1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23(土) 00:48:36.94 ID:QTkgFhbz0
ゴエモン「DSではあのうたまる師匠になれーしょんを頼んでみたが…」

サスケ「…さんざんだったでゴザルな」

ヤエ「でも、うたまる師匠はわるくないわ。何がわるかったのかしら…」

エビス丸「やっぱあれでっしゃろ。PSのシリーズがいけなかったんとちゃいますのん?」

ゴエモン「そりゃ百もしょうちだがなあ…」

ヤエ「ゴエモンさんいがいのわたしたちのメカなんて、もう【くろれきし】よね…」

11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23(土) 00:52:20.73 ID:QTkgFhbz0
ゴエモン「おまけに、オイラの次世代がかつやくするなんてげーむまであるときた」

サスケ「あれも…【ふはつ】だったでゴザルな」

ヤエ「わたしの次世代が【どきゅん】になってて悲しかったわ…」

エビス丸「ヤエはんはまだええやないの。ワテなんか美少女になっとりましたで」

ゴエモン「ううむ…あれはあれでかわいかったと思うけどなあ」

20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23(土) 00:58:07.34 ID:QTkgFhbz0
ヤエ「…ま、しょうがないといえばしょうがないのかもしれないけど」

サスケ「【ゴエモンせいさくいいんかい】のすたっふのほとんどは、よそに引き抜かれたってウワサでゴザル」

ゴエモン「じだいのながれには、さからえねーか…」

エビス丸「ゴエモンはん、そんなしんき臭くならんといてーな」

ゴエモン「だってよお…!」

サスケ「こうしきぺーじはもう何年もていししてるでゴザルし…」

27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23(土) 01:01:39.77 ID:QTkgFhbz0
ゴエモン「…はあ。【さうんどとらっく】が何万両でとりひきされたあの頃がなつかしいぜ…」

エビス丸「いや、それは今もおねだん据え置きでっせ」

ゴエモン「え?今でもか?」

ヤエ「それだけ、SFCや64のころのわたしたちは輝いてたってことよね…」

サスケ「…だからこそ、今がこんなありさまなんでゴザルな…」

32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23(土) 01:05:12.02 ID:QTkgFhbz0
じいさん「おお、ゴエモンたち。なにをためいきなどついておるのじゃ」

ヤエ「物知りのおじいさん?」

サスケ「それは…なにを持っているでゴザルか?」

エビス丸「どーせまた【ぽんこつ】のはつめいひんでっしゃろ?」

じいさん「ぽんこつとは失礼な!これはわしが発明した、すーぱーうるとらごーじゃす…」

ゴエモン「だーっ!【まえふり】がながいって前からいってるだろ!」

38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23(土) 01:10:44.70 ID:QTkgFhbz0
じいさん「わかったわかった、かんたんに説明してやるわい」

じいさん「これはなんと、【じげん・わーぷ】ができる装置なのじゃ!」

エビス丸「じげん・わーぷ…?じいさん、同じようなのつくって前にもしっぱいしとりましたやろ」

サスケ「そうそう、あれのせいで【しし・十六兵衛】とたたかうはめになったと言ってもかごんではないでゴザル」

じいさん「ちがうちがう、そうではない!これは【たいむ・わーぷ】ではなく【じげん・わーぷ】なのじゃ」

ゴエモン「いったいぜんたい、何がちがうっていうんでい?」

じいさん「なんとこれは…【こなみ】のじくうを自由にいどうできるという、すんばらしいましーんなのじゃ!」

41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23(土) 01:15:17.45 ID:QTkgFhbz0
じいさん「おまえたちがさっきまではなしておった内容、しっかり聞こえておる」

じいさん「そこで、このましーんの出番なのじゃ」

じいさん「もう【ゴエモンせいさくいいんかい】には人数がいない…そこで」

じいさん「この【じげん・わーぷ】ましーんを使って、べつの【こなみさくひん】のせいさくしゃに【あぷろーち】をかけるのじゃよ!」

ゴエモン「げええっ、そんなことをオイラたちにしろってのか!?」

じいさん「よいではないか。それにわしも【ときめも】のじげんに行って、【しおりちゃん】とあんなことやこんなことを…ぐふふ…」

44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23(土) 01:18:44.11 ID:QTkgFhbz0
じいさん「…ということで、ほれ!さっそく乗ってみい!」

