1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/15(金) 17:12:26.30 ID:Xxkh95Wd0
ピコーン

ケンシロウ「・・・?」カチカチ

ケンシロウ「・・・!!!」

[このツイートをリツイートしますか?]

カチッ・・・

3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/15(金) 17:16:03.03 ID:Xxkh95Wd0
モヒカン「拳王様、お食事の用意が整いました。」

ラオウ「うむ・・・して、今日のメニューは」

モヒカン「は、拳王様のご要望通り明太子スパゲティを・・・」

ラオウ「マジで!?早く持ってきて!」



~~~



ラオウ「~♪」 ピロリーン

ラオウ「今日の昼食は・・・たらこすぱなう・・・ん!?」

5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/15(金) 17:18:26.17 ID:Xxkh95Wd0
ラオウ「珍しくトキのつぶやきが100件もリツイートされておると思ったら」

ラオウ「ヤツの体の謎を・・・」カチカチ

ラオウ「とりあえず部下達にも全員リツイートしとくように命令しとこ・・・」カチ

7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/15(金) 17:21:57.23 ID:Xxkh95Wd0
シン「・・・まずいな」

シン「冷蔵庫に何も食材が無いではないか」

シン「今日は珍しくユリアが遊びに来るというのに・・・仕方ない」

シン「少し歩くがスーパーまで買い物に行くか」

10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/15(金) 17:26:30.36 ID:Xxkh95Wd0
~スーパー・鮮魚コーナー~

シン「オヤジ、今日のオススメは何だ」

モヒカン「お、サザンクロスの旦那!今日は良いのがたくさんありますよ!」

シン「その呼び方はやめろと言ったはずだろう。煮付けでも作ろうかと思うんだが」

モヒカン「じゃあ、鰤なんかどうだい?」

シン「うむ、じゃあそれを頂くとするか」

モヒカン「まいど~!」

シン「さて・・・あとは野菜を・・・ん?あれは・・・」

11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/15(金) 17:29:09.53 ID:Xxkh95Wd0
サウザー「ワハハハハハ!この小さな袋にこれだけ入ったぞ、シュウ!」

シュウ「サウザー、いくらなんでもそれは詰め過ぎじゃ・・・破れそうだぞ」

サウザー「甘いぞシュウ、そんな事だから貴様は・・・ギャアアアア!?」

シュウ「あぁ・・・言わんこっちゃない・・・」





シン「・・・一体何をしているんだあいつらは」

13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/15(金) 17:34:02.45 ID:Xxkh95Wd0
シン「何?豚肉の詰め放題?」

シュウ「そうなんだ・・・今日は焼肉パーティをする予定だったから張り切って・・・」

シン「だからって何も泣く事ないだろう。大体、焼き肉と言ったら普通牛肉だろう」

サウザー「」シクシク

シュウ「いや・・・その・・・今月は色々と苦しいから仕方なく豚肉なんだ」

シン「なぜ苦しいのに焼き肉パーティをしようと思ったのか」

14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/15(金) 17:36:44.80 ID:Xxkh95Wd0
シン「まったく・・・仕方のないやつらだ。おい、そこの店員」

モヒカン「はい、なんでしょうか」

シン「すまないが、店長を呼んできてくれないか」

モヒカン「はぁ・・・かしこまりました、少々お待ちください」トタタタ



シュウ「シンよ、店長さんを呼び出してどうするつもりなんだ?」

シン「いや何、ちょっとした知り合いでな」

15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/15(金) 17:39:53.57 ID:Xxkh95Wd0
店長「どうされまし・・・おお、これはシン様ではないですか」

シン「うむ、今日は煮魚にしようと思ってな。こちらに買い物にきた」

店長「それはありがとうございます。して、私に用件というのは」

シン「いや、こっちの友人の事なんだが、少々この牛肉を値引きしてやってはもらえんだろうか」

シュウ・サウザー「!?」

17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/15(金) 17:44:51.23 ID:Xxkh95Wd0
