1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/13(水) 08:36:54.37 ID:gyw78bFj0
森夏「つまり今年のバレンタインに富樫くんにチョコを作りたいってことね」
六花「肯定 今年はプリーステスもいないし困っていたので手伝ってほしい」
森夏「いいわよ 私も作ろうと思ってたし」
六花「助かる」
森夏「本命チョコとか良いわね」
六花「丹生谷は誰かにあげないの?」
森夏「あげるって言っても義理チョコになっちゃうからなー」
六花「ゆうたにあげる?」
森夏「まあ富樫くんには小鳥遊さんがあげるからやめとこうかな」
六花「じゃあ一色?」
森夏「あいつにはなんとなくあげたくないかも」
六花「じゃあ誰?」
森夏「えっと……そういえばあげる男子っていないなぁ」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1360712214
六花「肯定 今年はプリーステスもいないし困っていたので手伝ってほしい」
森夏「いいわよ 私も作ろうと思ってたし」
六花「助かる」
森夏「本命チョコとか良いわね」
六花「丹生谷は誰かにあげないの?」
森夏「あげるって言っても義理チョコになっちゃうからなー」
六花「ゆうたにあげる?」
森夏「まあ富樫くんには小鳥遊さんがあげるからやめとこうかな」
六花「じゃあ一色?」
森夏「あいつにはなんとなくあげたくないかも」
六花「じゃあ誰?」
森夏「えっと……そういえばあげる男子っていないなぁ」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1360712214
2: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/13(水) 08:52:12.56 ID:gyw78bFj0
森夏「ほら 女の子同士であげたりするじゃない?友チョコだっけ」
六花「丹生谷は私にくれるの?」
森夏「ええ そのつもりだけど」
六花「じゃあ丹生谷の分もつくる」
森夏「まあ一緒に作るんだけどね」
六花「凸守とくみんの分も」
森夏「そうね」
六花「丹生谷は私にくれるの?」
森夏「ええ そのつもりだけど」
六花「じゃあ丹生谷の分もつくる」
森夏「まあ一緒に作るんだけどね」
六花「凸守とくみんの分も」
森夏「そうね」
3: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/13(水) 08:59:46.05 ID:gyw78bFj0
森夏「バレンタインかぁ そういえばやったことなかったかも」
森夏「中学時代は………思い出したくもないわね」
森夏「それより誰に作ろうかしら」
森夏「あげたい男子とかいないし」
森夏「いっそのことクラス中に渡すとか?」
森夏「それだと富樫くんにも渡さなきゃいけなくなるし」
森夏「部活のみんな……っていっても富樫くん入っちゃうし」
森夏「まあいっか 小鳥遊さんには黙っててもらえばいいし」
森夏「中学時代は………思い出したくもないわね」
森夏「それより誰に作ろうかしら」
森夏「あげたい男子とかいないし」
森夏「いっそのことクラス中に渡すとか?」
森夏「それだと富樫くんにも渡さなきゃいけなくなるし」
森夏「部活のみんな……っていっても富樫くん入っちゃうし」
森夏「まあいっか 小鳥遊さんには黙っててもらえばいいし」
4: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/13(水) 09:14:55.68 ID:gyw78bFj0
【バレンタイン当日】
くみん「モリサマちゃんおはよー」
森夏「おはようなのはあんただけよ もう放課後よ」
森夏「って一色まで来てたの?」
一色「来ちゃ悪いのか?」
森夏「別に良いけど」
くみん「あ、モリサマちゃんにチョコあげるね」
森夏「ありがと」
一色「え?」
森夏「私もあんたの分用意してあるわよ」
くみん「わーありがとー」
一色「俺の分は?」
森夏「あんた部活メンバーじゃないし」
くみん「ごめ~ん 忘れてたよ」
くみん「モリサマちゃんおはよー」
森夏「おはようなのはあんただけよ もう放課後よ」
森夏「って一色まで来てたの?」
一色「来ちゃ悪いのか?」
森夏「別に良いけど」
くみん「あ、モリサマちゃんにチョコあげるね」
森夏「ありがと」
一色「え?」
森夏「私もあんたの分用意してあるわよ」
くみん「わーありがとー」
一色「俺の分は?」
森夏「あんた部活メンバーじゃないし」
くみん「ごめ~ん 忘れてたよ」
