ちひろ「プロデューサーさん、いつまで女装してるんですか?」
ちひろ「プロデューサーさん、女装がバレないようにしっかりしてくださいね?」
智絵里「プ、プロデューサーさん、女装がバレないように気をつけてくださいっ」
ちひろ「プロデューサーさん、迂闊なことして女装がバレないようにしてくださいね」
2: 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/11(月) 21:47:09.65 ID:PLRhO3g90
――年末夜、大晦日、事務所
P「はあ……大晦日だろうが仕事しごと……」カタカタカタッ
ちひろ「うちの業界は仕方が無いですよ……頑張りましょう」ハァ
ちひろ「そういえば最近紗枝ちゃんはどうですか? 怪しい動きとかしていましたか?」
P「んーん、特には……あ、でも智絵里が変なこと言ってたな……」
ちひろ「何ですか?」
P「何だっけ、別の問題が出てきたとか何とか……」
ちひろ「なんでしょうかね? ま、とりあえずそれは置いといて……明日のお仕事の準備できてますか?」
P「とりあえずねー……あとは紗枝と文香がいつ来るのかしらね」
ちひろ「もういい時間ですしね。そろそろ来るとは思うんですけど……」
ガチャッ
P「はあ……大晦日だろうが仕事しごと……」カタカタカタッ
ちひろ「うちの業界は仕方が無いですよ……頑張りましょう」ハァ
ちひろ「そういえば最近紗枝ちゃんはどうですか? 怪しい動きとかしていましたか?」
P「んーん、特には……あ、でも智絵里が変なこと言ってたな……」
ちひろ「何ですか?」
P「何だっけ、別の問題が出てきたとか何とか……」
ちひろ「なんでしょうかね? ま、とりあえずそれは置いといて……明日のお仕事の準備できてますか?」
P「とりあえずねー……あとは紗枝と文香がいつ来るのかしらね」
ちひろ「もういい時間ですしね。そろそろ来るとは思うんですけど……」
ガチャッ
3: 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/11(月) 21:47:36.74 ID:PLRhO3g90
紗枝「こんばんは~」
文香「……お疲れ様、です」
ちひろ「あっ、丁度2人とも来ましたね」
P「おはよう2人とも。お正月から仕事入れちゃってゴメンなさいね」
紗枝「気にせんでよろしおす~。Pはんも大変やろし」
文香「私は……元旦に実家へ帰る予定も……ありませんでしたので……」
ちひろ「まあまあ、一応お2人はPさんと初詣に行ってからそのままお仕事なんですよね?」
P「ちょっと疲れるかなって思ったんですけどね。○○神社の正月行事のリポーターですし、早朝初詣してから収録入ればいいかなって」
紗枝「せっかくのお正月やし、お参りしておきまひょ」
文香「そう、ですね……こういうときでしか……神社へ足を運ぶことも、ありませんから……」
文香「……お疲れ様、です」
ちひろ「あっ、丁度2人とも来ましたね」
P「おはよう2人とも。お正月から仕事入れちゃってゴメンなさいね」
紗枝「気にせんでよろしおす~。Pはんも大変やろし」
文香「私は……元旦に実家へ帰る予定も……ありませんでしたので……」
ちひろ「まあまあ、一応お2人はPさんと初詣に行ってからそのままお仕事なんですよね?」
P「ちょっと疲れるかなって思ったんですけどね。○○神社の正月行事のリポーターですし、早朝初詣してから収録入ればいいかなって」
紗枝「せっかくのお正月やし、お参りしておきまひょ」
文香「そう、ですね……こういうときでしか……神社へ足を運ぶことも、ありませんから……」
4: 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/11(月) 21:48:13.01 ID:PLRhO3g90
