2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/30(月) 00:42:40.81 ID:hxOyMgue0
武内P「……アイドルの皆さんが私個人を、どう評価してるかまでは……分かりかねます。」
美城常務「ふむ。実は先日、取引先で客観的な親密度を計測出来る機器を譲り受けた。」

武内P「そんなものが……?」
美城常務「ああ、でだ。物は試しだろう、この眼鏡を掛けたまえ。」

武内P「」ス……カチャッ 

美城常務「……」

美城常務「……」
武内P「あ、あの……」クビニテヲアテ-

美城常務「ああ、すまない。……丁番辺りに極小のボタンがあるはずだが。」

武内P「は、はい。」カチッ……

美城常務「それを押して、親密度を測りたい相手を数秒見ることで相手には見えず
     内側のレンズを通して、数値が表示される仕組みでな。可動部分にボタンが
     あるため、相手が察する可能性を限りなく……~~それから……~~」

武内P「(63……?)」ピピッ

美城常務「~~最後に、数値は0~100を基準としているようだ。上限値に近いほど
     君がアイドルとの信頼関係を構築している……と、結論が出るだろう。」

武内P「大体は……理解しました。対象が私に対する親密度を具体的に知れるようですね。」

美城常務「どうやら君は、どこか不器用な性質がある。それは、アイドル達と接する過程で
     弊害をもたらす可能性があるだろう。……それを使って、君が担うプロジェクトで
     担当する一人ひとりのアイドルと今一度向き合い、見詰め直すにはいい時期だ。」

武内P「……承知しました。あの、すみません。返却はいつまでに?」
美城常務「ふむ、君がもう必要ない。そう判断した時に、返してくれればいい。」

武内P「はい。それでは……失礼しました。」スタスタ…ガチャ、バタンッ

4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/30(月) 00:44:30.14 ID:hxOyMgue0
親密度 早見表


00~10 無関係または赤の他人レベル
11~25 顔見知り程度の仲、上辺の付き合いレベル
26~35 お互いに遠慮がち、日の浅い友人レベル
36~50 日常会話を交わすなど、他愛なやりとりが出来るレベル

51~65 貴方のことが気になり始め、羞恥心からか逆に邪険に扱ってしまうレベル。
66~75 貴方のことを意識し始め、どこかよそよそしく接してしまうレベル。
76~85 貴方の動作や日常の仕草などが好きになり、よく気を遣われるレベル。
86~95 表面上は何気なく冷静を装っていても、内面は貴方のことしか映っていません。
96~98 好きで好きでたまらない。貴方に情欲を感じる程の虜、強烈に惹かれています。

99~~ 抱き/てく/逃が/待って/です…/…他の/誰/もない/さ/あ/なたの/…ために/な//い/…

以下 場面ごとに親密度を計測する際、安価のコンマにより判定いたします。
   また、登場するアイドルは、恐縮ながら>>3以降からいちばん多いレスにより
決定させていただきますので、お手数ですがよろしくお願いします。
   ※コンマ99が出現した場合は、無条件で特定のアイドルが場面に乱入します。

