静香「・・・」
未来「・・・」
静香「・・・」ﾓｯｶｲﾚｼｰﾌﾞ
静香「・・・」ｶｯ

ｺｯ

未来「・・・」ｶｯ

ｺｯ

静香「・・・」ｶｯ

未来「・・・！」ｶｯ
ｺｯ
静香「・・・！」ｶｯ　ｺｯ
未来「・・・！」ｶｯ
ｺｯ
静香「！！」ｶｯ



未来「・・・・・・・・・・ｱｲｯ！」ｶｯ
静香「っ！」ｽｶｯ
未来「おーし！」

静香「くっ！未来、あなた昔よりスマッシュ速くなってない？」

未来「私実は、時々ここでやってるんだー」

静香「やっぱりね。私ここにいた頃は半分くらいは返していたもの」

未来「でも、静香ちゃんのサービスだって相変わらず優雅だったよ？」

静香「そ、そうかしら///。でも、やっぱりブランクは重いわよ」

静香「あ、そうだ。未来、あなたまだあれできる？」

未来「え？あー。」

未来「いくよ！」ﾎﾞｰﾙｳｹﾄﾘｰ

未来「・・・」
静香「・・・」
未来「・・・・・・・・・・ｱｵｯ！」ﾚｼｰﾌﾞｳﾁｰ
静香「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・くっ！」ﾊｽﾞｼｰ


未来「よしっ！」

静香「・・・相変わらず、すごいわね。そのカット。
　　　通称切り裂き未来の名は健在ね。」

静香「あぁ、でもダメ、もう限界。休憩しましょ。」

未来「ふー！」ｽﾜﾘｰ

静香「・・・これは筋肉痛になるかもね。しかも、明後日に。」ﾌｰ

未来「・・・」

静香「最初のころは筋肉痛なんて翌日に来てたのになんなのかしらねこれ。」

未来「筋肉通ってね、ゆっくりした運動には遅れてくるんだー。
でも、ライブとかで激しい運動が普通ぐらいになったから卓球ぐらいだとゆっくりした運動だーって体が思ってるんじゃないかな？」（諸説あります）

静香「へー。流石は理科部の元部員ね。」

未来「でへへー♪。でも生物部だよー。」

静香「中学校なんだから一緒でしょ？」

未来「専門分野ってことだよ。」

静香「一緒よ。」
未来「一緒じゃない。」
静香「一緒ｙ未来「一緒じゃな静香「一緒未来「じゃない」
ｲｯｼｮﾃﾞｼｮ！ｲｯｼｮｼﾞｬﾅｲﾖｰ！ｲｯｼｮ！ｲｯｼｮｼﾞｬﾅｲ！

静香「・・・！」ﾚｼｰﾌﾞｳﾁｰ
未来「！」ｶｯ　ｺｯ
静香「！」ｶｯ　ｺｯ
未来「！」ｶｯ　ｺｯ
静香「・・・・・・！」ｶｯ
未来「・・・・・・・・・・・・・・・・・・ｱｲｯ！」ｶｯ
静香「っ！」ﾊｽﾞｼｰ
未来「よーし！」

静香「くぅ、駄目ね。鈍ってるわ」ﾊｧﾊｧ
未来「」ﾌｰ

未来「静香ちゃーん・・・」
静香「ん？」

未来「アイドル、楽しい？」

静香「・・・えぇ。楽しくやってるわよ。」

未来「ちょっと」
静香「え？」
未来「そういうの、やめてよ」
静香「いや、ほんとに、本当に楽しくやってるの。」
静香「・・・ありがとうね。都会の別事務所に移った私を心配してくれて。」

未来「違うよ！そういうことじゃなくてー。」
静香「？」

未来「だから、静香ちゃんはもっとこう、トップアイドルの日々に疲れていて
　　　久しぶりに親友に会って最初の頃の輝きとかを取り戻してよ！」
静香「勝手に決めないでよ！」
未来「やなのー！なんか負けたくないのー！」

未来「だってトップアイドルなんて楽しいに決まってるじゃん！」
未来「ファンレターなんて読み切れないぐらい来るはずだし！
　　　私なんて全員に返事を書けるぐらいしかこないんだよー！」
未来「だから、田舎のアイドルの身としてはさ。都会に行ったアイドルが忘れがちな人の温かみみたいなので太刀打ちしたいじゃんー。」