P「2人とも、もう少し待ってて頂戴ね。一応事務所出るのは……日付変わってからかな?」
文香「それでは……待たせてもらいます……丁度、まだ読み終わっていない本を持ってきたので……」スッ
紗枝「うちはPはんのお仕事でも見とるわぁ」
P「あんまり邪魔しないで頂戴ね……あら、紗枝は完全装備ね」
紗枝「ふふっ、くりすますんときはてれび局も寒かったし、こーともまふらーもちゃんと着といたんよ?」
P「そう、偉いえらい」
ちひろ「プロデューサーさんは少し寒そうですね。暖房の温度上げておきますか?」
P「んー……ショール掛けてるんですけどね。窓際だから少し寒くて」
紗枝「しょーる……」
ちひろ「それじゃ少し暖房の温度上げましょっか。私も寒かったんですよねー」ピッ
……
…………
文香「それでは……待たせてもらいます……丁度、まだ読み終わっていない本を持ってきたので……」スッ
紗枝「うちはPはんのお仕事でも見とるわぁ」
P「あんまり邪魔しないで頂戴ね……あら、紗枝は完全装備ね」
紗枝「ふふっ、くりすますんときはてれび局も寒かったし、こーともまふらーもちゃんと着といたんよ?」
P「そう、偉いえらい」
ちひろ「プロデューサーさんは少し寒そうですね。暖房の温度上げておきますか?」
P「んー……ショール掛けてるんですけどね。窓際だから少し寒くて」
紗枝「しょーる……」
ちひろ「それじゃ少し暖房の温度上げましょっか。私も寒かったんですよねー」ピッ
……
…………
5: 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/11(月) 21:48:40.66 ID:PLRhO3g90
――数時間後
文香「……」ペラッ、ペラッ……
P「もうちょっとで0時回っちゃいますね」
ちひろ「そうですねー、年越し蕎麦でも食べます?」
P「蕎麦なんて無いでしょ……コンビニで買ってきます?」
ちひろ「食べましょうよー、このまま黙々とお仕事して新年迎えるなんて寂しいじゃないですかー」
P「はいはい……それじゃちょっと外行ってきますよ」ハァ
紗枝「あ、Pはんお外に出はるならうちも付いて行ってええどす?」
P「いいよ。寒いからちゃんとコート着なさいね」パサッ……
紗枝「はぁい」モゾモゾ
P「私もコート着て、と……それじゃちひろさん、文香、留守番お願いしますね」
文香「……はい」
ちひろ「お願いしますねー」
ガチャッ……バタンッ!
文香「……」ペラッ、ペラッ……
P「もうちょっとで0時回っちゃいますね」
ちひろ「そうですねー、年越し蕎麦でも食べます?」
P「蕎麦なんて無いでしょ……コンビニで買ってきます?」
ちひろ「食べましょうよー、このまま黙々とお仕事して新年迎えるなんて寂しいじゃないですかー」
P「はいはい……それじゃちょっと外行ってきますよ」ハァ
紗枝「あ、Pはんお外に出はるならうちも付いて行ってええどす?」
P「いいよ。寒いからちゃんとコート着なさいね」パサッ……
紗枝「はぁい」モゾモゾ
P「私もコート着て、と……それじゃちひろさん、文香、留守番お願いしますね」
文香「……はい」
ちひろ「お願いしますねー」
ガチャッ……バタンッ!
6: 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/11(月) 21:49:37.93 ID:PLRhO3g90
ちひろ「さてと、年越し前だしそろそろお仕事なんて放り投げてー……文香ちゃん、寒いしコーヒーでも飲みますか?」ゴソゴソッ
文香「……それでは、頂きます」
ちひろ「はいはい~、インスタントを開けてーの」パリパリッ
ちひろ「電気ポットからお湯を入れてーの……」コポコポ……
ちひろ「はい文香ちゃんどうぞー――」ガッ!!
ちひろ「ってわわっ!?」グラッ!
文香「っ!?」ビクッ!
……バシャッ!
