2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/30(月) 00:42:40.81 ID:hxOyMgue0
武内P「……アイドルの皆さんが私個人を、どう評価してるかまでは……分かりかねます。」
美城常務「ふむ。実は先日、取引先で客観的な親密度を計測出来る機器を譲り受けた。」
武内P「そんなものが……?」
美城常務「ああ、でだ。物は試しだろう、この眼鏡を掛けたまえ。」
武内P「」ス……カチャッ
美城常務「……」
美城常務「……」
武内P「あ、あの……」クビニテヲアテ-
美城常務「ああ、すまない。……丁番辺りに極小のボタンがあるはずだが。」
武内P「は、はい。」カチッ……
美城常務「それを押して、親密度を測りたい相手を数秒見ることで相手には見えず
内側のレンズを通して、数値が表示される仕組みでな。可動部分にボタンが
あるため、相手が察する可能性を限りなく……~~それから……~~」
武内P「(63……?)」ピピッ
美城常務「~~最後に、数値は0~100を基準としているようだ。上限値に近いほど
君がアイドルとの信頼関係を構築している……と、結論が出るだろう。」
武内P「大体は……理解しました。対象が私に対する親密度を具体的に知れるようですね。」
美城常務「どうやら君は、どこか不器用な性質がある。それは、アイドル達と接する過程で
弊害をもたらす可能性があるだろう。……それを使って、君が担うプロジェクトで
担当する一人ひとりのアイドルと今一度向き合い、見詰め直すにはいい時期だ。」
武内P「……承知しました。あの、すみません。返却はいつまでに?」
美城常務「ふむ、君がもう必要ない。そう判断した時に、返してくれればいい。」
武内P「はい。それでは……失礼しました。」スタスタ…ガチャ、バタンッ
美城常務「ふむ。実は先日、取引先で客観的な親密度を計測出来る機器を譲り受けた。」
武内P「そんなものが……?」
美城常務「ああ、でだ。物は試しだろう、この眼鏡を掛けたまえ。」
武内P「」ス……カチャッ
美城常務「……」
美城常務「……」
武内P「あ、あの……」クビニテヲアテ-
美城常務「ああ、すまない。……丁番辺りに極小のボタンがあるはずだが。」
武内P「は、はい。」カチッ……
美城常務「それを押して、親密度を測りたい相手を数秒見ることで相手には見えず
内側のレンズを通して、数値が表示される仕組みでな。可動部分にボタンが
あるため、相手が察する可能性を限りなく……~~それから……~~」
武内P「(63……?)」ピピッ
美城常務「~~最後に、数値は0~100を基準としているようだ。上限値に近いほど
君がアイドルとの信頼関係を構築している……と、結論が出るだろう。」
武内P「大体は……理解しました。対象が私に対する親密度を具体的に知れるようですね。」
美城常務「どうやら君は、どこか不器用な性質がある。それは、アイドル達と接する過程で
弊害をもたらす可能性があるだろう。……それを使って、君が担うプロジェクトで
担当する一人ひとりのアイドルと今一度向き合い、見詰め直すにはいい時期だ。」
武内P「……承知しました。あの、すみません。返却はいつまでに?」
美城常務「ふむ、君がもう必要ない。そう判断した時に、返してくれればいい。」
武内P「はい。それでは……失礼しました。」スタスタ…ガチャ、バタンッ
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/30(月) 00:44:30.14 ID:hxOyMgue0
親密度 早見表
00~10 無関係または赤の他人レベル
11~25 顔見知り程度の仲、上辺の付き合いレベル
26~35 お互いに遠慮がち、日の浅い友人レベル
36~50 日常会話を交わすなど、他愛なやりとりが出来るレベル
51~65 貴方のことが気になり始め、羞恥心からか逆に邪険に扱ってしまうレベル。
66~75 貴方のことを意識し始め、どこかよそよそしく接してしまうレベル。
76~85 貴方の動作や日常の仕草などが好きになり、よく気を遣われるレベル。
86~95 表面上は何気なく冷静を装っていても、内面は貴方のことしか映っていません。
96~98 好きで好きでたまらない。貴方に情欲を感じる程の虜、強烈に惹かれています。
99~~ 抱き/てく/逃が/待って/です…/…他の/誰/もない/さ/あ/なたの/…ために/な//い/…
以下 場面ごとに親密度を計測する際、安価のコンマにより判定いたします。
また、登場するアイドルは、恐縮ながら>>3以降からいちばん多いレスにより
決定させていただきますので、お手数ですがよろしくお願いします。
※コンマ99が出現した場合は、無条件で特定のアイドルが場面に乱入します。
00~10 無関係または赤の他人レベル
11~25 顔見知り程度の仲、上辺の付き合いレベル
26~35 お互いに遠慮がち、日の浅い友人レベル
36~50 日常会話を交わすなど、他愛なやりとりが出来るレベル
51~65 貴方のことが気になり始め、羞恥心からか逆に邪険に扱ってしまうレベル。
66~75 貴方のことを意識し始め、どこかよそよそしく接してしまうレベル。
76~85 貴方の動作や日常の仕草などが好きになり、よく気を遣われるレベル。
86~95 表面上は何気なく冷静を装っていても、内面は貴方のことしか映っていません。
96~98 好きで好きでたまらない。貴方に情欲を感じる程の虜、強烈に惹かれています。
99~~ 抱き/てく/逃が/待って/です…/…他の/誰/もない/さ/あ/なたの/…ために/な//い/…
以下 場面ごとに親密度を計測する際、安価のコンマにより判定いたします。
また、登場するアイドルは、恐縮ながら>>3以降からいちばん多いレスにより
決定させていただきますので、お手数ですがよろしくお願いします。
※コンマ99が出現した場合は、無条件で特定のアイドルが場面に乱入します。
39: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/30(月) 02:38:13.96 ID:hxOyMgue0
~~~~
事務所
武内P「……ただ今、帰りました。」ガチャ
幸子「! プロデューサーさん。早かったですね!」ハッ!
