1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/05(火) 01:44:18.66 ID:MCbWeid40
―――
部室!
―――
紬「今日はガシューナッツクッキーを焼いてきたの!」
梓「いただきます」ハムハム
紬「どうかな」ワクワク
梓「とっても香ばしくて、甘さもちょうどよくて・・・美味しいです」
紬「やった♪」
紬「まだまだあるからどんどん食べてね!」
梓「はい」ハムハム
紬「・・・」ジー
梓「・・・」ハムハム
紬「・・・」ジー
梓「・・・あの、ムギ先輩?」
紬「どうしたの?」
梓「そんなにジッと見られていたら食べ難いです」
部室!
―――
紬「今日はガシューナッツクッキーを焼いてきたの!」
梓「いただきます」ハムハム
紬「どうかな」ワクワク
梓「とっても香ばしくて、甘さもちょうどよくて・・・美味しいです」
紬「やった♪」
紬「まだまだあるからどんどん食べてね!」
梓「はい」ハムハム
紬「・・・」ジー
梓「・・・」ハムハム
紬「・・・」ジー
梓「・・・あの、ムギ先輩?」
紬「どうしたの?」
梓「そんなにジッと見られていたら食べ難いです」
4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/05(火) 01:50:22.78 ID:MCbWeid40
梓(ムギ先輩が隠れ食いしているのを知ってからしばらく)
梓(たまにムギ先輩からメールが来るようになりました)
梓(部活が始まるまでの間、お菓子を一緒に食べないかって)
梓(お誘いのメールがあった日は、ダッシュで教室を出て部室に駆けつけます)
梓(最近はムギ先輩お手製のお菓子の日もあるんです)
梓(これがなかなかどうして美味しくて)
梓(私の密かな楽しみになっています)
梓(だけど今日のムギ先輩は少しおかしいような・・・)
梓(たまにムギ先輩からメールが来るようになりました)
梓(部活が始まるまでの間、お菓子を一緒に食べないかって)
梓(お誘いのメールがあった日は、ダッシュで教室を出て部室に駆けつけます)
梓(最近はムギ先輩お手製のお菓子の日もあるんです)
梓(これがなかなかどうして美味しくて)
梓(私の密かな楽しみになっています)
梓(だけど今日のムギ先輩は少しおかしいような・・・)
5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/05(火) 01:50:42.59 ID:MCbWeid40
紬「ごめんなさい。あっち向いてるから」
梓「そうじゃなくて、ムギ先輩も一緒に食べてください」
紬「そ、そうね・・・」カリッ
梓「・・・」ハムハム
紬「・・・」カリッ
梓「・・・あの、ムギ先輩?」
紬「どうかした?」
梓「さっきから全然食べてませんが」
紬「・・・」
梓「あのっ・・・」
紬「ごめんなさい梓ちゃん。私は今あんまり食べられないの」
梓「どうしてですか?」
紬「それは・・・」
梓「そうじゃなくて、ムギ先輩も一緒に食べてください」
紬「そ、そうね・・・」カリッ
梓「・・・」ハムハム
紬「・・・」カリッ
梓「・・・あの、ムギ先輩?」
紬「どうかした?」
梓「さっきから全然食べてませんが」
紬「・・・」
梓「あのっ・・・」
紬「ごめんなさい梓ちゃん。私は今あんまり食べられないの」
梓「どうしてですか?」
紬「それは・・・」
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/05(火) 01:51:01.29 ID:MCbWeid40
梓「言い難いことですか?」
紬「・・・うん」
梓「太ったんですね」
紬「・・・」
梓「沈黙は肯定と受け取ります」
紬「・・・・・・うん」
梓「はぁ~。体重なんて気にしなくていいのに・・・」
紬「あ、あずさちゃんには分かりません!!」
梓「・・・」
紬「・・・」
梓「なんだかごめんなさい」
紬「ううん。私が悪いの。だから梓ちゃんは気にせず食べて」
紬「・・・うん」
梓「太ったんですね」
紬「・・・」
梓「沈黙は肯定と受け取ります」
紬「・・・・・・うん」
梓「はぁ~。体重なんて気にしなくていいのに・・・」
紬「あ、あずさちゃんには分かりません!!」
梓「・・・」
紬「・・・」