6: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/13(水) 09:33:34.45 ID:gyw78bFj0
勇太「一色が肩落として帰っていったけどなにかあったのか?」
森夏「バレンタインに誰からももらえなくてショックだったんでしょ」
勇太「くみん先輩からもらえなかったのか」
くみん「あ、富樫くんには用意してるよ」
勇太「本当ですか!?」
くみん「同じ昼寝部だしね」
森夏「ここ昼寝部なの?」
勇太「たぶん違う」
森夏「バレンタインに誰からももらえなくてショックだったんでしょ」
勇太「くみん先輩からもらえなかったのか」
くみん「あ、富樫くんには用意してるよ」
勇太「本当ですか!?」
くみん「同じ昼寝部だしね」
森夏「ここ昼寝部なの?」
勇太「たぶん違う」
7: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/13(水) 09:49:00.26 ID:gyw78bFj0
くみん「はい 富樫くん専用まくらだよぉー」
勇太「あ、チョコじゃないんですね」
くみん「チョコは六花ちゃんからもらえるでしょ?」
勇太「いや六花は料理苦手ですし って何にやにやしてるんだ丹生谷」
森夏「別にそんな顔してないわよ」
森夏「私も富樫くんに渡そうと思って持ってきたの」ごそごそ
勇太「チョコか?」
森夏「チョコは本命用なの」
勇太「丹生谷に本命いたのか」
森夏「このことは小鳥遊さんには黙っててね」
勇太「なんでだ?」
森夏「女子にはいろいろあるのよ」
勇太「あ、チョコじゃないんですね」
くみん「チョコは六花ちゃんからもらえるでしょ?」
勇太「いや六花は料理苦手ですし って何にやにやしてるんだ丹生谷」
森夏「別にそんな顔してないわよ」
森夏「私も富樫くんに渡そうと思って持ってきたの」ごそごそ
勇太「チョコか?」
森夏「チョコは本命用なの」
勇太「丹生谷に本命いたのか」
森夏「このことは小鳥遊さんには黙っててね」
勇太「なんでだ?」
森夏「女子にはいろいろあるのよ」
8: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/13(水) 09:54:28.52 ID:gyw78bFj0
森夏「はい パウンドケーキつくったの」
勇太「おっ さんきゅ――」
六花「………」ガラッ
凸守「どうしたデスかマスター」
森夏「あ……」
六花「………」バッ
勇太「あ、六花!!」ダッ
くみん「……二人とも走っていっちゃったね」
森夏「そうね」
凸守「振られたデスね!偽サマー」
森夏「別にそういうのじゃないわよ」
勇太「おっ さんきゅ――」
六花「………」ガラッ
凸守「どうしたデスかマスター」
森夏「あ……」
六花「………」バッ
勇太「あ、六花!!」ダッ
くみん「……二人とも走っていっちゃったね」
森夏「そうね」
凸守「振られたデスね!偽サマー」
森夏「別にそういうのじゃないわよ」
9: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/13(水) 10:05:37.41 ID:gyw78bFj0
勇太「待てって六花!」
六花「離して!」
勇太「なんで逃げたんだよ」
六花「……だってゆうたが丹生谷からチョコもらってたから」
勇太「あれチョコじゃないぞ」
六花「へ?」
勇太「あれパウンドケーキ 丹生谷の本命は別だぞ」
六花「そうなの?」
勇太「本命にしかチョコは渡さないらしい」
六花「……そっか」
六花「離して!」
勇太「なんで逃げたんだよ」
六花「……だってゆうたが丹生谷からチョコもらってたから」
勇太「あれチョコじゃないぞ」
六花「へ?」
勇太「あれパウンドケーキ 丹生谷の本命は別だぞ」
六花「そうなの?」
勇太「本命にしかチョコは渡さないらしい」
六花「……そっか」
10: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/13(水) 10:12:28.11 ID:gyw78bFj0
勇太「六花?」
六花「ゆ、ゆうた これ――」
勇太「これ、チョコか?」
六花「丹生谷に教えてもらって作った」
勇太「食っていいか?」
六花「……」こくっ
勇太「いただきます」ぱくっ
六花「……どう?」
勇太「旨い!」
六花「よかった……」
六花「ゆ、ゆうた これ――」
勇太「これ、チョコか?」
六花「丹生谷に教えてもらって作った」
勇太「食っていいか?」
六花「……」こくっ
勇太「いただきます」ぱくっ
六花「……どう?」
勇太「旨い!」
六花「よかった……」