卯月「あ、おかえりなさい!」ニコー
武内P「(いつも笑顔の絶えない島村さん、それに輿水さんも。
……常務からいただいた眼鏡。失礼ですが、お二人を対象に……)」カチッ……
幸子「あれ? プロデューサーさん、眼鏡かけてましたっけ?」
卯月「そういえば……前は、かけてなかったような気がします!」
武内P「……その、はい。最近、視力の低下に伴い購入しました。」
卯月「でも、似合ってますよ。見えにくいところは、手伝いますから言ってくださいね。」
幸子「まぁまぁですね! ボクがかければ、もっとカワイイですよ?」ドヤァ…
武内P「ありがとうございます。(! 数値が……)」ピピッ
場面ごとに親密度を計測する際、安価のコンマにより判定します。
結果により、武内Pと交わす会話内容など、アイドルの接し方が変化します。
※コンマ99が出現した場合は、無条件で特定のアイドルが場面に乱入します。
安価↓1番目 島村卯月→武内P 親密度コンマ判定
安価↓2番目 輿水幸子→武内P 親密度コンマ判定
事務所
武内P「……ただ今、帰りました。」ガチャ
幸子「! プロデューサーさん。早かったですね!」ハッ!
卯月「あ、おかえりなさい!」ニコー
武内P「(いつも笑顔の絶えない島村さん、それに輿水さんも。
……常務からいただいた眼鏡。失礼ですが、お二人を対象に……)」カチッ……
幸子「あれ? プロデューサーさん、眼鏡かけてましたっけ?」
卯月「そういえば……前は、かけてなかったような気がします!」
武内P「……その、はい。最近、視力の低下に伴い購入しました。」
卯月「でも、似合ってますよ。見えにくいところは、手伝いますから言ってくださいね。」
幸子「まぁまぁですね! ボクがかければ、もっとカワイイですよ?」ドヤァ…
武内P「ありがとうございます。(! 数値が……)」ピピッ
場面ごとに親密度を計測する際、安価のコンマにより判定します。
結果により、武内Pと交わす会話内容など、アイドルの接し方が変化します。
※コンマ99が出現した場合は、無条件で特定のアイドルが場面に乱入します。
安価↓1番目 島村卯月→武内P 親密度コンマ判定
安価↓2番目 輿水幸子→武内P 親密度コンマ判定
40: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/30(月) 02:38:59.35 ID:iFNP13iio
なんぼなん?
41: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/30(月) 02:39:12.83 ID:O/uh4iy+0
そい
45: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/30(月) 05:22:30.81 ID:hxOyMgue0
島村卯月 親密度「35」! 輿水幸子 親密度「83」!
武内P「(島、村さん……、……)」ガーン……ガクッ
幸子「え!? プロデューサーさん、あっ、大丈夫ですか!
(……け、けがしてないですよね? 前が見えづらかったから……?)」カケヨリー
卯月「! あ、とりあえず私、何かあるか見てきますね。」スタタッ……
幸子「プロデューサーさん、ぅ……どこか悪いんですかっ……? ……っ!」セナカヲサスサス……
武内P「(そんな……、私は今まで。何を……)」ボウゼンー ポロポロ……
幸子「ぇ……ぁっ、泣かないでくださいよっ、泣かないで……っ(どうしたらいいんですか……っ)」グスッ
武内P「」ブツブツ…… ポタッ
幸子「ぁ、ぇうっ……ごめんなさい……っ」グスッ、グスッ……
ポタッポタッ……カオニカカルー
武内P「(! 輿水さんがいる前で、私は。アイドルになんてことを……っ!)」……メガネハズシー
武内P「輿水さんっ!」トツゼンッ カオヨセー
幸子「ひあっ! あっ。ぇっ? ……えっ? ぷ、プ、プロ//……」カオマッカ
スッ……ナミダフキトルー エッ
武内P「輿水さんに、涙は似合いませんよ。 ……もう大丈夫ですから。」
幸子「ぷろ、プロ……ューサーさんが。だいじょうぶならそれで……っ!」
武内P「輿水さん、笑顔です。 ……カ、カワイイが台無しです(ボソッ……)」
幸子「ずるいです……っ、それじゃあ、て、手握ってください!」テヲサシノベー
テヲニギー タチアガリー
幸子「ぁ、暖かい(ボソッ……)」ギュー
武内P「あ、あの……輿水さん。」カタテクビニテヲアテー
幸子「!//」パッ カタテヲハナスー
武内P「……及ばずながら、改めてプロデューサーとして、サポートします。」テヲアテナガラー
幸子「フフーン! プロデューサーさんは、カワイイボクといなきゃダメですね!」ニコニコ
~~~~
タッタッタタッ……
卯月「はあ……はぁっ、大丈夫だったみたいですね。……何もなかったようで安心しました。一応
救急箱を探しましたけどなかったので、幸子ちゃんが傍にいますし、ひとまず戻っちゃいました。」
武内P「ええ。島村さん、ありがとうございました。……それではお二人とも
近く収録がありますので、その日程と内容の打ち合わせをしましょうか。」
幸子「ボクは天使ですから、それに見合うカワイイお仕事なんてありますか?」ドヤァ…
武内P「はい、輿水さん。次の収録についてですが……先方とファンの熱い要望を受け
高度3,000mの上空をダイブする企画に際して、スカイダイビングの収録を行う予定です。」
幸子「!?!? もっと、ボクのカワイさが発揮できるよう、考えてください!!」
武内P「……検討中です。」クビニテヲアテー
次回、頂いたレスに纏めてレスします。すみません、睡魔に勝てないため寝落ちします。
武内P「(島、村さん……、……)」ガーン……ガクッ
幸子「え!? プロデューサーさん、あっ、大丈夫ですか!
