1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/25(金) 10:25:20.79 ID:vAS0R1Lm0
ルル「頼む! この通りだ!」

C.C.「土下座はやめろ。そして断る」

ルル「もう……もう限界なんだ!」

8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/25(金) 10:28:35.78 ID:vAS0R1Lm0
C.C.「何が限界なんだ」

ルル「……ナナリーと離れてからもうかなりの時間が経った」

C.C.「ああ、そうだな」

ルル「……正直、この衝動を抑え切れん」

C.C.「変態」

ルル「違う! それは違うぞC.C.! お前の考えている下衆な意味じゃない!」

C.C.「ならどういう意味だ? ○○くん」

ルル「ものすごく寂しいんだ!」

C.C.「は?」

9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/25(金) 10:31:51.36 ID:vAS0R1Lm0
ルル「ゼロの仮面を被り、ブリタニアと戦い騎士団では指導者の立場……」

C.C.「ふむ」

ルル「そして、家にいても監視の目があり心休まる暇がない」

C.C.「お前はよくやっているよ」

ルル「だから頼む! 俺へのご褒美だと思って!」

C.C.「……何をすればいいんだ?」

ルル「……ナデナデ……してくれ!」

C.C.「断る」

11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/25(金) 10:34:05.89 ID:vAS0R1Lm0
ルル「何故だC.C.!?」

C.C.「突然変なことを言うなルルーシュ」

ルル「へ、変なことだと!?」

C.C.「ほら見ろ、鳥肌が立ったじゃないか」

ルル「切実な……切実な問題なんだ!」

C.C.「……」

ルル「頼む、C.C.!」

C.C.「断る」

15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/25(金) 10:36:31.57 ID:vAS0R1Lm0
ルル「……」

C.C.「お前までマオのようになっては困るからな」

ルル「……わかった」

C.C.「そうだルルーシュ。お前h」

ルル「カレンに頼むから良い」

C.C.「な、何っ?」

ルル「もうお前には頼まん! この魔女が!」

C.C.「おい、ちょっと待てルルーシュ」

ルル「断る!」

18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/25(金) 10:39:27.48 ID:vAS0R1Lm0
C.C.「いいから落ち着け」

ルル「カレンは俺を優しくナデナデしてくれそうだ!」

C.C.「……それでは、まるでカレンの方が私より共犯者みたいじゃないか」

ルル「くくく……胸が躍る!」

C.C.「……」

ルル「? どうしたC.C.?」

C.C.「……」

20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/25(金) 10:42:23.14 ID:vAS0R1Lm0
C.C.「……ルルーシュ、今回は特別だぞ」

ルル「何を言っている」

C.C.「ナデナデしてやろうじゃないか」

ルル「何っ!? それは本当か!」

C.C.「ああ、本当だとも」

ルル「本当なんだな!?」キィィン!

C.C.「ギアスを使って聞こうとするな。私にギアスは効かん」

ルル「あ、ああ、そうだったな」

24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/25(金) 10:45:28.34 ID:vAS0R1Lm0
C.C.「……ただし、条件がある」

ルル「……」

C.C.「ピザを頼むとk」

ルル「ああ、私だ、ゼロだ。カレンを呼び出してくれ」

C.C.「! おい、どこに連絡を取っている!?」

ルル「大至急だ。……ん? 何か言ったかC.C.?」

C.C.「私は条件つきでナデナデしてやると言っているだろうが!」

27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/25(金) 10:48:14.59 ID:vAS0R1Lm0
ルル「甘い、その考えは甘すぎるぞC.C.!」

C.C.「ほう?」

ルル「ミルキーよりも甘い!」

C.C.「ママの味、というやつか?」

ルル「なんだ、知っているのか」

C.C.「ああ。それに、お前がシスコンの上マザコンだとも知ったよ」

ルル「……くそっ、カレンはまだか!」

C.C.「おい、無視するな」

29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/25(金) 10:52:13.36 ID:vAS0R1Lm0
C.C.「いつ来るかわからないカレンを待ち続けるつもりか?」

