あらすじ


ついにキラーとティエラがなんの説明もないまま復活してしまいそうになってしまった。
そんなとき鬼柳のモンスターの攻撃が炸裂した。







エンタープラズニル「……」ギゴゴゴゴ……



ギャラクシオン「貴様!何をするつもりだ!」



鬼柳「そいつがなんなのかわからねえが、とにかくぶっ壊す!!」



ギャラクシオン「ふざけるな!フレシア、止めるのだ!」




フレシア「ボス………」




ギャラクシオン「カステルはどこだ!くっ……」



鬼柳(だがモーメントをぶっ壊そうにも大樹に守られていて攻撃が通らねえ……ギャラクシオンには躱される可能性がある……!)



鬼柳(どこを攻撃するのがベストなんだ……!?)



ズズズ…………



鬼柳「!…この気配は……」




9: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/11/21(土) 20:42:31.19 ID:o4rapsTK0



ギギギギギ…



ギャラクシオン「まあいい!所詮どんな攻撃だろうと間に合わない、キラーは復活する」




鬼柳「この…………気配は上か!」




フレシア「!」




鬼柳「エンタープラズニル!攻撃目標は天空だ!」




エンタープラズニル「!」ギギギギギギギ………!




キュウウウゥン…………




ズキュウ―――――――――――――――――――ン!!!!




ギャラクシオン「なに!貴様何を………」




フレシア「!………」



ボゴォオオオオオンッ!!!





10: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/11/21(土) 20:49:01.09 ID:o4rapsTK0



鬼柳「天井をぶち抜いて………さらにその上にいる奴を………ぶっ潰せ!」



ガガガガガガガガガガガガガガガガッ!!!!




フレシア「鬼柳!な、なんで…」



ギャラクシオン「施設を滅茶苦茶にしてモーメントの活動を停止させる算段か……!?」




ガラガラガラ………



ガシャアアンッ…………




フレシア「は、破壊された天井が瓦礫になって落ちてくる…!」




鬼柳「まだだ!もう一発!発射しろエンタープラズニル!」




エンタープラズニル「!」ズギュウウ――――――――ンッ!!!



ドゴオオオオオオオオン!!!




鬼柳「悪いな遊星!なりふり構ってられるときじゃねえんだ!」




ギャラクシオン「無駄だ!すでに復活に必要なエネルギーは供給済み、今更モーメントを破壊したところで……」




13: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/11/21(土) 21:04:47.94 ID:o4rapsTK0



ガラガラガラガラガラッ



ドオオンッ…




フレシア「今はそんなことをしている場合じゃ………キラーが出てきちゃうよ!」




ゴオオオオオオ………




鬼柳「残念だが、ギャラクシオンの言う通りだ、もうこのキラーってヤツの登場は止められねえ!」




鬼柳「だが俺が攻撃してるのは別の奴だ、もう一体はるか上空に何かがいる」




フレシア「それって…………?」



ギャラクシオン「!まさか………ティエラか……キラーは根元から……ティエラは樹の頂点から姿を現すという……既に上で……」




「グギャアアアァアアアアアアアアァァアアアア…………!!!!!」




鬼柳「お、なんか恐ろしい断末魔が聞こえてきやがったぜ!」




ギャラクシオン「貴様!やめんか!」ザッ



17: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/11/21(土) 21:16:00.38 ID:o4rapsTK0


鬼柳「はっはああーーーーーーーーー!!」



ギャラクシオン「ティエラは煉獄の王だぞ!貴様ごときが触れていい相手ではない!」




鬼柳「煉獄の王だと?へっ……………そいつが俺が感じた親近感の正体だな」



ギャラクシオン「なんだと………」




鬼柳「ならその勘違い野郎に教えてやるぜ!煉獄の王はオーガドラグーンだとな!」



ズズズズ…………



オーガドラグーン「ゥオオオオオオオオ!!」バサアアッ




ギャラクシオン「!なんだそのモンスターは…………ただのモンスターではない……自らの力で実体化を」



鬼柳「そうか…………やっぱりな………こいつも、上の奴をぶっ潰して満足したいみたいだぜ!」



バサアアアッ



ギュウウ―――――――――ンッ!!!!



ギャラクシオン「く………砲撃でできた穴から上空に…………」




18: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/11/21(土) 21:20:49.51 ID:o4rapsTK0
バサアアッ



フレシア「あ…………」




鬼柳「くらえ!インフェルニティ・カオス・バースト!!」





………

上空



オーガドラグーン「ォオオオオァアアアアアッ!!」



インフェルノイド・ティエラ「ゥゥゥウウォオオオオ…………!!!……」




ゴゴゴゴッゴゴゴゴゴゴゴゴ………




オーガ―ドラグーン「アアアアアアアアアアア!!」ゴバアアアアアアアッ!!




ズドォオオオオオオオオオンッ……………



………………



鬼柳「ひゃははああああっはああああーーーー!!」




ギャラクシオン「なんだ………どうなった!!」




19: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/11/21(土) 21:28:17.20 ID:o4rapsTK0



鬼柳「片付いたぜ、そのティエラってやつはな!」



ギャラクシオン「!まさか………まだ完全に復活していなかったとはいえ………貴様ごときが」




鬼柳「遊星やジャックは知ってても俺は知らなかったか?覚えておけ、俺は鬼柳京介だ」




鬼柳「チームサティスファクションのリーダーにして、チーム満足特攻隊長!サティスファクションタウンの町長を務める!」




鬼柳「満足の結晶である俺が、煉獄の王ごときに後れを取ると思うか!!」





ギャラクシオン「な………なにを………」




シュウウゥウ……


ガララララッ………




鬼柳「この施設ももう崩れるな………ちっ………離れたほうがよさそうだ!」




ギギギギ………


鬼柳「だが最後に………もう一発!今度はその『邪悪の樹』にエンタープラズニルの攻撃をお見舞いしてやるぜ!最後っ屁だ!」




ギャラクシオン「やりたい放題か貴様!!」


21: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/11/21(土) 21:34:50.20 ID:o4rapsTK0



キュイイイイイイイ………………




ズビイイイッ



エンタープラズニル「!!?」ドゴオオオオオオオンッ!!!



ガシャアァァァアンッ



鬼柳「!?」



フレシア「!」



ギャラクシオン「!……」




鬼柳「な……エンタープラズニルが撃ち落とされた……なんだ今のレーザー攻撃は……」




ギャラクシオン「おおお…………キラーが……」



鬼柳「キラー……ついに出てくるのか……くそ」



フレシア「うあ…………あ………」




ズズズズズズゴゴゴゴゴゴ……………

23: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/11/21(土) 21:50:27.94 ID:o4rapsTK0


カァアアアアッ!!



シュゥゥゥウウウン……………



ズズズズ…



アポクリフォート・キラー「…」ゴウンゴウンゴウンゴウンゴウンゴウン



鬼柳「こいつがそうなのか………?デカい機械だな…」



ゴゴゴゴ…



フレシア「あ……………あああ……あ……」




ギャラクシオン「ついに悲願が達成されたか………ダークネス…私は………成し遂げたのだ……」




キラー「……」ギギギ…ギゴゴゴ………




ザザザザッ



カステル「ボス!無事ですか!」ザザッ!



ギャラクシオン「カステル、見よ、ついにこの時がきた」



24: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/11/21(土) 21:56:17.97 ID:o4rapsTK0


カステル「!おお……これが………キラー様………ついに……」ザッ




キラー「………」キュイイイン………



キラー「…………CARNAGE」



シュビイイイイイッ



フレシア「!」



鬼柳「…!機皇帝がシンクロモンスターを吸収する際に出す触手のようなものが………!」



ガシイイッ




カステル「え……」



ギャラクシオン「カステル!?」



ギュイイインッ



カステル「うおおおっ!!?!なっ……なんだこれは!!?」



キラー「CARNAGE………」


25: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/11/21(土) 22:04:10.05 ID:o4rapsTK0


鬼柳「あいつ、巻き付かれたぞ……」



フレシア「カステルー!!」



ズビイイイイッ!!!



カステル「ぐああああああーーーーーーー!!!???」



バシュウンッ!



鬼柳「なあ!?」



ギャラクシオン「!………」




フレシア「ああああ…………吸収……されちゃった……………っ………」




キラー「……………Aiyatsbus ………」シュウウン………




鬼柳「な、仲間じゃねえのかよ……」



フレシア「キラーにとっては……アタシたちは餌みたいなものだよ………くう………」



フレシア「ボス!今のを見てもまだこのキラーを神格化するの!カステルが、食べられちゃったんだよ!」




ギャラクシオン「…………あ……」



ギャラクシオン「お…………き、貴様………!」

26: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/11/21(土) 22:11:45.84 ID:o4rapsTK0


キラー「…………Iweleth 」



ギャラクシオン「…………いや………そもそも、元からこういう結末は予想していた………はずだ……」



ギャラクシオン「我々は………餌だ………」



フレシア「まだそんなことを言うの!」




ゴオオオオオオオオォオオオオンッ!!!!!



鬼柳「ぐ!?」



フレシア「い、今の音は………上空から………」



ギャラクシオン「…………甘い考えだったな鬼柳京介…………あの程度でティエラを倒すことはできない」




鬼柳「!……………オーガドラグーン!!?」



ヒュウウウウウウウ…………



ゴオオオオオオオッ



ドサアアア



オーガドラグーン「ぐおお…………お……」





鬼柳「!なに………………」

29: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/11/21(土) 22:25:45.38 ID:o4rapsTK0
ここまででー


これは遊戯王なのか  そもそも5Dsのキャラが鬼柳とクロウしか生き残っていないのだ!







コナミ「なんだあれ!あの建物からでかい樹が生えてるぞ!」



ツァン「あれは………市役所じゃ?」



アマテラス「!ま、まさか………『邪悪の樹』か?」


恵「………」ゾクッ



三郎「にゃあ………」



クロウ「……………………う……っ?…」




コナミ「あ!!」

60: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/11/26(木) 12:05:29.17 ID:RwiY/DeF0



鬼柳「馬鹿な!オーガドラグーンが負けただと!」



ギャラクシオン「ティエラは止められん、キラーもだ、残念ながらお前たちはお終いだ」



シュウウゥウン………




鬼柳「く………!」



ギャラクシオン「我々は吸収されるだけだ、お前の仲間も、すべてをデリートするまでな」




キラー「………」ギゴゴゴゴ




鬼柳「ぐう………おい!デュエルだキラー!」



キラー「………」ギゴゴ



鬼柳「お前を倒してみんなを返してもらうぜ!!」



ピュンッ



鬼柳「あぶねえ!?」シュッ



フレシア「鬼柳!近づきすぎるとあぶないよ!」






61: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/11/26(木) 12:16:01.09 ID:RwiY/DeF0



ギャラクシオン「キラーはデュエルなどしない、少なくとも同等の力を持たない者とはな」



鬼柳「なんだと!」



ギャラクシオン「それもそうだ……ノーリスクで吸収できる相手と何故デュエルをしなければならない」



ギャラクシオン「キラーと同等の力などありえない、つまり、もうこの世界は終わりだ」




鬼柳「お前はそれでいいのかよ!仲間もみんな死ぬぞ!」




ギャラクシオン「…………」




フレシア「だめだよ鬼柳………操られちゃってるんだもん………もう、お終いだよ………」



鬼柳「!ギャラクシオン、デュエルだ!お前の眼を覚まさせてやるぜ!」



ギャラクシオン「なに?」




鬼柳「お前がこっち側になればまだ勝機はあるかもしれねえ、責任を取ってもらうぜ!」




ギャラクシオン「…近くにキラーがいるこの状態でデュエルなど自殺行為だぞ」



ズビイイイイイイイイッ!!!




62: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/11/26(木) 12:22:34.23 ID:RwiY/DeF0


ボゴォオオオオッ!!!



ガラガラガラガラッ



鬼柳「!くそ………やたらめったら光線を撃ち始めやがった!」



ゴゴォオンッ………



ガラガラガラ………




ギャラクシオン「はははは!崩壊の序曲は始まった!」




鬼柳「この施設はもう崩れる………!脱出だ!」



ゴゴゴゴ…



ギャラクシオン「ふふふふ…………私の使命もここまでか……やるべきことはやった……満足だ」




鬼柳「そんなもんは満足なんて言わねえ!お前は満足とは程遠いぜ!」




鬼柳「おいフレシア!脱出するぞ!」



フレシア「え………あっ………あ、アタシも………?」



鬼柳「当たり前だ、潰されるぞ!」



65: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/11/26(木) 12:31:05.85 ID:RwiY/DeF0


フレシア「ぼ、ボスが……」



鬼柳「あいつはここを動く気はねえよ!もう何もかも諦めてるんだ!」



ギャラクシオン「逃げたければすきにすればいい、寿命は5分か?10分か?わずかに伸びるだけだ」



フレシア「ううううっ………!!」

ダッ


鬼柳「急げ!もうすぐにでも崩壊する!}



ザッザッザッザッザッザッザッザッ



ガラガラガラガラガラガラガラガラッ………



ドドオオオンッ




ゴゴゴゴ…



ギャラクシオン「…………」



キラー「………」ゴウンゴウンゴウン………



ギャラクシオン「…………どこから来たのかわからない機械生物………」



ギャラクシオン「すべての生物を食らい尽くすまで止まることは無い…………」



ギャラクシオン「私を吸収しないのはカステルのエネルギーをまだ使い切っていないからか……」


66: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/11/26(木) 12:36:54.79 ID:RwiY/DeF0


ゴゴゴゴゴッ


ガラガラガラッ………



ギャラクシオン「崩れるな…………」



ギャラクシオン「吸収されても、瓦礫の下敷きになっても、どちらにせよ死」



ギャラクシオン「……………私は疲れた、もうどんな結末でも構いはしないさ」




ズズズズズズ………



ギャラクシオン「………?」


CNo.107 超銀河眼の時空龍


ズズズズズ…………



ギャラクシオン「これは………キラーから賜れた………」



バシュンッ



ギャラクシオン「………いや、ちがうぞ………これは、ダークネスから………うっ……」




ギャラクシオン「そう…………だ、私は、奴に魅入られたのだ……」



67: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/11/26(木) 12:41:36.26 ID:RwiY/DeF0


ゴゴゴゴ…………



ギャラクシオン「うあ…………」フラッ



ギャラクシオン「私は…………私は………」



キラー「………CARNAGE」



ガラガラガラガラッ



ギャラクシオン「私は……………」




















ギャラクシオン「あ…………アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!」




キラー「Shakah」




ギャラクシオン「貴様!!貴様ァアアアアアアアアッ!!!!!よくも!!!私の部下を!!!」



ガララララララララララララララッ………




ガシャアアアアアアアアアアンッ!!!!!!!

68: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/11/26(木) 12:48:11.32 ID:RwiY/DeF0


………………………………



クロウ「………んんんん!よっしゃ、完全復活だぜ!」



コナミ「クロウ、大体状況は分かってくれたか?」



クロウ「ああ……大勢に追われてるんだろ」



ツァン「よーし………もうここからは反転だね………各個撃破していこう!」



アマテラス「…………」ガタガタ…



恵「……」



クロウ「ん?アマテラスが震えてるぞ?どうしたんだよ」



アマテラス「まずいぞ…………邪悪の樹が…………キラーが現れてしまった……」



三郎「にゃっ!」ピョンッ タタタタッ



恵「あ………三郎がいっちゃった…………」



ガララララ………



コナミ「んー?遠くでなんか音がしたぞ……?」



69: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/11/26(木) 12:56:08.46 ID:RwiY/DeF0



クロウ「ああ……………何だったんだろうな」



コナミ「高台が近かったよな………ちょっと上からのぞいてみるか……?」



…………



ネオドミノシテイ 高台(チーム5Dsがチームラグナロクと出会ったあそこ)



ザッザッザッ



コナミ「さて…………………なああああ!!!??」



クロウ「おおおい!?市役所が崩れてるぜ!?あの音は瓦礫の音かよ!」




ツァン「うそ………あそこってさっきまで変な大木が生えてた場所でしょ……なんで崩れてんのよ……」




恵「…………」




アマテラス「そして、フォーチュンがある場所でもある……」フワアアア



コナミ「ああ……………確かそうだな………」



クロウ「何が始まるんだよ……」



70: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/11/26(木) 13:04:02.09 ID:RwiY/DeF0


コナミ「…………」



カッ!!!



ゴシャアアアアアアアアンッ!!!




コナミ「うおおおおお!!?」



ツァン「きゃあ!?」



クロウ「なんだ!?ま、街が………ネオドミノシテイが………!?」



アマテラス「ぬうう………!?」



クロウ「ハイウェイが謎の光で崩壊しちまった………」



ゴゴゴゴ…………



コナミ「何がおこってやがるんだ!?」



アマテラス「く………やはり、キラーだ、ボスが奴らを呼び出してしまった………」



クロウ「キラー?そいつが俺たちの街にこんなことをしやがったのか!」




71: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/11/26(木) 13:15:33.09 ID:RwiY/DeF0



アマテラス「ああ、恐れていた事態だ…………悪魔が目覚めてしまった………」



ツァン「じょ、冗談じゃないわよぉ…………」



コナミ「く…………」



恵「………………キラー………未来の資料に情報発見……」 ピピ



コナミ「なに?」



恵「マスターが………時戒神を手に入れる際………判明したもう一つの樹………鏡像」



恵「邪悪さ故………過去改竄に不要とされ、マスターたちにより隠蔽された………」



コナミ「悪い、分からん…」



恵「……要するに……恐ろしいということ」



クロウ「この惨状をみりゃあな……わかるぜ」




アマテラス「ぐ………」




73: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/11/26(木) 13:21:17.23 ID:RwiY/DeF0


コナミ「………これからどうする」



ツァン「…………ど、どうしよう」



クロウ「決まってるぜ!キラーを止めなくちゃならねえ!」



アマテラス「………」フワフワ



恵「…………ここにいても仕方ない………」



コナミ「よし、わかった、市役所に行ってみようじゃねえか」



ツァン「かなり危険だけどね………」



クロウ「ギャラクシオンには会わねえといけねえしな」



アマテラス「ああ………」



ギュルルルッルルルルルッルルルルルルルッ!!!


ダンッ!!



パール「見つけたぞ!」


コナミ「!」



74: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/11/26(木) 13:25:48.15 ID:RwiY/DeF0



ディシグマ「……」スイー



ケインズ「ヒヒヒ」



ギアギガントX「女王!何という姿に!」



影紫炎「………」



ゾロゾロ……



コナミ「おっと………見つかったか」



ツァン「………」


クロウ「こいつらが追ってきてたのか」



アマテラス「………」


恵「………戦うしかない」



コナミ「もう遠慮はいらないぜ!クロウは復活したしな!」



クロウ「悪いがぶちのめしていかせてもらうぜ!」



ツァン「そうだね!そこのカッターのモンスターには借りがある!」



パール「ほう!逃げることを止めたか!」



77: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/11/26(木) 13:33:09.71 ID:RwiY/DeF0
ここまででー







鬼柳「………ふう…………危なかったぜ………」



フレシア「はあ………はあ………」


ガララララアアアアッ  ゴシャァアアアンッ!!





鬼柳「うお………市役所が崩れたか………キラーも一緒に生き埋めか?」



フレシア「これくらいで倒せれば苦労しないよ………うう………ボス」



鬼柳「!まて、隠れろ……」


キラー「!」キュピインッ!



鬼柳「出てきやがった………やっぱり無傷か…………」



鬼柳「まだだ…………諦めねえぞ………俺は…」



フレシア「そういえば………ティエラはどうなったのかな………」


89: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/11/28(土) 15:15:33.31 ID:BeJK+Qlv0


コナミ「とはいっても多勢に無勢、強い奴とはタイマンじゃなきゃきついぞ」



クロウ「ああ、ハラルドたちを倒すような奴らだからな」




コナミ「向こうに強そうなのは5体……こっちはアマテラスが戦闘不能だから4人………数が足りねえぞ……!」




ツァン「!」カシャッ




恵「……」カシャッ




アマテラス「ギアギガント、お前は私の味方だろう?」




ギアギガント「その姿見てらねぬ、せめて俺の手で!」




アマテラス「そういう感じで来るか!」




コナミ「!来るぞ」




パール「かかれえええーーーー!!!」





91: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/11/28(土) 15:44:26.89 ID:BeJK+Qlv0

わあああああーーーーーーーー!!!



恵「!」



ディシグマ「デュエルダ!」LP4000




恵「受ける………」LP4000




アマテラス「く………!ここまでか、この状態では反抗できん………」




ギアギガント「うおおおお!」



クロウ「おっと!弱い者いじめはやめとけよ!デュエルなら俺が相手になるぜ!」LP4000



ギアギガント「なに!望むところだ!」LP4000




アマテラス「助かったぞクロウ・ホーガン!」




ザザザッ!!




ツァン「準備OK!勝負だよ!」LP4000



ケインズ「来いいいいい!!」LP4000



92: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/11/28(土) 15:52:24.50 ID:BeJK+Qlv0


コナミ「お前ら!それぞれ相手するのはいいが、敵は大量にいるんだぜ!」




アマテラス「ああ、とくにパールを自由にさせておくのはまずい!奴は私と同じ階級の実力者だ!」



コナミ「く………じゃあ俺がそいつとやるしかねえな……!」




コナミ「おいパール!俺とデュエルだ!」




パール「ふ、いいだろう、この世界のデュエリストに格の違いを教えてくれる!」




アマテラス「で、山ほどいる雑兵はどうするんだ?」




コナミ「ど、どうしよう………」




ビィイイイッ!!