梓「なんだかごめんなさい」
紬「ううん。私が悪いの。だから梓ちゃんは気にせず食べて」
8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/05(火) 01:51:15.91 ID:MCbWeid40
梓「・・・そういうわけにはいきません」
紬「どうして?」
梓「・・・」
紬「・・・?」
梓「・・・ムギ先輩に遠慮してしまって楽しく食べられません」
紬「そっか、そうよね・・・」
梓「ムギ先輩。ダイエット始めませんか。私も手伝いますから」
紬「ダイエット? 梓ちゃんが手伝ってくれるの?」
梓「もちろんです」
紬「どうして?」
梓「・・・」
紬「・・・?」
梓「・・・ムギ先輩に遠慮してしまって楽しく食べられません」
紬「そっか、そうよね・・・」
梓「ムギ先輩。ダイエット始めませんか。私も手伝いますから」
紬「ダイエット? 梓ちゃんが手伝ってくれるの?」
梓「もちろんです」
10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/05(火) 01:52:09.81 ID:MCbWeid40
紬「そうねぇ。梓ちゃんが手伝ってくれるならやってみようかしら」
梓「痩せたほうが健康にもいいです。それに・・・」
紬「・・・なぁに?」
梓「私も少し持久力をつけようと思ってたんです。ほら、演奏って体力使いますから」
梓(ムギ先輩と二人で食べたい・・・とはさすがに気恥ずかしくて言えないっ)
紬「持久力をつけるってことは運動するのね!」
梓「そうですね。朝ランニングとかどうでしょう」
紬「・・・う~ん」
梓「どうしました?」
紬「朝かぁ・・・」
梓「もしかして都合悪いですか?」
紬「・・・そういうわけじゃないけど」
梓「痩せたほうが健康にもいいです。それに・・・」
紬「・・・なぁに?」
梓「私も少し持久力をつけようと思ってたんです。ほら、演奏って体力使いますから」
梓(ムギ先輩と二人で食べたい・・・とはさすがに気恥ずかしくて言えないっ)
紬「持久力をつけるってことは運動するのね!」
梓「そうですね。朝ランニングとかどうでしょう」
紬「・・・う~ん」
梓「どうしました?」
紬「朝かぁ・・・」
梓「もしかして都合悪いですか?」
紬「・・・そういうわけじゃないけど」
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/05(火) 01:53:13.24 ID:MCbWeid40
梓「なら、明日から朝ムギ先輩の家に行きますから、30分ほどランニングしましょう」
紬「え、ええ。それでお願いするわ」
―――
琴吹邸
―――
梓(いつ見ても大きいお家だなー)
梓(ポチッとな)ピンポーン
斎藤「中野様でございますね」
梓「あ、はい」
斎藤「お嬢様はお部屋に居られます。どうぞこちらへ」
―――
部屋前
―――
斎藤「では、ごゆっくりどうぞ」
梓(・・・いっちゃった)
梓(とりあえずノックしてみよう)トントン
梓(・・・反応がない。入ってみよう)ガチャ
紬「え、ええ。それでお願いするわ」
―――
琴吹邸
―――
梓(いつ見ても大きいお家だなー)
梓(ポチッとな)ピンポーン
斎藤「中野様でございますね」
梓「あ、はい」
斎藤「お嬢様はお部屋に居られます。どうぞこちらへ」
―――
部屋前
―――
斎藤「では、ごゆっくりどうぞ」
梓(・・・いっちゃった)
梓(とりあえずノックしてみよう)トントン
梓(・・・反応がない。入ってみよう)ガチャ
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/05(火) 01:54:32.53 ID:MCbWeid40
梓(・・・)キョロキョロ
梓(あっ、ベッドで寝てる)
ジリジリジリジリ
梓(!?)
梓(・・・目覚ましですか)
梓(大きな音が鳴ってるのに全然起きる気配がない・・・)
梓(ムギ先輩って意外と朝弱いのかも)
梓(朝ランニングの話をしたときも反応が悪かったし)
梓(ふむふむ・・・)
紬「すーすー」
梓(後輩がきたのにぐっすり眠ってるとは・・・)
紬「すーすー」
梓(ちょっと鼻をつまんでみよう)
紬「すー。・・・・・・・・・」
梓(あっ、ベッドで寝てる)
ジリジリジリジリ
梓(!?)
