1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/03/04(金) 16:46:41.55 ID:DH+/2jNWO
クラス男A「オラ早く爆発しろよwwwww」
妹「カバン…返してよ…」
クラス男E「爆発したら返してやるよwww」
妹「そ、そんなのできる訳ないよっ!」
クラス男B「さっさとしろよ」
ドボッ
妹「かっ…は…げほっげほっ…」ペタン
クラス男達「腹パンとか鬼畜~www」
妹「カバン…返してよ…」
クラス男E「爆発したら返してやるよwww」
妹「そ、そんなのできる訳ないよっ!」
クラス男B「さっさとしろよ」
ドボッ
妹「かっ…は…げほっげほっ…」ペタン
クラス男達「腹パンとか鬼畜~www」
3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/03/04(金) 16:52:29.35 ID:DH+/2jNWO
妹「げほっ…鞄…返して…」
クラス男A「だから爆発しろよ」
クラス男B「ネットでは爆発しまくるって言われてるぞ」
妹「そんなの…できる、わけ…」
クラス男H「また殴られたいんか?」ガシャアアアン
妹「」ビクッ
クラス男「ばーくはつ!ばーくはつ!」
妹「…!」ダッ
クラス男E「逃げた」
クラス男N「鞄いらないのかなぁ?」
クラス男達「ギャハハハハハ」
クラス男A「だから爆発しろよ」
クラス男B「ネットでは爆発しまくるって言われてるぞ」
妹「そんなの…できる、わけ…」
クラス男H「また殴られたいんか?」ガシャアアアン
妹「」ビクッ
クラス男「ばーくはつ!ばーくはつ!」
妹「…!」ダッ
クラス男E「逃げた」
クラス男N「鞄いらないのかなぁ?」
クラス男達「ギャハハハハハ」
4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/03/04(金) 16:56:40.11 ID:DH+/2jNWO
家
兄「おう、おかえり」
妹「ただいま」
兄「あれ?お前、鞄は?」
妹「っ…あぁ、学校に置いてきちゃった!時間割明日も同じだから」ニコッ
兄「おいおい、盗まれても知らねーぞ?」
妹「だーいじょーぶ、皆そうしてるから」
兄「ふぅん」
兄「おう、おかえり」
妹「ただいま」
兄「あれ?お前、鞄は?」
妹「っ…あぁ、学校に置いてきちゃった!時間割明日も同じだから」ニコッ
兄「おいおい、盗まれても知らねーぞ?」
妹「だーいじょーぶ、皆そうしてるから」
兄「ふぅん」
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/03/04(金) 16:59:54.26 ID:DH+/2jNWO
妹部屋
妹「…」ガチャ…バタン
妹「明日体育…どうしよ…」
妹「弁当箱も学校だし…」
妹「な、なんとかなるよね…」
兄「おーい、メシだぞー」
妹「い、今行くよ!アニキ!」
妹「…」ガチャ…バタン
妹「明日体育…どうしよ…」
妹「弁当箱も学校だし…」
妹「な、なんとかなるよね…」
兄「おーい、メシだぞー」
妹「い、今行くよ!アニキ!」
8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/03/04(金) 17:02:47.93 ID:DH+/2jNWO
朝
兄「あーっお前そういえば弁当箱も置いてきたのか」
妹「う、うん」
兄「ったく…仕方ねぇ、これで昼飯買いなさい」チャリン
妹「あ、ありがと」
兄「ほれほれ、俺だってそろそろ支度せにゃならん、お前も学校遅れるぞ」
妹「い、行ってくるね!」
兄「あーっお前そういえば弁当箱も置いてきたのか」
妹「う、うん」
兄「ったく…仕方ねぇ、これで昼飯買いなさい」チャリン
妹「あ、ありがと」
兄「ほれほれ、俺だってそろそろ支度せにゃならん、お前も学校遅れるぞ」
妹「い、行ってくるね!」
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/03/04(金) 17:07:01.58 ID:DH+/2jNWO
学校
妹「…あれ?」
妹「…ない…」
妹「鞄…」
妹「か、鞄どこにやったの?」
クラス男G「あぁ?爆発して消し飛んだんじゃねぇのwwww」
妹「ま、マジメに答えてよっ!」
クラス男G「知らねーよ離せ」バッ
妹「あぅっ」ドサッ
クラス男G「そういえば次の時間割は体育だなぁ?楽しみだwwwww」
妹「…あれ?」
妹「…ない…」
妹「鞄…」
妹「か、鞄どこにやったの?」
クラス男G「あぁ?爆発して消し飛んだんじゃねぇのwwww」
妹「ま、マジメに答えてよっ!」
クラス男G「知らねーよ離せ」バッ
妹「あぅっ」ドサッ
クラス男G「そういえば次の時間割は体育だなぁ?楽しみだwwwww」
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/03/04(金) 17:09:40.65 ID:DH+/2jNWO
妹「体操服入れは残ってたみたい…」ゴソゴソ
妹「…?」
妹「なにこれ…」
妹「な、なんでこんなにベチャベチャしてるの…?」
妹「…今日は…見学…しよ…」
妹「…?」
妹「なにこれ…」
妹「な、なんでこんなにベチャベチャしてるの…?」
妹「…今日は…見学…しよ…」
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/03/04(金) 17:15:30.41 ID:DH+/2jNWO
放課後
クラス男A「おいお前、今日体育見学したそうじゃねぇか」
妹「鞄はもういいから、帰らせて…通してよ…」
クラス男D「あ?」
クラス男F「この汚いベチャベチャ体操服でやればよかったのにな?」
妹「だ、だって…それ…男の子のが…ついて…」
クラス男C「せっかく俺らが頑張って搾りだしてやったんだぞぉ?おらおら」ベチャベチャ
妹「や、やだっ!やめて!やめてよぉぉおっ汚っ…ぷはっ…やぁあっ」
クラス男K「自分の体操服を汚いだってよwwww」
クラス男A「おいお前、今日体育見学したそうじゃねぇか」
妹「鞄はもういいから、帰らせて…通してよ…」
クラス男D「あ?」
クラス男F「この汚いベチャベチャ体操服でやればよかったのにな?」
妹「だ、だって…それ…男の子のが…ついて…」
クラス男C「せっかく俺らが頑張って搾りだしてやったんだぞぉ?おらおら」ベチャベチャ
妹「や、やだっ!やめて!やめてよぉぉおっ汚っ…ぷはっ…やぁあっ」
クラス男K「自分の体操服を汚いだってよwwww」
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/03/04(金) 17:19:14.27 ID:DH+/2jNWO
帰り道
妹「…帰ったらシャワー……浴びなくちゃ…」
「ナァニ?アノコ.アタマベトベトネ、ナニガツイテンノカシラ」ヒソヒソ
妹「………早く帰ろう……」
妹「…帰ったらシャワー……浴びなくちゃ…」
「ナァニ?アノコ.アタマベトベトネ、ナニガツイテンノカシラ」ヒソヒソ
妹「………早く帰ろう……」
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/03/04(金) 17:22:34.03 ID:DH+/2jNWO
家
妹「ただいま…」ガチャ
妹「…まだアニキ、バイトで帰ってないみたいだね…」
風呂場
ジャーー…
妹「……」ゴシゴシゴシゴシゴシ
妹「………」ゴシゴシゴシゴシゴシゴシ