ルル「くそっ! 胸が張り裂けそうだ!」

C.C.「それよりも……目の前に良い人材がいると思わないか?」

ルル「う、うう……寂しい……寂しさが止まらん……!」

C.C.「だからな、ピザを頼むとk」

ルル「うるさいぞC.C.! 黙っていろ!!!」

C.C.「っ!? ど、怒鳴るな。驚くじゃないか」

ルル「くうぅ……寂しい……!!」

C.C.「……」

30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/25(金) 10:55:25.32 ID:vAS0R1Lm0
C.C.「なあ、ルルーシュ」

ルル「……何だ」ウルウル

C.C.「! い、いや……」

C.C.(……目に涙を溜めている)

ルル「もう放っておいてくれ、頼むから……」ウルウル

C.C.「あ、あのだな」

C.C.(……くそっ、ナデナデしたくなってきたじゃないか!)

32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/25(金) 10:58:42.19 ID:vAS0R1Lm0
ルル「うわあああっ! もう、もう誰でも良い! ナデナデしてくれえっ!」

C.C.「……仕方がないな」

ガチャッ!

ジェレミア「ジェレミア・ゴットバルト! ただ今参りました!」

C.C.「!?」

ルル「おお、ジェレミア卿……!」

ジェレミア「あなた様の危機を感じたとき、ワタシはいつでも駆けつけます」

41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/25(金) 11:02:17.11 ID:vAS0R1Lm0
C.C.「おい、だから私がナデナデしてやるとだな……」

ルル「貴殿の忠義、見せてもらった」

ジェレミア「いえ、ルルーシュ様。今だけは……」

C.C.「おい、私を無視するな」

ルル「今……だけは?」

ジェレミア「……“パパ”と呼んでください。いや、呼んでいいんだぞ」

C.C.「ふん、プライドの高いルルーシュがそんな真似をするものか」

ルル「パパ……!」

C.C.「何っ!?」

47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/25(金) 11:06:31.83 ID:vAS0R1Lm0
ジェレミア「大方そこの魔女に交換条件でも出されていたんだろう?」

ルル「うん、そうなんだ。そうなんだよパパ……」

C.C.「おい待て。私はだな」

ジェレミア「起立・気を付け・黙れいっ!」

C.C.「お前が黙っていろ!」

ルル「カッコイイよパパ!」

C.C.「る、ルルーシュ!?」

ジェレミア「さあ、遠慮せずにワタシの胸にとびこんでおいで!」

ルル「うんっ!」

C.C.「お、おい待て! その役目は私が……!」

54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/25(金) 11:10:46.33 ID:vAS0R1Lm0
ルル「うわ~い」

ぎゅっ

ジェレミア「ははは、ルルーシュは甘えん坊さんだなぁ」

C.C.「そ、そんなに頬を胸にスリスリして……」

ルル「……」

ジェレミア「はて? どうしたのかなルルーシュ」

ルル「パパの胸、ゴツゴツするよ?」

ジェレミア「ははは、それはワタシが男だからだよルルーシュ」

ルル「こうじゃなくて……もっと硬い感じで」

ジェレミア「ははは、それはワタシが改造人間だからだよルルーシュ」

ジェレミア「きっと、サクラダイトの変換部分が当たっているんだろう」

58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/25(金) 11:14:45.58 ID:vAS0R1Lm0
ルル「……ジェレミア卿」

ジェレミア「どうしたんだい? パパと呼んでいいんだぞ?」

ルル「いや、ジェレミア卿」

ジェレミア「な、なんと!? 何かお気に召さない点がおありでしたか!?」

ルル「……」

ジェレミア「どうか、どうかお答えください」

ルル「……サクラダイトとかは、ちょっと」

ジェレミア「ショックが絶望!?」

66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/25(金) 11:19:44.06 ID:vAS0R1Lm0
ルル「くそっ! 少しは楽になったが……!」

C.C.(オレンジくんは絶望のあまり再調整か)

C.C.「ふふっ、これからどうするつもりだルルーシュ?」

ルル「寂しい……寂しい寂しい」ウルウル

キュキュウ~ン♪

C.C.(くっ! 中々に母性本能を刺激してくれるじゃないかルルーシュめ)

C.C.「ナデナデ……してやろうか?」

ルル「えっ?」

C.C.「……」

ルル「ほ、本当か!?」キィィン!