文香「熱っ……!」
7: 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/11(月) 21:50:04.36 ID:PLRhO3g90
ちひろ「あっつつ……んもー、足がコードに引っ掛かって……あっ! 文香ちゃん大丈夫ですか!?」
文香「は、はい……特に火傷はしていませんが……」
ちひろ「あああ……文香ちゃんのショールにコーヒーが……ご、ごめんなさい~……」
文香「いえ……お気になさらず……」
ちひろ「でもこんなにコーヒー掛けちゃったら洗っても落ちないですよね……と、とりあえず濡れてるし、臭いも付いちゃってますし脱いだほうが……」
文香「そう……ですね……少し肌寒くなりますが……」スルッ……
ちひろ「年末に何やってんだ私は……あ、そうだ」タタタッ
文香「?」
文香「は、はい……特に火傷はしていませんが……」
ちひろ「あああ……文香ちゃんのショールにコーヒーが……ご、ごめんなさい~……」
文香「いえ……お気になさらず……」
ちひろ「でもこんなにコーヒー掛けちゃったら洗っても落ちないですよね……と、とりあえず濡れてるし、臭いも付いちゃってますし脱いだほうが……」
文香「そう……ですね……少し肌寒くなりますが……」スルッ……
ちひろ「年末に何やってんだ私は……あ、そうだ」タタタッ
文香「?」
8: 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/11(月) 21:50:39.07 ID:PLRhO3g90
ちひろ「文香ちゃん、ダメにしちゃったショールは年明けに同じ物をお返しするので、とりあえず今はこれで我慢してもらってもいいですか?」パサッ
文香「これは……プロデューサーさんが羽織っていた、ショールですが……」
ちひろ「あの人には申し訳ないけど、コート着たままになってもらえればとりあえず大丈夫……文香ちゃんのショール、綺麗にできるか分からないけどちょっと洗濯してきますね!」
文香「いえ、そこまでなさらなくとも……」
ちひろ「いえいえ! 一応洗剤はあるので給湯室で頑張って手洗いできれば……ちょっとやってきますね!」タタタタッ!
ガチャッ! バタンッ!
文香(……ちひろさん、行ってしまいました)
文香「……くしゅんっ」
文香「これは……プロデューサーさんが羽織っていた、ショールですが……」
ちひろ「あの人には申し訳ないけど、コート着たままになってもらえればとりあえず大丈夫……文香ちゃんのショール、綺麗にできるか分からないけどちょっと洗濯してきますね!」
文香「いえ、そこまでなさらなくとも……」
ちひろ「いえいえ! 一応洗剤はあるので給湯室で頑張って手洗いできれば……ちょっとやってきますね!」タタタタッ!
ガチャッ! バタンッ!
文香(……ちひろさん、行ってしまいました)
文香「……くしゅんっ」
9: 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/11(月) 21:51:17.95 ID:PLRhO3g90
パサッ……
文香(……確かに、お仕事の前に体調を崩してはいけません……プロデューサーさんには申し訳ありませんが、ショールをお借りして……)モゾモゾ
文香「……これなら、少しは暖かく――」スンッ
文香「……」ピクッ
文香(この匂いは……何でしょうか……プロデューサーさんの、匂い……?)スンスンッ……
文香(微かな香水の香りに混ざって……プロデューサーさんの匂いが……)スン……スン……
文香(……)スゥー……ハァー……
文香(……)スン、スン……
文香(この匂いは……まるで……)ウトウト
文香「……」スー、スー……
……
…………
文香(……確かに、お仕事の前に体調を崩してはいけません……プロデューサーさんには申し訳ありませんが、ショールをお借りして……)モゾモゾ
文香「……これなら、少しは暖かく――」スンッ
文香「……」ピクッ
文香(この匂いは……何でしょうか……プロデューサーさんの、匂い……?)スンスンッ……
文香(微かな香水の香りに混ざって……プロデューサーさんの匂いが……)スン……スン……
文香(……)スゥー……ハァー……
文香(……)スン、スン……
文香(この匂いは……まるで……)ウトウト
文香「……」スー、スー……
……
…………
10: 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/11(月) 21:52:20.24 ID:PLRhO3g90
――数十分後
ガチャッ!
P「ただいまー……あー寒いさむい」
紗枝「おやぁ? ちひろはん、おりまへんなぁ……」キョロキョロ
P「あらホント、どこ行ったのかしら?」キョロキョロ
ガチャッ!
P「ただいまー……あー寒いさむい」
紗枝「おやぁ? ちひろはん、おりまへんなぁ……」キョロキョロ
P「あらホント、どこ行ったのかしら?」キョロキョロ
P「なんだ給湯室にいるのね。ま、蕎麦も用意しなきゃならないし……紗枝、ちょっと待ってなさいね」
紗枝「はぁい」
P「どうせならちひろさんに年越し蕎麦作らせようかな……」タタタタッ……
バタンッ!