(……け、けがしてないですよね? 前が見えづらかったから……?)」カケヨリー
卯月「! あ、とりあえず私、何かあるか見てきますね。」スタタッ……
幸子「プロデューサーさん、ぅ……どこか悪いんですかっ……? ……っ!」セナカヲサスサス……
武内P「(そんな……、私は今まで。何を……)」ボウゼンー ポロポロ……
幸子「ぇ……ぁっ、泣かないでくださいよっ、泣かないで……っ(どうしたらいいんですか……っ)」グスッ
武内P「」ブツブツ…… ポタッ
幸子「ぁ、ぇうっ……ごめんなさい……っ」グスッ、グスッ……
ポタッポタッ……カオニカカルー
武内P「(! 輿水さんがいる前で、私は。アイドルになんてことを……っ!)」……メガネハズシー
武内P「輿水さんっ!」トツゼンッ カオヨセー
幸子「ひあっ! あっ。ぇっ? ……えっ? ぷ、プ、プロ//……」カオマッカ
スッ……ナミダフキトルー エッ
武内P「輿水さんに、涙は似合いませんよ。 ……もう大丈夫ですから。」
幸子「ぷろ、プロ……ューサーさんが。だいじょうぶならそれで……っ!」
武内P「輿水さん、笑顔です。 ……カ、カワイイが台無しです(ボソッ……)」
幸子「ずるいです……っ、それじゃあ、て、手握ってください!」テヲサシノベー
テヲニギー タチアガリー
幸子「ぁ、暖かい(ボソッ……)」ギュー
武内P「あ、あの……輿水さん。」カタテクビニテヲアテー
幸子「!//」パッ カタテヲハナスー
武内P「……及ばずながら、改めてプロデューサーとして、サポートします。」テヲアテナガラー
幸子「フフーン! プロデューサーさんは、カワイイボクといなきゃダメですね!」ニコニコ
~~~~
タッタッタタッ……
卯月「はあ……はぁっ、大丈夫だったみたいですね。……何もなかったようで安心しました。一応
救急箱を探しましたけどなかったので、幸子ちゃんが傍にいますし、ひとまず戻っちゃいました。」
武内P「ええ。島村さん、ありがとうございました。……それではお二人とも
近く収録がありますので、その日程と内容の打ち合わせをしましょうか。」
幸子「ボクは天使ですから、それに見合うカワイイお仕事なんてありますか?」ドヤァ…
武内P「はい、輿水さん。次の収録についてですが……先方とファンの熱い要望を受け
高度3,000mの上空をダイブする企画に際して、スカイダイビングの収録を行う予定です。」
幸子「!?!? もっと、ボクのカワイさが発揮できるよう、考えてください!!」
武内P「……検討中です。」クビニテヲアテー
次回、頂いたレスに纏めてレスします。すみません、睡魔に勝てないため寝落ちします。
93: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/01(火) 05:03:40.34 ID:0QdaEZ9l0
~~~~
帰宅途中
帰路につく中、武内Pは眼鏡がもたらした親密度の結果を自分なりにまとめていた。
武内P「(ふぅ……、恐らく、輿水さんは照れ隠しだったと思いますが……、しかし
島村さんは。……中立に立ち、当たり障りなく接していたということに……)」
武内P「(しかし、これで結論に至るには、まだ早計すぎる……
もう少しの間、かけておきますか……、……)」カチャッ
武内P「……、!」バッ
????「?」
思考中ながら、視界の端に白い影を捉えすぐさま振り返る。
その動作、あるいは視線に気配を感じてか、相手は立ち止まり向き直った。
武内P「あ、アナスタシアさんでしたか……。すみません、驚かせました。」
アーニャ「Нет……プロデューサー……?Здравствуйте。お帰りですか?」
武内P「ええ。……途中ですが、奇遇ですね(この機会にもう一度
この眼鏡で……、失礼ですが、アナスタシアさんを対象に)……」カチッ……
アーニャ「Да……、? Что случилось?」
武内P「ああ、いえ。……そろそろ、この辺りは暗くなりますし、近くまでお送りしますよ。」
アーニャ「プロデューサー、Извинит……。……спасибо。」
武内P「こちらですか?(! この数値は……)」ピピッ
帰宅途中
帰路につく中、武内Pは眼鏡がもたらした親密度の結果を自分なりにまとめていた。
武内P「(ふぅ……、恐らく、輿水さんは照れ隠しだったと思いますが……、しかし
島村さんは。……中立に立ち、当たり障りなく接していたということに……)」
武内P「(しかし、これで結論に至るには、まだ早計すぎる……
もう少しの間、かけておきますか……、……)」カチャッ
武内P「……、!」バッ
????「?」
思考中ながら、視界の端に白い影を捉えすぐさま振り返る。
その動作、あるいは視線に気配を感じてか、相手は立ち止まり向き直った。
武内P「あ、アナスタシアさんでしたか……。すみません、驚かせました。」
アーニャ「Нет……プロデューサー……?Здравствуйте。お帰りですか?」
武内P「ええ。……途中ですが、奇遇ですね(この機会にもう一度
この眼鏡で……、失礼ですが、アナスタシアさんを対象に)……」カチッ……
アーニャ「Да……、? Что случилось?」
武内P「ああ、いえ。……そろそろ、この辺りは暗くなりますし、近くまでお送りしますよ。」
アーニャ「プロデューサー、Извинит……。……спасибо。」
武内P「こちらですか?(! この数値は……)」ピピッ
95: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/01(火) 05:20:43.69 ID:0QdaEZ9l0
ただ今より、親密度の計測値を指定安価のコンマにより判定します。
結果により、武内Pと交わす会話内容など、アイドルの接し方が変化します。
ザッ--
ザザ--ッ
サ-゙サザ-ザ--ッ--
?/??「う/ふ……他/子と/…//お話、/楽し//…で/す/か……/ぁ?
… / …… / ねぇ/プ…/……ロ…」ザザ----
※歪が発生!出現率緩和。安価のコンマに「00or9or99」が出現
/た場合は無//件で特定のアイ/ゆが場面に乱/します。
スタ-ト
安価>>111 アーニャ→武内P 親密度コンマ判定
結果により、武内Pと交わす会話内容など、アイドルの接し方が変化します。
ザッ--
ザザ--ッ
サ-゙サザ-ザ--ッ--
?/??「う/ふ……他/子と/…//お話、/楽し//…で/す/か……/ぁ?
