」
611: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/21(日) 00:27:53.89 ID:eacaVaWpO
黒咲LP800
セレナ「あれは、ユウが残した罠!」
万丈目「仲間のカードに救われたか…しかし、それならもっと前に使っていれば良かったものを」
黒咲「無駄口はいい。貴様のターンは終わりなのか?」
万丈目「ふん…ターンエンド」
黒咲「俺のターン!」
黒咲「俺は魔法カード、《闇の誘惑》を発動!」
黒咲「デッキからカードを二枚ドローし、手札のファジー・レイニアスを除外する!」
黒咲「そして俺は、《RR-ラスト・ストリクス》を召喚!」
攻撃力100
黒咲「ラスト・ストリクスの効果!」
黒咲「このカードをリリースし、エクストラデッキのRR1体を守備表示で特殊召喚する!」
黒咲「飛翔しろ、ランク8! 《RR-サテライト・キャノン・ファルコン》!」
守備力2000
黒咲「この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化され、 エンドフェイズにエクストラデッキに戻る。 そしてこのターン、相手が受ける戦闘ダメージは0になる」
黒咲「俺は再び、《RUM-スキップ・フォース》を発動! サテライト・キャノン・ファルコンを素材に、オーバーレイ!」
黒咲「究極至高のハヤブサよ。数多なる朋友の意思を継ぎ、勝利の天空へ飛び立て!」
黒咲「ランクアップ・エクシーズ・チェンジ!」
黒咲「現れろ、ランク10! 《RR-アルティメット・ファルコン》!」
攻撃力3500
セレナ「あれは、ユウが残した罠!」
万丈目「仲間のカードに救われたか…しかし、それならもっと前に使っていれば良かったものを」
黒咲「無駄口はいい。貴様のターンは終わりなのか?」
万丈目「ふん…ターンエンド」
黒咲「俺のターン!」
黒咲「俺は魔法カード、《闇の誘惑》を発動!」
黒咲「デッキからカードを二枚ドローし、手札のファジー・レイニアスを除外する!」
黒咲「そして俺は、《RR-ラスト・ストリクス》を召喚!」
攻撃力100
黒咲「ラスト・ストリクスの効果!」
黒咲「このカードをリリースし、エクストラデッキのRR1体を守備表示で特殊召喚する!」
黒咲「飛翔しろ、ランク8! 《RR-サテライト・キャノン・ファルコン》!」
守備力2000
黒咲「この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化され、 エンドフェイズにエクストラデッキに戻る。 そしてこのターン、相手が受ける戦闘ダメージは0になる」
黒咲「俺は再び、《RUM-スキップ・フォース》を発動! サテライト・キャノン・ファルコンを素材に、オーバーレイ!」
黒咲「究極至高のハヤブサよ。数多なる朋友の意思を継ぎ、勝利の天空へ飛び立て!」
黒咲「ランクアップ・エクシーズ・チェンジ!」
黒咲「現れろ、ランク10! 《RR-アルティメット・ファルコン》!」
攻撃力3500
612: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/21(日) 00:30:00.90 ID:eacaVaWpO
白柳「アルティメット・ファルコン…!」
隼翼「サテライト・キャノン・ファルコンから、さらにランクアップ…まだこんなモンスターを残していたとはな」
黒咲「バトルだ! アルティメット・ファルコンで、ダークエンド・ドラゴンを攻撃!」
黒咲「ファイナル・グロリアス・ブライト!」
万丈目「ぐあああぁぁぁっ!」
沢渡「よっしゃこれでっ」
奈緒「アホ」
沢渡「なんでだよっ!?」
吹雪「ラスト・ストリクスの効果で、このターンに万丈目君が受けるバトルダメージは0。残念ながら決着とはいかないね」
黒咲「俺はこれでターンエンド。と同時に、アルティメット・ファルコンの効果発動!」
黒咲「互いのエンドフェイズ毎に、相手モンスターの攻撃力は1000ダウンし、相手の場にモンスターが存在しない場合、1000ポイントのダメージを与える!」
万丈目「ぐうぅぅっ!」
万丈目LP300
おジャマ・イエロー「兄貴〜!」
黒咲(無言のイライラ)
隼翼「サテライト・キャノン・ファルコンから、さらにランクアップ…まだこんなモンスターを残していたとはな」
黒咲「バトルだ! アルティメット・ファルコンで、ダークエンド・ドラゴンを攻撃!」
黒咲「ファイナル・グロリアス・ブライト!」
万丈目「ぐあああぁぁぁっ!」
沢渡「よっしゃこれでっ」
奈緒「アホ」
沢渡「なんでだよっ!?」
吹雪「ラスト・ストリクスの効果で、このターンに万丈目君が受けるバトルダメージは0。残念ながら決着とはいかないね」
黒咲「俺はこれでターンエンド。と同時に、アルティメット・ファルコンの効果発動!」
黒咲「互いのエンドフェイズ毎に、相手モンスターの攻撃力は1000ダウンし、相手の場にモンスターが存在しない場合、1000ポイントのダメージを与える!」
万丈目「ぐうぅぅっ!」
万丈目LP300
おジャマ・イエロー「兄貴〜!」
黒咲(無言のイライラ)
613: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/21(日) 00:32:09.62 ID:eacaVaWpO
万丈目「やりたい放題やってくれる…! 俺のターン!」
万丈目「魔法カード、《龍の鏡(ドラゴンズ・ミラー)》を発動!」
万丈目「自分のフィールドまたは墓地から、融合素材モンスターをゲームから除外し、ドラゴン族融合モンスター1体を特殊召喚する!」
万丈目「俺は墓地にある《ウィッシュ・ドラゴン》《光と闇の竜(ライトアンドダークネス・ドラゴン)》《仮面竜(マスクド・ドラゴン)》《神竜 ラグナロク》《ガード・オブ・フレムベル》をゲームから除外する!」
隼翼「墓地のドラゴン五体を除外!?」
セレナ「まさかっ」
万丈目「融合召喚!」
万丈目「現れろ、《F・G・D(ファイブ・ゴッド・ドラゴン)》!」
攻撃力5000
沢渡「攻撃力5000だ!?」
万丈目「とっておきまで見せる事になるとはな、エクシーズにしちゃ上出来だ。褒めてやるぜ」
万丈目「バトルだ! ファイブ・ゴッド・ドラゴンで、アルティメット・ファルコンを攻撃!」
黒咲「ライフ・フォースの効果発動!」
黒咲「ライフを400ポイント払い、バトルダメージを0にする!」
黒咲LP400
万丈目「だが、アルティメット・ファルコンの破壊は免れはしない!」
黒咲「ぐうっ」
万丈目「カードを一枚伏せ、ターンエンド」
万丈目・伏せカード:一枚
万丈目「魔法カード、《龍の鏡(ドラゴンズ・ミラー)》を発動!」
万丈目「自分のフィールドまたは墓地から、融合素材モンスターをゲームから除外し、ドラゴン族融合モンスター1体を特殊召喚する!」
万丈目「俺は墓地にある《ウィッシュ・ドラゴン》《光と闇の竜(ライトアンドダークネス・ドラゴン)》《仮面竜(マスクド・ドラゴン)》《神竜 ラグナロク》《ガード・オブ・フレムベル》をゲームから除外する!」
隼翼「墓地のドラゴン五体を除外!?」
セレナ「まさかっ」
万丈目「融合召喚!」
万丈目「現れろ、《F・G・D(ファイブ・ゴッド・ドラゴン)》!」
攻撃力5000
沢渡「攻撃力5000だ!?」
万丈目「とっておきまで見せる事になるとはな、エクシーズにしちゃ上出来だ。褒めてやるぜ」
万丈目「バトルだ! ファイブ・ゴッド・ドラゴンで、アルティメット・ファルコンを攻撃!」
黒咲「ライフ・フォースの効果発動!」
黒咲「ライフを400ポイント払い、バトルダメージを0にする!」
黒咲LP400
万丈目「だが、アルティメット・ファルコンの破壊は免れはしない!」
黒咲「ぐうっ」
万丈目「カードを一枚伏せ、ターンエンド」
万丈目・伏せカード:一枚
614: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/21(日) 00:33:45.37 ID:eacaVaWpO
万丈目「これで貴様のライフは400、もうライフ・フォースは使えない。手札も0、モンスターも0、その様でまだ戦う気か?」
黒咲「ああ…元より俺達は崖っぷちに追い詰められている。その中で常に最悪の事態を想定しながらな。だがどれだけ追い詰められようと、必ず貴様をぶっ潰す! 鉄の意志と鋼の強さを持って!」
白柳「黒咲さん…」
有宇「変わらねぇな…ま、それがあいつの持ち味でもあるんだが」
歩未「…お兄ちゃん達は、どう思いますか?」
隼翼「え?」
歩未「昔…」
歩未「昔、有宇お兄ちゃんは教えてくれました…”デュエルはみんなを笑顔にするもの”だって…でも、あの時のお兄ちゃんはもう…」
隼翼「歩未…」
有宇「ああ、いないな」
黒咲「ああ…元より俺達は崖っぷちに追い詰められている。その中で常に最悪の事態を想定しながらな。だがどれだけ追い詰められようと、必ず貴様をぶっ潰す! 鉄の意志と鋼の強さを持って!」