11: 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/11(月) 21:53:23.77 ID:PLRhO3g90
紗枝「さてと、うちはその間にPはんのこーとを……」
紗枝「……はて、そういや文香はんは――」キョロキョロ
文香「……」スー、スー
紗枝「なんや、そふぁで居眠りしてたんやなぁ。暖房も効いとるし……」ピタッ
紗枝(あれは……Pはんのしょーる……)ササササッ!
文香「……」スー、スー……
紗枝「……こん匂い、間違いあらへん。確かにPはんのしょーるやけど」スンスンッ
紗枝「……なして文香はんがPはんのしょーるを着てはるんやろ……?」ジー……
文香「ん……」スヤスヤ
紗枝「でも……ええなぁ……そや、文香はん、少しうちも失礼しますえ……」モゾモゾ
……
…………
紗枝「……はて、そういや文香はんは――」キョロキョロ
文香「……」スー、スー
紗枝「なんや、そふぁで居眠りしてたんやなぁ。暖房も効いとるし……」ピタッ
紗枝(あれは……Pはんのしょーる……)ササササッ!
文香「……」スー、スー……
紗枝「……こん匂い、間違いあらへん。確かにPはんのしょーるやけど」スンスンッ
紗枝「……なして文香はんがPはんのしょーるを着てはるんやろ……?」ジー……
文香「ん……」スヤスヤ
紗枝「でも……ええなぁ……そや、文香はん、少しうちも失礼しますえ……」モゾモゾ
……
…………
12: 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/11(月) 21:53:57.08 ID:PLRhO3g90
――数十分後
ガチャッ
P「もう、文香のショール汚しちゃうなんて……」
ちひろ「すみません~……でもPさんが戻ってきてくれてよかったですよー」
P「ちゃんと洗わないと縮んじゃうんですから、洗い方調べるなりしてから洗剤に浸けてくださいよ……あら?」
ちひろ「ん、紗枝ちゃんと文香ちゃんは……?」キョロキョロ
紗枝「……」スー、スー……
文香「……」スヤスヤ
ちひろ「2人揃ってPさんのショールに包まって寝てる……」
P「いや、確かに大きいショールだけど無理やり過ぎでしょ……」
ちひろ「どうします? 起こすのもちょっと……」
P「ま、事務所出るまでに起きなかったら起こしましょうか。自分たちで起きたら蕎麦食べさせればいいし」
ちひろ「そうですね。それじゃあさっそく夜食ってことで年越し蕎麦を~」ズルズルッ!
P「2人ともちゃんと起きるかしら……」
……
…………
ガチャッ
P「もう、文香のショール汚しちゃうなんて……」
ちひろ「すみません~……でもPさんが戻ってきてくれてよかったですよー」
P「ちゃんと洗わないと縮んじゃうんですから、洗い方調べるなりしてから洗剤に浸けてくださいよ……あら?」
ちひろ「ん、紗枝ちゃんと文香ちゃんは……?」キョロキョロ
紗枝「……」スー、スー……
文香「……」スヤスヤ
ちひろ「2人揃ってPさんのショールに包まって寝てる……」
P「いや、確かに大きいショールだけど無理やり過ぎでしょ……」
ちひろ「どうします? 起こすのもちょっと……」
P「ま、事務所出るまでに起きなかったら起こしましょうか。自分たちで起きたら蕎麦食べさせればいいし」
ちひろ「そうですね。それじゃあさっそく夜食ってことで年越し蕎麦を~」ズルズルッ!