39: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/30(月) 02:38:13.96 ID:hxOyMgue0
~~~~
事務所

武内P「……ただ今、帰りました。」ガチャ

幸子「! プロデューサーさん。早かったですね!」ハッ!
卯月「あ、おかえりなさい!」ニコー

武内P「(いつも笑顔の絶えない島村さん、それに輿水さんも。
   ……常務からいただいた眼鏡。失礼ですが、お二人を対象に……)」カチッ……

幸子「あれ? プロデューサーさん、眼鏡かけてましたっけ?」
卯月「そういえば……前は、かけてなかったような気がします!」

武内P「……その、はい。最近、視力の低下に伴い購入しました。」

卯月「でも、似合ってますよ。見えにくいところは、手伝いますから言ってくださいね。」
幸子「まぁまぁですね! ボクがかければ、もっとカワイイですよ?」ドヤァ…

武内P「ありがとうございます。(! 数値が……)」ピピッ


場面ごとに親密度を計測する際、安価のコンマにより判定します。
結果により、武内Pと交わす会話内容など、アイドルの接し方が変化します。
※コンマ99が出現した場合は、無条件で特定のアイドルが場面に乱入します。

安価↓1番目 島村卯月→武内P 親密度コンマ判定

安価↓2番目 輿水幸子→武内P 親密度コンマ判定

40: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/30(月) 02:38:59.35 ID:iFNP13iio
なんぼなん?

41: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/30(月) 02:39:12.83 ID:O/uh4iy+0
そい

45: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/30(月) 05:22:30.81 ID:hxOyMgue0
島村卯月 親密度「35」! 輿水幸子 親密度「83」!


武内P「(島、村さん……、……)」ガーン……ガクッ

幸子「え!? プロデューサーさん、あっ、大丈夫ですか!
  (……け、けがしてないですよね? 前が見えづらかったから……?)」カケヨリー

卯月「! あ、とりあえず私、何かあるか見てきますね。」スタタッ……

幸子「プロデューサーさん、ぅ……どこか悪いんですかっ……? ……っ!」セナカヲサスサス……
武内P「(そんな……、私は今まで。何を……)」ボウゼンー ポロポロ……

幸子「ぇ……ぁっ、泣かないでくださいよっ、泣かないで……っ(どうしたらいいんですか……っ)」グスッ

武内P「」ブツブツ…… ポタッ
幸子「ぁ、ぇうっ……ごめんなさい……っ」グスッ、グスッ……

ポタッポタッ……カオニカカルー

武内P「(! 輿水さんがいる前で、私は。アイドルになんてことを……っ!)」……メガネハズシー

武内P「輿水さんっ!」トツゼンッ カオヨセー
幸子「ひあっ! あっ。ぇっ? ……えっ? ぷ、プ、プロ//……」カオマッカ

スッ……ナミダフキトルー エッ

武内P「輿水さんに、涙は似合いませんよ。 ……もう大丈夫ですから。」
幸子「ぷろ、プロ……ューサーさんが。だいじょうぶならそれで……っ!」

武内P「輿水さん、笑顔です。 ……カ、カワイイが台無しです(ボソッ……)」
幸子「ずるいです……っ、それじゃあ、て、手握ってください!」テヲサシノベー

テヲニギー タチアガリー
幸子「ぁ、暖かい(ボソッ……)」ギュー
武内P「あ、あの……輿水さん。」カタテクビニテヲアテー

幸子「!//」パッ カタテヲハナスー
武内P「……及ばずながら、改めてプロデューサーとして、サポートします。」テヲアテナガラー


幸子「フフーン! プロデューサーさんは、カワイイボクといなきゃダメですね!」ニコニコ

~~~~
タッタッタタッ……
卯月「はあ……はぁっ、大丈夫だったみたいですね。……何もなかったようで安心しました。一応
   救急箱を探しましたけどなかったので、幸子ちゃんが傍にいますし、ひとまず戻っちゃいました。」

武内P「ええ。島村さん、ありがとうございました。……それではお二人とも
近く収録がありますので、その日程と内容の打ち合わせをしましょうか。」

幸子「ボクは天使ですから、それに見合うカワイイお仕事なんてありますか?」ドヤァ…


武内P「はい、輿水さん。次の収録についてですが……先方とファンの熱い要望を受け
    高度3,000mの上空をダイブする企画に際して、スカイダイビングの収録を行う予定です。」

