1: ◆Vysj.4B9aySt 22/05/07(土) 00:30:40 ID:fA69
唯「ゆいの誕生日記念ライブに付き合ってくれてありがとー!」

ワァァァァ

「それじゃ、最後の曲いっくよー!」



カチッ

ピュリィ

唯「はろー!」

ウッ

バタバタバタバタ

唯「えぇーっ!?」

3: ◆Vysj.4B9aySt 22/05/07(土) 00:34:37 ID:fA69
唯「ふぅ、ライブも終わったし……」

♪ダンジテーヤルゾノコエー

「あ、プロデューサーちゃんからコールだ♪」

「もしもしー、ゆいだよー」

「え?ホント?行く行く、スグ行くーっ!」

4: 名無しさん@おーぷん 22/05/07(土) 00:41:10 ID:fA69
唯(というわけで、今日はゆいの誕生日なんだー♪)

(プロデューサーちゃんがゆいをちょー高級レストランに連れてってくれるっていうから準備のサイチューってわけ☆)

(なんかドレスコートがあるお店って聞いたから綺麗なドレスを着て)イソイソ





「じゃーん、お嬢様ゆいのかんせー☆」

唯P(以下P)「あー……すまんが、もう10分ほど待っててくれ」カタカタカタカタ

唯「うん、いーよ。ゆい、おスマシして待ってるから」チョン



ーー3分経過

唯「ねーねー、まだー?」

P「せめて5分待ってほしかったなぁ」

ーー唯はPassion属性です

5: 名無しさん@おーぷん 22/05/07(土) 00:42:46 ID:fA69
ーー本格フランス料理のビストロのお店

キーッ

P「というわけで、目的のお店に到着」

「さ、レディ。お手を」

唯「……」

P「唯?」

唯「ち、ち……」

P「ち?」





唯「ちょースゴイお店じゃん!今まで行ったお店が洋食屋さんぐらいチガウよー!」

P「これでもビストロ(小レストラン)なんだがな」

唯「ふぇー……プロデューサーちゃん、ゆいの誕生日だからって無理してない?」

P「……大丈夫。悠貴も幸子も文香も諦めてるから」

唯「それって、大丈夫じゃないって言うよね……」アキレ

6: 名無しさん@おーぷん 22/05/07(土) 00:45:41 ID:fA69
ーー店内

P「まぁ、ランチのコース料理といってもテーブルマナー必須なフルコースじゃないから、あまり騒がなければ大丈夫さ」

唯「へー」キョロキョロ

P「とは言ったが、ゆーいー」

唯「メンゴメンゴ」

P「じゃあメニューだけど、海老入りカニクリームコロッケと黒牛ビーフシチューとどっちがいい?」

唯「うっわー、カニクリなのに海老が入ってるんだ☆」

「ゼイタクー♪」

P「カニクリはライス、ビーフシチューはパンになるみたいだな」

唯「じゃあ……ゆい、カニクリにする!」

P「なら俺はビーフシチューだな……すみませーん」





唯「プロデューサーちゃんもカニクリにすればいーのに?」

P「絶対に後からあっちも食べたかったって言うだろうからな」

唯「ゆいのことわかってるジャン☆」

7: 名無しさん@おーぷん 22/05/07(土) 00:47:18 ID:fA69
店員「お待たせしました」

カチャカチャ

唯「サラダにスープにライスにカニクリなんだね」

P「俺はパンとサラダとビーフシチューだな」

「あと、夜にある伝統ハンバーグも有名らしいぞ」

唯「へ、へー……」ヨダレダラダラ

P「コラ。女の子がはしたない!」

唯「えー。はしたないケダモノは、ベッドの中でのプロデュー「今はそういう話は無しだ!」

唯「ぶーぶー!」

8: 名無しさん@おーぷん 22/05/07(土) 00:49:09 ID:fA69
パクッ

唯「うっわー!カニに海老に……すっごくおいしーよ!」パクパク

P「こっちのビーフシチューだって肉がトロけて……」パクパク

唯「プロデューサーちゃん、プロデューサーちゃん」

P「ん?」ムグムグ

唯「あーん」

P「熱いぞ。気をつけろよ」スッ

唯「パクッ……んぐんぐ、おいしーっ!」

「ゆいのカニクリもっ!」

P「それもうまそうだな」アーン

唯「めしあがれー!」

P「うむっ、うまい!」パクッ

唯「でっしょー!」ムフフッ



店員A(バカップルだな)

店員B(バカップルだね)

9: 名無しさん@おーぷん 22/05/07(土) 00:52:40 ID:fA69
店員「では、空いた食器を下げさせて貰います」カチャカチャ



唯「ふーっ、おいしかったー」フー

P「デザートに『時代遅れの焼チーズケーキ』ってのがあるみたいだが」

唯「食べるーっ!」

P「決まりだな」

(確実にカロリーオーバーだが……)

(ま、誕生日だし……いいか)

唯「うっわー!ここ、カレーもあるんだ!」

P「ん……あぁ、なんでも元々専門でカレー屋もやってたらしいな」

唯「元々か……まぁ、ここで食べられるようになっててよかったジャン!」ウッシッシ

P「……待て。まだ食べる気か?」

唯「もちのロン!」

P(デザートにカレーとは「妙高」のガンルームかよ……つか、手持ちあったよな?)