… / …… / ねぇ/プ…/……ロ…」ザザ----
※歪が発生!出現率緩和。安価のコンマに「00or9or99」が出現
/た場合は無//件で特定のアイ/ゆが場面に乱/します。
スタ-ト
安価>>111 アーニャ→武内P 親密度コンマ判定
111: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/01(火) 09:38:46.83 ID:Teyu8MdJ0
おら
127: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/02(水) 08:10:38.44 ID:6LmM/cEJ0
今回の投稿は、最終局面で安価を設けます。コンマの結果により、最後の内容が変化します。
武内P「(これは、あの時の輿水さんと同じ……、なにか共通点、規則性が……?)」
アーニャ「……プロ、デューサー? Хорошо? ……大丈夫? 」
武内P「! え、ええ。……大丈夫ですよ。」
ふと、悩ましげな表情を浮かべている武内Pを、アーニャはごく自然に気遣っていた。
間をおいて歩いている、その間隔が近付くことで、巡らしていた意識がアーニャに移り変わる。
武内P「(今は、アナスタシアさんを見なければ……)」
アーニャ「……Прогулка рано、あー、少し歩くの早いです……
медленно、えー……、ゆっくり、いきましょう。」
武内P「ああ、すみません。そうですね……向かいましょう。」
トコトコ……、スタスタ……
アーニャ「……、……」
武内P「(何を話しましょう……アナスタシアさん、の……活動
…、…ユニット? あ、新田さん……、のことで)」
武内P「あの、」アーニャ「Это、」
武内P「! あ、お先、」アーニャ「! Пожалу、 」
…………
アーニャ「вперед、……プロデューサー、お先に。」
武内P「すみません……最近組まれた、新田さんとは、その。仲良くなれましたか?」
アーニャ「Да、ミナミとはПожалу、えっと……順調ですから、心配ないですよ。」
武内P「早速、打ち解けられて何よりです。……では、? ! 」ハッ!
視界は前方を伺いつつ、隣り合わせで語り始めた矢先、視線の端に
ぼんやりと真っ白な手肌が映った。武内Pは、すぐにアーニャを振り返る。
それは形をかえて、そえるように人差し指が唇の前に立てられていた。
アーニャ「ふふ。次は、私。プロデューサー、私は、貴方のことが聞きたい。……教えて?」
武内P「は、はい。」ドキッ
思わず息をのむほど、視界は、彼女を捉え、外せない。無意識の内に足を止め
アーニャの薄く柔らかそうな唇が言葉を紡ぐ、その一挙一動に目を見張る。
アーニャ「……ええと、プロデューサーは、любовь、ンー//……好きな人はいるの?」
武内P「あ……好きな人、ですか……。それは、その」
表面上は何気なく冷静を装っているが、雪のように白い表情は、紅く紅く染まり
内心は、武内Pのことでいっぱいいっぱいの、純粋な少女がそれを心待ちにしている。
アーニャ「プロデューサー。Я、私は……!」
武内P「……、アナスタシアさん。私は……!」
周囲のことなど既に蚊帳の外……目の前の瞳が交錯し重なり合い、互いの存在を主張する。
武内P「(これは、あの時の輿水さんと同じ……、なにか共通点、規則性が……?)」
アーニャ「……プロ、デューサー? Хорошо? ……大丈夫? 」
武内P「! え、ええ。……大丈夫ですよ。」
ふと、悩ましげな表情を浮かべている武内Pを、アーニャはごく自然に気遣っていた。
間をおいて歩いている、その間隔が近付くことで、巡らしていた意識がアーニャに移り変わる。
武内P「(今は、アナスタシアさんを見なければ……)」
アーニャ「……Прогулка рано、あー、少し歩くの早いです……
медленно、えー……、ゆっくり、いきましょう。」
武内P「ああ、すみません。そうですね……向かいましょう。」
トコトコ……、スタスタ……
アーニャ「……、……」
武内P「(何を話しましょう……アナスタシアさん、の……活動
…、…ユニット? あ、新田さん……、のことで)」
武内P「あの、」アーニャ「Это、」
武内P「! あ、お先、」アーニャ「! Пожалу、 」
…………
アーニャ「вперед、……プロデューサー、お先に。」
武内P「すみません……最近組まれた、新田さんとは、その。仲良くなれましたか?」
アーニャ「Да、ミナミとはПожалу、えっと……順調ですから、心配ないですよ。」
武内P「早速、打ち解けられて何よりです。……では、? ! 」ハッ!
視界は前方を伺いつつ、隣り合わせで語り始めた矢先、視線の端に
ぼんやりと真っ白な手肌が映った。武内Pは、すぐにアーニャを振り返る。
それは形をかえて、そえるように人差し指が唇の前に立てられていた。
アーニャ「ふふ。次は、私。プロデューサー、私は、貴方のことが聞きたい。……教えて?」
武内P「は、はい。」ドキッ
思わず息をのむほど、視界は、彼女を捉え、外せない。無意識の内に足を止め
アーニャの薄く柔らかそうな唇が言葉を紡ぐ、その一挙一動に目を見張る。
アーニャ「……ええと、プロデューサーは、любовь、ンー//……好きな人はいるの?」
武内P「あ……好きな人、ですか……。それは、その」
表面上は何気なく冷静を装っているが、雪のように白い表情は、紅く紅く染まり
内心は、武内Pのことでいっぱいいっぱいの、純粋な少女がそれを心待ちにしている。
アーニャ「プロデューサー。Я、私は……!」
武内P「……、アナスタシアさん。私は……!」
周囲のことなど既に蚊帳の外……目の前の瞳が交錯し重なり合い、互いの存在を主張する。
128: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/02(水) 08:26:35.53 ID:6LmM/cEJ0
ただ今より、局面の武内Pが受け入れるか否か……
成否のカギを、指定安価のコンマにより判定します。
コンマの結果により、最後の内容が変化します。
スタ-ト! 安価↓3番目
コンマ「99」→エンディング
コンマ「60~98」→大成功!
コンマ「30~59」→返答保留
コンマ「11~29」→告白失敗
//////////////////////////
コンマ「00~10」→赤/ザッザザ--ッ
ザ゙ッ--
ザザ--ッ
サ-゙サザ-ザ--ッ--
?/ま?「う/ ……め/い/…/っ/て、/し //…/ま/す… …/?
//ゆ…… と/ で/ …/…あ …/た……//ザザ----……
※歪が発生! 安価↓3番目のコンマが「00~10」に限り出現!
その場合は、無//件で/定の…//…/ゆが局面に乱/します。
結果により、最後の内容は……/
成否のカギを、指定安価のコンマにより判定します。
コンマの結果により、最後の内容が変化します。
スタ-ト! 安価↓3番目
コンマ「99」→エンディング
コンマ「60~98」→大成功!
コンマ「30~59」→返答保留
コンマ「11~29」→告白失敗
//////////////////////////
コンマ「00~10」→赤/ザッザザ--ッ
ザ゙ッ--
ザザ--ッ
サ-゙サザ-ザ--ッ--
?/ま?「う/ ……め/い/…/っ/て、/し //…/ま/す… …/?
//ゆ…… と/ で/ …/…あ …/た……//ザザ----……
※歪が発生! 安価↓3番目のコンマが「00~10」に限り出現!