ドゴオオオオオ!!!



コナミ「ぐあああ!」なんだ!」



パール「ぬうう………!あれは、キラーか!奴の流れ弾がこんなところまで…!!」


「ぐぎゃああああああ!!!!?」


バシュッ

 バシュッ   バシュッ  バシュッ



アマテラス「し、しめたぞ………何体か消えた!」




93: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/11/28(土) 15:58:42.85 ID:BeJK+Qlv0


シュウウウウウ…………



パール「奴が現れたということは、ボスたちは悲願を達成したわけだ……」



パール「これであとは貴様ら生き残りを狩るだけだな!」




コナミ「そう簡単にいくかよ!」




パール「俺たちに狩られるか、キラーに狩られるかの違いだ!どっちにせよお前たちに未来はない!」




コナミ「それはデュエルで決めてもらおうか!俺たちはみんなを取り戻す!」



パール「アマテラス!貴様も消してやるぞ、裏切り者め、そんな姿で生き延びて、恥を知れ」




アマテラス「く………クロウ達を倒せたなら好きにしろ!まさかお前がそんな言葉遣いをするとは」




パール「数でも質でもこちらが圧倒している!負ける要素はない!」ブーーン





コナミ「いくぞ!デュエ……」カシャッ






94: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/11/28(土) 16:03:57.37 ID:BeJK+Qlv0


ズズッ



キラー「CARNAGE」ギュアアアッツ



コナミ「なっ………」



パール「え………?」



アマテラス「ば、バカな!速すぎる!さっきまで市役所の前にいたのに!」



「な、なんだああーーー!?」


「この巨大な機械は!?な、なんかやばい!」



キラー「………」キュイイイイイイ…………



パール「お、おい…………!?」



コナミ「ツァン、クロウ、恵!伏せろ!!」



ツァン「え……………あっ!」



クロウ「お、おい……!なんだそいつはよ!」



恵「危険………!」ゾクッ




95: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/11/28(土) 16:05:08.47 ID:BeJK+Qlv0






















ドオオ―――――――――――――――――――――――ンッ!!!!!!!!



















96: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/11/28(土) 16:13:03.80 ID:BeJK+Qlv0


………



シュゥゥゥウウウ……………



パラパラッ………



クロウ「ごほっ………ごほっ………なんだったんだよ………」



ギアギガント「ぐ…………あれがキラー………きいていた通りの怪物だ……」



アマテラス「クロウ・ホーガン………無事か………」



クロウ「ああ………だが、マジかよ、地形が変わっちまいやがったぜ………みんな結構吹き飛ばされたな………散り散りになっちまった」




アマテラス「ああ、ツァンディレも、レイン恵も、コナミもどこへ行ったか………」




クロウ「まあ…頑丈だから大丈夫だと思うぜ………土煙で回りが確認できねえけどな……」



ギアギガント「こちらとしては好都合だ、誰にも邪魔されずデュエルができる」




クロウ「おい、さっきの見ただろ、あいつがキラーだってんなら、敵味方の区別ついてねえぞ!」



クロウ「お前らも消えちまうぜ、ここは協力するべきじゃねえか?」



ギアギガント「ふ、元より生き残るつもりなどない、キラーの餌となるのが我々の至福なのだ」



アマテラス「クロウ・ホーガン………無駄だ、言ったろう、正気ではないのだと」



97: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/11/28(土) 16:27:26.62 ID:BeJK+Qlv0



クロウ「ちっ………仕方ねえな!デュエルだ!キラーも近くにはいねえみたいだしな、思い切りやれるぜ!」



ギアギガント「先行は俺だ!」シュッ 手札5




ギアギガント「女王、必ず俺が介錯してみせます」




アマテラス「もうすでに首は切れてるんだがな、面白いジョークだ」フワー




クロウ「ブラックジョークだぜ……」




ギアギガント「俺はギアギアーノ Mk-IIを召喚!」バッ




《ギアギアーノ Mk-II/Geargiano Mk-II》 †
効果モンスター
星3/地属性/機械族/攻1000/守 500
このカードが召喚・反転召喚に成功した時、
自分の手札・墓地から「ギアギア」と名のついた
モンスター1体を選んで表側守備表示で特殊召喚できる。


ギアギアーノⅡ「ギア!」




ギアギガント「効果発動!手札から、ギアギアーノMK-Ⅲを特殊召喚!」バッ




《ギアギアーノ Mk-III/Geargiano Mk-III》 †
効果モンスター
星3/地属性/機械族/攻1000/守1000
このカードが「ギアギア」と名のついた
カードの効果によって特殊召喚に成功した時、
自分の手札・墓地から「ギアギアーノ Mk-III」以外の
「ギアギア」と名のついたモンスター1体を選んで表側守備表示で特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
「ギアギアーノ Mk-III」の効果は1ターンに1度しか使用できず、
この効果を発動するターン、
自分は「ギアギア」と名のついたモンスター以外のモンスターを特殊召喚できない。



クロウ「ちぇ、お決まりパターンかよ」



ギアギガント「俺は、☆3のモンスター二体でオーバーレイ!」



98: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/11/28(土) 16:33:59.96 ID:BeJK+Qlv0


バシュウ―――ン!



ギアギガント「エクシーズ召喚!ゼンマイン!」バッ




《発条機雷ゼンマイン/Wind-Up Zenmaines》 †
エクシーズ・効果モンスター
ランク3/炎属性/機械族/攻1500/守2100
レベル3モンスター×2
フィールド上のこのカードが破壊される場合、
代わりにこのカードのエクシーズ素材を1つ取り除く事ができる。
この効果を適用したターンのエンドフェイズ時に1度、
フィールド上のカード1枚を選択して破壊する。




ゼンマイン「キヒ」守2100




クロウ「守備固めのモンスターか」

 

アマテラス「油断するなクロウ・ホーガン、あのモンスターは破壊をまぬがれる効果とカードを破壊する効果を持つ」




ギアギガント「な!ばらさないでいただきたい!」



アマテラス「正々堂々やったらどうだ、まったく、お前といいカステルといい、場に出たモンスターの効果をギリギリまで明かさないのは騎士道に反するぞ」




クロウ「おお、アマテラス、なんか役に立つじゃねえかアンタ!」




ギアギガント「ぐ………カードをセットしターン終了だ」バッ 手札2









100: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/11/28(土) 16:38:32.69 ID:BeJK+Qlv0
ここまででー


ギアギガント LP4000  手札2  ゼンマイン  リバース1


クロウ    LP4000  手札5
(アマテラス)佐為的な何か








コナミ「う……」ズキズキ………



コナミ「キラー………キラーか…………」



「マスター………?」


コナミ「………あとすこし………何かが……」

109: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/11/29(日) 16:58:26.45 ID:N3LbmBxc0


クロウ「ドロー!」シュッ 手札6



クロウ「あのモンスターを倒すには手数がいるな……守備力は下級モンスターじゃ及ばねえし……」



クロウ「よし、ダマスカスを召喚だ!」バッ



《BF-極夜のダマスカス/Blackwing - Damascus the Polar Night》 †
効果モンスター
星3/闇属性/鳥獣族/攻1300/守 700
(1):このカードを手札から捨て、
自分フィールドの「BF」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで500アップする。
この効果は相手ターンでも発動できる。


ダマスカス「あああー……」



クロウ「さらに、疾風のゲイルを特殊召喚!」バッ



《BF-疾風のゲイル/Blackwing - Gale the Whirlwind》 †
チューナー・効果モンスター
星3/闇属性/鳥獣族/攻1300/守 400
(1):自分フィールドに「BF-疾風のゲイル」以外の
「BF」モンスターが存在する場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):1ターンに1度、相手フィールドの
表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
その相手モンスターの攻撃力・守備力を半分にする。


ゲイル「ケ――――――!!」



ギアギガント「そちらもお決まりのパターンだな」



クロウ「そうだな!だがまずはゲイルの効果を発動するぜ!」




111: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/11/29(日) 17:05:05.29 ID:N3LbmBxc0


ビュオオオオオ!!!



ゼンマイン「アバーッ!?」 守2100→1050



クロウ「これでそいつの守備力はがた落ちだぜ!」



ギアギガント「ぬう!」


クロウ「そしてシンクロだ!☆3のダマスカスに☆3のゲイルをチューニング!」




☆3+☆3=☆6   カアアッ



クロウ「シンクロ召喚、現れろBF-星影のノートゥング!!」バッ




《BF-星影のノートゥング/Blackwing - Nothung the Starlight》 †
シンクロ・効果モンスター
星6/闇属性/鳥獣族/攻2400/守1600
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
「BF-星影のノートゥング」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動する。
相手に800ダメージを与える。
その後、相手の表側表示モンスター1体を選び、
その攻撃力・守備力を800ダウンする。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分は通常召喚に加えて1度だけ、
自分メインフェイズに「BF」モンスター1体を召喚できる。


ノートゥング「ォオオオオァ!」攻2400



クロウ「効果発動!お前に800のダメージを与えるぜ!ホーミング・ソード!」




112: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/11/29(日) 17:14:04.51 ID:N3LbmBxc0


ドゴ―――ン!!


ギアギガント「ぐううあ!」LP4000→3200  ザザザッ




クロウ「さらに、ゼンマインの攻守を800下げる!」



ギュアアアンッ……



ゼンマイン「アバーッ!?」守1050→250




ギアギガント「な、なんということだ、ここまで削ぎ落とされるとは」




クロウ「これで下級モンスターでも攻撃できるぜ、さらにノートゥングの効果発動!手札からBFを通常召喚できる!」



クロウ「こい!BF-鉄鎖のフェーン!」バッ



《BF-鉄鎖のフェーン/Blackwing - Fane the Steel Chain》 †
効果モンスター
星2/闇属性/鳥獣族/攻 500/守 800
このカードは相手プレイヤーに直接攻撃する事ができる。
このカードが直接攻撃によって相手ライフに戦闘ダメージを与えた時、
相手フィールド上に攻撃表示で存在するモンスター1体を守備表示にする。



フェーン「ケー!」攻500



ギアギガント「むう、二回破壊無効効果を使ったとしても破壊できるのは一枚!リスクを抑えに来たか」




クロウ「いいや、こいつは直接攻撃ができるぜ!」



ドゴオオンッ




ギアギガント「ぐあ………!?」LP3200→2700  ザザザアアアッ




113: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/11/29(日) 17:20:29.02 ID:N3LbmBxc0


シュウウ………



クロウ「カードをセットしてターンエンドだ」バッ手札2



アマテラス「見事だクロウ・ホーガン、ゼンマインを弱体化させ、ダメージも与えた」



クロウ「BFはまだまだここからが本領だぜ」




ギアギガント「ぐう…」




アマテラス「ギアギガント、お前も実力を見せてみろ!彼は格下ではないぞ」



アマテラス「私と同レベルと言っていい、今まで一度も勝てなかった私とな」



アマテラス「いまこそ超えるときだ!全力で来い」



クロウ「あまり煽るなよ」



アマテラス「部下として奴もかわいいからな………この勝負、どちらが勝っても納得するつもりだ」




ギアギガント「ドロー!}シュッ 手札3


ギアギガント「トラップ発動!ギアギアギア!」カチ


《ギアギアギア/Geargiagear》 †
通常罠
デッキから「ギアギアーノ」と名のついたモンスター2体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターのレベルは1つ上がる。
「ギアギアギア」は1ターンに1枚しか発動できない。

114: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/11/29(日) 17:25:05.62 ID:N3LbmBxc0


ゴゴゴゴ………



ギアギガント「デッキからギアギアーノモンスターを二体特殊召喚する!」



クロウ「デッキからノ―コストで二体か、なかなかのインチキっぷりだぜ」



《ギアギアーノ/Geargiano》 †
効果モンスター
星3/地属性/機械族/攻 500/守1000
このカードをリリースし、自分の墓地の
機械族・レベル4モンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。




ギアギアーノ「ギアーノ!」×2



ギアギガント「そして、そのモンスターのレベルは1アップする!」



ギアギガント「☆4となったギアギアーノ二体でオーバーレイ!!」バッ


ズギュウウゥゥ―――ン!!!



オオオオオオ………!



ギアギガント「現れろ我が分身、ギアギガントX!」バッ



《ギアギガント X/Gear Gigant X》 †
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/地属性/機械族/攻2300/守1500
機械族レベル4モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
自分のデッキ・墓地からレベル4以下の
機械族モンスター1体を選んで手札に加える。
また、このカードがフィールド上から離れた時、
自分の墓地からレベル3以下の
「ギアギア」と名のついたモンスター1体を選択して特殊召喚できる。




115: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/11/29(日) 17:38:09.60 ID:N3LbmBxc0



クロウ「攻撃力2300か…狙いは鉄鎖のフェーンだな」



ギアギガント「慌てるな!効果発動!ORUを1使い、デッキから☆4以下の機械族モンスターを手札に加える!」ザッ


パキュ―ン



ギアギガント「デッキからギアギアクセルを手札に」サッ  手札4



ギアギガント「そして、ギアギガントでフェーンを攻撃!」



ギアギガント「!」攻2300



フェーン「フエエエ!!?」



ゴオオオオオッ!!



クロウ「!」




ギアギガント「ダメージステップに手札から!リミ……」

117: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/11/29(日) 17:54:02.25 ID:N3LbmBxc0


クロウ「攻撃宣言時にトラップ発動!聖なるバリア―ミラーフォース!!」バッ



《聖なるバリア -ミラーフォース-/Mirror Force》 †
通常罠
(1):相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
相手フィールドの攻撃表示モンスターを全て破壊する。



ギアギガント「!ち……」



ゴシャアァァァアンッ!!!



ギアギガントx「ぐああああああ!?」



クロウ「残念だったな!簡単にはいかねえぜ!」



アマテラス「ギアギガント、先走りはかっこ悪いぞ、今なんか勝手にステップ進めようとしただろう」



ギアギガント「ぐうう……失礼、だがギアギガントの効果発動、墓地からギアギアーノを特殊召喚!」バッ



ギアギアーノ「!」守1000




119: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/11/29(日) 18:03:48.35 ID:N3LbmBxc0

ミズ  ギアギアーノ攻撃表示で


クロウ「!」




ギアギガント「ギアギアーノでフェーンを攻撃だ!」



ギアギアーノ「!」攻500



フェーン「!」攻500



ドゴオオオオンッ




クロウ「く、相討ちか……面倒だぜ」




ギアギガント「カードをセットしターン終了」バッ 手札3




クロウ「ドロー!」シュッ手札3



クロウ「俺は手札から東雲のコチを召喚!」バッ



《BF-東雲のコチ/Blackwing - Kochi the Daybreak》 †
チューナー・効果モンスター
星4/闇属性/鳥獣族/攻 700/守1500
特殊召喚されたこのカードはS素材にできない。



クロウ「さらに、ノートゥングの効果でもう一体通常召喚できるぜ!」バッ



《BFブラックフェザー-そよ風かぜのブリーズ/Blackwing - Breeze the Zephyr》 †
チューナー(効果モンスター)
星3/闇属性/鳥獣族/攻1100/守 300
このカードがカードの効果によって自分のデッキから手札に加わった場合、
このカードを手札から特殊召喚できる。
このカードをシンクロ素材とする場合、
「BF」と名のついたモンスターのシンクロ召喚にしか使用できない。




120: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/11/29(日) 18:10:33.65 ID:N3LbmBxc0


ギアギガント「これで三体のモンスターがそろったか」



クロウ「守備力の下がったゼンマインならこいつらの総攻撃で破壊できるぜ!」



クロウ「よい!三体でやっちまえ!!」



ドゴガシャアアアアア―――――ンッ!!!!!



ゼンマイン「アバーッ!?」守250 ド―――ン!




ギアギガント「ぐ………破壊されては効果を使えぬ」



クロウ「メイン2だ!☆3のブリーズに☆4の東雲のコチをチューニング!」バッ


☆3+☆4=☆7  カアアッ



クロウ「黒き旋風よ、天空へ駆け上がる翼となれ!シンクロ召喚!BF-アーマード・ウィング!」




《BF-アーマード・ウィング/Blackwing Armor Master》 †
シンクロ・効果モンスター
星7/闇属性/鳥獣族/攻2500/守1500
「BF」チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
(1):このカードは戦闘では破壊されず、
このカードの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは0になる。
(2):このカードがモンスターを攻撃したダメージステップ終了時に発動できる。
そのモンスターに楔カウンターを1つ置く(最大1つまで)。
(3):相手フィールドの楔カウンターを全て取り除いて発動できる。
楔カウンターが置かれていた全てのモンスターの攻撃力・守備力をターン終了時まで0にする。


アーマードウイング「けああああ!」攻2500



122: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/11/29(日) 18:23:03.32 ID:N3LbmBxc0


ギアギガント「二枚目のシンクロモンスターか……」



クロウ「こいつは戦闘では破壊されねえぜ、カードをセットしてターンエンドだ!」バッ 手札0



ギアギガント「ドロー!」シュッ手札4



ギアギガント「ならば……魔法発動、ギアギアチェンジ!」バッ




《ギアギアチェンジ》 †
速攻魔法
「ギアギアチェンジ」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分の墓地の「ギアギアーノ」モンスター2体以上を
対象として発動できる(同名カードは1枚まで)。
そのモンスターを特殊召喚し、
そのモンスターのみを素材としてXモンスター1体をX召喚する



ギアギアーノ「墓地のギアギアーノ、ギアギアーノ Mk-II、ギアギアーノ Mk-IIIを特殊召喚する!」バッ



クロウ「一枚のカードで3体復活かよ!」



ギアギアーノ「そしてその三体でエクシーズ召喚を行う!」



クロウ「!」



ズキュウーーーーンッ!!



123: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/11/29(日) 18:28:59.18 ID:N3LbmBxc0
 


BF-陽炎のカーム/Blackwing - Calima the Haze》 †
効果モンスター
星4/闇属性/鳥獣族/攻 600/守1800
相手のバトルフェイズ時、自分フィールド上にモンスターが存在しない場合、
墓地に存在するこのカードをゲームから除外して発動する事ができる。
自分の墓地に存在するシンクロモンスター1体を選択して特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはバトルフェイズ終了時にゲームから除外される。

コチじゃなくてこっちだったということで  ギャグじゃなくてね




ギアギガント「エクシーズ召喚!ギアギアギアXG!!!」





《ギアギアギア XG/Geargiagear Gigant XG》 †
エクシーズ・効果モンスター
ランク3/地属性/機械族/攻2500/守1300
レベル3モンスター×3
自分フィールド上の機械族モンスターが戦闘を行うバトルステップ時、
このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
相手フィールド上に表側表示で存在するカードの効果は
そのダメージステップ終了時まで無効になり、
そのダメージステップ終了時まで
相手は魔法・罠・効果モンスターの効果を発動できない。
また、このカードがフィールド上から離れた時、
自分の墓地からこのカード以外の
「ギアギア」と名のついたカード1枚を選択して手札に加える事ができる。



XG「おりゃあああああ!」攻2500  ゴアアッ



クロウ「こりゃすげえぜ……」



アマテラス「やるな、面白い」



ギアギガント「そして、手札からギアギアーマーを召喚!」バッ



《ギアギアーマー/Geargiarmor》 †
効果モンスター
星4/地属性/機械族/攻1100/守1900
このカードは1ターンに1度だけ裏側守備表示にする事ができる。
このカードがリバースした時、
デッキから「ギアギアーマー」以外の
「ギアギア」と名のついたモンスター1体を手札に加える事ができる。




124: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/11/29(日) 18:34:18.72 ID:N3LbmBxc0


ギアギガント「手札のギアギアクセルの効果!ギアギアモンスターが場にいるとき特殊召喚できる!」バッ



《ギアギアクセル/Geargiaccelerator》 †
効果モンスター
星4/地属性/機械族/攻1400/守 800
自分フィールド上に「ギアギア」と名のついたモンスターが存在する場合、
このカードは手札から表側守備表示で特殊召喚できる。
また、このカードがフィールド上から墓地へ送られた時、
自分の墓地から「ギアギアクセル」以外の
「ギアギア」と名のついたモンスター1体を選択して手札に加える事ができる。



クロウ「親近感がわく効果だな、☆4が二体か、やべえな…」



ギアギガント「二体の☆4モンスターでオーバーレイ!」



ズキュ―――ン!