C.C.「本当だとも。さあ、こっちに来い」

73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/25(金) 11:23:26.87 ID:vAS0R1Lm0
ルル「い、いや! きっとまた交換条件を出すんだろう!?」

C.C.「安心しろ。私とお前は共犯者だ」

ルル「そ、それがどうしたと……」

C.C.「犯罪的なまでに、甘やかしてナデナデしてやる」

ルル「!!!」

C.C.「ふふっ、さあ来いルルーシュ」

ルル「あ、あああっ……!」

ガチャッ!

カレン「緊急の呼び出しって、何が起こったの!?」

C.C.(嫌なタイミングで!)

78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/25(金) 11:28:39.88 ID:vAS0R1Lm0
ルル「か、カレン……?」ウルウル

キュキュウ~ン♪

カレン「はうっ!? か、かわい……」

C.C.(まずい、カレンがにやられた!)

ルル「カレン……寂しさが止まらないんだ……!」ウルウル

カレン「だ、だからそんなにウルーシュなの?」

C.C.「ルルーシュ、こっちへ来い! ナデナデしてやるぞ!」

ルル「寂しいんだ……!」ウルウル

キュキュウ~ン♪

カレン「だ、大丈夫っ! 私がついてるから!」

ぎゅっ!

C.C.「ず、ずるいぞカレン! それは奇襲だ!」

88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/25(金) 11:32:47.30 ID:vAS0R1Lm0
ルル「ああ……」

カレン「大丈夫……大丈夫……」サスサス

ルル「背中をさすられると……落ち着く……」

C.C.「おいルルーシュ! なんだその腑抜けた顔は!」

カレン「ちょっと。静かにしててくれない?」サスサス

C.C.「なっ!?」

ルル「これは本当に落ち着く……」

ぎゅっ

カレン「あっ」

C.C.「だ、抱きしめ返しただと!?」

92: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/25(金) 11:36:16.41 ID:vAS0R1Lm0
ルル「……ありがとう、カレン」

カレン「う、うん。こんなので良かったらいつでも……」

C.C.「おい、私を残して盛り上がるな!」

ルル「……いや、本当にありがとう」

カレン「そ、そんなに見つめないでよ……///」

ルル「ほわあっ!?」

ドンッ!

カレン「きゃっ!?」

C.C.「えっ?」

99: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/25(金) 11:39:54.61 ID:vAS0R1Lm0
カレン「ど、どうしていきなり突き飛ばすのよ!?」

C.C.「おいルルーシュ。今の反応はさすがにどうかと思うぞ?」

ルル「何故だ!? 何故照れた!?」

カレン「え? いや、それは……その///」

C.C.「いや、あれは仕方がないだろう」

ルル「俺は純粋に甘えたいだけなんだ! 何故それがわからない!?」

カレン「は、はぁ……なんかごめん」

C.C.(……ふむ)

110: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/25(金) 11:45:59.02 ID:vAS0R1Lm0
ルル「くそっ! 胸にポッカリと穴が開いたようだ……!」

C.C.(……カレンはルルーシュに追い出された)

C.C.「ふふっ、これからどうするつもりだルルーシュ?」

ルル「俺は……もう、俺は……」ウルウル

キュキュウ~ン♪

C.C.(くっ! ここで耐えなければ)

C.C.「私が……思う存分甘やかしてやるぞ」

ルル「ぇ……?」

C.C.(ああ、弱っている! ルルーシュが弱っている!)