梓(・・・目覚ましですか)
梓(大きな音が鳴ってるのに全然起きる気配がない・・・)
梓(ムギ先輩って意外と朝弱いのかも)
梓(朝ランニングの話をしたときも反応が悪かったし)
梓(ふむふむ・・・)
紬「すーすー」
梓(後輩がきたのにぐっすり眠ってるとは・・・)
紬「すーすー」
梓(ちょっと鼻をつまんでみよう)
紬「すー。・・・・・・・・・」
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/05(火) 01:54:59.35 ID:MCbWeid40
梓(あれ・・・)
紬「・・・」
梓(口から息してない? 呼吸がとまってる?)
紬「・・・」
梓「む、むぎせんぱい!!!!!」
紬「・・・! ぜーーー!! はーーー! はーー!!!」
梓「大丈夫ですか、ムギ先輩」
紬「ぜーーー!! はーーー! あ、あすさしゃん!?」
梓「ごめんなさいムギ先輩、実は」
――――
梓説明中
――――
紬「つまり、鼻を塞いだら、息が止まったと」
梓「はい。すいませんでした」
紬「・・・」
梓(口から息してない? 呼吸がとまってる?)
紬「・・・」
梓「む、むぎせんぱい!!!!!」
紬「・・・! ぜーーー!! はーーー! はーー!!!」
梓「大丈夫ですか、ムギ先輩」
紬「ぜーーー!! はーーー! あ、あすさしゃん!?」
梓「ごめんなさいムギ先輩、実は」
――――
梓説明中
――――
紬「つまり、鼻を塞いだら、息が止まったと」
梓「はい。すいませんでした」
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/05(火) 01:55:35.42 ID:MCbWeid40
紬「許してあげるけど、次からはもっと優しく起こしてね」
梓「///」
紬「梓ちゃん?」
梓「は、はいっ」
紬「どうして赤くなったの?」
梓「気のせいです」
梓(言えません! 優しく起こす妄想をして赤くなったなんて言えませんっ!!)
紬「じゃあ私着替えるね」
梓「あっ、はい」
紬「・・・」
梓「・・・」ジー
梓「///」
紬「梓ちゃん?」
梓「は、はいっ」
紬「どうして赤くなったの?」
梓「気のせいです」
梓(言えません! 優しく起こす妄想をして赤くなったなんて言えませんっ!!)
紬「じゃあ私着替えるね」
梓「あっ、はい」
紬「・・・」
梓「・・・」ジー
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/05(火) 01:56:07.92 ID:MCbWeid40
紬「梓ちゃん。そんなジッと見られていると着替えにくいのだけど」
梓「ご、ごめんなさい。私廊下で待ってます」
紬「そ、そこまでしなくてもいいわ。女同士なんだから」
梓「そ、そうですよね。女同士ですもん」
紬「え、ええ・・・」
梓「・・・」
紬「・・・」ヌギヌギ
梓「・・・//」ポーッ
紬「・・・//」ヌギヌギ
梓「・・・//」ポーッ
紬「終わったわ//」
梓「それじゃあ行きましょうか//」
紬「ええ//」
梓「ご、ごめんなさい。私廊下で待ってます」
紬「そ、そこまでしなくてもいいわ。女同士なんだから」
梓「そ、そうですよね。女同士ですもん」
紬「え、ええ・・・」
梓「・・・」
紬「・・・」ヌギヌギ
梓「・・・//」ポーッ
紬「・・・//」ヌギヌギ
梓「・・・//」ポーッ
紬「終わったわ//」
梓「それじゃあ行きましょうか//」
紬「ええ//」
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/05(火) 01:56:36.63 ID:MCbWeid40
―――
公園!
―――
梓「いい天気で良かったです」
紬「晴れててもちょっと寒いけど」
梓「そうですね。準備体操は念入りにやりましょう」
紬「うん!」
梓「いちにっさんしー」
紬「にいにっさんしー」
梓「いちにっさんしー」
紬「にいにっさんしー」
公園!