11: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/13(水) 10:20:23.22 ID:gyw78bFj0
勇太「俺も作ったんだけどいらなかったな」
六花「ゆうたは男なのに?」
勇太「逆チョコっていうのがあるんだよ 正直六花がチョコくれるとは思ってなかったし」
六花「ひどい」
勇太「悪かったって」
六花「作れなくても買えばすむ話」
勇太「それはそうだが」
六花「私もゆうたが作ったチョコが食べたい」
勇太「じゃあ家帰るか」
六花「ゆうたは男なのに?」
勇太「逆チョコっていうのがあるんだよ 正直六花がチョコくれるとは思ってなかったし」
六花「ひどい」
勇太「悪かったって」
六花「作れなくても買えばすむ話」
勇太「それはそうだが」
六花「私もゆうたが作ったチョコが食べたい」
勇太「じゃあ家帰るか」
12: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/13(水) 10:35:33.06 ID:gyw78bFj0
森夏「部室に帰ってきたらいちゃいちゃ度が増してたんだけど」
くみん「結局帰ったしね」
森夏(お礼言われたってことは成功したってことよね)
くみん「そろそろ私も帰ろうかな みんなにチョコは渡せたし」
凸守「凸守はもう少しいるデス」
森夏「私も」
くみん「じゃあごゆっくり~」
森夏「おばさんか」
くみん「結局帰ったしね」
森夏(お礼言われたってことは成功したってことよね)
くみん「そろそろ私も帰ろうかな みんなにチョコは渡せたし」
凸守「凸守はもう少しいるデス」
森夏「私も」
くみん「じゃあごゆっくり~」
森夏「おばさんか」
13: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/13(水) 10:42:11.85 ID:gyw78bFj0
凸守「なんで偽サマーが残ったデスか」
森夏「深い意味はないわよ」
凸守「………」そわそわ
森夏「………」わさわさ
凸守「偽サマー」
森夏「ねえ中坊」
森夏「あ、あんたからでいいわよ」
凸守「キサマに譲ってやるデス」
森夏「あんたから言いなさいよ」
凸守「譲ってやるといってるデス」
森夏「なによ、やる気?」
凸守「やってやるデス!」ブンブン
森夏「深い意味はないわよ」
凸守「………」そわそわ
森夏「………」わさわさ
凸守「偽サマー」
森夏「ねえ中坊」
森夏「あ、あんたからでいいわよ」
凸守「キサマに譲ってやるデス」
森夏「あんたから言いなさいよ」
凸守「譲ってやるといってるデス」
森夏「なによ、やる気?」
凸守「やってやるデス!」ブンブン
14: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/13(水) 10:49:46.89 ID:gyw78bFj0
森夏「なんかそういう気分じゃないわ」
凸守「凸守も同感デス」
森夏「私からにするわ」
凸守「最初からそうすればよかったデス」
森夏「はい バレンタイン」
凸守「……あけていいデスか?」
森夏「あんたにあげたやつだから好きにしなさい」
凸守「………」びりっばりっ
森夏「綺麗に開けなさいよ」
凸守「欧米風デス」
森夏「粛清されるわよ」
凸守「?」
凸守「凸守も同感デス」
森夏「私からにするわ」
凸守「最初からそうすればよかったデス」
森夏「はい バレンタイン」
凸守「……あけていいデスか?」
森夏「あんたにあげたやつだから好きにしなさい」
凸守「………」びりっばりっ
森夏「綺麗に開けなさいよ」
凸守「欧米風デス」
森夏「粛清されるわよ」
凸守「?」
15: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/13(水) 10:56:05.63 ID:gyw78bFj0
凸守「チョコデスか」
森夏「そうよ」
凸守「もしかして中に唐辛子とか山葵とか」
森夏「入ってないわよあんたじゃあるまいし」
凸守「……」ぱくっ
凸守「庶民の味がするデス」
森夏「あんた喧嘩うってんの?」
凸守「おいしくないデス」ぱくぱく
森夏「……気に入ってもらえてよかったわ」
森夏「そうよ」
凸守「もしかして中に唐辛子とか山葵とか」
森夏「入ってないわよあんたじゃあるまいし」
凸守「……」ぱくっ
凸守「庶民の味がするデス」
森夏「あんた喧嘩うってんの?」
凸守「おいしくないデス」ぱくぱく
森夏「……気に入ってもらえてよかったわ」
16: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/13(水) 11:05:37.14 ID:gyw78bFj0