妹「…ぅ…」
妹「っく……ひっく…えぐっ……」
ジャーーー…
妹「ただいま…」ガチャ
妹「…まだアニキ、バイトで帰ってないみたいだね…」
風呂場
ジャーー…
妹「……」ゴシゴシゴシゴシゴシ
妹「………」ゴシゴシゴシゴシゴシゴシ
妹「…ぅ…」
妹「っく……ひっく…えぐっ……」
ジャーーー…
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/03/04(金) 17:26:49.16 ID:DH+/2jNWO
兄「ただいまーっと」
妹「あ、お…おかえりっ!」
兄「おう、ちゃんと鞄と弁当箱持って帰ってきただろーな」
妹「あ、ぅ、…そ、それは…」
兄「盗まれたのか」
妹「そ…そー!盗まれたの!よくわかったねっ」
兄「よくわかったじゃねーだろ」コツンッ
妹「痛いっ」
妹「あ、お…おかえりっ!」
兄「おう、ちゃんと鞄と弁当箱持って帰ってきただろーな」
妹「あ、ぅ、…そ、それは…」
兄「盗まれたのか」
妹「そ…そー!盗まれたの!よくわかったねっ」
兄「よくわかったじゃねーだろ」コツンッ
妹「痛いっ」
27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/03/04(金) 17:31:07.12 ID:DH+/2jNWO
兄「仕方ね、後で買いに行くか」
妹「あ、べ、別に大丈夫だよ」
兄「ん?教科書がないと勉強できねーだろ?」
妹「学校の図書室にね、余った奴があるから、しばらくはそれで我慢するよ」
兄「そっか。よし、そろそろ飯作っ…て、これ、お前が作ったのか?」
妹「う、うん…初めてだけど…」
兄「そーかそーか、これはありがたいなぁ…わざわざ待っててくれたのか?」
妹「…」コクンッ
兄「ありがとさん、じゃ、そろそろ戴くとしましょう」
妹「うん」ニコッ
妹「あ、べ、別に大丈夫だよ」
兄「ん?教科書がないと勉強できねーだろ?」
妹「学校の図書室にね、余った奴があるから、しばらくはそれで我慢するよ」
兄「そっか。よし、そろそろ飯作っ…て、これ、お前が作ったのか?」
妹「う、うん…初めてだけど…」
兄「そーかそーか、これはありがたいなぁ…わざわざ待っててくれたのか?」
妹「…」コクンッ
兄「ありがとさん、じゃ、そろそろ戴くとしましょう」
妹「うん」ニコッ
29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/03/04(金) 17:34:45.77 ID:DH+/2jNWO
妹部屋
妹(アニキ、喜んでくれたかなぁ)
妹(でも「美味しい」って言ってくれた…!)
妹(図書室に余った教科書なんてないけど…)
妹(これから、私が毎晩アニキのご飯作ろうって考えたら、へっちゃらだよ)
妹「私、負けないよ、アニキ」
妹(アニキ、喜んでくれたかなぁ)
妹(でも「美味しい」って言ってくれた…!)
妹(図書室に余った教科書なんてないけど…)
妹(これから、私が毎晩アニキのご飯作ろうって考えたら、へっちゃらだよ)
妹「私、負けないよ、アニキ」
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/03/04(金) 17:38:48.86 ID:DH+/2jNWO
学校
女「今日も教科書、持ってないの?」
妹「う、うん」
女「ほら、机寄せたげるから」ズズ…
妹「え?」
女「ほら、見せたげる、教科書」
妹「いいの?」
女「そんなことで遠慮してどーする」
妹「あ、ありがと…」
女「ふふ」ニコ
女「今日も教科書、持ってないの?」
妹「う、うん」
女「ほら、机寄せたげるから」ズズ…
妹「え?」
女「ほら、見せたげる、教科書」
妹「いいの?」
女「そんなことで遠慮してどーする」
妹「あ、ありがと…」
女「ふふ」ニコ
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/03/04(金) 17:43:26.37 ID:DH+/2jNWO
トントン
妹「?」
女「…」カキカキ
『最近もしかして、いじめられたりしてる?』
妹「…!」
妹「…」サラサラ
『なんで?』
女「…」
『最近様子がおかしい』
妹「………」
『私にもイジメっていうのがよくわからない』
女「…っ…」カキカキ
『イジメられてると、捉えていい?』
妹「……………」
『うん』
妹「?」
女「…」カキカキ
『最近もしかして、いじめられたりしてる?』
妹「…!」
妹「…」サラサラ
『なんで?』
女「…」
『最近様子がおかしい』
妹「………」
『私にもイジメっていうのがよくわからない』
女「…っ…」カキカキ
『イジメられてると、捉えていい?』
妹「……………」
『うん』
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/03/04(金) 17:47:17.48 ID:DH+/2jNWO
女「………」
『誰から?』
妹「………」
妹「………」
『ごめん』
女「?」
妹「…」サラサラ
『教えたら、女ちゃん止めようとするでしょ?そした女ちゃんも危なくなっちゃう』
女「………」カキカキ
『わかった。言いたくなったらいつでも言ってほしい』
妹「…」
『ありがとう』
『誰から?』
妹「………」
妹「………」
『ごめん』
女「?」
妹「…」サラサラ
『教えたら、女ちゃん止めようとするでしょ?そした女ちゃんも危なくなっちゃう』
女「………」カキカキ
『わかった。言いたくなったらいつでも言ってほしい』
妹「…」
『ありがとう』
35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/03/04(金) 17:50:44.52 ID:DH+/2jNWO
放課後
妹(今日は、早く帰らなきゃ…)
ガシッ
妹「っ!?」
クラス男Q「掃除当番だろ?逃げんなよ」ニヤニヤ
妹「そ、そんな、今日は違っ……」
クラス男Q「だ ろ ?」
妹「っ……」
妹(今日は、早く帰らなきゃ…)
ガシッ
妹「っ!?」
クラス男Q「掃除当番だろ?逃げんなよ」ニヤニヤ
妹「そ、そんな、今日は違っ……」
クラス男Q「だ ろ ?」
妹「っ……」
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/03/04(金) 17:56:28.58 ID:DH+/2jNWO
妹「もう掃除終わったから…帰してよ…」
クラス男A「そうだなぁ、爆発したらもっと綺麗になるかもな」
クラス男F「学校ごとなくなっちまうな」
妹「ま、まだそんなこと言って…!いい加減帰してよっ!」
クラス男B「うるせーよ」ドスッ
妹「ぐっが…はぁっ…ごほっ…」
クラス男I「腹パンの次は腹蹴りかwwww」
妹「ごほっ…お願い…帰してくだ…さい…げほっ…」
クラス男N「そーだなぁ…」
クラス男E「いいこと考えた、火に近づけたら引火して爆発するんじゃね?」
クラス男達「おお!wwww」
妹「!?」
クラス男A「そうだなぁ、爆発したらもっと綺麗になるかもな」
クラス男F「学校ごとなくなっちまうな」
妹「ま、まだそんなこと言って…!いい加減帰してよっ!」
クラス男B「うるせーよ」ドスッ
妹「ぐっが…はぁっ…ごほっ…」
クラス男I「腹パンの次は腹蹴りかwwww」
妹「ごほっ…お願い…帰してくだ…さい…げほっ…」
クラス男N「そーだなぁ…」
クラス男E「いいこと考えた、火に近づけたら引火して爆発するんじゃね?」