P「2人ともちゃんと起きるかしら……」
……
…………
13: 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/11(月) 21:55:54.89 ID:PLRhO3g90
――数時間後
文香「……ん」ピクッ
モゾモゾ……
紗枝「ふぁ……」ゴシゴシ
ちひろ「あ、2人とも起きましたね」
P「おはよう2人とも。明けましておめでとう」
紗枝「あ、Pはん……ほえ、もう新年どすか?」ゴシゴシ
ちひろ「お2人が寝ちゃってる間に0時過ぎちゃいましたよ。あ、お蕎麦食べます?」
文香「す、すみません……つい寝てしまって……」
P「いいよ別に、この後初詣に行ってそのまま仕事なんだから。事務所出る前にでも起こそうかと思って寝かせてたもの」
紗枝「せやなぁ、けど、その前にPはんがご用意してくだはったお蕎麦も食べへんとなぁ」
P「あ、蕎麦は食べるのね……それじゃ用意してくるから待ってなさいね」タタタッ
ガチャッ……バタンッ
文香「……ん」ピクッ
モゾモゾ……
紗枝「ふぁ……」ゴシゴシ
ちひろ「あ、2人とも起きましたね」
P「おはよう2人とも。明けましておめでとう」
紗枝「あ、Pはん……ほえ、もう新年どすか?」ゴシゴシ
ちひろ「お2人が寝ちゃってる間に0時過ぎちゃいましたよ。あ、お蕎麦食べます?」
文香「す、すみません……つい寝てしまって……」
P「いいよ別に、この後初詣に行ってそのまま仕事なんだから。事務所出る前にでも起こそうかと思って寝かせてたもの」
紗枝「せやなぁ、けど、その前にPはんがご用意してくだはったお蕎麦も食べへんとなぁ」
P「あ、蕎麦は食べるのね……それじゃ用意してくるから待ってなさいね」タタタッ
ガチャッ……バタンッ
14: 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/11(月) 21:56:56.18 ID:PLRhO3g90
紗枝「それにしても……文香はん、ええなぁ」
文香「……何が、ですか?」パサッ……
紗枝「Pはんのしょーる……ええ匂いしはるさかい」
文香「匂い、ですか……プロデューサーさんのこのショールが……」ハッ
文香「……そういえば、このショールを羽織ったとき……不思議な匂いが……」
紗枝「せやろ? うち、Pはんのそん匂い大好きやわぁ」スンスンッ
文香「……確かに、このショールの匂いを嗅いでいたら……本棚に挟まれたときのような匂いがして……安心して、つい眠ってしまって……」スン……スン……
紗枝「なんやそないな言い方されると、息苦しそうな匂いやわぁ」スンスンッ
文香「ですが……この匂いは……とても、いいものですね……」スン、スン……
紗枝「文香はんもPはんの匂い、ええ匂いやと思うてくれはるんやなぁ。うち嬉しいわぁ」ニコニコ
文香「はい……とても落ち着いて……このショールを羽織っていると、プロデューサーさんに包まれているような……」
ちひろ「あの、私のいる前でそういう話されると非常に反応に困るんですけど……」
……
…………
文香「……何が、ですか?」パサッ……
紗枝「Pはんのしょーる……ええ匂いしはるさかい」
文香「匂い、ですか……プロデューサーさんのこのショールが……」ハッ
文香「……そういえば、このショールを羽織ったとき……不思議な匂いが……」
紗枝「せやろ? うち、Pはんのそん匂い大好きやわぁ」スンスンッ
文香「……確かに、このショールの匂いを嗅いでいたら……本棚に挟まれたときのような匂いがして……安心して、つい眠ってしまって……」スン……スン……
紗枝「なんやそないな言い方されると、息苦しそうな匂いやわぁ」スンスンッ
文香「ですが……この匂いは……とても、いいものですね……」スン、スン……
紗枝「文香はんもPはんの匂い、ええ匂いやと思うてくれはるんやなぁ。うち嬉しいわぁ」ニコニコ
文香「はい……とても落ち着いて……このショールを羽織っていると、プロデューサーさんに包まれているような……」
ちひろ「あの、私のいる前でそういう話されると非常に反応に困るんですけど……」
……
…………
15: 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/11(月) 21:57:38.90 ID:PLRhO3g90
――数時間後、元日早朝、○○神社
P「はー……凄い人混み……紗枝、文香、はぐれないようにして頂戴ね」
紗枝「ほならPはんの腕に捕まっておきまひょ」ギュッ!