シュウ「すまないな、わざわざ私達のために」

シン「なぁに、困った時はお互い様だろう」

サウザー「ワハハハハ!退かぬ、媚びぬ、省みぬ!」

シュウ「・・・はぁ」

シン「まったくこいつは・・・。さて、今のみんなは何を・・・!?」

シュウ「お、私もたまにはTLをみてみようか。まぁ基本ROM専だが・・・!?」

シン・シュウ(これは・・・絶対にサウザーには見せられないな・・・)

サウザー「愛などいらぬ~いらぬのだ~♪」タンッタタンッ

18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/15(金) 17:50:09.42 ID:Xxkh95Wd0
シン「おい、この話は本当か」ヒソヒソ

シュウ「いや、私もはっきりした事は知らないのだが・・・以前そういう話を酒の席で」ヒソヒソ

シン「・・・大体トキのやつは一体どうやってこんな情報を掴んだんだよ」

シュウ「わからぬ・・・たまに風呂に一緒に入ったりはするが、じっくりみたりはしないし」



サウザー「何をしている、シュウよ。早く帰らないと肉が冷めてしまうではないか!」

シュウ「・・・そうだな、サウザー。」

シン「これは突っ込まなくていいのか」

19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/15(金) 17:54:41.51 ID:Xxkh95Wd0
~聖邸~

サウザー「ただいまー」ガチャ

シュウ「おかえり」バタン

サウザー「して、シュウよ。もうみんなに招待状は送ったのか?」

シュウ「な、パーティするから皆を呼びかけしておくと言ったのはおぬしだろう!?」

サウザー「いや、正直誰を呼んだらいいかわからなくてな。任せた」

シュウ「任せたって・・・もう夕方の5時じゃないか!夕飯の準備してるところだって」

サウザー「大丈夫だって、まだ5時だし。とりあえずシン呼ぼう」

シュウ「さっきシンが魚の煮付けするとか言ってたの聞いてなかった?」

21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/15(金) 17:58:57.35 ID:Xxkh95Wd0
シュウ「とりあえず北斗兄弟と六聖拳は招待リストに入れとくか」

サウザー「北斗の4人はその場にいるだけで相当うるさくなるからね」

シュウ「あとは・・・五車星はどうする」

サウザー「あいつらノリ悪いというか、勝手によく5人で飲んでるじゃん。フドウデカいし」

シュウ「それもそうだな・・・面倒だからツイッターで呼びかけよう」

サウザー「うむ、そのリプライをツイッターしてバカッターをフォロワーしといてくれ」

シュウ「よくわからないなら無理しなくていいんだぞ」

22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/15(金) 18:07:17.08 ID:Xxkh95Wd0
ジャギ「兄者ぁ、ふぬけたか」パチン

トキ「む・・・ならばこれはどうだ」パチン

ジャギ「おぅろ!?王手飛車・・・」

トキ「ふふ、引っ掛かったな」

ジャギ「み、認めぬぞぉ~!」

トキ「さて・・・ん?」

「@shuh_nantohakuroken
北斗神拳、南斗六聖拳の皆様 今夜焼き肉パーティをするので
時間の許される方は聖帝宅までお越しください」

24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/15(金) 18:12:42.66 ID:Xxkh95Wd0
ラオウ「あのトキのツイート、RT3000件超えてんじゃん」

ラオウ「俺なんてふぁぼられた事すらないのに・・・」

ラオウ「ん・・・?焼き肉パーティのお誘いか・・・」

モヒカン「拳王様、どちらへお出掛けになられるので」

ラオウ「い、いや・・・ちょっと散歩に・・・」

モヒカン「駄目ですよ!また門限吹き飛ばして夜中まで外うろついてちゃ!」

ラオウ「あーうるさいなぁー!いいじゃん俺ん家だよここ!?」

モヒカン「拳王様!」

25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/15(金) 18:20:03.64 ID:Xxkh95Wd0
ピンポーン

レイ「ついに・・・ついにきた!!!」

レイ「待ちに待ったネット通販限定物!」ガチャ



ユダ「やぁ、久しぶりだなレ」バタン

ユダ「ちょ、ちょっとなんで閉めるの」ガチャガチャ

レイ「今、この世で一番見たくない顔をみた」ギギギ

ユダ「酷過ぎないかレイ!俺はただお前がツイッターみてないだろうから焼き肉の・・・」

レイ「うるさい!俺が今観たい顔はいつも来るクロネコのおっちゃんの顔だけだ!」

26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/15(金) 18:23:50.18 ID:Xxkh95Wd0