―――
梓「いい天気で良かったです」
紬「晴れててもちょっと寒いけど」
梓「そうですね。準備体操は念入りにやりましょう」
紬「うん!」
梓「いちにっさんしー」
紬「にいにっさんしー」
梓「いちにっさんしー」
紬「にいにっさんしー」
20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/05(火) 01:57:04.86 ID:MCbWeid40
梓「あっ、ムギ先輩背中を向いてくれますか」
紬「こう?」
梓「はい。それで手をあげて」
紬「うん・・・あっ」
梓「じゃあその手を引っ張ってくれますか?」
紬「あれね! 背中の上に乗る奴!」
梓「はい」
紬「えいっ!」ギュッ
梓「あわわ・・・浮いてます」
紬「浮いちゃ駄目なの?」
梓「・・・たぶん」
憂「呼んだ?」
紬・梓「えっ」
紬「こう?」
梓「はい。それで手をあげて」
紬「うん・・・あっ」
梓「じゃあその手を引っ張ってくれますか?」
紬「あれね! 背中の上に乗る奴!」
梓「はい」
紬「えいっ!」ギュッ
梓「あわわ・・・浮いてます」
紬「浮いちゃ駄目なの?」
梓「・・・たぶん」
憂「呼んだ?」
紬・梓「えっ」
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/05(火) 01:57:48.08 ID:MCbWeid40
憂「おはようございます紬さん、梓ちゃん」
梓「なんで憂がここに・・・」
憂「私も公園にランニングしにきたんだよー」
紬「へぇ~・・・」
紬(憂ちゃんもダイエット)コソコソ
憂(・・・それもあります)コソコソ
紬(それも・・・?)コソコソ
憂「実はお姉ちゃんの付き合いできたんです」
憂「今度ボーカルやるから肺活量増やさなきゃって」
梓「なんで憂がここに・・・」
憂「私も公園にランニングしにきたんだよー」
紬「へぇ~・・・」
紬(憂ちゃんもダイエット)コソコソ
憂(・・・それもあります)コソコソ
紬(それも・・・?)コソコソ
憂「実はお姉ちゃんの付き合いできたんです」
憂「今度ボーカルやるから肺活量増やさなきゃって」
23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/05(火) 01:58:11.50 ID:MCbWeid40
梓「あの唯先輩が・・・」ジーン
紬「そうだ。みんなで一緒に走りましょうか」
憂「う~ん」ジー
梓「どうしたの? 憂」
憂「今日はやめておきましょう。お互い邪魔になるといけないので」
紬「・・・そうね」
梓「どういうことですか?」
唯『うい~どこ~~?』
憂「お姉ちゃんが呼んでる。じゃあね梓ちゃん、紬さん」
紬「ええ、唯ちゃんによろしく」
紬「そうだ。みんなで一緒に走りましょうか」
憂「う~ん」ジー
梓「どうしたの? 憂」
憂「今日はやめておきましょう。お互い邪魔になるといけないので」
紬「・・・そうね」
梓「どういうことですか?」
唯『うい~どこ~~?』
憂「お姉ちゃんが呼んでる。じゃあね梓ちゃん、紬さん」
紬「ええ、唯ちゃんによろしく」
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/05(火) 01:58:29.00 ID:MCbWeid40
梓「・・・」
紬「梓ちゃん?」
梓「お互い邪魔ってどういうことでしょうか?」
紬「う~ん。憂ちゃんは唯ちゃんとデートしたかったってことじゃないかしら」
梓「・・・えっ。でもあの二人、いつも家では一緒ですよね」
紬「ええ家の中ではそうね。だからこそ、外で二人きりになりたかったんじゃない」
梓「なるほど」
紬「さて、私達も走りましょうか」
梓「はい」
紬「梓ちゃん?」
梓「お互い邪魔ってどういうことでしょうか?」
紬「う~ん。憂ちゃんは唯ちゃんとデートしたかったってことじゃないかしら」
梓「・・・えっ。でもあの二人、いつも家では一緒ですよね」
紬「ええ家の中ではそうね。だからこそ、外で二人きりになりたかったんじゃない」
梓「なるほど」
紬「さて、私達も走りましょうか」
梓「はい」