ルル「ほ、本当……に……?」

C.C.「ああ、本当だ。……おいで」

118: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/25(金) 11:52:18.55 ID:vAS0R1Lm0
C.C.「さあ、遠慮するな」

ルル「ああっ……やっぱりお前が頼りだシートゥー!」

C.C.「その発音は勘弁してくれ」

ルル「……甘えさせてもらうぞ」

C.C.「ああ、はやくk」

ガチャッ!

天子「あの、ゼロ様はここに……」

C.C.「またしても邪魔か!」

ルル「っ!? まずい! 仮面が……」

天子「あの……あなたはどなた?」

132: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/25(金) 11:56:51.62 ID:vAS0R1Lm0
C.C.「使え!」

天子「えっ? あ、あのっ……?」

ルル「わかっている!」

C.C.(ふふっ、いざという時はやはり違うな)

ルル「天子よ、ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが命じる!」

天子「!」

ルル「全力で俺を甘やかせ!」キィィン!

C.C.「なっ、ち、違うだろうが!?」

天子「……わかったわ」

C.C.「わかるな! って、ああギアスか!」

148: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/25(金) 12:02:46.38 ID:vAS0R1Lm0
天子「えっと、それじゃあ……」

てくてく……ぽふっ

C.C.「ベッドに腰掛けただと?」

天子「さあ、こっちにきて」

ルル「この天子……出来る!」

C.C.「おい待てルルーシュ!? まさか天子に手を出す気か!?」

ルル「手を出すだと? 発想が下劣だな魔女!」

C.C.「げ、下劣だと!?」

ルル「天子はだな、俺をベッドに寝っ転がせ膝枕をしてくれるつもりだ!」

天子「さぁ、おいで」

154: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/25(金) 12:06:26.67 ID:vAS0R1Lm0
ルル「考えてみれば歳もナナリーに近い! 見落としていたよ!」

C.C.「お前、本当にあの歳の子供にナデナデして欲しいのか!?」

天子「ナデナデして欲しいの?」

ルル「勿論だとも! 是非もない!」

天子「うふふ、あなたって甘えん坊さんなのね」

ルル「うん、そうなんだ!」

C.C.「ああっ! また口調が変わった!」

161: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/25(金) 12:11:21.70 ID:vAS0R1Lm0
天子「はやくしないと、膝が風邪をひいてしまうわ」

ルル「ああっ、ごめんね!」

C.C.(こ、こうなったら!)

C.C.「……星刻! 天子の危機だぞ!」

ルル「っ!? 貴様あっ!」

C.C.「ふふっ、お前の思い通りにはさせんよルルーシュ!」

星刻「天子様っ! 助けに参りました!」

ルル「いつ部屋に入ってきた!?」

天子「あ、しんくー」

167: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/25(金) 12:14:47.15 ID:vAS0R1Lm0
星刻「むっ、誰だ貴様は!?」

ルル(まずい! このままでは正体が……!)

ルル「全力で甘やかせ!」キィィン!

C.C.「……ふふっ、お前はそう命じると思ったよ」

ルル「何っ?」

星刻「……いいだろう」

173: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/25(金) 12:18:28.98 ID:vAS0R1Lm0
ルル「どういう意味だ? 答えろ魔女!」

C.C.「……星刻は理性的な人間だ」

星刻「全力で甘やかしてやる」

ルル「それがなんだと……」

C.C.「もし、その理性がギアスによって完全に取り払われたら……?」

ルル「ま、まさかっ!」

星刻「……あああああああ愛しいよ愛しいよおおおおおはあああああん!!」

ぎゅうううっ!