ユダ「レイ、お前最近外出なさすぎだろう!ネットでもSNSには顔すら出さないし」

レイ「そんな暇はないんだ!大体、なんで用もないのに外に出なきゃ・・・」

ユダ「今日はシュウが焼き肉するから来いと六聖拳メンバー全員をだな!」

レイ「はぁ・・・引きこもりの俺に毎日のように来てくれる幼馴染・・・だが男・・・」

ユダ「悪かったな男で!」

マミヤ「何やらお困りのようね、ユダ」

ユダ「おお、マミヤではないか。ちょうど良い所に」

レイ「マミヤ!?」

27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/15(金) 18:27:11.32 ID:Xxkh95Wd0
マミヤ「ふーん、焼き肉パーティをシュウさんがねえ」

ユダ「大抵6人が集まろうとする時こいつだけが居なくていつも揃わないんだよ!」

マミヤ「確かに、たまには他のみんなにも顔見せた方がいいわよ?レイ」

レイ「いや・・・だがな・・・今日はどうしても外せない用事が」

マミヤ「また夜中まで起きて深夜アニメ観る気なんでしょ」

レイ「うっ・・・」

マミヤ「はいはい、録画セットして。すぐにサウザーさん家に出掛けるわよ」

レイ「やだあああああ」

ユダ「素晴らしい・・・流石だマミヤ」

29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/15(金) 18:32:07.06 ID:Xxkh95Wd0
シン「フフ・・・完璧だ。」

シン「これならしっかりと魚に味が染み付いている事だろう。きっとユリアも喜んでくれる」

シン「あとはポトフを完成させて・・・ユリアが来るのを待つだけだ」



ピロリーン♪



シン「なんだ・・・ユリアからじゃないか。どれ」ピッ

『こんばんはシン。ツイッターを見たら、聖帝さん家で焼き肉パーティをするそうよ。
今日はシンの家に行く予定だったのだけれど、レイさんも久しぶりに来てくれるそうだから
悪いけど2人でご飯はまた今度にできないかしら?』




シン「・・・なんという事だ」

30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/15(金) 18:37:54.93 ID:Xxkh95Wd0
シン「はぁ・・・死にたい」

シン「なんでこんな時に限ってレイが・・・いや、そもそもなんでサウザー・・・」

シン「そうだよ俺スーパーで今日は煮魚作るって言ってたよね!?」

シン「あいつらの考えてる事はほんとよくわからん・・・」

シン「俺が行かなかったら行かないでまたなんか言われるだろうし・・・」

シン「仕方ない、出掛けるとするか・・・」ガチャ

ユリア「こんばんわ、シン。」

シン「な・・・ユリアじゃないか!」

ユリア「せっかく誘ってくれたのに、ごめんなさいね。お夕飯作って待ってくれてたんでしょう?」

シン「い、いや、いま今からつっ作るところだったんだ。ハハ」

ユリア「うそおっしゃい。あなたの家からおいしそうなご飯の匂いがしてるわよ」

シン「うっ・・・」

ユリア「明日またご馳走になりに来るから、今日は一緒にサウザーさん家に行きましょう」

シン「あ、あぁ・・・もちろんだとも!」

31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/15(金) 18:41:08.75 ID:Xxkh95Wd0
ケンシロウ「・・・・・」タッタッタッタッ

ラオウ「・・・ぬ?ケンシロウではないか」チリンチリーン

ケンシロウ「ラオウ・・・黒王はどうした」

ラオウ「黒王は今日は休ませておる。たまには一人で出掛けるのも良いものだ」

ケンシロウ「・・・ママチャリ、似合ってるな」

ラオウ「ん、何か言った?」

ケンシロウ「・・・いや。」

34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/15(金) 18:44:36.03 ID:Xxkh95Wd0
サウザー「・・・ねえ」

シュウ「どうした。野菜ならもうすぐ並べられるように切り揃えてあるぞ」

サウザー「そうじゃなくて、みんな遅くないか?」

シュウ「まぁそう言うな、さっき呼びかけたばかりだ。待ってればじきに皆来るだろう」

サウザー「誰一人来なかったらどうしよう・・・」

シュウ「それは無いと思うが・・・その時はその時だ。二人で飲めば良いじゃないか」

サウザー「・・・お風呂入ってくる」

シュウ「あ、すまない。まだ浴槽の掃除が」

サウザー「シャワー浴びてくる」

36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/15(金) 18:49:47.86 ID:Xxkh95Wd0
ジャギ「兄者、後ろ乗ってもいいんだぞ」