白柳「黒咲さん…」
有宇「変わらねぇな…ま、それがあいつの持ち味でもあるんだが」
歩未「…お兄ちゃん達は、どう思いますか?」
隼翼「え?」
歩未「昔…」
歩未「昔、有宇お兄ちゃんは教えてくれました…”デュエルはみんなを笑顔にするもの”だって…でも、あの時のお兄ちゃんはもう…」
隼翼「歩未…」
有宇「ああ、いないな」
615: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/21(日) 00:36:21.84 ID:eacaVaWpO
有宇「ハートランドにおいて、デュエルは最高のショーだった。その最高峰とも言えるプロ世界で、熱く鮮やかなデュエルを繰り広げる」
有宇「僕自身が憧れていたからな。その舞台に立ち、誰もを楽しませるデュエルをしたいと思っていた」
奈緒「え…」
隼翼「お前まさか、ハートランドでの記憶も…」
有宇「プロデュエリスト養成校に入学した頃の僕は、努力し続ければいつか、その夢は叶うと信じていた。だがな、どれだけ強く長く抱いてきた夢も、崩れる時はあっけないもんだ」
セレナ「プロデュエリスト…?」
黒咲(そうか、貴様も…)
有宇「ほんの僅かだったがな…その後は誰かさんに記憶を消されちまった」
黒咲「そう…軟弱な、遊びのようなデュエルでは何も救えない。故郷の仲間達は必ず取り戻す!」
黒咲「俺のターン!」
黒咲「俺は墓地のスキップ・フォースの効果発動!」
黒咲「墓地のこのカードとRR1体を除外し、墓地のRRエクシーズモンスターを特殊召喚する!」
万丈目「なんだと!?」
黒咲「蘇れ、《RR-レヴォリューション・ファルコン》!」
攻撃力2000
有宇「僕自身が憧れていたからな。その舞台に立ち、誰もを楽しませるデュエルをしたいと思っていた」
奈緒「え…」
隼翼「お前まさか、ハートランドでの記憶も…」
有宇「プロデュエリスト養成校に入学した頃の僕は、努力し続ければいつか、その夢は叶うと信じていた。だがな、どれだけ強く長く抱いてきた夢も、崩れる時はあっけないもんだ」
セレナ「プロデュエリスト…?」
黒咲(そうか、貴様も…)
有宇「ほんの僅かだったがな…その後は誰かさんに記憶を消されちまった」
黒咲「そう…軟弱な、遊びのようなデュエルでは何も救えない。故郷の仲間達は必ず取り戻す!」
黒咲「俺のターン!」
黒咲「俺は墓地のスキップ・フォースの効果発動!」
黒咲「墓地のこのカードとRR1体を除外し、墓地のRRエクシーズモンスターを特殊召喚する!」
万丈目「なんだと!?」
黒咲「蘇れ、《RR-レヴォリューション・ファルコン》!」
攻撃力2000
616: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/21(日) 00:42:38.61 ID:eacaVaWpO
黒咲「貴様の前にあるのは敗北と絶望に至る道だ!」
黒咲「レヴォリューション・ファルコンで、ファイブ・ゴッド・ドラゴンを攻撃!」
黒咲「レヴォリューション・ファルコンが特殊召喚モンスターと戦闘を行う時、そのモンスターの攻撃力・守備力を0にする!」
セレナ「これで黒咲の勝ち!」
万丈目「どうかな? 罠発動! 《ブレイクスルー・スキル》!」
万丈目「相手フィールドの効果モンスター1体を選択して発動し、そのモンスターの効果をターン終了時まで無効にする!」
白柳「そんなっ」
隼翼「これではファイブ・ゴッド・ドラゴンの攻撃力は5000のまま、反撃を受ければ…」
有宇「いや…まだだ…」
黒咲「俺は墓地にある《RR-レディネス》の効果を発動!」
黒咲「このカードを除外し、このターンに俺が受けるバトルダメージを0にする!」
万丈目「そんな手段で攻撃を止められるものか! 返り討ちにしろ、ファイブ・ゴッド・ドラゴン!」
黒咲「ぐうっ」
黒咲「レヴォリューション・ファルコンで、ファイブ・ゴッド・ドラゴンを攻撃!」
黒咲「レヴォリューション・ファルコンが特殊召喚モンスターと戦闘を行う時、そのモンスターの攻撃力・守備力を0にする!」
セレナ「これで黒咲の勝ち!」
万丈目「どうかな? 罠発動! 《ブレイクスルー・スキル》!」
万丈目「相手フィールドの効果モンスター1体を選択して発動し、そのモンスターの効果をターン終了時まで無効にする!」
白柳「そんなっ」
隼翼「これではファイブ・ゴッド・ドラゴンの攻撃力は5000のまま、反撃を受ければ…」
有宇「いや…まだだ…」
黒咲「俺は墓地にある《RR-レディネス》の効果を発動!」
黒咲「このカードを除外し、このターンに俺が受けるバトルダメージを0にする!」
万丈目「そんな手段で攻撃を止められるものか! 返り討ちにしろ、ファイブ・ゴッド・ドラゴン!」
黒咲「ぐうっ」
617: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/21(日) 00:44:13.95 ID:eacaVaWpO
万丈目「所詮は悪足・き。フィールドにモンスターがいない貴様の負けは確定よ!」
黒咲「おい貴様」
おジャマ・イエロー「え? オイラ?」
黒咲「奴をこのまま倒せば、おそらくは眠りにつくだろう。次に目覚めた時、伝えてくれ。利用されたにしろ、貴様達のやった事は決して許されるものではない。少しでも償いの意志があるのなら。そこから這い上がってみろと」
万丈目「何をプツプツ言っている? さっさとターンエンドするんだな、次の俺のターンが最後だ」
黒咲「貴様に次などない」
万丈目「何?」
黒咲「速攻魔法、《エクシーズ・ダブル・バック》発動!」
黒咲「自分フィールドのエクシーズモンスターが破壊され、他のモンスターが存在しない時、破壊されたエクシーズモンスター1体とそのモンスターの攻撃力以下のモンスター1体を復活させる!」
万丈目「なんだと!?」
黒咲「今一蘇れ、《RR-レヴォリューション・ファルコン》! そして《RR-フォース・ストリクス》!」
RR-レヴォリューション・ファルコン(攻撃力2000)
RR-フォース・ストリクス(守備力2500)
黒咲「この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズ時に破壊される」
万丈目「馬鹿な、こんな事が…!」
黒咲「殲滅せよ、レヴォリューション・ファルコン! ファイブ・ゴッド・ドラゴンを攻撃!」
万丈目「ファイブ・ゴッド・ドラゴンの効果!」
万丈目「このカードは闇・地・水・炎・風属性モンスターとのバトルでは破壊されない!」
黒咲「レヴォリューショナル・エアレイド!」
万丈目「ぐあああぁぁぁっ!」
万丈目LP0
黒咲「おい貴様」
おジャマ・イエロー「え? オイラ?」
黒咲「奴をこのまま倒せば、おそらくは眠りにつくだろう。次に目覚めた時、伝えてくれ。利用されたにしろ、貴様達のやった事は決して許されるものではない。少しでも償いの意志があるのなら。そこから這い上がってみろと」
万丈目「何をプツプツ言っている? さっさとターンエンドするんだな、次の俺のターンが最後だ」
黒咲「貴様に次などない」
万丈目「何?」
黒咲「速攻魔法、《エクシーズ・ダブル・バック》発動!」
黒咲「自分フィールドのエクシーズモンスターが破壊され、他のモンスターが存在しない時、破壊されたエクシーズモンスター1体とそのモンスターの攻撃力以下のモンスター1体を復活させる!」
万丈目「なんだと!?」
黒咲「今一蘇れ、《RR-レヴォリューション・ファルコン》! そして《RR-フォース・ストリクス》!」
RR-レヴォリューション・ファルコン(攻撃力2000)
RR-フォース・ストリクス(守備力2500)
黒咲「この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズ時に破壊される」
万丈目「馬鹿な、こんな事が…!」
黒咲「殲滅せよ、レヴォリューション・ファルコン! ファイブ・ゴッド・ドラゴンを攻撃!」
万丈目「ファイブ・ゴッド・ドラゴンの効果!」
万丈目「このカードは闇・地・水・炎・風属性モンスターとのバトルでは破壊されない!」
黒咲「レヴォリューショナル・エアレイド!」
万丈目「ぐあああぁぁぁっ!」
万丈目LP0
619: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/22(月) 02:22:46.62 ID:WihGiFf50
万丈目「なんてこった…この俺が…」ガクッ
おジャマ・イエロー「あ、アニキ〜!」
万丈目(なんだ、この声は…聞き覚えのある、とてもムカつく声…)
万丈目(そうか、お前が――…)バタン
吹雪「万丈目君…」
セレナ「これで残るはあと一人か」
隼翼「しかし、エクシーズ・ダブル・バックで特殊召喚した二体のRRは破壊される。黒咲のライフはもう僅か…」
奈緒「大丈夫っすよ、どちらにしろ最後に締めるのは私っすから」
有宇「随分と気合が入ってるな」