静香「・・・未来はいつでもバカ正直ね。」
未来「そうそう！その正直さ？素直さ？低ランク特有の擦れてなさ？」
未来「いいから、もっかいあっち向いて！ほら！」

未来「・・・静香ちゃーん。トップアイドル、楽しい？」

静香「・・・うん、だから楽しいわよ。」
未来「だからー！」
静香「はい！？」
未来「わかってるのー！そんなことはー！」

未来「そりゃ楽しいよ！ドームや武道館でライブだってできるし！」

未来「こっちだと変人、電波扱いされるようなものでも何故か“個性”って言ってもらえるじゃん？」ｳﾄﾞﾝｷﾁﾄｶｰ

未来「だからこっちとしては“あの頃の輝きはここにあります・・・”みたいなので太刀打ちしたいのー！」
静香「あなた、擦れ切ってるわね！」

未来「・・・静香ちゃーん。トップアイドル、楽しい？」
未来「・・・」ﾁﾗｯ
静香「・・・ﾌｩ―」
静香「・・・・・・・・・・ええ、まぁ・・・それなりに。」

未来「・・・人も多いでしょ？」

未来ﾝ? 静香「えぇ・・・すごいわよ。」ｽｽｽｯ
未来ｼｽﾞｶﾁｬﾝ? 静香「ライブなんかすると」ｽｽｽｯ
未来静香「もうこんな。」

未来ﾁｶｲﾈ静香ｳﾝ

未来ｼｽﾞｶﾁｬﾝ?静香「でも、心の距離は、みんな遠い。」ｽｰ
未来ﾋｬｱ///静香「こんなこと皆といた頃はちっとも感じたことなかったのにね」ｲｷﾌｷｶｹｰ

静香「こういうのでしょ？」

未来「そ、そうそう！」////
未来「そういう風に言ってもらえないと、“あ、負けてないなー”って感じしないじゃん！」

静香「勝ち負けの問題かしら？」
未来「勝ち負けの問題なのー！差別されてたまるかー！」

静香「差別してるのはそっちでしょ・・・」

未来「・・・そっちだよ！」
静香「そっちよ！」
未来「そっち！」
静香「そっち！」
ｿｯﾁ！ｿｯﾁﾖ！ｿｯﾁﾀﾞｯﾃ！ｿｯﾁﾃﾞｼｮ！ｿｯﾁﾀﾞｯﾃﾊﾞ！ｿｯﾁｯﾃｲｯﾃﾙﾃﾞｼｮ！ｿｯﾁ！ｿｯﾁ！
静香「！」ﾚｼｰﾌﾞｳﾁｰ

未来「・・・！」ｶｯ　ｺｯ
静香「・・・」ｶｯ　ｺｯ

未来「・・・」ｶｯ　ｺｯ
静香「・・・・・・！」ｶｯ
未来「・・・・・・・・・・・・・・・・・・ﾃｲｯ！」ｶｯ

静香「ｱｲｯ！」ｶｯ
未来「ﾔｧｯ！」ｶｯ

静香「ｱｲｯ！」ｶｯ
未来「ﾄｫｯ！」ｶｯ

静香「ｱｲｯ！」ｶｯ
未来「ｳｫｯ！」ｶｯ

静香「ｱｲｯ！」ｶｯ
未来「ﾊｯ！」ｶｯ

静香「ｱｲｯ！」ｶｯ
未来「ｯ！」ｶｯ

静香「っ！」ﾊｽﾞｼｰ

未来「・・・一人だけ声同じでずるい。」ﾊｧﾊｧ
静香「ダメだわ、鈍ってる。」ﾊｧﾊｧ

静香「・・・・・・ここで汗搔いていた頃は皆一緒だったのにね。」

静香「・・・どこに、分かれ道があったのかしら？」

未来「きっと、最初から分かれていたんだよ。」

未来「生き方なんて、決まっててたまるかって感じだよ。」

静香「・・・変わってないわね。」
未来「成長してないだけだよ♪」

静香「ふふっ。」

静香「ねえ、今のやりとりかっこよかったわね！」
未来「かっこよかったね！」
未来「青春時代を語り合うかつての親友！」
静香「」ｳﾝ
未来「事務所に残った少女と失いかけた優しさを取り戻そうとするトップアイドル！」
静香「だーかーらー！勝手に決めないでって！」