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/05(火) 01:59:03.81 ID:MCbWeid40
梓(私たちは公園の外周を30分ぐらい走りました)
梓(朝の冷たい空気はとても美味しくて)
梓(髪を揺らしながら走るムギ先輩は、いつもより少しだけ綺麗に見えました)
梓(朝の冷たい空気はとても美味しくて)
梓(髪を揺らしながら走るムギ先輩は、いつもより少しだけ綺麗に見えました)
27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/05(火) 01:59:31.00 ID:MCbWeid40
紬「そろそろ時間かしら」
梓「そうですね。これ以上公園にいたら遅刻しちゃいます」
紬「あのね、梓ちゃん」
梓「どうしました?」
紬「明日からも続ける?」
梓「えっと・・・ムギ先輩さえよければ」
紬「そっ、そうなの!」
梓「あっ、やっぱり嫌でしたか?」
紬「ううん。逆! 朝から梓ちゃんといられてとっても嬉しいなって!」
梓「・・・//」
紬「梓ちゃん。これからもよろしくね♪」
梓「そうですね。これ以上公園にいたら遅刻しちゃいます」
紬「あのね、梓ちゃん」
梓「どうしました?」
紬「明日からも続ける?」
梓「えっと・・・ムギ先輩さえよければ」
紬「そっ、そうなの!」
梓「あっ、やっぱり嫌でしたか?」
紬「ううん。逆! 朝から梓ちゃんといられてとっても嬉しいなって!」
梓「・・・//」
紬「梓ちゃん。これからもよろしくね♪」
29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/05(火) 02:00:00.22 ID:MCbWeid40
梓(それから毎日)
梓(朝早くムギ先輩の家を訪ねて)
梓(眠っているムギ先輩を起こして)
梓(公園へ行って走る)
梓(そんな日常がはじまりました)
梓(三週間後――)
梓(朝早くムギ先輩の家を訪ねて)
梓(眠っているムギ先輩を起こして)
梓(公園へ行って走る)
梓(そんな日常がはじまりました)
梓(三週間後――)
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/05(火) 02:00:52.03 ID:MCbWeid40
―――
琴吹邸
―――
紬「・・・」ドキドキ
梓「・・・」ドキドキ
紬「緊張するね・・・」
梓「はい・・・」ゴクリ
紬「・・・えいっ!」
梓「・・・」チラッ
紬「・・・」チラッ
梓「・・・これは」
紬「梓ちゃん!」
梓「はい、はい。やっと・・・」
紬「目標体重に届いた!!」
梓「はい、です!」
琴吹邸
―――
紬「・・・」ドキドキ
梓「・・・」ドキドキ
紬「緊張するね・・・」
梓「はい・・・」ゴクリ
紬「・・・えいっ!」
梓「・・・」チラッ
紬「・・・」チラッ
梓「・・・これは」
紬「梓ちゃん!」
梓「はい、はい。やっと・・・」
紬「目標体重に届いた!!」
梓「はい、です!」
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/05(火) 02:01:33.88 ID:MCbWeid40
紬「さっそく明日、二人だけでティータイムをしましょう」
梓「いいですね」
紬「それじゃあ今からお菓子を作らないと・・・」
梓「それなら・・・」
紬「どうしたの?」
梓「私も手伝っていいですか」
紬「えっ、でも悪いわ」
梓「いいんです、私が手伝いたいんですから」
紬「そう? ならお願いします♪」
梓「はい、お任せください♪」
梓「いいですね」
紬「それじゃあ今からお菓子を作らないと・・・」
梓「それなら・・・」
紬「どうしたの?」
梓「私も手伝っていいですか」
紬「えっ、でも悪いわ」
梓「いいんです、私が手伝いたいんですから」
紬「そう? ならお願いします♪」
梓「はい、お任せください♪」
36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/05(火) 02:02:40.58 ID:MCbWeid40
紬「うふふ、でもこれでランニングが終わっちゃうと思うとちょっと寂しいね」