ギアギガント「現れろ!我が分身再び!」



《ギアギガント X/Gear Gigant X》 †
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/地属性/機械族/攻2300/守1500
機械族レベル4モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
自分のデッキ・墓地からレベル4以下の
機械族モンスター1体を選んで手札に加える。
また、このカードがフィールド上から離れた時、
自分の墓地からレベル3以下の
「ギアギア」と名のついたモンスター1体を選択して特殊召喚できる。



ギアギガントx「おおおおお!」攻2300



クロウ「!……」



125: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/11/29(日) 18:53:31.99 ID:N3LbmBxc0


アマテラス「こっちにはシンクロモンスターが二体、そして向こうはエクシーズモンスターが二体か、ここがデュエルの分水嶺だな」



クロウ「おもしれェ……だがアーマードウイングには戦闘で破壊できねえ効果があるぜ」




ギアギガント「こちらも教えてやろう、ギアギアギアXGには攻撃時、相手フィールド上に表側表示で存在するカードの効果をダメージステップ終了時まで無効にし、カード効果の発動を無効に吸う効果がある」



クロウ「!なに………じゃあアーマードウイングの効果も無効になるってのか!」



ギアギガント「………」チラ



アマテラス「今のお前はイカしてるぞ」



ギアギガント「ふふふ………」テレ



クロウ(………)




クロウ(ってことはだ……俺のリバースカード、BF-アンカーでダメージステップに返り討ちにするコンバットトリックは行えねえ……)



クロウ(しかしアーマードウイングはXGと相討ち……ギアギガントxの攻撃力は2300、ノートゥングの2400には及ばない)



クロウ(この勝負、結局俺に分がある………いやまて!機械族モンスターの切り札があるじゃねえか……)




126: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/11/29(日) 19:03:53.85 ID:N3LbmBxc0


クロウ「リミッター解除………か」



ギアギガント「そういうことだ……」




クロウ「く!トラップ発動、BF-アンカー!」バッ



《BF-アンカー/Blackwing - Bombardment》 †
通常罠
「BF」と名のついたモンスター1体をリリースし、
自分フィールド上に表側表示で存在する
シンクロモンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターの攻撃力はエンドフェイズ時まで、
このカードを発動するためにリリースしたモンスターの攻撃力分アップする。



クロウ「こいつでノートウングをリリース!攻撃力2400をアーマードウイングに加える!」



アーマードウイング「おおおおおあ!」攻2500→4900




アマテラス「………」



ギアギガント無駄だ!お前は強い、分かっているはずだ!」



クロウ「く……」




ギアギガント「リミッター解除をオープン!機械族は攻撃力が2倍になる!」カチ




《リミッター解除/Limiter Removal》 †
速攻魔法(制限カード)
このカードの発動時に自分フィールド上に表側表示で存在する
全ての機械族モンスターは、ターン終了時まで攻撃力が倍になる。
このターンのエンドフェイズ時、
この効果を受けたモンスターを全て破壊する。


ギアギガント「おおおおおお!!!」攻2300→4600



ギアギアギアXG「ずうああああああ!」攻2500→5000



127: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/11/29(日) 19:09:01.28 ID:N3LbmBxc0



クロウ「!」



アマテラス「見事だなギアギガント」



ギアギガント「バトルだ!ギアギアギアGXで、アーマードウイングを攻撃!」バッ



ギアギガント「この瞬間!ORUをつかって効果発動!アーマードウイングの効果を無効にする!」



ギュイイイイイイン!!



アーマードウイング「ぐあああ!?」ピキイイ



ドオオオオオオオオオンッ!!!



クロウ「ぐああっ!」LP4000→3900  ォオオオオ………



アマテラス「くうっ……!」オオオオ………!




ギアギガント「これで終わりだクロウ!ギアギガントX!ダイレクトアタックだ!」



ギアギガントX「うおおおおお!」攻4600




クロウ「!」



ゴシャアアアアッ!!!




クロウ「ぐああああっ…………!!」LP3900→0 ピー――――


ザザザアアアアッ




128: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/11/29(日) 19:14:27.06 ID:N3LbmBxc0


オオオオオオッ…………



クロウ「ぐ…………へ………つええな畜生………」ググ……



アマテラス「……手お前の勝ちだ、ギアギガント」



ギアギガント「………」グググ………




ギアギガント「アマテラス…………様…………」



クロウ「………消されちまうのか………まあ…………負けちまったからな………」グググ………




クロウ「あとは頼んだぜ………コナミ………」



ギアギガント「……う……」



アマテラス「………私の事も好きにしろ、お前の成長を見られて、嬉しかったぞ」



ギアギガント「…………」



ガシャッ  ガシャッ  ガシャッ 




ギアギガント「………」



クロウ「痛く無いようたのむぜ…………」




129: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/11/29(日) 19:21:37.14 ID:N3LbmBxc0


ガシャッ



ギアギガント「…虚しい……」



アマテラス「?……」



ギアギガント「アマテラス様………俺は虚しい……」



クロウ「………?」



ギアギガント「この歯車だらけの身体が………なぜ、こんなにも……俺の願いはキラーに消されることだったはず………なのに」



ギアギガント「それすら、虚しい…………貴女を消したくない、この気持ちは………一体……」



アマテラス「!お前………目の狂気が消えて………」



クロウ「うお………赤くなくなってるぜ………!」



ギアギガント「俺は………どうすれば………なにを信じればいい………」




ギアギガント「キラーか…?ティエラか……ボスか………アマテラス様か?………」



アマテラス「ギアギガント、聞け、お前たちは操られているのだ」




ギアギガント「なに…………?」




130: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/11/29(日) 19:34:36.88 ID:N3LbmBxc0


クロウ「………」



アマテラス「眼を覚ましてくれ、私を信じてほしい」



ギアギガント「ぐ……女王…………キラー………俺は………」



クロウ「アマテラス、こいつは……?」



アマテラス「洗脳の効果が弱まってきている……理由はわからぬ、デュエルの高揚感か?それとも時間か……?」



アマテラス「もしくは、私を倒した時、カードが消滅したといったな、それが洗脳の核だと想定するならば。我々幹部クラスにそれを植え付け、部下たちに洗脳を広げていたのだろう」



アマテラス「ギアギガントの上司である私の洗脳が解かれたことで、今頃になって部下の洗脳効果が失われてきたのかもしれぬ」



クロウ「わかんねえな………とにかく、俺たちにとっていいことが起こったことは間違いねえみたいだが……」




ギアギガント「ぐ……ううう……」



アマテラス「ギアギガント、私たちとともに戦おうじゃないか」





ギアギガント「う………はっ!アマテラス様…………!?」






131: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/11/29(日) 19:37:45.04 ID:N3LbmBxc0



クロウ「!まさか元に……」



アマテラス「おお…!」




ズアアアアアアッ







ヒュンッ







キラー「Iweleth」ブーーーンッ



アマテラス「え」



ギアギガント「!」



キラー「」ギュイイイイイイイイ………



クロウ「くっ……回避が間に合わねえ……!」ザッ











ドゴオオオオ――――――――――――――――――――――――――――――――ンッ!!!!!!






132: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/11/29(日) 19:43:42.16 ID:N3LbmBxc0


…………………


シュウウゥウ……





ガラガラガラッ



パラパラ………




アマテラス「ぐ………また……突然現れて………」



アマテラス「な、何とか無事だが………恐ろしい奴だ……」




アマテラス「クロウ・ホーガン……ギアギガント………大丈夫か………」




クロウ「…………」シュウウウ………




ギアギガント「がは……」シュウウウ………




アマテラス「!な…………お前たち………私をかばったのか!」



キラー「Adyeshach」ゴウンゴウンゴウン





ギアギガント「じょ、女王…………無事でよかった…………そして………」



アマテラス「ギアギガント!」



ギアギガント「私は………ここまでです…………数々の……ご無礼…………もうしわけ…」


バシュッ




アマテラス「―――――――――――」

140: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/11/29(日) 19:53:03.49 ID:N3LbmBxc0
コンマ80代台   直撃は免れるがやばい




クロウ「っぐ……………くそ………」



ドサッ



アマテラス「クロウ・ホーガン!」



クロウ「俺としたことが…………ちいとばかし………やばいかな………」



アマテラス「お前も私を………」



クロウ「体が勝手に動いちまった…………へへへ………」




アマテラス「しっかりしろ!………ぎ、ギリギリだが………まだ消滅させられるほどのダメージではない………だが……」





キラー「」ゴウンゴウン





アマテラス「くそ…………悪魔め…!また来る………!」



クロウ「ハア……おい……逃げたほうがいいぜ………俺は、放っておけよ………」ズズ…



キラー「」スイイー



アマテラス「消滅したギアギガントのエネルギーを吸収する気か…………」



アマテラス「貴様………!私の部下に勝手なことをするな!!」




142: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/11/29(日) 19:59:08.13 ID:N3LbmBxc0



シュイイイイイ……



キラー「?……Sheriruth?」




アマテラス「っ……?…なに………」



クロウ「?……」ハア……ハア…



アマテラス「エネルギーが私の方に……?」



シュウウウ………


パァァ…




アマテラス「これは…ギアギガントの思念が私のために………ということか……」




キラー「」キュイイイィィ………




シュウウゥウン……





143: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/11/29(日) 20:10:11.19 ID:N3LbmBxc0
キイイイン………




アマテラス「…………」



アマテラス「体が復活した………」



クロウ「!マジか……」



アマテラス「……………礼を言うぞギアギガント!」ブンッ シャキイイイインッ!




キラー「」



アマテラス「クロウを避難させてから……貴様を消し飛ばしてやる、ボスの命令に反しようとな!」




ぐいっ



クロウ「……まさか…俺が女に……横抱きされるなんてな…」



アマテラス「安定して運びやすいのだ、この場は一旦退くぞ」ザッ




シュンッ



キラー「…………」ゴウンゴウン


144: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/11/29(日) 20:16:05.42 ID:N3LbmBxc0


ザザザザザッ………



クロウ「………ハア………ハア…」



アマテラス「こらえろ、キラーは追ってきていない……」ザザッ



アマテラス「回復魔法があれば、治療できるが………あいにく私は持ち合わせていない……」ザザッ




クロウ「…………俺もねえ………コナミだ………コナミなら持ってる……探してくれ」




アマテラス「わかった………」



ザザザザザッ




クロウ「………さっき………キラーを消し飛ばすみたいなこといってたが………」



アマテラス「うむ」


クロウ「勝算はあるのかよ………あの怪物を相手に」



アマテラス「わからん……だが、あてはある………ヒルコだ」



クロウ「なに………?」



アマテラス「あとで話そう、あまりしゃべるな!」


ザザザッ




153: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/01(火) 16:39:11.09 ID:Kwifu1tW0


…………………


ネオドミノシティ繁華街



ザッザッザッザ………



ディヴァイン「………」



ディヴァイン「ここにもいない………誰一人」




ディヴァイン「収容所の人間がみんな消えたので出てきてみたら………なんだこの空の色は?」



ディヴァイン「そして、見たこともないデュエルモンスターの実体化した姿」




ディヴァイン「わからないことばかりだ、また妙なことになってるみたいだがな」




ディヴァイン「それにしてもなんだ………力がみなぎる、サイコパワーが………ここまで充満しているとは」



ディヴァイン「これもこの空の影響か?何が起こっているんだ」



ザッザッザッザ



155: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/01(火) 16:44:23.50 ID:Kwifu1tW0

ザッザッザ……



ディヴァイン「…」ピタ




ディヴァイン「………ファイヤーボール!」バッ




ドギャアアアアアアアンッ!!!!




ディヴァイン「うお!?予想外の威力……アキと同レベル……いや、それ以上か……?」




ディヴァイン「これならば………Pの奴が言ったように、再びアルカディアムーブメントを立て直すことも……」




ディヴァイン「………ま、昔の私なら思っただろうがな……」ザッザッザッザ……




ディヴァイン「何者だ、そこの家の陰に隠れている奴、でてこい」



?「……」こそっ




ディヴァイン「何を私の事をじろじろ見ているんだ?何者だ」




?「……」こそこそ……




156: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/01(火) 16:50:59.32 ID:Kwifu1tW0


ディヴァイン「………」



ディヴァイン「ファイアーボール!」バッ



ドギャアアアアアンッ!!!



?「きゃああーー!?」ごろごろごろっ



ディヴァイン「隠れても無駄だ!」




ディヴァイン「む?」




ヒュプノシスター「うう…………痛い………」ヒリヒリ




ディヴァイン「子どもt?……いや、モンスターだな」




ヒュプノ「あっ………うう、なんで、見つかった………の?」




ディヴァイン「怪しい奴め、お前のようなモンスターは見たことが無いぞ」



ヒュプノ「こ、この空のせいで………隠れていられなくなっちゃった………」



159: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/01(火) 16:59:01.43 ID:Kwifu1tW0




ディヴァイン「なんなのだお前は?詳しく話してもらおうか、今のこの世界について」




ヒュプノ「それは…わ、私にもわからない………こんな世界、私も、望んでな………ないから」




ヒュプノ「元の世界なら…………見つからないように…出来てたのに………おかしい……」





ディヴァイン「…………まったくわからんな、じゃあお前は何者なんだ、なぜ私のことを見ていた?」




ヒュプノ「うう……」



ディヴァイン「……」



ヒュプノ「だ、だって……貴方が………奪ったから………」



ディヴァイン「なに?何のことだ……」



ディヴァイン「!」(まさか………アルカディアムーブメント時代の実験の犠牲者の近親者か……!?)




ディヴァイン「ちっ…………過去はどこまでも追ってくるな」ガリガリ



ディヴァイン「仇討ちか…つまりは」




ヒュプノ「?…………」



160: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/01(火) 17:04:47.36 ID:Kwifu1tW0


ヒュプノ「私の……た、大切な人を………」




ディヴァイン「………やはりな」




ヒュプノ「か、返して……………」



ディヴァイン「返してか…………皮肉を言ってくれる……」



ディヴァイン「誰の事を言っているのかは知らないが、もう無理だということはわかるだろう」



ディヴァイン「お前の大切な人は、死ん………」



ディヴァイン(…………いや、こいつはモンスターだぞ………?)



ディヴァイン(モンスターを実験台にしたことなどない…………私の勘違いか?)




ヒュプノ「………?」




ディヴァイン「大切な人とは?」



ヒュプノ「………えぅ………ラ、ライズベルト………」




ディヴァイン「なに?」




161: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/01(火) 17:10:25.92 ID:Kwifu1tW0


ディヴァイン「ライズベルト…………?」



ヒュプノ「…」コク



ディヴァイン「仇討ちではない……?」



ヒュプノ「………か、かえしてくれれば、私はそれで………かま…構わない」




ディヴァイン「ライズベルト、というのは、モンスターの事だな、私は確かに持っているが……」




ヒュプノ「元々は………私の………だ、ダーリン…」



ディヴァイン「ダージリンだと?」



ヒュプノ「…………ふぇ………」ジワ



ディヴァイン「まて、泣くな、冗談だ」




ヒュプノ「ずっとチャンスを伺ってたのに…ひっ………あなた………ずっとデッキから離れないし………っ………」



ヒュプノ「最近は………ずっと建物の中で………だから、ずっと言えなくて……っ」




163: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/01(火) 17:20:34.86 ID:Kwifu1tW0



ディヴァイン「何を言ってるんだ……?私のカードにダーリンも何も……」



ヒュプノ「そ、そのカード………どこで、手に入れたか………お、覚えてる………?」



ディヴァイン「………うん……?」



……………………………………



数年前



ディヴァイン「くくくく…………何もかも順調だ………アキは私の言うこと絶対服従………サイコデュエリストもどんどん集まってきている……」


ザッザッザ………



ディヴァイン「この調子なら、予定よりずっと早く、計画が実行できるかもしれないな、まずはアキをテストプレイとしてフォーチュンカップで暴れさせてみよう……」



ディヴァイン「ふふふ…………ゴドウィンもすぐに失脚させてやる………我々の敵は誰一人として生かしておくことはできん」




ディヴァイン「今や何もかも私の思い通りに進行している、ふふふははははは………!」




カサッ



ディヴァイン「ん?」



調星師ライズベルト



ディヴァイン「なんだこのカードは…………ほう、私のデッキにぴったりだな、貰っておくとするか」


………………………




ディヴァイン「拾った……そういえばな」



ヒュプノシスター「…」コクコク




164: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/01(火) 17:30:14.63 ID:Kwifu1tW0


ディヴァイン「あの時はハイになっていたからな………あれはお前がおとしたものだったのか」



ヒュプノ「気付いた時には………すでにあなたの………で、デッキに………」



ディヴァイン「なるほど、だが、あのカードはたいしてレアカードでもない、他にも手に入れる手段はあったはずだ」



ヒュプノ「だ、だめ………あれは、せ、精霊が入ったカード………貴方の……カードにしか、いない」



ディヴァイン「精霊…………?精霊か…………前までの私ならば否定的だっただろうが…」



ディヴァイン「カードの精霊………その存在ガ実在することは私も知っている………」



ヒュプノ「だ、ダーリン…………会いたい………か、返して………」



ディヴァイン「私は一度もライズベルトの精霊など見たことないが」



ヒュプノ「それは………貴方に、そ、素質が無かったから………で、でも、今はこの世界の影響か………貴方は私を、み、み…見える」




ヒュプノ「なら、ほ、他の精霊も……同じこと…」




ディヴァイン「…………」シュッ



召喚師ライズベルト




ディヴァイン「!…………なに」




165: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/01(火) 17:37:39.64 ID:Kwifu1tW0


《召喚師おライズベルト/Risebell the Summoner》 †
ペンデュラム・通常モンスター
星3/風属性/サイキック族/攻 800/守 800
【Pスケール:青2/赤2】
(1):1ターンに1度、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのレベルを1つ上げる。
【モンスター情報】
妹セームベルをとても大事に想っている、心優しき兄ライズベルト。
昼下がりの午後に妹と一緒に魔術書を読む時間は毎日の日課になっており、
そんな二人の仲睦まじい様子に周囲の人は自然と心が癒されてしまう。




ヒュプノ「…?」



ディヴァイン「なんだこれは?カード名が変わっている…」




ヒュプノ「!!!」




ディヴァイン「そして………この、スケールとは…一体?見たことのないシステムだ」




ヒュプノ「そ、そんな………せ、洗脳が融けちゃった………ど、どうしようどうしよう長い間放置してたから…あうあう………」ブツブツブツ




ディヴァイン「わからんことだらけだ………」



ディヴァイン「む」



ボンッ!



ヒュプノ「あ!」




166: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/01(火) 17:44:18.90 ID:Kwifu1tW0
召喚師おライズベルトじゃない  召喚師ライズベルトでした  あと 融けちゃった→解けちゃった です





召喚師ライズベルト「う……?」



ディヴァイン「実体化した、これが…ライズベルトの精霊か」



ヒュプノ「あ、あわわわ……!そんな………だ、ダーリンが………」



ライズベルト「こ、ここは一体?セームベル?」



ディヴァイン「おい」




ライズベルト「え?あれ、貴方は?」



ディヴァイン「私はお前のマスターと言ったところか、まあそれはいい、右を見てみろ、ハニーだ」



ライズベルト「え…?」



ヒュプノ「え……えへへっ…………えへへへへ…や、やっぱりかっこいい…………ううううっ………」



ライズベルト「あれ…………君は」



ヒュプノ「うううううっ………そ、その、えっと………」




168: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/01(火) 17:52:26.63 ID:Kwifu1tW0



ライズベルト「たしか、ヒュプノシスター?」



ヒュプノ「!う、うんっうん!…ひ、久しぶり………えへ、えへへへ」キョドキョド




ライズベルト「ハニーって君のこと?それより、セームベルは………ここはどこ?カイバーマン様は?」




ヒュプノ「え、えへへ………そ、その………」



ディヴァイン「ここの事は後で話してやる、私もほとんどわからんがな、それより、久しぶりの恋人との対面だ、そんな素っ気なくていいのか?」



ライズベルト「恋人って、はははは、そんなんじゃないですよ、ヒュプノとは、ねえ?」




ヒュプノ「!うっ………うううう……え、えへへぇ……」



ディヴァイン「なに?そうなのか………」



ライズベルト「たまに話す妹の友達って感じ………ってうわあ!?」



ヒュプノ「も、もう一回っ……えへへへ!もう一回催眠に………えへへ!!」ガバッ



ライズベルト「ちょ、いきなり抱き着いてこないで………!なになに!?」



ディヴァイン「おい」




169: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/01(火) 18:02:03.61 ID:Kwifu1tW0
ここまででー



ライズベルト 
no title








鬼柳「とはいっても、あのキラーをどうやって攻略すればいいんだよ……」



フレシア「うううう………ボス………」



鬼柳「なあ、キラーはどっかに飛んで行ったんだ……もう一度市役所に戻ってみねえか?」




鬼柳「ギャラクシオンがまだ生きているなら、仲間にできるかもしれねえ………仲間の復活方法も教えてもらわねえと満足できねえしな………」




フレシア「十中八九…もう消されちゃってるよ…うう………もし消されてなくても瓦礫に……」



鬼柳「行ってみねえでわかるかよ!」



フレシア「鬼柳…………」

186: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/03(木) 12:32:18.55 ID:ED3hFhHs0


……


シュウウ………



ヒュプノ「あうう………」ブス…ブス……




ライズベルト「だ、大丈夫?」




ディヴァイン「催眠術で操って思い通りにしていたとはな、なかなか見込みのある外道だ」




ヒュプノ「ううう……」




ライズベルト「まあまあ。その辺で、僕は気にしてませんから、許してあげてくださいよ」




ディヴァイン「本気か?お前を操って元の世界から連れ出したこいつを許すというのか?」




ライズベルト「しっかり言っておきますって、ヒュプノは後で説教だからな」




ヒュプノ「ふえええ…………」




ディヴァイン「やさしい奴だ…」

187: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/03(木) 12:39:25.07 ID:ED3hFhHs0


ディヴァイン「でだ、今話した通りここはお前たち精霊がいる世界とは別の次元、帰り方は私も知らないぞ」



ライズベルト「うーん…………魔術書では何回か見たことあったけど………本当に自分自身で来ることになるなんて」




ライズベルト「個人的な次元転移はサイバーマン様に禁じられてただろ?ヒュプノ」




ヒュプノ「ご…………ごめんなさい………ふ、ふたりきりに、なりたくて…」




ライズベルト「うーん…………でも、書物で見たのとはちょっと違う、空が変ですね、あとマナが濃い、僕達精霊が実体化できるほどに…これは一体?」




ディヴァイン「さあな、私もわからん、元々はこんな色ではなかった、そしてもっと人がいた」



ディヴァイン「なんとなくだが、危険だと思うな、よくない事が起こっているのだろう」



ライズベルト「すごい冷静ですね………怖くはないんですか?」




ディヴァイン「私は正直いつ死んでもいいと思ってるんでな………」




188: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/03(木) 12:47:19.03 ID:ED3hFhHs0