ーー結局、カレーにハンバーグをトッピングして、チーズケーキと一緒に食べたそうです

唯「おいしかったよー!」

10: 名無しさん@おーぷん 22/05/07(土) 00:59:12 ID:fA69
ーー店外

唯「ふぅ……おいしかったぁ」

P「カレーまで……かなりのカロリーオーバーだぞ」

唯「わーってるってばー」





「このあと、二人で消費すればイイだけのことだよ☆」

P「消費?…………おい、まだ昼過ぎだっての」

唯「ふふーん、プロデューサーちゃんは食後にゆいを食べたくないの?」

「初めてのあの時、ゴーインにゆいを食べたケダモノのく・せ・に☆」

「ほーら、一つオトナになった発 トロトロ惚け顔なゆいだよ」

「今なら、ゆいの快感は異常なほど高まっているよー☆」





P「……」

プチン←理性のキレた音

ガシッ

唯「え?ちょ、あれ?ま、待って……んんんッ────っ!!」

「あ……はぁ、はぁッ……、あぁぁ! っ───あ……ァ……」

「ぷはぁ……た、たしかにゆいが煽ったけど、ちょ……やァ、どこ触────」



ーーしばらく画像と音声が乱れます

11: 名無しさん@おーぷん 22/05/07(土) 01:02:36 ID:fA69
ーー数時間後

唯「あの……あのね、ゆい、最近のプロデューサーちゃんがどこか……ゆいをほっといてどっか行っちゃいそうで寂しかったんだよ」

「だ、だから、決して……ユーワクとかそういう」シドロモドロ

P「うるさい」チュッ

唯「あ……(///)」

「えへへ……」

「大好きだよ……プロデューサーちゃん」ダキッ

12: 名無しさん@おーぷん 22/05/07(土) 01:04:59 ID:fA69
唯「じゃあ……」グギュルルルゥ

P「え?」

唯「あ、あれ?」キュークルクル

P「あれだけ食べて……?」

唯「う、うん……」グゥ

「プロデューサーちゃんが頑張ったからだよ、うん」

P「はぁ……とりあえず普段着に着替えて外に出るか」

唯「うんっ!」

13: 名無しさん@おーぷん 22/05/07(土) 01:13:33 ID:fA69
ーー繁華街

P「変装はできてるな」

唯「バッチシ!で、どこ行くの?」

P「この時間だし、軽くがいいな」

唯「えー。ゆい、ラーメンが食べたいよー」

P「ラーメンかよ……太るぞ」

唯「えー、夜までいっぱいシて、疲れた体が求めるモノといえば、やっぱラーメンだよ♪」

P「同じ質問をスイーツ勢にしてもいいか?間違いなくラーメン以外が帰ってくるから」

唯「もう、プロデューサーちゃんのイジワルぅ~」ポカポカ

「ラーメンってのはね、夜遅くにダメってわかってても食べたくなる、身体が欲するキンダンの食べ物なんだよ☆」リキセツ

P「あー、はいー!」

15: 名無しさん@おーぷん 22/05/07(土) 01:18:10 ID:fA69
ーーラーメン屋前

P「近くまで来たけど」

唯「早く入ろーよ♪」グイグイ



ガラッ

二人『ん?!』



?「ごちそうさま」

?「もう、お兄ちゃんったら。デートの最後にラーメンって桃子じゃなきゃ怒ってるからね」

?「そうか?でもファミレスは顔バレが恐いからな」

?「……ま、まぁ、夜中時々食べたくなるから仕方が内よね。うん」

?「知ってるか、桃子」

?「ん?何、お兄ちゃん」



?「深夜にラーメン食べる奴は欲求不満で性欲強いらしいぞ」

?「//////!?」

ベシベシ

?「痛い痛い!」

?「もーっ、お兄ちゃんってば!」

?「痛い痛い!そう、莉緒とこのみさんが話してたっての!」

?「むーっ!むーっ!」

16: 名無しさん@おーぷん 22/05/07(土) 01:19:40 ID:fA69
P(今のって……765プロのプr……)

唯(あと、あっちの子って周防桃k……)

P(というか……)

唯(深夜ラーメンって……)

《そんなにえっちなワードなんだー!》



P「よ、よし!夜でも開いてるクレープの店があったな!」アセアセ

唯「う、うん、あっさりしたのがいーよね!」アセアセ



ーー二人して何とかごまかしました

17: 名無しさん@おーぷん 22/05/07(土) 01:25:06 ID:fA69
クレープ屋「お待たせ。いちごクレープは」

唯「あ、ゆいだよー」

P「チョコは俺だな」

唯「いただきまーす」

パクッ

「おいひーっ!」

P「うん、最後がこれだが、なかなかにイケルな」パクパク

唯「じゃあ、プロデューサーちゃんの一口ちょーだい♪」

P「ほらっ」スッ

唯「あむっ。……うーん、おいちー!」

「ゆいのもねーっ」スッ

P「頂くぞ」パクッ

「お、うまいな」

唯「でっしょー☆」



P「しかし、デートの最後まで食べてるとはな……ある意味俺達らしいがな」

唯「ゆいは気にしないよー」

「だって」

18: 名無しさん@おーぷん 22/05/07(土) 01:26:31 ID:fA69
唯「イロイロあったけど、ずっとプロデューサーちゃんと一緒だったからね!」

「ゆい、サイコーの誕生日だったよー♪」





HAPPY BIRTHDAY OOTSUKI YUI

引用元: 【モバマス】唯「誕生日が終わっても、プロデューサーちゃんはゆいだけのものー♪」