P「じゃあwiiでマリカーだ！」

杏「え」

杏「8じゃないの？」

P「え」

P「ほ…ほら！大画面の方がいいだろ？」

杏「はいはい」

杏「あ、あれ！？プロデューサーに抜かされてる！」

P「世界の三ツ星金ハンドルの頂点とは俺の事だ！」ｷﾘｯ

杏「赤甲羅命中！やった！」

P「あ…あれ？」

杏「世界の三ツ星ハンドルのトップとは杏の事だよ！」ﾄﾞﾔｯ

P「あ～負けた～」

杏「次ってスマブラある？」

P「wiiUの？あるよ」

杏「やろう！」

杏「杏はむらびとだよっ！」

P「俺はカービィだ！」

杏「頑張って！ヨシ君！」

P「ヨシ君？」

杏「むらびとって言い続けるのもかわいそうじゃん？」

杏「だから名前をつけたんだよ」

P「へぇ～」

P「ちなみに村長の名前は？」

杏「杏だけど」

P「じゃあ杏にすればいいのに」

杏「村名がヨシ村なんだよ」

P「紛らわしいわ！」

杏「カービィなんぞに負けるかあ！」ｶﾁｶﾁｶﾁ

P「背中ががら空だぜ！」ｶﾁｶﾁｶﾁ

杏「げっ！」ｶﾁｶﾁｶﾁ

P「おらあっ！」ｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁ

杏「あ～負けた！」

杏「何あの俊敏なカービィ」

杏「あんなのカービィじゃない！」

P「ふっ…俺のカービィさばきなめんなよ！」

杏「じゃあトリプルデラックスは持ってる？」

P「もちろん！」

杏「絶対ハンマーが最強だよ」

P「俺はスナイパー派だ！」

杏「いっけ～！」ﾄﾞｫﾝ!ﾄﾞｫﾝ!

P「遠くから…！」ﾋﾟﾁｭﾝ!ﾋﾟﾁｭﾝ!

杏「うわわ」

P「ふふん」ﾄﾞﾔｱ

杏「ぐぬぬ」

杏「ハンマーの本当の力！ええい！」ｽﾞﾄﾞｫﾝ!

P「ぎゃー」

杏「武器さえ持てば杏は最強なのだ」

P「つええ…」

杏「一狩り行こうぜ！」

P「持ってない…」

杏「えええ…」

杏「バーチャファイターは？」

P「ps3にならあるよ」

杏「アーケードスティックは？」

P「ございます」

杏「パイで速攻決着つけちゃうよ！」

P(それはどうかな……)

杏「プロデューサーは何を使うの？」

P「あおい使いだよ」

杏「へー意外かも」

P「なんで」

杏「重い感じのでぐいぐい押してきそうなイメージ」

P「マジか…」

P「2ラウンド先取でいい？」

杏「いいよ」

レディ…ファイト！！

杏「とう！やあ！はあっ！」ｶﾁｶﾁｶﾁ

P「甘いっ！」ｶﾁｶﾁｶﾁ

杏「投げられた！？」

P「からのー」

P「そおい！そおい！そおい！」ｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁ

杏「壁でパターンだと…！」ｶﾁｶﾁｶﾁ

杏「あ、ああ、あ！1ラウンド先に取られた～」

P「ふふん」ﾄﾞﾔｱ

杏「次はそうはいかないよ！」

P「それはどうかな」

レディ…ファイト！！

P「そおいそおいそおいそおいそおい！！！！」ｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁ

杏「うわわ！」ｶﾁｶﾁｶﾁ

杏「下蹴りが入らない…！！」

P「そおいそおいそおいあおい！！！」ｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁ

杏「ああ～…また負けたよ～」

杏「なんでそんなに強いの？」

P「連打とコマンド入力の指さばきだよ」

P「あと…」

杏「あと？」

P「あなたには功夫が足りないわ！(裏声)」

杏「ぷっ……くくく…」

P「そういえばそろそろ時間がまずくないのか？」

杏「本当だ…もう7時半だ」

杏「送って？(上目遣い)」

P「はいはい」

～車内～

杏「プロデューサー子供に対して本気出し過ぎだよ」

P「いや本気出すのは礼儀だろ」

杏「まーね」

杏「すっごく楽しかったよ」

P「それはそれは」

杏「今日は2勝2敗の引き分けだったから」

杏「この決着は今度つけようよ」

P「だな」

P「家着いたぞ」

杏「はーい」

杏「あーあ…プロデューサーみたいな旦那さんがいたら毎日楽しいだろうな～」ﾎﾞｿｯ

P「へっ！？」ｶｱｧ

杏「なーんてね！」

杏「おやすみ！プロデューサー！」ﾁｭｯ

杏「さあ！杏には録り溜めたアニメが待っている～」

杏「じゃーねー」

P「いっ、今のはどういう！？」

P「あんずー！」


おしまい