奈緒「当然っしょ、私自身では一度たりともアカデミアに借りを返しちゃいませんからね。前はあなたに手柄を横取りされましたが、今度こそは」
「これはすごい! ランサーズ、我がアカデミアを後一歩のところまで追い詰めた! さあ、最後の一人はこの人!」
「アカデミアの特進クラスの中でもっとも優秀とされ、特別任務に抜擢された男! 紫雲院素良ーっ!」
奈緒「え?」
沢渡「素良!?」
白柳「紫雲院素良…以前に黒咲さんとデュエルしたという」
吹雪(何故ここで彼が…確かに実力はあるが、今やアカデミア地下に封印されていた三幻魔を持つユーリを出してくるとばかり…)
おジャマ・イエロー「あ、アニキ〜!」
万丈目(なんだ、この声は…聞き覚えのある、とてもムカつく声…)
万丈目(そうか、お前が――…)バタン
吹雪「万丈目君…」
セレナ「これで残るはあと一人か」
隼翼「しかし、エクシーズ・ダブル・バックで特殊召喚した二体のRRは破壊される。黒咲のライフはもう僅か…」
奈緒「大丈夫っすよ、どちらにしろ最後に締めるのは私っすから」
有宇「随分と気合が入ってるな」
奈緒「当然っしょ、私自身では一度たりともアカデミアに借りを返しちゃいませんからね。前はあなたに手柄を横取りされましたが、今度こそは」
「これはすごい! ランサーズ、我がアカデミアを後一歩のところまで追い詰めた! さあ、最後の一人はこの人!」
「アカデミアの特進クラスの中でもっとも優秀とされ、特別任務に抜擢された男! 紫雲院素良ーっ!」
奈緒「え?」
沢渡「素良!?」
白柳「紫雲院素良…以前に黒咲さんとデュエルしたという」
吹雪(何故ここで彼が…確かに実力はあるが、今やアカデミア地下に封印されていた三幻魔を持つユーリを出してくるとばかり…)
620: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/22(月) 02:26:11.91 ID:WihGiFf50
素良「待ち遠しかったよ、君と決着をつける時が」
素良「と言っても、君のライフは400、手札もモンスターもなしとなれば、勝負にならないと思うけどね」
黒咲「余計なお喋りはいい。さっさと始めろ」
素良「そうかい? ならそうさせてもらうよ」
「「デュエル」」
黒咲LP400
素良LP4000
素良「僕のターン!」
素良「僕は《ファーニマル・マウス》を召喚!」
攻撃力100
素良「ファーニマル・マウスの効果により、デッキから新たなファーニマル・マウス二体まで特殊召喚する!」
素良「魔法カード、《融合》!
素良「場のファーニマル・マウス三体と手札の《エッジインプ・シザー》を融合!」
素良「融合召喚!」
素良「現れ出ちゃえ、全てを潰す魔獣! 《デストーイ・シザー・ウルフ》!」
攻撃力2000
素良「と言っても、君のライフは400、手札もモンスターもなしとなれば、勝負にならないと思うけどね」
黒咲「余計なお喋りはいい。さっさと始めろ」
素良「そうかい? ならそうさせてもらうよ」
「「デュエル」」
黒咲LP400
素良LP4000
素良「僕のターン!」
素良「僕は《ファーニマル・マウス》を召喚!」
攻撃力100
素良「ファーニマル・マウスの効果により、デッキから新たなファーニマル・マウス二体まで特殊召喚する!」
素良「魔法カード、《融合》!
素良「場のファーニマル・マウス三体と手札の《エッジインプ・シザー》を融合!」
素良「融合召喚!」
素良「現れ出ちゃえ、全てを潰す魔獣! 《デストーイ・シザー・ウルフ》!」
攻撃力2000
621: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/22(月) 02:30:47.01 ID:WihGiFf50
黒咲「くっ…」
素良「さあ、トドメだ! 風前の灯火のそのライフを消してやる!」
素良「デストーイ・シザー・ウルフで、黒咲をダイレクトアタック!」
黒咲「ぐああああぁぁぁっ!」
黒咲LP0
隼翼「黒咲…」
有宇「流石のあいつも、今度ばかりはどうしようもないな」
素良「まだだ!」
白柳「っ!」
素良「まだだよ、まだ倒れさせてあげない。君から受けた屈辱はこんなものじゃないよ!」
素良「デストーイ・シザー・ウルフの効果!」
素良「シザー・ウルフは融合素材としたモンスターの数だけ攻撃ができる!」
黒咲「っ!?」
沢渡「融合素材としたモンスターの数だけ!?」
セレナ「待て、黒咲のライフはすでに0だぞ! これ以上の攻撃は…!」
622: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/22(月) 02:31:42.84 ID:WihGiFf50
素良「二回目だ! デストーイ・シザー・ウルフ! 黒咲をダイレクトアタック!」
黒咲「ぐううぅぅぅっ!」
素良「三回目ェェェェ!!」
黒咲「ぐあああぁぁぁっ!」
黒咲「がはっ」倒れ込む
白柳「黒咲さん!」
吹雪「まずい、デストーイ・シザー・ウルフはまだもう一回の攻撃が残っている!」
歩未「お兄ちゃん…!」ギュッ
隼翼「くっ…月影!」
素良「最後だ、デストーイ・シザー・ウルフ! 黒咲をダイレクトアタック!」
月影「黒咲殿!」
黒咲「ぐううぅぅぅっ!」
素良「三回目ェェェェ!!」
黒咲「ぐあああぁぁぁっ!」
黒咲「がはっ」倒れ込む
白柳「黒咲さん!」
吹雪「まずい、デストーイ・シザー・ウルフはまだもう一回の攻撃が残っている!」
歩未「お兄ちゃん…!」ギュッ
隼翼「くっ…月影!」
素良「最後だ、デストーイ・シザー・ウルフ! 黒咲をダイレクトアタック!」
月影「黒咲殿!」
623: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/22(月) 02:33:45.48 ID:WihGiFf50
セレナ「黒咲は…!?」
黒咲「ぐっ……ぅぅ……」
月影「間一髪のところだったが、なんとか救出できたようだ」
隼翼「ありがとう、月影。流石だった」
沢渡「あの野郎、許さねえ!」
有宇「まぁ落ち着け」
沢渡「仲間やられて黙ってろってのか!」
有宇「そうだな…お前は黙ってろ」
沢渡「お前はだと?」
有宇「ああ、すでに仇を取る役は決まってるからな」
隼翼「奈緒ちゃん…」
奈緒「約束、覚えてますよね?」
有宇「興味のあるのは強い女だけだ。明日の公式戦でアカデミア相手に白星を挙げる事ができれば、僕はお前を認める。本当の意味でお前を愛すると約束する」
有宇「これでいいか?」
奈緒「グッドっす」
セレナ「納得した訳ではないが、期待しているぞ」
白柳「頑張ってください、友利さん」
奈緒「気持ちはありがたく受け取っておきます。大丈夫っす、必ず勝ってきます。この戦いで散っていった三人の為にも」
黒咲「ぐっ……ぅぅ……」
月影「間一髪のところだったが、なんとか救出できたようだ」
隼翼「ありがとう、月影。流石だった」
沢渡「あの野郎、許さねえ!」
有宇「まぁ落ち着け」
沢渡「仲間やられて黙ってろってのか!」
有宇「そうだな…お前は黙ってろ」
沢渡「お前はだと?」
有宇「ああ、すでに仇を取る役は決まってるからな」
隼翼「奈緒ちゃん…」
奈緒「約束、覚えてますよね?」
有宇「興味のあるのは強い女だけだ。明日の公式戦でアカデミア相手に白星を挙げる事ができれば、僕はお前を認める。本当の意味でお前を愛すると約束する」
有宇「これでいいか?」
奈緒「グッドっす」
セレナ「納得した訳ではないが、期待しているぞ」
白柳「頑張ってください、友利さん」
奈緒「気持ちはありがたく受け取っておきます。大丈夫っす、必ず勝ってきます。この戦いで散っていった三人の為にも」
625: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/27(土) 14:07:30.00 ID:uxFmJsWPO
有宇「ああそうだ、これを持ってけ」
奈緒「…? エクシーズモンスター?」
有宇「お前のデッキならランク4も出しやすいだろ?」
奈緒「あなたがこれを使ってるところは見たことがないですが」
有宇「使えない訳じゃないが、僕のデッキはランク5が専門だからな。それに毎回ヴォルカやプレアデスじゃ見てるこっちも飽きる」
奈緒「言ってくれますね…ま、こっちもありがたく受け取っておきます」
奈緒(紫雲院素良…舞網チャンピオンシップでは黒咲に負けてるとはいえ、実力はほぼ同格。勝てるのか? いや、今更だ…)
奈緒「では、行ってきます」
有宇「ああ」
素良「お、きたきた。遅いよ」
奈緒「ハンティングゲームの獲物がわざわざ出向いてあげたんです。逆に感謝して欲しいっすね」
素良「そうか、君もエクシーズ次元の…なら話は早い。君も黒咲と同様、僕が仕留める。最後にはユウもね!」
奈緒「無理っすね。あなたにはここで約束を果たす為の踏み台になってもらいます」
素良「そうかい? でも僕の首は簡単には取れないよ」
「「デュエル」」
奈緒「…? エクシーズモンスター?」
有宇「お前のデッキならランク4も出しやすいだろ?」