その場合は、無//件で/定の…//…/ゆが局面に乱/します。
結果により、最後の内容は……/
131: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/02(水) 08:47:41.65 ID:tXz6Z8oXO
表現かくどいな
154: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/05(土) 02:12:02.73 ID:8o1DeIuC0
安価コンマ結果「65」!コンマ「60~98」→大成功ル-トです。
~~~~
アーニャ「私は……、」
武内P「私は……、貴女のことが好きです。」
アーニャ「! Спасибо……。ありがとう、プロデューサー。」
武内P「……ですが、その前に貴女はアイドルです。そして、私は、貴女を。必ずトップに輝かせます。」
武内P「それまで、険しい道ですが貴女に前へ踏み出す意思があれば、全力でその道をサポートします。」
……根拠のない約束はしない。そんな彼の実直で誠実な性格と行動に惹かれ
彼女は、スカウトを受けてアイドルを始めた、その当初から好意を抱いている。
アーニャ「Да、はい。Я стараюсь! Анастасия。だから、これからも……。一緒ですよ//」
武内P「覚悟の上、ですね。……分かりました。私も一緒に、最後まで貴女を支えます。」
アーニャ「私と貴方で、きっとトップになれますよね……、プロデューサー。」ニコニコ
武内P「――ええ。約束します。すみません、自分としては、あの。精一杯なのですが、説明不足でしょうか?」スッ…
不器用で。鈍感で。でも素直で……。
困惑しながら、首筋へ手を回しはじめた彼の仕草と、まっすぐな目に。
彼女は、幸せでいっぱいになる。最後の答えは、いじらしく数秒おいて切り出した。
――――
アーニャ「……Нет、いいえ。私は、Счастье……貴方と、し、幸せになれます//」
170: >>1 2015/12/09(水) 07:30:12.13 ID:W1qrHttr0
事務所内~デスクワ-ク中
武内P「(先日、アナスタシアさんと交わした約束……終始、嘘偽りない想いが伝わってきました)」
?城常?「――……い」
武内P「(その気持ちに答えていく所存ですが、それを形にするのは、もう少し時間が必要でしょう)」
美??務「―き―…い…か」
武内P「(差し当たって、この眼鏡の信用性に、ほぼ疑いの余地はない。と判断出来そうですね……)」
美城常務「聞こえているかっ! 」
武内P「!?」ビクッ
武内P「! じょ、常務。すみませんっ! 」
美城常務「……君。集中するのは構わないが、周りへの配慮は怠るな。」
武内P「申し訳ありません。……以後、気を付けます。」
美城常務「うむ。それとは別に先日、君に渡した代物は有効に活用出来ているか?」
武内P「はい。近状報告としまして、3名のアイドルを対象に親密度の計測を行いました。」
美城常務「それで、結果は?」
武内P「おおよそ、その数値に比例した私への言動、行動が確認出来ました。」
武内P「また、数値を計測する眼鏡の信用性についても、ご多分に漏れず間違いないと思われます。」
美城常務「なるほど。そうか……では、君の言葉を信用しよう。それを参考に、仕事を頑張りなさい。」
武内P「はい……ありがとうございます。では、常務。当面の間、お借りしたいと思います。」
美城常務「ふむ、そうだ……すまない。特に返却期間を設けず一旦、君の自主性に委ねたものだが」
美城常務「君の報告を耳にする前に、噂で聞きつけたクライアントの要望を受け、後日提供することになった。」
武内P「……そう、ですか。それは、仕方ありません……では、すぐにでも返却しますか?」
美城常務「そう残念そうな顔をするな。追って伝えるが、後2~3人程度なら見詰め直すぐらいの日にちはある。」
美城常務「それでも合わせれば、5~6人規模のデ-タになるでしょう。まとめた上で、返却と結論を出すこと。」
武内P「はい、かしこまりました。その、お気遣いありがとうございます。」
美城常務「……ああ。では、失礼する。」スタスタ…ガチャ、バタンッ!
171: >>1 2015/12/09(水) 07:33:31.28 ID:W1qrHttr0
――――
――
武内P「(本日の予定は……この後、高森さんが打ち合わせにいらっしゃるようですね)」
武内P「(時間も差し迫っていますし、失礼は承知の上ですが。……計測させていただきます)」
…コンコン…ガチャ!
藍子「プロデューサーさんっ! こんにちは。いつもお疲れ様ですっ」
武内P「高森さん、こんにちは。いつも、いい笑顔ですね。」カチッ……
藍子「そんな。ちょっと、恥ずかしいかも……」キョロキョロ……
武内P「? (辺りを気にされて、緊張されているのでしょうか?)」
武内P「高森さん。打ち合わせの件ですが、どうぞ、そちらに掛けてください。」ピピッ
武内P「(数値が出……!? 9、94…!…? いえ、これは、ほぼ間違いない結果のはずで……っ)」
藍子「……あら、プロデューサーさん。どうしました?」
藍子「あっ、遅れましたけど、それ~その眼鏡……かけてました?」
武内P「え、ええ。その、最近、視力が低下しまして購入……」
藍子「――そっか、自然体でイイですね……ふふっ、(で、でも、はずして見て欲しい――なんて)ボソッ」
武内P「っ! で、では。早速ですが、次回の企画内…は…~収~…録~…~の」
藍子「(って、わ、私なに考えてるんだろう……うー、顔が熱くなってきたよ……)」
藍子「(プロデューサーさんには、いつも見ていて欲しい。けど……お仕事の間あまりいなくて)」
藍子「(ファンのみなさんも大切ですけど、プロデューサーさんの笑顔が一番元気をもらえます……)」ニコッ
武内P「――あの。高森さん、お話聞いていますか? 高森さん?」
藍子「(すぅ、はぁっ……落ち着こう。いつも通り、いつも通り……プロデューサーさんかっこいいなぁ)」ニヘ‐
武内P「……(ああ、完全に自分の世界に入ってしまいました。正気に戻すには、どうすれば……)」サスサス……
藍子「(うふふ。プロデューサーさんが手を首に……首に? ……あっ! やっちゃいました……)」
武内P「! 高森さん気づかれましたか? あの、具合が悪いようでしたらすぐに言ってくださいね。」
藍子「はいっ! ご、ごめんなさい……お話のと、途中で。」
武内P「いえ、大丈夫です。その、高森さんとすごす時間は、貴重な体験になりますから。」
藍子「わ、私も……プロデューサーさんと、こうしてゆっくり話せる機会って、中々無いですから……」
藍子「――お仕事を進める話なのに。私……一緒に、いるだけで。心がほっこりするんです。」
武内P「そ、そうでしょうか……? 高森さん、すみません。口下手で上手く表現出来ないですが。」
藍子「は、はいっ?」
武内P「私は、高森さんと一緒に仕事で会える日は楽しいですよ。いつもの笑顔は、とても癒されます。」
藍子「えっ。……ええっ//あー、し、仕事っ! ですよねっ? で、でも私は。こんなこと言っちゃうと」
藍子「アイドル失格かもしれませんね。け、けど! 私、誰よりも。プロデューサーさんの笑顔を見るのが……」
「(す、好きなんですよ……?//)ボソッ」
藍子「うー// その……なんでもないです! いいから、気にしないで下さいっ! 」タッタッタッ、ガチャ、バタンッ!