クラス男達「おお!wwww」
妹「!?」
40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/03/04(金) 18:02:45.22 ID:DH+/2jNWO
クラス男E「はいライター」
クラス男P「センキュ」
妹「ひっ!?いや!やだ!離してっ!!やだぁあああっ!!」
クラス男R「暴れんなこのガキ」
クラス男P「まず耳たぶね。ほらほら暴れると髪燃えるぞ」
妹「やっやぁああっ」
クラス男P「炙りまーす、3、2…」
妹「いゃああああ!」
女「何やってんのアンタ達」
クラス男P「あぁ?」
クラス男P「センキュ」
妹「ひっ!?いや!やだ!離してっ!!やだぁあああっ!!」
クラス男R「暴れんなこのガキ」
クラス男P「まず耳たぶね。ほらほら暴れると髪燃えるぞ」
妹「やっやぁああっ」
クラス男P「炙りまーす、3、2…」
妹「いゃああああ!」
女「何やってんのアンタ達」
クラス男P「あぁ?」
42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/03/04(金) 18:08:12.93 ID:DH+/2jNWO
女「他の女生徒かと思ったら男子だったのね」
クラス男E「あ?」
女「ほら、どいて」ズカズカ
女「帰るよ」グイッ
妹「!」
女「ほらほら自分の足で歩きなさい」
妹「…っ…う、うん…」
女「それと」
クラス男D「あ?」
女「人間としてのレベルが低いのね」
クラス男B「喧嘩売ってんのかテメェ?」
女「いじめ止めるのが喧嘩とか、笑わせないで」
女「じゃあね、ほら、行くよ」スタスタ
妹「……」スタスタ
クラス男E「あ?」
女「ほら、どいて」ズカズカ
女「帰るよ」グイッ
妹「!」
女「ほらほら自分の足で歩きなさい」
妹「…っ…う、うん…」
女「それと」
クラス男D「あ?」
女「人間としてのレベルが低いのね」
クラス男B「喧嘩売ってんのかテメェ?」
女「いじめ止めるのが喧嘩とか、笑わせないで」
女「じゃあね、ほら、行くよ」スタスタ
妹「……」スタスタ
44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/03/04(金) 18:14:32.85 ID:DH+/2jNWO
帰り道
女「……」
妹「……」
女「……」
妹「……」
女「……大丈夫?」
妹「…うん……」
女「なんでわざわざ放課後に残ったの?」
妹「掃除が…」
女「今日はアナタじゃなかったハズよ」
妹「…」
女「脅された…か…」
女「あんなに人がいっぱいいる場所じゃ脅すくらいで何もしてこないよ」
女「断れたハズよ」
妹「………」
女「…ごめん」
妹「ううん、私が弱いから、ダメなんだ…ごめんね」
女「……」
妹「……」
女「……」
妹「……」
女「……大丈夫?」
妹「…うん……」
女「なんでわざわざ放課後に残ったの?」
妹「掃除が…」
女「今日はアナタじゃなかったハズよ」
妹「…」
女「脅された…か…」
女「あんなに人がいっぱいいる場所じゃ脅すくらいで何もしてこないよ」
女「断れたハズよ」
妹「………」
女「…ごめん」
妹「ううん、私が弱いから、ダメなんだ…ごめんね」
45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/03/04(金) 18:20:10.69 ID:DH+/2jNWO
女「今日から、一緒に帰ろう」
妹「え?」
女「だめ?」
妹「う、うぅん、そんなことないよ!」
女「よかった」ニコ
女「ほら、いつまでシケた顔してんのさ!そんなんじゃ、幸せ逃げちゃうよ」
妹「う、うん!」
女「近くに焼き芋屋さんあるから、それ買って帰ろ」
妹「うんっ!」
女「」ニコ
妹「」ニコ
妹「え?」
女「だめ?」
妹「う、うぅん、そんなことないよ!」
女「よかった」ニコ
女「ほら、いつまでシケた顔してんのさ!そんなんじゃ、幸せ逃げちゃうよ」
妹「う、うん!」
女「近くに焼き芋屋さんあるから、それ買って帰ろ」
妹「うんっ!」
女「」ニコ
妹「」ニコ
46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/03/04(金) 18:23:56.80 ID:DH+/2jNWO
家
妹「ただいま」
兄「おかえりー遅かったな」
妹「う、うん…ちょっとね」
兄「飯もうできてるけど?食う?」
妹(しまった!毎日作るって決めたのに一日目から早くも…)
妹「ごはんはまだいいや」
兄「帰りになんか食べたろ」
妹「食べてないよー」
兄「口元になんかついてるぞ」
妹「はっ!?」
兄「嘘」
妹「ぐ…」
妹「ただいま」
兄「おかえりー遅かったな」
妹「う、うん…ちょっとね」
兄「飯もうできてるけど?食う?」
妹(しまった!毎日作るって決めたのに一日目から早くも…)
妹「ごはんはまだいいや」
兄「帰りになんか食べたろ」
妹「食べてないよー」
兄「口元になんかついてるぞ」
妹「はっ!?」
兄「嘘」
妹「ぐ…」
50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/03/04(金) 18:30:33.96 ID:DH+/2jNWO
妹部屋
妹「…」ガチャ…バタン
妹「はぁ~」
妹(私…もっと強くならないとっ…)
妹(女ちゃんに助けてもらったもんね)
妹(しかも女ちゃんって優等生タイプだから、ちょっと憧れちゃうな…)
兄「メシいつになったら食うんだよー」
妹「ご、ごめん!今行くね!」
妹「…」ガチャ…バタン
妹「はぁ~」
妹(私…もっと強くならないとっ…)
妹(女ちゃんに助けてもらったもんね)
妹(しかも女ちゃんって優等生タイプだから、ちょっと憧れちゃうな…)
兄「メシいつになったら食うんだよー」
妹「ご、ごめん!今行くね!」
55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/03/04(金) 18:35:41.00 ID:DH+/2jNWO
妹「…」パクパク
兄「…」モグモグ
妹「…ねぇ」
兄「ん?」
妹「強くなるって…どうやったらいいの?」
兄「え?何?拳極めるの?」
妹「なんというか、キッパリ断れるような」
兄「なんだ?新聞の勧誘か?」
妹「そ、そーじゃなくて!」
兄「? じゃあ何だよ」
妹「う…」
妹「強引な人とか」
兄「えっ」
兄「…」モグモグ
妹「…ねぇ」
兄「ん?」
妹「強くなるって…どうやったらいいの?」
兄「え?何?拳極めるの?」
妹「なんというか、キッパリ断れるような」
兄「なんだ?新聞の勧誘か?」
妹「そ、そーじゃなくて!」
兄「? じゃあ何だよ」
妹「う…」
妹「強引な人とか」
兄「えっ」
57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/03/04(金) 18:44:23.72 ID:DH+/2jNWO
兄「えっ何?告られたの!?」
妹「え、えぇっ!?」
兄「いやだってさ、強引な人ってお前…」
妹「宗教勧誘!もうそれでいい!」
兄「なんだビックリした。そういうのは、キッパリ断れ。返事を曖昧にするからつけ込まれるんだ」
兄「断ったところで殺される訳もねーし…人が多いところだとな」
妹(女ちゃんも同じ事言ってた…)
兄「ビックリしたわー。お前が告られるのを相談に来たかと思った」
妹「そんな馬鹿な」
兄「嘘つけお前の鞄からお前宛てのラブレターが転がり出たことが何度あったか。捨てられずに溜め込んでるし」