静香「それと、私まだまだトップアイドルじゃないからね。」
未来「へ？そうなの？」
静香「この前だって小さなライブハウスでファン交流会とかやってきたんだから」

未来「・・・静香ちゃん！それは汚いよー！」
静香「な、なにがよ？」

未来「だってそんな素敵っぽいことされちゃったらさ、田舎のぬくもり感薄れんじゃんー！」
静香「知らないわよ！そんなこと！」

未来「ダメ！静香ちゃんは孤独なトップアイドル！そうじゃないとこの状況が絵にならないでしょ！」

静香「誰に見せてるってわけでもないでしょう・・・。」

静香「・・・ねぇ、最後にここでレッスンしたのいつだったかしら。」

未来「えーと・・・、2ndライブの打ち上げの後だ！」

静香「そうだった！終わっちゃうのが嫌で！」

未来「小鳥さんとか莉緒さんがお酒買ってきて！」

静香「色々むちゃくちゃだったわね。」

静香「麗華さんがウォッカをなにかの紐に染み込ませて火つけてリンボーダンスしたものね。」

未来「・・・」ｳﾝｳﾝ

静香「青かったわね・・・。私たちも、炎も。」

未来「・・・それも、私はくぐれなかったんだ。」
未来「なかったんだよ、無茶する勇気も、トップのために一人になる勇気も。」

静香「・・・未来」

静香「あなたがくぐれなかったのは火とか関係ないでしょ」
未来「うん、体が硬くて普通にくぐれなかった。」

(未 ･ω･)(･ω･ 静)ﾈｰ

静香「過去を捏造するんじゃないわよ。」

静香「いいのよ、そんなことしなくたって。」
静香「アイドルってのはそのままで十分面白いものなんだと思うわ。」

未来「だからー！」

静香「はい？」

未来「そういう感動的なことは田舎の事務所に残った擦れてないアイドルが言うことでしょー！」

静香「あなた擦れ切ってるって言ってるのよ！」

未来「」ﾑｰ

静香「で？」
未来「え？」

静香「え？じゃないわよ。」
未来「あーあー」

静香「頼むわよ。私はなにしに来たのよ。」

未来「わかってるよ。もうすぐ迎えにいってくるよ。」

静香「・・・ねぇねぇ、私のことすぐわかってくれるかしら。」
未来「そりゃわかるでしょ－。プロデューサーさん、静香ちゃんのこと好きだったし。」

静香「ねぇ、それって本当にホントなの？」
未来「ホントもホントだよ。昨日だって事務所でそう言ってたし、それこそここにいたころだって丸出しだったじゃん。」

静香「・・・そうだったかしら。」///
未来「鈍感にも程があるよ・・・」

静香「プロデューサーの方は何か変わった？」

未来「すごい、かっこよくなったよ。」

未来「昔からかっこよかったけど、アメリカ行ってからますますって感じ。」
未来「なんか、もうPさんが理由あってアイドルになっちゃえばいいと思うぐらいかなー。」

静香「・・・へー///」ﾆﾔﾆﾔ
未来「・・・大丈夫？」

静香「大丈夫じゃないわよ！だって久しぶりにアイドルみんなの憧れの人に会うのよ！」///

未来「でへへへ～」

静香「でも、勘違いしないでよね。」

静香「そのあとどうにかなりたいってわけじゃないんだから。」

未来「ほんとにー？」
未来「だってPさんはまだフリーなわけだし？静香ちゃんだって今の事務所の人になんて言ってきたの？」

静香「・・・次の仕事場の様子見。」

未来「きっちり嘘ついてきてんじゃんー。」

静香「あなたがそう言えって言ったんでしょ！」

静香「でも…、本当にどうこうなりたいってわけじゃないの。」
静香「なんというか、こう、つっかえていたの。胸のあたりに。」

未来「・・・好きだったんだね。静香ちゃんも。」

静香「・・・これは・・・私なりのけじめよ。」

静香「・・・ねぇ、前から聞きたかったことがあるんだけど。」

未来「なに？」