武内P「」
武内P「……はっ! た、高森さんっ! ちょっと! ま、待って。待ってくださいっ! 」ダッダッダッ!
――――
――
――
武内P「(本日の予定は……この後、高森さんが打ち合わせにいらっしゃるようですね)」
武内P「(時間も差し迫っていますし、失礼は承知の上ですが。……計測させていただきます)」
…コンコン…ガチャ!
藍子「プロデューサーさんっ! こんにちは。いつもお疲れ様ですっ」
武内P「高森さん、こんにちは。いつも、いい笑顔ですね。」カチッ……
藍子「そんな。ちょっと、恥ずかしいかも……」キョロキョロ……
武内P「? (辺りを気にされて、緊張されているのでしょうか?)」
武内P「高森さん。打ち合わせの件ですが、どうぞ、そちらに掛けてください。」ピピッ
武内P「(数値が出……!? 9、94…!…? いえ、これは、ほぼ間違いない結果のはずで……っ)」
藍子「……あら、プロデューサーさん。どうしました?」
藍子「あっ、遅れましたけど、それ~その眼鏡……かけてました?」
武内P「え、ええ。その、最近、視力が低下しまして購入……」
藍子「――そっか、自然体でイイですね……ふふっ、(で、でも、はずして見て欲しい――なんて)ボソッ」
武内P「っ! で、では。早速ですが、次回の企画内…は…~収~…録~…~の」
藍子「(って、わ、私なに考えてるんだろう……うー、顔が熱くなってきたよ……)」
藍子「(プロデューサーさんには、いつも見ていて欲しい。けど……お仕事の間あまりいなくて)」
藍子「(ファンのみなさんも大切ですけど、プロデューサーさんの笑顔が一番元気をもらえます……)」ニコッ
武内P「――あの。高森さん、お話聞いていますか? 高森さん?」
藍子「(すぅ、はぁっ……落ち着こう。いつも通り、いつも通り……プロデューサーさんかっこいいなぁ)」ニヘ‐
武内P「……(ああ、完全に自分の世界に入ってしまいました。正気に戻すには、どうすれば……)」サスサス……
藍子「(うふふ。プロデューサーさんが手を首に……首に? ……あっ! やっちゃいました……)」
武内P「! 高森さん気づかれましたか? あの、具合が悪いようでしたらすぐに言ってくださいね。」
藍子「はいっ! ご、ごめんなさい……お話のと、途中で。」
武内P「いえ、大丈夫です。その、高森さんとすごす時間は、貴重な体験になりますから。」
藍子「わ、私も……プロデューサーさんと、こうしてゆっくり話せる機会って、中々無いですから……」
藍子「――お仕事を進める話なのに。私……一緒に、いるだけで。心がほっこりするんです。」
武内P「そ、そうでしょうか……? 高森さん、すみません。口下手で上手く表現出来ないですが。」
藍子「は、はいっ?」
武内P「私は、高森さんと一緒に仕事で会える日は楽しいですよ。いつもの笑顔は、とても癒されます。」
藍子「えっ。……ええっ//あー、し、仕事っ! ですよねっ? で、でも私は。こんなこと言っちゃうと」
藍子「アイドル失格かもしれませんね。け、けど! 私、誰よりも。プロデューサーさんの笑顔を見るのが……」
「(す、好きなんですよ……?//)ボソッ」
藍子「うー// その……なんでもないです! いいから、気にしないで下さいっ! 」タッタッタッ、ガチャ、バタンッ!
武内P「」
武内P「……はっ! た、高森さんっ! ちょっと! ま、待って。待ってくださいっ! 」ダッダッダッ!