奈緒「あなたがこれを使ってるところは見たことがないですが」
有宇「使えない訳じゃないが、僕のデッキはランク5が専門だからな。それに毎回ヴォルカやプレアデスじゃ見てるこっちも飽きる」
奈緒「言ってくれますね…ま、こっちもありがたく受け取っておきます」
奈緒(紫雲院素良…舞網チャンピオンシップでは黒咲に負けてるとはいえ、実力はほぼ同格。勝てるのか? いや、今更だ…)
奈緒「では、行ってきます」
有宇「ああ」
素良「お、きたきた。遅いよ」
奈緒「ハンティングゲームの獲物がわざわざ出向いてあげたんです。逆に感謝して欲しいっすね」
素良「そうか、君もエクシーズ次元の…なら話は早い。君も黒咲と同様、僕が仕留める。最後にはユウもね!」
奈緒「無理っすね。あなたにはここで約束を果たす為の踏み台になってもらいます」
素良「そうかい? でも僕の首は簡単には取れないよ」
「「デュエル」」
626: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/27(土) 14:10:01.15 ID:uxFmJsWPO
奈緒LP4000
素良LP4000
奈緒・手札:5
モンスター:なし
魔法・罠:真紅眼の鎧旋(永遠罠)
魔法・罠:ライフ・フォース(永遠罠)
伏せカード:なし
素良・手札:3
モンスター:F・G・D(攻撃力0)
モンスター:デストーイ・シザー・ウルフ(攻撃力2000)
魔法・罠:なし
伏せカード:なし
奈緒「私のターン!」
奈緒「私は《セイクリッド・グレディ》を召喚!」
攻撃力1600
奈緒「グレディが召喚に成功した事で、手札の《セイクリッド・アクベス》を召喚!」
攻撃力800
奈緒「このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、 全てのセイクリッドモンスターの攻撃力は500ポイントアップ」
セイクリッド・アクベス(攻撃力1300)
セイクリッド・グレディ(攻撃力2100)
奈緒「私はレベル4のセイクリッド・グレディとアクベスでオーバーレイ・ネットワークを構築!」
奈緒「エクシーズ召喚!」
奈緒「ランク4! 《セイクリッド・ビーハイブ》!」
攻撃力2400
素良LP4000
奈緒・手札:5
モンスター:なし
魔法・罠:真紅眼の鎧旋(永遠罠)
魔法・罠:ライフ・フォース(永遠罠)
伏せカード:なし
素良・手札:3
モンスター:F・G・D(攻撃力0)
モンスター:デストーイ・シザー・ウルフ(攻撃力2000)
魔法・罠:なし
伏せカード:なし
奈緒「私のターン!」
奈緒「私は《セイクリッド・グレディ》を召喚!」
攻撃力1600
奈緒「グレディが召喚に成功した事で、手札の《セイクリッド・アクベス》を召喚!」
攻撃力800
奈緒「このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、 全てのセイクリッドモンスターの攻撃力は500ポイントアップ」
セイクリッド・アクベス(攻撃力1300)
セイクリッド・グレディ(攻撃力2100)
奈緒「私はレベル4のセイクリッド・グレディとアクベスでオーバーレイ・ネットワークを構築!」
奈緒「エクシーズ召喚!」
奈緒「ランク4! 《セイクリッド・ビーハイブ》!」
攻撃力2400
627: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/27(土) 14:14:04.90 ID:uxFmJsWPO
素良「来た来た、エクシーズモンスター!」
奈緒「セイクリッド・ビーハイブで、ファイブ・ゴッドを攻撃!」
奈緒「セイクリッド・ビーハイブが戦闘を行うダメージステップ開始時、オーバーレイ・ユニットを使い、そのモンスターの攻撃力をエンドフェイズまで1000アップする!」
セイクリッド・ビーハイブ(攻撃力3400)
素良「攻撃力3400!?」
奈緒「ついでに、セイクリッド・ビーハイブは光属性。前のターンでファイブ・ゴッドを守備表示にしなかったのはとんだプレイングミスでしたね」
素良「うわああああぁぁぁっ!」
素良LP600
歩未「一気に3400も削ったでござるー!」
沢渡「あーあ…この調子じゃあっという間に終わっちまいそうだ」
吹雪「さて、そう簡単にいくかな…」
奈緒「私はカードを一枚伏せて、ターンエンド。同時に攻撃力も元に戻ります」
セイクリッド・ビーハイブ(攻撃力2400)
素良「ふぅ…さて、と」
素良「最初からやる気満々だね、そっちがその気なら僕も頑張っちゃおうかな? 僕のターン!」
素良「僕は《ファーニマル・オウル》を召喚!」
攻撃力1000
素良「このカードが手札からの召喚・特殊召喚に成功した時、デッキにある《融合》手札に加える。そしてこれを発動!」
素良「融合するのは、ファーニマル・オウルと手札の《エッジインプ・ソウ》!」
素良「悪魔宿りし鉄の歯よ。煉獄の眼と一つとなりて新たな力と姿を見せよ!」
素良「融合召喚!」
素良「現れ出ちゃえ! すべてを切り裂く百獣の王! 《デストーイ・ホイールソウ・ライオ》!」
攻撃力2400
奈緒「セイクリッド・ビーハイブで、ファイブ・ゴッドを攻撃!」
奈緒「セイクリッド・ビーハイブが戦闘を行うダメージステップ開始時、オーバーレイ・ユニットを使い、そのモンスターの攻撃力をエンドフェイズまで1000アップする!」
セイクリッド・ビーハイブ(攻撃力3400)
素良「攻撃力3400!?」
奈緒「ついでに、セイクリッド・ビーハイブは光属性。前のターンでファイブ・ゴッドを守備表示にしなかったのはとんだプレイングミスでしたね」
素良「うわああああぁぁぁっ!」
素良LP600
歩未「一気に3400も削ったでござるー!」
沢渡「あーあ…この調子じゃあっという間に終わっちまいそうだ」
吹雪「さて、そう簡単にいくかな…」
奈緒「私はカードを一枚伏せて、ターンエンド。同時に攻撃力も元に戻ります」
セイクリッド・ビーハイブ(攻撃力2400)
素良「ふぅ…さて、と」
素良「最初からやる気満々だね、そっちがその気なら僕も頑張っちゃおうかな? 僕のターン!」
素良「僕は《ファーニマル・オウル》を召喚!」
攻撃力1000
素良「このカードが手札からの召喚・特殊召喚に成功した時、デッキにある《融合》手札に加える。そしてこれを発動!」
素良「融合するのは、ファーニマル・オウルと手札の《エッジインプ・ソウ》!」
素良「悪魔宿りし鉄の歯よ。煉獄の眼と一つとなりて新たな力と姿を見せよ!」
素良「融合召喚!」
素良「現れ出ちゃえ! すべてを切り裂く百獣の王! 《デストーイ・ホイールソウ・ライオ》!」
攻撃力2400
628: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/27(土) 14:17:33.55 ID:uxFmJsWPO
素良「ホイールソウ・ライオの効果発動!」
素良「相手フィールドのモンスター1体を選択。そのモンスターを破壊し、破壊したモンスターの元々の攻撃力分のダメージを与える!」
奈緒「な!?」
素良「当然、破壊するのはセイクリッド・ビーハイブ! やれ、ホイールソウ・ライオ!」
奈緒「ぐううぅぅっ!」
奈緒LP1600
素良「安心してよ、この効果を使ったホイールソウ・ライオはダイレクトアタックができない」
奈緒「本当に安心していいんですか?」
素良「まぁこっちにはまだ四回攻撃ができるシザー・ウルフが残ってるけどね。さっきの言葉、そのまま返してあげるよ。前のターンでシザー・ウルフを倒さなかったのは君のプレイングミスだ」
素良「バトルだ! デストーイ・シザー・ウルフで、ダイレクトアタック!」
奈緒「カウンター罠、《攻撃の無力化》!」
奈緒「相手モンスターの攻撃を無効にして、バトルフェイズを修了する!」
素良「ちっ…僕はカードを一枚伏せて、ターンエンド」
素良・伏せカード:一枚
素良「相手フィールドのモンスター1体を選択。そのモンスターを破壊し、破壊したモンスターの元々の攻撃力分のダメージを与える!」
奈緒「な!?」
素良「当然、破壊するのはセイクリッド・ビーハイブ! やれ、ホイールソウ・ライオ!」
奈緒「ぐううぅぅっ!」
奈緒LP1600
素良「安心してよ、この効果を使ったホイールソウ・ライオはダイレクトアタックができない」
奈緒「本当に安心していいんですか?」
素良「まぁこっちにはまだ四回攻撃ができるシザー・ウルフが残ってるけどね。さっきの言葉、そのまま返してあげるよ。前のターンでシザー・ウルフを倒さなかったのは君のプレイングミスだ」
素良「バトルだ! デストーイ・シザー・ウルフで、ダイレクトアタック!」
奈緒「カウンター罠、《攻撃の無力化》!」
奈緒「相手モンスターの攻撃を無効にして、バトルフェイズを修了する!」
素良「ちっ…僕はカードを一枚伏せて、ターンエンド」
素良・伏せカード:一枚