静香「未来って、プロデューサーのこと、どう思ってたの？」

未来「そうだねー、まぁかっこいい人だなーぐらいには思っていたけど、私の興味は理科と卓球とアイドルにしかなかったから。」

静香「そう・・・そうよね！」

静香「あぁ、今でも覚えてるわ、未来が作った”昆虫標本線引、500種類図解”」

静香「あれはすごかったわね。」

未来「」ﾑﾌｰ

静香「私も環がやりたいっていうから少し手伝おうとしたけどアブラゼミの雄しか見つからなかったのよね。」

静香「メスは鳴かないからどこにいるのかわからなかったのよ。」

静香「ねぇ、あれはもうやってないの？」

未来「・・・いやぁ、今は」

静香「なんだ、ちょっと期待してたのに。」

静香「てっきりレベルアップして動物の剥製ぐらい作ってるものだと。」

未来「まぁ、もういいじゃん。私の話はさ。」

未来「ほら、とりあえず、飲も？」

静香「これは？」

未来「お酒、ビールだよ。事務所の冷蔵庫から勝手にもらってきちゃった。」

静香「え？だめよ？未成年じゃない私たち。」

未来「いいのいいの。夜のレッスン室は私の箱庭だから。誰もみてないよ。」

未来「静香ちゃんだって言うわりには興味あるんじゃない。」

静香「まぁ、そうだけどね。」ﾄﾞﾘﾝｸﾉﾐｰ

静香「うわ、未来これなんか実験みたいな味がするわよ！」

未来「そう？」

静香「こっちのこれは？」

未来「焼き豚。食べたいだけ切ってね。」

静香「わかった。」ｻﾞｯｸｻﾞｯｸ

未来「包丁、よく切れる？」

静香「ええ。」

未来「さっき研いだばっかりだからね。」

静香「・・・未来、これほとんど生じゃない。これじゃあ豚のたたきよ。」

未来「しょ、しょうがないでしょ。手作りなんだからー・・・。」

静香「未来の！？」

未来「うん、近くに豚がいたから拝借してねー。」

静香「自分で捌いたの！？」

未来「別に簡単だったよ？」

未来「そっかー。生かー。マッチじゃ限界があったかー。」

静香「他の部位はどうしたの？」

未来「傷んじゃったから捨てちゃった。」

静香「もったいないわね・・・」

未来「私、別に中身に興味ないから。」

静香「え？」

未来「さて、そろそろだね。この時間だと律子さんや小鳥さんも帰って今事務所にPさんだけだから。」

静香「う、うん」///

未来「ついでにウォッカも持ってくるよっ。」

静香「そんな高い度数の・・・今更リベンジするの？」

未来「違うよー、Pさんに飲ませるのー。」

未来「あずささんとか小鳥さんがたまに買ってきて冷蔵庫に入れてるからついでにねー。」

静香「この事務所、大丈夫かしら・・・。」

未来「あ、でも紐ないや。ちょっとコンビニで買ってくるねー。」

静香「ここってコンビニあったかしら・・・？」

未来「新しく建ったんだー」

静香「へぇ。見ないうちに結構進歩してるのねこの町も」

未来「一回フェリー乗るけどね。」

静香「向こう岸ね・・・。」

静香「なんて名前？」

未来「言ってもわからないと思うよ？」

静香「そんなのわからないでしょ？」

未来「グリーンマート野々原」

静香「・・・知らないわ。」

未来「あ、ちょっとこの上着貸してね」

静香「別にいいけど・・・」

未来「すぐ戻るよっ！」
未来「運命の再開のシミュレーションでもして待っててね！」

静香「ふふっ♪」///

未来「眠くなったら、あっちにストレッチ用のマットがあるからねー」

静香「こんな時に寝ないわよ。」

未来「違うよー。眠くなったら三転倒立でもして眠気覚ましてね！」

静香「しないわよ！」

未来「ちょうどそのタイミングでPさん連れてくるから！」

静香「しないってば！」

P（未来）「・・・・・・静香！？」

静香「しない！」