ルル「ぐわああああああっ!!」

…ポキポキッ

187: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/25(金) 12:24:47.96 ID:vAS0R1Lm0
ルル「……心が痛い……アバラも痛い」

C.C.(オレンジくんが仲間になっていなかったら出来ない策だったな)

C.C.「さあルルーシュ、次はどうするつもりだ?」

ルル「寂しい……痛い……」ウルウル

C.C.「なあ、ここは私の出番じゃないのか?」

ルル「……」

C.C.「私なら、甘やかすのは得意だぞ」

ルル「……」

C.C.「ほ、ほら、ナデナデしてやるぞぉ~……!」

195: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/25(金) 12:29:19.73 ID:vAS0R1Lm0
ピーッ!ピーッ!

C.C.「通信?」

扇『ゼロ! またあの白いのが現れた!』

C.C.(なんだとっ!?)

ルル「……わかった。今すぐそちらに向かう」

扇『どうした? 何かあったのかゼロ』

ルル「……なんでもない。ナイトメアの発進準備をしておけ!」

扇『わかった!』

プツッ!

ルル「……さあ、いくぞC.C.」

C.C.「な、ナデナデはいいのか」

ルル「良くは無いが、そうも言ってられんだろうが!」

C.C.「……」

203: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/25(金) 12:33:21.46 ID:vAS0R1Lm0
ゼロ「さて、今度は一体何の用だね?」

ルル(寂しい……寂しい……)

スザク『お前の目的はなんだ、ゼロ!』

ゼロ「ふはははは! 今、それをここでキミに私が言うと?」

ゼロ(ナデナデ! ナデナデ!)

C.C.「……」

C.C.(私はお前の望みを知っているぞ、ルルーシュ)


おわり

 

778: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/25(金) 18:20:16.09 ID:vAS0R1Lm0
アーニャ「仕事も忙しいし、テスト期間」

アーニャ「……」

アーニャ「メールする暇がない?」

アーニャ「……」

アーニャ「関係~ないけど~♪」

780: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/25(金) 18:21:35.44 ID:vAS0R1Lm0
アーニャ「ちょっと面倒」

アーニャ「……」

アーニャ「私もテスト受けなきゃ駄目?」

アーニャ「……」

アーニャ「……駄目かも」

アーニャ「……」

アーニャ「範囲がわからない」

784: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/25(金) 18:24:15.00 ID:vAS0R1Lm0
だーきしめて、シャニテイアアアアアア♪

アーニャ「……」

アーニャ「ジノからメール?」

アーニャ「……」

無題

テスト範囲わかんね

アーニャ「……」

アーニャ「私、これと同レベル?」

アーニャ「……」

アーニャ「なにか……なにかが……」

786: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/25(金) 18:25:59.46 ID:vAS0R1Lm0
アーニャ「とりあえず返信」

アーニャ「……」

アーニャ「なんて?」

アーニャ「……私も知らないとは送れない」

アーニャ「……」

アーニャ「プライド?」

793: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/25(金) 18:29:07.00 ID:vAS0R1Lm0
あーさーもーよーるーもー♪

アーニャ「……」

アーニャ「期待、してあげる」

アーニャ「……」

今日は暑いね~

もうすぐテストなのに、参っちゃうよね!><
アーニャは試験勉強とかしてる?
僕は全然してないんだよね(爆笑)←おい
今晩もモンハンやるのかな???

アーニャ「……」

アーニャ「スザク、きっと試験勉強してる」

アーニャ「……」

アーニャ「きっとしてる」

798: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/25(金) 18:31:38.34 ID:vAS0R1Lm0
アーニャ「仕方ない、かな」

アーニャ「……」

アーニャ「……『範囲教えて』、っと」

アーニャ「送信」

アーニャ「……」

アーニャ「今、何かが失われた気がする」

アーニャ「……」

800: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/25(金) 18:36:26.55 ID:vAS0R1Lm0
あーさーもーよーるーもー♪

アーニャ「……」

しょうがないな~(笑)

アーニャは仕事と両立だもんね><
あ、それは僕もか!(爆)
でも、本当にわからないんだ、ごめんね(泣)
それで、今晩モンハンやるの???