凸守「庶民のキサマにこれをやるデス」
森夏「これって……」
凸守「偽サマーが一生食べることのないチョコデス」
森夏「一生は言い過ぎでしょ」
凸守「ありがたくもらうがいいデス!」
森夏「なんか礼を言う気が削がれるのはなぜかしら」
凸守「あと家で食べるがいいデス」
森夏「あっそ」
森夏「これって……」
凸守「偽サマーが一生食べることのないチョコデス」
森夏「一生は言い過ぎでしょ」
凸守「ありがたくもらうがいいデス!」
森夏「なんか礼を言う気が削がれるのはなぜかしら」
凸守「あと家で食べるがいいデス」
森夏「あっそ」
17: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/13(水) 11:12:17.56 ID:gyw78bFj0
凸守「今日は帰るデス」
森夏「私も帰るわ」
凸守「つ、ついてくるなデス!」
森夏「誰もいない部室にいたって意味ないでしょ」
森夏「私も帰るわ」
凸守「つ、ついてくるなデス!」
森夏「誰もいない部室にいたって意味ないでしょ」
18: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/13(水) 11:20:25.13 ID:gyw78bFj0
凸守「偽サマーは誰かにあげたデスか?」
森夏「バレンタイン?」
凸守「そうデス」
森夏「富樫くん、くみん先輩、小鳥遊さん、あんたとあとクラスに何人かね」
凸守「そうデスか」
森夏「あんたはどうなのよ」
凸守「凸守は――一人にしかあげていません」
森夏「それって……」
凸守「ミョルニルハンマー!!」
森夏「いたっ」
凸守「引っ掛かったデスね偽サマー 」
森夏「このちゅーぼー!待ちなさい!」
凸守「捕まえれるものなら捕まえてみやがれデス!」
森夏「いい度胸してるじゃない 望むところよ!」
森夏「バレンタイン?」
凸守「そうデス」
森夏「富樫くん、くみん先輩、小鳥遊さん、あんたとあとクラスに何人かね」
凸守「そうデスか」
森夏「あんたはどうなのよ」
凸守「凸守は――一人にしかあげていません」
森夏「それって……」
凸守「ミョルニルハンマー!!」
森夏「いたっ」
凸守「引っ掛かったデスね偽サマー 」
森夏「このちゅーぼー!待ちなさい!」
凸守「捕まえれるものなら捕まえてみやがれデス!」
森夏「いい度胸してるじゃない 望むところよ!」
19: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/13(水) 11:21:19.36 ID:gyw78bFj0
以上終了
落ちたのかわからんが深夜に書いたやつなので勘弁
落ちたのかわからんが深夜に書いたやつなので勘弁
25: 続きではないので 2013/02/17(日) 21:57:09.91 ID:Ac8L5OzF0
森夏「あの子には渡したし次は……」
凸守「偽サマー覚悟ぉ!」ブンブン
森夏「なにようるさいわね 中坊」
凸守「ふっ そう言ってられるのも今のうちだけデス 我が力の前にひれ伏すがいいデス!!」
森夏「はいはい 今忙しいからあんたの相手してる暇ないの」
凸守「何やってるデスか?」
森夏「バレンタインのチョコをあげる人を考えてたのよ」
凸守「そうデスか」
凸守「偽サマー覚悟ぉ!」ブンブン
森夏「なにようるさいわね 中坊」
凸守「ふっ そう言ってられるのも今のうちだけデス 我が力の前にひれ伏すがいいデス!!」
森夏「はいはい 今忙しいからあんたの相手してる暇ないの」
凸守「何やってるデスか?」
森夏「バレンタインのチョコをあげる人を考えてたのよ」
凸守「そうデスか」
26: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/17(日) 22:10:19.02 ID:Ac8L5OzF0
凸守「誰にあげるデスか?」
森夏「クラスの皆にはあげたしあとは小鳥遊さんとくみん先輩くらいね」
凸守「……ふーん そうデスか」
森夏「けど今日に限って二人とも来ないのよね」
凸守「だ、誰か忘れてないデスか?」
森夏「富樫くんにはあげたわよ チロルチョコだけど」
凸守「他は!?」
森夏「そうねぇ ……あ、一色にも渡したわよ」
凸守「………」
森夏「なによその顔」
凸守「別になんでもないデス」
森夏「クラスの皆にはあげたしあとは小鳥遊さんとくみん先輩くらいね」
凸守「……ふーん そうデスか」
森夏「けど今日に限って二人とも来ないのよね」
凸守「だ、誰か忘れてないデスか?」
森夏「富樫くんにはあげたわよ チロルチョコだけど」
凸守「他は!?」
森夏「そうねぇ ……あ、一色にも渡したわよ」
凸守「………」