ライズベルト「はあ……………まいったな………ヒュプノ、帰り方わかるか?」



ヒュプノ「わ、わからない………私ができるのは………あっちの世界から………こ、こっちの世界にくることだけ…」




ライズベルト「もう、厄介なことしてくれた」




ヒュプノ「ううう……き、嫌いにならないで………」




ライズベルト「なるわけないだろ、バカだな、向こうに帰ったら妹と仲良くしてね」ナデ




ヒュプノ「えっ………えへへへっ…………えへへへ………」




ディヴァイン「帰れればな」




ライズベルト「まずは…………この異常に膨れ上がったマナの原因を調べてみないと」



ライズベルト「マナを高めるのに最も効率的なのは生命エネルギーですけど、これだけのものとなると大量な生命が必要になる」



ライズベルト「非倫理的な方法です………もしあなたの世界の人がエネルギーにされていたとしたら、大量失踪にも説明はつく」




ディヴァイン「ふ…………」





189: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/03(木) 12:55:07.05 ID:ED3hFhHs0



ライズベルト「すこし動き回って、見てみる必要がありますね」




ディヴァイン「気を付けるんだな、妙なモンスターがうろうろしているぞ」




ライズベルト「え?」




ディヴァイン「お前たちとは別の世界からやって来たモンスターの精霊かもしれん、好戦的かどうかはわからん」




ライズベルト「むう…下手に動き回るのは危険ですか:




ディヴァイン「ところで、ライズベルト………お前の効果だが」



ディヴァイン「スケールとは何だ、そして、魔法カードと、モンスターカード、二つの情報を持っている、お前のようなモンスターは初めてだ」




ライズベルト「ああ、それは僕の魔導実験の成果ですよ」




ディヴァイン「詳しく話せ」



ライズベルト「遠い遠い次元には、まだ発見されていないモンスターや効果があります、遠すぎて通常干渉は不可能」




ライズベルト「僕は、長年の研究で、我が身にその効果の一端を宿すことに成功しました」




190: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/03(木) 13:06:00.16 ID:ED3hFhHs0


ディヴァイン「魔法とモンスター効果、二つを宿すだと……」



ライズベルト「まあ、不完全な研究だったので、僕自身の効果は失われてしまったんですけどね」




ディヴァイン「スケール2とは?」



ライズベルト「それは、分かりません、僕自信にも解析不可能でした、でも、研究の中でぼんやりとしたヴィジョンが浮かび上がるのを感じました」



ライズベルト「それは、なんというか、振り子のような………」




ディヴァイン「………」



ライズベルト「結論としては、現時点では不明だということです、もう一体、同じ効果を持つモンスターがいれば解明できるかも……」




ライズベルト「まあ、僕達の次元では不可能だと思いますけどね、僕がこの効果を得られたのはほぼ偶然、同じ研究はもうできそうにありません」




ライズベルト「この効果との次元はあまりに遠すぎる、この世界と、僕達の世界の次元の距離を2とすれば、その次元との距離は100くらい」



ライズベルト「デュエルモンスターは奥が深いんです……まだ発掘されていないものが山ほどある」




ディヴァイン「ふん…………まあいい」



ヒュンッ




191: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/03(木) 13:13:27.99 ID:ED3hFhHs0


ライズベルト「もし、この次元で僕と同じような能力の持ち主が板とすれば、それは超越者……」


ヒュンッ



ディヴァイン「とにかく、歩いてみないと何もわからん、まだ生き残りがいるかもしれんしな」




ディヴァイン「行くぞ」ザッ




ライズベルト「はい、ヒュプノ、行くよ、僕たちから離れると危ない、手繋ごうか」キュ




ヒュプノ「えへへへっへへへっ……し、幸せ、かも」キュ




ディヴァイン「恋愛脳もここまでくると恐ろしいものだ……」




ヒュン




ディヴァイン「…………さっきから、なにか風切り音が聞こえないか」




ライズベルト「そういえば…………何でしょう?」




ヒュンッ


キラー「Akzeriyyuth」ヒュンッ




ディヴァイン「な」











ビカアアアアアアアッ!!!!!





192: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/03(木) 13:21:59.87 ID:ED3hFhHs0
↑ 板→居た やで



……………………



中央広場




ケインズ「ガ…………ウガ…………!」LP0  バチバチ



ツァン「はあ…………はあ…………勝った」




ケインズ「お、のれエエ……………」



バシュンッ!!




ツァン「ふう……………ケインズデビルとアベルズデビルのコンボ攻撃、恐ろしい能力だったけど、何とか、勝てた………」



シュウウゥウ…………



ヤリザ「ツァン殿、大丈夫でござるか?」




ツァン「まあね………で、ヤリザ、シエンたちはまだ実体化できないほどのダメージを負ってるの……?」



ヤリザ「うぬう………それが、なんというか」



ツァン「?なによ」






193: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/03(木) 13:27:38.82 ID:ED3hFhHs0



ガシャンッ




ツァン「!」バッ




影紫炎「貴様の精霊は封印してある…この俺がな」ガシャ



ツァン「新手!ふ、封印って…………」



ヤリザ「何者でござる!」



影紫炎「兜をかぶったままではわからんか……?」



ツァン「わからんか……っ…って………?」



ヤリザ「おぬし…………?」




がぽっ………



影紫炎「………」




ヤリザ「な……………!おぬしその顔は……シエン殿!?:




ツァン「ど………………どうなってんのよ……!?」



196: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/03(木) 13:37:28.23 ID:ED3hFhHs0



影紫炎「貴様らが…………六武衆………」



ヤリザ「シエン殿!何をしているでござるか!」



影紫炎「俺は紫炎ではない………私怨を持ってはいるがな」




ツァン「……………だ、ダジャレ……………」




影紫炎「貴様らには消えてもらう!復讐の業火を思い知れ!」バッ




ツァン「!」カシャッ




ツァン「し、シエンたちはどうしてるのよ!」



影紫炎「魂の牢獄に幽閉中だ、貴様らの敗北がスイッチとなり完全消滅する」



ツァン「!」




影紫炎「貴様を倒すことで六武衆のカードは力を失う、それにより精霊も二度と復活できぬ煉獄へ堕ちる!」




影紫炎「それが俺の復讐だ!貴様らへの報復だ!!」




ツァン「!デュエル!」





198: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/03(木) 13:58:51.25 ID:ED3hFhHs0



ゴオオオッ…………




ツァン「この圧は一体……ヤリザ!どういうこと!なんでシエンが………」




ヤリザ「ぬうう…………!?わからぬでござる……!しかし、あれはシエン殿ではないのでは………?」




ツァン「え?」



ヤリザ「なんとなくそんな気がするでござる!」




ツァン「…………やるしかないね!」




影紫炎「俺のターンだ!」シュッ 手札5



影紫炎「現れろ!XX-セイバー ボガーナイト!」バッ



《XX-セイバー ボガーナイト/XX-Saber Boggart Knight》 †
効果モンスター
星4/地属性/獣戦士族/攻1900/守1000
このカードをS素材とする場合、「X-セイバー」モンスターのS召喚にしか使用できない。
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。
手札からレベル4以下の「X-セイバー」モンスター1体を特殊召喚する。




ツァン「!」



199: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/03(木) 14:06:47.57 ID:ED3hFhHs0



影紫炎「効果発動、手札から☆4以下のXセイバーを特殊召喚できる!」



影紫炎「現れろ!X-セイバー エアベルン!」バッ



《X-セイバー エアベルン/X-Saber Airbellum》 †
チューナー・効果モンスター
星3/地属性/獣族/攻1600/守 200
(1):このカードが直接攻撃で相手に戦闘ダメージを与えた場合に発動する。
相手の手札をランダムに1枚選んで捨てる。




ツァン「チューナーモンスター!?なんで!」




影紫炎「さらに!手札からフォルトロールを特殊召喚する!」バッ



《XX-セイバー フォルトロール/XX-Saber Faultroll》 †
特殊召喚・効果モンスター
星6/地属性/戦士族/攻2400/守1800
このカードは通常召喚できない。
自分フィールドに「X-セイバー」モンスターが
2体以上存在する場合のみ特殊召喚できる。
(1):1ターンに1度、自分の墓地のレベル4以下の
「X-セイバー」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。



ツァン「この、高速展開………シンクロの戦術……」




影紫炎「☆6のフォルトロールに☆3のエアベルンをチューニング!}バッ



カアアッ  ☆6+☆3=☆9  


影紫炎「白銀の鎧輝かせ刃向かう者の希望を砕け!シンクロ召喚!出でよ!XX-セイバー ガトムズ!」バッ




《XX-セイバー ガトムズ/XX-Saber Gottoms》 †
シンクロ・効果モンスター
星9/地属性/獣戦士族/攻3100/守2600
チューナー+地属性モンスター1体以上
(1):自分フィールドの「X-セイバー」モンスター1体をリリースして発動できる。
相手の手札をランダムに1枚選んで捨てる。

200: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/03(木) 14:11:39.09 ID:ED3hFhHs0


ツァン「シンクロ召喚…………なんで、その召喚法を」



影紫炎「くくく…………これから死ぬ貴様に言う必要もあるまい!」



ツァン「く…」



影紫炎「効果発動だ!ボガーーナイトをリリースすることで、貴様の手札を一枚捨てさせる!」




パキューーーンッ!



ツァン「!なっ」バチイイイッ



手札5→4



ツァン「手札を…………なんて効果」




影紫炎「まだだ!俺は魔法カード!ガトムズの非常召集を発動!」バッ



《ガトムズの非常召集/Gottoms' Second Call》 †
通常魔法
「ガトムズの非常召集」は1ターンに1枚しか発動できず、
このカードを発動するターン、自分はバトルフェイズを行えない。
(1):自分フィールドに「X-セイバー」Sモンスターが存在する場合に
自分の墓地の「X-セイバー」モンスター2体を対象として発動できる。
そのモンスター2体を召喚条件を無視して特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは攻撃力が0になり、
このターンのエンドフェイズに破壊される。



ゴアアッ



フォルトロール「……」


ボガーナイト「………」



ツァン「!」



202: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/03(木) 14:15:50.81 ID:ED3hFhHs0



ツァン「………っ」



影紫炎「そしてフォルトロールの効果発動!墓地のエアベルンも蘇生する!」バッ



エアベルン「……」ズズ…………




ツァン「モンスターが3体も復活!?」



影紫炎「弾となってはじけろ!ガトムズ!効果発動!三体をリリース!」



バシュウウウンッ!!



ツァン「うああああ!?」手札4→1バチイイイッ!!!



ヤリザ「なんと!手札が!」




影紫炎「そして、ガトムズ自身もリリース!}



ギュアアアッ!!!




ツァン「うううううっ!!」手札1→0  バチイイイッ



シュウウウウウ……………



204: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/03(木) 14:24:00.73 ID:ED3hFhHs0



影紫炎「はははははは!カードを1枚セットしてターン終了だ!」バッ 手札0



ツァン「手札が…………0に」




ヤリザ「なんてことでござる……終盤戦ならまだしも、こんな最序盤に」




影紫炎「かかってくるがいい!俺は貴様の尊厳を、プライドを、足蹴にし!凌辱し!蹂躙し!勝利を得る!」




影紫炎「失意の中で死んでいけ!!」



ツァン「くう…………!」




影紫炎「俺の名を言ってみろ!!ツァンディレだったか!?」




影紫炎「俺こそがシエンだ!!今は違うがな!貴様を消し飛ばした時!俺こそが正真正銘のシエンとなる!」




ツァン「うるさい!有利だと思ってる!?アンタもボクも使えるカードは1枚!有利不利は揺蕩っている!」




ツァン「最後のガトムズリリースは明らかなプレイミス!残しておいて攻撃力3100で攻めるべきだった!」



影紫炎「そう思うなら俺を倒してみるがいい!」




205: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/03(木) 14:27:44.07 ID:ED3hFhHs0
ここまででー


ツァン  手札0  LP4000


影紫炎  手札0  リバース1 LP4000
















《緊急テレポート/Emergency Teleport》 †
速攻魔法
(1):手札・デッキからレベル3以下の
サイキック族モンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは、
このターンのエンドフェイズに除外される。




キュインッ



ディヴァイン「危ないところだった……………な、なんだあれは」



ヒュプノ「あわわっわわっわわわわ………」ブルブル



ライズベルト「っ…………あれは………まさか…………キラー…………」



ディヴァイン「キラーだと…………?」



ライズベルト「超越者です…………なんでこの世界に、あんなものが…………」




217: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/05(土) 17:28:38.86 ID:ZFokUuKB0



ツァン「ドロー!」シュッ 手札1



ツァン「く……カードをセットして、ターン終了!」バッ 手札0




影紫炎「はははは!何もできないか」



ツァン「ぐう………」



影紫炎「ドロー!」シュッ 手札1




影紫炎「トラップ発動、リビングデッドの呼び声、これにより、ガトムズを蘇生する!」カチ



《リビングデッドの呼び声/Call of the Haunted》 †
永続罠
(1):自分の墓地のモンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。
そのモンスターを攻撃表示で特殊召喚する。
このカードがフィールドから離れた時にそのモンスターは破壊される。
そのモンスターが破壊された時にこのカードは破壊される。



ゴバアッ



ガトムズ「!」攻3100



ツァン「!」




219: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/05(土) 17:33:31.72 ID:ZFokUuKB0



影紫炎「ガトムズ、直接攻撃だ!忌々しい六武衆の主を八つ裂きにしてやれ」




シュバアアアッ




ツァン「うあああぁっ!!!?」LP4000→900   グォオオオオッ!!!



ザザザザアアッ!!



ヤリザ「ぬおお!?だ、大ダメージでござる………!」




影紫炎「ふふふ、ターンエンドだ!」手札1




ツァン「く……………うううっ………」ガク




ヤリザ「ツァン殿、大丈夫か!」



ツァン「問題なし………!確かにものすごいインパクトだったけど………この程度!」ザッ




影紫炎「なかなか堅いな」



ツァン「まあね、色々あって、鍛えられてるからね!」シュッ 手札1





220: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/05(土) 17:43:51.11 ID:ZFokUuKB0


シュウウウ…………



影紫炎「だが、もう一度同じことをしてやればLPは尽きる、死だ」




ツァン「それができればね………さっきのターンで地金がでたね!」




影紫炎「なんだと?」



ツァン「たった攻撃力900のモンスターを引いていれば勝てたのに、それができずに延命させてしまった」




影紫炎「黙れ、それがどうした、精神的に追い詰めているつもりか?次のターンで結局同じだ」



ツァン「そううまくいくかな…………?カードを1枚セットしてターン終了!}バッ手札0




影紫炎「ふ、貴様も全くモンスターを引けていないじゃないか!口だけか」




ツァン「………」



影紫炎「ドロー!」シュッ 手札2




影紫炎「このターンで決めてくれるわ!俺はアナペレラを召喚!」バッ




《X-セイバー アナペレラ/X-Saber Anu Piranha》 †
通常モンスター
星4/地属性/戦士族/攻1800/守1100
華麗な攻撃と冷静な判断で戦場を舞う、X-セイバーの女戦士。
時に冷酷なその攻撃は敵に恐れられている。

221: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/05(土) 17:49:15.36 ID:ZFokUuKB0



アナペレラ「ふああ!」



ツァン「攻撃力1800、今引いたカードだね、前のターン引いていれば……」



影紫炎「黙れと言っている!これでオーヴァーキルだ!」



ツァン「!」



影紫炎「アナペレラ!直接攻撃だ!」




アナペレラ「やああああ!!」ブンッ!




ツァン「六武衆のことをよく知ってるみたいだけど、その実力については知らなかったみたいね!」



影紫炎「なんだと!?」



ツァン「トラップ発動、究極・背水の陣!」カチ




《究極・背水の陣/Backs to the Wall》 †
通常罠
ライフポイントを100ポイントになるように払って発動できる。
自分の墓地の「六武衆」と名のついたモンスターを
可能な限り特殊召喚する。(同名カードは1枚まで。
ただし、フィールド上に存在する同名カードは特殊召喚できない。)



ツァン「くうう…………!」ズズズ……… LP900→100 




影紫炎「自らLPを100まで………」



222: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/05(土) 17:54:56.29 ID:ZFokUuKB0



ツァン「アンタが………墓地にモンスターを送ってくれたおかげで発動できたのよ……」ズズズ…



影紫炎「………」



ツァン「墓地の六武衆を、可能な限り特殊召喚する!」バッ



《六武衆-ニサシ/The Six Samurai - Nisashi》 †
効果モンスター
星4/風属性/戦士族/攻1400/守 700
自分フィールド上に「六武衆-ニサシ」以外の
「六武衆」と名のついたモンスターが存在する場合、
このカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃する事ができる。
また、フィールド上に表側表示で存在するこのカードが破壊される場合、
代わりにこのカード以外の自分フィールド上に表側表示で存在する
「六武衆」と名のついたモンスター1体を破壊できる。



《六武衆-カモン/The Six Samurai - Kamon》 †
効果モンスター
星3/炎属性/戦士族/攻1500/守1000
自分フィールド上に「六武衆-カモン」以外の
「六武衆」と名のついたモンスターが存在する場合、
1ターンに1度、フィールド上に表側表示で存在する魔法・罠カード1枚を選択して破壊できる。
この効果を発動するターン、このカードは攻撃宣言できない。
また、フィールド上に表側表示で存在するこのカードが破壊される場合、
代わりにこのカード以外の自分フィールド上に表側表示で存在する
「六武衆」と名のついたモンスター1体を破壊できる。


《六武衆-ヤイチ/The Six Samurai - Yaichi》 †
効果モンスター
星3/水属性/戦士族/攻1300/守 800
自分フィールド上に「六武衆-ヤイチ」以外の
「六武衆」と名のついたモンスターが存在する場合、
1ターンに1度、フィールド上にセットされた魔法・罠カード1枚を選択して破壊できる。
この効果を発動するターン、このカードは攻撃宣言できない。
また、フィールド上に表側表示で存在するこのカードが破壊される場合、代わりにこのカード以外の
自分フィールド上に表側表示で存在する「六武衆」と名のついたモンスター1体を破壊できる。


《六武衆-ヤリザ/The Six Samurai - Yariza》 †
効果モンスター
星3/地属性/戦士族/攻1000/守 500
自分フィールド上に「六武衆-ヤリザ」以外の
「六武衆」と名のついたモンスターが存在する場合、
このカードは相手プレイヤーに直接攻撃できる。
また、フィールド上に表側表示で存在するこのカードが破壊される場合、
代わりにこのカード以外の自分フィールド上に表側表示で存在する
「六武衆」と名のついたモンスター1体を破壊できる。



「「「「うおおおおーーーーーーーーー!!!」」」」」



223: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/05(土) 18:00:31.38 ID:ZFokUuKB0


ツァン「全員守備表示!」




影紫炎「雑兵どもめ………!」



ヤリザ「聞き捨てならんでござる!}



影紫炎「そいつらの中にこちらの攻撃を妨害できる効果を持つ者はいない!攻撃で確実に破壊できる!」



影紫炎「これが雑兵でなくてなんだ!死ね!」



アナペレラ「!」ブンッ!!



ヤリザ「ぬおおお!?」




ツァン「甘いね!トラップ発動!雑兵が暴れだす!」カチ




《風林火山/Fuh-Rin-Ka-Zan》 †
通常罠
風・水・炎・地属性モンスターが全てフィールド上に
表側表示で存在する時に発動する事ができる。
次の効果から1つを選択して適用する。
●相手フィールド上モンスターを全て破壊する。
●相手フィールド上の魔法・罠カードを全て破壊する。
●相手の手札を2枚ランダムに捨てる。
●カードを2枚ドローする。




ギュオオオオオオオオンッ!!!



影紫炎「なに!?」




224: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/05(土) 18:05:09.89 ID:ZFokUuKB0



ツァン「風・水・炎・地属性モンスターが全てフィールド上に 表側表示で存在する時に発動できる、ボクはそっちのモンスターを全て破壊する効果を使用!」バッ




ヤリザ「うおおおおお!!」


ニサシ「やああああ!」


ヤイチ「うりゃあああ!!!」



カモン「どっせいいいいい!!」



ドオオオオオオオオォオンッ!!!!



ゴオオオオオ……………………




ッシュウウウウウ………




影紫炎「なんだと…………アナペレラだけでなく、ガトムズまでも」





ツァン「これでそっちに攻撃モンスターはいない、召喚権も使った!さあどうする!」




影紫炎「ぐ…………カードをセットして、ターンエンドだ!」バッ




ツァン「ドロー!}シュッ手札1




225: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/05(土) 18:09:55.67 ID:ZFokUuKB0



ツァン「ボクがお手本を見せてあげるよ、相手を確実に倒す攻撃を!」



影紫炎「!」



ツァン「ヤイチの効果発動!攻撃を放棄することでセットカードを破壊する!」バッ



ヤイチ「イヤーッ!」バッ



ドオオオオオオンッ!!!



聖なるバリア―ミラーフォース―




ツァン「ミラフォね、そんなところだと思ったよ」



影紫炎「おのれえええぇ……………!」




ツァン「セットカードもきえた、防護策はない!覚悟はいい!?」



ツァン「ヤリザ、カモン、ニサシ!やっちゃえ!」



「「「うおおおおおおお!!!!」」」



ドゴオオオオオオオンッ!!




影紫炎「っがああああ!?」LP4000→100  ザザザアアアッ!!!