妹「それは他に好きな人がいるから…」
兄「誰だよ」ニヤニヤ
妹(いい加減気づいてよ、バカアニキ)
妹「え、えぇっ!?」
兄「いやだってさ、強引な人ってお前…」
妹「宗教勧誘!もうそれでいい!」
兄「なんだビックリした。そういうのは、キッパリ断れ。返事を曖昧にするからつけ込まれるんだ」
兄「断ったところで殺される訳もねーし…人が多いところだとな」
妹(女ちゃんも同じ事言ってた…)
兄「ビックリしたわー。お前が告られるのを相談に来たかと思った」
妹「そんな馬鹿な」
兄「嘘つけお前の鞄からお前宛てのラブレターが転がり出たことが何度あったか。捨てられずに溜め込んでるし」
妹「それは他に好きな人がいるから…」
兄「誰だよ」ニヤニヤ
妹(いい加減気づいてよ、バカアニキ)
63: 2011/03/04(金) 18:55:59.28 ID:DH+/2jNWO
朝
兄「よし、はっきりお前の気持ちを伝えてこい」
妹「ニュアンスが際どい」
妹「行ってくるね」
兄「はいよ」
妹「……!」スタスタ
女「…おはよ」
妹「おはよ」ニコッ
女「よろしい」
兄「よし、はっきりお前の気持ちを伝えてこい」
妹「ニュアンスが際どい」
妹「行ってくるね」
兄「はいよ」
妹「……!」スタスタ
女「…おはよ」
妹「おはよ」ニコッ
女「よろしい」
65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/03/04(金) 19:00:05.77 ID:DH+/2jNWO
学校
女「で?私に教えてくれと」
妹「昨日の女ちゃんの気迫…すごかったもん…だから…」
女「気迫ねぇ」
クラス男B「…チッ」ガタン
妹「ヒッ」ビクッ
女「確かにあなたにはないみたいね」
妹「うん…」
女「で?私に教えてくれと」
妹「昨日の女ちゃんの気迫…すごかったもん…だから…」
女「気迫ねぇ」
クラス男B「…チッ」ガタン
妹「ヒッ」ビクッ
女「確かにあなたにはないみたいね」
妹「うん…」
66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/03/04(金) 19:08:15.23 ID:DH+/2jNWO
妹「女ちゃんってすごい大人びてるもんね、私なんか…」
女「…」
女「大人びてるってのもあんまりいいもんじゃないけどね」
妹「そうかな?女ちゃんは昔からそんなにしっかりしてたの?」
女「…」
女「…さぁね」
妹「?なんか…悪いこと聞いちゃった?」
女「うぅん、そんなことないわ」
妹「うーむ…」
妹「そーだ!今度家来ない!?」
女「へ?」
妹「私、家に友達呼ぶの初めてなんだ!それが女ちゃんなら…!」
女「は、はぁ…」
女「…」
女「大人びてるってのもあんまりいいもんじゃないけどね」
妹「そうかな?女ちゃんは昔からそんなにしっかりしてたの?」
女「…」
女「…さぁね」
妹「?なんか…悪いこと聞いちゃった?」
女「うぅん、そんなことないわ」
妹「うーむ…」
妹「そーだ!今度家来ない!?」
女「へ?」
妹「私、家に友達呼ぶの初めてなんだ!それが女ちゃんなら…!」
女「は、はぁ…」
67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/03/04(金) 19:11:24.59 ID:DH+/2jNWO
放課後
女「さ、帰ろ」
妹「うん」
クラス男G「おいコラ」
女「邪魔」ズカズカ
クラス男O「…チッ…」
妹「…っ…」
女「はぁ…いつまでも怖がらないの」
妹「う、うん…ごめんなさい…」
女「さ、帰ろ」
妹「うん」
クラス男G「おいコラ」
女「邪魔」ズカズカ
クラス男O「…チッ…」
妹「…っ…」
女「はぁ…いつまでも怖がらないの」
妹「う、うん…ごめんなさい…」
70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/03/04(金) 19:16:45.60 ID:DH+/2jNWO
日曜日
兄「じゃ、俺は出かけるから留守番頼んだぞ」
妹「はーい」
兄「行ってくる」ガチャ…バタン
妹「はぁ…退屈だなぁ…」
妹「そうだ、今日こそ女ちゃんを呼ぼう!」
Prrrrrr
女『はい』
妹「もしもし?」
女『妹さん?』
妹「今から家くる?」
女『えっ』
妹「あ、忙しいなら全然構わないんだけど…」
女『そんなことはないけど…わかった』
妹「迎えに行くね!」
女『大丈夫大丈夫、いつも学校から家まで送ってるのは誰だと思ってるの』
兄「じゃ、俺は出かけるから留守番頼んだぞ」
妹「はーい」
兄「行ってくる」ガチャ…バタン
妹「はぁ…退屈だなぁ…」
妹「そうだ、今日こそ女ちゃんを呼ぼう!」
Prrrrrr
女『はい』
妹「もしもし?」
女『妹さん?』
妹「今から家くる?」
女『えっ』
妹「あ、忙しいなら全然構わないんだけど…」
女『そんなことはないけど…わかった』
妹「迎えに行くね!」
女『大丈夫大丈夫、いつも学校から家まで送ってるのは誰だと思ってるの』
72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/03/04(金) 19:24:47.92 ID:DH+/2jNWO
―――
――
―
女「お邪魔します」
妹「あ、どうぞどうぞ、入ってー!」
女「やけに唐突に呼び出してくれたわね」
妹「ごめん、迷惑だったかな…?」
女「そんなことはない」
妹「でさ、その…」
女「はいはい、教わりたいのね、気迫の出し方だっけ?」
妹「うん」
ピンポーン
妹「あ、誰か来たね」
ピッ
妹「はい?」
『あ、わたくし少しお話がありますので』
妹「はーい」
女「外に出ちゃダメ」ガシッ
妹「え?」
女「インターホンごしで話して」
――
―
女「お邪魔します」
妹「あ、どうぞどうぞ、入ってー!」
女「やけに唐突に呼び出してくれたわね」
妹「ごめん、迷惑だったかな…?」
女「そんなことはない」
妹「でさ、その…」
女「はいはい、教わりたいのね、気迫の出し方だっけ?」
妹「うん」
ピンポーン
妹「あ、誰か来たね」
ピッ
妹「はい?」
『あ、わたくし少しお話がありますので』
妹「はーい」
女「外に出ちゃダメ」ガシッ
妹「え?」
女「インターホンごしで話して」
73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/03/04(金) 19:29:35.35 ID:DH+/2jNWO
妹「あのう…すみませんが、インターホンごしで…」
『そうですか…わたくし、♂♀学会という会の者なんですけども』
妹「えっ」
女「…」キュピーーンッ
『アナタ…今、幸せですか?』
妹「あ、あぁああの、その、ですね」
女「妹ちゃん」ポン
妹「え?」
女「断りたい?」
妹「そ、そりゃ…まぁ…」
女「わかったわ、そうと決まれば話は早い、断る見本を見せてあげる」
妹「えっ」
『そうですか…わたくし、♂♀学会という会の者なんですけども』
妹「えっ」
女「…」キュピーーンッ
『アナタ…今、幸せですか?』
妹「あ、あぁああの、その、ですね」
女「妹ちゃん」ポン
妹「え?」
女「断りたい?」
妹「そ、そりゃ…まぁ…」
女「わかったわ、そうと決まれば話は早い、断る見本を見せてあげる」
妹「えっ」
75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/03/04(金) 19:38:32.91 ID:DH+/2jNWO