P「……ま、いいけど。文香は大丈夫? 寒くない?」
文香「私は……大丈夫です。ちひろさんから上着もお借りしましたし、それに……プロデューサーさんのショールもありますから……」ギュッ!
P「ちゃんと寒くないようにしておかないと。お参り終わったら神社の事務所のほうに行くからね」
紗枝「はぁい」スンスンッ
P「ちょっと紗枝、人前でそんなことしないの!」
紗枝「……あきまへんやろか?」シュン……
P「頼むからそんな顔しないで頂戴……人前でやることじゃないんだから……」
P「はー……凄い人混み……紗枝、文香、はぐれないようにして頂戴ね」
紗枝「ほならPはんの腕に捕まっておきまひょ」ギュッ!
P「……ま、いいけど。文香は大丈夫? 寒くない?」
文香「私は……大丈夫です。ちひろさんから上着もお借りしましたし、それに……プロデューサーさんのショールもありますから……」ギュッ!
P「ちゃんと寒くないようにしておかないと。お参り終わったら神社の事務所のほうに行くからね」
紗枝「はぁい」スンスンッ
P「ちょっと紗枝、人前でそんなことしないの!」
紗枝「……あきまへんやろか?」シュン……
P「頼むからそんな顔しないで頂戴……人前でやることじゃないんだから……」
16: 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/11(月) 21:59:18.10 ID:PLRhO3g90
文香「……」スンスンッ
文香「……」スゥー……スンスン……
P「って文香、あなたも……」
文香「……さきほど、紗枝さんから教えて頂きました……プロデューサーさんからは、古い書のような匂いがします……」スンスン
P「あんた古本の匂いってカビの臭いも混ざってるの知ってる? 私カビ臭いのかしら……っていうか紗枝、変なこと教えるんじゃないの!」
紗枝「うちはお父ちゃんの匂いやと思ってはるよ? Pはん、ええ匂いやわぁ……」スンスン
P「ホテルで許したのは失敗だったかしら……ちょっと2人とも、そんな腕掴まれたら歩き難いんだから、しっかり歩いて頂戴」
紗枝「ふふっ……Pはんの匂い嗅いどる仲間が増えて嬉しいわぁ」スンスンスンッ
文香「……これは、とてもいいもの……ですね……」スンスンスンッ
紗枝「こん後のお仕事も頑張れそうやわぁ」スンスンッ!
P「はぁ、この子たちはホントにもう……好きにしなさい」ハァ
文香「……」スゥー……スンスン……
P「って文香、あなたも……」
文香「……さきほど、紗枝さんから教えて頂きました……プロデューサーさんからは、古い書のような匂いがします……」スンスン
P「あんた古本の匂いってカビの臭いも混ざってるの知ってる? 私カビ臭いのかしら……っていうか紗枝、変なこと教えるんじゃないの!」
紗枝「うちはお父ちゃんの匂いやと思ってはるよ? Pはん、ええ匂いやわぁ……」スンスン
P「ホテルで許したのは失敗だったかしら……ちょっと2人とも、そんな腕掴まれたら歩き難いんだから、しっかり歩いて頂戴」
紗枝「ふふっ……Pはんの匂い嗅いどる仲間が増えて嬉しいわぁ」スンスンスンッ
文香「……これは、とてもいいもの……ですね……」スンスンスンッ
紗枝「こん後のお仕事も頑張れそうやわぁ」スンスンッ!
P「はぁ、この子たちはホントにもう……好きにしなさい」ハァ
17: 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/11(月) 22:02:14.79 ID:PLRhO3g90
完
とりあえず思いついて書きたくなった紗枝はんクンカーのシチュエーションは一通りやって満足したので終了
翠をクンカーにもしようと思ったけど、紗枝はんをただただクンカーにさせるという当初からのスレの目的から逸れそうだったのでやめました。
HTML依頼出して終了。
とりあえず思いついて書きたくなった紗枝はんクンカーのシチュエーションは一通りやって満足したので終了
翠をクンカーにもしようと思ったけど、紗枝はんをただただクンカーにさせるという当初からのスレの目的から逸れそうだったのでやめました。
HTML依頼出して終了。
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