梓「それなんですが・・・よかったら続けませんか」
紬「梓ちゃん?」
梓「楽器の演奏って力がいりますし、私もいつかボーカルをやる日が・・・」
紬(梓ちゃんのボーカルって・・・)
梓「あっ、今、失礼なこと考えましたね」
紬「ご、ごめんなさい」
梓「・・・まぁ、いいです。そのかわり明日からも付き合ってもらいます」
紬「はい、喜んで♪」
梓「リバウンドも怖いですし」
紬「・・・むっ」ペチッ
梓「あ痛っ!」
梓「それなんですが・・・よかったら続けませんか」
紬「梓ちゃん?」
梓「楽器の演奏って力がいりますし、私もいつかボーカルをやる日が・・・」
紬(梓ちゃんのボーカルって・・・)
梓「あっ、今、失礼なこと考えましたね」
紬「ご、ごめんなさい」
梓「・・・まぁ、いいです。そのかわり明日からも付き合ってもらいます」
紬「はい、喜んで♪」
梓「リバウンドも怖いですし」
紬「・・・むっ」ペチッ
梓「あ痛っ!」
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/05(火) 02:03:44.59 ID:MCbWeid40
梓(そんなこんなで次の日もムギ先輩を起こして)
梓(公園で一緒に走って)
梓(それから学校へ行きました)
梓(お昼御飯を食べてる途中にメールがきました)
梓(お昼休みにこっそりティータイムしようというお誘いのメール)
純「梓」
梓「わっ! 急に声かけないでよ」
純「いや~、ね。にやけた顔でメールしてるから何かなと思って」
憂「純ちゃん。梓ちゃんもそういうお年ごろなんだよ」
純「へ~」
梓「そ、そんなんじゃ・・・」
純「ない?」
梓「もうっ! 純には関係ない話でしょ」
梓(公園で一緒に走って)
梓(それから学校へ行きました)
梓(お昼御飯を食べてる途中にメールがきました)
梓(お昼休みにこっそりティータイムしようというお誘いのメール)
純「梓」
梓「わっ! 急に声かけないでよ」
純「いや~、ね。にやけた顔でメールしてるから何かなと思って」
憂「純ちゃん。梓ちゃんもそういうお年ごろなんだよ」
純「へ~」
梓「そ、そんなんじゃ・・・」
純「ない?」
梓「もうっ! 純には関係ない話でしょ」
39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/05(火) 02:04:28.17 ID:MCbWeid40
梓(二人に誂われながらお弁当を食べ終えた私は、部室に向かいました)
梓(部室には既にムギ先輩がいました)
梓(だけどムギ先輩は・・・)
―――
―――
―――
唯「りっちゃん隊員、報告お願いします」
律「ぴー。こちら律。ターゲットは部室にいる模様」
唯「ぴー。引き続き監視をお願いします」
澪「ムギがコソコソしてたからついてきたわけだが・・・おまえらは何をしてるんだ」
律「なにって・・・ナニ?」
唯「ムギちゃん追跡任務を実行中なんだよ!」
律「だ、そうだ」
澪「はぁ・・・」
梓(部室には既にムギ先輩がいました)
梓(だけどムギ先輩は・・・)
―――
―――
―――
唯「りっちゃん隊員、報告お願いします」
律「ぴー。こちら律。ターゲットは部室にいる模様」
唯「ぴー。引き続き監視をお願いします」
澪「ムギがコソコソしてたからついてきたわけだが・・・おまえらは何をしてるんだ」
律「なにって・・・ナニ?」
唯「ムギちゃん追跡任務を実行中なんだよ!」
律「だ、そうだ」
澪「はぁ・・・」
40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/05(火) 02:04:47.91 ID:MCbWeid40
澪「それでムギは・・・」
唯「おお、これは・・・」
律「ああ・・・」
澪「そっとしておこう」
唯・律「・・・うん」
澪「ふたりとも、よい夢を――」
紬・梓「zzz」
おしまいっ!
唯「おお、これは・・・」
律「ああ・・・」
澪「そっとしておこう」
唯・律「・・・うん」
澪「ふたりとも、よい夢を――」
紬・梓「zzz」
おしまいっ!
引用元: ・梓「ムギ先輩減量計画!」
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