629: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/01(火) 13:56:53.17 ID:WDDxXg+yO
奈緒「私のターン!」
奈緒「私は、《セイクリッド・ポルクス》を召喚!」
攻撃力1700
奈緒「ポルクスが召喚に成功したターン、通常召喚に加えて1度だけセイクリッドモンスター1体を召喚できる」
奈緒「さらに《セイクリッド・カウスト》を通常召喚!」
攻撃力1800
奈緒「カウストの効果により、カウスト、ポルクスのレベルをひとつずつ上げます」
セイクリッド・ポルクス(LV5)
セイクリッド・カウスト(LV5)
有宇「…相変わらず、OCG次元でいつもの光景だな」
隼翼「レベル5が二体…この状況なら…」
奈緒「私はレベル5のカウストとポルクスでオーバーレイ!」
奈緒「エクシーズ召喚!」
奈緒「ランク5! 《No.61 ヴォルカザウルス》!」
攻撃力2500
セレナ「やはりヴォルカか!」
奈緒「ヴォルカザウルスのモンスター効果!」
奈緒「1ターンに1度、オーバーレイ・ユニットを使い、相手モンスター1体を破壊。破壊したモンスターの元々の攻撃力分のダメージを与える!」
素良「なんだって!?」
奈緒「私が選ぶのは、ホイールソウ・ライオで」
吹雪「その攻撃力は2400…彼のライフは600!」
白柳「これで友利さんの勝ち!」
奈緒「マグマックス!」
奈緒「私は、《セイクリッド・ポルクス》を召喚!」
攻撃力1700
奈緒「ポルクスが召喚に成功したターン、通常召喚に加えて1度だけセイクリッドモンスター1体を召喚できる」
奈緒「さらに《セイクリッド・カウスト》を通常召喚!」
攻撃力1800
奈緒「カウストの効果により、カウスト、ポルクスのレベルをひとつずつ上げます」
セイクリッド・ポルクス(LV5)
セイクリッド・カウスト(LV5)
有宇「…相変わらず、OCG次元でいつもの光景だな」
隼翼「レベル5が二体…この状況なら…」
奈緒「私はレベル5のカウストとポルクスでオーバーレイ!」
奈緒「エクシーズ召喚!」
奈緒「ランク5! 《No.61 ヴォルカザウルス》!」
攻撃力2500
セレナ「やはりヴォルカか!」
奈緒「ヴォルカザウルスのモンスター効果!」
奈緒「1ターンに1度、オーバーレイ・ユニットを使い、相手モンスター1体を破壊。破壊したモンスターの元々の攻撃力分のダメージを与える!」
素良「なんだって!?」
奈緒「私が選ぶのは、ホイールソウ・ライオで」
吹雪「その攻撃力は2400…彼のライフは600!」
白柳「これで友利さんの勝ち!」
奈緒「マグマックス!」
630: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/01(火) 13:59:20.09 ID:WDDxXg+yO
素良「罠カードオープン! 《カオス・ライフ》!」
素良「カードの効果によるダメージでライフポイントが0になる時、ダメージを無効にし、その数値だけ互いのライフポイントを回復する!」
奈緒LP4000
素良LP3000
沢渡「ちっ…あんな罠を伏せてやがったか」
奈緒「なら私は、ヴォルカザウルスで、デストーイ・シザー・ウルフを攻撃!」
素良「ぐうっ」
素良LP2500
奈緒「ターンを修了します」
素良「ったく、本当に腹立っちゃうよね…いいよ、分かった。マジで本気出しちゃうから!」
素良「僕のターン!」
素良「僕は魔法カード、《魔玩具融合(デストーイ・フュージョン)》を発動!」
素良「自分のフィールド・墓地から決められたモンスターを除外し、 デストーイ融合モンスター1体を融合召喚する!」
素良「僕は墓地にある《ファーニマル・マウス》《エッジインプ・シザー》を融合!」
素良「悪魔の爪よ! 鋭い牙よ! 神秘の渦で1つとなりて、新たな力と姿を見せよ!」
素良「融合召喚!」
素良「現れ出ちゃえ、すべてを引き裂く密林の魔獣! 《デストーイ・シザー・タイガー》!」
攻撃力1900
素良「カードの効果によるダメージでライフポイントが0になる時、ダメージを無効にし、その数値だけ互いのライフポイントを回復する!」
奈緒LP4000
素良LP3000
沢渡「ちっ…あんな罠を伏せてやがったか」
奈緒「なら私は、ヴォルカザウルスで、デストーイ・シザー・ウルフを攻撃!」
素良「ぐうっ」
素良LP2500
奈緒「ターンを修了します」
素良「ったく、本当に腹立っちゃうよね…いいよ、分かった。マジで本気出しちゃうから!」
素良「僕のターン!」
素良「僕は魔法カード、《魔玩具融合(デストーイ・フュージョン)》を発動!」
素良「自分のフィールド・墓地から決められたモンスターを除外し、 デストーイ融合モンスター1体を融合召喚する!」
素良「僕は墓地にある《ファーニマル・マウス》《エッジインプ・シザー》を融合!」
素良「悪魔の爪よ! 鋭い牙よ! 神秘の渦で1つとなりて、新たな力と姿を見せよ!」
素良「融合召喚!」
素良「現れ出ちゃえ、すべてを引き裂く密林の魔獣! 《デストーイ・シザー・タイガー》!」
攻撃力1900
631: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/01(火) 14:01:49.56 ID:WDDxXg+yO
素良「デストーイ・シザー・タイガーのモンスター効果!」
素良「融合召喚に成功した時、素材としたモンスターの数まで、 フィールドのカードを破壊する!」
奈緒「な!?」
素良「破壊するのは、ヴォルカザウルスとライフ・フォース!」
奈緒「くっ…!」
吹雪「まずいっ」
素良「シザー・タイガーの効果により、デストーイモンスターの攻撃力はファーニマル及びデストーイモンスターの数×300アップする!」
デストーイ・シザー・タイガー(攻撃力2200)
沢渡「おいおいおい、こいつはやばいんじゃねぇのかっ?」
素良「バトルだ! デストーイ・シザー・タイガーで、ダイレクトアタック!」
奈緒「ああああぁぁぁっ!」
奈緒LP1800
隼翼「奈緒ちゃん!」
素良「僕はカードを一枚伏せて、ターンエンド」
素良・伏せカード:一枚
素良「融合召喚に成功した時、素材としたモンスターの数まで、 フィールドのカードを破壊する!」
奈緒「な!?」
素良「破壊するのは、ヴォルカザウルスとライフ・フォース!」
奈緒「くっ…!」
吹雪「まずいっ」
素良「シザー・タイガーの効果により、デストーイモンスターの攻撃力はファーニマル及びデストーイモンスターの数×300アップする!」
デストーイ・シザー・タイガー(攻撃力2200)
沢渡「おいおいおい、こいつはやばいんじゃねぇのかっ?」
素良「バトルだ! デストーイ・シザー・タイガーで、ダイレクトアタック!」
奈緒「ああああぁぁぁっ!」
奈緒LP1800
隼翼「奈緒ちゃん!」
素良「僕はカードを一枚伏せて、ターンエンド」
素良・伏せカード:一枚
632: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/01(火) 14:05:36.61 ID:WDDxXg+yO
素良「どう? 結構効いたんじゃないかなぁ?」
奈緒「…私のターン!」
素良「あらら、本当にエクシーズってのはノリが悪いね」
奈緒「相手の場だけにモンスターがいる場合、手札から《セイクリッド・シェアト》を特殊召喚!」
攻撃力100
奈緒「さらに、《セイクリッド・ハワー》を召喚!」
攻撃力800
奈緒「セイクリッド・ハワーをリリースし、自分の手札・墓地からセイクリッドモンスター1体を選んで守備表示で特殊召喚します」
奈緒「私は墓地にある《セリクリッド・カウスト》を特殊召喚!」
守備力700
奈緒「カウストの効果により、自身のレベルを1アップ」
奈緒「そしてシェアトは1ターンに1度、このカード以外のフィールド・墓地のセイクリッドモンスター1体と同じレベルになります。まあこのカードを素材とする場合、 セイクリッドモンスターしか使用できませんがね」
セリクリッド・カウスト(LV5)
セイクリッド・シェアト(LV5)
奈緒「レベル5のセリクリッド・カウストとシェアトでオーバーレイ!」
奈緒「星々の光、今大地を震わせ降臨せよ!」
奈緒「エクシーズ召喚!」
奈緒「ランク5! 《セイクリッド・プレアデス》!」
攻撃力2500
素良「攻撃力2500…」
有宇「ようやく出てきたな」
奈緒「プレアデスの効果発動!」
奈緒「1ターンに1度、オーバーレイ・ユニットをひとつ使って、あなたの場のシザー・タイガーを手札に戻す!」
隼翼「これでシザー・タイガーがいなくなれば!」
素良「ふふっ…味合わせてあげるよ、本当の絶望ってやつをね」
奈緒「…私のターン!」
素良「あらら、本当にエクシーズってのはノリが悪いね」
奈緒「相手の場だけにモンスターがいる場合、手札から《セイクリッド・シェアト》を特殊召喚!」
攻撃力100
奈緒「さらに、《セイクリッド・ハワー》を召喚!」
攻撃力800