ゴエモン「うわ、ちょっとおすなって!」

サスケ「うわわわわ」

ヤエ「え、わたしも…!?」

エビス丸「ワテもいきまひょか~」

じいさん「それでは……【たいむ・わーぷ】!」


ウィンウィン ウィンウィン ウィンウィン

46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23(土) 01:21:04.48 ID:QTkgFhbz0
ドンガラガッシャーン

ゴエモン「いてて……どこでい、ここは……?」

ヤエ「…何かかいてあるわ。【しゃどー・もせすとう】…あっ!」

スネーク「…おいお前達、ここで何をしている」

ゴエモン「あれ、おめえさん…すねーくじゃねえか!」

スネーク「…!?ゴエモン…ゴエモンなのか…!?」

ゴエモン「ひさしぶりだなぁ、すねーく!」

スネーク「しっ…!俺は今潜入任務中なんだ、静かにしてくれ…!」

49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23(土) 01:24:33.41 ID:QTkgFhbz0
ゴエモン「せんにゅうにんむ…?」

スネーク「俺はあんたみたいな横スクロールアクションじゃないんだ、その辺り頼むぞ」

サスケ「りょ、了解でゴザル…」

ヤエ「ところで…すねーくさん、折り入っておねがいがあるんだけど」

スネーク「…何だ。任務に支障が出ない程度で頼むぞ」

ゴエモン「ちょっとな、【こじまかんとく】と話をさせちゃもらえねえかい?」

53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23(土) 01:29:38.55 ID:QTkgFhbz0
スネーク「…そうか。そういえばお前達の作品にもあったな、メタ発言」

スネーク「だがしかし、小島監督はどうだろうな…」

エビス丸「ワテらのシリーズが【ふちょう】なのはすねーくはんも知ってはるやろ?せやからおねがいでけへんかなあ」

サスケ「今や【こなみ】の【しっこうやくいん】にまでのぼりつめたあの人なら…おねがいでゴザル!」

スネーク「分かった分かった…監督にコールしてみる」

pppppp pppppp

スネーク「…こちらスネーク。聞こえるか、小島監督」

スネーク「…………」

スネーク「…………」

スネーク「…ダメだ。出ないな」

61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23(土) 01:33:26.78 ID:QTkgFhbz0
ヤエ「やっぱり…忙しくてわたしたちみたいな【おちめ】に構ってるひまなんかないわよね、かんとくも…」

エビス丸「【めたるぎあらいじんぐ】出したばっかなんやからひまやないの?」

サスケ「…はぁ。とにかく、かんとくと話せないならだめでゴザルな…」

ゴエモン「そうか…すまねえすねーく、じゃましたな!」

スネーク「え…?おいちょっと、お前達!」


スネーク「…行ってしまった。何しに来たんだ…?」

63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23(土) 01:36:33.40 ID:QTkgFhbz0
ゴエモン「しょうがねえ、次の【じげん】にわーぷするぜ!」

ヤエ「次はもっとまともなさくひんにわーぷしたいわね…」

ウィンウィン ウィンウィン ウィンウィン



ドンガラガッシャーン

ゴエモン「…よし、ついたぜ!ここはどこでい!」

エビス丸「…………」

エビス丸「…ゴエモンはん、【ちょうとっきゅう】でかえりまひょ」

ゴエモン「あん?なに言ってんでい、きたばっかりじゃねえか!」

サスケ「…ゴエモンどの。あそこのかんばんをみるでゴザル」

ゴエモン「かんばん…?」

66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23(土) 01:41:15.64 ID:QTkgFhbz0
ゴエモン「…………」