幸子「!?!? もっと、ボクのカワイさが発揮できるよう、考えてください!!」


武内P「……検討中です。」クビニテヲアテー


次回、頂いたレスに纏めてレスします。すみません、睡魔に勝てないため寝落ちします。

93: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/01(火) 05:03:40.34 ID:0QdaEZ9l0
~~~~
帰宅途中

帰路につく中、武内Pは眼鏡がもたらした親密度の結果を自分なりにまとめていた。

武内P「(ふぅ……、恐らく、輿水さんは照れ隠しだったと思いますが……、しかし
    島村さんは。……中立に立ち、当たり障りなく接していたということに……)」

武内P「(しかし、これで結論に至るには、まだ早計すぎる……
    もう少しの間、かけておきますか……、……)」カチャッ

武内P「……、!」バッ
????「?」

思考中ながら、視界の端に白い影を捉えすぐさま振り返る。
その動作、あるいは視線に気配を感じてか、相手は立ち止まり向き直った。

武内P「あ、アナスタシアさんでしたか……。すみません、驚かせました。」
アーニャ「Нет……プロデューサー……?Здравствуйте。お帰りですか?」

武内P「ええ。……途中ですが、奇遇ですね(この機会にもう一度
    この眼鏡で……、失礼ですが、アナスタシアさんを対象に)……」カチッ……
アーニャ「Да……、? Что случилось?」

武内P「ああ、いえ。……そろそろ、この辺りは暗くなりますし、近くまでお送りしますよ。」
アーニャ「プロデューサー、Извинит……。……спасибо。」

武内P「こちらですか?(! この数値は……)」ピピッ

95: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/01(火) 05:20:43.69 ID:0QdaEZ9l0
ただ今より、親密度の計測値を指定安価のコンマにより判定します。
結果により、武内Pと交わす会話内容など、アイドルの接し方が変化します。

ザッ--
ザザ--ッ
サ-゙サザ-ザ--ッ--
?/??「う/ふ……他/子と/…//お話、/楽し//…で/す/か……/ぁ?
… / ……   / ねぇ/プ…/……ロ…」ザザ----
※歪が発生!出現率緩和。安価のコンマに「00or9or99」が出現
/た場合は無//件で特定のアイ/ゆが場面に乱/します。
       
スタ-ト 
安価>>111 アーニャ→武内P 親密度コンマ判定

111: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/01(火) 09:38:46.83 ID:Teyu8MdJ0
おら

127: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/02(水) 08:10:38.44 ID:6LmM/cEJ0
今回の投稿は、最終局面で安価を設けます。コンマの結果により、最後の内容が変化します。


武内P「(これは、あの時の輿水さんと同じ……、なにか共通点、規則性が……?)」

アーニャ「……プロ、デューサー? Хорошо? ……大丈夫? 」
武内P「! え、ええ。……大丈夫ですよ。」

ふと、悩ましげな表情を浮かべている武内Pを、アーニャはごく自然に気遣っていた。
間をおいて歩いている、その間隔が近付くことで、巡らしていた意識がアーニャに移り変わる。


武内P「(今は、アナスタシアさんを見なければ……)」
アーニャ「……Прогулка рано、あー、少し歩くの早いです……
     медленно、えー……、ゆっくり、いきましょう。」

武内P「ああ、すみません。そうですね……向かいましょう。」

トコトコ……、スタスタ……
アーニャ「……、……」
武内P「(何を話しましょう……アナスタシアさん、の……活動
     …、…ユニット? あ、新田さん……、のことで)」


武内P「あの、」アーニャ「Это、」
武内P「! あ、お先、」アーニャ「! Пожалу、 」

…………

アーニャ「вперед、……プロデューサー、お先に。」
武内P「すみません……最近組まれた、新田さんとは、その。仲良くなれましたか?」

アーニャ「Да、ミナミとはПожалу、えっと……順調ですから、心配ないですよ。」

武内P「早速、打ち解けられて何よりです。……では、? ! 」ハッ!


視界は前方を伺いつつ、隣り合わせで語り始めた矢先、視線の端に
ぼんやりと真っ白な手肌が映った。武内Pは、すぐにアーニャを振り返る。

それは形をかえて、そえるように人差し指が唇の前に立てられていた。


アーニャ「ふふ。次は、私。プロデューサー、私は、貴方のことが聞きたい。……教えて?」

武内P「は、はい。」ドキッ

思わず息をのむほど、視界は、彼女を捉え、外せない。無意識の内に足を止め
アーニャの薄く柔らかそうな唇が言葉を紡ぐ、その一挙一動に目を見張る。


アーニャ「……ええと、プロデューサーは、любовь、ンー//……好きな人はいるの?」

武内P「あ……好きな人、ですか……。それは、その」

表面上は何気なく冷静を装っているが、雪のように白い表情は、紅く紅く染まり
内心は、武内Pのことでいっぱいいっぱいの、純粋な少女がそれを心待ちにしている。

アーニャ「プロデューサー。Я、私は……!」
武内P「……、アナスタシアさん。私は……!」


周囲のことなど既に蚊帳の外……目の前の瞳が交錯し重なり合い、互いの存在を主張する。

128: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/02(水) 08:26:35.53 ID:6LmM/cEJ0
ただ今より、局面の武内Pが受け入れるか否か……
成否のカギを、指定安価のコンマにより判定します。
コンマの結果により、最後の内容が変化します。

スタ-ト! 安価↓3番目

コンマ「99」→エンディング
コンマ「60~98」→大成功!
コンマ「30~59」→返答保留
コンマ「11~29」→告白失敗
//////////////////////////

コンマ「00~10」→赤/ザッザザ--ッ

ザ゙ッ--
ザザ--ッ
サ-゙サザ-ザ--ッ--

?/ま?「う/ ……め/い/…/っ/て、/し //…/ま/す… …/?
//ゆ……   と/ で/ …/…あ …/た……//ザザ----……

※歪が発生! 安価↓3番目のコンマが「00~10」に限り出現!
その場合は、無//件で/定の…//…/ゆが局面に乱/します。
結果により、最後の内容は……/

131: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/02(水) 08:47:41.65 ID:tXz6Z8oXO
表現かくどいな

154: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/05(土) 02:12:02.73 ID:8o1DeIuC0
 

安価コンマ結果「65」!コンマ「60~98」→大成功ル-トです。