アーニャ「……」

アーニャ「期待して損した」

アーニャ「……何か損した」

アーニャ「……」

アーニャ「放置」

805: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/25(金) 18:41:04.26 ID:vAS0R1Lm0
アーニャ「あと聞けそうなのは……」

アーニャ「……」

アーニャ「……リヴァル?」

アーニャ「……」

アーニャ「どうしよう」

アーニャ「……」

アーニャ「メール、してみる?」

アーニャ「……」

アーニャ「……してみよう」

807: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/25(金) 18:45:20.93 ID:vAS0R1Lm0
アーニャ「文面はどうしよう」

アーニャ「……」

無題

テスト範囲教えて
あと、今晩もモンハンやらない?
それと、お菓子はこっちで用意するから
テスト勉強も、よかったら一緒にやろう

アーニャ「……」

アーニャ「さっきのスザクのメールで心が乱れてる?」

アーニャ「……」

アーニャ「まあ、いいか」

アーニャ「送信」

811: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/25(金) 18:48:13.54 ID:vAS0R1Lm0
prrrrr!prrrrr!

アーニャ「返信きた」

アーニャ「……」

何かあったんすか?

じゃあ、そっち行った時教えますよ
お菓子楽しみにしてます~

アーニャ「!」

アーニャ「……気付いてる」

アーニャ「……」

アーニャ「敬語、いいのに」

813: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/25(金) 18:51:33.44 ID:vAS0R1Lm0
アーニャ「リヴァルに返信」

アーニャ「……」

アーニャ「……なんて返そう」

だーきしめて、シャニテイアアアアアア♪

アーニャ「……」

アーニャ「ワンクッション」

無題

アーニャ、範囲知らねえ?

アーニャ「……」

アーニャ「……『今晩、教科書とか持ってきて』、っと」

アーニャ「送信」


815: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/25(金) 18:54:39.11 ID:vAS0R1Lm0
アーニャ「……」

ありがとう

勉強出来るかな?
でも、楽しみ
それと今後は敬語禁止ね

アーニャ「……」

アーニャ「うん」

アーニャ「……悪くない」

アーニャ「送信」

816: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/25(金) 18:58:24.79 ID:vAS0R1Lm0
prrrrr!prrrrr!

アーニャ「へんし……」

prrrrr!prrrrr!…

アーニャ「……」

アーニャ「電話?」

ピッ

アーニャ「……もしもし」

リヴァル『あ、俺っす。リヴァルです』

アーニャ「……」

リヴァル『気のせいだといいんすけど、
   メールがちょっと変だったんで電話しました』

アーニャ「……敬語禁止」

リヴァル『あ、すいませ……ごめんごめん』

アーニャ「おっけー」

821: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/25(金) 19:02:21.77 ID:vAS0R1Lm0
リヴァル『ってか、テストなのに勉強しなくていいの?』

アーニャ「なんとかなるよ」

リヴァル『はぁ~……ラウンズって頭もいいのな』

アーニャ「……でも、協力が必要」

リヴァル『モンハンの?』

アーニャ「テスト」

リヴァル『わぁ~かってるって。冗談冗談!』

アーニャ「……」

アーニャ「モンハンもやるけど」

823: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/25(金) 19:05:15.19 ID:vAS0R1Lm0
リヴァル『あははは、そんじゃモンハンも持ってくわ』

アーニャ「……」

リヴァル『元気出た? 仕事で疲れてんなら無理しないでな?』

アーニャ「……ありがと」

リヴァル『いいっていいって! そんじゃ、今晩』

アーニャ「うん、今晩」

アーニャ「……」

アーニャ「~♪」

829: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/25(金) 19:06:25.24 ID:vAS0R1Lm0
アーニャ「仕事も忙しいし、テスト期間」

アーニャ「……」

アーニャ「遊ぶ暇がない?」

アーニャ「……」

アーニャ「関係~ないけど~♪」


おわり

 

引用元: C.C.「おい、土下座はやめろ」