トキ「いや、それは良くない。2ケツは駄目だ」

ジャギ「相変わらず真面目だなトキ兄者は。」

トキ「まぁ、走るのも良い運動になる」

ジャギ「車とか電車も苦手だが、まさかこの歳で速いのが怖いとか言うのは」

トキ「走るのは良い運動になる」

ジャギ「・・・そうだな。」

37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/15(金) 18:54:27.16 ID:Xxkh95Wd0
ピンポーン



シュウ「はい、どなたですか?」

『妖星は、天をも動かす・・・』

シュウ「はいはい、ユダ達だな。開けるから上がってきてくれ」

『美と知略の・・・』



シュウ「とりあえず2人来たぞ、サウザー」ガララ

サウザー「ワハハハハ!!?目にシャンプーが!!」

シュウ「もういい加減シャンプーハットなしで髪洗えるようにならないか、サウザー」

39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/15(金) 18:58:49.99 ID:Xxkh95Wd0
シュウ「いらっしゃい」

ユダ「あぁ、数日ぶりだな。今日はマミヤも来ているんだが良いか?」

シュウ「もちろんだ。人が多いに越した事はない。さぁ、3人共あがってくれ」

ユダ・マミヤ「おじゃまします」

レイ「・・・」

シュウ「・・・レイ。」

レイ「!?」ビクッ

シュウ「よく来た、久しぶりじゃないか。心配したぞ。」

レイ「あ・・・うん」

シュウ「さぁ、あがってくれ」 ピンポーン

シュウ「お、次々来るな」

40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/15(金) 19:02:24.97 ID:Xxkh95Wd0
『シュウ、俺だ』

シュウ「シンか。すまないな、さっきは」

『いや、それよりも家で折角作った魚の煮付けがだな』

シュウ「私もそれは言ったのだが・・・サウザーがどうしてもとな」

『まったくお前達は本当にどうしようも無いな』

シュウ「はは、いつもすまない」

『大丈夫よシュウさん、シンの料理は明日私がしっかりいただくから』

シュウ「おお、ユリアさんも一緒だったか。二人とも、あがってきてくれ」

42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/15(金) 19:05:52.21 ID:Xxkh95Wd0
トキ「む、あれは」

ジャギ「シンとユリアじゃねえか。二人一緒に来たみたいだな。おー・・・」ガシッ

ジャギ「わば・・・あいじゃ・・・ないを」

トキ「まぁ待てジャギ。シンの数少ない幸福なひとときを潰す訳には行くまい」

ジャギ「っぶあぁ・・・シンの幸福のために俺は窒息死しそうになったぞ兄者」

トキ「いや、何。すまない」

43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/15(金) 19:08:20.52 ID:Xxkh95Wd0
ケンシロウ「・・・こっちだろう、ラオウ」

ラオウ「いや・・・確かこの道で合ってる」

ケンシロウ「このロー○ンの前を通るのはこれで3回目だ」

ラオウ「ならばうぬは道がわかると申すか」

ケンシロウ「わかるも何も、歩いて10分ほどの場所だろう」

ラオウ「うぬぬ・・・」

45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/15(金) 19:12:54.38 ID:Xxkh95Wd0
シュウ「これで六聖拳が久しぶりに揃った。皆よく来てくれた」

マミヤ「少々おまけもいるけどね」

トキ「うむ」

シュウ「はは、人数は多いに越した事はないだろう。時にケンとラオウだが」

ジャギ「ケンシロウはともかく、ラオウ兄者はよく迷子になるからなぁ・・・」

ユリア「ケン主導じゃない限り、ここに来るのが遅れるのは確実ね」

シュウ「む・・・そうか。ならば揃うまで乾杯は保留だな。みんな適当にくつろいでてくれ」

サウザー「ワハハハハ!シュウよ!風呂上がりのオレンジジュースだ!」

シュウ「サウザー、客人の前だ。知り合いといえどパンツ一丁で出て来ないでくれ」

48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/15(金) 19:17:36.29 ID:Xxkh95Wd0
シン(体の謎・・・少し裸体を見ただけじゃわからんな)

ユダ(サウザーの謎とやらは何だ?特に隠している様子はないが)

ジャギ「なぁ、兄者」ヒソヒソ

トキ「ん、どうしたんだジャギ。」

ジャギ「その・・・昼間ツイートしてたあれ、結局なんなんだよ。」ヒソヒソ

トキ「あぁ、アレか。いや大した事ではないんだがな」ヒソヒソ

レイ(あの2人、さっきから小声で何か話しているようだ・・・何だ?俺どこか変か?)