~~~~

アーニャ「私は……、」

武内P「私は……、貴女のことが好きです。」

アーニャ「! Спасибо……。ありがとう、プロデューサー。」

武内P「……ですが、その前に貴女はアイドルです。そして、私は、貴女を。必ずトップに輝かせます。」

武内P「それまで、険しい道ですが貴女に前へ踏み出す意思があれば、全力でその道をサポートします。」

……根拠のない約束はしない。そんな彼の実直で誠実な性格と行動に惹かれ
彼女は、スカウトを受けてアイドルを始めた、その当初から好意を抱いている。

アーニャ「Да、はい。Я стараюсь! Анастасия。だから、これからも……。一緒ですよ//」

武内P「覚悟の上、ですね。……分かりました。私も一緒に、最後まで貴女を支えます。」

アーニャ「私と貴方で、きっとトップになれますよね……、プロデューサー。」ニコニコ

武内P「――ええ。約束します。すみません、自分としては、あの。精一杯なのですが、説明不足でしょうか?」スッ…

不器用で。鈍感で。でも素直で……。
困惑しながら、首筋へ手を回しはじめた彼の仕草と、まっすぐな目に。
彼女は、幸せでいっぱいになる。最後の答えは、いじらしく数秒おいて切り出した。

――――

アーニャ「……Нет、いいえ。私は、Счастье……貴方と、し、幸せになれます//」

170: >>1 2015/12/09(水) 07:30:12.13 ID:W1qrHttr0
 
事務所内~デスクワ-ク中

武内P「(先日、アナスタシアさんと交わした約束……終始、嘘偽りない想いが伝わってきました)」

?城常?「――……い」

武内P「(その気持ちに答えていく所存ですが、それを形にするのは、もう少し時間が必要でしょう)」

美??務「―き―…い…か」

武内P「(差し当たって、この眼鏡の信用性に、ほぼ疑いの余地はない。と判断出来そうですね……)」

美城常務「聞こえているかっ! 」

武内P「!?」ビクッ

武内P「! じょ、常務。すみませんっ! 」

美城常務「……君。集中するのは構わないが、周りへの配慮は怠るな。」

武内P「申し訳ありません。……以後、気を付けます。」

美城常務「うむ。それとは別に先日、君に渡した代物は有効に活用出来ているか?」

武内P「はい。近状報告としまして、3名のアイドルを対象に親密度の計測を行いました。」

美城常務「それで、結果は?」

武内P「おおよそ、その数値に比例した私への言動、行動が確認出来ました。」

武内P「また、数値を計測する眼鏡の信用性についても、ご多分に漏れず間違いないと思われます。」

美城常務「なるほど。そうか……では、君の言葉を信用しよう。それを参考に、仕事を頑張りなさい。」

武内P「はい……ありがとうございます。では、常務。当面の間、お借りしたいと思います。」

美城常務「ふむ、そうだ……すまない。特に返却期間を設けず一旦、君の自主性に委ねたものだが」

美城常務「君の報告を耳にする前に、噂で聞きつけたクライアントの要望を受け、後日提供することになった。」

武内P「……そう、ですか。それは、仕方ありません……では、すぐにでも返却しますか?」

美城常務「そう残念そうな顔をするな。追って伝えるが、後2~3人程度なら見詰め直すぐらいの日にちはある。」

美城常務「それでも合わせれば、5~6人規模のデ-タになるでしょう。まとめた上で、返却と結論を出すこと。」