226: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/05(土) 18:13:51.14 ID:ZFokUuKB0



影紫炎「ぐ……………」



ツァン「………」


影紫炎「ふ、ふふふふ…………耐えたぞ………どうした…………」



影紫炎「確実に、倒すんじゃなかったのか!?」



影紫炎「残念だったな!すべてのモンスターが攻撃を終えた!次は俺のターンだ!}




ツァン「ニサシは二回攻撃ができるのよ」



ニサシ「…」シャキイインッ  攻1400




影紫炎「なんだとお!??」ガーーン!!!




ザシュウッ




影紫炎「ぎゃあああああっ!!!!!?」LP100→0  ピー――――




ツァン「…………」シュウウウ



ツァン「ふ、やったね!」




228: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/05(土) 18:21:52.97 ID:ZFokUuKB0


………



ツァン「…」



影紫炎「ぐ、おの、れえええ……」



ヤリザ「ふふふふ、我々の勝ちでござる、さあ消え去れ!」



ツァン「待って、ちょっと聞きたいことがある」バッ




影紫炎「ぐうう…………」



ツァン「詳しく教えてよ、キミは何者?なんでシエンと同じ顔をしてるの?」




影紫炎「…………俺は………シエンの影武者として生まれたモンスターだ…」



ツァン「影武者…………?」



ヤリザ「聞いたことが無いでござる………」



影紫炎「影武者だ、兵隊が知らないのは当たり前だ、シエンと俺だけがお互いを認知している………」



ツァン「なぜシンクロを………?キミはエクシーズなんじゃないの?」



影紫炎「俺は元々この世界の精霊だ…………カードも存在している」



《紫炎の影武者/Kagemusha of the Blue Flame》 †
通常モンスター
星2/地属性/戦士族/攻 800/守 400
シエンに仕える影武者。鋭い切れ味の名刀を持つ。



影紫炎「こんなカードだ」


ツァン「こ、これは……………」

229: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/05(土) 18:37:28.79 ID:ZFokUuKB0



ヤリザ「恐るべきクズカードでござる」



ツァン「黙ってなさいよ!」ゲシ




ヤリザ「おうふっ」



影紫炎「………だがそいつの言う通りだ、俺は、誰にも使われることのない屑だった」




影紫炎「貴様の六武衆…………それは父親から譲り受けたものだろう」



ツァン「そうだね…代々受け継がれてるって聞いてるよ」



影紫炎「俺は継承の途中でデッキから外され、破棄されたのだ!」




影紫炎「この屈辱が貴様に分かるか!」



ツァン「……うーん」



影紫炎「長年修行を積み、俺はある日、エクシーズとして覚醒した…!」



影紫炎「そしてほかのエクシーズと徒党を組み、復讐の時を待っていたのだ」




影紫炎「ある日、他のエクシーズが狂い、この世界へ侵攻を決めた時俺は歓喜した、理由などどうでもいい、他の奴らとは違う、俺は洗脳されずに自らの意志で暴れていたのだ」




231: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/05(土) 18:47:14.03 ID:ZFokUuKB0


影紫炎「そして一度は不意打ちで、シエンたちを封じ込められた、もう少しで、消滅させられたのに………くそ!」




影紫炎「どちらにせよ俺はお終いだ!貴様に消されるのだからな!あーあ!無念だ畜生!!」バターン!




影紫炎「シエンたちにNDKしたかったなー!」




ヤリザ「なんかキャラ崩壊してるでござる」



ツァン「ていうかシエンを恨むのはお門違いでしょ?キミを捨てたのはボクのご先祖様の誰かなんだから」




影紫炎「うるせーよバカヤロー!!なんなんだチクショー!!」




ツァン「」ピキッ




ヤリザ「ツァンどの落ち着くでござる……」




影紫炎「消せばいいだろー!………もー!………シエンたちは解放されたよくそッたれが!そのうち現れるんじゃねーの!???」バタバタ




ツァン「…………仲間にしてあげようと思ったんだけどなー」




影紫炎「なに?!」




233: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/05(土) 18:58:41.23 ID:ZFokUuKB0


ツァン「エクシーズに覚醒したってことは、キミはもう低ステータスじゃないでしょ?」



ツァン「ご先祖の分もボクが詫びるからさ、また一緒に戦ってくれないかな」



ツァン「って言おうと思ったんだけど…………やめとこうか」




影紫炎「主よ、数々の無礼どうかお許しを………」ザッ




ヤリザ「なんと調子のいい……」



影紫炎「元々その考えはずっとあった、しかし気持ちの槌の降ろし所が分からず、シエンに当たっていたのかもしれぬ」



影紫炎「今一度そのデッキに加われるのならば、それが一番です!」



ツァン「まあ、シエンたちが戻ってきてから、会議を行ってみるよ、それの結果次第だね」




影紫炎「げえ!?」




影紫炎「こんなことならエクシーズに覚醒した時点で帰ってくればよかった………!」




ツァン「ところでさ、ロンゴミアントがどこにいるか、知らない?」




影紫炎「ロンゴミアント………ああ、パール隊長、おっと、もうこう呼ぶ必要もないか………パールが持ってるはずだが」



ツァン「パール………」

235: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/05(土) 19:06:03.02 ID:ZFokUuKB0


次の展開を決めよう

1  鬼柳サイド
2  恵サイド

↓1









コナミ「…」



コナミ「銀龍、お前、何で俺についてきたんだ?」



「え?それはマスターに一目ぼれして」



コナミ「一目ぼれか………今までそういうことあったのか」



「いいえ、マスターを見た時、直感しました、私はこの方についていくべきだと」


コナミ「直感か………銀龍はドラゴン族………そして、俺が作り出したトレスラグーンもドラゴン族だったな………」



コナミ「…………何か、思い出しそうだ」




セームベル「むううう!!?」ボンッ



コナミ「うおお!?セームベル、どうした!?」



セームベル「なんか、懐かしい感じがする………もしかして、お兄ちゃんが………!」



コナミ「なに!お前の大好きな兄ちゃんがいるのか!?」



セームベル「た、多分………うーん、どこだろう…………」




262: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/06(日) 17:51:24.94 ID:u4HLgypd0



……………


ネオドミノシテイ 繁華街 某所



恵「…………」ひょこっ




恵「…………」きょろきょろ………




恵「キラーはいない…………でも、いつまた現れるか………」




恵「おそらく………上空を旋回して、無差別に破壊を行っている……」



恵「あれを………どうやって倒せば………マスター……」




ズズゥウンッ……



恵「…とにかく………私は自分ができることを………」




ザッザッザッザ……




恵「……………反応が一つ…近づいてくる…………」

263: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/06(日) 17:55:51.22 ID:u4HLgypd0


恵「………あの……ヴァイロンとかいうモンスターではない…もっと大きい………でも、ここで逃げるわけにはいかない………」




ザッ




パール「ん?」



恵「…………」ザッ




パール「自ら出てくるとは、覚悟を決めたか」




恵「…………決着を」




パール「望むところだ!キラーが来ると面倒だからな、サッサと片づけてやる」サッ




恵「………」カシャッ  LP4000




パール「デュエル!」LP4000




265: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/06(日) 18:12:16.50 ID:u4HLgypd0



恵「私が、先攻………」シュッ 手札5




恵「カードをセット、更にモンスターもセット………」バッ




恵「ターン終了………」手札3




パール「では俺のターンだ!」シュッ  手札6




パール「俺は、ブリリアント・フュージョンを発動」バッ




《ブリリアント・フュージョン/Brilliant Fusion》 †
永続魔法
「ブリリアント・フュージョン」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):このカードの発動時に自分のデッキから
「ジェムナイト」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、
その融合モンスター1体を、攻撃力・守備力を0にしてエクストラデッキから融合召喚する。
このカードがフィールドから離れた場合にそのモンスターを破壊する。
(2):1ターンに1度、手札の魔法カード1枚を捨てて発動できる。
このカードの効果で特殊召喚したモンスターの攻撃力・守備力は相手ターン終了時まで元々の数値分アップする。




カアアッ




パール「デッキからジェムナイト・アレキサンド、ジェムナイト・ラズリー、ジェムナイト・ルマリンを墓地へ送り、融合召喚を行う!」



恵「!」



パール「あらわれろ!ブリリアントダイヤ!」バッ





《ジェムナイトレディ・ブリリアント・ダイヤ/Gem-Knight Lady Brilliant Diamond》 †
融合・効果モンスター
星10/地属性/岩石族/攻3400/守2000
「ジェムナイト」モンスター×3
このカードは上記カードを融合素材にした融合召喚でのみエクストラデッキから特殊召喚できる。
自分は「ジェムナイトレディ・ブリリアント・ダイヤ」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。
(1):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
自分フィールドの表側表示の「ジェムナイト」モンスター1体を選んで墓地へ送り、
エクストラデッキから「ジェムナイト」融合モンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。




ブリリアントダイヤ「……」守0




パール「ただし、攻守は0となる、ラズリーの効果発動、墓地のルマリンを手札へ回収」サッ 手札6



266: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/06(日) 18:19:32.86 ID:u4HLgypd0



恵「攻撃力守備力を………0に、狙いは………?」




パール「効果発動!ブリリアントダイヤをリリースし、エクストラデッキからジェムナイト・マディラを特殊召喚する!」バッ



《ジェムナイト・マディラ/Gem-Knight Citrine》 †
融合・効果モンスター
星7/地属性/炎族/攻2200/守1950
「ジェムナイト」モンスター+炎族モンスター
このカードは融合召喚でのみエクストラデッキから特殊召喚できる。
(1):このカードが戦闘を行う場合、相手はダメージステップ終了時まで
魔法・罠・モンスターの効果を発動できない。



マディラ「けええええ!!」攻2200




パール「さらにジェムナイト・フュージョンを発動!」バッ



《ジェムナイト・フュージョン/Gem-Knight Fusion》 †
通常魔法
(1):自分の手札・フィールドから、
「ジェムナイト」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、
その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。
(2):このカードが墓地に存在する場合、
自分の墓地の「ジェムナイト」モンスター1体を除外して発動できる。
墓地のこのカードを手札に加える。




パール「手札のジェムナイト・ガネットとジェムナイト・ルマリンを融合!」




パール「現れろ!ジェムナイト・マディラ!」バッ



《ジェムナイト・マディラ/Gem-Knight Citrine》 †
融合・効果モンスター
星7/地属性/炎族/攻2200/守1950
「ジェムナイト」モンスター+炎族モンスター
このカードは融合召喚でのみエクストラデッキから特殊召喚できる。
(1):このカードが戦闘を行う場合、相手はダメージステップ終了時まで
魔法・罠・モンスターの効果を発動できない。




268: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/06(日) 18:29:46.25 ID:u4HLgypd0


マディラ「りゃあああああ!!!」攻2200




恵「う…………!}




パール「まだだ!墓地のジェムナイトフュージョンを、ジェムナイト・アレキサンドを除外することで手札に加える」サッ 手札4




パール「ジェムレシスを召喚!」バッ




《ジェムレシス/Gem-Armadillo》 †
効果モンスター
星4/地属性/岩石族/攻1700/守 500
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。
デッキから「ジェムナイト」モンスター1体を手札に加える。



レシス「うおおお…」



パール「効果によりデッキからジェムナイト・サクニスを手札に加える」サッ



《ジェムナイト・サニクス/Gem-Knight Sardonyx》 †
デュアルモンスター
星4/地属性/炎族/攻1800/守 900
このカードは墓地またはフィールド上に表側表示で存在する場合、
通常モンスターとして扱う。
フィールド上に表側表示で存在するこのカードを通常召喚扱いとして再度召喚する事で、
このカードは効果モンスター扱いとなり以下の効果を得る。
●このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊し墓地へ送った時、
デッキから「ジェムナイト」と名のついたカード1枚を手札に加える事ができる。




パール「ジェムナイト・フュージョン発動!融合するのは手札のジェムナイト・サクニスとジェムナイト・ラズリー!」バッ



ギイイイン!!!




269: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/06(日) 18:34:52.67 ID:u4HLgypd0



《ジェムナイト・マディラ/Gem-Knight Citrine》 †
融合・効果モンスター
星7/地属性/炎族/攻2200/守1950
「ジェムナイト」モンスター+炎族モンスター
このカードは融合召喚でのみエクストラデッキから特殊召喚できる。
(1):このカードが戦闘を行う場合、相手はダメージステップ終了時まで
魔法・罠・モンスターの効果を発動できない。



パール「召喚するのはジェムナイト・マディラ!」バッ




マディラ「けあああああ!」攻2200




恵「同じモンスターが………3体!」




パール「ラズリ―の効果で墓地のルマリンを手管に加える、更にサクニスを除外することでジェムナイト・フュージョンを手札に回収」サッ 手札3




恵「総攻撃を受ければ………LPが尽きる……」




パール「そういう事だ、だがセットカードがある、攻撃に反応して発動するだとしたら、残念だったな」



恵「………」




パール「マディラが攻撃するとき、あらゆる効果は発動できない!」






270: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/06(日) 18:44:07.30 ID:u4HLgypd0



恵「う…………!」




パール「それが三体だ、ついでにジェムレシスも低くない攻撃力を備えている」



恵「このままでは………いけない!」




恵「トラップ………発動………!」カチ



《死霊ゾーマ/Zoma the Spirit》 †
永続罠
このカードは発動後モンスターカード
(アンデット族・闇・星4・攻1800/守500)となり、
自分のモンスターカードゾーンに守備表示で特殊召喚する。
このカードが戦闘によって破壊された時、
このカードを破壊したモンスターの攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。
(このカードは罠カードとしても扱う)



ゾーマ「…」守500



恵「このカードは、モンスターとして、特殊召喚される………」



パール「小賢しいことを、そいつはカウンターの効果を持っているモンスターだったな、だがマディラには無力!」



パール「行けマディラ!」




グシャアァァァ!!!


ゾーマ「ぐおおおおお!!?」ぼ――――んっ!!!!



恵「くうっ………!」ォオオオオ………




271: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/06(日) 18:50:44.75 ID:u4HLgypd0



パール「あらゆる効果が無力!思い知ったか!」



恵「っ…………難敵………」




パール「もう一体のマディラでセットモンスターを破壊しろ!」



グシャアァァァ!!!!



《ピラミッド・タートル/Pyramid Turtle》 †
効果モンスター
星4/地属性/アンデット族/攻1200/守1400
このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
自分のデッキから守備力2000以下のアンデット族モンスター1体を
自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。



ピラミッドタートル「ぐええええ!」ボオオ―――――ンッ!!!



オオオオオオッ………




パール「リクルーターも無意味だ!」



パール「最後のマディラとジェムレシス、プレイヤーに直接攻撃だ!」




ズドオオオンッ!!!



恵「くううううっ………………!!?………!」ザザアアッ!!!  LP4000→100




パール「ターンエンドだ!」手札3



恵「………く…………恐ろしい相手………」ググ………

275: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/06(日) 19:05:39.30 ID:u4HLgypd0
ここまででー


パール  マディラ×3  ジェムレシス  ブリリアントフュージョン(用済み)  手札3  LP4000  



恵   手札3   LP100










フレシア「ボス……生きていてくれたらいいけど……」



鬼柳「精霊の耐久力は知らねえけど、市役所の崩壊に巻き込まれたからな……はたしてどうか」



フレシア「うう……本当に市役所に行くの?」



鬼柳「ああ、ティエラがどうなってるかも気がかりだしな……」



鬼柳「……ところで、モンスターとして現れたフレシアはデカい花に乗ってたけど、お前は乗ってないのはなんでだ?」



フレシア「あれは体の一部で、コンパクトにして体にしまっておけるんだよ」



鬼柳「そうだったのか………その姿は疑似餌で、あの花の方が本体だと思ってたが、違うのか?」



フレシア「どっちだと思う………?」



鬼柳「………」



280: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/10(木) 20:38:19.46 ID:D4vdzbuj0




恵「………」ググ……



パール「どうする?諦めるか?」




恵「………ドロー」シュッ  手札4



恵「…………フィールド魔法」バッ




《アンデットワールド/Zombie World》 †
フィールド魔法
このカードがフィールド上に存在する限り、
フィールド上及び墓地に存在する
全てのモンスターをアンデット族として扱う。
また、このカードがフィールド上に存在する限り、
アンデット族以外のモンスターのアドバンス召喚をする事はできない。




ゴボオオオオッ



ドロドロドロドロドロ…



パール「ぬ………なんだ………この世界は……」




恵「これで、すべてのモンスターはアンデット族になる…」





281: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/10(木) 20:46:06.08 ID:D4vdzbuj0




パール「気味が悪い………だが、こんなもの」



ゴボボボ………



恵「………魔法発動」バッ



《超融合/Super Polymerization》 †
速攻魔法(制限カード)
このカードの発動に対して魔法・罠・モンスターの効果は発動できない。
(1):手札を1枚捨てて発動できる。
自分・相手フィールドから融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、
その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。




ビカアアアアアアア!!!!




パール「ぐお!?」




ぎぃいいいいいぃ………




パール「なんだ、その融合カードは………熱量がケタ違いだ」




恵「このカードは、封印するべきだった、しかし、世界がこうなってしまっては話は別………」



恵「ダークネスから…秘密裏に回収したこのカードで、世界を滅ぼし損ねたこのカードで、世界を…救う」





282: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/10(木) 20:50:48.97 ID:D4vdzbuj0



恵「手札を一枚捨て、そっちのマディラ2体を融合素材とする…」手札2  シュッ




ギゴオオオオオオッ




パール「お、俺のモンスターを貴様……」




恵「その二体はアンデット族になっている…………融合召喚」




《冥界龍 ドラゴネクロ/Dragonecro Nethersoul Dragon》 †
融合・効果モンスター
星8/闇属性/ドラゴン族/攻3000/守 0
アンデット族モンスター×2
このカードは融合召喚でのみエクストラデッキから特殊召喚できる。
このカードと戦闘を行うモンスターはその戦闘では破壊されない。
また、このカードがモンスターと戦闘を行ったダメージステップ終了時、
そのモンスターの攻撃力は0になり、
そのモンスターの元々のレベル・攻撃力を持つ
「ダークソウルトークン」(アンデット族・闇・星?・攻?/守0)1体を
自分フィールド上に特殊召喚する。
「冥界龍 ドラゴネクロ」は自分フィールド上に1体しか表側表示で存在できない。




恵「ドラゴネクロ………攻撃力は、3000」




ドドドドドドドドドド……



パール「ぐ…………」



恵「バトル…………ドラゴネクロで、残ったマディラを攻撃!」




ギュルルルルルルルルルゥウウンッ!!!




ゴバアアアアアアッ



パール「ごああ!?」LP4000→3200ザザザッ

283: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/10(木) 20:55:45.30 ID:D4vdzbuj0



ギュウウウンッ…………




パール「く……………三体全て除去されたか」




マディラ「………」攻0



パール「!」




恵「ソウル・クランチ、ドラゴネクロは…………攻撃力を奪う………そして」



ダークソウルトークン「………」攻2200  ドドドドド




パール「なに!」




恵「こちらの場に、攻撃力を奪ったトークンを特殊召喚する」




恵「今度こそ、撃破」バッ




ドゴオオ!!!!



パール「ぐおおおああ!!」LP3200→1000  ザザザザザザッ



シュゥゥゥウウウ




パール「ぐうう…………!」





285: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/10(木) 21:01:27.12 ID:D4vdzbuj0



ゴポポ…



恵「のこりは、ジェムレシス…………ここは、カードをセットし、ターン終了」手札0




パール「この程度…………何だというのだ、この俺が敗れるものか………」ググ




恵「…………」



恵「彼の…邪悪な気配は消えない…………これは一体」




パール「俺のターンだ………!」




恵「まさか、さらなる融合が……………?」





↓1のコンマ00~49 ドローカードはセブンスワン
      50~99   それ以外




290: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/10(木) 21:12:09.24 ID:D4vdzbuj0


パール「ドロー!」シュッ 手札4



ギュオオオオオオオッ!!!




恵「!」



パール「ははははは!俺は、ドローしたRUM-七皇の剣を発動!バッ



《RUM-七皇の剣/Rank-Up-Magic - The Seventh One》 †
通常魔法
自分のドローフェイズ時に通常のドローをしたこのカードを公開し続ける事で、
そのターンのメインフェイズ1の開始時に発動できる。
「CNo.」以外の「No.101」~「No.107」の
いずれかをカード名に含むモンスター1体を、
自分のエクストラデッキ・墓地から特殊召喚し、
そのモンスターと同じ「No.」の数字を持つ「CNo.」と名のついたモンスターを
その特殊召喚したモンスターの上に重ねてエクシーズ召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。
「RUM-七皇の剣」の効果はデュエル中に1度しか適用できない。




ズァアアアア!!




恵「ぐ………………これは………」




パール「エクストラデッキからオーバーハンドレッドナンバーズを特殊召喚し、ランクアップさせる!!」



《No.104 仮面魔踏士シャイニング/Number 104: Masquerade》 †
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/光属性/魔法使い族/攻2700/守1200
レベル4モンスター×3
バトルフェイズ中に相手の効果モンスターの効果が発動した時、
このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
その発動を無効にし、相手ライフに800ポイントダメージを与える。
また、1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に発動できる。
相手のデッキの一番上のカードを墓地へ送る。



パール「ランクアップエクシーズチェンジ!!」



《CNo.104 仮面魔踏士アンブラル/Number C104: Umbral Horror Masquerade》 †
エクシーズ・効果モンスター
ランク5/闇属性/魔法使い族/攻3000/守1500
レベル5モンスター×4
このカードが特殊召喚に成功した時、
フィールド上の魔法・罠カード1枚を選択して破壊できる。
また、このカードが「No.104 仮面魔踏士シャイニング」を
エクシーズ素材としている場合、以下の効果を得る。
●1ターンに1度、相手フィールド上で効果モンスターの効果が発動した時、
このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
その発動を無効にする。
その後、相手の手札をランダムに1枚墓地へ送り、
相手ライフを半分にする事ができる



296: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/10(木) 21:28:40.80 ID:D4vdzbuj0



ギャアアアア!!