未来「」ｴｰ

未来「あ、破けて綿が出ているマットだけは触らないでね？私のお気に入りだから。」

未来「じゃあ、行ってくるね。」

静香「うん。」

未来「耳はしまってね？」

静香「しないわよ！」

静香「・・・」

静香「綿・・・？」ｽﾀｽﾀ

破れたマット「」

静香「うわ！？・・・気持ち悪い。捨てなさいよこんなの・・・。」

静香「お気に入りの意味がわからない・・・」

静香「・・・」ﾋﾏﾀﾞ

静香「・・・」
静香「どうも、おひさしぶりです。」
静香「」ｳｰﾝ

静香「・・・」
静香「にゃっほーい！わたし、誰だかわかるぅー？」
静香「」ｳｰﾑ

静香「・・・・・・・・・ﾍｰｲ！」
静香「」ﾅｲﾅｲ

静香「」ｶｸﾚｰ
静香「・・・・・・・・静香ちゃん登場―！」ﾄﾋﾞﾀﾞｼｰ
静香「」ﾅｲﾜｰ

静香「」ﾋﾟｱﾉｱｹｰ
静香「～～♪」ﾋﾟｱﾉﾋｷｰ
静香「~♪#$!」ｹﾝﾊﾞﾝﾀﾞｰﾝ

静香「駄目だ・・・。ここにいたころは自分のピアノが弾けていたのに・・・。」
静香「一体いつから？弾かずに弾かされはじめたのは・・・。」
静香「」ﾁﾗｯ

静香「お久しぶりです。！？、なんて素敵な人・・・。は！これなら！」

静香「～～～♪♪♪」ﾒｲｷｮｸｶﾅﾃﾞｰ
静香「弾ける！弾けます！これです！自分の気持ちに素直になれなかった！」

静香「結婚してください！プロデューサー！」


静香「・・・」ｱﾘｴﾅｲ

静香「」ﾖｺﾆﾅﾘｰ

静香「」ﾕｯｻﾕｯｻ

静香「あ、あなたは・・・。お、お久しぶりです・・・。」ｶﾀﾃｱｹﾞｰ

静香「・・・ずいぶん見ないうちに素敵になりましたね。」

静香「ずっと・・・・・・好き・・・・でした・・・・。」

静香「あぁっ・・・・・・・・・・・・・」

静香「」ｶﾞｸｯ

静香「・・・」ﾑｸﾘ

静香「」ﾊｧｰ

静香「・・・・・・今の私は全体的に間違っている。」

静香「落ち着け！落ち着くのよ！何を意識することがあるの！」ｳﾛｳﾛ

静香「ただただ昔お世話になった人に会うだけじゃない。」ｳﾛｳﾛ

静香「プロデューサーだってもうお付き合いしている人もいるかもだし？」ｳﾛｳﾛ

静香「そりゃそうよね。未来の情報だとさらにかっこよくなってるはずだし？」ｳﾛｳﾛ

静香「事務所のアイドルたちが放っておくわけないし？いて当然よね。」ｳﾛｳﾛ

静香「未来だって・・・」

静香「・・・・・・」

静香「未来・・・？」

静香「まさかプロデューサーはすでに未来と、って私はさっきから一体誰に話してる！」

静香「あ、未来のカバン。もう、中身が飛び出ちゃってるじゃない・・・。」

静香「まったくもう・・・ん？」

静香「・・・」ﾃﾁｮｳﾃﾆﾄﾘｰ

静香「」ｾﾞｯｸ

静香「・・・」ｷｮﾛｷｮﾛ

静香「・・・」ﾉｿﾞｷﾐｰ

静香「・・・」

静香「いえ、勝手に見るのはよくないわね・・・」ﾃﾁｮｳﾓﾄﾞｼｰ

静香「・・・」

静香「・・・」ｳｰﾝ

静香「・・・・・・・」ﾃﾁｮｳﾄﾘｰ

静香「」ﾁﾗｯ

静香「・・・カエル、ハツカネズミ、モルモット。」

静香「・・・あぁ、はいはい」

静香「解剖、日記ね。」ﾌｩ

静香「・・・ブタ、ハムスター、イヌ、人間」

静香「・・・！？」

静香「・・・・・・解剖じゃないわね。」

静香「気持ち悪い。」ﾃﾁｮｳﾓﾄﾞｼｰ

静香「・・・」

静香「・・・・・・」

静香「・・・・・・・・・・・ﾀｯﾀﾋﾄ-ﾂﾀﾞｹﾉｰ♪」

静香「・・・・・・・・・・ｶｹｰｶﾞｴｰﾉ-ﾅｰｲﾓﾉｰ♪」

静香「・・・・・・・・・・・・・・コワークナーイ！」

静香「・・・・・・・・イエーイ！」

静香「・・・・・・・・ワン！ワンワン！」

静香「イヌー！」

静香「・・・・ｲｰﾇｰｲﾇｲﾇｰｲﾇｲﾇｰｲｰﾇｰｲｰﾇｰ♪」