武内P「はい、かしこまりました。その、お気遣いありがとうございます。」

美城常務「……ああ。では、失礼する。」スタスタ…ガチャ、バタンッ!

171: >>1 2015/12/09(水) 07:33:31.28 ID:W1qrHttr0
――――
――

武内P「(本日の予定は……この後、高森さんが打ち合わせにいらっしゃるようですね)」

武内P「(時間も差し迫っていますし、失礼は承知の上ですが。……計測させていただきます)」

…コンコン…ガチャ!

藍子「プロデューサーさんっ! こんにちは。いつもお疲れ様ですっ」

武内P「高森さん、こんにちは。いつも、いい笑顔ですね。」カチッ……

藍子「そんな。ちょっと、恥ずかしいかも……」キョロキョロ……

武内P「? (辺りを気にされて、緊張されているのでしょうか?)」

武内P「高森さん。打ち合わせの件ですが、どうぞ、そちらに掛けてください。」ピピッ

武内P「(数値が出……!? 9、94…!…? いえ、これは、ほぼ間違いない結果のはずで……っ)」

藍子「……あら、プロデューサーさん。どうしました?」

藍子「あっ、遅れましたけど、それ~その眼鏡……かけてました?」

武内P「え、ええ。その、最近、視力が低下しまして購入……」

藍子「――そっか、自然体でイイですね……ふふっ、(で、でも、はずして見て欲しい――なんて)ボソッ」

武内P「っ! で、では。早速ですが、次回の企画内…は…~収~…録~…~の」

藍子「(って、わ、私なに考えてるんだろう……うー、顔が熱くなってきたよ……)」

藍子「(プロデューサーさんには、いつも見ていて欲しい。けど……お仕事の間あまりいなくて)」

藍子「(ファンのみなさんも大切ですけど、プロデューサーさんの笑顔が一番元気をもらえます……)」ニコッ

武内P「――あの。高森さん、お話聞いていますか? 高森さん?」

藍子「(すぅ、はぁっ……落ち着こう。いつも通り、いつも通り……プロデューサーさんかっこいいなぁ)」ニヘ‐

武内P「……(ああ、完全に自分の世界に入ってしまいました。正気に戻すには、どうすれば……)」サスサス……

藍子「(うふふ。プロデューサーさんが手を首に……首に? ……あっ! やっちゃいました……)」

武内P「! 高森さん気づかれましたか? あの、具合が悪いようでしたらすぐに言ってくださいね。」

藍子「はいっ! ご、ごめんなさい……お話のと、途中で。」

武内P「いえ、大丈夫です。その、高森さんとすごす時間は、貴重な体験になりますから。」

藍子「わ、私も……プロデューサーさんと、こうしてゆっくり話せる機会って、中々無いですから……」

藍子「――お仕事を進める話なのに。私……一緒に、いるだけで。心がほっこりするんです。」

武内P「そ、そうでしょうか……? 高森さん、すみません。口下手で上手く表現出来ないですが。」

藍子「は、はいっ?」

武内P「私は、高森さんと一緒に仕事で会える日は楽しいですよ。いつもの笑顔は、とても癒されます。」

藍子「えっ。……ええっ//あー、し、仕事っ! ですよねっ? で、でも私は。こんなこと言っちゃうと」

藍子「アイドル失格かもしれませんね。け、けど! 私、誰よりも。プロデューサーさんの笑顔を見るのが……」

「(す、好きなんですよ……?//)ボソッ」

藍子「うー// その……なんでもないです! いいから、気にしないで下さいっ! 」タッタッタッ、ガチャ、バタンッ!