森夏「なによその顔」
凸守「別になんでもないデス」
27: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/17(日) 22:17:39.66 ID:Ac8L5OzF0
森夏「何でもない顔には見えないわよ」
凸守「うるさいデス!偽サマーには関係ない話デス!!」
森夏「ちょっと!髪の毛振り回さないでよ」
凸守「ミョルニルハンマーデス!」
森夏「さては今日チョコもらえなかったわね」
凸守「凸守は女デス!」
森夏「女子でももらうものでしょ」
凸守「それはキサマだけデス!」
凸守「うるさいデス!偽サマーには関係ない話デス!!」
森夏「ちょっと!髪の毛振り回さないでよ」
凸守「ミョルニルハンマーデス!」
森夏「さては今日チョコもらえなかったわね」
凸守「凸守は女デス!」
森夏「女子でももらうものでしょ」
凸守「それはキサマだけデス!」
28: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/17(日) 22:25:56.84 ID:Ac8L5OzF0
森夏「仕方ないわね」ゴソゴソ
森夏「これあんたにやるわよ」
凸守「ふぇ?」
森夏「いらないの?」
凸守「……なにか変なもの入ってないデスか?」
森夏「あんたじゃないし入れないわよ」
凸守「この包装気合い入ってるデスね」
森夏「べ、別に普通よ普通 それくらいするんだから」
凸守「ふっ 大方本命の奴に振られたんデスね だからそんな言い訳を――」
森夏「まだ振られてないわよ!」
森夏「これあんたにやるわよ」
凸守「ふぇ?」
森夏「いらないの?」
凸守「……なにか変なもの入ってないデスか?」
森夏「あんたじゃないし入れないわよ」
凸守「この包装気合い入ってるデスね」
森夏「べ、別に普通よ普通 それくらいするんだから」
凸守「ふっ 大方本命の奴に振られたんデスね だからそんな言い訳を――」
森夏「まだ振られてないわよ!」
30: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/17(日) 22:36:18.85 ID:Ac8L5OzF0
凸守「このチョコ食べていいデスか?」
森夏「あんたにあげたチョコだし好きにしなさい」
凸守「まあまあ及第点デスね」モグモグ
森夏「聞く前から食べてるじゃない……」
凸守「今日は誰も来ないみたいデスし帰るデス」
森夏「ちょっと待ちなさい」
凸守「何デスか やるデスか!」ぶんぶん
森夏「あんたからのお返しもらってないんだけど」
凸守「ふぇ?」
森夏「あんたにあげたチョコだし好きにしなさい」
凸守「まあまあ及第点デスね」モグモグ
森夏「聞く前から食べてるじゃない……」
凸守「今日は誰も来ないみたいデスし帰るデス」
森夏「ちょっと待ちなさい」
凸守「何デスか やるデスか!」ぶんぶん
森夏「あんたからのお返しもらってないんだけど」
凸守「ふぇ?」
31: >>29並行世界の話です 2013/02/17(日) 22:41:00.56 ID:Ac8L5OzF0
森夏「バレンタインと言えばお返しが必要でしょ?」
凸守「そんないきなり言われても用意してないデスよ」
森夏「あっそ じゃあいつくれるの?」
凸守「厚かましい奴デスね」
森夏「悪かったわね」
凸守「心配しなくても明日持ってきてやるデス」
森夏「明日?」
凸守「何か不服デスか?」
森夏「じゃあ利子を体で払ってもらおうかしら?」ニヤッ
凸守「なっ」
凸守「そんないきなり言われても用意してないデスよ」
森夏「あっそ じゃあいつくれるの?」
凸守「厚かましい奴デスね」
森夏「悪かったわね」
凸守「心配しなくても明日持ってきてやるデス」
森夏「明日?」
凸守「何か不服デスか?」
森夏「じゃあ利子を体で払ってもらおうかしら?」ニヤッ
凸守「なっ」
32: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/17(日) 22:47:46.29 ID:Ac8L5OzF0
森夏「明日ってことは私を一日待たせるってことでしょ? それなら利子でも付けてもらおうと思って」
凸守「か、身体でとか破廉恥極まりないデス!」
森夏「あら?体でってどういう想像したのかしらデコちゃん?」
凸守「な……///」
森夏「エッチなのはどっちかしらね?」
凸守「うぅ……」
森夏「ならあんたが想像した通りのことをしてやるわ」ドサッ
凸守「か、身体でとか破廉恥極まりないデス!」
森夏「あら?体でってどういう想像したのかしらデコちゃん?」
凸守「な……///」
森夏「エッチなのはどっちかしらね?」
凸守「うぅ……」