『統計をとってみたところですね、会員の98%が幸福感を…』
女「それで?」
『アナタももし、お幸せになりたいというのであれば、私のように…』
女「お断りします」
『いいえ、私今ざっと見たところ、この家は鬼門がですね…』
妹「ぇえっ」
女「黙って」
『ですので、むしろ今すぐに太作先生のご加護をうけないと近い将来大変なことに』
女「結 構 で す」
『こ、これはアナタの家だけの問題でなく、血縁にも影響が…』
女「アナタがこの家の将来を勝手に決めないでください」
『私が決めたことではなく、教祖である…』
女「それで?」
『アナタももし、お幸せになりたいというのであれば、私のように…』
女「お断りします」
『いいえ、私今ざっと見たところ、この家は鬼門がですね…』
妹「ぇえっ」
女「黙って」
『ですので、むしろ今すぐに太作先生のご加護をうけないと近い将来大変なことに』
女「結 構 で す」
『こ、これはアナタの家だけの問題でなく、血縁にも影響が…』
女「アナタがこの家の将来を勝手に決めないでください」
『私が決めたことではなく、教祖である…』
76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/03/04(金) 19:47:11.41 ID:DH+/2jNWO
女「だったら教祖をつれてきてください」
『いえ、これは教祖様だけでなく…』
女「まさか会員が全員見えるようになるとか言うんじゃないでしょうね?他人の不幸が見える宗教なんてまっぴら御免です」
『宗教と一緒にされてはですね、』
女「切りますよ」
『もう少し話を』
女「切 り ま す よ ? 」
『待ってください』
女「切 り ま す よ ?」
『………』
女「もう一度聞きます、切りますよ」
『…はい…』
ブツッ
妹「すごい…」
女「本物の人ならもっとネチネチしてる」
妹「え?」
外
兄「…妹がこんなにやり手だったとはな…インターホンごしでも気迫が伝わってきたぜ…成長したな、妹よ…」
『いえ、これは教祖様だけでなく…』
女「まさか会員が全員見えるようになるとか言うんじゃないでしょうね?他人の不幸が見える宗教なんてまっぴら御免です」
『宗教と一緒にされてはですね、』
女「切りますよ」
『もう少し話を』
女「切 り ま す よ ? 」
『待ってください』
女「切 り ま す よ ?」
『………』
女「もう一度聞きます、切りますよ」
『…はい…』
ブツッ
妹「すごい…」
女「本物の人ならもっとネチネチしてる」
妹「え?」
外
兄「…妹がこんなにやり手だったとはな…インターホンごしでも気迫が伝わってきたぜ…成長したな、妹よ…」
78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/03/04(金) 19:52:20.28 ID:DH+/2jNWO
女「あと他には、怒りを爆発させるとか」
妹「ば、爆発!?」
女「なにその過剰反応」
妹「いや…その…ね、ネットスラングだかなんだか知らないけど、『妹は爆発物』なんだってさ…」
妹「それで、男の子達が…」
女「はぁ…」
妹「たまたまだけど、クラスで兄姉のどっちかがいるのって私だけだから、余計にそういうのが目立って」
女「爆発ねぇ…じゃあ私も爆発するのかな?」
妹「えっ?」
妹「ば、爆発!?」
女「なにその過剰反応」
妹「いや…その…ね、ネットスラングだかなんだか知らないけど、『妹は爆発物』なんだってさ…」
妹「それで、男の子達が…」
女「はぁ…」
妹「たまたまだけど、クラスで兄姉のどっちかがいるのって私だけだから、余計にそういうのが目立って」
女「爆発ねぇ…じゃあ私も爆発するのかな?」
妹「えっ?」
80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/03/04(金) 19:59:11.97 ID:DH+/2jNWO
女「男子もバカねー、小学生かってのよ」
妹「女ちゃん」
女「あぁ、そうそう、私も兄がいたわ」
妹「い…た?」
女「もう縁切ったけどねー」
女「前に私が大人びてる理由聞いたっけ?いや、別に自分が大人びてるなんて思ったことはないけどね」
妹「うん」
女「実は、その兄が原因なのよ」
女「私、あの時は他の子とくらべて成長が早かった」
女「それで、昔から暴力が目立ってた兄は私を無理矢理…ね」
妹「…!!」
妹(女ちゃん…手が…震えて…)
兄「ただいまー!シュークリーム買ってきたよー(ご褒美に」
妹「女ちゃん」
女「あぁ、そうそう、私も兄がいたわ」
妹「い…た?」
女「もう縁切ったけどねー」
女「前に私が大人びてる理由聞いたっけ?いや、別に自分が大人びてるなんて思ったことはないけどね」
妹「うん」
女「実は、その兄が原因なのよ」
女「私、あの時は他の子とくらべて成長が早かった」
女「それで、昔から暴力が目立ってた兄は私を無理矢理…ね」
妹「…!!」
妹(女ちゃん…手が…震えて…)
兄「ただいまー!シュークリーム買ってきたよー(ご褒美に」
82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/03/04(金) 20:04:08.83 ID:DH+/2jNWO
妹「…」
女「…」
兄「…あ…ども…」
女「お邪魔してます」
兄「あーもーどうぞ!この限定シュークリーム合計2つ!俺の分まで食べて頂戴!」
兄「別に悔しくねぇし。むしろシュークリームとか嫌いだし」
妹「さ、食べよう」
女「な、なんか凄く申し訳ない…」
女「…アナタのお兄さんは大丈夫そうね」
妹「…うんっ」
妹(初めてはアニキにあげたいけど)
女「…」
兄「…あ…ども…」
女「お邪魔してます」
兄「あーもーどうぞ!この限定シュークリーム合計2つ!俺の分まで食べて頂戴!」
兄「別に悔しくねぇし。むしろシュークリームとか嫌いだし」
妹「さ、食べよう」
女「な、なんか凄く申し訳ない…」
女「…アナタのお兄さんは大丈夫そうね」
妹「…うんっ」
妹(初めてはアニキにあげたいけど)
85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/03/04(金) 20:10:46.60 ID:DH+/2jNWO
女「じゃ、そろそろお暇するわ」
妹「夕飯食べていけばいいのに…せめて送らせて」
女「それは流石に申し訳ないわ。学校の課題もあるし」
兄「課題とな?」
妹「う…」
女「今日はありがとう、それじゃ」
妹「ありがとねー」
兄「また来いよー」
兄「……妹…」
妹「…?」
兄「なんでそんな俺から離れてんの、なんか無性に傷つく」
妹「気のせい気のせい」
妹「夕飯食べていけばいいのに…せめて送らせて」
女「それは流石に申し訳ないわ。学校の課題もあるし」
兄「課題とな?」
妹「う…」
女「今日はありがとう、それじゃ」
妹「ありがとねー」
兄「また来いよー」
兄「……妹…」
妹「…?」
兄「なんでそんな俺から離れてんの、なんか無性に傷つく」
妹「気のせい気のせい」
86: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/03/04(金) 20:18:51.72 ID:DH+/2jNWO
夜
ピピッ
妹「女ちゃんからメールだ」
件名 なし
本文 今日言い忘れたけど、足を床に叩きつける感じで威嚇するのもアリかもね
妹「足を床に…えいっ」
ペタン
妹「怒りを爆発させる感じで…」
妹「バカアニキ」
妹「ふんっ」
ダ ン ッ !!