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――
193: >>1 2015/12/14(月) 02:26:23.10 ID:w+9t+xjD0
~~~~
車内~移動中
武内P「(後日、高森さんに話を聞いていただくのに骨を折りましたが)」
武内P「(それもまたコミュニケーションを深める、よいキッカケになりました)」
ヴーヴー、ヴー
武内P「(? 着信……城ヶ崎さん)」ピッ
武内P「お待たせしました、はい。武内です、お疲れさまです。」
美嘉「あっ、急にゴメン……いま大丈夫?」
武内P「城ヶ崎さん、すみません。運転中なので改めて掛け直します。」
美嘉「そっか……じゃ、この後○×喫茶で話さない? 返事待ってるね。」
武内P「はい、一旦失礼します。」ピッ
武内P「(丁度帰りがけですし……それに、城ヶ崎さんは無下に出来ません)」
武内P「(しばらく顔合わせがなかった分、気になりますね……)」
携帯を手に取り、彼女に向かう旨を伝えた武内Pは、アクセルを踏み車を急がせた。
~~~~
喫茶店~入口前
美嘉「! やっほー、結構早かったね。」
武内P「いえ……すみません、遅れました。」
美嘉「はいはい。アタシから呼んだんだから、そんなの気にしないっ!」
美嘉「はーっ、でも外は寒いし早くなか入ろ!」クルッ、トコトコ
武内P「ええ(失礼ですが、今の間に城ヶ崎さんの親密度を計測いたします)」スッ…カチッ、スタスタ
武内P「(数値は、一度手放してしまった私のことなど……あってないようなものでしょうが)」ピピッ、サッ
カランコロンカラン……ガヤガヤ、ザワザワ
店員「! いらっしゃいませ。お二人さまでよろしいですか?」
美嘉「はい、一緒でテーブル空いてますか?」
店員「はい。ご案内しますので、こちらへどうぞ。」
車内~移動中
武内P「(後日、高森さんに話を聞いていただくのに骨を折りましたが)」
武内P「(それもまたコミュニケーションを深める、よいキッカケになりました)」
ヴーヴー、ヴー
武内P「(? 着信……城ヶ崎さん)」ピッ
武内P「お待たせしました、はい。武内です、お疲れさまです。」
美嘉「あっ、急にゴメン……いま大丈夫?」
武内P「城ヶ崎さん、すみません。運転中なので改めて掛け直します。」
美嘉「そっか……じゃ、この後○×喫茶で話さない? 返事待ってるね。」
武内P「はい、一旦失礼します。」ピッ
武内P「(丁度帰りがけですし……それに、城ヶ崎さんは無下に出来ません)」
武内P「(しばらく顔合わせがなかった分、気になりますね……)」
携帯を手に取り、彼女に向かう旨を伝えた武内Pは、アクセルを踏み車を急がせた。
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喫茶店~入口前
美嘉「! やっほー、結構早かったね。」
武内P「いえ……すみません、遅れました。」
美嘉「はいはい。アタシから呼んだんだから、そんなの気にしないっ!」
美嘉「はーっ、でも外は寒いし早くなか入ろ!」クルッ、トコトコ
武内P「ええ(失礼ですが、今の間に城ヶ崎さんの親密度を計測いたします)」スッ…カチッ、スタスタ
武内P「(数値は、一度手放してしまった私のことなど……あってないようなものでしょうが)」ピピッ、サッ
カランコロンカラン……ガヤガヤ、ザワザワ
店員「! いらっしゃいませ。お二人さまでよろしいですか?」
美嘉「はい、一緒でテーブル空いてますか?」
店員「はい。ご案内しますので、こちらへどうぞ。」
194: >>1 2015/12/14(月) 02:33:24.98 ID:w+9t+xjD0
~~~~
テーブル席~着席中
武内P「(数値は、52。私の思う以上に、思って下さっていたようですが……)」
美嘉「(……プロデューサー、表情硬いし暗いなぁ。たぶん、アタシのことだろうしね)」チラッ
美嘉「(聞いてみよう)ねー、プロデューサー……あのさ。まだ、気にしてるの?」
武内P「っ、それは……あの時の私は。私の甘さが結果的に城ヶ崎さんを導けませんでした。」
美嘉「んーっ。アタシは別に、プロデューサーのことがキライで離れたワケじゃないよ。」
武内P「ですが……」
美嘉「プロデューサーなりに、一生懸命アイドルをプロデュースしようとした。」
美嘉「それでも、ひたむきに頑張るプロデューサーに……ア、アタシは……そのっ」
武内P「……」ジッ
美嘉「//…っ…そうそう! ここのケーキ美味しいって評判みたいっ、プロデューサーも食べよ!」
武内P「……はい。あの、ありがとうございます。まだまだ、至らない部分はありますが尽力します。」
美嘉「いーのいーの、気にしないで(プロデューサーが元気になってよかった、また頑張ってね……)」
~~~~
コロンカラン……
美嘉「今日はありがとっ! これからも、たまにはよろしくね!」
武内P「こちらこそ、ぜひよろしくお願いします。」
美嘉「……うん。それと、仕事は楽しくやろーよ! 約束ねっ!」ニコッ
武内P「ええ。心配していただいて、ありがとうございました。」
美嘉「へへっ――じゃあね。」クルッ、トコトコ……
武内P「はい……お疲れさまでした。」
別れ際の挨拶を交わした武内Pは彼女との会話を通じて、心のわだかまりがとけていくのを感じていた……
武内P「(より一層、アイドルの皆さんがいい笑顔を出せるように……)」
武内P「(……そろそろ結論をまとめ、いつでも返せるようにしましょう)」
――――
――
テーブル席~着席中
武内P「(数値は、52。私の思う以上に、思って下さっていたようですが……)」
美嘉「(……プロデューサー、表情硬いし暗いなぁ。たぶん、アタシのことだろうしね)」チラッ
美嘉「(聞いてみよう)ねー、プロデューサー……あのさ。まだ、気にしてるの?」
武内P「っ、それは……あの時の私は。私の甘さが結果的に城ヶ崎さんを導けませんでした。」
美嘉「んーっ。アタシは別に、プロデューサーのことがキライで離れたワケじゃないよ。」
武内P「ですが……」
美嘉「プロデューサーなりに、一生懸命アイドルをプロデュースしようとした。」
美嘉「それでも、ひたむきに頑張るプロデューサーに……ア、アタシは……そのっ」
武内P「……」ジッ
美嘉「//…っ…そうそう! ここのケーキ美味しいって評判みたいっ、プロデューサーも食べよ!」
武内P「……はい。あの、ありがとうございます。まだまだ、至らない部分はありますが尽力します。」
美嘉「いーのいーの、気にしないで(プロデューサーが元気になってよかった、また頑張ってね……)」
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コロンカラン……
美嘉「今日はありがとっ! これからも、たまにはよろしくね!」
武内P「こちらこそ、ぜひよろしくお願いします。」
美嘉「……うん。それと、仕事は楽しくやろーよ! 約束ねっ!」ニコッ
武内P「ええ。心配していただいて、ありがとうございました。」
美嘉「へへっ――じゃあね。」クルッ、トコトコ……
武内P「はい……お疲れさまでした。」
別れ際の挨拶を交わした武内Pは彼女との会話を通じて、心のわだかまりがとけていくのを感じていた……
武内P「(より一層、アイドルの皆さんがいい笑顔を出せるように……)」
武内P「(……そろそろ結論をまとめ、いつでも返せるようにしましょう)」
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203: >>1 2015/12/17(木) 03:08:13.42 ID:3K7W058Y0
登場アイドル、小日向美穂。親密度のコンマは「65」です。それでは、投稿します。
~~~~
事務所内~Pオフィス(デスクワーク中)
武内P「…………」
武内P「(遅くなりましたが……ここ数日の結論に目途がつきました)」
武内P「(対象は、島村さんに輿水さん、アナスタシアさん、高森さん、城ヶ崎さんの計5名)」
武内P「(各々の数値に差異はありましたが、概ね以前の結果報告に対し誤差の範囲でした)」
武内P「(そして、私自身は今出来る努力を最大限惜しまず、皆さんの笑顔と個性を伸ばす道標になります)」
武内P「……っ(名残惜しくなりますが、常務に報告を兼ねて眼鏡を返しに向かいましょう)」
スタスタ……ガチャ、バタンッ
~~~~
Pオフィス→→常務室
武内P「(さて、そろそろですね)」スタスタ…
??「…はあっ、はぁっ……っ、あ!」タッタッタッ!