奈緒「セイクリッド・ハワーをリリースし、自分の手札・墓地からセイクリッドモンスター1体を選んで守備表示で特殊召喚します」
奈緒「私は墓地にある《セリクリッド・カウスト》を特殊召喚!」
守備力700
奈緒「カウストの効果により、自身のレベルを1アップ」
奈緒「そしてシェアトは1ターンに1度、このカード以外のフィールド・墓地のセイクリッドモンスター1体と同じレベルになります。まあこのカードを素材とする場合、 セイクリッドモンスターしか使用できませんがね」
セリクリッド・カウスト(LV5)
セイクリッド・シェアト(LV5)
奈緒「レベル5のセリクリッド・カウストとシェアトでオーバーレイ!」
奈緒「星々の光、今大地を震わせ降臨せよ!」
奈緒「エクシーズ召喚!」
奈緒「ランク5! 《セイクリッド・プレアデス》!」
攻撃力2500
素良「攻撃力2500…」
有宇「ようやく出てきたな」
奈緒「プレアデスの効果発動!」
奈緒「1ターンに1度、オーバーレイ・ユニットをひとつ使って、あなたの場のシザー・タイガーを手札に戻す!」
隼翼「これでシザー・タイガーがいなくなれば!」
素良「ふふっ…味合わせてあげるよ、本当の絶望ってやつをね」
633: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/01(火) 14:12:35.55 ID:WDDxXg+yO
素良「カウンター罠、《デストーイ・マーチ》!」
素良「デストーイモンスターを対象とするモンスター効果・魔法・罠カードを相手が発動した時、その発動を無効にし破壊する!」
奈緒「な!?」
素良「その後、対象となったデストーイモンスター1体を墓地へ送り、 レベル8以上のデストーイ融合モンスター1体を融合召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する!」
素良「現れ出ちゃえ! 全てに牙むく魔境の猛獣、《デストーイ・サーベル・タイガー》!」
攻撃力2400
素良「このカードが融合召喚に成功した時、自分の墓地のデストーイモンスター1体を特殊召喚する!」
素良「戻れ、《デストーイ・シザー・タイガー》!」
攻撃力1900
素良「シザー・タイガーの効果により、デストーイモンスターの攻撃力はファーニマル及びデストーイモンスターの数×300アップする!」
素良「そしてサーベル・タイガーの効果により、デストーイモンスターの攻撃力はさらに400アップ!」
デストーイ・シザー・タイガー(攻撃力2900)
デストーイ・サーベル・タイガー(攻撃力3400)
セレナ「攻撃力2900と3400のモンスター!」
白柳「友利さんのライフは1800…次のダイレクトアタックを受けたら」
奈緒「…カードを一枚伏せて、ターンエンド」
奈緒・伏せカード:一枚
素良「デストーイモンスターを対象とするモンスター効果・魔法・罠カードを相手が発動した時、その発動を無効にし破壊する!」
奈緒「な!?」
素良「その後、対象となったデストーイモンスター1体を墓地へ送り、 レベル8以上のデストーイ融合モンスター1体を融合召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する!」
素良「現れ出ちゃえ! 全てに牙むく魔境の猛獣、《デストーイ・サーベル・タイガー》!」
攻撃力2400
素良「このカードが融合召喚に成功した時、自分の墓地のデストーイモンスター1体を特殊召喚する!」
素良「戻れ、《デストーイ・シザー・タイガー》!」
攻撃力1900
素良「シザー・タイガーの効果により、デストーイモンスターの攻撃力はファーニマル及びデストーイモンスターの数×300アップする!」
素良「そしてサーベル・タイガーの効果により、デストーイモンスターの攻撃力はさらに400アップ!」
デストーイ・シザー・タイガー(攻撃力2900)
デストーイ・サーベル・タイガー(攻撃力3400)
セレナ「攻撃力2900と3400のモンスター!」
白柳「友利さんのライフは1800…次のダイレクトアタックを受けたら」
奈緒「…カードを一枚伏せて、ターンエンド」
奈緒・伏せカード:一枚
634: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/01(火) 14:14:17.85 ID:WDDxXg+yO
素良「僕のターン!」
素良「さあ、これで終わりだ! デストーイ・シザー・タイガー! ダイレクトアタック!」
素良「葬り去れ! アカデミアから、エクシーズの残党を全て!」
隼翼「奈緒ちゃん!」
奈緒「罠カード、《ソウル・シールド》!
奈緒「ライフポイントを半分払い、相手モンスター1体の攻撃を無効にし、バトルフェイズを終了する!」
奈緒LP800
セレナ「よし、凌いだか!」
素良「…ターンエンド。デストーイ・マーチの効果で特殊召喚したモンスターは、エンドフェイズに除外される」
デストーイ・シザー・タイガー(攻撃力2200)
セレナ「ここまで来て、負けるのか?」
白柳「友利さんの手札は0、モンスターも、伏せカードも0。これじゃあ…」
沢渡「ちっ、しっかりしやがれってんだ!」
隼翼「くっ…」
奈緒「………」
素良「どうした? 僕はターンエンドしたよ。次は君の番だ、もしかして、目の前まで迫っている敗北が怖くてドローもできないのかい?」
素良「さあ、これで終わりだ! デストーイ・シザー・タイガー! ダイレクトアタック!」
素良「葬り去れ! アカデミアから、エクシーズの残党を全て!」
隼翼「奈緒ちゃん!」
奈緒「罠カード、《ソウル・シールド》!
奈緒「ライフポイントを半分払い、相手モンスター1体の攻撃を無効にし、バトルフェイズを終了する!」
奈緒LP800
セレナ「よし、凌いだか!」
素良「…ターンエンド。デストーイ・マーチの効果で特殊召喚したモンスターは、エンドフェイズに除外される」
デストーイ・シザー・タイガー(攻撃力2200)
セレナ「ここまで来て、負けるのか?」
白柳「友利さんの手札は0、モンスターも、伏せカードも0。これじゃあ…」
沢渡「ちっ、しっかりしやがれってんだ!」
隼翼「くっ…」
奈緒「………」
素良「どうした? 僕はターンエンドしたよ。次は君の番だ、もしかして、目の前まで迫っている敗北が怖くてドローもできないのかい?」
635: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/01(火) 14:18:27.26 ID:WDDxXg+yO
奈緒「…約束…しちゃいましたからね」
素良「約束?」
『僕が興味のあるのは強い女だけだ。明日の公式戦でアカデミア相手に白星を挙げる事ができれば、僕はお前を認める。本当の意味でお前を愛すると約束する』
奈緒「孤独で、誰も信じる事もできなかった私に人を信じる力を教えてくれた…」
奈緒「だから、今度は私が信じさせてやるんです…」
有宇「………」
隼翼「奈緒ちゃん…」
奈緒「ようやく出会えた大切な人との約束を、諦められる訳ないだろうが!!」
奈緒「私のターン!」
奈緒「私は魔法カード、《マジック・プランター》を発動!」
奈緒「自分フィールドに存在する永続罠、《真紅眼の鎧旋(リターン・オブ・レッドアイズ)》を墓地に送り、カードを二枚ドロー!」
セレナ「あれは、キングの残した罠!」
吹雪「レッドアイズのサポートカード…まさか、こんな形で使用するとは」
奈緒(ついに来た…!)
奈緒「そして私は、手札から魔法カード、《未来への思い》を発動!」
有宇「っ!」
奈緒のライフ800じゃなくて900だった
636: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/03(木) 03:05:50.79 ID:ajKevgDl0
素良「未来への…思い?」
奈緒「このカードは、自分の墓地にあるレベルが異なるモンスター三体を特殊召喚する!」
素良「三体!?」
奈緒「ただし、この効果で特殊召喚したモンスターの攻撃力は0になり、モンスター効果は無効化されます」
奈緒「私が召喚するのは、《セリクリッド・カウスト》! 《セイクリッド・ハワー》! 《セイクリッド・シェアト》!」
奈緒「そして、このターンにエクシーズ召喚を行っていない時、エンドフェイズに4000ポイントのダメージを受ける。さらにこのターン、私はエクシーズ召喚以外の特殊召喚ができません」
素良「効果を無効にし攻撃力も0、レベルが違うためエクシーズ召喚もできない。それじゃあ僕のシザー・タイガーは倒せないね!」
奈緒「それはどうでしょう?」
素良「何?」
奈緒「魔法カード、《シフトアップ》を発動!」
奈緒「自分フィールドの最もレベルの高いモンスター1体を選択し、その他全てのモンスターのレベルを選択したモンスターと同じにする!」
奈緒「よって、三体のセリクリッドモンスターのレベルは4になる!」
セレナ「これで…!」
隼翼「レベル4のモンスターが三体…」
有宇(三体? まさか…!)