武内P「」

武内P「……はっ! た、高森さんっ! ちょっと! ま、待って。待ってくださいっ! 」ダッダッダッ!

――――
――

193: >>1 2015/12/14(月) 02:26:23.10 ID:w+9t+xjD0
~~~~
車内~移動中

武内P「(後日、高森さんに話を聞いていただくのに骨を折りましたが)」

武内P「(それもまたコミュニケーションを深める、よいキッカケになりました)」

ヴーヴー、ヴー

武内P「(? 着信……城ヶ崎さん)」ピッ

武内P「お待たせしました、はい。武内です、お疲れさまです。」

美嘉「あっ、急にゴメン……いま大丈夫?」

武内P「城ヶ崎さん、すみません。運転中なので改めて掛け直します。」

美嘉「そっか……じゃ、この後○×喫茶で話さない? 返事待ってるね。」

武内P「はい、一旦失礼します。」ピッ

武内P「(丁度帰りがけですし……それに、城ヶ崎さんは無下に出来ません)」

武内P「(しばらく顔合わせがなかった分、気になりますね……)」

携帯を手に取り、彼女に向かう旨を伝えた武内Pは、アクセルを踏み車を急がせた。

~~~~
喫茶店~入口前

美嘉「! やっほー、結構早かったね。」

武内P「いえ……すみません、遅れました。」

美嘉「はいはい。アタシから呼んだんだから、そんなの気にしないっ!」

美嘉「はーっ、でも外は寒いし早くなか入ろ!」クルッ、トコトコ

武内P「ええ(失礼ですが、今の間に城ヶ崎さんの親密度を計測いたします)」スッ…カチッ、スタスタ

武内P「(数値は、一度手放してしまった私のことなど……あってないようなものでしょうが)」ピピッ、サッ


カランコロンカラン……ガヤガヤ、ザワザワ

店員「! いらっしゃいませ。お二人さまでよろしいですか?」

美嘉「はい、一緒でテーブル空いてますか?」

店員「はい。ご案内しますので、こちらへどうぞ。」

194: >>1 2015/12/14(月) 02:33:24.98 ID:w+9t+xjD0
~~~~
テーブル席~着席中

武内P「(数値は、52。私の思う以上に、思って下さっていたようですが……)」

美嘉「(……プロデューサー、表情硬いし暗いなぁ。たぶん、アタシのことだろうしね)」チラッ

美嘉「(聞いてみよう)ねー、プロデューサー……あのさ。まだ、気にしてるの?」

武内P「っ、それは……あの時の私は。私の甘さが結果的に城ヶ崎さんを導けませんでした。」

美嘉「んーっ。アタシは別に、プロデューサーのことがキライで離れたワケじゃないよ。」

武内P「ですが……」

美嘉「プロデューサーなりに、一生懸命アイドルをプロデュースしようとした。」

美嘉「それでも、ひたむきに頑張るプロデューサーに……ア、アタシは……そのっ」

武内P「……」ジッ

美嘉「//…っ…そうそう! ここのケーキ美味しいって評判みたいっ、プロデューサーも食べよ!」

武内P「……はい。あの、ありがとうございます。まだまだ、至らない部分はありますが尽力します。」

美嘉「いーのいーの、気にしないで(プロデューサーが元気になってよかった、また頑張ってね……)」