森夏「ならあんたが想像した通りのことをしてやるわ」ドサッ
33: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/17(日) 22:54:37.03 ID:Ac8L5OzF0
凸守「に、にせさまー?」
森夏「――なんてね、冗談よ」
凸守「えっ?」
森夏「そんなことするわけないでしょ 女同士なんだし」スクッ
凸守「………」
森夏「あんたも嫌がりなさいよ 本気でやるところだったでしょ」
凸守「………」
森夏「早く帰るわよ 遅くなったし」
凸守「何で泣いてるデスか、偽サマー」
森夏「!」
森夏「――なんてね、冗談よ」
凸守「えっ?」
森夏「そんなことするわけないでしょ 女同士なんだし」スクッ
凸守「………」
森夏「あんたも嫌がりなさいよ 本気でやるところだったでしょ」
凸守「………」
森夏「早く帰るわよ 遅くなったし」
凸守「何で泣いてるデスか、偽サマー」
森夏「!」
34: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/17(日) 23:02:27.68 ID:Ac8L5OzF0
森夏「泣いてないわよ!」
凸守「思いっきり涙が出てるデス」
凸守「それに貴女は本当に凸守を襲うつもりだったデス」
森夏「そんなつもりは――」
凸守「目が本気だったデス」
森夏「………」
凸守「思いっきり涙が出てるデス」
凸守「それに貴女は本当に凸守を襲うつもりだったデス」
森夏「そんなつもりは――」
凸守「目が本気だったデス」
森夏「………」
35: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/17(日) 23:09:56.27 ID:Ac8L5OzF0
森夏「そうよ 私はあんたのことを本気で襲うつもりだった」
森夏「あんたのことを好きになっちゃったのよ」
凸守「………」
森夏「女同士で気持ち悪いだろうけど私はあんたのことが好き」
凸守「二回もいわなくても分かってるデス」
森夏「でも好きっていったからって襲うなんて最低よね」
凸守「で、凸守はお、襲われても良かったデス」
森夏「……は?」
森夏「あんたのことを好きになっちゃったのよ」
凸守「………」
森夏「女同士で気持ち悪いだろうけど私はあんたのことが好き」
凸守「二回もいわなくても分かってるデス」
森夏「でも好きっていったからって襲うなんて最低よね」
凸守「で、凸守はお、襲われても良かったデス」
森夏「……は?」
36: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/17(日) 23:14:57.62 ID:Ac8L5OzF0
凸守「凸守も偽サマーのことが好きデス!」
森夏「はぁ!?あ、あんた本気で言ってるの?」
凸守「本気デス」どさっ
森夏「ちょ……あんたなにしてるのよ!!」
凸守「偽サマーを押し倒したデス」
森夏「や、やめなさいよ///」
凸守「利子分きっちりと偽サマーを気持ちよくしてやるです」
森夏「ちょっと――」
森夏「はぁ!?あ、あんた本気で言ってるの?」
凸守「本気デス」どさっ
森夏「ちょ……あんたなにしてるのよ!!」
凸守「偽サマーを押し倒したデス」
森夏「や、やめなさいよ///」
凸守「利子分きっちりと偽サマーを気持ちよくしてやるです」
森夏「ちょっと――」
37: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/17(日) 23:34:50.39 ID:Ac8L5OzF0
【次の日】
くみん「ねえ富樫くん」
勇太「なんですか?」
くみん「モリサマちゃんと凸ちゃんいつもと様子が違ってない?」
森夏「やったわね中坊!」
凸守「油断してるのが悪いデス偽サマー!」
勇太「いつも通りだと思いますけど」
くみん「そうかなぁ」
凸守「あ、昨日のお返し持ってきたデス」
森夏「早かったわね」
凸守「キサマが急かしたからデス」
くみん「ね?」
勇太「ホントだ」
おわり
くみん「ねえ富樫くん」
勇太「なんですか?」
くみん「モリサマちゃんと凸ちゃんいつもと様子が違ってない?」
森夏「やったわね中坊!」
凸守「油断してるのが悪いデス偽サマー!」
勇太「いつも通りだと思いますけど」
くみん「そうかなぁ」
凸守「あ、昨日のお返し持ってきたデス」
森夏「早かったわね」
凸守「キサマが急かしたからデス」
くみん「ね?」
勇太「ホントだ」
おわり
引用元: ・森夏「バレンタイン?」
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