兄「うひょ!?」ビクッ
ピピッ
妹「女ちゃんからメールだ」
件名 なし
本文 今日言い忘れたけど、足を床に叩きつける感じで威嚇するのもアリかもね
妹「足を床に…えいっ」
ペタン
妹「怒りを爆発させる感じで…」
妹「バカアニキ」
妹「ふんっ」
ダ ン ッ !!
兄「うひょ!?」ビクッ
88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/03/04(金) 20:26:07.38 ID:DH+/2jNWO
夜中
妹「うぅートイレトイレ…」
妹「…ん?アニキ、まだ起きてる…てか酒飲みすぎ…20だからセーフか…」
兄「くっそ…なにが彼女だ…なにが恋人のためのシュークリームだ…一人で買った俺は馬鹿ってことですかそうですか」グビグビ
兄「店長のやろう、『俺昨日彼女と張り切りすぎて腰がいてーよ』ってなんだよ…くそ…死ね、xxxx」
妹「あーもーアニキ、そんな若いうちに一人酒なんかしてどうすんのさ…うわ、酒臭い…」
兄「くそ…リア充爆発しろ…xxxx…」
妹「!」
妹(リア充も爆発するの?)
妹「うぅートイレトイレ…」
妹「…ん?アニキ、まだ起きてる…てか酒飲みすぎ…20だからセーフか…」
兄「くっそ…なにが彼女だ…なにが恋人のためのシュークリームだ…一人で買った俺は馬鹿ってことですかそうですか」グビグビ
兄「店長のやろう、『俺昨日彼女と張り切りすぎて腰がいてーよ』ってなんだよ…くそ…死ね、xxxx」
妹「あーもーアニキ、そんな若いうちに一人酒なんかしてどうすんのさ…うわ、酒臭い…」
兄「くそ…リア充爆発しろ…xxxx…」
妹「!」
妹(リア充も爆発するの?)
90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/03/04(金) 20:32:44.89 ID:DH+/2jNWO
学校
女「知らないわよ」
妹「でもさぁ」
女「爆発するのが理由でいじめられてる時点でリア充じゃないでしょ」
妹「あだち充は?」
女「もっと知らないわよ」
女「でもまぁ最近はあなたがしっかりしてきたから、放課後残るようなことはないでしょ?」
妹「今でも因縁つけてくるけどね」
女「ま、そのうち飽きるわよ」
妹「そうだね!」
クラス男A「…」
女「知らないわよ」
妹「でもさぁ」
女「爆発するのが理由でいじめられてる時点でリア充じゃないでしょ」
妹「あだち充は?」
女「もっと知らないわよ」
女「でもまぁ最近はあなたがしっかりしてきたから、放課後残るようなことはないでしょ?」
妹「今でも因縁つけてくるけどね」
女「ま、そのうち飽きるわよ」
妹「そうだね!」
クラス男A「…」
92: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/03/04(金) 20:37:51.25 ID:DH+/2jNWO
放課後
クラス男J「おいコラ」
妹「なに?」
クラス男E「今日は流石に残るしかねぇよなぁ?体育館倉庫の掃除当番さんよぉ?」
妹「!?そ、そんなの一度も…!」
クラス男L「この当番名簿をごらんあれ」
妹「…!!」
クラス男A「さっさと行けよ?あぁ?」ニヤニヤ
クラス男J「おいコラ」
妹「なに?」
クラス男E「今日は流石に残るしかねぇよなぁ?体育館倉庫の掃除当番さんよぉ?」
妹「!?そ、そんなの一度も…!」
クラス男L「この当番名簿をごらんあれ」
妹「…!!」
クラス男A「さっさと行けよ?あぁ?」ニヤニヤ
93: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/03/04(金) 20:43:51.80 ID:DH+/2jNWO
体育館倉庫
妹「はい終わり、帰るね」
クラス男G「まぁ待ちなって」
妹「もう終わったから帰るよ!」
クラス男B「殴んぞ?あぁ?」
妹「もう怖くないもん!殴りたきゃ殴ればいい!誰にも言わないから!」
クラス男B「お…」タジタジ
クラス男A「まぁまぁお前には酷いことはしないさ、ただ、話がしたいだけだ」
妹「話?」
下足場
女「遅いな…まさか…」
妹「はい終わり、帰るね」
クラス男G「まぁ待ちなって」
妹「もう終わったから帰るよ!」
クラス男B「殴んぞ?あぁ?」
妹「もう怖くないもん!殴りたきゃ殴ればいい!誰にも言わないから!」
クラス男B「お…」タジタジ
クラス男A「まぁまぁお前には酷いことはしないさ、ただ、話がしたいだけだ」
妹「話?」
下足場
女「遅いな…まさか…」
95: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/03/04(金) 20:50:05.54 ID:DH+/2jNWO
体育館倉庫
クラス男A「妹の爆発について語ろうじゃねぇか」
妹「ま、まだそんなこと言って…」
クラス男C「爆発っていうけど、皆が想像するような綺麗な爆発じゃないだろうな」
クラス男P「内臓とか飛び散ってそうだな」
妹「気持ち悪い…帰る」
クラス男A「まぁ待てよ」ガシッ
クラス男N「骨とかもね、グチャグチャにね」
クラス男L「兄貴が見たらどう思うのかな」
妹「ば、ばっかみたい…」
クラス男A「妹の爆発について語ろうじゃねぇか」
妹「ま、まだそんなこと言って…」
クラス男C「爆発っていうけど、皆が想像するような綺麗な爆発じゃないだろうな」
クラス男P「内臓とか飛び散ってそうだな」
妹「気持ち悪い…帰る」
クラス男A「まぁ待てよ」ガシッ
クラス男N「骨とかもね、グチャグチャにね」
クラス男L「兄貴が見たらどう思うのかな」
妹「ば、ばっかみたい…」