静香「ｲｰﾇｰｲﾇｲﾇｰｲﾇｲﾇｲﾇｲﾇｰｲｰﾇｰ♪」

静香「・・・・・・・・・・・・コワークナーイ！」

静香「・・・」

静香「・・・・・・」

静香「・・・・・・・・・黙ると静かだっね～」

静香「・・・・・・・・・まっわりになっんにっもなっいかっらな～」

静香「・・・・・・いーなっかだ～」

静香「・・・・・」
静香「・・・青島だー」

静香「・・・・・田舎っ」


静香「・・・・・田舎っ♪」

静香「・・・・・田舎yhea～田舎oh♪」
静香「Yhea,Com’on,1,2,ｲｸｿﾞｰ」

静香「ここは田舎だ♪ちょうド田舎だ♪」
静香「来たけど彼はちょうどいなかた♪」
静香「Yhea♪,yhea♪,田舎yhea♪,田舎yhea♪」
静香「私はここ捨て超都会へ♪」
静香「ここでアイドルちょっと大変♪」
静香「仕方ないがしばらく働く♪」
静香「仕事ないさここには恐らく♪」
静香「Yhea♪,yhea♪,田舎yhea♪, 田舎yhea♪, 田舎yhea♪」
静香「夢を抱いてみんな上京!♪」
静香「けど現状はこんな状況!!♪」
静香「たまに親の顔見に来るのは!!!♪」
静香「唯一正月とお盆♪」
静香「娘の成長見せに来るのさ!!♪」
静香「そう、It’s show must go on.♪」
静香「Yhea!♪,yhea!♪,田舎yhea♪, 田舎yhea♪, 田舎yhea♪」
静香「戻ってくるか否か　この田舎!♪」
静香「そんでもって　いつかは彼といい仲!♪」
静香「Yhea!♪,yhea!♪,怖くないぞ!♪」
静香「Yhea!♪,ah!♪,おばけなんてないさ!♪」
静香「Yhea!♪,ah!♪,Com’on!♪」
静香「おまえのことなどぶっとばす!,Yhea!♪」
静香「・・・」ﾊｯ
静香「・・・・・・・」

静香「・・・」ﾄﾞｱｱｹｰ

静香「・・・おーい、未来―、はやく帰ってこーい」

静香「・・・寒っ」

静香「あの子、なんで上着持ってきてないのよ・・・」

静香「地元だったら夜冷え込むことぐらいわかってるでしょうに・・・」

静香「・・・ねー、はむちゃん？」
静香「わんっわんっ♪」

静香「・・・・・・・・・・・・？」

静香「・・・」ｽｽｽｯ

静香「・・・」

静香「・・・・・・・・」

ﾊﾟﾝｯ!

静香「・・・」

静香「・・・」ﾂﾝｯ

静香「・・・・・・」

静香「・・・」ｿｰ

静香「・・・」ｻﾜｯ

静香「・・・！？」ﾋﾞｸｯ

静香「・・・・・・・剥製？」

静香「・・・な、なんだ。やってるんじゃない、剥製。」

静香「・・・なに隠してるのよ。ハムスターと犬と・・・・・・。」ﾊｯ

静香「・・・」

静香「・・・ば、馬鹿馬鹿しい。そんなことあるわけないじゃない・・・。」

静香「大体人間の剥製だなんて一体誰ので作るっていう・・・の・・・。」

静香「・・・」


静香「・・・私？」



静香「・・・・・・私なの？」






静香「・・・・・・・・・・・・・・・私なの！？」

静香「・・・」

静香「ふっ、そんなわけない。ありえないわ。」

静香「大体、こんなところで剥製を作るなんて無理があるわよ。」

静香「そもそも刃物がいるじゃ・・・」

包丁「」

静香「・・・中に入れる綿いるじゃな」
破れたマット「」

静香「・・・・・・消毒用のアルコールも！」
ビール「」

静香「・・・いえ、ビールじゃ消毒できないでしょ。」

静香「そういうのはもっと度数の高いウォッカとか・・・・」

―――――
――――――――――――
――――――――――――――――――――――
未来「ついでにウォッカも持ってくるよ。」
――――――――――――――――――――――
―――――――――――――
――――――