~~~~
コロンカラン……

美嘉「今日はありがとっ! これからも、たまにはよろしくね!」

武内P「こちらこそ、ぜひよろしくお願いします。」

美嘉「……うん。それと、仕事は楽しくやろーよ! 約束ねっ!」ニコッ

武内P「ええ。心配していただいて、ありがとうございました。」

美嘉「へへっ――じゃあね。」クルッ、トコトコ……

武内P「はい……お疲れさまでした。」

別れ際の挨拶を交わした武内Pは彼女との会話を通じて、心のわだかまりがとけていくのを感じていた……

武内P「(より一層、アイドルの皆さんがいい笑顔を出せるように……)」

武内P「(……そろそろ結論をまとめ、いつでも返せるようにしましょう)」

――――
――

203: >>1 2015/12/17(木) 03:08:13.42 ID:3K7W058Y0
登場アイドル、小日向美穂。親密度のコンマは「65」です。それでは、投稿します。

~~~~
事務所内~Pオフィス(デスクワーク中)

武内P「…………」

武内P「(遅くなりましたが……ここ数日の結論に目途がつきました)」

武内P「(対象は、島村さんに輿水さん、アナスタシアさん、高森さん、城ヶ崎さんの計5名)」

武内P「(各々の数値に差異はありましたが、概ね以前の結果報告に対し誤差の範囲でした)」

武内P「(そして、私自身は今出来る努力を最大限惜しまず、皆さんの笑顔と個性を伸ばす道標になります)」

武内P「……っ(名残惜しくなりますが、常務に報告を兼ねて眼鏡を返しに向かいましょう)」

スタスタ……ガチャ、バタンッ

~~~~
Pオフィス→→常務室

武内P「(さて、そろそろですね)」スタスタ…

??「…はあっ、はぁっ……っ、あ!」タッタッタッ!

ドンッ! バサッ

??「いたっ!、あ、あぅ……あ、ごめ」コケッ

武内P「っ、小日向さん! 大丈夫ですかっ」

美穂「ごめんなさい、あ、あの私。ひ、拾いますっ!」オロオロ

武内P「それよりも、小日向さんに怪我があっては一大事です。」

美穂「は、は…ぃ…だいじょぶです(プ、プロデューサー、いつも、お、大きいよぉ……)」

美穂「あっ……どう、ぞっ(こ、声うわずっちゃいました//)」スッ

武内P「わざわざ、ありがとうございます。怪我はないようで安心しました。」

武内P「それで。急がれてましたが、なにかありましたか?」

美穂「レッ、レッスンルームに忘れ物が、ぁっ…て」

武内P「……ふむ…」ジッ

美穂「……もう遅いか…ら、走ることに(う~っ、緊張するよぉっ……)」

美穂「あ、あの。そのっ! それで、さっき私からぶつかって」

美穂「ご、ごめんなさいっ!」

武内P「…………」

美穂「(ふぇっ…目が怖いです……や、やっぱり怒ってる、そうだよね……)」ビクビク

武内P「分かりました……小日向さん。時間を守ろうとしたことは、よいことですが」

武内P「……次からは、周りに気を配ることも忘れずに、気を付けてくださいね。」

美穂「はいっ、わわ、わたしの注意が足りなかったから、次はプロデューサーをしっかり見ます!」

武内P「っ、ええ。私は大丈夫ですよ。」

美穂「…!…はっ……こ、これは、その、あくまでプロデューサーを含めてですよ……?」ゴニョゴニョ

武内P「は、はい……では、最後に。小日向さんは、笑顔でいるのが一番です。自信を持って頑張りましょう。」

美穂「ぁ…自信を持って……は、はいっ! ま、またこれからもお願いします…」

武内P「こちらこそ、よろしくお願いします。では、また……失礼します。」スタスタ……

美穂「(…笑顔でいるのが一番って……ち、ちょっと恥ずかしいけど、私のことしっかり見ててくれてる…)」

美穂「(一つひとつ確実に…も、もっと上を目指して、わ、私も頑張らなきゃっ!)」クルッ、トコトコ……

武内P「(……課題は山積みですが、それでも。私は、アイドルの皆さんをトップに導けるよう頑張ります)」

コンコンッ、ガチャ…バタンッ

――――
――
その後、武内Pは美城常務に結論を纏めた報告書類を提出し、眼鏡の返却を済ませ部屋を後にした。

引用元: 武内P「アイドル達からの信用度合……ですか?」美城常務「ああ、そうだ。」