49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/15(金) 19:21:13.15 ID:Xxkh95Wd0
シュウ「サウザー、あまり飲み過ぎるとまた腹を壊すぞ」

サウザー「帝王は退かぬ!」ゴクッゴクッ・・・

シュウ「これからまた食べるんだからほどほどにしないと」

サウザー「むぅ・・・ところで、全員揃った?」

シュウ「さっきみんなの顔を見ただろう?あとケンとラオウだけだ」

サウザー「あいつらいつも遅いよね」

シュウ「まぁそういうな、急に呼んだのはこっちなんだから。」

ピンポーン

シュウ「そら、もう揃うみたいだぞ。服を着といてくれよ」

サウザー「わかった。じゃもう一杯飲んでから・・・」

50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/15(金) 19:25:35.93 ID:Xxkh95Wd0
ケンシロウ「流石に疲れた」

ラオウ「うぬには申し訳ないと思っている」

シュウ「よく来たな。みんなもう揃っているぞ、さぁあがってくれ」

ラオウ・ケン「おじゃまします」



サウザー「来たな北斗兄弟!」

ケンシロウ「今日は世話になる」

ラオウ「うぬはいつも元気であるな。して体のなzケン「ホアタァ!」

ラオウ「ぬううううううううううう!!!」

サウザー「おい、どうしたラオウ。急にうずくまって」

ケン「心配ない、流行りの遊びだ。」

シュウ「ラ、ラオウ大丈夫か。私の腕に捕まれ」

ラオウ「ふ・・・見事だ弟よ・・・」ズルズル

52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/15(金) 19:30:05.46 ID:Xxkh95Wd0
シュウ「みんな、ケンとラオウが来た。これで全員揃ったぞ」

ジャギ「遅いじゃねえか!」

マミヤ「さ、座って乾杯しましょう」

シン「ケンシロウ、こっちだ」

ケンシロウ「あぁ」

シン(ユリアは端に座っている・・・俺はそこから一つ空けた場所・・・ここにケンが座れば良いだろう)

ケンシロウ「・・・ユリア、悪いが隣にズレてくれないか。俺は端が良い」

ユリア「あら、そう?構わないけど」

シン「!?」

53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/15(金) 19:33:01.91 ID:Xxkh95Wd0
ケン|ユリア|シン

シン(ケンは一体何を考えているんだ)

ケン「位置的にこの方が色々と取りやすいだろう。シン、そっちにあるのは悪いが」

シン「あぁ、しょうゆでもソースでもなんでも言え。全部取ってやろう」

ユリア「何言ってるのシン、焼き肉にソースは要らないでしょう」

シン「あ、あぁ、そうだったな。ハハ」

ケン「・・・ニコッ」

シン「ニコッ」

54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/15(金) 19:37:09.68 ID:Xxkh95Wd0
シュウ「とりあえず、全員席についたようだし、乾杯しようか」

シュウ「では数年ぶりの北斗四兄弟、南斗六聖拳の集結を祝って・・・」




「「「カンパーイ」」」



ラオウ「ジョイヤアアアア!!!」

ジャギ「ラオウ兄者、それ俺が焼いた肉・・・」

トキ「激流に身を任せ同化する」

ジャギ「肉取られたら野菜食えばいい、かトキ兄者・・・って俺食うもん無くない!?」

シュウ「はは、安心してくれ。私達が買った分とは別にシンやユダ達が食材を提供してくれた」

ジャギ「それはありがてえが、焼けたそばから無くなるんじゃ意味が・・・」

56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/15(金) 19:41:40.23 ID:Xxkh95Wd0
マミヤ「レイ、どうしたの?全然食べてないじゃない」

レイ「いや・・・お腹が」

マミヤ「来たばかりに何言ってんの。ほら、こっち焼けたわよ。」

レイ「う・・・」