アンブラル「!」攻3000  バン!!



恵「このモンスターは一体…………」



パール「ふふふふ…………」ズズズズ




恵「しかし…………ドラゴネクロと攻撃力は同じ…………それに」




バーン!!!



次元幽閉



恵「!」



パール「アンブラルの効果により、セットカードは破壊される」



恵「く…!」




パール「さらにフィールド魔法、エクシーズ・テリトリーを発動!」バッ




《エクシーズ・テリトリー/Xyz Territory》 †
フィールド魔法
エクシーズモンスターがモンスターと戦闘を行うダメージ計算時のみ、
そのエクシーズモンスターの攻撃力・守備力は
そのランクの数×200ポイントアップする。
フィールド上のこのカードがカードの効果によって破壊される場合、
代わりに自分フィールド上のエクシーズ素材を1つ取り除く事ができる。




恵「エクシーズ………何故そんなものを!…………」

297: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/10(木) 21:36:55.07 ID:D4vdzbuj0



パール「くくく……………」



恵「融合を主体とするデッキに…………そんなカードが………」




恵「貴方は何者……………その姿は………」



パール「ふふふふ……………」




パール「君は、ゾーンの操り人形だったね………非常に邪魔だ、消えてもらおう」





恵「!}




パール「私に見覚えがあるかね?ふふふふ、まあ、分かったところでもう遅いわけだが」




パール「バトルだ!アンブラル、ドラゴネクロを破壊しろ!」




グアアアアァーーーーー!!!!




恵「攻撃力は互角…………!」



パール「だが、エクシーズテリトリーの効果が発動している!」



アンブラル「!」攻3000→4000



299: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/10(木) 21:43:47.68 ID:D4vdzbuj0



パール「この攻撃でアンブラルの攻撃力を奪おうとしても遅い!LPは0だ!デストロイステップ!」





恵「…………!」




べギャアアアアアアンッ!!!!!




ゴバアアアアアッ!!!




《ネクロ・ガードナー/Necro Gardna》 †
効果モンスター
星3/闇属性/戦士族/攻 600/守1300
(1):相手ターンに墓地のこのカードを除外して発動できる。
このターン、相手モンスターの攻撃を1度だけ無効にする。




ギューーーーーン……………




パール「な………………なに?」




恵「ふう…………ふう…………墓地の効果を発動…………攻撃は、中断………」




パール「なんと………超融合の時か…………抜け目がない、この前はあっさり勝てたというのに、成長したね」



恵「やはり…………この感じ、あなた……………ミスターT」



300: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/10(木) 21:52:57.77 ID:D4vdzbuj0



パール「ふふっふふふふふ、以前よりも変装がうまくなっただろう」




恵「……超融合を発動した時の…………反応の僅かなわざとらしさ………違和感だった」




パール「ふふふふふふふふ」グニュウウウウウウウ




ギュウウウウン



ミスターT「やあ」



恵「まだ、存在していたとは………いや、あの時には別行動していた個体…………」




ミスターT「そういう事だ、私は一人、ギャラクシオン支配世界する世界で、洗脳を行っていた特別個体」




ミスターT「本体の侵略が失敗した時のためのスペアプランを用意するためにね」




恵「……………」




ミスターT「邪悪なエクシーズ、オーバーハンドレッドナンバーズを使い、彼らを洗脳、邪悪の化身アポクリフォート・キラーを呼び出すという指令を出したのさ」




301: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/10(木) 22:01:50.79 ID:D4vdzbuj0



恵「…その、モンスターは」



ミスターT「ああ、パールか、彼は優しいモンスターだった、だが、それゆえに隙が大きくてね、裏で消して成り代わるのに絶好のターゲットだったのさ」




ミスターT「本物のパールはもういない、消滅してしまったよ」




恵「何ということを……………」




ミスターTあの姿だとギャラクシオンにも近づきやすいからね、トップからゆっくりバリアンの毒に侵していった、あっというまに全員狂ったさ」



恵「バリアン…」



ミスターT「ああ、別の次元の悪の勢力だ、現在はトップが長い休息に入っているようでね、無理やり協力してもらっているのさ」




ミスターT「バリアンの力は洗脳するのに丁度よかったんだ、さあ、デュエルを続けよう」




恵「…………なぜ、こんなことを、つまりは……………貴方が、この事件の黒幕…」




恵「貴方が…………ギャラクシオン達に何もしなければ…………こんなことにはならなかったのに………」




ミスターT「それは使命だからとしか言いようがないね、私はこの世界を闇に返すために存在しているのだから」







304: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/10(木) 22:13:48.90 ID:D4vdzbuj0



恵「く……………!この……………!」




ミスターT「機械なのに頭に血が上ることがあるのか?ふふふ、面白いものだ」




恵「貴方のせいで…………大勢の人が、消された………人も、精霊も」




恵「そして、凶悪な機械生物がこの世界に現れてしまった…………!」



ミスターT「そうなるように誘導していたからね、ふふふ、バレないようにパールのふりをするのもひやひやしたものだ、仲間への接し方、狂っていることを演じるためにわざわざ大きい声で笑ったりね、融合デッキも使わなければならないし」




ミスターT「私の本当のデッキはエクシーズだというのに」




恵「…………こんなことを、許していいはずがない…………」



ミスターT「残念ながら皆、私の思い通りに動いてくれたのだ、すでにキラーとティエラは出現した、何もかも手遅れ」



ミスターT「私もそろそろ追いかけっこや狩りごっこに飽きてきた、このデュエルが終われば別の次元に移動して、この世界の崩壊を眺めさせてもらうとするさ」




恵「どこまでも………」



ミスターT「さあ、デュエルを続けよう、私を倒せば、少しは消えていったものへの弔いになるんじゃないかな」



ミスターT「倒せればだがね」




恵「……………そのデッキ、そして、手札、さっきまでと違う………そう………でしょ?」




305: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/10(木) 22:21:19.02 ID:D4vdzbuj0



ミスターT「ふふふ、ばれたか?」



恵「手札にあるはずのルマリンと、ジェムナイトフュージョン………おそらくなくなっている:



恵「デュエル中にそんな行為は、明らかなルール違反………!」




ミスターT「仕方がないじゃないか、デッキもパールのものに変身させていて、この姿になると戻ってしまうのだから」




ミスターT「それに、デュエルディスクにエラー反応は出ていない、ふふふ、デュエリストの変身などということは予想外すぎて、反則にすらならないということだ」




ミスターT「残念だが、この新しいデッキでいかせてもらうよ、ふふふふ」




恵「っ……」




ミスターT「私はターン終了だ、どうする、手札0、場もアンデットワールドのみ、LPは100!」




ミスターT「墓地の防御策も尽きただろう、ふふふふふ、頑張ってみたまえ、セブンスワンのような逆転のカードを引けるかもしれんぞ」




恵「……………私のデッキに…………もう手は…………」



恵「く………………」




























アマテラス「おい」

306: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/10(木) 22:26:50.65 ID:D4vdzbuj0



恵「……………?あなた…………」



ミスターT「おお、アマテラスじゃないか、やあ」




アマテラス「きかせてもらったぞ、貴様………」ザッ




アマテラス「貴様がパールを殺し、我々に洗脳を施していた張本人だと!?」




ミスターT「そういうことだ」




アマテラス「殺す」ザッ




恵「……………」



アマテラス「貴様によってどれほどの同士の命が弄ばれたか………!一度殺しただけではすまんぞ!」




ミスターT「ふふふふふ、洗脳されたままの方が幸せだったろうに、キラーの餌となることが最上の喜びだろう?」




アマテラス「あのような機械生物の餌となってたまるか!デュエルだ!:




ミスターT「怖い怖い」

307: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/10(木) 22:32:53.97 ID:D4vdzbuj0



アマテラス「貴様ァァアァアアアア!!!!」



アマテラス「貴様の下らぬ姦計のせいで!ギアギガントが、パールが、そして、おそらくボスも…………カステルも、千鳥も、フレシアも………」




アマテラス「嘗めるのもいい加減にしろ!!糞めが!!」




恵「………っ」




ミスターT「ふふふ、キミは洗脳後と洗脳前で性格がガラッと変わるから面白かったものだ」




アマテラス「そうやって、狂った我々を内心嘲笑っていたのだな………!」



ミスターT「ふふふふふ」



アマテラス「ダークネス!!貴様はこの世から消滅させてやる!}




ミスターT「だがね、私はレイン恵とデュエル中なのだ、キミとはできんよ」



アマテラス「レイン恵、頼む後生だ、私に、代わってくれないか………こいつは、私が」




恵「……………私は、構わない…………しかし」



恵「彼は……………狡猾」




308: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/10(木) 22:41:02.24 ID:D4vdzbuj0
恵の場にドラゴネクロいるじゃなーい




アマテラス「……なに」



恵「交代するということは、一度デュエルを中断するということ、そして………」



恵「彼は、その間に別次元に逃げてしまう………可能性大」




アマテラス「なん、だと」




ミスターT「ふふふ、そういう事だね、私は逃げるよ、この世界に繋ぎとめる鎖は、デュエルだけだ」



ミスターT「デュエルが一瞬でも終わったのならば、おさらばする準備はできている」





アマテラス「なんだと!貴様ああ…………正々堂々私と立ち会え!」




ミスターT「悪いがそんな騎士道持ち合わせていないのでね、別次元で君たちの死を楽しませてもらうよ」




アマテラス「おのれええ……っまて……」



アマテラス「レイン恵、デュエルはどうなっている」



恵「見てのとおり、…………劣勢」LP100





309: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/10(木) 22:46:42.81 ID:D4vdzbuj0



アマテラス「…………次はこちらのターンか」



アマテラス「ならば、このデュエルを私が引き継ぐ、それでいいな!」



恵「!…………まさか、無謀では」




ミスターT「ふふふ、引き継ぐか、面白いことを、手札0、LP100の状態を君は引き継ぐと」




恵「さすがに………それは」




ミスターT「デュエルは途切れないが、瞬殺さ」




アマテラス「笑わせるな、私が、貴様に負けるか」




ミスターT「どうにかしてしまったのではないかね?」




アマテラス「レイン恵」



恵「あ…………わかった」



ミスターT「武神デッキで手札0からだと、ふふふ、バカな、自殺行為だ」





310: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/10(木) 22:54:19.10 ID:D4vdzbuj0
ここまででー


アマテラス  LP100  手札0  ドラゴネクロ  アンデットワールド


ミスターT  LP3200  手札2(手札変更済み) ジェムレシス  アンブラル  ブリリアントフュージョン(用済み) エクシーズ・テリトリー 
















コナミ「クロウ…………かなりひどくやられたな」



クロウ「ああ…………へ、ドジっちまった」



コナミ「いま、モウヤンのカレーで回復させてやるぞ」スッ



クロウ「ところで……っ、アマテラスは………?あいつ、俺をおいて、どこへ」



コナミ「わからんが、デュエルの気配を感じたって、どっかいっちまったぜ、あいつ身体復活してたんだな」


クロウ「ああ、だが、多分無理してるぜ、まだ全快じゃない…………あの状態でもう一度負けたら、もう延命策は使えねえぞ……」グググ



コナミ「動くなよ、傷が開くぞ」



クロウ「心配させやがって………………!」


319: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/11(金) 20:25:14.20 ID:4GsLkBg50


……


ブイイーーーーーーン




アマテラス「………」LP100



ミスターT「……」LP3200




恵「………」




ミスターT「一ターンで終わらないことを祈るよ」



アマテラス「心配は無用だ、今の私が簡単に負けると思うな」



アマテラス「我らのつながりが生み出す力を見せてやる!デュエル中の不正行為含め、貴様は長く生きすぎた」



恵「しかし、彼のデッキは未知数………どんなエクシーズを繰り出してくるか………」



アマテラス「………ああ、貴様……ダークネス共は…どこでエクシーズを手に入れた」




ミスターT「聞かないほうがいい、さあデュエルだ」




320: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/11(金) 21:01:43.65 ID:4GsLkBg50
ジェムレシス攻撃表示なのおかしいな 守備にしていたということで



アマテラス「おそらく、他の精霊世界から従えてきたな…………ここで終わりだ!}




ミスターT「勝てると思うか、私はお前たちのデータと、この世界での不動遊星たちの戦いのデータを網羅している、すべてのミスターTは知識を共有しているのだ」



ミスターT「武神デッキも把握済みだ!」




アマテラス「ドロー!」シュッ 手札1





アマテラス「カードをセット、さらに、ドラゴネクロでジェムレシスを攻撃する!ソウル・クランチ!」バッ




ドラゴネクロ「うおおおおお!」攻3000



レシス「!」守500




ミスターT「その攻撃では破壊できないだろう」




アマテラス「そんなことは分かっている、狙いは自軍の強化だ!」




バチイイイイインッ!!!!

321: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/11(金) 21:13:01.84 ID:4GsLkBg50



ズズズズズ……………



恵「!………ダークソウルトークンが生まれる」




ミスターT「ドラゴネクロを攻撃表示のままでターン終了しなければならない………それを承知で攻撃してきたということはセットカードガ秘策だな」



ミスターT(念のためアンブラルの効果は使わないでおくか)



ダークソウルトークン「……」攻1700




アマテラス「今度は破壊してくれる!ダークソウルトークンでジェムレシスを攻撃!」バッ



グシャアァァァン!!!




シュウウウウ




ミスターT「ダークソウルトークンも攻撃表示か………」




アマテラス「そうだ、恐ろしいか?ターンエンドだ!」手札0



ミスターT「ドロー!」シュッ 手札3



ミスターT「どんな罠だろうと、私の圧倒的優位に変わりなし、レスキューラビットを召喚!」バッ 手札2





《レスキューラビット/Rescue Rabbit》 †
効果モンスター
星4/地属性/獣族/攻 300/守 100
「レスキューラビット」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
このカードはデッキから特殊召喚できない。
(1):フィールドのこのカードを除外して発動できる。
デッキからレベル4以下の同名の通常モンスター2体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに破壊される。




323: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/11(金) 21:19:37.71 ID:4GsLkBg50


ラビット「!」ポン




アマテラス「そいつは………エクシーズ召喚への特急券だな」



ミスターT「そういう事だ、効果発動!このカードを除外することで、デッキからモンスターを二体特殊召喚する!}ギュンッ



《大くしゃみのカバザウルス/Kabazauls》 †
通常モンスター
星4/水属性/恐竜族/攻1700/守1500
巨大な体を持つカバの化け物。
その巨体から繰り出されるくしゃみは、ハリケーンに匹敵する。



カバザウルス「ぶあああ!」攻1700 ×2




恵「一気にモンスターが………2体」




アマテラス「残念だったな、攻撃力はトークンと同じだ」



ミスターT「なに、問題ない、エクシーズはこれからだろう?」




アマテラス「この瞬間、私はトラップカードをオープン!」カチ




《グリザイユの牢獄/Grisaille Prison》 †
通常罠
自分フィールド上にアドバンス召喚・儀式召喚・融合召喚したモンスターの内、
いずれかが表側表示で存在する場合に発動できる。
次の相手ターンの終了時まで、
お互いにシンクロ・エクシーズ召喚は行えず、
フィールド上のシンクロ・エクシーズモンスターは効果が無効化され、攻撃できない。



ギュゴオオオオオッ



ミスターT「!」





325: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/11(金) 21:25:09.55 ID:4GsLkBg50



ガシャアンッ



ミスターT「なんだこれは、モンスターが白黒に」



アマテラス「私はエクシーズと戦うことも想定済みだ、いつ軍で仲間割れが起きるかわからぬ、鎮静のためにな」




アマテラス「このターン、すべてのモンスターエクシーズは沈黙し、新たなエクシーズ召喚もできない!」




ミスターT「な」




アマテラス「そのモンスター二体はエンド時に破壊される、残念だったな」




ミスターT「く…………ふふふ、まあいい、この程度、一体のカバザウルスでトークンを攻撃!相討ちだ!」



ゴシャアアアアア!!!




シュウウゥウ………




アマテラス「っ…………」



ミスターT「ターン終了、もう一体のカバザウルスも破壊されるが、少しだけ寿命が延びただけだ」




恵「…………まずい………」




327: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/11(金) 21:42:21.64 ID:4GsLkBg50



アマテラス「私のターンだ………」



恵「敵には………余裕がある、しかし、こちらは………わずかな判断ミスで死、もしくは、防御策が引けなくても。死」




ミスターT「どうした?」




アマテラス「ドロー!」シュッ 手札1



アマテラス「今は、耐えるのだ………必ず………反転する………はず!」




アマテラス「……カードをセットだ…そして、ドラゴネクロを守備に変更…ターンエンド」バッ 手札1





ミスターT「ふははは!ドロー!」シュッ 手札3



恵「ついにドラゴネクロが守備表示に………」



アマテラス(だが。この場は今妙な均衡が生まれている………ドラゴネクロを攻撃すれば、奴の攻撃力は0となり、攻撃力3000のトークンがこちらに生まれる、迂闊に攻めてこれまい、モンスターを引かれなければだがな)



アマテラス(あのモンスター、おそらく効果を無効にする能力だろうが、墓地で発動するドラゴネクロには対応できないはずだ)




ミスターT「何を考えているか手に取るようにわかるよ、はははは」



328: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/11(金) 22:01:10.45 ID:4GsLkBg50


ミスターT「このターンまでモンスターエクシーズは機能しない、今のうちに手を考えようというのだろう」



アマテラス「事実、貴様のそのモンスターは色を失い行動不能だ」



ミスターT「いいカードを引いたよ、地砕きだ!」バッ



《地砕き/Smashing Ground》 †
通常魔法
(1):相手フィールドの守備力が一番高いモンスター1体を破壊する。




アマテラス「!」



べギャアアアアアアア!!!




恵「!そんな、ここにきて………」




ドラゴネクロ「グイイイイイオオオオオオオオ!!!?」守0  ドオオオオン!!





ミスターT「守備力は0だが、そのモンスターしかいない以上、消えてもらうよ」




アマテラス「おの……………れ」




ミスターT「がら空きのこの状態なら、このモンスターで事足りる!」バッ



《マスマティシャン/Mathematician》 †
効果モンスター(制限カード)
星3/地属性/魔法使い族/攻1500/守 500
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。
デッキからレベル4以下のモンスター1体を墓地へ送る。
(2):このカードが戦闘で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。
自分はデッキから1枚ドローする。





329: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/11(金) 22:10:40.02 ID:4GsLkBg50



マスマティシャン「!」攻1500




ミスターT「とりあえず効果で、デッキからモンスターを送っておこうか」シュッ




アマテラス「攻撃力1500か…」



ミスターT[とどめをさせてやれ、バトル・カリキュラム」バッ



ビビビッビビビビビッビビビビビビビ!!




恵「!」




アマテラス「待っていた!!トラップ発動、聖なるバリア―ミラーフォースー!!」カチ



《聖なるバリア -ミラーフォース-/Mirror Force》 †
通常罠
(1):相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
相手フィールドの攻撃表示モンスターを全て破壊する。




カァアアアアッ!!



ミスターT「!」




アマテラス「このバリアは、貴様のモンスターすべてに降り注ぎ、全滅させる!!」



恵「!ドラゴネクロを………守備にしたのは、挑発………」




330: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/11(金) 22:26:40.56 ID:4GsLkBg50


アマテラス「その邪悪なエクシーズごと、消えろ!」



ズギャア―――――――――ン!!!!



アンブラル「アバーッ!!?」



マスマティシャン「アバーッ!?」




恵「!」




アマテラス「よし!」



ミスターT「まさかそんなカードを引いていたとはな、油断したよ」



アマテラス「これで貴様のエクシーズも消えた、勝負は分かるまい!」



ミスターT「本気で言ってるのか?カードをセットしてターンエンドだ、この瞬間、グリザイユの牢獄の効果も切れる!」手札0




アマテラス「もう遅い、すでにエクシーズは存在していないからな!」シュッ 手札1



アマテラス「………!ついにこちらにも運が回ってきたな!」バッ




《命削りの宝札》 †
通常魔法
「命削りの宝札」は1ターンに1枚しか発動できず、
このカードを発動するターン、自分はモンスターを特殊召喚できない。
(1):自分は手札が3枚になるようにデッキからドローする。
このカードの発動後、ターン終了時まで相手が受ける全てのダメージは0になる。
このターンのエンドフェイズに、自分の手札を全て墓地へ送る。




332: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/11(金) 22:35:51.20 ID:4GsLkBg50



アマテラス「手札を3枚になるようにドローする!」シュッ 手札3



アマテラス「…………あのカードが来れば………」



アマテラス「………く、だめか、仕方ない!」



アマテラス「そのセットカードがなんだかは分からぬが、ハーピィの羽根帚を発動する!」バッ



《ハーピィの羽根帚/Harpie's Feather Duster》 †
通常魔法(制限カード)
(1):相手フィールドの魔法・罠カードを全て破壊する。



ビュオオオオオ!!!!