98: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/03/04(金) 20:56:41.34 ID:DH+/2jNWO
教室
女「…いない…先に帰ったのかな…?」
女「…?何これ」
女「こんな名簿…見たことないわ…体育館倉庫か…」
体育館倉庫
妹「じゃあね、帰らせて」グイッ
クラス男A「おっと」
クラス男E「思うにさ、その爆発のエネルギーはだな…」
クラス男T「どこからくるのかってことだよな、どうなんだ実際」
妹「頭がおかしくなりそう…ばいばい!」スタスタ
ガチャッ
女「……妹さん」
妹「女…ちゃん?」
女「…いない…先に帰ったのかな…?」
女「…?何これ」
女「こんな名簿…見たことないわ…体育館倉庫か…」
体育館倉庫
妹「じゃあね、帰らせて」グイッ
クラス男A「おっと」
クラス男E「思うにさ、その爆発のエネルギーはだな…」
クラス男T「どこからくるのかってことだよな、どうなんだ実際」
妹「頭がおかしくなりそう…ばいばい!」スタスタ
ガチャッ
女「……妹さん」
妹「女…ちゃん?」
99: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/03/04(金) 21:02:35.66 ID:DH+/2jNWO
女「名簿改竄までしてご苦労ね」
クラス男A「ふぅん」
女「次にこの子にこんな真似したら、許さない」
クラス男G「こんな真似ぇ?俺たちが何したってんだよ?」
クラス男O「ただお喋りしてただけだぜぇ?」
女「見え透いた嘘を…」
クラス男E「嘘だってよ、傷つくなぁおい」
クラス男A「お喋りしてただけだよな、妹ちゃんよ」
妹「…うん」
女「っ…またこの子を脅してるの?」
妹「ほ…本当なの…本当に喋ってただけで…」
女「ただ喋るだけなら名簿を改竄する必要はない筈よ」
クラス男A「ふぅん」
女「次にこの子にこんな真似したら、許さない」
クラス男G「こんな真似ぇ?俺たちが何したってんだよ?」
クラス男O「ただお喋りしてただけだぜぇ?」
女「見え透いた嘘を…」
クラス男E「嘘だってよ、傷つくなぁおい」
クラス男A「お喋りしてただけだよな、妹ちゃんよ」
妹「…うん」
女「っ…またこの子を脅してるの?」
妹「ほ…本当なの…本当に喋ってただけで…」
女「ただ喋るだけなら名簿を改竄する必要はない筈よ」
101: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/03/04(金) 21:14:34.44 ID:DH+/2jNWO
妹「女ちゃん、ちがうの」
女「…?」
妹「本当に、ただ喋ってただけで…」
クラス男A「正義のヒーロー気取りで人を疑うたぁ酷いわ」
女「あなた達には前科があるからね」
クラス男T「はぁあ、傷ついちまったわ」
女「…何が言いたいの」
クラス男G「別にい?」
クラス男B「おらっ」ドボッ
女「ッ!?」ドサッ
妹「女ちゃん!?」
クラス男B「手が滑ったわ、わざとじゃないんだ勘弁してくれ。さっきまで散々疑ってんだ、信じてくれるよな」
女「ごほっ…ク、ズね…」
妹「や、やめてよ!!酷いことしないって言ったじゃない!!」
クラス男A「お前にはな。頼んだらお前にもやってあげるけど?」
妹「…!」
女「…?」
妹「本当に、ただ喋ってただけで…」
クラス男A「正義のヒーロー気取りで人を疑うたぁ酷いわ」
女「あなた達には前科があるからね」
クラス男T「はぁあ、傷ついちまったわ」
女「…何が言いたいの」
クラス男G「別にい?」
クラス男B「おらっ」ドボッ
女「ッ!?」ドサッ
妹「女ちゃん!?」
クラス男B「手が滑ったわ、わざとじゃないんだ勘弁してくれ。さっきまで散々疑ってんだ、信じてくれるよな」
女「ごほっ…ク、ズね…」
妹「や、やめてよ!!酷いことしないって言ったじゃない!!」
クラス男A「お前にはな。頼んだらお前にもやってあげるけど?」
妹「…!」
105: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/03/04(金) 21:20:22.74 ID:DH+/2jNWO
妹「助けを…呼ばないと…!!」
クラス男E「おい、妹ちゃんが逃げるぞ」
クラス男H「折角助けに来てくれたのに」
クラス男A「まぁ本当に用があるのはこいつなんだけどね」
女「…ごほっ…」
クラス男A「あぁもうメチャクチャにしちゃってくれ、撮れ撮れ」
妹「やめたげてよぉ!」
クラス男E「どうした?助けを呼ぶんじゃなかったの?」
妹「お願い!女ちゃんは関係ないでしょっ!」
クラス男E「おい、妹ちゃんが逃げるぞ」
クラス男H「折角助けに来てくれたのに」
クラス男A「まぁ本当に用があるのはこいつなんだけどね」
女「…ごほっ…」
クラス男A「あぁもうメチャクチャにしちゃってくれ、撮れ撮れ」
妹「やめたげてよぉ!」
クラス男E「どうした?助けを呼ぶんじゃなかったの?」
妹「お願い!女ちゃんは関係ないでしょっ!」
109: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/03/04(金) 21:29:15.57 ID:DH+/2jNWO
クラス男F「うわーおイイカラダ」
女「…気は済んだ?」
クラス男J「んな訳ねーだろ」
妹(女ちゃん…口ではああ言ってるけど…震えてる…!)
クラス男A「で?」
クラス男A「助け呼ぶんだろ?行けよ、ほら行けよ」
妹「お願い…もうやめてよ…女ちゃんは…」
クラス男F「よーし、パパ一番のりしちゃうぞー」ヌギ
女「……ッ!!やっ…!」
女「…気は済んだ?」
クラス男J「んな訳ねーだろ」
妹(女ちゃん…口ではああ言ってるけど…震えてる…!)