ユダ「うむ・・・やはり焼き肉は塩に限る」

サウザー「そうなの?」ドポポポ

シュウ「サウザー、流石にそれは掛け過ぎだ。」

サウザー「だって漬け込んだ方がフルーティでおいしいじゃん」

ユダ「ふ・・・幼稚な味覚よ」

サウザー「なんだと!?帝王には塩などいらぬ!」

シュウ(また始まった)

57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/15(金) 19:44:11.00 ID:Xxkh95Wd0
ユリア「はい」

シン「あ、すまない」

ユリア「はい、はい。あとこれ」

ケンシロウ「ユリア、そんなに多くは」

ユリア「何言ってるの。二人とも早く食べて。次すぐ焼けるから」

ケン・シン(もはや鍋奉行とかそういうレベルではないな)

58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/15(金) 19:51:01.80 ID:Xxkh95Wd0
~2時間後~

ラオウ「拳王は決して膝など地に・・・」

トキ「思いっきり仰向けに寝転がってるじゃないか」

ジャギ「もういい加減二人ともやめとけよ・・・酒飲んだ後に相撲なんて・・・」

ラオウ「俺は北斗の長兄!相撲においても負ける訳にはいかぬ!」



マミヤ「レイ、そろそろやめときましょう?」

レイ「うるさぁーいっ!へっへ・・・シュウ、お酒!フフフ」

シュウ「あぁ・・・そうかレイは」

マミヤ「そうなのよ、ごめんなさい忘れてたわ。やっぱり飲ませるんじゃなかった」

シュウ「普段からこのくらい明るい性格であればよいのだが」

60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/15(金) 19:56:25.08 ID:Xxkh95Wd0
ケン「・・・・・」

シン「・・・・・やはり」

ケン「うむ」

シン「酒が弱いというのは聞いていたが、ここまでとは・・・」

ケン「いつもこうなんだ。ユリアはビール一杯程度ですぐに」

シン「ダウンしてしまう訳か。よかれと思って注いだのがまずかったか」

ケン「いや、まぁいつもの事だ。」

シン「そうか・・・。ところで、今日のトキのツイートなんだが」

ケン「あぁ・・・俺も詳しくは知らないが・・・」



サウザー「ンゴゴ・・・シュウノシュウマイ・・・フヘヘ・・・」



シン「あそこで酔って寝っ転がってるヤツに何の秘密が」

ケン「俺もわからぬ。後でトキ兄さんに聞いてみよう」

62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/15(金) 20:01:37.68 ID:Xxkh95Wd0
ユダ「お前も大変だな、シュウよ」

シュウ「まぁ、昔からの親友だ・・・コイツは放って置けぬ」

ユダ「親友か・・・実にいい響きだ」

シュウ「ユダ・・・」

ユダ「中々生涯を共に過ごしていける親友というのはできないものだ」

ユダ「俺達六聖拳はこれからもこうして離れずに結束したままでありたい」

シュウ「あぁ・・・そうだな・・・」

63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/15(金) 20:07:55.14 ID:Xxkh95Wd0
シュウ「さて、そろそろお開きにしないと行けない時間だな」

ケンシロウ「そうだな・・・」

シン「うむ、もう12時近い。」

シュウ「帰れそうに無い者は・・・2、3人分くらいなら客が寝れる場所があるが」

レイ「」
マミヤ「」
ユリア「」

ジャギ「こいつらは駄目だな」

トキ「ラオウは寝ているが起こして帰らせよう。世話になったなシュウ」

ユダ「ご馳走になった。また会おうぞ」

シュウ「あぁ、3人の事は任せてくれ。みんな気をつけて」

65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/15(金) 20:11:44.28 ID:Xxkh95Wd0
ジャギ「夜にしてもこの時期にしてはやたら寒いな・・・ヒック」

ユダ「火照った体には少々寒いが、良い風だ」