奈緒「私はレベル4のセリクリッド・カウストとハワーでオーバーレイ!」
素良「二体!?」
奈緒「漆黒の闇より、愚鈍なる力に抗う反逆の牙!」
奈緒「エクシーズ召喚!」
奈緒「ランク4! 《ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン》!」
攻撃力2500
奈緒「このカードは、自分の墓地にあるレベルが異なるモンスター三体を特殊召喚する!」
素良「三体!?」
奈緒「ただし、この効果で特殊召喚したモンスターの攻撃力は0になり、モンスター効果は無効化されます」
奈緒「私が召喚するのは、《セリクリッド・カウスト》! 《セイクリッド・ハワー》! 《セイクリッド・シェアト》!」
奈緒「そして、このターンにエクシーズ召喚を行っていない時、エンドフェイズに4000ポイントのダメージを受ける。さらにこのターン、私はエクシーズ召喚以外の特殊召喚ができません」
素良「効果を無効にし攻撃力も0、レベルが違うためエクシーズ召喚もできない。それじゃあ僕のシザー・タイガーは倒せないね!」
奈緒「それはどうでしょう?」
素良「何?」
奈緒「魔法カード、《シフトアップ》を発動!」
奈緒「自分フィールドの最もレベルの高いモンスター1体を選択し、その他全てのモンスターのレベルを選択したモンスターと同じにする!」
奈緒「よって、三体のセリクリッドモンスターのレベルは4になる!」
セレナ「これで…!」
隼翼「レベル4のモンスターが三体…」
有宇(三体? まさか…!)
奈緒「私はレベル4のセリクリッド・カウストとハワーでオーバーレイ!」
素良「二体!?」
奈緒「漆黒の闇より、愚鈍なる力に抗う反逆の牙!」
奈緒「エクシーズ召喚!」
奈緒「ランク4! 《ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン》!」
攻撃力2500
637: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/03(木) 03:06:40.86 ID:ajKevgDl0
白柳「ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン?」
隼翼「あれは!」
歩未「昔のお兄ちゃんの…!」
奈緒「ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴンの効果発動!」
奈緒「オーバーレイ・ユニットを二つ使い、相手フィールドに存在するモンスターの攻撃力を半分にし、 その数値分だけこのカードの攻撃力をアップする!」
素良「何ぃ!?」
奈緒「トリーズン・ディスチャージ!」
ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン(攻撃力3600)
デストーイ・シザー・タイガー(攻撃力1100)
セレナ「攻撃力3600!」
吹雪「シザー・タイガーの攻撃力は1100、ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴンとの差は2500、彼のライフも2500」
素良「何故だ…」
奈緒「バトル! ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴンで、デストーイ・シザー・タイガーを攻撃!」
奈緒「反逆のライトニング・ディスオベイ!」
素良「この僕が、何故だぁぁぁーーっ!?」
素良LP0
隼翼「あれは!」
歩未「昔のお兄ちゃんの…!」
奈緒「ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴンの効果発動!」
奈緒「オーバーレイ・ユニットを二つ使い、相手フィールドに存在するモンスターの攻撃力を半分にし、 その数値分だけこのカードの攻撃力をアップする!」
素良「何ぃ!?」
奈緒「トリーズン・ディスチャージ!」
ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン(攻撃力3600)
デストーイ・シザー・タイガー(攻撃力1100)
セレナ「攻撃力3600!」
吹雪「シザー・タイガーの攻撃力は1100、ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴンとの差は2500、彼のライフも2500」
素良「何故だ…」
奈緒「バトル! ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴンで、デストーイ・シザー・タイガーを攻撃!」
奈緒「反逆のライトニング・ディスオベイ!」
素良「この僕が、何故だぁぁぁーーっ!?」
素良LP0
639: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/04(金) 00:31:24.95 ID:s8fFlix40
白柳「か、勝った…」
「き、決まりましたーっ!」
「アカデミア、まさかの敗北! 勝ったのは、ランサーズ! エクシーズの残党が結成したランサーズだーっ!」
セレナ「友利の勝ちだ!」
歩未「やったでござるーっ!」
沢渡「ふぅ…ったく、ヒヤヒヤさせやがって!」
隼翼「奈緒ちゃん…」
黒咲「…くっ……うっ……」
有宇「気がついたか?」
黒咲「あの女は勝ったのか…?」
有宇「ああ」
黒咲「ふん…」
吹雪「なら、次は君の出番だね」
有宇「あ、やっぱり行かなきゃ駄目?」
吹雪「難しく考える事はない。今のデュエルを見て、君が何を思い、どう感じたのか、それを彼女に伝えるだけでいいんだ」
有宇「仕方ねえ」
「き、決まりましたーっ!」
「アカデミア、まさかの敗北! 勝ったのは、ランサーズ! エクシーズの残党が結成したランサーズだーっ!」
セレナ「友利の勝ちだ!」
歩未「やったでござるーっ!」
沢渡「ふぅ…ったく、ヒヤヒヤさせやがって!」
隼翼「奈緒ちゃん…」
黒咲「…くっ……うっ……」
有宇「気がついたか?」
黒咲「あの女は勝ったのか…?」
有宇「ああ」
黒咲「ふん…」
吹雪「なら、次は君の出番だね」
有宇「あ、やっぱり行かなきゃ駄目?」
吹雪「難しく考える事はない。今のデュエルを見て、君が何を思い、どう感じたのか、それを彼女に伝えるだけでいいんだ」
有宇「仕方ねえ」
640: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/04(金) 00:39:23.68 ID:s8fFlix40
奈緒「はぁ……はぁ……ぁ」フラッ
有宇「お疲れさん」
奈緒「有宇…君…」
有宇「そのまま背にいろ」
奈緒「約束は果たせましたか…?」
有宇「ああ、十分だ。しかし、あれをデッキに入れてるとは思わなかったぜ。お前のデッキとじゃ相性も良くないだろう」
奈緒「確かにそうっすね。ですが、私はずっと信じていました」
奈緒「あなたにだって、誰にだってあるんす。デュエルと共に積み重ねて来た思いってやつですよ」
有宇「随分とらしくない事を言うじゃねぇか」
奈緒「あなたのせいです。あなたがこんなロマンチストな女に私を変えちまったんですからね」
有宇「ああ言えばこう言う女だな。ま、とりあえず言いたい事ができた」
奈緒「なんすか?」
有宇「ありがとう、ずっと待っててくれて」
奈緒「はいっす…」
有宇「お疲れさん」
奈緒「有宇…君…」
有宇「そのまま背にいろ」
奈緒「約束は果たせましたか…?」
有宇「ああ、十分だ。しかし、あれをデッキに入れてるとは思わなかったぜ。お前のデッキとじゃ相性も良くないだろう」
奈緒「確かにそうっすね。ですが、私はずっと信じていました」
奈緒「あなたにだって、誰にだってあるんす。デュエルと共に積み重ねて来た思いってやつですよ」
有宇「随分とらしくない事を言うじゃねぇか」
奈緒「あなたのせいです。あなたがこんなロマンチストな女に私を変えちまったんですからね」
有宇「ああ言えばこう言う女だな。ま、とりあえず言いたい事ができた」
奈緒「なんすか?」
有宇「ありがとう、ずっと待っててくれて」
奈緒「はいっす…」
641: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/04(金) 00:41:52.45 ID:s8fFlix40
「ふざけんな!」
「我らアカデミアのデュエリストが、負け犬のエクシーズなんかに負けるはずがねぇ!」
「今すぐ捕まえろ! 集団でやっちまうぞ!」
プロフェッサー「その必要はない!」
黒咲「っ!」
沢渡「てめぇは、プロフェッサー!」
プロフェッサー「見事だった」
プロフェッサー「アカデミアとランサーズ公式試合。そしてこの試合に勝ったなら、今後君達に手は出さない」
プロフェッサー「無論、約束は守ろう」
白柳「え?」
プロフェッサー「君達の勝利だ。カードにされた者も時期に元に戻る。もうこの戦いに意味はない」