クラス男A「で?」
クラス男A「助け呼ぶんだろ?行けよ、ほら行けよ」
妹「お願い…もうやめてよ…女ちゃんは…」
クラス男F「よーし、パパ一番のりしちゃうぞー」ヌギ
女「……ッ!!やっ…!」
120: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/03/04(金) 21:52:59.00 ID:DH+/2jNWO
女「ひっ…い、いや…!!」
クラス男F「なんだぁ?こいつさっきまでムカつくくらい無反応だったのによぉ」
妹(やめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめて、女ちゃん、きっと、トラウマになってるんだ…)
妹「もう…やめて…よ」
妹「やめてったら!」
クラス男F「あぁ?」
妹「か、かか、代わりなら…わわ私が…やるか、ら…」
クラス男A「ん?」
妹「や…やややるなら、私にして…」
妹(初めては…アニキにあげたかったけど…もう…)
クラス男F「なんだぁ?こいつさっきまでムカつくくらい無反応だったのによぉ」
妹(やめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめて、女ちゃん、きっと、トラウマになってるんだ…)
妹「もう…やめて…よ」
妹「やめてったら!」
クラス男F「あぁ?」
妹「か、かか、代わりなら…わわ私が…やるか、ら…」
クラス男A「ん?」
妹「や…やややるなら、私にして…」
妹(初めては…アニキにあげたかったけど…もう…)
121: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/03/04(金) 21:57:00.43 ID:DH+/2jNWO
家
兄「妹ー!ご飯の時間よー!」(裏声)
………
兄「…キモすぎたかな…」
兄「おーい、ご飯の時間だぞー」
………
兄「…来ねぇな…まだ学校にいるのか?でももう時間も時間だしなー」
兄「ここは一丁お兄様が直々に学校に出迎えて差し上げるか」
兄「妹ー!ご飯の時間よー!」(裏声)
………
兄「…キモすぎたかな…」
兄「おーい、ご飯の時間だぞー」
………
兄「…来ねぇな…まだ学校にいるのか?でももう時間も時間だしなー」
兄「ここは一丁お兄様が直々に学校に出迎えて差し上げるか」
125: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/03/04(金) 22:06:44.24 ID:DH+/2jNWO
体育館倉庫
クラス男E「なに勝手なこと言ってんのお前」
妹「……」
女「妹…ちゃん、だ…だ、め…そ、れは…」ガタガタガタガタ
クラス男A「ほらこいつもうガタガタ震えてるぜwww」
妹「もう…女ちゃんは帰してあげてよ…」
クラス男A「仕方ねぇな、ほらよ」
妹「女ちゃん…」
女「…馬鹿…今すぐ、逃げ、て」カタカタカタカタ…
妹「ま、まだ、そんな…」
クラス男E「おい脱げ」
妹「…っ……」スル
女「や、やめて、だめ、妹ちゃん…!」
クラス男E「なに勝手なこと言ってんのお前」
妹「……」
女「妹…ちゃん、だ…だ、め…そ、れは…」ガタガタガタガタ
クラス男A「ほらこいつもうガタガタ震えてるぜwww」
妹「もう…女ちゃんは帰してあげてよ…」
クラス男A「仕方ねぇな、ほらよ」
妹「女ちゃん…」
女「…馬鹿…今すぐ、逃げ、て」カタカタカタカタ…
妹「ま、まだ、そんな…」
クラス男E「おい脱げ」
妹「…っ……」スル
女「や、やめて、だめ、妹ちゃん…!」
127: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/03/04(金) 22:15:37.50 ID:DH+/2jNWO
クラス男F「いただきまーす」
妹「ひっ…」
妹(こわい…こわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわい)
クラス男A「おい女の方もやれ」
妹「そんな!?話が違っ…」
クラス男F「暴れんじゃねぇよ入らねー」
パチ…パチ…パチ…
クラス男N「…火…?」
クラス男A「っっタバコの火くらい消せっ!!誰だよ!!」
クラス男A「くっそ…一旦出るぞ!」
クラス男達「うわぁああ」ダダダッ
妹「…」
女「…はぁ…はぁ…」
妹「…女ちゃんが…点けた…の…?」
女「…ごめん…私…妹ちゃんを汚させるとこだった…」
妹「泣かないで………もう、火が危ないし…出よ?」
妹「ひっ…」
妹(こわい…こわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわい)
クラス男A「おい女の方もやれ」
妹「そんな!?話が違っ…」
クラス男F「暴れんじゃねぇよ入らねー」
パチ…パチ…パチ…
クラス男N「…火…?」
クラス男A「っっタバコの火くらい消せっ!!誰だよ!!」
クラス男A「くっそ…一旦出るぞ!」
クラス男達「うわぁああ」ダダダッ
妹「…」
女「…はぁ…はぁ…」
妹「…女ちゃんが…点けた…の…?」
女「…ごめん…私…妹ちゃんを汚させるとこだった…」
妹「泣かないで………もう、火が危ないし…出よ?」
130: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/03/04(金) 22:20:44.95 ID:DH+/2jNWO
兄「ふぅ…やっと着い…」
兄「体育館が燃えとる…」
妹「…」ヨロヨロ
女「…」
兄「お、お前達、これは一体…てか消防車呼ばんとあかんがな!!」
妹「遅いよ…バカアニキ…」
兄「お前の帰るのが遅…なんだその格好…何があった」
妹「…ひっく…アニキィ…バカァ…」
兄「お、おい!?」
兄「体育館が燃えとる…」
妹「…」ヨロヨロ
女「…」
兄「お、お前達、これは一体…てか消防車呼ばんとあかんがな!!」
妹「遅いよ…バカアニキ…」
兄「お前の帰るのが遅…なんだその格好…何があった」
妹「…ひっく…アニキィ…バカァ…」
兄「お、おい!?」
132: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/03/04(金) 22:27:03.73 ID:DH+/2jNWO
家
兄「…今の話、本当か」
女「…」コク
妹「うん…」
兄「無事で何よりだ…ごめんな…兄ちゃん、もうちょっと早く着けばこんなことには…」
兄「ネットスラングの影響でいじめか…ガキにネットは危険な代物だな…」
兄「妹が爆発か…俺に北斗神拳が使えればお前らを襲った奴らも爆発させられるんだが…」
妹「…女ちゃんまで、巻き込んじゃって…」
女「…気にしないで」
兄「はぁ…」
兄「…今の話、本当か」
女「…」コク
妹「うん…」
兄「無事で何よりだ…ごめんな…兄ちゃん、もうちょっと早く着けばこんなことには…」
兄「ネットスラングの影響でいじめか…ガキにネットは危険な代物だな…」
兄「妹が爆発か…俺に北斗神拳が使えればお前らを襲った奴らも爆発させられるんだが…」
妹「…女ちゃんまで、巻き込んじゃって…」
女「…気にしないで」
兄「はぁ…」
135: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/03/04(金) 22:35:39.05 ID:DH+/2jNWO
兄「しかも女ちゃんは実は重度の男性恐怖症なんだっけ?」
女「…はい…」
兄「最近は節操のない輩が多いこと、ごめんな」
女「…いえ…」
妹「……ネットなんて…大っ嫌い……」
あなたのネットスラングで今日も誰かが涙を流す
些細な言葉で、誰かが涙を流す
十分ご理解していただけたでしょうか?最後に一言
『リア充「は」爆発しろ』
女「…はい…」
兄「最近は節操のない輩が多いこと、ごめんな」
女「…いえ…」
妹「……ネットなんて…大っ嫌い……」
あなたのネットスラングで今日も誰かが涙を流す
些細な言葉で、誰かが涙を流す
十分ご理解していただけたでしょうか?最後に一言
『リア充「は」爆発しろ』
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