恵「!これで、敵のカードを、全滅できる………」




ミスターT「トラップ発動、エクシーズリボーン!」カチ




エクシーズ・リボーン/Xyz Reborn》 †
通常罠
(1):自分の墓地のXモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚し、このカードを下に重ねてX素材とする。



ギュいいイイイインッ



アマテラス「!しまった」



アンブラル「!!!」バシュウウウンッ 攻3000




333: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/11(金) 22:43:48.28 ID:4GsLkBg50



ドドドドドドドドドド…………



恵「また、アンブラルが」



ミスターT「残念だったな、また攻撃力3000だ」




アマテラス「く……………だが、他のカードは破壊してくれる」



エクシーズ・テリトリー  バ―――ン!!


ブリリアント・フュージョン  バーン!!



ミスターT「お返しだ、アンブラルの効果発動、と言いたいところだが、タイミングを逃がしたか」




ドロオオオオオッ



ミスターT「それに、アンデットワールドは残しておいた方が君の武神の妨害になるだろうしね」




アマテラス「………く」



恵「………」

334: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/11(金) 22:59:24.58 ID:4GsLkBg50


アマテラス「奴の言う通り、アンデットワールドが足枷だ………だが、そのモンスターの効果は封じたはずだ………特定のモンスターをORUにしていなければ発動できないはず」



アマテラス(とはいえ、このままじゃ、負ける………いずれ)



アマテラス(死線をくぐらなければなるまい………勝つためには!)



アマテラス「ツムガリを召喚………、さらに、カードをセットする」バッ 手札0



《武神器-ツムガリ/Bujingi Sinyou》 †
効果モンスター
星4/光属性/獣族/攻1500/守1000
「武神器-ツムガリ」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の獣戦士族の「武神」モンスターが相手モンスターと戦闘を行う
ダメージステップ開始時からダメージ計算前までに、
墓地のこのカードを除外して発動できる。
その戦闘を行う自分のモンスターの攻撃力はダメージステップ終了時まで、
戦闘を行う相手モンスターの攻撃力分アップし、
その戦闘によって相手に与える戦闘ダメージは半分になる。




アマテラス「ターンエンド、だ」




アマテラス(なんとか……ヤマトまで)




ミスターT「ドロー!」シュッ 手札1




ミスターT「攻撃表示か、誘っているかな?ブラフかな?」




アマテラス「………」





335: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/11(金) 23:17:09.93 ID:4GsLkBg50


ミスターT「まあいい、バトルだ!ブラフだとしたら、とんだ計算違いだったな!」




アマテラス「!」




ミスターT「アンブラルで攻撃!デストロイステップ!」バッ



アンブラル「!」ブンブンブンブンブン  攻3000




ツムガリ「!」攻1500




アマテラス「ここで退くわけにはいかぬ………!」

















…………………



鬼柳「あーあ、市役所が完全崩壊しちまってる」



フレシア「うう…………これは、ひどい」




鬼柳「探してみるか………ギャラクシオンを」ガラガラ



キィイイン



フレシア「………この音!モーメントは、生きてる、音が聞こえるよ」




鬼柳「何………この大木の根っこの部分だろ?瓦礫どかしてみるか………」




371: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/13(日) 17:09:17.39 ID:G1NJXUHL0



ギュウウウンッ



アマテラス「トラップカード、光霊術-「聖」!」カチ



《光霊術-「聖」/Spiritual Light Art - Hijiri》 †
通常罠
自分フィールド上の光属性モンスター1体をリリースし、
ゲームから除外されているモンスター1体を選択して発動できる。
相手は手札から罠カード1枚を見せてこのカードの効果を無効にできる。
見せなかった場合、選択したモンスターを自分フィールド上に特殊召喚する。




カァアアアッ



アマテラス「場のツムガリをリリースし、除外されているモンスター一体を特殊召喚する!ただし、この効果は貴様がトラップカードを手札から見せることで無効にできる」



シュウウゥン…



ミスターT「危ないことをする、ふふふふ、この手札か、トラップだと思うか?」




アマテラス「さあな」



ミスターT「おめでとう、これはトラップではない、続きをしてくれ」




恵「!…………ふう」




アマテラス「ならば、現れろ!ネクロガードナー!」バッ





372: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/13(日) 17:16:18.55 ID:G1NJXUHL0



ネクロ「ういっす」守1300



ブンブンブンブンブンブン



ネクロ「え?」


ドギャアアアアアン!!!




ネクロ「ギャアアアア!!!」ぼ―――――ん!!



オオオオオオオ………!



アマテラス「これで墓地にネクロガードナーが落ちたな、もう一度防御が可能だ」




ミスターT「それだけのためにギャンブルをやるとは考えられんな」



アマテラス「圧倒的劣勢を覆すためだ、リスクなしで勝利は得られまい」



ミスターT「ターン終了」手札1




アマテラス「ドロー!」シュッ 手札1



アマテラス「………カードをセットし、ターンエンドだ!」バッ 手札0




373: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/13(日) 17:25:23.92 ID:G1NJXUHL0



ミスターT「私のターン」シュッ手札2



ミスターT「ふふ、ついに守備モンスターが居なくなったな」




アマテラス「そうだ、そして、さっきの判断が間違いではなかったことが証明されたぞ、そのドローカードがモンスターでなければだがな」




ミスターT「……」チラ



ミスターT「ち……」




アマテラス「卑怯者は嫌われるものだ」




ミスターT「いい気なものだ、劣勢が覆ったわけでもない、私は、サイクロンを発動する!}バッ





《サイクロン/Mystical Space Typhoon》 †
速攻魔法
(1):フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。



ビュオオオオオ!!!




ミスターT「そのセットカードを破壊する!すべてが思い通りに行くと思うな!」




アマテラス「!」



ビュウウゥゥゥウウ!!!







374: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/13(日) 17:30:37.83 ID:G1NJXUHL0



アマテラス「狙い通りだ!」



ミスターT「!」



アマテラス「リバースカード発動、サイクロン!」カチ


《サイクロン/Mystical Space Typhoon》 †
速攻魔法
(1):フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。



ビュオォオオ―――――――――!!!



ミスターT「なんだと!」



アマテラス「狙いは当然、アンデットワールドだ!」




バアァァ―――――――ンッ!!


ドロォオオオオ…………  ぼとぼと………


ズズズズ…………




恵「世界が、元に戻った…………」




アマテラス「比較的よくあることだが、こちらの得した感は中々のものだな、くくく」



ミスターT「ち、攻撃だ!アンブラル、デストロイステップ!」バッ




375: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/13(日) 17:37:41.38 ID:G1NJXUHL0



ブンブンブンブンブンブンブンブンブンッ




ネクロガードナー「フヒヒヒ」ヌッ


バチイイイイインッ



アマテラス「当然ネクロガードナーが攻撃を妨害する!」



ミスターT「だがこれで、ふたたび除外されたな、運頼みもここまでだ!」




アマテラス「わめくな!さっさとデュエルを続けろ」




ミスターT「ターンエンド………」手札1




アンブラル「………」ゴキキ




恵「しかし………本当にどうすれば」




アマテラス「ドローだ!}シュッ 手札1





376: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/13(日) 17:56:24.09 ID:G1NJXUHL0



アマテラス「…………!」



アマテラス「待った甲斐があったぞ!」バッ




《武神-ヤマト/Bujin Yamato》 †
効果モンスター
星4/光属性/獣戦士族/攻1800/守 200
1ターンに1度、自分のエンドフェイズ時に発動できる。
デッキから「武神」と名のついたモンスター1体を手札に加える。
その後、手札を1枚墓地へ送る。
「武神-ヤマト」は自分フィールド上に1体しか表側表示で存在できない。



ヤマト「りゃあああ!」攻1800



ミスターT「!」



アマテラス「この時を待っていた………耐えるのもここまでだ!」



アマテラス「ヤマトでアンブラルを攻撃する!」バッ




ヤマト「じゃああああああ!!」攻1800   ダンッ




ミスターT「く……」



アンブラル「!」攻3000

377: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/13(日) 18:04:12.66 ID:G1NJXUHL0



アマテラス「墓地に行った、ツムガリを除外することで効果を発動する!」バッ



ズウウウンッ



アマテラス「ヤマトの攻撃力はアンブラルの攻撃力分アップする!」



ヤマト「ふううう!」攻1800→4800  ギャンッ




ドゴバアアアアア!!!


ミスターT「ぐうう………!」LP3200→2300  ザザザアアア




アマテラス「与えるダメージは半分になるが、十分だな、アンブラルは破壊した!」




ミスターT「く……」



恵「おー…………」




アマテラス「ターンエンドだ、しかし、この瞬間!ヤマトの効果が発動、デッキから武神カードをサーチ、さらに、それを墓地へ送る」シュッ 手札0




アマテラス「貴様には後悔する時間も与えんぞ」




378: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/13(日) 18:39:01.30 ID:G1NJXUHL0



ミスターT「こんなことがあるとはな………」シュッ 手札2



ミスターT「だが、LPは100、わずかなダメージで終わりだということに変わりはない」



ミスターT「カードをセットしてターン終了だ」バッ 手札1



アマテラス「そんな脅しが今更通じるか!」シュッ 手札1




アマテラス「バトルだ!ヤマト、直接攻撃!」バッ



ズブゥウウッ



ミスターT「残念!ガードブロックだ、発動する!」カチ



《ガード・ブロック/Defense Draw》 †
通常罠
相手ターンの戦闘ダメージ計算時に発動する事ができる。
その戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージは0になり、
自分のデッキからカードを1枚ドローする。




ビシイィイイイッ!!!




アマテラス「!ち………喰らっておけばいいものを……」



ミスターT「残念だったね」シュッ 手札2



アマテラス「だが、ターンエンド時のヤマトの効果だ!」




379: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/13(日) 18:45:57.56 ID:G1NJXUHL0



アマテラス「デッキから武神を手札に加え、そのまま墓地へ」シュッ



アマテラス(よし……表カードをを破壊するムラクモに続き、セットカードを破壊するハチを墓地に落とした……このまま押し切る!)




ミスターT「私のターンだ」シュッ 手札3




ミスターT「私はバイス・ドラゴンを特殊召喚!」バッ



《バイス・ドラゴン/Vice Dragon》 †
効果モンスター
星5/闇属性/ドラゴン族/攻2000/守2400
(1):相手フィールドにモンスターが存在し、
自分フィールドにモンスターが存在しない場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。
この方法で特殊召喚したこのカードの元々の攻撃力・守備力は半分になる。



バイス「おおおおおお……」攻1000




アマテラス「☆5だと……」



ミスターT「さらに、手札からアステルドローンを召喚する!」バッ



《アステル・ドローン/Star Drawing》 †
効果モンスター
星4/地属性/魔法使い族/攻1600/守1000
このカードをエクシーズ召喚に使用する場合、
このカードはレベル5モンスターとして扱う事ができる。
また、このカードを素材としたエクシーズモンスターは以下の効果を得る。
●このエクシーズ召喚に成功した時、
デッキからカードを1枚ドローする。




ドローン「やー!」

380: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/13(日) 18:50:21.85 ID:G1NJXUHL0



アマテラス「!そいつは、☆5の素材にもなる便利なモンスター………」



ミスターT「そうだ、つまり、☆5が二体揃った!」



アマテラス「!………」



恵「攻撃力1800のヤマトを無防備で放置は………失態!」




ミスターT「オーバーレイネットワークを構築、エクシーズ召喚!」バッ




ズキュウ―――ン!!!




ミスターT「現れろ!No.61 ヴォルカザウルス!!」バッ




《No.61 ヴォルカザウルス/Number 61: Volcasaurus》 †
エクシーズ・効果モンスター
ランク5/炎属性/恐竜族/攻2500/守1000
レベル5モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、
相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動できる。
選択した相手モンスターを破壊し、
破壊したモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。
この効果を発動するターン、このカードは相手プレイヤーに直接攻撃できない。



ヴォルカ「ぎゃああああ!!」



アマテラス「ナンバーズだと………そいつは、なんだ!」




381: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/13(日) 18:56:42.32 ID:G1NJXUHL0



ミスターT「ふふふふ、アステルドローンの効果でドロー」シュッ 手札2



アマテラス「我々が仲間として迎え入れたナンバーズも、貴様の刺客だったというのか……」




ミスターT「それは違う、彼らに悪意はないのさ、ただの別次元からの漂流者達だ、こうして役立たせてもらっているよ」




アマテラス「…………どういうことだか、分からぬが……考えるのは後だ」




ミスターT「残念だが、もう考える暇もないぞ!ヴォルカザウルスの効果を発動する!}バッ



パキューーーーーン!!



アマテラス「!な」



ヴォルカ「!」ORU2→1



ドドドドッドドドドドドドドド




ミスターT「ヤマトを破壊し、攻撃力分のダメージを君に与える!マグマックス!」




ギャアアアアアアアア――ンッ!!!!



アマテラス「しまった………墓地の武神に………防御策が……!」



ドゴオオオンッ!!!



アマテラス「ぐあああああーーーーーーーーーーーーーっ!!!?」ゴアアアッ



382: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/13(日) 19:01:29.31 ID:G1NJXUHL0
ここまででー


アマテラス 手札1  ヤマト  LP100

ミスターT  手札2  ヴォルカザウルスORU1  LP2300









アマテラス「ヤマトが来るまで……耐えた!耐えた!耐えた!!耐えたぞーーーーー!!」


クロウ「やめろ」






リアル事情が最近忙しくて孔に響くよ 僕なんかがSSを書いていて、息抜きになるか、どうか

388: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/15(火) 16:26:26.33 ID:UVg+9j/o0


ゴオアッ



ダークネス「ははははは!」



恵「!」



アマテラス「くっ!」バッ




ザザザザザザザザザザザザザッ!!



ダークネス「む!」




アマテラス「私は手札から、ビビット騎士の効果を発動した!」バッ




《ビビット騎士/Vivid Knight》 †
効果モンスター
星4/光属性/獣戦士族/攻1700/守 800
自分フィールド上の獣戦士族・光属性モンスター1体が、
相手のカードの効果の対象になった時、
または相手モンスターの攻撃対象になった時に発動できる。
対象となった自分のモンスターを
次の自分のスタンバイフェイズ時までゲームから除外し、
このカードを手札から特殊召喚する。



アマテラス「ヤマトを除外することで、このカードを特殊召喚!マグマックスから逃れることができる!」



ビビット「やー!」守800



ダークネス「なんだって………」




389: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/15(火) 16:29:55.84 ID:UVg+9j/o0



シュウウゥウ…………



ダークネス「そんなものを手札に……」



恵「あ…………危ない………」





アマテラス「残念だったな!」



ダークネス「まあいい!私はヴォルカザウルスでビビット騎士を攻撃する!」バッ



ズゴオオォ――――――ン!!!!



アマテラス「く……………!」




ダークネス「カードを二枚セットしてターンエンドだ!」バッ 手札0






アマテラス「私のターン!」シュッ 手札1





392: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/15(火) 17:04:44.91 ID:UVg+9j/o0



ダークネス「だが、ヤマトは消えた、これから何ができるか!」



アマテラス「ビビット騎士のもう一つの効果発動、スタンバイフェイズにヤマトを場に戻すことができる!」バッ



ヤマト「!」ズズズ




ダークネス「なに!」




アマテラス「これで決めてやる!ヤマトが場にいるとき、墓地のハチを除外!セットカードを破壊する!」



《武神器-ハチ/Bujingi Centipede》 †
効果モンスター
星4/光属性/獣族/攻1700/守 500
自分のメインフェイズ時、自分フィールド上に
「武神」と名のついた獣戦士族モンスターが存在する場合、
墓地のこのカードをゲームから除外して発動できる。
相手フィールド上の魔法・罠カード1枚を選択して破壊する。
「武神器-ハチ」の効果は1ターンに1度しか使用できない。





キュピンッ



ザクウウッ


アマテラス「標的は右のセットカード!」



ダークネス「ならばそのトラップ発動、スキル・プリズナー!」カチ



《スキル・プリズナー/Skill Prisoner》 †
通常罠
自分フィールド上のカード1枚を選択して発動できる。
このターン、選択したカードを対象として発動したモンスター効果を無効にする。
また、墓地のこのカードをゲームから除外し、
自分フィールド上のカード1枚を選択して発動できる。
このターン、選択したカードを対象として発動したモンスター効果を無効にする。
この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。




393: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/15(火) 17:12:07.12 ID:UVg+9j/o0
みすったのおおおおおおお



ミスターT「これにより、ヴォルカザウルスはこのターン、モンスター効果の対象にならない!」



アマテラス「!ちっ……逆のカードにしておけば……運が悪いな私は……前もこんなことがあったか……?」



アマテラス「仕方ない…ムラクモはこのターン通じん……ヤマトを守備に変えターンエンドだ!」バッ 手札1




ヤマト「!」守200



アマテラス「ヤマトの効果により、デッキから武神をサーチ、手札を一枚捨てる」シュッ 



ミスターT「ふふふ、そんな守備力をさらしていいのか」



アマテラス「負けるくらいならな」



ミスターT「ドロー!}シュッ 手札1



ミスターT[守備にしても無駄だということが分からんか、ヴォルカザウルスの効果発動!」バッ 




キュピ――――――――ン!!!



ヴォルカ「!!」ORU1→0



恵「!………マグマックス………」



395: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/15(火) 17:19:38.57 ID:UVg+9j/o0



ドドドドドドドドドドドッ




ミスターT「くたばれ!ヤマトを破壊し、攻撃力分のダメージを与える!」




ズギャアアアアアアッ!!!



アマテラス「私は墓地の武神器-サグサを除外!これによりこのターン、ヤマトは効果と戦闘で破壊されない!」



《武神器-サグサ/Bujingi Hare》 †
効果モンスター
星4/光属性/獣族/攻1700/守 500
墓地のこのカードをゲームから除外し、
自分フィールド上の「武神」と名のついた獣戦士族モンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターはこのターンに1度だけ
戦闘及びカードの効果では破壊されない。
この効果は相手ターンでも発動できる。
「武神器-サグサ」の効果は1ターンに1度しか使用できない。



バチイイイイインッ



ヤマト「……」



ミスターT「なんと!ヤマト1体をここまで守り切るとは」



アマテラス「武神を守るのが武神器の役目、私のデッキはヤマトを守り切ることを目的としている、そう簡単に破壊などさせるか!」




ミスターT「ターンエンドだ」手札1



アマテラス「私のターンだ!}シュッ 手札2





396: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/15(火) 17:33:27.79 ID:UVg+9j/o0



アマテラス「そして、隙を見てエクシーズで仕留める……私はまず墓地のムラクモを除外!ヴォルカザウルスを破壊する!」バッ




《武神器-ムラクモ/Bujingi Quilin》 †
効果モンスター
星4/光属性/獣族/攻1600/守 900
自分のメインフェイズ時、自分フィールド上に
「武神」と名のついた獣戦士族モンスターが存在する場合、
墓地のこのカードをゲームから除外して発動できる。
相手フィールド上に表側表示で存在するカード1枚を選択して破壊する。
「武神器-ムラクモ」の効果は1ターンに1度しか使用できない。


ジャキンッ




ミスターT「おっと、この瞬間墓地のトラップ、スキル・プリズナーを除外し効果を発動!}バッ



《スキル・プリズナー/Skill Prisoner》 †
通常罠
自分フィールド上のカード1枚を選択して発動できる。
このターン、選択したカードを対象として発動したモンスター効果を無効にする。
また、墓地のこのカードをゲームから除外し、
自分フィールド上のカード1枚を選択して発動できる。
このターン、選択したカードを対象として発動したモンスター効果を無効にする。
この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。



ジジジジジ



ミスターT「このターン、ヴォルカザウルスを対象にした効果を無効にする!」



アマテラス「!墓地からも発動するのか………」



パ―――――ン!




ミスターT[残念!」



アマテラス「だが、ここからだ!」


397: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/15(火) 17:45:46.24 ID:UVg+9j/o0


アマテラス「私は武神器-オキツを召喚!」バッ



《武神器-オキツ/Bujingi Fox》 †
効果モンスター
星4/光属性/獣族/攻 200/守2100
墓地のこのカードをゲームから除外し、
手札から「武神」と名のついたモンスター1体を墓地へ送って発動できる。
このターン、自分が受ける全てのダメージを0にする。
この効果は相手ターンでも発動できる。




アマテラス「これで☆4が二体揃ったぞ!}



ミスターT「!」


アマテラス「見せてやる!ヤマトとオキツでエクシーズ召喚!」バッ



ズキュウ――――――ン!!



アマテラス「武神帝-スサノオ!」バッ


カッ



《武神帝-スサノヲ/Bujintei Susanowo》 †
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/光属性/獣戦士族/攻2400/守1600
「武神」と名のついたレベル4モンスター×2
このカードは相手フィールド上の全てのモンスターに1回ずつ攻撃できる。
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
デッキから「武神」と名のついたモンスター1体を選び、手札に加えるか墓地へ送る。
「武神帝-スサノヲ」は自分フィールド上に1体しか表側表示で存在できない。



スサノヲ「おおおおおお!!」攻2400  ゴパアッ




398: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/15(火) 17:49:47.60 ID:UVg+9j/o0


ドドドドドドドド………!



ミスターT「これが、エースモンスターだな、ふふふふ」



スサノヲ「……」攻2400



アマテラス「攻撃力はまだヴォルカザウルスには及ばないが!特殊能力がある!行くぞ!!」



恵「!」



ミスターT「ふあははははっははははは!」



アマテラス「!」



ミスターT「そううまくいくと思うな!トラップ発動!エクシーズ・ユニバース!」カチ



《エクシーズ・ユニバース/Xyz Universe》 †
通常罠
フィールド上のエクシーズモンスター2体を選択して発動できる。
選択したモンスター2体を墓地へ送る。
その後、そのエクシーズモンスター2体のランクの合計と同じか
1つ低いランクを持つ、「No.」と名のついたモンスター以外の
エクシーズモンスター1体をエクストラデッキから特殊召喚し、
このカードを下に重ねてエクシーズ素材とする。
このカードを発動したターン、相手が受ける全てのダメージは0になる。



ギイイイイイイイイイイインッ!!!!