ゴエモン「……【さいれんと・ひる】……」

ゴエモン「…こ、こわがることはねえ!オイラたちならユーレイのいっぴきやにひき…」

ゴエモン「オバケのたぐいなら、オイラたちも慣れっこじゃねえかい!何こわがってんだ、エビス丸!」

ズズズ… ズズズ…

ヤエ「……なんか、【おと】がするんだけど……」

ゴエモン「しゃらくせい!だれがあいてでもかかって…き……やが………」

三角頭「…………」

バブルヘッドナース「…………」

ガムヘッド「…………」

ゴエモン「……よし!かえるか!」

69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23(土) 01:45:20.35 ID:QTkgFhbz0
三角頭「……」ズズズ… ←大鉈引きずる音

バブルヘッドナース「……ウァァァァァァァ……」

ガムヘッド「……グァァァァァァァァァ……」

ヤエ「い…いやああああああああああああああっ!!」

エビス丸「あ、ちょっとヤエはん!置いてかんといてーな!」

サスケ「ゴエモンどのも、はやく逃げるでゴザル!」

ゴエモン「ちっきしょう、よけいなじかん食っちまったぜ…!」

72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23(土) 01:51:54.15 ID:QTkgFhbz0
ゴエモン「…ふう。なんとかにげきったぜ」

ヤエ「もっとまともな【じげん】はないのかしら!?いやになっちゃうわ!」

エビル丸「そもそも【さいれんと・ひる】も、ワテらと同じで【せいさくすたっふ】がみんな【こなみ】から出てってまんねやろ?」

ゴエモン「そういえばそうだったか…あー、なおさら時間のむだだったぜい!」

サスケ「次こそはまともな場所にわーぷすることをいのりたいでゴザルな…」

ウィンウィン ウィンウィン ウィンウィン


ドンガラガッシャーン

73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23(土) 01:58:56.40 ID:QTkgFhbz0
ヤエ「…今度こそ、まともな【じげん】なんでしょうね…?」

パワポケ「…あのー、大丈夫ですか?」

黒野『何をしておる!攻撃の手を休めたらヒーロー達にやれてしまうぞ!』

パワポケ「ああもう、分かってますよ!ヘンな人達がいきなり現れて…!」

ゴエモン「あん?ここは…インパクトの操縦室…!?」

パワポケ「いや、ガンダーロボの操縦室ですけど」

サスケ「…見たところ、おヌシは今【ぜったいぜつめい】のじょうきょうのようでゴザルな」

パワポケ「あんたらがいきなり現れたからでしょ!」

74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23(土) 02:02:12.21 ID:QTkgFhbz0
パワポケ「まったくもう…!とにかくどいてて!」

パワポケ「どうにかあのヒーロー達を倒さないと、俺の甲子園が…!」

ゴエモン「おし、オイラたちにまかせときな!」

パワポケ「あ、ちょっと!」

エビス丸「ゴエモンはん、【こなみこまんど】のにゅうりょくおっけーでっせ!」

ゴエモン「よし!いくぜ!」

ゴエモン「…きせるぼむ・みだれうち!」

75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23(土) 02:05:20.56 ID:QTkgFhbz0
ドドドドドドドドドドドド

ゴエモン「…やったぜ!」

サスケ「みごとにやっつけたでゴザルな!」

パワポケ「……うう……花丸高校の校舎が……ガレキの山に……」

ゴエモン「それじゃあまたな!じゃましたな!」


ゴエモン「…ふぅー。いいことすると、きもちいいぜ!」

ヤエ「……なんか、【もくてき】みうしなってない……?」

81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23(土) 02:14:01.14 ID:QTkgFhbz0
ヤエ「……はぁ……ろくなばしょにわーぷしないし、一回かえりましょうよ」

ゴエモン「ううむ…そうかな」



じいさん「…おお。かえってきたか。【せいか】はどうじゃな?」

ゴエモン「さんざんだぜ、まったく…いきさきを決められるすいっちくらい、とうさいしといてくれよ!」

サスケ「しょうがないでゴザルな…じっと我慢して、【しんさく】をまつしかないでゴザル」

ヤエ「たにんまかせにしちゃだめ、ってことね…」

エビス丸「…ワテら、どんなんのやろうなあ…」

ゴエモン「…【がんばれゴエモン】、いつかかならず【ふっかつ】させてくれよー!【こなみ】さーん!」


引用元: ゴエモン「オイラたち、もう新作出せねえのかな…」