セレナ「本当に、終わったのか?」
プロフェッサー「セレナ、それに吹雪。君達も彼らと共にスタンダードに戻るんだろう? それも許可しよう」
吹雪「どういうつもりなんですか、?」
プロフェッサー「私は交わした約束を守っているだけだ。何か問題があるのか?」
有宇「いいや、これ以上の事はないさ」
隼翼「有宇!」
黒咲「瑠璃はどこだ!? 瑠璃を返せ!」
プロフェッサー「安心しろ、すでに解放してある。今頃にはスタンダードに送られている頃だろう」
黒咲「瑠璃が、スタンダードに?」
プロフェッサー「聞きたい事は終わりか? ではさらばだ、デュメンション・ムーバー発動!」
吹雪「待って! 亮や万丈目君達は――」
「我らアカデミアのデュエリストが、負け犬のエクシーズなんかに負けるはずがねぇ!」
「今すぐ捕まえろ! 集団でやっちまうぞ!」
プロフェッサー「その必要はない!」
黒咲「っ!」
沢渡「てめぇは、プロフェッサー!」
プロフェッサー「見事だった」
プロフェッサー「アカデミアとランサーズ公式試合。そしてこの試合に勝ったなら、今後君達に手は出さない」
プロフェッサー「無論、約束は守ろう」
白柳「え?」
プロフェッサー「君達の勝利だ。カードにされた者も時期に元に戻る。もうこの戦いに意味はない」
セレナ「本当に、終わったのか?」
プロフェッサー「セレナ、それに吹雪。君達も彼らと共にスタンダードに戻るんだろう? それも許可しよう」
吹雪「どういうつもりなんですか、?」
プロフェッサー「私は交わした約束を守っているだけだ。何か問題があるのか?」
有宇「いいや、これ以上の事はないさ」
隼翼「有宇!」
黒咲「瑠璃はどこだ!? 瑠璃を返せ!」
プロフェッサー「安心しろ、すでに解放してある。今頃にはスタンダードに送られている頃だろう」
黒咲「瑠璃が、スタンダードに?」
プロフェッサー「聞きたい事は終わりか? ではさらばだ、デュメンション・ムーバー発動!」
吹雪「待って! 亮や万丈目君達は――」
642: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/04(金) 00:43:40.41 ID:s8fFlix40
スタンダード
隼翼「ぐっ…ぅぅ…」
奈緒「ってぇ…」
沢渡「相変わらず、次元を飛ぶのは快適じゃねぇな…」
白柳「ここは、スタンダード?」
セレナ「私達は、戻ってきたのか?」
黒咲「くっ…瑠璃!」ダッ
有宇「おい――って、行きやがった。相変わらずだな」
「では、柚咲さんも…」
「はいっ、気がついたら道の真ん中で倒れていてゆさりんとってもびっくりです!」
黒咲「?」
吹雪「この声は…」
高城「乙坂さん、それに友利さんも!」
柚咲「良かった! 無事だったんですね!」
歩未「ゆさりん!? 何故ゆさりんがここに!?」
高城「え? 乙坂さんの妹さん? 一体どうして…!?」
隼翼「ぐっ…ぅぅ…」
奈緒「ってぇ…」
沢渡「相変わらず、次元を飛ぶのは快適じゃねぇな…」
白柳「ここは、スタンダード?」
セレナ「私達は、戻ってきたのか?」
黒咲「くっ…瑠璃!」ダッ
有宇「おい――って、行きやがった。相変わらずだな」
「では、柚咲さんも…」
「はいっ、気がついたら道の真ん中で倒れていてゆさりんとってもびっくりです!」
黒咲「?」
吹雪「この声は…」
高城「乙坂さん、それに友利さんも!」
柚咲「良かった! 無事だったんですね!」
歩未「ゆさりん!? 何故ゆさりんがここに!?」
高城「え? 乙坂さんの妹さん? 一体どうして…!?」
643: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/04(金) 01:02:21.95 ID:s8fFlix40
数分後
高城「そういう事でしたか…」
有宇「カードにされていた時の記憶はないのか?」
高城「あのユーリという男とデュエルをしたところまでは覚えているんですが、それからの事はさっぱり…」
美砂「ったくこいつは、ランサーズ最弱の分際で敵の攻撃から何度も私を庇いやがるわ、挙句カードにされるのを覚悟で負けちまうわで、本当にセンスねぇぜ」
高城「いやー、返す言葉もない…」
美砂「ありがとよ…」ボソッ
高城「お礼なら乙坂さんの時と同じくゆさりんとお風呂――がばっ!?」
奈緒「引くなっ!」
美砂(無言の顔パン)
有宇「よし…」
隼翼「どこに行く?」
有宇「野暮用を思い出した。高城と美砂が戻ってるなら、熊耳も、奈緒の兄も戻っているはずだ。そっちに行ってやれ」
奈緒「っ…」
隼翼「熊耳…」
吹雪「なら、僕もいいかな? 大体の察しはついてるんだ」
有宇「勝手にしてくれ」
歩未「お兄ちゃん…」
有宇「四人分」
歩未「え?」
有宇「今じゃ二匹の居候が居るからな、晩飯は四人分を頼む」
セレナ「ユウ…」
歩未「はいっ、今日のご飯はあゆ特製の秘伝オムライスでござるー!」
有宇「………」
奈緒「綺麗な顔してましたよ、今のあなた」
有宇「そうか?」
奈緒「女たらしのゲス野郎とは思えない優しい顔です」
有宇「褒め言葉として受け取っておく」
奈緒「褒めてんすよ?」
有宇「なら問題ないな。晩飯までには戻る」
高城「そういう事でしたか…」
有宇「カードにされていた時の記憶はないのか?」
高城「あのユーリという男とデュエルをしたところまでは覚えているんですが、それからの事はさっぱり…」
美砂「ったくこいつは、ランサーズ最弱の分際で敵の攻撃から何度も私を庇いやがるわ、挙句カードにされるのを覚悟で負けちまうわで、本当にセンスねぇぜ」
高城「いやー、返す言葉もない…」
美砂「ありがとよ…」ボソッ
高城「お礼なら乙坂さんの時と同じくゆさりんとお風呂――がばっ!?」
奈緒「引くなっ!」
美砂(無言の顔パン)
有宇「よし…」
隼翼「どこに行く?」
有宇「野暮用を思い出した。高城と美砂が戻ってるなら、熊耳も、奈緒の兄も戻っているはずだ。そっちに行ってやれ」
奈緒「っ…」
隼翼「熊耳…」
吹雪「なら、僕もいいかな? 大体の察しはついてるんだ」
有宇「勝手にしてくれ」
歩未「お兄ちゃん…」
有宇「四人分」
歩未「え?」
有宇「今じゃ二匹の居候が居るからな、晩飯は四人分を頼む」
セレナ「ユウ…」
歩未「はいっ、今日のご飯はあゆ特製の秘伝オムライスでござるー!」
有宇「………」
奈緒「綺麗な顔してましたよ、今のあなた」
有宇「そうか?」
奈緒「女たらしのゲス野郎とは思えない優しい顔です」
有宇「褒め言葉として受け取っておく」
奈緒「褒めてんすよ?」
有宇「なら問題ないな。晩飯までには戻る」
644: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/04(金) 01:17:12.40 ID:s8fFlix40
(今後君達に手は出さないねぇ…心にもない約束しやがって…)
(こうなったら、俺が今すぐ奴らを――)
有宇「おっ、いたいた」
「!?」
吹雪「やはり、黒幕は君だったようだね。真月零君」
真月「てめぇら…いつから…」
有宇「質問するのはこっちだ。お前には聞きたい事があるからな」
真月「俺様とやろうってのか?」
有宇「この状況ではお前に勝ち目があるとは思えないが?」
真月(キング吹雪に、ヘルカイザーと互角にやり合った乙坂有宇か…いかにこの俺でも、ここは退くしか…)
真月「何が知りたい?」
有宇(それから、僕は全てを知った)
有宇(アカデミアの、プロフェッサーの真の目的、この男が何者なのか、どうしてエクシーズ次元が攻撃されたのか…)
有宇(戦いは、まだ終わらない。力だけで解決する事は出来ないのかもしれない)
有宇(かつて僕が憧れていた、人を幸せにするデュエル…)
有宇(もしかしたら、それがこの次元戦争を終らせる唯一の方法だったりするかも?)
有宇「ま、僕は絶対にしないけどな」
完
(こうなったら、俺が今すぐ奴らを――)
有宇「おっ、いたいた」
「!?」
吹雪「やはり、黒幕は君だったようだね。真月零君」
真月「てめぇら…いつから…」
有宇「質問するのはこっちだ。お前には聞きたい事があるからな」
真月「俺様とやろうってのか?」
有宇「この状況ではお前に勝ち目があるとは思えないが?」
真月(キング吹雪に、ヘルカイザーと互角にやり合った乙坂有宇か…いかにこの俺でも、ここは退くしか…)
真月「何が知りたい?」
有宇(それから、僕は全てを知った)
有宇(アカデミアの、プロフェッサーの真の目的、この男が何者なのか、どうしてエクシーズ次元が攻撃されたのか…)
有宇(戦いは、まだ終わらない。力だけで解決する事は出来ないのかもしれない)
有宇(かつて僕が憧れていた、人を幸せにするデュエル…)
有宇(もしかしたら、それがこの次元戦争を終らせる唯一の方法だったりするかも?)
有宇「ま、僕は絶対にしないけどな」
完
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