アマテラス「!………な………なに?」




399: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/15(火) 17:55:12.66 ID:UVg+9j/o0



ゴオオオオオオオ……………



スサノヲ「!?」ぐしゃあああああっ




ヴォルカザウルス「!?」ぐしゃあああああっ




恵「モンスターエクシーズが………潰されて……一つに」




アマテラス「何が起こった!?これは!」




ミスターT「ははははは!君がエクシーズを召喚するのを待っていたのさ!このカードを発動するためにな!」



ミスター「エクシーズ・ユニバースによって、二体のモンスターエクシーズを墓地に送る!私はそのモンスターのランクの合計か、一つ低いランクを持つモンスターを特殊召喚することができる!!」




アマテラス「私の忠臣を異形の姿に変えるつもりか!!」




ズズズズズズズ………




ミスターT「美味しくいただいたよ!」




ゴボ………



アマテラス「!………な、なんだこいつは」




400: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/15(火) 18:02:48.22 ID:UVg+9j/o0


ここまででー


アマテラス  手札1  LP100


ミスターT  手札1  ???   LP2300












クロウ「………よし、もう大丈夫だ……動けるぜ」ググ



コナミ「え?まだガタガタじゃねーかよ、無理すんな」つ モウヤンのカレー



クロウ「お前もちょっと疲れてきてんだろ、回復カードはエネルギーを使うらしい、俺はもう大丈夫だって」ザッ



コナミ「どこへ?」


クロウ「アマテラスを探しに行くのさ、やばかったら助太刀しねえとな」




コナミ「じゃあ俺も……!」


セームベル「!むううう、ああーーーーー!この感じ!」ポンッ



コナミ「うおお!?」


クロウ「セームベルか」



セームベル「まさかーーーーー!」ダッ



コナミ「おおい!待てよ!どうした!」ダッ



クロウ「へ、お前はお前で頑張れよ!」ダッ





409: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/17(木) 13:20:29.46 ID:KynSC/D50



ズズゥゥウンッ!!!



アマテラス「!」



ミスターT「現れろ、魔海城アイガイオン!!」バッ




《魔海城アイガイオン》 †
エクシーズ・効果モンスター
ランク8/水属性/機械族/攻 ?/守3000
レベル8モンスター×2
「魔海城アイガイオン」の(1)(2)の効果は
それぞれ1ターンに1度しか使用できず、相手ターンでも発動できる。
(1):相手のエクストラデッキから裏側表示のモンスターをランダムに1体除外する。
このカードの攻撃力は除外したモンスターの攻撃力と同じになる。
(2):このカードのX素材を1つ取り除き、
除外されている相手の融合・S・Xモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをエクストラデッキに戻し、
そのモンスターと同じ種類(融合・S・X)の相手フィールドのモンスター1体を選んで破壊する。



アイガイオン「………」ギゴゴゴゴ  攻0



恵「大きい…………と、とてつもなく……ダイダロスブリッジのモニュメントくらい………ある」




アマテラス「なんだこいつは………攻撃力、0だと」




ミスターT「安心したかな」




アマテラス「不安が募った、これほど不気味なモンスターはそういない………」





410: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/17(木) 13:29:44.87 ID:KynSC/D50



ズズズウウウンッ………



ミスターT「エクシーズ・ユニバースは、アイガイオンのエクシーズ素材となる」



キュイイイイイイ




アマテラス「く…私に手はない、ターンエンドだ」手札1




ミスターT「ならばここで、アイガイオンの効果を発動する!」バッ




ゴゴゴゴゴッ




ミスターT「相手のエクストラデッキのカードを一枚ランダムに除外し、その攻撃力を得る!」



アマテラス「何!」カアアアッ




武神姫-アマテラス  バシュンッ



ミスターT「アマテラスを除外した、攻撃力は2600!」




アイガイオン「!」攻2600




ミスターT「私のターン!」シュッ 手札2

411: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/17(木) 13:35:15.75 ID:KynSC/D50



アマテラス「おのれ………私のカードを餌に成長を……!」




ミスターT「ふふふふ、この攻撃力ならば、残り100のLPなど容易く減らせる!セットカードもない、終わりだ!」




ミスターT「いけ!アイガイオン、相手プレイヤーへ直接攻撃!」バッ



アイガイオン「……」ギゴゴゴゴ…



アマテラス「!}




ドドドドドドドドドッ




ギュウウウウーーーーーーーーンッ




恵「う………!」




アマテラス「墓地に存在する武神器-オキツの効果発動!」バッ



ミスターT「!…………む?!」




ギギギギギ………


《武神器-オキツ/Bujingi Fox》 †
効果モンスター
星4/光属性/獣族/攻 200/守2100
墓地のこのカードをゲームから除外し、
手札から「武神」と名のついたモンスター1体を墓地へ送って発動できる。
このターン、自分が受ける全てのダメージを0にする。
この効果は相手ターンでも発動できる。


412: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/17(木) 13:43:22.52 ID:KynSC/D50


カァアアアアッ!!



アマテラス「手札の武神モンスターを墓地に送り、墓地のこのカードを除外することで、このターンのダメージを0にする!」シュッ 手札0




バシュウウウウウン………




アイガイオン「………?」ギゴゴゴ




ミスターT「!ぬうう……………また墓地か……武神器め……!」




ザザザザザザザザッ




アマテラス「貴様ごときの攻撃、何度でも跳ね返してくれるわ!」シュウウウ




ミスターT「やってみるがいい!私はこのターン、さらにアイガイオンの効果を発動!」



カアアアッ



恵「ORUを………必要としない………効果」




アマテラス「ちい……」バシュン



武神帝-カグツチ

413: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/17(木) 14:04:02.16 ID:KynSC/D50



アイガイオン「……」攻2500



ミスターT「攻撃力は100減ったが、大したことではない、ふふふ、どんどん切り札の選択肢が減っていくぞ」



アマテラス「次々と私のエクシーズを………貴様………」



ミスターT「私はターンエンドだ、残りのエクシーズで頑張ってアイガイオンを倒してみろ!」




アマテラス「く………」




ミスターT(しかし、くくくく……アイガイオンにはもう一つの効果がある………)





ミスターT「はははははははは!!!」




恵「手札も0………これでは……もう」




アマテラス「………私のターンだ……」



ミスターT「ああ」




414: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/17(木) 14:08:18.10 ID:KynSC/D50


アマテラス「……」



アマテラス「ドロー!」シュッ 手札1



武神降臨




アマテラス「!………」




ミスターT「……?」




アマテラス「………」チラ



アイガイオン「……」ゴウンゴウンゴウン



アマテラス「…………賭けに出るか」




アマテラス「私は、武神降臨を発動する!」バッ



《武神降臨/Bujincarnation》 †
通常魔法
相手フィールド上にモンスターが存在し、
自分フィールド上にモンスターが存在しない場合、
自分の墓地の「武神」と名のついたモンスター1体と、
ゲームから除外されている自分の「武神」と名のついたモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスター2体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターをエクシーズ召喚の素材とする場合、
獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスターのエクシーズ召喚にしか使用できない。


バチバチバチ




415: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/17(木) 14:16:18.40 ID:KynSC/D50




カアアアアッ



ミスターT「むう?」



アマテラス「このカードは、墓地の武神と、除外されている武神を特殊召喚できる」



アマテラス「甦れ!墓地のヤマト、そして、除外されていたムラクモ!」バッ




ヤマト「!」



ムラクモ「!」




ミスターT「ほう、再び☆4を二体か」




アマテラス「エクシーズ召喚だ!二体でオーバーレイ!}バッ


ズキュウーーーーン!!!!




ゴゴゴゴゴ



アマテラス「……………現れろ、ツクヨミ!」バッ



《武神帝-ツクヨミ/Bujintei Tsukuyomi》 †
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/光属性/獣戦士族/攻1800/守2300
光属性レベル4モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
手札を全て墓地へ送り、デッキからカードを2枚ドローする。
また、このカードが相手のカードの効果によってフィールド上から離れた時、
その時にこのカードが持っていたエクシーズ素材の数まで、
自分の墓地からレベル4の「武神」と名のついた
獣戦士族モンスターを選択して特殊召喚できる。
「武神帝-ツクヨミ」は自分フィールド上に1体しか表側表示で存在できない。

416: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/17(木) 14:21:46.89 ID:KynSC/D50

おっと エクシーズ前にアイガイオンの効果が発動していたということで もう一枚のカグツチガが除外されました




ツクヨミ「!」守2300




恵「新たな………エクシーズ」




ミスターT「ほう、そいつは初めて見るな」




アマテラス「うけてみるがいい!ダークネス!」




ミスターT「だが、かかったな!!」



アマテラス「!」



ミスターT「アイガイオンの効果発動!ORUを1使い、除外されたアマテラスをエクストラデッキへ戻す!}



アマテラス「むう?!」シュンッ




ミスターT「そして、同じ種類のモンスターを破壊する!つまりそのツクヨミだ!!」




恵「!そ、んな……」



ドゴオオオオオオオーーーーーーンッ!!!



シュウウウ



アマテラス「………!」




ミスターT「ふふふふふ、残念」




417: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/17(木) 14:26:27.10 ID:KynSC/D50



アマテラス「………ふ」



アマテラス「ふふふふふ!」



ミスターT「!」



アマテラス「かかったのは、貴様だ!ダークネス!」



ミスターT「!なに……」



アマテラス「ツクヨミは、破壊されて効果を発動するモンスターだ!」




ミスターT「!な」




アマテラス「そいつの効果、もう一つあるだろうと賭けに出てみたが、的中したようだな!」




アマテラス「持っていたORUの数だけ、墓地から武神を特殊召喚する!!」



ヤマト「!」攻1800


アラスダ「!」攻1600



《武神-アラスダ/Bujin Arasuda》 †
効果モンスター
星4/光属性/獣戦士族/攻1600/守1900
自分のフィールド上・墓地の「武神」と名のついたモンスターがゲームから除外された場合、
このカードを手札から表側守備表示で特殊召喚できる。
また、このカードがフィールド上に表側表示で存在し、
「武神」と名のついたカードがドロー以外の方法で自分のデッキから手札に加わった場合、
そのターンのエンドフェイズ時に1度だけ発動できる。
デッキからカードを1枚ドローし、その後手札を1枚選んで捨てる。
「武神-アラスダ」は自分フィールド上に1体しか表側表示で存在できない。


418: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/17(木) 14:29:56.03 ID:KynSC/D50



ゴオオオッ



ミスターT「!バカな………そんな的中を……」



アマテラス「デュエルにどれだけ真摯に向き合ったかの差だ!忘れているわけではあるまい」



アマテラス「墓地にムラクモが落ちたぞ!!」



ミスターT「!!}



恵「おおー…………!」




アマテラス「このカードを除外することで、貴様のモンスターを一体破壊する!!」



《武神器-ムラクモ/Bujingi Quilin》 †
効果モンスター
星4/光属性/獣族/攻1600/守 900
自分のメインフェイズ時、自分フィールド上に
「武神」と名のついた獣戦士族モンスターが存在する場合、
墓地のこのカードをゲームから除外して発動できる。
相手フィールド上に表側表示で存在するカード1枚を選択して破壊する。
「武神器-ムラクモ」の効果は1ターンに1度しか使用できない。



ヤマト「りゃあああああ!!!」




ズバアアアアッ!!!!


アイガイオン「!!!?」ギゴゴゴゴゴゴボオオ――――ン!!!!




419: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/17(木) 14:34:32.57 ID:KynSC/D50



シュウウウウウウウッ


ゴアアアアアッ



ミスターT「なあ!!?」



恵「場ががら空きに!}



ミスターT「アラスダ………オキツの効果で墓地へ落ちていたのか………!」




アマテラス「これが貴様に殺されたものの恨みだ!跡形もなく消し飛ばしてやる!!」




ミスターT「ま、まて……!」




アマテラス「黙れ!ヤマトとアラスダ、奴にとどめをさせ!!」




ヤマト「!!」攻1800



アラスダ「!!」攻1600


ドゴシャアアアアアンッ!!!




ミスターT「っぐわあああああっああーーーー!!??」LP2300→0  ピーーーーー


ゴオオオオオオオオオッ




恵「や………やった………!」



アマテラス「………!うおおおお………っ!!!」



420: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/17(木) 14:37:52.43 ID:KynSC/D50


ここまででー


アマテラスがこんな主要キャラになるとは  すべては前のスレでアマテラスに追いつかれるというわずかなコンマを打ち抜いた人のおかげですわ
















市役所跡地



鬼柳「………だめか……?どこにもいねえ」



フレシア「ボス―……」



ガラララ


鬼柳「まあ、こんな有様じゃあな」




鬼柳「モーメントは見つけたが、今更だしな……」  キュウウン



キュウン




カアアアアアアアッ




鬼柳「!うお!なんだ、モーメントが輝いて」



フレシア「うう!?」




バシュンッ



オーディン「……」ズゴゴゴ



鬼柳「!こいつは」


431: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/20(日) 22:11:34.08 ID:dEelOboC0


…………


ミスターT「あ………っあばっ………ばば……」ジュウウウウウ




アマテラス「………もう復活しないでもらいたいものだ………」



シュウウウウウ……………




恵「勝った…………しかし」




アマテラス「ああ………失ったものは戻らぬ……ボスも、おそらく消えてしまったのだろう…」



恵「それでは………この世界の………人々………は」




アマテラス「…………」




アマテラス「ともかく、今は忌々しい機械生物を破壊することを優先しなければ」




アマテラス「キラーは世界中を無差別に破壊しながら高速で動き回っている………すぐにこの街に戻ってくるぞ」



恵「………」




432: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/20(日) 22:15:19.59 ID:dEelOboC0



恵「しかし…………あの怪物を……倒す手が……」




アマテラス「……」



恵「マスターたちでも封印以外の方法が無かった怪物…………」



アマテラス「それは……」



ザッザッザッザッザッザ




アマテラス「む?」



クロウ「あ!ここか!滅茶苦茶でっけえモンスターが見えたからまさかと思ったが……!」タッ




アマテラス「クロウ・ホーガン!」



クロウ「ボロボロのくせに無茶しやがって、その様子じゃ勝ったようだけどよ」



アマテラス「こちらの台詞だ、なんだその姿は、ガタガタではないか」




クロウ「俺一人休んでられるか」


433: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/20(日) 22:23:29.91 ID:dEelOboC0



クロウ「誰と戦ってたんだ?」



アマテラス「ダークネスの残党だ、我々を洗脳し、こんな事態を引き起こした黒幕だな」




クロウ「!ダークネスか………あの野郎まだ生きてたんだな……」



恵「でも………もう、消えた」




クロウ「そうか………だがこの調子じゃ、これでめでたしってわけにはいかねえようだな」



アマテラス「ああ、キラー……そして、現在なぜか、どこかで沈黙しているティエラを倒さないことにはな」



クロウ「………」



恵「……」



クロウ「あいつを倒す手段なんてあるのかよ?」



恵「それで…………いま、困っている………」




アマテラス「…………一つ、手があるかもしれん」


434: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/20(日) 22:29:44.59 ID:dEelOboC0



クロウ「なに!」



恵「…それは…………一体……?」




アマテラス「あの、キラーが破壊を行う際に放つ光線、なんだと思う?」




クロウ「は?何って……ビームだろ?」



アマテラス「まあ、そうだが………」




恵「何が………いいたい………の?」




アマテラス「あれは正式には「フィール」だ」




クロウ「フィール?なんだよそれ、どんな違いがあるんだよ」




アマテラス「デュエル中にソリッドヴィジョンが実現化し、実際に破壊やダメージを及ぼすものを総じてそう呼ぶのだ」



クロウ「そうだったのかよ…じゃあ、イリアステルのあれも………ダークシグナーのも……」




437: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/20(日) 22:40:14.80 ID:dEelOboC0


アマテラス「この世界のデュエリストはほとんどそんな体験をしたことが無いだろうが、我々の世界ではこのフィールでのダメージも勝敗を分かつ重要な要素だ」



アマテラス「フィールの威力はモンスターの攻撃力やレベル、残りLP、環境、タイミング、間合いなど様々なことで上下する」




クロウ「ああ、なんとなく……………分かるぜ、地縛神の攻撃が超破壊力だったのもそのためか……」




恵「………アーククレイドルでの………あのダメージも………」




アマテラス「あのキラーは、恐ろしいエネルギーで高密度のフィールを生み出し、放出しているんだろう」




恵「………」



クロウ「………で?」




アマテラス「私は、ボスにも皆にも隠し続けていたことがある……封じられた武神の存在だ」




クロウ「それって………さっき言ってたヒルコってヤツの事か」




アマテラス「そうだ、奴もまた、エネルギーが高すぎて封じられた存在だ、まあ、おそらくキラーほどではないがな」






438: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/20(日) 22:50:22.34 ID:dEelOboC0



アマテラス「それの封印を解こうと思う」


クロウ「………」



恵「………私には………ピンと来ない………封印を解けば…キラーを倒せる?」




アマテラス「わからぬ、しかし、戦えるようにはなるかもしれん………」




アマテラス「だが代償は大きい、私の身体が耐えられるかどうか、まあ、そんなことは些細か」



クロウ「……」



アマテラス「それで、奴に挑んでみようと思う、クロウホーガン、残念だがここから先お前の出番はない」



クロウ「………待てよ」



クロウ「お前の身体が危ないとか……そういう事も聞き捨てならねえが、まあこの非常事態だ、甘えことは言わないことにする」




クロウ「ただ、フィールは環境で威力が変わるって言ったな」



アマテラス「ああ」



クロウ「じゃあ、時速200km超えの高速の世界ならどうなるんだ?」





440: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/20(日) 22:56:10.19 ID:dEelOboC0



恵「………!」



アマテラス「それほどのスピードならば、フィールの威力も大幅に上がるだろう……だが、時速200kmなど、そんなもの………」



アマテラス「!まさか……」




クロウ「俺のブラックバードを使えばさらにましな勝負ができるんじゃねえか?」



アマテラス「そうか………あの乗り物………確かにすごいスピードだった……」



アマテラス「あれに乗った状態でデュエルができれば………」




クロウ「そのためのD・ホイールだぜ!」




アマテラス「クロウ・ホーガン!行けるかもしれんぞ!私と共に、戦ってくれるか!」




クロウ「任せろよ!お前ひとりにやらせてたまるかってんだ!」




ガシッ



……………


442: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/20(日) 23:01:22.32 ID:dEelOboC0



…………

ズズズズズ


オーディン「……」



フレシア「こ、これって………大きい………な、なに?」



鬼柳「ハラルドのオーディンだよ………神のカードだ」



フレシア「か、神!?………は、ははーーーっ!」バッ




オーディン「……」



鬼柳「なんでこいつが、ハラルドはいないのに」



オーディン「……」ゴゴゴゴ



フレシア「わあああ!か、神様が手をこっちに、お、怒らせた!?」



鬼柳「おおおい!!?」



ガシッ



鬼柳「ぐうっ!?な、なんだよ……握られた!!?」



フレシア「鬼柳うーーーーーー!!??」




444: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/20(日) 23:06:13.64 ID:dEelOboC0



鬼柳「うわあああああ!!?も、モーメントの中に引きずり込まれる!!?」




ズリュウウウウウウウウッ




フレシア「鬼柳ーーーーー!!!?」



オーディン「……」ズズズ



ドプンッ



………



フレシア「…………あ……あの」





…………………………………………………



ズルウウウウ


バッ



鬼柳「放せ!?な、なんだよ一体………どうなってんだ……」



鬼柳「ここは………モーメントの中か……」



キュプン   キュプン   キュプン



鬼柳「なんだ………光ってよく回りが見えねえ………オーディン、どこだよ」




ハラルド「鬼柳」




445: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/20(日) 23:14:48.92 ID:dEelOboC0


鬼柳「!ハラルドおまえ………生きていたのか!」



遊星「俺もいるぞ鬼柳」



鬼柳「遊星!!なんだよお前ら!消されたんじゃなかったんだな」



ハラルド「いや……我々は確かに一度敗れた」




遊星「ああ………悪のパワーに蝕まれたギャラクシオンに………済まない鬼柳、街が」



鬼柳「まあ謝んなよ、とにかく、お前らが一緒に来てくれりゃあ勝機があるかもしれねえ!聞いてくれ、キラーってやつと……」



ハラルド「今の惨状なら、我々も把握している、キラーとティエラが復活してしまったのだろう」



鬼柳「知ってたか……」



遊星「俺たちは、あの世界に戻ることはできない、一度敗れて、消されてしまったからな……」



ハラルド「だが、神の力によって、意識だけ「フォーチュン」に脱出したのだ」



鬼柳「……」



遊星「俺たちの作ったモーメントのせいでこんなことになってしまった……なんとしても奴らは倒さなければならない、それを、俺たちのリーダーだった鬼柳、お前に頼みたいんだ、いや、お前だけが頼りなんだ」




鬼柳「話が読めねえな」



446: ◆y.Y/h1wyXqKb 2015/12/20(日) 23:20:40.70 ID:dEelOboC0

ここまででー







アキ「フィールについてはアタシが説明するわ!」



ジャック「説明など不要だ、フィールとは感じるもの」