ラオウ「う・・・ぐ・・・」

トキ「兄者、しっかり立て。私だけではあなたの巨体は支えきれん」

ケン「仕方のない兄だ・・・」グイッ

シン(明日また家にユリアが来る・・・しかし手をつけてないとは言え昨日の夕飯をそのまま出す訳には)

67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/15(金) 20:16:05.25 ID:Xxkh95Wd0
ケン「ところでトキ兄さん・・・聞きたい事が」

トキ「む?何だケンシロウ」

ケン「昼間のサウザーについてのつぶやきなんだが、あれは結局」

トキ「あぁ、そんな事か。いや大した事では」

ジャギ「トキ兄者、俺も気になるって言ったろ。話してくれよ」

トキ「うむ・・・」

シン(・・・トキがついにヤツの体の謎を!)



トキ「あれは私が一人で地元の銭湯に行った日の話だ」



「「「!?」」」

68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/15(金) 20:20:37.45 ID:Xxkh95Wd0
ジャギ「待て兄者。今日の話じゃないのか?」

トキ「いや、今日それを思い出してな。その日はツイートし忘れてたから」

ケンシロウ「なるほど」

トキ「話を続けよう。その日はたまたまサウザーも一人で来ていたらしくてな」

トキ「二人だけで会う事なんて珍しいから、他愛もない話をしていたんだが」

トキ「彼はあまり長風呂は得意ではないようでな」

トキ「一休みしてサウナに行く、と言って出る湯船から出る時に」

トキ「私は見たんだ」

69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/15(金) 20:22:24.29 ID:Xxkh95Wd0
ジャギ「湯船から出る時に・・・って兄者もしや」

ケンシロウ「待てジャギ兄さん。トキ兄者に限ってそんな事は」

トキ「待て、誤解しないでくれ。そういう事じゃない」

トキ「たまたま視界に入ったと表現した方がいいだろう」

ジャギ「なんか言い訳じみてきたぞ」

トキ「待ってくれ」

71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/15(金) 20:28:18.00 ID:Xxkh95Wd0
ケンシロウ「刺青・・・?」

トキ「そうだ。臀部の左側に」

ジャギ「なんで尻なんかに・・・てか、そもそも銭湯はタトゥーとか禁止だろ?」

トキ「多分湯船に入る前はタオル巻いてたから、それまでは隠していたんだろう」

ジャギ「思ったより大した事なかったな」

ケンシロウ「体の謎って言うから、もっと身体内部的な話かと思ったが」

トキ「いや、それが肝心なのは刺青の柄なんだが」

ジャギ「柄?」



トキ「その・・・クマさんだったんだよ。絵本にあるような」

73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/15(金) 20:31:03.93 ID:Xxkh95Wd0
ジャギ「な・・・そんなバカな」

ケンシロウ「これは他人に知られたくない訳だ」

トキ「私もそう思う・・・だが思い出す度にじわじわとこみ上げて来て」

トキ「つい我慢できずツイートに至ったという訳だ」

ジャギ「なるほどな・・・これは流石に秘密にしてやらんと可哀想だろう」

ケンシロウ「これ以上は広めないようにしなければ」




シン・ユダ(大変な事を聞いてしまった・・・)

74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/15(金) 20:34:21.37 ID:Xxkh95Wd0
春先に集った北斗4人、南斗6人の現代を生きる戦士達!
そしてついに明かされた聖帝サウザーの体の謎!
彼らはこれからこの秘密を守り、友情の崩壊を防ぐ事ができるのであろうか?

何も知らず、ベッドで寝ているサウザーの今後や如何に!?





お し り

引用元: トキ「サウザーの・・・体の謎・・・解明なう・・・っと」カチ