ドンッ! バサッ
??「いたっ!、あ、あぅ……あ、ごめ」コケッ
武内P「っ、小日向さん! 大丈夫ですかっ」
美穂「ごめんなさい、あ、あの私。ひ、拾いますっ!」オロオロ
武内P「それよりも、小日向さんに怪我があっては一大事です。」
美穂「は、は…ぃ…だいじょぶです(プ、プロデューサー、いつも、お、大きいよぉ……)」
美穂「あっ……どう、ぞっ(こ、声うわずっちゃいました//)」スッ
武内P「わざわざ、ありがとうございます。怪我はないようで安心しました。」
武内P「それで。急がれてましたが、なにかありましたか?」
美穂「レッ、レッスンルームに忘れ物が、ぁっ…て」
武内P「……ふむ…」ジッ
美穂「……もう遅いか…ら、走ることに(う~っ、緊張するよぉっ……)」
美穂「あ、あの。そのっ! それで、さっき私からぶつかって」
美穂「ご、ごめんなさいっ!」
武内P「…………」
美穂「(ふぇっ…目が怖いです……や、やっぱり怒ってる、そうだよね……)」ビクビク
武内P「分かりました……小日向さん。時間を守ろうとしたことは、よいことですが」
武内P「……次からは、周りに気を配ることも忘れずに、気を付けてくださいね。」
美穂「はいっ、わわ、わたしの注意が足りなかったから、次はプロデューサーをしっかり見ます!」
武内P「っ、ええ。私は大丈夫ですよ。」
美穂「…!…はっ……こ、これは、その、あくまでプロデューサーを含めてですよ……?」ゴニョゴニョ
武内P「は、はい……では、最後に。小日向さんは、笑顔でいるのが一番です。自信を持って頑張りましょう。」
美穂「ぁ…自信を持って……は、はいっ! ま、またこれからもお願いします…」
武内P「こちらこそ、よろしくお願いします。では、また……失礼します。」スタスタ……
美穂「(…笑顔でいるのが一番って……ち、ちょっと恥ずかしいけど、私のことしっかり見ててくれてる…)」
美穂「(一つひとつ確実に…も、もっと上を目指して、わ、私も頑張らなきゃっ!)」クルッ、トコトコ……
武内P「(……課題は山積みですが、それでも。私は、アイドルの皆さんをトップに導けるよう頑張ります)」
コンコンッ、ガチャ…バタンッ
――――
――
その後、武内Pは美城常務に結論を纏めた報告書類を提出し、眼鏡の返却を済ませ部屋を後にした。
~~~~
事務所内~Pオフィス(デスクワーク中)
武内P「…………」
武内P「(遅くなりましたが……ここ数日の結論に目途がつきました)」
武内P「(対象は、島村さんに輿水さん、アナスタシアさん、高森さん、城ヶ崎さんの計5名)」
武内P「(各々の数値に差異はありましたが、概ね以前の結果報告に対し誤差の範囲でした)」
武内P「(そして、私自身は今出来る努力を最大限惜しまず、皆さんの笑顔と個性を伸ばす道標になります)」
武内P「……っ(名残惜しくなりますが、常務に報告を兼ねて眼鏡を返しに向かいましょう)」
スタスタ……ガチャ、バタンッ
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Pオフィス→→常務室
武内P「(さて、そろそろですね)」スタスタ…
??「…はあっ、はぁっ……っ、あ!」タッタッタッ!
ドンッ! バサッ
??「いたっ!、あ、あぅ……あ、ごめ」コケッ
武内P「っ、小日向さん! 大丈夫ですかっ」
美穂「ごめんなさい、あ、あの私。ひ、拾いますっ!」オロオロ
武内P「それよりも、小日向さんに怪我があっては一大事です。」
美穂「は、は…ぃ…だいじょぶです(プ、プロデューサー、いつも、お、大きいよぉ……)」
美穂「あっ……どう、ぞっ(こ、声うわずっちゃいました//)」スッ
武内P「わざわざ、ありがとうございます。怪我はないようで安心しました。」
武内P「それで。急がれてましたが、なにかありましたか?」
美穂「レッ、レッスンルームに忘れ物が、ぁっ…て」
武内P「……ふむ…」ジッ
美穂「……もう遅いか…ら、走ることに(う~っ、緊張するよぉっ……)」
美穂「あ、あの。そのっ! それで、さっき私からぶつかって」
美穂「ご、ごめんなさいっ!」
武内P「…………」
美穂「(ふぇっ…目が怖いです……や、やっぱり怒ってる、そうだよね……)」ビクビク
武内P「分かりました……小日向さん。時間を守ろうとしたことは、よいことですが」
武内P「……次からは、周りに気を配ることも忘れずに、気を付けてくださいね。」
美穂「はいっ、わわ、わたしの注意が足りなかったから、次はプロデューサーをしっかり見ます!」
武内P「っ、ええ。私は大丈夫ですよ。」
美穂「…!…はっ……こ、これは、その、あくまでプロデューサーを含めてですよ……?」ゴニョゴニョ
武内P「は、はい……では、最後に。小日向さんは、笑顔でいるのが一番です。自信を持って頑張りましょう。」
美穂「ぁ…自信を持って……は、はいっ! ま、またこれからもお願いします…」
武内P「こちらこそ、よろしくお願いします。では、また……失礼します。」スタスタ……
美穂「(…笑顔でいるのが一番って……ち、ちょっと恥ずかしいけど、私のことしっかり見ててくれてる…)」
美穂「(一つひとつ確実に…も、もっと上を目指して、わ、私も頑張らなきゃっ!)」クルッ、トコトコ……
武内P「(……課題は山積みですが、それでも。私は、アイドルの皆さんをトップに導けるよう頑張ります)」
コンコンッ、ガチャ…バタンッ
――――
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その後、武内Pは美城常務に結論を纏めた報告書類を提出し、眼鏡の返却を済ませ部屋を後にした。
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