静香「・・・いやいや」

静香「・・・もし、そうだとしたらもっとやりやすいところに呼ぶでしょうよ」

静香「こんな机もないようなところで手術台の代わりになるものなんて・・・」

卓球台「」





静香「・・・」

静香「・・・いやよ。」


静香「・・・・・・・・・・・・・・・・私、嫌よ！」




静香「・・・ﾊﾊﾊ」

静香「・・・やっぱり勘違いよ。」

静香「・・・あの子は私を一人にした。」

静香「そんなことしたら私は逃げちゃうじゃない！」

静香「・・・こんなだれも見てない状況を私に与えたってことは違うって証拠よ！」
静香「私は！誰に話してるの！」

静香「・・・ははっ、こんな誰もみてない
静香「どっから見てるの！！！！！！！！！！！！！」ﾎｳﾁｮｳﾃﾆﾄﾘｰ



静香「おい！！！！！！！！！！！！！！！！！！！」



静香「かかってきなさいよ！！！！！！！！！！！！」


静香「切り裂き未来ぃぃぃぃ！！！！！！！！！！！」



静香「もし私を剥製にしたって！！！！！！！！！！」



静香「どんなに隠したって！！！！！！！！！！！！」






静香「・・・そりゃ、東京にいることになってるけど！！！」
静香「なによ！これ！！！！完璧じゃないの！！！！！！」


静香「・・・っ」


静香「・・・意識、が！？」

静香「・・・さっきのビールね！」

静香「」ｻﾝﾃﾝﾄｳﾘﾂｰ

静香「眠くないわよ！！！！！！！！！！！！」

静香「あなたの睡眠薬なんか全然効かないんだから！！！！！！」

ﾋﾟﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘ

静香「！？」ﾋﾞｸｯ

ﾋﾟﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘ

静香「・・・」

ﾋﾟﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘ

ﾋﾟﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘ
静香「・・・はい」ﾋﾟｯ

静香「・・・みらいぃぃぃ、なによぉぉぉ」

静香「・・・」

静香「・・・」

静香「・・・はい？」

静香「・・・え？Pさんと連絡がついた？」

静香「・・・タクシーでこっちに向かってるの？」

静香「いえ、ううん、ううん、まだ来てないわ。」

静香「・・・あ、そうなの。うん待ってるね。」

静香「・・・え、なんで未来が？時間をつぶしてくるねーって？」

静香「・・・二人っきりの時間？」

静香「・・・や、やめてよそういうの。は、はずかしい」///


静香「・・・・・・・に、二時間半ぐらいでいいわよ」///

静香「・・・え？耳しまうわよ、ってなにもしないわよ！！！」//////

静香「あ、うん、え？フェリーは終わってた？いや、いいわよお酒は。」

静香「うん、うん、じゃあ、はい、はい」

静香「・・・」ﾋﾟｯ

静香「・・・・・・・なんだ」

静香「・・・なーーーーーーーーーーーーーーんだ！！！！！！！！！！！！！！！」

静香「こわかったあああああああああああああああ！！！！！！！！！！！！！！！！！」

静香「やめてよねえええええええええええほんともおおおおおおおおおおおお」

静香「もう、豚！豚！」ｻﾞｯｸｻﾞｯｸ

静香「なによもう、ばかばかしい！！」ﾎｳﾁｮｳﾃﾊﾞﾅｼｰ

静香「そりゃ、そうよね！！！」

静香「私、ミステリー作家の才能あるんじゃ、いえ」

静香「ミステリー作家とラッパーの才能あるんじゃない？」

静香「馬鹿げるわ、人間の剥製だなんて」

静香「ははははは！」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　未来

静香「はははははは！！」未来

元ネタ
ラーメンズ　「採集」　

終わり　
漫画だと未来ちゃん元生物部だったんだよなぁ
HTML化依頼してきます