1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/16(土) 23:49:33.55 ID:vl/tO1BF0
P「え」

亜美「だってUFOキャッチャーって」

真美「フィギュア取るやつっしょ」

P「……来い」

亜美「え、ちょ」

真美「兄(C)!?」

3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/16(土) 23:51:03.23 ID:vl/tO1BF0
律子「プ、プロデューサー、亜美真美抱えてどこに行くんですか!?」

P「行ってくる」

律子「だからどこに――……行っちゃった……」

4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/16(土) 23:52:15.39 ID:vl/tO1BF0
P「乗れ」

亜美「兄(C)どこ行くのー」

真美「どこ行くのー」

P「ゲーセンだ」

亜美「え、やったー!」

真美「真美、ジャイロゼッターのカードのやつやりたい!」

5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/16(土) 23:53:21.80 ID:vl/tO1BF0
~30分後~

P「着いたぞ」

亜美「兄(C)」

真美「ここ何?」

P「ゲーセンだ」

亜美「何と言うか全体的に」

真美「暗くない?」

P「さあ、中に入るぞ」

10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/16(土) 23:54:48.06 ID:vl/tO1BF0
亜美「薄暗い!」

真美「タバコくさい!」

P「うるさい」

亜美「パチンコみたいなやつとー、何か大きいゲームとー」

真美「UFOキャッチャー、だけ」

P「さあ、やるぞ」

12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/16(土) 23:56:37.01 ID:vl/tO1BF0
亜美「えー…この中に亜美達の触覚が動くもの何てないよー」

真美「亜美、それを言うなら触手じゃない?」

P「食指な」

亜美「ねえ真美、このUFOキャッチャーの景品……これ何?」

真美「ipod……のパチものだね」

亜美「安っぽいね」

真美「でも、なんか惹かれるね」

13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/16(土) 23:57:19.40 ID:vl/tO1BF0
亜美「真美、こっち」

真美「おお、何か高そうな腕時計!」

亜美「でも良く見ると……」

真美「安っぽい」

14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/16(土) 23:58:10.22 ID:vl/tO1BF0
亜美「真美、真美!」

真美「なにー…おおう」

亜美「銀色の、ライターだね」

真美「でも、写真が貼ってあるね」

亜美「んっふっふ~、きわどい水着ですな~」

真美「ですな~兄(C)が好きそうな感じ」

16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/16(土) 23:59:16.22 ID:vl/tO1BF0
亜美「こっちは――あ」

真美「どったの、亜美――」

亜美真美「「」」

P「こらこら、それは見ちゃ駄目だ」

亜美「裸のお姉さんの///」

真美「DVD///」

亜美「おおおおおお!」

真美「どったの、亜美!?」

17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17(日) 00:00:12.30 ID:4RF5Altk0
亜美真美「「伊勢えびだー!!!!!」」

18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17(日) 00:01:08.32 ID:4RF5Altk0
P「どうだ、やりたいやつ見つかったか?」

亜美「伊勢えびやりたい!」

真美「でも一回500円だよ」

P「いいよ、やってみな」

亜美「いいの?」

P「何事も経験だ」

真美「ありがとう兄(C)!!」

19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17(日) 00:02:03.47 ID:4RF5Altk0
亜美「じゃあ亜美が①のボタン押すから」

真美「真美は②のボタンね」

亜美「おお……相手はピクリともしませんな」

真美「3本爪だし、これは楽勝っしょ」

亜美「よし、いけいけいけ……」

20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17(日) 00:03:14.61 ID:4RF5Altk0
真美「掴んだー!」

亜美「持ち上げたー!」

ボチャン

亜美真美「「落ちたー!!!!」」

25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17(日) 00:05:24.39 ID:4RF5Altk0
亜美「くそー」

真美「悔しいー…あれ、兄(C)は?」

亜美「あ、いた」

真美「兄(C)それ何?」

P「この筒の中に紙が入ってるんだ」

亜美「紙?」

真美「あ、一等はラジコンだって」

27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17(日) 00:06:19.60 ID:4RF5Altk0
P「さっきから挑戦してるんだが……ほら、これやるよ」

亜美「4等の紙がいっぱい」

真美「4等は……ポテトチップ」

P「ほら1000円ずつやるから、好きなのやってこい」

亜美真美「「わーい!!」」

28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17(日) 00:07:26.60 ID:4RF5Altk0
亜美「真美、何か取れた?」

真美「ううん、駄目」

亜美「ねえ真美」

真美「ん?」

亜美「この腕時計取って兄(C)にプレゼントしようよ」

真美「いいね、亜美」

29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17(日) 00:08:23.59 ID:4RF5Altk0
亜美「あー…また倒れて横になっちゃった」

真美「ほぼ全部の腕時計、倒れちゃったね」

亜美「ねえ真美、無理に持ち上げなくてもいいんじゃない」

真美「どうすんの」

亜美「ちょっとずつ、こう、穴に寄せていけば……」

真美「よし、やってみよう」

32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17(日) 00:09:28.89 ID:4RF5Altk0
亜美「あー…」

真美「逆に遠ざかっちゃった……」

亜美「真美、あといくらある?」

真美「ええと、200円」

亜美「亜美は300円。ねえ、一度に500円入れてみようよ」

真美「おお、6回できてお得だ」

33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17(日) 00:10:24.95 ID:4RF5Altk0
亜美「駄目だー…」

真美「あと1回だよー…」

亜美「もうやけくそだ。あの奥の端にあるやつ取ってみよう……あ」

真美「えー、アームここまでしか届かないのー」

亜美「全然違うとこ降ろしちゃったよー」

真美「あ」

亜美「お」

35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17(日) 00:11:48.38 ID:4RF5Altk0
真美「アームの片方が」

亜美「腕時計が乗ってる板の」

真美「隙間に引っかかって」

亜美真美「「斜めに持ちあげたー!!!!!」」

37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17(日) 00:12:44.06 ID:4RF5Altk0
亜美「板に乗ってる腕時計が」

真美「滑って」

亜美真美「「穴に落ちていくー!!!!!!」」

亜美「……真美、これいいのかな」

真美「……とりあえず兄(C)のとこに行こう」

40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17(日) 00:13:53.83 ID:4RF5Altk0
P「おーい、そろそろ帰るぞ」

亜美「兄(C)、これ」

真美「はい、プレゼント」

P「おお! すごいな、取れたのか」

亜美「まだあるよ」

真美「はい」

P「2つも取れたのか! 才能あるじゃないか」

43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17(日) 00:15:01.09 ID:4RF5Altk0
亜美「まだまだあるよ」

真美「どんどんあるよ」

P「……いくつ、取れたんだ」

亜美真美「「14個」」

P「……どうやって取ったか教えてくれ」

45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17(日) 00:16:10.43 ID:4RF5Altk0
亜美「いやー楽しかったねー」

真美「充実感を感じるねー」

P「いやはや、まさかそんな取り方があるとはなー」

亜美「兄(C)、また連れていってよ」

真美「真美達、今度はもっとたくさん取るよ」

P「そうだな、また行くか」

亜美真美「「やったー!!!!」」

48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17(日) 00:17:24.55 ID:4RF5Altk0
律子「あ、やっと帰ってきた……って、なんですかその荷物は」

P「ええと……ラジコン2台と、食器セットが3つ、あと小物が少々」

亜美「ポテトチップが10袋」

真美「小さい缶ジュースが7本」

P「あと伊勢えび」

律子「伊勢えび!?」

おわり

引用元: P「UFOキャッチャー好きです」亜美真美「兄(C)オタクだー」